神奈川県、三浦半島最南端の島である城ヶ島が、2夜限りの野外映画館になる「星降る町の映画祭 with CINEMA CARAVAN」が、9月29日と30日に開催される。初回の昨年は、1日限定にも関わらず2,000人以上の方が来場し、島内の駐車場が埋まるなど、記録ずくめとなった本イベント。2回目となる今年は、開催期間を2日間に拡大し、3つのオリジナル作品を上映する。閉ざされた映画館と異なり、開放的な空間で、フードやドリンクを楽しみながら映画を見る大人気の野外映画イベント。本イベントの会場となる神奈川県三浦市の県立城ヶ島公園は、東京から電車で90分ちょっと。目の前には真っ青な大海原が広がり、日が暮れれば満天の星空に恵まれる。何もない公園に手づくりでスクリーンやテントを作り上げ、日が落ちてからは、幻想的なライティングが会場を彩る。さらに、映画祭期間限定で太平洋を一望する開放的なスモーカーズエリアを設置。目の前いっぱいに広がる海を見ながら、リラックスしたひとときをおくることができる。上映される映画は、この日のために制作されるオリジナル作品。新人監督の登竜門とされる第2回「未完成映画予告編大賞」平川 雄一朗賞受賞作の映画化で、本格的な映像美で紡がれる物語『青い、森』、本イベント会場である城ヶ島公園がそのまま映画のシーンで現れ、没入体験ができる『さかな』、旅を重ねて成長していくフィルムとライブ演奏の作品『Play with the Earth』。本イベントのプロデュースを手掛けるシネマキャラバンの代表で、写真家の志津野雷が世界を旅して切り取った記録や感覚を紡いだ映像作品『Play with the Earth』は、特別バージョンとして、城ヶ島海南神社で7月に行われた、5年に1度開催される例大祭の様子や、島の人たちの漁業や普段の生活など、城ヶ島の非日常と日常の両面を切り取ることで、あるがままの自然と寄り添い生きる人たちの様子を描く。イベント特設サイト()では、上映作品の映画監督インタビュー、予告編、イベントの詳細情報などを随時公開予定。逗子海岸映画祭をはじめ、国内外の様々な場所で映画祭を開催するシネマキャラバンは、会場となる三浦市、城ヶ島区との連携をより積極的にしていくため、三崎地区で、みうら夜市や第1回三崎・城ヶ島花火大会にも8月13日から15日の3日間、移動映画館として出店。昨年の実施風景の映像や写真ギャラリー、映画上映などを行う。さらに、「野外映画祭の作り方、楽しみ方」をテーマにしたイベントを三崎で開催予定。だれでも自分の映画館を作ることができるサービス「popcorn」とシネマキャラバンでトークイベントを実施する。【イベント情報】星降る町の映画祭 with CINEMA CARAVAN会期:9月29日〜30日会場:神奈川県立城ヶ島公園住所:神奈川県三浦市三崎町城ヶ島時間:11:00〜22:00(予定)入場無料※荒天時はプログラムが変更となる場合有り
2018年08月01日「角川シネマ新宿」が、2018年7月28日(土)にリニューアルプレオープンを迎える。「角川シネマ新宿」がアニメ専門映画館に邦画・洋画、実写・アニメーしょんとジャンルを問わずに作品を上映してきた「角川シネマ新宿」が、アニメーション専門の映画館としてリニューアル。5階フロア、56席のシネマ2は「アニメギャラリー」として改装し、ギャラリーの展示やカフェのコラボメニューと上映作品を連動させることで、より深く作品の世界観を楽しめる作りとなる。リニューアル記念で細田守監督作品を上映リニューアルを記念した企画の第1弾として「細田守フィルムフェスティバル」を、7月28日(土)から8月24日(金)までの期間で開催。期間中は細田守が過去に監督した『劇場版デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!』『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』の5作品を上映する。作品の複製原画や資料の展示もまた、作品上映と連動した展示企画「細田守監督作品フィルムワークスギャラリー」も同時開催。作品公開当時の雑誌「Newtype」特集記事や作品の複製原画、細田守監督やコミカライズ作家のサイン色紙など、『時をかける少女』から『バケモノの子』まで、細田守監督作品の過去から未来への足跡を辿る展示品の数々が用意されている。詳細「角川シネマ新宿」リニューアルプレオープン日:2018年7月28日(土)住所:東京都新宿区新宿3-13-3 新宿文化ビル4・5階TEL:03-5361-7878アクセス:東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線「新宿3丁目」駅B2出口より徒歩2分JR新宿駅東口より徒歩10分 伊勢丹本館向かい・明治通り側■細田守フィルムフェスティバル開催期間:7月28日(土)~8月24日(金)入場料金:『時をかける少女』/『サマーウォーズ』/『おおかみこどもの雨と雪』/『バケモノの子』各1,000円『劇場版デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!』800円(c)本郷あきよし・東映アニメーション(c)東映・東映アニメーション・集英社・フジテレビ・バンダイ(c)「時をかける少女」製作委員会2006(c)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS(c)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会(c)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS(c)2018 スタジオ地図
2018年07月30日監督および俳優養成スクール・ENBUゼミナールの"シネマプロジェクト"第7弾作品で、上田慎一郎監督による長編映画『カメラを止めるな!』(公開中)が、全国40館以上の劇場で拡大上映されることが決定した。本作は、上田監督がオーディションで選んだ無名の俳優たちと共に制作。「37分、ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル」を撮った撮影隊たちの物語が映される。数カ月に及ぶリハーサルを経て、俳優たちに当て書きした特徴的な構造と緻密な脚本が見どころとなる野心作だ。2017年11月の先行上映で話題を呼んだ後、国内では「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」でゆうばりファンタランド大賞(観客賞)を受賞、「第20回ウディネ・ファーイースト映画祭」(イタリア)では5分間に渡るスタンディングオベーションが起こり、アジア各国のコンペ作全55作の中でシルバー・マルベリー(観客賞2位)を獲得。6月23日に一般公開されてからは、週末観客動員数ミニシアターランキング(7/21~22)で1位に輝き、都内2館の上映劇場では、口コミから連日チケットが即完売となっている。上田監督は、本作について「今日まで僕たちの想像を超える奇跡を次々に起こしてくれました」とコメント。「『想像もしていませんでした』と何度言ってきたことでしょう」と感嘆し、今回の公開拡大は「間違いなく僕の34年の人生史上最大の『想像もしていませんでした』となりました」と歓喜を表す。加えて、「お客さんから『この映画の客席は色んな色に溢れている』という言葉を頂いた」と明かし、「様々な人たちが、同じ場所で一つになって、驚き、笑い、涙してくれています。控えめに言って奇跡です」と力強く語った。さらに、8月3日(時間未定)に東京・TOHOシネマズ日比谷にて、上映劇場拡大を記念した舞台挨拶の実施が決定。上田監督のほか、濱津隆之、真魚、長屋和彰らが登壇する。(C)ENBUゼミナール
2018年07月25日映画館といえば、“座って映画作品を観るだけの場所”だと思っていませんか?それは、もはや過去の話。映画以外の芸術作品を堪能できるプログラム上映もあれば、登場するキャラクターを思いっきり声を出して応援する(!?)ような、新しい観賞スタイルも登場。さまざまなエンターテインメント要素を味わえる劇場に、早速、足を運んでみよう。【1】アート&ミュージカルまで、いろいろな作品を上映!映画館で楽しめる作品の幅はどんどん広がり、バリエーション豊かなものに。そのひとつが「アート・オン・スクリーン」。歴史的な美術作品を手がけたアーティストの人生に焦点を当てながらひもとくというプログラムを、映画館で上映するというもの。世界60か国、100万人が体験した人気作品で、展覧会とはまた違った形で、美術鑑賞を体感することができる。また、英国ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台を収録し、映画館で観られる「ナショナル・シアター」は、ファンが多い人気シリーズ。公演中に収録された映像を上映するため、現地の観客同様、緊張感あふれる生の空気感も味わうことができる。お好みのエンタメ作品を、大画面で味わってみよう!【2】声を出して楽しみます!新しい観賞スタイルが大人気。近年、“映画は静かに観るもの”という、これまでの概念をくつがえすような観賞方法が人気を集め、話題となっている。そのひとつが、映画の上映中に自由に大声を出すことが認められている「応援上映」。盛り上がるシーンで歓声をあげたり、つっこんだり、好きなキャラクターに「がんばってー!」と声をかけたりと、いろいろな楽しみ方ができる。また、「ライブ・ビューイング」は、コンサートなどの生放送映像を、劇場で上映するというもの。チケットが売り切れていたり、遠かったりして会場に行けなかったイベントに手軽に参加できる。どちらも、同じ作品を愛する人たちと一緒に盛り上がり、一体感を楽しめることが醍醐味。上映作品を確認してみよう。【3】最高の映画体験ができるスゴい設備の登場!映画を観賞する環境も、変化が止まらない模様!シネコンを中心に、映像を観るだけでなく、作品の世界をリアルに体感できるシステムを搭載した映画館が、どんどん登場している。「IMAX(R)シアター」では段違いの迫力を味わえ、「ドルビーアトモス」は、これまでとは違う音響体験ができる。さらに、場面に合わせてシートが動くなど、まるで自分が主人公になったかのような気持ちになれる「4DX」は、アミューズメントパークのアトラクションに似た体験ができる。また、周りから独立した環境や、高級ソファで映画を観ることができる「プレミアムシート」など、リッチな席が用意されている映画館も増加中。贅沢な映画体験をどうぞ。※『anan』2018年7月18日号より。取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年07月17日長い間沢山の人に愛されている、昔ながらの映画館。 日本にあるような大きな映画館はドイツにも各街にありますが、こぢんまりした小さな映画館もいくつか残っていて今でも愛されています。上映が終わった映画やマイナーな映画、オリジナル言語での外国の映画の上映があったりするのも魅力の一つ。 こちらは、ミュンスターという街にある「Schloßtheater(シュロステアーター)」。意味は、“城劇場”。今は大学として使用されているお城のそばにあります。 昔の劇場の空気が今も残る、風情のある空間。 昔の劇場の雰囲気が残っているこの映画館は中に入るとタイムスリップしたような気分に。どこかほっとする空間。 チケットの印刷機が壊れてるとのことで手書きでした(笑)こんなゆるさもいいですよね。 併設のカフェバーは待ち時間や映画を観終わってからおしゃべりをしたり、ゆったり時間を過ごしたりする場所。 ドイツ人にとってそんな時間はとっても大切です。 レトロな空気に包まれて、映画の世界観に浸る幸せ。 よくある大きい映画館よりこういう古さ残る映画館のほうが映画の世界観にも入り込みやすいのは私だけでしょうか。 どこか非現実感のあるレトロな映画館。 是非一度足を運んでみてください。 Mari Kusakari◇Instagram◇ ◇Website◇
