日本代表の中心選手として2022年のカタールワールドカップでの活躍が期待される遠藤航選手。今でこそ華々しい活躍を見せていますが、幼少期からエリート街道を歩いてきたわけではありません。小学生時代はセレクションに2年連続で不合格、地元でも名の知れた存在ではなかったといいます。そんな遠藤航選手が初の著書「楽しい」から強くなれるプロサッカー選手になるために僕が実現してきたことの中で明かす、夢を叶えるために実行してきたステップを一部抜粋してお届けします。第二回目は、小学生年代でJクラブの育成組織に入れなかった後、プロという夢に近づくために中学でのサッカーの進路を決める時のエピソードをお届けします。(C)中河原 理英<<関連記事:決してエリートではなかった日本代表遠藤航が明かす、大きな夢や目標をかなえるために必要な「考え方」■クラブチームではなく中学部活を選んだわけ僕は昔から、サッカーでも勉強でも、周りが自分よりどれだけできるかではなく、自分がもっとできるようになるにはどうするかにいつも意識が向いていた。そういう性格だから、マリノスのプライマリーやジュニアユースで下部組織入りに失敗した後も、自分がプロ選手という夢に近づくためには、どうしたらいいのかを考えるようになった。結果的に選んだサッカーの続け方は、中学校の部活だった。普通に考えれば、プロクラブの下部組織に入れなかったのなら、せめてレベルの高いアマチュアクラブのユースチームでサッカーを続ける方が無難な選択だ。僕も、入団テストを受けて2つのサッカークラブから合格をもらってはいた。片方は補欠合格だったけど、いちおう、どちらも地元では強いと言われているアマチュアクラブ(町クラブ)だった。それでも、僕には中学のサッカー部のほうがいいように思えた。というのも、神奈川県のトレセン(日本サッカー協会のトレーニングセンター制度)で指導していた先生が、僕の進学する中学校に赴任して監督になったところだったのだ。「南戸塚中学のサッカー部に来ないか?」と、中学校でもサッカーを教えていた南戸塚FCのコーチに誘われもした。実際、小学6年生のときに練習試合の見学に行ってみると、いきなり背番号18のユニフォームを渡されて中学3年生に交じって試合に出してくれた。特別に目立つような選手ではなかった自分を、そこまで買ってくれていた。それが嬉しかった。■遠藤家は、自分のことは自分で決めさせる方針だった部活なら、学校が終わってすぐに練習ができるし、評価してもらえているから試合にもたくさん出られる。自分がトレセンに選ばれる可能性も高まるかもしれないという期待もあった。だから、地元のクラブチームか中学のサッカー部かという重要な決断も、結局は悩んだと言えるほど悩まず、かなり直感的に決めた。親にも相談しなかった。そもそも、両親は自分のことは自分で考えさせる方針で、いつも僕の気持ちや考えを尊重してくれた。サッカーの朝練にしても、他の習い事にしても、たとえ途中で嫌になったとしても無理強いはされなかった。基本的には、なんでも自分で決めなさいというスタンス。父さんからは、「自分で判断するんだ」とよく言われてもいた。■本当に大切なものだから悔いの内容に自分で決める日常生活では、「どっちがいい?」と訊かれると、「決めてもらっていいよ」と答えたりもするから、身近な人たちには優柔不断だと思われているかもしれない。けれど、自分が持っている夢や、その夢を叶えるためのやり方や目標に関しては、昔からスパッと決断できた。両親も、地元の中学校でサッカーを続けるという選択に賛成してくれた。本当に大切なものだから悔いのないように自分で決める。それしかないと思う。
2021年12月21日ドイツ・ブンデスリーガで日本人初の「デュエル勝利数1位」に輝き、2022年のカタールワールドカップでは日本代表の要として活躍が期待される遠藤航選手。今でこそ華々しい活躍を見せていますが、幼少期からエリート街道を歩いてきたわけではありません。小学生時代はセレクションに2年連続で不合格、地元でも名の知れた存在ではなかったといいます。そんな遠藤航選手が初の著書「楽しい」から強くなれるプロサッカー選手になるために僕が実現してきたことの中で明かす、夢を叶えるために実行してきたステップを一部抜粋してお届けします。(C)中河原 理英<<関連記事:ブンデス・デュエル王を育てた「過去と他人を気にするな」の名言。先のビジョンを見据えて逆算できる選手に...遠藤航・父の教育②■中学の時に書いた「目標」が現実になった「僕は未来の自分がサッカー選手になり、プロとして活躍している事、日本代表として活躍している事を期待しています」「世界に通用するDFとしてサッカーを楽しんでいることを期待しています」これは、僕が15歳のときに、未来の自分に投げかけた言葉。中学3年生のとき、10年後の自分に向けて手紙を書くという授業があって、みんなでタイムカプセルに埋めた。真剣に書いたから、25歳のころに「10年後の遠藤航」に宛てた手紙が届いたとき、昔の自分が抱いていた期待のことは覚えていた。あの手紙を書いてから12年後の2020年9月、僕はブンデスリーガで2020‐2021シーズンを迎えた。プロになった当初からの目標が現実になった。10代のころ、香川真司さんや、岡崎慎司さん、長谷部誠さん、内田篤人さんが、ドイツのトップリーグで活躍する姿をテレビで観ながら、僕は自然とブンデスリーガを意識するようになった。でも、将来ブンデスでやれるようになるなんて、サッカーを習い始めた小学生のときはだれも予想していなかったと思う。実際、シュトゥットガルトに加入して最初の3か月間は、全然と言っていいくらい出番がなかった。■大きな目標をかなえるために今何をすべきか、を理解するために必要なこと大きな目標を立てて、それを叶えるために今何をするべきか、身近で小さめの目標に落とし込むこと。僕は昔からそれが得意だった。だからそのときも割り切って、監督が何を求めているのか、先発している選手にあって自分に足りないものは何か、逆に他の選手にはない持ち味をどうやって生かすか、じっと観察しながら、どうすれば自分がチームに貢献できるかを考えた。そしてシーズン半ばに、初先発のチャンスが回ってきた。今思えば、人生でいちばん大切な試合になった。■もしだめでも、またゼロからやればいいだけ与えられたチャンスで結果を出す。その意味では、僕にとってすごく重要な試合だ。アンカーとして力を出し切り、チームの零封勝利に貢献できた90分間、特別に緊張したりはしなかった。やるだけのことをやって準備してきたという自信があった。それに、もしだめでも、またゼロからやればいいだけ。考えてみたら、子どものころからその繰り返しだった。小学校のときも、中学校の部活でも、ユースでも。自分より上手い選手が活躍しているのを見れば、「どうすれば俺も?」と考えたし、「なら、今の自分はこれをやるべきだ」と、逆算していた。■好きだから続けたい、だからやるべきことをやるプロのサッカー選手になりたい。そのために、できる範囲でまず何をすべきなのか。そう考え、もう少し頑張れば超えられそうなハードルを自分で用意しては、1つずつクリアしてきた。好きだから続けたい。楽しいから続けられる。続ければ、もっと楽しくなる。楽しみ続けること。これが基本。続けるためにやるべきことを考える。やるべきことをやる。すごくシンプルだ。でも、その繰り返しが、校庭からドイツのメルセデス・ベンツ・アレーナに僕を連れてきてくれた。この本には、僕がプロサッカー選手になるために大切にしてきたことや、実行してきたさまざまなステップがつまっている。どれも特別なことじゃないかもしれないけど、夢や目標を叶えるための何かのヒントになってくれたらいいなと思う。
2021年12月17日新緑と清流の里を走ろう津山加茂郷フルマラソン全国大会は、2022年4月17日(日)に岡山県津山市で開催します。今回で29回目を迎える大会で、地域の歴史、風土、特産品などを全国に紹介すること、参加者と住民の交流を深めることを目的に開催しています。完全往復コース大会が開催される津山市加茂町は、岡山県の北部に位置し鳥取県に接した町です。同大会は、緑あふれる自然豊かな場所を走ります。例年4月に開催されており、桜の開花時期に重なることも多いイベントです。参加費は7,000円。定員は1,600人を2組に分けてスタートします。制限時間は6時間(10km地点:1時間30分、折り返し地点:3時間)です。大会コースは未公認で加茂町スポーツセンターを発着会場とします。前半は長い上り坂、折り返して後半は下る高低差200m以上もあるタフなコースです。(画像は公式サイトより)【参考】※大会公式サイト
2021年12月02日第一関門は乗り越えた。11月11日、日本代表は『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選・ベトナム戦を1-0でクリア。9・10月と黒星を喫していた2連戦の初戦で無事勝点3を獲得した。次は初戦のリベンジである。アジア最終予選も2巡目、日本は11月16日(火)(日本時間17日(水))・敵地でオマーンと対峙するのだ。3位と4位の直接対決でもあるオマーン戦には、もうひとつのテーマがある。決定力不足解消である。ご存じ通り、3勝2敗・勝点9でグループB3位に付ける日本はわずか4得点に甘んじている。5戦全敗で最下位に沈むベトナムと同じ最少得点だ。4勝1分・勝点13で首位を走るサウジアラビア、3勝1分1敗・勝点10で2位に続くオーストラリアは8得点。サウジ、豪州と同じ3失点で、得点数は半分となれば苦戦を強いられるのは当然である。確かに『W杯』予選は結果がすべて。1-0でも勝てばOKなのは重々承知している。ただ、4試合で10失点喫しているベトナム相手に63%もボールを保持し、14本ものシュートを放ちながら17分の伊東純也のゴールだけでは物足りない。欧州組の大半が飛行機の給油トラブルで合流が遅れ、ほとんどぶっつけ本番で試合に臨んだエクスキューズがあったとしてもだ。1トップの大迫勇也にボールが収まらないのも気になる。2-1のオーストラリア戦と1-0のベトナム戦、4人目まで同じ交代策なのも疑問が残る。モヤモヤした空気が漂う中、森保一監督は11月15日前日会見に出席し、抱負を語った。「初戦で敗戦を喫している相手。アウェイで厳しい戦いになるが、我々は勝点3が掴み取れるよう試合に全力を尽くしたい。負けた相手に次に勝つと言うだけではなく、我々が何を目標にしているか考えないといけない。『W杯』出場権を掴み取るためにタフに粘り強く戦って、次のつなげたいと思う」具体的にどのように戦うのか問われると、指揮官はこう答えた。「明日のオマーン戦は非常に難しい試合になると思うが、ホームであろうがアウェイであろうが、『W杯』に出るために1試合1試合出場権を得るためのトーナメントのつもりで勝ち抜いていく必要がある。メンタルだけでは勝てないが、絶対勝って次につなげる強い気持ちが必要。すでに2敗している中、選手も重圧がかかる中、アグレッシブに勇気を持ってプレーしてくれているので、明日の試合も勇気を持ってプレーしてもらえるよう監督として準備したい」初戦の反省点を改善するのか、前戦と同じ4-3-3の継続性か。選手たちに強調したい点を質問されると、このように返答した。「我々はふたつ準備することがある。前回の対戦を踏まえて我々が修正しないといけないところ。ただ我々が負けたがすべてが悪かったわけではない。できたことは整理して明日の試合に臨みたい。オマーンも最終予選を通して改善を重ねてマイナーチェンジしてきている。我々が上回れるよう整理していきたい。ここ2試合4-3-3でやってきたが、その流れをベースに戦っていきたい。ただシステムは試合が動いていない立ち位置であって、4-3-3であり4-2-3-1にもなり、3-5-3や3-4-3にもなり、試合の流れで臨機応変に可変していけるよう準備していきたい」サウジアラビアが首位を独走する現状をどう見るか聞かれると、次のようにコメントした。「結論を言えば我々はどんな厳しい戦いの中でも『2023カタールW杯』へ出場できると思っている」選手たちも自分たちが置かれた状況を理解している。11月13日~15日に実施されたメディア対応では口々にゴールへのイメージが語られた。伊東純也「自分がエースだと思ったことはない。得点に絡むことは仕事だと思うが、得点を奪うキャラではないと言うか、チャンスメイクで味方がいい位置にいたらそこへしっかりパスを出すことも大事。自分が自分がとはならず、しっかりベストな選択ができればと思う。自分の中の優先順位は縦へいって嫌なところにクロスを入れるのが高い。縦を切られたら中にいくというスタンス。試合に出たらやってやろうという気持ちは変わっていないし、自分が引っ張るという気持ちを出さないといけない」大迫勇也「厚みのある攻撃をしたい。チーム全体で押し込みたいし、それが日本代表の強みだと思うので、厚みある攻撃をして、攻守の切り替え、相手のゴールをどんどん狙う攻撃をしたい。相手のやり方もわかっている、弱点をどんどん突いていきたい。セットプレーも入る時は入るというイメージでやっている。あとはしっかりチームとして狙いどころを定めていく必要がある。蹴る人の質、入る人のタイミングをもっと確認しないといけない。勝点3を取るという気持ちが強すぎる気もする。もっと振り切って、チーム全体として点を取りにいくというシーンがあってもいいかなと感じる部分はある」南野拓実「先制点がすごく重要になるなと。あとどれだけ相手を押し込めるかというのが重要になるし、前回の試合に比べて攻撃細かいミスを減らすのも重要になるかなと思っている。ベトナム戦のように5バックで中盤をケアされた時にどう攻めるのかは、今後も『W杯』予選を突破する上では重要なひとつのポイント。ベトナム戦のゴールはサコ(大迫)くんに当てて僕が追い越してという速い攻撃で3トップが絡んだ。ああいうシーンはひとつの理想的な形。チャンスが全くないわけではないし、とは言えチャンスの数は増やしていきたい。基本的にはウイングがサコくんの裏のスペースを使っていければいいと思うが、個人的には8番の選手が追い越してそのスペースを使うのも効果的だと思う。どちらにせよサコくんが動いてできたスペースはうまく使えていないと思うので、うまく使っていければと思っている」古橋亨梧「代表でやり続けることが大事だし、コミュニケーションを取らないといけない。裏を狙うだけではなく、作る部分でも動き出してはたくなどもしないと。結果はもう少しだと思うので、隙があれば裏を狙う、スペースを見つけてシュートを狙いたい。ゴールに向かう選手をもっと増やしていかなければいけないと思う。僕は相手の嫌なところ、スペースを突いたり、味方と連動して動いたりしなければいけない。どこかに隙はあるので、そこを突いていきたい」堂安律「1対2、2対3で仕掛けているので、ひとりとひとりしかかみ合っていないので、単調な攻撃に終わっている。もっと3人目4人目、いろんな選手が湧き出てくるような攻撃、コンビネーションを見せていきたい。引かれるのは予想されるので、ブロックとGKの間が狭くなるが、そこを質高く狙えるよう意識したい。アジアで1-0で勝っても喜べない。勝利を大前提にエンターテナーとして見る人を楽しませるのも僕らの仕事なので、意識してやりたい。僕が出られれば活を入れるではないけど、刺激を与えたい。勝てばいいけど、勝つだけではだめ」田中碧「僕自身セットプレーをずっと蹴ってきた選手ではないので、何がいいのか何が悪いのかを試行錯誤している。入っていない、チャンスになっていないのは事実。それは自分の蹴るボールのクオリティの低さの責任だと思っている。せっかくセットプレーを取っても、チャンスにならなければ必然的に相手もファールなどを減らさなくてもプレーできてしまう。カウンターを避けながらクオリティの高いボールを蹴られるよう練習します」冨安健洋「セットプレーと言えば、スローインのボールロストが多いので、現代サッカーではスローインもセットプレーのひとつとして考えられる。スローインからサイドチェンジにつなげればチャンスが広がるので、話し合っていきたい。あとはコーナーキック、フリーキック。まずは自分のところにボールがくると信じて100%で飛び込むのがベースなので、それをさぼらず毎回やるというのが大事」日本代表の遠征メンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、権田修一(清水)、谷晃生(湘南)【DF】長友佑都(FC東京)、吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、酒井宏樹(浦和)、谷口彰悟(川崎F)、山根視来(川崎F)、室屋成(ハノーファー/ドイツ)、板倉滉(シャルケ/ドイツ)、中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、旗手怜央(川崎F)、冨安健洋(アーセナル/イングランド)【MF/FW】大迫勇也(神戸)、原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、柴崎岳(レガネス/スペイン)、遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、伊東純也(ヘンク/ドイツ)、浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)、南野拓実(リバプール/イングランド)、古橋亨梧(セルティック/スコットランド)、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、三笘薫(サンジロワーズ/ベルギー)、前田大然(横浜FM)、上田綺世(鹿島)、田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)、堂安律(PSV/オランダ)果たして日本代表がこれまでのうっ憤を晴らす内容と結果を手にすることができるのか、それとも再びオマーンが返り討ちにするのか。