テレビ東京系にて10月より放送スタートする、沢村一樹主演ドラマ「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~」に、片瀬那奈、要潤、三宅裕司、和久井映見らの出演が決定。キャスト陣から意気込みのコメントも到着した。かつては一流広告代理店の売れっ子であり、時代の寵児とも言われたときもあった杉山(沢村さん)。自分の力を信じて、大手広告代理店を飛び出し独立を考えたが思い描いていたようにうまくは行かず、弱小会社「ユニバーサル広告社」に拾われる。不運は続き、会社の移転でたどり着いたのが港町の寂れたシャッター商店街…。だが、どんなに寂れて活気がない町でも、人が生きている以上、悩みがあり、小さな依頼だが仕事がある。新天地で弱小広告社の新たな奮闘が始まる――。直木賞作家・荻原浩の人気シリーズの1つ「花のさくら通り」を、連続テレビ小説「ひよっこ」の岡田惠和が脚色する本作。沢村さんが、弱小広告会社ユニバーサル広告社で働くコピーライター・杉山を演じ、彼の奮闘を描き出していく。そして今回、そんな杉山と共に商店街にやってくるユニバーサル広告社のメンバーが発表。冷静沈着で仕事が出来る経理担当・猪熊エリカ役を片瀬さん、猪熊となにかと衝突しがちな口だけ達者なサブカルこじらせ系WEBデザイナー・村崎六郎を要さん、個性豊かなメンバーを束ねるユニバ―サル広告社の社長・石井健一郎を三宅さんが演じる。さらに、ヒロインを務めるのは和久井さん。ユニバーサル広告社が引っ越してくる港町のさびれた商店街の純喫茶の看板娘・藤沢さくらを演じ、テレビ東京のドラマ初出演を果たす。今回の役柄について和久井さんは、「自分のかかえていること、自分の暮らす商店街に思うこと、いろいろありながら、このユニバーサル広告社の皆さんとの出会いによってまた人生が動き出す、好奇心も忘れない明るさも持った女性です」と明かし、「魅力的に演じられるよう頑張りたいです」と意気込み。また「珍しく寡黙です」と自身の役どころを語ったのは片瀬さん。「とにかく台本が面白くて読み入ってしまいます。ユニバーサル広告社のメンバーのキャラが、各々拗らせていまして、会話しているだけで楽しいです。そしてまた珍しくメンバー皆高身長。172cmの私にはとても落ち着ける現場です」とコメント。そして「ロックをこよなく愛し、少しヤンチャで、しかし仕事に対する情熱は人並み以上に持っている男です」と役どころを説明した要さんは、「仕事に行き詰まったり、人間関係で悩んだりしたときにはこのドラマを観て、クスッと笑ったり、ちょっと泣いたりして、また頑張ってください。そんなドラマです」と本作を語る。一方、「岡田惠和さんの創り出す面白おかしいセリフを大切にしつつ、楽しく演じたいと思っています」と意気込んだ三宅さんは、「出演者には、岡田ワールド体験者が多く、撮影初日から自然と和気あいあいとした楽しい雰囲気になりました。この空気は、きっとテレビの画面からも感じて頂けると思います」と話している。さらにレギュラーキャストとして、ユニバ―サル広告社のメンバーに負けず劣らず、相当な個性派ぞろいの商店街の住人たちも発表。さくらの父親で、純喫茶“ジュルビアン”のマスター藤沢宏役をでんでん、親が残した遺産をネットオークションで売ることで食いつないでいる城田光役をやついいちろう、やる気なくカフェを経営しつつ商店街の案内放送を担当している一の瀬始役を入江甚儀が演じる。金曜8時のドラマ「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~」は10月20日より毎週金曜日20時~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月29日東京ディズニーリゾートは9月1日(金)、東京ディズニーリゾートでのみ購入可能な特別な「東京ばな奈」の販売をスタートした。東京土産の定番的な人気を誇る「東京ばな奈」の中でも東京ディズニーリゾート内の店舗でしか購入をすることができない特別な一品だ。おなじみのふわふわのスポンジケーキには、ミッキーマウスのデザインが散りばめられ、中身はバナナカスタードとキャラメルの贅沢な二層仕立てになったキャラメルバナナ味。これは東京ディズニーリゾート限定のフレーバーで、バナナならではの優しい甘みとコクの深いキャラメル風味が口いっぱいに広がっていく一品。また、パッケージには「東京ディズニーリゾート」の文字とミッキーマウスをデザイン。東京ディズニーリゾートならではのスペックで、思い出としてもお土産としても最適だ。販売店舗は東京ディズニーランドでは「ワールドバザール・コンフェクショナリー」、東京ディズニーシーでは「ヴァレンティーナズ・スウィート」。価格は1,300円(個包装8個入)。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2017年09月23日大きな看板が目印! 1人でも入店しやすい雰囲気の店東京・蓮沼にある「インディアン本店」。ビルの1階にあるお店は、グレーのタイル貼りの外観です。「武田流支那そば、古式カレーライス、インディアン」の文字が並んだ、大きな白い看板が目印。黄色い枠のガラス扉から入店すると、シンプルな内装の空間が広がります。テーブル席だけでなくカウンター席もあるので、1人で訪れ、サクッと食事を済ませたいときに活用しやすいでしょう。町の洋食屋さんから転身! 現在のスタイルへお店の創業は1955年。以来60年以上もの長い年月、お客に愛されているお店です。当初はカレーを中心メニューに、町の洋食屋さんとして営業していました。当時からコンソメスープの代わりに出していた塩味のスープが評判でした。そのスープに麺を入れて提供したところ人気を博し、現在に至ります。こうして、現在の「カレーと支那そば」の2つのメニューを販売するスタイルが確立されました。大型連休ともなると、遠方からも評判を聞きつけて訪れるお客も多くいます。スッキリとしたスープのうまみが感じられる「支那そば」「支那そば」は「インディアン本店」の人気メニュー。味の決め手となる黄金色に輝くスープは、魚介と野菜のうまみが感じられ、シンプルながらも味わい深い仕上がりです。焦がしネギの風味が、味のアクセントになっています。クリアスープの上には焼豚にメンマ、卵に小松菜がのっており、スッキリとしたビジュアルです。焼豚が3枚にボリュームアップした、「焼豚そば」も人気があります。サラリとしたのど越しのスープは、思わず最後の1滴まで飲み干してしまうことでしょう。「支那そば」とセットで食べたい「カレーライス」「カレーライス」は濃厚でコクが深い、看板メニュー。3日間かけてじっくり炒めた玉ねぎやフルーツをたっぷり使って作った自慢のルーは、コクが深く、素材のうまみが詰まっています。「支那そばと半カレーセット」は、人気の両メニューが食べられるだけあり、なんとお客の8割ほどが注文するほどの人気ぶりです。さっぱりとした口当たりの支那そばと、濃厚なカレーの組み合わせは、一緒に味わうと病みつきになります。「インディアン本店」のよくばりセットをぜひ!「変わらない味を末永く提供していきたい」と店主が語る「インディアン本店」は、創業100年を目指して営業しています。店内は座席と座席の間が広いため、ベビーカーや車いすでもゆったりと食事をいただくことができるのもうれしい点。いずれかを単品で注文するのも良いですが、やはり両方の味を楽しめるセットメニューがオススメです。おいしさの相乗効果で、2品ともあっという間にお腹の中に消えていくことでしょう。「インディアン本店」は東急池上線「蓮沼駅」から徒歩1分ほどの場所にあり、そのアクセスの良さも人気の理由の1つです。あなたもさらりとした口当たりの「支那そば」と、コクのある「カレーライス」を味わってみませんか。スポット情報スポット名:インディアン本店住所:東京都大田区西蒲田6-26-3 SSビル 1F電話番号:03-3738-1902
2017年09月22日「東京ばな奈」の姉妹品『東京ばな奈カステラ メープル味「見ぃつけたっ」』が新登場する。「空とぶ東京ばな奈 はちみつバナナ味」に続く羽田空港限定商品第2弾として、2017年9月1日(金)に発売される。バナナの風味広がる本格カステラの生地を、バナナ型に切り出して作られる「東京ばな奈カステラ」。音速よりも早い水の流れによる「水流カッター」で切り抜かれた、きれいなバナナカーブが見た目にも可愛らしいカステラだ。今回はメープルざらめを散りばめて、メープルシロップの味わいをプラス。カステラ、バナナ、メープルシロップの、黄金に輝く3つの風味を“黄金比”で絶妙に組み合わせた。バナナとメープルの芳醇な香りとともにカステラ本来の味わいを感じられる一品に仕上がっている。【詳細】東京ばな奈カステラ メープル味「見ぃつけたっ」発売日:2017年9月1日(金)価格:4個入702円、8個入1,188円、12個入1,782円※価格はすべて税込販売店:羽田空港限定販売国内線第1旅客ターミナル、第2旅客ターミナル、国際線旅客ターミナル【問い合わせ先】お客様窓口TEL:0120-384-440