2018年06月06日芸術家の人生の物語を上映する「アート・オン・スクリーン」が日本に初上陸。2018年6月23日(土)を皮切りに、東劇をはじめとする全国の映画館にて上映される。「アート・オン・スクリーン」は、誰もが知る世界的な芸術家が、どのように傑作を生み出したのか、その人生に迫る物語を映画館で上映する企画。芸術の本場・ヨーロッパで好評を博し、美術館で働く学芸員が見ても初めて気づくことがあるという程、充実した上映内容となっている。2018年の上映ラインナップは、ミケランジェロ、モネ、ゴッホを題材にした作品。東京・上野の国立西洋美術館にて6月19日(火)から展覧会「ミケランジェロと理想の身体」が開催され、「モネ それからの100年」が7月14日(土)から横浜美術館にて開催されるなど、話題性・注目度の高い芸術家を特集する。ゴッホも、2017年開催の大規模な展覧会「ゴッホ展巡りゆく日本の夢」が記憶に新しい。第1弾となる『ミケランジェロ:愛と死』では、ヨーロッパ各地の製図室からバチカン、ローマ、フィレンツェの美しい教会、美術館を巡り、ミケランジェロの波乱の人生を追体験。ミケランジェロ本人の言葉や専門家の解説により、ミケランジェロが残した傑作を通じて彼の謎めいた人生に迫る。解禁された予告編からは、彼の創作人生にも迫ることができる内容が伝わって来る。『私は、クロード・モネ』は、彼が残した2500通を超える手紙や彼自身の言葉を通し、今まで知られていないかったモネの一面を紐解いていく。印象派を生み出すきっかけとなった傑作を描き、同時代の画家に最も影響を与えた1人であるモネ。彼が生きた時代を象徴的かつ美しく描いた作品だ。そして、『フィセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』では、ゴッホ美術館のキュレーターの独占インタビューなども盛り込み、今までにないゴッホの世界を紹介している。芸術家達の作品を楽しみながら、映画館では個々の心理や人間性、作品の誕生秘話について知ることができ、“ただ鑑賞する”だけではなく、より深みのある芸術体験をすることができる「アート・オン・スクリーン」、ぜひ劇場へ足を運んで楽しんでみて。【詳細】アート・オン・スクリーン料金:一般2,000円、学生1,500円(学生証の提示が必要)■東劇住所:東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル3F・6月23日(土)~7月13日(金)『ミケランジェロ:愛と死』・7月14日(土)~8月3日(金)『私は、クロード・モネ』・10月6日(土)~10月26日(金)『フィセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』■ミッドランドスクエアシネマ/なんばパークスシネマ住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア5F/大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークス8F・6月23日(土)~7月6日(金)『ミケランジェロ:愛と死』・7月14日(土)~7月27日(金)『私は、クロード・モネ』・10月6日(土)~10月19日(金)『フィセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』■神戸国際松竹住所:兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館11F・6月30日(土)~7月13日(金)『ミケランジェロ:愛と死』・7月14日(土)~7月27日(金)『私は、クロード・モネ』・10月6日(土)~10月19日(金)『フィセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』■全国のユナイテッドシネマ/シネプレックス対象映画館:ユナイテッドシネマ 豊洲・浦和・豊橋18・新潟・金沢・橿原・キャナルシティ13・長崎・熊本・札幌、シネプレックス 幕張・平塚・つくば公開作品・公開日:・『ミケランジェロ:愛と死』11月17日(土)、20日(火)、26日(月)、29日(木)、12月2日(日)、5日(水)・『私は、クロード・モネ』11月18日、21日(水)、24日(土)、27日(火)、12月3日(月)、6日(木)・『フィセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』11月19日(月)、22日(木)、25日(日)、28日(水)、12月1日(土)、12月4日(火)
2018年04月27日世界で映画館を展開する「AMCシアターズ」が、サウジアラビアに「性別による分離」のない映画館をオープンすることがわかった。イスラム教国家の同国では、レストランなどの入り口やテーブルは男性用と家族用に分けられており、家族ではない男女が同席することは基本的にタブーとされているという。「AMCシアターズ」のCEOアダム・アーロン氏は、「男性向けまたはファミリー向けの上映会もあるかもしれない。しかし、私たちは性別間の分離がない(映画館という)アプローチをしていきたい」と「The Wrap」に語っている。サウジアラビアに映画館をオープンすることは、現在同国を先導しているムハンマド皇太子の希望でもあったそうだ。「彼は社会の変化を望んでいる」、「これは皇太子のビジョンであり、私たちはその一部に参加できて大変うれしく思う」とアーロン氏。ムハンマド皇太子は、今年6月から女性に運転免許を解禁し、サウジアラビアで大改革を起こしている人物だ。サウジアラビアではこの35年間映画上映が禁じられ、映画館が存在しなかった。ムハンマド皇太子の改革と働きかけにより、「AMCシアターズ」は4月18日(現地時間)に首都リヤドにまず1つの映画館をオープン。今後5年で40館、2030年までに2,000億円以上を投資して100館の開業を目指す。(Hiromi Kaku)
2018年04月05日世界を旅する野外映画館プロジェクト「シネマ キャラバン(CINEMA CARAVAN)」が織り成す、ゴールデンウィークだけ現れる「逗子海岸映画祭」が、 2018年も開催。10日間のテーマとラインアップが決定した。「逗子海岸映画祭」は、国内外の優れた映画を、海岸という絶好のロケーションで上映する屋外型の映画祭。普段は何もない静かな逗子海岸に、クリエイター達が手作りで会場を造り上げ、 会期終了後は何事もなかったかのように静かな元の逗子海岸へと戻る。ゴールデンウィークを中心とした10日間のみ、突如出現しまた消えゆく、まさに夢ような映画祭だ。日中は、自然やその背景にある文化、音楽、食など楽しむことができ、日没とともに波音と星空をバックに映画を上映。プロデュースは、このエリア出身のクリエーターやアーティストで構成されるシネマ キャラバンが行なっている。「2009年のスタートから、一貫した手作りでの会場作りと世界とのつながりの扉を開く活動を一貫して続け、蒔き続けてきたそのスピリットの種が、確実に根付いてきたのを感じています。地球を取り巻く自然環境や社会情勢が変化し続ける中、自分自身で思考しアウトプットできる知性と、豊かな人間力を育むこと。これが9年間一貫した本映画祭に対する私たちの指針です」とシネマ キャラバンはコメント。映画を目で“観る”だけでなく、五感をフルに使ってカラダ全部で楽しんだり、自然環境の中でさまざまな文化を体験したり、親交のある世界の国々やこれまで繋がった人々、逗子や三浦のキーパーソンを交えて地域を巻き込んだコミュニケーションが体感できるイベントも有。繋いだ縁と多彩な文化を集約し、旅の成果を共有・自然の中で五感を使って体験する場所として開催している。上映作品は、様々な分野から五感が活用できるような作品が選ばれている。Opening Dayの4月27日の『この世界の片隅に』にはじまり、28日は60年代から映画、 音楽、 アートとボーダレスに活躍してきたトニー・コンラッドのドキュメンタリー『トニー・コンラッド:完全なる今』、29日はブラックユーモアと独特の世界観で一世を風靡したジャン=ピエール・ジュネ監督作品の『アメリ』を、30日は『クライマー パタゴニアの彼方へ』が上映される。5月1日はミニシアターブームの代表作『バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版』、2日はご機嫌な音楽満載の『シェフ三ツ星フードトラック始めました』が、Kids Dayの5月3日は全編セリフナシのアニメーション映画『父を探して』が上映。4日はアートの街ジョグジャカルタを中心に交流が続くインドネシアをフィーチャーするIndonesia Dayと称し、交流のきっかけとなった栗林隆作品とインドネシア古典影絵を発展させたアーティスト川村亘平斎がスクリーンでコラボレーションを見せる『「光と影」× Indonesia Yatai Trip』を上映する。5日はスケートボードカルチャーをフィーチャーするSkatebording Dayとして昼はゲストスケーター達によるデモライド、夜はライダーによる『スケートボードフィルム』が、6日は、CINEMA CARAVAN Dayとし、昨年好評を博したシネマ キャラバン代表志津野雷のオリジナル作品『Play with the Earth』を上映。旅を経て経験を積むごとに変化し続けるこの作品の最新バージョンを、映像に合わせた生演奏と共に楽しむことが出来る。ゴールデンウィークは10日間限定の、五感で地球とつながる映画館に足を運んでみては。
2018年04月02日映画館でお決まりのものといえばポップコーンですよね。場所によっては、あったかくてバターの風味がおいしいポップコーンを食べられますが、実は映画館に行かずとも、自宅で簡単に作れる商品が売られていることをご存じでしょうか?電子レンジでチンするだけのバター風味ポップコーンスーパーなどでもたまに見かけることのある電子レンジで加熱して作るタイプのポップコーン。1袋あたり100円前後で購入できるのが嬉しいところですが、取り扱い店が少ないのか、やや購入しづらいのが難点…。でも、カルディコーヒーファームなら、何種類か発売されているのです。今回筆者が購入したのは、「プライムタイム マイクロウェーブポップコーン バター味(3袋入り)」(税込321円)。ちなみに、ネット上の情報によると、同商品はコストコなどでも購入できるのだとか。この商品の魅力はなんといっても、手軽にできたてのポップコーンをいただけること。筆者もさっそく作ってみました!【作り方】1)フィルム袋から本品紙袋を取り出し、青字で「THIS SIDE UP」と印字された面を上にして電子レンジ中央に置く2)500Wで2~3分加熱したら完成作り方のポイントとしては、はじける音を必ず聞いて、音の間隔が2~3秒程度になったら、調理中であっても加熱をとめることだそう。そこで、筆者も電子レンジの前で音を聞きながら加熱時間を調整。“ここだ!(加熱時間:2分45秒)”と思ったタイミングで加熱をやめて、取り出したら…ちょっと少ないかも…。加熱しすぎでポップコーンが焦げることはありませんでしたが、紙袋のなかには、粒状のとうもろこしがたくさん残っている状態で、失敗かも。ネット上では、「加熱しすぎて焦げた」などの声もあるので、加熱時間の調整は少しコツが必要かもしれません。とはいえ、味に関してはとってもおいしい!バターの風味とコクが食欲をそそり、やみつきになりそう。でも、味はしつこくなく、あっさりとしていて、ポップコーンの歯触りも軽快。電子レンジのなかで“ポンポン!”とはじける音は、子どもが楽しんでくれそうなので、一緒に作ってみてはいかがでしょうか?(文・山手チカコ/考務店)
2018年03月31日ママになってから自分の時間がとれず、趣味を諦めている人は少なくないですよね。とくに、長時間静かにしていなければならない映画鑑賞は、小さな子どものいるママたちにとってハードルは高めです。そこで今回は、松竹マルチプレックスシアターズの鈴木さんに、映画をあきらめがちなママに向けてお話を伺いました。■映画館はママにとって「行きづらい場所」なのか?子育て中のママたちは、「子どもを連れて行かれないから」という理由で映画館から離れてしまいがち。それは、ママたちが周りの目を気にして、心配となってしまうから。映画館はだれもが楽しめる場所。だからこそ必要となってくるのが、一人ひとりの心遣いではないでしょうか。「子どもがいる、いない」だけの理由だけではなく、どんな人でも周囲への配慮はある程度持ちながら楽しめれば、映画は毎日の大変なことや疲れを吹き飛ばすことができる最高のエンターテインメントとなります。鈴木さんは、ママに向けて次のように話します。「劇場にいると、せっかくお子さんと一緒に映画を観に来たのに、子どもが泣きだしてしまい、映画の途中に通路や扉の外であやしているママの姿をよく目にしますね。きっと『周りの方の迷惑になるから』、とか『子どもが退屈しちゃわないように』などの配慮を人一倍されているのだと思います。でもいいシーンやクライマックスシーンを見逃しちゃったりしていないかな…と心配になります。」そこで全国にある劇場、MOVIX(ムービックス)では、「ほっとママシネマ」という取り組みを行っているそうです。「映画館が『行きづらいと感じてしまう場所』になってしまったママたちに、『安心して楽しめる場所』にしたくてこの取り組みを続けてきました。子どもが泣いちゃっても、走り回っても『お互いさま』です(笑)。お子さまと一緒に気兼ねなく、映画を楽しんでいただけたらと思っています。」と鈴木さん。■ママが主役! 子連れで楽しめる映画館とは実際に筆者もこの「ほっとママシネマ」という取り組みに参加してみました。