アイドルグループ・V6の井ノ原快彦と、なにわ男子/関西ジャニーズJr.の道枝駿佑が、映画『461個のおべんとう』(11月6日公開)の主題歌を務めることが3日、明らかになった。同作はヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)の映画化作品。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も怒涛のお弁当作りをする。主題歌は、原作者である渡辺俊美が作詞・作曲した「Lookin’4」に決定。さらに、エンディングで井ノ原演じる父・一樹と道枝演じる息子・虹輝が同じステージに立ち、熱唱するシーンの場面写真も公開された。同曲は渡辺が当時4歳だった息子のために作った曲で、我が子への想いが込められている。兼重淳監督であるは渡辺のライブに行った際、渡辺親子が「Lookin’4」を歌唱する姿に心を打たれ「エンディングは井ノ原さんと道枝さんがふたりで歌っている姿を見せたい」という想いを募らせ、実現に至った。井ノ原・道枝のレコーディングは、渡辺自らディレクションを行っている。歌唱シーンでは、井ノ原がギターを弾きながら高い歌唱力で優しくリードし、道枝が同作のためだけに透き通った歌声を披露している。阿吽の呼吸で井ノ原・道枝のふたりが奏でるハーモニーが心地よい爽やかな楽曲に仕上がり、撮影の合間にはいつもふたりで口ずさんでいたという。○井ノ原快彦 コメントこの曲に出会えたことを幸せに思います。渡辺俊美さんとのレコーディングは楽しくも、緊張感があり、充実した時間でした。エンディングシーンは、道枝くんと親子の絆を感じられた瞬間です。是非40代と10代の、切なくも温かい親子のハーモニーを堪能してください。○道枝駿佑 コメント井ノ原さんと僕が映画の主題歌を歌わせていただくことになりました! 虹輝の気持ちを考えながら、想いを込めて歌わせていただきました! 皆さん、楽しみにしていてください!
2020年08月03日2020年7月13日に放送されたバラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)で見せた、アイドルグループ『V6』の井ノ原快彦さんの発言に注目が集まっています。同年8月22~23日に放送される『24時間テレビ43』。メインパーソナリティーは井ノ原さんのほか、『NEWS』の増田貴久さん、『ジャニーズWEST』の重岡大毅さん、『Kis-My-Ft2』の北山宏光さん、『King & Prince』の岸優太さんが務めます。この日の放送では、5人のメインパーソナリティーの顔合わせに密着しました。井ノ原快彦、気を使う後輩にとった行動とは世代もグループもバラバラの5人。最年長となる井ノ原さんが会議室に入ってくるまで、4人は目の前にある椅子には座らずに立って待っていました。最後に井ノ原さんが会議室に到着し、4人が挨拶をすると「え?なんで座ってないの?」と驚いた様子を見せます。「先輩が来るって分かっていたので」という後輩に、井ノ原さんは…。「怖い怖い怖い、そういうのやめようよ」人生が変わる1分間の深イイ話ーより引用立って井ノ原さんを待つ後輩に、気を使わせないような声掛けをしたのです。視聴者は、この井ノ原さんの行動に称賛の声を寄せていました。・こういう上司が理想です。今の会社は古い習わしが残っているところが多いから、もっとこうやって時代に合わせて変わっていくべきだと思う。・ジャニーズ事務所は上下関係がはっきりしているイメージ。こういう先輩、いいな。・イノッチ最高だね。こんなにいい人、見たことがないよ。なかなかこれまでの習わしに「違う」と指摘を入れるのは難しいことです。井ノ原さんが多くの後輩から慕われるのは、こういう心遣いがあるからでしょうね![文・構成/grape編集部]
2020年07月16日宇宙Six/ジャニーズ Jr.の江田剛、山本亮太、原嘉孝が10日、東京・サンシャイン劇場で行われた舞台『トムとディックとハリー』取材会及び公開ゲネプロに登場した。同作はイギリスの笑劇(ファルス)王、レイ・クーニーと、その息子で同じく喜劇の名手として知られるマイケル・クーニーが、初めて共作で生み出した戯曲。長兄・トム(江田)、次兄・ディック(山本)、末弟・ハリー(原)の3兄弟に次から次へと巻き起こる騒動が、ユーモラスかつスリリングに描かれ、ハラハラドキドキの笑いを届けるエネルギッシュな作品となっている。今回は中屋敷法仁が演出を手掛けた。初日を迎えた心境を聞かれると、原が「何カ月ぶりですか? こうやってステー時に立つのは。去年がありがたいことに舞台続きだったもので、緊張はしてもいい緊張だったんですけど、これだけ期間が開くと恐怖というか……」と心境を明かし、江田も「ドキドキですよね」と同意する。原が「セリフを飛ばしたらどうしよう、という夢とか見るよね」と語ると、山本が「それ、昨日見たんだよ!」と興奮していた。今回3人が兄弟を演じるが、「実際に兄弟に例えると?」という質問に、山本は「長男(原)、次男(山本)、三男(江田)」、原は「長男(原)、次男(山本)、パパ(江田)」とそれぞれ見解を表す。また、もう1人のメンバーである松本幸大に話が及ぶと、江田は「今日観に来ます」と明かしたものの、原は「いくらメンバーとはいえ部外者なので、裏に入れないですけど。終わった後も楽屋とか来させないです」とジョークを飛ばした。外出自粛期間中には、「料理」(江田)、「けん玉とたこ焼き作り」(山本)、「筋トレ」(原)とそれぞれに過ごしていたというが、特に原は筋トレで6kg増量し、現在は減量中だという。「海外のボディビルダーみたいな人、ジェフ・シードさんを目指してます。検索してください。ファンの人は求めてないと思います。間違いなく」と憧れの人物を挙げる。今回の衣装も「タンクトップにしてほしい」と交渉していたようで、「これ以上短くはできない」と言われつつも、二の腕や片足を出せるように調整してもらったという。また、元メンバーの林翔太が6月20日に一般女性との結婚を発表した件について、山本は「発表される30分前くらいに、翔ちゃんから電話かかってきて、『怖いな』と思って。翔ちゃんから電話が来る時って、大体相談なんです。だけど『亮ちゃん、言いたいことあるんだけど……』と言うから、『待って、このタイミングで辞めるとか言わないよね?』とか、いろんなことグルグル考えたら『俺、結婚する』『え! ……それはおめでとう!』」と臨場感たっぷりに語る。一方、原は「2人(江田、山本)は直接電話が来てるけど、俺、マネージャーから『今日6時に発表します』というメールが5時58分に来て知って。まだ素直に『おめでとう』って言ってないし。俺もメンバーですから、元! 直接言ってこないんだ」と拗ねた様子で、山本が「They武道の時からの関係もあったし、直接言わないとなと思ってたんじゃないか」とフォローする。さらに山本は「『宇宙Sixだった林翔太』とネットでも騒がれたりして、嬉しかった」と話題性の高さにも喜ぶ。しかし、「現・宇宙Sixメンバーの結婚は?」という質問には、3人とも「ないないない!」と否定していた。最後に、意気込みを問われると「久しぶりに舞台に立たせていただく喜びを実感しています。カーテンコールのリハではこみ上げてくるものがあって。数カ月も立たないと、こんな気持ちになるんだ。また何倍にも感動が待ってるんじゃないかなと思ってワクワクしてます」(原)、「久々ですけど、宇宙Sixは、コメディをやらせたら宇宙1面白いんだって思わせられる第1歩になるような作品のような気がしています」(山本)とそれぞれに心境を明かす。江田は「こういう時期ですし、一人一人が愛情に溢れていて幸せたっぷりなキャラクターがたくさん出てくるので、色んなことを忘れて、純粋に楽しいなって笑顔になってくれれば。カンパニー一同、全力で千秋楽まで突っ走っていきたい」と締め括った。東京公演はサンシャイン劇場にて11日~19日。大阪公演はサンケイホールブリーゼにて8月5日。
2020年07月12日第43回を迎える「24時間テレビ43」の制作発表記者会見が7月6日、リモートにて行われ、井ノ原快彦らメインパーソナリティーと総合司会の羽鳥慎一と水卜麻美が参加した。今年のテーマは「動く」。世界を覆う新型コロナウイルスの影響で生活はすっかり変わってしまった。しかし、日常は少しずつ形を変えながらも、新しい一歩を確実に踏み出し始めている。こんなときだからこそ、離れていても、心通わせて動き出そう、そんな思いが込められている。メインパーソナリティーには、5年ぶり3回目となる「V6」井ノ原快彦をはじめ、4年ぶり3回目となる「NEWS」増田貴久、そして今回が初挑戦となる北山宏光(Kis-My-Ft2)、重岡大毅(ジャニーズWEST)、岸優太(King & Prince)の5名が務めることが決定している。コロナウイルス感染拡大防止のため、出演者のいるスタジオと記者席を中継で繋いでのリモート会見となった今回。キャプテンの井ノ原さんは「面白いなと思うのが、やっぱり年代とともに見方が変わってくるということですね。30代になったときに『何かできるんじゃないかな』とか『募金始めてみようかな』とか、今 40代になってみるともうただただ頑張っている人を見ると泣けてくるし、何か応援してあげたいって気持ちなんです」と本番組への思いを語り、「今回は20代30代40代とグループの垣根を越えて集まったわけですけれども、それぞれのリアルな気持ちでぶつかっていけたらなと思います」と笑顔。それぞれのグループから集められた今回のパーソナリティーだが、「まだこのメンバーで食事したりしたことがないので、ここから関係性を作っていきたい」と笑いつつ、「見てくださいというより、一緒に作り上げていきたい。ご協力、よろしくお願いします」と視聴者へ呼びかけた。一方、副キャプテンの増田さんは「今回は本当にいつもと違った形になると思うんですが、皆さんと一緒にこれから何ができるのか、『どんなふうに動いたらもっともっと明るい明日が未来が待ってるんだろう?』ということをこれからどんどん探して、動いていきたいなと思っています」と意気込み。初のメインパーソナリティー就任となった北山さん、重岡さん、岸さんは、「自分たちができることを模索して、スタッフさんたちと考えて、いまできることを頑張りたい」(北山さん)、「とにかく安全第一で、温かい番組作りに貢献できれば」(重岡さん)、「番組を通じて心が動く瞬間のお手伝いをしたい」(岸さん)と決意を語った。さらに、毎年恒例の“チャリTシャツ”のデザインは、今年は現代アーティスト・小松美羽が担当することも決定。希望と祈りをテーマに、守護の象徴である「狛犬」と平和と祈りの象徴の「鳩」を描いた。また、テーマ「動く」の題字は、大河ドラマ「麒麟がくる」で話題を集めた書家・中塚翠涛が担当する。「24時間テレビ43」は8月22日(土)~23日(日)日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2020年07月08日ミニスカポリスのメンバーでグラビアアイドルの涼原あす菜が、最新イメージDVD『のほほんたいむ』(発売中 4,180円税込 発売元:竹書房)をリリースした。昨年2月から「ミニスカポリス」の18代目メンバーとして活躍している涼原あす菜。グラビア活動にも積極的で、2018年8月にリリースした1stDVD『初採り美少女』以降、3枚ものDVDを発表している。そんな彼女が4thDVDをリリース。極上のスレンダーボディーをたっぷりと収録している。アイドル活動で鍛え抜いたというスレンダーボディーは健在で、バストは小ぶりも上からB82・W57・H85というプロポーション。本編では黒の下着風水着や紫のベビードール、眼帯水着など様々な衣装や水着を着用してスレンダーボディーを際立たせている。時折見せた誘惑の視線は実に色っぽく、赤い下着風水着を着用したシーンや眼帯水着のシーンでは、笑顔の裏に潜む女性の艶やかさをと楽しめる。
