2016年3月9日、歌手の川本真琴さん(42)が自身のTwitterでタレントの加藤紗里さん(25)の“ウソ”を暴露したことが話題を呼んでいます。スポニチが報じた記事によると、加藤さんは3月11日放送予定の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演し、狩野さんと川本さんのことについて言及。川本さんに対し、「譲りますよ」とTwitterで宣言したところ、狩野さんから「おまえ、何で譲りますよって入れてんの?」と言われた、などのエピソードを披露しました。この記事を呼んだ川本さんは激怒し、「私と狩野さんに対して失礼すぎる」「あの方の言っていること、最初から全部嘘」などとコメントし、加藤さんの発言がウソであることを暴露しました。この川本さんのツイートに対し、ファンからは、『反応したらダメですよ!こいつはいずれ消えますから』『誰もあの売名女の言うことは信用してないですよ』『ただのメンヘラですよ。シカトシカト』などと、“構わないのが得策”という反応が多く見られました。●加藤紗里は狩野英孝と付き合ってなかった!?さらに、「怖いバックが自分にはついてるから、自分とつきあってることにしろって狩野さんを脅してたし」と続けた川本さんの発言が波紋を呼んでいます。ネット上では、『え?あの二人付き合ってなかったってこと?』『それが本当なら立派な脅迫罪だよ。加藤は売名妖怪ではなく犯罪者だったのか』『脅された狩野かわいそう』などと驚きの声が上がっています。●一連の騒動に対し、川本と加藤を“両成敗”する人もこのツイートに対し、加藤さんは「付き合ってることにしろって肉食すぎでじょ紗里、笑やべっ!」と狩野さんへの脅迫を否定。意見が食い違う二人に対してSNS上では、『二人ともメンヘラだからどっちが本当か分からん』『どっちも嘘ついてるパターンだな』『どうでもいいけど早く消えろよこいつら』と両者を“両成敗”する声が相次いでいます。----------一旦落ち着いたかに見えた狩野英孝さんの三角関係問題。今回の騒動でまた一波乱起きるのでしょうか。【画像出典元】・加藤紗里(かとうさり) (@katosari)/(文/パピマミ編集部・上地)
2016年03月09日俳優・松山ケンイチの主演で漫☆画太郎氏のギャグ漫画を実写化する映画『珍遊記』(2月27日公開)で、本編冒頭の6分間を収めた映像が25日、公開された。原作は、漫☆画太郎氏が1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載し、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。松山のほか、倉科カナ、ピエール瀧、温水洋一らも出演している。「この物語はオリジナルであり、他のどんな物語の影響も受けていません。ましてや、"中国の有名な伝記"とは一切関係ありません。いや、マジで」というテロップから始まる映像は、山のふもとのとあるボロい一軒家を映し出す。そこで真剣な面持ちで向かい合っているのは、徳を積む修行の旅をする坊主・玄奘(倉科)と家に住むじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)。映画で一番初めのセリフは、予告編にも収められ話題を呼んだ玄奘による、男性器に関しての問いかけだ。なおこのセリフは、おおかわら肝煎りのセリフだという。続けて、天下の暴れん坊の不良少年・山田太郎(瀧)の圧倒的な男性器、屁、尻の穴がいかに強烈なものであるかがじじいとばばあの証言によって、白日の下にさらされていく。さらに、太郎出生の秘密やじじいとばばあのラブシーンなども披露。終盤では、玄奘が法力"乳房矯正具脱着(ブラホックオフ)"を使ってばばあのみならず、じじいのブラジャーのホックまでも一瞬で外す能力を見せる。この映像からもわかるように、映画はその始まりから、下ネタのオンパレードとも言える作風で進行していく。(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
2016年02月25日今年で女優生活は10年目。そんなメモリアルイヤーのスタートラインに映画『珍遊記』を飾るとは、可愛らしい顔とは裏腹に挑戦心を内に秘めた人だ。でも女優・倉科カナの道のりはいつだって挑戦に満ち溢れていたような気がする。グラビアを出発点に深夜のミニドラマではコント調で女優としての萌芽を見せ、2009年のNHK連続テレビ小説「ウェルかめ」で朝ドラのヒロインに。以降は本格的に女優として歩み出し、ジャンルに囚われる事無く様々な役どころを体現してきた。それはすべて“あえて”だ。「ドラマ女優、映画女優、舞台女優と、カテゴライズされるのがイヤなんです。女優という仕事はそのカテゴライズの上にあるものだと思うので、パブリックイメージも気にせず、役柄や物語に魅力があれば、汚い役であろうと何でもやっていきたい」。それが女優として自らに課す信条。それでも10年目を迎えた現在は「どんどん辛くなっていく」と意外な言葉が飛び出す。女優として走り出した当初は、何もかもが新鮮で楽しさが先行していた。しかし時間と経験を重ねるうちに“女優業”に対する向き合い方も真剣さを増していく。同時に責任感とプレッシャーも重くのしかかる。「役への取り組み方に正解がない仕事でもあるので、演じる役柄に対する探求心が強くなって役柄を深く掘り下げたいと思う一方で、まだまだ到達していないという歯がゆさを感じることが多い」。10年一区切りに訪れた壁。だが倉科自身「この時期を飛び越えてしまえば、楽になるはず」と知っている。そのために必要なのは、前進と挑戦だ。だから漫☆画太郎による、カルトギャグコミックを実写映画化した『珍遊記』も、脚本を読んで二つ返事で引き受けた。「お下品でお馬鹿なところもあるけれど、単純に脚本の1ページ目から面白くて。コメディでの掛け合い演技は難しいので、挑戦という意味で興味を惹かれた」という。放送禁止用語セリフもあり「時間が経過した今の冷静な目で見ると“何をしていたんだろう……”とは思うけれど、撮影時の熱量の中では戸惑いも不安もなかった」と笑う。演じたのは、天竺を目指して旅をする尼僧の玄奘。約4時間かけての特殊メイクで坊主頭になったが、その耐久的長時間が倉科を役柄同様に仏の境地へと導いた。「特殊メイクが完成するまでの4時間はずっと座ったまま、ひたすら空を見つめていました。でもこれも修行だと考えたら本当に無の状態になって、撮影中は何が来ても動じない気持ちが生まれた。その心境が僧という設定にプラスになった」と“禍を転じて福と為す”状態に声を弾ませる。その動じない心は、全裸の松山ケンイチを目の前にしても発動。「セリフを喋りながら自分の目の前に松山さんのお尻があるのが普通で、冷静に“お尻だな”と感じていました。4時間の無の境地を切り抜けると、全裸のお尻も単なる物体としてのお尻でしかなくなる。改めて思い返すと愕然としますが、撮影期間は強過ぎるメンタルを持っていたんでしょうね」と照れつつ極限状態を振り返る。強化されたメンタルのほかにも得たものがある。それは改名への迷いの断ち切りだ。松山ケンイチ、倉科カナ、ピエール瀧、アイアム野田、と1作品に名前にカタカナが入る人間が4人も揃うという珍状況。「年齢を重ねると、カタカナで書く“カナ”という名前が軽い感じに見えないかと不安だったけれど、松山さんもピエールさんもカタカナ名で立派に活躍されている。それで安心して、このままでも大丈夫だと思えた」と、カタカナ名に愛着と自信を持つことが出来た。本作の監督である山口雄大が「これまでに見た事のない姿が映っている」と太鼓判を押すほどに、一皮も二皮も向けたコメディエンヌと化した新しい姿。倉科は“10年一区切り”の壁を飛び越えるだけの脚力を持っていることを実証したわけだ。そんな心機一転の今年は「主演をやること」が目標。過去にテレビドラマや映画で主演作はあるが「主演をやらせてもらいながらも、ずっと自分には主演の器はないと思っていました。いつの頃からか“脇役で十分だ”と思うようになって」と、迷いと妥協があったことを打ち明ける。しかし、様々なジャンルや役どころに挑戦してきたこれまでの道のりが、単なる歳月の積み重ねではなかったことを一番理解しているのは、倉科自身。器は誰かに作ってもらうのではなく、自らが作り上げていくもの。当たり前のことかもしれないが、10年の道のりを経てそれを心から実感するようになった。「これまでの10年はとても苦しい道のりでしたが、でもその苦労はこれから先に必ず活きていく。この10年間があったことで苦労している人の気持ちもわかるし、作品を作っていく上で悩んでいる後輩の気持ちも理解できて、共感を持って声をかける事も出来るようになったはず。不安がないわけではないけれど、今年中には主演を務めてみたい」と力を込めた。壁を脱した後のリスタートも、現状維持を許さぬ“あえて”の挑戦から始まる。やはり倉科は、可愛らしい顔とは裏腹に挑戦心を内に秘めた人だった。(photo/text:Hayato Ishii)