そこでは楽しむママたちの表情が印象的でした。スクリーン前では子どもたちが楽しそうに遊び、泣いている子や寝ている子、歩き回っている子など、過ごし方は自由そのものです。そして、上映されている映画を観るママたちの顔は真剣そのもの。そこには、“母の顔”を一旦外し、“映画を楽しむ女性の顔”が並んでいました。鈴木さんに「ほっとママシネマ」の取り組みについても伺いました。「『出産してから映画館に行っていない』『赤ちゃん連れでも周りに気兼ねせず映画を楽しみたい』という思いを抱えて日々子育てをがんばっているママに、映画鑑賞でほっと一息ついてほしいという願いを込めて行っています。まわりはみんな同じように小さなお子さま連れの方ばかりなので、気兼ねなく、映画鑑賞を楽しんでいただきたいです。」子どもの映画デビューを支える映画館がある一方、「ほっとママシネマ」のようにママに向けたサービスを行っている映画館もある。主役は「子育てをがんばっているママ」なんですね。「それがこの取り組みの特徴でもあります。『ほっとママシネマ』はお客さまとの意見交換会をきっかけにスタートしています。だから上映作品はインターネットでのママからの投票で決めて、サービス面もどうすればママが映画を快適に見られるか常に考えています。」と鈴木さん。利用するママからは、「映画館で久しぶりに映画を観ることができた」、「リラックスして楽しめた」という声が届いているとか。子どもとの時間は、たしかにいましかない大切なもの。でもたまには自分の好きなことをしてもいいのではないかと感じました。ママが“私”でいるためにも、自分の時間も大切にしたいですね。■ママがゆっくり映画を楽しめる映画館サービス「ほっとママシネマ」も含めて、ママ向けにサービスを行っている映画館をご紹介します。●「ほっとママシネマ」(MOVIX)全国にある劇場、MOVIX(ムービックス)で不定期に行っている取り組みで、シアター内を、赤ちゃん連れのママたちに喜んでもらえるような環境にしています。赤ちゃんが驚かないよう、通常より音響は控えめ、照明は明るめに設定。照明を明るめにしているのは、子どもが動き回ったときに危険がないようにという理由もあります。また、シアターの中に「おむつ替えスペース」や「簡易の授乳スペース」を設けて、ママたちは映画を観ながらおむつを替えたり、授乳をしたり、赤ちゃんのお世話をすることができます。≫ ●「ママズクラブシアター」(TOHOシネマズ)毎月1~2回、木曜日に実施されている取り組み。照明を明るめにする、チャイルドシートを用意するなど小さな子ども向けの環境作りをしています。全国の劇場で行われているので、参加できる人も多いかもしれません。≫ ●「チネママシアター」(チネチッタ)川崎市のシネマコンプレックスで行われている、ママ向けの子連れで映画館に行ける取り組みで、不定期に開催されています。≫ ●「シネマでママ休みプラン」(品川プリンスホテルだっこルーム)品川プリンスホテル内の託児所で行われている映画料金と託児料金がセットになったプランです。子どもは託児所に預けて、ママはゆっくり一人で映画を観ることができます。≫
2018年03月30日パルコは、映画館「シネクイント」を2018年7月6日(金)、東京・渋谷に開業する。「シネクイント」は、1981年、渋谷パルコ パート3にオープンした多目的ホール「スペースパート3」を前身とし、1999年より1スクリーンの常設映画館「シネクイント」としてスタート。2016年8月より渋谷パルコ建て替えのため一時休館となっていたが、渋谷駅徒歩4分の渋谷三葉ビル内に、2スクリーンの映画館として復活することとなった。パルコは、最近では『ゴッホ〜最期の手紙〜』や『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』といった作品を自社買付・配給しており、いずれも話題を呼んでいる。「シネクイント」でも、このようなアート系・インディペンデント作品はもとより、国内外の様々なジャンルの作品の上映が期待できそうだ。オープニング上映作品には、『最強のふたり』で知られるエリック・トレダノ監督の『セラヴィ!』と、『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーン主演作『バトル・オブ・セクシーズ』が予定されている。【詳細】映画館「シネクイント」オープン日:2018年7月6日(金)住所:東京都渋谷区宇田川町 20-11 渋谷三葉ビル7階スクリーン数:2スクリーン席数:162席/115席(予定)+車いすスペース各1席
2018年03月22日誰もが一度はみたであろう国民的人気番組「おかあさんといっしょ」が初めて映画化。『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』として2018年9月7日(金)より全国で公開される。多くの人の記憶にある「おかあさんといっしょ」「おかあさんといっしょ」は、主に2歳から4歳児を対象にした教育的エンターテインメント番組で、60年ほど続く長寿番組。歌のお兄さんやお姉さんといっしょに歌って踊る、そんな体験から日本人の感性を育ててきた。「おかあさんといっしょ」から多くのヒット曲や人形劇が生まれてきた。「だんご3兄弟」「にこにこ、ぷん」などが代表的だ。会場で参加できない人たちのために、ライブビューイングとして映画館で上映(2013年から2016年には)されたこともあった。これを経て、映画館でしか観ることのできないオリジナルのプログラムとして制作される。様々なジャンルを組み合わせた体験型ファミリー映画実写×アニメ×そして歌・体操・踊り・ゲームを融合させ、体験型ファミリー映画という非常に珍しいジャンルにチャレンジする。構成としては歌や体操の実写コーナーと、アニメコーナーの2部制で作られる。実写コーナーでテレビと異なるポイントは、ゆういちろうお兄さんとあつこお姉さん、よしお兄さん、りさお姉さんがそれぞれスタジオを飛び出し、様々な場所へ冒険に出かけるところだ。ゲストのお兄さんに満島真之介また、実写コーナーにはゲストのお兄さんとして、『君が君で君だ』など、映画やドラマ作品に多数出演している俳優の満島真之介が登場。ゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん、よしお兄さん、りさお姉さんの冒険物語に、ストーリーの鍵を握るお殿様役として出演する。また、クライマックスでは体操コーナー「ブンバ・ボーン!」にも“しんのすけお兄さん”として出演する。人形劇「ガラピコぷ~」がアニメ化また、人気体操「ブンバ・ボーン!」、番組でおなじみの人形劇「ガラピコぷ~」は、初のオリジナルアニメ化が実現。チョロミー、ムームー、ガラピコは、いつもの「しずく星」を飛び出し、初めて訪れる星へ行く。3人が遊びに行く「ツムリ星」に住むツムリ族のしっかり者のお姫さま・イオ、ある事件をきっかけにツムリ星を危機にさらすロボット・ゴムリという2人の新キャラクターも加わり、スケールアップした世界で、「ガラピコぷ~」のアドベンチャーを描く。声優に西川貴教、だいすけお兄さんTV「ガラピコぷ〜」でグースー急便で働くアヒルのお兄さん、スキッパ―役として出演している西川貴教が、引き続き映画でも声優を務める。また、イオ役に関根麻里、ゴムリ役に11代目うたのお兄さんとして人気を博した横山だいすけが抜擢された。主題歌は映画オリジナルソング「ティッタトティッタ」主題歌は、映画オリジナルソング「ティッタトティッタ」。作詞は、「おまめ戦隊ビビンビ~ン」など「おかあさんといっしょ」の人気ソングを数多く手がけているもりちよこが担当し、作曲は、「ピタゴラスイッチ」のテーマを作曲・演奏している栗原正己が手掛けた。小さい子供に配慮した上映環境『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』は、劇場を暗くすることなく明るいままで上映されるため小さい子供や家族にも安心して鑑賞することができるようになっている。また、記念写真撮影タイムを設けたり、歌ったり踊ったりしながら観ることができたりと、斬新な楽しみ方で映画を鑑賞できる。なお、入場者には、公開日から数量限定で「はじめてのあそびノート」がプレゼントされる。ストーリー実写コーナーゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん、よしお兄さん、りさお姉さんが、外へ飛び出して、いろんな乗り物に乗って楽しくおでかけ♪…と思ったら、いつのまにか不思議な町に着いてしまい、そこにはちょんまげの人がいっぱい!!お兄さん、お姉さんたちはどうなるのでしょうか!?アニメコーナーチョロミー、ムームー、ガラピコはしずく星を飛び出しツムリ星へお出かけ!到着するとツムリ星はぼろぼろの星になっていました。そこで出会ったのはツムリ族のお姫様イオ。イオには昔ゴムリというロボットのお友達がいましたが、ある事件をきっかけに離ればなれになってしまいました。ひとりぼっちになったゴムリは、星の大切なグミグミの実を盗んでしまい…。グミグミの実の力がなくなったツムリ星はどんどん元気がなくなってしまいました。そのお話を聞いたチョロミーたちは、イオとゴムリの仲直りをお手伝いすることに!果たしてイオとゴムリは無事仲直りし、ツムリ星は元気を取り戻せるのでしょうか。作品詳細『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』出演:花田ゆういちろう、小野あつこ、小林よしひさ、上原りさ、満島真之介、チョロミー、ムームー、ガラピコ、スキッパー声の出演:吉田仁美、冨田泰代、川島得愛、西川貴教、横山だいすけ、 関根麻里製作:『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』製作委員会(日活/ライブ・ビューイング・ジャパン/イオンエンターテイメント/NHK エデュケーショナル)配給:日活/ライブ・ビューイング・ジャパン制作:NHK エデュケーショナル/ダイナモピクチャーズ2018年/カラー/16:9/5.1ch/DCP
2018年02月18日様々な配信サービス、様々なデバイスで気軽に映画を観れる昨今だが、やはり臨場感たっぷりの映画館で楽しみたいもの。2017年の日本での興行収入1位は『美女と野獣』となり、『怪盗グルーのミニオン大脱走』『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『 パイレーツ・オブ・カリビアン最後の海賊』など大作洋画が人気を博した。一方、邦画では『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』『映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険』などのアニメに加え、『銀魂』『君の膵臓をたべたい』といった実写も健闘した。2016年の『君の名は。』『シン・ゴジラ』のような大ヒットはなかったものの、SNS等の広まりで活発に宣伝や感想が飛び交う映画界。2017年はどれほどの人が映画館へ足を運んだのか、また邦画と洋画はどちらを多く観たのか、マイナビニュース会員にアンケートをとった。Q.2017年、映画館で何本映画を見ましたか?・0本 44.2%・1~3本 41.1%・4~10本 9.9%・11~20本 2.8%・21~50本 1.2%・51本~100本 0.3%・101本以上 0.5%Q.邦画・洋画どちらを多く観ましたか?・邦画 54.0%・洋画 46.0%55.8%と、過半数が映画館に足を運んだ結果となった。その大半が1~3本ではあり、本数が増えるほどに割合は減っていくものの、101本以上観たという猛者も。また、映画を観にいったという1,329名に聞いた邦画・洋画の割合で見ると、ほぼ半々だったものの「邦画を多く観た」という回答が上回った。邦画、洋画どちらにも良いところがあり比べるものではないが、観た本数が多かったのはなぜなのか、理由を聞いた。○邦画が多かった■面白い邦画が増えた・「最近面白い邦画が増えたので」(36歳男性/医療用機器・医療関連/メカトロ関連技術職)・「最近の邦画は話題作が多いので」(59歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「たまたま、だと思いますが、この数年、良質な邦画が増えているのはいいですね」(51歳女性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)・「邦画も洋画も迷いますね。どちらも魅力的な作品が多いですからね!」(45歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「知ってる役者が細かな場面で出てくると嬉しい」(29歳女性/教育/公共サービス関連)・「昔は、邦画はとにかく暗く、全然楽しくなかったので、洋画ばっかり見ていた。