急性虫垂炎で入院するなど、2022年7月頃から体調を崩していた、タレントの中居正広さん。同年11月4日には、体調不良により1か月の間、活動を休止することを所属事務所を通じて発表していました。その後もコンディションが整わないとして、同年12月2日、中居さんは「新しい年が始まる頃には活動を再開できるよう、年内は静養いたします」と発表しています。今後の活動について。まず、誠に勝手ながら、こちらからの一方的なご報告となりますことをお詫び申し上げます。先日、およそ 1 カ月の休養と発表してから今日に至りますが、体力、筋力の回復を図るコンディションまで整いませんでした。そのため、各番組のスタッフや関係者とも連携を取り、2022 年内の活動は終了し、静養に専念させていただくことになりましたので、ここにご報告申し上げます。また、体調に関しての細かい詳細は慎みたいと思っております。のんびりなかいーより引用体調について詳細の記載はないものの、中居さんは、自身の気力についてはユーモアを交えつつ、コメントしました。気力に関しては、以前より数倍上がっています!天気の良い日は太陽も浴びています。お買い物のため、少しずつですが、外出もしております。夜更かしだってしております!一歩ずつ、日によっては一足ずつ半足ずつですが、進んでおります。一歩…。少し止まることもあります。本来ならここで一曲と、いきたいところですが、喉の調子が 30 年以上改善がみられないため、遠慮させていただきます。のんびりなかいーより引用中居さんの復活を心待ちにしている人は多く、今回の発表に心配する声が続出。「年内休養はビックリした」という感想のほか、「無理せず、療養してください!」「来年、元気な姿を見たいです」など温かな応援のメッセージも、SNSには多数上がりました。中居さんの体調が快方に向かうことを、大勢の人たちが心より祈っています。[文・構成/grape編集部]
2022年12月02日岡田将生&中井貴一共演「ザ・トラベルナース」の7話が12月1日放送。中井さん演じる静の身に起きた“異変”に「静さん治りますように」「最終回前に一気にズドンときたわ」など視聴者から静の今後を憂う声が上がっている。スーツケースひとつでいろんな街を渡り歩き看護に従事する、優れた資格を持ったフリーランス看護師であるトラベルナースの主人公たちが活躍する痛快医療ドラマとなる本作。医師の指示で医療行為を行うことができるNP(=Nurse Practitioner)としてアメリカで働いていたが、日本に呼ばれ「天乃総合メディカルセンター」で働くことになる那須田歩を岡田さんが。医療従事者を目指す貧しい人たちを支援するフローレンス財団の理事長ながら「天乃総合メディカルセンター」でナースをしている九鬼静を中井さんがそれぞれ演じる。2人を取り巻く人々として「天乃総合メディカルセンター」看護部長・愛川塔子に寺島さん。ナースの金谷吉子に安達祐実。向坂麻美に恒松祐里。弘中スミレには宮本茉由。ナースの森口福美には野呂佳代。「天乃総合メディカルセンター」外科医の郡司真都には菜々緒。院長の長男で内科医の天乃太郎に泉澤祐希。院長の元愛人だと発覚した事務長の西千晶に浅田美代子。院長の天乃隆之介に松平健という顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。筋線維芽細胞腫が再発し「天乃総合メディカルセンター」に再入院していた大学生・三上礼(荒木飛羽)。映画祭でシナリオ大賞を受賞し、賞金で映画を作れることになり仲間たちと撮影計画を練っている最中だったが、がんの進行が思いのほか速い上、脳転移までもが見つかりもはや外科的治療が極めて困難な状態になっていた。主治医の真都が母親・三上七海(青山倫子)に、延命効果が望める専門病院での抗がん剤治療を勧めると、七海は息子に1日でも長く生きてほしい一心から、礼本人に相談することなく転院を決めてしまう…というのが今回の展開。礼の本心を聞いた静と歩は、礼のために外出許可を取り、礼は1日で映画を撮ることになる。撮影現場には事情を知った真都もやってきて付き添う。途中で容体が悪化するものの礼は映画を撮り終え、転院先で亡くなる。病院で礼の映画を見ていた静は苦しそうな様子を見せると離席。それに気づいた歩が後を追うと、静は階段で力尽き倒れ込んでしまう…というラストだった。自分の生きた証として映画を完成させ逝った礼に「礼くん元気になって欲しかった まだ涙が止まらない」「礼くんが、逝ってしまった。。。」「礼くん、よく頑張ったね」などの声が送られる。またラストで倒れ込んだ静には「静さんが病気なんて~」「静さん死んじゃうの?そんなの嫌だって!!!」「最終回前に一気にズドンときたわ」などの反応とともに「静さん治りますように シリーズ化希望」「あの2人いいコンビなのに...シリーズ化してほしい」と“続編”を踏まえ、静の回復を願う声も上がっている。【最終回あらすじ】歩の目の前で静が急性心不全を起こして倒れる。一命を取り留めるが検査結果に歩は愕然とする。心不全の原因が遺伝子異常で突然死を起こすこともあるマルファン症候群である疑いが浮上、しかも病状はひどく悪化しており、手術で治る可能性が極めて低い状態に陥っていた。また静本人も死期が近いことも悟っていた…。「ザ・トラベルナース」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2022年12月01日11月初めに、体調不良のために1カ月休養することを発表した中居正広(50)。症状や病名については、「だましだましでいきたいので。うやむやにしたい」と5日放送の『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)で本人が話しており、ファンは心配を募らせている。そんななか、古巣ジャニーズの後輩Kis-My-Ft2(以下、キスマイ)が、テレビを通じて、中居へさりげない“エール”を送っているのではないかと、双方のファンが胸を熱くしている。「キスマイが18日放送の『ザ少年倶楽部プレミアム』(NHK BSプレミアム)に出演した際、キスマイメンバー全員が“白いマイク”を持って、SMAPの『らいおんハート』を歌ってくれたんです。“白マイク”は、中居くんとキスマイの絆の証なんです」(キスマイファン)キスマイは10日に『ベストヒット歌謡祭』(日本テレビ系)で生歌唱した際にも白マイクを使っていたというが、実はこの白マイクは中居がキスマイに贈ったもののようだ。「昨年、デビュー10周年を迎えたキスマイにお祝いの品として、中居さんが白いマイクを贈っています。メンバー7人分と、故障した際に使えるスペア1本の計8本で、それぞれにメンバーの苗字が刻印されているそうです。白いマイクは珍しいですが、SMAPも歌番組やライブで使っていたことがあり、中居さんにとって愛着のあるアイテムだと思います」(音楽関係者)キスマイといえば、ジャニーズの後輩たちのなかでも中居との縁が深いグループだ。「中居さんは自身の番組にキスマイのメンバーをよく招き、派生ユニットである舞祭組のプロデュースも手掛けました。中居さんがジャニーズを退所して独立した際には、キスマイ7人から高級腕時計をプレゼントしています。また、中居さんが今回休養するにあたり、自身の冠ラジオ番組の代役を任せたのがキスマイの藤ヶ谷太輔さん(35)でした」(スポーツ紙記者)白マイクで歌唱する姿を見たファンたちはTwitterで次のような反応を見せている。《少プレで中居くんプレゼントの白マイクで、らいおんハートってキスマイから中居くんへのエールなのかなぁ》《キスマイのらいおんハート聞いたら、キスマイから中居くんへのメッセージの様に聞こえて泣けたよ。白マイクだしね。 キスマイ、ありがとうね。》休養中の中居もテレビの前で、後輩からの思いに励まされているはずだ。
2022年11月22日体調不良により1ヶ月の間、活動を休止すると2022年11月4日に所属事務所を通じて発表していた、タレントの中居正広さんが、冠ラジオである『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送)に出演し、休養についてファンに報告しました。放送では、昨日の中居に関する報告でご存知かと思いますが「読んでみますね」と、前日の所属事務所からの発表内容は自分で書いたことも明かし語りはじめました。弊社所属タレント中居正広について、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、先月体調を崩し、何日かお休みをいただきました。その後、仕事に復帰いたしましたが、その当時から診ていただいている病院の先生方や、携わるスタッフと中居本人が話し合った結果、休養のため 1 カ月ほど活動を休止することになりましたのでご報告申し上げます。なお、本人の気持ちは至って前向きでございます。関係者の皆様にはご迷惑とご心配をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。のんびりなかいーより引用休養については、年末を前に集中してやったほうが良いと担当医師とスタッフに言われ、いろいろ承諾をもらいながらこのような流れになった。お休みをする前のコンディションに戻すには、体力も筋力も落ちていて、余裕をもって1ヶ月にしたとのこと。「今までこんなにお休みをすることがなかったから…」と、やや困惑気味に話す中居さん、周りのスタッフから「身体第一で、優先で考えてください」と言っていただいたので、「甘えさせてもらおうかなという感じ」と語りました。友達にもあまり連絡をしておらず、コロナ感染症のこともあり、仕事以外ではあまり人と会わず、「自宅でひっそりと暮らしている」とのこと。タレントさんがお休みする時に「改めて人生を見つめなおす」みたいなことがあるが、自身は「まったくない」と語り、お休みの時に「膝を曲げている時間(エネルギーを貯めること)」が大事だと言うが、自身は「膝を曲げるようなことはしていない」と語りました。「こういう話をすると、中居ヅラ(ファン)は大丈夫?とか、ほら」と…、番組スタッフがリスナーから寄せられた葉書が約60枚ほど届いていることを伝えると、「なんかわりぃな」と思ってしまったと語り、「恩返しが好きじゃない」ので、「お互いとんとんにしておきたい」と語りながらも、「みなさんのお便りが僕の励みになっていますと、言わなければダメか?」と語り、「余計な神経は使わせたくない」と、ファンへの気遣いを見せました。また、普通の内容の便りが届いていたことに「いいね!無神経」「中居ヅラはそうじゃないと」と、笑いまじりに語りました。ラジオ代役はKis-My-Ft2・藤ヶ谷さん?ラジオ『中居正広 ON & ON AIR』も1ヶ月のお休みになることについて、ニッポン放送では、前の時間の番組をKis-My-Ft2の藤ヶ谷さんが担当していることに触れ、「藤ヶ谷さんに、1時間にしてもらうか!ダラダラしゃべってるんでしょ?どう?」と語り、僕から直接頼むと「敬礼しかしないから」と、ニッポン放送から「チャンスを与える」という形で話してほしいと冗談まじりに語りました。迷惑はかけても、心配はかけたくない番組に届いたファンからの葉書を見て、「心配ってかけたくないねぇ」と語る中居さん。「迷惑をかけることがあっても、心配はかけたくないというのがベースにある」と語りました。続けて、休養の具体的な理由について内容を明かしていない状況について、「濁しているということは、なんとなく誤魔化していると感じてもらいたい」「まんまと誤魔化されていただきたい」と語りました。よくチャックみたいな話をすると語る中居さん、「このチャックは開けてもいいな、このチャックは開けられないな」ということがあると語り、自身が被り物をしていると例えると、「顔を見せることはできない、マスクを取ることはできない」「じゃ襟元はちょっと見せてもいいかなぁ」「ジッパーをどこまで開けられるかな」と、「開けられないジッパーは自分の中でもあって、プライド、見栄、考えようによってはエゴなのかなと思うこともある」と、心の内を語りました。最後に「今も濁しながら話しているので、皆さんも濁しながら聞いていてもらいたい」とも語りました。ラジオ番組での休養報告に、中居さんの体調を心配する声のほか、ファンへの気遣いに涙する声もあがっていました。・中居くんが笑顔でいれば、お返しなんか要らない。・中居くんの優しさと気遣いで涙が止まらない。・無理をせず、体調を優先し、また元気に活躍している姿を見たいです。2022年で50歳を迎えた中居さん。2020年にはこれまでの所属事務所から独立し、新会社を設立したことで話題になりました。社長として会社を引っ張り、また、人気タレントとして休みなく働く重圧は、一般人には到底想像できないものでしょう。まずは自身の身体を第一に、1日も早く回復し、また元気に活躍する中居さんの姿を見られることを、多くのファンが待っています。[文・構成/grape編集部]
