2020年12月28日、芸能プロダクションの『吉本興業ホールディングス株式会社(以下、吉本興業)』が、お笑いコンビ『オリエンタルラジオ』の中田敦彦さんと、藤森慎吾さんとのマネジメント契約を同月31日に終了すると公表しました。『吉本興業』は、ウェブサイトでこのように発表しています。当社と中田、藤森は、マネジメントの方針について話合いを続けてまいりましたが、自ら確立した方針にて活動していきたいという2人の意向を最大限尊重し、この度、合意によりマネジメント契約を終了することとなりました。2人は当社の所属から離れますが、当社としましては、2人の新しい環境での活躍を応援してまいる所存です。ファンの皆様、関係各位におかれましては、引き続きオリエンタルラジオへのご支援を賜りますようお願い申し上げます。吉本興業ホールディングスーより引用この知らせに、ファンからはさまざまな声が上がりました。・これから2人とも、自由にやっていくんだね!どんな活動をするのか楽しみ。・びっくりした。それぞれのよさがあるから、これから存分に発揮してほしい!応援しています!・いつかは吉本興業と契約終了するかもと思っていたけど。これからも『オリエンタルラジオ』として活動してくれるのかな。テレビ番組だけでなく、YouTubeでもそれぞれ活動していた中田さんと藤森さん。これから、どんな活躍を見せてくれるでしょうか。これからの2人からも目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2020年12月28日芸能事務所の吉本興業は28日、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦、藤森慎吾とのマネジメント契約を、今月末で終了すると発表した。同社は公式サイトを通じ、「当社所属オリエンタルラジオ 中田敦彦(なかた・あつひこ)と藤森慎吾(ふじもり・しんご)について、2020年12月31日付をもってマネジメント契約を終了することで合意しましたのでご報告します」と発表。「当社と中田、藤森は、マネジメントの方針について話合いを続けてまいりましたが、自ら確立した方針にて活動していきたいという2人の意向を最大限尊重し、この度、合意によりマネジメント契約を終了することとなりました」と経緯を説明した。「2人は当社の所属から離れますが、当社としましては、2人の新しい環境での活躍を応援してまいる所存です」とし、「ファンの皆様、関係各位におかれましては、引き続きオリエンタルラジオへのご支援を賜りますようお願い申し上げます」と結んでいる。
2020年12月28日お笑いコンビ『かまいたち』の2人が、YouTubeチャンネル『かまいたちチャンネル』で、吉本興業の社員食堂を公開しました。前もって食券を買っておいたという2人。山内さんは『インディアンカレー』、そして、毎回のように社員食堂を利用しているというヘビーユーザーの濱家さんは『鶏のひつまぶし』を注文し、手慣れた様子でサラダを選びます。ひつまぶしには、サラダだけでなく、出汁、味噌汁、ミニカレーまで付いてくるという充実っぷり。ここで、ほかのメニューにカレーが付いてくることを知らずに『インディアンカレ―』をチョイスしてしまった山内さんは、「俺それ知らんかったんやけど…」とちょっと悔し気な表情を浮かべます。しかし、どちらもボリュームがあって、栄養バランスも良さそうなメニューです。気になるお値段は…。これだけの食事が、ワンコイン以下で食べられるなんて、驚きです!ちなみに、この食堂の米は、『次長課長』の河本準一さんがプロデュースした『準米』を使用しているそうで、とっても美味しいのだとか。五穀米が選べるのも嬉しいですね。ランチを食べながら、話題は、山内さんこだわりのリフォームの話に。追加リフォームの金額と、ジムに、マッサージスペースに、クリーニング…初めて聞く山内さんの高級マンション事情に、「別になんかしてんの?仕事」と濱家さんは驚きを隠せない様子でした。ただ、食事をしながら話しているだけなんですが、2人のゆるくも絶妙なかけ合いは「ごはん食べてるだけとかで全然いい」「毎日 社食食べて」という声も寄せられるほど好評です。外でのランチは少し寒そうでしたが、『かまいたち』の2人にとっても、楽しいランチタイムになったんじゃないでしょうか。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年12月24日女優の吉本実憂が2日、東京・明治記念館で行われた「オスカープロモーション2021年新春晴れ着お披露目」に出席した。芸能事務所・オスカープロモーションが毎年12月に開催しているマスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」。今年は新型コロナウイルス感染予防対策を重視し、撮影会形式ではなく、同事務所による撮影素材がマスコミ各社に配布された。映画『透子のセカイ』で2020年のフランス・ニース国際映画祭最優秀外国映画主演女優賞を受賞するなど、さらなる飛躍を遂げた吉本。今年嬉しかったことについて、アクション俳優で監督・坂口拓のもとで学び始めたことを挙げた。この出会いについて「『HiGH & LOW THE RED RAIN』の時、アクション監督で入られてた拓さんの姿を見てアクションを勉強したいと思い、その思いが坂口さんに出会わせてくれたと思います。それは決して偶然ではなく必然だと思っています」と熱弁。現在、坂口のYouTube公式チャンネル「狂武蔵たくちゃんねる」でも見事なアクションや殺陣を披露している。今年の漢字にも、アクションで実際に強くなろうとしていることから「闘」を挙げたが、「精神面では不安になってしまう時間が多かった」とも。だがここでも坂口の存在が大きかったようで「坂口拓さんと出会い練習していくうちに“気持ちでもちゃんと闘う”ということが深く身についた気がしています。物理的な強さだけでなく内面も進化していくということに気づかされた」と語った。この日は吉本のほか、小芝風花、高橋ひかる、本田望結、尾碕真花、井頭愛海、井本彩花、宮本茉由、本田紗来が参加した。
2020年12月03日吉本興業は6日、政府が9月19日から新型コロナウイルス感染拡大防止のためのイベント等の収容人数の制限を緩和したことを受け、全国直営14劇場と主催公演の観客の収容率について、徹底した感染予防対策を維持しつつ、政府の方針に則り、11月1日から11月末日まで80%~50%とする方針を決めたと発表した。新たな収容率を設定するにあたり、医療及び感染症の専門家の意見を聞きながら、各劇場の設備状況などを踏まえ、各劇場で適切な感染予防対策がとれる率を決めたという。同社は「今回のコロナ禍で『ニューノーマル』という言葉が生まれました。新しい常識、状況という意味です。お客様、出演するタレント、スタッフの安全を守りながら、『ニューノーマル』な劇場運営をしていくこと。それは『元通り』にすることではなく、あらゆる不安、疑問に一つひとつ応えながら、お客様と劇場の『関係』を再構築し、柔軟に対応していくことだと考えます。吉本興業は、エンターテインメントの力を信じて、大きな一歩を踏み出します」とコメント。「吉本興業では今後も、感染状況を注視しながら、感染予防対策を徹底し、お客様に安心して劇場にお越しいただけるよう努めてまいりますので、ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」としている。なお、劇場に来られないファンや、まだ劇場に来場することに不安を感じている人にもライブを楽しんでもらえるよう、オンラインライブ配信(有料)も引き続き実施していく。所属タレントもコメントを寄せた。■桂文枝我々にとりまして願っても無い朗報と同時に、不安もいっぱいです。感染の不安は、劇場が万全の処置を取っているでしょうから心配はいりませんが、我々は長らく大勢のお客様の前でやっていなかったのでたくさんのお客様に満足いただけるか、芸が小さくなっていないか心配ですが、とにかく、今まで以上に気合いを入れて頑張ります。どうかよろしくお願いいたします。劇場で、皆様のご来場をお待ちいたしております。どうかよろしくお願い申し上げます!■西川きよし小さなことからコツコツと、ようやくここまでたどり着きました。まだまだ油断は出来ませんが、皆様のご来場を心よりお待ちしております!■中田カウスいつも吉本の劇場をご贔屓いただき誠にありがとうございます。芸人が舞台をつとめられるのはお客様あってのことです。専門家の指導のもと安心して観劇していただける環境作りを徹底しております。旬の笑いを楽しみに、どうぞ各劇場にお越しください。お待ちしております。■博多華丸・大吉博多華丸ガイドラインに沿って、思いっきり、そして一生懸命漫才させて頂きます。劇場でお待ちしております。博多大吉新しい生活様式に柔軟に対応していきながら、しっかり劇場出番をつとめさせて頂きます。劇場にはたくさんの芸人がいますので、是非劇場に足を運んで楽しんで頂ければと思います。■海原やすよ ともこ劇場が再開し、ようやく客席数も少しずつ増えたこと嬉しく思います。「劇場はやっぱりいいね、生で観る舞台がいいね」と、お越しいただいたお客様に言っていただける良い劇場・舞台になるよう、益々取り組んで行きたいと思います。■タカアンドトシトシ少しづつですが元の形に戻っていってるので嬉しく思います。来ていただいたお客様が満足して頂けるよう精進して参りたいと思いますので是非劇場にお越し下さい!お待ちしております!タカたくさんのお客さんの前でまた漫才が出来ることは素直に嬉しいです。まだまだ不安な日々は続くと思いますが、こんな世の中だからこそ、たくさん笑って明るくなってもらえるように今まで以上にがんばりたいです。みなさんを笑わせるのは俺だ!俺だ!俺だー!!笑いがイチバーン!!■すっちーまだまだどんよりとした世の中ですが、生の笑いを観て、少しでも明るい気持ちになっていただけたら嬉しいです。僕たちも80%の力で…いや、120%の力で頑張ります!!■ジャルジャル福徳秀介嬉しいです!やったー!キラキラな笑顔と「わっはっはっ」な笑い声が増えますね!最近、ネタ中にお客様の顔を見て、こんなことを考えます。〈笑顔〉が先か、〈笑い声〉が先か。私、気付きましたよ!〈笑い声〉が先です。その後、〈笑顔〉になります。そして〈笑顔〉は続きます!笑顔はエエ顔~後藤淳平数ヶ月前までは「もう今後は満員のお客さんの前でネタはできないんじゃないか」とすら思っていた状況を考えると、たくさんのお客さんの前に立てることは最高に幸せです。こんなご時世にわざわざ劇場に来てくれるお客さんには安心してただただ笑ってもらいたいので、僕たちは楽しく全力でネタをやらせてもらいます!■かまいたちたくさんのお客様の前でネタが出来ることを凄く嬉しく思います。やはり生でネタを見てもらうのが1番面白いと思うので是非劇場に足を運んでください。お待ちしてます。■ミルクボーイ内海崇この度、さらに多くのお客様にご来場いただけるようになり大変嬉しく思います!しかしこれは、以前までの劇場に戻ろうとしているのではなく、感染症予防対策を徹底しながらの新しい劇場に向かって進んでいると、僕は睨んでいます!是非みなさま劇場へ笑いにお越しください!駒場孝新型コロナウイルスの影響で劇場が閉まってから数ヶ月、少しずつ再開しようやくここまできました。僕たちもかなり身近にその恐怖を体験した事から、無理してお越し下さいとは言いません。ただ、劇場は万全の対策で皆様をお待ちしておりますので、もし気が向きましたら是非劇場で生のお笑いをお楽しみ下さい!■見取り図いつも劇場へお越しの皆様ありがとうございます!是非とも、生のお笑いで免疫力を高めてください!「人は笑うと心も体と健やかになる」と、親戚のおっちゃんが正月に言ってました!あのおっちゃんが嘘ついてるのを見たことがありません!■霜降り明星せいや劇場は僕らの原点であり、一番楽しく漫才できる場所でもあるので、皆様にはいい意味でリラックスしている僕たちを見ていただきたいです。ただ、朝出番のときは顔がむくんでいることがしばしばありますのでその点だけはご了承下さい。粗品劇場で漫才をする機会が減っていた時、あまり芸人としては生きた心地がしてませんでした。シンプルに、ワクワクしております。芸人が芸人たる瞬間を見に、是非劇場へ足をお運び下さい。
