『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』(11月5日公開)の公開直前舞台挨拶が22日に都内で行われ、井ノ原快彦、本上まなみ、大森貴弘監督、とかげ、しろくまが登場した。同作は「たれぱんだ」「リラックマ」などで知られるサンエックスのキャラクターで、「日本キャラクター大賞2019」グランプリを受賞するなど人気の「すみっコ」映画第2弾。「5年に1度おとずれる、⻘い大満月の夜。 魔法使いたちが町にやってきて、夢を叶えてくれる」という伝説のとおり、すみっコたちの町に魔法使いの5人きょうだいが舞い下りてきたことによって起こる騒動を描く。ナレーションを続投した2人だが、井ノ原は「第2弾があるらしいという噂を聞いて、僕のところの話が来てなかったので、ずっと違う人なのかなと思ってたんですけど、結構後になってご連絡が来て、良かった〜と思って」と振り返る。監督は「僕の中ではもともとお二人にお願いしようと思ってたんですけど、誤解があってなかなかオファーがいかなかった」と暴露し、2人は「不安でした」(本上)、「決めてるんだったらもうちょっと早めにご連絡いただければ」(井ノ原)と苦笑していた。キャラクターの"推し"を聞かれると、井ノ原は「前作から言ってるんですけど、"えびふらいのしっぽ"が好きなんですよ。僕はもともとエビフライの尻尾が好きで、小さい頃から家族が残したやつを『ちょうだい』と言ってもらってたぐらい好きだったんです。だから『俺だったら残さないのに』と思いながら見てたんですけど、今回の見ると、ちょっと"えびふらい"から"とかげ"に浮気しちゃう感じで、ぐっと心に引き込まれました」とまさかの推し変も。とかげは手を震わせ、本上は「喜びにうち震えたのね」と納得する。さらに井ノ原は「でもやっぱり(魔法使いの末っ子の)ファイブにも共感できた。僕も"シックス"(V6)の方で頑張っているので、同じ数字としては共に頑張っていきたい」と、数字つながりで共感を示した。また「あったらいいなという魔法」というテーマでは、井ノ原が「怒っている人の語尾が『ぽ』になる魔法」というユニークな魔法を提案。「『ふざけんなぽ!』とかそんな感じになっちゃうんですよ。いくら怒ってもそうなっちゃうから怒るのをやめる。たとえばお芝居とかで怒らなきゃいけないときは、ちょっと申請すれば……」と驚きの制度も提示する。「そういうのがあれば、世の中平和になるような気がするし、『すみっコ』の世界みたいな感じになればいいな」と世界の平和を願っていた。
2021年10月22日『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』が11月5日(金)に公開される。この度、本作のナレーションを前作から引き続き井ノ原快彦と本上まなみが担当することが決定し、メインビジュアルと本予告編も公開された。「すみっこにいると、なぜか落ち着く。」そんなちょっぴりネガティブだけど個性的なキャラクター・すみっコぐらし。2012年に、たれぱんだ、リラックマなどで知られる「サンエックス株式会社」から発売され、来年2022年に10周年を迎える。その記念作品として公開されるのが本作。井ノ原と本上は、すみっコたちを励ましたり、突っ込んだり、時に気持ちを代弁。再び物語をやさしく見守っていく。公開されたメインビジュアルでは、まほうにかけられたすみっコたちの本作オリジナル衣装を初お披露目。新キャラクターの魔法使いたちとともに楽しそうに空に浮かんでいる様子が描かれた、マジカルなイラストに仕上がっている。あわせて公開された本予告では、本作オリジナル衣装に身を包んだすみっコたちが登場。魔法使いのきょうだいたちとの一夜限りのパーティーの様子や、夢を叶えたいすみっコたちが、それぞれの「夢」を思い浮かべるシーンが描かれている。魔法使いのきょうだいのすえっコで、魔法をまだうまく使えない”ふぁいぶ”が、すみっコたちの「夢」を叶えようと奮闘し、奇跡を起こす…!?<井ノ原快彦・コメント>前作に引き続きナレーションを担当させていただくことになり、ガッツポーズをしました。今回のお話には「魔法使い」が登場しますが、魔法使いは本来は僕らができないようなこともできてしまう存在なのに、すみっコたちの世界の魔法使いは完璧じゃない。それがまたすごく可愛くて!とにかく可愛いから観てくださいの一言に尽きるのですが、もちろんそれだけでなく、すみっコたちの中では自分はどのタイプに似てるかなとか、あのときどう思った? とか、深く語り合える映画だと思います。小さなお子さんから大人の方まで、みんなで楽しんで観てほしいです。<本上まなみ・コメント>『映画すみっコぐらし』のナレーションを前作に引き続き、井ノ原快彦さんと担当することになりました。井ノ原さんとすみっコたちに再会できたことをとても嬉しく思っています。今回は魔法使いが出てくるお話なのですが、小さいころから魔法が使えるようになりたいな、空を飛んだり動物と喋ったりしてみたいと思っていた私は、「魔法使い」と聞くだけでわくわくしてしまいます。前作が大好きで何度も観てくださっていた方はもちろん、今回初めてという方も楽しんでいただける物語になっています。この映画を観たら、お月さまが輝く夜には空を見上げたくなるだろうなあ……。劇場公開を楽しみにしていてくださいね。『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』11月5日(金)公開
2021年09月12日劇場アニメーション第2弾『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』のナレーションを、前作に引き続き、井ノ原快彦と本上まなみが担当することが明らかになった。前作同様、今作でもすみっコたちを励ましたり、突っ込んだり、時には気持ちを代弁しながら物語を優しく見守っていく2人。井ノ原さんは「今回のお話には『魔法使い』が登場しますが、魔法使いは本来は僕らができないようなこともできてしまう存在なのに、すみっコたちの世界の魔法使いは完璧じゃない。それがまたすごく可愛くて!」と本作をアピールし、「小さなお子さんから大人の方まで、みんなで楽しんで観てほしいです」と呼びかける。また本上さんは「小さいころから魔法が使えるようになりたいな、空を飛んだり動物と喋ったりしてみたいと思っていた私は、『魔法使い』と聞くだけでわくわくしてしまいます。前作が大好きで何度も観てくださっていた方はもちろん、今回初めてという方も楽しんでいただける物語になっています」とメッセージを寄せている。そして今回、本予告映像も到着。オリジナル衣装に身を包んだすみっコたちが登場し、魔法使いのきょうだいたちとの一夜限りのパーティーの様子や、夢を叶えたいすみっコたちがそれぞれの夢を思い浮かべるシーンが描かれている。『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』予告編同時に、新キャラクターの魔法使いたちと楽しそうに空に浮かぶ新ビジュアルも公開された。『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』は11月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ 2021年11月、全国にて公開予定©2021 日本すみっコぐらし協会映画部
2021年09月12日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の原 菜乃華さんです。10代とは思えない胸を揺さぶる演技で注目!デビューは5歳の時。「子役時代からお芝居が大好き。でも、この先どうしよう…と悩んだこともありました」。転機となったのが、昨年のヒット映画『罪の声』との出合い。物語の鍵となる、事件に巻き込まれ悲運な人生を送る少女を演じた。「落ち込んでしまうほど役に向き合いました。結果あたたかい声をたくさんいただき、自信がついたんです。今はおばあちゃんになるまで女優を続けるつもり。何かを抱えている子を演じることが多いので、コミカルな役に挑戦したい。癖のある役、大歓迎です!」『ナイト・ドクター』に出演中!主演の波瑠さんをはじめ、みなさん優しくて。アットホームな現場です!おいしいものの写真を見るのが至福の時間。食べることがとにかく好き。これは最近ハマっている鉄板ナポリタン!毎晩寝る前にコロコロ、が日課。ジムで運動もしていますが、むくみやすいのでローラーが欠かせません。はら・なのか2003年生まれ。ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)では岸優太さん演じる医師の妹役を好演。6月に公開された映画『胸が鳴るのは君のせい』にも出演。※『anan』2021年8月25日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2021年08月20日お笑いコンビ・雨上がり決死隊(蛍原徹、宮迫博之)が17日、吉本興業公式YouTubeチャンネルとABEMAにて「アメトーーク 特別編 雨上がり決死隊解散報告会」を配信し、解散を発表。テレビ朝日系『アメトーーク!』の今後についての言及した。ゲストとして登場した出川哲朗が『アメトーーク!』の今後を尋ねると、進行を務めたテレビ朝日の松尾由美子アナが、「蛍原さんプラスゲストMCという形で継続します」と説明。『アメトーーク!』という番組名も「現時点ではこのまま」とのことだが、正式タイトルは『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』から『アメトーーク!』のみとなる。蛍原は当初、『アメトーーク!』を終了させる意志が固かったという。「解散するっていうことは……僕は宮迫さんのおかげで今の僕があるのよ。これは本当に思っていることで、僕だけ残るのはあまりにも都合よすぎるんじゃないか」との思いだったと打ち明けた。そんな蛍原に、宮迫が「初冠番組ではあるけど、今は若手芸人が目指す場所だから、俺らが解散するってことで番組をなくすのは違う。そこだけはやってほしい」と継続するよう説得。蛍原は「宮迫さんも説得してくれて、いろんな人の意見があって」と、継続を決意したという。雨上がり決死隊は1989年に結成。テレビ朝日系バラエティ番組『アメトーーク!』などで人気に。2019年に宮迫の闇営業問題が発覚し、宮迫は吉本興業から契約を解除され、コンビは活動休止状態になっていた。吉本興業はきょう17日、コンビ解散を発表。そしてこの配信において、蛍原が「皆さんに2人から報告したいことがあります。本日をもちましてコンビを解散致します」と改めて解散を報告した。(C)テレビ朝日
2021年08月17日お笑いコンビ・雨上がり決死隊(蛍原徹、宮迫博之)が17日、吉本興業公式YouTubeチャンネルとABEMAにて「アメトーーク 特別編 雨上がり決死隊解散報告会」を配信し、解散を発表した。報告会は『アメトー―ク!』のセットで実施。宮迫は「2年ぶり。やばいっすね。どんな顔して出てきたらいいのかな」と話し出し、「2年前に闇営業騒動ということで、僕がついた嘘でとんでもない方々にご迷惑をおかけして、こういう状況になって、ご迷惑をおかけした皆さん本当にすみませんでした」と言葉を詰まらせながら謝罪した。そして、蛍原が「皆さんに2人から報告したいことがあります。本日をもちましてコンビを解散致します」と解散を発表。2人で頭を下げた。経緯について、蛍原は「僕的に宮迫さんに対する気持ちが、ちょっとずつズレが生じてきたかなと思います。なんとか2人で復帰したいと思っていましたが、宮迫さんがYouTubeをやり始めたくらいから、僕と宮迫さんの価値観・方向性(のズレ)がどうも大きくなってきた気がします。複雑な気持ちが続いていました」と説明。「雨上がり決死隊という屋号をはずしてしまったほうがみんなすっきりと進むんじゃないかなということで気持ちがそっちのほうにいきました。それで宮迫さんに今年4月に会っていただき、僕の方から解散しようと切り出しました」と明かした。雨上がり決死隊は1989年に結成。テレビ朝日系バラエティ番組『アメトー―ク!』などで人気に。2019年に宮迫の闇営業問題が発覚し、宮迫は吉本興業から契約を解除され、コンビは活動休止状態になっていた。(C)テレビ朝日
