海の上で生きたピアニスト──。映画にもなったイタリア文学『海の上のピアニスト』を、ピアノ・朗読・芝居による音楽ドラマにした舞台が熱望の声を受け再演する。天才ピアニスト・ノヴェチェントを演じる北翔海莉は「またあのピアノが聴ける。あの空間に行けると思うと嬉しい」と喜びを語った。【チケット情報はこちら】初演は3日間のみの公演だった。「前回は稽古と本番を合わせても短期間で、不思議なピアノの空間のなかで夢を見ているうちに終わっちゃった感覚でした。でも今回はしっかり稽古できるし、演出やキャストにも変化があり、また違った舞台になります」親友のトランぺッター役がいくつかの登場人物を演じ、ノヴェチェントの物語を語るという構成になる。北翔にとってはほぼ一人芝居だ。そのぶん、ノヴェチェント自身である北翔と、彼の音楽を奏でるピアノ・大井健の関係が濃くなり、表裏一体のような存在として際立つ。「大井さんと私はニコイチ。ふたりでひとりの人間を演じます」また、会場によって出演者や美術セットが異なる。トランぺッター役は、博多・京都公演では中村匡宏が、東京公演では喜多村緑郎が担う。「人が変わると同じ台本とは思えない。中村さんは大井さんと『鍵盤男子』というデュオを組んでいて、積み重ねてきた信頼関係があり、ピタッと合うんです。ひとりとふたりではアレンジも変わるので、ノヴェチェントの台詞にあるように“奏でられる音楽って無限なんだな”と実感します。喜多村さんは初演でもご一緒していて、なにより安心できる役者さん。信頼して懐に飛び込んでいます」。中村、喜多村、それぞれ台詞の端々まで違うというのも、キャストが変わる面白味だ。朗読と大井とのピアノの連打が見どころの音楽バージョン、喜多村の芝居部分がブラッシュアップされる芝居バージョンの違いが興味深い。当初、男性のノヴェチェントを演じることに疑問もあった北翔。「彼は陸に降りたことがない。男でも女でもないピュアな心の持ち主なので、性別が偏らないように演じることに意味があるんだと腑に落ちました」。音楽に乗せて、天才ピアニストの一生が語られていく。「ジャズ、子守唄……曲のジャンルが全部違っていて、歩んできた人生をちゃんと表現できる音楽なんです。作曲家の中村さんが天才!(笑)どの曲も好きなのですが、ノヴェチェントが8歳の時と大人になった時で、同じ曲を歌うんです。歳を重ねても、純粋でウブで無垢な目の奥の輝きが同じままで歌うことを大切にしたいです」公演は11月13日(水)・14日(木)・15日(金)東京・東京芸術センター天空劇場にて。取材・文:河野桃子
2019年11月08日EXILE/GENERATAIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐が、ドラマ『貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-』(11月27日スタート 毎週水曜24:59〜25:59)、及び映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』(2020年3月13日公開)の主演を務めることが7日、明らかになった。同作は『HiGW&LOW』を手掛けたチームが送るプリンスバトルプロジェクトの新作で、夜の世界の中心に位置する町”ナイトリング”を舞台に 日々泥と汗にまみれて働く”全日土木”と、ナイトリングナンバーワンクラブ”テキサス”との覇権争いを描く。両親から土木建設業者”全日土木”を継ぎ、社長として日々汗を流す安藤シンタロウを演じるのは、 GENERATAIONS from EXILE TRIBEのリーダーでありEXILEのメンバーでもあるパフォーマー・白濱亜嵐。今回は土木作業着に身をつつみ、社員を守るために実兄と命懸けで戦う若きリーダーを演じる。全日土木には他、廣瀬智紀(ヤス役)、中島健(ゴロウ役)、丞威(マサ役)、高橋奎仁(リキ役)、福地展成(タケ役)が出演する。クラブ・テキサスの代表でシンタロウと対峙する兄・シニアを演じるのは、アーティスト・タレント、さらに俳優としても幅広く活躍するDAIGO。今回初共演となる白濱との2人の掛け合いは注目だ。クラブ・テキサスには荒牧慶彦(寿希也役)、佐藤流司(星矢役)、富園力也(ゲレロ役)、RANMA(ダイナ役)、袴田吉彦(チャボ役)と注目キャストが集まった。さらにナイトリングと聖ブリリアント学園をつなぐ謎の人物・黒岩マサオに山本耕史、クラブ・サンマルチノの伊集院信虎役に板垣瑞生、歩夢役に前田公輝が登場。聖ブリリアント学園側からは川村壱馬(京極竜役)、吉野北人(天堂光輝役)、藤原樹(日浦海司役)、長谷川慎(小田島陸役)と、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバーが登場する。俳優陣を束ね、ドラマと映画のメガホンをとるのは『かぐや様は告らせたい!~天才たちの恋愛頭脳戦 ~』や、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』の河合勇人。2020年3月13日からは映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』の公開も決定し、ドラマ『貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-』の出演キャストに加え、前作『PRINCE OF LEGEND』を彩った片寄涼太、鈴木伸之ら個性豊かな“王子”たちも誰一人欠けることなく再集結。 「貴族」と「王子」がNo.1の座をかけて一大バトルを繰り広げる、白熱のストーリーがスクリーンで描かれる。2020年2月12日、13日には、完成披露イベントも開催。配信中のゲーム「PRINCE OF LEGEND LOVE ROYALE」も驚きの新展開を準備中となっている。○白濱亜嵐 コメント僕が演じる安藤シンタロウは、仲間思いで真っすぐで、たまに頼りないところが仲間から支えられ、愛される人柄の役でした。僕自身、演じる上でも周りの方々の支えがあったからこそ、シンタロウという役が出来たと思っています。ドラマは「全日土木」の中でシンタロウがどのように成長していくのかを楽しみながら見ることが出来ますし、兄との確執、父親や仲間との絆を感じる瞬間が詰め込まれているので、まずはドラマを見て、映画への予備知識をいれるような感覚で楽しんでもらえると嬉しいです。そして、映画『貴族降臨』は僕が貴族になってから、前作にでていた王子たちとのストーリーとなっています。僕が持つ貴族としての正義と王子たちの正義がぶつかる瞬間があるので、お互いの正義を譲らずに戦っていく所に注目して頂きたいです。また、沢山のキャストの方が出演するので、それぞれ好みのキャラを見つけて応援するという楽しみ方も出来るのではないかと思っています。“貴族”対“王子”どっちが勝つのか、ぜひ、楽しんでもらえたらと思います。○キャスト一覧【全日土木】白濱亜嵐、廣瀬智紀、中島健、丞威、高橋奎仁、福地展成【クラブ・テキサス】DAIGO、荒牧慶彦、佐藤流司、富園力也、RANMA、袴田吉彦【クラブ・サンマルチノ】板垣瑞生、前田公輝 / 山本耕史【聖ブリリアント学園】川村壱馬、吉野北人、藤原樹、長谷川慎○あらすじ夜の世界の中心に位置する町、通称ナイトリング。ホストが支配するこの町では、クラブ同士がその覇権をかけて、日々争いを続けていた。売り上げ、飲み比べ、ケンカ。ここではどんな勝負でも”勝者”が絶対。法律も警察も関係ない。そんな世界の片隅に、煌びやかなナイトリングとは無縁に生きる男がいた。両親から継いだ土木建設業者「全日土木」の社長として、毎日泥と汗にまみれ働いているシンタロウは社員と共に貧しくも充実した日々を送っていた。あの日、ナイトリングナンバーワンクラブ「テキサス」の代表であり、シンタロウの兄であるシニアが現れるまでは―――。一方、王子選手権が終わった聖ブリリアント学園では、天堂光輝の様子がどこかおかしいことに京極竜、日浦海司、小田島陸の3人は気づいていた。バスケの大会を前に、4人の間に静かに溝が生まれ始める。そして、ナイトリングと聖ブリリアント学園をつなぐ、ある人物とは―――。兄、弟、仲間、親友。それぞれが、それぞれの大切な“家族”(なかま)を守るため、絆をかけた戦いに挑もうとしている。
2019年11月07日Sexy Zoneの佐藤勝利(22)が10月14日、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)に生出演した。「にこるん隊長のファッションレスキュー!」のコーナーで、佐藤が披露した江頭2:50(54)のモノマネがTwitterで話題になっている。同コーナーではモノマネ芸人・みはる(49)の「結婚1周年記念!おしゃれなレストランで大人なデートをしたい」という願いを叶えるために、藤田ニコル(21)がみはるのデート服を選ぶVTRが紹介された。デート服を着たみはると夫で芸人のMr.シャチホコ(26)の対面シーンを紹介する前に、南原清隆(54)が佐藤に「どうですか、エガちゃん」と振ったのだ。このコーナーの内容とは全く関係のない突然の振りに、佐藤は全身全霊で江頭のモノマネをして応えた。スタジオは大爆笑。共演したKing&Princeの高橋海人(20)は予期しない事態に唖然としつつも、佐藤の背中を優しく叩きながらフォローした。佐藤といえば、整った顔立ちから“顔面人間国宝”との呼び名も。そんな“イケメン”佐藤のギャップにファンからは歓喜の声が上がった。《銀河最強の顔面を持ち、不動のセンターなのに雑な江頭フリに秒で答えた佐藤勝利くん、普通に天才だし仕事人だから最高……………………》《江頭しょりたん…しゅごい… 全世界の皆さまSexyZoneのセンターにして顔面国宝様はこんなことも出来ちゃうんです!!》実は佐藤が見せた江頭のモノマネは、18年7月に放送された「Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか!?」(日本テレビ系)で初披露された。佐藤はタレントのコロッケ(59)に3日間弟子入りしてモノマネを修行。その成果として、X JAPANのToshl(54)や出川哲朗(55)、江頭などをモノマネメドレーとして披露した。そんな佐藤は、番組の終わりに「まさかモノマネするとは思わなかった」と本音を明かした。にもかかわらず、すぐさま南原に「出川哲朗くん」と振られると「やばいよやばいよ」と“出川モード”に。素早い反射神経を見せた。いっぽうで、佐藤がモノマネを披露するきっかけを作った南原に感謝する声も上がった。《去年勝利くんが一生懸命頑張ったことが今に繋がってて嬉しいなぁ。 ほんとに南原さんに感謝》《最後まで南原さん勝利くんにいっぱい振ってくれてありがたかった》このギャップが、Sexy!!
