4月スタートの中村倫也主演、東村アキコ原作ドラマ「美食探偵 明智五郎」に、小芝風花の出演が決定。中村さんと初共演を果たす。本作は、中村さん演じる探偵・明智五郎が類まれなグルメの知識を使って、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する“恋する毒殺サスペンス”。『魔女の宅急便』や『ガールズ・ステップ』の小芝さんが演じるのは、美食家・明智がこよなく愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主・小林苺。いつも探偵に助手として駆り出されてしまう、明智の相棒だ。確かな味覚と料理の腕を持っており、それが事件解決の鍵になることも。今回、日本テレビドラマ初出演となる小芝さん。演じる苺役について「すごく喜怒哀楽がはっきりしている元気な女の子です。料理の腕も良くて、中村さん演じる明智五郎さんの探偵事務所の前で“いちご・デリ”という移動販売のワゴン車でお弁当を販売しています。明智さんが常連客なのですが、色々振り回されながら、明智さんの助手を頑張っています」と説明。また、デリカーを自ら運転し、弁当を販売する苺を演じるため、普通自動車運転免許を取得。「中村さんを横に乗せて運転するかもしれないと思って、必死に勉強して一発で合格!昨年末は免許取得に捧げました(笑)」と明かしている。そして今回中村さんとは初共演だそうで「すごく優しい方です。本読みで初めて顔を合わせた時から、優しく声を掛けて下さって。チャーミングな方で、カメラが回っている時もそうではないときも、ずっと笑わせて頂いています。だから、すごく楽しく和やかな現場です」と中村さんの印象や撮影現場での様子を報告。「この作品を見てくださった皆様に面白さと、ゾッとする恐怖と、続きが気になる!というワクワク感をお届けできるように頑張りますので是非、楽しみにしていてください」と意気込みも語っている。第1話ストーリー江戸川探偵事務所。ここで探偵業を営む明智五郎(中村倫也)は、三度の食に命をかける美食家にして変わり者の探偵。キッチンカーで移動弁当屋を営む小林苺(小芝風花)は、明智に料理の腕を買われたがために、明智の周りで次々と起こる厄介な事件に巻き込まれることに…。あるとき、明智の元へ夫の浮気に悩む主婦が依頼に訪れるが、明智はランチタイムを犠牲にして浮気調査をすることに気が進まない様子。浮気された主婦の気持ちに感情移入した苺は、尾行中の明智に弁当を届ける約束をしてしまう。明智は、主婦の夫が若い女性の家で毎日1時間、濃厚なランチタイムを過ごしていることを突き止めるものの、事態は思わぬ殺人事件に発展し――。「美食探偵 明智五郎」は4月期日本テレビ日曜ドラマにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年01月30日子どもたちに大人気のイベント「トミカ博 in NAGOYA~まちをまもるクルマ大集合!~」が本日から22日(日)まで名古屋の吹上ホールで開催される。全世界30以上の国と地域で発売され、これまでに6億台以上を売り上げたタカラトミーのトミカは現在も子どもたちから絶大な人気を集めており、トミカの世界を楽しめる“トミカ博”は全国各地で開催されている。本会場にもパトロールカーや消防車など“まちをまもるクルマ”が勢揃い。巨大ジオラマや“トミカバリエーション”と題した展示、記念撮影コーナーが登場。また、別途プレイチケットを購入することで各種アトラクションにも参加可能で、自分で選んだパーツを“カシメマン”が目の前で組み立ててくれる組立工場、トミカつり、トミカルーレットなど様々な遊びが用意されている。その他、イベント記念商品も販売されるマーケットも設置。有料入場者にはトミカがプレゼントされ、平日は3車種から、土日は2車種から選ぶことができる。トミカ博 in NAGOYA~まちをまもるクルマ大集合!~12月13日(金)から22日(日)まで吹上ホール(中小企業振興会館)平日10時から16時まで土日9時30分から16時まで入場は閉場の30分前まで入場記念トミカあり(有料入場者のみ/無料入場の方を除く)大人 1200円子ども 1000円2歳以下無料(C) TOMY 「トミカ」は株式会社タカラトミーの登録商標です
2019年12月13日“さつまいも”づくしのイベント「芋博」が、2019年12月4日(水)から9日(月)まで、そごう横浜店にて開催される。初開催となる「芋博」。専門店とっておきの焼き芋はもちろん、さつまいもを使ったスイーツなど約33ブランドがラインナップする。会場では、やきいも処 DoCo?弐番館の「やきいもモンブランクレープ」や、3種のさつまいもを使ったスイーツをどんぶりで提供するOIMO cafeの「いも丼」など、さつまいもの味わいを楽しめるメニューを展開。また、鳴門金時クリームをサブレでサンドしたフレンチモンスター「月へ鳴門へ」 、安納芋をベルギーチョコでコーティングしたスイーツファクトリー・スリーズ「安納芋トリュフ」など、人気の芋スイーツも多数取り揃える。さらに、とっておきの焼き芋も用意。焼き芋専門店「よっしーのお芋屋さん」では、甘みや香りの強い「ホワイトスイート」や、蜜感のある「さつまミライ」など、希少なさつまいも6種類を楽しむことができる。【詳細】芋博開催期間:2019年12月4日(水)~9日(月)時間:10:00~20:00(最終日は17:00閉場) ※イートインラストオーダーは閉場の1時間前まで会場:そごう横浜店 8階催会場住所:神奈川県横浜市西区高島2丁目18-1展開メニュー例:・OIMO café「芋博限定いも丼」 1,100円・やきいも処 DoCo? 弐番館「やきいもモンブランクレープ」 918円・蜜香屋「おいもとアイス」 721円・フレンチモンスター「月へ鳴門へ」 1,620円・スイーツファクトリー・スリーズ「安納芋トリュフ」 1,251円・よっしーのお芋屋さん「焼き芋」 432円〜※価格はいずれも税込※画像はいずれもイメージ
2019年12月07日女子博だけど、男子も大歓迎!エイベックス・エンタテインメント株式会社が、2019年9月12日付けのプレスリリースで「ラーメン女子博 in 大阪 2019」の詳細を公開しました。2019年10月3日から2019年10月14日までの11日間にわたり開催される「ラーメン女子博 in 大阪 2019」は、とことん女性に特化した女性のためのイベント。日本全国から選ばれたラーメン店が「ラーメン女子に捧げるラーメン」をコンセプトに集結。この会場でしか味わえない限定ラーメンも多数登場します。女性専用席も設置されるので、人目が気になるアナタも安心です。会場は大阪メトロ御堂筋線「長居駅」下車すぐの長居公園。入場は無料で性別を問わず誰でも大歓迎です。開場時間は平日が11時から22時。土日・祝日は10時から22時です(21時30分ラストオーダー)。お酒に合う料理からスイーツまで充実今回はラーメンだけじゃもの足りない人たちのために新企画「グルメ女子博」も同時開催。「肉食女子エリア」では神戸牛、牛タン、唐揚げなどが登場。「餃子女子エリア」では定番の焼き餃子や揚げ餃子のほか、最近流行りの激辛餃子も楽しめます。大ブームのタピオカドリンクやプリンにジェラート、かき氷などのスイーツメニューも充実し、食欲の秋を盛り上げます。(画像はプレスリリースより)【参考】※エイベックス・エンタテインメント株式会社のプレスリリース/PR TIMES※ラーメン女子博 in大阪 2019
2019年09月13日NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』に出演している中村勘九郎が来阪。弟・中村七之助とふたりが中心となり、中村屋一門で行う毎年恒例の全国巡業公演「錦秋特別公演2019」の会見に臨んだ。今回、関西では堺、京都、神戸で上演、全国14か所を巡演する。歌舞伎を観る機会の少ない地方に「自分たちが全国各地に足を運び、たくさんの方に歌舞伎を観てもらおう」とスタート、15周年を迎えた今年で47都道府県制覇となった。「中村勘九郎 中村七之助 錦秋特別公演 2019」チケット情報今回のプログラムは『芸談』から始まり3演目を上演。幕開きは、勘九郎と七之助がスーツ姿で登場し、素顔で語る人気のトークショー『芸談』だ。観客の質問コーナーもあり、芸談からプライベートな話まで楽しく盛り上がる。「初めて歌舞伎をご覧になる方の緊張を少しでも和らげ、リラックスした状態で後の演目をご覧いただきたい」。そして、まずは中村屋の門弟一同でにぎやかに踊る『艶紅曙接拙 紅翫(いろもみじつぎきのふつつか べにかん)』を上演。「江戸の風物詩を織り込み、物売りもたくさん出て来て、さまざまな役が登場する、ビジュアルで楽しんでいただける演目です」。次に『三ツ面子守(みつめんこもり)』。背負った子供をあやすため、子守の娘がおかめ・えびす・ひょっとこの3つのお面を素早くかけ替えて軽妙に踊る。「歌舞伎を代表する舞踊のひとつで、子守の役として踊り分けをするというテクニック的にも難しい踊りです」。この公演でおなじみの中村鶴松が修行を重ね、「うまくなってきました。大抜擢で踊ってもらいます」。最後は、羽衣伝説をもとにした『松廼羽衣(まつのはごろも)』。松の枝にかけられた天女(七之助)の羽衣を取った漁師の伯竜(勘九郎)が、羽衣を返す代わりに舞を所望し、天女は優美に舞いながら天へと帰って行く。「ファンタジーにあふれたお話を、常磐津でしっとり踊ります。常磐津舞踊の中でも本興行でかかることが少ない演目。この公演ではそういうものも大事にしていきたいと、チョイスしました。七之助とふたりでしっかり踊るのは約1年半ぶりなので、楽しみです」。錦秋特別公演をきっかけに、歌舞伎に興味を持ち、南座や大阪松竹座へ足を運ぶようになった人も増えている。「続けてきてよかった」と言いつつも「どの劇場でも、初めて生で歌舞伎を観る方が7割ぐらいいらっしゃるので、まだまだだな、と。今年、15周年を迎えましたけれど、やはり初心を忘れずにやってくことが一番ですね。マラソンランナーの役をやっていたので持久力がつき、体力的には結構上がったんじゃないかな。番組をきっかけに来てくださるお客様も多いと思いますので、いい意味で期待を裏切りたいと思っています」。公演は10月18日(金)大阪・フェニーチェ堺 大ホール、10月19日(土)京都・ロームシアター京都 メインホール、10月20日(日)兵庫・神戸国際会館 こくさいホールにて上演。その他、全国を巡演。取材・文:高橋晴代
