三浦大知が新曲「燦燦」のMusic Videoを公開した。「燦燦」は、現在放送中の連続テレビ小説『ちむどんどん』の主題歌として書き下ろされた楽曲。「家族の光」がテーマのバラード曲で、三浦自身の祖母へ向けて書いた“手紙のような”1曲となっている。公開されたMVも「光」をコンセプトに、三浦の祖父母と両親の故郷でもある鹿児島県・沖永良部島で撮影された。自身のルーツでもある沖永良部島の美しい景色を背景に、楽曲のテーマである「光」を様々な形で表現した作品に仕上がっている。三浦大知「燦燦」MV『ちむどんどん』は、2022年に本土復帰50年を迎える沖縄を舞台に、沖縄に生まれ育ったヒロインと兄妹たち家族の50年の歩みを見つめる、笑って泣ける朗らかな美しい家族とふるさとの物語。沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子、四兄妹の次女を黒島結菜が演じ、主人公を支え・見守る兄妹役は竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、そして両親役は仲間由紀恵、大森南朋が演じる。<リリース情報>三浦大知 New Single『燦燦』2022年6月8日(水) リリース※配信ジャケットとCDジャケット写真は異なります三浦大知「燦燦」配信ジャケット●【CD+Blu-ray】1,980円(税込)●【CD+DVD】1,980円(税込)●【CD ONLY】1,000円(税込)【CD収録】※全形態共通1. 燦燦 ※連続テレビ小説『ちむどんどん』主題歌2. 新呼吸3. 燦燦 -Instrumental-4. 新呼吸 -Instrumental-【DVD / Blu-ray収録】1. 燦燦 -Music VIdeo-2. 新呼吸 -Music Video-3. 燦燦 -1 Song Hall Live with Orchestra-【店舗別特典】ポストカード(はがきサイズ)【DAICHISHIKI CD / DVD OFFICIAL SHOPオリジナル特典】メモパッド(サイズ:W100×H140mm)「燦燦」配信リンク:<番組情報>連続テレビ小説『ちむどんどん』総合:月~土 8:00~8:15 ※土曜日は1週間を振り返ります。BSプレミアム・BS4K:月~金 7:30~7:45 / 土 9:45~11:00 ※月~金の一挙放送【出演】黒島結菜 / 仲間由紀恵 / 大森南朋 / 竜星涼 / 川口春奈 / 上白石萌歌 ほか番組公式HP:<ライブ情報>『DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2022 COLORLESS』※終了分は割愛5月13日(金) 岡山・倉敷市民会館5月14日(土) 鳥取・米子コンベンションセンター BiGSHiP5月18日(水) 東京・J:COMホール八王子5月19日(木) 東京・J:COMホール八王子5月24日(火) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール5月25日(水) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール6月1日(水) 広島・上野学園ホール6月2日(木) 広島・上野学園ホール6月7日(火) 宮城・仙台サンプラザホール6月8日(水) 岩手・岩手県民会館 大ホール6月13日(月) 大阪・フェスティバルホール(大阪)6月14日(火) 大阪・フェスティバルホール(大阪)6月20日(月) 京都・ロームシアター京都 メインホール6月21日(火) 京都・ロームシアター京都 メインホール6月29日(水) 東京・東京国際フォーラム ホールA6月30日(木) 東京・東京国際フォーラム ホールA7月6日(水) 青森・リンクステーションホール青森7月7日(木) 秋田・能代市文化会館7月14日(木) 香川・レグザムホール 大ホール7月15日(金) 愛媛・松山市民会館7月20日(水) 静岡・アクトシティ浜松 大ホール7月21日(木) 静岡・アクトシティ浜松 大ホール7月25日(月) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru7月26日(火) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru【チケット料金】全席指定:7,700円(税込)ファミリー席:7,700円 ※ファンクラブ先行受付のみ※3歳未満入場不可 / 3歳以上のお子様はチケットが必要となります。詳細はこちら:関連リンク三浦大知 オフィシャルサイト:三浦大知 オフィシャルファンクラブ「大知識」:三浦大知 YouTube:三浦大知 Twitter:三浦大知 Instagram:
2022年05月10日5月8日(日)大阪ザ・シンフォニーホールの「三浦一馬キンテート2022熱狂のタンゴ」は、バンドネオンの若き第一人者・三浦が、腕利き揃いのキンテート(五重奏)を率いる、ピアソラ三昧のコンサート。バンドネオン(三浦)とヴァイオリン(石田泰尚)、ピアノ(山田武彦)、コントラバス(黒木岩寿)、エレキギター(大坪純平)。ピアソラ本人が最も深く探求したのがこの編成=キンテートだった。「一番ベーシックなピアソラだと感じる編成です。これが4人でも6人でもいけない。完成されているんです。非常に低重心のバランスで、ピアノの低域やコントラバス、さらにはエレキギターも下を支えて、そこにバンドネオンやヴァイオリンのメロディが気持ちよく乗ることができる。とても安定感があります」「もうひとつ面白いのが、ピアソラって、メロディがどんなに暴れても、下のリズムはそのまま、いわばメトロノーム的に進むんですね。たとえば歌曲のように、歌に伴奏が合わせたりしない。その中でわれわれメロディ側は、頭の中ではきちんとカウントしながらも、あえて大幅に遅らせてみたりするんです。そういう面白さがあるのがキンテートの醍醐味です」ピアソラの音を忠実に再現するために、録音から自分の耳で起こしたスコアを使用する。「ピアソラ自身のスコアがどれだけ残っているかはわかりません。出版譜の多くはたぶん第三者の手によるもの。だからまず最低限の準備としてスコアを作るんです。時間はかかりますが、そこは手を抜きたくないですね。そしてもちろん、そこから先がそれぞれの個性が輝くところです」まずスコアありきという姿勢は、クラシック的。実際、「ジャンル」を考えることはほとんどないという。「自分もタンゴの人間というより、バンドネオンの人、という感じです」公演では、三浦たちにとっても〝初出し〟の、私たちがこれまであまり聴いたことのないピアソラも何曲も弾いてくれる。《ルンファルド》《レビラード》《カリエンテ》 《ムムキ》などがそれ。「ピアソラといえば《リベルタンゴ》《アディオス・ノニーノ》《オブリビオン》《四季》等々。そろそろ他のも行こうよ!という気持ちがありまして。珍しいから持って来ました、ではなく、有名曲と並んでも遜色ない、ひょっとしたらそれよりも……という、これからの時代のスタンダードになりうる名曲揃いです。ぜひ聴いてください」(曲目は変更の可能性あり)(取材・文:宮本明)
2022年03月24日三浦翔平と三浦春馬さん俳優・三浦翔平(以下、地の文では「三浦」)が、4月スタートのフジテレビ系『ポップUP!』に、火曜パーソナリティとして出演することが発表された。三浦が情報番組のパーソナリティを務めるのは初めてで、「現在、一部ネット上で取り沙汰されている“疑念”を晴らすチャンス」(スポーツ紙記者)と、メディア関係者からも注目を集めているようだ。三浦春馬さんとの思い出三浦といえば、3月6日に同局で放送された『ボクらの時代』にも出演し、同じく俳優の城田優、米本学仁とともにトークを展開。3人は現在上演中のミュージカル『カーテンズ』で共演しており、番組では、三浦と城田がプライベートでも親交があることも紹介。また、トークが進む中で、2020年7月に亡くなった三浦春馬さん(以下、地の文では「春馬さん」)についても話題に上がる場面があった。「2008年4月期の日本テレビ系連続ドラマ『ごくせん』第3シリーズで俳優デビューした翔平くんは、同作品で共演した春馬くんから“すごく感銘を受けた”とコメント。この出会いによって役者としての意識が生まれたという翔平くんに、城田くんは“春馬が、翔平を更生してくれたっていうこと”と、笑っていました」(テレビ誌ライター)三浦と城田は、生前の春馬さんと交流があったことも知られている。春馬さんの訃報があった日、城田は音楽特番『音楽の日2020』(TBS系)でGReeeeNの『キセキ』を歌唱しながら号泣。また、春馬さんの最後の主演映画となった『天外者』でも共演していた三浦は『週刊女性』2020年12月22日号のインタビューで、春馬さんと深い絆で結ばれていた日々を振り返っていた。幕末から明治初期が舞台の『天外者』で、春馬さんは薩摩藩の五代友厚役、三浦は土佐藩の坂本龍馬役を熱演。三浦はインタビューの中で、同映画のクランクイン前に春馬さんと2人で食事へ行ったことや、中盤のシーンは何度も2人だけで読み合わせをしたこと、撮影後には春馬さんから「翔平が龍馬でよかった」という言葉をもらったことなどを明かしていた。『ごくせん』での共演以降、プライベートで飲んだりサーフィンに出かけたりしていたという話も披露している。「なお、春馬くんが出演していた人材派遣会社『グロップ』のCMは、彼の死後、翔平くんが引き継いでいます。