2019年10月14日「水森亜土原画展」が、東京・三鷹のアートサロン和錆(わさび)で開催。期間は、2019年9月4日(水)から16日(月・祝)まで。期間中は、水森亜土による描きおろしの新作原画をはじめとする作品の数々を展示。水森亜土ならではの、ちょっぴりレトロでガーリーな雰囲気を閉じ込めた、キュートな世界観を楽しむことができる。また会場に併設されている、水森亜土の人気キャラクター“ネコのミータン”をモチーフにしたコラボカフェには、新メニューが登場。にっこりスマイルを浮かべる“ミータン型”ライスが印象的なプレートメニュー「ネコのミータン おめかしタコライス」を味わうことができる。さらに店内には、ミータンのデコレーションを飾った見た目にもキュートなかき氷パフェや、あんみつといったデザートメニューも用意。食後のデザートやカフェタイムに是非オーダーしてみてはいかがだろう。そのほか会場には、亜土ちゃんパッケージのオリジナルスイーツシリーズ「トンシャーム」の新作がラインナップ。ポップな色合いがキュートなキャンディや金平糖は、ちょっとした手土産にも喜ばれそうだ。【詳細】「水森亜土原画展」会期:2019年9月4日(水)~16日(月・祝)場所:アートサロン和錆 東京店住所:東京都武蔵野市中町 2-26-4TEL:0422-57-4130時間:11:00~18:00入館料:無料<関連情報>・ネコのミータン おめかしタコライス 1,000円+税・Ton Charme<カラフルキャンディ> 550円+税・Ton Charme<金平糖> 550円+税
2019年08月26日沖縄美ら海水族館では、夏の人気イベント「美ら海ナイトアクアリウム」を2019年8月1日(木)から9月1日(日)まで開催する。なお、期間中は営業時間を21:00まで延長する。「美ら海ナイトアクアリウム」では、夜をイメージしたラインティングで各水槽を照らし出し、昼間とは違った顔を見せる神秘的な夜の海を再現。沖縄美ら海水族館のメインとも言える、ジンベエザメやナンヨウマンタが泳ぐ「黒潮の海」水槽では、夜限定の特等席も用意する。また、期間中の土、日、祝日には、サックスやバイオリンの生演奏を聴きながら、優雅におよぐ魚たちを眺められる「美ら海ナイトアンサンブル」も楽しめる。カフェ「オーシャンブルー」では、期間限定のドリンクやカクテルを提供。美しいグラデーションカラーが織りなす1杯は、水族館で過ごす特別なひと時に最適だ。【詳細】美ら海ナイトアクアリウム開催期間:2019年8月1日(木)~9月1日(日)場所:沖縄美ら海水族館住所:沖縄県国頭郡本部町字石川424営業時間:8:30~21:00(入館締切20:00)※黒潮探検(水上観覧コース)は19:00まで(入場締切は15分前)。※水族館以外の施設は通常通りの営業時間。※ナイトアクアリウム利用者はP7駐車場を利用。■入館料金一般:大人 1,850円、中人(高校生) 1,230円、小人 610円団体:大人 1,480円、中人(高校生) 980円、小人 490円4時からチケット(16時~入館締切):大人 1,290円、中人(高校生) 860円、小人 430円※団体は20名以上から。※6歳未満は無料。※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付者と付添者1名は無料(水族館券売所にて手帳を提示)。※旅行クーポン券、園外販売券などを既に持っている人で、16時以降に入館する場合は、水族館券売所にて差額を返金し「4時からチケット」と交換可能(旅行クーポン券は一部返金不可の場合あり)。
2019年08月02日女優の松風理咲、竹内愛紗、長見玲亜が28日、東京・池袋の三省堂書店池袋本店で写真集『理咲』、『愛紗』、『玲亜』(発売中 各3,000円税抜 東京ニュース通信社刊)の発売記念イベントを行った。黒木メイサや桐谷美玲といった人気女優が在籍するタレント事務所・スウィートパワー所属の若手女優、松風理咲、竹内愛紗、長見玲亜の3人が、ソロ写真集を同時リリース。10代の弾ける笑顔や無邪気な姿はもちろん、ちょっと背伸びした表情を切り取るなど、彼女たちの魅力が詰まった写真集となっている。同じ日に同時発売したということで、この日の発売イベント前に3人が揃って制服姿で報道陣の取材に応じた。松風が「私の写真集は昭和レトロ、ノスタルジックをテーマにして撮りました。全体的な統一感がすごくあって、自分自身も色んな表情が出せたと思うので満足のいく1冊になりました」と自信を見せれば、竹内は「私はいつも役を通して色んな方々に知っていただいていたので、今回は素の表情をたくだん出るような1冊にしました。大人っぽい表情から子供っぽい無邪気な表情まで、スタッフさんと色々と会話しながら撮影しました」と回顧。3人の中で一番ファッション的要素が突出しているという長見は「私はメイクやヘアアレンジとか背景をこだわって、私の意見や理想をたくさん聞いてもらったので、自信を持って皆さんにお見せすることができる1冊になりました」とアピールした。今回の写真集では、3人とも水着にもチャレンジしている。中学生の時以来だったという松風は「私はスクール水着でしたが、懐かしさもあって若返った気分で撮影することができました。楽しかったです」と振り返り、長見も「すごい雰囲気が好きな1枚になったので恥ずかしいとかあまりなかったです」とやりきった様子。そんな彼女たちの写真集は、同日に発売されたが、竹内は「同日に発売と聞いて年齢も近いですし嬉しかったですね。完成した写真集を見て、1冊1冊全員の個性が出ていて、全く違って面白いなと思いました」とプライベートでも仲が良いということもあって満足そうだった。
2019年07月29日昨年ドームツアーも行ったGENERATIONS from EXILE TRIBEが、ニューシングル『Brand New Story』をリリース。白濱亜嵐さんが、グループの一員としてこれから挑戦していきたいことについて語ってくれました。グループと曲の作り手の懸け橋になれれば。東京ドームでライブをして、アーティストとしての自信がつきました。昔、東京ドームにある野外ステージでライブをして、“いつか…”と言っていたので嬉しかった。願いが叶ったのは、ありがたい環境はもちろん、僕らが本気で信じていたからだと思います。一番後ろの人までパフォーマンスを届けたい気持ちが、より強くなりました。デビューしてからしばらく、目指す方向性を模索していた時期がありました。でも、今思うと、いろんなスタイルに挑戦してモノにしていくことが僕たちらしさであり、強みなのかなって。表現の幅も広がるし、やりがいがあります。メンバー同士は年を重ねるにつれて、たくさん話し合いをするようになりました。責任感や、いい意味での自尊心が出てきたのかもしれません。今は曲を作るのが楽しくて、パフォーマーとしてはもちろん、トラックメーカーとしても頑張りたいです。譜面が読めないことが今さら恥ずかしいと思ったし、音楽理論を一から勉強しています。メンバーと曲の作り手にはそれぞれに意見があり、やっぱり100%伝え合うのは難しいから、僕が知識をつけることで、両者の懸け橋になれたらいいなって思っています。しらはま・あらん1993年8月4日生まれ。愛媛県出身。パフォーマー。主演映画『10万分の1』が今年公開予定。家の音響設備を整えてから楽曲制作や映画観賞がより楽しくなったそう。ジャケット(セットアップ)¥360,000カットソー¥50,000(共にヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)スニーカー 参考価格¥81,000(ヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)その他はスタイリスト私物ジェネレーションズ フロム エグザイル トライブ2012年にデビューした7人組ダンス&ボーカルグループ。アニメ映画『きみと、波にのれたら』の主題歌「Brand New Story」を収録したニューシングルが発売中。今年は5大ドームツアーを予定。※『anan』2019年7月24日号より。写真・酒井貴生(aosora)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・寺本 剛(JYUNESU)取材、文・菅野綾子保手濱奈美重信 綾撮影協力・アワビーズ(by anan編集部)
2019年07月25日映画『今日も嫌がらせ弁当』(6月28日公開)の完成披露試写会が28日に都内で行われ、篠原涼子、芳根京子、佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太、村上知子、塚本連平監督が登場した。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。塚本連平が脚本・監督を務めた。「寛太くんと共演したかった」という佐藤隆太。「Twitterで、なんかの予告を見てたのか『寛太くんが出るかと思ったら、佐藤隆太じゃん』みたいな書き込みを見て、トラウマというか。今回は一緒に出るから、もし僕のことを寛太くんと勘違いしても、出てるから! 誤解はないと思うので。できる限り共演していきたい」と明かし、会場も笑いに包まれた。隆太は「自分すら、台本の名前をパッと見て『あれ?』ってなるんです。これからは基本的にニコイチでいこう!」と提案し、寛太は「光栄です」と喜ぶ。さらに寛太は「僕の方からも一言いいですか。小学6年生の時に、二子玉川で熱血教師やってたのを見てました」と告白。隆太も「ありがとうございました」と頭を下げていた。イベントには、「キャラ弁」に扮したダンディ坂野と、主演の篠原の顔真似をしたざわちんも登場した。