2022年11月06日2022年11月4日、タレントの中居正広さんが、体調不良により1か月の間、活動を休止すると所属事務所を通じて、発表しました。中居さんが社長も務める芸能事務所『のんびりなかい』のウェブサイトでは、「深くお詫び申し上げます」と関係者に向けた謝罪の言葉とともに、「本人の気持ちは至って前向き」と、中居さん本人の気持ちについてもつづられています。弊社所属タレント中居正広について、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、先月体調を崩し、何日かお休みをいただきました。その後、仕事に復帰いたしましたが、その当時から診ていただいている病院の先生方や、携わるスタッフと中居本人が話し合った結果、休養のため 1 カ月ほど活動を休止することになりましたのでご報告申し上げます。なお、本人の気持ちは至って前向きでございます。関係者の皆様にはご迷惑とご心配をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。のんびりなかいーより引用中居さんは、同年7月14日に急性虫垂炎のため入院し、出演予定だった音楽番組『音楽の日2022』(TBS系)への出演を急遽取りやめたことも。また、同年10月にも、体調不良を理由にレギュラー出演しているニュース番組を休んでおり、ファンからは心配の声もあがっていました。今回の1か月の活動休止の発表に、中居さんの体調を心配する声のほか、復帰を待ち望む声も目立ちます。・むしろ今までが働きすぎだったから、ちょっと安心しています。ゆっくり休んでほしいです!・会社名の通り、のんびりしてほしいところ。・無理をせず、体調を優先し、また元気に活躍している姿を見たいです。2022年で50歳を迎えた中居さん。2020年にはこれまでの所属事務所から独立し、新会社を設立したことで話題になりました。社長として会社を引っ張り、また、人気タレントとして休みなく働く重圧は、一般人には到底想像できないものでしょう。1日も早く回復し、また元気にトークを展開する中居さんの姿を、多くのファンが待っています。[文・構成/grape編集部]
2022年11月04日タレントの中居正広が、1カ月活動を休止することが4日、明らかになった。同日、所属事務所「のんびりなかい」が発表した。中居は先月体調を崩し、数日間休養した後に仕事復帰したが、「その当時から診ていただいている病院の先生方や、携わるスタッフと中居本人が話し合った結果、休養のため1カ月ほど活動を休止することになりました」と説明。「なお、本人の気持ちは至って前向きでございます」としている。所属事務所は「関係者の皆様にはご迷惑とご心配をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」とコメントした。
2022年11月04日2020年に発売された絵本『ピンポンパンポンプー』に続き、テレビ朝日の番組『中居正広のキャスターな会』(毎週土曜ひる12時※一部地域を除く)の企画から生まれた、第2弾の絵本『パリン グリン ドーン』が発売された。監修&キャラクター原案を中居正広さん、キャラクターデザインを劇団ひとりさん、文を古市憲寿さんが担当。新たなキャラクター“なさいくん”を主人公に、ページに仕掛けを施し、前作とは大きく様変わりした今作。その制作秘話などを、お二人に聞いてみました。劇団ひとり(以下、劇):主人公の原案は、『ピンポンパンポンプー』の最後に中居さんが描いた謎のキャラです。それを僕が、前回の主人公“のんちゃん”と“びりーくん”と同じように、3Dプリンターでフィギュアを制作したのが始まり。古市憲寿(以下、古):中居さんが描いた絵では、奥行きとか造形まではわからないから、フィギュアを作るのは大変だったんじゃないですか。劇:そうなんだよ、造形のデフォルメは難しかったね。なんだかわからない、このなかなか気持ち悪い生き物をどう作ろうか、って(笑)。古:色はなぜ、緑にしたんですか?劇:本体を作ったものの、何色にしたらいいかわからなくて。うちの子に「これ何色だと思う?」って聞いたら、上の女の子も下の男の子も「緑」って言うから、緑にしてみたら、あれ?なんかすごく愛着湧いちゃったぞ、って(笑)。古:ははは(笑)。でも、緑だったから僕もこの物語を思いついたし、もし違う色だったら、また全然違う物語になっていたと思う。劇:緑の姿を見て、中居さんが、中居くん+ダサい+野菜を組み合わせて“なさいくん”と名付けましたからね。また不思議と、表情とか顔が中居さんに似てるんだよね。フィギュアもそうだけど、絵本に出てくるいろんな表情も、見れば見るほど中居さんに見えてきた(笑)。物語も壮大でいいよね。前回の世界観を引きずらずに、全く別の話にして、割り切ったところもすごいと思う。古:今回はあまり、具体性のない、神話っぽい話にしたくて。ひとりさんのお子さんが、なさいくんを見て緑だって言ったように、子供の発想って大人の発想を超えてくるんですよね。だからあまり、こういう物語です、って決めつけないで、大人も子供も、読んだ人が自由に受け取って、楽しんでくれたらいいなって。根底には、温暖化などを意識した部分はあるんですが、それも説教がましくなるのは嫌だったんです。だから、SDGsのこととかはなんとなく感じてもらえればいいし、なんなら、子供たちにはわからなくてもいいぐらいに考えていました。劇:なるほどね。僕が最初にフィギュアにした時、なさいくんは、捨てられている空き缶の中に住んでいるイメージだったの。だから、古市さんがこれを「大陸だ」って言った時は、ぶったまげましたね(笑)。人によってこんなにも、なさいくんのサイズ感は違うのか、って。古:はははは(笑)。劇:でも、物語が枠にはまっていなくていいなって思った。そしてやっぱり、ページに仕掛けが施されているところもポイント。この仕掛け、実は中居さんが提案したらしいね。番組では、この絵本にあまり興味ないふりしてるけど、あの人は結構思い入れがあるんですよ。古:前回よりも今回の方が、思い入れがあるように見えますよね。完成した絵本を愛しそうに眺めていましたから。劇:やっぱり自分のキャラクターだから、愛情が湧くのかな。これから、どこかの遊園地とコラボして、なさいくんのアトラクションを作っても面白いかもね。メリーゴーラウンドの中に、一体だけ交ぜるとか(笑)。古:僕はドラえもんのゲストで出てきてほしい。ファッションブランドとコラボしても楽しそうですね。劇:ジーンズの後ろのポケットに、ちょこっと刺繍したりね。古:いいですね。劇:こうなると、早くも次の新たなるキャラも気になるところ。僕が注目しているのは、“なさいくんのともだち”の中で、島本(真衣・テレビ朝日アナウンサー)さんが描いた、靴下と手袋(『パリン グリン ドーン』の中に登場)。古:シュール。これ、よく描けましたよね。なんの脈絡もない(笑)。劇:勇気のある絵。でも物語が浮かびそう。もしかしたら、なさいくんの靴下と手袋かもしれないですから。古:柳澤(秀夫)さんのキャラも、空気読まない感じが気になります。劇:電波を発してるカエルみたいな。無線が好きだから、その辺から出てきたんでしょうね。それぞれのキャラの癖が強いのは、熟考してないから(笑)。みんな紙とペンだけ渡されて、その場で描いてるから全体的に統一感もないんです。それがまた、この絵本のいいところ。この中から、主人公がまた生まれて、第3弾の絵本が作られたらいいですね。古:楽しみです。『パリン グリン ドーン』体の形を自由に変えながら、みんなの願いを叶えてくれる、緑の不思議な生き物、なさいくん。ずっとひとりだった、なさいくんが見たものとは?マガジンハウス1760円げきだんひとり1977年2月2日生まれ、千葉県出身。お笑い芸人、俳優、作家、映画監督として活躍。バラエティ番組『ゴッドタン』(テレビ東京)に出演中。8月末に書き下ろし小説『浅草ルンタッタ』(幻冬舎)が発売。ふるいち・のりとし1985年1月14日生まれ、東京都出身。社会学者、作家。『アスク・ミー・ホワイ』(マガジンハウス)、『ヒノマル』(文藝春秋)ほか多くの著書を出版し、雑誌連載なども数多く担当。※『anan』2022年8月3日号より。写真・森山将人(TRIVAL)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2022年08月01日中井貴一主演、実話をベースにした、笑って泣けて、そして日本史の常識をもひっくり返す〈歴史発見〉エンタテインメント映画『大河への道』のBlu-ray&DVDの発売が、10月5日(水)に決定した。世界を驚かせた[初の日本地図]完成から200年。その裏に隠され続けた秘密が、遂に明かされる。とある“大河ドラマ”の開発チームが発見してしまった、驚きの秘密。日本地図を完成させたのは、あの伊能忠敬ではなかった?原作は“究極の話芸”と評される落語家・立川志の輔による新作落語。名もなき人々が歴史を変えた感動の実話に、「笑って泣けて、感動した」「ラストシーンは鳥肌」などの声が届いた。主演は幅広いジャンルにおいて一線で活躍し続ける国民的俳優、中井貴一。時代劇への熱い想いから、なんとしても新作落語「大河への道」を映画化したい!と、立川志の輔に映画化を直談判し、本作の企画も務めた。脇を固めるのは、軽妙かつ喜怒哀楽豊かな演技で観客を魅了する松山ケンイチ、凛とした着物姿で圧倒的な存在感をみせた北川景子。そのほか、岸井ゆきの、和田正人、西村まさ彦、平田満、そして原作者の立川志の輔、さらに草刈正雄、橋爪功と、個性豊かな実力派キャストが揃った。キャストが一人二役で、「令和の現代劇」と「江戸の時代劇」の二つの世界の登場人物を演じたことも、大きな話題を呼んだ。まったく別人のキャラクターでありながら、共通する性格にも注目してみてほしい。このたび発売される特別版Blu-rayには、中井、松山、北川らキャスト、志の輔や監督による本作への想いや見どころを語ったインタビューを収録。イベント映像集からも、それぞれが作品にかけた想いを知ることができる。メイキングでは、コロナ禍で奮闘しながらも、和気あいあいとした撮影シーンを公開。感動のラストシーンの制作過程も見逃せない。さらに発売決定を記念して、中井・松山・北川より動画コメントも到着した。中井は「ぜひ、ブルーレイとDVDで、ご自宅で何度でもお楽しみください!」と、熱く呼び掛けている。『大河への道』10月5日(水) Blu-ray&DVD発売特別版Blu-ray(数量限定生産):6,380円(税込)●映像特典・メイキング・イベント映像集完成披露試写会先行プレミア上映イベント初日舞台挨拶・予告通常版DVD:4,180円(税込)●映像特典予告Blu-ray&DVD特設ページ: 映画公式HP:
2022年07月15日中居正広(49)がMCを務める番組『笑いの正体』(NHK総合)が7月5日に放送された。番組内でナインティナインの岡村隆史(52)と矢部浩之(50)がメインキャストを務めた『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)は“ほぼ台本通りだった”と判明し、ネットで話題となっている。『笑いの正体』は“お笑い”の歴史を振り返りながら、笑いを生み出す人々の想いに迫るドキュメンタリー番組。3月に放送された初回は「漫才」をテーマにし、続く7月5日放送回のテーマは「女芸人という生き方」だった。そこで、VTR出演した大久保佳代子(51)が「『めちゃイケ』がすごいのは、台本がガッツリあるんですよ」とコメント。するとVTR明けに、中居も「全部台本だった」と明かしたのだ。「中居さんは、日本一周企画など『めちゃイケ』に何度も出演している“準レギュラー”ともいえる存在ですが、“台本の裏付け”として『めちゃイケ』の撮影中、矢部さんの笛を吹くタイミングの間が悪いという理由で、『何度も撮り直しをさせられた』というエピソードを披露。台本通りに進めないといけないため、中居さんは思わず『僕は全く面白くなかった!』と冗談まじりに明かしました」(テレビ局関係者)明かされた人気番組の“裏側”に、ネットは騒然。芸人たちのユーモアあふれるやり取りをアドリブ的なものだと考えていた人たちは、ショックを受けているようで……。《めちゃイケ、台本あったの…知らなかった…》《めちゃイケって全編台本だったんだ…なんか知りたくなかった感ある》《めちゃイケが台本だというのは墓場まで持っていってほしかった》いっぽう、「台本を書いた作家がすごい!」と絶賛する声もこう上がっている。《台本あろうがなかろうがおもしれぇもんが見れればそれで、めちゃイケはおもろかったし作家天才だなって思う》《めちゃイケ台本だったんだ。作家さん凄い。ぐだぐだしてるバラエティ苦手だから、台本ありの方が好きかも》《めちゃイケが全部台本だとしたら、ディレクターや構成作家たちは天才やんけ》3月放送のラジオ番組『イマドキッ ドゥフドゥフ90分』(MBSラジオ)で、『めちゃイケ』の出演者・よゐこの濱口優(50)は「めちゃイケはコント。リハの時は台本を見ているから喋れるけれど、本番は飛んでしまう」と告白。さらにセリフを忘れた際、岡村が「お前のセリフ」と小声でいい、助けられていたと話した。そんな演者の苦労があってこそ、お茶の間に“笑い”が溢れていたのだ。
2022年07月06日「今、僕が人生の……今、体重がMAXになってるんですね。はい、MAXです。63をオーバーしつつあるという」こう告白したのは中居正広(49)。6月11日に放送されたラジオ番組で、体重が増加していることを明かした。「これはよくないなと思って、ちょっと意識して絞り出そうかなと思ってます」とも発言した中居。気になる増量の原因は“禁酒”だ。「中居さんはもともと、毎日欠かさず晩酌していたほどのお酒好き。しかし‘17年に肝炎で入院して以来、定期的な検査に向けてたびたび禁酒していたそうです。最近は本腰を入れて禁酒生活を送っているようで、外で乾杯程度に飲むことはあっても家では一切飲まないようにしているといいます」(芸能関係者)しかしその反動でお菓子に手が伸びるようになってしまったのだという。「以前は中居さんはあまりお菓子を食べなかったそうですが、最近はお酒をやめた口寂しさからか、お菓子をたくさん食べてしまうそう。今ではチョコレートやせんべい、ラムネなどを常備しているとのことです」(テレビ局関係者)健康のために始めたはずの禁酒が思わぬ形で体重に影響してしまったようだ。ラジオでは「洋服のサイズがMからLにあがった」と話していた中居。そろそろ本格的にダイエットに取り組みたいとの意思を明かしている。「もともと野菜嫌いの中居さんですが、少しは野菜も食べなければならないという意識が出てきたようで、最近は毎日プチトマトを食べているそうです。“優糖星(ゆうとうせい)”という品種の、ちょっとお高めのプチトマトがお気に入りだと話していましたよ」(前出・芸能関係者)そのいっぽうでダイエットには苦々しい思いもあるようで……。「でも、『運動はしたくない』と周囲に話していて、運動系のダイエットをするつもりはないみたいです」(前出・テレビ局関係者)さらに、高らかにダイエット宣言をしたものの、その生活は不摂生そのものだという。「カツカレーを一週間食べ続けたり、仕事以外では自宅にこもりきりだったりと、聞きました。コロナの影響で外に出ない日々が続いたからか、食べることが唯一の楽しみになっているとか」(前出・芸能関係者)今年8月には50歳になる中居。有言実行で健康に過ごしてほしい!
2022年06月24日映画『大河への道』(5月20日公開)の公開初日舞台挨拶が20日に都内で行われ、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、田中美央、中西健二監督が登場した。同作は立川志の輔の新作落語『伊能忠敬物語―大河への道―』の映画化作。観光促進として伊能忠敬を主人公とした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げた千葉県香取市役所のメンバーが、1821年に史上初の日本地図を完成させたのは伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実を発見してしまう。一方200年前の江戸時代では、忠敬の志を継いで地図を完成させるために、涙なしには語れない弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していた。プロデューサーとしても同作に関わっている中井は「昨日はちょっと緊張もしました。今日こうやって皆さんのお顔をここで拝見することができて、今はホッとしております」としみじみ。松山も「今回貴一さんが企画された作品ですけれども、貴一さんの人柄がよく出ているような、優しい映画になってます」と太鼓判を押す。中井はさらに観客に「僕たちにとってこうやってお客様がこの映画館に足を運んでくださることが何よりの喜びであり、この仕事をやっててよかったなあと思える瞬間でもあります。いろんな状況がありましたけれど、本当にすべての映画館の皆さんや劇場の皆さんは、皆様がこちらにお越しいただいても絶対に安全にお帰りいただけるような工夫をし、苦労しておりますので、どうぞこの先も……いや、この映画を何回も見ろって言ってるわけじゃないんですけど、この先もいろんな映画をご覧になることを怖がらずに、映画館や劇場に足を運んでいただけたら嬉しいなあという風に思います」と語りかけた。最後にはヒットを願って鏡開きを行ったが、写真を撮っている途中で誰かが蓋を叩いてしまい、割れてしまうというハプニングも。スタッフがやってきて直す姿について、和田が「撮らないで!」と叫び、会場の笑いを誘っていた。
2022年05月20日『大河への道』は、立川志の輔の落語に感動した中井貴一が自ら映画化を企画し、主演した意欲作。日本地図を作った男、伊能忠敬をモチーフとした物語には、志の輔ならではの発想があり、それが見事に映画に結実している。ふたりに聞いた。――今回、中井さんは志の輔師匠の落語を映画にするために尽力されました。映画にしたら面白いと思われた点はどこでしたか。中井この数年、時代劇は作られていますが、圧倒的に本数が少なくなりました。コロナ禍でエンタテインメントに廻るお金もどんどん少なくなっています。そんな中で時代劇を遺すのは至難の業。現代と時代ものが重なるものはタイムスリップものが多いと思いますが、師匠の落語を拝聴したら、タイムスリップを使わず、過去と現代を重ね合わせて描くことができる。こういう形でも時代劇は遺していけるのではないか、と思いました。また、僕が喜劇の台本をいただいたときにまず探すのが、悲劇性。どこに悲劇性があるかによって喜劇として成立する。悲劇の台本をいただいたときには、どこに喜劇性があるか。その落差を作っていくことによって、悲劇はより悲劇に、喜劇はより喜劇になる。今回で言えば、現代劇はコメディとして、時代劇はシリアスとして作ることができる。そこが強く惹かれたところです。中井貴一――師匠の落語はこれまでも映画化されていますね。師匠の落語は映画と相性がいいと今回も思いました。志の輔伊能忠敬という人の存在に感動して書き始めましたが、結局、伊能忠敬を登場させることはできませんでした。なぜかと言えば、伊能忠敬が自分のことを“私”と言っているか、“わし”と言っているか、“俺”と言っているか、一人称でなんと言っていたか、言葉が浮かばないんですよ。伊能忠敬の最初の台詞が書けない。それで作っては壊し、作っては壊しをしているうちに、伊能忠敬を大河ドラマにしたかったけど結局できなかった人たちの熱い想いだけが残る、でもその想いは間違ってはいない、物語になんかできないくらいに凄い人なんだというところに着地しました。73歳までに4万キロ、地球1周分歩いた人ですよ。人間だったかどうかも分からない。いまだに(存在自体)嘘なんじゃないかと思うくらい不思議な感覚がある。「伊能忠敬は凄いな」と、中井さんをはじめとする映画の人たちにも思ってもらえたのかなと。落語のいい加減なところも含めてなんとか映画にしようと思ってくださったのは、僕の根底にある「伊能は凄い」があったからなのだと思います。立川志の輔――主語が浮かばなかった、というのは重要ですね。志の輔偉業を成した人は講談と相性がいいんですよ。落語は“凄い人”とは合わない(笑)。凄い夢を持った人を支えた人たちなら落語になるなと。偉業は偉い人ひとりでやったんじゃなくて、いろんな人が助けた結果なんだと。――“落語は江戸の風を感じること”という言葉があります。この映画を観ていると、かつて人が生きていた時代の風を感じますし、その時代の生命を感じます。志の輔なんでみなさん落語を安心して聴いてくれるのか。落語は必ず目の前の人間と話をしているんですね。必ず相手とちゃんと話をしている。顔を見て、目を見て。馬鹿なことも。