タレントの勝俣州和(59)が、2日深夜放送のニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木曜深1:00)に生出演。昭和のテレビ界について、ナイナイとトークを展開していった。岡村隆史が「『新しい波』のネタをやる時は、片岡飛鳥さんが全部見て、13時間くらいかけて作り直していました」と回顧。「カメリハやった時に、カメラマンさんから『なんだもう終わりか!お前ら!』って言われて。『東京のカメラマンさんって、こんなに怖いんや』って思ったことがありました」となつかしんだ。その後も芸能界に関するトークが弾む中で、勝俣が「ナイナイとウンナンはすごく似ている。自分たちの欠点を受け入れて、そこを見つけて突っ走っていった。片岡飛鳥さんがよく言っていたのが『お笑いってかっこいいねって思わせたい』って。それって『めちゃイケ』の岡村のオファーシリーズとか『ウリナリ』の企画とかでもあったりして」と分析した。その上で「ウンナンとナイナイはすっごい共通点がある。2組ともすっごい不器用だし、人にケンカを売らない。自分の中でくやしさをためて、爆発させる。耐えの美学を持っている。とんねるずは絶対氷水に落ちないから(笑)」とニヤリ。勝俣からの言葉に、岡村隆史は「ありがとうございます!」と感謝を伝えていた。番組の模様は、放送1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
2024年05月03日タレントの勝俣州和(59)が、2日深夜放送のニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木曜深1:00)に生出演。「芸能界ケンカ最強伝説」についてトークを繰り広げていった。勝俣は「やっぱり、渡瀬恒彦さんは相当強かったらしい。渡瀬さんを倒せば、自分も名が上がると思って来るんだって。でも、そんな人たちを駐車場に呼んで、秒で勝てるって。名前は言えないけど、負けた人を言っていったら、それだけですごい」と力説。昭和の映画界に関しても「脇役の人たちが、主役の人たちを倒しに来るんだって。倒したら、自分が主役にいけるから。その人たちに勝っていた人が、主役になっていった。争い事をせずに主役になっていたのは、石原裕次郎さんくらい」と明かした。たけし軍団のつまみ枝豆の強さにも触れ「自分のためじゃないから。殿(ビートたけし)のためだから、命をかけるから、それは勝てないよな。たけし軍団と一世風靡がケンカになろうとしていたっていうのがあった」とも回顧。その理由について「焚きつけるやつがいたんじゃない?」としていた。番組の模様は、放送1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
2024年05月03日タレントの勝俣州和(59)が、2日深夜放送のニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木曜深1:00)に生出演。長い芸歴を誇る勝俣だが「オールナイトニッポン出たことなかったんですよ」と意外な事実を打ち明けた。驚くナイナイに、勝俣は「ラジオいっぱい出ていると思われているんだけど、年1くらい。『テレビしか出ないと思った』って言われるんです」と明るいトーンでコメント。早寝早起きで「夏は3時、冬場は4時くらい」に起きることを明かしていた。岡村隆史は『笑っていいとも!』時代の秘話として「『いいとも』終わって、後説があったじゃないですか。その時に(本放送が)終わったら、誰がしゃべるのっていう感じで。自由でしたから、どうするのかなと思ったら、勝俣さんがしゃべりだして、しゃべってええんやって」と勝俣が流れを作り出していたことを語っていた。そこから、さらに話が弾み、勝俣が『めちゃ×2イケてるッ!』に参加する世界線もあったかもしれないことが明かされ「分岐点だった。(めちゃイケに行かなかったら)『生ダラ』『ウリナリ』に行けた」と、冒頭から貴重なエピソードが続々。矢部浩之も「これ、初めて話しましたよ」とうなっていた。番組の模様は、放送1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
2024年05月03日5月2日深夜放送のニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木曜深1:00)では、勝俣州和がスペシャルゲストとして出演する。ある時は大阪の飲食店、ある時は豊洲市場で偶然岡村が遭遇したというエピソードから、ことあるごとにこの1年話題に登場し、ハガキ職人のネタにも登場している勝俣。かつて『めちゃ×2イケてるッ!』や『笑っていいとも!』で共演。そこでの勝俣の立ち振る舞いやリアクションの作法に「勉強させてもらったこと多かった」と番組で振り返ったこともあった。今回、そんな番組にいてくれると安心感がある勝俣なので、「ゴールデンウィークは勝俣州和がいーんじゃない」とゲストにオファー。快諾して出演してくれることになった。お互いに長くバラエティーの世界で活躍しながらも、近年あまり深い交流がなかったというナインティナインと勝俣が今回の生放送でどのような絡みを見せるのか必聴だ。
2024年04月26日多くの人が持ち、当たり前のように使っているスマホ。スマホが登場してから、通称『ガラケー』と呼ばれる携帯電話から切り替えた人もいることでしょう。また、メッセージアプリ『LINE』やSNSなどを使い、普段は近くに住んでいない人とやり取りをする人も一定数います。ですが、タレントの勝俣州和さんは、スマホを持っておらず、『LINE』をはじめSNSもやっていないといい、その理由を明かしました。勝俣州和が電話にこだわる理由勝俣さんがスマホを持っていない理由などを話したのは、お笑いタレントでYouTuberとしても活躍する、梶原雄太さんのYouTubeチャンネル動画内でのこと。勝俣さん自身も2023年4月現在、YouTubeチャンネルを持っており、視聴者を笑顔にしています。3年ほど前、勝俣さんが梶原さんのYouTubeチャンネルに出演して以降、「誰かがやろうといってくれたら、自分でもやろうと思った」と、YouTubeの魅力を感じ、始めたのだとか。当時、勝俣さんは梶原さんに、「SNSを1回も見たことがない」と話していたそうです。勝俣さんは、「自分が持っている携帯電話はスマホではなく『ガラケー』だから」と理由を説明。自分に人気があるかどうか、炎上していないかどうかをSNS上で知ることはできないとしつつも、「悪口だけでなく、いい話や悪い話も自分の耳に入ってこない」と話しました。