2020年10月06日吉本興業とUUUMは28日、資本業務提携を締結するとともに、吉本興業に所属するタレントのYouTubeチャンネルをUUUMと共同で運営していくことを発表した。両社協力のもとに関係値を強化し、お互いの持つアセットを最大限活用することにより、両社所属のタレント・クリエイターの価値向上につながるという考えで合意し、資本業務提携契約に至ったいう。今回の提携を通じて、吉本興業に所属するタレントのYouTubeチャンネル(約800チャンネル)は、チャンネル規模の成長や、企業タイアップの獲得などに向け、豊富なノウハウを持つUUUMによる様々なサポートを受けることになる。また、YouTubeチャンネルでのコラボレーションや、合同イベント開催、吉本興業のサポートによるUUUMクリエイターのマスメディアでのキャスティング推進など、両社所属の芸人、タレント、クリエイターのバリュー最大化に向け、様々な取り組みを実施していく。両社の取り組みによる第1弾として、「HIKAKIN×カジサック」コラボ動画を、YouTubeチャンネル「カジサックKAJISAC」にて、きょう28日18時頃に公開予定とのこと。
2020年04月28日吉本興業は21日、自宅からスマートフォンやパソコンなどでコンテンツが楽しめるプロジェクト「#吉本自宅劇場」をスタートさせると発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出自粛が求められている中、芸人たちが自宅から「笑顔」を届ける同プロジェクト。合言葉は「手洗い、うがい、笑い」。YouTubeやTwitter、InstagramなどのSNSや配信プラットフォームを通じて配信し、全てのコンテンツには「#吉本自宅劇場」をつける。同プロジェクトに関する利益の一部は寄付するとのこと。寄付先については、改めて公表する。このたび、自宅から最も笑いをとれる芸人No.1を決める「家-1グランプリ2020~お笑い自宅芸No.1決定戦~」、芸人とファンが一緒に語り合えるオンラインスナック「スナック吉本」、平成ノブシコブシ吉村崇がリーダーを務めるリモート芸人派遣企画「吉村派遣会社」の開催が発表された。詳細は以下の通り。○「家-1グランプリ2020~お笑い自宅芸No.1決定戦~」自宅から最も笑いをとれる芸人は誰なのか!? 「家-1グランプリ2020~お笑い自宅芸No.1決定戦~」をABEMAの特別番組として生配信。優勝賞品は「家賃一年分」と「ABEMA冠特番」。参加資格は自宅から配信できる人! プロ・アマチュア問わない視聴者参加型の賞レースを開催する。番組MC 今田耕司コメント「こんな時代にぴったりの企画。優勝賞品の家賃一年分はみんなが本気になること間違いなしです。お楽しみに!」配信日程:2020年5月3日22:00~配信チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル○「スナック吉本」芸人とファンの方々が一緒に語り合えるオンラインスナック「スナック吉本」をオープン! 笑いあり、人情あり、涙あり、、、オンライン上で芸人がスナックのママとなり、少人数でより濃密な交流の場を提供する。「スナック吉本」ママ代表 西野亮廣(キングコング)コメント「劇場という活動の場、そして収入源を奪われてしまった芸人は、今、アルバイトをすることもできません。そんな中、家にいながら、ファンの方と交流をして、武器である『お喋り』で収入を得られるのは良いなぁと思いました。芸人と事務所が一丸となり、各方面に配慮しながら、可能な限り『笑い声』が起こる形で、今回の苦難を乗り越えていきたいと思います」○「吉村派遣会社」平成ノブシコブシ吉村崇がリーダーとなって、リモート芸人派遣企画を設立。何をやっているかはわからない! 何の為になるかはわからない! だけどなんだかおもしろい! 吉村らしい、バカで破天荒な企画を届ける。「吉村派遣会社」リーダー 吉村崇(平成ノブシコブシ)コメント「急遽立ち上げとなりましていろいろ不備はあるとは思いますが、日本全国にバカと刺激と御下品をお届けできたらと思ってます。黙って待ってるのも飽きましたので、こじ開けてやろうと思ってます。是非皆さま会話をしましょう!」なお、吉本興業は、3月2日から直営劇場公演および主催興行・イベントを中止、または延期。3月6日からは、「自粛のなかでも人々に少しでも笑顔を届けたい」という思いから、全国の劇場から無料のネット生配信を実施してきた。それも4月7日に発表された緊急事態宣言を受けて中止となっていた。
2020年04月21日吉本興業は、6日10時より毎日、全国の劇場から1日約12時間にわたって、無料でネット生配信する。配信されるコンテンツは、漫才やコント、新喜劇、トーク、遊びながら学べるコンテンツなど。同社は「お子様もご家族も楽しい仲間みなさん一緒に“笑顔”になれる内容です」と説明し、「本配信を通じて、多くのお客様に笑顔をお届けできればと思います。ぜひ、お楽しみください」とコメントしている。配信期間は、現在中止となっている同社主催の公演、イベントが再開されるまでを予定。詳しい配信内容や生配信後のアーカイヴ配信に関しては、吉本興業無料生配信ライブ特設サイトにて随時アナウンスされる。
2020年03月06日“芸能界屈指のゴシップ好き”と言われる芸人・東野幸治。芸歴30年を超える東野が、自身が所属する吉本興業の芸人たちの中から選りすぐりの“奇人変人名人凡人”を紹介した書籍『この素晴らしき世界』(発売中)を上梓した。南海キャンディーズの山里亮太、ピースの綾部祐二ら後輩芸人にはじまり、西川きよし、宮川大助・花子といった先輩芸人まで、東野独特の視点で容赦なく、かつ愛情たっぷりにイジり倒し、読者を大いに笑わせてくれる。東野は「吉本の芸人たちはアクが強い。日常がもう、面白いんですよ」とニヤリ。本書を書いて改めて実感した吉本芸人たちの面白さ、そして吉本興業という会社の魅力について語ってもらった。○■欲望のままの人選「新潮社さんも頭を抱えたと思います(笑)」――自分に自信がない西川きよし師匠や、悪口をエネルギーに突き進む山里亮太さん、貧しい境遇で育ったトミーズ健さん、ダイノジ・大谷ノブ彦さんの嫌われエピソードなど、バラエティに富んだ面々の逸話がつづられています。人選はどのように決めていったのでしょうか。僕が「書きたい」と思った人がこのメンツだったということで。新潮社さんとしては、(明石家)さんまさんやダウンタウンさん、ナインティナインさんなどもっとビッグネームを書いてほしかったと思うんですよ。それなのに僕から毎週送られてくる原稿には、トミーズ健さんだとか、中山功太のことが書いてある(笑)。頭を抱えていたでしょうね。文句を言わずに付き合ってくださった新潮社さんは、すごいなと思います。もし僕が担当やったら、絶対にイヤですもん!――書かれた人で、怒っている人はいませんか?僕はそんなにひどいことを書いたつもりはなかったんですが、こうして見てみると、意外と書いていたんですね(笑)。たぶん、怒っている人もいると思いますよ。もちろん、一応みなさんに確認はしてもらっていますし、なんとなく許可はもらっていると、勝手に思っています。発売するにあたって、僕のマネージャーからそれぞれの方に本を送っているはずですが、「ありがとうございます」と連絡をくれたのはただ1人です。誰やと思います? 藤井隆くん。納得でしょう? あとはまったく来ていないので、僕の本に興味がないのか、怒っているのか、吉本ならではのルーズさで、本が届いていないのか(笑)。この3つだと思います。○■いろいろな人を通して「ダウンタウンさんのことを書いた」――宮川大助・花子さんについては、お二人の笑いにかける執念について書かれています。夫婦の物語に胸が熱くなるようなエピソードでした。もともと大助・花子さんのことはなにかしら、壮大な物語を書きたいなとも思っていたんですが、ちょっと僕の思いが強すぎて、原稿を送ったら「これまでとテイストが違う」とダメ出しをもらいまして。ダウンタウンさんの章を書かない代わりに、大助・花子さんを通して、ダウンタウンさんのことも書こうという気持ちもあって。だからこそ一層熱を帯びてしまったんですが、そこでまさかのダメ出し(笑)。常軌を逸して書いていたのかもしれません。ダウンタウンさんは距離が近いので書きづらいし、あまりにも頻繁に仕事をする人は書かないと決めていたこともあります。僕としては、他にもいろいろな人を通じてダウンタウンさんのことも書いたつもりです。新潮社さんにも、申し訳ないですからね。そうやって誠意を見せたつもりですが、きっともっとダイレクトな誠意がほしかったでしょうね(笑)。――本書を読んでも、吉本興業の芸人さんたちが個性的であることが伝わってきます。東野さんにとって、吉本興業という会社の面白さとはどんなところにありますか。やっぱり、70歳代の師匠から、18、19歳の年齢の子たちが同じ会社に所属して芸人やタレントをやっているわけですから、様々な人がいるというところが面白みだと思います。ジェネレーションギャップもあるし、ジェネレーションギャップという言葉もわからない人もいる(笑)。文化も育ってきた環境も違う人が集まっているから、面白いですよね。本書も、吉本興業の芸人を見つめたからこその幅の広さが出たのかなと思っています。――東野さんご自身も、吉本に入って驚いたことも多いでしょうか。そうです、そうです! 僕も吉本に入ってから、「こんな人がおるんや」という驚きばかりです。20代前半に新喜劇に入ったときには、チャーリー浜さんが奇声を上げているのを見て、「大人になっても奇声を上げるんや…」と驚いたり。みんなでネタを相談していると、「なにやっとんねん!」と熱がこもってきて、「さすが師匠」と思っていたんですが、舞台に上がったらチャーリー浜さんだけ手が震えていたり(笑)。質屋に金のネックレスを入れている人、うどんを食べている横でスプレーを延々と頭に吹き付けている人など、もう日常が面白いんです。僕は若い頃、ダウンタウンさんとその時代を象徴するようなバラエティ番組を経験させていただいて、さらには“花月文化”のような、“半・未来永劫”続いていくような劇場での仕事も経験させていただきました。どちらも経験できたことは、僕にとって大きな収穫だったと思っています。○■吉本興業の懐の深さ「会社批判も許容してくれる」――東野さんが吉本興業に入って、30年以上が経ちました。林正之助会長という“伝説の会長”のような人の姿も見ているし、それは長いことやっていてうれしいことの一つですね。ペーペーの頃に一緒にエレベーターに乗ったこととか、新喜劇では客席の横に会長が立っていたり。その後はみんなが東京に進出したり、東京の事務所も赤坂の小さな1室から転々としている時代もあったし、ポピンズというアイドルグループがいた時代もありますね。吉本興業が大きくなっていくのを間近で見させていただいたのは、いい経験をさせてもらったなと思っています。会社、大きくなったなあと思います。いい思い出も、イヤな思い出もあって、本書にはそういうことは書いていませんけれど、行間からそんなことも感じ取っていただければ、すごくうれしいです。――昔と今で、芸人さんにどんな違いを感じますか?大阪の朝の情報番組で、「お前、女は元気か?」「これこれ!」なんていうやり取りが普通にありましたよね(笑)。みんなもそれを温かく見守っていたりして。あの時代はそれでOKですが、今の時代はそれはダメで。ちゃんと吉本興業も変わらなければいけないし、所属している我々も、変わらなきゃいけないと思うし。でも「吉本は変わらなきゃいけない」と言いつつ、実際はちょっと変わりきれていないところが、僕にとってはまた愛おしかったりもするんですよね。会社が変わろうとしているのに、芸人がいらんことを言って足を引っ張ることもあるし。――本書を読んでいても、「愛おしい」という気持ちが伝わってきます。吉本興業って大きい会社やし、ビッグビジネスもやって、なおかついろいろな芸人のことを考えて、テレビだけじゃなく、ラジオ、劇場、ネットやYouTubeもやって、劇場に出られへんやつは「住みます芸人」をやったり。成功するかしないかは別にして、いろいろな仕事を提供してくれる。会社としては反社チェックや働き方改革など、現代社会が求めることもクリアしながら、なおかつ、芸人たちに仕事を作ろうとしているように見受けられるので、芸人のためにも、吉本興業というブランドが落ちていかないように変わり続けようとしているのかなとは思うんです。我々が生きていける場所を作ってくれているという意味では、文句言いながらも感謝ですよね。でもね、ちょっとスカタンなところがあって。ミスをしちゃうんですよね(笑)。それを許容してくれるような社会であってほしいとも思うし、吉本興業自体、芸人が生放送で会社の批判をしても、それを許容してくれたりする。そこが吉本の一番のいいところかなと思います。今の世の中、一度ミスをするとなかなかもう一度戻ってくることが難しいですけれど、ミスしてもいいのかなと思える。ま、悪口を言われたり、ボロカス言われたりもしますが、居場所は作ってくれるんです。吉本も吉本で、一生懸命、社会に貢献しようとしているので、それが貢献できているのか、できていないのかはわかりませんが、一応頑張っているので、許してもらえませんかね(笑)。■東野幸治1967年8月8日生まれ、兵庫県出身。1985年に吉本興業に入社。若手時代は心斎橋筋2丁目劇場を中心に活動。1991年にフジテレビ系『ダウンタウンのごっつええ感じ』に出演し、人気を博す。トーク力に定評があり、フジテレビ系『ワイドナショー』や、日本テレビ系『行列のできる法律相談所』など多数のレギュラー番組を持つ。