自分が言うつもりじゃなかったことも。なにもかも全部。江戸時代では目の前にいる人間としか話はできないんです。長屋であろうが、江戸城であろうが。今はネットなどで、目の前にいない人間とコミュニケートできる時代でしょう?時代劇も目の前にいる人としか話をしていない。(師匠の立川)談志は「(落語には)江戸の風が吹いてないといけない」と言った。つまり相手の気持ち、了見を分かりながら話をしていく。己をさらけ出して話をしていく。その江戸っ子の潔さが気持ち良く、お客の腹におさまるような落語じゃないといけないと師匠には言われました。この映画も物語が江戸時代になると、なぜか落ち着く。特別、映像が変わっているわけではないのに安心する。パソコンやスマホや電話だけの新作落語にもチャレンジしましたが、なかなか上手くいかなかった。人の目を見て、顔色も見て、気持ちも慮って。特に日本人はそういう生き物だと思います。――確かに、落語も時代劇も、コミュニケーションが至近距離なのだと思います。中井さん扮する主人公は、役所内の部下である松山ケンイチさんや北川景子さんを相手になんとか至近距離のコミュニケーションを取ろうとしてますよね。なるべく“圧”にならない形で。中井ここ数年、パワハラやモラハラの問題がありますよね。特にこれは市役所が舞台。そこはいろいろ考えました。10年前ならありえたコミュニケーションも、今はありえない。スキンシップによって、互いの距離が近づいたりするわけですが、それは描写しづらい時代。表現の幅がどんどん狭くなっている。そんな中で現代劇における上司と部下の関係性を出すことの難しさを感じました。それだけに、僕自身も時代劇はどこか安心していたかもしれませんね。取材・文:相田冬二撮影:川野結李歌ヘアメイク:藤井俊二(中井)、池田真希(立川)『大河への道』5月20日(金)より公開
2022年05月19日5月20日(金)に公開される映画『大河への道』から、特別版予告映像が公開された。この予告映像には、本作で企画も務めた主演・中井貴一の熱いメッセージも収録されている。原作は立川志の輔の新作落語『大河への道―伊能忠敬物語―』。その画期的な“伊能忠敬が出てこない伊能忠敬物語”は、2011年の初演以来、「落語を超えた究極の話芸」と評され再演を繰り返している。中井がこの落語を観劇し、感動のあまり自ら立川志の輔に映画化の直談判をしたことが、本作の始まりとなった。千葉県香取市では地元を盛り上げるために、郷土の偉人「伊能忠敬」を主役にした大河ドラマの開発が進むが、驚くべき新事実が発見される。それは1821年に史上初の日本地図を完成させたのは彼ではなかった、ということだ。では一体、初の日本地図は誰が、どのように作ったのか。そこには歴史に埋もれた、涙なしには語れない秘密の物語が隠されていた。前途多難な大河ドラマ実現を描く現代の喜劇と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代ミステリーの2つのドラマが描かれる本作は、主演の中井のほか、共演の松山ケンイチ、北川景子、橋爪功といった日本映画界のトップランナーである俳優陣が一人二役で出演している。このたび、公開された特別版予告映像には、ついに完成した日本地図の壮大な姿が映し出されている。さらに、中井が思いの丈を語っている様子も。「エンターテイメントの世界はずいぶん苦しめられたが、そんな中救いとなったのもエンターテイメントだったように思う」とコロナ禍を振り返る中井だが、「でもそれを支えてくださったのは、お客様しかいません!」と映画館へ足を運んでくれた全ての観客に感謝の気持ちを伝える。そして、「(コロナ禍でも劇場で)笑ったり泣いたりしてくれる観客の勇気が映画・演劇産業が続いていく力になります」と語り、「映画館にくることを恐れないで足を向けていただきたい」と、本作だけではなく、エンターテイメントへの並々ならぬ想いを熱く語っている。『大河への道』5月20日(金)公開
2022年05月16日中井貴一、松山ケンイチ、北川景子ら豪華共演の『大河への道』より、玉置浩二書き下ろし主題歌入り本予告と本ポスターが解禁された。本作は、市役所に勤める池本保治(中井貴一)が伊能忠敬を主人公とする大河ドラマを実現させようとするも、意外な史実が明らかになるという〈歴史発見〉エンターテインメント。大河ドラマ実現を描く現代パートと、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代劇パートの2つのドラマで構成され、主要キャストはそれぞれの時代のキャラクターを一人二役で演じている。今回解禁となった本予告映像は、舞台を令和から江戸へと移し、亡くなった伊能忠敬を囲む測量隊(和田正人、田中美央、溝口琢矢、平田満)たちを前に天文学者・高橋景保(中井貴一)の「今しばらく伊能先生には、生きていていただきましょうか」という一言から、驚愕の隠密作戦が実行されていく様子が描かれている。測量隊の面々、高橋の助手・又吉(松山ケンイチ)、下女のトヨ(岸井ゆきの)、伊能のかつての妻・エイ(北川景子)らは亡くなってしまった伊能の志を引き継ぎ、地図の完成に向けて尽力する。【初の日本地図完成の裏側】では一体何が起きていたのか?そして、映像の最後に映された景保の涙の理由とは…。初の日本地図完成への壮大なドラマを感じさせる予告映像となっている。本予告で解禁となった書き下ろし主題歌「星路」(みち)を手掛けた玉置浩二は「コメント等はあまり得意ではないので、 上手く言えませんが、微力ながら、僕の歌が映画『大河への道』を少しでも照らすことが出来たなら、嬉しく思います。映画の御成功、心からお祈りしています」と語っている。「星路」(みち)は日本地図の完成目前で亡くなった伊能忠敬の志を引き継いだ者たちの物語に寄り添い、明るく照らし出すような楽曲となっている。また、今回の本予告映像解禁と併せて解禁となった本ポスタービジュアルでは、伊能忠敬の志を継いだ面々が唇に指を当て何かを隠すしぐさをしながら、大河ドラマ開発プロジェクト成功に向け奔走する池本の周りを取り囲んでいる。伊能忠敬が完成させたと思われている初の日本地図の裏側に隠された驚くべき秘密とは?物語の全貌が気になるデザインとなっている。『大河への道』は5月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大河への道 2022年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2022年03月11日新型コロナウイルスの濃厚接触者として自宅待機中のダウンタウンの松本人志(58)。そんな松本に、タレントの中居正広(49)が差し入れた“あるもの”が、注目を集めている。28日、松本は自身のツイッターを更新。中居から宅配便で差し入れを送られたことを明らかにした。《中居君が差し入れしてくれた(勿論、置き配で)沢山の食べ物や映画のDVDそして電球が1つ。ん?電球?メールで確認したところ『電球切れたら大変です』と返信。明るい気持ちになった。。。のか》松本のこのツイートはたちまち拡散され、15.8万件ものいいねを集めるなど大反響を呼ぶ形に。また中居からの意外な角度からの差し入れに対し、ネット上では中居の気遣いとユーモアを賞賛する声が相次いだ。《確かに切れたら大変》《一人暮らしだったら、、、これは盲点…!》《確かに電球、電池、ペーパー類ペーパーロールは必要かも》《電球まで!さすが中居くん。痒いところまで手が届くというか痒くなる前から手が届いてる》《この心遣いは真似したい!中居くんさすがだなぁ》《電球が入ってるところが中居くんですね!明るい気持ちになった!》心遣いに溢れた差し入れで、松本だけでなく多くの人の心を明るくした中居。実は、このような中居の贈り物術は、芸能界でもかねて評判を呼んでいる。「中居さんの贈り物の特長は、相手が置かれた状況を踏まえて選んでいること。嵐が活動を休止する際に、メンバー全員に『お疲れ様』というメッセージとともに名前入りの箸を。またV6が昨年、解散した際は一足30万円ほどの超高級革靴を全員にプレゼントしています」(芸能関係者)嵐のメンバーである松本潤(38)に送られた箸には、1本に「嵐」、もう1本に「松本潤」と彫られていたという。松本は昨年12月にゲスト出演したテレビ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへSP』(TBS系)で、中居からの贈り物に込められた意味を以下のように推測している。《2つ対になっている物っていうことにすごく意味を持ってるんだろうなって。嵐っていうものと自分っていうもの2つの側面があるものが1個になって表現されてるってことと、2つに離れるかもしれないけどいつかそれが一緒になる瞬間みたいなことを連想できる物だと思った》「この発言に対し、同番組の司会を務める中居さん自身は『ごめん。なんの意味もないんだよ。俺、そんな深い人間じゃないんだよ』と否定していました。しかし、このように相手に気を遣わせないようにという姿勢が、中居さんの気遣いそのものを表しているように思えます」(前出・芸能関係者)さらに、地元が一緒で後輩として目をかけていた今井翼(40)がメニエール病で入院したときには、病室に空気清浄機を届けたという。心のこもった直筆の手紙も同梱されていて、今井はとても元気付けられたそうだ。高級革靴でも電球でも、受け取った相手を笑顔にする中居からの贈り物。そこに込められた中居の思いやりこそ、相手にとって一番の贈り物なのかもしれない。
2022年01月29日NGT48の中井りかが、プロデュースするアパレルブランド『Recandy(リーキャンディ)』のアイテムが31日(12:00~)から発売される。同ブランドは、昨年2月に中井が自腹の100万円で立ち上げたソロプロジェクト。「富山から上京してきた当時の自分のように、東京のかわいいお洋服屋さんに行けない人たちにも、アイドルの子たちが着ているようなかわいい洋服を届けたい」という思いで、知識やデザイン技術、お金や人に至るまですべてゼロの状態からスタートして1年をかけ、満を持して発売されることとなった。ブランド名の『Recandy』は、女の子の気分を上げる魔法のアイテム”キャンディ”のように、「身にまとった女の子のかわいさを引き出す、そんなブランドにしたい」という思いで命名。アイドルとしてだけではない“一人の女子としての中井りか”が凝縮された、唯一無二の世界観が広がる。本人コメントは以下の通り。■NGT48中井りかコメント今回初めて自分の頭の中にあるものが形になるので、とても変な感じがしています。時間はかかってしまったけどその分良いものが作れたので、ファンの方々やお洋服が好きな女の子、もちろん男性の方にも、まずは私がちゃんとデザインしたものを見てなにか感じて頂けたらと思います。着る人やシチュエーションをたくさん考えながら幸せな気持ちで作ってきました! 好きなことをしている幸せを、今回買ってくださる方にお裾分けする気持ちで届けたいと思います。“女の子はだれでもお姫様になれる”っていうわたしの理想をたくさん詰め込んだお洋服たちです! 好きな時に好きな服を着て好きな人に会って好きな場所にいく、人それぞれの人生の1ページにわたしの作ったお洋服が登場したら嬉しいです!
