土屋太鳳&松下洸平共演「やんごとなき一族」の第6話が5月26日オンエア。松本若菜演じる美保子の“過去”を知った上で結婚した明人に賞賛の声が上がるとともに、明人を演じる尾上松也にも「狂気演技良い」「尾上劇場始まった」などの声が寄せられている。庶民の家庭から上流社会の一家に嫁いだ主人公の“アフター・シンデレラ・ストーリー”が展開する本作。深山家の古い慣習を変えようとする篠原佐都を土屋さんが、佐都と結婚し深山家のしきたりなどを共に変えていこうとする深山健太を松下さんがそれぞれ演じる。また健太に深山家の跡取りの座を奪われまいと動く深山明人に尾上松也。明人を深山家の跡取りにするべく暗躍する深山美保子に松本若菜。深山家を出て行った三男の深山大介に渡邊圭祐。大学生だが婚約することになる深山有沙に馬場ふみか。影で佐都を応援している圭一の妻・深山久美に木村多江。深山家の繁栄が第一に考える現当主・深山圭一に石橋凌。深山家の先代女主人・深山八寿子に倍賞美津子といったキャストも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。久美は佐都に深山家を変えて欲しいと望みを託すが、あれだけ香川友貴(森田甘路)との結婚を嫌がっていた有沙は早々に婚約してしまう。二人の結婚準備を圭一に託された明人と美保子は婚約祝いの席を設けることに。美保子は佐都と久美に婚約祝いをお茶会にしようと提案、佐都に雑用を押し付けるが、八寿子は佐都にお手前で客をもてなすよう命じ、佐都は美保子の雑用と茶道の稽古に忙殺される。そんな時、佐都と健太は佐都の母・篠原良恵(石野真子)に呼び出される。「まんぷく屋」のある商店街の目と鼻の先にある団地に深山がショッピングセンターを作るらしい…というのが今回のストーリー。今回もお茶会に良恵をサプライズだと言って連れてきて、参加者の前で恥をかかせようとするなど、佐都への嫌がらせを続ける美保子だが、お茶会の後、美保子の衝撃的な“素性”が明かされることに。美保子の実家の和菓子屋はホステスをやっていた愛人が女将の座を奪い、美保子もその愛人の子どもだった。圭一に自らの出自がばれ絶望に打ちひしがれ涙する美保子に「まさか美保子さんに、そんな過去があったとは」「美保子よ幸せになってくれ……憎めないよ美保子」などの声が上がるとともに、明人がそんな美保子の過去を知った上で、それでも美保子を愛するゆえに結婚したことに「初めて父親に逆らったのが美保子さんを庇ってなのがこの二人も少なくとも明人さんは好きで結婚したんだなってのが出てて最高」「明人がそれを知らずにいたのではなく知っての上で美保子が好きで結ばれてたと解って良かった」といった声も上がる。明人を演じている尾上さんにも「明人さんが感情爆発しててめっちゃ良かった。松也さんの狂気演技良い」「尾上松也も真価発揮してきてハラハラする」「遂に尾上松也が得意の顔芸をやり始めた!」「尾上劇場始まったか」などの反応が集まっている。【第7話あらすじ】佐都が妊娠する。そんな時健太の秘書・立花泉(佐々木希)の父・隆(篠井英介)が環境大臣に就任、それを知った圭一はほくそ笑む。圭一はまだ佐都を深山家から追い出す手段を考えており、美保子も明人を深山家の後継者にする夢を捨ててはいなかった。美保子から佐都の妊娠を知らされた泉は、健太の帰りを待つ佐都のもとに現れ…。「やんごとなき一族」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年05月27日アイドルグループ・NMB48の安部若菜、加藤夕夏、出口結菜が23日、ライブ配信アプリ「17LIVE」の企画 「NMB48の2Sトーク 〜一緒におしゃべりしよ〜」に出演した。同企画のコンセプトは「2S(ツーショット)でおしゃべり」。チームや年齢の垣根を越え、普段あまり見ることのない組み合わせの2人が、リスナーからの質問に答えながら“2人だけの”トークを繰り広げる。23日の初回配信には、安部若菜と加藤夕夏が登場。配信後半には、出口結菜をゲストに迎えた。オープニングトークで、安部が「確かに見ることのない組み合わせですね」と話すと、加藤は「ホンマに! ラジオで1回、2人で喋ったくらい」「そう思ったら緊張してきた(笑)」と笑顔を浮かべた。安部の印象について、加藤は「わかぽんは、知れば知るほどいろんな一面がいっぱい見えてくるから、謎が多くて」「全然つかみきれなくて」と前置きしながら、「この前知ってビックリしたのが、お母さんがヨガの先生」「全然知らんかった」と驚いたことを告白した。また、吉本新喜劇とNMB48がタッグを組んで実施しているミュージカル『ぐれいてすとな笑まん』の稽古中に、安部がピアノを弾けることも判明したと言い、「『あっ、ピアノもできるんや!』みたいな(笑)」「『何者!?』っていう」と回顧。それに対し、安部は「謎多き女やらせてもらってます(笑)」と茶目っ気たっぷりに自称して、笑いを誘った。
2022年05月24日土屋太鳳主演「やんごとなき一族」の第5話が5月19日放送。松本若菜演じる美保子の“言葉”に「今まで苦労したんだろうな」などの反応多数。また松下洸平演じるに健太の“土下座”には「切なすぎて泣けた」の声も上がっている。「Kiss」(講談社)連載中、こやまゆかりの同名コミックをドラマ化した本作は、庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公の“アフター・シンデレラ・ストーリー”が展開する。キャストは下町育ちだが健太と結婚し深山家に入る篠原佐都に土屋さん。400年以上続く由緒正しき名家・深山家の次男で、父や家の慣習と対立する深山健太に松下洸平。深山家の跡取りになるため健太に対抗する兄・深山明人に尾上松也。明人の妻で佐都を目の敵にする深山美保子に松本若菜。前回のラストで勝手に縁談を決められてしまう深山有沙に馬場ふみか。佐都たちを内心では応援している圭一の妻・深山久美に木村多江。家の発展が第一の深山家当主・深山圭一に石橋凌といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。勝手に縁談が決まったことで佐都への怒りを募らせる有沙。相手は貿易会社の御曹司・香川友貴(森田甘路)なのだが、実際に会ってみると写真とはだいぶ違う印象で、しかもいきなり有沙に「100点」と点数をつけるなど性格にも問題が。なんとしても縁談をやめさせたい佐都や健太だが、圭一は香川家に国交省の人間が多いと知り、繋がりを深めるため有沙を嫁がせることに決めてしまう。さらに圭一は有沙を部屋に閉じ込めておくよう厳命。佐都と健太は有沙との縁談を断ってもらうよう香川に直接頼み込むのだが、二人が家に戻ると有沙が姿を消していた。彼氏の中島俊也(葉山奨之)のもとに身を寄せていた有沙だが、明人と美保子に居場所を突き止められ…というのが今回のストーリー。金を積まれ俊也は有沙と別れることを決める。帰りの車で塞ぎこむ有沙に美保子は“自分たちは一般人とは違い、大変なこともたくさんある。でも自分たちに憧れを持ってくれる女性もたくさんいる。だからこそプライドを持って家のために頑張れるし、家を発展させることもできる”と話し出し、自らに言い聞かせるように「それがこの世界の女の最高の生き方よ。大丈夫、必ず幸せになれる」と有沙に語りかける。そんな美保子に「美保子も今の生き方に辿り着くまで沢山悩んだのかも知れないな」「美保子様の大丈夫、幸せになれる。が切ない。今まで苦労したんだろうなって…」「「大丈夫、幸せになれる」という台詞には、今まであまり感じなかった美保子の人間味が垣間見えて凄く良かったな」などの声が送られる。結局、縁談は進められることに。有沙との初デートに向かう香川のもとを訪れた健太は、香川に「約束してください。不幸にしたら絶対許しません」と気迫あふれる表情で迫り、「有沙のこと、どうかよろしくお願いします」と涙を流し土下座。その後、デートに向かう有沙に、内心の想いを抑えこんで「いってらっしゃい!」と力強く声をかける…。このシーンにも「健太さん涙も土下座もカッコよかったです!!」「泣きながら土下座する健太…からのデートにいくアリサちゃんのいってきますにいってらっしゃいって言って腕組む健太、、、、切なすぎて泣けた~」などの声が多数寄せられている。【第6話あらすじ】明人と美保子は有沙と香川の婚約祝いの席を設けることにする。美保子は佐都と久美に婚約祝いをお茶会にしようと提案、佐都に雑用を押し付ける。しかし三人の話を聞いた八寿子(倍賞美津子)は佐都にお手前で客をもてなすよう命じ、佐都は美保子の雑用と茶道の稽古に忙殺されることに。一方、『まんぷく屋』が軒を連ねる商店街の目と鼻の先にある深山グループの土地に、ショッピングセンター誘致の話が持ち上がる…。「やんごとなき一族」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年05月20日休暇を自由に過ごす今井翼の様子を描いた、松永大司監督が手掛けたドキュメンタリー「#休暇今井」が、保存版としてBlu-ray化、6月22日(水)にリリースされることが決定した。本作は、「FOD」にて配信され、フジテレビでの地上波放送も控える、40歳を目前に休暇を通して初めて見せる、今井さんの“本当の自分”を詰め込んだドキュメンタリー。休暇を与えられた今井さんが自分自身の欲望を見つめ、自由に時間を使う様子をカメラが追っていく本作。「本当にやりたいこと」を思うとき、自然と浮かび上がってくる、その人がこれまで歩んできた人生。“いま、休暇にしたいこと”を見つめることで、今井さんの素顔を映し出す。名匠・山田洋次監督をはじめ、今井さんが会いたい人に会い、胸の内を熱く語り尽くすほか、地元・藤沢や、初公開となる自宅での家飲み、思い出の日生劇場での対談、キャンプなどを通して垣間見えるライフヒストリー。演技やフラメンコなどのダンスにストイックな一面や、野球や料理が好きな一面を、全6話に収めた。また、Blu-rayには休暇での思い出のワンシーンを切り取ったオリジナルポストカードも付いてくる。「#休暇今井」は4月11日(月)25時25分~フジテレビにて放送開始(毎週月曜日24時55分~※関東ローカル)。(cinemacafe.net)
