この春、いつものワードローブにプラスワンするなら「ブルーシャツ」がオススメ。今回は【ユニクロ】のブルーがキレイな「エクストラファインコットンシャツ」に注目していきます。派手すぎず取り入れやすいのに、1枚で着てもレイヤードしてもトレンド感溢れるスタイリングができるようですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。ブルーのエクストラファインコットンシャツ出典:Instagram程よく光沢感があり柔らかい風合いが特徴的なユニクロのエクストラファインコットンシャツ。リラックスフィットのシルエットでラフな雰囲気ですが、微光沢の表面感が女性らしさを引き立ててくれます。シンプルなデザインなのでバッグやシューズにシルバーを合わせて華やかに彩ると素敵です。キレイめコーデにも馴染む出典:Instagramブルーのシャツにブレザーを羽織ったキレイめスタイル。オックスフォードなどのカジュアルタイプのシャツではないのでブレザー合わせのパンツスタイルも女性らしい雰囲気に魅せられます。シャツをタックインしたりシューズをパンプスに変えたりと少しアレンジを加えるだけでオフィススタイルにも、子どもの行事にもいろいろな使い方ができそうなコーディネートです。肌寒い時はレイヤードで出典:Instagram光沢感と色みがキレイなユニクロのエクストラファインコットンシャツ。1枚で着たいけど肌寒くて難しいというときにタートルニット合わせが使えるんです。タイトなタートルを選べばシャツのシルエットを邪魔せずにシンプルな着こなしができますよ。グレーやネイビーと相性抜群!出典:Instagramネイビーのパンツやグレーのニットと組み合わせた@hina_wear123さんのスタイリング。上からグラデーション状に色が変化するように配置されており、品のいい色使いが素敵です。オシャレさんたちはブルーシャツをグレーやネイビーのアイテムと合わせている人が大半で、旬顔に魅せるための色合わせのコツのようですよ。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事では@r_i_emama様、@chanricode様、@chna1002様、@hina_wear123様のInstagram投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:yuka
2024年03月16日アイドルグループ・MOON RABBITSの北野真衣が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第8号のグラビアに登場している。北野は2005年4月22日生まれ、鹿児島県出身。TikTokでダンス動画が話題のグループMOON RABBITSのメンバーで、今回がグラビアデビューとなる。「撮影の前日は緊張しすぎて寝られなかった」という北野は「アイドルでもグラビアでも1番を目指します」とやる気まんまん。初心ながら美バスト際立つビキニ姿や制服姿でも魅了した。
2024年01月27日現在公開中の、北野武監督による最新映画『首』。天下統一を掲げる織田信長(加瀬亮)を中心に、羽柴秀吉(ビートたけし)、明智光秀(西島秀俊)などの武将たちが様々な思惑で絡まり合う同作は、第76回カンヌ国際映画祭の「カンヌ・プレミア」部門に出品されるなど、世界中から注目を受けている。同作の公開を受け、高校生の時に『キッズ・リターン』を観て衝撃を受けたという空気階段・鈴木もぐらに、北野作品の良さについて聞くと、次から次へと好きなシーンが飛び出す。また、実際に北野監督と会った時に「本物だね」と言われたという喜びのエピソードも明かした。○■「『ソナチネ』の聖地巡礼をしたい」鈴木もぐらに、北野武が「本物だね」――今回『首』の宣伝番組で武さんに会われたとのことで、どのようなお話をされたんですか?以前、『キングオブコント』で優勝した直後に、武さんの番組に生で出させていただく機会があって、その時に僕の股関節の骨がない話をしたんですが、先日番組でお会いしたらそのことを覚えてくださってたみたいで。「足はどうなのか」と聞いてくださって、本当に嬉しかったです。『首』の話もしましたけど、武さんの他の映画の話になった時には、僕が「『ソナチネ』の聖地巡礼をしたい」と、ロケ地についてお聞きしたんですよ。そしたら武さんが「『ソナチネ』のそこを言ってくるってことは、本物だね」と言ってくださって、それもめちゃくちゃ嬉しかったですね。ちょっと、戒名にするかもしれないです。「『ソナチネ』のあのシーンが出てくるってことは本物だね」という戒名にします。――“本物”認定はすごいですね! ちなみにどのシーンだったんですか?大杉漣さんが電話ボックスを使おうとしたら、小銭が飲まれちゃって「貯金箱か、馬鹿野郎」というシーンで、その電話ボックスのお店がどこにあるか聞きました(笑)。そういうちょっとしたセリフもかっこいいんですよ。お笑いも「裏切り」が大事だと言いますけど、武さんの映画って本当にそれの連続というか、「こんなところでこんなことになるのか」とか、「急にそれが来るのか」とか、裏切られるのがすごく気持ちいいんです。――改めて、もぐらさんは北野作品にどんな魅力を感じているんでしょうか?「こんなわけないだろ」の連続なんですけど、それがリアルに思えてしまうというのが、まず一つ魅力だと思います。『アウトレイジ』だったら、歯医者のシーンとか、本当に怖いじゃないですか。でも画面を通してリアルに思えてしまう。ギャップもあって、その後に石橋蓮司さんの顔面がギプスだらけで笑っちゃう、みたいな。観てる側も「自分って、これで笑っちゃうんだ」と、新たな自分に出会えるんじゃないでしょうか。「あれ!? 私、こんな包帯だらけの人見て笑っちゃった」みたいな。そういった別の世界に連れていってくれる力がすごいんです。あと、セリフ回しですよね。一言一言が全部面白い。『あの夏、いちばん静かな海。』でサーフボードを拾うシーンのセリフとか、青春のリアルな感じが出ていて、すごく好きなんです。海もよく出てくるんですけど、僕は海ぞいで育ったので、武さんの映画の海がすごく綺麗だから、ちょっと地元に思いを馳せてしまったりして。『ソナチネ』で石垣島で遊んでいるシーンとか、死と隣り合わせな中でも、楽しく遊んでいるという、残酷なシーンでもあるけど、何回も観ちゃいます。○■きっかけとなった『キッズ・リターン』で好きなシーン――どんどん出てきますね。先ほど「お笑いも裏切りが大事」で、北野作品に通ずるんじゃないかとおっしゃってましたが、やっぱり芸人さんだからこそ思う魅力はあるんですか?単純に、僕がそうなのかなと感じているだけなんですが、きっと武さんの中に染みついているんじゃないかなと思うんです。『BROTHER』で、寺島(進)さんが急に「頼むぜ」と言ってバーンと死んじゃうシーンとか、白瀬(加藤雅也)が攻めに行くと思ったら車が爆発するとか、面白い展開の連続なので、時間が本当に早く感じる。『首』も2時間超えてるんですけど、全然長く感じなかったです。――北野作品を好きになるきっかけはあったんですか?きっかけは『キッズ・リターン』です。高校の時にビデオ屋で働いていたんですけど、その時にビデオがバグっていないかどうかチェックするために、家に持って帰ることがあって、ビデオチェックの名目で見たい映画を借りてたんです。それで『キッズ・リターン』を初めて観た時にとんでもなく面白かったので、そこから全部観ました。――テレビで見ていた武さんがこんな映画を撮るんだという驚きはあったんですか?でも、お笑いの時の武さんも、言ってみれば暴力性があったので、僕はそんなに意外だなとは思わなかったです。「さすが」なんて俺の口から言えないんですけど、武さん節は感じました。「人間大砲」もあったし、熱湯コマーシャルでズルとかもしてたわけじゃないですか(笑)とにかくやっぱり、リアルなんですよね。ヤクザも別に普段からオラオラしているわけじゃなくて、怖い優しさもある。『キッズ・リターン』でいうと、組長(石橋凌)が通っている中華屋の子供をかわいがって「タバコ買ってこい」と1万円を渡して「釣りはとっとけよ」とか言っていて、それに憧れて中華屋の息子がヤクザになって入ったら、速攻で鉄砲玉にされて逮捕されてましたもんね(笑)。ああいう冷たさ、合理的なところも面白いです。他の作品にはなかなかない魅力だと思います。■鈴木もぐら1987年5月13日生まれ、千葉県出身。2012年に水川かたまりとお笑いコンビ 空気階段を結成。2021年にはキングオブコントで優勝するなど話題に。俳優としても活躍の場を広げ、2023年にはドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』にレギュラー出演。2024年には出演ドラマ『PORTAL-X ~ドアの向こうの観察記録~』放送が控えている。(C)2023 KADOKAWA (C)T.N GON Co.,Ltd.