最近の邦画は、感動する作品や面白くて笑える作品、バイオレンス色の強い作品など、色々なジャンルが揃い、面白くなった」(52歳男性/設計/建築・土木関連技術職)■字幕・吹き替えが苦手・「最近は字幕を追うのが面倒くさくなった。かと言って吹き替えはイメージが変に感じる」(41歳男性/専門店/技能工・運輸・設備関連)・「好きな俳優が出てたり字幕じゃないので疲れたりしないから」(32歳女性/銀行/事務・企画・経営関連)・「吹き替えや字幕を見るとそっちに気が行って集中できないから」(24歳男性/食品/その他・専業主婦等)■俳優のファン・「国内の俳優、女優の方が好きなので」(30歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「嵐ファンで嵐が出てるから」(42歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「山田涼介が出てる映画は全て見ているため」(29歳女性/その他/その他・専業主婦等)■その他・「たまたま邦画。邦画は本当はほとんど映画館で見ない。いつもはDVDにもならないようなインド映画が多い」(46歳女性/食品/事務・企画・経営関連)・「映画はいつも友人と観に行っているのですが、映画館で自分が観たい映画と友人の観たい映画がいずれも邦画タイトルでしたので、今年は邦画を選んで観る機会が多かったです」(51歳女性/サービス/その他・専業主婦等)・「いつもは洋画の方が多いですが、今年はたまたまです!」(29歳女性/食品/販売・サービス関連)○洋画が多かった■予算が違う・「ハリウッド映画のお金をかけた圧倒的迫力が好きだからです」(57歳男性/不動産/その他・専業主婦等)・「スケールの大きさ、俳優陣の豪華さ、お金の掛け方がはんぱないので、見ていてのワクワク感が邦画おり数段勝っているので、洋画を多く見ています。ただし、邦画にもスケールの大きな映画がありますので、一概に洋画しか見ていなとは言い切れませんが、やはりどちらかといえば、疑いなく洋画と答えます」(57歳男性/通信機器/事務・企画・経営関連)・「迫力があり予算が邦画に比べて莫大に掛けられているからです」(43歳男性/コンビニエンスストア/販売・サービス関連)・「邦画よりもスケールがでかいから。邦画はテレビドラマと大差ない」(56歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/その他・専業主婦等)・「予算がたくさんありスケールが違うから。非日常を感じられるから」(37歳男性/ゲーム・アミューズメント製品/IT関連技術職)・「製作費が掛かってて、本格的で迫力のあるシーンが多いから」(52歳男性/サービス/営業関連)■アクション、シリーズ物に魅力・「ヒーローものやシリーズものが多いので」(48歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/営業関連)・「洋画のアクション系とコメディ系が大好きなので選びました」(42歳男性/旅行・観光/販売・サービス関連)・「アクション映画が豊富で面白いシリーズも多いから」(33歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)・「面白くてテンポが速くてストーリーも複雑で観ていてハラハラしたり感動する作品が多くて、観ごたえがある作品が多いので洋画を観ることが多いです」(59歳女性/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)■脚本に魅力・「撮影技術が優れているだけでなく出演している俳優や女優の演技も素晴らしくストーリーもいつも新しくて飽きが来ないから」(50歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)・「脚本がしっかりしたものが多く、興味深い作品が多いと思うからです」(53歳男性/その他/事務・企画・経営関連)・「洋画の方が一般に展開が派手で、最初から最後までわくわくしていられる。邦画はのんべんだらりとしていて、最終的な筋書き自体は面白くても、途中で退屈な思いをすることが多い」(46歳女性/教育/事務・企画・経営関連)■その他・「2017年は、公開前から見たいと考えたいたタイトルの数が比較的多かったので、このような結果になりました。邦画も好きですが、今年は今のところ上記のような結果になっています。年によっては、異なるかもしれません」(59歳男性/通信関連/IT関連技術職)・「邦画はバラエティ番組などテレビで見ていて俳優さんのパーソナルな部分を見てしまっているので、映画を見ていても余計な情報が頭を過ぎり、感情移入しにくいから」(35歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「特別、洋画推しと言う訳ではなく、邦画でも人間を感じる作品があれば見に行きます」(51歳男性/食品/販売・サービス関連)・「邦画も多かったので、ギリギリ洋画の方が多いという感じ」(26歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)○総評邦画、洋画それぞれの良さがあるが、邦画を多く観た人は「字幕や吹き替えが苦手」「役者のファン」といった理由があり、洋画を多く観た人には「予算が潤沢で迫力がある」「アクションや大作シリーズが良い」といった理由があった。ちなみに、今年映画館で「50本以上(51本~100本+101本以上)」映画を観たと回答した人は洋画を多く観た傾向にあり、「50本以下」と回答した人は邦画を多く観た傾向にあった。映画を観るスタイルによっても、選択が違ってくるのかもしれない。調査時期:2017年12月6日~2017年12月14日調査対象:マイナビニュース会員調査数:2,382名調査方法:インターネットログイン式アンケート
2017年12月29日ゲームや音楽の世界ですでに注目を集め、様々な分野で実用化が始まっているVR(バーチャル・リアリティ)を、映画館で鑑賞できる共同事業「VRCC(VR Cinematic Consortium)」が始動することになった。本事業は、ハードウェア技術を持つVAIO株式会社、劇場興行の東映株式会社、コンテンツ制作に精通した株式会社クラフターの3社が、映画館で気軽にVR映画を楽しめる環境を提供していくというもの。これまでVRといえば、ユーザー個々の体験にとどまっており、本格的なVR機器も高価なことから、広く一般に普及できているとはまだ言えない状況にある。すでにVRを活用したゲームやアミューズメント施設は大きな人気を集めているが、映画館施設を用いた“多人数同時鑑賞”が可能な本格的VR映画の興行は、今回が世界初*の試み(*2017年12月現在、VAIO調べ)。また、VRコンテンツ制作を望むクリエイターや映像プロダクションは多く、新たなコンテンツ制作の機会創出にもつながることをにらみ、事業は3社に閉じることなく、コンテンツ制作者や公開劇場を広く募っていくという。2018年3月(予定)より試験営業を開始し、成果を見ながら恒常的な興行を目指す。日本の映画界に、VR映画という新しい波が起きそうだ。「VRCC」とは…■VAIOがハードウェアの調達・最適化およびソフトウェアとネットワークを含むシステムを開発し、ワイヤレスで多人数が快適に同時視聴できるVR環境を構築する■東映が、快適な空間と音響を有するシネコンにコンテンツを配給することで、VRの常識を覆すハイグレードな体験を提供する■クラフターが、定評のある3DCGアニメーション制作力で魅力的なコンテンツを制作する(期初コンテンツには、人気IPアニメや人気アーティスト映像などを想定)2018年3月(予定)の試験営業で上映するコンテンツなど、より詳しい内容については、2月にあらためて発表される予定。(text:cinemacafe.net)
2017年12月19日映画館「アップリンク(UPLINK)吉祥寺パルコ」が、2018年12月14日(金)に吉祥寺パルコにオープンする。全5スクリーン、計300席のミニシアター「アップリンク吉祥寺パルコ」は、世界の映画祭で話題の作品をはじめ、アート系作品、インディーズ作品などを配給・上映している「アップリンク渋谷」の姉妹館。これまで「アップリンク渋谷」で上映されていたような、コアな映画ファンにも支持される作品の数々はもちろん、地域の人々が楽しめるファミリー向けの作品も上映予定だ。5つあるスクリーンは、「POP」「RAINBOW」「RED」「WOOD」「STRIPE」と、スクリーン毎に異なるデザインコンセプトを採用。各スクリーンにはそれぞれのコンセプトに合わせた「キネット社」のオリジナルチェアを導入する。こだわりの音響も同館の特徴の一つで、ブルーノート東京にもスピーカーを提供している「田口音響研究所」が「アップリンク吉祥寺パルコ」のために開発した平面スピーカーと、フィレンツェに本社と自社工場を置く「パワーソフト社」のパワーアンプが生み出す、映画館専用のハイレベルなサウンドシステムを構築している。オープンを記念して、福山雅治などアーティストとのコラボレーションもする写真家ハービー・山口によるビジュアルが解禁。吉祥寺を舞台に撮影されたビジュアルには、映画好きとして知られるモデルで女優のモトーラ世理奈が登場している。なお、オープン日の12月14日(金)には、「今日は、映画を観に行く」をテーマにした、ハービー・山口の写真展「今日は、映画を観に行く」が開催される。【施設情報】「アップリンク(UPLINK)吉祥寺パルコ」オープン日:2018年12月14日(金)場所:吉祥寺パルコ住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町 1-5-1 吉祥寺パルコ地下 2階スクリーン数:5スクリーン座席数:計300席(最大スクリーン 97席、最小スクリーン 31席(予定)■ハービー・山口の写真展「今日は、映画を観に行く」開催日:12月14日(金)会場:アップリンク吉祥寺
2017年12月04日10年の歴史に幕を閉じる、ショートフィルム専門映画館「ブリリア ショートショート シアター」(横浜)にて12月2日(土)、シアターの代表の別所哲也と過去にも同映画館のイベントに登壇してきたLiLiCoによるトークセッションが行われた。同映画館は、2008年のバレンタインにオープンし、日本では珍しい、短編映画を上映する地域の映画館として親しまれてきたが、10年の賃貸借契約の満了に伴いこの12月2日を最終営業日として閉館する。別所さんは、自身が創設した短編映画の映画祭「ショートショート フィルム フェスティバル&アジア」が規模を大きくしていく中で、映画祭に集う人々の要望に応えるべく、同映画館の開館に尽力したが「映画祭が5年目を迎えた頃にお話をいただき、10周年に間に合うようにと1年、1年を積み重ねた」と5年に及んだ開館前の準備を述懐。それから10年にわたる劇場の営業をふり返り「あっという間でした。街に愛される、地域の人々に愛していただけるシアターになりました」と感慨深げに語った。■10年前の2人の関係は…?ちょうど10年前に、何をしていたか?という問いにLiLiCoさんは「楽しかったのは覚えてます。ちょうど離婚したばかりで、自由だったし(笑)」といつも通りの快活なトークで会場をわかせ、別所さんは「僕もまだ結婚してなくて、自由な独身でしたね。娘はもう8歳です。このシアターが生まれる前と後で、人生も大きく変わりました」としみじみ。LiLiCoさんは、取材に訪れた報道陣へのリップサービスとばかり、お互い独身だった10年前の2人の関係について「お互いに狙っていませんでした(笑)?」と爆弾発言!これには別所さんも慌て気味に否定し、会場は笑いに包まれていた。LiLiCoさんは、同映画祭でのイベントには、TVのバラエティ番組に多数、出演するようになる前の、かなり初期の頃から参加しており「ここでトークを磨かせてもらったし、恋愛の話をぶっちゃけて話してたのも、ここでだけ」といかに同劇場における活動がLiLiCoさんにとって特別なものだったかを語る。同映画館では貸し切りによるシアターウエディングや成功率100%と言われるサプライズでのプロポーズのためのイベント上映なども行なってきたが、LiLiCoさんはそれを聞き「あともう1年、閉館を延ばせませんか(笑)?」と懇願していた。また同劇場も会場として使用されてきたショートショート フィルムフェスティバルからは、いま世界を舞台に活躍する優秀な監督たちが羽ばたいていった。特に同映画祭でも最高賞に輝いたハンガリー人監督クリストフ・デアクによる『合唱』は昨年、本場アメリカの第89回アカデミー賞の短編実写部門でオスカーを獲得した。別所さんは「いろんなご縁がありました」と喜びを口にし「夢は日本人監督がアカデミー賞を獲ること」とも。今後、同劇場に代わって、オンラインシアターがオープンするが「後ろを振り返らず、オンラインで、新しくライフスタイルの中での映画の楽しみ方を提供していきたい」とさらに未来に目を向けていた。■LiLiCoアピール!別所哲也と夫婦役でマンションCMに!約2時間のトークは予定を延長して行なわれたが、終了の時間が近づくと別所さんは「終わる気がしないですね」と胸の内を吐露。LiLiCoさんも「終わりたくない!」と寂しさを口にしていたが、最後にブリリアのマンションのCMに、そろって濃い顔であることを活かして、自らと別所さんを夫婦役で起用してほしいとアピールし、会場は爆笑。最後まで笑いの絶えないトークイベントとなった。イベント終了後には、別所さん自らロビーで観客を見送り、ひとりひとりに頭を下げながら感謝の思いを伝える姿が見られた。なおオンラインシアターの「ブリリア ショートショート シアター オンライン」は2018年2月14日より始動。(text:cinemacafe.net)