2017年08月26日東京のお土産として人気の「東京ばな奈」に、羽田空港限定バーションが登場します。2017年8月1日(火)に発売となる第一弾は『空とぶ東京ばな奈 はちみつバナナ味、「見ぃつけたっ」』。どんなお菓子なのか、くわしくご紹介します。羽田空港限定の東京ばな奈、いよいよテイクオフ!『空とぶ東京ばな奈 はちみつバナナ味、「見ぃつけたっ」』は、東京ばな奈ワールドが羽田空港のためだけに作った、羽田空港限定みやげの第一弾です。世界の空港ランキング(※)2部門で第1位に選ばれた羽田空港にふさわしく、商品コンセプトは「空を飛ぶ」。羽田空港から日本中へ、そして世界の国々へ、新しい東京ばな奈が飛び立ちます。※英国SKYTRAX社実施の2017年国際空港評価●みつばちと飛行機。空とぶための合言葉は、ふたつの「ぶーん」『空とぶ東京ばな奈 はちみつバナナ味』のテーマは、“ぶーんと空とぶ、みつばちと飛行機”です。“ぶーんと空をとんではちみつを集める、みつばち”をイメージし、しましまのみつばち模様に焼きあげたスポンジケーキに、優しい香りのはちみつバナナカスタードがたっぷり包みこまれています。●カワイイ相棒、空とぶ“スーパークマ”ショップデザインには『空とぶ東京ばな奈 はちみつバナナ味』のおいしさを伝える、かわいいキャラクターが登場します。大きなマントに勇気のベルト、スーパーマンのような格好が愛らしい、その名も「スーパークマ」。はちみつだいすきなスーパークマは、魔法のはちみつマドラーを片手に空を飛び、空とぶ東京ばな奈のおいしさを応援します。●羽田空港限定第二弾もスタンバイ!第一弾の『空とぶ東京ばな奈 はちみつバナナ味』に続き、2017年9月1日(金)には、東京ばな奈ワールドの羽田空港限定みやげ第二弾が登場します。次回作の東京ばな奈も今から楽しみですね。●商品概要空とぶ東京ばな奈 はちみつバナナ味、「見ぃつけたっ」※はちみつバナナ味 及び「見ぃつけたっ」は省略表記可価格:4個入560円(519円)、8個入1,080 円(1,000円)、12個入1,595円(1,477円)発売日:2017年8月1日(火)販売店:羽田空港で限定発売※国内線第1旅客ターミナル、第2旅客ターミナル、国際線旅客ターミナル
2017年07月29日「東京ばな奈」の羽田空港限定商品「空とぶ東京ばな奈 はちみつバナナ味」が、2017年8月1日(火)より発売される。同商品は、「東京ばな奈」を展開する「東京ばな奈ワールド」が羽田空港のためだけに開発した、羽田空港限定みやげの第1弾。空港限定商品らしく、空をとんで蜂蜜を集めるミツバチをイメージし、優しい香りのはちみつバナナカスタードを、縞々のミツバチ模様に焼きあげたスポンジケーキで包み込んだ一品だ。なお「空とぶ東京ばな奈 はちみつバナナ味」に続き、9月1日(金)には羽田空港限定みやげの第2弾が発売予定となっている。【商品情報】空とぶ東京ばな奈 はちみつバナナ味、「見ぃつけたっ」発売日:2017年8月1日(火)価格:4個入 560円(税込)、8個入 1,080円(税込)、12個入 1,595円(税込)販売店:羽田空港で限定発売※国内線第1旅客ターミナル、第2旅客ターミナル、国際線旅客ターミナル
2017年07月22日●亀梨くんみたいな息子がいたら小説家・三島由紀夫が1962年に発表した「美しい星」が、55年の歳月を経て映画化された。同作は三島作品の中でも異色とされるSF要素を取り入れた作品で、ある日自分たちが宇宙人であると覚醒した家族の姿を通し、宇宙という目線から地球の問題を切り取っていく。『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』を手がけた吉田大八監督により舞台を現代に移し、大胆に翻案された形で製作されることになった。今回は一家の父で火星人に目覚めた気象予報士・大杉重一郎を演じるリリー・フランキーと、水星人に目覚めた重一郎の息子・一雄役の亀梨和也の"父子対談"を実施。映画『美しい星』作中で描かれるテーマを紐解いていく。○「面白いものを観たな」という感覚――父子役で初共演とのことですが、まずはお互いの印象を教えてください。リリー:単純に自分がもし親になって、亀梨くんみたいな息子がいたらいいなと思います。亀梨:嬉しいですね。リリー:すごくちゃんとしているんですよ。優しいし、男気があるし。亀梨:今回お仕事させていただく以前に、プライベートでお会いする機会が1~2度あったんです。リリーさんって、圧倒的に"リリーさん"じゃないですか(笑)。お仕事でお会いする時もその雰囲気は変わらず存在感があって、現場で主役の立ち方がすごいな、と思いました。ナチュラルでいながら、強さを持ち合わせるというのはなかなか……僕にはまだまだできないことです。リリー:亀梨くんは男らしい部分もあるし、目ヂカラが強い、初対面だと「強い人なのかな」と誤解されやすいのかもしれないけど、すごくいいお兄さんですよ。僕以外の先輩にも「あいつ元気かなあ」と思い出させる人なんですよね。あと、ちゃんと酔っぱらうところも信用できる(笑)。亀梨:ちゃんと酔っちゃいますね(笑)。1回、P(山下智久)と飲んでいて、リリーさんのお知り合いのお店に2人で行こうと言ったんですが、2人とも酔っ払っているから全然お店の暗証番号が思い出せなくて、リリーさんに電話しました(笑)。リリー:「お父さーん! お父さん!!」と電話が来て、「何があったんだ」と迎えに行ったらもう帰っちゃってた(笑)。亀梨:本当に申し訳ないです(笑)。――今回はかなり原作から翻案されている点もあり、かなり大胆な作品になっていると思いましたが、お二人は観た後にどう受けとられましたか?リリー:取材をたくさん受けているんですが、この映画、しゃべればしゃべるほど、お客さんが来づらくなるんじゃないかと(笑)。あえて言うなら、感動するとか、泣けるとか、すごく笑えるとかではなく、映画を観た後に「面白いもの観たな」という感覚になる作品ですかね。亀梨:「これだけを受け取ってほしい」という答えを提示してるものではないので、僕も監督に身を委ねて、やらせていただきました。僕は完成した作品を観たとき、すごく心拍数が上がったんですよ。脅される演出があるわけでもないのに、詰められているところもあり、映画との距離感がすごく面白かったというか。この感覚、DVDでも楽しんでもらえるとは思いますが、すごく映画館で観てもらうことを意識している作品だと思います。リリー:それは本当にそうだよね。亀梨:映画としての贅沢なものが、すごく詰まっているみたいな感覚がありましたよね。リリー:「イケてるものを観た」みたいな感じだった。亀梨:「俺、観たよ、『美しい星』」と得意げになってしまうみたいな。本当に。●タイムスリップしたのかというくらい、リアリティがある○大きいテーマを扱いながら、家族の問題でもある――今回かなり印象的なリリーさんの「火星人ポーズ」ですが、亀梨さんは最初にどこで見たんですか?亀梨:中華屋でご飯を食べているときに、TVでお父さんの様子を見てしまうシーンだったんですが「これ、こういう映画なの!?」と思いました(笑)。リリー:俺もスタジオで「こういう映画なの!?」と思った(笑)。亀梨:台本から、あそこまで想像できなかったですよね(笑)。リリー:火星人ポーズの最後に「上を向いて、クレーンカメラを指し棒で指してください」と言われて、なぜか俺の中ではセーラームーンがイメージにあった(笑)。何かしら俺の中の宇宙的なものにセーラームーンがあったんだろうね。ただ三島由紀夫のSF的な部分はすごく、お茶の間SFな気がするし、自分の生活に置き換えて考えられることも多いよね。亀梨:それはすごくありますよね。一見すると大きなテーマを扱っているようなんですが、誰しも家族のことは経験するわけじゃないですか。絶対に誰かの息子であり娘なわけだから、みんなが共感できるテーマも含まれている。リリー:本当に、このテーマで映画になるといったら、普通はテアトル単館ですよ(笑)。亀梨:わかります(笑)。リリー:だから志が高いというか、これは配給会社もいい博打を打った(笑)。こういう映画を商業映画として成立させるバランスが良いですよね。――ポーズのお話がありましたが、撮影現場でも他に監督から色々な指示があったんでしょうか。リリー:指示ばかりですよね。語尾の音の抜き方とか、イントネーションとか、そもそも1テイクで終わるなんて思ってないですから。だから逆に1テイク目の力の抜け方はハンパない(笑)。探り探りですよ。亀梨:(笑)リリー:平均で絶対に7~8テイクは撮りますから、もう吉田大八監督の無重力にはまってました。でもやっていくうちに、どんどん「監督とはこうあるべき」というのがわかってきました。意外とOKじゃないテイクが使われてることも多いと思うし、撮ったシーンもバッサバサと切っているから、監督には全てが見えてたんでしょうね。亀梨:自分が指示をいただいているときは必死に考えているんですけど、他の方の撮影を客観的に見ると面白くて。中嶋(朋子)さんも監督から「あそこの間が0コンマで、この音が……」と説明されて「ああ~」と頷いている(笑)。リリー:もう、オーケストラのちょっとのピッチを直す指揮者ですよね。だから、すごく音楽的になっていると思います。あと、俺は気象予報士で病気で宇宙人で、と情報が多すぎるくらいの役なのに、クランクインのときに用意されてたのがはバスローブと前貼りだけ(笑)。亀梨:激しいですね(笑)。家族全員に性を感じさせるシーンはありますもんね。リリー:お母さんもぽーっとした顔、してたもんね。亀梨:(佐々木)蔵之介さんに。リリー:あれが1番腹立ちました(笑)。○今に提示するべきテーマ――そうして撮られていたシーンが最後につながって、観られた時に自分の中で覚醒したことはありますか?リリー:よく夕方のニュースでゴミ屋敷の住人を紹介しているじゃないですか。でも、もしかしたら宇宙人みたいな人が本当にいて、ああいう風に俺らからはちょっと変わった人に見えてるだけなのかもしれないと思いました。みんなが想像で書いたSFも、いくつか本当のところはあるかもしれない。亀梨:三島さんが書いた時代も、冷戦を含め政治的な動きがすごく大きい時代じゃないですか。今この時代に、また原作のテーマに近づいているように感じるというか……そういうことを考えないで生きていられた世代だったのに、と思いますよね。タイムスリップしているのかなというくらい。この作品をやらせてもらってから、そういうニュースも自分の中に入ってくるようになりました。リリー:本当に、リアリティがある。亀梨:今に提示するものとして、すごくハマっているテーマのひとつだと思うんです。それを何十年の前に三島さんが書かれていることも、今この作品が公開されるということも、どこかリンクしているようだと、勝手に感じていました。リリー:本当のことを言ってるのにみんなが笑っちゃうという空気になるのは、聞く側にまだ笑うくらいの認識しかないからなのかもしれないし、歴史はそういうことの繰り返しなのかもしれない。全然面白いところでもないのに笑えてしまうのは、こっちにリアリティがないからなんですよね。そこに原作のもともと持っている、皮肉があるのだと思いました。○『美しい星』情報"当たらない"お天気キャスターの父・重一郎(リリー・フランキー)、野心溢れるフリーターの息子・一雄(亀梨和也)、美人すぎて周囲から浮いている女子大生の娘・暁子(橋本愛)、心の空虚をもて余す主婦の母・伊余子(中嶋朋子)。そんな大杉一家が、ある日突然、火星人、水星人、金星人、地球人として覚醒。“美しい星・地球”を救う使命を託される。ひとたび目覚めた彼らは生き生きと奮闘を重ねるが、やがて世間を巻き込む騒動を引き起こし、それぞれに傷ついていく。そんな一家の前に一人の男が現れ、地球に救う価値などあるのかと問いかける。5月26日公開。(C)2017「美しい星」製作委員会
