元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈が3日に自身のアメブロを更新。夫でサッカー解説者の本並健治氏も驚いた190cmの“究極イケメン”についてつづったこの日、丸山は「ちょー偶然ばったり、りんちゃん(林豆くん)に会いました~」と中国の動画配信サービス・WeTV(テンセントビデオ)の人気オーディション番組で、中国版『PRODUCE 101』として知られる『創造営2021』(シーズン4)に出演していたモデルの林豆との3ショットを公開した。続けて「先日初めてお仕事一緒にさせていただいて、わたしの中で究極イケメン」と述べ「こんなスタイル顔の小ささ見たことありますか?」とコメント。「かっこよすぎるよ。礼儀正しくて、優しくて、本当に人間的にも魅力的で」とその人柄を称賛した。また「本並さんははじめましてでした」と本並とは初対面だったことを明かし「初めてこんなイケメン見たて驚いてました」(原文ママ)とコメント。最後に「本並さんも身長高いですが、りんちゃんは190センチです!!私の推しです!!」とつづり、ブログを締めくくった。
2022年08月05日“楽器の王様”ともいわれるオルガンの魅力を存分に楽しめる「サントリーホールでオルガンZANMAI!」が8月11日(木・祝)に開催されるが、俳優の浦井健治がナビゲーターと朗読で登場する。本イベントは、オーストリアの名門リーガー社製のオルガンが設置されたサントリーホールで、小さな子どもから、オルガン愛好家まで楽しめる6プログラムを開催するもの。浦井はミュージカルやストレートプレイなど数々の舞台作品での活躍を中心に、テレビやラジオでも活躍しており、本イベントにも熱い想いと意気込みをもって参加する。■浦井健治(ナビゲーター)インタビュー――浦井さんは、これまでにもサントリーホール 大ホールでの「成人の日コンサート」、ブルーローズ(小ホール)での「サロンコンサート」にご出演されています。サントリーホールの雰囲気や響きにはどのような印象をお持ちですか?やはり、サントリーホール自体が芸術といいますか、例えばロビーを歩いていても、その足元から高貴な「音」が聴こえてきて、自分の姿勢が凛とするイメージがあります。その包み込まれるような空間に身を委ねますと、軽やかで幸せな気分になります。そしてそこに集うお客様の、純粋に作品や音楽を楽しむ温かな笑顔や佇まい。その全てが、芸術を愛する空間になっていると思います。――浦井さんはミュージカルをはじめ多方面で活躍されています。そんな浦井さんにとっての、クラシック音楽やオルガン音楽に対するイメージや思い出のエピソードなどがありましたら、お聞かせいただけますか?ミュージカルをやっていると、オルガンを含めさまざまな楽器の音に触れる機会は増えます。しかし、クラシック音楽はやや敷居が高いのではと、身構える自分もかつてはいました。その固定観念を取り除いてくださったのが、共演させていただいた俳優の故・藤木孝さんでした。共演当時にはオペラなどのDVDをいただいたり、クラシックの舞台作品がどれだけ素晴らしく、そしてどれだけ大衆のために歌手や指揮者が心を込めているかを教えてくださいました。――名作ミュージカル『オペラ座の怪人』という作品について、どのような思いをお持ちでしょうか。ファントムやラウルという魅力的な登場人物にあふれた作品で、俳優や歌手なら一度は演じたい役のオンパレードというイメージです。特にファントムは、複雑かつ繊細で、狂気も持ち合わせる表現が必要な、悲しみと愛を背負う役だと感じるので、演じる役者それぞれの魅力や人間力が、役に乗ると思います。――今回は、「オルガン×オペラ座の怪人」という初の試みで、浦井さんには朗読という形で物語を進行していただき、大木さんのオルガン演奏と共演されます。アコースティックギターとの朗読共演のような経験があるので、今回は“オルガン”という楽器との朗読がとても楽しみです。大木さんの呼吸や表現の機微に乗りながら、オペラ座の怪人の世界をお客様にお届けできるよう努めます。――また、三浦はつみさんの「珠玉のオルガンコンサート」、そして6企画の最終公演となる「トークでもオルガンZANMAI!」ではナビゲーター役としてご登場いただきます。トークや案内役は光栄な役割ですが、今回はやはりお客様と同じ目線で、コンサートやオルガンという素晴らしい楽器を堪能しつつ、オルガンを楽しむという時間を皆さまと一緒に過ごしたいと思っています!「サントリーホールでオルガンZANMAI!」8月11日(木・祝)オルガン研究所 (※予定枚数終了)大ホール10:00開場10:30開始(11:30終了予定)“ポジティフ” ビー アンビシャス!ブルーローズ(小ホール)12:00開場12:30開演(12:55終演予定)ブルーローズ(小ホール)14:30開場15:00開演(15:25終演予定)珠玉のオルガンコンサート大ホール13:00開場13:30開演(14:30終演予定)有料オンライン(ライブ&リピート)配信ありオルガン×オペラ座の怪人大ホール15:30開場16:00開演(17:00終演予定)トークでもオルガンZANMAI!『演奏だけが仕事じゃない!?~オルガニストの裏側』(※予定枚数終了)ブルーローズ(小ホール)17:00開場17:30開始(18:00終了予定)24時間限定無料オンライン(ライブ&リピート)配信あり「サントリーホールでオルガンZANMAI!」特集WEBページインタビュー取材・文:飯田有抄(クラシック音楽ファシリテーター)■チケット情報
2022年07月28日2023年1月から3月にかけて東京、群馬、愛知、兵庫で上演されるミュージカル『キングアーサー』のキャスト扮装ソロビジュアルが公開された。本作は、ミュージカル『1789-バスティーユの恋人たち-』『太陽王』『ロックオペラ モーツァルト』、宝塚歌劇花組公演『CASANOVA』など、数々のヒット作を生み出しているドーヴ・アチア氏が音楽・脚本・作詞を手がけるフレンチミュージカルの日本版。天から下される運命に立ち向かう主人公・アーサー役を浦井健治、最強の騎士として評されアーサーの敵として立ちはだかるメレアガン役を伊礼彼方と加藤和樹がWキャストで演じる。今回公開されたビジュアルは、浦井健治扮するアーサー王で、公演時に実際に着用する衣装を撮影のために先行して制作したという。個別キャラクタービジュアルは今後順次公開される予定で、来年の上演に向けて本作の世界を垣間見ていくことができる。また、ホリプロステージ先行でチケットを購入した方を対象に、キャスト11名の扮装写真と集合ショットを集めた非売品ビジュアルフォトポストカードセット(12枚セット)がプレゼントされることが決定した。■前田文子(衣装デザイン)コメントケルト文化などに根付く歴史的な要素や、かつての人間の営みが史実以上の超自然的な要素との共存であるという雰囲気を大切に、衣装の生地などはプリミティブな雰囲気を持つ素材をシンプルに生かしつつも、何か「不思議」を纏ったキャクターには視覚的にその雰囲気をより楽しめる素材をあしらいデザインをしました。そして、観客の皆様がいわゆるヒーロー伝説の登場キャラクターに想いを馳せ、物語の世界、音楽を楽しんで頂けたら幸いです。<公演情報>ミュージカル『キングアーサー』ミュージカル『キングアーサー』キービジュアル【キャスト】アーサー:浦井健治メレアガン:伊礼彼方 / 加藤和樹(Wキャスト / 五十音順)ランスロット:太田基裕 / 平間壮一(Wキャスト / 五十音順)グィネヴィア:小南満佑子 / 宮澤佐江(Wキャスト / 五十音順)ガウェイン:小林亮太ケイ:東山光明マーリン:石川禅モルガン:安蘭けい碓井菜央 加賀谷真聡 工藤広夢 当銀大輔 長澤風海・加藤翔多郎 長澤仙明 半山ゆきの・新井智貴 大井新生 大場陽介 岡田治己 加藤さや香 鹿糠友和 鈴木百花 高島洋樹 高橋伊久磨 高橋慈生 田口恵那 東間一貴 内木克洋 長嶋拓也 永松樹 西尾真由子 花岡麻里名 藤本真凜 MAOTO 松平和希(五十音順)【スタッフ】日本版台本・演出:オ・ルピナ翻訳・訳詞:高橋亜子音楽監督:竹内聡振付:KAORIalive【東京公演】期間:2023年1月12日(木)~2月5日(日)会場:新国立劇場 中劇場【チケット料金】キングシート:15,800円S席:13,800円A席:9,800円(全席指定・税込)Yシート:2,000円※20歳以下対象・当日引換券・要証明書・9月19日より枚数限定販売※A席の販売は一般発売からとなります。(ホリプロステージ貸切公演を除く)※未就学児入場不可※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。※車椅子でご来場予定のお客様は、ご観劇日の1週間前までにホリプロチケットセンター(03-3490-4949)までご連絡ください。※車椅子スペースをご利用のお客様は、車椅子スペースに限りがございますので、空き状況を事前にホリプロチケットセンターにお問合せください。なお、車椅子スペースをご利用の場合は、S席チケットをご購入ください。座席表はこちら:【チケット販売スケジュール】■ホリプロステージ プレミアム会員・抽選先行:7月25日(月) 12:00~7月31日(日) 23:59※ホリプロステージ貸切公演も抽選先行の対象となります。・貸切公演先着先行:8月14日(日) 9:00~・先着先行:8月21日(日) 9:00~9月12日(月) 23:59■ホリプロステージ無料会員・貸切公演先着先行:8月14日(日) 10:00~・先着先行:8月21日(日) 10:00~9月12日(月) 23:59■一般発売:9月14日(水) 11:00■Yシート(20歳以下限定)9月19日(月・祝) 17:00~9月25日(日) 23:59チケット販売に関する注意事項はこちら:【特典情報】※ホリプロステージ先行販売での購入者限定で、キャスト11名の扮装写真を集めた非売品ビジュアルフォトカードセット(12枚セット)をプレゼント【ホリプロステージ先行限定特典】ビジュアルフォトカードセット(非売品)サンプル特典内容:キャスト11名のソロショット+集合ショット、計12枚がセットになったビジュアルフォトカード対象席種:キングシート、S席受取方法:劇場の特典引換所にて、チケット券面をご提示の上、お受け取りください。※チケットに済印を押させて頂きます。対象購入先・期間:ホリプロステージ(プレミアム会員、無料会員)※特典は1枚のチケットにつき1セットお渡しいたします。※9月14日(水) の一般発売以降はホリプロステージ購入分であっても特典対象外になりますのでご注意ください。【イベント・来場特典】■ホリプロステージ会員限定貸切公演:1月22日(日) 13:00※ホリプロステージ貸切公演は、 プレミアム会員(有料)・ホリプロステージ会員(無料)の貸切公演となります。【特典】・舞台装置デモンストレーションイベント ※終演後に実施・来場者全員プレゼント:ステッカー■アフタートークショー・1月19日(木) 18:00登壇者:加藤和樹 / 安蘭けい / 石川禅・1月21日(土) 18:00登壇者:平間壮一 / 宮澤佐江 / 東山光明・1月24日(火) 18:00登壇者:浦井健治 / 伊礼彼方・1月28日(土) 18:00登壇者:太田基裕 / 小南満佑子 / 小林亮太※対象公演回のチケットをお持ちの皆様ご参加いただけます。※登壇者は急遽変更になる場合もございます。詳細はこちら:【群馬公演】期間:2023年2月会場:高崎芸術劇場 大劇場【兵庫公演】期間:2023年2月会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール【愛知公演】期間:2023年3月会場:刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール関連リンクHP:::
2022年07月20日ミュージカル『キングアーサー』の公演スケジュールとチケット情報、公演中イベントの詳細が発表された。本作は、ミュージカル『1789-バスティーユの恋人たち-』『太陽王』『ロックオペラ モーツァルト』、宝塚歌劇花組公演『CASANOVA』など、数々のヒット作を生み出しているドーヴ・アチア氏が音楽・脚本・作詞を手がけるフレンチミュージカルの日本版。天から下される運命に立ち向かう主人公・アーサー役を浦井健治、最強の騎士として評されアーサーの敵として立ちはだかるメレアガン役を伊礼彼方と加藤和樹がWキャストで演じる。そのほかアーサーに忠誠を誓うが恋敵となるランスロット役で太田基裕と平間壮一、アーサーの妻グィネヴィア役で小南満佑子と宮澤佐江、アーサーの甥ガウェイン役で小林亮太、アーサーの兄ケイ役で東山光明、アーサーに仕え導く魔術師マーリン役で石川禅、アーサーの異父姉であるモルガン役で安蘭けいが出演する。日本版の演出は、『デスノートTHE MUSICAL』の韓国プロダクションで2015年・2017年に演出捕として携わり、2020年には韓国演劇界最高峰の演劇賞にて演出賞を受賞した新進気鋭の演出家オ・ルピナが担当。また日本版のクリエイター陣には、日本演劇界の錚々たる顔ぶれが集結し、ドーヴ・アチア氏による多彩な音楽と共に世界中で語り継がれるアーサー王の物語が装い新たに描かれる。東京公演は2023年1月12日から2月5日にわたって新宿・新国立劇場 中劇場で上演。その後2月から3月にかけて群馬、愛知、兵庫と巡演する。なお東京公演はキャストによるアフタートークショーが1月19日・21日・24日・28日の18時に行われる。ホリプロステージプレミアム会員(有料会員)では、東京公演のチケット最速抽選先行を7月25日12時より受け付ける。<公演情報>ミュージカル『キングアーサー』ミュージカル『キングアーサー』キービジュアル【キャスト】アーサー:浦井健治メレアガン:伊礼彼方 / 加藤和樹(Wキャスト / 五十音順)ランスロット:太田基裕 / 平間壮一(Wキャスト / 五十音順)グィネヴィア:小南満佑子 / 宮澤佐江(Wキャスト / 五十音順)ガウェイン:小林亮太ケイ:東山光明マーリン:石川禅モルガン:安蘭けい碓井菜央 加賀谷真聡 工藤広夢 当銀大輔 長澤風海・加藤翔多郎 長澤仙明 半山ゆきの・新井智貴 大井新生 大場陽介 岡田治己 加藤さや香 鹿糠友和 鈴木百花 高島洋樹 高橋伊久磨 高橋慈生 田口恵那 東間一貴 内木克洋 長嶋拓也 永松樹 西尾真由子 花岡麻里名 藤本真凜 MAOTO 松平和希(五十音順)【スタッフ】日本版台本・演出:オ・ルピナ翻訳・訳詞:高橋亜子音楽監督:竹内聡振付:KAORIalive【東京公演】期間:2023年1月12日(木)~2月5日(日)会場:新国立劇場 中劇場【チケット料金】キングシート:15,800円S席:13,800円A席:9,800円(全席指定・税込)Yシート:2,000円※20歳以下対象・当日引換券・要証明書・9月19日より枚数限定販売※A席の販売は一般発売からとなります。(ホリプロステージ貸切公演を除く)※未就学児入場不可※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。※車椅子でご来場予定のお客様は、ご観劇日の1週間前までにホリプロチケットセンター(03-3490-4949)までご連絡ください。