江戸時代の伝説の歌舞伎役者・初代 中村仲蔵の下克上物語を、忠臣蔵を軸にドラマ化した「忠臣蔵狂詩曲 No.5 中村仲蔵 出世階段」が今年12月に放送決定。主演は中村勘九郎が務め、上白石萌音、中村七之助、尾上松也、藤原竜也、段田安則、市村正親ら豪華キャストが共演する。落語や講談で人気の「中村仲蔵」は、初代 中村仲蔵(1736ー1790)が裸一貫からはい上がる実話をベースとした下克上物語。今回、その物語を国民的人気を誇る「忠臣蔵」を軸にドラマ化。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」以来の映像作品主役となる勘九郎さんが、その傑出した身体表現力で天才俳優の一代記を演じる。また、もうひとつの主役ともいえるのが、江戸の芝居小屋。初代 中村勘三郎が興した中村座(猿若座)に始まるとされる芝居小屋は、江戸時代を通じて庶民最大の娯楽場となった。日の出から日没まで熱気に満ちていたという当時の芝居小屋を巨大セットで再現。小屋に生きる裏方や地方(歌舞伎音楽の演奏家)、稲荷町(いなりまち)と呼ばれた大部屋役者たちなど、芝居小屋を取り巻く人々も生き生きと描き、江戸歌舞伎の熱狂と魅力を伝えていく。超人気演目「仮名手本忠臣蔵」の五段目で、全く見せ場のない地味な役を割り当てられた仲蔵に一発大逆転はあるのか?厳しい階級制度で縛られた当時の歌舞伎界で、貧困やいじめに苦しみながらも、血の滲むような努力と才智でスターの座をつかんだ仲蔵の痛快な出世物語を、年末にエンターテインメント巨編として放送する。仲蔵の才能を見抜いて抜擢をする当時の大スター・四代目 市川團十郎、それを妬んで敵対する人気歌舞伎役者や座付き作者など、ひと癖もふた癖もある実在の江戸の演劇人たちを演じるのは現代の演劇界のオールスター。今回、勘九郎さんら5名のキャスト陣からコメントが到着した。中村勘九郎/初代 中村仲蔵 役「不思議な縁を感じます」中村仲蔵のことは父(十八代目中村勘三郎)が三代目仲蔵の伝記「手前味噌」に大変感銘を受け愛読していたので、よく聞いていました。仲蔵ゆかりの志賀山三番叟を踊ったこともあります。江戸時代、初代勘三郎が興した中村座に出演し、中村座を救った人でもあるので、その役を演じられることに不思議な縁を感じます。今回とても素晴らしい芝居小屋のセットに足を踏み入れ、思わず泣きました。持って帰りたい!仲蔵は差別を受け大変苦労した人ですが、芝居が好きという情熱に支えられていたと思います。「好き」こそ人を奮い立たせ、上達させ、信念を与えるものです。そんな情熱を感じていただけたら本望です。上白石萌音/仲蔵の妻・お岸 役「朗らかに務めたい」「令和元年版 怪談牡丹燈籠」以来、再び源(孝志)監督のもとでお芝居ができることが心底うれしいです。脚本はやはり本当に面白く、夢中で読んでしまいました。お岸は、こんな女房が家で待っていたら愉 しいだろうな、というような女性です。三味線と唄で仲蔵さんを癒やし、励まし、勇気づけられるよう、朗らかに務めたいと思います。これ以上ないほど豪華な出演者の皆様による「芝居」の真髄。もうすでに完成が待ち遠しいです。ぜひご期待ください。藤原竜也/謎の侍 役「もっと一緒に演っていたい」僕の撮影は2日間だけでしたが、内容の濃い2日間でした。勘九郎さんと空気を合わせて、芝居を作っていく感じがとても楽しかったです。「もっともっと一緒に演っていたいな」って思わせてくれるような人ですね。刀や傘のさばき方は非常に難しかったですが子供のころから厳しく作法を仕込まれている歌舞伎俳優さんから直接教えてもらえたのは貴重な経験でした。最初から最後まで楽しめる贅沢な作品になると思います。段田安則/狂言作者・金井三笑 役「演じがいがあります」勘九郎さんが仲蔵を演じられるのは、ピッタリだと思いますが、その仲蔵をいじめる狂言作者の役ということで演じがいがあります。今も昔も嫌味な演出家やプロデューサーはいて、大人の事情で配役が決まったりとかあったのでしょうね。みんな芝居が心底好きでそのためなら命がけというのも一緒でしょう。ヒエラルキーの厳しい世界で成り上がっていくサクセスストーリーですが、そうそう簡単に成功はさせませんよ。大きな障害として立ちはだかって仲蔵をいじめたいです。(笑)市村正親/四代目 市川團十郎(二代目 松本幸四郎)役「歌舞伎役者を演じられるのは役者人生のごほうび」歌舞伎は昔から演技の勉強のために拝見していました。勘三郎さん(十八代目)の芝居に感激してファンレターを送ったこともあります。今回歌舞伎役者を演じられるのは役者人生のごほうび。天国で勘三郎さんもびっくりしていることでしょう。歌舞伎は見るとやるとでは大違い!ミュージカルでも「歌いすぎるな、芝居しろ」と言いますが、歌舞伎独特の語調の心地よさを感じさせながら、ぐっと 芝居心を入れるのにはどうすればいいのか、悩みながら一生懸命演じています。ドラマ「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」は12月、NHK BSプレミアム・BS4Kにて前・後編放送(各89分)。(text:cinemacafe.net)
2021年07月20日女優の中村アンがブランドアンバサダーを務めるアンダーアーマーの新ムービー「THE ONLY WAY IS THROUGH 前へ -中村アン」が1日、公開された。今回の新ブランドムービーでは、現代の女性のNEW NORMALなライフスタイルシーンを等身大の姿で切り取り、スポーツやトレーニングを習慣化することで身体と心が強くなれるということを表現。不安定で目まぐるしく変化する現在の状況でも、逆境に負けずに進み続ける女性像を描いた。あわせて公開されたビジュアルでは、引き締まった美尻や背中が印象的なバックショットなど、中村がトレーニングに励む姿を披露している。
2021年04月01日女優の中村アンがブランドアンバサダーを務めるアンダーアーマーの新ムービー「THE ONLY WAY IS THROUGH 前へ -TRAINING 中村アン」が15日、公開された。今回のムービーでは、不安定で目まぐるしく変化する現在の状況でも体と心を強く持ち、逆境に負けず前に進み続ける女性を中村が表現。真剣な表情でトレーニングに打ち込み、鍛え抜かれた美ボディを披露した。「不安や悩み、葛藤があったとしても、トレーニングやスポーツのあるライフスタイルを通じて心は強くなり、自分と向き合うことでポジティブな気持ちが生まれる」そんなブランドメッセージを通じて、女性たちを勇気づけることを目的としたムービーに仕上がっている。
2021年02月15日門脇麦と水原希子が対照的な2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、その2人の女性をつなぐ幸一郎役を演じた高良健吾の特別映像が解禁となった。東京の上流階級に生まれ育った華子(門脇さん)と、大学への入学を機に地方から東京へ出てきた美紀(水原さん)。異なる世界を生きてきた2人を結びつけることになるのが、高良さん演じる弁護士の幸一郎。華子とはお見合いを経て、後に結婚。美紀とは大学時代の同級生であり、お互い社会人となってからも、つかず離れずの関係を続けているキーパーソンだ。代々政治家を輩出してきた名家の子息であり、将来も約束されているほかに類を見ない最高の“ハイスペ男子”である幸一郎。高良さんはそんな役柄に対して、「一流のものが生まれたときから用意されている」と明かしており、演じてみて「あまり感じたことのないドキドキ」を感じていたとか。華子と美紀、2人の女性にはそれぞれ違う表情をみせ、上流階級の家庭に生まれたからこその葛藤や悩みを抱える様を嫌味なく表現した高良さん。幸一郎が素直なキャラクターとして受け止められるのは、高良さんが演じればこそ。映像内には、実際に高良さんと対峙した門脇さんと水原さんも、「高良さんが幸一郎を演じることでどこかチャーミングな人になる」と語り合っている様子も映し出されている。幸一郎との出会いをきっかけに、引き合わされた華子と美紀。同じ東京という街でまるで違う世界を生きる互いの存在に驚きながらも、それぞれを受け入れることで自らの世界を切り拓いていく彼女たちの人生の選択に注目だ。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年02月02日映画『おもいで写眞』(1月29日公開)の初日舞台挨拶が29日に都内で行われ、深川麻衣、高良健吾、香里奈、熊澤尚人監督が出席した。同作は熊澤尚人監督の小説『おもいで写眞』(幻冬舎文庫)を同監督が自ら実写映画化。東京で夢に破れ、祖母の死がきっかけで故郷へと戻った結子(深川麻衣)は、祖母の残した写真館で“遺影写真”を撮る仕事を始める。100人の写真を撮り、人生の先輩たちの話に耳を傾けるうち、それは単なる遺影写真ではなく、色褪せない思い出を写し出す“おもいで写真”へと変わっていく。初日を迎えた今の気持ちを聞かれた深川は「やっとこの日を迎える事ができて感無量です。皆さんのもとに届ける事ができて幸せに思います」とコメント。事務所の25周年記念作品の主演を演じ「主演という大役を任せて頂いて凄く嬉しかったのですが、素晴らしい先輩が沢山いらっしゃる中で、自分でいいのかな、というプレッシャーや不安もありましたが、高良さん香里奈さん井浦新さんという頼もしい先輩が近くで見守ってくれていて、その中でお芝居をさせて頂くのは自分にとって幸せで贅沢で豊かな時間でした。20代最後の作品でもあるので10年後でも今の自分を鮮明に思い出せる特別な作品になったと思います」と気持ちを語った。深川の話を聞いた監督は「現場で3人をみていたら本当の家族みたいだなと感じました。高良くんは(深川さんを)暖かく見守ってアシストしていたり、香里奈さんは良いお姉さんとしてアドバイスしたり、家族みたいな暖かいチームだなと思いました」と振り返る。高良は本作について「所属事務所が映画を作る事に驚きましたし、オリジナル脚本で作ることも攻めているなとも思いました。事務所の先輩方やみんなで映画に入っていけるのが嬉しかったです」と喜び、香里奈は「25周年の節目の作品に参加させて頂いて心から嬉しいです。(所属して)18年目になるのですが参加させて頂くことで今後も頑張っていこうと思いますし、事務所のスタッフさんに支えられ、自分にとって居心地の良い事務所なので参加させて頂き素直に嬉しかったです」と感謝の気持ちを表した。イベントでは少し早い節分の豆まきも実施。招きたい福は何かと聞かれた深川は「じゃんけんに強くなれる福が欲しい」と望み、早速高良とじゃんけんし見事勝利する。その勢いで香里奈とのじゃんけんでも勝利し、「もう福が来てるじゃん!」とつっこまれ会場を沸かせた。高良は「ずっと考えていたんですけど、中々思いつかなくて。宝くじが当たってほしいってみんなに言ったら『つまんない』と言われて(笑)。宝くじのCMをやりたいかな」と回答。香里奈は「去年に2回チャレンジして抽選に外れたPlayStation5の抽選にあたりたい」と答え、その回答に対し、高良は「香里奈さんの凄いところは、芸能人パワーを使って手に入れようとしないところですね」と庶民的な部分を絶賛する。監督は「この映画を見て皆さんに笑顔になってもらいたい」と、それぞれの福を願いながら豆まきを行った。最後に高良は「この作品の好きな所は、脚本を読んだ時も、映画を見終わった時も結子という主人公が自分の価値観を押し付けていたが、次第に人の価値観を大切にできるようになっていく成長を描いた物語で、この映画を見た人がその人らしさを大切にする事に気付いてもらえたらこの映画の意味があるのかなと思います」と作品に対する熱い思いを吐露する。深川は「この作品は自分の大切な物や場所や人などに、気づかせてくれる作品になっていると思いますし、この映画をきっかけに写真を気軽に撮ろうかなと思ってもらえると嬉しいです。大変な状況禍ですがこんな時期だからこそ見て頂きたい作品です」と笑顔で語った。
