タレントの村田倫子、前田希美が4日、京セラドーム大阪で開催された「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2022 AUTUMN & WINTER」に出演した。村田と前田はディズニープリンセスをイメージしたウエディングドレス姿に身を包み、華やかなショーを展開。約500人以上が参加した「17LIVEライバーオーディション」を勝ち抜いた人気ライバーたちと共にランウェイを飾った。村田はシンデレラ風のウエディングドレスで頭にはティアラを思わせるキラキラの髪飾り。前田は腕の部分の膨らみが特徴的な白雪姫風ウエディングドレスを着用。色はリンゴのように真っ赤で、リンゴのような丸いイヤリングも添えていた。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。23回目となる今回は、「meet new japan culture」をテーマとし、変わりゆく文化や美しき良き伝統などを発信する。撮影:蔦野裕
2022年08月04日演劇界の最先端をひた走る劇作家・根本宗子が傑作舞台を自ら映画脚本にし、主演に前田敦子、彼氏役に菊池風磨を迎えた『もっと超越した所へ。』。この度、前田さんのナレーションが誘うブチ切れ&ブチ上がりの恋愛バトルの予告編映像が解禁となった。シンガーソングライターのaikoが作詞・作曲も手掛けた主題歌「果てしない二人」が流れる予告編では、久しぶりに再会した衣装デザイナー・真知子(前田さん)の部屋に早々と上がり込んだストリーマー・怜人(菊池さん)が「ちょっと横になる?」と誘い込むところから始まる。「手とか洗ってないから」「俺も洗ってないから大丈夫っしょ」と、なし崩しにされる真知子…。また、ボンボン男・富(千葉雄大)は子役上がりタレント・鈴(趣里)に甘えつき、落ぶれ俳優・慎太郎(三浦貴大)は、風俗嬢・七瀬(黒川芽以)に虚勢を張る。「好き」と笑い合うフリーター・泰造(オカモトレイジ)とギャル・美和(伊藤万理華)。仲睦まじく幸せなはずなのに、うなだれる彼女たちの姿と「なんでこんな人を好きになっちゃうんだろう」という言葉が浮き上がる。「自分の罪悪感減らさないでよ!」「毎日生活して暮らしていくってラクじゃないことだから!」と訴え、「泣いてないで早く出てってよ!」とブチ切れた彼女たちから追い出された彼らは“全員クズ男”。この恋愛、これで終わっていいの?後悔しない明日のために、いままでと同じにしないために、何かを飲み込めば、多くを望まなければ…。彼女たちは、自分たちだけのハッピーエンドをつかみとることができるのか!?最後は、前田さんがナレーションを担当し「私たち4人の意地と根性でもっともっともっと超越した所へ!」という力強い言葉で締めくくられ、物語の期待が膨らむ予告編となっている。『もっと超越した所へ。』は10月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:もっと超越した所へ。 2022年10月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
2022年08月03日俳優の前田敦子(31)が2日、自身のインスタグラムを更新。息子との親子ショットを公開した。3歳の息子がいる前田は「夏ちょこちょこ満喫できてます」と、「#水族館 #伊勢」を楽しむ様子をアップ。魚が泳ぐ大きな水槽を、息子と眺める微笑ましい親子ショットになっている。この投稿に「おちびくんも脚が長い、、、!?!? 後ろ姿も似てて可愛いです」「おちびくんもあっちゃんと同じで足長い!!」「子供さんおっきくなってる」「楽しそうでほっこりしました」「夢中で見てて可愛いね」「あっちゃん親子の夏の思い出が沢山できますよ~に」などの声が寄せられている。前田は俳優の勝地涼(35)と2018年7月に交際4ヶ月で結婚。19年3月には第1子となる男児が誕生するも、21年4月に離婚を発表した。
2022年08月02日3月10日、小林麻耶(42)の夫で整体師の國光吟氏(38)が自身のブログ上ですでに離婚していたことを明らかにした。しかしこの離婚は形式上のものであり、現在も生活をともにしているという。離婚原因も不仲からではなく、数多くささやかれる洗脳疑惑や誹謗中傷者に対する対抗策だったとブログではつづられている。さらに離婚発表から数日たった今も國光氏のブログでは、様々な不満や鬱憤が投稿され続けている。その多くは、句読点も改行もなしの連続文。《どうかどうか愛のあるどなたか麻耶ちゃんを助けてください》《僕なにも悪くないんですよなにもやってないのに》など、アップされる内容はさらに熱量を上げている。コラムニストのおおしまりえさんは一連の流れを読み、「仮に今回の投稿がすべて正しかったとしても、小林麻耶さんのテレビ復帰に際しては3つの不安要素が残ります」と語る。以下、その内容とは――。■「面倒くさそう」という印象がもたらすもの今回のブログ記事を読んで多くの人が感じたことは、おそらく「怖い」という印象でしょう。句読点や改行といった読む側への配慮のない文章は、それだけ意識が自分に向いていると思わせます。一定数の読者から、ネガティブにとらえられるのは仕方のないことです。とはいえ、その点を批判するつもりはありません。あえて意図したものであるともつづられていましたし、ブログは書きたい人が書きたいことを自由に書く場所です。投稿主が好きに記せばいいのです。ただそうした前提を踏まえた上で今回の文章を読んだとき、次に感じるものは「面倒くさそう」ということでした。これは、國光さんが伝えたい内容とは裏腹の印象になっているかと思います。ブログでは誹謗中傷した人やフェイクニュースを流したメディア、市川海老蔵さん(44)や立川志らくさん(58)などなど、今まで関係していた人への不満や主張が強い感情とともにつづられています。どちらの主張が正しいかは別として、こうした書き口は他者に「自分の納得いく行動を取ってくれない人はすべて批判の対象になる」という印象を抱かせてしまいがちです。つまり残念ながら國光さんや麻耶さんの主張したい言い分や想いが伝わりにくくなるだけでなく、「面倒だから関わらないでおこう」という印象をも生み出しかねないのです。■「何かあったら噛みついてくる」という怖さ続いて感じる不安要素は「ブログで思わぬ反論をされそう」ということです。現代では間違ったことがあれば法的措置を取れますし、第三者を入れた話し合いも可能です。これがいわゆる“大人の対応”というもの。しかしブログで連日のようにつづられる人物名やその人への反論は、こうした大人の対応とは言えません。また下手に関わると“自分も批判の対象にされるのではないか”という印象を残します。テレビ業界やメディア業界は、人付き合いで成り立つ部分もあります。それが良いか悪いかは別として、こうしたビジネス上の人と人との関係がこじれたときは問題を“適切に”主張すべきです。適切とは先程言ったような、法的措置や第三者を入れた話し合いに持ち込むということ。そこには感情よりも、適切なステップや論拠が必要になります。こうした要素がブログからは現状見えていない以上、國光さんやひいては麻耶さんに“何かあったらいわれのない反論を受けそう”という感覚を抱く人は決して少なくはないでしょう。■「安心安全な取引ができる」という空気感の欠如これらを踏まえると麻耶さんがいかに素晴らしい女性タレントであったとしても、今回のような発信によって手を差し伸べる人が出てくる可能性は限られると思います。“安心安全な取り引きやお付き合いができなさそう”という印象を残すからです(もちろん、当人がそういう人だという意味ではありません)。そもそも今回の主張の中には、”誹謗中傷してくる人に向けて離婚した”といった内容があります。誹謗中傷はもちろん許されることではありません。しかしそれを論拠に離婚について語ると、仕返しのような印象に見えてしまいます。麻耶さんの置かれた状況、経験してきたことには同情する部分もあります。どうかその経験がこれ以上、負のループを辿らないことを祈りたい。そんなふうに思えてならないのです。(文:おおしまりえ)
2022年03月15日2018年12月、幸せそうだった小林麻耶と夫の國光吟氏《僕と一緒にいると誹謗中傷がさらにひどくなるにも関わらず一緒に居続けてくれ離婚しようと言ってもしないといわれそれでも押し切って離婚をしました》(原文ママ)3月10日、ブログにこう投稿したのは整体師の國光吟氏。小林麻耶との離婚を公表したのだ。離婚後も続く2人の関係「國光氏は“手かざし療法”を行うオメガセラピスト。妹・麻央さんの死で精神的に衰弱していた麻耶さんは彼と出会い傾倒。2人は’18年に交際ゼロ日でビビビ婚をしました。スピリチュアルな世界にハマっていく彼女を見て、義弟の市川海老蔵さんは距離をとり、一時は絶縁状態に。麻耶さんに懐いていた麗禾ちゃんと勸玄くんは、とても寂しがったそうですよ」(スポーツ紙記者)結婚後、小林はまっしぐらに転落していく。「’20年11月には出演していた情報番組を降板。所属事務所は麻耶さんとの契約を解除しました。すべては國光氏の精神的支配が原因だと囁かれていました」(同・前)以後、夫婦で立ち上げたYouTubeチャンネルに活動の場を移すも、いつからか小林の姿は表舞台から消えた。「’21年10月に、海老蔵さんがブログで麻耶さんと一緒に家族で食事をしたことを明かしました。國光氏との関係に終止符が打たれたと思われたのですが……。今回の國光氏の投稿を、麻耶さんはリブログしています。いまだ2人の関係は続いているのでしょう」(ワイドショーデスク)國光氏の暴露で遠ざかる麻耶の芸能界復帰ただ、気になるのはいっさいの句読点がない約4000字にわたる支離滅裂で不気味な文章を、國光氏はどのような心理状態で書いたのか。『他人をコントロールせずにはいられない人』(朝日新書)の著者で、精神科医の片田珠美氏は、こう分析する。「理解してもらう必要はなく、自分の言いたいことを発信できればいいという、非常に独りよがりで独断的な人だと感じます。彼に関する一連の報道を見ると、スピリチュアルな治療法で人を癒せると思っている。この治療が詐欺でないのならば、自身の思い込みを事実だと信じ、効果を生むと考えている人なのです」怪文章にはこんな内容も。《これ以上書くのであればもっといろんなことを書いていきますよ生島事務所のことTBSのこと権力でつぶそうとしてること》まるで隠れた真実があるかのような言い分だけど……。「ほかにも《海老蔵さんが見捨てたからです》と、海老蔵さんへの恨み節だけでなく、麻耶さんの代わりにアパレルブランドと契約した河北麻友子さんの高額ギャラを明かしています。これは“暴露系YouTuber”東谷義和氏のように、國光氏も“暴露系”で注目を集めようとしたのでは。さらにほかの人を巻き込む暴露を始めたら、元妻・麻耶さんの芸能界復帰はどんどん遠ざかっていくと思います」(前出・スポーツ紙記者)麻耶にとって離れていくのは表舞台だけではない。彼女を待つ大切な家族も─。
2022年03月14日女優の前田敦子が22日、都内で行われた『ホークアイ』マーベルクリスマス・トークイベントに、声優の小野賢章とともに登壇した。マーベル・スタジオによるオリジナルドラマシリーズ最新作『ホークアイ』が、毎週水曜17時にディズニー公式動画配信サービス・Disney+(ディズニープラス)で独占配信中。このたび最終話の配信を記念してマーベルクリスマス・トークイベントが開催された。前田は、本作について「盛りだくさん。すごい贅沢で、ホークアイの戦闘シーンはかっこいいです。まだ何も腑に落ちてなくて、誰が一番の黒幕なのか気になって仕方ないです」と熱く語り、最終話を「早く見たいです」と声を弾ませた。また、マーベル作品の魅力について、「本当にこの世界にいるんじゃないかと思わせてくれる。いろんな意味で心のヒーロー。会えるんじゃないかなって。すごいリアルに感じられる。もともとはコミックの世界なんでしょうけど、現実にいてほしいなと思っています」と熱弁。「大好きです」とにっこり笑った。家族との平和なクリスマスを目前に大事件に巻き込まれ、愛する家族の元を一時離れて戦いへと挑むホークアイの姿が描かれる本作にちなみ、クリスマスについてもトーク。予定を聞かれると、前田は「私は子供と“夢の国”に行こうと思っています」と話した。
2021年12月22日前田拳太郎(撮影/吉岡竜紀)『仮面ライダーリバイス』に五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役で主演の前田拳太郎(22)。12月17日からは映画『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』も公開される。ドラマのクランクインから数か月、頼もしいライダーの表情がまぶしいかぎり。■元気の源は“ラーメン”「劇場版の撮影で、久しぶりに『仮面ライダーセイバー』のみなさんとご一緒して。最初のころと比べて顔つきが変わってきたねと言ってもらって、とてもうれしかったです。前の写真を見返すと確かに不安そうな顔をしているものばかりなので(笑)、少しは成長できているのかなあ」撮影が進み、一輝と自身との共通点も見つけたという。「現場で“まじめ”と言っていただくことが多くて。一輝もすごくまじめなキャラなので、実際の自分の性格を役に生かせていけたらいいなと思ってます」弟と妹がいる一輝。現場では本当のきょうだいのように仲がよく、いつも一緒にいるそう。「弟・大二役の日向(亘)は“拳ちゃん拳ちゃん”“ごはん一緒に食べよ〜”って甘えてきてくれたり。2人ともかわいいんです」ドラマ版と劇場版を同時に撮影するハードな日々、元気の源は「ラーメンです」と即答。「ラーメンが大好きなんです。混ぜそばがおいしいお店があって、週2〜3の頻度で通ってます。行かないと元気が出なくなっちゃうくらいなんですよ(笑)」休日の過ごし方は?「お休みの日は岩盤浴に行って1日中マンガを読んでいます。僕、入ったら出てこないんで(笑)。汗をかいて、とても身体が整う感じがします。ただ、代謝がよくなって、翌日の撮影ですごく汗が出ちゃうのが悩みどころ」最後に今後の抱負を聞くと、「劇場版のクランクアップで、“セイバー、以上で終了です”と送り出されるのを目の前で見て、僕も1年後は同じように卒業するのかと感じたんです。だから後悔しないように、もっと毎日を大事にしていこうと思いました。劇場版はライダーのこれまでの50年の歴史と、誕生から100年後までを描いたスケールの大きな物語。僕たちがまた次へつないでいくんだと、あらためて思わせてくれる作品です。ドラマ版もまた一段階、上を目指して頑張ります!!」