2023年12月08日北野武監督による最新映画『首』が公開された。天下統一を掲げる織田信長(加瀬亮)を中心に、羽柴秀吉(ビートたけし)、明智光秀(西島秀俊)などの武将たちが様々な思惑で絡まり合う同作は、第76回カンヌ国際映画祭の「カンヌ・プレミア」部門に出品されるなど、世界中から注目を受けている。今回、北野監督作品の大ファンだという空気階段・鈴木もぐらにインタビュー。『首』の試写を観て「ギャラはいらないから語らせてほしい」と発言したことがきっかけで、実際に語ってもらうこととなった。○■鈴木もぐらが感じた『首』の暴力性と笑い――今回、ぜひ北野作品のファン代表として『首』の感想を伺えたらと思います。すみません、本当に恐縮です。『首』はまず、まさに「これしかない」というタイトルですよね。バンバンバンバン「首」が飛んでいくし、「首」に翻弄されていく人たちもいて、みんな「首」にまつわる動きをしてるわけで、すごく楽しかったです。――相方の水川かたまりさんと一緒に観られたとも聞きましたが。本当は観せたくなかったんですけど、ミスで水川も一緒になっちゃったみたいなんですよね。あいつは、本当は公開まで待たなきゃいけなかったんですよ。武さんの作品を全部観てないんですからね。僕は、全部観てますから。でも、終わった後はやっぱり「いい」という話をしちゃいましたね。あいつの感想はどうでもいいんですが、「すごく楽しかった。面白かった」とは言っていました。――もぐらさんが今回『首』に感じた面白さはどのようなところでしたか?武さんの作品は暴力性、残虐性みたいな方に話題が行きがちなんですけども、今回は笑いの面もすごく面白くて。これまでの作品、たとえば『アウトレイジ』も暴力性だけでなく笑いのシーンも多かったじゃないですか。でも『首』はさらに笑いの面がパワーアップしていました。笑いながら『首』がバンバン飛んで行って、「こんな感じで観てていいのかな?」と思ってしまうような。残虐なシーンもあって、笑いもあって、違う世界に連れて行かれちゃうような感覚はありました。それから、武さんの作品は全部オチがすごくて、今回の『首』のオチも大好きです。最高のオチじゃないでしょうか。武さんは芸人としても大先輩なんですけれども、やっぱり漫才師というところから来ているからなのか、オチにこだわられているのかもしれないと思います。今回も、あのオチでエンドロールが流れるところがすごく気持ちよかったです。観た人全員が真似しちゃうかもしれないです。僕はこれからサッカーをやる時にも、多分あのセリフを言うでしょうね。――つい笑ってしまったのはどのようなシーンでしたか?千利休(岸辺一徳)が手紙を持ってきて、秀吉一派で読むじゃないですか。「読めばいいじゃないか」「俺、字読めねえよ」というやりとりとか、笑っちゃいますよね。秀吉一派の秀吉、黒田官兵衛(浅野忠信)、秀長(大森南朋)の3人は、観る前に想像していた3人とはいい意味で全然違いました。憎めなくて好きになりました。――『首』をこれから観る方に伝えたいことはありますか?僕が自分で働いたお金で観られるようになったのは、『アウトレイジ』くらいからなんですよ。『アウトレイジ』も最近のように言われますけど『1』は15年前。『首』までほんとに長かったので! 待ちましたよ!だからとりあえず、今月の給料は全額『首』に使うことをおすすめします。家賃と生活費だけ握りしめて、ぜひあと全て『首』につっこんでいただければ。僕も何回行くかわからないですね。何回も観ると思います。僕は武さんの作品が文芸坐とかでオールナイト上映する時も観に行っていたし、『首』も絶対に劇場で観に行きますよ。劇場で観ると、画面の迫力もあるし、音の良さがやっぱり違いますから。(C)2023 KADOKAWA (C)T.N GON Co.,Ltd.■鈴木もぐら1987年5月13日生まれ、千葉県出身。2012年に水川かたまりとお笑いコンビ・空気階段を結成。2021年にはキングオブコントで優勝するなど話題に。俳優としても活躍の場を広げ、2023年にはドラマ『ゼイチョー~『払えない』にはワケがある~』にレギュラー出演。2024年には出演ドラマ『PORTAL-X ~ドアの向こうの観察記録~』放送が控えている。
2023年12月03日プーマ(PUMA)とブルーブルージャパン(BLUE BLUE JAPAN)による初のコラボレーションコレクションが、2023年12月9日(土)より、プーマストア 原宿キャットストリートなどで発売される。プーマとブルーブルージャパンが初コラボブルーブルージャパンにとって初のスポーツブランドとのタッグとなる今回のコラボレーション。“メイド・イン・ジャパン”にこだわるブルーブルージャパンならではの、“和”の要素を取り入れたシューズやウェアをラインナップする。オールネイビーの「プーマ クライド」スニーカーは、プーマのアイコニックなモデルをベースにした2型。「プーマ クライド(PUMA CLYDE)」は、アッパーに深みのあるネイビーカラーの日本製ワックススウェードを採用。ライニングとシューレースは、ブルーブルージャパンが得意とする“絞り染め”によって彩られている。ゴアテックス搭載「アーミートレーナー」一方「アーミートレーナー(ARMY TRAINER)」は、ゴアテックス(GORE-TEX)を搭載した、ミニマルなホワイト×グレーのアッパーが特徴。インソールには、サクラをモチーフにした“キリエサクラ柄”を配した。“絞り柄”を配したウェアもウェアは、クラシカルな絞り柄を用いたネイビーカラーに統一。ナイロンジャケット、中綿ベスト、パンツのほか、ウーブン シャツやドレスなども展開される。【詳細】「プーマ×ブルーブルージャパン」コレクション発売日:2023年12月9日(土)販売店舗:プーマストア(原宿キャットストリート、大阪)、一部取扱い店舗、オクラ、聖林公司オンラインショップ、プーマ公式オンラインストア、プーマアプリ※ブルーブルージャパンは、12月8日(金)より先行発売。※店舗により取扱商品が一部異なる。価格:・プーマ クライド 46,200円・アーミートレーナー 38,500円・ジャケット 58,300円・ベスト 55,000円・パンツ 55,000円・ドレス 52,800円・ウーブン シャツ 49,500円・パデット ジャケット 60,500円【問い合わせ先】プーマ お客様サービスTEL:0120-125-150
2023年12月01日北野武(76)が11月22日放送の『石橋貴明 THE強運マスターズ2023 in韓国』(ABEMA)にスペシャルゲストとして出演。そこで、お金にまつわるぶっちゃけトークを連発した。番組の冒頭では、ホストを務める石橋貴明(62)やおぎやはぎ、千鳥の大悟(43)、蛍原徹(55)が韓国の高級レストランに集合。MCを務める平成ノブシコブシの吉村崇(43)が「超VIPをお迎えしております。世界的な」というと、一同は「とにかく明るい安村か?」など冗談を交わし合っていたが、レストランにある巨大な扉を開くと現れたのは北野だった。思わず一同は爆笑し、その後、食卓を囲みながらトークが行われた。序盤、北野はアメリカの有名サングラスブランドの、世界の有名人でも何十人しか呼ばれていないCM撮影に呼ばれて行くも、ギャラがサングラスだけだったエピソードを披露。選ばれたことは名誉だと説明しつつ、「何にも嬉しくなかった。名誉なんていらないから金くれ」「金くれりゃ闇金(のCM)だって何だってやるよな。ブラック企業でも何でもやるよCM」と漏らした。また『THE強運マスターズ』の出演オファーを受けた理由を聞かれると、ロケ会場であるレストランのオーナー夫婦との交流エピソードを披露。「スケジュール合えば行くよ」と話したそうだが、いっぽうで「格好つけてそんなこと言ったんだよ。本当は小銭が欲しいだけ」と説明。さらに蛍原がMCを務めるゴルフ番組について「出して」「最近、俺暇なんだよ」と本人に直談判するも、「ギャラはちゃんと相談して」と釘を刺していた。食事が進むにつれ、北野のぶっちゃけトークはさらにヒートアップ。話題が北野の新作映画『首』に及ぶと、製作を務めたKADOKAWAの元会長で東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、贈賄罪で起訴された角川歴彦被告(80)と「大揉めに揉めちゃってね。ギャラとか」と発言。『首』について「良い配給収入があるんじゃないかと期待している」と言ったかと思えば、「当たると俺にいくらか入ってくるんでよろしくお願いします」と視聴者に向かって頭を下げた。ここ数年、テレビ局や映画会社などに高額なギャラを要求したと一部週刊誌で報じられている北野。お金に関して、思うことがあるのだろうか?
2023年11月24日信長・秀吉・家康が天下を争う戦国時代に注目が集まった今年、その大トリのようなすさまじい映画が11月23日(木・祝) から公開される。北野武監督、ビートたけし主演の『首』。「本能寺の変」前後に、武将たちが繰り広げた権力争いを、独自の歴史観で紐解き、描いた超野心作。こんな歴史ドラマは見たことがない。そんなシーンの連続だ。クセの強い豪華俳優陣のなかに、女優はいない!すべてが前代未聞。『首』万人がみても楽しめる映画、というのはあるけれど、この作品、子どもは無理。R15+(15歳未満の入場・鑑賞を禁止する)指定。怒ってしまう歴史ファンもいると思う。それはそうである。きっと本当はこうだったんだぜ、という、たけし流の史観に基づき、描かれているのは、打算と愛欲の戦国主従関係。その愛欲も、BLなんて、けっ、といわんばかりのむくつけき男たちの愛の世界。そして、首が飛ぶ、飛びまくる……。日本史の勉強にはならない。いや、なるかな。北野監督にとって、本作は初期の代表作『ソナチネ』(1993) と同時期に構想し、実に30年ものあいだ温めていた作品。「これまでのテレビや映画がやるような王道の時代劇で描かれるよりも、実際は人間関係がもっとドロドロしていたんじゃないのか?という視点で裏から見た戦国時代を描きたいんだ」というのが発想の原点。親交のあった黒澤明監督もその考えをきいて「北野君が撮れば『七人の侍』と並ぶ傑作になる」と期待していたとか。時代は、織田信長(加瀬亮)が天下統一にあと一歩の段階、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい戦いを繰り広げていた頃。そのさなかに、家臣の荒木村重(遠藤憲一)が反乱を起こし、姿を消す。信長は明智光秀(西島秀俊)、羽柴秀吉 (ビートたけし)ら他の家臣を集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索を命じる。命を受けた秀吉は、千利休(岸部一徳)の配下で元忍びの芸人・曽呂利新左衛門(木村祐一)に捜索を指示する。この荒木村重の捜索から始まり、秀吉、光秀、そして陰で徳川家康(小林薫)がうごめき、本能寺の変に向かって突き進んでいく……。歴史ものは、高名な人物をどんな風に、誰の視点で描写するかでがらっと変わる。織田信長を木村拓哉が演じた『レジェンド&バタフライ』は妻・濃姫の視点をとり入れ斬新だった。大河ドラマ『どうする家康』は優柔不断な徳川家康像が特徴だ。本作の織田信長は、これまで映画やドラマで描かれたなかで、最も狂気に満ちている。部下をののしる、殴る、蹴る、髷をつかんでひきずりまわす。愛欲も思うがまま……。