2017年05月20日東京みやげブランド「東京ばな奈ワールド」による新業態、1st Tree(ファーストツリー) by 東京ばな奈「見ぃつけたっ」が、2017年4月28日(金)、東京スカイツリータウン内の商業施設・東京ソラマチにオープンする。店頭には、ベーシックな「東京ばな奈」はもちろん、東京ソラマチ限定となるヒョウ柄の「東京ばな奈ツリー」、ハート模様がキュートな「東京ばな奈ハート」など、“日本のカワイイ”を追求した東京ばな奈全6種が初集結。また、東京ばな奈姉妹ブランド各店から一番人気の商品をセレクトしたスイーツコーナーも。リトルバームクーヘン専門店からは、カラフルな4層生地を重ね焼きした虹のバームクーヘン「ちいさなバームツリー フルーツバー」が新発売となる。さらに、ふわふわケーキをワンハンドで気軽に楽しめる初のケーキスタンドも設置するなど、“The 1st(はじめて&いちばん)”に拘った品揃えが魅力だ。なお、店舗のオープンを記念して、2017年4月28日(金)から5月7日(日)までの期間、東京ソラマチ館内の東京ばな奈グループ店で税込1,080円以上商品を購入すると、東京ソラマチ限定ヒョウ柄の「東京ばな奈ツリー チョコバナナ味」1本がプレゼントされる。【店舗情報】1st Tree by 東京ばな奈「見ぃつけたっ」オープン日:2017年4月28日(金)住所:東京都墨田区押上 1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ 1F営業時間:9:00〜22:00 ※年中無休
2017年04月27日新国立劇場が30代の演出家を迎えて送るシリーズ「かさなる視点―日本の戯曲の力―」。第1弾は、近年高い評価を得てきた演出家・谷賢一が三島由紀夫の長編戯曲『白蟻の巣』に挑む。2月中旬に行われた通し稽古に足を運んだ。【チケット情報はこちら】三島がブラジルを訪れた経験を基に執筆し、昭和30年に刊行された本作。日本で名家に生まれるも没落し、ブラジルのコーヒー農園の経営者に収まった刈屋義郎(平田満)と妙子(安蘭けい)の夫婦、住み込み運転手で過去に妙子と心中未遂事件を起こした百島(石田佳央)とその事件を知りつつも彼と結婚した若き妻・啓子(村川絵梨)、農園の経営を任されている大杉(半海一晃)、女中・きぬ(熊坂理恵子)の6人が表面上は穏やかに暮らす邸宅。啓子のある“企み”に刈屋が乗ったことから、少しずつ屋敷を覆う空気、彼らの関係性が変化してゆく。谷はこの戯曲を選んだ理由として「感情の火柱が非常に太く、それがぶつかり合い、火花を散らしている」とその魅力を語ったが、登場人物たちの会話には表面上、奇妙な静けさが漂っている。この空気を担っているのが、平田演じる“旦那様”刈屋と安蘭が演じる妻の妙子の佇いである。刈屋は、妻と若き運転手の過ちを、彼特有の“寛大さ”で許しており、まるで何事もなかったかの様に、妙子と百島、啓子らとテーブルを囲む。妙子はどこか定まらない視点とじっとりとした口調が特徴的で、自らを「もう死んだ女」と語り、生ける屍のようにただ、そこにいる。妙子は夫の赦しを「寛大さの牢獄」と表現するが、谷は「優しさ、許し、寛大さがもたらす息苦しさ、辛さ、呪縛は、個人主義的に現代を生きる我々に響くテーマになる」と語る。そんなこの家の空気に唯一、まともに刃向かっている存在であり、刈屋をして「あんたは生きているよ」と言われるのが、百島の若き妻・啓子だ。彼女は百島と妙子の間の過去にもがき苦しみ、それを何でもない事の様に笑い話として話す刈屋に激しく詰め寄り、ある“策”を弄する。彼女の激情が、止まっていた時を動かし、少しずつそれぞれの心情、本音が蠢き、“牢獄”を飛び出していくが……。全編を通して印象的なのは俳優陣の声!刈屋の無関心と同義の諦念、妙子の死人の様な口調、啓子の激情、夫・百島の迷い、いつか再び日本の地を踏む事を叶わぬ“夢”として語る大杉…。それぞれの感情が見事なまでに彼らの声に乗せられて、“美しき不協和音”とも言えるような奇妙な音色を奏でる。昭和30年に書かれた戯曲は旧字体で書かれており、会話も決して現代の口語的とは言えないのだが、実際に通し稽古で展開される俳優陣のやり取りは、古臭さも不自然さも全く感じさせず、静かに、しかし、生き生きとした感情が伝わってくる。「三島特有の美しい言葉は魅力ですが、言葉はあくまでも氷山の一角。その裏に漂うドロドロとした感情、ピリピリとした関係性が伝われば」――そんな谷の言葉通り、ブラジルの明るい太陽の下で、たっぷりと湿気を含んだ、べっとりとした感情の戦いが繰り広げられていた。公演は3月2日(木)に開幕。取材・文・撮影:黒豆直樹
2017年02月24日三島由紀夫が残した最高傑作戯曲の一つ「黒蜥蜴」が、来年1月より上演されることが決定。主演“黒蜥蜴”役には中谷美紀、“明智小五郎”役には井上芳雄を迎えることも明らかになった。世界的宝石商・岩瀬庄兵衛は、愛娘・早苗の誘拐と岩瀬家の秘宝「エジプトの星」強奪を予告する女盗賊・黒蜥蜴に怯え、探偵・明智小五郎に警護を依頼した。岩瀬父娘は大阪のホテルに姿を隠したが、隣室には岩瀬の店の顧客、緑川夫人が泊っていた。実は彼女こそ黒蜥蜴だったのだ。黒蜥蜴は部下の雨宮を使って早苗をまんまと誘拐したものの、明智は機敏な処置で早苗を奪い返したのだった。それから半月後、厳重な警備が敷かれた岩瀬邸から、早苗が忽然と姿を消した。黒蜥蜴が家政婦ひなの手引きで、再び早苗を誘拐した。明智が駆けつけたとき、早苗と引換えに、「エジプトの星」を持参せよ、という紙が残っているきりだった。指示通り岩瀬は「エジプトの星」を黒蜥蜴に渡したが、早苗は戻らなかった。黒蜥蜴は早苗の美しさに魅せられていた。一方、そんな黒蜥蜴にひそかに恋焦がれている雨宮は、黒蜥蜴が明智を恋していることに気づき、嫉妬を感じる。その頃明智は、一度は黒蜥蜴の手にかかって殺されたと見せかけ、部下の一人に変装して本拠地に忍び込んでいた。彼もまた、純粋な美に生きる黒蜥蜴に恋していた。黒蜥蜴を捕える自信はあったが、世間の秩序の彼方に己れの倫理と美意識を築きあげている彼女を、一番深く理解し愛しているが故に葛藤する明智。本拠地には人間剥製の美術館があった。早苗もその一つに加えられようとしていた…。「黒蜥蜴」は、美貌の女盗賊“黒蜥蜴”と名探偵“明智小五郎”が繰り広げる耽美と闇の世界。怪奇小説を世に送り出した江戸川乱歩の傑作を、三島由紀夫が戯曲化した究極のエンターテインメントだ。今回主演の“黒蜥蜴”役には「ケイゾク」「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」など様々なドラマや映画に出演する中谷さん、黒蜥蜴の好敵手であり運命の恋人、探偵“明智小五郎”役にミュージカル界で活躍し、「わたしを離さないで」や、大河ドラマ「おんな城主 直虎」などドラマ出演も増えている井上さんが決定。さらに演出は、日本でも「テレーズ・ラカン」や「ナイン」、「ETERNAL CHIKAMATSU」など、数多くの作品を手掛けている英国人演出家・デヴィッド・ルヴォーが担う。今回の出演にあたって中谷さんは、「三島さんが巧みに描かれた文章を表現することは容易なことではないですし、とても大きな劇場で演じるということに恐れを抱き、逡巡もしたのですが、やはり心が動いてしまい、出演させていただくことを決めました」と出演決定理由を語り、ルヴォー氏演出だということで参加を決めたと言う井上さんは、「過去に『ルドルフ ~ザ・ラスト・キス~』での経験が素晴らしかったので、いつかまたご一緒したいという気持ちがあり、来日するたびに顔を見せに行き、『いつかまた一緒にやりたい』と言い続けてきました」と今回は念願の出演だと語っている。ルヴォー氏が1988年の初来日以来、日本で演出をし続けたいと願い、日本に魅了されている理由を、三島由紀夫作品と歌舞伎に出会ったことだと話す。黒蜥蜴についてルヴォー氏は、「まず目を見張るような絶世の美女でなければなりません。同時にある種の緊張感を持ち、何かに駆り立てられている女性で、謎めいており、この人のことを知りたいと、周囲に思わせる磁力の持ち主」、明智小五郎についても「完全にアウトサイダーであり、ハンフリー・ボガードのようなハードボイルドですが、まっとうなモラルも併せ持っています」と語っており、中谷さんと井上さん共に相応しい役どころだとコメントしている。舞台「黒蜥蜴」は2018年1月より日生劇場(東京)、2月上旬より梅田芸術劇場メインホール(大阪)にて上演予定。(cinemacafe.net)