2021年01月30日2021年1月25日、歌舞伎役者の中村勘九郎さんと、息子である長男の勘太郎さん、次男の長三郎さんがトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演しました。中村さん親子は、4年前にも同番組に3人で出演。2021年1月現在、9歳になった勘太郎さんと、7歳になった長三郎さんの成長ぶりに、MCを務めるタレントの黒柳徹子さんは頬を緩ませていました。歴史好きは隔世遺伝?中村勘太郎と亡き勘三郎の共通点2人の成長ぶりに触れながら、それぞれの好きなことについて黒柳さんが質問。すると、勘太郎さんは、「歴史が好きで、歴史博士になりたい」と回答しました。その後、勘太郎さんは黒柳さんに、オリジナルの武将クイズを出題。黒柳さんも答えが分からないほど難題なクイズを出題し、博識ぶりを見せつけたのです。父親の勘九郎さんによると、亡き十八代目中村勘三郎さんも歴史が大好きだったのだとか。(勘太郎さんは)本当に好きなんですよ、歴史が。これ、隔世遺伝で。うちの父が史学科出身で、歴史が大好きだったので。もし生きていたら彼と、とてもマニアックな話で盛り上がってるんだろうなと思いまして。徹子の部屋ーより引用中村勘太郎と長三郎、『BTS』にドハマり中また、勘太郎さんと長三郎さんは「歌とダンスも大好き」と話し、現在、韓国のアイドルグループ『BTS』に夢中になっていることを明かしました。勘太郎さんと長三郎さんは黒柳さんの前で、『BTS』の楽曲『Dynamite』の歌と踊りを披露。母親が歌うのを聞いて、英語の歌詞も完ぺきに覚えてしまったのだそうです。2人のなめらかな英語の発音と、勘太郎さんの完ぺきなダンスは視聴者を驚かせています。・何気なく見ていた『徹子の部屋』で勘太郎くんと長三郎くんの、英語の発音のよさにびっくり。・突然の『BTS』がかわいすぎて癒されましたー!さすが、歌もダンスも上手ですね。・勘九郎くん、長三郎くん、かわいすぎてもう胸がいっぱい!話し方から、所作から、本当に素敵だなあ。『BTS』の歌と踊りも、もっと見ていたかった。・勘太郎さんと長三郎さんの『BTS』が、インパクト強すぎて思わず目がくぎ付けになった!とっても上手!番組の最後に黒柳さんは、「今度は、勘太郎さんと長三郎さんの2人でいらしてね」とひと言。父親の勘九郎さんが「もう僕はいらないですか!?」と反応すると、「もうその頃には2人でお話しできるでしょうから」とスタジオを笑わせていました。これからの勘太郎さんと長三郎さんの成長ぶりが楽しみですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月25日門脇麦と水原希子が都会の異なる環境で生きる2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、主人公の“箱入り娘”華子を演じた門脇さんとその夫役を演じた高良健吾のウエディング写真と本編シーンが解禁された。代々東京の中心地に居を構える良家の娘・華子は、結婚=幸せだと信じて疑わず、20代後半に差し掛かった彼女は、義兄の紹介で出会った幸一郎(高良健吾)とお見合い結婚をすることに。後に、門脇さん演じる華子と水原さん演じる美紀を結びつける重要な役どころとなっていく幸一郎は、代々政治家を輩出してきた名門の家柄であり、華子と同様に歴史ある名家の子息。今回到着した場面写真には、そんな2人を象徴するかのような麗しいウエディング姿が写し出されている。特に華子を演じた門脇さんのウエディングドレス姿には注目。シンプルでありながら、上質で清楚な印象を放ち、華やかさも欠かさない見事なドレスの着こなしを披露している。加えて、暖炉の前で指輪を差し出し、華子にプロポーズする幸一郎の姿や、薬指に光る指輪を幸せそうに見つめる華子の姿を捉えたカットも到着。さらに、親族一同が揃う記念写真を撮影するシーンを切り取った本編映像も解禁。両家ともに代々続く名家として、格式高い式を迎えたばかりの厳かな雰囲気が漂う中、ドレスを着る華子を気遣うように後ろを振り向き、ゆっくり進む幸一郎とその小さな優しさに柔らかく微笑む華子の姿など、2人の幸せそうな様子も見て取れる。このシーンの撮影は岨手由貴子監督のこだわりで気品漂う、昭和初期の代表的華族邸宅・和敬塾本館(旧細川侯爵邸)で撮影された。和敬塾本館は東京都指定有形文化財であり、挙式を迎えたシーンの空間を演出するのに一役買っている。門脇麦、後半のシーンは「関係性が変わったと感じた」門脇さんは、幸一郎を演じる高良さんとの芝居の中で、次第に2人の関係性が変化していくことが興味深かったようで、「最初のお見合いのレストランシーンは全て幸一郎にすべて身を委ねるという感じだったのですが、後半のシーンは不思議と自分(華子)が引っ張っていっている感じがあって、関係性が変わったと感じたのも面白かったです」と撮影をふり返っている。劇中では、その言葉通り、美紀との出会いによって結婚=幸せという価値観が次第に変化していく華子。その様を、控えめなセリフと表情を通して雄弁に表現してみせた門脇さんの演技は圧巻。自分自身の選択によって人生を切り開いていく女性たちを描いたシスターフッドムービーの新境地の体現者となっている。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年01月19日中村憲剛の偉大さはイベント名を見ても理解できる。12月21日に行われた引退セレモニーの正式名称は『おフロの恋人! LOTTE presents 中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会』である。勝点83、26勝、88得点、得失点差57、2位に勝点18差、最少敗戦3試合などなど、記録尽くめで史上最速優勝を果たした川崎フロンターレの優勝報告会の前に、引退セレモニーと謳われているのだ。名前だけではない。2時間半ほどのプログラムの中で、鬼木達監督や谷口彰悟主将のあいさつなど優勝報告セレモニーは15分ほど。時間配分も大半は引退セレモニーが占めた。福田紀彦川崎市市長より市民栄誉賞が授与された (C)J.LEAGUE等々力陸上競技場に1万3000人を集めるなどセレモニーは異例の規模で行われたが、決して華美ではなかった。中村がどれだけクラブ・川崎市に愛され、中村がどれほどクラブ・川崎市に愛されていたかわかるあたたかいイベントであった。式はホームタウン活動で親交が深かった中原消防署や中原警察署、河川協力団体のとどろき水辺の楽校、フロンターレ算数ドリルで関わった川崎市立有馬小学校の関係者が感謝の言葉を並べてスタート。キングカズこと三浦知良をはじめ、川島永嗣、ジュニーニョなど盟友・戦友たちもビデオメッセージを送った。福田紀彦川崎市市長から市民栄誉賞が授与され、36名ものクラブOBも登壇した。さらに本人も登場。チームメイトからのメッセージ、家族からの花束贈呈、スキマスイッチ常田真太郎、SHISHAMOからのあいさつ、川崎市の小学生からの手作りシャーレのプレゼントなど、涙あり、笑いあり、感動ありのラインナップとなった。中村憲剛引退セレモニーに1万3000人が集った (C)J.LEAGUEエース・小林悠は涙ながらに「苦楽をともにした憲剛さんと初めて優勝した時を超える感動はこの先も絶対にない。一緒に抱き合って喜び合えたことが本当にうれしかった。憲剛さんがいなかったら、今の僕は絶対にないと断言できます。僕にとって大きな存在でした」と感謝の念を表した。長男・龍剛くんは「中村憲剛選手の18年間のサッカー人生は出来すぎでした。悲しい時も悔しい時もともに乗り越えてきた家族として、ありがとうと伝えたいです。引退、おめでとう。そして、ありがとう」と12歳とは思えぬクオリティの手紙を披露した。中村は集まったゆかりのある人々、チームメイト、クラブ関係者、そしてファン・サポーターに感謝の言葉を並べた。「みんながありがとうと言ってくれたけど、ありがとうと言いたいのは僕の方。何でもない大学生を拾ってくれたフロンターレには感謝しかありません。僕はフロンターレで学んだ。それは地域密着、『川崎市のみなさんを笑顔に、元気にする』こと。自分がただサッカーをやっていればいいという発想の人間だったら、ここまでプレイヤーとして続けられなかったと思うし、フロンターレもここまで大きくなることはなかったと思っている。本当にそういった意味でフロンターレに拾ってもらって心からよかったと思っているし、この18年間、本当に感謝の気持ちしかない。頼もしい後輩たちにフロンターレは任せて、僕は先のステージに進みたい。今日の景色は一生忘れません。本当に感謝しています。フロンターレ、最高です」胴上げの回数はもちろん背番号にちなみ14回 (C)J.LEAGUE場内一周では神輿にものった (C)J.LEAGUEチームメイトたちによって背番号と同じ14回を2セット胴上げされた中村は場内を一周。ファン・サポーターとの別れを惜しんだ。セレモニーを終えた後、中村は記者会見に登場し、「もう何だろ。すごいことが起きたんだなと。感情が揺さぶられて、心地よい疲労感で気持ちよかった。一生忘れられない光景がまたひとつ増えました。本当に引退するんだなと」と率直な感想を語った。さらに「夢見心地。今もフワっとしている。本当に感謝しかない。本当に幸せ者だなと。入れてくれたのもそうだし、ここまで大きく育ててくれたのもそう。僕も還元していかないといけない」と続けた。泣いたことを指摘されると、「泣かない方がおかしい(笑)。感情を揺さぶられすぎて、わけがわからなくなかった。みんなの思いがありがたすぎて。基本泣き虫だから、案の定泣きました」と頬を緩めた。チームを代表してメッセージを送る小林悠(川崎フロンターレ) (C)J.LEAGUE小林からのメッセージについて質問されと、「いつ泣くかなと見ていたが、あいつにしか話せない話をしてくれたので、僕も感極まった。僕の方こそ感謝している。彼が優勝させてくれたんで」と言い、龍剛くんの手紙について問われると、「息子の文章力の高さにちょっと引いた(笑)。彼が息子であることを僕は誇りに思う。もちろん妻もふたりの娘もそう。4人がいなければ、僕はここまでがんばれなかった。心の底から感謝している」と振り返った。サッカーを志す子どもたちへメッセージも送った。「僕自身足が遅かったり、体が小さかったりと劣等感を持っていた。劣等感を武器に変えることで道が切り開けて、40歳までやれた。可能性に蓋をせずに、毎日毎日トレーニングしていけば誰でも必ず道は開ける。受け入れてくれる素晴らしいクラブが川崎にはあると伝えたかった」次なる夢の日本代表監督について、コメントを求められると、「過程を経て、タイミングが合って初めてなれるもの。そうなるには本当に勝たないといけないし、評価されないといけない。自分から目指しますなんて軽々しく口にできないが、目指すのは自由」と口にした。大いなる目標の前に、目の前に迫った目標がある。もうひとつのタイトル『天皇杯』である。次なる戦いに向けて、中村は「今日は感情を揺さぶられすぎたので、今日は切り替えられない。明日トレーニングがある。明日からしっかり切り替えていきたい。みんなとサッカーできるのもあと10日。まず準決勝に向けてしっかり準備をして全力で向かっていきたい。(国立での決勝については)正直そこまで考えていない。相手のあることなので、勝てる保証はどこにもない。準決勝、等々力でやるのは最後。そこで全力を尽くすことしか考えていない」とキッパリ。中村憲剛の勇姿が見られるのも最大あと2試合 (C)J.LEAGUE中村憲剛は、そして川崎フロンターレは12月27日(日)・等々力陸上競技場での『天皇杯』準決勝でブラウブリッツ秋田×福山シティFCの勝者と対峙し、1月1日(金・祝)・国立競技場での『天皇杯』決勝を目指す。準決勝のチケットは予定枚数終了、決勝のチケットは12月26日(土)午前10時より一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)チケット情報