この狂気の信長に、びくびくしながら平身低頭し、その裏で、次は自分が天下をとるんだとしたたかに立ち回る家臣たちの群像劇でもある。北野監督はこう語る。「“本能寺の変”を描いた作品には、苛めに耐えきれなくなった光秀が信長を殺したという内容のものが多いけれど、おいらはそうじゃねえんじゃないかと思っていて。信長は狂気で家臣やほかの武将を押さえつけていただけだから、宙に浮いていたし、誰もが殺すチャンスを窺っていたんじゃないか?そこの、あまり描かれないところをやらなきゃいけないなっていう想いは最初からあったよね」。「ビートたけし」が演じたとびきり老かいな秀吉が、なんとも魅力的だ。敵を取り込むためには平気で土下座をする。あとで舌を出して、なんでこんなことしなきゃいけないんだと家来に毒づく。残虐なシーンの中でも、ふっと滑稽さが顔を出す。側にいる弟の羽柴秀長(大森南朋)、軍司・黒田官兵衛(浅野忠信)との会話なんて、まるでビートたけしとたけし軍団のやりとりのようだ。この秀吉の視点から見た権力抗争と、秀吉に憧れ自分も侍になって出世する夢を抱く難波茂助(中村獅童)ら下層の人間たちの野望が平行して描かれていく。忍びの芸人・曽呂利新左衛門は、御伽衆として秀吉に仕えたといわれ、落語家の始祖とされる実在の人物。この曽呂利の活躍は戦国スパイサスペンスともいえる面白さだ。北野武著の原作小説『首』も出版されている。現代の言葉遣いで書かれていて、これはこれで翔んでいるのだけど、映画は原作より数倍過激。「死」のシーンも絶対美化しない、血みどろな時代劇。かつて「赤信号、みんなで渡ればこわくない」といい切った“タケちゃん”の毒気は健在である。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】笠井信輔さん(フリーアナウンサー)「色んな意味で強烈すぎる!やっぱり北野武監督は一筋縄ではいかない。……」笠井信輔さんの水先案内をもっと見る()中川右介さん(作家、編集者)「……なによりも、主要登場人物がみな「悪意」に満ちている。誰も好きになれない。尊敬できない。憧れない。 そこが、最大の面白さだ。」中川右介さんの水先案内をもっと見る()相田冬二さん(Bleu et Rose/映画批評家)「……これはことによると、映画による「風雲!たけし城」ではないか……」相田冬二さんの水先案内をもっと見る()(C)2023KADOKAWA (C)T.N GON Co.,Ltd
2023年11月20日北野武監督のもと、西島秀俊、加瀬亮、浅野忠信、大森南朋らが出演する映画『首』。本作の衣装デザインを担当したのは、『座頭市』や『アウトレイジ』シリーズ、『龍三と七人の子分たち』で北野監督とタッグを組んできた黒澤和子。この度、黒澤さん率いる衣装チームからのコメントが到着した。父は黒澤明監督、映画『清洲会議』や大河ドラマ「軍師官兵衛」「麒麟が来る」など戦国時代劇も数多く手掛けてきた、衣装デザインの巨匠、黒澤和子。台本を読んだ際の感想を黒澤さん率いる衣装チームは「それぞれの役のキャラクターがしっかりしていて、内容もとても大胆で、今まで見たことのない面白いものができるのではとワクワクしました」と、北野監督が作り上げた型破りな時代劇に期待が膨らんだことを明かす。全員が“狂っている”登場人物ばかりの本作のキャラクターは、北野監督から「この時代は外国の物もたくさん入ってきているし、けっこう自由にやっちゃっていいんだよね?」と聞かれ、「全体的に華やかでありながら、大人っぽい雰囲気にしようと思いました」と言い、台本を読み進めるうちに個々のキャラクターがはっきりしていることから、いくつかのグループに分けて色味を決めることにしたという。まず、一緒に登場するシーンが多い織田信長(加瀬亮)、森蘭丸(寛一郎)、弥助(副島淳)は“暖色系”のグループ。信長は南蛮風の模様や海外の柄の生地を使用し、マントにも海外のアンティークの金物が使われている。蘭丸は中性的なイメージを出すため、衣装チーム自らで生地を桃色に染め、弥助はあえてアフリカ風の柄物になっている。一方、“信長の跡目争い“を利用して天下を狙う羽柴秀吉(ビートたけし)、羽柴秀長(大森南朋)、黒田官兵衛(浅野忠信)の衣装には青やグレー、緑といった“寒色系”が選ばれた。「秀吉のグループはコミカルなシーンが多いのですが、大人っぽい雰囲気にしたかったので、色は抑えつつ、段替わりの着物や瓢箪が大き目の模様にすることで、少しコミカルに見えるよう工夫しています」と明かす黒澤さん。その狙い通り、秀吉たちによる思わず笑ってしまうようなトボけた会話のシーンの中にも、どこか狂気を感じさせる緊張感が生まれた。また、武将ではない農民・難波茂助(中村獅童)や芸人・曽呂利新左衛門(木村祐一)の着物は土埃や泥で元々の生地の色も分からないほど汚れているが、黒澤さんは「この時代、一番苦しい、辛い思いをしている人たちなので、生地はしっかり汚し、そのせいであまり見えませんが、あえて柄を七宝柄、茄子柄、狛犬模様など明るく、楽しいものにしています」と工夫を施したことを語っている。まさに“神は細部に宿る”といえるこだわりが、これまでの常識をぶっ壊すような戦国時代劇を支えているのだ。『首』は11月23日(木・祝)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:首 2023年11月23日より全国にて公開ⓒ2023KADOKAWA ⓒT.N GON Co.,Ltd
2023年11月19日北野武監督の最新作『首』の予告映像が解禁された。北野監督が30年もの長きにわたって温めていた本作は、巨匠・黒澤明が生前「北野くんがこれを撮れば、『七人の侍』と並ぶ傑作が生まれるはず」と期待していた企画の映画化。ビートたけしが“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉役を、西島秀俊が織田信長に複雑な感情を抱く明智光秀役を演じるほか、狂乱の天下人・織田信長役で加瀬亮、秀吉を支える軍師・黒田官兵衛役で浅野忠信、羽柴秀吉の弟・羽柴秀長役で大森南朋、秀吉に憧れる百姓・難波茂助役で中村獅童が出演する。「さっさと死ねよ!」というビートたけし演じる羽柴秀吉の叫びで幕を開ける本映像は、「威風堂々」の壮大な音楽にのせて次々と血祭りに上げられていく男たちが映し出される。大義もなければ、情けもない、善人もいなければヒーローも存在しないこの『首』の世界で、ただ己の欲望のまま動く狂人たちの剥き出しの本性が描かれている。天下人である織田信長の“首”を巡る戦いには、武将、百姓、芸人と身分の違う男たちが“成り上がるべく” 調略し、容赦なく邪魔者を消していく様はまさに“狂ってやがる”の一言に凝縮されており、これまでの時代劇で描かれてきた常識を覆す内容となっている。そして、羽柴秀吉の「どうせお前、死ぬけどな」と、狂人揃いの登場人物全員の“死”を予感させるような一言。何が起こるかわからない、誰が死ぬのかわからない、誰も観たことがない欲望渦巻く戦国エンタテイメントに仕上がっている。映画『首』ファイナル予告『首』11月23日(木・祝)公開(C)2023 KADOKAWA (C)T.N GON Co.,Ltd.
2023年11月16日北野武監督の実に6年ぶりとなる最新作で、本年度・第76回カンヌ国際映画祭「カンヌ・プレミア部門」に選出され、世界中を驚かせた映画『首』。そんな北野映画の真髄ともいえる、容赦ないバイオレンス描写を凝縮したファイナル予告映像が解禁となった。北野監督が初期の代表作の1本『ソナチネ』同時期に構想し、30年もの長きに渡って温めていた本作は、巨匠・黒澤明が生前「これを撮れば、『七人の侍』と並ぶ傑作が生まれるはず」と期待していた念願の企画の映画化。監督として数多くの名作を世に送り出してきた北野武の集大成とも呼べる、これまでも観る者の常識を破壊してきた北野監督の美学が詰まった作品だ。「さっさと死ねよ!」ビートたけし演じる羽柴秀吉の叫びで幕を開ける本映像は、「威風堂々」の壮大な音楽にのせて、圧巻のバイオレンスが描かれている。大義もなければ、情けもない、善人もいなければヒーローも存在しないこの『首』の世界で描かれるのは、ただ己の欲望のまま動く狂人たちの剥き出しの本性。※以下の映像には過激なシーンが含まれますので、ご注意ください。天下人である織田信長(加瀬亮)の“首”を巡る戦いには、武将、百姓、芸人と身分の違う男たちが“成り上がるべく”調略し、容赦なく邪魔者を消していき、これまでの時代劇で描かれてきた常識が通用しない作品へと昇華されている。そして、羽柴秀吉の「どうせお前、死ぬけどな」と、狂人揃いの登場人物全員の“死”を予感させるような痛烈なひと言も。何が起こるか分からない、誰が死ぬのか分からない、誰も観たことがない欲望渦巻く唯一無二の戦国エンターテイメントを予感させる映像に仕上がった。『首』は11月23日(木・祝)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:首 2023年11月23日より全国にて公開ⓒ2023KADOKAWA ⓒT.N GON Co.,Ltd
2023年11月16日11月15日、映画監督の北野武(76)が都内の日本外国特派員協会で会見を開いた。23日に公開される新作映画『首』についての会見だったが、ジョークを交えた挨拶が波紋を呼んでいる。冒頭で司会者から「漫才や映画、アートなど様々な作品の中で特に印象に残っているものは?」と質問されると、「あの、あっ……」と気付いたように頭を下げながらこう挨拶したのだった。「はじめまして、ジャニー北野川です」性加害問題で揺れている旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.社)の創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の名前にかけてジョークを飛ばし、会場からは笑いが沸き起こっていた。このジョークを受けて、質疑応答では“日本の芸能界において今年一番大きな話題だったジャニーさんについて質問したい”との要望が。「ジャニーさんの何百人もの子供を巻き込むようなスキャンダルが報道された時に、驚きなどというものはありましたか?」と問われ、北野は私見をこう語った。「芸能界っていうかジャニーズのタレントとか、そういう人たちと仕事は何十年もやってるんで、色々と噂を聞くし。色んな人から『それはよくあったこと』という風に聞くけれども、自分たちにとってはそういう世界に行ったら、『それは当然あるだろうな』としか……。その当時は考えてなくて、最近になって世界中で大きな問題になるっていうのは時代の流れかなと思うし」続けて、「(中略)芸能の仕事というのは、奴隷ではないけれども商品として人間を扱って、それを見世物としてお金を稼ぐという商売が芸能界だっていう昔ながらの習慣が残っているんで。自分たちもお笑いの世界に入って、働いた10分の1ももらえない時代があったんで。日本の芸能界は最近は良くなったけど、昔は酷いもんだと思っていました」とコメントした。北野の会見は情報番組『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(TBS系)でも中継が放送され、多くの人の目に触れることに。とりわけ北野がジャニー氏の名前にかけて挨拶したことは注目を集め、ネット上では賛否が巻き起こっている。北野といえばかつて『27時間テレビ』(フジテレビ系)で、“ジャニー喜多ノ川”としてジャニー氏に扮したキャラで出演したこともあった。そうした背景もあり、お笑い界のレジェンドによる“ブラックジョーク”として受け止めた人もいたようだ。《やはり期待を裏切らんw 最高》《昭和のお笑い!って感じ!すげぇ…(笑)》《昔のキレは影も無いが 「こんばんは、ジャニー喜多ノ川です」 をぶっ込んできたのは流石であった》だがいっぽうで、14日には「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に所属していた40代男性が10月に大阪府の山中で死亡していたと報じられたばかり。被害者の救済・補償もまだ始まっておらず、性加害が認定されている喜多川氏にちなんだジョークに「不謹慎」だと非難する声も上がっている。《ジャニー北野川ですと言う冒頭の挨拶は全く笑えない》《時代遅れのジョークで笑えるのか?被害者多数、おまけに人が亡くなってるのに》《何だかなぁ~笑えない。ギャグのつもりなのか。時代に合わなくなってきてるのかな。 昔は好きだったけど》