2016年02月25日三島由紀夫の最後の戯曲であり、1969年と1974年には北大路欣也の主演で上演された“幻の名作”『ライ王のテラス』。カンボジア最強の王と呼ばれるジャヤ・ヴァルマン七世王を主人公にしたロマン大作だ。このたび久々に上演される本作で、鈴木亮平が扮するジャヤ・ヴァルマン王の第二王妃を演じるのが倉科カナ。彼女に話を聞いた。チケット情報はこちら出演を決めた最大の理由は「三島由紀夫さんの戯曲」だという。「三島さんの作品に出たい、という意識はずっとありました。三島さんの戯曲は、伝えていかなきゃいけないものだと思うんです。そして知るだけだったら誰にでも出来ますが、ちゃんと体験して自分の糧にし、“この道、知ってるよ”と誰かに伝えていくことが大切。“出なきゃ”と、直感的に思いました」。その憧れはどこから来たのだろう。「俳優の先輩方を見ていると、色々なことを知っていらっしゃるんです。三島作品ひとつとっても、白熱して演技論を交わしている。私は知らないことが多すぎて。一緒に語り合いたいとも思いますし、女優・俳優として同じ立場に立ちたい。先輩を追いかけたいし、いずれは自分も先輩という立場になって後輩に背中を見せないと。そのためには通らなければいけない道なんです」。演じる第二王妃は、王を心から愛する貞淑な女性。宰相の謀反に利用され、王から不義を疑われながらも、やがて病を得ていく王に寄り添い続ける。「清らかで、王の幸せを自分の幸せとする理想の女性。ずっと考えているのですが、そんな女性本当にいるのかなって(笑)。でもふと、慎ましく清らかでありたいと思う心の裏には、嫉妬や憎悪という感情があるんじゃないかなって思ったんです。つまりその裏の感情を自制する心の強さがあり、考えて行動できる女性。でも、お芝居をする上で“自制する”というのも、難しいんですよ。発散する方が伝えやすい。そういう意味でもやっぱりハードルが高い。セリフでも苦戦、心を探るのも苦戦してます」。そう苦笑するが、役への分析が冷静で、その語り口からすでに倉科の考える“理想の女性”第二王妃の姿が二重写しになってくるようだ。現在すでに稽古に入っているそうだが、実際に三島の紡ぐ言葉を口にして「手ごわいです」とも語る。「セリフ自体が綺麗なので、第二王妃が何を感じてその言葉を言うのか、自分の中に落とし込んでいかないと、言葉が流れていってしまう。とても難しい」と、覚悟していた壁に直面している。「そもそも舞台が苦手なんです(笑)。舞台は私にとって楽しいものというより、苦痛が伴うもの。もちろん、達成感ややりがいもありますが。でも私は女優としてこれからもやっていきたいので、そのためには好きなことだけをやっていては10年先はないと思います。辛い道も選んで、色々な刺激を受けないと」。柔らかな佇まいとは裏腹に、ストイックな言葉が次々と飛び出してくる。そんな彼女が覚悟を決めて挑む『ライ王のテラス』でどんな表情を見せてくれるのか、楽しみだ。公演は3月4日(金)から17日(木)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。チケットは発売中。
2016年02月12日沢尻エリカをはじめ、夏木マリ、木村佳乃、ともさかりえ、倉科カナら豪華女優陣が繰り広げる“女の戦い”が人気のドラマ「ファーストクラス」2ndシーズンにデザイナー助手役でレギュラー出演するなど、TVドラマや舞台で活躍する新星女優・那海。この度、彼女が主演を務める短編映画『蓮田の田んぼで踊りましょう』の上映会開催が決定。監督、出演者によるのトークショーも行われるという。農家の娘ミズキは、ダンス部に所属する明るくて元気な高校2年生。いつかダンスの本場ニューヨーク=大都会に行くのだと憧れを抱いているが、農家を手伝いたくないミズキは、「農家はダサいし、何もないこの街がきらい」と家の手伝いは全くせず、畑を手伝えと言う父とケンカし、それを母がとめる毎日を送っていた。写真部に所属する親友の琴葉とは幼馴染みで、亡くなった母との思い出が詰まった蓮田を大切に思う琴葉とは家族ぐるみで仲良くしていた。 しかし、ある事がきっかけで2人は喧嘩をしてしまった…。本作は、埼玉県蓮田市を舞台に、同市の魅力を伝えるため蓮田市映画製作実行委員会が制作した短編映画。昨年11月より蓮田市内でロケが敢行され、撮影日時も事前にはすだ観光協会のホームページ内で公開されるなど注目を集め、市の活性化に一役買っている。主演を務めるのは、テレビドラマや舞台で活躍し、沢田研二主演の音楽劇「お嬢さんお手上げた」では持ち前の歌唱力で沢田さんの相手役を務めるなど、着実にキャリアを積む注目の若手女優・那海さん。現在は、松たか子、瑛太、井上真央、阿部サダヲら豪華俳優陣を迎え、野田秀樹の作・演出で贈るNODA MAP第20回公演「逆鱗」に出演中。本作では、明るく真向きで元気な高校生・小林ミズキ役を熱演する。ミズキの親友・中野琴葉役には、講談社の動画配信「ボンボンTV」出演や、ドラマ、舞台、映画、そしてラジオパーソナリティとマルチに活動するタレント・加藤一華。ミズキの父親役には、「龍馬伝」「梅ちゃん先生」を始めテレビドラマ、舞台、映画と数々の出演作を持つ山口眞司。熱血で元気なダンス部顧問・佐藤志保役には、2014年キネマ旬報社が選定する「オールタイム・ベスト日本映画男優女優100」の上位にランクインし、2016年は主演映画の公開が控える期待の女優・桜木梨奈。写真部顧問・沼田一郎役には、中島裕翔主演『ピンクとグレー』にも出演した玉熊直人、とベテランからネクストブレイクまで勢揃い。メガホンを取るのは、CMディレクターの顔も持つ映画監督・福山功起。今年は田畑智子を主演に迎えた埼玉県川口市を舞台とした長編映画『鉄の子』が公開予定だ。短編映画『蓮田の田んぼで踊りましょう』は2月21日(日)にSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザにて上映。(当日先着300人)(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日主演に松山ケンイチを迎え、伝説的ギャグ漫画のまさかの実写映画化が実現した『珍遊記』。このほど、本作の待望の予告編映像と本ポスタービジュアルが解禁。本邦初公開の「RIP SLYME」が担当したエンディング曲「Drop!」とともに、松山さんはじめ、倉科カナ、溝端淳平、田山涼成や笹野高史、温水洋一、ピエール瀧ら、豪華キャストたちがどこまでも荒唐無稽な破天荒ぶりを披露、倉科さんにいたっては何度も“放送禁止用語”を連発していることが分かった。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘(倉科カナ)は、偶然立ち寄った家のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)で、天下の不良少年・山田太郎を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべきその妖力を封印。しかし、嫌々ながら妖力の抜けた“変身後”の太郎(松山ケンイチ)を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に…。果たして、彼らは無事に天竺まで辿り着くことができるのか!?唯一無二の画風と存在感を放つ漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」を、『地獄甲子園』『魁!!クロマティ高校 THE☆MOVIE』などで知られる山口雄大監督がもったいないほどの(?)豪華キャストで映画化した本作。今回解禁となった予告編は、坊主・玄奘に扮した倉科さんが、田山さんのじじい&笹野さんのばばあを前に、真顔で「ち○こ」について会話を繰り広げる、映画のファーストシーンからスタート。続いて、松山さんが演じる太郎と、太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)、世界最強の武闘家・中村泰造(温水洋一)、変身前の山田太郎(ピエール瀧)、こづれ紳士(板尾創路)、ザコ(矢部太郎)、アキバ(今野浩喜)、張明(おおかわら)、たけし(アイアム野田)といった個性的なキャラクターが次々と参上。お尻まる出し松山さんを、倉科さん演じる玄奘が前方から凝視する場面も登場する。ナレーションは本作の特報に引き続き、俳優・声優の千葉繁が担当。何とも説明しがたい衝撃のアクションシーンの数々や、各キャラクターの立ち位置すら読めない破天荒すぎる本作の魅力が凝縮された映像を、より一層ハイテンションに「何だか訳分からんが、すごい映画だ~~!!」と解説。そんな予告編でBGMとして使われているのは、これが本邦初公開となる「RIP SLYME」による書き下ろしのエンディング曲「Drop!」。まだまだ謎が多すぎる本作の、すごすぎる世界観をこちらから確かめてみて。『珍遊記』は2月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月26日4月に上演される『夢の劇-ドリーム・プレイ-』の制作発表が行われ、早見あかり、田中圭、江口のりこ、玉置玲央、那須佐代子、森山開次、山崎一、長塚圭史、白井晃が登壇した。舞台『夢の劇-ドリーム・プレイ-』チケット情報本作は、19世紀後半から20世紀初期に活躍したスウェーデンの作家ヨハン・アウグスト・ストリンドベリの後期の作品。イプセンやアントン・チェーホフなどと共に「近代演劇の父」と呼ばれ、芥川龍之介をはじめとする同時代を生きた日本の作家たちにも強い影響を与えた人物だ。バラモン教の神インドラの娘アグネスが地表に降り立ち、人間たちと共に過ごす中で知る、人間界の不条理を描いた本作。夜にみる夢の世界を戯曲化したとされ、唐突に場所が変わったり、登場人物が入れ替わったりと、現実にはあり得ない転換が組み込まれている。日本での上演機会も極めて少ない作品だ。白井は、本作を選んだ理由を「私は100年前のこの作品に今どこかシンクロするものを感じておりまして。登場人物たちの心象や不安感というものがなにか(現代の)大きな産業や経済、社会の変化というものと同機しているような感じを抱いています。描かれている人物は決して幸福な人物ばかりではないのですが、その中で夢が覚めたときに一縷の光を見る、そんな希望のある作品として読めました」と語る。「森山開次さんの振り付けを含め、できるだけフィジカルな面を強調していきたい」(白井)という本作の台本は長塚が担当。長塚は、「人間のグロテスクな世界を旅していく中で、インドラの娘は田中圭さん演じる詩人を支えにします。世の中、絶望的な状況になったときに詩人とか劇作家とか俳優とか、真っ先に必要とされなくなるようなものだと思うんですが、彼女は彼に頼ろうとする。これは人間賛歌であり芸術賛歌だと思うんです」と解釈を述べた。主演でインドラの娘を演じる早見は、本格的な舞台は初出演。これまで舞台出演を「“怖い”という気持ちが前に出てきてしまって避けてきた」と語り、会見では涙が出るほどの緊張を見せた。そんな中で本作に挑戦する理由は「正直よくわからないです。でもわからないからこそ、なんか面白いなって自分でもワクワクしている部分もあります」と笑顔を見せた。そんな早見に長塚は「インドラの娘が、どこか荒唐無稽な汚れたような人間世界を白馬のように駈けていってくれたら」と希望を託す。KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『夢の劇-ドリーム・プレイ-』は、4月12日(火)から30日(土)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にて上演。その後、長野、兵庫にて上演する。取材・文:中川實穗
