今日のテーマは「猫の表情を撮影しよう」です。猫と一緒に暮らしたことがない方からは、よく「猫はいつでも同じ表情でしょー」と言われたりしますが、全然そんなことはないです(笑)。連中の「感情がそのまま顔に出る」レベルは世界屈指です。試しに、彼らの表情がどれだけ豊かなのかを見てみましょう。○うちの猫の表情が豊かすぎる同一猫です。繰り返します。同一猫です。 pic.twitter.com/YDoEJvBjDy— うだま (@udama1212) 2014, 6月 26デスクライトを肉球で触ってつけちゃったらしく家に帰ったら猫がなんかデスクライトの精みたいになってた pic.twitter.com/ejd31JchAi— うだま (@udama1212) 2014, 6月 27新しい猫じゃらしを買ってもらったうちの猫。早速袋から出して与えてみたらあまりに嬉しすぎたみたいでずっとこの恍惚の表情でスリスリしてる。 pic.twitter.com/kM6zS5CBrI— うだま (@udama1212) 2014, 8月 25背後から抱きあげることで私のフリをして猫を抱っこするうちの旦那(真正面からだと旦那だと気づかれて抱っこできない)。そしてこちらが、「うしろで自分を抱っこしているはずの人間が目の前にいる」ことに気付いたうちの猫の顔。「は?」って顔してる pic.twitter.com/cm3yyudbYG— うだま (@udama1212) 2014, 9月 2朝起きて最初に見た光景がコレ pic.twitter.com/amzbIJNAie— うだま (@udama1212) 2014, 8月 10兄ちゃんのご飯を盗み食いしようとしたら兄猫がエリザベスカラーをつけていてご飯を盗めないとわかった瞬間のうちの猫の顔#うだずキャット pic.twitter.com/1t1wfn5cC5— うだま (@udama1212) 2014, 1月 8ケツにドライヤー当てられた瞬間のうちの猫の顔 pic.twitter.com/17H59vsUFX— うだま (@udama1212) 2013, 5月 21以上が、我が家の猫達の表情一覧です。いかがでしょうか。猫って、ほんと、顔に出る生き物なんですね(笑)。○兄猫リクの表情猫を飼っている友人・知人の家に遊びに行くと、必ず言われることがあります。「うちの猫の写真を撮ってほしい!」と。不思議に思って「なんで私に……?」と聞いてみると、返ってくる答えが「リクちゃん(うちの猫のこと)と同じように可愛く撮ってほしいから」なのです。そういう時は、私も人さまの家の猫を撮影するのは好きなので、喜んで撮影させてもらっています。でも、大前提として、本当に大前提としてですが、いくら良いカメラや機材を持っていたとしても、飼い主さんが撮った猫写真には、絶対に勝てないんですよ(笑)。先ほど紹介した通りですが、猫は本当に表情豊かな生き物です。飼い主さんには、油断した可愛い表情や怒った表情、しょんぼりしている表情を見せてくれます。一眼レフやミラーレス一眼、コンデジやスマホ、どれを使ったとしても、本当に良い写真が撮れます。飼い主本人が撮ると、猫がとっても生き生きとしているんですね。でも、初対面(あるいは数回会っただけ)の私に対しては、ふくれっつらの表情か、無表情しか当然ながら見せてくれません。愛用しているニコンの一眼レフをぶらさげて、ちょっと奮発して買ったレンズを装着して、意気込みながらパシャパシャと撮影したとしても、飼い主さんが撮影した写真には逆立ちしたって勝てるわけがないのです。こうした愛猫の写真は、飼い主さんにしか撮れないからこそ、いっぱい写真を残しておくと本当に大切な宝物になるんじゃないかなと思います。○弟猫ハルの表情では、飼い主さんが愛猫の写真を撮影する際、どうしたらより良い表情が撮影できるのか。我が家では2点心がけています。・写真を撮影する際にいっぱい話しかける・すぐ手が届く場所にカメラを置く!写真を撮影する際、猫をたくさんほめてあげると、表情がコロコロと変わるので面白いですヨ。特にうちの猫は、ほめてもらいたがりな子。ご飯を食べる時も私を呼びにくるし、爪とぎをする時も私を呼びにきます。自分がご飯を食べたり爪とぎをする様子を、私に見ていてほしいんですね。そういう時、カメラを持っていって、パシャパシャと猫を撮りながら、同時にたくさん褒めてあげると猫の表情がゆるんできます。上の写真なんかもまさにそうです。最近の猫の趣味が、自分の胸の肉をビヨーンと伸ばすことなのですが、「わーすごい!」「いっぱい伸びるねぇ」「さすがハル君!」「世界一だねぇ」「かっこいいよ!」「ちょー好き!」と褒めまくりながら撮影しました(横にいた旦那に「声デカイ」って言われました(笑))。また、上の写真は、猫たちが毛づくろいを始めたのであわてて撮影しました。我が家には一眼レフ一台、ミラーレス一眼一台あるので、家の2カ所にカメラを置いてあります。3日に1度充電し、バッテリーも3つあるので「充電してるからカメラが使えない!」ということもありません。猫の良い表情を撮影できるのは、ほんの一瞬。カメラが遠くにあって間に合わなかったー!という悔しい思いをしたくないので、カメラはずっと出しっぱなしにしています(笑)。○今日のまとめ(1)猫が良い表情をしている写真は、お仕えしている下僕にしか撮影できないもの(2)愛猫とたくさんコミュニケーションをとると、油断した表情を見せていただける(3)カメラはすぐ手が届く場所に置く!○次回予告次回のテーマは、「測光モードって何?」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年10月07日今日のテーマは、「動きまわる猫にどうやってピントを合わせるか」です。猫を撮影している時、当然ながら彼らは自由に動き回ります。もちろん寝ている時をねらって寝顔を撮影してもいいのですが……あのクリクリの可愛いお目目や、猫じゃらしで遊んでいる様子なども是非撮りたい!しかし、一眼レフを手に入れた当初、私は悩んでいました。ピントが合わないんですよ……!!!撮影した写真を確認してみると、フローリングや背景にピントが合ってしまい……とっても困っていました。