“STAY CONNECTED" vol. 3NARSの、日本の伝統芸能 歌舞伎の洗練された芸術性にインスパイアされたブラシコレクション。どのブラシもコンセプトと機能の両面において、伝統とモダンさを融合させ、何世紀にも渡る伝統的なフォルムに現代的な解釈を加えて生まれました。■『NARS カブキ イタ』6,500円ミニマルかつユニークなシェイプの『カブキ イタ』は、チークの輪郭を際立たせ印象的な立体感をつくります。チーク、ハイライト、コントゥアーにおすすめ。「毛足の短い直線的なブラシが、広がりすぎる事なく頬骨にピタッとフィット。シェープに見せたいときのシェーディングにおすすめです!」ー NARS シニアメーキャップアーティスト 青木 睦■『NARS カブキ クドキ』 4,900円独特な角度の『カブキ クドキ』は、目もとの輪郭を際立たせたり、まつ毛の際に使用してスモーキーアイを作るのに最適。スムースでソフトタッチな柄は持ちやすさも抜群で、思いのままにモダンな目もとへと仕上げます。「アイシャドー用のブラシですが、実はアイブローにもとても便利なんです! 斜めにカットされたブラシで、難しい眉頭のぼかしも簡単にでき、ノーズシャドーを入れたような立体感が出せます。」ー NARS シニアメーキャップアーティスト 茂登 春奈■『NARS カブキ ヤチヨ』 6,500円プロフェッショナルの愛用率も高い多機能ブラシ。チークにはもちろん、ハイライトを入れたり、目もとのカラーをなを馴染ませたり、ぼかしたりとマルチに使用可能なドーム型ブラシです。ユニークなシェイプの柄を、短く持つか長く持つかで力の加減も自由自在にコントロールできます。「毛が柔らかく、ブラシ先端がラウンド型にカットされているので、肌なじみの良い色から鮮やかな発色まで自然に頬に馴染ませることができる万能なブラシで重宝しています。藤で巻かれた柄が、まるで芸術品のように美しく、手に持つたびに気分が上がります。 」ー NARS コミュニケーションマネージャー 福島 まどか企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月26日ニューバランス(New Balance)は“ニッポンの伝統色”を使用したスニーカー「EDO-IRO 2020」を発売する。“ニッポンの伝統色”使用“和”スニーカーニューバランスの新作は、ブランドの定番メンズシューズ「CM996」とウィメンズスニーカー「WL996」を“和顔”にアレンジ。使用したのは、ニッポンの伝統色にインスパイアされた、落ち着きのあるカラーだ。メンズスニーカー「CM996」メンズスニーカーの「CM996」は、“江戸の鼠色”の代表といわれる素鼠(すねずみ)と、漆器などに用いられる青漆(せいしつ)の2色で展開。特に、素鼠のカラーは、赤や青などの色味を帯びていない素のグレーで落ち着きのある佇まいだ。アッパーは、メッシュとピッグスエードを掛け合わせ、ヒールにはヌメ皮風レザーを起用して高級感を演出。インソールには、筆文字で「にゅーばらんす 九九六」と記し、和のエッセンスをプラスした。ウィメンズスニーカー「WL996」ウィメンズスニーカーの「WL996」は、江戸のグレーの中から2色の灰色系アースカラーをチョイス。明るいグレーの白鼠(しろねずみ)と、江戸で好まれた茶色がかったグレーの江戸鼠(えどねず)をメインカラーとして選んだ。インソールには、吉祥文様の一つである「青海波」を採用して和のムードを演出。また、同デザインで檳榔子黒(びんろうじぐろ)も展開。こちらは、青みを帯びたブラックで、パンツスタイルもスカートスタイルにもマッチする上品な仕上がりだ。なお、これらのモデルは雑誌『Begin』『LaLa Begin』とのコラボレーションモデルとなっている。【詳細】ニューバランス「EDO-IRO 2020」発売日:2020年3月12日(木)・CM996 15,180円(税込)カラー:グレー、グリーンサイズ:D/ 25.0~29.0cm・WL996 10,230円(税込)カラー:ブラック、オフホワイト、ライトブラウンサイズ:D/ 22.5~25.5cm取り扱い店舗:ABC-MART、ビギンマーケット、ララビギン ドライグッズストア【問い合わせ先】株式会社ニューバランスジャパンお客様相談室TEL:0120-85-0997
2020年03月16日年末もにぎわう浅草寺の界隈で「浅草伝統文化まつり」が開催される。落語や芸妓による舞、羽つき大会など伝統文化の一端に気軽にふれることのできるイベントが多数予定されている。毎年、この時期の浅草は“羽子板市”の名でも親しまれている「歳の市」が浅草寺境内で開催される。今年は12月17日(火)から19日(木)の日程で、色鮮やかで美しい羽子板が並び、訪れた人は今年を振り返り、来年も良い年になるように願う。そして、この「歳の市」にあわせて開催されるのが「浅草伝統文化まつり」だ。北海道鹿追町より伝説の白蛇が舞い来たる「白蛇姫舞」をはじめ、金原亭馬生師匠による落語、浅草芸妓連によるおもてなし舞、太神楽、羽根つき大会が開催されるほか、縁起根付けの配布(※無くなり次第終了)も予定されている。浅草伝統文化まつり12月17日(火)、18日(水)開催日時は催しにより異なる浅草寺界隈イベント事務局03-5811-1929
2019年12月17日ビューティフルピープル(beautiful people)から伝統工芸の「美濃焼」の技術を用いたアクセサリーが、ビューティフルピープル各店にて発売。岐阜県に古くから伝わる伝統工芸「美濃焼」は、土を原料に職人が仕上げる陶器。ピアスとイヤリングの2型展開となる新作アクセサリーは、「美濃焼」の職人が土を原料に一つ一つ製作したものだ。全て手作業で完成したピアスは、二つとして同じデザインが存在しない。アクセサリーは、ざらつきや光沢を活かしつつ、金属を組み合わせてモダンさを表現。また、滑らかに丸みをおびた陶器ならではの質感もデザインのポイントとなっている。【詳細】美濃焼アクセサリー取扱店舗:ビューティフルピープル(青山店、銀座三越、伊勢丹新宿店、阪急うめだ店、イセタン クローゼット ルクア イーレ)、オンラインショップ価格:・セラミックフープピアスイヤリング 27,000円+税・セラミックムーンピアスイヤリング 27,000円+税
2019年04月20日ビューティフルピープル(beautiful people)から、岐阜県に古くから伝わる伝統工芸の「美濃焼(みのうやき)」の技術を用いたアクセサリーが登場。ユニークさや、唯一無二、風変わり、異常とも言える拘りといった“ユニークネス”というマインドを大切に物作りを行うビューティフルピープル。今回販売されるアクセサリー、「セラミックフープピアスイヤリング」(2万7,000円)と「セラミックムーンピアスイヤリング」(2万7,000円) は、手工業の中から生まれるものに焦点を当てており、陶器の原料である「土」を使用してアクセサリーを制作。元来野暮と見なされているものが洗練した形へと昇華される“ユニークネス”さと、日本の職人の手作業によって生み出される“メイドインジャパン”へのこだわりを感じさせる。「セラミックフープピアスイヤリング」2万7,000円陶器特有の丸みやなめらかさを活かしたフォルムのアクセサリーには、釉薬による凹凸やシボ、ツヤやマットな質感に加え、元々の土の色味や質感とのコントラストといった、焼き物特有の美しさをデザインに落とし込んでいる。また、金属との組み合わせにより醸し出される、モダンな雰囲気もポイントの一つだ。「セラミックムーンピアスイヤリング」各2万7,000円取り扱いは、beautiful people 青山店、beautiful people 銀座三越、beautiful people 伊勢丹新宿店、beautiful people 阪急うめだ店、beautiful people イセタン クローゼット ルクア イーレ、beautiful peopleオンラインショップにて。
2019年04月17日最年少棋士の藤井プロや、小学生の天才囲碁少女により将棋・囲碁ブームとなっています。大人だけではなく子どもが通える教室も人気が高まっていたり授業に取り入れられたりと、将棋や囲碁の学ぶ力が注目されていることが伺えます。将棋も囲碁も両方とも長い歴史のあるものですが、簡単なルールは知っていてもどんな点でメリットがあるかということまでは意外と知らないかもしれません。今まで興味のなかった方もどんな面でプラス効果があるのかを知ることで興味がわくかもしれません。大人も子ども楽しめる将棋・囲碁について調べました。将棋も囲碁も長い歴史のある伝統文化将棋の起源は古代インドと考えられており、日本に伝わったのは中国を経由して6世紀頃と言われています。が、諸説ありはっきりとしたことは分かっていません。しかし最古の駒として平安時代のものが発掘されており、日本でも長い歴史があることは確かなようです。盤上は9×9マスで8種類の駒を操り、王将を取られたら負けとなります。日本の将棋人口は1,200万人以上と言われています。一方囲碁は、約4千年前に中国が発祥と言われています。日本には奈良時代に伝わったと言われていますが、平安時代になると貴族の遊びとして親しまれました。一般的な基盤は、縦横に19本ずつ線が引かれた「19路盤」と呼ばれるものです。黒と白の二色の石を、盤上の縦線と横線が交差した場所に交互に置いていきます。場所を取ったり相手の石を取ったりして、最終的に相手より多くの陣地を作った方が勝ちとなります。将棋・囲碁に共通するメリットとは将棋や囲碁を学ぶことで得られる力・メリットとはどんなものでしょうか。(1) 先読み力例えば将棋において「何手先を読めるか?」ということが言われます。プロ棋士などは、文字通り数百・千も先の手を読みながら対局しています。