女優の宮澤エマが11日、東京・台場のフジテレビで行われた同局系バラエティ番組『その原因、Xにあり!』(28日スタート、毎週金曜19:00~19:57 ※関東ローカル)の収録後に取材に応じ、"ハーフは劣化が早い"との説に対し、「すごい最低」と怒りをあらわにした。この番組は、腰痛、むくみといった身近な悩みを取り上げ、その原因を解明していくというもの。初回の放送では、女性1,000人に身体の悩みについてアンケートを取って特に多かった「ポッコリお腹」と「肩こり」について調査し、意外な原因を紹介する。アメリカと日本のハーフである宮澤は、社会学者の古市憲寿氏が、フジ系『ワイドナショー』で発言して物議を醸した"ハーフは劣化が早い"という説に対し、「すごい最低だなと思う」と怒りをあらわに。その上で、「白人が入ってるということは、肌の色素が白いとか皮膚が薄いとか、そういうことでアジア系の人よりも老いが目立ちやすいのかもしれないんですけど、それを『劣化した』と言われないような"X"を早く突き止めてほしいなと思います」と、番組への期待を示した。一方、アイルランドと日本のハーフであるホランは「大丈夫、みんな同じように劣化していくから」と大人の余裕。いつまでも若々しく輝いているためには、見た目だけではなく中身も重要だとの考えを述べ、「そういった情報をこの番組でいっぱい仕入れたいと思います」と意気込んだ。宮澤とホランは、キムラ緑子、羽田美智子とともに準レギュラーとして同番組に出演。MCは恵俊彰、アシスタントをフジテレビの宮澤智アナウンサーが務め、ナレーターをクリス・ペプラーと水樹奈々が担当する。
2016年10月12日エマ・ストーンとライアン・ゴズリングが3度目の共演で贈るロマンチック・ミュージカル・エンタテインメント『LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)』(原題)が、『ルーム』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』など、アカデミー賞にからむ話題作を次々送り出すトロント国際映画祭の最高賞、観客賞(ピープルズ・チョイス・アワード)に輝いた。オーディションに受からず落ち込んでいた女優志望のミアは、ふとピアノの音色に誘われて入ったジャズバーでピアニストのセバスチャンと最悪な出会いを果たす。偶然にも2度目に出会ったときは、セバスチャンはふてくされながら80年代ポップスをプールサイドで演奏していた。初めての会話でぶつかり合う2人、しかし、お互いに秘める才能に惹かれ始め、次第にそれは恋へと変わっていく――。数々の賞レースを賑わせ、ミニシアターながら世界で大ヒットを記録した『セッション』の若き天才、デイミアン・チャゼル監督の最新作となる本作。先日のヴェネチア国際映画祭でのエマの女優賞受賞に続き、9月18日(現地時間)に閉幕した第41回トロント国際映画祭で見事、観客賞を受賞した。トロント国際映画祭といえば、北米最大規模の来場者数を誇る映画祭で、最高賞は“一般の観客の投票”により決定する観客賞が最高賞となっている。過去に同賞を獲得した『スラムドッグ$ミリオネア』『英国王のスピーチ』『それでも夜は明ける』など、アカデミー賞を席巻する作品を数多く輩出することでも知られる。50~60年代のミュージカル映画を彷彿させる、最高にゴージャスでロマンチックな物語と映像は早くも話題を集めており、あのトム・ハンクスも手放しで絶賛しているほど。今後の賞レースの行方、そして日本公開にも期待が高まる。『LA LA LAND』(原題)は2017年2月、 TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月20日エマ・ワトソンが驚愕の史実に挑んだ主演作『コロニア』が、9月17日(土)より公開される。このほど、彼女が体当たり演技を見せる、緊張感に満ちた本編の1シーンの映像が解禁となった。1973年。フライトでチリを訪れたドイツのキャビンアテンダント・レナ(エマ・ワトソン)は、恋人でジャーナリストのダニエル(ダニエル・ブリュール)とともに軍部によるクーデターに巻き込まれ、ダニエルは反体制勢力として捕らわれてしまう。レナは、彼が慈善団体施設「コロニア・ディグニダ」に送られたことをつきとめるが、そこは“教皇”と呼ばれる元ナチス党員パウル・シェーファーが、神の名の下に暴力で住人を支配する“脱出不可能”な場所だった…。南米・チリの独裁政権下の史実に基づいた、スリリングな脱出劇を描き出す本作。今回解禁となったのは、エマが演じる主人公レナが、恋人ダニエルが監禁されている「コロニア・ディグニダ」に素性を隠して侵入、彼女に立ちはだかる最大の敵シェーファー(ミカエル・ニクヴィスト)と初対面する緊迫のシーンだ。コロニア内を掌握し、支配しているシェーファーは、レナの内面を見透かすかのような鋭い眼光で、まるで尋問するかのように彼女に質問を浴びせ、次第に語気を強めていく。そして自分に忠誠を誓うよう、レナに上着、そしてブラウスを脱ぐように命令し…。どんなことがあっても愛する人を救い出したい、という強い意志を持つレナと、飴と鞭を使い分けるようなゆさぶりの“面接”で人心掌握術の巧みさを垣間見せる、恐ろしい強敵シェーファーとの、まさに緊張感に満ちたファーストコンタクトシーン。エマは、共演した『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』や『ジョン・ ウィック』で知られるベテラン、ミカエル・ニクヴィストについて、「何もしなくても、何も言葉を発しなくても、すごい存在感がある素晴らしい俳優です。彼は自分の周りに独特のオーラを作り出すことが出来て、それがシェーファーを演じる上でとても重要な要素だったと思います」と、その存在感に圧倒された様子。さらに、「実在したシェーファーは冷酷な人でしたが、同時に、謎めいていて人々をまとめ上げることができる、威厳のある指導者でもあったと思います。ミカエルにも圧倒されるような威厳と謎めいた要素があるので、まさにはまり役です」と、絶賛を贈っている。『コロニア』は9月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日エマ・ワトソンが、クーデターで囚われた恋人を救うため、”脱出不可能”といわれるナチス残党の秘密施設へ潜入する主人公を演じた救出スリラー『コロニア』。このほど、エマが本作への出演や、演じたキャラクターへの思いについて語るインタビュー映像が解禁となった。舞台は、1973年の南米・チリ。キャビンアテンダントのレナは、恋人のダニエルとつかの間の逢瀬を楽しんでいた。しかし、突如、チリ軍部によるクーデターが発生。ジャーナリストのダニエルは反体制勢力として囚われてしまう。レナは、彼が「コロニア・ディグニダ」に送られたことをつきとめるが、そこは”教皇”と呼ばれる元ナチス党員パウル・シェーファーが独裁政権と結びつき、神の名の下に暴力で住人を支配する”脱出不可能”な場所だった――。チリ・ピノチェト独裁政権崩壊後に明らかにされた、ナチス残党と独裁政権が作り上げた秘密施設「コロニア・ディグニダ」の存在、その内部で組織ぐるみで行われていた恐るべき真実を基に、命がけの潜入とスリリングな救出を描き出す本作。エマが演じるのは、囚われたジャーナリストの恋人(ダニエル・ブリュール)を救うべく、たった1人、自らその施設に潜入する主人公・レナ。いつ終わるかもわからない精神的・肉体的圧迫が続くその要塞から、脱出を試みるのだが…。いまや、国連のフェミニズム活動の広報大使を務め、世界中から注目を集めるエマ。映像では、男性が女性を助けに行くという、これまでの物語の定石とは真逆の設定に惹かれたことや、初顔合わせとなったダニエル・ブリュールとの共演について明かしている。