2019年05月28日ステージ2の前立腺がんを患っていることを公表した演出家の宮本亜門氏(61)が12日、自身がプロデュースする「Hibiya Festival」オープニングショー(4月26日・27日)の稽古前に囲み取材に応じ、演出家としての思いを改めて語った。宮本氏は「自分に自信がない男で、自分こそ生きる価値がないと思って自殺するべきだと思っていたくらい自信がなくて」と打ち明けた上で、「演出家になって、みなさんが喜んでくれたり、感動したと言ってくれると、『ああ、俺は生きている価値があるんだ』ってやってきた30年間があった」と演出家になって生きている価値を感じられたと告白。だからこそ「今ここで終わらせたくないという思いがあります」と語った。また、2年前に受けた検査の結果でPSAの数値が高く、「もしかしたら前立腺のがんなどの可能性もあります」と書かれていたことを告白。だが、緊急を要するものではないと思い、「稽古の始まりのほうで中断したら舞台が上演されなくなるんじゃないか」と舞台のほうが心配だったという。「3年先まであって、いつも演出のことを考えていて、病院に行く時間は僕にはないと思っていた」と話した。がんと診断されてからも演出家として大忙しの宮本氏だが、「全然大丈夫」ときっぱり。「みなさんに救われて演出家をさせていもらってきたなとわかったので、その恩返しをますますしないといけない」と言い、「でも検査はちゃんと受けます」とにっこり。さらに、「人生二度なし。こんな幸せな国に生まれて、僕みたいなものが演出家になれて、人が喜んでくれるなんて、こんな幸せない。死ぬ瞬間まで演出をしたい」と演出家としての強い思いを語った。宮本氏は、TBS系『名医のTHE太鼓判!』で受診した人間ドックで前立腺がんが発覚した。番組では、前立腺の全摘出手術を受けることに合意、5月下旬を予定しているが、会見では、セカンドオピニオンを検討していることを明かした。
2019年04月12日ステージ2の前立腺がんを患っていることを公表した演出家の宮本亜門氏(61)が12日、自身がプロデュースする「Hibiya Festival」オープニングショー(4月26日・27日)の稽古前に囲み取材に応じ、心境を語った。TBS系『名医のTHE太鼓判!』で受診した人間ドックで前立腺がんが発覚した宮本氏。「緊張するな~」と笑顔を見せながら会見場に登場し、報道陣が元気な姿に驚くと「落ち込んでいる場合じゃない。1人でいるときは落ち込むときもあるんですが、だからってプラスになることはないので元気に。むしろ今まで以上に充実しているというか生きている感じがします」と語った。そして、「まさか、腫瘍があると聞いたときの驚きと、それが自分の耳に入ったときに『えっ』という感じで、先生の深刻な顔、そのあとにがんだと言葉にしたときに、きたかーと思いました」と告知されたときの心境を告白。「番組でやっていたこともあって、表情を絶対暗くしないぞという気持ちがあった」と言い、「心の中は一瞬めまいがするような。思わなかったですからね、自分がね」と振り返った。また、転移していなかったと聞いたときの心境も「なんて幸せ者なんだって。自分なんかがまだ生きていていいんだと言われたみたいな」と告白。「がんになったというよりもそれ以上にもっと幸せで、いろいろ感じることができた。感謝しかない」と語った。番組では、前立腺の全摘出手術を受けることに合意。5月下旬を予定しているが、会見では、セカンドオピニオンを検討していることを明かした。
2019年04月12日演出家・宮本亜門(61)が4月2日、前立腺ガンであると公表した。勇気ある発表にネットではエールが上がっている。宮本は自身のTwitterで《先日、人間ドックで前立腺ガンと診断されました》と報告し、《宣告されたとき「なんで自分が」と目の前がクラっときました。この年齢で演出がますます面白くなり、100歳まで続けると考えていただけにショックでした》と心情を吐露。いっぽう《仕事に影響無く治療できるようです》と明かし、《僕を支えてくれた全ての人に感謝しつつ、生きている喜びを噛み締め、日々精一杯生きていきます》とつづった。宮本の発表にTwitterでは《うちの父も同じ前立腺ガンになりましたが、重粒子線治療で完治しました!めっちゃ元気になりました!応援してます!》《無理なさらずに、どうか亜門さんらしく、日々ご自愛ください》といった声が上がった。また先月30日に千秋楽を迎えたミュージカル「プリシラ」に出演したLead・古屋敬多(30)からも《亜門さんとの出会いは僕にとっての宝です。いつも明るくエネギッシュな亜門さんが大好きです。回復を心よりお祈りしております》と応援のリプライが。他にも宮本にゆかりのある俳優たちから多数エールが上がった。「宮本さんは俳優たちからの信頼が特に厚い。というのも『そういうキャラクターじゃないから』と、稽古場で宮本さんは絶対に怒らないんです。かつてある俳優に叱ってほしいといわれたそうですが、『悪いけど、僕は最後まで怒らないよ』といったほど。ギスギスした雰囲気のなかでの稽古より、1人1人とのコミュニケーションを大事にしたいと考えているそうです。宮本さんの舞台には演技経験の少ない俳優も出演します。ですが、そうした“宮本メソッド”に触れることで皆さん最終的には『参加してよかった』といいます」(舞台関係者)宮本といえば01年バンコクで交通事故に遭ったこともあった。16年11月に出演したテレビ番組では当時を回想し、頭を50針縫ったと発言。さらに「パッカリ頭割れて血を噴いて……。完全に意識なくなって、すごいキレイな白い世界を見た」「こんなに悩みがなくて幸せならこのまま逝っちゃおうかと思った」とも明かしていた。「事故から生還した宮本さんは『なんで僕は生きてるんだろう』と自問するようになったといいます。しかし仕事で訪れたチベットで仏教徒の少年の祈り続ける姿や美しい自然に触れ、『生きていていいんだ。生きている全ての人に価値があるんだ』と悟ったそうです。前立腺ガンも当然ショックが大きいでしょうが、彼ならきっと新たな生きるヒントを見つけてくれるはず。そしてそのヒントを、また素晴らしい舞台作りへと繋げてくれると思います」(前出・舞台関係者)4月26日に開幕する「Hibiya Festival」のプロデュースや、7月の「氷艶 hyoen2019―月光かりの如く―」と10月のオペラ「蝶々夫人」の演出を控えている宮本。自分のペースで体と向き合ってほしい。
2019年04月03日毎年恒例の「AKB48選抜総選挙」が今年は見送りになったことを受け、SKE48の須田亜香里が13日、ツイッターを通じて心境をつづった。昨年の「第10回AKB48世界選抜総選挙」で15万4,011票を獲得し、自己最高の2位になった須田。ツイッターでは、見送りが発表された公式ブログを引用しながら、「皆!今年選抜総選挙ないって!」と呼びかけた。そして、「AKB48選抜総選挙がないアイドル人生は初めて」と明かし、「賛否の声もあるイベントだったかもしれないし私は選挙シングル以外はライトの当たらないポジションにいる期間も長くてファンの方を何度も悲しませたはずなのにそれでもよじ登ろうとする私を見て投票で力を貸してくれた全ての方へ改めて感謝しています!」とファンへの思いを記す。「では皆様、心置きなくもう一年 AKB48世界選抜総選挙2位の須田亜香里です!って言わせていただきますね!笑」と明るく振る舞い、「私たちアイドルに出来ること 私がしたいことは前向きに頑張る姿を見せる。それだけです」と一連のツイートを締めくくっている。須田の思いはファンにも届き、「流石の心構え」「強い心のメッセージ」「これに尽きる」「いつも元気をもらってます」「言葉の重みが違います」「それしかねえよな!」「ファンはそれを応援する!」など感動の声が寄せられている。
2019年03月14日ダンス&ボーカルグループ・EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐が4日、東京・渋谷ヒカリエで開催された「Samantha Thavasa 25周年キック・オフプレ発表会」に出演した。白濱は、白いスーツ姿で登場し、大歓声を浴びながらさわやかな笑顔を見せながらランウェイ。その後のトークでは、CMソングに「Love You More」が起用されたことがきっかけでスタートしたGENERATIONSとサマンサタバサのコラボレーションを振り返り、「ハートのステージでパフォーマンスをしたのが印象に残っています」と話した。また、MCから夢を聞かれると「GENERATIONSのリーダ―をやらせていただいているので、日本を代表するアーティストになって、さらに世界でも活躍できるようなアーティストにしたいというのが僕の一番の夢です」と力強く語った。同イベントは、今年3月にサマンサタバサが25周年を迎えることを記念して開催。抽選で選ばれた1,000人を招待し、25周年イヤー特別プロジェクトの発表をはじめ、豪華ゲストによるトークショーやライブパフォーマンス、ファッションショーなどを実施した。撮影:蔦野裕
