カウンター越しに「バニーガール」との会話を楽しめる「THE BAR 並木」(東京都中央区銀座8-6-18 奥村 プラッツビル ポルシェビル7F)は、12月で3周年を迎える。同店は、「銀座ならではの最高級のおもてなしを、リーズナブルな料金設定で多くのお客さまに楽しんでいただきたい」という思いをもとにオープン。ウイスキーの知識にはじまり、おもてなしや会話にいたるまでの研修をクリアした「バニーガール」が1時間30分/6,500円(サービス料10%別)という料金でもてなしてくれる。オーナー自ら本場アメリカのプレーボーイクラブへ何度も通い、著名デザイナーの手を借りて本場の雰囲気を銀座に再現。不定期でバイオリンの生演奏会も開催している。なお、同店は、サントリー〈樽生〉ならではの「クリーミーな泡のなめらかな口あたり」や「ノド越しの爽快感」を楽しめる店である「樽生達人の店」にも認定されているとのこと。営業時間は18:30から23:30。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日淀川長治さんと言えば「さよなら、さよなら、さよなら」水野晴郎さんと言えば「いやー、映画って本当にいいもんですね~」という決めゼリフが必ず出たものですが、お二人とも亡くなってしまい、今、テレビには老若男女が知っている映画解説者という人が存在しないですよね。ということは、水野晴郎さんは、日本の放送史上最後のメジャーな映画解説者と呼べるかもしれません。晩年はバラエティー番組でトリッキーなキャラクターをイジられたり、B級映画界の金字塔とも呼べる「シベリア超特急」シリーズで監督デビューしたりと才能をいかんなく発揮されていた水野晴郎さんですが、やはり彼の本職は何と言っても映画解説。しかし映画の本編はDVD化されて、時を越えても支持されるのに対し、映画解説はその時代にのみ有効なのか、もはや過去のVTRを観る機会がなくなってしまいました。うーん、もう見られないものだとすれば、もう一度あの映画解説を見たい気もするなーと思っていたら、なんと、水野晴郎さんの映画解説だけを100本も集めたDVD『水野晴郎 名画100解説』が7月17日に発売されたらしい。販売元のエースデュースさんに話を聞いてみました。そもそもどうして映画解説だけのDVDを出そうと思ったんですか?「弊社はもともと水野監督の『シベリア超特急』を作品化していたこともあり、追悼の意味を込めて発売することになりました」映画解説者の優劣というのは素人目には分かりづらいですが、水野さんの解説者と魅力は?「水野さんならではのゆったりとした聞き心地の良い語り口、名シーンが思い浮かぶようなシーンの解説、監督やヒロインを思い入れたっぷりに紹介する、などが魅力かと思います」(同)確かに映画に対する愛はただならぬほど感じる人ですよね。低予算のB級映画と言われることも多い「シベ超」を見ても、映画としてあと一歩な点は多々あれど、それをカバーする愛や勢いを感じます。わがコブス横丁も、ネット界のシベ超を目指したいところですが、100本もの解説の中でも、これは名解説中の名解説と呼べるものはありますか?「そうですねー、以下の3本ですかねー」■『西部戦線異状なし』……「これぞ名作の1本」と解説■『我等の生涯の最良の年』……水野さんが生涯で一番好きだと話していた■『荒野の決闘』……最後の決闘シーンの解説は素晴らしいですどれもこれも古い時代の名作が並びますね。水野さんの趣向が透けて見えるようです。もちろん、1解説ごとにチャプターが分かれているので、水野さんの解説を見終わった後に本編の映画を見るという『一人金曜ロードショーごっこ』もできます。この夏休み、空調の効いた部屋で名解説と名画ざんまいも良いですね。いやー、映画って本当にいいもんですね。(梅田カズヒコ/プレスラボ)【関連リンク】映画の放邦題って、どうやって付けてるの?秀逸な邦題。いったい誰が付けているんでしょう『トランスフォーマー/リベンジ』ワールド・プレミアに潜入!叶姉妹がコブス横丁に!!それだけでご飯何杯も食えます
2009年07月31日