また、本作を手がけたアカデミー賞受賞監督フロリアン・ガレンベルガーが、「光を持った女性を暗闇に送り込みたかった」と語り、「エマ以外には考えられない」と絶賛する姿も収められている。メイキング映像も織り交ぜながら、肉体的にも精神的にも大変だった撮影をふり返るエマ。現在も世界のどこかで直面している問題を描きつつ、「レナの勇敢さが私を戦いモードにしたの」と語る、彼女が体現した“強さ”は必見といえそうだ。『コロニア』は9月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月08日8月19日に幕を開けた、劇団「五反田団」主宰、脚本家、映画監督としても活躍する前田司郎による「宮本武蔵(完全版)」。主演の宮本武蔵には昨年の2月、前田が行ったワークショップをきっかけに交流を深めていった、山田裕貴。そのライバル、佐々木小次郎を演じるのは矢崎広。前田が紡ぐ、力(りき)みのない独特な不思議空間に挑むふたりの若き俳優に話を聞いた。舞台「宮本武蔵(完全版)」チケット情報「歴史上で伝えられている宮本武蔵も、実は人を切るまでに葛藤して、悩んだんじゃないか、という姿を会話劇で見せていく舞台です。僕はこの脚本を読んで、人を第一印象で判断することなく、きちんと対話しよう、と強く思いました」(山田)「もしかして、こうだったのかもしれない……という余地を大切にしている作品です。佐々木小次郎は剣豪であるとともに、自身のやることをPRするといった今に通じる新しい考え方を持っている存在として描かれます」(矢崎)そんな彼らは今回が初共演。「矢崎くんは僕が観劇する舞台に必ずと言っていいほど出演されている方なので、同じ舞台に立てることが嬉しい。稽古場でもすごくどっしりとしていて、でも涼しい感じがすごく佐々木小次郎らしいんです」(山田)「山田くんは以前、機会があって少し話したくらいでしたが、そのときから意識していました。今、一緒に稽古してみて、お芝居の緩急があって、とても魅力的な役者だと感じています」(矢崎)矢崎の言葉に照れ笑いを浮かべる山田は、抱えていた思いを明かす。「D-BOYSは俳優集団なのですが、『歌って踊るの?』と聞かれることが多くて、それが悔しかった。だからまず僕自身が変わろうと決めて、一時期、いろいろなワークショップに参加していました。その中で前田さんと出会い、今回、舞台3作目にして主演で座長という立場に立たせてもらえたことは本当に誇りだし、全力で応えたい」(山田)その言葉を受け、矢崎もエールを送る。「今回の座組は強者揃いで、それぞれが自分なりに戦いを仕掛けてくるすてきなメンバーです。でも、だからといってばらばらではなく、山田くんを中心に同じ方向に向かっていると感じていて、それがとてもおもしろい」(矢崎)「前田さんの台詞は繊細で『あ』といったひと言にも意味があるので、そのニュアンスが難しくて、学ぶことも多い。この機会にたくさんのことを得て、その結果を届けます」(山田)「僕は、今回の舞台で僕自身の演技をブラッシュアップさせてもらっていると感じています。みんなで創りあげた『宮本武蔵(完全版)』をぜひ、観に来てください」(矢崎)公演は8月29日(月)まで、東京芸術劇場 シアターイーストにて。取材・文/おーちようこ
2016年08月25日現在公開中の映画『クリーピー 偽りの隣人』のトークイベントが7日、東京・新宿ピカデリーで行われ、黒沢清監督、前田敦子が出席した。前川裕の小説『クリーピー』を、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が映画化した本作。ある夫婦の日常が、奇妙な隣人への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描いたもので、2月に行われたベルリン国際映画祭や4月の香港国際映画祭で大きな反響を呼んだ。そんな本作の劇場公開を記念して行われた同イベントに、本作の監督を務めた黒沢清監督と、黒沢監督作品の『Seventh Code』(2014年公開)で主演を務めた前田敦子が登壇。黒沢監督とは2年ぶりの再会だという前田は「監督とは話すことがたくさんあったので、皆さんの前でも楽しいお話ができればと思っています」と再会を楽しみにしていた様子で、すでに見たという本作について「香川さんが頭から離れないですね。追えば追うほどどんどん恐怖が増していって、その中に自分が入り込んで抜け出せない恐怖を初めて味わいました」と絶賛した。また、2年前に黒沢監督と組んだ『Seventh Code』の話題になり、その時の黒沢監督を前田は「優しいのに、すごく厳しい印象があるんですよね。怒鳴るとかんじゃなくて、真摯で素敵な演出なんですが、凄く見ていただいているのが分かるので、それに応えなきゃとか、ハードルが高いものに見えるです」と明かせば、黒沢監督も当時の前田を「すごかったですよ。朝から晩まで撮影があって、深夜1時に歌うシーンがあったんです。『どうするんだろう?』と思ったら、曲が流れたらアイドルになるんですよね。これがプロなんだと勉強させていただきました」と褒め称えていた。イベント日が七夕ということで、最後に願い事を発表。「私は食べることが好きなので、いくら食べても太らない身体になりますように」とプライベートに関する願望を披露した前田に対し、黒沢監督は「中国が絡んだ大きな企画(2013年に公開予定だった『一九〇五』)がうまく行かなくなって、そのヒロインが前田さん。その映画も含め、小規模でいいので年に1本のペースで撮り続けたいです」と真面目に話すと、前田は「私もじゃあ黒沢監督とその作品が夢で終わらないようにと変えます」とちゃっかり願い直し、黒沢監督にアピールしていた。
2016年07月08日エマ・ワトソンが南米・チリを舞台に、恋人を救出するべく秘密施設に潜入する最新スリラー『コロニア』。このほど、史実に基づくという驚愕の本作から、エマの緊張感あふれる表情を映し出した日本版ポスタービジュアルと、施設内部の様子がわかる劇中写真が新たに解禁となった。クーデターで囚われたジャーナリストの恋人を救うため、女性がたった1人、“脱出不可能”といわれる秘密施設へと潜入していく本作。基になったのは、チリ・ピノチェト独裁政権崩壊後に明らかにされた、ナチス残党と独裁政権が作り上げた施設「コロニア・ディグニダ」の存在と、その内部で組織ぐるみで行われていた恐るべき真実。そんな世界を震撼させた史実の現場を舞台に、命がけの潜入とスリリングな救出を描き出す。今回解禁となったのは、暗闇のなかに浮かび上がるエマ演じる主人公・レナの凛とした姿と、観るものを射抜くような強い意志を感じる視線が印象的なビジュアル。いつ終わるかもわからない精神的・肉体的圧迫が続く「コロニア」の中で、「必ず、私が、救い出す」という力強いキャッチコピーの通り、決して意思を曲げない女性の姿をエマは体現しており、本作を手がけたアカデミー賞受賞監督フロリアン・ガレンベルガーが「この人しかいない」と彼女に惚れ込んだのも納得の存在感を発揮する。また、レナが潜入していく「コロニア」内では教皇・シェーファーの暴力による統率が横行し、重労働を課されるなど史実に基づく描写がされているため、撮影は過酷を極めたという。「泥だらけ、傷だらけで、びしょ濡れになるなんて、脚本だけではわからなかった(笑)精神的に大変だったけど、やりがいがありました」と、撮影をふり返ったエマ。「自分の意志で」暗黒の施設に飛び込んでいくバイタリティあふれる女性を演じきった、大人のエマに注目だ。また、異様なまでの迫力で人々を追い詰める、元ナチス軍曹の“教皇”パウル・シェーファーを演じたのは、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』『ジョン・ウィック』で悪役を演じていたミカエル・ニクヴィスト。