2020年12月22日ドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズや、映画『アズミ・ハルコは行方不明』『アイスと雨音』などの松居大悟監督が、成田凌を筆頭に高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹を迎えた映画『くれなずめ』が2021年ゴールデンウィークに公開されることが決定した。成田さんらが演じるのは、高校時代、帰宅部でつるんでいた6人の仲間たち。友人の結婚披露宴で余興(赤フンダンス!)をやるべく5年ぶりに再結集、久しぶりに出会った彼らは、余興の後の“披露宴”と“二次会”の間の妙に長い“狭間”の時間を持て余しながら昔の思い出に想いを馳せる。「しかし吉尾、お前ほんとに変わんねぇよな。なんでそんなに変わんねぇの? まあいいか、そんなのどうでも」。自分たちはいまも友達で、これからもずっとずっと友達でい続けるのだろうと思っていた。そう、たったひとりを除いては…。そして、この微妙な“狭間”の時間に起こったある出来事は、見る者の予想を超えていくーー。かつて松居監督自身の実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を映画化。先日放送が開始されたNHK連続テレビ小説「おちょやん」でもメインキャストとして出演する気鋭俳優らを含め、個性的かつ実力派の豪華俳優が勢揃いした。物語の主人公・吉尾和希に扮するのは、ドラマ・映画・CMなど数多くの人気作品に出演する成田凌。舞台演出家として活動する藤田欽一役には、映画、ドラマ等で数多く主演を務め、出演作が途切れたことがないほどの目覚ましい活躍を続ける高良健吾。欽一の劇団に所属する舞台役者・明石哲也役には、昨年大ヒットを記録した『愛がなんだ』続き成田さんとの再タッグが実現、次期日本映画界を担うホープ・若葉竜也。さらに、仲間内の後輩で唯一家庭を持つサラリーマンの曽川拓(ソース )役には、ミュージシャン・俳優としてマルチに活躍し唯一無二の存在感を放つ浜野謙太を起用。同じく学生時代の後輩で会社員の田島大成役には、『his』で難しい役どころを見事に演じ上げ、先日公開した映画『佐々木、イン、マイマイン』では主演を務めるなど、いま最も勢いのある若手実力派のひとり・藤原季節が登場。また、仲間内で唯一地元に残ってネジ工場で働く水島勇作(ネジ)役には、本作の舞台版でも同役を演じ、「劇団ゴジゲン」の全作品に出演するなど松居監督から絶大な信頼を得る目次立樹を配し、劇団が掲げる「あやふやで曖昧で中途半端な時間だから滲み出てくる色や匂いや想い」をスクリーンでも見事に体現。個性溢れる唯一無二のキャストが集結し、この6人でしか成し得なかった愛おしい笑いに溢れた物語を織り成す。久々に集まった高校時代の旧友たちが歩く、結婚式の【披露宴から二次 会までの狭間】を描いた物語。しょうもないことで笑っていたあの頃があるから、いまの自分があることを思い出させてくれる。誰もが経験したことのある、あの太陽が沈みそうで沈まない、えも言われぬ「暮れなずむ」瞬間に名前をつけてくれるような、愛おしい作品。松居監督ならではの「仕掛け」も用意されている。タイトルは「暮れなずむ」を変化させ、命令形にした造語。日が暮れそうでなかなか暮れないでいる状態、転じて、前へ進もうとするけれど障害があってうまく進めないでいる状態を形容している。松居大悟監督は、本作を「しょうもない友だちに向けて作った物語」と表現し、「昼と夜の狭間の、形容できない時間が好きで。曖昧にこそ真実が宿ると信じていて。またこんな小さな世界を描いてって言われても、この小さな感覚に救われてきたし、そんな些細なことで世界なんて変えられるんじゃないかと思っています。 話が大きくなってしまいましたが、友だちみたいな映画です。コイツに会いに来てください。なんてことない夕暮れの下で、一緒にへらへら笑いましょう。遠慮はいらないぜ!」とコメントを寄せている。成田凌/吉尾。高校時代、清掃委員から明石に誘われて演劇に挑戦暮れなずまない時間、暮れなずんでくれない時間、暮れなずまさない時間。彼らの選択を笑ってやってください。すごいのできました。高良健吾/欽一。東京で劇団を主宰している。今回皆を招集今でもこの現場で過ごした日々はたまらなく愛しくて、大切なものです。クランクアップの日はなにかが溢れ出しそうで、皆んなと目を合わせたくなかったです。 この現場が好きでした。現場の皆んなでバカしながら、褌一丁になりながら精一杯やりました。1人でも多くの方々に観てほしいです。若葉竜也/明石。欽一が主宰する劇団で役者をやっている松居大悟監督の映画は全て観てますが、一番好きです。自分が出演しているからではなく、観客として、一番好きです。「どうすっか?このあと」そんな映画です。浜野謙太/ソース。高校時代お調子者だった後輩。6人の中で唯一結婚しているマネージャーから話が来る前に高良くんから電話があって「はまけんさん、映画の台本読みました?めっっちゃ面白いです!マジ楽しみです!」高良くんてホント最高だなと共に、これは成功させるしかないと興奮で始 まりました。松居監督の映画はほぼ観ていて、念願叶ってご一緒の現場は彼に翻弄され尽くし、悩み、笑い、泣かされ、あっという間の稽古&撮影期間でした。つまり、きっと良い作品なので観てください。藤原季節/大成。東京で会社員をやっている後輩キャラ映画の撮影がこんなにも楽しかったのは初めてです。また、自分の出演作を観てこんなに楽しめたのも初めてです。こんなに楽しくて良いんだろうか。「ハッキリさせようとすんなよ」。そんな台詞に心が救われた気がしました。僕も、沈まない夕日の中にいつまでも暮れなずんでいたいです。 映画の中でくらい、そうしていたいです。目次立樹/ネジ。地元のネジ工場勤務。吉尾と仲が良い舞台版から同じ役で続投させていただきました。この作品が小劇場から全国の映画館へと広がるなんて思ってもみませんでした。改めて不思議な魅力に溢れた作品だと実感してます。忘れてはならないのは、この作品は舞台版の役者やスタッフ、お客様の協力なくして生まれていなかったです。深く感謝を申し上げます。最後に両親へ。作業着の似合う男に産んでくれてありがとう『くれなずめ』は2021年GW、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年12月03日ニューヨーク在住のピアニスト海野雅威を支援する配信コンサートが11月15日(日)に開催される。海野は9月27日午後7時半頃、ニューヨーク市マンハッタン区内の地下鉄駅構内および地上で激しい暴行に遭い、救急車で病院に運ばれた。命に別状はなかったが、全身に大怪我を負う。今後もピアノを弾くために特に損傷が激しかった肩の手術を10月9日に受けたが、右手はまだ使用できない状態であり、事件による身体的・精神的なダメージにより活動再開の見通しは立っていない。この事件を受け、ニューヨークのジャズコミュニティーが立ち上がり、彼を支援する行動を展開。ドラマーで指揮者のジェローム・ジェニングスがいち早く立ち上げたドネーションサイトでは、世界中からたくさんの寄付が寄せられた。そして、日本では鈴木良雄、akiko、吉田豊、海野俊輔を中心に「海野雅威さんを励ます会」が立ち上がり、音楽を通して海野を励まし、継続的な支援の必要性を発信し続ける活動が始まった。その活動のひとつとして、45人の日本を代表するジャズミュージシャンが一堂に会し、7時間に渡り演奏を披露する「海野雅威さんを支援する配信コンサート」が開催される。チケットの売り上げは海野に全額寄付される。3カ月間アーカイブが残るため、ぜひたくさんの方に配信ライブを通して海野にエールを送ってほしい。【「海野雅威さんを支援する配信コンサート」概要】配信日時:11月15日(日)12:00~19:00アーカイブ期間:3カ月(ライブ配信後もご購入できます)視聴チケット価格:3000円(税込)+アーティストサポートお支払い方法:Amazon決済※視聴チケットの売り上げは全額寄付に回ります。※アーティストサポートとはチケットをご購入して頂いたお客様が、さらに海野氏を支援するために、任意でお金を払っていただくシステムです。※詳しくは 公式サイト() をご覧ください。<出演者>鈴木良雄(b)/中牟礼貞則(g)/山本剛(p)/増尾好秋(g)/植松孝夫(ts)/大坂昌彦(ds)/TOKU(vo、flh)/諸田富男(ds)/井上智(g)/小沼ようすけ(g)/大山日出男(as)/小杉敏(b)/大塚雄一(acc)/多田誠司(as)/川嶋哲郎(ts)/松島啓之(tp)/Gene Jackson(ds)/井上功一(ds)/倉田大輔(ds)/上村信(b)/中村健吾(b)/安ヵ川大樹(b)/増原巖(b)/吉木稔(b)/工藤精(b)/岡崎好朗(tp)/岡崎正典(ts)/石崎忍(as)/Raymond McMorrin(ts)/原川誠司(as)/宮崎勝央(as)/宮本裕史(tp)/紅野智彦(p)/林正樹(p)/吉田智(g)/野本晴美(p)/熊谷泰昌(p)/石田衛(p)/北島佳乃子(p)/Towada(ds)/紺野智之(ds)/大村亘(ds)/akiko(vo)/海野俊輔(ds)/吉田豊(b)※敬称略、順不同※出演者は都合により変更になる可能性があります。予めご了承ください。