ということで今回は、ピントの合わせ方を徹底的にご紹介します。○ファインダー内のフォーカスポイントでピントを合わせるまず、猫が動いていても動いてなくても、重要なのは、当然のことながらファインダー内の「フォーカスポイント」で、猫にピントを合わせる必要があります。フォーカスポイントは、測距点(そっきょてん)とも言います。AF(オートフォーカス)で、ピントを合わせるための目印のことです(ファインダーを覗くと、黒や赤の小さな四角があるかと思いますが、それのことですね)。○測距点の数が多ければ多いほど、ピントを合わせやすいちなみに、測距点の数が多ければ多いほど、ピントを合わせやすくなり、動く被写体を撮影する際はとても便利です。エントリーモデルでも最近では測距点の数が10点前後あります。上級機になると、50点以上あるものも(すごく欲しい……けどお金がない)。○被写体の周りにゴチャゴチャと物があるとピントが合わないことが……そもそも、そもそもですね。一眼レフ初心者だった私が猫を撮影すると……猫がお休み中で完全に静止しているのにもかかわらず、ピントが合わないことが多々ありました。理由は単純で、いくつもの被写体が重なっていて測距点の数が多くなってしまっていたんですね。私の場合だと、家具の後ろに猫が隠れていたり、猫の周りにゴチャゴチャと物がたくさんあったり……。そういう時って、カメラが被写体の状況を確認し、自動で測距点を選択するので、「これじゃない!」というものにピントが合ってしまいます。○対策は2つこうした場合の主な対策は2つです。・フォーカスロックを使う・マニュアルフォーカス(MF)を使う○フォーカスロックが手っ取り早いフォーカスロックが一番一般的な方法かと思われます。眠っている猫をファインダー内のど真ん中に配置した状態で、シャッターボタンを半押しにし、ピントを合わせます。その状態のまま、カメラを左右上下に動かし(前後に動かすとピントがずれます)、構図を決めたらシャッターボタンを押す、という手法です。○マニュアルフォーカスも便利次に使う手段は、マニュアルフォーカス。明暗差があまりない被写体、背景に同化している被写体を撮影する際や、あまりにも柄や被写体が多すぎる場合に使うと便利です。AFが、「で、どれが主役なの?」と迷ってしまい、あらぬ所にピントが合ったりします。私の場合は、実家にいる白い猫を撮影する際に使います。背景の壁が白で、被写体本人も白。全くピントが合いません(笑)。また、猫の鼻や耳や目をマクロ撮影をする際も、マニュアルフォーカスは必須ですね。とってもきれいにピントが合います。○マニュアルフォーカスでの撮影MF撮影をする際は、たいていレンズ側とボディ側の両方で、マニュアルフォーカスに設定する必要があります。私が使用しているNikonD7000の場合も、(1)ボディ側のフォーカスモードセレクトダイヤルを「M」に合わせ、(2)レンズ側のフォーカスモードも「M」にする必要があります(レンズによっては非搭載であることも)。マニュアルフォーカスの設定が終わったら、その後はいつも通りファインダーをのぞき、レンズのフォーカスリングをぐるぐると回し、ピントがしっかりと合う位置を探して撮影します。○AFモードを理解しよう前置きが長くなりました。すみません。静止している猫を、ピントが合った状態でうまく撮れるようになったら、いよいよ本番。動き回る猫に、ピントを合わせて撮影します。そのためには、AFモードを理解する必要がありました。○AFモードの種類は主に3つ一般的に、AFモードには3つあります。メーカーにより呼び方が異なりますが、ニコンの場合は下記の3つがあります。・シングルAF(=AF-S)→静止物の撮影に向いているモード。シャッターボタンを半押しすると、フォーカスロックの状態になり、基本的にはピントが合った状態でないとシャッターを切ることができない。デフォルトではこのモードになっていることが多い。(キヤノンではワンショットAFと呼ばれる)・コンティニュアスAF(=AF-C)→動体の撮影に向いているモード。シャッターボタンを半押ししてもフォーカスロックにはならない。被写体の動きを予測して、それに合わせてピントを合わせ続けるモード。測距点が被写体を捉えている間はピントを追い続けてくれるため、スポーツ撮影などに向いている。(キヤノンでは、AIサーボAFと呼ばれる)・AFサーボモード自動切り替え(=AF-A)→被写体が静止しているとAF-Sの状態、被写体が動き始めると自動でAF-Cに切り替えてくれるモード。(キヤノンでは、AIフォーカスAFと呼ばれる)○子供やペットの撮影に向いているとされるAF-A基本的に、子供やペットの撮影に向いているとされるAF-Aに私は設定しています。猫って、静止していた状態からいきなり動き始めたりするので(笑)。このモードなら、「せっかくピントが合ってたのに!いきなり猫が動いちゃったー!」となることがありません。とっても便利です。なお、AFモードの設定は、ニコンの場合ボディについているAFモードボタンを押し、メインコマンドダイヤルを回して設定します。(最初このAFモードボタンがどこにあるのかすらわからなくて、大変でした(笑)。○視度調節も大切また、何度試してみても、実際の写真を見てみると全然ピントが合っていない……という場合は、視度調節ダイヤルを使ってみましょう。視度調節ダイヤルは、ファインダーの近くにあるかと思います。ファインダーを覗いた状態で、視度調節ダイヤルを動かして、一番はっきりと見える状態を探してみましょう。ダイヤルを「マイナス」の方向に動かすと度数アップ、「プラス」の方向に動かすと度数がダウンします。○今日のまとめ(1)フォーカスロックやマニュアルフォーカスを使って、しっかりとピントを合わせる(2)AF-Aモードに設定すると、猫が動き出してもピントが合う(3)視度調節して、クリアに見える度数を設定しよう○次回予告次回のテーマは、「ふんわりときれいに背景をボカしたい!」です。<作者プロフィール>うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年10月06日今日のテーマは「iPhoneでどこまで猫を撮れるか」です。