「すぐに変えれるモノじゃない」西山茉希さんは2013年に結婚し同年10月に長女を、2016年4月に次女をそれぞれ出産。2019年に離婚後は、シングルマザーとして姉妹を育てています。24日、Instagramに動画を投稿し、自身の体型について指摘する一部報道について言及した西山さん。23日放送の番組に出演後、「めっちゃやつれてる」「激痩せ」等と騒がれたことについて、「慣れることなくため息つくけど、仕方ないっちゃ仕方ない」と正直な気持ちを綴りました。西山さんは現在38歳。もともとスレンダーな印象ですが、投稿によると「#完全母乳で削げてった身体」「#年齢と共に胃腸の弱いチキン体質」だといいます。また、お酒も大好きな西山さんは、飲めば「お肉もつく」ものの、「緊張あるとすぐゲソる」。家系的には「骨太筋肉家系」だといい、「#年齢と性別と性格による形成」「#経験を経てなう」と、無理なダイエットや身体の不調により痩せているわけではないことを明かしています。忙しい毎日の中で、「そんな身体を見つめる時間は極わずか。すぐに変えれるモノじゃない」とも綴った西山さん。しかし、「やつれても老けても、乗り越えてきた"今"が、私は一番幸せです」「見える外見よりも、映らない想いが届く時代になったらいいな」と前向きに投稿しています。「心が喜ぶ状態で、今を動きやすい身体で、最終章はふっくらと美味しいおにぎりを握るおばーちゃんになりたいそー思いながら過ごせるようになったから、"過去"がくれた全部に感謝」(西山茉希さんオフィシャル Instagramより)母乳育児は痩せやすい?妊娠や出産で増えた体重や変化した体型が戻らず悩む女性は多いですが、一方では、母乳育児でげっそりしてしまい、スタイルが貧相になってしまったという悩みも少なくありません。赤ちゃんにあげる母乳は、乳房にある乳腺で主に血液を材料にして作られています。赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によりプロラクチンが多く分泌され、母乳を作るよう指示を出します。そうすると血液が乳房に張り巡らされた毛細血管にさらに流れ込み、そこに血液中の栄養素が取り込まれることで母乳が産生されます。母乳育児中のママは、毎日血液を使って母乳を作り、赤ちゃんを育てているということです。また 、母乳育児をしている間は太りにくいという話を聞いたことがある人は多いと思います。実際に、授乳によるエネルギー量は1日あたりおよそ500kcal(個人差あり)。これは80分程度のランニングを毎日しているのと同じくらいの消費量になります。これだけのカロリーを毎日赤ちゃんに与えているのですから、十分な栄養が必要ですが、子育て中は忙しくて自分の食事は後回しになってしまいがちでもあります。頑張りすぎてしまうお母さんたちはどうか、自分自身のこともいたわってあげてくださいね。参照:【助産師解説】母乳は白い血液?作られる仕組みと成分、血乳の原因と対処法【助産師解説】産後の体重はいつ戻る?体重戻し成功&失敗談<ママ体験談>
2024年04月26日7月期の木曜劇場として、松岡茉優主演のオリジナルドラマ「ギークス/GEEKS」(仮)を放送することが決定。田中みな実、滝沢カレンと「GEEK(ギーク)」=好奇心旺盛で、卓越した知識や技術を持っているオタクのトリオになり、謎解きストーリーに挑む。今作は、ノー残業をモットーとする警察署勤務の3人のギークが、腕と好奇心とほんの少しの正義感で定時までに事件を解決する痛快エンタメドラマ。彼女たちは毎週金曜日にお決まりの居酒屋に集まっては、職場や人間関係の愚痴に花を咲かせるのが日課。するとそこに、刑事たちが頭を悩ませているという、ある事件が持ち込まれる。3人のギークたちがちょっとした謎解きのつもりで、それぞれの知識を基に捜査の違和感や矛盾点を指摘すると、やがて意外な事実が発覚…。彼女たちの井戸端会議が、事件解決をスーパーアシストしてしまう!そんな彼女たちもプライベートでは悩める女性。事件解決の手柄には興味がない彼女たちにとっては、不器用すぎる恋愛や、コミュニケーション下手ゆえの人間関係のトラブルのほうが難解すぎる大事件だった…!?持ち前の知識と技術で難事件をひっそりと解決しつつも、仕事でもプライベートでも難がありすぎて何かとこじらせる3人のギークたち。ひと筋縄ではいかない彼女たちの厄介な生き様をキュートでコミカルに描きつつ、ときには痛快に事件を解決する新感覚エンターテイメントが誕生する。◆松岡茉優、クセ者鑑識官役でフジテレビGP帯連ドラ初主演優秀だがクセ者の鑑識官の主人公・西条を演じるのは、松岡茉優。映画初主演作となった『勝手にふるえてろ』や映画『万引き家族』、ドラマ「フェンス」など、日本の映像界を牽引する存在である。フジテレビの連続ドラマには、初主演土ドラ「She」以来、約9年ぶり3度目の出演で、今作がフジテレビのGP帯連ドラ初主演作となる。演じる西条は、小鳥遊(たかなし)署の鑑識課に勤める鑑識官で、署内での証拠品の分析や管理を担当している女性。優れた観察眼を持ち、一度見た指紋や足跡、靴などの特徴が全て頭に入っている。頭脳明晰で優秀な鑑識官ではあるが、ムダな労力を使うことが大嫌い。やるべき仕事をこなしたらサクッと定時に帰ってしまうなど、泥臭い刑事の世界や古くさい警察組織の体質からは一線を引いている。そのことから「正義感ゼロの鑑識官」と呼ばれることも。人との距離感に厳しく、無駄に仲良くなるのが苦手なのに、隣の部屋に引っ越してきた男性がやたらと西条に関心を示すように…。松下さんは「私自身が“そんなドラマが今、見たかった!”と感じました。こだわり強めの3人が織りなす会話劇は、台本を読んでいてもニヤニヤ、クスクスしてしまいます」とコメント。「西条はジグソーパズルのオタクなのですが、オタクだって興奮の仕方は千差万別」と言い、「みなさんも“オタ”の部分がお有りでしたら、共感してもらえる所も多いと思うので、好きなものに一直線な3人を楽しんでもらえたらうれしいです」とすでに作品と撮影を楽しんでいる様子だ。◆いま最も目が離せない俳優・田中みな実が心理分析のプロ役で新境地心理分析のプロである吉良を演じるのは、田中みな実。田中さんは、オトナの土ドラ「絶対正義」(東海テレビ/2019年2月~3月)で本格的に役者デビュー、2023年の木曜劇場「あなたがしてくれなくても」では多くの共感と注目を集めた。その後も、「ばらかもん」、現在放送中の「Destiny」と民放連ドラに立て続けに出演中。そんな田中さん演じる吉良は、小鳥遊署の医務室に勤務している産業医。「人の心を見透かす医務室の魔女」という異名をとるほど人間心理を読むことに長けており、行動や表情を見て、瞬時にその人の心の内を読み取ってしまう。初対面の人でも通りすがりの人でも遠慮なく親しげに話しかけるなど、人との距離感のとり方が独特で仲の良い西条や基山にはズバズバと切り込んでいくことも。その一方で本気の恋愛に対しては踏み込んでいかない事情があるようで…。田中さんは松岡さんについて、「3人の中で最年少でありながら、芸歴21年の頼れる座長。知識も経験も豊富で、想定していなかった動きや言い回しがシーン毎に飛び出します。それでいて、時に甘えん坊で無邪気。『わたし、2人には"まゆちん"って呼ばれたいです』と照れ笑いする様子は子供のようで、すっかり翻弄されています」と話す。そして「顔合わせ兼本読みの日、台詞を全て暗記してきた滝沢さん。“絶対に絶対に絶対に迷惑を掛けないように頑張るのでよろしくお願いします!”と深々頭を下げていましたが、迷惑どころか、カレンちゃんの存在がどれだけ現場を和ませているか。真面目に一生懸命に芝居と向き合い、卓越したワードセンスで皆を笑わせてくれる、最高の役者です」と滝沢さんを讃え、「2人に会えると思うと現場に向かう足取りが軽く、休みの日にも2人を想ってしまう」と、ギークスのチームワークに自信をのぞかせた。◆滝沢カレンが、“地図だけが話し相手”の地理ギークを演じる地理に精通した交通課員、基山を演じるのは、滝沢カレン。モデルやタレントとしてその明るいキャラクターで人気を博し、現在放送中の「全力!脱力タイムズ」では、その独特なワードチョイスでバラエティ番組でもお馴染みの存在。俳優としては映画『ROOKIES-卒業-』でデビューすると、「G線上のあなたと私」「未来への10カウント」で話題となった。滝沢さん演じる基山は、小鳥遊署・交通課に務める女性。「地図だけが話し相手」と言われるほど、あらゆる道や時間帯ごとの交通量まで小鳥遊町の地理は全て頭に入っており、日本全国の地理にも詳しい。常に最短ルートを知っているので、逃走した容疑者を先回りして捕まえることもできる。3人の中では最も論理的で、曲がったことを許さないきまじめな性格。22歳の妹と高校生の弟がいて、特に弟の進学を過剰に心配しては煙たがられている。バラエティ番組での明るいキャラクターとはひと味違った、地理好きのギークという独特の役を滝沢さんがどんなふうに表現するのか期待したい。滝沢さんは、「一番は人間性や毎日の生き方だと思います。基山さんも、私の知らなかった毎日を送っています。仕事も考えも生き方も、全て初めて見る景色でした。でもそこに芽生えた友情や生きる上での楽しみがいかに人それぞれで、そしてその息抜きが一致する時、どれだけ人はうれしいか、改めて知りました。ひとりのようでひとりじゃない、とびっきりに人間性が詰まっているのがこのドラマの魅力だと思います」と、ドラマの魅力を真摯に語っている。警察という組織の中で、なるべく効率的に、ドライに生き抜こうと振るまう「省エネ3人組」こと3人のギークたちの異色の木曜劇場の続報に注目だ。木曜劇場「ギークス/GEEKS」(仮)は7月、フジテレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年04月25日俳優の松岡茉優が、フジテレビの7月期の木曜劇場『ギークス/GEEKS』(仮)で主演を務めることが25日、決定した。松岡は同局のGP帯連続ドラマ初主演。本作は、頭は切れるのに人間関係に難アリな警察署勤務の女ギークたちが、週末の井戸端会議で事件解決をスーパーアシストしてしまう、新感覚の“井戸端謎解きエンターテイメント”。その気になる3人のギークを松岡、田中みな実、滝沢カレンが演じる。本作は、ノー残業をモットーとする警察署勤務の3人の女ギークが、腕と好奇心とほんの少しの正義感で定時までに事件を解決する痛快エンタメドラマ。彼女たちにもそれぞれ得意分野があり、松岡演じる主人公、西条唯(さいじょう・ゆい/29)は、優れた記憶力を持ち、物事の細部を即座に把握できる、高い証拠分析能力の持ち主。田中演じる産業医・吉良ます美(きら・ますみ/35)は、プロファイリングもお手のものの心理分析のプロ。滝沢演じる交通課員・基山伊織(もとやま・いおり/28)は、地域の情報すべてが頭に入っているほど地理に精通している。彼女たちは毎週金曜日にお決まりの居酒屋に集まっては、職場や人間関係の愚痴に花を咲かせるのが日課だった。するとそこに、刑事たちが頭を悩ませているという、ある事件が持ち込まれる。3人のギークたちがちょっとした謎解きのつもりで、それぞれの知識を元に捜査の違和感や矛盾点を指摘すると、やがて意外な事実が発覚。彼女たちの井戸端会議が、事件解決をスーパーアシストしてしまう。しかし、そんな知識の持ち主のギークでも、プライベートでは悩める普通の女性。事件解決の手柄には興味がない彼女たちにとっては、不器用すぎる恋愛や、コミュニケーション下手ゆえの人間関係のトラブルの方が難解すぎる大事件だった。持ち前の知識と技術で難事件をひっそりと解決しつつも、仕事でもプライベートでも難がありすぎて何かとこじらせる3人のギークたち。一筋縄ではいかない彼女たちの厄介な生き様をキュートでコミカルに描きつつ、時には痛快に事件を解決する新感覚エンターテイメントが今夏にスタートする。松岡が演じる西条は、小鳥遊(たかなし)署の鑑識課に勤める鑑識官で、署内での証拠品の分析や管理を担当している女性。優れた観察眼を持ち、一度見た指紋や足跡、靴などの特徴が全て頭に入っている。頭脳明晰で優秀な鑑識官ではあるが、ムダな労力を使うことが大嫌いで、やるべき仕事をこなしたらサクッと定時に帰ってしまうなど、泥臭い刑事の世界や古くさい警察組織の体質から一線を引いている。そのため「正義感ゼロの鑑識官」と呼ばれることも。人との距離感に厳しく、無駄に仲良くなるのが苦手なのに、隣の部屋に謎のイケメンが引っ越してきて、やたらと西条に関心を示し始めてしまう。