新潟一に輝いた鶏料理宝石のように美しい鶏刺し究極のTKGとラーメン新潟一に輝いた鶏料理【my farm to table おにや】は、新設された新潟ガストロノミー・アワードの飲食部門で大賞を受賞しました。自家農園で育てたシャポン(Chapon……去勢したオス鶏)が有名で遠方からも食通が通うお店です。新潟駅から少し離れたかつての花街・古町にあるのですが、夏の夕方には気持ちいい散歩なので駅から歩いて行きました。歩いて30分ほど。看板ひとつない白い建物の入口には小さな鶏のオブジェが置かれています。中はお洒落なカフェ風の作りになっていて、カウンターとテーブル。ワインセラーも充実しています。鶏を七輪で自分で焼くこともできるようですが、今回はさすがにそれはシェフにお任せして、話を聞きながら食事をいただきました。カウンターに座ります。一品目の濃厚な温泉たまごに続いて出てきたのは胸肉とささみ。ビールをいただくことにしました。オーナーシェフの鬼嶋大之さんがカウンター越しに説明してくれます。「昨日絞めたものと今日絞めの胸とささみです。味の違いを試してみてください」。まずは何もつけずに昨日絞めと続いて今日絞めを食べてみました。昨日のものと今日のものとでは全然ちがう弾力感におどろきます。塩を付けると味の輪郭がはっきりし、同時に出された醤油、わさび、しょうがを使う間もなく食べ終えてしまいました。「シャポンのお腹の脂を取り出して、そのまま冷やし固めたものです。試してみてください。手前にあるのはメスのもも肉です」。お腹の脂がバターのように見えて、口の中で溶けるかと思いきや、これは柔らかなレバーのようなテクスチャ―。鬼嶋シェフの養鶏場では鶏を通常の3倍、最低180日以上は飼育するそうです。「時間はかかりますが、自由に動き回れる鶏舎でじっくり育てたほうがもちろん自然でおいしい。だから自分で養鶏所をやるしかなかった」とシェフ。今は数種の地鶏、フランス原産のプレノワール(poulet noir……黒鶏)、に加え、豚も育てているそうです。宝石のように美しい鶏刺しさて刺盛りの登場です。シェフが部位ごとに細かく切り分け、お皿にならべると、宝石のようです。ひとつひとつ、色と形が美しくみずみずしく、食べるのが惜しいくらいです。左から砂肝、砂うち、背肝、レバー、白レバー、きんかん、ハツもと。お皿に乗って後から追加されたのがハツ、鶏みそ。鶏みそは脳みそです。目の前でシェフが取り出してくれるのですが、「この光景が苦手な人もいるんで」と苦笑。これだけ新鮮で上質なものをいただける機会は貴重ですし、感謝の気持ちも生まれます。ワインセラーも気になりましたが、やはり新潟のお酒をいただくことにしました。シェフのおすすめは「越弌」の純米大吟醸。新潟産の五百万石を40%まで磨いた贅沢なもので、フレッシュだが深みのある酸の具合がこの鶏刺しによく合います。砂肝は柔らかく新鮮で、普段食べている印象とはかなり違います。背肝は腎臓ですね。これもレアな部位で、独特の苦みとコクを感じます。レバーはさっき絞めたばかりで実にフレッシュ。つるんと飲み込めてしまいます。かたや白レバーは一日寝かしたもので、すごくコクがある。これは酒が進みます。鶏の脂を塗って蒸し焼きにしたコーンが出てきます。香りが広がります。そして鶏ユッケです。もも肉、むね肉、ささみでつくったユッケは飲み物のよう。部位ごとの食感と旨さをちょうどいい塩加減と生卵で封じ込めた、これまた新鮮だからこそできる絶品のひとつでしょう。次にいただいたのは「雅楽代(うたしろ)」。雅やかな響きの佐渡の蔵元です。先ほどの鶏脂で焼いた野菜に生ハムが添えられます。マンガリッツアかと思って訊けば、「これもうちで育てている豚です。22か月熟成させました。種類はまだ秘密です(笑)」とのことです。シャポンのもも肉を焼いたものが出てきました。噛めば自然な弾力が気持ちいい。肉のしっかりとした味わいと脂との一体感を楽しめます。食感の気持ちよさ、これも旨みに繋がる大きな要素です。「オスは、成長すると肉が硬くなるので、去勢して育てることでメスのようなやわらかさを出せるんです。独自の食感もシャポンの魅力ですね」と、卵管からきんかんが出てくるところを見せてくれながらシェフは語ります。究極のTKGとラーメンそして鶏すきです。甘いタレの匂いがまた食欲そそります。マッシュルームのなめらかさを持つシイタケ、「天恵菇(てんけいこ)」が入ります。(「天恵菇」は徳島で開発されたシイタケですが、魚沼の名物になっています。魚沼の【ファミリーダイニング小玉屋】ではこれの様々なバリエーションが食べられます)すき焼きに欠かせないたまごは地鶏の有精卵。淡い黄身が自然な感じで、白身は力強い。これに鶏肉やネギや天恵菇をたっぷりくぐらせて、いただきます。さっきのユッケのあったかいバージョンにも感じる、たまごの絶妙さ。自然でしなやかで優しい味わいに陶然としてしまいます。こうなると最後は究極のたまごかけご飯、いわゆるTKGですね。鶏すきの残ったたまごにもう一つ新しいたまごを加え、そこに炊き立てのご飯を入れてもらいます。土鍋で炊いたコシヒカリがしっかり米を主張します。この一体感こそまさにこの地ならではのものなんでしょうね。鬼嶋シェフは最初、東京のバーなどで働き、故郷新潟にもどってから鶏に目覚めたのだそうです。自身の焼鳥好きも手伝って、ちゃんとした鶏を育てられたらもっとおいしいものが出せるのではと一大決心をし、養鶏業を始めたのだとか。さて最後のラーメンですね。もうおいしくないわけがありません。デザートのプリンをいただくころには相当時間も過ぎていましたが、お客さんの様々な注文を聞き、雑談をはさみながら同時進行で料理を準備していくオペレーション能力の高さも、見てきて実に気持ちのいいものでした。このあたりは様々な飲食を経験されたなかで培われてきたものなのでしょう。ほろ酔いで古の花街をそぞろに歩き、夜風にふかれて駅に向かいます。信濃川のほとりではいくつかのお店が輝いています。気持ちのいい夏の夜の風景です。my farm to table おにや【エリア】新潟【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15,000円 ~ 19,999円
2023年08月07日山梨を代表する菓子メーカー・桔梗屋の監修リキュール「桔梗信玄黒蜜きな粉」が新登場。2022年12月6日(火)より、甲府駅セレオ内「ワインセラー」、「カフェ&ワインバー 葡萄酒一番館」、桔梗屋本社売店をはじめ、山梨県内の土産物ショップにて販売される。「桔梗信玄餅」がリキュールに?!「桔梗信玄黒蜜きな粉」は、桔梗屋の代名詞といえる「桔梗信玄餅」そのままの味わいを楽しめる新感覚リキュールだ。桔梗屋の監修のもと、桔梗屋の黒蜜ときな粉を原料に使用したリキュールは、黒蜜独特のトロっとした甘く濃厚な味わいと、きな粉の香ばしい香りが魅力的。豆乳で割るソイラテ割りをはじめ、牛乳やソーダ割り、ロックなど、様々な飲み方で楽しむことができる。またリキュールは、アルコール度数20%なので、お酒好きの人のプレゼントにもぴったり。サイズは、500mLの瓶で展開される。【詳細】桔梗信玄黒蜜きな粉 500mL 2,420円<新商品>発売日:2022年12月6日(火)展開:甲府駅セレオ内「ワインセラー」、「カフェ&ワインバー 葡萄酒一番館」、桔梗屋本社売店、山梨県内土産物ショップ、桔梗屋オンラインショップ等
2022年12月08日六本木【桃仙閣東京】広尾【茶禅華】赤坂【Wakiya一笑美茶樓】日本橋【蟹王府】広尾【飄香】六本木【桃仙閣東京】個室を7室完備!シックな空間でいただく“大人の町中華”シックで上品な店内には、カウンター、テーブル席に加え、個室が7室とさまざまなシーンでの使い分けにも便利店主・林亮治さんが、実家でもある島根の老舗中華料理店【桃仙閣】の味を受け継ぎたいと六本木にオープンした【桃仙閣東京】。昔懐かしの中華メニューがずらりと並び、下ごしらえの丁寧さが伝わる穏やかな味わいが印象的です。日常使いにもおすすめですが、大事なシーンでの利用には、ぜひ個室を予約したいところ。上海出身の女性点心師がつくる点心は、化学調味料を使わず一つ一つの仕立てが細やかコースはありますが、基本はアラカルトで一皿から注文でき、二軒目のバー的な利用もウェルカムだとか。昔ながらの酢豚や天津飯、麻婆豆腐や餃子といった町中華の定番から、フカヒレの姿煮のようなリッチな一品まで幅広いラインアップも魅力の一つです。世界各国のワインも豊富なのでお酒好きの方との会食や接待にもぜひ。桃仙閣東京【エリア】六本木【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】12000円【アクセス】六本木駅 徒歩1分広尾【茶禅華】“禅”をまとう空間で、和と漢の調和が奏でる料理の数々に舌鼓和と漢が調和した料理とリンクした、“禅”の雰囲気が漂う店内南麻布の一角にひっそりと佇み、感度の高い食通たちが集う中国料理店【茶禅華】。日本料理の名店【龍吟】で研鑽を積んだ川田智也氏が料理長を務め、日本の食材の豊かさを中国の技法で表現した、滋味深さと力強い料理のバランス感覚が絶妙な名店です。洗練された雰囲気に包まれた店内で、贅沢な時間を過ごせます。五香粉を塗り、北京ダック風に仕上げた腿肉と、マーガオを効かせて藁でスモークし、炭火で焼いた胸肉を一皿に※コースの一品和と中華を融合させた技法で、食材を活かすことに重きを置き、丁寧な仕込みから炭火焼きの火入れ加減に拘った料理の数々。コースに12種類のお茶を合わせて楽しむ『ティーペアリング』は、お酒が苦手な人にも感動を与えるエンターテイメント性が人気です。これを目当てに来店する客も多いのだそう。茶禅華【エリア】広尾【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】35000円【アクセス】広尾駅 徒歩10分赤坂【Wakiya一笑美茶樓】上海料理に日本の旬素材を活かした、モダンチャイニーズの旗艦店2階には掘りごたつ式の和個室、3階はテーブルスタイルの洋個室を完備日本の中国料理界を牽引する脇屋友詞氏がオーナーシェフを務める【Wakiya一笑美茶樓】。伝統の上海料理をベースに日本の四季が育んだ食材を使い、体に優しいおいしさを実現しています。元料亭だった一軒家の佇まいを活かしたゆったり空間で、リラックスしながら上司との会食や取引先との商談にも、有意義な時間を過ごせそう。春には、愛知・三河のアサリや千葉・いすみ市の菜の花など、時季に応じて最も美味しい食材を全国から厳選コースを締めくくるスイーツにも旬を重んじる姿勢を貫き、「五味(甘味、苦味、酸味、塩味、旨味)の調和を図りながら私なりの中国料理をつくっていきたい」と語る脇屋氏。独創性が光る、唯一無二の料理に出合えます。お店で提供している台湾名産の「凍頂烏龍茶」は、接待のときの手土産にも喜ばれること請け合いです。Wakiya一笑美茶樓【エリア】赤坂【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】17000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】赤坂駅 徒歩3分日本橋【蟹王府】一度は訪れたい、世界のフーディーズも通う上海蟹の名店が日本初上陸会食や接待などのおもてなしシーンには、落ち着きのある完全個室がベスト中国上海【成隆行蟹王府】の日本初店舗として、新鮮な上海蟹や蟹黄包を独自のレシピで調理した上海蟹料理が味わえる【蟹王府】は、香港の美食家・蔡瀾(チャイラン)氏が「一生に一度は訪れてほしい最高のレストラン」と太鼓判を押した名店。シャンデリアや天井まであるワインセラーなど、上品な高級感が溢れる店内も魅力的です。約20匹の蟹肉を使用した『蟹肉炒めポーピン添え』は、蟹殻の香味を抽出した油で炒めた蟹肉を薄餅に詰めて頬張る、贅沢な一品世界でも最高レベルと言われるほどの上海蟹料理に、四季折々の素材を合わせた絶品料理が堪能できます。なかでも、ここでしか味わえない『日本橋店限定 手羽先の蟹肉五目詰め』は必食!ヴィンテージボルドーのグランヴァンが並ぶワインセラーから、好みのワインを見つけてみてはいかが。蟹王府【エリア】三越前【ジャンル】上海料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】三越前駅 徒歩1分広尾【飄香】看板のない名店!世界最先端の四川料理を生み出す、井桁シェフの集大成井桁氏が今までコレクションしてきた美術品が飾られ、まるでアトリエのような空間に2005年に代々木上原に誕生した【飄香】。四川料理の多彩な魅力を伝え続けてきたオーナーシェフ井桁氏の集大成として、麻布十番の本店を広尾へ移し、新生【飄香】へ。肉・魚介・野菜はもちろん、乾物、香辛料なども最高レベルのものを仕入れ、シェフの熱い思いと深い思考から生み出される、新たな皿の数々に注目が集ります。四川の漬物の発酵エキスでマリネし、和楽器の形に仕立てた牡丹海老の前菜『琵琶』調味料は自家製が基本。旨みや香りを重ねた繊細さと素材の力を兼ね備えた料理に、熟練のスタッフが考え抜いたワインのペアリングも楽しみの一つ。井桁シェフが修業先で感動した味を、時代に合わせた食材でアレンジした『松雲(ソンユン)』や薬膳デザートなど、驚きの連続を体験してみてください。飄香【エリア】広尾【ジャンル】四川料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】広尾駅 徒歩5分
