2022年5月11日に亡くなったお笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんの妻でものまねタレントの広川ひかるが7日と8日に自身のアメブロを更新。上島さんの誕生日に貰ったプレゼントを公開した。7日のブログで、広川は「まだまだ庭には、雪が残っています」と写真とともに報告。「特に日陰になっているところは、雪が最期まで残る」(原文ママ)と述べ「今日は、日差しもあるから早く溶けて欲しいなぁ」とコメント。「昨日、すでに痛かった体は、バッキバキの筋肉痛です」と明かし「日頃の運動不足を反省しています」とつづった。8日に更新したブログでは「竜ちゃんの誕生日に私の同級生から頂いたアレンジメント 20日も経ったのにまだこんなにキレイです」と上島さんの誕生日に自身の友人から貰った花の写真を公開。「冬場は、お花が長持ちするのはうれしいです」と述べ、ブログを締めくくった。
2024年02月09日異なる個性、スタイルをもつ演奏家が舞台上で共演する東京芸術劇場の人気シリーズ「VS」の第7弾が11月14日(火)に開催される。今回は、ピアニストの河村尚子とアレクサンドル・メルニコフが出演。熱い演奏を繰り広げる。本シリーズは、ふたりのピアニストが、ピアノ・デュオ(2台のピアノ)演奏によって、熱狂的な空間を創造するリサイタル。ここでしか見られない演奏が人気を集めている。河村尚子 (c)Marco Borggreve河村尚子は、ミュンヘン国際コンクールで第2位、クララ・ハスキル国際コンクールで優勝し、ドイツを拠点にウィーン響、バイエルン放送響などにソリストして迎えられた音楽家。2019年秋公開の映画『蜜蜂と遠雷』では主役・栄伝亜夜のピアノ演奏を担当するなど、活動も多岐に渡っており、現在はドイツのフォルクヴァング芸術大学教授も務めている。アレクサンドル・メルニコフ (c)Marco Borggreve河村と共演するのはロシアのピアニスト アレクサンドル・メルニコフ。シューマン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなど主要な国際ピアノコンクールで入賞を果たし、ロイヤル・コンセルトヘボウやライプツィヒ・ゲヴァントハウスなどの数多くの名門オーケストラと共演。古楽器とモダンピアノとを弾き分け、多彩なレパートリー、スケールの大きな表現力をほこるピアニストだ。当日は、ふたりのアイデアによりピアノ1台4手連弾の傑作「シューベルト/幻想曲 ヘ短調 D940」をはじめ、ドビュッシー自身の編曲による1台4手連弾版の交響詩『海』、2台ピアノ作品の金字塔「ラフマニノフ/交響的舞曲」が披露される予定。それぞれ異なるアプローチで楽曲に向き合うふたりの演奏が、ステージ上で重なり合う。トップソリストの共演は多くのファンの注目を集めそうだ。「ぴあ」アプリ限定 割引チケット販売中!芸劇リサイタルシリーズ「VS」Vol.7河村尚子×アレクサンドル・メルニコフ11月14日(火)19:00開演東京芸術劇場 コンサートホール(東京都豊島区西池袋1-8-1)出演河村尚子 (ピアノ)アレクサンドル・メルニコフ (ピアノ)曲目シューベルト/幻想曲 ヘ短調 D940ドビュッシー/交響詩『海』(作曲者による1台4手版)ラフマニノフ/交響的舞曲
2023年10月04日国内外で活躍するジャズ・ヴァイオリニストの寺井尚子が企画と原案を担当し、真琴つばさら宝塚歌劇OGが出演する、初のコラボレーション『ALL THAT ZZJAALL THAT ZZKA(オール・ザット・ズージャ/オール・ザット・ズカ)』。出演者から真琴のほか姿月あさと、湖月わたる、風花舞、そして昨年退団したばかりの天寿光希と晴音アキに本作への意気込みを聞いた。「ジャズの“扉”は開けられても“その先”に進むのが難しいと感じていたところだったので、出演できて嬉しい」と微笑むのは、昨年ジャズを歌うアルバムをリリースしたばかりの真琴だ。姿月も「自分のコンサートでジャズを歌うことは多いのですが、OG公演でシャンソンなどではなく、ジャズだけっていうのはなかなか無いですよね。それだけに、このメンバーでの共演が楽しみです」と話す。一方、ジャズダンスの魅力を「解放感」と表現するのは湖月。「そこにハマってたくさん踊ってきましたが、ジャズの歌のほうはまだまだ挑戦中。本作を通してさらに勉強できたら」と意気込む。「“ジャズ”と聞いて一番印象深いのは、歌劇団に在団中、NY公演(1992年)で踊ったベニー・グッドマン」という風花は、「今回は歌が多いので緊張しますが、寺井さんとご一緒できるのが何より嬉しい」と笑顔を見せる。さらに、意外にも在団中はジャズに触れる機会が少なかったという天寿は「他の組でジャズのシーンがあるとワクワクして観ていました(笑)。憧れの先輩たちからたくさん吸収したいです」と気合い充分。晴音もうなずきながら、「“宝塚とジャズ”ってたくさんの名場面が残っていますよね。退団後はジャズを勉強したいと思っていたので、出演できて夢のよう」と喜ぶ。2人とも在団中は“エトワール”(フィナーレでの独唱)経験者だけに、強力な助っ人となりそうだ。選曲については、「真琴さんたちと『せっかくだからハードルの高い曲に挑戦してみたいですよね』と相談しました」と茶目っ気たっぷりに明かす湖月。「まさかの選曲です」(姿月)、「女性同士でのデュエットも」(真琴)など、気になる発言が飛び出した。「宝塚歌劇出身者の声って独特だなと思うんですよ。そういう声を持った人たちが“ジャズ”という枠で歌ったときに新しいハーモニーが生まれる。ぜひ楽しみにしていてください」と語る真琴。「寺井尚子カルテット」の生演奏と、真琴らのパフォーマンスが融合して贈る新たなステージ。その開幕を楽しみに待ちたい。取材・文:藤野さくら【公演情報】ALL THAT ZZJA ALL THAT ZZKA東京:9/22(金)~9/24(日) 日本青年館ホール大阪:9/29(金)~10/1(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2023年08月01日上島珈琲店から、初夏の期間限定ドリンク「伊豆山葵のミルク珈琲」が登場。2023年5月25日(木)から8月上旬までの期間で提供される。上島珈琲店、伊豆山葵を使った限定「ミルク珈琲」季節限定でラインナップに加わる「伊豆山葵のミルク珈琲」は、濃厚なダブルネルドリップコーヒーとミルクを2:8の黄金比率で合わせた定番カフェオレに、伊豆天城産の本わさびを合わせたユニークなカフェオレだ。ピリッとした後味の本わさびを合わせて濃厚かつまろやかな味わいのカフェオレにピリッとした後味を生む本わさびを加え、仕上げにバニラアイスをトッピング。甘くまろやかなカフェオレと爽やかなわさびが織りなす、上品な和のハーモニーが楽しめる。歴代人気No.1の「オレンジミルク珈琲」も再販また、上島珈琲店の限定「ミルク珈琲」の中でも歴代No.1の人気を誇る「オレンジミルク珈琲」が、2023年も再び登場。バレンシアオレンジの果汁で作るオリジナルシロップを合わせた「ミルク珈琲」に、皮ごと使用したオレンジコンポートをトッピング。ほろ苦く甘酸っぱいオレンジの味わいが印象的な一杯となっている。商品情報上島珈琲店 初夏の期間限定メニュー■「伊豆山葵のミルク珈琲」販売期間:2023年5月25日(木)〜8月上旬価格:R 780円、L 900円※アイスのみ。※一部店舗で価格が異なる。販売店舗:全国の上島珈琲店(一部店舗除く)■「オレンジミルク珈琲」販売期間:5月25日(木)~7月中旬(なくなり次第終了)価格:R 700円、L 820円※アイスのみ。※一部店舗で価格が異なる。販売店舗:全国の上島珈琲店(一部店舗除く)
2023年05月27日2023年5月14日、お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』のInstagramアカウントに1枚の写真が投稿されました。メンバーの上島竜兵さんが亡くなった2022年5月11日から1年が経ち、公開されたのは『ダチョウ倶楽部』の3人が笑顔を向ける写真。写真を見たファンからは、上島さんを偲ぶコメントが多数寄せられました。上島竜兵さんの逝去から1年「あっという間でした」スタッフが撮影した写真を掲載しているという同アカウント。投稿には、上島さんが亡くなってから1年が経った今の想いがつづられています。1年あっという間でした。写真上げたかったのですが、あげられず…この1年、沢山の方に支えて頂きました。ありがとうございます。まだまだ、頑張ります。よろしくお願いします。dachoclub_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る dachoclub_official(@dachoclub_official)がシェアした投稿 大切な人との別れによる、心に残った深い傷は、1年という時間が経ったとしても、まだすぐには癒えないでしょう。それでも、メンバー2人と周囲のスタッフを含めた『ダチョウ倶楽部』チームは「まだまだ、頑張ります」と、今後も歩みを続けていくことを伝えていました。投稿には、さまざまなコメントが寄せられています。・あれから1年ですね…。まだ生きているんじゃないかと思ってます。いや、僕の心にはずっと生き続けてます。これからも頑張ってください。・離れていても『ダチョウ倶楽部』はずっと3人だから。・もう1年か。まだまだ信じられません。3人にはいつも元気をもらっています!これからも楽しみにしています。・泣きました。ずっと忘れません。応援しています。多くの人を笑顔にし、愛され続けている『ダチョウ倶楽部』。たとえ、離れていたとしても、3人の想いはずっとつながっていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月15日2023年5月11日、お笑いタレントのカンニング竹山さんが自身のInstagramを更新。2022年に亡くなった、お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』のメンバー、上島竜兵さんを偲ぶコメントを投稿しました。カンニング竹山「おじさん、元気?」多くのバラエティ番組で共演経験のあった竹山さんと上島さん。一緒に仕事をした後には、お酒を飲みに行くほど親密な関係性でした。上島さんが亡くなって、ちょうど1年となる2023年5月11日。竹山さんは「おじさん、元気?」というコメントとともに、上島さんとのツーショットを公開しました。 この投稿をInstagramで見る カンニング 竹山(@cunningtakeyama)がシェアした投稿 笑顔で写る竹山さんと上島さん。楽しそうな雰囲気から、親しい間柄だったことが伝わってきます。