2022年01月24日俳優の中井貴一が主演を務める映画『大河への道』(2022年5月20日)の特報映像が20日、公開された。同作は立川志の輔の創作落語『伊能忠敬物語―大河への道―』の映画化作。観光促進として伊能忠敬を主人公とした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げた千葉県香取市役所のメンバーが、1821年に史上初の日本地図を作ったのは、あの伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実を発見してしまう。一方200年前の江戸時代では、忠敬の志を継いで地図を完成させるために、涙なしには語れない弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していた。特報映像では、江戸時代の秘密を知った市役所のメンバーたちと、伊能忠敬の弟子たちのコミカルな姿が収められた。千葉県香取市では、総務課主任・池本(中井貴一)が、ひょんなことから観光課の課長・小林(北川景子)によって大河ドラマ開発担当に任命される。池本はお調子者の部下・木下(松山ケンイチ)と共に、今は引退したという噂の大物脚本家・加藤(橋爪功)をなんとか口説いて脚本の執筆を依頼するが、日本地図を完成させたのは、伊能忠敬ではないという発見を伝えられる。舞台は200年前に飛び、江戸下町の伊能忠敬邸では、天文学者の高橋景保(中井)と助手の又吉(松山)、日本地図完成を目指す忠敬の測量隊(和田正人、田中美央、溝口琢矢、平田満)、下女のトヨ(岸井ゆきの)、そして伊能のかつての妻・エイ(北川)によって、驚くべき隠密作戦が決行されようとしていた。200年前の江戸時代に何が起こるのか、タイトル『大河への道』と共に現れる、大人数がひれ伏す大広間のシーンが意味するものなど、気になる特報映像となっている。中井と松山は2012年に放送された大河ドラマ『平清盛』(松山が主人公である平清盛、中井が清盛の父である平忠盛を演じた)以来の共演となる。映画『大河への道』では市役所総務課の上司と部下の関係で、松山は中井との共演について「投げた球を全部キャッチしてくださる方で、ものすごく信頼をしています。緊張しないで、自分の地続きで、地に足がついたままで演技ができるのは中井貴一さんしかいないです」と信頼を語っている。(C)2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2021年12月20日“殺さず、犯さず、貧しきものからは奪わず”のおきてを守り、悪どい大金持ちから、鮮やかな手口で大金を奪う希代の大盗賊――。中井貴一(60)主演の人気時代劇『雲霧仁左衛門』シリーズ(NHK BSプレミアム)は、“時代劇離れ”が叫ばれて久しい昨今でも根強い人気を誇っている。2013年にスタートしたこのシリーズは、昨年8月に5作目が放送されるはずだった。「撮影は、2020年2月から京都で始まり、全8話中5話まで撮り終えていました。しかしコロナ禍で、同年4月に緊急事態宣言が全国に発出されて、『雲霧5』の撮影は中断となってしまいました。当初、中井さんサイドは撮影をなんとか続けられないかという意向を示していましたが、ほかの主演ドラマの撮影などが控えていたこともあって、再開のめどが立たなかったのです。しかし、今年10月から第6話の撮影を始めることになりました」(ドラマ関係者)だがこの間に、時代劇には欠かせない“かつら”を巡ってある騒動が起きていたのだ。同ドラマに関わる芸能プロ関係者は、一連の経緯についてこう振り返る。「今年8月、『雲霧』の制作会社である松竹さんから、『これまで使っていたかつらが使えなくなったから、作り直したい』という連絡があったんです。9月上旬に、中井さんほか出演者が、東京の松竹の施設に集まって、そこで採寸しました。なぜ第6話からかつらを作り直すのかと不思議に思っていたのですが、かつら会社と松竹が、お互いを訴える裁判に発展していたのです」今年の7月26日に、第1回口頭弁論が開かれた裁判の経緯について、地元紙記者はこう解説する。「2020年春ごろから、松竹側とかつら会社の間で、人件費や秋以降のかつら製作の体制などを巡って意見が対立し始めたのです。かつら会社は、京都の松竹撮影所内に、メーク室などを借りて、およそ3千800点ものかつらを保管し、そこで役者に装着もしてきましたが、その年の9月に賃借契約が終了することになり、かつらを引き揚げようとしました。すると松竹側は、『双方に所有権・使用権がある』などと主張し、かつらの所有権・使用権を巡り争う状態になってしまったのです」かつら会社は、京都市にある「八木かつら」という、1927年創業の老舗メーカーだ。「映画『武士の一分』や『たそがれ清兵衛』のほか、数多くのテレビ時代劇などのかつらを手がける松竹の“お抱え”業者でした。中井貴一さんだけではなく、堤真一さん、阿部寛さん、佐藤浩市さん、堺雅人さん、大泉洋さんといった俳優の特注のかつらを作ってきました」(映画関係者)■“沈黙”に秘めた中井の時代劇への危機感撮影の途中で、訴訟問題のせいでかぶっていたかつらが”消失”――。しかし中井は、淡々と事態を受け止めたという。「長年愛用してきた特注のかつらは、けっして一朝一夕にできるものではなく、新しいかつらは、すぐになじむものじゃありません。でも中井さんは文句のひとつもこぼさず、作り直しに協力していました」(前出・芸能プロ関係者)出演者たちを巻き込みながら、なぜお互い一歩も引かずに、かつらの所有権を主張するのか――。本誌が松竹撮影所に取材を申し入れると、こう回答があった。「対象のかつらは、八木側がもともと自作して常備・保管していたかつらではなく、当社での撮影のためにかつらの製作費と修理費をすべて当社が負担して製作され、かつらを撮影所ですべて保管し、当社が使用したいときに撮影に使用してきたものです」一方、八木かつら側の主張は異なる。同社はこう話す。「かつらは、当社が自らの費用で製作し、管理し、他の会社の業務にも使用してきたものです。所有権を松竹撮影所に移すという合意はありません。当社の所有物として火災保険もかけていました。業界では、『かつらはリース品』ということは常識です」コロナ禍で冷え込んだ業界事情もあるが、中井が“沈黙”した理由には、「このままでは時代劇がダメになる」という危機感があるからだという。《原形をとどめない時代劇を、お手本とした場合、ちゃんとした時代劇を作ることが出来る人がいなくなる…そこを危惧しています。もういっぺん、振りだしに戻って所作、籠、かさの1つ、1つをきっちり再現して「これがベースなんだ」というものを提示しないと、もっと、もっと時代劇が衰退していく。時代劇のお手本、見て勉強しようというものを作っておかないといけない時期に来ていると思うんですよ》(『日刊スポーツ』2017年6月4日)長い俳優生活のなかで、数多くの時代劇に出演してきた中井だからこそ、強い自負がある。「よく中井さんは、『俳優の仕事は基本的に伝承される芸能ではないが、時代劇は別だ』とおっしゃっています。コスプレまがいの時代劇作品が増えることに危機感を覚えていて、“本物”へのこだわりは人一倍強い。中井さんは、『雲霧』シリーズを代表作として力を入れてきました。だからこそ、作品が訴訟問題に巻き込まれても、動じることなく撮影に臨んだのでしょう」(前出・ドラマ関係者)中井の強い決意がにじむ『雲霧5』は来年1月14日にスタートする。渾身の芝居に期待したい――。
2021年12月01日俳優の中井貴一が、映画『大河への道』(2022年5月20日)の主演を務めることが9日、明らかになった。同作は立川志の輔の創作落語『伊能忠敬物語―大河への道―』の映画化作。観光促進として伊能忠敬を主人公とした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げた千葉県香取市役所のメンバーが、1821年に史上初の日本地図を作ったのは、あの伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実を発見してしまう。一方200年前の江戸時代では、忠敬の志を継いで地図を完成させるために、涙なしには語れない弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していた。画期的な“伊能忠敬が出てこない伊能忠敬物語”は、2011年の初演以来「落語を超えた究極の話芸」と評され再演を繰り返す、最もチケットが取れない演目の一つだという。主演をつとめる中井が原作となる落語を観劇し、感動のあまり自ら立川志の輔に直談判をしたことから、映画化が始まった。前途多難な大河ドラマ実現を描く現代の喜劇と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代ミステリーの2つのドラマが描かれ、2つの時代の登場人物は中井、松山ケンイチ、北川景子といった俳優陣の一人二役によって演じられる。今回発表された3種類のティザー・ビジュアルでは、秘密を知ってしまった現代の登場人物と、その秘密を隠そうとする江戸時代の登場人物との関係性が、一人二役を演じる俳優たちによって表現されている。中井と松山は大河ドラマ『平清盛』以来の共演、北川は初共演となる。○中井貴一 コメントこの数年、数少なくなった時代劇を、日本の文化、伝統として残したいと思って参りました。容易ではないことは百も承知。交通の発達により、海外が近くなり、より海外の影響を受けやすくなった今だからこそ、日本の真の美しさ、日本人としての心の在り方を、もう一度考え直したい。そんな思いでいた時、出会ったのが志の輔さんの落語でした。肩肘張った時代劇を作っても、見て頂ける可能性は低い。でも、この落語を映像化したなら、現代も過去も、喜劇も、悲劇も無理なく、観易く描くことができる。そんな思いから、志の輔さんにご無理を申し上げたのでした。気楽に観れる、時代劇。でも、その中には、我々が教科書で習わなかった、驚くべき真実が…。必死で生きる人間たちの、大いなるロマン。是非、お楽しみになさってください。○松山ケンイチ コメント貴一さんとは久しぶりにご一緒させて頂きましたが、前の現場でも待ち時間に話をさせて頂いてる間いつも笑っていたのを覚えていました。今回はその普段笑いながら話していた雰囲気のまま出来たような気がします。景子さんも久しぶりでしたが、貴一さんの演技で笑いを堪えている表情を見ていて幸せな現場だなと思いました。僕自身楽しんで遊びつくしたような現場でした。○北川景子 コメント中井貴一さん主演の時代劇コメディとお聞きして、絶対に面白い作品になると確信しました。