12月12日に公開がスタートした映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』が、週末12・13日の2日間で興行収入2億2千万円を記録し、2015年に公開された「スーパー戦隊」「仮面ライダー」映画のオープニング成績を更新した。本作は、放送を開始して間もない現役ライダーと先輩ライダーとの共闘を描いた「MOVIE大戦」シリーズ最新作。共通の敵・眼魔を追っていた泊進ノ介/仮面ライダードライブと天空寺タケル/仮面ライダーゴーストが10年前の世界へ飛ばされてしまったことを発端にストーリーが展開される。最強の敵「ダヴィンチ眼魔」の声をお笑い芸人のケンドーコバヤシ、ラファエロ眼魔・ミケランジェロ眼魔の声を、「キングオブコント2014」で優勝したお笑いコンビのシソンヌが担当することも話題に。10月31日に発売された前売り券が2日間で4万8,000枚を超える驚異的な売り上げとなり、2001年から2015年まで15年間の過去のライダー映画の中で史上最高の販売数を達成するなど上映前から注目を集めていた本作。2大スーパー戦隊が共演を果たす「VS シリーズ」の『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』(1月)、仮面ライダー&スーパー戦隊が勢ぞろいする「スーパーヒーロー大戦シリーズ」で、及川光博が幻の"仮面ライダー3号"を演じた「スーパーヒーロー大戦 GP 仮面ライダー3号」(3月)、「仮面ライダー」と「スーパー戦隊」が登場する『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー/手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』(8月)など2015年は数多くの作品が公開となった中で、No.1のロケットスタートを切った。中でも『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー/手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』は最終的に9億3000万円の興収となったことから、それをオープニング成績で上回る本作は、大台の興収10億円を視野に入れる。また、東映宣伝部が行った、鑑賞後の満足度調査では「すごく面白かった」という回答が全体の 97・7%を占めるなど満足度が高いことからも、今後どこまで記録を伸ばすことができるか注目が集まる。(C)「ゴースト&ドライブ」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年12月16日テレビドラマの制作者やファンにとって、その作品が視聴者に愛され、続編や映画化が実現するようなブームになっていくことは喜ばしいはず。ことし7月期に関西テレビ・フジテレビ系で放送されたEXILE・AKIRAさん主演のドラマ「HEAT」は、放送開始前から映画化を見越していたことが話題でしたが、プランが白紙に戻ってしまったことがわかりました。ドラマの平均視聴率は4.1%(ビデオリサーチ調べ)と苦戦を極め、第9話で終了。映画化の話はいったんストップし、関西テレビの福井澄郎社長は「一回見なおすということでご理解ください」と会見で述べています。やはり映画化まで成功させるのは、なかなか難しいことのようです。では、どんなテレビドラマが映画化されるほど愛される作品に成長するのでしょうか?調べると、5つの理由がみえてきました。自分の好きなドラマが、このポイントに当てはまれば劇場版の公開日も遠くないかもしれませんよ。■1:漫画原作だからテレビドラマの原作として、メジャーなのが漫画原作。漫画ファンを裏切らないベストマッチなキャストと、作品の空気感がうまくハマれば、大きなヒットも見込めます。例)映画「ROOKIES-卒業-」(2009年5月公開)TBS系「ごくせんTHE MOVIE」(2009年7月公開)日本テレビ系「のだめカンタービレ最終楽章」(2009年12月、2010年4月公開)フジテレビ系「映画怪物くん」(2011年11月公開)日本テレビ系■2:ファンが多い刑事ドラマだから刑事モノは、キャラ立ちのする主役と、練られた脚本が見事に合わさると、テレビドラマでも長寿番組になる傾向にあります。連続ドラマとして2002年から放送中の「相棒」(テレビ朝日系)は、現在「season14」まで続く人気作。主演の水谷豊さんの「相棒」は、寺脇康文さん、及川光博さん、成宮寛貴さんに継ぐ、4代目として反町隆史さんが演じており、「相棒-劇場版-」も2008年以降、3作品公開されています。刑事モノですと「踊る大捜査線THE MOVIE」(フジテレビ系)は1998年から4作品(スピンオフ作品を除く)、「アンフェアthe movie」(フジテレビ系)も2007年から3作品が公開され人気となりました。「あぶない刑事」(日本テレビ系)シリーズに至っては1986年のドラマ放送以来、2016年1月30日に第7作目の公開が決定しており、30年愛され続けたシリーズがいよいよファイナルを迎えます。■3:ドラマのラストを映画で見せる展開だからテレビドラマを全話見続けた人にとって、これは映画館に足を運ばずにはいられない手法です。劇場版で「衝撃の事実が明かされる!」、またはドラマでカップルになるまでを描いた恋愛モノが「あの2人が新婚旅行!」などと宣伝されていますね。例)「SPTHE MOTION PICTURE」(2010年、2011年公開)フジテレビ系「セカンドバージン」(2011年9月公開)NHK「映画ホタルノヒカリ」(2012年6月公開)日本テレビ系■4:原作者×主演の最強コラボだからドラマがヒットする条件にもいえることですが、原作と主演に絶大な人気があれば、劇場版までそのコンテンツが流行るのは間違いありません。「容疑者Xの献身」(2008年10月公開)はテレビドラマ「ガリレオ」の劇場版。東野圭吾さん原作で、主演は福山雅治さんですね。連続ドラマは一度終了したものの、再び月9として返り咲き、2013年6月には第2弾「真夏の方程式」も公開されました。■5:ドラマの視聴率が良かったからなんといってもこれに尽きるかもしれません。ドラマのヒットで成功すれば、おのずと劇場版で興行収入が見込めるので、スポンサーもつきやすく大いに映画製作陣の助けになるでしょう。例をあげると、「HERO」(2007年9月、2015年7月公開)のドラマ第1シリーズ(2001年フジテレビ系)の平均視聴率はなんと34.3%!日本一の視聴率男である木村拓哉さんの代表作のひとつです。しかし、このドラマはなぜ「○○THEMOVIE」になったの?と思うようなB級……いや失礼、マニアックな映画もありますね。その理由についてはまた、改めて調べてみたいと思います。*以上、5つの理由がすべて当てはまったとしても、映画化されないケースも。制作費の問題や、キャストのスケジュール、また劇場版として見られるだけの壮大なスケールが実現しないとなかなか難しいのでしょう。いろんな人の想いやタイミングが合わさって実現する、テレビドラマの映画化。もしもお好きなドラマが映画化されたら、ぜひ映画館へ足を運んでください!(文/中田蜜柑)
2015年12月11日新垣結衣主演で贈る西尾維新原作のドラマ「掟上今日子の備忘録」。12日(土)にいよいよ最終回を迎える本作だが、このたび、気になる最終回の内容が到着した。本作は、寝ると記憶がリセットされる「忘却探偵」の掟上今日子(新垣結衣)が、いつも犯人に間違えられる厄介(岡田将生)から持ち込まれる事件をほぼ1日で解決に導くというストーリー。先週放送された9話では、厄介が思い切って今日子を映画に誘い以外にもOKを貰う。しかしそのタイミングで今日子に探偵の依頼が入り、諦めかけるが、今日子はすぐに仕事を終わらせてくると言う。とうとうデートの約束をし大喜びをする。そして約束の時間、映画館の前で今日子との楽しい時間を空想しいながら待つ厄介。そこへ厄介との待ち合わせに向かおうとする今日子だったが、しかし彼女の背後に黒い影が…。そんないままでの話とは違った展開をみせた最終回直前の9話。そして今回、最終回の第10話では、今日子が姿を消してから10日、厄介はあの日のデートの約束をしていた映画館の前で黒髪になった今日子を発見する。厄介が声をかけるも、今日子は“掟上今日子”という名前も忘れており厄介を冷たくあしらって去っていく。翌日、再び同じ場所で今日子を見つけ声をかけようとするが、澤野(要潤)が立ちはだかる。なんと今日子は彼の妻・里美として暮らしていると聞かされる。しかも2人は昔出会って結婚までしたのだが、里美が突然いなくなってしまったため何年も探していたのだという。一方「サンドグラス」はスポンサーだった大金持ちの態条が亡くなったため、法郎(及川光博)は閉鎖の危機に追いやられていた。それは同時に“探偵・掟上今日子”の居場所がなくなることも意味する。今日子の過去と態条の死には何か関係があるのか。厄介は今日子を忘れようとするが忘れられない、そんな中刑事の遠浅(工藤俊作)が訪ねてきて――。新展開を見せた先週の第9話。厄介の切ない恋模様がより垣間見られた回となっていたが、最終回である第10話では、いったい2人の関係はどうなってしまうのか、ますます気になるラストとなりそうだ。「掟上今日子の備忘録」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月11日文豪・夏目漱石が亡くなってから100年という節目を迎える2016年に、「嵐」の二宮和也を主演に迎え、そのほか超豪華俳優陣が集結し名作小説をドラマ化する新春ドラマスペシャル「坊っちゃん」。この度、映像化されるたびにその時代を最も彩る女優が演じてきたマドンナ役を、松下奈緒が演じることが分かった。「親譲りの無鉄砲で子どものころから損ばかりしている」という一文で始まる「坊ちゃん」。漱石の教師時代の実体験をベースに描かれた本作の舞台は明治時代。住み込みの女中・清から「坊ちゃん」と呼ばれている青年が主人公となる。短気で暴れん坊だが、うそが嫌いで直情型の正義感を持つ型破りな江戸っ子・坊ちゃんが、四国は松山の旧制中学校に数学の教師として赴任をすることに。そこで生徒や同僚の教師・赤シャツ、学校外の松山の人々とぶつかり合い大暴れする痛快なストーリーで、発表から100年以上経ったいまでもなお、世代を超えて多くの人を魅了し続けている漱石の代表作の一つである。先日、二宮さん演じる坊っちゃんを取り巻く登場人物たちを、古田新太、及川光博、八嶋智人、山本耕史、岸部一徳ら豪華キャスト陣が担当することが発表され、WEBでは、残る人気キャラクター“マドンナ役”を誰が務めるのか注目が集まっていた。「色の白い、ハイカラ頭の、背の高い美人」で、出会った坊っちゃんを「なんだか水晶の珠を香水で暖ためて、掌へ握ってみたような心持ち」にさせたと原作で表現されているマドンナを今作で務めるのは、NHKドラマ「ゲゲゲの女房」で一躍お茶の間の人気者となり、その年の「第61回NHK紅白歌合戦」で司会を務めた女優・松下奈緒。今回のドラマ化にあたりオリジナル設定が加わっており、町一番の美人で皆から「マドンナ」と呼ばれている彼女はミルクホールの女給として働いている。そして山本さん演じる英語教師のうらなりとひそかに思い合っているのだが、及川さん演じる教頭の赤シャツもマドンナを好いており、切なく、そして激しい三角関係が繰り広げられていく。そして策略家の赤シャツの悪だくみにより、うらなりは窮地に陥っていくのだが…。これまで映像化されるたび、加賀まりこや松坂慶子、松原智恵子など、その時代に最も輝き、いまや大ベテランとなっている女優たちが演じてきた“マドンナ役”を務めることについて松下さんは「実はとてもプレッシャーに感じていました。ですが、自分なりのマドンナを演じたい、演じようと思いました。