今作でフジテレビGP帯連続ドラマ初主演となる松岡が、一癖も二癖もある鑑識官をどのように演じるのか注目だ。田中演じる吉良は、小鳥遊署の医務室に勤務している産業医。「人の心を見透かす医務室の魔女」という異名をとるほど人間心理を読むことに長けており、行動や表情を見て、瞬時にその人の心の内を読み取ってしまう。初対面の人でも通りすがりの人でも遠慮なく親しげに話しかけるなど、人との距離感が麻痺していて、仲の良い西条や基山にはズバズバと切り込んでいくことも。イケメンが大好きで、「目の保養になる」と常にアンテナを張っているが、その一方で本気の恋愛に対しては踏み込んでいかない事情があるよう。ドラマで演じる役が常に話題になる田中が、心理分析のプロ役で新境地を切り開く。滝沢演じる基山は、小鳥遊署・交通課に務める女性。「地図だけが話し相手」と言われるほど、あらゆる道や時間帯ごとの交通量まで小鳥遊町の地理は全て頭に入っており、日本全国の地理にも詳しい。常に最短ルートを知っているので、逃走した容疑者を先回りして捕まえることもできる。3人の中では最も論理的で、曲がったことを許さないきまじめな性格。22歳の妹と高校生の弟がいて、特に弟の進学を過剰に心配しては煙たがられている。バラエティー番組での明るいキャラクターとはひと味違った、地理好きのギークという独特の役を滝沢がどんな風に表現するのか期待が高まる。■各コメント【松岡茉優】――今作がフジテレビのGP帯連ドラ初主演。オファーを受けた感想。「森安彩プロデューサーから、『ギークス/GEEKS(仮)』で描きたいことを聞き、私自身が“そんなドラマが今、見たかった!”と感じました。こだわり強めの3人が織りなす会話劇は、台本を読んでいてもニヤニヤ、クスクスしてしまいます。ちょうど放送が木曜日ということもあり、放送を見てくださった方が“明日1日頑張って、あいつと飲みたいな”と気の置けない仲間のことを思い浮かべてもらえたらとてもうれしいです」――台本を読んで、今作の見どころや魅力。「ゆるくて、気怠(けだる)いのに、ドキドキする。そんなドラマを作れたらなと本読みの時に感じました。私が演じる西条、田中みな実さんが演じる吉良、滝沢カレンさんが演じる基山はそれぞれどこか気怠げなのですが、誰かが本気で困っていたら、手を差し伸べられる実は温かい人たちだなと思っていて。人としての温度はちょっと低めな彼女たちですが、なんだかんだ巻き込まれながら事件を解決していく姿が痛快です」――西条という役をどのように演じるよう心がけているか。「ちょうど先日の撮影で感じたことがあって。西条はジグソーパズルのオタクなのですが、オタクだって興奮の仕方は千差万別。私もオタなので、自分が興奮している時のテンションになってしまってはいけないなと自戒しました。西条には西条の興奮の仕方があるのだと思い直し、西条さんはどんなふうに荒ぶるのかしらと考えるのが楽しかったです。みなさんも“オタ”の部分がお有りでしたら、共感してもらえる所も多いと思うので、好きなものに一直線な3人を楽しんでもらえたらうれしいです」――共演の田中みな実、滝沢カレンの印象。「ずっと前に出会っていたような気がする、と勝手ながら思っています。お2人といると、妙に安心して、居心地が良いのです。育ってきた畑の違う私たちなのですが、そのグルーヴ感を皆様にも感じていただけたらうれしいです」――視聴者へメッセージ。「刑事モノだけどそこまで考察せずに、というと少し語弊があるやもしれませんが、遅めの夕飯でも食べながら、だらだら見てもらえたらうれしいです。そんなドラマをみんな本気で撮っています。好きなものは好きでいいじゃん!嫌なものは嫌でいいじゃん!そんなふうに自分を肯定できるドラマにできるよう、スタッフ、キャスト一同、本気で頑張ります!」【田中みな実】――今作のオファーを受けたときの感想。「思いがけないタイミングでバタバタと出演が決まり、気付けば撮影に入っていたという感じでしたが、松岡茉優さん、滝沢カレンさんとどんな面白いことができるんだろう、と胸の高鳴りを覚えました」――台本を読んで、今作のみどころや魅力。「仕事よりもやりたいことや生き方を堂々と優先し、人に嫌われることを恐れないギークスは笑ってしまうほど清々しい。頑張らないことの正義について、初めて考えさせられました」――吉良という役をどのように演じるよう心がけているか。「本読みの際、監督に“色気が過ぎる”と、度重なるご指摘をいただきまして…。意識的に無くしても“まだ、少し感じる”とのことで、極端に振り切ったところ、今回のキャラクターが生まれました」――共演の松岡茉優、滝沢カレンの印象。「松岡さんは3人の中で最年少でありながら、芸歴21年の頼れる座長。知識も経験も豊富で、想定していなかった動きや言い回しがシーン毎に飛び出します。それでいて、時に甘えん坊で無邪気。『わたし、2人には"まゆちん"って呼ばれたいです』と照れ笑いする様子は子供のようで、すっかり翻弄(ほんろう)されています。顔合わせ兼本読みの日、台詞を全て暗記してきた滝沢さん。“絶対に絶対に絶対に迷惑を掛けないように頑張るのでよろしくお願いします!”と深々頭を下げていましたが、迷惑どころか、カレンちゃんの存在がどれだけ現場を和ませているか。真面目に一生懸命に芝居と向き合い、卓越したワードセンスで皆を笑わせてくれる、最高の役者です。2人に会えると思うと現場に向かう足取りが軽く、休みの日にも2人を想ってしまうほど。ギークスのチームワークにご期待ください!」――視聴者へメッセージ。「気楽にみてください。な~んにも考えずにみてみてください。周囲と足並みを揃えず、他人の顔色を伺わず、愛想笑いもしない。代わりに、自分にとっての大切な人や時間にはとことん愛を注ぐギークスの潔さは痛快です。是非ご覧ください!」【滝沢カレン】――今作のオファーを受けた感想。「最初は、“なぜ私に?”と驚きました。演技のお仕事のオファーをいただくと毎回、どうしてそう思ったのか、まず発案者の方に聞きたくなります。役柄や設定、物語を聞いて、さらに今回の事の重大さを知りました。そして、“私が演じていいと言ってもらえるのはありがたい! まだ見ぬ世界を見てみたい!”と思いました」――台本を読んで、今作のみどころや魅力。「毎話毎話魅力が詰まっていますが、一番は人間性や毎日の生き方だと思います。基山さんも、私の知らなかった毎日を送っています。仕事も考えも生き方も、全て初めて見る景色でした。でもそこに芽生えた友情や生きる上での楽しみがいかに人それぞれで、そしてその息抜きが一致する時、どれだけ人はうれしいか、改めて知りました。ひとりのようでひとりじゃない、とびっきりに人間性が詰まっているのがこのドラマの魅力だと思います」――基山という役をどのように演じるよう心がけているか。「基山さんは私1人でできあがっている人ではなく、監督さん、松岡茉優さん、田中みな実さん、助監督さん、スタッフさん、みんなで基山さんを育てていただいています。それは基山という人間そのもので、“しっかりしてなきゃいけない”という思いがある分、周りに支えられて、“しっかり”を学んでいっているような気がします。本当にたくさんの方に育てていただき感謝しかありません」――共演の松岡茉優、田中みな実の印象。「茉優ちゃんは、出会ってすぐの頃から優しく気遣ってくれて、私が困っているといつも助けてくれたり、誰よりも年上みたいに何もかもから守ってくれたり、支えてくれたりして、申し訳ないくらいにお姉さんとしか思えないです。そして知識まで詰まっていて、私が胃の悩みを言ったら胃薬をくれますし、睡眠時間があまり取れずに現場に参加した日は、頭からビタミンを吹きかけるスプレーや、目を温めるマスクまでくれたり、その日に言ったのに、前から知っていたかのように色々なものが出てくる茉優ちゃんのバッグはまるでドラえもんポケットです。たまに、お腹がすいておなか鳴っちゃったり、話していたのに急に眠ったり、赤ちゃんみたいな一面も見られたりして、茉優ちゃんは魅力が詰まりすぎていて、ドラマが終わっても仲良くしていたいと、現時点でもう思っています。みな実さんは、以前番組でご一緒させていただいていたので、すぐにまた仲良くさせていただきました。むしろその時よりも仲良くなれている気がします。いつも私を引っ張ってくださって、美容や健康のことも、先生みたいにたくさん教えてくれたり、茉優ちゃんが“コレおすすめだよ!”と言っていたものをみな実さんがすぐに買って、私にまでプレゼントしてくれるのです。そのお気持ちが信じられないくらいうれしかったです。みな実さんは、面白いこともよく言うので笑っちゃいます。声のトーンが低くなったり高くなったりコロコロ変わる所も魅力的です。英語を喋ったり、“どこで覚えてきたのか?”と思う関西弁を喋ったり、たまに不思議なことをしています。でもだからこそ毎日、“今日はどんなみな実さんなんだろう?”ってワクワクしています。お2人ともお姉さんみたいで本当に心強くて、本当に毎日居心地がよくて、お2人と一緒にお仕事ができて、仲良くなれて私は幸せ者です」――視聴者へメッセージ。「私こそ放送が楽しみなので、出る側でありながら観る側でもあるので、皆さんと一緒に待ち望みたいと思います。食べながら、飲みながら、お菓子をつまみながら、ストレッチしながらでも愉快に観れてしまう、ポップで優しくて温かい人間物語にどうぞお風呂の如く浸かっていただきたいです。撮影が楽しすぎるので、その空気感まで皆様のお目に届いたらうれしいです」
2024年04月25日アイドルグループ・SKE48の菅原茉椰(すがわら・まや)の写真集『SKE48 菅原茉椰1st写真集 シャッターチャンス』(白夜書房)が、週間0.4万部を売り上げ、4月22日付「オリコン週間BOOKランキング」ジャンル別「写真集」で3位にランクインした。菅原は、2000年1月10日生まれ、宮城県出身。2015年にドラフト2期生としてグループ加入。同グループ初の東北地方出身メンバーとして話題に。2018年に実施された『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』では339名中29位にランクインするなど人気を集め、現在はSKE48・Team E在籍している。そんな菅原の1st写真集となる本作。抜群のスタイルで何でも着こなす洋服カットはもちろん、全日程最高の天気に恵まれた開放的な水着カット、本邦初公開のセクシーなランジェリーカットも収録。グループ加入9年目、これまで何度も口にしてきた夢である写真集の完成に向けて、さまざまなことにチャレンジした5日間の集大成ともいえる内容になっている。『オリコン週間“本”ランキング」は2008年4月7日付よりスタート『オリコン週間”本”ランキング」ジャンル別『写真集」は2010年5月24日付よりスタート<クレジット:オリコン調べ2024年4月22日付:集計期間:2024年4月8日~14日>