※車椅子スペースをご利用のお客様は、車椅子スペースに限りがございますので、空き状況を事前にホリプロチケットセンターにお問合せください。なお、車椅子スペースをご利用の場合は、S席チケットをご購入ください。座席表はこちら:【チケット販売スケジュール】■ホリプロステージ プレミアム会員・抽選先行:7月25日(月) 12:00~7月31日(日) 23:59※ホリプロステージ貸切公演も抽選先行の対象となります。・貸切公演先着先行:8月14日(日) 9:00~・先着先行:8月21日(日) 9:00~9月12日(月) 23:59■ホリプロステージ無料会員・貸切公演先着先行:8月14日(日) 10:00~・先着先行:8月21日(日) 10:00~9月12日(月) 23:59■一般発売:9月14日(水) 11:00■Yシート(20歳以下限定)9月19日(月・祝) 17:00~9月25日(日) 23:59チケット販売に関する注意事項はこちら:【イベント・来場特典】■ホリプロステージ会員限定貸切公演:1月22日(日) 13:00※ホリプロステージ貸切公演は、 プレミアム会員(有料)・ホリプロステージ会員(無料)の貸切公演となります。【特典】・舞台装置デモンストレーションイベント ※終演後に実施・来場者全員プレゼント:ステッカー■アフタートークショーミュージカル『キングアーサー』アフタートークショー 登壇者・1月19日(木) 18:00登壇者:加藤和樹 / 安蘭けい / 石川禅・1月21日(土) 18:00登壇者:平間壮一 / 宮澤佐江 / 東山光明・1月24日(火) 18:00登壇者:浦井健治 / 伊礼彼方・1月28日(土) 18:00登壇者:太田基裕 / 小南満佑子 / 小林亮太※対象公演回のチケットをお持ちの皆様ご参加いただけます。※登壇者は急遽変更になる場合もございます。詳細はこちら:【群馬公演】期間:2023年2月会場:高崎芸術劇場 大劇場【兵庫公演】期間:2023年2月会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール【愛知公演】期間:2023年3月会場:刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール関連リンクHP:::
2022年07月07日元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈が7月1日に自身のアメブロを更新。夫でサッカー解説者の本並健治氏との歳の差で思うことについてつづった。この日、丸山は「結婚してからあと2ヶ月で2年になります」と説明。「毎日楽しくてパワーもらって優しさもらって愛情もらってたくさんたくさん幸せです」と結婚生活についてつづった。続けて「喧嘩はよくあるし、イライラお互いするときもあるけど(笑)」と述べつつ「歳の差だからきっと同じ歳の人よりかは一緒にいる時間が限られてるからこそ、毎日濃い時間を過ごしたいなぁ」とコメント。「また来年も再来年も、ずっとずっと一緒にいさせてくださいね」と愛情たっぷりにつづった。また「今日はまた離れてますが、、、」「また日曜に会おうねー」と呼びかけ「そんなこんなでみなさま7月もよろしくお願いします」とコメントし、ブログを締めくくった。
2022年07月03日元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈が23日に自身のアメブロを更新。夫でサッカー解説者の本並健治氏の誕生日に東京タワーへ誘ったことをつづった。この日、丸山は「本日の主役お誕生日です」と本並氏が誕生日を迎えたことを報告し「お誕生日くらいは一緒にいたいなということで、どこ行く?で、横浜に行ってきました!!」と説明。「海沿いで雰囲気良くて、ゆっくりゆっくりただ歩くだけでも幸せを感じてま~す」とコメントし「海辺?川辺?でおいしいスムージーを飲みました」と明かした。続けて「夕飯も久しぶりに外食をします」と夕食について述べ「あーーー楽しみだぁ」とコメント。「健康に気をつけて、長生きしてください」と呼びかけ「いつもありがとうこれからもよろしくねぇ」と本並氏への感謝をつづった。その後に更新したブログでは「夕飯もおなかいっぱい~」「たくさん食べて、笑って最高ですっ!!」と述べ「HAPPY BIRTHDAYケンケン」と書かれたデザートプレートなどの写真を公開。「帰りどこかいく?東京タワーでもみに行こうよと誘ったら、いやもう帰りたいお家に帰ろうと言われました(笑)」と明かした。最後に「お誕生日だからフォローワーが増えたらいいなと言っているのでぜひ、フォローしてあげてください(笑)」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2022年06月25日元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈が9日に自身のアメブロを更新。夫でサッカー解説者の本並健治氏と財布を別にしていることを告白した。この日、丸山は「ちょっと前に、ふたりとも夕方帰宅できた」と切り出し「久々に香港園に行きましたぁ~」と本並氏と外食したことを報告。「ひっさびさだー」と嬉しそうにつづり、本並氏との2ショットや料理の写真を複数枚公開した。続けて「事務所が見える香港園最高です」と述べつつ「どんだけ事務所が好きなんだ(笑)」とお茶目にコメント。「いつも食べるメニューはほぼ決まりです」と明かし「あー美味しかった」と満足した様子でつづった。さらに「我が家はお財布別」と夫婦で財布は別にしていることを告白し「じゃんけんで支払いは決めてます」と会計時の様子を説明。「この日はなんと私が勝った」といい「本並さんご馳走さまでした」とコメントし、ブログを締めくくった。
2022年06月11日ミュージカル『ガイズ&ドールズ』が6月9日、東京・帝国劇場で開幕。初回上演を前に、天才ギャンブラーのスカイを演じる井上芳雄をはじめ、明日海りお、浦井健治、望海風斗、来日中の演出家マイケル・アーデンが取材に応じ、抱負を語った。1950年のブロードウェイ初演を皮切りに、1200回のロングラン公演を記録し、トニー賞にも多数輝いた人気コメディミュージカル。育ちも環境も性格も正反対のギャンブラー・スカイと堅物の救世軍軍曹・サラ(明日海)。ギャンブラーたちの仕切り役・ネイサン(浦井)と人気ショーダンサーのアデレイド(望海)。30年代のニューヨークを舞台に、2組のカップルが誤解とすれ違いに翻ろうされる。「参加できて幸せだなと思える作品で、もしこれが最後(の舞台)でも満足だなと思える。まだ、引退はしませんけど(笑)」と強い手応えを示す井上は、「こうやってアメリカからマイケルをお迎えして、新しい『ガイズ&ドールズ』を作れるのは、非常に貴重な経験。コメディミュージカルですが、そこにいろんな人間が生きているドラマになっている」とアピールした。元宝塚歌劇団花組トップである明日海は「ワクワクする世界観に自分も生きている。まるで魔法にかかったような幸せを感じている」と満面の笑み。明日海、そして元宝塚歌劇団雪組トップの望海は、井上にとっては、妹の初輝よしやと“同期”という間柄で「妹いわくふたりとも真面目で努力家。気持ちとして兄なのか、親なのか(笑)。おふたりとも素晴らしい女優さんになられた」と話していた。ネイサン役の浦井は「このカンパニーならではの2022年版『ガイズ&ドールズ』がようやく船出するので幸せな気持ち」としみじみ。「何より井上芳雄さんのスカイが、空に届くほどかっこいい」と褒めたたえ、「そういう台詞があるんだよね。そればっかり言っている」(井上)、「はい、台詞の反復です!」(浦井)と息の合ったコンビネーションも披露。また、「スカイとサラが『ロミジュリ』のような真実の愛なので、僕としては、アデレイドを演じる望海さんとどれだけふざけられるか(笑)。楽しみながら、作品のスパイスになれれば」と意気込みんだ。望海は「この数年は我慢することことも多く、最近も心痛むニュースが多いですが、こうして明るい作品をマイケルさんと一緒にみんなで作れて、お客様を迎えられるのが、どれだけ幸せか」と感無量の面持ち。明日海との共演シーンについては「(宝塚)音楽学校に戻ったような、懐かしい感覚がある」と話していた。演出のアーデンは、『春のめざめ』『アイランド』のリバイバル公演でトニー賞候補に挙がり、ブロードウェイ史上初めて35歳以下で2度のノミネートを果たした、注目の若手演出家。「70年以上前に書かれた戯曲ですが、描かれる人間模様は、歳月を経ても変わっていない。そういう部分をお見せしたいし、譲り合い、寄り添いながら変化する登場人物のドラマは、昨今の世界が学ぶべきこと」と語り、日本人キャストに対しては「仕事に対する美学、哲学、誠意を感じる。それは日本の文化全体にも通じるものがある」。さらに「完ぺきさを目指すのではなく、自分らしさを出すことにチャレンジしてほしい。観客は俳優の欠点やもがく姿も含めて、見たいと思っているのですから」とエールを送った。取材・文・写真=内田涼【公演情報】ミュージカル『ガイズ&ドールズ』演出:マイケル・アーデン出演:井上芳雄、明日海りお、浦井健治、望海風斗製作:東宝【東京公演】2022年6月9日(木)~7月9日(土)会場:帝国劇場【福岡公演】2022年7月16日(土)~29日(金)会場:博多座
2022年06月10日1950年にブロードウェイで初演されて以来、日本でも宝塚歌劇団などによりたびたび上演されてきた名作『ガイズ&ドールズ』。井上芳雄、明日海りお、浦井健治、望海風斗という当代きってのスターたちをタイトルロールに、そしてブロードウェイの新鋭マイケル・アーデンを演出に迎えた新バージョンが、6月9日より帝国劇場で上演されている。舞台は1936年のニューヨーク。超大物ギャンブラーのスカイ(井上)と超堅物な救世軍の軍曹サラ(明日海)、スカイのギャンブラー仲間ネイサン(浦井)とその14年にわたる婚約者アデレイド(望海)、二組のカップルの恋模様がにぎやかに展開される。現代とは男女観も結婚観も大きく異なる時代の、しかもギャンブルやキリスト教といった私たちには馴染みの薄い文化に彩られた物語。リバイバルの名手たるアーデンがさてどう料理するのかと思ったら、冒頭の演出からして洒落ていた。詳しくはネタバレになるので避けるが、野暮な説明や下手な力技で物語世界に引き込むのではなく、観客に「1936年のニューヨーク」を丸ごと飲み込ませるような作り。洒落た演出のあとには、帝劇の廻り舞台をダイナミックに活用したセットがその方向性を確立させていく。そんな中で登場人物たちが、もはや「生き生きとしている」を超えてしっかり根を張って「生きている」ため、私たちは多少意味の分からない用語が登場しようと、決して遠い物語と感じることなく彼らを愛することができるのだ。「生きている」筆頭はもちろん4人のスターたち。歌、ダンス、コミカルなやり取りで大いに沸かせつつ、揺れる恋心を繊細に描き出していく。加えて特筆すべきは、アンサンブルを含めた全員が「生きている」ことで、たとえば物語上特にフィーチャーされているわけではない洋服店のセットの中や路上でも、常に何らかのストーリーが進行していた。結果として浮かび上がるのは、男女観や結婚観がいかに移り変わろうと変わることのない、人間という存在のドラマ性。人が人に恋をしたり、大切に思ったり、巻き込んだり協力し合ったりすることはそれだけでドラマで、故にキャラクターが魅力的なドラマ作品はいつまでも色褪せないのだと実感させられた。最後に。キャラクターとして生きていた4人を評してこんなことを付け加えるのも失礼かもしれないが、待望の再共演となる井上と浦井、宝塚の同期である明日海と望海が同じ舞台に並び立つ様にはやはり胸躍るものがある。井上&浦井の似合いすぎる帝劇ゼロ番(センター)でのツーショット、ちょっとしたコスプレ(?)を含む七変化、明日海&望海が互いの恋の成就に向けて結託するナンバーは、なんだかんだ言っても必見!だ。取材・文:町田麻子
2022年06月09日お笑いコンビ・男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)が2日、都内で行われたMSCジャパン「選ぼう! 海のエコラベル」キャンペーン記者発表会に、ココリコの田中直樹、森三中、ミキとともに出席した。認証制度と水産エコラベルを通じて、持続可能で適切に管理された漁業の普及に努める国際的な非営利団体MSC(海洋管理協議会)の日本事務所であるMSCジャパンは、6月8日の世界海洋デーに関連し、6月2日より「選ぼう! 海のエコラベル」キャンペーンを開始。発表会では、MSCアンバサダーである田中が先生になり、生徒として森三中、ミキ、男性ブランコを迎え、「身近な魚が食べられなくなるかもしれないってホント!?」と題した特別授業をコント形式で実施した。授業中、田中は「浦井さんどうでしたか?」などとたびたび浦井を指名。最後も「私の授業、浦井さんいかがでしたか?」と尋ねると、浦井は「全体を通してためになる。ラベルがあるって初めて知ったので、これを機に手に取っていきたい」と話した。田中と男性ブランコはこの日が初対面とのこと。イベント後の囲み取材で、浦井を集中攻撃した理由を聞かれると、田中は「最初に平井くんが手を挙げてくれていて指名したんですね。次の問題で2人で手を挙げてくれたのにまた平井くんを当てて、浦井くん手を挙げてくれているのに当てなかったという罪悪感があって、申し訳ないなと思ったら浦井too muchになりました(笑)」と説明。浦井は「僕なんかしたかなと思いましたけど、ありがたかったです。うれしかったです」と振り返った。MSC「海のエコラベル」は、水産資源と環境に配慮し適切に管理された、持続可能な漁業で獲られた天然の水産物の証。キャンペーンでは、MSC「海のエコラベル」が付いた水産物を選ぶことで海、人々の暮らし、そして水産資源を未来にわたって守ることにつながることを広く伝えていく。
2022年06月02日元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈が26日に自身のアメブロを更新。夫でサッカー解説者の本並健治氏とのウェディングフォトを公開した。この日、丸山は「すこぶる素敵な写真を撮影していただきました」と切り出し、本並氏とのウェディングフォトを公開。「結婚式はあげてない私たちだったので、何かできたらなぁと話してはいました」と述べつつ「なかなかできずでした」と明かした。続けて「今回日本テレビの一撃解明バラエティ!ひと目でわかる!!でウエディングフォトの隠れた裏側に潜入させていただきました」とバラエティー番組『一撃解明バラエティひと目でわかる!!』(日本テレビ系)に出演し、ウェディングフォトを撮影してもらったことを報告した。さらに、撮影について「すこぶるな努力や汗ばみ、そしてチームワークがありました」と述べ「絆や想いが伝わり、私たちももはや二人で写っている写真なのに四人で写っているような感じに思ってます」と感激した様子でコメント。最後に「素敵な機会をありがとうございました」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2022年04月27日ミュージカル『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』が10日に東京・帝国劇場で初日を迎えた。同作は『レ・ミゼラブル』で知られるヴィクトル・ユゴーが手がけた原作をもとに2018年に世界初演を迎えたミュージカル。子供の頃にさらわれ、見世物として口を裂かれ、醜悪な笑みを貼り付けられたグウィンプレン(浦井健治)の運命を、貴族と貧乏人の世界の対比を交え描いていく。2月3日に初日を迎える予定だったが、公演関係者に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたことから、9日の公演まで中止となっていた同作。10日13時公演より無事に開幕されることとなった。浦井健治、真彩希帆、熊谷彩春、大塚千弘、吉野圭吾、石川禅、山口祐一郎といった、日本ミュージカル界最高峰のスター達が集結し、19日まで東京・帝国劇場にて上演される。写真提供/東宝演劇部
