10月30日(水)に東京・ShibuyaO-EASTで開催される音楽イベント「NACK5×BMG”QuarterParty”」にTHEGOLDENWETFINGERSの出演が決定した。ラジオ局NACK5と音楽プロダクションBADMUSICGROUPがともに今年25周年を迎えるということで企画された同イベント。これまで、thepillows、DOES、そして怒髪天の増子直純と上原子友康、TheBirthdayのヒライハルキとクハラカズユキの4人で結成されたバンド「YAN’Z」の出演が発表されていた。今回、新たにチバユウスケ、中村達也、イマイアキノブによるバンド「THEGOLDENWETFINGERS」の出演が決定したことで、更にイベントに厚みが増した格好だ。また同イベントは、メインステージのほかに怒髪天の坂詰克彦を中心にパフォーマンスが展開されるサブステージ「坂SUNSTAGE」もあり、メインステージ以外でも楽しめそうだ。チケットは発売中。■NACK5×BMG”QuarterParty”日時:10月30日(水)開場18:00/開演19:00会場:ShibuyaO-EAST(東京都)料金:オールスタンディング4000円(ドリンク代別)出演:YAN’Z / THE GOLDEN WET FINGERS / DOES / the pillows / 坂詰克彦 / TELEZUME, / SHIMIZUME? / 他
2013年09月25日「SHIOGAMAROCKFESTIVAL2012(略称GAMAROCKFES)」と題して宮城県塩釜市でライブイベントが開催される。主催はDragonAshのATSUSHI、写真家平間至。開催日時は9月22日(土)10:00~20:00、開催場所は塩釜港緑地内のみなと公園。イベントは、MUSIC/ART/FOODを通して塩竈の魅力を発信し、街が元気になることを願い開催される。チケットは前売り券4,000円、当日券4,500円。参加アーティストは「asari×MyPiano」、主催の一人でもある「ATSUSHI」、スカレゲエバンドの「おひつじ座流星群」、全国ツアーや楽曲提供など多彩な活躍で知られる「Caravan」、「黒田征太郎×中村達也」。さらに、津軽三味線を使って独創的な楽曲を奏でる「柴田三兄妹」、DEEPPURPLEのカバーバンド「CHEAPPURPLE」、アルバム、MYLITTLEIMPERIALが9月に発売予定の「中田裕二」、「HOUNDDOG」、ガールズホーンロックバンド「ピストルバルブ」。多賀城在住小学生によるジャズバンド「BRIGHTKIDS」、theHIATUSのボーカリスト「細美武士」、「mito×おおはた雄一」という顔ぶれだ。アートイベントは、ロウ、紙コップ、芯、アロマオイルを使ってキャンドル作りの体験ができる「sawzowのキャンドルワークショップ」、ロモグラフィーの人気カメラを使い撮影散歩ができるワークショップ、かぶり物を作るワークショップ、ロックンローラーのカツラやパンクネクタイの作成を体験できるコーナーなど多彩。フードコーナーでは、熊久商店(地酒など)、小島蒲鉾店(笹かまぼこなど)、塩竈浦戸復興のり(のりなど)、七ヶ浜豆腐店(豆腐、エビ焼等)、STELLA(ドリンクなど)、すぺ~す百貨(おでん、豚汁、ミネストローネ、コーヒー)。ほかにNineMiles(ドリンクなど)、蜂屋食品(餃子など)、秀ちゃんラーメン(ラーメンなど)、プリンス食品(牛タンなど)、藻塩スイーツ、よみがえれ!塩竈(海鮮焼き等)が出店する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月14日お笑いコンビ“チュートリアル”の徳井義実が8日、東京・新宿バルト9で行われた主演作『莫逆家族 バクギャクファミーリア』の初日舞台あいさつを共演する林遣都、玉山鉄二、中村達也、新井浩文、村上淳、ちすん、メガホンをとる熊切和嘉監督とともに行った。同日は一昨年のクランクインから数えて596日目にあたり、「ちょうどゴクロー(御苦労)さんということで(笑)」とジョーク交じりにあいさつ。役作りのため、過酷な肉体改造を行ったが「今は見る影もないですね。胸の筋肉も今はおっぱいになってしまって」と笑いを誘っていた。その他の写真「週刊ヤングマガジン」で連載され、累計400万部を突破した田中宏氏の人気ヤンキー漫画を、『海炭市叙景』の鬼才・熊切監督が実写映画化。元暴走族のリーダー・火野鉄(徳井)が、かつて“家族”同然に育った不良仲間の娘の暴行事件を機に、平穏な日々を捨て、再び暴力にまみれた抗争に身を投じる。“本業”とは正反対のハードな役柄に、徳井は「普段の仕事と違いすぎますからね。下手したら(劇中)一回も笑顔ないんちゃうかな。ギャップには苦労しました」と告白。それでも熊切監督は「大変だったと思うが、一生懸命に臨んでくれた。必死の表情をぜひ観ていただければ」とシリアスな演技に挑んだ徳井に太鼓判を押した。徳井演じる鉄の息子を演じた林は「撮影当時、ちょうど20歳になりたてで、悩める時期だった。そんなときに出会えた、心に残る作品」。玉山にとっては、撮影中に原作の大ファンだった友人を亡くすという悲しい出来事もあり「現場とお見舞いを行ったり来たり。いつも『大好きな原作だから、精いっぱい頑張ってくれ』と励まされた」と言葉を振り絞った。中村はかつて殺人を犯した元暴走族総長を演じ「自分で言うのもなんですが、ハマり役だと思います」と不敵な笑み。徳井は「中村さんの目が怖いでしょ…。どこに地雷があるか分からないし、逆に本番中が一番安心でした(笑)。実際はすごく優しい方なんです」と振り返っていた。『莫逆家族 バクギャクファミーリア』公開中
2012年09月10日お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実の初主演映画『莫逆家族 バクギャクファミーリア』が9月8日(土)に公開を迎え、徳井さんを始め林遣都、玉山鉄二、中村達也、新井浩文、ちすん、村上淳、熊切和嘉監督が都内劇場で舞台挨拶を行なった。田中宏による人気漫画を映画化した本作。かつて関東一の暴走族のアタマとして一世を風靡した鉄(徳井さん)を始め、元不良たちの“その後”を描き出す。髪を金髪に染めて、加圧トレーニングで肉体改造を行ない本作に臨んだ徳井さん。苦労を尋ねられると「撮影の期間中は大変でしたけど、それ以外はヘラヘラしてましたからね。ネェちゃんと遊んだりしてましたし(笑)」と昨日、一部で報じられた“江の島デート”の話題に自ら触れるなど巧みな話術でトークをリードする。映画にちなんで「守りたいものは?」と尋ねられると、「やっぱり(相方の)福田…。彼は昨年、体壊して入院してから一向に体重が戻らずガリガリです。福田だけは守りたい!」と宣言し客席の喝采を浴びていた。同じ質問に玉山さんは「ちょうど子供が生まれて1か月で、昨日は抱っこヒモを巻いて一か月検診に一緒に行ってきました。頬づえをついて寝てるので顔が曲がらないか心配で…。いまの僕の生活の中心です」と目じりを下げて堂々のパパっぷりを見せつけていた。一方で作品については、撮影と同時期に原作のファンでもあったという友人を亡くしたことを告白。「18歳で上京した頃、よく彼の部屋で原作を読んでました。現場と病棟を行ったり来たりする日々で『精一杯頑張ってくれ』と励ましてくれた。初号で完成した作品を観たときは特別な思いがあった」と感慨深げに語った。