2016年01月22日「週刊少年ジャンプ」に連載された伝説のギャグ漫画の実写化作品『珍遊記』。このほど主演の松山ケンイチに続き、メインキャラクターとして、倉科カナ、溝端淳平をはじめ、田山涼成、笹野高史、温水洋一、ピエール瀧ら、超個性派俳優達の出演が明らかとなり、強烈なキャラクター写真とコメントが到着した。他の追随を許さない存在感を放つ漫画家・漫☆画太郎によるギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」のまさかの実写化を実現させた本作。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘は、偶然立ち寄った家のじじいとばばあに天下の不良少年・山田太郎を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印するが、嫌々ながら太郎を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に…。主人公・山田太郎役を演じる松山さんとともに、スクリーンを暴れ回るメインキャラクターとしてインパクト大の姿を披露したのは、倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、笹野高史、温水洋一、ピエール瀧の6人。舞台や映像作品で長年活躍し続ける、実力派・個性派俳優がずらりとそろった顔ぶれになっている。いまもなお、熱狂的なファンを集める伝説の作品として語り継がれるギャグ漫画の実写化だけに、そのキャスティングは難航したであろうことが予想されるが、実際に現場に入ってみれば、メガホンを取った山口雄大監督が、倉科さんに対し「放送禁止用語なども連発する役柄ですが、躊躇することなく演じていただけました。怒ってません(笑)?」と心配するほどの熱演ぶりだったよう。また、溝端さん演じる映画オリジナルキャラについては「原作にない物語を牽引する役柄、そして画太郎作品に似合わないイケメンキャラということで、慎重にキャスティングする必要がありました」とその苦労を打ち明け、「見た目の絢爛豪華さはもちろんのこと、それを一気に地に落とし込める振り幅のある人。溝端さんはバイタリティのある人で、現場でもいろいろアイデアを出し膨らましてくれましたし、壮大なカラ回りキャラを本気で演じてくれました」と絶賛!そしてすでに何度もチームを組んでいるベテラン俳優達との間には厚い信頼関係が築かれており、監督自身も実力派俳優達の奮闘に手ごたえを感じている様子。<以下、出演者の役どころとコメント>■山田太郎と共に天竺を目指す坊主・玄奘:倉科カナ最初、事務所の方が『珍遊記』の台本を恐る恐る私に渡したのをとてもよく覚えています。確かにお下劣だけど…このチームなら何かミラクルが起こるんじゃないか?!そんな希望を私は感じお受けしました。玄奘を演じ少し時間が経ったいま、私は、なんてハレンチなセリフを言っていたんだろう?隣には真ッ裸の松山ケンイチさん…それが当り前の現場。やはり凄い作品に参加してしまったなと…思いました。映画での玄奘は原作とキャラクターも異なりますが、太郎との関係性も新しくとても愉快なものになっていると思います。ぜひ、劇場で大いに笑いに笑っていただければ幸いです。■山田太郎に恨みを持つ・龍翔(映画オリジナルキャラクター):溝端淳平自称太郎のライバルであり、太郎に尋常じゃないくらいの恨みをもっている龍翔は演じていて凄くやりがいがありました。オリジナルの役ってこともあり監督や脚本家の方と、毎日話し合って現場でそれを具現化していく作業は充実してました。どこまで振り切れるのか???その限界にも挑戦し続ける毎日は楽しかったです。これだけ濃くてインパクトのある原作ですから、ファンの方も思い入れが強い方も多いとは思いますが、漫☆画太郎先生の前衛的な画力に負けないような作品に仕上がるように撮影に臨みました。沢山の方に見ていただけたら幸いです!■山田太郎の育ての親・じじい:田山涼成ほんと、またバカ(超越演技)を楽しませてもらえた。役はじじいだったが、心は20才だった。いま、考えられる、日本の面白い俳優が全員そろって「バカ」を楽しんでいます!よろしくお願いします。■漫☆画太郎作品には欠かせないばばあ:笹野高史映像で女性としてのおばあさんを演じることに憧れておりました。ところがなかなか実現しませんでした。今回、やっと有難くもお役を頂戴いたしまして、ありがとうございました。嬉しゅうございます。なにより監督様の御英断に、敬意を表します。じじい役の田山さんの、濃厚な色気のお陰様で、(ばばあ役を)何とか演りきれました。原作のばばあは大変な人気と聞いております。原作のイメージも保ちつつ、私も二人の祖母の面影を追いながら演じさせて頂きました。いかがでしたでしょうか。■漫☆画太郎作品ではお馴染みとなる世界最強の武闘家・中村泰造:温水洋一素直にうれしかったのと、また画太郎先生の作品に出られる喜び。山口監督とも3度目なので撮影を楽しみにしてました。原作になるべく近いようにやりました!山口監督なら絶対に「珍遊記」をクソ素晴らしい実写にできると信じて!深夜のアクションシーンの撮影は予想通り大変ではありましたが、松山君と楽しくできました。アチョー!■変身前の山田太郎:ピエール瀧画太郎作品の映画化に出演できるのは光栄です。(変身前の山田太郎を演じて)正直、特殊メイクをした自分を見て、「これ、俺じゃなくてもいいんじゃないか…」と思いました(笑)。当時ジャンプ誌上で連載を読んでいた皆さんにとって、「珍遊記」に「電気グルーヴ」の僕が出演することは、必然に感じると思います。因果応報とも言えます(笑)。先日公開された特報も大きな話題となり、何から何まで異色づくめの映画『珍遊記』。今後の続報が楽しみに待たれるばかりだ。『珍遊記』は2016年2月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日2015年10月よりTVアニメが放送中の『緋弾のアリアAA』より、神崎・H・アリアの戦妹(アミカ)、「間宮あかり」がフィギュア化。2016年5月にコトブキヤから発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は9,720円(税込)。間宮あかりは『緋弾のアリアAA』の主人公。東京武偵高校1年A組所属で、専門科目は強襲科、成績は最下位のEランクだが、自然と仲間を引きつける明るい性格の持ち主。実際のフィギュアでは、ツインテールと大きなリボン、無邪気な笑顔とチラリと見えるかわいい八重歯など、まっすぐにがんばる彼女の魅力がぎっしりと詰まった出来栄えとなっている。また、制服のスカートの下から伸びる柔らかそうな太ももにはホルスターが装着され、手にもったマイクロUZIと共に、全体を引き締めるアクセントとなっている。原型製作は間崎祐介氏が担当し、全高は240mm。価格は9,720円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2016年5月を予定している。(C)2015 赤松中学・KADOKAWA刊/ProjectAA
2015年12月16日みんなの日常から切り取ったようなリアルな“LOVE”を歌い続けてきた西野カナが、ベストアルバム『Secret Collection』をリリース。それぞれに“RED”と“GREEN”という2色のタイトルが付いた2枚には、シングルのカップリング曲やアルバム収録曲に加え、新曲も収録している。「一昨年出したベスト『Love Collection~pink~/~mint~』のピンクとミントよりも濃く、深く、掘り下げたもの、という気持ちをこめ、赤と緑にしました。カップリング曲は、あまり気負わず、楽な気持ちで好きに作れるので、お気に入りの曲が多いんです。ライブで披露してファンの皆さんに浸透した曲もあるので、ステージの雰囲気を思い出してもらえるセットリストのような曲順にしました」ライブで映えるというシングルのカップリング曲やアルバムオリジナル曲は、クラブテイストな曲や英語詞を多用した曲など通好みのエッジーなナンバーが多い。そんな彼女のアーティスティックな面にスポットライトを当てた“知られざる西野カナ裏ベストアルバム”といえるスペシャルな作品になった。「個人的な趣味で作ってきた音楽たちや、デビュー以来、そのときどきでハマってきた音楽、ライブの思い出がある曲ばかりです。私の“裏”を知らなかった人にはこれを聴いてびっくりしてほしい(笑)。以前、ファン投票で1位になった『Rainbow』、2位だった『このままで』も、アンコールで歌うと必ずみんなと大合唱になる『Together』も、3曲ともシングルじゃないんです。そういう曲を愛してくれる人がたくさんいて、すごく幸せ」さらに放送中のドラマ『掟上今日子の備忘録』主題歌のダンサブルなナンバー「No.1」はGREEN盤に収録。それぞれのアルバムに2曲の最新曲が入っているのも楽しみ。「この曲はドラマに寄り添うのではなく、いままでの私の思う恋愛を正直に書いたものになりました。ちょっと大人になったぶん、恋愛に臆病になったり、なかなか思うように行動できなくなったりする自分自身の気持ちを、そのまま歌いました」曲の作り置きはしない、作りごとで歌詞は書かない、自分の想いをそのまま言葉に、という姿勢で曲を作ってきた西野さん。そうやって生まれたリアルな歌が、多くの女性たちの宝物になっていくのだろう。「そこを目指して曲を作っているので、一人でも多くの人の気持ちと重なってほしい。とくに悲しい経験をして書いた悲しい歌に共感してもらえたら、私の悲しい気持ちも救われるような気がします」◇にしの・かな 2008年デビュー。昨年の『Darling』、今年の『トリセツ』は社会現象になるほどの大ヒットに。今年のアリーナツアー「with LOVE tour」では20万人を動員した。◇Another Side Of Best Album 『Secret Collection~RED~』【初回限定盤CD+DVD】¥3,990 「Kanayan X’mas Special」のダイジェストDVDとフォトブック付き。【通常盤CD】¥3,100 *すべて税込み(SME Records)◇Another Side Of Best Album 『Secret Collection ~GREEN~』【初回限定盤CD+DVD】¥3,990 ドラマ『掟上今日子の備忘録』主題歌「No.1」収録。「Halloween Collection」のダイジェストDVDとフォトブック付き。【通常盤CD】¥3,100 *すべて税込み(SME Records)※『anan』2015年12月2日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・松島 茜ヘア&メイク・大西トモユキ(GROUNDCOVER)文・北條尚子