2023年11月15日映画『首』(11月23日公開)の日本外国特派員協会記者会見が15日に都内で行われ、北野武監督が登場した。同作は、原作・監督・脚本・編集を北野武が務める最新作。天下統一を掲げる織田信長(加瀬亮)は激しい戦いを繰り広げていたが、その最中に家臣・荒木村重(遠藤憲一)が反乱を起こし姿を消す。信長は家臣を一堂に集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索を命じるが、明智光秀(西島秀俊)はなぜか村重を殺さず匿う。村重の行方が分からず苛立つ信長は、思いもよらない方向へ疑いの目を向け始めるが、それはすべて仕組まれた罠だった。波乱の展開が、 “本能寺の変”に向かって動き出すこととなる。○■次回作の構想も明かした北野武監督バイオレンス映画とお笑いとの切り替えについて聞かれると、北野監督は「シリアスなこととお笑いというのは表裏一体というか、お笑いというのは悪魔だと思ってるんですよ。シリアスな結婚式とかお葬式とか、みんなが緊張するようなとこに必ず悪魔が忍び込んできて、お笑いに持って行ってしまう」と持論を展開。「チャップリンの言葉ではないけれども、ホームレスの人がバナナを踏んで滑って倒れたらかわいそうだと思うけども、総理大臣とか、もっと上の偉い人がバナナを踏んで倒れるとみんな笑う。暴力映画もそうで、シリアスなものを撮ると同時に、お笑いの悪魔が寄ってきて、フィルムでは流さないけども、現場では大笑いすることがいっぱいあって。今度作ろうとする映画は暴力映画におけるお笑いというテーマで、制作に入ってます」と明かした。実際にどのような作品を進めているのかという質問も。北野監督は「よく“パロディ”という言葉を使うんですが、『風と共に去りぬ』とか『ローマの休日』とか『E.T.』『ジョーズ』といった有名なものから持ってくる。自分が考えるのは、それだと元がヒットした映画ではないとパロディにはならないということがあって。自分の場合ギャング映画を撮って、それと同じキャスティングとストーリーのパロティを同時に2部で流してみる、ということを今やっています。なかなか難しいこともあるけど、パロディに対する新しい方法として、1部をちゃんと撮って、そのパロディをやるなら、みんな知ってる作品から取ったということになるのでいいかな」と明かす。さらに「日本はバブルの80年代とかに、反社会的グループや芸能界とか、そういう人たちが入り乱れて、いろんなことがある時代になる。今、台本を作ってる最中で、映画は色々な可能性があるので、いろんなものを作りながらひらめいたことをメモって、いつか実現させようとひとまず努力してます」と構想を覗かせた。
2023年11月15日映画『首』(11月23日公開)の日本外国特派員協会記者会見が15日に都内で行われ、北野武監督が登場した。同作は、原作・監督・脚本・編集を北野武が務める最新作。天下統一を掲げる織田信長(加瀬亮)は激しい戦いを繰り広げていたが、その最中に家臣・荒木村重(遠藤憲一)が反乱を起こし姿を消す。信長は家臣を一堂に集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索を命じるが、明智光秀(西島秀俊)はなぜか村重を殺さず匿う。村重の行方が分からず苛立つ信長は、思いもよらない方向へ疑いの目を向け始めるが、それはすべて仕組まれた罠だった。波乱の展開が、 “本能寺の変”に向かって動き出すこととなる。○■映画『首』日本外国特派員協会記者会見に北野武監督が登場同作の内容について聞かれた北野監督は、まず「NHKなんかで描く大河ドラマというのは、すごくかっこいい役者を使って、実に綺麗事を並べたような戦国の物語を描くんですが、そういうところで触れないのは、信長と小姓の森蘭丸とか、前田利家と信長の関係とか、男同士のホモセクシャルの関係」と指摘する。今回描いた武将同士の関係について、北野監督は「戦国時代というのは、その人に命をかけるという意味での男色があって、信長なんか子供を22人も作ってるわけだから両刀だけど、性的な関係があったことを日本のテレビは描かない。戦国時代はもっとどろどろした男同士の関係とか裏切りとか、いろんなことが同時に起こってああいう時期になったと、30年前に(原作を)書いたんですけど、それがたまには時代劇を撮ろうということで撮ってみたんですが、試写会の段階ではかなり好評で、非常に喜んでます」と説明した。自身も秀吉役で出演しているが「本当は監督一本でやりたい感じはあったんですけど、制作会社の方で『武さんが出ないと海外で宣伝しづらい』ということがあって。『じゃあ出るよ』とは言ったんですけど、出るとなるとやっぱり自分の中ではやりやすいのは秀吉」と背景を明かす。「昔からタレントを戦国武将になぞらえたような本がよくあって、信長がぼんちおさむちゃんだとか。そういうのは、俺がたいてい秀吉なんですよ。イメージとしてやりやすいところはあった」と苦笑し、加えて「(秀吉は)ストーリーの影の部分での悪人をやっているんで、監督を同時にやる時に、結構離れて人の芝居を見られるということがあって、監督をやるために秀吉を選んだのと、やりやすいという感じで、当然そうなっちゃったなという感じがします」と語った。加瀬亮が演じる信長の狂気も公開前から話題を呼んでおり、北野監督は「今度の場合は冒険をしてもらって、信長いうと狂気だと思うんですけど、まず岐阜弁という、音声が残っていない方言について言語学者の人にいろいろ聞いて、『こんな言葉をしゃべったんではないか』という言い方をしてもらった」と振り返る。「完全に頭の中にセリフを入れてもらって、『100m競争のように突っ走ってくれ、2回は撮らない』というような感じで、ほとんどワンテイクで終わろうとプレッシャーをかけ、失敗しても続けようとして、アスリートのような芝居をさせたんですけど、見事に応えてくれたと思ってます」と称賛した。
2023年11月15日映画『首』(11月23日公開)の日本外国特派員協会記者会見が15日に都内で行われ、北野武監督が登場した。同作は、原作・監督・脚本・編集を北野武が務める最新作。天下統一を掲げる織田信長(加瀬亮)は激しい戦いを繰り広げていたが、その最中に家臣・荒木村重(遠藤憲一)が反乱を起こし姿を消す。信長は家臣を一堂に集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索を命じるが、明智光秀(西島秀俊)はなぜか村重を殺さず匿う。村重の行方が分からず苛立つ信長は、思いもよらない方向へ疑いの目を向け始めるが、それはすべて仕組まれた罠だった。波乱の展開が、 “本能寺の変”に向かって動き出すこととなる。○■北野武監督へ、日本の芸能界についての質問相次ぐ北野監督は、冒頭で「ジャニー喜多ノ川です」と、これまでにテレビで演じていた、旧ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長のパロディキャラの名前で挨拶。同氏の性加害問題について「ジャニーさんのスキャンダルに驚きはありましたか?」と尋ねられると、「ジャニーズのタレントとは何十年も仕事をやっているので、そういうことは色々噂を聞くし、いろんな人から『よくあったことだ』と聞くけれども、自分たちにとってはそういう世界に行ったら、当然あるだろうなとしか当時考えていなくて、最近になって問題が世界中大きな問題になるのが時代の流れかなと思う」と意見を述べる。さらに「昔の日本の芸能界は、猿回しというのがありましたけど、悪いことするとサーカスに売るぞと言われたりして、芸能の仕事というのは商品として人間を扱って、見せ物としてお金を稼ぐという商売という昔ながらの習慣というのが残っている」と指摘。「最近はよくなったけど、昔から酷いもんだとは思っていました」と所感を述べた。海外記者からは、劇団員死去により体制を問われる宝塚歌劇団に対しての質問も飛び、芸能界のありかたについて問われる場面も。北野監督は「日本の芸能界も、戦後は在日米軍のためにタレントを出して歌を聴かせたりするようなプロダクションが続いたんですが、お笑いの方は弟子をって師匠から芸を教わるために仕事をしたり。いまだに落語はそうだと思うんですが、ある時期から学校を作るようになって、生徒としてお金を払って芸を習う風潮が出てきて、宝塚みたいに独立して完全に自分たちの世界を守っているところとは違い、パワハラは前ほどひどくはない」と語る。「宝塚は古典ではないかもしれないけど、古典芸能といったところは相変わらず作法礼儀やなんかに非常にうるさかったり、自分がいい役をもらう、もらえないとか、競争の中でのプレッシャーとか、まだいっぱい残っている組織もある。今の日本は入れ替えどきというか、そろそろなくなりかけて新しい形のエンターテインメントの世界ができつつある」と説明。映画の世界にも、監督・助監督感の関係でパワハラなどがあると認めつつ「SNSの世界がこれほどまで大きくなってくると、とにかくソフトが足りなくて、人が足りなくなってきたら、怒ったりすると辞めてしまうので、映画やテレビの世界ではなくなってきたと思いますが、ある分野ではまだ残ってる。相変わらず先輩後輩の関係においての無理難題とか、芸能界だけではなく、大学とか高校の運動部の中にも必ず出てくる問題で、日本は特に激しいのではないかと思う」と回答した。今後の日本のエンタメ界、メディアの在り方についての質問に対しては「エンターテインメントの世界にずっといると、メディアと大手のプロダクションとの癒着というのは昔から目に余るものがあって、ひどいなあと。だからタレントはみんな大きな事務所に行って守ってもらうのかなとは思う」と実感している様子。「よくあったことは、カンヌ映画祭に記者を連れてって、招待もされてないのにカンヌにある映画館で上映して、日本のマスコミや新聞が『カンヌで大好評』と書いたり。実際に行ってる我々にとっては、『なんでこんなことがまかり通るんだ』と。ごく最近も平気であった」と明かす。「あとは大手の事務所を辞めていくタレントはメディアが一切取り扱わなくなったり、テレビ局にもお触れが回って使わないようにしようとなったり、相変わらず日本の芸能界のダークな部分だと思うんです。外国ではそういうことがあるのかないのかよくわかりませんが。自分にとってはそういう世界で、よくぞ今までやってこられたなという達成感はありますが、今までの日本のそういう芸能の闇の部分はどうやって取り除いていくのか、興味は非常にあります」と語った。