2020年07月07日展覧会「光─呼吸時をすくう5人」が、東京・品川の原美術館にて、2020年9月19日(土)から2021年1月11日(月・祝)まで開催される。ささやかな日常をすくう──慌ただしい日々からこぼれ落ちてしまうような、ささやかな出来事や感情を掬いあげ、それらを心に留めおく──「光─呼吸時をすくう5人」は、自らの立つ時間や空間に光をあて、社会の息遣いを救いあげる現代の作家の試みを取り上げる展覧会だ。会場では、今井智己、城戸保、佐藤時啓の写真を中心とした作品に加えて、原美術館のコレクションから佐藤雅晴のアニメーションとリー・キットのインスタレーションを展示する。日常の細部へのまなざし佐藤時啓は代表作『光─呼吸』において、長時間露光を活用し、風景のなかをペンライトや鏡を手に歩き回り、光と自身の移動の軌跡をフィルムに留めおく。本展では、デジタルカメラを用いて制作した『光─呼吸』の新作を展示する。また城戸保は、ある「もの」が日常生活のなかで本来の役割や用途からずれ、豊かな世界が立ち現れるさまを作品化。一方で今井智己は、福島第一原発から30km圏内のいくつかの山頂より原発建屋へとカメラを向けた『Semicircle Law』に新作を加えて展示する。佐藤雅晴やリー・キットの作品も原美術館のコレクションからは、過去に同館で個展も行なっている佐藤雅晴とリー・キットの作品を紹介。佐藤雅晴の作品では、2015年に五輪へと向かう東京の姿を撮影しトレースしたアニメーション『東京尾行』を、一方リー・キットの作品では、展示室に差し込む自然光が電灯の人工光と繊細に交じり合うインスタレーション『Flowers』を展示する。展覧会概要展覧会「光─呼吸時をすくう5人」会期:2020年9月19日(土)〜2021年1月11日(月・祝)〈日時指定制〉※当初の会期2020年4月25日(土)〜6月7日(日)から変更会場:原美術館住所:東京都品川区北品川4-7-25TEL:03-3445-0651休館日(予定):月曜日(9月21日(月)、11月23日(月)、1月11日(月)を除く)、9月23日(水)、11月24日(火)、年末年始入館は日時指定の予約制。詳細は原美術館公式サイトへ。入館料:一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円、70歳以上 550円※原美術館メンバーは無料※学期中の土曜日は小中高生の入館無料
2020年06月19日井ノ原快彦がシングルファザーを演じ、実話を基にした親子の成長と絆を描く映画『461個のおべんとう』の公開日が11月6日(金)に決定。特報映像とポスタービジュアルが到着した。今回到着したのは、父が作る毎日のお弁当を通して、親子の成長と絆を感じさせる特報映像。高校3年間、「お弁当を作る」「休まずに学校へ行く」――。息子・虹輝(道枝駿佑)の要望で毎日お弁当を作ることになり、親子は大切な約束を交わす。お弁当作りはお弁当箱にもこだわり、購入してきた曲げわっぱを嬉しそうに見せびらかす父・一樹は、エプロン姿でキッチンに立ち、卵焼きやオクラの肉巻きなど、彩り豊かなお弁当を仕上げていく。また料理シーンだけでなく、ミュージシャンとして演奏しているシーン、揃って黒縁眼鏡を着用する本当の親子のようなビジュアルも必見。空になったお弁当箱を見て頷く父の姿もあり、ほっこりする映像となっている。『461個のおべんとう』は11月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:461個のおべんとう 2020年11月6日より全国にて公開© 2020「461個のおべんとう」製作委員会
2020年06月09日アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が主演を務める、映画『461個のおべんとう』(11月6日公開)の特報と第1弾ポスタービジュアルが9日、公開された。同作はヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)の映画化作品。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も怒涛のお弁当作りをする。今回の特報と合わせ、劇場公開日が11月6日となった事も明らかに。渡辺が作詞作曲をした挿入歌「Oh Baby!」を井ノ原が歌う様子も盛り込まれた。お弁当箱にもこだわり、購入してきた曲げわっぱを嬉しそうに見せびらかす一樹は、エプロン姿でキッチンに立ち卵焼きを手際よく作り、オクラの肉巻きや彩りまで気にする。道枝とともに親子そろって黒縁眼鏡を着用し、本当の親子のようなビジュアルとなった。本作で初共演を果たした井ノ原と道枝は、撮影中毎日2人でお弁当を食べたり、撮影がないときでも他愛のないメールをしたりと和気あいあい。お弁当を作るシーンが多いことから井ノ原は自宅で料理(特に卵焼き)の勉強もするほどの熱の入れようだったという。また、今回解禁となった第1弾ポスターは、お弁当が繋ぐかけがえのない絆で結ばれた笑顔の一樹と虹輝という親子の姿を捉えており、見ている者を思わずほっこりさせるビジュアルとなっている。
2020年06月09日©Zoe Ghertnerアメリカの西海岸と東海岸にそれぞれルーツを持ち、上質な素材とクラフトマンシップへの情熱を共通点にもつ、南カリフォルニアを拠点とするグローバルライフスタイルブランドの UGG® とアメリカのファッションブランド Eckhaus Latta (エコーズラッタ)が、2020年春夏に向けて2回目となるUGG® + Eckhaus Lattaグローバルキャンペーンを発表します。今回もアメリカの原風景からインスピレーションを得た両ブランドのキャンペーンは、カリフォルニア州のロスパドレス国立森林公園内にあるピルー湖やベンチュラ郡にあるトパトパ山で撮影されました。ジャン=フランソワ・ミレーやポール・ゴーギャンの絵画からも感化を受け制作されたキャンペーンのイメージは、自然の原風景に漂う静けさを伝える一方で、その明らかに異質なまでの広大さや威厳が、シンプリシティや美、光、孤高の感情を呼び起こします。「私たちは、昨シーズンのコンセプトをさらに強く打ち出し、自然の壮大さを改めて探究すると共に、その風景を切り取ることで、壮大さの中にある孤高の感覚を表現したいと考えました。」– エコーズ ラッタ デザイナー、マイク・エコーズ&ゾーイ・ラッタ「2回目となるコラボレーションで、マイクとゾーイとまた一緒に仕事ができたことは、とても光栄で嬉しい出来事でした。UGGの夏のシューズに彼らのクリエイティブな解釈を加えれば、刺激的であると同時に魅力的なものになるであろうことは分かっていました。しかし、彼らがこれほどまでに完璧な夏のフットウエアコレクションをデザインしてくれるとは、予想もしていませんでした。ブーツからスニーカー、シューズ、ストラップ付きサンダルまで、今シーズンの私のワードローブに必要なものがすべて詰まったコレクションです。」– デッカーズブランズ、ファッション・ライフスタイルブランド プレジデント、アンドレア・オドネル8つのスタイルで構成されるUGG® + Eckhaus Latta セカンドジェネレーションは、個性的なスクエアトゥはそのままに、シープスキンに代わるさまざまな上質素材とカラーを採用し、ライニングのない春夏シーズンのシルエットに仕上げています。2000年代に着想を得たプラットフォームミュールやウッドソールのサンダルに加えて、スニーカーやレザーブーツも新たに取り入れた限定版コラボレーションは、両ブランドが世界に誇る素材へ新たな方向性を与え、UGG®のスピリットに新しいイメージをもたらす、エフォートレスで個性的な、これまでにない春夏シューズ・コレクションとなっています。2020春夏ニューヨークファッションウィークのEckhaus Lattaランウェイで唯一のフットウエアとして登場した2回目のUGG® + Eckhaus Lattaコラボレーション。5月28日より、UGG®銀座店とUGG®公式サイト()にてご購入いただけます。UGG®銀座店は現在臨時休業中ですが、東京都の緊急事態宣言が解除され次第、再開日程を決定いたしますので、詳細は随時公式サイトにてご確認ください。About UGG®1978年、カリフォルニアの海岸で一人のサーファーによって設立されたUGG®は、アイコニックなクラシックブーツで知られるグローバルライフスタイルブランドです。ハリウッドのセレブリティに続き、ファッションエディターに愛用され、やがて世界中に広がりました。以来UGG®は、品質、クラフトマンシップに対する妥協のない姿勢を貫きながら、フットウエア、アパレル、ファッション小物、ホームウエアのデザインと販売を手掛けています。世界各国の一流小売業者と提携しながら、UGG® のコンセプトストアおよびアウトレットストアを、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンジェルス、パリ、ロンドン、東京、上海、北京など、世界主要都市に130店舗以上を展開し、年間10億ドルを超える売上高を実現しています。詳しくは、www.ugg.com/jp @UGGJAPAN をご覧ください。@ugg @uggmens #UGGxEckhausLattaAbout ECKHAUS LATTAECKHAUS LATTAは、2011年にMike EckhausとZoe Lattaによって設立されたアメリカのファッションレーベルです。2人は、ロードアイランド・スクール・オブ・デザインで、それぞれ彫刻とテキスタイルデザインを学んでいるときに出会いました。2人はロサンゼルスとニューヨーク市のスタジオを行き来して仕事をしています。ECKHAUS LATTAは、ニューヨークファッションウィークの期間中、キャスティングやインスタレーションの様式、パフォーマンスの役割などを模索するステージとして、1年に2つのコレクションを発表しています。ECKHAUS LATTAは既成の枠にとらわれないブランドであり、コラボレーションは彼らにとって自然な役割なのです。これまでも数々のアーティストとファッションやジュエリー、パフォーマンス、オーディオビジュアルなどのパートナーシップを結んでいます。ECKHAUS LATTAは2018年の夏にホイットニー美術館(ホイットニー・ミュージアム・オブ・アメリカン・アート)で初の個展『Possessed』を開催しました。また、第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展やクラウパ・タスカニー・ザイドラー・ギャラリー(KraupaTuskany Zeidler Gallery:ベルリン)、ギャビン・ブラウンズ・エンタープライズ(Gavin Brown’s Enterprise:ニューヨーク)、ニュー・ミュージアム(ニューヨーク)、ミュージアム・オブ・アーツ・アンド・デザイン(ニューヨーク)、ギャラリー・イザベラ・ボルトロッツィ(ベルリン)、MOCA(ロサンゼルス)、MoMA PS1(ニューヨーク)、ハマー・ミュージアム(ロサンゼルス)など、世界中のアート施設でプロジェクトやビデオ、コレクションなどを展示しています。詳しくは @eckhaus_latta をご覧ください。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月21日井ノ原快彦が息子のためにお弁当を作り続けるシングルファザーを演じ、「なにわ男子」道枝駿佑と親子役で共演する『461個のおべんとう』。この度、父と息子、それぞれの場面写真が到着した。「TOKYO No.1 SOUL SET」の渡辺俊美による感動のお弁当エッセイを映画化する本作。鈴本一樹は、息子・虹輝が高校入学時、「学校の昼食なんだけど虹輝はどっちがいいの?お金渡して自分で買うのと、父さんが作るお弁当」と質問。すると「父さんのお弁当がいい」と虹輝。この瞬間から「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という父と息子の“大切な約束”が生まれた――。今回到着した場面写真では、多忙なミュージシャンでありながら、息子のために毎日欠かさずキッチンに立ち続ける井ノ原さん演じる父・一樹のひとコマが収められている。映画化決定の際、「この作品はお弁当を作るシーンも多いので自宅で料理の勉強をしています」と話していた井ノ原さん。得意顔な表情が印象的な1枚だ。またもう1枚は、1度受験に失敗し、1歳下のクラスメートに囲まれて孤立していた息子・虹輝が、ひとりニヤリとしながら父が作ったお弁当を食べる微笑ましい場面が切り取られている。『461個のおべんとう』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:461個のおべんとう 2020年秋、全国にて公開予定© 2020「461個のおべんとう」製作委員会
