韓国で社会現象を起こした『ミセン』世界初のミュージカル化が決定し、主演を俳優の前田公輝(33)が務めることが発表された。主人公のチャン・グレ役の前田は「しっかりと作品に向き合って、役とともに僕自身も成長していきたいと思います」とコメントを寄せている。『ミセン』は、韓国のウェブコミック・WEBTOON(ウェブトゥーン)で大ヒットし、コミックスは累計300万部を突破。さらにドラマ化され、韓国のエミー賞と言われる百想芸術大賞など、2014年度のドラマ賞を総なめにし、「ミセンシンドローム」と呼ばれるほどの社会現象を起こした大ヒット作品。このほど、原作漫画「ミセン」が初のミュージカル化。クリエイター陣は、脚本・歌詞をオ・ルピナ/キム・ソラの共同脚本、音楽をチェ・ジョンユンが担当。ホリプロとして初めて韓国のクリエイター陣とオリジナルミュージカルを創作する。囲碁のプロ棋士になる夢が絶たれ商社のインターンとして働くことになる主人公のチャン・グレ役を、NHK朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』で注目を集め、『セクシー田中さん』や『アイのない恋人たち』など話題のドラマに次々と出演し、現在はフジテレビ『366日』に出演中の前田が演じる。グレが所属することになる営業3課のオ課長に橋本じゅん、グレの母親とワーキングマザーでありオ・課長の同期ソン・ジヨンの一人二役に安蘭けい、グレの同期インターン社員に清水くるみ、内海啓貴、糸川耀士郎ほか、石川禅、中井智彦、あべこうじ、東山光明など、魅力的な俳優陣が物語を彩る。タイトルの『ミセン』とは囲碁用語で、漢字では「未生」となる。「死に石」に見えても、まだ完全な「死に石」ではなく、どちらにも転ぶ石のことを言う。本作を通し、人生は自分の選択次第であらゆる道に進むことができる。「自分らしく生きること」とは何か。我々それぞれの人生はすべて大事であり、現代社会を生き抜く全ての人への人間賛歌となる本作は、人生における一筋の光や活力を与える作品となる。チャン・グレ役の前田は「韓国で“サラリーマンのバイブル”と称されるほどの漫画『ミセン』。ドラマでもさらなる社会現象を起こし、日本でもリメイクされたこの作品の主人公を、演じられることをうれしく思います。この作品は、世の中で生きていくための人生のヒントや、一生懸命に向きあうための、励ましが詰め込まれている作品だと思います」と力を込め「初めてのミュージカルの主演を務めさせていただきますが、しっかりと作品に向き合って、役とともに僕自身も成長していきたいと思います。劇場でお待ちしています」とコメントしている。公演スケジュールは、2025年1月に大阪、2月に愛知、東京ほかで上演。
2024年05月03日佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史が出演し、19年前に一世チョイ風靡した「THE3名様」が、“Ω”となって新装再開店。「FOD」でドラマ配信、そして映画の公開も決定した。「THE3名様」は、石原まこちんの同名漫画を原作に、2005年に実写ドラマとしてスタート。3人組のフリーターが、深夜のファミレスでダラダラとゆるい会話を繰り広げるドラマ。内向的性格から、グループ内では一番下の扱いを受けるジャンボを佐藤さん、マイペースで無口だが呟く言葉には重みがあり、最初は大人しい性格だったが、だんだんと他の客の3人の中で行動面が一番常識に欠けているまっつんを岡田さん、グループ内では自称リーダー、スケールの大きいことをよく豪語する“口だけタイプ”のミッキーを塚本さんが演じる。『THE3名様~リモートだけじゃ無理じゃね?~』は1週間限定公開としてスタートするも、満席続きの大ヒットとなり、5週間超えの公開に。それを受けて、佐藤さん、岡田さん、塚本さんは昨年、緊急会議を招集、連続ドラマ化を提案し、今回のプロジェクトへと発展。石原さんが脚本を書き下ろし、ドラマ版は毎話、選りすぐりの3本立てで配信。そして、ドラマ・映画ともにゲストの出演も決定。特に映画版は“大物ゲスト”だという。プロジェクト発表ムービーでは、クラウドファンディングの実施も発表された。佐藤隆太出ました。なんと!まさかの!!『THE3名様』ドラマ化でございます!19年前に始まった時から、敢えてのDVDのみでっ!とちょこざいなこだわりでやってきましたが(笑)、まさかのこのタイミングでドラマ界に進出でございます!実はワタクシのたっての希望でございました。本当にありがとうございます!しかも今回のプロジェクト…ドラマからの~映画!という、3名様史上最大のスケールでお届け致します。皆さまと一緒になって楽しめるイベント、企画なども考えておりますので、モノ好きの方は是非参加して頂けますと幸いですっ!さてさて…配信開始まであと1か月。かつてDVDでとことんお付き合い下さったディープな常連様も、今回初めて見てやるぞ!という初来店のお客様も、ぜひ我らの聖地“ビッグボーイ”で共にユルダラの時を過ごしましょう!皆さまを心地良い眠りにいざなう、世界初の“睡眠導入ドラマ”が始まりますっ!岡田義徳なんと、、、、、、、、、、あの、、、、あの、、、、、あの、、、、、、、、伝説?の、、、、作品が、、、、3人が、、、相変わらずな事やります。何も変わらず、何も変えず、ただただ、楽しそうなそこにいる3人を見て笑ってください塚本高史2年ぶりに集まれて嬉しいです!また前回は映画でしたが今回は配信もあります!配信でしか観れない良さや、映画版の良さもそれぞれの良さがあるので両方とも観て欲しいです。今回は配信と映画で一大プロジェクトにもなるので、今までやらなかった初の試みもしていますのでお楽しみに!!石原まこちんTHE3名様再び実写化!映画化!前作“~リモートだけじゃ無理じゃね?~”から脚本で関わらせていただくことになったため今まで出来上がるまでただただ楽しみにしていたDVDシリーズとは違い責任を感じるようになりました。また脚本担当した事で毎回現場にお邪魔したくさんのプロ達と一緒に作品を作る楽しさを味わえました。漫画家は基本的には1人の作業なので、それはとても新鮮で勉強になりました。なんだか真面目な文章になってしまいましたが、とりあえず40歳をすぎてファミレスで10日間、計100時間以上、みなさんと時間を共に出来たことが最高に幸せでした。そんな楽しげな現場の雰囲気が作品に反映されていると思うので皆さんも一緒にファミレスにいるつもりで観ていただけたら幸いです!森谷雄(監督/プロデューサー)2022年に12年ぶりに映画として復活した『THE3名様』が『THE3名様Ω』として、よりパワーアップして新作をお届け出来ることをとても嬉しく思っています。それも、なんと!初の連続ドラマ化!そして劇場映画の新作も!ということで、何だか大きなプロジェクトのように思われるかも知れませんが、中身はいつもと変わらぬ3名様です!と言いたいところですが、ドラマには初めてのゲストキャストを迎えたり、映画には大物ゲストが出演して下さったりと、プロデューサーとしても監督としても武者震いの連続でした!連ドラから映画まで今まで撮ったことのないエピソード量でしたので撮影現場での苦労もありましたが、あの3人と石原まこちん先生と素晴らしいスタッフのおかげで何とか乗り切れました。「Ω」になって益々面白くなった3名様に是非ご期待下さい。「THE3名様Ω」は5月24日(金)20時~#1&#2FODにて配信開始(以降2話ずつ全4回配信) 。『映画 THE3名様Ω~これってフツーに事件じゃね?!~』は8月30日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月24日俳優の佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史が主演を務める『THE3名様』の連続ドラマ『THE3名様Ω』がフジテレビが運営する動画配信サービスFODにて配信(5月24日20:00〜全24エピソード)され、完全新作映画『映画 THE3名様Ω~これってフツーに事件じゃね?!~』(8月30日公開)が公開されることが24日、明らかになった。同作は石原まこちん氏の人気漫画を映像化した脱力系コメディシリーズ。2005年にスタートし、深夜のファミレスでフリーター3人組が他愛のない会話を繰り広げるだけの脱力感あふれる内容で話題を呼んだ。2022年4月には12年ぶりの新作として、映画『THE3名様 ~リモートだけじゃ無理じゃね?~』が公開。1週間の限定公開としてスタートするも、新宿バルト9を始めとする劇場は満席続きのまさかの大ヒットとなった。完全新作シリーズでは、ファミレスに集合するTHE3名様=ジャンボ、まっつん、ミッキーは、おなじみの、佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史が続投。「Ω(オメガ)」として新装再開店となった。あわせて、主演の佐藤、岡田、塚本が出演するプロジェクト発表ムービーも公開。2005年から始まった同シリーズにおよそ20年間出演し続けてきた3人が劇中さながら、ゆるくもテンポのいい掛け合いを繰り広げている。連続ドラマのFOD配信、そして映画版の公開というプロジェクトの発表を受け佐藤、岡田、塚本は「THE3名様なのに大げさじゃない?!」と「THE3名様」らしからぬビッグなプロジェクトの始動に興奮を隠しきれない様子。また、THE3名様のファンと一緒にプロジェクトを盛り上げていく企画のためのクラウドファンディングを実施することも発表された。これまでのシリーズとは違い、ドラマ、映画ともにゲストの出演も決定。特に映画版のゲストは「大物ゲスト」だと発表されたが、誰がどんな役で登場するのかは、今後明らかになる。○■佐藤隆太(ジャンボ役) コメント出ました。なんと! まさかの!!『THE3名様』ドラマ化でございます!19年前に始まった時から、敢えてのDVDのみでっ! とちょこざいなこだわりでやってきましたが(笑)、まさかのこのタイミングでドラマ界に進出でございます!実はワタクシのたっての希望でございました。本当にありがとうございます!しかも今回のプロジェクト…ドラマからの~映画! という、3名様史上最大のスケールでお届け致します。皆さまと一緒になって楽しめるイベント、企画なども考えておりますので、モノ好きの方は是非参加して頂けますと幸いですっ!さてさて…配信開始まであと1か月。かつてDVDでとことんお付き合い下さったディープな常連様も、今回初めて見てやるぞ! という初来店のお客様も、ぜひ我らの聖地「ビッグボーイ」で共にユルダラの時を過ごしましょう!皆さまを心地良い眠りにいざなう、世界初の“睡眠導入ドラマ”が始まりますっ!!○■岡田義徳(まっつん役) コメントなんと、、、、、、、、、、あの、、、、あの、、、、、あの、、、、、、、、伝説? の、、、、作品が、、、、3人が、、、、、、、、、、、、相変わらずな事やります。何も変わらず、何も変えず、ただただ、楽しそうなそこにいる3人を見て笑ってください。○■塚本高史(ミッキー役) コメント2年ぶりに集まれて嬉しいです! また前回は映画でしたが今回は配信もあります!配信でしか観れない良さや、映画版の良さもそれぞれの良さがあるので両方とも観て欲しいです。今回は配信と映画で一大プロジェクトにもなるので、今までやらなかった初の試みもしていますのでお楽しみに!!○■石原まこちん(原作/脚本) コメント「THE3名様」再び実写化! 映画化! 前作映画『THE3名様~リモートだけじゃ無理じゃね?~』から脚本で関わらせていただくことになったため今まで出来上がるまでただただ楽しみにしていたDVDシリーズとは違い責任を感じるようになりました。また脚本担当した事で毎回現場にお邪魔したくさんのプロ達と一緒に作品を作る楽しさを味わえました。漫画家は基本的には1人の作業なので、それはとても新鮮で勉強になりました。なんだか真面目な文章になってしまいましたが、とりあえず40歳をすぎてファミレスで10日間、計100時間以上、みなさんと時間を共に出来たことが最高に幸せでした。そんな楽しげな現場の雰囲気が作品に反映されていると思うので皆さんも一緒にファミレスにいるつもりで観ていただけたら幸いです!■森谷雄(プロデュース&監督) コメント2022年に12年ぶりに映画として復活した『THE 3名様』が『THE3名様Ω』として、よりパワーアップして新作をお届け出来ることをとても嬉しく思っています。それも、なんと! 初の連続ドラマ化! そして劇場映画の新作も! ということで、何だか大きなプロジェクトのように思われるかも知れませんが、中身はいつもと変わらぬ3名様です! と言いたいところですが、ドラマには初めてのゲストキャストを迎えたり、映画には大物ゲストが出演して下さったりと、プロデューサーとしても監督としても武者震いの連続でした!連ドラから映画まで今まで撮ったことのないエピソード量でしたので撮影現場での苦労もありましたが、あの3人と石原まこちん先生と素晴らしいスタッフのおかげで何とか乗り切れました。「Ω」になって益々面白くなった3名様に是非ご期待下さい。【編集部MEMO】『THE3名様』は、石原まこちん氏による同名漫画の実写シリーズ。ジャンボ(佐藤隆太)、まっつん(岡田義徳)、ミッキー(塚本高史)というフリーターの3人組がファミリーレストランでダベるだけの内容を描いている。2005年に福田雄一氏が監督・脚本を務めオリジナルDVDとして実写シリーズ化され、2009年にはアニメ化もされている。