第二回目の連載で記した通り、私は猫をふわふわに撮るのがとっても好きです。その意味では、iPhoneでは望むような形での写真を撮影するのは困難です。透明感のあるふんわりとした猫写真にするのは、なかなか難しい。でも、そんな私でも、もちろんiPhoneで猫の写真を撮ったりします。理由は単純。「すぐに撮影できる」からです。○すぐに撮影できる!!我が家はメゾネットタイプのマンションで、1階にミラーレス一眼を、2階に一眼レフを置いてあります。どちらも、猫を撮りたいと思った瞬間にすぐさま手に取れる場所に置いてあります。でも、私が動いたら、今まさに撮影したいと思った猫が動いてしまう可能性も。そういう時、一眼レフを取りに行くことができません。そこで、iPhoneの出番です。私にとってのiPhoneの魅力はその携帯性にこそあります。こちらは私が家に帰ってきてビールを飲みながら枝豆を食べていた時の写真。大好きなマグロをもらえると思ったうちの猫が、テーブルの向こうから狙ってました。こういう時、もしも私が一眼レフを取りに行こうと動いたら、きっと猫は「あっ、マグロくれるんだね!」と移動してしまうでしょう。このせっかく可愛い表情を逃してしまうことに……!!こちらも同様の写真。御手洗いからリビングに戻ったところ、猫さんたちがお取り込み中でした。一眼レフを取りに行っているヒマがなかったので、慌ててiPhoneでパシャリ。ラブラブな写真を撮ることができました(ただし両方男の子)。○猫目線で撮影すると可愛いまた、撮影する際は、猫の目線で撮影すると、また違った可愛さの写真が撮影できます。いつも足もとにいる猫。立ったまま上から撮影しても良いですが、カメラを猫目線の位置にもっていっても、これまた良い写真が撮れます。なお、低い位置にカメラがある状態のことをローレベルと言います。一方、似た言葉に「ローアングル」というものがありますが、こちらは下から仰ぎみる撮影方法のことを指すので注意が必要です。○色調を変えてみるiPhoneには、みなさん御存じ、「クローム」や「トランスファー」など、色味を変えることができるカメラ機能が付いています。ボタンひとつでオシャレな感じに仕上げることができるので、こちらの機能をまだ使っていないという方には本当にオススメです。○アプリを使ってみようまた、iPhoneで撮影するのなら、ぜひぜひ、アプリも活用してみましょう。■インスタグラムまずはインスタグラムから。何気ない日常の写真も、簡単にオシャレ写真にできます。私は旅行などに行った際によく使っています。SNSと連動させて、いろんな人に見てもらうのも楽しいですね。■自撮アプリそして猫の自撮りアプリも是非使ってみていただきたいアプリです。画面に、金魚やネズミなどが出現し、それらが動くことによって猫が反応します。猫が自分の手で画面を押すと、シャッターが起動し、写真を撮影することができます。こんな感じで、普段は撮れない不思議なアングル&表情の猫写真を撮ることができますよ。オススメアプリはこちら。・にゃんこ撮り!猫専用自分撮りカメラ・撮る猫■Vineまた、こちらは静止画ではなく動画ですが、Vineというアプリもオススメです。6秒のショートムービーを共有できるアプリで、その撮影の手軽さがとても便利です。猫 VS 天気予報士 最終決戦 — うだま (@udama1212) 2014, 7月 6こんな感じで、ツイッター上で動画をはりつけることも可能。動画を撮影して編集してエンコードしてアップロード…という面倒な作業も必要ないです。愛猫の動画を気軽に残しておけるので、とってもオススメです。○今日のまとめ今日のポイントは次の4つです。(1)すぐに撮影できる!!シャッターチャンスを逃すな!(2)色調を変えてみる(3)猫目線で撮影すると可愛い(4)アプリを使ってみよう○次回予告次回のテーマは、「動き回る猫にピントを合わせるには」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年10月05日今日のテーマは「お気に入りのカメラグッズ」です。○カメラバッグカメラを毎日使っていると、どうしても徐々にカメラグッズが増えていってしまいます。まずはカメラバッグのご紹介。二つ持っていますが、昔買ったものは封印。今はこちらを使用しています。パッと見た時にカメラバッグっぽくないので、そこが気に入ってます。割とコンパクトですが、カメラ一台と、交換レンズ一本を入れることができます。連載用に撮影をしていたらうちの猫が寄ってきました。小さな自分が入ることができないスペースであることにビックリしているようです。さすがのうちの猫(3.5キロ♂)でも難しいみたいです(笑)。自分が中で眠れないとわかると、あっさり退却していきました。○レインカバー次のカメラグッズは、レインカバーです。雨はカメラの大敵。でも、散歩している最中にどうしても突然雨が降ってくることもあります。そんな時のために、レインカバーをつけるようにしています。液晶モニターを見られるように透明なフィルムがあるので、とても便利。○写真立て写真立ては、一時期無印良品で大量に買いあさっていました。おかげさまで、家の中にはあちこち写真立てが。でも最近買ったこちらの写真立てが今は一番お気に入りです(ロフトで買いました)。大きなハートが猫の可愛さを引き立ててくれます。○カメラ型の小物入れカメラの形をした小物入れも持っています。街中を歩いていると、これと同じものを首からぶら下げている人も結構いますね。コンデジ用のケースとして使っている人も多いようですが、私自身がコンデジを持っていないので、今はリップクリームやらを入れる小物入れとして愛用しています。○猫写真クッション記事「うちの猫の等身大オリジナルクッションをつくってみた」でも紹介しましたが、撮影した写真は、定期的にクッションなどのグッズにしています。こちらは特にお気に入り。亡くなった先代の猫の写真を使っているのですが、ちょうどあの子と同じくらいの大きさで、膝に乗せているとこの子が帰ってきたみたいな気持ちになれて嬉しいです。○カメラピアスとカメラストラップカメラピアスというグッズもたまに買っちゃいます。