しかしそれだけではなく、先を読む力の神髄は「有力なアイデアを読む力」「それに対する相手の差し手を推測する力」なのです。先を読むことで、アイデア力・推測力が向上します。(2) 負けて成長できる勝負事なので、負ける対局に当たることも出てきます。その時なぜ負けてしまったのか、次はどうすれば負けないのかを振り返り勉強することで成長できます。負けを知ることは、負けた側の気持ちも理解できるようになるので、相手を思いやる優しい心を育てます。(3) 集中力静かに真剣に対局に取り組むことは集中力を養うのに効果的です。さらに対局中の戦略を練ることや、教室での講義を聞く時間などの繰り返しは集中力を向上させます。(4) コミュニケーション力将棋や囲碁は世界中で競技されていることから、国際的なコミュニケーションの手助けとなります。言葉が通じなくてもコミュニケーションが取れる点は、スポーツとも似ています。年代も幅広い為、普段話す機会のない年配の人などと話すことが人間的成長につながります。また、対局中に相手の意図を読む必要があるため、人の気持ちを考えられるようになることが期待されます。(5) 礼儀将棋や囲碁の教室の多くが、挨拶や敬語を大切にしており礼儀作法を重視しています。礼に始まり礼で終わる習慣により、礼儀が身につくことが期待できます。将棋か囲碁か似ているように感じる将棋と囲碁ですが、伸ばせる力は若干異なります。(1) 将棋は負けず嫌いな子に向いている?まず将棋は王を取り合うゲームです。様々な戦法があるため、どの戦法で戦うかという駆け引きを楽しみながら論理的思考を司る脳の部位や働きを活性化させます。王を取られたら終わりなので、負けず嫌いな子に向いています。駒には種類がありそれぞれが特徴的な動きをするので、動き方で試合を大きく変えることができるのが魅力です。1手が大きく状況を変えることもあるため、いきなり逆転できるという可能性があります。途中であきらめなければ逆転勝利をつかむことが出来る可能性のあるゲームであり、諦めない心を育むことが出来ます。(2) 囲碁は美的感覚が鋭い人に向いている?一方、囲碁は盤面全体を使った陣取りゲームです。広い盤面で自由に打ち合うので新たな発想を見出す創造力が刺激されます。対局中は常に盤面全体を見渡すことで空間認知能力が養われ、最終的な盤面がどうなるかを想像することで判断力が身につきます。何もない盤面に石を置いていく囲碁は、美的感覚が鋭い人に向いておりそういった力を伸ばす面もあります。「将棋にはまったけど囲碁ははまらなかった」またはその逆、という人も多くいます。より子どもの能力を伸ばせる方を選ぶと良いでしょう。しかし前述したように、両方に共通するメリットもたくさんあります。教室などに通う前に、まずは自宅で遊びとして両方覚えることがオススメです。その上で子どもが興味を持ったら、教室に通うなどを検討してもいいでしょう。筆者の小1の息子は、友人が将棋を指すことから少し興味を持ち、将棋が出来るゲームボードを欲しがりました。学童でも定期的に近所の高齢者を迎えた将棋塾が開催され、まだ参加したことはありませんが将棋と触れ合う機会があります。私自身将棋のルールは分かりますが囲碁は関わったことがありません。しかし購入したゲームボードは囲碁など数多くのゲームが遊べるタイプのものなので、これを機会に親子で囲碁にも触れてみたいと感じています。ブームになっているから、ということではありませんが、こういう時期だからこそ触れ合う機会も増えるかもしれません。今までやったことのないという方も、是非親子で楽しんで取り組んでみてはいかがでしょうか?
2019年03月08日0歳から活躍モダンに、でもきちんと伝統行事を伝えたい小黒三郎作のおひな様年を重ねたからなのか、子を授かったからなのか。昔より、日本の伝統行事や文化への想いが強くなった気がします。伝統行事のひとつといえば、おひな様!女の子ママにとっては、一大イベントですよね。でも、時代とともに住居環境も変わり、昔ながらのおひな様を飾るのは難しいといった現実問題も。そこで、組み木デザイナー小黒三郎作のモダンなおひな様をご紹介。納品まで1年待ちともいわれる人気の品ですが、待つ価値ありです!お雛様だけでなく五月人形もあるので、男の子ママもチェックしてみてください。《 紹介者 》主婦なつこさん4歳の女の子と9カ月の男の子のママ。趣味の洋裁で作った子どもたちの服や幼稚園グッズ、子どもたちとの日々の瞬間を切り取ったインスタ(@_____sn.ii)をアップ。洋裁歴2年とは思えないセンスのいい素敵な作品たちを見ることができます。そのモダンさにひとめ惚れ!長女がまだお腹にいるときから、「ひな人形どうしよう?」と、祖父母も交えて家族みんなで盛り上がっていました。時間があれば、ネット検索をしたり。ただ、昔ながらのひな人形に少し抵抗が……。私自身が小さい頃、和室に飾られたひな人形を見て怖いなと感じた記憶が残っていて。親として、日本の古き良き伝統行事を娘に伝えたいという思いはあるけれど、ピンとくるものに出会えずにいました。そんなとき、たまたまインスタで目にしたのが組み木デザイナーの小黒三郎さんのひな人形でした。かわいい見た目に娘も愛着たっぷり▼公式サイト 遊プラン私の思いが見事にハマったのか、かわいい見た目のおひな様を娘はとても気に入ってくれました。4歳になった今年は、ひとりで飾り付けも楽しんでいました。積み木感覚で飾って、パズル感覚でお片づけをして。その一連の過程を親子で楽しめるのがとても魅力的です。そのおかげか、娘のひな人形への愛着もひとしおで!片づける際は、いつも名残惜しそうにしています。最初、親世代には少しビックリされましたが、今となっては毎年おひな様を待ち遠しそうにしている娘の姿に、このひな人形を選んで良かったねと話しています。マンション住まいの人におすすめデザインに加えコンパクトな点も、このひな人形を選んだ理由のひとつです。マンション住まいで大きなひな壇を飾るスペースがないので、このコンパクトさは本当にいいですね。しかも、ナチュラルなインテリアにも、自然と馴染む柔らかな色合いで。昔ながらのひな人形も色鮮やかでキレイですが、我が家のスタイルにはこの小黒三郎さんのひな人形がぴったりです。娘のときも注文から半年ほど待ったのですが、いまはさらに人気のようです。息子のために、同じシリーズの五月人形を注文した際は、納品まで1年以上かかりました。でも、そこまで待ってでも欲しいと思わせる魅力が、小黒三郎さんの作品にはあると思います。Text:Kyoko Isobe
2019年03月03日オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)は、日本の伝統工芸技術を用いて表現するアーティスト・西形彩庵とコラボレーションした「メキシコ ミッド ランナー デラックス(MEXICO MID RUNNER DELUXE)」を、1月26日からオニツカタイガー表参道店限定で発売する。ブランドを代表するロングセラーである「MEXICO Mid Runner」をベースに、くるぶし周りのパーツに西形らしい行庵手織のファブリックを採用した「メキシコ ミッド ランナー デラックス」(3万8,000円)。ファブリックの縦糸は草木から抽出した液体でさまざまな色に染めた糸と、金糸銀糸で構成。クラシックでファッショナブルな表情を見せてくれる一足となっている。カラーは近未来をイメージしたシルバーと、昔から日本で高貴な色とされてきた紫の2パターンを採用。優しさを表現するために、強めの紫ではなく、ソフトなラベンダーをチョイスしている。どちらのカラーも、カジュアルなスタイルはもちろん、クラシックで上品な印象の着こなしにもマッチし、足元の程よいアクセントとなってくれる。伝統と現代を融合したシューズは、新たな年を迎えたばかりのタイミングに履くにふさわしい一足。1月26日から、オニツカタイガー表参道店限定で販売する。
2019年01月17日ディオール メゾン(Dior MAISON)より、2019年クルーズコレクションでマリア・グラツィア・キウリによって再解釈された“トワル ドゥ ジュイ”にフィーチャーしたカプセルコレクションが発表された。ノートブック 大(125x180mm 7,000円)、小(100x125mm 5,600円)トワル ドゥ ジュイとは、フランスを代表する伝統的なテキスタイル。1946年、クリスチャン・ディオールは室内装飾家のヴィクトール・グランピエールにモンテーニュ通り30番地のディオール第一号店の内装を依頼。ディオールの親友でもある画家のクリスチャン・べラールのアドバイスを得て、“小間物屋”を意味する「コリフィシェ(Colifichets)」と名付けられたこのブティックの壁を18世紀のモチーフであるトワル ドゥ ジュイで飾った。これを始まりとして、現在に至るまで数々のアーティスティック ディレクターがトワル ドゥ ジュイを再解釈し、独自のモダンな視点を吹き込んでいる。プレート 直径21cm(1万2,500円)マリア・グラツィア・キウリによる今回のコレクションでは、タイムレスで伝統的なテキスタイルに野生動物のライオンやサル、ヘビといったモチーフがプレートやテーブルクロス、ノートブック等に描かれ、ブルーやレッドの“トワル ドゥ ジュイ”が家の中を明るく彩る。取り扱い店舗は、銀座のハウス オブ ディオール ギンザとなっている。