また、この時代の女性像も大切にしました」と、新マドンナ創造へ意欲をみせ、「二宮さん演じる坊っちゃんの言動や信念に背中を押してもらったり、強くなれたりしていきます。マドンナもその一人です。見てくださる方にも同じ気持ちになっていただけるとうれしいです。マドンナの恋も是非楽しみにしていただけたら」と本作の見どころを語った。「坊っちゃん」は2016年1月3日(日)21時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月30日樹木希林と又吉直樹が、TBSで昨年に続いて放送されるスペシャルドラマ「このミステリーがすごい!」で、前回に引き続き番組案内人を務めることになり、11月16日(月)に収録が実施され、その後、報道陣の取材に応じた。TBSと「このミステリーがすごい!」大賞を主催する宝島社のコラボによるこちらの企画は、「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家による書き下ろし短編小説をドラマ化する。今年は中山七里、喜多喜久、降田天が原作を担当しており、それぞれ財前直見、上野樹里、檀れいが主演する。樹木さんと又吉さんは昨年に続き視聴者と作品をつなぐ番組案内人を務め、樹木さんがベテランの女性編集者、又吉さんは売れないミステリー作家に扮して2人芝居を繰り広げる。去年とは状況が変わり、芥川賞作家となった又吉さんが、売れない作家を演じることになったが、希林さんは「こんなことになるとは思わなかった」と状況の変化に驚きを口にしつつ、受賞後の又吉さんについて「そのまんまで佇まいが変わらない。たいがい、浮足立つところが見えてくるものだけど、こんな大きな賞を獲っても腰が据わってる」と変わらぬ姿勢を称賛する。一方で自身のこの1年での変化を問われると「私は老けたなと実感してます。(先日亡くなった)加藤治子さんの葬儀でお顔を見たら、92歳なのにきれいでした。死ぬと、しわもシミもなくなるんだから『なまじ整形しないでお互いに良かったね』と言いました。以前から加藤さんと私と浅田美代子さんの中で整形に行くって話をしてたので」と独特のユーモアあふれる口調で語った。ちなみに、2人はミステリーを読むことはあるのかと尋ねると、又吉さんは「読みます。江戸川乱歩や京極夏彦さんなどを」と明かすが、樹木さんは「私は読まないです」とのこと。それでも、又吉さんの芥川賞受賞作「火花」は読んだそうで「ほぉって感心して読みました。身近に感じながら、親戚の人が書いたような気持ちで『はぁ、こんな風に書くんだ』と感心しました」と明かす。さらに、又吉さんの受賞についても「普段はひとが受賞しても喜ばないんですが、今回は『わぁ』と喜びました。それは又吉さんの人柄もありますよね」と振り返る。又吉さんは、以前にも過去の著作について希林さんに「読んだよ」と声を掛けられたことがあったそうで「嬉しかったです」と笑顔で述懐する。希林さんは「どうしてこれがこんなに面白くなるのか?と思って声を掛けました」と明かしていた。また、タイトルにちなんで最近体験したミステリーな出来事を問われると、又吉さんは「タクシーに乗ってて、道端に(空車を停めるために)手を挙げてる人がいたんですが、(又吉さんが乗ってるタクシーの)運転手さんが、僕が乗ってるのに徐行して停まりかけて『あぁ、ちゃうわ!』とまた走り始めました(苦笑)」と芥川賞作家と思えぬ存在の忘れられやすさを発揮した模様?スタジオは笑いに包まれた。ドラマ「このミステリーがすごい!」は11月30日(月)夜9時よりTBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月17日11月23日(月・祝)に放送となる、最新の科学技術や最前線の研究も取り入れ、地球の謎を解き明かしていく大型サイエンスアドベンチャー番組「テレビ未来遺産地球絶景ミステリー!」のMCに俳優、歌手として幅広い分野で活躍する及川光博が抜擢。あわせて、同番組で女優の二階堂ふみがリポーターに挑戦していることが判明した。アイスランドの“大地の裂け目”に湧き出す神秘の泉、スリランカの“クジラの村”と世界最大の生物シロナガスクジラの作り出す絶景、インドの満月が照らし出す天空の絶景、そして日本各地の息を呑むような絶景…。地球が誕生してから46億年の間に誕生した世界の絶景を紹介するとともに、あらゆる角度からその絶景を分析し、大自然の神秘に迫っていく。MCとして番組全体の進行を担当する及川さん。スタジオ収録はフルバーチャルで行われ、及川さんが片手を上げてパチンと指を鳴らすと、廻りに次々と世界の絶景やその絶景を分かりやすく分析・解析するCGが登場する仕掛けとなっているそう。フルバーチャルをバックにしたMCについて及川さんは「難しかった。緊張した」と感想を述べているが、収録中は何度もアドリブが飛び出すなど、スタジオでの及川さんのコメントにも注目したい。さらに、『蜜のあわれ』、山崎賢人と共演の『オカミ少女と黒王子』など注目作の公開が控える女優・二階堂さんは本番組でリポーターに挑戦。二階堂さんが訪れたのは「行くのが夢だった」という、火山と氷河の国・アイスランド。同国では北アフリカプレートとユーラシアプレートとの裂け目「ギャオ」を取材。二階堂さんはこの“地球の裂け目”が作り出す絶景を訪ねるため、スキューバーダイビングの免許を取得。「唇の感覚がなくなる」というほど冷たい水に潜ったり、ヘリコプターに乗り込み上空からの取材にも果敢に挑戦した。さらには温泉にも訪れて泥パックを経験するなど、水中、上空、地上からまさに体当たりのリポートを行った二階堂さんは、「アイスランドで見た神秘的な景色は、帰国してからも余韻を残し続けています。大きく存する自然を、お楽しみに!」とふりかえる。プロデューサー・樋江井彰敏氏が「インタビュアー・及川、そして、ドラマでは見ることのできない及川さんが見られると思います」と太鼓判を押す及川さんからは、「金星は近すぎて、火星では遠すぎる。約1億5,000万km。太陽からの距離が絶妙な星、それが地球です。水と緑にあふれ様々な生物が進化を遂げた“奇跡の星”には、やはり奇跡のような絶景が存在します。今回番組では、アイスランドの火山や氷河、スリランカの海で泳ぐクジラの群れ、さらに日本中の絶景などを美しい映像で紹介していきます。みなさんにもぜひ、驚いていただきたいですね。すべては宇宙が作り出したもの。ああ、宇宙ってすごい!!」と熱の入ったコメントが寄せられている。「テレビ未来遺産地球絶景ミステリー」は11月23日(月・祝)20時より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月16日文豪・夏目漱石が亡くなってから100年という節目を迎える2016年に、「嵐」の二宮和也主演で21世紀初めて、名作「坊っちゃん」のドラマ化が決定。この度、物語の舞台となる学校の教師陣に超豪華俳優陣のキャスティングが発表。二宮さんにとっては全員がドラマ初共演となる。有名な「親譲りの無鉄砲で子どものときから損ばかりしている」という一文で始まる「坊っちゃん」は、漱石の教師時代の実体験をベースに描かれた小説。時は明治、住み込みの女中から「坊っちゃん」と呼ばれている青年が主人公。短気で暴れん坊だが、嘘が嫌いで直情型の正義感を持つ型破りな江戸っ子・坊っちゃんが、四国は松山の旧制中学校に数学の教師として赴任をすることになり、そこで同僚の教師たち、生徒たちとぶつかり合い大暴れする、笑いあり涙ありの痛快なストーリーだ。漱石の代表作のひとつともいえる本作の教師陣には、漱石没後100周年にふさわしく、さらに新春ドラマだからこそ実現した豪華俳優陣が集結。赴任早々、坊っちゃんの下宿の世話をしてやり、坊っちゃんと同じくらい正義感が強く真っすぐな気性で、騒動の折は何かと坊っちゃんと行動を共にする相棒的な存在、アダ名を「山嵐」という数学の主任教師を、演技派俳優・古田新太が演じる。「坊っちゃんは、激情型で熱い人。対して山嵐は冷静な人なので、なるべく熱を上げず、飾り気の無い堅い人をやろうと思っています」と話し、「坊っちゃんとの掛け合いや、一緒に怒るところなど、二宮さんのお芝居がテンションを上げてくれるので、二宮さんとは非常にやりやすいですし、おいらも役を作りやすいです」と二宮さんとの芝居の感想を語った。一方、坊っちゃんと山嵐の2人と敵対し、学校で唯一の文学士でプライドが高い西洋かぶれの教頭を、及川光博が演じる。通年、赤シャツを着ているため、坊っちゃんから「赤シャツ」とあだ名をつけられ、本作でも1、2を争う強烈なキャラクターについて及川さんは「まさか夏目漱石の作品に参加できる日が来るとは…。西洋かぶれのハイカラ野郎のペテン師、赤シャツを演じます。初春の楽しいひとときを過ごしていただけますよう、心をこめて赤いシャツを着ます!」と意気込みをコメント。また、赤シャツの腰巾着で、いつも赤シャツの太鼓持ちをしていることから「野だいこ」とアダ名をつけられる画学教師を、八嶋智人が演じる。「赤シャツという巨大な権力にコバンザメのようにくっついているのが野だいこ。お話をいただいたときに、僕にピッタリな役だな、と思いました。コバンザメ感は充分、僕にはありますし、そうやってこの芸能界を生きてきました。ドラマでは坊っちゃんの存在により、野だいこに、どんな変化があるのか?というところも楽しみに見ていただきたいと思います」と役との共通点を明かした。そんな教師の中で、お人好しで気が弱く、いつも顔色が悪いため、坊ちゃんから「うらなり」とあだ名をつけられた英語教師を山本耕史が演じる。うらなりは町一番の美人とひそかに思いあっているのだが、実は赤シャツもその女性を横恋慕しており、赤シャツの悪巧みにより、うらなりは窮地に陥っていく…。山本さんは「エネルギーあふれる皆さんの中で、一人だけ、たたずまいがひ弱と言うか気弱です。しかし心の中で思いを秘めた、ストレートでピュアな役でもあります。この時代だからこその情熱を、素敵に演じられればいいな、と思います」と役作りについて語った。最後に、そんな一癖も二癖もある教師たちをまとめる校長を岸部一徳が演じる。自分の意見を言うことはめったに無く、何を考えているか分からないため、坊っちゃんから「狸」というあだ名をつけられるが…。「狸というあだ名の通り、何を考えているか分からない、全てを教頭に任せているような人に見えるけれど、坊ちゃんを通してドラマ全編を見たとき、狸が世の中をどう見ていたか、教育、学校をどう考えていたか、そして何が人間にとって大切な事なのかが分かると思います。でも…やっぱり分からないような狸にしたいかな」と述べた。超豪華俳優陣の集結について二宮さんは「家族や親戚が一同に会するのが、お正月の良いところだと思いますが、ドラマを制作している側も、これだけの方々を集めるのは、お正月じゃないとできないのだろうな、という顔ぶれがそろっていると思います。お正月のすごさを知りました。この方々が2時間、画面に居続けるということだけでも、このドラマの見どころ」と驚きのコメントを寄せた。現在、愛媛県松山市の道後温泉でのロケをはじめ、日本各地で撮影中。明治の世界をリアルに復活させながら、新しい21世紀版「坊っちゃん」の仕上がりを期待して待ちたい。新春ドラマスペシャル「坊っちゃん」は2016年1月3日(日)21時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月04日藤原竜也と有村架純に、及川光博、石田ゆり子という豪華キャストが明らかになり、大きな反響を呼んでいる映画『僕だけがいない街』。このほど、実写映画化発表時から話題になっていた物語の重要な役割を担う2人の子役に、NHK朝ドラ「あさが来た」での好演も記憶に新しい鈴木梨央と、『ヒロイン失格』に出演する新星・中川翼が決定。さらに、『HERO』の杉本哲太や実写版「火花」の林遣都と、福士誠治、森カンナという計6名の新キャストが明らかとなった。「マンガ大賞」と「このマンガがすごい!」にダブルで2年連続ランクインした、「ヤングエース」にて絶賛連載中の三部けい原作のミステリーを実写化する本作。