2024年1月に誕生した女の子の赤ちゃんの名前を大調査! 1月生まれは冬らしい漢字や読みの名前が増加していました。2024年1月生まれの女の子の赤ちゃん3,254名の名前から、女の子の漢字・よみの人気ランキングTOP10を紹介いたします。 <1月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:冬らしい漢字「柚」・「凛」・「柊」が人気1月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「結」、2位「花」、3位「乃」でした。注目の漢字は「柚」。「柚」は 12 月の季語でもある「柚湯」を連想する漢字で、名前ランキングTOP10でも5位に「柚葉」がランクインしました。2023年12月16位からさらにランクアップし、1月は14位を獲得しました。人気の名前 1 位でもあり、例年冬場に人気が高まる「凛」は、2023年12月45位から、1月は23位へと大きくランクアップ。「凛」を用いた名前は「凛」のほか、「凛桜(主なよみ:りお)」・「凛音(主なよみ:りお)」など35種類のバリエーションで65名の赤ちゃんに名付けられました。 また、男の子の名前ランキングでも人気の「柊」が、女の子の名前でも増加。2023年12月90位から、1月43位へと大幅にランクアップ。「柊」を用いた女の子の名前では、「柊花(主なよみ:しゅうか)」が44位にランクインしたほか、「柊里(主なよみ:しゅり)」・「柊翠(主なよみ:ひすい)」など22種類の名前で名付けられていました。 よみ:冬らしさを感じる名前に着目1月のよみランキングTOP3は、1位「えま」、2位「めい」、3位「ゆあ」でした。特筆すべきは雪景色をイメージさせるような「ましろ」。名前ランキングで首位を獲得した「茉白」のよみが、2023年12月の65位から、1月は23位へと大きくランクアップ。そして、「ゆずは」・「ゆず」・「ゆずき」など、TOP100圏内に「ゆず」がつく名前が3つもランクインしていることから、冬らしさを感じる名前の人気が高まったことが分かります。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年1月25日(木)調査件数:3,254件(女の子)※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2024年02月22日2024年1月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 2024年1月生まれの男の子の赤ちゃん3,353名の名前から、人気のよみランキングTOP10と、注目のよみを紹介します。1月は定番「と止めネーム」のほか、新年ならではの名前が人気に! <1月>男の子に人気のよみランキング「と止めネーム」が人気1月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「あおと」、2位「はると」、3位「みなと」と、止め字に「と」を使った「と止めネーム」が人気という結果となりました。8位には「ゆいと」もらんくインしており、1月は「と止めネーム」が4つもラインクインしていました。 「とうま」に注目注目は、1月よみランキング7位の「とうま」。冬生まれに増加する「冬」や「柊」を用いた「冬真」・「柊真」といった名前で多く用いられており、20種類のバリエーションで名付けられていました。 新年・1月らしいよみも増加また、新しい年が始まる1月に相応しい「あらた」が、2023年12月の88位から1月は45位に。旧暦で1月を意味する「睦月」のよみ「むつき」が2023年100位圏外から、1月は66位にランクアップしていました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年1月25日(木)調査件数:3,353件(男の子)※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2024年02月21日2024年1月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女どちらも寒さにまつわる名前が増加していました。また、レトロネームとジェンダーレスネーム人気も継続しています。2024年1月生まれの赤ちゃん6,607名の名前から、人気の名前ランキングTOP10を紹介いたします。 <1月生まれ>人気の名前ランキングTOP10 女の子の名前:「凛」が1位!「柚」が大人気!女の子の名前ランキングTOP3は、1位「茉白(主なよみ:ましろ)」・「凛(主なよみ:りん)」、3位「芽依(主なよみ:めい)」でした。「凛」は、2023年12 月に引き続き首位を獲得。年間名前ランキングで2位と人気の名前です。 12月の季語でもある「柚子湯」の「柚」を用いた名前も、引き続き人気。5位「柚葉(主なよみ:ゆずは)」をはじめ、「柚乃(主なよみ:ゆの)」・「柚月(主なよみ:ゆづき)」・「柚羽(主なよみ:ゆずは)」・「柚葵(主なよみ:ゆずき)」・「柚(主なよみ:ゆず)」・「柚花(主なよみ:ゆずか)」など、「柚」を用いた名前がTOP100圏内に7つもランクインしました。 また、古風で日本的な「レトロネーム」も近年大人気。貴族の楽器として親しまれ、高貴なイメージを受ける弦楽器「琴」を用いた「琴葉(主なよみ:ことは)」が2023年12月28位から、2024年1月は12位に。「琴音(主なよみ:ことね)」は2023年12月48位から、2024年1月は同じく12位へと大きくランクアップしました。 他にも、止め字に「葉」を用いた「葉止めネーム」も12月に引き続き注目です。5位「柚葉」をはじめ、12位「彩葉(主なよみ:いろは)」・「琴葉」、30位「結葉(主なよみ:ゆいは)」など、レトロネームの代表格であるTOP100圏内に5つランクインしました。 男の子の名前:ジェンダーレス×一文字ネームがトレンド!男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮(主なよみ:れん)」、2位「凪(主なよみ:なぎ)」、3位「律(主なよみ:りつ)」・「陽向(主なよみ:ひなた)」・「湊(主なよみ:みなと)」でした。「蓮」は、2023年の11月以来、3カ月連続で首位を獲得しています。 1月は人気の名前TOP10のうち7つの名前が「一文字ネーム」でした。近年、漢字一文字の名前がトレンドですが、さらに男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が好まれる傾向にあります。TOP3の名前のほか「柊」・「葵」・「澪」・「凛」といった「一文字ネーム」が、男女どちらにも名付けられており人気でした。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年1月25日(木)調査件数:6,607件(男の子:3,353件/女の子:3,254件)※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2024年02月19日2024年1月に生まれた3,353名の男の子の名前から、人気の「二音ネーム」よみランキングTOP10を紹介します。「二音ネーム」のなかでも、特に「ジェンダーレス」な名前が人気です。 1位りく2024年1月に最も多かった二音ネームは「りく」でした! 2022年の年間よみランキングでは2位、2023年は3位と、大人気の名前です。主に「陸」「凌久」「理玖」という漢字で名付けられていました。 「りく」は「大陸」を連想させ、広く雄大なイメージや、強い生命力を感じさせます。「広い心を持った男の子に育ってほしい」「スケールの大きな人生を歩んでほしい」といった願いが込められているようです。 2位れん2位は「れん」。2022年のよみランキングでは29位、2023年は19位と、年々順位を上げています。主に「蓮」「廉」「漣」といった漢字が用いられています。 「れん」という響きは、洗練された都会的な印象を与えます。また、「蓮」は泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。著名人では人気アイドルグループSnow Manの目黒蓮さんも同じ名前で活躍されています。 3位りと3位には「りと」というよみがランクインしました。2022年のよみランキングでは35位、2023年は22位で、近年注目の名前です。「莉斗」「理人」「璃斗」といった漢字が人気です。 ラ行で始まるみずみずしさと、と止めネームの安定感を組み合わせた、トレンド感のあるよみ。今後さらに人気が高まりそうな名前です。 3位そら同率で「そら」が3位にランクイン。2022年のよみランキングでは8位、2023年は7位と毎年大人気の名前で、女の子にも多く名付けられるジェンダーレスネームのひとつでもあります。男の子の名付けでは「蒼空」「空」「昊」といった漢字が人気です。 「そら」は頭上に広がる大きな空、美しい空を連想させ、伸びやかな印象を与える名前です。「健康に伸びのびと成長してほしい」という、パパ・ママの願いが感じられます。 5位りつ「りつ」というよみが5位にランクイン。2022年のよみランキングでは39位というランクでしたが、2023年は26位にランクアップ。2024年はさらに人気が出そうです。「律」「律月」「律都」といった漢字で名付けられています。 「律」は、おきてやさだめ、法則に従うことを表す漢字。そのため、まじめでしっかりとした人間性を感じさせます。また、「りつ」という響きはどこか凛々しく知的な印象です。 6位さく6位にランクインした「さく」は、2022年のよみランキング19位、2023年は18位と、近年安定した人気を誇る名前。「朔」「朔久」「朔空」といった漢字で実際に名づけられています。 「朔」は、月の最初の日を表す漢字。そのため「始まり」や「新たなスタート」を感じさせ、まさに新年の始まる1月生まれにぴったり。「さく」というよみも新鮮です。 7位あお7位は「あお」でした。2022年のよみランキングでは16位、2023年12位と、近年人気の二音ネームで、男女どちらにも名付けられるジェンダーレスネームでもあります。男の子では「碧」「蒼」「蒼央」といった漢字が人気です。 「蒼」という漢字は、草木が生い茂る様を表すもの。