2019年09月12日紙の祭典「紙博 in 福岡 vol.2」が、2019年9月28日(土)・29日(日)、博多・南近代ビル貸会議室にて開催される。2018年12月に初開催された「紙博 in 福岡」。2回目となる「紙博 in 福岡 vol.2」では、会場に印刷会社をはじめ、文房具メーカー、イラストレーター、ヴィンテージショップ、印刷・加工会社など約50組の出展者が集結し、個性豊かな紙雑貨を所狭しと並べる。会場では、マスキングテープで人気を博す「mt maskingtape」や、クラシカルなデザインのノートを販売する「ツバメノート株式会社」、レトロモダン雑貨「夜長堂」、文具店「ぷんぷく堂」などによるこだわりのペーパーアイテムを購入可能。また、紙雑貨の販売以外にも、イラストレーターやアートディレクターなどによるトークイベントも開催される予定だ。【詳細】「紙博 in 福岡 vol.2」開催日:2019年9月28日(土)・29日(日)会場:南近代ビル貸会議室3階・7階6号室(福岡市博多区博多駅南4-2-10)時間:10:00〜17:00 入場料:700円(小学生以下無料)TEL:042-444-5367
2019年08月25日●脚本を読んで「自分との共通点」を探す理由2006年のデビュー以来、「鱗(うろこ)」「アイ」など数々の名曲を世に送り出してきたシンガーソングライター・秦基博。2014年にはアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』(14)の主題歌として書き下ろした「ひまわりの約束」が大ヒットを記録し、その後も『あん』(15)、『天空の蜂』(15)、『聖の青春』(16)など多数の映画主題歌を担当。また、アーティストへの楽曲提供のほか、近年では作詞・作曲・アレンジまですべてをプロデュースした作品も増えている。そんな秦が、新境地に挑んだ。小松菜奈と門脇麦のダブル主演映画『さよならくちびる』(5月31日公開)で、2人の劇中デュオ・ハルレオが歌う主題歌「さよならくちびる」を作詞・作曲・プロデュースした。「『ハルレオが作った作品として歌われる楽曲』の提供」は、どのような流れで進められたのか。そして、プロデュースという作業は、秦の音楽活動においてどのような意味を持つのか。○■アーティストへの楽曲提供との違い――完成披露試写会に出席されていかがでしたか?普段なかなかない立ち位置での参加で、不思議な感覚でした(笑)。自分が主題歌を担当した作品の完成披露試写会に登壇したことはありましたが、今回は提供曲で、しかもそこにサプライズゲストとして登場するという……。みなさん、喜んでくださっていたらいいのですが(笑)。――完成した映画を観ても、そのような“不思議”な気持ちに?普段の提供曲であれば「秦基博が作る曲」でいいのですが、今回は「ハルレオが作る曲」「ハルレオが歌う曲」。自分から出てくる言葉というよりは、劇中で曲を書く役割のハルから出てくる言葉やメロディーを意識する必要がありました。もちろん、自分の「音楽的な感覚」も入ってしまうのですが、聴いてくださる方が「ハルから生まれた」と感じられるような曲作りができたらいいなと思いました。――主題歌の制作やアーティストへの楽曲提供と比較して、今回のようなプロデュースにはどのような違いがあるのでしょうか。「“ハルレオが作った曲”を作る」という出発点がまず違いますね。僕がプロデュースさせていただいたのは、エンドロールに流れる「さよならくちびる」。様々なことを経た上で流れる曲でもあるので、映画の最後に流れる時にはどういうアレンジがいいのか、どういう歌が相応しいのか、そんなことをイメージしながら臨みました。――なるほど。主題歌を担当する場合は、やっぱり脚本を読むことから始めるんですか?そうですね。それで映画が伝えようとしているメッセージと、自分との共通点を探します。自分だったら、それをどういう風に表現するのかなとか。そうすると、個人的な感覚が入っていることもあって、同じテーマでも映画が伝えようとしていることと少し違うものになるんですよね。でも、それが「広がり」になると思うんです。自分が歌う曲の時はそうやって「自分」というフィルターを通しますが、今回は映画の中のハルとレオが世の中をどのように見ていて、そこから何を切り取って歌にするのかという「想像」が必要でした。――しかも、普段から歌っている方々ではないので、「想像」も難しそうですね。歌声のイメージは、サンプルとなる歌唱映像を早い段階でいただいていたので、それをもとに構築していきました。あとはハルレオのキャラクターを想像しながら歌詞を書きましたね。曲の方は、お二人が映画に向けてギターを始められるということだったので、なるべく難しくない、シンプルなコードになるようにということも意識しながら作りました。――YouTubeでMVが公開されましたが、コメント欄はご覧になりましたか?いえ、まだです。――歌声を褒める声以外にも、「秦さんありがとう」という感謝のメッセージも書き込まれていました。ははは(笑)。――レコーディングを終えた2人の歌声は、先程の「想像」を超えたり、「広がり」に繋がったりはしましたか?もちろん、イメージ以上の歌だったと思いますし、初めて実際に2人が歌った「さよならくちびる」を聴いた時に、「これでやっと曲が完成したな」と思いました。●ソロの原動力は「自分のやりたいこと」――レコーディングは別々だったそうですね。そうですね。門脇さんは以前から歌われていたということもあると思いますが、ご自身のペースで歌われていて、特別何かを導く必要がなかったので、自然とのびのび歌ってもらえればいいかなと。あとは、歌い方の細かいニュアンスを伝えたぐらいで、すごく自然体なレコーディングだった印象です。小松さんはすごく緊張されていました。初めて出演作で歌うということで、そのレコーディングに楽曲を作った人間がいるのも嫌だろうなと思いましたが(笑)。でも、すごく真摯にというか、歌に対して真っ直ぐに向き合っていらっしゃったので、レオとしての良い表現と声が録れればいいなと思って、できるだけリラックスして歌ってもらえるように努めました。やっぱり、歌はメンタルがすごく表れてしまうので。落ち込んでいると、落ち込んだ歌になってしまう。だからこそ、小松さんには豊かな情感の中で歌ってほしいなと思っていました。――秦さんご自身の経験則ですか?そうですね。「さよならくちびる」は、切ない曲ですが、歌うことに対して前向きであるかどうかは大切な気がしたので。それでも緊張はされてましたが、こちらの要求に対して素直に反応して返してくれていましたし、とにかく一生懸命、何度も歌ってくださいました。――初プロデュースは、2017年に上白石萌音さんがリリースした「告白」。他のアーティストの楽曲プロデュースも数々手掛けられていますが、そこからの経験が今回にも活かされていますか?どうですかね。それ以前からもずっと自分をプロデュースしていたんだと思うんですよね。「自分がどういう歌を歌いたいか」「何を作りたいか」というところから始まって、「どういう歌を歌うべきか」「どのように聴いてほしいか」「どういうふうに表現するのか」、詞と曲を作ったら、それを「どう歌うのか」。そういうことを自分自身でやってきたことがプロデュースにつながっているんだと思います。――対象が自分でも、第三者でも根本は同じだと。そうですね。自分が作った詞と曲に対して歌い手からどういう反応が起こるのか。自分が歌う時はそれを自分の中でやるわけですが、他の方が歌う時は、作り手である自分の中にあるイメージと歌い手の方が持っているイメージを擦り合わせながら着地点を探していくイメージです。――2006年にメジャーデビューされて、それはどのあたりで確立されたんですか?デビューして5年ぐらいですかね。アルバムを3枚作ったあたりで、自分のセルフプロデュース観がしっくりくるようになりました。それまでは、自分のスタイルとやりたいことをどうやって音に落とし込んでいくのか、トライアンドエラーを繰り返して。それから、たくさんのサウンドプロデューサーの方とお仕事させていただいたんですよね。ありがたいことにすごい方たちとばかりやらせてもらったので、知らず知らずのうちに一流の方々のプロデュースのやり方をすぐ近くで学ばせていただいていたんだと思います。○■バンドやユニットで「自分はどうなるんだろう」――アーティストブック『新しい歌』(09・USEN)には、デビューして間もなく、ソロの大変さを痛感したことが書かれていました。自由ではあるものの、楽曲には様々な立場の方が関わっているため、コミュニケーションで左右される不自由さがある。ハルレオが解散をゴールとしてライブツアーを組んだように、2人以上で音楽活動をすると引退の前に「解散」という1つの選択肢がありますが、例えば誰かと組もうと思ったことはないんですか?時々ふと思うことはありますよ(笑)。バンドを組んだらどうなるんだろうとか、ユニットだったら自分はどうなるんだろうとか。想像してみるんですけど、どう考えても無理だろうなと。やっぱり、自分のしたいようにしかできないんじゃないかなと思います。バンドをやっている人たちへの憧れはあるんです。一人でやっている限り、自分の中での正解がそのまま正解なんですよね。やりたいと思ったことをやればいい。それがメンバーの数だけある状態で形にしていくとなると、やっぱりそれは難しいだろうなと思っちゃうんですよね。でも、それができる状態にあるメンバーと巡り会えていることはすごく羨ましいなと思います。まぁ、ないものねだりかもしれませんが。――「自分のやりたいこと」がソロアーティストとしての原動力になっているとなると、「やりたいこと」は常にあるわけですか? 秦さんの曲を聴いている人の中には、やりたいことが見つからなかったり、迷いがあったりする方もいると思います。いつもあるわけではないと思います。