2024年04月24日演歌歌手の藤あや子が6日に自身のアメブロを更新。俳優・前田耕陽からの差し入れを公開した。この日、藤は「餅パイ 前田耕陽さんからの差し入れ」と切り出し、前田からの差し入れを公開。「お餅とあずきが入ってるパイなんて初めて」と明かし「ゴマの香りもいい~サクッともちっとでめちゃくちゃ美味しい」と大満足の様子でコメントした。続けて「さすが美味しいものをよくご存知ですね」と前田を称賛し「パイなので意外と軽くいただきました ごちそうさまでした」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「美味しそう」「お餅とあずきが入ったパイは珍しいですね」「お疲れさまでした」などのコメントが寄せられている。
2024年03月07日松下奈緒主演映画『風の奏の君へ』のティザービジュアルと特報映像が完成。さらにヒロインの松下さんに関わる兄弟役として杉野遥亮、山村隆太(flumpool)の出演が決定、3名からのコメントも到着した。本作は、お茶の名産地である岡山県美作地域を舞台に、この地を訪れたピアニスト・青江里香と、茶葉屋を営む兄弟をめぐる物語。監督・脚本を務めるのは映画の舞台となった岡山県美作市で育った大谷健太郎。同氏の「美作の小説と映画を全国に!」という構想から製作された。解禁となったティザービジュアルには、主人公の青江里香を演じる松下さんの、どこか翳りのある横顔に「それは忘れられない恋だった」というコピーが添えられ、揺れ動く想いに戸惑うヒロインの切ない物語を予感させる。里香と運命的な出逢いを果たす弟・真中渓哉(まなか・けいや)を、『キセキ―あの日のソビト―』『東京リベンジャーズ』や、大河ドラマ「どうする家康」、主演ドラマ「ばらかもん」など、いま勢いのある杉野遥亮が演じる。「振り返ると岡山の自然の中でこの映画を撮影できて、とても気持ちよく、嬉しかったことを思い出します」と思い出深く語り、「完成作をお届けできる事、良かったあ。と、思います。是非、劇場にて登場人物の魅力や岡山の自然を体感してみてください」と作品の期待感を抱かせるコメント。また、その兄で、過去に里香と何かしらの関係があったと思われる・真中淳也(まなか・じゅんや)を演じるのは、本作がスクリーンデビューとなる山村隆太。NHK紅白歌合戦に3回出場、国内アリーナ公演や海外でも単独公演を行うなど精力的に活動を行っている4人組ロックバンド「flumpool」のボーカルで、俳優としても活躍している。「歌唱時機能性発声障害」であることを公表し、一時は音楽活動を休止するも見事復活を果たした山村さんは「淳也という役に、僕がこれまで生きてきた上での葛藤や挫折、故郷や人との出会いなど全ての経験を込めて演じました」「自分の大切な感情や許せなかった過去を再認識できて、物語の最後にかけては、淳也なのか山村なのかわからなくなるほど淳也にのめりこむ自身がいる感覚になりました」と役柄に自身の経験を重ねたことを明かす。そして「松下奈緒さんや、杉野遥亮さんに演技を通して引っ張って行ってもらう中で」と初共演の2人に感謝を述べながら「こんな未熟者にこのような機会をいただけて心から光栄に思います」と、この作品への出演に喜びを寄せた。主演の里香を演じる松下さんからは「今作ではピアニスト役ということで自分自身と重なる部分も多く、やはり感情を揺さぶられる瞬間が1番美しい音楽になるのだと実感しました。美しい美作の風景の中で撮影できたことは演じる上でとても心強い味方になってくれました」と、撮影地である岡山県美作の美しい風景に支えられたことを明かす。「里香は風のように現れて風のように去っていきます。その短い時間で彼女の残した証を感じ取っていただけると嬉しいです」と作品への想いを打ち明けた。さらに今回初解禁となった特報映像では、松下さんがピアニストだからこそ自身とリンクするような迫真の演奏を披露。ロケ地となった茶畑の風景も確認でき、天空の茶畑とも呼ばれ、そこを訪れる人たちを魅了する隠れた名所。その美しい景色の中で、里香の命を燃やすような儚い恋を描く物語が垣間見えるものとなっている。『風の奏の君へ』は初夏、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月28日主演・佐藤隆太、演出・長塚圭史で、ローレンス・オリヴィエ賞ベストリバイバル賞をはじめ4部門ノミネートを果たした舞台「『GOOD』-善き人-」が上演されることが決定した。本作はローレンス・オリヴィエ賞受賞演出家のドミニク・クックがC・P・テイラーの戯曲をリバイバル上演した話題作。ローレンス・オリヴィエ賞ベストリバイバル賞をはじめ4部門ノミネートされ、イギリス演劇界で話題となった。物語の舞台はヒトラー独裁が進む1930年代のドイツ。善良で知的なジョン・ハルダー教授は過去に書いた論文を読んだヒトラーに気に入られ、自身の意図とは関係なくナチスに取り込まれてしまい人生が一変してしまう…。自身が生き残るために、ユダヤ人の親友を裏切り、変わっていくハルダー。私たちは同じ立場に立ったとき、果たして“善き人”でいられるのか。いまを生きる私たちへの警告として、新たな解釈で再構築する。今回の演出は、1996年「阿佐ヶ谷スパイダース」を結成し、2004年・第55回芸術選奨文部科学大臣新人賞、2006年・第14回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞など受賞歴多数、作・演出・出演の三役を担い、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督に就任した長塚圭史。長塚圭史ジョン・ハルダー教授役を務めるのは、NHK大河ドラマ「どうする家康」や一人芝居「エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~」、映画『シャイロックの子供たち』などの作品に出演する傍ら、「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」などバラエティ番組のMCなど俳優業に留まらず多彩な活躍をみせ、2024年には俳優歴25年を迎える佐藤隆太。佐藤隆太共演には、多数の映画やドラマに出演し、映画『マークスの山』や『CURE』などでの演技で日本アカデミー賞をはじめとした数々の映画賞も受賞、圧倒的な演技力で声優、ナレーターなど幅広く活躍している萩原聖人。映画『愛を乞うひと』にて第22回日本アカデミー賞新人賞・助演女優賞を受賞し、ドラマ「警視庁アウトサイダー」、舞台「サメと泳ぐ」「After Life」などに出演し、今年2月には出演映画『身代わり忠臣蔵』の公開が控える野波麻帆。映画『ソロモンの偽証』で主演デビューし、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の映画賞を受賞、近年はNHK連続テレビ小説「ひよっこ」、NHK大河ドラマ「青天を衝け」などに出演し、ドラマ「グレイトギフト」への出演を控える藤野涼子。舞台「ドン・カルロス」、MUSICAL SHOW「日劇前で逢いましょう~昭和みたいな恋をしよう~」、ドラマ「ただ離婚してないだけ」などに出演し近年活躍の場を広げている「少年忍者」の北川拓実。舞台「リチャード二世」「ミセス・クライン」にて第28回読売演劇大賞と優秀女優賞受賞、「リチャード三世」「THAT FACE その顔」にて、第47回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞し、近年では舞台「エンジェルス・イン・アメリカ」などに出演、2月には舞台「夜は昼の母」への出演を控える那須佐代子など、実力と人気を兼ね備えた俳優たちが結集した。演出・キャストよりコメント到着演出:長塚圭史善悪の見極めは難しい。時代や歴史によって更新されていくからです。それでも見誤ってはならないものがあります。けれどわかっていても、見誤ってしまうことがあります。抗い難き人間の弱さによるものかもしれませんし、それこそが身を守る手段なのかもしれません。ヒトラー政権下のドイツで、善良で理知的な中年男ハルダーと彼を取り囲む人々の行方を前に、私たちは「もしも自分ならどうしていただろう」と問い続けずにはいられません。独裁政権下の善良な市民たちの心理を生々しく描く追想劇を、素晴らしいキャスト・ミュージシャン、スタッフの皆様とお送りします。劇場でお待ちしております。佐藤隆太芝居を初めてから25年という月日が経とうとしています。昨年は一人芝居で全国各地を回り、沢山のお客様との出会いがありました。人との距離をとらざるを得なかったこの数年を経験した事もあり、みなさんと直接繋がることができる舞台に対して、今まで以上に豊かさを感じ、そこに立ち続けたいという欲が強くなっています。そんな中、本作のお話をいただきました。独裁政権下において、一人一人がそれぞれの状況で何を守ろうとして生きるのか。正義とは?そしてその先には何があるのか。自分にも問いながら台本を読みました。ひとつひとつの台詞を落とし込むことも一筋縄ではいかない難解な戯曲です。ですが、覚悟を持って飛び込みたいと思います。長塚さんの指揮のもと、素晴らしい共演者の皆さんと共に悩み、もがき、それ自体を楽しみながら作り上げていきたいです。重たいテーマを扱っている作品ですが、生バンドあり、歌ありと様々な要素が融合して織りなす舞台です。劇場で皆さんとお会いできることを楽しみにしています。萩原聖人人が人である限り繰り返される事。本当にそれは昔も今も何も変わらないように思います。変えたくても変えられない。変わりたくても変われない。この作品を通してカンパニーの皆様とそれぞれのGOODを探していけたらと思っています。野波麻帆いつか圭史さん演出の舞台に立ちたいと思い続けて20年。お声をかけて頂き飛び上がる気持ちの中送られてきた台本は、ナチス政権下のドイツが背景。人間の善悪を問うなんとも難解な戯曲作品でした。ああ大変だ。怖い。今の正直な気持ちです。でも私が舞台に立つ1つの理由は、作品と対話を重ねながら皆で掘り下げ深めていける時間が余りにも幸せであることです。隠していた無意識の悪意すらも丸裸にされる覚悟をもって全身全霊で挑みたいと思います。お稽古がとても楽しみです。藤野涼子ナショナル・シアター・ライブ2023「善き人」の上映を観に行こうと予定していたところに、この作品に出演しないかとお話を頂き、その偶然に驚きました。タイミングや選択には何かしら理由や意味があると!もし私自身がこの作品の世界の真ん中に放り込まれたら…果たして「善き人」でいられるのか?私が演じる「アン」の選択はこの世界にどう映るのか?先輩たちの胸をお借りして、思い切り楽しんで、この作品に参加したいと思います。北川拓実今回、事務官/伝令/ボック役を演じさせていただく北川拓実です。「GOOD」への出演が決まり豪華なキャストの皆さんと、この戯曲を一緒に作り上げること、新たな役柄でこの作品の中で生きられることに喜びを感じています。僕個人としては20歳になって初のお芝居となります。今までの舞台や演劇の経験を糧に、この作品を通して更に成長できるよう稽古から全力で向き合っていきたいと思っています。那須佐代子誰もが自分もこうなってしまう可能性を感じる。それがこの「GOOD」の恐ろしさだと思います。皆幸せに生きていきたいし、安心安全でいたい。そういう当たり前に思える保身から、悪気もないままに辿り着いてしまった惨禍。それは現在に至るまで連綿と続いている闘争であり、決して過去の話、他人事とは思えません。この作品は展開もスピーディーで目まぐるしくシーンが変わるのでチームワークが大切になってくると思います。長塚さんの演出、共演の皆様も初めましての方ばかりで緊張しますが、早く皆さんと仲良くなり、座組み一丸となってこの骨太な作品にガッツリ取り組んでいきたいと思っています。「『GOOD』-善き人-」は4月6日(土)~21日(日)世田谷パブリックシアターにて、4月27日(土)~28日(日)兵庫県立芸術文化センター阪急 中ホールにて上演。(シネマカフェ編集部)