時代劇がどんどん減ってしまっている現在、京都で映画を作れるということはどれほど贅沢なことか。この作品に参加できとても光栄です。撮影では中井貴一さんと松山ケンイチさんの掛け合いを見ているだけで何度も吹き出してしまいました!中井さんとは初めて共演させて頂きましたが、中井さんの懐の広さや温かさを間近で感じ、言葉の選び方や人との接し方、現場での佇まいなど、人間として多くのことを学ばせて頂きました。この映画では「ピラミッド」と同じくらい、どうやったら人間にこんなに凄いことができるのか、という驚きの物語が隠されています。私も一人二役を、振り切って楽しくやらせていただきました。時代劇だからとあまり敷居の高さを感じず、是非お気軽に楽しんで頂ければ幸いです。○原作:立川志の輔 コメント伊能忠敬記念館で見たあまりにも正確な伊能忠敬の日本地図に感動し、これをなんとか落語に、と思い拵えたのがPARCO劇場で上演した「伊能忠敬物語−大河への道−」でした。落語を映画にするのは大変なことだと思いますが、脚本家の方が何度もチャレンジをして、ここまで世界を広げるのかと驚きました。俳優の方々が一人二役で現代と江戸時代を行き来する不思議な設定や斬新な映像表現など、ひょっとすると今までになかったような映画になるかもしれません。世界中が驚くべき伊能忠敬の偉業を、映画を通して感じて頂ければと思います。(C)2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2021年11月09日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の中井友望さんです。苦手だった感情の表現を演技や読書を通じて克服中!俳優志望で芸能界へ。「感情や思っていることを口に出すのが苦手。でも、『ヒミズ』という映画で役者さんの感情そのままの演技を観て、俳優になりたいと思いました。今は以前より感情表現できるようになったかな」。本は大事な相棒。「色んな思想や考え方を学べるので、表現力にも繋がっていて。自分と違う価値観を面白いと思えるようになりました」。間もなく公開の映画では高校生役を熱演。「制服は違和感なく着られて、撮影の合間は本当の学校みたいに和気あいあいと話して楽しかったです!」本は並べるのも楽しい。陳列フェチです。宮本輝さん、西加奈子さんが特に好き。実写ドラマや映画に出たいな。人懐っこいレイくんに早く会いたい。実家にいて会えていないので、祖母から写真を送ってもらっています。だし巻きたまごを極めました!水、だし、油のバランスが重要で、ふわふわに作れます。ビールと合う!なかい・とも2000年生まれ。ミスiD2019でグランプリを受賞し芸能界入り。映画『かそけきサンカヨウ』が公開中、『シノノメ色の週末』が11月5日公開。※『anan』2021年11月3日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2021年11月02日俳優の中井貴一と女優の瀧本美織が出演する、三基商事・ミキプルーンの新CM「実をむすぶ」編が、21日より放送される。新CMでは、4作目の共演となる中井と瀧本がプルーンの木の前で、苦しいことがあっても前を向いていれば毎年必ず実をむすぶプルーンのように「必ず晴れる日が来て、いつか実をむすぶ」、そして「明日のあなたは、つくることができる」というメッセージを伝える。またCMソングには、平原綾香が同CMのために書き下ろした楽曲「キミへ」を使用。その歌詞も相まって、明日を信じること、明日への希望といったメッセージがより一層伝わるCMとなっている。■中井貴一&瀧本美織インタビュー――今年のCMの見どころは?中井:平原綾香さんが歌を書き下ろしてくださり、そこに今僕たちが感じているメッセージを載せてお送りするCMになっているので是非歌にも注目してご覧いただきたいです。瀧本:撮影前から今回書き下ろしの楽曲を何度も聴かせて頂き、ほんとに心にしみる歌詞になっていて、昨今の難しい状況だからこそシンプルな言葉が皆さんに響く内容になっていると思います。また、CMを見ている皆さんにすごく前向きになってもらえる内容に仕上がっています。――「いつか必ず実をむすぶ」と信じて続けていることは?中井:この仕事ですかね。俳優という仕事は終わりのない職業で、ある意味でずっと手探りの中、自分たちの感性を使って「これで良し!」のような正解がない、実をむすんでいることも自分ではわからないので、いつかやってきて良かったと思える瞬間を迎えることが実をむすぶことにつながると考えて必死にやっている感じですね。瀧本:私もこの仕事ですかね。中学生くらいの頃は漠然と思っていた、人を感動させたい、喜ばせたいということを自分の表現したことで「元気が出た」「感動した」という人が一人でもいて下さることが少しでも実をむすんでいるのかなって思います。――中井さんは、今年でデビュー40周年を迎えられました。今後のビジョンなどありますか?中井:あんまり、何周年とかそういうのを気にしないんですよね、というか、あまり過去に興味がないと言ったらいいのでしょうか?瀧本:カッコイイ!中井:忘れてるわけではないんですが、常に過去のものでは飯は食べていけないと思っていますし、過去のものは置いてきたものだと僕は思っているので次へ次へという風に考えていたら40年やってこれた感じだった。この先は決めずに一歩一歩やっていって、自分がここまでって思うときが来るまで続けていきたいって思いますけど、俳優さんって定年がないってよく言うんですけど、僕は人間としての引き際があると思うんですよね、なのでそれまではやっていこうかなと思っています。――ミキプルーンが発売50年目を迎えますが、25年間CMに出演し続けた感想は?中井:やっぱり、何事も継続するってことはとっても大切なことだと思うし、継続したから生まれてくるものもたくさんあると思うので、その意味では長くやらせていただいていることによって、ほんとに僕が代理店みたいになってる所もあるんですよ(笑)。皆さんから舞台の時なんかに差し入れをしていただいて僕がこういう人はこれを飲んでみて下さいっていう風に仕分けをして置いておくとほんとにものすごい勢いでなくなるんですよ。ほんとに! だから、一つの舞台で3回くらい差し入れしていただかないと足りないくらいに無くなるので。そういう意味では、健康というか、精神的にみんなが明日に向かえる何か力みたいなものをミキの商品を通じて皆さんや仲間に伝えることができるのは、とてもありがたいと思っています。■平原綾香コメント誰かの力になりたい、応援したい、という気持ちは尊く、何にも代えられない輝きを持っている、と思っています。人は自分の中に夢をもっていたとしたら、蕾のようなものがあって、その花が咲くのをみたくて、実をむすぶことができるのか、不安ながらもお水をあげたり、雨に打たれたりして、その花が咲くのを待っている、と思うのですけれど、今回は自分の花ではなくて誰かの花が咲くのを応援している人の歌です。それは、家族だったり、好きな人だったり、もう会えない人だったり。たとえ、応援している人の目に自分が映らなくても「僕はキミの味方だ」って胸をはって言えるということが自分自身も強くしてくれるし、その思いというのは必ず届くと信じています。CMで中井さんが「きっとうまくいく」と語っているのが凄く嬉しくて。何も話していなかったのですが、私にとって昨年から今年にかけて大事にしている言葉は、実は「きっとうまくいく」だったんです。中井さん、瀧本さんの語り、そして私のこの曲に込めた「僕はキミの味方だ」という思いが届いたら嬉しいです。
2021年10月21日俳優の中井貴一と佐々木蔵之介がダブル主演を務める映画『嘘八百 京町ロワイヤル』(20)が、dTVで配信スタートした。映画『百円の恋』(14)やNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』の武正晴監督がメガホンをとった『嘘八百』(18)シリーズの第2弾となる同作。古美術商の則夫(中井)と陶芸家の佐輔(佐々木)は、ひょんなことから京都で再会を果たす。そこで出会った京美人、志野(広末涼子)のとりこになった二人は、彼女がだまし取られたという幻の茶器を取り戻すため、京都の街を奔走する。しかし、その茶器の背後には巨大な陰謀が渦巻いていた――。同作には、京都の老舗古美術店「嵐山堂」二代目役の加藤雅也、その下で働く人気若手陶芸家・牧野慶太役の山田裕貴が出演。さらに、則夫の娘役の森川葵、佐輔の妻役の友近をはじめ、前作で活躍した贋作仲間の木下ほうか・坂田利夫・宇野祥平ら、レギュラーキャストも大集結している。なおdTVでは、前作『嘘八百』も配信中。(C)2020「嘘八百 京町ロワイヤル」製作委員会
2021年10月14日「なんか千賀、先週ね、ここらへん(頬を指し)に注射打ったって言ってた」悪戯な笑みを浮かべながらこう語ったのは中居正広(49)。これは8月29日放送の生放送特番『FNSラフ&ミュージック』(フジテレビ系)内でのこと。中居はゲスト出演したKis-My-Ft2の千賀健永(30)が頬にヒアルロン酸の注射を打っていたことを暴露。公表していなかった千賀は動揺しつつも、最終的に「ちょっとだけ打ちました……」と渋々認めたのだ。この“整形イジり”が波乱を広げている。「タレントが発表していない美容整形をほかの人が明かすのはタブーですし、アイドルであるジャニーズ事務所ではもってのほか。視聴者の間では賛否が真っ二つに分かれていました」(スポーツ紙記者)千賀が所属するキスマイの派生ユニット「舞祭組」を中居がプロデュースするなど2人は師弟関係にある。しかし、今回のイジりには千賀も悲鳴を上げているという。「千賀さんは以前にも、中居さんに当時住んでいた実家の地名を暴露され、一人暮らしを余儀なくされたそうです。今回の整形イジりも事前に聞いていなかったため、『さすがにちょっと……』と放送直後は意気消沈していたそうです」(テレビ局関係者)しかし、中居がタブーを破った裏には、弟子への“愛”があった。「もともと、中居さんは千賀さんのトーク力を高く評価しており、『あいつはイジれば絶対に笑いを起こせる』とよく語っています。大型特番の場でイジることで、千賀さんの魅力をお茶の間に届けようとしていたのでしょう」(中居の知人)千賀も中居の真意を理解し、“和解”にいたったようだ。「中居さんも反響を知って、さすがに今回は『やりすぎたかな』と反省しているそうです。結果として“整形イジり”はニュースで取り上げられ、大きな話題に。千賀さんは放送2日後に会員制ブログで、中居さんとの信頼関係があってこそのやりとりだったと明かし、感謝していました」(前出・テレビ局関係者)師匠の“愛あるイジり”を糧に千賀がバラエティ界を席巻する日も近いかも?