曲を書くこと・作ることとライブ、その両輪で回っているような気がするんですよね。曲を作ればライブをしたくなるし、ライブをすればまた曲が作りたくなる。そうやって新たなやりたいことができてきて、それを繰り返している感じです。●「結局自分の音楽に還元される」――2017年にデビュー10周年を記念してベストアルバムをリリースし、自身初となる全国アリーナツアーを開催されました。節目を迎えてから2年半ほど経過しましたが、今はどのようなモチベーション、状態なんですか?自分が今何を歌いたいのか、どんな音楽を作りたいのかということを掘り下げていくのは結局変わらないんですけど、「仕事」になってから10年以上経って、でももともとはただ「楽しくて」始めたことでしかない。今もそれは変わらないんですけど、音楽の楽しさはたくさんあると思うので、自分の表現欲求と、音楽の楽しさをとことん楽しみたいと思いながらやっています。――ハルレオの楽曲プロデュースも、そうした楽しみの一環ですか?そうですね。例えばハルとレオという女の子がいて、「彼女たちが歌うとしたらどのような世界なんだろう」とか想像するのは、一人の世界でやっている普段の自分とは違う瞬間で。以前にもストレイテナーのみなさんとのコラボでホリエアツシさんと一緒に曲を作ったんですが(2017年ストレイテナー×秦基博「灯り」)、そういうこともその一環で、自分のやり方とは違うものから刺激を受けることが結局自分の音楽に還元されるような気がします。――アーティストの音楽性は、周囲の環境や出会いによって刺激を受け、変化していく。もちろんそれはあると思います。それは音楽だけではない気がしていて、単純に誰かと話すこととか、映画や小説とか。そういう身の回りで起きたことや感じたことによって変化した自分が作る音楽もおのずと変わっていくと思うので。――アナログレコード専門の自主レーベルとして2018年に立ち上げた「HOBBYLESS RECORDS」は、公式サイトによると「趣味らしい趣味を持たない秦が、“無趣味だけど、唯一、音楽だけは自分がのめり込めるもの”という意味」を込めて命名されたそうですね。音楽がもともと好きで趣味みたいなものだったんですが、仕事になっちゃったので、「趣味は音楽です」と言いづらくなっているだけで(笑)。基本的には、音楽が趣味なんですよ。好きなものだし、楽しいもの。――取材で「趣味は何ですか?」と聞かれると困ってしまうそうですが、さすがに最近は聞かれなくなりましたよね?(笑)。いや、めちゃくちゃ聞かれますよ(笑)。――引き続き困っているわけですね。そうですね。それで、質問した方をもっと困らせています(笑)。――(笑)。ちなみに、「音楽への還元」という話がありましたが、何か意識的にやっていることはありますか?うーん……先程の刺激を受けるものとも共通しますが、ごく自然に誰かと話したことだったり、音楽や映画、本に出会ったり。マンガも好きなので、マンガだったり。「音楽の種はどこにあるのか?」と自ら探すことはあまりないような気がします。いろんな曲を聴いたりもしますが、単純に音楽を聴いて楽しむという方が強いですかね。――アーティストブック『新しい歌』(09)には小学校、中学校時代のことも書いてありましたね。その頃から変わってない?その頃と比べると、より音楽の魅力を知ることができたと思います。デビューしてからなおさら、いろいろな音楽を聴きたいなとか、もちろん自分の好きな傾向はありますが、やっぱり歌が好きなんですよね。歌声が好きだなと思う音楽に惹かれます。――では、ハルレオの声はいかがでしたか?ハルレオの声はとても好きな声です。■プロフィール秦基博1980年10月11日に宮城県に生まれ、横浜で育つ。2006年、1stシングル「シンクロ」でデビューし、「鋼と硝子でできた声」と称される歌声で注目を集める。「鱗(うろこ)」「アイ」などのロングヒットを飛ばす一方、全国各地の様々な会場で多彩なライブ活動を展開。数々の映画主題歌のほか、TV番組のテーマ、CMソング等も多数手掛ける。2017年には初のオールタイム・ベストアルバム「All Time Best ハタモトヒロ」とデビュー10周年を記念して開催した横浜スタジアムでのライブ映像「LIVE AT YOKOHAMA STADIUM -10th Anniversary -」が共に自身初のウィークリーチャート1位を獲得。2019年10月20日には故郷・宮崎県日南市で野外ライブイベント「日南市合併10周年記念 “HATA EXPO” in 飫肥城下町」の開催が決定している。
2019年06月09日「紙博 in 東京 vol.3」が、台東区の東京都立産業貿易センター台東館にて、2019年7月13日(土)・14日(日)に開催される。2018年の「紙博 in 東京 vol.2」に次ぐ3度目の開催には、文房具メーカーやイラストレーター、印刷会社など約90組が参加。会場には、味のある凹凸感が特徴の活版印刷アイテムや、伝統技法で仕上げた貼り箱、世界中から集めたヴィンテージの紙ものなど、多彩な紙雑貨が並ぶ。たとえば、NHK・Eテレ「シャキーン!」のメインイラストを手がけるイラストレーター・犬ん子と、切り絵似顔絵師・チャンキー松本による夫婦ユニット・青空亭は、ユーモアあふれる動物のキャラクターを描いたマスキングテープを用意。東欧を旅して出会った紙雑貨やオリジナル文房具を販売する雑貨屋「CHARKHA」は、透け感のあるグラシン紙のポケット付きオリジナルファイルや、ハンガリー刺繍をモチーフにした切手などを展開する。紙雑貨の販売のほかに、紙を使ったワークショップや、イラストレーター・アートディレクターなどによるトークイベントも開催される予定だ。【詳細】紙博 in 東京 vol.3日程:2019年7月13日(土)10:00~17:00・14日(日)9:00~17:00会場:東京都立産業貿易センター台東館 4階、5階展示室住所:東京都台東区花川戸2-6-5入場料:500円(小学生以下無料)【問い合わせ先】手紙社TEL:042-444-5367
2019年06月07日中村雅俊デビュー45周年を記念した『中村雅俊45thアニバーサリー公演』が7月に東京・明治座で上演される。芝居とライブの二部構成となる公演について中村に話を聞いた。【チケット情報はこちら】1974年4月にドラマ『われら青春!』で俳優デビューし、同年7月にはドラマ挿入歌『ふれあい』で歌手デビュー、その日から45周年を迎える感想を中村は「改めて長い間やってきたんだっていう実感……がないんです(笑)」と明かし、「今をどう生きているかが一番!」と、第一線を走り続ける理由を感じるひと言。今回の公演は、中村の両輪である“芝居”と“歌”をそれぞれ披露する二部構成。第一部は鴻上尚史が脚本・演出、鹿目由紀が脚本を手掛け、中村が勝海舟の父・勝小吉を演じる時代劇『勝小吉伝 ~ああわが人生最良の今日~』を上演する。鴻上とは昨年上演された『ローリング・ソング』に続いてのタッグ、共演者は賀来千香子、東啓介、愛加あゆ、山崎銀之丞、田山涼成、寺脇康文と共演経験のあるキャストが多く揃い、中村にとっては安心する座組だという。「若手の東くんと愛加さんは初めてですが、歌がうまいと聞いて、ひょっとすると芝居にも歌が入るのかな?と思っています。俺が第二部で歌だけやるにも関わらずね(笑)。鴻上さんだったらやりそうだなあ。そしたら田山くんなんかは“ちょっと歌わせてくれよ”って飛び入りしてくるかも(笑)」と楽しそうに語った。第二部は中村のLIVE『yes!on the way』。「皆さんの知っている曲を多くやろうかなと思っています」とセットリストも決まっているそうだが、「言えるのは、俺が楽器をたくさんやるってこと。サックス、ピアノ、ギター、ハーモニカと弾きますよ」と中身は開幕までのお楽しみ。さらに7月15日(月・祝)に開催される一夜限りのスペシャルライブには小椋佳、松山千春がスペシャルゲストで参加するなど、アニバーサリーならではの企画も用意されている。「楽しんでもらえると思います。ライブの中で、ファンの皆さんと一緒に“ここまできたね”と思えたらいい。でもここで終わりじゃないのでね。on the way、途中なので!」最後に45年前の自分に声をかけるとしたら?と聞いてみた。「“よかったね、中村くん”かな。いきなりドラマの主役でデビューして、デビュー曲もオリコンで10週間1位だったんですよ。そのときは、これから先でこれ以上の結果は出せないと思った。それで不安だったんだろうね。当時の取材では“八百屋になろうかな”とか言ってるんですよ(笑)。だから45年後もまだやれてるってことで、“よかったね、中村くん”と言いたいです」中村の魅力が詰まった公演は7月6日(土)から7月31日(水)まで東京・明治座にて。チケット発売中。また、7月1日(月)には歌手生活45周年を記念したシングルベスト盤『yes! on the way』を発売する。取材・文:中川實穗
2019年06月05日大型健康イベント「第1回ココ博 in ひろしま」開催ドラッグストアや調剤薬局を全国展開する株式会社ココカラファインが、ココカラクラブカード会員、ココカラ公式アプリ会員限定のイベント「第1回ココ博 in ひろしま」を開催する。開催日は2019年5月25日(土)、26日(日)の2日間で、開催場所は広島県、JR広島駅南口地下広場となっている。現在会員では無い人も当日の入会で参加が可能であり、参加費や入場料は無料だ。親子で楽しめる美と健康のイベント今回のイベントでは、お楽しみステージイベント、参加型イベント、協賛企業によるブース出展が楽しめる。5月25日(土)のお楽しみイベントでは「キレイな姿勢と歩き方&自分で簡単にできる経路リンパマッサージ」がテーマとなっており、講師に町本絵里さんを迎えセミナーが開催される。また、メインMCを井上恵津子さんが担当する。開催時間は1回目が12時から、2回目が15時からとなっている。5月26日(日)のお楽しみイベントでは「ながら顔ヨガですっきり小顔」がテーマとなっており、講師に髙尾祐美さんを迎えセミナーが開催される。また、メインMCを松本裕見子さんが担当する。開催時間は1回目が12時から、2回目が14時からとなっている。そして、5月26日(日)限定で「おしりたんていなぞときショー」が開催される。観覧料は無料。開催時間は1回目が11時から、2回目が15時からとなっており、会場はイベントステージだ。参加型イベントではハンドセラピー体験、骨密度測定、赤ちゃんの栄養相談等、健康相談コーナーが設けられ、乳幼児を対象としたゲームコーナーでは「ハイハイレース」(生後13ヶ月未満対象)や「カタカタレース」(生後2歳2ヶ月未満対象)が行われる。フォトブースでは記念にマスコットキャラクターとの撮影が可能。子供達にとっても楽しいイベントになることが期待される。協賛企業の出展ブースでは、41社の美と健康に特化したメーカーが参加する。商品の体験やクイズなどバラエティに富んだ内容となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ココカラファインのニュースリリース
