乃木坂46のヘルシー選抜・伊藤万理華さんと樋口日奈さんが、体にいいと噂のトランポリンエクササイズ“ユーバウンド”に挑戦!思わず夢中で楽しんじゃいました。跳ぶのではなくプッシュ!?体幹に効く、「ユーバウンド」。アルゼンチン生まれ、1人用のトランポリンを使うエクササイズ。「下に向かって足で弾力面をプッシュすることを意識しながら、全力疾走したり、左右に体を捻ったり。それを音楽に合わせて行う運動です」と、インストラクターの田中いずみさん。下半身を鍛えられるのはもちろん、血行が上がってむくみの改善が期待できる嬉しいポイントも。「不安定なトランポリンの上で行うので、体幹でしっかりバランスをとる必要が。そこが難しさであり、おもしろさです!」(田中さん)トランポリンの感触を確かめたら、いざエクササイズ!左右に跳んだり、ステップをしながら手を上げたり。「内ももの筋肉に効く」(伊藤さん)、「腰のあたりにすごくくる(笑)」(樋口さん)。先生の励ましのもと、頑張りました。いとう まりか1996年生まれ、神奈川県出身。1期生。グループきってのアート好きで、『月刊MdN』で連載を持つ。映画『あさひなぐ』では野上えり役で大活躍。ひぐち ひな1998年生まれ、東京都出身。1期生。特技はダンスとトランペット。アニメ『無責任ギャラクシー☆タイラー』で声優にも挑戦。愛称は「ひなちま」。写真左から、樋口さん/トレーニングTシャツ¥4,290トレーニングパンツ¥5,990シューズ¥13,000(以上アディダス/アディダス・ジャパン[アディダスグループお客様窓口]TEL:0570・033・033)伊藤さん/ヨガフレキシブルTシャツ¥4,490ブラトップ¥5,690トレーニングパンツ¥6,490シューズ¥8,990アンクルソックス3P¥1,000(以上アディダス/アディダス・ジャパン)たなか・いずみユーバウンドの公認インストラクター。※『anan』2017年8月30日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・河嶋 希(io)撮影協力・UTUWA(by anan編集部)
2017年08月27日日々の体調管理は乃木坂46メンバーにとって、最重要課題。そんなメンバーから、体コンシャスな伊藤万理華さんと樋口日奈さんが、噂のヘルシーフード“ブリスボール”作りにトライしてみました!罪悪感ゼロの嬉しいおやつ!“ブリスボール”作りに挑戦。砂糖なし、添加物なし、そしてグルテンフリー!オーストラリア生まれの〈ブリスボール〉は、ナッツやドライフルーツを砕いて混ぜ合わせ、それを丸めたスイーツ。ヘルシーなおやつとして、日本でも注目度が上昇中。ブリスボールのショップ『FOOD JEWELRY』のオーナー・坪井玲奈さんによると、「ブリスの意味は“至福”。体に良い素材、豊富な食物繊維、1粒で食べごたえ満点。ナッツの良質な油が摂れるので、美容的にも良し。幸せがたっぷり味わえる、まさに至福のボールです」今回は『FOOD JEWELRY』で販売中のキットを利用。樋口さんはレーズン、ココナッツ、アーモンドをフードプロセッサーにかけ、細かくなったら丸めます。伊藤さんはくるみ、オートミール、ココナッツファイン、カカオニブと、生のバナナを混ぜ合わせて丸める。プロセスはそれだけ。10分もかからずに完成。いとう まりか1996年生まれ、神奈川県出身。1期生。グループきってのアート好きで、『月刊MdN』で連載を持つ。映画『あさひなぐ』では野上えり役で大活躍。ひぐち ひな1998年生まれ、東京都出身。1期生。特技はダンスとトランペット。アニメ『無責任ギャラクシー☆タイラー』で声優にも挑戦。愛称は「ひなちま」。写真左から、伊藤さん/エプロン¥11,000(ESILIINA by ricca+cocca/cocca TEL:03・3463・7681)VネックTシャツ¥7,000(フィルメランジェ TEL:03・6447・1107 )樋口さん/エプロン¥11,000(ESILIINA by ricca+cocca/cocca)ポケットTシャツ¥7,500(フィルメランジェ)つぼい・れいな日本初のブリスボール専門店『FOOD JEWELRY』のオーナー。麹町のショップには様々なブリスボールが。※『anan』2017年8月30日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・河嶋 希(io)撮影協力・UTUWA(by anan編集部)
2017年08月26日「嵐」チームとゲストチームがプラスワンゲストを加えて体感型ゲームで対戦するバラエティ「VS嵐」の8月24日(木)今夜放送回に、松山ケンイチ、向井理をはじめとした“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season風”のメインキャスト陣が登場する。今回“「髑髏城の七人」Season風”チームとして番組に参戦するのは、『怒り』や『聖の青春』など数々の映画に主演、今週末8月26日(土)からは直江兼続を演じた『関ヶ原』の公開も迫る松山さんをはじめ、『RANMARU 神の舌を持つ男』や、自身の祖母の手記を映画化した『いつまた、君と ~何日君再来~』などで知られる向井さん。主演最新作となる『幼な子われらに生まれ』の公開を今週末8月26日(土)に控えた田中麗奈。大河ドラマ「真田丸」や月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」などで注目を集める岸井ゆきの。さらに「劇団☆新感線」の舞台で活躍する河野まさと、『エイプリルフールズ』や月9ドラマ「貴族探偵」など数多くの作品で独自の個性を放つ生瀬勝久の6名。対する「嵐」チームにはプラスワンゲストとして「バイきんぐ」が参戦する。放送では松山さんが珍プレーを見せるほか、向井さんと共に無謀な作戦に打って出る。果たして作戦は成功するのか。さらに田中さんは番組初登場。「すごくソワソワしています。天井の高さとか、観客の皆さんのライブ感とか。楽しみたいです!」と意気込み、大野さんとの思い出を暴露!“「嵐」対豪華俳優陣”という夏休みの最後を締めくくるにふさわしい勝負は必見だ。今回のゲスト、松山さん、向井さん、田中さん、岸井さん、河野さん、生瀬さんらが出演する“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season風”は9月15日(金)から「IHIステージアラウンド東京」で上演。「劇団☆新感線」の戯曲である「髑髏城の七人」は、1990年に古田新太主演で初演され、その後は7年ごとに市川染五郎、小栗旬などのキャストで再演が繰り返されてきた。この劇団の最高傑作とも言われる名作を今回は“花・鳥・風・月”の4シーズンに分けロングラン公演。今回の“風”公演では松山さんが主人公の「捨之介」とその敵役「天魔王」の二役を演じ、天魔王の一人二役オリジナルバージョンが復活。対照的な二役を松山さんがどう演じ分けるのかも見どころだ。初心に返りつつさらに華やかに軽やかにグレードアップした“「髑髏城の七人」Season風”をお楽しみに。「VS嵐」は8月24日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年08月24日向井理と斎藤工がW主演を務める、池井戸潤の原作のドラマ「連続ドラマW アキラとあきら」。生まれも境遇も違う階堂彬(向井さん)と山崎瑛(斎藤さん)という2人の“あきら”が、運命を交錯させながら激動のバブル時代を生きていく様を描くヒューマンドラマの第2話が、7月16日(日)に放送となる。昭和61年4月、メガバンクの産業中央銀行の新人研修が行なわれていた。その最終行程は成績優秀だった2チームが行なう実践形式の融資戦略研修。それぞれのチームの代表は東京大学出身同士の階堂彬と山崎瑛。彬のチームは融資を申し込む会社側、瑛のチームはそれを吟味する銀行側になり、後代にも語り継がれる名勝負を繰り広げた。日本有数の大企業「東海郵船」の御曹司として生まれ王道を歩んできたエリート、階堂彬。父の会社の倒産、夜逃げなど苦難の道を歩んできた天才、山崎瑛。2人はそれぞれの力で人生を切り開き、同じ産業中央銀行に入行。実は2人の人生はこれまでにも交差していた。しかし、2人はまだその事実に気付いていない。良き友人、良きライバルとして互いに刺激し合いながら、苦難を乗り越えていく2人。そして“宿命”としか言いようのない、過酷な試練が2人に降り掛かる…。大企業の御曹司として約束された次期社長という“宿命”にあらがう彬を向井さん、父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも、理想を育んだ瑛を斎藤さんが演じるほか、彬と瑛が入行するメガバンク産業中央銀行の人事部・安堂章二役に小泉孝太郎、彬の父であり東海郵船・社長の階堂一磨役に石丸幹二、瑛の父・山崎孝造役に松重豊、瑛の同級生・北村亜衣役に田中麗奈が出演。さらに、賀来賢人、木下ほうか、堀部圭亮、瀧本美織、永島敏行、尾美としのりら豪華キャストが集結している。そんな注目の本作が先日初回放送を迎え、ドラマ放送後Twitter上では「飼犬が追ってくるシーン、子役含め両アキラとあきらの好演、松重さんの影の薄い名演、どれも秀逸でした。次が気になります」「来週以降のアキラとあきら2人の動向が気になって気になって…早く2話も見たい」「アキラとあきらは空前絶後の面白さ!」といった1話の内容の面白さに魅せられ2話以降に期待する投稿が多数。また、「斎藤工の山崎瑛と向井理の階堂彬の研修バトルが面白かった!役に合ってる!」「ふたりのあきらが目を合わせロザリオを渡すシーンにドキドキしました。 向井さんと斎藤さんの立ち姿にみとれます」「斎藤工さんは滑舌がよくて良い声なのでこういうシリアスなドラマにぴったりです!!子役の二人も良い!!」など向井さんと斎藤さんを始めとするキャスト陣の演技を絶賛する声も多く上がっている。そして気になる第2話では、伴埜弘道(松尾諭)が角田製薬への30億円の融資を取り付けてきてから間もなくして、彬は角田製薬の経理部長・徳田(野間口徹)から運転資金5億円の融資を頼まれる。30億円融資した直後の5億円の追加融資。恐れていたことが起きてしまったと、彬に不安がよぎる。一方、瑛は日本橋支店融資課で町工場井口製作所社長・井口正信(宮川一朗太)から運転資金の融資を頼み込まれていて…とストーリーが展開。さらに、2話以降の見どころとして動画が公開中。瑛が彬に会社を継がなかった理由を聞くと、「継ぎたくなかったから」と返すシーンや、「うちが支えなければこの会社は立ち行かなくなります」と言う瑛に対し、「この会社には融資したくない」ときっぱり言われてしまうシーン、彬の父・階堂一磨が病魔に襲われてしまうシーン、また熱くぶつかり合う場面も盛り込まれ、ますます続きが気になる映像に仕上がっている。連続ドラマW「アキラとあきら」は毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送中(全9話)。(cinemacafe.net)
2017年07月15日公開中の映画『いつまた、君と~何日君再来~』の大ヒット御礼舞台あいさつが4日、東京・新宿のTOHOシネマズ新宿で行われ、尾野真千子、向井理が出席した。原作は、俳優・向井理が大学生の時に、祖母の手記をパソコンで打ち直して家族や親戚と共に自費出版し、卒寿(90歳)をむかえた祖母へお祝いとしてプレゼントしたもの。衣食住もままならない戦後の混乱期を舞台に、夫・吾郎(向井理の祖父で劇中では向井が演じる)と妻・朋子(尾野真千子)が、時代の波に翻ろうされながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生きる、壮大な愛の実話となっている。劇中で向井と夫婦役を演じた主演の尾野は「車のシーンは理くんが運転しなくてもいいのに全部引き受けていて、見えないところの努力は格好良かったです」と向井を褒め、「この映画に出られて本当に幸せでした。こういう時代も好きだし、向井理さんと夫婦のお芝居をやれたことが本当にうれしかったです。現場でもすごく大切にしてくれて、これからも一緒にやりたいと思える人でした」と感謝しながら向井に花束を贈呈。ステージで女性から初めて花束を渡された向井は「ちょっと恥ずかしいですね(笑)」と照れ笑いを浮かべ、「本当にたくさんの人に見ていただいて、反響もたくさんありましたし、改めてこの作品に携われて良かったと思います。企画ということで今後あるか分かりませんが、これと同じか、それ以上の熱意を持って作品を作っていきたいと思います」と意欲を見せた。舞台あいさつ中には、Twitterで募集したキャスト陣への質問コーナーを実施。「今まで生きてきた中で分岐点だったと思ったことは?」という質問に向井は「難しいですね。まだそんなに振り返る人生じゃないですから」としながらも「大学ですかね。僕は浪人して挫折じゃないですけど、スッと入らなくて良かったと思います。色んなことを考える時間もあったし初めてバイトもしたし、いい経験でした。戻りたくはありませんが、あそこで何かが変わったと思います」と告白。一方の尾野は「私は実家から出てきた時かな。何もないけど東京に来たからこそ、全部が変わりました。生き方から色んなことが変わりましたね」と振り返った。