2021年08月17日吉本興業は17日、お笑いコンビ・雨上がり決死隊(蛍原徹、宮迫博之)が解散することを発表した。蛍原は引き続き同社所属のまま活動していく。きょう17日20時より、吉本興業公式YouTubeチャンネルとABEMAにて、「アメトーーク 特別編雨上がり決死隊解散報告会」を配信。2人から経緯等を報告する。同社は「これまで、雨上がり決死隊に多大なご支援をいただきましたファンの皆様、関係者各位には心より感謝いたしますとともに、それぞれの道を歩んでいく2人に今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます」としている。
2021年08月17日漫画「キングダム」の作者・原泰久氏(46)と破局したタレントのこじるりこと小島瑠璃子。交際発覚と原氏の離婚のタイミングに多少のツッコミはあるものの、一連の出来事は独身の男女が恋愛して破局した、と極めてよくある出来事だ。いっぽうで、スポーツ紙に代表される「おじさん」の視線は熱く、「破局を機に魔性の女となり無双化?」(夕刊フジ)「破局はプラスとされる2つの理由」(東スポ)など、まるでこじるりの女っぷりまで上がったかのような歓迎ぶり。この温度差はどこから来るのか、そして、おじさんウケする女性タレントの行く末はーー。恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんに聞いた。【こじるり「おじウケ」最強説】「正直、女性としてはどうでもいいニュースですよね。そもそも、略奪愛だの不倫だのと騒がれはしましたが、私自身はこじるりは不倫はしていないと思っているんです。交際が発覚したあとに堂々と認めたのも、芸能人として後ろめたいことがないからじゃないでしょうか。だから、年の差はあっても、独身の男女がつきあって別れたというそれだけの話。私の周囲も『ふーん、で?』というリアクションです」いっぽうで、「おじさん」達からの熱視線の理由について、「こじるりはおじさんウケする要素を全て持っていますから」と分析。「おじさんは、なんだかんだ言ってやっぱり“賢くて明るくて気を使ってくれる女の子”が大好きなんですよ。あとは、自分を出しすぎずにきちんと“役割”をまっとうするスキルがあることもポイント。その点こじるりは最強です。こじるりはよく“腹黒い”とか言われていますけど、大前提としてそうしたスキルがものすごく高いと思うんです。彼女が池上彰さんの選挙番組で中継キャスターをちゃんと務めているのを見て、底力を感じました。その上で、きっとまわりにもすごく気を使っていそうでもある。そういうところが、おじさんとしては応援したくなるんだろうと思います」現在46歳の原氏もまた、他のおじさんと同様にこじるりに魅せられたのだろうか。「いやまあ、普通に考えて、漫画をとったらただのおじさんですからね(笑)。最初はこじるりが『キングダムのファン』とアプローチしたと言われていますけど、原さん、かなり舞い上がったと思いますよ。ただ、すごく年上の人って、仕事場で出会った当初は“頼れる大人”としてかっこよく見えちゃうけれど、付き合うと対等な関係になるのでそういう魔法が溶けてしまうんですよね。こじるりも交際したことで魔法が解けて、相手がただのおじさんということに気がついちゃったんじゃないでしょうか」■「30歳までに結婚したい」キャラ設定の今後他方、当のこじるりは破局のダメージなど感じさせることもなく、テレビ番組での「付き合う前に(肉体関係を)いたしますね」のぶっちゃけ発言が話題を呼んだ。しかし、果たして今ここまでぶっちゃける必要があったのだろうか。ネット上でも「安い女になった」「キャラが迷走している」といった声が寄せられている。おおしまさんは、そもそも番組自体が女性向けであることから「あの発言は、今後は女性ウケも狙っていきたいという思惑を感じさせる計画的なものでは」と推測。そのいっぽうで「キャラクターが迷走している可能性は考えられますね」とも指摘する。「おじさんウケは若さも重要なので、若い女性タレントがそのままずっとタレントとしてやっていくのは、モチベーション的にもキツイと思うんですよ。だからタレントとして売れた人は、だいたい女優業に進出するか、結婚して露出を減らすか、知名度を生かして起業するといったパターンに別れていくんです。個人的にはこじるりは司会業で頑張るのかな、と思っていたのですが、実際はそうでもなさそうです。他方で、一時期こじるりとよく比較されていた指原莉乃さんは、いまや美容の分野でインフルエンサー的なポジションを獲得しています。今後を考えるとさっしーとの差は歴然。こじるりにはそうしたフックがありませんから。こじるりがそれを自覚して、焦っている可能性はありますね」それを裏付けるかのように、先の番組内では「30歳までに結婚したい」発言も。恋愛トークを解禁した先には、結婚を見据えているのだろうか?「とはいえ年齢で自分を区切る感じが、30歳という年齢設定も含めて古臭いなと感じました。同時に結婚相手の年収は気にしないとも話しています。これでは価値観が古いのか新しいのか、よくわからないんです。もしかしたら、原氏との結婚を見据えていたのに、それが見えなくなっちゃって、迷走しているのかもしれませんね。彼女はいま芸歴12年ですが、新卒で社会人になった女性にたとえると30代半ばぐらいです。女性は35歳ぐらいになるとキャリアで迷走する人が増えるので、こじるりも、仕事の感覚としては似ているのかもしれません」最強のおじさんウケタレントから、その先へーー。おじさん漫画家とのリアルな恋愛を終えて、こじるりは今、まさに過渡期にあるのかもしれない。「そういうときは、やりたいことをやり尽くすしかないんです。ウケとか気遣いとか気にせず、焦るなら徹底的に焦るでもいいし、なんなら結婚しちゃってもいいと思うんです。失敗しても、たぶん全然巻き返せる人だと思うんで(笑)。売れるために頑張ってきた“今までのこじるり”はそろそろ捨て時ではないでしょうか。今後は“むき出しのこじるり”が見てみたいですね」“あざとい”“腹黒い”ともいわれるこじるり。果たして、その本性はーー!?
2021年07月30日●家族で大好き!「ジャングルクルーズ」映画化に大興奮映画『ジャングル・クルーズ』で、日本版声優を担当した女優の木村佳乃。クルーズ船に乗り込んで大冒険に挑むヒロインのリリー役として、溌剌とした演技を披露している。女優として数々の映画、ドラマで唯一無二の存在感を発揮しつつ、バラエティ番組で見せる朗らかな素顔も話題を呼んでいる彼女。いつも新たな扉を開くのは「好奇心」だという木村が、本作の魅力や自身の原動力を明かした。本作は、ジャングルをボートで探検するディズニーランドの人気アトラクションから誕生したスペクタクル・アドベンチャー。観光客相手のクルーズ船の船長フランク(ドウェイン・ジョンソン)と、ワケありの女性博士リリー(エミリー・ブラント)は、アマゾンに眠る伝説“不老不死の花”を求めてジャングル深くへ。そこで秘宝を狙う追跡者と争奪戦を繰り広げ、衝撃の事実を知る。もともと「家族でディズニーランドに行くと、必ず『ジャングルクルーズ』のアトラクションに乗っています。娘たちも大好きなんですよ」とアトラクションのファンだったという木村は、「あの大好きなアトラクションから映画が誕生するのか! と驚きました」と大興奮。「個人的にも、どのような映画になっているのかとても楽しみでした」と瞳を輝かせる。演じたリリーは、ジャングルのすべてを知り尽くした船長のフランクと、超慎重派の弟・マクレガー(ジャック・ホワイトホール)と共にクルーズ船に乗り込み、スリル満点の冒険へと繰り出す女性だ。リリーとして本作の世界に飛び込んだ感想は?木村は「クルーズ船が滝の裏を通るシーンもあって。楽しかったですね」とアトラクションとのリンク度にもワクワクしたそうで、「ドキドキハラハラとする冒険物語でありながら、リリーとマクレガーとの姉弟愛があったり、リリーとフランクが少しずつ距離を縮めていく姿など、人間関係もとても深く描かれています。映像技術もすごいので、釘付けになって観ました」と本作の魅力に惚れ込んだという。これまでにも日本版声優を経験したことがある木村だが、今回は「セリフ量が膨大でした! リリーは早口でたくさん話をするので、今までやらせていただいた吹き替えの中でも、収録に一番時間がかかったと思います」とセリフ量とも格闘。「エミリー・ブラントさん演じるリリーのお芝居を何度も見て、日本語で忠実にそのニュアンスが出るように心がけました。苦労した点もありますが、雄叫びのシーンは、エミリーさんそっくりにできたんじゃないかな」と楽しそうに自信をのぞかせる。●「やらなくて後悔するよりも、やって後悔する方がいい」大胆不敵な行動力を持ったリリーは、明るく溌剌とした木村のイメージにもぴったりだ。木村は「そう思っていただけたらとてもうれしいです」と微笑みながら、「リリーは、絶対に諦めない女性。ものすごい根性とガッツを持っています。本作の舞台は1916年ですが、当時はまだ女性がズボンをはくのが珍しかったそうです。でもリリーは、人の目を気にせずに『私はズボンが好きだから、ズボンをはくわ』と自分を貫くことができる女性。時代の先を行っている女性ですよね。とてもステキだと思います」と演じた役柄に愛情を傾ける。さらに「リリーのように、考える前に走り出してしまうところは、私もあるかもしれません」とにっこり。次々と幅広い役柄にチャレンジし、バラエティ番組では体を張った企画にも立ち向かうなど、木村の前進力には驚かされるが、そのパワーの源を聞いてみると「好奇心で生きています」と打ち明ける。「小さな頃から好奇心が強い方で、年齢を重ねても、好奇心を持つことはいつも大事にしています。探究心があって、“知りたい”と思うことがあるってとてもいいことですよね。バラエティ番組も“出たいな”という気持ちで、そのまま飛び込んでみました。深く考えず、進んでしまうんですよね(笑)。同じ後悔ならば、やらなくて後悔するよりも、やって後悔する方がいいかなとも思っています。やらないで後悔すると、ずっとそれを引きずってしまうはず。人生は一度しかないし、チャンスが巡ってきたのならばやってみる。そういう姿勢を心がけています」と清々しく語る。夏にぴったりの映画となっている本作について、「大冒険を味わって、その世界に没頭して『楽しい!』という気分になれる映画。私自身、日本版声優という役割をいただいて、そういう映画に携われてすごく幸せです」としみじみ。コロナ禍において考えをめぐらせることも多かったそうで、「大変な時代に突入し、今は我慢の時期だと思いますが、そんな中、エンタテインメントを通して何ができるんだろうとずっと考えています。私自身、映画や舞台を観たり、音楽を聴いたりすることが大好き。誰かをリラックスさせたり、笑わせたりと、エンタテインメントが何かの力になれることがきっとあるはず。これからもいろいろな作品に全力で取り組んで、誰かの力になれたらとてもうれしいです」と心を込めていた。映画『ジャングル・クルーズ』は、7月29日より映画館で公開。7月30日にディズニープラス プレミア アクセス公開(プレミア アクセスは追加支払が必要)。■木村佳乃1976年4月10日、イギリス・ロンドン生まれ。東京都出身。1996年に『元気をあげる~救命救急医物語』(NHK)でドラマデビュー。映画デビュー作である『失楽園』(1997)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、『蝉しぐれ』(2005)で日本アカデミー賞優秀主演女優賞。近年の主な出演作は、ドラマ『後妻業』(2019)、『アライブ がん専門医のカルテ』、『恋する母たち』(2020)、映画『記憶にございません!』(2020)、『ファーストラヴ』、『騙し絵の牙』(2021)など。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)などバラエティ番組での活躍も注目されている。