『W杯』アジア最終予選・オマーン代表×日本代表は11月16日(火)(日本時間17日(水))・スルタンカブーススポーツコンプレックスでキックオフ。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年11月16日2021年11月7日、アメリカのニューヨークで『ニューヨークシティ・マラソン』が開催されました。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止になったため、2年ぶりの開催。さらに、50回記念の大会ということで、世界中から多くのランナーが参加しました。ひときわ注目を集めた『ランナー』とは?その『ニューヨークシティ・マラソン』で、あるランナーが注目を集めました。沿道の人たちからの大きな声援を受けながら、マラソンコースを駆け抜けたのは…こちらをご覧ください。@seducktivI ran in the NYC Marathon (pt. 2) ##nyc ##newyork ##marathon ##ducks ##run ##fast ##wrinkletheduck ##foryou♬ Soulful Strut - The Young-Holt Unlimited走っていたのは、アヒルのリンクル!!リンクルはTikTokに65万人ものフォロワーをもつ、有名なアヒルです。カスタムメイドの赤いシューズを履いて、颯爽と走るリンクルの姿を見た人たちは大喜び。そばを走っているランナーたちも、思わず笑顔になっています。リンクルの様子は多くのメディアでも取り上げられ、動画にはコメントが殺到しました。・リンクルは『アヒル部門』で優勝だ!・誰か『ロッキー』のテーマをかけてくれ。・本気で走っている姿に、なぜか感動して泣けてきた。・このアヒルはレジェンドだ! View this post on Instagram A post shared by Wrinkle 宙紋✨ (@seducktive) 残念ながらリンクルは途中で疲れてしまい、完走はできなかったようですが、大会をおおいに盛り上げてくれました。ちなみにリンクルのInstagramには、「来年はもっと走れるようになるよ!」とつづられています。2022年の『ニューヨークシティ・マラソン』では、さらにパワーアップしたリンクルの走りが見られるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年11月15日アウェイ2連戦で勝点6の獲得をターゲットにする日本代表に逆風が吹く。『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選・ベトナム戦に向けて準備を進める日本代表だが、不運なアクシデントに見舞われた。11月7日にリーグ戦を消化した欧州組がロシアの空港で給油トラブルのため足止めを余儀なくされ、ベトナム入りが半日ずれ込んだのだ。しかも機内から出ることは叶わず、24時間飛行機に缶詰めに。吉田麻也主将をはじめ、CB冨安健洋やMF守田英正、アタッカーの南野拓実、鎌田大地、伊東純也、古橋亨梧ら11人は11月9日に午前に到着するはずが、深夜に合流。ピッチ上での練習は1日のみ、ほとんどぶっつけ本番で試合に臨まなければならなくなった。さらに言えば11月8日にベトナム入りしたMF遠藤航と田中碧、アタッカー・浅野拓磨と三笘薫ら欧州組7人は日本経由での入国となった。欧州組はかくもタフな移動を強いられているのだ。それでも、森保一監督は前を向く。11月10日に行われた前日会見に出席した指揮官は次のようにコメントした。「昨日欧州からのチャーター機が遅れてしまい、チーム全体の練習ができなくなってしまったが、起こってしまったことは仕方ない。我々が試合に勝っていくために、大きな目標を達成していくためにはこうしたアクシデントを乗り越えていかないといけないと思っているので、しっかりリカバリーして明日の試合に臨みたい。選手たちには想定外のアクシデントはあって当たり前なので、それを乗り越えていこうとポジティブに伝えたい。足止めで機内にとどまらなければいけないのはストレスがかかると思うが、選手からはリラックスしていい休養が取れたと聞いている。チャーター機で来た選手と昨日練習できなかったのは残念だが、月・火と休養に当てられたことはポジティブに捉えている。選手たちにはイライラしたりするのではなく、起こっている現実を受け止めて我々が次へ向けて何ができるかということを働きかけたい」森保監督は合流が遅れた11人も先発の選択肢に入っていると言う。「明日のメンバー選考ではプレーできると考えている。最終的に今日の練習を見て判断したいが、選手たちは日常の所属クラブでのパフォーマンスを見て代表に呼ばれている。コンディションさえ戻してくれれば、日本のために力を発揮してくれると思っている」ベトナムの印象を問われると、森保監督はこのように答えた。「ここ近年非常に強いチームへと成長している印象。アジアでトップクラスだと思う。明日の試合は非常に難しくタフなゲームになると思うが、我々は完全アウェイの中でも勝点3を掴んで『W杯』へ前に進みたいと考えている」最終予選では2連戦の初戦をいずれも落としている課題について質問されると、監督はこう返答した。「おっしゃる通り9・10月と初戦は敗戦となっている。その経験を生かして、11月は初戦から勝利を掴み取らないといけない。ただ10月は9月の初戦の入り方を反省・改善した試合内容を見せられたと思う。結果としてサウジアラビアに敗れたが、内容としては自分たちの持っているもの、チームとして戦い方の矢を合わせられたと思う。やれる準備は特別なものではない。個の役割を明確にして、チームとして連携連動して合わせていく。ミーティングで絵を合わせられるようにしていきたい」厳しいゲームで勝点3を手にするか否かは決定力にかかっている。詰まるところ決めるか決めないかである。11月8日~10日には選手たちのメディア対応が実施された。ゴールを担うアタッカー陣は自身に求められる役割を理解していた。大迫勇也「ゴール前のところでチームとしてやるべきことを整理して臨みたい。僕らは11月の2試合で絶対に勝点6を取らないといけない。結果を残すためにチームとしてやるべきことをやるだけ。まず点を取るためにどうするか、失点しないためにどうするかを考えないといけない。僕個人としてはゴール前の連係を考えないといけないし、そこで違いを見せないといけない。(ポジション争いについて)まずは日本代表が試合に勝つことを考えて試合をしたい。誰が出ても、いい入りをしたい。日本がしっかり勝てればいいので、それしか考えていない。今までやってことも出していきたいし、ゴールでチームを勝たせるようにしていきたい」浅野拓磨「ベトナム相手にはサイドからの攻撃やクロスボールは絶対起点になると思う。絶対隙はあるので、それをモノにする。サイドで出ようが、トップで出ようが、絶対チャンスはくると思うので、あとは決めるか決めないかになってくる。絶対もぎ取って、勝ちたい。どのポジションでどういう状況で出るかで役割が変わってくるが、まず目指すところはゴール。スペースへ飛び出す動きや相手の隙を突く動きを狙っている。サウジ戦でもひとつのコントロールの質を上げていればコールにつながっていたんじゃないかというシーンもあるので、とにかくやり続けたい」南野拓実「飛行機のトラブルで24時間機内で、その前のフライト含めて30時間以上となり、コンディション的に難しい面があるかもしれないが、そこは割り切って、自分ができることをやるだけ。明日の結果に対して言い訳にならないし、言い訳にするつもりもないので、勝つしかない。自分たちは今難しい状況なので、どんな状況でも勝つしかない。いろんなことがあったが、プロとして準備して応援してくれるファンのために勝つだけ。(三笘薫、前田大然らについて)そのふたりは特徴的な選手なので、チームの助けになると思う。競争になるがそれはチームにとっていいこと。自分の特徴はゴールに関わっていくこと。あと数字にこだわること。今は誰が試合に出るというよりチームが勝つのが一番」三笘「初めて呼ばれてうれしい気持ちと最終予選の厳しい戦いでの招集なので責任感を感じている。どんなプレーでも日本の勝利に貢献できるプレーができればいい。チームの力になりたい。自分は出るとしたらサイドハーフかウイングだと思うので、自分の仕掛けでペナルティエリアへ入っていったり、スルーパスでアシストしたりはしていかないといけない。五輪代表の時も今回のA代表もチームの勝利に貢献するのは変わらない。自分は国内組から海外組へしか変わっていない。能力もそんなに伸びているわけではない。代表は自分がどう成長したか発揮する場ではないので、日本の勝利のために貢献することが大事。相手が引くことが多いかもしれないが、ボールを持てると思うので、ワンツーで抜けたり、ミドルシュートだったり、サイドからえぐったり、そういうことを狙っていきたい」前田「自分が出た時にはゴールを取ると心掛けている。厳しい戦いになっているし、勝たないといけないので、そういう中自分がゴールしたり、チャンスメイクしたりしていかないといけないと思っているのでしっかり結果を残したい。自分は練習から100%の力でやるというのを心掛けているので、100%がむしゃらにやれれば。目に見える結果を残していかないと代表では使われない。目に見える結果を練習から出していきたい。スピードの部分では負けないと思っているが、ほかの部分ではまだまだほかの選手に勝てないと思うので、そこは盗んでいければ。単純なスピードやそのスピードを何回も繰り返せるのは武器だと思っている。ただ最終的にメンバーを決めるのはスタッフ陣、自分は練習からしっかりやるのが大事」上田綺世「チャンスだと思っているし、久々と言うよりちゃんとしたメンバーで呼んでもらったのは初めて。選手(FW)は多くいるが、特徴は違う。自分にしかできないことをピッチ上で表現して、必要だと思われれば試合に出られると思うので、まずは自分にしかできないことを表現したい。ゴール前の駆け引きやゴールへの動き出し、何よりも結果を出してほしいと思われていると思うので、結果を出すためにやっていきたい。前から守備のスイッチを入れるのも必要」日本代表のメンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、権田修一(清水)、谷晃生(湘南)【DF】長友佑都(FC東京)、吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、酒井宏樹(浦和)、谷口彰悟(川崎F)、山根視来(川崎F)、室屋成(ハノーファー/ドイツ)、板倉滉(シャルケ/ドイツ)、中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、旗手怜央(川崎F)、冨安健洋(アーセナル/イングランド)【MF/FW】大迫勇也(神戸)、原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、柴崎岳(レガネス/スペイン)、遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、伊東純也(ヘンク/ドイツ)、浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)、南野拓実(リバプール/イングランド)、古橋亨梧(セルティック/スコットランド)、守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、三笘薫(サンジロワーズ/ベルギー)、前田大然(横浜FM)、上田綺世(鹿島)、田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)、堂安律(PSV/オランダ)FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選・ベトナム代表×日本代表は11月11日(木)・ミーディンナショナルスタジアムにてキックオフ。日本代表はその後11月16日(火)(日本時間17日(水))・スルタンカブーススポーツコンプレックスでのオマーン代表と対峙する。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年11月11日マーベル映画『エターナルズ』が、サウジアラビア、カタール、クウェートでは上映されないことが明らかになった。「The Hollywood Reporter」が報じた。同3か国の検閲により一部のシーンに編集&カットの要請が出されたが、ディズニー側が受け入れなかったという。同3か国を含む湾岸諸国での公開日は11月11日を予定している。一体どのシーンに編集&カットの要請があったのか。関係者によると、ファストス(ブライアン・タイリー・ヘンリー)とベン(ハーズ・スレイマン)の同性カップルの情熱的なキスシーンが検閲に引っかかったのだという。ファストスはMCU初の同性愛者ヒーロー。『エターナルズ』のクロエ・ジャオ監督は、このような事態が起こることを予期し、世界で公開される際に「変更やカットされることがないように、祈っているんです」と先月「Indiewire」に語っていた。湾岸諸国では同性愛は違法とされており、映画にLGBTQの要素が少しでも含まれると公開されないことが多々ある。昨年は、ピクサーの『2分の1の魔法』に登場人物がレズビアンであることを示唆するセリフがあるというだけで、同3か国に加えオマーンで公開されなかった。今回の件について、映画ファンたちは「興行収入は少し減るかもしれないが、ディズニーが編集やカットを拒否してくれてよかった」とディズニーの決断を支持するコメントを寄せている。(Hiromi Kaku)■関連作品:エターナルズ 2021年11月5日より全国にて公開
2021年11月05日2022年カタールワールドカップ(W杯)アジア最終予選がスタートした9月、日本代表ボランチ・遠藤航(シュツットガルト)が「『楽しい』から強くなれる」という初の著書を出版しました。「僕は未来の自分がサッカー選手になり、プロとして活躍している事、日本代表として活躍している事を期待しています」「世界に通用するDFとしてサッカーを楽しんでいる事を期待しています」これは遠藤選手が中学3年の時、10年後の自分に向けて書いた手紙だと言います。その内容通り、彼は日本代表となり、ドイツ・ブンデスリーガ1部でデュエル(球際)勝率1位に輝くという大輪の花を咲かせています。偉大な遠藤航選手はどのような育てられ方をしたのか......。それは多くの保護者や指導者が関心を抱く部分でしょう。その疑問に答えてくれたのが、父・周作さんです。(取材・文:元川悦子)(C)中河原 理英■「子どもに期待しない」遠藤家の育児方針茨城県で育った学生時代にセンターバックをしていたという周作さんは、航選手が横浜市立南戸塚小学校入学と同時に加入した南戸塚少年サッカークラブ(SC)で指導者として息子を指導。航選手にとって「最初の恩師」ということにもなります。「私は子育てするうえで2つのポリシーがありました。1つは子どもに期待しないこと。親の過度な期待が子どもの負担になるケースは少なくありません。内心期待していてもそれを感じさせないような立ち振る舞いに努めました。もう1つは子どもを1人の人間として扱うこと。幼いなりにも考えはありますから、彼らの頭の中をのぞきにいかないと理解できない。『この子は今、何を考えているんだろう』という疑問を持って接するようにしていたんです」周作さんは淡々とこう話しますが、子どもの側に立って考えるのは大人にとって容易ではありません。思い通りにならなくてストレスを感じたり、忍耐を強いられたりすることも少なくないでしょう。それでも、遠藤家では「あれしろ」「これしろ」とは絶対に言わず、彼らの答えを引き出すように仕向けていたというから、驚嘆に値します。■親にできるのは選択肢を与えること「長男の航を筆頭に子どもは3人いるのですが、我が家ではすぐに答えを言わないようにしていました。サッカーの指導をしていても、社会人として働いていても感じることですが、物事の答えは1つじゃない。自分なりの回答を見つけてほしいと思っていました。子どもは1つ1つの判断に時間がかかりますし、何回やってもできなかったりするのですが、それでも焦れずに辛抱強く待ち続けたんです。親にできるのは、沢山の選択肢を与えてあげることくらい。航にも小学校低学年くらいまでは野球やパターゴルフ、サッカーといろいろやる機会を作り、本人は野球にも熱を入れていました。最終的にはサッカーを選びましたが、別のトライからも多くの学びがあったはず。『好きなことを突き詰める』という今につながるメンタリティも養われたのかなと感じます」■やらなくて困るのは本人周作さんのこうしたポリシーはスポーツにとどまりませんでした。勉強に関しても「やらなくて困るのは本人。必要だと思えば自分からアクションを起こすだろう」と考え、一度も「勉強しろ」「宿題をしろ」などと言ったことはないそうです。