2024年04月21日女優の松岡茉優、山田杏奈、俳優の磯村勇斗、映画監督の是枝裕和、歌手のアイナ・ジ・エンドが11日、都内で行われた「ELLE CINEMA AWARDS 2023」に出席した。ファッション誌『ELLE(エル)』(ハースト婦人画報社)が、独自の視点でその年のナンバーワンの映画を選ぶ「ELLE CINEMA AWARDS」。9回目を迎えた今年は、「エル ベストアクトレス賞」に松岡茉優、「エル メン賞」に磯村勇斗、「エル・ガール ライジングスター賞」に山田杏奈、「エル ベストディレクター賞」に『怪物』の是枝裕和監督、「FENDI賞」に『キリエのうた』のアイナ・ジ・エンドがそれぞれ選ばれた。対象作品となった『愛にイナズマ』で「エル ベストアクトレス賞」に輝いた松岡は「とてもうれしいです。やはり俳優というのはこういう場所で評価していただいた時に誰かに届いたんだなと思えるので」と受賞を喜び、受賞作となった『愛にイナズマ』について「イチ観客としては1人じゃないんだと感じた作品で、私だけでなく他にもそういう思いを抱えた人がいるんだなと。反逆するファミリーのラブコメですが、もしまだ見ていない方がいらしたら是非見ていただきたいと思います」とアピールした。本作では佐藤浩市や若葉竜也、池松壮亮らと家族を演じ、「家族を演じるのは私にとって俳優のお仕事でも特別なこと。心の中で尾を引いてしまうような愛情が生まれます」と未だに影響があるという。また、今年を漢字一文字で「愛」と表し、「『愛のイナズマ』も愛がテーマ。愛を持ってすれば苦手だとする人も愛がある人だと思えば争いは起こらないと思うので信じたいです」とその理由を説明した。続けて、来年の抱負について「(作品を)何本やったということではなく、現場現場によって出会う人、チームの中で旗を振る人が現場によって違うことが近年私の楽しみになっています。来年出会えるチームがあったら、そこでの生活を存分に楽しみたいと思っています」と新たな出会いに期待を寄せた。宮沢りえ主演の『月』で「エル メン賞」に選ばれた磯村は、『月』以外にも『正欲』での演技も高く評価された。「ともに社会的なテーマのある作品なので、このような賞をいただけて報われたような気持ちです」と喜びもひとしおで、「今年はたくさんの映画に出演させてもらい、非常に映画の年だったと思います。『月』と『正欲』は僕の俳優人生にとってターニングポイントになる作品。今年は俳優人生の中でも節目だと思います」と今年は充実した年だったという。来る2024年は「また新たな種まきから始め、新たな俳優人生を歩んでいきたいと思います」とさらなる活躍に意欲を見せた。新世代を牽引する映画人に贈る「エル・ガール ライジングスター賞」には、『山女』に出演した山田杏奈が受賞。「『山女』を評価していただき、2度うれしいというか、すごく有り難いと思った1年でした」と笑顔を見せ、「撮影したのは2年ほど前だったんですが、当時は本当にリアルに山の中にずっといたりして私が演じた凛の人生を役とともに生き抜きました」とやりきった様子。また、今年を漢字一文字で「ご縁の"縁"。色んな人とのつながりを大事にして暮らしていきたいと思った1年だったので」と振り返り、来年の抱負は「一つ一つの仕事に真摯に向き合って一つ一つの役を生き抜いていきたいと思います。周りの人への感謝も忘れない1年にしたいですね」と目を輝かせていた。なお、作品賞は、文化人やジャーナリスト、エル・ディレクターなどの投票によって2023年に公開された映画の中からベスト映画を決定する「ELLE CINEMA AWARDS」の第1位にグレタ・ガーウィグ監督の『バービー』、今年新設された特別賞の「ELLE ACTIVE!賞」にヴィム・ヴェンダース監督作品で役所広司主演の『PERFECT DAYS』が選ばれた。
2023年12月12日俳優の松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める、映画『愛にイナズマ』(27日公開)のクランクアップインタビュー映像が26日に公開された。同作は石井裕也監督の最新オリジナル作。映画監督デビューを前に無責任なプロデューサーに騙され、夢を全て奪われた花子(松岡)と、空気を読まない正夫(窪田)が運命的な出会いを果たし、“どうしようもない父(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語だ。共演には仲野太賀、高良健吾、趣里、MEGUMI、三浦貴大、鶴見辰吾、中野英雄、北村有起哉、益岡徹といった個性豊かなキャストが顔を揃える。○■松岡茉優&窪田正孝、『愛にイナズマ』クランクアップインタビュー公開今回公開されたのは、初共演でW主演を務めた松岡と窪田のクランクアップ直後に撮影されたインタビュー映像。役の衣装のままの2人は真剣な面持ちで初めて脚本を読んだ感想や、互いの印象を語っている。石井組初参加の松岡は「やり切れる自信がなかった。自分のスキルと覚悟ではできないんじゃないかと思ったから、一瞬(脚本を)置きかけました」と振り返る。「『できない』と思っているってことは、自分の(心の)奥の琴線に触れている」と冷静に自己分析をしながら、「(理不尽な世界に正面から向かい合う)花子の叫びが、全部私が知ってる気持ちだな」「彼女の気持ちを私が代弁させてもらいたい」と、石井監督が生み出した花子というキャラクターに寄り添った過程を明かした。そして、自身の演じた正夫を「雲を掴むような役どころ」と表現した窪田は「石井さんが書き下ろした脚本ということに、まずすごく興味がありました」と話し、「(脚本には)愛を込めて、皮肉めいたメッセージが散りばめられていたのを読み、それが日ごろ自分が疑問に感じていたことと一致していた」と語った。互いの印象に話がおよぶと、松岡は「柔軟で軽やかで優しくてフラット」と窪田の印象を明かし、窪田も「お芝居へのアプローチの多彩さ、多面さ、吸収率の高さがすごかった。毎日圧倒されてました」と松岡を絶賛。互いの“ベタ褒め”に照れながらも、W主演としての相性の良さを感じさせた。最後に、公開を待つ観客へのメッセージを聞かれた松岡は「“不器用だけど一所懸命生きているあなた”にはきっと届く物語だと思います」とカメラの前の観客に語りかけると、窪田は「人間の本質をついた、体にイナズマが走るような作品」と太鼓判を押した。(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年10月26日松岡茉優と伊藤沙莉によるポッドキャスト番組「お互いさまっす」が、10月18日(水)本日よりSpotify、Amazon Music、YouTubeほか各オーディオストリーミングサービスにて配信がスタートした。俳優同士、プライベートでも大親友の2人は今年、芸能生活20周年の節目を迎える。そんな2人が撮影で時間に追われる日々の中、羽休めの場所として、“本人たち発”の自主的なポッドキャスト番組をスタート。あまりメディアでは披露していない、プライベートに近い感覚のおしゃべりを繰り広げていくという。“リスナーの感情や気持ちをお焚き上げしていくトーク番組”としており、リスナーから「イライラしたこと」「モヤモヤしてること」「情けなかったこと」「恥ずかしかったこと」「気持ちよかったこと」など、あらゆる喜怒哀楽エピソードを募集。それを元に、共感したり、妄想を膨らませたり、自身の経験を話しながら、リスナーの気持ちに寄り添い、昇華させていく。配信開始にあたり松岡さんは「あまりにお待たせしすぎて色々な心配をおかけしたかと思います。本当にお待たせしました。ごめんなさい」と伝え、「8ヶ月前ではご相談の内容も変わっていることと思いますが、2人で心を込めて答えさせていただいております」とコメント。伊藤さんは「松岡茉優と普段会って遊んで話してるような気楽さの中でリスナーさんの喜怒哀楽を共有しながらみんなで明日も頑張ろうとか、楽しもうとか思っていただけるような番組になったらいいなと思っています!」と話している。ポッドキャスト番組「お互いさまっす」は隔週水曜日配信(初回は2話配信)。(シネマカフェ編集部)
2023年10月18日俳優の松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める、映画『愛にイナズマ』(10月27日公開)のクランクイン映像が27日に公開された。同作は石井裕也監督の最新オリジナル作。映画監督デビューを前に無責任なプロデューサーに騙され、夢を全て奪われた花子(松岡)と、空気を読まない正夫(窪田)が運命的な出会いを果たし、“どうしようもない父(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語だ。共演には仲野太賀、高良健吾、趣里、MEGUMI、三浦貴大、鶴見辰吾、中野英雄、北村有起哉、益岡徹といった個性豊かなキャストが顔を揃える。○■松岡茉優・窪田正孝ら、『愛にイナズマ』クランクイン映像今回公開されたのは、松岡、窪田、池松、若葉そして、佐藤のクランクイン映像。撮影初日にクランクインした花子役の松岡と、1日遅れでクランクインした正夫役の窪田。同作にて初共演となる2人だが、前日に重めのシーンの撮影があったことを告げる松岡へ、窪田が「初日からそこ(のシーン)は結構くるねえ。絶望から始まる怒りとか……」と労いの言葉をかける場面も見られた。また、夜のトンネルで雨に打たれるシーンで足踏みをして準備をする窪田や、夜景の高台で松岡と窪田が演技について話し合う姿など、過酷な撮影の中でもコミュニケーションを忘れないプロフェッショナルな2人の姿を見ることができる。そして、折村家の長男・誠⼀役の池松と、次男の雄二役の若葉、父・治役の佐藤がクランクインすると、緊張感が高まる雰囲気もありつつ、窪田が制作スタッフにマイクを向けて音声を確かめてみたり、佐藤が「私、酔っ払いすぎでしょうか……?」と石井監督に演技の確認したりするなど、笑いの絶えない現場の様子が映し出されている。石井監督も「家族が集まるシーンでは、⼀流の俳優たちの凄みに圧倒され、撮りながら笑い転げ、本当に幸せでした」と撮影を振り返っている。(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年09月27日松岡茉優が主人公の高校教師を演じる学園ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」。先日、本作の全編の撮影が終了し、松岡さん、生徒役の芦田愛菜らがクランクアップしたことが分かった。松岡さん演じる九条や3年D組全員が揃うシーンで最後の撮影となり、約4か月間、ともに走り続けてきたキャスト・スタッフが一堂に会し、それぞれに花束が手渡された。卒業式の日、何者かに突き落とされるも、なぜか1年前の始業式の日の教室に戻り、真相を突き止めるために生徒と向き合っていく教師を演じた松岡さんは、まずスタッフへ感謝の言葉を述べ、「そして生徒のみなさん。生徒役を経験したことのある先輩としてお伝えしたいことがあります。この先、誰が何と言おうと、あの教室でみんなで作ったあの時間は本物です。汗なのか涙なのか鼻水なのか分からない状態でも、それを汚いなんて思わなかった、あの空間だけが真実だと思います。いつでもあの教室の心を取り戻せるように、またみんなと会えるように、私もがんばります。出会ってくれて本当にありがとうございました。私にとってかけがえないのない、大好きな初めての生徒さんたちです。みんなに会うのが本当に楽しみでした。また絶対にお会いしましょう。ありがとうございました」と挨拶。D組の生徒のひとりで、キーマンとなった鵜久森叶役の芦田さんは、「このドラマが終わってしまうのがすごく寂しいです。心情的に重くて苦しいシーンもたくさんありましたが、一歩スタジオを出るとみんながとても楽しく接してくれて、松岡さんとのシーンも本当に楽しかったです」と撮影の日々を回顧。また「つらい設定のシーンも多かったのですが、それすらも楽しいと思える撮影期間」だったと言い、「第6話が終わってからは、みなさんに会えなくてとても寂しかったんですけれど、ドラマの中でみんなが『鵜久森さん』と言ってくれるのが本当に嬉しくて、ニヤニヤしながら放送を見ているときもありました。お芝居をする楽しさも、ものづくりをする楽しさも、改めて実感させてくれた作品でした。本当にありがとうございました」と視聴者として楽しんでいたことを明かした。いよいよ、最終回となる本作。2周目の人生で“何でもする”覚悟を決めた九条は、ただひたすらに駆け抜け、そして“あの卒業式の日”を再び迎えることに。1年前と同じ場所で、“あの人物”と対峙する。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月21日漫画家の倉田真由美(52)が観客からの性暴力被害を告発したDJ SODA(35)に対して8月22日、持論を展開。ネットで、話題となっている。8月14日、前日に出演した大阪・泉南市で行われた音楽フェス「MUSIC CIRCUS’23」の公演中に、一部の観客から胸を触られる被害にあったとSNS上で告白したDJ SODA。一部で「露出の多い服を着ているからだ」という声が上がるなか同日、Twitter(現X)にこう投稿した。《私は人々に私に触ってほしいから露出した服を着るのではない。 私は服を選ぶ時、自己満足で着たい服を着ているし、どの服を着れば自分が綺麗に見えるかをよく知っているし、その服を着る事で自分の自信になる》《ウォーターフェスティバルで露出している服を着る事が間違っているの? 私は自分が着たい服を着る自由があるし、誰も服装で人を判断できない。私の体は自分のものであって、他人のものじゃない》そんなDJ SODAの意見を疑問視したのが倉田だ。「服装で人を判断できない」とDJ SODAが綴ったことについて、倉田は22日にTwitterで《いや、できるよ》と切り出し、こう投稿した。《だって服を選ぶのは自分。センスも、自分をどう見せたいかも、その人の考え方から出てきたもの。