竹山さんの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。・きっと元気にしてますよ!・泣きそう…。1年が経ったんだ…。・天国でも上島さんの代表的ギャグ『くるりんぱ』をしているのかな。生前、たくさんの人を笑顔にさせていた上島さん。今後も多くの人の心の中で生き続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月11日『映画 聲の形』や「けいおん!」の山田尚子監督のオリジナル作品「Garden of Remembrance」が、フランスで開催される世界最古・最大規模のアニメ映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」にて特別上映されることが決定した。空のビール缶・ウィスキーグラスが床に置かれ、部屋の端には画材やエレキギターが並ぶ、少し散らかった「きみ」の部屋。携帯のアラームが鳴って、ぼんやりと起き上がり「きみ」1人の朝が始まる。「ぼく」が好きだったアネモネの花、それは「ぼく」との思い出を繋ぐ大切な花。ある日部屋のクローゼットを開けると「ぼく」との思い出が「きみ」を包み込んでいき…。これは「きみ」と「ぼく」、そして「おさななじみ」との“さよなら”を描く物語――。本作は、アネモネの花をテーマとして、「きみ」と「僕」と「おさななじみ」の3人の感情が揺れ動く様子を鮮麗に描いた、珠玉のハートフルショートアニメーション。制作は「サイエンスSARU」が担当、キャラクター原案は「花のズボラ飯」の作画を手掛けた漫画家・水沢悦子、音楽は「可愛くてかっこいいピチピチロックギャル」として活動するシンガーソングライター・ラブリーサマーちゃんが書き下ろす。なお、本作に加え、日本作品からは『BLUE GIANT』、『THE FIRST SLAM DUNK』、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』などが特別上映される。「Garden of Remembrance」は2023年リリース予定。(cinemacafe.net)
2023年05月08日2023年4月29日、お笑いタレントの有吉弘行さんがInstagramを更新。2022年5月に逝去した上島竜兵さんを中心とした『竜兵会』の集合写真を投稿し、反響を呼んでいます。有吉弘行、『竜兵会』の集まりの写真を公開『竜兵会』のメンバーとして知られている、有吉さん。過去には、『竜兵会』として、バラエティ番組に出演したこともありました。中心メンバーであった上島さん亡き後、会のその後は、多くのファンが気にかけていたところでしょう。今回の有吉さんの投稿に、安堵する声も目立ちます。 この投稿をInstagramで見る 有吉弘行(@ariyoshihiroiki)がシェアした投稿 写っているのは、上島さんと同じ『ダチョウ倶楽部』のメンバーである肥後克広さんや、お笑いコンビ『デンジャラス』の安田和博さん、土田晃之さんら『竜兵会』の主要メンバーたち。有吉さんは、集まりの目的について特につづってはいないものの、『竜兵会』の面々にファンからは「素敵な1枚」「竜兵さんも天国で飲んでいるはず」とコメントが寄せられています。・上島さんが去られてから、もうすぐ1年ですね。ずっとファンでいます。ずっと忘れない!・『竜兵会』だ!あれからもう1年か…早いな。・定期的に『竜兵会』をやった方がいい!上島さんの逝去が報じられた直後、有吉さんを気遣うコメントも多く寄せられていました。あれから1年が経ち、今もこうして『竜兵会』のメンバーが変わりなく笑顔を見せてくれていることが、上島さんのファンにとっても、何よりも嬉しく感じられるものでしょう。『竜兵会』の集まりを喜ぶコメントの多さに、改めて上島さんの人気の高さを実感します。[文・構成/grape編集部]
2023年04月30日上島珈琲店から、期間限定のシーズンドリンク「ミントのミルク珈琲」が登場。2023年4月6日(木)から5月下旬までの期間、数量限定で販売される。上島珈琲店の限定ドリンク「ミントのミルク珈琲」ベースとなるドリンクは、上島珈琲店の代名詞的な人気メニュー「ミルク珈琲」だ。濃厚なダブルネルドリップコーヒー2:ミルク8の黄金比率で仕上げる濃厚でまろやかなカフェオレに、ペパーミントリーフを100%抽出した濃縮ティをブレンド。爽快感あるペパーミントの香りがひろがる、エキゾチックな大人の「ミルク珈琲」となっている。人気の「レモネードソーダ」がグランドメニューにまた、2022年の発売時にも好評を得た「レモネードソーダ」が、同日よりグランドメニューとなって復活。レモンとライチの花から採れるはちみつで仕上げたレモネードに炭酸水を合わせた一杯で、レモンの爽やかな香りと甘酸っぱい味わいが楽しめる。商品情報「ミントのミルク珈琲」販売期間:2023年4月6日(木)〜5月下旬価格:Rサイズ 740円、Lサイズ 860円※アイスのみ。※一部店舗で価格が異なる。販売店舗:上島珈琲店(一部店舗除く)「レモネードソーダ」発売日:4月6日(木)価格:Rサイズ 700円、Lサイズ 820円※アイスのみ。※一部店舗で価格が異なる。販売店舗:上島珈琲店(一部店舗除く)
2023年04月08日2月7日、大手自動車メーカー「スズキ」は社外取締役の候補者として、元陸上競技選手でスポーツキャスターの高橋尚子(50)を選任したと発表した。6月開催予定の第157回定時株主総会での承認を経て、正式決定となる。選任理由について、スズキは「高橋氏はスポーツ分野の第一人者であり、環境や社会貢献などへの取り組みを評価する『ESG』への対応などで知見を発揮してもらいたい」と語った。’00年のシドニー五輪女子マラソンで日本女子陸上史上初となる金メダル獲得という、偉業を達成した高橋。愛くるしいキャラクターもあって大ブレイクし、同年には国民栄誉賞も受賞した。’08年10月の現役引退以降は、マラソン解説者やスポーツキャスターとして数々の番組に出演で活躍。途上国の子供たちへの慈善活動などにも積極的に参加していた。“Qちゃん”の愛称で日本中から親しまれた高橋だが、あまり公言してない趣味があった。16年7月下旬、高橋が向かったのは、なんと千葉市内にある当時の自宅から10キロほど離れたパチンコ店。午前11時半ごろに入店すると、大きなマスクで顔を隠したまま、ホラー小説『リング』の台の前へ。黙々と打ち始めるやいなや10分ほどで大当たりを引くと、2時間後にはなんと “ドル箱”が14箱も積み上げられるほどに。その後はトイレ休憩以外、食事もとらずに黙々と打ち続ける。そして、午後8時頃にマネージャーも務める恋人男性が車で迎えに来ていたが、大当たり中だったからなのか、そのまま続行。結局、終わったのは午後10時40分ごろで、すでに他の客はすべて帰っていた。ぶっ通しで11時間もパチンコを打ち続けたその翌日、本誌が直撃すると、「月に何回かしか行かないです。昨日は休みだったので……あくまで息抜き(苦笑)」と明るく答えていた。現在、日本オリンピック委員会の理事や日本陸上競技連盟の常務理事も務めている高橋。社外取締役への選任も今回が初めてではなく、昨年6 月には、’19年からスポンサー契約を締結していた「スターツコーポレーション株式会社」の社外取締役にも就任が決定していた。激務の疲れをひそかにパチンコで癒やしているのかも?
2023年02月10日「聞いてないよォ!」など数々の定番ギャグで知られるお笑い芸人の上島竜兵さん(享年61)が亡くなって、半年が過ぎようとしている。今年5月に伝えられた彼の急逝は、全国に衝撃をあたえた。急逝の理由はいまだ判然としないが、残された肥後克広(59)、寺門ジモン(60)の二人によるダチョウ倶楽部は活動を続けている。本誌は上島竜兵さんの故郷・神戸市で、小中学校のころ上島さんとよく一緒に遊んだという同級生のAさんに話をきく機会を得た。「訃報の後は、同級生や、担任の先生と会う機会が増えました。みんな気になるんだと思います。『竜兵はぼくら同級生の中では一番の出世頭。全国区の人気者になった。なんでああいう死に方をせなあかんかったんや……」とみんな言います。でも最後には『そんなん俺らにわかるわけないやんな』と沈黙してしまう。そんな感じが続いています」少年時代の上島さんについて聞くと、こう答えてくれた。「普段はおとなしくて、どちらかというと“いじられキャラ”でした。口数がすくない分、突然のアクションで爆笑をとる感じ(笑)。道路でひからびたイモリを見せて、冗談で『これを食べると忍術が使えるようになるらしいで』と竜兵にみせると、『ほんま?』といって、一気にパクッと口に……。すぐに『うぇーっ』っと吐き出しましたが、まさか本当に口にいれるとは。あの時はこちらの方が驚きました。また、竜兵がのどに効く粉を口にふくんで息を吐くと、白い煙のように粉が出て、火を吐く怪獣みたいでかっこいいんだ、とみせてくれたことがありました。大ウケだった竜兵が気を良くして口に粉をため込み過ぎると、粉は口のなかで固まって、息を吹いても出てこない。竜兵は涙目になって、さらに爆笑が起こっていました。僕たちは、こんな小学校のころの日常が、彼のお笑いの原点じゃないかと思っています」当時の子供らしいエピソードの数々は、ダチョウ倶楽部のコントの一場面のようで、どこか笑えてしまう。全国区の人気者となった上島さんとAさんの再会のチャンスは2003年にやってきた。小学校の同窓会が行われたのだが……。「この時は、『仕事でいけない』と連絡がきました。残念でしたが、本当にいつもテレビに出ていましたからね。そして、次の同窓会はみんなが還暦になった2021年にやろうということで計画を進めていたんです。しかし、コロナで中止になってしまいました。この時は竜兵も来てくれると言っていたのに……。本当に残念で仕方ありません。勝手な考えですが、もしコロナがなくて、去年の還暦の同窓会が予定どおり開催されていたら、竜兵は絶対に死んでなかったと思うんです。地元の連中に囲まれて思い出話をするだけでも心が少しは晴れたはず。他には言えへん悩みでも、僕らには言えることがあったんとちがうかなとか、僕らやからこそ元気づけたり、励ましたりできたんとちがうかなと。そう思うと残念で、くやしくて……」Aさんたちは、いまも次の同窓会を計画しているという。「“竜兵を偲ぶ会”みたいになると思います。会のはじめに黙祷をしてから、そのあとは、みんなで竜兵の思い出話をいっぱいしようや!と言っているんです。あいつは、あんまりしゃべらへんやつやったけど、しでかしたことはいっぱいあるんです(笑)。同級生の誰もが、竜兵について、話したくてしかたないエピソードを、ひとつやふたつはもってますから。