2023年11月15日北野武監督最新作『首』のキャラクタービジュアルとPVが公開された。北野監督が30年もの長きにわたって温めていた本作は、巨匠・黒澤明が生前「北野くんがこれを撮れば、『七人の侍』と並ぶ傑作が生まれるはず」と期待していた企画の映画化。ビートたけしが“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉役を、西島秀俊が織田信長に複雑な感情を抱く明智光秀役を演じるほか、狂乱の天下人・織田信長役で加瀬亮、秀吉を支える軍師・黒田官兵衛役で浅野忠信、羽柴秀吉の弟・羽柴秀長役で大森南朋、秀吉に憧れる百姓・難波茂助役で中村獅童が出演する。公開されたPVでは、武将、百姓、芸人と立場の違うキャラクターがそれぞれの野望をたぎらせる様子が映し出されている。人の良さそうな顔をしながらライバル武将たちを唆す“腹黒いサル”羽柴秀吉、強すぎる忠義心ゆえに謀反を決意することとなる明智光秀、高笑いで家臣を次々に足蹴にするまさにイっちゃってる織田信長のほか、“侍大将を夢見る元百姓”難波茂助、“秀吉に仕える元忍者の芸人”曽呂利新左衛門(木村祐一)、“信長に<首>を狙われる謀反人”荒木村重(遠藤憲一)、“知略を巡らすワルい軍師”黒田官兵衛、“兄の威を借る腰巾着”羽柴秀長、“抜け目ない飄々タヌキ”徳川家康(小林薫)、“暗躍する茶人”千利休(岸部一徳)と、クセのあるキャラクターが勢揃い。本作のキャッチコピー「どいつもこいつも狂っている」の通り、スピーディーで緊迫感あふれる内容となっている。併せて公開となったキャラクタービジュアルは、PVの10名に加え、斉藤利三(勝村政信)、般若の佐兵衛(寺島進)、服部半蔵(桐谷健太)、森蘭丸(寛一郎)、弥助(副島淳)の姿も確認することができる。映画『首』キャラクターPV 羽柴秀吉(ビートたけし)映画『首』キャラクターPV 明智光秀(西島秀俊)映画『首』キャラクターPV 織田信長(加瀬亮)映画『首』キャラクターPV 難波茂助(中村獅童)映画『首』キャラクターPV 黒田官兵衛(浅野忠信)映画『首』キャラクターPV 羽柴秀長(大森南朋)映画『首』キャラクターPV 曽呂利新左衛門(木村祐一)映画『首』キャラクターPV 荒木村重(遠藤憲一)映画『首』キャラクターPV 徳川家康(小林薫)映画『首』キャラクターPV 千利休(岸部一徳)<作品情報>『首』11月23日(木・祝) 全国公開公式サイト: (C)T.N GON Co.,Ltd
2023年10月19日ティファニーは、「ブルー ブック 2023:アウト オブ ザ ブルー」フォール コレクションを発表します。ティファニーのジュエリー&ハイジュエリー部門のチーフ アーティスティック オフィサーであるナタリー・ヴェルデイユによる初のブルー ブック コレクションの続編として、ジャン・シュランバージェによる海の世界に着想を得た傑作にオマージュを捧げ、彼の幻想的な視点を探求します。既存の5つのテーマ(シェル、コーラル、パイシーズ、スターアーチン、スターフィッシュ)を発展させ、新たなテーマであるシーアネモネ(イソギンチャク)を通してシュランバージェのビジョンを再構築します。幾何学的で様式化された美しさを持つ傑作の数々は、シュランバージェの謎めいた海のシンボルに命を吹き込み、新たな解釈を与えています。「シーアネモネ」ペンダント (ブルー キュプリアン エルバイト トルマリン、ターコイズ、ダイヤモンド、18Kホワイトゴールド/©Tiffany & Co.しばしば海の花と形容されるシーアネモネのテーマは、この生物の器用なフォルムに敬意を表しています。ダイヤモンド、ブルー キュプリアン エルベイト トルマリン、ターコイズをセットしたブレスレットなど、非常に斬新なデザインのメカニズムが特徴で、繊細な動きと躍動感を感じさせます。また、キューレットを表に向けてダイヤモンドを逆さにセッティングし、トゲのあるテクスチャーを表現した作品もあります。「シーアネモネ」ブレスレット (ブルー キュプリアン エルバイト トルマリン、ターコイズ、ダイヤモンド、18Kホワイトゴールド)/©Tiffany & Co.ダイヤモンドと10カラットを超える印象的なブルー キュプリアン エルバイト トルマリンをあしらったシェル ネックレス、23カラットを超える未処理のオレンジ サファイヤをあしらったパイシーズ ネックレス、合計37カラットを超える未処理のパープル サファイヤとダイヤモンドをあしらったコーラル ネックレス、ダイヤモンドと22カラットを超える未処理のグリーン キュプリアン エルバイト トルマリンをあしらったスターフィッシュ ペンダントなど、注目すべき作品の数々が展開されます。「コーラル」ネックレス (パープル サファイヤ、ダイヤモンド、プラチナ、18Kイエローゴールド)/©Tiffany & Co.ティファニーのジュエリー&ハイジュエリー部門のチーフ アーティスティック オフィサーであるナタリー・ヴェルデイユは、「本コレクションは、自然の模倣と様式化、表現と具象、写実と抽象の間のダンスです。海にインスパイアされた傑作の数々は、ジャン・シュランバージェの豊かな創造性を讃えるものです。私たちは半世紀前に考案された見事な作品に命を吹き込み、夢のような新しい言語を生み出しました。」と語っています。「ブルー ブック 2023:アウト オブ ザ ブルー」フォール コレクションは、今秋に開催されるハイジュエリーの祭典で発表します。
2023年10月14日学生運動の嵐が終わりを告げた頃、自分が打ち込めることを見つけられずにいた青年・北野武(林遣都)は昭和47(1972)年に浅草にやってきた。フランス座で働き始めた武は、芸人・深見千三郎(山本耕史)に弟子入りすることに。ストリップ劇場であると同時に演芸場でもあったこの劇場で、武は先輩芸人の高山三太(松下優也)、兼子二郎(今野浩喜)、後輩のマーキー(稲葉友)、作家志望の井上(森永悠希)らに出会う。そしてある時はストリップの裏方、またある時は深見と共にコント出演をするのだったが……。その後「ビートたけし」としてお笑いの世界を席巻、さらには俳優・映画監督としてもその名を轟かせる、北野武の自伝的青春小説『浅草キッド』。これまでドラマ化・映画化はされてきたが、今回初めて舞台化された。しかも「音楽劇」としたことで、色鮮やかな70年代ファッションと共に“あの頃の浅草”を楽しむエンタテインメント性を備えたステージとなった。そこで、確かな技量を見せるアンサンブルと共に歌・ダンスを牽引しているのが、松下優也と紺野まひる。これまでのキャリアに裏打ちされたパフォーマンスは、観客の目を釘付けにする。もちろん芝居面でも、松下は少し尊大で武たちにとっては嫌な立ち回り方もすることになる高山を、それだけではない深みのある人物として表現。深見の妻・亜矢を演じる紺野も、艶やかで芯が強く、しかしもろさもある魅力的な女性がそこに生きていると感じさせた。林遣都が演じる武と行動を共にする場面の多いマーキー役の稲葉友、井上役の森永悠希は、青春物語そのものの輝きを見せる。劇場であたふたと仕事をし、居酒屋で盛り上がり、同じ安アパートに暮らし、まだ何もなしとげられずにいる鬱屈を抱える彼ら。和気あいあいとした様子がほほ笑ましいだけに、彼らの道が分かれてからの表情が切ない。武は、兼子とコンビを組んで漫才を始める。のちに「ビートきよし」となる兼子役の今野浩喜も、深見・高山と共に演じるコント、武と共に披露する漫才と、自身のお笑い芸人としての本領も発揮しつつ、よい塩梅の芝居を見せる。徐々に武に光があたり始める一方、周囲の人々の影は濃くなっていく。それを担っていたのが、マーキー、兼子、そして深見だろう。中でも悲劇的な経緯をたどるマーキーは、稲葉の陰影のある表現、痛々しい叫びが印象に残った。兼子も、コンビの相方でありながら武だけにスポットがあたっていることに気づいた時の表情が絶妙で、見る側もつらい。そして、この作品の要は深見だ。彼のそれまでの道程を見せるシーンは、まさに“山本耕史オンステージ”。ゲネプロに先立っての取材会でも山本は「衣裳チェンジが多い」とコメントしていたが、それも納得。武にとって唯一無二の師匠である深見の存在の大きさ、深見=山本のすごさを見せつけた。深見の最後の姿に至るまで圧巻で、「耕史さんの深見師匠は武さん(本人)に見てもらいたい」という林の言葉には頷くほかない。そうした人々に囲まれて、自分の進むべき道を求め、迷い、やがて光のあたる場所に行く武。1年以上前からレッスンを受けていたというタップダンスも、深見に初めて手本を見せられた時のぎこちなさから、何度も繰り返し練習し、やがて深見と並んでタップを踏む、その過程がまさに武の芸人としての歩みに重なる。林はそうした武の姿を、全身全霊をもって表現してみせた。林でなければ、この『浅草キッド』の武はなかっただろう。北野武、深見千三郎、そして当時の浅草へのリスペクトが感じられるステージは、明治座にて10月22日(日)まで。その後、大阪・愛知公演あり。音楽劇『浅草キッド』取材会より、前列左から)松下優也、林遣都、山本耕史後列左から)紺野まひる、森永悠希、今野浩喜、稲葉友、あめくみちこ林遣都さん×山本耕史さんと演出の福原充則さんの鼎談は コチラ()取材・文・撮影:金井まゆみ<公演情報>音楽劇『浅草キッド』原作:ビートたけし脚本・演出:福原充則音楽・音楽監督:益田トッシュ出演:林遣都松下優也今野浩喜稲葉友森永悠希紺野まひるあめくみちこ/山本耕史 ほか【東京公演】2023年10月8日(日)~22日(日)会場:明治座【大阪公演】2023年10月30日(月)~11月5日(日)会場:新歌舞伎座【名古屋公演】2023年11月25日(土)・26日(日)会場:愛知県芸術劇場大ホールチケット情報公式サイト