航選手本人はもともと真面目に勉強する子どもだったようですが、サッカー強豪校で偏差値も高い桐光学園などへの進学を視野に入れ始めた中学2年の時、自ら「塾に行かせてほしい」と言い出し、積極的に通ったほど。この時点ですでに自立心と自主性に長けた人間に育っていたのでしょう。■「反抗期終わったから」と本人から報告があった「ウチは妻(母・香さん)も教育ママではないし、両親2人ともボーっとしたタイプ(笑)。航には『人に迷惑をかけるな』とは言っていましたが、怒ったことは一度もありません。思春期の中学2・3年頃、本人が『オレ、反抗期終わったから』と言ってきたころがありましたけど、反抗した印象がなかったので驚いた記憶がありますね。親から見てもあまり感情を露わにするようなタイプでもないし、つねに『もう1人の自分』がいて、客観的に自身を見ているようなところがあったんでしょう」(周作さん)こうした冷静さと落ち着きは年齢を追うごとに養われたようです。生粋の負けず嫌いの航選手は低学年の頃は負けるたびに泣いていたものの、高学年になると自分をコントロールできるようになり、周りを励ましたり、指示を送ったりもしていました。周作さんも指導者として我が子だけを特別扱いするのではなく、全員とフラットに接し、長所を伸ばそうと努めていました。チームメートに誠心誠意歩み寄る父の姿勢を間近で見て、息子はフォア・ザ・チームを養っていったはずです。■セレクション不合格でも挫折感を感じなかった理由一方で、周作さんは「子どもにはもっと広い世界を知ってほしい」とも考えていました。そこで小学4年の時、横浜F・マリノスのジュニア・スペシャルクラスのセレクションを受けるように勧めました。「航は南戸塚SCの中ではうまい方だったと思いますけど、もっとうまい子はいくらでもいる。その現実を分かってほしくて、『こんなのがあるよ』とセレクションの情報を伝えました。本人は『じゃあやってみる』と二つ返事でしたが、受かるとは全く思っていませんでした。実際のセレクションも見ましたけど、ドリブルが上手で3~4人をスイスイ抜いていくような子が何人もいて、航は決して目立ちませんでした。案の定、結果は1次テストで落選。小学5・6年の時もジュニアユースのセレクションを受けましたが不合格。本人も自分の実力を分かっていたのか、落ち込んだ様子もなかったですね」(周作さん)著書の中で航選手は「大きな挫折感はなかった。『見返してやりたい』とか『合格者がうらやましい』とも思わなかった。落ちた後もマリノスの試合を普通に観に行っていたくらいだから」と語っていますが、そう思えたのも「サッカーが好きだから続けたい」という感情が強かったからでしょう。「自分で判断して前進することの重要性」を早い段階から知らしめた父のナイスアシストによって、航選手はよりサッカーを突き詰めるようになり、現在に至るトップ選手への道を貪欲に切り開いていきました。「子ども自身が自発的に行動を起こすように親は黙って見守る」というスタンスが奏功したのは、紛れもない事実と言えるでしょう。
2021年10月22日記録狙える大会東京チャレンジマラソン2022冬大会は、2022年1月23日(日)に東京都の荒川岩淵関緑地でフルマラソンの部とハーフマラソンの部を開催します。同大会は、ペーサー陣がいるので自分が目標とするタイムへ導いてくれるはずです。参加概要について種目は、フルマラソン(制限時間4.5時間)とハーフマラソン(制限時間3.5時間)、参加費は、フルマラソンが5,000円、ハーフマラソンが4,000円です。コースは、荒川河川敷(片道5km)を周回コースして走ります。表彰は、フルマラソンは、総合(男女上位6位)、カテゴリ別男女1位(~29歳、30~39歳、40~49歳、50~59歳、60歳以上)、ハーフマラソンは、男女上位6位、ターゲットタイム達成賞があります。充実したペースメーカーが魅力同大会では、2時間50分、3時間00分、3時間10分、3時間20分、3時間30分、4時間00分のペーサーおり、目標とするタイムのペーサーと一緒に走ることができます。ペーサーと一緒に走ることで自己ベスト更新や目標達成が叶う可能性が高くなるのではないでしょうか。(画像は大会公式サイトより)【参考】大会公式サイト
2021年09月29日早くもSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)が前半の正念場を迎える。ご存じのように9月2日『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選初戦はホームでオマーンを相手にまさかの0-1という黒星スタート……。8日・カタールで行われた中国戦は相手の守備ブロックに手を焼いたものの40分、右サイドを突破した伊東純也のクロスをゴール前で大迫勇也が合わせて先制ゴール! その後も日本代表が攻め続けるも追加点には至らず、1-0で勝点3を持ち帰ったのだった。次の相手はサウジアラビアとオーストラリアだ。ともに連勝スタートを切ったグループB最大のライバルである。サウジアラビア代表は第1戦・ホームでベトナムに3-1、第2戦・アウェイでオマーンに1-0、オーストラリア代表は第1戦・ホーム扱いのカタールで中国に3-0、第2戦・アウェイでベトナムに1-0と勝点6を獲得している。9月28日、前半戦の最大の山場となる2連戦に臨む日本代表メンバーが発表された。日本代表日本サッカー協会・反町康治技術委員長と日本代表・森保一監督はオンライン記者会見に出席し、抱負を語った。反町委員長「10月の2試合に向けて我々は粛々と準備を進めてきた。ジッダでサウジアラビアと埼玉でオーストラリア、この2試合に向けてスタッフでメンバーを選考し、今日に至った。我々でできる得ることをやり、勝点3を取って帰って来て、埼玉でも勝てるよう準備したい」森保監督「最善の準備をして試合に向かい、最大の勝点を掴み取れるよう全力を尽くしたい。まず目の前の一戦へ全力で準備しベストを尽くして戦うこと。チーム全体でやるべきことを共有して戦いたい。結果を持って、国民に喜んでもらい、選手のがんばりによってこのコロナ禍で大変な思いをしているみなさんに勇気を届けられればと思っている」10月7日(木)・サウジアラビア戦、12日(火)・オーストラリア戦に臨む日本代表のメンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、権田修一(清水)、谷晃生(湘南)【DF】長友佑都(FC東京)、吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、酒井宏樹(浦和)、室屋成(ハノーファー/ドイツ)、植田直通(ニーム/フランス)、板倉滉(シャルケ/ドイツ)、中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、冨安健洋(アーセナル/イングランド)、橋岡大樹(シントトロイデン/ベルギー)【MF】原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、柴崎岳(レガネス/スペイン)、遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、伊東純也(ヘンク/ベルギー)、浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)、南野拓実(リバプール/イングランド)、守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、三好康児(アントワープ/ベルギー)、堂安律(PSV/オランダ)、田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)【FW】大迫勇也(神戸)、オナイウ阿道(トゥールーズ/フランス)アウェイでのサウジアラビア戦は引き分けでよしとするのか、あくまで勝利を追求するのか問われると、森保監督はこのようにコメントした。「サウジ戦はアウェイで厳しい戦い、難しい戦いになることは覚悟して戦わないといけない。その中でも勝点3を目指して戦うことを準備しながら結果はどうなるかわからないが、勝点1を拾うということになるかもしれない。サウジは非常に攻撃力がある。ホームのアドバンテージで多くのサポーターの声援で我々に圧力をかけてくる。我々もいい守備からいい攻撃につなげることをアウェイの地でも発揮したいと考えている」第1・2戦に向けての準備の失敗を受けて、改善する点があるのか質問されると、指揮官はこう返答した。「試合に向けてやらなければならないことはたくさんあるが、できるだけ細部を詰めて準備をするということを9月の経験を踏まえて、さらに準備の質を上げていかなければならない。その中でひとつ大事なことは選手たちが所属クラブへ戻り、それぞれの役割を求められて代表と違うギャップもあると思うので、限られた時間の中で代表としての戦うコンセプト、選手たちの役割に切り替えてもらわないといけない。9月の反省はクラブと代表のギャップを埋められなかったということがあるので、今回は選手にクリアになってもらうための働きかけをしていきたい。それから欧州、日本も涼しい気候になってきたが、暑いサウジアラビアで戦うのは厳しい。我々は距離感よく戦わないとパフォーマンスの連係・連動が難しくなってくるので、距離感を詰めていきたい。9月はクラブと代表のギャップとコンディションの部分が難しかった。今回はプラス、サウジの気候の部分もしっかり準備したい」橋岡、三好、田中の『東京五輪』組ら新たに加わったメンバーについてはこう言及した。ハ「新しく加わってくれた選手たちには個々の良さを発揮してもらいながら、チームとして連係・連動してもらえるようにしていきたい。新たなメンバーに見えるかもしれないが、これまでも活動の中でいたメンバー、早くチームに馴染んでほしい。選手をどう起用するかは試合の流れ、状況によって使える選手、使えない選手が出てくるが、起用については全く問題ないと思うし心配もしていない。周りとの連係も活動期間ですり合わせてもらえば十分能力を発揮できると思うし、チームとして機能すると思う。チームとして誰が出ても機能するよう準備していきたい。これまでA代表と東京五輪のチームの監督をさせてもらい、幅広く選手を見させてもらって、彼ら経験の浅い選手も心配なく招集させてもらった。これまでも1チーム2カテゴリーでやってきたので、その辺は心配なく招集させてもらった。経験の多い選手をもっと招集するかについてもコーチングスタッフと議論した。結果として経験の浅い選手が多くなったが、国内外のチームを視察し、どういうチーム構成がいいか、どういう選手をピックアップすればいいかを考え、今回戦うベストの布陣と思っている。若い選手には『このチームに絶対残るんだ』『この2試合で自分の存在を発揮するんだ』というハングリーな気持ちをチームのエネルギーにつなげていってほしい」田中に期待することについてコメントを求められると、以下のように語った。「アグレッシブにプレーできる、攻守に絡める選手。まず練習から自分の良さをアピールしてほしい。A代表でこれから定着していくためにまだまだ経験が浅いので、ハングリーな気持ち、アグレッシブな気持ちを練習から見せてほしい」サウジ戦は出場停止となる伊東の合流時期を聞かれると、こう答えた。「サウジアラビア戦に向けてのチームの一員として参加してもらう。試合は出場停止で出らないが、準備してもらう。9月の代表招集の反省としてコロナ禍ではケガなどでの選手の入れ替えができなかった。だから通常の招集人数よりもプラスで招集させてもらって、対戦相手を見て選手の入れ替えをしていきたいということで今回のメンバーになった」伊東を出場停止で久保建英、古橋亨梧をケガで欠く2列目について質問が飛ぶと、監督はこう返した。「ケガで久保、出場停止で伊東が試合に出られない。中国戦からメンバーを変えないといけないというのは、勝利した流れからそのままいきたい部分もあるが、毎試合毎試合相手を分析して、メンバーを変えていなくてもメンバーの構成は考えている。サウジアラビア戦でも我々の力を最大限には発揮できるメンバーを選んでいきたい。伊東、久保が出られなくても『俺がやってやろう』と思っている力がある選手、経験がある選手がいるので、サウジ戦に向けて選手たちには勝利のために自分のパフォーマンスを思い切り出してほしい。ケガやコロナで招集できなかったり、いろいろアクシデントはある。出た選手が日本のために走って戦ってくれればと思っている」森保監督のサウジ評、豪州評は次の通り。「サウジもオーストラリアも非常に力のあるチーム。アジアのトップを走る非常に力のあるチーム。最終予選に出てくるチームはどこも強いが、『W杯』の出場経験を見ても彼らは力を持っている。サウジアラビアは非常に攻撃的で非常にアグレッシブに戦ってくるのは彼らの試合を見ても感じている部分」難しいコンディションの見極めについて、森保監督はこのように対応すると言う。「今回の招集の前に欧州で多くの選手を直接見ている中で、コンディション的にも上がっているのを感じている。国内組に関しては私は映像で確認し、コーチングスタッフから報告も上がっている。夏場、連戦ということで調子のいい選手、疲労が見える選手の報告が上がっている。9月は気候や時差など本来の力を発揮しづらい中、どう絵を合わすのかが足りなかった。それは私の責任。今回の10月、気候の違う完全アウェイでしっかり戦えるよう準備していかないといけない」キックオフ時間は9月28日現在決まっていないと反町委員長は説明した。「キックオフ時間はまだわからない。夜でも早い時間か、遅い時間かで気温・湿度が違う。スタジアムの人数は5万人収容のところで60%入ると聞いている。街中を見てもマスクをしている人が多いかというとそうでもない。日本のように手拍子だけで応援するというよりも、我々としては完全アウェイの形になるだろうと思っている」日本代表は『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選グループBで10月7日(木)・キング・アブドゥッラー・スポーツ・シティにてサウジアラビア戦、12日(火)・埼玉スタジアム2002にてオーストラリア戦と対戦。サウジアラビア戦はDAZN、オーストラリア戦はテレビ朝日系列、DAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年09月29日もう負けられない。日本代表は2大会連続で『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選黒星スタートとなった。9月2日、人数をかけて中央を固めるオマーンを崩せず、後半43分に一発のカウンターを決められたのだった。ただ落ち込んでいる暇はない。試合後、吉田麻也主将が「負けるべくして負けた」と振り返る低調なパフォーマンスから5日後、戦いの舞台をカタール・ドーハに移し、中国戦を迎えるのだ。9月3日から6日にかけて、選手たちのメディア対応を行われた。勝点3が求められるアジア最終予選第2戦へ向けて、日本代表選手たちは覚悟を口にした。冨安健洋「オマーン戦は難しい展開、苦しい展開の中で負けてしまった。内容が悪くても結果は譲らないことが最終予選では必要。次の中国戦はどんな内容であれ、内容が伴えばいいが、勝点3が必要になる。チャレンジしてアグレッシブにプレーすることが必要だと思う。いろいろ考えすぎず、シンプルに考えていつも通りプレーできれば」守田英正「最終予選という大事な大会の初戦という絶対に勝たないといけない中で敗戦。自分が入ることで少しでも雰囲気をいいものにしたい。まず自分たちに矢印を向けるのは当然。その上で相手の分析や戦術がある。まず100%持っているものを出せる準備が重要」大迫勇也「言い訳できない、負けたので。問題はたくさんあったと思うが、チームの中でしっかり話し合って解決するのが一番。相手にうまく対応されたが、対応された中でしっかり自分たちが解決するのが大事。(中国戦に向けて)もう後がないと言うか、次は絶対に勝たないといけない試合。必死に勝点3を取りにいく。戦術うんぬんよりも個々で負けない。もう割り切ってやるしかない。しっかり割り切って勝つために自分に何ができるか、各々考えて試合に入らないといけない。いい準備をすれば、いい結果が得られると思うので、体の準備と心の準備と頭の準備をしっかりしていかないといけない」川島永嗣「最終予選の初戦で勝てなかったことで、自分たちの本当の力が求められと思うし、自分たち自身に集中して覚悟を持って進めるかが本当に大事。1試合終わって勝点0、ここから厳しい戦いになっていくと思うが、予測できないことが起こるのが最終予選。相手の出方も変わってくるのが最終予選。何となくうまくいくことはない。どのチームも『W杯』に出るために全力でくる。勝点が取れなかったのは残念だが、ここからが本当に大事だと思うし、チームメイトにも伝えている」原口元気「『W杯』でプレーしたいという気持ちをどれだけピッチで表現できるか、どれだけ気持ちを乗せられるか、気持ちを表現できるかをフォーカスしたい。初心に帰るのは大事。『W杯』でプレーしたいとやっていた5年前、いろんな経験してそこに対する飢えが4・5年前の方が強かった。『W杯』でベルギーに負けてまた出たいリベンジしたいという気持ちはすごく強いが、どれだけ熱意をよみがえらせられるか。それがないなら試合に出ないほうがいい。