2022年10月19日A5雌処女飛騨牛にこだわり店内エイジングさせ、高級ワインが300本並ぶ大型店株式会社コンタクトセンター(本社:岐阜県高山市三福寺町3170-32)は高山駅前に大型の高級焼肉店GYU-SUKE(店舗:岐阜県高山市花里町5丁目20-3)を2022年7月4日グランドオープンさせる。GYU-SUKE外観VIPや芸能人も訪れる事が多い高山でセレブも満足する絢爛豪華ぶりVIPルームは専用通路で誰にも合わず直接入室出来、トイレも直接行けるお忍び仕様。入口には世界初の1秒間に1兆回の振動を与える熟成庫が備えられ、1週間の熟成で約2ヶ月の熟成効果を得たA5の雌処女牛の飛騨牛が陳列され通る人の注目を集める。ペトリュス、5大シャトーなど世界最高峰のワインやシャンパーニュも約300本ラインナップされたワインセラーに並んでいるのでセレブの要望に完全に応えられる。VIPルーム日本初導入の360度LEDが映える2階席従来の無煙ロースターより大幅に匂いの付かない次世代型ロースター導入旅先で服や髪に匂いがつく焼肉は敬遠されがち。GYU-SUKEが導入した次世代型無煙ロースターは特殊な構造になっており、網の中に水が走り肉が焦げ付かない。焦げない事で匂いと煙が立たない。網は傾斜になっており、脂が網の中心から下の水トレイに落ちて火元に当たる事が無いので煙が立たず、脂がミストとなって飛び散る事が無いので食べ終わってからの服や体が臭くなりにくい。この特殊なロースターのお蔭で味も良くなっている。炭火焼きではどうしても煙が立って全て炭や煙でスモークされた単一的な味になってしまうが、煙で燻されることがないので純粋に飛騨牛の美味しさを味わえる。無駄な脂が落ちるので純粋に飛騨牛の肉の旨味を感じられてヘルシーなので健康志向の方も安心して焼肉を楽しめる。高山駅を眺めながら優雅に焼肉を楽しめる2階席大きなガラスのパーティションが印象的な1階席エイジングビーフなのに瑞々しく新鮮。カット仕立てにこだわるエイジングビーフというと表面は黒ずみ、肉の水分(自由水)が飛んで身が引き締まり固くなるイメージだが、GYU-SUKEに導入した熟成庫は1秒間に1兆回、肉の分子を振動させる事で自由水が結合水になり、きれいな色と水分を保持して表面にカビなども付かないまま熟成させる。エイジングしていない新鮮な牛肉のように瑞々しい美味しさもあり、約40日熟成エイジングビーフ同様の旨味成分を1週間で引き出している。結果、歩留まり率が良くなり、コストパフォーマンス良く美味しい肉を提供出来る。ワインセラーにはペトリュス、五大シャトーなど世界初の技術の熟成庫VIPルームは将来的にメンバー制にする可能性もありGYU-SUKEは店舗への直接問い合わせの他、食べログから予約が可能。予約してからの訪問がベスト。将来的にVIPルームは常連のお客様の為のメンバー制にする可能性もあるのでオープン当初にVIPルームを予約して訪問し、権利を取得される事をオススメする。取材お問合せ先株式会社コンタクトセンター本社:岐阜県高山市三福寺町3170-32電話:050-8880-5014 店舗お問合せ先GYU-SUKE高山駅前店:岐阜県高山市花里町5丁目20-3電話:0577-57-8293 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月28日空間をあたたかく彩る地元作家の器や家具自ら捌き、加工するこだわりのジビエワインセラーには富山産ワインも勢揃い空間をあたたかく彩る地元作家の器や家具木々の温もりが感じられる店内はゆったりとくつろげる非日常の空間JR「富山駅」から車で山道を走ること1時間以上。自然豊かな利賀村で静かに迎えてくれるのが【レヴォ(L’evo)】です。料理を構成するのは、シェフ自らが捌くジビエ、毎日漁港に足を運んで見つける旬魚、山から採ってきた野草や山菜……。前菜からデザートまで、オール富山の料理には谷口氏の富山愛が詰まっています。食器や内装にもこだわり、木々の温もりあふれる店内は非日常の時間が流れています。空間をさりげなく彩るのは、地元作家の手による器の数々シンプルながら存在感のある器や家具やカトラリーも、地元でつくられたものが中心。それは地元作家を応援するという意味合いではなく、一緒に地元を盛り上げるチームとして、ゲストに富山の魅力を伝えたいから。随所に谷口シェフの真摯な思いが感じられます。自ら捌き、加工するこだわりのジビエシェフ渾身のジビエを楽しみに足を運びファンも多い専属の猟師から仕入れるジビエを、このために食肉処理業の免許も取得したというシェフ自らが解体。料理に合わせた適切な下処理と熟成を経て、最高の状しょくにく態で提供します。それでは、ここでしか味わえない逸品の中から、シェフおすすめの3品をご紹介します!『日本鹿』自ら解体、加工するこだわりの品。熟成で旨味を増した『日本鹿』併設の熟成庫で1ヶ月ほど熟成させた『日本鹿』。薪火でやさしく火を入れ、バターや生クリームを使用しない澄んだソースとともに。富山の山奥に来たことをしみじみと実感できるメニューです。『水蛸』包丁の入れ方ひとつで未知なる食感を生み出した『水蛸』サッと炙ったミズダコの足を縦に薄くスライスすることで、噛みごたえがありながら、口の中で溶けたと錯覚する不思議な食感に。大葉オイルと梅の爽やかな味わいともベストマッチ。『大門素麺』富山特産を大胆にアレンジ。アルデンテで楽しむ『大門素麺』富山県砺波市大門地区に伝わる大門素麺は、寒さの中で仕込むことで生まれる弾力が特徴。この素麺を半生に特注し、アルデンテに茹であげて黒部のヤギのチーズのスープともに味わう一品です。ワインセラーには富山産ワインも勢揃い選りすぐりのワインや日本酒にも、シェフの富山愛が感じられるでしょう酒も富山県産が中心。大規模なワインセラーには、常に100種類を越えるストックが並んでいます。さらに日本酒なども富山県産を中心にラインナップ。ここでしか味わえない料理に合うワインや日本酒など、ぜひ気軽にシェフにたずねてみて。決して便利とはいえない場所にありながら、訪れるだけの価値と魅力がある、富山の山奥に佇むオーベルジュ【レヴォ(L’evo)】。理想の地産地消を追求した富山フレンチは、シェフのあふれる富山愛に満ち満ちています。料理人プロフィール:谷口英司さん1976年、大阪府生まれ。和の料理人だった父親の背中を見て育ち、高校卒業後は板前を目指し、宝塚のホテルに入社。そこで洋食の魅力に惹かれ、神戸でフレンチを学んだ後に渡仏し、フランスの三ツ星レストランで修業。帰国後、富山のホテルのレストランのシェフに抜擢され、2014年【レヴォ】を立ち上げる。2020年、自らの理想を形にしたオーベルジュ【レヴォ】を利賀村にオープン。レヴォ(L’evo)【エリア】砺波/五箇山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】25000円【ディナー平均予算】25000円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2022年05月16日東京・渋谷キャスト1階にコミュニティカフェ&マーケット「マークト(Marked)」の2号店がオープンする。オープン日は2022年4月28日(木)。“おいしい物語”のあるパンやスイーツを提供するカフェ&マーケット2021年7月、東京・墨田区本所にオープンした「マークト」は、「Goodies by good ones. よい人のつくるよいもの。」をコンセプトに掲げるコミュニティカフェ&マーケット。“おいしい”の背景に確かな理由と物語をもつ商品だけをセレクトし、調味料などのグローサリー、自然なつくりの野菜、自家製の国産小麦・全粒粉を使ったパン、旬の味を楽しめるアイスクリーム、ヘルシーなデリなどを展開している。2号店となる渋谷キャストの新店舗では、1号店と同じく市場のような食料品棚とカフェを併設するほか、開放感に溢れるテラス席を完備。カフェメニューは、モーニングからランチタイム、カフェタイムと、時間によって異なるラインナップを楽しむことができる。モーニングメニュー朝9時からの提供となるモーニングメニューには、優雅な朝にぴったりのトーストや季節の野菜のポタージュなどを用意。程よい甘さの有機あんと、爽やかでクリーミーなマスカルポーネに藻塩の“甘塩っぱい”組み合わせがたまらない「藻塩あんマスカルポーネトースト」は渋谷限定で提供となる。ランチメニュー11:30からのランチタイムは、「デリプレート」や「有機ケールとグリルチキンのチョップドサラダ」など、旬の野菜をふんだんに使ったヘルシーで満足感のあるメニューを多数。週替わりの定食は、長野の「リビルディングセンタージャパン(REBUILDING CENTER JAPAN)」でひとつひとつ選んで購入し、リユースした食器で提供され、味とともに個性溢れる食器のデザインも楽しむことができる。ティータイム15:00以降のティータイムには、スイーツを充実した品揃えで提供。オーガニックドライフルーツやナッツの食感が楽しい「キャロットケーキ」、シナモンやスターアニスがほのかに香るプリンに、自家製のレインフォレスト・バニラアイスクリームや旬の果物をのせた「マークトプリンアラモード」などが登場する。その他、クラフトビールやナチュラルワイン、旬の柑橘や苗目のハーブのジントニックなどのアルコールメニューも取り揃えている。「マークト本所」にはワインセラーがオープンなお、「マークト本所」の2階にはワインセラーが誕生し、酒類販売も開始。自然に寄り添った葡萄栽培、醸造を経てつくられたナチュラルワインを中心に約150種類を展開する。さらに、オープン時間が9:00に変更され、モーニングメニューの提供もスタートした。【詳細】「マークト渋谷」オープン日:2022年4月28日(木)住所:東京都渋谷区渋谷1丁目23-21 渋谷キャスト1F営業時間:9:00~20:00※当面の間は19:00まで。フードL.O.18:00 / ドリンクL.O.18:30※モーニングメニューから営業開始メニュー提供時間・価格例:・モーニングメニュー時間:9:00~11:30藻塩あんマスカルポーネトースト 600円オーガニックシナモンシュガートースト 500円とかちマッシュのマッシュルームトースト 650円牛蒡と新玉ねぎのポタージュ 500円・ランチメニュー時間:11:30~15:00デリプレート 1,300円有機ケールとグリルチキンのチョップドサラダ 1,300円週替わり定食 1,100円オーガニックスパイスのポークビンダルー 1,000円・ティータイム時間:15:00~19:00キャロットケーキ 600円オーガニックスパイススコーン 500円マークトプリンアラモード 1,200円■マークト本所 酒類販売スタート日:2022年4月9日(土)住所:東京都墨田区本所1丁目1−10営業時間:9:00~18:00TEL:050-5211-5112
2022年04月29日東京・渋谷キャスト1階にコミュニティカフェ&マーケット「マークト(Marked)」の2号店がオープン。オープン日は2022年4月28日(木)。“おいしい物語”のあるパンやスイーツを提供するカフェ&マーケット2021年7月、東京・墨田区本所にオープンした「マークト」は、「Goodies by good ones. よい人のつくるよいもの。」をコンセプトに掲げるコミュニティカフェ&マーケット。“おいしい”の背景に確かな理由と物語をもつ商品だけをセレクトし、調味料などのグローサリー、自然なつくりの野菜、自家製の国産小麦・全粒粉を使ったパン、旬の味を楽しめるアイスクリーム、ヘルシーなデリなどを展開しています。2号店となる渋谷キャストの新店舗では、1号店と同じく市場のような食料品棚とカフェを併設するほか、開放感に溢れるテラス席を完備。カフェメニューは、モーニングからランチタイム、カフェタイムと、時間によって異なるラインナップを楽しむことができます。モーニングメニュー朝9時からの提供となるモーニングメニューには、優雅な朝にぴったりのトーストや季節の野菜のポタージュなどを用意。程よい甘さの有機あんと、爽やかでクリーミーなマスカルポーネに藻塩の“甘塩っぱい”組み合わせがたまらない「藻塩あんマスカルポーネトースト」は渋谷限定で提供となります。ランチメニュー11:30からのランチタイムは、「デリプレート」や「有機ケールとグリルチキンのチョップドサラダ」など、旬の野菜をふんだんに使ったヘルシーで満足感のあるメニューを多数。週替わりの定食は、長野の「リビルディングセンタージャパン(REBUILDING CENTER JAPAN)」でひとつひとつ選んで購入し、リユースした食器で提供され、味とともに個性溢れる食器のデザインも楽しむことができます。ティータイム15:00以降のティータイムには、スイーツを充実した品揃えで提供。オーガニックドライフルーツやナッツの食感が楽しい「キャロットケーキ」、シナモンやスターアニスがほのかに香るプリンに、自家製のレインフォレスト・バニラアイスクリームや旬の果物をのせた「マークトプリンアラモード」などが登場します。その他、クラフトビールやナチュラルワイン、旬の柑橘や苗目のハーブのジントニックなどのアルコールメニューも取り揃えています。「マークト本所」にはワインセラーがオープンなお、「マークト本所」の2階にはワインセラーが誕生し、酒類販売も開始。自然に寄り添った葡萄栽培、醸造を経てつくられたナチュラルワインを中心に約150種類を展開。さらに、オープン時間が9:00に変更され、モーニングメニューの提供もスタートします。【詳細】「マークト渋谷」オープン日:2022年4月28日(木)住所:東京都渋谷区渋谷1丁目23-21 渋谷キャスト1F営業時間:9:00~20:00※当面の間は19:00まで。フードL.O.18:00 / ドリンクL.O.18:30※モーニングメニューから営業開始メニュー提供時間・価格例:・モーニングメニュー時間:9:00~11:30藻塩あんマスカルポーネトースト 600円オーガニックシナモンシュガートースト 500円とかちマッシュのマッシュルームトースト 650円牛蒡と新玉ねぎのポタージュ 500円・ランチメニュー時間:11:30~15:00デリプレート 1,300円有機ケールとグリルチキンのチョップドサラダ 1,300円週替わり定食 1,100円オーガニックスパイスのポークビンダルー 1,000円・ティータイム時間:15:00~19:00キャロットケーキ 600円オーガニックスパイススコーン 500円マークトプリンアラモード 1,200円■マークト本所 酒類販売スタート日:2022年4月9日(土)住所:東京都墨田区本所1丁目1−10営業時間:9:00~18:00TEL:050-5211-5112