2019年02月05日2017年の東京・すみだ北斎美術館における朗読劇に続き、ロンドン・大英博物館でのリーディング公演も好評だった宮本亜門演出の『画狂人 北斎』。その後、東京・曳舟文化センターでの凱旋公演を経て、いよいよストレートプレイ版が、新国立劇場 小劇場で上演される。12月5日、宮本と葛飾北斎役の升毅らキャストを迎え、スタート地である、すみだ北斎美術館にて制作発表が行われた。《冨嶽三十六景》など約3万点もの作品を遺し、ゴッホら海外の画家にも影響を与えた北斎。一方で、「30回もの改名」「93回の引っ越し」など“奇行の人”としても知られる。会見では、まず宮本が「世界中で人気の絵師なのに、なぜ北斎がそんな奇行をしたのかについては、あまり知られていないんですよね。人間・北斎は何を考えていたんだろうというのを、(初演からの上演を通して)探っているところです」と熱を込めてあいさつ。主演の升は、「北斎を調べていくと、本当に面白い生き様の人だったんだなというのが分かります。今回は、(88歳で死んだ)北斎の70歳からの物語ということで、さて、どう“生きようか”と。魂を込めて演じたいですね」と、4年ぶりの舞台出演に手ごたえを感じている様子。宮本も「北斎の内面を描くにあたって、今回は雄弁にセリフを語るようなことはしません。升さんなら、葛藤をグッと内に溜め込んで、観る人に“この人は葛藤し続けたことで、こういう言葉が出てきたんだな”と感じさせる北斎になるのでは」と期待を寄せた。物語は、現代と江戸時代を行き来しながら展開。キャストは北斎の娘・お栄に黒谷友香のほか、北斎の孫・柳川時太郎に玉城裕規、現代の北斎研究家・長谷川南斗に津村知与支、長谷川の助手・峰岸凛汰役に和田雅成。さらに北斎の友人で戯作者の柳亭種彦を、水谷あつしが演じる。「幕府の圧力のもと反抗心をもって描き続けた北斎に比べて、現代の日本人は、僕も含めて“小さくなったな”と感じるんですよ。モノを表現する人間として、役者さんたちもきっと、北斎に感化されながらの稽古場になると思います」という宮本の言葉が印象に残った。『画狂人 北斎』は、1月10日(木)から20日(日) まで新国立劇場 小劇場にて上演。取材・文:佐藤さくら
2018年12月06日全国5大都市で開催された俳優・佐藤健の写真展「佐藤健写真展2019」が、11月10・11日にアメリカ・ロサンゼルスにて開催されることが8日、わかった。佐藤の写真展としては、初めての海外進出となる。今年、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、TBS系ドラマ『義母と娘のブルース』に出演、10月19日に主演映画『億男』が公開、11月23日には出演映画『ハード・コア』の公開が控えるなど、ドラマ・映画で幅広い活躍を続ける佐藤。そんな佐藤の20代最後を、3名の新進気鋭の若手カメラマンが撮りおろした「佐藤健 2019年カレンダー」と「佐藤健 in 半分、青い。」PHOTO BOOKの発売を記念して、東京・渋谷、名古屋、仙台、大阪、福岡の全国5大都市で「佐藤健写真展2019」が開催された。このたび、佐藤の魅力あふれる展示をそのままに、アメリカ・ロサンゼルスにて開催することが決定。さまざまな顔を見せた日本展と同じく、カレンダーに収まりきらなかった貴重なカットを含め約40点を展示、会場内には特大パネルも設置される予定となっている。「佐藤健写真展2019 in Los Angeles」は、さまざまな日本の魅力を紹介する総合イベント「JAPAN PARKLOS ANGELES」のメインコンテンツとして、2日間限定で開催される。なお、同写真展は、アメリカのみならず、今後アジアでの開催も視野に入れているという。
2018年11月08日『るろうに剣心』シリーズ、『バクマン。』、『亜人』――映画だけでも代表作を挙げればキリがない。佐藤健とは、最善のいまを常に更新し続ける、貪欲な俳優である。酸いも甘いも噛み分けたような表情で淡々とインタビューに答えながらも、あるときでは、やんわりと微笑みを広げ、質問を面白がったりする。かと思えば、スッと薄いガラス扉を隔てて向こうにいってしまったかのような、心地よい緊張感さえ持ち合わせる。29歳にして、対象者により代表作や好きな作品が異なってくる、佐藤さんの計り知れない魅力は10月19日より公開中の最新主演作『億男』でも如何なく発揮されている。映画プロデューサーとしても知られる川村元気が手掛けた小説「億男」の同名映画化では、雲隠れした兄の借金をひたすら返し続けていた一男(佐藤さん)が、ある日、商店街の景品で当てた宝くじで3億円を当たるところから始まる。借金を返し、別居されていた家族とやり直せる、バラ色の未来を描く一男だったが、3億円を卸したその日、親友の九十九(高橋一生)にすべて持ち逃げされる、というとんでもない目に遭う。共演・高橋一生には「めちゃめちゃ衝撃を受けた、トリプル感動!」天国から地獄、3億円がなくなり、一気にマイナスのスタート地点に立たされた一男。九十九の足取りをたどるため、藁にも縋る思いで、九十九とつながりを持つ「億男(ときに“女”)」たちに連絡を入れていく。怪しげなマネーアドバイザーの千住役・藤原竜也、若くして10億を手に入れるも現在は専業主婦の十和子役・沢尻エリカ、さらには競馬場のVIP室で億の金を転がす億万長者の百瀬役・北村一輝…とんでもなく濃いキャスト陣と佐藤さんによる、ほぼ一対一の演技合戦が繰り広げられる。強者どもが次から次へとやってきては浴びせる強烈な一手を、受けの芝居で絶妙な変化を加える、佐藤さんの演技には固唾を飲む。中でも、お金に関して人一倍の知識量を持ち、親友なのに3億を持ち逃げるという九十九を演じた高橋さんとの芝居は、佐藤さんのキャリアにとっても大きな財産となったようだ。佐藤さんは、「一生さんとは、モロッコで“初めまして”だったんです」と本作のクランクインをふり返った。「一生さんには、まずしびれました。“こういうキャラクターの成立のさせ方があるんだ…”とびっくりしました。ご一緒できて、本当によかったです」。大学の落語研究会で出会う一男と九十九。劇中では、佐藤さんと高橋さんによる落語も楽しめたりする。モロッコの砂漠にて(!)、一席打つ九十九の噺は引き込まれるばかりだし、九十九の眼前で染み入る表情の一男にも同時に魅せられる。さらに、本作の落語指導は立川志らくが務めており、元々、落語が大好きだったという佐藤さんは、この貴重な経験について、強く瞳を光らせて語り出した。「そもそも僕は、落語家さんにものすごくリスペクトがあるんです。今回、一男は落研なので練習する必要がありましたが、そこで言えば、九十九なんて落語の天才だから、一生さんはマスターしないといけないので、“一生さん、大変だな…”と思っていたんです。そうしたら、インして…本当に驚きました。砂漠で約20分間、九十九が『芝浜』を披露するシーンの撮影で感動してしまって。元々『芝浜』が好きなので感動したのと、一男としても九十九との関係性にグッときながら聴く感動もあるし、個人的にも、俳優として一生さんにものすごく衝撃を受けたのもあって、もうトリプル感動でした!」。かくいう佐藤さん本人も、劇中で、実にサラリと落語を披露している。「指導が志らく先生と聞いたときに、“おお、マジか!”と。正直、この映画の中で一男の落語を(完璧に)披露したら邪魔になるとすら思っていたので、そこまで練習する必要はなかったんですけど…志らく先生に直々に教わる機会なんて一生ないだろうから、これは佐藤健として教わっとこう…と(笑)。すごくいい機会でした!」と、ノンストップで語る佐藤さん。落語の腕前を何かの作品で披露できないものかと尋ねたところ、「落語家の役をやりたいなと、いまがっつり思っています。プロデューサーに『俺、落語家やりたいです』と言って回っているんですよ」とのことなので、ひょっとしたら…ひょっとするかもしれない。大友監督とは「どんどん、お互いに高みを目指していけたらいい」メガホンを取る大友啓史監督とは、大河ドラマ『龍馬伝』に始まり『るろうに剣心』3部作以来、実に4年ぶりのコンビとなり、現代劇としては初顔合わせ。共闘していなかった4年間についても、「大友監督作品は、やっぱり観ていますね。気になりますし、シンプルに好き、というのもあるんです」と敬愛の眼差しで語る佐藤さん。「大友さんとは、またずっとやりたいと思っていました。『億男』でやるのは意外でしたけど、やっぱり今回やれてうれしかったですし、現場に入ったら懐かしさもすごく感じて。役者にとって幸せな環境だったので、相変わらず好きな現場ですね」。この4年間、互いに携えた新たな武器や、研鑽を積み習得したこともあったかもしれない。変化について聞けば、「作品ごとに自分でも成長はしていっているつもりではあるんですけど、たぶん、それは大友さんも一緒で。以前、僕とやったときよりも、きっとステップアップして、次のステージに行っている、ということは感じましたね。熱量はそのままに、演出としては繊細さも加わっていっているというか…。大友さんも間違いなく、どんどんどんどんレベルアップされているんだろうな、という感じを受けています。切磋琢磨じゃないですけど、どんどんお互いに高みを目指していけたらいいなとは、これからも思います」と真摯に語ってくれた。ちなみに、佐藤さんが出演していない大友作品で、特に「やりたかった」人物は、いる?「『ミュージアム』で妻夫木(聡)くんがやっていたカエル男!ちょっとずるいな、と思いました(笑)」。佐藤健は今「20代ロス」!『億男』という代表作も加わった佐藤さんのキャリアだが、年明け3月21日を皮切りに30代に突入し、新たな境地へと向かう予感もひしひしと感じさせる。準備は万端、向かうところ敵なし・楽しみな30代かと話を振ると、「いや、もう、20代ロスをしばらく味わいます…」と、やや浮かない顔の佐藤さん。「もうちょっと20代でいたかったかなあ。どういうふうな歳の重ね方をしたいとかも、あまりないんです。いや、この先出てくるのかもしれないけど、いまは20代にしがみついていたかったから、まだその思考にいっていないかな。僕みたいなことを言っている人、少数派ですよね?20代が終わっちゃうのが、悲しかったから…。30代になったら、どういう役で声をかけてくれるかが、僕にはまだわからないので、ちょっと想像がつかないですね」と、あけすけに飾ることなく、いまの心の声を聞かせくれた。本人すら“まだ”描かないようにしている30代の地図は、どのように拡がっていくのだろう。きっと見たことのない顔で、私たちを楽しませてくれるはずだけど。(text:Kyoko Akayama/photo:Yosuke Koino)■関連作品:億男 2018年10月19日より全国東宝系にて公開©2018映画「億男」製作委員会