自分にはその熱は十分あると思うし、日本代表のために熱くプレーできると思うし、うまくコントロールして試合で気持ちを表現したい」室屋成「(オマーン戦について)自分たちのやりたいことができなかったし、相手も研究していた。もっともっと高めていかないといけない。相手が最後のところでブロック敷いてうまくやらせなかったのが一番だが、ボールしかけて失った時にチームとして切り替えて回収しないと、そういうところで攻め込めたらと見ていて思った。(中国戦に向けて)前の選手は強力な選手、一発もある選手もいるので、こういう最終予選では0で進めるのが大切なので、うまくやらせないようにしたい。今まで代表でやっているプレーを見せたいと思うし、誰かの代わりというプレーはできないので、自分のプレーをしっかり出せたらいいなと思う」山根視来「(オマーン戦について)相手の準備期間が長く、日本が短かったが、そんなものは関係なく、勝点3を取りにいかいないといけない。もう絶対に負けられない状況になってしまったので、もう一度最終予選がどういう戦いなのか理解して戦う必要がある。(中国戦に向けて)帰化選手が何人かいたり、また球際に激しく来る印象が昔からある。まず気持ちで負けないようにしないと、勝点3を持ち帰れないと思う。縦や横だけではなく、斜めのパスは相手も嫌がるので出してもいい。オマーン戦でも対角のパスとか少なかったので、サイドチェンジのパスも有効だったかもしれない」昌子源「コロナ禍で難しい状況だったが、ホームだから勝たないといけない。試合の入りだったり、全員が勝つ思いでやっていたが、その中でも勝たないといけない。残り9試合絶対に勝たないといけない。オマーン戦は非常に残念。次の試合は内容はもちろん大事だが、まず勝点3を持ち帰らないといけない。ホーム開幕戦でやってはいけない試合をした。もう二度とこういう試合をしない。代表チームは国民の喜ぶ試合をしないといけない」鎌田大地「(オマーン戦について)僕にとってもチームにとっても難しい試合になった。それでも勝ち切れればよかったが負けてしまった。でも結果は仕方ないので、勝ち続けて、あの初戦の負けがあったけど、そこから自分たちが変われたというふうにしないといけない」遠藤航「オマーン戦の分析もしたし、みんなとも話したが、サイドのところを起点にどうやれたかというのはある。右は(伊東)純也がサイドに張って、左は(原口)元気くんが中へ入って(長友)佑都くんのオーバーラップを生かした方がよかったかもしれない。中に入ってくれば(鎌田)大地と(柴崎)岳と僕で4人にでき、よりボールを奪えたかもしれない。右からのクロス、左からのクロスに対して人数かけて入るとか、サコ(大迫勇也)くんのサポートができたかなと思った。(中国戦に向けて)先のことを見ずに1試合1試合戦っていかないと『W杯』へ行けない。ホームで勝てなかった以上、次は勝点3を取らないといけない。残り試合全部勝っていかないといけない」吉田麻也「チームが苦しい時に引っ張れる選手になりたい。真価が問われていると思うし、チームをいい方向に導きたい。初戦も頭では理解していたと思うが、やはり足りなかった。チームとしてあってはならないことだし、アジアを相手にホームで戦う上でやってはいけないゲーム。次の試合からもう一回気持ちを入れ直してやっていこうと思うし、やっていかないといけない」中山雄太「相手というより1戦目の反省があり、僕らがやるべきことをやる。1戦目はそこが課題として挙がってしまった。まず自分たちが自分たちのサッカーをするというのが優先順位」オナイウ阿道「僕がスーパースターで来ているわけではなく、僕ひとりでチームを勝たせられるわけではない。中国戦に向けて、チームとして勝てるように準備していきたい。気負いは必要ない。自分が今までやってきたことを出すスタンスを変えないで自分らしさを出していきたい」伊東純也「ちょっと仕掛けるシーンが少なかったので、ちょっと不利な状況でも仕掛けていこうと思っている。中国の映像を見て、イメージは作っている。ひとつひとつが『W杯』につながる試合の中で<相手がしっかり対策してくる中で、もうこういう思いはしたくないのでしっかり上回っていけるようにしたい」SAMURAI BLUEのメンバーは以下の通り。【GK】1川島永嗣(ストラスブール/フランス)、12権田修一(清水)、23谷晃生(湘南)【DF】5長友佑都(-)、22吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、4佐々木翔(広島)、21山根視来(川崎F)、3室屋成(ハノーファー/ドイツ)、2植田直通(ニーム/フランス)、13中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、16冨安健洋(アーセナル/イングランド)【MF】8原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、7柴崎岳(レガネス/スペイン)、6遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、14伊東純也(ヘンク/ベルギー)、19守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、9鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、11堂安律(PSVオランダ)、17久保建英(マジョルカ/スペイン)【FW】15大迫勇也(神戸)、18古橋亨梧(セルティック/スコットランド)、10オナイウ阿道(トゥールーズ/フランス)9月6日には森保一監督も取材対応を行った。中国戦に向けてのアプローチについて問われると、指揮官はこう答えた。「最終予選ということで今までとは違う強度の高さはあるので、一戦目の結果も踏まえてもっと上げていかないといけない。選手としてチームとして相手を甘く見ているわけではないが、相手のモチベーションや準備してきたものを上回っていくよう共有している。相手は一戦一戦変わっていくのでオプションを持っていないといけないが、これまでやってきたベースをしっかりチームとして持ちつつ、さらに対戦相手を上回っていけるよう持っていきたい」中国戦の分析について、こう語った。森保「個の能力が非常に高い選手が多いという印象。プラスチームとしてシステマチックに可変システムを使って相手を攻略する戦術を持っている」カタール・ドーハの試合環境については、このようにコメントした。森保「こちらに来て暑い中トレーニングして選手はきつそうだが、個々のコンディションを上げていく、チームのコンディションを上げていくということで、強度の高い練習をやっている。冷却システムのあるスタジアムでやるが、涼しいところでやった後に暑いところでやるのは難しいが、日本やこちらの暑い中でやってきて、空調の効いた中でやるのはやりやすい、プラスになるのではと思っている」さらに森保監督は海外組のコンディションについて言及した。「フィットネスの部分で本来持っている100%ではない中、現状でできる100%でどう戦術に生かしていくかというのはオマーン戦の反省として伝えた。海外組は新シーズンで戦術をインプットしないといけない中で代表に来て、選手たちに意思統一できる絵を渡すことが私自身の反省でもある。我々も最終予選の厳しさは覚悟している。相手も死に物狂いで準備してくるのを上回っていかないといけないといけない」『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選グループB・中国代表×日本代表は9月7日(火)・ハリファ国際スタジアムにてキックオフ。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年09月07日A代表に『東京2020オリンピック』を戦ったU-24日本代表が融合する。『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選に臨むメンバー24名が発表された。8月26日、日本サッカー協会・反町康治技術委員長と日本代表・森保一監督がオンライン記者会見に出席、最終決戦を前に意気込みを語った。反町委員長「いよいよ『W杯』本大会へ向けた最終予選がスタートする。コロナの状況がよろしくなく、厳しい中での最終予選となる。でも我々は日本で初戦をスタートできることをうれしく思う。最終予選は今まで行ってきた2次予選とは全然違うものになると思う。初戦の重要性やアウェイの過酷な環境、そしてコロナ禍の大変な状況で行われる。そんな中でも日本の良さを前面に出していきたい」森保監督「いよいよ最終予選を戦うことになる。厳しい戦いの連続になると思うが一戦一戦最善の準備をして、厳しい最終予選を戦い、『カタールW杯』へ駒を進めたいと思う。我々はホームでスタートすることができる。コロナ禍でたくさんの地域が緊急事態宣言の制限があり、国民は大変な生活を強いられている。選手のがんばりを見て、励ましのエールとなるような戦いをしたいと思うので、応援をよろしくお願いします」9月2日(木)・オマーン戦、7日(火)・中国戦に臨むSAMURAI BLUEのメンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、権田修一(清水)、谷晃生(湘南)【DF】長友佑都(-)、吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、佐々木翔(広島)、酒井宏樹(浦和)、山根視来(川崎F)、室屋成(ハノーファー/ドイツ)、植田直通(ニーム/フランス)、中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、冨安健洋(ボローニャ/イタリア)【MF】原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、柴崎岳(レガネス/スペイン)、遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、伊東純也(ヘンク/ベルギー)、南野拓実(リバプール/イングランド)、守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、板倉滉(シャルケ/ドイツ)、堂安律(PSV/ドイツ)、久保建英(マジョルカ/スペイン)【FW】大迫勇也(神戸)、古橋亨梧(セルティック/スコットランド)オーバーエイジを除いた『東京五輪』組は久保や堂安をはじめ、冨安に板倉、中山、谷の6名にとどまった。U-24世代からの昇格の少なさについて指摘されると、森保監督はこう答えた。「メンバー招集に関して、『東京五輪』から『カタールW杯』最終予選への流れもあるが、今回谷だけがA代表の経験を持っていなくて最終予選に臨む。多くの選手はA代表ですでに活動していたので、そういう印象になるのかなと。『東京五輪』のメンバーでこの中に選ばれてもおかしくない選手はいる。ただ本人のコンディションであったり、クラブでの日常も考え、それが本人のため、日本のため、クラブのためになると考え、今回の選考につながった点はある」オマーン、中国に対する分析、戦い方などを問われると、指揮官はこのように返答した。「これまでのオマーン、中国の2次予選を見た時、個々の良さを生かしながら、かつ組織的に戦える2チームと思っている。オマーンは(欧州での事前合宿で)1か月、中国は(すでにドーハ入りし)2週間、戦術の上積みがあり、我々に対する対応策を持って試合に臨んでくると思う。アタッカー陣はゴールへ向かって推進力があり、ゴールに絡む選手も多い。守備陣は個の力で止められる、組織的にも守れる、洗練した戦術も持っているという印象。(オマーン戦について)過去のデータの部分ではポジティブに受け止めたいが、最終予選に出てくるチームは難敵ばかり。オマーン代表とは私が監督になってから『アジアカップ』で戦ったことがあるが、監督も選手も代わっている。チーム力は非常に上がっていると分析している。どの試合も難しい戦いになると思うが、選手の持っている力を100%発揮できるよう準備したい。難しい試合ばかりだと思うが、我々が勝つんだという強い気持ちで臨みたい。(中国代表の帰化選手について)今把握している中では4名の帰化選手と理解している。アタッカー陣、帰化選手を中心に攻めてくるので準備していかないといけない」『東京五輪』を経て、森保監督はチーム作りについて次のように手応えを口にした。「五輪は五輪で目標を持ちながら戦ってきた中で、これまでの五輪代表の活動、A代表の活動すべてが日本のサッカーのためになると考えながら1チーム2カテゴリーで戦ってきた。五輪代表は守備の選手がオーバーエイジで加わり、五輪メンバーをそのままA代表に移行しながら、また融合しながらチームのレベルアップにつなげていきたいと考えている。『五輪』をどう生かすかというよりA代表のさらなる強化のために2チームで活動していたので、違和感なく融合してチーム作りを進められるのかなと思っている。どれぐらい前進したかはみなさんに評価していただければ。『五輪』に出た選手は間違いなく全員がレベルアップにつながる経験ができたと思っている。日本代表を目指している選手は『五輪』の戦いを見てくれたと思っている。計6試合世界の強豪と戦った中で日本代表の強みと最後に足りなかった部分が出てきた。そこは一人ひとりが感じて、選手個々の成長につなげてくれると思う。準決勝、3位決定戦と勝利することはできなかった。スペインは6名A代表の経験があり、そこにオーバーエイジ3名が入り、A代表に準ずるチームで臨んでくれた。我々はこれを基準に世界で戦うためにレベルアップしていきたい」2020年11月の欧州遠征以来の招集となる柴崎岳についてはこうコメントした。「このタイミングでの招集だが、これまでも3・6月と招集しようとしたが、所属クラブの状況を見ながら様子を見ていた。所属クラブで結果を出し、1部昇格してもらった方が本人のため、日本のため、クラブのためになると思っていた。ただケガもあり招集できなかったことが現実としてある。スペインでの新シーズン、レガネスでも中心としてやってくれている。コンディション的にも非常にいいということで招集させてもらった。ボランチとしてチームの勝利に導いてくれるよう攻守に貢献してほしいと思っている。彼は『ロシアW杯』でも中心として戦ってきた。世界で戦うため、世界に勝つために我々がやらないといけないことを彼は把握している。目の前の試合に勝ちにいくとともに高い基準を持ってチームを引っ張っていくようプレーしてもらいたい」さらに森保監督は新天地セルティックで活躍する古橋、所属クラブが決まっていない長友について言及した。「まず古橋から。セルティックへ移籍して得点という形でもチームの勝利という形でも、セルティックというスコットランドの強豪の中で力を発揮している。素早い動きからゴールを奪う、チームメイトと連携しながらチャンスを作るという彼の良さを生かしている。長友は現在所属クラブがなく、一般的に不透明なところがあると思われ、コンディションもわからないところがあるかもしれないが、彼の所属先の道筋も聞いているし、コンディションも把握して招集している。メンバーに選んでいるので、試合に臨んでもらうつもりでいるが、トレーニングでコンディションを確認し、起用法を考えていきたい」日本代表は『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選グループBでオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと上位2枚のキップを争う(3位はプレーオフに進出)。初戦のオマーン戦は9月2日(木)・市立吹田サッカースタジアム、中国戦は7日(火)・カタール・ドーハにてキックオフ。抽選販売において引き換えられなかったオマーン戦のチケットはチケットJFAにて8月28日(土)午前10時より追加販売。オマーン戦はテレビ朝日系列、DAZN、中国戦はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年08月27日女優でグラビアアイドルの沢口愛華が、講談社のサッカーメディア『ゲキサカ』とスポーツマネジメントが主催するeスポーツ大会「第1回全国高校eサッカー選手権大会 supported by PUMA」の応援マネージャーに就任した。PlayStation4用ソフト『eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE』の高校No.1プレイヤーを決定する同大会。のべ167人がエントリーしたオンライン予選を勝ち抜いた8名が8月24日、東京・池袋の「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」で開催される決勝大会に出場し、初代チャンピオンの座を懸けて熱戦を繰り広げる。そして今回、今年の春に高校を卒業したばかりの沢口が同大会の応援マネージャーに就任。また、決勝大会の実況をeスポーツアナウンサーの柴田将平、解説をゲキサカFC所属のプロゲーマー、Mayageka氏が務める。なお、決勝大会の模様は、ゲキサカの公式YouTubeチャンネルにてライブ配信される。○■沢口愛華コメントこれからのeスポーツの歴史を創っていくみなさんを応援できること、すごく光栄に思います! 勝って嬉しいや負けて悔しいという、eスポーツで知った感情を胸に、一つひとつの試合を悔いのないものにできることを願っています。eスポーツという最先端のスポーツで、青春を駆け抜けてください!