2022年04月27日優美な雰囲気に包まれて、特別感あふれる時間を「ジョエル・ロブション」の集大成を味わう希少な味も楽しめる、2万5000本のワインセラー優美な雰囲気に包まれて、特別感あふれる時間をルイ15世様式の古城を思わせる優美な外観JR恵比寿駅より徒歩5分、恵比寿ガーデンプレイス内にひときわ目を惹く優美な建物に心奪われます。ここが、フレンチエレガンスの神髄を体現するグラン・メゾン【ガストロノミー “ジョエル・ロブション”】。落ち着いた大人のデートや大切な接待などに自信をもって選びたい、憧れの名店です。貴族の邸宅を移築した建物は、内装も華麗でエレガンス華麗な建物の最上階には、「サロン」と呼ばれる優雅な個室が用意されてます。最大4名、8名、16名用の計3室があり、接待や会食、デートなど目的に応じた柔軟な対応が可能。料理はもちろん、特別感あふれるおもてなしが、心に残るひとときを演出してくれます。「ジョエル・ロブション」の集大成を味わう「20世紀最高の料理人」と評されるフレンチの巨匠、ジョエル・ロブション氏の薫陶を受けた関谷健一朗総料理長が生み出す美しき料理の数々。宮廷料理に端を発するフランスの伝統的なスタイルを受け継ぐ味を、コース料理で存分に堪能できます。その中から、オススメの3品をご紹介しましょう!『帆立貝のターバン仕立て』ビスクソースで鮮やかさを添えた『帆立貝のターバン仕立て』ル・テタンジェコンクールでもテーマになったターバン仕立て。丸い型の底にスパゲティを敷き詰め、帆立貝のムースを加えました。周りにビスクソースを流し入れ、エスペレットペッパーと白トリュフのスライスが添えられています。一口ごとに違った味わいが楽しめる、贅沢な一皿です。『牛フィレ肉 フォアグラと抱き合わせローストにし“ロッシーニ”風に仕上げて』牛とフォアグラの食感が絶品『牛フィレ肉 フォアグラと抱き合わせローストにし“ロッシーニ”風に仕上げて』牛フィレ肉の中でも、特に柔らかいシャトーブリアンを使い、フォアグラと共に低温調理。周りを香ばしく焼くことで牛とフォアグラの食感を合わせ、とろけるように仕上げた逸品です。バルサミコソースが、おいしさをより深みのあるものにしてくれます。『キャビア 甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのクレーム』ジョエル・ロブションを象徴する料理『キャビア 甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのクレーム』ロブション氏のシグネチャーとも言えるのが、この『キャビア 甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのクレーム』。白いお皿の中央にカニのサラダを丸く盛り付け、その上にキャビアを贅沢に飾って。周りに甲殻類の柔らかいジュレを敷き詰め、カリフラワーのクリームとパセリのピュレでドットを描いた、斬新なデザインも印象的です。希少な味も楽しめる、2万5000本のワインセラーワインセラーには2万5000本のワインが揃う料理の味をより一層引き立ててくれるワインにも、名店ならではのこだわりが光ります。地下には、専用の空調システムで温度・湿度ともに管理する、約80平米のワインセラーが。2万5000本のワインは9割がフランス産で、大手だけでなく、希少なメゾンのワインも揃っています。15年間、ミシュランガイド東京で三つ星を獲得し続ける【ガストロノミー“ジョエル・ロブション”】。フレンチの伝統、ロブション氏の世界観を映しながらも、常に新たな進化を続ける名店で、大切な人と大切な時間をお過ごしください。料理人プロフィール:関谷 健一朗さん専門学校卒業後、ホテルでの経験を経て、2002年に渡仏。パリにある【ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション】で、26歳でスーシェフに。2010年より東京の【ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション】のシェフを務める。2018年パリで行われた「<ル・テタンジェ>国際料理賞コンクール」で優勝。2021年11月、国内のロブショングループを統括する総料理長に就任。ガストロノミー“ジョエル・ロブション”【エリア】恵比寿【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】30000円【ディナー平均予算】60000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年04月21日古き良き郷土料理を土台に、日本の素材を使用したスパニッシュ元金庫のセラーに揃えたワインで、ペアリングを楽しむ伝統×革新を体感できる、築60年超の建物をリノベーション古き良き郷土料理を土台に、日本の素材を使用したスパニッシュオープンキッチンを囲むカウンター。内装を手掛けたのは建築家・佐野文彦さん清澄白河駅からわずか徒歩1分、駅近にありがちな喧騒とは無縁な、ごく日常の生活が根付く通り沿い。ひときわ時代を感じさせる建物が、2021年12月にオープンした【eman】です。築60年を超えた空間がリノベーションを経て、カウンターメインのスペイン料理店に生まれ変わりました。店名【eman】はバスク地方の言葉で「与える」という意味。ロゴは清澄白河在住のデザイナーが手掛けたもの【eman】を切り盛りするのは、シェフ・小林悟さんとマネージャー・原薗理志さん。銀座の人気店【アロセリア ラ パンサ】の開業時から活躍した2人が独立して、「古き良きものを大切に 新しきものを創造する」をテーマにした新店を構えました。小林さんがつくり上げるメニューは、スペインの郷土料理を土台に据えながら、日本の季節食材を主役にしたもの。旬素材を生かした繊細さ、どっしりと骨太な味わい、新しくも楽しい仕掛けなど、さまざまな料理をコースで展開しています。小林さんの真骨頂、日本で味わうモダンスパニッシュを堪能できる前菜『帆立/チョリソ』塩漬け大葉に包まれた一品にナイフを入れると、中には帆立、イベリコ豚チョリソのペースト、牛のフレッシュチーズが。さっと炙った帆立は甘さが引き出され、チョリソの力強い旨み、チーズのまろやかなコク、大葉の香りが一体となった重層的な味わいが楽しめます。カタルーニャ地方によく見られる〝マル・イ・モンターニャ=海と山の食材の組み合わせ〟を取り入れつつ、モダンに仕上げています。2か月ごとに替わるコースの中で、定番料理として常に楽しめるバスク地方のアサリご飯「アロス・コン・アルメハス」を【eman】流に仕立て、地元・深川地区を発祥とする郷土料理の名を付けた『深川めし/バスク』。アサリ・にんにく・パセリという要素はスパニッシュのまま、アサリは殻付きではなくむき身を使うなど、深川めし風にアレンジしています。アルデンテに炊き上げた米には、アサリと鯛だしの旨みが染み渡り、ワインを誘うこと間違いなし。清澄白河から発信するスペイン料理。小林さんの矜持が込められた、【eman】のシグネチャーディッシュでもあります。スペイン郷土の味を洗練させた『平目/アリオリ』は 、旬の菜の花を添えてこの日の魚料理は、ヒラメに飴色に火入れした玉ねぎ、アリオリソースを重ねたオーブン焼き。本場スペインではタラを使う伝統料理をベースにしているそうです。にんにくの効いたアリオリ、トマトのフレッシュなソースが親しみやすくも、ヒラメの繊細な味わいが生きています。米料理が評判の【アロセリア ラ パンサ】出身ゆえ、パエリアの美味しさも抜群鍋ごとお目見えしたのは、ホタルイカを散りばめたイカ墨のパエリア。そこから一皿ごとに取り分け、木の芽をあしらい、アリオリソースを添えて供されます。刻んだホタルイカと葉にんにくを炊き込んであり、濃厚な旨みが口いっぱいに広がります。力強い味わいの中に、木の芽の香りが心地よいアクセント。料理は10品8,800円、12品11,000円のディナーコースより。ランチは土日祝のみ、8品5,500円のコース元金庫のセラーに揃えたワインで、ペアリングを楽しむ元金庫だったスペースは、温度と湿度を整えてワインセラーに店奥にある重厚な扉の中、元は金庫だったという空間はワインセラーになっています。ここにはスペイン産はもちろんのこと、日本の食材に合うものとして国産ワインも並んでいます。グラスやボトルでオーダーしても楽しめますが、新たな一杯に出会えるペアリングがおすすめです。デラウェアを皮ごと使用したオレンジワイン【フジマル醸造所】の「Tabletop 橙色」は、あさりの旨みが凝縮したご飯にぴったり。『深川めし/バスク』に、同じ清澄白河にあるワイナリーのものを合わせた粋なペアリング。パエリアにはイカ墨と相性のよいロゼを。ホタルイカによって増した複雑味に負けないように、スペインのワイン産地・リオハの、樽熟成させた「Alma Tobia Unico」をセレクト。お酒が好きならば、デザートとともにグラスを傾ける楽しみも皮ごとローストして甘みを出した和歌山産みかんのアイスクリーム、スペイン蜂蜜のジュレ、ヨーグルトソースという一皿にはアイスシードルを。冷凍濃縮させたりんご果汁のお酒は香り高く、糖度が高めながらもクリアな味わい。さっぱりとした食後のデザートによく合います。爽やかな酸味あるチャコリは、始めの一杯にもおすすめ目で楽しむなら、バスク地方の白ワイン「チャコリ」をどうぞ。高いところから注ぐ技法〝エスカンシア〟でサーブされます。コース序盤のタパスをつまみつつ、チャコリをコップでいただけば、現地のバルでお馴染みのスタイルに。300本ほどあるワインはグラス850円~、ボトル6,000円~伝統×革新を体感できる、築60年超の建物をリノベーション店内を見通す大きな窓の他には、あえて手を入れなかった外観清澄白河に縁があり、独立するならこの街と決めていたという小林さんと原薗さん。近年着目されている清澄白河の魅力といえば、東京都現代美術館を筆頭とするアートギャラリー、サードウェーブコーヒーの一大拠点、そして個性が際立つショップやレストラン。そんな新しさがある一方、水辺の街並みには、江戸の漁師町そして材木問屋で栄えた伝統が息づき、長屋形式の建物も残る下町風情があふれています。木組み天井とモダンな照明。古民家リノベーションならではのコントラストが面白いそこで2人が出会ったのは、印刷会社の事務所兼オーナーの住居だったという物件。60年以上の歳月を経た柱や梁、窓枠などはそのまま、オープンキッチンを囲むカウンターとテーブルからなるレストランとして生まれ変わりました。前店からのコンビは息もぴったり。<左>小林悟シェフ<右>原薗理志マネージャー新旧が融合する土地と空間は、【eman】が表現する料理とシンクロしています。古さの中に新しさを見出して楽しみ、今を支える確かな歴史に思いを馳せて。「古き良きものを大切に 新しきものを創造する」というコンセプトを体感できるひとときになるはず。eman【エリア】清澄白河【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】清澄白河駅 徒歩1分
2022年03月16日自然豊かな八ヶ岳エリアのリゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」では、2022年2月28日~4月30日の間、新しい旅のカタチを彩る「明けの贅沢~ワインスイートルームステイ~」が登場します。本プランは心ゆくまでワインを堪能できるスイートルーム「ワインスイートメゾネット」に宿泊します。メインダイニング「OTTO SETTE(オット セッテ)」の個室でワインとのマリアージュを楽しむ夕食や、提携ワイナリー「ドメーヌミエ・イケノ」のワインが楽しめるミニバーなど経験豊かなソムリエがワインを厳選。さらに当ホテルへの移動手段として自宅からの送迎が含まれます。スイートルームに宿泊し、とっておきのワインを味わうことで、贅沢なひとときを過ごせます。販売開始日は2022年2月21日です。背景緊急事態宣言が解除され、国内観光市場は少しずつ活気を取り戻しています。星野リゾートの各施設では、多くのお客様をお迎えすべく、「最高水準のコロナ対策宣言」のブラッシュアップにくわえて、旅の新しいご提案を用意しております。テーマは「明けの贅沢」。いつもよりワンランク上のスイートルームに宿泊し、ソムリエが厳選したワインを楽しむ。当ホテルだからこそできる贅沢なひとときを過ごしていただきたいという思いから、宿泊プランの販売に至りました。【客室】ボルドーカラーを基調にデザインした「ワインスイートメゾネット」落ち着いたボルドーカラーを基調にデザインされたメゾネットタイプの客室です。1階は寝室、2階はリビングになっており、ぐるりと配置したローソファに身を沈めてワインや旅にまつわる書籍を楽しめます。ワインセラーには、ドメーヌ ミエ・イケノの「Mie Ikeno 月香(つきか)Chardonnay 2019」や「MieIkeno Pinot Noir 2019」(ドメーヌ ミエ・イケノ/山梨県北杜市小淵沢町)など客室での時間にぴったりのワインと、オリーブやチーズなどワインに合わせてソムリエが厳選したおつまみを揃えました。ワイングラスやデキャンタも備えているので、寛ぎながらも本格的にワインを味わえます。【食】メインダイニング「OTTO SETTE」でイタリア料理とワインのマリアージュディナーOTTO SETTEで提供するのは、シェフ自ら産地に赴き出会った素材を使い、大地の恵みを享受した秀逸な素材を独創的に活用したイタリア料理です。全10品に加えて、じゃがいもと岩魚に、宮崎県産のキャビアとサワークリームを組み合わせた贅沢な一皿「キャビアとじゃがいも、岩魚のグラティナート」も提供します。個室を用意しているので、食事はもちろん、ソムリエとの会話も存分に楽しめます。【過ごす】季節や天候を気にせず楽しめるプール「イルマーレ」を貸し切りで波の出るプールやカフェテリア、スパゾーンなどが一体となった全天候型のプールです。夕食後、ライトアップされて幻想的な雰囲気の中、波に乗って泳いだり、SUPを楽しんだり、プールサイドでワインを味わったり、思い思いに過ごせます。貸し切りなので、誰にも邪魔されることのない贅沢なひとときです。【アクセス】自宅からの送迎付き。車内でもワインを楽しめる本プランには自宅からの送迎が含まれており、都内から当ホテルまでストレスなくアクセスできます。都会を離れるにつれて視界が開け、美しい山々が出迎える行きの車内では、「MGVs(マグヴィス)K537 甲州スパークリング NV」(MGVsワイナリー/山梨県甲州市)を片手に到着前の旅の高揚感に包まれます。アルプスの山々や富士山に見送られる帰りの車内には、「小布施スパークリング K ピノ・ノワール・クレレ・ド・ノワール樽熟成 2009」(小布施ワイナリー/長野県上高井郡小布施町)を飲みながら、旅の余韻を感じます。ワインとともに移り行く景色を眺めながら、贅を尽くした旅をより長く楽しめる至福の時間です。モデルスケジュール【1日目】12:00 自宅へ迎えに来た送迎車に乗り、移り行く景色を眺めながらワインを味わう15:00 チェックイン16:00 客室にあるワインにまつわる書籍を読む18:00 OTTO SETTE にてイタリア料理とワインのマリアージュを楽しむ21:00 貸し切りのイルマーレにて思い思いに過ごす22:00 客室ワインセラーのワインを楽しむ【2日目】9:30 客室にて朝食。時間を気にせず、ゆっくりと過ごす12:00 ピーマン通りで軽めの昼食やショッピング13:00 チェックアウト13:30 送迎車にて出発。