アイドルデュオ・タッキー&翼の今井翼が19日、都内で行われた音楽劇『マリウス』の製作発表記者会見に、共演の瀧本美織、柄本明、林家正蔵、山田洋次監督とともに登場した。同作はフランスの人気作家マルセル・パニョルによるマルセーユ三部作(『マリウス』『ファニー』『セザール』)をもとに、山田監督が脚本・演出を務める。セザール(柄本)が経営するカフェの一人息子マリウス(今井)と、幼馴染で恋人のファニー(瀧本)を軸にした人情喜劇が繰り広げられる。公演は東京・日生劇場で3月6日~27日。恋人役となる瀧本について、今井は「すごくピュアでまっすぐな方」と印象を語る。また、「(瀧本は)子供の頃から”タッキー”と呼ばれているようで、タッキー&翼として愛し合えるんじゃないかなと思います」と言うと、山田監督も「そういえばタッキーだね」と驚いた様子に。瀧本は「”タッキー”として今井さんの横に入られるのが嬉しいですね」と笑顔になり、柄本も「(林家)正蔵&明ということで」と、新ユニットを続々結成していた。山田監督は1967年に、同作の舞台を日本に移し、倍賞千恵子を主演にむかえた映画『愛の讃歌』を手がけているが、会見では代表作の『男はつらいよ』シリーズも同作が原点となっていたことを明かした。故・渥美清を主軸にした物語を作る際に、寅次郎(渥美)はセザール、妹のさくらはファニー、妹の恋人・博はマリウスをイメージし、「このトライアングルを骨格として芝居を作っていけばいいんじゃないか」と作品がスタートしたという。会見の場にいるのが「夢のよう」と語る山田監督の、故郷ともいえる作品に対して、今井も熱い思いをぶつけた。今井は「ネガティブな意味でなく、自分のラストチャンスくらいの気持ちで頑張っていきたい」と語り、「死ぬ気で覚悟して新たなスタートを切れるように一生懸命やりたいと思います」と意気込んだ。1人で年末にマルセイユに訪れたという今井は、舞台の中で得意のフラメンコも披露。山田監督は「翼くんのフラメンコを見てびっくりした」と素晴らしさを述べ、スペインに留学し語学も習得した今井の情熱に「特別なんだなと非常に感心した」ため、作品にも生かしていきたいと意図を語った。
2017年01月19日シェイクスピアの歴史劇『ヘンリー四世』二部作が鵜山仁の演出により、11月26日(土)新国立劇場にて開幕する。稽古も佳境を迎えた11月中旬、第一部の通し稽古の模様を取材した。舞台『ヘンリー四世』チケット情報同劇場では鵜山の演出で、2009年に『ヘンリー六世』、2012年には『リチャード三世』を上演。この2作にメインキャストで出演してきた浦井健治が今回、父王ヘンリー四世にとっては頭痛の種である奔放な放蕩息子・ハル王子を演じ、同じく過去2作に出演した岡本健一が、王に反旗を翻す“ホットスパー”に扮する。取材したこの日は第一部の後半、まさにこのふたりの見せ場を稽古。反乱軍と体制側が交互に描かれ、異なる立場のふたりが己の運命に向き合い、やがて、一騎打ちに至るまでが描かれる。物語を包む空気をひとことで表すならば、超ハイテンション。浦井は常に陽気で“正”の磁力とスピード感にあふれるハル王子を体現し、舞台上を何度も全力疾走で駆け抜ける。衣裳は当時の時代風俗に沿ったもので、小道具もしかり。ところが、浦井だけヘッドフォンをぶら下げているのが気になる。また同じハイテンションでも、岡本演じるホットスパーはどこか狂気を宿し、自らの言葉に陶酔しているようにも見える。戦いを前にしてのパワフルな演説は、見る者の胸を熱くさせるが、その裏に、王に反抗する男の悲壮な決意、哀しみさえも感じさせる。そんなふたりがクライマックスで激突。高低差のある遊園地のアトラクションのような巨大なセット(稽古場ではあくまで木が組んであるだけで、本番でどのように仕上がっているかは分からない)が目を引くが、浦井と岡本は縦横無尽に駆け巡り、激しく刃を交わらせる。もちろん、このふたり以外の個性豊かな登場人物たちも魅力的に物語を彩る。ヘンリーの“悪友”の大酒飲みで、シェイクスピア作品の中でもひときわ高い人気を誇るフォールスタッフを愛嬌たっぷりに佐藤B作が演じるほか、ホットスパーの叔父で共に王に反旗を翻すウスター伯を演じる下総源太朗、同じく反乱軍に参加する騎士ヴァーノンの今井朋彦など実力派俳優たちが存在感を放つ。そんなベテラン俳優たちも、浦井&岡本の熱気に乗せられるかのように、演技がどんどんヒートアップしていく。シェイクスピア芝居でありながら、ライブ会場か熱狂的なカリスマ政治家の演説会に来ているかのような錯覚、興奮さえ感じる。唯一、落ち着きを持っているのが王ヘンリー四世を演じる中嶋しゅう。周囲があまりに高揚しているせいか、王の静かにつぶやくようなひとことが、まるで“ツッコミ”のように作用し、何気ないシーンでドッと笑いが起こる一幕も。なんとも不思議な空気とリズムが包むシェイクスピア劇になりそうだ。公演は11月26日(土)から12月22日(木)まで「第一部」「第二部」を交互上演(一部例外あり)。チケットは発売中。取材・文・撮影:黒豆直樹
2016年11月23日9月13日は、国会議員の三原じゅん子さんのお誕生日です。そして9月22日は今井絵理子さんのお誕生日。今回は7月の参議院選挙で当選したお二人を占って、人生に勝利するヒントを探ってみようと思います。共に9月生まれのお二人の太陽星座は乙女座。選挙期間中はラッキースターの木星が乙女座にあり(9月9日に天秤座に移行)、まさに12年に一度の幸運期の最中でした。星占い的には、お二人はみごとに宇宙の恩恵を浴びて勝利したことになります。乙女座生まれってどんな人?ところで、みなさんの中に「私は乙女座だから、もう幸運期が去ってしまった…」と思っている方がいるなら、それは大きな間違いです。ホロスコープをご覧になればわかると思いますが、みなさんはたくさんの星を持っています。木星は天秤座に移行しましたので、これから、あなたのどの星に木星の恩恵がありそうか、ぜひチェックしてみてくださいね。乙女座の特徴は乙女座のマークにも表れています。アルファベットのエムにクルンと尻尾がついたようなデザインですが、これは「正義の女神アストレイアの細長い髪」がモチーフとされているもの。このことからも乙女座生まれは、長い髪を揺らして静かに日々の生活をする初々しさを宿しています。たとえ結婚しても生活観を感じさせない可憐な姿、それは、乙女座生まれの理想の姿でもあります。いつまでも若々しく年齢を感じさせない、それでいて母のような面倒見のよさも持つ。実はこの女神には娘がいて…モチーフが神話なので、イメージが膨らみ面白いのです。