2018年10月22日山下健二郎さん、佐藤大樹さんとともに「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』で主演を務める佐藤寛太さんが語る、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”とは?僕が演じるテッツという役は、思ったことをすぐに口走っちゃう真っすぐな性格。特に、愛情からくる言葉をすぐに口に出しちゃうヤツなんです。今回、いちばん印象に残っているシーンは、「働くって、こういうことだよな」ということを話す場面。テッツとしても、佐藤寛太としてもすごく腑に落ちることが多かった大事なセリフだったと思っています。僕ら、この役をもう4年近くやってきているんですが、毎回、健二郎さんが僕らが居やすい雰囲気をつくってくれて、僕らのことを大切にしてくれるんです。健二郎さんのそういうところをすごく尊敬していて、もし自分に後輩ができたら、先輩としてこんなふうに接してあげたいな、と思っています。今まで、勇気を出して一歩を踏み出した経験といったら、なんといっても劇団EXILEに入るきっかけとなったオーディション。自分でやりたいと思ってやった初めてのことでした。今はどんな役をやりたい、というよりもまず自分を磨きたいです。さとう・かんた1996年6月16日生まれ、福岡県出身。「劇団EXILE」メンバー。今後公開の出演映画に『走れ!T校バスケット部』『jam』『家族のはなし』『今日も嫌がらせ弁当』が控えている。シャツ¥96,000カットソー¥18,000スニーカー¥55,000(以上YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)サスペンダーパンツ¥38,000(nude:masahiko maruyama/NUDE)ネックレス¥48,000(nobu Ikeguchi TEL:03・6438・9036)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・鵜飼雄輔(TRON)取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月24日「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』にて、山下健二郎さん、佐藤寛太さんとともに主演を務める佐藤大樹さんに、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”についてお聞きしました。今回のHiGH&LOWは、今までと違って、一人一人のキャラクターにスポットが当たる映画になっているんです。だから、3人それぞれの人となりを知ってもらって、かわいい部分とか、憎めない部分をたくさん見つけてもらえるんじゃないかな、と思っています。たとえば、僕が演じるチハルは、今回、旅先で出会った若女将のマリさんに本気で恋をしてしまう。マリさんが抱えている悩みを応援する側にまわろうと決めて、最終的に彼女を幸せにするためにはどうしたらよいかというのを考え、必死に力を振り絞って助けてあげるという役柄です。僕自身が今まで力を振り絞って一歩を踏み出したことといえば、オーディションかな。EXILEを見てダンスを始めたので、HIROさんに目に留めてもらえるチャンスがあるならヘタこいてもいいから受けてみようと思いましたね。今の目標は、ドラマなどで主演を張ること。自分しかできないようなクセのある役をやってみたいと思っています。さとう・たいき1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。「EXILE」パフォーマー。2017年1月より「FANTASTICS」としても活動を開始。おもな映画出演作に『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などがある。ニット¥50,000(YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)シャツ¥21,000(bajra./バジュラ TEL:03・3464・4701)パンツ¥30,000(elephant TRIBAL fabrics TEL:03・5329・0705)ブーツ¥26,000(Dr.Martens/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン TEL:03・5428・4981)ウォレットチェーン¥85,000(JAM HOME MADE/JAM HOME MADE 東京店 TEL:03・3478・7113)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・大木利保取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月23日「水森亜土のカワイイ世界展」が、神奈川・上大岡の京急百貨店にて開催される。会期は2018年7月19日(木)から24日(火)まで。「水森亜土のカワイイ世界展」では、未発表書き下ろし新作版画4作品を披露するほか、原画30作品、版画40作品の計70作品を展示・販売する。キュートなイラストを通じて、水森亜土の"カワイイ"世界観を満喫することができる。会場では、イラストを配したバッグやTシャツ、ノートなどのステーショナリーといったグッズも販売。また、特別企画として、携帯やスマートフォン用の公式待ち受け画像も配信する。さらに、版画や原画を購入した人には、水森亜土の直筆サイン色紙がプレゼントされるなど、ファンにはたまらない内容となっている。【詳細】「水森亜土のカワイイ世界展」会期:2018年7月19日(木)~24日(火) ※最終日24日(火)は17:00まで場所:京急百貨店 7階催事場住所:神奈川県横浜市港南区上大岡西1丁目6番1号【問い合わせ先】京急百貨店TEL:045-848-1111(代表) ※受付時間は営業時間内10:00~20:00
2018年07月15日女優の篠原涼子が主演を務める映画『今日も嫌がらせ弁当』(2019年初夏公開)に佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太が出演することが8日、明らかになった。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。塚本連平が脚本・監督を務めた。佐藤隆太が演じるのは、東京に住むシングルファーザーの岡野信介。妻に先立たれ幼稚園になる息子を男手ひとつで育てる信介は、かおりのお弁当ブログの読者という役どころだ。松井は、かおりの娘で双葉の姉・若葉を演じ、母と妹の壮絶バトルの間で2人の橋渡しをしていく。佐藤寛太は双葉の幼馴染で八丈太鼓が大好きな天然ボーイ・山下達雄を演じ、双葉との恋の行方も見所となる。○佐藤隆太コメント母娘のやりとりがとにかく可愛らしくて、可笑しくて……そのなんとも言えない愛らしさに、最後はウルっときてしまいました。そしてやはり、自分が学生の頃に母が毎日朝早くから作ってくれていたお弁当を思い 出しました。今では自分も父親になり、どちらかと言うと作る立場なので、ちょっと不思議な感覚もあって。渡す側の愛情と、受け取る側のちょっとした照れ、そしてワンテンポ遅れて伝わる感謝の気持ち。そんなお弁当を使ったキャッチボールの、どちら側の立場の方にも……それが現在進行形の方も、懐かしい思い出となっている方も共感して楽しんで頂ける作品になると思います!!○松井玲奈コメント私は春先に八丈島でクランクインしました。私が演じた若葉は、母と妹がやりあう中、一種のムードメーカーとして明るく楽しく演じさせていただきました。篠原さんの娘役ということで、撮影前はどんな親子関係を作れるだろうかと少し不安もありましたが、一緒にお弁当を食べるシーンでご飯粒やのりを付けながら笑いあっていたら、いつのまにか本当の親子のような気持ちになれていたような気がします。妹である芳根京子ちゃんとのシーンでは、監督から「姉妹に見えた」と言ってもらえて、ホッと安心もしました。物語が自分と重なるところもあり、多くの人に共感してもらえる作品になっていると思います。○佐藤寛太コメント今作で、山下達雄役を務めさせていただきました佐藤寛太です。僕のシーンの撮影は全編八丈島で行わせていただきました。春の島風に吹かれ、天候にも恵まれ達雄というどこまでも真っ直ぐなキャラクターを演じさせていただくにあたり、これ以上無いという環境で塚本監督のもとノビノビとやらせていただきま した。劇中で叩いている八丈太鼓は地元の太鼓チーム’よされ会’に撮影期間中毎日通い直接ご指導していただき、太鼓を通じて地元の方と繋がることができたのもとても思い出深いです。是非劇場でご覧ください!(C)映画「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会