2017年07月05日乃木坂46の白石麻衣、西野七瀬、秋元真夏、高山一実、松村沙友理、桜井玲香、星野みなみ、伊藤万理華、斉藤優里、寺田蘭世が28日、都内で行われたリクルートライフスタイル「じゃらん」新CM発表会に出席した。イベントでは、乃木坂46の10人のメンバーがCMで着用したという浴衣と猫耳をつけて登場。白石が「こうやって実際に可愛らしい猫耳をつけると気分もあがります。帯もワンポイントが入っていて気に入ってます」と笑顔。猫のにゃらんと共演した新CMについて白石が「にゃらんがとにかく可愛くて、癒やされてました。すごく大人しくて可愛くて、可愛かったですよ~」とすっかりにゃらんに魅了された様子で、西野も「にゃらんと一緒にお布団で寝るシーンがあったんですけど、浴衣みたいなモノを着ていてすごく可愛かったし癒やされました。そのまま寝たくなりましたよ(笑)」と満足げだった。この日のイベントでは夏休み向けの旅行に関する情報も紹介されたが、今夏の予定を問われた白石は「今年はツアーも控えているので、具体的な休みの予定はありませんが、ツアーでみんなと一緒にいることがひとつの夏休みになると思います」と回答しながら「今年はツアーで初めて新潟とかに行かせてもらうので、楽しみです」と今からツアーが待ち遠しい様子だった。また、妹分のグループ・欅坂46が24日に幕張メッセで行った握手会で、発煙筒を炊いてナイフを所持していた男が逮捕された事件の話題となり、キャプテンの桜井玲香は「翌日に欅坂や私たち、AKBさんも握手会を普通に開催したんですが、ファンの方にもご協力していただき、何とか今まで通り開催できました。今後も皆さんにご迷惑とご心配を掛けないような握手会ができるようにと、スタッフとメンバーと話しました」とコメント。ショッキングな出来事を目の当たりにした欅坂46のメンバーには「姉妹グループの先輩としてケアというのはメンバー同士しっかりしなければと改めて感じました」と気遣い、2014年にも入山杏奈や川栄李奈が負傷した握手会の存在意義を「一番支えて下さっているのはファンの皆さん。私たちを繋ぐイベントだと思いますので、これからも出来ればやっていきたいという気持ちはあります」と胸の内を明かしていた。
2017年06月28日向井理と斎藤工がW主演を務めるWOWOW「連続ドラマW アキラとあきら」の完成披露試写会が6月26日(月)に開催。向井さん、斎藤さんに共演の石丸幹二、田中麗奈、賀来賢人が舞台挨拶に登壇した。「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」などで知られる池井戸潤の小説を全9話で実写化。生まれも境遇も違う階堂彬(向井)と山崎瑛(斎藤)という2人の“あきら”が運命を交錯させながら激動のバブル時代を生きていくさまを描く。過去に何度も共演経験がある向井さんと斎藤さん。斎藤さんが向井さんについて「このドラマの対比と似ているところがあって、すごくスマートでインテリジェンスで、でも温かくて男の理想です」と言えば、向井さんは「同級生ということもあり、親近感がわきます。いきなり家に来たりして、気心が知れています。同じ時代を生きてきて、深く話すことがなくとも深くわかり合っている気がします」と関係性の深さを口にする。作品に合わせて、登壇陣はそれぞれ“運命を感じた瞬間”を告白したが、斎藤さんは、向井さんが先日、出演したサッカー番組で横浜Fマリノスの大ファンだと語っていたことに触れ「僕も昔からずっと応援してました。(向井さんは)スタジアムでボールボーイもしていたそうですが、僕もそのスタジアムに行ってるので、同じ空間にいたと思います」と向井さんとの深く結ばれた“運命”を明かした。向井さんは、自身の理という名前について「理科の“理”で、理系の道に進んでいました」と自らの運命を語ったが、これにも斎藤さんがすぐに反応!現場での向井さんの様子について「スケジューリングに無駄がない。理科の実験をするには何よりも準備が大事で、ちょっとでも狂うと何時間もが無駄になるんですが、彼の仕事への姿勢が表れてて、運命そのものだと思います」と熱く語っていた。WOWOW「連続ドラマW アキラとあきら」は7月9日(日)より放送(毎週日曜22時~/全9話※1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年06月26日向井理が企画、映画化した『いつまた、君と ~何日君再来~』の初日舞台挨拶が6月24日(土)、TOHOシネマズ新宿にて行われ、向井さんをはじめ、主演の尾野真千子らが登壇した。初日舞台挨拶では、異例ともいえる観客による3分以上のスタンディングオベーションで迎えられた登壇陣。驚きと感動のあまり号泣した尾野さんは、向井さんにそっと白いハンカチを渡され、あふれ出る涙をぬぐっていた。さらに向井さんから、ねぎらいと感謝を込めた花束も渡された尾野さんは、花束に顔をうずめて号泣し、その姿に観客ももらい泣きしていた。『いつまた、君と ~何日君再来~』は、向井さんの祖母の手記をもとに、衣食住もままならない戦後の混乱期、日本を支えた普通の暮らしを生きた人々の姿を描く。芦村朋子(尾野さん、野際陽子)の夫・吾郎(向井さん)が時代の波に翻弄されながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生き、戦中から現代、親から子、子から孫へ受け継がれる愛しい物語となっている。「感動したよ!」、「尾野さーん!」と歓声と拍手で湧く会場を見て、ボロボロと涙をこぼした尾野さんは、「何ですかあ?」と涙声で言い、「初めての経験…もう、座ってください」と声にならない声を絞り出した。向井さんは、「隣で号泣されるとなかなか冷静になれます(笑)。ありがとうございます。僕もこういう経験は初めてです」と感無量の表情を見せた。改めて、尾野さんは、「ほんっとうにありがとうございます。こんな経験は初めてだったので…。こうやってご褒美をもらえたことが、いまとってもうれしいです」と、またも涙を流していた。向井さんも、「上映後の舞台挨拶は、反応がダイレクトで毎回怖いんです。でも、たくさん拍手をいただいて、役者冥利に尽きます。うれしいです」とにっこり。共演の駿河太郎は、そんな向井について、「企画を聞いたとき、何てじいちゃん、ばあちゃん孝行や。その顔でそんないいことされたら、誰も勝たれへんやん、って(笑)」と称賛しつつ、「元嫁が、別の男の嫁をやっているのは嫌やった」と、NHK連続テレビ小説「カーネーション」で夫婦を演じた尾野さんに語り、尾野さんも温かい声かけに笑顔を見せていた。そのほか、初日舞台挨拶には、岸本加世子、成田偉心、脚本を務めた山本むつみ、深川栄洋監督が顔を揃えた。『いつまた、君と ~何日君再来~』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年06月24日俳優・向井理(35)が出演する映画『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』が翌24日に公開されることを受け、2010年放送のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』で夫婦共演した女優・松下奈緒(32)をはじめ、各界からコメントが寄せられた。本作は向井自ら企画し、7年前から映画化を熱望していた意欲作。向井が大学生の時に祖母・芦村朋子さんの手記を家族や親戚と共に自費出版し、卒寿(90歳)を迎えた朋子さんにプレゼント。映画はその『何日君再来』を原作に、戦後の混乱期の中での夫・吾郎さんと妻・朋子さんの愛が描かれてる。主演・尾野真千子が朋子さん役を、向井が祖父である吾郎さんを演じる。松下と向井が共演した『ゲゲゲの女房』は、漫画家・水木しげるの妻・武良布枝さんの自伝著書が原案で、同じく夫婦がテーマだった。松下は、「冒頭の2人のはじまりのシーンからこの物語に釘付けでした」と心をつかまれたようで、「戦中、戦後の困難な時代に、不甲斐なく自分を責める吾郎さんを明るく支える朋子さん。辛い時ほど笑顔でいる芦村ご夫妻がとても印象的で、夫婦の絆、家族の絆に心が熱くなりました」と興奮を伝える。さらに、「どんな家族にも歴史はあり、その物語を大切にされた向井さんの愛情を随所で感じました」と作品を通して向井の情熱を感じ取ったことを明かし、「向井さんが演じられる旦那様の役が本当に素敵です。素敵な映画をありがとうございました!」と感謝の言葉を贈る。一方、武良布枝さんにとっても「夫婦の絆があれば、人生辛いことや苦しいことがあっても乗り越えられる――亡き夫・水木しげるとの日々を思い出しながら、この映画を拝見しました」と特別な作品になった様子。そのほか、共演者をはじめ各界から感想が届いている。○そのほかのコメント■俳優・綾野剛外見はクールで中身は熱く、料理が上手で酒も強い、優しく時に厳しく、仲間想いで泣き上戸そんな向井理の生き写しを私はこの映画に見た。この映画には向井理の歴史がある。彼が彼である為の何日君再来がある。私はこの歴史に触れる事ができて感謝しています。今、同じ時代を共に生き、現代の吾郎さんを生きる向井理に乾杯。■ジャーナリスト・田原総一朗苦しい戦後を不器用だけど懸命にそして明るく生きた家族の実話、その明るさが心にしみる。■女優・平祐奈戦後の苦境を愛ひとすじに生きた女性の辛抱強さ、正しい道を生き抜く男性の真っすぐさ、どれ程困難だったでしょう。自分があの時代に生まれていて乗り越えられたのか。先人の方々の苦労があって今の日本がある。私達がこうして平和でいられるということ胸が痛くなる程に考えさせられます。貧富の差や格差のない世の中になってほしいと願います。■俳優・渡辺裕太僕はずっとおばあちゃんと一緒に暮らしてきて、今でも元気なおばあちゃんが大好きです。そのおばあちゃんもどんな状況でも家族を守り続けてきてくれたから今の自分がいるんだと改めて思いました。おばあちゃんの話をもっと聞きたくなりました!そして自分も家族を作りたいと思いました!(C)2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年06月23日6月20日(火)今夜オンエアされる「火曜サプライズ」は、映画『いつまた、君と ~何日君再来~』に出演している女優の尾野真千子と俳優の向井理が「池上」へアポなしロケに繰り出すほか、タレントの岡田結実もゲストで登場する。本番組は旅とグルメをテーマにしたロケバラエティでメインMCのウエンツ瑛士がゲストとともに各地をロケする「アポなし旅」をはじめ、山瀬まみ、石塚英彦、DAIGO、「オリエンタルラジオ」、江原啓之ら様々な出演者によるコーナーも魅力だ。今回、尾野さんと向井さんは、尾野さんが上京後の下積み時代に住んでいたという東京の「池上」へ。尾野さんは当時、商店街のスナックでバイトしていたそうだが、池上に着いて聞き込みを始めると、向井さんの昔のバイト仲間にバッタリ遭遇する“サプライズ”が。自分で釣った魚を提供する人気のお店に案内してもらい、その後、尾野さんが働いていたスナックや当時通っていた店を訪ねるもののまだ開店前で誰もいない。今回の「アポなし旅」は一体どうなるのか!?もう1組のゲストである岡田さんは江原さんと「オリエンタルラジオ」が女性ゲストの悩みに答える企画「隠れ家で待つ怪しい女」に登場。これからの自分の仕事の方向性について悩んでいるという岡田さんに対して江原さんはなんと答えるのか。彼女の心に突き刺さった江原さんの言葉にも注目。今回のゲスト、尾野さんと向井さんが共演している映画『いつまた、君と ~何日君再来~』は、向井さんが祖母の卒寿のお祝いに家族や親戚と自費出版して贈った祖母の手記を、向井さん自ら7年の歳月をかけて企画した作品。戦中・戦後の困難な時代を、不器用だが明るく生きる芦村朋子(尾野さん、野際陽子)と吾郎(向井さん)夫婦や家族を通して、日本人のたくましさ、誠実に生きる姿を描いた愛の物語で、尾野さんと向井さんが夫婦役を演じ、岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形らが出演。主題歌を高畑充希が担当するほか、尾野さん演じる朋子の現代での姿を演じた野際陽子さんの遺作映画となる。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。