2022年04月08日今井哲也著『ぼくらのよあけ』が映画化されることが発表された。『ぼくらのよあけ』は、『アフタヌーン』(講談社刊)にて連載され、星雲賞候補にもなった傑作SFジュブナイル漫画。舞台は2049年、宇宙とロボットが大好きな主人公の少年は、まもなく地球に大接近するという彗星に夢中になっていた。そんなある日、彼が出会ったのは、宇宙からきたという“未知なる存在”。公開されたティザービジュアルに描かれているのは、何やら怪しく輝く少年らが住む阿佐ヶ谷団地と、その奥にひっそりとそびえ立つ給水塔。そして、黎明の光が差し込む中、団地の屋上に佇む少年とロボットの姿。そんな彼らに訪れた、前代未聞の極秘ミッションとは?あわせて公開された特報映像では、ホルスト作曲の組曲『惑星』第4曲「木星」の有名なフレーズに合わせて、ティザービジュアルに描かれた団地屋上が美しく光り、徐々に朝陽が登っていく様子が映し出され、宇宙の壮大さを感じられる映像となっている。本作の映画化について、原作者の今井哲也からは「たくさんの方がすてきなアイデアを持ち寄って、作品がどんどん出来上がっている最中です。未来ってすごいですね。わくわくしています。みなさんもぜひわくわくしてください」と興奮のコメントが到着。さらには、映画化を祝う描き下ろしイラストも寄せられている。『ぼくらのよあけ』2022年初秋公開(C)今井哲也・講談社/2022「ぼくらのよあけ」製作委員会
2022年03月18日「金魚妻」で話題の黒澤Rの同名漫画のドラマ化、松本若菜主演「復讐の未亡人」が、本日3月9日(水)より「Paravi」にて独占先行配信開始。この度、場面写真が到着した。松本さんが、愛する夫の自殺の真相を探り、次々とターゲットたちに復讐を仕掛ける鈴木密/美月を体当たりで演じる本作。第1話では、夫を自殺に追い込んだ職場のパワハラ課長・橋本(松尾諭)への華麗な復讐が展開される。場面写真では、その様子を垣間見る官能的なシーンが切り取られている。さらに、在りし日の夫・優吾(平岡祐太)と美月の甘くセクシーな思い出の夜の場面も。その先のエピソードでは、同僚・斎藤(桐山漣)と夜のオフィスで急接近する大胆シーンも登場する。今夜の「Paravi」先行では、1~2話を配信。テレビ東京公式YouTubeでも1話を無料先行配信する。「復讐の未亡人」は7月、テレビ東京にて放送予定。3月9日(水)21時~よりParaviにて先行配信。(cinemacafe.net)
2022年03月09日土屋太鳳主演のフジテレビ新木曜劇場「やんごとなき一族」に、尾上松也と松本若菜が夫婦役で出演することが決定した。本作は、庶民の家庭から上流社会の一家に嫁ぐことになった主人公・篠原佐都(土屋さん)が、理不尽な家のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、夫・深山健太(松下洸平)と共に真正面から立ち向かい、奮闘するアフター・シンデレラ・ストーリー。現在放送中の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」で刑事役を好演しており、2クール続けてのフジテレビ系連続ドラマ出演となる尾上松也が本作で演じるのは、物語の舞台である深山家の長男・明人。引っ込み思案な性格で、父・圭一の決めたことには逆らえず、目立つことが嫌い。父が経営する不動産会社で働き、次期社長候補と言われるも、その出世欲のなさと気の弱さが災いし、父からは冷ややかな目で見られている。そしてそのことが原因で、妻からも反感を買うこともしばしば。そんな中、弟の健太が深山家に戻ってきたことがきっかけで、自身の跡取りとしての立場はさらに危ういものになっていく。明人の妻・美保子を演じるのは、「仮面ライダー電王」「コウノドリ」『愚行録』などに出演する松本若菜。老舗和菓子店の娘であり、長男の妻として深山家に尽くしてきた人物で、深山家の理不尽なしきたりに対しても理解があり、親族からの評価も高い。明人を跡取りにすることで、自分の地位を高めようともくろむ一方、誰にも言えないある大きな秘密を抱えている。また、佐都のことを目の敵にしており、義父の策略とともに佐都を深山家から追い出そうとする人物だ。台本を読み、「すぐに物語に巻き込まれて、次の展開が楽しみになりました」と印象を語った松也さんは、「明人はいい人ですが、演技ではいい人なのかわからないという感じを出したいです。久しぶりの木曜劇場に一癖添えられるように務めますので、是非是非毎週欠かさずご覧ください!」とコメント。松本さんは「美保子は長男の妻として自分の立ち位置をなんとしても死守するため、佐都へ執拗(しつよう)なライバル心を燃やします。皆さまのご期待も背負いながら、私の思う美保子を私なりに表現できればと思います」と意気込み、「世界観に浸っていただけるよう精いっぱい撮影に励みますので、ご覧いただけましたら幸いです」とメッセージを寄せている。「やんごとなき一族」は4月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年02月24日俳優の今井翼が18日、都内で行われたAmazon Originalドラマ『星から来たあなた』配信記念プレミアイベントに登壇。本作で悪役を演じた感想を語った。同ドラマは、韓国で人気を博したドラマの日本版リメイクで、400年間自分の正体を隠しながら地球で大学教授に扮し生活する宇宙人・東山満(福士蒼汰)と高飛車で自由奔放な大人気女優・笹原椿(山本美月)の恋愛模様を描いたラブファンタジー。今井は、椿に思いを寄せる幼馴染・宇和島浩哉(工藤阿須加)の兄・宇和島雅哉を演じた。「初めて悪役をやりましたが、救いようのない悪で癖になりました」とコメント。「『とにかく悪の魅力を出してほしい』ということだったので、どんなことがあっても動じずにポーカーフェイスに、余計なことをせずに演じました」と振り返った。続けて、「現実と離れているからこそ、これはこれで癖になりそうだなと。面白かったですね」とすっかり悪役を楽しんだ様子。また、「雅哉がどんなことを仕掛けていくのかということにもご注目いただきたいです」とメッセージを送った。『星から来たあなた』は、2月23日からAmazon Prime Videoで独占配信(全10話)。会見には、福士蒼汰、山本美月、工藤阿須加、福原遥、光石研も登壇した。
2022年02月18日倉科カナ、松本若菜をそれぞれ主演に迎え珠玉の復讐サスペンス「寂しい丘で狩りをする」「復讐の未亡人」を初ドラマ化。テレビ東京にて4月以降放送、動画配信サービス「Paravi」にて3月に独占先行配信する。テレビ東京で4月クールに放送するのは、芥川賞作家・辻原登の同名小説を原作とする「寂しい丘で狩りをする」。男たちの身勝手な欲望により身も心も傷つけられた2人の女性が、絶望から希望を掴むため男たちへ立ち向かっていく衝撃のクライムサスペンス。思わぬ運命へと翻弄されていく主人公の姿を描いた、世の中の恐怖と不条理を抉る、社会派エンターテインメント。「奪い愛、冬」(ABEMA/テレビ朝日)、「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」(テレビ東京)、「婚姻届に判を捺しただけですが」(TBS)など数多くの話題作に出演の倉科カナが、同作の主人公・桑村みどりを演じる。テレビ東京で7月クールに放送予定のもう1作品は、Netflixシリーズ「金魚妻」で話題の人気漫画家・黒澤Rの同名漫画をドラマ化した「復讐の未亡人」。愛する夫が自殺に追い込まれた真相を探るため、別人になって会社に潜入。夫を追い詰め、自殺に追いやった同僚たち1人1人へ借りを返すため、周到かつ華麗に仕掛けられていく罠。 妖艶さと狂気を武器に復讐を繰り広げるサスペンスドラマ。本作の主人公・鈴木密を演じるのは、「金魚妻」ほか「だから殺せなかった」(WOWOW)、映画『君が落とした青空』などの作品に出演する松本若菜。多くの話題作で印象を残してきた松本さんは本作が連続ドラマ初主演となる。「寂しい丘で狩りをする」【あらすじ】探偵の桑村みどり(倉科カナ)は、恋人で刑事の浅野から結婚を申し込まれ、幸せな日々を送っていた。ある日、探偵事務所に野添敦子がやってくる。敦子の依頼は7年前に自分を強姦し服役していた押本の出所後の動向を調べてほしいというもの。敦子は裁判の時に押本が放った「復讐してやる」という言葉に怯えていた。みどりもかつて交際していたカメラマン・久我からストーカー被害に遭っており、心に傷を負っていた。みどりは敦子の依頼を受けるが、押本は執拗に敦子を追いかけ襲ってくる。それと同時に久我がみどりの前に現れ、再び付け狙う。その姿はまるで「狩り」を楽しむよう。終わりのない地獄に、みどりはいつしか復讐を誓う――。■桑村みどり役:倉科カナコメント過去にトラウマを抱えつつも、そこに立ち向かっていく女性たちのお話で、特に主人公のみどりは強敵に立ち向かう役なので是非演じてみたいなと思いました。みどりと、その依頼人の敦子、心身ともに傷つけられた過去を持つ女性たちがどう光を掴んでいくのか、そこが見どころのひとつでもありこの作品を通じてたくさんの方にエールを送ることができればと思います。どのシーンの撮影もエピソードがすごくて心に負荷がかかるシーンが多く、見えない血を流しながら演じていますが、とてもやりがいがあります。1話ごとに続きが気になる作品となっていますので、ぜひご覧ください!「復讐の未亡人」【あらすじ】IT企業の派遣社員として勤める有能なプログラマー・鈴木美月/密(松本若菜)。密が名前を変えてまでその会社で働くのには理由があった。夫・鈴木優吾がある朝、突然会社で自殺。夫を追い詰めたのは同僚たち。1人1人に復讐するため、義弟で探偵の陽史の協力のもと、周到かつ華麗に仕掛けられていく罠。その妖艶さと狂気を武器に、密の復讐が幕を開ける――。■鈴木密役:松本若菜コメント「金魚妻」に続いて再び黒澤 R 先生の作品に出演させていただけることになり、大変嬉しく思います。台本は、復讐の仕方もかなり原作に近い描き方をしているので、原作ファンの方にも満足していただけると思いますし、演じるのがとても楽しみです。描かれるのは誰しもが思い当たるような身近にあるトラブルだったりするので、誰かに投影して見ていただけると面白いと思いますし、主人公の女性がどういう風に復讐をしていくのかも見どころのひとつになっていくと思います。ぜひお楽しみに!「寂しい丘で狩りをする」は4月22日(金)より毎週金曜深夜1時53分~テレビ東京で放送予定、Paraviで3月10日(木)から独占先行配信予定。「復讐の未亡人」は7月~テレビ東京で放送予定、Paraviで3月9日(水)から独占先行配信予定。(text:cinemacafe.net)