旅の余韻に浸りながらワインを味わう15:30 帰宅「明けの贅沢 ~ワインスイートルームステイ~」概要期間:2022年2月28日~4月30日詳細:公式サイト([ ]{ })料金:1泊550,000 円~(大人2名、税・サービス料込)含まれるもの:宿泊、ワインマリアージュ付きディナー、インルームブレックファースト(スパークリングワイン付)、往復送迎、フリーミニバー、イルマーレの貸し切り、レイトチェックアウト予約:公式サイト([ ]{ })にて、宿泊日の7日前0時までに要予約定員:1日1組*1組は1名~2名備考:食材の入荷状況により、料理やワインが変更となる場合があります。送迎は東京都からの出発限定です。東京都からの乗車であればどなたでも利用できます。【協力】株式会社 日の丸リムジン「腕よりも心で」を社是とし、お客様や社会のことを常に考え貢献することを目指す。昭和25年に創業した日の丸自動車株式会社より、昭和56年にハイヤー部門が分社し設立。東京23区を中心にハイヤー事業、車両管理請負事業、タクシー事業を展開している。<コロナウイルス対策について>・ハイヤー全車両にウイルス対策として光触媒加工を施しています。・飛沫感染防止としてビニールシートを設置しています。(一部施工していない車両もあります。)【ご参考】土地のワインを味わい、文化を体験する「ワインリゾート」リゾナーレ八ヶ岳が目指す「ワインリゾート」とは、ワインを飲むバリエーションはもちろん、ワインにまつわる知的体験も提供するリゾートです。日本屈指のワイングローウィングエリアにある施設の立地を活かし、館内施設やアクティビティ、宿泊プランなどワインの魅力に触れる体験を提案しています。<最高水準のコロナ対策宣言>【1】衛生管理星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。・チェックイン時の検温実施・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ・館内各所に除菌用アルコールを設置・全客室に手指消毒用アルコールを設置・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80 度以上)、食事用トレイの除菌洗浄・フロントにパネルやビニールシートなどのパーテーションを設置・館内での接客業務の際にマスクを着用・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)・湿度 40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)・レストランにおけるメニューの QR コード化(界ブランド全施設)【2】3 密回避密閉、密集、密接の 3 つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる 3 密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施・パブリックスペースへの CO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底関連資料:[【星野リゾート】コロナ対策まとめ]{ }星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳建築界の巨匠マリオ・ベリーニが手掛けたデザインホテルです。ホテルのメインストリートには、19 店舗のセレクトショップが立ち並び、波の出る屋内プールや、本格的イタリア料理のメインダイニングなどを備えています。〒408-0044 山梨県北杜市小淵沢町 129-1/客室数:172 室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月24日株式会社ホテルオークラ東京(所在地:東京都港区)が運営するThe Okura Tokyoでは、ダイニングシーンをより愉しめるシチュエーションを用意しています。旬の食材を料理長おまかせで仕立てる割烹・山里では、2022年1月11日より、通常コースをショート版で体験できるディナーコース「渚」を、初回来店者限定で提供します。その他の館内のレストランでも、食材や料理のクオリティーはもちろんのこと、個室やカウンターなどの居心地のよい空間、個々の要望を叶えるきめ細やかなサービスといったホテルの機能を活かし、行動に制限の残る日常での愉しみとして比重を増す「食」に、さらなる贅ともてなしを尽くします。<割烹・山里> 新ディナーコース「渚」割烹・山里料金 : 4万3,560円 *通常コース 5万4,450円~(時価変動)内容 : 全9品のコース <1月食材例>ふぐ、あんこう、鰤など提供場所 : 日本料理 山里 <オークラ ヘリテージウイング4階>提供時間:17:30~19:00(最終入店)TEL : (03)3505-6070 *土・日・祝日を除く3日前までに予約店舗と新コースについて割烹・山里は、ホテルの和食堂として最高峰をめざす山里の、8席限定のカウンターです。料理長が厳選する旬の食材を駆使し、少量ずつ10数品の「料理長おまかせコース」に仕立てます。今一番おいしいものを、どのような調理法で味わうのかを料理人と話す愉しみ。炭火の熱や香ばしい香りを感じながら目の前で仕上げられていく一期一会の一皿。伝統を重んじながらも枠にとらわれない新たな和食を体験できる、ほかにはない空間です。また5室の個室から望む石庭は<峡谷> <深淵> <荒磯> <海辺>と名付けられて、渓谷に見立てたホテルエントランスのオークラスクエアの水盤から、海へと流れゆく水の情景を模しています。その景色において、割烹・山里が <海辺> の位置にあたることより、本格日本料理への手引きとして提案する新コースを「渚」と名付けました。蟹みそ和えふぐの2種焼き蟹みそ和え、ふぐの2種焼きなど冬のある日の一品より。その日の食材を一番おすすめの方法で、または希望に合わせて仕立てるオーダーメイドのようなコース。コースの前に必ず供される出汁コースの前に必ず供される出汁。五感で味わう“和”から始まる、料理長・澤内恭の想いがこめられた一杯。*料理はイメージです。その他ホテルダイニングからのお知らせ<オートクチュールのテーブル>最上階スターライトのキッチン付き個室「シェフズテーブル」。シェフが目前で仕上げるコースメニューで、エンターテインメントにあふれる、濃密なダイニングシーンを提供します。コースは3種、ソムリエが隣接のワインセラーから、料理にぴったりの1本も提案します。キッチン付き個室「シェフズテーブル」隣接のワインセラーコース例 3万3,900円(「雅」1・2月のメニューより)内容:アミューズ、サヨリのマリネ 味噌風味のヴィネグレット キャビア添え、フォワグラとトリュフのポーチドエッグ、伊勢海老のフランベ カルディナール風、黒毛和牛のソテー 焼き野菜添え、シェフパティシエのデザート提供場所 : バーラウンジ スターライト <オークラ プレステージタワー41階>提供時間:11:30~15:00、17:00~22:00(L.O. 20:00)TEL : (03)3505-6075*4~8名 *3日前までに要予約。*メニューはアレンジ可。<今日を特別な日にする朝食>宿泊者のみならず、2021年12月からは来館者の利用も可能となったヌーヴェル・エポックの朝食。人気のフレンチトーストやトリュフ入りエッグベネディクトのほか、有機食材や麹などの発酵食品をはじめとする厳選の食材をふんだんに取り入れて、より健康に配慮したメニューを、たっぷりと自然光の入る優雅な空間で提供します。メニュー例 朝食コース「Beau Jardin」(ボー・ジャルダン)6,000円内容:ジュース、彩りサラダと糀ドレッシング、妻有ポークのロースハムとエッグベネディクト または フレンチトースト、コーヒーまたは紅茶提供場所 : フランス料理 ヌーヴェル・エポック <オークラ ヘリテージウイング5階>朝食営業:7:00~9:30TEL : (03)3505-6073フランス料理 ヌーヴェル・エポックオークラ伝統のフレンチトースト*いずれも消費税・サービス料込です。【The Okura Tokyoについて】ホテル名称:The Okura Tokyo(読み:ジ・オークラ・トーキョー)/日本語表記:オークラ東京開業日:2019年9月12日客室数:508室、宴会場数:19、レストラン:5、バー:3The Okura Tokyoは、グループの旗艦ホテルとなるラグジュアリーブランドとして 2019年9月12日に開業いたしました。世界に通じるもてなしの心はそのままに、日本の美をたたえ、情緒と歴史をまとう17階建て「オークラ ヘリテージウイング」と、世界の都市・東京を体現するモダニズムと躍動感にあふれる高層棟41階建ての「オークラ プレステージタワー」の2棟から構成されております。〒105-0001東京都港区虎ノ門2-10-4TEL: (03) 3582-0111(代表)アクセス:東京都メトロ日比谷線・虎ノ門ヒルズ駅より5分(宴会場入口まで)、銀座線虎ノ門駅より10分webサイトURL:インスタグラム公式アカウント:企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年01月04日「ミステリー、食、刑事ものなど、ジャンル毎にペンネームを使い分けているんですけど、実は、その大半が、僕と姉の2人でアイディアを出し合いながら共同で執筆した作品なんですよ」そう語るのは、『女性自身』4月6日発売号から新連載「死ぬほど愛して」をスタートする“カリスマ原作者”樹林伸先生。天樹征丸名義の『金田一少年の事件簿』や亜樹直名義の『神の雫』など、これまでノンフィクション作家の姉・樹林ゆう子先生と2人で数々のヒット作を生み出してきた。「子どもの頃から、お互いの嗜好が似ているんですね。もともと、私も漫画を描くのが大好きで、10代の頃に少女漫画雑誌の新人賞に応募して受賞した経験もあるくらい。で、新しい作品を書く度に、“どう?面白い?”って、毎回、弟に感想を聞いて」(ゆう子先生)「僕は姉が買ってきたありとあらゆる漫画を読みまくり、大学卒業後は漫画雑誌の編集者になりました。大人になっても姉とはずっと仲がよくて。それで、僕が編集だけでなく原作も書くことになったとき、“一緒にやろうよ”と、姉を巻き込んだんですよ」(伸先生)2人とも、ソロで執筆する“作家”の顔を持っている。自分の内面と深く向き合う小説や、さまざまな現場を取材してルポにまとめるノンフィクションはひとりで書くのが向いているという。「でもね、漫画は会話で登場人物が動いていくから。2人で相談しながら考えていくほうが、ストーリーが面白くなる。それぞれの視点からアイディアが浮かぶこともありますからね」(ゆう子先生)「そう、姉と僕がいることで、男性のセリフも女性のセリフもスムーズに浮かんでくるし」(伸先生)原稿を執筆するのは、まるで貴族の館のように瀟洒な伸先生の自宅兼仕事場で。2人とも夜型なので、午後3時頃に近所に住んでいるゆう子先生が仕事場を訪れる。「“次回の展開はどうする?”って、2人で話をしながら、私がキーボードを叩いていく。そのうち疲れてくると、“じゃあ、ワインでも飲みながらやろうか”という流れになって(笑)。実は、そんな私たちの執筆スタイルから、自然の産物として生まれた作品が『神の雫』だったんですよ」(ゆう子先生)■ワイン愛が高まるあまり、セラー用の部屋まで借りて夜が更ければ、好きなお酒を嗜みながら2人でストーリーの展開を考える。そんな生活の一部として、伸先生の自宅には常に50本ほどのワインがキープされていた。「でも、当初、ワインはあくまでも酒の一種。特別な思い入れはまったくなかったんですよ」(伸先生)「私も、どちらかと言えばビール党でした。それが、1本のワインに出会ったことで異常なまでにワインにのめり込むことになっちゃって」(ゆう子先生)その1本とはDRCエシェゾー85年。伸先生が自宅で開いたアットホームなワインパーティで、たまたま開けたそのワインをひとくち飲んだ瞬間に、全身を雷で打たれたような衝撃を受けたという。「ぶっ飛びましたね。1本のワインの向こう側に文化や歴史、人間や物語といった様々なものが映画のように駆け巡って」(ゆう子先生)「本当にすごかった。あんなワインに出会ったのは初めてだったので、ワインの世界をもっと掘り下げてみたいという思いが止まらなくなっちゃって」(伸先生)これぞ!というものに出会うと、とことんのめり込む。そんな性格もきょうだい共通。あれも飲んでみたい、これも飲みたいと、毎月100本単位で、世界中のワインを次々と買い集め、伸先生の自宅のワインセラーはたちまち満杯に。「仕方なく、木造アパートにワイン専用の部屋を借りました。でも、私が月に5千円払って得ていた地震情報に、あるとき、関東地方に大地震が来ると警告が。瓶が割れたら一大事!慌てて、鉄筋コンクリートのマンションの1階の部屋を借り、ワインをすべて引っ越しさせたんです」(ゆう子先生)「新居では、お風呂場や靴箱の中までワインセラー代わりにしちゃった(笑)。そのとき、ここまで来たら漫画にできるんじゃないかと思ったんですよ。僕たちが飲んできたワインをすべてネタにできるし、飲んだときに思い浮かんださまざまなイメージもすべて漫画の世界に反映できるから」(伸先生)そう、ひらめいた伸先生は、わずか30分ほどで基本のストーリーを完成。そこから16年に渡る『神の雫』の連載が始まり、日本はもちろん、フランスや韓国などの海外でも大ヒット。亀梨和也主演でドラマ化もされた。漫画が好き、ワインが好き、そして好きなものはとことん極める。そんな姉弟の2人が最強のタッグを組んでいるからこそ、次々と大ヒット作を生み出すことができるのだ。【INFORMATION】樹林伸先生&ゆう子先生の新連載「死ぬほど愛して」は、4月6日発売の『女性自身』でスタート。作画を担当するのは、テレビドラマ化して話題を呼んだ『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』の草壁エリザ先生。魅惑のラブ&サスペンスに注目だ。「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月23日西中洲の路地裏に佇む、大人の贅沢空間日本の四季をイタリアンで表現したコース料理ソムリエ厳選のイタリアワインを只々、楽しむ西中洲の路地裏に佇む、大人の贅沢空間1階は、白を基調とした全14席の落ち着いた空間。ゆったりと癒やしの時間が過ごせます天神南駅徒歩5分、西中洲の細い路地を進むと、ほのかな灯りに照らされた看板の【リストランテ 鶴ノ荘】が現れます。1階のレストランフロアは白壁に木や石を組み合わせた明るい空間で、半個室のテーブル席と、カウンター席があります。2階には落ち着いたバーを併設しています。2階はバーエリア。シックで大人な雰囲気が漂います店名は、オーナーソムリエ原田勲氏の祖母が営んでいた料亭【鶴の荘】に由来。そんな先代の心を受け継ぎ、田原聖凡シェフとタッグを組んで店をオープンしました。