値段はだいたい200~300円。ストラップにつけると、ワンポイントになって可愛いんです。カメラストラップも最近は安価なものがたくさんあるので、数本持っておいて、その日のファッションに合わせても楽しそう。私は現在水玉のネイビーのものを持っています。小さなカメラのチャームも付いていて、そこもお気に入り。○ミニトランクでレンズを保管レンズを保管しているミニトランクも結構気に入ってます。数年前に、ぶらりと立ち寄った雑貨屋さんで購入しました。レンズ4~5本入ります。乾燥材と一緒に入れて保管しています。この味のある革のテイストがこれまた好み。○ぶらり散歩用のカメラグッズ入れこちらはカメラ用のバッグなどではなく、私が高校生の時にお小遣いをためて買ったバッグです(地元栃木にある、福田屋という百貨店)。ものすごく小さいミニバッグですが、これがまた丈夫なのです。スモークブラックの色合いなので、割とどんな服にも合わせやすいです。確か3,000円もしない安物のバッグだったはずなのですが、気がつけばもう十年近く使っていますね。○一番よく使うNikonのカメラストラップは頑丈な革のものNikonにつけているカメラストラップは、革の頑丈なものです。ミラーレス一眼レフとは異なり、どうしてもこちらは重くなりがちなので……。ストラップも、頑丈なものをと思い購入しました。ネイビーやオレンジなど、珍しい色の革ストラップがたくさんあったのですが、思い切って赤を選んでみました。○好きなショップカメラグッズを購入する際は、よくネット上のオンラインショップを利用しています。・アクリュ…レトロな感じのカメラグッズが満載・mi-na…可愛らしいグッズがたっぷりでよく利用します・monogram…カラフルでポップなカメラアクセサリーがそろってるお店・rocce…レトロでシックな商品がたっぷり・ミンネ…カメラグッズ専門店ではありませんが、カメラ関連の可愛らしい手作りグッズがたくさんあります上記3つのサイトは、マジで閲覧注意です。見始めるとものすごい長い時間がいつの間にか経っています。時間が今ある!という場合のみ、見る方が良いです(笑)。○次回予告次回のテーマは、「iPhoneでどこまで猫を撮れるか」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年09月28日今日は、「何のために猫の写真を撮るのか」ということについて書いてみたいと思います。○何のために猫の写真を撮るのか第二回目の記事「透明感のあるふわふわの猫写真を撮影するには」で、「まるで目の前に本物の猫がいるかのような写真を撮影するのが好き」と書きました。私が猫の写真を撮る唯一の目的はコレなんです。私のとって写真とは、その時自分がいた時間と空間をカメラの中に切りとって保管することです。ずーっと前に撮影した写真を後から見ると、「うちの猫はこんなに小さかったんだなぁ」とか「この時おもらししちゃって大変だったなぁ」とか、その時の情景をありありと思い出すことができる。それが、私にとっての写真の魅力です。私は一週間で、猫の写真をだいたい5,000枚以上撮影します。ブレた写真や露出失敗している写真でも絶対に消したりしません。本当に毎日毎日ヒマさえあれば猫ばっかり撮っています。うちの猫たちが、いつか必ずいなくなる日が来るということをわかっているからです。たった半年しか生きられなかった先代の猫の写真は、わずか2,200枚程度しかありません。自宅のPCデスクの上、会社のデスクの上、リビングや玄関など、目につく場所に、先代の猫の写真を飾ってあります。今でもまだ、世界で一番大好きな猫だからです。先代の猫の写真を見ていると、本当に可愛くて顔がほころびます。心から幸せな気持ちになります。でも、もう二度と会うことができない愛猫を思う時、写真が少ないと本当につらいです。愛猫がいなくなってしまったあまりのつらさで毎日泣いてばっかりいるよりは、写真を見て、「この子と一緒にいることができて、本当に楽しかったなぁ」と、幸せだったころのことを思い続けることの方が素敵だな、と思うんです。毎日猫の写真ばっかり撮っていて、旦那なんかには「猫がいなくなった後のことまで考えて写真撮ってると、なんか死に急いでるみたいでヤダなぁ」なんて苦笑いされながら言われたりしますが、別にそういうことではありません(笑)。いつか、うちの子たちとさよならすることになっても、楽しかった思い出は、写真という形で残しておきたいなという、ただそれだけなんです。○猫写真で、誰に何を伝えたいのか写真は媒体です。撮影した人が見たものと、写真を見る人をつなぐメディアです。媒体である以上、何か伝えたいことがないと、写真は撮れません。私は誰に何を伝えたくて写真を撮っているのかというと、未来の自分に、「この子たちと一緒にいて最高に幸せだよ」ということを伝えたくて撮っています。私のためだけに、自分一人のためだけに写真を撮っています。猫の柔らかさ、あたたかさ、あの良い匂い、可愛い鳴き声、何気ないしぐさ……写真で伝わるはずのない事柄も、できるだけ写真を見た未来の自分に伝わるよう撮影しています。ツイッターやブログで猫の写真をアップすると、「目の前にいるかのような猫写真で、本当に癒やされます!」といったコメントや、「猫を飼いたくても飼えない人には最高の写真です。猫を飼いたい気持ちをこの写真で満たすことができます」といったコメントをいただいたりします。ありがたい限りです。自分のためだけに撮影したはずの写真ですが、ありがたいことに他のみなさんにとっても意味のある写真になったりするようです。そう言っていただけて本当に光栄です。○猫と自分が一緒に写っている写真を絶対にとっておくことそれと、ここで世界中の猫飼いさんに伝えたいことを書いておきたいと思います。絶対に、絶対に、猫が元気なうちに、飼い主さんご自身と一緒に写っている写真を1枚は撮っておいてください。私が先代の猫と一緒に写っている写真はたったの1枚しかありません。先代の猫が、余命一週間の難病であると知った数日後に撮影したものです。日に日に弱っていくあの子を見て、自分で立つことすらできなくなったその姿を見て、「もう助からないかもしれない」と考え始めた頃に撮った写真です。