何を着るか自由だからこそその人らしさが出るし、「ファッションは自己表現」と言える。服によって「どう見られるか」は、自分が引き受けなくてはならない》さらに倉田は《半裸のような格好をしているからといって「触っていい」と解釈するのは勿論アウトだが、「性的に見られたいのね」「エロを全面に押し出すのね」と解釈するのは普通のこと。口に出して言わないだけで、そう思う人が多いのは当たり前》といい、《「そんな風に解釈しないで!そんなつもりはない」というのはちょっと無理がある。人の解釈はその人のものだ。発信者に強制され得るものじゃない》と記した。■「全くその通り」のいっぽうで「主張が噛み合ってない」という指摘もすると、倉田の投稿は大きな注目を集めることに。ネットでは《全くその通り。他人の内心の自由まで奪おうとするヤツって何様のつもりなんだと思ってしまいますね》《行動に移さない限りどのような印象を抱いても良いし、合法の範囲でならそれを出力しても良い》《どんな格好しててもいいと思うけど、露出の多いエロい格好をしたら、露出の多いエロい格好が好きでエロく見られたい人なんだなって見た人が思うのは自然な感情です》と倉田に賛同する声が上がっている。いっぽう、《ベルリンでは当局が公営プールでの女性のトップレス遊泳を許可。このニュースを知った時やはり「エロく見られたい」からと思う?》《こう解釈するのが普通っていうのが「歪んでる」んだって。(白目)半裸の男性に対して「性的に見られたいのね」「エロを全面に押し出すのね」とはならんやろ》という否定的な声もあった。また《外見で判断される事はありますよ ただ彼女は触られたくないと言ってるだけでエロく見られたくないとは言ってないのでそもそも主張が噛み合ってないかと思います》《DJ女性のコメントの趣旨から外れた枝葉の言葉だけ切り取り論破した気になってませんか?》とDJ SODAの発言の趣旨からずれていると指摘する声も上がっていた。
2023年08月23日7月15日(土)より放送がスタートとなる、松岡茉優主演新ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」のポスタービジュアルが公開された。「いま私の目の前にいる生徒は1年後、私を殺す30人の容疑者」――。本作は、卒業式の日に突き落とされた教師・九条里奈(松岡さん)が、1年後の死を避けるべく、文字通り“命がけ“で生徒に向きあう、新時代の学園ドラマ。今回完成したビジュアルは、生徒と思しき人物に突き落されるも、気が付けば始業式の日の教室に戻っていた九条が、物語のカギを握る生徒・鵜久森叶(芦田愛菜)に寄り添った一枚。3年D組の教室で待ち受けるのは、一体どのような結末なのか…。また、同僚教師や九条の夫など、大人キャストたちは明日、発表される。▼第1話あらすじ鳳来高校3年D組の担任教師・九条里奈(松岡茉優)は、涙一つ流れぬ卒業式を迎えていた。巣立つ生徒を上階の吹き抜け廊下から見つめる九条。青く澄んだ空を見つめ、心にある葛藤を吐き出すように溜息をもらし、職員室へ戻ろうとしたそのとき。九条の背中に強烈な衝撃を受け、上階から落下する。慌てふためく中、その視界に入ってきたのは、自分の背中を押したであろう何者かの生徒の手。そして“D組 卒業おめでとう”と記された深紅のコサージュが…。正に地面に着きそうになった…その瞬間、目を開けると、なぜかそこは教壇の前。目の前には30人の生徒。黒板には1年前の始業式の日付。自分を殺した生徒は誰か。この1年の中で離婚をすることになっていた夫との関係、友人関係や職場の人間が織りなす空気。九条の人生の中に存在する全てと立ち向かう2度目の1年が、いま始まる――。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は7月15日より毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月24日俳優の松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める、映画『愛にイナズマ』(2023年秋公開)の特報、ティザービジュアル、場面写真が26日に公開された。同作は石井裕也監督の最新オリジナル作で、完全オリジナル脚本で描かれるのは、映画監督デビューを前に無責任なプロデューサーに騙され、夢を全て奪われた花子(松岡茉優)と、空気を読まない正夫(窪田正孝)が運命的な出会いを果たし、“どうしようもない父(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語となる。ティザービジュアルでは「この出会い、一億ボルト」というインパクト大のキャッチコピーとともに、花子と正夫の嵐の夜の運命的な出会いが捉えられている。雷光の一瞬のきらめきに照らされ浮かび上がるのは衝撃を受けたような2人の横顔で、恋人であり共に闘うバディでもある2人のロマンスの始まりと、降りかかる理不尽な運命に立ち向かう力強さを感じさせるティザービジュアルとなっている。また大雨の中向き合う花子と正夫の様子や、赤い服を身にまとった”どうしようもない家族”、長男・誠一(池松壮亮)と次男・雄二(若葉竜也)がにらみ合う様子などの場面写真も公開となった。特報では、念願だった夢の実現を間近に幸せそうな花子と、そんな彼女に想いを寄せ背中を押す正夫の優しい眼差しが映し出される冒頭から一転、卑劣な大人たちによって花子の夢はあっけなく奪われてしまう。雷が鳴り響く大雨の夜、2人は「クソ意味不明に舐められるのは許せない!」「じゃあ俺もです!」とやり場のない悔しさと憤りを本音でぶつけ合う。起死回生を図った2人は、10年以上音信不通だった”どうしようもない家族”の元を訪れる。そこには「おまえも少しはアクセルをビュンしてみろよ」と独特なワードセンスでマウントを取る長男・誠一(池松壮亮)、そんな長男に向かって「ほんっとヤダ!」と憤慨する次男・雄二(若葉竜也)、そんな子供たちを前に「どうすりゃいいんだろうな……」と狼狽えるしかないダメ親父・治(佐藤浩市)の姿が。豪華俳優陣によるコミカルでハイレベルな演技合戦に期待が高まる特報となっている。また今回の特報で、花子を振り回す無責任な映画プロデューサーをMEGUMI、後輩の挑戦を「若いっすね」と取り合わ、偏った価値観を押しつけてくる嫌味な年上の助監督を三浦貴大が演じることも明らかに。今年デビュー35周年を迎えるエレファントカシマシのの名曲「ココロのままに」が主題歌となることも明かされた。理不尽がまかり通る社会に「嘘ばっかついてんじゃねえ!」と、痛快な反撃の狼煙を上げる花子をパワフルに後押しする楽曲は、「どうしてもこの曲を起用したかった。花子にはこの曲を鳴らしてあげたかった」という石井監督の熱い要望で実現したという。(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年05月26日講談社は5月16日、「フジコ ニュアンスラップティントVOCE限定カラーみな実の粘膜ピンク」を発売しました。■『VOCE』付録で話題騒然の“みな実リップ”が復活商品化!昨夏、美容雑誌『VOCE』2022年9月号(講談社)の付録となったフジコのリップ(VOCE限定カラー)。田中みな実さんの素の唇の粘膜の色を再現したスペシャルなピンクカラーが大反響を呼びました。田中みな実さんのような透明感ある唇になれるだけではなく、「私の素の唇ってこんなにキレイだった?とつい錯覚を起こさせる驚異のリップ!」 や「憧れのみな実さんとおそろいのリップを使ってるだけで幸せ!」などの声が届き、さらには「ぜひ商品化を!」というたくさんのリクエストが編集部とフジコに寄せられたそう。その思いに応えて今回、商品化が実現されました。■田中みな実×ヘア&メイクアップアーティストの豪華タッグ!同商品は、田中みな実さん×ヘア&メイクアップアーティスト中野明海さんの豪華タッグによる監修カラー。二人の初対面は『VOCE』のメイク撮影。その際、何ものせていないみな実さんの素の唇の粘膜の色に中野さんが感動したのがこのカラー誕生のきっかけなのだとか。試行錯誤を繰り返し、“田中みな実だから”ではなく、どんな肌色の人が塗っても透明感を底上げできるようにこだわりぬいて生まれたカラーとなっていますよ。■「素の唇が美しい」と錯覚させる特別なピンク今回の商品化につき、監修をした田中みな実さんは「今まで意識したことのなかった自分の唇の色をチャームポイントだと思えた宝物のような体験だったから、今回、商品化ができたことは感慨深いです。かなりシアーだから、一度塗りなら自然な血色に。夕方の唇のくすみにも最適なんですよ。理想的な唇の血色を取り戻せます。いろんなシーンで皆さんに愛していただけますように!」とコメントしています。この機会にぜひ、憧れの田中みな実さんを目指してみてはいかがでしょうか。■商品概要「フジコ ニュアンスラップティント(VOCE限定カラー)みな実の粘膜ピンク」・1,408円/ 限定新1色 / 2.8g・2023年5月16日発売・取り扱い店舗:全国のバラエティストア、イオン、アインズ&トルペ、一部ドラッグストア、Amazon、フジコ公式オンラインショップにて購入可能。※数量および期間限定の販売となります。※一部お取り扱いのない店舗もあります。(エボル)
2023年05月18日ロッテの新作菓子「パイの実<抹茶ティラミス>」が、2023年5月9日(火)より全国発売される。“抹茶ティラミス”イメージのパイの実「パイの実<抹茶ティラミス>」は、その名の通り、“抹茶ティラミス”をイメージした新作菓子だ。「パイの実」史上初、パイ生地まで抹茶味に仕上げているのが特徴で、原料には京都の老舗・辻利一本店の宇治抹茶を使用。さらにマスカルポーネチーズパウダーと、辻利一本店の宇治抹茶を使用したチョコをサンドしたことで、“ほろ苦い”抹茶の旨味が引き立つ和テイストな「パイの実」に仕上げている。【詳細】「パイの実<抹茶ティラミス>」発売日:2023年5月9日(火)展開:全国価格:オープン価格(想定小売価格 205円前後)
2023年04月21日さんきゅう倉田著『元国税芸人が教える!フリーランスで 生きていくために絶対知っておきたいお金と税金の話』2023年2月16日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は、さんきゅう倉田著『元国税芸人が教える!フリーランスで生きていくために絶対知っておきたいお金と税金の話』 を2023年2月16日(木)に刊行いたします。フリーランスをお金の不安から解放してくれる知識と方法あなたは自分の時給を知っていますか? 青色と白色の申告の違いがわかりますか? 元国税職員でお笑い芸人のさんきゅう倉田さんが、お金と税金のことを自身の体験も含め、わかりやすく解説。フリーランスとして効率よくお金を稼ぐ方法や、こんな取引先には気を付けましょうといったことから、面倒くさい、よくわからないといったことで放置してしまっている税金の話などフリーランスの人知らないと大損しかねない必須知識が満載です。フリーランスの皆様が気になる2023年10年から導入予定のインボイス制度もばっちり収録しています。フリーランスの方から、独立したい、副業したい、そんな人にもぴったりの1冊です。※以下、書籍より抜粋要約フリーランスとして効率よくお金を稼ぐ方法 例フリーランスとして効率よくお金を稼ぐ方法 例イラスト:エビアヤノスキルの見える化で依頼が増えるあなたがフリーランスのライターだとします。他人からは、あなたがどれくらい上手に書けるのか、ほかのライターとどこが違うのかわかりません。依頼しても大丈夫なのか、文法ルールを守らない不自然な文章が納品されるのではないかと依頼者は、不安になります。だから、見える化します。経歴や特技を公開し、過去作品を並べ、SNSで発信する。そうやって、依頼する側の不安に寄り添うことで仕事を得やすくなります。自分の仕事一つひとつに値段をつけるフリーランスは、自分の「製品の価格」を決める必要があります。具体的には、自分の仕事を細かく分けて、一つひとつに価格を設定します。知人のフリーランスはこれを「ボックス化」と呼んでいました。たとえば、20万円の講演の仕事ならば「講演料1時間 15万円」「スライド制作費 3万円」「打ち合わせ3回 2万円」などと分けておきます。こうすれば、2時間の講演を依頼されたり、打ち合わせの回数が増えたりしても、すぐに追加の金額を計算できます。