日本の四季をイタリアンで表現したコース料理ここで味わえるのは、和の要素を取り入れ、日本の四季をイタリアンで繊細に表現したコース料理。どの皿にもシェフの感性が反映され、斬新ながらどこか親しみのある味わいです。また、ソムリエが選ぶイタリアワインも、その美味しさを引き立てます。コースメニューCena A(パスタ、肉料理など7品):7,500円Cena B(お肉とお魚料理のWメイン):10,000円Cena C(記念日などに、豪華ディナーコース):13,000円別途、消費税+サービス料10%がかかりますここからは、コース料理の一例をご紹介します。伝統パスタを現代風に仕上げた『アニョロッティ・デル・プリン 黒トリュフのペースト添え』『アニョロッティ・デル・プリン 黒トリュフのペースト添え』は、ピエモンテ州に伝わる詰め物パスタをモダンにアレンジした一皿。手打ち麺ならではの風味や食感が魅力です。ほかにも、一年を通してさまざまな種類の手打ちパスタが味わえます。フランスのジビエ料理『仏産フレッシュ ピジョン・ラミエール(山鳩のロースト バルサミコソース)』人気メニュー『仏産フレッシュ ピジョン・ラミエール』は、フランス産の新鮮な山鳩を現代風の調理法で仕上げたジビエ料理。臭みは抑えつつも、ジビエならではの野性的な風味を引き出しています。そして、バルサミコとフォンドヴォーを使った複雑なソースが美味しさを際立たせます。お茶漬け感覚で味わう斬新な〆の一品『めんたい入りの焼きリゾットを昆布出汁で…』コースの〆『めんたい入りの焼きリゾットを昆布出汁で…』は、博多らしく明太子を忍ばせた焼おにぎりに、昆布出汁をかけて味わう独創的な一品です。上品な出汁と明太子の辛味が溶け合い、日本人がほっとするような優しい味わいを感じることができます。ソムリエ厳選のイタリアワインを只々、楽しむワインセラーには、軽やかでモダンな料理を引き立てる個性豊かなイタリアワインが並びます料理だけでなく、ソムリエが選ぶワインのマリアージュも秀逸です。店内の大きなワインセラーに並ぶのは、豊富な経験と知識を持つオーナーソムリエが厳しい目で吟味したイタリアワイン。シェフの軽やかなイタリア料理と相性の良いものがそろっています。また、特別な日にふさわしいヴィンテージワインもあるので、大切な人との特別な日の食事にもぴったりです。食事の後は、2階のバーで夜のひとときを楽しんで2階のバーは、ミッドナイトブルーの壁と、木や鉄を基調としたシックで大人な空間。選び抜いたイタリアワインのほか、ウイスキーなどを揃えています。1階で食事を終えたあと、2階に移動してゆっくりお酒を味わう、といった使い方もできます。もちろんバーだけの利用も可能で、静かにグラスを傾けながら、上質な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。リストランテ鶴ノ荘【エリア】西中洲/春吉【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】天神南駅 徒歩5分
2020年08月08日スペインのバルを彷彿させるおしゃれな空間タパスをはじめとした本格西欧料理を提供自然派を中心とした各国300種のワインが揃う青い扉が目印! スペインのバルを彷彿させるおしゃれな空間目黒駅東口のロータリーから1本入った通りにある、おしゃれな青い扉が目印のお店ガラス張りの床から半地下にあるワインセラーが見通せるテーブル席もありますJR目黒駅から徒歩2分、飲食店が立ち並ぶ賑やかな通りの中に、ひっそりと佇む【キッチン セロ】は、ビストロ系料理とワインが楽しめる目黒のお手軽バル。入口のおしゃれな青い扉からもわかるとおり、まるでヨーロッパのような雰囲気と料理のおいしさ、それにワインの種類の豊富さが食通やワイン好きから支持されています。オープンキッチンに沿った長いカウンター席は13席あります店内に入ると、まるで本場スペインのバルのような雰囲気!カウンター席が中心なので少人数やおひとり様、初めての方でも気軽に立ち寄れるカジュアルさも人気です。多彩なタパスをはじめ、本格西欧料理を提供本格的な西欧料理はワインにぴったり!料理は、『アジの洋風なめろう』や『玉ねぎのオーブン焼き』などのタパス類をはじめ、燻製玉子や小ヤリイカのフリット、『ラム肩ロース』などの鉄板料理に加え、『トリッパのとっからオーブン焼き』や『鴨のコンフィー』などなど。さらに〆のパスタやパエリアを合わせて全60種をラインナップ。今回はその中でもぜひオーダーしてほしい料理を3品選んでみました!『赤いサラダ』自家製シェリービネガーソースの酸味が味の決め手『赤いサラダ』1,100円(税抜)お店を訪れたらまず頼んでほしいのが、長野産のニンジンをサーモンやトマトとともに和えた『赤いサラダ』。自家製のシェリービネガーのドレッシングとマッチし、最初に食べるのにぴったりの一品です。『赤のサラダ』以外にも、『緑のサラダ』『白のサラダ』『黒のサラダ』があり、色で選べて視覚で楽しめるのも魅力です。『山芋とフォアグラのコロッケ』珍味をボリューム満点に仕上げた『山芋とフォアグラのコロッケ』1個600円(税抜)お店の人気メニュー『山芋とフォアグラのコロッケ』は、高価なフォアグラをサトイモで包んでボリューミーに仕上げた一品。バルサミコソースが絶妙で、赤ワインにぴったりです。「千代幻豚」を使ったメニュー信州飯田産の「千代幻豚」。※調理法は定期的に変わるのでお店の方にお尋ねくださいまた、一般市場に出回らない希少種、長野産の「千代幻豚」を使った料理もラインナップ。しっかりとした甘さとしつこくない脂身が絶妙な味わいをかもし出す『千代幻豚の生ハム』や、リンゴの酸味がきいたソースが肉の甘みを引き立てる『千代幻豚のソテーシェリービネガーソース』など、1頭買いすることでそれぞれの部位に適した料理をリーズナブルな価格で提供してくれます。自然派を中心とした各国300種のワインが堪能できるグラスワインは赤白で10種類前後。グラスは650円~、ボトルは4,000円~(ワインリスト有り)自慢のワインは、日本、フランス、イタリア、スペインをはじめ、自然派を中心に300種類以上揃っているとのこと。入口横にある小上がりのテーブル席からは、ガラス張りの床から半地下のワインセラーを眺めることもでき、ワイン好きにはたまりません!そんなスペインのバルのような空間で、本格的な西欧料理を味わえるワイン食堂【キッチン セロ】。ぜひ訪れてみてください。キッチンセロ【エリア】目黒【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】目黒駅 徒歩2分※東京都からの営業時間短縮要請により、~2020年8月31日までは22時までの営業となります。その後の営業時間に関しましては直接お店にお問い合わせください。
2020年08月06日お酒を収集している人は、どんなふうにコレクションしていますか。ワインセラーやお酒専用の棚などを設置している人もいることでしょう。言葉を失うコレクションしていたワインが…sae(@imagenai_6)さんの弟さんは、ワインが大好きで自宅の一室をワインセラーとしていたのですが…。ワインが流れ出し、廊下がワインの海のようになってしまいました。大阪北部地震から今日で二年。いざと言う時の為に、皆さま最大限備えてくださいね。と言う事で恒例の、「地震対策全くしてなかった弟②宅のワインセラーの惨状」置いときます。 pic.twitter.com/bPi50UKPQQ — sae (@imagenal_6) June 17, 2020 これは2018年6月18日に起こった大阪北部地震の時の写真なのだそうです。大阪に住んでいた弟さんの自宅も被害にあいました。地震対策をしていなかったため、コレクションしていたワインが棚から落ち、割れてしまったのです。その被害総額は数百万円にも上るのだとか。投稿に対し、さまざまなコメントが寄せられました。・あの時、テレビ番組で被害の映像を見て衝撃だったなぁ。地震対策しなきゃ。・うちの家も何も地震対策してない。これを機に対策しよう。・ベットの頭側にウイスキーの棚がある…!置く場所を変えて固定しようと思います。幸い、弟さんに怪我はなかったそうですが、かなり落ち込んだことでしょう。saeさんは、少しでも多くの人に地震対策の大切さに気付いてもらえればと、地震から2年経った2020年6月18日にこの写真を投稿しました。地震対策をしていない人も、これを機に地震対策について考えてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年06月19日日本の風土が育む伝統食材をフレンチの技法で再構築蔵の中はワインセラーに! こだわりのラインナップが評判70年以上もの歳月と人の温もりが宿る、唯一無二の空間日本の風土が育む伝統食材をフレンチの技法で再構築大きなターミナル駅を擁する上野から、活気に満ちたアメ横でつながる御徒町、その先には国内外から多くの人が訪れる秋葉原。商業・観光の地としてにぎわうエリアの中に、周囲の喧騒が届かない一角があります。通りにはオフィスとして機能するビルばかり、そこに建つ古民家を目にしたら、「こんなところに!?」と必ずや驚くはず。堅牢な木造建築は、現存するのが奇跡と言えるほど。そんな建物を再生させたレストランが、この【KUFUKU±】です。青果問屋兼住居だった建物は、築70年を越える。看板などの装飾はせず、内装も元の姿を可能な限り残しているからりとガラス戸を引いて店に入ると、古い柱や梁はそのまま、所々に配されるのは桶や鉢など使い込まれた調度品。歳月の流れが刻まれた空間に、華やかな彩りをもたらすのは、竹中誠治シェフが手掛ける料理です。メニューリストを見れば、パテドカンパーニュやサーモンミキュイが並ぶ正統派フレンチ……と思いきや、へしこに千枚漬け、塩麹といった意外なワードが随所にある、一筋縄ではいかないラインナップ!一つ一つに適した火入れをして、素材が持つ甘みや食感を最大限に生かす。ほんのりとバターを香らせ、彩り豊かなソースを添えて。『25種類の季節野菜やハーブを使った温野菜サラダ』1,650円(税抜)聞けば竹中さんは、日本を代表する豪華客船「飛鳥Ⅱ」にシェフとして乗船し、乗客の舌を楽しませてきたのだとか。1度の航海で100日を越えることもある船上で、幅広い年代の人々を飽きさせないため、フレンチはもちろん、和食に中華、さらにクルーズで巡る世界各国のエッセンスを取り入れて料理を振舞っていたそうです。そして下船し、改めて日本を眺めたことで、いまなお継承される伝統食や風土が育む食材に着目しました。例えば、有機農法を取り入れる千葉の柴海農園を訪れ、作業を手伝い、市場に出回らない葉や花まで味わったからこそ完成した野菜の一皿。海老やホタテ、白身魚などを土佐酢とコンブチャでマリネし、千枚漬けを合わせて。旨みと酸味のバランスが心地よい。『新鮮な魚介を自家製の千枚漬けで覆った和風セビーチェ』1,480円(税抜)あるいは、日本古来の調理法「発酵」によって旨みを存分に引き出し、体に優しく仕上げたメニューも。自家製の千枚漬けに南米の代表的なメニュー「セビーチェ」を合わせた、ミックスカルチャーも楽しい!口当たりはしっとりと柔らかく、Vみ締めると力強い味わいが広がる。骨からとったダシや血はソースに、皿には角をあしらって。季節野菜とともに盛り付け、屋久島の自然を表現。『屋久鹿のロースト』3,000円(税抜)害獣として駆除されるのみだった屋久鹿は、肉はもちろん、血や骨まで取り寄せて余すことなく使い切るように。屋久島の自然を守りつつ、命を享受することについて探求したメインディッシュに。これからも、知る人ぞ知る生産者、伝えていくべき郷土料理や伝統食材を発掘していきたいという竹中シェフ。経験に裏打ちされた技術によって、新たな一品が生まれていくはず蔵の中はワインセラーに! こだわりのラインナップが評判オリジナリティが光る料理をぐっと引き立てた、お酒のペアリングも魅力の一つ。シェフソムリエの金澤善幸さんが提案するのは、ワインをはじめ日本酒、カクテルなど多岐にわたります。特にワインのセレクトは、生産量に限りがある日本のワイナリーのもの、その土地に根付く在来種のぶどうを使ったもの、世界各国の自然派ワイン等々、作り手の思いが込められたものばかり。「ドメーヌ・タカヒコ ナナツモリ」「98WINEs 穀」「ドメーヌ・マルセル・ダイス アルテンベルグ・ド・ベルクハイム グランクリュ」など希少なもの、個性豊かなものがずらり食前から食後まで金澤さんにお任せして、ゆるりとお酒を楽しむのもいいけれど、これぞという1本を相談して決めたいならば2階にあるワインセラーに案内していただけます。このセラーが一見の価値あり! 重厚な戸で守られた、蔵を改装したものなのです。大切なものを守り続けた蔵は、とっておきのワインが並ぶワインセラーに。案内してくれるのは、シェフソムリエの金澤善幸さん発酵や熟成を取り入れた竹中シェフの料理には、もちろん日本酒の相性も抜群。老舗から革新的な蔵元まで吟味して、幅広い味わいを楽しめるように揃えています。日本酒も「新政 NO.6 X-type」「仙禽 オーガニックナチュール」「而今 純米大吟醸 NABARI」「雪の茅舎 美酒の設計」といったこだわりの品揃え70年以上もの歳月と人の温もりが宿る、唯一無二の空間青果・乾物問屋兼住居であったという建物は、持ち主の親族である宮大工の手によるもの。随所にみられる贅沢な木材と高い技術は、改装工事に入った熟練の大工さんも舌を巻くほどだったとか。エントランスを入ってすぐ、厨房を囲むカウンターメインのスペースはかつて商いをしていた土間玄関の幕板には大きな一枚板、釘を一切使わない木組み、欄間に施された家紋、見えないところまでノミで仕上げた梁……。現代では再現が難しい匠の技は、ぜひ訪れて見てください!天井板を外し、開放感のある空間になった2階は、主に貸切営業時に使用。家具はオーナーが集めていたアンティーク70年以上の時を経ても、建築当時の姿をそのまま残しているのは造りの良さだけが理由ではありません。住む人がいなくなっても毎朝、戸を開けて風を通し、ぬかで柱や床を磨き上げていた大家さんのおかげ。大切に建て、大切に住み、大切に手入れをしてきたからこそ、その思いが込められた空間をできるだけ残し、今の【KUFUKU±】になりました。夕餉支度の気配が残っていそうな台所。どこか懐かしい、温もりある生活空間がそのまま客席に!そうして再生した古民家は、竹中シェフと金澤さんによる、料理とお酒の構成に大きなインスピレーションを与えているそう。この空間のように、発酵や熟成といった時間が育てたもの、作り手の温もりが感じられるもの、日本の風土に根付いたもの。それらをふんだんに取り入れた料理とお酒を味わえば、【KUFUKU±】だけに流れている時間を体感できるはず。KUFUKU±【エリア】上野【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】末広町駅