2019年01月09日左奥 サンセットバングル(1000SV,24K)¥32.000(税抜)、手前 スクエアブレス(14K)¥27,000(税抜) 伝統と革新をテーマに、創業47年目を迎えるファクトリーブランド 1971年に本池秀夫氏によってオーダーメイド中心のレザーブランド『LEATHERARTS & CRAFTS MOTO』が創業されました。そして1997年、レザーアーティスト本池秀夫氏を父に持ち、幼い頃から革に慣れ親しんで育った本池大介、作人兄弟によって『LEATHER & SILVER MOTO』が始動。革細工に加え、大介氏はイタリア・フィレンチェで学んだ彫金技術を活かし、作人氏はアカデミックな彫刻を学んできた経験を活かし、伝統と革新をテーマにプロダクトを発信しています。 1997年に鳥取県米子市に『LEATHER & SILVER MOTO』 1号店をオープンすると、2003年には東京都北青山に2号店もオープン。現在はセレクトショップ等でもMOTOのプロダクトが取り扱われています。 光によって変化する銀×金の輝きに魅せられて「TSUKI TO TAIYO」「ムーンライトリング」光とデザインによって輝きが変わるのが魅力。重ね付けも楽しめて、同シリーズで別のデザインと合わせたり、手持ちのリングと合わせたりすると、また新たな見え方をします。RT-30¥27,000(税抜) 「月と太陽」をテーマに掲げたコレクション。このコレクションでは、素材に純銀(silver1000)と純金(gold24k)を使用し、地金から一つひとつ手作業で仕上げていきます。純金、純銀はとても柔らかく繊細で、日本では少量しか流通されないこともあり、作る側としてもとても扱いにくいとされています。さらに純銀の上に純金をのせるというのはとても難しく、高度な技術を要します。それでもストイックにそれらを使用し、最高品質のシルバー×ゴールドを作っています。一点一点すべてハンドメイドで作られ、それぞれ異なる表情を放つアクセサリーは、まさに特別なアイテムと言えます。 右上RT-09各¥18,000、手前(上から)RT-01¥31,000(税抜)、RT-06¥31,000(税抜)、RT-04¥33,000(税抜)「スクエアピアス」中央上OP45(1000SV,K24)¥16,000(税抜)、右OP44(1000SV)¥9,800(税抜)、左OP46(14K)¥19,000(税抜)オービットネックレス(1000SV,24K)¥27,000(税抜)左 バングル¥68,000(税抜)、中央 ネックレス¥27,000(税抜)、右 ピアス各¥21,000(税抜) -HOW TO MAKE-シルバーとゴールドの地金をハンマーで叩いて形を整え、各素材をロウ付けする部分をイメージしながら慎重に進めていきます。 その後ハンマーで叩いた各素材をロウ付けにより融合させます。ロウ付けは、出来上がりの完成度を左右する最も技術が求められる工程です。 手の感触を頼りに、ハンマーで細かく槌目を入れていきます。加える力量によって生まれる繊細な凹凸が、各素材の持つ自然な光と融合し、美しい輝きを放ちます。どこまで叩くか、どこで止めるか、感性と技術を研ぎ澄ましながら仕上げます。 適度な硬さと少しマットな質感がクールなシルバー「CONTEMPORARY NATIVE」左 フェザーリング¥15,000(税抜)、右 イーグルリング¥8,000(税抜) ネイティブアクセラインの「CONTEMPORARY NATIVE(コンテンポラリーネイティブ)」シリーズ。「コンテンポラリー=現代の、同時代の」と「ネイティブ=土着の、本来の」を掛け合わせた言葉通り、テーマやデザインは、その土地に住む人々の生き方や考えを色濃く表しながら、現代に生きる作り手として再構築させています。歴史の中にテーマを見出し、 MOTOなりの個性を加え、奥行きのある新しさを表現したコレクションになっています。 素材は925SV(シルバー)で、適度な硬さがあるので変形しにくく、とても丈夫。デイリーに、カジュアルに身に着けられます。 バングル左¥28,000(税抜)、右¥15,000(税抜) 素材と向き合い、道具とも向き合い、己の感覚を大切にし、一つひとつ丁寧に作り上げるジュエリーたち。このストイックな姿勢や強い信念が、45年以上に渡って信頼され愛され続けるブランドの所以なのだと思います。トレンドに左右されず、だけど決して古臭くなく、シーズンレスで使えるMOTOのジュエリーを、ぜひ実際に身に着けてその魅力を味わってください。 【問い合わせ先】GOONie 03-6441-2142LEATHERARTS & CRAFTS MOTO Instagram : @moto_woman text : Yu Konisho
2018年07月31日伝統を感じる京町家をスタイリッシュに改装京都・下京区にある「ロビンソン鳥丸」お店の外観は、伝統的な京町家。そのドアをくぐると、和の雰囲気を残しつつ、シャンデリアなどの洋風エッセンスが加えられた、斬新でおしゃれな空間が広がっています。ダークトーンのインテリアからはノスタルジックな雰囲気も感じられ、どこかホッとする雰囲気も感じるお店です。この独特の空間で、ランチからディナーまでを楽しめます。京町屋で本格イタリアンを楽しもう!築120年という長い歴史を持った京町家を改装し、誕生したお店。オリジナリティあふれるおしゃれな空間でいただけるのは、本格イタリアン。自慢のパンやパスタなど、存分にイタリアンが楽しめます。ランチメニューやコースメニューなど、シーンに合わせた多彩なメニューもこの店の大きな特徴。広々した空間なので、パーティーなどでも利用できます。イチ押しメニューは「鮮魚と彩り野菜のカルパッチョ」カラフルに盛りつけられた「鮮魚と彩り野菜のカルパッチョ」は、その日に獲れた魚の中で、一番いいものを厳選して仕入れているため、日によって内容が違うこだわりの一皿。シンプルな料理だからこそ、素材選びにもこだわっています。新鮮な食感と味わいを堪能できるイチ押しメニューで、訪れるたびに注文しても飽きのこない逸品。彩りも豊かなので、女子会にもおすすめです。こだわりの人気メニューは「本日のおすすめパスタ」こちらもカルパッチョ同様、日ごとに内容が変わる「本日のおすすめパスタ」。パン職人が焼き上げたこだわりの焼き立てパンとマッチングするように作られています。パスタの豊潤な香りを楽しみながら、焼き立てパンとのコラボレーションも楽しめる一品です。2種のパスタから好きな方をチョイスできるプランもあるので、気分に合わせて選んでみてください。大人女子必見! 和と洋を感じる「ロビンソン鳥丸」和の雰囲気と洋風の雰囲気を併せ持ったオリジナルの雰囲気は、特に大人の女子の心をくすぐります。そんなおしゃれな空間でいただけるのは、こだわりの素材で作ったイタリアン料理。メニューの種類も豊富で、女子会におすすめのコースや、お得に楽しめるランチなどがあります。おしゃれな空間とおいしい料理が楽しめる、贅沢なお店です。OsakaMetro烏丸線「四条駅」を下車後、6番出口から徒歩2分ほどの場所にあります。広々したおしゃれ空間でイタリアンを堪能したくなったら、ぜひ「ロビンソン鳥丸」を訪れてみてください。スポット情報スポット名:ロビンソン 烏丸住所:京都府京都市下京区仏光寺通烏丸西入ル釘隠町238-240電話番号:075-353-9707
2018年05月31日気配りのできる人は、ふとしたタイミングさえ大切にするもの。例えば、手紙を渡すときや感謝の気持ちを伝えるとき。まずは粋な伝統小物や文房具を持つことから始めてみては?大人の女性として、ひとつ持っておきたい。薄い和紙の上で、カラフルな蝶々がひらひら。よく見ると「てふてふ」の文字も舞っていて、遊び心も満載。お菓子を載せたり包むのはもちろん、ちょっとした手紙にも。ポーチに入れておくと重宝するはず。懐柄紙 30枚入り¥400(渋谷ロフト)遠く離れたあの人に、香りもお届け。手紙の中に忍ばせるだけで、ほのかな梅の香りがふわっと広がる。和柄だけれどポップなデザインは、ずっと取っておきたくなる!小物入れや引き出しに入れて、ポプリ代わりにも。文香 各¥800(スパイラルマーケット TEL:03・3498・5792)外国の方へのプレゼントにもぴったり!お金やちょっとした小物を渡すときに便利なぽち袋。ユニークな英文プリントがインパクト大!裏面にはぽち袋やのしの簡単な説明書きがあり、日本文化のちょっとした勉強にもなりそう。3枚セット¥530(スパイラルマーケット)日本古来の縁起物が、キュートなチャームに!鮮やかな色みの水引チャームタグ。縁起の良いものを意味する「富士」、富や財運を象徴する「宝袋」など、用途に合わせて選びたい。贈り物に添えるもよし、タグだけをプチギフトにするもよし。ふくこより 各¥280(銀座・伊東屋 TEL:03・3561・8311)※『anan』2018年4月18日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・仲子菜穂(by anan編集部)