2015年11月25日女優の早見あかりと羽田美智子が2日(月)、都内で行われたNHKBSプレミアムドラマ「東京ウエストサイド物語」の完成試写会に出席した。早見さんは、母親役の羽田さんから意外な一面を暴露されて赤面した。就職活動に悩む女子大生・高山峰子役の早見さんは「“高山家”の仲が本当に良くて、羽田さんが焼き立てのお団子を差し入れてくれた時は、1本を食べたらお腹が一杯になるという理由で、ひとくしの団子を一個ずつ回して食べるという、普通の家族でもしないような事をしていました」と仲睦まじい様子を回想。すると羽田さんからは「この子、“ママ~”って言いながら私の膝の上で寝ていましたからね」との暴露があり「よく膝の上に乗ってくるんです。“ちょっと大きいんだけど……”とは思いましたけど」とその甘えん坊ぶりが明かされてしまうと、早見さんは照れくさそうに赤面していた。ドラマは八王子を舞台にしたもので、同地でオールロケを行った。今年の夏の「八王子まつり」では、ゲリラ撮影も敢行。早見さんは「撮影のための整備も出来ないくらい人が沢山いるので、疾走シーンの撮影はほぼゲリラ。一般の方々に当たらないように駆け抜けているので、臨場感が出ている」と胸を張るものの「元々走りが遅いので、必死に走っているけれど、走り方がダサイ」と苦笑い。走っている最中には「お祭りの警備員の方に止められるという珍事もありました」とアクシデントを報告した。NHKBSプレミアムドラマ「東京ウエストサイド物語」は、12月2日(水)22:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月02日沢尻エリカをはじめ夏木マリ、木村佳乃、ともさかりえ、倉科カナら豪華女優陣の共演で話題を呼んだ人気ドラマ「ファーストクラス」2ndシーズンにデザイナー助手役でレギュラー出演するなど、ドラマや舞台で活躍する注目の若手女優・那海が、世界一有名な忍者ゲーム「天誅」シリーズの舞台化で、俳優・森渉とともにW主演を務めることがわかった。那海さんは本作が初主演舞台となる。東忍の頭領となって少しの時を過ごした力丸と、東忍の女忍者・彩女。始末屋・凛、過去を背負う・龍丸、そして舞台オリジナルキャラクターらの人生が交差する中、菊姫が行方知れずとなり、床に伏した松乃信が治める郷田家が窮地にたたされ国が揺らぐ。暗躍する謎の忍集団。その目的とは!?忍者それぞれの人間模様が交差する――!日本発、世界でもミリオンヒットを記録した世界一有名な忍者ゲーム「天誅」シリーズのその後の世界を舞台に、完全オリジナルストーリーを展開し注目を集めた舞台版「天誅」。主要キャラクター力丸と彩女を軸に、日本の戦国時代をイメージした架空の国や大名、城、隠密集団が登場する一大戦国スペクタクルエンターテイメントとして2014年に初演され、好評のうちに幕を下ろした。そして、圧倒的な再演希望の声を受け、この度、新たなキャスト陣を迎え2015年版として再演することが決定した。今作でW主演を務めるのは、フジテレビ系ドラマ「天誅」「ファーストクラス」や、入江甚儀・主演作『キカイダー REBOOT』、さだまさしの短編傑作『サクラサク』など話題映画に出演する若手女優の那海さん。今年は沢田研二主演の音楽劇「お嬢さんお手上げだ」にてヒロインを務め上げ、その演技力と高い歌唱力で着実にキャリアを積んでいるネクストブレイク世代だ。そしてもうひとりの主演を、2014年版舞台「天誅」でも主演を務めた森さんが続投する。「山田太郎ものがたり」や「有閑倶楽部」など多数ドラマに出演し、舞台でも数々の作品で活躍した経歴を持つ。また最近では声優・金田朋子との結婚を発表し、夫婦そろって度々バラエティ番組に登場し、お茶の間の注目を集めている。また、本作の音楽を「天誅」シリーズ全てを作曲し、その世界観を印象づけた朝倉紀行が担当。そこに、最新の映像技術と、戦国忍者活劇アクションが大胆にコラボレーションし、音楽×映像×アクションを駆使した新感覚エンターテインメント・アクションライブが誕生する。「舞台版天誅 2015」は10月21日(水)から25日(日)まで、六行会ホールにて上演。(text:cinemacafe.net)
2015年10月16日グリーン&雑貨ショップなどを展開するグリーン・フィンガーズ(Green Fingers)代表で、プラントアーティストの川本諭の初の大型エキシビジョン「川本諭展『HERE AND THERE』」が、11月19日から23日まで東京・原宿のラフォーレミュージアム原宿で開催される。ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)やビームス(BEAMS)、ギャップ(GAP)などの有名ブランドの空間演出などを手掛けてきた川本諭による初の大型エキシビジョンとなる同展。植物を主役に、インテリアのスタイリングやドローイングとともに展示されるインスタレーション空間で、世界中の様々なブランドやデザイナーとのコラボレーションにより培ってきた独自の世界観が表現される。また期間中は、11月18日発売予定の最新書籍『Deco Room with Plants -here and there』を記念して、グリーン・フィンガーズによるポップアップショップもオープン。人気商品や書籍などが販売される。【イベント情報】「川本諭展『HERE AND THERE』」会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6階会期:11月19日~23日入場無料
2015年09月26日映画『ヒロイン失格』主演の桐谷美玲と主題歌を担当する西野カナが9月15日(火)に都内で開催された試写会に来場。西野さんは生で主題歌「トリセツ」を披露し、喝采を浴びた。幸田もも子の人気漫画を原作に、奪われた(というか元々自分の物ではない)幼なじみの利太のハートをゲットすべく奮闘しつつも、なぜか学年一のモテ男・弘光に迫られることになる暴走気味の女子高生・はとりの姿をコミカルに描き出す。桐谷さんと西野さんが仕事で顔を合わせるのは約5年ぶり。西野さんは「5年も経つとお互いに大人になっていて…(笑)」と少し照れくさそうに語り、一方の桐谷さんは「いつもTVでも見てますし、カラオケでも歌ってます!」と笑顔を見せた。「何でいつもこんなに乙女心を分かってるのか?」と西野さんの楽曲の魅力を語る桐谷さんだが、今回の映画の主題歌に決定したと聞いた時は「映画でももちろんですが、歌でも絶対にキュンキュンしてもらえる!」と確信したという。実際に完成した「トリセツ」を聴いた時は「まさに、はとりの歌!感慨深いものがありました。女子の気持ちがあふれてて、すぐに口ずさみたくなりました。この2週間、頭の中を『トリセツ』が流れてます!」と熱く語った。西野さんは「原作を読んで、どんな曲にしようかと考えたんですが、はとりちゃんのイメージがずっとあって、コミカルで温かい曲にしようと思いました。気持ちが交差して、行ったり来たりだけど、“取扱説明書”があればうまくいくのかな?と思いました」と曲作りについて明かした。ちなみに劇中のはとり、利太、弘光の三角関係について西野さんは“利太派”を宣言し「好きになった人を追いかけたいかな…?ちょっとくらい不器用な人の方がいい」と語る。それを聞いた、同じく利太派である桐谷さんが「桐谷調べによると…(笑)」と自らのリサーチ結果を公表!「25~26歳を境に利太派と弘光派で分かれます。若いうちは好きな人を追いかけたくて利太を選ぶけど、25~26歳を過ぎると、将来や結婚を考えて、私を愛してくれる人といる方が幸せなんじゃないか?と考えるようになる。私たち(※桐谷さん25歳、西野さん26歳)もあと2年くらいしたら変わってるかも…」と解説する。そして、西野さんは観客と桐谷さんの前で「トリセツ」を熱唱!会場は歓声に包まれ、桐谷さんも「特等席で聞かせてもらいました!感動しました」と熱い拍手を送った。ちなみに桐谷さん、西野さんと上手に付き合っていくための“トリセツ”は?という問いに、桐谷さんは「寝ている時の顔や寝起きの顔がヒドいんですが、驚かずに優しい心で受け止め、包み込んでほしい」と語り、西野さんは「寒いのが苦手なので設定温度を高めに!」と注文し、会場は笑いに包まれた。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月15日野村萬斎が企画・監修を務める現代能楽集の第8弾で三島由紀夫の近代能楽集「卒塔婆小町」「熊野(ゆや)」を現代劇にまとめた「道玄坂綺譚」の制作発表会見が9月9日(水)に開催された。