2023年10月11日北野武監督の最新作で“本能寺の変”を描く映画『首』から、キレ味抜群のバイオレンスと笑いをはじめとした北野ワールドのエッセンスが全開な本予告と本ポスターが解禁となった。解禁となった本予告の映像冒頭は、野ざらしにされた屍があまた転がっている戦場、燃え上がる本能寺が映し出されて始まる。大義も情けもない狂乱の戦国の世を生きる織田信長(加瀬亮)、羽柴秀吉(北野武)、徳川家康(小林薫)、明智光秀(西島秀俊)ら武将たち、そして忍、芸人、百姓…。それぞれの野望・欲望・裏切り・策略が入り乱れるさまが鮮烈に描かれている。さらに、荒木村重(遠藤憲一)、難波茂助(中村獅童)、曽呂利新左衛門(木村祐一)、羽柴秀長(大森南朋)、黒田官兵衛(浅野忠信)、千利休(岸部一徳)といった日本映画界を代表する錚々たる俳優陣も登場。燃え上がる本能寺、血肉飛び散る“山崎の戦い”…信長の跡目をめぐる死闘の果てに待ち受けているものとは!?息を呑むような緊張感と、北野作品史上随一のスケール感とド迫力の映像が完成した。カンヌ国際映画祭フォトコールにてそして本ポスターには、狂気を纏う天下人・織田信長、“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉、織田信長に複雑な感情を抱く明智光秀をはじめ、秀吉を支える軍師・黒田官兵衛、秀吉の弟の羽柴秀長、秀吉に憧れる百姓・難波茂助、徳川家康、千利休ら狂乱の戦国の世を生きる曲者たちの眼光の鋭さから強い覚悟・野望・欲望が感じられる。さらに、モノクロでスタイリッシュな本ポスターに入っているタイトルと同じ赤文字の「狂ってやがる。」というキャッチコピーが人間の奥底に眠る計り知れないおぞましさ、無骨さを際立たせ、強烈な印象を与えるビジュアルに仕上がった。本作で明智光秀を演じた西島さんは、台本を読んで独特の世界観を感じたという。「生きるか死ぬかの毎日で、首だけになってしまえば、地位も名誉も何もないという無常観。死と隣り合わせの日々の中、滑稽なことと笑った直後に悲惨なことが起きたり…他の監督では感じることのできない、北野監督ならではの世界観があった」とコメント。また、織田信長を演じた加瀬さんも「北野監督は色々な戦いを経てトップに立った方。その中で色々を感じたことをあらゆるキャラクターに散りばめていて、それぞれの武将たちには監督の人生とも重ねられると思った」というのが最初の印象だったと明かす。カンヌ国際映画祭レッドカーペットにて西島さんは『Dolls』(2002年)以来の北野組への参加。「急遽追加になったシーンで大掛かりなセットを組んだのに1カットで終わったことがあった。準備にいくらかけても『ここは撮り切った、もう大丈夫』という判断、切り替えは当初と変わらない。今回も直前で追加になった大掛かりなシーンがあって、すごい労をかけたのですが、ヒキのカットを撮ってすぐ終わってしまう。そういったところに監督の美学を感じたし、ずっと変わっていないと感じた」と撮影中のエピソードを明かす。一方で『アウトレイジ』シリーズにも出演した加瀬さんは、「北野監督が直接現場に来て、ひと言ふた言おっしゃってくれることが多く、丁寧な演出を多く受けた感じがした」と話す。「すぐ本番に行くという恐怖がある」と北野組を振り返るのは大森さん。何もするなという空気を感じながらも、役者として何もしないわけにもいかない。「一度、どこまで許されるのか、北野監督との気配でせめぎ合うというか…でもこれは本当に怖い。よっぽどのことがないと北野監督は『もう1回』っておっしゃらないんですよ。何回も同じことをやるのも大変ですが、1回しかできないという緊張感。これもすごく感じました」とそれぞれが北野監督と過ごした撮影時間を明かしている。『首』は11月23日(木・祝)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:首 2023年11月23日より全国にて公開ⓒ2023KADOKAWA ⓒT.N GON Co.,Ltd
2023年09月25日11月23日から公開される北野武(76)の6年ぶりとなる新作『首』。今年5月の『第76回カンヌ国際映画祭』では、‘20年に再婚した18歳年下の夫人を伴ってレッドカーペットを歩いたたけしを記憶している人も多いだろう。これまでたけしは『HANA-BI』でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を獲得し、以降も『座頭市』『アウトレイジ』など数々の話題作を世に送り出してきた。『首』はそんなたけしが構想に30年を費やした戦国スペクタクル映画だ。「たけしさんが原作、脚本、監督を務め、これまで多くの作品で描かれてきた『本能寺の変』を独自の視点で描くドラマ。メインキャストとなる明智光秀役には西島秀俊さんが演じ、たけしさん本人は羽柴秀吉役を演じます」(映画担当記者)一部では「これが最後の北野映画になるのでは」という噂も出ている『首』。しかし、“世界のキタノ”は老いてなお意気込みを見せているようだ。「9月3日夜、表参道にある老舗のロックバー『レッドシューズ』で行われた音楽イベントにたけしさんがお忍びで来ていたんです」こう話すのは、ライブ会場にいたファン。ここはかつて日本のミュージシャンはもとより、ローリングストーンズやデヴィット・ボウイなど世界のアーティストが訪れる伝説の音楽バー&ライブハウス。そこにたけしがやってきたというのだ。「この日は『アクターズナイト』と銘打たれたイベントが行われ、そこには俳優の中村獅童さんと大森南朋さん、そして浅野忠信さんがそれぞれのバンドを率いて出演していました。この3人は『首』の主要キャストで、告知にも“映画公開記念”と銘打たれていました。そのため、会場に入れないほどファンが詰めかけていました」(前出・ファン)あまり知られていないが、獅童、大森、浅野はそれぞれ音楽活動も行っている。そんな“超大物”の3人によるライブがひっそりと行われていたのだ。「たけしさんの来場は告知されていませんし、3人ともMCの中で特に触れることはありませんでした。しかし、たけしさんはこっそりと1人で来場。奥にあるVIPルームでライブを楽しんでいたそうです」3人のステージを見てから、たけしは会場を後にしたという。“世界のキタノ”の登場に、大物俳優の3人も大いに喜んだことだろう。
2023年09月14日夏こそカラーアイテムが気になりますよね♡ 暑い日が続く今年の夏は、涼し気なブルーのアイテムを取り入れてみませんか? モノトーンコーデや淡色コーデに慣れている方も、ブルーの新鮮な可愛さに気づくはずです。いつものコーデに一点投入するだけで、ぐっとおしゃれに見えちゃいますよ♪ブルーのニットでレトロに出典:.stグレーのパンツに合わせるニットを定番のブラックからブルーにするだけで、ぐっとおしゃれに見えます♡ 明るいブルーが爽やかで、夏らしい明るい気分にしてくれます。ちょっぴりレトロなドット柄のスカーフや黒ぶちメガネといった個性派アイテムにも、ブルーのニットが負けていません!定番シャツもブルーで爽やかに出典:.stブルーのストライプのシャツで、爽やかでマニッシュな印象に♪ リネン混の夏らしい素材感のシャツは、少し肩を落としたゆったりシルエットが大人のリラックスコーデにぴったり。ボタンは首までぴっちりと留めて、ルーズさとのバランスが素敵ですね♡ ブルー × ホワイトの爽やかなコーデに、足元のブラックでぐっと引き締まります。鮮やかブルーで主役級コーデ出典:.st鮮やかなブルーのオールインワンは、視線を集める主役級アイテム♡ 他のアイテムはホワイトでまとめて、ブルーを際立たせるコーデが素敵ですね。他に重ね着しなくても、それだけでおしゃれさん間違いなしです。ウエストの切り替えが高い位置にあるので、スタイルアップして見えるのもうれしいですよね。おしゃれさん認定間違いなし♡出典:.stパンツをブルーにすれば、絶対におしゃれさん認定されちゃいます♪ タック入りのパンツはシルエットがきれいなだけではなく履き心地も抜群なので、オンでもオフでも大活躍。一見合わせるのが難しそうなカラーですが、他のアイテムをベーシックなカラーにすれば大丈夫! 涼し気な夏コーデでおしゃれにきまります。※すべての商品情報・画像は.st出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:あさ
2023年08月14日ニューバランス(New Balance)とブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFFEE)がコラボレーション。スニーカー「フレッシュフォーム X 1080 v12(Fresh Foam X 1080 v12)」が2023年8月1日(火)より一部ニューバランスオフィシャルストアなどにて限定発売される。ニューバランス×ブルーボトルコーヒー「フレッシュフォーム X 1080 v12」コラボレーションスニーカー「フレッシュフォーム X 1080 v12」は、ニューバランスの中でも最上級のクッショニングと柔らかな履き心地を誇る「フレッシュフォーム X」ミッドソールを備えたランニングシューズ。ニットアッパーと、曲線を描くモダンなシルエットが特徴の1足だ。なお、アッパーには製造時の水の消費量が少ないドープ染の素材が用いられている。自然なホワイトのシューズに、ブルーのアクセントを効かせているのがデザインのポイント。アイコニックなNロゴをブルーで彩っている他、ヒールにはブルーボトルコーヒーのロゴを並べ、印象的に仕上げた。また、シュータンラベルとインソールには、ニューバランスとブルーボトルコーヒー、両ブランドのロゴがあしらわれている。尚、「フレッシュフォーム X 1080 v12」は、メンズモデルとウィメンズモデルを用意。いずれも、両ブランドのロゴを配したスペシャルボックスに入れて販売される。【詳細】ニューバランス×ブルーボトルコーヒー「フレッシュフォーム X 1080 v12」発売日:2023年8月1日(火)展開店舗:ニューバランス原宿、ニュウマン新宿店、ニュウマン横浜店、ニューバランス公式オンラインストア・M1080(メンズ) 22,000円ウイズ/サイズ:D/26.5~28.0cm・W1080(ウィメンズ) 22,000円ウイズ/サイズ:B/23.0~24.5cm【問い合わせ先】ニューバランスジャパン お客様相談室TEL:0120-85-7120
2023年08月04日京福電気鉄道株式会社(本社:京都市中京区、社長:大塚憲郎)は、8月26日(土)に嵐山本線(四条大宮~嵐山)・北野線(帷子ノ辻~北野白梅町)のダイヤ改正を実施します。今回のダイヤ改正では、2017年3月の結節改善・バリアフリー化事業によって乗り継ぎ利便性が向上し、その後ご利用状況が定着した西院駅でのご乗降の状況や、路線全体での日常的なご利用実態を反映、加えてコロナ禍からの回復状況を踏まえたダイヤへの見直しを行います。現状、特に午後の時間帯に嵐山方面から市内中心部へ向かう電車にご利用が集中しており、混雑緩和を図ることで利便性と快適性の向上を図ります。なお、今回のダイヤ改正により、嵐山線全体として輸送力を約10%増強することとなります。1.ダイヤ改正のポイント(1)連結運行時間帯の拡充…嵐山本線では、平日16~18時台、休日14~16時台を中心に2両編成で運転。(2)通学時間帯の増便…北野線では、朝8時前後の約1時間の時間帯、8分間隔で運転。(3)嵐山本線でのラッシュ時間帯の運転間隔見直し…朝現行:5分間隔(1・2両交互)→改正後:8分間隔(全車2両)夕現行:8分間隔(1両編成)→改正後:10分間隔(2両編成)で運転。3.改正後のダイヤ別紙「発着時刻表」のとおり以上230803_keifuku-web.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月03日北野武監督の最新映画『首』(11月23日公開)の場面写真が27日、公開された。同作は、原作・監督・脚本・編集を北野武が務める最新作にして集大成となる作品。“本能寺の変”を題材に、戦国武将や忍、芸人や百姓といった多彩な人物の野望と裏切り、運命とともに描かれ、キレ味抜群のバイオレンスと笑いをはじめとした北野ワールドのエッセンスが全開となる。今回公開されたのは、天下統一を掲げる織田信長(加瀬亮)を支える、明智光秀(西島秀俊)、羽柴秀吉(ビートたけし)ら、狂乱の戦国時代を生きる名将たちが一同に介する写真。自身の跡目の話を切り出す織田信長と、忠誠を誓った家臣たちが色めき立ち、自身の野望のため、狂乱の世で生き延びるべく策略する姿、大きな葛藤と戦いながらも“本能寺の変”に向けて強大な渦に巻き込まれていく曲者たちの生きる姿を写し出している。さらに不敵な笑みを浮かべ何かを企む羽柴秀吉、不気味な笑みで明智光秀に声をかける織田信長等、普通ではない登場人物たちが追い求める“首”が気になる写真が10点公開されている。また、今回発売決定したのは業界でも初となる、純金でできた「ムビチケGOLD」。28日より完全受注生産で販売スタートとなり、純度99.99%の純金1gを使用して制作、購入者は本作の最速試写会に招待するという。ムビチケオンライン券も同時発売し、「#首を長くして待て」Twitterキャンペーンを7月29日21時~23時に期間限定開催し、抽選で5名にムビチケGOLDをプレゼントする。(C)2023KADOKAWA ⓒT.N GON Co.,Ltd