青々とした草木が茂るイメージは爽やかで、すくすくと健康に育ちそうな名前です。また「碧」は、自然の生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、「美しく輝く人生を歩めるように」という願いが込められていそうです。有名人では、プロサッカー選手の田中碧(たなか あお)選手が活躍しています。 8位はる8位は「はる」。2022年のよみランキングでは11位、2023年は13位と、毎年人気の名前。そしてこちらも女の子の名付けにも用いられるジェンダーレスネームの一つとなっています。男の子では「晴」「陽」「暖」といった漢字が人気です。 「はる」は「春」を連想させ、暖かく明るい陽気を連想させます。「心温かく、明るい人に育つように」という、パパ・ママの願いが込められているようです。 9位なぎ9位にランクインしたのは「なぎ」。2022年の年間よみランキングでは42位、2023年は30位と、少しずつ順位を上げています。また、「なぎ」は女の子の名付けでも人気のジェンダーレスネームです。「凪」「梛」「梛葵」といった漢字が用いられています。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。「穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いが感じられます。 9位そう2024年1月に人気だった二音ネーム10位にランクインしたのは「そう」でした。2022年のよみランキングでは51位、2023年は20位と、大きく順位を上げた名前です。「想」「颯」「蒼」といった漢字が用いられています。 「そう」という空気が抜けていくサ行の響きが、爽やかで潔いイメージに。名前を呼びやすい点も魅力です。 2024年1月生まれの男の子に人気の「二音ネーム」には、「そら」「あお」「はる」「なぎ」といったジェンダーレスネームが多くランクインしていました。また、「りく」「れん」「りと」「りつ」とラ行で始まる名前が上位を占めており、ラ行×ジェンダーレスがトレンドの傾向にあります。これからの名付けの参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年1月25日(木)調査件数:6,607件(男の子:3,353件/女の子:3,254件)
2024年02月18日近年、男の子の名付けは漢字一文字の「一文字ネーム」がトレンド。また、最近は男女どちらにも名付けられる「ジェンダーレスネーム」の人気が継続中です。今回は2024年1月に生まれた3,353名の男の子の名前から、人気の「一文字ネーム」ランキングTOP10を紹介します。 1位蓮(主なよみ:れん)2024年1月にもっとも多く名付けられた一文字ネームは「蓮」でした。12月の名前ランキングでも1位、2023年の年間ランキングでも1位と、近年大人気の名前です。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練された都会的な印象も与えます。著名人では人気アイドルグループSnow Manの目黒蓮さんも同じ名前で活躍されています。 2位凪(主なよみ:なぎ)2位にランクインしたのは「凪」。12月の名前ランキンで2位だったトレンドの名前です。2022年の名前ランキングでは13位、2023年は8位と、少しずつ順位を上げています。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。「穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いが感じられます。また、女の子の名前としても人気のあるジェンダーレスネームのひとつでもあります。 3位律(主なよみ:りつ)3位にランクインしたのは「律」。2022年の名前ランキングでは15位でしたが、2023年は9位とTOP10入りを果たしています。 「律」は掟や定め、法則に従うことを示す漢字。「真面目で誠実な人に育つように」という親御さんの願いも込められていそうですね。「りつ」という二音の響きも新鮮で、洗練された印象になります。サッカー日本代表選手の堂安律選手が、同名で活躍されています。 3位湊(主なよみ:みなと)同率で3位に入ったのは「湊」。2022年の名前ランキングでは7位、2023年は4位と、毎年名前ランキング上位に位置し、定番人気となっている名前です。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められていそうです。また、海を連想させることから、毎年夏生まれの男の子に特に多く名付けられています。 5位柊(主なよみ:しゅう)5位にランクインしたのは「柊」。2022年の名前ランキングでは36位、2023年は45位という順位でした。 「柊」は漢字のつくりに「冬」がつき、冬に花を咲かせるため、冬生まれの赤ちゃんの名前にぴったりです。「ひいらぎ」という常緑樹を指し、幹は小ぶりながらも強く頑丈で、古くから邪を祓う木として親しまれています。「不運から身を守り健やかに育つように」と、名付けに用いる親御さんも多いようです。 5位暖(主なよみ:はる、だん)同率で5位にランクインしたのは「暖」。2022年の名前ランキングで20位、2023年は11位と、年々人気が高まっています。女の子に名付けられることもあるジェンダーレスネームで、女の子は「はる」とよむことが多いようです。 「暖」は、「ぬくぬくとして暖かい」「豊かで不自由しない」という意味がある漢字。「だん」というよみは、力強さを感じる「濁音ネーム」のひとつです。 5位新(主なよみ:あらた、しん)さらに同率で5位にランクインしたのは「新」。前月は20位という順位でしたが、新しい年が始まる1月に多く名づけられる傾向にあります。 「新」は、始まりや新しい物事を表す漢字。「あらた」は明るくフレッシュな印象に、「しん」は潔く新鮮なイメージになります。 8位蒼(主なよみ:あお、そう)8位にランクインしたのは「蒼」。2022年の年間ランキングでは4位、2023年は6位と、根強い人気のある名前です。また、男女どちらの名付けにも用いられるジェンダーレスネームでもあります。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。2023年男の子漢字ランキングで7位に入っており、近年名付けに人気の漢字となっています。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。 8位旭(主なよみ:あさひ)同率で8位にランクインしたのは「旭」。2022年の名前ランキングでは38位、2023年は21位と、じわじわと人気を高めている注目の名前です。 「旭」は「朝日」を表し、力強く明るいイメージを与えます。また、きらきらと輝く様子も表し、輝かしい未来や希望を連想させます。 10位碧(主なよみ:あお、あおい)10位には「碧」がランクイン。2022年の名前ランキングでは1位、2023年は3位と、近年大人気の名前。また、人気のジェンダーレスネームでもあります。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 10位楓(主なよみ:かえで)さらに10位に入ったのは「楓」。2022年、2023年ともに年間名前ランキングでは45位でしたが、2024年はさらに人気が高まりそうです。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんに多く名付けられる傾向です。また、女の子の名付けにも人気で、ジェンダーレスネームのひとつでもあります。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 2024年1月生まれの男の子に人気の「一文字ネーム」ランキングTO10のなかに、「凪」「暖」「碧」「蒼」「楓」とジェンダーレスネームが多数ランクインしていました。「一文字」×「ジェンダーレス」の名付けの人気ぶりが止まりません! 今後も男の子の名付けでは、ジェンダーレスな一文字の名前が加速しそうです。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年1月25日(木)調査件数:6,607件(男の子:3,353件/女の子:3,254件)
2024年02月12日近年、赤ちゃんの名付けでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が大人気! なかでも漢字一文字の名前がトレンドです。今回は1月生まれの赤ちゃん6,607名の名前から、男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。 1位凛(主なよみ:りん)2024年1月に最も多く名付けられていたジェンダーレスネームは「凛」でした! 2023年女の子の名前ランキング2位だった「凛」。男の子の名前ランキングでは96位にランクインしており、かつては女の子の名前の印象がありましたが、今は男の子にも多く名付けられるようになってきています。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という親御さんの願いが感じられます。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。 1位楓(主なよみ:かえで)2位は「楓」。11月・12月とジェンダーレスネームランキングで1位に輝いており、根強い人気を誇ります。 楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんの名付けに人気です。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 3位凪(主なよみ:なぎ)3位に入ったのは「凪」。2023年の男の子の名前ランキングでは8位、女の子は24位と、年間を通して人気のジェンダーレスネームです。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしいという想いが感じられます。 4位翠(主なよみ:すい)4位には「翠」がランクイン。女の子の名前の年間ランキングでは、2021年は55位、2022年は19位と順位を上げ、2023年は3位に。