2018年04月16日【カラー技術紹介】【カラー理論1】根元をクッキリさせない/伸びてもグラデーション☆ヘアカラーをする際、外国人風がコンセプトである以上、伸びても地毛とのつなぎ目が自然に繋がっているのをスタンダードとしています。[1] 根元をベタ塗りしない。[2] 根元のトーンを少し落とす。この2つの計算が重なってはじめて”伸びてもグラデーション”が生み出されます。上記2つの逆がクッキリの正体です!それを良しとしない考えから生み出された独自技術です☆【カラー理論2】4カップカラーが基本/一つの頭に4つの塗り分け☆※4カップカラーとは、カラー剤を入れるカップのことです。このカップを4つ使い、塗り分けを行っていきます。[NN]は、根元の根元・地肌の部分です。根元をくっきりさせないように塗っていきます。[N]は、新しく伸びた部分です。新しく伸びた部分は、カラーが入りにくいので、しっかり塗っていきます。[S]は、毛先の部分です。毛先は、カラーが入りやすいですが、抜けやすくもあるので、こちらもしっかり塗っていきます。[SS]は、毛先の一番先の部分です。ダメージがもっとも強い部分なので、意識して塗っていきます。このように4つに分けて塗ることで、赤みを消して色素薄めを実現できるんです!この4つに分ける見極め自体が、外国人風色素薄めのための独自技術です☆【カラー理論3】赤メラニンと黄メラニンの見極め/アナタはどっち?☆メラニン色素は、大きく分けて [赤メラニン] [黄メラニン] の2つ存在します。日本人のほとんどは赤メラニン。正直、赤メラニンの消去の方が難易度は高く、見極めを間違えれば色素は薄くなりません。カラーを塗る前のレシピ作りと、その前のメラニンの見極め技術自体が独自の視点技術です。だからこそ ‐ suburbia ‐ では色素薄めのグレージュカラーを実現できるんです☆【カラー理論4】赤メラニンを壊し、髪の色素を薄くさせます☆実際、ブルー寄りにレシピングしない限り、単なるアッシュでは赤メラニンは消去できません!!また、何色にしようとも、元髪の赤メラニンを消去させるのは必須の技術。カラーが思い通りに入らないのは、赤メラニンを消去しないから。。。絵具で黒に赤を混ぜても黒が勝つ。黒は暗い。赤は黄色よりも暗い。グレージュよりも赤の方が暗い。だから、赤メラニンは、全てのカラーを邪魔して色素が薄くなりません。そこから始まった独自の技術☆【カラー理論5】カラーレシピに茶色味が入ってません☆年々変化する美容室用のカラー剤ですが、大半のメーカーが茶色味ベースに配色し終わった『どの髪質でも失敗しないカラー剤』を発売。絵具は混ぜるほど濁ってしまうのと同じで、カラー剤もまた同じです。すでに混ざった混色よりも、『個々のメラニンを見極め、原色と原色をメラニンに合わせてレシピングする。』そうすることで茶色味を残さず、最終目的の「色素薄め」を透明感良く発色させたい!!それから生まれた独自のレシピ技術☆Suburbiaで色素薄めの「外国人化計画」スタート☆数ある技術や理論から一部をご紹介しましたが、いかがでしたか?ここでは伝えきれない技術や髪形・髪色を見る視点がまだまだ存在します!!まだ赤みをなくした外国人風の色素薄めを体感できていない方、ぜひ一度-suburbia-で本格的な色素薄めを体感してみてください♪≪writer≫黒柳 剛(クロヤナギ ツヨシ)≪所属美容室≫suburbia(サバービア)住所:東京都渋谷区神宮前3-39-5 Qiz AoyamaTEL:03-6804-4720
2018年03月28日【カット技術紹介】【カット理論 1】ジャストな毛先感/細軽すぎず太重すぎず☆【毛先を作るのにスキバサミは不要☆】「毛先を軽くされてしまい、修正法として次には重くしてもらう。」みなさん、このような経験はありませんか?その後、スキバサミの入らない毛先は自然と重くなりますが、過去のスキバサミによるダメージが残ってしまい、「重いのにまとまらない」なんてことも多いはず。軽くはしたくないけど、扱いやすくしたい!!一度このような経験をしてしまうと、軽くすることを敬遠してしまい、髪形チェンジができず、ただ重いだけのつまらない髪形を仕方なく続けている方も…。でも心の中では、「扱いやすくしたい」と思ったことがありませんか?あなたの中の髪形の理想は眠っていないはずです。丸と角の間の独自技術【エンドエッジ】☆先細り&パッツンでもない毛先感☆失敗の経験から、「軽くしたくない」と伝えると、仕上がりはいつも抜けのないパッツンだったという経験はありませんか?そんなパッツン感を残さず、先細りでもない毛先感を実現する独自技術「エンドエッジ」があります!30年前から変わらない パッツンスキバサミ をSTOPさせます!!スキバサミを使わない上品な毛先はShort~Long問わず大切な要素です。傷みがなければ、パーマもブリーチも傷みません☆素髪を取り戻しましょう☆ダメージは、髪型の持ちを悪くする最大の敵。特に毛先は、”髪型の靴”であり、上品さを演出する重要なポイントです!枝毛再発させず、『素髪』を取り戻して、ヘアLIFEを思いっきり楽しみましょう♪≪writer≫黒柳 剛(クロヤナギ ツヨシ)≪所属美容室≫suburbia(サバービア)住所:東京都渋谷区神宮前3-39-5 Qiz AoyamaTEL:03-6804-4720
2018年03月23日日本が誇る伝統装飾の「金箔」。今、日本だけでなく世界に注目されている金箔内装、外装を手掛けている企業が石川県金沢市にあります。その名は〔箔一〕。一体どのような金箔の装飾を作り出しているのでしょうか?業界に一石を投じる革新的な企業、〔箔一〕の魅力に迫るべく、色々伺いました。身近なところで感じるようになった金箔使いやすさの中に美しい金箔がちりばめられたこんな洗面台、毎日使うたびに癒さるのではないでしょうか。この洗面台には〔箔一〕の金箔が使用されています。伝統工芸と現代的なデザインが融合した見事なインテリアです。洗面台は珍しい例ですが、日常の様々な場所で金箔を目にするようになりました。ワインやスイーツを彩る食用金箔、日ごろ使うあぶらとり紙などの化粧品、または美術品として、金箔が私たちの生活を彩っています。こういった現代の金箔の活躍は、〔箔一〕なしでは語ることができないんです。伝統と現代をつないだ〔箔一〕の金箔1970年代後半、工芸品の材料の1つでしかなかった金箔は、とても認知度が低く、販売も業者に対してのみだったそうです。そんな中〔箔一〕は、金箔を世に広めたい、日常品として使ってもらいたいという思いから、「金沢箔工芸品」を生み出します。当時、箔屋が工芸品を作ることは他にはなく、日本全国に広まっていきました。1/10,000mm単位の技術を必要とする「金箔」金箔は、作り出すのに高い技術と経験を必要とする装飾品です。金を叩いて薄く延ばし、「箔」状態にすることで、希少価値の高い金をより広い面積で貼れるようにしています。厚さは、一般的な物で0.0001ミリメートル!紙の800分の1の薄さです。驚くべき技術力で作られているんですね。これだけ薄くするには、熟練の職人技や特別な道具が必要なのはもちろん、気候まで影響するそう。国内の金箔の99%が石川県金沢市で製造されているのには、金沢の気候が関わっていたんです。最先端のデザインと金箔の美しさ、魅力をプラスした製品たちここからは〔箔一〕が制作する金箔と、現代のインテリアがコラボレーションした美しい製品を見ていきましょう。まずは〔ベスト家具〕が製作の《マジックボール》。空気清浄システムとしてもともと存在感のあるインテリアですが、金箔の持つ華やかさと奥行きのある美しさが加わって、ひときわ目を引く製品に生まれ変わっています。伝統的な素材や最先端の技術を利用し、作り出されている最高級のキッチン、〔トーヨーキッチン&リビング〕の《INOPremium》。あえて金箔のしわ感や艶を落とした上品な色を用いることにより、華やかなだけではない奥深い美が追究されています。屏風を壁にかけて楽しむ〔箔一〕では、日本古来の美術品「屏風」も、現代生活にとけ込むような工夫をこらしています。屏風の伝統的な工法や美しさはそのままに、現代の部屋でも楽しめるように、壁掛けタイプの屏風を提案しました。これらの屏風は海外からも購入される方がいらっしゃるようです。顔料で絵が描かれるたくさんの人にやすらぎを届ける、建築装飾多くの建築装飾を手掛けてきた〔箔一〕は、独自の技術力やデザイン力が向上しました。サイン・看板という建築物の一部分の装飾から、壁面から天井のような大空間まで様々な形の表現を可能にしています。手掛けた建築物は「ホテル」「旅館」「レストラン」「新幹線」などあらゆる分野にわたっています。2011年5月にリニューアルした大阪駅。新たな街となった大阪駅のシンボルとして大きな時計塔が製作されました。開放的な空間に輝きを放つ時計塔は大阪駅のシンボルマークとなっています。建築装飾は乗り物にも利用されています。福岡を走るJR九州新幹線《つばめ800系》の車内に、鮮やかな金箔が高級感を加えています。《つばめ800系》は、日本の伝統技術と最新の技術の結集をコンセプトに開発された新幹線です。伝統と私たちの暮らしをつないでくれる金箔〔箔一〕には、今回は紹介しきれなかった魅力的製品がたくさんあります。時に華やかに、時に慎ましく、日常に花を添えてくれる究極のインテリア、金箔。みなさんの生活に溶け込んでくる日も、遠くないのかも知れませんね。【企業情報】●株式会社箔一●住所石川県金沢市森戸2-1-1●電話076-240-0891●営業時間9:00〜18:00※土日祝は除く〔箔一〕WEBサイト
2018年03月16日「日本には、何百年も続いていると思われている伝統がたくさんありますが、それらの多くは、けっこう由緒の“あやしい”ものだったりするんですよ……」 こう教えてくれたのは、『「日本の伝統」の正体』(柏書房)の著者である、放送作家の藤井青銅さん。たしかにここ最近のニュースを振り返ってみても、日本には伝統がたくさんあることがわかる。 たとえば、昨年から連日のようにワイドショーをにぎわせてきた、元横綱・日馬富士の暴行に端を発する一連の騒動。多くのメディアで、“国技”としての相撲の在り方がクローズアップされた。 年明け早々には、100人以上もの新成人が“成人式”に振り袖を着られない事態が発生。さらについ先日には、“恵方巻”の大量廃棄も大きな問題となり、もはや日本では「伝統にあらずばニュースにあらず」といった風情である。 「こうした“伝統”にまつわる事件やトラブルというのは、それが大昔からつづく由緒正しいものだと、多くの人たちが信じているからこそ起きるんです。古くからつづいているものだからいいものに違いない、という思い込みに振り回されてしまうんです」(藤井さん・以下同) 藤井さんによれば、伝統だと思われている行事や習慣の多くは、実は明治期以降に新しく“発明”されたものだという。それでは、こうした日本の伝統はいつ、どのようにつくられ、どのように受け入れられてきたのだろう。藤井さんが解説してくれた。 ■「お歳暮」は単なる「お中元」の便乗商法 百貨店の商魂が生み出した伝統が“お歳暮”。