2020年05月19日アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が主演を務める、映画『461個のおべんとう』(2020年秋公開予定)場面写真が19日、公開された。同作はヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)の映画化作品。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も怒涛のお弁当作りをする。今回公開されたのは、父と子の絆が垣間見える場面写真。井ノ原演じる一樹が、ライブやレコーディングで多忙なミュージシャンでありながら、息子のために毎日欠かさずキッチンに立ち続けるひとコマを収めたものとなっている。一方、道枝演じる虹輝の写真は、1人で父親が作ったお弁当を食べる姿。一度受験に失敗した虹輝は、入学当初1歳下のクラスメートに囲まれて孤立していたが、父の弁当を食べて笑みを浮かべた。
2020年05月19日京都を拠点に、国内外問わず現代アートや舞台芸術、インスタレーションから映画音楽まで幅広く活躍する音楽家・原 摩利彦による「Passion」のミュージックビデオが解禁となった。同MVには、俳優、ダンサーとして活躍する森山未來を迎え、通常は非公開となっている京都の「建仁寺両足院」にてロケ撮影が行われた。表題曲は6月5日にリリースされる最新作『PASSION』に収録される。彫刻家の名和晃平と振付家のダミアン・ジャレによる舞台作品『VESSEL』をはじめ、原が楽曲制作に携わった映像作品やインスタレーションを通じて親交のある森山未來は、本作品において出演のみならず、振付のクリエイション、演出やコンセプトのアイディアまで、幅広く関わっている。原 摩利彦によるミュージックビデオ「PASSION」へのコメント翁(おきな)のアイディアを聞いたとき、すぐに奈良県談山神社で観た三番叟(さんばそう)のことを思い出した。山を背にした野外舞台で演じられ、お囃子の音は山間に響いていた。翁は五穀豊穣や国土安穏と関わりがあるとされるが、謎に満ちている。急速に事態が変化していった4月の撮影日。静寂につつまれた街に隣接する建仁寺両足院で、未來さん演じる怯える人間はやがて翁に転じ、ゆっくりと、時に倒れながらも前進していく。その姿を見ながら、「PASSION」というタイトルについて今一度考えていた。これから起こるであろう幸せも苦難もすべて受け入れていくという決意を込めて「情熱」と「受難」という二つの訳語をもつこの言葉を選んだ。当初、この決意は一個人としてのものであったが、世界の状況とともにその意味が変わってきた。未來さんと振付の山本さんは、このタイトルの意味が変化していったことを汲み取って、それを新しい解釈で表現してくれた。この映像作品は、いまの世界に対するレスポンスになったのではないだろうか。原 摩利彦 「PASSION」1. Passion2. Fontana3. Midi4. Desierto5. Nocturne6. After Rain7. Inscape8. Desire9. 6529010. Vibe11. Landkarte12. Stella13. Meridian14. Confession15. Via Muzio Clementi6月5日発売国内盤CD BRC-619 ¥2,400+税購入特典:「Scott Walker - Farmer In The City (Covered by Marihiko Hara)」CDR>>その他、アート・カルチャー関連の記事はこちらから
2020年05月15日笑って泣ける親子の成長と絆を描いた実話を、井ノ原快彦を主演に迎え映画化した『461個のおべんとう』。この度、森七菜、若林時英、阿部純子ら追加キャスト9名が解禁となった。学校で孤立する虹輝(道枝駿佑)を何かと気にかけ、お弁当をきっかけとして仲を深めていく同級生を演じるのは注目の若手俳優2人。仁科ひろみ役に『天気の子』で声優としてヒロイン役、『ラストレター』では女優としてだけでなく、主題歌「カエルノウタ」で歌手デビューを果たし、“2020年の顔”(日経トレンディ)に選出された大注目若手女優の森七菜。そして、田辺章雄役に子役時代から蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」に出演し、最近では「中学聖日記」「3年A組-今から皆さんは、人質です-」など話題のテレビドラマにも出演した、若手実力派俳優として注目の若林時英。バンドのレコーディングスタッフとして一樹(井ノ原さん)に思いを寄せる女性・矢島真香を演じるのは、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」やTBSドラマ「ノーサイド・ゲーム」などで注目の若手女優・阿部純子。虹輝を優しく支える母親・浅井周子役には、元宝塚歌劇団月組トップ娘役で、退団後は『昴-スバル-』「99.9 -刑事専門弁護士-」に出演するなど、テレビドラマや映画でも活躍する映美くらら。一樹が所属するバンドのマネージャー・徳永保には、『海賊とよばれた男』『AI崩壊』「あなたの番です」など、名バイプレイヤーとして数多くの話題作に出演する野間口徹。バンドメンバーの古市栄太には、HIP HOP界のカリスマとして日本の音楽業界を牽引しながら映画やドラマでも活躍するKREVA。同じくバンドメンバーの河上利也は、お笑いコンビ「エレキコミック」としてだけでなくDJや俳優業などマルチな活躍がめざましい、やついいちろうが好演している。そして、一樹の家族にはベテランの名女優がキャスティング。一樹の姉・遠藤咲江には、日本映画批評家大賞助演女優賞受賞歴もあり、数々の映画やドラマに出演し、第1線で活躍する坂井真紀。そして、一樹の母親・鈴本奈津子を、『遙かなる山の呼び声』『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』で日本アカデミー賞最優秀女優賞を受賞した倍賞千恵子が演じる。『461個のおべんとう』は2020年秋、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:461個のおべんとう 2020年秋、全国にて公開予定© 2020「461個のおべんとう」製作委員会
2020年04月17日アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が主演を務める、映画『461個のおべんとう』(2020年秋公開予定)の追加キャストが17日、明らかになった。同作はヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)の映画化作品。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も怒涛のお弁当作りをする。学校で孤立する虹輝を何かと気にかけ、お弁当をきっかけとして仲を深めていく同級生・仁科ひろみ役に映画『天気の子』で声優としてヒロイン役、映画『ラストレター』では主題歌で歌手デビューも果たした森七菜、同じく同級生の田辺章雄役に子役時代から蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』に出演し若手実力派俳優として注目の若林時英が決定。バンドのレコーディングスタッフとして一樹に思いを寄せる女性・矢島真香役の阿部純子、虹輝を優しく支える母親・浅井周子役の映美くらら、一樹が所属するバンドのマネージャー・徳永保役の野間口徹が出演。さらに、一樹のバンドメンバー・古市栄太役をKREVA、河上利也役をやついいちろうが好演している。また、一樹の姉・遠藤咲江役には坂井真紀、母親・鈴本奈津子役には倍賞千恵子と名女優が揃った。
2020年04月17日宇宙Six/ジャニーズJr.の原嘉孝が、舞台『逆転裁判~逆転のパラレルワールド~』の主演を務めることが1日、明らかになった。同作は人気法廷アドベンチャーゲームの舞台化作。2013年から2019年にかけて度々舞台化され、2009年より3度に渡る宝塚歌劇団での舞台化、2012年には三池崇史監督による実写映画化、2016年、2019年にはTVアニメ化と展開されている。今作では、弁護席で気を失った主人公・成歩堂龍一(原)が目を覚ますと、並行世界に迷い込み、容疑者として逮捕されてしまっていた“あっちの世界”の成歩堂を助けるために奔走する。逆転裁判の生みの親である巧舟(CAPCOM)監修の元、脚本・演出を斎藤栄作が務め、『逆転裁判』オールスターズを意識。原作を壊しながらどう新しい作品を創造していくかという、柔軟な姿勢で笑いあり、シリアスあり、涙ありの総合エンターテイメント作品を目指す。主演には新たに原を迎え、ヒロイン・綾里真宵役の中村麗乃(乃木坂46)、御剣怜侍役の小波津亜廉、ゴドー役の友常勇気が続投。そして新キャストとして、狩魔冥役に元SKE48の木本花音、成歩堂琉市(なるほどちゃん)役に元℃-uteの中島早貴、謎の裁判長役に市川知宏、糸鋸圭介役に田中晃平が決定。さらに井出卓也が出演し、野添義弘、田上ひろし、西海健二郎、久下恵美らSETメンバーが脇を固める。公演は5月1日〜10日、東京・サンシャイン劇場にて行われる予定。キャスト共通で、A・Bと2パターンのエンディングが用意されている。○原嘉孝 コメント今回お話をいただいて、プレッシャーと同時に、とても楽しみです。原作のある作品ですし、原作ファンの方もたくさんいらっしゃると思います。演じるキャラクターにどれだけ近づくことができるか、しっかり役作りしていきたいです。芝居はもちろんですが、声質や声の出し方などにもポイントがあるのでは、と思っています。稽古場ではきっと、新たな発見が沢山あると思いますが、共演の皆さまともしっかりとコミュニケーションをとって、取り組んでいければと思います。
2020年04月01日雨上がり決死隊・蛍原徹(52)が3月15日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演。“闇営業問題”の謹慎から明け、1月29日にYouTuberとして活動再開した相方・宮迫博之(49)について言及した。共演のFUJIWARA・藤本敏史(49)と俳優・星田英利(48)から、今後のコンビ活動について問われた蛍原は「なにも決まっていない」と返答。さらに宮迫の動画番組へ出演する可能性についても「ない」と否定し、「ネットやYouTubeは見ない」と語った。また藤本と星田は、宮迫が復帰当初に「蛍原の隣に戻りたい」と発言したことについて蛍原に訊ねた。すると蛍原は「やっぱり迷惑しかかけてないからな。なかなかやっぱり……」と言葉を詰まらせていた。「宮迫さんは著名なYouTuberの協力を得て、対談や歌唱などバラエティ豊富な動画を配信中。今ではチャンネル登録者数も65万人を越え、新たなファンを獲得しています。いっぽう蛍原さんは、コンビで務めていたレギュラー番組への出演を継続中。宮迫さんのポジションを様々な芸人が務めていますが、蛍原さんは持ち前の巧みなトーク回しや謙虚さで重宝されています。ソロでの活躍が顕著になりつつあるので、一見するとコンビ間に温度差が感じられます」(芸能関係者)宮迫は昨年7月20日、ロンドンブーツ1号2号・田村亮(48)と一連の“闇営業問題”について謝罪会見を開いた。そこで、蛍原について「今は僕から『コンビを続けてくれ』ということが言えません。蛍原さんの意見に従います」と語っていた。「蛍原さんは現在に至るまで、今後のコンビ活動についてはっきり意向を示していません。ですが蛍原さんは、宮迫さんの騒動発覚後も『宮迫のおかげで今がある』と語っていました。宮迫さんがテレビ業界から復帰を認めてもらえるまで、“雨上がり決死隊”として粛々と孤軍奮闘を貫こうとしているのでしょう」(テレビ局関係者)事実上、“ピン芸人”として互いに活動する宮迫と蛍原。2人の足並みが揃う日は訪れるのだろうか。