コミックの累計発行部数は167万部(既刊6巻)を突破、また、2016年1月からはフジテレビ“ノイタミナ”ほかにてアニメ版の放送が開始されるとあって、「僕街ブーム」の到来がささやかれている。【リバイバル】という不思議な現象を体験する主人公・藤沼悟には藤原さん、片桐愛梨には有村さんと、映画界をリードする若手実力派の共演に加え、悟の母・藤沼佐知子役には石田さん、そして不敵な笑みを絶やさない悟の小学校の教師・八代学役には及川さんが脇を固めているが、映画化発表時から「これ子役が結構、重要じゃない?」「こ、こ、子ども時代は…誰が?!」「過去編での子役さんの方が重要ではないだろうか」とSNSでも話題となった2人の子役がついに決定した。鈴木さんといえば、大河ドラマ「八重の桜」や「あさが来た」で、共に主人公の幼少期を演じるなど、いまや国民的子役に成長。11月公開の『リトルプリンス星の王子さまと私』では、主役の女の子(吹き替え)を演じるなど大役の出演が続くが、本作では物語のカギを握る少女・雛月加代役に扮し、母子家庭で母親から虐待を受けるという凄惨な役に挑む。対する中川さんは、約300人の中からオーディションで藤原さん演じる悟の少年時代役を勝ち取った新星。身体は小学生だが、中身(頭脳や心)は大人の悟という難役を表現することになる。さらに、杉本さん、林さん、福士さん、森さんという面々が加わった盤石の布陣を、「天皇の料理番」でその手腕が高く評価された平川雄一朗監督がどう“料理”するのか、いまからも楽しみにしていて。<以下、キャストコメント>■鈴木梨央初めて台本を読んだとき、ストーリーの展開に目が離せず一気に台本を読みました。加代はむずかしい役ですが、加代の気持ちになって苦しみや悲しみ、希望が表現できたらと思います。■中川翼幼少期の大役に選ばれてとてもうれしかったです。ぼくは原作を読んでこの先どうなるのかとワクワクしました。大人の心を持った幼少期悟役を演じるのはとても難しいと思うけど大人の気持ちになったつもりで一生けん命がんばりたいと思います。■平川雄一朗監督「悟役の中川翼くんは、オーディションで会って藤原竜也さんに似ているなというのが第一印象です。加代役の鈴木梨央さんは、『八重の桜』や『WOMAN』などで拝見していて、ひたむきな芝居をする女優さんだという印象から、今回の加代という役が持つ芯の強い子を演じてもらいたいと思いました。梨央ちゃんの芝居は安定していましたが、翼くんは苦労したと思います。何度か涙を流すほどに追い込まれていました。そもそも29歳の大人が10歳の子供になるという想像を超えた役でしたから、かなりハードルは高かったです。ただ、撮影に入る時にはしっかり悟が他の子供たちをリードしていて、藤原竜也になりきるために私服も似せたりしていて、その成長ぶりには驚かされました。梨央ちゃんに関しても、原作である漫画を日頃研究していたと撮影後に聞いたのですが、漫画の世界から飛び出して来たように雛月加代という役に没頭していて素晴らしかったです」映画『僕だけがいない街』は2016年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月22日新垣結衣が2年半ぶりに連続ドラマ主演を務め、岡田将生と共演する日本テレビ土曜21時の「掟上今日子の備忘録」。先週10月10日(土)よりスタートした本作は、べストセラー作家・西尾維新のミステリー小説を実写化。原作から抜け出たような総白髪とメガネ姿で新垣さんが演じるのは、いったん寝てしまうと記憶がリセットされるため、守秘義務は絶対厳守、どんな事件も1日で解決してしまうという不思議な美女探偵。またの名を、“忘却探偵”ともいわれている。第1話が放送されてから、このキュートな美女探偵を演じた新垣さんに、SNSでは「ガッキー、可愛い」「癒やしをありがとう」などといった感想の声が続々。一方、そんな“忘却探偵”に恋してしまい、しかも毎回、事件の犯人に間違えられては探偵のお世話になる “史上最も運の悪い男”隠館厄介(かくしだてやくすけ)を演じるのが、岡田さん。爽やかなイケメンなのに、ちょっぴり情けないいじられキャラで、「こんなにピッタリな役はない!」と共演経験のある新垣さんからバッチリ太鼓判を押されているほどだ。たった1日という、スピーディな謎解きの面白さだけでなく、厄介がどんなに今日子と仲良くなっても、次の日にはその記憶がリセットされ、「はじめまして」と言われてしまう切ない恋模様が展開される、という本作。そんな本作の見どころポイントをチェックしてみた。■file1.マジックで書かれる重要なメモとは!?事件を1日で解決してしまう一方、寝てしまうと記憶がすっかりリセットされてしまうため、新垣さん演じる今日子の体には、忘れてはいけない大事なことが常にマジックで書かれている。例えば第1話では、岡田さん演じる厄介が勤める研究所で、機密事項のデータが入ったSDカードが盗まれる事件が発生。犯人扱いされた厄介のために参上した今日子は、やがて「私があなたの無実を証明します」と言い切る。しかし、1杯の紅茶を飲んだ今日子は、まもなく眠ってしまい…。今日子が眠ってしまえば、起きたときには記憶が失われ、真犯人もSDカードのありかも分からなくなる。どうやら、彼女の記憶を奪うため、犯人が紅茶に睡眠薬か何かを混ぜたらしい。やがて目が覚めた今日子は、おもむろに洋服の袖をまくり上げる。そこに書かれていたのは、「私は掟上今日子。探偵。記憶が1日でリセットされる」とのメモ。また、別の場所には「依頼人 隠館厄介に会いに行く」とある。そのメモをきっかけに改めて事実を確認した今日子は、“勝手に記憶を奪われた”ことに半ば逆上しながら(?)、再び、真犯人に辿りつく。その大事なメモは、どうやら体じゅうに書かれているらしく、時には厄介や道行く人の前で、スカートをたくし上げることも!目のやり場に困りアタフタする厄介を尻目に、今日子はまったく気にとめていない様子なのが面白い。■file2.視聴者をグイグイ引き込む演出手法1日で記憶がリセットされるというタイムリミットがあるとはいえ、今日子の探偵としての腕前は見事なもの。スピーディな展開の中には、ベネディクト・カンバーバッチ主演の英国ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」を彷彿とさせるような、文字での説明や、フラッシュバックが効果的に使われている。セリフでは補い切れない情報や登場人物の思考、行動の裏にある心理を字幕や映像で映し出し、緊迫感や臨場感を高めるこうした視覚的演出は、観る者を謎解きへと一気に引き込ませる。■file3.個性豊かな面々が2人をサポート!?第1話で“忘却探偵”・今日子と“忘れられない”出会いをした厄介は、第2話では彼女のことが気になり、探偵あっせん所「サンドグラス」に入り浸ることに。しかし、「サンドグラス」に現れたものの厄介を覚えていない今日子は、「はじめまして」と彼に名刺を渡すのだった…。このどこか怪しげなアパルトマン兼探偵あっせん所「サンドグラス」で働く3人、所長の絆井法郎、助手の也川塗、アパルトマン従業員の幕間まくるといったドラマオリジナルの人物たちは、今日子と厄介の調査からその恋路まで(?)を強力にサポートしていくという。演じるのは、それぞれ及川光博、「Hey! Say! JUMP」のメンバー・有岡大貴、「仮面ライダードライブ」詩島霧子役で知られる内田理央という個性豊かな面々。さらには、探偵とは“相性抜群”の猫も存在感たっぷりに登場する。次回の第2話では、今日子は、ある殺人事件の容疑者・鯨井(堀井新太)の依頼を受けて、彼の無実を証明するための調査をすることに。殺されたのは、日本代表クラスの水泳選手・宇名木(篤海)で、元水泳選手の鯨井とは同じ大学の水泳部だった。鯨井は、事件発生時刻に今日子と一緒にカフェにいたというアリバイを主張するが、1日で記憶がリセットされる今日子は、鯨井のことをもちろん覚えていない。鯨井とともに事件の真相を追う今日子と、次第に親しくなっていく2人を見て、気が気でない厄介。しかし、今日子は、鯨井が記憶のない自分を利用して、偽のアリバイを作った可能性も考えていた。やがて、事件は意外な展開を見せるのだが…。「今日という1日しかないから、後悔したくない」、そうきっぱりと言い切る美しき“忘却探偵”。かつてない“タイムリミットミステリー”は、週末をハラハラ、ドキドキの世界に連れていってくれそうだ。「掟上今日子の備忘録」第2話は10月17日(土)21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月17日大ヒットドラマ『相棒』のseason14が、いよいよ本日スタート。水谷豊さん演じる杉下右京と、反町隆史さん演じる法務省から出向してきたキャリア官僚の冠城亘(かぶらぎ・わたる)は、いったいどこでどう絡むのでしょうか。関係者ならずとも、人気シリーズにはツキモノの「新相棒」への期待と不安を感じちゃいますよね。そこで今回は、歴代の相棒のキャラクターを占うとともに、今後の相棒にふさわしい人物を読み解き、予想してみました。用いた占いは「数秘術」です。◆相棒、5~9代目までの人物を大胆予想!・【初代】熱的なヒーロータイプ=亀山薫・【2代目】無口なロマンチスト=神戸尊・【3代目】愛されるムードメーカー=甲斐亨・【4代目】現場を仕切るキャリア組=冠城亘・【5代目】家事との両立で多忙なアナリスト=仲間由紀恵が演じる社美彌子?・【6代目】真実を追うジャーナリスト=まさかの亀山美和子が再登場??・【7代目】その道を極めたスペシャリスト=月本幸子が「ツイてる女」に路線変更???・【8代目】人を操り隠蔽するコマンダー=隠蔽といえば片山雛子でしょ!?・【9代目】瞳の色が異なるエスパー=特殊能力系の海外スター????・【10代目以降】その時が来たら、ぜひ記事に!◆歴代の相棒を振り返ると…【初代】1代目は寺脇康文さん演じる亀山薫。彼はもっとも人情派でしたよね。1代目の1という数字には、「積極性」の意味があります。人物にたとえると情熱的なヒーロータイプ 。自分の気持ちにストレートで一生懸命。考える前に行動する傾向あり。上司だろうが右京さんだろうが屁でもなく、「それっておかしいですよ」と体当たりで挑んじゃう。亀山薫登場の最終回では友人の思いを受け継いで海外へ…。たとえヒーローと呼ばれずとも、この心の熱さは1代目にピッタリでした。【2代目】2代目は、ミッチーこと及川光博さん演じる神戸尊。彼はスーツが似合う知性派でしたね。この2という数字には、「受動的」という意味があります。人物にたとえると無口なロマンチスト。周りの空気を察して協力し、陰でしっかりと支えるタイプです。右京さんの相棒なのに一定の距離を保ったのは、じつは神戸尊が右京さんの影響をもっとも受けやすい役だったといえそう。1代目の亀山薫のように感情をぶつけることは苦手。あえて黙認することで彼なりの優しさを貫きました。神戸尊登場のシーズン中、元カノ役として細野唯子役を演じた壇れいさん。実際にお2人はご結婚されました!2代目のロマンスはテレビの外でも起きていたんですね。【3代目】そして3代目は、成宮寛貴さん演じる甲斐享。最年少でかわいいのにスイッチが入ると手に負えなくなる情動派な面がありました。人物にたとえると愛されるムードメーカー。3という数字には、「大きな愛」などの意味があります。甘えん坊で親しみやすく穏やかな側面もあるのですが、それと同じくらい、内側には激しい愛情への欲求を抱えています。甲斐享の逮捕という結末に、ファンでなくとも唖然とした方が多かったことでしょう。笑顔が作り笑いに変わり始めたら人として危険なのです。甲斐享は、本人さえ気づかぬうちに法を犯していきました。純粋な愛が憎しみと苦しみに変わった衝撃的な例と言えます。甲斐享に関わったすべての人が、その事実を知り悲しみに包まれたのは、それだけ彼が愛される相棒だった証拠でしょう。◆4代目の「新相棒」はどんな人?番組ホームページによると、冠城亘は「見た目のクールさからは測りきれない侮れない一面を持つ。頭脳明晰」「真実を突き止めることへ執着のあるキャラクター」とのこと。反町隆史さん演じる4代目の4という数字には、「形にする・こだわる・筋を通す」などの結果を出そうとする意味が多くあります。法を犯した者を容赦しないタイプなのでしょうか。彼には右京さんと通じるものがあるのかもしれませんね。筆者の個人的な見解としては、「冠・城・亘」という名前のひとつひとつの由来に、プロデューサーさんの思惑や意味深なメッセージも感じています。また、かつて時代劇で演じた反町隆史さん織田信長役が、今回のキャリア官僚とどことなくリンクしてしまったり。ちなみにお2人の身長差は13cm。この13という数字は、「長所を活かせればピンチが名誉に変わる」そんな意味もあります。もちろん身長差だけでは相棒関係は計り知れませんので、これはあくまで番外編ということで…。数字にはそれぞれ意味があるので、今回は代々にふさわしい相棒を想定してみました。個人的にはピッタリな気がしたのですが、みなさんはどう思われますか?さておき、今夜の放送が楽しみですね!(文=はゆき咲くら)【プロフィール】土と陽の独自メソッドで占い。新宿、町田、東京タワーの占い処に不定期で出没中✴略歴:相性研究家・プロ占い師。メディア&雑誌多数連載。昭和レトロな商店街生まれ。お風呂から見上げる宙とタロットと猫と格安ランチが大好き♡Hayuki Sakura Official Blog今日のふたりの相性は何%?【無料占い】
