お部屋を一緒に探してくれる不動産屋さん。そんな物件探しのパートナーは、できることなら親身になってくれる、気の合う人がいいですよね。「マイナビ賃貸」では、社会人男女のマイナビニュース会員に、これまでに出会ったすてきな不動産屋さんについて聞きました!■信頼できるのは隠しごとのない人!「一見怖い感じの人だったのですが、話してみるとすごくいい人で、物件探しの際に『自分の娘が住むなら、ここはおすすめしない』など、親身になってくれたのがうれしかった」(女性・神奈川県/23歳)「おすすめの部屋が見つかった際、言いにくそうに、実は近々大きなマンションが近くに建つ予定なので日当たりに関しては悪くなるかもしれないと話してくれた」(女性・鹿児島県/24歳)逆の立場なら、マイナスの情報はなるべく伝えたくないもの。隠さずに話してくれた優しさがうれしいですね。■熱意ある営業マン!「希望する条件とは異なる物件にも案内されて、最初は仕事のできない営業マンだな、と思っていたけど、駅からの距離を5分ほど妥協するだけで、広くて築浅な物件に出会うことができたので、視野を広げてくれたことに感謝です」(男性・29歳・兵庫県)「希望エリアを言った際、実際に見てみましょうと周辺を車で案内してくれて、表通りを抜けると風俗店街や、怪しげな雑居ビルがあり、女の子が住む街ではないかも……と思いました」(女性・大阪府・27歳)当初の考えのままだと、きっと住んでから不便な思いや後悔をしたはず。熱意を持ってお部屋探しをしてくれた営業マンに感謝ですね。■住んだ後までサポート!「ボロボロの安アパートを契約する際、あらかじめ悪いところもしっかり説明してくれた。冬には水道が凍ってお湯が出なくなることがあることや、下水が詰まりやすいなどと説明してくれたので、対策をとることができ、住んだ後も、気になることがあれば連絡してくれと言われた」(男性・東京都/30歳)「賃貸契約をする際、わざわざ大家さんへのあいさつに付き添ってくれて、親切な大家さんだから大丈夫だと言われていたことが、本当にその通りだと確認でき、安心できました」(女性・東京都/25歳)契約するまでは親切だったのに、契約したとたん「管理会社に聞いてください」なんて冷たい対応をされるのは悲しいもの。契約後も親切な人だと、次の引っ越しの際もお世話になりたいですね。物件を探す際は自分の意見ばかりを主張してしまいがちですが、物件探しのプロである不動産屋の意見を参考にすると、いい部屋と出会えそうです。そのためにも、信頼がおける上、自分と気の合う営業マンと出会いたいですね。(山本莉会/プレスラボ)【アンケート対象】現在同棲をしている、もしくは過去に同棲をしたことがある男女(マイナビニュース会員)調査時期:2012年9月13日~2012年9月14日有効回答:141件調査手法:インターネットログイン式アンケート
2012年11月02日不動産情報サービス事業などを行っているネクストは、同社が運営する不動産・住宅情報サイト「HOME’S」で、「人気の沿線ランキング!東海・九州エリアトップ30」を発表した。ランキングは、同サイトに掲載されている「各路線沿線」の賃貸物件への問い合わせ数を、路線ごとの駅数を加味した独自ポイントで換算して集計したもの。対象路線は、東海エリアの愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の全38路線、九州エリアの福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の全48路線で、新幹線が通っている沿線は、ランキング対象外としている。集計対象期間は1月1日から8月31日。東海編の第1位は「名古屋市営地下鉄東山線」。同線は、高畑駅から藤が丘駅までの22駅で構成されており、「名古屋市営地下鉄」の中では最も乗車人員が多い。朝のラッシュ時は、2分間隔で運行しているという。また、「東山線」の中での人気駅トップ5は、「一社駅」、「藤が丘駅」、「中村公園駅」、「新栄町駅」、「星ヶ丘駅」だった。次いで、第2位は「名古屋市営地下鉄鶴舞線」、第3位は「JR中央本線」、第4位は「名古屋市営地下鉄桜通線」、第5位は「名古屋市営地下鉄名港線」となっている。九州編の第1位は「福岡市地下鉄空港線」だった。「福岡空港駅」から「姪浜駅」までの13駅で構成。福岡市の都心・副都心を1本に結んでいるため、終日混雑が激しいという。始発が「福岡空港駅」であり、日本で唯一、空港まで直接乗り入れている地下鉄路線として、空港利用者にも利便性の高い空港線となっているという。また、第2位には「福岡市地下鉄箱崎線」、第3位には「JR篠栗(ささぐり)線」があげられ、福岡市の沿線がランキング上位を独占する形となった。なお、第4位は「福岡市地下鉄七隈線(ななくません)」、第5位は「西鉄太宰府線」となっている。トップ30すべての沿線は、同社サイト内ランキングページにて確認することができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日今後、増えていくと見られる「2.5 世帯住宅」。初めて聞く人も多いかもしれないがそもそも「2.5世帯住宅」とは何か?「二世帯住宅」が、一つの住宅に子世帯と親世帯が一緒に住み、それぞれ独立した生活が可能なタイプの住宅であるのに対して、「2.5 世帯住宅」とは、子世帯と親世帯に加え、(子世帯の)独身の兄弟もしくは姉妹が一緒に暮らすための住宅のことを指している。「2.5 世帯住宅」も「二世帯住宅」と同様に、子世帯、親世帯、独身の兄弟や姉妹、それぞれの居住空間は独立しているため、プライバシーは守られる設計であり、また、独身の兄弟姉妹が結婚などで独立した場合は、空いたスペースを親世帯の個室にしたり、子ども部屋にするなど、転用が可能なのもメリットになる。2.5世代における嫁は姑、小姑との同居になる。“それは絶対嫌!”という人もいるだろうが、“抵抗ない。いいんじゃない?”という人もいる。そこで、2.5世代に前向きな「住宅購入意向があり」、「夫の父親か母親いずれかが健在」、「夫に独身の姉がいる」、「夫の親との同居(生活空間を分けたものを含む)を検討してもいい」と回答した嫁431人に意見を聞いてみた。2.5世代あり!なし!両派ともぜひ見てみて。◆お金と人手は大事2.5世帯住宅についてあなたがメリットを感じていることは? という問いに、上位5つは多い順に「新築購入の費用を夫の親に協力してもらえるかもしれない」「憧れの新築住宅が手に入る」「夫の親に育児の協力をしてもらえる」「みんなで住むことによって、光熱費やガス代、食費、インターネット通信費などが節約できる」でした。「みんなで住むことによって、光熱費やガス代、食費、インターネット通信費などが節約できる」は毎月のことですからあなどれませんよね。ガスや電気は従量制ですけれど、いまどきインターネットはほとんど定額の使い放題です。一人で使おうが大勢で使おうが料金は変わらないのです。「夫の親に育児の協力をしてもらえる」も、もし出産後も働きたい、と思う人ならば欠かせない条件でしょう。都心では保育園に入ることもままならず、また、子供が急に熱を出したなどのトラブル時に、自分以外の人手があるというのは大きな支えになるはずです。◆気になる費用の負担。夫の親、自分たち夫婦、夫の姉。誰が一番多く出す?「2.5世帯住宅」を購入する場合、購入額の費用負担(負担の比率)はどうするべきだと思いますか?との問いへの回答は、多い順に1、自分達>夫の親>夫の姉2、夫の親>自分達>夫の姉3、自分達がすべて負担となった。なんて親孝行な人が多いのだろう、という感想をもつ。しかし5番目には「夫の親>夫の姉>自分達」というちゃっかりさんもいるようです。※「2.5 世帯住宅」に関する妻の意識調査結果(アイシェア調べ)また、「世間でよくある嫁姑問題は、あまり自分には関係ないと思う」という問いに対しては、そう思う、ややそう思うの合計が73.6%と、比較的良好な嫁姑関係を築けている人が多いことが分かる。※「2.5 世帯住宅」に関する妻の意識調査結果(アイシェア調べ)今後増加が予想される消費税、また、将来的に自分は子供を育てながら働きたいか、など、ライフスタイルに合わせて「2.5世代住宅」も可能性のひとつに入れてみては?