2023年07月27日例年通り淡い色のパステルカラーもトレンドが続いていますが、この夏オススメしたいのが「ブルーアイテム」。鮮やかで元気がでるようなトーンで、ブルーの寒色さが落ち着いた雰囲気にもなるブルーは、シックで大人な印象に仕上がります。今回は【ROPÉ PICNIC(ロペピクニック)】のブルーアイテムをご紹介! ブルーアイテムをコーデに取り入れると、オシャレ上級者見えしますよ。ぜひチェックしてみてください!サイドで切り替えられたマキシスカート出典:ROPÉ PICNIC夏らしい爽やかな印象の「カジュアルストライプマキシスカート」。サイドがバイアスで切り替えられており、メリハリのあるスッキリとした印象に。ウエストはゴムで脱ぎ穿き楽ちん。はき心地も涼しくて快適です♪ ターコイズブルー × ブラウンストライプは夏にピッタリのカラーリング♡ 美しいシルエットが女性らしく、大人な雰囲気になります!出典:ROPÉ PICNICコーデのアクセントになるカラーには、モノトーンでシンプルにスタイリング。クロップド丈のロゴTに透かし編みベストをレイヤードして、キャップを被ったカジュアルコーデ☆ トレンド感を演出した今年らしいコーデとなっています。1枚で着映えするマキシスカートにはシンプルでヘルシーにスタイリングするのがポイント!前後2wayが嬉しいシアーカーディガン出典:ROPÉ PICNIC肩掛けしてアクセントにしたブルーのカーディガンは「2WAY/シアーカーディガン」です。こちらのカーディガンはなんと2way使用で、カーディガンとしてもプルオーバーとしても使えます♪ 前後どちらを前にしてもOK! マットで涼しげなシアー素材で、ほんのりとした透け感がポイント。ゆったりとしたサイズ感で、体型を選ばないカーディガンです。出典:ROPÉ PICNICストライプブラウスにブルーのカーディガンを肩掛け。ボトムは透かし編みニットマーメイドスカートで、爽やかさ抜群のコーディネートです! 足元はミュールで抜け感を演出。大人可愛いスタイリングですね♡ 肩掛けしたブルーのカーデが大人な雰囲気を感じますよ♪肩の編地がポイント☆ゼロスリーブニット出典:ROPÉ PICNICロペピクニックのロングセラーアイテムBeauty knitシリーズ。デコルテ部分のシアーな切り替えデザインが魅力! 「デコルテシアーゼロスリーブニットプルオーバー」です。肩部分だけ編地が変えられて、ほんのり透ける仕様になっています。ノースリーブよりも肩幅が広めで、フレンチスリーブほど長さのない肩に少し掛かるくらいのデザインが、安心感があり、モダンな雰囲気。淡めのブルー色は落ち着きのある爽やかな印象です。出典:ROPÉ PICNICブルー系のニットにブルー系のプリーツスカートでまとめたスタイリングは、アイボリーのサンダルとシルバーのバックで上品に仕上げたコーディネート。ニットの首元は詰まったデザインでも、軽やかな印象が魅です!プリーツスカートとアンクルベルトのサンダルで女性らしさを演出した、爽やかな大人女子コーデですね。レイヤードスタイルに大活躍!スリーブレスカーディガン出典:ROPÉ PICNICゆったりとしたサイズ感が魅力「スリーブレスカーディガン」です。メンズライクなオーバーサイズが、レイヤードスタイルをこなれ感ある印象に仕上げてくれます♪ 柔らかく軽めのニットなので、夏にピッタリの1枚です。鮮やかなブルーは明るく元気になるカラー。コーデに取り入れると、大人の上品な雰囲気になりますよ。出典:ROPÉ PICNICインナーはTシャツやタンクトップなどをレイヤードするのがおすすめ☆ 袖のないインナーは、ノースリーブニットとして着用できますね。ボトムはパンツ、スカートどちらも相性抜群! 写真のようにチェックのスカートと合わせて華奢なサンダルを穿くと、きれいめカジュアルコーデが完成します。デニムをロールアップしてトラッドに着こなしても◎。普段のコーデにレイヤードするだけで、一気にこなれた上級者コーデに仕上がりますよ☆※すべての商品情報・画像はROPÉ PICNIC出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:のあ
2023年07月15日しまむらで、高見え×かわいいデザインのブルーロゴTを発見♡この夏、ブルーロゴTをコーデに取り入れたい人は必見のアイテムです。それでは@manami_68_さんと@k_immniさんが投稿した、しまむらのブルーロゴTをチェックしていきましょう!夏に◎なブルーロゴ出典:Instagram@manami_68_さんが、紹介されていたのは「CTカラーロゴT」です。「探し求めてたブルーロゴ」のTシャツなのだとか!爽やかな印象のロゴTなので、この夏重宝すること間違いなしですよ。絶妙なデザインがかわいい出典:Instagram「CTカラーロゴT」は、絶妙な大きさのロゴデザインがポイント!ブルーの色味もかわいいので、シーズンムードのあるTシャツコーデが楽しめます。お値段は1,089円(税込)とコスパ◎@manami_68_さんは「この可愛さは罪じゃない?」と絶賛されていました。スリット入りで抜け感あり出典:Instagram@manami_68_さんは、しまむらのブルーロゴTを、落ち着いたカラーのボトムスとコーディネート♪サイドにスリットがあるため、コーデに抜け感を演出できます。洗濯してもシワになりにくい、サラッとした生地感も嬉しいポイント。程よい丈感なので、前だけボトムスインしてもかわいく着こなせそうですね!サロペットとレイヤードコーデ出典:Instagramこちらは、しまむらのブルーロゴT×デニムサロペットのコーデです。ブルーロゴとデニムの色味が相性◎で、カジュアルながらも爽やかな着こなしになっています。@k_immniさんは「これは高見え…!」とコメントを添えられていました。大人っぽいムードがあり、デニムアイテムと合わせてもカジュアルになりすぎないのも魅力です。しまむらのブルーロゴTは、絶妙なデザインと生地感で、高見えが狙えるアイテムになっています。いろいろなボトムスと合わせやすく、デイリーユースにピッタリ!着こなしやすいブルーロゴTを探しているなら、しまむらのアイテムを試してみてはいかがでしょうか?※こちらの記事では、まなみ / すぐ真似できるプチプラママコーデ(@manami_68_)様、けりー(@k_immni)様のInstagram投稿をご紹介しております。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※アカウント名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。
2023年07月02日ティファニーは、ブランドが誇るハイジュエリーコレクションの最新作「ブルー ブック 2023:アウト オブ ザ ブルー」を発表します。ティファニーのジュエリー&ハイジュエリー部門のチーフ アーティスティック オフィサーを務めるナタリー・ヴェルデイユが手掛ける初のブルー ブック コレクションは、ジャン・シュランバージェと、彼がこよなく愛した幻想的な海の生物を讃える比類なきデザインにより展開されます。幾何学的で様式化された美しさを持つ傑作の数々は、ティファニーが誇る伝説的デザイナーのイマジネーションとデザイン哲学を着想源として、シュランバージェによる謎めいた海の生物たちに命を吹き込みながら、新たな解釈を与えています。「コーラル」ペンダント/©Tiffany & Co.「ブルー ブック 2023では、ジャン・シュランバージェの代表的なデザインに新たな命を吹き込むことにより、この偉大なデザイナーのレガシーを讃えています。これらのクリエイションは、シュランバージェならではのクオリティと個性を有しながら、一新されたデザインが特徴となっています。私たちは、シュランバージェがこの傑作の数々に満足してくれていることを確信しています。」ティファニー最高経営責任者アンソニー・ルドリュ2023年に2シーズンにわたって発表される同コレクションでは、海の生物を体現する様々なテーマが用意されています。サマーコレクションは、「シェル」、「コーラル」、「ジェリーフィッシュ」、「パイシーズ」、「スターフィッシュ」、「シースター」、「スターアーチン 」といった特徴的な7つのテーマで発売される予定です。「シェル」のテーマでは、海の中で生み出されたオブジェの立体感を追求します。取り外し可能なダイヤモンド ブローチがセットされたペンダントは、21カラットを超える見事なブラックオパールが圧倒的な存在感を放っています。「コーラル」のテーマでは、タンザナイト、サファイヤ、イエローダイヤモンドをあしらい、華やかな色彩とユニークなデザインが特徴となっています。「ジェリーフィッシュ」のテーマのブローチは、クラゲの触手の優雅な動きをイメージしたデザインが、幻想的な輝きを放ちます。「ジェリーフィッシュ」ブローチ/©Tiffany & Co.「パイシーズ」のテーマでは、ジャン・シュランバージェが魅了された未知なる無限の世界である海を魚座というテーマのもと掘り下げます。未処理の比類なきパパラチア サファイヤ、ウンバ サファイヤ、そしてダイヤモンドを主役とするジュエリーからなるこのテーマは、海の爽やかなブルーを引き立てる温かみのある色合いが特徴です。「スターアーチン」のテーマでは、シンメトリーとフォルムの研究を通して、タンザナイトと手彫りのカルセドニーでウニのとがった外見を模して海中のドラマを表現しています。海を象徴するシルエットである「スターフィッシュ」のテーマでは、オパール、アクアマリン、トルマリン、ベリルにダイヤモンドをアクセントにセットし、生物が岩の間に絡みつくような斬新なデザインに仕上がっています。ダイヤモンドがふんだんに散りばめられた一連のコレクションには、この海の生物がユニークに表現されています。さらに、「シースター」のテーマでは、カスタムカットのマザー オブ パールで表現したヒトデがサンゴに着想を得たモチーフに絡まり、海の魅力的な生態系を彷彿とさせます。非常に希少なパパラチア サファイヤ、ウンバ サファイヤ、マザー オブ パール、そしてカーネリアンが、「シースター」のテーマに命を吹き込みます。「スターフィッシュ」ブローチ/©Tiffany & Co.「ジャン・シュランバージェのイマジネーションとデザイン哲学において、海は未知の、そして無限の世界を象徴するものでした。彼は、海がもつ威厳と神秘を比類なき形で表現したのです。ティファニーのために私が初めて手掛けた今回のブルー ブック コレクションは、シュランバージュのビジョンに敬意を表しながらそれを再解釈することで、海に住む生物たちを深く掘り下げるものとなっています。」ティファニーのジュエリー&ハイジュエリー部門チーフ アーティスティック オフィサーナタリー・ヴェルデイユ「ブルー ブック 2023:アウト オブ ザ ブルー」は、この夏、リニューアル オープンしたばかりのニューヨーク五番街の本店「ランドマーク」で開催されるエクスクルーシブなハイジュエリーの祭典でデビューを迎えます。