その特質を見ると、乙女座生まれは理想の女性像のようにも感じられますが、本人は清く正しく美しくあろうとして、失敗を許せない、ミスを恐れる、理想を諦めることができない…それらが潔癖なまでの完ぺき主義に走らせます。強い正義感を持ち、安全に暮らせるかどうか分析と批評を繰り返すのも、乙女座生まれの特徴と言えるでしょう。三原じゅん子は多面性のある性格?三原じゅん子さん(1964年9月13日生まれ)三原じゅん子さんの太陽星座は乙女座、月星座は射手座です。乙女座の慎重さに射手座の楽観的な要素が加わることで、若干ながら多面性のある行動が目立ちそう。というのも、乙女座の静かに日々の生活をする姿勢と、射手座の自由を愛する開放感には大きなギャップがあるから。そして、そのどちらも彼女の特質なのです。ですから、悪気なく大風呂敷を広げてしまうこともあるかもしれません。それは理想だよ、それって夢物語でしょと、周囲から突っ込まれかねないので、初心を忘れず、その場から逃げずに着々と行動し、実績を積んでほしいものです。彼女の良い点は勉強好きなこと。そして芸能界やカーレーサーとして数々の異世界と言っていいような場で過ごしてきた経験値です。それが月星座・射手座の彼女の開放感を満たし、精神性も高めています。また、乙女座のテーマの一つが「健康」なので、ライフワークとしているガン治療への取り組みは、まさに得意分野。期待したいと思います。今井絵理子は情に厚いタイプ今井絵理子さん(1983年9月22日生まれ)今井絵理子さんの太陽星座は乙女座、月星座は魚座です。乙女座の柔軟性と魚座の柔軟性のダブル柔軟性に感受性の要素が加わることで、とても情に厚いタイプ。ただし、多少、人の好き嫌いやその時の感情で動くこともありそうです。周囲から気分屋と言われないよう、見栄を張らず、わからないことは学んで、自分を追い詰めることなく奇跡を信じてまい進してほしいです。柔らかな印象ゆえ幅広い層の人気を集め、そのことはご本人のモチベーションにもつながりそう。周囲に押されることで、何をしたいか自分でもよくわからないまま、イメージばかりが先行してしまうケースもあるかもしれません。とはいえ、彼女には面倒見の良さという長所があります。また芸能界という独特な世界で過ごしてきた経験値は、月星座・うお座の彼女の創造力を壊すことなくパワーとなるはず。お子さんの障害をきっかけに、ママとしての取り組みのみならず、福祉イベントでのコンサートなども精力的に行う彼女は、まさに人生のイベントを大事にする人と言えます。将来への備えをしっかり考えるのも乙女座の特徴なのですが、その得意分野も着実に反映されることでしょう。終わりにお二人は、まさしく乙女座の幸運期に、乙女座らしい改革をする場所を得ました。ぜひこれから幅広く活躍し、私たち女性が仕事を充実させると同時に、恋を楽しみ、安心して結婚・出産できるような世の中を作っていってほしいものですね。なお、みなさんもご自身のホロスコープを見て木星が導く幸運のありかを探ってみてはいかがでしょうか。人生の本番はこれから。誰にだって幸せをつかむ権利があるのです。ライタープロフィールはゆき咲くら土と陽の独自メソッドで占い。新宿、町田、東京タワーの占い処に不定期で出没中!略歴:相性研究家・プロ占い師。メディア&雑誌多数連載。昭和レトロな商店街生まれ。お風呂から見上げる宙とタロットと猫と格安ランチが大好き♡
2016年09月13日劇団プレステージが、9月2日(金)から東京・CBGKシブゲキ!!で第11回本公演『リサウンド~響奏曲~』を上演する。本作に3兄弟の役で出演する今井隆文、大村まなる、長尾卓也に話を聞いた。劇団プレステージ『リサウンド~響奏曲~』チケット情報今回、3度目のタッグとなるほさかよう(空想組曲)が脚本・演出を手掛ける本作。「ドラマ6.5:コメディ3.5な作品です。(劇団員の猪塚)健太とか(平埜)生成とかが出ないでこういうドラマ作品をやるのは、かなりの賭け。そこが抜けてドラマやれんのかってみんな思ってると思うし、出ないメンバーも『ん?』って思ってると思うんです。だからそのメンバーに『これ出たかったわ』って言わせるのが今回の目標というか。それが多分お客さんも一番喜ぶと思う」(今井)早くに両親を失った倉橋家の三男・奏(そう/大村)は、バンドマンである長男の響也(きょうや/今井)に憧れ、自分もバンドを始めようとしていたが、突発性難聴で両耳が聞こえなくなってしまう。そんな弟のために次男の楽(がく/長尾)は教師の夢を奏に託し、一家の大黒柱として働き始める。「大丈夫」と何事もなかったかのように大学に通う奏。だが、次第に兄弟の気持ちはすれ違い、不協和音を奏ではじめる――。長男を演じる今井が「僕はギターボーカルなので大変ですよ。まず音楽スタジオで楽器の練習をしてから稽古場に来てます」と話すように、今回はバンドの生演奏も。耳が聞こえなくなる三男役の大村も「ただ手話をやってもお客さんたちは『ん?』ってなる。そこに役として何かひとつ要素を足さなきゃいけないのが難しいですね」と、さまざまなチャレンジと向き合っている。中でも次男役の長尾は「卓也の見たことない顔見てます、今」(大村)と言われるように、芝居への挑戦の最中。「劇団ではバラエティ担当だったので。僕が今までやってきてない役で苦戦しています」と全身全霊で取り組んでいた。11年目となった劇団プレステージ。「今は『これが劇プレだ』じゃなく、『お、こっちで来たか』という新しいものをやらなきゃいけないとき」(今井)と語る。長尾「劇団プレステージの印象ってバラエティのほうが強いと思うんですけど、新たな一面を楽しみにしてもらえればと思います」大村「今回は、劇団メンバーの内側のまだ見せてなかった部分が出ている作品になってるんじゃないかと思います。作品としても、なにか持って帰ってもらえるものになっていると思うので、ぜひ観に来てください」今井「観なきゃ損しますよ!やりたいことが見つかっていないという人はぜひ観に来てください」『リサウンド~響奏曲~』は9月2日(金)から18日(日)まで、東京CBGKシブゲキ!!にて。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2016年08月30日5日にデビュー20周年を迎えたダンスボーカルグループ・SPEEDのメンバーで、参院選で初当選した自民党の今井絵理子氏が同日、自身のブログを更新。ファンに対する感謝の気持ちをつづった。1996年8月5日にシングル「Body & Soul」でデビューしてからきょうで20年。