同級生みんなが、笑い声を天国の竜兵に届ける、そんな同窓会になればいいなと思っています」■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年12月10日長編アニメーション映画『きみの色』が、2024年8月30日(金)に公開される。監督は山田尚子、脚本は吉田玲子。『映画 聲の形』山田尚子監督の新作映画映画『きみの色』は、『映画 聲の形』「けいおん!」「平家物語」などを手掛ける山田尚子が監督を務める新作映画。思春期の少女たち、それぞれが向き合う自立、葛藤、恋の模様を、“音楽×青春”というテーマを通じてまるで絵画のように美しい映像で描写する長編アニメーション作品だ。“感情の色”が見える少女の恋と青春物語の主人公は、長崎市内のミッション・スクールに通う高校生の少女・トツ子。人の感情が「色」として見える、不思議な能力を持っている。友達や家族の「色」を暗くしないため、気を遣い、空気を読み、その場を取り繕うようなウソをついてしまう彼女。そんなトツ子が、美少女のきみと、音楽好きのルイとともにバンドを組むことになる。主人公・日暮トツ子…鈴川紗由長崎市内の全寮制ミッションスクールに通う高校生。子供の頃から嬉しい色、楽しい色、穏やかな色など人が「色」で見える。唯一、自分自身の「色」だけは見えない。きみ、ルイと組んだバンドでピアノを担当。作永きみ…髙石あかりトツ子と同じ学校に通っていたが突然中退してしまった、美しい色を放つ少女。学校に行かなくなってしまったことを同居する祖母に打ち明けられていない。毎日学校へ行くふりをしながら古本屋でアルバイトをしている。トツ子とバンドを組むことになり、ボーカル、ギターを担当する。影平ルイ…木戸大聖街の片隅にある古書店で出会った音楽好きの少年。トツ子とバンドを組む。母に医者になることを期待されているが、隠れて音楽活動をしている。物語のキーマンに新垣結衣また、物語のキーマンであるシスター日吉子役は、映画『正欲』『違国日記』など話題作への出演が続く新垣結衣が声優として出演する。シスター日吉子…新垣結衣トツ子が通う学校のシスター。同校の卒業生でもあり、生徒たちにとっては良き相談相手。トツ子、きみ、ルイの3人を導く。トツ子のルームメイトに声優初挑戦のやす子、悠木碧や寿美菜子百道さく…やす子トツ子が住む寮のルームメイト。温かみのある優しい自然色を放つことから“森の三姉妹”とトツ子が勝手に名付けたうちのひとり。大らかで芯が強い。食いしん坊。七窪しほ…悠木碧“森の三姉妹”のうちのひとり。明るくておっとりした性格。ちょっぴり変わったものが好き。八鹿スミカ…寿美菜子“森の三姉妹”のうちのひとり。一見近寄りがたそうだが、友達思いのギャル。モノマネが上手い。作永紫乃…戸田恵子きみと2人で暮らす祖母。きみが退学したことをまだ知らない。脚本は吉田玲子&最強のスタッフが集結映画『きみの色』には、最強のスタッフが集結。脚本は、『猫の恩返し』「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「若おかみは小学生!」の吉田玲子が担当。監督の山田尚子とは、「けいおん!」シリーズ以降、幾度となくタッグを組んでいる。音楽は、『映画 聲の形』『リズと青い鳥』や、「チェンソーマン」のサウンドトラックを担当する作曲家・牛尾憲輔。企画・プロデュースは、『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』など新海誠作品を手掛けたSTORY inc.、制作・プロデュースは、『夜は短し歩けよ乙女』や「平家物語」のサイエンス SARUが担う。アヌシー国際アニメーション映画祭に出品なお、映画『きみの色』はアヌシー国際アニメーション映画祭2024の長編コンペティション部門へ出品。山田尚子にとっては、2017年の『聲の形』、2018年の『リズの青い鳥』に続き、同部門への3度目の出品となる。アニメ映画『きみの色』あらすじわたしが惹かれるのは、あなたの「色」。 高校生のトツ子は、人が「色」で見える。嬉しい色、楽しい色、穏やかな色。そして、自分の好きな色。友達や家族の「色」を暗くしないため、気を遣い、空気を読み、その場を取り繕うようなウソをついてしまう。そんなトツ子は、街の片隅にある古書店で出会ったとても美しい色を放つ美少女・きみと、音楽好きの少年・ルイの3人でバンドを組むことに。離島の古教会でバンド練習を重ね、音楽で心を通わせていく3人のあいだにはやがて、友情とほのかな恋のような感情が生まれ始める。周りに合わせ過ぎたり、ひとりで傷ついたり、自分を偽ったり。やがて訪れる学園祭、そして初めてのライブ。会場に集まった観客の前で見せた3人の「色」とは。【詳細】アニメ映画『きみの色』公開日:2024年8月30日(金)監督:山田尚子脚本:吉田玲子出演:鈴川紗由、髙石あかり、木戸大聖、新垣結衣、やす子、悠木碧、寿美菜子、戸田恵子音楽:牛尾憲輔キャラクターデザイン・作画監督:小島崇史キャラクターデザイン原案:ダイスケリチャード企画・プロデュース:STORY inc.制作・プロデュース:サイエンス SARU製作:「きみの色」製作委員会
2022年12月06日「けいおん!」シリーズの山田尚子監督と脚本・吉田玲子がタッグを組んだ完全オリジナルアニメーション映画『きみの色』の製作が決定。スーパーティザーPVが公開された。長崎市内のミッション・スクールに通う高校生の少女・トツ子は、人の感情が「色」として見える。友達や家族の「色」を暗くしないため、気を遣い、空気を読み、その場を取り繕うようなウソをついてしまう。そんなトツ子は、街の片隅にある古書店で出会ったとても美しい色を放つ美少女と、音楽好きの少年とバンドを組むことになる――。京都アニメーション作品『映画けいおん!』『映画 聲の形』を手掛ける山田尚子監督は、些細な日常を瑞々しく鮮やかに描く稀有な映像センスと、小さな心の揺れ動きさえ表現していく繊細な演出で、全世界から最も脚光を浴びるアニメーション監督の一人。待望の最新作となる『きみの色』のテーマは、山田監督が最も得意とする思春期の青春。少女たちそれぞれが向き合う自立、葛藤、恋の模様が、まるで絵画のような美しい映像で描かれる。脚本は、スタジオジブリや京都アニメーションの作品を手掛け、山田監督とは「けいおん!」シリーズ以降、幾度となくタッグを組んできた吉田玲子。音楽は『映画 聲の形』「チェンソーマン」のサウンドトラックを担当する作曲家・牛尾憲輔。企画・プロデュースは『君の名は。』『すずめの戸締まり』など新海誠作品を手掛けた「STORY inc.」が担当する。また、山田監督と共に伝統美と最先端の演出を組み合わせた「平家物語」を生み出し、日本を代表するアニメーションスタジオとなった「サイエンスSARU」が制作・プロデュースを担う。スタッフコメント▼監督・山田尚子人の外側と内側、そこから生みだされるそれぞれのかたちを描いてみたいというところから「きみの色」は始まりました。人はきっと、その時向いている方向に進んでいくわけで、それが前であっても後ろであってもどちらでも成り立っていくと思うのですが、できれば前に進んでいきたい。音楽を通じてお互いに共鳴していく主人公たちの、やわらかく力強い足取りを描いていきたいと思っています。吉田さんの書かれる彼らの物語はとてもやさしく、そしてとてもチャーミングです。悩んだり、何かを変えようとするときに起こる摩擦は、これからを切り開いていくためのとても大切な成長痛であって、その痛みがそれぞれの人が放つ色になっていくのかなと思うのです。たくさんの色が出会って、混ざり合った先にはどんな色の世界が待っているのでしょう。絵具を混ぜるパレットのような、または光を集めて分散させるプリズムのような、そんな物語を描いていきたいと思っております。よろしくおねがいいたします。▼脚本・吉田玲子『きみの色』は、山田監督の「こういうことやりたいなぁ、こういう子たちを描きたいなぁ」というメモをいただいて、そこから脚本を作り始めました。《色が見える女の子》というのは山田監督のアイディアで、すごく映像的で面白いなと感じました。山田監督の作品は、登場人物たちがおずおずと手と伸ばし扉を開いていくような感じがあって、今回もその感覚を大切にしました。そこにある世界と、自分。そこにある現実と、自分。触れると痛いような傷ついてしまうようなものの中で、楽しさや愛しさや生命力を見出していくことを意識しながら書きました。繊細な心模様と、そこに寄り添うような監督の演出を今回もとても楽しみにしています。『きみの色』はある意味、原点に戻ったようでもあり、今までの集大成的な面もありながら、さらに新しく踏み出していけるような作品になるのではないかと思っています。光の当たり方によって、濃く見えたり、淡く見えたりはしますが、誰もが自分の『色』を持っていると思います。観てくださった方が、それぞれの『色』を愛おしく思えるような映画になっていると、うれしいです。『きみの色』は2023年秋、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2022年12月03日『映画けいおん!』『映画 聲の形』などを手掛けた山田尚子監督による最新オリジナル長編アニメーション映画『きみの色』の制作が発表された。2023年秋に劇場公開予定の本作のテーマは、山田監督が最も得意とする思春期の青春。少女たちそれぞれが向き合う自立、葛藤、恋の模様が、まるで絵画のような美しい映像で描かれる。脚本を務めるのは、スタジオジブリや京都アニメーションで数々の作品を手掛け、山田監督とは「けいおん!」シリーズ以降幾度となくタッグを組む吉田玲子。音楽は『映画 聲の形』『リズと青い鳥』など山田監督作品のほか、話題作『チェンソーマン』のサウンドトラックを担当する作曲家・牛尾憲輔が手掛ける。企画・プロデュースは日本映画史に残る金字塔『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』など、新海誠作品を手掛けたSTORY inc.、そして『夜は短し歩けよ乙女』で第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞などを受賞、最近では山田監督と共に伝統美と最先端の演出を組み合わせたテレビアニメ『平家物語』を生み出し、日本を代表するアニメーションスタジオとなったサイエンスSARUが制作・プロデュースを担う。本作は「人の外側と内側、そこから生みだされるそれぞれのかたちを描いてみたいというところから始まった」と山田監督は明かす。そして吉田が山田監督の描きたい内容を聞き、脚本を作り始めた。吉田は「《色が見える女の子》というのは山田監督のアイディアで、すごく映像的で面白いなと感じました。繊細な心模様と、そこに寄り添うような監督の演出を今回もとても楽しみにしています。」