2021年12月19日いまや“まえだまえだの…”なんて前置きなど必要ないくらい、ドラマに映画にと活躍を見せ、俳優として高い評価を集める前田旺志郎さん。現役大学生でもある彼の、いま思うこと。連続テレビ小説『おちょやん』をはじめ、『夢中さ、きみに。』『DIVE!!』『珈琲いかがでしょう』…。今年出演したドラマを挙げるだけでも、その活躍ぶりが見て取れる。そんな状況に言及すると、少しはにかみつつ「ありがたいです」との言葉を何度も口にした。精悍さと愛らしさの両方を持ち、聡明さの中に無邪気さと謙虚さを漂わせる、前田旺志郎さんという人とは。――目前に舞台『愛するとき 死するとき』が控えていますが、公演が発表になったとき、これまであまりやったことのないような作品でドキドキしてます、というコメントを出されていました。そこから心境の変化はありました?前田旺志郎さん(以下、前田):最初脚本を読んだとき、悪い意味じゃないんですけど、すごく読みづらかったんです。3幕あるんですが、どれもテイストが違うし、モノローグと会話が混在していたりもして。でも実際稽古が始まってみると、いろいろ演劇的な演出があってすごく楽しいです。自分が出てない場面も舞台上にいて、着替えもそこでしたり、着替えながら歌を歌ったり。道具を役者が運んできたり、舞台にメインで立っている人に僕らが服を渡したり。出演者全員で舞台を作っている感じが、すごく演劇っぽい。題材的に重たい作品なるかなと思っていたけれど、今は面白い作品になると確信しています。――前田さんは舞台という場所を、どうとらえています?前田:自分が生き生きできる場所というか、幸せな空間って印象が強いですね。舞台は今回で3回目ですが、毎回毎回すごい楽しみで。――なにが魅力なんでしょう。前田:お客さんがいる生の空間というのもそうですし、やっぱりみんなで稽古しながら少しずつ作り上げていく過程がすごく面白いし、幸せだなって感じるところですね。――本番もお好きなんですね。前田:お客さんが入ると、やっぱり稽古のときとは全然お芝居が違うんですよ。みんなのモチベーションも変わりますし、変えようとしなくてもお客さんとの無言の対話の中で自然と変わっていく。今までなかった感情が出る日もあります。――お芝居が楽しいなって思ったのは、どんなときですか?前田:直近で言うと、去年の夏頃コロナで最初の緊急事態宣言が解除されたときです。撮影が全部止まって家にいる生活になって…撮影が再開したときに、「うわっ、こんなに芝居をするってことが幸せだったんだ」って実感したんです。今までもちろん感じてはいたけれど、そのときにもう一つギアが上がったというか、頑張ろうって思いました。――その後くらいの撮影だったと思うのですが、『おちょやん』で注目度がグッと上がりましたよね。前田:『おちょやん』は、周りのキャストさんとか監督さん、スタッフさんも含めた座組み自体が本当に恵まれていて、天国みたいでした。その中で4か月近く作品に携われたのは、すごく貴重な経験でしたし、(杉咲)花ちゃんや成田(凌)さんから、お芝居の中だけでなくプライベートでも本当にたくさんのことを学べた現場でした。――得たものの中で、とくに印象的なことというと。前田:なんですかね…言葉とかより、3人で一緒にシーンを作っていく過程の中でのことですかね。なかなか言語化するのは難しいんですけど、おふたりと芝居のキャッチボールしていると…うわぁーって瞬間があるんです。おふたりとも、僕にすごく優しい球を投げてくれて、それをキャッチするだけで、僕の感情が一つずつ上がっていくような。そういう…人に何かを与えられる芝居をつねにされていたので、そこからもらうものも学ぶことも多かったです。――『おちょやん』でもありましたし、ドラマ『猫』でも、前田さんが感情をうわーっと出すシーンがとてもリアルでした。計算のないまっすぐな感情があふれ出してきている感じがして…。前田:確かに、あんまり計算はしてなかったかもしれないです。映像作品の場合、撮ろうと思えば何回でも撮り直しができる。だから駄目なら駄目で監督から言われるだろうという気持ちで、こうしたほうがいいかなということはあまり考えず、まず自分の感じたストレートな気持ちでとりあえずやってみるっていうことが多いです。――演じるときは、役に入り込んでいる感覚ですか?それとも少しずつ役に歩み寄っていく?前田:今の言葉を借りるならば、少しずつ役に歩み寄っていくほうが近いです。脚本をもらったら、自分の役の特徴的な部分が描かれてるシーンをヒントにしながら作り上げていく感じです。何も考えずにスッて役に入れたらいいんですけど、それこそ泣かないといけないシーンで、そこまで感情を持っていくには、それなりに積み上げていくものが必要で。ただ、ある段階までいけたら、そこから先はもう…感情に任せています。――今回の舞台は、舞台がドイツですしヒントが少なそうですね。前田:もう想像力です。脚本に書いてない役の空白の部分を自分で埋めていく作業。少ないセリフの中や、シーンへの関わり方、作品の中でのポジションなどから、どういうバックグラウンドなら成り立つかを考えます。それが合っているかはわからないんですけどね。言い方とか口調、感情の操り方とかから生まれ育ちを想像して、それを紙に書いたりしています。前田旺志郎さん出演の舞台『愛するとき 死するとき』は、ベルリンの壁崩壊前後のドイツを舞台に、3部構成で愛すること、生きることを描いた人間ドラマ。翻訳・演出は小山ゆうなさんが手がける。11月14日(日)~12月5日(日)三軒茶屋・シアタートラムほか、愛知、兵庫で公演あり。世田谷パブリックシアター TEL:03・5432・1515まえだ・おうしろう2000年12月7日生まれ、大阪府出身。子役の傍ら、兄・航基と共にお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。’15年の映画『海街diary』などさまざまなドラマや映画で活躍。’17年には『レミングスの夏』で映画単独初主演。近作に映画『キネマの神様』など。出演映画『彼女が好きなものは』は12月3日に公開予定。オーダーデニムスーツ¥53,900納期約1か月(IKSTILE TEL:080・3472・7868)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年11月17日号より。写真・成田英敏スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・佐藤健行(HAPP’s.)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年11月13日2018年12月、幸せそうだった小林麻耶と夫の國光吟氏10月15日、フリーアナウンサーの小林麻耶がブログで新しい仕事が決まったことを報告した。「12月7日から上演される舞台『受付』に出演するんです」(スポーツ紙記者)小林は2018年に芸能界を引退したが、2019年から事務所に所属して復帰。プライベートでは、2018年にヨガのインストラクターを務める國光吟氏と結婚した。「國光さんは“手かざし”や“気”による治療をする、スピリチュアルなインストラクター。彼に影響されたのか、麻耶さんの言動にも不可解なものが増え、ついには昨年レギュラー出演していたTBS系の情報番組『グッとラック!』を降板するトラブルに発展。事務所との契約も解除されました」(同・スポーツ紙記者)大切な仕事を失ったことに加えて、夫婦関係にも“ミゾ”ができてしまい……。「7月に『女性セブン』で離婚協議に入ったことが報じられました。今年の春には、別居していることも発覚したので、そのころから関係が壊れていたのかもしれません」(同・スポーツ紙記者)離婚報道から3か月、夫は窮地に立たされている─。「都内のマンションの一室を借りて患者さんに施術していたのですが、2か月ほど前に退去していたんです。なんでも、家賃を払うのが難しくなったみたいで……。麻耶さんと一緒に住まなくなって、金銭的に苦しいのかもしれませんね」(芸能プロ関係者)■妻との関係を修復したい夫経済的に余裕がなくなっているのか、施術料にも“異変”が。「これまでは、占いが1時間3万3000円、除霊が1体11万円とけっして安い金額ではありませんでした。ただ、10月から占いが30分で1万1000円、除霊が3万3000円と大幅に“値下げ”されたんですよ」(同・芸能プロ関係者)10月3日に更新された國光氏のブログでは、《出張またはカフェにて承ります》と投稿されている。現在は、店舗を持たずに営業を続けているようだが……。「施術を受けるために、事前にメールで予約したのですが、1週間以上たった今も返信がありません。本当に営業してるんですかね……?」(常連客)以前なら仕事が行き詰まったときは、麻耶が助けていたが、今は夫の“SOS”にも冷ややかだ。「麻耶さんは3月から実家に住んでいて、國光さんとは別々に暮らしています。彼のほうは、なんとか関係を修復しようと彼女に連絡しているのですが、なしのつぶてなんだとか……」(小林の知人)店舗として借りていたマンションを退去したことや麻耶との離婚協議について、國光氏にメールで問い合わせたが、期限までに回答はなかった。夫婦の間にできた“ミゾ”は修復できないほど深くなってしまったのだろうか……。
2021年10月28日10月1日公開の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のバーチャルイベントが27日、都内で行われ、片岡愛之助、前田敦子が出席した。前作『007 スペクター』から6年の時を経て、シリーズ最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が10月1日に待望の初日を迎える。公開に先立って行われたこの日のイベントは、主演のダニエル・クレイグをはじめ、ラミ・マレック、レア・セドゥ、キャリー・ジョージ・フクナガ監督のいるロンドンと東京を繋いだバーチャルイベントで、日本からは片岡愛之助、前田敦子が東京会場に駆けつけてダニエル・クレイグらとの時間を共有した。『007』シリーズの熱狂的な大ファンだという片岡は「ドキドキですよ。まさかお話できるなんて思ってもいませんでしたし、このお話をいただいた時は何が何でも来たい! と思い、今日は舞台の稽古の最中なのに早く終わらせて来ました」と気合十分。対する前田も「うれしいですし不思議な感覚です」と笑顔。2人がイギリスにいるダニエル・クレイグらに質問するコーナーもあり、片岡が「ダニエルさん、私は歌舞伎でも同じ役を務めるというのがよくあります。時代を超えて同じ役を演じてますが、今回ダニエルさんが16年間務めてきたダニエル・ボンドをどう評価しますか?」と質問すると、ダニエル・クレイグは「最初の『カジノ・ロワイヤル』は原作第1作目でジェームズ・ボンドがジェームズ・ボンドになったところからスタートしました。自分の考えや感情などを入れ込むことができたし、このキャラクターは非常に複雑で面白いキャラクターだと思います。色んな感情を自分の中でジェームズ・ボンドは誰なのか? ということを考えながら16年かけて誰なのか分かったような気がします」と回答した。また、前田もダニエル・クレイグに対して「今回でラストのジェームズ・ボンドと聞いてすごく寂しいなと思います。本当にラストになってしまうんですか?」と問いかけると、ダニエル・クレイグは「本当に最後です。そして本当に今は色んな思いがあります。甘酸っぱい思いですね。でも十分やり切ったと思います。ですから私は前進していく、次のことに挑戦していくという気持ちですよ。もちろん悲しさや寂しさはありますが、次のボンドに託したいですね」と次世代のボンドに期待を寄せていた。中継ではあるが、ダニエル・クレイグらとの時間を共にした片岡は「夢のようです。ただただファンの1人として呆然と見てましたね」といまだ信じられない表情で、前田も「分かります。ボーッとしちゃいました」と片岡に納得顔。また、前田はジェームズ・ボンドを16年間務めてきたダニエル・クレイグについて「目の前にいると恋するに決まってますね。ボンドガールの気持ちがよく分かります。私は今までのボンドはダニエルさんが一番セクシーだと思いますね」と心を奪われたようで、「映画館で見るのがすごく楽しみです」と公開が待ち遠しい様子だった。映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、10月1日より全国公開。