2021年07月26日2021年国内最大級の花火大会「三陸花火競技大会」が、岩手県陸前高田市で2021年10月9日(土)に開催される。2021年国内最大級の花火大会「三陸花火競技大会」三陸から“元気”と“笑顔”を届けようと思いを込めた2020年の花火大会から1年、今回は、昨年から引き続き大規模な花火エンターテインメントショーに加えて、全国23社が腕を競い合う競技部門も追加され、2021年国内最大級の規模で実施する。その他、キャンプサイトでの花火観覧など新たな楽しみも加わる予定だ。競技大会では、花火業界の次世代を牽引する注目の花火師が揃い、国内最大級とも言われる豪華なミュージックスターマインや、都心ではあまり見ることの出来ない尺玉も100発以上打ち上がり、夜空に大輪の花を咲かせる。なお、昨年60分間だったプログラムは90分に延長。競技大会は“観客参加型”となっており、全国の花火会社の審査はスマートフォンから観覧者が行う。なお、オンライン視聴からの参加も可能だ。さんりくフードビレッジでは、サンマ・カキ・アワビ・秋サケなどの海産物、太平洋沿岸で育ったリンゴ・米・しいたけなどの農産物など旬の食材を使った、地元飲食店によるフードを提供。「三陸花火競技大会」だけの期間限定メニューも登場予定だ。【詳細】「三陸花火競技大会」開催日:2021年10月9日(土)開場時間:12:00~花火打ち上げ時間:19:00~20:30開催場所:高田松原運動公園(岩手県陸前高田市)※全席有料チケット:料金:・A席(エリア指定)/7,000円※A席を複数エリアに区分。エリア内では自由に観覧可能。・B席(エリア指定)/5,000円※B席を複数エリアに区分。エリア内では自由に観覧可能。・カメラマン席/6,000円※会場後方、花火をカメラに収めやすい位置。※エリア内では好きな場所で撮影可能。※上記以外にも様々な席がある。詳細は「三陸花火競技大会2021」公式サイトを確認。
2021年07月18日久々に骨のある相手だ。ミャンマー戦からキルギス戦までの5試合で唯一勝敗が論点となる試合である。『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア2次予選突破が求められた5月28日・ミャンマー戦はオール海外組で臨んだ日本代表が10-0でノルマを達成した。ジャマイカ戦が中止となり6月3日に急遽組まれたU-24日本代表戦は強度の違いを見せ付けて3-0の快勝。国内組7人を先発に並べた6月7日・タジキスタン戦は相手の堅守速攻に手を焼いたもの4-1で勝利、チームの底上げと結果の両立を果たした。続いて対峙するのがセルビア代表である。FWルカ・ヨビッチやMFフィリップ・コスティッチ、ドゥシャン・タディッチ、セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチら主力は来日していないが、ドラガン・ストイコビッチ監督率いる若きセルビア代表は侮れない。6月7日のジャマイカ戦は1-1に終わったものの来日して1週間、若いメンバーは日に日にコンディションを上げている。接戦、さらには苦戦も予想されるセルビア戦ではあるが、日本代表の面々は楽しみにしていた。「今までやって来た部分を出すという意味では変わらない。予想される試合の展開とかはアジア相手とはちょっと変わってくる。メンツを見ても今までの相手よりも実力がある。こういう時期に欧州のチームとやれるのは僕らにとって有意義。今までやってきたことをぶつけた上でどういう結果になるかは楽しみ。(リバプールでチームメイトだったマルコ・グルイッチについて)少し連絡を取った、仲がいい選手のひとり。彼は体が大きく技術も高く中盤でボールもさばける。こっちとしては厄介な選手で、相手にとって重要な選手じゃないかと思っている。(相手の可変システムについて)個人的にひとつのポイントは両サイドハーフのプレッシャーのかけ方になると思うので、今日の練習でしっかり話し合えればと思う」(南野拓実)「まずは勝ちにこだわりたい。今回一番いい相手。まず勝つことだけを考えてプレーしたい。その上でチームとして森保(一)さんが求めることをやりながら、コンビネーションの質を上げていきたい。セルビアはフィジカル面で強いイメージがある。逆にすぐカッとなってしまうなど人間的に弱いと感じる部分もあるので、日本が狭い距離感でやっていければ、だんだんイライラして自分たちのプレーできなくなるんじゃないかなと思っている」(鎌田大地)「強い相手とやる方が楽しいし、個人としての良さも出しやすいと思う。やっぱり欧州など自信を持っているチームの方が1対1になるので。サイドで1対1になれば勝つ自信がある、相手も攻撃してくるので」(伊東純也)「僕個人として代表で欧州のチームとやるのは初めて、アジアのチームとは違い強い相手。ポルトガルでやってきたが試される場だと思う。ここでしっかり活躍して勝利に貢献できれば次の可能性につながっていく。ポルトガルへ行って個で負けない、局面を打開するのは成長していると思うので、そこを見てほしい。この半年でできることが増えて、戦えるか試される大事な試合。レベルの高い試合になると思うし、率直に楽しみ」(守田英正)「テクニック、フィジカル的にも優れている選手がたくさんいるので、今までの2次予選とは全く違うサッカーになってくると思うし、厳しい試合になると思う。目の前の相手が強いからこそ、自分たちの立ち位置、ポジショニングをしっかり考えて戦いたい。フィジカル面で上回られるチームと戦った時にどう自分たちのストロングを出すか。目の前の相手と戦うのか、ボールをもらう前のポジショニングだったり、勝負をしない立ち位置というのを常に一人ひとりがしていかないと、フィジカルの強いチームには勝てない」(長友佑都)「自分の特長を出したい。もっと攻撃的で面白いサッカーを見せられれば。自分の良さをピッチ内で示していくだけ。(酒井)宏樹くんがこの代表で出続けているし、チームに貢献しているのですごくリスペクトしているが、大事なのは自分がピッチに立った時にどうプレーするか。試合に出る時はいつもそこだけに集中している」(室屋成)「セルビア×ジャマイカは食事の時に流れていたので、ある程度知っている。日本人にはない体格の部分があるし、欧州はすごく強い。このキャンプ、4試合の中で一番レベルが高い相手なので、激しくなると思う」(小川諒也)「セルビアは力があるなと映像を見てすごく感じた。欧州の選手たちとやる機会は多くないので、貴重な機会を大事に戦っていきたいし、自分がどれだけバトルできるのかしっかり出し切りたい。チームとしても勝つために色々合わせていかなければいけない。試合の中で、臨機応援に対応しながら進めていければ」(谷口彰悟)「個の部分で勝つのは当たり前だが、日本の良さは組織で守れることだと思うし、そういったところをたくさん出していければいいなと思う。局面では自分の個の強さであったり、一人ひとりの個の強さが重要になってくる部分もすごく大事になる。そういった局面では負けないことを意識したい」(植田直通)「欧州の選手の方が個で打開しようとする。FWだったら周りにサポートの選手がいなくても、ボールを収めて、まずマイボールの時間を作って、あわよくばターンしてそのままゴールへ向かう。そういう個の意識の違いがある。今回のセルビアはアピールしたい選手もたくさんいるだろうし、“1本のシュートを決めて、次の代表にも生き残るんだ”という思いを持つ選手もいるはず。そこにも注意しなければならない。(タジキスタン戦で)失点したからこそ、もう一度引き締め直して、集中して入れる気はする」(権田修一)「ある程度アグレッシブにくる時間帯があると思うので、そういう時には自分に一枚食い付かせてフィールド内の数的有利を作りたい。それにどんなシュートがきても無失点で終わることを一番の目標にしたい。大柄の選手がいてセットプレーとかクロスボールに対して、自分の強みである高さを出していければ。その上でシュートストップして無失点で終われればいいなと。見ている人も接戦を望んでいるだろうし、やる側としても歯応えのある相手の方がチームの成長につながる」(シュミット・ダニエル)戦線離脱したエース大迫勇也に代わって追加招集されたオナイウ阿道は、純粋に試合を待ち望んでいた。「今回は予選があって親善試合もあり、活動期間が長いので、FWとして結果を残したい。より結果というものにフォーカスしていかなければならない。本当にスタート地点に立たないといけない。同年代、下の世代の選手はずっと先を行っているので、自分も追い付いていかないといけないし、追い抜いていかないといけない。ゴール前で起点になりながら最後ボックス内で勝負できればと思っている。個人のレベルが高いので、ビルドアップに自分が入らなくても、しっかり前へボールを運んでくれると思うので、CFとしてしっかりゴールを取れればいいなと思っている」選手だけではない。指揮官もセルビア戦を楽しみにしていた。6月10日の前日会見で森保監督は次のようにコメントした。「セルビアという強豪と試合できることを楽しみにしている。この戦いで我々が世界で勝っていくための基準を確かめられるし、我々がどの位置にいるか測る最高の相手だと思う。攻守にインテンシティが高く、スピードもある。時間とスペースのない中での戦いでどれだけ相手を上回っていけるか、選手たちにはトライしてほしい。FIFAランキングも我々は28位で、セルビアは25位だが、実際は25位以上の力を持っていると思う。今回『キリンチャレンジカップ』でセルビアを呼んでもらい、試合ができることに感謝したい」相手をどのように分析しているか問われると、こう答えた。「セルビアは攻撃力も守備力もレベルが高いチーム。ポルトガル戦はカウンターで点を取り、アイルランド戦も縦に速い攻撃で点を取っている。遅攻でもビルドアップできる選手がいる。簡単にボールを握られないように我々はいい守備をしないといけない。相手の起点をしっかり潰せるようにしたい。ただ守備だけでは終わらないようにいい守備からいい攻撃へつなげるよう、相手の嫌がることができるよう今日の練習で詰めていきたい」選手起用について質問されると、指揮官はこのように返した。「U-24代表戦のスタメンが中心になってくると思う。そこからタジキスタン戦を見て、何人かを入れ替える形にしていこうかと思っている。最終的には今日のトレーニングを見て決めたい。相手も3バックのチーム、いろいろ考えないといけない。ジャマイカ戦の前半は4-1-4-1、4バックから3バックの可変システムで、後半は本来の3バックを使ってきた。選手にはコンパクトにきても3バックできても柔軟に対応できるかどうか、形を変えることも考えたい」また森保監督は大迫不在の戦い方についても言及した。「ここで無理をしてケガを悪化させてしまうと彼の所属チームでのプレーに影響してしまうし、我々の戦力ダウンにもつながる。今は無理する時ではない。大迫自身はすごくやりたがっていたが、ここは我慢。リスクを負う時ではないという判断で、離脱を決定した。大迫は存在が大きいのでチームにとって痛いが、彼がいつもいてくれるわけではない。大迫がいない時のチームの戦い方をここで作っていくことはチームにとってプラス。タイプは違うが、いいFWがいるので、経験を積んでいってもらって、最終予選へ向けて、幅を広げる、チーム力を上げるいい機会だと思っている。そもそも選手たちは“自分が負けている”なんて全く思っていないと思うので、我々やファンに存分に自分の良さを発揮してくれればと思っている」『キリンチャレンジカップ2021』日本代表×セルビア代表は6月11日(金)・ノエビアスタジアム神戸にてキックオフ。試合の模様はフジテレビ系列にて生中継。この後日本代表は15日(火)・パナソニックスタジアム吹田にて『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア2次予選兼『AFCアジアカップ中国2023』予選・キルギス戦に臨む。こちらはフジテレビ系列、NHK BS1にて生中継。
2021年06月11日本日5月28日、『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選進出を決める。ミャンマーに勝てばSAMURAI BLUE(日本代表)の2次予選突破が決まるのだ。5月27日には前日記者会見がオンラインで行われた。日本代表・森保一監督はミャンマー戦に向けて、次のように抱負を語った。「まず『W杯』最終予選、『W杯』へ向けて、2次予選突破を明日のミャンマー戦で決められればと思っている。2次予選突破が決まれば、そのあとの代表ウィークでトライできることもあると思う。6月の4試合すべてでチームの成長、個人の成長をできるよう最善の準備をして臨みたい。まずミャンマーに強い気持ちを持って勝つ、隙なく油断なく、相手に流されることなく、相手に合わせず、自分たちの全力を出せるよう準備したい」ミャンマー代表の印象について問われると、指揮官はこう答えた。「前回我々と戦った時とは監督が代わり、監督が代わってから2連勝している。個々の責任を選手に持たせて局面局面でタフに戦って来る。いい守備からいい攻撃につなぎをチームとしてやって来るとスカウティングで分析している」森保監督は2019年9月の『W杯』2次予選初戦・ミャンマー戦を評価していた。「モンゴル戦だけではなく、ミャンマー戦もすごいいい試合をしてくれた。パラグアイ戦でインテンシティの高い試合をした後、2-0だが、隙なく油断なく、相手に合わせることなく、流されることなく、いい試合にしてくれた。2-0と(モンゴル戦の)14-0のスコアの違いはあるが。高い志を持って全力を尽くしてくれた。明日も目の前の相手に全力を持って戦いながら、高い志を持って臨みたい」ミャンマー戦に求めるものを質問されると、森保監督はこのように返答した。「常にレベルアップしていきたい。まずベースの部分をどれだけ強固にできるかが大事。モンゴル戦では14-0となったが、得点がたくさんできたからよかったのではなく、選手たちが最後までゴールへのアグレッシブな姿勢を持ってくれた。攻守の切り替えを早くし、チームの連係を出してくれた。モンゴル戦から半分くらいメンバー変わる中、さらにクオリティを高めていくことを考えている」『W杯』アジア2次予選・ミャンマー戦に臨むSAMURAI BLUEのメンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、シュミット・ダニエル(シントトロイデン/ベルギー)、中村航輔(ポルティモネンセ/ポルトガル)【DF】長友佑都(マルセイユ/フランス)、吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、酒井宏樹(マルセイユ/フランス)、室屋成(ハノーファー/ドイツ)、植田直通(ニーム/フランス)、中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、冨安健洋(ボローニャ/イタリア)、橋岡大樹(シントトロイデン/ベルギー)、菅原由勢(AZ/オランダ)【MF】原口元気(ハノーファー/ドイツ)、遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、伊東純也(ヘンク/ベルギー)、橋本拳人(ロストフ/ロシア)、南野拓実(サウサンプトン/イングランド)、守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、板倉滉(フローニンゲン/オランダ)、三好康児(アントワープ/ベルギー)、遠藤渓太(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、堂安律(ビーレフェルト/ドイツ)、久保建英(ヘタフェ/スペイン)【FW】大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)、浅野拓磨(-)5月24日から27日にかけて、選手たちも取材対応を行った。日本代表の面々は、次のようにコメントを発した。「(『ロンドン五輪』で) あと一歩でメダルを逃したのが今回のチャレンジにつながったのはある。『五輪』はメダル取ってなんぼ。オリンピアとメダリストの差はある。3回出てメダルをひとつも取れないのは情けない。18名しかいないので、ローテーションが鍵になる。日本の暑さや連戦、ホスト国かなと思うような相手、いろいろあるが、まず予選リーグを突破することを一番に考えないといけない。2次予選に関しては前回(のモンゴル戦)のことがあり、緩みがちになる恐れがあるので、しっかり緊張感を持てるようにしたい。僕らにできることはたくさん点を取ってこの予選が有意義なのか問題提起できればと思っている。アジアの下のチームの底上げは大事だし、東南アジアのチームの力も上がっているが、アジアが世界大会で結果を残すために何をしないといけないかも大事」(吉田)「久々の代表で充実しているし、楽しんでいる。緊張感も含めて楽しんでいる。コンディションはいい状態、マルセイユへ行ってから、9か月くらい実戦離れていたので、前半は苦労したが、後半はコンディションが右肩上がりでよくなった。(代表での役割は)基本的にサイドバック(SB)、ウイングバック、森保さんから求められるのは運動量があって攻守に高いレベルでやらないといけない。僕には経験があるので、チームに付加価値を与えられるんじゃないかと思っている。自信がないとここに来ていない」(長友)「大事な予選。勝てば次へ進むのが決まる。チーム一丸となってやっていきたい。(ロンドン五輪の印象は)僕は初戦のスペイン戦でケガをして動けなかったので、チームに迷惑をかけた印象しか残っていない。4位という結果だが、悔しさしか残っていない。(五輪代表にオーバーエイジ(OA)枠で選出されて)びっくりした。ラージリストに入っていると思っていたが、自分の中でOAはこの人たちたろうと勝手に思っていたので。(移籍について)単純に自分の意志。家族とか全く関係なく、自分の意志で決めたこと。これが自分に合っていると信じて決めてきた」(酒井)「どこでやるにしても変わらない。SBをやれと言われても、ポジティブにやる。FWで出ろと言われたらやる、そこにこだわりはない。(OAについて)本当に頼りになる先輩。ピッチ上はそうだし、ピッチ外でも頼りになる。ピッチ上の連係もうまくいくと思う。周りに声をかけながら、『五輪』までにより完璧に持っていきたい。(U-24代表について)まず僕がしっかり自分のプレーをしてチームに貢献することが大事。かなり久々のU-24なので、練習の中で連携を高めるのが大事。感覚のところ1秒、1mのズレを感じると思うので、そういう細かいズレを修正していくことが大事になる」(冨安)「大事なのは自分たちのやるべきことをやること。相手がどうこうではなく、自分たちにフォーカスする。個人としても攻撃において自分のよさは何か、守備において自分のよさは何かを整理して出していくのは大事。どういう戦い方でどういうシステムかは考えるが、相手がミャンマーでもブラジルでも僕自身あんまり関係ない」(遠藤)「(12ゴール16アシストは)10ゴール10アシストを目標にやっていたので達成できてよかった。サイドから張って仕掛けるだけではなく、中へ入っていったり、逆サイドのボールを中で受けてシュートというシーンも増えた。(ミャンマー戦は)まず1点目を取ることが大事。前回2-0で、点差が開かなかったので、まだ何も決まっていないので。クラブでやって来たことを代表でも還元したい。ゴールに絡むプレーで還元したい。(森保監督から)特別なことではなく、いつもやっていることをやってほしいと言われているので、自分の持ち味を出すことを意識している」(伊東)「シュートを打つ部分で川崎にいた時より求められている。意識は間違いなく上がっている。割とゴール前での冷静さも出てきていると思う。ポルトガルで自分ができるようになってきたのが攻撃の部分。