2012年10月23日不動産というのは生き物です。常にその価値は変動しています。でも、同じ購入するのであれば、できれば時間が経っても高く売れる、あるいは価値の減りにくい物件にしたいものです。では、価格の下がりにくい物件とはどんなものでしょうか?不動産屋さんに聞いてみました。匿名を条件にお話を伺いました。今回は同じ不動産でも、マンションに関する話です。――価値の下がりにくい物件について知りたいのですが。そういうマンションを購入すると、どういうメリットがありますか?先日、ある中古マンション物件の仲介売買をしました。その方は新築の時に購入したのですが、住宅ローンの残債よりも高く販売できたので、ローンを返済して手元にお金が残りました。価値が下がりにくい物件というのは、住宅ローンに困って手放す際にも価値を発揮します。――そういった物件はどうやって見分けたらいいのでしょうか。まずは立地です。――価格の下がりにくい場所があるということですか。そうです。東京都内で一般的に言われるのは山手線の内側の物件です。まずこれが原則です。ここは価値が下がりにくいですね。――山手線内側と言ってもピンキリだと思うのですが?確かにそうです。最近では山手線内側の高級住宅地と言われているところでも十分に気をつけていないといけません。たとえば、恵比寿というと高級住宅地ですが、最近、ある開発業者が新築物件を完売できなかったと仲間内で話題になりました。――なぜなんでしょうか?物件に対する目が厳しくなっているんです。その物件は、4メール道路に面しているのか、それとも6メートル道路に面しているのか、また何戸入ったマンションなのか、免震設備はどのくらいのグレードのものなのかといった、こと細かにその物件の評価がされます。昔だったら、「免震構造を採用。終わり」だったのがそうはいかないんですよ。こういうポイントを積み重ねてその物件を評価するものですから、物件ごとの評価に大きな差がつくことになるんですね。これが最近の傾向です。ですから、先の恵比寿の例で言えば、高級住宅地の物件ということで、若干気を抜いたところがあったのでしょう。価格と釣り合う物件ではないと評価されたのではないでしょうか。――なるほど。山手線内側の高級住宅地の物件でも油断するなと。山手線内側というだけでなく、価値の下がりにくい理由を持っている場所もあります。一例を挙げましょう。文教地区と言われている、文京区の小石川、ここなどは比較的価値の下がりにくい地域です。教育熱心な親御さんが集まる人気のあるエリアですから。先日、小石川で、4,000万円で購入した2LDKのマンションの物件を4,500万円で売却できた例がありました。しかもその方は売却するまでにローンを完済していました。ただし、小石川だからと言って、どの物件も高く売れるわけではありませんよ(笑)。――他に価値が減りにくい要因はありますか?そうですね。100戸以上の大きな物件を選ぶのがいいですね。その方が価値が下がりにくいと思います。――理由は何ですか?管理費です。100戸以上の物件ですと小額の管理費を集めても大きな金額になるので、将来の補修への積立金が大きくできますし、また充実したサービスが受けられます。きちんとコンシエルジュサービスがあるのは、やはり大きな物件ですよね?なので中古になっても価格も下がりにくいです。――小さなマンションだとやはり大変なのでしょうか?大変です。10戸とか20戸とかのマンションですと、管理費負担が大きくなっていったりますから。安定したサービスを維持できるというのは大規模物件だからと言えますので。聞いてみると、なるほどな話でした。あなたは新築マンションを購入するとしたら、どこに建っているどんな物件を購入しますか?(高橋モータース@dcp)
2012年10月14日かつては6%なんていうこともあった銀行預金の金利が、今では0.03%程度しかありません。住宅ローンの金利も1%前後にまで下がっています。銀行の預金金利や住宅ローン金利っていったいどのように決まるのでしょうか。銀行は、預金などで集めた資金を企業や個人に貸し出すのが仕事。預金者には利子を支払い、貸出先からは利子を受け取って、その差額を収入源にしています。ですから、預金金利が貸出金利を上回ることはありません。預金金利は、貸出金利からさまざまなコストを差し引いて銀行ごとに決めています。貸出金利を決めるに当たっては、基準となるものがあります。貸し借りの期間が1年未満の場合は、短期金利の指標である「無担保コール翌日物レート」です。これは、銀行どうしが日々のお金の過不足を貸し借りする場合の金利で、日銀が誘導目標を設定しています。期間が1年以上の貸し借りだと、長期金利の指標である「期間10年の国債の利回り」が基準となります。銀行が企業にお金を貸し出すとき、短期であれば「無担保コール翌日物レート」をベースにした「短期プライムレート」を使います。これは、財務状態がよく、お金を返してくれる見込みが最も高い(つまり、信用リスクが最も低い)企業に貸し出すレートです。長期の場合は、短期プライムレートにプラスαを上乗せした長期プライムレートを使います。実際の貸出にあたっては、銀行が個別の企業ごとに財務状況などを審査し、プライムレートに信用リスクを上乗せした金利を適用します。安全性・信頼性の高い企業ほど、低い金利でお金が借りられるわけです。住宅ローンのうち、変動金利型や固定期間が10年以下のものは短期プライムレートが基準になり、固定期間が10年以上、あるいは全期間固定型は長期プライプレートや10年物国債の利回りを基準とするのが一般的です。住宅ローンの借り手である個人は、企業に比べてきちんと返済してくれる見込みが高いので、住宅ローン金利は企業への貸出金利より低いのがふつうです。さまざまな金利の基準となる「無担保コール翌日物レート」金利が低いうちは、預金金利や住宅ローン金利が上がることはありません。ではなぜ短期金利が低いのかといえば、景気が悪いからです。そのため、日銀は短期金利を低くして世の中に出回るお金の量を増やしています。それでも今のところ経済の状況が上向くきざしは見えません。低金利の状態はまだしばらく続きそうです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日新居を探す際は、不動産屋選びも重要。なんとなく選んだ不動産屋の対応が悪く、トホホな経験をした人も少なくないのでは?皆さんはどうやってお部屋探しの際に、不動産屋を選んでいるのでしょうか。そこで「マイナビ賃貸」では、社会人男女のマイナビニュース会員500人にお部屋を探す際の不動産屋選びについて聞きました。■地元の不動産屋=地域のことを知っている!「昔ながらの不動産屋なら、地元のことを詳しく知っている感じだったので」(男性・広島県/39歳)「上京したとき、駅周辺の情報も知りたかったので個人経営の地元不動産屋に行ったら、『治安がいいのは北口の方』といったアドバイスや『飲食店が多いのはこのエリア』などと教えてもらえたので助かりました」(女性/東京都・26歳)「不動産屋の入り口に貼り出してある物件に惹かれて、地元の不動産屋に行きました」(女性・静岡県/29歳)掘り出し物件に出会いやすいのも、地元の不動産屋ならではなのかもしれません。■やっぱり大手!その理由は…?「大手だとすぐ倒産する事はないと思うし、何かあった時の安心感がある」(男性・東京都/33歳)「それなりに大手で有名なほうが、物件数が多いから選びやすい」(男性・愛知県/29歳)「看板に出ていた芸能人に惹かれて……グッズがあたるキャンペーンも開催されていたので」(男性・富山県/30歳)物件数もスタッフの人数も多い大手チェーン店なら、他ではもらえないグッズをもらえるというメリットもあるようです。■友人or大学からのすすめを参考に!「大学からの紹介で行ってみたら、敷金、礼金がいらなかったので助かりました」(男性・和歌山県/27歳)「友人が使った不動産屋さんを紹介してもらったら、友人割引のある不動産屋だったので、安くしてもらえました」(女性・山梨県/26歳)「知らない不動産屋に行くのは勇気がいるので、友人が使ったことがある不動産屋の担当者を教えてもらいました」(女性・富山県/27歳)中には「駅前にたくさんあったので、順に全部めぐり、一番対応がよかった所にしました」(女性・東京都/28歳)という、徹底比較した上一番いい不動産屋を選ぶという人もいました。不動産屋選びの際は参考にしてみてくださいね。(山本莉会/プレスラボ)【アンケート対象】社会人の男女(マイナビニュース会員)調査時期:2012年9月13日~2012年9月14日有効回答:500件調査手法:インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月29日新居を探す際は、不動産屋選びも重要。なんとなく選んだ不動産屋の対応が悪く、トホホな経験をした人も少なくないのでは?皆さんはどうやってお部屋探しの際に、不動産屋を選んでいるのでしょうか。そこで「マイナビ賃貸」では、社会人男女のマイナビニュース会員500人にお部屋を探す際の不動産屋選びについて聞きました。■地元の不動産屋=地域のことを知っている!