今井氏は「本日8月5日はSPEED結成20年の記念日です」と伝え、「メンバーであるタカちゃん(上原多香子)が、記念すべきこの日を『タクシーの日』とよく言っていたのを懐かしく感じます。今でもきっと言ってくれるでしょうw本当に『タクシーの日』でもあるのです」と微笑ましいエピソードを披露した。そして、「SPEEDが結成して20年・・・・様々な経験をさせていただき、本当に感謝しています。そして今までついてきてくれて、本当にありがとう」と感謝。「その中で、勝手ながら・・・・たくさんの喜びと悲しみをメンバーとファンの皆さんで共有し、互いに成長ができたと思っています」と振り返った。さらに、「20周年のメッセージ、本当に本当にありがとう」とファンからの祝福にも感謝。「この先もSPEEDの歌とダンスを愛し続けてほしいというわがままな気持ちを胸に、これからもどうぞよろしくお願いします!!!」と呼びかけた。今井氏はまた、8月1日の初登院も振り返り、「皆様に選ばれた者として積極的に客観的にこの日本のことを考えていき、『ありがとう』と笑顔になってもらえるような参議院議員を目指していきます」と決意。「まだまだ真っ白なキャンバスではございますが、真っ白だからこそできること。それは、、、皆さんの夢や希望、私自身の政治に対する熱い思いをしっかりと描いていきます。雨が上がった虹のように『美しく優しく明るく』」とつづった。
2016年08月05日7月10に行われた参院選で、神奈川選挙区から出馬したSPEEDの元メンバーで歌手の今井絵理子さん(32)。知名度の高さもあってか開票がはじまってほどなくのスピード当確を得て、無事に初当選を果たしました。しかし、当選後に受けたインタビュー内容があまりにも酷かったということで批判が集まっています。テレビ東京系で放送された選挙特番『池上彰の参院選ライブ』の中で、『在日アメリカ軍問題のことをよく知らない』『確かに沖縄出身ではあるが、15歳から上京しているので現在の沖縄の問題については人づてに聞いて知る程度だった。これからよく勉強していきたい』などと発言したのです。大きな争点であるはずの沖縄問題・基地問題についてよく理解しないまま立候補したことについて、多くの有権者が疑問を感じたようです。●(1)『生徒会じゃないんだから』『正直ドン引き』とネット上では非難が続出そんな今井絵理子さんに対し、ネット上では……『これから勉強って、大丈夫なの?』『ちょっと軽く考えすぎ。学生の生徒会じゃないんだから』『SPEEDとして活動していた時にはあんなに沖縄色だしてたのに、かなりガッカリ』『沖縄の現状を知らない今井さんが当選したなんて、ホントに選挙ってわからないものなんだな』『子供のころに上京してるんだから地元とはいえないんじゃないの?仕方ないといえば仕方ない』『党の政策を全部わかってる必要はもちろんないと思うけど、沖縄出身である以上こういう質問は想定するべきだし、ちゃんと勉強しておくべきだったと思う』『歌手デビューが決まってから「これから発声レッスンします!頑張ります」って言っちゃうようなもんじゃねwwwwww』『池上さんも明らかにこの発言には呆れ顔だったよね。会場ゲストもみんなドン引きだった』『沖縄県民とはいえ何十年も沖縄に住んでるんだから、関心は薄れますよね。そりゃ当然でしょうね。by沖縄県民』『同じタレント出身でも東国原とえらい違い。彼はちゃんと大学入り直して地方政治を学んでから政界入りしたんだからね。何も知らないで飛び込んで一体何ができるというのか疑問』『SPEED好きだっただけに残念感もひとしお。頼むからファンを失望させる発言はしないで』『政党に担がれてるとしか思えない。ここまで無知だとちょっとかわいそうにすら感じる』などと、批判的な意見が目立っていました。若手の女性が政治に参加するのは本来好ましいことといえるはず。今井さんがしっかり勉強して国民の期待に応えることができるのか、今後の活動に注目が集まりそうですね。【画像出典元リンク】・今井絵理子(@Eriko_imai)(Twitter)/●文/パピマミ編集部
2016年07月11日参院選に自民党比例代表で出馬し、当選確実となったダンスボーカルグループ・SPEEDの今井絵理子氏が10日、日本テレビ系『NNN参院選特番 ZERO×選挙2016』(21:00~23:30)に中継で出演し、心境を語った。嵐の櫻井翔から「今井さん、櫻井です」と声をかけられ、「どうも~櫻井さん! こんな場所で」と笑顔で手を振った今井氏は、選挙戦の感想を聞かれると、「18日間、梅雨の時期ということで雨の中が多かった選挙戦ですが、たくさんの方々が雨の中でも足をとめてくださり、耳を傾けてくださったこと、感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。そして、「選挙というのは自分1人で戦うものではないということを知りました。地元議員の方々、先生方、たくさんのスタッフの皆さんと一緒に戦ったという感覚があります」と語った今井氏。ピースの又吉直樹がライブのステージとの違いを聞くと、「ライブだとチケットを買って私の歌を必ず聞くというスタンスがあるけど、選挙カーに乗ると通りすがる人もいたり、応援する声も、また、厳しい声も直接聞ける機会だった」と振り返った。また、桐谷美玲がSPEEDのメンバーから祝福があったか聞くと、「LINEが来ました!」と明かし、「『選挙行ってきました。本当に頑張れ。陰ながら応援してる』ということを聞きました」と報告した。
2016年07月10日モデルでタレントの今井華らが、ガングロギャルをテーマにした映画『黒い暴動□』(□は、ハートマーク/7月30日公開)に出演することが11日、発表された。本作は、石川県の片田舎でガングロギャルに目覚めて青春を駆け抜けた女子高生時代と、その12年後、アラサー女子になった主人公たちの現在が交錯する青春映画。特撮『仮面ライダードライブ』(14~15年)のメディック役などの馬場ふみかが主演を務め、初長編作品となる宇賀那健一監督がメガホンを取る。今井のほか、新たに発表されたキャストは、元SKE48・平松可奈子、柳英里紗、黒ギャルユニット・BLACK DIAMONDの面々。男性キャストとして、俳優・間宮祥太朗も登場する。公開に先駆け、ロケ地である石川・イオンシネマ金沢フォーラスで7月24日、ワールドプレミア上映と舞台あいさつも決定した。さらに、特報映像も公開。「世界初!? ガングロギャルムービー!」との言葉が踊り、農場や学校などでトランスを踊ったり、大きな橋の真ん中を自転車で走ったりしている黒ギャルたちの様子が捉えられている。(C)2016『黒い暴動□』(□はハートマーク)フィルムパートナーズ