2人が“親友”のような関係にあったことは業界内でも有名でしたし、だからこそ、翔平くんも同CMを引き受けたのではないでしょうか」(同・前)批判される立場にない三浦翔平そして今回、『ボクらの時代』で三浦や城田が春馬さんに触れたことで、ネット上には「春馬くんのエピソードが聞けて嬉しい」との書き込みが寄せられたが、一部から「今、この2人から春馬くんの話を聞くのは複雑」といった声も。「というのも、ネット上ではこのところ、アパレル会社社長・東谷義和氏がさまざまな芸能人の暴露話を投下するYouTubeチャンネル『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』が注目を集めていて、3月1日の配信では、城田くんや翔平くん、そして春馬くんの名前も出ていたんです。東谷氏は、城田くんに関する暴露トークを繰り広げる中で、彼と春馬くんは“親友じゃなかった”と指摘。一方、“翔平はでも、(春馬くんと)よう遊んでた気はします。親友とまではいかなくても、よく遊ぶ友達ではあったのかなとは思ってます”と述べていました」(前出・スポーツ紙記者)同動画の影響で、城田に関してはネット上でもちょっとした騒ぎになっている。かたや三浦については、東谷氏も“春馬さんと親友だったとは言い切れない”と主張しただけなのだが……。「“東谷氏が名前を出した人物”というだけで、翔平くんにもネガティブな印象を抱いてしまったネットユーザーがいるらしく、関係者の間でも心配されています。東谷氏はこれまでに『アンジャッシュ』の渡部建や、YouTuber・てんちむ(以前は『橋本甜歌』名義で子役として活動)などの暴露話も発信していますし、その流れから翔平くんも名指しされたことで、一部で誤解を招いているみたいです。しかし東谷氏自身、最後に春馬くんと食事した時は翔平くんも一緒で、春馬くんの様子も“めっちゃ元気でした”と語り、2人に関するほかのエピソードも明かしています。それでいてなぜ、東谷氏が翔平くんと春馬くんの関係を“親友とまではいかない”と決めつけるのか疑問ですが、少なくとも、翔平くんは批判されるような立場にはないでしょう」(同・前)そんな中、『ボクらの時代』放送翌日の7日、三浦が『ポップUP!』の火曜パーソナリティに起用されたことが発表された。「東谷氏の暴露YouTubeは業界内でも認識されていますけど、ここでフジテレビが翔平くんの出演情報を解禁したということは、やはり彼に関しては“問題ない”と判断されたのでしょう。翔平くんは、東谷氏が火をつけた騒動の“飛び火”をくらっているような状況で気の毒ですが、新たに『ポップUP!』のパーソナリティに挑戦していくこの機会に、ネット上の疑念も晴らしていけるのでは」(前出・テレビ誌ライター)それにしても、東谷氏の影響はどこまで広がり、いつになったら収束するのだろうか。
2022年03月08日2010年に三浦大輔が書き下ろし、自ら演出も手がけた『裏切りの街』を12年ぶりに再演。そこで三浦と、主人公・菅原裕一の恋人・鈴木里美役の萩原みのりに話を訊いた。「人が人を裏切る瞬間、しかもその曖昧さを作品にしたいと思ったんです」と三浦が語るように、この物語はフリーターの裕一と主婦の橋本智子が、何となく不倫を始めるところから動き出す。稽古はまだまだ序盤。だがすでにふたりとも「難しい」と声を合わせ、三浦は「単純に前回よりも劇場が大きくなるので、曖昧さにフォーカスした芝居をどう観客に届かせるのか」と現状の課題に挙げる。萩原は「難しくて死にそうです」と顔をしかめつつも、「自分に対しての言葉はもちろん、他の方につけている演出を聞けることが本当に贅沢で。緊張感もすごいですが、めちゃくちゃ幸せです!」と声を弾ませる。ほぼヒモ状態の裕一を献身的に支える里美というのが、萩原の役どころ。三浦は「すごく役のことを理解してくれていて、この彼女といると窮屈になったり、ちょっと逃げたくなるだろうなって感じでちゃんと演じてくれている。だから今回、少し台本を変えてみたんです。従来の里美像から変化を持たせた方が面白いかなと。萩原さんが出来る人だとわかっていたので、こちらにもそういう欲が出てきました」と萩原に大きな期待を寄せる。初演の映像と2016年の映像版を見たという萩原は、「里美としての答えがすでにふたつあり、つい寄せてしまいそうになるんです。でも気持ちが伴っていないせいか、すぐ三浦さんにバレてしまって。その分自然と、自分の中の里美を探しに行けている感覚はありますね。あと菅原役の高木(雄也)さんご自身はとても明るい方ですが、文字で読んだ時の裕ちゃん(=菅原)と、高木さん演じる裕ちゃんの印象がちょっと違う。高木さんだからこその裕ちゃんをどこか少しかわいいなと思いつつ、抱きしめているような感覚が里美にはずっとありますね」と、この再演ならではの里美像を掴み始めているようすだ。※高木の「高」ははしごだかその高木に関して三浦は、「これまで多くの人が演じてきた菅原ですが、高木くんの場合は“陽”の菅原になるかなと思っていました。ただその陽の部分を演技に乗せるには、彼の中にストッパーがあるみたいで。その殻を破った時に、高木くんらしい菅原が生まれるんじゃないかなと思います」と予想。このカンパニーから、いかなる『裏切りの街』が立ち上がるのか。その開幕を楽しみに待ちたい。東京公演は3月12日(土)に新国立劇場 中劇場で開幕。その後、3月31日(木)よりCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて大阪公演を開催する。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2022年03月04日吉田鋼太郎主演「おいハンサム!!」の最終回が2月26日オンエア。吉田さん演じる源太郎の最後のセリフに「私もしっかりしないと」「どんな人生になっても楽しもうと思った」など勇気づけられる視聴者続出、「定番化希望」と続編の要望も数多く上がっている。本作は東海テレビ×日本映画放送の共同製作により、伊藤理佐による“食”と“恋”を描いた人気コミック「おいピータン!!」&「おいおいピータン!!」を中核原作に、「渡る世間はオヤジばかり」「チューネン娘。」「あさって朝子さん」など伊藤氏の数ある人気コミックのモチーフを加え実写化。“昭和頑固親父”感あふれる伊藤源太郎を吉田さんが演じるほか、捨てたはずの元カレと様々な店で出くわす長女・由香に木南晴夏。夫の浮気が発覚し離婚し、実家に帰省した次女・里香に佐久間由衣。エリートサラリーマンと別れた三女の美香に武田玲奈。そんな家族を支える母親の千鶴にはMEGUMI。由香の元カレで源太郎の取引相手でもあるが、由香との交際の過去は隠している大森利夫に浜野謙太。漫画家志望でだらしなく美香に愛想をつかされたユウジに須藤蓮。美香と結婚しようとしていたがフラれた大倉学に高杉真宙。由香の不倫相手の竜也に久保田悠来。美香の同僚・シイナに野波麻帆。シイナと親しい楠山に山中聡。大森の同僚の渡辺に太田莉菜。大森の会社の新入社員・山下に京典和玖といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1年前に宝くじを買った伊藤家だが、娘たちはそのことをすっかり忘れていた。娘たちを前に源太郎は宝くじの束を見せたうえで、封筒をみせ「この中にはその宝くじで当たった金額を書いたメモが入っている」と伝える。くじは換金の期限が昨日で終わっており、当選金額を知ったところで受け取ることはできない。そのうえで金額を知りたいかどうか訊ねる源太郎。見るか見ないかで揉める姉妹に「お前たちの人生は可能性に満ちている」と告げ、日々の小さな選択から職業やパートナーなど人生の大きな選択まで、様々な選択をして生きていると続ける。その翌朝、子どもの頃よく通った道を歩く伊藤家。娘たちを見送る源太郎は「日々の選択の中で、無数に枝分かれする可能性の道のうち、今、現実に歩くその道を歩き続けなさい」と言葉を送る。「そう思ったら何も恐れる事も後悔する事も無いんだろうな」「それぞれが何を選ぼうと今進む道を行く!私もしっかりしないとな」「大切な人にはたくさん会って、どんな人生になっても楽しもうと思った」「毎日、選択の連続。選択し続け前を向いて歩こう!」など、このセリフに勇気づけられた視聴者からの投稿が殺到。「未来に繋がるハッピーエンドが良かった。season2あると良いな」「昭和の渡る世間の様に、令和のおいハンサムがホームドラマとして定番化希望」など続編を求める声もあがるなか、「次女の本の相手は出ないままか」「アフリカの夜のお相手が気になりすぎる」「アフリカの夜のひとはだれだったんだろ。これは続編あるのか?」など、里香が間違えて本を持ってきてしまった男性について触れたコメントも数多く投稿されている。(笠緒)
2022年02月27日俳優の三浦翔平が20日、公式YouTubeチャンネル『三浦屋の翔へいへ~い』を開設した。同チャンネルは、インフルエンサーマーケティング企業であるMIHAの支援のもと、三浦のプライベートや仕事の舞台裏など、今まで見られなかった姿をコンテンツとして配信する。第1弾の配信動画として、三浦とスペシャルゲストが参加するライブ配信を30日(21:00~)に行う予定だ。コメントは以下の通り。■三浦翔平今回、MIHAさんとの取り組みを大変嬉しく思っております。今後YouTubeを通じて、私のプライベートや趣味、仕事の舞台裏などのコンテンツを、ゆる~く配信していく予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください!!