2020年03月05日アイドルグループ・吉本坂46が、3rdシングル「不能ではいられない」を12月25日にリリース。前作のシングルでユニット別の売り上げ対決を行い、選抜を抜いて売上1位となったユニット・REDが、3rdシングルにして初の表題曲を担当することに。そして2ndシングルに続いて、小寺真理と池田直人がREDのWセンターを務める。1stシングルの個別CD売上で小寺1位、池田2位となった吉本坂46の人気ツートップは、表題曲の重みを感じながらもかつてないほど「楽しくできた」と笑う。3rdシングルにして個々の成長も感じさせる2人に話を聞いた。――REDが表題曲に決定した時の心境はいかがでしたか?池田:REDの目標が表題曲だったので、16人全員でハッピーな気持ちになりました!小寺:発表の時にリーダーのまちゃあきさんがパネルを持っていて、まちゃあきさんはしっかり者ですがちょっと抜けてるところもあって、発表の前に私に見えていたんです(笑)。だから最初に私が喜びました! でも、REDは若手が多く、CIRCUS(前選抜)のみなさんの知名度には全然及ばないので、今後REDがパフォーマンスにせよ、どう惹きつけていくかが重要な課題なのかなと。そこは一瞬心配になりました。――重みが違う?小寺:そうですね。重みが違うなと思いました。池田:それは感じました。でも「ジャケットやー!」って。重みよりもうれしい、ハッピーな感じに。テレビ番組に出られるかなとか、思っていたより楽しみたい気持ちになりました。――前作に続いてのWセンターですが、決まった時はいかがでしたか?池田:めちゃめちゃうれしかったです。おじいちゃんとおばあちゃんも「センター!」って電話くれて喜んでくれて。「CD何枚買えばいいんや?」って注目してくれています(笑)小寺:前回はカップリングのセンターでしたが、今回は表題曲なので背負うものも大きいかなと思います。でも池田君がまた一緒だと聞いて、まったく心配はなかったです。すごく頼りになるんです。――2ndシングルでのセンターとは違いますか?池田:前回は緊張が強かったり、「やばい! かっこよくやらな」みたいなプレッシャーを感じていましたが、今回は生き生きしている姿が出せたかなと。MVにも出ていると思いますが、最近はのびのびとしています。――のびのびするようになった何かきっかけがあったのですか?池田:今までは営業などに行かせてもらって、これで12,000円になるってお金のことを考えていましたが、なにもかもをお金で勘定することはやめようと思ったんです。ヨシモト∞ホールで芸人が100人くらい出るライブをやって、お金にはならないけどめちゃめちゃ楽しくて、生きるってこういうことなのかぁって(笑)。小寺:そういうこと言うとアカンて。そういう仕事だけになる(笑)。でも私も本当に今回、楽しくできたかなと思います。前回の曲はすごく難しかったんです。今回もダンスは難しいですけど、ちょっとは慣れたし、パフォーマンスやミュージックビデオの撮影では、「今こう思っているんやろうな?」って、だいたいわかるようになったので。――3rdシングルの魅力は?池田:いままでカッコいいREDという感じだったのですが、途中生き生きと踊っていて、ミュージックビデオの中で初めて笑顔を見せた気がします。みんなが楽しそうなので5回見ても飽きない。しかも5回見たら、全部違うところが見えてくると思います。小寺:男性が女性を強く求める歌詞ではあるのですが、ミュージックビデオではジェンダーな、そのアンバランスな感じも含めて見てほしいです。ミュージックビデオで俳優さんが演じてるシーンを、パフォーマンスでは私たちがやっていて、ミュージックビデオとパフォーマンスが違うところも、ぜひ生のライブで注目してほしいなと思います。――デビューしてちょうど一年ですが、振り返ってどういう一年でしたか?池田:吉本坂46に入って、芸人では考えられないお仕事をたくさんやらせていただいて、それこそCDを出したり、握手会をやったり。いままでインタビューでも芸人なのにカッコつけすぎと言われていたんですけど、カッコつけていいときがようやく来た感じですね。あと私服がおしゃれになりました。見られているなという意識と、吉本坂46の仕事で韓国行かせてもらったときにたくさん洋服を買ったからです。小寺:握手会の前などに服を買ってきて、「見てくださいこれ!」ってよくやっていますよ。いままで着たことがないようなセットアップの服もあったり(笑)。池田:自分の中で握手会の前だけ服を買えるというルールがあるんですよ。握手会をやればやるほど服が潤ってどんどんおしゃれになると思います(笑)小寺:大阪でリリースイベントをやったときに、朝からリハをして、新喜劇に戻って、新喜劇をやったあとにアイドルをして、また新喜劇に戻るということがありました。新喜劇のお兄さんたちもみんなミュージックとか見てくれて。また、今までとは全然違う仕事をさせてもらって、グラビアやドラマにも挑戦しました。池田:まりこさんは吉本坂ドリームそのものですからね。――吉本坂46でよかったなと思う瞬間はありますか?池田:普段コントでは女方をたくさんやっていて、男の池田を披露する機会が少なかったのですが、コント以外のところも見てもらえるようになりましたし、自分のスキルがアップしている感じがすごくしています。1年前の写真と今の写真が全然違ったり、ダンスも歌も絶対うまくなっていますし、どんどんステップアップして本当に坂を上っている感じがします。小寺:私は大阪でずっと仕事をしていて、吉本坂46に入ってからココリコの遠藤(章造)さんとか極楽とんぼの山本(圭壱)さんとかテレビで見ていたスターとご一緒させてもらっている感じがしています。同じ事務所だけど会う機会がなかったので。新喜劇だけでは会うこともない人たちが、すごく気さくに接してくれて。スベりそうになっても河本(準一)さんがすかさずパスをくれたり、いい感じでいじってくれたり、そういう気遣いがすごくうれしいです。先日もNGK(なんばグランド花月)で村上ショージ師匠と「この間のミュージックビデオ、しんどかったなあ」みたいな話をしたり、ほかの現場で吉本坂46のメンバーと会うとすごくほっとします。池田:わかります!小寺:逆に吉本坂46の後に新喜劇に戻るとすごく大事な場所に思えて、両方とも大きな存在やなということに気づくことができました。そういった今まで気づけなかったことに感謝できるようになったことも、良かったなと感じています。■プロフィール小寺真理1991年8月31日生まれ。大阪府出身。2010年、NSC大阪校 女性タレントコース卒業後、吉本発ガールズユニット・つぼみに参加。2014年に同ユニットを卒業し、吉本新喜劇メンバーとしてデビュー。整った顔立ちから“かわいすぎる吉本新喜劇女優”として知名度を上げていく。2018年、吉本坂46第1期生オーディションを経て、同グループの創立メンバーに選出。1stシングル個別CD売上では1位に輝き、2ndシングルで所属するユニット・REDのWセンターに抜てき。RED初の表題曲となる3rdシングル「不能ではいられない」(2019年12月25日発売)でも、前作に引き続いて池田直人とともにWセンターを務める。池田直人1993年9月19日生まれ。大阪府出身。恋愛観察コントなどで人気のお笑いコンビ・レインボーのボケ担当。高校卒業後、日本映画大学進学と同時にNSC東京へ入学。コントでは女性役を演じることが多く、その女装姿はファン人気が高く、メイク動画をYouTubeチャンネルに上げることも。吉本坂46のメンバーに選抜された後は、ユニットのセンターを務めるほどの人気を獲得。インスタグラムにて身近な人をキャラクター化する「人間図鑑」も話題で、フォロワー22万人とじわじわと人気を集めている。
2020年01月14日●2人が出会ったのは「道がなかった時代」NSC(吉本総合芸能学院)の同期で、2019年にともにデビュー30周年を迎えた千原ジュニア(千原兄弟)と竹若元博(バッファロー吾郎)。2人は、2014年にスタートした“即興”をテーマに1人喋りショーとコントショーの2部構成で届けるエンタテインメントショー「THE EMPTY STAGE」の中心メンバーとしても活躍している。30年にわたってお笑いの道を追求してきた2人に、出会った当時から現在に至るまで、そして舞台に対する思いを語り合ってもらった。――お二人はNSCの同期ですが、第一印象は覚えていますか?千原ジュニア:第一印象ねえ…いつやろ? クラス別やったんな?竹若元博:うん。ジュニアは変則的な入り方をしているんでね。ジュニア:そうそう。AとBみたいに分かれていて、たぶんバッファローがAやったら、うちはBやったんですよ。みんな4月から入っていて、俺は6月くらいから途中で入って、夏くらいに人数が減ってきてAとBが一緒になるみたいなときに初めて会うたと思いますね。俺が15歳。竹若:なんとなく、Aクラスの噂とか、Bクラスの噂みたいのを、好きな奴が言っていた。「向こうにはすごい奴がいるぞ」みたいな。第一印象としては「すごい奴やな」という感じはなかったですかね。――15歳のジュニアさんが最年少だったんですか?ジュニア:いやいや。もう一人、チャンス大城っていうのがいて。一個下なんですよ。チャンスと俺だけが、飛び抜けてというか、飛び下がって下。――一緒のクラスになってからは、どんな風に仲良くなったんですか?ジュニア:俺のイメージでは、すぐに仲良くなって。その頃にせいじと住んでたところを俺が出て、「じゃあ俺、入るわ」って竹若が入って。相変わらずそこがずっと我々のたまり場みたいな。竹若:うんうん。(千原兄弟が)2人で住んでいるときも、みんなで遊びに行って。(ジュニアが)出るタイミングで、僕が入ったっていう感じです。――その頃、お互いの関係性はどんな感じだったんでしょう?ジュニア:俺が生意気やったっていうのもあるんでしょうけど、年若いから下ではなく、みんな対等に接してくれていましたね。FUJIWARAとか、なだぎ(武)とか。竹若:お笑いを目指しているメンバーなので、年齢とかではなく皆が思っているものを感じ合うという部分があるんです。年上とか年下とかではなく「おお、あいついいやん」って、そういうリスペクトをし合って、集まっていた感じですかね。――芸人として熱い話もされていたんですか?ジュニア:それはなかったですかね、あんまり。竹若:道がなかった時代なんですよ。