2021年07月29日現在、テレビ朝日系で絶賛放送中の『機界戦隊ゼンカイジャー』から、「ヨホホイ!」でおなじみのゾックス・ゴールドツイカー / ツーカイザーを演じる増子敦貴がぴあのインタビューに登場!舞台『「仮面ライダー斬月」-鎧武外伝-』(グラシャ/プロトバロン役)やミュージカル『テニスの王子様』(白石蔵ノ介役)など数々の舞台で経験を積み、dTVオリジナルドラマ「婚外恋愛に似たもの」で映像作品デビューを果たした増子。『ゼンカイジャー』は自身二度目の出演となるレギュラー映像作品だ。そんな増子から『ゼンカイジャー』についてたっぷり語ってもらうとともに、芝居に興味を持ったキッカケや俳優としての価値観を形成させたエピソードなど、“俳優・増子敦貴”をつくり上げた原体験に迫った。子どもの頃「絶対になる」と誓った、憧れの特撮ヒーロー――まず『機界戦隊ゼンカイジャー』への出演が決まった当時の心境を改めてお聞かせください。いろんな感情が入り混じった不思議な気持ちでしたね。まさか出られるとは思っていなかった!という驚き。めちゃめちゃ出たかったから嬉しい!という喜び。出演が決まった日の夜は興奮して眠れなかったです。撮影に入るまでは自分が本当に出演するのかツーカイザーへ変身するのか実感が持てなくて、ちょっとした不安な気持ちとワクワクな気持ちがありました。――子どもの頃から特撮ヒーロー作品への憧れがあったのでしょうか。たぶん男の子はみんな通る道だから、誰もが憧れるんじゃないですかね。僕自身、全シリーズを見てきたわけではないですが、小さい頃はおばあちゃんにオモチャをいっぱい買ってもらっていました。『(爆竜戦隊)アバレンジャー』の「アバアバアバアバアバレンジャー♪」の歌が大好きでしたし、初めて『仮面ライダー電王』を見たときは衝撃を受けましたね。――当時の『電王』の人気は凄まじかったですし、今でも好きという方が多い特撮ヒーロー作品ですよね。主人公に怪人が憑依していろんなキャラクターになるという設定が子ども心に刺さって、『電王』にどハマりしました。そこから特撮ヒーローがとても好きになって、憧れの特撮ヒーロー作品に絶対出るぞ!という気持ちがありました。――そんな憧れのヒーローとして初登場した記念すべき第8カイ!「ドアtoドアで別世界?!」をご覧になられた時、どのようなお気持ちでしたか?もちろん嬉しかったのですが、ちょっと恥ずかしくてTVに映る自分の顔が見れませんでした……。でも、完成した変身シーンを見るのはその時が初めてだったので、すごい!と感動しました。あと、家族が「初めてのオンエアはみんなで一緒に見よう」と言ってくれて、一緒に見れたのも嬉しかったです。――ご家族の反応はいかがでしたか?「おお!映った!」みたいな(笑)。TVに映ったら嬉しいんだなって実感しましたね。でも、めちゃめちゃ楽しみにしていた弟は起きられず……結局見れなかったのもよい思い出です(笑)。ゾックスの家族思いな一面は、介人(主人公)にも負けない――増子さん演じるゾックスは、明るく陽気であると同時に世界海賊(界賊)らしく自由奔放なキャラクターですよね。ゾックスもツーカイザーもなかなか現実世界にはいなそうな、ちょっとネジがぶっ飛んでいるキャラクターなので、演出にも遊び心が取り入れられていると感じていて。すごく美味しい役柄をいただけたと思っています。例えば、ゾックスがキカイノイドの女性と恋に落ちる第18カイ!(「いのち短し、恋せよゼンカイ!」)は、レンアイ回なのに完全にコメディになってしまうのもゾックスのよいところだと感じています。――演じていく中でゾックスに対する印象の変化はありましたか?ありますね。最初は欲しいものは奪ってでも手に入れたり敵を翻弄したりと界賊らしい面が目立ちますが、話が進むにつれてただの界賊じゃないんだなと思うようになりました。海賊トピアという奪い合いの世界で、長男として、一家の長として妹弟たちを「守らなきゃ」と思いながら育った。そして今は、大事な弟たちにかかった呪いを解くことを目的に行動しています。家族思いなところは(五色田)介人にも負けないんじゃないかなと。そんなゾックスが介人と出会い、さらにどう変化していくのかが気になっています。介人の一途さや人を巻き込む力など、いろんな魅力に惹かれて、ゾックスは今後どんな戦い方をしていくのか、本物のヒーローになっていくのか、今後の展開がめちゃめちゃ楽しみです。――演じていく上での増子さんご自身の心境の変化はいかがでしょう。だいぶ変わりましたね。最初は視聴者である子どもたちにどう見られるか、どんな反応をされるのかの不安が大きかったんです。だけど今は、スーツアクターさんと共につくり上げたツーカイザーが強くてカッコよくて、子どもたちにも好かれているんじゃないかなと安心しています。毎週たくさんの嬉しい感想をいただけるので、それに勇気づけられています。だからこそ、今は伸び伸びやってみようという気持ちになっています。日々の撮影で成長したい気持ち、恐れず何でも挑戦できるちょっとした余裕。そんな強い心があります。――強い心を持ったことで、お芝居自体にも変化がありそうですね。お芝居にも「余裕」を意識するようになりましたね。監督に「増子くんの真面目な部分が芝居の中に見える」と言われることが多くて。僕の中ではゾックスって界賊だけど、真面目な印象があったんですよ。家族の空気を明るくするために「ヨホホイ!」と言っているのかも、と考えながら演じていました。だからといって真面目な部分が分かりやすく見えてしまうと界賊っぽさに欠けるなと気づいて。今は弱さを見せない、界賊の愉快さを見せるなど、常に楽しんでいる姿を出せるように頑張っています。「きいちゃん(駒木根葵汰)は、刺激し合える関係性です」――ゾックス/ツーカイザーは、五色田介人/ゼンカイザーとのシーンが多いと思いますが、主演の駒木根(葵汰)さんに対してどんな印象を持たれていますか?きいちゃん(駒木根)とは同い年なんですけど、すごいなと思っています。現場では、介人としての明るい一面、きいちゃん自身のしっかりしている大人で真面目な一面どちらも見えるんですよ。スタッフさん、スーツアクターさんを含めたキャストさん一人ひとりに平等に明るく接していて、座組全体を見ている感じ。これまでのスーパー戦隊作品は複数人ヒーローがいましたが、今回きいちゃんが一人でも大丈夫だった理由、きいちゃんが介人を任された理由がすごく分かります。責任感が人一倍強いんです。ステイシー役の世古口凌くん、フリント・ゴールドツイカー役の森日菜美ちゃん、僕の3人が変わり者なので、「座長としてしっかりしないと」という責任感もあるのかも(笑)。――撮影の合間など、駒木根さんとお話することも多いのでしょうか。きいちゃんと二人での撮影も多いので、いろいろ話しています。撮影でもっとこうした方がいい、こういうところ難しいよねとかお芝居のことで話し合うことが多いですね。あと、お互いに映画が好きなのでオススメの作品を教え合うことも。毎日のように会っているから、写真とかいつでも撮れるしと思って、結局撮らずSNSにも載せていないんですけど、とても仲良しです(笑)。――載せたら喜ぶ人も多そうですね!駒木根さんとの撮影で印象に残っていることもぜひ教えてください。7月18日放送の第20カイ!映画公開記念合体スペシャルの撮影の時、きいちゃんとの撮影があまりなかったのですが、たまに一緒にロケに行くと「きいちゃんがいるだけで現場が明るくなるんだ!」とより実感しました。纏っているオーラが完全に太陽で笑顔の裏に嘘がない。だから、撮影チーム全体の雰囲気が明るくなるんだなって。自分にはないものを持っているからこそ、刺激し合えるし、負けてられないと思いながら撮影ができている。いい関係性だと思っています。新しい「いじわる変身ダンス」をみんなに踊ってもらいたい――スペシャルではツーカイザーがスーパーツーカイザーにパワーアップするのも見どころですよね。あの強いツーカイザーがさらに強くなってしまうなんて、すごいことですよね!僕的に、マントのついたビジュアルも独特でカッコよくて気に入っています。みなさんにもとにかく好きになってもらえたら嬉しいです。そして、新しい変身ダンスもいろんな人に踊ってもらいたいです。――お披露目される新しい変身ダンスの誕生話も聞きたいです!プロデューサーの白倉(伸一郎)さんへ間接的に、スーパーツーカイザーの変身ダンスをつくりたいです!とお話して「いいよ!」と言ってくださったのがキッカケでした。――増子さんから提案されたんですね。はい。ただ、条件もあって、「変わった踊りじゃないとダメだからね」と言われたんですよ(笑)。最初の変身ダンスも個性的だから、あれに匹敵する振り付けってあるのかなと。変身待機音もすごく早くて、それに合う振り付けを必死に考えました。さらに、基本的には僕が変身するのではなく、ツーカイザーがスーパーツーカイザーに変身する時に踊るので、スーツアクターさんが見せるツーカイザーの動きを予想しながらつくりました。それで、たどり着いたのがあの変身ダンスです。スーツアクターさんも「マジか……」みたいな顔をしていました(笑)。――かなり難易度の高いダンスだなと思いました!界賊だし「いじわる変身ダンス」を貫こうと決めて、子どもたちが簡単に踊れるようなダンスにしようとは思いませんでした(笑)。難しいからこそ、必死で真似して踊ろうとしてくれるんじゃないかなと思っています。いい運動になるので、ダイエットにもなると思います!ポイントは最初の「スーパー」の部分で体を反る時の反り具合です。一番大事な振りなので意識してほしいですね!――SNSとかにダンス動画をアップしてほしいですね!初めて変身ダンスをつくってみて、いかがでしたか?通常の変身ダンス(ツーカイザーへの変身ダンス)は振付師さんが考えていたので、新しい変身ダンスも振付師さんがつくったらどうなっていたんだろうと思ってはいます。実際、完成した変身ダンスを見た時に、もっとこうできたかもと反省点はいくつかありました。とはいえ、いい経験になったのでよかったです。また、これまでの舞台の経験や僕がアーティストとして活動しているGENICでの経験なども少なからず活かされたと思っています。――7月22日(木・祝)公開の映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』の意気込みもぜひお願いします。撮影自体は序盤に撮り終えていたのですが、人生最高だったと言えるくらい素晴らしい景色を見せてもらいました。歴代の仮面ライダーとスーパー戦隊のレッドが大集合して走る姿を生で見せてもらったんですよ。僕が小さい頃に見ていた『仮面ライダー電王』や『アバレンジャー』のレッドもいて、見てはいけないものを見た感じでした(笑)。記念すべき作品に出ることができて、本当に嬉しく思っています。そして、何より僕自身、今作が映画デビューなので、それもまた嬉しくて。まずはたくさんの人たちに見てもらいたいです。幼少期から徐々に芝居へ興味を持つように――ここからはお芝居や演技など、俳優業についてのお話をお伺いしていきます。最初に増子さんがお芝居に興味を持ったキッカケを教えてください。徐々に興味を持っていった感じですね。子どもの頃から僕のお母さんがTVドラマを見るのがすごく好きで一緒に見ていました。中学生の時には「卒業生を送る会」の出し物の劇で、たまたま主人公役をやったんです。そこで少しお芝居に興味を持ち始めました。そのあと、歌とダンスをキッカケに芸能事務所に入ってから舞台に出ることになって。舞台での稽古や公演をする中でお芝居の楽しさと難しさを学んでいくうちに、もっとお芝居をやりたい!と思うようになりました。幼少期からずっとTVドラマを見ていたこともあり、いろんな作品に出させてもらう中で映像作品にも出演できる俳優さんになりたいと強く思うようになった感じですね。――子どもの頃に見ていて、好きだったドラマは?いっぱいありますけど、一番好きなのは『リーガルハイ』です。何回見たかってくらい見ました。堺雅人さんがめっちゃ好きなんですよ。あの長台詞をあのキャラクターで深く演技できると思うと、ゾッとするほどすごいなと。『家政婦のミタ』や『家族ゲーム』も好きでしたね。あとはドラマ・映画問わず菅田将暉さんの作品は全て見ているほど憧れています。そして、もちろん特撮も好きです。特撮には絶対に出たくて、『仮面ライダー』のオーディションも受けましたし、『ゼンカイジャー』もオーディションを受けました。幸いなことに『ゼンカイジャー』で目標にしていた映像作品と特撮ヒーロー作品に出る切符を取れて本当に良かったです。運を使い果たしたかなと思うくらい……。