2015年10月14日新垣結衣を主演に、岡田将生、及川光博、有岡大貴(Hey!Say!JUMP)らを迎え、西尾維新のベストセラー小説を実写化するドラマ「掟上今日子の備忘録」。この度、10月10日(土)より放送の第1話に、中越典子、三宅弘城、霧島れいか、蕨野友也などがゲスト出演することが明らかになった。新垣さん演じる主人公・掟上今日子は、寝てしまうとその日の記憶がリセットされてしまう“忘却探偵”。第1話では、岡田さん演じる厄介が勤める研究所で、機密事項のデータが入ったSDカードが盗まれる事件が発生。厄介は犯人扱いされるが、彼にはまったく身に覚えがなかった。今日子は、厄介に「私があなたの無実を証明する」と言い切る。心強く思う厄介だったが、まもなく今日子は、眠気を覚えて眠ってしまう…。今日子が眠ってしまえば、起きたときには記憶が失われ、SDカードのありかも真犯人も分からなくなってしまう。眠りそうになる今日子を、厄介は必死に目覚めさせようとするが…。第1話にゲスト出演する中越さん、霧島さん、蕨野さんは、厄介が働く研究室に務める研究所員で、機密事項のデータが入ったSDカードの盗難事件について無実を主張する面々だ。「警視庁捜査一課9係」シリーズをはじめ、数多くのドラマ・映画で活躍する中越さんは、初回ゲストに選ばれ光栄に思うと述べ、「撮影前から、白髪メガメの可愛らしい新垣結衣さんにお会いできるのを楽しみにしていました」と共演した新垣さんについてコメントした。また、研究室室長の笑井を演じたのは、現在放送中の連続テレビ小説「あさが来た」にも出演中の演技派俳優・三宅さん。今回の収録現場について「あれ?レギュラー?って思うくらいナチュラルに現場にいられたような気がしました。楽しかったなぁ」とふり返り、「色々トリッキーな部分もあったりで、ボク自身も出来上がりがすごく楽しみです」と本ドラマをアピールした。「掟上今日子の備忘録」は10月10日(土)21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年09月30日新垣結衣の銀髪ビジュアルでも話題となった10月10日(土)スタートのドラマ「掟上今日子の備忘録」。この度、同作に出演する女優の内田理央が9月27日で24歳の誕生日を迎え、収録現場にてサプライズ誕生会が行われたことが明らかとなった。史上最もキュートな美女探偵、掟上今日子…またの名を“忘却探偵”。寝てしまうと記憶が1日ごとにリセットされるため、守秘義務は絶対厳守!どんな事件も1日で解決する最速の探偵!彼女の体には忘れてはいけない大事なことが常にマジックで書かれている。そんな彼女に惚れてしまったのが、毎回何かの犯人に間違われては探偵のお世話になる「史上最も運が悪い男」隠館厄介。どんなに今日子と仲良くなっても、次の日には完全に忘れられて「初めまして」と言われてしまう切ない恋模様が展開する。主演の新垣さんをはじめ、岡田将生、及川光博、有岡大貴、内田さんの主要キャスト全員が初めて集合した27日の収録の途中に、サプライズで誕生日が発表され、バースデーケーキがスタジオに運ばれると、内田さんは驚きの表情に!その後、内田さんの顔が笑みに変わると、スタジオ内は拍手喝采となった。突然のお祝いに「驚きでびっくりしました」と話しつつも、「私はまだ撮影二日目なので、誕生日も知らないだろうと思っていたので、祝っていただけてとても嬉しかったです」と喜びのコメントを寄せた内田さん。内田さんが本作演じる幕間まくるは、一見、お茶くみと猫の世話しかしてない女の子かと思いきや、実際はちゃんとしたボディガード訓練を受けたプロの用心棒という役どころ。今後の撮影の楽しみについて聞かれると、「今後みんなで事件を解決したりする中でチームワークが良くなったりとか、私の幕間まくるも戦闘シーンがあったりとか、みんなで外でロケをしたりとか、きっと色んなことがあると思うので、全部楽しみです」と明かした。内田さんは最後に、「やりたいことがたくさんあるので、好きなことを好きなだけやってみたいです。なるべく外に出るようにして、人との出会いを大切にしたいなって思います」と24歳の豊富を語った。「掟上今日子の備忘録」は10月10日(土)21時~日本テレビにてスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年09月28日新垣結衣が2年半ぶりに主演を務めることで話題の、日本テレビ10月期の土曜21時枠のドラマ「掟上今日子の備忘録」。この度、追加キャストが一挙発表となり、岡田将生、及川光博、有岡大貴(「Hey! Say! JUMP」)、内田理央らが出演することが分かった。史上最もキュートな美女探偵、掟上今日子…またの名を“忘却探偵”。寝てしまうと記憶が1日ごとにリセットされるため、守秘義務は絶対厳守!どんな事件も1日で解決する最速の探偵!彼女の体には忘れてはいけない大事なことが常にマジックで書かれている。「私は掟上今日子。探偵。記憶が1日でリセットされる」。そんな彼女に惚れてしまったのが、毎回何かの犯人に間違われては探偵のお世話になる「史上最も運が悪い男」隠館厄介。どんなに今日子と仲良くなっても、次の日には完全に忘れられて「初めまして」と言われてしまう切ない恋模様。毎回起こる不思議な事件をたった1日で解決するという「謎解きの面白さ」と、覚えていたくても覚えていられないという「忘却の儚さ」。そしてどんなに近づいても「思い出」が残らない今日子と厄介の間に恋は芽生えるのか?「化物語」「めだかボックス」などのアニメ化作品を持つベストセラー作家・西尾維新の原作小説の初実写化となる本作。主演の新垣さんは、「空飛ぶ広報室」(TBS)以来、連続ドラマの主演は2年半ぶりであり、日本テレビの連続ドラマとしては本作が初主演だ。新垣さんが演じる主人公・掟上今日は、お金をこよなく愛する美女探偵、通称“忘却探偵”である。そんな忘却探偵・掟上今日子さんに捜査を依頼する「常に犯人に疑われてしまう史上最も運が悪い男」隠館厄介役に、『想いのこし』『ストレイヤーズ・クロニクル』の岡田さん。良い人なのに、幼いころからいつも何かしら事件に巻き込まれ疑われ、ある事件で「容疑者」と「探偵」として今日子に出会い次第に魅かれていく。どんなに仲良くなっても、次の日には完全に忘れられて「初めまして」と言われてしまう切ない恋をする役どころだが、岡田さんは「ミステリーですが、恋愛要素もありいまからとても楽しみにしています」とその恋愛模様にも期待が持てるコメントを寄せた。また、ドラマオリジナルの出演者として、厄介が犯人と疑われるたびに救いをもとめて駆け込む「探偵斡旋所の謎多き所長」絆井法郎役を演じるのは、藤原竜也×有村架純で実写化される『僕だけがいない街』への出演が決定している及川さん。「役名は原作者の西尾先生につけていただきました。なにやらくせ者…。ワクワクします!楽しい現場になりそうです☆」と意気込みを明かす。同じくオリジナルキャラクターで、今日子の捜査をフォローし、時には厄介の恋を応援する若き従業員・也川塗役を演じるのは、22日(土)から放送「24時間テレビ」のメインパーソナリティーに抜擢された「Hey! Say! JUMP」のメンバー・有岡さん。もうひとりの従業員・幕間まくる役を、「仮面ライダードライブ」詩島霧子役の内田さんが演じる。一風変わったオリジナルキャストたちの名前は、役柄を踏まえて原作者の西尾維新氏が命名。原作ファンも見逃せない個性あるキャラクターたちに仕上げた。“忘却探偵”今日子さんが、今日も「忘れる前に謎を解く」、いまだかつてない“タイムリミットミステリー”ドラマとなる「掟上今日子の備忘録」。放送を楽しみに待ちたい。「掟上今日子の備忘録」は、10月土曜日21時より日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日乾燥や表情の変化などで、夕方以降ほうれい線が目立ったり、シワ部分にファンデーションがたまったりしてしまうことってありますよね?そんなときにに、無理にファンデーションを重ねる逆効果!!オススメ対処法はこちらです。メイクのコツ・ポイントできてしまったシワの部分は軽く叩き込んで馴染ませる。ファンデーションをのせると濃くなってしまうので、パール感のあるフェイスパウダーを重ねてシワを飛ばす。(軽く付けたいので、ブラシを使うのがGood!)このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年08月10日三部けいの大人気コミック『僕だけがいない街』が、藤原竜也主演で映画化され、来年春に公開されることが決定した。有村架純がヒロイン役を演じる。その他の情報『僕だけがいない街』は、“マンガ大賞”や“このマンガがすごい!”にランキングするなど、人気だけでなく評価も高い作品だ。売れない漫画家の主人公・藤沼悟が、自身の意図とは関係なく時空移動=タイムリープする現象を体験する中で、18年前の小学生の頃に起きた児童連続誘拐事件の真犯人と何者かに殺された母を救うため、過去と現在に起きた事件の謎を解こうと奔走するミステリー作品。同じ時間を繰り返す中で少しずつ判明していく真実、その中で精神的に追いつめられていく主人公、過去の事件に隠された謎、塗り替えられていく過去……緻密に構成された原作は多くの読者を魅了しているが、作者の三部けいは「『僕だけがいない街』コミックス発売後、初めて頂いた他メディア化のお話が、この映画化でした。ホントに実現するとは (笑)。関係各所の皆様に感謝しています。映画スタッフという新たな育ての親を得て、『僕だけがいない街』がどんな成長を遂げるの か、とても楽しみです!」とコメント。主演の藤原は「“時間を行き来する”特殊な現象に巻き込まれた主人公・悟の複雑な心情をどう演じようか、今から考え始めています。また、大活躍の有村架純さんとの初共演、非常に楽しみにしております。若く才能のある方と組ませていただけることが、今の自分にとって大きな刺激になると思います」、悟のバイト先の同僚・片桐愛梨を演じる有村は「原作の世界観を壊さないよう、お芝居を取り組めたらと思います。そんな作品を映像化するにあたって、私が演じる愛梨が大切にしなければいけないことは、藤原さん演じる悟に全力で寄り添うことかなと思いました。信じる力を大切に、愛梨を大切に、演じられればと思います」と語っている。他にも石田ゆり子が悟の母を、及川光博が悟の小学校時代の担任教師・八代学を演じることが発表された。『想いのこし』『ツナグ』の平川雄一朗が監督を務める本作は、2016年春にワーナー・ブラザース映画の配給で全国公開される。『僕だけがいない街』2016年春、全国ロードショー