2022年01月20日俳優の三浦翔平が、7日(23:00~)にABEMAで配信されたバラエティ番組『私たち結婚しました 2』第6話に出演し、夫婦のペアルックについて語った。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。番組MCを千鳥のノブと三浦翔平が務め、シーズン2では、俳優・浅香航大とモデルで女優・トリンドル玲奈ペア、俳優・塩野瑛久と女優・足立梨花ペアの疑似結婚生活に密着する。7日の配信では浅香とトリンドル夫婦が赤のリンクコーデをしていたことを受けて、スタジオでは「夫婦でペアルックはありか?」がトークテーマとなった。MCの三浦は「全然着る分には大丈夫ですよ」と答え、「家の外でも?」と尋ねられると、「全然。(大丈夫)」「これが三浦家だけど逆になに? みたいな」と堂々とした様子で話した。また、ペアルックをためらわずにできるのは「結婚しているから」という意見でまとまると、ゲストの小島瑠璃子が「そうなんですよ、(付き合っていることがバレないように)なるべく街に溶け込もうとする」と同意。三浦からの「やっぱ、溶け込むの?」に小島は「溶け込めないから(週刊誌に)撮られる」と自虐モードで、さらにノブから「(撮られた枚数は)30枚でしたっけ?」と問われると「60枚です」と返して笑いを誘った。
2022年01月11日三浦大知が、全国ツアー『DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2022 COLORLESS』を開催することを発表した。『COLORLESS』は2019年に無期限延期となった全国ツアーで、今回2年の時を経て2022年3月31日の埼玉・戸田市文化会館を皮切りに全国22会場・33公演が開催される。併せて、三浦は自身のInstagramでメッセージを投稿しており、待望のツアー開催ということが伺えるメッセージとなっている。■三浦大知 Instagramメッセージ「遂に、やります無期限延期になっていた「DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2022 COLORLESS」2年かかりましたが、2022年3月31日から再開催する事を決断しましたタイトルは2年前と同じ、年号部分だけ2019-2022に変更しました内容は2年前から楽曲も増えていますのでもちろんブラッシュアップします誰もが予想しなかったこの2年みんな乗り越えてきましたよねそしてこの2年を通して、オフラインじゃなくても、オンラインでも、どんな形でも、音楽はエンターテイメントは全てを超えて、人と人を、心と心を繋げてくれるんだなと改めて強く感じましたでもだからこそ、オフラインライブがどれほど特別なものだったかという事も改めて強く感じましたそろそろ直接皆さんの元へ、COLORLESSツアーを届けに行っても良いでしょうか??もちろんまだまだ予断を許さない状況だと思いますしっかり感染対策をしながら、一緒に最高のライブを作っていけたら嬉しいです皆さんに"会場"でお会いできる日を心から楽しみにしています」<ライブ情報>『DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2022 COLORLESS』『DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2022 COLORLESS』告知画像3月31日(木) 埼玉・戸田市文化会館4月9日(土) 新潟・新潟県民会館4月10日(日) 新潟・新潟県民会館4月20日(水) 愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール4月21日(木) 愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール4月29日(金・祝) 熊本・熊本城ホール メインホール4月30日(土) 鹿児島・川商ホール 第1ホール5月6日(金) 石川・本多の森ホール5月7日(土) 石川・本多の森ホール5月13日(金) 岡山・倉敷市民会館5月14日(土) 鳥取・米子コンベンションセンター BiGSHiP5月18日(水) 東京・J:COMホール八王子5月19日(木) 東京・J:COMホール八王子5月24日(火) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール5月25日(水) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール6月1日(水) 広島・上野学園ホール6月2日(木) 広島・上野学園ホール6月7日(火) 宮城・仙台サンプラザホール6月8日(水) 岩手・岩手県民会館 大ホール6月13日(月) 大阪・フェスティバルホール(大阪)6月14日(火) 大阪・フェスティバルホール(大阪)6月20日(月) 京都・ロームシアター京都 メインホール6月21日(火) 京都・ロームシアター京都 メインホール6月29日(水) 東京・東京国際フォーラム ホールA6月30日(木) 東京・東京国際フォーラム ホールA7月6日(水) 青森・リンクステーションホール青森7月7日(木) 秋田・能代市文化会館7月14日(木) 香川・レグザムホール 大ホール7月15日(金) 愛媛・松山市民会館7月20日(水) 静岡・アクトシティ浜松 大ホール7月21日(木) 静岡・アクトシティ浜松 大ホール7月25日(月) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru7月26日(火) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru※全22会場・33公演【チケット料金】全席指定:7,700円(税込)ファミリー席:7,700円 ※ファンクラブ先行受付のみ※3歳未満入場不可 / 3歳以上のお子様はチケットが必要となります。オフィシャルHP:<リリース情報>三浦大知 DVD / Blu-ray『Choreo Chronicle 2016-2021 Plus』2022年1月26日(水) リリース●DVD:5,500円(税込)●Blu-ray:5,500円(税込)※初回スリーブ仕様【収録内容】01. Cry & Fight -Music Video-02. Cry & Fight -Dance Edit Video-03. Yes & No, Forever & Always -Choreo Video-04. (RE)PLAY -Music Video-05. (RE)PLAY -Dance Edit Video-06. Look what you did -Choreo Video-07. EXCITE -Music Video-08. Darkest Before Dawn -Music Video-09. U -Music Video-10. Complex -Choreo Video-11. DIVE -Music Video-12. Be Myself -Music Video-13. Blizzard -Music Video-14. I’m Here -Music Video-15. COLORLESS -Choreo Video-16. Antelope -Music Video-17. Yours -Choreo Video-18. Backwards -Music Video-19. Backwards -Dance Edit Video-20. About You -Choreo Video-21. Spacewalk -Music Video-22. Didn’t Know -Performance Video Front Row Ver.--Bonus-23. Not Today -Choreo Video-24. Le Penseur -Choreo Video-【店舗別特典】・ポストカード(A5サイズ)【DAICHISHIKI CD・DVD OFFICIAL SHOPオリジナル特典】・2022年 卓上カレンダー予約リンク:<配信情報>「Le Penseur」配信中配信リンク:三浦大知「Le Penseur」Choreo Video「新呼吸」配信中配信リンク:関連リンク三浦大知 オフィシャルサイト:三浦大知 オフィシャルファンクラブ「大知識」:三浦大知 YouTube:三浦大知 Twitter:三浦大知 Instagram:
2022年01月09日吉田鋼太郎主演「おいハンサム!!」が1月8日から放送開始。SNSでは吉田さんの演技に「吉田鋼太郎さん劇場」「父の昭和感が絶妙」など絶賛の声が上がったほかキャスト陣を賞賛する声も多数。「テンポとリズムがすごい好き」など演出も高く評価されている。本作は東海テレビ×日本映画放送が共同製作する“家族”と“食”のラブ&ファミリードラマ。伊藤理佐による“食”と“恋”を描いた人気コミック「おいピータン!!」&「おいおいピータン!!」を中核原作に、「渡る世間はオヤジばかり」「チューネン娘。」「あさって朝子さん」など伊藤氏の数ある人気コミックのモチーフを加え実写化した。昭和頑固親父の生き残りのような伊藤源太郎を吉田さんが演じるほか、伊藤家の三姉妹のうち、ある程度の外見の良さを求め元カレを捨てた長女・由香に木南晴夏。今は結婚して大阪で暮らしている次女・里香に佐久間由衣。漫画家志望の彼をいて1人暮らしをはじめた三女の美香に武田玲奈。家族をのんびり支える母親の千鶴にはMEGUMI。由香に捨てられた元カレで、源太郎の取引相手でもある大森利夫に浜野謙太。里香の夫で銀行員のミキヒロに桐山漣。ちょっとだらしない漫画家志望で美香の彼氏・ユウジに須藤蓮。また合コンで美香と出会うエリートサラリーマン・大倉学に高杉真宙。由香の不倫相手の竜也に久保田悠来。物の例えが古風な美香の同僚・シイナに野波麻帆。大森の会社の新入社員・山下に京典和玖といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美香は1人暮らしをはじめユウジと半同棲状態になるが、ユウジが全力を込めた漫画を読んだ美香は「別れてください」と土下座。しかし美香と別れたくないユウジは「僕と別れると後悔するよ」と部屋に居座る。また高学歴な銀行員の夫と大阪で暮らす次女の里香も離婚寸前。不倫中の長女の由香も食事をしていると元カレ・大森が現れ…というのが1話のストーリー。酔っ払って帰ってきて千鶴の周囲をぐるぐる回り、スーツのまま布団に倒れ込むが、千鶴がタイガーマスクのセリフを口にすると突然起き上がる…。ラストでは由香の元カレとは知らず、飲んで意気投合した大森を自宅に招いてしまう…。“昭和おやじ”全開な源太郎を演じる吉田さんに「説明しすぎず不思議なテンポなのに面白い!吉田鋼太郎さん劇場だった」「吉田鋼太郎演じる父の昭和感が絶妙 中々面白いドラマだった」「吉田鋼太郎を愛でるドラマ」といった声が続出。また「吉田鋼太郎さんとMEGUMIさんが夫婦の時点で一定の期待はしてましたが、やっぱいい味出してました」「MEGUMI母さんのキャラが笑いを増幅させてて面白すぎる」「木南晴夏とハマケンのコンビだけでも観る価値あり」「内容も細かく丁寧に作られてる感じして最高のキャスト」など、豪華キャスト陣への賞賛も。「テンポよくて面白かった。キャストも豪華。毎週見る事にしよう」「おいハンサムめっちゃ面白いな。ドラマのテンポとリズムがすごい好き」「テンポと絶妙なセリフと独特の雰囲気がめちゃくちゃ楽しい」「淡々と笑えるというのはなかなか珍しいので、このテンポと熱量を今後もキープしてもらいたい」といった演出の良さについて触れたコメントも多数投稿されている。(笠緒)