――いやいや、努力のたまものですよ……!あはは。でも、そう思うくらい『ゼンカイジャー』への出演は嬉しかったですね。「一生懸命」を学んだ転機――これまで舞台を中心にお芝居をされてきていますが、増子さんの中で特に成長を感じたエピソードを教えてください。人として教えてもらったことがたくさんあったのは、2018年に出演した舞台『熱海殺人事件 CROSS OVER 45』ですね。この舞台、セリフが多すぎて多すぎて、自分には到底できるはずもない役だと思っていたし、実際に稽古中は何もできていないと感じていました。それでも稽古があるたびに、演出家の岡村俊一さんやキャストのみなさんにご飯へ連れて行ってもらって、いろんな熱い話しをしていただきました。その中で、共演していたキャストの味方(良介)さんとNON STYLE・石田(明)さんからの「できなくてもいいから一生懸命やれ」という言葉が特に印象に残っています。――「一生懸命」ですか?僕も最初、一生懸命ってどういうことだろうと思っていたのですが、それは無心でやることだったんですよね。その時、汗を流して吐きそうになりながらお芝居をしていたけど、それが正解だった。「一生懸命、目の前のお客さんのために演じることが大切だ」と。そんな話しをたくさんしてくださいました。今でもその言葉を糧にこうやって頑張れているので、心の支えになっています。「一生懸命」を座右の銘にしているんですよ。――そのアドバイスは役者としてだけでなく、いろんな側面で活かされそうですよね。僕が生きる上で、活かされる言葉になっています。最近、GENICの中でも「一生懸命」が浮上していて、この前のミーティングでも「一生懸命っていいよね」という話題になりました(笑)。――グループ内でも浸透し始めているんですね(笑)。俳優業で得たものがGENICなどのアーティスト活動に活かされる部分もありそう。何かあるかな……。「ヨホホイ!」……?――(笑)。表現力とか!たしかに!今でも、ダンスの動きがその時々の演じている役に寄ってしまうことはありますね。6月30日に配信リリースしたGENICの『Shakey Shakey』の最後のポーズがゾックスのポーズとほとんど同じで。手の位置がちょっと違うだけなので、ゾックスにしか見えないんじゃないかと思っています(笑)。「落ちこぼれの役とか似合うと思うんですよ」――増子さんは、どういう時にお芝居の楽しさを感じますか?自分とは違う人間を生きられること、それをお芝居で実感できた時は楽しいかもしれません。例えば今だったらゾックスとして、きいちゃん(介人)のセリフに影響されて、違う言い回しにしようとお芝居のプランがパッと思い浮かんだ時は楽しいです。その場で出たリアルなお芝居、役が自然と降りてきて出た時に喜びを感じます。――これまでにも舞台でさまざまな役柄を演じてきていますが、今後演じてみたい役柄はありますか?ミュージカル『テニスの王子様』の白石蔵ノ介は「んんーっ、絶頂(エクスタシー)!」ですし、『ゼンカイジャー』のゾックスは「ヨホホイ!痛快に行くぜ!」ですし、すごく個性的なキャラクターを演じることが多いんですよ。なので、今後はあまり特徴のないキャラクターも演じてみたいですね。そっちの方が難しいと思います。中でも今しかできない役はやりたいです。そういう意味でも早めに制服が着たくて。学園もの、青春ものに出てみたいという夢があります。落ちこぼれの役とか似合うと思うんですよね。――え、そうですかね!?王子様とか不良とかも似合いそう。本当ですか!?落ちこぼれの青年がだんだんカッコよく成長していく役とかやりたいなって。それか、映画『溺れるナイフ』の菅田将暉さんが演じた役が好きだったので、ああいった役も演じてみたい。どんな役でもいいんですけどね、そこからいろんな役に繋がるとは思いますし。あとはアクションもやりたいかな。今の目標は連ドラに出ることです!――これからの活躍が楽しみです。最後に今、増子さんが目指す俳優像を教えてください。どんな作品に出演していても違和感を与えないような、どんな役でも合うような俳優さんになりたいです。そのためにもいろんな引き出しを持っておいた方がいいと思うので、経験はもちろんのこと、日常的な人間観察も大切だなと思っています。そして、日々感じる一瞬一瞬の喜怒哀楽を覚えておくことが今後のお芝居にも活きていくのかなと。また、「この作品には増子が必要だ」と老若男女問わず求められる人間になりたい。そうなるためにも今は与えられたお芝居を頑張らなきゃと思います。増子敦貴さんのサイン入りポラを2名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=a84a653d-84f4-42e9-a84a-ba2fa670a0ed&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/奥田耕平、取材・文/阿部裕華
2021年07月21日カウンター9席のみの、凛とした空気に満ちた店内一人ひとりのペースに合わせて寿司を握ってくれる特別感錫の酒器で供される、辛口の日本酒はこだわりの品ぞろえカウンター9席のみの、凛とした空気に満ちた店内これから始まる美食のひととき。期待に胸をふくらませながら、暖簾をくぐるJR環状線・天満駅から徒歩3分ほど。店名を描いた白い暖簾が目印の、凛とした佇まいが【寿司処 かい原】です。席はカウンター9席のみ、料理はコースひとつのみという潔さ。特別感に満ちたおもてなしは、記念日やデートなど、大切な人と過ごすひとときに華を添えてくれます。料理人の目が細やかに行き届く、ゆったりとした9席のカウンター高まる気持ちをおさえながら暖簾をくぐると、瞳に映るのは板場を守る料理人の姿。凛とした佇まいの中、柔らかな物腰と笑顔で迎え入れてくれます。一人ひとりのペースに合わせて寿司を握り、一品を提供してくれる特別なひととき。記念日など、大切な人と過ごす時間のためにぜひ早めのご予約を。一人ひとりのペースに合わせて寿司を握ってくれる特別感洗練された職人技がすぐ間近で見られる、9席のカウンターは特等席寝かす、炙る、〆るなど、食材そのものを大切にしながらもひと手間加えたおもてなしが光る【寿司処かい原】。メニューは、寿司と一品がいただける「3500円コース」のみ。席に調味料を置かないのは、すべての料理は良い塩梅に味をつけたのちに提供されるから。納得のいく食材を仕入れるため、料理人が丹念に見極めています。リピーターに愛される逸品の中から、お店オススメのメニュー3つをご紹介します!トロと醤油が一体になり、口の中でとろけていく『トロ あわ醤油』トロとウニという、なんとも贅沢かつ色あざやかな組み合わせ。トロの中央に、あわ醤油をそっと乗せてからご提供する『トロ あわ醤油』。口に含むと、細やかな泡がシュワシュワと消えゆく不思議な感覚。口のなかでとろけるウニを包み込みながら、唯一無二の一体感を生み出します。磯の薫りに包まれながら、濃厚で甘い大粒のウニが堪能できる『ウニ のり醤油』粒が大きくて甘さのあるウニには、豊潤なのり醤油がよくマッチします。のり醤油とは、醤油本来のカドが取れ、ふんわり丸みを帯びた自慢の調味料。これとウニを合わせることで、まろやかな旨みが感じられる『ウニ のり醤油』は、やさしくただよう磯の薫りについもう一杯と日本酒が進む一品です。上品でふくよかな味わいが記憶に残る『松茸入り 銀鮭きのこあんかけ』サッと炙った松茸を手で割くことにより、一層立つ高貴な薫り。ほどよく脂がのった銀鮭は皮目をパリッと焼いて香ばしさをプラスしたのが『松茸入り 銀鮭きのこあんかけ』です。お椀のなかに自家製の餡をたっぷり注ぎ、具材を優しく包み込みます。(※こちらは季節料理のため、ご提供できない場合もございます)錫の酒器で供される、辛口の日本酒はこだわりの品ぞろえ店主セレクトの日本酒は、どれにしようか迷ったら気軽にたずねてみよう錫の酒器を用いるのは、雑味を払い、よりまろやかな日本酒の味わいを楽しんでほしいから。口の中をすっきりリセットできるようにと、酒の種類は辛口を揃えています。ついもう一杯と、ゆるゆるとかたの力が抜けていくひととき。寿司に良く合う、シャンパーニュや白ワインは薄く繊細なワイングラスでどうぞ。カウンター越しに見える料理人の手仕事を堪能しながら、非日常のひとときがゆっくり過ごせる、9席のみの特別な空間。接待や会食、誕生日や記念日に、カウンターならではの醍醐味を心ゆくまで。日本酒に対する賞賛の念、多彩なワインやシャンパーニュもそろう【寿司処 かい原】は、ぜひ予約をしてから出かけたい一軒です。料理人プロフィール:開原さん1974年広島県出身。飲食店のアルバイトがきっかけで、料理に興味を持つ。和食料理店での修業を続けていくにつれ、料理のおもしろさにどんどん惹かれていく。自分の店をもつことを目標に、さらに修業に励む。2009年、縁あって天満に【寿司処 かい原】を開業する。寿司処かい原【エリア】天満/天神橋筋【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】天満駅 徒歩3分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年07月14日体型、声、表情…役作りの全てを通して、物語に圧倒的な説得力をもたらす役者、鈴木亮平。当て書きされたという最新主演ドラマの役柄に透けて見える、柔和な人柄の奥に秘めた熱意や原動力に迫る。いつも自分を成長させておかないと気が済まないんです。アブノーマルなヒーローから歴史上の偉人、そして引きこもりの天才漫画家まで、鈴木亮平さんが演じてきた役の幅の広さには驚くばかりだ。役作りでのエピソードも多い。その振れ幅を飛び越える時に大事なのは「人生を捧げる価値をその役に見つけ出すこと」だという。7月から始まる『TOKYO MER~走る緊急救命室~』では救命救急医を演じる。初めての本格医療ドラマ主演ということで、映像や書籍で医師役のイメージを膨らませてきた。「なかでも『国境なき医師団』に関する本が衝撃的でした。実際会ってお話も聞いたんです。海外の紛争地という極限の環境下で人の命を救う人たちがいることを知って、僕の中でスイッチが入りました」目下格闘中なのが医療用語。「いろんな薬の名前が出てくるんですけど、それがどういう作用をする薬で、どう使われるものかを理解しないと頭に入らないタイプなんです、僕は。なので今、医学生かと思うほど勉強してますよ。こんなに勉強してるの、世界遺産検定を取った時以来です」と笑う。MER=Mobile Emergency Room、つまり“動く救命救急室”と呼ばれる架空の救命医療チームのリーダー。それが鈴木さんの役どころだ。数々の国民的ドラマを生んだ日曜劇場という枠だけに、スケールも役者に求められるものも桁違いだという。「現場に入ると、今まで誰も見たことがないような医療シーンを撮ろうとしている制作陣の意気込みがありありと伝わってくるんです。爆発現場とか、大規模事故とか、ありえないようなスケールのセットが組まれていたりするので。同時に、役者陣に求められるレベルも非常に高くて、まるで挑戦状を叩きつけられているような気分です」象徴的なのが第1話序盤にある事故現場のシーン。鈴木さん演じる医師・喜多見幸太はチームを率いて大型車両の衝突事故現場に向かい、危険を顧みず次々と意識不明の重症者の処置を行う。しかも、スタッフに的確な指示を与え続ける。「普通なら一人助ければ終わるのに、すぐに別の人が救助を待っている。その患者をオペしたと思ったら今度はまた外で意識を失っている人のところに走っていく…まさにスーパードクターですよね。それを、最初から最後まで一発で撮るって聞いて、『できるのか?お前ら』って試されているんだなと感じました。だから、『俺たちやってきましたけど、そっちはどうですか?』って叩き返せるぐらいの覚悟で準備しています」強い信念を持ちながらも、どこか飄々としている喜多見医師。鈴木さんをイメージして作り上げられたというこの人物像をどう感じているのだろうか。「仕事や人間関係においてこうありたいと思う理想が自分と近い人だなと思います。熱い人だけど、それを他人に強要せず、いつの間にか自分のペースに引き込んでいく。『あいつだから仕方ないよな』って言われるようなエキセントリックな面を持ちつつも、『人の命を救いたい』という信念は絶対にブレない。