会見には萬斎さんに加え、キャスト陣から平岡祐太、倉科カナ、眞島秀和、水田航生、根岸拓哉、一路真輝、そして演出のマキノノゾミが出席した。三島が能楽の特性を生かしつつ、昭和の物語として描いた作品をさらに平成の現代に置き換えて描く。渋谷のネットカフェを舞台に、そこに長期滞在する年齢不詳の女、家出少女、金持ちの実業家が交錯し、現実と幻想の世界を行き来する。萬斎さんは「能楽は、故事に依りながら、現代劇では扱いにくい権力者を扱ったり、絶世の美女が出てきたり、キャラクターライズされた『ありえない!』という大胆な飛躍が魅力」と語り、本作に関しても「権力やお金の話など現代を映し出すと思います」と期待を寄せる。家出少女の熊野を演じる倉科さんは萬斎さんの言葉に「大変身だったり『ありえねー(笑)!』というのは確かにあると思います。融合して入り乱れる2つの物語をどう表現するのか?今から楽しみです」と意気込みを語った。平岡さんは「三島さんの『卒塔婆小町』を読んで、不思議なお話で理解しがたい展開もあるのですが、説得しようとせずに説得してしまうような言葉の美しさがあるのを感じました。三島さんの言葉が強く、ワンフレーズごとに情景が浮かんできます」と語る。演出のマキノさんは「2本を1本にするというのはめんどくさいんですが(笑)、お客さんに次に何が起こるのかを予測させない効果があると思います。つねに驚いて楽しんでいただければと思います」と語り、“ありえない”展開の表現に関しても自信をのぞかせていた。「道玄坂綺譚」は世田谷パブリックシアターにて11月8日(日)より開幕。(text:cinemacafe.net)
2015年09月09日現在放送中のテレビ朝日系連続ドラマ「刑事7人」のキャスト・トークイベントが8月11日(火)都内で行われ、主演の東山紀之、共演の倉科カナ、高嶋政宏、鈴木浩介が参加した。「相棒」「警視庁捜査一課9係」などを生み出した、テレビ朝日系“水9枠”で放送中の刑事ドラマ。“時間”に執着する一風変わった刑事・天樹悠(東山さん)が、警視庁捜査一課12係の仲間たちと、犯行時刻やアリバイ時刻などのタイムラインを緻密につなぎ合わせ、難事件解決に奮闘していく。紅一点の倉科さんは、劇中のピリッとしたスーツ姿から一転、涼しげな浴衣姿で色香をばらまいた。倉科さんは、東山さんから「彼女の存在は重要。皆が頼っている部分があって、本当に大人」と満点を与えられると「クランクイン前はベテラン勢に囲まれることに緊張があったけれど、現場で熱い芝居をされる姿とその合間に見せるお茶目な姿のギャップがあって」と笑顔を浮かべた。そんな中、倉科さんに“どこでも寝てしまう”という疑惑が…。倉科さんは「どうでもいいことだけど、どこででも眠れるということです」とはにかみながら「撮影現場ではパイプ椅子を三つ並べて眠っています」と告白。東山さんからは「あと10分くらいしたら、倉科さんは寝はじめると思いますよ」とイジラレていた。一方の東山さんには、VTRで登場した共演の吉田鋼太郎から「靴下を履くときに、足を顔の前に上げる特殊な履き方をして、体の柔らかさと身体能力を見せびらかしている」との暴露があった。高嶋さんからも「靴紐もそういう状態で結んでいた」と一風変わった様子を証言されてしまった東山さんは「パンツを履くときは、逆立ちしていますから。あれ?あまりウケなかったな」と余裕のジョークで返しつつ「吉田さんには負けたくないので、“ジジイ、これは出来ないだろ!?”とわざと見せびらかしています。吉田さんは素敵な女性がいるとすぐに声をかける。僕のできない事をなさっているのが羨ましい」とライバル視していた。テレビ朝日系連続ドラマ「刑事7人」は毎週水曜21:00より放送中。(text:cinemacafe.net)
2015年08月11日11歳の少女ライリーの頭の中を舞台に、5つの“感情たち”が主人公となる感動と冒険のファンタジー『インサイド・ヘッド』。実は公開後早くも、ひそかな“カナシミ”ブームが巻き起こっているのをご存知だろうか?「もう歩けない…」「私なんて…」という後ろ向きな口グセに初めはイライラしていた人も、映画の鑑賞後はみんな、カナシミが大好きになっているという。そんな“ネガティブ可愛い”カナシミの魅力に迫った。まず注目すべきは、カナシミの愛くるしいビジュアル。いま流行の丸メガネに、柔らかなボブヘア、ちょっぴり大きめのセーター姿のカナシミは、『ベイマックス』を想像させるようなマシュマロボディ。本作を観た人からは、「カナシミが丸メガネっ子で可愛すぎ」「セーターのたっぷり感がかわいい」「絶対に触り心地良さそう」など、その魅力にハマる人が続出。その可愛さは子どもたちからも大好評で、「(カナシミの)すぐ元気をなくして、だらけちゃうところが好き」や「マイペースなところが好き」といった感想もあり、世代を超えて愛される魅力があるようだ。さらに、“なぜ、カナシミが必要なの?”という言葉通り、カナシミが存在する大切さには感動の声が寄せられている。映画の冒頭では、ヨロコビ、ビビリ、イカリ、ムカムカは、ライリーを泣かせることしかできないカナシミを邪魔者扱いする。しかし、ヨロコビはカナシミとの冒険を通じて、“カナシミにしかできないこと”に気づいていく。例えば、ライリーが幼いころの空想上の友達ビンボンが泣いているとき、ヨロコビはビンボンをどう慰めていいか分からない。だが、カナシミは、ビンボンがなぜ悲しいのか、話に耳を傾け、そっと気持ちに寄り添い、一緒に悲しむことでビンボンを慰めてあげたのだ。すると、ビンボンは気持ちがすっきりし「ありがとう、カナシミ」と感謝を述べる。それを見たヨロコビは、いままで泣かせることしかできないと思っていたカナシミの存在にハッと気づかされ、観客もまた、カナシミに感情移入していくことになる。ヨロコビがカナシミの必要性に気づいていく様子には、大人からは「カナシミは自分の成長や次に進むために必要なことだと気づき、愛しくなった」「マイナスイメージになりがちなカナシミという感情も、人生には必要だというメッセージに感動した」といった声が寄せられ、子どもたちからも「(カナシミは)最初は暗かったけど、最後にヨロコビと仲良く楽しそうにしていて好きになった」「カナシミの役割はないと思っていたけど、最後はすごく感動した」と、感動の声が続々。しかも、ディズニーミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』でシンデレラ役を演じ、『ピッチ・パーフェクト』などで日本でも大ブレイク中のアナ・ケンドリックまでも、ツイッターで「ねぇピクサー、悲しい瞬間に周りに気づかれないよう、鼻をすすれるように大きな音の音楽を入れているのかしら」とつぶやき、本作を見て泣いてしまったことを明かしている。いつもハッピーで、幸せいっぱいとは限らないのが人生。カナシミが必要なワケを、シンデレラも思わず涙する本作から確かめてみては?『インサイド・ヘッド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月21日目黒雅叙園(東京・目黒)が8月9日まで、園内の東京都指定有形文化財・百段階段にて、さまざまな“和のあかり”を集めた「和のあかり×百段階段」展を開催している。同企画展は、和紙のあかりなど日本人が昔から愛してきた優しいあかりの魅力を伝えるもの。会場の百段階段には7つの部屋があり、壁や天井に126枚の日本絵画が描かれており、「日本各地の祭りのあかり」「夏のあかり」「草木が照らすあかり」…といったさまざまな和のあかりが各部屋を彩っている。目玉は、青森ねぶた祭の“ねぶた”のあかり。釘1本打てない文化財である百段階段に巨大なねぶたを展示するという困難に挑んだのは、若手ねぶた師集団・ねぶた屋の4人。ねぶた史上初となる流派を超えた4人の合同作品は、「大江山酒呑童子(おおえやましゅてんどうじ)」をモチーフにしたものだ。鬼と姫君、武士2人という構成で、作品を正面にして左から2番目の武士と目の前の盃は、同展のために特別に制作されたもの。それ以外は昨年のねぶた祭りで実際に使用されたものとなっている。祭ではなかなか間近で見ることができないねぶたをじっくり堪能できる。園内では、同展に出展される葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」をヒントに海と波しぶきをイメージしたカクテルなど特別メニューも提供。展覧会の招待券と浴衣セットプレゼント、着付け、さらに料亭でのランチもついたプランも用意されている。また閉館後の百段階段では、チェリスト・村中俊之と尺八演奏家・石垣秀基といったアーティストたちによるアコースティックライブも開催される。【イベント情報】「和のあかり×百段階段」展 ~日本の祭り、12のあかり~会期:7月3日~8月9日会場:目黒雅叙園住所:東京都目黒区下目黒1-8-1時間:日曜~木曜は10時~18時(最終入館17時30分):金・土曜は10時~19時(最終入館18時30分)料金:当日券 1,200円、学生 600円休館日:なし
2015年07月09日小説の舞台や大河ドラマのロケ地にもなっている目黒雅叙園の「百段階段」。東京都指定有形文化財になっているこの場所で、7月3日から『和のあかり×百段階段展―日本の祭り、12のあかり』が開かれます。1935年に建てられた「百段階段」は、目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築です。99段の階段廊下をもつことから「百段階段」と呼ばれ、階段廊下の南側には日本の美術工芸で飾られた7つの部屋が連なっています。本展では、日本各地の伝統的な「和のあかり」で優しく照らされた百段階段の空間を楽しむことができます。例えば、美人画の大家、鏑木清方の絵が飾られている部屋「清方の間」では、岐阜県で毎年開催されている「美濃和紙あかりアート展」の優秀作品が展示されています。風情ある和紙のあかりが美人画の空間を照らし、幻想的な雰囲気を楽しめます。また、「祭りのあかり」も見どころのひとつです。東北三大祭りの「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕まつり」や山口県の祭りなど、日本中の祭りのあかりが百段階段に集まります。特に、青森のねぶたは、4つの流派がねぶた史上初めて合同作品を作るということで、現地青森でも見ることができない貴重なねぶたが展示されます。展覧会に合わせたイベントも楽しそうですよ。女子にオススメなのは、展覧会の招待券に浴衣セットと着付け、食事がついたお得なランチプラン。浴衣を着て「和のあかり」を見学したあと、料亭でおいしいランチをいただけるので、女子会にもぴったり。おしゃれスポット目黒で、粋な日本のイルミネーションを体験してみてはいかが?イベントデータ:『和のあかり×百段階段展』会期:2015年7月3日(金)~8月9日(日)時間:10:00~18:00(金・土曜日10:00 ~ 19:00)※入館は閉館の30分前まで会場:目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」料金:一般 1,200円/学生 600円/小学生以下無料