林さんは映画では一緒のシーンがなかった新井さんや中村さんらと、先日の完成披露の日に食事に行ったそう。「次の日が結構早くて、荒井さんは先に帰られたんですが、中村さんと監督はバーでグデングデンになって踊ってて、僕は時間を気にしてました。普段の中村さんはメチャクチャ優しいです」とニッコリ。個性派の先輩たちに囲まれ嬉しそうだった。中村さんは自身の役柄について「ハマり役だったと思います」と気に入っている様子。新井さんは「いまの日本映画、何が当たるか分からないで作っていますが、その中でこの作品には自信を持ってます」と頷く。紅一点のちすんさんは「居心地の悪さを感じています」と言いつつも、「数少ない女性キャストとして参加できたことを嬉しく思っています」と誇らしげに微笑んだ。このキャスト陣をまとめた熊切監督は「なかなかの大変な現場でしたが、これだけのキャストが必死になって撮りました。その表情を楽しんでください」と呼びかけた。マスコミ向けの写真撮影の時間には集まった記者から徳井さんに「江の島デートは楽しかったですか?」と質問が飛んだが、これになぜか玉山さんが「楽しかったです!」と答え劇場は笑いに包まれた。「チューとかリアルにしたんですか?」と“チュートリアル”と掛けた質問に徳井さんは「上手いですね、80点!」と返すなど巧みにかわしていたが、「ゴールインは?」という問いには「ただの友達なんでありません」と否定。次々と飛んでくる質問に「結構、しゃべりますね…」と苦笑いを浮かべていた。『莫逆家族バクギャクファミーリア』は全国にて公開中。■関連作品:莫逆家族バクギャクファミーリア 2012年9月8日より全国にて公開© 2011「莫逆家族」製作委員会
2012年09月09日累計400万部突破の田中宏による原作を実写映画化した『莫逆家族 バクギャクファミーリア』で元暴走族の主人公・火野鉄を演じたチュートリアルの徳井義実が、初主演作に自信を示すとともに、豪華キャストたちの熱演に触発され(?)、自作の演技メソッドを試そうとしたことも明かした。その他の写真関東一の暴走族「神叉」のトップだったが、30代を超え当時の威光などまるでない建設作業員として日々をおくる男が、昔の仲間が理不尽な事件の被害を受けたことを機に戦う人間ドラマ。主人公・鉄を演じた徳井は、「原作にあるエロ要素以外に接点がなかったので、自分には無理だと、正直思いました(苦笑)」と初主演の大役に重圧を感じたことを告白。しかし、金髪と肉体改造を行い、鉄という男に変身。映画を観た徳井は、「確実に鉛を撃ち込まれ、確実に傷がつく映画になった感じがします」と感無量! 「しっかりと影響を与えてくれて、胸を揺さぶってくれる作品になりました」と本作を絶対の自信でおくる。撮影中は「とにかく作品を壊さないように、邪魔しないようにおとなしくしていました」と語るも、キャスト陣の熱演を目の当たりにして自身も影響を受けていたという。たとえば、「神叉」第18代目総長の渡辺役を演じる中村達也については「いい意味で、ですが、たぶんご本人もこういう人じゃないですか(笑)。予想を裏切らない、ブランキーのままでいてくれました」と徳井流にリスペクトを捧げるも、「ナベさん(渡辺)は最強の男。それにビビっている感が鉄にはありますが、僕が中村さんに対してビビっている感がちょうどよくて(笑)。それを上手く演技に利用していた感じは確かにありますね」と中村の迫力に負けず、大胆にも自身の演技に利用したことを吐露。また、鉄や彼の“家族”に刃を向ける五十嵐役の村上淳の演技の姿勢に衝撃を受けたようで、「いくつも演技プランを考えはって、リハの段階で試す。そして、本番に残していく。俳優魂に火がついたというとおこがましいけれど(笑)、村上さんを見ていて何度もすごいなって素直に思いましたね」と語った。基本的には熊切和嘉監督と方向性を確認しながら撮影を進めたものの、誰よりも鉄を理解してモノにした徳井。最後の撮影は遊園地のラストシーンだったそうだが、そこですべての想いを出し切ることにした徳井は、自作の演技メソッドを実践することにしたという。「そのシーンで僕は空を見つめますが、そのカットの後に“寄り”の画も撮ると勝手に思っていました。そこでちょっと仕掛けてみようと思って涙ぐむ用意をして待っていたら、お疲れ様でしたー! って、なって(笑)。結局涙のシーンは実現しなかったですね」。これはまさしく、俳優・徳井義実が覚醒した瞬間に違いない!「もう、やめてくださいよ(笑)。そういうのじゃないので」と最後はバツが悪そうに否定したが、徳井のたゆまぬ努力で温かい“家族”のドラマに仕上がったことは事実。ハードボイルドな徳井の演技に注目したい。『莫逆家族 バクギャクファミーリア』9月8日(土)より、全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年09月06日田中宏による、累計400万部突破の同名原作を実写映画化した『莫逆家族 バクギャクファミーリア』。本作で元暴走族の主人公・火野鉄(徳井義実)と対峙する五十嵐けん役で怪演を披露した村上淳が、五十嵐の役割とキャラクターの創造秘話を語った上で、作品に込めた熱い想いを打ち明けた。その他の写真暴走族「神叉」として熱い青春を送った不良たちの、“その後の人生”を描く人間ドラマ。暴走族がモチーフの激しい世界観だが、村上は「その奥にあるレイヤーに注目してほしい」と言う。「あの頃は…じゃないけれど、40代手前になった人間たちの日常として置き換えると、誰もが迎える人生の本質的な岐路を描いてます」。本作は、理不尽な仕打ちが多い社会に不満を抱く元不良たちが、もう一度自分たちのイキザマを貫こうとする戦いのドラマでもある。その岐路の過程で社会に迎合はおろか、精神のバランスまで失ってしまう男が、村上演じる五十嵐。「哀しい男ですよね。10代、20代の反抗に理由は要らないけれど、年を重ねれば反抗にも理由が要るじゃないですか。それでも理由はないと哀しいまでに己に言い聞かせている男――それが五十嵐ですよね」。五十嵐は鉄と同じく元「神叉」のメンバーで、第18代目総長の渡辺(中村達也)が溺愛する弟を事故死に追いやってしまい、その復讐に怯えて暮らす“哀しい男”。出所した渡辺は自責の念で腑抜け状態と化していたが、過去の亡霊に怯えきっている五十嵐の恐怖は狂気へと変わる。映画の前半と後半でキャラクターが激変する難役を演じた村上は「苦労した分、楽しかったです」と振り返った上で、「自分の中で五十嵐が勝手に暴走するので、手綱を引き切れていない感じもありました。自分以上、五十嵐以上のモノがスクリーンに映っていると思いましたね」と自信を示す。その五十嵐は『ダークナイト』(08)のジョーカーを連想する狂気のキャラクターで、「熊切監督を始め、映画好きの30代が集まれば、ヒース・レジャーが演じたジョーカーは絶対の存在なわけですよ。それに俳優であれば、大抵はヒール(悪役)を演じたいもので」と熊切和嘉監督とアイデアを出し合いながら共同で生み出していったと明かす。「五十嵐を白くしたかった理由には、ヴィターリー・カネフスキーの『ひとりで生きる』(91)の疫病を患った人間のイメージもあって、その違和感が『莫逆』にも欲しいよねって話していました。違和感って、怖いですよ。それを追求する作業は面白かったですね」。また、「この映画を誰にでも観てほしいと思っていますが、40歳手前の人間たちがズブズブになって頑張っている必死な姿を、今の2012年の人たちにどう映るかが楽しみで(笑)。