2021年09月28日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』が現在公開されている。小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握った同作は、映画監督を目指し夢を追っていた若き日のゴウ(菅田将暉)と、ギャンブル漬けで借金まみれとなった現在のゴウ(沢田研二)に起こった奇跡を描き、映画愛溢れる作品となっている。現代パートで、沢田演じるゴウこと円山郷直の孫・勇太を演じたのが、俳優の前田旺志郎だ。小学生の時には兄・前田航基とお笑いコンビ・まえだまえだとしても活躍、現在は20歳となり現役大学生として勉学に励みながら俳優として精力的な活動を行っている。今回は前田にインタビューし、同作への思いや、俳優として思うことなどについて話を聞いた。○■今の時代にはいない「トップスター」との共演――今回松竹映画100周年記念映画で、主演の沢田さん演じるゴウの孫としてキーになる役でしたが、お話を聞いた時にはどのような気持ちでしたか?もう、「うおお! 頑張るしかないな」という感じでした(笑)――沢田さんについては、どのような印象だったんでしょうか?ゴウは勇太の前ではとても自然体ですし、沢田さんが役の内側の部分で会話してくださっているのを感じました。この役は2人とも少し変わったところがありますが、互いに周りの情報にあんまり左右されず、偏見なく人として向き合えるところがあって、相性が良かったんじゃないかと思います。沢田さんも大先輩で大スターで、緊張もしましたが、お芝居の中ではゴウとして向き合っていましたし、おじいちゃんとしての優しさも、常に感じていました。撮影現場にいる時は僕も「ゴウおじいちゃん」という気持ちで接していました。――前田さんの世代だと、沢田さんについてはどのようなイメージを持たれていたんですか?父親がよく車で沢田さんの曲を流していました。共演が決まってから若い頃の動画も見させてもらって、すごくかっこよかったですし、今の時代にはいないトップスターだと思いました。現代は自分を表現する媒体が良くも悪くも多いので、色々なフィールドの中でのスターはいますけど、誰もが共通認識として知っているスターは生まれづらいと思うんです。みんながスターだと思える存在というのは、やっぱりすごいなと。――そういう存在って、改めて欲しいと思いますか?それぞれが自分の得意なことで自分を表現できる媒体が増えるのは、めちゃくちゃいいことだと思っています。多様性はすごく大事なので、いろんな人がメディアに出ることによって、見る方の認識も自然と養われていくでしょうし、そういう意味では現代の情報社会になって良かったです。でもそれはそれとして、やっぱりみんなが共有できるものがあった時代への憧れみたいなものもあります。どちらがいい、という話ではないんですけど、メディアはその時代に合ったものが流れるのでしょうし、社会全体として見たときに、今はこれがベストなんだろうと思ったりはします。○■同世代に「負けてられへんな」――前田さんは現代パートに出演されていますが、過去パートを観て何か感じたことはありましたか?ゴウがまっすぐに進んでいるのが、すごくいいなと思いました。今は情報が入りすぎて、夢を抱く前に諦めてしまうこともあるけど、実際にやってみないとわからないこともありますし、ゴウのように夢を持てるのはすごくいいな、と。――前田さんはもちろん子役の時から活躍されていますけど、もし今から役者を目指そうとしていたら無邪気に夢を抱くのは難しい、と思うところもあるのでしょうか?大変だろうなあ、と思います。だからこそ、今、同世代で役者を始めた人、夢を追いかけてる人たちの熱量はすごいですし、その熱量に対して「負けてられへんな」という気持ちもあります。――今は大学で演劇教育をテーマに学ばれてるんですよね。はい。でも舞台の演出やお芝居自体を学んでいるというよりも、演劇を教育に導入することの可能性を探っていて、教育の色の方が濃いかな、という感覚です。演劇を通して学べることはたくさんあって、多様性や行動力、創造力、主体性もそうです。演劇に触れることで、他人の普段見られない部分に触れたり、その場でコミュニケーションが取れたり、それから演劇を完成させた時の成功体験が自己肯定感を上げてくれたりと、色々なことにつながるんじゃないかと、僕は思っています。2020年に学習指導要領が変わって、今までは詰め込み型教育だったところへ、問題解決力の重要性が提唱されだしていて、色々なアクティブラーニングも導入されているので、PBL(Project Based Learning)の1つとして、演劇の可能性もあるんじゃないかと思っています。――お話を聞いていると地に足がついているというか、本当にしっかりされているんですが、長く芸能活動をされていて、そういったことは意識されているんでしょうか?「真面目に生きよう」「地に足をつけよう」と考えているわけではないんですけど、僕に唯一あるのは「調子に乗らない」です(笑)。調子に乗るなんて、絶対にありえないことなんですけど、自分がそうありたいという理想ではあります。――では最後に改めて、作品について感じたところを教えてください。僕はこの作品を観ると「いろんな愛に溢れた作品だな」と思うんです。山田監督がずっと描かれてきた家族の愛情はもちろん、恋愛もあれば友達への愛もあり、映画への愛情もある。誰が観てもどこかで共感できたりとか、何か励みになったり学べたりすると思うので、あまり映画を観ない人、よく観る人、色んな方に観ていただけたら嬉しいです。■前田旺志郎2000年12月7日生まれ。大阪府出身。子役としてデビューし、2007年からは兄の前田航基とともにお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。俳優として活躍の幅を広げ、是枝裕和監督作品の映画『奇跡』(11年)では主演を務める。 近年の出演作に映画『キネマの神様』(21年/山田洋次監督)、『彼女が好きなものは』(21年/草野翔吾監督)、『うみべの女の子』(21年/ウエダアツシ監督)、ドラマ『猫』(20年/TX)、連続テレビ小説『おちょやん』(20-21年/NHK)など。
2021年08月16日ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)から新作ミニカップ 華もち「吟撰(ぎんせん)きなこ黒みつ」と、ミニカップ 華もち「香ばしみたらし胡桃(くるみ)」が登場。2021年9月14日(火)より期間限定で全国発売される。過去の人気フレーバー、ミニカップ 華もち「吟撰きなこ黒みつ」が再登場「華もち」は、ハーゲンダッツの濃厚で滑らかなアイスクリームと柔らかく伸びるもちを組み合わせた“和”の味わいを楽しめるアイスクリームデザート。今回は、2019年と2020年に発売され好評を得た「吟撰きなこ黒みつ」が再登場。さらに、2015年に人気を博した「みたらし胡桃」は、甘じょっぱく香ばしい味わいがさらに楽しめるように改良され、「香ばしみたらし胡桃」として登場する。きな粉アイスクリーム×黒蜜ソースのミニカップ 華もち「吟撰きなこ黒みつ」ミニカップ 華もち「吟撰きなこ黒みつ」は、深煎りきな粉を使用した香ばしいきな粉アイスクリームに、黒蜜ソースを混ぜ合わせた。その上に、柔らかなもちと、香ばしく華やかな香りを存分に引き出したきな粉を重ねることで、贅沢な“和スイーツ”に仕上げている。甘じょっぱいみたらしソースをとろ~り、ミニカップ 華もち「香ばしみたらし胡桃」一方、ミニカップ 華もち「香ばしみたらし胡桃」は、ローストしたクルミを混ぜ合わせた優しい甘さのミルクアイスクリームに、柔らかいもちを。その上から、隠し味に焦がし醤油を用い、焼き立てのみたらし団子のような香りが漂う、甘じょっぱいみたらしソースをとろ~り。食後のスイーツタイムにもぴったりのひと品だ。【詳細】ミニカップ 華もち「吟撰(ぎんせん)きなこ黒みつ」ミニカップ 華もち「香ばしみたらし胡桃(くるみ)」発売日:2021年9月14日(火) ※期間限定取り扱い:全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、デパート希望小売価格:各319円
2021年08月13日海外ドラマ『フレンズ』トークイベントでの小林麻耶(’19年9月)小林麻耶(42)が離婚協議中だという。2018年に整体師の「あきら。」こと國光吟氏と結婚。夫婦でユーチューブチャンネルを開設するなど、公私ともに一心同体だったが、彼女のタレント活動は不調に陥った。■占いで決めた國光氏との結婚昨年『グッとラック!』(TBS系)を降板した際には、夫による仕事現場への介入が取り沙汰され、彼女が洗脳されているのではと指摘されたものだ。ではなぜ、この男性と結婚したのか。昨年、ウェブマガジンで自ら理由を明かしていた。決め手はズバリ「占い」だ。じつは彼女、’16年から翌年にかけて、活動を休止。自身の体調不良とがんに倒れた妹・小林麻央の看病のためだが、この時期に「数秘」という占いを知り、傾倒することとなった。早い話、生年月日占いの一種で、彼女は「1」と「11」を持つ男性が自分に合うことを発見したという。そこで出会ったのが、今の夫。「生年月日を聞くと、なんと『1』と『11』の両方を持っていたのです。しかも、夫と母が同じ誕生日!偶然も重なり、ご縁を感じずにはいられませんでした」と、交際ゼロ日での結婚を決めた。それもこれも「数秘のおかげ」というわけだ。ただ、占い好きはそのときに始まったものではない。’15年に放送された『チューボーですよ!』(TBS系)の1000回スペシャルでのこと。婚活について聞かれた彼女は「ダブルベッドを購入しました!」と意味深な発言をしたうえで、こう続けたのだ。「ある番組の占いのコーナーで、彼氏が欲しいですっていう相談に乗ってもらったときに、彼氏がいるような生活をしなさいって言われたんですよ」ダブルベッド以外に、スリッパや歯ブラシも置こうと思っていると語った彼女。「エア彼氏を今がんばってます」と胸を張り、スタジオをあ然とさせていた。ちなみに、この日の衣装は白地にカラフルなハートマークが何百個もついたワンピース。サブMCの平成ノブシコブシ・吉村崇からは、「こんな服の人、イヤですもん。飢えてる証拠ですよ」と、ツッコミを入れられていた。そんな愛に飢え、占いを信じやすい彼女にとっては、交際ゼロ日婚も必然だったのだろう。■小林麻耶の今後はテレビ? 占い師?とはいえ、報道志望だった彼女がうまくいかなかったのも、こういう性格が原因だったのかもしれない。占いは人生に活かせるものでもあるが、あまりにも信じすぎなのではないか。報道という事実を吟味しながら慎重に伝えるのが何より大事なジャンルには、やや不向きに思えるのだ。かといって、タレントとしてもそろそろ厳しい。ぶりっこキャラで『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)に出たり、CDを出したりしてきたものの、42歳でバツイチとなっては展開も限られてくる。これからどうしていくつもりだろうか。じつは、占い好きが高じた彼女は「数秘」の資格を取り、昨年末まで占い師の仕事もやっていた。理想の結婚相手との破局という、自分の運命を予見できなかった時点で、適性的にどうかとも思うが、彼女は意外と占い師っぽいキャラかもしれない。おひとりさまだったり、誰かとトラブルに巻き込まれたり、あと、若見えしたり老けて見えたり、年齢不詳な感じの人が珍しくないからだ。なので、今後はタレントより、占い師として生きていってはどうだろう。メインコスチュームはハートマークだらけのワンピース、ということで。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年07月15日前田敦子《私事ですが、私、前田敦子は、勝地涼さんと何度も話し合いを重ね、過日、離婚届を提出したことをご報告いたします》4月23日、自身のSNSで離婚したことを明かした前田。その後まもなく、勝地も所属事務所のホームページでコメントを発表した。「2人は’15年に日テレ系のドラマ『ど根性ガエル』で共演して知り合い、交際に発展。’18年の7月に結婚後、’19年3月には長男が生まれました。しかし’20年の6月に別居が報じられ、今年1月にはお互いに弁護士を立てて離婚協議に入っていたそうです」(スポーツ紙記者)関係に亀裂が入ったのは、昨年の春だった。「女優業を続けながら育児ができるように、2人は前田さんの両親が住むマンションの別の部屋に新居を構えたんです。そこまではよかったのですが’20年の春、両親の住むマンションを離れてから関係が悪化。育児に消極的だった勝地さんに前田さんは不満を募らせ、怒りをぶつける日々だったといいます。勝地さんも耐え切れなくなり、仕事場として借りていた別のマンションで暮らし始めました」(芸能プロ関係者)■子どもに夢中の前田敦子は昨年8月には、前田との仲が修復不可能になっていたのか、勝地は周囲に吹っ切れた様子を見せていたという。「勝地さんの誕生日当日に、仲のいいメンバーで誕生会が行われたんですが、その席上ですでに離婚をほのめかしていたそうです。“店に飾らせてほしい”と店長がサインをお願いしたのですが、後々、ネタにされることを危惧したのか、断ったみたいですからね。自分の誕生日も一緒に過ごさない前田さんとの復縁は、すっかりあきらめていたんでしょう」(勝地の知人)勝地の冷えきった態度と反比例するかのように、前田はひとり息子を溺愛するように。「今のあっちゃんは“自分がこんなに子どもに夢中になるとは思ってなかった”とか“今は自分よりも子どもが褒められるほうがうれしい”などと、お子さんの話ばかり。あっちゃんのお父さんもお孫さんにメロメロみたいで、子育てのサポート体制も万全のようです」(前田の知人)週刊女性も4月上旬、前田が月額20万円とも言われる都内の“セレブ保育園”に長男を通わせる姿をキャッチしている。「離婚協議に入ってから、あっちゃんは周りに“私は独りでも大丈夫なタイプだから”と漏らしていました。“将来やりたいこともたくさんあるしね”と、目を輝かせて語っていましたし、彼女の中ではもう切り替えているんじゃないですかね」(同・前田の知人)だいぶ前から、この結末を“フラゲ”してた!?