2020年11月09日元「乃木坂46」深川麻衣が主演し、高良健吾、香里奈、井浦新らが共演する映画『おもいで写眞』の公開が決定した。東京でメイクアップアーティストを志す音更結子は、メイクの仕事をしながら美容部員として働いていたが、嘘が嫌いで頑固な性格が災いし、仕事をクビになってしまう。そんな結子に追い打ちをかけるように、大切な祖母が亡くなったと知らせが。夢も大切な人も失った結子は、故郷へ戻ることを決意。ある日結子は、幼なじみで役所に勤める星野一郎から老人向けに「遺影」撮影の仕事をしてみないかと誘われ、その仕事を引き受ける。最初は縁起が悪いと敬遠され、なかなか受け入れられない結子だが、一人暮らしの山岸和子との出会いをきっかけに、遺影撮影ではなく、それぞれの思い出溢れる場所で写真を撮る「おもいで写真」を撮り始める――。本作は、人が生きる豊かさと年を重ねる美しさを繊細に紡ぐ、熊澤尚人の同名小説の映画化。東京で夢に破れ、祖母の死をきっかけに故郷へと戻り、遺影写真を撮る仕事をはじめる音更結子を演じるのは、『パンとバスと2度目のハツコイ』以来の映画主演となる深川麻衣。そして共演には、結子の幼なじみで役所に勤める星野一郎役を高良健吾、結子と出会う山岸和子役を吉行和子が演じるほか、香里奈、井浦新、古谷一行ら豪華俳優陣が参加している。監督は『近キョリ恋愛』『ユリゴコロ』の熊澤尚人が務めた。キャストコメント深川麻衣今回、初めてご一緒させていただく熊澤監督と、素晴らしい出演者の皆様と、物語の舞台である富山県で撮影をしてきました。撮影の日々はとても刺激的で、苦しくもあり、あたたかくもあり、自分にとって何ものにも代え難い大切な時間になりました。写真を通して人と人とが繋がり、結子が成長していく姿を感じていただけたら嬉しいです。高良健吾台本を読んだ時に驚いた事があります。主人公が祖母の遺影を見て感じたことを、自分も祖父の葬式の時に感じました。これはどこにでもある問題なんだと。だとしたら、映画を通じて世の中になにかを投げかけられると。このおもいで写眞の物語は主人公の喪失感から始まります。主人公の不器用さにハラハラしますが、彼女の真っ直ぐさから伝わるものがあります。この映画があることによって、おもいでというものの価値観も変わるのではないでしょうか。正真正銘本当であるという事がすべてなのか。是非、楽しみにしていてください。香里奈大切な思い出や記憶は、人は何歳になっても自分の心の中に大事にしまわれていて、それを思い起こすことでまたキラキラできる。「おもいで写眞」は、写真を通して若者と年配の方々それぞれの角度から、本当に大切なことは何かと気づかせてくれるような温かい映画になっています。今回、たくさんの素敵な俳優さん方とご一緒できて、私にもまたひとつ、大切なおもいでが増えました。古谷一行「おもいで写眞」公開決まりましたね。とても待ち遠しかったし、嬉しいです。昨年の夏に暑い富山ロケで、北陸新幹線も初体験しました。深川麻衣さん、健吾君、香里奈さん、ホテルのエレベーター前でいきなりバッタリ紹介者なしで4人が自己紹介。そんなロケの始まりでした。現場では、3人共先輩に気を遣ってくれて、よく話もはずみましたね。最後の写真展のシーンは、とても温かな撮影でした。映画のテーマ通り手作りのやさしい現場でした。吉行和子おもいで写眞に出演して、心が軽くなりました。としよりと言われて、人生がだんだんぼやけていく中で、若い人のアイディアで自分の一生が呼び起こされ生き生きとしてくる。ラストの写眞展のすばらしさ。ちからづよいメッセージが溢れています。撮影中は深川麻衣さんの若さとチャーミングさにうっとり!熊澤尚人監督このオリジナルストーリーを書いたのは9年前。何度か映画化できそうになりましたが上手く行かず、推敲を重ねて粘り強く頑張った所、深川麻衣、高良健吾という魅力溢れる俳優と出会え、やっと映画になりました。映画は主人公がお年寄りと触れ合い、希望を見出す話です。吉行和子、古谷一行という名優と映画作りをさせて頂き、僕も大きな希望を得ることができました。『おもいで写眞』は2021年1月29日(金)より全国にて公開。「おもいで写眞」熊澤尚人(幻冬舎文庫)は11月11日(水)発売。(cinemacafe.net)■関連作品:おもいで写眞 2021年1月29日より全国にて公開© 「おもいで写眞」製作委員会
2020年10月28日9月27 日(日)に浅草寺 五重塔 特設舞台にて、中村勘九郎 中村七之助歌舞伎生配信特別公演が開催されることが決定した。【チケット情報はこちら】中村勘九郎、中村七之助を中心に、中村勘太郎、中村長三郎、中村鶴松も加わり東京・浅草の浅草公会堂の舞台から歌舞伎を無観客ライブ配信する同公演。中村勘九郎、中村七之助による『連獅子』を浅草寺 五重塔 特設舞台にて披露する。チケットは9月11日(金)10時より発売。■中村勘九郎 中村七之助歌舞伎生配信特別公演9月27日(日)19 時 配信※見逃し配信10月4日(日)24時まで (期間内は何度でも視聴可)野外特設舞台のため、雨天の場合は中止いたします。当日9月27日(日)17 時に開催か中止かを決定いたします。中止の場合は、10月31日(土)19 時配信に、日程変更いたします。料金: 3,500 円(消費税込み)
2020年09月10日女優の中村アンが出演するアンダーアーマー新ブランドムービー「THE ONLY WAY IS THROUGH. 前へー中村アン」が、28日に公開された。今年4月からアンダーアーマーのブランドアンバサダーを務めている中村。2020年ブランドメッセージ「THE ONLY WAY IS THROUGH. 前へ」は目標達成のために努力を続ける人々の精神・宣言を表現し、“究極の美ボディ”を追い求め、キープし続ける姿を捉えた。今回の新ブランドムービーでは、中村がトレーニングに打ち込む姿勢と意志にフォーカス。常に変わり続ける環境下でも揺るがず、自分らしくありのままに進む中村の姿を通じて、「一歩が踏み出せない」という女性たちを勇気づけ、スポーツに対する壁が少しずつなくなっていくことを目指している。「トレーニングも仕事も人生全体的に挑戦し続ける。恐怖に勝って、前に進む姿勢はすごく共感できます」と語る中村。「ANNE’S STORY」ムービーでは、「フィットネスはちょっと怖い、できないかもみたいなのがあるじゃないですか」と問いかけ、「でも、その恐怖の“一歩前”に進むと景色が変わって、波に乗れる瞬間が来る。やっぱりその瞬間が楽しいし、その“恐怖に勝つ”ことはすべてのことに共通していると思います」と力強い言葉を残している。
2020年08月31日大森立嗣監督が手掛ける映画『星の子』の第3弾キャストとして、岡田将生、高良健吾、黒木華らの出演が決定。予告編と場面写真も到着した。岡田さんが演じるのは、芦田愛菜扮する主人公・ちひろが一目惚れする、学校で一番人気の先生「南先生」。のちにちひろの運命を大きく左右する南先生を演じる岡田さんは、芦田さんとの共演について「10年程前にCMで1度ご一緒したことがあるのですが、今回この作品で共演させて頂いて、大人になったなぁというのと、本当にしっかりしているなと」と久々の共演をふり返っている。また、高良さんと黒木さんが演じるのは、宗教団体の謎めいた幹部コンビ、海路さんと昇子さん。その迫力と、思わず吸い込まれそうになる魅力をカリスマティックに表現する。ほかにも、ちひろの両親の目を覚ますためにある事件を企てる雄三おじさんを大友康平。ちひろの姉・まーちゃんを蒔田彩珠。ちひろの親友・なべちゃんを『まく子』でヒロインに抜擢された新音が演じる。主人公・ちひろの両親(永瀬正敏&原田知世)は、幼少期に病弱だったちひろを救ったことから、奇跡の水を信じ続けている。合わせて到着した予告編では、そんな水について大親友のなべちゃんから「偽物なんじゃない?」と指摘されたり、憧れの南先生の車で家まで送ってもらうところ、タオルを乗せて水を掛け合う両親の姿を見られてしまったり…。さらに、ちひろを諭そうとする宗教団体のコンビの姿や、両親の洗脳を解こうとする雄三おじさん、この家族の現状はちひろのせいだと言う姉と、今回発表されたキャストたちの姿も映し出されていく。『星の子』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:星の子 2020年10月、全国にて公開予定©2020「星の子」製作委員会
2020年08月18日中村藤吉本店から、夏限定のひんやり“お茶スイーツ”が登場。京都・中村藤吉本店の「ひんやりお茶スイーツ」中村藤吉本店は、京都・宇治市で1854年に創業した老舗銘茶店。中村銘茶と呼ばれるこだわりの煎茶、玉露といったお茶だけでなく、直営店では和スイーツを展開している。関東には2017年に初上陸し、東京・銀座のギンザ シックスに直営店をオープンした。そんな中村藤吉本店からこの夏だけの限定スイーツが登場。店舗によって味わえるメニューも異なるのでぜひチェックして欲しい。京都・宇治本店京都・宇治本店で味わえるのは“抹茶づくし”の「季節のまるとパフェ[夏]」。抹茶塩でアクセントを効かせた抹茶のソフトクリームに、中村藤吉本店人気No.1の“ぷるぷる食感”の生茶ゼリイを重ね、伊予柑餡やゆずスライスで爽やかな風味をプラスした。トップには、伊予柑ヨーグルトクリームを贅沢にのせて、抹茶で中村藤吉本店の屋号“まると”を描いた。食べ進めるごとに、もちもちとした白玉や、サクサクの抹茶クランブルなどが顔を出し、口の中に入れたときの食感の違いも楽しむことができる。また、京都・宇治本店では、濃厚モンブランを氷で包んだ新感覚のかき氷も提供。繊細な甘さの和栗を使った抹茶モンブランクリームで、抹茶アイスクリームと生茶ゼリイをくるりと包み込み、上から抹茶のかき氷をふんわりとのせた。ケーキのような不思議な味わいが特徴で、別添えの練乳を加えて“味チェン”しても楽しめる。東京・銀座店東京・銀座店では“抹茶づくし”のふわふわかき氷「夏の茶ごろも」を発売。綿雪のようにふわふわのかき氷の中には、注文を受けてから作り上げるひんやり本葛と特製抹茶餡を忍ばせた。特製抹茶蜜が付属するので、好みの甘さに調整しながら味わえる。抹茶の豊かな風味とコクが感じられる、贅沢な夏スイーツとなっている。京都駅店・平等院店中村藤吉本店京都駅店・平等院店では、抹茶ときな粉を合わせた「まると氷(薫りきなこ)[抹茶]」を展開。香ばしいきな粉の香りと抹茶のほろ苦さを感じられる抹茶きな粉クリームをひんやり冷たい氷にたっぷりとあしらった。クリームの中に入れた特製きな粉は、別添えでも用意され“追いきな粉”をして楽しむことも。氷の中には、抹茶アイスクリーム、生茶ゼリイが入っており、別添えの黒蜜とも好相性だ。【詳細】中村藤吉本店 季節限定2020年夏メニュー■中村藤吉本店 宇治本店住所:京都府宇治市宇治壱番十番地TEL: 0774-22-7800・季節のまるとパフェ[夏] 1,540円(税込)期間:2020年8月8日(土)~8月31日(月)・まると氷[濃茶栗] 1,430円(税込)期間:2020年8月8日(土)~9月中旬■中村藤吉本店 銀座店住所:東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 4FTEL:03-6264-5168・夏の茶ごろも 1,600円(税込)期間:2020年8月8日(土)~8月31日(月)■中村藤吉本店 京都駅店住所: 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹 レストラン街[JR西口改札前イートパラダイス]3FTEL: 075-352-1111■中村藤吉本店 平等院店住所: 京都府宇治市宇治蓮華5-1TEL: 0774-22-9500・まると氷[薫りきなこ] 1,320円(税込)期間:2020年8月8日(土)~9月中旬