2018年07月08日海=ナンパという図式はイメージしやすいため、街を歩いているよりもナンパされる確率は上がります。ナンパしてくる男性と同様に女性自身も開放的な気分になって、ついノリでついていってしまうことがあるはずです。それで後悔したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、海でナンパされたときに思い出してほしい3つのことをご紹介します。1. 好きな人のことナンパされたときには、あなたの好きな人のことを思い出してください。その男性は、ナンパにホイホイついていく女性のことを好きになるでしょうか?おそらく好きにはならないですよね。尻軽な印象を抱いて、むしろ「絶対に付き合いたくないな」と思う男性が多いのではないでしょうか。ナンパをしてきた男性と好きな男性を天秤にかけて、どちらがいいのかよく考えましょう。2. 彼氏にバレる可能性あなたが海に行こうと思ったとき、どこの海に行きますか?おそらく自宅からもっとも近い海水浴場に行きますよね。それはあなただけでなく、あなたが住む地域の住民は同じように考えます。あなたと彼氏が同じ地域に住んでいる場合、彼氏の友だちも同じように考えます。つまり、彼の友だちにナンパをされる可能性が十分にあり得るということです。男はおバカですから、ナンパに成功した女性を自慢することだってあります。その際に、うっかり彼の耳に入ってしまう…ということも。可能性は高くはないですが、0ではありません。3. 街でナンパされてもついていくか冒頭でも書きましたが、海に行くと男も女も気持ちが大きくなりがちです。そのため、ふだんならついていかないところをついていってしまうことがあります。「この男に街でナンパされてもついていくか」を考えましょう。そうすれば、海だからといってホイホイついていくことを予防できます。
2018年07月02日読み終えた時、きっとあなたの中で何かが変わっている。そう断言したくなるのは、蛭田亜紗子さんの新作長編『エンディングドレス』。「3~4年前から自分で洋服を作るようになったので、洋裁の話を書きたいなと思っていました」夫を病で亡くし、後を追うつもりの麻緒(あさお)は偶然見つけた「終末の洋裁教室」に通いはじめる。最終的に死に装束の製作を目的とした教室だ。「夫と二人だけで完結していた世界が壊れてしまったことにより、もう一度周囲と関わり直していく、という面もあるのかなと思いました」そこにいたのは寡黙な先生と、3人の年配のご婦人の生徒たち。「実際に手芸店で布を選んでいる年配の方たちをよく見かけていて、素敵だなと思って。登場する3人はそれぞれ違う印象になるよう、おっとりした人、ちゃきちゃきした人、ミステリアスな人と書き分けました」麻緒たちは〈はたちのときにいちばん気に入っていた服〉〈十五歳のころに憧れていた服〉といった課題に臨む。きっと読者も、自分ならどんな服を作るか考えるはず。「服によって過去が想起される課題を考えました。他の生徒のおばあさんたちも、90代、80代とそれぞれ年齢が違うので、作る服もまったく異なってくるだろうと思いました」課題をこなし完成品を披露しあうたび、それぞれの人生が浮かび上がる。麻緒も夫との過去を振り返ることになるが、そこには後悔や罪悪感も含め、複雑な心情が含まれる。「後悔なども抱えて人は生きていくものだから、清廉潔白な主人公にはしたくなかった。きれいなおとぎ話にはせず、あえて厳しい面も書きたいと思いました」教室での人生模様だけでなく、家族や旧友との関わりも描かれ、さらにはファストファッションのあり方など現代的な問題も垣間見える。丁寧に針を運んで縫ったかのような繊細な細部の設定、巧みな仕上げ方。エンディングドレスの製作についても、思わぬ展開が待っている。「洋裁は手順通りやればいつかは出来上がるし、作れば作るほど上手くなる。それは服作り以外にも影響する部分があると思いました」何かを作ること、着ること、人と関わること。かけがえのないものがいくつも見えてくる一冊だ。ひるた・あさこ1979年、北海道生まれ。2008年「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞、’10年『自縄自縛の私』でデビュー。著作に『凜』など。写真の洋服はご自身で製作したもの。病気で夫を亡くし後を追うことにした麻緒は、死に装束を作る洋裁教室に通いはじめる。だが、課題をこなすうちに心に変化が……。ポプラ社1500円※『anan』2018年7月4日号より。写真・水野昭子(蛭田さん)大嶋千尋(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2018年07月02日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼が1日、『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』内の『アエイオウ』舞台挨拶に登場した。同作は6つの詩から生まれた6つの新たな楽曲を6編のショートフィルムで描くオリジナル作。白濱は、安藤桃子監督『アエイオウ』の主演を務め、主題歌「何もかもがせつない」を同グループが担当した。主演の白濱は「音楽からショートフィルムが生まれるってLDHらしいプロジェクトだと思った」と語る。「台本を読んでいて、『これってどういうことなんですか?』と監督と話す機会が多かったので。見れば見るほど自分なりの答えが見つかってくる作品だなと感じました」と作品について振り返った。パフォーマーの小森は「改めてこの並びで、なんでお前なんだ感半端ない!」と苦笑。「グループのメンバーですけど、ボーカル(片寄)は歌って、亜嵐君は主演して。僕は曲聴いて『いいな』、映画観て『ちょっと難しいな』って。考えた時、どっちかというとこっちなんじゃないかな?」と客席側に立とうとする。片寄も「隼の存在意義みたいなのは、5日くらいかけて話してるんですよ」と明かした。主題歌にかけて最近あった「何もかもがせつない」エピソードを聞かれると、片寄は「小森の存在」とさらに小森いじり。小森は「SNSで僕の名前が出た時から、何もかもがせつない! 景色がすべて曇って見える」と嘆く。白濱は「隼の状況もそうなんですけど、こないだ(関口)メンディー君が始球式を投げて、133km/hで話題になったじゃないですか。すぐ樽美酒さんに抜かれましたね」と、それぞれメンバーのせつなさに注目していたようだった。また、作品にちなみ「ア・エ・イ・オ・ウ」のカードに書かれた質問に答えることに。「メンバーに感謝したこと、されたこと」という質問を引いた片寄は「もう、毎日っすね」と答え、会場からも感嘆の声が上がる。小森が「久々に会ったけどね」と言うと、片寄は「そんなことないでしょう。昨日会わなかっただけじゃない?」と指摘。小森は「1日会わなかったら久しぶりな感じするよね。今日朝、おはようって言うの緊張した」と告白し、白濱も「お前今日俺に言わなかったからね、『おはよう』って!!」と訴え、小森は「声が出なくて! なんかわからないけど亜嵐くんを見つめるだけの状況になった」と説明した。さらに小森は「昨日この登壇が心配すぎて、深夜に涼太くんに連絡したんですよ。なおさら挨拶しづらい」と複雑な心境を吐露。片寄が「感謝されてる感じはした。昨日LINEしてよかったでしょ?」と尋ねると、小森も「ちょっと心がほっこりした」と振り返った。
2018年07月01日ライザップの3か月ダイエットに挑戦し、美しく痩せたと話題の佐藤仁美さん。12.2kgの減量に成功したプロセスから、佐藤さんの人柄に合わせたプログラム内容、厳しいダイエット中のモチベーションのあり方まで、その舞台裏を伺いました。「痩せただけで、こんなに反響があるなんてびっくり。中身は全然変わってないんですけどね(笑)」10代からドラマや映画で活躍する実力派女優でありながら、お酒とオカマバーが大好きと公言するなどオープンなキャラで愛される佐藤仁美さん。昨年放送の朝ドラ『ひよっこ』では、ふくよかな姿で親しみあふれる“高ちゃん”を好演していただけに、美しく痩せた姿で登場した時には驚いた。「25歳頃から太りはじめ、30代でお腹まわりの脂肪が増加。衣装のウエストはゴムになり、体重は過去最大の61.6kgに。ダイエットを決めたのはそんな時。週2~3回の筋トレや有酸素運動と低糖質の食事を3か月続けました」運動経験ゼロだった佐藤さん、苦労したのは意外にも食事面だ。「低糖質の食事をと言われても、最初は食べちゃダメなものがわからなくて。まさか根菜や、みりん、料理酒の調味料もダメだとは。お米はあまり好きじゃなかったから助かったけど、大好きなパンが食べられないのは辛かったですね」大好物のお酒を断つのも、さぞ大変だったろうと思いきや…。「食事制限に加えてお酒もダメだなんて耐えられなくて、実はこっそり飲んでたんです(笑)。でも体重が停滞してきて、カミングアウトしました。そうしたら、私の場合はストレスが一番痩せにくいというトレーナーの意見で、週2~3回ならお酒を飲んでいいことに。糖質の少ないハイボールとウォッカでストレス発散していました」1か月半後には自然と早寝早起きや散歩をするようになるなど、意識の変化も生まれてきた。「1回は逃げてもいいと思ってたけど、結局最後までくじけなかったですね。トレーナーが親身になって、私に適した指導をしてくれたおかげでもあります。結果、体重も49.4kgまで落とせました。今は、この痩せた私にどんな役がもらえるのか、楽しみなんです」さとう・ひとみ1979年10月10日生まれ。’95年、ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、同年女優デビュー。スリムになり現在ドラマ、バラエティ、舞台で注目を集めている。ブラレット¥6,800(CALVIN KLEIN UNDERWEAR/カルバン・クライン カスタマーサービス TEL:0120・657・889)スカートはスタイリスト私物※『anan』2018年6月13日号より。写真・中村和孝(まきうらオフィス)スタイリスト・西脇智代ヘア&メイク・藤田響子インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2018年06月06日佐藤健を主演に迎え、桜井画門による人気漫画を本広克行監督が実写映画化した『亜人』のBlu-ray&DVDが4月18日(水)よりリリース。この度、このリリースに先駆け、Blu-rayおよびDVDの豪華版に収録されるメイキング映像が一部公開された。