猫も私も、二人とももうボロボロの状態でした。私はもう頬もこけてて目も真っ赤でクマがすごかったし、猫も目がもう開かなくなっていて、鼻水はすごいし毛並みはパサパサでゲッソリ痩せてしまい、死の淵に立たされていることがありありとわかってしまう状態でした。これが、私が先代の猫と一緒に写っている唯一の写真です。ハッキリ言って、二度と見たくない写真です。先ほども書きましたが、愛猫がいなくなっても、やっぱり楽しかった思い出というのは本当に一生の宝だと思うんです。愛猫をなくすと本当につらいですが、だからといって「最初からあの子なんかいなければよかった」だなんて思ったことは一度もありません。一緒にいたことを誇りに思うからです。だからこそ、そうした楽しい思い出を大切にし続けるためにも、元気で幸せそうな顔をした愛猫と、今のうちに二人で写真を撮っておくことが大切なんだと思います。独身だったころは、セルフタイマーで、数か月に一度、猫との記念撮影をしていました。結婚した今では、旦那に撮ってもらっています。両手に2人の猫をかかえた状態で。ちょっと迷惑そうな顔をした愛猫たちと、顔面どしゃ崩れになっている満足そうな私。旦那がコンデジで撮影するため、プロのカメラマンから見たら露出も構図も本当にめちゃめちゃですが、それでも私にとっては世界一大切な宝物です。○たくさんの写真に触れると良いこのような背景があって、猫の写真を撮影するのが日々の楽しみとなっている私ですが、でも、やっぱり納得いかない写真だって当然出てきてしまいます。なんだか構図が整理されていなかったり、ホワイトバランスがおかしかったり、ピントの合わせ方がめちゃくちゃ下手だったり…。もちろん、一眼レフの基礎を書籍や説明書で学び直すこともとっても重要です。(一番手っ取り早く上達する方法だと私は思っています)。でも、自分らしい、満足のいく写真を撮るには、大好きな猫ブログを見て、真似をしていくことが大切なのではないかと考えています。○好きな猫ブログの写真を真似してみよう本で読んだのですが、その昔、画家の卵は、ゴッホやレンブラントなど、巨匠たちの絵を模写したそうです。その時は、私はてっきり絵を上達させるために模写をしているんだと思っていましたが、その考えは間違っていて、実はこれ、「自分という画家のオリジナリティ」を発見するための作業なんだそうです。画家の卵たちが絶望するのは、「完全に模写をすることに成功してしまった」時だそうです。模写をしていると、どうしても、どーーしても真似をすることができない部分がでてきます。その、真似できない唯一の部分が、その画家のオリジナリティとなります。ところが、完全に模写できてしまうと、それはつまり自分のオリジナリティが無いのと同義。画家としての道は断たれたも同然なのです。私は、画家を目指したことはもちろんないので、その絶望たるや私の想像の範疇をはるかに超えています。でも、この「模写」という作業自体は、私のようなカメラ初心者にも多少は効果がある作業なのではないかと考えています。○大好きな猫ブログ私は毎日、それこそ舐めるように大好きな猫ブログを見ています。といっても、写真の勉強のために見ている猫ブログはたった一つしかありません。ブログタイトルは、「えびneko日記」さんです。ここのブログが好きすぎて、ぶっちゃけ家具の配置とかも覚えてしまったくらいです(キモチワルくてすみません)。どこかでインスピレーションをもらっていたのか、こちらのブログに登場する猫さんたちと、うちの猫たちの毛色もとても良く似ています(いや、別に似せようと思って似たわけではありませんが……)。このブログ様の写真(構図や露出)を真似していると、どうしても真似できない部分が出てきます。最初は完全に真似できない自分の腕前がまだまだなんだと思っていましたが(いや、もちろんそれもあります)、どうやらそれは自分のオリジナリティとして受け止めることができるのかもと思い始めています。○初心者ならではの勘違い最初は、「プロのカメラマンさんと同じような写真が撮れなかったらダメなんだ」と思っていました。今思うと本当に初心者ならではの勘違いだったなぁと思います(いや、いまだに今も初心者ですが)。写真に間違いなんてありません。「こうでなければ写真ではない」なんてありえません。価値を普遍的にしたらいけないと私は考えています。なぜなら、差異をなくすことは暴力的だと思うからです。○成長って、つらいこと昔、知り合いのカメラマンさんに、「プロとアマチュアの違いは?」と聞いたことがあります。すぐに答えが返ってきました。「まよい狂うのがプロだ」。そう言ってました。安直に正解を求めないのがプロだと。別に私はプロカメラマンを目指しているわけではありません。ただただ、うちの猫の一瞬一瞬を写真という形で残しておきたいだけの、一眼レフを持ったただの猫バカです。でも、そんな初心者な私にとっても、カメラマンさんのその言葉はすごく心に響きました。確かに、自分の写真という未開拓の土地にこれから進撃していこうとしているのに、正解を求めていてはいけないんだろうなぁと、色々と考えるところがありました。抵抗とアンビバレンスの無い変化は幻想ですし、自分で写真を撮影していて、「こうじゃないんだ」と思い始めたら、進歩している証拠なのかなと思うようにしています。○最近の自分の写真……なんだか書いてたら長ったらしくなりました。ごめんなさい。ということで、今日も一眼レフ初心者は、四苦八苦しながらも猫の写真を撮影しております。今日は朝少し早起きして500枚強撮影できました。猫の写真を撮っていると、なんだか自分が絵本を書いているような気分になってきます。写真を撮ることで、大切な愛猫が縷々として生きる流動的な生に形を与え、その一日を作品として完成させる。そんなことをしているんじゃないだろうかと最近思い始めています。すごく面白くて楽しいです。これからも、日々自分の写真を変化させながら猫撮影を楽しんでいこうと思いました。○次回予告次回のテーマは、「お気に入りのカメラグッズ」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年09月28日今日のテーマは、「夜の室内で猫の写真を撮りたい!!」