2丁目(劇場)もギリギリ復活したような時期で、一個上の7期生とかは、全然出るオーディションもない時代で。僕ら8期が卒業するときにようやく…みたいな。「ここのルートに行ったら、売れるぞ」というのもなかったし、明確に「あそこで俺、名を上げた」みたいなこともなく。とりあえず「自分らのイベントどうやったらできるんやろ?」という感じでした。FUJIWARAとかは、卒業してからも社員のプロデューサーの公演に出たり。僕らはそこに入れなかったので、「じゃあ、どうしていったらええんやろ?」と考えてやっていました。――そういった状況に対して、焦りなどは感じていましたか?ジュニア:なんとなく、メジャーとマイナーみたいな感じで、FUJIWARAとかがメジャーチームで、我々はマイナーチームという感じでしたね。マイナーはマイナー同士でいるから、全員お金もないし、全員仕事もないし、だから焦らないですね。そこに突出して出ている奴らがいなかった。竹若:いなかったねえ。――とはいえ「いつかは売れたい」という思いはあったんですよね?ジュニア:それはもちろん、この世界にいるので。みんな思っていましたけど、みんなで夜な夜な集まって、それを語ってグラスを傾けるみたいなことは、一切なかったですね。竹若:ふっふっふ(笑)。ないですねえ。――それから時間が経つと、それぞれの道を歩み始めますよね?ジュニア:(吉本印)天然素材が始まって。バッファロー吾郎がそっちに入ったときに(マイナーの)全員が焦りだすんですよ。「いやいやお前、マイナー言うてたくせになんでメジャー行くねん!!」って。ほんで、俺らも一応、天然素材のオーディションみたいなのに呼ばれてネタやって、「不合格」って言われて。「なんでや?」って聞いたら「汚すぎる」って言われて。竹若:へへへ(笑)ジュニア:せいじが「バッファロー吾郎がいるやんけ!!」って、天然素材からバッファロー吾郎を引きずり降ろそうとした。竹若:はっはっはっは(笑)。自分が受からんかったから。ジュニア:うん(笑)。●竹若明かす天然素材時代の葛藤「何やっても…」――竹若さんは、天然素材についてどう思っていたんですか?竹若:ようわからんもんを受けに行って、ようわからずに受かっているので、なんで僕らが受かって千原(兄弟)らが落ちたのかもわかってなかったです。いざプロジェクトが始まったら、ダンスやらなんやら、さらにわけわからんことになって。でも、番組やなんや、とんとん拍子に用意されている道ではあったので、いま考えたらすごくもったいない時期というか、何かにつながればという感じでやってれば、全然違う意識になっていたかもしれないです。やりたいこともある程度はやれてたんですけど、前よりできなかった部分もあったので、僕らは僕らで、千原やらが大阪で頑張っている姿がちょっと羨ましくて。なんもないとこから上がっていってるというのが。その時も全然、仲悪くはなかったんです。会社の上の担当者だけが、バチバチやってただけで(笑)。僕らの方が迷走している部分は、若干あったんです。――具体的には、どんな面で葛藤していたんですか?竹若:何やっても「キャー!!」ってなるんですよ。「全然これ楽しないな」っていうことをやっても「キャー!!」ってなるし、「これ絶対わからんやろ」っていうのが「キャー!!」ってなったりするんで、「何がなんやわからん…」みたいな時期はありましたね。――そういった反応があっても「気持ちいい」とはならなかった?竹若:ならなかったですね。逆に気持ち悪かったですし。その原因がなかなかつかめないままという部分もすごくあったので。――その頃、お二人は交流されていたんですか?ジュニア:その頃はまだ(竹若が)せいじと一緒に住んでましたからね。俺らは大阪にいて、『吉本印天然素材』という番組も大阪は流れてなかったから、噂しか聞いてなくて。でも、たまに東京から帰ってくる竹若が、ファンからのプレゼントを両手に抱えて帰ってくる。それを俺とせいじがあさって食べられるもんを食べるっていう(笑)。ほんで、スケジュール帳を見たら、カタカナで「ケイコ(=稽古)、ケイコ、ケイコ…」って書いてて、俺ほんまにせいじと「竹若よかったなあ、彼女できた!」って。「大恋愛してるやん!! しょっちゅう会うてるやん!!」みたいな。まさか、踊ってる思えへんから。竹若:ふふふ(笑)――先ほど「会社の上の担当者だけが、バチバチやってた」と仰っていましたが…?ジュニア:二丁目劇場を担当してる社員と、天然素材を仕切ってる社員が仲悪かったんですよ(笑)。「一切絡むな」って。俺らは二丁目劇場でやってて。天然素材は、そのあと梅田花月でやってて。でも、一切交流することなく…いう感じでしたね。竹若:そうですね。ジュニア:ほな、だんだんプライベートでもあんまり会わなくなって、俺らがぼちぼち東京行きだして。すれ違いですね。――一緒に何かやるようになった時期は?ジュニア:吉本に入って1、2年は一緒にやってましたけど…。そこからはなかったですね。竹若:そうですね。二丁目をぐわーって(盛り)上げていった時期は、僕らも全然絡んでないですし。天素が終わって、そこに入り込む余地もなかったですし。でも、草野球とかは一緒にやっていたり。ジュニア:そうそう。それで、関テレで大喜利の番組が始まるってなって、俺らその時に、2丁目劇場を仕切っていたおっさんに「バッファロー吾郎入れてくれ。大喜利やるんやったら、絶対にバッファロー吾郎入れた方がええ」って言って。ほんで入ったのが、けっこう珍しいパターン。「天素の人間が(千原の番組に)出んねや…」みたいな。そこから、俺らが司会してしていたネタ番組にFUJIWARAが来るようになったり。竹若:FUJIWARAもそうやね。オーディション受けて。そんな感じですね。ジュニア:そこで一緒になったくらいで、俺らがもう東京行って。――バッファロー吾郎さんは当時、大阪で?竹若:大阪ですね。FUJIWARAとかも大阪で。今度は逆に、BASEよしもとを盛り上げていくみたいになっていった感じですかね。ジャリズムやらが東京に行きながら。(千原とは)いいタイミングでっていうのが逆になくて。でもまあ、共通の一緒にやっている後輩であったり、そういうところからのつながりもありましたし。あまり表舞台としては一緒に立ってないですけども、別にそれが気持ち悪いということでもなく、会ったら会ったで何でもできますっていう感じでしたかね。――付かず離れずという感じだったんですね。ジュニア:まあ、そうですね。●互いを称賛「吉本一の人格者」「センスの塊」――では、今のそれぞれの活動は、どういう風にとらえていますか?ジュニア:竹若は吉本一の人格者やと。昔からです。人に対する怒りとか、妬みとか、嫉みとか、そういう感情が一切ない人なので。後輩なんかも自然と集まってきたり、ついてくるのはもちろんわかりますね。ライブにもいろんな芸人が慕ってやって来るっていうのは、当然のことという感じです。竹若:ジュニアは昔から、ネタ的なことに関しては同期の中でも飛び抜けていた部分があったんですけど、子供やなっていう部分も僕らの中ではいろいろあったんです。(今は)人間味が合わさって、昔はセンスの塊みたいなものってちょっと拒絶するというか、受け付けないという人もいたと思うんですけど、今は人間味含めていろいろなことを表現できているので、すごく入ってくる。よく「丸くなった」とか言われますけど、人間(味)をまといながらできているのはかっこいいことやなって思っています。いい成長の仕方してるなと思っております(笑)。――お互いの接し方は、若手時代と同じですか?ジュニア:30年前と一緒ですね。全員一緒ですね。竹若:そうですね。まあ、大人にはなってるとは思うんですけどね。フジモンのギャーギャー言うことが昔より腹立たしくなくなってるとか(笑)、そんなんもあります。――お二人は、「THE EMPTY STAGE」のほかにも、単独ライブなど含め、舞台でのご活躍が印象的です。お二人にとって舞台とはどんな存在ですか?ジュニア:一番最初が舞台ですからね。いきなりテレビから始まっていたらやってないんでしょうけど、舞台から始まって、ずーっと舞台しか出てない時期があったから、精力的に舞台をやっているという感覚もないですね。ごくごく自然な流れでやってる感じです。――どちらかの方がやりやすいという感覚はありますか?ジュニア:テレビはテレビで面白いし、舞台は舞台で面白いしっていう感じですね。どっちが上とか、そういう感覚じゃないです。――では、舞台ならではの良さは?ジュニア:やっぱり、笑い声がダイレクトに(届く)っていうことに尽きるんじゃないですか?竹若:僕も一緒ですね。それぞれ楽しいことがある中で、舞台は舞台でいろいろ楽しいですし、勉強になることもいっぱいありますし。テレビも同じくなんですけども…。だから、どっちかに絞るのはもったいない。――テレビへの露出が増えると、舞台から遠ざかる方もいらっしゃるかと思うのですが、どちらもやりたいと自然に感じていた?ジュニア:自然な感じですね。まあ、テレビは(レギュラーが)なくなることはありますけど、舞台は自分がやると言う限りは、仕事がなくなることはないですからね。お客さんが来てもらえている間はっていうことですけど。――舞台への愛はありますか?ジュニア:ないですねえ、別に。そんなことも思わないです。でも、『チハラトーク』なんかは毎月やから。毎月500人とか600人の人が来てくださるというのには、ほんまに感謝してます。竹若:特に今は、なんでもタダで見られたり。なんやったら「お金払って見なあかんの?」くらいの認識の中、お金を払って、しかも時間作ってくださって、というところは、昔よりすごくありがたく感じる部分ではあります。●ジュニア、目標は現状維持「恵まれている」――2月3日~2月8日に東京・新宿FACEにて「THE EMPTY STAGE GRAND 2020」が開催されますが、これまでの「THE EMPTY STAGE」で印象に残っているネタはありますか?ジュニア:やっぱり、その時その時の時事ネタみたいなものが多いですね。僕の1人喋りは、お客さんに書いてもらったワードで喋るんですけど、「これで何喋ってほしいんや?」「これを書く発想、すごいな…」というのはありますね(笑)竹若:ジュニアの場合は特に「これでどうすんの?」みたいな。お客さんからの挑戦みたいな部分もあって。いいトークで返してきている実績があるので、そういうのが多いかもしれませんね。そうやって本当にピリピリした感じでできているので、ほかの出演者も舞台袖で未だに見ていますし。――ジュニアさん、プレッシャーはあるんですか?ジュニア:別にないですけどね。逆に、一般の人が「こんなん聞いたらあかんのかな? えーい、聞いたれ!」みたいな方が、喋りやすかったりしますね。闇営業とか。竹若:ふふふ(笑)――竹若はどんな面に楽しさを感じていますか?竹若:僕らはチームでやっているので、泥臭く転がりながら、お客さんと気持ちを共有しながら作っていくみたいなところなので、なにも瞬間瞬間に最高の面白いワードを入れていこうじゃなしに、思いついた流れで皆でちょこちょこ積み重ねて、じわじわ方向歪めていこうみたいな作り方なので、よりお客さんと作ってる感じを出しながらやるっていうのが、面白いところでもありますかね。本当に照明が落ちたり、真っ暗になったり、そういうときも即興劇なので、そこを活かして楽しんだり。どっかの地方公演で、借りてる会館は夜10時まで開いてるんですけど、駐車場が9時半で終わるときがあって、めっちゃ車のお客さんが動き出したんですよ。そういうときも、それを交えて即興劇にしたり、すごく楽しかった。アクシデントがアクシデントにならないっていうのが、この「THE EMPTY STAGE」だと思います。ジュニア:楽しそうですね。出るとこ出るし、引くとこ引くみたいな。「大人なコント集団」って感じですね。竹若:へへへ(笑)。――2019年がお二人にとってどんな年になったか教えてください。竹若:『トムとジェリー』もそうですけど、全然知らない環境、他の演出の方とか、役者の方とか、オペラの方とか、全然違う畑の方がすごくいらっしゃった。そういう方とのモノづくりで、“よそはよそ”みたいな考え方ではなく、より理解し合って、「こうやった方が楽しくなるんじゃないですか?」