勝俣さんが周囲とやり取りをする時は、主に電話だとのこと。「電話だと考えながら話すぶん、気持ちが乗って届きやすい」という考えから、話すコミュニケーションを重視しているといいます。また、『LINE』を普段使っていない理由についても、勝俣さんはこのように語りました。人ってさ、コミュニケーションして行かなきゃいけない訳じゃん?いつも正直な気持ちを伝えたいって気持ちで生きてないとさ。社交辞令があんなり好きじゃないのね。だからあんまり人との連絡を広くしないんだけど、ホントに好きな人だけと繋がっていたいからあんまりLINEとか要らないのよ。カジサック KAJISACーより引用簡単に連絡先を交換することができ、自分とやり取りしている人数が可視化される『LINE』。人数が多ければ多いほど、さまざまな人と出会ったことになるでしょう。ですが勝俣さんは、自分が本当に仲よくしたい人とだけつながっていたいために、『LINE』を使っていないのだと話しました。勝俣さんの考えに、多くの人がハッとしたようです。・SNSを見ない考えがものすごくいいなと思った。最近はフォロワーや『いいね』数を競うような風潮があって好きじゃないし。・「本当に好きな人とだけつながっていたい気持ち」にとても共感する!・若い人の間でも、『SNS疲れ』を感じる人もいるから、勝俣さんのいっていることは一理あると思う。スマホやSNSでさまざまな人と簡単にやり取りできるのは、便利なことです。一方、それらを見すぎると、心が疲れてしまうこともあるもの。勝俣さんがスマホやSNSと距離を置いているのと同じように、自分なりの適切な使い方を心掛けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月25日2021年7月28日付にて、YouTubeチャンネル『手越祐也チャンネル』では、ドッキリ企画を配信中です。今回は、哀川翔さんをゲストに迎え、『第1回勝俣チャレンジ』と称する手越さんの演技ドッキリ企画。手越さんが、哀川さんと食事をしている間にエピソードを再現し、「勝俣っぽいな」といわれたら手越さんの負けになります。ちなみに、勝俣州和さんは、哀川さんの『劇男一世風靡』時代からの後輩。果たして、哀川さんは、手越さんが勝俣さんを演じていることに気付くのでしょうか。早速、動画をご覧ください。ちなみに、ドッキリとして挑んだ勝俣さんのエピソードは、次の4つ。1.虫が湧いていることに気づかずに食べて腹を壊して以来、バナナを食べられない。2.素材の味を楽しみたいから、サンドイッチを分解して食べる。3.愚痴ばかりいっていたら、飼っていたオカメインコが暴れるようになった。4.店員さんがサインを依頼した時に、勝俣さんと同じサインをする。バナナとオカメインコのエピソードは…。最後は、手越さんが勝俣さん風の半パンに着替え、口癖の『シャー!』を連発して哀川さんが気付くかどうかの大勝負に出ます。結果は…哀川さんは全く気づかず、手越さんの勝利に終わりました。「勝利でも何でもねえよ」「勝俣じゃねえよ」というエンディングのコメントは、いつまでも少年のような心を持っている哀川さんの『負け惜しみ』なのでしょうか。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年08月30日タレントの熊田曜子が先月28日、勝俣州和のYouTubeチャンネル『勝俣かっちゃんねる』で、ある俳優に口説かれたという過去をぶっちゃけた。この日公開された動画「【熊田曜子×成り上がり伝説】グラビアアイドルの光と闇を激白!!」で、グラビアアイドルならではのエピソードを披露した熊田。「業界人に口説かれたことはあるか?」と聞かれると、「グラビアの子って結構色んな話をするんですけど、ある友達が、俳優さんと旅ロケしたときに、番号を渡された」そうで、その俳優は、スタッフやマネージャーに見つからないよう、別れ際に「お疲れさま」と握手をしたとき、連絡先が書かれたメモをこっそり渡していることを明かした。後日、その俳優と旅ロケをすると、友人の話と同じように連絡先を渡され、「先輩ですし(連絡を)返したんです。何回かご飯行こうよって連絡をもらった」という熊田。しかし、「今僕がやってるCMのお偉いさんといて。次どの子とやろうかっていう話をしてるんだよ。時間あったら来ない?」という誘い方をされ、「すごい嫌な誘い方だなと思って、『ちょっと仕事があるんで、また次の機会にお願いします』って言ったんですけど……」と、一度も誘いに応じなかったそう。さらに熊田が、その俳優の名前を暴露すると、勝俣は、「ああ! だから、怒られてばっかりいるんだな~」と、苦笑いしながら納得の表情。「なんだろうね? そのことだけを、24時間考えてる人っているじゃん。頭の中がエッチな人って、24時間そのことばっかり考えてるから、作戦をいっぱい持ってるんだろうね」と続けると、熊田は、「でも、良い人ですよ。カッコいいし。多分、次に会ったときも、お疲れさまです! って言えるし」と、笑顔でフォローしていた。
2021年06月03日タレントの勝俣州和が、自身の公式YouTubeチャンネル「勝俣かっちゃんねる」で17日に公開された動画に出演し、和田アキ子に対して強気に出られるようになったきっかけを語った。「【勝俣はなぜ和田アキ子に強気なのか?】」と題して公開された動画で、勝俣はTBS系番組『アッコにおまかせ!』である時、バンジージャンプに挑戦することになったが、本番中に飛ぶことができず、再びバンジーの機会を与えられた一件を紹介。しかし、何度「3、2、1、バンジー!」とコールを振られても、やはり一歩踏み出すことができず、当時の心境を「(和田から、飛ばなかったら)『つぶす』と言われていたので、『ここで終わりだ』と思ったんです。『もういいや、最後に全部吐き出そう』と思った」と述懐した。勝俣は「アッコさんに『なんで飛ばへんのや!』と言われたから、『うるせぇな! てめえ、このやろう! 何でお前の誕生日のために俺が飛ばなきゃいけねぇんだよ! お前が来て飛んでみろ! かかって来い!』って」と振り返り、「『なんや勝俣! その言い方!』って言われても、『お前が先に仕掛けた口喧嘩だろ! TBSで待ってろ! ぶっ飛ばして芸能界去ってやるわ!』って叫んでいるうちに、酸欠になって、僕は倒れちゃったんです」と告白した。幸いすぐに回復した勝俣は、TBSへ戻ることに。「芸能界終わりは決定」と確信しながら、和田に対して、バンジーを飛べなかったことと暴言を吐いたことを詫び、「長い間お疲れ様でした」と頭を下げた。すると、和田は大笑いしながら「お前めっちゃおもろいな! 今年いち笑ったわ! そのキャラええな!」と絶賛したとのこと。勝俣は「それからなんですよ。アッコさんに『てめぇ!』『しっかりやれよ!』『何やってんだよ!』と言えるようになったのは」と述べ、「誰かが考えたわけじゃなくて、本当に『死んでもいい』と思った弱い犬の遠吠えですよね。それをアッコさんが面白がってくれて、OKになって。その次の週から何でも言えるようになりましたね」と説明していた。