僕自身はそんな立派な人間じゃないんですけどね」特に自分に“当て書き”されていると感じるのは「笑顔で誤魔化しながら意見の相違を乗り越えていくという手法」だそう。「僕、喧嘩したくないので(笑)。相手の立場で考えて、妥協できるところはしながらも、信念は曲げない。それが一番早い方法じゃないかなと思うんです」自分に満足しない人でもある。常に新しい自分を探求し、挑戦を続ける。その根底にある原動力は?という問いには、「うーん」と少し間を置いた後に、「自分への自信のなさ」という想定外な答えが戻ってきた。「このままじゃだめだっていう気持ちが常にある。それはもしかしたら、あまり求められなかった20代があったからかもしれない。いつも自分を成長させておかないと気が済まないんです。当時大活躍していた眩しい同年代の人たちに追いつき追い越すためには自分の特性、人がめんどくさいと思うようなことをやり続けられるという才能を生かすしかないぞ、と」そんな想いで重ねてきた挑戦が演技者としての血肉となり鈴木さんの現在がある。「喜多見も最初からスーパードクターだったわけじゃないだろうなって思ってます。僕と同じく不器用で、がむしゃらにやってきて、失敗も苦労もしてきた人。だからこそ人の気持ちがわかるし、後輩にいいアドバイスができたりもする。これは、僕の勝手な解釈なんですけどね」日曜劇場は「演技に込めた熱が、いい形で見る人に伝わる枠」だと感じている。だからこそ今回はいつにも増して体当たりで臨みたい、とも。「素の自分に近い役だけに、人間力が試される作品だと思っています」8月には極悪人を演じる映画『孤狼の血 LEVEL2』の公開も控える。信念を貫く救命医と非道のアウトロー。役者・鈴木亮平の両極を同時に目撃できる夏がもうすぐやってくる。日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』救命救急チーム「TOKYO MER」のチーフに任命された喜多見幸太(鈴木亮平)。過酷な現場でも危険を顧みず命を救おうとする彼の信念が徐々に周囲を動かしていく…。毎週日曜21:00~放送。初回は7月4日、25分拡大。すずき・りょうへい1983年3月29日生まれ、兵庫県出身。俳優。小誌にて「鈴木亮平のシネマで英会話」が好評連載中。出演する映画『孤狼の血 LEVEL2』が8月20日より全国公開予定。シャツ¥81,400パンツ¥79,200(共にルメール/スクワット/ルメール TEL:03・6384・0237)ヴィンテージの時計¥550,000(ダズリング TEL:03・3475・6677)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年7月7日号より。写真・ティム・ギャロスタイリスト・八木啓紀ヘア&メイク・宮田靖士(THYMON Inc.)取材、文・東海林美佳撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2021年07月06日タレントの小島瑠璃子(27)と人気漫画『キングダム』の作者・原泰久氏(46)が破局したと、6月28日に報じられた。原氏の拠点が福岡であるため、遠距離恋愛だった2人。『スポニチアネックス』によるとコロナ禍でのすれ違い、そして年齢差から来る価値観の相違が破局の理由だという。「2人は19年1月に放送された『世界ふしぎ発見!』(TBS系)で出会いました。もともと小島さんが『キングダム』のファンだったそうです。当時の原さんには奥さんと3人の子供がいましたが、原さんは翌年の3月に離婚を発表。そして、その4ヵ月後に小島さんと原さんの交際報道があり、小島さんはラジオで交際を認めました」(芸能関係者)当時、そのタイミングから不倫を訝しむ声が上がったものの、原氏の実母や兄が『週刊女性』で否定している。「ですが、ネットではいまだに『略奪愛では?』といぶかしむ声が後を絶ちません。また『週刊文春』によると、原氏は離婚前に別の女性と交際。彼女は結婚を考えていたものの、結果的に原さんは小島さんを選んだといいます」(前出・芸能関係者)交際にまつわる一連の報道で、大きく株を落としてしまった小島。今回の破局報道にも、ネットでは冷ややかな声が上がっている。《なんかイメージ変わった。前みたくバラエティ見てもいい感じがしない》《良いこと一つもなかった気がします》《イメージダウンは避けられませんね》グラビアでの活躍やバラエティ力で一躍トップスターとなった小島。17年10月、テレビ東京系で放映された選挙特番でのレポートも評判を呼び、いっときは“こじるり無双”とも言われていた。しかし、コロナ禍になってから少しずつ風向きが変わっていくーー。「さらに小島さんは、失言がしばしば取り上げられることも。昨年4月、インスタライブで『筋トレは世界で一番、意味分かんない』と発言し、『失礼では』との批判が集中。のちに『ムキムキが個人的にタイプじゃないだけ』と釈明しました」(スポーツ紙記者)また昨年5月には『おしゃれイズム』(日本テレビ系)で『“男は顔”と主張している』と明かされ、こちらも炎上気味に。「傍から見ると個人の自由としかいいようのない発言でも、こうして非難にさらされる……。これは、彼女に対して“何か思うことのある人が多数”ということの証左といえるでしょう」(前出・スポーツ紙記者)果たして今回の破局が、小島にとって名誉挽回のチャンスとなるのかーー。
2021年06月28日白濱亜嵐主演「泣くな研修医」の9話が6月19日オンエア。「GENERATIONS」数原龍友のゲスト出演に喜びの声が上がるなか、白濱さん演じる隆治と恒松祐里演じるくるみの突然のキスに驚きと動揺が広がっている。地方の大学医学部を卒業後、上京して牛ノ町総合病院の外科で研修医をしている雨野隆治を白濱さんが演じ、東京生まれ東京育ち、八王子にある総合病院の次男で“将来は医師になるように“と育てられた川村蒼に野村周平。医学部を出たあと一般企業に就職、サラリーマンになるが決して優秀ではなかったため、エリートじゃない人間の悩みが分かる滝谷すばるに柄本時生。幼いころに両親が離婚、貧困を経験してきて、現在は子宮内膜症で入院している中園くるみに恒松さん。研修医たちを指導する佐藤玲に木南晴夏、佐藤と対立しがちな鴨下修一に吉田ウーロン太、消化器外科副部長の岩井智也に高橋和也、息子が入院中の山下武に木村昴、その息子・拓磨に潤浩、また西尾まり、奥山かずさ、大平修蔵、長見玲亜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。研修医たちが進路希望を出す時期が迫る。そんななか第二外科の超過勤務が問題になっているため、強制的に土曜日にリフレッシュ休暇を取るように言われ、その休暇を利用して第二外科主宰のバーベキュー&キャンプ大会が開催されることになり、くるみ以外の研修医たちや佐藤、看護師たちも参加することに。キャンプ場でバーベキューにフリスビー、ギターと、思い思いに楽しむ第二外科一同だが、隆治は川に浮かぶ川村の姿を見つける。佐藤の指示のもと、心配停止状態の川村に心臓マッサージや人工呼吸などの処置を施すが、全員がテキパキ動くなか、滝谷は呆然として何もできずにいた。入院中のくるみは、病気をしたことでこの先仕事をすることに不安を抱き始める。そんなくるみの悩みを聞いていた北村(トリンドル玲奈)は突然くるみに「恋してる?」と聞く…というのが今回のストーリー。病室でリハビリする拓磨。そこには汚れたユニフォームにバットとグローブを持った青年もいて、隆治が入ってくると帽子を取り大きな声で挨拶をして、部屋を出て行く…。青年役でゲスト出演した数原さんの姿に「泣くな研修医今日は数原龍友か」「泣くな研修医、数原選手現る。笑」などの反応が。くるみは佐藤の妹がダウン症であることを聞かされる。その言葉がきっかけで先天性心疾患について調べるのだが、ふと目線をずらすと第一志望が外科医と書かれた隆治の進路希望調査書が目に入る。「それでいいんだ」とつぶやいたくるみは、ちょうど部屋に現れた隆治にキスする…。隆治も驚いた表情を見せた突然のキスに視聴者の間にも「キスシーンで腰抜かした」「あの突然のキスはなんなんだ」など驚きと動揺が広がっている模様。来週の最終回では研修医たちの進路とともに隆治とくるみの“恋”の行方も注目ポイントになりそうだ。(笠緒)
2021年06月20日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の蛍原徹が、ゴルフ専門Youtubeチャンネル『ホトゴルフ』を6日に開設し、動画配信をスタートした。38歳でゴルフにハマり、ゴルフ歴15年を迎える蛍原。今では、ゴルフのことを1日15時間は考えているというほど夢中な“ゴルフ変態おじさん”に。記念すべき第1回目の配信では、チャンネルの展望を熱く語る。8日に配信される第2回では、蛍原がゴルフを始めるきっかけとなった東野幸治、岡村隆史が登場し、3人で河川敷のコースへ。「ゴルフなんて」と思っていた蛍原が、東野の「絶対にホトちゃん、ハマるからやってみて!」という言葉通りに魅了され、初めてコースに出た帰り道にゴルフショップでセットを買い揃えて練習場に向かったというエピソードも明かされる。今後の配信では、蛍原がずっと会いたかった「ゴルフ芸人の異名を誇る“伝説のプロ”」や、マスターズ取材歴40年でその裏側も知る「ゴルフ記者レジェンド」など、造詣の深いプロや関係者が続々と登場予定。ゴルフチャンネル開設にあたり蛍原は「車を運転しているときも『あの信号まで20ヤードくらいやな』とか、妄想で『僕がオーガスタをまわったら……』」など、「毎日15時間くらいはゴルフのこと考えてます」と熱い“ゴルフ愛”をアピール。「ゴルフクラブを握らないと白目むいてしまいそうな感覚に襲われるくらいゴルフが大好きな僕が、ゴルフを同じくらい愛してやまない皆さまに喜んでいただける番組をお届けしたいと思います。ぜひご覧ください」と呼びかけた。
2021年05月06日学生時代の青春ならではの眩しくも切ない恋を描く映画『胸が鳴るのは君のせい』より、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華の場面写真が到着した。今回到着した場面写真では、クラスメイトのつかさに告白され一度は断るも、徐々に心を動かされていく浮所さん演じる有馬、有馬にフラれるも片想いをやめられず、あきらめない、白石さん演じるピュアで真っ直ぐなヒロインつかさ、2人のクラスメイトでいつしかつかさに恋心を抱くようになる板垣さん演じる長谷部、長谷部のいとこで有馬の元カノ、原さん演じる麻友が、それぞれ物憂げな表情を浮かべている。想い合っているのにすれ違い続ける有馬とつかさ、つかさに恋をする長谷部、元カレ・有馬を忘れられない麻友――劇中では、切ない四角関係が巻き起こる。今回のカットからも恋が楽しいだけではない、ほろ苦いものである様子も伺えるようだ。『胸が鳴るのは君のせい』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:胸が鳴るのは君のせい 2021年6月4日より全国にて公開©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会
2021年04月27日V6の新曲「僕らは まだ」が、4月7日にスタートする井ノ原快彦主演のテレビ朝日系ドラマ『特捜9 season4』の主題歌に決定した。今作はV6の活動について発表後の初の新曲になる。「僕らは まだ」は、大人になるにつれ背負っていく責任感やプレッシャーが積もる中、同じ道を歩む仲間たちと笑って前に進んでいきたいというポジティブなメッセージを心地よいミディアムテンポで歌った楽曲になっている。●『特捜9 season4』Official HP●V6 avex official HP()●V6 Johnny’s net●V626 Twitter