みたいなのも言ってモノづくりができたのがすごく楽しかったです。けっこう僕は借りてきた猫みたいになる部分があって(笑)。すごい人はほっといてもすごいやろし、ダメな人は言ってもダメなんやろなっていうのがあったんですけど、違いすぎるジャンルの人といろいろ仕事することによって、一歩踏み出せた。そうやっていろいろモノづくりをしたことによって、いろんな結果も見えてきたので、ちょっとした一歩が踏み出せたのがすごくよかったなあっていう年ですね。ジュニア:俺は別に新しいことも何もしてないし、ただただ現状維持って感じですね。――ジュニアさんクラスだと、現状維持が難しそうです。ジュニア:まあ、そうですねえ。もう御の字ですよね。――何か個人的なビッグニュースはありましたか?ジュニア:やっぱり吉本はいろいろありましたからねえ。2019年が始まったときに、これだけ吉本の芸人が欠けるなんて思ってなかったし…。令和になってから突然いろいろあって、それの一発目のスキャンダルが、せいじですからね。竹若:ふっふっふ(笑)。よりによって。ジュニア:全部あいつが悪いんですよ(笑)。――事務所の騒動ということで、考えさせられる部分も多かったのでは?ジュニア:いやー特に。ただ、そんな営業に行っていたことにびっくりしましたからね。そんな誘い1回もないから、逆に寂しい。「営業行ってたんや」と、疎外感すら感じるくらい(笑)――最後に2020年の目標を教えてください。ジュニア:現状維持でしょう!――では、現状をご自身ではどう思っていますか?ジュニア:「明日あの仕事か、嫌やな」っていう仕事が一切ないから、それは本当に恵まれているなと思います。――竹若さんはいかがですか?竹若:「THE EMPTY STAGE」においては、常設小屋みたいなところを目標としていて、毎日ここに行ったらEMPTYの誰かしらがしゃべっていて、誰かしらが演目していて、という場所ができたらいいよねってずっと言っているので、そこに近づけるように、一個一個の公演を。夏冬に大きな公演をやっていたり、月1でメンバーが新しい演目を考えてやったりしているので、そういうのが全部つながっていったらいいなと思います。■プロフィール千原ジュニア1974年3月30日生まれ、京都府福知山市出身。ひきこもりだった学生時代に、兄・せいじの誘いを受け「千原兄弟」を結成。15歳にしてNSC大阪8期生となり、二丁目劇場などを中心に活躍。バイク事故などで生死の境をさまようも『人志松本のすべらない話』などをきっかけに全国区の芸人となる。レギュラー番組には『にけつッ!!』『着信御礼!ケータイ大喜利』などがあり、トークライブ『チハラトーク』を毎月開催している。竹若元博1970年8月12日生まれ、京都府出身。バッファロー吾郎Aとともに1989年にバッファロー吾郎を結成。千原兄弟と同じNSC大阪校8期生。2008年に開催された第1回『キングオブコント』で優勝。なだぎ武らとともに、アメコミ好きな吉本芸人の集い「アメコミリーグ」を結成するなど、多方面で活躍中。
2020年01月08日前作で売り上げトップを取った吉本坂46の若手ユニット、RED。3rdシングルで念願の表題曲「不能ではいられない」を歌うことに!吉本坂46のダンス選抜REDが初の表題曲をゲット!榊原:やっといただけたチャンス。全力で頑張ります!多田:僕はダンスが苦手と言い続けてきたのに、ダンス選抜のREDにいるんです。「さすがは吉本、人の話聞いてなかったんかい!」と思ってるんですけど(笑)。池田:僕も、だいぶダンス下手です…。運動神経悪い芸人なんで。多田:それでセンター張るって、お前、めちゃくちゃ頑張ってんな!池田:手脚が長いんで、なんとか。――池田さんから自己PRが出たので、他のお二人もぜひ。池田:僕、もっとありますよお~。笑顔とか!多田:恥ずかしいんですけど、不器用さがいいと言ってもらえます。榊原:顔面偏差値は高いかと(笑)。池田:高すぎるわ!――曲のポイントは?榊原:シンメの光永(ひなた)がボーイッシュな声で現代のいろんな形の恋愛を表現してるところかな。多田:池田の爽やかな歌い出し。しっかりセンターの務めを果たしてくれてます。池田:僕は最初に聴いた時から口ずさめたサビですね。ライブではノリノリでみんなと歌いたいです。――芸人や俳優とアイドルの切り替えはどうしていますか?池田:僕、恥ずかしいくらい切り替えてるかも…。普段コントで女装が多いので、吉本坂では男らしい面を出すようにしてます。榊原:普段は俳優として役を演じているので、吉本坂の時は100%“榊原徹士”でいます。クラスメイトみたいに、できるだけファンの方々と近い距離でいたいんです。多田:僕は正直、「どうしたらええんや…」と思いながら、つっこみ握手会してます。髪がきれいな人には「きれいすぎやろ!」とか。池田:褒めツッコミ!しっかりアイドルしてるじゃないですか。――最後に今後の目標を。榊原:REDの16人で歌番組に出たいです!多田:カウントダウンライブの合流に遅れて「あいつら、紅白らしいで」って言われたいわあ。池田:去年のひょっこりはん(笑)。吉本坂全員で、Re:Japanみたいにボックス踏めたら最高!3rdシングル『不能ではいられない』【映像盤CD+DVD】¥1,727【通常盤A CD 】¥1,182【通常盤B CD】¥545映像盤には、グループ全員となる45人で歌う「めっけもん」も収録。(Sony Music)よしもとざかフォーティーシックス吉本興業所属の約6000人からメンバーを選抜。2018年8月20日結成。写真は選抜チーム「RED」。左から、榊原徹士、池田直人(レインボー)、多田智佑(トット)。『吉本坂46が売れるまでの全記録』(テレビ東京)が放送中。※『anan』2019年1月1日-8日合併号より。写真・内山めぐみ取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年01月04日秋元康氏と吉本興業がタッグを組んだアイドルユニット・吉本坂46の2期生メンバーが決定した。27日、神奈川・カルッツかわさきホールで開催された「吉本坂46 2期生発表お披露目会」にて、新メンバー21人が発表された。吉本興業所属タレント、吉本興業グループで働くスタッフを対象とした同オーディションの1次書類審査は715人の応募があり、最終審査には56人が挑戦した。お披露目会では、最終審査参加者がステージに集結。緊張感あふれる中で一人ずつ合格者の名前が呼ばれた。2期生メンバーに選ばれたのは、ロッシー(野性爆弾)、菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)、坂本純一(GAG)ら。安倍晋三首相のモノマネで知られる佐竹正史(ビスケッティ)、踊る授業シリーズ「本能寺の変」などで知られるダンスユニット・エグスプロージョンのおばらよしお、さらに、次長課長とかまいたちのマネージャーをしているという樺澤まどか(吉本スタッフ)も合格し、幅広い顔ぶれとなった。2期生メンバーは以下の通り。樺澤まどか(吉本スタッフ)TAK(Ooops!)岡畑雛生(Re:Complex)原浩大(ナイトメアカオスドラゴン)佐竹正史(ビスケッティ)松浦景子(吉本新喜劇)渡口和志(Ooops!)藤森蓮華(HBDA)戸島りぴーと(ときヲりぴーと)比嘉琉々香(沖縄ラフ&ピース専門学校)大迫麻未梶原颯ソウタヤマモト(五臓六腑)おばらよしお(エグスプロージョン)上西ときヲ(ときヲりぴーと)木原実優坂本純一(GAG)まるいるい(たまゆら学園)菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)箕迫かなロッシー(野性爆弾)
2019年12月27日吉本新喜劇の女優で、アイドルグループ・吉本坂46のメンバーとしても活躍している小寺真理(28)。“可愛すぎる新喜劇女優”と呼ばれるほどのルックスを誇り、吉本坂46の1stシングル個別CD売上では1位に。吉本坂46の活動を通じて大阪から全国区へと、知名度拡大中だ。吉本坂では若手中心のユニット・REDに所属し、2ndシングルでレインボーの池田直人とともにWセンターに抜てき。さらに、2ndシングルで行われたユニット別CD売り上げ対決によってREDが表題曲を担当する3rdシングル「不能ではいられない」(12月25日発売)でも、池田とともにWセンターを務める。昨年12月の吉本坂46デビューから1年、小寺自身はどのような手応えを感じているのか本人を直撃。新喜劇と吉本坂の相乗効果や、今後の目標についても話を聞いた。――吉本坂46のデビューから1年を振り返ってみていかがですか?吉本坂46に入ってから、グラビアやドラマなど、今までとは全然違う仕事をさせてもらっています。また、私はこれまで大阪でずっと仕事をしていて、吉本坂46に入ってからココリコの遠藤(章造)さんとか極楽とんぼの山本(圭壱)さんとかテレビで見ていたスターとご一緒させてもらっている感じがしています。同じ事務所だけど会う機会がなかったので。今はほかの現場で吉本坂46のメンバーに会うとすごくほっとしますし、吉本坂46の後に新喜劇に戻るとすごく大事な場所に思えて、両方とも大きな存在やなということに気付くことができました。――1stシングルの個別CD売上で見事1位に。そうなんです。奇跡が起きました(笑)――1位になったときはどう思いましたか?手売りを頑張ったり大変だったので泣けるのかなと思ったら、2位の池田君が号泣しながらすごくいいことを話して、私言うことないなって(笑)。でもあの対決はなかなかしんどかったです。握手会は人数の違いがあってもはっきりわからないんですけど、これはしっかり順位が出るのでドキドキしました。――1位になったことで意識の変化などありましたか?「あの人が1位なんだよね」って周りの人が言ってくれるので、1位としてちゃんとしないといけないんだなと思うようになりました。――新喜劇と吉本坂46の両立は大変では?私はダンスが一番苦手で、新喜劇の公演終わって夜10時半くらいから朝5時までダンス練習して、朝の9時45分から新喜劇の公演に出るとか、ミュージックビデオの前は死にそうになるんですけど、努力をすることが苦ではなくなりました。芸人ってあんまり頑張っている姿やしんどい姿を見せないし、新喜劇は前日に稽古するくらいなのでそういうところを見せないんですけど、吉本坂はファンの方が裏側も興味を持ってくれているので、私たちも「こんなにやっているからこれができあがっているんだよ」っていうのも見てもらいたいと思っています。――両方に所属しているという相乗効果は感じていますか?吉本新喜劇のエンディングで吉本坂の楽曲を流してくれたりとか、アイドルの役があったら「小寺ちゃんにしよう」ってやらせてもらったりということはありますね。――吉本坂でファンになった方が新喜劇を見に行くということもあると思いますが、そういった手応えは?そういう方もいますね。新喜劇はいつも拍手が多いんですけど、たまに「まりこり~ん!」って声をかけてくれたり、名前を書いたうちわを持ってくれていたり、吉本坂の感じで応援してくれる方がいます(笑)――まさに架け橋ですね。そうですね! どちらかをきっかけで好きになってくれて、両方とも好きになってくれるというのはすごくうれしいです。――グラビアやドラマなど、いろいろな挑戦をされていますが、ご自身の目標を教えてください。NHKの朝ドラに出たい! これまで6作くらいずっと朝ドラのオーディション受けていて、落ちているんです。最終まで残ったこともあったんですけど。新喜劇のメンバーで出ている人もいますし、自分も出られたらいいなと目標にしています。――吉本坂46での目標は?やはり紅白に出たいというのが大きな目標です。それまでにMステとかにも出たいですし、一つ一つ叶えていけたらなと思います。■プロフィール小寺真理1991年8月31日生まれ。大阪府出身。2010年、NSC大阪校 女性タレントコース卒業後、吉本発ガールズユニット・つぼみに参加。2014年に同ユニットを卒業し、吉本新喜劇メンバーとしてデビュー。整った顔立ちから“かわいすぎる吉本新喜劇女優”として知名度を上げていく。2018年、吉本坂46第1期生オーディションを経て、同グループの創立メンバーに選出。1stシングル個別CD売上では1位に輝き、2ndシングルで所属するユニット・REDのWセンターに抜てき。RED初の表題曲となる3rdシングル「不能ではいられない」(2019年12月25日発売)でも、前作に引き続いて池田直人とともにWセンターを務める。