本作は「good!アフタヌーン」で連載され、“殺しても死なない”“何度でも命をリセットできる”というセンセーショナルな設定が話題を呼ぶ同名人気漫画が原作。新人類“亜人”となってしまった主人公が、世界の差別や隔絶を経験しながら「自己」「生きる道」を懸命に模索し、国家権力や同じ種族の亜人と戦うこととなる物語だ。主人公・永井圭役を佐藤さん、最凶最悪の不死身テロリスト・佐藤役を綾野剛が演じ、2人の直接対決も注目の本作。ほかにも、玉山鉄二、城田優、千葉雄大、川栄李奈、浜辺美波。さらに、劇場アニメ・テレビアニメ「亜人」で主人公の声を務めた宮野真守が圭のIBMの声を、アナウンサー役で鈴村健一が出演していることでも注目を集めた。そんな本作のBlu-ray&DVDリリースに先立ち公開されたのは、華麗なワイヤーアクションなど、壮絶なアクションの裏側に迫った貴重なメイキング映像。圭役の佐藤さんは撮影初日を終え、「いよいよ始まったなという感じです。しっかりと準備をすることができたので、あとは僕たちがやるだけ。なんとかいい作品に仕上げたいですね」と意気込みを語る。一方、圭と死闘を繰り広げる佐藤を演じた綾野さんは「なかなか難しい役どころだな」と話しつつ、「みなさんの協力を得て、なんとかなっています」と撮影の様子を語っている。また、「死なないからこそ、できることしかないアクション」と佐藤さんが話すように、本作では絶対に死なない“亜人”同士の終わらないバトルが繰り広げられる。映像では、佐藤さん自ら高いところから飛び降りるワイヤーアクションを担当している姿も登場。さらに、躍動感あるアクションを撮影するため、カメラマンが佐藤さんの動きにあわせて、後ろ向きに建物から飛び降りるというアクロバティックな撮影が行われている様子も確認できる。そして、映像的な説得力を自身の肉体によって持たせるべく、「ベンチプレスやダンベルとかを使って、奥底にあるものを引き起こす」と筋肉のパンプアップを行ったという綾野さん。そんな綾野さんについて本広監督は、「彼があそこまで追い込んで、一生懸命やるから、全スタッフ・全キャストに余波がいっていますね」と絶賛している。なお、ほかにも豪華版の特典ディスクには、佐藤さん、綾野さん、城田さん、川栄さん、本広監督といった豪華な面々が集結したビジュアルコメンタリーやイベント映像などの映像特典が収録されている。『亜人』Blu-ray&DVDは4月18日(水)リリース(※Blu-ray&DVDレンタル中)。(cinemacafe.net)■関連作品:亜人 2017年9月30日より全国東宝系にて公開© 2017映画「亜人」製作委員会 © 桜井画門/講談社
2018年04月17日「EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐が、「GENERATIONS」デビュー5周年を迎え、初のソロ写真集「白濱亜嵐ファースト写真集 TIMBRE」を11月21日(火)に発売することが分かった。TVドラマ「GTO」や「僕らはみんな死んでいる♪」、『HiGH&LOW』シリーズなどに出演と、俳優としても活動する白濱さん。今回の写真集は、彼の「GENERATIONS」デビューから5年間の集大成ともいえる作品。ファッションアイコンとしてもワールドワイドに活躍する彼が、“TIMBRE(音色)”をキーワードに、インスパイアされた世界観をプロデュース。パンキッシュなスタイルから、モード感漂う躍動感溢れるスポーティなコーディネートまで、セクシーかつやんちゃな一面も覗かせるファン必見の一冊だ。また、本人初の約2万字インタビューも掲載。自身のルーツから「GENERATIONS」に至るまでのエピソードを完全収録!さらに付属のDVDでは、写真集のメイキング動画はもちろん、本編には収録されていない南の島で自然体の彼に迫った未公開画像も初公開されている。白濱さんは、「TIMBREとは音色という意味なのですが、白濱亜嵐という音を様々な音色で表現させて頂きました。色々な僕のこだわりだったり、すごく好きなものがつまった写真集になっていますので、是非手に取ってチェックして頂けると嬉しいです。いまの24歳の自分を感じて下さい」とコメントを寄せている。なお今回の発売を記念して、東京・渋谷の一部店舗では購入者特典として、対象商品をお買上毎に1枚、店舗限定フォトカードがプレゼント(※先着順・なくなり次第終了)。「白濱亜嵐ファースト写真集 TIMBRE」は11月21日(火)より全国にて順次発売。(cinemacafe.net)
2017年10月29日2020年の東京五輪の種目にも決定し、注目度急上昇の競技「スポーツ・クライミング」。そんなクライミングの注目選手・楢崎智亜(ともあ)選手の魅力に迫りました。「プロのクライマーとして生きていこうと決めたのは、高校3年の時。大学へ進学することも考えたのですが、自分の中で『逃げ道を作りたくない』という思いがあり、クライミング一本で行くことを決めました。世界一になることだけが、当時から変わらない目標です」凛とした表情で、プロとしての決意を語ってくれた楢崎智亜選手。鍛え抜かれたボディはまるで彫刻のよう。その体で壁を縦横無尽に動き回る姿は、国内外で“ニンジャ”と称される。「いろいろな体の使い方をトレーニングで試して、それをクライミングに馴染ませる作業を実践しています。体格の大きな海外の選手に負けない柔軟さが武器ですね」2016年は世界選手権で日本人初のチャンピオンに。「それまでは、“かっこよく登る” ことが僕のプレーの美学でもあったのですが、昨年は見え方よりも“登りきること”を徹底的に意識していました。ただ、勝つために登りすぎても駄目なんだな、というのは今年新たに思ったこと。熱すぎず、冷静すぎず、中間くらいの感情でいるのがちょうどいいバランスなんだと思います」そんな楢崎選手が感じるクライミングの醍醐味とは?「誰もできない課題を一人だけクリアした時は、めちゃくちゃ気持ちがいいですね。完登して振り向いた時に大きな歓声を受けるのがすごく好きで。その瞬間のために、これからも僕は登り続けます」素顔がわかるQ & AQ.オフの日は何をする?休みの日はだいたい、整体に行って体をメンテナンスします。それか、風呂好きなのでコーチと地元の温泉に行くことも多いかな。Q.試合前に行うジンクスは?特にありません。ただ、他の選手のプレー中は余計なことを考えないよう、観客の声援に一喜一憂しないことを心がけています。Q.好きな女性のタイプは?僕が、けっこう自分の夢や野望を語るのが好きなタイプなので、僕の話を優しく聞いてくれる女性だとありがたいです(笑)。ならさき・ともあ1996年6月22日生まれ。栃木県出身。TEAM au所属。2016年ボルダリングW杯年間優勝。2017年THE NORCE FACE CUP優勝。10月のリードW杯でも2位の好成績を残す。※『anan』2017年11月1日号より。写真・佐藤航嗣(TRON)取材、文・瀬尾麻美
2017年10月28日映画『恋と嘘』(10月14日公開)の公開記念舞台挨拶が24日に行われ、森川葵、北村匠海、佐藤寛太が登場した。同作はムサヲによる同名コミックを、キャラクターを変えたアナザーストーリーとして実写化。超少子化対策のために政府が遺伝子マッチングを行い運命の相手を通知するという未来の日本で、幼馴染の司馬(北村)と政府通知の相手である高千穂(佐藤)の間で揺れる女子高生・葵(森川)の恋模様を描く。周囲からの感想は? という問いに、北村が「映画の冒頭にも出てたうち(DISH//)の矢部昌暉という……」と名前を出すと会場も反応。北村は「さらっと出てさらっとキスしてるという、嵐のような。彼が見たらしくて『ただのラブストーリーじゃないね~』と言ってた」と明かし、「お前出てるわ! 他人事じゃないわ! 台本見てるだろ!」とその場にいない矢部にツッコミを入れていた。また森川が「マッケンが観にきてくれたらしくて」と新田真剣佑の名前を出すと、北村も「マッケンが電話をくれました。『匠海、観たよ~。みんな、最高だったね~。寛太、いいね~」とモノマネを交えながらエピソードを披露。佐藤が「3人で焼肉食べたんです」と話すと、北村も「たまたま2人から同時に連絡が来たんで、会っちゃえばいいじゃんって」と、意外な交流について語り、会場のファンからは驚きの声が上がった。舞台挨拶には、観客がその場でTwitterにハッシュタグで感想を投稿し、キャスト陣がそれを検索しながらトークするという新たな試みも取り入れられた。端末を渡された北村は「エゴサーチしてもいいですか?」とジョークを飛ばし、佐藤は投稿に夢中になるなど自由な空気に。映画の感想だけでなく、「葵ちゃん、マリオ」と森川の服装や、「匠海くんの頭、鳥の巣?」といった髪型へのツッコミも飛んでいたため、出演者陣は「謝って!」(佐藤)、「言っていいことと悪いこと知ってる~!?」(佐藤)と先生のように注意していた。