2019年05月11日今週末に楽しめるニューなトピックスをまとめてチェック! 東京・上野の国立西洋美術館本館で「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代」がスタート、国立京都国際会館イベントホールで「紙博&布博 ~夢の共演! 手紙社の大博覧会~」が開催、東京・下北沢で楽しむ「激辛×チーズ×お酒」etc...週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け! ーー今週のお出かけ情報の詳しい内容はこちらからーー
2019年02月22日「紙博 & 布博 〜夢の共演!手紙社の大博覧会〜」が、国立京都国際会館イベントホールで開催される。開催日は、2019年2月23日(土)と24日(日)。文具メーカー・印刷会社・イラストレーターなど、紙を素材とした作り手が集う「紙博」と、布をテーマにしたテキスタイルデザイナーや作り手が集う「布博」が夢の共演を果たした。イベントの会場では、総勢120組のクリエイターによる紙と布の作品が出品される。こだわりが詰まった個性あふれるグッズはもちろん、自分の手作り用の素材集めにおすすめだ。是非自分だけの掘り出し物を見つけてみて。さらに、「ブローチ博」と「靴下パーラー」も同時開催される。また、会場には全国からカフェやお菓子の名店が集うフードエリアや、豪華アーティストによるライブ、トークショーなども用意した。【詳細】紙博 & 布博 〜夢の共演!手紙社の大博覧会〜開催日:2019年2月23日(土)と24日(日)会場:国立京都国際会館イベントホール住所:京都市左京区岩倉大鷺町 422時間:10:00〜16:00入場料:800円 (小学生以下無料)
2019年01月19日2019年3月に全国12か所で開催される「中村七之助 特別舞踊公演2019」。この公演について中村七之助が意気込みを語った。【チケット情報はこちら】本公演は、中村屋一門が行うおなじみの全国巡業公演。古くは十八世勘三郎が率いた親子会に始まり、2005年からは勘九郎と兄弟で務めてきた。2018年は歌舞伎座・平成中村座で行われた十八世勘三郎七回忌追善興行のほか、「平成中村座スペイン公演」、パリ公演「ジャポニスム2018」などで大役を果たし、2019年末上演の「風の谷のナウシカ」歌舞伎版への出演も発表された七之助が全国各地に足を運ぶ。群馬・ながめ余興場や岐阜・かしも明治座、東座といった昔ながらの芝居小屋での公演では、客席から演者までの間が2メートルあるかないかの至近距離で立ち回りや舞踊が繰り広げられる。演目は、中村鶴松が美しい海女の姿に扮する「汐汲」。ハイライトは、鶴屋南北の「於染久松色読販」から見どころを抜粋した「隅田川千種濡事」だ。「於染久松色読販」は2018年2月の博多座でも七之助が七役を演じており、自身も「平成中村座などでも、これまで自分が演じてきた自負がある」と語る。今回、七之助は許嫁・お光、油屋娘・お染、丁稚・久松、土手のお六の四役早替りを務める。演目を迷っていた七之助に「歌舞伎を初めて観る人に醍醐味を伝えるとしたら、早替りを見せるのはどうでしょう」と声をかけたのは、「隅田川千種濡事」で共演する中村いてうだと言う。「隅田川千種濡事」に決めた七之助は、演目の見どころを「男も女も見せることができて、エンターテインメント性があるところ」と語る。さらに「この演目は舞台裏が非常に大変で、共演者、スタッフがひとり欠けたら成立しない。しかも毎日違う会場で、広さも使える部分もそれぞれ違う。昨日捌けられた部分が、今日は捌けられないこともある。お客さまとの距離もとても近い。私にとっては本当に毎日がチャレンジで、とても楽しみです」と続けた。「汐汲」の前には、七之助、鶴松による「芸談」が行われる。ここでは「隅田川千種濡事」を観るにあたって、七之助が演目の予備知識を解説。さらに「中村屋ヒストリー」と題し、十八世勘三郎など中村屋の秘蔵映像を振り返りながら、七之助と鶴松が懐かしい話に華を咲かせる。「中村七之助 特別舞踊公演2019」は、3月2日(土)より群馬・ながめ余興場を皮切りに開催。チケットの一般発売に先駆けて、群馬、埼玉、長野、石川、広島、千葉、岐阜公演の抽選先行、大阪公演は先着先行を実施中。取材・文:横山由希路
2018年12月26日モデルの藤田ニコルが22日、都内で行われた「WEIBO Account Festival in Japan 2018」に登場し、中国最大のソーシャルメディアである微博(WEIBO/ウェイボー)の公式アカウント開設を発表した。藤田は「今日、WEIBOのアカウントを開設することになりました。中国に向けての発信もしていきたいと思ってやることにしました」と発表。「プライベートのことや、メイクやファッション、ブランドのことなどを発信したい」と話した。クリスマスの予定を聞かれると「お仕事1つあるんですけど、そのあとはプライベートで何かできたら。クリパとか」と返答。「1年前の自分はまだ未成年、19歳だったので、20歳になって見た目も中身も変わりました。全体的に変わりました」と自身の変化を明かし、「お酒も飲めるようになったので、プライベートも充実して今一番幸せです」と語った。さらに、新しい年号は何がいいか質問されると、「なんだその質問」とツッコんだ上で、「今、平成でしょ。前、昭和で、なんだろうな・・・漢字全然わからないからな。“微博”でいいんじゃないですか。ちょうど漢字2文字だし」と提案した。日本初開催となる同アワードは、中国最大のソーシャルメディアである微博(WEIBO/ウェイボー)で活躍し、中国で大きな影響力を持つ著名人や企業などを表彰するもの。今回、赤西仁や乃木坂46、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、渡辺直美、加藤ミリヤ、GACKTらが受賞した。
2018年12月22日「ラーメン女子博 in 熊本 2018」が、2018年11月15日(木)から25日(日)まで熊本・花畑広場にて開催。「ラーメン女子博」は、とことん女性に特化した女性のためのラーメンフェス。今まで東京、横浜、大阪、名古屋など日本各地で行われ好評だったイベントが、今回熊本で初開催される。計20品の"ご当地ラーメン"を販売本イベントでは、1部・2部で店舗を総入れ替えし、計18店舗が計20品のラーメンを提供。レモンや豆乳など美容に良い食材を使用したメニューや、普段熊本では食べられないご当地ラーメンなどを数多く取り揃えた。さらに、全店が「ラーメン女子博オリジナルメニュー(トッピング含む)」を提供し、ここでしか食べられない味が堪能できる。また、ラーメンだけでなく、女性専用エリアの設置やSNS映えするスイーツ、"IKE麺(イケメン)"スタッフのおもてなしなど、女性にとって嬉しいコンテンツも目白押し。もちろん男性の入場も可能だ。第1部にはハワイで話題のラーメンも11月15日(木)から11月19日(月)までの第1部では、静岡県東部1位に選ばれた実力店舗「ラーメンろたす」や、看板メニュー2種類をこだわりの限定麺にアレンジして出す広島県の「尾道ラーメン 喰海」、さらにハワイの人気店「AGU a ramen bistro」の「超濃厚!ガーリック&チーズ 豚骨 RAMEN」など、ラーメン女子博初出店舗ほか6店舗のラーメンが楽しめる。第2部は"ラーメンサークル"とのコラボメニューが登場11月21日(水)から11月25日(日)までの第2部では、静岡県「麺匠 うえ田」の世界最大甲殻類「高級タカアシガニ」を使用した塩ラーメンや、くどさのない煮干出汁に自家製麺を合わせた東京の「すごい煮干ラーメン凪」、さらに全国の大学生1000人による"巨大ラーメンサークル"と熊本の老舗製麺所「富喜製麺」のコラボレーションメニューが登場。豚骨100%スープに韓国唐辛子の隠し味が効いた特製の肉味噌をのせた「旨辛豚骨担々麺」と、濃度と辛さにこだわった「まぜそば」の2品を開発。どちらも女子博限定メニューとなっている。【詳細】ラーメン女子博 in 熊本 2018開催期間:1部 2018年11月15日(水)~19日(月) / 2部 11月20日(水)~25日(日)※11/20は店舗入替日のためお休み。開催時間:平日 11:00~21:00 / 土日祝 10:00~21:00 ※ラストオーダー20:30開催場所:花畑広場住所:熊本市中央区花畑町7-10料金:入場料無料(男性も入場可) ※飲食の際は飲食券購入が必要。出店店舗:■第1部AGU a ramen bistro(ハワイ)/味千ラーメン(熊本)/えびそば えび助(仙台)/尾道ラーメン 喰海(広島)/金菜亭-kinsaitei-(博多)/ナベラボ(東京)/麺処若武者 草加分店 東北六縣堂(福島/埼玉)/麺屋宗(東京)/ラーメンろたす(静岡)■第2部in EZO(札幌)/焦がしラーメン専門 座王ZAOH(大阪)/すごい煮干ラーメン凪(東京)/セアブラノ神(京都)/全日本ラーメンサークル連合 supported by 富喜製麺所(熊本)/麺匠 うえ田(静岡)/麺や齋とう(大阪)/ラーメン風林火山(山形)/らーめん 臺大(愛知)