2016年05月11日11月23日に31歳でこの世を去った写真家でミュージシャンの今井洋介。フジテレビ「テラスハウス」に出演したことで知られる今井さんを偲んで、追悼特別番組「テラスハウス特別編今井洋介と暮らした日々(仮)」が12月12日(土)深夜26時10分より放送されることが決定した。今井さんは、2012年に個展「こんにちワールド」で写真家デビュー。2013年7月からは「テラスハウス」に住人メンバーとして出演し、その個性的で誰からも愛されるキャラクターで人気を博した。その後は映画『テラスハウスクロージング・ドア』出演や、2014年にはシングルCD「もう一度、手をつなごう」で音楽家としてもデビューを果たし、「100kgだったボクがポジティブになれたやせごはん」という著書も発売するなど、アーティストとして個展やライブを中心にマルチに活動していた。この度放送される今井さん追悼特別番組「テラスハウス特別編今井洋介と暮らした日々(仮)」では、「テラスハウス」住人の“てっちゃん”こと菅谷哲也の目線で、今井さんのテラスハウスでの歴史をふり返る。菅谷さんと今井さんの出会いから、2人の友情が育まれていくシーンが描かれるという。「テラスハウス特別編今井洋介と暮らした日々(仮)」は12月12日(土)深夜26時10分よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月08日モデルで歌手の西内まりや、モデルの今井華らが6日、東京・六本木ヒルズ アリーナで行われた映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月10日公開)のジャパンプレミアに登場した。来日中の主演俳優シュワルツェネッガー、ヒロインのサラ・コナー役のエミリア・クラークを一目見ようと、会場には約600人が集結。熱気が高まる中、"ターミネーター30周年記念大使"を務める西内まりやがレッドカーペットに姿を現した。西内は、花柄のミニスカートのワンピース姿で、美脚を披露。カーペット沿いの観客に「まりやちゃん」などと声をかけられ、握手やサインに応じていた。フジテレビ系『テラスハウス』の元メンバーでモデルの今井華は、"ニューキャマー系美男子"として話題のGENKINGと共に登場。谷間をのぞかせたセクシーなドレスで、カーペットに華を添えた。そのほか、モデルの藤田ニコルと大倉士門、T-800ターミネーターへのオマージュが多くみられる『妖怪ウォッチ』のキャラクター"ロボニャン"らも登場。その後、エミリア・クラーク、最後にシュワルツェネッガーが現れると、会場の熱気はさらに上昇した。西内は、ステージ上にも登壇。子供の頃から憧れていたというシュワルツェネッガーに「ずっと自分の中でのヒーローでした」と思いをぶつけた。そして、シュワからのキス&ハグのプレゼントに、「胸がいっぱい」と感激しきりだった。(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年07月06日シェイクスピアの問題劇と呼ばれる戯曲『トロイラスとクレシダ』がこの夏、上演される。シェイクスピア全戯曲翻訳という偉業を達成し、本作の翻訳も手がける小田島雄志ですら「過去に一度しか観たことがない」と言うほど、上演機会の少ない作品だ。その演出を務めるのが、鵜山仁。日本を代表する演出家であり、シェイクスピア作品を数多く演出している鵜山だが、もちろんこの戯曲を取り上げるのは初。彼がこの作品をどう捉え、どう向き合っていくのか話を聞いた。チケット情報はこちらトロイ戦争を背景に、様々な人々の思惑や駆け引き、そして愛と裏切りを描く物語。悲劇的な部分も喜劇的な部分も内包し、悲劇とも喜劇とも単純に分類しがたいところが、問題劇と言われる所以だ。だが鵜山は「戦争ばかりではなく、恋愛と政治、個人の思惑と国の行く末が渾然一体となっている。それぞれの思惑が衝突しあって、結果誰の思惑もきれいには実現しないで終わる…という意味では、人間の試みがうまくいかない時のシンボルみたいな作品。そのあたりが奇妙といいますか、わかりにくいところだと思うのですが、そこに独特の魅力がある」と、それこそがポイントであると話す。「そもそも何のために人は生きているのか、何のために恋愛をするのかなんてわかりやすく説明がつくものではない。でもそれがきっと、人間が生きていく上でのエネルギーになる。人間が出会って変化していくということが、行く末、世界を豊かにしていく。そういう前提で芝居を創りたいと思っています」。そんな一筋縄ではいかない人間の複雑さは、シェイクスピア作品全体の魅力でもあるという。「人間の良いところばかり見ていない、良いやつも悪いやつもいるし、ひとりの人間の中に良い面も悪い面もあるというところが面白いですね。むしろその葛藤、ぶつかり合いが人間を動かしていく力になっている」、そこがシェイクスピア作品の力学なのでは…と見解を話してくれた。そしてキャストには、鵜山が信頼を寄せる顔ぶれが揃った。岡本健一、渡辺徹、今井朋彦、横田栄司、吉田栄作、江守徹ら個性的で力強い俳優たちが名を連ねる中、タイトルロールのトロイラスとクレシダは、浦井健治とソニンが扮する。「浦井君は、ぶつかりがいがある人。まだまだ色々な可能性があるんじゃないかなと思うし、そういう意味ではつかみどころがない魅力がある。ざっくばらんに話ができる“相方”です。また彼の新しい表情が見せられれば。ソニンさんはとにかく“女のパワー”を感じさせる人。ふたりの突っ込みと受け…コントラストが効いているんじゃないかな。どういう立会いになるのか楽しみにしています」と期待を語った。実力派揃いのキャストを得た鵜山が手がける問題作は、現代の我々に何を訴えかけてくるのか。7月の開幕を楽しみに待とう。公演は7月15日(水)から8月2日(日)まで、東京・世田谷パブリックシアターにて。チケット発売中。ほか石川、兵庫、岐阜、滋賀公演あり。