2020年03月16日●幼少期の記憶「吉本入る!」歌手・女優・モデル・芸術家としての顔を持つ、“創作あーちすと”のん。約5年半ぶりの実写映画『星屑の町』(3月6日公開)には多方面での経験値が注ぎ込まれ、彼女にとっては「今まで積み重ねてきたことが集結しているような作品」となった。演じるヒロイン・久間部 愛は、一度は歌手を夢見て上京するも、ある理不尽な出来事によって東北の田舎町に戻ってきた女性。夢破れて自暴自棄……になるかと思いきや彼女はひたすらに前を向き、地元を訪れたコーラスグループ・ハローナイツとの出会いによって輝きを取り戻し始める。笑いあり、歌あり、涙あり。キャッチコピーの「人生は、いつだって輝ける」は、のん自身とも重なり合う。この役柄について、のんは「すごく似ている」とうれしそうに話す。彼女のモチベーションや仕事の原動力、そして生きる源となっているものは一体何なのか。俳優・女優のターニングポイントに焦点を当てるインタビュー連載「役者の岐路」の第10回は、固定概念にとらわれない唯一無二の肩書き“創作あーちすと”のルーツに迫る。○■“自由”を共有した人物「今思うと、無敵な二人」――約5年半ぶりの実写映画。オファーがあった時、率直にどのように思われましたか?コメディのお話を頂いたことがまずはうれしくて。ベテランの名優の方々がここまで集結する作品も珍しいと思いますので、そこに加えて頂けることはすごく幸せなことだと感じました。それから、役者としては修行にもなるかなと。――個人的に引き込まれたのが、「新宿の女」の弾き語り。ハローナイツに入ることを認めてもらうため、メンバーに歌声を披露するシーンでした。ありがとうございます。愛ちゃんが初めて歌うシーンなので、役柄としては熱い気持ちが一番高まっているところ。撮影に備えて、藤圭子さんの歌声をボイトレの先生と聴きながら参考にさせて頂いて、練習を重ねてから本番に臨みました。――のんさんにとって、「役として歌うこと」とは?物語には感情の流れがあって、いろいろな条件によって「どのように歌うのか」が決まります。そこを構築していくのは、自分自身で歌うよりは考えることが多いというか、定まって歌うことができると思います。その役が物語の中でどのように感じて、どのように生きているのか。そこを捉えて現場に臨んでいますが、監督との擦り合わせも必要なので現場で変更することもあります。――そうした中で愛の人柄をどのように受け止めたんですか?超ポジティブな人だと思います。挫折して暗い気持ちになってて、そこから徐々に元気と自信を取り戻していく人なのかなと思って台本を読んでいたんですけど、監督とお会いして本読みをした時に、「台風の目になってほしい」と言われて。周囲を巻き込んでいく存在であることが最初に理解できて、劇中のような愛ちゃんになりました。幼なじみの星一さんが、「愛ちゃん、全然へこたれてない」というシーンがありますが、本当にそのままの人。東京で挫折して地元に帰ってきているのに、全く希望を失っていない。本当に超ポジティブな人なんです。――人前では落ち込んでいるところを見せないタイプなのかもしれませんね。そうですね。落ち込んでも自信は失わない人。何よりも自分の歌に自信があって、自惚れてる(笑)。愛ちゃんは、そこが原動力になっていると思います。ちょっとの自惚れも大事なのかもしれないですね。――ご自身と比べていかがですか?何があっても、「自分には才能がある」と信じ切っているところはすごく似ていると思います。自惚れているところも、共感してしまいます(笑)。――幼い頃から?物心ついた時から根拠のない自信がありました(笑)。子どもの頃って、みなさんそうですよね。夢に対して、根拠のない自信や希望がある。それが年齢を重ねるごとにいろいろなことを知って、根拠のない自信は消えていくものだと思いますが、それがずっと持続しています。これは何かで身につけたものではなくて、生まれた時から(笑)。――何が影響してそうなったのか……(笑)。分からないんですよね……気がついたら鏡の前でポーズとったりして、そんな自分の姿が好きで。お母さんも気分を乗せてくれるので、それで調子に乗っちゃったのかもしれません(笑)。あと、同い歳のいとこが隣の家に住んでいて、小さい頃からずっと一緒に遊んでいました。今思うと、無敵な二人(笑)。お互い乗せ合って、調子に乗った蓄積が今も生きているんだと思います。――今も交流はあるんですか?その時と関係性は変わりましたが、今でもめちゃめちゃ仲良いです。一度は疎遠になって、二人とも社会人になってから再会すると、やっぱり居心地が良くて。波長が合っていると改めて感じました。――そういう関係性も含めて、親御さんの教育からも良い影響を受けたのかもしれないですね。私が二人姉妹で、いとこが三人きょうだいだったんですけど、お母さんは5人で遊びに行くことをいつも勧めてくれて。そうやって、「子どもたちだけの世界」を作ってくれたので、いつも探検することが楽しかったですし、たくましさも養われました。田んぼに入ったり、山登ったり。自分たちの足でどこへでも行けるワクワクがありました。――そこから芸能界への憧れが芽生え始めるんですか?子どもの頃は全然なくて。そもそも、「芸能界」というものを認識していなかったんです、「テレビの中に入りたい」「芸能人になりたい」みたいな願望もなく。私は関西の兵庫県出身で生まれながらのお調子者(笑)。小学生の頃、いとこと友達と3人で、「吉本入る!」「お笑い芸人になる!」と盛り上がってトリオを組んで、コントを作ったこともありました(笑)。――吉本を目指していたとは(笑)。ということは、「人を楽しませること」がのんさんのルーツになっているんですかね。そうだと思います。コメディ大好きです。コメディの作品にどんどん出ていきたいと思っているので、今回のオファーもすごくうれしかったです。●“創作あーちすと”最大の転機とは――“創作あーちすと”の肩書きは、おそらく世界中でのんさんお一人のものだと思います。“創作あーちすと”と名乗り始めてから3年。ご自身にとって、転機となる出来事は何ですか?『この世界の片隅に』に参加できたのは、すごく大きな出来事でした。自分にとって、「変化」というよりは、この作品と出会って「深めることができた」というか。これから役者をやっていく上で、すごく重要な作品になると思って、「絶対に自分がやりたい」と思っていました。その願いが叶ってすずさんを演じることができて、たくさんの人に広がって。劇場に足を運んでくださった方々が制作チームの一員のようにSNSでも口コミを拡散してくださいました。送り出す側と受け取ってくださる側とで共鳴し合って大きく膨れ上がっていく感覚、一体感。こんなに観る人に支えてもらえる映画に参加できて……自分が役者をやっていて本当に良かったと思えた出来事でした。これからも愛し、愛される映画を送り出す側にずっといたいです。――数々の映画賞を受賞したことは、それだけ多くの人に届き、心を動かした証しとも言えると思います。劇場に来てくださった方の声と作品を評価する賞を頂けたことは、「これでいいんだ」という思いに繋がりました。――『この世界の片隅に』で「深めることができた」こともそうだと思いますが、のんさんが働く上での喜びとは?どのように解釈して演じると、観る人の心をつかむことができるんだろう。そうやって擦り合わせて組み立てていくので、「伝わった」という手応えは働く上で原動力になります。ファンになってくださったり、応援してくださったりそういう方々がいてくれることで、「がんばろう」「やめられない」という励みにもなります。役者は、観てくれる人がいてこそ成立するものだと思います。――幅広い分野での活動も、根本は同じということですか?そうですね。歌手の場合は主体性が問われます。どのようなメッセージを届けたいのか、とか。自分で考えて組み立てていくので、根本は同じでもそれぞれの活動によって違ったアプローチができます。役者の場合と違って、自分自身のメッセージを込めないといけないので大変というか、恥ずかしい作業でもありますけど(笑)。でも、何よりもそうやって新しいことに挑戦できるのは楽しいです。――『星屑の町』で演じた愛にも、のんさんのそういう部分が映し出されていると思います。今回の『星屑の町』は歌もあって、演技もあって、笑いもあって。今まで積み重ねてきたことが集結しているような作品なので気合いも入りました。本当に素敵で心が温まる良い映画です。歌が全体を包んで、人と人を繋げてくれる。それから、家族は時にすごく面倒くさい存在でも、家族がいるからこそ踏ん張れることもある。そこも描かれているので、老若男女どの世代の人も、生きているすべての人に観て欲しい作品です。――そろそろお時間です。貴重なお話ありがとうございました。今回の作品は多くの人の“夢”が描かれています。最後に、のんさんの“夢”をうかがってインタビューを終えたいと思います。これからもっといろいろな表現を高めていって、たくさんの人に作品や思いを伝えていけたらと思います。ずっと一生、自由にまっすぐ。子ども心を忘れずに。そして、近々の“夢”は『星屑の町』が一人でも多くの人に届くことです。■プロフィールのん1993年7月13日生まれ。兵庫県出身。2016年公開の『この世界の片隅に』でアニメーション映画初主演。第38回ヨコハマ映画祭審査員特別賞をはじめ、多数の映画賞を受賞した。また、自ら代表を務める新レーベル『KAIWA(RE)CORD』を発足し、「創作あーちすと」としてアートを展開するなど活動は多岐にわたる。YouTube Originals『のんたれ(I AM NON)』では映画監督デビューも果たした。■映画『星屑の町』大手レコード会社の社員だった山田修(小宮孝泰)をリーダーに、歌好きの飲み仲間、市村敏樹(ラサール石井)と込山晃(渡辺哲)、青木五郎(有薗芳記)をコーラスに、大阪ミナミでくすぶっていた歌手の天野真吾(大平サブロー)をボーカルに迎えて結成されたハローナイツ。途中から参加した西一夫(でんでん)は、ハローナイツの借金を肩代わりするのを条件に、博多の焼き鳥屋と4人の子どもを女房にまかせてメンバーになった。これといったヒット曲もなく、ベテラン女性歌手・キティ岩城(戸田恵子)と地方を回りながら細々と活動を続けていたある日、東北の田舎町で、東京から出戻り、再び歌手になる日を夢見る愛(のん)と出会う。 愛が突然、ハローナイツに入りたいと直訴して、大騒動に発展、すったもんだの末に、愛はハローナイツに加入することとなり、状況が一変する。たちまち人気者となり、思いがけず夢を叶えたかに見えたメンバーだったが─―。
2020年03月12日アイドルグループJO1が『女性自身』に初登場♪昨年GYAO!で放送されていたオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で、約3ヵ月にわたる「国民投票(視聴者による投票)」を勝ち抜いた11人が、3月4日に発売されるシングル「PROTOSTAR」でついにデビューを果たす。ついこの間までほぼ一般人だった彼らは、取材中の雰囲気もまるで男子校の休み時間のよう(笑)。そんなJO1の和気あいあいとした様子をお届けします。【Q】メンバーの中で、彼氏にするなら誰を選ぶ?《後編》白岩瑠姫(22):僕が選ぶのは、まめちゃん。蓮くんとか奨くんとか、付き合ったらリードしてくれる感じがするけど、まめちゃんの場合は、これから一緒に歩んでいけそうかなって。河野純喜(22):あ〜、わかる〜!白岩:一緒に初めてのことを経験できるって、初々しくて青春な感じがする!與那城奨(24):てことは、俺と蓮に初々しさはない?白岩:う〜ん、リードしてほしい人にはいいと思うけど、俺はいま、青春を味わいたいから!大平祥生(19):ぼくは拓実くん!気遣いもできるし、おもしろいんですよ。川西拓実(20):うれしいっすね(笑)大平:それに、男らしいところもあるし、一緒にいて絶対楽しいと思うんです。あと、顔がいちばんカッコいいと思います!とくに横顔が超カッコいいんで、ずっと横から見てたいです(笑)川西:(にやにや笑う)佐藤景瑚(21):なに、その笑い方(笑)初めて見た!與那城:僕は、瑠姫を選びます。単純にこの顔が隣に立ってたら、もう勝ちじゃないですか。白岩:すみません(笑)與那城:あと、番組で何度か同じチームになったとき、瑠姫の誠実さとかアツい思いが伝わってきて。そのカッコよさが僕は好きです。川西:僕は、まめちゃん。かわいいし、おもしろいし、カッコいいし。あと、ほんとに、ワンちゃんみたいな感じがあって。木全翔也(19):うん、柴犬だよね。川西:だから、隣にいたら落ち着くんじゃないかなって。豆原一成(17):自分ではわかんないんですけど、よく言われるんですよ。河野:そんなまめちゃんは、かばんに柴犬のキーホルダーをつけてて。それをずっとなでたりしてるんですよ。川西:なんかたまに「柴犬が立ってる!」って、めっちゃうれしそうに報告してくる(笑)豆原:カバン置くと勝手に立つんですよ(笑)みんな:かわいい〜♪金城碧海(19):僕は純喜くんです。明るいし、話題をふってくれたり、頑張ってくれる感じもするし、一緒にいて楽しそうだなって。しかも爽やかでカッコいいし。でも……。河野:え、でも?なになに?金城:ひとつ、彼氏だったら嫌なのかなって思うのが、周りの意見に左右されるところ。優柔不断なので、決めるところは決めてほしいかなって。そこが、かわいかったりするんですけどね(笑)河野:たしかに……。それは僕も思ってました。直していきます!「女性自身」2020年3月10日号 掲載