本作で見せる、暴力と優しい言葉を巧みに使い分け、冷静に人々を統率していく姿は背筋が凍るほどの恐ろしさだ。レナがシェーファーの暴力と統率をどのようにくぐり抜けていくのか。無事、ダニエル・ブリュール演じる恋人を救い出すことができるのか。今後の続報も見逃さないで。『コロニア』は9月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月29日女優エマ・ワトソンの主演最新作『コロニア』(9月17日公開)の日本版ポスタービジュアルと場面写真が29日、公開された。本作は、クーデターでとらわれた恋人を救うため、主人公・レナ(エマ)が単身、"脱出不可能"と言われる秘密施設へ潜入する救出スリラー。チリのピノチェト独裁政権崩壊後、ナチスと独裁政権が手を結んだ施設「コロニア・ディグニダ」の存在と、その内部で行われていた恐るべき真実が明らかになり、世界を揺るがさせた"事件"現場を舞台に、決死の救出劇を描く。ポスタービジュアルで目立っているのは、暗闇の中に浮かび上がるレナの凛とした姿と、強い意志を感じる彼女の視線。精神的、そして肉体的圧迫が続くコロニアの中でも「必ず、私が、救い出す」というキャッチコピーの通り、決して意志を曲げないレナの姿勢を象徴しており、本作でメガホンを取るフロリアン・ガレンベルガー監督が「この人しかいない」とほれ込んだエマ自身の存在感も際立っている。コロニア内では"教皇"パウル・シェーファーの暴力による統率が横行し、重労働を課されるなど史実に基づく描写がされているため、撮影も相当ハードだったよう。エマは「泥だらけ、傷だらけで、びしょぬれになるなんて、脚本だけではわからなかった」と苦笑しつつ「精神的に大変だったけど、やりがいがありました」と話す。この異様な迫力で恋人たちを追い詰めるシェーファーを演じたのは、ミカエル・ニクヴィスト。暴力と優しい言葉を巧みに使い分け、冷淡に人々を手玉に取っていく。あわせて公開された場面写真では、そんな元ナチス軍曹のシェーファーが管理するコロニア内部の緊迫の心理戦の様子を捉えている。(C)2015 MAJESTIC FILMPRODUKTION GMBH/IRIS PRODUCTIONS S.A./RAT PACK FILMPRODUKTION GMBH/REZO PRODUCTIONS S.A.R.L./FRED FILMS COLONIA LTD.
2016年06月29日映画『ふきげんな過去』が6月13日(月)、外国人特派員協会で上映され、主演の二階堂ふみと前田司郎監督が上映後、外国人記者の質問に答えた。前田監督のオリジナル脚本で、小泉今日子と二階堂さんがW主演を務める本作。女子高生の果子は退屈な日々にいら立ちを覚えつつ日々を過ごしていたが、そんな彼女の家に死んだはずの伯母の未来子が現れ、しかも果子に自分が本当の母親だと告げ…。二階堂さんは冒頭、外国人記者を前に英語で挨拶。「どういう映画と説明していいのか分からない作品ですが(笑)」と独特の物語が展開する本作を紹介する。前田監督は本作について「ストーリーはたいしたものがあるとは思っていない」と説明しつつ「場所の雰囲気、夏の暑い感じ、夏休みの気怠さやワクワク、死を近くに感じる瞬間などを表現したかった」と語る。果子(=過去)と未来子(=未来)が交わる本作だが、テーマについて「時間の流れは川のようなもので、過去、現在、未来の自分が同時に存在することはできないと思ってましたが、実は過去の自分も現在の自分も、未来も頭の中にあり、いろんな自分が1か所に存在する――それを映画なら表現できるのではないか?と思った」と語った。二階堂さんは、話題作への出演が続く中、本作への出演を決めた理由について「まずひとつは、小泉今日子さんと親子という関係でご一緒したかった」と説明。さらに「脚本が面白く、自分が経験したことがあるんじゃないか?見たことがあるような果子と向き合えるんじゃないかと感じた」と語った。演劇人としても目覚ましい活躍を見せる前田監督だが、映画製作において「演劇の影響はあまりない」と語る。「舞台俳優と映画の俳優は全然違う。舞台では、稽古で100%を出して、本番は80%くらいで臨むという演出をしてますが、映画の俳優はリハーサルや稽古に8割くらいで臨み、本番でカメラが回ると100%かそれ以上のものを出す。カードを隠し持ってて、本番でそれを切るんです。映画では瞬発力を、舞台では持久力のある芝居が要求されると思います」とそれぞれの特性について語った。映画では、未来子は爆破事件の犯人という設定であり、ある記者は、昨日、アメリカで起きた銃撃事件について、前田監督に見解・意見を求めた。このイレギュラーな突然の質問に監督は「難しい質問ですが…」と前置きしつつ「人間の中に暴力性や攻撃性は確実にあり、それを否定してもしょうがないと思っています。そうしたものがある前提で、それをどうコントロールする、またはいい方向に持っていくかを考えないといけないと思います」と自身の見解を語る。さらに「特別な人がテロを起こすのではなく、普通の人が起こす。犯罪者は“人でなし”ではなく、彼らも人間であり、人間はそういうことをするんです。僕らの中にもそういうものはあり、その本質を変えることはできない。だから、そういう状況に陥ってしまう環境を変えなくてはいけない。なぜ、その人たち…いや、僕らはそういうことをするのか?そこを考えなくてはいけないと思います」と呼びかけた。『ふきげんな過去』は6月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月14日女優エマ・ワトソンの主演最新作『コロニア』が、9月17日に日本公開されることが決定し9日、場面写真が公開された。本作は、チリのピノチェト独裁政権下でナチスの残党と結びつき拷問施設となった「コロニア・ディグニダ」を舞台にした脱出スリラー。カンボジアのポル・ポトと並ぶ世界の凶悪な歴史の一つでありながら、日本であまり知られていない史実を背景として、クーデターで囚われた恋人を救うため、女性が単身で"脱出不可能"と言われる恐怖組織へ潜入する様子を描く。ひるむことなく困難を乗り越えていくタフなヒロイン・レナを演じるのが、エマ・ワトソン。囚われた恋人・ダニエル役は『ラッシュ/プライドと友情』のダニエル・ブリュール、恋人たちを精神的に肉体的に追い詰める"教皇"パウル・シェーファー役は『ミレニアム』シリーズで知られるミカエル・ニクヴィストが、それぞれ務める。エマと言えば、『ハリー・ポッター』のハーマイオニー役から華やかに成長。1年間の女優休業を宣言した際には、国連が立ち上げた新しいフェミニズム活動「He For She」の広報大使として活動し、男女平等とジェンダー・ステレオタイプからの脱却を訴えた演説も話題を呼んだ。本作では、恋人とのほほえましい恋愛シーンから、コロニア内での信用を得るため服を脱ぐ場面、折檻や極限での脱出シーンなど体当たりで演じている。そんなエマは、「愛のためにどこまでできるか。女性は囚われる側を演じることが多いですが、この映画では女性が男性を救いに行く。その設定に惹かれました」と本作への出演の経緯を明かす。メガホンを取るフロリアン・ガレンベルガー監督も「強いだけの女性ではだめ、勇敢さと弱さを併せ持っていないと。光を持った女性を暗闇に送り込みたかった」と作品に込めた思いを打ち明け、「そんな女優はエマしかいない」と断言。「彼女はいつも眩しい光を発している」とその存在感を絶賛した。(C)2015 MAJESTIC FILMPRODUKTION GMBH/IRIS PRODUCTIONS S.A./RAT PACK FILMPRODUKTION GMBH/REZO PRODUCTIONS S.A.R.L./FRED FILMS COLONIA LTD.