2019年12月27日吉本興業は30日、京都市からの受託事業として所属するお笑いコンビ・ミキがツイッターで同市について発信したことについて、「ステルスマーケティングには当たらないものと考えております」との見解を発表した。同社は、京都国際映画祭と関連して、2017年度(伝統産業の日2018のPR)、2018年度(京都市重要施策のPR)に京都市から委託を受けてPR業務を実施。このうち2018年度において、京都市重要施策のPRとしてミキがツイッターで発信。2018年10月6日、同月10日に、2人のツイッターにおいて、京都市営地下鉄、ふるさと納税、コラボポスター等のPRツイートをそれぞれ2回ずつ発信した。この際、ハッシュタグとして「#京都市盛り上げ隊、#京都国際映画祭2018、#コラボポスター、#京都市営地下鉄若しくは#京都市ふるさと納税」と明記したという。このSNS発信がステマに当たると報じられたことについて、同社は「京都市との連携を示すタグ表示及びその活動の周知により、今回のツイートが京都市のためのプロモーション業務であるということは世間一般にご理解いただけるものと考えております」との見解を示した。また、このSNSによるPR業務の対価について、「一般にインフルエンサーマーケティングの費用は、1フォロワーあたり1ツイート3~8円程度が相場であるところ、当時のミキのフォロワー数は昴生113,605人、亜生が213,018人であり、それぞれ2回ずつのツイートをいたしました。2人合計で30万以上のフォロワーに対して2回ツイートしたと考えても、本件の100万円という対価が全く高額なものではなかったことが理解いただけるものと考えております」と説明。そして、「当社としては上記のとおり今回のSNS発信はステルスマーケティングには当たらないものと考えております」と見解を表明。その上で、「世間の皆様に対しより誤解のない方法でのプロモーションの在り方については常に考慮して実施してまいります」とした。
2019年10月30日お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志が、11日深夜に放送されたラジオ番組『三四郎のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週金曜 25:00~)で、吉本芸人への恨み節を漏らした。小宮浩信から「若い頃はすごいキャーキャー言われてましたよね? かわいい、キモかわいいって」と聞かれ、田中は「そういう感じで売っていこうとしていたら、吉本芸人、クソ吉本芸人どもに『気持ち悪いだけじゃん』みたいな。関西系の吉本芸人に『ただキモイだけやん』って。それをあらゆる番組で言われて、引きずり降ろされたんだよ」と恨み節。続けて「芸能界の高みの位置にいたのに、俺は。ヨン様(ペヨンジュン)の絶頂期と、CM本数9本で並んでたのに、そこから引きずり降ろされた」と振り返り、「アイツら、人の人生をめちゃくちゃにしたの。俺はそこから泥水の中を泳ぐ能力をつけるしかなかった」と話した。さらに相田周二から「その影響がなかったら、今頃どのポジションにいると思います?」と問われると、田中は「山ちゃん(山里亮太)になってるよ、蒼井優ちゃんは俺と結婚してるし、おそらく」と言い、「ヨン様と同じぐらいの人気を誇ってたから。それは女優の人も近寄ってくるよ」と持論を述べていた。
2019年10月13日闇営業問題で、謹慎処分となっていた吉本興業所属の芸人が、今月19日をもって処分が解かれ、順次、劇場にて仕事に復帰する。処分を解かれたのは、レイザーラモンHG(43)、ガリットチュウ・福島善成(41)、天津・木村卓寛(43)、ムーディ勝山(39)ら。このうち、お笑いコンビ・2700は22日に東京・渋谷のヨシモト∞ホールで行われる公演に出演。また、お笑いコンビ・スリムクラブは、9月1日に埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場で開催される公演に出演することが決定した。「世間的に関心の高かった闇営業問題。扱った各局のワイドショーは軒並み視聴率がアップしたこともあり、謹慎処分を受けていた芸人たちの復帰公演には、マスコミ各社が取材に訪れることになりそうです」(ワイドショー関係者)HGは「フォー!」の掛け声で、木村は「エロ詩吟」、2700は「リズム芸」など得意の芸で一時期ブレークしただけに、復帰後、“プチバブル”が訪れそうだというのだ。「闇営業を自虐ネタにして笑いに変えることができればの話ですが、バラエティーなどのオファーが増えそうです。そこでそれ得意の芸を披露すれば一発逆転、再ブレークの可能性もあるのでは」(テレビ局関係者)また“弾ける”ことはできるのか――。
2019年08月14日吉本興業は9日、反社会的勢力との闇営業問題で謹慎処分中の所属芸人11人について、8月19日をもって謹慎処分を解くと発表した。順次、吉本運営の劇場にて仕事復帰する。処分が解かれるのは、レイザーラモンHG、ガリットチュウの福島善成、くまだまさし、ザ・パンチのパンチ浜崎、天津の木村卓寛、ムーディ勝山、スリムクラブ、ストロベビー・ディエゴ、2700の11人。吉本は「11名は謹慎処分以降、それぞれが今回の件を重大な問題として捉え猛省し、7月末からは、自らの意思により社会貢献活動を行ってまいりました。11名は活動再開後も被害防止の為の啓蒙活動等の社会貢献活動を行っていく所存です」と説明。続けて、「弊社としましては、こうした状況を勘案し、活動再開時期に関して関係各所と相談の上で上記判断を致しました」とし、「関係各位、ファンのみなさまには多大なるご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫びすると共に、二度とこのような事態が起こらないよう全社一丸となってコンプライアンス遵守の一層の強化、徹底を図ってまいります」と記した。
2019年08月09日吉本興業が8月8日、東京・新宿の東京本部で「経営アドバイザリー委員会」の第1回会合を開催。終了後に座長を務める政治心理学者で国際医療福祉大教授の川上和久氏(61)が報道陣の取材に応じ、各メディアが伝えた。委員会には選ばれた川上氏以外の委員のほか、吉本側から岡本昭彦社長(53)が出席。同委員会のテーマの1つである反社勢力との決別、そして所属芸人との契約問題について検討を行ったという。また川上氏によると、吉本側から所属タレント約6,000人全員について書面での「共同確認書」を交わすことを提案。各タレントがこれまで通りの「マネジメント契約」か、プロスポーツ界で浸透している「エージェント契約」を導入することも提案されたという。「会見は川上氏から30分の説明があり、その後に記者からの質疑応答がありました。ただそれも20分ほどで打ち切り。記者から不満の声も上がっていました」(会見を取材した記者)吉本といえば、雨上がり決死隊・宮迫博之(49)らに対する最終処分がまだ“棚上げ”になったままだ。「報道陣からは所属タレントについて委員会で取り上げられたかとの質問も飛んでいました。川上氏は一切出なかったことを明かしたうえで、『そういう委員会じゃありません』と回答。結局、処分するかどうかの最終判断はまだ不透明なままでした」(前出・会見を取材した記者)吉本の騒動収束までには、まだまだ時間がかかりそうだ。
2019年08月09日吉本興業は8日、反社会的勢力との闇営業問題に端を発した一連の騒動を受けて設置した「アドバイザリー委員会」の第1回を、東京・新宿の同社東京本部にて開催。会合終了後に、座長を務める国際医療福祉大学教授の川上和久氏が会見を行い、内容を報告した。吉本興業は先月25日、同委員会の設置を発表。経営にかかる懸案事項について専門的知見からの助言・アドバイスを受け、社内改革を進めていくというもので、(1)反社会的勢力の完全排除のために何を実行するべきか、(2)所属タレントらとの契約に関して、(3)コンプライアンス体制の検討とあり方、(4)コーポレート・ガバナンスのあり方、の4つのテーマについて審議する。この日の第1回には、委員会メンバー7人のうち、経済ジャーナリストの町田徹氏と国際政治学者の三浦瑠麗氏を除く5人が出席し、テーマ(1)と(2)について審議。また、同社の岡本昭彦社長も参加した。タレントとの契約に関しては、約6000人のタレント全員と「共同確認書」を書面で交わすことを提案。この「共同確認書」をベースに、さらに個々のタレントに合わせて、「専属マネジメント契約」または「専属エージェント契約」を必要に応じて結んでいく方針となる。「専属マネジメント契約」は、吉本側で仕事の獲得や契約交渉の締結、芸能活動のスケジュール調整・管理、タレントのプロモーションなどを行うという一般的な契約。一方、「専属エージェント契約」は全く新しい契約で、仕事の獲得や契約交渉・締結、報酬の請求・授与など、タレント個人がマネジメントを行っていくというものだ。川上氏は「今までと違って、最低限の共同確認書を交わして、個々のニーズを聞きながら新しい形のエージェント契約も含めてやっていく。あくまでこれはタレントさんを守るためのものでもあるという意識を持ってやっていただく」と話した。「アドバイザリー委員会」の委員は以下の通り。川上和久(座長)/国際医療福祉大学 教授大仲土和/弁護士、関西大学大学院法務研究科教授(元最高検察庁総務部長)久保博/読売巨人軍 顧問(前同社会長・元社長)島根悟/日本サイバー犯罪対策センター 理事(元警視庁副総監)町田徹/経済ジャーナリスト(ゆうちょ銀行社外取締役、ノンフィクション作家)三浦瑠麗/国際政治学者(山猫総合研究所代表)山田秀雄/弁護士(元日本弁護士連合会副会長、元第二東京弁護士会会長)会合写真=吉本興業提供
2019年08月08日吉本興業所属の芸人が、会社の知らないところで詐欺グループのパーティに参加し、ギャラを受け取っていたというヤミ営業問題は、宮迫博之さんと会社双方の記者会見が行われた後、契約解除なのか、撤回なのかも含め様々な報じられ方をしており、なかなか収束しません。私も報道で見聞きするだけの情報しかありませんが、最近は、「芸人も悪いが吉本も悪い」という流れになってきているようです。しかし、そもそも芸人に落ち度はあったのでしょうか。 ヤミ営業は禁止されていなかった?まず、ヤミ営業ですが、通常は「芸能事務所を通さない営業」、つまり、個人的に顧客と契約する営業を指すのだと思います。この場合芸能事務所にマネジメント料などは入りません。これでは、吉本興業はたまったものではないと思うのですが、ネット記事などを見ていると、吉本興業はヤミ営業を禁止していたのか、黙認していたのか、よく分かりません。そもそも、芸人との間の契約書自体存在しないようです。そうだとすると、ヤミ営業を行ったこと自体で、芸人を責めることは難しいと思われます。 反社会勢力であることを知らなかった?次に、反社会勢力との取引(芸を披露して報酬をもらうこと)ですが、これが許されないことはいうまでもありません。しかし、本件に関わった芸人の皆さんは、反社会勢力であったことを「知らなかった」と説明しています。吉本興業の調査報告もそうなっています。そうだとすると、たまたま取引した相手が反社会勢力であったことをもって、契約解除や無期限謹慎などの重い処分が妥当といえるかというと、やはり疑問です(「実際には反社会勢力であることは分かってたはず」との指摘もあるようですが、裏付けがないのでこれで処分はできません)。ただし、ヤミ営業の場合、取引相手に関する芸能事務所のチェックが入らないので、知らないうちに反社会勢力と取引してしまうという危険性はかなり高くなるように思われます。 吉本興業のコンプライアンスはどうなのか?