2020年02月28日元乃木坂46・伊藤万理華の展覧会を渋谷パルコで開催、原美術館で現代美術家・森村泰昌の凱旋展、表参道ヒルズに“北海道地チーズ”を使った限定メニューが登場etc...週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け!FASHION◆元乃木坂46・伊藤万理華の展覧会が渋谷パルコで開催、クリエイターやブランドとのコラボ作品を披露(〜2/11)乃⽊坂46の卒業⽣にしてカルチャーアイコンと⾔われる伊藤万理華の展覧会「伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”」が、渋⾕パルコ地下1階のGALLERY Xにて開催。彼⼥のクリエイター、キュレーターとしての観点から、クリエイター4⼈と3ブランドを起⽤し、コラボレーション作品を製作・展⽰する。>>詳しくはこちら©MARIKA ITO EXHIBITION”HOME SICK”ART&CULTURE◆原美術館、名画に扮したセルフポートレイトで知られる森村泰昌の凱旋展を開催(〜2/11)原美術館で、名画や映画の登場⼈物あるいは歴史上の⼈物に⾃らが扮するセルフポートレイト作品で知られる現代美術家・森村泰昌の展覧会「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020−さまよえるニッポンの私」展を開催。作家自身によるレクチャーパフォーマンス「エゴオブスクラ 東京2020バージョン」も実施される。>>詳しくはこちら「ポートレイト(女優)/駒場のマリリン」1995‒2008 ©Yasumasa Morimura◆シャネル・ネクサス・ホールで、人体に楽譜を描く現代音楽家の写真展が開催(〜2/16)シャネル・ネクサス・ホール(CHANEL NEXUS HALL)にて、現代音楽家・ヤコポ バボーニ スキリンジ(Jacopo Baboni Schilingi)の写真展を開催中。30点の写真作品が展示され、中には鑑賞者が作品の前に立つと、音楽が流れる仕掛けも。あらゆる感覚を使ってバボーニスキリンジの作品を感じることができる。>>詳しくはこちらEmilie Fleury - close up hands (Igitur), 2017 / ©Jacopo Baboni SchilingiBEAUTY◆アンプリチュードの春コスメはヨーロッパの宮殿からインスパイア、“大人ヌーディ”なシャドウやチーク(発売中)アンプリチュード(Amplitude)から、2020年春のコレクション「ヌーディ スプリング カラーズ」が登場。ヨーロッパの宮殿からインスパイアされた、“大人ヌーディ”なアイシャドウやマスカラ、マットリップなど6アイテムが登場する。>>詳しくはこちら◆ジルスチュアート ビューティのバレンタインコスメ、8色パレットやハート型リップバーム(発売中)ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)が、女性だけで過ごすバレンタイン“ギャレンタイン”をテーマに限定コレクションを展開。キラキラとハッピー感あふれるアイシャドウパレットやリップバーム、ハンドクリームといったアイテムが並ぶ。>>詳しくはこちらGOURMET◆“北海道地チーズ”を使ったとろとろ白子グラタンやピザ。表参道ヒルズの期間限定メニュー(〜2/16)表参道ヒルズのレストラン7店舗にて、クラフト感溢れる味わいが特徴の“北海道地チーズ”を使った期間限定メニューが楽しめる。チーズと白子の“とろとろ”食感が堪らない「白子のグラタン」や、7種類の異なる北海道地チーズを合計350gも使用した「北海道産 7種チーズのドイツピザ」など、寒い冬にぴったりの一品が並ぶ。>>詳しくはこちら
2020年01月24日女優の原知佐子さんが1月19日に、上顎がんのため逝去した。84歳だった。原さんといえば、55年に新東宝ニューフェイスとしてデビュー。映画や舞台など幅広く活躍した。1970年代にはドラマ『赤いシリーズ』(TBS系)で、ヒロイン・山口百恵のイビリ役として存在感を発揮した。「原さんは『赤いシリーズ』で、百恵さんのファンが激怒するほどの意地悪な役を熱演しました。ですが演技以外では多忙を極める百恵さんを気づかって、食事に誘うといった優しい面もあったようです」(テレビ局関係者)最近の活躍では、映画『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』(’15)や『シン・ゴジラ』(’16)にも出演していた原さん。『シン・ゴジラ』では、背負われて避難する老婆役を演じていた。「原さんの登場シーンはほんの数秒でした。そのため、エンドロールで原さんを発見した観客も多かったようです。注意深く探さないとわからないほどだったので、原さんを見つけようと再び観劇する人もいたようです」(映画関係者)そんな原さんといえば、『ウルトラマン』シリーズを手がけた故・実相寺昭雄さん(享年69)がご主人だ。実相寺さんは円谷プロ制作の『ウルトラマン』や『怪奇大作戦』といった怪獣・特撮番組の監督として有名で、多くの映像作家たちに影響を与えた。原さん自身も特撮番組に数多く出演し、実相寺さんが携わった特撮ドラマ『ウルトラマンティガ』(’96)や『ウルトラQ dark fantasy』(’04)などにも出演した。「原さんは実相寺さんの作品に出演するいっぽうで、互いを詮索しない自由な夫婦関係でした。とはいえ、原さんはお墓参りには必ず行っていたそうです。実相寺さんは先祖を大切にする原さんに感謝していました」(前出・映画関係者)しかし、’06年11月29日に実相寺さんは胃がんのため逝去した。「当時、原さんは愛知県で舞台に出演していました。その間に実相寺さんの容体が悪化したようです。実相寺さんが永眠したことを確認すると、原さんは直ぐ舞台に戻ったと聞きました。原さんはその時のことについて、『舞台があったから気丈でいられた』と振り返っていました」(舞台関係者)生涯にわたって女優魂を貫いた原さんに、追悼の声があふれている。《マザラス星人やマノン星人役の…実相寺監督の奥様、原知佐子さん亡くなったのですか…ショックご冥福をお祈りします。》《原知佐子さん。凛とした女性でした。実相寺監督が亡くなった後にもウルトラシリーズに出演されたりして嬉しかったです。「シン・ゴジラ」にも出演。ご冥福をお祈りします》《原知佐子さん 実相寺昭雄さんの奥さまであり、『シン・ゴジラ』やウルトラシリーズにも出演なさってた『ウルトラマンオーブ』最終回前編でも、「太平風土記」に纏わる大事な役を演じられておりましたね お疲れ様でございました》
2020年01月20日テレビ朝日は1月6日、情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」が昨年1~12月の年間平均視聴率で9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で同時間帯民放トップだったことを発表した。一部スポーツ紙によると同番組が年間視聴率でトップを獲得したのは17年、18年に続いて3年連続。同局は昨年12月の月間視聴率で全日帯(午前6時~深夜0時)7.8%、プライム帯(午後7時~同11時)11.8%、ゴールデン帯(午後7時~同10時)11.9%を記録。13年6月以来、6年半ぶりに月間視聴率3冠を獲得したという。「年間の視聴率三冠は昨年まで6年連続で日本テレビが獲得し続けています。ただ朝の時間帯の中でも『モーニングショー』の時間帯は激戦区にもかかわらず、テレ朝が王座を守っているのです。日テレから三冠奪取に近づいているといえそうです」(テレビ局関係者)同番組は今年4月、入社1年目で元乃木坂46のメンバーだった斎藤ちはるアナ(22)を羽鳥慎一アナ(48)のアシスタントに抜てき。石原良純(57)や長嶋一茂(53)を曜日コメンテーターに起用しているが、それ以上に視聴率獲得の原動力があるという。「レギュラーコメンテーターをつとめる、同社報道局の玉川徹氏(56)です。玉川氏が時事ネタに切り込むコーナー『そもそも総研』は前身番組からの名物コーナー。固定ファンが多く、反響も多く寄せられているそうです。玉川氏といえば昨年11月に『週刊文春』(文芸春秋)で美容外科医の女医との交際を報じられるなど、もはやタレント並の売れっ子です」(芸能記者)報道の時点ではお相手と同棲状態だった玉川氏。番組内で結婚報告でもすれば、さらに視聴率は跳ね上がりそうだ。
2020年01月08日デビュー7周年を迎えたGENERATIONS from EXILE TRIBE。念願のNHK紅白歌合戦初出場も決めた彼らが、怒涛の1年間を振り返ります。今回は数原龍友さん、片寄涼太さん、佐野玲於さんのインタビューをご紹介。メンバーのキャラクターを表した詞に注目してほしい。数原龍友今年の前半は個人活動が中心でわりとのんびりしていたんですけど、後半はグループでの活動がありがたいことに本当に充実していて、人生で一番、過ぎるのがあっという間だった一年かもしれません。「BATTLE OF TOKYO」っていう後輩たちと一緒にやったライブだったり、自分たちのツアーだったり、AbemaTVでやらせていただいている番組であったり。今回のアルバムもその一つ。この中には、僕の初のソロ曲「Nostalgie」も収録されています。作詞の小竹正人さんは、僕のことを子どもの頃から知ってくださっている方。僕とリンクするような言葉を選んでくださったので、大げさではなく自分の人生を投影する気持ちで歌わせていただきました。それと「心声(しんせい)」は亜嵐くんが曲を作ったんですけど、作詞に協力してよって声をかけてくれて。作家さんたちとセッションを重ねながら、メンバーのグループでのキャラクターを言葉でおもしろく表現したりしました。「これは誰のことだろう」って想像しながら聴くと楽しいと思いますよ。そして今年は念願の紅白歌合戦に初出場できて、最高の締めくくり!元日は全員で集まって一年の目標を決めたあとに、深夜の街を「さむー」って言いながら散歩するのが恒例なので、来年もそこからいいスタートが切れたら、と思います。かずはら・りゅうと1992年12月28日生まれ、兵庫県出身。ボーカル。映画『HiGH&LOW THE WORST』の劇中歌のソロ曲「Nostalgie」が配信中。ニット¥48,000(DISCOVERED TEL:03・3463・3082)パンツ¥17,000(Johnbull/ジョンブルカスタマーセンター TEL:086・470・5770)その他はスタイリスト私物手を取り合っている感覚を大切に駆け抜けた7周年。片寄涼太7周年記念のオリジナルアルバム『SHONEN CHRONICLE』は、田名網敬一さんのアートワークであったり、初めての方にサウンドプロデュースをしていただいたり、新しいジェネの一面が表現された作品になっていると思います。個人的には、「Brand New Story」と「One in a Million-奇跡の夜に-」は、ライブで歌っていても映画の印象が蘇る曲(共に片寄さん主演映画の主題歌)。いろんな場所で流れていた曲でもあるので、映画を観ていない方にも「どこかで聴いたことがある」と親近感を持って聴いていただけたら嬉しいですね。今年は、ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』に始まり、ドラマや映画への出演が続いていた状況で。そのおかげで、見てくださった方はもちろん、番組でご一緒した方にも認識していただけるようになった一年だったかな、と思います。でも、そうやって個人で活動をしていると、グループに戻ってきた時にホッとする。最近は、メンディーさんがよく全員にお昼をごちそうしてくれるので、それがみんなの楽しみに。