2015年07月24日俳優の藤原竜也と女優の有村架純が、2016年春公開の映画『僕だけがいない街』で初共演することが24日、明らかになった。5月に公開された映画『ビリギャル』の大ヒットも記憶に新しい有村。主演を務める藤原との共演について、「初めてご一緒させていただくのですが、お芝居への熱量がすごく大きな方だなという印象です。私もそんな方の近くで刺激をもらいながらぶつかっていけたらと思います」と意気込む。一方の藤原も、「大活躍の有村架純さんとの初共演、非常に楽しみにしております。若く才能のある方と組ませていただけることが、今の自分にとって大きな刺激になると思います」と撮影を心待ちにしている。2人が出演する映画の原作は、「マンガ大賞」や「このマンガがすごい!」で2年連続ランクインし、映像化のオファーが50件以上殺到したという、漫画家・三部けい氏の同名コミック。身近で"悪いこと"を察知すると、その原因を取り除くまで数分前に戻り続ける"リバイバル"という特殊現象に巻き込まれたフリーター・悟が、18年前に起きた児童連続誘拐事件の謎を解き明かしていく物語。幼少期のつらい思い出や気づくことがなかった母親からの愛情、クラスメイトの優しさなどに触れ、それが新たな記憶となって悟の過去が書き換えられていく。藤原は主人公の悟を、有村は悟の心を開くきっかけを与えるヒロインの愛梨を演じる。これまで数々の極悪人を演じてきた藤原だが、本作では「時空移動=タイムリープ」を武器に、連続誘拐事件の凶悪犯に迫る。ほかにも、悟の母・佐知子を石田ゆり子が、悟の小学校時代の担任・八代を及川光博が演じる。メガホンを取るのは映画『想いのこし』(2014年)や、TVドラマ『天皇の料理番』、『JIN-仁-』を手がけた平川雄一朗監督。脚本を『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』(2014年)の後藤法子氏が務める。
2015年07月24日「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」に2年連続ランクインし、映像化をめぐって争奪戦が起こった三部けい原作のミステリーコミック「僕だけがいない街」の実写映画化が決定。主演を『デスノート』『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』などで超個性的な役柄を演じてきた藤原竜也が務め、ヒロインを『ビリギャル』の有村架純が務めることが明らかとなった。原作は、「ヤングエース」にて絶賛連載中の同名漫画。「このマンガがすごい!」オトコ編と「マンガ大賞」で共に2年連続ランクインするなど、傑作との呼び声高く、スガシカオ、中川翔子、宮地真緒から、糸井重里や「リアル鬼ごっこ」の原作者・山田悠介などまで著名人にもファンが続出。主人公は、売れない漫画家で、ごく普通のフリーター・藤沼悟。自身の意図とは無関係に【時空移動=タイムリープ】する謎の特殊な現象“再上映”(リバイバル)に巻き込まれた彼が、18年前の小学生のころに起きた児童連続誘拐事件の真犯人を探し、その凶刃に倒れた母を救うため、大人のマインドを持ったまま11歳の少年となり、現在と過去に起こる事件の謎を解き明かしていく新感覚ミステリー。脳裏から葬り去った幼少期のつらい記憶がよみがえり、当時は気づくことのできなかった母親の自分への深い愛情、そして傷つくまいと距離を自ら取っていたクラスメートとの間に生まれた友情が新しい記憶となって、悟の「過去」が塗り替えられていくことから、ミステリーの枠にはとどまらない、優しさとせつなさに満ちた人間ドラマともなっている。その主人公・悟を演じるのは、死神のノートで殺人を繰り返す大量殺人犯、眼力で人を操るモンスター、10億円の懸賞金で命を狙われる男など、数々の超個性的な役を怪演してきた、日本が誇る若き名優・藤原竜也。本作では【タイムリープ】を武器に、連続誘拐事件の凶悪犯に迫る。一方、悟の心の深意に気づき、心を開くきっかけを与えるヒロイン・愛梨役には、『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』と大ヒット作が続き、WOWOWの新ドラマ「海に降る」で連ドラ初主演を務めるなど、いま乗りに乗っている有村架純。様々な作品に引っ張りだこの2人だが、共演は今回が初めて。有村さんとの共演について藤原さんが、「大活躍の有村架純さんとの初共演、非常に楽しみにしております。若く才能のある方と組ませていただけることが、いまの自分にとって大きな刺激になると思います」とコメントすると、有村さんも「お芝居への熱量がすごく大きな方。私もそんな方の近くで刺激をもらいながらぶつかっていけたらと思います」と、お互いの役者魂を敏感に感じ合い、早くも最高の化学反応を予感させている。また、この2人に加え、悟の母・藤沼佐知子役にはその美貌だけでなく卓越した演技力も兼ね備える石田ゆり子、そして不敵な笑みを絶やさない悟の小学校の教師・八代学役には、どんな難役も個性たっぷりに演じ切る実力派俳優、及川光博。さらに、松坂桃李主演の『ツナグ』でその手腕が高く評価された平川雄一朗監督がメガホンを取る。単行本(既刊6巻)の発行部数は着実に伸びており、現在、累計発行部数139万部を突破。来年1月からはフジテレビ“ノイタミナ”ほかにてアニメ版の放送も決まっており、2016年は、「僕街ブーム」が日本に巻き起こりそうだ。以下、キャストコメント藤原竜也 コメントこの映画に出演させていただくことが決まり、初めて「僕だけがいない街」の原作漫画を読みました。読み始めから最後まで、ページをめくる手が止まりませんでした。早く続きが読みたくて仕方ありません。「時間を行き来する」特殊な現象に巻き込まれた主人公・悟の複雑な心情をどう演じようか、いまから考え始めています。有村架純 コメント原作を初めて読んだ時、登場人物の家族や友達への思いにすごく胸を打たれました。タイムリープという非現実な現象がもたらす話ではありますが、不思議と遠い話ではないなと思えたのは、登場人物みんなの心情がすごく鮮明に見えたからだと思います。最初から最後まで主人公と共に心が動き、胸が熱くなる経験をしました。そんな原作の世界観を壊さないよう、お芝居を取り組めたらと思います。そんな作品を映像化するにあたって、私が演じる愛梨が大切にしなければいけないことは、藤原さん演じる悟に全力で寄り添うことかなと思いました。信じる力を大切に、愛梨を大切に、演じられればと思います。監督・平川雄一朗 コメント昭和と平成の時間軸を行き来する、数多くの謎が散りばめられたミステリー漫画が原作ですが、その底辺には人々の繋がりや絆が丁寧に描かれているので、そのヒューマニズムを映画では大事にしたいです。藤原さんには、ダメ人間ながら強い正義感を持つ青年が未来を書き換えていく希望を、有村さんには、夢を追いかける不思議な女性が主人公にもたらす愛を、それぞれが地に足のついた人間として魅力的に表現してもらいたいと期待しています。原作・三部けい コメント「僕だけがいない街」コミックス発売後、初めていただいた他メディア化のお話が、この映画化でした。ホントに実現するとは (笑)。関係各所の皆様に感謝しています。映画スタッフという新たな育ての親を得て、「僕だけがいない街」がどんな成長を遂げるのか、とても楽しみです!映画『僕だけがいない街』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月24日元モーニング娘。の田中れいなさんが、モー娘。卒業後に立ち上げたロックバンド・LoVendoЯ(ラベンダー)。2012年にオーディションを経て集まったメンバーは、ヴォーカル・田中さんのほか、同じくヴォーカルの岡田万里奈さん、ギターの魚住有希さん、同じくギターの宮澤茉凜さんという4人。インディーズでの活動を経て、ついにメジャーデビューを果たすのが、両A面シングル『いいんじゃない?/普通の私 ガンバレ!』です。『いいんじゃない?』は自らロックシンガーとしても活動する中島卓偉さんが作詞・作曲を担当、『普通の私 ガンバレ!』はハロープロジェクトの御大・つんくさんが作詞を担当など強力なバックアップを得ています。そして、その期待に完璧に応えているのがLoVendoЯの4人。特にギタリスト2人は、最近なかなかいない本格派ギタリストとしての腕前を持っています。甘いヴィジュアルやバンド名に目を奪われ過ぎると、痛い目を見ますぞ。リリース情報:『いいんじゃない?/普通の私 ガンバレ!/LoVendoЯ』(2015.7.1発売/¥1000(tax out)/EPCE7117・7118)※初回限定盤(¥1852(tax out)/EPCE7115-6)も同時発売
2015年07月09日アラサー&アラフォー世代にとって、ほうれい線は悩みのタネですよね。ほうれい線のせいで老けて見える……と鏡の前でブルーになる人も多いはず。フェイスマッサージやツボ押しなどいろいろ試してみたけれど、一向に改善しないのは何故でしょう?そこで今回は、悩めるアラサー&アラフォー女性のために、ほうれい線を目立たせない秘訣を教えちゃいます!ほうれい線を目立たせない秘訣は?顔の皮は頭皮と一枚でつながっています。ゆえに頭皮がたるむことで、顔のたるみも起こってしまうのです。ほうれい線やたるみ対策にフェイスマッサージをしても改善しないのは、頭皮のたるみに原因があるのかもしれません。効果的なのは、頭皮のマッサージ。顔全体のたるみを解消することができます。もちろん、悩みのタネであるほうれい線にも効果が期待できますよ!シャンプーついでに1分間の頭皮マッサージマッサージだからといって構えることはありません。この頭皮マッサージは、毎日のシャンプーついでにできるものなので、ラクチンですよ。まずは、シャンプー前にブラッシングをしましょう。マッサージ効果もありますが、髪の絡まりをほどき、ほこりを落とすことができます。また頭皮の汚れを浮き上がらせ、洗いやすくするという効果も。頭皮マッサージは以下の手順で行ってください。1.「前頭筋」のマッサージ髪の毛の生え際から頭頂部に向かって、5本の指の腹を使って頭皮を20秒間、引き上げるように押します。2.「側頭筋」のマッサージ手の平のつけ根を使って、耳の上を両側から20秒間、引き上げるように押します。3.「後頭筋」のマッサージ頭の上で両手を組んで(指を組み)、手の平全体で頭頂部を20秒間ぐっとつまみ上げるように押します。毎日の習慣にすることでリフトアップされ、たるみやほうれい線が気にならなくなりますよ。また眼精疲労や肩こり、頭痛を軽減し、自律神経を整える効果も期待できるんです。まさにアラサー&アラフォー女性には嬉しいことばかり。これはやらなきゃ損ですね!頭皮以外のマッサージも!1.生え際マッサージ両手の10本の指を使って、額と髪の生え際の境目あたりを5回程度押します。その指を徐々に頭頂部へとずらす。このとき「1、2、3」と数えながら行うとリズムよくできますよ。2.耳のツボを押す耳の後ろのへこんだ部分を心地よい程度に10回押します。人差し指か中指で押すのが効果的です。仕上げに、耳の後ろのへこんだ部分から側頭部へ指を引き上げるとよりリフトアップを実感できます。また、夕方お疲れ顔になったら頭頂部の毛束をつまんでひっぱるだけでもOK!頭皮を刺激することで、気分もリフレッシュ。ほうれい線解消だけでなく、仕事の効率もアップするかもしれませんよ。「ヘアバンド」でリフトアップ効果を狙ってみて髪の毛をアップにすると、顔がきゅっと上がる原理を利用。ヘアバンドをして寝ることで、リフトアップを図るというのもオススメです。できればヘアバンドは、100%コットンのパイル地で、ゴムのきつくないものを選びましょう。ヘアバンドをする前に両手でオールバックに掻き上げると、さらにリフトアップ効果が高まるので是非試してみて下さい。今回ご紹介した方法は、どれも手軽にできて続けやすいものばかり。ぜひ日常に取り入れて、ほうれい線をやっつけましょう!