2021年03月27日展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」が、群馬・渋川市の原美術館ARCにて、2021年4月24日(土)から2022年1月10日(月・祝)まで開催される。原美術館とハラ ミュージアム アークが「原美術館ARC」として集約40余年の歴史を歩んできた東京・品川の原美術館と別館のハラ ミュージアム アークが統合され、2021年4月、群馬県の地で「原美術館ARC」として再スタートを切る。豊かな自然の中にたつ「原美術館ARC」は、漆黒の建物それ自体が美術品のように美しく、館内には、書院造をモチーフとした特別展示室「觀海庵」などが設けられている。設計は世界的建築家・磯崎新が手掛けた。“虹”をテーマに、多彩な作品を紹介する最初の展覧会「原美術館ARC」としての初めての展覧会は、多様性や共存、平和の象徴ともいえる“虹”をテーマとし、現代美術を集めた「原美術館コレクション」と、国宝・重要文化財を含む東洋古美術からなる「原六郎コレクション」の中から、様々な国籍や文化を背景に持つアーティストたちの作品を紹介する。なお、本展は第1期と第2期に分かれており、各期で異なる作品に出会うことができる。約1,000点から構成される「原美術館コレクション」「原美術館コレクション」は、1950年代以降の世界各国の現代美術を、原美術館設立当初から収集し続けてきたものだ。理事長・原俊夫独自の視点で選ばれた絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど約1,000点で構成される。「虹をかける:原美術館コレクション」展では、2018年の「現代美術に魅せられて」展で出品されたものや、惜しくも中止となった原美術館最後の収蔵品展に展示する予定だった作品群を中心に紹介する。草間彌生、蜷川実花、荒木経惟、安藤正子、ジム ランビー、クリスチャン ボルタンスキーらに加え、原美術館でも人気を博した奈良美智や宮島達男の作品もリニューアルし展示される。狩野探幽や円山応挙らの作品が揃う「原六郎コレクション」一方「原六郎コレクション」では、明治時代の実業家である原六郎が収集した古美術から、中国陶磁の真髄を伝える国宝「青磁下蕪花瓶」、浮世絵美人図の先駆けとなる重要文化財「縄暖簾図屏風」をはじめとする近世日本絵画や書、工芸を所蔵している。本展では、近世日本の住宅に特徴的な書院造をモチーフとした展示室で、狩野派の日本絵画や円山応挙の大作画巻「淀川両岸図巻」といった作品と現代美術の競演を楽しむことができる。【詳細】展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」会期:第1期 2021年4月24日(土)~2021年9月5日(日)、第2期 2021年9月11日(土)~2022年1月10日(月・祝)会場:原美術館ARC住所:群馬県渋川市金井2855-1TEL:0279-24-6585休館日:木曜日(祝日と8月を除く)、展示替え期間、1月1日(土)入館料:一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円、70 歳以上 550円※原美術館メンバーシップ会員は無料、学期中の土曜日は群馬県内の小中学生の入館無料※ぐーちょきパスポートを提示、障がいのある人は特別料金規定あり※団体については問い合わせ※伊香保グリーン牧場とのセット券(一般 1,800円、大高生 1,500円、中学生 1,400円、小学生 800円)※カフェ、ミュージアムショップのみ利用の場合も原美術館ARC への入館料が必要。【出品作家(予定)】全期:アニッシュ カプーア「虚空」、草間彌生「ミラールーム(かぼちゃ)」、宮島達男「時の連鎖」、森村泰昌「ロンド ネオ」(仮題)、奈良美智「My Drawing Room」、鈴木康広「日本列島のベンチ」、束芋「真夜中の海」第1期(春夏季)現代美術:艾未未(アイ ウェイウェイ)、カレル アペル、アルマン、今井俊満、トム ウェッセルマン、アンディ ウォーホル、エロ、河原温、工藤哲巳、篠田桃紅、篠原有司男、ジャスパー ジョーンズ、杉本博司、須田悦弘、ジャン デュビュッフェ、ルイーズ ニーヴェルスン、ナム ジュン パイク、ルチオ フォンタナ、ジャクソン ポロック、クリスト、三木富雄、ロバート メイプルソープ、ロバート ラウシェンバーグ、ジム ランビー、李禹煥(リ ウファン)、ロイ リキテンシュタイン、ジェームス ローゼンクイスト、マーク ロスコなど古美術:狩野探幽「龍虎図」、円山応挙「淀川両岸図巻」など第2期(秋冬季)現代美術:荒木経惟、安藤正子、アドリアナ ヴァレジョン、フランチェスカ ウッドマン、加藤泉、加藤美佳、アンゼルム キーファー、ウィリアム ケントリッジ、マリック シディベ、周鉄海(シュウ テイハイ)、崔在銀(チェ ジェウン)、ジェイソン テラオカ、ミカリーン トーマス、蜷川実花、クリスチャン ボルタンスキー、ジョナサン ボロフスキー、増田佳江、やなぎ みわ、柳幸典、米田知子、横尾忠則、ピピロッティ リスト、ジャン=ピエール レイノーなど古美術:狩野派「雲龍図」、狩野派「層嶺瀑布図」など
2021年03月25日お笑いコンビ・ロザン宇治原史規が14日、YouTube公式チャンネル「ロザンの楽屋」に出演。「【教育】古文・漢文の必要性の議論」と題した動画内で、最近話題になっている“古文・漢文オワコン論”について持論を展開した。「古文・漢文の割合を減らして、PCスキルなど実用的な授業を増やすべき」という“古文・漢文オワコン論”が、SNS上などで論じられていることについて、宇治原は、「古文・漢文を無くしてしまうのは反対」とキッパリ断言。その理由について、「PCスキルとかは重要だと思う。そういう授業は増やしていった方が良い」「教えた方がいいものは、他にもいっぱいある」と前置きしながら、「“すぐ使える知識はすぐ使えなくなる。すぐ使えない知識は一生使える”っていう言葉があって。実用的なものだけをやってると、やっぱり深みがなくなってしまう」と語った。そして、「古文・漢文は、大人になってからほとんどの人が使わない」とする論調に対し、「僕が勉強してきたうえでの考え方ですけど、直接使うのではなく、古文・漢文の考え方、数学の考え方、歴史の考え方、理科の考え方って、脳の違う部分を使っていて。色んな考え方ができる脳を学生の間に作って、トータルバランスの良い脳を持って社会に出ると、どんな仕事に就いても上手くいく可能性が高くなる」とも。「その教育って、その人のためにもなるし、国のためにもなるっていう考え方なんで、大人になったら使わないっていう考え方は良くないんじゃないかな?実際に使わないからって言われたら、三角形の面積すらいらなくなってくる」と熱弁していた。また、「こういう議論は必要。僕ら教育の素人が活発に言って、それを吸い上げて、教育の研究者や文部科学省の人たちが、カリキュラムを決めていったら良い」と語った宇治原。その一方で、議論においてたびたび見られる中傷や暴言について、苦言を呈す場面も。「自分と違う意見の人と対したときに、どういう風に話し合うかができていない」「人に対して意見を言うときに、こういう言い方をしてはいけないっていうことを学ぶ方が大事」と、議論の仕方を学ぶ必要性を説き、「相手を攻撃したり、皮肉を言ったりしないっていう教育の方が先やわ。それに比べたら、古文・漢文を続けるか消すかなんか、どっちでもええわ」と語気を強めていた。
2021年03月19日オムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』(2月26日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が15日に都内で行われ、豆原一成(JO1)、白石聖、後藤淳平&福徳秀介(ジャルジャル)、山内大典監督が登場した。同作は、新型コロナウイルスの影響でたくさんの作品が公開延期となり、撮影も中止が続くなど大きな打撃を受けた映画界に対して、こんな環境だからこそ「前向きで、世の中に元気を届ける」ために「エンタメの炎を絶やさない」という想いのもと企画されたオムニバス映画。8組24名のキャスト、クリエイターが集結し、各話ごとに2人の主人公が出演、近距離での“心の濃厚接触”を描く、各話約10分のショートストーリーを結集した。オムニバスの1本『本日は、お日柄もよく』で初の映画出演となった豆原は、映画の舞台挨拶も初めて。「めちゃくちゃ緊張します。ファンの皆さんに会うのがファンミーティング以来で、1年ぶりなので、ものすごい緊張してます」とはにかむ。一方、山内監督は「初めてと思えないくらい堂々とされてて、初めてというのが嘘なんじゃないかと今でも思っています」と豆原を絶賛。豆原は「撮影に入る前に打ち合わせを一緒にしたんですけど、『僕(豆原)の弘樹を見たい』と言ってくださって、嬉しかったですし、自分もやりやすかったなと思います」と振り返る。山内監督は「撮影前に1回、他のJO1の方と一緒にやらせてもらったんですけど、皆さん打てば響く。『こういうニュアンス』でと言ったらすぐ返ってくるので、初とは思えない。本番でも期待以上のものが出てきて本当にびっくりしました」と続けて称賛した。同作では岡村隆史と組んだ芝居が繰り広げられ、豆原は「オーディション、デビューしてからもたくさんの番組で一緒だったんですが、僕は人見知りで岡村さんとがっつり話すことはできなかったんですけど、メイク中だったりそれ以外の所でもJO1の活動を聞いてくださったので、優しい方ですごく嬉しかったです」と撮影について語る。「『JO1、どう?』みたいな感じで、『11人いて、毎日楽しいです』と言ったら笑ってくれた」と感謝した。山内監督から見ても「岡村さんがお兄さんというかお父さんというか。豆原さんが緊張してるのがわかって、撮影に集中した方がいいときは見守り、ほぐれた方がいいなと言うときは岡村さんが話しかけていた」と、関係は伝わっていた様子。監督は「良い雰囲気の2人だなと思って見ていました」と明かした。岡村との芝居について、豆原は改めて「しゃべりながら動作するとか、岡村さんが歩いて行くのを追いかけながら台詞を言うとか、そういうのが人生の中にほとんどなくて。豆原一成としてしか生きたことがなかったので、不思議な感覚」と心境を吐露。「練習をけっこうしてきたんですけど、それでやるしかないという感じでした。リーダーの與那城奨という人がいるんですけど、その人と一緒に、リーダーの部屋で、台本の岡村さんのところを読んでもらって、練習してました」と秘話を明かすと、客席も驚く。「けっこうガチでやってました。岡村さんの役が関西弁だったんですけど、奨くんがゴリゴリの関西弁でやってくれて、良かったな」と語った。客席については、「こんなに僕の名前を持ってくれてる方がたくさんいてくれるのが本当に嬉しいです」と喜んでいた豆原。今後の役者の仕事については「やりたいですね」と意欲を示し、今日の舞台挨拶についても「ジャルジャルさんが好きなメンバーがすごく多くて、今日、会うとJO1に言ったら、皆『いいなあ、会いたい』と言ってたので、それだけはお伝えしたかった」と笑顔に。ジャルジャルの2人も「よろしくお伝えください」(後藤)、「どうも、ジャルオーワンです」(福徳)と応えていた。