2017年12月03日閉校となった元中学校校舎を使った野外シネマ「たからべ森の星空映画館」にて、新海誠監督の『君の名は。』を上映することが発表された。本イベントは、鹿児島県曽於市(そおし)にて12月9日(土)開催される。九州の宮崎県境にある鹿児島県曽於市では、曽於市の豊かな自然や季節・地域のイベントを体験しつつ、元中学校跡地を活用した体験イベントや施設の特長を利用したプログラムを体験し、曽於市にちょっと住んでいるような「イベント+宿泊のアナログな思い出」を演出する「曽於ライフ魅力アップ事業」の一環として本イベントを開催。“一夜限定”ながら、満天の星の下で温かいスープと一緒に映画鑑賞できる注目のイベント。上映作品は新海誠監督による昨年の大ヒット作品『君の名は。』。今回のイベントでは元中学校の校庭に大型スクリーンを設置し、300席を用意。映画上映会場には、地元特産品を使った飲食ブースも出店しイベントを盛り上げる。「たからべ森の星空映画館」は12月9日(土)、鹿児島県・たからべ森の学校にて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年11月15日そろそろ秋冬公開の映画が気になる頃。映画館デートをするなら、何を観ますか?まだ予定が立っていない人は、参考にしてみてはいかがでしょう。映画館の闇の中、感動やワクワク感を共有すれば二人の距離がさらに縮まるはずです。■彼の好みに合わせて観るのも◎せっかく映画デートの約束にこぎつけても、何を観るかでその後の関係が変わることってありますよね。観た後に、面白かったシーンや気になる場面にまつわるトークで盛り上がれたら大成功。そのために、彼目線での映画チョイスもありなのでは?カテゴリーだけで、嫌いかもと判断するのはナンセンス。シリーズものを観たら、案外ハマってしまうかもしれませんよ。今回ご紹介している中にもシリーズものが含まれていますが、公式サイトなどを見て前回のあらすじやキャラクター像をなんとなくつかめていれば、楽しめそうな作品を選んでいます。ぜひ、チェックしてみてください。■ヒーローの活躍とビジュアルに夢中にマーベルファン待望!『マイティ・ソーバトルロイヤル』(2017年11月3日公開)マーベルコミックファンの男性って、多いと思いません?アイアンマンや、キャプテンアメリカ、スパイダーマンと、少年心をくすぐるヒーロー作品が目白押しのマーベル映画。今回はウルのハンマー・ムジョルニアを手に、雷を自在に操るマッスルヒーロー、ソーの物語。『マイティ・ソーバトルロイヤル』は、これから公開される『アベンジャーズインフィニティ・フォー』への伏線が隠されているとのことで、マーベルのヒーローが集結したアベンジャーズシリーズファンにとって、見逃せない一作です。普段SFアクション映画を観ない人でも、かっこいいヒーローの活躍とビジュアルに、夢中になってしまうのでは?■とびっきり怖いホラー映画もいいかも7年ぶり第8作『ジグソウ:ソウ・レガシー』(2017年11月10日公開)世界的にヒットしたホラー映画『ソウ』シリーズの第8弾が、この秋公開されます。独特な風貌のジグソウ人形を、街中の雑貨店などで見たことはありませんか?『ソウ』を知る人は、ジグソウを見るだけでヒヤっとします。『ソウ』シリーズは少々過激な映像表現があるため、ホラー映画に耐性がないと、ちょっと厳しいかもしれません。でも、耐性がある人はそれを見せてはいけません。「怖かったけど楽しかった」アピールでいきましょう!というわけで、「ゲームは始まった」というジグソウのセリフが「恋は始まった」に変わる願いを込めて、おすすめしておきます。■スーツ萌え女子にもおすすめ英国紳士なスパイ!『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2018年1月5日公開)マシュー・ヴォーン監督の英国スパイアクション映画『キングスマン』の続編です。高級テーラー店、キングスマン。その裏の姿は、スパイ組織。コリン・ファース主演のこの映画、見どころはなんといっても、スーツでのアクションと傘でのガンアクション。英国紳士の振る舞いがかっこよく、女性ファンも多い『キングスマン』。スーツ萌え、メガネ萌え、紳士萌えなどのフレーズに反応する人は、前作の『キングスマン』から観てください。おすすめです。■終わりに「どんな映画を観に行きたい?」と聞かれたときに男性寄りの作品を挙げると、「意外と趣味が合うのかな」なんて、彼の興味を引けそうです。女性好みの映画もいいけれど、たまには男性好みの映画を観るデートを計画してみては?ライタープロフィールsakiたまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。
2017年11月03日横浜みなとみらいで日本初のショートフィルム専門映画館として親しまれてきた「ブリリア ショートショート シアター」が、12月2日(土)をもって閉館することが決定。新たに、オンラインシアター「ブリリア ショートショート シアター オンライン」として2018年2月から始動することになった。「ブリリア ショートショート シアター」は、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF&ASIA)」と連動し、映画祭の期間以外にもショートフィルムを見られる場所を作りたい、映画を観る人、作る人、企業や学校が集まり交流できる地域のコミュニティシアターになりたいとの思いのもと、年間を通じてショートフィルムを上映する日本初の映画館として、横浜みなとみらいの地に2008年2月に開館。以来、約10年間の延べ来場者数は26万1879名、241プログラム、3,000作品を超えるショートフィルムを上映してきた。また、横浜みなとみらいは世界でも屈指の文化交流事業を積極的に展開するエリア。当館は、地域のコミュニティシアターとなるべく、横浜で展開するトリエンナーレ・ダンス・音楽の祭典などと連携企画を実施し、映像文化をはじめとする文化芸術の創造性を活かした街づくりにもひと役買ってきた。今後、閉館まで感謝の気持ちをこめて、11月1日(水)から12月2日(土)までの期間、これまで来場者から高い支持を受けたショートフィルムを厳選した「歴代のオーディエンスベストプログラム」と、ショートフィルムの魅力を知り尽くしたスタッフのお墨付き作品「スタッフが選んだベストプログラム」を上映。前者は「SSFF&ASIA 2016」グランプリ作品で、第89回米アカデミー賞短編実写部門に輝いた『合唱(Sing)』をはじめ、オーストラリア発のコメディ『インタビュー(The Interviewer)』など4作品、後者はイタリアの『ハッピーマーケット(We Love Our Clients)』、韓国の『葬式(Invitation)』など5作品、上映する。同シアター代表の別所哲也は「年間を通じてショートフィルムを楽しめる場であるのみでなく、地域のコミュニティシアターとして、国内外のクリエイターが集う場所として、様々な人との出会いがありました。魅力あふれる横浜・みなとみらいでここでしか味わえない映画館体験を10年間提供してこれたことを誇りに思います」とふり返ってコメント。「今後は、この10年で蓄積した知識・経験・ネットワークを『ブリリア ショートショート シアター オンライン』という新たなカタチを通じて、皆さんと一緒に創造・発信し、感動を分かち合いたいと考えています」と語っている。「ブリリア ショートショート シアター オンライン」は決定次第、シアターのホームページにて告知されていくという。サイト公開は2018年2月14日を予定。(text:cinemacafe.net)
2017年10月25日吉祥寺に新たに登場する「ココロヲ・動かす・映画館○」(通称ココマルシアター)が、ついに10月21日(土)、グランドオープンすることが決定した。■映画、カフェ、VRゲーム!さまざまなエンタメが楽しめるココマルシアターは、「出会える場」をコンセプトにしたミニシアター&カフェ。1階は、ココマル配給作品や他社配給作品を上映する38席のミニシアター。2階は食事と共に映像が楽しめるカフェ+映像ブースで、座席は約35~65席の可動式で作品の雰囲気や参加人数によって変動する。今後は35mmフィルムの上映も検討中とか。さらに、3階は展示、イベント、食事などが楽しめるスペースとなり、オープンから数か月は、地元・井の頭動物園の人気者だった“ゾウのはな子”の等身大像がお出迎え。そのほか、VRゲームを楽しめるイベントも開催される予定という。なお、2階・3階はカフェのドリンク・食事の購入が必須となる。■オープニング企画「ココマル映画祭」を実施オープンから1か月間は、本国で大ヒットした台湾映画『私の少女時代 - OURTIMES -』や第29回東京国際映画祭主演男優賞&観客賞2冠の『ダイ・ビューティフル』、イギリス映画『マイ ビューティフル ガーデン』、インド発のガールズムービー『クイーン』など、ココマル配給を全作品900円(+カンパ)にて鑑賞できる「ココマル映画祭」を開催。そのほか、「出会い」をテーマにしたオープニング企画が用意されている。オープン日当日の夕方はオープン記念パーティを実施、翌日は映画上映後に観客同士が感想を話し合える時間を設けるとか。また、先着100名限定でココマルオリジナルグッズのプレゼントも用意。上映前には、「ココマル劇団」によるマナー演劇が見られる回もあるという。2階のカフェでは、オリジナルメニュー「ココマルバーガー」を提供するほか、上映作品とコラボしたメニューも随時増やしていく予定。さらに、4月のプレオープン以来、ようやく本オープンとなった劇場の総支配人・樋口義男氏による「遅れてごめんなさい会見」も開催予定。このほか、各種イベント、パーティなどの企画詳細は今後決定次第、劇場HPやSNS(Twitter、Facebook)にて告知していくという。「ココロヲ・動かす・映画館○」(通称ココマルシアター)は10月21日(土)よりオープン。(text:cinemacafe.net)