また、金額を設定しておくことで、あらかじめ決められた金額なので、依頼者から仕事を追加されたときに、請求しても心が痛みません。危ない取引先への対処法 例危ない取引先への対処法 例イラスト:エビアヤノ「毎月継続的に依頼するので、価格を下げてもらえませんか」良い提案だと思います。中長期の契約が決まると安心感が得られます。安定を捨ててフリーランスになっても、毎月決まった金額の収入はうれしい。ぼくも一度だけ、継続を条件に値引きをしました。しかし、口約束だったため、反故にされてしまいます。このようにすれば良かったと思います。1回目の報酬は通常料金にして、2回目は1割引、3回目は2割引、4回目は3割引と少しずつ価格を下げていく。こうすれば、「何度も依頼したほうが得だ」と思ってもらえます。本当に継続的に依頼するのであれば、この方法でも受け入れるはずです。インボイス制度と消費税インボイスの登録をする人は、必ず知っておこう「簡易課税制度」インボイスに登録をすることを決めたあなた。これからは消費税の確定申告をすることになりますが、申告には一般課税と簡易課税があることを知っておかなければなりません。簡易課税は、売上が5000万円以下の人が選ぶことができ、こちらを選ぶと消費税の確定申告における計算がラクになります。あなたの行っている事業の区分によって「みなし仕入率」が決まり、このみなし仕入と売上によって納める消費税が変わります。要するに、インボイスに登録するときは、簡易課税に登録するか否かも検討してください。よくわからなければ税務署か税理士さんに相談すると良いと思います。ちなみに、ぼくが免税事業者なら簡易課税を選択します。理由は、経費がそんなに多くないからです。書籍情報表紙タイトル:元国税芸人が教える!フリーランスで生きていくために絶対知っておきたいお金と税金の話著者:さんきゅう倉田ページ数:190ページ価格:1,485円(10%税込)発行日:2023年2月16日ISBN:978-4-86667-430-8書籍紹介ページ: amazon: 楽天: 目次第1章フリーランスの仕事と報酬の現実第2章フリーランスが仕事の効率を上げる方法第3章駆け引き上手なフリーランスの行動経済学第4章危ない取引先への対処法第5章フリーランスのための確定申告と資産形成著者プロフィールさんきゅう倉田(さんきゅう・くらた)著者:さんきゅう倉田さんきゅう倉田(さんきゅう・くらた)芸人。ファイナンシャルプランナー。1985年神奈川県生まれ。大学卒業後、国税専門官採用試験を受けて東京国税局に入局。中小法人を対象に法人税や消費税、源泉所得税、印紙税の調査を行ったのち、同局退職。吉本興業所属芸人となる。Twitterなどで発信した税やお金の情報が話題となり、執筆や講演等の仕事を増やす。現在は税理士会、法人会、商工会、医師会、保険会社、労働組合、各種学校、中小企業などでの講演に加え、『週刊東洋経済』『東洋経済オンライン』『ダイヤモンド・オンライン』『プレジデントオンライン』『マイナビニュース』『税と経営』などでも税や経済についての記事を執筆、好評を得ている。著書に『お金持ち 貧困芸人 両方見たから正解がわかる! 元国税職員のお笑い芸人がこっそり教える 世界一やさしいお金の貯め方増やし方 たった22の黄金ルール』(東洋経済新報社)などがある。【報道関係各位】『元国税芸人が教える! フリーランスで 生きていくために 絶対知っておきたい お金と税金の話』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月09日親にとって、我が子は何歳になっても大切な家族。成人式や、親元を離れて始まる新生活は、我が子の成長を感じる瞬間といえます。2023年1月10日、20歳の頃の思い出をInstagramで振り返ったのは、モデルの西山茉希さん。西山さんは当時、ファッション雑誌『CanCam』で何度も掲載されていました。父親は、西山さんが掲載されていた『CanCam』を、車のトランクで大量に保管していたとのこと。続けて、父親がいかに西山さんのことを想っていたのかが分かる、エピソードをつづりました。東京から帰省したらこの方の車のトランクから大量のCanCamが出てきました。何も言わず、直筆の手紙を送り続けてくれながら、発売日に分厚い女性ファッション誌を何冊も買っていてくれました。父の仲間や兄弟とお酒を呑めば、どれだけ普段心配しているかを熱く語られ、感謝を告げれば、秒で号泣してしまうような人。人間力に追いつけることは無いけど、肩を並べて共にヘベレケになることはできます。互いの想いを一曲に込めることができます。父がとことん呑みたい夜に、とことん相手になれる娘でいたい。アホでも、バカにされても、この方のおっきな愛で育った心を誇り、大切にいきたいです。二十歳から十七年。記憶と記録。maki.nshiyama50ーより引用※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 西山茉希(@maki.nshiyama50)がシェアした投稿 親元を離れて働く西山さんのことを、心配していた父親。西山さんが元気でいるかどうかを、雑誌を通じて確認していたのでしょう。娘想いの父親を、西山さんは尊敬しているといいます。西山さんがInstagramにつづったエピソードに、多くの人が心を打たれました。・『いいね』を100回押したいほど、素敵な話!ウルッときました。・父親の愛情が伝わってきます。・素敵な父親ですね!同日現在、西山さんは2人の娘さんがいる母親。自分が父親からもらった愛情を、今度は娘さんたちに注いでいるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年01月10日佳境を迎えているドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)でも、改めてその演技力に注目が集まっている松岡茉優。岡田准一が原田眞人監督と3度目のタッグを組んだ映画『ヘルドッグス』(公開中)では、猛者揃いの男性陣のなかにあって、強い光を放っている。深町秋生氏の小説を映画化した同作は、岡田演じる元警官がやくざ組織に潜入し、無軌道な若手やくざ(坂口健太郎)を相棒にのし上がっていく姿を描く。松岡が演じるのは、主人公と親子の盃を交わしたボス(北村一輝)の愛人・恵美裏だ。原田組初参加となった松岡が、「『この役をこの人に演じてもらいたい』と選んでいただけることが、これ以上ないほど嬉しい」と語った。○■ヤクザの男たちがほぼ全員そろった撮影シーン――タフな男性陣に囲まれながら、一歩も引かず輝いていました。恵美裏を演じるにあたって、松岡さんもアイデア出しをされたとか。女性のキャラクターが少ないこともあって、最初の衣装合わせでは色味を入れていこうと、フェミニンな花柄や赤いベルベッドのドレスといったものも候補にあったんです。でも原田監督から、強い女性像でいきたいというお話があり、黒めの衣装で、改めてみんなで構築していきました。そのなかで、洋服で色味が出なかった分、ヘアスタイルやネイルで色が出せるとバランスがいいんじゃないかと話になって。私からも「今だとピンクやオレンジといった暖色系やパステルカラーのヘアスタイルが流行っていると思いますが、あえて緑で怪しさを出せたら」という提案をさせていただきました。そして唇は真っ赤にして、媚びない彼女の強さを出していけたらと思いました。――恵美裏は添え物のような愛人ではなく、自分で考えてそこにいる、頭のいい女性ですね。彼女は信念があってあの場所にいます。今はお話しできない内容もありますが、後半にかけて、彼女の思いがわかってきた時に、共感してもらえる役柄になったらいいなと思って演じていました。――特に覚えている撮影シーンはありますか?お葬式のシーンです。出演者ほぼ全員がそろっていて、ダイナミックなシーンでした。引きの画が多く、望遠のレンズでの撮影もありました。全体の撮影としてももう後半に入っていましたので、それぞれの役柄のチーム(ヤクザ組織の中でのそれぞれの組)の信頼関係が出来上がっていたこともあって、大きなホールを演者さんが舞台のように自由に動いておられるのが印象的でした。監督がスタートをかけるだけで、それぞれのチーム、キャラクターとしてその空間を制圧していく感じが格好良く、緊張感の中での撮影に身が引き締まりました。――原田監督の画からは非常に強いこだわりが伝わってきますが、俳優さんは、みなさん自由に動いているんですね。大人数での撮影には、やはり「ここでお芝居してほしい」「こちらに歩いて行って欲しい」といったことは当然あると思います。原田監督は「一度やってみてほしい」と任せてくれて、演者に強く信頼を置いてくれている監督さんなのだなと感じました。こだわりという点では、美術の大胆さ、細やかさにも注目して頂きたいです。一つ一つの家具や、調度品、それそれの愛用の品などがこだわり抜かれていて、この世界に引き込まれます。ほとんどがロケでの撮影でしたが、現場に到着するたびに驚きました。こんな場所があったのかと思うロケーションばかりで、ロケハンと呼ばれるロケ地探しの時間にどれだけ費やしたのだろうと想像しました。○■望んでも、同じところに留まることができない仕事だからこそ――松岡さんは、『蜜蜂と遠雷』での天才ピアニストを筆頭に、これまでいくつも難しい役柄を演じてきています。『蜜蜂と遠雷』では技術的にピアノの練習が必要になったり、『ちはやふる』でもかるたの天才としての説得力が必要だったりして、そうした物理的な練習が必要な役柄には、スケジュールに練習の期間が入ってきますが、役の難易度として難しい、難しくないというのは存在しないと私は思います。また役柄の前に何よりも、監督さんや脚本家さんが時には何年もかけて考えてきた作品に「この役をこの人に演じてもらいたい」と私を選んでいただけたことが、この仕事をしているうえで、これ以上ないほど嬉しいことだと感じています。お仕事は、とにかくすべてご縁に尽きると日々感じています。――どんな役を演じるにしても、まずはご縁への感謝があると。今回のように原作がある場合はなおさら、役柄の年齢も決まっていたり、企画が始まってスタッフ・キャストを探し始めて、例えばその時に年齢が合わなければ巡り会っていないわけなので。仕事というのは、望んでも得られないことが多いなと感じています。それは俳優部に限ったことではなく、誰しもが感じることだと思います。特に今回の感染症の影響が始まってからは、どうしようもない事情でできなかったお仕事が今までよりもあったと思います。そうしたこともあって、ここ数年は特にご縁や出会いに感謝しています。もちろん「こういう役がやりたい」「この監督さんとお仕事したい」といった望みはありますが、目の前にあるひとつひとつのお仕事に向き合って、誠実に毎日を過ごすことが、今の私にとって一番大切だと感じています。――役柄の年齢について出ましたが、俳優として、年齢的な変化を感じたりしますか?10代の時や20代前半の頃と比べると、学生さんや新人さんの役はなくなっていきますし、今後絶対にないかというと作品によるので分からないけれど、年齢と役柄は切り離せないお仕事だからこそ、昔から思っていることですが、改めて、今しかできない、今の私にと声をかけてくださった役に精一杯挑んで、出会っていきたいと思っています。今回演じさせていただいた恵美裏に関しては、これまで私が演じたことのないタイプの女性だと感じています。観ている人が休めないほどに2時間突き進みます。ぜひこの映画についてきていただけたらと思っています。■松岡茉優1995年2月16日生まれ、東京都出身。8歳のときに芸能事務所に入り、2008年『おはスタ』への出演で本格的なデビューを果たす。映画『桐島、部活やめるってよ』(12年)、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13年)、大河ドラマ『真田丸』(16年)などで注目を集める。2017年には映画『勝手にふるえてろ』で映画初主演を果たした。以降もカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールに輝いた『万引き家族』(18年)を始め、多くの作品でその演技力を高く評価されている。ほか出演作に、映画『蜜蜂と遠雷』(19年)、『騙し絵の牙』(21年)、ドラマ『問題のあるレストラン』(15年)、『コウノドリ』シリーズ(15年、17年)、『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』(16年)、『初恋の悪魔』(22年)など。