「昔ながらの不動産屋なら、地元のことを詳しく知っている感じだったので」(男性・広島県/39歳)「上京したとき、駅周辺の情報も知りたかったので個人経営の地元不動産屋に行ったら、『治安がいいのは北口の方』といったアドバイスや『飲食店が多いのはこのエリア』などと教えてもらえたので助かりました」(女性/東京都・26歳)「不動産屋の入り口に貼り出してある物件に惹かれて、地元の不動産屋に行きました」(女性・静岡県/29歳)掘り出し物件に出会いやすいのも、地元の不動産屋ならではなのかもしれません。■やっぱり大手!その理由は…?「大手だとすぐ倒産する事はないと思うし、何かあった時の安心感がある」(男性・東京都/33歳)「それなりに大手で有名なほうが、物件数が多いから選びやすい」(男性・愛知県/29歳)「看板に出ていた芸能人に惹かれて……グッズがあたるキャンペーンも開催されていたので」(男性・富山県/30歳)物件数もスタッフの人数も多い大手チェーン店なら、他ではもらえないグッズをもらえるというメリットもあるようです。■友人or大学からのすすめを参考に!「大学からの紹介で行ってみたら、敷金、礼金がいらなかったので助かりました」(男性・和歌山県/27歳)「友人が使った不動産屋さんを紹介してもらったら、友人割引のある不動産屋だったので、安くしてもらえました」(女性・山梨県/26歳)「知らない不動産屋に行くのは勇気がいるので、友人が使ったことがある不動産屋の担当者を教えてもらいました」(女性・富山県/27歳)中には「駅前にたくさんあったので、順に全部めぐり、一番対応がよかった所にしました」(女性・東京都/28歳)という、徹底比較した上一番いい不動産屋を選ぶという人もいました。不動産屋選びの際は参考にしてみてくださいね。(山本莉会/プレスラボ)【アンケート対象】社会人の男女(マイナビニュース会員)調査時期:2012年9月13日~2012年9月14日有効回答:500件調査手法:インターネットログイン式アンケート
2012年09月29日最近、不動産への投資が注目を集めています。書店には「不動産投資」「サラリーマン大家さん」といった本がたくさん並んでいるし、セミナーなども数多く開かれているようです。たしかに、不動産に投資してそこから賃貸料が毎月入ってくるようにすれば、経済的なゆとりが生まれますよね。でも、実際に不動産を買うとなると、ワンルームマンション1室でも数百万円から1000万円以上のお金が必要。買ったとしても、空室リスクが常にあるうえ、物件の管理や税金の手続きなどの手間がかかります。だからといって、不動産投資をあきらめることはありません。実物を買わずに投資する方法があるのです。それが不動産投資信託(Real Estate Investment Trust)、略してREIT(リート)です。REITというのは、多くの投資家から資金を集めてファンドを作り、複数の不動産を購入してテナントに賃貸し、得られた賃貸料収入をファンドに出資した投資家に分配金として支払うという仕組みです。つまり投資家は、REITを買うことによって、間接的に不動産に投資することになるわけです。各ファンドが購入するのは、オフィスビルやマンション、ショッピングセンターなどの商業施設、ホテルなど。どんなタイプのどの物件に投資するかは各REITが決めます。テナントの募集や物件の管理・メンテナンスなども、REITが専門の会社に委託するので、投資家は自分で物件を選んだり管理したりする必要がありません。また、各REITは複数の物件を保有しているので、多少の空室があっても賃貸収入全体が大きく下がるということはなく、安定した分配金が期待できます。ではREITに投資するにはどうしたらいいのでしょうか。REITは投資信託の一種ですが、株と同じように証券取引所で取引されています。ですから、証券会社に口座を開設すれば誰でも売買できます。実物の不動産は売りたいときに売れないというリスクがありますが、REITは毎日取引されているので、いつでも自由に買ったり売ったりできます。また、株と同じように値動きがあるので、安い時に買って高い時に売ることで売却益を得ることもできます。REITは現在、35銘柄が上場しています。価格は3万円~80万円程度で、平均すると35万円くらい。ほとんどのREITは年2回分配を行っています。分配金の額はREITによって異なりますが、それぞれのREITの価格に対する年間予想分配金はおおむね5%程度です。今、預貯金金利はほぼゼロに等しく、個人向け国債10年物の利回りも0.5%という中にあって、REITの利回りは魅力的といえるでしょう。それに加えて、為替のリスクもありません。ただし、REITは不動産に投資するものだけに、保有する物件が地震などで被害を受けたり、大口テナントが退去したりすると、賃貸収入が減って分配金が下がる可能性があります。REITは単に不動産を買って持っているだけでなく、賃料や入居率をアップさせるために、保有物件を改修・改築して価値を高めたり、より魅力的な物件を新規購入、あるいは買い換えたりしています。こうした運営がうまくいっているREITは分配金が増えることが期待できるので価格が上がりますが、そうでないと、値下がりすることもあります。また、特にオフィスビルを保有するREITの価格は、景気の動向にも左右されます。REITに投資するときは、こうしたリスクも知っておかなければなりません。REITは少額で不動産に投資できるとはいえ、最低でも数十万円が必要です。それではまだハードルが高いという人は、REITファンドを利用するとよいでしょう。REITファンドは“不動産投資信託に投資する投資信託”。投資家から集めたお金で複数のREITに投資します。証券会社や銀行で販売されている契約型の投資信託なので、たいていの場合、1口1万円前後で購入でき、より多くの不動産に分散投資できます。REITは米国やオーストラリア、欧州など、日本以外の国にもあるので、REITを通して海外の不動産に投資することも可能。ただ、海外のREITを買うのは手間やコストがかかるので、海外のREITに投資するグローバルREITファンドを利用するのが便利です。日本のREIT(J-REIT)ファンドと同様、1万円前後から買えるので、海外不動産に投資するハードルがぐっと下がります。不動産は株や債券と値動きが異なるので、株、債券、不動産に分散投資すると、資産全体の価格変動リスクを抑える効果が期待できます。また、インフレになると不動産価格も上がるので、資産の一部で不動産を保有することはインフレ対策にもなるといわれています。すでに株や債券、あるいは株や債券に投資する投資信託を持っている人は、次のステップとしてREITやREITファンドへの投資を考えてみてはどうでしょう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月27日「快適で安全な一人暮らし」をテーマに活躍する不動産アドバイザーで宅地建物取引主任者である穂積啓子氏に、賃貸住宅の壁のひび割れを発見した、もしくは地震などの自然災害によりできてしまった場合について、どのように対処すればよいのか事例を挙げて説明してもらいました。■<事例1>普通に暮らしていただけで壁にひびが……入居後、3ヵ月ほどして、普通に住んでいるだけなのに、壁にひび割れを発見!すぐに家主に伝えるつもりが、「日ごろから家主の管理の仕方に疑問を持っていた」、「仕事が忙しくて平日の昼間に家主に連絡できない」などの理由で、退去時の2年後に伝えたところ、家主から「壁のひび割れの修理代」を請求されました。穂積さん:壁のひび割れは、借り主が「普通に住んでいるだけ」では、起こりえない現象ですので、通常は、建物自体に原因があるか、近隣で解体工事やビルの新築工事など建築現場がある、地震や台風など天災があった、老朽化が進んでいるということが考えられます。家主が請求したということは、「借り主が故意に損傷を与えた」とみなしたことになるわけですが、上記の理由によって通常はありえないことで、家主の請求は認められず、ひび割れの原因を追及されるまでもなく、この家主の請求は無効であり、悪質な請求であるとみなされます。それ以前に、ひび割れの発生となると家主にとっては大変なことであり、すぐに建物を施工した業者や専門家を呼んで対処法を判断するものです。このケースの場合、借り主は弁護士に相談し、弁護士から家主への申し出によって請求は引き下げられたのですが、借り主の心理的負担に対する慰謝料請求について、借り主は「壁の損傷を見つけた時点ですぐに家主に届けをするべきだった」という点は反省されており、弁護士費用の請求にとどめられました■<事例2>賃料の減額は求められるのか?地震発生と同時に、部屋の一室に壁の端から斜めにひび割れができてしまい、精神的にもうその部屋を使用するのが難しい状態なのですが、すぐに家主に掛け合い、賃料の減額を求めたところ、「自然災害でできた損傷は負担できない」と言われました。穂積さん:「建物の一部の機能、効用が失われた状態」(建物の一部減失)であれば、通常の生活で使用できないため、賃料の減額を請求することができます。減額の金額は、減失した割合によって算出しますが、それには、借り主と家主のお互いの合意が必要となりますし、どれほどの減失かどうかは、専門家の意見を聞き、ひび割れの状況を確認してもらう必要があります。管理会社の担当者か家主と話し合うことになりますが、事前に、市区町村にある相談コーナーや消費生活センターに連絡をして「このような場合、一般的にどう対処しているか」という情報を集めておくと話が進めやすいのですが、合意に至らない場合は、「弁護士に依頼する」あるいは「自分自身で民事調停を起こす」、そこでも合意できなければ「訴訟または弁護士会の調停を利用する」などの方法があります。