2017年10月24日映画『恋と嘘』(10月14日公開)の公開初日舞台挨拶が14日に行われ、森川葵、北村匠海、佐藤寛太、浅川梨奈、田辺桃子、阪本奨悟、古澤健監督が登場した。同作はムサヲによる同名コミックを、キャラクターを変えたアナザーストーリーとして実写化。超少子化対策のために政府が遺伝子マッチングを行い運命の相手を通知するという未来の日本で、幼馴染の司馬(北村)と政府通知の相手である高千穂(佐藤)の間で揺れる女子高生・葵(森川)の恋模様を描く。人見知りの出演者が多い中、現場を盛り上げていたという佐藤。森川は「寛太くんが『水族館のシーンが好きだ』って言うんですよ。で、『今日そのシーン撮影だよね』って言ったら、『え、今日なの?』って、自分の好きなシーンの撮影日忘れてるんですよ!」と天然エピソードを披露した。北村が「寛太、それはな、いかん」と諭すと、佐藤は「言い訳すると、イン前に台本覚えてるので、シーンの確認の紙をあんま確認しないんだよね。悪い癖なんだけどさ」と弁解。北村は「これは悪い記事でるな」とつっこんでいた。また「政府通知」という設定はありかなしかを出演者陣で投票することに。森川、北村、佐藤、浅川は”あり”、田辺、阪本、古澤監督は”なし”に手を挙げた。森川は「生きていて、運命の相手に出会えてる可能性はかなり低いから、どういう人が合ってるのか確かめられるからいいな」と語る。浅川は「政府通知ないと結婚できる気がしないので。人性安パイやなと思って」とインパクトのある言葉を残した。北村は「素敵な制度だと思うし、平等に幸せを分け与えるなら素敵」、佐藤は「提示してくれるなら、会ってみたい」と好奇心を見せた。一方、古澤監督は「正解を提示してもらえたら楽だけど、振り返ると、間違えるチャンスがあってよかったなと思うんですよね」と諭す。また、田辺も「教えてもらうのは楽だと思うんですよ。でも私は結構自分で、後悔しない道を歩きたいなと思っちゃうので」、阪本は「人に決められてうまくいかなかった場合って、決めた人のせいにしちゃうんじゃないかな。自分で決めたから責任を取れるという気もする」と意見を示した。
2017年10月14日●佐藤寛太、熱烈なラブコール少子化が進んだ未来の日本を舞台に、政府が国民の遺伝子情報を分析し最良の結婚相手を通知する、という設定で人気のコミック『恋と嘘』。原作とは違うキャラクターのアナザーストーリーとして実写映画化され、10月14日より公開される。森川葵演じるヒロインの女子高生・仁坂葵と、"最高"の幼なじみである司馬優翔、葵の政府通知の相手で"最良"の結婚相手である高千穂蒼佑の3人が、恋に悩みながら成長していく姿を描く同作。今回は、司馬役の北村匠海(DISH//)、高千穂役の佐藤寛太(劇団EXILE)に、作品について話を聞いた。○ゲームがきっかけで打ち解けた――写真撮影の時もお二人、仲が良さそうでしたね。北村:仲良いですね。佐藤:……本当ですか?北村:あのね、そのボケ、僕もしようかと思ってた(笑)。――初共演ですが、すぐに打ち解けたんですか?北村:寛太くんが、僕の心をこじ開けてくれたから。佐藤:ゲームが僕らの心をつないでくれました(笑)。すごく難しいゲームがあって「クリア止まってるんだよね」と話したら「僕、もう全クリアした」と言われて。北村:「4回くらいクリアしたよ」って。佐藤:ゲーマーの中でも"死にゲー"と言われている、なかなかクリアできないゲームなんですよ。北村:ゲームオーバーになる回数が尋常じゃないから、くじけない心、折れない心が大事なんです。佐藤:僕の家で交代交代でやりました(笑)。――ゲームきっかけで、家に行くくらいの仲になったんですね。北村:ゲームってすごいんですよ! 葵ちゃんもゲームが好きで。佐藤:ゲームがきっかけで、3人の会話が生まれました。○声のトーンが似てる2人――お互いの俳優としての印象はいかがでしたか?北村:まず、声のトーンが似てる! と思いました。本読みで互いの様子を見て、次の段階からは2人とも変化をつけていました。同世代の俳優として、同じ感覚を持っていると思いました。佐藤:私服もオシャレだし、趣味のカメラとか、ものづくりが好きな姿勢がすごい。僕も匠海くんの影響でカメラを始めましたし、先日も小技を教えてもらって。演者だけど、撮る側の目線も考えていて、2人が激突するシーンでは全体の画を考えた時に「立ち位置が逆のほうが見栄えがいい」と提案もしてくれました。――刺激を受けましたか?佐藤:そうですね! 映画を観るのが好きなので、匠海くんの作品も観ていて、スクリーンの中の人と一緒にできるのはすごく楽しみだったし、ワクワクしていました。――それは熱列な……佐藤:ラブコールでしょ?(笑)北村:(笑) 現場の空気感ってすごく大事だと思うんですけど、寛太くんが空気を作ってくれてたんだと思います。監督も寛太くんがいないときに「いや~あいつ小学生だよな~」って寛太くんの話ばっかりするし(笑)。佐藤:言ってたね(笑)。ずっと言われてる!北村:2人での芝居がなかなかなかったから、寛太くんのいない現場で寛太くんの話を聞くことが多かったんですけど、現場の明るい空気を作ってくれてたなと思いました。佐藤:前半は本当に一緒のシーンがなかったよね。作品を観て、葵ちゃんが匠海くんと一緒の時に、僕の時と全然違う顔をするんだな、女優さんとしてすごいと思いました。北村:葵ちゃんはすごいよね。――ちょっと作中の2人の感じに似てますね。佐藤:嫉妬ってやつですね。北村:嫉妬したね、ちょっと。でも僕は今、現場(『OVER DRIVE』)一緒だから!佐藤:うちの先輩と一緒だもんね。北村:そうそうそう、町田(啓太)さん。仲良くなった。佐藤:優しいんだよ、これがまた。●医者を目指しがち、色々抱え込みがち○役柄は絶対逆――幼馴染で優しい司馬、お金持ちで頭のいいツンデレの高千穂、女子からしたら迷ってしまう理想的な男子を演じられましたが、いかがでしたか?北村:司馬は「最高の幼馴染」という設定だから、観ている方にもそう思ってもらわなきゃいけないじゃないですか。僕ら2人で迷ってしまうくらい素敵だなと思われなきゃいけないので、難しいなと思いました。佐藤:高千穂は医者を目指してて金持ちで、という設定がわかりやすかった。それでいて、性格に難ありみたいな。北村:でも女の子って好きなんじゃないかなぁと思います。素直じゃない男。佐藤:そうそう。少女漫画にいるタイプ!北村:高千穂のキャラクターに対し、司馬優翔はどう印象を作っていこうかと難しかったけど、監督には「とにかく優しさで包み込む部分を担ってもらう」と言われて。初日に、監督から「司馬くん、完成してたね」と言われて、これでよかったんだなと思えました。佐藤:僕、クランクインの時に監督から「司馬くんはできてるよ」って言われて(笑)。周囲からも匠海くんのことをすごく聞いた。――佐藤さん、『イタズラなKiss』などクールなイメージが続いていますよね。佐藤:結構、医者目指しがちですよね(笑)北村:僕はね、だいたい色々抱え込みがち、陰の感じ(笑)佐藤:わかる(笑)――おふたりはどちらが自分に近いですか?佐藤:絶対逆だよね! もしこの2人で表すとしたら逆だと思う。北村:僕は映画を見てて、高千穂目線になる部分が多くて、切ない気持ちになりました。佐藤:でも司馬が最初、キスしちゃうじゃん。自分の気持ちを抑えきれない、突き抜けちゃう感じに、匠海くんの持つ10代特有のエネルギーが出ていたと思って。――すごい、大人の発言ですね。北村:たまに出る大人な発言ですね(笑)。冗談です。佐藤:たまに出る? 言葉選んでるからね(笑)○ものづくりに貪欲――北村さんは普段グループとして音楽活動もされていますが、役者との違いはいかがですか?北村:音楽とはまた別物ですね。自分の中で動く感情みたいなものはお芝居と音楽で還元しあえればいいと思ってますけど、別物として捉えています。佐藤:本当、すごいよね。北村:自分でもたまに、今日は頑張れたなと思って1人で焼肉食べに行くもんね(笑)。佐藤:この撮影中もライブやってたもんね。北村:今も、ライブ控えてるからさ。でも僕はすごくものづくりが好きなタイプだから、音楽も芝居も好きだし、もしかしたら10年後、20年後とかに、カメラ担いでるかもしれない(笑)。佐藤:ありそうありそう!北村:それくらい、何かを作ることについて貪欲に生きているので、「どっちが楽しいの?」と言われることもあるけど、両方楽しいです。――それでは、最後に作品が気になっている方にメッセージをいただければ。北村:"最良"の相手を決める政府通知があるという設定なので、現代とは違うファンタジーな部分もありますが、自分にとっての幸せは何だろうとか、そういうことを考えてくれたらいいなと思います。それぞれが自分の幸せを捨てても相手を応援したいと思っていて、そこから自分にとっての幸せみたいなものを感じていただければ、僕ら演者にとっては嬉しいです。佐藤:今回は高校生という年代を演じさせてもらって。自分の心を自分ですら把握できなかったり、周りの意見に左右されやすかったり、普通に生きいてる人たちにも当てはまると思うんです。そんな中で、1人の少女が恋をして、どんどん自分の気持ちに素直になっていく。わかりやすく心に刺さるメッセージもあるし、恋愛映画としてのキラキラしたシーンも随所にあるし、毎回意味の違うキスシーンもあります。女子高生も楽しめるし、大人の人も楽しめると思うので、気軽に来て欲しいですね。北村:さすがです。回収するね~!佐藤:もう俺、地方キャンペーンでたくさんしゃべってるから!北村:寛太くんは1人でキャンペーンで地方を回ってたんですよ。全部きれいにまとめて言ってくれました(笑)。●【プレゼント】北村匠海&佐藤寛太サイン入りチェキ<応募〆:10月18日>北村匠海&佐藤寛太 サイン入りチェキを1名様にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2017年10月13日から2017年10月18日23:59まで■内容:北村匠海&佐藤寛太 サイン入りチェキプレゼント■当選人数:1名様■応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート。当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後24時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。○当選条件日本国内にお住まいの方 <個人情報取扱いについてのご注意> 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ 管理本部長 personal_data@mynavi.jp
2017年10月13日