2017年02月06日毎年上演される美輪明宏演出・主演による舞台が、今年は、三島由紀夫作、近代能楽集より『葵上・卒塔婆小町』に決まった。美輪×三島の幽玄的な世界が7年ぶりに立ち上がるとあって早くも期待が膨らむ。しかも、この演目の上演はこれが最後になるかもしれないと美輪は言う。その覚悟と作品への思いを聞いた。【チケット情報はこちら】美輪による『葵上・卒塔婆小町』を、三島は切望していたのだという。実現したのは、三島が亡くなった後の1996年。今度で5度目、7年ぶりの上演となる。不思議なことに、上演を決めた途端、未発表だった三島の肉声テープが見つかるというどこか因縁めいた出来事もあった。「それが亡くなられる9か月前のインタビューを録音したもので、演技論や小説のことなど、私によくおっしゃっていた話がそのまま入っていたんです。この舞台の宣伝のために出てきたとしか思えません(笑)」。そもそも三島が自身の作品を美輪に託したのは、その行間までをも表現し得る稀有な存在として認めたからだ。当初、なかなか当たらなかった三島の芝居は、美輪が『黒蜥蜴』に主演して、大評判を取るようになった。そこで次に三島が美輪に望んだのが、「近代能楽集」である。その短編戯曲集の中から、嫉妬心にかられて生霊となって不倫相手のもとに現れる女を描いた、小野小町と深草少将の伝説をもとに100歳の老婆の哀しい運命を描いた、この2作ならと美輪は答えた。「近代能楽集の中でも、このふたつはいちばん普遍性があると思ったからです。の描く不倫なんて、ギリシャ悲劇の時代から変わりません。美しく生まれついたがゆえに自分を美しいと言った男は死に、100年ごとに生まれ変わるという運命を背負うことになるはまさに“正負の法則”です。両方とも、愛、美、死、無常といったこの世の法則に則ったことが描かれているんです」。では、100歳の老婆から美しい小町へと早替りする美輪の演技術にも驚かされるはずだ。が、「腰を曲げて、歯の抜けたしゃべり方をする老婆からスッと美女になるのは、体力的にも大変なんです。これが最後になるかもしれないと思っています」と美輪。だからこそ、「三島という天才から託されたものを伝えていきたいと思います」と気持ちも募る。恐ろしくも切なく美しくドラマティックに。天才に信頼された美輪だから描けるエンターテインメントである。近代能楽集より『葵上・卒塔婆小町』は、3月26日(日)東京・新国立劇場中劇場より上演。その後各地を周る。取材・文:大内弓子
2017年02月02日東京ばな奈の姉妹品『東京ばな奈カステラ「見ぃつけたっ」』が新登場。東京駅限定で、2016年12月15日(木)より発売される。「東京ばな奈カステラ」は、東京土産の定番『東京ばな奈「見ぃつけたっ」』の姉妹品。「東京ばな奈」と同様バナナの形をした菓子だが、伝統的な製法により作られた正統派のカステラだ。音速よりも速い水の流れであらゆるものを自在にカットする“水流カッター”によって、大きな一枚のカステラから、バナナ型を切り出すように作られる。バナナの香りはカステラの下に敷いたザラメにつけ、カステラ全体にほのかに漂うようにした。4個入りと8個入り、12個入りの3種類の販売。帰省や集まりに持参するお土産の参考にしてみては。【詳細】『東京ばな奈カステラ「見ぃつけたっ」』発売日:2016年12月15日(木)販売場所:東京駅価格:4個入り 648円(税込)、8個入り 1,134円(税込)、12個入り 1,728円(税込)【問い合わせ】お客さま窓口0120-384-440
2016年12月15日女優の片瀬那奈が、テレビ朝日系ドラマ『家政夫のミタゾノ』のきょう9日(23:15~24:15)放送の最終話に、TOKIO・松岡昌宏の妻役で出演する。全編女装姿で主演する松岡演じる家政夫・三田園が、派遣された家庭を崩壊させ、再生へと導く活躍を描く同作。今回、三田園がえみり(清水富美加)とともに派遣されたのは、カリスマ主婦と呼ばれる富田その子(片瀬)と息子の毅(田中偉登)の家だった。しかし、そこで10年ほど前から行方不明だという夫の写真を見たえみりは、その男性が三田園そっくりなことに気づき、その母子が見せる家事テクニックも、三田園が実践するものと酷似していた。さらに、息子に女装趣味があることも判明し、えみりは三田園の過去を探り始める。そこから、なぜ三田園が家政夫になったのか。女装しているのか。家庭を壊すのかを含め、壮絶な過去が明かされる。
2016年12月09日「SKE48」の松井珠理奈を主演に迎え贈る新ドラマ「死幣」。この度、松井さん演じる主人公の同級生として、元「AKB48」の川栄李奈が出演することが分かった。経済学部に通う大学1年生・南由夏(松井珠理奈)は、怖い話好きな妹から“死幣”の怪談を聞く。死幣はお金が欲しくてたまらない人に突然届く呪いのお金だという。そしてその死幣を使ってしまうと1万円札の福沢諭吉の肖像に黒い染みが浮かび上がり、使ってしまった人は残酷な死を遂げるという内容だった。ある日由夏は、しばらく連絡の取れないゼミの友人・橘郁美(西田麻衣)を心配し、同じゼミの先輩・三浦智志(山田裕貴)や、ゼミの仲間に聞いてみるが皆心当たりはないという。就職活動真っ最中の三浦は、お金は人を幸せにするものだと信じ貧困層を助ける仕事を志しており、その話を聞いた由夏は三浦の姿に憧れを抱く。その夜、由夏は郁美が街頭インタビューを受けているのをテレビで見る。女性は外見が大事だから整形したい、と答える郁美。由夏はその瞬間耳鳴りのような音とともに郁美の顔が一瞬ねじれたように感じた。この現象が起こるときはこの後何か不吉なことが起こることを由夏は知っていた。由夏には第六感のような不思議な能力があったのだ。急いで郁美のアパートに向かうと、なぜか郁美の部屋の鍵が開いている。由夏が薄暗い部屋に入ると足元には焦げた1万円札が。さらに奥へ進むと、美容器具が散乱する部屋の中、ネックレスで首を吊った無残な姿の郁美が…。通夜の日、由夏や三浦ら財津ゼミの面々が弔問客として並ぶ中、ひとりの男が焼香に立つ。彼の名は若本猛(戸次重幸)。刑事だという若本は親族や弔問客に向け突然事情聴取を始めると言い放った。そして、遺体の第一発見者である由夏に犯行の疑いをかけ――。昨年8月に「AKB48」を卒業し以降、現在放送中の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」では実直な仕出し屋の娘を演じ、前クールのドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」では人妻役を演じるなど、女優として演技の幅を広げている川栄さん。「色んな役をやりたい」と目標を語る川栄さんは、「いまたくさんの役柄を演じられていることは嬉しいです」と喜びを見せた。今回彼女が演じる林絵里菜は、おしゃれと恋愛とスピリチュアルに夢中な明るい女子大生。ゼミ周辺で起こる変死事件に対して一番恐怖感を抱いており、占いや水晶などスピリチュアルなものに依存してしまい、それが原因で死幣の呪いに巻き込まれるという役どころ。今回の役について川栄さんは「当たると評判な占い以外は信じないタイプ」「私と絵里菜はあまり似てないのかな」と語るも「でも、絵里菜の会話のトーンなどは自分っぽいなと」と共通点も見出していたようだ。また、今回主演の松井さんとは、友人という間柄。「AKB48」を卒業してからのドラマ初共演に川栄さんは「『マジすか学園』以来、卒業してからメンバーと一緒に撮影できる機会はあまりないので、すごく不思議な感じです」とコメント。そして、ホラー好きでよく見るという川栄さんだが、「怖がりなので見た後は、すごく怖くなります(笑)実際にもし死幣が手元に届いたら? 絶対使いません! 死ぬんですよね? 生きたいです(笑)」とおののくが、撮影については「まだそういう怖いシーンを撮っていないので、今後そういうシーンが増えていくと思うとドキドキします。血が飛び出したり…、撮影が楽しみです(笑)」と強気な意気込みを語っていた。さらに松井さんも「ドラマの撮影中ずっと緊張しっぱなしなので、川栄ちゃんの顔が見れてすごくホッとしています(笑)川栄ちゃんが48グループにいたときは、2人っきりで話す機会があまりなかったんですが、今回のドラマで距離が縮まりそうで、とても楽しみです」と喜んだ。また「死幣によって誰かが死んでしまうシーンは、リアルに怖い」と話す松井さんは「その怖さにどんどん追い込まれて、耐えるのに必死です(笑)そういうリアルな怖さを皆さんにもお伝えできたら」とコメントを残した。「死幣」は7月13日(水)24時10分~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年06月28日元AKB48で女優の川栄李奈が、7月13日スタートのSKE48・松井珠理奈主演ドラマ『死幣』(TBS系 毎週水曜24:10~24:40)に出演することが27日、わかった。松井扮する女子大生・南由夏の同級生・林絵里菜を演じる。同ドラマは、「呪われた一万円札=死幣」を手にした人間が次々と不可解な死を遂げるというホラーサスペンス。昨年8月にAKB48を卒業し、現在放送中のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』での好演などで話題の川栄は、おしゃれと恋愛とスピリチュアルに夢中な明るい女子大生・絵里菜を演じる。ゼミ周辺で起こる変死事件に対して一番恐怖感を抱いており、占いや水晶などスピリチュアルなものに依存したことが原因で死幣の呪いに巻き込まれるという役どころだ。川栄と松井は『マジすか学園』で共演経験があるが、川栄が卒業してからは今回が初共演。卒業してからメンバーと仕事することはあまりないそうで、川栄は「すごく不思議な感じ」と語る。ドラマの現場に入ってから、先日行われたAKB48選抜総選挙について「3位おめでとうございます」と松井に伝えたそうで、選挙について「全然関係ないのにすっごく緊張しました(笑)。出ている時とはまた違う緊張感で、楽しかった反面ドキドキもしました」と話した。また、「台本を読む限り死に方がエグいので、どんな映像になるのかすごく興味があり、ワクワクしています」と期待感を示し、「実際ホラーは好きで、よく見ます。血が出たりしてグロい作品も好きですが、怖がりなので見たあとは、すごく怖くなります(笑)」とコメント。過去に心霊体験をしたこともあるそうで、「ホテルで寝ようとした時、上の階の人がすごくうるさくて言いに行こうかと思ったのですが、実は泊まっている部屋は最上階だったという・・・とっても怖かったです」と明かした。松井は「川栄ちゃんが演じる絵里菜は良くも悪くも思ったことをすぐに言っちゃうタイプ。でも川栄ちゃん自身はその真逆で、いつも周囲に気を配っていてそれがとても自然体に見えるんです。だから絵里菜を演じる川栄ちゃんを見るのはとても新鮮でした」と川栄と役の違いを説明。「優等生の川栄ちゃんの印象だったけどお芝居でこんな一面も出せてすごいなぁって」とたたえる。そして、「ドラマの撮影中ずっと緊張しっぱなしなので、川栄ちゃんの顔が見れてすごくホッとしています(笑)」という本音も告白。「川栄ちゃんが48グループにいたときは、二人っきりで話す機会があまりなかったんですが、今回のドラマで距離が縮まりそうで、とても楽しみです」と話している。(C)TBS