2019年10月21日大きなワインセラーを完備した、スタイリッシュな空間東京・紀尾井町で、四季おりおりのモダンフレンチがいただける「Le FAVORI (ル・ファヴォリ)」は、「東京ガーデンテラス」の3Fにあります。店内に入るとまず、天井に伸びる大きなワインセラーが出迎えます。ソムリエの資格を持ったシェフが厳選したワインをはじめ、常時600~700種類ものワインが用意されており、たくさんのワインが並ぶ様子は圧巻。客席に進むと、昼間は大きな窓から柔らかな日差しが入り込み、夜には間接照明でほのかな灯りがともる、スタイリッシュな空間が広がっています。おしゃれなオブジェが天井から下がっており、なんともフォトジェニック。「お気に入りのお店」を目指す「ル・ファヴォリ」店名の「FAVORI(ファヴォリ)」とは、フランス語で「お気に入り」という意味。「お客様のお気に入りのお店になりたい」との思いが込められ、この名前が付けられました。こちらのお店でいただけるフレンチは、日本の旬の食材を生かして丁寧に作られているのが特徴です。例えば、色とりどりの華やかな前菜には、旬の鎌倉野菜やハモといった季節感を感じられる食材が、ふんだんに使用されています。特別感も味わえる! 「スープ・ド・ポアソン」は絶品お店のイチオシメニューは、「スープ・ド・ポワソン」。客席でサーブされるため、特別感が味わえる一杯。オレンジ色のスープが白いお皿に注がれる瞬間、魚介の香りがふわっと広がり、食欲がそそられます。魚介と野菜の美味しさがしっかりと溶け込み、旨味が凝縮されたなめらかなスープは、何杯でもおかわりしたくなる美味しさです。「漁村直送 太陽のブイヤベース」はお店こだわりの一品「漁村直送 太陽のブイヤベース」も、人気の高いメニューです。じっくり手間をかけて作られたブイヤベースの上には、ふっくらと美味しい国産の里芋や白身魚、ムール貝が乗っており、見た目も華やか。白身魚は皮がパリッと、身はふっくらしっとりとしており、絶妙な仕上がり。本場フランスのブイヤベースを、お店のオリジナルスタイルに昇華させた、自慢の一品です。特別な空間、きめ細やかな接客、格別なお料理を満喫シェフは数々のお店で料理長を務め、日本料理の名店「なだ万」で初めて、「西洋料理部門のシェフ」として抜擢されたすご腕の持ち主。そんなシェフが作る料理を、重厚感あふれる落ち着いた空間で、細やかなサービスを受けながら特別な気分を味わうことができます。お誕生日やプロポーズといったサプライズへの対応も可能です。「ル・ファヴォリ」が入っている「東京ガーデンテラス」は、東京メトロ各線「永田町駅」に直結しており、その立地の良さも人気の理由のひとつです。お店は「ホテルニューオータニ」の向かい側にあります。高級感あふれる特別な空間で、絶品フレンチを味わってみませんか。スポット情報スポット名:Le FAVORI住所:東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町3F電話番号:03-6272-3734
2018年08月02日大人の色気を感じさせるシックな装いの店内「Salt grill & tapas bar」は話題の商業施設「GINZA SIX」の6階にあります。シャンデリアのような、煌びやかな外観が特徴的。店内はダイニング、ラウンジ、バーカウンター、プライベートルームの4エリアで構成されており、ブラウンを基調としたシックで落ち着いた空間を演出しています。ラウンジとバーカウンターでは、トレンドを取り入れたオリジナルカクテルが人気です。シェフの腕前は海外セレブたちのお墨付き!「Salt grill&tapas bar」のオーナーシェフは、ハリウッドスターや元大統領の晩餐会などで有名セレブ達の舌を魅了させる、オーストラリア出身のルーク・マンガン氏。彼は経営者としての顔以外にも、調味料などのオリジナルブランドの商品化、さらには料理に関する書籍も数多く出版するなど多方面で活躍中。厳選食材を使用した本格派のグリル&タパス料理を提供したという思いから、新業態の日本1号店として銀座にお店をオープンさせました。最上級ビーフから最新のオーストラリア料理まで「Salt grill&tapas bar」では、ここでしか食べることのできないオーストラリア産の「プレミアムパスチャーフェッドビーフ "ピナクル"」を使用したメニューを提供しています。このビーフは栄養価の高い植物で飼育した牧草牛になり、中でも「ピナクル」に分類されるものは全体の5%のみとなります。低脂肪・低コレステロールでありながらも、肉本来の旨みがぎゅっと詰まった自慢の一品です。魅力的なワインセラーには390本のワインが目白押しラウンジの入口には390本収納可能なワインセラーがあり、お客さんの目を引きます。オーストラリア産をはじめ、日本・イタリア・フランスなど、あらゆる国のワインを堪能できるのも魅力的。数々のカクテルコンペティションで日本代表に選ばれた経験を持つバーテンダー櫻井将人氏の監修による、6種類のオリジナルカクテルと、3種類のノンアルコールカクテルもメニューに含まれているので、アルコールが苦手な人でも楽しむことができます。シーン別で選ぶことのできる4エリア構成の店内最上級ビーフを使用したグリル料理はもちろん、気軽に食べることのできるタパス料理も豊富なラインナップです。インパクトのあるバーカウンターや、ゆったりくつろぐことのできるソファーラウンジなど、その時のシーンによってエリアを選ぶことができるのも嬉しいポイント。上品でありながらも、カジュアルさを残した店内だからこそ気兼ねなくお店に足を運ぶことができる、そんな空間を目指しています。東京メトロ銀座線、丸の内線、日比谷線の銀座駅A3出口より徒歩2分、GINZA SIXの6階にある「Salt grill&tapas bar」。JR有楽町駅からも徒歩10分で行くことができる好立地です。オーストラリア出身のスターシェフがこだわり抜いた食材を使用した、絶品オーストラリア料理とワインの数々。一度訪れたらクセになるお店です。スポット情報スポット名:Salt grill & tapas bar by Luke Mangan住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F電話番号:03-6264-5402
2018年04月27日温もりのある家にいるような空間でフランス料理を東京・新富町駅すぐの場所に、フランス料理をいただける「Maison Michel(メゾン ミッシェル)」があります。その立地を生かし、築地から仕入れる新鮮な魚介を使った料理をいただくことができます。16席ある店内は、まるで友人の家に招かれたような雰囲気。シェフが調理する姿が見えるオープンキッチンも魅力的です。本場で修行したシェフが作る本格フレンチを気軽にフランスで腕を磨いたシェフが創り出す料理の数々は、どれも逸品。魚料理店で板前として働いた経験もあり、魚介を見る目は本物です。フランス語で“家”という意味の「Maison」。店名には、友人の家を訪ねるように気軽にフレンチを楽しんでもらいたいという気持ちが込められています。磯の香りを最後まで味わう「サザエの壺焼き」シンプルで温かみのある料理を大切にしているこちらのお店では、シェフがパリで食べたフランス料理に、日本の食材を上手に掛け合わせています。「サザエの壺焼き」は、シェフが作る特製スープにより磯の香りを最後まで堪能できます。和の素材であるサザエを、スプーンを使ってフレンチらしくいただきましょう。「築地の新鮮魚介を使ったブイヤベース」は絶品「築地の新鮮魚介を使ったブイヤベース」はお店イチオシのメニューで、その名の通り築地で仕入れる新鮮な魚介がふんだんに使われています。「Maison Michel」を訪れたならぜひ食べていただきたい一品。香ばしく焼いた魚介に、特製ブイヤベースをかけていただきましょう。心も体も温まります。コース料理もあり、予算に応じて選べるのも嬉しいポイント。お肉料理も産地にこだわり、契約農家から仕入れる野菜も新鮮でおいしく魅力的です。100種類ものボトルワインが並ぶワインセラーは圧巻木の温もり溢れる店内で、ひときわ存在感がある石造りの壁に囲まれたワインセラー。そこには、100種類ものボトルワインが貯蔵されています。温度によっても味わいが変わってくるワイン。料理に合うおすすめのワインをシェフに尋ねてみてはいかがでしょうか。グラスワインも提供しているので、少しずつ楽しむのもおすすめです。東京メトロ有楽町線「新富町駅」7番出口より徒歩2分とアクセスの良さも魅力です。日本の食材を使った本格フランス料理を、「Maison Michel」でご堪能ください。スポット情報スポット名:Maison Michel住所:東京都中央区入船3-1-13 Centervillage築地2F電話番号:03-5244-9345
2018年02月02日三笠会館本館を担う、正統派フレンチ銀座の並木通りに存在感を放つ「三笠会館 本店」は創業90年を迎えます。その2階に店舗を構えるのが、今回紹介する「フランス料理 榛名」です。ゆったりと落ち着いた雰囲気の店内には、ステンドグラスからやわらかい光りが差し込み、ラグジュアリーな空間を演出しています。シェフが誇るスペシャリテ「ガルグイユ」この店の代表作である「ガルグイユ」は、シェフによって厳選された20種以上の野菜が使う彩り豊かで、見た目も楽しめると大好評のプレートです。1つ1つの料理へのこだわりを、丁寧に説明してくれます。中には名前を聞いたこともない珍しい、食べたことがない野菜が見つかるかもしれません。ジューシーなランプ肉の旨味をまるごと味わう本日のメインは「若牛のランプ肉のロティ」。ジューシーなランプ肉の旨味に、ホロ苦のノワゼットソースが合います。若牛をじっくりと時間をかけてローストしているので、お肉の柔らかさは絶妙! 家では絶対に真似出来ない、フレンチシェフの技が素材の美味しさを引き立てます。記念日に華を添えるアニバーサリーケーキ大切な人と訪れる際に事前にお願いしたいアニバーサリーケーキは、お店の自家製ホールケーキとなっています。運ばれてきたケーキの美味しさに相手の人はきっと感動するはず。スタッフの優しいおもてなしに、更に素敵な時間を過ごせそうな予感がします。ワインセラーも併設。優雅な時間が流れる大人空間ワインセラーを併設しており、ヴィンテージワインも取り揃えています。悩んだ時はソムリエに相談してみてください。料理に合う至極の1杯をお勧めしてくれるはず。東京メトロ各線「銀座駅」徒歩2分、JR山手線「有楽町駅」徒歩5分。銀座の並木通りに、鮮やかなグリーンと赤色が目に入ります。優雅な大人時間を「榛名」で過ごしませんか?スポット情報スポット名:フランス料理 榛名住所:東京都中央区銀座5-5-17-2F電話番号:03-3289-5669
2017年11月27日銀座の夜景と巨大なワインセラーがお出迎え「CHINESE CUISINE SON(チャイニーズ キュイジーヌ ソン)」は、東京・銀座に店舗を構える本格中華料理店。都会の中心に在りながらも落ち着く空間で、真心のこもったおもてなしが待っています。店内に入るとすぐに大きなワインセラーがお出迎え。少し敷居が高いように感じられますが、カウンター席もあるので、一人でもゆったりワインを楽しめます。広く取ったテーブル席ではゆったりとした雰囲気、大きな窓から望む銀座の夜景、青いテーブルクロスが美しいデートにもぴったりのお店です。ワインにもこだわりを見せる、ヌーベルシノワのお店1980年代頃から始まった、「ヌーベルシノワ」。新しい中華料理という意味の造語です。中華料理は、脂っぽく大衆的なイメージでしたが、「ヌーベルシノワ」では中華料理を西洋風のコース料理で楽しむ新しいスタイルが採用されました。お店が目指す「ヌーベルシノワ」は、中華とワインの出会いにあります。150種の中からお気に入りのワインを見つけて、料理と会話を楽しむ至福のひとときを過ごせるでしょう。さらに、料理を舌だけでなく目でも楽しませる工夫が凝らされています。常に努力を惜しまない料理人のこだわりがあるお店です。柔らかくなるまで煮込んだ「フカヒレの姿煮」高級食材をふんだんに使用した「フカヒレの姿煮」は、コラーゲンたっぷりでお店自慢のメニューです。餡のスープがまろやかな口当たりで、柔らかいフカヒレによく絡みます。食材は厳選して仕入れ、注文ごとに丁寧に調理しています。お店自慢の豊富なワインにも、シャンパンなどお酒との相性もバッチリです。味も食感もいい「特選おこげのホタテのせ」新鮮なホタテとおこげのバランスが絶妙な「特選おこげのホタテのせ」。厳選したホタテは、ふっくらとした弾力のある貝柱を丸ごと使用しています。しっかり焦げ目を付けたおこげの食感と、柔らかく甘みのあるホタテがおいしい一皿です。コースだけではない! アラカルトも魅力の中華料理店天然素材の調味料だけを使用した中華料理の数々は、ランチコースやディナーコースだけではなく、150種のワインと一緒にアラカルトでもじっくり味わえるお店です。枠にとらわれることのない中華料理を目指すお店では、さまざまな手法で野菜中心の食材を調理します。真心込めた料理と豊富なワインに、何度も足を運びたくなるお店です。「CHINESE CUISINE SON」は、東京メトロ銀座線「銀座駅」A2出口から徒歩2分、銀座5丁目交差点を北上した場所にあります。女性に人気の優しい味付けの本格中華料理と豊富なワインで、新しい中華料理の楽しみ方をしませんか?スポット情報スポット名:CHINESE CUISINE SON住所:〒104-0061東京都中央区銀座6-8-3 銀座尾張町TOWER 9F電話番号:03-3573-2222