この映画に出ているメンツって僕が全員意識していた人たちで、皆で『莫逆』という作品を作れたことは今後の僕の俳優人生にとっても絶対にデカいと思う。自分でも何かが上手くいっている作品だと現場でも思ったので、そこを感じてほしいです」と本作をPRした。『莫逆家族 バクギャクファミーリア』2012年9月8日(土)より、ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年08月31日映画『莫逆家族 バクギャクファミーリア』の“完成披露祭”と銘打って30日、主演の徳井義実(チュートリアル)をはじめ、林遣都、中村達也、新井浩文、村上淳、ちすん、井浦新、倍賞美津子、熊切和嘉監督が浴衣姿で集結。記者会見と舞台あいさつに臨んだ。その他の写真田中宏の人気漫画を映画化した本作。かつては関東一の暴走族のトップだったが、いまは建設作業員として働く中年男が、ある事件をきっかけに家族や仲間を守るべく立ち上がり、戦う姿を描く。映画初主演にして人生初の金髪、肉体改造、さらに初の父親役と「初モノづくしでした」と振り返る徳井。「普段はバラエティで下ネタを言って金を稼いでますが、今回は真剣に取り組ませていただきました」と強い思いを明かす。だが、そんな真剣さを覆すかのように、現場のムードや空き時間の会話の話題になると、出てくるのは下ネタに関する思い出ばかり…。村上は「(徳井との会話は)たいていは下ネタなんですが、幅が広くて感動しました。ダッチワイフの話とか」と細かい内容まで暴露。息子役を演じた林が「徳井さんの生の下ネタを聞けるかと楽しみにしてたんですが、人見知りなので…。1回だけ盗み聞きしたけど、異次元の内容でした(笑)」と明かすと、徳井は父親らしい気遣いで(?)「遣都くんにはまだ早かった」と語り、笑いを誘っていた。林同様に人見知りで話しかけられなかったという新井は「下ネタ大好きなので話したかった。今度、教えてください!」と懇願。一緒のシーンがなかった井浦も「僕も下ネタを話したかったけど残念」と語り、妻役のちすんまで「意外と話してくれなかったけど、下ネタなら話してくれたんだ…」と悔しさをにじませるなど、晴れの完成披露の場がまさかの“下ネタ”づくしとなった。劇中、徳井の育ての親を演じた倍賞が徳井をビンタで張り飛ばすシーンがあるが、実はこれは徳井に黙って倍賞がアドリブで付け加えたもの。「パーンっとやった方がいいと思って気持ちよく殴らせてもらいました」と明かし、殴られた徳井の方は「素晴らしいビンタで愛とぬくもりを感じました」と感激した面持ちで語っていた。また浴衣にちなんで、この夏、浴衣で出かけたり、祭に行った思い出を尋ねられた徳井。真剣な顔でしばし思案の末に出てきた答えは「大阪の方で、キャバクラの浴衣祭りに行きましたね(笑)」。倍賞はそんな“男子”たちのやりとりを眺めつつ「今日の話を聞いたら、男優として出たかったなと思います。男たちがみんな生き生きしてる」とうらやましそうに漏らしていた。『莫逆家族 バクギャクファミーリア』9月8日(土)全国ロードショー
2012年08月30日お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実の初主演映画『莫逆家族バクギャクファミーリア』の完成披露試写会が8月30日(木)に都内で開催され、徳井さんを始め林遣都、倍賞美津子、中村達也、村上淳、新井浩文、ちすん、井浦新、熊切和嘉監督が出席。撮影の様子や徳井さんの主演ぶりについて語り合った。原作は400万部を突破する田中宏の人気漫画。かつては暴走族のヘッドだったが、いまは息子からもバカにされる建設作業員の男を中心に、不良たちの“その後”の人生を過激に描き出す。撮影は1年半前の2月に行われたが、お披露目の日を迎え徳井さんは「やっと来たかという気持ち」と晴々とした表情。「普段はバラエティで下ネタを言って金稼いでますが、今回は真剣に取り組ませていただいた」と真摯に語る。だがそんな真剣な顔つきを見せたのも束の間、撮影現場の空気に話が及ぶと、出るわ出るわ!徳井さんと切っても切り離せない“下ネタ”にまつわるエピソード。村上さんは「会話の中身はたいてい、下ネタですが、その幅が広いのに感動しました!ダッチワイフの話とかしましたね」と嬉しそうにふり返る。それを聞いた新井さんも「うちは人見知りなので一言も話せなかったけど、下ネタ大好きなので話したかった…」と残念そう。息子役の林さんも「徳井さんの生の下ネタを楽しみにしてたけど、僕も人見知りなので。1回だけ会話を盗み聞きしたけど、異次元の内容でした」と首を振った。中村さんは、徳井さんと深い因縁を持つ男を演じただけあって「現場で話はしていない。(徳井さんを)ぶちのめさないといけないんだから、生易しい気持ちではいられなかった」と役柄になりきって現場に参加していたことを明かす。熊切監督さえも「中村さんは怖かった」と漏らしていたが、中村さんは「そんなに怖くないんだよ」と心外そう。「普段は心優しいドラマーとして活躍しています」と笑顔で“安全”をアピールしていた。井浦さんは回想シーンにおける徳井さん演じる鉄の父親を演じたが、普段から飲み友達でもある熊切監督の作品に出演するのはこれが初めて。「同い年の大好きな監督の作品に参加で来たことが何より嬉しい」と語り、「僕の撮影は2日しかなかったけど、にもかかわらずクランクアップしたとき監督と抱き合ってボロボロに泣いた」と意外な熱い一面を覗かせた。ちすんさんは、撮影初日の苦い思い出を告白。「クランクインの最初のシーンがみんなでの家族写真だったんですが、私ごときが大遅刻をしてしまいまして…。撮影に行く前から『死んでしまいたい』と思って、笑顔で写らないといけない写真のシーンもガチガチでした」と苦笑いを浮かべていた。倍賞さんは「素敵な青年、素敵な紳士になるだろう若者に囲まれて嬉しいです」と満面の笑み。“男”たちのやりとりを見守りつつ、「今日の話を聞いてたら、男優としてこの映画に出たかったと思う。男たちが生き生きとしててうらやましい」とも。熊切組についても「監督、スタッフ一同素晴らしかった」と称賛を送っていた。この日は“完成披露祭”と銘打たれ、登壇陣は全員浴衣姿。これにちなんで「今年の夏、浴衣を着たり、祭に行った思い出は?」と尋ねられた徳井さんは、「キャバクラの浴衣祭りに行ったくらいですね」と申し訳なさそうに答え、会場は笑いに包まれた。『莫逆家族バクギャクファミーリア』は9月8日(土)より公開。■関連作品:莫逆家族バクギャクファミーリア 2012年9月8日より全国にて公開© 2011「莫逆家族」製作委員会
2012年08月30日映画『莫逆家族 バクギャクファミーリア』に出演する林遣都、阿部サダヲ、玉山鉄二、大森南朋、中村達也、村上淳が、本作で主演を務めるお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実とのエピソードを語る映像が届いた。『莫逆家族 バクギャクファミーリア』コメント動画本作は、不良のその後の人生に焦点をあて、愛する家族や仲間を守るために再び集結して立ち上がる男たちの姿を描いたヒューマン・アクションドラマ。徳井は、かつて関東一の暴走族のトップに君臨していた主人公・鉄として出演している。普段はお笑い芸人として活躍している徳井。このほど届いた映像で、鉄の息子・周平役を演じる林は、「相当なプレッシャーがあると思う。そのプレッシャーの中で鉄としてみんなを引っ張っていってる感じがする。アクションの練習をしていた時に、普段見ない鬼のような表情とかを垣間見たりしたので、強い思いが伝わってくる」と、俳優としての徳井の印象をコメント。また、鉄の当時の仲間・横田役を演じる阿部は、「実際役を演じている中で、自然と鉄っていう人間になってる。(普段は関西弁なのに)セリフが関西弁じゃないのに違和感がない。いい役者さんだと思う」と述べ、もうひとりの仲間・川崎に扮する玉山は、「今後楽しみになるような芝居だった。今後すごく楽しみにしています」、かつては暴走族だったものの、現在は刑事の前田役を務める大森は、「芸人さんとしてもすごい人。共演していると鉄にしか見えない瞬間もいっぱいある。すごいなという印象です」と絶賛している。本職である“お笑い”では見られない、徳井の新たな顔に注目したい。『莫逆家族 バクギャクファミーリア』9月8日(土)全国ロードショー