2017年10月04日気になっていた作品を映画館で見逃してしまった、映画をより詳しく知りたい、トレンドにとらわれたくない、映画をより身近に感じたい!そんな方のためにシネマカフェでは都内のミニシアターの公開映画情報や、名画座ならではの名作特集、ユニークな“オールナイト上映”イベントなどを、編集部のオススメ目線でまとめてご紹介!【LINE UP】◆目黒シネマで「ラ・ラ・ライオン」上映!【2本立て】◆「チェコアニメ特集」がユジク阿佐ヶ谷に復活◆早稲田松竹「わたしだけが知っている世界の秘密」【2本立て】◆“孤独な女性の未来”飯田橋ギンレイホール【2本立て】◆YEBISU GARDEN CINEMA「エミール・クストリッツァ監督」特集◆『スティールパンの惑星』UPLINK渋谷【最新作】◆『ラ・ラ・ランド』&『LION/ライオン ~25年目のただいま~』目黒シネマ今年度第89回アカデミー賞で作品賞をはじめ6部門にノミネートされた『LION/ライオン~25年目のただいま~』、そして第89回アカデミー賞で監督賞をはじめ計5部門を受賞した『ラ・ラ・ランド』、そんな今年度のアカデミー賞を席捲した「ラ~」2作品が老舗名画座・目黒シネマに登場!5歳のときインドで迷子になり、オーストラリアに養子に出された男性の驚愕の実話を描く『LION/ライオン』で、主人公・サルーの養母を演じたニコール・キッドマンの“母の愛”が貫かれる名演技をぜひ劇場でチェックして。■上映概要期間:9月16日(土)~9月29日(金)『ラ・ラ・ランド』10:20/15:00/19:40(~終映21:55)『LION/ライオン~25年目のただいま~』12:45/17:25※2本立て上映◆「チェコアニメの夜2017」ユジク阿佐ヶ谷“東のディズニー”チェコアニメがユジク阿佐ヶ谷にて14日間、日替わりで14プログラム81作品を上映!期間中毎日20時30分から、その日のテーマに沿ってセレクトされたものが上映されるのでチェコアニメファンも、そうでない方も注目の2週間。仕事帰りに、可愛くてどこかノスタルジックなアニメに癒されて。上映終了後にはゲストによるトークショーも。同時に素敵なプレゼントが貰えるスタンプカードも実施され、さらにロビーにて可愛くてレアなチェコアニメグッズを販売されるそう!そして「チェコアニメ」以外もユジク阿佐ヶ谷では通常映画も随時公開中。ユジク内にある、オリジナルのイラストが可愛い看板の公開情報もぜひチェックしてみて。■上映概要期間:9月16日(土)~9月29日(金)20:30~上映作品:「かわいくてたまらない夜」「ポヤルの最高傑作の夜」「芸術の秋の夜」「ティールロヴァーの女の子の夢の夜」「おしゃれで大爆笑の夜」「可愛くてシュールな夜」「ポムネンカと雪女の夜」「クルテクとミレルのキラキラの夜」「パレチェクの美しい夜」「チャペックのおとぎ話の夜」「シュヴァンクマイエルのコメディの夜」「シュヴァンクマイエルの超ディープな夜」「とても怖い夜」「アマールカの夜」(全14プログラム・81作品)◆『パーソナル・ショッパー』&『メッセージ』早稲田松竹新宿区・高田馬場にある早稲田松竹では「わたしだけが知っている世界の秘密」をテーマに『パーソナル・ショッパー』&『メッセージ』を2本立て上映。「シャネル」が全面協力して製作された『パーソナル・ショッパー』は、ハイブランドの美しい衣装が続々と登場する中、本作で主演を務めるクリステン・スチュワートの、ストリート・カジュアルなスタイルを彼女らしくジェンダーレスに着こなす姿も披露され、まさにファッショニスタ必見の1作。『ブレードランナー 2049』の公開も控える、今年注目のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF作品。アイスランドのコンポーザー、ヨハン・ヨハンソンが手掛ける劇中の音楽も素晴らしく、電子音とクラシックのオーケストラ・サウンドを融合させた音が、SFだけどドラマでもあるヴィルヌーヴ監督の本作の“メッセージ”性と絶妙にリンクしている。■上映概要期間:9月16日(土)~9月22日(金)『パーソナル・ショッパー』10:20/14:30/18:40『メッセージ』12:20/16:30/20:40(~終映22:40)※2本立て上映、入替制なし◆『マイ ビューティフル ガーデン』&『未来よ こんにちは』飯田橋ギンレイホール1974年創業の名画座・飯田橋ギンレイホールでは『マイ ビューティフル ガーデン』&『未来よ こんにちは』の爽やかなヨーロッパ作品を2本立てで上映。美しい庭とガーデニングをテーマに、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイを主演に迎え、豪華イギリス俳優陣で贈る『マイ ビューティフル ガーデン』。『未来よ こんにちは』は、『グッバイ・ファーストラブ』『EDEN/エデン』など、いまフランス映画を牽引する新鋭ミア・ハンセン=ラブ監督が、ゴダール作品やハネケ作品にも出演してきた往年のフランス女優イザベル・ユペールを主演に迎え、愛に満ちた感動の人間ドラマを描く。■上映概要期間:9月16日(土)~9月29日(金)『マイ ビューティフル ガーデン』10:10/14:05/18:00『未来よ こんにちは』12:05/16:00/19:50(~終映21:37)※2本立て上映さらにギンレイホールでは9月22日(金)~23日(土・祝)に“ミスター・ロンリー・ナイト”をテーマに、『FRANK -フランク-』をはじめとする3作品をオールナイト上映することも決定。いかにも“おひとり様向けのおひとり様映画”という感じだが、どこか抜けてて愛らしいキャラたちに、思わず元気をもらえるかも?■上映概要ギンレイ・オールナイト「名画座主義で行こう」日時:9月22日(金)~23日(土・祝)23:00~翌4:30予定タイトル:“ミスター・ロンリー・ナイト”作品:『FRANK -フランク-』『ミスター・ロンリー』『トッド・ソロンズの子犬物語』◆「ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!2017」YEBISU GARDEN CINEMA最新作『オン・ザ・ミルキー・ロード』が15日(金)より公開され、来日&スペシャルライブも話題となったエミール・クストリッツァ監督の作品特集上映が決定!本特集上映では、クストリッツァ監督の代表作にして世界中で多くのファンを持つ『アンダーグラウンド』の完全版(5時間14分)が本邦初上映!それだけでなく『ジプシーのとき』『黒猫・白猫』『SUPER8』『アンダーグラウンド』(通常版)も併せて上映するので、まだ観たことがない人でもセルビアを代表するクストリッツァ監督を知れるまたとない機会。是非劇場でチェックしてみて。■上映概要期間:9月16日(土)~9月29日(金)作品:『ジプシーのときデジタル・リマスター版』『アンダーグラウンド完全版』『アンダーグラウンド通常版』『SUPER8』『黒猫・白猫』上映スケジュール:「ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!2017」もしくは「YEBISU GARDEN CINEMA」公式HPをチェック※このほかの公開劇場については公式HPをチェック◆『スティールパンの惑星』9月23日よりアップリンクにて公開世界中の映画祭に出品され、数々の賞を獲得したトリニダード&トバゴ共和国発のドキュメンタリー映画が9月23日(土・祝)よりアップリンク渋谷にて公開!カリブ海最南端の島・トリニダードトバゴ発祥のドラム缶から作られた打楽器“スティールパン(以下、パン)”を巡り、パンの誕生からその歴史、そして最大120人編成のスティールバンドが200以上参加する、世界最大の熾烈なパンコンテスト“パノラマ”など、パンの持つ不思議な力が色々な角度で描かれた音楽ドキュメンタリー。■上映概要作品:『スティールパンの惑星』公開:9月23日(土・祝)よりアップリンク渋谷にて公開※上映スケジュールは「アップリンク渋谷」公式HPをチェック(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミスター・ロンリー 2008年2月2日よりシネマライズほか全国にて順次公開© 2006 O’South Limited, Love Streams agnes b. Productions, Metropolitan Film Productions Limited and Fuzzy Bunny Inc.FRANK -フランク- 2014年10月4日よりヒューマントラスト渋谷ほか全国にて公開(C) 2013 EP Frank Limited, Channel Four Television Corporation and the British Film InstituteLION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australiaラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.メッセージ 2017年5月19日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開未来よ こんにちは 2017年3月25日よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2016 CG Cinéma · Arte France Cinéma · DetailFilm · Rhône-Alpes Cinémaマイ ビューティフル ガーデン 2017年4月8日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開(C) This Beautiful Fantastic UK Ltd 2016パーソナル・ショッパー 2017年5月12日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2016 CG Cinema – VORTEX SUTRA – DETAILFILM – SIRENA FILM – ARTE France CINEMA – ARTE Deutschland / WDRオン・ザ・ミルキー・ロード 2017年9月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 LOVE AND WAR LLC
2017年09月15日アニメの実写化や人気シリーズの続編など、今年の夏も子どもが喜ぶ映画が続々と公開されています。夏休みを利用して、子どもの映画館デビューを計画するママも多いかもしれません。しかし、大きな音に驚いてしまう子は少なくなく、子連れでの映画鑑賞はマナーも気になるところ。まずは、親子向けのサービスを活用してみましょう。■子どもが泣いても大丈夫! ママに嬉しい映画館のサービス子ども向けの映画とはいえ、幼い子と一緒では心配事が多く、落ち着いて鑑賞できないことがあります。そこでおすすめなのが、ママを応援するサービスです。子連れを前提としているので、子どもが泣き出してしまっても大丈夫。まずはこうしたサービスを利用して、映画館のムードを味わわせてみては。●MOVIX『ほっとママシネマ』照明を明るくしたり、音響を控えめにしたりと、子どもが驚かない工夫がされています。スクリーン前に子ども用のプレイスポットも設けているので、飽きてしまっても安心。おむつ替えや授乳のためのスペースもあります。大人1200円、3歳以上は800円(3歳未満は無料!)と、料金的にもお得です。上映作品は子ども向けのアニメが多いのが特徴。開催劇場はWEBで公開されており、平日に開催されることが多いようです。●TOHOシネマズ『ママズクラブシアター』毎月1~2回、木曜日に実施。アニメが中心ですが、話題の新作や恋愛モノなど、ママが楽しめる作品も公開されます。赤ちゃん連れを前提としているので、泣き出してしまっても冷たい目で見られることはありません。ただし、あやすなどの努力はもちろん必要です。●109シネマズ『ふれあいシネマ』子連れ専用の上映会で、女性スタッフがシアター内に常駐。映画館デビュープログラムとして、一緒に歌ったりできる参加型イベントが用意されていることも。にぎやかな雰囲気のなか、気軽に鑑賞できるのが魅力です。映画館以外にも、地域の子ども会などが開催する映画鑑賞会に参加する方法も。子どもが中心のイベントなので、気兼ねなく参加できるでしょう。■いよいよ映画館デビュー! 注意した方がいいこととは?子どもが初めて映画館に行く場合、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか。映画館デビューの注意点をご紹介します。●作品の選び方さきほどご紹介した子連れOKのサービスは平日が中心なので、働くママはなかなか利用できないかもしれません。そのときは、できるだけ子ども向けの作品を選ぶのが無難。子どもに作品をチョイスしてもらいましょう。ママにはまったく興味がない作品を選ぶこともありますが、口出しは厳禁。自分で選べば最後まで見ようとするものです。大切な映画館デビューとなるわけですから、子どもの希望を尊重してあげましょう。しかし、いくら見たいからといって、小さな子には3Dを避けたほうが無難かも。大人でも映像酔いすることがあるため、注意したいところです。●映画館デビューのタイミング個人差はありますが、映画館デビューは物語を理解できるようになる、3~5歳くらいが適しているといわれています。DVDなどで映画に興味を持ちだしたら、映画館に行ってみたいかを尋ねてみるといいかもしれません。子どもが「行きたい」というタイミングで行くのがいいですね。とくに興味がないのに無理に連れ出すと、映画が嫌いになることもあるので注意してくださいね。●事前に映画館のルールを教えておくまた、映画館へ行く前には、静かに鑑賞しなくてはいけないことを教えます。ぐずったり騒いだりしたらすぐに退出することも子どもと約束しておくといいでしょう。家で静かにDVDを見る練習をして、大丈夫と思えるようになってから出かけてもいいですね。それでも、暗闇や大きい音に驚いてしまう可能性もあります。そのときは、無理をせずに退出しましょう。友人の子は大きな物音が苦手で、映画館の音響にびっくりしてパニックになったそうです。●子連れにおすすめの座席位置チケットを購入するときは入退場しやすい通路側の席を選ぶのがおすすめ。騒いだりしたら外に出やすいし、トイレにも行きやすい。帰りも混雑を避けられます。子ども向けの作品や、子連れを対象としたサービスでも、周囲への配慮は必要。騒いだら注意する、泣き出したらあやしたり外へ出たりするなどの気配りをしつつ、楽しい思い出を作ってあげましょう。※2017年7月27日現在の情報です。詳細は各施設のWEBサイトでご確認ください・松竹マルチプレックスシアターズ ・TOHOシネマズ ママズクラブシアター ・109シネマズ ふれあいシネマ