2022年01月09日「19年まで3連連続して『紅白』に出場していた三浦大知さんですが、2年連続落選。それでも来年は確実視されているんです」(音楽関係者)歌手・三浦大知(34)といえば圧巻のパフォーマンスで知られる。「19年2月24日の『天皇陛下御在位三十年記念式典』では天皇陛下が作詞、皇后陛下が作曲された琉歌「歌声の響」を歌唱したことでも有名です」(音楽関係者)プライベートでは、今月9日の自らのインスタで第3子誕生を報告。《いつの間にやら五人家族になりましたが、忙しない日々を丁寧に愛をもって過ごしていきたいと思いますまだまだ精進します》と決意表明していたが、人気や実力があっても必ずしも出られるとは限らない『紅白』。2年連続で選ばれなかった彼が「来年は確実視」されている理由とは――。「三浦さんは新曲『新呼吸』がNHK『みんなのうた』の今年12月~来年1月の放送曲に決まっています。ただ、これが理由ではありません。実は来春からの朝ドラ『ちむどんどん』の主題歌に内定しているようなのです」(前出・音楽関係者)沖縄が本土復帰50年を迎える2022年。連続テレビ小説 第106作『ちむどんどん』は、沖縄に生まれ育ったヒロインと兄妹たち家族が描かれる。主演は黒島結菜(24)で10月中旬にクランクインしている。「沖縄が舞台ということもあって、ヒロインは同県出身の黒島さんが選ばれています。そのため、主題歌も沖縄出身のアーティストが担当することになり、三浦大知さんが最有力候補だといいます。半年ほど前から打診しており、すでに楽曲もできあがっているようです」(NHK関係者)今年の『紅白』では朝ドラ第104作『おかえりモネ』の主題歌『なないろ』を歌ったBUMP OF CHICKEN、第105作『カムカムエヴリバディ』の主題歌『アルデバラン』を歌ったAI(40)がともに出場する。「朝ドラ主題歌に選ばれた場合は、『紅白』は内定しているも同然。よほどのアクシデントがない限りは、出演することになるでしょう」(芸能プロダクション関係者)来年は改修済みとなる新たなNHKホールで大晦日、三浦の熱唱姿は見られるのだろうか。
2021年12月27日前田拳太郎(撮影/吉岡竜紀)『仮面ライダーリバイス』に五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役で主演の前田拳太郎(22)。12月17日からは映画『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』も公開される。ドラマのクランクインから数か月、頼もしいライダーの表情がまぶしいかぎり。■元気の源は“ラーメン”「劇場版の撮影で、久しぶりに『仮面ライダーセイバー』のみなさんとご一緒して。最初のころと比べて顔つきが変わってきたねと言ってもらって、とてもうれしかったです。前の写真を見返すと確かに不安そうな顔をしているものばかりなので(笑)、少しは成長できているのかなあ」撮影が進み、一輝と自身との共通点も見つけたという。「現場で“まじめ”と言っていただくことが多くて。一輝もすごくまじめなキャラなので、実際の自分の性格を役に生かせていけたらいいなと思ってます」弟と妹がいる一輝。現場では本当のきょうだいのように仲がよく、いつも一緒にいるそう。「弟・大二役の日向(亘)は“拳ちゃん拳ちゃん”“ごはん一緒に食べよ〜”って甘えてきてくれたり。2人ともかわいいんです」ドラマ版と劇場版を同時に撮影するハードな日々、元気の源は「ラーメンです」と即答。「ラーメンが大好きなんです。混ぜそばがおいしいお店があって、週2〜3の頻度で通ってます。行かないと元気が出なくなっちゃうくらいなんですよ(笑)」休日の過ごし方は?「お休みの日は岩盤浴に行って1日中マンガを読んでいます。僕、入ったら出てこないんで(笑)。汗をかいて、とても身体が整う感じがします。ただ、代謝がよくなって、翌日の撮影ですごく汗が出ちゃうのが悩みどころ」最後に今後の抱負を聞くと、「劇場版のクランクアップで、“セイバー、以上で終了です”と送り出されるのを目の前で見て、僕も1年後は同じように卒業するのかと感じたんです。だから後悔しないように、もっと毎日を大事にしていこうと思いました。劇場版はライダーのこれまでの50年の歴史と、誕生から100年後までを描いたスケールの大きな物語。僕たちがまた次へつないでいくんだと、あらためて思わせてくれる作品です。ドラマ版もまた一段階、上を目指して頑張ります!!」
2021年12月19日岡本太郎の芸術と人生に焦点を当てた“ビジュアル版ガイドブック”『入門!岡本太郎』(編著:平野暁臣)が、2021年12月13日(月)に株式会社興陽館(東京都文京区)より発売されます。本書は、岡本太郎記念館館長・平野暁臣が岡本太郎の芸術とその軌跡を、作品や言葉とともにわかりやすく解説した入門書です。「本書を手に取ったみなさんはいま、TARO WORLDへのゲートに立っています。先に広がっているのは広大深遠な岡本芸術の世界です。進むも引き返すも自由。ただ、ひとつだけたしかなのは、太郎を知らないより知って生きるほうが格段に楽しいということ。本書を海図に、岡本芸術に漕ぎ出してみませんか?」(まえがきより)『入門!岡本太郎』書影太郎の生き方を5セッションに分けて解説。太郎の言葉と共に作品を紐解く。太郎の最高傑作“ふたつの太陽”《太陽の塔》《明日の神話》についても詳説。【出版概要】書名 :『入門!岡本太郎』体裁 :A5判/オールカラー/96頁編著 :平野暁臣発行所:株式会社興陽館発売日:2021年12月13日定価 :1,320円(税込)ISBN :978-4-87723-283-2 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月01日ミュージカル『グリース』の公開ゲネプロが11日にシアタークリエにて行われ、三浦宏規、屋比久知奈、有澤樟太郎、内海啓貴、城妃美伶、田村芽実が取材に応じた。同作は1970年代にブロードウェイ初演を迎え、トニー賞最優秀ミュージカル作品賞を始め7部門でノミネートされ、超ロングランを記録した大ヒットミュージカル。50年代のアメリカを舞台に、サマー・バケーションで知り合ったダニー(三浦宏規)とサンディ(屋比久知奈)の恋模様を描く。すでに北千住・名古屋と8公演を終えたカンパニーだが、三浦は「絆が深まった状態でくることができました。8回しかやってないけど、すごく痩せましたし。ダンスが激しい作品なので、どんどん痩せていく。写真を見比べてもらったらずいぶん痩せてるんじゃないかな」と作品の激しさを表す。実際に何kg痩せたか聞かれた三浦は「僕、体重計に乗らないのでわからないです。乗ってみます」と言うが、内海から「ちょっとジーパンがぶかぶかになってる」と指摘され、「あかんやん! 食べます! 痩せたなという実感はあります」と苦笑。田村は「私、3kg痩せた。名古屋から帰ってきたら3kgなくなってた」と申告し、驚かれていた。ヒロインを演じた屋比久は「劇場ごとのお客様の空気を感じながらやる作品なので、今回、この劇場ならではのグリースという作品の空気感が出来上がってくんじゃないかと思って、観に来てくださる方々のエネルギーも受け取って、丁寧に積み重ねていきたい」と意気込む。また有澤が「(演じる)時代に合わせて、食生活が変わった人もいるだろうし。あっきーなんてすっごい香水振ってるし……」と振ると、内海は「ふざけんな、俺が一番振ってないだろ!」と抗議。有澤は「五感で楽しめるような。こいつらを見てたらこういう味するなとか、匂いがしてきそうだなとか、耳で時代を彷彿とさせる音楽、(目で見る)ファッションもそうだし、いろんな視点で楽しめる作品」とアピールする。さらに有澤が「会見の時に『和食をやめて、ジャンクフードを主に食べます』と言ったんですけど……」と話し始めると、三浦が「次の日、天丼食うてたからな」と、ツッコミを入れる。「やっぱり、僕和食が好きで。でも食べ物も静かに食べるんじゃなくて、くちゃくちゃ食べるような……」と役作りを見せる有澤に、田村は「いやだ~、汚い!」と顔をゆがめ、有澤は「……ぐらい! それくらいのワイルドさがあってもいいんじゃないかなって」と慌てていた。香水について聞かれた内海は「まったく振ってません! 特にこの2人が振ってます」と三浦、有澤を指し「日本の香りはしないです。もう、外国の香りがしますね、2人から。それをいただいて僕は舞台に出ます。(言葉で表すと)もうなんか、『フレグラ〜ンス』です」と表現。しかし、三浦はなぜか「体臭です、僕の」と主張する。また自身の役作りとして「ギターを弾く役なので、稽古に入る3カ月前くらいからずっと練習を重ねてまして、左の指先がもうカッチカチです。食事もがっつりくちゃくちゃ食べてます」という内海に、有澤は「ゲネプロではギターを忘れてました」と暴露。三浦は「全部言うなあ、今日は」と驚いていた。宝塚歌劇団出身の城妃は「個人的なことなんですが、お向かいの劇場(東京宝塚劇場)に9年おりましたので、この通りを通ると身の引き締まる思いがありまして。2年ぶりくらいに帰ってくるので、緊張感もあります」と語る。田村はオススメのシーンとして「Greased Lightning。映画でも有名な、男性陣が汚い車を綺麗にするぞって歌」を挙げ、男性陣が「かわいいな、すごいポップになったなあ」(内海)、「恥ずかしいなあ」(三浦)と照れる一幕も。田村は同シーンについて「一人ひとりが個性的でかっこいいので、毎度毎度袖から女性陣皆で見て、大好きなところです」と太鼓判を押した。同作はすでに東京・北千住公演、愛知公演を終え、東京公演はシアタークリエにて11月11日~12月5日、大阪公演は新歌舞伎座にて12月9日~12日、神奈川公演は相模女子大学グリーンホールにて12月17日~12月19日。舞台写真提供:東宝演劇部
2021年11月12日ミュージカル『グリース』が30日に東京・シアター1010にて開幕し、三浦宏規、屋比久知奈、有澤樟太郎、田村芽実らが出演した。同作は1970年代にブロードウェイ初演を迎え、トニー賞最優秀ミュージカル作品賞を始め7部門でノミネートされ、超ロングランを記録した大ヒットミュージカル。50年代のアメリカを舞台に、サマー・バケーションで知り合ったダニー(三浦宏規)とサンディ(屋比久知奈)の恋模様を描く。父の転勤でダニーと同じ高校に転校してきたサンディだが、ダニーは高校を牛耳る“T−Birds”という不良グループのリーダーだった。グリースでばっちり固めたリーゼントに革ジャンという格好のダニーは、自分がキャラに似合わない品行方正な優等生と恋に落ちたことを仲間に隠し、冷たい態度を取る。一方、サンディも女子の不良グループ“Pink Ladies”から誘いの声がかかり、男子グループと女子グループそれぞれの思いが描かれていく。“T−Birds”のメンバーにはダニー、ケニッキー(有澤樟太郎)、ドゥーディー(内海啓貴)、ソニー(神里優希)、ロジャー(皇希)、そしてサンディを誘うPink Ladieにはリッゾ(田村芽実)、マーティ(城妃美伶)、ジャン(MARIA-E)、フレンチー(まりあ)といった期待の若手が集結。2幕冒頭にはダンスコンテンストが行われ、三浦を中心として圧巻のダンスナンバーも見せた。劇中1シーンだけに登場する大人気歌手“ティーンエンジェル”役には石井一孝、上口耕平、太田基裕、こがけん、斎藤司(トレンディエンジェル)、原田優一の6名が出演し、30日17時半公演には斎藤が美声を響かせた。この日はリッゾ役の田村の誕生日で、カーテンコールで主演の三浦がサプライズで祝い、田村が動揺する一幕も。田村は「リハーサルで言われなかったから知らないのかと思った」と驚きながらも喜んでいた。東京・北千住公演はシアター1010にて30日~31日、愛知公演は御園座にて11月4日~11月7日、東京公演はシアタークリエにて11月11日〜12月5日、大阪公演は新歌舞伎座にて12月9日~12日、神奈川公演は相模女子大学グリーンホールにて12月17日~12月19日。