2018年11月19日名古屋パルコにて「中村佑介展」が期間限定で開催されます。“ASIAN KUNG-FU GENERATION”のCDジャケットや“謎解きはディナーのあとで”の書籍カバーなど、話題の作品に多数携わる人気イラストレーター・中村佑介さんの展覧会情報をお届けします。「中村佑介展」名古屋パルコで開催2018年11月16日~12月2日まで名古屋パルコにて「中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA」が期間限定で開催されます。東京・池袋パルコで開催された同展覧会には、2万5千人以上が来場。人気のイベントに注目が集まります。中村佑介さんとは1978年生まれの兵庫県出身のイラストレーター。人気バンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットや、“謎解きはディナーのあとで”、“夜は短し歩けよ乙女”などの書籍カバーを手掛ける注目のイラストレーターです。ファン必見の原画やオリジナルグッズが多数展開ASIAN KUNG-FU GENERATION『ソルファ』330点以上の作品を展示予定本展覧会では原画や完成イラスト以外に、アイディアスケッチや着色前の線画など貴重な作品が330点以上展示される予定。中村佑介さんのほぼ全てのアートワークが集結するとあって、ファン必見の展覧会です。オリジナルグッズを販売会場では、ここでしか手に入らないオリジナルグッズが展開予定。イラスト付きサイン会の実施会場内のショップで対象商品を含む2,000円(税込)以上グッズを購入すると、イラスト付きのサイン会に参加できるそう。2018年11月24日と25日の二日間、各日60名のみの貴重なサイン会です。参加希望社への整理券配布は初日より実施するそうなので、参加希望の方はお早めの来場がおすすめです。「中村佑介展」イベント詳細期間2018年11月16日~12月2日営業時間10:00~21:00※最終日は18:00閉場 / 入場は閉場の30分前まで。会場名古屋パルコ西館6F・パルコギャラリー、南館8F・特設会場の2会場入場料一般800円学生500円小学生以下無料イラスト付きサイン会情報日時:2018年11月24日、25日 各日13:00~会場:パルコギャラリー内定員:各日60名参加条件:展覧会初日より、会場内ショップにて対象商品を含む2,000円(税込)以上購入すると、参加希望者には整理券を配布。<対象商品>作品集『Blue』、『NOW』、展覧会図録『BEST』、中村佑介2019カレンダー、 ぬりえブック『COLOR ME』※定員に達し次第、参加券配布を終了。※サインは対象商品にする。※サイン会開催時は一部作品を観覧できない可能性あり。※イベントは予告なく変更となる場合あり。問い合わせ先「中村佑介展」に参加しよう森見登美彦著『夜は短し歩けよ乙女』人気作品のCDジャケットや書籍カバーなど、多岐に渡って活躍する中村佑介さんの大展覧会。ぜひこの機会に「中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA」に足を運んで、貴重な作品を見てみませんか。イベント情報イベント名:中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA催行期間:2018年11月16日 〜 2018年12月02日住所:名古屋市中区栄3-29-1名古屋パルコ西館6F・パルコギャラリー、南館8F・特設会場の2会場
2018年11月19日PCやスマホがあれば、文具なんかいらない…というわけにはいかないのです、なぜか!12月14日から開催される、日本最大級の文具の祭典「文具女子博」には女子の萌えが詰まっています。全国の文具メーカー約120社が出展!日本の文具は、かわいくカッコイイデザイン、親切なサービス、高い技術力を誇っています。そのため、次々と発売される新製品は、世界中のコレクター魂を揺さぶってやみません。その最新の文具が集まる「祭り」が、今年もやってきます。昨年初めて開催された「文具女子博」。2017年は、72社の文具メーカーと10社の文具店が参加し、3日間で25,000人が詰めかけて長蛇の列、超満員の大人気イベントとなりました。今年はさらにバージョンアップし、広さは約1,200坪と昨年の2倍、出展社は約120社!規模・質ともに日本一の文具販売イベントになる模様。「文具女子博」オリジナルグッズも販売されます。たっぷり時間をかけて、大好きな定番や、知らなかった文具を愛でて買いまくりたい。SNSで成果報告もしたい!にわかマニアになれちゃう3日間を楽しみましょう。information文具女子博2018開催日:2018年12月14日(金)~16日(日)時間:10:00~17:00(最終入場16:00)※16日(日)のみ16:00(最終入場15:00)まで開場:東京流通センターE/Fホール出店数:文具メーカー約120社入場料:¥500(税込)公式サイト:アカウント:@bungujoshi(twitter、instagram、Facebook)
2018年11月19日平成中村座 十一月大歌舞伎〈十八世中村勘三郎七回忌追善〉が11月1日(木)に初日を迎える。今回平成中村座が設営されるのは、おなじみの浅草寺境内。役者の名前を染め抜いた何本もの幟がはためき、中村屋の紋〈角切銀杏〉の櫓を掲げた入り口をくぐると、大提灯と中村座オリジナルの三色の定式幕が目に入る。平土間の席には座布団が並び、江戸時代の芝居小屋にタイムスリップしたかのようで、一気に芝居心が刺激される。歌舞伎座や国立劇場とはまた違った客席と舞台の一体感がいい。「江戸時代の芝居小屋を現代に復活させたい」。故・十八世中村勘三郎のそんな長年の夢が、2000年に平成中村座として実現。以来、大坂、名古屋、そしてNYやベルリンと、各地で大勢の人々を魅了してきた。「父が19歳の時に唐十郎さんのテント芝居を観て、”こういう小屋を作りたい”と夢を抱き、かなったのがこの平成中村座です。日本国内だけではなく海外へも行かせていただきました。そして”もっといろいろなことができそうだ”ということが確信に変わったときに、父が逝ってしまった。その父の夢を僕らが引き継ぎました。先輩後輩皆さんのお力を借りて、これからも続けていきたいと思います」と中村勘九郎は製作発表で語っていた。今回の演目は昼の部が、血で血を洗う源平争乱にあって颯爽と生き抜いた武将を描く『源平布引滝 実盛物語』、長い晒を使った力強くあでやかな舞踊『近江のお兼』、だましだまされ化かし合いの物語『江戸みやげ 狐狸狐狸ばなし』。夜の部は、出演者一同によるにぎやかな『弥栄芝居賑』、十七世/十八世中村屋のために書き下ろされた舞踊劇『舞鶴五條橋』、大星由良之助の本心とお軽平右衛門兄妹の情が響き合う『仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場』。亡き父に代わり奮闘する中村勘九郎と中村七之助、そして盟友中村扇雀に、中村芝翫。中村屋ゆかりの演目と顔ぶれで、秋の浅草を満喫したい。11月26日(月)まで。文: 五十川晶子
2018年11月01日内博貴が主演を務める舞台『まさに世界の終わり』の東京公演がDDD AOYAMA CROSS THEATERにて上演中。開幕に先がけプレスコールと囲み取材が行われ、取材には内と大空ゆうひ、那須佐代子が出席した。【チケット情報はこちら】本作は、フランスの劇作家ジャン=リュック・ラガルスが1990年に執筆した戯曲で、不治の病を患った34歳の主人公ルイが18年ぶりに帰省し、母、兄夫婦、妹と過ごす短い時間を描く物語。グザヴィエ・ドラン監督による映画(邦題『たかが世界の終わり』/2016年)は第69回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞、アカデミー賞外国語映画賞カナダ代表作品に選ばれた。本作では上演台本・演出を石丸さち子が手掛け、ルイを内、母親を那須、兄を鍛治直人、兄の妻を大空、妹を島ゆいかが演じる。プレスコールでは、激しい心の内側を表現するルイの独白シーンと、家族が静かに語り合うラストシーンを披露。9月に兵庫で開幕し、愛知、神奈川と巡演して、より深まった芝居をみせた。その後の囲み取材では、内が「幕が開けるまでは大変でした。今までいろいろな作品をやらせていただいてきたのですが、そのなかでもこの作品は、僕のなかでは1番難しかった」と振り返り、なにが1番大変だったか問われると「全部です!」と即答。「こういったタッチの作品は僕、初めてなので。文学的といいますか。理解するまですごく大変でした」と明かし、開幕後も「繊細な舞台なので神経を研ぎ澄ませておかないといけないし、繊細なお芝居なのでずっと集中しておかないといけない。気を引き締めてやっていかないと」と芝居に取り組む。そんな内の母親役である那須は「18年ぶりに会って、“こんなにきれいになって帰ってきて”というところから舞台が始まるんですけど、(実際に)きれいな息子で。お稽古でも“カッコよすぎる”っていうダメ出しがあったりね(笑)」と稽古エピソードを披露。内は「いやいや!」と笑いつつも「はじめは演出の石丸さんがおっしゃったのですが、それを聞いた鍛冶さんが“そんなダメ出し聞いたことねえ”って(笑)。そこから“カッコよすぎる”っていじられる…そういう和気あいあいとした稽古場でした!」。大空も初共演の内を「キャッチ力が素晴らしい役者さん。ダメ出しに反応する感覚がすごくて。すごい!と思いました」と絶賛。内はその言葉に恐縮しつつも「初めて役を引きずっている。それだけ入りこめてるのかなと思います。でも、本当に初めてのことなので不思議な感覚です」とこれまでにない作品であることを語った。公演は11月6日(火)まで東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERにて上演中。取材・文:中川實穂