と本作に期待を寄せる。また、脚本に対して「吉田さんの書かれる彼らの物語はとてもやさしく、そしてとてもチャーミング」という印象を持つ山田監督は「音楽を通じてお互いに共鳴していく主人公たちの、やわらかく力強い足取りを描いていきたい」と作品完成へ向けて抱負を語っている。<コメント>■山田尚子監督人の外側と内側、そこから生みだされるそれぞれのかたちを描いてみたいというところから『きみの色』は始まりました。人はきっと、その時向いている方向に進んでいくわけで、それが前であっても後ろであってもどちらでも成り立っていくと思うのですが、できれば前に進んでいきたい。音楽を通じてお互いに共鳴していく主人公たちの、やわらかく力強い足取りを描いていきたいと思っています。吉田さんの書かれる彼らの物語はとてもやさしく、そしてとてもチャーミングです。悩んだり、何かを変えようとするときに起こる摩擦は、これからを切り開いていくためのとても大切な成長痛であって、その痛みがそれぞれの人が放つ色になっていくのかなと思うのです。たくさんの色が出会って、混ざり合った先にはどんな色の世界が待っているのでしょう。絵具を混ぜるパレットのような、または光を集めて分散させるプリズムのような、そんな物語を描いていきたいと思っております。よろしくおねがいいたします。■吉田玲子『きみの色』は、山田監督の「こういうことやりたいなぁ、こういう子たちを描きたいなぁ」というメモをいただいて、そこから脚本を作り始めました。《色が見える女の子》というのは山田監督のアイディアで、すごく映像的で面白いなと感じました。山田監督の作品は、登場人物たちがおずおずと手を伸ばし扉を開いていくような感じがあって、今回もその感覚を大切にしました。そこにある世界と、自分。そこにある現実と、自分。触れると痛いような傷ついてしまうようなものの中で、楽しさや愛しさや生命力を見出していくことを意識しながら書きました。繊細な心模様と、そこに寄り添うような監督の演出を今回もとても楽しみにしています。『きみの色』はある意味、原点に戻ったようでもあり、今までの集大成的な面もありながら、さらに新しく踏み出していけるような作品になるのではないかと思っています。光の当たり方によって、濃く見えたり、淡く見えたりはしますが、誰もが自分の『色』を持っていると思います。観てくださった方が、それぞれの『色』を愛おしく思えるような映画になっていると、うれしいです。『きみの色』スーパーティザーPV<作品情報>『きみの色』2023年秋 全国公開監督:山田尚子『映画 聲の形』『リズと青い鳥』『けいおん!』『平家物語』脚本:吉田玲子『猫の恩返し』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『若おかみは小学生!』音楽:牛尾憲輔『映画 聲の形』『チェンソーマン』企画・プロデュース:STORY inc.『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』制作・プロデュース:サイエンス SARU『夜は短し歩けよ乙女』『映像研には手を出すな!』『平家物語』
2022年12月03日UCC上島珈琲株式会社は、『上島珈琲店』の名を冠した家庭用レギュラーコーヒーの豆、ワンドリップ、粉製品を2022年3月に発売しました。この『上島珈琲店』を無料で試飲できるポップアップイベント「STORY OF THE REAL COFFEE SHINSAIBASHI」が、2022年11月12日(土)・13日(日)に大阪・心斎橋にて実施されます。専門店の本格コーヒーが自宅で楽しめる『上島珈琲店』UCCグループが全国に展開する、こだわりのコーヒーと心地よい空間を提供するコーヒー専門店『上島珈琲店』。UCCグループが創業から約90年にわたって培ってきた知識や技術を結集した、本格的な一杯が味わえるお店です。2022年3月には、そんな『上島珈琲店』のこだわりの一杯が手軽に味わえる、家庭用レギュラーコーヒーの発売を開始。豆、ワンドリップ、粉の3カテゴリーで展開され、飲用シーンや持っている器具を問わず、誰でも本格的なコーヒーを楽しめる製品として人気を集めています。ラインアップは、『上島珈琲店』にまつわる「創業」「産地」「焙煎」「抽出」「シーン」の5つの“ストーリー”をイメージしたブレンドコーヒー全5種類。パッケージ表面には、ストーリーを表現した書き下ろしのオリジナルイラストが採用され、裏面にはそれぞれに込められたストーリーや味覚が表記されています。表参道で開催した人気ポップアップイベントが、大阪で初開催!本製品を発売した3月には、東京・表参道で、ポップアップイベント「STORY OF THE REAL COFFEE OMOTESANDO」が開催され、多くの人々が訪れました。今回は、第2弾として、大阪でのポップアップイベントを実施。人気エリア・心斎橋において、2022年11月12日(土)・13日(日)の期間限定で「STORY OF THE REAL COFFEE SHINSAIBASHI」として開催されます。本イベントでは、『上島珈琲店』を無料で試飲可能。「創業」「産地」「焙煎」「抽出」「シーン」の5つの“ストーリー”をイメージしたラインアップの中から、好きな一杯を楽しめます。会場では、挽きたてのコーヒー豆をドリップ抽出した、淹れたてのコーヒーをオリジナルのペーパーカップで提供。ペーパーカップは全5種類で、試飲するラインアップごとに異なるイラストです。ハズレなしのガチャ企画や、来場者全員へのワンドリップコーヒー1杯分プレゼントも!さらに、指定ハッシュタグ「#おうちで楽しむ上島珈琲店」を付けて、オリジナルペーパーカップや店内のイラストの写真をSNSに投稿することで、豪華賞品が当たるガチャに参加できるキャンペーンも実施。賞品は、1等が家淹れコーヒースターターキット、2等が銅マグカップ(S)、3等がフレッシュキューブ(1杯分のレギュラーコーヒー)。ガチャはハズレなしとなっており、1等~3等の賞品いずれかが必ず当たります。また、来場した全員に、『上島珈琲店』のワンドリップコーヒー1杯分もプレゼント。自宅でも『上島珈琲店』の本格的な味わいを楽しめます。【イベント実施概要】・イベント名:「STORY OF THE REAL COFFEE SHINSAIBASHI」・日時:2022年11月12日(土)〜11月13日(日)10:00~19:00・場所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目2-14・アクセス:御堂筋線・長堀鶴見緑地線 心斎橋駅4番出口から徒歩1分・実施内容:(1)『上島珈琲店』のコーヒーの試飲体験(2)WEB CMの上映(3)SNS投稿キャンペーン(4)ワンドリップコーヒー1杯分プレゼント※試飲用コーヒー、キャンペーン賞品、プレゼント用コーヒーはなくなり次第、終了となります。※イベントの詳細は、公式サイトからご確認いただけます。朝、目覚めたての一杯や、ちょっと一息つきたいときの一杯。カフェに行かずとも自宅でおいしいコーヒーが味わえれば最高ですよね。関西に住むコーヒー党の皆さん、11月第2週の週末は心斎橋でコーヒーを味わってはいかがでしょうか。【参考】※公式サイト
2022年11月04日UCCグループで外食事業を担当するユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社(本社/兵庫県神戸市、社長/川野 浩司、略称/UFS)は、主力業態の「上島珈琲店」を、ペットフレンドリーなコラボレーションストア「PET PARADISE×上島珈琲店」として、2022年10月20日(木)、「ふかや花園プレミアム・アウトレット」(埼玉県深谷市)にオープンします。店舗外観店舗内観(1)店舗内観(2)上島珈琲店は“失われつつある日本の喫茶文化を大切にした懐かしく温かで、しかしかつて何処にもなかった大人のための珈琲店”をコンセプトとしたUFSの主力業態です。2003年6月18日に東京・神田神保町に1号店をオープンして以来、UCCグループが創業から80余年の永きに亘り培ってきたコーヒーへのこだわりと技術のもと、おいしいコーヒーと心地よい空間を提供してきました。~ペットと一緒に過ごす、地域の憩いの場~上島珈琲店として国内144店舗目となる『上島珈琲店 ふかや花園プレミアム・アウトレット店』は、約10年ぶりに新しく誕生するプレミアム・アウトレットに、「PET PARADISE」とコラボレーションした、ペットフレンドリーな店舗としてオープンします。「ふかや花園プレミアム・アウトレット」のコンセプトのひとつである「ペットに優しい」に共感し、ペットと一緒に楽しく過ごしていただける、地域から必要とされる店舗を目指して計画しました。同店では、ペットと一緒に飲食を楽しんでいただけるカフェスペースを設けており、ペットとともに快適に滞在いただけるほか、隣接された「PET PARADISE」にて、ペットのファッションやグッズの販売を行っています。毎朝のペットとのお散歩の途中に立ち寄り、休憩をしていただけるような空間であり、ペットをお連れになられたお客様同士で新しいコミュニケーションが生まれる憩いの場を目指しています。■店内のご案内 ~5つのエリアご説明~(1) Terrace Area・・・中型・大型のペットとも気兼ねなくご利用いただける広々としたテラス席のエリアです。(2) Living Area・・・ペットとの時間をゆっくり過ごされたい方におすすめのエリアです。外の景観を楽しみながら、オリジナルソファにてペットと一緒におくつろぎいただけます。(3) One Self Area・・・お一人でご利用の方でもペットとともにゆったりとくつろいでいただけるエリアです。(4) Authentic Area~Cafe With a pet~・・・ペットとともに従来の上島珈琲店のアイデンティティを楽しんでいただけるエリアです。携帯やPCの電源・ケーブル関連の制限し、設置場所を工夫するなど、ペットの安全を考慮しています。(5) Authentic Area~No pets allowed~・・・ペットが苦手な方でもご使用いただける、ペット利用禁止のエリアです。段差をつけたスキップフロアに設計されており、コーヒーをゆったりと楽しめる優雅な空間です。ドリンクメニューは、上島珈琲店のこだわりであるネルドリップで抽出したブレンドコーヒーをはじめ、上島珈琲店独自のダブルネルドリップコーヒーを使用した『ミルク珈琲』、季節限定のドリンク、お子さまにもお楽しみいただけるキッズ用ドリンクメニューをご用意しています。