夏の“お中元”は、道教で罪を許す日とされる「中元」の日に、仏教の祖先を供養する「お盆」がくっついたもので、祖先への供物が転じて贈り物の習慣となったそうだが、暮れの“お歳暮”は……。 「お世話になった人へ贈り物をするようになったのは、江戸時代からですが、お歳暮については全然根拠がない。道教にも『歳暮』なんて言葉はなく、単に“年の暮れ”という意味なのですが、なぜかお中元とセットで広がります。“お歳暮”が一般的になったのは、日本で最初の百貨店である三越ができた明治30年代に入ってからですから、その起源は推して知るべしですよね」 ■セブン-イレブンが広めた新顔の伝統「恵方巻」 節分にその年の恵方を向き、巻きずしを丸かぶりするという関西ローカルな風習だった恵方巻が、これだけ全国的に認知されたのは、平成に入ってから。平成元年に、セブン-イレブンの一部店舗で「関西ではこういうことをやっています」と売り出したら、これがウケたという。 「そもそもの由来は大阪・船場の旦那衆の花街遊びだといわれていますが、始まった時期や由来、根拠も諸説バラバラの非常にアバウトな習慣なんです」 そもそも、日本人はミーハーで、新し物好きだと藤井さんは言う。 「それなのに、『その新しいものには実は古い伝統がある』となると、安心してしまうんです(笑)。伝統というのは、正統性を裏付けてくれる便利な言葉。伝統があるというだけで、権威があって、価値があるように感じられるから不思議ですよね」 たしかにお歳暮にせよ、恵方巻にせよ、伝統をうまく活用したビジネスは爆発的な広がりを見せた。 「伝統に従うも従わないも、信じるも信じないも、尊敬するも笑い飛ばすも個人の自由です。季節のイベントとして楽しんだり、和の心を体験することで日本人としてのアイデンティティを再確認するのも悪くはないでしょう。たくさんの伝統があるということは、それだけ日々の生活に彩りが加わり、豊かになることでもあるといえます」 ただし、伝統はひとたび権力と組み合わされると危険な存在にもなりかねない。伝統という言葉を安易にうのみにしていると、「伝統だから従わねばならない」という思考停止に陥る可能性もあると藤井さんは指摘する。 「伝統というだけで『由緒正しい』と妄信するのは危険です。情報過多の時代だからこそ、正しい情報に基づいた『伝統リテラシー』を身につけることが必要でしょう」
2018年03月10日先日、アカデミー賞2部門を受賞した陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に大冒険を描くディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。この度、本作にはメキシコの伝統工芸品“アレブリヘ”からインスパイアされたキャラクターたちがたくさん登場していることが分かった。主人公の少年ミゲルが迷い込んだ死者の国は、ミゲルのご先祖ガイコツたちが楽しく暮らしているほか、独創的な姿をした“アレブリヘ”という不思議な動物たちも住んでいる。大きすぎる耳を持つキツネのような動物や、羽が生えた恐竜のような生物、角が生えたトラみたいな動物など、同じデザインは一匹として存在しない。さらに彼らには不思議な特殊能力があり、芸術家フリーダ・カーロのアレブリヘの猿は、自由に体の色を変え火を吹くことができる。そして特に活躍を見せるのが、雄ヒツジの角、トカゲのような尻尾に鷲の翼と爪、さらに頭と腕はトラという不思議な姿のペピータ。“亡くなった人の魂を死者の国に導く存在”として登場する重要なキャラクターで、ミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダに忠実に仕えている勇敢な性格だ。メキシコの伝統工芸品の一種であるこのアレブリヘ。リー・アンクリッチ監督がリサーチのためにメキシコに訪れた際に取り入れたいと思ったそう。キャラクター制作に携わったアロンソ・マルチネスは「アレブリヘはペドロ・リナレスという人物が、熱にうなされたときに見た夢がきっかけだった。彼は夢の中で森の中にいて、翼を持ったロバとか鳥の頭を持った鷲とか、不思議な動物と出会ったんだ。その動物たちが『アレブリヘ!アレブリヘ!』と唱え始めたそうで、目が覚めた彼はその動物たちを紙張子で作り、いまではメキシコの最も有名な民芸品の一つになったんだ」と誕生した歴史を明かしている。またアレブリヘは宗教や神話に出てくる動物ではないため、色々なアーティストたちが自分なりの独創的な個性を取り入れ、ピクサーも世界に一つだけの独特なキャラクターを誕生させた。さらに、エイドリアン・モリーナ共同監督が来日した際、「日本の凧の博物館に興味があるよ。日本の博物館や美術館を見て回りたい。もしかしたら次のアイデアが思いつくかもしれないね」と明かしており、凧やこけし、赤べこなど、日本の伝統工芸品がピクサーのキャラクターになる日がもしかしたら来るのかもしれない。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月10日「日本には、何百年も続いていると思われている伝統がたくさんありますが、それらの多くは、けっこう由緒の“あやしい”ものだったりするんですよ……」 そう教えてくれたのは、『「日本の伝統」の正体』(柏書房)の著者である、放送作家の藤井青銅さん。たしかにここ最近のニュースを振り返ってみても、日本には伝統がたくさんあることがわかる。 たとえば、昨年から連日のようにワイドショーをにぎわせてきた、元横綱・日馬富士の暴行に端を発する一連の騒動。多くのメディアで、“国技”としての相撲の在り方がクローズアップされた。 年明け早々には、100人以上もの新成人が“成人式”に振り袖を着られない事態が発生。さらについ先日には、“恵方巻”の大量廃棄も大きな問題となり、もはや日本では「伝統にあらずばニュースにあらず」といった風情である。 「こうした“伝統”にまつわる事件やトラブルというのは、それが大昔からつづく由緒正しいものだと、多くの人たちが信じているからこそ起きるんです。古くからつづいているものだからいいものに違いない、という思い込みに振り回されてしまうんです」(藤井さん・以下同) 藤井さんによれば、伝統だと思われている行事や習慣の多くは、実は明治期以降に新しく“発明”されたものだという。それでは、こうした日本の伝統はいつ、どのようにつくられ、どのように受け入れられてきたのだろう。藤井さんが解説してくれた。 ■相撲が「国技」なのは、建物が「国技館」だから!? まずは先にも触れた話題の“国技”相撲だが、そもそも日本には法令で「国技」と定められたものはない。 「相撲そのものが太古の昔から存在していることは事実で、『日本書紀』にはすでに『相撲』の文字があります(720年)。しかし、相撲=国技の始まりは、明治42年と、ずいぶん最近のこと。しかも、屋根のある相撲の常設館を建設した際に、その建物を両国“国技館”と命名したことによるんです。つまり、“国技”のための施設だから国技館と呼ぶのではなく、国技館という建物でやっているから“国技”になったわけです」 ■関連する各業界に御利益をもたらした「初詣で」の風習 旧暦でも新暦でも「一年のはじめ」は必ずあり、神社仏閣も古くからある。とすれば、“初詣で”も大昔からあったと思うのは当然だが、現在のように好きな日に好きな寺社にふらっとお参りするスタイルが定着したのは120年ほど前からだという。 「明治時代に入り鉄道の敷設が始まると、気軽に地方の寺社参詣ができるようになりました。そこで、当時の新産業である鉄道会社が考案したのがいまの初詣で。そして、こちらも当時の新産業であった新聞社に『初詣では◯◯へ』と広告を掲載。寺社、鉄道会社、新聞社すべてに商売上のメリットがあり、初詣での習慣が定着していったんですね」 ■「重箱にお節料理を詰める」のは百貨店の販売戦略 節会(祝いの日)の料理としての「お節料理」は奈良時代からあった。いっぽう重箱は室町時代からあったが、一般庶民に広く使われるようになったのは江戸時代から。 「正月のお節料理を重箱に詰めるようになったのは、幕末からですが、完全に定着したのは明治時代になってからのことで、百貨店による販売戦略がきっかけなんですよ。料理をそれっぽくお重に詰めるとなれば、自然と豪華なものになってきますからね。ですから『一の重には口取り、二の重には焼き物……』といったしきたりも、基本的には『売らんかな』のたまものだといえます(笑)」