これらの話し合いが面倒という理由で、借り主は泣き寝入り、移転せざるをえないということが多いのですが、家主が敷金から修理代を差し引いて来たり、修理代を借り主に請求して来た場合は支払う必要はありません。平成16年に国土交通省が策定した「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」にはいろいろな事例が明記されています(これはウェブサイトで誰もが閲覧できますので、参考にしてください)。壁のひび割れだけではなく、ドアの傷から水回りの劣化など、住まいに異変があった場合はすぐに管理会社か家主に報告をし、さらに日付入りの写真を撮って渡しておくとよいでしょう。数ヶ月や数年経ってからであったり退去時の報告になると、「借り主が故意に起こした損傷」と受け取られ、敷金返金の際のトラブルに発展することもあります。管理会社や家主に報告することは、けっこう面倒ですよね……。「おたくが壊したのでは?」と疑われそうで、億劫になりますが、「建物を借りている以上、報告をして修繕に協力するのも借り主の一つの義務ですよ」と穂積さん。監修:穂積啓子氏「安全で快適な一人暮らし」、「女性の安全な暮らし」をテーマとして活動する不動産アドバイザー。宅地建物取引主任者。その活躍ぶりは、コミックエッセイ『不動産屋は見た!~部屋探しのマル秘テク、教えます』(原作・文:朝日奈ゆか、漫画:東條さち子東京書籍1,155円)に描かれました。同書の主人公「善良なる大阪の不動産屋さん」は、穂積氏がモデルです。(藤井空/ユンブル)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月19日みなさんはUR賃貸住宅というのをご存じですか?UR賃貸住宅というのは、都市再生機構(旧称:日本住宅公団)が管理する賃貸型の住宅のことです。最近ではテレビCMなどでもその名前を見かけることがあると思います。さて、そんなUR賃貸住宅ですが、興味はあるものの、どういう風に借りればいいのかよくわからない、という人も多いはず。今回はそんな人のために、UR賃貸住宅の借り方や、メリット・デメリットを紹介します。先述のように、UR賃貸住宅というのは都市再生機構(旧称:日本住宅公団)が管理する賃貸型住宅のこと。この住宅は国の住宅政策のひとつとして、公的資金を使って建てられたものです。「良質な住宅を供給する」という目標のもとに建設された住居なので、ほかの賃貸物件と比べて良質な物件が多いのが特徴です。次にUR賃貸住宅のメリット、デメリットを見ていきましょう。■UR賃貸住宅のメリット・良質な物件が比較的安く借りられる前述の通り、国の政策で建設された建物なので、良質な物件が多くあります。一般の賃貸物件に比べて「格段に安い!」とまではいきませんが、物件のレベルのわりには安価です。・礼金や仲介などの手数料がいらない賃貸業者を通すとなにかと手数料がいりますが、UR賃貸住宅の場合はそういった手数料はかかりません。契約更新の際の手数料も不要です。また、大家制度でないので、礼金もいりません。・保証人がいなくても大丈夫住居の賃貸契約を結ぶ際は、保証人は必要ありません。本人の身分さえしっかりしていれば大丈夫です。・周辺環境・施設が整っているUR賃貸住宅は国策で建設された建物なので、周辺に公共施設などがある場合や、商業施設が充実している地域に建設されているケースが多いです。■UR賃貸住宅のデメリット・必要になる敷金が家賃の3カ月分礼金や手数料は必要ありませんが、住居の修繕などに必要な敷金は払わなければいけません。それでも一般的な賃貸住宅でも敷金3カ月分が必要な所もあるので大差はないでしょう。・先着順なので人気物件はなかなか入れない全部ではありませんが、やはり人気物件は空き待ちの状態が多いです。気長に待つことができるなら、デメリットではないですが、即入居したい人には厳しいです。また、新築物件は"抽選"を行う場合もあるので注意。・入居審査がある。入居する条件が決められているため、だれでも入居の申し込みができるわけではない。その条件は後述。・3年ごとに家賃改正がある。上がる可能性も下がる可能性もありますが、とにかく3年周期で家賃の改正があります。また、そのほか注意しないといけないのが、物件の賃貸料です。比較的安価で上質な物件がある反面、周辺の一般賃貸物件と比べて少々割高な物件もあるのも事実。このあたりは周辺地域の住居の相場などをしっかりと確認することが大事です。さて、そんなUR賃貸住宅ですが、デメリットの項目で出てきた"入居条件"について説明しましょう。UR賃貸住宅はだれでも入居できるわけではなく、UR都市機構が定めた入居条件をクリアしている人だけが申し込みをすることができます。その条件とは、(1)日本国籍のある方、またはUR都市機構の定める資格のある外国人の方。(2)申込者本人の毎月の平均収入額がUR都市機構の定める基準額以上、または貯蓄額が一定金額以上の方。(1)の条件はほとんどの人がまず大丈夫でしょう。問題は(2)の条件。ここが壁となります。まずUR都市機構の定める月収基準ですが、申し込みを希望する物件家賃の4倍か、33万円。または申し込みを希望する物件家賃が20万を超える場合は一律40万円、という形で決められています。単身者の場合は25万円(希望する物件家賃が20万を超える場合は一律40万円)となっています。基準月収額の基準については、物件の賃料で左右される部分もあるので、申し込みをする際にはしっかりと確認するといいでしょう。上記の基準をクリアしていれば、晴れて賃貸申し込みができます。申し込みの際は都市再生機構の営業所に足を運ぶか、都市再生機構のホームページからインターネットで申し込みをしましょう。ここからは一般の住宅賃貸の手順とほぼ同じ。内覧をして、身分証や住民票を持って契約書に記入。指定された入居日以降に鍵をもらって、無事完了です。という順序でUR賃貸住宅を借りることができます。収入というハードルはありますが、そこをクリアさえすれば大丈夫。広い住居への引っ越しを考えている人は、一度UR賃貸住宅をチェックしてみるのもいいかもしれませんね。UR都市機構 住まいのご案内<関東エリア> UR賃貸住宅のよくある質問貫井康徳@dcp)
2012年09月16日良い不動産屋に出会うためにはいったいどこをどうやって探せばいいのでしょうか。「快適で安全な一人暮らし」をテーマに活躍する不動産アドバイザーで宅地建物取引主任者である穂積啓子氏にお話を伺いました。。■広告物件は必ずあることが第一――不動産屋にはどのようなタイプがあるのでしょうか。穂積さん大きく分けて、『ターミナルタイプ』と『地域密着タイプ』があります。ターミナルタイプは、大手建設会社の関連企業やフランチャイズ企業が、人口が集中する都市部の駅近くや、大通り沿いに店舗を展開するパターンです。大々的に広告を打ち、業者専用のネット網を駆使して多数の物件情報を提供しています。地域密着タイプは、何十年と同じ場所で営業を続け、その地域の情報に特化して強く、地元のビルやマンションを管理しているパターンです。家主との関係が深いと考えられます。店舗は、住宅街や大通りから1本奥まった道沿いにあることが多いでしょう。不動産屋を巡るには、まずはターミナルタイプに出向き、家賃の相場や街、空き物件の様子など大まかな情報を得てから、自分の足で希望エリアを歩き、地域密着タイプの不動産屋を訪れると優良物件や細かな状況が見えて来るでしょう。――それぞれのタイプの特徴や、デメリットを教えてください。穂積さんターミナルタイプは、広告の関係で店名を誰もが知っているのですが、フランチャイズの場合は、名前を借りているだけであってそれぞれ個々の不動産屋が営業していることを知っておきましょう。コンビニ同様、よく知っている名称の店舗でも、大企業ではなく、零細もしくは中小企業のひとつです。広告チラシや領収書には、フランチャイズ名ではなく、○○不動産株式会社などと、実際の社名が書かれていることがあります。何かトラブルがあったときは、フランチャイズの本部が責任を持って対処するわけではなく、経営する会社との交渉になることがほとんどです。また、営業スタッフはその会社の社員ではなく、完全歩合給のフリーの営業マンであることが多いのも実情です。完全歩合給の場合、案内したお客さんには当然、契約をしてほしいでしょう。よって、成約を急ぐということがあります。また、転職が容易なので、すぐに変わってしまうということも多いようです。地域密着タイプは、管理業をしているだけに経営が安定しているとあって、サービスや愛想が悪いイメージがあるでしょう。特定のお客さんだけを大事にし、若いお客さんには冷たいなどということもあると聞きます。――良心的な不動産屋さんを見分ける方法はあるのでしょうか。穂積さん店を訪れた際、看板や玄関に出している物件案内書(間取り、場所、賃料などを書いた書面)にある物件は必ずある、ということが第一です。「おとり物件」と呼びますが、「現実にはない条件がよい案内書」を掲示して、お客さんを呼び込む業者がいます。電話で問い合わせたときには「はい、ありますよ!」という返答だったけれど、店に行ったときには「ついさっき、先のお客さんに決まってしまったんですよ……。こちらはどうですか?」と別の賃料が高めの物件を紹介されるなどのケースです。