2024年01月09日映画『ナックルガール』の撮影前から、アクションの稽古と並行して、自らの体づくりも行っていたという前田公輝さん。「日韓合作の映画で、アクション監修は韓国のチーム。アクション技術だけではなく基礎トレーニングから重視していました。初めて韓国式の基礎トレを1時間やった時は、そのあと2時間動けなくなったぐらいキツかったです(笑)」前田さんが演じたのは、三吉彩花さん演じる橘蘭に戦闘スタイルを教える、元恋人の神谷瞬。「体に厚みがないとキャラクター的に弱いと思って、上半身をメインに本気で鍛えました。最初はツラかったけど、そのうち体が変わっていくのが楽しくなって。よく聞く『筋肉は裏切らない』の意味もわかりました(笑)」普段から、役によって体の仕上がりを変えているそうで、そのトレーニング方法も様々だという。「神谷はお金がなくて、武骨で人間的な要素を持ち合わせているタイプの男なので、ジムには通わずにあえて家でソファなどを使って、自己流トレーニングを中心にしていました。スタイリッシュかつ、日本人らしい体格に見せたくて、プロテインは飲まずに、筋トレのみで作った体です。筋肉をつけたい時は筋トレを強化し、体力を維持したい時はとにかく走って有酸素運動をする。そうやって使い分けていました」クランクアップと同時に、そんな厳しいトレーニングからも解放されたと思いきや…。「続いてこのananの撮影のお話をいただき、トレーニングを継続中。昨晩からむくみ予防で水分摂取を減らして、より筋肉の凹凸を見せるために仕上げたつもりです。撮影が終わったら、いち早く大好きなグミを食べたい(笑)」今の体の仕上がりについては「自己評価は50点。でも写真や衣装などプロのみなさんのおかげで、80点ぐらいにはなったかな」と前田さん。「体を鍛えることはメンタルケアにもなる」のは、自ら実践したからわかったこと。「僕はめちゃめちゃポジティブ変換器なので、あまり落ち込まないタイプ。それに、そうなる前に体を動かすと、マインドを切り替えられて悩みも忘れられるので、すぐに走りにいきます。足を動かして走っているうちに、体づくりの過程が人生とリンクしているように思えてきて、前向きな気持ちになれるんですよね。足を前に出すことって大事!それにトレーニングをやり切ったり、目標を達成した時に見える景色は全然違うし、新たな喜びも知りました。多様化の時代であり、情報も溢れていると、選択肢が多いからこそ迷いや悩みも多くなるのかもしれません。そんな時、体が強いと自分を信じる強いマインドもキープできると思っています」一方で、鍛えている女性も素敵に映るそう。「うっすら筋の入った腹筋もヘルシーですが、鍛えることでくびれができたウエストは美しいと思います。いきなりハードなトレーニングは大変だけど、毎日1分ずつから始めても、続けていれば必ず体は変わっていくはず。筋肉は裏切りませんから(笑)」“護れるカラダ”への道のり+5kgで上半身に厚みを出すとバランスがいい。「セルフトレーニングで、腕立てを毎日やっていた時の腕は、自分史上最大で最高の出来だったので、記念に撮りました(笑)。僕は肩幅が広いので、身長に対しての理想体重だと痩せて見えてしまうんです。だから腕や胸筋を鍛えて理想体重より+5kgの、厚みのある上半身が、バランスがいい」強いマインドを作るため毎日お湯に浸かっています。「メンタルを整え、強いマインドをキープするためには運動ともうひとつ、お湯に毎日浸かって汗をかき、体内を循環させることも大事。入浴剤のBARTHは無色透明で香りも最小限。汗をたっぷり出してくれるので愛用しています。KITOWAのバスエッセンスは香りで癒されたい時に」まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳で芸能界入りし、俳優として活躍。代表作は、連続テレビ小説『ちむどんどん』ほか多数。放送中のドラマ『大奥 Season2』(NHK総合)、『セクシー田中さん』(日本テレビ系)に出演。トレンチコート、パンツ 共に参考商品(アン ドゥムルメステール/エム TEL:03・6721・0406)スニーカー¥83,600(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京 TEL:03・6712・6809)Prime Video映画『ナックルガール』日本のAmazonスタジオが手掛ける本作。日本人キャストと、韓国の映画制作会社クロスピクチャーズによる、日韓共同制作作品で、原作は『梨泰院クラス』(『六本木クラス』)などで知られる、韓国のKakao発の大人気Webコミック『ナックルガール』。ナックル一つで命をかけた戦いに挑む、若き主人公・橘蘭を三吉彩花さんが、また元恋人役・神谷瞬を前田公輝さんが演じる。11月2日より、プライム会員に向けて世界独占配信!※『anan』2023年11月1日号より。写真・SASU TEI(RETUNE Rep)スタイリスト・清原愛花ヘア&メイク・松橋亜紀取材、文・若山あや(by anan編集部)
2023年10月29日2023年秋冬「ananモテコスメ大賞」トレンド部門。ここでは、俳優・前田公輝さんが“優秀プライマー”にトライ!前田公輝×優秀プライマーいくつもの機能を兼ね備えた優秀な下地が続々と登場している今、どのようにアイテムを選べばよいのかが悩みどころ。透明感ある白肌をキープしている前田公輝さんは、自分の肌に合わせた使い方をしたいそう。「僕は色が白いほうなので、女性用の下地を使う時でも、白に近いブルベに似合う感じの色を選んでいます。きれいな肌にしておきたいと思いつつ、どの世代の方にも良い印象を持ってもらえるような、違和感のないバランス感を探しています」肌悩みを解消してくれる、ポイント使いにもこだわりが。「僕は疲れが出るとほうれい線に赤みなどが出てきたりするので、そういう悩んでいる部分をカバーできるようなアイテムがいいな、と思っています。日常的に使うとなると、肌馴染みの良さも大切。自分の素材はなるべく消さず、塗ることによってポテンシャルを高められるようなポイント使いをしていきたいです!」1、ツヤ、トーンアップで褒められ肌完成 賞【MAQuiIIAGE】ドラマティックフォルミンググロウベースさらっと馴染む使い心地。顔立ちに合わせてツヤと立体感をコントロールしてくれる下地。過剰な皮脂や水分も吸収し、テカリやカサつきを防ぐ。「使っていて、みずみずしさ、なめらかさがありました。トーンアップもして、肌状態があまり良くない時に使ったんですが、それでも周りからの評判が良かったです」。¥3,300(マキアージュ/マキアージュお客さま窓口 TEL:0120・456・226)「肌の赤みをしっかり補正してくれました。美容液が入っていてもさらっとした使用感」2、自信をくれる、ゴールドパールの輝き 賞【&be】UVプライマー シャイニーグロウ驚きの保湿力とのび。ツヤ肌、日焼け止め、美容液と、3役叶えるアイテム。ベージュカラーをベースに、ゴールドパールが透明感を与えるとともに、肌悩みをカムフラージュしてくれる。また、高い紫外線カット効果を、ノンケミカル処方で実現。「保湿力が高くてのびも良いので、少量でもカバーできます」。¥2,750 限定発売(&be/&be TEL:0120・274・032)「めちゃめちゃ輝きが強くて、SPFも50+なのに、肌にのせた時のゴワつき感がない!」3、潤いとなめらかな白肌が同時に叶うで 賞【ALBION】リングライト エフェクター美しいツヤ感が持続。凹凸を補正して、肌を整えて明るさを与えてくれる。保湿成分を配合した潤い膜が密着し、ベースとしてだけではなくセミファンデーションとしても機能。「トーンアップしつつ、とにかく自然な仕上がりとツヤ感になったのが印象的です。やりすぎ感が出ないので、日常使いしやすそう」。¥3,850(アルビオン/アルビオン TEL:0120・114・225)「“塗っている”という感じになりすぎず、程よいパール感で、肌に馴染みます!」まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。俳優。息もつかせぬ究極の100分間の心理劇、ミュージカル『スリル・ミー』に好評出演中。※『anan』2023年9月27日号より。写真・小川久志(by anan編集部)
2023年09月23日林遣都、高梨臨、佐藤隆太がトリプル主演するドラマ「MALICE(マリス)」がU-NEXTにて9月14日(木)19時より独占配信。この度、配信に先駆けて「悪意」で結ばれた奇妙な関係を表現したキービジュアルが解禁。また、U-NEXT内では、本編ティザー映像の30秒ver.が初公開された。本作は、とある大学の事務局長が殺害された事件の担当所轄刑事・星野尚人(林さん)と、殺人の容疑を掛けられた女性・谷村夏帆(高梨さん)、そしてスクープを狙う週刊誌記者・丸山奏太(佐藤さん)が“真犯人”を追い詰めていく、これまでにないヒューマンサスペンスドラマ。警察、事件関係者、マスコミという3つの視点から、事件の裏に潜む「MALICE=悪意、敵意、恨み」に迫り、真相を暴いていく。そしてこの度、トリプル主演の林さん、高梨さん、佐藤さん、3人によるキービジュアルが解禁。林さん演じる星野尚人の手には警察手帳、高梨さん演じる谷村夏帆の手首に手錠、佐藤さん演じる丸山奏太の手にはカメラと、3人の立場が一目で分かる小道具を着用。キービジュアルを担当したのは、ドラマ「純愛ディソナンス」や「A2Z」などの数々の作品を手掛けたキービジュアルデザイナー・高尾裕司。それぞれ個人的な問題と思惑を抱えながら真相を暴こうとしている雰囲気が伝わってくるもの。果たして、3人の視線の先にある真実とは…!?高尾さんは「『警察、容疑者、マスコミ。真実は、誰のもの?』をコンセプトに、3つの視点をキャラクター毎に紅・青・緑のテーマカラーを設定することで表現」したと語り、「清濁併せ持った一癖も二癖もあるキャラクター達の含みのある表情をノイジーな質感で仕上げています」とコメントを寄せる。さらに配信開始前日の9月13日(水)に第1話先行試写イベント開催が決定。林さん、高梨さん、佐藤さんの3人も登壇予定で、イベント詳細は後日発表される。刑事・星野尚人が主人公となる第1話は9月14日(木)に独占配信スタート。以降、毎週木曜19時に1話ずつの配信で、9月21日(木)には容疑者・谷村夏帆が主人公となる第2話を、9月28日(木)には週刊誌記者・丸山奏太が主人公となる第3話を配信し、11月2日(木)まで全8話を順次配信。さらに配信に先駆けてU-NEXT内では、本編ティザー映像の30秒ver.を初公開。BGMに流れる「MALICE」のメインテーマ楽曲は、主人公の視点が切り替わるのに応じて様々なアレンジが加わる。音楽を手掛けた出羽良彰は、「核となる旋律は、別々の視点になっても、彼らの根底にある『悪意』に抗っていく姿をイメージしながら書きました。サスペンスドラマのスピーディーな展開、その中にあるそれぞれの人間味を、音楽と共に楽しんでいただけたら」とコメント。同じく音楽の羽深由理は、「暗い墨色が滲んでいくように淡々としていて、静かに怖い...そんな世界観を表現するため、シンプルで緊張感のある旋律を選びました。あるときは善意に潜む悪意に、またあるときは悪意に満ちた悪意に、音楽も渾身の力で寄り添い、作品を少しでも盛り上げることができていれば幸いです」と語っている。<STORY>翔東大学の事務局長、小園洋平が自宅で刺殺体で発見された。現場に駆けつけた富士見署刑事、星野尚人(林遣都)は、殺害現場であるリビングの様子を見て、妻と離れて暮らしていたという小園に、別の女の影を感じる。翔東大学国際社会学部の講師、谷村夏帆(高梨臨)は、どんな手を使ってでも出世しようとしており、半年前から人事権を持つ小園と不倫関係にあった。その小園が殺害され、夏帆は殺人犯として逮捕される。一方、不倫の情報を匿名のメールで受け取った記者の丸山奏太(佐藤隆太)は、何者かが事件の印象操作を図ろうとしていることに気づき、独自の調査を始める。そんな中、星野は中途半端な捜査で夏帆を犯人と決め込む警察上層部の捜査方針に違和感を覚え、やがて夏帆が何者かにハメられた可能性に気づく。刑事、容疑者、記者――。3人はそれぞれにプライベートにおける問題も抱えながら、利害関係の一致から協力関係を結ぶことに。事件を企てた人間をあぶり出そうと画策し、一歩ずつ真実へと近づいていく。果たして、真犯人は誰なのか?人々の“悪意”の裏に潜む衝撃の事実が明らかになる…。「MALICE」は9月14日より毎週木曜19時~U-NEXTにて見放題配信(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2023年08月17日これまで数々の名作、傑作ドラマに出演してきた佐藤隆太さん。その人が、「こんなに心底惚れ込んだ作品に出合えたことが幸せです」と語るのは、2020年に出演した舞台『エブリ・ブリリアント・シング』のこと。この作品は観客参加型で展開され、開演前、佐藤さんから番号入りのカードを渡された観客は、自分の番号が呼ばれたらカードに書かれた言葉を読み上げたり、ときには医者や父親役として佐藤さんと対峙したり。そこで紡がれるのは、ひとりの少年が大人になり、人生の苦みや喜びを知っていく物語だ。観客と共に再び、世の中のあらゆるステキなものを探す旅へ。