2020年08月17日俳優として活躍している中村繁之(なかむら・しげゆき)さん。そのかっこよさと高い演技力で、多くの人から支持されています。そんな中村繁之さんの現在の姿や、これまで出演した映画やドラマ、YouTubeチャンネルなど、さまざまな情報をご紹介します!中村繁之の現在は?『今』の姿をインスタで見てみると…1982年にジャニーズ事務所のオーディションに合格し、同事務所に入所した中村繁之さん。1983年にアイドルグループ『イーグルス』のメンバーとして、レコードデビューしました。1985年には、シングル『Do ファッション』でソロデビュー。この頃の中村繁之さんの姿がこちらです。中村繁之 1985年ソロデビュー後、中村繁之さんは数々のCDをリリース。そして、1993年にジャニーズ事務所を退所しました。そんな中村繁之さんはインスタグラムやFacebook、ツイッターのアカウントを持っており、現在の姿を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る 緊急事態宣言 みんな何してる? 俺? バジル植えてる 緊急事態宣言から、何日目でが出るでしょうか #うちで過ごそう 中村繁之 (@s.h.i.g.e.y.u.k.i)がシェアした投稿 - 2020年 4月月7日午後11時40分PDT この投稿をInstagramで見る 50才になりました 中村繁之 (@s.h.i.g.e.y.u.k.i)がシェアした投稿 - 2017年 9月月4日午前6時48分PDT中村繁之さんの年齢は、2020年で53歳。現在は、渋さのあるかっこよさがとても魅力的で、ファンからはこのような声が上がっています。・渋くて、相変わらずかっこいい。・昔もかっこよかったけど、今も変わらずかっこよすぎ!・ワイルドになった!中村繁之は『旅行作家・茶屋次郎8 渡良瀬川殺人事件』『アットホーム・ダッド』などに出演俳優として、これまで数多くの作品に出演している中村繁之さん。これまで出演した、主な映画やドラマはこちらです。映画『V・マドンナ大戦争』『ザ・サムライ』『借王2』『安藤組外伝 群狼の系譜3』『実録・九州やくざ戦争 九州の義王』ドラマ『な・ま・い・き盛り』(フジテレビ系)大河ドラマ『独眼竜政宗』(NHK)『ダンシングライフ』(TBS系)『遠山の金さん』(テレビ朝日系)『旅行作家・茶屋次郎8 渡良瀬川殺人事件』(テレビ東京系)『相棒 Season8』(テレビ朝日系)ほかにも、2004年4~6月にかけて放送されたドラマ『アットホーム・ダッド』(フジテレビ系)では、上田聡役を演じました。ドラマ『アットホーム・ダッド』番組紹介主人公・山村和之は、大手広告会社に勤め、一家の大黒柱として妻の美紀と娘の理絵を養っている。そんな彼が念願のマイホームを手に入れた。プライドと自信にあふれ、まさに男として油の乗り切った状態だ。一方、隣人の杉尾優介は全く逆の存在。人材派遣会社の経営をしている妻に養ってもらい、自分は「専業主夫」をしている。和之の価値観からすると専業主夫なんて言語道断、男の風上にも置けない生き方だ。優介を見て、同じ男として恥ずかしいとまで思う和之。ところが…ある日、和之は会社を辞めざるを得なくなってしまう。時を同じくして、妻の美紀にはもう一度働かないかという誘いが来る。当面の生活のためには、美紀が働き、和之が専業主夫をするという逆転生活をせざるを得なくなる。それは和之にとって辛い決断だ。嫌々ながらも専業主夫の世界に足を踏み入れる和之。これまで家のことは美紀に任せきりだった和之には、当然のことながら戸惑うこと、慣れないことばかりで失敗の連続。エリート会社員としての和之のプライドはズタズタ。しかし落ち込んでばかりはいられない。元々努力家の和之は負けてたまるかと奮起し、頑張り始める。そうなると人間とは不思議なもの。主夫として生活をうまく切り盛りすることに意欲と情熱を感じ始める。以前はバカにしていた隣人の優介は、いつしか主夫の先輩として和之の指南役となっていく。こうして「立派な専業主夫」を目指す和之の悪戦苦闘の日々が始まる。一方美紀は、働きに出ることで新しい生きがいを見出し、主婦をしているうちに失いかけていた女の輝きをどんどん取り戻していく。それは和之にとってはあまり面白くないことだ。こうして彼ら夫婦の間に微妙な隙間が生じていく。そして、彼らは否応なく家族のあり方を考え直さざるを得なくなっていく。アットホーム・ダッドーより引用中村繁之のYouTubeチャンネルに絶賛の声中村繁之さんは、YouTubeチャンネル『中村繁之【公式】SHIGE channel』を開設しており、自身が作詞作曲した楽曲などを披露しています。投稿されている動画はまだ少ないものの、更新を楽しみにしているファンも多いようです。中村繁之さんの素敵な歌声に注目しながら、ご覧ください!「がんばらなくていいよ」~がんばっている人たちへ送る歌~「永遠の花」中村繁之さんの今後の活躍も応援しています!中村繁之 プロフィール生年月日:1967年9月1日出身地:千葉県血液型:B型身長:171cm趣味:イラスト、料理、作詞・作曲特技:スキー、野球所属事務所:株式会社ウェスタ1982年にジャニーズ事務所のオーディションに合格し、入所。1983年にアイドルグループ『イーグルス』のメンバーとして、レコードデビューする。1985年には、シングル『Do ファッション』でソロデビュー。1993年にジャニーズ事務所を退所した。俳優としても活躍し、これまで数多くの映画やドラマに出演している。[文・構成/grape編集部]
2020年08月04日俳優・中村倫也の素顔にせまる「その素顔が知りたい。俳優・中村倫也」が5月14日(木)深夜に日本テレビでオンエア。中村さんの最新作『水曜日が消えた』の撮影現場に「zero」が密着、デビューからこれまでの日々と最新作の舞台裏などを紹介する。2005年に映画『七人の弔』で俳優デビューした中村さん。舞台初主演作となった「ヒストリーボーイズ」で第22回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。そのころを契機に大河ドラマ「軍師官兵衛」や『ピース オブ ケイク』、『3月のライオン』『孤狼の血』などで注目を集めるように。「ホリデイラブ」「崖っぷちホテル!」などを経て2019年1月クールの「初めて恋をした日に読む話」で演じた高校教師役、7月クールの「凪のお暇」で演じた自由すぎるイベントオーガナイザー役も好評で、この春クールの「美食探偵 明智五郎」では主演を務めるなど、いま最も熱い俳優の1人となった中村さん。今回は中村さんの映画最新作となる『水曜日が消えた』の撮影現場に「zero」が密着。2005年に俳優デビューしてから15年を経てブレークしたいま、中村さんが何を思い、何を感じているのか。またデビュー当時の赤裸々な思いなど、下積み時代の苦労なども語る。また『水曜日が消えた』で演じる、曜日ごとに入れ替わる7つの人格をもつ難役に挑む姿から、俳優・中村倫也の過去と現在に迫っていく。『水曜日が消えた』は、1人の人間の内側で曜日ごとに入れ替わって暮らしている7人の“僕”。ほかの“曜日”とは直接会うことはできず、日記を通してのみ間接的に互いを知っている。そのうちの最も地味でつまらない1人、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく世界の物語――。同じ肉体のなかで7つの人格が入れ替わるという役柄の僕を中村さんが演じ、石橋菜津美、中島歩、休日課長、深川麻衣、きたろうらが脇をかためる。『水曜日が消えた』は近日公開。「その素顔が知りたい。俳優・中村倫也」が5月14日(木)深夜25時29分~日本テレビで放送。(笠緒)■関連作品:水曜日が消えた 近日公開©2020『水曜日が消えた』製作委員会
2020年05月14日4月スタートの中村倫也主演、東村アキコ原作ドラマ「美食探偵 明智五郎」に、小芝風花の出演が決定。中村さんと初共演を果たす。本作は、中村さん演じる探偵・明智五郎が類まれなグルメの知識を使って、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する“恋する毒殺サスペンス”。『魔女の宅急便』や『ガールズ・ステップ』の小芝さんが演じるのは、美食家・明智がこよなく愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主・小林苺。いつも探偵に助手として駆り出されてしまう、明智の相棒だ。確かな味覚と料理の腕を持っており、それが事件解決の鍵になることも。今回、日本テレビドラマ初出演となる小芝さん。演じる苺役について「すごく喜怒哀楽がはっきりしている元気な女の子です。料理の腕も良くて、中村さん演じる明智五郎さんの探偵事務所の前で“いちご・デリ”という移動販売のワゴン車でお弁当を販売しています。明智さんが常連客なのですが、色々振り回されながら、明智さんの助手を頑張っています」と説明。また、デリカーを自ら運転し、弁当を販売する苺を演じるため、普通自動車運転免許を取得。「中村さんを横に乗せて運転するかもしれないと思って、必死に勉強して一発で合格!昨年末は免許取得に捧げました(笑)」と明かしている。そして今回中村さんとは初共演だそうで「すごく優しい方です。本読みで初めて顔を合わせた時から、優しく声を掛けて下さって。チャーミングな方で、カメラが回っている時もそうではないときも、ずっと笑わせて頂いています。だから、すごく楽しく和やかな現場です」と中村さんの印象や撮影現場での様子を報告。「この作品を見てくださった皆様に面白さと、ゾッとする恐怖と、続きが気になる!というワクワク感をお届けできるように頑張りますので是非、楽しみにしていてください」と意気込みも語っている。第1話ストーリー江戸川探偵事務所。ここで探偵業を営む明智五郎(中村倫也)は、三度の食に命をかける美食家にして変わり者の探偵。キッチンカーで移動弁当屋を営む小林苺(小芝風花)は、明智に料理の腕を買われたがために、明智の周りで次々と起こる厄介な事件に巻き込まれることに…。あるとき、明智の元へ夫の浮気に悩む主婦が依頼に訪れるが、明智はランチタイムを犠牲にして浮気調査をすることに気が進まない様子。浮気された主婦の気持ちに感情移入した苺は、尾行中の明智に弁当を届ける約束をしてしまう。明智は、主婦の夫が若い女性の家で毎日1時間、濃厚なランチタイムを過ごしていることを突き止めるものの、事態は思わぬ殺人事件に発展し――。「美食探偵 明智五郎」は4月期日本テレビ日曜ドラマにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年01月30日出演者が“常識力”対決を繰り広げる「ネプリーグ」の11月4日(月・祝)放送回は2時間SPでオンエア。好評放送中のドラマ「モトカレマニア」から新木優子、高良健吾、小手伸也らが出演するほか、ジャニーズから「Snow Man」の9人も参戦する。「家売るオンナ」や「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などで頭角を現すと、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season」に「トドメの接吻」などヒット作に立て続けに出演。「SUITS/スーツ」に「トレース~科捜研の男~」と2クール連続で月9ヒロインを務めるなど一気にトップ女優への階段を駆け上がった新木さん。映画『蛇にピアス』での全身刺青姿で大きなインパクトを与えると「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や『シン・ゴジラ』、朝ドラ「べっぴんさん」などに出演。今年は『アンダー・ユア・ベッド』『葬式の名人』と出演作が連続公開された高良さん。舞台を中心に活躍するなか2018年に「コンフィデンスマンJP」に出演し大ブレイク。新木さんとも共演した「SUITS/スーツ」に日曜劇場「集団左遷!!」などでみせるアクの強いキャラで人気を博す一方、朝ドラ「なつぞら」などでは違う一面をみせるなど実力派として知られる小手さん。今回はこの3人に原田泰造と林修が加わり、チームを結成。ジャニーズ初の気象予報士として知られる阿部亮平をはじめ、岩本照、深澤辰哉、向井康二、ラウール、渡辺翔太、宮舘涼太、目黒蓮、佐久間大介の9名で構成され、YouTubeチャンネルを開設しネットから話題となると、来年2020年1月22日(水)には「SixTONES」との2組同時メジャーデビューも決定した「Snow Man」もチームで参戦。さらに今回はスペシャルということで復帰した名倉潤、大久保佳代子、岡田結実、陣内智則、カンニング竹山ら「売れっ子芸能人チーム」がそこに絡み、三つ巴の対決を繰り広げる。