2018年03月10日「トゥールダルジャン 東京」では、フランスにて家族団らんの中で新年を祝う際の伝統菓子「ガレット デ ロワ」を、12月27日~1月31日の期間に、予約受付・販売します。■フランスの新年を彩る伝統菓子「ガレット デ ロワ」新年のエピファニー*を祝う「ガレット デ ロワ」は、フランスでも各地方によってさまざまな種類があり、年が明けるとフランスのお菓子屋やパン屋の店頭に並びます。「ガレット」は"円形のお菓子"、そして「ロワ」は"王様"を意味しており、「ガレット デ ロワ」は"王様のお菓子"という意味になります。トゥールダルジャン 東京がお届けする2018年の「ガレット デ ロワ」は、伝統的な王道の「ガレット デ ロワ」である「Galette aux Amandes(ガレット オ ザマンド)」。柔らかなフランジバーヌ(アーモンドクリーム)と、フランス産発酵バターをたっぷり使ったさくさくのパートフィユテ(パイ生地)との見事な食感のコントラストをお楽しみいただけます。シンプルな美味しさが口いっぱいに広がる、フランスの新年に欠かせない伝統菓子です。*エピファニーとは?“公現祭”とも呼ばれる“エピファニー”は、キリスト教の暦で1月6日です。東方の三博士が幼いイエスの「顕現」を祝福するために訪問した日とされ、フランスではこの日をフェーヴの入った「ガレット デ ロワ」を切り分けて祝う習慣があります。14世紀から続くこの伝統は、昨今では宗教的な意味合いは薄れ、新年の始まりに家族や友人と集まって楽しむ行事となり、「ガレット デ ロワ」は1月6日に限らず1月中楽しむ伝統菓子としてフランスの新年には欠かせないものとなっています。※宗派や地域により、諸説あります。■"フェーヴ"が入っていたら当たり!ゲーム要素もある愉快なお菓子本場フランスの「ガレット デ ロワ」は、ガレットの中に"フェーヴ"と呼ばれる陶製の小さなフィギュアを潜ませています。大勢で切り分けて食べる際、"フェーヴ"の入ったカットに当たった人は、その日1日王様、または王女様になり、1年の幸運を祝福してもらえる、という文化が存在します。トゥールダルジャン 東京の「ガレット デ ロワ」にも"フェーヴ"を別添えでご用意していますので、遊び心溢れるフランスの伝統文化を楽しむのもおすすめです。■新春限定テイクアウト「ガレット デ ロワ2018」概要ご予約期間:12月27日~お引渡し日の3日前までお引渡し期間:1月5日~1月31日 13:00~21:00※月曜定休日料金:¥4500 (税別)サイズ:直径 約18cm(お問い合わせ先)トゥールダルジャン 東京TEL 03-3239-3111
2017年12月31日ワイヤードビーンズが、日本各地の窯元(職人)がそれぞれの土地の土や釉薬を使って同一デザインで製作する「生涯を添い遂げるマグ」シリーズにおいて、新たに「生涯を添い遂げるマグ楢岡焼」を11月9日に販売開始しました。職人が各地の素材を使って同一デザインで製作生涯を共にしたくなる「本物」を日本の職人の手づくりで実現し、世界の数多くのデザイン賞を受賞してきたWiredBeans。2016年4月より、日本各地の窯元(職人)がそれぞれの土地の土や釉薬を使って同一デザインで製作する「生涯を添い遂げるマグ」を、生涯補償という新しい価値を付加して販売しています。美濃焼、有田焼、八戸焼に続き、今回新たに秋田県の楢岡焼が加わりました。「生涯を添い遂げるマグ楢岡焼」は、楢岡焼の伝統的な技術である海鼠釉(なまこゆう)を活かしつつ、マット鉄釉をカップ外側に施すことで、武骨でクールな表情、独特なマットな質感を力強く表現しています。それにより、内側に施した吸い込まれるような深い青色の海鼠釉の柔らかい表情、安心感をより際立たせています。「生涯を添い遂げるマグ」3大特長(1)良質なクレマ(エスプレッソの液面に浮かぶキメ細かい泡のこと)をつくり、アロマ(香り)を閉じ込め、コーヒーの美味しさをじっくり感じていただける機能性、素材の質感から出る存在感のあるデザイン。(2)日本各地の窯元(職人)が、それぞれの土地の土や釉薬を生かして独特の風合いをだし、同一デザインで製作する新しいビジネスモデルを提案。(3)割れても新品に交換する生涯補償(条件付き)を付加することで、「人と道具と職人の永いつながり」「職人技の継承」「地場産業の活性化」を実現。「生涯を添い遂げるマグ 楢岡焼」概要商品名:生涯を添い遂げるマグ楢岡焼価格:7,000円(税別)JANコード:4582437661239サイズ、容量:口径90mm、高さ74mm、240ml(すりきりの容量)職人:有限会社楢岡陶苑デザイン:株式会社GKインダストリアルデザイン商品ページ
2017年11月20日ロケーション抜群のお店で味わう本格蕎麦「鎌倉一茶庵丸山」は東京・丸の内にある蕎麦店です。「東京駅」を望む丸ビルの角にある店舗であるため、ロケーションの良さはお墨付き!「手打ちそば」と書かれたシンプルな暖簾をくぐると、採光の良い明るく清潔感のある空間が出迎えてくれます。蕎麦店らしからぬモダンさを兼ね備えつつ、老舗の蕎麦の味をしっかりと受け継いでいるお店です。蕎麦名人・片倉康雄の蕎麦を受け継ぐお店鎌倉・鶴岡八幡宮の前に「鎌倉一茶庵」を創業したのが昭和39年。不世出の蕎麦名人といわれた遊蕎子(ゆうきょうし)・片倉康雄を師とした先代がお店を構えました。歴史と味を受け継ぎつつ、現代的な空間造りを取り入れた「鎌倉一茶庵丸山」は、吟味された素材から作られた手打ち蕎麦が自慢です。季節ごとにそれぞれの風味が楽しめる「3色蕎麦」輝き、食感、喉越しにこだわって作られた手打ち蕎麦。その中でも季節で風味が変わる「3色蕎麦」は田舎そば・茶そば・けしきりそばの3種を味わうことができ、それぞれの蕎麦の風味を一度に堪能できます。冬の時期はゆずを使った蕎麦を味わうことができます。季節によって風味の違う蕎麦が楽しめるのも魅力のひとつです。やわらかな鴨肉が絶品! 一茶庵の「鴨南蛮」この店の「鴨南蛮」は、厚く切られた柔らかな鴨肉が絶品です。鴨肉というと硬く臭みがあるイメージを持つ人も少なくないかと思います。しかしこちらの鴨肉は、柔らかく臭みがないのでとても食べやすく、手打ち蕎麦との相性も抜群です。厳選素材の白髪ねぎと鴨肉の旨みが染み出た出汁は、細めの蕎麦とよく絡み、おいしさを引き立てます。「守破離(しゅはり)の食」を大切にした蕎麦づくりこの店では「守破離(しゅはり)の食」というものを大切にしています。守破離とは味、技術、伝統を守り、自分らしさや店の個性を追求し続けること。時代や場所が変わっても守破離の心を受け継いでいくという信念が、変わらぬ蕎麦の味を守り、近代化の波にも合わせたモダンなお店づくりを実現しています。「鎌倉一茶庵丸山」はJR各線「東京駅」または丸の内線「東京駅」から徒歩2分の丸ビルの6階にあります。守破離の心を受け継いだ老舗の蕎麦の味を味わってみてください。スポット情報スポット名:鎌倉一茶庵丸山住所:東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル6F電話番号:03-3201-0755
2017年10月31日スイス国旗と赤白のコントラストが目を引く外観東京タワーの近く、東麻布のビル群の間にひときわ目を引く赤と白の看板とスイスの国旗。それが東京スイスインです。周りのビルに比べると、そこだけ違う空間のような、ウッディで温かみのある隠れ家的な外観は、さながらスイスの山小屋のよう。どこか温かみを感じさせてくれるお店から漂うチーズの良い香りに、思わず吸い寄せられてしまいそうな気がします。1965年に創業された、シックでクラシカルなお店1965年、六本木のフランスベッドの地下に、一軒のスイス料理の店がオープンしました。それが、東京スイスインです。1995年に現在地へと移転し、創業以来変わらない美味しさを守り続けています。クラシカルな雰囲気ながらもどこかアットホームで、気取らずに立ち寄ることができる、カジュアルな名店。パーティーや特別な日はもちろん、普段使いできる人気のお店です。一度は食べていただきたい、絶品チーズ料理お店の人気メニュー「ラクレット」は、チーズフォンデュに似た料理で、熱せられたチーズをナイフで削って、野菜の上にたっぷり載せていただきます。チーズの焦げ目のカリッとした食感と、溶けてトロトロになったチーズと野菜のハーモニーが抜群! バゲッドとの相性も最高です。お店自慢のチーズをふんだんに使用した「チーズタルト」は、フォークを入れると中からとろりとしたチーズが出てきます。サクサクとしたタルトとチーズのとろける食感が絶妙です。土曜日なら、ファミリーでチーズ料理が楽しめる「一度行ってみたいけれど、子どもが小さいから無理かなあ」などと思っている人に朗報。東京スイスインでは、土曜日に限り、未就学児の入店が可能です。子どもが小さいからと、クラシカルなレストランに行くのを我慢していた人や、「記念日に家族でちょっとリッチにお祝いしたい」と思っているファミリーは、土曜日に東京スイスインを利用してみてはいかがでしょうか。長年守り続けてきた味を堪能してみませんか東京スイスインは、創業以来受け継がれてきた味を今も変わらず守り続けています。また、誰でも気軽に入れるアットホームな雰囲気もお店が大切にしているところ。スイスの空気を感じながら、伝統のチーズ料理やスイス料理に舌鼓みを打つのはいかがでしょう。本格的なスイス料理の楽しめる老舗、東京スイスインは、大江戸線赤羽駅から徒歩4分のところにあります。奥深いスイスの味を、じっくりと堪能してみるのはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:東京スイスイン住所:東京都港区東麻布1-3-7 麻布台サマリアマンションB1F電話番号:03-3588-8708
2017年10月26日ビームスによる、富山県高岡市の伝統産業の魅力を発信するイベント「暮らしにいきる伝統のかほり展」が、東京・新宿のビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)で8月19日から9月8日まで開催される。本イベントの主催者は、富山県高岡市の銅器、漆器や螺鈿(らでん)といった伝統工芸に携わる若手職人の団体・高岡伝統産業青年会。通称伝産と呼ばれる高岡伝統産業青年会は、400年前に加賀藩前田利長の命により7名の鋳物師が送り込まれたことに始まり、現代・未来へもその技術と意志を継ぐべく若手職人たちが、全国各地での鋳物体験・展示会から、高岡の産業を舞台にした映画の製作まで幅広く活動し、伝統工芸の新しい在り方を提唱している。イベント期間中は、高岡で生まれた工芸品の販売を行う他、8月19日と20日には職人の技術を体感できるワークショップ「錫のぐい呑みづくり体験」(参加費3,000円/50分程度)が開催される。なお、ワークショップの予約は店舗にて。【イベント情報】「暮らしにいきる伝統のかほり展」会期:8月19日~9月8日会場:BEAMS JAPAN 1階住所:東京都新宿区新宿3-32-6 地下1階~5階時間:11:00~20:00※不定休