2015年06月25日シェイクスピア劇の中で、世界的に見ても特に上演機会の少ない異色作『トロイラスとクレシダ』がこの夏上演される。6月2日、都内にてこの作品の制作発表会が開催され、タイトルロールを務める浦井健治とソニンをはじめとする出演者たち、演出の鵜山仁らが登壇した。チケット情報はこちら紀元前のトロイ戦争を背景に、男女の愛と裏切りと、国同士の戦いという二本の柱を軸に、一癖も二癖もある登場人物たちの姿が描かれていく作品。喜劇、悲劇、歴史劇のすべての要素があり、分類不能であることから“問題劇”と称されることも多い。だが翻訳を務める小田島雄志は「以前、イギリスの知人が『この作品は演出家が一番やりたがる本であり、観客が一番観たくない本である』と言っていた(笑)。ただ最近になって、人間というものははっきり割り切れるものではないという人間観が広まってきてから、この芝居が面白いのではという興味が観客側にも沸いてきたと思う」と、今上演することへの期待を語る。また演出の鵜山は「愛や信義、名誉といったプラスのもの、良きものが壊れていく時にどのくらいのエネルギーを出すか。その崩壊のエネルギーを極大に感じられた時、崩壊した後に生きていくには何が必要になるか、何が支えになるか、そういうことを描いた作品だと思っています」とポイントを話した。クリエイター陣の意気込みを聞き、出演陣からも作品の上演意義を深く掘り下げたコメントが続く。トロイの王子・トロイラスを演じる浦井は「鵜山さんが仰った『混沌から未来へ』というのがテーマなんだろうな思いながら伺っていました。結論が出ないけれど結局は進んでいかなきゃいけないというのがとても現代的であり、現代日本の姿も表しているのかなと思います」と話し、ヒロイン・クレシダ役のソニンも「喜劇なのか悲劇なのか歴史劇なのか…という話ですが、人生って、時に悲劇だったり、すごく滑稽だったり、美しかったり汚かったり、そういうものが混ざっている、混沌とした世界なんじゃないかなとふと思いました」と語る。ふたりともこの作品の世界が我々の世界と地続きであることを感じているようだった。この日の登壇者はほかに岡本健一、渡辺徹、今井朋彦、横田栄司、吉田栄作、江守徹。意気込みを熱く雄弁に語る共演者を見て、年長の江守が「みんなよくしゃべるのでひと言だけ…。新人のつもりで頑張ります」と話し、一同が大笑いする場面も。気心の知れた豪華出演陣が、この壮大な戯曲をどう舞台上に描き出すのか、楽しみに待とう。公演は7月15日(水)から8月2日(日)まで、東京・世田谷パブリックシアターにて。チケットは発売中。ほか石川、兵庫、岐阜、滋賀公演あり。
2015年06月04日シェイクスピア演劇「トロイラスとクレシダ」の制作発表会が2日(火)、都内で行われた。本作は、世田谷パブリックシアター、文学座、兵庫県立芸術文化センターの3者が共同制作を行い、7月15日(水)より世田谷パブリックシアターで公演が開始する。演出は鵜山仁が、翻訳は小田島雄志が務める。「この作品は、演出家が一番やりたい作品であり、観客が一番見たくない作品、と言われているんです」と小田島さんが紹介するほど、喜劇とも悲劇とも歴史劇ともいえない本作は、シェイクスピアの中でも問題作として扱われている。本作で愛と戦いに翻弄される王子トロイラスを演じるのは、浦井健治。そしてトロイラスを裏切る恋人役にはソニンが抜擢された。NYに演劇留学に行っていたソニンさんは「NYで刺激を受け、格好悪い自分も認めようと思いました。本作はとても難しい作品なので、どうなるかわかりませんが、チャレンジは大好きなので、とても楽しみです。」と意気込みを話した。周りを固めるのは、江守徹、岡本健一、吉田栄作、渡辺徹、今井朋彦、横田栄司という蒼々たるメンバーだ。ソニンさんと禁断の恋に落ちる役を演じる岡本さんが、「誘惑ではなくて、出逢ってしまったんですよね。ギリシャの将軍がみんな惚れるのも分かるくらいソニンさんも美しいです」というと、すかさず「その一文を読んで、整形しようかなって思いました」とソニンさんが謙遜した。ひとりひとりの挨拶では、「情欲担当です」と岡本さんがいうと、「俺の担当はなんだろうな」と笑う吉田さん。そして「公には言えませんが、文学座で売れているメンバーだけを集めてみました。面白くなかったらすべて鵜山さんの責任です」と笑いを誘う渡辺さん。「腕力では勝てませんが、策略担当として頑張ります」という今井さん、「明後日から稽古なんですが、今逃げ出したいくらいな気持ちです」と横田さん。そして最後に江守さんが「新人の気持ちで頑張ります」と話し、会場は終始和やかな雰囲気で包まれた。「人が崩壊するときにどのくらいエネルギーを放出するのかを表現したいです。今回は劇団が交錯するので、集団も個人の力も増進すると思います」と鵜山さんが3者合同で行うことへの期待も語った。「トロイラスとクレシダ」は7月15日(水)~8月2日(日) 世田谷パブリックシアター、その後、石川・兵庫・岐阜・滋賀にて上演。(text:cinemacafe.net)
2015年06月02日フジテレビ系人気バラエティ「テラスハウス」出演者でアーティストの今井洋介が、クリスマス・イヴの12月24日(水)、東京都内で著書「100kgだったボクがポジティブになれたやせごはん」の出版記念イベントを開催。自ら選んだサンタ・コスプレで登場し、現在のスタイルからは想像がつかない肥満体型時代をふり返った。今井さん自らが考案し、体重100キロから半年で35キロの減量に成功した際に実践していたダイエット・レシピを収録した同書。発売に今井さんは「出版おめでとうございます、マイセルフ」と自分を自分で祝福し、「脇も股も擦れて、口癖は『ふ~っ』だった。擦れる場所に絆創膏を貼って、中腰で歩かないといけない。なぜなら真っ直ぐ歩くと擦れて痛いから。森で散歩したら捻挫するし最悪だった。医者にも『デブ』って言われて」と肥満体型時代の思い出を赤裸々に明かした。肥満体型時代は外食がメインだったそうだが「食事はすべて自炊に変えて、自分の体を実験台にしてヘルシーな料理を作りました。カロリー・コントロールをやり始めたら簡単に絞れることが分かった」とそのダイエット方法を紹介。体重100キロ時代の写真が映し出されると「100キロって大変なんですよ。これ“今井さん”ですよ。この時に『テラスハウス』に応募しなくてよかった」と自虐的に笑いを誘っていた。今井洋介・著「100kgだったボクがポジティブになれたやせごはん」は全国の書店にて発売中。(text:cinemacafe.net)
2014年12月24日KADOKAWA メディアファクトリー ブランドカンパニーは12月19日、『100kgだったボクがポジティブになれたやせごはん』(今井洋介著/税込1,296円)を発売する。著者は、10月に終了したフジテレビ系『テラスハウス』の元レギュラーメンバーの今井洋介さん。最近では、過去に体重が100kgもあったことを告白し話題となった。同書では、半年で35kgのダイエットに成功した際の"奇跡のダイエットレシピ"を紹介する。今井さんは調理師免許も持っており、本格レシピがそろっているという。出版記念イベントも開催し、今井さんも自身のブログで「一人でも多くの人にあいたいのでみんな会いに来てね☆☆☆」と参加を呼びかけた。日程および詳細は今井洋介オフィシャルサイトにて確認できる。