2018年10月17日「中村屋」は、大阪・天満の天神橋筋商店街にあるコロッケ屋さんです。 この道40年のお店が生み出す、親しみやすい味が大人気。 「コロッケ」以外にも「ハムカツ」や「ミンチカツ」など、「中村屋」でぜひとも味わいたい絶品メニューをご紹介します。約40年の歴史を持つ「中村屋」食べ歩きで楽しめる揚げ物メニューが人気天神橋筋商店街のアーケードを入ってすぐのところにある「中村屋」は、約40年もの間、地元住民から親しまれてきたお店です。 人気の「コロッケ」以外にもバラエティ豊かなメニューをお手頃価格で取りそろえています。「中村屋」の揚げ物メニューは片手で食べられるので、食べ歩きで楽しむのが主流です。 昔なつかしい、ほっこりした味わいは、多くの人に愛されています。テレビや雑誌などでも紹介される人気ぶりこれまでに「中村屋」はテレビや雑誌などのメディアで多く紹介されてきました。関西地方で放送されている人気番組「ごぶごぶ」では、司会のダウンタウン・浜田雅功さんのお気に入り店としてたびたび登場しています。さらに、2018年4月には大阪を訪れていた安倍晋三首相ご本人が直接来店し、コロッケを購入したサプライズもあったそう。地元住民はもちろん、著名人にも評判のお店であることがわかります。1日で5,000個売れる「コロッケ」特にリーズナブルな「コロッケ」(70円)は「中村屋」の看板商品です。 年代や性別を問わず人気が高く、多いときには100人以上の行列ができたり、1日で5,000個売れることもあるそうです。ほどよく混ぜ込んだ牛肉は主張しすぎず、ジャガイモのホクホク感が堪能できる一品です。 ラードを使い、サクッとした食感に揚げています。 少し甘さを感じられる味わいなので、ごはんのおかずとしてだけでなく、おやつにもぴったり。食べ歩きしたいことを伝えれば、揚げたてのコロッケを小袋に入れてくれます。 冷めてもおいしくいただける点も大きな魅力で、テイクアウト用のパックに入れてもらっている人も多く見られます。若い世代に人気の「ハムカツ」若い世代から支持されている「ハムカツ」(70円)も人気です。 凝縮された旨みのあるハムを揚げた、一度口にすればやみつきになること間違いなしの一品です。ビールや焼酎などで晩酌を楽しむ大人の方にもおすすめです。 家族や友人とのホームパーティーでおみやげに持っていっても喜ばれるでしょう。お肉の旨みたっぷりの「ミンチカツ」ボリューム感のある揚げ物を食べたいときには「ミンチカツ」(120円)がおすすめです。 食べ盛りの子どもや学生も大満足の食べ応えです。 ひき肉の旨みがたっぷりと詰まったジューシーなおいしさが魅力で、脂っこくなくて食べやすく、サクサクと食べられます。そのままでもおいしくいただけますが、パンに挟んでアレンジしてみるのもおすすめです。 トマトやレタスなどのフレッシュな野菜と合わせれば、贅沢なサンドイッチが出来上がりますよ。大人気「中村屋」の穴場な時間帯「中村屋」は、長い行列ができることでも有名です。お昼や夕方は、OLやサラリーマン、主婦といったお客さんが大勢集まり、瞬く間に行列ができてしまいます。混雑を避けたいなら、夏場は14:00~15:00頃が狙い目です。 スケジュールに余裕がある場合は、ピークの時間帯から少しずらして足を運ぶのがおすすめですよ。昔なつかしい「中村屋」のコロッケを片手に散歩しよう「中村屋」の昔なつかしい味わいのコロッケを片手に、天神橋筋商店街をぶらぶらとお散歩してみてはいかがでしょうか。 街中で楽しむ食べ歩きでは、店内での食事とはまた違ったおいしさが感じられるはずですよ。スポット情報スポット名:中村屋住所:大阪市北区天神橋2丁目3-21電話番号:06-6351-2949
2018年09月04日紙の祭典「紙博 in 京都 vol.2」が、2018年7月14日(土)・15日(日)に京都市勧業館みやこめっせで開催される。京都での「紙博」の開催は、2017年12月に引き続き2回目。今回は、前回よりも出展者が増え、紙のデザインを手掛けるクリエイターやメーカー、イラストレーター、文具店、印刷・加工会社など、71組が集結する。会場では、日本の伝統的な染色技法である「型染め」で、和紙や布を染めた作品を手掛けるユニット「kata kata」、日本の四季にまつわる和柄や伝統色をモダンにデザインした、和風のカラフルな模様が魅力の「星燈社」、ヨーロッパで買い付けたヴィンテージとオリジナルの紙雑貨を扱う「オソブランコ」など、ユニークな出展者による多彩な紙のアイテムを一度に見ることができる。鮮やかな色使いのイラストや、複雑な加工など、紙の魅力を存分に楽しめるイベントとなっている。また、「日光珈琲」や「TRANSFER Bake Shop」、「食堂souffle」などのフードも出展し、イベントを盛り上げる。【詳細】紙博 in 京都 vol.2開催日:2018年7月14日(土) 10:00~17:00・15日(日) 10:00~16:30会場:京都市勧業館みやこめっせ住所:京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1出店数:71組入場料:500円(小学生以下無料)
2018年05月26日中村屋一門による恒例の巡業公演が、今年は春に開催。『中村勘九郎中村七之助春暁特別公演2018』として、全国12か所を回る。そこで勘九郎、七之助の父・十八代目中村勘三郎に、「3人目の倅」として目をかけられてきた中村鶴松に話を聞く。中村勘九郎中村七之助春暁特別公演2018 チケット情報「日ごろ歌舞伎を観る機会の少ない地方のお客さまにも歌舞伎に親しんでもらいたい」との趣旨のもと、2005年から毎年行われている巡業公演。鶴松は、地方ならではの触れ合いや食事を楽しみにしつつ、実は最も重責を感じる公演でもあるという。「普段あまり歌舞伎を観ない分、地方のお客さまにとってはその1回が本当に大事だと思います。そこで歌舞伎って難しいな、面白くないなと思われてしまったら、二度と足を運んでいただけないかもしれませんから。それだけに1回1回、本当に気が抜けないですね」今回予定されている演目は、『鶴亀』、『浦島』、『枕獅子』の3作品。「『鶴亀』はおめでたい踊りです。本興行ではなかなか出来ない、お弟子さんだけの演目ということで、今みんな必死に稽古に取り組んでいます。『浦島』は青年から老人への早変わりが見どころ。勘九郎さんがどう演じ分けるかにも注目していただきたいです。勘九郎さんと七之助さんの踊りの違いは、もちろん立役と女形の違いはありますが、勘九郎さんが非常にダイナミックで体のすべてに神経を行き渡らせるような感じだとすれば、七之助さんはしなやかで流れるような感じ。『枕獅子』では、傾城(=遊女)演じる七之助さんの美しい踊りを堪能していただけると思います。また僕は久しぶりの禿(=少女)役なので、どうすればかわいく見えるか(笑)、日々研究しているところです」鶴松にとって憧れの存在である勘九郎と七之助。『芸談』では、そんなふたりの素顔、仲のよさを垣間見ることが出来る。「歌舞伎役者の赤裸々なトークを聞くことってあまりないと思いますし、またお兄さんたちが話上手ですからね。これは貴重な機会になるのではないかなと。公演によってはお弟子さんに一発芸をやらせることもありますし(笑)。えっ、僕ですか!?いやいや、絶対出ないですよ!」中村屋ならではの、アットホームな雰囲気も魅力の本公演。どの演目も観やすく、歌舞伎初心者にもおすすめの内容だ。「とりあえず観てもらわないと始まらないですからね。歌舞伎ってどんなものか。まず一歩足を踏み入れて、あの迫力、感動を体験して欲しいなと思います」公演は3/17(土)の埼玉公演を皮切りに、東京、北海道、青森、山形、福島、鳥取、島根、岡山、広島、大分、神奈川と各地を巡る。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年03月13日あの作品でお馴染み。イラストレーター「中村佑介」東京・表参道にて『謎解きはディナーのあとで』などの有名書籍のカバーでお馴染みのイラストレーター・中村佑介の作品を展示したカフェ「中村祐介ギャラリーカフェ」が2018年3月2日(金)~3月18日(日)まで「Cafe&Dining hanami」にて期間限定でオープンします。くつろぎながら数々の人気作品の世界を楽しんで店内には、中村佑介が過去に手掛けた作品の原画の数々が展示されます。小説『謎解きはディナーのあとで』や『夜は短し歩けよ乙女』などの有名書籍のカバーだけでなく、有名アーティストのCDジャケットやアニメのキャラクターデザインなど、多岐に渡る中村佑介の作品は、一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。「中村佑介ギャラリーカフェ」では、そんな中村佑介の世界を、カフェでくつろぎながらゆっくりと楽しむことができます。ぜひ手に入れたい!中村佑介のイラストグッズ「中村佑介ギャラリー」では、販売が初となる「中村佑介オリジナルマスキングテープ」が販売されます。これはファンは逃さずに手に入れたいですね。他にも数多くの中村祐介グッズが取り揃えられています。ギャラリーカフェには特典がいっぱい!期間中、来店者全員に中村祐介のイラストが描かれた特製コースターがプレゼントされます。ドリンク1杯の注文につき、さらにもう1枚。特製コースターは全部で10種類です。そして、中村祐介プロデュースのVR作品「Birth YUSUKE NAKAMURA VR」を体験した人には、特製缶バッチがプレゼントされます。こちらは全9種類。その場で感想をツイッターに「#Birthを観た」を付けて投稿すると、さらにもう1個貰うことができますよ。「中村佑介ギャラリーカフェ」は、東京メトロ各線「表参道駅」のA1出口から徒歩3分のところにある「Cafe&Dining hanami」にて開催されます。イベント情報イベント名:中村佑介ギャラリーカフェ催行期間:2018年03月02日 〜 2018年03月18日住所:東京都渋谷区神宮前5-3-8 AF Lohas St.Bldg 1-2F(Cafe&Dining hanami)