2017年08月16日ヴィヴィアン・ウエストウッド アングロマニア(Vivienne Westwood Anglomania)が新しいコンセプトショップを、3月1日に伊勢丹新宿店本館2階にオープンする。このショップでは、日本の伝統工芸技術とコラボレーションした、ここでしか手に入らないスペシャルなピースを展開していく。このコラボレーションコレクションのシリーズ第1弾には、有田・伊万里焼から江戸時代、磁器最高級品として扱われた伊万里大川内山鍋島焼のモダンな豆皿(8,500円)、有田の徳幸窯で制作された転写の技術でオリジナル柄を表現するデミタスカップ&ソーサー(9,500円)、高級日本料理店で使用されることが多く、アクセサリーケースとしてもピッタリの徳幸窯で作られた夏目蓋物(1万1,000円)。いずれも手仕事で表現され、グレー、イエロー、テラコッタの3色ですべて桐箱入り。同ショップでは今後も、熟練した職人が、ヴィヴィアン・ウエストウッド アングロマニアのためだけに特別に制作する日本伝統工芸品が毎シーズン発売される予定だ。
2017年02月27日2月3日は節分です。豆まきをする家庭や園も多いでしょう。これからも伝えていきたい伝統行事ですが、鬼が出てきて怖がる子どもも多いですよね。豆まきを楽しい思い出にするためには、行事の由来を親も理解しながら伝えていく工夫が必要です。小さい子どもに楽しいと感じてもらうにはどのようにしたら良いでしょうか。まずは節分の由来を理解しておこう何となく毎年行っている豆まき。親も由来を知ることから始めましょう。元々節分とは「季節の変わり目の前日」の意味で、年に4回あります。2月の節分は旧暦では一年の終わりと捉えられていて、新しい年を無事に過ごすために鬼を追い払う行事が平安時代に開かれるようになりました。4回の内行事として残ったのが2月の節分となります。豆に宿る穀物の力が鬼を退治すると信じられていたため、室町時代には豆をまいた記録があるそうです。人間臭い鬼が登場する絵本がおすすめ親が由来を理解していても、小さい子どもにそれを理解させるのは難しいものです。節分をテーマにした絵本や紙芝居が多く出ているので、そういったものを活用すると意味を伝えやすいでしょう。おすすめの絵本をいくつかご紹介します。・おにはそと作・絵: せな けいこ人気絵本作家、せなけいこさんの本です。豆まきをテーマにした心和む絵本は、子どもが節分に触れる導入にピッタリの内容です。・なぜ、せつぶんに豆をまくの?作: 国松 俊英絵: 藤田 勝治鬼の顔が怖いようにも見えますが、豆をまかれた鬼が豆まきの由来を話し出し、とても分かりやすい内容です。自分の弱いところをしゃべってしまう鬼に、ついクスリと笑ってしまいます。・おなかのなかにおにがいる作: 小沢孝子絵: 西村 達馬自分の中の悪い部分を鬼に見立てることで、豆まきをして強い自分になれます。自分にはどんな鬼がひそんでいるか、子どもが考えるきっかけにもなりますね。絵本に登場する鬼が人間臭いほど、子どもは感情移入しやすくなり情操教育にも向いています。豆まきをすることで自分の「弱虫の鬼」や「泣き虫の鬼」を体から追い払うことができると説明してあげると、鬼を怖いものと感じずに豆まきが楽しい思い出になるでしょう。豆まき後の豆にも配慮投げ終わった豆は、年の数だけ食べると健康でいられるということは昔から言われていますが、最近は衛生面を考えて別の豆を食べるという園が多いようです。「不衛生だから」という理由で豆まき自体を廃止するのではなく、工夫しながら伝統行事に触れる機会を失わないようにしましょう。投げる豆と食べる豆を分けることもできますが、それがもったいないと感じる方は、投げる豆を殻付きの落花生や小袋包装されたものに替えてはいかがでしょうか。豆ではなく、新聞紙を丸めたボールを投げるのも盛り上がります。大人が鬼に扮する以外にも、ペットボトルなどを鬼に見立ててもいいですね。厚紙や折り紙などで鬼を作って貼れば、作る工程も楽しめます。人に投げつけるのを躊躇する子でも思いっきり豆まきゲームを楽しむことができます。私の息子も最初は鬼を怖がり、家ではお面をつけることすら拒まれてしまいました。しかし成長と共に豆まきを楽しめるようになっています。こうした伝統行事は、時代と共に形式が変わる部分も多少あるかもしれませんが、由来などを理解した上で次世代にも引き継いでいきたいですね。
2017年02月02日12月も半分を過ぎました。月が替わればすぐにお正月となります。お正月といえばやっぱり、おせち料理ですね。今は元日からスーパーも営業しているので、おせちを食べる人や割合は減少しています。しかし日本の伝統を少しでも子どもに受け継いでいきたいですよね。改めておせちの由来や意味を知ると食べることが楽しくなりますよ。おせち料理の由来や意味を知ろうおせち料理は元々、年5回ある季節の区切りに食べるものでした。庶民に広まった後、江戸時代には新年と豊作を祝うものとして、お正月に食べるという今のおせち料理の形になりました。お正月には火を使わないようにする風習と、お正月くらいは女性を食事の支度から解放させてあげるという配慮から、昔の人は3日間食べ続けていました。そのために日持ちするもので構成されています。おせつ料理の意味おせち料理はたくさんの種類がありますが、ひとつひとつに意味が込められています。メジャーなものは覚えておくとよいでしょう。・栗きんとん見た目の色から、輝く財宝として豊かな1年を願う料理です。・黒豆「豆に働く」という語呂合わせから、元気に働けるようにという意味が込められています。・昆布巻き昆布は「喜ぶ」にかけて正月の鏡飾りにも用いられます。健康長寿の意味が込められています。・数の子親であるにしんから多くの子が出るということで、子宝と子孫繁栄を祈ります。・えび見た目から、腰が曲がるまで長生きすることを願います。他にもたくさんの意味や由来がおせち料理には込められています。語呂合わせが多いので、意味を知ることは子どもも喜びそう。子どもと一緒に調べてみるのも楽しいですね。子どもが喜ぶおせちを作ろうおせち料理を伝承することも大切ですが、なかなか子どもの口に合うものが少ないというのも事実でしょう。比較的子どもが食べやすいものをご紹介しますので、一緒に食べてみてはいかがでしょうか。買ってきて由来を話しながら食べてもいいですし、これを機会におせち作りにチャレンジできるような簡単なものをご紹介します。・伊達巻き色や形が華やかなので、おせちなどの晴れがましい料理に使われます。「伊達」とはオシャレ、目立つという意味もあります。きれいな黄色と焼き色の渦が、重箱を華やかに彩ってくれますね。卵料理は子どもが大好き。食感も合わせて、気に入ってくれるはずです。フライパンで作ることのできる簡単レシピです。レシピ紹介:cookpad「お節フライパンで簡単伊達巻」・栗きんとん子どもが大好きなさつまいもを甘く煮る栗きんとんは、絶対に子どもが食べたくなる一品です。レシピ紹介:cookpad「子どもとおやつに☆簡単!芋・栗きんとん♬」・黒豆黒豆も甘くて子どもが好きな一品です。圧力鍋があると比較的簡単にできるようですが、さらに簡単に炊飯器で作れるレシピをご紹介します。レシピ紹介:楽天レシピ「炊飯器で超簡単☆ふっくらつやつや黒豆煮 レシピ・作り方」他にも子どもがすきな食材として、えび・かまぼこ・いくらなどがあります。さらに最近では洋風や中華風にアレンジしたレシピもたくさんあります。まずは子どもが食べやすそうなものを選び簡単な物から挑戦してみてはいかがでしょうか。
2016年12月15日日本ならではの美と技が織りなす伝統工芸の世界。伝統工芸の保存と後継者の育成を目的とし、公益社団法人・日本工芸会が開催する国内最大の公募展「日本伝統工芸展」が日本橋三越本店で始まった。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸という7部門の重要無形文化財保持者の最新作を始め、一般公募作品より厳正な審査を経て選ばれた入選作品約600点が展示されている。昭和29年3月に始まり、今年で63回目を迎える「日本伝統工芸展」。日本工芸会の副理事長であり、漆芸の重要無形文化財保持者である室瀬和美さんは「普段使いの道具から美の極致の芸術品まで、幅広い層の作品があることが工芸の魅力です。その魅力を国内はもちろんですが、海外にもっと発信していきたい。工芸を“craft”と訳したこともありましたが、日本独自の文化“kogei”として海外へ伝えていきます」と語った。今年の「日本伝統工芸展」では、7部門すべてに受賞作品が存在している。これはなかなか珍しいことだそう。まずは大賞ともいえる日本工芸会総裁賞の丸山浩明作「蝋引楓造象嵌飾箱」(ろうびきかえでつくりぞうがんかざりばこ)が展示されている木竹工エリアへ。柔らかな曲線や水紋のような木目が印象的な作品は「木目の美しさを出すために、漆ではなく蝋引きで仕上げました。内側の箱は黒漆で仕上げ江戸小紋のフランス縞を線象嵌であしらっています」と丸山浩明さん。普段は、木工職人として木の椅子などを手掛ける丸山さん。同作品は8ヶ月かけて完成させたそうだ。「曲線を出すのが難しかった」と日本工芸会総裁賞を受賞した丸山浩明さん。英語でJapanと称される漆。日本美を代表する工芸である漆芸部門では、山岸一男作・沈黒象嵌合子「能登残照」(ちんこくぞうがんごうず・のとざんしょう)と寺西松太作・蒔絵箱「夜景」に注目。山岸さんの作品からは能登の海に沈んでいく夕日が、寺西さんの蒔絵箱からは日本海の漁火の光景が浮かんでくる。昔から変わらぬ日本の風景美がどちらの作品にも描かれている。漆芸の重要無形文化財保持者の室瀬和美さんが手掛けた蒔絵螺鈿飾箱「春映」。桜が川面に映しだされる様を描いている。出品数が群を抜く陶芸部門。