2022年02月17日俳優の今井翼、女優の南沙良、声優の森川智之が26日、都内で行われた「Amazonオーディブル 戦略発表会 2022」に出席した。世界最大級のオーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービスであるAmazonオーディブル(以下、オーディブル)は、1月27日より日本向けの会員プランを定額「聴き放題」制へ移行。オーディブル会員は、12万以上のオーディオブックとポッドキャストの対象作品を聴き放題で楽しめる。この移行に伴い、新たな作品を配信開始する。新たな作品として、DCコミック『The Sandman(サンドマン)』の日本語音声版を制作。ナレーターを今井翼、サンドマン役を森川智之、デス役を南沙良が演じる。今井は「初めてオーディブルに参加させていただいたんですけど、とても重厚感のあるサンドマンが日本に初上陸ということで、記念すべきときにナレーションを担当させていただけるというのは非常に光栄なことですね」とコメント。南は「初めて挑戦するジャンルのお仕事だったので不安はあったんですけど、とても光栄な気持ちで思い切って挑戦させていただきました」と語った。森川は「お話をいただいたときに声優冥利に尽きるというか、声優の起源は、ラジオドラマからなんです」と説明した上で、「時代を経て新しいコンテンツ、オーディブルとして、最新の技術を使ったオーディオでドラマを作れるその一端を担えるということで、すごく光栄に思うしうれしく感じました」と喜びを語った。
2022年01月26日俳優の今井翼、女優の南沙良、声優の森川智之が26日、都内で行われた「Amazonオーディブル 戦略発表会 2022」に出席。森川が、今井の声を絶賛した。世界最大級のオーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービスであるAmazonオーディブル(以下、オーディブル)は、1月27日より日本向けの会員プランを定額「聴き放題」制へ移行。オーディブル会員は、12万以上のオーディオブックとポッドキャストの対象作品を聴き放題で楽しめる。新たな作品として、DCコミック『The Sandman(サンドマン)』の日本語音声版を制作。ナレーターを今井翼、サンドマン役を森川智之、デス役を南沙良が演じる。作品の一部が公開され、森川の声が流れると今井は「やっぱり素敵な声ですね」とうっとり。森川は「いやいやいや、ありがとうございます」と照れていた。今井のナレーションもお披露目されると、森川は「今井さんのナレーション、めちゃくちゃかっこいいじゃないですか! 渋い声ですね。私、声優プロダクションの社長もやっているんですけど、ライバルが出てきちゃったなという感じです。ずっと聞いていたいというか、DC特有のテーマ曲に乗って、今井さんの渋い声のナレーション、一気に世界に引き込まれますよね。かっこいい!」と絶賛。今井は「まだ収録が続くので、ありがたいお褒めの言葉がプレッシャーにも感じていますけど」と恐縮。南も、今井のナレーションについて「聴いていて情景が頭が浮かぶというか、続きがすごく気になる。素敵だなと思いました」と魅力を述べた。森川はまた、デス役の南についても「透明感のある声でとても素敵」と称えていた。
2022年01月26日元SPEEDで参議院議員の今井絵理子氏が20日、都内で行われた「パラリンアート世界大会2021」表彰式に出席した。「パラリンアート世界大会」は、世界各国の障害を持つ人たちからアート作品を募集するコンテスト。今年度の応募数は、日本を含む世界29カ国より862作品。“笑顔(SMILE)”をテーマに国際色豊かなユニークな作品が多数集まり、その中から入賞作品が発表された。表彰式には、受賞者のほか、パラリンアートの理事を務める中山秀征、パラリンアートスペシャルサポーターを務める今井氏が出席。今井氏と中山は、日本テレビ『THE夜もヒッパレ』以来の共演となり、中山は「もう“絵理子”とは呼べない。“先生”です」と話して笑いを誘い、「政治の世界に飛び込んで活躍している姿を見ると感慨深いです」と語った。また、中山が「息子さんは今、プロレスラーとしてリングに上がっているでしょ」と、今井の息子でプロレスラーの礼夢選手について言及すると、今井氏は「そうなんです。一昨年の12月にデビューさせていただいて、今プロレスラーとして頑張っています」と笑顔で話した。また、「親としては心配ですし、毎回試合前には、ケガがないようにお祈りして見守るしかなくて。ただうれしいのは、夢とか生きがいを息子が見つけて本当に変わったんです」と今井氏。礼夢選手は先天性難聴で生まれつき耳が聞こえないという。今井氏は「人間の可能性ってハンディキャップがあろうがなかろうが、無限だなというのはすごく思いました」と語った。
2022年01月20日元SPEEDで参議院議員の今井絵理子氏、タレントの中山秀征が20日、都内で行われた「パラリンアート世界大会2021」表彰式に出席。日本テレビ『THE夜もヒッパレ』以来の共演を果たした。「パラリンアート世界大会」は、世界各国の障害を持つ人たちからアート作品を募集するコンテスト。表彰式には、受賞者のほか、パラリンアートの理事を務める中山、パラリンアートスペシャルサポーターを務める今井氏が登場した。今井氏と中山は、『THE夜もヒッパレ』以来の共演。中山が「もう“絵理子”なんて呼べない。“先生”よろしくお願いします!」と話すと、今井氏は「いやいやいや」と笑った。『THE夜もヒッパレ』当時、今井氏は中学生。中山は「元気な子供たちで、SPEEDという名前も番組の中で決めて発表させてもらったのが昨日のことのように。廊下を走っていて『走るな』って言った日は懐かしい思い出です。時間のない中でリハーサルをして本番に臨む集中力のすごさは、すごい子供たちが出てきたなと思いました」としみじみ。今となっては「先生です」と、再び“先生”と呼んで笑いを誘った。今井氏が母になってから飛行機で会ったエピソードも披露。「お母さんとしても一生懸命やっている姿を見たときに、絵理子もお母さんになって立派になって、お子さんは障害をお持ちだけど、踊りをやったり一生懸命やっていて、親子の関係を育んでいるなと感じて頭が下がる思いで、年は僕のほうが上ですけど、人生経験は絵理子のほうが先に進んでいるのかな、まさにSPEEDが早いなと思いました」と饒舌なトークで盛り上げた。さらに、「政治の世界に飛び込んで活躍している姿を見ると誇らしいですし感慨深い。親心みたいになっちゃいましたけど」と語り、今井氏が「ヒデさん」と呼ぶと、「ヒデちゃんでいいんだよ」とにっこり。今井氏は「障害のある子供を育てていく中で数々の障害のある方とお会いしました。その中ですごく感じたのは、障害というのは一つの個性だなと。その個性を認め合える社会に向けて、そして未来に向けて、ヒデちゃん、頑張って参ります!」と誓った。
2022年01月20日元SPEEDで参議院議員の今井絵理子氏が20日、都内で行われた「パラリンアート世界大会2021」表彰式に出席した。「パラリンアート世界大会」は、世界各国の障害を持つ人たちからアート作品を募集するコンテスト。今年度の応募数は、日本を含む世界29カ国より862作品。“笑顔(SMILE)”をテーマに国際色豊かなユニークな作品が多数集まり、その中から入賞作品が発表された。表彰式には、受賞者のほか、パラリンアートの理事を務める中山秀征、パラリンアートスペシャルサポーターを務める今井氏が出席。今井氏と中山は、日本テレビ『THE夜もヒッパレ』以来の共演となり、中山は「もう“絵理子”とは呼べない。“先生”です」と話して笑いを誘い、「政治の世界に飛び込んで活躍している姿を見ると感慨深いです」と語った。中山が「まもなく参院選。いかがでしょうか?」と切り込むと、今井氏は「しっかり2期目を目指して頑張ります」と宣言。「まだまだ障害政策って課題も山ほどあって、今回のアートもそうですが、文化芸術をもっと障害のある方と楽しむ環境づくりを整備していきたいと思います」と力強く語った。中山が「2期目、頑張ってください」とエールを送ると、今井氏は「2期目、頑張ります!」と笑顔。「障害の世界って、一歩ずつなんですね。息子の聴覚障害もそうですが、さまざまな障害があって、障害に応じた支援策が大切だなと思っています」と話した。