2016年06月10日元AKB48で女優・前田敦子の新曲「Selfish」のミュージックビデオ(以下MV)が9日、公開された。同曲は、22日発売の1stアルバム『Selfish』の収録曲。前田が出演した映画『さよなら歌舞伎町』(15年)でメガホンを取った廣木隆一監督が演出を手掛け、東京と大阪の2日間にわたって撮影された。前田がMVで演じているのは、同曲の歌詞を象徴した「本能のままに生きる女性」。大阪・通天閣本通ではランジェリー姿で歌いながら歩き、キャバレーでは金髪ボブ姿で歌い、ラブホテルではベッドに横たわり、バスタブではフルーツを浮かべて入浴するなど、シチュエーションごとにさまざまな表情を見せている。現在放送中のTBS系主演ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週木曜24:10~)でもセクシーな演技が話題を呼んでいる前田。廣木監督との再タッグを喜び、「早朝の通天閣を裸足で歩いたり、キャバレーのステージ上で歌ったり、貴重な体験もさせていただきました。バスタブのシーンも浮かべたフルーツも実は3種類あって、すべてかわいく、女の子にも楽しく見てもらえるMVになったと思います」と自信作に仕上がったようだ。
2016年06月09日先日解禁された主演作『美女と野獣』(『Beauty and the Beast』)の初映像が『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を上回る再生回数を記録したエマ・ワトソン。彼女の主演最新作で、トロント国際映画祭ほか多くの映画祭で話題を呼んだ『コロニア』が、9月、日本公開されることが決まった。舞台は、1973年のチリ。9月11日、フライトでチリを訪れたキャビンアテンダントのレナは、恋人のダニエルとつかの間の逢瀬を楽しんでいた。しかし、突如、チリ軍部によるクーデターが発生。ジャーナリストのダニエルは反体制勢力として囚われてしまう。レナは、彼が慈善団体施設「コロニア・ディグニダ」に送られたことをつきとめるが、そこは”教皇”と呼ばれる元ナチス党員パウル・シェーファーが独裁政権と結びつき、神の名の下に暴力で住人を支配する”脱出不可能”な場所だった――。本作は、クーデターで囚われた恋人を救うため、女性がたった1人で “脱出不可能”といわれる結びつき恐怖組織へと潜入する姿を描く“脱出”スリラー。南米チリの独裁政権下、ドイツを追われたナチスの残党からなるその組織は、「コロニア・ディグニダ」と呼ばれる拷問施設だった!カンボジアのポル・ポトと並ぶ、世界でもっとも凶悪な独裁政権の歴史のひとつでありながら、日本ではあまり知られていない史実を背景に描く本作で、ヒロイン・レナを演じるのは、『ハリー・ポッター』のハーマイオニーから華やかな成長を遂げたエマ・ワトソン。現在、女優業を1年間休止し、国連の新しいフェミニズム活動「He For She」の広報を担うなどひとりの女性としても輝きを増す彼女が、ひるむことなく困難を乗り越えていく、しなやかでタフな女性を演じ切る。また、囚われた恋人・ダニエルを演じるのは、ブラッドリー・クーパー主演『二ツ星の料理人』、クリス・ヘムズワース共演の『ラッシュ/プライドと友情』など、数々の作品で名演を見せるダニエル・ブリュール。さらに、恋人たちを精神的に肉体的に追い詰める“教皇”パウル・シェーファーを、『ミレニアム』シリーズで知られるミカエル・ニクヴィストが怪演する。男女平等とジェンダー・ステレオタイプからの脱却を訴えた、国連での演説も話題を呼んだエマは、本作について「愛のためにどこまでできるか。女性は囚われる側を演じることが多いですが、この映画では女性が男性を救いに行く。その設定に惹かれました」と、出演への思いを明かす。また、メガホンをとったフロリアン・ガレンベルガー監督も、「強いだけの女性ではだめ、勇敢さと弱さを併せ持っていないと。光を持った女性を暗闇に送り込みたかった。そんな女優はエマしかいない。彼女はいつも眩しい光を発している」とエマの存在感に絶賛を贈っている。ダニエル演じる恋人との微笑ましいシーンから、「コロニア」内で信用を得るために服を脱ぐシーン、折檻や極限での脱出シーンなども体当たりで演じたエマ。大人の女優に脱皮した彼女の渾身作に、引き続き注目していて。『コロニア』は9月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月09日女優のエマ・ロバーツ(25)が新しい恋を始めたようだ。先月長年交際していたエヴァン・ピーターズと破局を迎えたばかりのエマだが、共通の友人でファッション・デザイナーのブリン・エリンの紹介でクリストファー・ヒンスというイケメンとデートを重ねているという。関係者の1人はUsマガジンに「クリストファーはとても理解があり、くつろいだタイプの人です。デートをはじめてまだ1カ月も経っていませんよ」と話す。今週2人はロンドンの街中で堂々と手をつないで歩いているところ目撃されており、エマはこの恋を隠すつもりはないようだ。ジュリア・ロバーツの姪でもあるエマは、2012年にエヴァンと映画『アダルト・ワールド』の共演がきっかけで交際を始め、2013年12月にエヴァンがエマにプロポーズし婚約までしていたが、その後2年もたたない昨年6月に破局。その2か月後には復縁し、ロサンゼルスで仲良くディナーを楽しんでいるところを目撃されたが、結局は今年5月に破局した。破局は友好的だったいい、2人とも友人として関係は続けたいとしていた。(C)BANG Media International
2016年06月04日ウディ・アレン監督が、自身がメガホンを取った『教授のおかしな妄想殺人』(6月11日公開)に出演する女優エマ・ストーンの魅力を語った。本作は、「人はなぜ生きるのか?」というテーマをはらむダーク・コメディ。『her/世界でひとつの彼女』のホアキン・フェニックスが哲学教授エイブ役で主演し、奇抜なストーリー展開の中に人間の不条理さと滑稽さが入り交じったウディ監督流の皮肉なユーモアが描かれる。エマが演じるのは、ヒロインの女子大生ジル。ウディ監督の前作『マジック・イン・ムーンライト』(15年)からの続投で、前作では見られなかったかわいらしい現代ファッションを披露している。ウディ監督の作品に出演し、脚光を浴びた女優は多い。70年代で代表的な人物は、ダイアン・キートン。彼女はウディ監督と5年ほどの交際期間を経て、破局後も監督の名を知らしめた『アニー・ホール』(78年)など多くの作品に登場した。90年代までは『ハンナとその姉妹』(87年)などに出演し、ダイアンと同じくパートナーとしても知られていたミア・ファロー、そして2000年代は『タロットカード殺人事件』(06年)などのスカーレット・ヨハンソンや、『ローマでアモーレ』(12年)などのペネロペ・クルスらが、ウディ監督の心を打つ演技を見せ、映画賞を受賞してきた。エマもまた、ウディ監督を魅了する実力を持った女優として、注目されている。アレンは、そんなエマを「知性がにじみ出ている」と絶賛。「演技の幅の広さは驚異的だ。必要に応じて、とてもコミカルにも、極めてドラマチックにも演じることができる」とその才能を評価している。また、本作でジルの恋敵となる科学教授リタを演じるパーカー・ポージーは、「ウディが描く女性たちはちょっと風変わりで複雑で躍動感にあふれてる」と分析。「映画監督なんて大勢いるわよね」と前置きしつつ、「でも実際にそんな女性像を映画の中で描ける監督は少ないわ」とし、本作への出演を「本当にうれしかった」と喜んだ。なお、パーカーはウディ監督の次回作『Cafe Society』(原題)にも出演しており、新たなウディ・アレンファミリーとして期待されている。(C)2015 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