2021年03月15日「ドラマのクランクイン前日に、訃報を聞いた井ノ原さんは大きなショックを受けていました。しかし、数日後には金丸さんとの思い出をドラマスタッフたちと話していました。まるで心にあいた穴を懸命に埋めようとしているかのようにも見えて……」そう語るのは、テレビ局関係者。2月中旬、井ノ原快彦(44)に恩人との別れが突然訪れた。「『特捜9』シリーズ(テレビ朝日系)でプロデューサーを務めていた金丸哲也さんが、2月17日に心不全で急逝したんです。近々、再会する予定があったなかでの出来事だったそうです」(前出・テレビ局関係者)’18年に始まった『特捜9』シリーズ。その前身は’06年から’17年まで放送されていた『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)だ。「『9係』を一から立ち上げたメンバーの1人が、金丸さんでした。主演は名優・渡瀬恒彦さん(享年72)が務め、井ノ原さんは年下の相棒役を12年務めたのです。人気シリーズでしたが、4年前に渡瀬さんが逝去したことにより、井ノ原さんを主演に立てて『特捜9』として再スタートすることになりました」(ドラマ関係者)偉大な俳優からバトンを継いだ当初、井ノ原はかなりのプレッシャーを感じていたという。■「渡瀬さんのようになれない…」井ノ原を励ました恩人P「『自分は渡瀬さんのような座長にはなれない』と苦悩するなかで、金丸さんは『無理に渡瀬さんと同じことをしなくていい』と励まし続けました」(前出・ドラマ関係者)そうした言葉もあってか、’20年4月の『ザテレビジョン』のインタビューで、井ノ原は渡瀬さんとのスタンスの違いをこう語っている。《僕は、だまって俺についてこいという渡瀬さんとはタイプが違いますし。『(後輩刑事役の)山ちゃん(山田裕貴)だったらどうする?』って聞いて、意見が出たら『じゃあ、俺もやってみるから』って一緒に作ってる感じ》井ノ原にとって金丸さんは『9係』時代を含め、主演俳優にまで育ててくれた存在だった。「金丸さんは’20年5月に、『日本映画テレビプロデューサー協会』の会報で、ベテラン鑑識役の伊東四朗さん(83)が、井ノ原さんに『いい顔になった』と語った場面を紹介していました。これは金丸さん自身も感じていたことなのでしょう。4月から、『特捜9 season4』もスタートします。井ノ原さんとまた一緒に仕事ができることを楽しみにしていたと思います」(前出・ドラマ関係者)金丸さんの逝去という『特捜9』を襲った衝撃。座長・井ノ原はどう乗り越えていくのか。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月05日蛍原徹(53)が2月24日放送の『あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~』(テレビ東京系)で、相方・宮迫博之(50)とのやり取りを明かす一幕があった。「蛍原さんは収録前日に、宮迫さんと1分ほど電話したことを明かしました。昨年11月以来、およそ3カ月ぶりの会話だったそうです。また昨年7月には直接会って今後について話し合ったそうですが、これまでのように具体的な内容は語りませんでした」(テレビ誌ライター)チャンネル登録者数136万人を誇る宮迫は、サブチャンネルを開設するなど精力的。そんななか、YouTube開始からちょうど一周年にあたる1月30日には「『最初のテレビ復帰はアメトーーク』発言を撤回いたします」と題した動画をアップ。当初から「テレビに戻りたい」と公言していた宮迫が、今後の決意を表明したのだ。「これまで『アメトーーク!』(テレビ朝日系)以外の出演オファーもあったそうですが、信念を貫くために断っていたそうです。ですが今後は、オファーがあるものに関しては引き受けていく方針に転換。蛍原さんにも報告したと明かしていました」(前出・テレビ誌ライター)だが宮迫のYouTubeでの言動は、裏目に出ていることもあるようだ。宮迫は決意表明した翌日、“吉本に戻りたい人”と題する動画をアップ。だが吉本興業の大崎洋会長は、FRIDAYの直撃に対して「もう戻らんでええと思うで」と一蹴。「いちいちYouTubeでネタにすんなって話や。辞めてまで吉本のことネタにすんなよ」と突き放している。他にも宮迫のYouTubeでの言動は、たびたび物議を醸している。「昨年末にはヒカルさん(29)と宮迫さん、手越祐也さん(33)の3人で集まった“焼肉宴会”の動画がアップされました。そのなかで宮迫さんは『誰がそばにおって面白くしたと思ってんねん!』など、ある芸能人を揶揄。名前の部分は消音されましたが、人物を特定する憶測が飛び交うなど波紋を呼びました。またつい先日も今田耕司さん(54)がトーク番組で、宮迫さんのYouTubeでの言動について厳しい意見を述べました。すると今田さんのYouTubeチャンネルに《謝罪動画出しなさい》《YouTube辞めたら?》など、コメント欄が荒れる事態に。宮迫さんは緊急動画をアップし、心ないコメントを控えるよう呼びかけました。たしかに、宮迫さんのYouTube展開は好調といえるでしょう。ただそこで発信すればするほど、今もなお多くを語らない蛍原さんとの温度差は広がるばかりです」(芸能関係者)最終目標として『アメトーーク!』への復帰と“蛍原の隣に戻ること”を掲げている宮迫。そのための模索は続くようだ――。
2021年02月25日オムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』の1篇で、グローバルボーイズグループ「JO1」の豆原一成が映画初出演する『本日は、お日柄もよく』に、同じく「JO1」の川尻蓮、川西拓実、木全翔也が出演していることが分かった。岡村隆史(ナインティナイン)と豆原さんほか、海宝直人×亜生(ミキ)、倉科カナ×徳井義実(チュートリアル)、小池徹平×じろう(シソンヌ)、白石聖×後藤淳平(ジャルジャル)、般若×秋山竜次(ロバート)、松井玲奈×山崎静代(南海キャンディーズ)、水川あさみ×近藤春菜(ハリセンボン)というキャストが出演。脚本家には、上田誠(ヨーロッパ企画)、丑尾健太郎(日曜劇場「半沢直樹」)、品川ヒロシ、粗品(霜降り明星)、高須光聖、福田麻貴(3時のヒロイン)、福徳秀介(ジャルジャル)、又吉直樹(ピース)というクリエイター陣が集結(いずれも50音順)し、8組24名の人気俳優、吉本タレント、クリエイターがタッグを組み、各話約10分のショートストーリーを紡ぐ本作。その中で脚本家に丑尾氏を迎えた『本日は、お日柄もよく』は、岡村さん演じる中年サラリーマンと豆原さん演じる男子学生の物語。2人の会話から親子なのか他人なのかわからないまま進んでいく。そんな本作に「JO1」のパフォーマンスリーダー(ダンスリーダー)である川尻蓮、「PRODUCE 101 JAPAN」のビジュアルセンターにも選ばれた川西拓実、メンバーの中で唯一全てのバトルでベネフィット(順位に応じた加点)を獲得した木全翔也も映画初出演が決定、2人の物語に彩りを与える。「本当に初のお芝居だったので、ドキドキしながら現場に行きました」という豆原さんは、「『JO1』メンバーの川尻蓮、川西拓実、木全翔也も出演していますので、ぜひ劇場でご覧ください」とアピールしている。『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』は2月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:半径1メートルの君~上を向いて歩こう~ 2021年2月26日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」製作委員会
2021年02月25日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の蛍原徹が、23日深夜に放送されたテレビ東京系バラエティ番組『あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~』(毎週火曜25:35~)で、相方の宮迫博之と直接会話した際の様子を告白した。オードリーの春日俊彰から「新しい情報とかはないんですか?」と聞かれた蛍原は「きのう、電話かかってきたわ」と明かし、「たまたま。この番組出ることも絶対知らんと思うから。昨日の前は、去年の11月の終わりやから。昨日は1分ぐらいやけどね」と語った。そして、オードリーの若林正恭が「1分の電話って何の電話ですか?」と質問すると、蛍原は「ジャンルで言うたら、報告ですよ。宮迫がこういうことするから、一応言うとくわみたいな」と述べた。さらに蛍原は「2人きりで去年の夏に会ってる」と告白し、「それは、宮迫がYoutubeとか撮ってるところなんかな。お互いにずっとメールとか電話で言ってて、でもコロナで外で会うのも違うかなって伸ばし伸ばしになった」と話した。続けて、「2人きりなんか(今まで)ないよ」と蛍原。 さらば青春の光の森田哲矢が「なんの話をする会だったんですか」と聞くと、蛍原は「言いたいことあるやんか、お互いに。どうしようか?とかどうすんの?とか。『今、こうやで』とか自分の気持ちを。完全に2人じゃないと、俺も意味ないと思ってたから」と語った。また、「(第一声は)『おぉ』って。嘘みたいやけど、天気の話するな。あれホンマに、天気の話ってすごいよな。せえへんせえへんって思ってたけど、困ったときはホンマそういうもんやな。自然に出たもん、『ちょっと雨降ってきたわ』って」と笑い、「1時間ぐらいしゃべった。笑いながらはほぼなかった。結構真面目、真剣に」と振り返っていた。
2021年02月24日原嘉孝(ジャニーズJr.)と中村麗乃(乃木坂46)が出演する舞台『逆転裁判~逆転のパラレルワールド~』が5月13日(木)から23日(日)にかけて北千住・シアター1010で上演される。原作は弁護士として、無実の罪を着せられた依頼人を助けるために法廷で戦う、法廷アドベンチャーゲーム。舞台としてはゲームの10周年記念企画として、2013年7月『逆転裁判~逆転のスポットライト~』、2015年『逆転裁判2 ~さらば、逆転~』を上演。2019年には舞台オリジナル脚本による『逆転裁判 ―逆転のGOLD MEDAL―』を過去最大規模の劇場(シアター1010北千住)で上演し、過去最大動員数(6000名)を記録した。本公演は昨年5月上旬の緊急事態宣言の発令により延期となっていた演目の満を持してのお披露目となる。主人公・成歩堂龍一役の原嘉孝、ヒロイン・綾里真宵役の中村麗乃(乃木坂46)に加え、ゴドー役の友常勇気が続投。そして新キャストとして、御剣怜侍役に小林涼、狩魔冥役に元SKE48の木本花音、成歩堂琉市(なるほどちゃん)役に元℃-uteの中島早貴、不条里罰丸役に市川知宏が参加した。さらに伝説の殺し屋虎狼死家左々右エ門役にムーディー勝山、そして狩魔豪役にレジェンド川﨑麻世。そして田上ひろし、久下恵美らSETメンバーが脇を固める。今回の物語はパラレルワールドで展開する。弁護席で気を失った成歩堂が目を覚ますとそこは、よく知っているけどなんだか違う、不思議な世界だった。芸能事務所の顧問弁護士・御剣怜侍、絶対完璧アイドル・狩魔冥、ヤリ手の女社長・“オバチャン”こと大場カオルが全財産をつぎ込むナンバーワンホスト・矢張政志、“前世が見える”と主張するあやしげな占い師・綾里真宵…みんないるけどなんだか違う世界で、奇怪な連続殺人事件が発生。容疑者として逮捕されたのは、なんと“あっちの世界”の成歩堂だった!あっちの世界の真宵の依頼で、こっちの世界の成歩堂は、あっちの成歩堂を弁護するため立ち上がる。ゲームの生みの親である巧舟氏監修のもと『逆転裁判』オールスターズを意識したという内容だ。まさかの展開、『逆転』だからこそのふり幅、そして緊迫の法廷シーン。笑いあり、シリアスあり、涙ありの本作。5月の開幕が待ち遠しい。■舞台情報『逆転裁判 ~逆転のパラレルワールド~』2021年5月13日(木)~23日(日)(※19日(水)休演日)会場:シアター1010(東京・北千住)