2021年10月31日『れいわ新選組』山本太郎芸能人が政治家になることは珍しくない。山本太郎(46)もそのひとりだ。芸能界デビューは1990年、16歳のときだった。■山本太郎、芸能界から政界までの道のり『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)の素人コーナー『ダンス甲子園』に『アジャコング&戸塚ヨットスクールズ』という3人組で出場。『メロリンQ』なるパフォーマンスを披露した。競泳パンツに競泳帽、ステッキといういでたちで、胸にペンで文字を書き、へヴィメタを流しながら踊り狂ったり、指パッチンをやったりするハダカ芸だ。『メロリンQ』という名はフィリピンの食べ物『バナナQ』をもじったものだというが、グループ名も含め、なんとも奇抜なセンスである。そしてこのセンスこそ、彼の武器でもある。東日本大震災が起きた2011年、反原発運動に身を投じたのがきっかけで仕事を干され、政界に転身。『新党今はひとり』を立ち上げた。その後、小沢一郎と組んで『生活の党と山本太郎となかまたち』を結成する。勢いを失いつつあったベテラン政治家の窮地につけ入り、自分の名前をねじこんだ形だが、これはかつてキングメーカーとか壊し屋と呼ばれた小沢の転落を象徴するものでもあった。小沢に振り回された政治家は多いが、逆に振り回したのは山本くらいだろう。一昨年からは『れいわ新選組』の代表を務めている。役者としてNHKの大河ドラマ『新選組!』などに出演したことからの命名だろうか。ただ、本家の新選組は反政府勢力を取り締まる側だった。彼はむしろ、取り締まられる側かもしれない。国会で「自民党が死んだ」として喪服姿で数珠を手に焼香をするふりをしたり、園遊会で当時の天皇陛下に手紙を渡そうとしたり。そのつど叩かれ、ときには処分も受けたが、これが一部の熱狂的な支持も生んだ。いわば、奇抜なネーミングと過激なパフォーマンスでここまでやってきたわけだ。もっとも、こんなに目立つことができる政治家は少ない。これもひとつの才能だろう。実際、彼はなかなかの自信家でもある。政界進出前の2012年に出した本の中では、こんなことを言っていた。《国会に行ってる人たちって全然勉強してないじゃないですか。あのレベルでいいんだったらなれないこともないだろうなと思うんですけど(笑)。でもやっぱり恥ずかしいですよね。(略)だから逆に、あの人たちは恥を知らないなあと思って》(『ひとり舞台─脱原発・闘う役者の真実』)彼の言動もけっこう恥ずかしい気もするが、恥の感覚がちょっと違うのかもしれない。だからこそ、芸能界や政界で台頭できたともいえる。ちなみに、芸能人としての代表作のひとつが『世界ウルルン滞在記』(TBS系)。ニューギニアの裸族と交流して、現地の男性と同じ格好になり、仲よくなったりした。私生活では、飛ぶ鳥を落とす勢いの安室奈美恵とディズニーランドデートを報じられ、彼女の初スキャンダルの相手になったこともある。そんなこんなで鍛えた度胸がプラスになっているわけだ。その原点が『元気が出るテレビ』。彼は政治の世界でも、あの『メロリンQ』のような奇抜で過激なことをやり続けているのだろう。つまり、山本は芸能も政治も人気商売ということを認識し、体現している。ただ、その人気は国会の議席の数百分の1を獲得できるレベルにすぎない。芸能も政治も、目立つだけではトップに行けないのだ。PROFILE●宝泉薫(ほうせん・かおる)アイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。近著に『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)『平成の死追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)
2021年10月29日ミュージカル『ドッグファイト』の取材会がこのほど行われ、藤岡正明、大久保祥太郎がリモートで取材に応じた。同作は1991年に上映されたリバー・フェニックス主演の映画を2012年にオフ・ブロードウェイでミュージカル化した作品で、 2015年、2017年と日本でも上演されている。今回は初演・再演に続き屋良朝幸が主演を務め、東京・日比谷シアタークリエで9月より上演される。物語はベトナム戦争出征前のアメリカ・サンフランシスコを舞台にし、訓練期間を終えた新米兵士・エディ(屋良朝幸)、ボーランド(藤岡正明)、バーンスタイン(大久保祥太郎)の3人が親友同士として登場する。2005年~2006年に上演されたミュージカル『レ・ミゼラブル』では藤岡がマリウス役、大久保がガブローシュ役で共演しており、久しぶりの共演に。藤岡は「祥太郎が9歳~10歳とかで、僕は22~3歳だったんです。気付いたらもう、39歳になります。今回ラウンジ・シンガー役の坂元健児さんが当時アンジョルラス役をやっていて、もう坂元さんが50歳」と15年の時の流れにしみじみ。藤岡は大久保について「当たり前ですけど、本当にちっちゃかった。かわいかった祥太郎がどんどん成長して、大人として一緒に共演できるというのがすごく嬉しいですし、僕自身も当時何にもできなかった中で、今は15年も経ってますから、そこそこできるおじさんになってます。祥太郎といっしょにやっていきたいなと思います」と、共に舞台に立てる喜びを表す。大久保も「続けてればいいことあるな、よかったなと思います。最近、子役の時に一緒にやってた方と再び共演させていただけることが多くなってきたので、感慨深いです」と喜びつつ、「歌と離れて演劇の方でやっていたので、藤岡さんと一緒に歌うというのが怖いですね。前は一緒に歌うことがなかったのですが、今回はがっつり親友の役で2人のシーンがあったりするので、嬉しさとドキドキと恐怖と……」と苦笑し、藤岡から「怖いこと、何にもないよ」とつっこまれていた。物語は、親友同士の3人が出征前の最後の夜に、一番イケていない女の子をパーティーに連れてきた者が賞金を得るという最低のゲーム「ドッグ・ファイト」に参加することで展開していく。それは兵士への一歩を踏み出す彼らに感情を捨てさせるために仕組まれた残酷な通過儀礼だったが、真面目なローズ(昆夏美)と接するうちにエディ(屋良)の心は変わっていく。藤岡と屋良は同い年で、大久保は2人より一回り年下だが、親友同士という設定に、藤岡は「おそらく僕と屋良っちが若くて、祥太郎が老けてるんじゃないですかね。だって、妙な貫禄ありますから」と、ニヤリとした。主演の屋良について、藤岡は「僕は本当にダンスが苦手で、屋良くんと言えばダンスの振り付け家をやってるくらいだから、『ダンス苦手なんだ、優しくしてね』と言いました。すごく気さくだし、いい関係が作れるんじゃないかと思います。再々演なので、作品について様々な経験や知識があると思うので、どんどん相談していきたいし、新しい何かを入れられるとすれば、色々話をしていきたいな。共に模索してくれるような包容力があるから」と信頼を寄せる。大久保も「個人的に屋良さんの舞台を客席ですごく観ていた人間なので、歌・芝居・ダンス、何でもできる方だという印象があります。深夜の密着番組を見たときにも『ストイックな方なんだな』という印象があって、屋良さんの雰囲気にも表れてる。芯のある方なんだなと思っています」と、印象を表した。また同作は『ラ・ラ・ランド』『グレイテストショーマン』作詞・作曲を手がけたベンジ・パセック&ジャスティン・ポールコンビが、両作品よりも前に世に送り出していたことでも知られる。藤岡は「1960年代の前半のお話なんですけど、当時の音楽もしっかりと入っている、僕自身もそこらへんのジャンルをよく通ってきているので、リアリティを持って、皆で取り組めるようになるかな」と楽しみにしている様子。大久保は「全部の曲がキャッチーでかっこいい。主題歌になり得るような曲が何曲も入ってるイメージがあって、ロック調もあれば、ジャズっぽい曲、ブルースっぽい曲と色んな要素が詰まってる。オープニングで歌った曲が何回もリプライズで出てきたりして、場面によって心情が変わっていくのも面白いです。高いところから低いところまで使うので、かっこよくフルに熱く歌えたらという思いで稽古に取り組んでいます」と意気込んだ。東京公演は東京・日比谷シアタークリエにて9月17日~10月4日、愛知公演は日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールにて10月6日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて10月21日~10月24日。
2021年08月24日自閉スペクトラム症の太郎ちゃんのママの体験談マンガ「太郎ちゃんの声が聞こえなくなった話」を短期連載にてご紹介します。太郎ちゃんの声が聞こえなくなった話第4話太郎ちゃんが年長さんのころ、口を手で覆い隠し、声が聞こえないほど小声で話すようになってしまいました。 集団行動が苦手な太郎ちゃんは、運動家のマーチング練習がストレスになっているかもしれない……。登園前に吐くようになり、保育園に行かないという選択肢を伝えても、「行く!」という太郎ちゃん。 そしてついに運動会当日を迎えました。 太郎ちゃんは運動会のあとは吐くことも無くなりました。声のボリュームも元通りでした。 太郎ちゃんは完璧主義なのに不器用なので常に葛藤です。 間違えている自分を見られることが恥ずかしくて、人前で発表することも苦手です。 100点を目指したいのに、なかなかうまくいかない自分にストレスを感じ、それを見られることで恥ずかしさが膨らみ、ショッピングモールのような知らない人がたくさんいる場面で固まってしまったのだと思っています。 実はこの症状はいまだにイベント前に起きます。 母親の私にできることは、太郎ちゃんが置かれている状況の把握と、太郎ちゃんとのコミュニケーション、学校の先生との情報交換だと思ってます。 太郎ちゃんにはまだ自分を客観的に見る力が十分ではありません。 なぜ吐くのか、なぜ声が出なくなるのか、ああ、そうか、これについてストレスを感じているんだだから自分はこうなってるんだいつかそうやって自分を理解していくことで、解決の道が開けて少しは楽になれるんじゃないかな……と思ってます。 社会的、精神的な成長がゆっくりな太郎ちゃんなので、そうなるまではもう少しかかりそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター まゆん一児の男児の母。看護師として働いてます。