女の子に名付けられることが多い名前ではありますが、最近では男の子にもじわじわと人気が出てきています。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 5位陽向(主なよみ:ひなた)5位に入ったのは「陽向」。こちらは特に男の子に多い名前ですが、最近では女の子にも用いられるように。今年の動向に注目されます。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。そして「ひなた」という響きから、お日様をイメージさせる温かい印象の名前に。明るい未来や希望も感じさせます。 6位澪(主なよみ:れい、みお)6位には「澪」がランクインしました。男の子は「れい」、女の子は「みお」というよみで名付けられることが多いようです。 「澪」は、水の流れや水路を表す漢字。みずみずしく爽やかなイメージです。男の子の「れい」というよみは洗練された印象に。女の子の「みお」という響きは可愛らしい印象を与えます。 6位律(主なよみ:りつ)同率で5位にランクインしたのは「律」。男の子の2023年名前ランキングでは9位に入っており、男の子に人気の名前ですが、少しずつ女の子にも名付けられているようです。 「律」には「掟」や「定め」といった意味があるほか、「旋律」といった言葉に用いられる「音程」という意味もあります。真面目な印象と、どこか芸術的な雰囲気も感じさせる名前です。 6位柊(主なよみ:しゅう)さらに同率で5位に「柊」がランクイン。赤い実をつけクリスマスを代表する植物のひとつでもある「柊」を用いた名前が、12月に引き続き1月も大人気でした。2022年の名前ランキングでは36位、2023年は47位でしたが、これからさらに人気が出そうな名前です。 「柊」は「ひいらぎ」という常緑樹。幹は小ぶりながらも強く頑丈で、古くから邪を祓う木として親しまれ、節分には柊鰯(ひいらぎいわし)を玄関に掲げる風習も。「不運から身を守り健やかに育つように」と、名付けに用いられることもあるようです。「柊」は漢字のつくりが「冬」になっており、冬生まれの季節感もありますね。 6位葵(主なよみ:あお、あおい)さらに同率で6位に「葵」がランクイン。男の子には「あお」、女の子には「あおい」というよみで名付けられることが多いようです。 「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせます。明るく元気に育つようにと、近年は男女ともに人気の漢字になっています。 10位蒼空(主なよみ:そら)10位に入ったのは「蒼空」。2023年男の子の年間名前ランキングでは12位にランクインしており、「蒼」という漢字は男の子の年間漢字ランキング7位にも入っています。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。そこに「空」を組み合わせることで、陸と空の青さを重ねたような、雄大で美しい名前になっています。 1月生まれの赤ちゃんに人気だった「ジェンダーレスネーム」TO10のうち、8つの名前が「一文字ネーム」という結果に! 「ジェンダーレス」×「一文字ネーム」の人気ぶりはまだまだ続きそうです。これからご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年1月25日(木)調査件数:6,607件(男の子:3,353件/女の子:3,254件)
2024年02月11日近年、赤ちゃんの名付けには「一文字ネーム」が大人気。一文字ネームランキングには、古風で和風な印象のある「レトロネーム」や、植物の漢字を用いた「ボタニカルネーム」が多くランクインしていました。3,254名の名前を調査した2024年1月生まれ女の子の名前ランキングより、人気の「一文字ネーム」ランキングTOP10を紹介します。 1位凛(主なよみ:りん)2024年1月生まれの女の子に最も人気だった一文字ネームは「凛」でした! 前月の名前ランキングでも1位、2023年の年間ランキングでは2位と、近年大人気の名前です。「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由です。 2位楓(主なよみ:かえで)2位にランクインしたのは「楓」。 楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれのお子さんの名付けに人気の名前です。また、男の子の名付けにも用いられることが多いジェンダーレスネームのひとつです。「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 3位澪(主なよみ:みお)3位にランクインしたのは「澪」でした。月間名前ランキングでは、12月19位でしたが、1月は8位にランクアップ。年間の名前ランキングでも毎年安定した人気を誇る名前です。 「澪」は、細い水路を表す漢字。みずみずしく爽やかな印象を与えます。「みお」という響きも人気愛らしく親しみやすいため、人気です。 4位紬(主なよみ:つむぎ)4位に入ったのは「紬」。年間名前ランキングで2022年は8位、2023年は4位と近年人気の高い名前です。「紬」はつむぎ糸で織った絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームです。 4位翠(主なよみ:すい)同率で4位にランクインしたのは「翠」。2022年名前ランキングでは19位でしたが、2023年には3位に大躍進しており、今年も引き続き注目度が高い名前です。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 6位葵(主なよみ:あおい、あお)6位は「葵」。2022年の名前ランキングでは3位、2023年は11位と、安定した人気のある名前です。また、男女ともに名付けられることの多いジェンダーレスネームのひとつでもあります。「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせることから名付けに人気。花の名前を用いたレトロネームです。 7位詩(主なよみ:うた)一文字ネーム7位は「詩」。12月の名前ランキングでは38位だったものの、1月は17位にランクアップ。「うた」という古典的なよみが魅力的なレトロネームのひとつです。「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった親御さんの願いが感じられます。 8位鈴(主なよみ:すず、りん)8位は「鈴」。前月の名前ランキングでは132位という順位でしたが、今月は20位に大幅ランクアップ。年間ランキングでも2022年の64位から、2023年は43位にランクアップしており、今年のランキングが注目されます。「すず」も「りん」も特徴のある響きで、可愛らしく華やかな印象になるレトロネームです。 9位結(主なよみ:ゆい)「結」が9位にランクイン。2022年の年間名前ランキングでは69位、2023年は46位と、少しずつ順位を上げている名前です。「結」には、「結ぶ」「物事をまとめる」「植物が実をつける」という意味があり、名付けに大人気。2023年の年間漢字ランキングでは、女の子で1位、男の子で19位と、男女ともに名付けに多く用いられています。 10位杏(主なよみ:あん)10位は「杏」。2022年の年間名前ランキングでは24位でしたが、2023年は19位とランクアップしており、今年のランキングに注目です。 「杏」は春先に淡いピンク色の花を咲かせ、初夏にオレンジ色のかわいらしい実がなる「あんず」を意味する漢字です。「あん」という響きも親しみやすく、可愛らしい印象に。同名では女優の杏さんが活躍されています。 女の子の「一文字ネーム」人気ランキングTOP10では「紬」「葵」「詩」「鈴」といった「レトロネーム」が多くランクインしていました。また、「楓」「葵」「杏」といった植物の漢字を用いた「ボタニカルネーム」も人気です。これからの名付けの参考にしてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年1月25日(木)調査件数:6,607件(男の子:3,353件/女の子:3,254件)
2024年02月10日近年、女の子の赤ちゃんの名付けでは、古風で日本的な雰囲気のある「レトロネーム」が大人気! レトロネームでは「葉止め」や「一文字」の名前が人気です。1月生まれの女の子3,254名の名前から、人気のレトロネームTOP10を紹介します。 1位六花(主なよみ:りっか)1月に最も人気だったレトロネームは「六花」でした! 12月にレトロネームランキングに初登場し9位でしたが、1月は堂々1位に。2023年の女の子の名前ランキングでは76位でしたが、今年はさらに人気が高まりそうです。 「六花」は雪を表し、雪の結晶が六角形で花のように美しいことからそう呼ばれるようになったそう。冬生まれの女の子にぴったりの名前です。同名では、女優の伊原六花さんが活躍されています。 2位柚葉(主なよみ:ゆずは)2位は「柚葉」。12月のレトロネームランキングで1位、1月は2位と、人気が高いレトロネームです。止め字に「葉」を用いた人気の「葉止めネーム」でもあります。 柚子は冬に旬を迎えることから、冬生まれの赤ちゃんの名付けに多く用いられる傾向があります。また、柚子は料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることもあるようです。 2位楓(主なよみ:かえで)同率で2位に「楓」がランクイン。こちらも11月・12月のレトロネームランキングで1位、1月は2位と、近年大人気のレトロネームです。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれのお子さんの名付けに人気です。「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 4位紬(主なよみ:つむぎ)4位に入ったのは「紬」。2023年の年間名前ランキングでは4位に入っている、近年大人気の名前です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。 5位紬希(主なよみ:つむぎ)5位にランクインしたのは「紬希」。