ほかのグループのメンバーが、僕たちの仲がいいと言ってくれているようですが、その秘訣は何だろう…。お互いに手を取り合っている感覚を大事にしていることかな。一緒にいて安心できる場所なんです。かたよせ・りょうた1994年8月29日生まれ、大阪府出身。ボーカル。来年1月スタートのドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系)に出演。カーディガン¥30,000トップス¥15,000(共にlot holon TEL:03・6418・6314)ブーツ¥20,000(REGAL/リーガルコーポレーションTEL:047・304・7261)その他はスタイリスト私物僕らは仕事仲間であり、友達でもあるんです。佐野玲於今回のアルバムのアートワークは、大好きな田名網敬一先生に手がけていただいて。先生のアートを見ていると、すごくパワーがもらえるんですよね。グループ活動以外では一人一人違うビジョンを持った僕らの“7人7色”を美しく表現していただき、ありがたかったです。今年はライブもやって、MVもたくさん撮って、お芝居もして、本当にめまぐるしい一年でした。だから年始は海外でゆっくりしたいです(笑)。今年の年始もメンディーくんと一緒にLAに行ったんですが、またいろんなものに触れて芸の肥やしになるような過ごし方ができれば。来年は俳優としても、さまざまな作品に出演したいです。占いは信じてなかったんですけど、ゲッターズ飯田さんと共演させていただいた時、「生まれつき心が60歳」「カルチャー好き」「役者をやったほうがいい」と言われてすごく納得して。以来、運気のようなものも意識するようになりました。相変わらずメンバーとよくごはんに行っているのですが、みんな大人になったのか、居酒屋や誰かの家じゃなく、お寿司を求めるようになってきました。生意気ですけど(笑)。積もる話ができるので、この時間はとても大切。僕らは仕事仲間でもあるけど、友達でもあるんです。どちらかに偏らないよう、そのバランスを大事にしているのがいい関係でいられる理由かも。さの・れお1996年1月8日生まれ、東京都出身。パフォーマー。俳優としての近作は短編映画『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』。ニット¥32,000(DISCOVERED TEL:03・3463・3082)その他はスタイリスト私物ジェネレーションズ フロム エグザイル トライブボーカル2名、パフォーマー5名からなるダンス&ボーカルグループ。最新アルバム『SHONEN CHRONICLE』が好評発売中。※『anan』2019年12月25日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・寺本 剛取材、文・菅野綾子保手濱奈美重信 綾(by anan編集部)
2019年12月21日展覧会「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」が、東京・品川の原美術館にて、会期を延長して2020年7月12日(日)まで開催される。なお、同館は臨時休館していたが、6月9日(火)より日時予約制で再開。現代日本における「私」とは──絵画や映画に現れる人物、あるいは歴史上の人物に扮したセルフポートレート作品で知られるアーティスト、森村泰昌。巧みなメイクや衣装により、時代や人種、さらには性別をも飛び越えた“自分”を演出してきた森村は、原作や背景に独自の解釈を加えるとともに、「私」とは何かという問いに一貫して取り組んできた。「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」で森村は日本近現代史と文化史にも目を向ける。第二次世界大戦後の日本では、戦前の考え方が否定され、西洋の価値観がその空白を埋めていった。そうしたなかで生まれ育った経験から「真理や価値、思想は、衣服のように自由に着替えられるもの」と思い至った森村が、約20点の作品を通して、現代日本における「私」とは何かという問いを投げかける。映像作品&レクチャーパフォーマンス会場では、2018年にニューヨークにて発表した映像作品《エゴオブスクラ》の再編集版を展示するとともに、この映像を用いた作家自身による“レクチャーパフォーマンス”を開催。長きにわたり⻄洋美術史を参照し、人種や性別を超えて他者に扮してきた背景や思いが、森村自身の言葉で語られる。マネ《オランピア》を参照した2作品を展示また、平面的な描法により、近代絵画史の転換をもたらしたエドゥアール・マネ《オランピア》を原作とする初期作と新作もあわせて紹介する。《オランピア》に描かれるのは、白人娼婦と黒人召使。彼女らは、初期の代表作《肖像(双子)》においては⻩色人種であり男性である森村に演じられることになる。そして新作《モデルヌ・オランピア》ではさらに、芸者と⻄洋男性の姿へと移しかえられる。また、同じくマネの作品を参照した《フォリーベルジェールのバー》も展示。“オランピア”2作と合わせてぜひ鑑賞してみて。詳細展覧会「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」会期:2020年1月25日(土)〜7月12日(日)〈日時予約制〉※2020年2月29日(土)〜3月17日(火)、および3月28日(土)〜6月8日(月)は臨時休館、6月9日(火)より再開※会期は延長※公式サイトより要事前予約会場:原美術館住所:東京都品川区北品川4-7-25開館時間:平日 11:00〜16:00 / 土日祝 11:00〜17:00※当面のあいだ、平日は開館時間を短縮し、水曜日の夜間開館は休止休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)入館料:一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円、70歳以上 550円、原美術館メンバー 無料※当面の間、10名以上の団体での来館は遠慮のこと※学期中の土曜日は、小中高生の入館無料※映像作品の上映は⼊替制※毎週日曜日のギャラリーガイドは当面の間、休止※来館に際しての注意事項など、詳細は公式サイトを確認のこと【問い合わせ先】原美術館TEL:03-3445-0651
2019年12月14日原美術館では、現代美術家・森村泰昌の展覧会「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020−さまよえるニッポンの私」展を、2020年1月25⽇から4⽉12⽇まで開催する。映像作品「エゴオブクスクラ」より2020(参考写真)撮影:福永一夫 ©Yasumasa Morimura名画や映画の登場⼈物あるいは歴史上の⼈物に⾃らが扮するセルフポートレイト作品で知られる森村泰昌。巧みなメイクや⾐装で、時代や⼈種、性別を超えて様々な⼈物に⾃らが成り代わり、制作を通して原作やその背景に独⾃の解釈を加えてきた。1985年に「肖像(ゴッホ)」で鮮烈のデビューを果たし、以降、⼀貫して「私」とは 何かという問いに取り組む森村は、さらに⾃らが脚本を⼿がけ⾃演する映像作品や、ライブパフォーマンスへと表現の領域を広げている。2018年には、ニューヨークのジャパンソサエティーで展覧会「Yasumasa Morimura: Ego Obscura」を開催。その凱旋展と位置づけられる、東京2020展⽤に再編集された映像作品「エゴオブスクラ」と、この映像を⽤いて会期中開催される作家⾃⾝によるレクチャーパフォーマンスを通じて、日本近現代史、文化史に言及する。「ポートレイト(女優)/駒場のマリリン」1995‒2008 ©Yasumasa Morimura映像作品「エゴオブスクラ」 には、⽇本⼈の記憶に深く刻まれている昭和天皇とダグラス マッカーサー、あるいはマリリン モンローや三島由紀夫らに扮した森村が登場。1951年、大阪に生まれた森村は、戦前の教えが否定され、日本人に広がった「空虚」が、西洋の価値観で埋められていった時代の日本で教育を受けた。その個人的経験から、やがて「真理や価値や思想というものは(中略)いくらでも自由に着替えることができるのだ。」(映像作品「エゴオブスクラ」より)という発想を導く。「モデルヌ・オランピア2018」2018 ©Yasumasa Morimura30年に渡り⻄洋美術史に侵⼊しながら、森村は何を考えて⼈種や性別を超えてきたのだろうか。⾃らの⾔葉で⾃作が⽣まれた背景、そして、そこに込められた思いを語る「エゴオブスクラ」は、ニューヨークでも⼤きな反響を得た。森村は「エゴオブスクラ(Ego Obscura)」という耳慣れない言葉に「闇に包まれた曖昧な自我」という意味を込め、愛情のみでは⽚付けられない⺟国への複雑な感情をにじませながら、セルフポートレイトという形で、「さまよえるニッポンの私」とは何かという命題に挑む。会期中、作家自身によるレクチャーパフォーマンス「エゴオブスクラ 東京2020バージョン」を実施。スケジュールは、1月25日、26日、2月22日、23日、3月20日、21日、4月11日、12日のいずれも16時から17時まで。事前申し込み制となり、詳細はウェブサイト()にて確認を。戦後⽇本の復興を印象付けた先の東京オリンピックから55年を経た2020年、再び東京でオリンピックが開かれる年に、森村泰昌は「私」とは何かを我々にも問いける。【展覧会情報】森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020−さまよえるニッポンの私会期:2020年1⽉25⽇〜4⽉12日会場:原美術館住所:東京都品川区北品川4-7-25時間:11:00〜17:00(⽔曜は20:00まで、⼊館は閉館時刻の30分前まで)休館⽇:⽉曜⽇(祝⽇の場合は翌平⽇)料金:⼀般1,100円、⼤⾼⽣700円、⼩中⽣500円、70歳以上550円※原美術館メンバーは無料
2019年12月06日「テメエの気持ちだけで芝居するんじゃねえよ、この大根が!」インパクト大の、この発言。自分が俳優で向けられたらたまったものではないが、ひとりよがりな芝居をしている俳優に向けて吐いた言葉であれば、どれだけ胸がすくことか。この“台詞”を言った当人・成海璃子も、「言いながら“ああ、もうなんていい台詞…!”って思いましたよ(笑)。すっきりしました!」と破顔した。10代から20代へ、芽生えた責任感「自分のパフォーマンスで評価をされるから」俳優にもいろいろなタイプがいますよね、と話を振れば、成海さんは「“俳優だから何でもやりますよ”という気持ちがいい人が好きです。きっと自信があるから何でもできるというのがあると思いますし。…現場で急にゴネたりする人は嫌(笑)」と、きっぱりと答えた。かくいう成海さん自身も、「基本的には何でもやれなきゃいけないな、と思っています」と俳優としてのスタンスを示す。子役時代から芸能の世界に身を置き、いろいろな大人と仕事をして、場数を踏んだ。「10代のときとかは…ちょっと面倒くさいことを言っていたかもしれない(苦笑)。でも、やっぱり、それは変化したのかなと思いますね。昔…小学生、中学生の頃は、カメラの前に立つことに関して、緊張したことがほぼなかったんです。20代に入ってからかな、どんどん緊張するようになっています。いつもすごく緊張しているんです」。緊張の理由は、聞くまでもない。「責任感」が芽生えたからだ。「芸で仕事をしているわけなので、自分のパフォーマンスで評価をされるわけだから、無責任なことはできないです。それが一番、自分を動かしていると思いますし、原動力ではありますね」。きちんと言葉を選びながら、心情を明かしていく。「正直…いろいろな時期がありました。“自分の納得したものしかやりたくない”と言っている時期も、すごく長かったんです。けど、大人になったいまは、ほかの人の意見もわかるようになったというか、周囲の声に耳を傾けるようになりました」。納得した作品に出るという成海さんの意思は、かつて映画誌で連載を持っていたほど、自身が無類の映画好きなことにも関係するだろう。磨かれた審美眼から、自己に向ける評価にも甘えはなく、「どんな作品に成海璃子が出るか」について、こだわるのは当たり前といえる。「基本的には、すごくシンプルなんですけど、やっぱり脚本を読んで”面白いな“と思った作品に参加したいんです。優先順位は、バジェットよりも面白さ。