良心的な業者の場合、ウエブサイト上でも、そのような案内できない物件を広告に出すことはありません。大手企業が運営する不動産情報のウェブサイトでは、虚偽広告としてそれを禁止しています。次に、お客さんの希望をよく聞いて、「複数の部屋を案内してくれる」ということです。完全歩合給の営業マンは、「1軒しか案内したくない。そこで何とか決めるように話を持って行く」とよく言います。複数を案内する時間が無駄になっては困るからです。ある業者の社長は、「社員には、お客さん一人につき、案内は最大3件までとするように」と教育しているそうですが、自社利益ばかりを優先した考え方です。お客さんにすれば、部屋を決めるのはとても高額な買い物で、生活や人生がかかっているわけですから、お客さんが納得するまで情報を提供し、質問に答え、付き合うのが不動産業の責務の一つです。また、「案内時に、その物件の短所があれば先に説明してくれる、あるいは内見時にお客さんからマイナス面の指摘があった場合、それに対して誠実に答えられるかどうか」もポイントです。案内物件を頭からほめていいことばかりを連呼する、またデメリットを知っていても隠す営業担当者が多いと聞きます。成約を急ぐばかりに、そういうことになりがちです。営業トークだけを信じずに、「その業者がいったい自分に何をしてくれるのか。どれだけ時間を使ってくれるのか」がポイントでしょう。――ありがとうございました。やはり、不動産会社として、誠実にお客さんと向き合っているかどうかが鍵となるようです。問い合わせや案内時には、その方針がにじみ出て来るのではないでしょうか。自分のために時間を使い、真の情報を提供してくれる誠実な不動産屋に会いたいものです。(藤井空/ユンブル)【アンケート概要】調査対象:マイナビニュース会員調査時期:2012年7月21日~2012年7月23日有効回答:500調査手法:インターネットログイン式アンケート(文・エフスタイル)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日不動産事業を展開しているリーディングは、同社が運営する不動産情報サイト「直談.com(じかだん)」において、登録物件数が1,000件を突破したと発表。10,000物件掲載されるまで、完全無料キャンペーンを行っている。同サイトは、200を超える個人オーナーや法人オーナー、管理会社が利用している、全国対応の次世代不動産情報サイト。大家や不動産業者がエンドユーザーに対して直接広告を掲載でき、エンドユーザーと掲載者が直談判することができる。また、通常の仲介物件に加え、家主や管理業者が直接登録する物件が掲載されているため、仲介手数料や礼金などの初期費用が比較的安い物件を検索することができるという。さらに、パソコンが苦手でも、物件の登録から掲載方法までしっかりサポートするほか、掲載中の物件に連動したホームページを無料で作成できる。なお、賃貸管理物件や売り物件情報、募集中の業者などを都道府県別に紹介。掲載を希望の業者は、管理物件募集ページと売り物件募集ページの申し込みフォームから申請できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日桧家ホールディングスならびに関連子会社の注文住宅販売会社7社(桧家住宅、桧家住宅東関東、桧家住宅南関東、桧家住宅北関東、桧家住宅上信越、桧家住宅三栄、桧家住宅東北)、および桧家住宅FC加盟店は、神奈川県、埼玉県、栃木県、長野県、愛媛県の5県において、この9月に展示場をオープンする。9月8日の埼玉県「大宮北展示場」オープンを皮切りに、9月15日には神奈川県「平沼展示場」と栃木県「足利展示場」が、さらに9月22日には長野県「上田展示場」と愛媛県「松山展示場」がオープン。桧家グループの展示場は95店舗(FC店8店舗を含む)となる。今回オープンする展示場はすべて、桧家住宅が推奨する40坪台の現実的な広さで家づくりのプランを体感できる「リアルサイズ展示場」という点が魅力となっている。また、同社の全商品で採用している現場発泡断熱材「アクアフォーム」の気密・断熱性能とアルミ蒸着遮熱シートで遮熱性能をアップさせた「Wバリア工法」を採用しており、一年中快適に過ごせる温度のバリアフリー化と、省エネでオープンな間取りの自由性を実現したという。【大宮北展示場・平沼展示場の特徴】 モダンなホワイトの外壁に縦のスクリーン格子が目を引く外観デザイン。内観は庭のウッドデッキともつながり、一体となった開放感のあるリビングや、階段途中に設けられた家族コミュニケーションの起点となる「コミュニケーションブリッジ」など、最新の提案をする。収納も、ウォークインクローゼットだけでなく「土間収納」に加え、「小屋裏収納」も備える。また、前出の「コミュニケーションブリッジ」の下にあるストックスペースは洗面所と玄関側の2WAYで使用可能。さらに、これらの展示場の大きな特徴として、屋上庭園「青空リビング」が注目を集める。陽当たり・通風・眺望に優れ、安全性やプライバシーの確保もできる空間となっている。【松山展示場・足利展示場の特徴】 外観はシンプルで、落ち着きのある色合いと2階から1階までを貫くスクリーン格子がマッチしたデザイン。屋根材と一体となったフルフラットのソーラーパネルが、全体の印象を引き締める。内観については、子育て世代が安心して子どもの成長を見守れる提案を数多く用意した。壁面に設置された「落書きウォール」はホワイトボードとして活用可能。フラットバルコニーを真ん中にはさみ、L字型に配置された2つの子ども室は、どちらの部屋からもフラットバルコニーがひと続きに使える。また、これらの展示場にも「コミュニケーションブリッジ」が配置されている。【上田展示場の特徴】 外観は白一色のシンプルな外壁で、屋根一体型のソーラーシステムも、建物のデザインと一体となっている。内観は、家族の団欒スペース「タタミダイニング」を配置。「コミュニケーションブリッジ」「固定階段付 小屋裏収納」のほか、大きなウッドデッキや、スクリーン格子でプライバシーを守る「プライベートバルコニー」を備える。子ども室は部屋の中心で後から仕切ることができる将来設計になっており、小さいうちは大きな遊び場として、成長に合わせてプライベートな空間へと仕切ることが可能。各展示場の場所、詳細などは「[桧家住宅の公式ページ(]」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日不動産評価ウェブサイト「TAS-MAP」を運営するタスは、「賃貸住宅市場レポート首都圏版2012年8月」および「賃貸住宅市場レポート関西圏版2012年8月」を発表した。今回は国勢調査に基づき、埼玉県と京都府の高齢化の状況と、それが今後の市場にどのような変化をもたらす可能性があるかについても分析している。同レポート首都圏版によると、賃料指数は東京23区が2期連続で増加し回復基調。東京市部、神奈川県、千葉県は横ばい傾向、埼玉県は微減傾向だった。「年齢別人口分布から見た埼玉県の住宅市場の変化」については、民間借家における65歳以上の世帯は約5万世帯。平均寿命から推定すると5年以内に約1万戸、10年以内に約2万戸、15年以内に約3万戸、20年以内に約5万戸の空室が発生する可能性があることが明らかになった。また、団塊の世代(約2.5万戸)がすぐ後に続いているため、25年以内には7.5万戸の空室が発生する可能性があるという。一方、同レポート関西版では、大阪府、京都府、兵庫県とも空室率は微減傾向で、アパート系空室率は横ばい、マンション系空室率は微減傾向だった。「年齢別人口分布から見た京都府の住宅市場の変化」では、少子化の影響もあり、24歳以下の世帯数が1995年をピークに減少し、2000年以降の30~44歳の団塊ジュニア世代の単独世帯の増加が顕著であることがわかった。※データはアットホームの賃貸住宅データを使用。分析はタスが実施。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月27日不動産仲介業を手掛けるALIVEは、不動産情報を小説仕立てで紹介する「東京妄想不動産」を提供開始した。「東京妄想不動産」は、Facebook上で展開される不動産物件紹介記事。ラブラブな二人、ほのぼの家族、などの生活の一部を小説仕立てで紹介しながら、物件に対するイメージを鮮明にする手助けとなることを狙う。例えば、あるデザイナーズ物件は以下のように紹介される。■彼が来ない日も寂しくない■東麻布のひっそり感と東京タワーの存在感のアンバランスがいいかも。窓の外を見ながらそう思った。大規模はマンションの割には、エントランスは小さめ。お部屋の天井が高いから、外との一体感が大きい。心が解放される。ちょっとした色遣い~キッチンのイエローと大理石の組み合わせ~ が、他では見ない感じなのよね。車で移動する私は、混むことのないこの辺だと ストレスなく暮らせる。いずれハイルーフの車に買い替える予定だから、それ用の駐車場があることもポイント高い。ピアノとペットが両方OKだったことも、決め手だったかな。彼が来る日は、車でお買い物に行って、 急いでお料理作ってあげよう!来ない日は、東京タワー眺めながらワインでも飲もう。フレンチブルのトントンがいてくれるから、一人の時間も寂しくないから。同社では、「これまでの物件概要・条件の説明だけでなく、“主人公の主観”で記述された、住み手目線の情報を提供することで、利用者にとって“より納得できる選び方”を提案する。