「毎日違うお客さんの反応があって、咄嗟に対応していかなきゃならないので、きっとアクシデントみたいなこともあるだろうと思って、幕が上がるまでは不安もありました。でも、こちらが何を求めているか、どういう空気にしたいのかを敏感に感じ取って、応えようとしてくださる方が多くて。すごく救われたし支えられたし、自分でも鳥肌が立つような奇跡的な瞬間に何度も出合いました。それは、他の舞台では味わうことのない感動だったんだろうなと」とはいえ、回によっては想定外の反応に困惑したことも。「だから毎回、めちゃくちゃ楽しいけれど、めちゃくちゃ大変でした。他の舞台の初日は手が震えるくらい緊張しても、初日を走り切ればいったんは落ち着ける。でも、この作品は毎日が初日みたいな感じだから、ずっとドキドキしてました。ただ、アメリカでこの作品をやられていた俳優さんと話したときに、『何があってもとにかく信じて前進することだ』とおっしゃっていて。自分が予想できないことが起こっても、そこで怯まずに進める。それでお客さんはノってきてくれるんです」演出は、以前に舞台『いまを生きる』でご一緒した上田一豪(いっこう)さん。「ご本人が柔らかくあたたかい方で、演出されるときも同じで、そうしたことを大事にされている。だから一緒にやっているこちらは安心感があるし、この作品にぴったりな方だと思いました。物語はなかなかヘビーではあるけれど、観終わったときにすごくあたたかい気持ちになるのがこの作品の持つ力です。人の痛みに優しく寄り添ってくださる方なので、一緒にそういう作品に仕上げていきたいです」それは佐藤さん自身にも共通すること。劇場を訪れた人は、佐藤さんの笑顔に迎えられリラックスでき、渡されたカードに一度は戸惑っても、「大丈夫ですよ」の言葉に安心し、作品に身を委ねることができる。「そう言っていただけるのは嬉しいんですけど、最初の方はこちらの緊張がお客さんにも伝わってたなと思います。大事なのは、いかにお客さんと近い距離感でいるかなんですよね。この作品では演者もお客さんも同じ目線であることを感じてもらいたいし、それが面白い体験になると思うんです。それには芝居が始まる前までの時間が結構大事なので、そこでとても神経を使いますし。観に来てくれた俳優仲間が『自分もやってみたい』と言っていて嬉しかったですが、一方で、これはめちゃくちゃ大変だからねっていう思いもありました(笑)」大学在学中に宮本亜門さんの演出舞台でデビューし、そのすぐ後にドラマ『池袋ウエストゲートパーク』に出演し、注目を集めた。その当時から、誰に対しても朗らかで親しみやすい雰囲気は変わらないままだ。「それはたぶん、僕自身がこの世界に憧れていた当時の感覚のままだからだと思います。いまだに俳優さん…ましてや女優さんと話すときに緊張しますし。こうしていることが不思議な感覚。でも振り返ると、自分のキャパシティを超えるくらい忙しかった時期に、ストレスを表に出してしまったこともあって、今考えると恥ずかしいし、人間力が足りなかった。だから年齢を重ねる中で、自分も少しずつでも成長していかなければと思っています」『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』7歳のとき、自殺未遂をした母親をなんとか勇気づけようと、思いつく限りの「ありとあらゆるステキなこと」をノートに書き始めた主人公。やがて彼は成長し恋に落ち、結婚するが…。8月11日(金)~27日(日)池袋・東京芸術劇場 シアターイースト翻訳・演出/上田一豪出演/佐藤隆太一般5500円(8月16日までは前半割一般5000円)ほか東京芸術劇場ボックスオフィス TEL:0570・010・296全国ツアーあり。さとう・りゅうた1980年2月27日生まれ、東京都出身。ドラマ『木更津キャッツアイ』『ROOKIES』『スカーレット』などの映像作品のほか、舞台出演も多数。9月よりU‐NEXTで主演ドラマ『MALICE』が配信開始に。シャツ¥29,700パンツ¥45,100サスペンダー¥16,500(以上suzuki takayuki TEL:03・6821・6701)※『anan』2023年8月9日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・勝見宜人(Koa Hole inc.)ヘア&メイク・白石義人インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年08月06日俳優の佐藤隆太が所属する芸能事務所・ケイファクトリーは21日、公式サイトを通じ、中古車販売大手・ビッグモーターとの広告契約を20日付で解除したと発表した。公式サイトでは「ビッグモーター 広告契約について」と題し、「ビッグモーターの広告出演に関しまして、関係先との協議のもと、7月20日付で契約解除に至りましたことをご報告申し上げます」と経緯を説明。加えて、「なお、本契約に関するご質問に対して、お答えすることができませんことをご了承ください」と記している。ビッグモーターの保険金不正請求問題が報じられたことを受けての今回の発表。佐藤は、2017年から同社のCMに出演していた。
2023年07月21日無類の映画好きとしても知られる前田敦子さん。ヒーローものにはマーベルで開眼。前田さんならではの楽しみ方を聞きました。ヒーロー映画のトップランナーとして、ファン層を拡大し、魅了し続けているマーベル・シネマティック・ユニバース作品。「私がマーベルに興味を持ったのは、『アベンジャーズ』が公開されて、しばらく経った頃だと思います。周りがみんな面白いって言っていて、マーベルの最初の盛り上がりがきている時だったんです。それで私もシリーズ1作目の『アイアンマン』を観てみました」前田敦子さんとマーベルの出合いは、今から10年ほど前。前田さんが21歳くらいの頃のこと。「観たら、すっごい楽しかったんです。それまでヒーローものというと非現実的なイメージがありましたが、『アイアンマン』は全く違って、むしろ実在するようなリアリティ。大人もハマれる作品で『これ作った人すごい!』って尊敬しちゃいました(笑)」ヒーローといえど、主人公のトニー・スタークはそもそも人間。テロリストから地球の平和を守るため、自ら開発したアーマーを装着して「アイアンマン」になる。「それって現実的ですよね。でも、同時に夢もある。『アイアンマン』を観てからは、その当時出ていた『アベンジャーズ』までの6作品を一気に観て、あとはずっとリアルタイムで追いかけています」現在44作品あるMCUのなかでも大きな区切りとなるのが、ヒーローたちが大集合する『アベンジャーズ』シリーズ。これまで4作品が公開されている。「私はアイアンマンやキャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウといった初代アベンジャーズが大好きで、うちの猫にもメンバーたちの名前をつけるほど。アベンジャーズは、それぞれ個性的なところが魅力なんですよね。例えば、トニーは単体の映画で観ていると個人主義だけど、アベンジャーズになるとリーダーシップを発揮するんだな、とか。あと、ノリが軽い(笑)。一方、キャプテン・アメリカはマジメで紳士的。悲しい過去を背負っていて、だからこそ応援したくなる!そんな違うタイプのヒーローが集まって、わちゃわちゃするのが楽しいんです」1作目の『アベンジャーズ』ではそういう姿がよく見られるが、いったんの終幕に向かう『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、かなりシリアス。「世界を救うための集中モードに入っていくので、仕方ないんですよね。でも、私はやっぱり最初の頃の楽しい雰囲気が好きだし、何よりシビアな結末が辛かった。あのヒーローがいなくなってしまうなんて…。現実的といえばそうなんですけど、リアルタイムで追っていたぶん、感情移入も大きくて。『エンドゲーム』を観たあとは、ただただ泣いていました」シリーズを順番に観るなら「この衝撃を一度は体感してほしい」と言いつつ、前田さん自身はもう少し軽やかな楽しみ方が好み。「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『スパイダーマン:ホームカミング』『キャプテン・マーベル』は肩の力を抜いて観られるし、期待通りに面白い。例えば『キャプテン・マーベル』は、主人公のキャロル・ダンヴァースがアベンジャーズの誰より強いんじゃないかというほどスーパー強くて、彼女が自分の星にいてくれたら一生安心(笑)。マーベルにはこういう作品もあって、全てが悲惨にならないところがいいんです」それこそが、前田さんがマーベルに惹かれるところ。「誰かが犠牲になっても、ほかのヒーローが現れて、最悪の状況は食い止められる。そのギリギリの感じが、たまらないなと思います。マーベルには、そういう展開がいくつもあって、ひとたび世界に飛び込むと夢中になれる。だから私は、日常のモヤモヤからパッと離れたい時に観たくなるんです」これほど没入感ある映画体験ができるのは、物語の良さもさることながら、俳優陣の魅力や演技力によるところも大きいよう。「私は、この世界の中にいる俳優さんが全員好き。ヴィラン(敵)も含めて嫌いな人は一人もいないです。100%その役になっている。みんなピッタリって思えるなんて、本当にすごいですよね」『エンドゲーム』後はヒーローの世代交代など、それ以前のマーベルとはまた違った雰囲気になっているが、初代アベンジャーズファンの前田さんは、その変化をどのように受け止めているのだろう。「やっぱりちょっと寂しい気持ちもありますが…。でも、ディズニープラスのドラマシリーズから新ヒーローが続々と加わって、なかには気になるキャラクターも。例えば『ホークアイ』に登場した、ホークアイの跡を継ぐケイト。子どもの頃からホークアイに憧れていた彼女が、弓矢の腕を磨いて後継者になるなんて、夢がありますよね。あと新登場といえば『ムーンナイト』は、ヒーローの心の闇が描かれていて、これまでのマーベルにはなかったようなダークな世界観。今後、ほかの作品にどう影響するのか、楽しみです。ほかにもまだまだ新しい仲間が増えそうなので、これからも変わらず追っていきたいと思います」前田さんのMY BEST「マーベル」『アベンジャーズ』(2012)ヒーローたちのわちゃわちゃ賑やかな感じが好きなんです。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ソー、ハルク、ホークアイという、それまで個々に活動してきたヒーローたちが、初めて力を合わせて敵と戦う。「ヒーロー同士の関係性がいい。なかでも私は、芯が強くてブレないブラック・ウィドウが、一番好き」『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)アライグマに木のヒーロー…!見た目から引き込まれます。MCUの中でも独立した魅力を持つ作品。はみだし者のピーター・クイルが、ワケありの仲間とチームを組んで、銀河を救う旅に出る。「アライグマのロケットに、木のグルートと、見た目からしてみんな個性的で面白い。ガーディアンズは音楽も良くて、サントラを聴いていました」『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)ヒーローと同じ目線で楽しめて、どっぷりハマりました!普段は高校生。街にトラブルが起こるとスパイダーマンとして活動するピーター・パーカーが主人公。「これを観た時は、私もまだ20代だったので、ピーターのキラキラした姿を同じ目線で楽しんでいました。どっぷりハマっていた時期で、思い入れも深い作品です」『キャプテン・マーベル』(2019)彼女がいれば絶対に大丈夫と思える存在って本当に心強い。アベンジャーズ誕生前の世界線。過去の記憶を失ったキャロルは、その代償として強大な力を得るが…。「とにかく可愛くて、かっこよくて、めちゃくちゃ強い!ヒーローが負けてしまうのはある意味、現実的ですが、一方で彼女のように最強の人がいると安心して観られます」©2023 MARVEL掲載作品は、すべてディズニープラスで配信中(『スパイダーマン:ホームカミング』はソニー・ピクチャーズ配給)視聴には、月額990円、年額9900円の2プランがあり。まえだ・あつこ1991年7月10日生まれ、千葉県出身。俳優、歌手。7月20日から放送のドラマ『彼女たちの犯罪』(読売テレビ・日本テレビ系/毎週木曜23時59分~)に出演。映画『Love Will Tear Us Apart』が8月19日公開。