数字に絡む部分なので。守備やビルドアップがベースだが、その上に最後、数字に絡む部分、ゴールやアシストが大事になってくる。これだけやればいいというのはない。全部で他の選手より上回っていけるような活躍をしたい」(守田)「(コンディション)昨日は少し疲れを感じる部分はあるが、明日の試合には100%でいける感覚がある。どのポジションで出たとしてもチームのためにプレーするだけ。もしFWで出たなら、求められたことを理解してプレーできれば。(予選5試合連続ゴールについて)あんまり考えていない。チームのためにプレーしてきた中でそういう記録があると思うので、もし達成できればうれしいが、まずチームへの貢献の方が大きい。1試合でも早くこの予選を突破することが大事なので、何よりも勝利することが大事。自分たちの距離感や引いて守る相手をどう攻めるかが自分たちのテーマになるんじゃないかなと思っている」(南野)「(5ゴール12アシストについて)今季はコンスタントに数字を伸ばせた。得点数はあと2・3点取れたらパーフェクト。10番をやるにはもうちょい点を取らないといけないが、そんな点を取れる選手ではないと感じた。今は10番というポジション、トップ下でやっているが、今年は得点する選手はいたので、アシストやそのひとつ前のプレー、クリエイティブなプレーを求められた。毎年15スコアポイントを残せる選手になりたい」(鎌田)「(ミャンマー)結構球際でガツガツくるイメージがある。アジリティもあって、U-22でやった時に若干日本と似たイメージがあった。(『W杯』2次予選は)チャンスもらえれば結果を残す。自信を持って、いい形で試合に臨めるよう最善の準備をすることが大事。結果が得られればベストだし、チームにとってもベスト。そこは切磋琢磨して、結果を求めていきたい」(久保)「まずしっかり結果を残すことが大事。セルビア、ジャマイカといういいチームとも対戦できるので。『五輪』で抜ける選手も多く、新しい選手も入って来るので、底上げするチャンス。最終予選の9月へ向けて、最後しっかりシーズンを締め括るよう、ケガなく締め括るようしていかないといけない。大事なのは今ではない。『W杯』の時に僕らがどれだけ戦えるかが大事。『W杯』の時に世界を相手に勝ち切れるようにしていかないといけない」(大迫)『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア2次予選兼『AFCアジアカップ中国2023』予選・日本代表×ミャンマー代表は5月28日(金)・フクダ電子アリーナにてキックオフ。試合は無観客にて実施。試合の模様は日本テレビ系、NHK BS1にて全国生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年05月28日『東京2020オリンピック』に臨むメンバーが見えてきた。5月20日、『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア2次予選を戦うSAMURAI BLUE(日本代表)のメンバーとともに、オーバーエイジ3人を含むU-24日本代表のメンバーが発表されたのだ。日本サッカー協会・反町康治技術委員長と日本代表・森保一監督、U-24日本代表・横内昭展代行監督がオンライン記者会見に出席。まずは反町委員長と森保監督がA代表の活動について抱負を語った。「最初のミャンマー戦はインターナショナルマッチデーではなく、国内の選手を呼べないので海外で戦う選手での活動となる。次の試合からはJリーグで活躍する選手が合流する形となった。我々は2次予選突破に向けていい位置にいるが、ミャンマー戦で勝点3を取って次に備えないといけない。このコロナ禍で活動ができること、みなさんへの気持ちをピッチで表現したい。最終予選へ向けていい強化をしたい」(反町委員長)「コロナ禍の大変な中活動させてもらい非常にありがたく思う。まずは目の前のミャンマー戦に勝って、2次予選の突破を決めたい。その後の2試合もしっかり勝利して最終予選へ向かっていきたい。ジャマイカ、セルビアという素晴らしい相手を迎える『キリンチャレンジカップ』も選手の成長、チームの成長につなげるとともに勝利を前提に戦いたい。すべての試合一戦一戦ベストを尽くして戦いたい」(森保監督)『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア2次予選・ミャンマー戦に臨むSAMURAI BLUEのメンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、シュミット・ダニエル(シントトロイデン/ベルギー)、中村航輔(ポルティモネンセ/ポルトガル)【DF】長友佑都(マルセイユ/フランス)、吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、酒井宏樹(マルセイユ/フランス)、室屋成(ハノーファー/ドイツ)、植田直通(ニーム/フランス)、中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、冨安健洋(ボローニャ/イタリア)、橋岡大樹(シントトロイデン/ベルギー)、菅原由勢(AZ/オランダ)【MF】原口元気(ハノーファー/ドイツ)、遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、伊東純也(ヘンク/ベルギー)、橋本拳人(ロストフ/ロシア)、南野拓実(サウサンプトン/イングランド)、守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、板倉滉(フローニンゲン/オランダ)、三好康児(アントワープ/ベルギー)、遠藤渓太(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、堂安律(ビーレフェルト/ドイツ)、久保建英(ヘタフェ/スペイン)【FW】大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)、浅野拓磨(-)6月シリーズに臨む日本代表のメンバーは次の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、権田修一(清水)、シュミット・ダニエル(シントトロイデン/ベルギー)、中村航輔(ポルティモネンセ/ポルトガル)【DF】長友佑都(マルセイユ/フランス)、佐々木翔(広島)、谷口彰悟(川崎F)、昌子源(G大阪)、山根視来(川崎F)、室屋成(ハノーファー/ドイツ)、植田直通(ニーム/フランス)、中谷進之介(名古屋)、小川諒也(FC東京)【MF】原口元気(ハノーファー/ドイツ)、伊東純也(ヘンク/ベルギー)、橋本拳人(ロストフ/ロシア)、南野拓実(サウサンプトン/イングランド)、古橋亨梧(神戸)、守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、川辺駿(広島)、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、坂元達裕(C大阪)【FW】大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)、浅野拓磨(-)23日間で5試合という長丁場の活動のポイントを問われた指揮官は、こう答えた。「まずベースの部分の確認作業をしっかりやりたい。どんな相手にも高いレベルで実践できるよう準備したい。ミャンマー戦から3週間の活動、なかなか集中を保つのも大変。選手には一戦一戦100%の集中と100%パフォーマンスを発揮してもらいたい。トレーニングを詰め込むのではなく、選手がフレッシュな気持ちで取り組めるよう練習や、オフザピッチの時間を過ごしてもらう工夫をしていかないといけない。メンタル面で疲労・疲弊があると体が動かない、トレーニングしても吸収することもできない、ケガのリスクも増える。日々のリフレッシュを念頭に置いて3週間の活動を考えていきたい」ドラガン・ストイコビッチ監督率いるセルビア代表との対戦について質問が飛ぶと、ふたりはこのように返答した。「この時期『EURO』が開催される。我々としてはヨーロッパのチームと戦いたいという希望があり、『EURO』に参加しない中で、最も強豪であるセルビアと交渉してきました。そうした中で、セルビアも監督が代わり、日本のことを熟知している監督ということで話が早く進んだ。日本のストロングもウィークも、十分にわかっている監督なので、拮抗したゲームになると思う。非常に楽しみにしている」(反町委員長)「ストイコビッチ監督とはJリーグで何度も対戦し、選手時代の華麗なプレーを覚えている。監督になってからも選手にプレーの美しさと勝利へ貪欲に戦う姿勢を求めていると感じていた。ストイコビッチと日本で再会するのもうれしいし、お互いに国を代表して戦えるのも非常にうれしい。非常に力を持っているのがセルビア。その中でまず我々がしっかりと結果を出すこと。世界のトップトップの選手もたくさんいるので、選手たちには個々の局面で上回っていくこと、これからの成長につながるような経験を得てもらいたい」(森保監督)また無所属で参加する浅野について、反町委員長は「日本にいて代表に備えている。我々としては代表に欠かせない選手という視点で選出している。代表活動には全力を尽くすことは約束してもらうし、彼のパーソナリティから考えて全力を尽くしてくれると思う。活躍してほしい選手のひとり」と期待を寄せた。続いてU-24日本代表の活動について、反町委員長と横内代行監督がこのように語った。「本大会が迫っている。今回の活動が最終選考という意味合いが強い。この期間に有意義な活動をしなければならない。横内代行監督には2試合を有意義に本大会につなげてもらいたいと強く思う。SAMURAI BLUEよりも活動期間は短いがその分色濃く、それがメダル獲得につながるように期待している」(反町委員長)浅野拓磨(C)スエイシナオヨシ「今回3月に引き続き、コロナ禍の難しい状況の中の試合を開催でき、感謝している。五輪まで日がないが、親善試合を無駄にしないよう、今回の活動が本戦に必ずつながるよう準備していきたい」(横内代行監督)U-24ガーナ戦、ジャマイカ戦に臨むU-24日本代表のメンバーは以下の通り。【GK】大迫敬介(広島)、沖悠哉(鹿島)、谷晃生(湘南)、鈴木彩艶(浦和)【DF】吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、酒井宏樹(マルセイユ/フランス)、町田浩樹(鹿島)、旗手怜央(川崎F)、古賀太陽(柏)、冨安健洋(ボローニャ/イタリア)、橋岡大樹(シントトロイデン/ベルギー)、菅原由勢(AZ/オランダ)【MF】遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)、板倉滉(フローニンゲン/オランダ)、中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、相馬勇紀(名古屋)、三好康児(アントワープ/ベルギー)、三笘薫(川崎F)、遠藤渓太(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、堂安律(ビーレフェルト/ドイツ)、食野亮太郎(リオ・アヴェ/ポルトガル)、田中碧(川崎F)、久保建英(ヘタフェ/スペイン)【FW】林大地(鳥栖)、前田大然(横浜FM)、上田綺世(鹿島)、田川亨介(FC東京)吉田、酒井、遠藤航のオーバーエイジの3人はメンバー確定か問われると、森保監督はこのように返した。「基本的にはこの3人のオーバーエイジでいきたいと考えている。しかし何が起こるかわからないので、その時は臨機応変に対応する。オーバーエイジの選手はすべてのポジションでリストアップし、本人の意向を確認し、クラブとの交渉もした。オリンピックエイジは最後まで競争があるが、オーバーエイジの枠は競争ではいけないと思っている」さらにオーバーエイジの3人について、森保監督は「誰がというわけではなく、3人とも絶対的な戦力。プレーで貢献できる、経験の浅い選手に影響力もある。プレー以外でも、オンザピッチでもオフザピッチでも背中で行動を示し、若い選手とコミュニケーションを取りながら彼らの成長を促してくれる選手だと思っている」と評価し、「A代表でレギュラークラスでやっている選手ならば、五輪世代に入れば活躍できるという中、今回の3人は試合を安定させることができる。GKから攻撃を仕掛ける時、攻撃を支えることもできる。攻守両方ができる。安定してリーダーシップを取ってくれて、安定してプレーしてくれるということで五輪世代が落ち着かせてくれる」と信頼感を口にした。また森保監督はキャプテンについて「A代表のキャプテンがU-24に参加するので、そこは基本として考えたい。これまで中山雄太がキャプテンとして引っ張ってくれたので、中心として支える、まとめる役割を考えていきたい」と明かし、18名の最終メンバーについても「本大会に向けての選手は今回の活動メンバーが選考の場と考えている。オーバーエイジを含めた強化の場と考えている。すべてここで決められるという状況ではない場合もあり得るので、その場合はラージグループから選手を呼ぶという考え」と語った。横内代行監督は仮想・南アフリカ戦となるガーナ戦について聞かれると「アフリカ勢とぜひやりたいとリクエストし、本大会前にガーナとできるのは意味がある。アフリカの選手は想定外のプレーがある。海外でプレーする選手はアフリカの選手とやる機会も多いが、国内の選手はまだまだ少ない。そういう意味でいいシミュレーションになる」と答え、選手の起用法について質問されると「競争は常にある。今回だけではなく、常に競争はある。この2試合で確実に出られる保証はない。(国内組のFW4人は)自分のチームでしっかり活躍している、自分の良さを出している4人。この国際親善試合を自分の良さをどれだけ出せるか見たいし、期待している」とコメントした。吉田麻也(C)スエイシナオヨシA代表の『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア2次予選兼『AFCアジアカップ中国2023』予選・ミャンマー戦は5月28日(金)・フクダ電子アリーナ、タジキスタン戦は6月7日(月)・パナソニックスタジアム吹田、キルギス戦は15日(火)・パナソニックスタジアム吹田にてキックオフ。『キリンチャレンジカップ2021』ジャマイカ戦は6月3日(木)・札幌ドーム、セルビア戦は11日(金)・ノエビアスタジアム神戸にて開催。U-24日本代表の『国際親善試合』U-24ガーナ戦は6月5日(土)・福岡スタジアム、ジャマイカ戦は12日(土)・豊田スタジアムにて実施する。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年05月21日敵は己にあり。韓国代表に3-0で完勝したSAMURAI BLUEが『FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選』モンゴル戦に臨む。日本代表はここまで『アジア2次予選』4試合を終えて全勝、勝点12でグループF首位なのはもちろん、相手に1点たりとも許していない。対するモンゴルは1勝5敗で5位とグループ最下位に沈む。前回のホーム戦は2019年10月10日・埼玉スタジアム2002に消化。日本がボール保持率72%、シュート数41本、被シュート数0本と圧倒的な内容で6-0の大勝をマークした。韓国代表を寄せ付けなかった日本代表がモンゴル代表に苦戦するとは考えにくい。しかも試合が新型コロナウイルスの感染状況によりモンゴルでの開催が困難となり、無観客とは言えホームで行われるのであればなおさらだ。森保監督は格下と戦う際、モチベーションの源がどこにあるかが重要だと説いた。「対戦相手によって、自分たちのモチベーションを与えられるのではなく、我々はどういう目的・意義で戦っているか再確認して向かっていかないといけない。韓国戦は親善試合だが、モンゴル戦はW杯出場、その先の目標に向かって2次予選突破という目標の途中にある試合。我々が目標とすることを達成するには常に個人のレベルアップとチームのレベルアップが必要。それは対戦相手にレベルアップしてもらうことではない。自分たちがもっと強くなる、もっとうまくなるためには自分たちで高い志を持ってやることが重要。今コロナ禍や自然災害で困っている方々のために励ましのエールになるような試合をしたい。もう一度応援してくれている人々のために何をしなくてはならないかをという目的を確認して試合に臨みたい」また指揮官は今回のモンゴル戦ならではの難しさも口にした。「第1戦は6-0という結果を踏まえると格下相手と思われるかもしれないが、ここは絶対に勝たないといけない相手。勝って当たり前と思われるチームとの対戦ほど難しいことはない。自然とモチベーションが高まる韓国戦の後の難しさもある」韓国戦からある程度メンバーを入れ替えるのか問われると、森保監督はこう答えた。「大きく変えようとは今のところは思っていない。韓国戦で成果と課題を得て、どうやってレベルアップしていくか突き詰めていきたい。変えるポイントはコーチ陣と話し合っている。前回の結果を踏まえるとメンバーを大幅に変えて、選手たちを使っていきたいと思うが、軸をしっかり持って公式戦を勝ち抜いていくことを考えたい」システム変更についてはこう述べた。「基本的には韓国戦でやった形でスタートしたい。試合の中で変えた方がいいと思えば3バックに変えるかもしれない。じつはそこ迷っていると言うか。3バックをやるのもありかなと思っているし、選手をどう使えばいいか、いろいろな考えが巡り巡っている。前回は6-0で勝ったが、選手たちが試合の中で個々のやり方を100%発揮する、チームとしてもしっかり機能できるようにお互いが意思統一しながら戦う、選手たちが戦うインテンシティを相手に合わせるのではなく、内向きのモチベーションをもって、選手たちがピッチ上で戦ってくれた結果が6-0につながったと思う。今回も選手たちが内向きのモチベーションを発揮してくれることを望んでいる。そして応援してもらっている方々に、『じゃあ私も、じゃあ俺も明日からがんばろう』と思ってもらえるような試合にしたい」森保一監督(C)JFA監督と同様に選手たちにも油断はない。韓国戦の手応えを得た選手たちはモンゴル戦へ向けて気を引き染めた。「(トップ下か左サイドのどちらのポジションがやりやすいかとの質問に)どっちでもプレーできるが、トップ下が一番プレーしやすい。でもチームでも左でも右でもプレーしているし、どこでもチームに貢献したい。(遠藤航&守田英正のボランチについて)頼もしかった。航くんはボールを奪って攻撃をビルドアップしてくれる。守田もボールをさばきながら攻撃参加を積極的にやってくれた。ふたりの特徴が攻守で重要な存在になっていたと感じた。(鎌田大地とのコンビについて)僕はどっちかと言えば中でプレーしたいタイプなので、大地と被らないようにしたいと話していたし、互いにポジション気にしながらプレーした。割とうまくいった部分はあるかなと手応えを感じた。特に大地のポジションのところはこっちがカウンターする時、そこのスペースをうまく使って、ゴールにつながった部分はあった」(南野拓実)「(韓国戦での負傷について)今はもう大丈夫、休んだおかげで大丈夫。今はしっかり準備ができている。(引いて守る相手への攻撃について)日本が常にボールを支配してプレーできると思うので、前の選手が早く1点取ることによって楽に試合できると思う。早くゴールを取りたい。スペースがなくても近い距離でプレーできる選手ばかりなので、そんなに心配していない。(トップ下のプレーについて)トップ下は自分に合っているポジション、ゴールとかアシストは出続けるために必要。