2016年06月02日「anan」2006号6/1発売は前田敦子さんが表紙の「駆け込みダイエット」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。あっちゃんが見せた、ダイエット特集にあるまじき(!?)姿。今回表紙とグラビアに登場してくれたのは、ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』の妖艶な演技が話題の前田敦子さん。特集テーマが「ダイエット」ということもあり、撮影では体のラインが強調された衣装に身をつつんでもらい、その均整のとれたカラダ、つい触れたくなる柔肌を存分に見せつけてもらいました。その美body、そして愛らしい笑顔にスタッフ一同目を奪われずにはいられなかったのはいわずもがな、実は取材時、それ以上に目がクギづけになる場面が……。それは〝食べているあっちゃん〟! 「朝から食欲旺盛なAKB48前田敦子のスゴ過ぎる朝食」なんていうまとめサイトがあるくらい、その食欲は知られたものではありますが、その姿を目の前にするとスゴイ破壊力!!撮影終わりの昼食にとお重形式で用意したお惣菜やおにぎりを次から次へパクパクと嬉しそうに食べるわ食べるわ。あっちゃんも「やばい、箸が止まらない!」と自分を制御できないようすで、それはそれは見ていて本当に気持ちいい食べっぷりでした。その幸せそうに食べている姿がかわいいのなんのって!!そんな愛らしいまでの食べ姿、ぜひ写真でお見せしたかったのですが、なにせ今回はダイエット特集ということで、それはまた別の機会に(勝手な願望ですが)……。そして、そんな食いしん坊なあっちゃんがあのパーフェクトなまでのスタイルをキープするための秘訣は本誌インタビューでチェックを!!!(N)
2016年05月31日ディズニー映画『美女と野獣』の実写版『Beauty and the Beast』(原題)の映像が初公開された。2017年3月に公開予定の本作で美女・ベルを演じるエマ・ワトソンを一瞬だけ見せるという心憎い演出がなされている。雪の中そびえたつ巨大な城。約1分半のティーザーの半分は城の中の様子が映し出され、後半はベルがドアを開けるシーンから始まる。ユアン・マクレガー演じるルミエールが「見て、女の子だよ」と言うと、イアン・マッケラン演じるコグワースが「見りゃわかるよ、バカモノ」と応じる。2人の会話は声のみで語られ、姿は見えない。ルミエールは「もしかしたら彼女が…」と続け、「美女と野獣」のファンならわかるセリフのやり取りに本編への期待が止まらない。「Hello?」というベルの声とともに画面に大きく現れる、あの“魔法のバラ”と見られる一輪の赤いバラ。その“バラにベルが触れる姿”の一瞬しか見ることのできないエマの顔の下半分はバラに隠されて見えないものの、美しいプリンセス像を感じさせる。イギリスの人気番組「ダウントン・アビー」で端正な顔立ちと演技力で多くの女性ファンを獲得したダン・スティーヴンスが野獣を演じ、前述のイアンとユアン以外にも名女優エマ・トンプソン、スタンリー・トゥッチ、ルーク・エヴァンスら豪華キャストが脇を固めていることでも話題の本作。まずはもう少し詳細が明かされるであろう次の予告編を待とう。(Hiromi Kaku)
2016年05月24日『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ、『マジック・イン・ムーンライト』のエマ・ストーンと、『her/世界でひとつの彼女』の個性派俳優ホアキン・フェニックスがウディ・アレン監督のもと共演する『教授のおかしな妄想殺人』。本作から、ドキドキの展開を予感させる予告編とポスタービジュアルが解禁となった。人生の不条理を独特の哲学で描いたウディ・アレン監督最新作となる本作。“人はなぜ生きるのか?”という究極の命題をはらむ奇抜なストーリー展開の中に、人間の滑稽さと不条理さが入り混じり、ウディ・アレン流の皮肉なユーモアが炸裂する。主人公のひと癖もふた癖もある、悩める哲学教授を演じるのは、今回がアレン監督と初タッグとなるホアキン・フェニックス。ヒロイン役に抜擢されたのは、前作『マジック・イン・ムーンライト』から続投となるエマ・ストーン。教授に惹かれていく女子大生を、アレンの新たなミューズとして存在感たっぷりに演じている。解禁となった日本版予告編では、生きる意味を見失った哲学科の教授エイブが、“ある企て”を転機に一転、「探し求めていた生きがいを見つけた」と極端に性格が明るくなっていく様子が描かれていく。そんな一風変わったキャラクターを、ホアキンはシリアスに、コミカルに演じ分けているのが見てとれる。また、エイブへの燃え上がる恋心を抑えられなくなる、女子大生ジル役を演じるエマも実にキュートだ。一体、ネガティブだったエイブを、ポジティブ人間に変えた“ある企て”とは何なのか?さらに本作の舞台、海に臨むアメリカ東部の美しい街並みも堪能できる映像となっている。併せて、教授役のホアキンの悩ましげな表情と、エマの優しさにあふれた眼差しが印象的なポスタービジュアルも到着。タイトルロゴはホアキン演じる教授エイブの頭の中をイラスト化したもので、ユーモアと皮肉たっぷりのダーク・コメディらしいデザインに。エマはアレン作品では初めて現代劇を演じるが、彼女のカジュアルな現代ファッションも垣間見ることができる。『教授のおかしな妄想殺人』は6月11日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月02日女優の前田敦子が主演ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS系)で“一皮むけた”姿をみせている。“深夜の昼ドラ”なんて触れ込みで、奔放な恋愛を満喫する主人公・毒島ゆり子演じる前田さんが濃厚なラブシーンに体当たりで挑む、ということで放送前から注目を集めていた話題作の第1話。そういう“お色気”を期待して観た視聴者はやや肩透かしを食らう内容だったかも。もちろん、シャワーシーンをはじめ、セクシーな下着を太ももをあらわに身につけるシーンなんかはあわや見えてしまうのでは?とヒヤヒヤしたし、さらには二股男との逢瀬を待ち焦がれ、会った途端に“肉食”むき出しで唇にむさぼりつく姿などは、「AKB48」時代からのファンなら十分に度肝を抜かれただろうけれど。とはいえ、やはりそれだけが目当てだったとしたら、まあ元アイドルの新進女優ならこれが限界だろうなあ、といった感想に落ち着いただろう。でも、そんな“表向き”のエロティックなシーンだけで、今作を評価してしまうのはまだちょっと早すぎる。今作の前田さんは、たとえばヌードでベッドシーンを演じるなんてこと以上に、とにかくエロティックな「表情」をみせていることに注目したい。これまでの女優としての前田さんをざっくりふり返ってみると、とにかく“AKBのあっちゃん”というイメージからの脱却にもがいた道のりだったように思う。女優としての本格的なスタートはAKB卒業後の2013年5月に公開された映画『クロユリ団地』で狂った形相で病んでいく姿をさらけだし、同年11月公開の『もらとりあむタマ子』では「ニートのダメ女」に。