2021年07月25日自閉スペクトラム症の太郎ちゃんのママの体験談マンガ「太郎ちゃんの声が聞こえなくなった話」を短期連載にてご紹介します。太郎ちゃんの声が聞こえなくなった話第2話太郎ちゃんが年長さんのころ、いつも通りに保育園に迎えに行くと、なぜか声が聞こえないほど小声で話すようになっていました。 突然の息子の異変に「これはなにかのサインかも」と気づいたママさん。その原因は? 「品の良い息子がおる!!!」 お迎えに行くと、やっぱり手で口を覆っている……。 集団行動が苦手な太郎ちゃんには、当時保育園でやっていた運動会の練習、特に集団行動のマーチングの練習がストレスになっているかもしれないことがわかりました。 「休んでもいいんだよ」 保育園に行かないという選択肢を伝えても、「行く!」という太郎ちゃん。しかし、このあと症状が深刻化していくことに。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター まゆん一児の男児の母。看護師として働いてます。
2021年07月23日カラテカ矢部太郎お笑いタレントとしてだけでなく、映画や舞台などにも活躍の場を広げている矢部太郎。そんな彼のもう1つの肩書は漫画家だ。6月17日に発売された新作『ぼくのお父さん』が話題を呼んでいる。「矢部さんの前作『大家さんと僕』は、シリーズ累計で120万部を突破しました。今作も発売前から予約が殺到し、発売前と直後に2度重版となるなど、前作に続いてのヒットが期待されていますね」(出版関係者)『ぼくのお父さん』は、父である絵本作家のやべみつのりさんと幼かったころの矢部自身による父子のエピソードを描いたエッセイ漫画。というわけで、“お父さん”に息子の活躍について話を聞いた。■幼いころは「おしゃべり」だった「太郎は自分の仕事の話を全然しないし、連絡もよこさないんだよね。だから、いつも太郎のツイッターをチェックしています。芝居は見に行っていたけど、お笑いはあまり行ってなかったかな。太郎が『大家さんと僕』という漫画を描いたときはビックリしたよ。それで読んでみたらとても面白くて、メールで“頑張れ”って送ってね」(やべみつのりさん、以下同)今回の漫画は、矢部の幼少期を息子の視点で描いているが、父の目から見た“ぼくの息子”の印象は?「太郎は幼いころ、ものすごくおしゃべりでねぇ。1日あったことを全部言わないと気がすまない子だった。僕も、そのころの太郎を絵本に描こうと思ったんだけど、なかなか難しくて。その点、太郎は昔のことを面白く楽しく描けるんですよ。僕が書いていた『太郎ノート』という子育て絵日記を読んで、イメージを膨らませたみたいです」父は息子の作品から“学び”も得ているそうだ。「物語というのは“欠片と欠片をどうつなぎ合わせていくか”次第で感動が生まれてくると思うんだけど、太郎はそれがすごくうまいんですよ。僕も勉強させられています」ウェブメディアのインタビューで、《いわゆる「親孝行」みたいなこと、僕はずっと避けつづけてますね》と語っていた矢部。しかし父から見るとそれは違うようで……。「太郎は“もう十分だよ”っていうぐらい親孝行してくれるんだよ。先日、仕事部屋として使っていたマンションの引っ越しをしたんです。太郎は本の宣伝で忙しい中でも、引っ越し作業を手伝ってくれてね。本棚やイスも太郎が買って新調してくれた。その本棚を吉本の芸人仲間と楽しそうに組み立ててくれたのがうれしくて」■入江と矢部、現在の関係ただ、いちばんの“芸人仲間”お笑いコンビ『カラテカ』の相方は今、隣にいない。’19年の闇営業問題の“張本人”であり、この件によって吉本興業から契約解除、芸能界引退となった入江慎也だ。コンビは解散こそしていないが、事実上の活動休止となっている。息子と入江の現在の関係について聞くと……。「最近も連絡とったって言ってたよ。自宅のクーラーの清掃をやってもらったそうで“さすがプロだ”って喜んでいました。入江くんがいなかったら太郎は吉本に行ってないし、今も関係は続いています」息子の相方を気遣った“お父さん”。一方、入江のお母さんに彼の現在について話を聞きに行くと、寂しげな表情でこう一蹴した。「息子とは最近会っていなくて、話も聞いていません。(矢部の本については)見ていないので、何もわかりません」現在は清掃会社の経営者となっている入江。矢部による『入江さんと僕』が読める日はまだ遠そうだ。
2021年07月02日1989年に連載を開始し、アニメ化するなど大ヒット作品となった漫画『ベルセルク』。2021年5月に作者である漫画家の三浦建太郎さんが亡くなり、多くの人から悲しむ声が上がりました。残念ながら『ベルセルク』は未完結となってしまいましたが、漫画史に残る名作であることに変わりはありません。『大ベルセルク展〜三浦建太郎画業32年の軌跡〜』が開催同年6月24日、展示会『大ベルセルク展〜三浦建太郎画業32年の軌跡〜』の開催が発表されました。同展示会は、当初は同年1月に開催を予定していた『大ベルセルク展』がコロナ禍で延期となったことを受け、新しいタイトルで行うもの。『ベルセルク』の壮大な世界観を、300点を超える膨大な原画展示とともに、ハイクオリティな造形物でリアルに体感することができます。イベント用に制作された各種ジオラマや、数々の貴重な展示物が展示される今回のイベント。『ベルセルク』を生み出した三浦さんに最大の敬意と感謝を表した、画業の軌跡を振り返る展示会となります。記念グッズ付きのチケットも販売されるため、ファンは要チェックです!【大ベルセルク展〜三浦建太郎 画業32年の軌跡〜】会期:2021年9月10~23日営業時間:10~19時(最終日のみ17時閉場)会場:池袋・サンシャインシティ展示ホールAチケット:一般1800円、記念グッズA(ART OF WAR製作本展記念ベヘリットペンダント)付き5000円、記念グッズB(ドラゴンころしピンバッジ)付き2500円音声ガイド:700円[文・構成/grape編集部]
2021年06月24日2021年5月20日、漫画『ベルセルク』などで知られる、漫画家の三浦建太郎さんが亡くなったことが分かりました。54歳でした。株式会社白泉社によると、死因は急性大動脈解離とのこと。同月6日に亡くなったそうです。『ベルセルク』を掲載してきた白泉社は、三浦さんの訃報についてウェブサイトでこのようにコメントをつづっています。漫画家の三浦建太郎先生が、2021年5月6日14時48分、急性大動脈解離のため、ご逝去されました。享年54歳でした。三浦先生の画業に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。なお告別式はご家族にて執り行われました。三浦先生には、永年にわたり白泉社で『ベルセルク』をはじめとする人気作品の数々をご執筆いただきました。現在もヤングアニマルにて同作を、一昨年からはヤングアニマルZEROで『ドゥルアンキ』を連載中でした。読者の皆様には、三浦先生の作品をご愛読いただきましたことを深謝いたしますとともに、謹んでご逝去のご報告をお知らせ申し上げます。白泉社ーより引用また、同作品が掲載されていた『ヤングアニマル』の編集部も、コメントを掲載しました。三浦建太郎先生の突然の訃報に接し、ヤングアニマル編集部は深い悲しみに包まれています。この受けいれがたい事実をどのように捉えたらいいのか。正直、言葉が見つかりません。思い出されるのは、編集部の人間に会うと、いつも朗らかにご自分の好きな漫画やアニメ、映画の話などを楽しく語っていた時の笑顔ばかりです。我々は三浦先生の怒った顔を見たことがありません。いつも楽しそうな少年のような方でした。どうかファンの皆様、関係者の皆様、三浦先生の楽しそうな笑顔を想像していただき、ヤングアニマル編集部と共に静かにご冥福を祈っていただければと存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。白泉社ーより引用【三浦建太郎先生 ご逝去の報】『ベルセルク』の作者である三浦建太郎先生が、2021年5月6日、急性大動脈解離のため、ご逝去されました。三浦先生の画業に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。2021年5月20日 株式会社白泉社 ヤングアニマル編集部 pic.twitter.com/baBBo4J2kL — ベルセルク公式ツイッター (@berserk_project) May 20, 2021 三浦さんの訃報に多くの人が驚き、「あまりにも早すぎる」「素晴らしい作品を描く漫画家だった」といった声が上がっています。1989年に連載開始した『ベルセルク』は、最新刊である40巻が2018年に発売。アニメも放送され、大人気作品となりました。連載途中で三浦さんが亡くなったため、ネットからは「未完結作品になるのではないか」と惜しむ声が上がっています。三浦さんの作品は、今後も多くの人に感動を与えることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2021年05月20日フレンズが4月30日、昨年末より活動休止をしていたメンバー・ひろせひろせ(MC / Key)の脱退を発表した。配信がスタートした新曲「急上昇あたしの人生」のミュージックビデオも公開されている。この脱退の発表により、今後はえみそん(Vo)、三浦太郎(Cho/Gt)、長島涼平(Ba)、関口塁(Dr)の4人でバンドは継続。そして新体制となったフレンズの初の新曲となる本MVでは、えみそんが初めてMVの監督を務めている。自らが企画立案しアイデアに溢れた演出で、疾走感ある楽曲の世界観を見事に表現。音楽のみならず多彩な才能を発揮し、これからのバンド活動に期待が膨らむ見応えのある内容だ。楽曲自体は、ひかりTVオリジナルドラマ『取り立て屋ハニーズ』の主題歌として好評配信中。新ビジュアルも、これからも様々な形で楽しませてくれる予感のする、爽快なメンバーの姿が印象的なものだ。新たなフェイズを迎えたフレンズの今後の更なる飛躍を期待しよう。■リリース情報『急上昇あたしの人生』4月30日(金)配信リリース■公演情報「フレンズワンマンツアー “UNO!”」5月29日(土)会場:愛知・THE BOTTOM LINE1部:開場15:30 / 開演16:002部:開場18:00 / 開演18:305月30日(日)会場:大阪・Banana Hall1部:開場15:30 / 開演16:002部:開場18:00 / 開演18:306月5日(土)会場:東京・duo MUSIC EXCHANGE1部:開場15:30 / 開演16:002部:開場18:00 / 開演18:30※各回90分程度の公演を予定。料金(税込):全自由¥5,000※未就学児入場不可※お一人様2枚まで※ドリンク代別途必要※政府指定のガイドラインに沿った形での開催。※オンライン配信の予定なし
2021年04月30日岡本太郎が暮らしのなかに送り込んだ作品群を紹介する企画展『暮らしのなかの芸術』が、表参道・岡本太郎記念館にて開催される。“芸術とは生活そのものであり、生きること。”と考え、無数のマルチプル作品をつくり、暮らしのなかに送り込んでいた岡本太郎。江戸時代に武家で始まった端午の節句を祝う鯉のぼりを、世界中に広めたいと考えていた太郎は、自ら鯉のぼりを作成。グリグリっと大きな眼、原色の鱗、生き生きと躍動的なフォルムといったいかにも太郎らしい、ユニークなものだった。生み出したマルチプル作品は、鯉のぼりのほか、テーブル、イス、絨毯、ネクタイ、スカーフ、浴衣、振袖、トランプ、スキー、バッグ、カップ......etc.ありとあらゆるジャンルにおよび、同展では、それらの作品アイデアを描き留めた下絵などとともに一望。岡本太郎による暮らしのなかのプロダクトが体感できる。太郎と飛行船【企画展『暮らしのなかの芸術』 開催概要】会期:3月17日(水)~ 7月11日(日)会場:岡本太郎記念館開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:火曜(祝日の場合開館)※6月23日(水)~7月11日(日)は『特別展示 第23回岡本太郎現代芸術賞 岡本太郎賞 野々上 聡人』も開催岡本太郎記念館公式サイト( )