また、やわらかなロースカツとシャキシャキのキャベツを合わせ、粒マスタードで全体の味を引き締めたボリューム感のある『上島珈琲店のカツサンド』や、サクッと香ばしく焼き上げたイギリスパンに、トマト、オニオン、ピーマン、ベーコン、2種類のチーズをトッピングして焼いた、ジューシーな『ピザトースト』など、こだわりをたっぷり詰めこんだフードメニューもお楽しみいただけます。『上島珈琲店 ふかや花園プレミアム・アウトレット店』概要○店舗名 :上島珈琲店 ふかや花園プレミアム・アウトレット店○所在地 :〒369-1244 埼玉県深谷市黒田169(関越自動車道「花園IC」より約1.5km)○開店日 :2022年10月20日(木) グランドオープン○営業時間:10:00~20:00○店舗面積:33坪 36席+テラス23席(全席禁煙)※テラス席は増減になる可能性がございます。○メニュー例(税込):【コーヒー】ネルドリップブレンドコーヒー(ホット):R¥530 L¥610ミルク珈琲(無糖)(ホット) :R¥570 L¥690ミルク珈琲(黒糖)(ホット) :R¥600 L¥720【フード】上島珈琲店のカツサンド:単品¥750ピザトースト :単品¥640※表示価格は、イートイン・テイクアウト共通です。■関連URL▼上島珈琲店: ▼上島珈琲店が取り組むサステナビリティ: ▼上島珈琲店公式オンラインショップ: ひと粒のコーヒーやその可能性にかける想い。その想いを世界中の人々に届けたい。そして、より良い世界をつくっていきたい。そんな私たちUCCグループからのメッセージが込められています。【本件に関する一般のお客様からのお問い合わせ先】ユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社 お客様担当〒650-0046 神戸市中央区港島中町7-7-7<WEB> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月19日ピアニスト河村尚子が、「シューベルト プロジェクト」の第2夜を開く[9月13日(火)紀尾井ホール]。シューベルト晩年のソナタ4曲を2回に分けたリサイタル。今年3月に続く今回は第20、21番の傑作2曲を軸に3曲の小品を組み合わせた。「晩年のソナタは音楽的にもドラマ的にも充実していますし、インテンシヴな瞬間がある、メッセージとしてすごい強い音楽です。病気に悩まされた晩年の苦しみや孤独が伝わってくるのを感じます。愛に憧れて、でも応えてもらえなかったシューベルト。孤独を感じることは誰にもありますが、シューベルトのように、それを音で表現した、〝孤独な音楽〟というのは多くありません。それが聴衆の心を摑むのだと思います」シューベルトを〝歌曲王〟のイメージで考えると、つい旋律に目が向くが、それだけではないという。「ものすごく挑戦的な和声を使っていたりするんですね。とても穏やかだったところで、えっ、こんな和声を使うの?という、突然すごく落胆するような表現をする。そこがスパイスになっているのがシューベルトの聴きどころだと思います。旋律の美しさだけではないのです」2018年から2年間、全4回のリサイタルで集中的にベートーヴェンと向き合った。その経験から、あらためて見えてきたシューベルト像もある。「晩年のシューベルトが、ベートーヴェンの作品から受けた刺激を、より意識するようになりました。たとえば調性。シューベルトの第20番はベートーヴェンの作品101(第28番)と同じイ長調。第21番と《ハンマークラヴィーア》(第29番)は変ロ長調です。3月の第1夜で弾いた第18番はピアノ協奏曲第4番と同じト長調で、始まり方もそっくり。シューベルトが、『ベートーヴェンは素晴らしい。でもここに僕がいるんだ!」とアピールしているのを感じます。あとは弾き方ですね。アーティキュレーションとかペダルとか。ロマン派に振り分けがちですが、より古典的な要素を持っているのを感じるようになりました」取材では、「シューベルトのことを話せてうれしい」と作曲家への愛を丁寧に語ってくれた。シューベルトに必要なのは、自然な声で歌える範囲の表現と、弦楽合奏をイミテーションしながら作る広がりのある音色だという。6年後の2028年には生誕200年を迎えるシューベルト。そのカウントダウンを彼女のコンサートから!第1夜を聴き逃した人もまだ間に合う。(宮本明)
2022年08月08日お笑い芸人トリオ『ダチョウ俱楽部』のメンバー、上島竜兵さん逝去という衝撃的なニュースが日本中を駆け巡った、2022年5月11日。著名人はもちろん、SNS上でも「ショック」「さびしい」など、上島さんを悼む声が相次ぎました。キンライサー、上島竜兵さんを追悼上島さんの訃報からおよそ1か月が経った、同年6月13日。『ダチョウ俱楽部』をCMに起用していた株式会社キンライサーは、亡くなった上島さんを追悼するウェブサイトと、CMの総集編動画をYouTubeで公開しました。「押すなよ」や「どうぞどうぞ」など、『ダチョウ倶楽部』のネタが豊富に盛り込まれた同CM。特設されたウェブサイトで、キンライサーのスタッフは次のようにコメントしています。上島竜兵さん、ありがとうございました。「絶対に押すなよ!」この一言で、どれだけ多くの人が笑顔になれたでしょうか。世の中のお湯を途切れさせることなく日本中を元気づけていきたい。そんな想いの中、私たちキンライサーは5年に渡り、上島竜兵さん、そしてダチョウ倶楽部の皆さんと共に歩んできました。ご遺族の方、ダチョウ倶楽部メンバーの皆さん、所属事務所の方々と話合いの上、上島さんと歩んできた記録をしばらくの間映像としてこちらに残させていただきます。本当にありがとうございました。キンライサーーより引用また、キンライサーはYouTube動画の概要欄にも想いをつづっていました。3人のかけがえのない仲間と過ごしてきた長い歳月、その伝統芸で日本中を笑顔にしてきたこと、そして私たちキンライサーのスタッフにも気さくに声をかけていただき、一緒に盛り上げていただけたことは本当に貴重な財産であり、心から感謝したいと考えております。この動画で爆笑することは難しいかもしれませんが、泣き笑いでも、くすくすとした笑い声でも、日本中の笑顔が上島さんに届くことを祈っております。株式会社キンライサーキンライサーーより引用約5年間、『ダチョウ倶楽部』のメンバーと関わり、上島さんたちを間近で見ていたからこそ、込み上げるものがあったのでしょう。「ご遺族、ダチョウ倶楽部メンバーのみなさん、所属事務所の方々と話合いの上、追悼映像をしばらくの間残します」と、動画の公開に至った経緯を明かしていました。キンライサーのスタッフたちの想いに、感動と感謝の声が上がっています。・CMの総集編を制作したキンライサーさんに感謝します。本当にありがとう。・心が温かくなりました。ずっと上島さんが出ているCMを使ってほしい!・泣ける…。キンライサーさんの決断に感謝です。キンライサーのスタッフが祈った通り、日本中の笑顔は、きっと上島さんの元へ届いているはずです。[文・構成/grape編集部]
2022年06月14日5月20日に放送されたドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)に、上島竜兵さん(享年61)が登場した。その在りし日の姿が、ネットで反響を呼んでいる。上島さんが亡くなったのは、今月11日のこと。早すぎる死を悼む声がいまだに止まないなか、20日の『ミタゾノ』には生前の上島さんの姿があった。劇中で上島さんが演じたのは、「両親がいない」という理由で結婚を断られることを懸念した男性の用意した“レンタルお父さん”。TOKIOの松岡昌宏(45)演じる、主人公の家政婦・三田園薫に「お早いお戻りでしたね」と声をかけられると、持ち芸の“くるりんぱ”を披露するという一幕もあった。そして、ドラマの最後には「本作にご出演頂いた上島竜兵さんが 5月11日にお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げますと共に 心よりご冥福をお祈りいたします」と上島さんへの追悼コメントも流れた。上島さんの“サプライズ出演”は、瞬く間にネットで大きな話題に。Twitterでは「上島竜兵」がトレンド入りし、さらにこんな声が上がっている。《ふいに登場した上島さんに感情を持っていかれてしまった。演技をしてるんだけど「くるりんぱ」もしてくれて…最後のテロップでしんみりしてしまった》《元気な上島さんが見れてちょっと嬉しいのともう見れない寂しさで感情がぐちゃぐちゃになってる》《家政夫のミタゾノで上島さん見れて、笑いもあって良かった》
2022年05月21日今月11日、突然の訃報に日本中が悲しみに包まれた。’85年のダチョウ倶楽部結成以来、数々のリアクション芸でお茶の間をにぎわせてきた上島竜兵さん(享年61)とのお別れには、あまりにも早すぎる……。哀悼の意を表して、みんなから愛され続けた芸人人生を写真で振り返ります。【’93年】長年務めたアートネイチャーの新CM発表会。「聞いてないよォ」などの定番ギャグもCM内で何度も登場。【’93年】ムッシュムラムラセクシー美女を前に楽しそうな3人。「流行語大賞」銀賞受賞やレコードデビューなどマルチに活躍。【’94年】のちに結婚する広川ひかるとの交際発表会見にて。肥後克広と寺門ジモンからの祝福に笑みがあふれる。【’94年】結婚披露宴でも全力芸を。コロナ禍にあらためて妻の存在に感謝するほど、仲むつまじい夫妻だった。【’94年】『24時間テレビ』のチャリティーランナーを務めたことも。3人で交代しながら100キロを完走した。【’10年】ヤー!!“脱ぐ”のも鉄板ギャグのひとつ。竜兵会のなかでもとくにかわいがっていた有吉弘行、土田晃之らと。【’12年】どうぞどうぞ公私ともにいつも一緒に過ごしていた志村けんさん(享年70)と上島さん。きっと天国で再会していることだろう。【’14年】くるりんぱ!芸人たちが“凍らせギャグ”を競った「凍らせ芸人グランプリ」で見事(!?)優勝したダチョウ倶楽部。【’15年】あちち「棺桶には(ビショビショになるので)コンビニのパックおでんを入れて」と語っていたほど大切な定番ネタ。“竜ちゃん”の渾身ギャグは永遠にーー。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月21日5月11日に亡くなった上島竜兵さん(享年61)の出演する、ケツメイシ『友よ~この先もずっと…』のミュージックビデオがYouTubeで8,000万再生を突破。さらにAmazon Musicのランキングで1位となるなど、上島さんの功績が音楽業界でも注目を集めている。『友よ~この先もずっと…』は、もともと’16年4月にリリースされた楽曲。そのMVはダチョウ倶楽部の友情を描いた作品で、熱々おでんや熱湯風呂といった芸に興じる様子とともに、3人の思い出の写真も収められている。