ただ自分が絶対という感じにはならない、パスしてチャンスになるならパスをするし、チームが勝てるようにやることが一番大事。トップ下ではなくても、自分のできることは最大限やる。そこまでの気負いはない。うまく回りの選手を使えて、うまく使われる側にもなれるというのが将来的な特徴になってくると思う。僕自身はもうひとつ下のポジションをしたいので、自分が将来的に上のクラブでやるために必要なことにトライしている。守備も運動量も必要だし、現代フットボールでは中盤はすべてできないといけない。ほかのトップ下と違って、そこまで多くゴール取る選手ではない。周りをうまく使って、ラストパスも出せる、そこまでゴールにこだわりすぎていないのも特徴」(鎌田大地)「(韓国戦の評価)ほかの選手とコミュニケーションが取れない中、チームとして高いパフォーマンスができたのは自信になったし、何よりも3-0で勝ててよかった。(柴崎岳について)岳くんには素晴らしいものがいろいろある。守備の部分では負けていないと思うが、攻撃のセンスや一本のパスで刺すというのはまだまだ僕に足りていない。勝ち負けはわからないが、岳君に負けないように攻撃の部分はもっともっと伸ばしていかないといけない。(遠藤について)僕と考えが似ている。守備では奪いに行くタイミングとか似ている。航くんに少し後ろを見てもらって、僕が前へ行くのはお互い共有できている。ビルドアップでも距離が離れたり近すぎることもなく、お互いの距離がすごくよかった。思い切って飛び出した時もカバーに入ってくれるので、不安がない。(モンゴル戦へ向けて)相手のレベル云々ではなく、親善試合ではなく、公式戦。やるサッカーが変わるわけではないが、結果へのこだわり、プレッシャーを楽しむことが必要。韓国戦でやったプレーをベースにして、僕のところでファールが多かったり、低いところで奪われたりすることがあったので、そこを修正していかないといけない」(守田英正)「(守田について)もともといい選手だし、前に代表でやった時から知っているし、守備でしっかり潰せるし、ボール動かすところ似ている。韓国戦ではお互いにいい距離感でプレーできたと思うし、攻守の面でもお互いのポジションを見ながら立ち位置を変えてやることができた。どっちがやりやすいとかはなく、岳でも守田でもフィーリングは悪くなかった。(モンゴル戦に向けて)今回のメンバーを見ても自分の年齢も上になったので、チームを引っ張っていく存在にならないとという認識はある。もう、結果がすべて。予選は勝ち進んで、本大会で結果を残すことにフォーカスしないといけない。明日、相手によって変わらずに、韓国戦と同じようにやれるのか。相手は気にせずに、どうすれば自分たちのパフォーマンスを高く出せるか意識していきたい」(遠藤)モンゴル戦に臨む日本代表メンバーは以下の通り。【GK】1西川周作(浦和)、12権田修一(清水)、23前川黛也(神戸)【DF】22吉田麻也(サンプドリア / イタリア)、19佐々木翔(広島)、2松原健(横浜FM)、13山根視来(川崎F)、4畠中槙之輔(横浜FM)、20中谷進之介(名古屋)、3小川諒也(F東京)、16冨安健洋(ボローニャ / イタリア)【MF】8稲垣祥(名古屋)、7江坂任(柏)、6遠藤航(シュツットガルト / ドイツ)、14伊東純也(ヘンク / ベルギー)、10南野拓実(サウサンプトン / イングランド)、11古橋亨梧(神戸)、5守田英正(サンタ・クララ / ポルトガル)、17脇坂泰斗(川崎F)、21川辺駿(広島)、9鎌田大地(フランクフルト / ドイツ)【FW】15大迫勇也(ブレーメン / ドイツ)、18浅野拓磨(パルチザン / セルビア)『FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選』日本代表×モンゴル代表は3月30日(火)にはフクダ電子アリーナにてキックオフ。仕様の模様はフジテレビ系列にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年03月30日ターゲットは決まった。12月14日・パリで、『ラグビーワールドカップ2023フランス大会』の組み合わせ抽選会が行われ、日本は前回準優勝のイングランド、最高位3位のアルゼンチン、オセアニア代表、アメリカ大陸第2代表と上位2枚の決勝トーナメントのキップを争うことになった。ドローイングを見届けたイングランド代表・エディー・ジョーンズヘッドコーチ、アルゼンチン代表マリオ・レデスマHCは紳士のスポーツらしく外交辞令のコメントに終始した。エディーHCが「アルゼンチンと日本は今最も成長しているチーム。おそらくここにトンガが入って来る。エキサイティングでタフなグループだ。日本と対戦すればタフな試合になる。相当な準備をしてくる相手なので、こちらも違うやり方をしなければならない。アルゼンチンはフィジカルなチーム。マリオは素晴らしい若手を育てている」と評価すれば、マリオHCも「プールDはイーブンな戦いが多くなるだろう。(同組になる可能性が高い)トンガ、アメリカかカナダのような国が『RWC』ではサプライズを起こしている。日本もそういう存在だったが、今では日本が勝っても誰も驚かない」とリスペクトの念を表した。ラグビーワールドカップ2023フランス大会の組み分け一方、『RWC2019』で時計が止まっているジェイミー・ジョセフ日本代表HCは相手どうこうよりもまず自分たちにフォーカスしたいと語った。「今年は試合ができなかった。プレーできることが大きな挑戦。ニュージーランドに勝った2チームが揃うタフなグループになった。ただまずは我々のチームをラグビーに戻すことが先決だ」世界ランキングを見るとイングランドが2位、アルゼンチンが8位、日本が10位である。ランキングが一番下の日本が今年テストマッチを開催できなかったのに対し、イングランドは『シックスネーション』3年ぶり37度目の優勝を果たすとともに、『オータムネーションズカップ』でも全勝Vをマーク。アルゼンチンも1か月前に30回目の挑戦で初めてオールブラックスに勝利する快挙を成し遂げた。地力で勝る2強がいいスタートを切ったのだ。エディーHC、マリオHCはともに自信を覗かせた。「今年の結果については非常に満足している。9勝した。我々のベストを見せられた。『シックスネーションズ』はタフな大会。挑み挑まれ、これ以上の大会はない。次の『シックスネーションズ』が楽しみだ」(エディーHC)「(ニュージーランドに1勝1敗、オーストラリアに2分の2位で)『トライネーションズ』を終えて、ハッピーだ。我々には新たな結果が出てきた」(マリオHC)(左上から時計回りで)イングランド代表エディー・ジョーンズHC、日本代表ジェイミー・ジョセフHC、アルゼンチン代表マリオ・レデスマHCドローイングから一夜明けた15日、ラグビー日本代表ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは再びオンライン会見に登場し、「まずはプール戦突破が目標。決勝トーナメントに勝ち上がってから次の目標へ移行していく。イングランド、アルゼンチンに勝てるチームを作っていかなければならない」とキッパリ。2大会連続のベスト8進出を誓った。コロナ禍での出遅れは気にしない。ジョセフHCは前だけを向いた。「2020年はラグビーのない状態。選手は十分すぎるほど休めた。我々のコントロールできないことに執着しても仕方ない。6月のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦から2023年を見据えていきたい」改めて、イングランド、アルゼンチンの分析について質問が飛ぶと、指揮官はこう答えた。「相手はセットピースが強く、体が大きく、フィジカルが強い。3年間準備する時間がある。スクラム、ラインアウトを強化していかないといけないし、ディフェンスももっともっとやっていかないといけない。相手は我々のスキを突こうとしてくる」もちろん格上相手にも気後れはない。ジョセフHCは「我々のラグビースタイルはフリーフローでスピーディでスキルフル。相手とは全く違うスタイル。向こうからしても、やりにくい相手だろう」と自信をチラリ。(写真左より)藤井雄一郎ナショナルチームディレクター、ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチ3年後を睨みつつ、まずはコロナ前の状況に戻すことが大事だと力説する。「今大事なのは選手をラグビーに戻すこと。1月には『トップリーグ』が始まる。6月にはライオンズ戦がある。すべてが『RWC』につながっているが、最初にやるべきことは元のフォームに戻すこと」HCは新戦力の台頭に期待する。「コロナでリセットした。新たな選手も入って来るだろう。『トップリーグ』でアピールしてきた選手を私たちはしっかり評価する。2016年に帝京大時代の姫野(和樹)を見たが、今も記憶に残っている。今の大学生たちが2023年のフランスのピッチに立っていても何ら不思議ではない」若手だけではない。ジョセフHCは経験値の高い主力たちに全幅の信頼を寄せる。「我々には堀江(翔太)、リーチ(マイケル)、姫野という経験がある選手がいる。松島(幸太朗)もフランス(クレルモン)で大活躍している。松島の活躍でほかの選手たちが海外でやれるという自信を持ってくれる。非常にポジティブなことだ」福岡堅樹と並びフェラーリと称された松島幸太朗(C)スエイシナオヨシ福岡堅樹が代表引退を表明したウィング(WTB)は人材発掘が急務である。「福岡は素晴らしい選手。本人の決断は尊重するが、残念。代表にとっては大きな損失だ。次の選手を見つけなければならない。ただ過去には大畑大介がいた。日本には定期的にトライゲッターが出てきている。次の大畑、次の福岡を探すことが自分の仕事だと思っている」WTBだけではない。大きく屈強なロック(LO)も探している。「セカンドロウのポジションも厚くしたい。昨年の『RWC』で思ったことはいくら準備万全でもケガ人は出て来る。日本の次の課題は選手層の厚み。テストマッチを戦える選手をどれだけ揃えられるか。ケガ人が出ても、ローテーションで戦えるだけの厚みを2023年までにつけていかなければならない」『RWC2023』の組み合わせ抽選の結果は以下の通り。【プールA】ニュージーランド(3位)、フランス(4位)、イタリア(14位)、アメリカ大陸第1代表、アフリカ第1代表【プールB】南アフリカ(1位)、アイルランド(5位)、スコットランド(7位)、アジア・パシフィックプレーオフ勝者、ヨーロッパ第1代表【プールC】ウェールズ(9位)、オーストラリア(6位)、フィジー(11位)、ヨーロッパ第2代表、最終予選勝者【プールD】イングランド(2位)、日本(10位)、アルゼンチン(8位)、オセアニア代表、アメリカ第2代表※カッコ内の数字は12月7日現在の世界ランキング。『RWC2023』は2023年9月8日に開幕し、10月21日の決勝まで全48試合が行われる。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2020年12月16日新しい生活様式に合わせた大会ロケットマラソン2020東京大会は、2020年10月17日(土)、18日(日)に多摩川河川敷諏訪いこいの広場で開催予定です。昨年、大阪で開催され多くの参加者がありました。今年は、大阪大会に加えて東京大会、オンラインの部が開催されます。コロナ中止は参加費返金保証あり種目は、フル4,500円、30km 4 ,100円、ハーフ3,500円、10km 2,500円、5km 2,100円の5種目、同時開催のオンラインの部1,000円となります。大会スケジュールは、1日目にハーフマラソン、10km、5kmの3種目、2日目に、フルと30kmの2種目が走ります。大会コースは、フラットで走りやすく、制限時間も通常の大会より長いので、マラソン初心者も安心して走れおすすめです。オンラインは、コースもスタートも自由オンラインの部は、2020年10月10日~10月25日の2週間となります。日本全国各地からご参加可能です。開催期間中であれば、好きな時間と好きな場所で走ることができます。タイムは、GPS計測機能付きの腕時計、ランニングアプリを使い自分で測定し、結果を報告します。(画像は公式サイトより)【参考】※大会公式サイト
2020年08月29日参加者が多い人気の大会春の爽やかな潮風を受けながら走る「麒麟獅子マラソン大会」は、2020年5月24日(日)に兵庫県新温泉町で開催されます。海の幸、山の幸、温泉に恵まれた地で、食べて、走って、温泉でくつろいではいかがでしょうか。海に山、そして浜坂大会が開催される新温泉町は、兵庫県の北部、日本海に面しおり、兵庫県内でも有数の温泉地で海と山に囲まれた美しい自然環境の魅力がある町です。世界ジオパークに認定された山陰海岸ジオパーク内にあり、海・山・川そして田園の素晴らしい景色が堪能できます。暑さ対策は万全に麒麟獅子マラソン大会の種目は、ハーフ、10km、5km、3kmで、海・山・川・田園の自然豊かな平坦なコースを走ります。日陰の少ないコースなので、日差し対策が必要にはなりますが、海からの心地よい風は最高です。この大会の魅力には、自然を満喫できる以外にも地元の村おこし的な暖かさもあり、獅子舞、郷土芸能など前夜祭などもあります。(画像は大会公式サイトより)【参考】※麒麟獅子マラソン大会公式サイト
2020年01月17日アメリカを感じる大会横田基地で行う「フロストバイトロードレース」は、2020年1月19日(日)に開催します。日本で開催する大会ですが、耳に入る言葉は、英語だらけのアメリカンな雰囲気のマラソン大会です。日本にいながらアメリカの大会に参加しているように感じるかもしれません。寒い、風が強いフロストバイトロードレースは、毎年1月に米軍横田基地内で開催されます。種目は、ハーフ、5km、2km(キッズラン・ファミリー)になります。横田基地内の滑走路脇を走る平坦な走りやすいコースですが、滑走路がだだっ広く、さえぎる物が何もありません。吹き付ける北風は、身を切るような冷たさに感じると思います。十分な寒さ対策が必要かもしれません。豪快なステーキ&ハンバーガーを味わえる毎回大人気なのが、本場のアメリカンフードを食べることができる飲食ブースです。その場でグリルされたハンバーガーやホットドッグなどボリュームのある味を楽しむことができます。走るだけでなく、スタッフもアメリカ人中心で英語でのコミュニケーションも楽しめる珍しい大会に参加してみませんか。(画像は公式サイトより)【参考】※第38回フロストバイトロードレースの公式サイト
2019年10月21日10月10日に「2022FIFAワールドカップカタール アジア2次予選」が開催されます。え、2次予選? 1次はどうしたの?…っていうか2022年はまだ先なのにもう予選? と思った方に、カタールW杯本大会までの道を超簡単に解説します。中島翔哉選手がananwebだけに語ってくれた意気込みも必見! ラグビーと合わせてサッカーも応援しまくりましょう。写真・大嶋千尋 文・伊藤順子10月10日は、カタールW杯アジア2次予選!国内合同合宿初日。選手のみなさんは笑顔があふれ終始リラックスムードでトレーニングをしていました。奥のジャージ姿の方が森保一監督。ラグビー熱に沸く日本ですが、それにひけを取らない大イベントがあるのをご存知でしょうか。それは、青き11人の勇士たちがピッチを駆け巡るサッカー!来る10月10日(木)に、埼玉スタジアム2002において、「2022FIFAワールドカップカタール アジア2次予選」が開催されます。対戦国は、FIFAランク183位のモンゴル。日本はFIFAランク31位(どちらも2019年9月現在)ですから、はっきり言ってしまえば格下であり、「勝って当然」という声も聞こえます。勝敗よりも、「どれだけ早い時間に誰がどのように点を取るか」に焦点を当ててもいいと言っても過言ではありません。これに先立ち、日本代表の森保一監督は10月3日に代表メンバーを発表、会見を開きました。記者から、格下相手に、海外組メインのセレクトについてを問われると「勝敗は保障されていない。どんな相手でも、いつでもベストを考えて選手を選び、W杯へつなげていきたい。欧州でプレーしている選手は、長距離移動や時差調整など負担が多いが、それでも代表戦に出たいという強い覚悟を持って応えてくれている」とコメント。加えて、海外組の中島翔哉選手も、「(ラグビー日本代表の快進撃を受けて)ラグビー日本代表は毎日厳しいトレーニングしていることは聞いていましたし、今大会の成果はそうしたことの賜物だと思います。明日の試合はラグビー日本代表のようにチーム一丸となって、息のあったプレーで勝利したいと思います」とananwebだけに(!)意気込みを語ってくれました。トレーニング中、常に明るい表情を見せていた中島翔哉選手。帰国したばかりの久保建英選手も合流。ギャラリーから多くの歓声を受けていました。普通に考えれば勝てる試合であり、海外組をお休みさせて、さまざまな選手を「お試し」で起用してみる手もありますが、それよりなによりベストメンバーで絶対勝つ! に重きを置いたわけです。つまりは、それだけ重要な試合ということ。そこでふと思うのが「2次予選」というワード。まず、2018年にロシアW杯が終わったばかりなのにもう予選!? と思いませんか? また、2次というからには、1次もあったはず。そして、3次、4次もあったりするの? と疑問に思う人も少なくないでしょう。今回は、そんな素朴な疑問を解決するべく、2022年カタールW杯本大会までの道のりを超簡単にご説明します!流れはざっと下記の通り。予選は、世界の国と地域をエリア別に6つにわけて開催。ここではアジアに限定してお伝えします。FIFAワールドカップ本大会までの道のりアジア1次予選(2019年6月開催、FIFAランク上位34位以内の国は免除)アジア2次予選……今ココ!(2019年9月~2020年6月開催)アジア最終予選(2020年9月~2021年11月開催)W杯本大会(2022年11月~12月開催)アジア1次予選は、FIFAランク35位以下の12チームを2チームずつに分け、ホーム・アンド・アウェー方式で試合を行います。ここで勝利した6チームと、1次予選免除の34チームの合計40チームが2次予選に進めます。アジア2次予選では、その40チームが5チームずつ8組にわかれ、ホーム・アンド・アウェーの2回総当たり戦を行います。そして、各組の1位計8チームと、各組2位のチームのうち成績上位4チームの、合計12チームが最終予選に行くことができます(※)。日本はグループFで、タジキスタン、モンゴル、キルギス、ミャンマーと対戦。これまで9月10日にミャンマーと戦い、2-0で勝利しています。※但し、既に出場権を獲得済みの開催国カタールが、グループ1位または、各組2位のうち成績上位4チームに入った場合はその分が繰り上がりとなり、各組2位チーム中成績第5位のチームが代わってワールドカップの最終予選に進出できます。アジア最終予選は、2次予選を突破した12チームを2組に分け、2次予選同様にホーム・アンド・アウェーでの2回総当たり戦を行います。そして、各組上位2チームが本大会の出場権を獲得できます。また、各組の3位は4次予選(大陸間プレーオフ)となり、ここで勝利した1チームを合わせて、合計4、5チームが本大会に出場できるというわけです。以上、おわかりになりましたか? 予選でこれだけ多くの戦いをしなければならないと考えると、W杯開催年の翌年から予選が始まるのも納得がいきますね。2022年のW杯はもう始まっています! というわけで、ananwebは、日本サッカー協会(JFA)さんとタッグを組んで日本代表を応援します。今後、代表選手の声とともに、新企画をweb上で展開させていただきますので、楽しみにお待ちくださいね。あの選手が恋愛観を語ってくれるかもしれません! お見逃しなく!ラグビーも応援しつつ、サッカーにも情熱を注ぎ、スポーツの秋を存分に満喫しましょう!