2012年08月27日藤原竜也が主演する豊田利晃監督作『I’M FLASH!』の外国特派員協会主催記者会見が20日に都内で行なわれ、藤原と豊田監督が本作にかける熱い思いを語った。その他の写真映画『I’M FLASH!』は、新興宗教団体の若きカリスマ教祖(藤原)が、ある事件をきっかけに辿ることになる過酷な運命を描いたヒューマン・ドラマ。藤原のほか、松田龍平、水原希子、永山絢斗、北村有起哉、柄本佑、中村達也、大楠道代ら豪華キャストが出演する。豊田監督は「この映画は2011年に撮った映画なんです。3.11という出来事を撮るには早すぎる…。でもその影響下からは逃れられない…。そういう死の連鎖を断ち切ろうとした決意表明なんです」とコメント。雪山を舞台にした前作『モンスターズクラブ』から一転して、沖縄で撮影を行なった今作について「沖縄を選んだのは天国に近い気がするというか、日本固有の神道というんでしょうか、そういう死生観を感じさせたかったんです」と話した。5年前から熱望していたという豊田監督との初タッグを実現させた藤原は「撮影現場は30回、40回テイクを重ねてもOKが出なくて大変でした(笑)。僕が演じたルイは、やるべきチャンスやタイミングを逃さず、背負い這い上がっていく姿が監督と重なりました」と撮影を振り返った。また、記者から「敢えてこうした難しい役柄を選んだのは何故か」と質問されると、「確かに安全な役を選んだ方が良いのではないかという思いはありました。でも、僕は楽な方より挑戦し続ける仕事の方が自分にとって良いと思ったんです。今までもそういう環境で育ってきましたし、何かに反発するとか、人と違うことをやってみるだとか、そういう事の方がおもしろく感じてます。自分の選択に間違いはないかな」と語った。『I’M FLASH!』9月1日(土)テアトル新宿ほか 全国ロードショー
2012年08月21日田中宏の人気コミックを実写化した映画『莫逆家族 バクギャクファミーリア』の特別試写会が20日に都内で行なわれ、狂気に走る難役を演じた村上淳と、メガホンを執った熊切和嘉監督が撮影現場での裏話などを語った。その他の写真『莫逆家族…』は、不良たちのその後の人生に焦点を当て、不器用だが誠実に生きようとする男たちの姿を描いたヒューマン・アクションドラマ。チュートリアルの徳井義実が主演を務めるほか、阿部サダヲ、玉山鉄二、中村達也、新井浩文、井浦新ら豪華キャストが出演している。主人公・火野鉄(徳井)と敵対する五十嵐けんを演じた村上は、「撮影前の打ち合わせで、監督から“跳ねた役”という指示があり、豹変していく様を視覚的に見せたいという話しをされた」と説明。また「(五十嵐は)悪役という役割ではなく、健全な光があって、生まれる“闇”という部分だと感じていた」と語り、「いい歳をしたキャリアもある俳優たちがコントロール内の顔とか芝居をしていてはおもしろくない。監督の要求も高かったし、みんなそれに応えていた。『監督って猛獣使いだよね』と、現場で監督に言ったのを覚えていますね」と振り返った。村上と組むのは3作目となる熊切監督は「淳さんは僕のプランを簡単に飛び越えてくれる。イメージを覆されるのがいいな」と話し、村上の演じた役について「“真っ白い狂気”というイメージがあり、五十嵐と、新井浩文さんの演じた緒方のふたりには特に思い入れがあった」と語った。さらに、村上は共演した徳井について「この人以外に主演は考えられない、と現場で直感的に思った。相当に魅力的でした」とべた褒め。最後に熊切監督は死にもの狂いで撮ったという本作を「自分のクセというか、どうも爽快な映画にはならないが、やりたい放題やった映画でして、賛否両論は覚悟の上」とPRした。『莫逆家族 バクギャクファミーリア』9月8日(土)全国ロードショー
2012年08月21日俳優の藤原竜也が8日、都内で行われた主演最新作『I’M FLASH!』の完成披露試写会に共演する松田龍平、水原希子、仲野茂、板尾創路、メガホンをとった豊田利晃監督とともに出席した。その他の写真藤原にとっては、念願だったという豊田監督(『青い春』『ナイン・ソウルズ』)との初タッグ作品。昨年9月、沖縄で15日間というタイトなスケジュールで撮影が行われ、「朝から晩までNGの連続で、なかなかOKが出ない。毎日平均45分くらいしか寝させてもらえず、憎しみにあふれた現場でした。今後、僕の中でずっと残る作品」(藤原)。それだけに壇上でのPRにも熱がこもったのか、終始汗が止まらない状態で、舞台挨拶中3度も中座し「どうもすみません。それくらい熱い映画です」と恐縮しきりだった。藤原が演じるのは新興宗教のカリスマ教祖・ルイ。愛する女性(水原)から衝撃的な事実を聞かされ、教団をやめる決意をするが、それを許さない教団側はルイのボディガードである新野(松田)に秘かに教祖暗殺を命じる。初共演となる藤原vs松田の壮絶な演技バトルも大きな見どころで「役へのアプローチはまるで対照的。龍平との出会いは大きな収穫」(藤原)、「共演できて良かった。楽しい撮影でした」(松田)と手応えは十分。松田は『ナイン・ソウルズ』以来9年ぶりの豊田作品で、藤原とは対照的に涼しい表情を見せていた。水原は「自分の世界に入り込んでいたのか、(藤原さんに)話しかけても返事がこないことがありました」と現場での藤原の様子を暴露。一方、豊田組の常連である板尾は「みんなが忙しくしている中、沖縄でぼーっとしてるのが楽しかった。居心地のいい喫茶店のおばちゃんと仲良くなって、メニューにないものを作ってもらったり(笑)」とこちらはのんびりモードで撮影に臨んだようだ。連続爆破犯にインスパイアされた『モンスターズクラブ』に続き、野心作を放った豊田監督は「去年の3.11の1週間後、竜也と下北で飲んで『年内に一緒に映画を撮ろう』と話していた。その約束を果たすことができた」と感無量の面持ち。映画には藤原ら登壇者に加えて、永山絢斗、北村有起哉、柄本佑、中村達也、大楠道代ら豪華なキャストが顔を揃える。『I’M FLASH!』9月1日(土)テアトル新宿ほか 全国ロードショー
2012年08月08日8月10日(金)・11日(土)に、北海道・石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージで開催される音楽フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZO」の出演アーティスト第5弾が発表になった。今回発表されたのは12組のアーティスト。2年ぶりの出演となるエレファントカシマシや、ライジングサン初出演となるSuperfly、人気上昇中のクリープハイプやキノコホテル。THE BACK HORNの山田将司、MO’SOME TONEBENDERの百々和宏はバンド、ソロ両方の出演となる。他にも仲井戸麗市(G)、中村達也(Dr)、蔦谷好位置(Key)、KenKen(B)の4人からなるバンドthe dayなどが出演。これで合計88組が決定した。また、出演アーティストのステージ振り分けも合わせて発表となっているので、こちらも合わせてご確認を。チケットは発売中。