そのため発売当時、ケツメイシは「完全にダチョウさんのPVになってしまいました(笑)」といい、上島さんも「親よりも嫁よりも長くいるメンバーが3人とも50歳を過ぎて、より愛しくなりました」とコメント。双方にとって、思い出深いMVだったようだ。そんな“笑って泣けるMV”に出演する上島さんが亡くなったのは5月11日のこと。その2日後、ケツメイシの公式Twitterは《謹んでお悔やみ申し上げます》《お仕事がご一緒出来た事、大変光栄でした。心よりご冥福をお祈りいたします》と追悼コメントを発表した。すると同MVはいっそう注目を集めることとなり、今月14日にはYouTubeでの再生回数が8,000万回を突破。さらに15日19時頃には8,150万回だったところ、16日13時時点で8,260万回に。18時間で110万回も再生されたのだ。またAmazon Music「人気のミュージックビデオ」部門では、BTS『Butter』や星野源『喜劇』を超えて1位となった。さらに音楽配信サイト『レコチョク』では、11日のデイリーランキングで11位に急浮上。15日には3位を記録している。発売から6年を経て、再び注目を集めている『友よ』。天国の上島さんも、自身の仕事ぶりを誇らしく感じているかもしれない。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月17日「自宅から搬送された病院でダチョウ倶楽部のメンバーである肥後克広さん(59)と寺門ジモンさん(59)は、上島さんのご遺体に対面することができました。その顔はまるでバラエティ番組収録のロケバスで寝ているときのようで……。肥後さんたちや事務所スタッフが泣きじゃくる中にも、みんなに愛された“竜ちゃん”の顔がそこにはありました」(事務所関係者)5月11日未明に亡くなった、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(享年61)。ダチョウ倶楽部がブレークした『お笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)で共演したビートたけし(75)や“お笑い第三世代”の同期である松本人志(58)や出川哲朗(58)ほか超大物タレントもこぞってコメントを発表するなど、日本中に衝撃を与えた。「同日の午前0時ごろ、自宅で妻の広川ひかるさん(51)がぐったりしている上島さんを発見。すぐに119番して病院に運ばれましたが、深夜1時ごろに死亡が確認されました」(スポーツ紙記者)最近は役者業にも進出。この4月も『恋に無駄口』(テレビ朝日系)、『やんごとなき一族』(フジテレビ系)に出演するなど、仕事の幅を広げていた。共演者のひとりは“異変”など微塵も感じなかった、と証言する。「上島さんは持ちギャグを見せるなど、現場を明るく盛り上げてくれていました。緊張している若手には率先して声をかけるムードメーカーでした。本当にいい人でした。ただただ、驚きです」上島さんは“師匠”と慕う志村けんさん(享年70)を2年前、新型コロナで亡くしたばかり。それだけにコロナには人一倍気を使っていた、と前出の事務所関係者は強調する。「自らコロナを警戒して、大好きな飲みの席など含め、できる限り外出を自粛していたんです。以前は不摂生でしたが、最近は健康にも気を使い、ウオーキングなどもしていました。仕事も順調で、バラエティ番組からドラマ、イベントへの出演がずっと先まで決まっていたし、亡くなる前日も担当マネージャーと電話で仕事の打ち合わせをしています。死につながる原因がまったくわからないんです……」■学生時代は藤山寛美さんに憧れ、役者を目指していた’61年、兵庫県丹波市に生まれた上島さん。父親は住宅設備メーカーに勤めるサラリーマン。酒癖や女癖が悪く、母親を苦労させていたと『週刊文春』’18年3月8日号のインタビューで語っている。《芸事が大好きで、めでたい席では率先して謡曲の「高砂」を歌ったりしてね。お酒好きなのも似てる》幼少期から人気者だったという上島さんの小中学校の同級生は、当時、松竹新喜劇の話をしていたことを今も鮮明に覚えていた。「ドタバタの吉本新喜劇よりも、藤山寛美が客を泣かせて笑わせる松竹新喜劇のほうがいいよね、なんて話をしていました。『何回見ても同じところで笑えて、同じところで泣ける。藤山寛美さんはすごい!』と興奮していることもありましたね」上島さんは最初はお笑い芸人ではなく俳優を目指していたという。「中学生時代に映画に目覚めて、俳優名鑑を暗記していたほどでした」(地元の知人)劇団青年座研究所の試験に受かり、上京して1年がたったころ、母親が倒れた。直腸がんだった。一度、帰郷し、母親の退院を見届けて再上京。しかし、今度は父親が自己破産。一家は全員千葉県市川市に引っ越してきた。「弟さんは大学を休学して働き始め、母親も掃除の仕事をし始めたそうです。上島さんは青年座を受け直したものの今度は不合格に。そのためテアトル・エコーの夜間部に通い、寺門さんと出会ったのです。後に南部虎弾さんと肥後さんが加わり、’85年にダチョウ倶楽部が誕生しました」(演芸関係者)’87年に南部が脱退し、現在の3人体制となった。’89年、ダチョウ倶楽部は『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!』に出演。背負ったリュックを爆破されるなど、おなじみのリアクション芸でお茶の間の人気者に。’93年に「聞いてないよォ」で流行語大賞銀賞を受賞。’94年には、ものまね芸人の広川ひかると結婚。当時『お笑いウルトラクイズ』の放送作家をしていた、江戸川大学教授でお笑い評論家の西条昇さんは、こう証言する。「上島さんの芸風はバカバカしいことに徹したものでしたが、ふだんは人に気を使うし、真面目。いつも笑顔で接してくれました。サービス精神も旺盛で、酔うと直径15センチほどの灰皿を局部にあてながら服を脱ぐ芸を見せてくれたことも。昔ながらの喜劇人だったと思います」■40代から「竜兵会」を始めたのは志村さんへの恩返し順風満帆に見えたが、上島は当時、マンネリ感に内心焦りを感じ始めていたと打ち明けている。《そのうちドタバタやるようなお笑いがテレビの画面から消えていってね。30代の終わりごろには、なんか「新しいこともしなきゃいけないのかな」なんて漠然と思ってたんですよ》(『BIG tomorrow』’16年10月号)前出の演芸関係者が続ける。「そんなとき、友人のプロレスラー・川田利明さんから電話があり、“志村さんと一緒に飲んでいるからどうか”と。面識がなかった上島さんは『明朝早いから……』と断るも、志村さんが『俺も早いんだ。来いよ』と言われて初めて麻布十番の飲み屋で会ったといいます」志村さんは、上島が抱える不安を言い当て、こう告げた。「お前ら、最近ネタやってねえだろう。飛ばされたり、熱い、痛いとか、そんなのばっかりやっていて。じゃあ『バカ殿』のネタづくりやらせてやろうか」その3日後には『バカ殿』の仕事が入っていたという。上島さんは「『バカ殿』で40代を突っ走れたようなもんですよ」と感謝の言葉を口にしている。志村さんの恩を返さんとばかりに、上島さんは動き出した。《40代に入ってからかな。吉本の芸人なんかだと、番組が終わった後に「飯でも食いにいこうか」というノリがあるじゃないですか。そんなノリが東京の芸人にはないから、「毎週水曜、ラジオで生放送やってるから、ヒマな奴は遊びに来ない?ギャラ出ないけど、終わったら居酒屋でご馳走するから」と言ったら、まだヒマだった有吉弘行、土田晃之、劇団ひとりといった若手が来てくれるようになって》(『BIG tomorrow』’16年10月号)これが「竜兵会」の始まりだ。東京・中野の韓国料理店オジャンドンの店主はこう振り返る。「上島さんが飲むのは芋焼酎のロック。お気に入りはホルモン鍋で、後輩たちから『おい、上島!』と朝までイジられていました」■連日酔っぱらって泣きながら「自分の信じるお笑いの道を進め」と――数十万円におよぶ日もあったという飲食代はすべて上島さんが支払った。猿岩石を解散し、仕事がまったくなかった有吉弘行(47)を特にかわいがっていた上島さんは、今年2月のラジオ番組でうれしそうに当時をこう振り返っていた。「深夜2時に連絡してもほかのメンバーは反応がなくても有吉だけは出た。『ダメだったらいいよ』って言っても必ず来た」10日連続で飲んだことも……。「上島さんは食事や金銭面でも有吉さんの面倒を見ていました。『月30万やるから、仕事せずにいつも俺のそばにいてくれ』とまで言ってくれた上島さんの励ましがあったから、有吉さんは踏ん張れたと感謝しているそうです」(芸能プロダクション関係者)上島さんが後輩たちによく話していたのが、志村さんからの愛ある教えだったという。「『マンネリをずっと続けるのは実力が必要だし、難しいけど大切』だと。“いくらくすぶっても自分の信じる笑いの道を進め”と連日酔っぱらって泣きながら伝えていたそうです」(前出・演芸関係者)その後、毒舌キャラで再ブレークした有吉だが、上島から受けた恩義を一時も忘れることはなかったとテレビ局関係者は言う。「テレビでは上島さんを頻繁にイジっていましたが『上島さんをバカにされると俺は怒りのスイッチが入る!』と力説していました。去年の上島さんの還暦の誕生日にはオメガの腕時計を贈っていました。夏目さんとの結婚を事前に報告したのも上島さん。泣かない有吉さんが泣くときは『上島さんの葬式だけ』とも言っていました」上島さんの訃報が流れた11日、有吉は『有吉ゼミ』『有吉の壁』(日本テレビ系)の収録があった。「誰も声をかけられないほど憔悴した様子で時間ギリギリにスタジオ入り。ただ、本番は気丈にこなしたそうです」(テレビ局関係者)上島さんは昨年7月、自身の考える最高の葬式についてテレビ番組でこう語っている。「やっぱり僕は定番として、棺桶に豆絞りのふんどしを入れてもらって、おでんはコンビニのパックのおでんをそのまま入れてもらって……。お棺は一度ガタンと落としてもらって、そのとき出てこなかったらほんとに死んでると。そのとき初めて(みんな)泣く」あまりに早すぎる死。上島さんの枕元には有吉からの腕時計が宝物として置かれていたという。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月17日お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが11日に亡くなったことを受け、妻でタレントの広川ひかるが16日、所属事務所を通じてコメントを発表した。広川が所属する太田プロダクションは、公式サイトで「故・上島竜兵の葬儀も無事終えることが出来、皆様には心より深く感謝申し上げます」と報告。「本日、夫人より追悼文が届きましたので掲載させていただきます」とし、広川のコメントを伝えた。全文は以下の通り。■広川ひかるコメントファンの皆様関係各位応援してくださっているファンの皆様、関係各位の皆様にはご心配おかけしましたこと深くお詫び申し上げます。生前は仲間とお酒を飲むのが好きで先輩や後輩、仕事でお世話になりました皆様にはご厚情を賜りたくさんの思い出を作らせていただいたと思います。また、最近ではドラマやCMに出演させていただく機会も増えて本当に喜んでおりました。故人に代わって厚く御礼申し上げます。私達家族も、皆様からの温かい言葉に励まされ葬儀もとどこおりなく相営むことが出来ました。これからもずっと竜ちゃんを忘れないでください。「芸人上島竜兵」は皆様に愛され大変幸せな人生でした。皆様の中に思い出がありましたら、どうぞたくさん笑ってたくさん思い出話をしてほしいです。上島光(広川ひかる)悩んでいる方の相談窓口があります。下記の公式サイトをご覧ください。・電話:よりそいホットライン・SNS:生きづらびっと・いのちと暮らしの相談ナビ(相談窓口検索サイト)