2017年11月18日ヨーロッパのワインセラーをイメージ渋谷と言えば若者の街の代名詞ですが、「ビストロ ボルドー」は中心エリアの反対側。落ち着きのある西側エリアに位置しています。通りから少し奥まったところにある入り口がレンガ造りの外観は、ヨーロッパのワインセラーをイメージしたもの。店内も重厚な木を基調とした落ち着いた雰囲気で、棚には多くのワインが所狭しと並んでいます。ワインは常時350種類を用意この店がオープンしたのは1970年、大阪で万博が開催された年です。「ボルドー」とはフランスの南西部に位置する世界有数のワインの産地。オープン当時は、ワインは日本ではまだまだ一般的でなく、知られているワインといえばボルドーくらいしかなかったことから、店名をボルドーと名付けたと言います。店名が示す通り、ワインにはかなりのこだわりがありフランスワインを中心に常時350種類を用意。ヴィンテージワインの品揃えも豊富です。赤ワインにも合う一品「鮎のコンフィ」メニューはディナーコースのほか、ワインにあうアラカルトが充実しています。グランドメニューに加えて、季節ごとのおすすめメニューもあります。「鮎のコンフィ」もそのひとつ。木曽川の鮎をオリーブオイルで煮込んだもので、低温でじっくり煮込んでいるので骨まで柔らかいのが特徴です。魚料理というと白ワインが合うと言われていますが、白ワインよりもブルゴーニュ産の赤ワイン「ピノ・ノワール」に合う味わいだそうです。インスタ映えもバッチリ! 「大山地鶏の短剣焼き」仔牛、鴨、うずら、うさぎ、仔羊などの肉料理も充実しており、ステーキをはじめロースト、煮込み料理などさまざまなメニューを楽しめます。「大山地鶏の短剣焼き」は、短剣に見立てた串に大山地鶏を刺し、直火であぶった豪快な料理。テーブルには炎であぶった状態で提供されるため、思わず歓声が上がります。オーナーのワインに対する愛情が伝わるお店お店のワインセラーにあるワインは、オーナー自らあらゆるワインを試飲して選び抜いた逸品ばかり。合成保存料を最小限に抑えた高品質のワインを取り揃えています。料理はワインを楽しむためのものであり、また、ワインは料理を引き立てる役割をする、と考えるオーナー。ワインと料理の関係を大切にしているオーナーのこだわりが伝わってくるような、ワイン好きにはたまらないお店です。「ビストロ ボルドー」は、JR各線・東京メトロ各線「渋谷駅」から徒歩約10分。13Aの出口からすぐのアクセスです。ワインの普及とともに歩んできた歴史がある古き良きビストロ。ワイン通の人もそうでない人も、ぜひ本物のワインを味わってみてください。スポット情報スポット名:ビストロ ボルドー住所:東京都渋谷区渋谷1-15-16電話番号:03-3400-5949
2017年11月09日ワインセラーがある居酒屋で料理を味わおう札幌・円山公園エリアにある「炭焼きとワイン 円山すだち」は、料理とワインが楽しめる居酒屋です。入口を開けると、店内は大きなカウンターがあり、奥には4人掛けテーブルが2つと個室が1つあります。清潔感のあるお店には、店主自慢のワインセラーがあります。ワインは、味も種類も様々。食べる料理に合わせてワインを探すことができるのも魅力の一つです。お店の場所と店主の出身地が店名になっていた!こちらのお店は、2016年10月にオープンしました。店名はお店のエリア名である円山と、店主の出身地である徳島県の名産品「すだち」が由来です。店内は落ち着いた雰囲気でジャズが流れているのが特徴。一人でも気軽に入りやすく、ゆっくりと食事を味わえるのでつい長居したくなります。お店は深夜26:00まで営業しているので、終電帰りにも立ち寄れるのもうれしいポイントです。トマトと梅酒のコラボレーションにハマる人続出!お店に着いて、最初に頼んでほしい料理が、「フルーツトマトの梅酒漬け」です。梅酒のジュレがトマトの甘さを引き立てています。料理を一口食べると、口当たりが良く爽やかな味わいが広がり、トマトと梅酒の相性も抜群です。グラスの器に入っている見た目もきれいで、つい写真を撮りたくなるでしょう。SNSで投稿した時も写真映えするメニューです。素材の味を引き出した料理をワインと一緒に味わう!お店ではお酒に合う前菜が色々ありますが、一押しメニューは「生ハムとアボカド オリーブ醤油ドレッシング掛け」です。味付けをあえてシンプルにすることで、素材本来の味を引き出しています。店内にあるワインセラーには数多くのワインがあり、実際にセラーを見ながら飲みたいワインを選ぶこともできます。種類も味も様々あるので、飲み比べするのも楽しいでしょう。ジャズを聞きながら上質な料理を堪能「炭焼きとワイン 円山すだち」では、大人の落ち着いた雰囲気の中でおいしい料理やお酒を堪能できます。また、日によっては旬の食材を使った料理が出てくることもあります。リーズナブルな価格で上質な料理を味わえるがお店の魅力。普段気軽に立ち寄れるのはもちろんのこと、特別な日に大事な人との食事の場として選んでみてはいかがでしょうか?こちらのお店は、市営地下鉄東西線「円山公園駅」5番出口から徒歩10分程の場所にあります。周辺には「円山児童会館」や、多くのマンションが立ち並ぶ閑静な住宅街です。種類豊富なワインと絶品炭焼き料理を味わいに、ぜひ訪れてみてください。スポット情報スポット名:炭焼とワイン 円山すだち住所:北海道札幌市中央区北1条西23-1-47 円山シャトー桂和 1F電話番号:011-676-9262
2017年10月31日ゆったりとした空間で静かに食事を楽しむ大人の空間町田駅近くにある、おいしい料理とワインが楽しめるビストロ「ビストロ 集」。小田急線沿いにひっそりとたたずんでいるお店で、大きなワインボトルが描かれた看板が目印です。店内に入ると、正面にカウンターが見え、ブラウンを基調とした温かみあるシンプルで落ち着いた大人の空間。広々した個室もあるので、家族はもちろん、会社帰りの食事会や女子会としても利用できます。ワイン好きにはたまらない! ワインセラーがあるお店お店を始めたのは2001年。町田市森野のテナントビルの2階で、約10坪の小さなお店からスタートしました。2013年に現在のお店である町田市中野へ移転。約30坪とスペースが増えたことで作られたのが、念願のワインセラーです。350種類ものワインを楽しむことができる、ワイン好きにはたまらないラインナップが揃い、ワインに惹かれて遠方から足を運ぶお客さんも多いといいます。見た目も美しい! 「秋ナスの冷たいミネストラ」自家製チーズとホッキ貝を添えて作られた人気のスープ「秋ナスの冷たいミネストラ 自家製リコッタチーズとホッキ貝」は、口溶けさわやかであっさり。ホッキ貝の赤がアクセントとなり、その見た目も鮮やかです。それぞれの食材を活かした上品な一品。お店では、料理を引き立てるワインを選んでもらえます。ワインと共に人気料理を堪能してください。旬の新鮮食材を使用したお店オリジナルの一皿シェフのアイデアが光るオリジナル料理「栗のヴルーテ 鶏レバーのモンブラン仕立て」。甘さだけではない奥深い味わい、大人のひと皿となっています。ヴルーテとは、フレンチの基本ソースのひとつで、ルーをブイヨンで溶きのばしたものです。ビジュアルが美しいのはもちろん、その時々の旬の新鮮食材を使用して作られているため、お店に訪れるたびに新しい味に出会うことができます。キラキラと輝くお皿もインパクトがあり、フォトジェニックな一品。フランス産を中心としたワインが300種類以上揃うお店で出される料理は、どれも旬の新鮮野菜や世界各地の厳選した食材を使い、手間隙をかけて作り上げられた最高の一皿になっています。さらに、フランス産を中心としたワインは常時350種類ほど揃えてあり、料理にあったワインを最高の状態で楽しむことができます。ランチやディナーには、ドリンクが付いたコース料理もあるので、デートや記念日にもおすすめ。「ビストロ 集」は、小田急小田原線「町田駅」北口徒歩5分。広々としたワインセラーの中からお気に入りの1本を見つけて、おいしい料理と共に大人の時間を楽しみましょう。スポット情報スポット名:ビストロ 集住所:東京都町田市中町1-18-14 きよかわビル2F電話番号:042-722-3073
2017年10月27日匠が育てる貴重な薩摩牛の、奇跡の部位その肉質と脂のきめ細やかさで高い評価を得ているものの、生産量の少なさから希少価値の高い薩摩牛。その薩摩牛を焼肉でおいしくいただけるのが、「薩摩 牛の蔵 梅新店」です。店名にも薩摩の文字が入っていることから分かる通り、その薩摩牛へのこだわりは並大抵のものではありません。薩摩牛の中でも希少なA5ランク肉のうち、BMS(脂肪交雑基準)10以上の肉を提供するというこのお店。基準を満たすものはわずか4%という、幻の肉を堪能できます。高級感あふれる店内はワインセラーがお出迎え提供される薩摩牛の質にふさわしく、お店の雰囲気は高級感あふれるもの。エントランスから眺める壁は一面のワインセラーとなっていて、ワイン好きの心をくすぐります。全体的に大人のための焼肉店として、シックで落ち着いた空間。テーブル席やお座敷のほか、個室も用意されているので、大切な人とのディナーや接待などにも利用できる、ワンランク上のお店です。自慢の薩摩牛を余すところなく堪能できる「牛の蔵盛」牛の蔵定番の極上焼肉を余すところなく堪能したいのであれば「牛の蔵盛」がおすすめです。4%の奇跡と言われる薩摩牛を、カルビ、ロース、ハラミなど定番の部位をとりまぜていただくことができます。特に赤身の旨味と舌の上でとろける脂は、他の牛肉では味わえない薩摩牛ならではのもの。お好みの焼き加減で、お好みのワインと組み合わせて、じっくりと楽しめる最上級のお肉です。蔵元が一貫体制で造り上げた芸術的な薩摩牛牛の蔵で提供される薩摩牛は、ただ質が高いだけではありません。日本酒になぞらえて「蔵元」と呼ばれる飼育家が、仔牛から出荷されるまでの1年半を一貫体制で飼育した、こだわりの肉です。飼育方法だけでなく、飼料から繁殖、肥育、そして食肉加工にいたるまでをグループ会社で管理することで、安定舌品質の牛肉を、安全に提供することができています。そのこだわりは牛の蔵で提供されるすべての肉に生かされています。大人のための焼肉店で、贅沢な時間を過ごそう店舗づくりから提供される肉まで、こだわりにこだわり抜いて作られている、薩摩 牛の蔵 梅新店。細部に至るまで上質な空間は、落ち着いた大人が贅沢な時間を過ごすための工夫がこらされています。いつもとは違ったお肉を、いつもとは違った雰囲気の中で美味しくいただきたいという方にぴったりのこのお店。特別なお肉と特別なワインで、特別な時間を彩るにはうってつけです。「薩摩 牛の蔵 梅新店」は、地下鉄御堂筋線淀屋橋駅1番出口とJR東西線北新地駅東口から、それぞれ徒歩5分。梅新南交差点のすぐ横にあります。席数は104席と大きいですが、個室をご利用の際には早めの予約をおすすめします。スポット情報スポット名:薩摩 牛の蔵 梅新店住所:大阪府大阪市北区西天満2-10-2幸田ビル2F電話番号:06-6312-8888
2017年09月22日デバイスタイルマーケティングから、このたび「deviceSTYLE(デバイスタイル)」ワインセラーの新ラインナップとして、コンプレッサー式30本収納用ワインセラー『CD-30W』が12月16日(金)より販売開始されます。コンプレッサー式30本収納用ワインセラー『CD-30W』「deviceSTYLE」は昨年より、18本用スタイリッシュワインセラー『CE-18W』、加温機能付きツインルームワインセラー『WE-18W』、同じく加温機能装備の28本用ワインセラー『WE-28W』、スリムタワー型ワインセラー『CD-7X』と立て続けにペルチェ冷却方式の小型ワインセラーをリリースしてきました。そして今回、更なるラインナップの拡充のために発売されたのが、コンプレッサー式30本収納用ワインセラー『CD-30W』です。『CD-30W』は冷却装置にコンプレッサーを使用しているため強い冷却力を持ち、また、92L/最大33本収納(※)という広い庫内を実現する一方で、幅513mm/奥行き498mmとコンパクトで設置性にも優れています。エントリーユーザーから買い替えを検討中の人まで、幅広く手軽に使えるワインセラーです。(※) 標準的なボルドー対応の場合主な特徴・最大33本収納コンパクトながら92Lの広い庫内・コンプレッサー冷却強い冷却力で夏場でも安心・コンパクト設計幅513mm、奥行き498mmで省スペース・スラント(斜め)収納対応最下段にはボトルを斜めにして収納可能製品仕様型名:CD-30W収納本数:30本(最大33本)定格内容量:92L外形寸法:513mm(幅)、498mm(奥行き)、812mm(高さ)本体質量:35.5kg電源コード長:約2m定格消費電力:75W定格電圧/周波数:AC100V50/60Hz冷却方式:コンプレサー方式使用環境温度:10~38℃庫内温度設定範囲:6~18℃<付属品>ワイン棚(大)4枚、ワイン棚(小)2枚、取扱説明書URL
2016年12月15日「魔法のパンツ」をキャッチコピーにレディス用ストレッチパンツ専門店「B-Three」を展開するバリュープランニング。このブランドをご存じない男性でも、ショッピングモールなどで前傾姿勢の下半身マネキンが並んでスリムなパンツをはいているディスプレイは記憶にあるのではないだろうか。伸縮性と肌触り、シルエットにこだわった機能性パンツに特化する戦略で日本国内はもとより海外まで進出する同社は、一昨年にメンズ用ストレッチパンツ専門店「ビースリーMEN」の第1号店を神戸三ノ宮にオープンさせた。そこでのインパクトあるディスプレイとして、iPadと連携したクラウド型のデジタルサイネージ「ビジュアモール クイックサイネージ」(以下、クイックサイネージ)を導入した。同社がクラウド型のデジタルサイネージを導入した背景は、以下の動画のようなものだ。○ワインセラーをイメージさせる「パンツセラー」で機能性をアピール「ビースリーMEN」にデジタルサイネージを採用した経緯を広報PR担当の境祥子氏は次のように語る。「オープン当初はレディス店と同じ明るい店舗デザインを採用していましたが、お客様のご意見を取り入れて店舗の空間デザインを大幅に変更しました。新しいコンセプトはワインセラーをイメージした『パンツセラー』です。樽に詰められて何年も熟成されるワインのように、当社の製品も素材や製法にこだわってつくる特別な一品なのだというメッセージを込めています」(境氏)少し照明を落とした店内に入ると、壁一面にワインセラーのごとく筒状の商品が“貯蔵”されている。これはシリンダーパッケージと呼ぶ同社オリジナルの収納で、パンツを反物のように一着ずつ丸めて透明のパッケージに収め、それをワインボトルに見立てて棚に収納しているのだ。こうした特別な空間をアピールする店頭のアイキャッチとしてデジタルサイネージの採用が決まった。レディス店にはない初めての取り組みだった。「将来、デジタルサイネージを多店舗展開することを考え、コンテンツの差し替えを本部から一括で操作できるクラウド型の製品に絞って検討しました。多くの小売店に導入されている定番のデジタルサイネージ専用機を検証したところ、操作性に難点があり採用を見送りました。店舗スタッフはパソコンの操作に慣れている人とは限りません。毎日の開店準備でサイネージの設定に手間取るようでは長続きしませんし、店舗スタッフには接客のプロとして本来の業務に専念してほしいという思いもありました」と語るのは、デジタルサイネージの導入を担当したシステム管理課 次長の三室俊介氏だ。