「火曜サプライズ」は6月20日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年06月20日向井理の祖母の手記を映画化した『いつまた、君と ~何日君再来~』公開直前イベントが6月19日(月)、神田明神にて行われ、向井さんと主演の尾野真千子、深川栄洋監督が御神殿でヒット祈願を行った。また、尾野さんらは、同作が最後の映画出演となった6月13日にこの世を去った野際陽子を偲んだ。向井さんが祖母の卒寿のお祝いに、家族らと自費出版して贈った祖母の手記を、自ら企画し7年の歳月をかけて映画化した『いつまた、君と ~何日君再来~』。本作は、戦中・戦後の困難な時代を、不器用だが明るく生きる芦村朋子(尾野さん、野際さん)と吾郎(向井さん)夫婦や家族を通して、日本人のたくましさ、誠実に生きる姿を描いた愛の物語。過去の朋子を尾野さんが演じ、現代のパートを野際さんが演じた本作。この日は野際さんからのコメントが発表された。「尾野真千子さんが大切に演じた若い朋子のイメージを壊さないことを、常に心に置いていました」という言葉を聞いた尾野さんは、「つながりってこういうことなんだな、とすごく思います。自分がこの映画で皆さんに伝えたいことのひとつに、受け継ぎがあります。野際さんから受け継いだことが、またひとつの作品になって受け継がれていけばいいなと思います」と、心を込めた。「この作品をやるにあたって、僕の祖母なので、どういう人だったかという長い質問状を送ってくださって、最終的に方言はどうだったか、写真を貸してくれとか、外見も意欲的に似せていこうという姿勢でした」と、野際さんの生前の役作りについて語った向井さんは、「元気で明るい野際さんしか僕は知らないので、未だに信じられない。多くの人に野際さんの姿を観てもらうことが恩返しだなと思います」と、野際さんに思いを寄せていた。さらに、「二度とあのような時代がこないことを祈ります。どんな大変な日々だったか、この映画からひしひしと感じていただきたいんです」という野際さんのコメントを受けて、向井さんは「非常に重みがあると思います。二度と戦争のない国でい続けてほしいという想いもありました。こういう時代がずっと続くように、願っています」と真摯な表情で答えていた。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年06月19日向井理と斎藤工がW主演を務め、ベストセラー作家・池井戸潤の“幻の長編”と呼ばれていた原作をドラマ化する連続ドラマW「アキラとあきら」。本作に、連続ドラマW「沈まぬ太陽」の主演で記憶に新しい上川隆也が、重要な役どころで加わることが明らかとなった。本作は、自らの意志で人生を選んできたエリートと、自らの能力で人生を切り開いてきた天才、2人の“宿命”を描くヒューマンドラマ。大企業の御曹司として、約束された次期社長という“宿命”にあらがう階堂彬(向井理)。父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも、理想を育んだ山崎瑛(斎藤工)。2人の人生は、何かに導かれるように交差する。幼少期から青年期にかけて、誰もが経験する人生の選択。反抗、親友との別れ、肉親の死、初恋、受験、就職、成功、挫折…。人生のキーワードを盛り込みながら、バブル経済とその崩壊、激動の時代を背景に、重厚な人間ドラマが展開する。日本有数の大企業「東海郵船」の御曹司というエリート、彬役には、自ら企画した映画『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』の公開をまもなく控える向井さん。父の会社の倒産、夜逃げなど苦難の道を歩んできた天才、瑛役には、俳優として『昼顔』が公開中、映画監督としては初長編作『blank13』により「第20回上海国際映画祭」新人監督賞にノミネートされるなど活躍目覚ましい斎藤さん。そのほか、小泉孝太郎、田中麗奈、賀来賢人、松重豊、石丸幹二ら豪華キャストが集っている。なお、大幅な加筆修正が加えられ、5月に徳間文庫より刊行された原作「アキラとあきら」は即重版が決定し、早くも大反響。ドラマでは階堂彬が主軸に、原作では山崎瑛が主軸にストーリーが展開されており、ドラマを見ても原作を読んでも楽しめる内容という。そんな本作で、ドラマ終盤、命運をかけた彬(向井さん)と瑛(斎藤さん)の2人の前に立ちはだかるキーマン、沢渡裕行役を上川さんが演じることが明らかに。上川さんと池井戸作品といえば、杏と共演した「花咲舞が黙ってない」シリーズ以来、2年ぶりの出演。さらに上川さんは、2016年に放送され、その年のギャラクシー賞や東京ドラマアウォードでの受賞などでも話題となったWOWOW開局25周年記念連続ドラマW「沈まぬ太陽」で主人公・恩地元を熱演したことも記憶に新しい。本作には同じ制作チームが再集結しており、クライマックスで重要な役どころとして登場する上川さんに注目だ。連続ドラマW「アキラとあきら」は7月9日(日)22時よりWOWOWプライムにて放送(全9話、※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年06月16日「小さな子供の『パパ〜!』という声が店内中に響き渡りました。振り返るとそこに向井さんがいらしたので、その場にいた女性客たちはみんな大興奮でしたよ」(居合わせた主婦) 6月初旬の昼下がり。都内の大型スーパーで主婦からの熱い視線を浴びていたのは俳優の向井理(35)。彼はこの日、妻・国仲涼子(38)と長男(1)の家族3人で買いものをしていた。 注目を集めながらも、真剣な顔つきで黙々と食材を吟味する向井夫妻。国仲が選んだ小松菜やジュース、肉類などを、向井が持つカゴにどんどん入れていく。数十分かけて商品を選ぶと、一家はレジへ向かった。 「向井さんは息子さんを抱っこしながらレジの順番待ちをされていました。甘えん坊で可愛い男の子で、“パパっ子”な感じが伝わってきました」(前出・主婦) 会計の際にはポイントカードを手渡し、さらにはしっかりレシートも受け取っていた向井。抱っこしていた長男から『パパ、これも!』とチーズかまぼこを渡されると、再びレジで会計するほほえましいシーンもあった。 レジ袋に食材を詰めていく際も、テキパキこなしている。彼がスーパーに通い慣れているのが、ありありと伝わってきた。まめに子供の面倒を見ながらも、会計に袋詰めと大奮闘の向井パパーー。 だが振り返れば、独身時代の彼は“イクメン”とは程遠い亭主関白タイプだったようだ。当時、彼は雑誌のインタビューで結婚観についてこう語っている。 《(結婚相手は)家庭的な人がいいかな。家を空けることが多いので、なるべく家を守ってくれる人のほうが安心して仕事ができると思います》(14年6月24日号『週刊女性』) しかし、長男誕生をきっかけに向井は変わった。すっかり妻と子供に献身的なパパになったのだ。そしてその影響は、仕事面でも表れているようだ。 「以前の彼はWEBインタビューのような仕事は敬遠しがちだったといいます。しかし最近では『作品のためになるなら』と、どんな仕事でも積極的に取り組むようになっています。一家の大黒柱としての責任感が、向井さんを駆り立てているのでしょうね」(前出・芸能関係者) その現れか、6月24日に公開の映画『いつまた、君と何日君再来』では向井が初めてプロデュースを手掛けている。また斎藤工(35)とのW主演映画『アキラとあきら』も期待を集める。そんななか、この日はつかの間の“家族との時間”を楽しんだのだろう。 「買い物の合間、彼は息子さんの目線に合わせて体をかがめて、お話をされていたんです。息子さんもうれしそうにうなずいて、父子のコミュニケーションはバッチリでしたよ」(前出・主婦) スーパーでの買い物を終えた夫婦は、長男のベビーカーを押しながら、幸せそうな表情で帰路についたーー。
2017年06月16日日テレの人気バラエティ2本が合体してお送りする「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話合体SP」が6月12日(月)今夜、ゲストに尾野真千子、向井理、新井浩文ら豪華なメンバー迎え2時間スペシャルとしてオンエアされる。3人は「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人たちが毎回“旬”なゲストを迎えトークや企画を繰り広げる「しゃべくり007」パートのゲストとして出演。映画『いつまた、君と ~何日君再来~』で共演した尾野さんと向井さんはそれぞれ普段持ち歩いているものについてトーク。テンピュールのアイマスクを持ち歩いているという向井さんに対し、尾野さんは非常に意外なものを持ち歩いてるのだとか。それは一体何なのか!?また企画は「横浜生まれのシティボーイ向井理vs奈良生まれの山ガール尾野真千子007」ということで、横浜出身の向井さんと奈良出身の尾野さんがそれぞれ育った街の良さをプレゼンし合うことに。各々の「一番の遊び」「自慢のモノ」などが紹介される。2人が伝えた育った街の良さとは!?もう1組のゲストで、現在放送中のドラマ「フランケンシュタインの恋」に出演中の新井さんは、トーク中に「チュートリアル」の2人にそれぞれ確認したいことがあると言う。その内容とは!?そんな新井さんの企画は「死んだ目俳優 新井浩文の実録!本当はお茶目007」と題し、演じている役柄のイメージから受ける印象とは異なり、実は「お茶目」だという新井さんの、親交のある友人たちからの証言をもとにその素顔に迫っていく。『いつまた、君と ~何日君再来~』は、向井さんが祖母の卒寿のお祝いに家族や親戚と自費出版して贈った祖母の手記を、向井さん自ら7年の歳月をかけて企画した作品。尾野さんと向井さんが夫婦役を演じ、岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形、野際陽子ら名だたる名優が脇を固め、主題歌を高畑充希が担当。6月24日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開となる。「フランケンシュタインの恋」は“フランケンシュタイン”をモチーフに綾野剛が100年ぶりに人間と触れあった不老不死の“怪物”を演じて主演、怪物が二階堂ふみ演じるヒロイン・津軽継実と出会い、恋をすることから悩み、苦しみながらも人間らしさを得ていくさまを描く。新井さんは怪物が聴いていたラジオ番組のレポーター・天草純平役で出演。ドラマはいよいよクライマックスに突入。18日(日)22時30分~日本テレビ系で放送の第9話では怪物になる前の記憶を取り戻した怪物=深志研がラジオの生放送で自分の過去を語り始める。「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話合体SP」は6月12日(月)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年06月12日ベストセラー作家・池井戸潤の最新作を最速ドラマ化する連続ドラマW「アキラとあきら」。7月より放送される本作が、約3か月の撮影を終えクランクアップ。連続ドラマW初登場でW主演となる向井理と斎藤工からコメントも到着した。昭和61年4月、メガバンクの産業中央銀行の新人研修が行なわれていた。その最終行程は成績優秀だった2チームが行なう実践形式の融資戦略研修。それぞれのチームの代表は東京大学出身同士の階堂彬(向井理)と山崎瑛(斎藤工)。彬のチームは融資を申し込む会社側、瑛のチームはそれを吟味する銀行側になり、後代にも語り継がれる名勝負を繰り広げた。日本有数の大企業「東海郵船」の御曹司として生まれ王道を歩んできたエリート、階堂彬。父の会社の倒産、夜逃げなど苦難の道を歩んできた天才、山崎瑛。2人はそれぞれの力で人生を切り開き、同じ産業中央銀行に入行した。実は2人の人生はこれまでにも交差していた。しかし、2人はまだその事実に気付いていない。良き友人、良きライバルとして互いに刺激し合いながら、苦難を乗り越えていく2人。そして“宿命”としか言いようのない、過酷な試練が2人に降り掛かる――。作家・池井戸氏の“幻の長編”と呼ばれていた「アキラとあきら」が徳間書店よりオリジナル文庫として刊行されるのに合わせ、WOWOWで最速ドラマ化する本作。幼少期から青年期にかけて、誰もが経験する人生の選択。反抗、親友との別れ、肉親の死、初恋、受験、就職、成功、挫折…人生のキーワードを盛り込みながら、バブル経済とその崩壊、激動の時代を背景に、「アキラとあきら」の“宿命”のドラマを描く。キャストには彬役の向井さん、瑛役の斎藤さんのほか、小泉孝太郎、田中麗奈、賀来賢人、木下ほうか、堀部圭亮、松重豊、瀧本美織らも出演している。まだ肌寒い2月の後半に撮影をスタートさせた本作は、すでに春を越えて長期の撮影を経て今回クランクアップ。