2021年02月24日マスクの転売が社会問題なったことから、『転売ヤー』という人々の存在が広く知られるようになりました。最近では『鬼滅の刃』グッズが買い占められ転売されたようです。こういった転売にまつわる問題に対して否定派と肯定派の意見があります。■否定派の意見買いたい時に購入できず定価よりも高値で売られた商品を買うのは、道徳的にどうなのか。■肯定派の意見資本主義・市場経済にのっとっているから問題ない。ロザンの宇治原さんは、肯定派意見の「資本主義にのっとっている」という考え方自体が違うのではないかとYouTubeチャンネル『ロザンの楽屋』で反論しています。ロザン宇治原さんが話す『これから求められる資本主義』についての詳しい解説に、たくさんの意見や感想、実体験が寄せられています。「4:13あたりから宇治原さん、菅さんの仰っている事は、国連が提唱している SDGs に関わりますね」「資本主義=金儲けがうまけりゃ良いって認識が一般的でしょうからねぇ。世の企業もほとんどがそうなのが現実かと」「昔、上司が『営業をする上で、損得勘定で仕事をするのではなくて、善悪感情で仕事に取り組みなさいと』良くいわれました」改めて資本主義について考えるきっかけになりましたね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年12月14日ジャニーズJr.の原嘉孝が主演を務める舞台『両国花錦闘士』の公開ゲネプロおよび取材会が5日、東京・明治座にて行われ、原、大鶴佐助、大原櫻子、紺野美沙子、りょうが参加した。漫画家・岡野玲子氏の相撲漫画『両国花錦闘士』を初舞台化した本作。力士であることに高い誇りを持ちながらも、美形でやせ型のナルシストである、“日本一セクシーなお相撲さん”昇龍を主人公に、歌あり、ダンスあり、笑いあり、そして、相撲ありのエンターテインメントを届ける。原は当初、昇龍の兄・清史ほかを演じる予定だったが、ひき逃げの疑いで逮捕(10月30日に釈放)された俳優・伊藤健太郎の降板を受け、昇龍役を務めることに。「コロナで大変な時期に無事に初日を迎えられることはすごく幸せなことで、やっとお客さんに届けられるなと、うれしい気持ちでいっぱいです」と初日を迎えた心境を語った。また、「昨日の夜、ついに明日迎えると思ったらいろんな気持ちが家でこみ上げてきて、思わず(大鶴らに)連絡しちゃいました」と明かし、「うれしさと、不安も昨日までは感じてましたけど、今日起きて、不安なんか感じる必要なくて、みんなで稽古あれだけやってきたじゃんって、根拠のない自信があって、『自信を持って真ん中に立ちます』とみなさんにお伝えしました」と語った。主演の話を聞いたときの心境を聞かれると、「僕でいいのかなと思いましたし、素晴らしいことだと思うんですけど、いい意味でやることは変わらなくて、座長であってもなくても、役と向き合う、それしかできませんとプロデューサーに伝えましたし、それでいいと言われたので、今は不安なく堂々と立っていればいいかなと…」と答え、「その日のうちにその場で『やらせてください』と言いました」と明かした。まわし姿で力士を演じる原。「見た目よりもぎゅって締まるんです。1人でつけるわけじゃなくて、横から引っ張ってもらうので、自然と気持ちも引き締まるというか、やったろ! と思います」と感想を語った。体づくりについて聞かれると、「もともと2月くらいからトレーニングを始めていて、力士役をやるにあたって、プロデューサーさんからは『もうやめてくれ。これ以上やらなくていい』と言われて。炭水化物とか脂質を抜いた食生活をしていたので、プロデューサーとかりょうさんとかが、お弁当を稽古場に作ってきてくれて」と説明。「食べないとダメ」と言われていたという。体重の変化は「7~8キロ筋肉で増えて、昇龍役になってからは絞ったので2キロくらい減りました」とのこと。相撲好きで知られる紺野が、実在の力士に例えると昇龍は「千代の富士さん」と言うと、原は「千代の富士さんに寄せるにはもっと食べないといけなかったんですけど、鍛え上げた肉体を見せたいという欲が出てしまいまして、絞ってしまいました。すいません」と謝って笑いを誘った。今年を漢字一文字で表現すると「知」。「コロナで大変な世の中になって、舞台に立てるありがたみを改めて知ったり、今回に関しては、一つの舞台に携わるスタッフさんが多くて、たくさんの人に支えられて立てるんだなと改めて知ったいうのはプラスな面でした。表に出るのはキャスト24人ですけど、スタッフさん含めて102人。この作品は102人のパフォーマンスだと思って、みんなの気持ちを代表する気持ちでセンターに立っています」と述べ、「いろいろありましたけど、無事初日を迎えること、そして千秋楽まで、一致団結して突っ走るので最後まで応援よろしくお願いします」と呼びかけた。舞台『両国花錦闘士』は、12月5日~23日に明治座で東京公演、2021年1月5日~13日に新歌舞伎座で大阪公演、2021年1月17日~28日に博多座で福岡公演が開催される。(c)2020『両国花錦闘士』撮影:田中亜紀
2020年12月05日ジャニーズJr.の原嘉孝が12月5日、東京・明治座で行われた主演舞台『両国花錦闘士』(作・演出:青木豪)の公開ゲネプロ及び取材会に出席。紆余曲折を経て、たどり着いた公演初日に「ただでさえコロナで大変な時期に、無事にこの日を迎え、やっと皆さんにお届けできるのは、とても幸せ。いろいろありましたけど、無事に千秋楽まで一致団結して走り抜けたい」と決意を新たにしていた。明治座、東宝、ヴィレッヂの同齢男性プロデューサー3名が立ち上げた“三銃士企画”の第一弾として、岡野玲子の同名相撲コミックを初めて舞台化。架空の1980年代後半から90年代初頭のバブル期を舞台に、原演じるソップ(やせ)型の美形力士・昇龍と、彼を取り巻く個性的な面々が、土俵の内外でドタバタを繰り広げる。明治座の“座長”就任に、当初は「すばらしいことなんですが、僕でいいのかなと…」と不安もよぎったが、「座長であっても、そうでなくても、やれることに変わりはなく、役に一生懸命向き合う姿勢だけは貫きたかった。今は不安なく、この場に堂々と立っていられればいいと思う」と約1ヶ月に及んだ稽古の成果に胸を張る。力士役を務めるため「今年の2月からトレーニングして、体重は7~8キロ増えた」といい、配役変更後も筋トレに励んだが「プロデューサーさんに(鍛えすぎは)やめてくれと。鍛えあげた肉体を見せたい欲が出てしまった(笑)」と役作りを振り返った。2020年を漢字一文字で表すと「知るの“知”です」。「コロナで大変な世の中になり、それまで当たり前だった舞台に立てるありがたみを知った。何より、多くの皆さんに支えられながら、ここに立てることを改めて知ったので、それが自分にはプラスでした」としみじみ語った。取材会には原をはじめ、昇龍のライバル・雪乃童役で共演する大鶴佐助、相撲雑誌記者・淳子を演じる大原櫻子、おかみさん役の紺野美沙子、物語をかき乱す芸能プロ社長を好演するりょうが駆けつけ、原の“座長ぶり”を絶賛。大鶴は「役に対するまっすぐな姿勢に影響を受けた。それこそが座長のあるべき姿」だと敬意を示し、2度目の共演となる大原は「原ちゃんは、すごく勤勉で真面目、そして人に優しい。泣き虫なところだけは(座長として)大丈夫かなと思いましたが(笑)、尊敬しています」と話していた。また、紺野は「稽古場で原さんがいつ脱ぐのか、それが楽しみで楽しみで(笑)。実際のお姿は想像以上でした」とその肉体美にほれぼれ。りょうは稽古中、食事制限する原にお弁当を作ってあげたというが、原が「えっーと、何でしたっけ?角煮とか?」と記憶があやふやな様子を見せると、「もう二度と作らない(笑)」と苦笑いだった。『両国花錦闘士』<東京公演>公演期間 / 会場:12月5日(土)~23日(水) / 明治座チケット発売中お問合せ:明治座チケットセンター / 03-3666-6666(10:00~17:00)<大阪公演>公演期間 / 会場:2021年1月5日(火)~13日(水) / 新歌舞伎座チケット発売日:2020年12月5日(土) 10:00~お問合せ:新歌舞伎座テレホン予約センター / 06-7730-2222(10:00~18:00)<福岡公演>公演期間 / 会場:2021年1月17日(日)~28日(木) / 博多座チケット発売日:2020年12月5日(土) 10:00~お問合せ:博多座電話予約センター / 092-263-5555
2020年12月05日ひき逃げの疑いで逮捕(10月30日に釈放)された俳優・伊藤健太郎の降板を受け、ジャニーズJr.の原嘉孝が主演を務めることになった舞台『両国花錦闘士』が、12月5日に開幕する。このたび、主人公・昇龍を演じる原の姿を収めた新ビジュアルが公開された。原作漫画の時代背景でもあるバブル期をイメージし、まわしを締めた昇龍がディスコのお立ち台に立っているような姿を収めた新ビジュアル。原のもつアイドルらしいキラキラ感もあふれ出る、強く印象に残るインパクト大なビジュアルを完成させた。まぶしい笑顔でポーズを決めている原の横に、「君のまわしに恋してる」というキャッチフレーズも添えられている。明治座、東宝、ヴィレッヂというそれぞれ歴史もカラーも異なる3社から、同じ年齢の男性プロデューサー3人が立ち上げた“三銃士企画”第一弾『両国花錦闘士』。原が演じる主人公・昇龍は、力士であることに高い誇りを持ちながらも、美形でやせ型のナルシストである、“日本一セクシーなお相撲さん”だ。舞台『両国花錦闘士』は、12月5日~23日に明治座で東京公演、2021年1月5日~13日に新歌舞伎座で大阪公演、2021年1月17日~28日に博多座で福岡公演が開催される。
2020年11月20日全国にて絶賛上映中の映画『461個のおべんとう』の舞台挨拶が11月16日に新宿バルト9で開催され、出演者の井ノ原快彦と道枝駿佑が登壇した。本作は、TOKYO NO.1 SOUL SETの渡辺俊美によるお弁当エッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)を原作とした家族ドラマ。ミュージシャンでシングルファザーの父・鈴木一樹と、進路や学校生活などに悩みを抱える息子・虹輝が、高校の3年間「毎日お弁当をつくる」「休まず高校へ通う」という約束を通して、親子の絆を深めていく様を描いている。一樹をV6の井ノ原、そしてジャニーズ事務所の後輩であり、関西ジャニーズJr.内のユニット“なにわ男子”として活躍する道枝が虹輝を演じた。監督は『キセキ-あの日のソビト-』『泣くな赤鬼』などの兼重淳。公開から約2週間、11月16日に開催された舞台挨拶には会場が満員になるほど、たくさんのファンが駆けつけた。井ノ原と道枝は笑顔で登場すると、会場に向かって挨拶。司会から「制作決定から本日まで長い道のりだったと思います。率直な今の心境は?」と聞かれると、井ノ原は「雑誌とかいろんな取材を一緒に受けたり、テレビに出演したり、映画(制作)チームのほかにも、宣伝チームとか、みんな一丸となってやってきたという感じがします。ありがとうございます」と感謝のメッセージを送る。また、撮影とプロモーションを含め、一年前から共に活動している道枝について「大きくなったよね。180センチ弱?一年ってそういう年月なんだなぁ」としみじみ語る井ノ原。優しい表情で語る井ノ原と、道枝はまるで本当の親子のようだ。今回映画に出演し、一番楽しかったことや学んだことを聞かれた道枝は「全部楽しかった!バラエティ番組にも出させてもらって、TOKIOさんとパパのからみや、昔のジャニーズの話とか、視聴者の目線で楽しかったですね」とコメント。またトークが苦手で、コメントした後に井ノ原が拾ってまとめてくれたことに感謝すると、「まず、(話を)みっちーに振るんですよ。そして、その間に(返答を)考えますね」と井ノ原。道枝は「そう!だから僕に降っている時は(返答が)思いついていないってことが分かってきました」と会場の笑いを誘った。劇中に虹輝が一樹からの『大丈夫、全部うまくいく』という言葉に勇気づけられる場面があるのだが、映画の内容にちなみ、これまで力をもらった言葉や勇気づけられた言葉について質問が挙がる。すると、道枝は「それこそ、パパの言葉に(勇気を)もらいました。バラエティ番組の収録が終わった後、(うまく話ができなくて)落ち込んでいたら、パパから連絡が来て『お前のいいところは、変に爪痕を残そうとしないところ。自然体でそのままでいいんだよ』と言ってもらいました」と井ノ原とのエピソードを明かした。そして、親子での最後のイベントになる今日、道枝への激励のメッセージを依頼された井ノ原は、「僕は、先輩として言えることはあんまりないけど」と前置きしながらも、「僕も彼もジャニーズで歌ったり踊ったりしていて、僕は(デビュー)25周年、彼はまだデビューをしていないんですけど、一番大事にしなければいけないのは、ファンと仲間と思うんですよね。仲間を大事にして、今のまま謙虚に頑張ってほしいと思います。自分がやりたいこと、楽しいことをやればいい」と先輩としてエールを送る。また、道枝は最後に「この状況の中、皆さんに会えるのはありがたいことです。当たり前のことが当たり前じゃないということを、再認識できる映画だと思います」とコメント。井ノ原が「この映画は、お弁当と親子の話じゃなく、ライブシーンがあったり、学園生活での青春があったりと、いろんな要素があるんですよ。原作の渡辺俊美さんのふるさと、福島のことも。だから、食事を大事に、食事を無駄にしてはいけないということも描いていて、考えなければいけないことも詰まっている作品です。そしてお腹が空いたね、何か食べたいねという気持ちになってもらえる。そんな映画になっていますので、ぜひ楽しんでいただければと思います」という言葉で締めくくり、舞台挨拶は幕を閉じた。『461個のおべんとう』公開中
2020年11月17日