今回ゲストで参戦した新木さん、高良さん、小手さんが出演中のドラマ「モトカレマニア」は、元カレの存在が忘れられず“モトカレマニア(MKM)”になった主人公と、それを取り巻く人々の物語。主人公のユリカを演じる新木さん、そのモトカレ・マコチ役の高良さん、2人の上司を演じる小手さんをはじめ浜野謙太、「ガンバレルーヤ」よしこ、田中みな実、山口紗弥加らが出演。「モトカレマニア」は毎週木曜22時~フジテレビ系で放送中。「ネプリーグ」2時間SPは11月4日(月・祝)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年11月04日瀧波ユカリによる人気コミックを新木優子と高良健吾主演でドラマ化した「モトカレマニア」の第3話が10月31日放送。今週も“モトカレプリズン”に“自分会議合戦”、モトカレマニア対決に“サプライズキス”と見せ場が満載で、視聴者が沸きに沸いている。5年前に別れた元カレが忘れられず、幸せだった過去の恋の時間に浸って生きる難波ユリカに新木さん。ユリカが再就職した不動産屋で働く元カレ・マコチこと斉藤真に高良さん。ユリカの親友でネイリストの周防ひろ美に「ガンバレルーヤ」よしこ。ユリカの最初の客となり、同じ“マニア”として共感し合う山下章生に浜野謙太。ユリカが憧れる小説家だがマコチと同居している丸の内さくらに山口紗弥加。章生の元カノで北海道のラジオパーソナリティ・来栖むぎに田中みな実。山下と同じ会社に勤務する加賀千鶴に趣里。ユリカとマコチが働く不動産屋の社長・安藤一朗に小手伸也。また森田甘路、関口メンディーらも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。様々なユリカやマコチが現れる“自分会議”も話題となっている本作だが、今回の3話では冒頭から“モトカレプリズン”なる妄想シーンが登場。オーバーサイズな囚人服姿のユリカにマコチのアメリカンポリス姿、さらにユリカを救出に来た章生はレオタード姿で「山下さんがキャッツアイの格好してる」「レオタードはズルいw」などのツッコミが相次ぐ。その後ユリカはマコチに「好きです」と告白。思わず口をついて出た言葉に早速“自分会議”が始まるが、その頃マコチの脳内でも“自分会議”が。新キャラも登場した“W自分会議”シーンには「イイ女ユリカが好きすぎる」「陰湿ユリカと希望的観測ユリカ良い」「マコチ脳内会議の新キャラは博士キャラ」など視聴者も盛り上がる。放送日が31日ということもあり「ハロウィン対決かな」という声も。さらに物語はさくらとユリカの直接対決へ。当初マウンティング合戦となるかと思われた2人の戦いはなぜか“モトカレマニア”同士ということで意気投合。ラストでは1人でハロウィンを祝おうと帰宅したユリカにマコチがまさかの誕生日プレゼントからのキスという流れに。しかしマコチからは「付き合うとは言ってない」という冷たい言葉が。そんなラストに「キスして付き合えないのは酷い!」「キスはしたけど付き合うとは言ってないよって…あるあるすぎてつらい」「最初の元カレプリズンのふざけた感じはなんだったのかと思わせるほど今回つらい終わり方」など視聴者からはユリカの涙に共感の声が集まっている。(笠緒)
2019年11月01日新木優子&高良健吾主演の「モトカレマニア」が、先日無事クランクインを迎え、2人のデートシーンの撮影が行われた。台風15号が過ぎ去った9月9日、まずはうまく恋愛ができない難波ユリカ役の新木さんがクランクインし、スタッフから大きな拍手が送られる中、撮影スタート。最初の撮影は、ユリカがボートに乗り、マコチとの思い出をひとりふり返るシーン。開始直後は、太陽が雲で覆われ強風が吹く場面もあったが、徐々に日差しが強くなり、ニットを着ていた新木さんも思わず「こんなに汗をかいたことない…」ともらすほど。そんな中、監督らの要望にもとっさに応える対応力を見せた。そして後半からは、元カレ・マコチ役の高良さんも無事クランクイン。カメラが趣味という設定のマコチ。使い方のレクチャーを受けた高良さんは「(ファインダーの)のぞき方はどんな感じにするのがいいんですか?」と、カメラ指導のスタッフに積極的に質問。よりリアリティーを追求していたようだ。また、試し撮りで新木さんにカメラを向け、「マコチカメラマンだ!」と新木さんが楽しそうに笑う場面も。最後には、ユリカとマコチがかつてボートに乗ってデートしていたときのドキドキ回想シーンの撮影が行われ、ユリカがボートで後ろに倒れこむ場面では、高良さんがスタッフに「何か後ろに敷くものはありませんか?」と気遣う優しい一面も。合間にはボートで楽しげに会話する様子も見られ、まるで本当の恋人同士のよう。なお、本シーンは第1話の大切なシーンということで、繰り返し2人と監督で細かい確認を行いながら進め、撮影は夕暮れまで及んだという。「モトカレマニア」は10月17日より毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2019年09月12日NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』に出演している中村勘九郎が来阪。弟・中村七之助とふたりが中心となり、中村屋一門で行う毎年恒例の全国巡業公演「錦秋特別公演2019」の会見に臨んだ。今回、関西では堺、京都、神戸で上演、全国14か所を巡演する。歌舞伎を観る機会の少ない地方に「自分たちが全国各地に足を運び、たくさんの方に歌舞伎を観てもらおう」とスタート、15周年を迎えた今年で47都道府県制覇となった。「中村勘九郎 中村七之助 錦秋特別公演 2019」チケット情報今回のプログラムは『芸談』から始まり3演目を上演。幕開きは、勘九郎と七之助がスーツ姿で登場し、素顔で語る人気のトークショー『芸談』だ。観客の質問コーナーもあり、芸談からプライベートな話まで楽しく盛り上がる。「初めて歌舞伎をご覧になる方の緊張を少しでも和らげ、リラックスした状態で後の演目をご覧いただきたい」。そして、まずは中村屋の門弟一同でにぎやかに踊る『艶紅曙接拙 紅翫(いろもみじつぎきのふつつか べにかん)』を上演。「江戸の風物詩を織り込み、物売りもたくさん出て来て、さまざまな役が登場する、ビジュアルで楽しんでいただける演目です」。次に『三ツ面子守(みつめんこもり)』。背負った子供をあやすため、子守の娘がおかめ・えびす・ひょっとこの3つのお面を素早くかけ替えて軽妙に踊る。「歌舞伎を代表する舞踊のひとつで、子守の役として踊り分けをするというテクニック的にも難しい踊りです」。この公演でおなじみの中村鶴松が修行を重ね、「うまくなってきました。大抜擢で踊ってもらいます」。最後は、羽衣伝説をもとにした『松廼羽衣(まつのはごろも)』。松の枝にかけられた天女(七之助)の羽衣を取った漁師の伯竜(勘九郎)が、羽衣を返す代わりに舞を所望し、天女は優美に舞いながら天へと帰って行く。「ファンタジーにあふれたお話を、常磐津でしっとり踊ります。常磐津舞踊の中でも本興行でかかることが少ない演目。この公演ではそういうものも大事にしていきたいと、チョイスしました。七之助とふたりでしっかり踊るのは約1年半ぶりなので、楽しみです」。錦秋特別公演をきっかけに、歌舞伎に興味を持ち、南座や大阪松竹座へ足を運ぶようになった人も増えている。「続けてきてよかった」と言いつつも「どの劇場でも、初めて生で歌舞伎を観る方が7割ぐらいいらっしゃるので、まだまだだな、と。今年、15周年を迎えましたけれど、やはり初心を忘れずにやってくことが一番ですね。マラソンランナーの役をやっていたので持久力がつき、体力的には結構上がったんじゃないかな。番組をきっかけに来てくださるお客様も多いと思いますので、いい意味で期待を裏切りたいと思っています」。公演は10月18日(金)大阪・フェニーチェ堺 大ホール、10月19日(土)京都・ロームシアター京都 メインホール、10月20日(日)兵庫・神戸国際会館 こくさいホールにて上演。その他、全国を巡演。取材・文:高橋晴代
2019年09月12日俳優・高良健吾が、池田エライザ初監督映画『夏、至るころ』に出演することが分かった。「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ第2弾作品として公開される本作は、福岡県田川市が舞台。そこで育った主人公の翔(倉悠貴)は、高校生活最後の夏を迎え、幼なじみの泰我(石内呂依)と将来についての考え方が少しずつすれ違い始める。そして、2人の前に突如現れた不思議な少女・都(さいとうなり)との出会いで翔の頭の中は混乱し――というあらすじ。そんな翔に、前に進むためのヒントを投げかけてくれる倫理の先生役として、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」『シン・ゴジラ』などに出演し、主演作『アンダー・ユア・ベッド』も話題となった高良さんが出演。以前、高良さんと共演したときをふり返り「お芝居や映画への深いリスペクトと愛情を感じて、是非、この作品にも出演していただけないだろうかと思っておりました」と語った池田監督。「高良さんの誠実さや心のあたたかさは、主人公の翔を導く小林先生にぴったり」とはまり役ではないかと言い、「そしてこの作品を快く受けてくださったことに感謝しています」とコメントしている。『夏、至るころ』は2020年夏公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:夏、至るころ 2020年夏、公開予定
2019年08月23日新木優子と高良健吾が主演する10月スタートのドラマ「モトカレマニア」に、“ハマケン”こと浜野謙太が出演。新木さんをめぐって高良さんと恋のライバルとなる、“こじらせ男子”の“いい人”を演じることになった。現在「Kiss」(講談社)にて連載中の同名コミックを原作にした本作。元カレの存在を引きずり、“モトカレマニア(MKM)”になった主人公の混乱と暴走と試行錯誤の物語。新木さん演じる“モトカレマニア”の主人公・難波ユリカが働くことになった不動産会社で、ユリカの最初の客としてやってくるのが、大手食品メーカーに勤める将来有望なサラリーマン・山下章生(やました・あきお)。“脱MKM”(脱モトカレマニア)すべく、ユリカは不器用ながらも真正面からその山下と新たな恋愛をしようと一大決心をする。山下は、食べ歩きが趣味でグルメアプリ“食べモグ”を使っておいしいお店を探し、レビューを投稿するのが楽しみ。優しくて誠実な性格だが、恋愛には奥手。自分が傷つくことも他人を傷つけることも怖いと思っている“ザ・いい人”。そんな山下は不動産会社の営業をするユリカにとっての初めてのお客。ユリカに好意を持ち、付き合おうと提案するが、あることをこじらせていて…。だが、そのこじらせによりユリカと意気投合することになる。そんなワケあり“こじらせ男子”山下を演じるのが、ハマケンの愛称で親しまれる浜野謙太。フジテレビ系ドラマに出演するのは、月9ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」以来、また木曜劇場(木10)の出演は「グッド・ドクター」以来。ハマケンが出演した月9、木曜劇場の上記2作は、直近1年半の両枠のダントツ最高視聴率を獲得した連続ドラマ。そんな“持っている男”といっても過言ではない(?)ハマケンと、女心を惑わす罪な元カレを演じる高良さん、まったく持ち味の違う2人が、新木さん演じる主人公ユリカをめぐる恋敵として対峙する。