シャツ¥36,300(PAS MARQUE/パ マーク)シンプルフープ¥12,000おっぱいリング¥30,000KOIAI STUDIOS×クレーターリング¥42,000ハグリング¥24,000エヌリング¥24,000ころころバングル¥38,000チェーンブレスレット¥50,000(以上korocoro@koro__coro)ランニング、スカートはスタイリスト私物※『anan』2023年7月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・清水恵子ヘア&メイク・高橋里帆取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2023年07月20日林遣都&高梨臨&佐藤隆太がトリプル主演を務めるU-NEXT制作ドラマ『MALICE』の追加キャストが発表された。『MALICE』は、とある大学の事務局長が殺害された事件の担当所轄刑事と、殺人の容疑を掛けられた女性、そしてスクープを狙う週刊誌記者が、“真犯人”を追い詰めていく、今までにないヒューマンサスペンスドラマ。林は刑事・星野尚人、高梨は殺人事件の容疑者となる谷村夏帆、佐藤は週刊誌記者の丸山奏太を演じる。このたび追加キャストとしてアナウンスされたのは、馬場ふみか、磯山さやか、アキラ100%、神保悟志の4人。馬場は事件を担当する弁護士の河合朱莉役、磯山は週刊誌記者・丸山奏太の妻の丸山香里役、アキラ100%は週刊誌の編集長・藤木卓雄役、神保は民進党議員の中川満役をそれぞれ務める。『MALICE』は、9月にU-NEXTで独占配信される。■馬場ふみか コメント今回初めての弁護士役ということでセリフも難しく、緊張しながらの現場だったのですが、夏帆に対するコンプレックスを抱きつつも強い信念を持って弁護する姿を見ていただけたら嬉しいです。ドラマ全体としては一つの事件に対して毎回いろいろな角度から語られていくことで、視聴者の皆さんがより一層深く没入できる作品になっていると思いますので、毎週楽しみに観ていただきたいです。■磯山さやか コメントこの作品は、回によって、それぞれの立場からの物語になるので本当に面白いなと思いました。これが正義なんだと思っていても、違う立場の視点になると、本当にそうなのか?と考えさせられます。見えているものがすべてではなく、さまざまな立場を考える思いやりも大切だと改めて感じました。丸山家は「娘のため」と同じ気持ちを持っているのに、なかなかなすれ違いが生じています。丸山家がどうなるのか、見守っていただきたいです。■アキラ100% コメント佐藤隆太さん演じる丸山の上司・藤木を演じさせていただきました。お笑いとは全然違うサスペンス作品ということで緊張していましたが、佐藤さんがとても明るく元気に引っ張ってくれて楽しく撮影できました。心に葛藤を抱える3人が、ある事件で絡まりあっていく展開がとてもスリリングで面白い!この作品のワンピースとなれたことが本当に嬉しいです!とても素敵な作品ですので、手に汗握りながら楽しんでご覧いただきたいです。■神保悟志 コメントリアリティのあるストーリー展開の中で、それぞれのキャラクターの立ち位置で事件の見え方が変わって行く、とても面白いドラマです。そんな素敵なドラマの影の「悪」を演じさせて頂けて最高に楽しめました。「悪」と言っても私が演じた中川にとっては、それが常識であり、それが正義。そんな社会の裏側を感じて頂ければ最高です。■脚本家・山岡潤平 コメント全員「凡」人。これが、今作の執筆で最も気をつけた点でした。今作には3人の主人公が登場しますが、彼らはもちろん、その他も、全員スーパーマンではなく、僕たちのすぐ隣にいてもおかしくない普通の人々にしようと思いました。そんな普通の彼らが、さまざまな悪意が生み出す事態と、どう戦っていくのか?そして、悪意の正体とは一体何なのか?それすら決して特別なものではなく、僕たちのすぐ隣にあるものだと思います。■脚本家・武井彩 コメント高梨臨さん演じる谷村夏帆パートを担当しました武井です。プロデューサーの森安さんから、ひとつの事件を3人の人物の視点から描く作品を作りたいとお話をいただいた時、また難題を……!と思いましたが(笑)、人物ひとりひとりを丁寧に書かせてくれる森安さんの元であれば、絶対に面白い作品になるに違いないと、参加させていただきました。完全オリジナル、また、今まで見たことのない刑事モノということで、生みの苦しみも多々ありましたが、上質なドラマになったと手ごたえを感じています。「令和の毒婦」夏帆が、なぜ、或る殺人事件に関与してしまうことになったのか。山岡潤平さんが書かれる「刑事星野」「記者丸山」パートとあわせて、ドキドキハラハラ楽しんでいただければ幸いです。<作品情報>ドラマ『MALICE』9月~U-NEXTで独占配信番組公式サイト:・共同テレビ
2023年07月19日大河ドラマ「どうする家康」の新たなキャストが決定。佐藤隆太、和久井映見、高畑淳子、山田真歩、淵上泰史、深水元基、中村七之助が出演する。今回発表された7名が演じるのは、秀吉の家族・腹心たち“チーム秀吉”。佐藤隆太が演じるのは、秀吉が心を許す数少ない理解者・豊臣(羽柴)秀長。知略策略にも長け、屈託のない笑顔と人好きのする物腰で、兄と一緒にうまく人を丸め込む。兄・秀吉役のムロツヨシとの共演について「ある日の撮影で、縁側で秀吉と秀長が並んで座って話をしているシーンがあったのですが、その映像をチェックしながら、ムロさんとどちらからともなく『この2人の背中、空気感、なんか良いね』と話していました。そんなデコボコ兄弟の掛け合いを是非楽しみにして頂きたいです」とコメントしている。和久井映見が演じるのは、秀吉が深い愛と信頼を寄せる妻・寧々。暴走する秀吉を厳しく叱り、たしなめることもできる稀有な存在だ。ムロさんとの共演について「ムロさんとご一緒の場面、どんなふうになるのか、緊張しつつ、楽しみにしております」と期待を寄せている。また、天下人の母にはなりたくなかった仲を高畑淳子、小姓時代に秀吉から才能を認められた猛将・福島正則を深水元基、石田三成を中村七之助が演じ、演じる人物の印象については、次のように話している。「仲は、何が起こっているのか、よくわからないまま、あれよあれよと大政所に!! しかし勘の良い人で、何かしらの不安を予知しているようです。何もかも受け入れるしかない人……この時代の人、女性は皆そうかも知れないですが、全てを享受して生きていく人を演じられたらと思います」(高畑さん)。「秀吉への愛は強いですよね~」(深水さん)、「才気あふれる最高の頭脳の持ち主であり、朝鮮出兵や様々な駆け引きを全て石田三成がやったといっても過言ではないほどで、秀吉の為に尽力し、忠義を重んじている人物だと思います」(七之助さん)。そして今回大河ドラマ初出演となった山田真歩と淵上泰史は、秀吉の野望に振り回される妹・旭、豊臣の命運を握る名将・加藤清正をそれぞれ演じる。山田さんは「ムロツヨシさん演じる秀吉の妹ですので、やはり兄妹の血の繋がりをどこかに感じてもらえるような、魅力的な旭姫を演じたいと思っています」と意気込む。淵上さんは「とても緊張しております。過去にもたくさんの方が演じています。ご批判も来るかもしれません。ただ誰一人、加藤清正に会った事がないので正解がありません。なので自由に、僕らしく堂々と思いっきりやろうと思っております」と語っている。大河ドラマ「どうする家康」は毎週日曜日20時~NHK総合テレビ/毎週日曜日18時~BSプレミアム・BS4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年06月15日林遣都、高梨臨、佐藤隆太がトリプル主演するドラマ『MALICE(マリス)』が、動画配信サービス「U-NEXT」で9月より独占配信されることが10日、発表された。『MALICE』は、とある大学の事務局長が殺害された事件の担当所轄刑事と、殺人の容疑を掛けられた女性、そしてスクープを狙う雑誌記者が“真犯人”を追い詰めていくヒューマンサスペンスドラマ。第1話は「刑事」、第2話は「容疑者」、第3話は「記者」…と、警察、事件関係者、マスコミという3つの視点から事件の裏に潜む「MALICE=悪意、敵意、恨み」に迫り、真相を暴いていく。脚本は、映画『モエカレはオレンジ色』や『特捜9』シリーズ、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』などで知られる山岡潤平氏と、『純愛ディソナンス』、『サワコ ~それは、果てなき復讐』、『イアリー 見えない顔』などで知られる武井彩氏が担当する。林遣都が演じるのは、翔東大学の事務局長・小園洋平が殺害された事件を追う所轄の刑事・星野尚人(ほしの なおと)。正義感が強く長いものに巻かれるのを嫌うが故に上司から疎まれる星野は、捜査一課の方針に疑問を抱き、アルコール依存の父親など家族の問題を抱えながらも信念を持って捜査に挑む。高梨臨が扮するのは、小園殺害の容疑者となる谷村夏帆(たにむら かほ)。准教授昇進を狙う大学講師の夏帆は、出世のために小園と不倫関係となり、ある日、小園殺害の容疑者に仕立てられてしまう。幼い頃に自分を捨てた父親への憎しみを糧に困難を乗り越えてきた夏帆は、自らの潔白を証明すべくこの難局に向き合う。佐藤隆太が演じるのは、週刊誌記者の丸山奏太(まるやま そうた)。離婚調停中で娘の親権争いの優位に立ちたい丸山が、定時退勤できる部署に異動するために上司から突きつけられた条件は“手柄を立てる”こと。丸山は、スクープを狙ううちに殺人事件を追うことになる。それぞれ個人的な問題と思惑を抱えながら、一歩ずつ真実へと近づいていく3人。どのような結末が彼らを待っているのか注目だ。主演を務める3人と森安彩プロデューサーのコメントは以下の通り。○■林遣都誰かが誰かを陥れ、無関係の誰かが無自覚な追い討ちをかける。最近よく目の当たりにする光景ですが、悪意とは、こうした出来事の中に渦巻いているように思います。ただそれとは別に、自分の心、大切な人、守りたいものの為にやむを得ず人が人を傷付けてしまうことも世の中には沢山あって、悪意とは、人間が思考して生きている限り理性を超えて湧き上がってくるものだとも感じます。人を傷付けさえしなければ、きっと心は豊かでいられるはず。自分を大切にしていれば、人も大切にできるはず。私はそう信じて生きていきたいです。○■高梨臨私の演じる夏帆は、育った境遇から出世欲が強く、独りで生きてきたという思いもあり周りからみたら冷酷な人間に見えると思いますが、夏帆の視点から描かれると、それだけではない弱さや人間らしさも見えてきます。このドラマは3人の視点から物語を描いているので、夏帆の感情は芯に持ちつつ、他の2人の視点の話ではその2人に映る夏帆を意識して演じました。今回いただいた夏帆という女性は自分自身とはとても離れている人物だったので、気持ちを作っていくのがとても難しかったです。悩みながらもこのようなチャレンジングな役を演じる機会をいただいて、不安が混じりながらも、それよりも遥かに上回る興奮を日々感じています。みなさんに今までにない感覚のスリルを楽しんでいただけるように、精一杯作り上げていきたいと思っております。楽しみにしていてください。○■佐藤隆太自分にとっての正義が時に誰かを傷つけたり、ある人にとっては悪意と受け取られてしまったり。日々考える事ではありますが、今回、丸山という男を演じながら「僕も気をつけよ…」と、改めて感じております。普段は見せなくても、当然その人その人に抱えているモノがあって。誰かと接する時には最低限の想像力と優しさを持っていたいな、なんて事を思います。丸山さんは、娘の親権を取るという大きな目的に向かって動いている一方で、ちょいちょい詰めが甘い所がありまして(笑)。その人間臭さに演じ甲斐を感じています。仕事も性格も置かれている立場も全く違う3人が、どのようにして事件に立ち向かうのか、是非ご覧になって下さい。○■森安彩プロデューサー何年も前から温めてきたこのオリジナル企画が、ついに実現することをとても嬉しく思っております。描きたかったのは、“生身の人間たちの等身大の葛藤”です。心身共にハードで、世間から要求される事柄も多い職種である、刑事、教師、記者。“正義”のための仕事のはずなのに、組織にいるがための妥協や、周囲からの期待に応えるための自己犠牲等を伴い、“正義”を貫き通すことが困難な仕事でもあると思います。そんな理想と現実の狭間でもがく3人の主人公の“渇き”とそこからの“解放”を克明に、そして臨場感を持って、描きます。ジャンルで言うとヒューマンサスペンスですが、同時に誰しもが日常の中で感じる生きづらさや、陥りがちな人間関係の溝、そして家族の絆と再生を描いており、幅広い世代の方に共感し、楽しんで頂けるドラマだと思います。また、毎回主人公が変わり、目線も変わっていく仕掛けは、このドラマならでは、です。そんな原作のない、チャレンジングなオリジナル企画に賛同し、参加を決意して下さったスタッフ、キャストの皆様と、企画を採択して下さった U-NEXT の皆様に心より感謝しております。今はまだ絶賛撮影中ですが、林さん、高梨さん、佐藤さんをはじめとするキャストの方々の迫真の演技と、スタッフの渾身の映像を見ていると、素晴らしい作品になること間違いなしと確信するほかありません。ぜひぜひ楽しみにしていて下さい!