2015年07月07日本作が連ドラ初主演となる早見あかりがクールで無口な美人女子高生・小泉さんに扮し、実在する店を舞台にラーメンをガッツリ食べ、その食べっぷり&その後の恍惚の表情を克明に描く前代未聞の“情報ドラマ”「ラーメン大好き小泉さん」。この度、小泉さんのクラスメイトとして、女優の美山加恋、古畑星夏らの出演が決定した。フジテレビ土曜23時台にて、25分間という短い時間に内容をギュッと凝縮しエッジの立った作品を放送する“土ドラ”。第3弾となる本作は、美人女子高生とガッツリ系ラーメンというギャップが話題となり、単行本1巻・2巻の累計発行部数が30万部以上を記録した漫画家・鳴見なるによる人気漫画を原作に、実在のラーメン店を紹介するという新たな試みが加わり、ドラマとリアルなお店情報が混ざり合う新ジャンル“情報ドラマ”として放送される。今回、追加キャスティングされた美山さんは、「僕と彼女と彼女の生きる道」(小柳凛役)を始め、数々のドラマや映画そして舞台に出演している若手実力派女優。本作について「原作を読ませていただいたとき“なんだこの異様に食欲が湧く漫画は!”とショックを受けるくらい、本当にラーメンが食べたくなる不思議な漫画だなぁと思っていました。画面を通して、今度は私たちが“飯テロ”をする番ということで、すごく楽しみです」と意気込みを語った。また、クールで無口な美人女子高生の小泉さんに興味を持って付きまとい、結果一緒にラーメンを食べ歩くことになるクラスメイトという役どころについて「私が演じる大澤悠ちゃんはドラマの中では騒がしい子です(笑)。そのおかげでいろいろなお芝居が楽しめそうなので、精一杯がんばりたいと思います!!」と明かした。そして、「ラーメンはもともとすごく大好きで、こんなにも“ラーメン愛”に包まれた作品に出演できるのは、なにかの運命かなって思いました(笑)! 」と喜びのコメントを寄せたのは、同じくクラスメイトのモテ系美少女・中村美沙役を務める古畑さん。人気ティーン雑誌の専属モデルを務め、さらに女優としても活躍の場を広げている彼女は、自身の役について「私の演じる美沙ちゃんは、ザ!JK感満載のキャピキャピ女の子ですが、実は意外と繊細な子なので、そこをリアルに演じられたらと思います!いままでにないドラマだと思うので、ぜひたくさんの方々に見ていただきたいです(((o(*゜▽゜*)o)))」と語った。そんな彼女たちが第1話で食すラーメン屋は、「ミシュラン東京2015」のビブグルマンにも選ばれた「金色不如帰」と、イギリスの高級紙「ガーディアン」で“世界のおいしい料理50選”にも選ばれ、メディア取材をほとんど受けたことがない「ラーメン二郎」。これら超有名店がどのような形で紹介されるのかも注目だ。若手女優たちが三者三様にラーメンを食らう姿と浮かべる恍惚の表情、そして実在の有名店のラーメンが織りなす物語に、さらなる期待がかかる。「ラーメン大好き小泉さん」は6月27日より毎週土曜日23時40分~放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月09日歌手の西野カナが、女優・桐谷美玲主演の映画『ヒロイン失格』(9月19日公開)の主題歌を担当することが8日、明らかになった。幸田もも子の同名漫画(集英社刊)を原作にした映画『ヒロイン失格』は、恋に暴走する女子高生の七転八倒を描くラブ・コメディ作品。幼なじみの利太(山崎賢人)に恋する17歳のはとり(桐谷)は、自分が彼にとっての"ヒロイン"と思い込んでいたが、利太が地味な女子と付き合いはじめる予想外の展開に。フラれたはとりは学校一のイケメン・弘光(坂口健太郎)と交際することになり、映画ではそんな三角関係の中で彼女の奮闘する姿が描かれる。発表された主題歌のタイトルは、「トリセツ」。西野はこのタイトルについて、「男性になかなか理解してもらえない女性の内面、乙女心を『取扱説明書』になぞらえて描いた曲」と説明する。映画の脚本を読んでから、楽曲の制作に取りかかったという西野。「普段はなかなか言えない本心を、あえてストレートに表現することで、一見ワガママにも思える女性の気持ちを『好きな人へのラブコール』として、いとしく受け取ってもらえたらと思って描きました」と、映画のヒロイン・はとりを意識した歌詞について語った。曲を聴いた桐谷は、「女の子のちょっとワガママなところとか男の子に分かってほしいところとか、ぎゅぎゅっとつまっている可愛らしい歌詞なので、一度聞いたら思わず口ずさんでしまいます」とコメント。「映画の中のはとりともリンクするし、女の子ならわかるー!ってポイントがたくさんあります」と、女子ならではの目線で感想を語り、「エンドロールまでかわいい世界観に浸ってください!」と呼びかけた。伊藤卓哉プロデューサーは、「少女漫画らしい王道ラブストーリーに、女の子のもつリアルな本音が加わる本作の主題歌にふさわしい方を考えた時に、迷いなく浮かんだのが、女の子のかわいらしいキュートさと、リアルな本音とが絶妙にバランスした曲を歌う西野さんでした」と起用理由を語る。完成した楽曲を受け取った時のことを、「タイトルの意外性に驚き、楽曲を聞いてまた驚きました」と振り返り、「映画『ヒロイン失格』の主題歌として完璧で素晴らしいのはもちろん、西野さんのまた新たな進化を感じていただける楽曲ではと思います。ぜひ、映画とあわせて見て聴いていただければ、さらなる化学反応を感じていただけると思います」とコメントを寄せた。(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会(C)幸田もも子/集英社
2015年06月08日20歳の誕生日を記念して発売された早見あかり初の写真集「Twenteen」の写真展が、東京・代官山の「GALLERY SPEAK FOR」にて開催されることがこのほど決定した。NHK 連続テレビ小説「マッサン」を始め、今年4月よりTBS「A-Studio」、ほかにもテレビ朝日「セカンド・ラブ」、映画『忘れないと誓ったぼくがいた』ではヒロイン役を務めるなど、各方面で活躍中の女優・早見さん。今年3月17日に迎えた20歳の誕生日を記念して、先日発売となった初の写真集「Twenteen」は、“大人でもない、子どもでもない。10代最後のかけがえのない瞬間”を詰め込んだ「今」の早見さんの素顔が満載の作品だ。夏は沖縄、冬は長野、それぞれ大自然の中で、少女のようなあどけなさ残るナチュラルな表情や、一変して大人の女性を感じさせるクールで凛とした表情など、20歳目前等身大の彼女のリアルな姿が映し出されている。今回開催が決定した写真展「木寺紀雄 しろとあかりといろ」は、「Twenteen」の撮影を手掛けたフォトグラファー木寺紀雄氏による写真集のカットはもちろん、沖縄と長野の撮影旅行中に撮影された多くの未公開のカットを含む大小サイズで約40点オリジナルプリントが展示される。木寺氏は、数多くの広告写真やCM、エディトリアルを手がけ、ファッション、旅、インテリアなどあらゆるジャンルで活躍中のフォトグラファー。これまでスウェーデンの陶芸家、リサ・ラーソンなどクリエイターとのコラボレーションやドキュメンタリー作品などの発表など行ってきた彼が、今回の様な女優とのコラボレーション、女性のポートレートのみの写真展を実施するとのは初の機会となる。また、写真展開催決定を記念して、6月6日(土)には木寺氏によるギャラリートークが決定。「Twenteen」の編集をつとめた上田智子氏を迎え、撮影秘話や作品完成に至るまでの製作秘話、また本展実施にあたっての思いやエピソードなど貴重な話が飛び出すことが期待される。写真集「Twenteen」は発売中。写真展「木寺紀雄しろとあかりといろ」は6月5日(金)~17日(水)、「GALLERY SPEAK FOR」にて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日西野カナが4月29日(水・祝)に26枚目のシングル『もしも運命の人がいるのなら』をリリースする。【チケット情報はこちら】同作は、昨年11月にリリースしたアルバム『with LOVE』より5か月ぶりの新作。表題曲『もしも運命の人がいるのなら』は、広瀬アリス、広瀬すず姉妹が出演する、ビタミン炭酸飲料「MATCH」のCMソングとして4月25日(土)よりオンエアされる事が決定している。西野カナは5月16日(土)埼玉・さいたまスーパーアリーナより全国アリーナツアーを開催。なお、即日完売していた同ツアーのステージプラン確定につき、4月25日(土)午前10時より追加席の販売が決定。チケットを手に入れる最後のチャンスなので、気になる方はご確認を。