くらし情報『弱冠33歳にして恐るべし人間観察力! サラ・ポーリー、監督第2作を語る』

2012年8月7日 15:33

弱冠33歳にして恐るべし人間観察力! サラ・ポーリー、監督第2作を語る

弱冠33歳にして恐るべし人間観察力! サラ・ポーリー、監督第2作を語る
『死ぬまでにしたい10のこと』の主演女優として知られ、監督デビュー作『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』が絶賛を浴びたカナダの才媛サラ・ポーリー。待望の監督第2作『テイク・ディス・ワルツ』を完成させた彼女が、新作への思いを語った。

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『テイク・ディス・ワルツ』は、幸せなはずの結婚生活を送るヒロインが、別の男性に心惹かれてしまい、抑えきれない感情や欲望に揺れ動く姿を、詩情あふれる映像で綴った人間ドラマ。“不倫”や“三角関係”といったキーワードで括ることも可能だが、パートナーとの関係において誰もが感じる不安や戸惑いを怖いくらいリアルに切り取っており、的確過ぎる人間観察に震えがくる傑作に仕上がっている。

『アウェイ・フロム・ハー』でも“試される夫婦愛”を描いていたポーリーは、「“長きにわたる人間関係”というテーマにすごく惹かれる」と告白する。「結婚したカップルに何が起きるのか?誰かとの関係はずっと続くのか?なぜ私たちは人生に何かが欠けていると感じ、埋めてくれる相手を探してしまうのか?興味深かったのは、多くの人がこの映画を『精神的に未熟』だと批判したこと。主人公には素晴らしい夫がいるのに、捨てようとするなんてけしからんって(笑)。

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