2023年06月10日林遣都、高梨臨、佐藤隆太が主演するU-NEXT制作ドラマ「MALICE」(マリス)の配信が決定した。翔東大学の事務局長・小園洋平が、自宅で刺殺体で発見された。現場に駆けつけた富士見署刑事・星野尚人(林遣都)は、殺害現場であるリビングの様子を見て、妻と離れて暮らしていたという小園に、別の女の影を感じる。翔東大学国際社会学部の講師、谷村夏帆(高梨臨)は、どんな手を使ってでも出世しようとしており、半年前から人事権を持つ小園と不倫関係にあった。その小園が殺害され、夏帆は殺人犯として逮捕される。一方、不倫の情報を匿名のメールで受け取った記者の丸山奏太(佐藤隆太)は、何者かが事件の印象操作を図ろうととしていることに気付き、独自の調査を始める。そんな中、星野は、中途半端な捜査で夏帆を犯人と決め込む警察上層部の捜査方針に違和感を覚え、やがて夏帆が何者かにハメられた可能性に気付く。刑事、容疑者、記者。3人はそれぞれにプライベートにおける問題も抱えながら、利害関係の一致から協力関係を結ぶことに――。本作は、とある大学の事務局長が殺害された事件の担当所轄刑事と、殺人の容疑を掛けられた女性、そしてスクープを狙う雑誌記者が、“真犯人”を追い詰めていく、完全オリジナルのヒューマンサスペンスドラマ。第1話は「刑事」、第2話は「容疑者」、第3話は「記者」と、警察、事件関係者、マスコミという3つの視点から事件の裏に潜む“MALICE=悪意、敵意、恨み”に迫り、真相を暴いていく。正義感が強く長いものに巻かれるのを嫌うが故に上司から疎まれてしまう、事件を追う所轄の刑事・星野尚人役の林さんは、「人を傷付けさえしなければ、きっと心は豊かでいられるはず。自分を大切にしていれば、人も大切にできるはず。私はそう信じて生きていきたいです」と星野尚人としてコメント。出世のために小園と不倫関係となり、小園殺害の容疑者に仕立てられてしまう谷村夏帆役の高梨さんは、「みなさんに今までにない感覚のスリルを楽しんでいただけるように、精一杯作り上げていきたいと思っております。楽しみにしていてください」と呼びかける。佐藤さん演じる週刊誌記者・丸山奏太は、離婚調停中。娘の親権争いの優位に立ちたい彼は、定時退勤できる部署に異動するために“手柄を立てる”ことを条件に突きつけられる。そして、スクープを狙ううちに、殺人事件を追うことに。「大きな目的に向かって動いている一方で、ちょいちょい詰めが甘い所がありまして(笑)。その人間臭さに演じ甲斐を感じています」と話し、「仕事も性格も置かれている立場も全く違う 3 人が、どのようにして事件に立ち向かうのか、是非ご覧になって下さい」とメッセージを寄せている。脚本は、「特捜9」シリーズや「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の山岡潤平と、「純愛ディソナンス」の武井彩が担当する。「MALICE」は9月、U-NEXTにて見放題配信予定。(cinemacafe.net)
2023年06月10日佐藤隆太による一人芝居『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』が2023年8月11日(金・祝)から東京芸術劇場シアターイーストでおよそ3年半ぶりに再演される。再演にあたって佐藤隆太は「すぐにでも再演したいと思っていました。それぐらい自分にとって宝物のような作品なんです。できるならコンスタントに今後も演じ続けていきたいと思っていました」と素直に喜ぶ。本作は一人芝居ではあるが、観客参加型のイマーシブシアターの形態をとる。佐藤は初演について「演劇はその日その場所に集まったお客様と演者が、その瞬間でしか味わえないものを共有するということが醍醐味の一つだと思うんですけど、本作はそれがとても色濃く感じられる作品なんです。毎回が特別な時間でしたね。」と振り返る。実は、開幕前に米国ユタ州において本作を観劇したという佐藤。「脚本・演出、演者とお客様の関わりなど全体をひっくるめて見事な展開で、鳥肌が立ちっぱなしでした!胸が締め付けられるような場面がありつつも、一緒に奇跡的な瞬間をつくりあげていくことに感動して涙が出ました。それに劇場を出るときの余韻がすごくて、劇場を離れたくないと思ったんです。他のお芝居では味わえない体験が間違いなくあって、本当に感動しました」。その経験があったからこそ「お客様にもあの感覚を味わっていただきたい、その一心で臨んでいましたし、そうして目指すものがある分、一つ上の挑戦ができました」。今回、翻訳と演出を手掛けるのは上田一豪。舞台『いまを生きる』でタッグを組んだ経験がある佐藤は「すごく信頼している演出家ですし、そもそも気が合う」と印象を話す。そして「演出家が変われば、作品の雰囲気も少なからず変わってくるでしょうが、ずっと1人で演じてきて、セリフもある程度身体にまだ残っているので、やっぱり僕自身初演に引きずられることもあると思うし、うまく回っていたところを変える怖さもなくはないです。でも上田さんとこうしてタッグを組む機会を生かし切りたいですからね。覚悟を決めて、初演以上に皆様に楽しんでいただける作品にすべく、また新しく1から作っていこうかなと思っています」。東京公演は2023年8月27日(日)まで。ほか全国10都市で上演が予定されている。取材・文:五月女菜穂
2023年06月09日6月7日発売のファッション誌『VERY』7月号より、俳優・前田敦子の子育てエッセイ「31歳、お母さん。ときどき女優」の連載がスタートする。■前田敦子さんショートヘアのきっかけは息子さんの「ママ、可愛い!」前田は2021年の初登場以来、たびたび『VERY』誌面に登場。VERY編集部では、以前より取材時のとてもフラットなムードや、披露されるエピソードから垣間見えるひたむきなお母さんとしての姿に魅了されてきた。本連載では、現在4歳になる男の子のお母さんとしての素の表情が垣間見える、日々の子育てエピソードや、感じたことを紹介していく。取材日に以前より短いヘアで現れた前田。ヘアのことを尋ねると、「息子と何かの映像を見ていたときに私の髪型が短くて。息子が『ママのショートヘア可愛い。こっちの方がいい』と言うから、この前、切ったばかりなんです。でも、いざ切ってみると『前の方が良かった!』と拗ねていました」と笑顔に。当日は話が盛りあがり、予定時間のインタビューを大幅に超えてしまうほど!一部、未公開のエピソードを紹介する。■前田敦子さん息子とチョコを溶かして夜の実験!「どんなに忙しくても、寝る前の1時間は一緒に過ごす、毎日一緒に寝ると息子と約束しています。寝る前の1時間は彼がやりたいことに付き合う時間。最近は、園でやっている“数字のなぞり書き”にハマったらしく、『数字を書いて!』と頼まれて。画用紙にエンピツで薄く1から100まで数字を書いてあげると、集中してなぞる、ということを3日連続でやりました。紙粘土で好きなキャラを一生懸命作るのにハマっていた時期もあったし、別の日には、イチゴをストローで刺す実験をしていたり、何かYouTubeの実験で見たらしく、『これを凍らせたら寝る!』と言って、何やらチョコを溶かして冷凍庫に。翌朝にポリポリ食べていました(笑)」■第1回目は、母子で“常連”だという行きつけ店のエピソードを紹介!7月号では、息子と一緒によく訪れるという、子どもたちが大好きなレストランでの様子を、前田敦子さん(&息子さん)撮影のプライベート写真とともに、紹介する。【PROFILE】前田敦子1991年生まれ。2005年にAKB48として活動を始める。2007年に女優としてもデビューし、2012年にAKB48を卒業後は、ドラマ、映画、舞台と俳優として幅広く活躍中。プライベートでは4歳になる男の子のママ。
2023年06月07日前田敦子、成海璃子、塩野瑛久共演「かしましめし」が5月29日の放送回でフィナーレを迎えた。前田さんの演技に「上手すぎるのよ敦子さん…」「女優やってる前田敦子どんどん観たくてたまらない」など、SNSには改めて絶賛の声が投稿されている。「サプリ」「&」のおかざき真里による同名コミックを映像化。美大を卒業後、同級生の自死をきっかけに再会したアラサーの男女3人が、それぞれの人生に悩みながらも、みんなで集まっては賑やかな“おうちごはん”を囲み、一緒に暮らすようになる…という物語が展開してきた。蓮井に惹かれているデザイナー・千春を前田さんが演じ、同僚の田口と交際しているが心がすれ違っているナカムラを成海さんが。大学時代の同級生・瀬川にフラれた英治を塩野さんがそれぞれ演じた。また、千春の美大予備校時代の講師で画家をしており、今は千春をモデルに絵を描いている蓮井亮史には渡部篤郎。ナカムラの今の彼氏・田口祐也に倉悠貴。千春の中学時代の同級生・沙耶に工藤綾乃。英治と再会し親しくなる写真家・瀬川榮太郎に若林拓也。千春の母・紗栄子に渡辺真起子といったキャストも共演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。どんな日も寄り添って一緒にごはんを食べる千春、ナカムラ、英治のかしましい日常生活は、千春の母・紗栄子の突然の帰国によって岐路を迎える。共に帰国した友人と再びこの家に住むという紗栄子。急な話にナカムラと英治は考える間もないまま家探しを始める。そんななか英治の個展が開かれ、初日を終え一息ついていると、千春は2人に言えなかった本当の気持ちを打ち明ける。結局紗栄子たちが別の住むところを探す話になり、ナカムラと英治は同居を続けられそうになるのだが、千春は自分と一緒に暮らすことで2人が人生を足止めされているのでは?と考える。そんなことはないと否定する2人だったが、千春は「このまま一緒にいると2人に甘えちゃう」と、親友たちのためにも同居を解消したいと話す。そして蓮井に「好きです」と“告白”したうえで、この好きは“恋愛的”な好きではなく、ただ一緒に過ごして楽しかったり、落ち着いたりして、それでいいと今は思ってると話し、「また一緒にごはんを食べましょう」と告げる…という物語だった。視聴者からは千春を演じた前田さんに「あっちゃん素敵なドラマに出会わせてくれてありがとう!!」「女優やってる前田敦子どんどん観たくてたまらない」「上手すぎるのよ敦子さん…。自然過ぎるがゆえに千春ちゃんにめちゃくちゃ感情移入しちゃった」など、その演技を絶賛する声が送られる。また「もっと3人のご飯見てたかったなぁ…」「この3人だからこそできた作品だったなって改めて思った」など、共演した成海さんと塩野さんも含め、3人のメインキャストへの賛辞の言葉も。「優しい時間をありがとうございました。シーズン2お願いします」「温度感?空気感?めちゃくちゃ好きだなぁー!!!シーズン2やってください」と続編希望の投稿も多数SNSにアップされている。(笠緒)
2023年05月30日佐藤隆太による一人芝居『エブリ・ブリリアント・シング〜ありとあらゆるステキなこと〜』が、今夏から秋にかけて東京芸術劇場シアターイーストを皮切りに全国10都市で上演されることが決定した。『エブリ・ブリリアント・シング』は2013年にイギリスで幕をあけ、翌年には演劇祭の最高峰の一つであるエディンバラ国際芸術祭に参加し、3年連続して同演劇祭で上演されるという快挙を成し遂げた注目度の高い作品。2014年以降、ニューヨークを始め世界中で翻訳上演され、日本では、東京芸術劇場とりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館が共同制作し、2020年に初演された。物語は、語り手が7歳の頃の記憶を語るところから始まる。自殺未遂をした母親を何とか元気づけようと、子どもの目線で思いつく限りの「ありとあらゆるステキなこと」をノートに書き連ねてゆく。「ステキなこと」リストはどんどん増えてゆき、やがて成長した青年は恋に落ち、結婚をするが……。本作は、観客との距離が近いトークライブのようなユニークな上演スタイルで、開演前から観客に話しかけたり、番号のついた小さなカードを渡したり、観客と出演者のやりとりが魅力のひとつとなっている。観客は、渡されたカードにある自分の番号が呼ばれたらそこに書かれている言葉を読み上げ舞台に参加。やがて観客も主人公を演じる俳優と共に、人生で「ステキなもの、ステキなこと」を探る旅が始まる、という舞台となっている。本公演の独特の舞台設定に加え一人芝居という難役に再度挑戦するのは、佐藤隆太。初演時がデビュー20周年と重なった佐藤は、誰よりもこの作品の再演を待ち望んでおり、本年度は東京のみならず10都市をツアーすることで、より多くの観客にこの作品を届けられることに意欲を燃やしている。翻訳・演出には、ストレートプレイからミュージカル、小劇場から大劇場まで活躍している演出家の上田一豪を迎える。<公演情報>『エブリ・ブリリアント・シング〜ありとあらゆるステキなこと〜』原作:Duncan Macmillan with Jonny Donahoe(ダンカン・マクミラン+ジョニー・ドナヒュー)翻訳・演出:上田一豪出演:佐藤隆太【東京公演】8月11日(金・祝)~8月27日(日)会場:東京芸術劇場 シアターイースト※一部、終演後ポストトークあり※視覚に障害のあるお客様のための「音声ガイド」実施(要予約)■チケット料金(税込・全席自由(入場整理番号付))一般:5,500円前半割一般:5,000円(8月11日(金・祝)~8月16日(火) 公演限定)65歳以上:5,000円25歳以下:3,500円高校生以下:1,000円一般発売:6月24日(土) 10:00~チケットはこちら:<全国ツアー公演>【豊橋公演】9月1日(金)~9月3日(日)会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース【富山公演】9月8日(金)~9月10日(日)会場:オーバード・ホール 中ホール【いわき公演】9月22日(金)~9月24日(日)会場:いわきアリオス【熊本公演】10月3日(火)会場:熊本県立劇場演劇ホール【高知公演】10月7日(土)~10月8日(日)会場:高知市文化プラザかるぽーと大ホール