2023年06月07日爽やかさ満点のブルー系カラーは今年の夏も大活躍の予感。そこで今回は、【グローバルワーク】のブルー系アイテムを使った着こなしの特集です。上品見えするカーデから、ラフに着こなせるワンピースまでバリエーション豊富にお届け。それでは早速チェックしていきましょう!オンオフ使える! 水色カーデはアンサンブルで高見えも◎出典:.stパールボタンがアクセントになった「洗えるニットクルーカーディガン」は、オンオフどちらでも使える便利さが魅力。ここでは同じカラーの5部袖ニットに合わせて、アンサンブル風の着こなしに。スラックスや綺麗めシューズを合わせれば、通勤にも使える高見えコーデが完成です。カーデはマシンウォッシャブルで、使い勝手も良好。前開きシャツワンピは羽織代わりにもおすすめ出典:.st見るからに爽やかな、「お手入れらくらくフレンチスリーブシャツワンピース」のブルーストライプ。前開きのAラインワンピは、1枚で着るのもよし、レイヤードで着るのも良しのマルチWAYで着回し力抜群。こちらはTシャツスタイルの上に羽織った技ありコーデ。UVプロテクト機能付きなので、夏のお出かけにもぴったり。ナチュラルに取り入れやすいシアーカラーシャツ出典:.st派手なブルーには抵抗がある……そんな方におすすめなのが「シアーレギュラーカラーシャツ」。サックスストライプなら、青みが強すぎずナチュラルに取り入れることができそう。「シアーブラウスは透け過ぎないので普段使いもしやすくヘルシーな印象」と、ステラタウンスタッフのcossyさんも大絶賛。ホワイト系ボトムスを組み合わせて、フレッシュな夏コーデの出来上がりです。「お手入れらくらく」で毎日着たくなるブルーシャツ出典:.st最後に紹介するのはこちら、華やかなブルーカラーが目をひく「お手入れらくらくフレンチリネンシャツ」。商品名から分かるように、見た目だけでなくお手入れ楽ちんに感じる機能がぎゅっと詰まっているのが嬉しいところ。防シワ加工で着用時にシワになりにくく、速乾・マシンウォッシャブル仕様となっています。UVプロテクト加工付きなので、今ゲットすれば夏中活躍してくれること間違いなし!※すべての商品情報・画像は.st出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。Writer:Anchan
2023年06月06日「ナイトデザート Private Party~アジアン・トロピカル~」が神戸北野ホテルにて、2023年6月1日(木)から7月17日(月)まで開催される。“アジアン・トロピカル”テーマのスイーツビュッフェ「ナイトデザート Private Party~アジアン・トロピカル~」は、“アジアン・トロピカル”をテーマにした南国気分を味わえるスイーツビュッフェだ。マンゴーやココナッツ、パイナップルやライチなどのトロピカルフルーツを贅沢に使用したスイーツを豊富に展開。香港の「クーロンキュウ」やタイの「カオニャオマムアン」、台湾の「トウファ」など、アジアンスイーツが勢揃いするほか、スイーツワゴンには焼きたてのエッグタルトも並ぶ。トロピカルにデコレートした「たい焼きソフトクリーム」中でも特に注目したいのが、“アジアン・トロピカル”のテーマに則り、トロピカルなトッピングで仕上げた「たい焼きソフトクリーム」。韓国で生まれ、ニューヨークで人気を博している「たい焼きソフトクリーム」は、たい焼きをコーン代わりに、濃厚なソフトクリーム“クレミア”をたっぷりと詰めた一品だ。鮮やかなソースをはじめ、カラフルなパールやチョコレートソースなどをかけて、見た目も華やかなスイーツに仕上げている。スパイス&ハーブが効いたフードもフードは、夏にぴったりなスパイスやハーブが効いたメニューが揃う。スパイスを効かせた白身魚の南蛮漬け「エスカベッシュ」や、インドカレーの「ポークヴィンダール」、フランス・プロヴァンスの「冷製ズッキーニのスープ」など、世界各国の料理を楽しむことができる。【詳細】「ナイトデザート Private Party ~アジアン・トロピカル~」開催期間:2023年6月1日(木)~7月17日(月)場所:神戸北野ホテル ダイニング「イグレック」住所:兵庫県神戸市中央区山本通3-3-20 1F時間:17:30~21:00クローズ(時間制限なし)料金:大人(中学生以上) 6,500円、小人 2,500円※サービス料<内容>約18種類の季節のスイーツ、約10種類のフードメニュー、ソフトドリンク各種※6歳未満(未就学児)は利用不可。※パティオ(中庭)での開催のため、 強い雨強風などの悪天候の場合は開催を中止する場合あり。【予約・問い合わせ先】ダイニング「イグレック」TEL:050-3177-4658
2023年05月29日オシャレなブルーシャツがあれば、いろいろなシーンで大活躍!しまむらのブルーシャツは、大人っぽくも、可愛くも着こなせるアイテムなのだとか。今回は、@k_rhythmさんと@collin_wearさんが投稿した、しまむらのブルーシャツを紹介します。ハリ感のあるブルーシャツ出典:Instagram@k_rhythmさんが「これはイイ」と紹介していたのは、レースアップブルーシャツです。ハリ感のあるシャツで、プチプラとは思えないアイテム♪洗濯後のお手入れも楽そうですね。高見えする素材感のため、シンプルにデニムと合わせてもコーデがサマになります。ウエストインしても、こなれたコーデに!レースアップ×ストライプがアクセントに出典:Instagramしまむらのレースアップブルーシャツは、細かなデザインまでこだわった1着♡袖口のみストライプで、ブラックのボタンもコーデのアクセントになります。@k_rhythmさんのようにスカートとコーディネートして、裾を出して着こなしても可愛いですよ。胸元がレースアップデザインになっており、ほんのり甘いコーデが楽しめます。肌見せできるブルーシャツ出典:Instagram@collin_wearさんが紹介していた「HK2WAYカットアウトシャツ」の「中青」も、いろいろな着こなしができるブルーシャツ!いつものコーデを爽やかに演出できるデザインです。カットアウトデザインなので、ヘルシーに肌見せができるのも嬉しいポイント♡きれいめスタイルにも◎出典:Instagram細めのピッチのため、きれいめスタイルにも合わせやすい「HK2WAYカットアウトシャツ」の「中青」。オールインワンのインナーにすれば、大人なブルーシャツコーデの完成です。@collin_wearさんは「全て理想の条件をクリアしてて一目惚れでした」とコメントを添えていました。オシャ見えデザインですが、どんなコーデにも馴染む汎用性もあるので、たくさん着まわせそうですね♪しまむらのブルーシャツがあれば、コーデの幅がグッと広がります。カジュアルから、きれいめまで、いろいろな使い方ができるため、大人女子の必需品!理想のブルーシャツを探しているなら、しまむらを要チェック!※こちらの記事では、kaorinn/プチプラコーデ(@k_rhythm)様、 ◌ プチプラ⌇淡色⌇キレイめカジュアル(@collin_wear)様のInstagram投稿をご紹介しております。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※アカウント名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。
2023年05月26日現地時間5月23日、第76回カンヌ国際映画祭で監督として6年ぶりの新作『首』が公式上映された北野武(76)。上映後は約5分間にわたってスタンディングオベーションが巻き起こったが、注目を集めたのは作品だけではなかった。上映前に歩いたレッドカーペットでは、西島秀俊(52)や加瀬亮(48)、中村獅童(50)ら出演者に交じって着物を着た女性の姿が。たけしの隣に立つと、手をつなぎ少し恥ずかしそうに取材陣の撮影に応じていた。この女性こそが、たけしが’20年に再婚した18歳年下の夫人・Aさん。一部スポーツ紙によれば、Aさんが公の場に登場するのは初めてだという。「北野さんは’19年6月に前妻・幹子さんと離婚が成立。Aさんとは’12年ごろに交際が始まったと報じられ、2人は’15年に個人事務所『T.Nゴン』を設立しました。北野さんが’18年に『オフィス北野』を退所して以降は、Aさんがマネジメントも担っており公私にわたるパートナーです」(芸能関係者)カンヌで愛妻を初お披露目したたけしだが、約40年にわたって連れ添った幹子さんは離婚に至るまで“揺れる胸中”を抱えてきた。たけしが「オフィス北野」を退所した直後の’18年11月、幹子さんは本誌の直撃に「離婚は本当にしてませんよ」と当時一部で噂されていた離婚話を否定。一方で、たけしの誕生日である“118”を愛車のナンバーにしていた幹子さんは、この時ナンバーを替えていた。変化に気づいた記者がそのことを問うと、「ちょっと、腹の立つこともあるじゃないですか。自分の気持ちの切り替えみたいな」とポツリ。「私の気持ちは確かに複雑です」とも語っていたが、直撃の最後には、「いまは遠く離れていても、“体は大丈夫なのかな”とか“元気なのかな”と思っています……」と愛情を吐露していた。■「これからも元気で仕事をしてくださいって。願いはそれだけ」そして、一部スポーツ紙で離婚調停が報じられた’19年1月。たけしは報道直後に出演した番組で、「(離婚)調停なんか終わっているよ、バカヤロー!あとは判子を押すだけだ」と言い放ち波紋を呼ぶことに。だが、たけしの“衝撃発言”を幹子さんは知らなかったようで、「えぇっ!?本人が言っているの!?呆れた。調停なんて、絶対ないですから……」と本誌に否定していた。これまで本誌の取材に対して、一貫して離婚を否定し“妻の意地”を見せてきた幹子さん。そうした態度に変化が訪れたのは、たけしが再婚した後だった。’20年2月、幹子さんは本誌の直撃に「おめでたいことですからね。だから『結婚おめでとう』でいいんじゃないですか」と元夫の再婚を祝福。Aさんへの“複雑な感情”については、「今はそんな気持ちはこれっぽっちもありませんよ。それより第二の人生を明るく楽しく。いつも笑って生きていきたいですね」と吹っ切れた様子だった。最後にたけしへのメッセージを問うと、「だから残りの人生、彼にも健康で、幸せになってほしいですね……。これからも元気で仕事をしてくださいって。願いはそれだけ」と語っていた。「結婚当初からほとんど別居生活が続いていましたが、幹子さんにはたけしさんを支え続けてきた自負があったため『離婚だけは絶対にしない』とかたくなだったそうです。しかし、『いつまでも意地を張っていては、彼の幸せを邪魔してしまう』と、妻として最後の愛情を見せたのでしょう」(前出・芸能関係者)数々の苦悩に苛まれた結婚生活だったが、最後は笑顔でたけしを送り出した幹子さん。きっとカンヌでの栄光も、陰ながら讃えていることだろう。
2023年05月26日