2020年11月20日タレントの勝俣州和が13日、YouTube公式チャンネル「勝俣かっちゃんねる」で、動画「哀川翔さんがとんぼに出演できたのは勝俣のおかげです」を公開。1990年代に流行した俳優・柳葉敏郎の髪型“ギバちゃんカット”の誕生秘話を明かした。デビューする前、柳葉が所属していたパフォーマンス集団・劇男一世風靡に入り、ロングだった髪を短く切ったという勝俣。男性ファッション誌『メンズノンノ』に載っていた風間トオルの切り抜きを美容院に持って行き、「これにしてください!」とお願いしたそうで、「美容師の方と何回も何回も考えて。このベリーショートにしたんです」と語った。ところが、「僕と同じ髪型にして、トレンディドラマでガンガン人気出たのが柳葉さん。僕が美容師の方と考えたこの髪型を、売れてる柳葉さんがしたから、この髪型が“ギバちゃんカット”になっちゃったんです!」と暴露。当時のヘアカタログなどでも、“ギバちゃんカット”として紹介されたそうで、「デビューしたときに、『勝っちゃんも、“ギバちゃんカット”なんだ』って多くの人に言われました」とつぶやいた。当時は、周囲に“ギバちゃんカット”だと言われても、反論することなく苦笑いしていたという勝俣。「違うんです! “勝っちゃんカット”を、ギバちゃんがしてたんです」と悔しげな表情を浮かべ、「先輩の許せないところは、そういうところなんです。おのれの手柄にするんです。これは俺が考えついた“勝っちゃんカット”なんです!」と声を張り上げていた。
2020年10月16日タレントの勝俣州和が8日、YouTube公式チャンネル「勝俣かっちゃんねる」で、お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が大切にしている意外な“儀式”について明かした。8日に公開された動画「【とんねるず伝説】生ダラ(秘)エピソードまだまだあります」で、「貴明さんと話してて、素敵な話だな、意外だなって思ったのがあって」と話し始めた勝俣。芸能界デビューしてから、収入が増えるたびに広い家に引っ越してきた石橋は、「ときどき一人で昔住んでたアパートに行く」そうで、「俺はここからスタートしたんだ」と気持ちを引き締めるという。勝俣によると、「次に引っ越してちょっと広くなったマンションも見に行って。そのときに自分はどんなことを考えてたのかとか、どんな仕事に巡り合って、どんな人に出会ってって。また次のマンションに行くときに、どういうチャンスをものにしてっていうのを思い浮かべながら、住んでいたところに一人で行ってしみじみとアパートやマンションを眺めてる」という石橋。自身も上京して初めて住んだ家や引っ越した家を「見に行ってた」という勝俣は、そんな石橋の行動に共感したようで、「貴明さんってイケイケなイメージが強くて、タレント・石橋貴明っていうキャラクターでカメラの前でやるんですけど……。実はそういったすごくナイーブで繊細なところがすごく好き」と世間のイメージとは異なる石橋の意外な一面に、感激した様子だった。
2020年09月14日タレントの勝俣州和が8日、YouTube公式チャンネル「かっちゃんねる 勝俣」に出演。お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が、番組収録で用意される弁当を食べない理由を明かした。「【とんねるず伝説】生ダラ(秘)エピソードまだまだあります」と題した動画内で、勝俣は、「番組でお弁当って用意されるじゃないですか。貴明さんって絶対に食べないんです」というエピソードを紹介。「お弁当を食べてた若手の頃に戻りたくないんですって。お弁当がありがたいと思ってたときは、本当に生活も苦しかったり、お仕事もそんなにいっぱい入ってなくて、局にある豪華なお弁当がうれしくて食べてたんですけど。そこから自分はステップアップして頑張ってきたっていうのがあるから」とその理由を語った。用意されたお弁当を食べずに、「我慢してちゃんと終わってからおいしいものを食べに行こうと。それが自分のジンクスみたいで」と石橋のポリシーを明かした勝俣。実は、歌手でタレントの和田アキ子も同じポリシーを持っているそうで、「お弁当はありがたくておいしいんだけど、そのお弁当をおいしく食べてた、苦労してた若い頃に帰りたくないっていうことで、あえて食べないでマネージャーに持って帰ってもらったりしている」そう。一方で、石橋の相方、木梨憲武は、「番組に来てすぐ弁当を食うんです。『今日の弁当何?』って言って」と明かして苦笑い。勝俣によると、木梨は、「ずっと弁当を食べている」と言い、「なんだったら、ロケ前に一個食べて、ロケ終わりでみんながザワザワしてるときも、『さっきのおいしいお弁当持ってきて』って言うくらい弁当が好きなんですよ」と、確固たるポリシーを持つ石橋と対照的な木梨の一面を暴露していた。
2020年09月11日タレントの勝俣州和が4日、YouTube公式チャンネル「かっちゃんねる 勝俣」に出演。「【ダウンタウン伝説2】門番 山崎邦正の洗礼 ドキュメンタリーで浜田雅功が『絶対に東京で勝てる!だから松本に着いて行く』」と題した動画内で、バラエティ番組『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)に初出演したときのエピソードを披露した。大物タレントの冠番組を渡り歩くのがタブーとされていた当時、ウッチャンナンチャンやとんねるずなどの番組に出演するも、ダウンタウンの冠番組である『ダウンタウンDX』に出演したことがなかったという勝俣。初めてゲストとして呼ばれた日、スタジオの前には山崎邦正(現:月亭方正)が腕組みをして立っていたそうで、「とうとうここまで来ましたか。お手並み拝見させていただきます」と真顔で牽制されたという。「本当に僕くらいしか色んな番組に出てなかった時代だったんで、山崎邦正からしたら『ここは越えさせねーよ。越えたとしても、血だらけで帰る覚悟で来いよ』っていう感じだったんでしょうね」と振り返った勝俣は、気合を入れて本番に臨んだそう。本番では、ダウンタウンの2人が積極的に話を振ってくれたため、「ドッカンドッカンウケた」が、ふと山崎を見ると、「『クククククッ……』って。もうジェラシーで燃えてましたね」とかなり悔しがっていたことを明かした。勝俣が大ウケしていた一方、「連続でこんな大スベり見たことがないくらい」何度もスベッていたという山崎。収録が終わり、「山崎邦正だけは『半沢直樹』の香川さんの土下座したときみたいに全然動かなかったですからね。『ウウウウウッ……』って」と、2013年に放送されたドラマ『半沢直樹』で香川照之が熱演した“土下座シーン”のように悔しさでブルブル震えていたそうで、「ダウンタウンチームの門番は山崎邦正だったんですよ」「門番っていう意識で立ってるのが面白いですよね」と懐かしそうに話していた。