同年代でプライベートでも親交がある向井さんと斎藤さんは、今回で4度目の共演になるがW主演という大役で尚且つしっかりと対峙した2人芝居は本作が初。撮影現場で毎日のように顔を合わせていた2人だが、「その距離感は作品が終わってもその前も変わらないような関係性」とお互いを尊敬し、信頼し合っているようだ。撮影では、斎藤さんが一足先にクランクアップを迎えた午後、先に出番を終えた向井さんはサプライズで登場し、斎藤さんを始めスタッフを労った。また、オールアップとなった最終日には、斎藤さんもスケジュールを空けてサプライズで登場し、お返しとばかりに現場を和ませていた。撮影前に向井さんは、「いままで味わったことのない躍動感のある台詞の入り方で特に後半から一気に読んで、台詞がどんどん入っていくのと同時に階堂という人間もだんだん理解していくようになりました」と話し、撮影に入ってからは、「撮影時間が長くなれば長くなるほど充実感が増したので、いまは『撮影を終えた』という実感よりも、まだ続いていくような感覚があります」とコメント。一方斎藤さんは、「大河ドラマではないですが、幼少期から青年期までをバトンを繋いでいくような大きなエネルギーが集まっている作品に参加したんだなと実感しました。題材からも会議室での撮影シーンは多かったと思いますが、今日は外のロケで気持ちもよくて、非常に後味の良いクランクアップになったなと思います」と全撮影を終えた感想を語っている。また今回は、本作の放送に先駆けて放送している「連続ドラマW アキラとあきら」ミニガイド番組「キャスト編」と「ストーリー編」の映像を公開。「キャスト編」ではW主演を演じる2人がお互いのことや共演者について語り、それぞれの役柄などについてもコメント。「ストーリー編」では“池井戸潤・原作連続ドラマW作品”としてWOWOWメンバーズオンデマンド配信中の「連続ドラマW 空飛ぶタイヤ」「連続ドラマW 下町ロケット」「連続ドラマW 株価暴落」の3作品と併せ、本作の見どころなどもたっぷりと紹介。本作をより深く楽しむための充実した内容が詰まっている。連続ドラマW「アキラとあきら」は7月9日(日)22時よりWOWOWプライムにて放送(全9話、※第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2017年06月07日向井理が自ら企画を手掛け、自身の祖母の人生を映画化した『いつまた、君と~何日君再来~』の試写会が6月4日(日)に開催。俳句が重要な役割を果たすことにちなみ、向井さんと俳人で高浜虚子のひ孫である星野高士がトークイベントに登場した。原作は向井さんと家族、親戚が祖母の卒寿(90歳)のお祝いに自費出版して贈った手記。戦中、戦後の困難な時代を生き抜いてきた祖父母の波乱の人生、家族の深い絆を回想で綴っていく。向井さんは朝ドラ「ゲゲゲの女房」に出演していた2010年に同ドラマの脚本家・山本むつみに原作となった手記を手渡し「映画化したい」と伝えた。漫画家・水木しげるさん夫婦の姿を描いた同ドラマも戦後を手を取り合って生き抜いた夫婦の物語であり、共通するものを感じたそう。7年を経ての映画の完成、公開に「いろいろと時間と手をかけて実現しましたが、7年かかってよかった。いまこのタイミングでできたことに大きな意味があると思う」としみじみと語る。この日の試写会には俳句好きの人々が足を運んでおり、それぞれ映画を見終えた後、思いを俳句にしたため、それを星野さんが品評。映画の情景を切り取った各人の俳句に向井さんは嬉しそうに耳を傾けていた。ある観客の「(向井さんの祖母の)苦労された人生に衝撃を受けたし、笑顔で支える強さに感動しました」という感想に、向井さんは「なぜこの映画を企画したのかというと、決して自分の家族の物語を残したいわけじゃなく、あの時代の人々はみんな苦労されていて、そうした先人の想いを形に残したかった。この10年、20年くらいで、すごいスピードでいろんなものが消えていく。あの時代を残したいと思ったんです」と真剣なまなざしで語った。星野さんが映画の中に「愛や情、心を感じました」と語ると、向井さんは「言葉ではなく背中で情を伝えたかった」とうなずく。「『好き』とか『愛してる』という言葉では一切言わず、そう見えるのが日本映画の好きなところ。ストレートじゃない回りくどいところは、俳句にも通じますが、直接言わずに情景を見せたかった」と語った。いくつかの俳句を品評したのち、星野さんは、映画で最も印象に残ったという、向井さんが演じた夫が妻(尾野真千子)とのケンカの後、野原で大の字になり、妻が駆け寄って夫婦のきずなを確かめるというシーンにインスピレーションを受けたという「向かひ合ふ 千の谺(こだま)や 大夏野」という句を発表。向井さんの「向」と尾野さんの「野」を入れたという句に向井さんも感激していた。『いつまた、君と 何日君再来』は6月24日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年06月04日「お年寄りを大切にしなければならない」ということは、多くの人が理解しているだろう。しかしお年寄りを大切にしたならば、何かしらの“得”が自分にもあっていいのかもしれない、そう考えたことはないだろうか。 そのような考え方は道徳心に反しているようにも思える。しかしこれからの高齢化社会を乗り切るためには、何かを与えた分だけきちんと還ってくるようなギブアンドテイク式の仕組みが必要なのだ。実は、海外ではすでにそのような取り組みが開始されており、功を奏しているのだとか。「若者」と「お年寄り」を繋ぐ、「出会い系サイト」Photo by Ondergrondsスマホで出会い系アプリにアクセスし、気になる異性の写真やプロフィールをチェックしてメッセージを送る。近頃、誰かと出会うのはなんとも簡単になった。しかしオランダ・アムステルダムで話題となった「出会い系」は一味違う。若者がスマホから検索している“出会いたい相手”は、恋人候補でなくなんと、「お年寄り」なのだ。 そんな一風変わったマッチングサイトの正体は『ONDERGROUNDS(オンダーグランズ)』。若者とお年寄りのコミュニケーションを促進させるために立ち上げられたサービスで、若者はONDERGROUNDSのサイトから自分が話したいと思っているお年寄りを選び、会うためのアポイントメントを取り付けていく。 そこで見事にマッチングしたら互いが決めた駅で待ち合わせをして、一緒に地下鉄や電車に乗り込み会話をするのだ。初めて会った者同士が隣に座り20分ほどの時間を過ごす。“移動の時間を利用する”というなんともカジュアルに設定された雰囲気の中で、若者は自分が経験したことのない時代の話を尋ね、そしてお年寄りたちはそんな彼らの要望に応えるかのように自身の経験を事細かに話していくのだ。サイト内には登録しているお年寄りたちの顔写真やプロフィールが詳細に書かれているため、マッチングのズレも少ない。誰もが胸に抱く「知らない誰かと話したい」を、形にしたこのサービスを考え出したのは、オランダに住むジュリアンさんとマノンさん。彼らは若者が知らない人と話す機会が少ないことに気が付き、年齢や生活環境の違いを越えて普段は話すことのない者同士を結びつけるべきだと考えたことが始まりだ。(参照元:A City Made By People)特に今の若者はインターネットの普及によって、孤立しやすい社会の仕組みの中にいると思います。スマートフォンを手にしていたらいつでも友人と繋がることができ、どんなに多くの人に囲まれていても日常で知らない人と会話をすることなんてほとんどないでしょう。でも、想像して欲しいんです。電車やトラム(路面電車)でたまたま隣に座った人の過去をふと覗いてみたいと思うことは誰にでもあるはずなんです。(引用元:POPUPCITY)ONDERGROUNDSのユーザーのカリーナさんPhoto by Ondergronds知らない者同士が話をする…それを追及した結果、若者とお年寄りが一番正反対であり最も互いが楽しめる組み合わせだと思ったそうだ。そしてこのマッチングは見事にぴったりとはまった。サイトに登録をしているお年寄りの一人、カリーナさんはこう語る。うちの近所にもたくさんの人が住んでいるけれど、平均年齢はかなり高くて、若者と交流する機会はほとんどないんです。人々は、遅かれ早かれ自分の人生にとってなにが重要か、どんなことに幸せを感じるのか疑問に思うときがあると思います。そんな想いを私たちの世代は経験し、自分なりの答えを出してきました。若者たちも同じように感じる瞬間があると思いますが、その想いを私たち世代は共有できるんです。そういった意味で私たちのような年寄りと出会うチャンスがあることはとても重要なことだと思います。(引用元:THE PROTOCITY.COM)お年寄りだけではなく、若者たちも自分たちとは異なる誰かと会うことを常に求めている。そんな両者の需要をうまいこと満たしたのがONDERGROUNDSなのだ。サイト登録料や利用料はなく、もちろんジュリアンさんとマノンさんに収益があるわけでもない。しかしこのマッチングサービスは、若者からもお年寄りからも好評であったため期間を限定して今までに4回も行われた。(参照元:nrc.nl)今ではオランダ国内にとどまらず世界での展開も視野に入れている。お年寄りの「隣人」になれれば、居住費は「タダ」Photo by Humanitasこのように、どちらかが無理をするのではなくお年寄りと若者の両者の求めているものをうまくマッチングさせる取り組みは他にも行われている。例えば、同じくオランダに月30時間お年寄りと時間を共有することで学生はそこでの居住費がタダになるという老人ホーム、『Humanitas(ヒューマニタス)』がある。この施設の目的は、お年寄りたちの近くに「良き隣人」がいることでお年寄りたちの生活を活気づかせること。学生たちに課せられる制約は特になく、一緒に食事をとったり、ただ話をするなどお年寄りの迷惑にならなければ時間の使い方は自由である。学生たちもお年寄りから学ぶことも多く、お年寄りだけではなく学生たちにとってもプラスとなるポジティブな関係が生まれているようだ。誰かが誕生日の際はパーティーが企画され、幅広い年齢層が一緒になることでまた違った盛り上がりを見せている。(参照元:Huffington Post)またブラジルに580校もの校舎をもつ語学学校『CNA English School』も、Skypeを使って生徒と世界の裏側にいるお年寄りがランゲージパートナーとなる学習サービスを開始した。生徒は自分たちが学びたい言語を母国語とするお年寄りと話すことでスピーキング力がアップし、お年寄りは誰かと話す機会に恵まれる。まさに両者にとって好都合のサービスであろう。「思いやり」より、「ギブアンドテイク」Photo by Humanitas周知の事実だが、日本の高齢化は今後ますます進み、2060年には2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上になると言われている。(参照元:内閣府HP)これは世界的に見ても最も高い数字だ。そんな深刻な状況の中、今社会で推進されていることはお年寄りを尊敬する心を育てたり、お年寄りを大切にすることである。 だが若者とお年寄りが世代の格差を越え、心地よく暮らしていくためには若者とお年寄りの「ギブアンドテイク」が確立された「マッチング」ではないだろうか。もちろん“思いやり”や“道徳心”も必要な要素の一つではあるが、そんなきれいごとばかりに頼ってはいられない。 「お年寄りを若者が大切にする」という構図ではなく「お年寄りも若者も得をする」という考え方のほうが、より社会を活気づかせていくはずだ。 先述した通りオランダではすでに様々な取り組みが行われているが、オランダの高齢化率は18.23パーセントで日本の26.34パーセントに比べると低い。(参照元:GLOBAL NOTE)だがそれにも関わらず、高齢者と若者が上手に付き合える仕組みが次々と生まれている。 インターネットの普及によって、今の時代、誰もが簡単に出会いたい人と出会える時代になった。だからこそ、思いやり精神ばかりに頼るのではなく“気づき”と“アイデア”によって、若者とお年寄りのマッチングが成立するサービスが日本にも数多く生まれて欲しい。Photo by HumanitasText by Asuka YoshidaーBe inspired! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!「68人家族です」。米ポートランドで見つけた孤独な子供と高齢者が一緒に暮らす「新しい家族のかたち」、ブリッジ・ミドウズ 日本やアメリカをはじめ、先進国での少子高齢化や格差社会問題は、目立った解決策もないままズルズルと悪化しているようだ…。そんな中、全米一非営利団体が多いと言われる街、オレゴン州ポ...