大型ディスプレイにWindows OSが組み込まれたその専用機では、電源投入後にWindowsが立ち上がるので、そこからサイネージ用アプリケーションを起動してコンテンツの全画面表示に切り替えるという操作手順をきちんと教育しなければ使いこなせない。また、本部からコンテンツを配信するアプリケーションは別売で、どのアプリケーションも一定のITリテラシーを要求する難易度の高い製品だった。○誰でもマニュアルなしに操作できる「ビジュアモール クイックサイネージ」そんな時にソフトバンクテレコムからリリースされたクラウド型デジタルサイネージ製品「ビジュアモール クイックサイネージ」(以下、クイックサイネージ)は、三室氏の求めていた容易な操作性が実現されていたという。「当社ではiPadを導入して営業ツールや接客ツールに利用しており、ソフトバンクテレコムから同じ製品シリーズの『ビジュアモール スマートカタログ』というクラウド型コンテンツ配信アプリを使ったことがあり非常に使いやすかったのです。クイックサイネージも直感的な操作でコンテンツの配信設定が可能で特別なスキルを必要としません。また店頭では、iPadをコントローラとして利用し、iPadと大型ディスプレイをHDMIケーブルで接続してあるので、店頭スタッフはiPadと大型ディスプレイの電源を入れるだけでサイネージの再生が始まります」(三室氏)マネキンと一体化した大型ディスプレイには背後にiPadを設置する専用什器を用意して、リニューアルオープン時からアイキャッチとして稼働させている。その効果については「何のショップだろうと不思議がって立ち寄るお客様が増えています」(三室氏)と狙いどおりの効果を発揮しているようだ。店頭の奇抜なサイネージで通行人の足を止めさせ、一歩店内に入ればワインセラーを模した商品陳列がさらに顧客の好奇心を掻き立てる。こうした2段階のサプライズは同社の新たな店舗スタイルとして全国のメンズ店に展開されていく予定だという。アイディアマンで知られる同社の井元憲生社長は「アパレル否定型アパレル」を標榜して次々と新しい販売手法を取り入れてきた。同社のアイコンともいうべき下半身マネキンは海外の映画ポスターをヒントに井元社長が発案した特注品。店舗内に商品を平積みせず、シリンダーパッケージに収納して壁面に並べるスタイルも同社のオリジナルだ。今回メンズ店に導入したデジタルサイネージをレディス店に展開する際には、「新たなサイネージ手法を開発しますから期待していてください」(三室氏)とのことだ。クイックサイネージはサイネージ専用ディスプレイが不要で、汎用的な大型ディスプレイに投影できるほか、iPad単体でのサイネージにも対応しているため、初期コストを抑制できる。管理用アプリはWebアプリとして提供されるのでインターネットにつながるパソコンさえあればよい。既存製品に比べて初期コストを下げられたのも「クイックサイネージ」を採用した理由だと三室氏は語る。○おもてなし研究所で自社制作した動画配信をiPadで配信同社の店舗にはプロ・フィッターと呼ばれる接客スタッフが配置されている。彼女たちはファッション性だけではなく製品の機能性をアピールする必要があるため、素材や製法といった深い知識を必要とされる。また接客態度にも同社独自の気配りがある。「シリンダーパッケージを採用したのは、筒形の形状であれば必然的に両手で商品をお客様にお渡しすることになり、よりていねいな接客が生まれるという理由もあります。特別な商品を、特別な経験を通じて購入していただくため、それに見合った接客が求められるのです」と境氏は語る。こうした接客ノウハウを全国のプロ・フィッターに浸透させるため、同社では「おもてなし研究所」の設立準備を進めている。ここでは同社が理想と考える接客を研究するとともに、それを自社で動画撮影して全国店舗に配信するために自社スタジオも用意するという。「接客ノウハウの動画は、デジタルサイネージと同様にiPadのネットワーク機能を活用した会議システムで配信する計画です」と三室氏は今後のiPad活用の構想を語る。アパレル企業である同社がそうであるように、小売業界ではICTエンジニアを雇用せず「パソコンの得意な人」がシステム関連の業務を兼任することは多い。三室氏もファッション業界のキャリアを持ちICTの専門家ではないそうだ。そうした社内環境では複雑な操作や専用機材の設置を省略できるiPadソリューションやクラウド型サービスの導入で手軽にICT活用が実現するようだ。
2015年01月15日デバイスタイルは、ツインルームワインセラー「CD-40」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は110,000円前後(税別)。CD-40は、左右に独立した2つの保冷室を持つツインルームワインセラー。6~18°Cの範囲で温度設定が可能で、ワインだけでなく、ソフトドリンクの冷却や保存など幅広く利用できる。それぞれの保冷室は1°C刻みで温度設定が可能となっており、デジタル式の温度表示も左右で独立。適した温度が異なる赤ワインと白ワインも、1台のワインセラーで手軽に保存することができる。温度管理と省エネ性能を考慮し、扉には保温効果の高いペアガラスを使用。また、庫内灯にはLEDを採用している。定格内容積は132Lで、ボルドータイプ(750mL)の場合、最大40本まで収納することが可能だ。本体サイズはW570×D620×H865mmで、質量は約49.6kg。冷却方式はコンプレッサー方式で、定格消費電力は130W。
2014年12月09日熟年のお父さんのムードが漂う「晩酌(ばんしゃく)」という言葉の響き。でも、一日の疲れを流し去るおいしいお酒とのひと時は、独身男性をもトリコにしているようです。“中食”ブームも手伝って、いわゆる“家飲み”“一人飲み”が人気を集める中、自由な晩酌スタイルを楽しむ方も増えているのではないでしょうか?人によってはこだわりの晩酌スタイルもあるでしょう。特に気になる働き盛りの独身男性の晩酌スタイルはどんなものなのか。ちょっと覗いてみたくなり、マイナビニュース会員30代独身男性に「晩酌事情」について聞いてみました。■晩酌をするのは週末が多い?Q.あなたは普段、「晩酌」をしていますか?晩酌を「している」と回答した人が31.6%(73名)、「していない」と回答した人が68.4%(158名)という結果になりました。「している」人が約3分の1です。近年、“アルコール離れ”と言われていますが、それが結果にも現れているようです。Q.「晩酌」の頻度について教えてください。・週末…………43.8%(32名)・毎日…………35.6%(26名)・月に10回未満…………13.7%(10名)・平日…………6.8%(5名)回答では「週末」と回答した方が多いようです。お酒を片手に、時間を気にせず、ゆっくりくつろぐ様子が伝わってきます。さらに「毎日」という、晩酌ヘビーユーザーに対して、「月に数回」とピンポイントで楽しむ方もいて、たしなみ方は様々でした。■やっぱり人気はビールと意外なワインQ.普段どのようなお酒を飲みますか?(複数回答可)・ビール:79.5%(58名)・ワイン:30.1%(22名)・焼酎:24.7%(18名)・リキュール:13.7%(10名)・ウイスキー:13.7%(10名)・日本酒:11.0%(8名)・その他:5.5%(4名)やはりビールが圧倒的な一番人気となりました。続いてワイン。健康志向とともに、手頃な価格で手に入るようになったことも背景にあるのかもしれません。ワインについては次の質問でもう少しくわしく聞いてみました。Q.あなたの自宅には、ワインセラーを備えていますか?普段ワインを良く飲むという22名にワインセラーの有無を聞いたところ、「備えていない」20名でしたが、「小規模な設備を備えている」という方が2名存在するという結果になりました。30代独身男性のなかには、やはりこだわりがある方もいるようです。Q.あなたの自宅にある冷蔵庫には、予備のビールが常備されていますか?「常に予備が常備されている」は41.4%(24名)、ですが、「無くなったら買いに行く」22.4%(13名)も常備組と考えられるでしょう。また、「予備は常備していない」25.9%(15名)という方々は、「毎日購入する」10.3% (6名)というタイプと購入姿勢が似ているようです。“常備する・しない”の割合は、約半々で、これは日頃の買い物スタイルにも共通していそうです。Q.晩酌をする際に、最もよく食べるおつまみは何ですか?・一品料理:46.6%(34名)・お菓子:27.4%(20名)・何も食べない:9.6%(7名)・スイーツ:5.5%(4名)・麺類:2.7%(2名)・その他:8.2%(6名)晩酌を彩る“おつまみ”。やはり軽いものが人気のようです。しかし、「麺類」(2名)というガッツリ派も見逃せません。働き盛りはエネルギーの摂取が必須ということの表れでしょうか。しかし反面、「何も食べない」という方も約1割を占めています。30代独身男性の晩酌事情はいかがでしたでしょうか?皆さんそれぞれ、晩酌スタイルを楽しんでいるようですね。心と体を癒やす、ささやかなるプチ行事。どうぞ今夜もいいお酒を。(文・エスタイル)調査時期: 2013年3月15日~4月3日調査対象: マイナビニュース会員(30代未婚男性限定)調査対象数: 231名調査方法: 回答者限定ログイン式アンケート
2013年06月07日銘柄を伏せたワインを口に含み味わって、その銘柄を当てる。あるいは味を評価する。ブラインド・テイスティングといいますが、これはどれほど当たるものなのでしょうか。漫画やドラマには「年」までピタリと当てる「神のような舌」を持つ人物が登場します。本当にそんなに当たるものなんでしょうか。筆者などは疑い深い懐疑的な人間ですので「そんなもの分かるもんか」などと思うわけですが。「おいしいワイン」なら確実に分かるのでしょうか。■阿鼻(あび)叫喚の1976年「パリ決戦」!ワイン好きの間では有名な話ですが、かつてフランス産ワインとカリフォルニア産ワインがブラインド・テイスティングで激突したことがありました。当時はアメリカ独立200周年。その記念イベントとして「最近なかなか頑張ってるらしいカリフォルニアワインというのを味見してあげようじゃないか」みたいな趣旨だったのです(ちょっとうがち過ぎかも)。●赤白10本を、カリフォルニアワイン、フランスワインから出して、審査員にブラインド・テイスティングさせる。その上で20点法で評価させる。●カリフォルニアワインは赤白とも6本ずつ。フランスワインは4本ずつ。●ブドウの品種をそろえる。赤はカベルネ・ソーヴィニヨン。白はシャルドネ。審査員がまた権威のある人ばかりでした。著名レストランのオーナー、ワイン雑誌の編集長、著名ワイナリーのオーナーなど9人。錚々(そうそう)たるメンバーです。なにせ、あの有名レストラン『タイユヴァン』のオーナー、AOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)の統括検査員まで含まれていたのです。傑作なのは、このイベントのパブリシティーをフランスの有力マスコミが拒否したことです。つまり「圧勝に決まっているので取材するようなニュースバリューはない」ってわけです。そして……!結果は赤白ともカリフォルニアワインの圧勝だったのです!!赤ワイン第1位(米)スタッグス・リープ・ワインセラーズ1973第2位(仏)シャトー・ムートン・ロートシルト1970第3位(仏)シャトー・オー・ブリオン1970第4位(米)シャトー・モンローズ1970第5位(米)リッジ・モンテベッロ1971白ワイン部門第1位(米)シャトー・モンテリーナ1973第2位(仏)ムルソー・シャルム1973/ドメーヌ・ルーロ第3位(米)シャローン1973第4位(米)スプリング・マウンテン1973第5位(仏)ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ/J・ドルーアン当時カリフォルニアワインは、フランスワインの1/4の価格で取引されるような状況でした。しかし、この結果で「権威」は木っ端みじんに打ち砕かれたのです。審査員の中には、自分の採点表を取り返そうとする者、点数を書き変えようとする者まで出ました。その上、フランスワインがその価値を発揮するには「熟成期間」が必要だなどといい出す始末。往生際が悪いというか大爆笑です。そこで10年後の「1986年に再戦だ!」ということになりました。■抱腹絶倒の1986年「ニューヨーク決戦」!結論からいえば、1986年のニューヨーク決戦でもフランスは赤っ恥をかきました。審査員はフランス人ばかり。その上、ルールもフランス人が決めた「前回と同じ銘柄の同ヴィンテージに限定。そして赤ワインのみで勝負」というもの。フランスの赤ワインは「10年間の熟成を経ればカリフォルニアワインなどとは比べ物にならない」というわけです。ところが結果は、米国産カリフォルニアワインのワンツーフィニッシュでした。●リターンマッチ採点結果第1位(米)クロ・デュ・ヴァル1972第2位(米)リッジ・モンテベッロ1971第3位(仏)シャトー・モンローズ1970第4位(仏)レオヴィル・ラスカーズ1971第5位(仏)ムートン1970第6位(米)スタッグス・リープ・ワインセラーズ1973第7位(米)ハイツワインセラーズ・マーサズヴィンヤード1970第8位(米)マヤカマス1971(仏)オー・ブリオン「大笑い」です。……実は2006年に30年アニバーサリーの第3回決戦があったのです。■諦観続出の第3回大会3回目はイギリスのロンドンとアメリカのナパバレー(カリフォルニアのワインの産地として有名)に分かれて行われました。結論だけ書きますが、3回目も「フランス勢はガッカリ」でした。なんと赤ワインは、第1位から第5位までカリフォルニアワインが占める結果となったのです。第1位(米)リッジ・モンテベッロ1971第2位(米)スタッグス・リープ・ワインセラーズ1973第3位(米)ハイツワインセラーズ・マーサズヴィンヤード1970第4位(米)マヤカマス1971第5位(米)クロ・デュ・ヴァル1972■ブラインド・テイスティングはおそろしい!ことほどさように、ワインのブラインド・テイスティングというのは分からないものなのです。特に銘柄や権威から「素晴らしい」とされているものが本当に「おいしい」かどうかは怪しいものです。ちなみに、目隠しをされると、赤ワインと白ワインを区別することすら難しいんだとか。カリフォルニア大学デービス校の実験では「間違える被験者が続出した」そうです。というわけで、ワインのソムリエというのは大変な職業ではないでしょうか。ブラインド・テイスティングを迫られたらどうするのでしょうね。(高橋モータース@dcp)
2013年03月02日