2022年02月10日2023年1月東京・新国立劇場中劇場にて上演されるミュージカル『キングアーサー』の全キャストが発表され、アーサー役を浦井健治が演じることが決定した。本作は、ミュージカル『1789-バスティーユの恋人たち-』『太陽王』『ロックオペラ モーツァルト』、宝塚歌劇花組公演『CASANOVA』など、数々のヒット作を生み出しているドーヴ・アチアが音楽・脚本・作詞を手掛けるフレンチミュージカルの日本版。天から下される運命に立ち向かう主人公アーサーを演じるのは、浦井健治。最強の騎士として評されアーサーの敵として立ちはだかるメレアガンを演じるのは、伊礼彼方 / 加藤和樹(Wキャスト)、 アーサーに忠誠を誓うが恋敵となるランスロットを演じるのは、太田基裕 / 平間壮一(Wキャスト)、アーサーの妻グィネヴィアには小南満佑子 / 宮澤佐江(Wキャスト)、アーサーの甥ガウェインに小林亮太、アーサーの兄ケイに東山光明、アーサーに仕え導く魔術師マーリンには石川禅、アーサーの異父姉であるモルガンに安蘭けいの出演が決定した。日本版の演出を手掛けるのは、『デスノートTHE MUSICAL』韓国プロダクションにて、2015年・2017年に演出捕として携わり、2020年には韓国演劇界最高峰の演劇賞にて演出賞を受賞、今、韓国演劇界で最も注目される新進気鋭の演出家オ・ルピナ。さらにクリエイター陣には、日本演劇界のそうそうたる顔ぶれが集結し、ドーヴ・アチアによる多彩な音楽と共に世界中で語り継がれるアーサー王の物語が装い新たに描かれる。東京公演の後、2~3月に群馬、愛知、兵庫公演ほかツアー公演が予定されている。■演出:オ・ルピナコメント2023年『キングアーサー』の演出を務めますオ・ルピナです。日本での初演出ということでとてもワクワクし緊張もしています。しかし、 キングアーサーという作品が持っている「運命に勝つ人間の強い意志と恋」というテーマは、 どこの国でも感動と共感を導くテーマなので、 素晴らしいスタッフと俳優の皆さんと一緒に素晴らしい作品になると確信しています。私にとってミュージカルは「刹那の瞬間と感情を舞台で拡張させられる魅力的な芸術」です。映像で表現するのより、 作る人と見る人の想像力をもっとも刺激できるジャンルだと思います。そういう意味で、 キングアーサーは人間的な部分とファンタージ的な部分を持ち合わせている作品なので、 さらに楽しく、 幸せに作品作りができると思い、 期待しております。私にとって今回の『キングアーサー』は挑戦であり、 新しい跳躍の始点になると思いますので、 最善を尽くしてお客様と心通わせる作品を作るために努力したいと思います。【公演概要】『キングアーサー』<東京公演>日程:2023年1月会場:新国立劇場 中劇場※2~3月に群馬、愛知、兵庫公演ほかツアー公演予定<キャスト>アーサー:浦井健治メレアガン:伊礼彼方 / 加藤和樹 (Wキャスト / 五十音順)ランスロット:太田基裕 / 平間壮一 (Wキャスト / 五十音順)グィネヴィア:小南満佑子 / 宮澤佐江 (Wキャスト / 五十音順)ガウェイン:小林亮太ケイ:東山光明マーリン:石川禅モルガン:安蘭けい碓井菜央加賀谷真聡工藤広夢当銀大輔長澤風海・加藤翔多郎長澤仙明半山ゆきの・新井智貴大井新生大場陽介岡田治己加藤さや香鹿糠友和鈴木百花高島洋樹高橋慈生田口恵那田極翼東間一貴内木克洋長嶋拓也永松樹西尾真由子花岡麻里名藤本真凜MAOTO松平和希 (五十音順)<スタッフ>日本版台本・演出:オ・ルピナ翻訳・訳詞:高橋亜子音楽監督:竹内聡振付:KAORIalive美術:二村周作照明:高見和義音響:山本浩一映像:上田大樹衣裳:前田文子ヘアメイク:宮内宏明擬闘:栗原直樹エレクトロニックミュージックデザイン:ヒロ・イイダ歌唱指導:やまぐちあきこ演出助手:河合範子舞台監督:徳永康子稽古ピアノ:中條純子演出家通訳:キム・テイ宣伝デザイン:山下浩介
2022年01月31日ミュージカル『キングアーサー』が2023年1月12日(木)から2月5日(日)まで東京・新国立劇場中劇場にて上演され、2月から3月にかけて群馬、兵庫、愛知でツアー公演が実施される予定だ。主演は、浦井健治が務める。騎士達の物語を描くミュージカル『キングアーサー』『キングアーサー』は、ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』『太陽王』『ロックオペラ モーツァルト』、宝塚歌劇花組公演『CASANOVA』など、多数のヒット作を生み出しているドーヴ・アチアが音楽・脚本・作詞を手掛けるフレンチミュージカル。重厚感ある音楽と現代的でポップなフレンチロックミュージックをミックスさせながら、イギリス・ケルトに伝わる騎士達の物語をドラマチックに描いた作品だ。2015年9月にフランス・パリにて初演され、日本では2016年に宝塚歌劇団にて上演された。主人公アーサー役に浦井健治そんなミュージカル『キングアーサー』が2023年1月に、豪華キャスト&クリエイター陣を迎え、装い新たに上演される。主人公アーサー役には、数々の舞台・ミュージカル作品に出演してきた浦井健治を抜擢。また、最強の騎士として評されアーサーの敵として立ちはだかるメレアガン役は伊礼彼方と加藤和樹、アーサーに忠誠を誓うが恋敵となるランスロット役は太田基裕と平間壮一、アーサーの妻グィネヴィア役は小南満佑子と宮澤佐江がそれぞれWキャストで演じる。さらに、アーサーの甥ガウェイン役は小林亮太、アーサーの兄ケイ役は東山光明が務めるほか、アーサーに仕え導く魔術師マーリン役には石川禅、アーサーの異父姉であるモルガン役には安蘭けいを起用した。なお、演出は、2020年に韓国演劇界最高峰の演劇賞にて演出賞を受賞した新進気鋭の演出家オ・ルピナが担当する。公演概要ミュージカル『キングアーサー』日本版台本・演出:オ・ルピナ翻訳・訳詞:高橋亜子出演:浦井健治、伊礼彼方、加藤和樹、太田基裕、平間壮一 、小南満佑子、宮澤佐江、小林亮太、東山光明、石川禅、安蘭けい、碓井菜央、加賀谷真聡、工藤広夢、当銀大輔、長澤風海、加藤翔多郎、長澤仙明、半山ゆきの、新井智貴、大井新生、大場陽介、岡田治己、加藤さや香、鹿糠友和、鈴木百花、高島洋樹、高橋慈生、田口恵那、田極翼、東間一貴、内木克洋、長嶋拓也、永松樹、西尾真由子、花岡麻里名、藤本真凜、MAOTO、松平和希■東京公演上演期間:2023年1月12日(木)~2月5日(日)会場:新国立劇場 中劇場住所:東京都渋谷区本町1-1-1主催・企画制作:ホリプロ■群馬公演上演時期:2023年2月会場:高崎芸術劇場 大劇場住所:群馬県高崎市栄町 9-1主催:高崎芸術劇場(公益財団法人高崎財団)■兵庫公演上演時期:2023年2月会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール住所:兵庫県西宮市高松町2-22主催:梅田芸術劇場 / 兵庫県、兵庫県立芸術文化センター■愛知公演上演時期:2023年3月会場:刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール住所:愛知県刈谷市若松町2-104主催:キョードー東海
2021年12月16日東西統一前後の東ベルリンを舞台に、社会主義体制の中で生きる人々の愛の交錯を三部構成で描いた『愛するとき 死するとき』。ドイツ人劇作家フリッツ・カーターが2002年に発表した戯曲を、ドイツで生まれ育ち、ドイツ発の舞台『チック』(17年初演、19年再演)で高い評価を得た気鋭の演出家、小山ゆうなが、現代の日本で立ち上げようとしている。その挑戦に共鳴し、カンパニーを先導するのは浦井健治と高岡早紀、初顔合わせとなる実力派のふたりだ。数々の経験を積んで来たふたりにとっても、これまでにない実験的魅力にあふれた今回の舞台、稽古渦中の手応えをじっくりと伺った。「これまでにない不思議な体験をしています」(浦井)――社会主義体制下のドイツにおける人間模様が描かれた、三部構成の戯曲です。とても興味深い作品への挑戦ですね。浦井今作のお話を世田谷パブリックシアターさんからいただいて、演出の小山ゆうなさんとは初めまして、ですが、ドイツで生活され、演劇を学ばれた方なので、ドイツ演劇にお詳しい。戯曲を読ませていただいたらとても難しくて、うわ、これは大変だ……!というのが第一印象でした。高岡私は、「小山さんという若くて才気あふれた演出家さんがいるんですよ」と教えていただき、また浦井さんが出演されることを聞いて興味を持ったんです。浦井さんは、どちらかというと私とは違うジャンルでお仕事をされて来た方だと思うので、ご一緒するのは自分の中で新しい試みだなと思いまして(笑)。浦井ありがとうございます(笑)。台本が、句読点もなかったりして読みづらいのもあって、とにかく難しいんですよ。それ以上に当時の、壁が崩壊する前後の東西ベルリンのことを肌でわかっているわけじゃないから、これは何? どういうことだろう? と疑問も多くて。でも立ち稽古に入って、小山さんが「これは作者のフリッツ・カーターさんというひとりの作家を、全員で演じていくのだと思います」っておっしゃった時に、なるほど、そういう世界観なんだな…って少しだけ見えて来た感じですね。高岡私も、台本を読んでも、理解も想像も出来なくて。どんなふうに成立するんだろう!?という不安が一番でしたね。ですから最初の本読みも、読むしかないな!という感じで読んでいって。そのうちになんとなく……でもやっぱり、世界観をつかむのは難しいですね。浦井さんがおっしゃったように、壁の崩壊前のドイツの閉塞感とか、なかなか肌で感じるのは難しいですし。浦井ただ、一部、二部、三部でまったく違うシチュエーションではあるんですけど、最初の本読みで皆の声を聞いた時に、直感的に一貫した空気を感じたのは不思議でしたね。小山さんが「ここに出てくる“彼”も“彼女”も、実はひとりの作家だ、というところに着地すればいい」と言ってくれたこととか、この戯曲の冒頭に「〜のために」といった献辞が入っていることから、この作品って小説のようだなと感じていて。だから、句読点なしで書かれているのはそういうことかな、と。歌もあるけどメロディアスに歌う感覚じゃないので、とにかく言葉で伝える、言葉を置いていく……という、これまでにない不思議な体験をしています。「浦井さん、さすがだなあ〜って稽古の最初からずっと思っています」(高岡)――キャスト全員が複数のキャラクターを演じますが、一部、二部、三部で、ここまでさまざまな個性を演じ分けることも、これまでなかった体験では?高岡そうですね。私が演じる母親役にしても3人いるから、それぞれのお母さんを表現しないと(笑)。演じ分けも、着替えを含めてすごく大変なんですけど、ただ浦井さんがおっしゃったように、すべての登場人物が“僕”の中のピースなのかもしれないということ。すべて“僕”の目線から見た、“僕”の中にいる人物かもしれない……そう考えていくと、お客様も楽しく観られるのではないかなと。あと、今、私が稽古場ですごく印象的だなと感じているのは、小山さんが「あ〜わかんないっ!」と言うこと、それが面白くて(笑)。演出家の心理と役者の心理は違うと思うから、役者が疑問を投げた時に「わかんない、そうかもしれないし、違うかもしれない」と言ってくれるのは、俳優にとってはありがたいことだと思うんですね。たぶん答えは何でもいいと思うんですよ。筋が通らないことなんて、生きていくうえでいくらでもあるし、人生ってそんなものだから。「それは違う」と言われたら根底から考え直さないといけなくなるけど、「そっちも、あっちもあるかもね」と肯定していただけると、幅が広がって助かるなあと思えます。浦井ただ僕が思うに、小山さんはもう数ヶ月も前からスタッフの方々と打ち合わせをしているし、台本も推敲を重ねて第11稿にもなっているので、きっと明確なビジョンはお持ちなんですよね。でもそれをあえて言わずに、「皆はどう思う?」と楽しみながら聞いているような気がする(笑)。ちょっと余裕を持っているというか。時々、「あ、そのセリフのところはこうだから」ってスパーンと答えを出して来る時があって、あ〜ここはもう小山さんのビジョンが確立しているんだな、って感じたり。このあいだ、立ち稽古を見たスタッフさんが「小山さん、会議を開いてください。プランの話をしていいですか?」って提案しているんですよ(笑)。初めて見る光景で、そういうのってこの戯曲ならではだなと。そうしたやり取りを経て、皆で作り上げたものをお客さまに楽しんでもらいたい。小山さんはそう考えてスケジューリングして、稽古を進めているんじゃないかなと感じています。――初共演となるおふたりですが、稽古場でのお互いの印象を教えてください。高岡今、話を聞いていて…、稽古場でも思っているんですけど、浦井さん、すごいな!って。こんなに受け身でいられる人いるんだ!と。本当に珍しいくらいに、相手のことをちゃんと見てくれています。逆に言うと私も見ているけどね(笑)。浦井フフフフ。高岡演出家もスタッフも、おそらく「どうして最初からこんなに息が合ってるんだろう!?」と思っているんじゃないかと。それくらい、「一緒に前に進んで」と言われたら一緒に前に進むし、一緒に立ち上がれるし……。男の俳優さんには珍しいくらい、肩を前に出さない人なの!(一同笑)いや、私、別に誰かのことをディスっているわけじゃないんです(笑)、肩を前に出して来る方が本当に多いので。浦井さん、すごいなあ、さすがだなあ〜って稽古の最初からずっと思っています。浦井ハハハ。高岡さんは、現場を明るくしてくださる方です。小山さんに「これよりこっちのほうが良いのでは?」といきなり大改造を提案したり、カンパニーの若い役者さんたちを弾ませるようなイジリをしてくださったり。高岡フフフ、イジメ?浦井イジメじゃないっ(笑)。やはり百戦錬磨と言いますか、実生活でもお母さんでもあるし、すごく皆のことを見てくれていて。疲れた時には「疲れた」ってはっきり言う男らしさが…あ、いや、女らしさと言いますか。高岡ハハハ!どっちよ。浦井いや、本当に、ほかの役者さんたちも高岡さんにイジられることを望んで、自ら話しかけに行ったりしてるじゃないですか。高岡ウチの息子たちより若い方もいるからね。そういう意味では、とても幅広い年齢層のキャストで、この戯曲にすごく合っていると思います。浦井個人的に僕、台詞覚えが悪くて……。高岡そんなことないよ!浦井いや、わりとそう。