また、オーナーにとっては、通常の条件検索では埋もれてしまう物件も、違う視点で紹介してもらえるというメリットもある」など借り手と買い手にとって、より人間的な選択ができるサービスを目指したいとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月16日賃貸住宅で暮らす知人が、家主から「半年以内に退去してほしい」と通達され、困っています。どのような対処の方法があるのでしょうか。不動産売買、賃貸住宅の仲介、管理業を営む不動産アドバイザーのKさんに詳しいお話を伺いました。■貸主側からの賃貸契約解除予告は6カ月以上前に必要契約書に記述されている内容について、Kさんはこう説明します。「一般的に、賃貸契約書には『正当事由がある場合、賃貸人(貸主。家主側)は6カ月以上前の予告によって契約を解除できる』ということが明記されています。しかしながら、『借地借家法』で借り主は居住権が保護されています。貸主(家主)側から、『正当事由』がある場合を除いて、一方的に立ち退きや移転を強要、依頼することはできません」――正当な事由というのは具体的にどういうことでしょうか。「社会的見解として、明け渡しが認められることを言います。主に『その家に、自分、もしくは自分の家族が住まざるを得なくなった深刻な事情』、次に、『老朽化による建て替えの必要性、防災上の危険性』などの事例があります。ただ、『正当事由』の解釈は多様で、訴訟になることもあります」(Kさん)――金銭的な保障はあるのでしょうか。「貸主は借り主に、新しい住居を見つける作業、移転にまつわる諸作業、生活全般、勤務先や子どもの学校にかかわることなど、物理的、心理的、社会的に大きな負担、苦痛、迷惑をかけることは明らかです。社会通念上、『転居にまつわる引越(ひっこし)代などの諸経費』、『転居時に支払う仲介手数料、敷金、礼金、あるいは保証金』、『通知以降の家賃』などが支払われるのが一般的です。ただ、貸主からの一方的な通知、解約だけで、保障がないケースもよくあると聞きます。費用や代価の支払いは、当事者同士の話し合いになりますので、注意が必要です。賃貸住宅の訴訟を多く扱う弁護士の話によると、裁判では、社会通念上の判断で判決が出ることが多いようです」――退去を通達されたら、どう対応すればいいのでしょうか。「借り主は予期せぬ契約解除の通知に驚かれると思います。が、賃貸住宅である以上はそういうこともありえます。冷静に、この先どうするべきか、まずは正しい情報を調べるようにしましょう。――自治体の役所に問い合わせるという方法があると聞きました。『賃貸住宅において、貸主から退去の依頼があったので相談したい』と言えば、賃貸住宅や不動産関係の相談コーナーや弁護士による法律相談についてアドバイスをしてくれるでしょう。また、消費生活センターや弁護士事務所を探して相談するということもできます。インターネットを活用して、情報を集めるなどもしてください」(Kさん)――トラブルになることはありますか。「例としては、『貸主側から、正当事由があるので、保障なしでの退去を迫られている』、『貸主側の提示する保障額が不当に低い』、『貸主側が主張する正当事由に、借り主側が納得できない』などです。訴訟の事例では、貸主側が誠意のない態度であったとき、借り主が感情的になって『もうこんなところ出て行ってやる』と退去した場合、『借り主の意思での退去』とみなされて保障がされないということもあります合意するまでは、自ら引っ越しをするなど性急な行動をしないようにしましょう」(Kさん)――よい対応策、交渉法の例があれば教えてください。「トラブルを避けようという意志を持って、『現在、この家、環境が気に入っています。通勤、通学を含めたここでの生活に慣れ親しんでおり、移転はまったく考えておらず、今はただとまどっています。しかしどうしても移転をしなければならないなら、やむを得ませんので考慮します』といった姿勢で臨むほうが、結果的に保障の話がスムーズに進むでしょう。注意するべきは、『貸主側の言いなりにならないこと』です。学生や若い一人暮らしの借り主の場合は、情報を知らない、交渉事を避けたがるなどで、一方的に退去を迫られる例があると聞きます。大学や勤務先のしかるべき部署など、周囲の人に相談して知識を得てください」(Kさん)まずは冷静になって状況を把握すること、さっさと移転してしまわないこと、そして、客観的な視点で相談に乗ってくれる人や機関を探すことから始めましょう。(海野愛子/ユンブル)
2012年08月14日福岡銀行は13日、同行のホームページ上に「ライフプランシミュレーション」(東京海上日動あんしんコンサルティング)のコーナーを開設した。ライフプラン(生活設計)シミュレーションでは、顧客と家族の現在の収入状況や将来の計画などを入力すると、現在から将来にわたる収支計画が「見える化」できるため、将来のライフプランを立てる際の便利なツールになるという。実際にシミレーションすることで、顧客一人一人の将来の資産形成や老後の資金収支などが簡単な手順で試算することが可能。同行の本・支店(東京・大阪・広島・名古屋支店除く)では、顧客に合ったより詳細な現状分析、試算、コンサルティングが可能。ホームページ上および同行本・支店いずれも「ライフプランシミュレーション」は無料で実施できる。同シミュレーションでは、顧客の個人情報を入力することになるが、同シミュレーションにおける診断以外に利用することはなく、入力した個人情報は同シミュレーション画面を終了した際に消去される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月14日不景気だろうが何だろうが不動産会社さんは開発をしていかなければなりません。ただ不景気なので「お金」は大事です。キャッシュは大事にしながら開発を進めるというので、最近多用されている手法があるそうです。不動産会社の人に聞いてみました。――最近の不動産開発について聞きたいのですが。最近のトレンドはどのようなものでしょうか。大型化は1つのキーワードでしょうね。例えばタワーマンションなどは相変わらずの人気で、しかも確実にはけるものですので。後は開発期間の短期化というのも特徴ですね。――昔は長期開発も一般的だったんでしょうか。例えばアークヒルズなど、開発に着手してから20年がかりぐらいで実現しています。うちみたいな中堅以下のデベロッパーにはとても無理な企画です(笑)。その期間も動いている社員の給料を出さなくちゃなりませんしね。でも最近では、うちも含めて大手さんでも開発期間はできるだけ短くしようという傾向はあります。――それは「お金」の問題なのでしょうか?バブルの時代でしたら銀行からどんどん資金を借りられたんですけどね(笑)。とにかくキャッシュを大事にしないといけない時代です。開発案件にも問題が生じます。――どういった問題でしょうか?例えば大型の開発案件の場合には、まず「土地をまとめる」ということをしなければなりません。大きな商業ビルを建てる場合にも、大型マンションを建てる場合でも同じです。――地上げ的なことですか?そうですね(笑)。この土地をまとめる過程で、昔でしたらお金を積んで土地を買い上げるわけなんですが、ここでキャッシュが大量にいるわけです。この負担が大変です。ですので、最近では「等価交換法」という方法が多用されています。――どんな方法なんでしょうか?地権者の人と相談して、不動産会社が計画した建物と、地権者が所有する土地を交換する契約を結ぶんです。これであれば土地を購入してから、という段取りが必要ありません。また地権者の人にとってもメリットがあります。――と、言いますと?実際に土地をお持ちの人も売却してしまったら、どこかに代わる住宅が必要になりますよね。この方法ですとその場所に住み続けることができます。しかも最新の住環境になるので家のリニューアルにもなります。――なるほど。開発しやすいわけですね。実際に浅草付近の開発案件などでこの交換法を使っています。道路が狭いとか、古い木造の長屋が密集するエリアなどの開発では、防災面でも大変に有効です。また、お店をやってる方々が多い場所などでもこの方法は有効ですね。建物内にテナントとしてお店を提供するなどもできますし。――不動産会社の作業で大変なことはないんですか?大変なのは契約ですね。渉外担当が飛びまわって契約を結びます(笑)。やはりみなさんおっしゃる条件が違いますので。それさえクリアできればこの交換法は大変に有効ですので、最近はどの不動産開発会社さんでも多用されています。ただし、1件でも反対の方がおられると計画が成立しません(笑)。(高橋モータース@dcp)