2020年09月07日「標準治療を敬遠する人は多い。しかし標準治療こそ最善のがん療法なのです」。がん治療の権威はそう語る。まったくアテにならない治療に飛びつく前に、ご一読をーー。「免疫細胞療法やビタミンC療法といった自由診療での療法、そして健康食品やサプリメントによる民間療法……。これらの療法には、がんを縮小させたり延命効果を示したりする効果はありません。ところが日本では、医師さえも、民間療法や自由診療を“効果抜群”とうたっている人がいるのです。そのような“トンデモ療法”を選択してしまい、適切な治療のタイミングを逃す患者さんが後を絶ちません」そう語るのは、日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授の勝俣範之さんだ。抗がん剤治療のパイオニアとして知られる勝俣さんは、“トンデモ療法”を信じたため、治療が手遅れになってしまった患者を多く見てきたという。「がんの治療法を、インターネットでやみくもに検索することは、そういった被害に遭うリスクを高めることにもなります。とくに日本では、標準治療を否定して、特定の商品を薦めるような怪しいウェブサイトが上位に表示されるケースが多い。私が5種類のがんを検索し、それぞれ上位20のウェブサイトを調べたところ、信頼できるサイトは1割しかありませんでした」(勝俣さん・以下同)がん治療についての情報はたくさんあるが、効果が期待できる正しい情報とそうでない情報が混在している。これを見分けることができれば、誰も騙されないことはわかりきっているのだが……。「がんと診断されれば、誰でも大きなショックを受け冷静さを失ってしまいます。ゆえに、まったく治療効果がない“トンデモ療法”に飛びつきやすいのです。“自分は大丈夫だろう”と思い込んでいる、教育レベルや収入が高い人ほどこの傾向が見られます」そこで、“トンデモ療法”を見分けるポイントを勝俣さんに解説してもらった。■保険が利かない、高額な治療法を勧めている「まず言っておきたいのは、がんと診断されたら“標準治療”を受けることが最善だということ。これは3大治療といわれる『手術』『放射線治療』『抗がん剤治療』のいずれかです。標準治療は、世界中で最も効果が確認されている最高の治療法だからこそ、保険適用によりコストが抑えられているのです。いっぽう、自由診療は有効性が証明されていない不確かな治療法がほとんどであることが問題です」“○○療法は保険適用外の自由診療となりますので、治療費は自費負担です”という文言が載っていたら注意。「一般的に自由診療や民間療法は標準治療より高額ですが、“料金が高いほどよい治療が受けられる”というのは問題です」■「どのがんにも効きます」とうたっている「がんの3大治療は、世界中で使われている治療法ですが、どれか1つの治療法がすべてのがんに効くというわけではありません」例を挙げると、放射線治療は前立腺がんにはよく効くが、胃がんにはあまり効き目がないと勝俣さんは語る。「抗がん剤治療でも、1つの薬がすべてのがんをやっつけることはありません。がんといっても、それぞれ性質が違います。すべてのがんに効く治療法など、“ありえない”のです」がんは、2人に1人がなる病気。“トンデモ療法”によってかえってがんが進行し、手遅れになることは人ごとでない、と勝俣さん。「抗がん剤治療は、いまだに『効かない』『体がボロボロになる』という誤った情報を信じて、拒否する人が少なくありません。それでみすみす命を失っている人も、たくさんいるのです」「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年07月01日「免疫細胞療法やビタミンC療法といった自由診療での療法、そして健康食品やサプリメントによる民間療法……。これらの療法には、がんを縮小させたり延命効果を示したりする効果はありません。ところが日本では、医師さえも、民間療法や自由診療を“効果抜群”とうたっている人がいるのです。そのような“トンデモ療法”を選択してしまい、適切な治療のタイミングを逃す患者さんが後を絶ちません」そう語るのは、日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授の勝俣範之さんだ。抗がん剤治療のパイオニアとして知られる勝俣さんは、“トンデモ療法”を信じたため、治療が手遅れになってしまった患者を多く見てきたという。「がんの治療法を、インターネットでやみくもに検索することは、そういった被害に遭うリスクを高めることにもなります。とくに日本では、標準治療を否定して、特定の商品を薦めるような怪しいウェブサイトが上位に表示されるケースが多い。私が5種類のがんを検索し、それぞれ上位20のウェブサイトを調べたところ、信頼できるサイトは1割しかありませんでした」(勝俣さん・以下同)がん治療についての情報はたくさんあるが、効果が期待できる正しい情報とそうでない情報が混在している。これを見分けることができれば、誰も騙されないことはわかりきっているのだが……。「がんと診断されれば、誰でも大きなショックを受け冷静さを失ってしまいます。ゆえに、まったく治療効果がない“トンデモ療法”に飛びつきやすいのです。“自分は大丈夫だろう”と思い込んでいる、教育レベルや収入が高い人ほどこの傾向が見られます」そこで、“トンデモ療法”を見分けるポイントを勝俣さんに解説してもらった。■「免疫力でがんをやっつける」と説明している「何か特定の食品を食べたり行動したりすると、がんを倒せるほど免疫力が上がるという事実は確認されていません。たしかに免疫細胞は、がんを倒すのに重要な働きをします。しかし、食事療法やサプリメントなどについていくつかの研究はありますが、治療効果を示した結果は存在しません。