2021年09月08日タレントの中居正広が主演を務める映画『劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』が、dTVで独占配信を開始した。2012年にTBS系日曜劇場枠で放送されたドラマ『ATARU』。サバン症候群に起因する特殊能力をもった主人公・アタル(中居)が、超人的な推理力でさまざまな事件を解決に導いていく。その劇場版である同作は、ドラマシリーズの翌年に放送されたスペシャルドラマ『ATARU スペシャル〜ニューヨークからの挑戦状!!〜』にも登場した、アタルの幼なじみ・マドカ(堀北真希さん)とアタルの関係の謎に迫る。物語の発端は、日本とニューヨークで起こったコンピューターウイルスによる爆破事件。警察とFBIが共同捜査をすることになり、FBIの一員としてアメリカにいたアタルも来日。警察を辞めて探偵に転職した蛯名舞子(栗山千明)など、懐かしいメンバーと再会を果たす。事件の容疑者には、問題のコンピューターウイルス「ウィザード」を開発したマドカが浮上するが、爆破事件の遺体がマドカのDNAと一致することが判明。今度は、「ウィザード」の仕組みを知るアタルが容疑者となってしまう……というストーリーだ。同作には、捜査一課の沢主任(北村一輝)、アタルの保護者であるラリー(村上弘明)や、「~なのね! 」が口癖の鑑識課・渥美(田中哲司)、舞子の弟の昇(玉森裕太)、警部補の野崎(千原せいじ)など、ドラマのレギュラー陣も登場する。
2021年08月30日8月29日放送の『FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜第2夜』(フジテレビ系)で、サポーターとして出演した中居正広(49)の“後輩いじり”が物議を醸している。番組では「悪い顔ニュース」と題した、“もし出演者が架空の罪で逮捕されたら?”という企画を実施。この日登場したKis-My-Ft2(以下、キスマイ)の7人は、「スクランブル交差点をローラースケートで走り回り歌うなどの行為をしたYouTuber集団」として紹介された。メンバーそれぞれの逮捕時の様子が映された後、千賀健永(30)のリアルな表情に松本人志(57)が「千賀はやりすぎ!」とコメント。その言葉にスタジオが大盛り上がりするなか、中居が右頬に注射を打つ仕草をしながら「なんか千賀ね、先週ね、ここら辺に注射打ったって言ってた」と暴露したのだ。その後キスマイは、デビュー10周年記念のアルバムに収録された新曲「A10TION」を披露。パフォーマンス後は、中居たちがいるスタジオに登場した。千賀は中居について、「退所してから連絡が一切ない」と疎遠になっていることを告白。中居は新型コロナの影響から「千賀さんは麻雀要員だから、この1年用がなかった」と釈明するも、突如として自分の頬に手を当てながら「どっちを映したらいいの?」と千賀に問い始めたのだ。怪訝な顔をした千賀が「悪い顔ニュースの時も注射打ったとか言ってました?」と訊ねると、中居は大爆笑。するとキスマイのメンバーが「(千賀が)前室でブチギレてましたからね」と明かし、千賀も「そういうのって僕に一回許可を得てから……!」と声を荒げた。だがそれでも「注射を打ったことは許可を得たら言っていいの?」と、中居のイジりは続いた。最終的に「ちょっとだけヒアルロン酸を打ちました」と、不満気に整形をカミングアウトした千賀。いっぽう中居は嬉しそうに、「他にもやってる人いるかもしれないけど、テレビで言ったのは(ジャニーズで)初!」と明かしていた。親交の深い2人のやりとりに、ファンからは「面白かった!」と反響が続出。《芸人さんをここまで爆笑させる千ちゃん凄い中居さんまで立って笑ってくれてるしゃべくりでも思ったけど千賀ワールドになるとめっちゃ面白いな》《中居さんと千賀くんの絡み死ぬほど面白くて無理wwwwww》《千賀くんのこといじってる中居くん、めちゃくちゃ楽しそうだったな(笑)》また千賀が「麻雀要員」であることにも驚いたファンがいたようで、《麻雀出来る事の方が驚き》《千賀さんと麻雀て意外だわー》といった声が上がっていた。■過去には住んでいる場所も晒されていた相次いで千賀のプライベートを晒した中居だが、今回が初めてではない。「’18年の大晦日に放送された『CDTVスペシャル! 年越しプレミアライブ 2018→2019』(TBS系)で司会を務めた中居さんは、そこでも千賀さんの住んでいる場所を悪びれずに暴露していました」(テレビ誌ライター)すでに退所しているとはいえ、先輩である中居の“後輩いじり”を訝しがる声も広がっている。《これ、パワハラじゃないの?中居君そういう所あるよね。ジャニーズの先輩だからって、ダメだと思うわ》《おなじみのやりとりなのかもしれないけど中居くんの千賀くんいじりが笑えない。別番組の住所のこともだけど打ち合わせがあったとしても見ててひっかかってしまう》《中居君のおかげで番組出させてもらってるのわかるけど……千賀さんがかわいそうだった。麻雀仲間やヒアルロン酸の話、自宅の場所はわざわざしなくていいと思う。彼らはジャニーズのアイドルなんだから。中居くん、その辺少し考えて欲しい》
2021年08月30日2021年7月現在、終息するどころか感染が拡大している新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。日本国内では、高齢者や基礎疾患を持つ人を優先的にワクチンの接種を行っていますが、まだ順番が回ってこない人も多数存在します。全国の医療従事者は、感染者の治療やワクチン接種の対応に追われ、目の回るような忙しさに襲われているようです。中居正広、医療従事者に大量の弁当を差し入れしていた同月12日、東京都品川区にある昭和大学病院は、ウェブサイトでトピックスのページを更新。コロナウイルスの対応にあたる部署宛てに、タレントの中居正広さんから弁当200食の提供を受けたことを明かしました。この度、タレントの中居正広様のご厚意により焼肉弁当をご提供いただきました。7月12日(月)に合計200食をご提供いただき、新型コロナウイルスの対応にあたる院内各部署に配布いたしました。職員一同心より感謝し、お心遣いに対し、この場をお借りして御礼申し上げます。今後も日々新型コロナウイルス感染症の治療に取り組み、引き続き安全・安心な医療の提供に努めてまいります。昭和大学病院ーより引用ウェブサイトに掲載されているのは、焼肉チェーン『叙々苑』が販売する高価な焼肉弁当と、生だれが付属した野菜サラダの写真。きっと中居さんは「何か力になれることはないか」と考え、忙しい日々で疲れている医療従事者を元気付けるため、弁当を提供したのでしょう。また、ウェブサイトには中居さんから提供された弁当を持つ医療従事者の写真も。マスク越しでも笑顔であることが分かります。中居さんは弁当の提供について、自ら言及していません。アピールをしない点にも、多くの人から称賛の声が上がりました。・中居さん、かっこよすぎる!こういう人間になりたい…。・素晴らしいお金の使い方。中居さんは自ら発信しないから、この話はもっと広まってほしい。・中居さんも、医療従事者の方々も、本当にありがとうございます!感謝と応援の気持ちがたくさん詰まった弁当は、医療従事者に安らぎを届けてくれたのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2021年07月31日ご本人は佇まいも語り口もノーブルでダンディ。なのにコメディ作品で拝見する中井貴一さんは、なんだか妙にユーモラスでクスッとしてしまう。「物事をユーモアで掬い上げたい」と話す中井さんの、柔も剛も自在な多面的なその魅力の秘密とは。――「日常をユーモアで捉える」と伺って、ナレーションを担当されている『サラメシ』が浮かびました。あれは一般の方の日常の食事にクローズアップしながら、中井さんのユーモラスなナレーションで楽しく拝見できます。そう思っていただけると嬉しいです。番組が始まって10年になるんですが、あの番組は、あくまで取材させていただいている方が主役。たとえ自分自身に向けて作る食事でも、誰かのために作るものであっても、そこに気持ちのやり取りがあるってことを大切に考えています。お弁当の良さって、豪華さや美しさだけじゃない。僕は、日の丸弁当など心から良いと思ってしまいます(笑)。ここまで長く続いてきたということは、そういう僕らの想いが、ご覧になる方に少しは伝わっているのかなと。――今回再演となる舞台『日本の歴史』も含め、つねに守りに入ることなく新しい姿を見せてくださっている印象ですが、意識されていることはありますか?そうですね…偉くなりたくてこの仕事をやっているわけじゃない、という気持ちはずっとあります。偉くなろうと思えば企業に入って出世するとか起業する道もあったと思いますが、何かの縁で表現をする仕事に就いた。表現する仕事とは、自分たちが作り上げたものをお客様に観ていただくという姿勢が正解で、偉さは必要ない。今回の舞台で天使の格好をする場面があるんですが、前回、周りから「40年もやってきてるのに、なんで断らなかったの?」と結構言われたんです。でも僕の場合、いつまでもそういうことをやれる自分でいたいという気持ちがどこかにあるんです。長い間仕事をしてくると、いいお部屋を用意してくださったり、グリーン車で移動したりもしますが、控室もなかった時代がついこの間みたいな感じがして、当時の感覚が抜けないんです。ベテランの雰囲気が出せないというか(笑)。舞台ではお客様の存在に教えられることがある。――こういうご時世でなくとも、生の舞台は俳優にとってリスクのある現場だと思います。それでも舞台に立たれるのはなぜですか。春に出演するはずだった舞台『月とシネマ』が全公演中止になったんです。あれも丸々1か月稽古して東京公演の中止が決まって、その後も大阪公演の可能性を信じてセットを組んだ舞台で稽古を続けてきたんです。いつ幕が開いてもいい完璧な状態まで作って、結果的に大阪公演もできずに全公演中止になってしまった。そのとき、舞台…演劇において一番必要なのはお客様なんだってことを改めて実感しました。客席にお客様が入ることで芝居の空気も間合いも変わっていって、そこで教えてもらうことがどれだけ大きいかということを、まざまざと突きつけられたんですよね。観てくれる人がいないと、舞台って永遠に完成しないんだなって、とてもよくわかりました。お客様がいて、その存在に教えられることがあって、しかも毎日違って…。そういうお客様とコラボレーションしている感覚がワクワクするんです。もともとすごい緊張しいなんですけど、その楽しみのために舞台を続けています。――緊張しいとは意外です。学生時代は、授業中に指されただけで赤面してしまうぐらいでした。だからいま自分がこの世界にいること自体が不思議なくらいで。それでも、すっごい変な言い方ですけれど、カチンコが鳴って始まって終わるまでが一番自分が自分でいられる時間のようにも感じます。その瞬間の感情は全部台本のはずなのに。いつもはどこか自分を押し隠そうとしている部分があるんだと思います。でも演じている瞬間は心が開いて、一番感情が解放されているのかもしれません。――中井さんのなかに、仕事を選ぶ…というか出演を決める基準のようなものはありますか?僕はすごくあるほうだと思います(笑)。うるさいよって思われるくらいホンに対してはこだわりがあって、説明されても理解できない部分があると「僕じゃないほうがいいんじゃないでしょうか」と申し上げる。自分に合わせてほしいわけじゃなく、いろんな価値観があるなかで自分が理解できる範囲のものがいいなと思っていて、それは脚本のなかに、すべてが入っている気がするんです。――神は細部に宿るといいます。さっきの『サラメシ』の話ですが、約30分の短いナレーション番組だからこそ、制作側そして自分自身も、手を抜かないで取り組む必要があると思っています。些細なこだわりの積み重ねが作品の質を上げるのだと信じていますし、そうあってほしいと願っています。なかい・きいち1961年9月18日生まれ、東京都出身。’81年、大学在学中に映画『連合艦隊』でデビューし、同作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。ドラマ『ふぞろいの林檎たち』や大河ドラマ『武田信玄』など数々の作品に主演。