食事をする姿もだらしなく、かつてのアイドルだった姿からはかけ離れた役柄を演じた。そういった“体当たり”が功を奏してか、演技では監督や共演者からは毎回一定の評価を得て、女優賞も数々受賞した。なのにそれらに反して世間ではあまり正当な評価を得られてはいない印象が強いのは、やはり評価云々の前に「前田敦子でしょ」といったレッテルが邪魔をしてしまうのだろうか。しかし、前田さんが持ち前の負けん気で女優業に真剣に取り組んでいることは業界内ではよく知られていて、染谷将太とセックスシーンを演じた映画『さよなら歌舞伎町』への挑戦は、“元アイドル”や“清純”といったイメージを払拭しようとあがいているのだなあという印象も受けた。そんな流れで、今回の「毒島」である。私生活では二股交際を楽しみ、仕事では新入り政治記者として大物政治家の番記者を務めることになり、これから一人前になることを目指す、というところまでが第1話では描かれた。前述にもあるように、「毒島」は前田さんのセクシーなシーンが注目を浴びていたが、「毒島」におけるエロティックさは二股男との情事後に裸でピロートークする、なんてシーンではなく、“表情”だ。「毒島」での前田さんは、その表情に尽きる。2015年5月公開の映画『イニシエーション・ラブ』では、“清純な”お嬢様を演じた前田さん。恋人と甘い恋愛を育みながらも、やがて男から疎まれ暴力を振られ、顔を歪めて泣きながら「止めて」と懇願するその姿は、どことなく“M(マゾ)”的で、筆者も「これは!」と、彼女の新たな境地を見た気がした。元トップアイドルグループの「不動のセンター」なんて華々しい経歴を持つ人気者を叩きたい人たちなんていくらでもいるだろうから、そうした人たちの満たされない欲望と、溜まり溜まった日頃の鬱憤のささやかなはけ口となる「ドM女優」こそ前田さんの適役だ!なんてことを勝手に。一方の「毒島」の役どころとしては「男を信じない」「男をとっかえひっかえ」と、奔放な女。ここで垣間見えるのが、“次の男”を見つけたときのなんとも“メス”的な顔であった。それは恋する少女のそれとは明らかに違う物欲しげな表情で、「わたし、おかしい…。なんか、おかしい」なんてため息混じりにつぶやく。そして、その毒島を無表情ながら獣の目で見つめるのが、新井浩文演じるライバル紙のエース記者だ。こちらはこちらで、変態的に、猟奇的なまなざしで毒島を見つめる。エロス対エロスがねっとりと絡みつく様がスローで描かれていく。相手が既婚者と分かっていながら、欲望にブレーキが効かないように惹かれてしまう…毒島のそんな表情はまさしく“昼ドラ”的で、これまでの作品で見せてきたエロスよりも官能的そのものだった。もちろん同ドラマがエロスな要素だけをフィーチャーしているわけではないが、今後この昼ドラ的なドロドロの愛憎劇が繰り広げられる中、前田さんがどこまで“脱皮”してみせるのか。第1話はまだまだ“前フリ”段階とのことで、これからさらにドロドロさが増してくるようだ。“AKBのあっちゃん”ファンは気が気じゃないかもしれないけれど、このドラマが終わった頃には“元AKB”という肩書を完全に払拭した前田さんが見られるかもしれない。そんな期待を込めて、やましい気持ちなど毛頭なく、次回を録画予約しました。「毒島ゆり子のせきらら日記」は毎週水曜深夜0時10分より放送中。(花)
2016年04月29日エマ・ストーンが、ケネディ一族の物語『Letters From Rosemary』に主演することになった。ストーンの役は、ジョセフ・ケネディ・Sr.の長女で、ジョン・F・ケネディ元大統領の姉、ローズ・マリー・ケネディ。問題行動や精神の不安定さを見せ続けた彼女は23歳で、当時まだ新しかった前部前頭葉切断術を受けるが失敗し、生涯、苦しむことになる。その他の情報プロデューサーは『スポットライト 世紀のスクープ』のスティーヴ・ゴリンとダグ・ウォールド。監督は決まっていない。ストーンは『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で昨年、オスカー助演女優部門にノミネートされた。次回作は、今年12月北米公開予定の『La La Land』。共演はライアン・ゴズリング、J・K・シモンズ。監督は『セッション』のデイミアン・チャゼル。文:猿渡由紀
2016年03月22日AKB48を経て、幼い頃からの夢、女優へと転身した前田敦子さん。まるで最初から決められた運命だったかのように、光の当たる場所で輝いている前田さんですが、運命の道を歩み続けてこられた裏には、絶対的存在のあの人からの言葉がありました。* **結成当初から卒業までAKB48を引っ張り続けた前田敦子さん。彼女の成功を運命づけたのは、プロデューサー、秋元康さんとの出会い。「私にとって、秋元さんを超える存在はいません」とまっすぐな目で断言する。「今でも心に残っているのは『焦らなければ、絶対に売れる』という言葉です。売れるにはどうしたらいいのか。当時、ド素人だった私は、何が正解なのかなんてわかるはずもなく、秋元さんのその言葉を信じることでしか、進めませんでした」もがくほど、解決策が欲しくて、いろんな人の意見が聞きたくなってしまうもの。でも、まずは、一人をひたむきに信じる強さを持つ。それが、運命を分かつことを、秋元さんと前田さんの関係は教えてくれる。そもそも女優は、小さい頃から抱いていた夢。「なぜだか、ずっと」なりたかった。漠然とした思いが輪郭を持ち始めたのは、AKB48の始動前。「当時は、秋葉原の劇場で何かをするとだけ知らされていました。その“何か”が演劇かもしれない。そう思った時、『私は演技がしたいんだ』とはっきりわかったんです。アイドルとして歌って踊りたい、という動機ではなかったけれど、アイドルをやりたくないと思ったことはありません。がむしゃらに取り組んだAKB48は、一生、大事にしたい場所なんです」◇まえだ・あつこ1991年、千葉県生まれ。’05年、AKB48メンバーとしてデビュー。’12年に卒業。最新出演作『モヒカン故郷に帰る』は3/26、オールロケを行った広島で先行公開。4/9より全国公開。◇ニットトップス¥15,000(オープニングセレモニー ジャパン エクスクルーシブ ライン/オープニングセレモニーTEL:03・5466・6350)フレアスカート¥22,000(Dickies×k3&co./k3 OFFICETEL:03・3464・5357)ベルト、パンプスはスタイリスト私物※『anan』2016 年3月23日号より。写真・細見裕美(go relax E more)スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・増田加奈(ヘアーベル)取材、文・小泉咲子
2016年03月16日女優のエマ・ワトソンは、昔は自身のしっかり眉が大嫌いだったそうだ。先日ロンドンのエマニュエル・センター行われた満員御礼のイベントに出席したエマは、以前は自身の眉を嫌っていたが、今は母の助けもあり大好きになったと明かした。「この太眉が本当に大嫌いだったの。9歳のとき眉を抜いて細い眉にしたくてたまらなかったわ。でも、こういうことは受け入れることになるものよ。母がこの眉が私の顔に特徴を出してくれるものになるから、恥じることはないって熱心に言ってくれたのよ」さらに、『ハリー・ポッター』シリーズに10歳の時から出演していたエマは、注目を浴びるのが居心地が悪かったために、回りの人に自分がつまらない人間だと思わせて自分のプライベートな部分を守りたかったのだという。「自分がかなりつまらない人間だとみんなに思わせることにほとんどの時間を費やしてきたわ。プライバシーと自分のことを見つめる時間が必要だったからね」「昔は感覚を失ったり、自分の殻に閉じこもろうとしなければならなかったわ。例えばレッドカーペットに登場するときとか、それをただこなすためにね」と語った。(C)BANG Media International