食事やサプリメントでの免疫効果というのは、がんを倒すほどのものではないということです」■経験談や少数の治療実績を強調している「余命2年と宣告されたのに、この治療で5年生きることができた」「私は○○免疫療法で治った」……そのような経験談や実績が大きく載っているがん治療のウェブサイトを見たことがあるだろう。「経験談や、少数例の治療成績による効果を強調する情報……この信頼度は、医学的に言えば“最低レベル”と言ってよいでしょう。少数例のデータでは、真に治療効果を証明できません。『○○というサプリメントを飲んだら、がんがよくなった』という体験談があったとします。しかし、その真の効果は、そのサプリメントを飲まなかった場合と、飲んだ場合と多数の人数で比べないとわからないのです」■細胞実験レベルのデータだけでは信用できない「培養したがん細胞に有効成分をかけたら、がん細胞が死にました!」という文句を信頼する患者は多いようだが、「これだけでは、人間に効果があるかどうかわからない」と勝俣さん。「細胞・動物実験で効果を示した治療薬が人間での臨床試験で有効性が示され、実用化にいたるのは、3パーセントくらいと言われています。細胞実験のデータで効果があっても、実際の患者さんにがん治療としての効果を示す確率はとても低いのです」■「予防に効果あり=治療に効果がある」と説明している「がんの予防効果が証明された○○を、定期的に摂取するだけでがんが寛解したという例も!」と宣伝する商品についても、勝俣さんはこう指摘する。「がんリスクを下げる『予防』とがんを治す『治療』はまったく別もの。不良少年を生まないように環境を整えることと、不良少年の集まりである“ギャング”を壊滅させることは、全然違いますよね。予防効果があるからといって治療に効果があるとは限りません」“トンデモ療法”の特徴をしっかりと把握して、がんと闘うための正しい情報を身に付けよう。「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年07月01日タレントの勝俣州和が、公式YouTubeチャンネル「勝俣州和のYouTubeって何?」で、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建について語った。渡部は11日発売の『週刊文春』で複数の女性との不倫を報じられ、10日に所属事務所を通じて、「今回の報道に関しましては、私の不徳の致すところであり、家族を深く傷つけ、また、普段お世話になっている仕事関係の皆様、応援をしてくださる皆様に対し多大なご迷惑をおかけしたと大変猛省しております。妻にも説明し、謝罪しました。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。当面の間、芸能活動を自粛することも発表した。12日午前11時に撮影し、同日のうちに投稿された動画では、冒頭で「今回はスタッフがどうしても聞きたいことがあるらしいです。スタッフに任せて『何でもやります』と始めたYouTubeなので」と前置きする勝俣。事前にトークテーマが「渡部建の不倫報道」であることを聞かされていなかったようだが、「あまり内容を知らない。『ワイドショー』も見ないし、関心がない」としながらも、「とても大切な人を傷つけた。大切な人を傷つけることはいけないことで、もしその人を傷つけたならばその傷が癒えるまで何をしなきゃいけないのか。それは自分の中で一生懸命考えて、動かなきゃいけないこと」と厳しく指摘した。互いに食通として共演が多かったこともあり、「グルメのイベントも一緒にやって。そのシーズンで一番動員があった時に渡部くんと話したことがあって。『自分たちの行きつけのお店の人たちがいっぱい協力してくれて、そこに人が集まってみんなを喜ばせることができたというのがすてきなことだよね』という話をしたことがあって」と回顧。「渡部くんがグルメレポートする表現力とか技術は、本当に芸能界の中でもダントツでピカイチだと思う」と褒め、「今回のことでそういったものを捨てるんじゃなくて、そういった技術はこれからもずっと磨き続けてほしい」と励ましの言葉も添えた。そして、「僕や渡部くんがグルメレポートをやる時に一番思っていることは、『苦労をしている料理人の応援をしたい』。料理人の方や野菜を作ってくれている農家の方々もそうですが、自分で自分の苦労は言わない。例えば、それを僕らが『こんなにすてきな料理人の方ですよ』『こんなにすてきな農家の方ですよ』と代弁してあげて、みんなの賛同を得て、その人たちが潤ってくれることが僕たちの喜び」と勝俣。「ある意味、渡部くんは『人を応援して喜ばせる心の持ち主』だと思う。それは大切に持って、今回のことで腐って捨てるんじゃなくて、より磨いて、今までとは違う表現が見つかると思う。今回のことを経験して、それがまた違う表現になって、今まで届かなかった人のところまで届くかもしれない」「タレントとしての渡部くんの実力はすごく認めているので、またいつか一緒にイベントをやって多くの人を喜ばせることができたらと思います」と渡部にメッセージを送り、「時間はかかるかもしれない。間違えてしまったんだから」と猛省を促しつつ前を向くことを求めていた。勝俣は約16分にわたって渡部のことに言及。結婚する際に妻から言われ、今でも心の中にとどめている言葉など、自身のプライベートについても赤裸々に語っている。
2020年06月13日「がんには検診が有効ながんとそうでないがんがあります。ですから、検診して早期発見しさえすればよいということでもないのですが、日本の医療はいつまでも『早期発見・早期治療』をスローガンに掲げています。実はこの概念は世界の基準から見ても30年以上遅れているのです」日本医科大学武蔵小杉病院・腫瘍内科の勝俣範之医師はこう話す。検診が有効ながんか無効ながんかを決めるのはがんの進行度合いによるという。「がんの種類というのはがんが成長するスピードによります。『急速がん』は定期的に検診をしていても、成長が早くて見つかりにくいがんです。『毎年検診していたのに見落とされた』という場合は、このタイプのがんでしょう。急速がんには、急性白血病などの血液腫瘍や一部の固形がん(胚細胞性腫瘍、炎症性乳がん、すい臓がんなど)があります」(勝俣先生・以下同)検診をしても見つからないことが多いため、急速がんは検診が有効とは言えないという。「一方、『超のんびりがん』は、進行するスピードが10年単位と非常にゆっくりとしたペースで成長するタイプ。