2016年06月28日HKT48兼AKB48の矢吹奈子(15)が、第8回AKB48選抜総選挙で2万8,706票を獲得して28位になり、自身初のランキング入りを果たした。矢吹は初出場の前々回、前回ともに圏外。順位が発表されると両手で顔を覆い、涙を流しながら周囲からの祝福を受けた。矢吹を妹のようにかわいがっているHKT48・指原莉乃(23)も立ち上がって号泣。熱い抱擁を交わし、矢吹は指原の胸でおえつをもらした。ステージでマイクを向けられた矢吹は「ありがとうございます」と涙ながらに感謝し、「ずっと圏外なのに選抜に入らせていただけたり、兼任させていただけたりして、どうやったらメンバーやファンのみなさんに認めていただけるかなってすごい悩んでいたんです」と告白。「今日、こうやってファンの皆さんのおかげで、初めてランクインできて自信が持てました」と重ねて謝意を示した。また本日が15歳の誕生日であることに触れ、「人生で一番最高の日になりました。ありがとうございました」と笑顔。「最後に奈子のキャッチフレーズやらせていただいていいですか?」と確認した上で、「私たちはお化けを倒す軍隊だー!」と明るく締めた。AKB48の45thシングルの選抜メンバーを決める投票イベント「第8回AKB48選抜総選挙」。今年は272人が立候補し、18日に新潟・HARD OFF ECOスタジアム新潟で開票イベントが行われた。
2016年06月18日フリーアナウンサーの新井恵理那が、テレビ東京系ドキュメンタリー番組『世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~』(毎週月曜日 21:00~21:54)新MCとなることが29日、わかった。これまでMCを務めていたフリーアナウンサー・杉崎美香が産休に入った代わりに4月11日の放送から登場し、タレントのユースケ・サンタマリアと2人で番組を進めていく。同番組は、世界で働く知られざる日本人を追いかけ、対象者の人生のドラマを紐解いていくドキュメンタリー。初回の収録を終えた新井は「番組自体、前から好きだったので、自分が見ていていろんな刺激を貰いました」と感想を述べた。一緒にMCを務めるユースケ・サンタマリアについては「スタッフさんから事前に、『(ユースケさんは)冗談ばっかり言うから』と聞いていてドキドキしていましたが、今日は私の事をおもんぱかってくださったのか、そんなに惑わされる事はなかったです(笑)」と、好感を持った様子。「ユースケさんは、ロケVTRを見ている時には、ぐっと心掴まれている様子もあり、一方でスタジオではみなさんと面白い妄想の様なトークをしたりと、緩急が凄かったです」と称賛した。
2016年03月29日三島由紀夫の最後の戯曲『ライ王のテラス』が、演出・宮本亜門、主演・鈴木亮平で、47年ぶりに上演されている。世界遺産「バイヨン寺院」を建設したカンボジア王の物語に三島が託したものは何だったのか。3月4日に開幕したばかりの舞台の模様を報告する。舞台『ライ王のテラス』チケット情報この戯曲が誕生したのは、三島がアンコールトムを訪れたことがきっかけだ。カンボジア最強の王と語り継がれるジャヤ・ヴァルマン七世の美しい彫像を目にした三島はすぐに、その完璧な肉体が病に冒されていく物語を着想したという。ゆえに、王を演じる鈴木に求められたのは、まずは肉体の美しさだった。幕が開くと、その期待は否応なく高まる。宮本が自らカンボジアでオーディションをして選んだダンサーたちが民族的な舞踊を見せながら、王が見事に戦勝した様子が影絵を使って語られるのだ。カンボジアの音楽が流れ、劇場が中世のカンボジアの空気に包まれるなか現れる凛々しい王の影。そしていよいよ、第二王妃(倉科カナ)と第一王妃(中村中)が待つところに、彫像のような肉体に仕上げた鈴木が登場する。説得力は十分である。しかし、真骨頂はそこからである。民のためにと「バイヨン寺院」の建設を始めるとともに病魔に冒される王。第二王妃は献身的に支え続けるも、王の美しさが蝕まれていくことに耐えられないと彼を避ける第一王妃が王の苦悩を深くする。舞台ではもちろん肉体自体を変えることはできない。にもかかわらず、その存在に何とも言えない心もとなさがにじむ。健やかで自信にあふれた大きな王から、瞬時に見せた鈴木のその変化。“演じる”ということが見せてくれるものの力を、改めて感じることができる。王の肉体が崩壊していくに従って、観世音菩薩を模したバイヨンが完成していく様を、三島は、自分の全存在を芸術作品に移譲して滅びてゆく芸術家の人生に重ねたのだそうだ。舞台の上で、なぜ自分は病になったのかと自問自答する王の姿は、人は何のために生きるのかと、観客に問いかけてくるようでもある。王の病を利用して国の転覆を目論む宰相(神保悟志)や、愛する息子が苦しむ姿を見ていられないと毒殺を企てる王太后(鳳蘭)の人間の業にも、揺さぶられる。宮本曰く、「人間の本質を見たくないところまでえぐり出す」という三島文学の魅力を、まさにナマの肉体が体現した舞台であった。公演は3月17日(木)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。取材・文:大内弓子
2016年03月08日三島由紀夫の最後の戯曲『ライ王のテラス』が、演出・宮本亜門、主演・鈴木亮平で、47年ぶりに上演されている。世界遺産「バイヨン寺院」を建設したカンボジア王の物語に三島が託したものは何だったのか。3月4日に開幕したばかりの舞台の模様を報告する。舞台『ライ王のテラス』チケット情報この戯曲が誕生したのは、三島がアンコールトムを訪れたことがきっかけだ。カンボジア最強の王と語り継がれるジャヤ・ヴァルマン七世の美しい彫像を目にした三島はすぐに、その完璧な肉体が病に冒されていく物語を着想したという。ゆえに、王を演じる鈴木に求められたのは、まずは肉体の美しさだった。幕が開くと、その期待は否応なく高まる。宮本が自らカンボジアでオーディションをして選んだダンサーたちが民族的な舞踊を見せながら、王が見事に戦勝した様子が影絵を使って語られるのだ。カンボジアの音楽が流れ、劇場が中世のカンボジアの空気に包まれるなか現れる凛々しい王の影。そしていよいよ、第二王妃(倉科カナ)と第一王妃(中村中)が待つところに、彫像のような肉体に仕上げた鈴木が登場する。説得力は十分である。しかし、真骨頂はそこからである。民のためにと「バイヨン寺院」の建設を始めるとともに病魔に冒される王。第二王妃は献身的に支え続けるも、王の美しさが蝕まれていくことに耐えられないと彼を避ける第一王妃が王の苦悩を深くする。舞台ではもちろん肉体自体を変えることはできない。にもかかわらず、その存在に何とも言えない心もとなさがにじむ。健やかで自信にあふれた大きな王から、瞬時に見せた鈴木のその変化。“演じる”ということが見せてくれるものの力を、改めて感じることができる。王の肉体が崩壊していくに従って、観世音菩薩を模したバイヨンが完成していく様を、三島は、自分の全存在を芸術作品に移譲して滅びてゆく芸術家の人生に重ねたのだそうだ。舞台の上で、なぜ自分は病になったのかと自問自答する王の姿は、人は何のために生きるのかと、観客に問いかけてくるようでもある。王の病を利用して国の転覆を目論む宰相(神保悟志)や、愛する息子が苦しむ姿を見ていられないと毒殺を企てる王太后(鳳蘭)の人間の業にも、揺さぶられる。宮本曰く、「人間の本質を見たくないところまでえぐり出す」という三島文学の魅力を、まさにナマの肉体が体現した舞台であった。公演は3月17日(木)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。取材・文:大内弓子
2016年03月08日『シェル・コレクター』で15年ぶりの映画主演を果たしたリリー・フランキーが、『紙の月』の吉田大八監督のもと、三島由紀夫の異色SF小説「美しい星」の映画化に主演。亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子と“宇宙人”家族を演じることが分かった。本作は、“ミシマ文学”の中でも異色作とされている1962年発表のSF小説。核戦争勃発の恐怖に脅える冷戦下を背景に、「自分たちは地球人ではない。宇宙人だ」と突然目覚めたとある家族が、「我々の手で人類を救わねば!」と使命に燃えて奮闘するさまを風刺たっぷりに描いた。戦争や大規模災害など、世界に終末の匂いが色濃く漂う度に版を重ね、2011年の東日本大震災以降も部数を伸ばし、現在54刷45万部のロングセラーとなっている。今回、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『クヒオ大佐』から『紙の月』まで、少々思い込みの激しい人々の誠実さと可笑しみを描きつづけてきた吉田監督が、自ら脚本も担当。学生時代に読んで以来、映画化を切望してきた原作の舞台を現代に移して大胆に脚色し、突如、宇宙人に覚醒したある家族が地球を守ろうと奮闘する話を作り上げた。そんな本作で、リリーさんが演じるのは、一家の父である“火星人”大杉重一郎。原作では「ごく短期間教鞭をとった以外は、大学卒業以来働いたことのない資産家で高等遊民」という設定だった中年男は、“当たらない”ことで有名なテレビのお天気キャスターに。