そこで吉本興業ですが、「ヤミ営業=反社会勢力が関与する危険」が分かっているにも関わらず、ヤミ営業についての禁止を徹底していなかったことは、大手企業(政府の補助金が出る事業にも関与しているようです)に求められるべきコンプライアンス対応として問題であり、当然非難されるべきだと思います。また、契約している芸人との間で、契約書1枚すら交わしていないというのは、搾取の温床になりますから、それはそれで大問題で、立派なコンプライアンス違反です。なお、芸人との契約関係は、雇用契約ではなく、業務委託契約か請負契約に該当するのでしょうから、芸人が「給料が安い」ことをネタにするのは法的には違うように思います。 あるべき「収束」のさせ方とは?というわけで、ヤミ営業が黙認されていて、反社会勢力であることを知らなかった芸人たちが、「そんなに悪いのか?」というのが現時点での感想です。トカゲのしっぽ切りのように芸人を辞めさせ(契約を解除し)て事件を収束させるのではなく、反社会勢力の排除という観点から、吉本興業の責任を明確にし、契約書の問題等も含めコンプライアンス体制を整備することが、あるべき「収束」のさせ方ではないでしょうか。 この点に直接言及する報道は少ないように見え、何とももどかしく感じています。 *執筆者:生田康介(笠原総合法律事務所『Warm Heart, Cool Head』をモットーにお客様の正当な利益を実現するよう努力いたします。)吉本興業ヤミ営業問題~芸人はそんなに悪いのか?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。吉本興業ヤミ営業問題~芸人はそんなに悪いのか?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2019年08月08日吉本興業のタレントで結成されたアイドルユニット・吉本坂46として活動しているパンサーの尾形貴弘、はんにゃの金田哲、レインボーの池田直人にインタビュー。REDのメンバーとして活動中の池田は、選抜に入れなかった悔しさを吐露するも、今は選抜を抜かそうと燃えているという。一方、選抜入りを果たした尾形と金田は、人気急上昇中のREDに入りたいという思いを冗談交じりに告白。グループ内でも互いに刺激し合っているようだ。――尾形さんと金田さんは吉本坂46の選抜に選ばれましたが、選抜としての責任や喜びは感じていますか?尾形:めちゃめちゃうれしいですよ! 何人受けたと思っているんですか! 選ばれたのは奇跡みたいな。みんなの思いを背負っているので、めちゃくちゃ気合入ってます!金田:所属タレント6000人の中からですから、宝くじ当てるより難しいんじゃないですか!?尾形:メンバーも素晴らしくて、平均年齢39歳(笑)。最高です!――池田さんが所属するREDもすごい人気ですが、選抜への思いはあるのでしょうか?池田:選抜に選ばれなかったときはすっごい悔しかったです。同期のゆりやんレトリィバァやおばたのお兄さんは選抜だったので、すっごい悔しかったんですけど、REDというチームに入らせてもらって、REDで頑張って選抜を抜かそうという気持ちがみんな高まってきています。尾形:今、俺らはREDに入りたいっていう…。金田:全員REDに憧れちゃっている。尾形:でもそこは選抜でなんとか!金田:違う良さがありますからね!尾形:そう! 俺らは俺らで味がある。味で勝負しているから!――2ndシングル「今夜はええやん」では、金田さんのチャイナドレスの女装姿が話題になりましたね。池田:めちゃくちゃきれいですよね。尾形:あれはよかった。金田:女装に関しては池田くんがかなりすごいので、池田先輩のを勉強させてもらって。池田:いえいえ、でもやきもち焼いちゃいました。楽屋でお会いしたときに、「金田さん本気出しましたね」って話しかけたら、「まだ本気じゃないよ」って言われて焦りました(笑)――尾形さんのマッドサイエンティストなバーテンダーというキャラクターも濃いですよね。尾形:特殊メイクをしてもらって。エハラ(マサヒロ)さん演じる科学者のバーテンダーの弟子という設定なんですけど、カッコよくしてもらいました。アイドルのときはカッコよく!――パンサーとしての尾形さんとはまた違う一面を見せられていますが、向井(慧)さんと菅(良太郎)さんから吉本坂46の活動について何か言われていますか?尾形:2人はまったく興味ないみたいですね。でも実際は受けてりゃよかったなって思っていると思います。『CDTV』(TBS)とか『FNSうたの夏まつり』(フジテレビ)とか出られるんだから。みんな言わないけど、うらやましがっていると思います。金田:ほぼ紅白に出たようなものですからね。尾形:間違いない、出てます!――REDの楽曲「やる気のない愛をThank you!」は、前作を超える高難易度のダンスがすごいですね。池田:今回のダンスはダンサーさんも「難しすぎる」とおっしゃっていて、相当焦りました。最初は全然そろわなくて、MVを撮っているうちにだんだんみんな上手になっていって、やっと自分たちのダンスになった感じがしました。1曲目よりみんなうまくなっていると思います。――選抜のみなさんも妖艶な振りを披露されています。尾形:俺らはどんどん振りが簡単になっています。できねーわっていう苦情があるみたいで。金田:高齢の方が多いので、ダンスの練習より柔軟の時間の方が長いんです。ケガしないように(笑)――なるほど(笑)。それぞれ吉本坂での目標も教えてください。尾形:早く芸人を卒業してアイドルになりたいなと。42歳からアイドル1本でやっていきたいです!――パンサーの活動はいいんですか!?尾形:2人をジュニアみたいにつけてやっていこうかなと。それくらいアイドルやりたいんです。あと、吉本坂で世界のフェスとか出たいですね。泡パーティーみたいなフェスで、ギャルたちが水着で盛り上がっているところで歌いたい!――金田さんと池田さんはいかがですか?金田:吉本坂のワンマンライブをやりたいです。イベントやミニライブはやっているんですけど、吉本坂だけのワンマンライブももうできるんじゃないかなと。いろんなユニットもありますし、芸人がいっぱいいるので歌以外もいろいろできると思うので、ワンマンは夢というか目標です。池田:僕はまだCMに出たことがないので、吉本坂でCMが決まってほしいです。いつかありそうだなと期待しています。■プロフィール尾形貴弘1977年4月27日生まれ、宮城県出身。東京NSC8期生。2008年6月、向井慧と菅良太郎とお笑いトリオ・パンサーを結成。“元気”担当と言われ、「サンキュー!」のフレーズで知られる。現在は吉本坂46のメンバーとしても活躍中。特技はサッカーで、仙台育英高校時代に全国ベスト16進出、大学時代も中央大学サッカー部で活躍した。金田哲1986年2月6日生まれ、愛知県出身。東京NSC10期生。2005年に川島章良とお笑いコンビ・はんにゃを結成し、2009年に「ズクダンズンブングンゲーム」でブレイク。金田は、同年の「よしもと男前ランキング」で2位に選ばれるなど、イケメン芸人としても人気に。現在は吉本坂46の選抜メンバーとして活動。映画『凛』(2019)、舞台『MOTHER~特攻の母 鳥濱トメ物語~』(2019)など俳優としても活躍中で、10月~11月に上演される舞台『どれミゼラブル!』にも出演する。池田直人1993年9月19日生まれ、大阪府吹田市出身。同じ東京NSC18期生である実方孝生(現芸名・ジャンボたかお)と2016年2月にお笑いコンビ・レインボーを結成。2018年1月1日放送の日本テレビ系『ぐるナイ おもしろ荘』で優勝し、注目を集める。池田は吉本坂46に選ばれ、ユニット・REDのメンバーとして活躍。1stシングル「泣かせてくれよ」の個別CD売上では男性トップの2位にランクインし、2ndシングルのRED曲「やる気のない愛をThank you!」では小寺真理とともにWセンターに抜てきされた。
2019年08月07日お笑いコンビ・ハイキングウォーキングが3日、北海道で開催中の「みんわらウィーク」内で行われた吉本興業と厚生労働省のコラボステージ「芸人人生会議」に登場。出演後に囲み取材に応じ、吉本興業の騒動について質問が飛ぶと「吉本はみんな辞めません」と断言した。同ステージでは、人生の終わりまでどのように過ごしたいか元気なうちに話し合いをしておくという厚生労働省がすすめる「人生会議」を、芸人が先生となってネタとトークで紹介。銀シャリ、アインシュタイン、ハイキングウォーキングが“先生”としてネタを披露し、つちふまズが進行を務めた。囲み取材には、銀シャリ、アインシュタイン、ハイキングウォーキングが参加。ハイキングウォーキングがネタの中で、「いろいろ考えていて…」「吉本辞めるんですか?」と騒動をネタにしたことから、報道陣から芸人たちに「吉本を辞めるんですか?」と質問が飛んだ。ハイキングウォーキングの鈴木Q太郎は「辞めないですよ。(ほかの仕事)ないもん。4年間だけスーパーマーケットの精肉部でやっていたので、またそっちに戻るしかないですよね。できるだけ辞めたくないです」と返答。相方の松田洋昌も「吉本はみんな辞めません!」と断言した。吉本興業と北海道による「みんわらウィーク」は、北海道が制定した8月8日の「道民笑いの日」を盛り上げ、お笑いの輪を全道に広げるイベント。4回目となる今年は、8月2日~8日の7日間、メイン会場の札幌コンベンションセンターを中心に、さまざまな企画を展開する。
2019年08月03日お笑いコンビ・次長課長の河本準一が3日、北海道で開催中の吉本興業×北海道イベント「みんわらウィーク」内で行われた「消費者庁PRステージ」に登場し、吉本興業の騒動をネタにして会場を沸かせた。札幌コンベンションセンターの屋外ステージで行われた同ステージで、進行を務めたゴールデンルーズから「消費者庁は聞いたことありますか?」と聞かれた河本は、「消費者庁は聞いたことない。岡本社長なら聞いたことあるけど」と岡本昭彦社長をネタに。さらに、「私は河本次長ですけど」と加えて笑わせた。河本は、同じ会場で行われた「『みんテレ』×『発見! タカトシランド』生放送SP in みんわらウィーク」に登場した際も、騒動をネタに。「闇営業」「これ直でいけますよね?」「岡本テープ」などと関連ワードを連発し、タカアンドトシのトシからツッコミ。2人のやりとりに会場から笑いが起こった。「みんわらウィーク」は、北海道が制定した8月8日の「道民笑いの日」を盛り上げ、お笑いの輪を全道に広げるイベント。4回目となる今年は、8月2日~8日の7日間、メイン会場の札幌コンベンションセンターを中心に、さまざまな企画を展開する。
2019年08月03日ゆりやんレトリィバァ(28)が7月29日に放送された『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)にVTR出演。闇営業騒動に揺れる所属事務所・吉本興業の問題について訊ねられた際の回答が、ネットで話題を呼んでいる。この日の放送では、街中で急いでいる様子のゆりやんに声をかけた。騒動について「今回のこと、どう見てますか?」との質問に「私はずっと子供のときから吉本に入るのが夢で、いま吉本に入れさせていただいて……」と言い淀みながらコメント。すると泣き顔になり、うつむいて涙を拭うような仕草を見せた。しかし「すみません」の一言の後に顔を上げると、まぶたをイジった変顔を披露!その後「何の意見もない人間で申し訳ありません」と笑った。そのシーンを切り取った動画がTwitterにアップされると、1日ほどで436万回もの再生回数を記録した。またこの日の前日に放送された『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ系)でも騒動について回答する様子がVTRで流れたゆりやん。「お答えできるものならお答えするんですが、いま時間がなくて急いでます」「すみません」と言った後に、ヨチヨチ歩きでその場を去った。思わず「急いでないですよ!」と記者が笑いながら指摘していた。騒動にちなんで、これまでの吉本興業への不満を明かす芸人たちもいる。そんななかギャグに徹したゆりやんをTwitterでは讃える声が上がっている。《ゆりやんの武器は「鋼のハート」と言われるけど、吉本騒動の取材に対して、小学生レベルのギャグをやり通すの、もはや「玉鋼のハート」と呼ぶべきレベル。あんなんできひんやん普通!》《ゆりやんいつも真剣な質問しても大体ギャグで返してくれる子だったから 今回の件で当事者じゃない分にはめちゃめちゃ適役だな》《誰の味方もしないし会社の悪口も言わない。けどきちんと止まって取材人からも逃げない。これぞ、芸人!いきなりで本気で笑った。ゆりやん、立派》先輩芸人である中川家も30日に放送された『DAYS』(ニッポン放送)で、ゆりやんの対応を支持。剛(48)は「面白いですねえ」と話し、礼二(47)も「今後は取材受けるお笑い芸人の方も大喜利みたいになってくるんじゃないかと。僕らも2回ぐらい直撃受けたんですけど、何も面白い言葉出てこなかった」と笑った。