2023年05月12日“マエノリ”の愛称で親しまれている前田典子さん(57)は年齢を感じさせないエイジレスな女性と人気を集めています。先日、自身のインスタグラムに黒のワンピース水着姿を公開し反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう! 黒の大胆デザインのワンピース水着姿にファン興奮 この投稿をInstagramで見る マエノリ 前田典子 Noriko Maeda(@maenorichang)がシェアした投稿 「#春の沖縄#夏気分#紫外線はお肌の大敵だけど...まーえーかちょっとぐらいせっかくの沖縄やもん」とプールで寝そべりショットとプールで楽しそうにはしゃぐ動画を公開。大胆デザインの水着を着たマエノリさんの美ボディに注目が集まっていて、「今までで一番攻め込んだ水着とちゃいますか!」「凄いなぁ。同い年ボディとは思えない」「美しすぎます♡」とコメント欄に称賛のコメントが相次いで寄せられておりました。エイジレスな魅力で輝き続けるマエノリさんから目が離せないですね!あわせて読みたい🌈「セクシー」「グラビアでも女神」白ビキニで美ヒップ披露!小嶋陽菜さんのグラビア動画にファン悶絶
2023年05月11日前田敦子、成海璃子、塩野瑛久が共演する「かしましめし」が4月10日から放送開始。前田さんの演技に「リアル過ぎてきゅーってなった」など惹き込まれる視聴者からの声がSNSに続々上がるとともに、塩野さん演じる英治の関西弁も好評を博している。「FEEL YOUNG」好評連載中、「サプリ」「&」のおかざき真里による同名原作をドラマ化する本作は、美大を卒業後、同級生の自死をきっかけに再会したアラサー男女3人が、それぞれの人生に悩みながら“おうちごはん”を囲むなかで、やがて一緒に暮らしていくようになる…という物語。上司からのパワハラで心が折れ退職。気分転換の“料理”に活路を見出したデザイナーの千春には前田さん。古風で堅い家庭で育ち“結婚はするもの”という意識が強いが、同じ部署の婚約者から突然婚約破棄されてしまうナカムラには成海さん。美大卒業後、広告代理店のデザイナーとして勤務していたが営業に回され、自分のやりたいことがわからなくなってしまう英治を塩野さん。元カノ、所属していたラグビー部の元マネージャー、元カレという自死した同級生とつながりのある3人をそれぞれ演じている。またナカムラのことを気にかけている田口祐也に倉悠貴。3人の同級生で写真家の瀬川榮太郎に若林拓也。自身が開くお絵描き教室の先生で千春に仕事の依頼をする沙耶に工藤綾乃。3人の美大予備校時代の講師で画家の蓮井亮史に渡部篤郎といった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3人とも28歳で美大出身という千春、ナカムラ、英治は1年前、同級生の自死をきっかけに再会。それから“おうちごはん”を囲むようになる。心が折れて仕事を辞めた千春。バリキャリだが男でつまずくナカムラ。恋人との関係がうまくいかないゲイの英治。定期的に集まってご飯を食べるうちに一緒に住むようになる3人の愛おしくも“かしましい”日常生活が始まる…というのが1話の展開。放送後には「あっちゃんが映ると、映像が引き締まったり華やかになったりするの本当不思議」「繊細なお芝居あっちゃん流石だった。ゆったりとした口調の語りも大らかでマイペースながらも、他人思いの千春の優しいまっすぐな所が出てる」「千春がTV見て昔のトラウマみたいなのが蘇って動悸がしてるところとか、あっちゃんの演技リアル過ぎてきゅーってなった」など、前田さんの自然な演技に惹き込まれた視聴者からのコメントがSNSに続々投稿。また「塩野瑛久のほんわか関西弁が耳に心地よい」「英治くん可愛い過ぎ 関西弁に癒される」「関西弁が心地よいし笑顔や柔らかい雰囲気がとても素敵」など、塩野さんの関西弁も好評を博している。一方、2話の予告映像に被さる千春のモノローグには「来週の予告不穏」「2話の予告で、すでに終わりを匂わせないでくれぇ.....」など不安を感じる視聴者からの声も上がっている。【2話あらすじ】千春の家に引っ越してきたナカムラと英治。片付けがひと段落するとナカムラの卓上フライヤーで好きな具を串に刺して揚げる、名付けて“引っ越し揚げ”で引っ越し初日の食卓を囲むことに。ある日、千春の提案で花見に出かけた3人。その後一人になったナカムラの前に田口が現れる。田口の軽妙なやりとりに少し心を開くナカムラだったが…。「かしましめし」は毎週月曜23:06~テレビ東京にて放送中。(笠緒)
2023年04月11日昨年6月、歌手の箱崎幸子さんと再婚し、新婚生活を満喫する前田吟さん。2人の関係は、前田さんが幸子さんに猛アプローチをかけたことで始まったそうでーー。「彼女と出会った日から、2度目に再会するまで気持ちはもう決まっていて。息子たちに『俺は必ず結婚するから、君たちはそのつもりでいてくれ』と宣言したんです」こう語るのは、俳優の前田吟さん(79)。一昨年、前妻をすい臓がんで亡くし、寂しく暮らしていた前田さん。しかし、昨年6月、歌手の箱崎幸子さん(74)と電撃再婚した。2人の出会いはまさに偶然。昨年1月、前田さんが数十年ぶりに立ち寄ったスナックに来ていたのが幸子さんだった。その夜は少し言葉を交わしただけ。帰り際に幸子さんから手渡されたCDを聴くうちに、前田さんは歌声の主に引かれていったという。「『惜別』という楽曲が物悲しく、心に染みて。どんどん彼女のことが気になっていって、ネットで名前を入れて調べてみると彼女の人生が見えてきてね」幸子さんは22歳のときに演歌歌手の箱崎晋一郎さんと結婚するも、’88年に死別。その後は1男2女を育てながら、ラウンジを経営し、自身も演歌歌手として夫の歌をカバーして活動していた。前田さんは知り合いを通じ幸子さんの連絡先を聞き出そうと試行錯誤。やっと電話できたのは1カ月後だった。このときすでに幸子さんとの物語が脳内で膨らんでいた前田さんは、冒頭のとおり家族に「結婚宣言」をしたという。さらに、幸子さんにも「結婚を前提に付き合いたい」と告白。『渡る世間は鬼ばかり』さながらのドラマチックな展開だが、幸子さんはいたって冷静だった。「本当の話だろうか?と、半信半疑でした。『1年後に同じ気持ちでいてくださるなら、お会いしましょう』とお答えしたんです」■財産整理を済ませてあったことが後押しにそんな気のない返事を前にしながらも、前田さんは決して引き下がらなかった。前田さんの前妻と幸子さんはともにいわき市出身ということもあり、話題は尽きず、電話での対話を重ねた。幸子さんの楽曲をすべて聴きつくした前田さんから、「あなたの新曲を出そう」という提案とともに、こんなアドバイスもあった。幸子さんが振り返る。「『映像を見る限り、あなたは歌い手さんとしては歯並びがよくないので、治したほうがいいね』とまで言ってくださって」ここまで考えてくれる人はいないのでは、と幸子さんも前田さんに信頼を置くようになり、2カ月後に渋谷のハチ公前で再会。「初デートは渋谷駅から乗車して、山手線を1周したくらい。その後も彼女には『なんの心配もいらない』と説明しました」実は、前田さんは前妻が亡くなった折、すぐに形見分けや財産整理をしていたのだという。「息子たちの嫁さんや、必要な方々に譲ったほうがいいという気持ちもあり、寂しくはありながらも心を鬼にして遺品や財産を処分しました。でも、そのおかげで、子供たちに相続トラブルは起きないようになっていて、いつでも2人の生活をスタートできる状態になっていたんです」真剣な前田さんの思いを、幸子さんも次第に受け入れていった。前の配偶者との思い出やこれまでの人生を共有できることも安心材料だったと幸子さん。「奥様と暮らしていたご自宅にあがるのは、最初抵抗がありました。けれど、郷里が同じいわきだったこともあり『先輩、おじゃまします』と気持ちを切り替えられたんです。彼はご家族や体調のこと、すべてを話してくれて、一切噓がありませんでした。それで、私ももう一度、幸せをつかんでもいいのかなと思い、子供たちに話してみたら賛成してくれたんです」■幸子さんの心動かした3枚のハンカチ幸子さんが結婚を決意したのには、こんなエピソードも。「デートでふかひれラーメンを食べたら、当たったのか私が車中で戻してしまって。そのとき吟さんは嫌な顔ひとつせずにさっとハンカチを出してくださった。3枚も持っていたのね。介抱の仕方が慣れているなって。それで『この人なら』と安心できたのもあるかな」前田さんは15年にわたり前妻の介護をしてきた経験があり、介抱には「慣れっこ」なのだという。「前妻だけでなく、若いころは養父の病室の床にシートを敷いて介護した経験もあるので、僕は下の世話も全然平気なんです」年を重ねてからの恋の場合、事実婚という形もあるが、なぜわざわざ“結婚”をしたのか。「このご時世だからスマホで写真を撮られたりすることもあるだろうし、子供たちも『変な噂になってはだめだよ』って。誰に見られても堂々としていたかったから同居する前に入籍の届け出をしたかったんです。それに、愛というのは奇麗事だけでありません。夫婦間ではお金と健康の問題はいちばん大事なこと。僕が先に死んだなら彼女の老後のために保険金を受け取ってほしいし、彼女の生活の道筋をきちんとつけておきたかったんです」昨年の成人の日から1年で恋が愛に。夫婦円満のコツは“いたわり合い”だそう。「家事も無理せず、できるほうがやる。朝も先に起きたほうが作る、くらいで」と前田さんが言うと幸子さんがうなずく。「お互いにいたわり合いという感じです。私も彼に勧めていただいて歯を治しているところです」前田さんは、睡眠時無呼吸症候群の診断が下されているため、就寝時にはCPAP療法の呼吸器が必要なのだそう。「だから妻とは抱き合って眠ることはできないんです(笑)。あと心臓にはカテーテルが3本入っていて。彼女には最初にその状況を説明しましたし、彼女の健康も大切にして、お互いに体調を把握しておきたい。この年齢になると大事なことです」そんな2人を見事に表しているのが、3月22日発売の『幻恋歌/凪の風景』。箱崎幸子改め、サチコのソロと、夫婦のデュエットソングが収められている。春には前田さんの故郷の山口県で芸能生活60周年の感謝祭も予定している。そんな活動にも、結婚が彩りを添えるようだ。「老人ホームを訪ねたり、そこで幸子さんに歌ってもらってお披露目も、できたらいいな」前田さんから最後に、これから熟年婚を考える人にアドバイス。「われわれは早々と籍を入れたけれど、年齢を重ねたらいろんな愛の形があっていいと思います。茶飲み友達にもなれるだろうし、仲よく年を重ねていけるならそれでいいのではないでしょうか」
2023年03月04日映画『シャイロックの子供たち』(2月17日公開)の初日舞台挨拶が17日に都内で行われ、阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉哲郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介、本木克英監督が登場した。同作は池井戸潤による同名小説の実写化作。東京第一銀行・長原支店で現金紛失事件が起き、お客様係の西木(阿部)は、同じ支店の愛理(上戸)と田端(玉森)とともに、この事件の裏側を探っていく内に、ある事実にたどりつく。それはメガバンクを揺るがす、とてつもない不祥事の始まりにすぎなかった。佐藤は同作の撮影について「サダヲさんと2人で、木更津で撮影するシーンがあったんです。『ああ、なんか懐かしいなあ』と。木更津でサダヲさんと毎日撮影したドラマがあったんで」と、2002年のドラマ『木更津キャッツアイ』を思い出した様子。佐藤は「あれからもう10年以上経って、こうやってまたご一緒できるのが、個人的にすごくうれしかったなあ。いい思い出しかないですよ」としみじみとしていた。「『にゃー』はやったんですか?」という質問には、「やらないですよ! いい年したおじさんの『にゃー』は」と苦笑しつつ、「でも『にゃー』を思い出しました」という佐藤。阿部は「帰りに佐藤くんの演じていたマスターが働いてた場所のロケ地を見て帰りました。何もなかったです、もう」と明かし、佐藤も「何もないですよね」と同意していた。
2023年02月17日「いままで見せたことのない前田拳太郎を、この写真集で表現したかったんです」――2月14日に発売されるファースト写真集『Awake』の見本を手に取りながら、前田拳太郎は微笑む。どこか照れくさそうな表情でもあるけれど、確かな自信もチラリとにじんでいる。特撮シリーズ『仮面ライダーリバイス』で主演を務め、2022年末には劇団EXILEに加入。現在は月9ドラマ「女神の教室〜リーガル青春白書〜」にも出演しており、まさに役者人生のリスタートとも言えるのかもしれない。写真集のタイトル『Awake』には、そんな意味も込められているという。家族全員一致で決まった表紙は「ナチュラルな自分」写真集の制作が決まったときは、どんな心境だったのか。前田は「とても嬉しかったです」と前置きし、かねてからの憧れについて語った。「僕は仮面ライダー出身なんですが、これまで特撮作品をやられてきた先輩方も、同じタイミングで写真集を出すことが多かったんです。そんな姿を見ながら『僕も出せたらいいなあ』って憧れていたので、実現して嬉しい。家族も楽しみにしてくれているので、早く完成した写真集を見せたいです」タイトルの『Awake』、そして表紙に使用した写真を決めるときも、家族に相談した。何十もの候補を出しながら決めかねていたところ、表紙は家族全員が「これがいい!」と意見が一致。彼いわく「いちばん自然体な自分」だという。「僕にとってのファースト写真集ということもあり、初めて見てくれる人が『前田はこういう人なんだ!』ってわかりやすい写真がいいな、と思っていて。中身には、奇抜なメイクをした写真、海で叫んでいる写真などたくさん収められていますが、この表紙の写真は肩の力が抜けていて、自然体なんです」ナチュラルな表紙を開くと、中にはいろいろな表情をした前田がいる。日常の風景、アーティスティックな景色、どの背景にいる彼も“本当の自分”なのだろう。ありのままの自分を含め「いろいろな自分を見てほしい」と語る前田。「これまで表に見せたことのない自分を、この写真集でどれだけさらけ出せるか。そこに重きを置きながら撮影しました。型にとらわれない自分を見てほしいです」と続けた。自分のなかのクリエイティブが目覚めた撮影今回の撮影で、もっとも刺激的だったのは? そう問いかけると、前田の夢がチラリと覗いた。かねてから「クリエイティブな人に憧れがあった」のだという。「普段はあまりしないような、派手で奇抜なメイクをした写真がお気に入りです。僕から『アーティスティックなメイクで撮りたい』と提案させてもらいました。僕、クリエイティブな人に強い憧れがあって。メイクさん、スタイリストさん、カメラマンさんなど、尊敬するクリエイターさんたちと協力しながら、いつもとは違う、モードな雰囲気の写真を撮りたかったんです。いまの自分が持っている引き出しを開けられたかな、と思います」特撮シリーズの主演を経て、月9の撮影にも忙しいさなか、役者としての感性を刺激される現場だったのでは。「良い意味で、前田拳太郎に対するイメージを崩したい」と語る彼の目には、少しのイタズラ心も感じられる。