2017年06月01日尾野真千子と向井理が、5月27日にTOHOシネマズ梅田にて行われた映画『いつまた、君と ~何日君再来~』の舞台挨拶付き上映会に登場。満席の劇場の中、2人は事前に映画公式Twitterで募集した質問に答えるなど、会場は大いに盛り上がっていた。81歳になった芦村朋子は、不慣れな手つきでパソコンに向かい、亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として記録していた。しかし、朋子は突然病に倒れてしまう。そんな朋子の代わりに孫の理が「何日君再来」と題された祖母の手記をまとめていくことに。綴られていたのはいままで知ることのなかった、戦中・戦後の困難な時代を生きてきた祖母・朋子と祖父・吾郎の波乱の歴史と、深い絆で結ばれた夫婦と家族の愛の物語だった――。本作は、向井さんが祖母の卒寿のお祝いに家族や親戚と自費出版して贈った祖母の手記を、向井さん自ら7年の歳月をかけて企画したもの。尾野さんと向井さんが夫婦役を演じるほか、岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形、野際陽子ら日本を代表する名優が脇を固めている。また、主題歌は高畑充希が歌唱している。この日、割れんばかりの拍手に迎えられながら登場した2人。芦村朋子役を演じた尾野さんは、「すごい人生。この時代を生きるのは大変だったんだということを、朋子さんを通じて学びました」と話し、向井さんは「小津(安二郎)監督や黒澤(明)監督の映画や、何気ない家族の物語だけどドラマになる作品が好きなんですが、若いながらもこういう昭和の映像を撮れる深川(栄洋)監督という素晴らしい方とご一緒できたのは嬉しいです」とコメント。また、高畑さんの歌う主題歌「何日君再来」について、試写を観た際最初から泣いてしまい、最後に流れる主題歌でさらに号泣したという尾野さん。それに対して向井さんは、「自分の映画でそんなに泣く!?」と思わず笑ってしまったと明かす。さらに「実際に祖母と祖父の出会った店で流れていた曲で、歌詞が映画の世界観にぴったりで、手記を読んだ際に曲を調べて聴いてみた」と話す向井さんは、「この主題歌は、余韻に浸るためというよりも、これは最後の登場人物」と絶賛していた。大阪での舞台挨拶ということで、大阪のエピソードを聞かれると尾野さんは、実家の奈良に帰る際には大阪へ寄ったりすると答え、向井さんを連れて行きたいオススメの場所として、谷四(=谷町四丁目)の交差点にある1人焼肉の店を薦め、さらにタレで汚した場合の近所のクリーニング店も紹介。しかし、向井さんは「1人焼肉は行かないなあ(笑)」とクールな返事で会場の笑いを誘っていた。トークは事前に募集をかけていたTwitterの質問に進み、「久しぶりに共演して変わったことは?」という質問には、向井さんについて「見た目が変わらないが、セリフに重みが出て後ろ姿に伝わるものがある」と言う尾野さんに対して、向井さんは「(前回の共演とは)役が違うからねえ(笑)」と冷静にツッコミ。一方、向井さんは尾野さんについて「5年前にはイメージ出来なかったおかあちゃんの役になりきっていた」と語っていた。最後に2人は、「たくさんの方にお越しいただいて本当にありがたいです。今日ご覧になった方にいろんなことを聞きたいです。また6月に会いましょう!」(尾野さん)、「この作品で、親や祖父母の世代にどんなことがあったのか聞いてみるきっかけにしてもらえたらいいなと思います。皆さんのファミリーヒストリーの一部になれば幸いです」(向井さん)と締めくくった。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年05月29日向井理が自ら企画し映像化が実現した、実の祖母の半生記『いつまた、君と~何日君再来~』。このほど、向井さんの祖母役を演じた尾野真千子と、自ら祖父役を演じた向井さんの撮影現場の和やかな雰囲気が伝わってくるメイキング写真がシネマカフェにて解禁となった。芦村朋子は、不慣れな手つきでパソコンにむかい、亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として記録していた。だが、朋子は突然倒れてしまう。そんな朋子の代わりに、孫の理が手記をまとめていくことに。そこに綴られていたのは、いままで知ることのなかった、戦中・戦後の困難な時代を生きてきた祖父・吾郎と祖母・朋子の波乱の歴史と、深い絆で結ばれた夫婦と家族の愛の物語だった――。向井さんの祖母・芦村朋子さんの半生記を原作にして映画化した本作。原作は、向井さんが大学生のときに祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版をして、卒寿(90歳)を迎えた祖母にお祝いとしてプレゼントしたもの。衣食住もままならない戦後の混乱期、吾郎と朋子という夫婦が、時代の波に翻弄されながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生きる姿を鮮やかに映し出している。本作で夫婦役を演じた尾野さんと向井さんといえば、向井さんの主演ドラマ「サマーレスキュー~天空の診療所~」(’12/TBS)以来、2度目の共演となるが、今回はまた違った印象をお互いに受けたという。「『サマーレスキュー』では初共演だったこともあり、ドキドキばかりでした。今回はちゃんと私が朋子でいられる、なんだか背中の大きな人だなと感じました」と尾野さん。対する向井さんも、「以前の共演したときは、“力強い女性”というイメージで、僕の祖母は全く逆のタイプなのでどうなるか楽しみでした。今回の尾野さんは、以前の尾野さんの顔では全くなかったです。3人の子のお母さんの生活感が見える。それを自然にできる人ってなかなかいないです!」と語り、共に賛辞を贈っている。今回解禁となるメイキング写真は、無事クランクアップを迎え、2人がお互いを称えるように抱擁を交わしたり、共に笑い合ったりと、いずれも撮影現場の温かい空気が伝わってくるものばかり。2度目の共演、しかも夫婦役での共演で、その絆はいっそう深まった様子だ。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年05月28日向井理&斎藤工の共演で、池井戸潤の“幻の長編”といわれた原作を最速ドラマ化する連続ドラマW「アキラとあきら」。このほど、ポスタービジュアルとともに、本作の豪華キャストが顔を揃える場面写真が一挙に解禁となった大企業の御曹司として、約束された次期社長という“宿命”にあらがう、階堂彬(かいどうあきら)。父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも、理想を育んだ山崎瑛(やまざきあきら)。2人の人生は、何かに導かれるように交差するーー。バブル経済とその崩壊、激動の時代を背景に、2人の“宿命”のドラマを描く本作。WOWOWが池井戸作品を手掛けるのは、「空飛ぶタイヤ」や「下町ロケット」などに次いで4作目。今回は全9話で制作され、スリリングな展開と重厚な人間ドラマが持ち味の池井戸作品をじっくりと堪能できるようになっている。解禁となったポスタービジュアルは、向井さんが演じる階堂彬と斎藤さんが演じる山崎瑛が向い合うように佇みながら、鋭い眼光で視線を向けるもの。「大企業の後継者でなく、自らの意志で人生を選んできたエリート」と「父の倒産の犠牲でなく、自らの能力で人生を切り開いてきた天才」という、それぞれのキャッチコピーが対象的にあしらわれ、そのデザインはまるで2人の生き様を象徴するかのような仕上がり。さらに、「絡まる運命」「繋がる宿命」と大きく記された意味深な文字からは、この2人に数奇で、壮絶な未来が待ち受けていることを暗示させている。向井さんは、ポスターの完成に「目にしていただいた皆様にどんな印象を持たれたかぜひ聞いてみたいですね。ライバル関係のようにも見えるでしょうし、2人の友情も感じられると思います」と語り、「それぞれ色んな想いを持って期待される方もいるでしょうから、その気持ちに応えられるドラマにできたらと思います」と意気込みを新たにする。また、斎藤さんは「シンプルですがとても力強く、ちゃんとその時代に生きているビジュアルになっていると思います」とコメント、「ポスターに佇む彬と瑛を見て、僕らが演じていることに意味があるなと感じていただけたら嬉しい」と語る。場面写真では、本作を彩る豪華キャストの面々が惜しみなく解禁され、バブル時代を通した本作の時代背景をつぶさに見せながら、骨太かつ、繊細な人間ドラマを期待させるシーンの数々が披露されている。産業中央銀行の新人研修ファイナルで、健闘を讃え合う階堂彬(向井さん)と山崎瑛(斎藤さん)の姿や、新人研修時、札勘の練習をする彬を見守る安堂章二(小泉孝太郎)の姿。山崎孝造(松重豊)が幼き息子・瑛(石川樹)との再会に感情が高ぶり、強く抱擁するシーンと、彬の父であり、東海郵船社長・階堂一磨(石丸幹二)、奥には彬の弟・龍馬(賀来賢人)を映したシーンも登場。さらに、旧友と久しぶりの再会を喜ぶ、瑛と北村亜衣(田中麗奈)の2人に、同期入行の彬と瑛が居酒屋にて杯を交わしている場面。また、東海郵船グループの未来に関して激論を交わす階堂家の面々をもとらえられ、彬に憧れている新人行員・水島カンナ(瀧本美織)との2ショットもお披露目されている。連続ドラマW「アキラとあきら」は7月9日(日)22時よりWOWOWプライムにて放送(全9話、※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年05月11日4日、「伊藤千晃」がYahoo検索ワード1位となり、話題だ。3月末で7人組ダンス&ボーカルグループAAAを卒業した伊藤千晃(30)が、自身のオフィシャルブログやSNSで、メンバーの日高光啓(30)との2ショットを公開したのがきっかけとなっているようだ。 伊藤は、SKY-HIとしてソロ活動をしている日高の初の日本武道館公演を訪れた、「バンドやダンサーのみなさんと息のあったパフォーマンスは素晴らしく高速ラップには思わず鳥肌が立ちました!!彼の新しい姿をLIVEを通して見る事が出来た気がして私もとても刺激になりました。」と感想をつづり、最後に「#AAA伊藤千晃」とハッシュタグをつけて日高との2ショット写真を公開した。 ネットでファンは「卒業してもこうやってツーショット載せてくれるとか嬉しすぎる」「最高の2ショット」「タグでAAA伊藤千晃ってなってる!嬉しい」と歓喜の声とともに、「うーん。嬉しいけど、卒業決めたのは自分でしょ?」「もうAAAではない」「2ショットはいいけど、タグにAAAを付けるのは違うと思う」と自らAAAを卒業した伊藤に対する冷静な意見もみられ、拡散が広がっている。 伊藤は今年1月、40代実業家男性との結婚と妊娠をファンクラブ向けに発表。あわせて3月末でのグループ卒業を明かし「たくさん悩み考え、メンバーとスタッフに相談をして出した答えです」と直筆メッセージで伝えていた。