4位「紬」と同じよみで、同じ「紬」という漢字を用いた名前がランクインしました。 「希」は細かい折り目の布を表し、その隙間がほとんどないことから、「まれ」であることを表します。唯一無二の存在であること、希望が叶う人生であることを感じさせる名前です。 5位彩葉(主なよみ:いろは)同率で5位に入ったのは「彩葉」。「柚葉」に続き、今人気の「葉止めネーム」がランクインしました。「いろは」という読みは、いろは歌を連想させ、古風な印象に。 「彩」は色を取り合わせた様子、彩りを表す漢字。「多彩な魅力を持った美しい子に育つように」と、女の子の名付けに人気です。そこに「葉」を組み合わせることで、豊かに色づく葉をイメージさせます。 5位琴葉(主なよみ:ことは)さらに同率で5位に入ったのは「琴葉」。こちらも「柚葉」「彩葉」に続き、「葉止めネーム」がランクイン。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。そこに「葉」という漢字を組み合わせることで、みずみずしい雰囲気も感じさせます。 5位葵(主なよみ:あおい)もうひとつ5位にランクインした名前が「葵」。レトロネームとしても人気ですが、男女どちらの名付けにも用いられるジェンダーレスネームとしても知られています。 「葵」は、アオイ科の植物のこと。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせることから、明るく元気にすくすくと育つようにという親御さんの願いが感じられます。同名では、女優の森川葵さんが活躍されています。 9位詩(主なよみ:うた)9位にランクインしたのは「詩」でした。2023年の女の子の名前ランキングでは13位に入っており、近年人気が高まっています。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 10位鈴(主なよみ:すず)10位には「鈴」がランクイン。2022年の女の子の名前ランキングでは64位、2023年のは43位と徐々に順位を上げており、今年の今後の動向が注目されます。 可愛らしい音を鳴らす「鈴」を名前に用いることで、華やかで愛らしい印象の名前に。「すず」という響きも特徴的で、親しみやすい印象に。 2024年1月に名付けられた女の子のレトロネームTOP10は、「葉」を用いた名前が3つ ランクインしていたほか、「楓」「紬」「葵」「詩」「鈴」と、漢字一文字の名前が多くランクインしていました。レトロ×一文字の名前がこれからのトレンドになるのでしょうか?! 今後のランキングに注目です。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年1月25日(木)調査件数:6,607件(男の子:3,353件/女の子:3,254件)
2024年02月08日近年、男の子の名付けは漢字一文字の「一文字ネーム」がトレンドです。また、男女の性差を感じさせず、男女どちらにも名付けられる「ジェンダーレスネーム」が多いのも近年の傾向。今回は2023年12月に生まれた3,569名の男の子の名前から、人気の「一文字ネーム」ランキングTOP10を紹介します。 1位蓮(主なよみ:れん)2023年12月にもっとも多く名付けられた一文字ネームは「蓮」でした。2022年の名前ランキングでは3位、2023年は1位と、近年大人気の名前です。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練された都会的な印象も与えます。著名人では人気アイドルグループSnow Manの目黒蓮さんも同じ名前で活躍されています。 2位凪(主なよみ:なぎ)2位にランクインしたのは「凪」。2022年の名前ランキングでは13位、2023年は8位と、少しずつ順位を上げています。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。「穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いが感じられます。また、女の子の名前ランキングにも入っているジェンダーレスネームのひとつでもあります。 3位湊(主なよみ:みなと)3位に入ったのは「湊」。2022年の名前ランキングでは7位、2023年は4位と、毎年名前ランキング上位に位置し、定番人気となっている名前です。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められていそうです。また、海を連想させることから、毎年夏生まれの男の子に特に多く名付けられています。 4位楓(主なよみ:かえで)4位に入ったのは「楓」。2022年、2023年ともに年間名前ランキングでは45位でしたが、2024年はさらに人気が高まりそうです。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんに多く名付けられる傾向です。また、女の子の名付けにも人気で、ジェンダーレスネームのひとつでもあります。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 5位碧(主なよみ:あお、あおい)5位にランクインしたのは「碧」でした。2022年の名前ランキングでは1位、2023年は3位と、近年大人気の名前。また、「碧」も人気のジェンダーレスネームです。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 5位樹(主なよみ:いつき)同率で5位に入ったのは「樹」という名前。2022年の名前ランキングでは15位、2023年は14位と、毎年安定した人気を誇る名前です。「樹」はその字の通り「生えている木」を意味する漢字。「大樹」「樹木」「樹林」など生命力あふれる木々をイメージさせます。 7位柊(主なよみ:しゅう)7位にランクインしたのは「柊」。男の子の名前では、赤い実をつけクリスマスを代表する植物のひとつでもある「柊(ひいらぎ)」を用いた名前が、11月に引き続き12月も大人気でした。2022年の名前ランキングでは36位、2023年は45位という順位でしたが、これからさらに人気が出そうな名前です。 「柊」は「ひいらぎ」という常緑樹。幹は小ぶりながらも強く頑丈で、古くから邪を祓う木として親しまれています。「不運から身を守り健やかに育つように」と、名付けに用いられるようです。 7位暖(主なよみ:はる、だん)同率で7位にランクインしたのは「暖」。2022年の名前ランキングで20位、2023年は11位と、年々人気が高まっています。女の子に名付けられることもあるジェンダーレスネームで、女の子は「はる」とよむことが多いようです。 「暖」は、「ぬくぬくとして暖かい」「豊かで不自由しない」という意味がある漢字。「だん」というよみは、力強さを感じる「濁音ネーム」のひとつです。 9位律(主なよみ:りつ)9位にランクインしたのは「律」。2022年の名前ランキングでは15位でしたが、2023年は9位とTOP10入りを果たしています。 「律」は掟や定め、法則に従うことを示す漢字。「真面目で誠実な人に育つように」という親御さんの願いも込められていそうですね。「りつ」という二音の響きも新鮮で、洗練された印象になります。サッカー日本代表選手の堂安律さんが、同名で活躍されています。 9位蒼(主なよみ:あお、あおい、そう)同率で9位に「蒼」がランクイン。2022年の名前ランキングでは4位、2023年は6位と、毎年TOP10入りの大人気ネーム。また、男女どちらにも人気のあるジェンダーレスネームのひとつです。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。ア行が続く「あお」という響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。 9位旭(主なよみ:あさひ)さらに同率で9位にランクインしたのは「旭」。2022年の名前ランキングでは38位、2023年は21位と、じわじわと人気を高めている注目の名前です。 「旭」は「朝日」を表し、力強く明るいイメージを与えます。また、きらきらと輝く様子も表し、輝かしい未来や希望を連想させます。 2023年12月生まれの男の子に人気の「一文字ネーム」ランキングTO10のなかに、「凪」「楓」「碧」「暖」「蒼」とジェンダーレスネームが多数ランクイン。「一文字」×「ジェンダーレス」の名付けの人気ぶりはまだまだ継続中! これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年12月1日(金)〜2023年12月25日(月)調査件数:7,320件(男の子:3,751 件/女の子:3,569件)
2024年02月02日近年、女の子の名前のよみは二音の音から成る「二音ネーム」が大人気! 二音ネームは呼びやすく、響きがかわいいのが特長です。2023年12月に誕生した女の子の赤ちゃん3,569名の名前から、特に人気だった「二音ネーム」のよみランキングTOP10を紹介します。 1位えま2023年12月に生まれた女の子で最も多かった二音ネームのよみは「えま」でした! 2021年から3年連続でよみランキング1位に輝いている、大人気のトレンドネームです。「咲茉」「愛茉」「依茉」など、「茉」という漢字が多く用いられています。 「えま」という響きは、外国でも「Emma」としてよく名付けられる人気の名前です。将来ワールドワイドに活躍してほしいと願って、この名前をつけるパパ・ママも多いようです。 2位さな2位にランクインしたのは、「さな」。2022年の年間ランキングでは4位、2023年は3位にランクインしており、年々人気が高まっている二音ネームです。「紗奈」「紗菜」「咲那」といった漢字で名づけられています。 爽やかで上品な印象を与える「サ」の音に、明るくあたたかみのある「ナ」の音を組み合わせることで、魅力的な女の子をイメージさせます。有名人では、韓国のアイドルグループTWICEのサナさんが同じよみで活躍されています。 3位ゆい3位にランクインしたのは、「ゆい」でした。2022年のよみランキングでは7位、2023年は6位と、毎年根強い人気を誇る名前です。「結衣」「結」「唯」という漢字が特に人気のようです。 ヤ行で始まる名前は、優雅で気品ある印象に。「ゆい」という響きが、かわいらしく親しみやすい印象も与えます。