2012年08月12日リノベーション実例ギャラリーサイト「RENOVATION GALLERY(リノベーションギャラリー)」を運営するドーンは、同社が運営するサイトに参画している設計・施工会社を対象に「リノベーションを検討している消費者に向けたアドバイス、業者のホンネ」についてアンケートを実施。このほど結果を発表した。まず、顧客のリノベーションに対するイメージは具体的な方か良いかどうか尋ねると、73%が具体的な方がいいと回答。その理由として「テーマがあると設計しやすい」「ある程度固めておいてくれれば、そこから膨らませていくので」などのコメントが寄せられた。「こんな感じがいい」というものを決めておけば、具体的ではなくてもプロが色々と提案してくれるという。次に「予算は決まっていた方がいいか」と質問。90%が「YES」、10%が「NO」の答えだった。理由については、「予算が決まっていれば提案しやすい」「決まっていた方がいい。これは一番重要なこと」などの意見があった。さらに「土地や建物が決まってからデザインしてもいいいか?」聞くとYESが64%、NOが18%、どちらとも言えないが18%だった。実際の予算については、「マンションだったら坪25万円~」「工事費を含んで1,000万円前後が多い」「マンション・戸建て問わず500~1,000万円。年々上がっている感じがする」などの意見が寄せられたが、700~1,000万円がボリュームゾーンだという。リノベーションを成功させるコツとして、「“波長や感性が合う”ことは重要」「生活、個性を偽りなく教えてもらうと、ズレが少ない」などの意見が寄せられた。ほとんどの設計士が依頼主とコミュニケーションを多く取りたいと考えており、成功の秘訣(ひけつ)は相性のいい設計士を見つけてとことん話すことや、遠慮せずに何でも相談することだという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日松堀不動産は、これまで賃貸管理会社で本格的に作成されたことのない四コマ漫画を、ネット上で配信している。賃貸管理業界は、不動産投資に興味がある人や賃貸物件を借りる人としか接点がなく、「お客さんを物件に案内する仕事」というイメージしかないのが一般的。そこで同社では、四コマ漫画を通して不動産賃貸業界の奥深さを感じてほしいと考えた。同社の管理アパートのオーナー向けの新聞に四コマ漫画を掲載したところ、各オーナーから「硬いイメージの新聞が読みやすく感じる」「面白いから来月からも掲載してほしい」という声があがったのがきっかけとなり、同社の賃貸業のサイト「あるゾウナビ」の中にページを開設。コンテンツの一つとして、順次掲載をすることになったという。主人公は同社のマスコットキャラクター「あるゾウ君」だ。第一話は、あるゾウ君がアパートマンション情報館の店長に就任したときの話。二話以降は、これまで同社が実際に遭遇した実話をデフォルメして伝えたり、時事問題をあるゾウ君が面白く解釈するという内容を配信している。掲載時期は不定期だが、7月4日現在、すでに10話をアップ。漫画がアップされた翌日は、アクセス数が増えるという。漫画は、同社サイト内の、「あるゾウ君四コマ漫画」ページで読むことができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月07日みずほ銀行は、1日より、みずほダイレクト[インターネットバンキング]の住宅ローンに関する機能を向上したと発表した。この機能向上により、顧客は24時間いつでも住宅ローンの返済予定金額・返済予定日などの各種照会を利用することが可能となる(利用手数料は無料)。また、条件変更の手続きでは、「返済額増額指定サービス」の利用が可能となるほか、一部繰上返済の申込み金額を1万円(従来は10万円)からに引き下げるなど、サービスの幅が広がる。同行では「今後とも、顧客の要望に応え、住宅ローン関連サービスやみずほダイレクトの利便性向上に取り組んでいく」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日不動産評価Webサイト「TAS-MAP」を運営するタスは、「賃貸住宅市場レポート首都圏版2012年6月」および「賃貸住宅市場レポート関西圏版2012年6月」を発表した。首都圏版では、東京スカイツリーが墨田区賃貸住宅市場に与えた影響についても公開している。同レポート首都圏版によると、2012年第1四半期の1都3県の賃貸住宅市況は前期に比較して横浜市が「やや悪い」→「やや良い」に、板橋区が「悪い」→「やや悪い」と好転した。一方、目黒区は「やや悪い」→「悪い」に後退。東京23区の山手線内の区に市況が「良い」と「やや良い」地域が集中していることも明らかとなった。東京スカイツリーが墨田区賃貸住宅市場に与えた影響について、同レポートは東京スカイツリーが着工した2008年7月から墨田区の市況が好転したと述べている。その後、波はあるものの市況はプラスを維持。空室率も東京スカイツリー着工後に大幅に下降した後、低い水準を維持している。また、墨田区の賃料指数については東京スカイツリー着工後しばらくは賃料下落に歯止めがかかっていたが、その後賃料は減少傾向に。しかし、東京スカイツリーが500mを超えた2010年4四半期には底を打ち、上昇に転じている。これらの賃貸住宅指標から、東京スカイツリーが墨田区の賃貸住宅市場に対してプラスの影響を与えていることが明らかとなった。また、「賃貸住宅市場レポート関西圏版2012年6月」では、大阪府の高齢化の状況について述べている。大阪府は人口に占める61歳以上の比率が東京都(約26%)に比較すると約29%と高くなっており、東京都より高齢化が進行している。また、65歳以上の単独世帯が急増しており、2010年時点で65歳以上の単独世帯は約43万世帯。首都圏と同様に30歳~50歳の単独世帯も増加しており、大阪府でも晩婚化・未婚化が進行していることが分かった。※データはアットホームの賃貸住宅データを使用。分析はタスが実施
2012年06月29日マンションやアパートを探すときに、「ブラック物件」という言葉を聞いたことはありませんか。いったい、どのような部屋をそう呼ぶのでしょうか。『不動産屋は見た!』(東京書籍)というコミックエッセイで、ブラック物件について説明する主人公のモデルとなった不動産アドバイザー・穂積啓子氏に詳しいお話を聞いてみました。■事件、事故が起こった部屋のこと穂積さんは、ブラック物件についてこう説明します。「ブラック物件とは、事件、事故(自殺、殺人事件、無理心中、放火、孤立死、暴力団事務所、カルト教団などがあって、入居しようとする人が、心理的に嫌悪する可能性がある物件のことを指します。法律用語では『心理的瑕疵(かし)物件』と言います。心理的瑕疵(かし)とは、建物の構造や見た目には問題はなく、環境も良好だとしても、住み心地の良さを欠くという点で不動産に心理的な欠陥があると考えるわけです。このようなブラック物件になった場合、貸主(家主側)は、新しくその部屋を借りようとする人(借り主)に、事前に『それを告知する義務がある』と宅地建物取引業法と民法で定められています。告知義務がある期間は、自殺や殺傷事件の場合は10年間と言われています」言われています、という表現について、穂積さんは、「法律では、告知の期間については決められておらず、これまでの裁判で『10年』という判例があるため、通例的にそうなっています。実際のところ、事件の内容や個人の感覚、事故に関する周辺住民の記憶、当時の報道内容、事故後の物件の使用状況、物件の種類・タイプなど、事例ごとにさまざまのようです」と話します。■誰かが一度住めば、告知義務はなくなるこの告知については、大家にとって「抜け道がある」と穂積さんは言います。「誰かが一度住んで出て行った場合、その後の入居者には、10年未満であっても告知しないでよい、という事例があります。この解釈を悪用する貸主は多く、実際には貸していないのに書面上で身内の名前を使って一度は貸したことにする、という手口です。露呈した場合は違法にあたります」現在、これらの物件が急増しているとして、社会問題にもなっています」では、どのようにしてブラック物件を見抜くことができるのでしょうか。「近隣の相場より格安な部屋を見つけた場合、その理由を必ず業者に聞いてください。また、ブラック物件と知らずに入居した場合、発覚するのは、『近所のうわさで事実を知った』というパターンが多いのです。ですから、近隣のレストランなどお店に入って話を聞いてみるなど、下調べをしておきましょう。また、それらしき情報を耳にしたら、すぐに仲介した不動産業者に真実を確かめて、対応が悪ければ地域の消費者センターに連絡してください」(穂積さん)穂積さんは、次のようなアドバイスも加えます。「一方で、ブラック物件になると、家主は事件や事故に巻き込まれることになり、家賃収入も途絶えて大変困るわけです。ブラック物件は日本中で増えており、いまや、社会問題にもなっています。そこで、あらかじめ告知した上で、おはらいなどを施してから家賃や保証金など条件を改定して借り主を募る家主もいます。また、UR賃貸住宅や公営住宅では、心理的瑕疵(かし)物件であることを公表して家賃を安くしている場合があります」入居してから気付いたのでは遅い、これらの事実。家賃が安めの部屋に遭遇したら、すぐにラッキーだと舞い上がったり即答をせずに、いったん情報を集めるように心がけたいものです。監修:穂積啓子氏。「女性の安全な暮らし」をテーマとして、大阪市中央区を拠点に活動する不動産アドバイザー。その活躍ぶりは、コミックエッセイ『不動産屋は見た!~部屋探しのマル秘テク、教えます』(原作・文:朝日奈ゆか、漫画:東條さち子東京書籍1,155円)に描かれました。同書の主人公「善良なる大阪の不動産屋さん」は、穂積氏がモデルです。(岩田なつき/ユンブル)