浜野さんは「ラブコメを演じるのも見るのもとにかく好きなので、医療ものや刑事もので確実に視聴率を取りにいくこのご時世にとても熱い気持ちになりました。このプロジェクトを全力で支持しています」と、思い入れたっぷり。「ラブコメ…大好きだけど、もうやらせてもらえないのかなと思ってたところに迷い込んできた運命のような話なので全身全霊で山下になろうと思います」とメッセージも熱い。演じる山下章生については、「グルメマニアの山下さんはこの“国民総マニア化時代”における視聴者代表のようなものだと思います。不器用なようでいて、実は幸せに向かって爆走しているさまを見せられたらと思います」とコメント。共演は2度目という高良さん演じるマコチと恋のライバルになることについては、「新木さん演じる奔放なユリカや、高良さん演じる憧れのマコチと同じフィールドに上がることはマジか!? という戸惑いばかり」というが、「山下が強力なライバルになれるように頑張りたい」と意気込んでいる。木曜劇場「モトカレマニア」は10月、毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年08月13日周防正行監督が贈る活動弁士を夢見る青年を主人公にした極上エンターテインメント『カツベン!』から、成田凌、竹中直人、高良健吾ら豪華俳優陣が登場する予告編が到着した。いまからおよそ100年前、日本では映画が「活動写真」と言われ、日本独自の文化が華開いていた。当時、最先端だった映画はサイレントでモノクロ。日本人が映画の虜になったのは、楽士の奏でる音楽と共に、独自の“しゃべり”で観客を映画に引き込む「活動弁士」(通称:活弁)がいたからだった――。本作では、この活動弁士を夢見る青年を主人公に、完全オリジナル脚本で映画化。物語の主人公は、小さな町の映画館「青木館」に流れついた一流の活動弁士を夢見る青年・俊太郎。閑古鳥の鳴く青木館にいたのは、人使いの荒い館主夫婦や、傲慢で自信過剰な弁士など曲者揃い。そして、雑用ばかり任される俊太郎の前に、大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察、そして幼なじみの初恋相手が現れ…というストーリー。周防正行監督の4年ぶりとなるオリジナル最新作、そして成田凌が映画初主演を務めることでもすでに話題になっている本作だが、この度、第76回ヴェネチア国際映画祭公式イベント「ジャパン・フォーカス」に正式出品することも決定した。世界も注目する中、到着した予告編では、高良健吾扮するイケメン看板弁士が女性たちをメロメロにするシーンから始まり、成田さん演じる俊太郎が働くことになる映画館の館主(竹中直人)やその妻(渡辺えり)をはじめ、弁士で酒飲みオヤジ(永瀬正敏)、ヒロインの新人女優(黒島結菜)、ライバル映画館の親子(小日向文世、井上真央)と、一癖も二癖もありそうな面々が次々登場。さらに、俊太郎が持つ謎の大金を狙う泥棒(音尾琢真)や泥棒を追う熱血刑事(竹野内豊)の姿も!ドタバタ大騒ぎな映像となっている。なお、本予告編は本日より全国の劇場でも放映スタートする。『カツベン!』は12月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:カツベン! 2019年12月13日より全国にて公開©2019「カツベン!」製作委員会
2019年07月26日今回、ご紹介する作品は、映画『アンダー・ユア・ベッド』。実力派俳優として知られる高良健吾さんが30代を迎えて初めて挑んだ作品です。恋した女性を監視するためにベッドの下へと潜り込む孤独な青年・三井を演じた高良さんにお話をうかがいました。写真・黒川ひろみ 文・田嶋真理 スタイリスト・渡辺 慎也 (Koa Hole inc) ヘアメイク・高桑里圭【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 42「誰かに存在を認められることの大切さを痛感しました」原作は、『殺人鬼を飼う女』『甘い鞭』などで知られる大石圭氏の同名ホラー小説。主人公は、親からも学校のクラスメイトからも必要とされず、存在自体を無視されていた青年・三井直人。彼はある日、11年前に自分を「三井くん」と呼んでくれた美しい女性・佐々木千尋を思い起こし、微かな甘い記憶を頼りに彼女を探し出すことを決意します。ところが、目の前に現れた千尋に当時の面影はなく、虚ろな表情の変わり果てた姿になっていました。三井は千尋を監視する過程で、彼女が夫・浜崎健太郎から激しいドメスティック・ヴァイオレンス(DV)を受ける姿を目撃してしまいます。その純粋さゆえにゆがんだ愛に走る主人公・三井を高良健吾さん、夫からDVを受けるヒロイン・千尋を西川可奈子さんが熱演。難役に挑んでいます。ーー本作の脚本も手掛けている安里麻里監督は、三井は高良さんしかいないと考えて、出演をオファーされたとか。初めて脚本を読んだとき、どう感じましたか?高良さん 痛々しい作品だなと思いました。しかも、30代を迎えた自分が、10代後半~20代前半のときに出演した作品のようなヒリヒリ感のある役を演じる。これが映像化されたらどのようなものになるのかと興味が湧きました。ーー役作りとして意識したところは?高良さん 役作りは、作品によって変えているんです。入念に準備する場合もあれば、あえて準備しないで挑む場合もあります。今回は、撮影に入る前にナレーションを収録したことが、役をつかむきっかけとなりました。撮影中は、三井がどのように日々を過ごしているかということをずっと考えていました。ーー三井をどのような人物だととらえましたか?高良さん 純粋すぎます。彼は純粋すぎるからこうしてしまう。自分の存在を認めてもらえなかったことが、三井の純粋な心をゆがませてしまったんだと思います。ーー三井に共感するところがあったんですね。高良さん 自分を認めてもらうことがどれだけ生きていく助けになることか。三井の人生にはそれがなかったわけですから。ーー千尋を演じた西川可奈子さんとは、撮影現場でどのように接していたのでしょう。高良さん 撮影現場で、一番あっけらかんとして明るかったのが彼女でした。ーー意外です。あれほどまでに凄惨なシーンに挑んでいるのに!高良さん 演じる役の苦労を全く感じさせないんです。役になりきる手前に西川さんの賢さ、冷静さがある。だからこそ、千尋という役にすっと入っていける。そういう印象を受けました。ーー西川可奈子さんの演技のアプローチに刺激を受けた?高良さん ひとことで言えば、「この子、強いな」と。興味深い演技のアプローチの仕方でした。ーーこの作品に関わって、もっとも心を動かされたところは?高良さん 誰かに存在を認められることの大切さを痛感しました。存在を認められることは、人にとってすごく救いになるんだなと。ーー本作には、ユーモアあふれるシーンもあります。個人的には、三井が千尋の家へ通いつめるうちに、彼女の赤ちゃんが三井になついていくところがクスリと笑えました。高良さん 三井は純粋で何の迷いもなく突っ走っていきます。そこに笑いが生まれるんだと思います。ーー最後に、本作の見どころをお願いいたします。高良さん この映画には、過激で痛々しい描写があります。観る前に覚悟を必要としますが、それ以上に得るものが多い作品です。僕がおむつを履くシーンや裸のシーンもあります(笑)。自分の存在を認められなかった三井がどのように成長していくのか、見届けていただきたいです。インタビューのこぼれ話撮影中は映画のロケ地となった福島県いわき市に2週間滞在していた高良さん。撮影がないときは、宿泊先のホテルの部屋にスピーカーを持ち込んで好きな音楽を聴いていたそう。目下のお気に入りは、メロウな曲調が印象的なフランク・オーシャンの「Nikes」。ドライブのときは、好きな音楽を欠かさないそう。ミステリアスなムード漂う高良健吾さんの素顔を少しだけ垣間見た取材でした!Information『アンダー・ユア・ベッド』7月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次公開出演:高良健吾、西川可奈子ほか配給:KADOKAWA©2019映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会衣裳協力:シャツ ¥42,000 パンツ ¥38,000 (ETHOSENS / ETHOSENS of whitesauce TEL:03・6809・0470)
2019年07月18日新木優子と高良健吾が主演するドラマ「モトカレマニア」が、秋のフジテレビ系木曜劇場枠にて放送されることが決定。初共演の2人が、恋愛で誰しもが感じる“あるある”をコミカルに演じる。うまく恋愛ができない難波ユリカ。その理由は、初めて付き合った彼氏・マコチこと斉藤真との恋愛にあった。10代、20代の恋は、失敗したり、あがいたり恋愛スキルを磨くはずだった時期。だが、その大切な時期にユリカの最初の恋愛は、あまりにもうまくすんなりと行きすぎた。そして、自分の就職をきっかけに生まれたすれ違いから、ユリカはマコチを振ってしまう。すぐに次の彼氏と素敵な恋愛できるでしょ!と思っていたが、クズ男ばかり引くハメに。そして彼氏も好きな人も作らず、現在に至る。「好きってなんだっけ?」――ユリカが出した答えは、“幸せだった過去の恋の時間に浸っていよう”。こうして、モトカレ・マコチの幸せな思い出を、日々の楽しみとして妄想する日々を送るモトカレマニアが爆誕!だが、ユリカの美しい思い出に浸る時間を破壊する出来事が――。立て続けに話題ドラマのヒロインに抜擢され、今回地上波ドラマ初主演となる新木さんが演じるのは、うまく恋愛ができない“イタカワ女子”難波ユリカ。マコチを好きすぎるあまり、毎朝SNSで名前を検索したり、心の中でマコチと妄想の会話をしたり、初対面の男性に対し、“モトカレスカウター”なるものを起動させ、マコチとのかすかな共通点を見つけると恍惚の表情を浮かべる27歳独身のぶっ飛びOLだ。原作を読み、「過去の彼に抱く印象をユリカは全部さらけ出してしまうとても素直な女の子」と演じるキャラクターの印象を語った新木さんは、「今まで以上にすべてのことに素直に反応してお芝居を楽しみたいです」とコメントしている。また、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」以来のフジテレビドラマ主演となる高良さんは、「自分でも驚くほどスッと受け入れることができました。それはラブコメという、自分が今まで経験したことがないジャンルだったからだと思います。新しいことをする時にプレッシャーは付き物ですが、それよりも新しい何かに出会える気がしてワクワクしています」と心境を明かす。高良さんが演じるユリカのモトカレ・マコチ(斉藤真)は、不動産会社に勤務する30歳独身イケメン。2人が別れることになってから姿を消していたが、ユリカが働くことになった不動産会社で“同僚”として再会することに…。そんなマコチについては「イメージもまだまだなので、これから徐々にマコチのことを身近にしていけたらと思います。ただの天然にはさせないように、マコチを確かに存在させることが自分に与えられた役割だと思います」と語っている。そして今作が初共演となる主演の2人。お互いの印象については「映画“蛇にピアス”(2008年9月公開)を見させて頂いたときにすごく印象的ですてきな方だなと思っていました。今回ご一緒できることがすごく光栄です」(新木さん)、「まなざしがまっすぐで、凛(りん)とされているなというのが印象です。