2018年02月28日中村勘九郎、中村七之助兄弟らによる全国巡業公演が今年も開催される。「春暁特別公演2018」と銘打ち、3月中旬の埼玉を皮切りに全国12か所を巡るふたりに、話を聞いた。春暁特別公演2018 チケット情報普段、歌舞伎の舞台を生で観ることができない全国の人たちに、歌舞伎の楽しさを届けたい、と2005年より毎年開催、兄弟ふたりが中心になってのこの巡業は、「最初の頃は不安でした。が、継続は力なり。この公演を見て歌舞伎を好きになったという方が多く、やってきて良かったなと思います」と話す勘九郎。上演演目も、初めて歌舞伎を観る人も存分に楽しめるものをと工夫を重ねてきた。今回、勘九郎が演じる「浦島」は、かの昔話の主人公の後日談。「海から戻ってきた浦島が、竜宮城での思い出を踊りで見せます。その後玉手箱を開けたらどうなるか──、皆知っていることですが(笑)、これが意外と古風な早変わりで、楽しく観ていただけると思います」(勘九郎)。いっぽう、七之助が踊るのは華やかさに満ち満ちた「枕獅子」。「『鏡獅子』の元となったとても古風な踊りです。僕が演じるのは傾城で、その切ない女心を格式高い曲調で踊ります。『鏡獅子』よりもさらに華やかなところもあり、春にぴったりですね」(七之助)。中村屋門弟らによる「鶴亀」も、春にふさわしい、おめでたい雰囲気に溢れた舞踊だ。この巡業公演ならではのお楽しみ、「芸談」の時間も。「芝居のことも、プライベートのこともざっくばらんに話すトークショーです」と勘九郎。この時間はいつもスーツ姿での登場だが──「いまだに『おおーっ!』と声があがる。あれは絶対、『着物じゃない?スーツだ!』『普通の人だ!』ということでしょう(笑)。生で観る歌舞伎は初めてという人は?と聞くと、半分以上の方が手を上げられる。まだまだ、ですね」と七之助も言葉に力を込める。質疑応答のコーナーでは、「どんなニックネームで呼べばいいか」という斬新な質問も。「屋号以外で?じゃあ何か考えてください、と返すと、『カン』と『シチ』って(笑)──」と七之助。「そんな掛け合いもできるんです」と勘九郎も楽しげだ。都市によってシャイだったり積極的だったりとか客席の雰囲気は様々だが、客席との直接の交流が生まれるかけがえのない時間といえるだろう。2019年の大河ドラマ主演を控える勘九郎だが、これを逃すと勘九郎の生の舞台はしばらくお預けとなるだけに、兄弟揃っての公演は見逃せない。公演は3月17日(土)さいたま市文化センター 大ホールから4月5日(木)鎌倉芸術館 大ホールまで全12か所で開催、チケットは発売中。取材・文加藤智子
2018年01月30日2017年12月に開催された「文具女子博」にお邪魔してきました。広い会場いっぱいに並ぶステーショナリーにお買い物スイッチも入りっぱなし!気になる文具があったら、ぜひ街のショップで探してみてくださいね♪日本最大級の文具の祭典「文具女子博」に行ってきました!2017年12月15日(金)〜17日(日)に東京流通センターにて開催された「文具女子博」。文具好きの女子たちに大人気だったこのイベントへ、LIMIAお買い物部もお邪魔してきました!さて、どんなものが見つかるでしょう?【ペン】文具好きがこだわるもの、それは筆記用具会場に入ってまず目に留まったのは、〔コクヨ〕のブース。透明感があり、発色がとてもきれいなマーカーを実演で紹介していました!裏抜けしにくいので、ダイアリーなどに使うのもおすすめだという《DrawingMarker》。四角いペン先からスルスルと着色されていく様に思わず見とれていると、ブースの周りにはギャラリーが!お次は〔STÁLOGY(スタロジー)〕のコーナーへ。文具たちがビシッと並ぶ様子にうっとり♪その中で、とっても気になるペンがあったんです!左写真の上から《019エディターズシリーズ4ファンクションズペン》、《015低粘度油性ボールペン》、《028ゲルインキボールペン0.5mm》。4ファンクションズペンは、黒・青・赤の3色の低粘度油性ボールペンとシャープペンシルの4つの機能が入ったすぐれもの!早速試し書きをさせていただいたところ、なんという書きやすさ……♡滑らかに紙の上を踊るそれに心を掴まれ、一番書き心地が好みだった《028ゲルインキボールペン0.5mm》をゲット!なんとこちら、出たばかりの最新アイテムとのこと♪うきうきしながら次のお店へ向かいます!【カード】文具好きをうならせる!?マニアックなゲームこのままでは全部のブースを回る前に破産してしまう…!と危機感を覚えながらもハンティングを進めていくと、またもや気になるアイテムに出会ってしまいました!それがこの〔Kino.Q〕の《紙神経衰弱》と〔フォントかるた〕の《フォントかるた》。なんとこちら、文具好きが思わず白熱してしまうカードゲームなんです!右の《フォントかるた》は、その名の通りフォントを見分けるカルタ。書式名だけで分からなければヒントを読んでもらうこともできるのですが、その文面もまたユニークで盛り上がりそう♪左の《紙神経衰弱》は、“めくってもめくっても白い紙”!なんと、紙質や微妙な白色の違いを当てる神経衰弱なんです。正解は紙の片面をめくると分かるようになっているのですが、フォントよりも馴染みがない紙質の名前に混乱しそう!?【ふせん/メモ】デザイン豊富!文具女子に必須のアイテム〔カンミ堂〕の《Lipno》は、リップクリームのようなデザインのふせん!乙女心をくすぐるその見た目だけでなく、ペンケースにもちょうど良いサイズなのがうれしいですよね。意外と汚れがついてしまいがちなふせんですが、キャップがそれを防いでくれるので、持ち歩きにもぴったりです♪使う際は、このようにキャップを外して紙を横に引っ張り出すのだそう。用途に応じてふせんの幅を調節することができるのも便利!デザインやカラーが豊富なので、たくさん入れ替えて使いたくなりますね。同じ〔カンミ堂〕のこちらは、《タテトコ》という立てられるふせん。たしかに、伝言やタスクのメモなど、立てて置きたいときって意外と多いですよね!日本ならではの暦を大切にしたアイテムが並ぶ〔新日本カレンダー株式会社〕では月の満ち欠けをテーマにしたふせんが。淡い色合いを眺めていると、不思議と夜のように落ち着いた気持ちになってきます♪また、ちょっと盲点だった便利ふせんも発見!なんとこちら《ふせんのゴミ箱》。タスクが終わったりちょっとメモしたものを剥がしたいとき、外出先などですぐに捨てられないことってありませんか?そんなふせんをかわいくお片付けできるんです!中の台紙を引き出し、使ったふせんを貼ってゴミ箱の中へ。貼り剥がせる背面シール付きなので、手帳やノートに付けて持ち歩ける「携帯ゴミ箱」や、未使用のふせんを入れておく用にしてもかわいいですね!「いや、捨てるだけじゃダメだ!きれいさっぱり消し去りたいんだ!」という方には、水にすぐ溶ける〔マルアイ〕の《ストレス流せるメモ》がおすすめ。なんと、トイレにも流せちゃう特別な紙でできているんです!実際に体験させてもらったのですが、写真を撮る間もなくすぐに溶けてしまいびっくり!これなら本音を吐き出したいときや、内緒のお手紙のやりとりにも安心ですよ♪【ノート】何冊でも欲しい、自分だけの一冊♡〔コクヨ〕の《測量野帳》は、通称“ヤチョー”と呼ばれる定番商品ですが、ノート好きの間でも人気が高いアイテムなんです!表紙が硬く片手に収まるコンパクトサイズだから、立ったままでも書きやすいんです。また、カバーなどで自分好みにカスタマイズする方も多いのだとか。〔九ポ堂〕の《空想採集帳》は、冒険心をくすぐる不思議なノート。日付を書く欄には“採集日”と印字されており、自分の空想したものを書き留めるためのノートなんです!このノートがあれば、いつもは思いつかないようなアイデアが浮かんでくるかもしれませんね♪【ケース】大事な文具をしまうケースだってこだわりたい!見てください!あの〔ツバメノート〕がケースになってるんです!バックや書類ケース、スマホケースまで幅広いサイズの商品がありました。この《ツバメノートバック》に《ツバメノート》を入れたらどんなにかわいいでしょうか……♡お隣の〔LIFE〕には、おしゃれなペンケースが。本革の渋みがカッコいい!一つは持っておきたい憧れアイテムではないでしょうか。がま口タイプなので使いやすそうですね♪「文具女子博」ならではのイベントでハント!その他にも、イベント限定のバイキングに参加して文具をゲットしてきました!大人気だった「マスキングテープくじ&TapeBuffet」に参加したり……♪(マスキングテープが当たるくじは外れだったので、テープブッフェを楽しみました!)〔デザインフィル〕のブースで《片面透明ふくろ》バイキングと……マグネットバイキングに参加したりしました!ワクワクが止まらない! 幅広いジャンルの文具を堪能できた「文具女子博」今回は、「文具女子博」でお買い物ハンティングをしてきました!今年が初開催とのことですが、連日大人気だったようなので、次回の開催を心待ちにしたいですね。気になるアイテムがあればぜひチェックしてみてください!お気に入りの文具と、日々の暮らしを楽しみましょう♪こんな詩的な鉛筆にも出会えました……●ライターキリガヤアスミ●取材協力文具女子博「文具女子博」の公式ページはこちら!(開催は終了しています)
2017年12月21日紙の祭典「紙博」が2017年12月23日(土・祝)・24日(日)に、京都市勧業館みやこめっせで開催される。「紙博」は、“紙”の数々が、古今東西から集まる祭典。素材としての紙、雑貨としての紙、作品としての紙…活版印刷の会社や文房具メーカー・イラストレーターなど、 世界中から紙にまつわる作り手たちが集合する。ラッピングペーパー専門店「レガーロ パピロ」は、国内外から集めた珍しい包装紙をはじめ、デザイナーでもある店主が書き起こしたデザインを紙にした“オリジナルペーパー”がお店の看板商品。人とは違うラッピングをしたい人は注目のショップだ。他にも、おすすめの紙を勧めるショップが集まり、クリスマス前の2日間を盛り上げる。是非足を運んでみてはいかがだろうか。【概要】紙博 in 京都/イベント日時:2017年12月23日(土・祝) 11:00〜17:00、24日(日) 10:00〜16:00会場:京都市勧業館みやこめっせ 第3展示場Bホール住所:京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1出店数:59組入場料:500円(小学生以下無料)