2022年09月17日「パイの実<クーリッシュバニラ>」が、2022年4月19日(火)に新発売される。パイの実×クーリッシュバニラロッテの人気菓子「パイの実」シリーズから、“飲むアイス”「クーリッシュバニラ」とコラボレーションした新作フレーバーが登場。こんがり香ばしい「パイの実」お馴染みのサクサクパイはそのままに、「クーリッシュ」特有のシャリッと食感&バニラ風味を生地にプラスしているのが特徴だ。また中身のチョコレートにも、「クーリッシュ」と同じバニラ原料を使用することで、その濃厚なバニラの美味しさを表現している。オススメの食べ方は、冷凍庫に入れてから、キンキンに冷やすこと。“アイス風”の新感覚「パイの実」は、暑い夏のおやつとしても、楽しむことができそうだ。【詳細】パイの実<クーリッシュバニラ> 想定小売価格 194円前後 ※編集部しらべ。発売日:2022年4月19日(火)発売地区:全国
2022年04月17日岡田准一がヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官を演じる主演映画『ヘルドッグス』に、松岡茉優、北村一輝、大竹しのぶが出演していることが分かった。松岡茉優が演じるのは、兼高(岡田さん)とバディの室岡(坂口健太郎)が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人で、刺激大好きで挑発的なグリーンヘアの吉佐恵美裏。松岡さんは「台本を読んだ時に、私が平成生まれで、女性だからこそ、今の新しい価値観の子たちが見たときにギャップを感じない、さらに共感を得るキャラクターにできたらいいなと思いました。恵美裏は魅力的で頭が良くて、私も憧れてしまうような女性です」と役について明かし、艶っぽさと怪しさをあわせもった恵美裏のビジュアルについては「赤いリップを引きたいと思ったんです。口紅が赤なら髪は補色の緑だと、ちょっと目で追っちゃう色合いだなと思って。赤の補色であれば、最初は青ということも考えましたが、ゆっくり青緑になっていき、最終的に緑の髪色になりました」とこだわりも語っている。松岡茉優また、兼高と室岡のボスで、東鞘会最高幹部である東鞘会三羽烏の一人、任侠100%の人情組長・土岐勉を北村一輝。東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む潜入捜査員の連絡係・衣笠典子を大竹しのぶが演じる。北村一輝土岐は、全身に龍の和彫りの刺青を入れ、ヴィンテージのバーバーチェアで行う散髪タイムを大事にする兼高の親父(オヤジ)。「最初に脚本を読んだ時はハードボイルド、男の世界の話なんだと思いました。自分にとっても本当に久しぶりで、少し懐かしいなと思いながら読ませていただいて。その中で土岐という、人間性が結構かっこよかったりする、筋が通っていて、非常に魅力的な役だなと思いました」と印象を述べた北村さん。警察と兼高を繋ぐ重要な役割を担いながら、東鞘会にも出入りをしている謎の存在を演じる大竹さんは「撮影は緊張感があり、映画を撮ってるんだなって実感することが出来ました」とふり返り、岡田さんについては「全然変わらず、初めてご一緒した当時に戻ったみたいで楽しかったです。『全く変わってないね』と話したら、私も変わってないと言われて、撮影の合間は色々な思い出話に花を咲かせました」と再会を喜んだという。大竹しのぶ見どころについては「アクションというのはなにも戦ってだけのシーンではなく、全体的な動きであったり、その空気感というのを、監督がこだわっていたりしましたので、そこは僕も個人的に見てみたいところです」(北村さん)、「本当に岡田さんの、日本人最強の動きが随所に、そして今回はもう右にも左にもとても強いキャラクターだから、最強っぷりが堪能できますし、それに食らいついている坂口くんがまたミステリアスで、対比がすごく良いんです!」(松岡さん)と明かし、大竹さんも「台本を読むと、とても怖いシーンが次々に出てくるんですけれど、先を読まずにはいられない気持ちにさせられます。出てくるキャラクターも、みんなどこか寂しくて魅力ある人たちなので、とにかく楽しみにしてほしいなと思います」と呼びかけている。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年04月04日暖かい春はもう目前。身近なところから明るい気持ちを取り入れよう!松岡茉優が春らしいウォームカラーをロマンティックに纏って登場。タオルの織りでブランドの象徴的なパターンを表現した、オリジナルなセットアップ。この春注目したい色の一つであるピンクのセットアップ。綿混のタオル生地には、ボッテガ・ヴェネタにとってアイコニックなイントレチャートの模様が立体的なジャカード織で全体に施され、ブランドのエスプリを全身に纏えば気分も高まる。ジャケットはボタンを大胆に開けて肌見せを楽しんだり、デニムと合わせたりなど自由な組み合わせを楽しんで。ジャケット¥193,600パンツ¥275,000シューズ¥115,500(以上ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL:0120・60・1966)イエロードレス×ラメが輝くライトグリーンのブーツで、ハッピーオーラ満開!あざやかなイエローが春の訪れを感じさせてくれるカジュアルなミディドレス。ウエストが絞られた美しいAラインのコンサバティブなシルエットを、コットン混の生地感やクルーネックのデザインで軽やかに。さらに動くごとに揺れるアシンメトリーのケープが遊び心を加え、くるくると表情が変わるのがかわいらしさを一層もり立てる。イエローの他に、シックなブラックも。ドレス¥187,000ブーツ¥138,600(共にロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス TEL:03・6215・6116)リアルなアニマルプリントがとびきりキュート!品よく色を取り入れられるベージュは、春らしいスタイリングの必須キーワード。今季のバーバリーで大注目のディアプリントシリーズならプレイフルなベージュの1トーンコーデを楽しめる!ダウン仕様のコート、着心地もモコモコでかわいらしいパフジャケット、インナーからミニスカートまで、すべて同プリントで揃えて。コート¥302,500ジャケット¥269,500トップス¥85,800※すべて予定価格(以上バーバリー/バーバリー・ジャパン TEL:0066・33・812819)花柄ワンピースで春めく気分。春らしいフラワーのトータルプリントドレスは、裾のさりげないフリルがポイント。甘すぎないデザインで、シルエットをより立体的で表情豊かに仕立てる。羽二重のシルクで編まれていて、光沢感があり、軽やかながら特別感のある一枚。足元にはマニッシュな白のレースアップシューズを合わせて、コーディネートを引き締めて。ドレス¥239,800シューズ¥119,900(共にステラ マッカートニー/ステラ マッカートニー カスタマーサービス TEL:03・4579・6139)まつおか・まゆ1995年2月16日生まれ、東京都出身。『勝手にふるえてろ』で第42回日本アカデミー賞優秀主演女優賞受賞。圧倒的な演技力で映画やドラマで活躍。声の出演をする『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が公開中。※『anan』2022年3月23日号より。写真・田中雅也(TRON)スタイリスト・木津明子ヘア&メイク・髙橋 彩(by anan編集部)
2022年03月17日モデルのマギー、西山茉希、谷まりあが15日、千葉・舞浜アンフィシアターにて行われた「BVLGARI AVRORA AWARDS(ブルガリ アウローラ アワード) 2021」ゴールデンカーペットセレモニー/授賞式にゲストとして出席した。マギーはデコルテが透けて見えるロングワンピースで登場。西山はベアトップドレスでデコルテを披露し、ふんわりとしたスカートで柔らかな印象に。谷はスカート部分がシースルーになったドレスでスラリとした美脚をチラリ。3人ともブルガリのジュエリーを身につけ、輝きを放っていた。同アワードは、創造力と知性そして才能に満ちあふれ、多くの人々にインスピレーションを与える女性を表彰するもの。今年は、鈴木京香、東村アキコ氏、ハイヒール・リンゴ、和田アキ子、大島優子らが受賞した。授賞式には、受賞者に加え、菜々緒、安藤優子、石丸幹二ら推薦者や、Koki,、小雪、森星、すみれ、平原綾香、アンミカ、MIYAVI、桜田通、SWAY、AMIAYA、野中生萌、藤井夏恋、KAEDE、大平修蔵ら豪華ゲストが出席した。撮影:加藤千雅
2021年12月16日映画『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』(通称『エームビ』)が全国で公開されている。同作は人気アプリゲーム『A3!』を舞台化し、現在の2.5次元を牽引する人気を誇るMANKAI STAGE『A3!』シリーズ(通称『エーステ』)を映画化した、新たな作品となる。ひょんなことから、主人公がかつての栄光を失ったボロ劇団「MANKAIカンパニー」の主宰兼『総監督』となり、春組・夏組・秋組・冬組のメンバーを率いて公演を成功させていく物語で、舞台を映画化するという試みは大きな驚きを持って迎えられた。今回は倉田健次監督にインタビューし、作品に取りかかる上で抱いた思いや、出演するキャストの印象などについて話を聞いた。○■良い魂を持っている作品との出会い——映画化のオファーを受けた時は、どのような印象でしたか?『A3!』というゲームのタイトルだけは知っていたんですけど、舞台については何も知らない状態で、プロデューサーから「素晴らしい作品がある」とお話をいただき、とにかく『エーステ』の映像を観るところから始まりました。そうしたら他人事ではない内容で、真剣にもの作りをするクリエイターの苦悩が描かれている、良い魂を持っている作品だなと思いました。もう1つ感じたのは、キャストと演出家がちゃんとつながっているということ。僕も演出家だからこそ「演出家の方がすごく丁寧で、キャストと信頼し合っている」「ただ舞台を作っているのとは、また違う何かの力が働いているのかもしれない」と感じました。実は何より最初に感じたのがその空気だったので、僕が映画化をして、そういう大事なマインドをちゃんと紡ぎ出せるのかなと、少し心配にはなりました。ただきれいな映像を撮るとは違う意識が必要だ、と思いましたね。——2.5次元舞台についてはご存じだったんですか?大きいタイトルや、演劇界が盛り上がっているということは知っていましたけど、作品の中身について「知っていた」と言えるレベルですらなかったです。本当に未知数でしたが、今回で接することのハードルが下がりました。どこかで2.5次元作品ならではのものがあるのかと構えていたところがあったのですが、役者が演じることに変わりはないのだと気付きました。——今回『エームビ』のために色々とキャラクターのことも知るようになったという話も聞きました。やっぱりキャラクター、一人ひとりの思い、背負っている過去や展望を深掘りしたかったので、学びながら好きになっていきました。キャラクターを知っていくと、より愛していくことができて、脚本も不思議な気持ちで取りかかったところがありました。僕自身が映画を作ってきて、さらに役者を育成する仕事もしているので、類似点も多く感じて……特に脚本を書いている時は、自分の人生の総括をさせられているような感じがありました。例えば『エーステ』ではそれぞれのメンバーが集まっているところから話が始まるけど、『エームビ』では春組の出会いのエピソードも入れたり、夏組では合宿に行くところから始めて"夏組感"を大切にしたりといったこともしています。そういう点が、『エーステ』を大事にしながらも「映画の彼らもかわいいよね」と言っていただけるような楽しい違いになって、多角的に観てもらえたら嬉しいなと思います。——今回は本当にたくさんの俳優の皆さんが出演されます。撮影中の印象はいかがでしたか?僕も久しぶりに「全員が全員、こんなにも気持ちの良い方々とのお仕事」と思えるくらいの素晴らしい現場でした。