2017年08月12日バレエ、オペラともに世界最高の名門歌劇場「英国ロイヤル・オペラ・ハウス」の人気公演の舞台映像を映画館のスクリーンで楽しめる『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン』。このほど、ロイヤル・バレエ「不思議な国のアリス」、ロイヤル・オペラ「カルメン」などを含む『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18』の全12演目が発表された。『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン』は、ロンドンのコヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたロイヤル・バレエ団、ロイヤル・オペラによる世界最高峰のバレエとオペラを、映画館で鑑賞できるもの。すべての上映作品には、ロイヤル・オペラ・ハウスで人気の高い案内人による舞台裏でのインタビューや特別映像などが追加されており、映画館の大スクリーンと大迫力の音響による、まるでライブ観劇のような臨場感と、さらにシネマシーズンならではの細やかな表情まで映し出されたスペシャルな映像を同時に楽しむことができる。2016/17シーズンでは、ロイヤル・バレエ「眠れる森の美女」やロイヤル・オペラ「蝶々夫人」を始めとした人気作品12演目が上映され、好評を博した。そして新シーズンでは、ロイヤル・バレエでは「不思議の国のアリス」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」など6演目、ロイヤル・オペラでは「カルメン」「魔笛」「ラ・ボエーム」など6演目、王道の名作から近年のチャレンジングな作品まで、世界最高峰のクオリティで演じられるプロフェッショナルな公演を日本でも楽しめる。また、ロイヤル・バレエ団には、主役ダンサー・プリンシパルとして、日本人ダンサーの高田茜、平野亮一が在籍し、活躍していることで知られており、その雄姿を日本にいながら観られることでも大きな注目を集めている。『英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン2017/2018』はTOHOシネマズ系列ほか全国にて順次上映予定。<全12演目>■ロイヤル・オペラ「魔笛」「ラ・ボエーム」「リゴレット」「トスカ」「カルメン」「マクベス」■ロイヤル・バレエ「不思議の国のアリス」「くるみ割り人形」「冬物語」「バーンスタイン・センテナリー」(原題)「マノン」「白鳥の湖」(text:cinemacafe.net)
2017年07月27日映画『パワーレンジャー』(7月15日公開)のジャパンプレミア レッドカーペットイベントが3日、東京・両国国技館で行われ、来日した主人公レッドレンジャー役のデイカー・モンゴメリー、ピンクレンジャー役のナオミ・スコット、日本語吹き替えキャストの広瀬アリス、勝地涼らが集結した。日本の特撮シリーズ『スーパー戦隊』の英語版として1993年から全米で放送されているテレビシリーズ『パワーレンジャー』をハリウッドで映画化した本作。世界を守る5人の戦士"パワーレンジャー"として選ばれた平凡な5人の高校生が、自らの運命に戸惑いながらも仲間たちと悩み助け合い、やがて訪れる脅威に立ち向かっていく姿を描く。イベントは、数々の熱狂的な名勝負を繰り広げてきたパワーの聖地・両国国技館の屋外にレッドカーペットが敷かれ、高さ2メートルのレンジャーマスクを設置。300人のファンが駆けつけ、熱気に包まれる中、来日を果たしたデイカー・モンゴメリー、ナオミ・スコット、監督を務めたディーン・イズラライトが登場し、監督は「全国のスーパー戦隊ファンの方々! この映画が日本に帰ってきました!」と感慨深げに語った。日本語吹替え版でピンクレンジャー(キンバリー)の声を演じた広瀬は、「すごく緊張しますが、こんなにたくさんの方が来てくださってとても幸せです」と笑顔を見せ、「変身するまでに人間ドラマが描かれていて、アクションもド迫力なので、たくさんの方に見ていただきたい」とアピール。レッドレンジャー(ジェイソン)役の勝地も「親子で一緒に見に行っていただいて、子供についていったつもりがお父さんが最終的に興奮して帰るみたいになったらいいなと思います」と語った。そのほか、日本語吹き替えキャストのブラックレンジャー(ザック)役の鈴木達央、アルファ5役の山里亮太、ゾードン役の古田新太も参加。そして、恐竜戦隊ジュウレンジャー』ゲキ/ティラノレンジャー役の望月祐多、『宇宙戦隊キュウレンジャー』ラッキー/シシレッド役の岐洲匠、さらに、本作のスペシャルパワーアンバサダーを務めるアントニオ猪木、レッドレンジャーも登場した。
2017年07月03日関西ミニシアターの女性支配人が大集合するトークイベント「映画館女子ガールズトーク2017夏」が、関西の映画サイト「キネプレ」の5周年を記念したスペシャル企画として、7月2日(日)夜、大阪・宗右衛門町のロフトプラスワン・ウエストで開催されることが決定した。「映画館女子ガールズトーク」は、ミニシアターの女性支配人たちが登壇し、女性ならではの目線や映画愛について語るイベント。2014年に7月と12月の2回、ロフトプラスワン・ウエストで開催され、満席となる大盛況となった。実は他県や首都圏に比べて、関西(大阪・兵庫・京都)のミニシアター系映画館では、より多くの女性が活躍中。中でも、ほぼ半数以上のミニシアター系映画館では、女性が支配人・館長を務めており、年齢も20歳代から40歳代と働き盛りが多いのが特徴だ。今回は、前回の開催よりもさらに登壇者を増やし、関西のミニシアター系映画館の全女性支配人が集結。京都シネマの横地支配人、京都みなみ会館の吉田館長、シアターセブンの福住支配人、シネ・ヌーヴォの山崎支配人、シネマート心斎橋の横田支配人、塚口サンサン劇場の藤村さん、テアトル梅田の古野支配人、元町映画館の林支配人の8人だ。司会は、シネマコンシェルジュのhimeと、「キネプレ」のラジオガールの2人(水瀬みお、野間ユミカ)が担当し、2016年や2017年前半の各映画館の人気作のふり返りと、映画館で働く女性としての映画愛をたっぷり語らう。「映画館女子ガールズトーク2017夏」は7月2日(日)ロフトプラスワン・ウエスト(大阪)にて開催。※18時30分開場、19時30分開演(cinemacafe.net)
2017年06月29日齊藤工が発案した「cinéma bird(移動映画館)」プロジェクトの第5弾となる「cinéma bird in 熊本 2017」が、6月25日(日)に熊本県山鹿市にある重要文化財の八千代座で開催。この日は冷たい雨が降る悪天候だったにも関わらず、3部構成で約900人の観客が集まり、暖かいイベントとなった。本プロジェクトは、映画館のない地域や被災地に映画を届けることを目的としたもので、2014年の石巻から始まり、今回5回目の開催。これまで、コンセプトに賛同したアーティストやお笑い芸人、舞踊団など、幅広い人たちも参加している「cinéma bird」だが、今回は人気お笑い芸人サンシャイン池崎によるVTRからスタートし、会場のボルテージは急上昇。その後、ミラクルひかるのモノマネライブや、3回目の「cinéma bird」出演となる永野の登場には子どもたちも大興奮。そして、満を持して発案者である齊藤さんが登場し、「cinéma birdは、ただの映画上映会ではなくて、色々なものが集まるお祭りなんですよね。今日はこの空間に浸って頂いて、来ている皆さんで同じものを共有して頂ければと思います」とコンセプトを紹介。第一部では、原田知世と大泉洋が夫婦役で共演した、北海道・洞爺湖の小さなまちのパンカフェの物語『しあわせのパン』を上映。スペシャルゲストとして、本作で主演を務めた原田さんが登場し、シネマバードについて、「撮影中にも齊藤さんからシネマバードのお話を聞いていたので、今回呼んで頂けてとても嬉しいです。畳の上で映画を見る機会はなかなか無いと思うのですが、作品がより素敵に見えそうですね」とコメントし、映画については「監督が四季を丁寧に撮っていきたいということで、夏から秋にかけてと、翌年の冬にわたって撮影しました。洞爺湖は本当に美しくて、光によって景色がどんどん変わって見えるんですね。私も撮影中しながら、そこにいるだけですごく自然体になれたり、パワーをもらえていたので、それが映像からもきっと伝わると思います」と撮影をふり返りながら話していた。続く第二部では、家族の物語を描いたアニメーション映画『ソング・オブ・ザ・ シー 海のうた』を上映。上映後はシンガーソングライターの古賀小由実が、本映画のエンディングソングのカバーを披露し、さらにスペシャルゲストとして、去年の「cinéma bird」ではVTR出演した、熊本県出身の高良健吾が登場!「僕たちが普段やっている役者の仕事って、決まっている現場に行くことだったりするんですよね。でも工さんは、自分で考えた移動映画館で、映画を皆さんの所に運んでいって、熊本に運んできてくれた。それは僕も熊本出身者としてとても嬉しいし、それを皆さんと一緒に体験できるのがとても嬉しいです」とコメントした。そして第三部では、80年代を席巻した数々の大ヒット曲が流れる音楽映画の傑作『シング・ストリート 未来へのうた』を上映。 高良さんに加え、『うつくしい人』を手掛けた熊本出身の行定勲監督も登場。齊藤さんは、今回の八千代座で開催できたルーツはこの2人にあると言い、「震災直後にすぐ動いていた2人に、何かできることがないかと連絡したときに、復興映画祭の実行委員会のメンバーの方を紹介頂いて、その縁があって今日の開催に至ったんですね」と明かしていた。またこの「cinéma bird」開催の前日の24日(土)には、齊藤さんが益城町立津森小学校に訪問し、上映会を実施。震災直後に熊本を訪れ、津森小学校にも訪問していた齊藤さんが、その際に宣言した「必ず帰ってきます」という約束通りに再訪を果たし、鉄拳のパラパラ漫画「家族のはなし」を上映するなど子どもたちを喜ばせていた。(cinemacafe.net)
2017年06月26日齊藤工発案による「cinema bird(移動映画館)」プロジェクトの第5弾がこのほど決定。第5回目となる今回は、復興支援の想いも込め、6月25日(日)に熊本県山鹿市にある国指定重要文化財の八千代座で行われることが分かった。「cinema bird」とは、劇場体験の少ない子どもたちや、劇場のない地域の方々に同じ空間で感動を共有する劇場体験を届けることを目的としたプロジェクト。過去には宮城県石巻市、福島県広野町、大分県豊後大野市、福島県南相馬市で開催されてきた。5回目となる今回は、1部、2部、3部各回入れ替え制で映画上映・ライブを実施予定。上映作品は、2012年公開の原田知世×大泉洋共演作『しあわせのパン』、本上まなみとリリー・フランキーが吹き替えを務めた、アイルランド神話をもとに幼い兄妹の壮大な物語を描いた『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』、昨年公開されたジョン・カーニー監督作のミュージカル映画『シング・ストリート 未来へのうた』をラインナップ。また、当日はラインナップされた上映作品にも出演する原田さんをはじめ、お笑い芸人の永野、ミラクルひかる、古賀小由実 、「花童」らが出演する。発案者である齊藤さんは、「熊本の皆様、大変遅くなってしまいましたが、くまもと復興映画祭の方々を始め、熊本県の皆様の協力のもと、この度山鹿市八千代座にて第5回のcinema bird開催に至りました。九州に所縁のある原田知世さんや古賀小由実さんにご登壇頂けるのも感慨深いです。我々も6月25日がいまから楽しみで仕方ないです。一緒に特別な想い出の一日を過ごしましょう」とコメントを寄せている。「cinema bird(移動映画館)in 熊本」は6月25日(日)熊本県・八千代座にて開催。(cinemacafe.net)