2012年06月18日8月10日(金)・11日(土)に北海道・石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージで開催される、音楽フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZO」の出演アーティスト第4弾が発表になった。RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZO 開催情報今回発表されたのは23組のアーティスト。Perfume、RADWIMPS、the GazettEら初参加組のほか、10年ぶり2度目となるGREAT3、1999年の初開催から毎年参戦の中村達也率いるLOSALIOSらの出演が決定した。23組のアーティストと出演日は下記のとおり。■8月10日(金)GREAT3、coldrain、GOMA & The Jungle Rhythm Section(for CAMPERS/通し入場券のみ)、笹木ヘンドリクス、[Champagne]、スガシカオ、TOKYO No.1 SOUL SET、Perfume、HEY-SMITH、RADWIMPS、レキシ(for CAMPERS/通し入場券のみ)■8月11日(土)ART-SCHOOL、ASIAN KUNG-FU GENERATION、アンジェラ・アキ、エマーソン北村、the GazettE、ザ50回転、後藤まりこ、曽我部恵一BAND、THE BOHEMIANS、UNISON SQUARE GARDEN、THE RiCECOOKERS、LOSALIOS先日は、今年再結成されたPRINCESS PRINCESSの参戦も発表され話題をふりまいた同フェス。8月の開催に向けて期待が高まる。チケットの一般発売は6月2日(土)10:00より。
2012年05月28日2月より六代目中村勘九郎襲名披露興行を行う中村勘太郎が都内で取材会を行い、現在の心境を語った。襲名興行は2月に東京・新橋演舞場にて、3月に東京・浅草の平成中村座で上演後、主要都市を回る。新橋演舞場二月大歌舞伎<中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露>チケット情報「演舞場と中村座で襲名興行ができるのは、なんだか勘九郎らしいですね。父が19歳の時から夢見て建てた中村座で初の襲名ができる。うれしいですね」と勘太郎。父・勘三郎が勘九郎時代に築いてきた功績は数限りない。1994年よりほぼ毎年、若者の街渋谷で『コクーン歌舞伎』を上演。また、現代の作家に新作歌舞伎を創って欲しいという思いから、串田和美、野田秀樹、渡辺えり、宮藤官九郎などに演出や執筆を依頼し新たなファンを掘り起こした。2000年には中村座にゆかりある浅草に仮設劇場を建て、“平成中村座”として公演を行った。その後この一座は日本国内のみならず、世界各地で上演を行っている。そんな勘九郎の名を継ぐ重責については「とりあえず怖い」と話す。「やっぱり戦ってきた名前ですから。(中村座やコクーンでの上演は)歌舞伎を愛してもらいたい、色々な人に知ってもらいたいって。危機感をずっと持っていたんでしょうね。お客様が入ってくれなきゃ話にならないですし。ただ、新しいことをするとよく思わない人もいますよ。いいものをすることによって戦うというか。熱い魂を持って戦ってきた名前ですね」12月の中村座は勘太郎として最後の舞台出演になる。「今月はいい最後を迎える事ができるんじゃないかな。『積恋雪関扉』の関兵衛は今までの役者人生の中で一番苦心した役ですね。演じた者にしかわからない苦しみや疲れがあります。勘太郎という名前で関兵衛をやらせてもらい、偉大なる先輩方が愛した役で、同じ疲れを自分自身で体感でき、歌舞伎ってこういう楽しさもあるんだなと思いました」今年は震災はもちろん、長男の誕生、父の病気、祖父(七代目中村芝翫)の逝去と勘太郎にとっても大きな出来事が続いた。「すごい年になっちゃいましたね。(父の代役を務めた際)命を削ってでもやりますと言ってたら、本当にそれぐらい大変でした(笑)」2月興行では『土蜘』の僧智籌と、『河内山』松江出雲守、『春興鏡獅子』の弥生での出演が決定している。「『土蜘』は、今まで中村屋にあまり縁のなかった役ですが楽しいです。弥生は、祖父(七代目中村芝翫)と1対1でずっと稽古をやってました。父も祖父もすごく大事にしています。おじいちゃま(十七代目中村勘三郎)も。全員の血が入っているから大切にしなければと思いますね。3人とは体型が違うので、当時振り付けられた踊りをどうこの身長で踊るかですね」襲名興行まであと僅か。「今月の“勘太郎”最後をまずは楽しみたいです。襲名はお祭りですからね。お客様にも楽しんで頂いて、一緒に祝って欲しいです」。公演は2月2日(木)から26日(日)まで新橋演舞場で上演。その後、3月平成中村座、9月に大阪・松竹座、10月に名古屋・御園座、12月に京都・南座、2013年2月に博多・博多座で上演される。
2011年12月22日歌舞伎俳優の中村勘太郎が、来年2月に六代目中村勘九郎襲名披露の成功を祈願して11月27日、東京・浅草寺でお練りを行った。父、中村勘三郎と弟の中村七之助らとともに雷門前を出発し、ゆっくりと本堂までお練りを開始。晴天となったこの日、人気役者を一目見ようと2万5千人が集まり、「中村屋!」と声がかかると笑顔で応えていた。新橋演舞場二月大歌舞伎<中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露>チケット情報勘太郎は「勘九郎という、父が46年間名乗っていた名前を継ぐプレッシャーはあります。みなさまからの笑顔とご声援を胸に、1年間しっかり務めたいと思います」と挨拶。また勘三郎は「勘九郎っていい名前ですけど大した事ありません。(自分が)勘三郎を継いだ時のほうがプレッシャーがありました。気楽にいい勘九郎にしてもらいたい」とエールを送った。勘九郎を名乗る実感がまだ湧かないという勘太郎だが、「謙虚な気持ちと向上心と、ハングリー精神を忘れないように務めたい」と話し、気持ちを引き締めていた。なお、勘太郎としての出演は今年12月の『平成中村座』(東京・浅草)が最後となる。襲名披露は、来年2月2日(木)から26日(日)まで東京・新橋演舞場にて興行を行い、その後、3月に平成中村座、9月に大阪・松竹座、10月に名古屋・御園座、12月に京都・南座、2013年2月に福岡・博多座と各地を回る。新橋演舞場のチケットは12月23日(金)より発売。