2019年07月30日連日報じられる吉本興業(以下吉本)の諸々の問題。もともとは宮迫博之さん(雨上がり決死隊)や田村亮さん(ロンドンブーツ1号2号)などを発端とする反社会的勢力との関係がスタートだったのに、気づけば吉本側のパワハラや芸人とのコンプライアンス問題へと発展。現在も大崎会長と岡本社長などの進退含めた会社の対応や、謹慎中の芸人の処遇について話し合いが進められています。しかし気づいたら加藤浩次さん(極楽とんぼ)や松本人志さん(ダウンダウン)、はたまた明石家さんまさんや岡村隆史さん(ナインティナイン)などが積極的にコメント。当事者意識と呼ばれる人が増え続け、事態は膨れ上がるいっぽうです。いずれ収束する問題かとは思いつつも、どこに着地するのか未だにわからないこの問題。しかし視聴者として追いかけていると、なんだか不思議な“気持ち悪さ”を覚えてしまうのです。■すり替わった問題“気持ち悪さ”を感じる理由そもそも今回の問題は「反社会的勢力との関係」と「企業としてのコンプライアンス」。この2点が論点でした。スタートは反社会的勢力との問題だったのに、宮迫さんと田村さんの会見をキッカケにしてパワハラや経営問題など吉本の体制について批判が向けられることに。しかし視聴者としては解せないと思うことも多いでしょう。だってスタート時の反社会的勢力との関係について、今やほとんど触れられていないのですから。反社会的勢力の問題に多くの芸人さんが触れないのには、それなりの事情があるのでしょう。それを飲み込むほどの勢いで企業体制について話題となるのはそれだけ吉本という会社が昔ながらの体質で動いていた会社であり、それに不満だった人や今後を憂いている人が多かった証拠。彼らからすると“今だ”ということなのでしょう。ただそのやり方はどうなのか。そもそも“家族経営”といわれるなあなあな関係性が問題とされているように松本人志さんも加藤浩次さんも、抵抗勢力のように見える人たちの言い分も最終的には“俺について来い”的なノリを感じます。そしてメディアを通じて、それぞれが誰派かを求められるこの状況。正直、吉本がいう“家族経営”と似たような空気を感じずにはいられません。芸人というのは恩義なども関係する縦社会。ですからある程度は誰を慕い、誰についていくのかは大事なのでしょう。それでもこの不確かな段階で問われる誰派なのかみたいな空気は、ただただ気持ち悪い。スクールカーストや仲良しグループのような……そんな腹の探り合いの空気を、それもテレビやニュースで連日見せられるこの状況。みなさんはどう思いますか?■誰についていくのか、ではなく、法整備は検討しないのかそもそも今大事なのは誰について行くかではなく、芸能界という特殊な業界における人材育成や管理体制をどうするかという問題でしょう。大企業とはいえ、一企業の進退を朝から晩まで延々毎日流すこの日本ってなんと平和なのでしょう。まあそんな話にコメントしている私も平和なのですが……。早くコンプライアンスの問題が解決し、圧力や忖度などのないクリーンな芸能界になることを祈りたい。切にそう思うのでした。(文・イラスト:おおしまりえ)
2019年07月30日ロンドンブーツ1号2号の田村淳(45)が7月27日、文化放送のラジオ番組「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB」に生出演。吉本興業のお家騒動について語った。公正取引委員会は24日の定例記者会見で吉本興業が芸人と契約書を交わしていないことを問題視したが、淳は5年前から吉本に契約書の作成を主張していたという。さらに2年前からは労働基準監督署に相談したが、取り合ってもらえなかったことを告白。そのうえで「(公取委に)改善命令をもっと強めに行ってもらえたらガガガと動き出すでしょ。僕は公正取引委員会を全面的に支持します」と持論を展開した。いっぽう、吉本では所属芸人たちがギャラの割合についても議論が勃発している。岡本昭彦社長(52)は22日の会見で配分について「会社が『9対1』ではなく、平均で『5対5』か『6対4』」と話していたが、淳「この番組のギャラがどれくらい入って、自分にどれくらい入るのか、割合はここで必ず発表します」と宣言した。「淳さんは山本圭壱さん(51)率いる『軍団山本』の主力メンバー。かつて山本さんがクビになったことや自分の相方・田村亮(47)の闇営業に対する処分などで、吉本に不満を募らせているようです。もともと発言力がある淳さんがギャラ配分を暴露すれば、これまで以上にSNSで追随する芸人が出てきそうです」(芸能記者)淳の発言により、騒動の余波はさらに広がりを見せそうだ。
2019年07月28日吉本興業と反社会的勢力の関わり疑惑について7月23日、閣僚からも批判が相次いだ。同社の事業に公費が投入されているため、説明を求める声も上がっている。宮迫博之(49)と田村亮(47)は20日、会見で振り込め詐欺グループのパーティに参加した経緯を説明した。仲介したカラテカ・入江慎也(42)は「吉本の会社を通したイベントについてくれているスポンサーなのでそこは安心です」と話していたという。この「吉本公認イベントに詐欺グループのスポンサーがついていた」という発言を受け22日、同社の岡本昭彦社長は「事実ではない」とコメント。「イベントは吉本興業の制作ではなく、都内のイベント会社が主催した」と話し、「イベントのスポンサーの1つが特殊詐欺グループのフロント企業だった」と説明。また「当該イベントを主催したイベント会社が反社会的勢力でないことは確認していたが、その先まではチェックしていなかった」と述べていた。時事通信によるとそういった一連の流れについて23日、記者会見で柴山昌彦文部科学相(53)は「文化の健全な振興の観点からもガバナンス、コンプライアンスは極めて重要だ」と批判した。また吉本興業は官民ファンドの「クールジャパン機構」から資金を拠出されているため、平井卓也科学技術担当相(61)は「コンテンツ制作者として非常に有力な企業の一つであり、法令順守の徹底や説明責任を期待せざるを得ない」と発言した。吉本興業は「クールジャパン機構」から段階的に最大100億円の出資を受けて「Laugh&Peace_Mother」を展開し、教育事業に参入すると4月に発表した。同社の大崎洋会長は宮腰光寛沖縄担当相(68)によって、沖縄における在日米軍施設・区域の跡利用を促すための施設や機能を検討する私的な有識者懇談会「基地跡地の未来に関する懇談会」の委員に任命されたばかり。安倍晋三首相(64)が4月、吉本新喜劇に出演してG20の交通規制などに協力を呼びかけたのも記憶に新しい。しかし今回の件で吉本興業は、政府と連携していい企業なのかどうかと疑問の声が上がっている。宮迫と田村は岡本社長による「会見したら全員クビ」などの「パワハラ」発言を告発。岡本社長は支払うギャラについて「会社が9、タレントが1ということはない」「5:5か6:4です」と会見で説明したが、多くのタレントたちがSNSで反論していた。さらに24日には、吉本興業が所属タレントたちと契約書を交わしていないことについて公正取引委員会・山田昭典事務総長が「契約書面が存在しないということは、競争政策の観点から問題がある」と指摘。業務の発注を口頭で行うことや取引条件を具体的に明らかにしないことは「著しく低い対価での取引要請」などを誘発する原因になり得ると話した。反社会的グループとの関わりを問われるだけでなく、所属芸人との契約についても指摘が入った吉本興業。政府からの厳しい指摘に、ネットではこんな声が上がっている。《これだけコンプラに関して煩いのに、吉本だけは例外、なんていうダブスタはあり得ないな》《どんどん調べるべき。テレビ局との株の持ち合いについても調べるべき。吉本は吉本で政府から公金が流れてる企業だからよけいに。普通の芸能事務所とは違うから》しかしこれだけのことが明るみになる前から、政府は把握できなかったのだろうかという疑問も残る。たとえば給与体系の問題については、メディアを通して芸人たちもたびたび明かしてきていた。そのため閣僚サイドにも否定的な声が上がっている。《そもそも論に疑問が湧いてくる何故吉本が教育関連で政府から税金の配分を受ける?政府はそもそもキチンと身体検査したのか?》《安倍政権は、吉本と“なかよし”だったのでは?批判する前に自らを反省すべきです》
2019年07月25日反社会的勢力との闇営業問題に端を発した一連の騒動を受け、吉本興業ホールディングスは25日、経営アドバイザリー委員会の設置を発表した。同社は、「座長を川上和久氏(国際医療福祉大学教授)とする経営アドバイザリー委員会を設置することを決定いたしました」と報告。「お客様を第一とする理念」のもと、「反社会的勢力の排除のためのより盤石な体制構築」「すべてのタレントとのリレーションシップ強化の方策【タレントとの契約の在り方・マネジメント体制・悩み相談事・ギャランティに関する事などの諸課題】」「現行のコンプライアンス体制の検証とさらなる強化」「吉本興業グループ全社のガバナンス強化の方策」の4項目を掲げている。「今後本委員会の具体的な準備を進めてまいります」とし、来週中を目処に第1回委員会を開催する予定だという。
2019年07月25日所属する複数の芸人の闇営業問題や極楽とんぼ・加藤浩次(50)の退社騒動で揺れる吉本興業。問題は拡大し、所属芸人たちが“場外乱闘”を繰り広げる事態に発展している。友近(45)は7月23日、火曜レギュラーを務めるTBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に生出演。同日午前、ダウンタウンの松本人志(55)がツイッターで《寝不足芸人がいっぱいやろな~。でもプロ根性で乗り越えましょう。私達は生まれつきオモロイ》とつづったことについてこう違和感を語ったのだ。「松本さんが(22日の岡本社長の)会見を見て、これを書いたのなら『ちょっと松本さん待ってください』と思ってしまいますね」また清水圭(58)は22日のブログで18年前に岡本社長からどう喝されたことを明かし、「あれから18年。社長になっても岡本氏はなにも変わっていませんでした」などと批判した。すると清水の後輩にあたるお笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄(43)が23日、フジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」に生出演。そこで「18年前の話と今の話を同じようにするのは危険な気がします」と苦言を呈した。同社が揺れる中、所属の若手芸人たちからはSNSなどで不満の声が続々。会社を批判し始めた。そんな状況を見かねたのか、お笑い芸人の大平サブロー(63)が23日にMBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」でこう怒りをみせた。加藤については「腹くくったんやと思う」と評価。いっぽう、若手芸人たちに対して「コイツらふぜいで、これを言うかという発信がいっぱいある。これこそ言わしてもらうけど、気に入らんかったら辞めろ、お前ら」と通告した。このままだと、まだまだ“場外乱闘”は拡散の一途をたどりそうだ。
2019年07月24日