2021年03月09日ちいさな美術館を巡って、作品から想いを馳せて物語を綴るこちらの連載。第3回目の舞台は、岡本太郎さんがアトリエとして42年間住まい続けた、南青山の〈岡本太郎記念館〉。3月14日(日)まで開催されている企画展『対峙する眼』にお邪魔しました。おぞましさと、心地よさと。『月の顔(岡本太郎)』敷地内へ一歩踏み込めば、気配を感じます。それもそのはず、ここには、ありとあらゆるところに “眼” があるのです。 木陰にじっと潜むオブジェや、気持ちよさそうに天を仰いで佇む作品たち。それらにじっと見つめられます。ここでの感覚はまるで、平日の真昼間、誰もいない温室植物園で感じる、おぞましさと心地よさによく似ています。----------------------------------------------------------------「眼。眼。眼。」『接吻(岡本太郎)』私は今、もの凄い数の眼に見つめられている。『餐宴(岡本太郎)』私の一挙一動を見逃すまいと、もの凄い集中で固唾を飲んで私の方を見つめている。蛇みたいな眼。くまが凄い眼。まつ毛が⻑い眼。潤んだ眼。コンタクトで黒目がちのチワワみたいな眼。充血した眼。目頭が切り込まれた眼。きらきらした眼。奥二重の眼。ゲームのしすぎで寄り目になった現代っ子の眼。垂れた眼…。この無数の眼と対峙する、私の目はどんなであろうか。目が大きいと言われる。ホラーに出てくる人形の目みたいだと言われる。言いたいことなんてないのに、「言いたい事があるなら言え」と言われる目である。中学生の時、受験の面接練習をしていたら「あなたは目力が強すぎるから、直接相手の目を見ては失礼だ」と面接官役の先生から言われた。相手のネクタイの結び目を見て話すように なった。高校生の時、部活のコーチのジッパーを閉め切った首元の金具を見て話を聞いてい たら、「相手の目を見て話を聞かないやつは帰れ」と追い出された。アルフォンス・ ミュシャの『スラブ叙事詩』に出てきそうな目をしたコーチだった。あの日から、私は人のどこを見ればいいか分からなくなった。目がチャームポイントだねと言われる。二重で羨ましいと言われる。メイクが映える目だと言われる。私は普段メイクをしない。そんな造形の目で私は見つめ返す。----------------------------------------------------------------今回訪れたのは…〈岡本太郎記念館〉岡本太郎さんの作品に必ず描かれているという眼 。まるで生きているような作品たちに見つめられると、それは試されているようでもあり、微笑みかけられているようでもありました。皆さんも是非、自身の “眼” で見て対峙してみてはいかがでしょうか。私はすっかり『太陽の塔』に会ってみたくなり焦がれています。凸レンズ形の屋根をのせて作られた、ユニークな建物もお気に入り。太郎さんのエネルギーが、今も作品から満ち溢れています。〈岡本太郎記念館〉東京都港区南青山6-1-1903-3406-080110:00~18:00火休入館料650円※『対峙する眼』の公開は、3月14日(日)までです。photo : Yumi Hosomi
2021年03月03日7月18日に亡くなった俳優・三浦春馬さんの所属事務所・アミューズは21日、公式サイトを通じ、9月4日に発表していた「三浦春馬基金(仮称)」の詳細について報告した。同社は、「2020年9月4日にお知らせさせていただいておりました『三浦春馬基金(仮称)』に関しまして、現状のご報告をさせていただきます」の書き出しから、「三浦春馬が2007年に初めて参加したAct Against AIDS『THE VARIETY』。この活動を通じて、彼はその支援先であるラオ・フレンズ小児病院に何度も足を運び、現地で活動するスタッフの方々と共に、『ラオスの子供たちの未来を守りたい』という強い気持ちを持って、チャリティ活動に取り組んでおりました」と背景を説明。「その想いを未来へ繋げていくべく、三浦春馬に関する弊社の全ての利益は、『三浦春馬支援』と称し、ラオ・フレンズ小児病院を始めとする、あらゆる困難に立ち向かう人々への寄付・支援に充てさせていただきます」とし、「まずは、フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN様を通じ、ラオ・フレンズ小児病院内にて使用される注射器や、感染症予防の為のスタッフ用グローブなどの購入、小児病院の運営維持に充てられます」と最初の支援先を明かした。今後については、「現在の新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、その時々に必要な国内外における支援を関係各所とご相談の上で、決定して参ります」。内容は決まり次第、報告していくという。
2020年12月21日横浜FCの三浦知良選手とモデルの三浦りさ子の長男で俳優の三浦りょう太(「りょう」はけものへんに寮のうかんむりなし)が、21日より放送される日本航空(JAL)と日本コカ・コーラが共同制作した新CM「JAL×コカ・コーラ2020『Airport』篇」で、CM初出演を果たした。旅の出会いをつないできたJALと、青春の日々を応援してきたコカ・コーラがコラボレーションした同CMでは、三浦りょう太と永井彩加が初々しい演技を披露。東京に住む男の子(三浦)と故郷に残る女の子(永井)の遠距離カップルを演じ、ずっと会えなかった恋人同士の再会を表現した。CM撮影が初体験だったという三浦は、飲み物を自然に飲むことも難しかったそうで、「14テイクを出してしまった」と苦笑い。また今回は博多弁にもチャレンジ。博多に住む知り合いに頼んで、毎日レクチャーしてもらったそうで、その努力の甲斐もあって方言指導の方からお墨付きをもらっていた。クリスマス時期に流れるCMに出演するのが夢だったそうで、「小さいころから家族がそろうのがクリスマスから年始にかけてだったので、僕にとってあったかくて好きな期間でした。その期間にテレビに流れているCMが心に残っているので、(CMが決まって)うれしかったです」とその理由を告白。また、CM初出演がJALだったことに対して、「僕が生まれたキッカケというか、両親の出会いがJALだったので、とても縁を感じました」と感慨深そうに語った。5年前まで毎年家族でグアムかハワイに旅行に行っていたという三浦。だが、「父親がトレーニングを始めるので、僕たち子どもはそのトレーニングに毎回つきあってました」と、三浦にとってグアムやハワイは「砂浜で走って、ホテルのジムでトレーニング」というイメージになってしまったそう。自由に海外旅行ができるようになったら「ハワイでバカンスを楽しみたい」と話した。今回のCMは「人との再会・出会い」をテーマにしているが、三浦が今一番会いたい人は、サッカー選手のペレとのこと。「ペレは、世界のキングです」と興奮気味に語った。
2020年12月21日アーティストの三浦大知が18日(21:08~)、KREVA Official YouTubeチャンネルの生配信「KREVA YouTube Live #8」のスペシャルゲストに登場する。2人はこれまでにも5曲のコラボ曲を発表しており、10年以上お互いを刺激しあってきた“盟友”。今回の生配信では、23日にリリースされるニューシングル「Fall in Love Again feat. 三浦大知」について2人で語るほか、ファンからのコメントにも答えていく予定。KREVAは「色々な企画を用意してお待ちしております!」とアピールしている。自身のYouTubeチャンネルで、MUSIC VIDEO公開や無観客での生ライブ配信、ビートメイク、リリック解説、ファンとのコミュニケーションなどを精力的に行ってきたKREVA。現在続々公開中の「Fall in Love Again feat. 三浦大知」のMUSIC VIDEOをゲストに鑑賞してもらう“リアクション動画”企画も各方面で話題に。KREVA自身が監修し撮影・編集まで行い、女優の川口春奈、声優の宮野真守など豪華メンバーが登場している。
2020年12月17日俳優の故・三浦春馬さんが主演を務める、映画『天外者(てんがらもん)』(12月11日公開)の公開記念舞台挨拶が12日に都内で行われ、三浦翔平、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、筒井真理子、田中光敏監督が登場した。同作は幕末から明治初期を生きた実業家・五代友厚を主人公にしたオリジナル作。武士の魂と商人の才を持ち、薩摩藩士から明治政府役人を経て、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた五代の人生を中心とした歴史青春群像劇となる。坂本龍馬役の三浦翔平は、「春馬とともに、今日は我々皆さんとここにいるので、短い時間ですがよろしくお願いします」と挨拶。「もともと龍馬の役については、春馬とご飯を食べていた時に『今回、天外者という映画で、僕が五代という役をやるんだけど、坂本龍馬を翔平にやってほしいんだ』という話を聞いて」と振り返る。「(出会って)10年以上経ったから、一緒にやりたいねと言ってて、『春馬が言ってくれるんだったら、それはやりますよ。じゃあ正式にオファー待ってます』というところから始まったんです」と明かした。さらに「現場に行けない時、なかなか会えない時に、春馬が『読み合わせしよう』と言ってくれて。サーフィンに行く車の中とか、電話とか、会えない時間があったら作って読み合わせをして、2人でやっておいて現場に入ったという感じですね」とエピソードを披露。「僕の龍馬は春馬がいたからできた龍馬なので、本当に感謝してます」と語った。田中監督も「リハーサルに翔平くんがいない時なんかは、不安になるじゃないですか。そういう時に春馬くんが『監督、大丈夫、安心して。翔平にちゃんとこの雰囲気を伝えて読み合わせしとくから』と言ってくれて」と感謝。「次来た時は完璧に役になって、翔平くんが作ってきてるので、いいコミュニケーションをとって、座長として素晴らしい役目を果たしてくれた。主演・三浦春馬という感じですね」と絶賛する。また高校の同級生であり、夫婦役となった蓮佛も「私も正式にオファーをいただく前、ご飯に行った時におもむろに企画書を取り出して『今度こういうのやるんだけど、やらない?』と言うから、『いつからプロデューサーになったの?』みたいな」と笑顔を見せ、田中監督は「ずっと前から」と一言。田中監督は「本当に配慮の男なんですよ。彼は影でちゃんと支えてくれていた。こういう話を聞くのはこのキャンペーンになってからなんです」としみじみしていた。改めて三浦翔平は「彼はね、もう本当に自分のことよりも、共演者だったりスタッフさんだったり、そういう方たちを自分以上に見て、自分以上に大切にしてる人だったので。常に誰かのことを気にかけて、常に周りのことを見て、誰かが元気なさそうにしたら駆け寄って『どうしたの?』と声をかけるような男。座長としてもだけど、人として本当に素晴らしい男です」と語る。さらに「完成作を見た三浦春馬さんがどんな感想を持つか?」という質問には、「何て言うんだろうな。多分そこにいると思うんですけど、照れてんじゃないですか」とにやり。「幕が開いてみなさんにお届けできたことを誰よりも感謝してると思うし、誰よりも悔やんでるかもしれないし。でもたぶん爽やかな笑顔で『ありがとう』と言ってるんじゃないですか」と予想した。フォトセッション時には、三浦翔平が周りに話しかけて、主演である三浦春馬さんの場所を空けての撮影も。最後にはMCから登壇者の名前が読み上げられた後に、「主演・三浦春馬さんでした!」という紹介がなされた。