2017年05月04日向井理と斎藤工がW主演を務め、人気ベストセラー作家・池井戸潤の“幻の長編”をWOWOWがドラマ化する「アキラとあきら」。その放送日が7月9日(日)に決定し、小泉孝太郎、石丸幹二、松重豊、田中麗奈ら、本作を彩る豪華なキャスト陣が明らかとなった。大企業の御曹司として、約束された次期社長という“宿命”にあらがう階堂彬(かいどうあきら)。父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも、理想を育んだ山崎瑛(やまざきあきら)。2人の人生は、何かに導かれるように交差する。幼少期から青年期にかけて、誰もが経験する人生の選択。反抗、親友との別れ、肉親の死、初恋、受験、就職、成功、挫折…。人生のキーワードを盛り込みながら、バブル経済とその崩壊、激動の時代を背景に、「アキラとあきら」の“宿命”のドラマを描き出す。WOWOWが池井戸作品を手掛けるのは、連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」(’09/全5話)、「下町ロケット」(’11/全5話)、「株価暴落」(’14/全5話)に次いで4作目。全9話で制作する本作は、スリリングな展開と重厚な人間ドラマが持ち味の池井戸作品をじっくりと堪能できる。エリートの王道を歩んできた御曹司・彬役には、6月に自らが企画した映画『いつまた、君と ~何日君再来~』の公開も控える向井さん。苦難の道を歩んできた天才・瑛役には映画版『昼顔』が控え、監督や情報番組「映画工房」の司会など幅広く活躍する斎藤さん。2人は連続ドラマW初登場で、W主演を務める。そして今回、池井戸作品を彩る豪華キャスト陣が解禁。彬と瑛が入行するメガバンク産業中央銀行の人事部・安堂章二役に小泉さん。彬の父であり東海郵船・社長の階堂一磨役に石丸さん、瑛の父・山崎孝造役に松重さん、瑛の同級生・北村亜衣役に田中さん。さらに、彬の弟・階堂龍馬役には連続ドラマW初登場となる賀来賢人、一磨の弟で彬の叔父となる東海旭商会・社長の階堂晋役に木下ほうか、東海旭観光・社長の階堂崇役には堀部圭亮。産業中央銀行の彬の同僚・水島カンナ役に連続ドラマW初登場の瀧本美織、同・融資部長の羽根田一雄役に永島敏行、亜衣の父・北村利夫役に尾美としのりと実力派がずらり。エリート家系の階堂家の面々、苦難の道を歩む瑛を取り巻く人々、産業中央銀行に勤める者など、物語の重要な人物が明らかとなっている。安堂章二役を演じる小泉さんは、「向井君、斎藤君が演じる2人のアキラの理解ある上司役として、安堂という役をいただいたことに大きなやりがいを感じています。大きな組織の中で悩み、葛藤しながら生きていく前向きな2人のアキラを支えたい!という一心で撮影に臨んでいます」と意気込みを明かし、「池井戸さんの爽快で人が持っているエネルギーを感じられる世界観が素晴らしい」と作品について語っている。また、北村亜衣役の田中さんは、WOWOW連続ドラマは「LINK」(’13)以来。「この出演がきっかけでWOWOWに加入し撮影が終わってからも、一視聴者として親しんできました。いつでも媚びない独特の世界観を発信しながらも視聴者を魅了していく作品作りは、演者側からとしても、とても魅力的です」とコメント。「銀行員としてではなく2人のあきらのそれぞれの違った人間性を、視聴者の皆様により分かりやすく伝えるために亜衣が存在できればと思います」と期待を込めている。さらに、斎藤さん演じる瑛の父・孝造役の松重さんは「僕がになっているのは、昭和パートなので、その空気をうまくだせるよう心掛けています」と語る。一方、向井さん演じる彬の父・一磨役の石丸さんは「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」と池井戸作品には欠かせない存在だが、「今度はどんな役だろうか?またもや強烈な悪役か、それとも身を投げ打ってでも会社を守ろうと奔走する熱血漢か」と「大きな期待と小さな不安を抱いて配役を聞いた」そうで、「どちらかといえば後者であった。少し安堵し、『彼なりの正義を持って、この作品に向かおう』と思った」と語っている。なお、原作は連載時の原稿に大幅な加筆修正を加え、当初5月31日(水)に刊行予定だったが、問い合わせや予約が相次いだため、急きょ5月17日(水)より徳間文庫から前倒し刊行されることが決定。池井戸潤・原作を最速でドラマ化する異例の作品には、期待が高まるばかりだ。連続ドラマW「アキラとあきら」は7月9日(日)22時よりWOWOWプライムにて放送(全9話、※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年04月20日俳優の向井理が4月18日(火)、都内で行われた出演作『いつまた、君と ~何日君再来~』の完成披露試写会に出席。自ら企画から関わり、祖母の半生記を映画化した本作の完成に「感慨深いものがあります」としみじみ語った。原作は向井さんの祖母・芦村朋子さんの半生記を綴った「何日君再来」。大学生だった向井さんが、祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親せきと共に自費出版をして、卒寿(90歳)のお祝いとしてプレゼントしたものだ。向井さん自身が7年前から映画化を熱望し、企画にも携わった。それだけに、向井さんも「徐々に動き出した企画。2回くらいぽしゃった時期もありましたが、このタイミングで実現したことが、1人の役者として恵まれているなと思います。言いだしたのは自分なので、いろんな責任も感じますが、この作品に関わることがありがたい。胸を張って世の中に送り出せる、かわいい子どものような作品です」と強い思い入れを示していた。衣食住もままならない戦後の混乱期を舞台に、吾郎(向井さんの祖父)と朋子の夫婦が、時代の荒波に翻弄されながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生きる壮大なラブストーリー。完成披露試写会には向井さんをはじめ、主役として朋子を演じる尾野真千子、共演する岸本加世子、成田偉心、脚本の山本むつみ、深川栄洋監督が出席した。本作で描く夫婦愛について、尾野さんは「理想ですよね。いくつになっても相手を『愛している』と言える夫婦を目指したい」と羨望の眼差し。吾郎を演じる向井さんとは、以前も夫婦役で共演しており、「息がぴったり合った」(尾野さん)、「とてもいい雰囲気を出してくださった」(向井さん)と変わらぬ絆を披露した。ただ、尾野さんは、映画の企画に携わる向井さんから出演オファーをもらったと信じ込んでいたそうで、「(オファーは)しておりません!キャスティング権は放棄し、大人に決めてもらいました」(向井さん)、「今日まで向井さんがオファーしてくれたと思っていた。残念でした」(尾野さん)と思わぬ事実も明らかになった。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年04月18日俳優・向井理自らが7年前から映画化を熱望し、企画にも携わった意欲作『いつまた、君と ~何日君再来~』。この度、本作で夫婦役を演じる尾野真千子と向井理の2ショットほか、劇中の展開を予感させる場面写真が到着した。芦村朋子は不慣れな手つきでパソコ俳優・向井理自らが7年前から映画化を熱望し、企画にも携わった意欲作『いつまた、君と ~何日君再来~』。この度、本作で夫婦役を演じる尾野真千子と向井理の仲睦まじい2ショットほか、劇中の展開を予感させる場面写真が到着した。芦村朋子は不慣れな手つきでパソコンに向かい、亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として記録していた。しかし、朋子は突然倒れてしまう。そんな朋子の代わりに、孫の理が手記をまとめていくことに。そこに綴られていたのは、いままで知ることの無かった、戦中・戦後の困難な時代を生きてきた祖父・吾郎と祖母・朋子の波乱の歴史と、深い絆で結ばれた夫婦と家族の愛の物語だった――。原作は、向井さんの祖母・芦村朋子の半生記を綴った「何日君再来」。向井さんが大学生のときに、祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版をして、卒寿を迎えた祖母へお祝いとしてプレゼントしたもの。映像化にあたり、監督には『神様のカルテ』シリーズの深川栄洋、脚本は連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の山本むつみが参加。主演の尾野さんが芦村朋子役を、夫・吾郎役を向井さんが演じるほか、岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形、成田偉心、野際陽子がキャスティング。また本作の主題歌で、朋子と吾郎の思い出の曲「何日君再来」を、高畑充希が歌い上げる。そしてこのほど到着したのは、戦後の混乱期を懸命に生き抜いた朋子と吾郎の仲睦まじい2ショットなど、劇中の展開を予感させる場面写真。たき火を前に、草笛を吹く吾郎と寄り添う朋子の仲睦まじい写真は、困難にぶつかっても笑顔を絶やさず乗り越えようとする象徴的な一枚。また、理がまとめた朋子の手記をきっかけに、過去の思い出が蘇る感動的な“現代パート”のワンシーン、81歳の朋子(野際陽子)と娘・真美(岸本加世子)が会話する場面のほか、困難な場面で度々夫婦を救う、吾郎の先輩・高杉(駿河太郎)と吾郎が固く手を結ぶ場面や、息子2人を両手に笑顔で天を仰ぎ見る朋子、松葉杖をつく吾郎、朋子の父(イッセー尾形)に小包を渡しながら沈痛な面持ちで頭を下げる朋子の姿といった、2人の周囲の人物が切り取られている。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。ンに向かい、亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として記録していた。しかし、朋子は突然倒れてしまう。そんな朋子の代わりに、孫の理が手記をまとめていくことに。そこに綴られていたのは、いままで知ることの無かった、戦中・戦後の困難な時代を生きてきた祖父・吾郎と祖母・朋子の波乱の歴史と、深い絆で結ばれた夫婦と家族の愛の物語だった――。原作は、向井さんの祖母・芦村朋子の半生記を綴った「何日君再来」。向井さんが大学生のときに、祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版をして、卒寿を迎えた祖母へお祝いとしてプレゼントしたもの。監督には、『神様のカルテ』シリーズの深川栄洋、脚本は連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の山本むつみ。主演の尾野さんが芦村朋子役を、夫・吾郎役を向井さんが演じるほか、岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形、成田偉心、野際陽子がキャスティング。また本作の主題歌で、朋子と吾郎の思い出の曲「何日君再来」を、高畑充希が歌い上げる。そしてこのほど到着したのは、戦後の混乱期を懸命に生き抜いた朋子と吾郎の仲睦まじい2ショットなど、劇中の展開を予感させる場面写真。たき火を前に、草笛を吹く吾郎と寄り添う朋子の仲睦まじい写真は、困難にぶつかっても笑顔を絶やさず乗り越えようとする象徴的な一枚。また、理がまとめた朋子の手記をきっかけに、過去の思い出が蘇る感動的な“現代パート”のワンシーン、81歳の朋子(野際陽子)と娘・真美(岸本加世子)が会話する場面のほか、困難な場面で度々夫婦を救う、吾郎の先輩・高杉(駿河太郎)と吾郎が固く手を結ぶ場面や、息子2人を両手に笑顔で天を仰ぎ見る朋子、松葉杖をつく吾郎、朋子の父(イッセー尾形)に小包を渡しながら沈痛な面持ちで頭を下げる朋子の姿といった、2人の周囲の人物が切り取られている。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年03月31日フジテレビでは、4月22日(土)の土曜プレミアムにて、大泉洋、土屋太鳳、向井理の3人をそれぞれ主演に迎えたオムニバスドラマ「ドラマ・ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊~」を放送することが決定。『ジョゼと虎と魚たち』『眉山-びざん-』などを手掛ける巨匠・犬童一心監督が演出し、傑作ミステリーと三位一体となって珠玉の逸品を紡ぎ上げる。本作は、日本全国のカリスマ書店員たちが、とっておきの短篇として胸に秘めていた作品を映像化する3篇のオムニバスドラマ。作品の共通点は、いずれも“どんでん返し”のエンディングが存在するということだ。大泉さんが主演するのは、小池真理子原作の「妻の女友達」。演劇ユニット「TEAM NACS」の公演や、連続テレビ小説「まれ」、大河ドラマ「真田丸」など、ドラマ・映画と幅広い分野活躍を見せている彼が今回演じるのは、家と会社の往復をひたすら繰り返す、刺激のない毎日を全く苦にしない、おもしろみ一切なしの“マジメ父”広中肇役。しかし、そんな超小市民の彼だが、ある日“殺人者”になる…という、いままでにない役どころに挑戦する。自分がいままでやってこなかった役柄や、シーンを演じられることに喜びを感じたと話す大泉さんは、「肇の気持ちをすんなり理解するのは難しかったですが、演じていてとても楽しかったです」と撮影をふり返り、「広中肇という少し、いや、かなり変わった男の話ですが、肇がたどる数奇な運命をぜひお楽しみください。ドラマのラストには“驚き”が待っています!」とアピールも。また、北山猛邦の 「私たちが星座を盗んだ理由」 から「恋煩い」に主演するのは、『るろうに剣心』シリーズや『orange-オレンジ-』、「下町ロケット」など話題作に引っ張りだこな土屋さん。本作では、高校を卒業してから同級生の植田駿(井之脇海)と交際しているが、ある日浮気の疑いを抱く“妊婦”蔵元亜希役に。駿に対する疑いが拭えず、自身が妊娠していることを彼にはまだ話せていない亜希は、高校時代に仲の良かった茅野透子(岸井ゆきの)と3年ぶりに再会し…と展開していく。「あまりにも哀しい話」と本作を表現した土屋さんは、「誰が悪いわけでもなく、何がきっかけというわけでもなく、いつ、誰がどうすれば、こうならずに済んだのかさえ分からない。運命という言葉が当てはまるのかもしれないですが、それも違う気がする…。いままで出会ったことのない、つかみどころの無さに、まるで“霧”のような物語」と感想を述べた。