2019年10月09日世界的なハーフマラソン今回で74回目を迎える伝統ある「香川丸亀国際ハーフマラソン大会」は、2020年2月2日(日)に開催されます。例年、海外の招待選手に加えて、実業団・学生のトップランナーが多数参加する大会です。1万人規模の市民ランナーも参加する日本最大級のハーフマラソン大会です。コースは、平坦な折り返し香川丸亀国際ハーフマラソンは、世界新記録も出たことがある「超高速コース」と言われており、ハーフマラソンで自己ベストを狙うランナーが多く参加します。また、フラットで走りやすいコース、長めの制限時間(3時間)設定であることから、マラソン初心者にも挑戦しやすいと人気があります。一流ランナーと同じコースを走る大会のコースは、Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)を発着とし、丸亀市、宇多津町を通り、坂出市で折り返します。この大会の魅力の1つが折り返しコースのため先に出発した一流ランナーの走りを間近で見ることです。一流ランナーたちの本気の走りを見て、途切れることがない沿道の声援を背に受け走ることが出来るハーフマラソン大会です。(画像は公式サイトより)【参考】※大会公式サイト
2019年09月22日夏の定番といえば、お祭りや花火大会ですよね。この夏、彼とデートで行く約束をしているという人も、いるのではないでしょうか。今回は、そんなお祭りや花火大会デートで彼をキュンとさせる方法をまとめてみました。お祭りや花火大会に行く前には、ぜひチェックしてみて下さい。言動でキュンとさせる!デートの際には彼との時間をただ楽しむだけではなく、どうせなら彼の胸キュンポイントをついて、「かわいい!」と思ってもらいたいですよね。お祭りや花火大会では、いつもとは違う特別な雰囲気に彼のテンションも上がっているはず。そこにお祭りデートならではの胸キュン行動でドキッとさせて、もっと好きになってもらいましょう。では、お祭りデートでの女性のどのような行動に、男性はキュンとするのでしょうか。(1) 浴衣を着ていくお祭りや花火大会デートへ行く時に、彼女に浴衣を着てほしいと思う男性はたくさんいます。普段はなかなか見ることができない彼女の浴衣姿に、ドキッとしてしまうのだとか。それならば、彼女としては絶対に浴衣を着ていくしかないですよね!ちなみに、事前に「浴衣で行くね!」と宣言しておくよりも、サプライズで浴衣を着ていったほうが彼をよりドキッとさせることができます。着崩れの直し方を覚えるなど下準備はしっかりして、当日は可愛い浴衣姿で彼をキュンとさせちゃいましょう。(2) 屋台にはしゃぐ屋台は、お祭りや花火大会の醍醐味ですよね。たこ焼きやかき氷、金魚すくいなどさまざまな屋台が立ち並ぶ様子を見ると、テンションが上がるという人も多いのではないでしょうか。屋台にテンションが上がっているのを隠さず無邪気にはしゃいでいる女性を、男性は「かわいい!」と思うようです。心から楽しそうにしていると、「一緒に来て良かったな」とも思ってもらえるかもしれませんね。ただし、あまりにも散財しすぎると、逆に引かれてしまいかねません。くれぐれも屋台に夢中になりすぎて、お金を使いすぎないようにだけ注意しましょう。(3) 買った食べ物を半分こ屋台で食べ物を買おうとする時は1人で食べる前提で考えず、彼に「あれ食べたいんだけど、半分こしない?」と聞いてみるようにしましょう。1つの食べ物を2人で分け合うと親密感も増しますし、より一緒にお祭りを楽しんでいるという感覚にもなれるものです。そして、食べ物を分け合うシチュエーションに、キュンとするという男性も多いといいます。ちなみに、「2人で分けない?」と言うより「半分こしない?」と言ったほうが、何だか可愛く聞こえるのでおすすめです。「半分こ」というキラーフレーズ、ぜひ使ってみて下さいね。持ち物でキュンとさせる!出かける時に荷物をあまり持たない男性って、多いですよね。そんな男性が「あれがあればなー」と思った時に、必要な便利アイテムをすっと差し出せると、惚れ直してもらえるかもしれません。とはいえ、お祭りや花火大会に大荷物で行くと邪魔になってしまいます。持ち物を準備する時には、動きにくくならないよう最小限に抑えつつ、自分だけではなく彼も使うことを前提に準備しましょう。ここで紹介する持ち物はお祭りだけではなく、夏にデートをする時には持っていると役に立つものばかりです。お祭りや花火大会デートだけではなく、他の場所へ行く時もぜひ準備して下さいね。(1) ハンカチやウェットティッシュを持って行く出かける時に、汗を拭くためのハンカチやタオルを持っていない男性は、割と多いもの。お祭りや花火大会デートの時には、自分用以外に彼用のハンカチも用意しておきましょう。そして、彼が汗をかいていたら、渡して下さい。「俺のことを思って用意してくれてたんだ!」と、彼もキュンとしてしまいます。また、ウェットティッシュを持ち歩いているのも、男性からするとポイントが高いといいます。屋台で買った食べ物を食べる時には手が汚れることも多いので、ウェットティッシュはお祭りや花火大会に持っていくと活躍するアイテムです。こそっと荷物にしのばせておき、必要な時がきたら出すと女子力をアピールできます。(2) 瞬間冷却剤や汗ふきシートを持っていく暑い中を歩き回っていると、熱中症になる可能性もあります。そんな時は、瞬間冷却剤などの熱中症対策グッズを持っていると、役に立ちますよね。瞬間冷却剤を荷物の中にしのばせておき、「暑いね」という話になった時にでも彼に渡しましょう。きっと、「気が利くなあ」と思ってもらえるはずです。また、汗を大量にかく可能性もあるので、携帯用の汗ふきシートを持っておくのも良いですね。いつもの持ち物だけではなく、夏ならではの持ち物もしっかり準備しておきましょう。お祭りデートでもっと好きになってもらおう男性はお祭りや花火大会という特別な雰囲気の中で、彼女のいつもと違う一面を見てドキッとします。TPOに合った便利アイテムをしっかり準備しているのも、「気遣いができるんだな」と思って惚れ直してもらえる可能性が高いですよ!お祭りや花火大会へ行く際には、ここで紹介した方法をぜひ実践して彼をキュンとさせてみて下さい。そして、そのデートをきっかけに、彼にもっと好きになってもらえたら良いですね。
2019年09月16日花火大会デートをするときには彼をときめかせる工夫をしましょう。彼の心をキュンとさせる仕草を五つ紹介します。浴衣姿で魅了しよう花火大会でデートをするときの基本は浴衣を着てくることです。普段とは違う艶やかさがある浴衣姿で登場するだけで彼の目を奪うことができます。ちょっと屈むような姿勢になって上目遣いで彼のことを見れば、それだけで普段とは違う美しさが垣間見れて彼の心を射止めることができるでしょう。花火を見上げてみよう花火大会が始まったら花火を単純に見上げるだけでも彼の心はキュンとします。できればポジション取りを注意して、見上げている自分の横顔を見てもらうようにしましょう。彼の左右どちらかを陣取って、やや高い位置で見上げるようにするのがコツです。見上げているときに、そのままの姿勢で、ねえ、といった感じで声をかけてみると横顔を見てくれるでしょう。見上げているときに手を掴もう横顔を見てもらうのも良い方法ですが、もっとドッキリとさせることで彼の心を奪うこともできます。花火を見上げているときに、さりげなく彼の手を掴んでしまいましょう。花火が上がって弾けた瞬間にそっと手を掴むのがコツです。このタイミングさえピッタリと合っていれば、彼もドキッとして自分のことを見てくれます。そのときに横顔を見せても、先に彼のことを見つめていても良いでしょう。髪のセットを直してみよう彼をキュンとさせる仕草として浴衣姿で髪のセットを直すというのも効果的なものとして知られています。花火を見上げたり、歩いていたりするうちに髪のセットが少し乱れてしまうことがあるでしょう。そのときにちょっと離れてよく見えるポジションを取って髪を直すだけで彼はときめいてくれます。振り向く姿を見せてみよう浴衣姿で花火大会デートをしているなら、見返り美人を見せるのも良い方法です。彼の先を歩いていって、ふと振り向いた姿を見せるだけで彼の心は大きく動きます。浴衣姿で振り向く仕草は男性の心を揺り動かすことができる代表的な仕草なので、ここぞというタイミングで活用してみましょう。
2019年08月15日隅田川花火大会や東京湾大華火祭と並んで、東京三大花火大会のひとつに数えられる「神宮外苑花火大会」が今週末に行われる。神宮球場、秩父宮ラグビー場、軟式球場の有料会場でゆったり座って1万発の花火が楽しめるのが本花火大会の魅力だ。また、都内で唯一山手線内で開催される、コンサート付きの都市型花火大会として長年親しまれてきた本花火大会は、多くの有名アーティストたちのライブが行われることもあり、毎年およそ100万人を動員し、その目と耳を楽しませてくれる。今年の出演者は、松平健、ゴールデンボンバー、倖田來未、MAX、Lead、オープニングアクトとしてI Don’t Like Mondays.、WIN=W1N、ラストアイドルが出演の予定。今年の会場を一部変更し、神宮球場、秩父宮ラグビー場のほか、これまでの軟式球場に代わって、神宮第二球場に有料観覧席が設けられるので注意が必要。メインの神宮球場ではライブが行なわれ、秩父宮ラグビー場ではそのライブ映像が上映される。【イベント情報】『東日本大震災・熊本地震復興チャリティー 2019 神宮外苑花火大会(第40回大会)』開催日:2019年8月10日(土)予備日:翌11日(日)会場:明治神宮外苑(神宮球場、秩父宮ラグビー場、神宮第二球場)開場・開演:神宮球場 16:00開場 17:30 開演予定秩父宮ラグビー場 16:00開場神宮第二球場 16:00開場※周辺の状況により開場時刻を早める場合あり花火開始:19:30花火終了:20:30 ※花火打上中の休憩時間は無し終演:未定荒天中止決定:開催当日正午入場料:◆神宮球場(全席指定)アリーナSS席9,000円・アリーナS席・スタンドS席7,500円・アリーナA席・スタンドA席6,500円販売好調につき、花火観覧指定席を販売することが決定。・席種名称:花火観覧指定席・料金:5,000円※花火観覧指定席は、花火の鑑賞は可能ですが、ステージをご覧いただくことができません。予めご了承の上、ご購入ください。※花火はお席のやや後方に打ち上がります。◆秩父宮ラグビー場(全席指定)・スタンド席4,000円◆神宮第二球場・グランド自由席3,000円・スタンド1階指定席3,500円・スタンド2階ブロック内自由3,500円※4歳
2019年08月10日板橋区の夏の風物詩、「いたばし花火大会」が今年も本日8月3日に行われる。この「いたばし花火大会」は、板橋区の荒川河川敷を会場に、対岸で同時開催の戸田橋花火大会と合わせて約12,000発の花火が打ち上げられる。近年では、板橋区内だけではなく、都内、近郊県からも訪れる人が増え、東京を代表する花火大会のひとつとなっている。大会の目玉でもある、東京最大の大玉「尺五寸玉(15号玉)」の打ち上げほか、関東でも最長クラスの長さをほこる「大ナイアガラの滝」や、日本最高峰の花火師10人が手がけた「芸術玉」、スターマイン、ポケモン花火など、さまざまな花火が登場する。本年は第60回大会を記念し、尺玉60発の打ち上げも予定されている。日時:8月3日(土) 19時から20時30分まで※小雨決行。荒天の場合は4日(日)に順延会場:荒川河川敷都営三田線蓮根、西台、高島平駅およびJR埼京線の浮間舟渡駅各徒歩20分※駐車場はありません。会場へは電車やバスをご利用ください。
2019年08月03日世界3大スポーツ大会のひとつ、ラグビーワールドカップ2019日本大会の開幕まで残り約2か月。姫野和樹選手に大会への意気込みやファンへの思いを語っていただきました。サポーターあっての僕ら。感謝の気持ちは常に忘れずにいたい。外国人選手にも負けない堂々とした体格と、代表きってのイケメンぶり。完全無欠に見える姫野和樹選手だが、壁に当たったことも。「入社1か月で所属チームのキャプテンをやれと言われたときは、チームをどうしていくのか、考えすぎて悩みました。悩んだ末に、まず自分を理解する、と決めて自分を徹底的に見つめ直したら、徐々にチームや他の選手のことも見えてくるように。その経験があるから、代表チームでも、ワールドカップを楽しみに思えます」そんな彼を試合中に支えているのが、大切なサポーターの存在。「姫野コールや応援看板を見つけたりすると、絶対に活躍しようって思える。プレーの合間、会場を眺めて元気をもらっています」日本代表の試合では、総合的なスキルが必要なNo.8を担当。「真っ先に体を張っていくプレーを見てほしいですね。’15年大会の南アフリカ戦の勝利を見て、日本でラグビーをやっててよかった、と感じました。だから、次は自分がグラウンドで代表のプライドを示したい。そのためには、自分たちらしいラグビーをいかに遂行できるかにかかっていると思う。結果を出して、ラグビーをもっと知ってもらいたいですね」ひめの・かずき1994年7月27日生まれ。愛知県出身。187cm、108kg。トヨタ自動車ヴェルブリッツではキャプテンを務める。代表キャップ数は9。マイブームは料理。「昨日もハヤシライスを。なかなかうまいんですよ」※『anan』2019年7月31日号より。写真・小笠原真紀取材、文・野村紀沙枝(by anan編集部)
2019年07月29日俳優の山崎賢人が出演する東京地下鉄の企業CMが、24日からTVCM、メトロ駅構内・車内ディスプレイ、Youtubeにて公開される。同CMは、東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会( 以下「東京2020大会」)と、その先の東京の発展に対する同社の企業姿勢を伝えるもの。山崎が電車内で東京1964大会、東京2020大会に関連する人々と会話しながら、 過去・現在・未来の東京に思いを巡らせる姿を描く。「#00」では、1964年の東京を知らない世代のひとりである山崎が、東京メトロに揺られ、当時の東京に思いを馳せながら、 2020年の東京の姿を想像。「#01」では東京1964大会当時の様子を元日比谷線運転士・佐藤吉宏語り、山崎が話を聞いていく。「#03」では、東京1964オリンピックで金メダルを獲得したバレーボール元日本代表「東洋の魔女」の谷田 絹子選手が登場。さらに「#04」では、プロサッカー選手の堂安律が出演し、サッカーにかける想い、2020年への意気込みを熱く語る。
2019年07月24日