2015年06月24日バンダイが展開するアクションフィギュア「S.H.Figuarts」シリーズより、2015年10月発売予定の『S.H.Figuarts 仮面ライダー3号』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は5,184円(税込)。「仮面ライダー3号」は、今年3月に公開された特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』にて黒井響一郎が変身する仮面ライダー。仮面ライダー1号と2号を葬るという衝撃のオープニングはもちろん、俳優の及川光博が演じたことでも大きな話題となった。S.H.Figuarts化は、5月30日~31日に開催されたバンダイの大人向けコレクターズアイテムの祭典「魂の夏コレ 2015」にて発表され、商品のサンプルが展示されていた。『S.H.Figuarts 仮面ライダー3号』は、ダークトーンや淡い緑色のボディ、金のマフラーなど劇中のカラーを徹底的に再現。さらに、ジャンプ時のベルトから噴射するエフェクトや、キックのエフェクトが付属し、映画さながらのアクションシーンを再現することができる。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各3種、キックエフェクト、ジャンプエフェクト。なお「魂の夏コレ 2015」では、後日譚として描かれた配信ドラマ『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号』に登場した仮面ライダー4号も参考出品されていた。(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年06月06日麻実れいを主演に迎え、イプセンの傑作『海の夫人』が5月13日より東京・新国立劇場にて上演される。『人形の家』で新たな女性の生きる道を描いたイプセンが、故国ノルウェーの小さな町を舞台に、医師・ヴァンゲルの妻として暮らすエリーダの“人生の選択”を通じて個人の自由意志と夫婦の結びつきについて描いた本作。5月初旬、通し稽古が行われた稽古場に足を運んだ。舞台『海の夫人』チケット情報麻実が演じるエリーダは、ヴァンゲル、彼の先妻の娘ふたりと暮らすも、その関係は順風満帆とは言えない。数年前に生後まもない息子を亡くしたことで精神的に不安定な状態が続き、さらにヴァンゲルとの結婚以前に心を通い合わせた恋人が再び彼女の前に現れたことで激しく揺れ動く。そんな、振れ幅の大きな“海の夫人”を麻実は圧巻の演技で体現する。登場シーンで明るくはつらつとした姿を見せたかと思えば、突然、目の前にいる誰の姿も目に入っていないかのような表情で己の過去や苦悩を吐露し、かつての恋人を前にして恐怖におののくなど、ひとりの女性の中にある明と暗の両面を存分に見せつけ、まるで時間帯や天気によって様々な顔を見せる海のように、つかみどころのないミステリアスな女性としてエリーダを演じている。海に加えて、エリーダという女性の気質、物語全体に漂う空気を強く特徴づけているのが、この地に特有の“白夜”と“フィヨルド”の存在。演者の真上から放たれる強い照明により、白夜を思わせる明るいけれど、どこか暗い幻想的な空間が生み出されると共に、時に登場人物の顔にはハッキリと陰が差す。フィヨルドも北欧の絶景としていまでは観光名所のようになっているが、氷河によって鋭く削られた入り組んだ入江は、エリーダをはじめ、登場人物たちをこの小さな町に閉じ込める装置として機能している。エリーダを取り巻く人々を演じる共演陣もそれぞれに迫真の演技を見せる。村田雄浩が演じる夫・ヴァンゲルは彼女を優しく包み込むが、そこにとどまらず、エリーダの心の叫びを真正面から受け止めることで“答え”を見出そうとする。一方、海からやって来て彼女を連れ去ろうとする眞島秀和演じるかつての恋人はエリーダの烈しさを上回る氷河のような冷たさを舞台上で醸し出す。彼女の義理の娘たちやその教師、胸を病んだ画家といった周囲の人物も単なるエリーダの引き立て役ではなく、ひとりひとりが実はエリーダと同じ問題を抱える存在であり、19世紀に描かれた人物たちは現代を生きる我々に鋭く“選択”を突きつける。舞台『海の夫人』は5月13日(水)から31日(日)まで。チケット発売中。取材・撮影・文:黒豆直樹
2015年05月13日2015年3月21日に公開された特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』のBlu-ray&DVDが、8月5日に東映ビデオより発売されることが決定した。歴代「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」が夢の共演を果たす「スーパーヒーロー大戦」シリーズの4作目にあたる本作は、石ノ森章太郎氏が実際に原作漫画に登場させていたものの映像化に至らなかった幻の「仮面ライダー3号」が復活。類まれな"ライダー愛"を持つ俳優の及川光博が仮面ライダー3号/黒井響一郎を演じたことをはじめ、天野浩成が演じる仮面ライダーギャレン/橘朔也、復帰第一作目の中村優一が演じる仮面ライダーゼロノス/桜井侑斗、半田健人が演じる仮面ライダーファイズ/乾巧、そして倉田てつをが演じる南光太郎/仮面ライダーBLACK/RX、と歴代でも特にファンが多い仮面ライダーが続々と登場したことでも大きな話題となった。販売形式は、Blu-ray+DVDセット(4,700円/税別)、DVDコレクターズパック(6,800円/税別)、Blu-rayコレクターズパック(7,800円/税別)の3種類。コレクターズパックにはボーナスディスク1枚が付属し、メイキング、完成披露記者会見、完成披露試写会舞台あいさつ、公開初日舞台あいさつ、TVスポット、DATA FILE、ポスターギャラリー、映像特典が収録される。また、初回生産限定版はスペシャルパッケージ仕様となる。なお、同日よりDVDレンタルもスタートする。(C)2015「スーパーヒーローGP大戦」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映AG・東映ビデオ・東映
2015年05月11日表参道ヒルズの多目的ホール「スペース オー」で、荒木経惟の写真展「男 -アラーキーの裸ノ顔-」が開催される。期間は4月24日から5月6日まで。この展覧会は月刊文芸誌『ダ・ヴィンチ』の創刊20周年企画の一環として行われるもの。同誌の巻頭連載企画「アラーキーの裸ノ顔」に掲載された作品の中から、全207点の写真を展示。そこには役者、作家、スポーツ選手など、様々な被写体の男ぶりあふれる表情が切り取られている。主な被写体は赤塚不二夫、浅野忠信、いかりや長介、遠藤憲一、及川光博、王貞治、桂歌丸、堺雅人、須賀健太、園子温、染谷将太、五代目中村勘九郎、仲村トオル、野村萬斎、十代目坂東三津五郎、ビートたけし、魔裟斗、松田龍平、三宅一生、山田孝之など。また、会場では3月25日に発刊された写真集の他、関連書籍、DVD、ポストカードなどを販売。スペシャルゲストを招いてのトークイベントも予定されている。【イベント情報】男 -アラーキーの裸ノ顔-会場:スペース オー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ地下3階会期:4月24日から5月6日時間:11:00から21:00(4月26日は20:00まで、5月6日は18:00まで)料金:無料
2015年04月02日ハイジュエリーブランド「ショーメ(CHAUMET)」と4月14日から放送を開始するTBS系ドラマ「マザー・ゲーム」のコラボレーションが実現した。「マザー・ゲーム」は庶民ママの蒲原希子が、息子を富裕層が集まる名門幼稚園に入園させるところから始まる。主演の木村文乃の他にも、檀れい、長谷川京子、安達祐実、貫地谷しほりなどの豪華キャストが登場。世間体やしがらみの中で生きてきたママたちが、自分らしさを取り戻し、本当の幸せを見つけていく。今回のコラボレーションは、“自分らしさを知り、自然体でエレガントに生きる女性”というショーメのブランドストーリーが、ドラマと一致したことから実現したもの。番組ポスターではキャスト陣が、総額2億円以上のブランドのジュエリーを着用。更に、ドラマでも全編に渡りセレブ幼稚園で繰り広げられるママたちの世界をショーメのジュエリーが彩っていく。
2015年03月30日木村文乃が連続ドラマ初主演を果たす4月スタートの火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」。庶民派シングルマザーが “セレブ”ママ友と本音で関わり合っていく様を描くこのヒューマンドラマから、ポスタービジュアルが到着。なんと、日本のTVドラマとしては初めて世界的有名ブランド「CHAUMET(ショーメ)」とのコラボが実現し、総額2億円超えのジュエリーが登場していることが分かった。本作で、連ドラ初主演となる木村さんが演じるのは、バツイチ&シングルマザー&低所得というヒロイン・蒲原希子。ひょんなことから名門幼稚園に息子を入園させることになった彼女は、長谷川京子、貫地谷しほり、安達祐実、そして檀れいという錚々たる女優陣が顔を揃えるセレブママたちと、ひと筋縄ではいかない(!?)関係を築き上げ、本当の自分、本当の幸せを見つけ出していく。今回、そんなドラマの世界観を1枚のポスターの中に表現するため、希子役・木村さんはごくシンプルな白シャツ&ジーンズにノーアクセサリー、そして長谷川さん、貫地谷さん、安達さん、檀さんのセレブママたちは総額2億円超えといわれる「CHAUMET」の宝石や時計をそれぞれ身に着けての撮影を敢行。「CHAUMET」と日本のドラマとのコラボレーションは、今回が初の試み。しかも、ポスターのみならず、全話を通して数々の高級ジュエリーや時計を提供するという。本作の制作は、さまざまな名門幼稚園や保育園などをリサーチし、実際のママたちから生の声を聞いてストーリーに反映させているというだけに、衣装や劇用車、装飾にも「BMW」などを始め、高級ブランドの品々が続々登場するらしい。世界にも名高いセレブブランドである「CHAUMET」では、「自然体でエレガントに生きる女性のためのブランドとして、このドラマのストーリーに共感して今回のコラボレーションが実現しました。ドラマは、世間体やしがらみの中で生きてきた母親たちが、自分らしさと女性としての輝きを取り戻し幸せになるストーリー。ショーメのジュエリーが、女性の飾らない上質な幸福感に華を添えられればと思います」とコメント。また、本作の新井順子プロデューサーは、「今回のドラマは、セレブの世界の演出を徹底的にこだわりました。『BMW』を始め、今回、高級ジュエリーと時計で知られる『CHAUMET』など、日本で初めてコラボレーションし、ドラマの世界観を盛り上げていきます」と、よりリアルさを追求したことを明かす。「1話だけでも登場するアイテムの総額は億単位」というセレブママたちの日常も、楽しみとなりそうだ。火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」は4月14日(火)22:00よりTBSにてスタート(初回は15分拡大放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年03月30日公開初日を迎えた特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』の初日舞台あいさつが21日、東京・丸の内東映にて行われ、主要キャスト陣が登壇した。歴代「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」が夢の共演を果たす「スーパーヒーロー大戦」シリーズの4作目にあたる本作は、石ノ森章太郎氏が実際に原作漫画に登場させていたものの映像化に至らなかった幻の「仮面ライダー3号」が復活。仮面ライダーV3との邂逅も描かれ、全てのライダーファンのみならず、日本のヒーロー史における常識をも覆す物語が描かれる。この日の舞台あいさつには、仮面ライダードライブ/泊進ノ介役の竹内涼真、仮面ライダーマッハ/詩島剛役の稲葉友、詩島霧子役の内田理央、仮面ライダーゼロノス/桜井侑斗役の中村優一、仮面ライダーギャレン/橘朔也役の天野浩成、仮面ライダーファイズ/乾巧役の半田健人、仮面ライダーBLACK/RX/南光太郎役の倉田てつを、ブラック将軍役の高田延彦、仮面ライダー3号/黒井響一郎役の及川光博が登壇した。先輩ライダー俳優に囲まれて晴れやかな笑顔を浮かべる竹内は「自分にとって最強の存在は?」との問いに対して「お母さん」と返答し、客席に座っているという母親に向かって、改めて感謝の気持ちを伝えていた。映画については「みなさん、多くの人たちに『絶対観たほうがいいよ』と薦めてください。仮面ライダーはファンの方々がいるおかげで成り立っています」とファンに呼びかけた。仮面ライダーゼロノスの名乗り「最初に言っておく。俺はかーなーり、強い!」