家族にそれほど大きな問題もなく、若くて可愛い愛人もいて、ヘラヘラといい加減に生きてきたが、突如、情熱と使命感に燃える火星人に覚醒する。また、現在ドラマ「怪盗 山猫」で主演を務めている亀梨さんが演じるのは、長男・一雄。「モラトリアムを生きるシニカルな学生」という設定から、本作では大学卒業後も定職につかず、暗い野心をたぎらせるフリーターとなり、知性を司る水星人に覚醒。さらに、『シェル・コレクター』でリリーさんと共演している橋本さんは、「純潔に固執する潔癖症の女学生」という設定だった長女・暁子に。自分の美しさが最大のコンプレックスという圧倒的な正統派美人の女子大生に扮し、美を象徴する金星人に覚醒する。そして、山田洋次監督『家族はつらいよ』が控える中嶋さんが演じるのは、「大人しい献身的な専業主婦で木星人」という設定だった母・伊余子。なぜか彼女だけ覚醒せず地球人のままで、退屈と倦怠をもてあまし、怪しい“魔法の水”ビジネスにはまり込んでいくイマドキの主婦となる。地球という“美しい星”を舞台に繰り広げられる、大真面目に世界救済を模索する勘違い家族の珍道中。愛すべき彼らの大奮闘を期待して待っていて。<以下、キャスト&監督コメント>■吉田大八監督原作の精神を尊重しつつ、人類生き残りに有り金まるごと賭けて悔いなし、そんな宇宙レベルのエンターティンメントを目指します。物語の中心、大杉家のメンバーとして最高の4人が集まってくれたので、これからいったいどんな反応が起きて何が生まれるのか、想像するだけで恐怖のあまりワクワクします。公開までそのワクワクを時々思い出していただければ幸いです。あと、空で待ってる“スターマン”にちょっとだけ捧げます。■リリー・フランキー吉田監督作品は全部見ていて、大好きでした。そんな監督に主役のオファーをいただいて、嬉しさと驚きと、爽やかな印象のある気象予報士役が自分で良いのかな?と不安もあります。とはいえ「予報が外れてもアリなキャラクター」なら何とかなるかもしれません。そして何より、吉田監督がどのように映画を撮られるのか、その現場を見ることができるのが最大の楽しみです。学生のころから三島由紀夫のファンでしたが、脚本を読んでみたら原作とは異なる面白さが加わっていて、ワクワクしました。重一郎という役と自分は、思い込みの激しさが似ていると思います。UFOについて真剣に考えたことはありませんが、何かのきっかけで思い込んでしまうような存在な気はします。当然、宇宙人を演じるのは初めてですが、演技をするうちに、宇宙人を信じてしまいそうで怖いです(笑)。■亀梨和也脚本を読んで、いまの時代の問題意識が描かれており、僕自身もまさに実感しているものでした。役柄に関しては、年齢を重ねていく中で生まれていく責任感や何かを背負わないといけないという一雄の葛藤や焦りなどに共感しました。きっと僕だけではなく同世代の共通点なのかもしれません。無限の可能性を感じていた10代から年を重ねていく中で、自分の限界を広げてくれるものは自分の中だけではなく、仕事など巡りあわせによってどこにでもあるものだと感じています。今回は一雄という役に巡り合い、役を通して自分の可能性を広げていくことができたらと思います。そんな等身大(同世代)の役を演じることになりましたが同時に水星人でもありますので、しっかりとした水星人になれるように、もっともっと水星について勉強してみたいと思います(笑)!!■橋本愛吉田監督とは以前ご一緒させていただきましたが、今回は初めましての気持ちで臨みたいと思います。宇宙とか宇宙人とか非現実的なモチーフはあれど、そこからはあまりに現実的な人間臭さを感じました。頭の良い脚本と大胆で鋭利なテーマにくらっときていますが、美の昇華を一心に目指したいと思います。■中嶋朋子監督の『パーマネント野ばら』が好き過ぎます。いつか会えたら、話せたら!と思いつつ、その機会を得たらロクに話も出来なかったーー完全なるファンです。さらには、三島作品の「美しい星」!!!ですよ。まさか、この作品と関わりを持てる人生になろうとは!なんでしょう、大興奮です。あ、でも、私の役目は、地球人だからなぁ、地に足つけないとですね、かなり浮き足立ってますけど、私。“宇宙人”として考えると、合点がいくことって、世の中には結構ある。ちょっと「通じなそう」ってくらい、飄々としてる人。なにをされても、どうしてだか許せちゃう人。逆に、なにをされても腹が立つ人。いやがおうなく、目を奪われる人etc…。そっか、私の周りにいるあの人たちは“宇宙人”だったのだーーって。なんかほっとする。わかり合えないことが前提になると、なぜだか、俄然わかり合える気がしてくる、不思議だけど。ていうか、このキャストの方々は、“宇宙人”ですね。合点がいきます。私は地球人なので、その辺よーくわかります。『美しい星』は2017年5月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年03月01日三島由紀夫の最後の戯曲であり、“幻の名作”と称される『ライ王のテラス』。主人公であるカンボジア最強の王、ジャヤ・ヴァルマン七世王に扮する鈴木亮平を筆頭に力強いキャストが居並ぶ中、爽やかな存在感を放っているのが吉沢亮。『仮面ライダーフォーゼ』で注目を集め、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』『アオハライド』等々、話題の映画に次々と出演する若手注目俳優だ。大作に挑む現在の気持ちを「けっこう、不安です」と率直に語る彼に、作品のこと、そして俳優としての自身のこれからを訊いた。チケット情報はこちら最初にこの作品への出演が決まった時の心境を「三島由紀夫さんの戯曲を、宮本亜門さんが演出する。それだけで“すごいな”と思いましたし、僕が出て大丈夫なんだろうか、と不安がよぎりました」と振り返る。「でも間違いなく、今後役者として生きていく上で、絶対に勉強になる。これは挑戦してみようと思ったんです」。三島戯曲も、亜門演出も、初挑戦だ。「亜門さんの演出はすごく豪快で、パワーがある。物語の解釈も亜門さんは色々な角度から見ている。僕なんかの考えが及ばない瞬間ばかり。自分でもたくさん考えていたつもりなのに……って、ヘコみます。普段あまり不安や疑問をそれほど表に出さない方なのですが、今回ばかりは自分で溜め込んで解消できる問題じゃない気がする。亜門さんやまわりの人に助けを求めつつ、頑張ります」。そんな吉沢、もともとこの世界にはいったきっかけは「母親にオーディションを勧められたんです、賞金100万円だからやってみないかって(笑)。そんな始まりです」と笑いながら明かす。ただ、「今はもちろん役者で生きていければと思っています! できれば、この役は吉沢にしか出来ない、この役を吉沢にやってほしい……そういう風に思われる役者になりたいですね。それが難しいことだとは、わかっていますが」とこの道を進む決意を語ってくれた。インタビューの場でも取り繕うことなく、不安な気持ちもさらけ出す。その率直さが逆に魅力だ。今回吉沢が演じるのは、今も世界遺産として広く知られるアンコール・トムのバイヨン寺院を建設する石工役。「先輩の棟梁たちが“自分だったらこう作る”と細かく説明する中、僕の役は「千年のちまで、人があがめ、ひざまづき、涙をながすやうな、気高い美しいものを」と抽象的なんだけれど、大きなことを言うんです。それで王様から棟梁に抜擢される。想像力が豊かで、すごくストレートな青年。頭の中の理想と現実とで葛藤するところもありますが、想像を現実に変えていく役だと思っています」。その姿はどことなく、22歳現在、不安も抱きつつ前を見つめる吉沢の魅力に繋がっていくようにも思えた。公演は3月4日(金)から17日(木)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。チケットは発売中。
2016年02月17日三島由紀夫の最後の戯曲であり、1969年と1974年には北大路欣也の主演で上演された“幻の名作”『ライ王のテラス』。カンボジア最強の王と呼ばれるジャヤ・ヴァルマン七世王を主人公にしたロマン大作だ。このたび久々に上演される本作で、鈴木亮平が扮するジャヤ・ヴァルマン王の第二王妃を演じるのが倉科カナ。彼女に話を聞いた。チケット情報はこちら出演を決めた最大の理由は「三島由紀夫さんの戯曲」だという。「三島さんの作品に出たい、という意識はずっとありました。三島さんの戯曲は、伝えていかなきゃいけないものだと思うんです。そして知るだけだったら誰にでも出来ますが、ちゃんと体験して自分の糧にし、“この道、知ってるよ”と誰かに伝えていくことが大切。“出なきゃ”と、直感的に思いました」。その憧れはどこから来たのだろう。「俳優の先輩方を見ていると、色々なことを知っていらっしゃるんです。三島作品ひとつとっても、白熱して演技論を交わしている。私は知らないことが多すぎて。一緒に語り合いたいとも思いますし、女優・俳優として同じ立場に立ちたい。先輩を追いかけたいし、いずれは自分も先輩という立場になって後輩に背中を見せないと。そのためには通らなければいけない道なんです」。演じる第二王妃は、王を心から愛する貞淑な女性。宰相の謀反に利用され、王から不義を疑われながらも、やがて病を得ていく王に寄り添い続ける。「清らかで、王の幸せを自分の幸せとする理想の女性。ずっと考えているのですが、そんな女性本当にいるのかなって(笑)。でもふと、慎ましく清らかでありたいと思う心の裏には、嫉妬や憎悪という感情があるんじゃないかなって思ったんです。つまりその裏の感情を自制する心の強さがあり、考えて行動できる女性。でも、お芝居をする上で“自制する”というのも、難しいんですよ。発散する方が伝えやすい。そういう意味でもやっぱりハードルが高い。セリフでも苦戦、心を探るのも苦戦してます」。そう苦笑するが、役への分析が冷静で、その語り口からすでに倉科の考える“理想の女性”第二王妃の姿が二重写しになってくるようだ。現在すでに稽古に入っているそうだが、実際に三島の紡ぐ言葉を口にして「手ごわいです」とも語る。「セリフ自体が綺麗なので、第二王妃が何を感じてその言葉を言うのか、自分の中に落とし込んでいかないと、言葉が流れていってしまう。とても難しい」と、覚悟していた壁に直面している。「そもそも舞台が苦手なんです(笑)。舞台は私にとって楽しいものというより、苦痛が伴うもの。もちろん、達成感ややりがいもありますが。でも私は女優としてこれからもやっていきたいので、そのためには好きなことだけをやっていては10年先はないと思います。辛い道も選んで、色々な刺激を受けないと」。柔らかな佇まいとは裏腹に、ストイックな言葉が次々と飛び出してくる。そんな彼女が覚悟を決めて挑む『ライ王のテラス』でどんな表情を見せてくれるのか、楽しみだ。公演は3月4日(金)から17日(木)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。チケットは発売中。