2020年12月12日三浦翔平撮影/高梨俊浩12月11日に公開の映画『天外者』。7月に亡くなった三浦春馬さんとの共演を、親友の三浦翔平が振り返った。翔平のデビューからの付き合いだった2人の関係は作品の中にも色濃く反映されている――。■クランクイン前には2人でごはんに三浦春馬さんが全身全霊をかけ挑んだ最後の主演映画『天外者』が、12月11日に公開される。薩摩藩士から実業家となり、日本の新たな時代を切り開いた男、五代友厚を演じた。その友厚と切磋琢磨しながら、志高く生きた盟友の坂本龍馬を演じたのが、プライベートでも親交の深かった三浦翔平だ。「撮影中の春馬は、すごい熱量で五代友厚と向き合っていて、五代とともに人生を過ごしているように見えました。特に龍馬が亡くなり、才助から友厚に名を変えて実業家となった後、自分の病を隠しながら大阪商人の前で演説をする姿には、鬼気迫るものがあって、僕は試写で見たんですけど、その迫力に圧倒されました」ストイックに役作りをするタイプの春馬さんを間近に見てきて、この映画にかける思いはすさまじいものがあったと振り返る。「クランクインする前にふたりでごはんに行ったんですけど、そのときから五代について熱く語っていたし、劇中の殺陣のシーンに関しても入念に動きを確認して。龍馬と背中合わせで戦うシーンがあるんですけど、そこのシーンは納得がいくまでやり続けてました」坂本龍馬役は、今までもテレビや映画などでたくさんの役者が演じてきた歴史上でも人気の高い人物だが、今回は若さあふれる野心に燃えた豪快な龍馬を熱演した。演じる前には龍馬の墓参りもしたという。「クランクイン前に早めに京都に入り、幕末・明治維新期専門の博物館である霊山歴史館や龍馬ゆかりの地をまわりました。お墓には最後に行ったんですけど、どうしても行かなきゃ!っていう思いで向かって、“演じさせていただきます”という報告をしました。資料を読んで頭では理解してたけど、歴史館やゆかりの地を巡ったことで、目で見て触れて深く理解できた部分もあったので、行ってよかったなって思いましたね」■「翔平が龍馬でよかった」ってふたりが出会ったのは、’08年放送のドラマ『ごくせん』第3シリーズ。翔平のデビュー作でもあり、初めてのことで不安ばかりの撮影で支えになったのが春馬さんだった。それからはプライベートでも飲みに行ったり、サーフィンに出かけたりする仲に。親友だからこそ作り出すことのできた才助と龍馬の空気感が、スクリーンからも伝わってくる。「龍馬を題材にしたいろんな作品を見ていたので、その役に引っ張られてしまわないかという不安もあったんですけど、春馬と一緒にやることによって自然と僕の思う龍馬像ができあがっていきました。やっぱり春馬だったから撮れたし、五代が春馬だから、あの龍馬ができたんですよね。春馬からも“翔平が龍馬でよかった”って、撮影後に言われたのがうれしかったな」中盤、船の甲板でふたりだけで語り合うシーンがある。「もうすぐ日本の夜明けじゃ」と龍馬が声を上げ、才助とふたりで目を輝かせながら朝日を眺めるのだが、翔平自身も思い入れの深いシーンとして挙げる。「まさにあのシーンは、ふたりだけで何度も読み合わせをしたシーンなんです。本番直前はふたりともまったく話さなくて……。でもそれがすごく心地よくて。春馬も僕も気持ちが入っていて、監督から一発OKをいただきました。いろんなことがあって打ちのめされた才助の背中を押すために、龍馬が才助をわざと焚きつけることでまた才助のうぬぼれが戻って、日本を変えていこうってお互いの気持ちを確認し合う重要なシーンなんです。あのシーンはセリフも、ふたりの関係性もそうだし、僕の中で一生残るシーンです」ただひとつ心残りなのが、完成した作品を春馬さんと見られなかったことだと話す。今、どんな気持ちで公開を迎えようとしているのか、悲しみをにじませながらも答えた。■……正直、ツライ「春馬と一緒に見たかったですよ。本当だったら今、僕の横に春馬がいて、五代の役作りだったり、あのシーンはどうだったの?とかいろいろ聞きながら取材に答えていたんだろうなって……。でも本当にいい作品だし、みなさんに見ていただきたいので、宣伝しかり舞台挨拶しかり、春馬がいない今、自分にできることは何でもやろうと思いました。……正直ツライですよ、でも映画を見てくださったお客さんにはそういう思いをしてほしくないんです。春馬自身も望んでることじゃないと思うし、彼の意志を受け取ってみなさんには前向きな気持ちになってほしいです。五代や龍馬がそうだったように、よりよい未来に向けて自分は何ができるか少しでも考えていただけるきっかけになればうれしいです。僕も映画が公開されたら、ちゃんと春馬に報告したいと思っています」【コラム1】映画は去年の撮影だったので僕が31歳だったんですけど、坂本龍馬が亡くなったのが33歳。何か感慨深いものがありましたね。龍馬が生きた時代は、国の反目にまわったら命を狙われるわけじゃないですか。だから、ごはん食べてお酒飲んで酔っ払ってなんてできないはずなんですよ。もしかしたら、いきなり扉から刺客が入ってきて、切られるかもしれない。そんな精神状態で生きていくなんて、僕には想像できない。日本を変えるために、命がけで生き抜いた龍馬や五代友厚の偉大さを改めて感じました。【コラム2】僕が思い描く坂本龍馬の魅力は豪放磊落(ごうほうらいらく)で自由、小さなことにこだわらないけどすごく合理的、でもちょっとせっかち。薩摩藩と長州藩に薩長同盟を結ばせたり頭もいいし、行動力がある、そしてまじめにひとつのことに突き進むんだけど、ときにはふわふわしたりするところもあって、いろんな面を持った人だったのかなって思います。そういうところが、今も愛され続けている理由なのかもしれないですね。そういう人柄、すごく魅力的だと思うし、憧れます。【コラム3】7月に息子が生まれました。昔からインタビューで「若いうちに子どもが欲しい」ってよく話してたけど、やっぱり子どもは可愛いですね。赤ちゃんって毎日、顔が変わるから見ていても楽しい。自分自身が変わったこと?まわりからは「穏やかになったね」って言われることが増えました(笑)。自分の中では基本的なところは何も変わってないと思うけど、守るものが増えたっていう責任感が出てきたかな。仕事も今まで以上にもっと頑張らないといけないなって、強く思うようになりました。【コラム4】天外者(てんがらもん)は、鹿児島弁で「すさまじい才能の持ち主」という意味なんですけど、僕のまわりにも天外者は多いですよ。誰っていうよりも、この業界にいる人たちは全員、すさまじい才能の持ち主だと思います。それは役者にかかわらず、裏方の方たちもそうだし……。あとアスリートも音楽家もクリエイターの方も、僕が仲よくさせてもらっている人たちはみんな天外者です。日々、彼らからたくさん刺激をもらってます。『天外者』2020年12月11日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開取材・文/花村扶美ヘアメイク/清水恵美子スタイリング/根岸豪
2020年12月10日三浦春馬さんが近代日本の未来を切り開いた“五代友厚”を演じる『天外者』の完成披露試写会がTOHOシネマズ 六本木にて行われ、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、筒井真理子、田中光敏監督の7名が登壇した。100年以上前に、いまの日本の基礎を作った偉人たちを演じる上で苦労した点や自分なりにこだわった部分について、坂本龍馬を演じた三浦翔平さんは「いろんな先輩方が演じてきた中で、どうしたら僕の色が出せるのかとすごく考えていたのですが、五代友厚演じる三浦春馬くんがいたからこそ、できた龍馬だと思っています」と話す。三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎を演じた西川さんは「これまでの弥太郎は、どちらかというと手段を択ばない非情な部分が描かれてたところが多かったと思うが、でも一代でこれだけのものを作り上げた人なので人間的な魅力があった方、愛嬌というそういった部分を表現しようと思いました」とコメント。「あと、少し体重を増やして臨みました。ちょっと、ぽっちゃりめでした(笑)」と、お茶目に話すと会場の笑いを誘った。筒井真理子、三浦春馬の母役はレディー・ガガの母を参考に!?また、日本の未来を切り開いた凄まじい才能をもった“天外者(てんがらもん)”にして、魅力的な女性たちを惹きつけた“人間=五代友厚”について聞かれた森川さんは、「自分のためではなく、人や国のために尽くす部分がすごく素敵だな思いました。男性として人間としても魅力的です」と大絶賛。筒井さんはそんな五代友厚の母を演じるにあたり「天才の母として、いろんなリサーチをしました。エジソンの母やレディー・ガガの母など。春馬くんの母役を何度かやらせてもらっているが、本番中の物凄い集中力の彼を見ているだけで、本当に天才を見ているようで、そのまま“やす”にさせてもらって、ただ見守るだけで母になれていたんじゃないかなと思います」と三浦春馬さんとのエピソードを話した。「三浦さんとは高校の同級生で、10年前も学園物で一緒だったんです」と明かした蓮佛さんは、「正式に事務所オファーが来る前に、『れんちゃん、この役やってくれない?』って言われたのがこの夫婦役で、本当にうれしかったです」と述懐。森川さんは撮影中のエピソードについて聞かれると、「ほとんど三浦さんとの二人芝居でしたが、かならず演技のあとに一言かけてくれるのが嬉しくて。これからは、人に対して、春馬さんを見習って思ったことを声にしていこうと思いました」と力強く話した。「三浦春馬はここで、本当に素晴らしく最高の演技をしている」と監督そして、三浦春馬さんを“武士の魂と商人の才を持つ男“五代友厚にキャスティングしたことについて、監督は「彼は最近、大人の魅力があって芯がしっかりある。彼にやってもらいたい。彼に対して、あんなに綺麗な大人になれるのか!と思いましたね」とふり返りながら絶賛を惜しまない。最後に、“いま見るべき映画”と謳う本作について三浦翔平さんは、「それぞれいろんな思いを抱えて、この場に立っております。こういう場でお披露目ができていることは本当に嬉しいです」と打ち明ける。「このあと上映を見終わったあとに、いろんな感情がわくと思いますが、どうか彼の熱量と必死に生きた五代友厚の熱量をしっかりと目に焼き付けてほしいです」と熱のこもった声でアピール。監督も「まさしく主演の三浦春馬はここで、本当に素晴らしく最高の演技をしています。そしてここにいる役者の方々、しっかりと主演を支えたその素晴らしい演技も、しっかり見届けてください」と続け、完成披露イベントは幕を下ろした。『天外者』は12月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天外者 2020年12月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2020 「五代友厚」製作委員会
2020年12月01日