■シングル『もしも運命の人がいるのなら』4月29日(水・祝)発売【初回生産限定盤】(CD+DVD)1,481円(税抜)【通常盤】(CD)1,165円(税抜)■西野カナ 全国アリーナツアー2015 『with LOVE tour』5月16日(土)さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)5月17日(日)さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)5月30日(土)ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)(兵庫県)5月31日(日)ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)(兵庫県)6月21日(日)広島グリーンアリーナ(広島県)7月7日(火)日本ガイシホール(愛知県)7月8日(水)日本ガイシホール(愛知県)7月11日(土)愛媛県武道館(愛媛県)7月12日(日)愛媛県武道館(愛媛県)7月18日(土)宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)(宮城県)7月20日(月・祝)朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター(新潟県)7月25日(土)横浜アリーナ(神奈川県)7月26日(日)横浜アリーナ(神奈川県)8月1日(土)北海きたえーる(北海道)8月15日(土)マリンメッセ福岡(福岡県)8月16日(日)マリンメッセ福岡(福岡県)8月22日(土)大阪城ホール(大阪府)8月23日(日)大阪城ホール(大阪府)・指定席 6800円(税込)・立見販売可能会場のみ 立見 6300円(税込)・ステージサイド席販売可能会場のみ ステージサイド席 6300円(税込)※ステージサイド席は、一部演出が見えにくい箇所がございます。ご了承の上お買い求め下さい。※お1人4枚まで購入可※未就学児童入場不可 / 小学生は要保護者同伴・有料
2015年04月24日無印良品は26日、暮らしに明るさとくつろぎを提案する「無印良品のあかり」を発売する。○シンプルな形が特徴同社がこのたび発売するのは「丸」「半球」「台形」のシンプルなライト。ペンダントライト・フロアライト・スタンドライトの3種類を展開する。「丸」は半透明なアクリル製。電球を挿入する部分のキャップも同じアクリルにすることで、完全な丸のあかりとなっている。ペンダントライトとして天井からつりさげるコードもできる限り細くし、空間に光の丸が浮かび上がるようなイメージをデザイン。アクリルのシェードは、多灯づりにしたときに揺れてぶつかりあっても割れない設計だという。「半球」はランプシェードの典型といえるドーム型。内側の電球や配線器具を隠すフラットな半透明のカバーは、シェードの薄い縁と精巧に組み合わせることで、球体のかたまりを半分に立ち落とした彫刻のように見える。点灯時だけでなく、消灯時も魅力的なあかりのかたちがデザインされている。「台形」のシェードは半透明で光を透過し拡散するものと、不透過のタイプで白と黒を用意。シェードの下から見えてしまう電球や配線器具はやわらかくかわいらしいカバーで覆われている。一部店舗では、インテリアアドバイザーやコントラクトデザインアドバイザーによる、あかりを使った心地よいくらしの提案も実施。リビングや寝室、ダイニングの中で機能的に必要な照度、心地よさを感じる照明の配置など、すまいに合わせたアドバイスを受けることができる。
2015年03月26日早見あかりが3月17日(火)に二十歳の誕生日を迎え、同日に初の写真集「Twenteen」を発売。購入者を招待してのトークイベントにてサプライズでファンからの熱い祝福を受けると共に「ももいろクローバーZ」のメンバーから送られた祝福メッセージについても明かした。「Twenteen」は昨年の夏に沖縄、冬に長野で撮影された写真に加え、夏から成人式まで毎日1枚ずつ撮り続けた自撮り写真165枚、早見さん自身がこれまでの人生の軌跡を綴った文章、さらに最愛の母への手紙が収められている。早見さんが姿を現すと、会場は拍手と歓声に包まれる。早見さんの「二十歳の誕生日を迎えました!」という挨拶に会場のボルテージはさらにUP!イベントは沖縄と長野での撮影の様子を捉えた映像を見ながら進行。初の沖縄なのに、現地の人も驚くような数年に一度の大きな台風が直撃したり、雪が積もっているかと心配しながら着いた長野が大寒波に見舞われ、足りないどころか膝までの大雪だったことなどが明かされ「持ってるんです、私!」という言葉に会場は笑いに包まれる。人生におけるターニングポイントが2つあったという早見さん。ひとつ目は12歳でスカウトされ、芸能界入りしたこと。もしも芸能界に入ってなかったら?という問いに「基本、マジメ人間なので、小学校を卒業したら地元の中学校に行って勉強して、いい高校、大学に行って就職して、お嫁さん――そういうストーリーを小学生のときは思い描いてました。自分が大学に行かないことになるとは思わなかったし、こんな風にたくさんの人の前に立って20歳の誕生日を迎えるなんて思ってなかった(笑)」と語る。もちろん、芸能界入りして「よかった」と感じており「いまが一番、人生で楽しい」と充実した表情で語った。そして、2つ目のターニングポイントとなったのが「ももいろクローバー」への加入と2011年の脱退。早見さん脱退後、仲間たちは「ももいろクローバーZ」として、紅白歌合戦出場、日本武道館、国立競技場でのライヴを実現させ、凄まじいスピードで成功の階段を上り詰めて行った。改めて早見さんにとって「ももクロ」はどんな存在なのか?と問われると「仕事面では良きライバルであり、永遠の仲間でもある。『絶対にありえない』と思われていたスピードで5人は夢を叶えたし、そこに『追いつかないといけない!』というプレッシャーをかけてくれるし、プラスの意味で『頑張ろう』と思わせてくれる。家族以上に2年半もずっと一緒にいたメンバー」と変わらぬ愛情を口にする。すでに早見さんの元にはメンバーからの誕生日の祝福メッセージが届いていたようで「『おめでとう。やっと二十歳だね。顔に年齢が追いついてきたね』と(笑)。『それは大人っぽいってこと?』と聞いたら『どっちかって言うと“老けてる”かな』と」と苦笑しつつも「5人はこれからもずっと大切な存在です」と語った。そして、イベントの最後に一度、早見さんが奥に下がっている間に火のついたロウソクが立てられたバースデーケーキが運び込まれ、早見さんの再登場でファンがバースデーソングと「おめでとう!」のメッセージで祝福!早見さんは火を吹き消し「嬉しいです!ありがとう!」と笑顔を見せた。「Twenteen」は発売中。さらに4月3日(金)には初のドキュメンタリーDVD「早見あかり A Documentary About Akari Hayami』も発売される。(text:cinemacafe.net)
2015年03月18日NHKの連続テレビ小説「マッサン」などで注目を浴びる早見あかりが二十歳の誕生日を迎えた3月17日(火)、初の写真集「Twenteen」を発売。ファンを招待してのトークイベントを開催し、イベン開始前に報道陣の取材に応じた。早見さんは、2011年に「ももいろクローバー」(現・ももいろクローバーZ)を脱退後、女優業に専念。昨年は映画『百瀬、こっちを向いて。』に主演し、現在放送中のドラマ「マッサン」、「セカンド・ラブ」、さらにまもなく映画『忘れないと誓ったぼくがいた』が公開するなど、女優として存在感を増している。報道陣の前に現れた早見さんは、この日を迎えた心境を問われ「二十歳の誕生日、成人を迎えるという私にとっても大事な日に、気合いを入れて作った写真集をお届けできて嬉しいです」と語る。「できることがいっぱい増えると思うのでチャレンジしていきたい」とさらなる飛躍を誓った。特に二十歳を迎えてやりたいこととして「お母さんと2人でお酒を飲みたいです。お母さんが大好きなので(笑)!」と語った。タイトルの「Twenteen」は「20代」と「10代」を掛けた早見さんによる造語だが「私の写真集にしかない言葉にしたかった」と説明。写真集を出すことも、20歳の誕生日を発売日にすることも「思いつき(笑)!」とのことだが「本当に写真も素敵で、10代最後に夏(沖縄)と冬(長野)に撮りに行けたし、普段はSNSに載せないようなセルフィー(自撮り写真)もある。生まれてからいままでのターニングポイントの原稿も書いたし、いろいろ頑張りました!気合いを入れて作ったし、満足のいくものができました」と自己採点は100点満点だと語った。改めてこの20年について「ホントにいろんなことがあった」と述懐。「原稿を書いている中で、書き綴って8年目になる日記があって、それを見て思い出しながら書いたけど、ホントにいろんなことがあったなと思いました。10代の最後の日に『楽しかったな』と思えたし、20代の最後も同じように思えるように頑張りたいです」と晴れ晴れとした表情を見せた。これからの20年については「結婚もしたいし、ママになってもいたい。女の子にカッコいいと思ってもらえる素敵レディになっていたい」と目標を口にする。結婚願望が出たところで好きなタイプの男性について問われると「物知りな人がタイプです!」とニッコリ。「何に対しても『なんで?』と聞くので、それに答えてくれるか、答えようとしてくれる人がいい」と語った。好調の女優業に関しては「いままでの役を振り返って、普通の女の子をあまりやったことがないので、“ザ・少女漫画”“胸キュン”という感じの役をやりたい」と語り、成人を迎えたが役の上では「制服着たいです、まだ(笑)!ギリギリあと5年はイケるかなと思ってます。学園ものをやりたいです」と語った。「Twenteen」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年03月17日国際照明総合展「ライティング・フェア2015」が、東京ビッグサイトで3月3日から6日まで開催された。今回のテーマは「Jump to the next(次のあかりの世界へジャンプ)」。LED照明はすでに普及期に入り、効率や演色性、配光角といった課題もクリアされつつある。では、"次のあかりの世界"とは何なのだろうか。展示内容から筆者が見つけた一つの答えは、ワイヤレスネットワークでの照明制御だ。○照明をネットワーク化することの意味照明のオンオフは、個々の機器に備わるスイッチや壁スイッチなどで行うことが多い。