2016年02月12日サークルKサンクスは10月27日、静岡県三島市のご当地グルメ「みしまコロッケ」を使用した「みしまコロッケサンド」(税別232円)を全国の「サークルK」「サンクス」にて約30万食限定で発売する。みしまコロッケは、静岡県三島市のご当地グルメで、箱根西麓でとれた「三島馬鈴薯」(メークイン)を100%使用したコロッケ。三島馬鈴薯は手堀りで収穫し、1~2週間かけて乾燥、熟成させて出荷するため、短期間しか流通しない貴重なじゃがいもだという。同商品は、三島馬鈴薯本来のいものホクホク感を味わえるコロッケサンド。素材の味わいを生かすため、ソースの使用量は最低限に抑えている。温めると、いものホクホク感がさらに増すとのこと。
2015年10月23日中谷美紀は三島有紀子監督を「荒野を駆ける美しき野獣」と表現し「美しく聡明な方ですけど…運転すると人格が変わる人っていますよね?そんな感じです(笑)」と評した。ちなみに、中谷さんは三島監督からの『繕い裁つ人』の主演オファーを快諾したが、資金不足のため予定通りにクランクインをすることができなくなり、一度は企画が暗礁に乗り上げるという事態に見舞われた。それでも、三島監督と本作の持つ魅力を信じて時機を待ち、もう一度この映画のためにスケジュールを空けたという。2012年の『しあわせのパン』、昨秋公開の『ぶどうのなみだ』とどこか幻想的な世界の中で、しかし、地にしっかりと足をつけて前に進もうとする人々の姿を描き、女性を中心に高い支持を集めた三島監督。なぜ彼女が紡ぎ出す映像や登場人物たちのやり取りは観る者を惹きつけるのか?先に挙げた2作の主演を務めた大泉洋、本作の中谷美紀など既に十分過ぎる実績を持ち、様々な役をこなしてきた俳優たちがなぜ彼女の演出の下でこれまでにない表情を見せるのか?今年1月に公開された『繕い裁つ人』のブルーレイ&DVDが発売されるのを機に改めて三島監督に話を聞いた。池辺葵の同名漫画を原作に、祖母の後を継いだ「南 洋裁店」の頑固者の2代目店主・市江が仕事への誇りを胸に、真摯に洋服を紡いでいくさまを描き出すが、三島監督はこの原作に出合う以前から、仕立て屋を主人公にした映画を撮ることを構想していたという。話は、いまは亡き父親の思い出にまで遡る。「元々、うちの父はスーツしか着ない人で、神戸のテイラーに仕立ててもらっていたんですが、全部で8着を一生大切にして着ていたんです。常々『服ではなく、職人の誇りをまとっているんだ』ということを言っていて、ひとつのものを丁寧に作り上げる職人さんの姿が素晴らしいなというのを私もずっと感じていて、いつか仕立て屋さんの映画を撮りたいと思っていたんです」。その思いを胸に、独自に仕立て屋に取材を重ねるなど、映画に向けて少しずつ準備を進めてきた三島監督。その中でいくつかもの出合い(と苦難)があった。「ある洋裁店の女性に『いままで仕立てた中で一番思い出深い服はどんな服ですか?』と尋ねたら『車いすの女性のために作ったウェディングドレスです』と仰られて、あぁ、その人自身が最も美しく見える服を作るというのが、オーダーメイドなんだなと思い、オーダーメイドの意味を深く見つめるような映画を作ろうと思ったのが8年前ですね」。そして、池辺さんの手による原作漫画と出合った。「自分で本を書いてもなかなかお金も集まらず、企画も通らない中で原作を初めて手に取ったのが5年前ですね。その中でも市江さんというキャラクターが本当に素晴らしくて、“頑固じじい”と呼ばれるくらい、ひとつひとつを丁寧に、自分の最高の技術で服を作る姿が美しいなと。市江さんは言葉で聞くのではなく、お客さまをつぶさに観察して、何を願っているのかを受け取って、服に縫い込んでいく。市江さんと人生を共に生きたい、彼女の人生をもう一度、自分の映画の世界で旅したいと願って映画化を希望しました」。そして、市江を演じる中谷美紀との出合い。オファーから撮影に至る経緯は冒頭で書いたとおりだが、三島監督にとって、中谷さん主演では映画を撮るというのは、およそ20年に渡って熱望し続けてきたことだった。きっかけは中谷さんの初の主演映画『BeRLiN』(利重剛監督)。1995年公開当時、中谷さんは19歳だったが、スクリーンの中の中谷さんの姿に衝撃を受け、手元のメモにペンを走らせた。「私、昔から『一緒にもの作りをしたい!』と思ったら、名前をメモするクセがあるんです(笑)。『BeRLiN』の中で中谷さんが手を離すシーンがしばらく忘れられなかったんです。こんな表情をする女優さんがいるんだ?と。市江さんもそうなんですが、中谷さんはそこに立っているだけで、空気が静謐に感じられる人。車が行き交う騒々しい通りでも、中谷さんが立つとスッと静かになる。絵画ではそういうことってあるけど、動画でそう感じさせる人はなかなかいないと思います」。いまでもその印象は変わらないが、実際に現場を共にする中で、中谷さんの思いもよらなかった一面に驚かされることもあったという。「中谷美紀という女優さんは、それこそ市江さんのように、ストイックに自分の本分だけをやられる方だと思っていましたが、もっと作品全体を見つめるアーティストなんだと感じましたね。この作品をどういう方向に持って行けばいいか?それを考える時、彼女は私が一番に話をしたい人なんです。単に監督と役者というよりは共にゴールを目指す“戦友”でした。また周りを気遣い、スタッフに声を掛けたり、スープを作ってきてくださったり……座長でもあり、女優でもあり、よりよい作品作りを渇望し邁進するクリエイターだと思います」。4歳の頃から、映画に親しんできたという三島監督。「バレエを習ってたんですが、教室の下が名画座で、レッスンを終えて名画を見て帰るというのが日曜のお決まりのコースだった」という。「小学生の時に映画監督・演出という存在を知ったんです。ちょうどスピルバーグなどの監督という生き物が脚光を浴びるようになって、どうやらこの人たちが映画の世界を作っているらしいと。家の近くに東映の映画会館があったんですけど、そこで掛かった映画のパンフレットが置いてあって、立ち読みするのが小学生の時の日課でした(笑)。その中の熊井啓監督のインタビューを読んで『監督って大変なんだな』と思ったり、映画もいま思うとどこまで理解してたのか怪しいんですけど…(苦笑)。補導されかけたこともありましたよ。お巡りさんが『こんなところで何をしてるんだね?』『いや、映画のパンフレットを…』って(笑)」。10代で自主映画を撮り始め、大学卒業後はNHKにディレクターとして入局し、その後、独立していまに至るが、そりゃ映画監督になるしかないだろう。その中で、本作に限らず、誇りを持って仕事に臨み、優しく他者に寄り添っていく人々を描く原点には先に語った父親の教えがある。「『ものとはものではなく、それを作った人である』という考えなんですよ、父は。ものが生まれる時、そこにどれだけ作り手の思いが込められているか?ということをいつも聞かされてきました。だから、私も小さい頃からものを見る時に、それが思いが込められて作られたのかどうかというセンサーが働くんです(笑)。その技術を身につけるための時間も含めて人生を懸けて作られたものってとても力があるし、慈しむ気持ちが芽生えてくる。だからこそ、それを作った人たちが浮かばれてほしいし、それをよしとする世の中が美しいと思います」。それは単なる技術ではない。仕事に対する責任と誇り――失われかけた精神を映画は優しく静かに映し出す。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:繕い裁つ人 2015年1月31日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2015 池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会
2015年09月09日野村萬斎が企画・監修を務める現代能楽集の第8弾で三島由紀夫の近代能楽集「卒塔婆小町」「熊野(ゆや)」を現代劇にまとめた「道玄坂綺譚」の制作発表会見が9月9日(水)に開催された。会見には萬斎さんに加え、キャスト陣から平岡祐太、倉科カナ、眞島秀和、水田航生、根岸拓哉、一路真輝、そして演出のマキノノゾミが出席した。三島が能楽の特性を生かしつつ、昭和の物語として描いた作品をさらに平成の現代に置き換えて描く。渋谷のネットカフェを舞台に、そこに長期滞在する年齢不詳の女、家出少女、金持ちの実業家が交錯し、現実と幻想の世界を行き来する。萬斎さんは「能楽は、故事に依りながら、現代劇では扱いにくい権力者を扱ったり、絶世の美女が出てきたり、キャラクターライズされた『ありえない!』という大胆な飛躍が魅力」と語り、本作に関しても「権力やお金の話など現代を映し出すと思います」と期待を寄せる。家出少女の熊野を演じる倉科さんは萬斎さんの言葉に「大変身だったり『ありえねー(笑)!』というのは確かにあると思います。融合して入り乱れる2つの物語をどう表現するのか?今から楽しみです」と意気込みを語った。平岡さんは「三島さんの『卒塔婆小町』を読んで、不思議なお話で理解しがたい展開もあるのですが、説得しようとせずに説得してしまうような言葉の美しさがあるのを感じました。三島さんの言葉が強く、ワンフレーズごとに情景が浮かんできます」と語る。演出のマキノさんは「2本を1本にするというのはめんどくさいんですが(笑)、お客さんに次に何が起こるのかを予測させない効果があると思います。つねに驚いて楽しんでいただければと思います」と語り、“ありえない”展開の表現に関しても自信をのぞかせていた。「道玄坂綺譚」は世田谷パブリックシアターにて11月8日(日)より開幕。(text:cinemacafe.net)