2017年11月28日歌舞伎界の次世代を担う中村勘九郎、中村七之助兄弟が、普段から交友のあるゲストの面々とトークを展開する番組「座・中村屋(仮)」が、2018年1月4日(木)にフジテレビ系にて放送されることが決定した。勘九郎さんと七之助さんが贈る、珠玉の新春トーク番組「座・中村屋(仮)」。ゲストと様々なことをざっくばらんに語り合う2人の表情は普段、なかなか見ることのできないもので、話す言葉のひとつひとつに、彼らの素顔が垣間見られる貴重な機会に。そして気になるゲストは、俳優・藤原竜也、女優・大竹しのぶ、そして、脚本家・俳優・監督など様々な顔を持つ宮藤官九郎の3人。勘九郎さんが藤原さんと、七之助さんは宮藤さんと対談。さらに、父親で故・中村勘三郎のかけがえのない友でもあり、まるで身内のような存在だという大竹さんと3人のトークを展開していく。■中村勘九郎×藤原竜也、出会いから演劇人としての熱い想いを語る勘九郎さんが藤原さんとの対談の場所に選んだお店は、中村屋にとっても大切な場所のひとつ。勘九郎さんと藤原さんは、2004年の大河ドラマで共演して以来、互いに信頼を寄せる仲。そんな2人対談では、出会いの頃のエピソードから、演劇人としての熱い想い、ともに師匠を失ったときの心情などを素直な言葉で語り合う。大河ドラマ出演時、20代前半だった2人。それから10年以上の時が経ち、いま、若き役者時代の“やんちゃ”な思い出を笑顔で競うように話す彼ら。時折、勘九郎さんが「新春特番ですから」とその場を仕切り直し、演技への向き合い方や、最近の歌舞伎界、演劇界を見て思うことなども語られる。■中村勘九郎×中村七之助×大竹しのぶ、「まるで中村家のリビング」プライベート感満載の対談にまた大竹さんとのトークでは、ホスト役の2人はやや緊張の面持ち。大竹さんは「ふたりが進行役なんて大丈夫?ちゃんとやってね」と軽くジャブを繰り出す。そして、勘九郎さんと七之助さんを本名から“雅ちゃん”“隆ちゃん”と呼び、2人の母親や、勘九郎さんの妻子を交えた中村家の日常のエピソードを披露。さらに、中村家がとても大切な存在にしている、ある生き物にまつわるエピソードも語られた。ここでは故・勘三郎さんを偲ぶ秘話が語られ、尽きない話の中で大竹さんは「まるで中村家のリビングで話しているみたい」と、プライベート感満載の濃密な対談になっている。■中村七之助×宮藤官九郎、亡き勘三郎さんについて語らう七之助さんと宮藤さんの対談では、中村家ひいきのお店に宮藤さんを招待して行われ、亡き勘三郎さんの話で大いに盛り上がった。息子から見て、いかに勘三郎さんが厳しい人だったのか、七之助さんが語る驚きのエピソードの数々に、宮藤さんも「そんな父親が待っている家に帰りたくない」と笑顔で思わず一言。また、七之助さんはこの場に“飛び道具”を用意。この“飛び道具”に宮藤さんは驚くやら、恥ずかしがるやら。笑いあふれるトークが展開される。■ホスト役勘九郎さん&七之助さんからコメント到着!中村勘九郎そもそも、僕らがホストの対談番組が放送できるなんて、と驚いています。大竹さんや竜也くん、さらに宮藤さんをお迎えして、普通のトーク番組ならカットされがちな話がオンエアされることでしょう(笑)皆さん、普段から親しくしているからこそ聞き出せる、魅力ある話ばかりです。反面、竜也くんとはただただお酒を飲むばかりでした。かなりマニアックな話もしたので、もしかしたら視聴者の皆様には不親切な番組かもしれませんがお許しください(笑)中村七之助僕たちもあまりトーク番組に慣れていないので、ゲストの皆さんと自分たちの間で通じていることをあまり説明せず話を進めてしまいました。視聴者の皆さまには、僕らの楽しい雰囲気をぜひ“感じて”いただきたいと思います(笑)テレビの前で兄弟そろって話をするのはそうないことですし、大竹さんからは父の恋愛観など初めて聞く話もあり、非常に良い機会となりました。兄と藤原さんの対談はかなりめちゃくちゃだったとか(笑)そのため、宮藤さんとは真面目なトークをお届けしたいと思います。「座・中村屋(仮)」は2018年1月4日(木)13時45分~東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月28日近代日本画の巨匠、吉田博の絵画を展示する「生誕140周年 吉田博展 山と水の風景(YOSHIDA HIROSHI A Retrospective)」が開催される。東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館にて2017年7月8日(土)から8月27日(日)まで。「絵の鬼」吉田博今回開催される「吉田博展」では、明治から昭和にかけて風景画の第一人者として活躍した吉田博の作品を初期から晩年まで一挙公開。10代から「絵の鬼」と言われるほどの鍛錬を積み、欧米を中心に世界各国で活躍した吉田博の絵画の魅力を存分に楽しむことができる。自ら渡米しデトロイト美術館で個展を開催、名声を確立する吉田の名声を確固たるものにしたのは、確かな絵の腕はもちろんその行動力であるともいえるだろう。仏留学を国費での留学をせず、自費でわずかな生活費を持ち渡米、デトロイト美術館で作品を売り込み1000ドル分もの自らの絵を売り上げた。当時の1000ドルは、小学校教諭の生活費13年分に相当したという。これ以後、吉田は欧米で次々に展覧会を成功させていき、GHQマッカーサーやイギリス王室のダイアナ妃など海外の要人からも高い評価を得ていった。日本アルプスを美しく描く山岳画家としての顔も自然美に強く心惹かれていた吉田博。とりわけ高山への関心は高く、題材として多く起用した。毎年日本アルプスの山々に登っていたという吉田の自然への思いが伝わってきそうな美しい山々の絵画は見どころの一つだ。浮世絵を吉田流に再解釈した「木版画」アメリカで、風俗画としての浮世絵が人気であることに不満を覚えた吉田博は、後半生以降木版画に取り掛かった。洋画のタッチを基調に、高度な伝統技術を組み合わせ鮮やかな色彩表現を可能とした木版画は吉田の代表作となっていく。陽光のきらめきや帆船の影のゆらぎを見事に表現した「瀬戸内海集 帆船 朝」は、水を描かせたら右に出る者はいないといわれた吉田がその真骨頂を示した作品と言えるだろう。【詳細】生誕140周年記念 吉田博展 山と水の風景会期:2017年7月8日(土)~8月27日(日)※月曜日休館 (ただし7月17日・18日は開館)※会期中展示替えあり。記事中に紹介した作品は全会期で展示前期 2017年7月8日(土)~7月30日(日)、後期 2017年8月1日(火)~8月27日(日)会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館住所:東京都新宿区西新宿1丁目26−1開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)観覧料:一般1,200(1,000)円、大学・高校生800(650)円、65歳以上1,000円※かっこ内団体・前売り料金※中学生以下無料※障害者手帳提示で本人と付添の方一名無料※2回目以降は有料半券提示で一般800円、大学・高校生 500円、65歳以上 800円【問い合わせ先】ハローダイアルTEL:03‐5777‐8600
2017年07月01日6月2日福岡・博多座で「六月博多座大歌舞伎」が開幕。中村橋之助が八代目中村芝翫を襲名。同時に、長男の国生が四代目中村橋之助、二男の宗生が三代目中村福之助、三男の宜生が四代目中村歌之助を襲名という、歌舞伎界初となる親子4人同時襲名披露として大きな話題を呼んでいる。その初日、中村芝翫が博多座ロビーで鏡開きを行ない、公演に対する思いを語った。六月博多座大歌舞伎「昨年の東京・歌舞伎座、そして今年お正月の大阪松竹座に続き、大好きな博多座で親子4人揃って、襲名披露ができます事、本当に嬉しく思います。先輩方、後輩、素晴らしい役者さんたち。スタッフの皆様、劇場に足を運んでくださるお客様。そして今日も朝から裏で頑張ってくれている家内。そんな皆様の支えあってこそですね。本当に有り難いです」と笑顔で挨拶する芝翫。詰めかけたファンも「成駒屋!」「八代目!」と掛け声で答える。今回は昼夜それぞれ親子4人の共演演目(昼:「車引」、夜:「祝勢揃壽連獅子」)が上演となるが、特に「車引」は並々ならぬ思いがあるとか。「橋之助の梅王丸は吉右衛門の兄さま、福之助の桜丸は菊之助さん、そして歌之助の杉王丸は染五郎さんがそれぞれ教えてくださって。倅たちもそれぞれ、役者への思いというものが少しずつピントが合ってきたように思います。本当に歌舞伎界全てで支えてくださって有り難いですね。身に余る光栄でもあり、なんとか恩返ししなくてはと思っております」残念ながら、休演となった中村獅童も今回の博多座公演は非常に楽しみに思っていたようで「博多の皆様によろしく」と電話をもらったとか。「この芝翫という名前は個人の名前ではない。中村芝翫という会社の社長に就任したようなものですよね。そして、私は八代目芝翫を大きくして業績もあげなきゃいけないということ。そしてそれを倅の誰かにこっそりと渡してやりたいと思いますね(笑)」と語り、博多手一本で締めくくった。6月26日(月)まで上演。チケット発売中。
2017年06月02日歌舞伎俳優の中村獅童(44)が初期の肺腺がんと診断されたことが18日、分かった。獅童は報道各社に向けた直筆のFAXで今後は入院、手術を受けることを報告。6月の博多座、7月の歌舞伎座は休演する。 発表によると、定期的な健康診断で初期の肺腺がんを患っていることが発覚。医師からは「奇跡的と言われる程の早期発見で、この状況ですぐに手術をすれば完治する」と言われたという。 獅童は「入院までは、お受けした仕事を精一杯つとめますが、やむを得ず六月博多座大歌舞伎及び歌舞伎座七月大歌舞伎を休演することを断腸の思いで決断いたしました。本当に申し訳ございません」と謝罪。 つづけて「病に打ち克ち、必ず元気になって今まで以上に良い舞台がつとめられますよう、より一層精進いたし、また皆様にお目にかかりたいと思っております」とコメントしている。 獅童は4月29日、30日に行われた『ニコニコ超会議』に出演したばかりだったため、ネットでは「びっくりした」「ニコニコ超会議の歌舞伎で見たのに……」「早く元気になってほしい」と驚きと完治を願う声が上がっている。
2017年05月18日