だからつねに台本を読み返して覚えていかないと不安になっちゃうタイプで。でも高岡さんは、覚えると決めたらスパーッとやるんですよね。それで第一発目で答えを出したら、その表現がちゃんと台詞に残っている。それって僕には出来ないんですよ。台詞に説得力があるな!というのを目の当たりにして、素敵だな〜と思いました。今回高岡さんとご一緒出来て、すごく勉強になっています。高岡え〜そんなことを言ってくれてありがとう。浦井本当にそう思うんです。自分はとにかく、集中が切れると長台詞や突発的な台詞が出て来なくなっちゃうので、体に慣らしておくことをやっていかなきゃ、と思っています。高岡作品全体の底辺に流れているものは同じだけど、一部、二部、三部とまったく違う作風なので、一部が終わってさあ次という切り替えがまだ全然追いついていかないんです。とくに私たちは出ずっぱりだから、とにかく必要なのは集中力と、切り替え力と…、あとは何!?浦井体力!(一同笑)作品の一部になった感覚で楽しんでもらえたら――稽古を進める中で、現時点で感じている作品の味わい、魅力などはいかがでしょうか。高岡一部は、どちらかというと馬鹿馬鹿しい展開になっていて(笑)。大人たちが皆で馬鹿馬鹿しいことを一生懸命にやっている、その面白さはこれからもっともっと増していくような気がします。もう毎日が試行錯誤の連続なんです。『愛するとき 死するとき』というタイトルのごとく、大きくて長い人生の中で、馬鹿馬鹿しいこと、悲しいこと、怒り……そういう色々な感情がゴチャ混ぜになっているんです。だから観る方々が何を思うかは自由で、いろんな感情を共有したり、人ぞれぞれで全く異なる印象を受けたりすると思います。浦井小山さんはこの戯曲のラストを、本読みの段階では“死”と捉えていたそうなです。でも立ち稽古に入ったら考えがガラッと変わって、ラストで“希望を持った”、もしくは“何かを投げ捨てて、そこから進もうと思った”、そんなふうに感じたと。今の、まだコロナ禍が終息したかどうかも定かではない日本で、ドイツの戯曲を上演する。その結末に、何かこの先の光を感じてもらいたい……というのが小山さんの今の狙いなのかなって。ただ、もちろん高岡さんがおっしゃったように、それぞれの自由な見方でいいと僕も思います。――小劇場の緊密な空間で、本作に出会えることにも期待が募ります。浦井はい、今回は劇場がシアタートラムで、舞台と客席が近いからこそ、お客様が一緒にこの作品を作ってくださるようになっていったら素敵だなと思っています。作品の一部になった感覚で、楽しんでいただけたら……、そこを目指して日々頑張っていきます!高岡ドイツの戯曲で、社会主義体制の中で…といった部分だけ見ると、すごく重い作品と思われがちですけれど、「浦井さんと高岡さんがトラムでお芝居やるんだ!見てみたいな〜」くらいの軽いノリで来ていただけたら(笑)、楽しんでいただけると思います。取材・文:上野紀子撮影:牧野智晃翻訳・演出の小山ゆうなさんへの インタビュー() も掲載中!『愛するとき 死するとき』作:フリッツ・カーター翻訳・演出:小山ゆうな出演:浦井健治 /前田旺志郎、小柳友、 篠山輝信岡本夏美、山崎薫 /高岡早紀2021年11月14日(日)~2021年12月5日(日)会場:東京・シアタートラム名古屋・兵庫でも上演チケット情報
2021年11月06日浦井健治を主演に迎え、東西冷戦時代の東ドイツ、さらにベルリンの壁崩壊後の統一ドイツで暮らす若者たちや家族たちの日常や葛藤、愛を描き出す『愛するとき 死するとき』がシアタートラムで11月14日より開幕する。フリッツ・カーターによるこの戯曲を翻訳し、自ら演出を務めるのは小山ゆうな。過去に今回と同様にドイツ語の戯曲「チック」、『イザ ぼくの運命のひと/PICTURES OF YOUR TRUE LOVE』の翻訳・演出を手掛けてきた小山に、本作の魅力やシアタートラム初登場となる浦井の印象などについて話を聞いた。意識下に訴えてくるような戯曲――2002年にフリッツ・カーターが執筆し、その年のドイツを代表する戯曲として高く評価された本作ですが、小山さんがこの戯曲と出会ったのはいつ頃ですか? 読んでみての印象を含めて教えてください。今回、世田谷でまた演出させていただくことが決まって、ドイツの現代戯曲がいいのでは?ということでいくつかの候補にあがったもののひとつがこの作品で、そこで初めて読みました。フリッツ・カーターはアーミン・ペトラスという名前で演出家として活躍されていて、そちらの名前で私も認識して、作品も知ってはいたんですが、フリッツ・カーターとしての作品を読むのは今回が初めてでした。最初に読んだ時は「え?これどうやって読んだらいいのかな?」という感じでしたね。わりとドイツの戯曲ってそういう作品があるんですけど、個人的にはそういう作品を避けてきた部分もあったんです。お客さんが楽しめるのか? という不安も付きまとうので回避してきたんですけど、今回の候補の中にあって、何度も読むうちに実はすごく面白いんじゃないか? と思うようになったんです。――「面白いんじゃないか?」と感じたという部分は?この作品、戯曲というかほぼ詩ですよね? 言葉の選び方であったり、文体、言葉の面白さが読めば読むほど美しいな、かっこいいなと感じたり、不思議だと感じたりしました。内容的な部分の「こういう物語です」というのとは別の面白さをだんだん感じるようになって、意識下に訴えてくるというか、読んでいると「なんか気持ちいいな…」と感覚に訴えてくるようなところがあるなと思いました。音楽劇的な第一部と「映画」な第二部、そして「詩」を語る第三部――2002年発表の戯曲を20年近く経て、しかも日本で上演することの意義や本作が訴えるテーマ性などについてどのように感じていますか?そうなんですよね……(苦笑)。例えば第一部の「僕」が語る青春は、ドイツに暮らす人たちであれば、典型的な東ドイツの青春だねとわかるワードや描写が散りばめられているので、何の違和感もなく、そういうものとして受け止められるんですよね。でも、それを日本で上演するとなると、場所も全然違いますし、時代も2002年と2021年って全く違いますよね。正直、この作品をいま、本国のドイツで上演しても当時と(受け止められ方が)全然違うと思います。2002年はベルリンの壁が崩壊して10年ほどが経って、みんな東西ドイツが統一して嬉しいねって思っていたけど、実はそうじゃなかったんじゃないの? と気づき始めた頃で、演劇作品でもそういう作品がたくさん作られたりした時期なんですよね。そういう状況とは全く違う、いまの日本でこれをやるということで、もう少し普遍的な物語にできないか? “東ドイツの物語”ということではなく、閉じられた世界の中で、文字通り閉塞感を抱きつつ、そこから飛び出したいと思っている若者たち――無理やりいまの日本とつなげる必要もないですが、もしかしたら、実は現代の日本とリンクする部分もあるのかなと思うので、そういう普遍的な部分にもう少し光を当てられたらと思っています。『愛するとき 死するとき』チラシ――先ほどもおっしゃったように「詩」のような言葉の羅列があり、第一部、二部、三部で登場人物も時代も異なる物語が展開するというのもあり、戯曲を読んだだけではどんな光景が舞台上で繰り広げられるか全く想像がつきません。演出に関してどのようなプランをお考えですか?第一部は“コンサート”“ライブ”をコンセプトにしていて、全てを音楽でつないでいって、歌もあるし振付も用いながら紡いでいくことを考えています。「僕」が自分の青春を語っているけれども、7人の出演者全員が「僕」かもしれないとも思っています。戯曲では死ぬほど固有名詞がいっぱい出てくるんですけど、それは、あえて誰が誰だかわからなくするための数の多さなんだろうと思っていて、全員が「僕」だと思って進めています。第二部は、作家自身も「映画」と表現していますが、もう少し演劇的な物語を伝えるということをしています。第三部は元の戯曲の通り、もう少し「詩」に戻って、詩を語るというイメージに近いものにして、それぞれの見せ方を変えながら飽きずに楽しめる構成にしていければと考えています。『愛するとき 死するとき』メインビジュアル宣伝美術:秋澤一彰、撮影:牧野智晃――小山さんはシアタートラムでは過去に、同じく現代ドイツの戯曲『チック』、そこから派生して生まれた『イザ ぼくの運命のひと/PICTURES OF YOUR TRUE LOVE』の翻訳・演出を手掛けられています。過去の2作と今回の「愛するとき死するとき」で共通する要素、小山さん自身が惹かれる共通のテーマ性などがあるんでしょうか?共通することとしては作家の知性、知識と哲学的な“深さ”があるのかなと感じていて、いずれも若者たちの物語なので、表面的な言葉は粗野だったりするんですが、その裏には深い哲学があって、それは稽古をしていく中で感じられて楽しいですね。「そうか、ここはそういう意味だったのか」と読み解いていく作業がすごく面白いです。もうひとつ、共通点として感じている部分があって、ドイツで「Bildungsroman(ビルドゥングスロマン)」と呼ばれる小説のジャンルがあって「自己形成小説」とでも言えばいいのかな(※日本では「教養小説」と訳されることが多い)? ヘルマン・ヘッセの『デミアン』などが有名ですが、ひとりの主人公が成長していって、自己を発見するといった小説ですが、そうした流れをくんでいる部分が『チック』にもあるし、今回の作品にもあると思います。皮肉としてこの流れを用いている部分もあるし、素直にそうなっている部分もあると思うんですが、そこはすごく面白いなと感じますね。「“背景”が見えない」主演・浦井健治の魅力――主演の浦井健治さんとは1年ほど前にお会いして初めて話をされたそうですね? 今回のような複数のジャンルを横断する作品にはうってつけとも言えるキャスティングだと感じますが、小山さんは浦井さんに対してどのような印象を持たれていますか?まさに、どんなジャンルも軽々と横断してしまうという印象がお会いする前からありました。先ほどお話した今回の構成も、浦井さんありきなんですね。浦井さんがやってくれるなら、こういう構成が面白いなと。でも、本当に不思議な方ですよね(笑)。シェイクスピアをやったかと思えば、ミュージカルだったり、全くタイプの違うコメディをやったり、ジャンルもキャラクターも軽々と越えてしまう感じがして……。1年前に初めてきちんとお話させていただいた際は、演劇の話はもちろんなんですけど、それだけじゃなく、社会情勢の話だったり、このコロナ禍で人はどう生きるべきか? みたいな深い内容の話までして、初対面だったのですごく意外な気がして新鮮で、本当におもしろい魅力的な方だなと思いました。稽古場で接していてもすごく不思議なんですよね。これまでもストレートプレイでもミュージカルでも役を説得力を持って魅力的に立ち上げていらして、素敵だなと思って見てはいたんですけど、“背景”が見えないというか、どうやってその域までたどり着いたのかが見えないのがおもしろいですね。ファンのみなさんの目にどんなふうに映っているのかをこっちが聞きたいくらいです。――高岡早紀さんが、浦井さんとさまざまな関係性の役柄を演じるというのも楽しみですし、前田旺志郎さん、岡本夏美さんといった若い世代、そして小柳友さん、篠山輝信さん、山﨑薫さんという中堅の実力派も揃っていて、面白いアンサンブルですね。『愛するとき 死するとき』出演者:上段左から、浦井健治高岡早紀中段左から、前田旺志郎小柳友篠山輝信下段左から、岡本夏美山崎薫撮影:牧野智晃高岡さんはあんなにすごい女優さんなのに稽古場に“普通”にいてくださるんですよね。率直に「こう思うんだけど」という意見も言ってくださるし、若い俳優さんともごく普通に接してくださって、稽古場でいい意味で誰も緊張してないんですよね。そのスタンスがすごいなぁと思います。不思議な浦井さんともすごくいいバランスで、語り合うというよりもふたりとも、舞台上の“息”でスッと合わせるのがすごく上手ですね。前田くんや岡本夏美ちゃんは、私にとっては“新世代”という感じで、普段の発言からお芝居に持ち込んでくれるものまで全てが新鮮で「あぁ、そうなんだ!」という発見が多くて楽しいです。その周りを年齢的には間にいる山﨑さん、小柳さん、篠山さんがしっかりと支えてくれているという感じで、稽古場がクリエイティブで雰囲気がすごく良いですね。――珍しい構成の作品になっていますが、最後に本作の楽しみ方、こういう部分を見てほしいというポイントをお願いします。観ていて「難しい」と思う瞬間もあると思うんです。知らない固有名詞が出てきたりして。でも作家が不思議な文体で書いているということも含めて、意味がわからないところがあっても、7人の俳優さんの魅力であったり、カッコいい場面、楽しい場面をひとつひとつ楽しんでいただければ良いと思っていて、無理に意味を追うような作品ではないと思っています。“正解”があるわけではないので、どういうふうに観るか? ということもこの作品に関しては特に自由だと思うので、俳優さんと客席で空間を一緒に楽しんでもらえたらと思います。取材・文:黒豆直樹インタビュー後編は、浦井健治さんと高岡早紀さんの対談! 公開は11月6日(土)正午です。お楽しみに!公演情報『愛するとき 死するとき』作:フリッツ・カーター翻訳・演出:小山ゆうな出演:浦井健治 /前田旺志郎 、 小柳友 、 篠山輝信岡本夏美 、 山崎薫 /高岡早紀2021年11月14日(日)~2021年12月5日(日)会場:東京・シアタートラム名古屋・兵庫公演ありチケット情報
2021年11月05日神山健治がWOWOW開局30周年記念として、監督・脚本を手掛けるオリジナル新作長編アニメが「永遠の831」に決定、キービジュアルが公開された。「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズ、「東のエデン」シリーズなど数々の名作を送り出し、『ロード・オブ・ザ・リング』の姉妹編にあたるオリジナル長編アニメを制作することも発表、また新たな取り組みで全世界から注目を集めているアニメーション監督、脚本家の神山健治。神山監督がWOWOW開局30周年記念としてWOWOWオリジナル新作長編アニメを手掛けることは発表されていたが、この度、タイトルとともにティザービジュアルも公開。「止まっていた時間を動かしたのはだれ?」とのキャッチコピーが付けられている。「永遠の831」は2022年1月、放送・配信予定。(text:cinemacafe.net)