2022年01月20日今井翼が、1998年に急逝したhideの実弟を演じ『TELL ME~hideと見た景色~』で映画初主演。塚本高史、JUON、津田健次郎が共演する。その葬儀には約5万人が訪れ、日本中が早すぎる別れに涙した日本を代表するロックミュージシャン、hide。制作途中だったアルバム、そしてすでに決定していた全国ツアーや数々のスケジュール…。本人不在という異例の状況の中、hideのパーソナルマネージャーを務める弟ヒロシは、hideの意志を形にすべく、hideの共同プロデューサーI.N.A.をはじめとする仲間たちとともに、多くの困難を乗り越えていく。hideさんの実弟・松本裕士の著書「兄弟 追憶のhide」(講談社文庫刊)を基に、hideが遺した音楽を世に届けるため奮闘する弟たちの軌跡を描いた本作。I.N.A.による「君のいない世界~hideと過ごした2486日間の軌跡」(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス刊)も原案協力。主人公hideの弟・ヒロシ役を務めるのは、本作で映画初主演を果たす今井翼。歌手、俳優、タレントとしてテレビや舞台など多方面で活躍。映画では、『終わった人』(18)、『彼女が好きなものは』(21)に続いて、今回初の主演を務める本作で、駆け出しのマネージャーながら、本人不在のhideプロジェクトを実現すべく奔走するhideの実弟を演じる。hideの共同プロデューサー・I.N.A.役には、『木更津キャッツアイ』シリーズほか多くの映画やドラマに出演、hideのドキュメンタリー映画『JUNK STORY』(15)でナレーションを務めた塚本高史。hideと二人三脚でソロ楽曲の制作を行い、hide with Spread BeaverのメンバーでもあったI.N.A.は、弟ヒロシを支える存在となる。hide役を演じるのは、女優りりィを母に持ち、ロックバンド「FUZZY CONTROL」のギター&ヴォーカル、そしてソロでも活動するロックギタリストのJUON。そしてレコード会社重役・鹿島役は、2020年度「第15回 声優アワード」で主演男優賞を受賞するなど人気声優として活躍、ドラマ「最愛」(21)での好演が話題となった津田健次郎が演じる。今井翼/ヒロシ役「生徒手帳にX JAPANの写真を入れていた」僕は中学生のときにX JAPANを通してhideさんのカリスマ性に魅了されました。世代問わずファンの心に生き続ける唯一無二のアーティスト、hideが遺したものは色褪せることはないと僕も思い続けています。弟であり、更にはアーティストhideのマネージャーとして、純粋で真っ直ぐに生きる彼の姿を誰よりも近くで見てきた裕士さんの想いや意志を胸に、丁寧に描かせていただきます。中学の生徒手帳にX JAPANの写真を入れていた自分が、この様な機会をいただけることは信じられません。hideさん、裕士さんに感謝して皆様に心からお届け致します。是非ともご期待ください。よろしくお願い致します。塚本高史/I.N.A.役「hideちゃんを近くに感じられたら」hideは、僕が小学生の頃に出会った永遠のロックスター。オファーを頂いた時、俺しかいないと思ったのはもちろん、hideちゃんを近くに感じられたらいいなと思いました。I.N.A.ちゃんの存在はhideのファースト・ソロアルバムの時から知っていて、hideのかっこいい音楽を一緒に作った人。I.N.A.ちゃんに寄せようという気持ちもありますが、僕が感じてきたもの、見てきたもの、自分で調べて知ったものをそのままぶつけたいと思います。監督とディスカッションしながら、みんなで恥ずかしくないものをhideちゃんに届けたい。これからhideを知る方々にも、hideはこんなに素敵な人だったというのが伝わる作品を届けられればいいなと思います。JUON/hide役「同じギタリストとして感じる全てを全力で注ぎたい」今回、この映画のお話を頂き、心から光栄に思います。嬉しいとか最高とかのキャパを超えすぎて、今の気持ちを言葉にするのは困難ですが、同じギタリストとして感じる全てを全力で注ぎたいと思っています!I.N.A.さんと楽曲制作をさせて頂いた事があるんですが、僕がギターを弾いて、スタジオで二人で「いいじゃーん」とか「ちょっと違うなー」ってやり取りしていた記憶が今、疑似体験だったかのような不思議な気持ちになります。僕たちの心に寄り添ってくれるhideさんの音楽を聞いて、まるで学生の頃みたいに部屋で汗だくでギター弾いて、弦が切れて、また弦を張って、歌っています。皆様、楽しみにしていて下さい。津田健次郎/レコード会社重役・鹿島役「今、彼の物語は、音楽はどう響く」90年代を駆け抜けたhideさんの映画。今、彼の物語は、音楽はどう響くのでしょう。どんな映画になるのか僕も楽しみにしております。まずは自分の役割をしっかり果たせるように最善を尽くします。どうぞ宜しくお願い致します。『TELL ME~hideと見た景色~』は夏、公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TELL ME ~hideと見た景色~ 2022年夏、公開予定©2022「TELLME」製作委員会
2022年01月19日神尾楓珠が主演、山田杏奈、今井翼らが出演する、小説家・浅原ナオトの「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫刊)を原作にした映画『彼女が好きなものは』。この度、温泉デートの最中に起こるシリアスなシーンのメイキング映像が解禁となった。ある日、紗枝(山田杏奈)の師匠こと奈緒(三浦透子)と、その恋人の隼人(渡辺大知)を交え、グループデートで温泉にやってきた純(神尾楓珠)と紗枝。そこには誠(今井翼)も妻子と共に訪れていた。今回解禁されたメイキング映像は、純と紗枝の温泉デートの最中、とある理由で純と誠のキスシーンを目撃してしまう。思わず手に持っていた水風船を投げつけ、紗枝が問い詰めるというシリアスなシーンの一部。神尾さんと今井さんが対峙するシーンや、戸惑う紗枝の感情の起伏を草野翔吾監督が山田さんに伝え、それに応えようとする彼女の真剣さが垣間見える。また、神尾さんと今井さんが顔を見合わせているところに水風船がぶつかり、弾けさせるという難しいシーンでは、助監督が投げた水風船が絶妙にヒットし、カットがかったと同時に周りのスタッフからは拍手が!水に濡れた神尾さんと今井さんも手ごたえを感じたのか、笑顔を見せる。その後、キャスト、スタッフ全員で映像をチェックすると、一同が「おぉぉぉ!」と声をあげ、草野監督が思わず拍手。監督からの「完璧だ、OK!」という言葉もあり、現場の熱気と和やかな雰囲気が伝わるメイキングシーンとなっている。草野監督は神尾さんについて、脚本を書いているときから“どこか影があって、まとっている空気が純とピッタリだ”と感じていたという。また山田さんについても初めて会ったときに、“この子が紗枝だ!”と直感したとふり返る。誠については、原作を読んだ時からワイルドで色気がある人がいいなと思っていた際、ふと今井さんが思い浮かんだという。ベストなキャスティングに恵まれ、監督とキャストの信頼関係のもと完成した本作で、この温泉デートをきっかけに純、紗枝、誠の関係性が変わっていく重要なシーンとなっている。『彼女が好きなものは』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女が好きなものは 2021年12月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(c)2021「彼女が好きなものは」製作委員会
2021年12月06日今井翼が、リーディング・コンサート『ベートーヴェンからの手紙』で朗読劇に初挑戦する。劇中では、楽聖ベートーヴェンの死後、彼が“不滅の恋人”に宛てたラブレターをめぐるミステリーが、読売日本交響楽団チェリスト・渡部玄一率いるトリオによるベートーヴェンの名曲の生演奏に乗って繰り広げられる。ベートーヴェンの弟子フェルディナント・リースに扮する今井は、どのような想いで作品に取り組もうとしているのか──。稽古前の心境に、耳を傾けた。師匠ベートーヴェンの音楽を毎朝聴いて、弟子リースの役イメージつかむ──台本を拝読して、たった2日間の上演ではもったいない作品だと思いました。本作へのご出演が決まった際の率直な想いをお聞かせください。年齢やキャリアとともに挑戦を重ねていきたい──という思いが役者としてあるので、初めて取り組む朗読劇にワクワクしています。“不滅の恋人”はいったい誰なのか、師匠の愛した女性を探す旅に出かけるリースは、劇中でストーリーテラーの役割を果たします。台本を読むだけでなく、登場人物の想いをきちんと咀嚼して臨みたいですね。──今井さん演じるフェルディナント・リースは、ベートーヴェンの前でどんな弟子だったと思いますか?台本を拝読する限り、リースはベートーヴェンのいちばん近くにいた理解者だと思います。彼のつくる音楽に魅せられ、一緒に過ごす時間も長かった。音楽家として致命傷の難聴になって、絶望に苛まれた師匠の胸の内も察していたと思います。遺された手紙には、会うことが叶わない“不滅の恋人”に一刻も早く伝えたい──という情熱がほとばしっていた。誰よりも繊細であるがゆえに、情熱的な音楽をつくってきたベートーヴェンの横顔を知っていたからこそ、リースは“不滅の恋人”探しに出たんじゃないでしょうか。僕には自然な感情の流れに感じました。──やがてリースは出会った“不滅の恋人”候補の女性たちからベートーヴェンの素顔を知ることになります。いまお話しいただいたような彼の人物像を、今井さんは初めての挑戦となる朗読劇でどのように立ち上げていこうと考えていらっしゃいますか?いまは台本を頂戴したのみで、ベートーヴェン役の宮原浩暢(LE VELVETS)さん、ベートーヴェンが初めて結婚を意識したジュリエッタ・グイチャルディ役の小宮有紗さん、“不滅の恋人”として最も有力視されているアントニー・ブレンターノ役の貴城けいさんとのセッションはこれからなんですよね。だからこれまで意識していなかったベートーヴェンの音楽を聴いて、イメージをたくさん膨らませているところです。朝起きて、すぐベートーヴェンの音楽をリビングで流すようにしています。リーディング・コンサート『ベートーヴェンからの手紙』──本作にはベートーヴェンの名曲が10ほど登場します。リビングで聴いているのは劇中のナンバーですか?いえ、登場しないナンバーも聴いていますね。ビギナーなので、できるだけベートーヴェンのいろんな音楽に触れたくて。