2011年11月28日株式会社主婦の友社は、iOS向け電子書店アプリとして、「お願いランキング」ほか、テレビや雑誌でおなじみの人気シェフ、川越達也さんによるレシピ本『川越達也の3ステップで10分パスタ』、『川越達也の万能ソースで10分レシピ』の販売を開始した。実際の書籍を書籍そのままのレイアウトで閲覧でき、iPadやiPhoneなどで、手順の確認はもちろん、材料の購入時も気軽に持ち出していくことができる。『川越達也の3ステップで10分パスタ』 ¥900おなじみの素材だけを使って、たった10分3ステップ、パスタをゆでている間に本格派の味ができる簡単レシピを紹介。トマトパスタ、クリームパスタ、カルボナーラ、ミートソース、ぺペロンチーノ、和風など、味ごとに基本の作り方から、具だくさんのアレンジパスタまで解説。『川越達也の万能ソースで10分レシピ』 ¥900「万能ソース・たれ・ドレッシングづくり」をテーマに、ご家庭にあるトマトソース缶や、オリーブオイル、バルサミコ酢、アンチョビ、マヨネーズを使った万能ソースのアイディア24種と、それらのソースを使ったレシピ72品を披露。こちらのレシピも、わずか3ステップでできる簡単なものばかりを紹介。購入はiOS向け電子書店アプリ「主婦の友社書店」内でできる。 主婦の友社書店
2011年11月03日川越達也シェフからのクリスマスプレゼント付き、ミニストップだけのクリスマスケーキを、自宅へ直接届けてくれる宅配ケーキ「クリスマスケーキお届け便」の予約を、10月1日(土)より関東地域店舗にて開始するミニストップ。「1度で様々な味わいを楽しむことできるクリスマスケーキをお客さまにお届けしたい」という川越シェフの思いを詰め込んだケーキを2種類に加え、特典として、ミニストップオリジナルデザインのトートバッグやエプロンなど、川越シェフからのクリスマスプレゼントが!川越シェフプレミアムミルフィーユ(贅沢チョコ仕立て) ¥10,000川越シェフ リッチショコラミルフィーユBOX ¥7,000今回のクリスマスケーキのご予約のみでしか手に入らない、川越達也シェフのクリスマスケーキは、ファンならずともチェックしてみて。その他、毎年人気の、ミニストップこだわりのクリスマスケーキも充実。ザ・フレーズスポンジの間にカットいちごを敷き詰めた生クリームを2層サンド。ザ・フレーズ5号 ¥3,400ベルギーチョコレート数量限定にて、ベルギーチョコレートを使用したケーキ。ベルギーチョコレートノエル ¥2,800セレクション果物やチーズなどの食材を使用して仕上げたこだわりのケーキや、北海道の自然に育まれた原料を使用した産地直送ケーキ。なが~い8種のフルーツロールケーキ ¥3,000ふらの 白いティラミス5号 ¥3,000予約は、関東地方の茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県および静岡県の一部地域にて行う予定。
2011年09月29日今年9月、東京・新橋演舞場『秀山祭九月大歌舞伎』興行で、三代目中村又五郎、四代目中村歌昇をそれぞれ襲名する歌舞伎俳優の中村歌昇と長男の中村種太郎が、中村吉右衛門、中村歌六らとともに8月22日、東京・浅草寺で「お練り」を行った。チケット情報鳴物の山車と木遣り(きやり)に先導され、雷門を盛大に出発。1万人の人で賑わう仲見世を経て、「播磨屋!」、「又播磨!」などの掛け声が飛び交う中、本堂に向かい成功を祈願した。朝から激しく降っていた雨も「お練り」が始まるとすっかり止み、天さえも味方につけているかのよう。なお、浅草寺での「お練り」は2005年1月の中村勘三郎以来6年7か月ぶり。三代目又五郎を襲名する中村歌昇は、「本日は本当にありがとうございます。お天気の悪い中、木遣りの方々、お囃子のあやめ連の方々、浅草の芸子の皆様、ありがとうございます。皆様のご声援に応えるべく、この道一層の精進をいたし、ひとかどの役者になることが、皆様へのご恩返しだと思っております」とコメント。また、四代目歌昇を襲名する中村種太郎は「このようにお練りをさせていただくことは、色々な方々のお力があってのことだと思っております。感謝の気持ちを持って、一所懸命舞台を勤めることが一番の恩返しだと思ってております」と抱負を語った。播磨屋一門の長である中村吉右衛門は「本日はお足元の悪いなか、かくも賑々しくお運びいただき誠にありがとうございます。皆様方のお力によって、舞台で力を発揮できることと思います。ぜひとも又五郎、歌昇をどうぞ宜しくお願いいたします」と締めた。公演は同劇場にて9月1日(木)から25日(日)まで上演。チケットは発売中。
2011年08月23日「TOKIO」の山口達也が8月19日(金)、自身が日本語吹き替え版で主人公を演じる『カンフー・パンダ2』の初日舞台挨拶(新宿ピカデリー)に、共演するMEGUMI、笹野高史と共に登壇した。山口さんは4月に、カリフォルニアのドリームワークスアニメーションのスタジオで開催されたPRイベントに出席した際の思い出話を披露。オリジナル声優のジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリーと対面したほか、世界中の吹き替え版でポーを演じる声優たち(その数、なんと数十人!)と会ったのだとか。各国のポーたちと「お前もポーなの?おれもポーなんだよ」と会話を交わす“珍体験”を明かした。世界的ヒットとなった『カンフー・パンダ』の続編で、食いしん坊のパンダのポー(山口さん)とマスター5と呼ばれる仲間たちが、カンフーを抹殺しようと企む孔雀のシェン大老の野望を打ち砕くべく立ち上がる。さらにポーの出生の秘密も明らかに!MEGUMIさんはマスター5の一員であるマスター・ヘビを、笹野さんは彼らを導くシーフー老師を演じる。3人とも前作に引き続いての登板だ。MEGUMIさんは「今回は3Dなので躍動感がすごいし、家族や仲間の大切さを描いた熱いメッセージがある。みなさん、もう観たんですよね?ぜひ明日も観てください!」に客席にアピール。笹野さんは「細かい部分も楽しゅうございます。例えば、カマキリのお母さんが、父親に会いたがる子どもたちに『お父さんは食べちゃった』っていうシーン。生き物の生態をしっかり捉えていて、本当に面白い」と楽しみ方を“伝授”した。そして山口さんは「より鮮明な映像で迫力があるし、ストーリーもポーの生い立ちや自分探しがしっかり描かれている。いろんなキャラクターの立場になって、何度でも楽しめる」と見どころをコメント。ちなみに、ジャックからは「お前のポーを演じろ」とアドバイスがあったそう。アンジーについては「僕よりも年下なんですが(笑)、彼女の周りだけゆったりとした時間が流れているような、本当にセクシーな人」と感想を語っていた。『カンフー・パンダ2』は本日より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:カンフー・パンダ2 2011年8月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開KUNG FU PANDA 2™ & © 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ジャック・ブラック動画インタビューが到着!自分そのもの?ポーへの愛着を明かす子供たちが映画の“効果音”作りに挑戦!『カンフー・パンダ2』親子試写会『レオン』の名悪役ゲイリー・オールドマンが明かす『カンフー・パンダ2』の悪の深みアンジー、子供たちの反応にも大満足!『カンフー・パンダ』の魅力語る夏休みの思い出に!参加型『カンフー・パンダ2』親子試写会に20組40名様ご招待