それは実は簡単なことではなく、演じる彼らが今までどのように役者というものに向き合い、どのように『エーステ』に臨んできたのかという姿勢の表れがあったからこそだと思います。まず皆、勘がいい。そして『A3!』『エーステ』というタイトルがそうさせているとは思うんですけど、もの作りに対してものすごく誠実なんです。3年間1つの役を演じている方々で、すでに彼らが血肉をつけてキャラクターが生み出されている状態だったので、僕自身も彼らの力を借りる形で、「こうしたいんですけど、どう思いますか?」と相談するやりとりを積み重ねていけました。僕は演出の松崎(史也)さんがそういう彼らを生み出してきているんじゃないか、と思うんです。撮影開始前に春組のワークショップで初めて松崎さんと出会ったんですが、その時のキャストに対するやりとりが印象に残っていて、相手をリスペクトしつつ建設的にやりとりをするという松崎さんの距離感が、元々の彼らの誠実な人となりと合わさって、今のキャストたちを生み出しているのではないかと思いました。これからも彼らと何かの形でお会いする機会があるかはわからないですけど、僕自身は勝手に今回の出会いを財産だと感じましたし、今後もお付き合いできたら嬉しい方々です。それくらい、僕も好きになっちゃいました。——そこまで思われたというのはすごいですね。経験値の多くない若い俳優さんだと、自分のセリフがないところでは役が抜け落ちてしまったりすることもあるんです。でも彼らは舞台で3時間出ずっぱりという経験をしてきているから、抜くところなんてないんですよね。だから今回、画面の中で誰か1人だけがしゃべっている中でも、映っている全員がちゃんとそこで生きています。これが全員できるというのは本当に簡単なことではなく、この大人数で登場し続ける舞台をやってきたからこそなのではないかと思いました。自分の演じる役がどういう心情を持って生きているか、全員がちゃんとわかっている。彼らが真剣に取り組んでいる証拠だと思います。今回関わったキャスト全員が本当に素晴らしくて、誠実な方だと思いました。○■春組、夏組に感じたこと——実際に春組、夏組の皆さんとお仕事をして、それぞれの組にはどういう印象を持たれましたか?春組は3年間ずっと一緒にやってきた横田龍儀さん(佐久間咲也役)、前川優希さん(皆木 綴役)、立石俊樹さん(茅ヶ崎 至役)、古谷大和さん(シトロン役)に加えて、映画で初めて参加となる高橋怜也さん(碓氷真澄役)がいたので、高橋さんはものすごく緊張していました。4人は彼の理解がずれないように、本当にどのタイミングでもよく話し合いをして支え合っていて、まさに春組のテーマの家族のような関係だったという印象です。ベタベタしないけど、大事なところで支えるといういい距離感を保っていたのが素晴らしい。1人で繰り返し練習していたり、一員になるために必死に努力している高橋さんの姿を見守りながら、「何かあったらすぐに助ける」という4人がいて、春組の姿を体現していました。全員個性がバラバラなのに見ている方向が一緒、というのは春組の特色で、地が優しい方がそろっているんだなと思います。夏組はもう、陳内 将さん(皇 天馬役)、宮崎 湧さん(瑠璃川 幸役)、野口 準さん(向坂 椋役)、本田礼生さん(斑鳩三角役)、赤澤 燈さん(三好一成役)の5人がそろっていれば、どんな内容でも成立してしまう強さがある。お芝居のテンポや空気もブレないのでどんなことにも対応できて、「連帯感」と言ってしまうと仕事っぽいですけど、本当に友情でつながっているような5人だなと思いました。すでに出来上がっているんですけど、今回は関係を深めていく過程を描く物語だったので、そこの演技も丁寧に積み重ねてくれて。リーダーの陳内さんとは色々なやりとりもさせてもらい、彼が「天馬はこうすると思います」と建設的な意見をくれたおかげで、他のメンバー、他の組とも「こういうやりとりをすればいいんだ」と演出の糸口を見つけることができ、すごく助けてもらいました。実は内心、すごく頼りにしていました。——見どころとして、劇中劇があると思いますが、映像で再現するんだと驚いたところでもありました。まさに1番の表現どころなので、松崎さんや『エーステ』振付けの梅棒さんに力を貸していただいて、映像チームと舞台チームが融合して作ったパートです。そこが成立しなければ、この作品は成り立たない。全ての物語が各組の旗揚げ公演に向かっていくので、1番の見せどころだと思っています。組ごとに撮影の仕方や色味も全部変えていて、キャスト、スタッフ、舞台チーム全部門の力が結集していたので、もう1回やれと言われても、できるかはわかりません(笑)。それぐらい、もの作りの奇跡ってあると思うんです。僕は映像をやってきて舞台のライブ感がいつもうらやましかったので、今回の劇中劇は映画とも違う踏み込みができればと思っていました。色々なアイディアを出してくれるスタッフもたくさんいたので、映像を作る人間はやはり似たようなことを感じていたのかもしれないと思いました。舞台とは違う手法で舞台を観ている感覚になってもらえて、そこに至るまでの経緯も愛してもらえたら嬉しいです。舞台ならではの沸点の高い作業が詰まっているシーンになればと思いながら取り組んでいました。—— 改めて、『エーステ』『エームビ』の魅力はどのようなところにあると思いますか?僕自身もそうですが、お客様がこの作品に惹かれるのは、ただかっこいいキャラクターたちが出ているからではなくて、頑張っている彼らに自分を重ねる部分が大きいのではないかと思うんです。「みんな色々なことがあるけど、頑張っているんだよね」と思わせてくれるし、人生の深いところに触れている。自分が何を大事にして生きるのか、自分は何者なのかというところまで考えさせてくれる作品だからこそ、愛されているのだと感じました。『エームビ』もそういう感想を持ってもらえたら嬉しいですね。純粋に彼らを応援して、楽しんで、でも観てくださった方の背中も押してあげられる作品となれたら本当に幸いです。■倉田健次8月14日生まれ。岐阜県高山市出身。映画監督/脚本家/小説家/アクティング・コーチ。『彼女のSpeed』で世界中から次世代を担う映像作家が選出されるサンダンス・NHK国際映像作家賞にて、『EVERYTIME WE SAY GOODBYE』『Novela Pic aresca』で国内外の国際映画祭にてグランプリ受賞。その他の主な作品に、長編映画『藍色少年少女』(監督/脚本)、連続ドラマ『ふたりモノローグ』(監督/脚本)、アニメ/ドラマ『アイカツプラネット!』(シリーズディレクター)、映画『君がいなくちゃだめなんだ』(原作小説/脚本)など。
2021年12月09日モデルやタレントとして多方面で活躍する西山茉希をキャンペーンモデルに迎えたビジュアル・ムービーを2021年10月27日(水)、“DOUBLE CHEESEBURGER(R) Instagram”にて公開いたしました。Instagram : イメージムービー: メイン画像今回のビジュアルでは、DOUBLE CHEESEBURGER(R)の最新コレクションを含むFall/Winter2021アイテムを着こなしています。コーディネートに合わせた様々な表情にも注目。着用している最新コレクションは現在先行予約を受付中。Online Store: DOUBLE CHEESEBURGER(R)(ダブルチーズバーガー)一番リラックスした時間が過ごせる休日。恋人や家族、友達と過ごす時間にリラックスして着れる服をコンセプトにした、東京発のユニセックスリラックスウェアブランド。ダブルチーズバーガーでChillな時間をー■Online Store ■Instagram ■Twitter 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月27日女優の松岡茉優と歌手で俳優の渡辺大知の楽曲制作に密着するドキュメンタリー『TSUMUGU(ツムグ)』が、22日よりLINE NEWSの動画プロジェクト「VISION」にて配信される。同作品は、実力派女優として幅広く活躍している松岡と、ミュージシャンとしてだけでなく、俳優としても高い評価を得る渡辺が、二人でひとつの楽曲をつむいでいくプロセスを収録した音楽ドキュメンタリー。渡辺が松岡のために作ったメロディーに松岡が歌詞を乗せ、オリジナル曲が生み出されていく様子に密着し、心のうちを生々しくさらけ出していく2人を描いている。クライマックスには魂を揺さぶるアコースティックライブを行う。松岡と渡辺は、松岡が日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した映画『勝手にふるえてろ』(17)で共演し、渡辺が書き下ろした主題歌「ベイビーユー」も話題となった。また、松岡は渡辺が作る楽曲のファンを公言しており、「TSUMUGU(ツムグ)」の企画段階からパートナーとして渡辺を指名したことで本タッグが実現した。本人コメントは以下の通り。■松岡茉優「俳優が書いた歌詞で、曲を作りたい」というオファーをいただき、私には務まらないだろうから、と思った時に渡辺大知くんの顔が思い浮かびました。繊細で、優しくて、笑顔が素敵で、でも曲がらないものを持っている大知くん。もしも大知くんが曲を作ってくれたなら、私はこう感じたよ、どうかな? と交換日記のように言葉を交わしてみたい。でも失礼だよなあ、と思いながら伺ってもらったところ、快諾を頂きました。お芝居をご一緒した時や、対談をした時とはまた違う距離感でお仕事ができて、改めて渡辺大知さんの魅力に惹きつけられました。縦型の新鮮な映像のもと、普段は話さない本音をこぼしたり、悩んだりしている私たちを見てもらえたらと思います。■渡辺大知今回、僕に声をかけてくれたことを光栄に思います。自分の思いを言葉にすることに真摯な松岡さんなので、とにかく松岡さんの歌詞を待つ時間が楽しみで、ずっとドキドキしていました。そして、持ってきてくれたものを二人であーだこーだ言いながらカタチにしていく作業はかけがえのないものでした。僕は人となにかを作ることが好きなんだ、と改めて確かめさせてもらえました。ひとに思いを伝える。歌を作る。ってどういうことなんだろう? と考えるきっかけになったら嬉しいです。素敵な歌が出来たので、ぜひ、お楽しみに。
2021年10月20日明快な解説や柔軟な対応力など、アナウンサーとしての実力はさることながら、実直で親しみやすいキャラクターで番組を盛り上げている倉田大誠さん。担当するフジテレビ系情報番組『めざまし8』では、“わかりやすい言葉で説明すること”を心がけているそう。情報を正しく理解した上で自分の言葉に置き換える。「台本はあっても、僕はそこに書かれた整った言葉で話してはいません。視聴者に行間を含めて伝えるためにも、『ただね、ただ』というふうに接続詞を強めたり、口語体に直したり、わかりやすく伝える工夫をしています。そのためにはまず、自分がそのニュースの内容や正しい日本語を理解していることが大切。そうでないと、自分の言葉に置き換えることはできませんから一生勉強していく必要があると思っています」倉田さんといえば、この夏開催された東京五輪スケートボード競技における名実況も、大きな反響を呼んだ。取材時、おもむろに鞄から取り出したのは5cmを超える分厚い取材ノート。競技ごとに学んだ内容をまとめているという。「ただ、調べた知識はいったん捨てることが必要。そうでないと、視聴者目線に立った実況はできません。それから、競技をただ追うのではなく、そこに立っている人の思いや人となり、バックボーンを代弁するアナウンサーでありたいと思っています。そのためには現場に足を運び、生の声をしっかり聞くことも大事にしています」こんな話を聞いていると、いかにも“コミュニケーションのプロ”といった印象。しかし実は、「もともと人と話すことは苦手ですし、ネガティブで根暗なタイプ(笑)」なのだという。でもだからこそ、倉田さんの話の中には、会話力を鍛えるヒントがありそうだ。「喋り好きと会話上手は全然違うと思います。人の心を開かせるのって、とっても難しい。だからこそ、“喋り好きであるより、聞き上手であれ!”というのが、アナウンサーの大命題でもある。YES・NOで終わる聞き方だったら欲しい話を引き出せないですし、こちらがかしこまりすぎても、相手は心を開きにくいと思うんです」そこで倉田さんが意識しているというのがリアクションと温度感。「アナウンサーは相槌を声に出すと、相手の言葉尻とカブってしまって編集がしづらいということもあり、大きく頷く癖がついています。