2021年08月03日1976年より連載を開始し、累計発行部数4000万部を誇る同名原作漫画をミュージカル化した『王家の紋章』が2021年8月5日(木)より帝国劇場で開幕する。2016年に初演され、17年に再演、今回が3度目の上演となる。初演からメンフィスを演じてきた浦井健治と、初めてメンフィスを演じる海宝直人は意外にも初共演。互いの印象や、役に対する考察などをたっぷり語ってもらった。Wキャストでできるのが何よりも嬉しい──初演から出演されている浦井さんと、今回初参加の海宝さん。本作に対する思いをまずは教えてください。浦井初演、再演とやらせていただいていますが、(原作者の)細川先生、芙〜みん先生が人生を賭けて、今も進行形で取り組んでいらっしゃる少女漫画の金字塔『王家の紋章』をミュージカル化するということへの責任と重圧、そして、それが成功した達成感をみんなで味わってきた月日だったなと思います。今回は、Wキャストで、海宝くんとやらせていただけることが、何よりも嬉しくて。メンフィスを演じるということは、「王族」と呼ばれている『王家の紋章』のファンの方々に「メンフィスがいる!」ということを感じていただけないといけないわけです。一方で、演劇として、「メンフィスはこういう人です」というアプローチも絶対あると思う。それを個人的にとても尊敬する、大好きな海宝先生!とふたりで作れるんです(笑)。再々演という言い方ではなく、ミュージカル『王家の紋章』をこのメンバーで作るということが、僕にとっては幸せなことだなと思います。山口祐一郎さんや、(平方)元基や、役が変わった新妻聖子ちゃんなどもいらっしゃいますが、今回は、また新しくみんなで作っていくという心構えです。海宝僕は学生時代に、たまたま家にあった漫画『王家の紋章』を読んでいたんです。僕が読んだ数少ない少女漫画の一つで、まさか自分が舞台でやるとは、微塵も思っていなかったですが(笑)。それぞれのキャラクターたちに、現代人にないダイナミクスを感じます。特にエジプトチームは、生きる・死ぬという宗教的な考え方も含め、我々現代人には考えられない価値観の中で生きている。なかなか経験することができない感覚を、俳優として味わえることがとても楽しみです。浦井さんと今回初めてご一緒させていただくので、それも本当に楽しみですね。この作品は、今まで僕が演じたことないタイプのキャラクターで、演出の荻田(浩一)さんとともに、いろいろなアプローチを試して、稽古を楽しみながら、チャレンジできたらいいなというのが今の気持ちです。──原作漫画の感想を教えてください。浦井1〜4巻までをミュージカル化しているんですけど、「王族」(原作漫画ファン)でもある新妻聖子大先生がいろいろ教えてくださるんです(笑)。原作は進行形で、キャラクターもまだまだ増えていく。一体、キャロルは何回さらわれるのかと思います。そして、その度に各々のキャラクターがキャロルを愛してしまうので、もう、どれだけモテるんだよ!って(笑)海宝ひと目で夢中になっちゃうんですよね。浦井男としてはそれぐらい愛したいなとは思いますよね。なので、男性諸君も、よろしかったらミュージカルをデートで使っていただいて、一緒に見にきてくださったら嬉しいなぁ。女性がきゅんきゅんしてくださるのも嬉しいですけど、「俺、メンフィスみたいになりたい」と思ってくださったら(笑)。海宝何よりも、二次元の絵から飛び出してくるほどエネルギーが伝わりますよね。キャラクターの躍動感がすごい漫画だなと思います。現代を生きる我々にはない、剥き出しの感情や表現も、魅力的。人をあそこまで剥き出しで愛せるとか、剥き出しで憎めるとか、そういう感情の出し方は自分たちができないからこそ、そこで発散できる魅力がある漫画だなと思います。──例えば、おふたりがキャロルのように3000年前のエジプトに行ってしまったとき、これは忘れずに持っていたいというものはなんですか?浦井携帯。海宝え、通じるかな(笑)浦井通じなかったとしてもアプリのゲームやっていると思う。海宝電源が切れるまでね(笑)浦井そうか!電源がないのか!しまった……(笑)海宝僕は、ファイヤースターターですかね。キャンプ用品です。浦井え、普通に生き抜こうとしたね(笑)海宝火さえ起こせればなんとななるかなと思いまして(笑)何より歌声のファンです(浦井)浦井さんは何者にも変身していく(海宝)──ヴィジュアル撮影で、実際に衣装を身につけられた感想をお聞かせください。海宝ヘアメイクの方が漫画を鏡の前に置いて、それを見ながらメイクをしてくださるんですよ。だんだんと自分じゃない誰かになる感覚を感じましたね。衣装もそうですし、ストレートの黒髪ロングとかもないじゃないですか(笑)。僕、荻田さんの舞台に出ると、あまり経験したことない服とかにチャレンジさせてもらうんですよ。ロリータのファッションを着たり、CAのミニスカート履いたり……。浦井すごい! 荻田さんと組むと、そうなってしまうの?(笑)海宝はい(笑)。今回は特にメイクさんと衣装さんの力で、どんどん別人になっていく感覚があって、その世界に入っていく手助けになるなと感じました。自然と、表情や立ち居振る舞いが変わっていく気がします。浦井まさにその通りなんです。メンフィスって、実は衣装替えが多いので、その度に何人ものスタッフさんがついてくださるんです。それがまたファラオとしてのリアルな感じになって(笑)。役をみんなで作っていくんですよ。──初共演というおふたりですが、お互いの印象をぜひ他己紹介という形で、教えてください。浦井そんなにまだ会話をしていないんですけど……山寺(宏一)さんとモノマネしているのを見たりとか……(笑)海宝よりによって、それですか(笑)浦井いろんな方から話はたくさん聞いています。歌声の素晴らしさはもちろんですけど、芸歴は自分よりも長いし、今までの海宝くんの生き様が、いまの人脈や信頼を作っていると思うんです。基本的に穏やかだけど、ちゃんと芯を持っている。そこが役者として尊敬できるし、信頼できる。ミュージカル界、演劇界の海宝くんはちゃんと君臨しているけれど、それとは別に、お芝居に対してとても謙虚だし、冷静に分析しながらやっているんだろうなと思います。ただ、この作品では同じ板の上には乗れないのでね。先の話をするのも何ですが、違う作品でも共演してみたいですし、夢は広がります。まぁ、何より歌声のファンです(笑)海宝僕は浦井さんの作品を何作品か拝見して、僕が初めて見たのは『アルジャーノンに花束を』。浦井!!海宝印象が作品によって全然違うんですよね、浦井さんって。何者にも変身していくとか、メタモルフォーゼというか、別人のように見えるんです。『アルジャーノン〜』の作品の中でもそうですしね。浦井『アルジャーノン〜』を見てくれていたのか、嬉しいな。海宝これは僕の勝手な印象なんですけど、本能的にその役にガッと入っていけるタイプなんだろうなと思っていて。ファラオもそうじゃないですか。だって、スイッチ必要ですよね?(笑)浦井はい。スイッチが必要ですね。ファラオスイッチ(笑)海宝その変身する様を間近で稽古場で見れるのは、とても楽しみです。浦井結構大変ですよ。稽古場では、ヴィジュアルのような扮装はなく、サラッとした布をマントみたいにつけて、「私の足を舐めよ」とか言うわけで。冷静な気持ちでいられない!(笑)元祖俺様系・メンフィスはアンバランスさが魅力──あらためて、おふたりが演じられるメンフィスはどんな役だと感じますか?浦井唯我独尊で、元祖オラオラ系。Sっ気が、きっと萌えポイントなんだろうなと思います。メンフィスは血筋の中で生き神として生まれ、育てられた結果、自我が芽生えたときには「我こそファラオである」と。そういう意味では、童心というか、ピュアさを持ち続けている人物だなと思っています。国をどう動かしていくのかを考えているという王としての自覚もあるんですが、やはり突飛なキャラクターに見えてしまう。その点、我々役者としては理解していくのが大変ですね。ファラオって何って(笑)。まずはエジプト展に行こうかな……と考える段階を踏むんですけど、今回は客観的にふたりで作っていけるから、「なるほど、こういう風に見えるんだ」と、いろいろな捉え方ができて、その分、これまでよりも人間味が濃くなっていくのではないかなという期待をしています。海宝これが正しいというものはないと思うんですけど、今回のメンフィスについて、どういうアプローチをしていけば良いのかなというのがまだ分からない段階です。ただ、漫画のある意味デフォルメされたキャラクター像からのアプローチもできると思うし、そこはありつつも、もう少しリアリティの方向にもっていくのもいいかなという感触としてはあって。最近、ツタンカーメンのドラマを見たんです。その中で、ツタンカーメンが、父親に「罪人の息子を殺せ」と命じられて、同じ年ぐらいの子をナイフで刺し、「これがファラオなのです」と言われるシーンがあって。あぁ、この感覚が多分必要なんだろうなと思ったんですよね。今の時代から見たら、確かに残虐かもしれないけれども、それは帝王学として見たら当たり前の時代。それにそもそも宗教観も違う。それがお客さんに伝わるか伝わらないかは別として、そういうことを演じる側が理解して、ある意味生ききらなきゃいけないという特殊な舞台なんです。自分が理解できないと、どこかでブレーキがかかる気がするので、自分の中でそういう感覚を蓄積することができたら、演じる上での手助けになっていくだろうなと感じています。彼の少年性と、一方でファラオとしての崇め奉られるという、そのアンバランスさが魅力的だなと思いますし、キャロルに対して、「ものとして好き」というところから、「人として好き」というところに変わっていく部分もいいなと思います。──ちなみに、元祖俺様系ということを絡めまして、ご自身はSですか、Mですか?浦井そんな質問初めてされた(笑)。……どっちって言われます?海宝両面あると思うんですが、でもまぁ、意外とSっ気があると言われますね。深海宝(しんかいほう)と言われます(笑)改めて感じた帝国劇場に立てる事の奇跡──浦井さんは主演としては3年ぶりの帝劇、海宝さんは中止となってしまった『ミス・サイゴン』ぶりですが、帝国劇場への思いをお聞かせください。浦井やはり帝国劇場に立たせていただくのは、この上なく名誉なこと。その中で、メンフィス役をやらせていただくということは、役者冥利に尽きるなと思うし、責任を背負わなくてはいけないと思うんですよね。コロナ禍において、いま『レ・ミゼラブル』がお客様に愛されて、熱狂的に受け入れられている様子を見ていると、エンタテインメントの素晴らしさを改めて感じるし、文化は人の心には必要なものなんだなと確信しました。待っていてくださるんだな、と。主催者の方々が、苦労を重ねながら、みんなで演劇を守っていく努力をされてきたことを見てきた1年でした。それを踏まえると、また帝国劇場に立てることは奇跡だと思うんです。誰ひとり欠けることなく、感染対策を徹底して、お客様に安心、安全というものをお届けできるように、そして、ナイル川に沈んでいただけるように(笑)、みんなで古代エジプトを盛り上げていけたらなという気持ちです。海宝僕が初めて帝国劇場に立たせていただいたのは、19歳の時。『ミス・サイゴン』のアンサンブルとしての出演した時で、僕にとっては大人の俳優としての第一歩でした。自分で初めていろいろなことを考えたし、当時のアンサンブルはそれぞれ自分たちで名前をつけたりして、ワークショップ形式で役を作っていったんです。公演期間も長くて、多くのことを勉強させてもらって。すごく思い出が詰まった、特別な劇場です。そこにまた立たせていただけるのは、嬉しいです。──最後に観客の皆様に一言お願いします!浦井僕は、荻田さん、海宝くんと一緒にメンフィスを作っていけることをすごく嬉しく思っています。客観視もお互いにできる今回だと思うので、それぞれのメンフィスをお客様に楽しんでいただけるように、原作に忠実でもありながら、個性豊かで人間味あふれるそれぞれのメンフィスを作っていけたらと思います。海宝今とても大変な時期で、僕自身もそうですけど、知らないうちにストレスが体調に表れたりして、しんどい時期だと思うんです。この『王家の紋章』は、壮大で、ドラマチックな作品。日常を忘れて、キャロルと共にエジプトを旅するように、一時でもイマジネーションの世界を楽しんで帰っていただけたらなと思います。取材・文:五月女菜穂撮影:渡邊明音ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント浦井健治さんと海宝直人さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!ミュージカル『王家の紋章』原作:細川智栄子 / 芙~みん脚本・演出:荻田浩一作曲・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ出演:浦井健治 / 海宝直人(Wキャスト)神田沙也加 / 木下晴香(Wキャスト)平方元基 / 大貫勇輔(Wキャスト)朝夏まなと / 新妻聖子(Wキャスト)植原卓也 / 綺咲愛里 / 出雲綾 / 前山剛久 / 岡宮来夢 / 大隅勇太山口祐一郎他2021年8月5日(木)~2021年8月28日(土)会場:東京・帝国劇場ほか、福岡公演ありチケット情報
2021年07月16日『Blade Runner: Black Lotus』シリーズや『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズでお馴染みの神山健治を監督に迎え、オリジナル長編アニメ『THE LORD OF THE RINGS: THE WAR OF THE ROHIRRIM』(原題)の製作が決定した。J.R.R.トールキンによる伝説の小説を基にした『ロード・オブ・ザ・リング / 旅の仲間』が世界的な大ヒットとなってから20年。最も成功した映画シリーズのうちに入る、革新的な3部作を生み出したスタジオが再び原点に立ち返り、新たな冒険をファンに届ける。『The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim』(原題)では、ヘルム峡谷の要塞にまつわる知られざる物語が展開。中つ国伝説の人物にしてローハン国の強大な王、ヘルム・ハンマーハンドの人生とその血塗られた時代が描かれる独立した新作だ。プロデューサーはジョセフ・チョウ(『Blade Runner: Black Lotus』シリーズ)、脚本はジェフリー・アディスとウィル・マシューズ(『ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス』シリーズ)が務める。また、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作と『ホビット』3部作の脚本家のひとりでアカデミー賞受賞者のフィリッパ・ボウエンがコンサルタントとして本作に参加する。本作は独立した作品ではあるが、ニューラインによる『ロード・オブ・ザ・リング』の姉妹編。『ロード・オブ・ザ・リング』のストーリーやビジュアルが織り込まれ、中つ国の素晴らしさと映像美が再び描かれるもようだ。そしてワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・グループのチーフ・オペレーティング・オフィサーのキャロリン・ブラックウッドとニューライン・シネマのプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのリチャード・ブレナーが共同声明は以下の通り。「ニューラインは、J.R.R.トールキンが創造した素晴らしい世界に深い愛着があります。ですので、ワーナー・ブラザース・アニメーションの皆様と一緒に再び中つ国の世界へ戻るチャンスを得られたのは夢のような話です。ヘルム峡谷は、映画史上最大級の戦いの舞台となったことでファンに知られていますが、これを手がけた多くのクレイティブ・スタッフと素晴らしい監督である神山健治氏の指揮のもと、新しい視点から切り取ったその歴史をお届けできることに大変興奮しています。世界中の観客が、一大叙事詩である中つ国の歴史の豊かさを新たな方法で堪能できるに違いありません」さらにワーナー・ブラザース・アニメーションのプレジデント、サム・レジスターは「この作品は、J.R.R.トールキンの語られざる世界を壮大な形で描くものです。『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』の3部作を手がけた才能豊かなスタッフに加え、今回初めてタッグを組むこととなる優れた映像作家と仕事できることを光栄に思います。さあ、はじまりです」とコメント。アニメーション制作はSola Entertainmentが手がける。現在ボイス・キャスティングが行われており、映画化に向けて急ピッチで制作が進められているところだ。配給はワーナー・ブラザース・ピクチャーズが全世界で務める予定。なお日本公開は未定となっている。『THE LORD OF THE RINGS: THE WAR OF THE ROHIRRIM』(原題)日本公開未定