です。○そもそも夜撮影しないテーマが夜の撮影となっておりますが、実は私、ほぼ全く夜は猫の撮影をしておりません。やっぱり、一番撮りたい写真が、ふわふわの猫写真なので、夜はあんまりカメラを手にとりません。でも、夜の猫は黒目も大きくて可愛らしく、また、活発に活動するので猫同士でいちゃいちゃしているシーンもたくさん撮影できます。夜の撮影方法もきちんと身につけておかないと、たくさんのシャッターチャンスを逃してしまうのです。○フラッシュは使わないこと夜の猫撮影で大切なことは、「フラッシュを使わない」ということです。猫に限らず、夜の室内でフラッシュ撮影をすると、背景が暗く落ちてしまいますし、フラッシュの直射発光による影も出ます。というかそもそも、どこの猫カフェでもフラッシュ撮影は禁止されている通り、フラッシュは猫の目に悪いので基本的にNGです。あるいは、バウンス撮影をしても良いのですが…猫が驚いてしまうのでこちらもNG。(ストロボ光を壁や天井に反射させて間接的に被写体に当てて撮影することを、バウンス撮影と言います。いろんな角度から光が当たり、自然光に近い光が適切な量で被写体にふりそそぐので、自然な写真を撮ることができます)。○F値を小さくする次に大切なのは、F値を小さくすることです。夜の室内は、光の量がとても少ないです。F値を小さくするということは、絞りを開くということ。つまり、よりたくさんの光を取り込むことができるんですね。また、シャッタースピードも速くなり、そのことによって写真もブレにくくなります。○ISO感度を高く設定するそして同様に大切なのは、ISO感度の数字を高く設定すること。ISO感度(いそかんど)とは、カメラが光に反応する感度を数値化したもので、アイエスオーとも読みます。光の量が少ない暗い室内などでの撮影では、この数字を高く設定することで、シャッタースピードを速くし、ブレることなく写真を撮ることができます。一般的に、晴れている屋外で撮影する際は100から400、曇りの日や夕暮れの屋外で撮影する際は400から1600、暗い室内や動きの速い被写体、手持ち夜景の撮影の場合は1600から6400の数字が必要と言われています。上記の写真は、ISO6400で撮影しました。猫が毛づくろいをしている最中だったので、それより低い数字だと顔が思い切りぶれてしまったためです。ただ、ISO感度は上げれば上げるほど、写真にノイズが発生しやすいです。画質が落ちてしまうので、被写体のブレをよく確認しながら、設定すると良いかもしれません。○今日のまとめ夜の室内で猫を撮影する際のポイントは、下記の3つです。フラッシュは使わないことF値を小さくするISO感度を高く設定する○次回予告次回のテーマは、「何のために猫を撮るのか」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年09月28日今日のテーマは「ふわふわの猫! 明るく透明感のある猫写真を撮影するには」です。私が猫を撮影する際は、なるべく猫のふわふわな毛並みが伝わるよう、明るくふんわりと撮影しています。その方が、まるで目の前に猫がいるかのような感じがして好きだからです。このように、猫をふんわりと撮影するには、カメラの設定をどうすればいいのか、私個人の好きな設定内容をご紹介します。○絞り優先モードで絞りを開く1つ目のポイントは、「絞り優先モードで絞りを開く」ことです。絞り優先モードとは、文字通り絞りをコントロールできるモードのことです(CanonならAv、NikonならA)。レンズの中には、レンズに入ってくる光の量を調節する絞り羽根があります。絞りとは、レンズの中にある羽根のことを指します。F値(えふち)を小さくすればするほど、絞りを開くことになるため、光をたくさん取り込むことができます。また、絞りを開くと背景がボケるので、写真の印象が柔らかくなります。私は可能な限り絞りを開いた状態で猫を撮影するようにしてます。○ピクチャーコントロールをニュートラルにする次のポイントは、「ピクチャーコントロールをニュートラルにする」ことです。写真の仕上がりをコントロールする機能がカメラには必ずついています。その一つである「ピクチャーコントロール」を、ニュートラルに設定します。(Canonならばピクチャースタイル、オリンパスならば仕上がりという名前がついています)。実際にためしてみましょう。ニコンの場合、デフォルトが「スタンダード」になっています。これを、ニュートラルに変更します。これで、スタンダードからニュートラルに変更完了です。いかがでしょうか。スタンダードのものは、これはこれでシャープで美しく撮れましたが、ニュートラルで撮影したものは猫のふわふわな感じが強調されたかと思います。ちなみに、ニュートラルに設定した際に、ダイヤルを右に押すと、彩度や輪郭強調など、更に詳細に設定することもできます。この詳細設定で、コントラストを少し低くすると、ふわふわ感はもっとアップします。○自然光を使う次のポイントは、「撮影に自然光を使う」ことです。夜の猫もとっても魅力的です。黒目が大きくなってまた違った可愛さがありますし、元気いっぱい走り回る姿もとても可愛いです。ただ、やはり自然光に比べると、毛のふわふわ感は写真に出にくくなってしまいます。可能な限り、自然光の元で撮影する方が好きです。また、自然光での撮影の際、窓際に猫がいる場合は、レースのカーテンをひくと便利です。カーテンなしの場合、直射日光が直接猫にあたります。そうすると、猫の顔に強い影ができてしまい、顔半分が暗くなってしまいます。カーテンをひいて光をやわらげてあげると良いでしょう。カーテンをひけないという場合は、猫じゃらしなどを使って、窓から1~2メートル離れた場所に猫を誘導しましょう。柔和な光が当たる場所に移動できれば、猫の顔や体に強いコントラストが出にくくなります。○露出をプラスにする次のポイントは、「露出をプラスにする」ことです。写真屋さんで、きちんとした記念写真を撮影したことがある方はたくさんいらっしゃるでしょう。その際、カメラマンさんが「ちょっと明るさ見ますねー」と言っているのを聞いたことはありませんか?