2012年06月26日静岡銀行は、インターネットからの住宅ローンの事前審査申込みで、先着200名に5,000分のQUOカードプレゼントする「しずぎん住宅ローンネット審査キャンペーン」を実施している。期間は5月1日から9月30日まで。同キャンペーンは、期間中、同行ホームページから住宅ローンの事前審査を申込み、かつ同行所定の申込条件を満たし、所定の審査で承認された顧客を対象に5,000円分のQUOカードプレゼントするというもの。プレゼントは1人あたり1回限りで、先着200名まで。全店合計で200名に達した場合は同キャンペーンは終了する。また、受付状況により予告なく終了する場合がある。インターネットの住宅ローンの事前審査申込みの利用は無料。審査結果は電話で連絡する。住宅ローンの借り替えの申込みもできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日住宅・不動産のコンサルティング事業を行うハイアス・アンド・カンパニーは1日~11日、18歳以上の男女1,836名を対象に、「住宅購入に関するアンケート調査2012」を実施した。消費増税の可能性などさまざまな外部要因の影響を受けつつ、マイホーム購入に対する消費者の消極的な姿勢が見られる結果となった。「一般的に住宅(マイホーム)の買い時だと思うか」との質問では、「買い時だと思う」という回答は昨年より6.8pt上昇。しかし、「住宅が自分にとって買い時だと思うか」との問いには、約7割が「買い時だと思わない」と回答した。「買い時だと思わない理由」のトップ3は、「不況のため今後の生活に不安があるから(26.5%)」、「十分な自己資金(頭金)がまだたまっていないから(20.1%)」、「震災以降、住宅ローンを組むことに対する不安感を覚えたから(19.8%)」だった。住宅ローンの金利が過去最低になるなど、環境が整いながらも、マイホーム購入までは手を回せないと考えている人が増えているようだ。また、マイホーム未購入の人を対象に「将来的にはマイホームを購入したいと思うか」と質問したところ、「購入したい」が52.8%と、昨年の70.3%より約2割近く減少。マイホームがあまり現実的ではないと感じている人が増えている様子がうかがえた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月21日BIGLOBEは、「BIGLOBE住まい」をリニューアルし、6月4日より3社の不動産サイトが提供する賃貸物件を横断的に検索できるポータルサイト「BIGLOBE不動産」で新たなサービスを開始した。「BIGLOBE不動産」は、「HOME’S」「CHINTAI」「アパマンショップ」の大手不動産サイトと連携。3社が提供している賃貸物件約180万件(重複を除いた数)を横断的に一括で検索することが可能になるという。複数の不動産会社が取り扱う重複物件は、ひとつにまとめて表示するため、大量の物件の情報を効率的に検索できるのがメリットとのこと。今後は、連携パートナーの拡大やスマートフォン対応を予定している。また、「HOME’S暮らしといっしょ」と連携し、これまで記事配信をしていた「SUUMOジャーナル」「住宅新報」とあわせて、不動産ニュース・コラム3媒体の記事をまとめて閲覧することも可能となった。不動産の購入や賃貸での転居を検討している利用者にとって興味・関心の高い情報を提供していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日マイナビは、「マイナビ」ブランドの新たな情報ポータルサービスとして、賃貸住宅情報サイト「マイナビ賃貸」を7月5日にオープンする。住宅分野に特化した情報サービス提供は、同社としては初の試み。これまでの人材情報・進学情報・出版事業の枠を超えた新たな情報サービスとなる。今回の新規事業分野へのサービス拡充では、新たに「住まい探し」という観点から、人々の生活の切り替わりや転機に役立つ情報を提供。「ひとりひとりに、いい部屋を。」をモットーに、ユーザーのニーズに合わせた最適な住まい探しをサポートする。オープン時は首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)を対象エリアとし、今後は全国版への展開も視野に入れる。スマートフォン版も同日オープン。「新入生」「新社会人」「新婚・カップル」など、転機を迎えるユーザー向けのトップページを用意。ページごとにユーザーの属性に合った特集を掲載するとともに、大学名・勤務先の最寄り駅・所要時間・乗り換え回数などの検索条件から、最適な結果が抽出される検索機能を搭載する。また、学生のための社会人準備応援サイト「フレッシャーズ マイナビスチューデント」や、約51万人の働く20代・30代の女性読者会員を持つ「escala café(エスカーラカフェ)」、約100万人の会員を有する総合情報サイト「マイナビニュース」など、住み替えニーズのあるユーザーを多く抱える媒体へ「住まい」に関するコンテンツや最新情報を提供するなど、自社媒体との連携にも取り組んでいくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日株式会社DMXが運営する不動産サイト「福岡R不動産」では、筑後地域の住みやすさを実感してもらうための「ちくご暮らし」体験希望者を6月1日から募集している。筑後地域の空き家で約3週間の田舎暮らしを体験できる。平成23年3月の九州新幹線全線開通、3つの新幹線駅の開業で、福岡都市圏等へのアクセスが便利になった筑後地域。自然豊かな地域に住みながら、福岡都市圏等へ通勤・通学するといった生活スタイルが実現しやすい環境になっている。そこで、筑後地域の12市町と福岡県で構成する筑後田園都市推進評議会は、定住人口の拡大につながる街づくりを目指す「ちくご定住促進プロジェクト」を実施。プロジェクトの一環として、同地域の住みよさを体感し、住んでみなければ分からない魅力や改善点をヒアリングすることを目的に、「ちくご暮らし」体験事業を行う。昨年度は福岡都市圏だけではなく関東圏からの応募が約3割を占め、全国各地から約100組の申し込みがあったという。「ちくご暮らし」体験事業の運営委託を受けている同社は、運営する福岡R不動産で同企画の告知、募集を行っている。対象は、筑後地域への移住・二拠点居住に興味のある人。体験地域は、大牟田市・大川市・小郡市・うきは市・大木町・広川町・柳川市・八女市・筑後市となる。体験期間は7月21日から10月21日まで、4期に分けて行う。募集定員は33組程度。募集期間は6月1日から6月17日の17時まで。応募や詳細は福岡R不動産内のちくご暮らし特設ページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月04日不動産評価Webサイト「TAS-MAP」を運営するタスは25日、アットホームのデータをもとに分析した、賃貸住宅市場レポート「首都圏版2012年5月」、および「関西圏版2012年5月」を発表した。首都圏版では、「年齢別人口分布から見た神奈川県の住宅市場の変化」と題し、神奈川県の高齢化の状況と今後の市場への影響を考察。年齢別人口分布を見ると、団塊の世代よりも団塊Jr世代の山が高いのがわかる。これは東京23区と同様であるが、その差は東京23区に比較して小さい。民間借家に居住する65歳以上の単独世帯は約8万世帯あるとされ、平均寿命から推定すると5年以内に約1.5万戸、10年以内に約3万戸、15年以内に約5万戸、20年以内に約8万戸の空室が発生する可能性があるという。また団塊の世代約4万戸がすぐあとにつづいていることから、25年以内には12万戸の空室が発生する可能性もあるとのこと。賃貸住宅の空室率は需給ギャップに相関が高いため、高齢化の進展による空室の大量供給は空室率の上昇要因となり、神奈川県においても、今後住宅市場に大量の空家・空室が供給されることが予想されるという。関西圏版の「関西圏賃貸住宅の需給ギャップと空室率TVI推移予測」によると、2011年10月に需給ギャップがピークを迎え、その後調整局面となっていた大阪府は、空室率TVI(タス空室インデックス)が減少傾向にある。しかし需給ギャップは今後横ばいからやや微増傾向となるとみられることから、空室率TVIも2012年後半には微増に転じるものと予測されるという。京都府の需給ギャップは2011年9月から横ばい傾向であったが、2012年4月からは微増となる見込みで、これに伴い空室率TVIも微増傾向に。兵庫県の需給ギャップは増加傾向から、2012年は横ばいで推移する見込み。よって、空室率TVIも横ばいから微増で推移すると予測されるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日沖縄タウンネットを運営するリマープロは、沖縄県内の物件に特化した沖縄不動産・賃貸・売買住宅情報サイトをオープンした。同サイトは、多機能型ホームページ提供ASPサービス「沖縄タウンネット」利用不動産業者に登録している不動産物件情報をまとめ、スピンオフ型不動産ポータルサイトとして派生させたもの。総合的に沖縄の情報を網羅した沖縄タウンネットから、不動産情報だけを抽出。検索機能を充実し、不動産物件向けのレイアウトを施すことにより、沖縄で不動産情報を探している閲覧者により的確な情報提供ができるようになったという。現地に行かなくても沖縄の物件検索ができるというメリットが挙げられる。初期掲載物件数は、賃貸物件が344件、売買物件が52件。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日