2021年06月14日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final』(公開中)、公開を控えている『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(2021年6月4日公開)は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。シリーズを通して、アクション監督を務めているのが、香港に渡りドニー・イェンの元で多くの作品に関わってきた谷垣健治だ。谷垣アクション監督の指揮のもとで生まれた『るろうに剣心』のアクションは日本のアクションの水準を塗り変えたとも言われており、「最終章」ではさらに進化した映像を見ることができる。一方で、鑑賞者としては「何かすごいことはわかるんだけど、何がすごいのか具体的にはわからない……」ということも多いだろう。今回は、そんなアクション初心者に向けて、撮影の面から『るろ剣』アクションの面白さについて話を聞いていく。○■剣心の刀はもはやカメラを狙う――『るろうに剣心』のアクションでは、「マスターショット」という、カットを切るのではなく長回しで撮影する手法が採用されてるということですが、どんな利点があるのでしょうか?マスターショットは元々大友監督も取り入れられていますが、「本当に戦っている」ように見せることができる点が大きいですね。伝統的な香港映画などのように、最初に1手~3手までやってカット、次に4手~7手まで……と撮っていったら、カットごとに決めが入る完璧なアクションにはなるんですが、呼吸感などもメカニカルになってしまう。もちろん、その完璧さで勝負する映画もありますけど、『るろ剣』に求めているのは完璧な振りではなく、本当に戦っている感じ、ということなんです。ちゃんと決まった手はあるんだけど、それを通してやることで生まれるものが、映像に出ている。例えば、役者が少しバランスを崩したけど、そこをリカバーして次の動きに行くとか、そういう「いいアクシデント」は僕らの大好物で。全てカットを割って決め決めで撮影すると、そういう映像にはならないんです。ただ、マスターショットだけでやっているわけでもありません。マスターだけで撮っていると、いろんな情報が流れてしまうこともあるんですよね。しかも、例えば3台のカメラでずっと撮りっぱなしにしていると、互いに映り込まないようにある程度距離を取らなきゃいけない。映画には閉じた構図と開いた構図というのがあって、群衆の外から撮ることもあれば、中に入って撮る場合もあるわけじゃないですか。だから、僕らはまずマスターで撮って、その後にピックアップショットを撮ります。中に入って「この動きだけを撮る」というのがとても重要なんです。ピックアップショットを撮るときにも、マスターショットの良い影響があって、役者さんはすでに1手から30手目までを演じて嗅覚を覚えてるから、「さっきの5手から8手目を寄りで撮りたい」と言ったら即興で簡単にできるし、切り取り方にもつぎはぎ感がなくなります。――たとえば『HiGH&LOW』では乱闘アクションの撮影で、坊主だらけの学生達に交じるために撮る方も坊主にして…という話も聞いたことがありますが、そういうこともあるんですか?『HiGH&LOW THE WORST』の場合は、カメラマンではなくアクション部の鈴村正樹君が、高校生達の戦いを撮るときに、群衆の中でカメラをカメラマンに引き継ぐというサポートをしていたんですね。でも、カメラが引いたら鈴村君の姿が見えてしまうから、40歳を超えてるんだけど、高校生に見えるように坊主にして中に入っていた(笑)。そういう風にアクション部がカメラマンのサポートをすることはよくあります。カメラマンがバランスを崩さないように両脇に立って誘導したり、戦っているときにカメラの横で葉っぱを降らせたり、なんてことまでしています。『るろ剣』で中に入り込む例だと、剣心の「龍槌閃」。あれはもう、佐藤健はカメラの石坂(拓郎)さんを狙ってますから(笑)。彼はそこの思い切りが良くて、ちゃんと当ててくれる。結局、そこまで思い切ってくれないと我々もOKを出せないんです。そして、そういうアクションのために、ハード面から、安全な模擬刀を開発しました。○■道具が安全だから、気持ちがリアルになる――『るろ剣』のアクションは刀を実際に当てていることもポイントで、そのために安全な模擬刀を開発されたと伺っています。厳密に言うと『るろ剣』で開発したのではなく、1度『GANTZ』で使っていたというのを聞きつけて、改良して取り入れさせてもらいました。伝統的な撮影用の刀でいうと「竹光」があるんですが、ケガのリスクがあって、戦う時に近くに入っていけないんです。でも『るろ剣』には、素手で戦うくらいの距離感が欲しい。新たな刀を使うことによって、立ちまわりの種類は画期的に変わりました。もちろん、当たって痛くないわけではありません。でも、致命的な怪我にはならない。僕らはよく言うことですが「本当に相手を斬る気持ちになってほしい」から、安全を求めるんです。矛盾してるように聞こえるかもしれないですけど、例えば真剣を持たされて「相手は絶対に避けるから、斬りに行ってください」と言われても、斬れないんですよ。だって「万が一、相手が避けられなかったら?」と考えてしまう。でも模擬刀だと、思いっきりいけるじゃないですか。よくアクション映画で「リアリティ」という言葉を使うけど、そのリアリティというのはどこから生まれるのか……本物の日本刀を持ったら、道具としてはリアルでも、役者の気持ちはリアルにならないんですよね。安全な刀だと、相手を斬りに行く気持ちはリアルになる。どちらが大事かというと、後者でした。過去作でも瀬田宗次郎(神木隆之介)は、剣心の懐に入って刀を避けますけど、竹光だったらあんなことは指示できないです。本気の気持ちで芝居に行ってほしい、いろんなことを気にしないで芝居に集中してほしい、という気持ちから生まれたものなんです。○■『るろ剣』はカメラが役者に合わせて動く映画――スピード感のあるアクションとして、「ジャンプカット」と呼ばれる、あえて前後をつながない編集の仕方もされているとか。そんなに大げさなことではなく、編集していると、けっこう「ジャンプカット」は出てくるんですよね。もっと言うと、バラエティもジャンプカットだらけじゃないですか。お店の前のカットの次にはもう中に入っている、とか。アクションを立ち回り通り真面目につなぐのではなく、呼吸感やリズムを気にしてつなぐと、自然とジャンプカットになっているという感覚です。「The Final」では、縁のアジトに入った時に剣心が一対多数で戦っていて、上から飛び降りてくる敵をカンカンカンカーン! と倒しているけど、音に合わせて画は飛んでいます。現場ではちゃんと段取りがあってきっちりやっているんだけど、編集しているうちに耐えられなくなって(笑)。忠実につなぐというよりも、気持ち良いか気持ち良くないか、イケてるかイケてないかというところで編集します。最初から決めるのではなく、膨大なアクションから編集の時点でどんどん切り落とす。最初から「ここを落とす」と決めて撮っていたら、絶対スカスカになってしまいます。――そうなると、本当に撮影にすごい時間が必要になりますよね…。大変ですよもう、本当に(笑)。――剣心と縁の最終決戦では、大友監督から「感情が見えるアクションにしてほしい」というリクエストがあったとのことですが、今までのような手法があってのアクションだったのでしょうか?「感情が見える戦い」というのは大友監督がシリーズを通してずっと言っている話なので、今回だけに限らないんですけども、特に剣心と縁との戦いは心がけました。今までに話してきた道具や撮り方も、そもそもすべてのことは「役者の感情を途切れさせない」ことがスタートなんです。照明、衣装、殺陣にしても、やっぱり、「役者が何も気にせず集中するために」というのが1番で、僕らは立ち位置もほとんど決めません。僕らが「work for camera」と呼んでいる"カメラに合わせて役者が動く"映画と、"カメラが役者に合わせて動く"映画、2種類あるとしたら『るろ剣』は"カメラが役者に合わせて動く"。「役者の気持ちで動くんだから、バミリなんかつけるんじゃないよ」という感覚があります。そうすると照明やカメラは大変で、必死に動くことになるんだけど、でもやっぱり1回はそれでやってみる、ということが大事。いつも「自分もアクションをするつもりで撮ってほしい」と言っているんですが、すべては役者の気持ちを作るためなんです。■谷垣健治1970年生まれ、奈良県出身。倉田アクションクラブで学び、1993年に単身香港へ渡る。ドニー・イェンの元で多くの作品に関わる。ジャッキー・チェンが会長を務める香港動作特技演員公會の唯一の日本人会員で、日本では日俳連アクション部会委員長を務める。主な作品は、『捜査官X』(11年)、『るろうに剣心』シリーズ(12年/14年)、『新宿スワンII』(17年)など。
2021年05月21日元『19』の岡平健治「趣味程度ですが、今も音楽活動を続けています。この20年間ずっと音楽漬けだったので、今は自分の好きなタイミングでやろうと、ペースダウンさせている感じですね」そう話すのは、1990年代後半に絶大な人気を集めたデュオ・19(ジューク)の元ボーカル・岡平健治だ。19は、1998年に岡平、岩瀬敬吾、イラストレーターの326(ミツル)の3人で結成され、セカンドシングル『あの紙ヒコーキ くもり空わって』は、100万枚を越える大ヒットになった。2002年の19解散後、岡平はバンド『3B LAB.☆』(後に3B LAB.☆Sに改名)を経て、現在はソロでの音楽活動のほか、スタジオの経営なども行なっている。「20年以上、まとまった休みがなかったんです。ひとつのグループを長く続けていたら、1、2年休憩というのもあったと思いますが、19、パンクバンド、そしてソロと3変化したので、休む暇もなくリリースをしていましたね」19の歴史は、岡平と岩瀬が出会ったことから始まる。「広島の音楽仲間の友達伝いで、岩瀬さんと知り合って一緒に音楽をやり始めました。そのときは『少年フレンド』というバンド名でした。東京に出てきてから、事務所やレコード会社に入って、どう売り出していこうかと考えたときに、絵を描いてくれる326さんが加入して、自然と結成していました」■「19」は岡平の年齢だったデュオ名の由来は?「名前は326さんがすでに決めていて。“なんで数字なんだろう?”とは思っていました(笑)。19という数字は、年齢から取ったものですね。当時、僕が19歳、岩瀬さんが20歳で、326さんが21歳。19歳って、大人でも子どもでもない、だけど社会に出ている人もいる、学生もいる、成人していないからお酒は飲めない……。とにかく微妙な年齢が一番の青春、思春期じゃないかという話をしたのを覚えています。それで、健治が19歳だから19でいいんじゃないと」『紙ヒコーキ』の作詞は326、作曲は岡平と岩瀬が担当した。「曲よりも詞が先にあったり、詞を後からチェンジしたり、すごく入り組んだ状態でごちゃごちゃだったと思います。詞は326さん、曲のベースは岩瀬さんが作ったんですが、足りない部分は僕がメロディーをつけたり、プロデューサーもアイデアを出したり、みんなで作っていきましたね。正直、最初は売れないと思っていました。僕が売れると思ったものは売れない、僕が売れないと思ったものは売れるんです(笑)」大ヒットの裏には、当時ならではの理由も。「1999年の春に、『紙ヒコーキ』がTBS系列のキャンペーン・ソングに選ばれたんですが、当時の事務所の社長とTBSの会長がたぶん仲よしだったと思うんですよね。今は(SNSなどで)自分から発信できますが、当時は俳優でもミュージシャンでも、選ばれしラッキーな人しかデビューできない時代だった。だから、社長にはすごく感謝しています。『紙ヒコーキ』のヒットは、テレビやラジオへの積極的なプロモーションに加えて、僕らのファッションが女性誌でもよく特集されていたので、相乗効果で売れていったんだと思いますね」2000年には2度目の紅白出場も果たしたが、2002年に人気絶頂の中で突如解散を発表した。「解散は僕から言いました。周りの環境に不満もあったけど、根本の理由は僕と岩瀬さんの関係性。だから、解散したことは申し訳ないなと思います。急に解散したので周りの方にすごく迷惑をかけたなと……。解散に伴うペナルティとかもありましたけど、それも乗り越えて今があります」解散から19年、相方の岩瀬とは今も連絡を取り合う。「この前、NHKのテレビに出演する機会があって、歌う前に岩瀬さんに電話をかけて“『紙ヒコーキ』と『以心伝心』歌うね”と伝えたら、“いいよ、歌って、歌って!俺の曲もお前の曲も一緒じゃけんねえ”と言ってくれました。解散したことに後悔はない、と言ったら嘘になりますね。19を存続させた人生を見てみたかったですから」■岡平が慕う東京の母・小林さん岡平には、19時代から”東京の母”と慕う、小林さんという女性がいる。「当時からずっと高円寺に住み続けていて、小林さんにも高円寺で出会いました。たまたま僕が小林さんのマンションを借りて住んでいたことがきっかけです。資産家の方なんですが、すごくいいご縁で。今も本籍地を小林さんのところにしているくらい(笑)。今は不動産の仕事もしているので、その関係で都内に本籍があると謄本が取りやすいので仕事がしやすくて。息子さんもいらっしゃるんですが、僕も息子のようにかわいがってもらいました」“母”のために、雑務も引き受けていたという。「19の全盛期でも、僕はただの“運転手兼雑用係”でしたからね(笑)。運転手として社交の場に連れて行っていただいて、そういう場所でいろいろな方に出会えたのはすごくよかったです。小林さんのために、電球の交換とか駐車場でのケンカの仲裁とかもしていました。仲裁に入ると“あれっ、19の人じゃん!”と気づかれることもあったんですが、面倒なので“いやいや、息子ですよ”と言って対応していましたね」2人の信頼関係を示す、驚きのエピソードも。「19のころは、お金の管理もしてもらっていました。だから、あんまりお金を使えなかったんですよ(笑)。僕の通帳と印鑑が、小林さんの自宅の仏壇の中に入っていたんです。“若いから、お金でおかしくなってほしくない”と預かっていてくれて、3年くらいはそのままでしたね。他人に通帳と印鑑を預けるなんて不思議な話ですよね。悪用されても仕方ないですから(笑)。でも、圧倒的な存在感ですぐに信頼できる人だとわかりました。小林さんとは今も連絡を取り合うのですが、体調があまりよくないそうなので、コロナ禍で会いづらくなってしまいましたね」山あり谷ありの人生を送ってきた岡平。今年3月には、半生を描いた自叙伝『私』(リットーミュージック刊)が発売され、Amazonの音楽書籍でベストセラー1位になった。42歳の今、今後の人生について思うことは?「今の自分の生き方に納得はしていないです。多くの面で、まだまだ力が足りないなと思いますから。早ければ、もう38年くらいしたら死んでしまいますから、もう人生の折り返し地点。本当はやりたいことがありすぎて200歳まで生きたいんですけどね」岡平の夢を乗せた紙ヒコーキは、まだまだ遠くまで飛んでいきそうだ。