2011年08月19日ドリームワークスアニメーションの新作『カンフー・パンダ2』が8月19日、全国で封切られ、日本語吹替え版で主人公ポーを演じる山口達也(TOKIO)をはじめ、共演するMEGUMIと笹野高史が東京・新宿ピカデリーで初日舞台挨拶を行った。その他の写真前作でカンフーを取得し“龍の戦士”となったパンダのポーと仲間たち“マスター5”が、中国を制圧するべく現われた孔雀のシェン大老たちと壮大なカンフーバトルを展開。全国約300館で公開され、うち9割のスクリーンで日本語吹替え版が上映される。山口は「前回と違って、不安もなく思いっきりできた」と続投したポー役に手応え十分。今回は謎に包まれていたポーのルーツも描かれており「ポーの生い立ちや自分探しの旅に注目してほしい」とアピールした。4月には米カリフォルニアのドリームワークスで開催されたプレス向けのPRイベントにも出席。オリジナルキャストのジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリーと対面し「ジャックからは『お前らしいポーを演じろ』ってアドバイスをもらった。アンジーは僕より年下ですが、とてもセクシーだった」と振り返った。マスター5の一員であるマスター・ヘビを演じるMEGUMIは「普段は抑揚のないしゃべり方なので、弾けた感じを意識した。強さの中にある優しさが表現できていれば」。笹野はポーの師匠シーフーを演じ「役作りのために近所の多摩動物園に行きました……というのはウソですけど(笑)。続きがあるなら、ぜひまた選んでほしい」とラブコール。山口同様、二人とも前作からの続投で、キャラクターに対する愛着も人一倍だ。今月3日には、3人揃って東北キャンペーンを敢行し、ワーナー・マイカル・シネマズ福島とMOVIX仙台で舞台挨拶に立った。「みなさんいい笑顔だった」(山口)、「喜んでくださって、私のほうが元気をもらった」(MEGUMI)、「福島のお子さんたちにも楽しんでもらえたようで、元気もらえた」(笹野)と笑顔を見せていた。『カンフー・パンダ2』公開中
2011年08月19日8月に宮城・エコキャンプみちのくで開催されるロックフェスティバル「ARABAKI ROCK FEST.11」の追加出演アーティスト5組が発表された。「ARABAKI ROCK FEST.11」のチケット情報今回新たに出演が決定したのは、27日公演の8otto、spike shoes、LOVE PSYCHEDELICOと、28日公演のMASH、MANNISH BOYS(斉藤和義×中村達也)の計5組。「ARABAKI ROCK FEST.11」は、8月27日(土)・28(日)に宮城県/エコキャンプみちのくで開催。また同フェスの前夜祭として荒吐宵祭『GO!! ARABAKI11 GO!!』が、8月26日(金)に宮城県/エコキャンプみちのく 磐越ステージで開催される。チケットは発売中。
2011年08月09日今回のファッション小噺は、映画における衣裳をクローズアップしてみました。衣裳というのは、物語の舞台となる場所、時代、そして人物そのものを映す鏡でもある重要アイテムのひとつ。そこで、そんな衣裳の“重要性”について、話題の日本映画『蘇りの血』を例に、考えてみることに。『蘇りの血』は、豊田利晃監督が『空中庭園』以来、4年ぶりに手がけたことで注目を集めている作品です。歌舞伎や浄瑠璃の演目にもなっている説話“小栗判官”をモチーフにした時代もの。ドラマー・中村達也、草刈麻有、渋川清彦、板尾創路、新井浩文ら個性派の競演も見ものです。そんな話題作の中で、もうひとりの登場人物であるかのように、映画を、そして俳優たちを支える衣裳。担当は、スタイリストとしてファッション誌、広告、映画、舞台とジャンルを問わず活躍している伊賀大介さん。時代ものの衣裳としては、『さくらん』、『真夜中の弥次さん喜多さん』で、すでに腕をふるっています。今回は、監督からどのような希望があり、どうやって制作していったのでしょう。「あまり具体的に“こうして、こうして”とかはありませんでした。話自体もいつの時代か分かんなくていい、というようなことでしたね。鎌倉時代とか、江戸時代のとかそういうのじゃないからと。だから、好きにデザインしてくれと。基本としては着物であることだけ。あとは自由に考えてみてくれという感じだったので、そうしました(笑)。伝統という部分もあまり意識しなかったですね。一応フォルムとして着物であることが大事だという前提があって、それを破らなければ別にいいやみたいな感じですかね。いきなりジーパンとか出てこない限り、まぁいいだろうという(笑)」。ロケ地は、下北半島の大自然の中。衣裳制作の途中には、ロケハンに同行し、イメージを膨らませていったのだとか。「そのときに自然がすごかったんです。だから、それに対抗するようなものじゃないと、と思った。劇中にもありますが、大木ばっかりなんで、こういう有機的なものを上手く取り入れて入っていくのがいいなぁというのがありました」。時代ものはこれまでも手がけてきたものの、本作で特に気を配った部分は一体感だったのだとか。「今回は登場人物たち全員が一個というような感じというか…。みんなでいっしょくたみたいな。『真夜中の野次さん喜多さん』はもう完全に漫画として作ったし、『さくらん』はとにかく突き抜けたビジュアルをという想いから作ってた感じ。今回は生きてる感じというか、そういうものが視点の中にハマるといいなというのがあった」。今回楽しかったのは、やはり現場でのやりとりだったのだそう。「部屋の中でシコシコ縫ったりしてても別にあんま面白くない。まぁ“俺だけが知っている”というのはあるんですけど、やっぱり役者さんが全部支度して、メイクもして服も着けて、美術もあってカメラが回ってみたいなものが全部揃った瞬間はやっぱ面白いですね」。映画の中でのスタイリスト、衣裳の役割はあくまでも、役者と監督が“こういうものを撮りたい”という想いを実現させるための“サポート装置”だと思っているという伊賀さん。映画では、俳優さんが衣裳を着て演技をしたり、激しい動きをしたりするけれど、そういう意味では、ファッション誌の撮影などとは大いに違いを感じているとか。「雑誌の仕事から、舞台、映画をやるようになったんですが、全部違う“次元”のものなんですよね。ファッション誌は“二次元”じゃないですか。前から見て、見える部分がきれいだったら後ろは安全ピンだらけでもいいっていう世界。でも舞台だと、ステージの上の役者に、“ここがちょっとほつれちゃってるから見せないように芝居してくれ”と言うことはないじゃないですか。何かあったとしても、その時のお客さんしか見ないという前提ですよね。つまり、絶対に同じものが無い。そういう意味では俺の中では、一番リアルなんで、舞台は“三次元”なんですよね。映画になると“四次元”というか。これは50年後の人が観るかもしんないじゃない。作っているときは、それがどんな動きをするかもまだ分からないし、また編集でも変えられたりするんですけど、やっぱり映画というのは時間を超えないと面白くないというか。もちろん時代考証もある程度は必要なんでしょうけれど、結局、今の生地で着物を作ったとしても江戸時代のものと比べられないし、絶対にどこかでミシンで縫ったものとかも入るし。そういうことよりは形が見えるスピード感みたいなものを重視したいなっていうのはあります。だけど、全部楽しいんです。二次元も三次元も四次元も」。今回は、主人公たちが水に浸かるシーンも登場する。「まぁ、そういうものは苦労ではありますけど(笑)、まぁ楽しい苦労ですかね。最初に衣裳を決める時点で、これは洗うとどうなのか?みたいなそういう検証はしますね」。