声には出さずとも相手には伝わるようにしたいので、リアクションは大きくしているし、顔芸にも長けている(笑)。相手が小さい声だったら自分も声を小さくしたり、テンションを合わせることも気をつけていることの一つです」倉田さんのように「もともと人と話すことが苦手な人でも会話力は鍛えられるか?」という問いには、「できると思います」と即答。「インタビューでもよく感じることですが、これ以上踏み込んではいけないなという一線を察することができないと、相手を傷つけることになるかもしれない。そこの嗅覚は鈍感でないほうがいいと思います。だから繊細な方や石橋を叩くタイプの方のほうがむしろ、相手の心を上手に開かせることができるのではないでしょうか」倉田さんの会話3か条1. じっくり話を聞いて、相手を引き出す。2. 大げさすぎるほど、リアクションをする。3. 相手とテンションを合わせて話す。くらた・たいせい1982年3月4日生まれ、長野県出身。フジテレビアナウンサー。2004年入社。現在は情報番組『めざまし8』(毎週月~金曜8:00~)や競馬中継『みんなのKEIBA』(毎週日曜15:00~)などを担当中。※『anan』2021年10月6日号より。写真・五十嵐一晴スタイリスト・伊藤省吾(sitor)取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2021年09月30日松岡茉優が新たなる刺客として、WOWOWオリジナル「がんばれ!TEAM NACS」に出演することが分かった。「TEAM NACS」の出身地・北海道を盛り上げる応援企画でもあり、彼らの結成25周年とWOWOW開局30周年を記念した「がんばれ!TEAM NACS」。メンバーがあの名作映画をオマージュしたヒーローに扮した「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」を皮切りに、国民的グループを目指して楽曲制作、「NACS 新メンバーオーディション」の開催など、気になるプロジェクトが満載。毎週、放送を終える度に、「何これ」「分からないけど面白い」「爆笑!」と、SNSを賑わせている本作。そんな中、ついにラストスパートを迎える今週末放送のepisode7に、松岡さんが参加しているという。最近では、「TEAM NACS」のメンバー・大泉洋との共演も話題となり、音尾琢真とはプライベートでも交流があるという松岡さん。NACSメンバーも「何でこの人がこのシーンで!?」と驚愕と困惑の様子。松岡さんが一体どんなシーンで登場するのか、詳細は放送を観てのお楽しみだという。WOWOWオリジナル「がんばれ!TEAM NACS」は毎週日曜日23時~WOWOWにて放送・配信中。(cinemacafe.net)
2021年07月29日毎週日曜夜23:00より放送・配信中のWOWOWオリジナル『がんばれ!TEAM NACS』に女優の松岡茉優が出演することが明らかとなった。TEAM NACSの結成25周年とWOWOW開局30周年を記念した超ビッグプロジェクト「がんばれ!TEAM NACS」。メンバーがあの名作映画をオマージュしたヒーローに扮し、吉田羊が悪役“⼥帝デロリアン”として参戦する「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」を⽪切りに、国⺠的グループを目指して瑛人や服部隆之らと楽曲制作、⼤⿊摩季やコロッケ、タカアンドトシ、武田真治らも出場した「NACS 新メンバーオーディション」を開催など、その破格のスケールに話題が集まり、SNSを賑わせている。そして、いよいよラストスパートを迎える今週末放送のepisode7に、なんと松岡茉優が参戦していることが発表された。NACSメンバーも⼝々に「何でこの人がこのシーンで!?」と驚愕と困惑の様⼦だが、実はメンバーである音尾琢真とはプライベートでも交流があるという。果たして松岡は音尾とどんなトークを繰り広げたのか、そして⼀体どんなシーンで登場するのか。WOWOWオリジナル『がんばれ!TEAM NACS』毎週日曜夜23:00より放送・配信中(All 9episode)
2021年07月29日’87年放送の『仮面ライダーBLACK』と翌年に放送された『仮面ライダーBLACK RX』(毎日放送)で、主役を演じた倉田てつを(52)。彼が4月3日に17LIVEで配信した動画での発言が、ファンの間で物議を醸している。奇しくも同日は、’71年に『仮面ライダー』が放送されて50周年にあたる記念日。歴代の出演者たちが、SNSなどで続々と祝福コメントを寄せている。さらにシリーズ作のリバイバル上映も予定され、白石和彌監督(46)のもと『仮面ライダーBLACK SUN』の制作も発表されたばかり。倉田も祝辞を寄せるものと思われたが、そうではなかったようだ。倉田は動画で、「俺は仮面ライダーの話は好きじゃないから」と一蹴。続けて、「50周年って言われてもね」「俺、仮面ライダーじゃねえし」などと述べた。そして最後は、「たまたま昔ライダーやってたっていうだけ」「仮面ライダーあんま好きじゃないから」と締めくくったのだ。この“放言”にファンからは、「ガッカリした」と非難の声が続出している。《倉田さん、何言ってるの?仮面ライダー好きじゃないって?信じてる人たくさんいるんだよ。もう幻滅した》《内心思うのは勝手だけど、その発言を何故よりによって仮面ライダー生誕50周年という節目の年に投下するのか……その神経を疑う》《失望して倉田てつをと彼が演じてるBLACKのファンをやめたわ》■店には仮面ライダーBLACKの等身大フィギュアが現在はステーキ店のオーナーでもある倉田だが、そこで「仮面ライダー」は重要な存在となっていたはずだった。本誌は今年2月、倉田に「BLACK」の等身大フィギュアを作った造形作家のAさんを取材。その経緯について、Aさんはこう語ってくれた。「知人の紹介で’15年に彼のトークショーへ伺ったとき、『造形作家です』と名乗ったらいきなり『仮面ライダーBLACKの等身大フィギュアを作れますか』と依頼を受けました。そこで『作れますが、店に置くなどしたら営利目的になるからダメです。自宅に置いて個人で観賞するだけなら』と答えたのです」Aさんは「商業利用しない」という条件のもと、’18年に「BLACK」の等身大フィギュアを制作。しかし倉田はその約束を破り、3年間も店に飾り続けていた。今年2月に行われた開店13周年の記念イベントでは、倉田がAさんのフィギュアと一緒に映ったステッカーが会計後に配られていた。倉田から裏切られたAさんは、こう憤っていた。「本来はプライベート扱いのはずが、倉田さんの店の客集めにフィギュアが利用されているわけで、違法行為になります」昨年11月6日に配信された『魂ウェブ』のインタビューで、倉田は「BLACK」への思いをこう語っている。「ステーキハウスを開業したら『BLACK』のファンの方々が大勢来てくれて、当時の感想や再演の希望を僕に伝えてくれるんですよ。そのような声を直接耳にする機会が増えたことで自分の中でも心境の変化が起こり、仮面ライダーBLACK=南光太郎であり続けるのは自分の宿命と思えるようになりました」「BLACK」の恩恵を受けていながらも、まさかの“放言”。支離滅裂ともいえる倉田に、ファンたちは気持ちを踏みにじられてしまったようだ。
2021年04月06日崖っぷちの出版社を舞台に、裏切りやリーク、告発など、仁義なき騙し合いが繰り広げられる『騙し絵の牙』。その渦中で奮闘する、新人編集者の高野を演じた松岡茉優さん。「編集者の方って朝早くから夜遅くまで忙しいし、バッグが重い!資料の本やゲラ、パソコン、筆記用具も何種類も持ち歩いていて…。大変な仕事ですよね。撮影中、高野のバッグを軽くしてください、とお願いすることもできたのですが、走る時に持ち替えたり、一回床に置くなど、この重さがあるからこその役作りができると思い、そのままにしました。純粋に文学を愛し、出版業界が衰えてほしくないという強い思いを持っていて、とにかく休まない人。そんな彼女の人柄を表現する上でも、必要な重さでした」このような目には見えにくい演出をはじめ、松岡さんの役者魂を感じるエピソードはまだまだある。「気をつけたのは、まだ若い彼女の文学愛みたいなものが、見る人に暑苦しく、やかましく感じてほしくないというところ。曲者揃いの中で、右も左も分からないままがむしゃらに突き進む女性ではなく、文学に真っ当に向き合いたいという信念を感じていただきたくて、落ち着いたお芝居を心がけていました。時には大胆な発言をする人でもあるんですが、それに行動が伴っているから強くてかっこいいんですよね。監督からは、出版業界の販売システムやルールが書かれた本を何冊か資料として渡され、それらを読んで勉強しました。高野の実家は書店を経営しているんですが、演じながら、書店が本を売るために自由に舵を切れるものでもないということも知ったり。本が好きでうっかり本屋に寄ると何冊も買ってしまう私にとっては、興味深いことばかりでした」主演の大泉洋さんをはじめ佐藤浩市さんや木村佳乃さんなど、そうそうたるキャスト陣にも注目が集まる。「最初は緊張から胃薬を持ち歩いていましたが(笑)、みなさん気さくで。私が知らない時代の撮影現場の話などを聞かせていただいたりと、長い待ち時間でも持て余すことがない楽しい現場でした。大泉さんは、屋上のシーンで直射日光を浴びていても『大丈夫?眩しくない?』と自分よりも私を気遣ってくださる優しい方。視野が広く、場の空気感を敏感に察知して行動をされ、ユーモアもあって…まさに私のなりたい大人像なんです」コロナ禍において、予定より遅く公開される今作への思いはひとしお。「曲者揃いの登場人物たちの決断や勇気にきっと励まされるはず。新生活に向けて、一歩踏み出すきっかけになれば嬉しいです」『騙し絵の牙』大手出版社で次期社長をめぐる権力争いが勃発する中、次々と現れる曲者たちが心理戦を繰り広げる。監督・脚本/吉田大八原作/塩田武士『騙し絵の牙』(角川文庫/KADOKAWA刊)3月26日より全国公開。©2021「騙し絵の牙」製作委員会まつおか・まゆ1995年2月16日生まれ、東京都出身。近年の主な出演作に映画『蜜蜂と遠雷』『ひとよ』『劇場』など。ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS)のDVD&Blu‐rayが発売中。トップス¥135,000スカート¥278,000(共にエトロ/エトロ ジャパン TEL:03・3406・2655)※『anan』2021年3月31日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・山田梨乃ヘア&メイク・伴まどかインタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2021年03月30日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデルの相川茉穂さんです。「大学卒業間近!遊びも仕事も存分に楽しみます」と語る相川さんの素顔に迫りました。アイドル活動を経て、モデルとしてカムバック。アンジュルムの元メンバーで、現在は美大に通いながらモデルとして新たな道を歩む相川さん。「アートやお洋服が大好き。アイドルを目指したのも、キラキラした衣装に憧れて、というのが大きな理由。ファッションの現場を見たくて、大学3年からの1年間ウェブマガジンの編集部でバイトをしていました。私、好きなことがいっぱいあって貪欲なんですよ。目標ができると新月の日に“~になりました”って過去形で紙に書くんです。すると不思議と叶ってしまう。欲と念が強いことが私の強みです!」かわいくてたまらない!元野良猫のゾーイ。生まれたばかりの頃に保護しました。ほかにも2匹の猫を飼っています。新たな趣味、プラモデルづくり。これは完成前ですが、UFO。かなりハマっていて、マニアになる予感(笑)。トランプが好きで集めています。友達へのギフトにすることも。オキーフや草間彌生さんのがお気に入り。あいかわ・まほ1999年生まれ。2014年ハロプロ研修生オーディションに合格し、デビュー。昨年秋からモデルとして活動。Instagram(@mahoaikawa3)で見られる私服にも注目。※『anan』2021年3月17日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2021年03月16日