近作に、ドラマ『共演NG』『華麗なる一族』、映画『記憶にございません!』『嘘八百 京町ロワイヤル』など。中井さん出演のミュージカル『日本の歴史』は、7月18日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場、7月23日(金)~30日(金)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。三谷幸喜さんが作・演出し、荻野清子さんが作曲を手がけ、’18年に初演。中井さんを含め7人の俳優たちがさまざまな役に扮し、人間の因果を描いていく。シス・カンパニー TEL:03・5423・5906※『anan』2021年7月14日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・藤井俊二インタビュー、文・望月リサ撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2021年07月10日バラエティ番組『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』(TBS系)で、MCを務める中居正広さんの発言が注目を集めました。2021年7月8日に、恋人との関係に悩む一般人の相談にのるという新企画『モヤモヤラブ子さん』が放送された時のことです。相談者は、東京都に住む24歳の女性。鹿児島県で家業をついだ恋人と遠距離恋愛中で、結婚するべきか別れるべきかで悩んでいることを告白しました。ほかの出演者たちがアドバイスを送る中、中居さんは「結婚は得るものもあれば失うものもある。全部は手に入らない」とキッパリ。そして、結婚について「幸せになる」というイメージがある風潮について、次のような意見を述べました。僕は「この人と結婚する、この人と幸せになる」っていう考え方じゃないんですよ。結婚してない僕がいうのもあれなんですけど。「この人と一緒にいても不幸でもかまわないな」と思える人と結婚したい。この人だったら、もし今後不幸なことがあったとしてもいられるって思った人と、僕は一緒になりたいなと思って、1回も結婚してない。中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さんーより引用「この人と幸せになりたいではなく、不幸になっても一緒にいられる相手と結婚したい」と、自身の考えを語った中居さん。発言に対し、視聴者からはさまざまな声が上がっています。・ものすごい名言。・本当にそれ。既婚者だけど納得できる。・これはめっちゃ深い…。人生の悟りの境地にいたってる。結婚に対する価値観は人の数だけあり、正解や不正解があるものではありません。いろいろな状況と照らし合わせ、誰でもない自分自身が納得できる選択であれば、きっと未来はよりよいものになるはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年07月10日稽古終わりのラフな雰囲気で、中井貴一さんはふらりと現れた。日本を代表する名優であり、放送中のドラマ『華麗なる一族』では日本を牛耳る巨大財閥の総帥を演じている。しかしこちらの緊張は、その気さくな笑顔にするりと解かれていく。――いま三谷幸喜さん作・演出のミュージカル『日本の歴史』の稽古中です。’18年に初演されたとき、中井さんがミュージカル!?ということが驚きでした。私自身、最初に話をいただいたときはどうしたものかと思いました。でも50代後半になって、長年やってきた経験やプライドみたいなものが邪魔をして、恥をかくことや新しくトライすることを億劫に感じる年齢になってきたと感じていました。だからこそ逆に、恥をかけるものに挑戦したほうがいいんじゃないかと考えたんです。ただ、最初の頃は稽古場に行くのが嫌で仕方なかったです。当初はミュージカルをやったことがない人たちでって話だったはずが、蓋を開けてみたら、僕以外の全員が経験者…どころか、主戦場にされている方ばかり。そこで交わされる専門用語もわからないなかにいたので…みんなには言えませんでしたが、登校拒否になるくらいのプレッシャーがありましたね(笑)。――プレッシャーを感じる現場って、これまでもありました?中国で映画を撮ったときの、セリフをすべて中国語で言わなきゃいけないプレッシャーに似ていました。でもあのときは他国だったのもあり、笑われてもいいやという気持ちになれましたけど、このときは、自分がみんなの足を引っ張るんじゃないかというのが重圧になっていたのは事実ですね。――それでも今回、再演のオファーをお受けになられたわけです。稽古の中盤を過ぎて、なんとなく作品の行き着く先が見え始めたくらいから、自分がちゃんと参加できている気持ちになれたんですよね。いま思い出し稽古をしながら、こんな大変なことをやっていたんだと再びプレッシャーを感じたりしています(笑)。三谷さんのホンってどれも素晴らしいですが、じつはこの作品はちょっと毛色が違う感じがしています。日本の千何百年にわたる歴史とアメリカ人一家の歴史とをクロスさせて描いているんですが、すべての伏線の引き方が見事で、きっと初見ではその凄さの全部は理解できない。あらゆるエピソードが、輪廻転生というか因果が巡るというところに繋がっていて、僕たちも幕が開いてから気づく部分があったほど。本当にゾッとするほどよくできたホンなんです。だから、なるべく多くの方に観ていただきたいし、そのためにも再演すべきだという気持ちが強かったんです。――これまでさまざまな三谷作品に出演されていますが、ご自身は三谷作品に出演することをどう捉えていらっしゃるのでしょうか。コメディはシリアスなものより気を遣わなきゃいけない部分が多く難しいと感じています。だからこそ、監督や脚本家と演者のコメディの価値観が一緒かどうかがすごく大事になってくる。そういう意味で、三谷さんの思っている悪ふざけ感っていうのがとてもよくわかるし、こっちが面白いと言われたら「確かにそっちのほうが面白いですね」って、すぐに体現できるのかなと思います。喜劇をやり始めると、シリアスもわかってくる。――もともと笑いやコメディがお好きだったんですか?自分が“立っているだけで絵になる”みたいな俳優だったら、もしかしたらコメディに興味を持たなかったのかもしれません。僕の父がいわゆる“二枚目俳優”といわれていた人で、自分は子供の頃からそういう人間ではないと思ってきたんです。縁あってこの仕事を始めましたが、続けるにあたって、自分は“立って絵になる”じゃない“何か”でお客様を喜ばせなければという思いがどこかにあった気がします。『ふぞろいの林檎たち』というドラマで山田太一さんの優れたホンに出合って、街で「仲手川良雄(中井さんが演じた役名)もっとがんばれよ」って声をかけられるようになって、自分は憧れられる俳優というより、お客様から気軽に肩を叩かれるような俳優なんだなと自覚しました。その頃からずっと、お客様が笑ってくれることがこの仕事をやっている意味なのかなって。ただ、これが本当に難しいんです。シリアスなドラマなら、セリフとセリフの行間が1秒でも2秒でも成立できるけれど、コメディの場合、0.1秒違うだけで笑えなかったりするんです。たとえば、相手のセリフの語尾を喰うとして、「~ました」の“し”なのか“た”で喰うのかでも面白さが変わってくるし、右を向くときに一瞬左を見てから向くだけでお客様のリアクションも違ってくる。だから芝居中はつねに臨戦態勢。そういう姿勢で臨んでいると、これまで以上に相手のセリフを聞くことに集中するようになる。面白いことに、喜劇をやり始めると、シリアスもわかってくるんですよ。僕の場合ですけど、台本をもらったとき、シリアスな台本ならそのなかにある喜劇を、喜劇だったらシリアスな部分を探して、そこにポイントを置く。真逆にポイントを置くことで、喜劇はより喜劇になるし、悲劇はより悲劇になっていく感じがするんです。――中井さんのベースにある笑いって何かあったりしますか?人生ってユーモアだって思っているところがあるんです。物事を、ユーモアで掬い上げたいというか。いまのような状況もですが、何か事態が起こったときに叫ばれる絆とか感謝といった耳馴染みの言葉より、もっと人間の本質的な部分を日常のなかからユーモアと余裕をもって捉えていくほうが心に響いたりするような気がしています。なかい・きいち1961年9月18日生まれ、東京都出身。’81年、大学在学中に映画『連合艦隊』でデビューし、同作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。ドラマ『ふぞろいの林檎たち』や大河ドラマ『武田信玄』など数々の作品に主演。近作に、ドラマ『共演NG』『華麗なる一族』、映画『記憶にございません!』『嘘八百 京町ロワイヤル』など。中井さん出演のミュージカル『日本の歴史』は、7月18日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場、7月23日(金)~30日(金)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。三谷幸喜さんが作・演出し、荻野清子さんが作曲を手がけ、’18年に初演。中井さんを含め7人の俳優たちがさまざまな役に扮し、人間の因果を描いていく。シス・カンパニー TEL:03・5423・5906※『anan』2021年7月14日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・藤井俊二インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年07月09日「ピッタリ1カ月お酒やめて、もう1カ月以上たったので、がぶ飲みしております」6月19日放送のラジオ番組『中居正広ON&ON AIR』(ニッポン放送)で、4年ぶりの禁酒&飲酒再開を告白した、中居正広(48)。禁酒は’17年1月に肝炎で入院して以来。1カ月の休肝で肝臓の数値も改善。そのため禁酒前と同様に毎日欠かさず飲んでいるという。中居といえば、ジャニーズ事務所から独立して1年余り。以前から酒好きで知られる中居だが――。「40代になっても1週間で焼酎2升のペースで、好きな野球などを見ながら毎日、平均6時間は宅飲みしていたそうです。’15年に最愛の父を亡くし、SMAPの解散騒動が’16年でしたから、この時期の“痛飲”が肝炎に影響したのかもしれません。入院療養後はお茶漬け用に使っていた1千円弱の茶葉で緑茶割りにするなど、微妙に体を気遣っているそうです」(テレビ局関係者)肝炎後も酒量が減らない理由には、社長業も影響しているようだ。「昨春のジャニーズ退所直後は、支払い伝票や領収書に自ら目を通すたび『こんなにかかるの!?』とため息が出る日々だったそうです。また、自分の冠番組の打ち切りの噂を聞くと“スタッフに申し訳ない”と悩み、長っ尻で飲むといいます」(前出・テレビ局関係者)■「酒量や頻度は依存症レベル」と専門医独立とコロナ禍が重なったことも中居の不安を煽っているという。「月1で地元・藤沢に戻り、友人たちと過ごす時間だけが息抜きでした。それがかなわぬ現状にため息をついています」(中居の知人)飲酒量が気がかりな中居だが、ライフサポートクリニックの山下悠毅院長はこう語る。「中居さんの酒量や頻度はアルコール依存症と呼べてしまうレベルですが、周囲の人とトラブルを起こしていなければ依存症とはいえないでしょう。基本的に依存症になりやすい方は寂しがり屋、頑張り屋さんが多く、中居さんのように努力家で才能がある方は、周囲から悩みや苦しみが理解されず独り酒になりやすい。そして、今のようにお酒を飲むならば、中居さんは絶対、引退してはいけません。仕事を止めると孤独な時間が増えてアルコールへの依存が一気に進むからです」中居にとって、飲酒時間は自らと向き合う時間でもあるという。「中居さんは“飲みながら仕事現場を振り返り頭を整理する”と話していました。お父さまの“遺言”で酒だけでなく必ずつまみも食べるようにして二日酔いを防いでいるとか」(前出・テレビ局関係者)19日のラジオでは、「また4年間毎日飲んで、1カ月やめようかと決めている」と、“五輪休肝日”を設けると語るが、飲みすぎにはご注意を!
2021年07月01日