2022年05月16日ダチョウ倶楽部が5月14日、メンバーの上島竜兵さん(享年61)への追悼コメントを公式サイトで発表。コメントの中での肥後克広(59)から上島さんへの“イジり”がネットで反響を呼んでいる。5月11日に上島さんの訃報が伝えられて以来、沈黙を貫いてきた肥後と寺門ジモン(59)。コメントの中で寺門は、冒頭で「ダチョウ倶楽部上島竜兵を愛してくれた皆様本当に申し訳ありません」と謝罪し、「僕は竜ちゃんと出会って40数年 苦しい時も楽しい時もいつもそばにいてくれました!! 本当にありがとう!!竜ちゃんがいたから僕はあります!」と上島さんへの感謝と愛を伝えていた。寺門と同じく冒頭でファンと仕事関係者に謝罪した肥後だが、「何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました」とコメント。そして、こう続けたのだ。「でも、それが上島の芸風です。皆で突っ込んで下さい。『それ違うだろ!』『ヘタクソ!』『笑えないんだよっ!』と地面も蹴って下さい。上島は天国でジャンプします。皆様もジャンプして下さい」さらに、肥後は「皆にツッコまれる、それが上島の芸風です」とも綴っている。生前、「押すなよ」と言いながら熱湯風呂に落とされる、ギャグがすべったことを笑いに変えるといった“イジられ芸”で愛されてきた上島さん。肥後はそんなキャラクターを尊重するように、追悼コメントでも上島さんをイジったのだ。想像を絶する悲しみの中にいながらも、“芸人”としての上島さんを尊重したコメントに、Twitterではこんな声が上がっている。《リーダーのコメント、大泣きしながら読んでるけどうちらが地面踏んで天国で竜ちゃんがジャンプしてるの想像してたら笑けてきてしまった。最高のコメント。そして想像だけで笑かしてくれる竜ちゃん最高。有難う》《なんて愛があるコメントなんだろう。心が少し軽くなった。。ジャンプしてる姿想像したらフフっと笑えるところがまたやはり天才だったなって思う。愛されてたなって。。》《肥後さんのコメント涙が出た。今日は上島さん、天国でジャンプしっぱなしかもね、みんな地面蹴ってるから》《肥後さんのコメントすごいな。温かい》
2022年05月15日2022年5月11日に亡くなったことが報じられた、お笑い芸人トリオ『ダチョウ俱楽部』の上島竜兵さん。61歳という早すぎる別れに、多くの芸能関係者やファンが衝撃を受けました。『ダチョウ倶楽部』肥後克広&寺門ジモンがコメント同月14日、上島さんと『ダチョウ俱楽部』を組んでいた、肥後克広さんと寺門ジモンさんが、所属事務所を通してコメントを発表。あまりにも急すぎる別れを受け、2人は上島さんとファンに向けて思いをつづりました。肥後克広さんコメント全国のダチョウ倶楽部ファンの皆様、今回は、このような事になってしまい、申し訳ありませんでした。仕事関係の皆様申し訳ありませんでした。何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました。でも、それが上島の芸風です。皆で突っ込んで下さい。「それ違うだろ!」「ヘタクソ!」「笑えないんだよっ!」と地面も蹴って下さい。上島は天国でジャンプします。皆様もジャンプして下さい。そして、上島の分、3倍笑って下さい。皆にツッコまれる、それが上島の芸風です。ダチョウ倶楽部は解散しません。二人で、純烈のオーディションを受けます。ヤーッ!どんな悲しい事があっても、みんなでクルリンッパ!サンケイスポーツーより引用寺門ジモンさんコメントダチョウ倶楽部上島竜兵を愛してくれた皆様本当に申し訳ありません。こんな形でのお別れです。僕は竜ちゃんと出会って40数年苦しい時も楽しい時もいつもそばにいてくれました!!本当にありがとう!!竜ちゃんがいたから僕はあります!大好きなお酒を今も飲んでいるんじゃないかな?これからもダチョウ2人のそばで見守ってください!ずっと忘れないよ!ずーっと一緒だよ!サンケイスポーツーより引用肥後さんと寺門さんのコメントに対し、ネットからは「お2人らしいコメント」「明るいはずなのに、泣いてしまった」といった声が上がっています。渾身のネタで笑いを届けるのが仕事の、お笑いタレントらしいコメントで上島さんを送り出した、肥後さんと寺門さん。どんなに悲しくても、最期まで笑顔で送り出すのが『ダチョウ俱楽部』らしい対応だと思ったのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年05月14日11日未明に61歳の若さでこの世を去ったダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(61)。お笑い芸人としてだけでなく、俳優としても活躍した上島さんの突然すぎる訃報は、日本中に衝撃を与えた。長年にわたって数多くの番組で共演したビートたけし(75)は、同日、公式サイトで「大変ショックです」とした上で、「芸人は笑っていくのが理想であって、のたれ死ぬのが最高だと教えてきたのに、どんなことがあっても笑って死んで行かなきゃいけないのに、非常に悔しくて悲しい」とコメントを発表。ダウンタウンの松本人志(58)もTwitterで《今日は仕事でテンションを上げるのに少し苦労しました。同世代の仲間やからね…》と綴っていた。重鎮たちにも大きなショックを与えた上島さんの死。85年にダチョウ倶楽部を結成して以来、40年近くにわたって活動してきた上島さんがお笑い界に残した功績はあまりにも大きかった。お笑い評論家のラリー遠田氏は、その功績についてこう語る。「リアクションを芸にしたのが上島さんであり、ダチョウ倶楽部なんです。彼らが世に出てきて、初めて“リアクション芸“という言葉が生まれたのではないかと思います。芸人やタレントが体を張って笑いを取ること自体は彼らが登場する前からありましたが、ダチョウ倶楽部ほどそれに特化していた芸人はいませんでした。もともとは、ビートたけしさんの番組でたけし軍団の皆さんが体を張った企画に挑戦することがあり、その伝統を色濃く受け継いだのがダチョウ倶楽部だと思います」(以下、「」内はすべてラリー氏の発言)「絶対押すなよ!」と言いつつも熱湯風呂に落とされるといったリアクション芸を中心にお茶の間を楽しませてきた上島さん。ラリー氏はその“隠れた凄み”を分析する。「上島さんが“押すなよ、押すなよ”と言いながら熱湯風呂に突き落とされてしまうのも、熱々のおでんを食べさせられるのも、そこには伝統芸のように完成された“様式美”があります。熱いものを食べてもだえ苦しむというのは、素人目には誰でもできるように見えるかもしれません。でも、実はすごく計算された段取りのもとに完成された芸であって、やっぱり素人にはマネできないし、どの芸人でもできるようなことではないのです」激しく喧嘩しながらも接近し、最後にキスをするといった定番のギャグについても、秘密があるようだ。「“喧嘩芸”にしても、上島さんがなぜかやりたくないことをやらされてしまう“どうぞどうぞ“にしても、見ている人がすごく身近に感じて、マネしたくなる芸なんですね。そういうギャグや芸というのは、一般の人のコミュニケーションの手段としても役立ってきました。私の世代でも、クラスのお調子者みたいな人がダチョウ倶楽部のギャグをマネしていましたからね」同世代のリアクション芸の“ライバル”として上島さんと切磋琢磨したのが出川哲朗(58)。11日には「「無念です。まだまだ竜さんとケンカしてチュ~したかったです。最高のライバルであり最高の友でした」と追悼コメントを発表していたが、上島さんはそんな出川にも影響を与えていたという。「出川さんは上島さんとほぼ同時期に芸能活動を始めていますが、最初は劇団出身の役者という立ち位置で、芸人ではなかった。今でいうと大泉洋さんやムロツヨシさんのような存在でした。デビュー当初の出川さんは、自分は役者だという意識があり、バラエティ番組でもどこか格好つけていたところがあったんです。でも、たけしさんの番組で、芸人が必死で体を張って笑いとっているのを見て、その凄さがわかるようになり、そこから出川さんも心を入れ替えて、本気でお笑いに取り組むようになったそうです」また、昨今のバラエティ番組で活躍する次世代の芸人たちにも多大な影響を与えていた。その代表的な一人としてラリー氏が名前を挙げるのがパンサーの尾形貴弘(45)。今年3月、ラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM系)で上島さんとともに出演した際、尾形は「(ダチョウ倶楽部を)観てましたから。昔っから大好きで、何回僕救われたか!」「半端ない、この2大巨塔(編集部注:もう一人は出川)はやばいっすよ、ずっと背中を僕らは追っかけてきました」と興奮気味に憧れを口にしていた。同世代から後輩まで幅広く慕われた背景に、上島さんの人柄もあるようだ。「私は取材で何度かお会いしたことがありますが、上島さんは偉そうにすることもなく、常に温かく接してくれました。そういう人間味があってこその芸なんですよね。竜兵会のメンバーとして知られる有吉弘行さん(47)や土田晃之さん(49)も、表では上島さんのことをイジったりしていますが、本心では慕っていると思います。芸人としての底力と人間としての器の大きさを持っている上島さんのことをリスペクトしているからではないでしょうか」『M-1グランプリ』や『キングオブコント』といった賞レース出身の芸人の活躍が目立つ昨今のお笑い界。そんななか、ダチョウ倶楽部と上島さんが残した“偉大な功績”について改めてラリー氏は語る。「土田さんも『自分が素人の頃はダチョウ倶楽部を面白いと思っていなかったけど、芸人になったらその凄さがわかった』と言っていたことがあります。複数の芸人が次々にギャグをやる流れになったとして、その最後を任せられるのが上島さんなんですよね。