『進行しないがん』は、がんがそれ以上大きくならないか、あるいは死滅していくタイプで、いわば、これは治療しなくていいがんと言えます。前立腺がん、甲状腺がん、乳がん(一部)などがあります」超のんびりがんや進行しないがんの場合、治療しなくてもがんが大きくならないか、大きくなったとしても、患者はそれ以外の原因・理由で死を迎える。これも検診には適さないというのだ。「このがんのタイプのうち、のんびりがんは、放置しておくと1年から数年で大きくなって死に至るタイプで、唯一、定期的な検診の恩恵を受けるタイプです。しかし、残念ながら、現状では検診でがんが発見された時点で、それがどのタイプなのかは、誰にも分りません。部位でも特定することもできません。ですが、検診でがんの疑いが出ると、精密検査を受けることになり、がんと判明すると治療に入ります。非進行性のがん(超のんびりがんや進行しないがん)であっても同じです。そして、非進行性のがんであったとしたら、本来なら不必要な検査や治療とも言えるわけで、結果的に、過剰診断、過剰治療(過剰な診断や治療)を受けていることになるのです」では、検診は無効なのだろうか。「コクラン共同計画というイギリスの医学情報組織が発表したデータがあります。乳がん検診を受けた6,000人と受けなかった6,000人を13年間追跡調査したのです。最終的に検診で乳がんが見つかり、乳がんで死亡した人は11人、一方、検診をせず乳がんで死亡した人の数は14人でした。その差は3人で、検診により乳がんが発見された100人のうち、乳がん死亡を免れる確率は3人=3%となっています。さらに検診を受けた人たちのうち約1割が偽陽性で再検査を受け、乳がんが発見された人の3割が過剰診断・過剰治療を受けたとあります」偽陽性とは、「がんの疑いあり」とされて、精密検査を受けるが、最終的にがんではない場合をいう。がんと診断されると手術や本格的な治療に突入するが、偽陽性の段階ですでに肉体的、精神的に大きな負担をもたらすことは容易に推察できる。実は、がんの早期発見と関連して使われる「5年生存率」にも数字のトリックが隠されていると、勝俣先生は指摘する。「たとえば、50歳でがんが発生し、70歳で死亡した2人で比べてみましょう。Aさんは検診を受けておらず、67歳で診断され、3年後の70歳で死亡します。この場合、Aさんの5年生存率は0%です。一方のBさんは、63歳のときに検診をしてがんが見つかりました。治療をしましたが、7年後の70歳で死亡しました。しかし、Bさんは発見後5年以上生きたので5年生存率は100%です」ここで鍵となるのは、2人とも同じ時期にがんが発生していて、長期間無症状だったということ。「症状が出たときに治療をしたAさんに対して、Bさんは無症状時の検診でがんが判明したため、死亡までの期間が5年以上となりました。2人とも同じ時期にがんが発生し、同じ年で亡くなりますが、どのタイミングで見つかったかだけで0%か100%になるのです」数字のトリックはもうひとつあるという。「たとえば、症状が出て初めてがん診断される人の5年生存率が50%というデータがあるとします。検診を受けない場合は50%のままですが、検診を受けた場合は、検診で非進行性のがん(超のんびりがん、進行しないがん)の人数も加わると、母数が増えて5年生存率は、たとえば80%になったりします。非進行がんは、もともと生存率が高いので、5年後もほぼ全員が生存しているからです。つまり、底上げをすることで、全体の生存率が上がり、早期発見・早期治療が正しいという論調ができあがるのです。“5年生存率が伸びる”という説には、この2つのバイアスがかかっていることがあるため、検診群と非検診群とを比較した前向き研究をして、全体の死亡率まで低下するかどうかを見極めることが大切なのです」緩和ケアを行う萬田診療所の萬田緑平院長は高齢者へのがん検診はかわいそうと嘆く。「日本の医療の方針は『死なないように生きる』です。平均余命が5年、10年の人に検診してがんを見つけて、体力を落として認知症になるまで生きさせるより、健康寿命を延ばしてあげるほうがご本人のためにもよいのではないでしょうか。高齢者は糖尿病などの基礎疾患もあるので、手術リスクも大きいですし。70代や80代では、がんになってもならなくても、残された人生は限られています。果たして抗がん剤を使って体を痛めつける治療をすべきなのか、ということを考えるべきだと思います」過剰診断、過剰治療が多発する背景に、医療機関のビジネスの側面も否めないが、専門性を追求するあまり、患者の部位しか診ない、という日本の医療体制にも原因があるのだという。「日本で推奨されているがん検診を40代から毎年受け続けていたら、ほぼ全員が再検査・治療などで年間1カ月くらい入院しなくてはならなくなるでしょう。それくらい専門家は自分の専門分野の死亡率を下げたい。死因の押し付け合いです」(萬田先生)勝俣先生は、最後にこう加える。「すべてのがんに検診が有効なのではなく、検診が有効ながんは一部で、検診には、メリット、デメリットがあることを理解したうえで、受けることが大切です」「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月19日がんは怖い病気。だから、検診をして早期発見・早期治療をすれば、治って長生きできるーー。これが多くの人が考えることだろう。ところが、必ずしもこの説が正しいわけでもないようだ。「がんには検診が有効ながんとそうでないがんがあります。ですから、検診して早期発見しさえすればよいということでもないのですが、日本の医療はいつまでも『早期発見・早期治療』をスローガンに掲げています。実はこの概念は世界の基準から見ても30年以上遅れているのです」日本医科大学武蔵小杉病院・腫瘍内科の勝俣範之医師はこう話す。検診が有効ながんか無効ながんかを決めるのはがんの進行度合いによるという。「がんの種類というのはがんが成長するスピードによります。『急速がん』は定期的に検診をしていても、成長が早くて見つかりにくいがんです。『毎年検診していたのに見落とされた』という場合は、このタイプのがんでしょう。急速がんには、急性白血病などの血液腫瘍や一部の固形がん(胚細胞性腫瘍、炎症性乳がん、すい臓がんなど)があります」(勝俣先生・以下同)検診をしても見つからないことが多いため、急速がんは検診が有効とは言えないという。「一方、『超のんびりがん』は、進行するスピードが10年単位と非常にゆっくりとしたペースで成長するタイプ。『進行しないがん』は、がんがそれ以上大きくならないか、あるいは死滅していくタイプで、いわば、これは治療しなくていいがんと言えます。