毎朝聴いていると気分が高揚してきて、活力になる気がしました。繊細なベートーヴェンだからこそ生まれた情熱的なメロディに、きっと影響されているんでしょうね。──本作に登場する・しないを問わず、今井さんの中で印象に残っているベートーヴェンの楽曲を教えてください。そうですね、いっぱいあって困ってしまいますね(苦笑)。有名な「交響曲第5番(運命)」や「交響曲第6番(田園)」は自然と耳に残りますけど、やっぱり持っているCDの1曲目を一日のはじまりに聴く、という意味で「交響曲第1番 ハ長調」ですね。いまやすっかり生活の一部に溶け込んで、僕に“癒し”をもたらしてくれています。──非常に穏やかな楽曲なんですね。ビギナーでいらっしゃるなら、「運命」や「第九(交響曲第9番:歓喜の歌)」のように、リズムを強調した迫力あるメロディが特徴的な代表曲を選ばれるものかと思っていました。そうですよね、ベートーヴェンといえばたしかに「運命」や年末に合唱される「第九」のイメージが強い。でも台本から受け取った僕のベートーヴェン像は、すごく繊細で。愛する人を原動力に想像力が掻き立てられて、どんどん曲が生まれる。そうした楽曲は力強い旋律ではなく、優しく穏やかな作品が多いんじゃないかな……と感じました。リースとして師匠に寄り添う劇中の旅路を前に、自然とベートーヴェンを理解したい気持ちで聴いているのかもしれません。チャレンジ精神を忘れない東山紀之“先輩”に触発され、初挑戦の朗読劇をこれまで、今井さんは歌やダンスで熱量を見せる舞台に数々出演してこられたと思います。対して自身の声や必要最小限の動きのみで魅せる“朗読劇”は、これまで培ってきた武器が封じられているのかな、と感じるのですが……どのように受け止めていらっしゃいますか?「言葉だけの表現」はおっしゃる通り、なかなか奥深い世界ですよね。ただ自分がやるからには、これまで経験させてもらったこと、病を経て得た実感、活動再開して2年目を迎えた“いま”だからこそ血肉になっていることを、初挑戦となるこの朗読劇に注ぎ込めたら……と思っています。──ちなみにリースにとってベートーヴェンが敬愛した“師匠”であったように、現実世界の今井さんにとってそういった存在はどなたになるのでしょうか?若いころから長くお世話になってきて、事務所は変わりましたがいまでも可愛がってくださる東山紀之さんが、僕にとってのすべてにおいて“心の師”なんですよね。東山さんって、歳やキャリアを重ねる中でも常にチャレンジ精神を忘れない方。その真摯な姿勢を後輩として近くで拝見していたからこそ、僕も初めて朗読劇に挑戦してみようと感じました。いちばん尊敬する先輩であって、僕の行動指針となるような存在ですね。──その東山さんにもしっかり作品世界を届けるには、要所で奏でられるベートーヴェンの音楽も欠かせませんよね。朗読と生演奏(トリオ)が融け合うことで生まれる相乗効果を、今井さんはどのように捉えていらっしゃいますか?僕たちキャストの朗読で“不滅の恋人”に対するベートーヴェンの内面や楽曲が生まれた背景が語られたあと実際に生演奏が入るわけですから……すごく贅沢な空間になる予感がしています。劇場で朗読と生演奏が溶け合う時間を体感したら、より高揚してくるんじゃないかな。まずリースを演じる僕自身が、幸福感を抱きつつ形にしていけたらと思っています。──最後に、お誘いのメッセージをお願いします。舞台に限らず、食事やファッションといった趣味嗜好って自分の好きなチョイスに偏りがちですよね。だけど、これまでと異なる栄養を摂ってみると体に変化が訪れるように「あ、こんな世界もあるんだな」って新たな発見に繋がると僕は常々感じているんです。初挑戦の朗読劇も「尊敬する師匠を理解したい」というリースの旅路と似ていて、まだ見ぬ景色を体感したいから。経験できた喜びを、皆さんとも分かち合うことができたら幸いです。声と音楽による、シンプルながらも上質な空間に身を委ねていただきたいですね。取材・文:岡山朋代リーディング・コンサート『ベートーヴェンからの手紙』日程:2021年12月3日(金)・ 4日(土)会場:彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールチケット情報
2021年12月01日映画『彼女が好きなものは』(12月3日公開)の先行上映イベントが26日に都内で行われ、神尾楓珠、山田杏奈、今井翼、草野翔吾監督が登場した。同作は小説家・浅原ナオトの『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』(角川文庫刊)の実写映画化作。ゲイであることを隠しながら生活する男子高校生・安藤純(神尾)と、BL好きを隠しているクラスメイトの女子・三浦紗枝(山田杏奈)との恋愛を通じ、世間にはびこる“ふつう”という価値観とのギャップに向き合う男女の姿を描く。2019年4月にはNHKで『腐女子、うっかりゲイに告る。』のタイトルでドラマ化もされ、大きな反響を呼んだ。今回恋人役を演じた神尾とのシーンについて、今井は「純と愛し合うシーンがあって、女性とのラブシーンもそうですけど、メインとなる純が美しく見えることを自分なりに心がけてやらせていただきました」と振り返る。「僕より全然年下で素敵な俳優さん。楓珠くんが僕なんかよりもとってもしっかりされてるので、いろいろと安心してやらせてもらいました」と感謝した。一方神尾は「(今井演じる)誠さんにラムネを開けてもらうシーンで、ラムネがこぼれているカットが使われてるんですが、実際はこぼれる予定なかったんですよね。いざ開けたらこぼれちゃって、それを今井さんが『こぼれちゃったな』と、芝居でカバーしてくれたんです。目の前でそのお芝居をされた時に泣きそうになっちゃって、誠さんの優しさがすごい出ていました。でも、ここで泣くのは違うなって思いながら」と明かし、「今でも泣きそうになっちゃう」と感極まる様子も。草野監督も「いいよね! ハンカチをスッと差し出して、衣装じゃないですよね?」と興奮気味に尋ねると、今井は「合間の汗拭きかなんかで入れていたものを、瞬時に使いました。撮影を重ねる中でのコミュニケーションが、そういうところに自然と出ることができたのかな」と説明した。また、今井が主役としての神尾を「過密なスケジュールの中でも全然疲れたそぶりも見せない」と絶賛し、「年齢的に一回り以上違うんですけど、巷では若い頃の僕の顔と系統が似てると言ってくれる人もいるみたいで、ありがとうと思いながら……」と明かすと、神尾は「よく言われます」と恐縮する。神尾は「本当に、濃い絵ですよね。濃い顔と濃い顔で、なかなかの迫力になってたと思うんですけど」と苦笑しつつ、「今井さんが先輩ですし、プライドがあるのかなと思ってたんですけど、意外と今井さんっていい意味でそういうところがなくて、僕らに合わせてくださる。弱いところも見せてくださって、『初日って緊張しちゃうんだよね』と話をしてくれた時に、こちらも構えてた部分が一気になくなって、本当にありのままで対峙できた」としみじみ。今井は「僕が単に度胸がないだけ」と言いつつ、瑞々しい高校生を演じた神尾たちを再度絶賛し「40になったんですけど、願わくばまた学生服を着て芝居ができたらなと思いました」と野望を見せていた。
2021年11月26日ゲイであることを隠しながら生活する高校生と、そんな彼に恋する同級生の姿を描いた映画『彼女が好きなものは』。この度、主人公を演じる神尾楓珠と、その恋人役・今井翼の新場面写真が解禁となった。神尾さん演じる主人公の安藤純は、「異性を愛したい」「家庭を築きたい」と世間でいわゆる“ふつう”と言われる幸せを手にしたいと願いながらも、自分らしさとの狭間で葛藤する高校生。そんな純に恋をする山田杏奈演じる同級生・三浦紗枝は、自分の好きなものを素直に好きだと言えない悩みを抱えながら、純と共に成長していくことになる。今回解禁となったのは、純(神尾楓珠)と純の恋人、佐々木誠(今井翼)の2人を捉えた新場面写真2点。ゲイであることを家族や友人ら誰にも打ち明けられずに悩む純と、自分の性的指向やアイデンティティに悩む純に、かつての自分を重ねるように純を優しく見守る誠。純はBL好きを隠しているクラスメイトの紗枝と書店で鉢合わせたことから急接近し、やがて紗枝から告白される。「自分も“ふつう”に女性と付き合い、“ふつう”の人生を歩めるのではないか?」。一縷の望みをかけ、純は紗枝の告白を受け入れ、付き合うことになったのだが…。なお、本作は公開1週前の11月26日(金)より先行上映が決定。実施劇場は【東京】TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ新宿、【大阪】TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズセブンパーク天美の4劇場となり、この先行上映には神尾さん、山田さん、今井さんが登壇予定の舞台挨拶も実施される。『彼女が好きなものは』は12月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女が好きなものは 2021年秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(c)2021「彼女が好きなものは」製作委員会
2021年11月05日神尾楓珠、山田杏奈、今井翼、前田旺志郎、三浦獠太らが出演する映画『彼女が好きなものは』から、それぞれが恋人や友人たちと過ごす新場面写真が解禁された。>>『彼女が好きなものは』あらすじ&キャストはこちらから人と人が分かり合うことの困難と、その先にある希望を描いた物語となる本作。ゲイであることを隠している純(神尾楓珠)とBL好きを隠している紗枝(山田杏奈)。分かり合うはずのなかった2人の書店での出会い、そして告白。さらに、純の恋人・誠(今井翼)や、純のクラスメイトの亮平(前田旺志郎)と小野(三浦獠太)。世間の価値観と自分らしさとの狭間で葛藤する純の姿も。彼が恋人や友人たちと過ごす日々がとらえられている。『彼女が好きなものは』は秋、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女が好きなものは 2021年秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(c)2021「彼女が好きなものは」製作委員会