2016年02月27日エマ・ワトソンが現在、女優業を休んでいることを明かした。エマは「PAPER」誌上で「2つのことに集中するために、1年間演じることから距離を置いているの。その1つは自分自身の成長のため」と答えた。もう1つは女性の権利を訴えるキャンペーン「He For She」の活動のためだという。エマはほかのメンバーと一緒に各大学をめぐるアート・ツアーや公式ウェブサイトのローンチに携わっている。「PAPER」誌でフェミニストのベル・フックスと対談したエマは、フェミニズムをテーマにした読書クラブ「Our Shared Shelf」も始めていて、毎日膨大な読書と研究をしているという。1年かけてジェンダー研究することも考えたが、地に足をつけて人々と直接話して読書をするだけでも多くを学んでいることに気づき、そのまま続けていこうと考えたそうだ。エマは2017年に公開を予定されている「美女と野獣」の映画化作『Beauty and the Beast』(原題)、今年公開予定のトム・ハンクスとの共演作『The Circle』(原題)の撮影を昨年終えている。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月22日女優の前田敦子が17日、都内で行われた「第8回DEGジャパン・アワード ブルーレイ大賞」授賞式に出席した。ソフト&ハードのメーカーが加盟する次世代デジタルエンターテイメントの普及団体「デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン(DEGジャパン)」が主催する同アワードは、同団体の目的でもあるブルーレイ普及活動の一環として行われるもの。ブルーレイディスクならではの高画質、高音質といったクオリティーを判断基準にして、2015年に発売された4,135作品の中から各賞が表彰され、栄えあるグランプリには『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が選ばれた。そのプレゼンターに前田敦子が登壇。グランプリに選ばれた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』について「ある監督さんが『興奮した』とおっしゃっていたので、私も映画館で見たんですが、『こんなに興奮したの初めて!』といまだに覚えています。映像や音楽、そして個性的なキャラクターしか出てこないし、シンプルなんですけど感動するし興奮するし、これは何度見ても楽しめる作品だと思います」と大絶賛。そして関係者に「本当におめでとうございます」と祝辞を述べてプレゼンターとしての役目を果たした。プライベートではブルーレイをかなり見るらしく「よりキレイな世界観を身近に体験できるので、借りる時も買う時もブルーレイを選ぶようにしています。音も良いですし目で見ても楽しいですしね」と語るなど、関係者を喜ばせていた。
2016年02月18日青山通りと表参道の裏通りを拠点に、10月15日から18日まで開催される第9回「青参道 アートフェア2015」のメインビジュアルと参加ショップやアーティストの第1弾が発表された。店舗スペースを会場に、注目のアーティストの作品が飾り付けられる「青参道アートフェア」は、アートで通りが賑わうこと、そして現代アーティストの作品を購入する楽しみを知ってもらうことを目的としたアートイベント。“LOVE & PEACE”をテーマとする今年は、メインビジュアルを国内外の美術館やギャラリーなどで機械仕掛けや動きのある立体作品などを展示しているタムラサトルが手掛けた。なお、今回発表された参加者は、飯田淳、大原舞、小出ナオキ、三宅砂織、山本優美、中島崇、柳楽晃太郎、山下耕平、小宮太郎、澁谷忠臣、深谷桃子、タムラサトル、いとうまり、前田エマ、庄島歩音、宮田彩加、堀田真由子、深谷桃子、Eatable of Many Orders、安田ジョージ、D-due、Fanny Richard、niu、Marina Butenko、Nathalie lete、Tim Barber、大野綾子、小池一馬、1012 TERRA・妻沼大介、山田研一、溝口達也、若林勇人、アレイ、池田良二、海田曲巷、寺田康雄、寺田鉄平、原田歴鄭、檜山永次、藤島祥枝、三澤憲司など。参加ショップは、アニエスベー青山店、BACCHUS、Bazar et Garde-Manger、Cafe MADU、クチューム(coutume)青山店、crisscross、DaB omotesando、デコデボネア(DECOdeBONAIR)、Epoi room、GANZO本店、GRANNY SMITH APPLE PIE&COFFEE青山店、Harold&Co、エイチ・ピー・デコ(H.P.DECO)、アッシュ・ぺー・フランス(H.P.FRANCE)表参道、hpgrp GALLERY TOKYO、io H.P.FRANCE、IOSSELLIANI T-02-IOS、ジャマン・ピュエッシュ(JAMIN PUECH)、Juana de Arco、ローレル(LAUREL)、LEATHER&SILVER MOTO、ランプ ハラジュク ギャラリー(Lamp harajuku Gallery)、maison de CONCENTO、NEARL’ SYARD、REMEDIES GREEN SQUARE、 NEW YORK GALLERY、オスクレン(OSKLEN)、SERGE THORAVAL、soup of he(r)art、THE BURGER SRAND FELLOWS、TRICO FIELD、UMiTOS、Usagi pour toi、ヴェルムーア(Valmuer)、WALL、WUT、居酒屋 東京十月、水金地火木土天冥海、ライチ、利庵アーツコレクションなどとなっている。【イベント情報】「青参道 アートフェア2015」会場:青参道一帯の店舗他、青山、表参道、原宿など約40店会期:10月15日~18日入場無料
2015年09月02日エマ・ワトソンが誘拐の標的にされていたことが発覚した。新作を撮影中のロンドン郊外のスタジオの従業員2人が計画していたという。エマは現在、ロンドン郊外のシェパートン・スタジオで新作『Beauty and the Beast』(原題)を撮影中だが、スタジオで働く男2人が、夜間撮影終了後に乗ったタクシー内で計画を練っているのを運転手が耳にした。「The Sun」紙によると、男たちは運転手に分からないように外国語で会話していたが、実は運転手は彼らの会話をすべて理解していたという。男たちは東ヨーロッパ出身の清掃員と思われる。運転手が上司に報告、上司がシェパートン・スタジオに通報し、翌日からエマのトレイラー前には警備員が配備されている。エマは、アメリカのブラウン大学に在学中にも脅迫文を何度も送られ、フルタイムで警備が付いていた。『ノア 約束の舟』撮影中に、ストーカー化したファンがセットに押し入るという事件に巻き込まれたことがある。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月21日伊勢丹新宿店では7月7日まで、「ぱりゅこ」がプロデュースする企画展「おんなのこのうた」を同店本館2階センターパーク/TOKYO解放区で開催している。