2015年09月09日NHKBSプレミアムドラマ「オンナミチ」の完成試写会が7月14日(火)都内で行われ、主演の片瀬那奈、共演の徳重聡、合田雅吏、淵上泰史が出席した。片瀬さん演じる仕事も恋もイマイチな30代ヒロインが、20年後の未来から来たおばちゃんの“自分”(渡辺えり)と共に、失敗だらけの人生を見直していくコメディ。連続ドラマ初主演の片瀬さんは「普段はうるさいのを注意されるくらい喋って、楽しくやるのがモットーでしたが、今回は初主演ということもあってそれを封印してみよう思いました」と意気込み十分。ところが「女優っぽく品よく芝居に集中している感を出そうと思ったけれど、人は変らないもので、撮影1日目の2分でダメでした」と照れながら頭をかいていた。ダメ男に貢いでしまうなど、難ありのヒロイン。上司役の徳重さんからは“バカだな”“ドジだな”などと罵られるシーンもあるそうだが「言われるのが快感になって、逆にキュンとしました。初体験です」と危ない階段を上ってしまった様子。合田さんから「本人的にソッチ系なの?」と切り込まれると「それはどっちもです。状況によります」とサバサバ答えていた。ストレートに切り込んだ合田さんは、時代劇「水戸黄門」の“格さん”役で知られるイケメン俳優。どうやら片瀬さんにゾッコンのようで「美人でスタイルもよくて、明るくて元気。こんな人を嫁に出来たらいい。僕は既婚者ですけど、結婚していなかったらぜひと思いますよ」と大絶賛。さらに「“シューイチ”が終わった後の撮影でも眠い顔一つせず、文句も言わない。気も使えるし、男気もある。綺麗さの上に、劇中では観ていて可愛いなと思うカットもある。そこに男性陣は注目」と熱っぽく片瀬さんの魅力をアピールしていた。NHKBSプレミアムドラマ「オンナミチ」は、8月4日(火)午後11:15スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年07月14日デビュー長編小説「火花」が第28回三島由紀夫賞候補に挙がっていた又吉直樹(ピース)が5月14日(木)、都内で行われた『シンデレラ』のPRイベントに出席。イベント中に「落選」を知ったと言い、「せっかくなので次も書いていきたい」と次回作に意欲を燃やした。イベントが開催された時間帯に、まさに選考会が行われており、報道陣も「まだ結果は出ないのか?」と気もそぞろ。実際、選考には当初の予定を大幅に超える時間がかけられたそうで、又吉さんの「火花」は決選投票の2作品に残っていたのだとか。「編集さんやマネージャーさんが気を使ってくれて、イベントが終わった後で僕に伝えようとしたみたいです。でも、明らかに重い表情をしていたから『あっ、ダメだったんだな』と思った(笑)」と又吉さん。改めて「候補入りは嬉しい」と強調し、「気合いを入れて書いた作品なので、しっかりと読み込んでもらえたのが光栄」と誇らしげ。今後、芸人業と執筆業をどんな割合でやりたいか聞かれると、「いままで通り、芸人10。そしてプライベートで小説を書いていきたい」と抱負を語った。この日行われたのは、シンデレラにまつわるキーワード(12時、魔法、靴など)を使用した“シンデレラ川柳”コンクールの表彰式。又吉さんに加えて、元宝塚歌劇団宙組トップスターの大和悠河が駆けつけ、映画の世界観をイメージした衣装で、会場を沸かせていた。応募総数1,456通を数えた川柳について、「シンデレラの物語に憧れる気持ちと、現実の厳しさがコントラストになっていて、最初は笑いながら読んでいたが、たまに泣きそうになった」(又吉さん)、「働く女性の日々の苦労と、王子様にめぐり合いたい気持ちに共感できた」(大和さん)。大和さんが、又吉さんに「王子様らしいエスコート」を伝授する場面もあり、二人のギャップに笑いが起こっていた。『シンデレラ』は4月25日(土)に封切られ、国内ランキングで3週連続1位に輝き、興収は35億円を突破する旋風を巻き起こしている。全国で公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年05月14日8月4日(火)よりスタートするNHK BSプレミアムドラマ「オンナミチ」の主演を、片瀬那奈が務めることがこのほど明らかとなった。元カレからお金をダマし取られるという、人生最悪の誕生日を迎えたレコード会社勤務・山口梨花。そんな彼女の前に、ヒョウ柄のワンピースを着たオバちゃんが突然、白煙とともに現れる。20年後の山口梨花と名乗るオバちゃんは、飲み屋でビール瓶に足を滑らせ、無念の死を遂げてしまったことを悔んで、人生をやり直すために未来から現れたという。今の自分とはスタイルも身なりも絶望的に違う、未来の自分と一緒に、恋に仕事に、アラサー女子の人生やり直し大作戦が始まった――。女優からキャスターまで幅広い分野で活躍中の片瀬那奈が、人生初の連続ドラマの主役を務める「オンナミチ」。20年後の未来からやって来た自分と一緒に人生のリニューアルに挑む涙と笑いの人生奮闘ドラマだ。片瀬さんを主演に起用した理由として、チーフプロデューサーの磯智明氏は、「30女のイタい感じを、ユーモアを込めて、チャーミングに演じきれるのは、片瀬那奈さんしかいないと思いました。デビュー以来、“きれいなお姉さん”から、シュールなコメディ、ハードな刑事ドラマまで、幅広い役に積極的にチャレンジし、着実にキャリアを重ねてこられた片瀬さんは今、女優としてのポテンシャルがとても高く、“買い時”だと思っています」とコメントしている。また、片瀬さん演じる崖っぷち三十路女子の元に現れる20年後の未来の自分・通称オバちゃん役は、渡辺えりが演じる。「今の自分」と「未来の自分」の強力コンビで、リアルで濃厚なオンナのドラマを盛り上げる。今回の発表にあたり、片瀬さんからは「光栄なことに初主演させて頂くことになりました。ドキドキではありますが、ステキなスタッフさんや共演者の方々に恵まれ、純粋に嬉しいです」と喜びのコメントが到着。さらに、「『オンナミチ』のマンガを読ませて頂いた時に、あまりにも面白くて、是非、梨花をやりたい!と意気込んでおりました。内容は、ファンタジーですが、今を一生懸命頑張っている全ての人たちに、ガツンと響くドラマだと思います。とにもかくにも、自信を持って面白い『オンナミチ』、是非、毎週観て頂ければ、笑って元気になることを保証いたします!」と意気込みを語った。「オンナミチ」は、8月4日(火)よりNHK BSプレミアムにて午後11時15分~放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月13日studio五組制作で2014年10月~12月に放送されたTVアニメ『結城友奈は勇者である』の主人公「結城友奈」が、FREEingより1/8スケールでフィギュア化され、2015年9月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は10,926円(税別)。結城友奈は、讃州中学校に通う中学2年生で、所属する部活の「勇者部」所属。平穏な日常はある日のアラームから終わりを告げ、神樹と人類を守るために、勇者として未知なる敵・バーテックスに立ち向かっていく。先日には2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」化も発表されていたが、今回は1/8スケールで劇中そのままの結城友奈が立体化される。原型制作はQuailEGGが担当。実際のフィギュアでは、繊細になびくポニーテール、ふわりと浮いたマントの質感など、細部までこだわって造形。腰に手を当てた立ち姿でフィギュア化され、髪、衣装と全身のピンクも鮮やかに彩色されている。全高は約210mmで、専用台座付属。商品価格は10,926円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年4月15日21:00。商品の発売および発送は、2015年9月を予定している。(C)2014 Project 2H
2015年03月17日Studio五組制作で2014年10月~12月に放送されたTVアニメ『結城友奈は勇者である』の主人公「結城友奈」が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、2015年7月に発売されることが决定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は3,889円(税別)。結城友奈は、讃州中学校に通う中学2年生で、所属する部活の「勇者部」所属。平穏な日常はある日のアラームから終わりを告げ、神樹と人類を守るために、勇者として未知なる敵・バーテックスに立ち向かう。『結城友奈は勇者である』からは初のねんどろいど化となり、勇者に変身後の姿で立体化される。『ねんどろいど 結城友奈 勇者エディション』には、表情パーツに「通常顔」「叫び顔」を用意。フル可動仕様のため、勇者としての凛々しい友奈に好きなポーズを取らせてディスプレイを楽しむことができる。また「エフェクトパーツ」「精霊の牛鬼」も付属するためバトルシーンも再現。特徴的な衣装もデフォルメサイズながら細かく造形され、同時に可動域も確保されている。商品価格は3,889円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年4月15日21:00。商品の発売および発送は、2015年7月を予定している。(C)2014 Project 2H
2015年03月14日