2021年05月08日生死を越えた愛を描き、世界的ヒットを記録した1990年公開の映画『ゴースト/ニューヨークの幻』を元に、2011年のイギリスでミュージカル化された『ゴースト』。原作映画でアカデミー賞脚本賞に輝いたブルース・ジョエル・ルービン本人が脚本を、ポップス/ロック界の巨匠と謳われるデイヴ・スチュワート(ユーリズミックス)とグレン・バラードが音楽を手がけ、ウエストエンドとブロードウェイ進出も果たした作品だ。日本への初上陸は2018年。ウエストエンドやブロードウェイ版のレプリカではなく、『ミス・サイゴン』2012・14年公演のアソシエイト・ディレクターとして日本に新演出版を定着させた立役者、ダレン・ヤップが新たに演出を手がけた。映像やイリュージョンが多用された海外版とは一線を画す、キャラクター一人ひとりの心情にスポットを当てたヤップ版は、キャストの好演も相まって大きな感動を呼んだ。本日3月5日(金)、桜井玲香や水田航生ら新キャストを加え、シアタークリエでその再演の幕が開く。舞台はニューヨーク。銀行員のサム(浦井健治)は、陶芸家の恋人モリー(咲妃みゆ/桜井)と歩む幸せな未来を思い描いていた。仕事も順調で、同僚のカール(水田)との関係も良好。だがある日、暴漢がふたりに襲い掛かり、サムはゴーストになってしまう。襲って来た男の正体に気付き、モリーの身にも危険が迫っていることを悟ったサムは、自分の声を聞くことができる霊媒師オダ・メイ(森公美子)の力を借りてモリーに接触しようとするのだが……。冒頭でサムとモリーが希望に満ちた“今”を歌う「今ここで」、森オダ・メイのソウルフルな歌声が弾ける「信じる準備は?」、恋人の死から立ち直ろうとするモリーによる二幕の「夜は必ずあける」など、ふたりの巨匠が手がけた楽曲は名曲揃い。またもちろん、“ゴーストと言えば”のあの名曲、「アンチェインド・メロディ」も健在だ。2年半の時を経て蘇る、浦井サムの甘い歌声に再び酔いしれたい。文:町田麻子ミュージカル『GHOST』劇作・脚本・作詞:ブルース・ジョエル・ルービン音楽・作詞:デイヴ・スチュワート&グレン・バラード演出:ダレン・ヤップ出演:浦井健治咲妃みゆ・桜井玲香(Wキャスト)水田航生森公美子ひのあらた / 松原凜子 / 栗山絵美 / 松田岳 / 西川大貴 / 小川善太郎 / 染谷洸太 / 宮野怜雄奈 / 山野靖博 / 吉田要士 / 上田亜希子 / 國分亜沙妃 / 華花 / 湊陽奈 / 元榮菜摘2021年3月5日(金)~2021年3月23日(火)会場:東京・シアタークリエ全国ツアースケジュール【愛知公演】2021年4月4日(日)会場:愛知県芸術劇場 大ホール【大阪公演】2021年4月9日(金)~2021年4月11日(日)会場:新歌舞伎座
2021年03月05日ミュージカル『GHOST』の公開ゲネプロが4日に東京・シアタークリエで行われ、浦井健治、咲妃みゆ、桜井玲香、水田航生、森公美子が取材に応じた。2018年に日本で初演されたミュージカル『GHOST』が、約2年半ぶりに蘇る。主人公サムを演じるのは、初演時にも圧倒的な演技・歌唱力で見事にその役を昇華させた浦井健治。ヒロインのモリーは、初演後も多くの大役を演じ演技力に磨きのかかった咲妃みゆ、そして帝劇デビューも果たした桜井玲香を新たに迎え、Wキャストで務める。コロナ禍で演出家のダレン・ヤップとはZoomでやりとりをしたという同作だが、浦井は「とても仲の良いカンパニーになってます。Wモリーも異常な仲の良さです」と紹介。今回の舞台で出会ったという2人だが、咲妃は「初めましてだったんですけど、すごく心地が良くて、一緒に過ごさせていただいた」、桜井は「本当に大好き! 好きが止まらないくらい好き!」と互いへの思いを表す。咲妃が「いろいろな相談事とか他愛もない話とか、率先してしたくなる不思議なパワーを持ってる子です」と桜井について語ると、森は「あまりの仲の良さで2人は同じ楽屋。稽古中の机も2人一緒だったし、サムとカール(水田)も一緒の机で隣同士で、私だけ1人別だったんですよ。誰も話しかけてくれないし、すっごいさみしい状態でした」と嘆き、浦井は「話しかけてましたよ!」とつっこむ。咲妃が「サムさんを間に挟んだ状態で、なんだか恐縮なんですけど……」と苦笑すると、森が「(Wキャストだから)今日を境に会えなくなるんだよね」と話を向け、咲妃は「もうすぐ会えなくなるねと話して。『寂しい寂しい』って」と心境を吐露。浦井は「楽屋にいると2人が爆笑してて、何が起こったんだろうと思って聞いてみると、お弁当をひっくり返したとか、他愛のない話で盛り上がっていた」と振り返った。浦井は改めて2人について「芯の強い女性だと思います。ただ強いではなく、優しさとか包容力も、2人ともに兼ね備えられてる。男もちゃんとついてこいよ、みたいなそういう女性というか」と語る。そんなカンパニーについて、水田は「笑いが絶えない稽古場でした。森さんを筆頭に盛り上げてくださって、僕たちはそれを見て笑うという和やかな雰囲気でした」とまとめていた。
2021年03月04日生まれ育ったドイツ作品の翻訳劇を中心に目覚ましく活躍する演出家・小山ゆうなと、演劇界を代表する スターの一人、浦井健治の初顔合わせにより、社会主義体制が永遠に続くかに見えた時代の若者と愛情 の物語を、三部構成で上演することが決定した。本作は、映画「Time Stands Still」(1981年、ハンガリー、ペーテル・ゴタール監督)や、映画「A Time to Love and a Time to Die」(1958年、エリッヒ・マリア・レマルク原作、ダグラス・サーク監督)などからインスピ レーションを受け、ドイツの作家フリッツ・カーターが綴った三部構成の戯曲。東ドイツで生まれ、東ベ ルリンで育った彼は成人後、西ドイツに移住。ベルリンの壁崩壊後、再びベルリンに戻り、創作活動を行う。ベルリンの壁崩壊前の社会主義体制下で青春期を過ごした作家自身の経験を活かし、社会主義国家 の息苦しい日常や反体制運動、西ドイツへの逃亡などを背景に、ときにコミカルに、ときにシリアスに、またときにメランコリックに、普遍的な人間の感情を描いたのが『愛するとき 死するとき』だ。翻訳・演出を手掛けるのはドイツで生まれ育ち、劇団NLTの演出部を経て、現代劇、リーディング、ミュー ジカルと幅広く活躍する小山ゆうな。世田谷パブリックシアター主催公演では『チック』『イザ ぼくの運命の ひと』に続く三作目の演出作品となる。『チック』での複数の演劇賞受賞を機に、様々なジャンルの演出 経験を積み上げた小山にとって、本公演は凱旋公演とも言える。出演者には、ミュージカル、ストレートプレイ、映像作品と他分野で安定した演技力を披露する浦井健治が決定。世田谷パブリックシアター主催公演では、シェイクスピア作『トロイラスとクレシダ』で戦いに翻弄さ れ変わっていくトロイラスを、イプセン作『ペール・ギュント』で幸せを追い求め彷徨うペールを、繊細な演技で体現した。シアタートラムには本公演が初出演となる。『愛するとき 死するとき』は2021年11月~12月にシアタートラムで上演予定。
2021年03月01日ミュージカル『GHOST』が3月、東京・シアタークリエで上演される。原作は1990年に公開された映画『ゴースト/ニューヨークの幻』。暴漢に襲われた恋人モリーを助けたサムが、犯人追走ののちモリーのもとに戻ると、そこには血だまりに沈む自分がいて……。死してなお事件の真相を突き止め恋人を守りたいサム、突然いなくなった恋人への思いを捨てられないモリー、映画版にもましてふたりの深い愛が感動を呼ぶと評判を呼んだミュージカルの、待望の再演だ。主人公サム役の浦井健治、ヒロイン・モリーをダブルキャストで演じる咲妃みゆ、桜井玲香に話をきいた。作品の見どころは「人と人の繋がり、寄り添う心のすばらしさ、そういうメッセージが込められているのが第一の魅力。このコロナ禍の時期だからこそ伝えられるものがあると思います」と浦井。咲妃は「楽曲での心情表現がかなり色濃く提示されます。映画とは違う角度からこの作品を楽しんでいただけるのでは」とミュージカル版ならではの魅力をアピールした。2018年の日本初演では、日本版ならではの繊細な役作りにも評価が高かった。演じるサムについて浦井は「モリーを本当に愛しているのですが、言葉はなくても行動で示しているから伝わるよね、というタイプ。男性特有のわがままではありますが、照れもあるんです。そういう純粋さがある男です。右脳派左脳派でいったら右脳派、感覚人間」と分析。初演を経ての今回のサムは「今回、友人のカールを演じる水田航生君が、サムもモリ―も甘えられるカールという役作りをしています。そのトライアングルの中にいると、これくらい自由にいられるんだ、と楽しい。一方で直感的に動くサムにカールはかなわないと思っている、というのが面白い」と話した。モリーについて「芯の強い女性というのは大切にしていかなければいけないところ」と話すのは咲妃。「ただ、我の強い女性ではない。サムのことを一途に愛していますが『幸せいっぱい!』という女性ではないのかなと思っています。アーティストとしても成功していきたいという強い気持ちがある。安定を幸せとしない女性なのかな」と話した。一方で桜井は「芯が強いだけじゃなくて優しさもあるので、ただ強い女性と表現しちゃいけないなと。でもまわりの人を動かす力がある女性ですよね。彼女が強い意志で何かを追求しようとしたからこそ、幽霊となったサムのことも感じられるんだと思います」。今回初参加、「難しい役です」と言葉を選びながら話す桜井に、「私もまだまだ研究段階」(咲妃)、「それぞれが、人間味あふれているよね」(浦井)と優しく声をかける先輩ふたりの姿も印象的だった。「映画のもともと良いところを“良いとこどり”した上に、素晴らしい楽曲があわさり、さらに舞台ですから目の前で行われている分、ぐいっと一歩深く『GHOST』の世界に入り込めます」と桜井。公演は3月5日(金)から23日(火)までシアタークリエにて。その後愛知、大阪公演もあり。(取材・文:平野祥恵)
2021年03月01日生まれ育ったドイツ作品の翻訳劇を中心に目覚ましく活躍する演出家・小山ゆうなと、日本演劇界を牽引する俳優・浦井健治の初顔合わせにより、社会主義体制が永遠に続くかと思われた時代の若者と愛情の物語『愛するとき 死するとき』を、三部構成で上演することが決定した。本作は、1981年に公開されたペーテル・ゴタール監督映画『Time Stands Still』や、1958年公開のダグラス・サーク監督映画『A Time to Love and a Time to Die』などからインスピレーションを受けたドイツ作家、フリッツ・カーターが綴った三部構成の戯曲。東ドイツで生まれ、東ベルリンで育ったカーターは成人後、西ドイツに移住。ベルリンの壁崩壊後、再びベルリンに戻り、創作活動を行った。ベルリンの壁崩壊前の社会主義体制下で青春期を過ごした作家自身の経験を活かし、社会主義国家の息苦しい日常や反体制運動、西ドイツへの逃亡などを背景に、ときにコミカルに、ときにシリアスに、またときにメランコリックに、普遍的な人間の感情を描いたのが『愛するとき 死するとき』である。翻訳・演出を手掛けるのはドイツで生まれ育ち、劇団NLTの演出部を経て、現代劇やリーディング、ミュージカルと幅広く活躍する小山。世田谷パブリックシアター主催公演では『チック』『イザ ぼくの運命のひと』に続く三作目の演出作品となる。一方、出演が決まった浦井は世田谷パブリックシアター主催公演で、シェイクスピア作『トロイラスとクレシダ』で戦いに翻弄され変わっていくトロイラスを、イプセン作『ペール・ギュント』で幸せを追い求め彷徨うペールを、繊細な演技で体現。シアタートラムには本公演が初出演となる。コロナ禍による閉塞感を抱える人も多い今だからこそ、日常と対比しながら、人類にとって普遍的なテーマである「愛」を通し、現実への反発と許容をより明晰に描き出す人間ドラマ『愛するとき 死するとき』。公演詳細は決定次第、劇場HPにて公開されるので続報を待とう。●演出:小山ゆうな『愛するとき 死するとき』の作者フリッツ・カーターには、作家フリッツ・カーターと演出家アーミン・ペトラスの二つの名前があり、カーターのプロフィールには「アーミン・ペトラスのプロフィールと混同しないように」と記されていますが、異なる二つのプロフィールに共通するのは、彼が何らかの方法・事情で東から西への移動自体が難しかった 1990年東西ドイツ統一以前に東から西ドイツに移住しているという点です。本作は、この稀有な経歴の作家が2002年、ペーテル・ゴタールの「Time Stands Still」やエリッヒ・マリア・レマルク原作の「A Time to Love and a Time to Die」といった映画をモチーフにし、青春群像劇やメロドラマの要素を織り込みながら、大きな夢が社会システムにより残酷に断ち切られる様を悲喜劇として描いた作品で、同年の「今年の代表作」に選ばれました。構成も独特で、関連がなさそうな三部が、根底の部分では繋がりを見せ、ジャンルもモノローグ・会話・音楽等様々な要素を行き来します。2017年ヴォルフガング・ヘルンドルフ原作、ロベルト・コアル上演台本の『チック』を、19年再演時と 18年には同作家の『イザ ぼくの運命のひと』のリーディング上演をしました。同じく同時代ドイツ作家の作品で、この大好きなシアタートラムで創作に入れる事を楽しみにしています。また、ミュージカルからシェイクスピアなど古典ストレートプレイまで演劇の世界を自由に横断しながら、常に日本の演劇界を牽引していらっしゃる浦井健治さんが初めてシアタートラムに登場との事、私自身、浦井さんをトラムで拝見できるなんて!とワクワクしております。一年前にお目にかかった際、浦井さんは、演劇の話から社会や世界の話まで奥深く考察されながら話して下さり、聞き入ってしまった事を思い出します。浦井さんを通してカーターの言葉がどの様に聞こえてくるのか楽しみです。他、強力なクリエイティブチーム、キャストが集結予定です。不安定な時期ではありますが、楽しい作品が作れればと思っております。●浦井健治演出の小山さんと初めてお目にかかったのは、ちょうど一年くらい前のことです。今自分が考えていること、興味があること、コロナ禍中での想いなども交えながら、前を向いて、演劇のことを考え、想いを寄り添わせ、とても貴重な時間だったことを覚えています。そんなやりとりをきっかけにして、今回の『愛するとき 死するとき』をやってみないか、というお話を頂きました。東西ドイツが分断されていた頃の東ドイツが舞台のお話しです。若者や挫折を味わった元ヒーローや、家庭のある男性の苦悩。僕は色んな年齢の、色んなシチュエーションの男性を演じる予定です。閉塞感の中の日常のもがきが、今のコロナ禍の状況とどこか通じている気もしますが、傍から見たら恵まれているなぁと思う人生でも、人には言えない満たされない思いや悩みが、きっとあるはず。この作品は今のこの時期の人々の鬱屈とした心情を炙り出したりする気がしています。そんな、やるせない人たちの生き方を小山さんと描き出していけたらと考えています。そして、今後発表される共演者の皆さまと、どんな化学反応になっていくのか、今からとても楽しみです。そして僕にとっては初めてのシアタートラムへの出演となります。実は、憧れと、少しの怖さがある劇場です。このような形で実現させて頂き、心から、光栄です。お客様との距離も近く、緊張感のある空間で、濃密なドラマをつくり出せたらなと思っています。皆様、どうぞ楽しみに待っていてください。【公演概要】『愛するとき 死するとき』作:フリッツ・カーター翻訳・演出:小山ゆうな / 出演:浦井健治ほか日程:2021年11月~12月 / 会場:シアタートラム主催:公益財団法人せたがや文化財団 / 企画制作:世田谷パブリックシアター後援:世田谷区