を披露してファンを沸かせた中村は、劇中の印象的なシーンに「黒井、剛、侑斗が並んで変身するところ」を挙げ、及川の変身ポーズのカッコよさを強調。「及川さんは現場でポーズを何度も練習していて、仮面ライダー愛を感じました」、自身の変身シーンについては「及川さんも稲葉くんもカッコいい変身ポーズがあるんですけれど、僕の変身はカードを持つだけですからね。2人のポーズが終わるまでカードを持ったままゆっくり動くしかなかった(笑)」と観客の笑いを誘っていた。稲葉も同時変身について話し「僕がレッツ・変身! のかけ声で変身するんですが、『レッツ』のタイミングでお2人の声が合わせやすくなったんです」とエピソードを紹介。続く天野は「10年ぶりの変身だったので、最初はうまくできるかどうか心配だったのですが、柴﨑(貴行)監督とモニターチェックをしていくうちに、昔はこんな感じだったなあと感覚をつかみました。とても楽しい撮影でした」と振り返っていた。内田は「倉田さん演じる南光太郎に手錠をかけるシーンは緊張しました。何度も失敗して倉田さんの手首が赤くなったりして……」と話し、後に倉田本人から手錠のかけ方についてアドバイスをもらったという。そして、登壇者の中で唯一の悪役・ショッカーの大幹部ブラック将軍を演じた高田は「伝統ある仮面ライダーという作品に参加できたことを幸せに思います。今日はうちの家族が観に来ています」と客席を見渡しながら「自分の名前がエンドロールに登場することは、人生の中でも誇りに思えること」と胸を張った。ただ、息子たちの反応は薄かったらしく、半田から「ライダーに出演したことは、10年、20年してから効いてきますよ」と絶妙なフォロー。それでも「ちょっと待って。20年後だったら俺、70歳過ぎてるよ! もっと早く反応がほしい」とこぼし、高田、半田のかけあいが大爆笑を巻き起こしていた。その半田は「『仮面ライダー555/ファイズ』から約10年。久しぶりに出演しても、仮面ライダーを応援してくださるファンの方々は10年前と同じ温度で迎えてくれるのがうれしい」と喜びをあらわに。劇中では仮面ライダーBLACKから、仮面ライダーBLACK RXに二段変身を果たす倉田は「『仮面ライダーディケイド』以来6年ぶりの変身を披露したことについて「変身はいつやっても血がたぎるというか、うれしかったし、楽しかったです」と感慨深げに語っていた。自身の歌う本作の主題歌「Who’s that guy」と共に登場した及川は、満場の観客に対して輝くようなミッチースマイルであいさつ。自分にとって最強の存在は? の問いに、竹内同様「母が最強」と答えながらも、「もう一人いた。美輪明宏さんです」と、年齢を超越した美貌の持ち主である美輪を称えた。中村が「カッコいい」と称えていた変身ポーズについては「やはり、仮面ライダーファンの期待を背負って緊張するので、待ち時間にひたすら練習をしていた」と、並々ならぬ熱意をもって撮影にあたっていたという。及川にとって、今年(2015年)は芸能界デビュー20周年という節目の年。20年後に叶えたい夢は? との問いについて及川は「そのころはもう60歳を越えていますよね。じゃあ、死神博士を演じたい」と返答し、かつて天本英世が演じたショッカー大幹部「死神博士」役に挑む意欲を見せていた。最後のあいさつで及川は「今バリバリの少年も、昔少年だった大人の方にも、胸を熱くしていただきたい映画。そして女子の方には、これだけの"変身男子"が揃っていますので、おそらく一人くらいは胸がキュンとするシーンがあるのではないかと思います。老いも若きも、男性も女性も、この春は『仮面ライダー3号』で胸を熱くしていきましょう!」と締めくくった。なお、この日の舞台あいさつには仮面ライダー1号、2号、V3が応援にかけつけ、V3から「君こそ本当の仮面ライダー3号だ」という言葉と共にトロフィーを受け取った及川は「まさかV3からトロフィーをいただくなんて、人生何が起こるかわからない。でも、本当の仮面ライダー3号はあなただよ!」と、少年時代に憧れたヒーロー・仮面ライダーV3に最大級のリスペクトをしつつ、固い握手を交わした。
2015年03月22日公開初日を迎えた特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』の初日舞台あいさつが21日、東京・丸の内東映にて行われ、仮面ライダーファイズ/乾巧を演じる半田健人ほか、主要キャスト9名が登壇した。2003年に放送された特撮TVドラマ『仮面ライダー555/ファイズ』で主人公の乾巧/仮面ライダーファイズを演じた半田健人は、2014年公開の映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』で約10年ぶりに「仮面ライダー」シリーズにカムバック。1年ぶりのライダー映画となった本作では「去年に引き続き、仮面ライダーのスクリーンに帰ってくることができて、自分自身が何よりうれしく感じております」とあいさつし、劇場につめかけたライダーファンの「巧!」コールに応えた。近年では「昭和歌謡」の専門家としてバラエティ番組で軽妙なトークを披露することが多い半田だけに、舞台あいさつの場でも絶好調。昨年に引き続いてファイズ役を演じることについては「去年も感じていたことなんですが、仮面ライダーを応援してくださっているファンの方々って、僕が10年前に『555』を演じていたころと同じ温度で迎え入れてくださるんです。これは、なかなか無いことだと思います。10年のブランクがあったわけですからね。今年も皆さんの熱い声に迎えられて変身ができたのはうれしいです」と、仮面ライダーを応援するファンの熱き思いに感じるものがあったことを打ち明けた。3月2日に行われた完成披露試写会でもブラック将軍役の高田延彦と絶妙な掛け合いを見せていた半田だが、この日も二人の仲は健在。高田が「仮面ライダーに出演することを伝えても、息子からは薄い反応しかなかった」とこぼすと、すかさず「『仮面ライダー』に出演すると、後で効くんですよ。即効性はないんです」と絶妙なフォロー。続けて「これは藤岡弘、先輩(仮面ライダー1号/本郷猛役)がおっしゃっていたことなんです。昨年の映画『仮面ライダー大戦』の打ち上げでそんな話になりましてね」と前置きしながら、「藤岡さんは『仮面ライダー』(第1作)当時、今のような根強い人気の作品になるという実感を持たずに演じていたけれど、10年、20年、30年……と年月が経っていく中で、『仮面ライダー』という作品にどれだけ自分が支えられたか、と後になって気づいたそうです」と『仮面ライダー』シリーズの根強い人気や、作品の持つ重み、深みなどは後になってから実感できるものと説明した。そして、底なしのサービス精神を持つ半田は「いやあ~、仮面ライダーっていうのはねえ……」と、渋い声で藤岡弘、のモノマネまで披露し、会場を爆笑の渦に包みこむものの、結局は高田に「また! 僕が話す番だったのに!」とつっこまれていた。この日の舞台あいさつには、仮面ライダードライブ/泊進ノ介役の竹内涼真、仮面ライダーマッハ/詩島剛役の稲葉友、詩島霧子役の内田理央、仮面ライダーゼロノス/桜井侑斗役の中村優一、仮面ライダーギャレン/橘朔也役の天野浩成、仮面ライダーBLACK/RX/南光太郎役の倉田てつを、ブラック将軍役の高田延彦、仮面ライダー3号/黒井響一郎役の及川光博も登壇。映画『スーパーヒーロー大戦GP仮面ライダー3号』は、全国で上映中。
2015年03月21日及川光博が3月21日(土)、出演作『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』の初日舞台挨拶に出席。デビュー20年で念願だった仮面ライダー3号を演じ「僕自身、興奮している。次の20年後の夢ですか?今度は死神博士ですかね」と笑いを誘った。仮面ライダー1号と2号が突然現れた“幻の”3号(及川さん)に倒された結果、ショッカー軍団が世界を支配するという衝撃的な設定の本作。「でも僕が登場するのが1973年の設定なんですよ。仮に当時20歳だとして、いまはもう60代?でも改造人間だから3年に1度しか歳をとらないかな…。それはそれで無理があるけどね」と“ミッチー節”が全開だった。さらに応援に駆けつけた仮面ライダーV3から「君こそ本当の仮面ライダー3号だ!」と特製のトロフィーを手渡されると、及川さんは「人生、何が起こるか分かりませんね。楽しめるこの映画で、全国の皆さんも胸を熱くして」と感無量のアピールだった。東京・有楽町の丸の内TOEIで行われた初日舞台挨拶には及川さんをはじめ、竹内涼真(仮面ライダードライブ)、中村優一(仮面ライダーゼロノス)、稲葉友(仮面ライダーマッハ)、半田健人(仮面ライダーファイズ)、天野浩成(仮面ライダーギャレン)、内田理央、高田延彦、倉田てつを(仮面ライダーBLACK)が出席した。竹内さんは「こうして先輩の皆さんと並んで挨拶できるのは、とても光栄なこと。ライダーの歴史が新たに刻まれた」と誇らしげ。本作が俳優復帰となった中村さんは、客席から「おかえり!」の声が飛ぶと「ただいま!」とやはり感激深げだった。また、前作で約10年ぶりにライダー復帰を果たし、本作にも出演した半田さんは、「当時と同じ熱量で迎えてくださる」とファンに感謝の意を表していた。『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は全国公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号 2015年3月21日より全国にて公開(C) 「スーパーヒーロー大戦GP」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映AG・東映ビデオ・東映
2015年03月21日歌手で俳優の及川光博が3月21日に、都内で行われた出演作『スーパーヒーロー大戦 GP 仮面ライダー3号』の初日舞台あいさつに出席。“幻の”仮面ライダー3号を演じ「僕自身、興奮している」と語る及川は、応援に駆け付けた仮面ライダーV3から「君こそ本当の仮面ライダー3号だ!」とトロフィーを手渡され、「人生、何が起こるかわかりませんね」とお墨付けに感激していた。『スーパーヒーロー大戦…』初日舞台挨拶その他の写真仮面ライダーの原点ともいえる1号・2号と同様、ショッカーによって悪の戦士として生み出された3号と、仮面ライダードライブが出会うことから始まる衝撃の物語を描く本作。3号が存在する謎やV3との関係も紐解かれていく。物語の始まりは1973年という設定に、及川は「仮に3号が20歳だとしたら、今はもう60代?」と困惑の表情も。それでも「デビュー20年でライダーを演じることができた。次の20年ですか?今度は死神博士を演じたい」と抱負を語り、「たくさんの変身男子が登場するから、男子は胸を熱くし、女子は胸キュンして」とアピールしていた。舞台あいさつには及川をはじめ、竹内涼真(仮面ライダードライブ)、中村優一(仮面ライダーゼロノス)、稲葉友(仮面ライダーマッハ)、半田健人(仮面ライダーファイズ)、天野浩成(仮面ライダーギャレン)、内田理央、高田延彦、倉田てつを(仮面ライダーBLACK)が出席した。今夏には単独の劇場版も控える竹内は、上映後の客席に「面白かったですよね!」と興奮しきり。「こうして先輩たちと並んで、舞台に立てるのは光栄です。ここからライダーの歴史が新たに刻まれた」と胸を張った。この日は家族も劇場に駆けつけたといい、晴れやかな表情を見せていた。『スーパーヒーロー大戦 GP 仮面ライダー3号』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年03月21日●これまで学んできた"歴史の教科書"が書き換えられるようなショック2015年3月21日より全国公開される特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は、2012年以来毎年春に公開される、歴代東映ヒーローが大集合して巨大な悪の軍団と戦う「スーパーヒーロー大戦」シリーズの最新作である。本作は「仮面ライダーの歴史が狂う」をキャッチフレーズにして、本来なら仮面ライダーの歴史では存在し得ない幻のキャラクター「仮面ライダー3号」が登場し、仮面ライダー1号と2号を倒してしまうという衝撃的な場面から幕を開ける。現在放送中の『仮面ライダードライブ』からも仮面ライダードライブ、仮面ライダーマッハが、仮面ライダー3号=黒井響一郎と出会うことで、悪のショッカーに支配されてしまった世界の中で、狂った歴史を取り戻せるのか――ライダーファンのみならず、日本のヒーロー史における常識をも覆す物語が描かれるという。映画には仮面ライダーBLACK、仮面ライダーゼロノス、仮面ライダーギャレン、仮面ライダー555(ファイズ)といった歴代ライダーの参戦とともに、最新のスーパー戦隊『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の5人も登場するが、なんといっても物語の鍵を握る重要人物は、タイトルにもあるように、仮面ライダー3号=黒井響一郎である。ミステリアスな黒井を演じるのが、今年でデビュー20周年を迎え、アーティストとして、またTVドラマ、映画、舞台と幅広く活躍を続け、女性だけでなく幅広い年代から人気を集めている"ミッチー"こと俳優の及川光博。