最初にテストで何枚か写真を撮影しているかと思いますが、あれは写真の露出をチェックしているのです。猫写真も当然ながら露出をしっかりと調整する必要があります。猫を撮影する際は、逆光で撮影したほうが毛のふわふわ感がでるといわれています。しかし、逆光で撮影すると、太陽の光を正面から受けたカメラが、「明るすぎるしちょっと暗くしておこう」と勝手に暗くしてしまうんですんね。露出とは、写真の明るさのことを意味し、それを調節することを「露出補正」といいます。0を基準として、プラス側に1、2、3、マイナス側に-1、-2、-3と補正することができます。プラス側になるほど写真は明るく(露出オーバー)、マイナス側になるほど写真は暗く(露出アンダー)なります。単位は、EV(exposure value)であらわされます。露出は、F値とシャッタースピードで決定されますが、それはまた別の回でご紹介します。試しに撮影をしてみましょう。土砂降りだったこの日、普通にシャッターを切って撮影すると……。かなり真っ暗。夕方でかなり日もくれていて、おまけに外は大雨。室内にほとんど光は入ってきませんでした。そこで、プラス側に露出補正し、写真を明るくしてみます。今度は明るすぎです。このように写真が明るすぎてしまうことを、「白とび」と言います。そこで、もう少しマイナス側に露出補正すると……。このような写真が完成です。写真が暗いな?と思った場合は、是非明るさを調節してみてください。○今日のまとめまとめです。「透明感のあるふわふわの猫写真を撮影するには」、下記の4つのポイントを押さえる必要があります。(1)絞り優先モードを使ってF値を小さく設定すること(2)ピクチャーコントロールをニュートラルにする(3)自然光を使う(4)露出をプラスにする透明感のあるふわふわな猫写真だと、本当に写真を見ているだけでうちの子が目の前にいるかのような感じがします。外出先で唐突にうちの猫を触りたくなった時など、すっごくすっごく便利!!オススメの設定でございます。○次回予告次回のテーマは、「暗い所で猫を撮影するには?」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年09月27日リコーイメージングは4月15日、中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645Z」を発表した。発売は6月末で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は本体のみで80万円前後(税別)。関連記事【レポート】CP+2014 - 中判一眼レフ「645D」の次期モデル?を展示 - リコーイメージング(2014年2月14日)防塵防滴構造で4,000万画素センサー搭載の一眼レフ「645D」--ペンタックス(2010年3月10日)プロユースにも対応する中判デジタル一眼レフカメラで、2010年3月に発表された「PENTAX 645D」の上位となるモデル。645Dをベースに、撮像素子が有効4,000万画素から5,140万画素のものへ変更され、画像処理エンジンも「PRIME III」へ刷新され、感度は最高ISO204800へと向上。イメージセンサーがCMOSへ変更されたことで、ライブビュー撮影も可能となり、背面のモニターは上下にチルト可能とされた。645D同様にローパスフィルターレス仕様となっているほか、高感度撮影時のノイズもさらに低減されている。また、連写性能も最高約3コマ/秒と高速になり、連続撮影は最大10コマまで可能となっている。AFモジュールは2013年10月発表のAPS-C機「K-3」と同様の「SAFOX 11(サフォックス・イレブン)」を搭載する。測距点は27点で中央25点はクロスタイプとなっており、さらに中央部とその上下の計3点はF2.8光束に対応。大口径レンズでのシビアなピント合わせを行いやすい。AF輝度範囲は-3EV~+18EVに対応。プロユースにも耐えられるよう、ボディの外装および背面モニターのフレームに堅牢かつ軽量なマグネシウム合金が、シャシーには温度変化に強いアルミダイキャストが採用されている。ボディは76カ所にシーリングが施され、645D同様に防塵・防滴構造となっているほか、マイナス10度までの耐低温性能も実現されている。その他の主な仕様は、マウントがペンタックスバヨネットAF2 マウント、撮像素子が有効約5,140万画素・43.8×32.8mmサイズのCMOSセンサー、対応感度がISO100~ISO204800、シャッタースピードが1/4,000秒~30秒となっている。ファインダーは視野率が約98%、倍率が55mm・F2.8で約0.68倍、75mm・F2.8で約0.85倍のケプラーテレスコープ式トラピゾイドプリズムファインダー方式だ。背面の液晶モニターは3.2型・約103.7万ドット表示で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード。撮像素子が変更されたことで1,920×1,080ドット(フルHD)/60iの動画記録が可能となっている。記録形式は静止画がRAW、TIFF、JPEG、動画がMPEG-4 AVC/H.264(MOV)。なお、インターバル動画の記録形式はMotionJPEGとなる。バッテリーは専用のリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能は約650枚。サイズは約W156×D123×H117mm(突起部を除く)、重量は本体のみで約1,470g、電池とSDカードを含む状態で約1,550g。