2021年04月27日橋田壽賀子さん『おしん』『渡る世間は鬼ばかり』など、数々の名ドラマを手がけた、不世出の脚本家・橋田壽賀子さんが4月4日に亡くなった。95歳だった。代表作のなかでも、1983年の4月から1年にわたって放送されたNHKの朝ドラ『おしん』は、62・9%という驚異的な視聴率を誇った。明治・大正・昭和の時代をたくましく生きた女性「おしん」の波瀾万丈の物語は、多くの視聴者の心をつかんだ。2019~2020年に再放送された際は、リアルタイムで見ていない若い世代からも支持を集めた。再放送で“おしん再ブーム”が到来した昨年の4月、橋田さんは週刊女性のインタビューで作品への思いを語ってくれた。「激動の時代を生きてきた、明治生まれの女性の人生を書きたい、書かなければならないという使命感に突き動かされました」また、自分の人生をふり返り、「私自身、ひとりっ子で早くに両親を亡くしたため、血のつながりの有無にかかわらず、人と人とが信頼を寄せあうという関係にずっと憧れていました。愛情さえあれば、他人同士でも立派な絆がつくれるということを描きたかったんです」『おしん』だけでなく、ほかの作品にも、橋田さんならではの感性が反映されている。時代を問わず、「女性の主人公が懸命に苦難を乗り越えていく姿」が、視聴者の心に深く響いた。ドラマの登場人物に自分を重ね合わせ、励まされた人々も少なくないはずだ。■読者が選ぶ「印象に残る橋田作品」このたび週刊女性では、橋田壽賀子さんを追悼して、40歳以上の読者600人に緊急アンケートを実施。「橋田作品でいちばん印象に残っている作品」とあわせ、作品に対する思いも聞いた。橋田壽賀子ファンのライター・成田全さんとともに、橋田作品から学ぶ「女の生き方」を、改めて振り返ってみたい。アンケートの1位に輝いたのは、『渡る世間は鬼ばかり』!岡倉夫妻とその5人娘に降りかかる日常のさまざまな出来事をつづった、国民の誰もが知るホームドラマだ。アンケートに答えてくれた読者の声からは、「私自身も嫁姑問題を抱えていたので、身につまされたことを思い出す」(北海道・主婦)「姑にいじめられる娘、そんな娘の肩を持つ母親、黙って見守る父親という家族の姿を、わが家族に置き換え、涙ながらにドラマに夢中になりました」(東京都・主婦)「嫁姑の関係に悩む、五月さんの気持ちがよくわかります。それに、私の父も商売をやりたいと言いながら結局その夢が叶うことなく亡くなってしまいました。忘れられない出来事です」(東京都・パート)やはり、泉ピン子演じる岡倉家の次女・五月に感情移入する人が多いことがわかった。「中華料理店・幸楽での、泉ピン子さん演じる嫁の五月と、赤木春江さん演じる姑・キミとの衝突シーンがとても印象的ですよね。橋田ドラマには、五月のように苦労している女性が多く登場します。でも彼女たちは、ただ我慢しているだけじゃないんです。五月は優しく辛抱強い性格ですが、姑に向かって、ときにはズバリと言い返したりもする。ここぞというときの女性の強さが描かれているところが、橋田ドラマの魅力のひとつです」(成田さん、以下同)確かに、岡倉夫妻の妻・節子(故・山岡久乃さん)や、5人姉妹の長女である弥生(長山藍子)も、家族のために我慢を重ねつつも、ときには家出など思い切った行動に出ている。このような、母や妻の小さな「反乱」によって、家族の大切さに気づくという場面も多かった。■橋田さん自身も姑と…橋田さん自身は、1966年、41歳で結婚。お相手はTBSプロデューサーの岩崎嘉一氏だ。「姑であるお義母さまがしょっちゅう家に来て、橋田さんにいろいろと小言を言うことがあったそうです。よかれと思ってベランダに布団を干していたら、『布団は西日に当てるもんじゃにゃあ』なんて怒られたり(笑)。そういったご自身の体験が、ドラマによりリアリティーを与えていたんでしょうね」あまりにリアリティーがありすぎて、五月をいじめるキミの娘たちには、「芝居とわかっていてもひどい!」といった視聴者の声も寄せられた。「キミの2人娘、久子と邦子を、それぞれ沢田雅美さんと東てる美さんが演じています。この2人の意地悪っぷりは、個人的にいちばん印象深いですね(笑)。東てる美さんは、『渡鬼』の収録が終わるとよく、100円ショップで爆買いしてストレスを発散してから帰宅していたとか。役柄とはいえ、底意地が悪い小姑を演じるのはそれだけ大変だったのだと思います」しかし橋田さんはどのキャラクターにも愛情を持ち、常々「悪人を描いているつもりはない」と言っていたそう。「橋田さんは“登場人物に悪い人はいないんです。みんながそれぞれ自分の立場で言っているだけ”とおっしゃっていました。なにか問題が起こったとき、姑の立場で考えると姑の言い分は間違ってないし、また嫁の立場から考えると、嫁の言い分も正しいんですよね」ドラマのタイトルも強烈だが、橋田さんはサインを頼まれると、色紙に「渡る世間に鬼はなし」と書いていたという。「プロデューサーの石井ふく子さんから聞いたお話ですが、『相手を鬼と思ったら自分も鬼。だから気をつけましょう』という橋田さんの思いが、タイトルに込められているとのことでした」訃報をうけ、弥生の夫・野田良を演じた前田吟が、橋田さんが『渡鬼』の最新話の脚本にとりかかっており、7月に撮影すると聞いていた、と語った。令和を生きる渡鬼ファミリーの物語を、ぜひ見てみたかった。読者アンケートの第2位には、『おしん』がランクイン。最高視聴率62・9%は、国内のテレビドラマの最高記録。放送から30年以上たったいまも、記録は破られていない。「小学生のときの担任の先生が、給食の時間に教室のテレビで昼の放送を毎日見せてくれた」(東京都・公務員)「貧しいおしんがよく食べていた『大根めし』を、生徒に体験させるために給食で出したという新聞記事が印象に残っている」(東京都・主婦)という読者の声からもわかるように、1983年の放送当時、『おしん』は社会現象にまでなった。のちに、シンガポールやアメリカ、イランなど世界約60か国で放送され、海外でもおしんブームを巻き起こした。「奉公に出され、いびられる幼少期のおしんの姿があまりにも有名で、おしんといえば小林綾子さんというイメージですね。でも実は、10代~中年期を演じた田中裕子さん、老年期の乙羽信子さんのおしんに橋田さんの思いやメッセージが色濃く表現されていると思います」■“殺人”は絶対に描かない大正14年生まれの橋田さんは、10代で戦争を体験している。取材ではたびたび「反戦」への思いを語ってきた。「橋田さんは『ドラマでは殺人は絶対に描かない』とおっしゃっていました。それは、戦争で多くの命が失われ、残された人たちが苦しむ様子を目の当たりにしているからなんです」ドラマの中では、おしんが戦争に翻弄される姿が丁寧に描かれている。息子と夫を亡くし、仕事も家もない絶望のどん底で、それでもおしんは再び強く生きていくことを決意する。「何度転んでも立ち上がる姿に、視聴者は勇気をもらえるんです。おしんって、生涯で20回以上転職するんですよ(笑)。失っても執着せずに、またほかのことをやればいいという切り替えの早さ、強さが素晴らしいですよね」成田さんがいちばん好きなシーンがある。幼子を連れて行き場をなくしたおしんを、知り合いの親類である神山ひさが助ける場面だ。「赤木春恵さん演じるひさは、伊勢の網元の女将。何度も助けてくれることに恐縮するおしんに、ひさは“人間はな、人の厄介にならないかんときがある”と諭すのです。世の中は持ちつ持たれつでお互いさまだということ。橋田さんがインタビューで語ってくださった、『人は血のつながりがなくても立派な絆が築ける』という思いが、このシーンに表れていると思います」第3位にランクインした『時間ですよ』は銭湯が舞台のホームドラマで、主演は森光子さん。従業員役の堺正章が、毎回「おかみさーん、時間ですよ!」と叫ぶシーンが有名だ。1965年の単発ドラマ放送を皮切りにシリーズ化されたが、橋田さんが脚本に参加したのは最初の数話のみ。脚本の世界観を大切にしたい橋田さんと、アドリブなどを取り入れる演出家の久世光彦さんとのあいだで衝突があったとされる。「屋根の上で、浅田美代子と堺正章が歌うシーンが思い出される」(愛知県・主婦)「貧乏でも、がんばれば明るい日々が見えてくるように感じた時代でした」(島根県・公務員)などの声が寄せられた。6位にランクインした、NHKの朝ドラ『春よ、来い』は、ほかの作品とは少し異なり、橋田さんの自伝的ドラマとなっている。主人公の女性が戦争を乗り越えて大学進学のために上京し、脚本家として成功するまでの半生が描かれた。「橋田さんは大学中退後、1949年に松竹に入社しています。当時の映画業界は男尊女卑が激しく、女性脚本家として認められるまで、並大抵ではなかったでしょう。橋田さんが男社会のなかでいかに努力してきたかがよくわかる作品です」■コロナ禍の家族がテーマの新作橋田さんは90歳を越えてもなお作品を書き続け、コロナ禍で生きる家族をテーマに、新しい物語を考えていたという。『おしん』でも『渡鬼』でも、数々の大河ドラマでも、時代や背景は違えど、橋田さんが一貫して描いてきたのは「女性の自立」だった。何度転んでも、失敗しても、立ち上がる。苦境のなか、自分を失わずに前を向く主人公の姿が、見る者に力をくれた。橋田さんはドラマを通し、自分の生涯をかけて、「一緒にがんばろう!」と、日本の女性たちにエールを送り続けていたのかもしれない。
2021年04月25日女優の前田敦子が23日、自身のインスタグラムを更新し、俳優の勝地涼と離婚したことを報告。勝地も公式サイトで報告した。前田は「私事ですが、私、前田敦子は、勝地涼さんと何度も話し合いを重ね、過日、離婚届けを提出したことをご報告いたします」と報告。「3年間の結婚生活において生活スタイルや価値観の違いで、少しずつ、お互いの歩幅や方向が変わり、別々の道を歩くことになりました。夫婦ではなくなりましたが、一人息子にとっては永遠に父親であり、母親でありますので、今後も力を合わせて育てていきます」とつづり、「これまでの経験を生かしこれからの前田敦子も役者業を精進して参りますので、勝地涼さんともども、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。勝地も「前田敦子さんと時間をかけて協議を重ねて来ましたが離婚という選択になりました事をここに報告させて頂きます。このような結果になったのは、自分の至らなさによるものだと思っています」と報告。「息子に対しては、父親として立場は変わる事はありません。息子としっかり向き合い、今後も引き続き協力して子育てして参りたいと思っています」とし、「今後とも前田敦子さん共々、御指導の程よろしくお願い致します」と締めくくった。2人は2018年7月に結婚し、2019年3月には第1子となる男児の誕生した。