有名人では、女優の新垣結衣さんなどが同じよみで活躍されています。 4位りん「りん」が4位にランクイン。2022年のよみランキングでは12位、2023年は10位と徐々に順位を上げている人気のよみです。「凛」「凜」「鈴」といった漢字が用いられていました(※)。 「りん」という響きが可愛らしく、親しみやすさを感じさせる一方、「凛・凜」という漢字は凛々しく引き締まった様子、力強い様子を表します。そのため、自立したかっこいい女性もイメージさせます。 5位みお「みお」が5位にランクイン。2022年のよみランキングでは2位、2023年は4位と、2年連続でTO5入りを果たしている大人気のよみです。「澪」「美桜」「美緒」といった漢字が人気でした。 マ行で始まる名前は、やさしくあたたかみのある印象に。癒し系の女の子をイメージさせます。有名人では、女優の今田美桜さんが同じよみで活躍されています。 5位ひな同率で5位にランクインしたのは「ひな」。2022年のよみランキングでは17位、2023年は18位にランクインしていたよみです。「陽菜」「陽奈」「日菜」といった漢字が多く用いられています。 「ひな」というよみは「雛」を連想させ、愛らしく親しみやすい印象に。また、「陽」や「日」といった漢字が多く用いられていることで、明るく健やかなイメージも与えます。 5位さらさらに同率で5位に入ったのが「さら」。2022年のよみランキングでは20位、2023年は21位という順位でした。「紗良」「咲良」という漢字のほか、「さら」とひらがなで名付けられることも多いようです。 サ行で始まる爽やかさや上品さに加え、「さら」という響きが流れるようなしなやかさを感じさせます。女子スキージャンプの高梨沙羅選手が同じよみで活躍されています。 8位ゆあ8位は「ゆあ」。2022年のよみランキングは14位、2023年は11位と、年々ランクを上げている注目のよみです。「結愛」「結葵」「結彩」といった漢字が用いられています。 やさしく優雅な印象を与える「ゆ」に、開放感のある「あ」を組み合わせることで、華やかで可愛らしい二音ネームに。女優として活躍されている新川優愛さんが同じよみです。 8位いと9位にランクインした「いと」。2022年のよみランキングは30位、2023年では27位と、これからさらに人気が出そうなよみです。「依采」「絃」「衣都」など様々なバリエーションの感じで名付けられていました。 「いと」という響きが「糸」を連想させ、繊細で古風なイメージに。また、糸は何かを紡いだりつなげたりすることから、「人とのつながりを大切にしてほしい」といった願いが込められていることも多いようです。 10位すい「すい」が、12月の二音ネーム10位にランクインしました。2022年は48位でしたが2023年では19位と、昨年人気が急上昇したよみです。「翠」「澄依」「翠衣」といった漢字で名付けられています。 「すい」という響きが、洗練された上品な印象を与えます。また、「翠」は美しい緑色を表す漢字であることから、神秘的な雰囲気も感じさせます、 2023年12生まれの女の子に人気だった二音ネームのよみは、「えま」「さな」「ゆい」「りん」「みお」などのランキング常連のよみが上位を占める一方で、「いと」「すい」といった昨年増加した注目のよみもランクインしていました。これからの名付けの参考にしてみてくださいね。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年12月1日(金)〜2023年12月25日(月)調査件数:7,320件(男の子:3,751 件/女の子:3,569件)
2024年02月01日2023年12月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女どちらも冬らしい漢字を用いた名前が増加していました。また、大谷翔平選手の名前の漢字が、人気の漢字1位に!2023年12月生まれの男の子の赤ちゃん3,751名の名前から、名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を紹介します。 < 12月生まれ >男の子に人気の名前ランキングTOP10 男の子1位 蓮 (主なよみ:れん)2位 結翔(主なよみ:ゆいと)3位 陽翔(主なよみ:はると)4位 凪 (主なよみ:なぎ)5位 湊 (主なよみ:みなと)6位 湊斗(主なよみ:みなと)6位 楓真(主なよみ:ふうま)6位 楓 (主なよみ:かえで)9位 碧 (主なよみ:あお)9位 蒼大(主なよみ:そうた)9位 蒼空(主なよみ:そら)9位 樹 (主なよみ:いつき) 【男の子】冬らしい季節感のある名前が増加男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮(主なよみ:れん)」、2位「結翔(主なよみ:ゆいと)」、3位「陽翔(主なよみ:はると)」でした。2023年の年間ランキング首位である「蓮(主なよみ:れん)」が11月に引き続き首位を獲得。 男の子の名前では、赤い実をつけクリスマスを代表する植物の1つでもある「柊(ひいらぎ)」を用いた名前が、11月に引き続き12月も大人気でした。「柊(主なよみ:しゅう)」は11月42位から12月13位へ大きくランクアップ。「柊真(主なよみ:とうま)」は11月55位から12月30位、「柊斗(主なよみ:しゅうと)」は11月100位圏外から12月55位、そのほか「柊太(主なよみ:しゅうた)」や「柊吾(主なよみ:しゅうご)」などの名前もランクアップしていました。 他にも、「紅葉ネーム」の代表格の漢字「楓」を用いた名前が11月に引き続き12月も人気。6位に「楓真(主なよみ:ふうま)」・「楓(主なよみ:かえで)」とTOP10内に2つもランクインしたほか、33のバリエーションで74名に名付けられていました。 また、TOP10には自然を感じさせる「ネイチャーネーム」が多数ランクイン。波がなく穏やかな海の様子を表す「凪」(4位)、船や人が集まる場所を意味する「湊」(5位湊、6位湊斗)、紅葉が色鮮やかに色づく様子を思い浮かべる「楓」(6位楓・楓真)、草木が青々と茂る様子を連想する「蒼」(9位蒼大、蒼空)、のびやかに育つ樹木を意味する「樹」(9位)を用いた名前が8つもランクインしています。 <12月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:大谷翔平選手の「翔」が圧倒的人気!12月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「斗」、3位は「陽」でした。「翔」という漢字は、2022年12月以来13カ月連続首位をキープしている圧倒的人気の漢字です。 二刀流で活躍し、日本人史上初(アジア人史上初)の2回目のシーズンMVPを受賞した大谷翔平選手の名前にも使われていることから、今後もますます人気は継続しそう。12月には3,751名の男の子の中で189名の名付けに用いられました。 注目の漢字は9位にランクインした「柊」。10月100位以下の圏外でしたが、11月は34位、12月は9位へと寒くなるにつれて大きく順位を上げて、多く名付けられています。また、「冬」も11月100位以下の圏外から12月は59位へと大幅にランクアップ。漢字のつくりが「冬」になっている「柊」や「冬」など、季節感あふれる漢字が多く用いられていました。 よみ:「と止めネーム」も人気12月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「そうた」、3位「みなと」でした。「はると」は11月に引き続き首位を獲得。年間ランキングでも2018年以降6年連続首位を獲得している、今最も人気のよみとなっています。 男の子らしい印象になる「と止めネーム」が上位に集中。「はると」、「みなと」のほか、4位「ゆいと」、5位「あおと」などが人気です。一方、男女どちらにも名付けられ、性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」も人気。6位「そら」、10位「あさひ」・「あお」、12位「いつき」、13位「ひなた」、14位「りつ」など上位に多数ランクインしています。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年12月1日(金)〜2023年12月25日(月)調査件数:3,751 件(男の子)※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2024年01月27日2023年12月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女どちらも冬らしい漢字を用いた名前が増加していました。2023年12月生まれの女の子の赤ちゃん3,569名の名前から、女の子の名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を紹介いたします。 < 12月生まれ >女の子に人気の名前ランキングTOP10 女の子1位 凛 (主なよみ:りん)2位 陽菜(主なよみ:ひな)2位 陽葵(主なよみ:ひまり)2位 翠 (主なよみ:すい)5位 柚葉(主なよみ:ゆずは)5位 楓 (主なよみ:かえで)5位 彩葉(主なよみ:いろは)5位 結菜(主なよみ:ゆいな)9位 紬希(主なよみ:つむぎ)9位 紬 (主なよみ:つむぎ)9位 杏 (主なよみ:あん) 冬らしい名前が増加冬の寒さが身にしみる12月。12月は冬至に柚湯に浸かる風習があり、「柚湯」は12月の季語でもあります。 女の子の名前では、12月には「柚」を用いた「柚ネーム」が多く名付けられました。「柚葉(主なよみ:ゆずは)」は11月13位から5位へ、「柚希(主なよみ:ゆずき)」は11月73位から12月19位、「柚乃(主なよみ:ゆの)」は11月73位から12月28位へ、そのほか「柚月(主なよみ:ゆづき)」、「柚羽(主なよみ:ゆずは)」、「柚花(主なよみ:ゆずか)」、「柚凪(主なよみ:ゆずな)」など、多くの「柚ネーム」がランクアップしていました。 女の子の名前:「レトロネーム」が大人気!女の子の名前ランキングTOP3は、1位「凛(主なよみ:りん)」、2位「陽菜(主なよみ:ひな)」・「陽葵(主なよみ:ひまり)」・「翠(主なよみ:すい)」でした。