部屋の照明は1台のみ、という場合はこれで何も問題ないだろう。しかし、家庭用照明は多灯化の方向へ向かいつつある。1台だけではなく、複数のダウンライトやブラケットライト、ペンダントライトなどを組み合わせる場合、それぞれのスイッチやリモコン、あるいは単純な壁スイッチによるオンオフだけでは不便だ。例えば、LDKの間取りでキッチンの照明をオンにして、リビングはオフにしたいという場合に、スイッチ1つでキッチンの照明もリビングの照明も操作できるようにするのが、"ライコン"と呼ばれる機器だ。ライコンを使用すれば、個々の、あるいはグループ化された照明器具のオンオフに加えて、調光や調色なども行える。従来のライコンは壁に埋め込まれており、ユーザーがそこまで行って操作する必要があった。一括で操作できるとはいえ、ユーザーが移動するという点では壁スイッチと変わらない。そこで登場したのがワイヤレス操作を行えるライコンだ。○米国でスタンダードな「EcoSystem」下の写真はLUTRON社のライコン「GrafiK Eye Qs」だ。照明制御プロトコル「EcoSystem」に対応しており、同規格に対応した照明器具を64台まで一括してコントロールできる。タイマーによるスケジュール動作やセンサーによる動作も可能だ。EcoSystemは米国ではスタンダードになっている照明制御プロトコルだ。個々の照明器具にアドレスが振られており、屋内配線をグループごとに別にしなくても制御できる。専用のリモコンから操作できるほか、RS-232Cでの制御もでき、パソコンなどからの操作が可能だ。○省エネだけじゃない「ECHONET Lite」規格国内のメーカーからも、ワイヤレス操作が可能なライコンはリリースされている。それらは、ライコンの本体側で登録したシーンを、小型のリモコンで切り替えるというもので、操作性としてはLUTRON社のものと近い。しかし、国内の大手家電メーカーの多くは、HEMS(家庭向けエネルギー管理システム)、なかでも通信規格「ECHONET Lite」でのコントロールに取り組んでいる。ECHONET Liteは、太陽光発電と組み合わせることが多かったり、個々の家電製品の使用電力を"見える化"してくれたり、と省エネのための仕組みと捉えられることもしばしば。しかし、ECHONET Liteは、同規格に対応した製品をリモート操作するためのプラットフォームとしても有効だ。各機器の状態確認や操作などはスマートフォンやタブレットから行える。設定したシーンに合わせて、複数の照明器具の調光や調色を同時に調整可能だ。写真のシステムは東芝ライテックのものだが、スマートフォンなどから照明を操作できるシステムは他社からもリリースされている。○ロームブースには無線ユニットを組み込んだランプもECHONET Liteとは異なり、単独で動作するシステムを提案するのがロームだ。ロームでは、無線を使用した照明器具の制御に取り組んでいる。ロームの照明器具は、個々の器具に組み込まれた無線ユニットによって、リモコンから操作できるようになっている。また、リモコンにはバッテリーレス無線発信技術「EnOcean」を採用。リモコンのスイッチを押す力で電力を発生させるため、電池を必要としない。ここまでみると、照明器具とリモコンという、よくある組み合わせだ。しかし、ロームはEnOceanに対応したゲートウェイ(照明を制御するコントローラー)を提供。これを利用することで、スマートフォンやタブレットなどからワイヤレスで照明を操作できる。従来のライコンとは異なり、屋内配線はそのままでOKだ。またロームのブースでは、無線ユニットを内蔵したランプも出展していた。下の写真は、GX53口金を使用したLEDユニットを光源とするスポットライトだ。ランプ側に無線ユニットを組み込むことによって、GX53口金を採用したさまざまな照明器具をワイヤレスでコントロールできるようになる。従来の電球と置き換えるだけなので、導入しやすいのも特徴だ。○一般家庭への普及はこれからだが、期待は大きい照明のワイヤレス制御については、さまざまなものが提案されているものの、国内での普及はまだまだこれからだ。EcoSystemを使用したシステムは、米国で実績を残しているため、対応する機器も多い。ECHONET Liteを使用した制御は、照明以外の家電製品も一括でコントロール可能というメリットを持っている。他の機器に搭載されたセンサーからの情報を利用して別の機器を制御するといったことも可能だ。ロームの無線によるコントロールは、今までの環境に何かを追加するだけ、あるいは置き換えるだけ、という導入のしやすさが大きなポイントだといえるだろう。
2015年03月09日WOWOWの連続ドラマW『天使のナイフ』の制作発表記者会見が18日、都内で行われ、キャストの小出恵介、倉科カナ、藤本泉、千葉雄大、ラサール石井、原作者の薬丸岳が出席した。薬丸岳の同名小説(講談社文庫刊)を実写化した本作は、少年法に守られた殺人犯と被害者の遺族、両者の視点から描く社会派ドラマ。13歳の少年たちに妻を殺されたカフェの店長・桧山(小出恵介)は、事件から4年後、少年たちの更生結果と現状を調べ始める。しかし、その直後から少年たちの命が次々と狙われていく――というストーリーで、ドラマは、22日22時から毎週日曜放送(全5回)。シリアスな難しい役どころに挑んだ主演の小出は、「非常に重い内容なので、覚悟してやらせてもらいました」と撮影を振り返り、「真っ直ぐでデリケートな話を真正面から捉えてる作品」と胸を張ってアピール。また、自身の過去の後悔について、女性とあまり交流できなかった青春時代を明かした小出。本作では、女優陣の倉科と藤本が、中学生も演じているが、小出は、「ブルマだと思ってすごい期待してたのに……。年代としては絶対ブルマなのに!」と悔しがって笑いを誘った。一方、本作の内容にちなみ、反省したいことを聞かれた千葉が、「自習ノートに恋愛漫画を描いて提出してた。先生はどういう気持ちだったんだろうと思うと恥ずかしい」と“黒歴史”を披露すると、本作で保育士を演じた倉科は、「幼稚園の時にお昼寝が嫌いで、金網をよじ登って家に帰ってた。何て事をしてたんだと反省してます」と苦笑い。また、イベントでは、2日後に31歳の誕生日を迎える小出に、サプライズのバースデーケーキをプレゼントする一幕も。巨大スプーンいっぱいにケーキをすくった倉科は、小出の口に無理やり押し込み、いたずらっぽい笑みを浮かべていた。そんな倉科は、俳優・竹野内豊との交際が一部で報道されたが、退場時に報道陣から交際質問が飛ぶも、笑顔のまま無言で会場を後にした。
2015年02月19日WOWOWの連続ドラマW「天使のナイフ」の制作発表会見が2月18日(水)に行われ、主演の小出恵介を始め、倉科カナ、藤本泉、千葉雄大、ラサール石井、第51回江戸川乱歩賞に輝いた原作を手がけた作家の薬丸岳、そして永山耕三監督が出席した。「少年法」が抱える矛盾やその実態、真の更生など社会問題に鋭く切り込む本作。妻を少年たちに理不尽に殺された主人公・桧山は社会復帰後の少年たちの動向を調べようとするが、その矢先に3人の少年のひとりが殺される事件が起こり…。WOWOWのドラマ初出演にして主演を務めた小出さん。妻を殺された夫であり、ひとりで娘を育てる父親という難しい役どころだったが「父親役は初めてに近くて、法律もののサスペンスも初めてで、演じれば演じるほど重くなった。倫理や道徳に問いかけるものはそこから逃れられないと覚悟してやらせてもらいました」とふり返った。藤本さんは小出さんの妻を倉科さんはその親友を演じており、赤ちゃんとの共演もあったが、2人は小出さんの赤ちゃんの接し方にツッコミ。藤本さんは「あやすのが下手で赤ちゃんが泣いちゃって…。『ばあ』って言い方が怖い」と言えば、倉科さんは「小出さんは赤ちゃんを平たく抱くんですよ」と抱き方にダメ出し。小出さんが「女性はやはり、上手ですね。何かあるんでしょうかね…」と恐る恐る返すと、すぐさま倉科さんは「(小出さんは)極端に下手ですからね」とピシャリ。会場は笑いに包まれた。ちなみに女優陣2人は中学時代の同級生という役柄で、回想シーンでは15歳のピチピチの中学生を演じている!倉科さんは27歳での制服&体操着について「現場で、中学生に混ざってメンタル的に追い詰められ、体力的にもハーフパンツに素足で走らされて追い詰められました…」と苦笑い。藤本さんは「中学生のハーフパンツの短さが衝撃でした!こんな短いの履くの?って思いました(笑)」とふり返る。これに対し、小出さんは反撃とばかり「ブルマ履くかと思って期待してたらハーフパンツで悔しかった。年代的にブルマでしょ!」と怒り(?)をにじませながら本作の時代考証に異議を申し立て、会場は再び笑いに包まれた。ドラマW「天使のナイフ」は2月22日(日)22:00より放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日東京大学大学院総合文化研究科の土井靖生 助教らの研究グループはこのほど、赤外線天文衛星「あかり」の観測データから、全天の遠赤外線画像データを作成し、インターネット上で公開した。同成果は東京大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所、筑波大学、東北大学、英ラザフォード・アップルトン・ラボラトリー、英国立オープンユニバーシティの各研究者によるもの。これまで利用されてきた遠赤外線の全天画像は、1983年に打ち上げられた「IRAS」という衛星による観測データで、今回はそれを約20年ぶりに刷新するものとなる。「IRAS」のデータに比べ、画像の解像度が4~5倍に向上し、データの波長が160μmまで伸びたため(「IRAS」は最長100μm)、より詳細な解析が可能となる。この画像データは、星間物質の温度や分布を正確に測定したり、星間物質から星が作られ始める様子を詳しく調べること、星間物質の背後に埋もれた宇宙背景放射の強さの分布を正確に測定するなど、天文学のさまざまな分野への利用が期待される。
2015年01月16日