そして最後は、向井さんが主演する「情けは人の…」。今邑彩の「盗まれて」に収録されている物語を基にした本作は、バーテンダーのアルバイトをしながら生活している主人公・北川健史が、ある夜バイト先の客として来店してきた中年男・赤堀(小澤征悦)の誘拐計画を手伝い…というストーリー。向井さんは、“誘拐犯”役に初挑戦、さらに実生活でも経験があるバーテンダー役にも初挑戦する。「とても懐かしかった」と撮影をふり返った向井さんは、「実生活でも長くやっていましたので、やりづらいなどはなく、もっとやっていたかったぐらいです。始まりは不穏なストーリーですが、最後まで見ていただけたら、少し優しい気持ちになれる作品です」とコメントしている。土曜プレミアム「ドラマ・ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊~」は4月22日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月29日閉ざされた絶海の孤島を舞台にしたアガサ・クリスティの名作を仲間由紀恵、向井理、柳葉敏郎ら豪華キャストでドラマ化する「そして誰もいなくなった」が、3月25日(土)今夜と明日26日(日)の2夜連続でテレビ朝日系にて放送される。原作はイギリスが誇る“ミステリーの女王”アガサ・クリスティが1939年に発表した同名推理小説。世界で累計1億部以上を売り上げ「クローズド・サークル」モノの代表的な作品として世界的に高く評価され続けてきた不朽の名作だが、日本での映像化は今回が初となる。今回の日本初映像化にあたっては、数々のサスペンスドラマを手がけた江戸川乱歩賞作家の長坂秀佳が脚本を担当。「相棒」シリーズの和泉聖治が監督を務める。キャストには主演の仲間さんをはじめ、向井さん、柳葉さんのほか、大地真央、國村隼、藤真利子、余貴美子、橋爪功、津川雅彦、渡瀬恒彦。そして荒川良々と沢村一樹が本作オリジナルキャラクターの刑事を演じる。八丈島沖に浮かぶ孤島・兵隊島。その孤島に立つ「自然の島ホテル」のオーナー・七尾審によって、10人の男女が呼び寄せられた。やってきたのは、元水泳選手の白峰涼(仲間由紀恵)、元東京地裁裁判長・磐村兵庫(渡瀬恒彦)、元国会議員・門殿宣明(津川雅彦)、救急センター医師・神波江利香(余貴美子)、元傭兵・ケン石動(柳葉敏郎)、元女優・星空綾子(大地真央)、ミステリー作家・五明卓(向井理)、元刑事の久間部堅吉(國村隼)の8人。だが、島に到着するも、ホテルの執事夫婦・翠川信夫(橋爪功)とつね美(藤真利子)からオーナーの七尾は不在であることを伝えられる。これから何が起こるのか、自分たちはなぜこの島に招待されたのか。期待と不安に包まれながら用意された夕食をとっていると、突如としてどこかから彼らの過去の罪を暴露する“謎の声”が聞こえてくる。それぞれの胸の内に去来する過去の出来事…。10人が互いの過去を探り合う中、招待客の1人が目の前で殺害される。そして、それをきっかけとするように、1人、また1人と招待客が殺されていき――。二夜連続ドラマスペシャル「そして誰もいなくなった」の第一夜は3月25日(土)今夜21時~、第二夜は3月26日(日)21時~テレビ朝日系24局ネットにて放送。(笠緒)
2017年03月25日向井理と斎藤工という“同学年”の2人が、池井戸潤の原作小説をドラマ化する連続ドラマW「アキラとあきら」でW主演果たすことで決定。同じ名を持つ、自らの意志で人生を選んできたエリートと自らの能力で人生を切り開いてきた天才をそれぞれ演じることになった。昭和61年4月、メガバンクの産業中央銀行では新人研修が行なわれていた。その最終行程は成績優秀だった2チームが行なう実践形式の融資戦略研修。それぞれのチームの代表は、東京大学出身同士の階堂彬(向井理)と山崎瑛(斎藤工)。彬のチームは融資を申し込む会社側、瑛のチームはそれを吟味する銀行側になり、後代にも語り継がれる名勝負を繰り広げた。日本有数の大企業・東海郵船の御曹司として生まれ、王道を歩んできたエリート、階堂彬。父の会社の倒産、夜逃げなど苦難の道を歩んできた天才、山崎瑛。2人はそれぞれの力で人生を切り開き、同じ産業中央銀行に入行した。実は2人の人生は、これまでにも何度か交差していたが、2人はまだその事実に気づいていない。良き友人、良きライバルとして互いに刺激し合いながら、バンカーとして苦難を乗り越えていく2人。そして“宿命”としか言いようのない、過酷な試練が2人に降り掛かる――。原作は、池井戸氏が徳間書店発行の月刊「問題小説」にて2006年から2009年にかけて連載していた小説。これまで単行本化されていなかった同作が、大幅な加筆修正を加え、5月31日(予定)にオリジナル文庫として刊行されることに合わせ、異例の速さでドラマ化される。WOWOWが連続ドラマWとして池井戸作品を手掛けるのは、「空飛ぶタイヤ」(‘09/全5話)、「下町ロケット」(‘11/全5話)、「株価暴落」(’14/全5話)に次いで4作目。今回は、その中でも最長の全9話で制作。スリリングな展開と重厚な人間ドラマが持ち味の池井戸作品をじっくりと描いていく。大企業の御曹司として、約束された次期社長という“宿命”にあらがう彬(あきら)を演じるのは、自らが企画した映画『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』の公開が6月に控える向井さん。一方、父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも、理想を育んだ瑛(あきら)には、俳優としてだけではなく、映画監督、映画情報番組「映画工房」の司会など幅広い分野で活躍する斎藤さん。W主演の2人は、ともに連続ドラマW初登場となる。この2人の人生は、幼少期から青年期にかけて何かに導かれるように交錯する。反抗、親友との別れ、肉親の死、初恋、受験、就職、成功、挫折…そうした人生の選択のキーワードを盛り込みながら、バブル経済とその崩壊という激動の時代を背景に、「アキラとあきら」の“宿命”のドラマが展開する。向井さんは初めての池井戸作品に、「リアリティがあり、なおかつエンターテインメント性もある作品なのでとても楽しみでした。また、本作のような同世代の友情、そして一見するとライバル関係、主人公2人のタイプが違うからこそ、お互いが認め合うお話はいままでになかったと思うのでとても新鮮です」と期待を寄せる。斎藤さんとの共演はなんと「本作で4作目」。「同じ年でプライベートでも話はしています。初めてのときは変な人だなって思って見てました(笑)。しっかりと対峙して二人芝居に挑戦するのは本作が初めてで不思議な感じですが、楽しんでやれればと思います」と抱負を覗かせる。さらに「僕の叔父はまさにこの時代に銀行員でしたので、いろんな話を聞いて現場に臨んでいます」とも明かす向井さん。「バブルを境に価値観やファッションなど日本は変わったと思いますが、今回スーツも時代に合わせて太さやディティールにこだわっています。リアリティとエンターテインメントの両方を楽しんでいただけると思います」と、ファンにメッセージを贈る。長らくWOWOWの「映画工房」のナビゲーターを務めている斎藤さんは、「一視聴者としてWOWOW制作のドラマには映画のような作品が多いと思っていました」とコメント、「このドラマは2時間に集約できない映画に関わっている感覚がすごくあります」と明かす。また、向井さんについては、「俳優をされている方々の中で数少ない同学年です(笑)。客観性を持っていて良い意味でクールな部分もあり、階堂彬に通じているところがあると思います」と語った。そして「原作本がこれから発売されるというのは非常に珍しい機会」と語る斎藤さん。「本作では池井戸さんご自身のご経験も含んで、バブル時代を経た日本が描かれているかと思います。その映像化作品に出演させていただくことに何か特別な意味を感じていて、去年でも来年でもなくいま、出会うべき作品」と思いを覗かせ、「その時代を見て、ぜひいまと未来が見える体験をしてほしいです」と期待を込めた。一方、池井戸さんは今回のドラマ化に、「『アキラとあきら』は10年以上前に書き、眠っていた作品です。今回それを“発掘”していただき、WOWOW連続ドラマWの一作品としてクオリティの高いヒューマンドラマとして世に出せることは、喜びに堪えません。出演者の皆さんの熱い演技を期待しています」と熱い期待を込めている。連続ドラマW「アキラとあきら」は7月、WOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月19日向井理が実の祖母の半生記を企画から立ち上げ映画化する『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』。本作で、女優の高畑充希が邦画実写の主題歌に初挑戦し、彼女が歌う昭和のヒット曲「何日君再来」にのせた予告編とともに本ポスター、追加キャストが解禁となった。本作は、向井さんが大学生のときに祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版した「何日君再来」が原作。卒寿(90歳)をむかえた祖母にお祝いとしてプレゼントしたものを、向井さん自身が7年前から映画化を熱望して実現させた渾身作だ。主人公の芦村朋子役を務めるのは、実力派女優・尾野真千子。どんな困難な状況でも常に明るく夫を支える妻を、強さと儚さを絶妙に共存させながら、向井さんの祖母を熱演。また、度重なる不運に見舞われながらも、妻・朋子や子どもたちにとって大黒柱であり続けた夫・芦村吾郎、つまり祖父役を、向井さん自身がこれまでにない多彩な表情を見せながら魅力的に演じている。そして今回、実力派ぞろいの追加キャストが解禁。81歳となる現代の芦村朋子役には、NHKアナウンサーとして活動後、1963年にドラマ「赤いダイヤ」で女優デビューを果たして以降、数々のドラマ・映画など第一線で活躍し続ける日本を代表する女優・野際陽子。朋子の娘で、理の母親である真美役には、これまで数々の名作ドラマに出演、映画ではヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞の『HANAーBI』をはじめ、『菊次郎の夏』『DOLLS』など北野武監督作品でも知られる岸本加世子。朋子の父・忠役には、一人芝居のスタイルを確立し、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞やゴールデン・アロー賞演劇芸術賞等を受賞、映画『沈黙-サイレンス-』の演技が国内外で絶賛を受けているイッセー尾形。さらに、朋子の孫・理(向井さん)役は、現役の大学生で本作が本格的な俳優デビューとなる新人の成田偉心が抜擢。向井さん演じる吾郎の先輩で、夫妻の恩人となる高杉幹夫を、NHK連続テレビ小説「カーネーション」やドラマ「半沢直樹」などでの演技が大きな話題を集め、数多くの映画・ドラマ・舞台で活躍する駿河太郎が演じている。また、その美声でも知られる高畑さんが、日本曲名「いつの日君帰る」として知られる昭和の大ヒット歌謡曲「何日君再来」を、現代版アレンジで歌うことが決定。この曲は朋子と吾郎の初デートの際に流れていた曲で、朋子と吾郎を結ぶ、いわば“運命の愛の歌”。向井さんと高畑さんといえば、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でヒロイン・小橋常子とその叔父・鉄郎を演じた間柄。猪突猛進の常子を温かく(?)見守ってきた鉄郎という立場から、今回は向井さんの企画・出演作品に高畑さんが応じる形で、温かく澄んだ歌声で詩情豊かに歌い上げている。主題歌の決定は「とても嬉しかった」という高畑さん。「映画の最後に流れる曲なので、映画の余韻をこわさないように歌いたいという気持ちが強かったです」と明かし、「この映画は、向井さんの祖母の手記を向井さんご自身が書き起こして、それをさらに映画にされたということで、純粋にすごいなぁと感じました。私のイメージの向井さんは、すごく熱くて真面目な方です。そんな熱いチャレンジに関われることをとても幸せに思います」とコメント。向井さんは、「決して簡単な曲ではない『何日君再来』を、ここまで豊かに、そして作品や登場人物を包み込むように歌唱できるのは高畑さんくらいだろう、と試写室の真ん中で思い知らされました。映画の最後に流れるこの歌の素晴らしさで全てが決まる。それくらい映画と歌が調和し、高め合う。余韻に浸るのではなく、映画の一部であると思う程心に残る歌声でした」と手放しで絶賛を贈っている。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年03月09日法事は、きちんとした理由のもとで行われています。