2021年04月23日前田敦子3年前に結婚して1児をもうけた勝地涼(34)と、離婚協議中だという前田敦子(29)。勝地についてはNHKの朝ドラ『あまちゃん』での当たり役“前髪クネ男”を地で行くようないいかげんな態度が報じられているが、前田に同情する声が多いかというと、そうでもない。■芯の強い「前田敦子」その「我の強さ」や「実母とベッタリ」なところが別居につながったのではという見方も出ている。また、ソロ活動を始めたことでそのマイペースなキャラも明るみに。映画鑑賞が趣味で、刺身が好物だからと、映画館に刺身を持ち込み食べながら見たというエピソードには驚かされた。できれば、別々に楽しんでほしい。ちなみに、2年前の主演映画『葬式の名人』ではシングルマザー役がミョーにハマっていた。そう、作品にはその人の本質が垣間見えたりする。そして、彼女の代表作といえばあの名言だ。「ひとつだけ、お願いがあります。私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!」2011年の第3回AKB48選抜総選挙で1位になったときのスピーチの一節だ。キンタロー。のモノマネでも有名になったが、ファンはそこに献身的なグループ愛を見た。『前田敦子はキリストを超えた』(濱野智史)という本まで出現したほどだ。しかし、この発言は本当にそういうものなのだろうか。実は、これには伏線がある。彼女はいわば「作られたセンター」だった。プロデューサーの秋元康が「センターにいちばん向いてない」からこそ「シンデレラストーリー」が生まれるとして選んだセンターなのだ。■アンチに反発するぐらい気が強いもともと人見知りだったという彼女は「イヤだ」と泣いたというが、その重責を担い、AKBのブレイクに貢献した。ただ、秋元が描く物語に不満なファンもいる。第1回の総選挙では、2位が発表される際、会場から「前田コール」が起きた。秋元に推され、センターが当たり前だった彼女が1位にならなければ面白い、と考えたファンが一定数いたわけだ。前田はこのとき「私はAKB48に自分の人生を捧げる」とまで宣言したが、第2回では大島優子に敗北。それゆえ、第3回で1位に返り咲くと「もちろん、私のことが嫌いな方もいると思います」と切り出し、あの名言を発することとなる。つまり、彼女にはたとえアンチがいようともこのグループを引っ張ってきたのは自分だという意地がある。スピーチの際、彼女がキレぎみに叫んだのは、あの発言がアンチへの反発でもあったからだろう。とはいえ、自分がAKBの顔である以上、そのAKBが嫌われないなら、自己愛はかなり満たされるのである。そのぶん、AKBあってこその自分という思いも強く、卒業後は拠りどころを失ってしまった。ソロ活動では、アンチも自分自身で引き受けなくてはならない。そのため、新たな拠りどころを結婚に求めたのだろうが、AKBの代わりになるような安定した家庭は築けなかった。例えば、もう「私のことは嫌いでも、勝地涼のことは嫌いにならないでください!」などとは言えないはずだ。こうして自己愛のやり場がなくなった彼女は、個としてさまようことに。昨年末で所属事務所を退社し、フリーになったのもそのあらわれだろう。今後は、ハリウッド進出も狙っているというが─。映画館で刺身を食べるマイペースぶりは、たしかに海外向きかもしれない。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年03月12日(左から)後藤真希、前田敦子、中森明菜、松田聖子前田敦子・勝地涼夫妻が離婚協議中であることが報じられた。ふたりは2018年7月、交際4か月ほどで結婚。翌年3月には長男が生まれたが、その1年後には別居状態になったという。■「時代のセンター」アイドルの呪縛ただ、この夫婦、結婚当初から先行きを不安視されていた。その根拠はもっぱら、勝地の性格だ。2015年には『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で「ガリッガリの人がいいです。折れちゃう、みたいなのが好きなんです」と発言。当時交際中だった戸田恵梨香のことを指すのではと話題になった。好みを語るのは構わないが、いわゆる「におわせ」のようになるのはいかにも軽いイメージを持たれてしまう。昨年11月に放送された『人生最高レストラン』(TBS系)では、尊敬する古田新太から「お前は思ってる以上にバカだ」と言われた話もしていた。今回、別居にいたった背景として、勝地が育児を手伝わずゲーム三昧だったとか、ケンカで暴力をふるって前田にケガをさせたといった証言が周囲から飛び出している。一方、前田も自分の実家にべったりだったことなどが取り沙汰されているが、一体何が原因だったのか。とはいえ、前田のようなアイドルの頂点まで行けた人には、何かと不幸に陥りやすいケースが多い。彼女は草創期から全盛期までのAKB48でセンターを務めたが、それは「時代のセンター」になることでもあった。選抜総選挙では「私のことは嫌いでも、AKB48のことは嫌いにならないでください」という名言を残し『前田敦子はキリストを超えた──〈宗教〉としてのAKB48』(ちくま新書、著=濱野智史)という文化人による評論書まで出版されたほどだ。それほどの存在になってしまうと、プライベートでは反動のようなことも起きる。そのパターンは2種類あり、家族トラブルと恋愛での失敗だ。■ゴマキや広末はどうだった?たとえば、AKB48の前に国民的女性アイドルグループとなった『モーニング娘。』において、最盛期の顔だったのがゴマキこと後藤真希。その七光りにより、弟の後藤祐樹までデビューしてしまった。が、祐樹は遊びたい盛りで芸能界と合わず、素行不良により引退。その後、窃盗や強盗傷害で逮捕されてしまう。 その服役中、母親が亡くなった。「ゴマキ御殿」とも呼ばれた自宅の3階にあった弟の部屋からの転落死だ。しかし、ゴマキは男選びについては間違えなかったようだ。結婚相手は年下で、地元の一般人。小学校時代にサインをもらいに来て以来、彼女のライブや舞台をよく見に来ていて、その雰囲気に惹かれた彼女から交際を申し込んだという。著書『今の私は』(小学館)にはこんなエピソードが綴られている。《外で会うことは避けていたので、たびたび家に来るようになり、家族ともすぐに打ち解けていた。(略)甥っ子ともすぐ仲良くなっていたのは、彼のキャラクターだろう。子どもに受け入れられたことで壁がなくなり、その後も実家にいることが多くなった》この普通っぽい気楽さがよかったのだろう。じつは「時代のセンター」まで行ったアイドルの場合、同業者的な相手との恋愛はうまくいかないことが多い。1990年代に国民的アイドルとなった広末涼子もそうだった。デビュー後、熱愛報道された伊勢谷友介といい、最初の夫の岡沢高広といい、当時はやんちゃな印象のモデルで、伊勢谷はのちにクスリで逮捕。岡沢は半グレ集団との関係が取り沙汰されたりした。再婚相手は、ろうそくアートなどを手がけるキャンドル・ジュン。同業ではないのがよかったのか、長続きしているようだ。■聖子や明菜にも通づる「法則」この「法則」は80年代の「センター」アイドルを争った松田聖子や中森明菜にも当てはまりそうだ。聖子は郷ひろみと破局後、神田正輝と結婚したが、ジェフ・ニコルスやアラン・リードといった外国人の俳優やダンサーと浮気してそれを暴露されたりしたあげく、離婚。その後は二度続けて歯科医と結婚し、ふたりめとの結婚生活が継続している。明菜は近藤真彦との結婚を夢見たが、自殺未遂をするなどして、破局。その後、マネージャーなどと交際したものの現在、独身だ。こちらは実家ともうまくいかず、自ら戸籍を抜いて絶縁したとも報じられた。その背景には、彼女が稼いだ収入をめぐるいざこざがあるようだ。「時代のセンター」となったアイドルにこうした家族トラブルが起きやすいのは、富と名声がさまざまな歪みをもたらすからだろう。また、同業者との恋も、同格なら双方の事務所なども含めて衝突しがちになる。かと思えば、格差がある場合、相手はちょっとクセが強かったりする。「センターアイドル」にアタックできる男はある意味、特殊な人が多いからだ。そんななか、例外的存在が山口百恵だろう。何がよかったかというと、愛人の子として生まれ育った彼女は、デビュー前から、父親を通して「ダメ男」というものを学習できていた。さらに、この父親は彼女が売れてからも、親権を返せと迫ったり、無断で事務所に借金したり、あげくは結婚も妨害しようとしたが、そういう悪いしがらみをきっぱりと断ち切ることで、本当の安息にたどりつけたわけだ。その安息をもたらした夫・三浦友和は同業者だったが、その関係性はただの共演相手というレベルを超えていた。著書『蒼い時』のなかで、恋が芽生えていった流れについて、百恵はこう書いている。《親や妹と顔を合わせるよりも多くの時間、彼と共に仕事をしていた。(略)たくさんの時間を共有するうちに、初め『兄さんのような人』という気持ちがわずかながら違う方向へ走っていくのは感じていた》ゴールデンコンビと呼ばれ、数々のドラマ・映画で共演した6年間、ふたりは家族のように接しながらおたがいを生涯の伴侶にできると確信したのだ。さて、話を前田に戻そう。彼女は昨年、太田プロから独立してフリーになった。結婚した夏に撮影された主演映画『葬式の名人』(2019年公開)ではシングルマザーを好演。今後はプライベートの実体験も肥やしにして、演技の幅をさらに広げていきたいところだ。ただ、ハリウッド進出を視野に入れている、とも報じられている。かつての聖子もそうだったが、日本でのトップを経験すると、海外での成功を目指したくなるものらしい。これも「時代のセンター」が陥りやすい落とし穴だろう。誰よりもその時代に愛された女性アイドルたち。そのぶん、時代が嫉妬して、幸せを邪魔するのかもしれない。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年02月08日ファーストアルバム発売イベントでの前田敦子(’16年)昨年12月31日に太田プロダクションから独立したばかりの元AKB48・前田敦子(29)と、俳優・勝地涼(34)夫妻が離婚協議に入っていると報じられています。ふたりは2018年7月に約4か月の交際を経てスピード婚し、2019年3月には第一子が誕生していましたが、2020年6月には別居報道が出ていました。結婚からわずか2年半での離婚報道にファンは驚いていることでしょう。そこで今回は、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである筆者が前田の過去の恋愛遍歴を振り返りながら、今回の離婚に至った経緯を推察したいと思います。■佐藤健に尾上松也……前田敦子の恋愛遍歴まず、これまで報じられてきた彼女の恋愛遍歴を振り返ってみましょう。2010年にイケメン俳優として当時人気だった山本裕典(33)との熱愛が『週刊文春』で報じられますが、当時は恋愛禁止のAKB48に在籍していたため破局。続いて2012年のAKB48卒業直後、またしても『週刊文春』に俳優・佐藤健(31)と深夜合コンを開き、泥酔していた前田は佐藤の前で号泣、最終的に彼にお姫様抱っこされてタクシーに乗せられたという衝撃的な写真とともに報じられていました。2013年には歌舞伎俳優・尾上松也(36)との熱愛報道が『日刊スポーツ』から流れ、2015年末ころまで交際していたようですが、破局。けれど翌年の2016年にはアパレル会社役員との交際が『女性セブン』で報じられました。恋愛禁止のAKB48在籍時代もスクープされ、AKB48卒業後はさらに頻繁に熱愛報道が出ていたため、“恋多き女”というイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。また、これまでの恋愛が2年ほどの期間で破局したり、夫の勝地とも2年で別居報道が出ていることを考えると、恋愛感情を長年継続できない“熱しやすく冷めやすいタイプ”と思われるかもしれません。■前田敦子は“熱しやすく、熱し続ける”?しかし、過去に報じられた多くの熱愛報道、そして今回の離婚騒動は、彼女が“熱しやすく冷めやすいタイプだから” ――ではなく、“熱しやすく熱し続けるタイプだから”だと考えられます。前田といえば絶対的エースだったAKB48在籍時代から、過呼吸になりながらもステージに立ったことや、感情の起伏が激しくたびたびヒステリーを起こしていたというエピソードが数々ありました。それを裏付けるように、過去に交際していた男性宅へ、深夜にタクシーでパジャマ姿のまま押しかけたという報道や、前田が妊娠中に勝地が外で飲んでいると何度もスマホに電話し、家のドアにチェーンをかけて帰ってこれないようにしたという報道も出ていましたよね。なんとも思っていない男性にそこまで感情を剥き出しにすることはないですから、ヒステリックになってしまうのは相手の男性を愛しているがゆえでしょう。ですから3年以上といった長期間のパートナー関係を継続できず、わりと短命の恋愛で終わってしまうのは、前田が冷めるからではなく、相手の男性が彼女の愛の熱さ(重さ)に耐えきれなくなるからではないでしょうか。