九谷焼ベテランの田島正仁作・「彩釉器」(さいゆうき)、京都で作品を手掛ける加藤清和作・藍三彩「1670」(らんさいさい「いちろくぜろなな」)、若手女性作家の高橋奈己作・「白磁水指」(はくじみずさし)の3作品が受賞している。なかでも日本工芸会新人賞を受賞した「白磁水指」は、ほとんどの作家が大きな作品を出品するなか、両手におさまるほどの小さな作品。しかしフォルムのおもしろさ、プリーツのような造形など小さな水指に込められた美の技巧は、観るものに強い印象を与えるはずだ。着ることで完成する“芸術”、着物が飾られた染織部門へ。受賞作の海老ケ瀬順子作・穀織着物「海に聞く」(こめおりきもの「うみにきく」)、穀織(こめおり)とは米粒を並べたような文様の絹織物。植物染料で染めた透明感あふれる水色、穀織の間に施された絣が海の波を感じさせて、まさに“海に聞く”というイメージを想起させる。重要無形文化財保持者の鈴田滋人さん作・木版摺更紗着物「舞花」。白粉花(おしろいばな)が着物一面に咲き誇っている。そしてガラス、七宝、硯、玉、屏風など幅広い分野をカバーする諸工芸ゾーンへ。高松宮記念賞を受賞した松本三千子作・省胎七宝鉢「蒼海」(しょうたいしっぽうはち「そうかい」)。金属製の下地(胎)を用いた通常の技法に比べて、下地を酸で腐食させて表面の七宝部分だけにする省胎七宝焼きには高い技術が要される。青々とした海に果てしなく続く波の動きも、その技あっての表現なのだ。審査・鑑査委員の白幡明さんの「剥貫蓮弁の蓋物」。木を削るようにガラスを削り出し、ガラスの柔らかさを表現。最高峰の工芸を手に取るように近くで鑑賞でき、受賞作品についてはイヤホンガイドで解説を聞くことができるので、この機会に伝統工芸の美と技を体感してほしい。そして万が一、手に入れたくなった場合もご安心を。展示されている工芸品は、ほぼすべてが販売品(非売品もあり)なのだ。芸術の秋、日本橋で伝統工芸に触れてみませんか?【展覧会情報】第63回日本伝統工芸展会場:日本橋三越本店 本館・新館7階ギャラリー住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1会期:9月21日~10月3日時間:10:30~19:30(最終日は18:00まで)入場無料
2016年09月23日リコーは3月29日、独自インクジェット技術を応用した立体複製画制作技術を開発したと発表した。今回開発した技術では、同社のインクジェット技術に加え、画像処理技術、3Dプリント技術などを応用することで、複製画を立体的に制作することができる。従来の平面的な複製画に比べ、絵の具の盛り上がり、筆のタッチ、キャンパスの生地目など実際の絵画の凹凸を高精細に再現することが可能。また、インクも光を照射することで瞬時に硬化する同社独自のUV硬化インクを採用し、高い硬度と密着性を保ちながら延伸性にも優れるため、印刷対象物の多様な形状に柔軟に適応することができるとしている。同社は2016年10月7日~2017年1月21日まで上野の森美術館で開催されるデトロイト美術館展の東京展に特別協賛し、展覧会場で販売予定の複製画に同技術を提供する。同展では、立体的な複製画に直接触れることが可能になる予定だ。
2016年03月30日東京都・汐留のパナソニック 汐留ミュージアムは、日本の伝統工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見する展覧会「REVALUE NIPPON PROJECT展 中田英寿が出会った日本工芸」を開催する。会期は4月9日~6月5日(水曜休館)。開館時間は10:00~18:00。入館料は一般1,000円、65歳以上900円、大学生700円、中・高校生500円、小学生以下無料。同展は、元サッカー日本代表である中田英寿氏が現役引退後続けている活動のひとつである「REVALUE NIPPON PROJECT」で生まれた作品を展示するもの。「REVALUE NIPPON PROJECT」は、日本が連綿と受け継いできた伝統的な工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見し、その魅力をより多くの人に知ってもらう「きっかけ」を創出することで、日本文化の継承・発展を促すことを目的としている。同プロジェクトでは、毎年「陶磁器」、「和紙」、「竹」、「型紙」、「漆」といったひとつの素材をテーマに選び、批評家などの専門家を中心としたアドバイザリーボードが、工芸家およびアーティストなどのコラボレーターを選定し、各チームが自由な発想で作品を制作する。参加アーティストは、北川一成、隈研吾、小山薫堂、佐藤オオキ、佐藤可士和、佐藤卓、柴田文江、奈良美智、蜷川実花、深澤直人、他。さらに、この制作を通じて工芸の魅力を広く伝えるために中田氏自らも広報活動を行っており、この作品や人との出会いは将来の日本のラグジュアリーとなるべきものだと語られている。また、関連プログラムとして、シンポジウム「REVALUE NIPPON PROJECTと日本工芸の未来」が開催される。パネリストは見附正康(絵付師)、新里明士(陶磁器作家)、中田英寿。開催日時は4月23日14:00~16:00。参加費は無料だが、同展の観覧券が必要となる。そのほか、「竹ワークショップ竹玉ペンダント作り」(4月16日)、「和紙ワークショップ張子ってなんだろう!~カワイイ豆だるまとネコの張り子に絵付けしよう~」(5月7日)、「型紙ワークショップ伊勢型紙の技法で『しおり』作り」(5月14日)、「漆ワークショップ 色漆と金粉で飾るオリジナルの箸を作ろう」(5月28日)が開催される。参加費・申込方法など詳細は同展Webページにて。なお、同展はホームページ割引を行っており、引換券を提示すると入場料が100円割引となる。
2016年03月03日「ダッチベイビー」をご存知ですか?アメリカでは60年の伝統があるパンケーキなんです。最近では日本にもお店が上陸したり、その他のお店でも味わうことができたりと人気。パンケーキといえば、フライパンやホットプレートでつくるものというイメージがありますが、ダッチベイビーは「スキレット」という鉄製のフライパンを使ってオーブンで焼きあげます。見た目も特徴的ながら、外はカリッと、中はモチっと新食感のパンケーキ。また、デザートとしてもおかずとしても楽しめるのもダッチベイビーの特徴。今日はそんなダッチベイビーレシピを5つ、ご紹介します。おうちでつくってカフェ気分を味わっちゃいましょう!■1:基本のダッチベイビーまずは基本のダッチベイビーから。生地をつくる前にはスキレットをオーブンに入れて予熱しておくことを忘れないでくださいね。スキレットを持っていない方は、ケーキ型の内側にバターを塗ることで応用できますよ。筆者はニトリでスキレットを498円で購入。1つあると、とても便利ですのでおすすめです。【材料】(15~18センチのスキレット1台分)卵1個薄力粉30g牛乳50cc砂糖小さじ1/3バター10g(焼く時用)粉砂糖適量バター、レモン、メープルシロップお好みで【作り方】(1)スキレットを入れた状態でオーブンを200度に予熱する。(2)ボウルに薄力粉をふるい入れ、砂糖を入れて泡立て器で軽く混ぜる。(3)真ん中にくぼみをつくり、牛乳を入れてしっかり混ぜて、続いて溶きほぐした卵を加えてさらに混ぜる。(4)予熱ができたらスキレットを取り出し、バターを入れて溶けたら生地を流し入れる。200度のオーブンで15分焼く。(5)粉砂糖をふって仕上げる。食べるときにお好みでバターを塗ったり、レモンをしぼったり、メープルシロップをかけたり味の変化を楽しみながら食べます。特にレモンをしぼるのはダッチベイビーの特徴なので試してみてくださいね。■2:アイスのせダッチベイビー基本のダッチベイビーを焼き上げたら、食べる直前にアイスクリームを載せます。熱々と冷たさの組み合わせ、そして溶けたアイスクリームがバニラソースのようになるのもおいしいんです。基本のダッチベイビー同様に、レモンやメープルシロップなどをお好みでかけて楽しみましょう。もちろんチョコソースをかけたり、フルーツを添えたり、応用の仕方は無限大です!■3:いちご&生クリームのダッチベイビー基本のダッチベイビーに、お好みでカットしたいちごとホイップした生クリームをのせて。ダッチベイビーと生クリームのおいしい組合わせに、いちごの甘酸っぱさがアクセントになって、いくらでもパクパク食べられちゃうおいしさです。いちごだけではなく、ブルーベリーなどをミックスしたらとってもおしゃれでリッチ!冷凍のベリーミックスをうまく活用するのもいいかもしれません。■4:生ハムサラダダッチベイビーこちらも基本のダッチベイビー生地から作ります。ダッチベイビー生地はほとんどお砂糖が入っていないので、しょっぱいものと組み合わせてもおいしいのです。仕上げに粉砂糖のかわりに、粉チーズをたっぷりとかけて。どっさりとミックスリーフをのせて生ハムをトッピングして、もう1度粉チーズをかけてできあがり。お好みでオリーブオイルと塩、あるいはマヨネーズやシーザードレッシングなどをかけて召し上がってください。ゴーダチーズなどを擦りおろしてかけると濃厚な感じが増しておいしいですよ!■5:ほうれん草&ベーコンダッチベイビー焼き上がった基本のダッチベイビーに、炒めたほうれん草とこんがりと焼いたベーコンをのせて。塩胡椒やマヨネーズをかけたりして、お好みの味で楽しんでください。炒めたほうれん草とベーコンを載せたあと、とろけるチーズをのせてもう1度オーブンで少し焼くのもおすすめです。まるでオムレツを食べているような気分!ソーセージや他の野菜など、ご自身のお気に入りをぜひ探してみてください。*ダッチベイビーはオーブンに入れて焼くだけなので、失敗いらず。他にもシナモンやチョコソース、ジャム、ソーセージなどお好みのアレンジを探してみてくださいね。(文/料理家・まつながなお)
2016年02月24日