2021年02月26日元乃木坂46で女優の桜井玲香が9日、都内で行われたミュージカル『GHOST』の会見に、浦井健治、咲妃みゆ、水田航生、森公美子とともに出席した。2018年に日本で初演されたミュージカル『GHOST』が、約2年半ぶりに蘇る。主人公サムを演じるのは、初演時にも圧倒的な演技・歌唱力で見事にその役を昇華させた浦井健治。ヒロインのモリーは、初演後も多くの大役を演じ演技力に磨きのかかった咲妃みゆ、そして、帝劇デビューも果たした桜井玲香を新たに迎え、Wキャストで務める。桜井は「初演を既にされているということで、1個完成している作品ですが、稽古中も私の考えや表現を周りの皆さんがすごく尊重してくださっているので、形をとらわれず、のびのびと自分らしく演じられるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。本作では、ろくろを回す名シーンも登場。桜井は「初めて陶芸の練習をさせてもらったんですけど、本当に難しくて、本番中、果たしてできるんだろうかと、不安を残したまま終わってしまった」と不安を吐露。咲妃が「公演ごとに全然違う形が生まれるというのは、なかなか面白い経験でした」と初演時を振り返り、「玲香も楽しみに! どんどん楽しくなると思います」と声をかけると、桜井は「頑張ります」と笑顔で返した。そして桜井は、コロナ禍に触れ、「本当に難しい状況で、何が正解で何が不正解かわからなくなってくると思いますが、劇場に行けないという方がいたとしても、その方が演劇を見ることにどれだけ愛を持っているかは私たちにも伝わることだし、劇場にいてもいなくても、私たちはみなさんのパワーをもらっていると感じています。私たちはこの時期に上演させていただける機会をいただけているので、自分の使命だと思ってしっかり最後まで演じていきたい。どこにいてもどんな状況でも私たちとみなさんはつながっているというのは忘れないでいたいと思っています」と思いを語った。ミュージカル『GHOST』は、3月5日~23日に東京・ 日比谷シアタークリエにて上演。
2021年02月09日ミュージカル『GHOST』の会見が9日、都内で行われ、浦井健治、咲妃みゆ、桜井玲香、水田航生、森公美子が出席した。2018年に日本で初演されたミュージカル『GHOST』が、約2年半ぶりに蘇る。主人公サムを演じるのは、初演時にも圧倒的な演技・歌唱力で見事にその役を昇華させた浦井健治。ヒロインのモリーは、初演後も多くの大役を演じ演技力に磨きのかかった咲妃みゆ、そして、帝劇デビューも果たした桜井玲香を新たに迎え、Wキャストで務める。浦井は「コロナ禍でたくさんの思いをいろんなところでそれぞれに感じていると思いますが、人と人のつながりや、寄り添う心の素晴らしさ、人は1人じゃないんだという思いだとか、そういったメッセージがこもったミュージカル。この時期だからこそ伝えられるメッセージがあるなと感じています」と本作の魅力を語った。今回初参加となる桜井は「初演を既にされているということで、1個完成している作品ですが、稽古中も私の考えや表現を周りの皆さんがすごく尊重してくださっているので、形をとらわれず、のびのびと自分らしく演じられるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。報道陣から、本番に向けてどのような話をしているのか浦井と桜井に質問が飛んだ場面で、初演に引き続き霊媒師のオダ・メイ役を演じる森が「私がすごく思っているのは…」と切り出し、「2人の濃厚なキスシーンが何度もあるはずで、それはどう処理するのかなってすごい思っているんですよ。CG加工をするのかな? と思ったりしている」とキスシーンに興味津々。浦井は「見せ方とか、マスク越しとか、今みんなで考えを出し合っています」と返した。ミュージカル『GHOST』は、3月5日~23日に東京・ 日比谷シアタークリエにて上演。
2021年02月09日ファミリーマートは、「ケンズカフェ東京」のシェフ・氏家健治監修によるチョコレートスイーツ第2弾を、2021年1月26日(火)より全国のファミリーマートにて販売する。「ケンズカフェ東京」の氏家健治監修によるチョコレートスイーツ第2弾2020年10月に発売された第1弾に続く今回、前回と同じくサステナブルな“Bean to Bar”チョコレート「エクアドル・スペシャル」を使用し、ファミリーマートだけのオリジナルスイーツを完成させた。「ふんわり濃厚ガトーショコラ」など5種を展開する。「エクアドル・スペシャル」とは「エクアドル・スペシャル」は、高品質なカカオの産地として知られるエクアドルのカカオのみを使用したチョコレート。厳選されたカカオを“Bean to Bar”で仕上げており、芳醇でリッチな香りやコク、カカオ本来の柔らかな苦みと酸味のバランスを堪能できる。「ケンズカフェ東京」の代名詞、ガトーショコラは2種類が登場「ケンズカフェ東京」で不動の人気を博すガトーショコラ。今回は、こだわりのBean to Barチョコレート入りのチョコクリームと、生クリームを使用した「ふんわり濃厚ガトーショコラ」と、本格的かつ程よい苦みの「ガトーショコラ」を展開する。カカオの香りあふれる「ザッハトルテ」カカオの香りあふれる「ザッハトルテ」は、冬にぴったりの濃厚な味わい。ふんわり・しっとりとした食感のショコラ生地に、濃厚なチョコレートソースをたっぷりかけている。ワンハンドで楽しめる「濃厚ショコラエクレール」「濃厚ショコラエクレール」は、シュー生地の中にチョコレートクリームをたっぷり忍ばせ、カカオ感をアップさせた濃厚な味わいのチョコレートでコーティング。ワンハンドで気軽に楽しめるスイーツに仕上げた。チョコレート尽くしの「チョコがけバウムクーヘン」チョコ味のバウムクーヘンにチョコレートをかけた「チョコがけバウムクーヘン」。しっとりとした食感で、チョコレートと一緒に食べた際に生地自体の味もしっかりと感じられるように仕立てている。ケンズカフェ東京とコラボのバレンタインチョコもまた同日1月26日(火)より、ケンズカフェ東京とコラボレーションした限定バレンタインチョコレートセットを発売。シックなブラックのボックスには、サクサクのサンドクッキーやこだわりのショコラを詰め込んだ。他にもトリュフアソートやプラリネアソートなど、1,000円以下でゲットできるチョコレートセットも用意した。さらに、自宅で簡単に本格的なスイーツ作りを楽しめる、ケンズカフェ東京氏家健治シェフ監修のスイーツ作りキットも登場。濃厚ガトーショコラ、本格チョコチャンククッキー、2色のチョコポップの3種がラインナップする。【詳細】ファミリーマート 「ケンズカフェ東京」氏家健治監修スイーツ発売日:2021年1月26日(火)より順次取り扱い店舗:全国のファミリーマート※店舗・地域によって発売日は異なる。価格:ふんわり濃厚ガトーショコラ 168円(税込)ガトーショコラ198円(税込)ザッハトルテ 298円(税込)濃厚ショコラエクレール 178円(税込)チョコがけバウムクーヘン 190円(税込)■バレンタインチョコレートケンズカフェ東京 サンドクッキー&ショコラ 1,200円(税込)ケンズカフェ東京 プラリネアソート 600円(税込)ケンズカフェ東京 トリュフアソート 800円(税込)おうちで楽しむ手づくりキット 各1,200円(税込)種類:濃厚ガトーショコラ、本格チョコチャンククッキー、2色のチョコポップ
2021年01月25日株式会社ファミリーマートは、ケンズカフェ東京の氏家健治シェフ監修のサステナブルな“Bean to Bar ”チョコレート「エクアドル・スペシャル」を使用したシリーズの第2弾として、「ふんわり濃厚ガトーショコラ」156円(税込168円)など合計5種類を、2021年1月26日より全国のファミリーマート約16,700店で順次発売いたします。 ※商品によって発売日、発売地域が異なります。■こだわりの“Bean to Bar”チョコレート! 待望の第2弾が登場!ご要望にお応えし、第1弾商品も一部再発売!“Bean to Bar”チョコレートとは、カカオの選定からチョコレートに至るまでの工程を一貫して製造したチョコレートです。ファミリーマートは、ケンズカフェ東京の氏家健治シェフ監修のもと、カカオの聖地と言われるエクアドルのチョコレート工場とタッグを組んで本気のチョコレート「エクアドル・スペシャル」を作り上げました。「エクアドル・スペシャル」を使用したシリーズ第1弾の発売時(2020年10月)には、「濃厚ショコラエクレール」が、デザート週間売上ランキングで1位を獲得するとともに、大変ご好評をいただき、SNS等でも大きな話題を集めました。このたび、シリーズ第2弾の新商品として「ふんわり濃厚ガトーショコラ」と「ザッハトルテ」を発売いたします。また、お客様からのご要望にお応えし、第1弾にて発売した、デザート・焼き菓子も再登場いたします。冬にぴったりな濃厚な味わいと、あふれるカカオの香りをぜひともお楽しみください。■オリジナルチョコレート「エクアドル・スペシャル」の特長とサステナビリティ「エクアドル・スペシャル」は、カカオの有数の産地であるエクアドル産のカカオのみを使用しております。エクアドルは、カカオベルト(※)に位置し、高品質なカカオの産地です。“Bean to Bar”製法を駆使し、カカオ本来の芳醇でリッチな香りやコクを生み出しました。 確かな原材料と製造技術で、カカオ本来の柔らかな苦味と酸味のバランスがよい、ファミリーマートでしか味わうことのできない、特別なチョコレートです。また「エクアドル・スペシャル」では、美味しさはもちろん、カカオ農家の繁栄を守るため適正な価格でカカオを購入し、カカオ豆の産地エクアドルでチョコレートを製造することで、輸送を最小限にとどめるなど、環境保全に繋がるサステナブルな試みを進めております。人にも、地球環境にも優しいチョコレート「エクアドル・スペシャル」は、地球の未来を守るための第一歩と考えております。(※)カカオベルトと呼ばれる北緯20度と南緯20度の間にある国々はカカオの木の栽培に適した天候で、カカオが多く生産されております。■ケンズカフェ東京 氏家健治シェフからのコメントファミリーマートとの取り組みは今年で6年目となりますが、当初より、原料から徹底的にこだわったチョコレートを作り、チョコレートの奥深さや本来の美味しさを多くの人に知っていただきたいという想いがありました。昨今、チョコレートは、素材を活かした味や香りが楽しめるものがトレンド化しています。そういったトレンドを汲み取りながら、構想5年、プロジェクト始動から2年の時を経て、ついに「エクアドル・スペシャル」が完成いたしました。納得のいくまで試作を何度も繰り返し、原料、価格、味わい、どれをとってもコンビニエンスストアでは考えられないクオリティを実現しました。まさに「ファミリーマート チョコレート革命」と呼ぶのにふさわしい仕上がりと言えます。パッケージを開けた瞬間から"あふれるカカオの香り”をお楽しみください。【商品詳細】商品名:ふんわり濃厚ガトーショコラ価格:156円(税込168円)発売日:1月26日(火)発売地域:全国(沖縄県を除く)内容:こだわりのBean to Barチョコレート入りのチョコクリームと、生クリームを使用したガトーショコラです。濃厚なチョコレートとふんわりとした食感が特徴です。※商品中のチョコレートは「エクアドル・スペシャル」です。商品名:ザッハトルテ価格:276円(税込298円)発売日:1月26日(火)※沖縄県は2月16日(火)発売発売地域:全国内容:こだわりのBean to Barチョコレートを使用した、冬にぴったりの濃厚なザッハトルテです。蒸し焼き製法で、ふんわり・しっとりとした食感に仕上げたショコラ生地に、濃厚なチョコレートソースをたっぷりかけました。※商品中チョコレートの約50%が「エクアドル・スペシャル」です。商品名: 濃厚ショコラエクレール価格:165円(税込178円)発売日:1月26日(火)発売地域:全国内容:こだわりのBean to Barチョコレートをクリームに使用した、ワンハンドでお楽しみいただけるエクレアです。コーティングチョコのカカオ感をアップさせ、さらに濃厚な味わいに仕上げました。※クリーム中に使用しているチョコレートはすべて「エクアドル・スペシャル」です。※商品中チョコレートの約36%が、「エクアドル・スペシャル」です。商品名:ガトーショコラ価格:184円(税込198円)発売日:1月26日(火)※西日本エリアでは2月2日(火)発売発売地域:全国内容:こだわりのBean to Barチョコレートを使用した、本格的かつ程よい苦みのガトーショコラです。※商品中チョコレートの約30%が「エクアドル・スペシャル」です。商品名:チョコがけバウムクーヘン価格:176円(税込190円)発売日:1月26日(火) ※西日本エリアでは2月2日(火)発売発売地域:全国内容:チョコ味のバウムクーヘンにチョコレートをかけたチョコづくしの商品。しっとりとした食感で、チョコレートと一緒に食べた際に生地自体の味もしっかりと感じられる仕立てにしました。※商品中チョコレートの約23%が「エクアドル・スペシャル」です。※画像はイメージです。※軽減税率対象商品につき、価格は消費税8%にて表示しております。※東日本エリアは、新潟・長野・山梨・静岡(一部除く)より東側の都道県。西日本エリアは、富山・岐阜・愛知・静岡(一部除く)より西側の府県。ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、地域に寄り添い、お客さま一人ひとりと家族のようにつながりながら、便利の先にある、なくてはならない場所を目指してまいります。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年01月24日