物語の中でのお題や、監督からのリクエスト、そういった制限がある中で、クリエイティビティを発揮していくコツはあるのでしょうか。「それがあるから他が面白いというか。僕が監督で映画撮るわけじゃないんで。逆にルールがあることによって美術がフォローしてくれたりとか、いろんな部署が絡み合うところが映画の面白いところだと思うんですよね。“俳優部”っていう言い方があるじゃないですか。役者は役者で作品の為にあって、僕たちは衣裳やって、音楽は音楽で、編集は――と。あと、この映画の色のトーンを決める人、カラーリストにも仕事があって、みんなそれぞれスペシャリティを持って臨むわけじゃないですか。そこがやっぱ面白い。だから任された一点を研ぎ澄ますということがコツですかね。まぁ武器ですよね、それが。だけどそれが予想外にものすごく良く見えたりすることもあるから、また面白い。だから、“決め過ぎない”っていうのがコツですかね。“僕の作った衣裳は、絶対に常にこう見えてほしいからこうであってほしいんだ!”となると、ほかのみんなは困っちゃうじゃないですか?だけど役者の演技によっては、俺が想像してたものより全然良く見えたとか、照明さんがやってくれたことで良く見えたとか、そういうことって往々にしてあると思うんですよね。それがやっぱり、楽しいですね。仕事ってそういう制限があるもの。雑誌は雑誌で時間ないし。今日来て、いま服選んで、30分後に撮影して、もうそれで終わりという世界。そのスピード感みたいなものも、それはそれで面白い。何回も衣裳合わせして、段々似合ったものを作り上げていく過程をたどる映画の衣裳というのも面白いですし。どっちも面白いです」。ちなみに、普段、道行く人を見て「こんな服着せてみたい」とか「この人はこういう服似が合うな」とか、そういう職業病的な部分はあるのでしょうか。「こんな服を着せてみたいというのはあまりないですけど、道行く人を見るのはすごく面白いですよ。服を着ない人なんていないじゃないですか。だから、“面白いものが転がってるなー”って思いますよね。“僕が決めた事が絶対にいい!”とか思っているわけじゃないですし、ファッション雑誌をやる上でも。“こういうのカッコいいと思うよ”って思ってやっているだけですけど、例えばそのコーディネートを3万人ぐらいがやってて、銀座にその格好の人しかいなかったら怖いじゃないですか(笑)。だから、おばさんとかでもすごいグッと来るときがありますよ。アシスタントには、“芝居とか映画とかやりたいんなら、とにかく山手線に乗れ!山手線に限らず電車に乗った方がいい”と言います。山手線ってよく考えてみると、すごい不思議なシステムじゃないですか。基本130円とか払うだけで、箱が環状型に動いて、どこで降りてもいいという。あれで一周するだけでものすごく、いろいろな人の流れがある。そうゆうの見てると面白いですよ。“これが主婦なんだ”とか、“これが女子高校生なんだ”とか。服だけじゃなくていろんなことが見えちゃうところも面白い。ふと気づくと、“すごいな、全員ケータイいじってるじゃん!”とか。あとは、目の前のサラリーマンとか女子高生とか、俺みたいな格好の奴とか、全員が携帯を出しているとき、みんなのケータイの色が一緒とか、すごい不思議なことって結構いっぱいある。だから道ゆくことは楽しいですよ」。そういうことを、面白いと感じられるのはやはり職業病なのでしょうか。「職業と言うより、僕、結構なんでも面白がっちゃうんですよ。それは別に、自然とかでもいいんですけど、“いまの風、すげえな”とか。ロマンティック過ぎることじゃないですけど。例えば、夕日がやばいねとか、今日の東京タワーはカッコいいねとか、そういうのも全部一緒。テレビで見たオバマが格好いいねとか。あらゆることに興味がある。作りものでも本物でもね。小学生の群れとかも面白いです(笑)。さっき、車で甲州街道を走ってたら、すごかったんですよ、落ち葉が。ものすごい量の落ち葉がブワっと来てて。“これすごいな”って。こういうの、なかなか撮ろうと思っても撮れないじゃないですか、ちゃんとセッティングしようとしても。ものすごい人数の美術さんがいて、落ち葉があって、カメラがあって、風を吹かせないといけないっていう。だから、それは面白いなぁって思いますね、偶然な感じがね」。自らの言葉で、映画のこと、衣裳のこと、そして、スタイリストとしての自由な精神や発想法について、楽しく語ってくれた伊賀大介さん。彼が腕を振るった衣装が見られる『蘇りの血』で、その伸び伸びとした才能をぜひチェックしてみて!(text:June Makiguchi)■関連作品:蘇りの血 2009年12月19日よりユーロスペースほか全国にて公開© 「蘇りの血」製作委員会■関連記事:草刈正雄の愛娘、危うくマムシに襲われる羽目に!?『蘇りの血』公開記念イベント豊田利晃監督“ナチュラルハイ”で撮った復帰作がフィルメックスで喝采!
2009年12月18日『青い春』や『空中庭園』など斬新な世界観で多くのファンを魅了する、豊田利晃監督4年ぶりの最新作『蘇りの血』がまもなく12月19日(土)より公開される。これを記念して、6日(日)、豊田監督はじめ、主演の中村達也に、草刈正雄の愛娘で、本作での熱演で注目を浴びる草刈麻有、渋川清彦がタワーレコード渋谷店にてトークイベントを行った。まずは監督による、それぞれのキャストの役どころについての紹介からスタート。按摩のオグリ役の中村さんについては「人間の野生のエネルギーの表現者は達也さんしか思いつかなかった。按摩の練習を五反田にあるマッサージ屋さんで練習してもらったんですが、すごく上手で褒められていました。あと、達也さんの筋肉が『オリンピックのアスリート並みに柔らかくて素晴らしい』とも言われてました」と意外な肉体美をアピール。一方、初々しさを感じさせる草刈さんに対しては、「本物の姫が来てくれて嬉しい」と手放しで喜んだ。その草刈さんはというと、「男性ばかりの現場で恐くなかったか?」との質問に「全然平気でした。優しい人ばかりだったので楽しかった」と年上の男性キャスト陣にすっかりなついた様子。本作は下北半島の大自然の中で撮影されたが、思い出を尋ねられた監督は「東京にいたら滅多に見れない“物の怪”のようなものを感じた」と告白。すると、中村さんは思い出したように「そういえば、湖のほとりで大きいアオダイショウが出た」と語ったが、監督によれば、実はこれ、アオダイショウではなくて本当はマムシだったのだとか…。「みんなを怖がらせないように毒がないアオダイショウって言ってたんです。後で本当のことは言いましたけど、達也さんはいままでアオダイショウだと信じていたみたいです」と弁解すれば、渋川さんは「草刈さんはそのマムシがいる湖にプカプカ浮いていたんですよ」と、何とも無用心な現場の状況を明かした。当の草刈さんは、最後に「テストが近いから頭が一杯で緊張してうまく話せずすみません。でも、この映画は多くの人に観てほしいと思っています!」とぎこちなくも一生懸命アピール。豊田監督は、「渋谷と真逆の世界観がこの映画の中にはあります。渋谷が嫌いな人には気に入ってもらえると思います」と、何とも豊田監督らしい至ってマイペースなメッセージでイベントを締めくくった。『蘇りの血』は12月19日(土)よりユーロスペースほか全国にて公開。■関連作品:蘇りの血 2009年12月19日よりユーロスペースほか全国にて公開© 「蘇りの血」製作委員会■関連記事:豊田利晃監督“ナチュラルハイ”で撮った復帰作がフィルメックスで喝采!
2009年12月07日