それは、亡くなった方のためだけではなく、遺族、親族、友人、知人全員のためになるからです。こちらでは、法事を行う理由と共に、法要との違いや年回忌法要のポイントを見ていきます。■法事をする理由って?法事の種類は?法事を行う際は、遺族は親戚だけではなく、亡くなった方の友人、知人など、大勢の人たちに連絡する必要があります。呼ばれた人たちも、仕事の予定を変更してまで集まります。では、一体なぜここまでして法事をする必要があるのでしょうか。まずは、法事をする理由についてご紹介します。【法事をする理由】法事は、遺族のために行うものです。亡くなった方の家族は、大切な人を失ったことで、とても大きな悲しみを抱いています。この喪失感を少しでも和らげるために、法事が存在します。遺族は法事があることで、喪失感を徐々に思い出へと転化させられます。「こんなに大勢の人たちが集まって、本当に幸せな人生だったんだな」と感じられる点が、法事の素晴らしいところです。また、「故人をしのぶ」という言葉があるように、法事は亡くなった方の生前を懐かしんで、思い出すための行事でもあります。みなで集まり、亡くなった方の存在に感謝する貴重な機会であるともいえます。亡くなってから月日が経っても、法要は遺族だけで定期的に行われます。こちらは数ヶ月で終わらず、数年、数十年と続くものです。「もうあの人がいなくなってから、こんなに経つんだね」と、悲しい気持ちを前向きに捉えることができる大切な時間であるといえます。【亡くなった方のためにも法事を行う】法事は遺族のためだけでなく、亡くなった方のためにも行われています。法事のベースには、仏教特有の「輪廻転生(りんねてんせい、りんねてんしょう)」という考えがあります。輪廻転生とは、「亡くなった方は来世に生まれ変わる」という仏教用語です。仏教によると、世のなかには6つの世界があるとされています。6つの世界とは、「天・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄」のこと。これらを「六道(りくどう、ろくどう)」と呼び、どの世界に生まれ変わるかは「死後に受ける裁き」によって決まります。裁きは極楽浄土で行われ、亡くなってから7日後に判定が下されます。そして、最終的な判定は49日後に下される、というものが輪廻転生の考えです。法事でよく「四十九日」という言葉が使われるのはこのためです。ぜひ覚えておきましょう。亡くなった方によりよい裁きが下るよう、私たちは仏様にお祈りをする必要があるのです。このように、「善」「功徳」を送ることが、法事を行う理由として挙げられています。【法事の種類】輪廻転生の考えに基づき、死後7日ごとに法要が行われます。このような日数を基準とした法要は「忌日法要(きにちほうよう)」と呼ばれます。法事には他にも「月忌法要(がっきほうよう)」「年忌法要(きじつほうよう)」などがあります。月忌法要はいわゆる命日であり、亡くなった日に毎月「善」「功徳」を送ることです。月忌法要は「月参り(つきまいり)」とも呼ばれ、遺族で墓参りをしたり、僧侶に読経をお願いしたりします。年忌法要では、年単位で「善」「功徳」を送ります。また、亡くなった方は「13人の仏様に会う」とされています。仏教用語では「十三仏(じゅうさんぶつ)」と呼び、13回の追善供養のために年忌法要を行います。■法事と法要の違いここまで「法事」や「法要」といった言葉が何度か出ていますが、実は少し意味が異なります。法要は亡くなった方を供養するものであり、法事は法要後の後席の会食までを含みます。もう少し詳しく見ていきましょう。一般的に法要とは、住職にお経をあげてもらうことを指します。また、仏教儀式の総称としても使われており、「亡くなった方のために供養や回向(えこう)を行う」といった意味もあります。そして供養とは、亡くなった方の霊に「お供え」をして冥福を祈ることを指します。【冥福とは?】冥福とは、「冥途(めいど)の幸福」のことです。死後の世界である「冥途の旅」を無事に終えると、その魂は極楽浄土へと向かいます。「亡くなったあとも幸せになってください」と思いを込めるのが、法事や法要の目的です。ただし、冥福は仏教用語であるため、キリスト教の方に対しては使わないようにしましょう。キリストの教えでは、「亡くなった方の魂は天国へ向かう」とされています。キリスト教の葬儀では「ご冥福をお祈りします」「お悔やみ申し上げます」ではなく、「安らかな眠りをお祈りいたします」と伝えましょう。■忌日法要法事の種類で紹介した「忌日法要(きじつほうよう)」について、もう少し詳しく見ていきます。忌日法要とは、死後7日ごとに49日間、計7回の法要を行うことです。【7日目:初七日(しょなぬか)】命日を含めて7日目の忌日法要を、「初七日(しょなぬか)」といいます。この日は亡くなった方が無事に三途の川を渡れるよう願いましょう。初七日では、遺族だけではなく親戚や友人、知人も列席します。僧侶が読経したあと、全員で焼香や御斎(おとき:法要後の食事会)を行います。また最近では、火葬場からの遺骨を迎える「還骨勤行(かんこつごんぎょう)」も初七日で行われるようになっています。一般的な葬式をイメージすると分かりやすいでしょう。【14日目:二七日(ふたなぬか)】二七日は、亡くなった方の「殺生行為」に対する減罪を願う日とされています。遺族のみで営まれ、僧侶の読経や焼香に関しては省かれます。【21日目:三七日(みなぬか)】三七日は、亡くなった方の「邪淫」に対する減罪を願う日です。こちらも遺族のみで営まれ、僧侶の読経や焼香に関しては省かれます。【28日目:四七日(よなぬか)】四七日は、亡くなった方の「言動」に対する減罪を願う日とされています。遺族のみで営まれ、通例では僧侶の読経や焼香が省かれます。【35日目:五七日(いつなぬか)】五七日は、亡くなった方の「全ての悪行」に対する減罪を願う日です。二七日や三七日、四七日と同様、遺族のみで行われ、僧侶の読経や焼香は省略されます。宗派や地域によっては、五七日で喪に服す期間を終える日、つまり「忌明け(きあけ、いみあけ)」になる場合があります。その場合には、後述の49日目(七七日)と同じ法要を行います。【42日目:六七日(ろくしちにち)】六七日は、亡くなった方の「全ての悪行」に対する減罪を願う日です。こちらも遺族のみでで、僧侶の読経や焼香は省略されます。【49日目:七七日(しちしちにち)】七七日は、極楽浄土に行けるかどうかの判定が下される日です。初七日と同様、遺族だけではなく、親族や友人、知人も列席します。僧侶が読経したあと、全員で焼香や御斎(おとき)を行います。一般的には、この日が忌明けであり、納骨が行われることが多いです。また、本位牌を仏壇へ、白木の位牌を菩提寺(ぼだいじ:先祖代々のお墓がある寺院)へ納める作業も行います。親戚に訪ねてみるか、亡くなった方の地元周辺の寺院に問い合わせれば、菩提寺の場所も判別できるでしょう。【100日目:百か日】百か日とは、悲しみにくれることをやめる日です。卒哭忌(そっこくき)とも呼ばれており、残された遺族が「哭くことから卒する」べく法要を行います。遺族のみで営まれ、僧侶の読経や焼香は省かれます。■年忌法要年忌法要とは、亡くなった方の「同月同日の命日」に法要を行うことです。年忌法要の日を、「祥月命日(しょうつきめいにち)」ともいいます。私たちが「命日」と口にするときは、この祥月命日を指します。年忌法要を行う目的は、「遺族が亡くなった方の思い出を振り返るため」だけではなく、「極楽浄土に行った故人が、さらなる精進の道へと進むため」ともされています。年忌法要は一周忌から三十三回忌と続きます。長く続いた修行の終盤として、亡くなった方は「菩薩(ぼさつ)の道」へと進みます。菩薩の道へ進むことで「ご先祖様」、つまり「守り神」となるのです。代々受け継がれていく行事であるため、こちらもしっかりと覚えておきましょう。【1年目:一周忌】故人が亡くなってからちょうど1年経った日に、一周忌を行います。遺族や親族をはじめ、友人や知人も列席します。僧侶が読経を行ったあと、全員で焼香や御斎を行います。【2年目:三回忌】一周忌同様、遺族や親族、知人なども招かれます。僧侶が読経を行ったあとは、全員で焼香や御斎を行います。【6年目:七回忌】七回忌からは、遺族や親族のみで営まれます。また、七回忌以降は法要の規模が徐々に縮小されていきます。【12年目:十三回忌】こちらも遺族のみで営まれます。ここからは親族が参加することもなくなり、大切な方を亡くした家族だけで法要を行います。【16年目:十七回忌、22年目:二十三回忌、26年目二十七回忌】これら3つも遺族のみで営まれますが、省略されるケースが多いです。【32年目:三十三回忌】十三回忌以降同様、こちらも遺族のみで営まれます。また、三十三回忌に「弔い上げ(とむらいあげ)」となることが多いです。弔い上げとは「これ以降は年忌法要をしない」という意味であり、すなわち年忌法要の最後の年であるといえます。なぜ三十三回忌に弔い上げを行うのかというと、そこには仏教の教えがあるからです。仏教では、「三十三回忌まで来ればどんな人でも無罪となり、極楽浄土へ旅立てる」といわれています。現代でもその教えを守り、32年目に年忌法要を終える家庭が多いです。「弔い上げ」を終えたら、戒名が刻まれた位牌を仏壇から片付け、この日以降は「〇〇家先祖の霊」と記された位牌を安置します。地域や宗派によっては、三十三回忌以降も年忌法要が続き、永代供養をする場合があります。【36年目:三十七回忌、42年目:四十三回忌、49年目:五十回忌、99年目:百回忌】五十回忌で弔い上げとなる地域や宗派もあり、「いつまで年忌法要を行うのか?」は一概にはいえません。宗派の教えに沿うのか、個人の意思を尊重するのか、状況によって変わります。■一般的に何回忌までやっている?仏教の世界では、これまでにご紹介した法事や法要をきちんと行う必要がありますが、現代では忙しくて時間が作れない方も多いことでしょう。時代の変化とともに、法要も重要な日だけを行うケースが増えています。忌日法要で重要な日は、「初七日(7日目)」「五七日(35日目)」「七七日(49日目)」の3回です。近年ではさらに少なくなり、初七日と七七日のみで法要される方も多いです。その他の法要では「遺族の礼拝のみ」にとどめている点が、一般的な忌日法要といえます。また、年忌法要では「七回忌(6年目)」「十三回忌(12年目)」「三十三回忌(32年目)」の3回が重要です。ただし、地域や宗派によっては「五十回忌(49年目)」も重要な年忌法要となるため、こちらにも十分注意してください。三十三回忌(32年目)と五十回忌(49年目)は、年忌法要のなかでも「弔い上げ」になる年です。法事の締めくくりであり、遺族の方々も日常生活を送れるようになる大切な年であるといえます。自分の家系がどこまで年忌法要を行っているのか、これを機会に確認してみてもよいでしょう。【年忌法要を行うタイミング】昔は命日に「年忌法要」を行っていましたが、現在では命日より少し前の土曜か日曜に行っています。これは、「みんなが集まりやすいように」という意思を尊重して、風習が変わってきたからです。ただし、「命日後に年忌法要を行わない」という法要のマナーもあります。間違えてしまいがちですので、十分に気を付けましょう。なぜこのようなマナーがあるかというと、古くから「仏様のことは先延ばしにしない」との教えがあるからです。年忌法要が平日になる場合は、直前の土曜日か日曜日にずらしましょう。■まとめ法事は、遺族の喪失感を思い出に変えるため、人とのつながりを改めて確認するためのものです。同時に、亡くなった方が幸せに転生するための大切な儀式でもあります。単なる行事として受け止めるのではなく、故人へ感謝する貴重な機会にしましょう。なお、「弔い上げ」は地域や宗派によって異なります。法要の取り決めに関しては親族だけではなく、周囲の方々にも相談してみることをおすすめします。
2017年03月08日アイドルグループ・乃木坂46の17thシングル「インフルエンサー」(3月22日発売)のカップリング曲「Another Ghost」のミュージックビデオ(MV)が8日、公開された。「Another Ghost」は伊藤万理華、齋藤飛鳥、西野七瀬のユニット曲。2月中旬に東京・品川の倉庫などで撮影されたMVは、3人がダンスオーディションを受け、次のステップに進むも、本当に自分たちが踊りたいダンスを踊るという内容になっている。特にラストのダンスシーンでは、「しなやかな全身の動きを見てもらいたい」ということで360度カメラで撮影を敢行。メンバー3人とカメラマン以外のスタッフがいない状態で撮影が続いたという。今回、数多くのアーティストのMVを手掛け、乃木坂46では「命は美しい」「嫉妬の権利」「オフショアガール」のMVを監督として指揮を執った井上強氏が手掛けた。
2017年03月08日