■どちらも悪くない、愛情量のバランス崩壊熱しやすく冷めやすいどころか、さらにその恋愛に没入していき、熱量をキープしたまま猪突猛進の恋愛を続ける。恋が始まった当初は相手の男性も恋愛のボルテージが高いため、一緒に盛り上がっていけるし、彼女の高い熱量を受け止められます。しかし、その熱量を維持し続けて真っ直ぐに感情をぶつけつづけると、次第に疲弊してしまう。恋愛スタート時の高い熱量を維持するのはなかなか難しく、一般論でいうとゆるやかに(もしくは急激に)下がっていく人のほうが多いもの。ですが彼女はよくも悪くも、その熱量が維持できてしまうのかもしれません。そして当然、恋愛スタート時の高い熱量を相手の男性にも求め続けますが、一方、相手はゆるやかに熱量が下がっていくため、徐々に温度差が生まれ、気持ちのズレが大きくなっていくのも容易に想像できます。前田が勝地を怒鳴りつけたり、勝地の飲み歩きに苦言を呈し回数を減らさせたり、勝地からの提案とはいえ自分の両親と同じマンションに住んだりと、これまでの報道を見る限り二人のパワーバランス(力関係)は前田優位であったことが伺えます。そんなパワーバランスの夫婦生活において、2人の意見の食い違いや、前田の意に沿わない出来事が起こると、熱量の高い彼女がヒステリックに爆発してしまうこともあったのかもしれません。また、彼女は自分と同じレベルの熱量で夫婦生活や子育てに真剣に向き合うことを夫に求めていたものの、勝地にはそれと同等の熱意がなかったことでバランス崩壊が起こったとも考えられます。そうだとしたら今回の離婚報道は、前田も勝地もどちらかが悪いというわけではなく、愛情量のバランスが崩れてしまったゆえの悲劇に思えてなりません。このままふたりが離婚してしまうのかどうか、まだわかりませんが、AKB48時代も卒業後も、心ないバッシングをたびたび受けてきた彼女。しかし、そのたびに起き上がってきた強い女性でもあります。そんな前田が今回の離婚報道も経験値として蓄え、大女優になるための糧にしていってほしいです。PROFILE●堺屋 大地(さかいや だいち)●恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー、恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。これまで『女子SPA!』(扶桑社)、『スゴ得』(docomo)、『IN LIFE』(楽天)などで恋愛コラムを連載。現在は『文春オンライン』(文藝春秋)、『日刊SPA!』(扶桑社)、『Business Journal』(サイゾー)などに寄稿している。LINE公式サービス『トークCARE』では、恋愛カウンセラーとして年間1000件以上の相談を受けている(2018年6月度/カウンセラー1位)。
2021年02月02日元AKB48で女優の前田敦子さん(29)と俳優で夫の勝地涼さん(34)が離婚協議に入ったことがサンケイスポーツで報じられ、世間を賑わせています。前田さんといえば“不動のセンター”と呼ばれ、”神7”の中で1番早くに結婚と妊娠を発表した人物でもあります。常にAKBのアイコン的な存在であり、アイドルとしての先陣を切り続けてきた前田さん。離婚というチャレンジも1番最初にするとは……。とはいえ、ニュースを読んだ人のリアクションの多くは「すると思っていた」「逆にやっとなんだ」「2年は持ちこたえたほうだと思う」と比較的想定内といった声が大きいのも特徴です。正直筆者も結婚当初から不穏な未来を若干予想していましたが、そもそもプライベートをまったく知らない一般人の外野すら離婚を予想する夫婦ってそういません。人は一体どこに、離婚しそうな空気を感じるのでしょう。■スピード婚×情緒×実家関係そもそもスピード婚と離婚率は連動しているとのこと。交際1年未満で結婚したカップルは3年以上交際した上で結婚したカップルよりも離婚率は39%高く、交際1~2年のカップルよりも20%高いことがアメリカのエモリー大学の研究で明らかになっています。前田さんと勝地さんは交際期間4カ月ということで、そもそも結婚報道時から「早すぎでは」という声が漏れていました。その上で他の要素をみていくと、前田さんのイメージや前評判にも離婚を想起させる要素が2つほどあったのかもしれません。・情緒的なイメージ前田さんといえば、AKB在籍時代からやや感情的で情緒的な性格であることが報じられていました。たとえば卒業直後に泥酔して泣きじゃくり、俳優の佐藤健さんにお姫様だっこをされたこと。昨年夏には前田さんが自宅近くで癇癪を起こし、勝地さんがなだめるといったシーンがスクープされています。それぞれ起きた原因はどうあれ、前田さんは気持ちが高まると感情的になるというイメージは周知されていました。この感情のアップダウンと子育ての大変さが相まって、「離婚を決めてしまうのでは……」と当初から多くの人に思わせていたかもしれません。・母親と仲良しすぎる前田さんは母親と非常に仲が良いと言われていました。出産後も一時期は同じマンションに家族を呼び寄せ、サポートを頼むなどの濃い関係性が築かれていたようです。一般的に、育児を実家がサポートしてくれる体制はありがたいこと。しかし同時に実家が子ども(今回であれば前田さん)と近すぎると、家の中には夫婦と実家という2つの判断軸が生まれることに。今回であれば、勝地さん側は難しい立場に置かれることとなります。常に2つの判断軸があると例えば何か意見が別れた際、多数決で実家側の意見が通ることが多くなりがち。その結果、夫婦の関係がギクシャクすることもあるのです。前田さんと勝地さんの実際の関係はわかりませんが、報道によると勝地さんが前田さんに合わせる形で生活が成り立っていたようです。その苦労も、かなりのものだったのかもしれません。現時点では協議に入ったとの報道ですし、記事内で前田さんの事務所は「事実ではありません」と否定。勝地さんの事務所は「聞いていない」と答えているとのこと。まだ離婚が成立しているわけでもありません。果たして、これからどうなるのでしょうか。■離婚してもイメージダウンのない不思議さそんな「離婚しても仕方ないかもね~」というイメージを抱かせている前田さん。興味深いのは今回の離婚協議報道やその前の夫婦不仲報道が出ても、前田さんのイメージがあまり落ちていない点です。なぜだろうと考えてみると、そもそもアイドル時代からあっちゃんのセンターとしての魅力は“今にも倒れそうな必死さや危うさ”。めちゃくちゃ輝いているのに、どこか影を感じる奥深さだったからかもしれません。今後も主演映画が控えている前田さん。離婚してもしなくても、らしさをより輝かせてほしいもの。でも同時に、情緒の激しさはちょっと心配もしちゃう……。ただ結局、この心配させちゃうほどの要素が“あっちゃんの魅力”なのかもしれません。(文:おおしまりえ)
2021年01月31日日々国内外を旅している前田紀至子さんが楽しく美しく、時にはマニアックに旅を満喫するコツをナビゲートする連載【前田紀至子のビューティートラベル】よりお届け。今回はそんな彼女がステイケーションにもおすすめの東京都内のホテルをご紹介します。1.話題の「ステイケーション」を満喫!〈シャングリ・ラ ホテル 東京〉で過ごす、最高な週末。ステイケーションがポピュラーになるとともに、「ホテル内で贅沢したい!」という声が高まる今日この頃。普段なら旅先でしかエステやトリートメントを受けないという人も、せっかくならば、国内で極上トリートメント体験をするのがおすすめ。〈Chiスパ〉は、心の平穏と身体の健康を促す地上の楽園「シャングリ・ラ」にインスピレーションを得た究極の癒し空間。都内にいながらに旅気分を味わうのにもってこい。せっかくのステイケーション。しめくくりはメインダイニングの〈ピャチェーレ〉で特別なダイニングエクスペリエンスを。女友達とレストランで待ち合わせをしてゆったりと過ごすブランチタイムのスタート。今回のメニューは、週末限定の「ウィークエンド ブランチ」を。選べる最初の一杯はやっぱり〈ルイナール ブラン・ド・ブラン〉で。チーズやシャルキュトリー、サーモンにパテなど、お酒が好きならたくさん飲みたくなること間違いなし。週末ブランチの醍醐味、フリーフローのメニューもあるのでそちらも要チェック。メインはなんと朝食メニューとランチメニューから2品セレクト可能!一推しはエッグベネディクトとのことで、今回は「エッグ ベネディクト ロイヤル オマールエビ キャビア」と「骨つきラムのスパイシーグリル」をセレクト。ライブステーションで好きなものを好きなだけ選べるタイプのデザートは満腹でもついつい全て食べたくなってしまうほど。「家族を思いやるようにお客様をお迎えする」という〈シャングリ・ラ ホテル〉のフィロソフィー通り、ラグジュアリーでありながらも、どこかアットホームで心温まるステイ。旅に出たい気持ちになったなら、まずは〈シャングリ・ラ ホテル 東京〉をチェックしてみては?2.ステイケーションにもぴったり!〈フレイザースイート赤坂東京〉でラグジュアリーな女子会ステイを。世界的に展開されているラグジュアリーレジデンスだけに、佇まいからして品良くスタイリッシュ。今回は高層階の「ワン ベッドルーム プレミアスイート」に宿泊。客室に入ってまず目に入るのが、広々としたキッチンや乾燥機付き洗濯機。早々に「ここで暮らしたい!」という気持ちに。「ワン ベッドルーム プレミアスイート」は広さ60㎡なので、リビング、ダイニングとゆったりと過ごせる空間がたっぷり。キングサイズのベッドは女性二人なら広すぎると感じるほど。極上の寝心地が心地よく、夜更かしもほどほどに早めに眠ることができました。バスルームや洗面台、クローゼットにいたるまで、どこも洗練されたムードでテンションが上がりっぱなし。ジムは1時間単位での予約制なので、リラックスして体を動かせるのが嬉しい。十分な広さがあるので、ヨガやピラティスをすることも可能。ディナーは1階のダイニングレストラン〈モス クロス トウキョウ〉で日本各地の厳選された食材を使ったモダンジャパニーズを。軽やかな味わいでありながら、一品一品の完成度が高く、サービスも秀逸。定期的に訪れたいと思える満足度の高いダイニング。翌朝は「買い出ししておいた食材で朝ごはんを作ろう!」とひと盛り上がり。何気ない朝食も女友達と一緒に作れば楽しい。食後はふたたびベッドルームでうたた寝を。「何もしない贅沢」と相性抜群の〈フレイザースイート赤坂東京〉は、コンスタントに訪れたくなる身近な非日常と言えそうです。(photo&text:Kishiko Maeda)