2014年12月18日フジテレビ系リアリティ番組『テラスハウス』を卒業し、その後も“ギャル”注目のファッションブランドのプロデューサーなどを務める、モデルの今井華が19日、都内で自身初のパーソナルブック『it GAL』の発売記念イベントを行った。【写真】筧美和子、三角ビキニで“限界セクシー”挑戦自身もモデルとして活躍していた雑誌『egg』をはじめ、『小悪魔ageha』などが相次いで休刊し“ギャル文化”の衰退がささやかれている昨今。渋谷を拠点に活動している今井は、同話題について、「なんとも思ってませんし、ギャルはいなくなってない!」とキッパリ。「正統派、お姉さん系、強めのギャルとか細分化されことによって皆さんがいなくなったと思っただけで、渋谷に行けばまだ全然いる」と現状を明かした。それでもギャル雑誌の休刊については「正直ショックですし、あそこ(『egg』『小悪魔ageha』など)はギャルの登竜門だった…」とがっくり。「SNSが発達してしまい雑誌を見なくてもギャルと交流できるようになった」ことが原因だと持論を語り、「雑誌の復活」を切に願っていた。私服スナップやメイク術などモデルとしての一面から自宅公開などプライベートな部分まで収録した同ブック。今井はお気に入りのページで“セミヌード”カットを紹介すると、「ギャルでエロい。略して“ギャロい”です!」と満面の笑みでアピールしていた。
2014年07月19日※画像は、OFFICIALBLOGERIKOIMAIよりGU、沖縄に初上陸元SPEEDの今井絵理子さんが、オフィシャルブログに「GUスタイル」と題して2回にわたってエントリーを行っている。2013年9月20日に沖縄初となるGUがオープンし、そのオープニングセレモニーに出席をした際の投稿だ。今井さんは、13歳でSPEEDとしてデビューをし、2000年にSPEEDが解散をした以降も、ソロとして活動を行っている。現在は、SPEEDが再結成されており、ソロ活動を合わせての活動となっている。今井さんの長男が感音性難聴であることを告白して以降、ろう学校での活動をしたり、手話での仕事をしたりと、活動の幅を広げてた。キュートな今井さんの安カワファッションGUは、ユニクロなどを運営する株式会社ファーストリテイリングの完全子会社である、株式会社ジーユーのブランド。ユニクロよりさらに低価格でカジュアルな衣料品の販売を行っている。2010年以降は、東京・大阪に旗艦店をオープンさせ、以後次々と新店をオープンさせている。ブログでは、30歳で9歳の子供がいるようには見えない、キュートなカジュアルスタイルを公開している。2013年9月20日のオープニングセレモニーでは、GUファッションを着てのライブやトークショー、サイン会などが行われた。独特の文化のある沖縄でも、GU旋風が駆け巡る。【参考】▼OFFICIALBLOGERIKOIMAI▼GU(ジーユー)くっさ~い●●に、彼は萎えてる!まだまだ蒸すこの季節にケアが必須な部位とは?(9月23日)9月中なら「月額2,980円」であなたも今日からスベスベ芸能人ボディになれます!(9月16日)30代女性に向けたブログメディア、「ANGIE」が登場。仕事や恋愛で悩みが多いこの世代に、楽しく生きるためのヒントを提案。(7月29日)元の記事を読む
2013年09月25日中村勘九郎と今井翼が初共演する舞台、新橋演舞場11月公演『さらば八月の大地』の製作発表が9月23日、都内で行われ、中村、今井をはじめ、檀れい、木場勝己ら出演者と、演出の山田洋次、脚本の鄭義信が会見に顔を揃えた。舞台『さらば八月の大地』チケット情報1944年の満州映画協会撮影所を舞台に、映画作りに情熱を燃やす日中のふたりの若者、助監督の張凌風(中村勘九郎)と撮影助手の池田五郎の厚い友情を描く作品。中国人女優・陳美雨に檀れい、満映理事長に木場勝己が出演する。会見では、勘九郎が今井との初共演にふれ「家族全員共演しているんです。弟(中村七之助)も妻(前田愛)も父(故勘三郎)も共演していて、僕が一番最後。今回、ガッツリ組まさせてもらいます」と意気込みを。今井は勘九郎について「お父様の雰囲気をすごく感じます」と話しながら、10代の頃に大河ドラマ『元禄繚乱』で勘三郎(当時は勘九郎)と共演したことを振り返り、「勘三郎さんから励みになる言葉をいただいて、得たものもたくさんある。息子さんである勘九郎くんと共演できるのは、とてもありがたいこと」とコメントした。満映のあった長春で少年時代を過ごしたという山田は「やがて松竹の撮影所に入ることになり、そこには満映帰りのスタッフもまだたくさんいた。たぶんあの時代と満映の撮影所の雰囲気は非常に似ているんじゃないかと思う。あの頃の僕の青春時代を想起しつつ、日本の戦争と敗戦という重い歴史を底に沈めるようにして作品を作り上げていきたい」、脚本の鄭は「人種とか民族とか、そういう壁を映画は軽々と乗り越えることができるのではないいかと僕は信じている。そういう意味で山田監督と今回ご一緒できて本当によかったと思う」と、それぞれ舞台への意気込みと期待を話した。公演は11月1日(金)から25日(月)まで。チケットの一般発売は9月25日(水)午前10時より。
2013年09月24日元AKB48の秋元才加が来年2月に東京・PARCO劇場で上演される三谷幸喜作・演出の舞台『国民の映画』に出演することが決まった。秋元はAKB48卒業後初の舞台出演となる。同作は2011年3月に初演、2012年に第19回読売演劇大賞、紀伊國屋演劇賞など数々の演劇賞に輝いた三谷の代表作のひとつ。1940年代のドイツ・ベルリンを舞台に、宣伝大臣ベッゲルスと映画人たちとの間で繰り広げられる人間ドラマを描く。出演には、2012年に本作で読売演劇大賞最優秀男優賞に輝いた小日向文世をはじめ、段田安則、吉田羊、シルビア・グラブ、新妻聖子、今井朋彦、小林隆、平岳大、小林勝也、風間杜夫らが再び顔を揃えるほか、今回新たにに三谷作品初参加となる渡辺徹と秋元才加をキャスティング。渡辺は空軍元帥ゲーリング役、秋元は新進女優エルザ役を演じる。AKB48卒業後初の舞台出演となる秋元は「最初にこのお話を頂いた時、「え、あの三谷幸喜さんの作品ですか?」と驚いてしまいました。三谷幸喜さんの作品にこんなに早く出演させて頂けるなんて。AKB48を卒業して、最初の舞台が三谷幸喜作品という事でいいスタートを切れるように精一杯努力していくつもりです!共演者の皆様にがむしゃらに食らいつきながらも、沢山学ばせて頂きたいと思います!応援よろしくお願いします」とコメントを寄せている。公演は2014年2月8日(土)から3月9日(日)まで。チケットの一般発売は2013年12月上旬を予定。