「凛(主なよみ:りん)」は、2023年の年間ランキングで2位にランクインした人気の名前で、2023年8月以来4カ月ぶりに首位を獲得しました。 女の子の名付けでは近年、古風で日本的な「レトロネーム」が大人気です。特に注目の名前は、11月100位圏外から12月は17位へと大きくランクアップした「六花(主なよみ:りっか)」。「六花」は雪の別名で、雪の結晶が六角形で花のように美しいことが由来です。冬生まれにぴったりの名前ですね。また、「レトロネーム」の代表格、止め字に「葉」を用いた「葉止めネーム」も人気。5位「彩葉(主なよみ:いろは)」・「柚葉」のほか、「絃葉(主なよみ:いとは)」、「乙葉(主なよみ:おとは)」、「詩葉(主なよみ:うたは)」、「涼葉(主なよみ:すずは)」などTOP100に7つの名前がランクイン。46種類の名前で、114名に名付けられていました。 <12月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:人気漢字1位はレトロネームで大人気の「花」!12月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「花」、2位「乃」、3位「菜」でした。2023年の年間ランキング4位の「花」は、11月5位からランクアップして首位を獲得。雪の別名でもある「六花」という名前が多く名付けられたことから、増加したのかもしれません。 男の子の名づけでも人気のあったクリスマスを代表する植物でもある「柊」が100位圏外から90位に、「冬」も100位圏外から97位にランクアップしており、季節感のある漢字を使った名前が増加していました。 よみ:「小春日和」にちなんだ「こはる」に着目12月のよみランキングTOP3は、1位「えま」、2位「つむぎ」、3位「ふうか」・「さな」となり、11月TOP3と同じよみが揃いました。12月に大きく順位を上げTOP10入りした「こはる」は、10月22位、11月18位、12月は7位へと寒さが厳しくなるにつれ、多く名付けられる傾向に。「こはる」から連想される「小春日和」という言葉は、晩秋から初冬の時期の穏やかな晴天を指し、特に冬の時期に多く名づけられているようです。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年12月1日(金)〜2023年12月25日(月)調査件数:3,569件(女の子)※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2024年01月26日2023年12月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女どちらも冬らしい漢字を用いた名前が増加していました。2023年12月生まれの赤ちゃん7,320名の名前から、名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を紹介いたします。 < 12月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位 凛 (主なよみ:りん)2位 陽菜(主なよみ:ひな)2位 陽葵(主なよみ:ひまり)2位 翠 (主なよみ:すい)5位 柚葉(主なよみ:ゆずは)5位 楓 (主なよみ:かえで)5位 彩葉(主なよみ:いろは)5位 結菜(主なよみ:ゆいな)9位 紬希(主なよみ:つむぎ)9位 紬 (主なよみ:つむぎ)9位 杏 (主なよみ:あん 男の子1位 蓮 (主なよみ:れん)2位 結翔(主なよみ:ゆいと)3位 陽翔(主なよみ:はると)4位 凪 (主なよみ:なぎ)5位 湊 (主なよみ:みなと)6位 湊斗(主なよみ:みなと)6位 楓真(主なよみ:ふうま)6位 楓 (主なよみ:かえで)9位 碧 (主なよみ:あお)9位 蒼大(主なよみ:そうた)9位 蒼空(主なよみ:そら)9位 樹 (主なよみ:いつき) 寒さが厳しい季節。男女ともに冬らしい名前が増加冬の寒さが身にしみる12月。12月は冬至に柚湯に浸かる風習があり、「柚湯」は12月の季語でもあります。女の子の名前では、12月には「柚」を用いた「柚ネーム」が多く名づけられました。 「柚葉(主なよみ:ゆずは)」は11月13位から5位へ、「柚希(主なよみ:ゆずき)」は11月73位から12月19位、「柚乃(主なよみ:ゆの)」は11月73位から12月28位へ、そのほか「柚月(主なよみ:ゆづき)」、「柚羽(主なよみ:ゆずは)」、「柚花(主なよみ:ゆずか)」、「柚凪(主なよみ:ゆずな)」など、多くの「柚ネーム」がランクアップしていました。 また、男の子の名前では、赤い実をつけクリスマスを代表する植物の1つでもある「柊(ひいらぎ)」を用いた名前が、11月に引き続き12月も大人気でした。「柊(主なよみ:しゅう)」は11月42位から12月13位へ大きくランクアップ。「柊真(主なよみ:とうま)」は11月55位から12月30位、「柊斗(主なよみ:しゅうと)」は11月100位圏外から12月55位、そのほか「柊太(主なよみ:しゅうた)」や「柊吾(主なよみ:しゅうご)」などの名前もランクアップしていました。 他にも、「紅葉ネーム」の代表格の漢字「楓」を用いた名前が11月に引き続き12月も人気。6位に「楓真(主なよみ:ふうま)」・「楓(主なよみ:かえで)」とTOP10内に2つもランクインしたほか、33のバリエーションで74名に名付けられていました。 女の子の名前:「レトロネーム」が大人気!女の子の名前ランキングTOP3は、1位「凛(主なよみ:りん)」、2位「陽菜(主なよみ:ひな)」・「陽葵(主なよみ:ひまり)」・「翠(主なよみ:すい)」でした。「凛(主なよみ:りん)」は、2023年の年間ランキングで2位にランクインした人気の名前で、2023年8月以来4カ月ぶりに首位を獲得しました。 女の子の名付けでは近年、古風で日本的な「レトロネーム」が大人気です。特に注目の名前は、11月100位圏外から12月は17位へと大きくランクアップした「六花(主なよみ:りっか)」。「六花」は雪の別名で、雪の結晶が六角形で花のように美しいことが由来です。冬生まれにぴったりの名前ですね。また、「レトロネーム」の代表格、止め字に「葉」を用いた「葉止めネーム」も人気。5位「彩葉(主なよみ:いろは)」・「柚葉」のほか、「絃葉(主なよみ:いとは)」、「乙葉(主なよみ:おとは)」、「詩葉(主なよみ:うたは)」、「涼葉(主なよみ:すずは)」などTOP100に7つの名前がランクイン。46種類の名前で、114名に名付けられていました。 男の子の名前:冬らしい「柊」に注目男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮(主なよみ:れん)」、2位「結翔(主なよみ:ゆいと)」、3位「陽翔(主なよみ:はると)」でした。2023年の年間ランキング首位である「蓮(主なよみ:れん)」が11月に引き続き首位を獲得。 また、TOP10には自然を感じさせる「ネイチャーネーム」が多数ランクイン。波がなく穏やかな海の様子を表す「凪」(4位)、船や人が集まる場所を意味する「湊」(5位湊、6位湊斗)、紅葉が色鮮やかに色づく様子を思い浮かべる「楓」(6位楓・楓真)、草木が青々と茂る様子を連想する「蒼」(9位蒼大、蒼空)、のびやかに育つ樹木を意味する「樹」(9位)を用いた名前が8つもランクインしています。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年12月1日(金)〜2023年12月25日(月)調査件数:7,320件(男の子:3,751 件/女の子:3,569件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2024年01月23日近年、赤ちゃんの名付けでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が大人気! 特に一文字の名前や、自然にちなんだ漢字を用いた名付けが人気となっています。今回は12月生まれの赤ちゃん7,320名の名前から、男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。 1位楓(主なよみ:かえで)2023年12月に最も多く名づけられていたジェンダーレスネームは、11月に続き「楓」でした! 楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんの名付けに人気です。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 2位蓮(主なよみ:れん)2位には「蓮」がランクイン。2023年の男の子の名前ランキング1位に輝いており、特に男の子の名前として人気の名前です。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練された都会的な印象も与えます。 3位凪(主なよみ:なぎ)3位に入ったのは「凪」。2023年の男の子の名前ランキングでは8位、女の子は24位と、年間を通して人気のジェンダーレスネームです。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしいという想いが感じられます。 4位凛(主なよみ:りん)4位は「凛」。2023年女の子の名前ランキング2位だった「凛」。男の子の名前ランキングでは96位にランクインしており、かつては女の子の名前の印象がありましたが、今は男の子にも多く名付けられるようになってきています。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という親御さんの願いが感じられます。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。 5位陽葵(主なよみ:ひなた、はるき、ひまり)5位は「陽葵」。同じ名前ですが男の子は「ひなた」・「はるき」、女の子は「ひまり」と主なよみに違いが見られました。2023年の年間名前ランキングでは、女の子に人気の名前1位に輝いています。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 5位翠(主なよみ:すい)同率で5位にランクインしたのは「翠」。