2021年01月22日「私、本当は何がしたいのかな?」働いていれば誰だって、一度は考えたことがあるはず。アナウンサーとして活躍していた前田有紀さんも悩みを抱える一人だった。「仕事はやりがいもありましたが、5年ほど過ぎてから迷いが生じてきて。自分が夢中になれることを見つけようと必死でした」彼女を変えたのは、スーパーのレジ横で何気なく購入した花。「玄関に花を飾ったら、空間がパッと明るくなり、疲れて帰った時にすごく癒されて。もっと植物と触れ合う時間が持てたらと考えるようになりました。その気持ちが強くなり、花にまつわる仕事がしたいと思うように。会社を辞めることは人生のレールから外れる気がしてなかなか決断できませんでしたが、不安よりも好奇心が上回り、転職を決意したんです」会社を辞め、イギリスのガーデナーの下でインターンを経験。「想像以上に重労働で、毎日泥だらけになっていました。少し前までは身なりをきちんと整えて、カメラの前に立っていたのに、すごい変わりようですよね」周りの目も気にせず、植物に触れていると心が満たされていたという。修業を経て、帰国後は自由が丘にある生花店に就職した。「会社員を10年間やっていたので、世の中のことを知っているつもりでしたが、レジ打ちも梱包もまともにできなくて。でも、日々植物に囲まれ、気持ちはとても前向きでした。また、店に立っていると、想像以上に、限られた人しか花を買わないということもわかって。特別な日だけじゃなく、もっと日常で自然の息遣いを感じられる暮らしを多くの人に楽しんでもらいたいと思うようになりました」約2年半、勤務した後、独立。“都会の暮らしをもっと花と緑に溢れたものにすること”をテーマにオリジナルブランド『gui』を立ち上げた。店舗は持たず、オンラインで注文を受け、フラワーロスを抑えながら、花や緑のある暮らしを提案。また、カフェやアパレルブランドなどに積極的にポップアップショップを出店するなど、植物と触れる機会の少ない人にも出合いの場を創出している。転職後、着実にキャリアを進めてきた前田さんだが、起業する時には大きな葛藤もあった。「当時、妊娠していたので、“子育てしながら会社の経営なんて難しいんじゃない?”と、周囲から心配されました。でも、やってみなきゃわからないと思ったし、事実、大変なことはあったけれど、周りに助けてもらいながらできたこともたくさんありました」やりたいことを叶えるためには、周りの人に助けを求める姿勢も大切だと気づいたという。「昔は“できない”と言えなかったんです。今思えば、会社員の時は受け身で仕事をしていたし、周りの目が気になって、選択肢も消極的になっていたと思います。でも、好きなことを見つけてからは、人生の舵を切るのは自分しかいないと思えるようになり、やりたいことがクリアになって、すごく強くなったと思います」順調に仕事も増えていったが、コロナ禍の影響も受けたという。「イベントの装花の案件はほぼなくなってしまいました。そんな時、花を出荷しても値段がつかないと困っている農家さんもいると知って。もともと関心があった“農家さんの花の直送サービス”をスタートすることに。購入してくださる方が徐々に増え、新たな手応えを感じました」また、花の農家を取材し、記事を執筆したり、農園の人とインスタライブをして、花作りの現場を伝える取り組みも行っている。「どういう人がどういう環境で育てているのか、フラワーロスの実情など、知られていないことがこの業界にはたくさんあって。メディアの世界にいた私だからできることがあると思っています」花を飾る提案以外にも、花を使ったアクセサリーを作ったり、廃棄寸前の植物を活用してドレスを製作するなど表現の幅も広げる。「全く違う業界から入ってきたので、“花屋さんってこうだよね”っていう常識に縛られずに活動していきたいなと思います」HISTORY22歳:テレビ局入社。アナウンサーとして多くの番組で活躍。スポーツ番組を中心に担当。現場に出向いて、直接話を聞き、感じたことを自分の言葉で伝える大切さを学んだ。25歳:家に花を飾り、植物のある暮らしの心地よさに開眼。深夜に帰宅することも多く、不規則だった会社員時代。スーパーで購入した花に癒されている自分に気づく。32歳:会社を退職後、イギリスのガーデナーの下で修業。コッツウォルズでホームステイをしながら、中世の古城で庭を管理するガーデナーの下で下働き。泥だらけになりながらも花の仕事が好きだと再確認。33歳:自由が丘の生花店に勤務。店舗に立ちつつ基礎を学ぶ。店頭に立ち、花屋の仕事を基礎から学ぶ。「不慣れなため、怒られることもありましたが(笑)、できることが一つずつ増えていき、充実していました」34歳:花屋の仕事を応援してくれていた彼と結婚。大学の同級生とパートナーとして歩むことに。36歳:初めての子供を妊娠。生花店を退職し、独立。妊娠がわかり、花屋を退職して独立。起業し、ブーケや祝い花など個人向けのオーダーを中心に受ける。37歳:オリジナルフラワーブランド『gui』を立ち上げる。自身のフラワーブランドをスタート。育児と両立しながら商業施設のイベントの作品提供や企業コラボなどを行う。39歳:オンラインサイトで農家の花の直送サービスを強化。コロナ禍の影響で花を出荷できない農家を支援するため、直送サービスを強化。全国から多くのオーダーを受ける。まえだ・ゆき1981年生まれ、神奈川県出身。2003年、テレビ朝日入局。2013年に退社し、イギリスで見習いガーデナーとして修業。帰国後、都内の生花店に勤務し、独立。オリジナルブランド『gui』を立ち上げ、草花の魅力をさまざまな角度から発信中。※『anan』2021年1月13日号より。写真・大内香織取材、文・浦本真梨子(by anan編集部)
2021年01月07日映画『男はつらいよお帰り 寅さん』が3月、BSテレ東にて無料テレビ初放送することが決定した(BSテレ東4Kで同時放送、4K放送はテレビ初)。本作は、『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、22年ぶりの完全新作となるシリーズ第50作。2019年12月に公開され、過去のシリーズを絡めた現在の「くるまや」の人間模様が描かれた。倍賞千恵子、吉岡秀隆、後藤久美子、前田吟らお馴染みメンバーに加え、今作から満男の一人娘・ユリ役で桜田ひより、満男の編集担当・高野節子役で池脇千鶴が出演していることも注目だ。今回の放送決定についてプロデューサーは「第一作公開から50年目の新作・第50作、ギネス級の記録となるシリーズ『男はつらいよ』。“お帰り 寅さん”を私が見た感想は寅さんの系譜を踏襲しつつ、他で見たことがない新しくて懐かしい不思議な作品、終盤何か泣きっぱなしになって感動していたこと、今でもはっきり憶えています。また今見たら、別の発見があるのかも…。コロナ禍で皆さん、大変なことと思います。そんな中で寅さんが大好きな人もそうでない人も、寅さん自体ほぼ知らない人も、この作品はみんなが見て楽しめて、そして心の癒しになるのでは?こんな時代だからこそおススメの作品です」と話している。『男はつらいよお帰り 寅さん』は2021年3月、BSテレ東/BSテレ東4Kにて放送予定。(cinemacafe.net)■関連作品:男はつらいよお帰り 寅さん 2019年12月27日より全国にて公開©2019松竹株式会社
2021年01月01日國光吟&小林麻耶夫妻(’18年12月)「11月12日に、TBS系の朝の情報番組『グッとラック!』で木曜レギュラーだった小林麻耶さんがいきなり降板となりました。同日に所属していた芸能事務所『生島企画室』も退社。突然のことすぎて業界が騒然となっています」(スポーツ紙記者)■突然の降板騒動にお手上げ降板の同日朝には、夫で整体師の國光吟(くにみつあきら)氏と一緒に騒動の顛末を語る動画を公開。「“突然、番組の降板を言い渡された”“スタッフからイジメを受けていて、10日からロケに行かない決断をした”と暴露しています。続けて、生島企画室の社長と番組チーフプロデューサーの名前を出して、皮肉めいたことを言っていました」(同・スポーツ紙記者)番組内でのイジメが降板の原因なのかと思いきや、番組関係者は彼女の告発を “ウソ”と否定する。「イジメなんかありませんよ。彼女は10月から番組内でファッションコーナーを担当していましたが、企画に対して”“そのテーマはイヤだ。やりたくない” “だったら番組を辞める”とわがまま放題でロケ現場を混乱させていました。番組を辞めたのも、11月上旬に彼女のほうから申し出があったからなんです」こうなってしまった原因は、どうやら夫の國光氏にあるようだ。「彼は小林さんの撮影現場に同行して、マネージャーのようにふるまい、あれこれ口を出して彼女のわがままを焚き付けていました」(同・番組関係者)國光氏とは何者なのか。「“宇宙ヨガ講師”を名乗り不思議な力で治療活動をしていたところ、以前からスピリチュアルに傾向していた小林さんと交流を持つようになったそうです。その後’18年7月に交際0日で結婚したんです」(前出・スポーツ紙記者)’18年12月に、本誌が彼を直撃したときは “宇宙パワー”についてこう答えていた。「『宇宙ヨガ』のイベントに出演したら、そのイメージがひとり歩きしてしまいましたが、正統な施術がメインです」自身の胡散臭さを意識してなのか、あくまで一般的な治療だと熱弁。「手をかざして患部を治すみたいなスピリチュアルな施術ではありませんし、紹介制の完全予約でやっています!」隣にいた小林も、夫の人柄をアピールしてきた。「私が怪しい人と一緒になったというイメージがついてしまいましたが、素顔を出して活動することで”優しそうで、ちゃんとした人”って安心してもらえるんじゃないかって思っています!」しかし、彼らの言動には疑問が多い。「今でも“気を送って遠隔マッサージ”といった非科学的な治療を生業にしています。小林さんも相変わらず彼に同調していて、もはや教祖と信者のような関係ですね」(前出・番組関係者)夫に感化されて奇行に走ったように見える小林だが、一番悲しんでいるのは所属していた『生島企画室』だろう。「会長でアナウンサーの生島ヒロシさんをはじめ、会社一丸となって小林さんをフォローし続けていました。その事務所がさじを投げるのですから、もう手の施しようがないのでしょうね」(同・番組関係者)この夫婦は、いったいどこへ行くのだろうか……。
2020年11月14日ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)の新作ミニカップ 華もち「栗あん」と「吟撰(ぎんせん)きなこ黒みつ」が、2020年9月29日(火)より全国で期間限定発売。ハーゲンダッツ“もち入り”「華もち」に新作ハーゲンダッツの華もちシリーズは、濃厚なアイスクリームに“伸びる”やわらかなもちを合わせた“和風”のアイスクリームデザートだ。2020年の新作は「栗あん」。さらに、2019年に発売され人気を集めた「吟撰きなこ黒みつ」が再登場する。NEW!「栗あん」新フレーバーのミニカップ 華もち「栗あん」は、香り高い栗あんともちをあわせて、本格的な和菓子を表現したデザート。もちの上には、上品な甘さの栗あんと粉糖をのせ、アイスクリームの中には、塩でアクセントを効かせた栗ソースを忍ばせている。栗の味わいを引き立たせるため、アイスクリームは白あんフレーバーに。栗を贅沢に使用することで、栗本来の豊かな香りを楽しむことができる。再登場!「吟撰きなこ黒みつ」また、再登場となる「吟撰きなこ黒みつ」は、香ばしいきな粉アイスクリームに、黒蜜ソース、もちを合わせた濃厚な“和風”デザート。アイスクリームに使用するのは、香ばしい香りが特徴の深煎りきな粉に厳選するなど、こだわりは満載だ。きな粉と黒蜜が織り成す贅沢な和の味わいをぜひ今年も楽しんでみて。【詳細】ハーゲンダッツ新作ミニカップ 華もち「栗あん」295円+税ミニカップ 華もち「吟撰きなこ黒みつ」295円+税発売日:2020年9月29日(火)取扱店舗:全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、デパート【問い合わせ先】ハーゲンダッツ ジャパン株式会社 お客様相談室TEL 0120-190821
2020年09月11日元AKB48の前田亜美が、10月7日に『前田亜美1stフォトブック AMI』を発売する。11歳から芸能活動をはじめ、2016年にAKB48を卒業。女優やタレントとして活動する中、以前よりファンから「写真集を出してほしい」と熱望されてきたことから、今年25歳を迎えた節目のタイミングで初のフォトブック発売を決意した。タイトル、表紙から中面まですべての写真セレクト、配色から構成に至るまですべて自らプロデュース。様々な表情を見せながらすべてのシーンにおいて好きな花を添え、「最初で最後」というランジェリーカットにも挑んだ。また、これまで語ることのなかった「AKB48時代の葛藤やつらさ」「ファンや家族に対する思い」などを、「孤独」「悲しみ」「愛」「家族」「夢」という5つのエッセイに込めた。前田は、「11歳から芸能活動を始めて、今年で25歳。1stフォトブックで、産まれてから今に至るまでの過去や未来を赤裸々にお話します。華やかな世界にいながらも、誰にも言えなかったあんなことやこんなこと。花が好きなので花と共に作り上げた1冊になっております」とアピール。帯にはAKB48時代から前田をかわいがっていたという篠田麻里子が、「すっかり大人の色気も出てきた25歳の前田亜美ちゃん。様々なお花のような可愛らしさ・美しさ・儚さ・・・芯が強く魅力的な少女から大人になった渾身の一冊です」と絶賛コメントを寄せている。(C)KADOKAWA PHOTO/MAKINO SHOTA