発表時から大きな話題をもって迎えられたが、今回、子供の頃から仮面ライダーの大ファンだったという及川にインタビューを敢行し、憧れのヒーローに"変身"することになった喜びや想い、そして黒井響一郎という人物像について話を聞いた。――今回、仮面ライダー1号、2号を倒す仮面ライダー3号として出演されますが、オファーを受けた時、率直に何を思われましたか?最初に『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』というタイトルを聞いた時、「あれ? 3号ってV3でしょ」と不思議に思いましたね。僕にとっての仮面ライダー3号とはV3ですから、これはいったいどういうストーリーなのかと。頭の中が「?」でいっぱいになりました。企画書を読み進めていくと、新たに描かれた3号のデザイン画が入っていて、思わず目が釘づけになってしまったことを覚えています(笑)。この3号のデザインがとてもカッコよくてね。仮面ライダーというヒーローでありながら、やはりショッカーが作った怪人でもある――昭和に子供時代を過ごした男子としては、胸が熱くなりましたよ。――子供の頃から仮面ライダーをご覧になっていたとおっしゃっていましたね。キャスト発表会見(1月28日)でもお話しましたが、『仮面ライダーV3』(1973年)や『仮面ライダーX』(1974年)なんて、もう熱狂的に観ていました。もちろん、1号と2号が出てくる最初の『仮面ライダー』も大好きでしたよ。――では『仮面ライダー』の最終回である第98話のクライマックスを再現したという本作の冒頭シーンは衝撃的だったのでは?確かに、冒頭のシーンは強烈でした。1号と2号がついに首領と対面するシーンから始まります。今の『仮面ライダー』を観ている子供たちにとっては、これまで学んできた"歴史の教科書"が書き換えられるようなショックを感じるかもしれない。同時に、昭和40年代、50年代生まれの「仮面ライダーで育った世代」からすれば、この瞬間は目撃しなくてはいけないというか……どうしても観たくなるでしょう(笑)。――先ほど及川さんもおっしゃいましたが、仮面ライダー3号はショッカーの手先として登場し、かなりダークな立ち位置です。"ダークヒーロー"は昔から好きですね。作品は違いますが、例えば『人造人間キカイダー』(1972年)に登場するハカイダー、あるいはデビルマンもそう。僕が子供の頃に生み出された漫画やアニメ、特撮作品では、影をまとった"危うさ"のあるキャラクターが多かったように思います。もちろん、正義のヒーロー然としたライダー役でも喜んで引き受けましたが、今回声をかけていただいた仮面ライダー3号には、ダークヒーローのイメージ、ショッカーの怪人であるという基本設定の部分に魅力を感じ、ぜひ演じてみたいと思いました。●俳優の原点は、仮面ライダーV3=風見志郎を演じられた宮内洋さん――3号=黒井響一郎を演じるにあたっての役作りについてはいかがでしょう。僕が俳優になりたいと思った原点は、仮面ライダーV3=風見志郎を演じられた宮内洋さんです。宮内さんは『仮面ライダーV3』の後にも快傑ズバットやアオレンジャー(『秘密戦隊ゴレンジャー』)、ビッグワン(『ジャッカー電撃隊』)などを演じていて、あの頃のヒーロー作品に欠かせない方です。最初は宮内さんが演じられた『快傑ズバット』の早川健やアオレンジャーの新命明などを意識して撮影に入りましたが、柴崎(貴行)監督はキャラが被ってしまうのがお気に召さなかったようで(笑)。黒井響一郎という役はニヒルなイメージというより、もっとミステリアスな人物像になりました。――黒井響一郎と及川さんで共通する部分、異なる部分はありますか?黒井はとにかく"勝つこと"にこだわる男。劇中で印象に残っている台詞は「勝って勝って、勝ち続けるんだ!」ですから。クールキャラと思いきや好戦的な人物で、映画の中では叫びまくっています。僕と黒井とでは、負けず嫌いなところが似ていますが、彼と違って僕は争い事が好きではない。負けなければいいです(笑)。――会見でも披露されていましたが、黒井が3号に変身する際、昔ながらの「変身ポーズ」にも感動しました。皆さんがお聞きしたいところだと思いますが、この変身ポーズについては?まったくもって、照れも恥ずかしさもありませんでした(笑)。まさに子供の頃やっていた「仮面ライダーごっこ」の本気モード状態。改めて思いますけれど、今、俳優としてお芝居を楽しく感じている――そのルーツを探ると、子供の頃の"ごっこ遊び"だと思うんです。演じることの"楽しさ"を最初に感じたのは、ライダーごっこだったと思います。――変身ポーズは1号のポーズから2号のポーズに移るという、2つの動きをミックスしたものですが、2号から1号へと移る仮面ライダーV3=風見志郎のポーズと真逆になっていますよね。及川さんが変身ポーズをとられると、力強さと共にどことなく"華麗"な印象がありました。そうでしたか? 体中の筋肉が記憶しているデータに華麗さが入っているのかも(笑)。変身ポーズはアクション監督の宮崎剛さん、スーツアクターの永徳さん、そして柴崎監督と皆で相談して決まりました。僕自身が強く意識したのは、変身に挑む"気持ち"の部分です。そこは自分なりのライダーに対する愛と、昭和の歴代ライダーを演じられた俳優さんたちに対するリスペクトを込めて「しっかりやらねば!」と思いました。――変身ポーズだけでもすごいですが、その後に「トォーッ!」と叫んでジャンプをするあたり、仮面ライダー1号、2号、V3のイメージそのままでしたね。やりましたよ! ちゃんとポーズをとった後ジャンプするんです! 僕の動きに続けてトランポリンやCGなどが加わり、より派手な映像になるらしいのですが、完成した作品を観るのが本当に楽しみです。聞いた話だと、僕の変身ポーズには当時の仮面ライダーで使われた、あの"効果音"が入るそうです。おお、あの音が入るのか……と思うと、ワクワクしますね! 変身シーンを撮影した日のことは、本当に忘れられない。うれしくって、誇らしくて……子供の頃、一緒に遊んだ友人たちにもぜひ観てほしいと思っています(笑)。――(笑)。撮影では、アクションシーンにも挑戦されたそうですね。これまで刀を使った殺陣の経験はありましたが、殴る、蹴るというアクションは不慣れでして。撮影中は、アクション監督さんに相談しつつ練習しましたが、オーケーが出ても不安でしたね。カット後に監督や皆さんとモニターチェックした時、率直な感想を言いますと、ダンスを踊っているような立ち回りだなって(笑)。自分は力強さ、ヒーローらしさを意識して動いたつもりでしたが、どこかダンスっぽい。重心移動ができていれば、それなりに見えると聞いてはいたんですけどね。普段使わない筋肉を使うことで、余計に力が入って筋肉痛になったくらいで(笑)。そんな経験も大変勉強になりましたね。――念願の特撮作品の撮影現場でしたが、一番感動したことは何でしょう?撮影中は、いちいち感動していましたね(笑)。いろいろと勉強になりましたが、特に思い出深いのはアフレコです。戦っている最中の「トォーッ!」とか「テヤーッ!」とか、過呼吸になりそうなくらい、本番中はずっと声を出し続けます。かけ声はいろいろ試しましたが、やっぱり「トォーッ!」が一番ハマるんだなあと。きっと歴代ライダーの俳優さんも、試行錯誤を重ねられて「トォーッ!」になったんだろうなあって思いましたね。――仮面ライダー3号のマスクやスーツは古さと新しさが混ざり合った独特のデザインですが、初めてご覧になった時の印象は?何と言ったらいいのかな……実物大のガンダムを見た時以来の興奮(笑)。もう大興奮! 懐かしさと新しさがあるというか、マフラーが"黄色"というのもいい。昔、「にせ仮面ライダー(ショッカーライダー1号)」が出てきた時、マフラーが黄色でしたよね。他にも、ベルトがショッカーマークだったりして。こだわりのデザインにいちいち胸が熱くなりました。●子供たちが映画館に来てくれるなら、こんな立派な仕事はないその上、まさか自分がライダースーツを着た状態で顔だけ出すという所謂"メットオフ"状態のシーンもあるなんて……驚きましたよ。本当ですか!?って(笑)。初めて3号のスーツを着た日は、スタジオを出たあと「とにかく一杯飲みにいきたい」、むしろ今夜は一人で飲みたいと(笑)。――現場には、かつて及川さんが観ていた歴代のライダーたちの姿もあったと思います。直接見てしまうとはしゃいでしまいますので、車の中からこっそりと、しかもジロジロと見ていました(笑)。――会見で竹内涼真さんもおっしゃっていましたね。及川さんが現場ではしゃぎっぷりがすごかったと(笑)。今回は主題歌「Who’s That Guy」を歌われますが、歴代の仮面ライダーシリーズでお気に入りの主題歌はありますか?『仮面ライダーX』の主題歌「セタップ!仮面ライダーX」です!「銀の仮面に黒マフラー♪」、メロディーも歌詞もよく覚えていますよ。『X』は怪人の設定がカッコいいんですよ。ギリシャ神話をモチーフにしていて。ネプチューンやアポロガイスト、GOD怪人の名前は今でも鮮烈に覚えています。そういえば、今回は劇場版に仮面ライダーとして出演するわけですが、僕が映画館で観て胸が熱くなった作品は、Xライダーが主演の『五人ライダー対キングダーク』でした。あの映画はもう! 燃えに燃えました! 子供の頃、あの映画を観たワクワクと同じ気持ちを、今の子どもたちに感じてもらえたらうれしいですよね。仮面ライダー3号ってどんなライダーだろうって、期待して子供たちが映画館に来てくれるなら、こんな立派な仕事はないと思います。だってね、仮面ライダーを観て、いつかライダーになりたいと思っていた子供が、成長して本当にライダーを演じるチャンスを掴むかもしれないんです。そう考えると、今回僕に3号=黒井役が来たのは奇跡のような出演オファーだと思います。人生コツコツやっていると、チャンスがめぐってくるものですね。――今回、仮面ライダードライブ=泊進ノ介役の竹内さんたちと共演されましたが、現在放送中の「平成ライダー」と呼ばれるライダーシリーズはご覧になっていますか?はい。全話ではないけど。土曜日に明け方まで飲んで、帰宅して寝るまえに観るというイメージです(笑)。僕が竹内くんと同じくらいの年齢だった頃、まだ平成ライダーはスタートしていなかった。ですから「スーパー戦隊」シリーズのオーディションを受けたこともありました。クールな"青"のポジションを狙ってね(笑)。撮影の待ち時間、火にあたりながら竹内くんと「君は受かった側だよね~。俺、君と同じ年頃にヒーロー役を受けて落ちたんだよ」なんて話していました(笑)。25年くらい前の思い出が脳裏をよぎりましたね。竹内くんは子供の頃『仮面ライダー電王』(2007年)を観ていたって言ってたかな。(佐藤)健が主演していた作品ですよね。若い俳優さんたちは、撮影の待ち時間などで、皆さん楽しくお喋りしてくださいました。親子ほど年齢差はありますが(笑)、作品にかける情熱っていうのは変わらないんだなと実感しています。――若い俳優さんたちに、先輩としてのアドバイスなどもされたり?いえいえ、僕の方がアドバイスをいただきましたよ。仮面ライダーの現場では、演技面でもアクションに面でも、皆さんが撮影に慣れている先輩ですから。下手をすると怪我するぞっていう時に、案外彼らはひょうひょうとこなして、頼もしく演じているんです。特に竹内くんは、素直で気持ちのいい男でしたね。これからも『仮面ライダー』シリーズの出演をきっかけに、若い俳優たちがどんどん伸びていってくれたらいいなと思います。その時は、僕も出演して脇を固めたい(笑)。そう思えるほどいいヤツばかりでした。――最後に、及川さんのファンの方々に一言お願いします。ファンの皆さんには、本当に感謝しています。ぜひこの映画で僕の勇姿を見ていただきたい。特に「変身シーン」ですね。今まで僕はステージで、あらゆるコスプレをしてきましたが、今回の仮面ライダー3号は、究極の形です。つまり「本物になってしまう」という(笑)。俳優として培ってきた僕の持ち味は、黒井響一郎のミステリアスな部分にうまく活かすことができたという自負はあります。エンドロールで自分の歌が流れるということも、本当にうれしい。子供たちはもちろん、今は大人になったかつての子供たち、そして愛するファンの皆さん、たくさんの人に楽しんでほしいです。――ありがとうございました。映画の大ヒットをお祈りしています!ありがとうございます。今回写真を撮っていただいたんですけれど、ふと構えた時、自然に指先が「3」の形になっていますよね(笑)。気持ちが仮面ライダー3号に入り込んでいるからだと思います。こういう話をしていると、時々仕事だっていうことを忘れそうになりますけど(笑)。とても楽しかったです。皆さん、映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』の公開を楽しみにしていてください!2015「スーパーヒーロー大戦 GP」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 AG・東映ビデオ・東映
2015年03月19日