女の子の名前の年間ランキングでは、2020年は100位以下の圏外でしたが、2021年は55位、2022年は19位に大きく順位を上げ、今年なんと3位となりました。最近では男の子にもじわじわと人気が出てきています。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 7位碧(主なよみ:あお、あおい)7位にランクインしたのは「碧」。男女ともに「あお」・「あおい」というよみで名付けられることが多いようです。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 8位紬(主なよみ:つむぎ)8位には「紬」がランクイン。女の子の名前ランキングではここ数年上位にランクインしている「紬」ですが、最近は男の子にも多く名付けられています。 「紬」はつむぎ糸で織った絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームの一つでもあります。 8位葵(主なよみ:あおい)同率で8位に「葵」がランクイン。5位の「陽葵」に続き、「葵」という漢字を用いた名前です。 「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせます。明るく元気に育つようにと、近年は男女ともに人気の漢字になっています。 10位朝陽(主なよみ:あさひ)10位に入ったのは「朝陽」。2023年男の子の年間名前ランキングでは10位にランクインしている「朝陽」ですが、女の子でもじわじわと人気が高まっています。 「太陽」の「陽」に「朝」を組み合わせることで、爽やかでやさしい陽射しを連想させます。また、新たなスタートや希望を感じさせる名前です。 10位蒼空(主なよみ:そら)同率で10位に入ったのは「蒼空」。2023年男の子の年間名前ランキングでは12位にランクインしており、「蒼」という漢字は男の子の年間漢字ランキング7位にも入っています。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。そこに「空」を組み合わせることで、陸と空の青さを重ねたような、雄大で美しい名前になっています。 10位結月(主なよみ:ゆづき)さらに同率で「結月」が10位にランクイン。月が美しく見える秋以降、「月」を用いた名前が人気になる傾向にあります。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 10位旭(主なよみ:あさひ)続いて「旭」も同率で10位にランクイン。「朝陽」に続き「あさひ」とよむ名前がランクイン。 「旭」は「朝日」を指し、きらきらと輝いて明るい様子を表します。「運が開ける」という意味もあり、希望を感じさせる名前です。 12月生まれの赤ちゃんに人気だった「ジェンダーレスネーム」TO10のうち、8つが「一文字ネーム」という結果に。また、「楓」「葵」「陽」「空」「月」など、自然にちなんだ漢字が多く用いられているのも印象的でした。これからご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年12月1日(金)〜2023年12月25日(月)調査件数:7,320件(男の子:3,751 件/女の子:3,569件)
2024年01月17日女の子の赤ちゃんの名付けでは、古風で日本的な名前「レトロネーム」が大人気! 自然を感じさせる漢字を用いるのがトレンドです。12月生まれの女の子3,569名の名前から、人気のレトロネームTOP10を紹介します。 1位楓(主なよみ:かえで)12月に最も人気だったレトロネームは「楓」・「柚葉」・「彩葉」でした! こちらは11月のレトロネームランキングでも1位に輝いています。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれのお子さんの名付けに人気の名前です。「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 1位柚葉(主なよみ:ゆずは)同率で1位に入ったのは「柚葉」。11月レトロネームランキング5位からランクアップし、12月に堂々1位に。止め字に「葉」を用いた、今人気のレトロネームの一つです。 柚子は冬に旬を迎えることから、冬生まれの赤ちゃんの名付けに多く用いられる傾向があります。また、柚子は料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることもあるようです。 1位彩葉(主なよみ:いろは)さらに同率で「彩葉」が1位という結果に。「柚葉」に続き、今人気の「葉止めネーム」がランクイン。「いろは」という読みは、いろは歌を連想させ、古風な印象に。 「彩」は色を取り合わせた様子、彩りを表す漢字。「多彩な魅力を持った美しい子に育つように」と、女の子の名付けに人気です。そこに「葉」を組み合わせることで、豊かに色づく葉をイメージさせます。 4位紬希(主なよみ:つむぎ)4位にランクインしたのは「紬希」。11月のレトロネームランキングではランク外でしたが、12月に大きくランクアップしました。 「希」は細かい折り目の布を表し、その隙間がほとんどないことから、「まれ」であることを表します。唯一無二の存在であること、希望が叶う人生であることを感じさせる名前です。 4位紬(主なよみ:つむぎ)同率で4位に入ったのは「紬」。「紬希」と同じ「紬」という漢字を用いた、同じよみの名前がランクインしました。2023年年間名前ランキングでは4位に入っている大人気の名前です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。 6位美月(主なよみ:みづき)「美月」が6位にランクイン。11月のレトロネームランキングでも7位にランクインしており、安定した人気のある名前です。 やさしい光を放つ「月」に「美」を組み合わせることで、神秘的な印象の名前に。秋から冬は空気が澄んで夜空が鮮明に見えることから、「月」という漢字を用いた名前が人気になる傾向です。 6位葵(主なよみ:あおい)同率で6位にランクインしたのは「葵」。レトロネームとしても人気ですが、男女どちらの名付けにも用いられるジェンダーレスネームとしても知られています。 「葵」は、アオイ科の植物のこと。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせることから、明るく元気にすくすくと育つようにという親御さんの願いが感じられます。 8位結月(主なよみ:ゆづき)8位には「結月」がランクインしました。 6位の「美月」に続き、「月」を用いた名前です。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 9位六花(主なよみ:りっか)9位にランクインしたのは「六花」。レトロネームランキング初登場の名前です。 「六花」は雪を表し、雪の結晶が六角形で花のように美しいことからそう呼ばれるようになったそう。冬生まれの女の子にぴったりの名前で、今後のランキングも注目されます。 9位絃葉(主なよみ:いとは)10位には「絃葉」がランクイン。こちらもレトロネームランキングに初めてランクインしました。1位の「柚葉」「彩葉」に続く、「葉止めネーム」となっています。 「絃」は楽器に張った糸を表します。「絃」が持つ音楽のイメージ、「葉」が持つ植物のイメージが組み合わさり、美しく繊細な印象の名前です。 2023年12月に名付けられた女の子のレトロネームTOP10は、「葉」を用いた名前が3つ、「月」を用いた名前が2つランクインしていました。レトロ×ボタニカルな名前が人気の傾向です。また、「六花」や「絃葉」など新たにランクインした名前も。これからの名付けの参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年12月1日(金)〜2023年12月25日(月)調査件数:7,320件(男の子:3,751 件/女の子:3,569件)
2024年01月16日2023年に誕生した男の子の赤ちゃん44,716人の名前を大調査! 男の子の名付けに用いられた漢字には、今年の世相やトレンドが色濃く反映されていました。男の子の名前に人気の漢字ランキングTOP10を紹介します。 1位翔2023年生まれの男の子の名前で最も多く用いられていた漢字は「翔」でした! 「翔」は2019年から5年連続で1位に輝いている名付けに大人気の漢字です。WBCでMVPを受賞するなど大活躍の大谷翔平選手の名前にも使われていることから、今後も引き続き人気が続くことが予想されます。 名前ランキングでは、2位「陽翔」、5位「結翔」、16位「大翔」など、TOP100に11の名前でランクイン。特に「と」と読む止め字として用いるのが人気のようです。 「翔」は、羽を大きく広げて飛び舞う様子を表す漢字。「大きく羽ばたいてほしい」という願いを込めて用いるパパ・ママが多いようです。 2位陽2位にランクインしたのは、「陽」という漢字。女の子の漢字ランキングでも9位にランクインしている、ジェンダーレスな漢字の代表格です。 名前ランキングでは2位「陽翔」、10位「朝陽」、13位「陽向」などが入っており、「ひ」や「はる」といった読み方が人気です。 太陽の「陽」であることから、明るく陽だまりのようなあたたかさを感じさせる名前になります。 3位斗3位は「斗」という漢字でした。ここ数年毎年5位以内にランクインしており、近年男の子の名付けで人気が高い漢字です。名前ランキングでは、7位「湊斗」、22位「碧斗」、30位「結斗」などの名前で用いられており、止め字として多く使われています。 「斗」は柄杓を表す漢字。星座の「北斗七星」などにも用いられるため、自然の美しさや壮大さ、そして神秘性を感じさせます。 4位大4位に入ったのは「大」でした。こちらも毎年5位以内にランクインしている人気漢の字です。名前ランキングには、16位「大翔」、17位「大和」、27位「陽大」・「蒼大」などがランクインしています。 「大」は「大きい」という意味以外に「立派な様子」も表します。「心も体も大きく立派に育ってほしい」というパパ・ママの願いが感じられます。 5位真昨年に続き、「真」が5位にランクインしました。15位「颯真」、19位「悠真」などに用いられており、「ま」と読む止め字として人気です。 「真」は、「うそや欠け目がなく充実していること」を表す漢字。