2020年09月07日2020年9月5日に、俳優の前田敦子さんがInstagramを更新。いきすぎた取材や報道の在り方について、苦言を呈しました。前田敦子「面白おかしく物語を作らないで」「真剣な内容を失礼します」という1文とともに、前田さんは同日起きた出来事について投稿。幼い我が子を連れてスーパーマーケットへ行く道中、記者に後ろから突然声をかけられたといいます。取材を断っても記者はついてきて、前田さんの行く先にはカメラを持った人が待ち構えていました。今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました。後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました。子供との写真はもちろんやめてほしいです。atsuko_maeda_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 前田敦子(@atsuko_maeda_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月5日午前1時27分PDT前田さんは、生活をおびやかされるような取材の在り方について、胸の内をつづっています。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います。自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました。毎日安全に穏やかに過ごせますように。atsuko_maeda_officialーより引用前田さんはいきすぎた取材に対し「面白おかしく物語を作らないでほしい」「悲しいし、危ない目に遭いかねないと危機感を抱いた」と訴えました。切実な呼びかけに対し、ネット上では労わりの声が上がっています。・子供が一緒にいる時に、そういう取材は本当に控えるべき。・最低限の配慮は持ってほしい。プライベートはそっとしてあげて…。・ほかの芸能人も同じような被害に遭っていそうなので、前田さんが声を上げてくれてよかったと思う。いうまでもなく、芸能人も私たちと同じ人間です。プライベートな領域を侵すような過度の取材に、不安や恐れを抱くこともあるでしょう。この呼びかけが然るべき相手のもとに届き、芸能人を取り巻く状況が少しでも改善されることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年09月06日元AKB48で女優の前田敦子が5日、インスタグラムを更新し、過度な取材を控えるよう訴えた。前田は、「真剣な内容を失礼します」と切り出し、「今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました」と説明。「後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました」とその状況を伝えた。「子供との写真はもちろんやめてほしいです。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います」と吐露する前田。「自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました」と今回の投稿の経緯に触れ、「毎日安全に穏やかに過ごせますように」とつづっている。
2020年09月05日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな前田さんがおすすめする鎌倉のフラワーショップをご紹介します。Hanako.tokyoでの連載 前田有紀の『週末・気分転〈花〉』よりお届け。1.「一本からでも気軽に手に取って欲しい。」オーナー・福西さんの想い。〈_ish.〉鎌倉の長谷に友人の福西信乃さんのアトリエ兼ショップ〈_ish.(イッシュ)〉がオープンしました。海と山のまち、鎌倉の花のアトリエである〈_ish.〉では、季節ごとの可憐なお花を集めて週末を中心にオープンしています。由比ヶ浜のビーチからもほど近く、海で過ごした帰りに駅に向かって小道をのんびりお散歩していく先にふと緑に包まれたアトリエが現れると、思わず覗いてみたくなります。中に入ると大きなアンティークのシェルフの上に置かれたベースに色とりどりの季節の草花たち。左右には、信乃さんがセレクトしたインテリアに楽しめそうなグリーンや、鎌倉を拠点に活動している作家豊田麗さんと一緒にデザインしたこだわりのフラワーベースも。これまで、何年もウェディングに携わってきた信乃さんのお花はセンス抜群。都会の洗練された雰囲気と、鎌倉らしい優しい自然の風合いがミックスされて、独特の心地よさを生み出しています。〈_ish.〉のブランク(〝_〞の部分)には、「あなたの叶えたい暮らしのスタイル」を入れてもらえたら、そう願ってブランド名をつけたとのこと。「日常のありがとうから、特別な日のおめでとうまで、お花で喜んでもらえるお手伝いができれば嬉しいです。自宅用に一本からでも気軽に手に取って欲しい。」そんな風に笑顔で話してくれました。この夏、海へのおでかけの帰り道に立ち寄ってみて欲しい素敵な場所がまた一つできました。アトリエオープンは、信乃さんのインスタグラムでみてみてくださいね。〈_ish.〉神奈川県鎌倉市長谷2−1−7 仁尾ビル1F 東中央(江ノ電「由比ヶ浜駅」すぐ)info@ish-lab.comInstagram:@_ish.shino2.「行きつけの花屋さん」見つけてみませんか?〈CHIC〉みなさんは”行きつけの花屋さん”はありますか?自宅にちょっとお客さんが来る予定だったり、なんか今日はお花でも飾りたいなぁと言う時に自分の好みの花屋さんがあると便利ですよね。私は鎌倉で、お休みの日に花を買うときには友人のフローリスト大松和子さんが営む〈CHIC(シック)〉という花屋さんを訪れることがとても多いです。鎌倉駅西口から徒歩3分の御成通りの路地裏に、ひっそりと佇む、こだわりのお花を集めたお店です。お店に足を踏み入れると、ふわっと花のいい香りが漂います。目に飛び込んでくるのは色ごとに並べられた綺麗な草花たち。どのお花も茎や葉っぱがしっかりしていて、同じ花の仕事をする私から見てもとてもいい状態なのがよくわかります。大松さんにイメージを伝えるとその思いを汲みながら、一つ一つの作業を丁寧に、手際よくお花を美しく束ねてくれます。彩りのいい花を愛でながら話をして、お花を受け取って店を出るときには、さっきよりも明るい気持ちになっている自分に気付かされます。「お花って、本当に元気や癒しをくれるなぁ」と改めて知ることができる。休日の嬉しいひととき。ぜひお花の力を借りて癒されてはいかがでしょう。明るい気持ちになるようなお花を「行きつけの花屋さん」で手にしてみてください。お参りなどで鎌倉方面にお立ち寄りの方は、〈CHIC(シック)〉さんにもぜひ。〈CHIC FLOWER STAND〉神奈川県鎌倉市御成町9-42-1F0467-33-583811:00〜18:00 水木休(photo&text:Yuki Maeda)
2020年08月22日元AKB48で現在女優の前田敦子さん(28)と夫で俳優の勝地涼さん(33)が別居中であると、7月1日発売の週刊文春が報じました。前田さんは2019年3月に第一子を出産。現在は子育てをしながら女優として復帰していますが、国民的アイドルの元センターは子どもを生んでも人気健在のようです。そんな彼女の尻に敷かれていることが夫の別居原因……と記事では書かれていましたが、個人的に1つ気になることがあります。それは前田さんと前田さんのお母さまがすごく仲良しで、ご実家が同じマンションの別フロアに住まうほどであるという点です。結婚後の実家との距離感は、一般的に両者の物理的な距離に比例する傾向があります。今回のように意図的に自分の親と距離を詰め、夫婦関係が悪くなるというのは、そこに何かしらの弊害が起きることもあります。母親と娘の距離感というのは、いくつになっても難しいものです。とさらりと書きましたが、ここで言う「難しい」に納得した方は今現在で自分の母親との関係にネガティブなモノを感じているか、はたまた好きすぎて依存的になっているかもしれません。前田さんのご家庭がどうか、記事には詳細は書かれていませんでした。ただ一般的に必要以上に実の母親と近すぎる距離に住もうとする場合、両者の間には共依存的な愛情のつながりが続いている可能性があります。いつまでも母娘が仲良しといった表現は一見すると微笑ましく思えますが、それも程度問題。本来、結婚したら妻が1番に優先していくべきは、夫との家族を築くことです。しかしここで母娘の距離が近すぎると、夫婦の関係性に母の存在が割って入ることになり、パワーバランスが崩れます。例えば夫と妻が話し合って決めるというシーンにおいて、母親が横から「こうした方がいいんじゃない?」と口出ししたとしましょう。その結果として夫の意見が不本意に押し込められるというのは、よくないやり取りの代表です。はたまた物理的な干渉が母親側になくとも、妻が何かと実家にばかり寄り付いているような関係は夫からすれば面白くない部分があるものです。三者でのやり取りが基本となると、夫は2人の依存関係を壊す要因になる。そうするとだんだんと関係性から排除されていくか、夫側が強引に抵抗してきます。具体的には空気のように扱われたり、いつも言いなり的な役割になったり……。逆に夫が妻に対して、モラハラにも似た強引な態度で自分をアピールしてくるなどもあるでしょう。どちらにせよ、母親が過剰に間に入った関係は健康的な夫婦円満とはなりにくいのです。母と娘の関係がべったりで、夫は傍観者としてそれを眺めている。それを「バランスが取れているんだし、良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、人間関係に近すぎて良いことはありません。ここでの本当の問題は、母も娘も相手を求め続けるあまり、いつまでも心の隙間が埋まらないことが問題です。例えば娘の中には、いつまでも母親からの愛への渇望があります。「母親にべったりなのに?」と疑問に思うかもしれませんが、ありのままに母から愛されている感覚がないため、それを欲して母親にいつまでも執着するのです。その根底には母親の期待に答えられない自分への罪悪感や、長年愛されてこなかったという感覚への後ろめたさなど、いろんなものが蓄積されています。べったりすればするほど心の穴が満たされるわけでもないから、娘としては辛い状態が続きます。ではそんな不憫に見える娘に対して母親はどうなのかというと、実は母親も心のどこかでは同じようにありのままに愛されることを渇望しています。つまり母と娘、お互いがお互いの目線で「私を愛して」というメッセージを発し続け、そして見当違いのエネルギーを出しまくっている。なので、いつまでも関係は発展しません。ああ辛い。前田さんと勝地さんご夫婦がどういう関係性で成り立っているかは、これから明らかになっていくのでしょう。現在、夫婦は別居中とのこと。ただ今回ご紹介したような母娘の依存関係が根っこにある場合、別居を続けても根本的な解決にはなりにくいものです。AKB48の“神7”としては初めて結婚したあっちゃん。神7で初の離婚も、やはりあっちゃんなのか……。それだけは、避けて欲しいところです。(文:おおしまりえ)
2020年07月08日