そういうときってどんどんハードルが上がっていくから、最後にやるのが一番難しいんですよ。でも、上島さんはそれを引き受けるし、堂々とやり切って笑いにすることができる。たとえスベったとしても、それを周囲の芸人がイジることで結果的に面白くなってしまう。その意味でも最強の存在なんですよね。今のお笑い界では、大喜利が強い人、面白いネタを作れる人、トークが上手い人が評価される傾向にあって、“言葉”の笑いが強い時代だと思います。だから、テレビで人気があったりMCをやったりしている芸人さんにはそういうタイプが多いですよね。一方、ダチョウ倶楽部はリアクション芸やギャグや集団芸に特化していて、その分野の頂点にいる人たちです。これはこれで一つの道を極めていると言えると思います」上島さんが遺した“宝物”は後輩たちに受け継がれ、日本中の人を笑わせ続けていくことだろう――。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月13日5月11日に、お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さん(享年61)が亡くなったことが報じられてから2日が経った。ビートたけし(75)や松本人志(58)ら芸人仲間をはじめ、各界から追悼のコメントが寄せられている。同じリアクション芸人として、上島さんと“キス芸”も披露していた出川哲朗(58)は同日、所属事務所を通じて次のようにコメントを発表した。「無念です。まだまだ竜さんとケンカしてチュ~したかったです。最高のライバルであり最高の友でした」そんな出川は、憔悴した様子を見せていたという。「昨日、出川さんはバラエティ番組の収録に参加したようです。ですが目を腫らし、落ち込んでいたと聞いています……」(テレビ局関係者)上島さんの訃報が報じられた直後、Twitterでは出川と有吉弘行(47)の名前がトレンド入りした。出川だけでなく、上島さんと親交が深かった有吉弘行を慮る声も相次いでいた。芸風は異なれども、上島さんは有吉にとって尊敬する先輩であり“恩人”だった。「有吉さんは、後輩芸人たちが上島さんを囲んで集う『竜平会』の中心メンバーです。’90年代半ばにブレイクしたお笑いコンビ『猿岩石』が解散した後、有吉さんはピン芸人として活動するも鳴かず飛ばずでした。そんな有吉さんを、上島さんがよく面倒見ていたのです。有吉さんをとても可愛がっていた上島さんは、『いつも俺のそばにいてくれ』と言うほどだったようです。そんな有吉さんは現在のように人気者になっても、上島さんへの恩義を忘れることはありませんでした。万が一、上島さんが老後に困窮したとしても助けられるように、有吉さんが“上島貯金”をしていたというエピソードは有名。昨年に上島さんが還暦を迎えた際も、有吉さんは高級腕時計を贈っていました」(芸能関係者)上島さんとたくさんの時間を過ごしてきた有吉だが、現在に至るまでコメントは発表していない。また有吉のTwitterとInstagramも、10日を最後に更新がストップしたまま。Twitterのコメント欄には、《大丈夫でしょうか?》《みんな有吉さん心配してる》といったメッセージが寄せられている。かけがえのない“恩人”を失った有吉の心痛は、察するに余りある。
2022年05月13日《あまりにも突然のことで驚きに堪えません》5月11日、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが61歳という若さで亡くなった。所属事務所は冒頭のように上島さんの急死を伝えた。有吉弘行(47)、出川哲朗(58)など数々の後輩から慕われた上島さんだったが、上島さんの“親友”は芸人だけではなかった。「2010年にドラマ『怪物くん』で共演した嵐の大野智さん(41)と上島さんは、『竜ちゃん』『大ちゃん』と呼び合う仲でした。2人ともお酒好きなこともあり、ドラマが終わってからもよく飲みに行っていたそうです」(テレビ局関係者)20もの歳の差がある親友。大野との関係を通じて、上島さんには変化がみられるようになったという。「上島さんは携帯電話でメールを打つのが苦手で、有吉さんも2010年5月にはTwitterに《ドラマで忙しいみたいなので、上島さんと全く会っていない、元気にやっているか知りたいので(親心的な心情)、ツイッターでもやってほしいと思うのだが、あの人はメールさえもできない、、、、、》と投稿していました。しかし大野さんと親しくなったことで『メールでも連絡を取りたい』と言うようになり、送り方を覚えたそうです」(芸能関係者)有吉は2015年12月にもTwitterに《上島さんからメールアドレス変更のメール。メールが打てるようになった上島さんに感動している。。。》と、上島さんの変化に感激した様子を綴っている。そんな不器用さも含めて、周囲から愛されていた上島さん。大野の影響は他にも。「普段アクセサリーは身に付けなかったという上島さんですが、あるときから急にネックレスをするように。不思議に思った土田晃之さん(49)が聞くと、それは大野さんがプレゼントしたものだったのです。番組スタッフなどにも『大ちゃんからもらった。かっこいいでしょ?』と自慢していたそうです。飲みに行く場所も、中野区から港区に変化。大野さんがよく港区のお店に行っていたことから、上島さんもそのお店に通うようになったみたいです」(前出・テレビ局関係者)60歳をすぎても変化していた上島さん。20年末には、大野についてこのように語っていた。《国民的アイドルなのに、気さくでお酒好きで、優しくて普段は全くオシャレじゃなく、でも、それが格好良くて性格もサバっとしてる》今年4月には『怪物くん』の原作者・藤子不二雄Aが亡くなったばかり。相次ぐ『怪物くん』ファミリーの死去に、大野は何を思うか。
2022年05月12日2022年5月11日、お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』のメンバー、上島竜平さんが逝去したことを事務所が発表しました。同日、お笑いタレントや映画監督などマルチな活躍をしている、ビートたけし(北野武)さんが、訃報を受けてウェブサイト上にコメントを掲載。自身の想いをつづっています。上島、大変ショックです。40年近く前から一緒に仕事をしてきたのに、芸人は笑っていくのが理想であって、のたれ死ぬのが最高だと教えてきたのに、どんなことがあっても笑って死んで行かなきゃいけないのに、非常に悔しくて悲しい。北野武 公式サイトーより引用『ダチョウ倶楽部』はかつて、ビートたけしさんが総司会を務めたバラエティ番組『スーパーJOCKEY』(日本テレビ系)に出演。「絶対に押すなよ!」といいながらも熱湯風呂に落とされる、身体を張ったギャグが誕生しました。また、ビートたけしさんがメイン司会を務めたバラエティ番組『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)にも出演し、リアクション芸が人気に。台本にないことをやらされそうになった際に、上島さんが発した「聞いてないよォ」は、第10回『新語・流行語大賞』で受賞し、ブレイクの切っかけになりました。上島さんのご冥福を心よりお祈りいたします。ニュースを読んでつらい気持ちになった人は、厚生労働省が行っている電話相談を頼ってください。厚生労働省[文・構成/grape編集部]
2022年05月12日「あまりにも突然のことで驚きに堪えません。今まで上島竜兵を応援して下さった皆様には心から感謝いたします」5月11日、お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが亡くなった。61歳だった。冒頭のコメントは、所属事務所の公式サイトにアップされたものだ。体を張ったリアクション芸で人気を博し、バラエティ番組に欠かせない存在だった上島さん。そんな上島さんが慕っていたのは、’20年3月に亡くなった志村けんさん(享年70)だ。「’96年秋頃、元プロレスラーの川田利明さん(58)の紹介がきっかけで2人は出会いました。深夜、川田さんが上島さんに電話して、『志村さんと飲んでいるから来たら?』と誘ったそうです。それが縁で飲み仲間となり、翌年1月放送の『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)に初出演。あまりにも急な展開に、上島さんは驚いてしまったそうです。その後、’02年からダチョウ倶楽部は『バカ殿』のレギュラーにもなりました」(テレビ局関係者)突然の出会いから志村さんが亡くなるまで、23年にわたって続いた2人の“師弟愛”。上島さんは、いつも志村さんのそばで学んできた。「収録中に余計なことをして怒られたり『リアクションが悪い』とダメ出しされたりと、志村さんは上島さんに厳しかったといいます。いっぽうでダチョウ倶楽部が持ちネタ『どうぞどうぞ』をいったんやめたとき、『マンネリといわれるものをずっと続けるのは大変だけど、大切なことだよ』と諭してくれたそうです。その言葉が上島さんにとっての糧だったといいます。志村さんが上島さんを褒めることは滅多になかったそうですが、『竜ちゃんがいてくれて良かった』と漏らすこともあったといいます。上島さんも志村さんも、それぞれがかけがえのない存在だったのです」(前出・テレビ局関係者)■上島さんしか知らない志村さんの姿もまたプライベートでも、2人は“師弟愛”を築いていた。’21年11月、『文春オンライン』にアップされたインタビューで上島さんは志村さんと毎日飲み歩いていた時期があったと告白。「地方ロケが終わって飛行機で帰る時も、志村さんに『今から飛行機乗ります』って連絡していました。『お前は俺の彼女か』って言われましたけどね(笑)』」とのエピソードも明かしていた。「志村さんは上島さんを家に招待すると、朝から手料理を振舞ってくれたといいます。さらに、東村山にある実家に連れて行ったこともあるそうです。いっぽうで女性に振られて涙を流す姿など、上島さんしか知らない志村さんの一面もあったといいます。上島さんは志村さんとの思い出を回想し、『かわいい人だったなぁ』と話すこともありました」(スポーツ紙記者)‘21年3月、『スポーツ報知』の取材で志村さんの一周忌に触れた上島さんはこう語っていた。「今も1日に1回は思い出しますよ。サツマイモを食べたら『あの人は嫌いだったな』。迷うと『師匠だったらどう考えるかな』ってね」■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時〜午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時〜午後9時/毎月10日・午前8時〜翌日午前8時)
2022年05月11日