まだお会いしていないですが、これから作品、現場を一緒に支えていけたらと思っています」(高良さん)と話している。原作は、現在「Kiss」(講談社)で連載中の瀧波ユカリの同名コミック。元カレの存在を引きずり、“モトカレマニア(MKM)”になった女の子の混乱と暴走と試行錯誤の物語を描く。現在は3巻まで発売中だ。瀧波氏は「新木優子さんの愛らしさを想像してキュンキュンしています。そして、マコチ役に高良健吾さん…!“忘れられないモトカレ”としての魅力がありすぎます!“高良健吾さんがモトカレだったら”という妄想をしてみましたが、ステキすぎてつらすぎて泣きたくなりました…!」とドラマ化・配役への喜びを語っている。また、主演・新木さんが本作のAmebaブログを開設。ドラマ最終回放送終了までの期間限定ブログとなっており、オフショットやドラマ撮影の裏話などを綴っていくようだ。木曜劇場「モトカレマニア」は10月、毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年07月18日大石圭の人気ベストセラーの同名小説を映画化した、高良健吾主演『アンダー・ユア・ベッド』から、本編スペシャル映像と阪本順治監督、水川あさみからの絶賛コメントが解禁となった。先日7月4日(木)に行われた完成披露で、原作者の大石圭は「この映画には僕の表現したかったことすべてが、ほんの少しも端折られることもなく、完全に凝縮されていた。高良さん、西川さん、安部さんが実際に演じたことで映画は小説よりさらに凄みのあるものになったと感じる。多くの方にこの作品を見てもらいたい」と大絶賛。一足先に本作を鑑賞した観客の中には上映中、嗚咽する程涙し、口コミでは「余韻がすごい」「引くどころか前のめりで夢中になった」「怖いけど純粋でどこか共感できた」と、上映から1週間経ったいまでも余韻から抜け出せない人が続出し、絶賛と称賛の嵐が吹き荒れている。今回解禁された本編映像には、高良さん演じる主人公・三井が愛する女性の家に侵入するきっかけとなる場面が映し出されている。三井は西川可奈子演じる千尋を探し出し、近所に自ら観賞魚店を開店。彼女を覗き続ける日々が始まった。そんなある日、偶然にも千尋が来店。11年ぶりに彼女と突然の対面を果たし大きく動揺するも、彼女は三井のことを覚えている様子は全くない。千尋は観賞魚たちに興味を示すも、飼育にお金がかかると知り、諦めて店を出ようとする。その時、三井は「待って!…ちょっと傷があって、商品にならない飼育セットがあるんです…」と、うそか本当か分からない言葉を口にする。「いや…それは悪いです!」と拒む千尋にすかさず「その代わり、時々餌を買いに来てくれたら…」と三井は率直な申し出をし、ずっと覗き続けていた家に玄関から堂々と足を踏み入れるチャンスを自ら作り出した。部屋の中でグッピーが泳ぐ水槽をセットする三井。その隣で「はぁ~綺麗!」と微笑む千尋。外見が変わり果てていても、千尋は唯一人生の幸せを感じさせてくれた唯一無二の存在だと三井は再確認する。そして千尋がその場を一瞬離れたその時、三井は彼女の自宅の鍵を見つけ、何の迷いもなくポケットに押し込む。いよいよここから三井の盲目的な行動は歯止めが利かなくなり、どんどん危ない方向へエスカレートしていく…。そして今回、本編映像とともに本作を鑑賞した阪本順治監督と、女優の水川あさみからのコメントが到着。阪本監督は、「度肝を抜かれるというのはこういうことを言うのか。ものがたりを語る力、ひとを語る力、そのどちらにも感銘を受けた。高良健吾と西川可奈子は、こころとからだ、そのすべてを作品に託し、あらためて、映画のあるべきすがたを考えさせられた。ぼくたちの知らない何処かへといざなわれ、どれだけ気持ちがよかったことか。そんなカタルシスに満ちた傑作だ」と本作を絶賛。一方の水川さんも、「歪んだ愛情も暴力も剥き出しの映画。ベッドの下でしか見えない景色と感情があった。人間が起こす行動の異常さの根源に愛情があり、それがとてつもない恐怖となって押し寄せてくる。たった一つの家の中で蠢く愛情が、滑稽であり美しい」と本作を褒め称える声をあげている。『アンダー・ユア・ベッド』は7月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダー・ユア・ベッド 2019年7月19日より、テアトル新宿ほか全国にて公開予定Ⓒ2019 映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会
2019年07月11日高良健吾主演の問題作『アンダー・ユア・ベッド』から、スペシャルメイキング映像と場面写真が解禁。さらに、ひと足早く本作を鑑賞した、高良さんや安里麻里監督とゆかりの深い廣木隆一監督、黒沢清監督から応援コメントも到着した。黒沢監督、塩田明彦監督の助監督を経て、『バイロケーション』『劇場版零~ゼロ~』 『氷菓』 などを手がけてきた期待の安里監督が放つ本作。今回解禁となったメイキング映像は、高良さんがどのようにして三井直人という孤独な男と向き合いながら演じたか、現場での徹底した役作りと集中力が明かされる。メイキングのカメラが、それ以上は近寄れなかったことが読み取れる、本作の独特な空気感と距離感に注目だ。マネキンに向かって香水…執着が垣間見られるシーンも「よーい!」とカメラが回り始めた瞬間、無表情だった高良さんの顔は一変。満足感と幸福感に溢れた表情で、坂道をスイスイと登る笑顔が印象的なこちらのシーンは、大学生時代、三井が人生で初めて名前を呼 んでくれた千尋(西川可奈子)とのある約束を果たすため、グッピーと水槽を持って彼女の自宅に向かうワンシーン。本作に度々登場するグッピーは11年前に2人を結び付けたきっかけであり、再び2人を再会させ、物語を展開させる重要な役割を担っている。三井が小学2年生のとき、初めて母親に買ってもらい繁殖を繰り返したグッピーは、いまでは34 代目。ひとり物静かにグッピーを見つめる飼育シーンは、ここまでに至る孤独な年月の長さと重さと深みを幾重にも感じさせるものだ。続いて自室にて、11年前に千尋をコーヒーに誘ったときと同じ柄の可憐なワンピースを着せ、サラサラな長い髪のウィッグを被せた無機質なマネキンに向かう三井。当時の千尋と同じ香水を“シュッ!シュッ!”と吹きかける音だけが響く。その背中は人生でたった一度だけ味わった幸せな瞬間にすがり、いまでも鮮明に脳裏に焼き付いている千尋の姿を具現化し、近くで感じていたいという異常行動に図り知れない執着が垣間見られるシーン。そして、メイキング映像の最後には、孤独と絶望をいっぱいにため込んだ三井が、一筋の光にすがろうとするも、理想と現実の間に生まれた“大きなズレ” を受け入れられず、自分自身との葛藤に押しつぶされそうな心情に、高良さんが眉をひそめ、唾を飲む一幕が…。生まれてからずっと家族や学校 、誰からも存在を忘れ去られ孤独に生きてきた男の行末の姿を象徴する、辛く重たいシーンとなっている。本作は、三井を演じる高良さんのナレーションと共に進んでいくモノローグ映画。高良さんは撮影前にナレーションを撮った段階から、すでに「三井だ!」と思わせる声の雰囲気があり、周囲を圧倒させたという。さらに、撮影日でない日も撮影現場に現れた。三井が自分の部屋から千尋の部屋を覗いているシーンで、三井の撮った写真や三井の視線の撮影のため、本人の出番はなかったが、自らの意思で現場に参加するという作品作りへのこだわりを見せた。撮影全体が終了した後の、アフレコの際に高良さんは「三井をあの後もひきずっていて、友達から声小さっ!って言われました」と笑顔で明かしている。心身共に辛く、負担が重くのしかかる題材なだけに、緊迫した撮影現場で役者たちがいかに集中し、撮影に没頭していたかが随所に伝わるメイキングとなっている。高良健吾&安里麻里監督の“師”がコメント!廣木隆一監督他人の人生を覗く時、それは相手の人生に深く関わること。ベッドの下の健吾の眼差しは一つの答えを見つけ出す。時には戸惑い、悲しさに満ちている。黒沢清監督とにかく、高良健吾の変質者ぶりと西川可奈子の薄幸ぶりが凄まじい。こんな二人が出会って、いいことなどあるはずがないと暗澹たる思いでいたら、いつの間にか何としても幸せになってくれと祈っていた。実に巧妙にできた極限のラブストーリーであった。『アンダー・ユア・ベッド』は7月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダー・ユア・ベッド 2019年7月19日より、テアトル新宿ほか全国にて公開予定Ⓒ2019 映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会
2019年06月18日中村雅俊デビュー45周年を記念した『中村雅俊45thアニバーサリー公演』が7月に東京・明治座で上演される。芝居とライブの二部構成となる公演について中村に話を聞いた。【チケット情報はこちら】1974年4月にドラマ『われら青春!』で俳優デビューし、同年7月にはドラマ挿入歌『ふれあい』で歌手デビュー、その日から45周年を迎える感想を中村は「改めて長い間やってきたんだっていう実感……がないんです(笑)」と明かし、「今をどう生きているかが一番!」と、第一線を走り続ける理由を感じるひと言。今回の公演は、中村の両輪である“芝居”と“歌”をそれぞれ披露する二部構成。第一部は鴻上尚史が脚本・演出、鹿目由紀が脚本を手掛け、中村が勝海舟の父・勝小吉を演じる時代劇『勝小吉伝 ~ああわが人生最良の今日~』を上演する。鴻上とは昨年上演された『ローリング・ソング』に続いてのタッグ、共演者は賀来千香子、東啓介、愛加あゆ、山崎銀之丞、田山涼成、寺脇康文と共演経験のあるキャストが多く揃い、中村にとっては安心する座組だという。「若手の東くんと愛加さんは初めてですが、歌がうまいと聞いて、ひょっとすると芝居にも歌が入るのかな?と思っています。俺が第二部で歌だけやるにも関わらずね(笑)。鴻上さんだったらやりそうだなあ。そしたら田山くんなんかは“ちょっと歌わせてくれよ”って飛び入りしてくるかも(笑)」と楽しそうに語った。第二部は中村のLIVE『yes!on the way』。「皆さんの知っている曲を多くやろうかなと思っています」とセットリストも決まっているそうだが、「言えるのは、俺が楽器をたくさんやるってこと。サックス、ピアノ、ギター、ハーモニカと弾きますよ」と中身は開幕までのお楽しみ。さらに7月15日(月・祝)に開催される一夜限りのスペシャルライブには小椋佳、松山千春がスペシャルゲストで参加するなど、アニバーサリーならではの企画も用意されている。「楽しんでもらえると思います。ライブの中で、ファンの皆さんと一緒に“ここまできたね”と思えたらいい。でもここで終わりじゃないのでね。on the way、途中なので!」最後に45年前の自分に声をかけるとしたら?と聞いてみた。「“よかったね、中村くん”かな。いきなりドラマの主役でデビューして、デビュー曲もオリコンで10週間1位だったんですよ。そのときは、これから先でこれ以上の結果は出せないと思った。それで不安だったんだろうね。当時の取材では“八百屋になろうかな”とか言ってるんですよ(笑)。だから45年後もまだやれてるってことで、“よかったね、中村くん”と言いたいです」中村の魅力が詰まった公演は7月6日(土)から7月31日(水)まで東京・明治座にて。チケット発売中。また、7月1日(月)には歌手生活45周年を記念したシングルベスト盤『yes! on the way』を発売する。取材・文:中川實穗
2019年06月05日