同展では、アーティストユニット「さよならポニーテール」が“おんなのこの気持ち”を楽曲として提供、そこからインスパイアされた“おんなのこ”のファッションアイテムも紹介している。同展では、さよならポニーテールが“ふつうのおんなのこ”がもつナイーブで夢見がちなロマンティックな気持ちと、強気でわがままなリアルな気持ち、その狭間で揺れ動く、葛藤を2つの異なる楽曲で書き下した。懐かしいのに新鮮に感じられるサウンドの『すーぱーすたー』、不安定ながらも琴線に響くサウンドの楽曲『かわいいあのコ』。「さよならポニーテール」のメンバー自体は現存せず、その活動はソーシャルメディア上で行われ、ボーカル5人を含めて12人で構成され、漫画家としても活動をしているという設定だ。会場では同ユニットのイラストが描かれたスペシャルトートバッグ(音源付/5,000円)の他、気鋭のデザイナーによる“おんなのこ”の心情を染めた刺繍などの技法で表現した洋服、雑貨、アクセサリーが紹介されている。「シュチャストニー スー(STASTNY SU)」は、オパール加工やフラワーモチーフのボタンや刺繍をブラウスやワンピースにさりげなくあしらい、おんなのこが持つ繊細さ、儚げな様子を表現。すずらんの押し花ワンピース(2万9,000円)、ブラウス(2万3,000円)、星の鳥リボンむすびバッグ(6,600円)などを販売する。「スポークン ワーズ プロジェクト(spoken words project)」は、優しい雰囲気を醸し出す一方で、創造性をも掻き立てるアーティスティックなデザインテイストに仕上げ、ブラウス(3万1,000円)、スカート(2万5,000円)、ポーチ(2,000円から)、デイバッグ(1万3,000円)などを紹介。「アオキユリ(aoki yuri)」は、コットンパール製のイヤーカフを中心に、イヤリング(3,000円から1万円)、ネックレス(1万円から2万5,000円)などを販売する。また、デザイナーの有本ゆみこが手がける「シナ スイエン(SINA SUIEN)」は、繊細な刺繍を手作業で表現、儚くも強い世界観を内包したものとなった。銀河のワンピース(9万5,000円)、星くずのワンピース(9万6,000円)、星くずのフレアスカート(6万5,000円)、宇宙バッグ(20万円)、天の川バッグ(38万円)など、七夕を思わせるようなアイテムが揃っている。この他の参加ブランドは、「ユキ フジサワ(YUKI FUJISAWA)」、「マラミュート(malamute)」、「フタツククリ(futatsukukuri)」、「プロエフ(proef)」、「ヨシコ(YOSHIKO)」、「ノーカ(nooca)」、「ミズイロトシロ」など。同会場入り口のモニターでは今回の楽曲に合わせて田口まきを監督に、前田エマを主演に迎えて制作された「さよならポニーテール」のプロモーションビデオが放映されている。同イベントは、JR京都伊勢丹3階ザ・ステージ3(7月29日から8月4日まで)、日本橋三越本店本館2階スペース#2(8月19日から24日まで)でも開催される。
2015年06月26日エマ・ワトソンとトム・ハンクスが、『The Circle』で共演することになった。ハンクスはプロデューサーも兼任する。原作は、デイブ・エガーズによるスリラー小説。ワトソンが演じるのは、個人情報やソーシャルメディア、銀行口座などをすべてひとつに集めたインターネットのオペレーションシステムを管理する会社に勤務する女性。ハンクスは、彼女が出会うミステリアスな年上の男性を演じる。監督は『The Spectacular Now』のジェームズ・ポンソールド。撮影はこの秋、カリフォルニアで始まる。ワトソンは現在『美女と野獣』、ハンクスはロン・ハワード監督の『インフェルノ』を撮影中。『インフェルノ』はダン・ブラウンが書いたロバート・ラングドンシリーズの最新作。共演はフェリシティ・ジョーンズ。文:猿渡由紀
2015年06月26日一時破局をうわさされたエマ・ストーンとアンドリュー・ガーフィールドだが、無事に元のさやに収まったようだ。アンドリューは主演を務めるマーティン・スコセッシ監督の『Silence』(原題)の撮影で長期間台湾に滞在し、役にのめり込み過ぎた結果、エマとの関係に亀裂が入ったと言われていた。だが、5月に無事撮影が終わり、アメリカに戻ってからは再びエマとのツーショットが目撃されるようになった。最近は毎週のようにサーフィンをしているアンドリュー。先週末もカリフォルニア州マリブで、早朝からひとりでサーフィンを楽しんでいたが、そのほかの日は大体いつもエマと一緒。スーパーマーケットで食材を調達したり、ヴェニス・ビーチのカフェでランチをしたり、ジムやレストラン、ライブに出かけるなど、久々のオフの時間を2人で過ごしている。『アメイジング・スパイダーマン』で恋人同士を演じたのをきっかけに、実生活でもカップルになった2人。交際は3年を過ぎたが、忙しいスケジュールによるすれ違いも乗り越えることができたようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月03日エマ・ストーンが、破局をうわさされるアンドリュー・ガーフィールドとの仲がまだ続いてるのではないかと匂わせる行動をとった。エマとアンドリューは今年1月以来、一緒にいるところを目撃されていない。アンドリューがマーティン・スコセッシ監督の『Silence』(原題)の役作りにのめり込みすぎたことや、彼が撮影地・台湾に滞在していることから遠距離も一因となって破局したのではないかと言われていた。だが、エマは29日(現地時間)にロサンゼルスで「アンドリュー・ガーフィールド(ANDREW GARFIELD)」と手書きで記された茶色の紙袋を持って歩いているのを目撃された。ほかにも紙袋やタンブラーなど沢山の荷物を手にしたエマは、紙袋にアンドリューの名前が書かれた面を隠すこともなく歩いていた。このことから、2人は完全に破局したのではなく、破局説が流れた当初に関係者が語ったように、冷却期間を置いていることを暗示しているのではないかと言われている。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月01日エマ・ストーンとアンドリュー・ガーフィールドがついに破局してしまったようだ。『アメイジング・スパイダーマン』での共演をきっかけに2011年から交際が始まった2人だが、今年1月以来、一緒にいるのを目撃されていない。アンドリューがマーティン・スコセッシ監督の『Silence』(原題)の撮影のために台湾に滞在中なのも理由の1つだが、エマが『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で第87回アカデミー賞助演女優賞候補になったのに、授賞式にアンドリューが現れなかったことから、破局のうわさが流れ始めた。『Silence』(原題)で17世紀の日本にやって来た宣教師を演じるアンドリューは撮影前に40ポンド(約18キロ)減量、ここ数か月は役にのめり込む日々だったという。撮影が始まり、遠距離状態になってからは、破局ではなく冷却期間を置くことにしたのでは、と言われていた。だが、「Us Weekly」誌最新号で関係者は、冷却期間ではなく破局だと話している。エマはアンドリューと暮らしていたニューヨークからロサンゼルスに戻り、新しい生活を始めたという。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月23日