2021年08月18日俳優の古田新太が主演、松坂桃李が共演する映画『空白』(9月23日公開)の場面写真が18日、公開された。同作は吉田恵輔監督によるオリジナル作。スーパーの化粧品売り場で万引き現場を店主に見られ逃走した女子中学生が、乗用車とトラックに轢かれ死亡してしまい、父親・充(古田新太)は「娘が万引きをするわけがない」と信じて疑念をエスカレートさせ、事故に関わった人々を追い詰める。一方、事故のきっかけを作ったスーパーの店主(松坂桃李)、車ではねた女性ドライバーは、父親の圧力にも増して、加熱するワイドショー報道によって、混乱と自己否定に追い込まれていく。今回解禁となった場面写真は、1人娘の花音(伊東蒼)を失った父親・添田充(古田新太)が、スーパーの店長・青柳直人(松坂桃李)の胸ぐらを掴んで追い詰めるシーン。さらに謝っても土下座しても許してもらえない青柳、充の元妻・松本翔子(田畑智子)の無念の叫び、充の弟子として一番近くで充に寄り添う野木龍馬(藤原季節)、花音の担任教師・今井若菜(趣里)の苦悩、事故加害者の母親・緑(片岡礼子)の懺悔、そして青柳を最後まで擁護するスーパーの店員・草加部麻子(寺島しのぶ)といった錚々たる顔触れの場面写真が公開された。
2021年06月18日画家・今井麗(うらら)の新作展覧会『MELODY』が、6月25日(金)より、PARCO MUSEUM TOKYOにて開催される。今井は1982年、神奈川生まれ。2004年に多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業し、2012年シェル美術賞本江邦夫審査員奨励賞受賞。主な個展に「LOVERS」(xyz collective、東京、2019)、「project N 78 今井麗」(東京オペラシティ アートギャラリー、東京、2020)、「LOVERS」(Union Pacific、London、2020)、 MARCH」(OIL by 美術手帖 、東京、2020)、「REVELATION」(nidi gallery)、「AMAZING」(新宿高島屋美術画廊、東京、2020)、「AMAZING」(Nonaka-Hill、Los Angeles、2020)などがある。さらに画集『gathering』(baci)も発表してきた。本展示は6月25日よりPARCO出版から出版される作品集『MELODY』の完成を記念して行われるもの。会場ディレクションにデザインスタジオ「HYOTA」を迎え、リズミカルにつながる空間の中で作品鑑賞できるこれまでにない展覧会となる。会場では約30点の新作の展示(一部販売)に加えて、作品集の先行販売も予定。この機会をお見逃しなく。<アーティストステートメント>「MELODY」新しい画集『MELODY』(PARCO出版)の完成を記念して、PARCO MUSEUM TOKYOで約30点の新作を発表いたします。最近、大作を手掛けるようになりました。昨年描いた、バナナの上に寝そべるクマの小作品を機に、等身大のモチーフを大きく引き伸ばして描いてみたいと思うようになったのです。画集の表紙にもなった作品『メロディ』の制作以降、大作が可能にする大胆で伸びやかな筆のタッチや、大きなキャンバスに優しく包み込まれるような感覚に取り憑かれています。長年に渡る育児ライフの中、 私はリビングの窓際にイーゼルを立て、家の中にある両手に収まるサイズの物、内なるモチーフを中心に描き続けていました。それが、コロナ禍のステイホームを余儀なくされた日々の中で、例年と変わらぬ四季がみせる何気ない風景に心動かされるようになりました。穏やかな日常は、平凡なようでいてとても愛おしく、けれど絶対ではないと痛感したのです。いつしか私が描く対象は、風景や、引き伸ばされたモチーフの組み合わせとなり、内と外の繋がりに関心が向くようになりました。この一年と少しの間で、私の作品は随分と感じが変わったように思います。いつも新作の発表を楽しみにして応援してくださるお客様方に『MELODY』展、楽しんでご高覧頂けますように。今井麗より■展示情報「ULALA IMAI EXHIBITION MELODY」6月25日(金)~ 7月18日(日)11:00-20:00※入場は閉場の30分前まで※最終日18時閉場※営業日時は感染症拡大防止の観点から変更となる場合がございます渋谷・PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)東京都渋谷区宇田川町15-1 tel:03-6455-2697入場料:一般 500円 / 学生 400円※小学生以下無料公式サイト:
2021年06月02日地方都市で代行ドライバーとして働く男ふたりの一夜の心の交流を描いた、安田顕と山田裕貴が主演する映画『ハザードランプ』第2弾キャストとして、松本若菜、中村中、阿部純子ら8名の出演が明らかになった。地方都市で代行ドライバーとして働く須貝を安田さん、ある満月の夜にタッグを組む新人ドライバー刈谷を山田さんが演じ、様々な酔客の相手をするうちに、思いもよらず過去が交錯していく…というのが本作のストーリー。「仮面ライダー電王」の野上愛理役や、「コウノドリ」の倉崎恵美役などで知られる松本若菜が演じるのは、須貝の恋人・美乃梨。シンガーソングライターで女優の中村中が演じるのは、須貝を突然訪ねてくる謎の人物・ズーコ。須貝らが働く代行運転会社の社長・黒沢役を、「夫婦道」「下町ロケット」の石倉三郎が演じる。「念願の榊組、そして安田顕さん。二つ返事でオファーを受けさせて頂きました」と今回の参加をふり返った松本さんは、「映画を観終わった後は、心にドーンと追突される感覚になるかもしれません。クランクアップしてから何ヶ月も経った今でも、私の脳裏に音楽と映像とセリフが繰り返し流れているように、数日間は映像がビッシリと焼き付き、セリフが木霊し、そしてとある音楽が耳から離れなくなることでしょう。忘れられない映画になってもらえたら嬉しいです」とコメント。中村さんは「取り返したい人、取り戻したい時間がある人に観て欲しいです」とアピールしている。そして、代行運転の利用客たちとして、酔っぱらって須貝に絡む佳菜子役を阿部純子。地元のスポーツ用品店店主・吉井役を大和田伸也。彼に融資する銀行員・高木役を津田寛治。同級生同士の飲み会帰りの客・冨山役を六平直政、相田役を金田明夫が演じ、癖のあるキャラクターがふたりの心の距離の変化に色を差す。キャストコメント松本若菜念願の榊組、そして安田顕さん。二つ返事でオファーを受けさせて頂きました。脚本を読み進めていく中で、このハザードランプの世界から立ち去ってしまいたいような、ずっと居座っていたいような不思議な感覚に陥りました。私にはない世界観にいる人物たちの中に上手く入っていけるのか戸惑っている反面、頭の中では既に芝居をしている自分がいたりもしました。撮影は、寒い時期の福井県でした。天気に恵まれない日が続きましたが、晴れが必要とされるシーンでは、数時間晴れ間がのぞき、さらに雪が降るという奇跡的なことが起こりました。撮影監督が信頼している早坂さんですので、そのシーンはきっと神秘的で素敵な映像になっていることと思います。映画を観終わった後は、心にドーンと追突される感覚になるかもしれません。クランクアップしてから何ヶ月も経った今でも、私の脳裏に音楽と映像とセリフが繰り返し流れているように、数日間は映像がビッシリと焼き付き、セリフが木霊し、そしてとある音楽が耳から離れなくなることでしょう。忘れられない映画になってもらえたら嬉しいです。中村中『ハザードランプ』は「取り返したい」人たちの物語だと私は感じました。10年程前、ミュージシャンの友人が、ほんの少し目を離していた隙に愛用している楽器を盗まれました。未だ楽器は発見されず、友人はずっと気にかけていて、怒りと悲しみで疲れ果てています。その喪失感は一生癒えないかも知れません。脚本を読みながら、そんなことを思い出していました。撮影は主に夜でした。暗くて全貌の見えない若狭湾の波の音に、知らない街を訪れる肩身の狭さと、このまま帰りたくない心細さを煽られながら、私も取り返したいものがある人間を演じました。取り返したい人、取り戻したい時間がある人に観て欲しいです。阿部純子オーディションを受けた時から、撮影が終わるまで、ずっと悩み続けた役でした。安田顕さん、山田裕貴さん、監督に、「ここまで来られるか!」と試され続けた現場でした。「ただ自分にできることをするだけだ!」と自らに言い聞かせて、がむしゃらにやりました。ちゃんと映像の中で生きていたら、いいな。みなさんにご覧頂ける日を、私も、ドキドキしながら一緒に待っていようと思います。大和田伸也出演依頼があった時、私の故郷が舞台だと聞き、ぜひ参加しようと思いました。以前、私が故郷福井県を舞台に映画を撮った時、いわゆる嶺北が中心でした。今回は嶺南が中心だと聞いて、これまた、福井県のふるさと大使、敦賀市の観光特使の私としては、嬉しい作品になりました。撮影は、榊監督を中心に、とても熱く才能溢れる現場でした。津田寛治榊英雄監督が、僕の故郷である福井で映画を撮ると聞いて何とか参加したいなあと思っていたらお声をかけて頂きました。僕の役どころは、主人公が働いている代行屋サービスを利用する酔っぱらったお客さんなんですが、もう一人酔っぱらったお客さんが…。なんと、福井の超巨星、大和田伸也さんです。もう、二人してアドリブの福井弁を喋りまくったので、乞うご期待!六平直政榊監督とは映画やドラマでご一緒していて旧知の仲なので是非出演したいと思いました。脚本も読んで金田明夫さんと同級生で同じ野球部の友人役でしたので是非明夫ちゃんと芝居をしたいと思いました。撮影は監督が厳しくて中途半端なエネルギーの放出では許してくれず、最後は必死にやりました(笑)お客様には是非観て頂いて率直な感想を言って頂きたいと思います。金田明夫夜を徹しての撮影、普段なら床に入る時間に撮影真っ只中、みんなで集団夜更かし!そして、人生で初めて深夜1時に夕飯休憩を経験。楽しんでいたのは私だけか?撮影終了後、宿に戻り朝風呂を堪能。風呂に浸かりながら、この映画面白くなる!と、実感。ああ、楽しかった!石倉三郎え?! このコロナ状況下で撮影できるのか?!と。しかしロケ先様が快く受けてくださり、(よぅし!こうゆう時こそ我等の出番!)ワクワクしましたね。プロデューサーもエライ!!まあ一体に人間という生き物は難しい。只々平淡、平凡に生きることは。どんな人間にもドラマがあり、そこから派生する事項でまさかの結末に。現場は本当にどこからくるかわからないコロナを非常に要心しながら、監督、スタッフ、キャスト…頑張りましたな。面白い作品です!何卒ご高覧の程、お願い申し上げます。『ハザードランプ』は2022年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ハザードランプ 2022年全国にて公開予定©2022「ハザードランプ」製作委員会