前立腺がん、甲状腺がん、乳がん(一部)などがあります」超のんびりがんや進行しないがんの場合、治療しなくてもがんが大きくならないか、大きくなったとしても、患者はそれ以外の原因・理由で死を迎える。これも検診には適さないというのだ。「このがんのタイプのうち、のんびりがんは、放置しておくと1年から数年で大きくなって死に至るタイプで、唯一、定期的な検診の恩恵を受けるタイプです。しかし、残念ながら、現状では検診でがんが発見された時点で、それがどのタイプなのかは、誰にも分りません。部位でも特定することもできません。ですが、検診でがんの疑いが出ると、精密検査を受けることになり、がんと判明すると治療に入ります。非進行性のがん(超のんびりがんや進行しないがん)であっても同じです。そして、非進行性のがんであったとしたら、本来なら不必要な検査や治療とも言えるわけで、結果的に、過剰診断、過剰治療(過剰な診断や治療)を受けていることになるのです」日本には検診の種類にも問題があるという。次のように、現在、日本では、胃がん、大腸がん、肺がん、子宮頸がん、乳がんの5つのがん検診が国によって推奨されている。一見して、日本と米国での推奨度が異なるのがわかるだろう。【胃がん】日本での対象者:50歳以上男女<検診の方法>胃X線検査:日本の推奨グレード・B/米国(USPSTF)の推奨グレード・対象外胃内視鏡検査:日本の推奨グレード・B/米国(USPSTF)の推奨グレード・対象外ヘリコバクターピロリ抗体:日本の推奨グレード・I/米国(USPSTF)の推奨グレード・対象外【大腸がん】日本でも対象者:40歳以上男女¥<検診の方法>便潜血検査:日本の推奨グレード・A/米国(USPSTF)の推奨グレード・A(50〜75歳)S字結腸内内視検査:日本の推奨グレード・C/米国(USPSTF)の推奨グレード・A(50〜75歳)全大腸内視鏡検査:日本の推奨グレード・C/米国(USPSTF)の推奨グレード・A(50〜75歳)注腸X線検査:日本の推奨グレード・C/米国(USPSTF)の推奨グレード・対象外【肺がん】日本での対象者:40歳以上男女<検診の方法>非高危険群に胸部X線検査、および高危険群に胸部X線検査と喀痰細胞診:日本の推奨グレード・B/米国(USPSTF)の推奨グレード・D低線量CT:日本の推奨グレード・I/米国(USPSTF)の推奨グレード・B(55〜80歳高危険群)【子宮頸がん】日本での対象者:40歳以上女<検診の方法>細胞診(従来法):日本の推奨グレード・B/米国(USPSTF)の推奨グレード・A(21〜65歳)細胞診(液状検査法):日本の推奨グレード・B/米国(USPSTF)の推奨グレード・A(21〜65歳)HPV検査を含む方法:日本の推奨グレード・I/米国(USPSTF)の推奨グレード・I(30〜65歳)【乳がん】<検診の方法>マンモグラフィー(日本での対象者:40〜74歳):日本の推奨グレード・B/米国(USPSTF)の推奨グレード・B(50〜74歳)マンモグラフィー±視触診(日本での対象者:40〜64歳):日本の推奨グレード・B/米国(USPSTF)の推奨グレード・対象外マンモグラフィー±視触診(日本での対象者:40歳未満):日本の推奨グレード・I/米国(USPSTF)の推奨グレード・C(50歳未満)視触診(日本での対象者:全年齢):日本の推奨グレード・I/米国(USPSTF)の推奨グレード・D超音波検査(日本での対象者:全年齢):日本の推奨グレード・I/米国(USPSTF)の推奨グレード・対象外「米国では、Aは推奨するレベル、Bは合格ライン。CやDは禁止レベルです。Iはエビデンス不十分、それ以外は対象外。日本ではA、Bは推奨レベルですが、Cは『利益が不利益とほぼ同等』とし、住民検診などの対策型では推奨していません。Iはエビデンス不十分(人間ドックなどの任意型検診では個人の判断による)」日本と米国で共に推奨レベルAなのは唯一、大腸がんの便潜血検査だけだが、海外では50〜75歳で行うのに対し、日本では40歳以上と年齢制限が異なる。子宮頸がんも21〜65歳の細胞診は推奨レベルが米国ではA、日本ではBと異なる。乳がん検診のマンモグラフィーは日本も米国も推奨レベルBだが、日本では米国より10年開始が早い。そして、米国で推奨されていないのに日本では実施されている検査のほうが多い。胃がん検査は米国ではどれも推奨されておらず、大腸がんの注腸X線検査も対象外。乳がん検診も50歳以上のマンモグラフィー以外は推奨されていない。「米国ではA、B以外の検査対象のがんは、検診しなくてもいいがんとみなされているのです」これほど米国で異なるデータが開示されても、日本では変わらず定期的ながん検診で、若い年齢のうちから推奨しているのだ。では、検診が勧められる最たる理由の死亡率について。国立がん研究センターがん対策情報センターのデータによれば、乳がん検診の受診率が上がるにつれて、上皮内がんも含む乳がんの発見率も上がっている。「“早期発見が治療につながる”のなら、早期発見で死亡率は下がるはずなのに、実際は緩やかに上がっています。発見率が上がっているのは、超のんびりがんや進行しないがんの発見が増えているからで、死亡率は減っていないのです。同様の海外の報告は、甲状腺がん、前立腺がんでもされています」「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月19日タレントの勝俣州和が21日、TBS系バラエティ番組『アッコにおまかせ!』(毎週日曜11:45~12:54)に生出演。SMAPの中居正広から憧れられていた過去を明かした。番組では、年内での卒業を発表したSMAPについて特集。解散発表後、中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎がそれぞれ自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で解散について言及したことを取り上げ、そのコメントなどを紹介した。SMAPのニュースに関連して、「中居がデビュー前に憧れていた芸能人はだれか?」というクイズが和田アキ子に出され、答えられないまま「勝俣州和」と正解発表。アイドルグループ・CHA-CHAのリーダーとして人気だった勝俣は、若かりし頃の中居から憧れていると言われた過去があるという。勝俣本人は、「僕らが歌っているとき、まだSMAPデビューしてなくて、中居君が見ていたんです。僕らが歌い終わって帰ろうとしたら、中居君が『僕もいつか勝俣さんみたいになりたいです』って」と説明し、「すぐなれるよ」と中居の肩をたたいて去った様子を再現。「そしたらすぐ抜いちゃった」と、一気に自分を超える人気者になっていったと笑いを誘った。