2013年09月11日日本の演劇界を牽引するふたり、野田秀樹と三谷幸喜が初タッグを組んだ舞台『おのれナポレオン』が4月9日(火)、東京芸術劇場で初日の幕を開ける。三谷が劇作と演出を手掛け、野田は自身が書いた作品以外ではほぼ初めて俳優として出演する話題作。さらに共演者の顔ぶれも豪華だ。天海祐希、山本耕史、内野聖陽ら主役級の俳優が集結。開幕に先立ち、6日と7日にプレビュー公演が行われた。「おのれナポレオン」チケット情報病死か毒殺か?英雄ナポレオンの死の謎を、三谷が独自の解釈を加えた歴史ミステリーとして描いている。絶海の孤島セントヘレナ島に幽閉され、退屈で窮屈な毎日を送るナポレオン(野田)。彼は愛人・アルヴィーヌ(天海)とその夫で副官のシャルル・モントロン(山本)らと一緒に、読書やピアノ、お芝居ごっこをして有り余る時間を浪費して過ごしている。身の回りの世話は従僕マルシャン(浅利陽介)の仕事だ。主治医のアントンマルキ(今井朋彦)は、監視役の島の総督ハドソン・ロウ(内野)に、ナポレオンを“皇帝”として扱ってほしいと頼むが、ロウは“捕虜”だといって取り合わない。そんな中、ある事件をキッカケに何者かによるナポレオン殺害の企みが発覚し……。物語はナポレオンの死後、20年近い歳月を経たパリで、その死に疑問をもったセントヘレナ出身の医学生が関係者をひとりずつ訪問する形で始まる。彼らがナポレオンとの思い出話を語りだすと、いつしか当時の姿に変わり、一瞬のうちにパリから島へと時空を超える。ワンシチュエーションものが得意な三谷には珍しく、時間と空間が大きく広がりをもった設定になっている。また、通常とは異なるステージの形状にも注目したい。客席が舞台の左右にも設けられ、四角いステージを三方から取り囲む形になっている。そのためセットはごくシンプルに、椅子とベッド、それにナポレオンが好きだったというチェスなど、最低限の装置だけ。その分俳優の芝居に委ねられるところは大きいが、そこは演技巧者の面々だけに、三谷の期待に充分応えていたと言えよう。野田は子どものような無邪気さで舞台を走り回っていたかと思えば、天海とのラブシーンでは男の一面を見せたりと、振り幅の広さを存分に発揮。天才と言われた一方、エキセントリックな性格のナポレオンを体現していた。愛人役の天海は野田との息もぴったりで、コミカルな演技で笑いを誘いながらも愛情と打算に揺れる女心を好演。内野は野田ナポレオンを虐待する役だが、単純に憎んでいるだけではない複雑な心情をみせていた。緻密に描かれた人間関係とエピソードの数々は、やがて明らかになるナポレオンの一世一代の企みへと繋がっていく。それは、三谷が物語の中に仕込んだ壮大な仕掛けにほかならない。公演は5月12日(日)まで。なお、5月9日(木)19:00の公演の模様を全国の公共劇場および映画館にて生中継配信する。
2013年04月09日テレビ番組出演の人気モデルが異例の発表フジテレビ系で現在放送中のテレビ番組「テラスハウス」に出演している、人気ファッションモデルの今井華が、同番組で雑誌「egg」(大洋図書)から卒業し、「JELLY」(ぶんか社)へと移籍することを明らかにした。番組内で発表されることは極めて異例で、話題を呼んでいる。今井は「egg」専属モデルとして、ティーンとは思えないセクシーな魅力、クールビューティーなルックスで人気を博した。また、男女の共同生活を追う新感覚番組として放送されている、この「テラスハウス」内では、意外にも料理上手な一面をみせ、そのギャップに驚かされたという視聴者も多い。今後は“ジェリガ”として活躍へ今井によれば、すでに発売されている「egg」4月号で同誌を卒業したのだという。そして、3月16日発売の「JELLY」で、新ジェリガとして、同誌専属モデルデビューを果たしているそうだ。今回の移籍は、デビュー掲載となる雑誌の発売前に、テレビを通じて発表されたことから、ファンらの間でも、とくに大きな驚きをもって受け止められているようだ。この番組等で、さらに注目度をアップさせてきている彼女でもあり、今後ジェリガとしてさらなる活躍をみせてくれることを期待したい。元の記事を読む
2013年03月12日信頼できる顔合わせ。だが、安心してはいられない。三谷幸喜が作・演出を手がけ、野田秀樹が自作以外の舞台に初めて出演する『おのれナポレオン』。作品に意外性を持ち込む名手・三谷が、対応能力の高い布陣を得て、誰もが知る英雄の物語をストレートに描くとは思えない。手がかりを得るため、出演者のひとりで、三谷作品をよく知る山本耕史に話を訊いた。NHK大河ドラマ『新選組!』(2004年)、スペシャル・ドラマ『新選組!! 土方歳三 最期の一日』(2006年)、映画『ザ・マジックアワー』(2008年)『ステキな金縛り』(2011年)など、三谷作品では映像での接点が多く、舞台で組むのは『オケピ!』(2000年)以来となる。「好青年の役をいただいたのは、最初の『オケピ!』ぐらいでしたね。で実際にお仕事をしてみたら“イメージと違った”と言われて(笑)。次からは、土方歳三もそうですけど、ひと癖ある人物ばかり。おそらく今回もそういうキャラクターということで、お話をいただいたのかもしれません」。演じるのは、セントヘレナ島にナポレオンが幽閉される際に随行した軍人、モントロンの役だ。ポスター撮影時には、三谷からこんな演出があったという。「“自分がもった毒で死んだナポレオンに、じゃあな、と言っている感じで”と。実際の舞台でどうなるのかわかりませんが、三谷さんの演出はいつも明確なので、僕は身を委ねるというか、きちんと指示通り表現できるように、まずは心を柔軟にしておきたいと思います」。ナポレオン役の野田とは、『新選組!』で共演経験がある。「勝海舟役の野田さんとは、何度か一緒のシーンでお芝居させていただくことがありました。力が抜けていながら、スピード感があってシャープで。デフォルメしても、自然だし。斬新な勝海舟でしたね。演出家としての客観的な視点も持ってらっしゃるので、今回は大いに勉強させていただこうと思います」。山本の妻役を天海祐希が演じるほか、内野聖陽、浅利陽介、今井朋彦が出演する。「ご一緒したことのある方ばかりで、チームワークが今から楽しみですね。人間関係を積み上げながら、さらに先を目指したい。百戦錬磨の方たちを相手に、どこまで食らいついていけるのか、遅れをとらないようにがんばりたいと思います」。『おのれナポレオン』は4月6日(土)・7日(日)にプレビュー公演をおこなった後、4月9日(火)から5月12日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。チケットぴあでは、無料会員向けWEB先着先行「プリセール」を1月20日(日)11:00から受付。