2021年05月25日ゲイであることを隠しながら生活する男子高校生と、BL好きの女子同級生との恋愛を描いた、神尾楓珠主演映画『彼女が好きなものは』に今井翼、磯村勇斗、三浦透子、渡辺大知、山口紗弥加が出演することが分かった。今井さんが演じるのは、純(神尾さん)の恋人・佐々木誠。結婚し家庭を持ちながらも、ゲイであることを隠して生きている男性で、純にかつての自分を重ねるように、優しく見守り寄り添う役どころ。「神尾くん演じる純を優しく包み込む気持ちを持って挑みました」と撮影をふり返る今井さんは、「思春期に抱える悩みはとても繊細で、自分の現在地に不安を抱えたことは、誰しもが経験したと思います。今作は、それらを透き通るように美しく描いた作品です」と本作について語る。そして「様々なことが社会に認知される時代を迎える中、より『自分らしく生きる』ことの意味を世代問わず、感じていただきたいです」とメッセージを寄せている。また、純がSNS上でのみ繋がっている友人ファーレンハイト役には、「今日から俺は!!」「きのう何食べた?」「ひよっこ」など話題作に出演し、「珈琲いかがでしょう」のぺい役もいま話題の磯村さん。ゲイであることを明かしているファーレンハイトは、純にとって唯一心の内を打ち明けられる存在で、かけがえのない絆が芽生えていく。さらに、紗枝(山田杏奈)のBL好き仲間・佐倉奈緒を三浦さん。奈緒の彼氏・近藤隼人を渡辺さん。シングルマザーとして純を育てる母・みづきを山口さんが演じる。『彼女が好きなものは』は秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:彼女が好きなものは 2021年秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(c)2021「彼女が好きなものは」製作委員会
2021年05月24日古田新太主演、現代の罪と偽り、そして赦しを映し出すヒューマンサスペンス『空白』の特報映像と追加キャストが公開された。映像では、中学生の花音をスーパーの店長・青柳直人(松坂桃李)が全速力で追いかけるシーンから始まる。そして、追いつかれそうになった瞬間に車道に飛び出し、青柳は驚き唖然とする。一方、父・充(古田さん)は霊安室で娘の死に慟哭し、暴走がスタートする。また新たに、田畑智子、藤原季節、趣里、伊東蒼、片岡礼子、寺島しのぶの出演が明らかに。田畑さんが充の元妻松本翔子。藤原さんが漁師である充の弟子・野木龍馬。趣里さんが充の娘・花音の中学校の担任教師・今井若菜。充の娘・花音役は、『湯を沸かすほど熱い愛』で第31回高崎映画祭で最優秀新人女優賞を受賞した伊東さん。花音をはねた女性ドライバーの母・中山緑を片岡さん。青柳が店長を務めるスーパーアオヤギのパート店員・草加部麻子を寺島さんが演じる。加えて、本作のキービジュアルも到着。「父、暴走。」のコピーと充の顔が全面に映し出されたビジュアル、青柳の横顔と、追う者&追われる者のインパクトある一枚に。さらにチラシは、2人の顔が両面見開きとなり、中面は花音の後ろ姿と「はじまりは、娘の万引き未遂だった――。」の文字で構成されている。『空白』は9月23日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:空白 2021年9月23日より全国にて公開(C)2021『空白』製作委員会
2021年04月27日俳優の古田新太が主演、松坂桃李が共演する映画『空白』(9月23日公開)の追加キャストが26日、明らかになり、キービジュアル・特報も公開された。同作は吉田恵輔監督によるオリジナル作。スーパーの化粧品売り場で万引き現場を店主に見られ逃走した女子中学生が、乗用車とトラックに轢かれ死亡してしまい、父親・充(古田新太)は「娘が万引きをするわけがない」と信じて疑念をエスカレートさせ、事故に関わった人々を追い詰める。一方、事故のきっかけを作ったスーパーの店主(松坂桃李)、車ではねた女性ドライバーは、父親の圧力にも増して、加熱するワイドショー報道によって、混乱と自己否定に追い込まれていく。充の元妻の松本翔子役に田畑智子、漁師である充の弟子・野木龍馬役に藤原季節、が演じるのは、充の娘・花音の中学校の担任教師・今井若菜役に趣里、充の娘・花音役に伊東蒼、花音をはねた女性ドライバーの母・中山緑役に片岡礼子、青柳直人が店長を務めるスーパーアオヤギのパート店員・草加部麻子役に寺島しのぶが決定。実力派俳優から、新しい才能が眩しい若手まで、多面的な輝きで魅了する共演者が揃った。キービジュアルは、「父、暴走。」のコピーと、古田の顔が全面に映し出されたビジュアルと、視線が何かを物語っている松坂桃李の横顔。追う者と、追われる者のインパクトあるビジュアルとなっている。さらに、チラシは、古田新太と松坂桃李の顔が両面見開きとなり、中面は、添田充の娘・花音の後ろ姿と、「はじまりは、娘の万引き未遂だったー。」の文字で構成された。特報は、中学生の花音を、スーパーアオヤギの店長・青柳直人が自動ドアをすり抜け全速力で追いかけるシーンから始まる。追いつかれそうになった瞬間に車道に飛び出す花音、驚き唖然とする青柳。霊安室で娘の死に慟哭する父・添田充。「娘を失った父はモンスターになる」というナレーションと共に、充の暴走が始まる。青柳の胸ぐらを掴み、怒鳴り、罵倒し、後を追いかけ空き缶を投げつけ追い詰め、泣いても土下座しても逃げられない。ラストは、汽笛音、白波、かもめが物語の広がりを予感させ、「のみこまれるか、のみこむか」のコピーと花音の制服の後姿が映る。
2021年04月27日坂元裕二 朗読劇2021 「忘れえぬ忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」が4月13日(火)に開幕した。6組の男女が3つの作品の朗読をする本作で、初日の高橋一生×酒井若菜ペアによる「忘れえぬ忘れえぬ」の公演をレポートする。本作は、映画『花束みたいな恋をした』やドラマ『カルテット』『大豆田とわ子と三人の元夫』などの脚本で知られ、これまで芸術選奨新人賞や向田邦子賞など数々の賞を受賞している脚本家・坂元裕二が脚本・演出を手がける朗読劇。2012年から始まり、今回は高橋一生×酒井若菜、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、千葉雄大×芳根京子、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳というペアが出演。これまでも上演されてきた「不帰かえらずの初恋、海老名SA」「カラシニコフ不倫海峡」と、書き下ろしの新作「忘れえぬ 忘れえぬ」の3作が上演される。朗読は、高橋の「おい、おまえ」という乱暴な言葉から始まった。それぞれ一人掛けのソファーに座り朗読する、シンプルな舞台。新作「忘れえぬ 忘れえぬ」は、11歳の夏に出会った最里(もり/高橋)と木生(きお/酒井)の数年間を描いていくストーリーだ。粗暴でガタガタした高橋の語り口と、明晰でツヤツヤした酒井の語り口。ギャップのあるふたりの朗読を聴いているうちに、彼らがどんな人物か、彼らがいる場所の様子、そこから見える景色、気温、光などがむくむくとカタチをもちはじめ、世界が彩られていくような感覚が得られた。どちらかというと淡々とした読み方だが、不思議なほど豊かで、そこに書かれている文字が漢字なのか平仮名なのかまで感じ取れてしまうほどであった。「不帰かえらずの初恋、海老名SA」「カラシニコフ不倫海峡」とはテイストが違い、けれど坂元裕二の書く言葉や物語の魅了を存分に堪能できる脚本は、同い年の最里と木生の、11歳の夏、12歳の夏、13歳の夏……というふうに1年ごとの夏が描かれる。ストーリーの中にはふたりが持つやさしさ、残酷さ、純粋さ、だけでなく、家庭環境のギャップなどもきっちりと描かれており、その物語は、受け取る人によってさまざまに感じるだろう。一作観ると、この作品を他のペアがどう朗読するのか、このペアが他の作品をどう朗読するのかと、興味がどんどん膨らんでいく。朗読劇の楽しさをたっぷりと堪能できる公演だった。東京公演は4月25日(日)までよみうり大手町ホールにて。その後、4月28日(水)から5月2日(日)まで大阪・松下IMPホール、5月7日(金)・8日(土)に札幌・道新ホールにて上演。取材・文中川實穂