2017年05月01日デートの定番スポットとも言える映画館。恋愛映画を観てうっとりしたり、スリリングなアクション映画にドキドキしたりと、2人で楽しい時間を共有できますよね。にも関わらず、映画デートに対してハードルが高い印象を持っている人が意外と多いのも事実です。そこで今回は、映画デートを成功させる極意について、世のカップルたちにインタビューしてみました。■デートではどんな映画を観る?初デートで映画館に行く人も少なくないでしょう。でも、作品選びを間違えてトホホな結果になってしまうケースも。・「映画の内容をよく調べずに行ったら、セクシーなシーンが多くて気まずい空気になった」(30代女性/銀行員)これは、初デートの失敗としてよくあるパターン。付き合いの長いカップルならいざ知らず、まだ会話もたどたどしい新米カップルがお色気シーン満載の映画を観てしまうと、その後気まずくなる、なんてこともあるかもしれません。・「映画を観たばかりに、その日は映画の感想を言い合う以外、ほとんど会話がなかった」(20代男性/営業職)映画デートって、付き合いたてのカップルにはぴったりなイメージがありますよね。でも、お互いのことをもっと知りたいと思う時期だと、観賞後は映画の話題に終始し、自分たちの話はろくにしなかった…という結果になることも。映画デートはもっと仲が深まってからでもいいかもしれませんね。■付き合ってない男性と観るなら知り合って間もない男性と2人で映画に行く場合はどうでしょうか?どちらか片方が観たい作品を提案できるならまだしも、お互いに「何でもいいよ」タイプだったら、何を観るかすら決められない可能性も…。そこで、悩めるあなたに、デートにおすすめの映画ジャンルをご紹介します!【デートにおすすめなのは?】◎ヒューマンドラマ心が洗われ、じんわり感動できるヒューマンドラマ。スケールの大きな作品より、市井の人々の日常を描いたようなほっこり系のものだと共感しやすいでしょう。ただ、涙を誘うストーリーだと、メイクが崩れて電気がついたら目のまわりがパンダ状態に!なんてこともあるため、予め「泣きポイントのチェック」は必要かも。◎コメディ誰をも笑顔にする無敵の力を備えたコメディ映画なら、まだよく知らない男性とのデートでも十分に楽しめそう。もしお笑いのツボが一緒だったら、二人の仲も深まるでしょう。楽しい気持ちで映画館を後にできるので、デート自体が「楽しかった」という印象になる!というのもおすすめポイントです。【避けたほうがいいジャンル】◎恋愛もの惚れた腫れたの恋愛ものは、その名の通り熱々カップルたちのための映画です。上映中の空気もラブラブムードで満たされるので、まだその段階に至っていない相手とは行かないほうがいいでしょう。気楽に観られるラブコメならばいいかもしれませんが、濃厚なラブストーリーはNGです。◎セクシー系あえて18禁のものを選ぶ人は少ないと思いますが、不倫系や略奪愛系の映画も男女のお色気シーンがつきものなので危険。恋人同士でもハードルが高いジャンルですから、まだお互いによく知り合えていない男性とは観ないほうがいいでしょう。■知っておきたい映画館でのマナー【お支払いはどうするの?】付き合いたての時期に気になることと言えば、お支払い問題ですよね。男性側に払ってもらっていいものか、それとも割り勘にするべきなのか迷うところだと思います。男性のリアルな声を集めてみました。・「映画代くらい男に払わせてほしい!」(20代男性/広告代理店営業)高価なものは渡せないけど、最初の頃の映画代は男性が払って当然!という意見もあるようです。とはいえ、「払ってもらって当たり前」的な態度はNG。支払う意思は示しましょう。・「回数を重ねると割り勘にしたい気持ちも出てくる」(30代男性/インストラクター)最初は男性が支払ってもいいと思っていても、何度もデートすると金額も大きくなりますよね。毎回彼におごってもらっているなと申し訳なくなったら、先にチケットを購入して彼に渡してあげるのもいいかもしれません。もしくは飲み物やポップコーンを買って渡すとか。■当日の服装&デートコース映画デートにおすすめのファッションは、ずばりワンピース!観ている間に激しく動き回ることはないし、何より暗闇でも女性らしいシルエットを印象づけることができます。長時間座ることになるので、体をしめつけるようなものは避けるのが無難です。観賞後は、そのまま食事やお茶を楽しむカップルがほとんど。もし午前中に映画を観たなら、ランチ後に映画のロケ地を調べたり、サウンドトラックを探しにCDショップに足を運んでみるのもいいかもしれませんね。■続編のある映画はアツい!その1本で完結するのではなく、近々続編を公開する予定のある映画だったら「次の作品も一緒に観ようね」という話をしやすいので、次のデートの約束を取り付けやすくなります。例えば、3月18日に前編が公開された『3月のライオン』の続編は4月22日スタートの予定ですよね。一度のデートで終わらせたくない!という相手と会う場合は、このように続編が続けて公開される作品も狙い目です。■気軽に映画を楽しもう前述した通り、映画デートに苦手意識を抱いている女性も少なくありません。しかし、あらすじや映画館の周りのお店をあらかじめチェックしておけば、映画デートはグンと楽しいものに。彼との共通の話題、そして思い出を作るためにも、映画館に出かけてみてはいかがでしょうか。ライタープロフィールSYKSNアラサー、1児の母。人生最大のモテキに、お食事会(コンパ)で旦那をゲット。しかし出産を機に旦那への恋心は冷め、ドラマや映画で胸をキュンキュンさせて女性ホルモンを活性化させる日々を送っております。座右の銘は「生きてるだけでまるもうけ」。お笑いをこよなく愛する、アラサー関西人です。これまで見聞きしてきたおもしろ恋愛エピソードなどを活かして、ちょっと笑えるコラムをお届けします。
2017年04月15日発達障害の娘と息子にとって、映画館は恐怖の館!?出典 : わが家には自閉症スペクトラムと診断された9歳の娘と6歳の息子がいます。まだ発達障害の疑いすら持っていなかった頃、娘の幼稚園のお友達に誘われて「シュガーラッシュ」という映画を観に行ったことがありました。初めての映画館でしたが、子ども向けの映画だし、お友達も一緒だからきっと楽しめるだろうなぁと軽い気持ちで出かけたのですが…結果は大惨敗!我が家の子どもたちは、まず映画が始まる前のCMの大音量で固まってしまいます。その間に本編が始まり、暗闇に恐怖を感じたかと思うと、今度はめくるめく色と音の洪水に翻弄されます。全身ガチガチに力が入った状態で何とか座席に座り続けたものの、子どもたちは映画が終わると同時に私にしがみつき、静かに泣いていました。それ以来、子どもたちにとって映画館というのは「恐怖の館」でしかありません。時々お友達に「観に行かない?」と誘ってもらっても、首を横に振って黙り込むばかりでした。しかし、映画を観ること自体が嫌いなわけではないのです。家でDVDを借りて来て、安心して過ごせる家で部屋を明るくし、いろんな映画を観て過ごしてきました。映画館であれほど泣いていた「シュガーラッシュ」も、今ではDVDを購入して何度も観るほどお気に入りの映画となっています。「子どもが大きくなったら、一緒に映画館で映画を観たいなぁ」と漠然とした夢を持っていた私ですが、別に映画館に行けなくても、家で楽しめれば十分だと思っていたのですが...どうしても映画館に行きたい!子どもたちが自分で乗り越えると決めた壁出典 : この春、『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』という映画が公開されました。我が家の子どもたちはドラえもんが大好き。それでも昨年公開された『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』は、映画館への恐怖に打ち勝つことが出来ませんでした。DVDが発売されるのを待ちに待って、家で何度も何度も繰り返し鑑賞したのです。しかし今年は、「DVDが発売される秋まで待てる気がしない!映画館に観に行きたい!」と頻繁に言うようになりました。これは大きな成長の証。映画館で映画を楽しむために払う犠牲が大きすぎることは、子どもたち自身もよく分かっています。その上で、どうしても行ってみたい!という気持ちが湧いてきたお陰で、苦手なことに挑戦するチャンスがやって来たのです。さらにこれは、親の方から「頑張ってみなさい」と声掛けをされたのではなく、子どもたちが自ら挑戦すると決めたことです。強いストレスを感じると出やすくなる娘のチック症状にも変化はなく、自分から進んであれこれ対策を練って楽しみにしています。子どもたちが考えた対策は以下の3つです。・ 大きな音が出ると覚悟しておく・ 光が眩しい時は目を閉じて音だけ聞く・ 暗くなっても怖い人は絶対に来ないと念じるこれに加えて私から、・怖い!危ない!もうダメ!と思っても、『きっとハッピーエンドだから大丈夫』って自分に言い聞かせよう・怖くなったらいつでもママの手を握っていい・席を立ちたくなったら、いつでも一緒に退席するということも伝えました。こんな準備を進めながら、とうとう映画を見に行く日がやってきました。どちらか1人が退席する可能性を考慮して、主人にも一緒に来てもらいます。準備は万端、いざ家族で映画館へ!その結果は…出典 : ただでさえ人混みが苦手な子どもたち。負担を少しでも軽くするために、春休みに入る前の平日に映画鑑賞に出かけると、とても空いていて座席も選び放題でした。発達障害があるお子さまの映画デビューを考えていらっしゃる方の中で、幼稚園や小学校を休むことにあまり抵抗のない方は、長期休暇中ではない平日の朝かお昼(お子さまが疲れていらっしゃらない時間帯)にチャレンジされても良いかも知れませんね。前後のお客様から離れた席を選択すれば、盛り上がったところで少し声を上げてしまったりしても、映画の大音響にかき消されます。あまり迷惑にはならないはずですし、退席もしやすいと思います。緊張と不安と喜びで始まる前からテンションがおかしかった子どもたち。さて、最後まで映画を見られるのでしょうか…?鑑賞中、息子はずっと私の手をすごい力で握り締めていました。娘もずっと張りつめていたのでしょう。誰かのセリフだけが劇場の左右からドーンと聞こえてくる演出があるのですが、驚いてびくりと肩を震わせ、緊張の糸が切れたように私にもたれかかっていました。ストーリー自体はとても楽しめたようです。ただ覚悟はしていたとはいえ、やはり心身に及ぼされる影響は強かったように見えました。二人ともぐったりとして機嫌が悪くなり、私とも目を合わせずに下を向いて歩き、自分の殻に閉じこもっしまいました。実は夕方から習い事の予定があったのですが、とても出掛けて行けるような状態ではなく、お休みすることにしました。子どもたちが、自分自身の成長を振り返るいい機会に出典 : を待たずに映画が観れたことを考えると、また来年も観に行きたい!でも、こんなに疲れるなら正直なところ、もう二度と映画館には行きたくない…。そんな相反する思いが二人にはあるようです。今のところ、「また来年も挑戦してみる」と言っていますので、その際には・ 一日の予定は映画だけにして、帰宅後にしっかり心を回復させる・ 目の前がスクリーンでいっぱいになると刺激が強すぎるので、少し後ろの方の座席を選択する・ タオルやぬいぐるみなどの安心グッズを持ち込んで、緊張を緩和させるなどの対策を取ろうと話し合っています。子どもは急には成長しません。ですが、一年に一度「映画館に挑戦してみる」というミッションをこなすことで、「最初は泣いていたのにね」「去年はこうだったのにね」と子ども自身も、自分の成長を確かめられるいい機会になるのではないかと思います。親が「やりなさい」と押し付けるのではなく、子ども自身の「やりたい」をサポートする形で、親子で一緒に成長し楽しめるものが少しずつ増えていくといいですね。
2017年04月04日映画『キングコング:髑髏島の巨神』(3月25日公開)で、日本語吹替版キャストが"最強怪獣"を選ぶ映画館限定の映像がこのほど、公開された。11日より松竹マルチプレックスシアターズ(MOVIX、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー)、なんばパークスシネマ、ユナイテッド・シネマ、シネプレックスで上映が始まったこの映像は、GACKT、佐々木希、真壁刀義がそれぞれに髑髏島の最強の怪獣をレコメンドする趣向となっている。女優代表として登場する佐々木は、「最強怪獣はやっぱりコング!! やっぱり女性は強い者に惹かれますよね」と"デカさナンバーワン"のコングを猛プッシュ。続いて、「いやいや、最強怪獣はスカル・クローラーだろ」と芸能人代表のGACKTが登場し、「二本の腕で動くとトカゲ、そのスピードはナンバーワン」と熱弁すると、その凶暴な顔と強靱な姿が紹介される。そして、プロレスラー代表の真壁が、「そんなの"最強キングコング"、真壁刀義に決まってるだろ」と豪語し、「相手は誰よ」と挑発。ところが、凶暴なスカル・クローラーやヘリを壊すキングコングのパワーに絶句し、「絶対無理」とまさかの降参宣言する。本作は、神話の中だけの存在するとされた謎の島・髑髏(ドクロ)島を舞台に、キングコング誕生の起源を描くアドベンチャー大作。GACKTは、トム・ヒドルストン扮する髑髏島へ派遣された調査隊リーダーのコンラッドを、佐々木は、ブリー・ラーソン演じる写真家ウィーバー、真壁は、怖いもの知らずのソルジャー役の吹き替えを担当した。(C)2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2017年03月11日