「音楽も好きで、オフの日にはよく邦バンドのライブにも行きます。元気をもらえるし、大変なことがあっても背中を押してもらえる。自宅でも音楽を流しっぱなしです。僕も、役者として、お芝居で人の感情を動かせたらいいな」クリエイティブな感性を開きたい、と臨んだ撮影は、都内にとどまらず、新潟県・佐渡島でも敢行された。綺麗な海、どこを切り取っても息を呑むような美しい景色を「どこも思い出に残っています。その場所に対する僕の思いも、写真に表れているんじゃないかな」と振り返る。「僕、アニメが大好きなんですけど、まさにアニメの世界に出てきそうなくらいに綺麗な風景ばかりで。とくに海での撮影は印象深いですね。言葉にもならない声で叫びながら、波に揉まれていました。結構、上半身が裸の写真も多いんですけど……気づいたら、服がなくなってましたね(笑)」美しい肉体美に、さぞ入念な準備をしたのだろうと想像してしまうが、本人いわく「体作りは、正直あまりできなくって。空手をやっていた学生時代の貯金です」とのこと。トレーニングは日々欠かさず行っており、ジムに行く、または自宅でダンベルや腕立て伏せをするのが日課なのだとか。僕の、いろんな部分を見てもらえる役者にタイトル『Awake』には、特撮シリーズの主演を務め上げた現在地点から、また新たな役者人生を積み重ねていく“目覚め”の意味も込められている。前田拳太郎が見据える未来には、どんな役者像があるのだろうか。「必死に、がむしゃらにやってきた過去の自分も、もちろん大切です。初心も忘れず、かつ新たな自分に切り替えてスタートし直したい。僕にとって初めての写真集のタイトルには、そんな思いを込めました。役者としてはもちろんのこと、ファンの方にはいろいろな僕をみてほしいし、応援してほしいと思っています。目標は……どんな役にもハマる、まさにカメレオン俳優になることです」2021年夏には事務所をLDH JAPANに所属、2022年末には劇団EXILEに加入。「先輩方にはまだ写真集を見てもらえていないんですが、早く感想を聞きたいです。FANTASTICS from EXILE TRIBEの中島颯太くんも、同じタイミングで写真集を出すので、『交換し合おうね!』って言ってます」と笑顔を覗かせる。そんな前田は、さっそくドラマの撮影に忙しくしている日々のよう。「『女神の教室〜リーガル青春白書〜』で僕が演じている水沢くんは、アルバイトをしながらロースクールに通っている苦学生。北川景子さん演じる柊先生はもちろん、高橋文哉くん演じる真中、南沙良さん演じる照井など、仲間たちの影響を受けて成長していきます。そんな変化にも注目して見てもらえたら嬉しいです」前田拳太郎の、誰にも見せていない一面モードな表情、日常の一コマ、アーティスティックな姿など、さまざまな前田拳太郎の顔が見られる写真集『Awake』。クールなイメージを持つ彼は、普段どんなプライベートを過ごしているのだろう。「人見知りなので、初対面だと大人しいです。仲良しの友達とは、よく喋るんですけどね」と語る前田が、意外な一面を見せてくれた。「もともと空手をやっていたので、学生時代は割とアクティブだったかも。でも、いまは完璧なインドアで、お仕事のない日はずっと家にいるかな。アニメが好きなので、ずっと見ています。僕の部屋には、壁一面にポスターが貼ってあったり、ガラスケースにフィギュアが飾ってあったりするので、初めて僕の部屋を見た人はびっくりしちゃうんじゃないかな」前田がアニメの魅力を知ったのは、中学生の頃。学校のクラスメイトが、アニメ『境界の彼方』(TOKYO MXほか)のクリアファイルを手にしているのを見て、興味を持った。「実際に見てみたら、とても面白くって! すぐにハマっちゃいました。いまでは立派なアニメオタクです」と語る前田は、いつかアニメキャラのコスプレをやるのも夢だという。そんな前田に、『Awake』(目覚める)にちなんで、モーニングルーティンについて聞いてみる。「朝が弱くて、なかなか起きられないんです……」という彼は、なんと15個もアラームをかけているのだとか。「家を出なきゃいけない時間帯から逆算して、3分ごとに鳴るように。毎朝5度寝くらいはしちゃうので、それを見越してかけるようになりました。家を出る瞬間までアラームが鳴りっぱなしです(笑)。そのおかげで、これまでお仕事に遅刻したことはありません!」空手をやっていた学生時代は、早起きの朝も多かったことだろう。「中学生のころは、友達が5人くらい、毎朝起こしに来てくれていました。いつの間にか僕の部屋で、みんなゲームをやっていて、ボタンのカチカチ音で起きるっていう。当時の同級生には、感謝しかありません」インドアでアニメが好き、朝に弱いなど、前田の意外なパーソナリティが顔を覗かせた。しかし、ひとたび写真集の表紙に目を向けると、真摯な眼差しにドキリとさせられる。発売は2月14日のバレンタインデー。このギャップに心とらわれる日になりそうだ。取材・文:北村有撮影:友野雄前田拳太郎1st写真集「Awake」詳細はこちら:ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント前田さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2023年02月10日元AKB48で女優・前田敦子さんは、2019年に第1子を出産。現在はシングルマザーで、元夫の俳優・勝地涼さんと協力しながらお子さんを育てています。現在公開中の映画『そして僕は途方に暮れる』に出演するなど精力的に芸能活動をしていて、先日は、セクシーなワンピースでイベントに参加したようです!かわいくてセクシーなワンピ姿 この投稿をInstagramで見る 前田敦子 Atsuko Maeda(@atsuko_maeda_official)がシェアした投稿 インスタで前田さんは、「YSL BEAUTY LIBRE POPUP EVENTNON-STOP 4 DAYS“I AM LIBRE” リブレの香りは勿論全ての香りに包まれたい yslbeautyですね。」とイヴ・サンローランのイベントへ参加したことを報告。黒のミニワンピにロングブーツ姿を披露しました。注目ポイントは背中。なんとハート型にくり抜いてあって、背中がチラ見え!オトナっぽさとかわいさを兼ね備えたワンピースで、前田さんにお似合いですね。また、最後のリップを塗っている瞬間も女性らしさがあふれる1枚となっています。この投稿に、「背中まで綺麗なんて、、、ほんと憧れの女性」「美脚! 美しい背中!」「背中のハートにドキってなっちゃいました」「美しすぎて眩しい」「笑顔天使過ぎます!」など称賛の声が相次いでいます。ママになって、ますます魅力的な女性になっていく前田さん。次の投稿も楽しみです!あわせて読みたい🌈「美人過ぎ」「美しい横顔」飯島直子さんがついにインスタ降臨!榮倉奈々さんと2ショットも披露
2023年02月10日映画『シャイロックの子供たち』(2月17日公開)の完成披露試写会が10日に都内で行われ、阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介、本木克英監督が登場した。同作は池井戸潤による同名小説の実写化作。東京第一銀行・長原支店で現金紛失事件が起き、お客様係の西木(阿部)は、同じ支店の愛理(上戸彩)と田端(玉森裕太)とともに、この事件の裏側を探っていく内に、ある事実にたどりつく。それはメガバンクを揺るがす、とてつもない不祥事の始まりにすぎなかった。作品にちなみそれぞれ「究極の二択」を発表したキャスト陣。佐藤は「麺大盛かライスか?」と、ラーメン屋での悩みを掲げ客席にも聞いてみるが、あまり反応がなく「すいません、引っ込めます」と苦笑する。司会が「上戸さんどうです?」と振ると、上戸は「わかります。隆太君は、餃子とかでライス食べるんですか? それともスープといっしょにライスいかれるんですか?」と見事に話を展開した。佐藤は「ありがとうございます」と言いつつも、「どうしてここに求めるの? 絶対彩ちゃんじゃない! 男を指名した方がいいと思うんですよね」と司会にツッコミ。上戸はきちんと「私はもう、即答で麺大盛派です」と回答し、佐藤は「僕はライスが進むスープのラーメンが好きなんです」と答える。さらに上戸が「餃子じゃないんだね」と受け止めると、佐藤は「ありがとう」と上戸の会話力に感謝していた。
2023年01月10日女優の前田敦子が15日、都内で行われた「日本中小企業大賞 2022」に出席した。「日本中小企業大賞 2022」は、参画企業と共に日本経済活性化に向けて活動する「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」において実施。“中小企業ならでは”の機動力、発想力、決断力、行動力といったメリットを活かし、自社や業界全体の推進力を高めて結果を残した企業を5部門(ベストプランニング賞、新規チャレンジ賞、スゴイ社員賞、働き方改革賞、SDGs賞)で表彰した。授賞式には、受賞者や審査員に加え、同プロジェクトのアンバサダーを務める市原隼人、紗栄子、滝川クリステル、田村淳、永作博美、藤原紀香、前田敦子、溝端淳平も出席。前田は大きなリボンが華やかなドレスで登壇し、「受賞された皆様おめでとうございます」と祝福。「こんなにたくさんの先輩たちとご一緒して、参加企業の皆さんもどんどん増えていると聞いて、毎年どんどん大きくみんなで進み続けているところに参加させていただけていることがうれしいなと思います」と語った。そして、今年を振り返って「私自身はちょっと目まぐるしかったな~、あんまり覚えてないな~と……」と述べると、「来年は一つ一つ自分の中にちゃんと刻めるように確認しながら毎日を生活していきたいと思っています」と笑顔で話した。
2022年12月15日リップ、ボディ、ベースメイク…。シェアコスメとして活躍しそうなアイテムを俳優の前田公輝さんがチェックしてくれました。俳優の前田公輝さんが新商品をお試し!1、FIVEISM×THREEコンシール バー S 全4色ユニセックスに使えるスティックコンシーラー。クマやシミ、ヒゲをカバーし、明るい肌を演出。「直径10mmで小回りが利くからメイク初心者の僕でも使いやすく、持ち運びに便利なコンパクトサイズ。ヒゲに少し塗るとオレンジが補色効果を発揮し、肌とのコントラストを自然になじませ、透明感を与えてくれます」。コンシール バー S 全4色 各¥4,620(FIVEISM×THREE TEL:0120・898・003)2、athletiaリップオイルエッセンス自然由来指数99%達成!濃密処方のリップ美容液。ベルガモットの甘さに、ユーカリプタスやジュニパーベリーの爽やかなアロマをプラス。「持続力の高い保湿効果で、リップパックのよう。息を吸うたびフワッと香る天然植物精油の香りが、マスク生活のリラクセーションに。唇に密着して、光沢感が出ます」。リップオイルエッセンス 10g¥3,300 10/28発売(アスレティア TEL:0120・220・415)3、DERMEDアイクリーム何歳になっても凜とした美しい眼差しを目指して。シワ改善の有効成分、ナイアシンアミドを配合。肌にピンとしたハリがよみがえる。「みずみずしいテクスチャーで肌に浸透。目元の肌にハリを与えて、しっとり柔らかく整えてくれる。さりげないオレンジの香りが、心を温かく、前向きな気分にしてくれます」。アイクリーム[医薬部外品]15g¥7,700 11/1発売(三省製薬 TEL:0120・847・447)4、CHANEL N°5 ザ ゴールド ボディ オイルシンプルで華やかな月の輝きをボディに纏う。月をイメージしたホリデー コレクションから。アイコニックな香りで特別な夜を演出する。「少量でのびて、ツヤと潤いをプラス。ふわっと肌を包み込むような、フローラルの香りとゴールドのパールがゴージャス。時間が経っても、輝きを保ち続けます」。N°5 ザ ゴールド ボディ オイル 250ml¥14,300 10/28限定発売(シャネル TEL:0120・525・519)まえだ・ごうき俳優。映画『HiGH&LOW』シリーズほか多数のドラマや舞台で活躍。現在はアクション映画の撮影に向けて、毎日100回の腕立て伏せとスクワットを目標に、体力&筋肉作りに励む。※『anan』2022年11月2日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・風間裕美子
2022年10月29日女優の前田敦子が出演する、エービーシー・マートの新WEB CM「待ち合わせ編 」と新グラフィックが27日に公開された。新WEB CMでは、おしゃれな本屋で働く前田が登場。午前中で仕事を早めに切り上げ、昔のバイト仲間だった気心が知れる2人と会うため、ABCブーツを履いて出かけていく姿が描かれる。○■前田敦子インタビュー――撮影を終えた感想を教えてください。撮影で、このABCブーツを一日中脱がずにずっと履かせてもらったのですが、すごいラクでした。「ジャンプできる。軽やかに」という感じで、すごい履きやすいです。これは、履いてみないと分からないと思いますね。――お子さまが生まれてから、選ぶ靴の種類は変わりましたか?変わりましたね、ヒールを履かなくなりました。スニーカーとかチャックがついたブーツじゃないと履かないです。よくお母さん友達と喋るのは……「遊園地に行ける靴かどうか?」というのが決め手だってよく話します。――ブーツを履く時はどんなコーディネートですか?そうですね、ワンピースにはブーツが絶対ですよね。今ミニスカートとかショートパンツも流行ってきてるのでそういう時は、ロングブーツ履きたいですし……ワンピースの時は、ミドル丈のブーツぐらいが一番綺麗に見える黄金比だと思うので秋冬はやっぱメインはブーツになります。――最近、幸せを感じたのは?子どもが喋れるようになって、甘え方がすごい上手で……「僕はママのベビーでしょう。だから、できないからやって!」って言われるんですよ。前に、「私にとってはもうずっとかわいい赤ちゃんだよ」って言ったら、それを上手く使ってくれるようになって。なんだかもうかわいいですよね。――最後にCMをご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。今回は音楽に合わせてすごくも楽しく、思わず軽やかにジャンプしなくなるようなこのブーツを履いて、10年ぶりに友達みんなで大集合……というもうすごいワクワクの楽しいCMになっています。今回出てくる3種類のブーツ全てかわいいですし、軽くて履きやすいので、ぜひ皆さんもこの秋冬に履いてみてください。
2022年10月27日