2021年04月16日人気脚本家、坂元裕二の作・演出による 「坂元裕二朗読劇 2021」が、4月13日に東京・よみうり大手町ホールにて開幕。初回公演となった高橋一生×酒井若菜の「忘れえぬ 忘れえぬ」のオフィシャルレポートが到着した。この春スタートしたドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』をはじめ、『カルテット』や『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、映画『花束みたいな恋をした』などのヒットで知られる脚本家の坂元が作・演出を手掛ける「坂元裕二 朗読劇 2021」。今回は、過去にさまざまなキャストが演じてきた「カラシニコフ不倫海峡」「不帰の初恋、海老名 SA」の2作に、本公演のために書き下ろされた「忘れえぬ 忘れえぬ」を追加し、1公演につき3つの物語から1つを上演する。高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳の6組が読み手となることも話題の本公演が、4月13日によみうり大手町ホールで幕を開けた。初回は、高橋と酒井による「忘れえぬ 忘れえぬ」を上演。問題を抱える少年の最里(もり)と少女の木生(きお)が、とある場所で出会い、いくつかの夏を越えていく様子を描いた作品で、彼らを取り巻く環境や登場人物の雰囲気は、そのやりとりから知ることとなる。時間が経つにつれてキャラクターの輪郭がくっきりと浮き出て、彩度があがっていくような物語を、ステージ上で台本を手にした高橋と酒井が、純粋かつ巧みに演じていく。さまざまな出来事を通じて起こるふたりの変化や成長を声だけ伝えることで、聞き手の想像を掻き立て、ラストへと繋いでいく姿が印象的だった。主人公である最里と木生は舞台の上のふたりが紡ぐ言葉によって誕生し、1時間半をかけて進んでいくが、演じる役者によってその印象はがらりと変わっていくだろう。そこが「坂元裕二 朗読劇 2021」の面白さであり、奥の深さなのだと改めて感じずにはいられなかった。東京・よみうり大手町ホールでは、4月25日(日)までの期間中に全6組のキャストが日ごとに出演。続く4月28日(水)~5月2日(日)の大阪・松下 IMP ホールには風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花が、5月7日(金)と8日(土)の北海道・道新ホールには、風間俊介×松岡茉優が登場する。東京公演は現在上演中。大阪、札幌のチケットの情報はオフィシャルサイトで確認してほしい。【公演情報】『坂元裕二 朗読劇 2021「忘れえぬ 忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」』出演:高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳(出演日順)●東京公演公演期間:2021年4月13日(火)~25日(日)会場:よみうり大手町ホール上演作品 :1.「忘れえぬ 忘れえぬ」、2.「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、3.「カラシニコフ不倫海峡」チケット料金:全席指定 6,800円(税込) ※未就学児入場不可チケット発売日:3月28日(日) 10:00~主催:フジテレビジョン / MA パブリッシング / サンライズプロモーション東京お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)●大阪公演公演期間:2021年4月28日(水)~5月2日(日)会場:松下IMP ホール上演作品 :1.「忘れえぬ 忘れえぬ」、2.「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、3.「カラシニコフ不倫海峡」チケット料金:全席指定 6,800円(税込) ※未就学児入場不可チケット発売日:4月10日(土) 10:00~主催:関西テレビ放送 / サンライズプロモーション東京運営協力:キョードー大阪お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(月~土 11:00~16:00)●札幌公演公演期間:2021年5月7日(金)~5月8日(土)会場:道新ホール上演作品 :1.「忘れえぬ 忘れえぬ」、2.「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、3.「カラシニコフ不倫海峡」チケット料金:全席指定 6,800円(税込) ※未就学児入場不可チケット発売日:4月15日(木) 10:00~主催:道新文化事業社 / 道新スポーツ / エフエム北海道お問合せ:道新プレイガイド 0570-00-3871(月~土 10:00~17:00)公式サイト:
2021年04月15日ミュージカル『ゴヤ -GOYA-』が8日に東京・日生劇場で初日を迎え、今井翼、小西遼生、清水くるみ、山路和弘、仙名彩世、塩田康平、天宮良、キムラ緑子が取材に応じた。同作は、スペイン最大の画家と謳われるフランシスコ・デ・ゴヤの波乱万丈な生き様や、混沌とした社会の中でいかにして芸術家となっていったのかを描くオリジナルミュージカル。聴力を失いながらも後世に残る絵を描き残したゴヤを今井が演じる。今井は「今コロナ禍で世界中が大変な状況を迎えていますが、僕らとしても舞台に立てるということが当たり前ではなく、改めてありがたみを感じています」と感謝。「僕にとってはここ日生劇場は本当に思い出深い、たくさんの思い出がつまった劇場ですので、帰って来れたな、ただいまという気持ちですね」と、これまでに何度も立った日生劇場に戻ってきたことを喜んでいた。親友役の小西について、今井は「僕はこういう声なので割とバリトンなんですけど、小西さんはすごくハイトーンで力強い歌を飛ばす方」と表し、小西は「何言ってんだよ」と照れてツッコミを入れる。逆に小西は今井について「ミュージカルで主演で、これほどバリトンの声の主人公というのは日本ではかなり珍しい。とても男らしくて野性的でゴヤという人物にマッチしてる」称賛した。稽古を通して仲を深めたという2人だが、今井は「今日(小西が)マッサージのものをプレゼントしてくださって」、小西は「歌うときに喉が固まってしまうと大変なので、ほぐすものを送ったら、どら焼きをお返しにもらいました」と明かす。すると、今井は「東山(紀之)先輩からのいただきものを……」と、意外にもジャニーズ時代の先輩である東山からの贈り物だったという。今井は「初日祝いに、お菓子をいただきまして。マッチさん(近藤真彦)からも、ものすごく豪華なバラの花束をいただいたんですけど、本当に、これまでお世話になってきた諸先輩方が僕に思いを届けてくださることにも引き締まる思いで、その思いはこれからもずっと大事にしていきたい」と語る。「時々連絡はさせていただいてます。とにかく、頑張れというエールをいただいています」とやりとりを明かした。さらに、タッキー&翼としてユニットを組んでいた滝沢秀明が演出をする『滝沢歌舞伎ZERO 2021』も同じ日に初日を迎えることを指摘されると、今井は「そうなんですよね。お互いに、それぞれ一生懸命、1番はお客さんのためにという思いでやっているので、僕は僕で一生懸命頑張っていきたい」と意気込んだ。公演は東京・日生劇場にて8日〜29日、愛知・御園座にて5月7日〜9日。
2021年04月09日3月26日、『FRIDAYデジタル』が今井絵理子参議院議員(37)の再婚について報じた。お相手は、17年7月に今井議員との“手つなぎ不倫疑惑”が報じられた橋本健元神戸市議(41)だという。『FRIDAYデジタル』は、「二人はすでに同棲しています。再婚するつもりでは?」という自民党秘書のコメントを掲載。取材に対し、今井議員は「良いお付き合いをさせていただいております」「息子の送迎などのお手伝いもしていただくこともあり、大変感謝しています」と話したという。不倫疑惑が報じられた当時は妻帯者だった橋本氏。だが、後に離婚。また政務活動費の不正受給も発覚し、議員辞職。さらに詐欺罪で有罪判決が下された。あれから3年と8ヵ月。苦境に立ちながらも、2人は着々と愛を育んできたようだ。しかしその間に、大切な支援者2名が今井議員のもとを去っている。1人目は彼女の恩人といわれる元秘書のAさんだ。「Aさんは今井さんが所属していた芸能事務所を辞め、秘書として彼女の政治活動を支えてきました。しかし橋本さんとの関係について、まったく知らされていなかったんです。Aさんは今井さんに身辺関係をしっかりするよう口酸っぱく注意していたそうで、“裏切られた”という思いが強かったといいます。そして『もう支えられない!』として、辞表を提出したそうです」(自民党関係者)■政務官の起用も再婚間近報道もブーイングの嵐そして2人目は、彼女を献身的にサポートし続けた恋人のBさんだった。「Bさんは沖縄から上京し、シングルマザーの彼女をサポートしていました。しかし16年7月に議員となった今井さんは、『朝から勉強会が』などと理由をつけて家へほとんど帰らなくなってしまったんです。それでも彼は今井さんの帰らない家で、聴覚障害のある彼女の長男の世話を頑張っていました」(知人)しかし次第に、今井議員は3週間に1回程度しか帰らないように。そして、2人の間で口げんかが増えていったという。「何度言っても態度を改めない今井さんに、Bさんは『もう無理だ』と嘆くように。そして突然、彼女の家を飛び出したそうです。今井さんと橋本さんの不倫疑惑が報じられた当時、Bさんは今井さんの長男が寂しがっていないか心配でたまらない様子でした」(前出・知人)当選一期目で不倫が報じられ、貴重な支援者を2人もなくした今井議員。昨年9月には、内閣府政務官に起用。その際に菅義偉首相(72)が「まさに適材適所の対応をした」とコメントしたものの、疑問視する声が上がっていた。さらに今回の報道にも、ネットでは《この人のこれまでの在職中の成果を出して下さい》《私生活の方でしか話題にならない印象》《彼女が議員でいることが国民にとって幸せといえるのかな》とブーイングの嵐だ。国民の声に、彼女はどう耳を傾けるのだろうか――。
2021年03月27日