2013年01月17日三谷幸喜作・演出、野田秀樹主演。日本の演劇界をリードする2大ビッグネームが、来年4月、ひとつの舞台で力を合わせることになった。1955年生まれの野田は、1976年に劇団夢の遊眠社を旗揚げ。以降、NODA・MAPを主宰する現在まで、考える面白さに満ちた演劇ならではの表現を追求し、国内のみならず海外でも多くの成果を残している。一方、1961年生まれの三谷は、1983年に結成した東京サンシャインボーイズの主宰者として、笑いにこだわった舞台で人気を博す。シチュエーション・コメディという欧米ではポピュラーだったジャンルを日本に定着させた功績は大きい。ふたりが同じ作品に関わったのは、三谷脚本によるNHK大河ドラマ『新選組!』に野田が勝海舟役で出演した2004年の一度だけで、両者のホームグラウンドともいうべき舞台でのコラボレーションは、今回が初めて。そもそも野田が自作以外の舞台に本格的に出演すること自体、異例のケースだ。三谷が書き下ろす作品のタイトルは、『おのれナポレオン』。近年、ゴッホ、石川啄木、夏目漱石など実在した人物の知られざる一面を描くことの多い作者が、今回は、ナポレオン・ボナパルト(1769~1821)を題材に選んだ。フランス革命の精神を継承して出世した身ながら、皇帝として強大な権力をふるって反発を買い、最後には追放され、51歳でこの世を去った“英雄”ナポレオン。まさに乱高下したといっていいその人生は、「私の辞書に不可能という言葉はない」との発言や、1日3時間しか睡眠しなかったという伝説など、エピソードにあふれている。果たして、三谷の筆は、硬軟自在に変貌する知性的な演技と高い身体性を併せ持つ野田を擁して、どこに向かうのか、興味は尽きない。ほかに、天海祐希、山本耕史、浅利陽介、今井朋彦、内野聖陽をキャストに迎え、2013年4・5月、野田が芸術監督を務める東京芸術劇場のプレイハウスにて上演。チケットは1月26日(土)一般発売開始予定。
2012年11月03日2009年秋、全三部9時間一挙上演の快挙を成し遂げた新国立劇場の『ヘンリー六世』。歴史上繰り返される復讐の連鎖、諍いの悲劇をダイナミックに舞台に立ち上げ、高く評価されたことは記憶に新しい。その続編が『リチャード三世』だ。新国立劇場は、前三部作の主要キャストが同じ役で継続出演する同作の上演を企画した。三部作の終幕、白薔薇ヨーク家と赤薔薇ランカスター家の熾烈な戦争はヨーク家が勝利し、ヨーク公の長男エドワードが即位。末弟グロスター公リチャードが王位を狙って劇中を疾駆し、やがて壮絶な最期を迎えるのが今作だ。9月某日、稽古場を取材した。新国立劇場『ヘンリー六世』チケット情報前回に続きリチャードを演じるのは岡本健一。背や足に生まれつきの障害を持つ、醜い容姿に対する劣等感から、権力を手に入れるべく謀略と殺人を繰り返すリチャード。その暴君ぶりを岡本は、役の裏にある衝動や揺れ、人間的な感情の移ろいで裏づけた緻密かつ大胆な演技で肉づけていく。冒頭、自身が殺したヘンリー六世の皇太子妃・アン(森万紀)を王位への足がかりとして口説く場面では、憎悪に燃えるアンを、獲物を追い込む猟師の力強さと官能的な言葉でねじ伏せる。ふたりの兄エドワード(今井朋彦)とクラレンス(前田一世)を陥れるためちらつかせる偽りの思いやり。腹心バッキンガム(木下浩之)と策謀を巡らせ、その成否に一喜一憂する滑稽さ。母・ヨーク公爵夫人(倉野章子)から向けられる嫌悪に対する諦めと自嘲。目を引いたのは、ヘンリー六世の妃マーガレット(中嶋朋子)と対峙する場面だ。中嶋も三部作から同役を続投。戦を嫌う夫に代わり、息子エドワードと共に戦場に赴く烈女は敗北の後、今度は身ひとつで夫と子を奪われた怒りと哀しみ、呪いの言葉を吐き散らし、白薔薇一族の破滅を予言する。中嶋マーガレットの鬼気迫る呪詛を、岡本リチャードが僅か一言の“返し”で無効にする場面は思わず吹き出すおかしさ。場の空気を一変させる緻密な間合いは、俳優同士として信頼の厚いふたりだからこそ表現し得るものだろう。三部作の稽古時、「今まで演じられて来たリチャードとは全く別の表現を見つけた」と言った岡本の言葉が鮮やかに蘇える。舞台下にいても稽古中は、身体を傾け足を引きずるリチャードの姿勢を続けるその気迫の凄まじさ。さらに終幕、リチャードの暴走を止めるべくフランスから攻め入るリッチモンド伯ヘンリー、後のヘンリー七世を演じるのは前作のタイトルロール浦井健治。清々しい若武者ぶりで戦いを終結させ、ヘンリーからヘンリーへ、同じ名を持つ者に権力が再び渡るという繰り返す歴史の不思議、人間の愚かさ、それゆえの愛おしさを一身に背負った立ち姿には貫禄すら感じられた。人物すべてが活き活きと動き、せりふが粒立って届くのは作品と俳優を熟知した演出・鵜山仁の手腕によるもの。古典作品への先入感を払拭する、躍動感あふれるドラマはライヴで体感しなければ損としか言いようがない。公演は10月3日(水)から21日(日)まで、東京・新国立劇場にて上演。取材・文:尾上そら
2012年09月25日温泉、海、山、川。自然に癒される土地ながら、週末を使って1泊で行けちゃう人気観光地、伊豆。そんな伊豆で78年間の歴史を築く老舗旅館「今井壮」の宿泊プランを、ウーマンエキサイトがプレゼントする。温泉街ならではのゆったり感をいっそう満喫できるよう、朝はチェックアウトまでゆっくり過ごせるようになっている。その名も「朝寝坊プラン」。朝食は好きな時間に、今井浜海岸を一望する眺めの良いラウンジでゆっくりいただける。メニューは「おにぎり朝食」「コンチネンタル ブレックファスト」から自由に選べる。お部屋は、オーシャンビューのゆったりと広い和室でリラックスに恰好の空間。日の出・日の入り刻の海が見せる表情も絶景だ。2日間、温泉と老舗旅館のおもてなしを自由に楽しもう。 応募はこちら お問い合わせ:今井荘 tel.0558-34-1155 公式サイト
2012年09月18日