2014年04月15日ロジテックINAソリューションズは3日、東京カメラ部との共同企画として、一眼レフユーザー向け大容量ストレージのラインナップに「LHR-2BRH40EU3WR」「LHR-2BRH60EU3WR」「LHR-2BRH80EU3WR」の3モデルを追加した。4月上旬より発売する。価格は30,370円(税別)より。○LHR-2BRH40EU3WR「LHR-2BRH40EU3WR」は、3種類のRAID機能を搭載する2BAY HDDケース「LHR-2BRHEU3」に、ウエスタンデジタル製のNAS向けHDD「WD Red」を2台内蔵したモデル。デジタル一眼レフで撮影した画像保存に適した大容量ストレージとして発売される。価格は30,370円(税別)。HDD容量は2TB×2台の合計4TB。RAIDモードはRAID 0/1/JBODで、シングルモードにも対応する。「WD Red」のファームウェア「NASWare 2.0」のストリーミング機能、電源管理機能、電力消費最適化機能と合わせて、高い信頼性を発揮する。インタフェースは、USB 3.0とeSATA。「AUTO PC連動機能」により電源を切り忘れても自動でスリープモードに移行する。本体内部の温度によって搭載ファンの回転数をコントロールする「自動冷却FANコントロール機能」も搭載。本体サイズはW92.6×D208.08×H160.03mm、重量は約1.08kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.4以降。○LHR-2BRH60EU3WR「LHR-2BRH60EU3WR」は、HDD容量が3TB×2台の合計6TBのモデル。価格は40,556円(税別)。容量以外の仕様は「LHR-2BRH40EU3WR」とほぼ共通。○LHR-2BRH80EU3WR「LHR-2BRH80EU3WR」は、HDD容量が4TB×2台の合計8TBのモデル。価格は55,370円(税別)。容量以外の仕様は「LHR-2BRH40EU3WR」とほぼ共通。
2014年04月03日“体育の日”で“赤ちゃんの日”でもある10月10日に、子どもたちのためのフィットネスクラブ「My Gym」で、パナソニックの一眼カメラ「LUMIX G3」を使って赤ちゃんを上手に撮影するための教室が開催されました。当日は、フィットネスクラブに通う子どもたちを中心に17組の親子が参加。0歳(6ヶ月から1歳まで)のハイハイ組、1歳(1歳0ヶ月から)のヨチヨチ組に分かれて、運動会を行いました。 運動会の前に、まずは写真家の田川梨絵さんによるカメラの使い方のレッスン。赤ちゃんの目線で撮影できる「タッチパネル・フリーアングル液晶」、急な子ども動きにも対応できる「追っかけフォーカス」、パネルをタッチするだけで背景をぼかす「インテリジェントオートプラス」など、子どもを撮るのにぴったりの機能が盛りだくさん。さらに自分の赤ちゃんを登録し、たくさんの子どもたちの中でピントを合わせることができる機能もあり、ママたちは早速熱心にカメラを触っていました。 次は実際に撮影を開始。逆立ちやでんぐり返しをしたり、障害物をハイハイしたりヨチヨチ歩く姿をカメラに収めます。田川さんの「写真からはみ出るほど子どもらしさや元気さが伝わるので、できるだけ寄って撮ってみて」、「子どもたちが遊ぶ姿だけじゃなく、おもちゃや道具だけを撮るなど、いろいろな瞬間を切り取ると思い出に残りますよ」というアドバイスに従い、上から撮ったり、カメラを床に置いて撮ってみたり、ママたちも一生懸命撮影にチャレンジ。 この日撮った写真はその場でプリントすることができ、SDカードは持って帰れるとあって、参加したママたちもカメラの購入を検討しているそう。初めて一眼カメラを手にしたママは、「普段は後ろ姿ばかり撮ってしまいますが、パネルをいろんな角度にできるので顔をちゃんと撮ることができました」、「デザインがかわいくて軽く、撮りやすかったです」と話していました。 最後に、田川さんから赤ちゃんの自然な表情を残すためのアドバイス。「アングルや角度、広さを変えて、とにかくたくさん撮りましょう。自分に向けられるので、赤ちゃんを抱きながら一緒に撮ることもできますよ。余裕ができたらセピアやポップなど色を変えてみて。写真ライフをぜひ楽しんでください!」取材/赤木真弓
2011年10月12日一眼レフデジカメのエントリーモデルを買ったものの、いまいち満足のいく写真が撮れない……と悩んでいる人は意外と多いのではないでしょうか?フリーカメラマンとして活躍する島田さん(仮名)に、一眼レフカメラ初心者が押さえておきたいお役立ちアイテムや、カメラが上手になるちょっとしたコツを教えてもらいました。■2本目のレンズを買うなら一眼レフカメラの優れた点は何といってもレンズが交換可能であること。でも、次にどんなレンズを買ったらいいかが分からず、結局標準レンズのままという人も多いのではないでしょうか。2本目のレンズは何を買えばいいのでしょうか?「単焦点レンズがおすすめです。これを使うと、背景のボケが効果的に生まれ、描写力が格段に増します。標準レンズに比べて使い勝手はやや劣りますが、ワンランク上の写真を撮るためには欠かせません。デメリットはズームができないことくらいでしょうか」■ストロボで光を操るカメラ本体に内蔵されているストロボですが、初心者から一歩進むためには「外付けのストロボ」も手に入れたいところ。「外付けのストロボ」の利点とは?「外付けストロボであれば、光の向きを変えることができるので、天井に反射した上からの光が被写体にあたります。室内がどんな光量であろうと自然な光の当たった写真が撮れるので、料理や小物などの写真をよりきれいに撮影したいなら、ぜひ持っておきたいアイテムです」■レンズフィルターで差をつけろ!レンズに入ってくる光をコントロールするレンズフィルター。用途に応じてさまざまなフィルターが発売されていますが、初心者を抜け出すにはどんなフィルターを買うべきなのでしょうか?「PL(偏光)フィルターがおすすめです。水面などの強い光が反射する場合、PLフィルターを装着していれば、反射光を遮断することができます。ショーウィンドウでの撮影時にも写り込みなどの余計な反射を防いでくれるので便利です。取り扱いは難しいのですが、初心者脱出のためにはぜひ挑戦したいフィルターです」一眼レフカメラは扱いが難しい分、奥深さもあって楽しいですよね。"ちょい足し機材"でワンランク上のカメラ生活を送りたいものです。(萩原雄太+プレスラボ)【関連リンク】【コラム】プロに聞く!知ってると得する写真のうまい撮り方は?【コラム】運転免許証の写真にキレイに写る方法【コラム】しなきゃソン!?男子メイクのススメ
2011年07月17日