一方で、ちゃんと人の目に届かないと意味がないとは思いますし、まずは観てもらえないとしょうがないから、偏りたくないのでバランスは見ます」。心から面白いと思い、巡り合えた『ゴーストマスター』出演作に妥協することのない成海さんが、「本当に心から“面白い!やりましょうよ!”と思った」と即断したのが、最新主演映画『ゴーストマスター』だった。「究極の映画愛」というコピーが躍る本作は、名前だけは一流の助監督・黒沢明(三浦貴大)が、いつか自分が監督として撮ることを夢見ている大事な脚本「ゴーストマスター」に悪霊を宿し、キラキラ恋愛青春映画『僕に今日、天使の君が舞い降りた』の撮影現場を阿鼻叫喚の地獄絵図へと変えていく物語。予測不能、衝撃的な展開の連続だ。成海さんは、黒沢が憧れている女優の渡良瀬真菜を演じ、モンスター化したキラキラ映画『僕に今日、天使の君が舞い降りた』の主人公・勇也(板垣瑞生)と死闘を繰り広げる。強いて言うならホラー要素が強めだが、スプラッター、コメディとごった煮ジャンルがスリリングで、大きな持ち味の作品だ。出演の決め手について改めて聞くと、成海さんは「もう楽しそう、楽しそう! と思いました。できあがりがどんな風になるか、まったく想像はつかなかったんですけど、とにかく脚本から熱い想い、熱量だけはすごく感じて。乗ってみよう! っていう気持ちでした」と笑顔で語る。劇中では、成海さんがカチコチに固まった特大アイスバーらしき“あずきのバー”で戦うという、シュールかつ見ごたえのあるアクションシーンもふんだんに盛り込まれている。お相手は、いけ好かないイケメン俳優・勇也を演じている板垣さんだ。アクションについて話が及ぶと、成海さんはさらにパッと顔を輝かせ、自分のことはさておき、板垣さんを絶賛する。「板垣くんのポテンシャル、すごく高いですよね!?イケメンなのに、特殊メイクをずっとしていても全然大丈夫だし、普段ダンスをやっていることが活きているのか、すごく動けるし。それに、なんて頭のいい子なんだろうと思いました。本当に素敵…と思ったので、“板垣くん、いいよ”って周りにすっごく言っています(笑)」。しかし。「板垣くんが演じた勇也みたいな役者は、嫌いです(笑)。台本にあることを“これってどういう意味ですか?”とか聞くでしょう? “意味なんてないよ、書いてある通りに言えばいいんだよ”って私は思っちゃう」と、思わず本音をポロリ。そう、冒頭の台詞「テメエの気持ちだけで芝居するんじゃねえよ、この大根が!」は、真菜が勇也に対して放ったものなのだ。「あの台詞には、本当に気持ちがこもってますよ」とフフフと微笑む成海さん、気合いの入ったその姿はスクリーンでぜひ確認してほしい。「死ぬまでやっていきたい」俳優という仕事の面白さとは極限まで映画を愛し、映画に人生を狂わされた映画人の顛末が描かれる本作。形は異なるものの、成海さんも映画に魂を捧げたひとりと言っていいだろう。そして、映画に寄り添い、作品のメッセージを伝える根幹の「俳優」という職業は、彼女の天職にほかならない。「女優の面白さは、制限がないところだと思います。年齢を重ねてもできますし、もしかしたら、死ぬまでできるかもしれないじゃないですか。ずっと続けていける仕事だと思います。例えば、これから先、私が家庭を持てば自分自身も変化するでしょうし、そうなると、どんどん表現できることも変わっていくのかなという気がするんです。仕事以外でも、いろいろなことを経験することが大事だなって、最近思っているんです」。第一線で俳優を続けることは、たやすくはない。それでも成海さんは、「撮影現場がやっぱり面白いし、好き」という気持ちを胸に、引き受けた役に責任を持ち、今日も現場に向かい、心血を注ぐ。最後に、やっぱり聞いてしまった。「俳優は、死ぬまでやっていきたい職業、やりたい職業ですか?」と。答えはもちろん、気持ちよく「はい」だった。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:ゴーストマスター 2019年12月6日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開©2019『ゴーストマスター』製作委員会
2019年12月03日2011年よりブログ『プロ野球死亡遊戯』を開始し、累計7,000万PVを記録するプロ野球死亡遊戯こと、中溝康隆氏。そんな中溝氏の新著『原辰徳に憧れて -ビッグベイビーズのタツノリ30年愛』(白夜書房)が11月22日に発売された。本著のテーマは、プロ野球・読売巨人軍の現監督「原辰徳」。なぜ原をテーマにしたのか聞くと、「現役時代の『アイドル原辰徳』のその後の変化具合にも興味があった」と語る。偉大なONと比較され続けて叩かれることも多かった現役時代から、勝利にこだわり、幾度もの優勝を経験した監督時代までの変化について語った。○■ONと比較され続けた現役時代――今回、「原辰徳」をテーマにした理由をお聞かせください。世代的に、プロ野球を見始めたときのスーパースターが原辰徳でしたね。最盛期にはCM7社も出ていた「アイドル原辰徳」のその後の変化具合にも興味がありまして。この本のテーマでもあるんですが、60歳を過ぎた原辰徳があまりにも若大将キャラと変わってきているので、そういう変化を記録していったら面白いんじゃないかと思いました。――中溝さん自身、いつ頃から原さんを見始めたんですか。小学校に入った85年頃ですね。当時はピークというか一番人気があった時期からは過ぎていて、結構ボロクソに叩かれていましたからね。「大人から叩かれる原辰徳」という感じでしたが、自分はそれを見て「俺らが原辰徳を応援しないで誰が応援するんだ」という気持ちになって(笑)。たぶんそういう少年たち、この本で書いたのちにビッグベイビーズと呼ばれるちびっこファンが、世の中にはいっぱいいたんじゃないかなと思います。――確かに原さんは選手時代、よくファンやメディアから叩かれていましたよね。もちろんカッコよさもあったんですけど、いかんせん当時はON(王貞治・長嶋茂雄)が辞めてすぐだったので、どうしても偉大なONと比較され続けてました。原さんに対する逆風みたいなものは子どもながらに感じてましたね。世の中全体が「原には何を言ってもいいぞ」みたいな雰囲気は絶対あって、あらためて過去の雑誌を見てみるとやっぱりここまで書くかっていうレベルで辛辣でひどかったです。○■「プロ野球界でもっとも叩かれた男」――「チャンスでポップフライ」というイメージもよく語られるところです。でも打たない、ポップフライのタツノリがまた良いみたいな(笑)。クロマティとか吉村(禎章)とかはちゃんと打つんですけど、原はポップフライがあるからこそ、たまにホームランを打つとファンが熱狂できるという、幸福な関係はありましたね。スーパースターなんだけど弱さを愛されるという、今の瞬間的にすぐ炎上しちゃうSNS時代にはちょっといないタイプの選手ですよね。当時は今と違って、地上波中継で毎日プロ野球をやっていて、しかも年間の平均視聴率も20%超えで、世の中の共通言語としてのプロ野球がありました。どれだけみんなから毎日見られていたんだという。その環境で原さんはプロ野球界でもっとも叩かれた男ですね。――確かに当時のプロ野球、巨人人気はすごかったですよね。当時は今よりもバリバリの男性社会でパワハラやモラハラへの意識も低かったこともあって、新橋とかで飲んでるおじさんファンから見たら、「今の若いヤツはダメだな」という象徴が原だったと思います。でも、原さんは88年、89年くらいからは、もはや叩かれもしなくなってくるんですよ。ようするに、KK(清原和博、桑田真澄)が出てきたり、西武が強くて巨人一辺倒から変わってきたねと言われ始めたりした時期だったので。当時は巨人=原というイメージだったので、原人気とともに巨人人気が徐々に落ちていった雰囲気はありました。Jリーグでサッカー人気も高まり、それが結果的に93年の長嶋監督復帰に繋がったわけですよね。――そしてその後、原さんは1995年に現役を引退しました。引退した1995年は「ケガして復帰してホームラン打ったら泣く」みたいな、アイドルのような流れが定番化していて(笑)。でも95年の終盤、代打原がコールされるとそのたびにめちゃくちゃ声援が出るようになり、俺らタツノリフリークはそれを見て「いまさら分かったのか」なんて思ってましたね。当時はFAで選手を獲りまくっていて、俺らの原がヤバいぞとなったんですが、それでファンが原に対する思い入れを増すという不思議なシンクロが出てきました。最後の最後まで、ファンとのシンクロは強くあったと思います。○■監督としてON越え、そして3度目の監督就任――現役引退された原さんは、1999年からコーチとして復帰した後、2002年に監督に就任しました。第1次政権(2002年~03年シーズン)は選手と年も近いし、兄貴分的な感じだったんですよ。それが第2次政権(2006年~2015年シーズン)になると怖くて、「ニセ侍」とか「砂遊び」発言が出たりとか。さわやかアイドル時代の現役時代から見ると、ヒールターンの前兆が出ていて面白いですね。原さんはどう思っているか分からないですけど、監督でONを超えるというアングルがあるじゃないですか。それをやり始めたのが第2次政権で、実際に結果では3連覇を2回してON越えをしたなと。だからある意味、ON越えをした第2次政権でストーリーは終わったんですよ。でも、ダースベイダーのごとく戻ってきましたね(笑)。――原さんは2018年に3度目の監督就任を発表しましたね。3度目の復帰は、ファンとしても「え!?」っていうのはあったんですけどね。違和感がなければ、この本のように1年間細かく追っていないと思うんです。1年前は、長野(久義)や内海(哲也)が人的補償で抜けたりで、賛否を呼びました。ただ開幕してみると、原さんのコメントが第2次政権と違って優しく、今までとはすごい変わったタツノリが見れて、それもまた面白いなと。これだけキャラを変えるスーパースターはレアですよね。1年間追っていて、これだけ盛りだくさんの人っていないと思うんですよ。――結果を見ても、終わってみれば優勝でした。終わってみれば「原が監督だったから優勝できたんじゃないか」とファンも思いました。今年はやりくりで勝った部分もあるので、原さんの力量を評価せざるを得ないと。若手を積極的に起用していて、巨人を育てようとしているのが今回見えますし、ON越えを頑張ってやろうとしていた前回とは変わってきているなと感じました。○■たまにチラ見せするアイドル時代の顔――リーグ優勝時には、原さんは涙も見せていましたね。全権監督といういわば前時代的なシステムで帰ってきているので、そのプレッシャーもあっての涙だと思います。鬼のタツノリの中に仏のタツノリが見えるというか、61歳の原辰徳がたまにチラ見せするアイドル時代の顔もファンにはたまらないです。これだけ涙が似合うプロ野球選手はいないですよ(笑)。――今後、原さんのどういった姿を見たいですか。いつかセリーグの他球団の監督になって、阿部慎之助と闘ってほしいですね。自らが育てた後継者を叩き潰しにいくって映画的で、プロ野球界のストーリーとしてもめちゃくちゃ面白いじゃないですか。後継者を育てたら、巨人ではもうやり尽くした感がありますしね。――それでは最後に本の見どころをお聞かせください。どの世代にも楽しめるように書きましたが、まず、原辰徳と同時代を生きた方に読んでほしいです。なぜなら、自分の生きてきた人生と原辰徳の野球人生がシンクロしているので。そしてこの本の担当編集マンが90年生まれなんですが、そんな90年代に生まれた若い巨人ファンの方にも、80年代のアイドル時代の原辰徳人気をぜひ体感してほしいなと。それを体感したうえで、今の原監督を見るとさらに面白いと思いますね。ナイターがないちょっと時間を持て余すオフシーズンの夜に、令和元年の優勝を振り返りつつ、来季への気持ちを高めるためにも手に取ってもらえたらうれしいです。