2016年08月21日映画『長ぐつをはいたネコ』公開記念イベントが、“にゃんにゃんにゃん猫の日”の2月22日に都内の今戸神社で行われ、日本語吹替版キャストを務めた竹中直人、勝俣州和、スペシャルゲストの猫ひろしと、猫のプスプスくんが登場した。その他の写真“招き猫発祥の地”といわれる今戸神社は通称“猫神社”と呼ばれ、縁結びやパワースポットとして知られている。竹中と勝俣は役になりきった衣装で登壇し、猫ひろしは長ぐつをはきプスプスくんと共に「カンボジアから来ました、シュマールひろしです」とあいさつ。お馴染みの持ちネタで場を盛り上げた。現在も猫を飼っているという竹中は「一人暮らしのときは12匹になったこともあった」という大の猫好きで、本作の主人公プスと同じく、かつては捨て猫だったというプスプスくんを胸に抱き、目を細めた。イベントでは“猫の日”にちなんで、お賽銭222円で本作のヒットを祈願。竹中は「スリル満点。涙が出て笑いもあって、踊りがチャーミングで可愛かった」と作品の魅力をPR。竹中が記者団に“笑いながら怒る猫”のネタも披露するなど終始、笑顔のたえないイベントとなった。『長ぐつをはいたネコ』は、“長ぐつをはいたネコ”ことプスが、シュレックに出会う前の話。彼が相棒のハンプティ・ダンプティと、謎のメス猫キティと共に“黄金の卵”を産むと噂されているガチョウを盗むために大冒険を展開する。『長ぐつをはいたネコ』3月17日(土) 3Dロードショー(一部劇場をのぞく)
2012年02月22日『シュレック』の人気キャラクターを主役にした『長ぐつをはいたネコ』で、日本語吹替版キャストをつとめるプス役の竹中直人と、卵のハンプティ・ダンプティを演じる勝俣州和が、19日に都内で公開アフレコを行なった。その他の写真ふたりは役になりきった衣装で登場し、駆けつけた“プス”が見守る中でアフレコを披露。意外にも声優初挑戦となる勝俣は、ハンプティ・ダンプティを「半ズボンだし、まさしく小学生の僕。監督から毎日ほめられながら、上手くのせてもらった」とコメント。竹中から「完璧にキャラクターになりきっていて驚いた」と言われてると「一生懸命やっただけ、竹中さんがいたからこそできた」と照れ笑い。本番のアフレコ収録は、ランニングと海パン姿でのそんだという竹中は「色っぽくてチャーミングで、めちゃくちゃカッコイイ」と『シュレック』から、引き続き声を担当する“プス”がお気に入りの様子。「今回は主役ですから、かなり大活躍するし、しゃべる量が多くて、テンションが凄く高かった」とニコニコしながら隣に立つ“プス”を見つめると、勝俣から「日本一ふざけた55歳」とツッコまれていた。さらにこの日は、子どもたちが応援隊としてオリジナルダンスを踊る“長ぐつ隊 ダンスユニット”の結成も発表。隊長は『家政婦のミタ』にも出演した人気子役の本田望結が務め、2月にお披露目イベントが予定されているとのこと。竹中と勝俣は「気合いを入れて、完璧に踊りを覚えたい」と意気込みを語った。最後に竹中は「夢と勇気と希望、そして美しい友情につつまれた冒険3Dアニメーションです。泣けて笑える完璧なエンターテインメントになっていますから、ぜひ3Dで観てください。ニャァ」とPRした。『長ぐつをはいたネコ』は、“長ぐつをはいたネコ”ことプスが、シュレックに出会う前の話。彼が相棒のハンプティ・ダンプティと、謎のメス猫キティと共に“黄金の卵”を産むと噂されているガチョウを盗むための冒険を3Dアニメーションで描く。『長ぐつをはいたネコ』2012年3月17日(土) 3Dロードショー(一部劇場をのぞく)
2012年01月19日大ヒットシリーズ『シュレック』のスピンオフ作品として生まれたアニメーション映画『長ぐつをはいたネコ』の日本語吹き替え版の声優を務める竹中直人と勝俣州和が1月19日(木)、アフレコ収録の模様を報道陣に公開。あわせて本作のスペシャル応援隊としてダンスユニット“長ぐつ隊”が結成されることになり、隊長を、昨年のヒットドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ)の次女役で話題を呼んだ子役の本田望結(みゆ)が務めることが明らかになった。『シュレック』シリーズ随一の人気者“長ぐつをはいたネコ”ことプス(竹中さん)がシュレックと出会う以前を描いた本作。無実の罪を着せられ、育った町を後にしたプスが兄弟分の卵のハンプティ・ダンプティ(勝俣さん)と共に、伝説の金の卵を手に入れるため冒険を繰り広げる。これまで全シリーズでプス役を務めてきた竹中さんは慣れたもの。ただ、これまでと違い今回は主役ということで「今回は大活躍で、とにかくよく喋りました」とニッコリ。一方、勝俣さんにとって声優は本作が初めて。「僕の声でキャラクターにハマるのかな?と不安だったんですが、始めてみたら僕そのまま。しかも小学生時代の僕でした(笑)」とふり返った。ちなみに2人はこの日、それぞれのキャラクターを意識した衣裳で登場したが、普段のアフレコ中に関しては「タンクトップに海パン一丁」(竹中さん)、「ふんどしでローションを塗って」(勝俣さん)臨んでいると告白し笑いを誘った。2人の共演は1993年放送のドラマ「いつか好きだと言って」以来。これまでの収録は別々に行われておりこの日、久々に顔を合わせたそうで、収録の合間にかつての思い出を語り合ったり、互いの子供たちの年齢を話す姿が見られた。アフレコ収録後に「長ぐつ隊」の結成が発表され、本田望結ちゃんから「素敵な長ぐつを用意しますので一緒に踊りましょう!」というメッセージが届けられると、勝俣さんは「ドラマ(『家政婦のミタ』)も見てたので嬉しい。完璧に覚えたい」とやる気満々。竹中さんも「2週間くらい気合い入れて練習しよう」とノリノリの様子だった。『長ぐつをはいたネコ』は3月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ガガのラテンビートに乗せてネコたちが踊る!『長ぐつをはいたネコ』特別映像が到着『長ぐつをはいたネコ』、ジョニーらの競合を抑えハロウィン新記録のヒットスタート選挙資金調達でL.A.訪問のオバマ大統領を支持者のハリウッド・スターたちが歓迎バンデラス、ネコに囲まれヒットを確信?ハリウッドで“ネコ”限定プレミア開催スペインにウォーク・オブ・フェイム誕生。ペネロペ&ハビエル夫妻らが出席
2012年01月19日