2019年11月27日数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と☆Taku Takahashi(m-flo/block.fm)が26日、東京・MUSIC BAR 代々木VILLAGE BY KURKKUにオープンする「ゲーム・オブ・スローンズ バー」に登場した。『ゲーム・オブ・スローンズ』は一つの玉座をめぐり複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いを描いたアクション・スペクタクル巨編で、世界的に人気を博している。この度、『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』のブルーレイ&DVD発売(12月4日)に合わせて、中世ヨーロッパを思わせるドラマの世界観たっぷりの「ゲーム・オブ・スローンズ バー」が、11月26日〜12月1日の期間限定でオープンした。この1年について、数原は「すごく楽しく活動させていただいた1年だったんですけど、『BATTLE OF TOKYO』というプロジェクトで後輩たち(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE)を引き連れてライブをやって、今まで1番弟分として活動してきたGENERATIONSがリーダーとして活動しなきゃいけないという戸惑いがありました」と振り返る。「並行して自分たちの単独のツアーもあったりして、かなりバタバタしていた印象でした。紅白歌合戦の出場も決まったので、ひとつひとつの活動が結果につながっていくんだなと勉強になる1年でした」と充実した表情を見せた。初の紅白出場が発表されたばかりだが、数原は「発表からけっこう経つんですけど、いまだに同級生や、普段連絡を取らないような人からも『紅白おめでとう』と言っていただいて、そういう経験は今までになかった。『ドームツアーをやります』と言った時よりも反響があるので、紅白歌合戦の影響力を感じる瞬間ではあります」と明かす。内容について聞かれると、「楽曲はまだきまってないんですよ」と苦笑し、演出もまだ内緒。「見えてない部分ばかりなので、ひとつひとつ丁寧にやっていかないと、すごいスピード感で進んでいく気がする」と気を引き締める。m-floとして紅白出場の先輩でもある☆Takuは、「いつも通りの自分を出すというところだと思うんですよね。特殊な空気感があるんですよ。いろいろな人たちが生放送でって、すごいことじゃないですか。張り詰めた中でも絶対楽しめるので、ジェネらしさを出してもらえたらいいなと思います」とエール。数原は「メンバーを信じて。緊張した時は周りを見て、メンバーも緊張しているだろうけど、チームで頑張れたらと思います」と改めて意気込みを語った。
2019年11月26日数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と☆Taku Takahashi(m-flo/block.fm)が26日、東京・MUSIC BAR 代々木VILLAGE BY KURKKUにオープンする「ゲーム・オブ・スローンズ バー」に登場した。『ゲーム・オブ・スローンズ』は一つの玉座をめぐり複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いを描いたアクション・スペクタクル巨編で、世界的に人気を博している。この度、『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』のブルーレイ&DVD発売(12月4日)に合わせて、中世ヨーロッパを思わせるドラマの世界観たっぷりの「ゲーム・オブ・スローンズ バー」が、11月26日〜12月1日の期間限定でオープンした。同作ファンの数原は、最終章について「見れば見るほど魅力が感じられる、『ゲーム・オブ・スローンズ』らしい最後」「感謝しかない」と魅力を表し、スタート時より応援していた☆Takuは「僕の旅も終わったなという感じがしました」と感慨深い様子。数原は改めて「いい意味でいっぱい裏切られてきた。自分たちがふだんやっているエンターテインメントも、裏切りがサプライズになったりする。めちゃくちゃ心動かされまくった最後だった」と説明した。作品に登場する「鉄の玉座」にも座った数原だったが、「僕はまだここに座れる器じゃないなと思いました。玉座に見合う男になるためにはまだまだ修行が足りないな」と謙虚に語る。☆Takuは「彼らを玉座に座らせられるように頑張りたいなと思いつつ、僕が座った時は、座ってる側なのに重みを感じた」としみじみ。「どのへんを修行するのか」と聞かれた数原は、男性レポーターに「それはもう、男性だったら絶対に、いい男を目指すじゃないですか。自己自身に足りないもの、何かあると思ってませんか? 絶対満足していないですよね? そういう感じです!」と逆に同意を求めて会場の笑いを誘った。「いろいろ経験すると、力のなさを思い知るばかりなので、世の中の男性に足りないもの、すべてを僕が身につけていこうと思います」と出た数原だったが、他のメンバーで玉座にふさわしい人物を聞かれると、「残念ながら僕ですね、それは」ときっぱり。「メンバーのこと、大好きなんですけど、僕以外の6人はまだ足元にも……。まだ座れて、僕かな。愛があるので」と同作への愛をアピールした。楽曲制作等の現場では会うが、一緒にカメラの前に立つのは初めてだったという2人。☆Takuは「ジェネのメンバーといろんなところで飲みに行ったりしているんですけど、数原さんとはそんなに会うことがなかったんですよね。めちゃくちゃ誠実というか、男気あふれる」と称賛。「彼の声の倍音が大好きなんですよ。今回は人間の部分に初めて触れることができて。もっと一緒に酔っ払ってふざけあえたらなと思います」と希望する。同作の中で一緒に酒を飲みたいキャラクターという質問には、☆Takuは「ティリオンと一緒に飲みたいのと、ホーダーとずっと飲む」、数原は「僕はかなり無謀だと思いますけど、ドロゴとね、対決を」と希望。また女性キャラでは「サーセイとか。自分の言ったことに対して、一捻りも二捻りも返してきそうで、自分が考え付かないことを言ってくれそうな気がする」(数原)、「ミッサンディ。普段飲まない人だけど、飲んで楽しくなれるシーンがあるじゃないですか。そういうところで知的な話ができたらいいな」(☆Taku)とそれぞれ思いを馳せた。
2019年11月26日『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(11月8日公開)の公開直前!おひろめ試写会&舞台挨拶が行われ、井ノ原快彦、本上まなみ、まんきゅう監督が登場した。同作は「たれぱんだ」「リラックマ」などで知られるサンエックスのキャラクターで、「日本キャラクター大賞2019」グランプリを受賞するなど人気の「すみっコ」初の映画化作品。舞台挨拶には、すみっコの「とかげ」と「とんかつ」も登場し、井ノ原が「むっちゃ柔らかいの! ほら!」と、とかげに触りすぎ、避けられる一幕もあった。まんきゅう監督は「すみっコたち一人ひとりが個性的でかわいいんですけど、全員集まるともっと大きな力になる。これってアイドルみたいだなと思ってたら、井ノ原さんがこの仕事を受けてくださると聞いて、非常にご縁を感じた」「ちっちゃい子たちが(ジャニーズ)Jr.っぽい」と印象を表す。井ノ原は「そうありたいですね。一人ひとりがそれぞれの場所で一生懸命やってるんだけど、集まった時に『おお、集まったよ! 全員集合だよ!』みたいな感じに」と同意。今作ではナレーションを担当し、元々すみっコたちが大好きだったという井ノ原は、「気がつけばここに来るまでのエレベーターでも、僕も本上さんも隅っこにいましたからね」と明かし、本上から「本当ならセンターの人ですよね?」とつっこまれる。井ノ原は「V6というグループをやっているんですけど、みんなどうやら隅っこが好きみたいで。センターが嫌いなんですかね? 『いや、どうぞどうぞ』と言いながらここまで来た」と振り返り、「楽屋に入っても、早い者勝ちで隅っこが埋まっていくんです。共通点はあるのかもしれないですね」と語った。作中で絵本の語りを担当した本上は、「2人の子供を持っていて、普段は朝から晩まで怒りっぱなしなんですけど、夜寝る前に絵本を読むひと時だけが自分にも子供にも優しくなれる。1番清らかな心を持っているそのテンションで読みました」と役作りについての心持ちを披露。井ノ原は「本上さんの声、母性に包まれてる感じがするんですよね」としみじみとしていた。フォトセッションでは、「とかげ」と「とんかつ」の体が大きすぎたために、なかなか5人の姿が写真に収まらないというハプニングも。井ノ原は「パネルを取ってもいい? すみっコが入った方がいいでしょう?」と自ら提案し、宣伝用のパネルは回収される。井ノ原はさらに、すみっコたちの立ち位置や顔の向きなども指示し、最終的には1人中腰で耐えるなど、抜群の対応力を見せた。
2019年11月05日俳優としても活躍する「V6」井ノ原快彦と、「なにわ男子」(関西ジャニーズJr.)の道枝駿佑が共演する映画『461個のおべんとう』が来年秋に公開決定。父子の愛情に笑い、涙する、愛情たっぷりのお弁当映画が誕生する。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹。父を選んでくれた息子・虹輝が15歳と多感な時期を迎えていただけに、一樹は虹輝に対する罪悪感に苛まれていた。そんなとき、重なるようにして虹輝が高校受験に失敗。これまで自由に生きてきた一樹は、虹輝に対し“学校だけがすべてではない。自由に好きなように育ってくれたらそれでいい”と思っていたが、虹輝の出した答えは「高校へ行きたい」だった。そして翌年の春、見事に高校に合格。一樹は「学校の昼食なんだけど虹輝はどっちがいいの?お金渡して自分で買うのと、父さんが作るお弁当」と質問すると、「父さんのお弁当がいい」と。この瞬間「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という“大切な約束”が生まれた――。本作は、「TOKYO No.1 SOUL SET」の渡辺俊美のエッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」の映画化。高校生の息子のために毎日お弁当を作り続け、その記録をSNSで発信してきた渡辺氏。お弁当のクオリティの高さもさることながら、親と子の交流が温かく描かれた笑いあり涙ありのエピソードが話題となり、書籍化された。「早海さんと呼ばれる日」「特捜9」など俳優としても活躍する井ノ原さんが演じるのは、ミュージシャンでありながら、毎日息子のためにお弁当を作る主人公・鈴本一樹。井ノ原さんは「息子役の道枝くんとは、撮影中は毎日2人でお弁当を食べたり、撮影がないときでも他愛のないメールをして仲良くしてもらっています。本当に息子でもおかしくない歳の差ですが、2人で話しているときは楽しくて、僕の知らないゲームや音楽を教えてくれたり、なんだか新しい友達が出来たような気持ちです」と楽しそうな撮影の様子を明かす。またお弁当を作るシーンが多い本作。自宅で料理の勉強をしているそうで「特に、卵焼きは1日3個は作るようにしています。お弁当といえば、学生時代に母が作ってくれたお弁当を思いだします。ある日開けてみたらうさぎ型のリンゴが入っていました。思春期の僕にはそれがなんだか恥ずかしくて、隠しながら素早く食べたことがありました。誰も僕のことなんか気にしていないのに、必死にうさぎのリンゴを隠している自分。今考えると愛おしい思い出です」とお弁当エピソードを披露した。そして一樹の息子・虹輝役を演じるのは、「母になる」で話題となった関西ジャニーズJr.で人気沸騰中のユニット「なにわ男子」に所属する道枝さん。「クランクインする1ヶ月くらい前までは、不安な気持ちでしたが、メインの役どころで映画に出演するのが初めてだったので、楽しみもありつつ不安もありつつといった両方の感情が一気に押し寄せています」と心境を明かした道枝さん。「今回この役を頂いて、井ノ原さんの方から連絡をくださった時に『親子だから、敬語じゃなくてタメ口でいいよ。怒らないから大丈夫だよ。』と言ってくださったので、敬語を使わずにお話しています。ちょっと気を遣うところもありますし、探り探りなところもありますが…。僕がスタッフさんにお芝居を確認したい時、井ノ原さんは(自分の演技とは)関係ないのに、いつも段取りに付き合って下さったり、いつも笑顔ですごい優しい方だなという印象です」と井ノ原さんとの共演を語っている。なお、10月1日にクランクインした本作は現在撮影中。『キセキ -あの日のソビト-』の兼重淳が監督を務め、原作者・渡辺氏が自ら音楽も手掛ける。『461個のおべんとう』は2020年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年10月21日