正直で真心のある人になるように、と名付けに多く用いられています。 6位太6位に入ったのは「太」という漢字で、こちらも昨年と同じ順位でランクイン。35位「陽太」、40位「颯太」、58位「蒼太」などが人気で、止め字として多く用いられていました。 「太」には「豊か」という意味があり、元気で力強い印象が加わります。 7位蒼7位には「蒼」がランクインしました。昨年の9位から2ランクアップしています。名前ランキングでは、6位「蒼」をはじめ、12位「蒼空」、27位「蒼大」など、それぞれ異なるよみでのランクインが印象的です。また、女の子の漢字ランキングでも90位にランクインしています。 「蒼」は青々としげる緑を表し、爽やかで自然体な印象に。すくすくと健康に育つように、という意味を込めて名付けに用いられることが多いようです。 8位人8位にランクインしたのは、「人」でした。31位「悠人」、40位「碧人」、86位「颯人」といった名前に用いられており、「と」と読む止め字で用いるのが人気です。 「人間」を表す漢字を用いることで、真っ直ぐ芯の通った人を連想させます。 9位悠9位には「悠」がランクインしました。名前ランキングでは、19位「悠真」、31位「悠人」、35位「悠」などに用いられています。また、女の子の漢字ランキングでも83位にランクインしています。 「悠」は「はるか遠く、のんびりとした様子」を表す漢字。スケールの大きさを感じさせます。 10位颯10位は「颯」。昨年11位から1ランクアップしました。名前ランキングでは、15位「颯真」、17位「颯」、40位「颯太」といった名前に用いられており、「そう」という読みが人気のようです。 「颯」は風がさっと吹く様子を表し、「颯爽」の熟語を連想させるため、爽やかでキビキビとした印象に。 毎年人気の「翔」という漢字ですが、2023年はメジャーリーガー・大谷翔平選手の活躍によりさらに人気に火がついた印象でした。また、「陽」「蒼」「悠」など男女ともに名付けに用いられる漢字も多数ランクインしており、ジェンダーレスネームの人気ぶりを感じる結果となりました。これからの名付けの参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)〜2023年10月1日(日)調査件数:87,544 件(男の子:44,716 件/女の子:42,828件)
2024年01月02日近年女の子の名付けは植物にまつわる漢字を取り入れた「ボタニカルネーム」や、自然を感じさせる「ネイチャーネーム」が大人気!2023年に誕生した女の子の赤ちゃん42,828名の名前から、人気だった漢字TOP10をご紹介します。 1位結2023年生まれの女の子で最も多かった漢字は「結」でした! 2022年3位から2ランクアップし、今年見事首位となりました。男の子の漢字ランキングでも19位にランクインしており、男女どちらにも人気の漢字です。女の子の名前では、6位「結愛」、7位「結菜」、11位「結月」、15位「結衣」などランキング上位に「結」を使った名前が多数ランクインしています。 「物事を締めくくる」「植物が実をつける」などの意味を持つ「結」。「ゆい」というやさしい響きも人気です。 2位愛2位にランクインしたのは「愛」。名前ランキングでは、6位「結愛」、35位「愛茉」、44位「乃愛」といった名前に用いられています。 両親やきょうだいの「愛」をストレートに感じられます。また、愛し愛される、愛情深い人に育ってほしいという願いも感じられます。 3位莉2022年のランキングで1位だった「莉」が、2023年は3位にランクイン。名前ランキングでは、9位「莉子」、26位「莉緒」、38位「莉央」などが入っています。 ジャスミンの花を表す「茉莉花」に用いられる「莉」。人気の「ボタニカルネーム」のひとつです。ジャスミンは可憐で香りが良い花を咲かせることから、可憐でかわいらしい女の子になりますように、といった親御さんの思いが込められているようです。 4位花2022年は2位だった「花」が、2023年は4位という結果に。名前ランキングでは、34位「風花」、65位「花音」、69位「一花」、72位「花」、74位「百花」、76位「六花」などTOP100に9つの名前でランクインしていました。 自然の美しさやかわいらしさを連想させる「花」は、女の子の名付けの定番。「か」という止め字としても多く用いられます。 5位菜5位にランクインしたのは、昨年同様「菜」でした。名前ランキングでは、7位「結菜」、10位「陽菜」、42位「紗菜」、57位「陽菜乃」といった名前でランクインしています。 春に黄色の可愛らし花を咲かせる「菜の花」を連想させ、親しみやすく明るい印象に。「な」と読む止め字として多く用いられていました。 6位乃6位にランクインした「乃」も、昨年と同順位という結果に。名前ランキングでは、39位「柚乃」、44位「乃愛」、57位「陽菜乃」といった名前に用いられています。 「乃」は女の子の止め字として定番でしたが、最近では先頭字や中間字として用いられることも。やさしく古典的な雰囲気になります。 7位心「心」も昨年同様7位にランクイン。名前ランキングでは、21位「心陽」、31位「心結」・「心春」といった名前に用いられており、「こ」という読みで最初に用いることが多いようです。 思いやりのある、心のきれいな人に育ってほしい、という願いが感じられます。 8位奈8位にランクインしたのは「奈」という漢字で、こちらも昨年と同順位でした。名前ランキングでは37位「紗奈」、51位「杏奈」、91位「玲奈」といった名前に用いられています。 「奈」は先頭字にも止め字にも用いられ、「奈良の都」から古風な印象も与える漢字。「な」という響きが穏やかで可愛らしい印象です。 9位陽9位も昨年と同じ「陽」という漢字がランクイン。男の子の漢字ランキングでも2位にランクインしている人気漢字です。女の子の名前では、1位「陽葵」、10位「陽菜」、21位「心陽」などに用いられています。 太陽の「陽」であることから、明るく陽だまりのようなあたたかさを感じさせる名前になります。 10位咲10位は「咲」。こちらも2022年と同じ順位となりました。名前ランキング14位の「咲茉」、18位「咲良」、26位「凪咲」といった名前に用いられています。 「咲」は、もともと「笑う」という意味を持つ漢字。花のように美しく、笑顔の絶えない人生であるように。また、才能が開花するようにといった願いが感じられます。 2023年に誕生した女の子の名前は、1位と2位に「結」「愛」と心の豊かさを表す漢字がランクイン。そのほか「結」「莉」「花」「菜」など植物にちなんだ漢字や、「陽」など自然にちなんだ漢字が多く入っています。「ボタニカルネーム」、「ネイチャーネーム」の人気ぶりがうかがえるランキングでした。これからの名付けの参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)〜2023年10月1日(日)調査件数:87,544 件(男の子:44,716 件/女の子:42,828件)
2024年01月01日2023年11月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女どちらも秋らしい「秋ネーム」が増加していました。また、大谷翔平選手の名前の漢字が1位に!2023年11月生まれの男の子の赤ちゃん4,092名の名前から、名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を紹介いたします。 < 11月生まれ >男の子に人気の名前ランキングTOP10 男の子1位蓮 (主なよみ:れん)2位湊斗(主なよみ:みなと)3位楓真(主なよみ:ふうま)4位蒼空(主なよみ:そら)4位悠真(主なよみ:ゆうま)4位陽向(主なよみ:ひなた)7位結翔(主なよみ:ゆいと)7位颯真(主なよみ:そうま)9位朝陽(主なよみ:あさひ)9位湊 (主なよみ:みなと) 【男の子】秋冬らしい季節感のある名前が増加男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮(主なよみ:れん)」、2位「湊斗(主なよみ:みなと)」、3位「楓真(主なよみ:ふうま)」でした。女の子の名付け同様、男の子の名前でも「楓」を用いた名前が増えており、3位に「楓真」がランクインしています。 秋に見頃を迎える「柊(ひいらぎ)」を用いた名前は、毎年秋冬生まれに増加します。今年は「柊(主なよみ:しゅう)」が10月圏外でしたが11月は42位へ、「柊真(主なよみ:とうま)」も圏外から11月は55位へと大きくランクアップしていました。また、秋生まれの名付けでは、よみに「あき」がつく名前が増加します。なかでも「暁」を用いた名前に注目が集まりました。「暁斗(主なよみ:あきと)」が10月は40位から11月は31位へ、「千暁(主なよみ:ちあき)」も圏外から11月は65位へとランクアップ。先月に引き続き「秋ネーム」に人気が集まりました。 <11月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:大谷翔平選手の「翔」が1年連続首位獲得!11月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「斗」、3位は「真」でした。「翔」は2022年12月以来、実に12カ月連続の首位! ロサンゼルス・エンゼルスで投手と打者の二刀流として活躍し、WBCでもMVPを受賞した大谷翔平選手の名前にも使われている「翔」が、引き続き大人気です。 前月から大きくランクアップした漢字は「柊」。10月109位から11月は34位へと大きく順位を上げていました。「柊」は漢字のつくりが「冬」になっており、暦の上では冬にさしかかる11月にピッタリの漢字です。また、女の子の名付け同様、「紅葉ネーム」の代表格の漢字「楓」が男の子の名前でも大注目。2023年の年間漢字ランキングでは43位ですが、10月は27位、11月には16位と秋が深まる11月に人気が高まりました。 よみ:「ジェンダーレスネーム」も人気11月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「みなと」、3位「あおと」という結果に。力強く頼もしい印象を受ける人気の「と止めネーム」がTOP3を占領しました。また、男女の性別を感じさせない「ジェンダーレスネーム」も人気が高く、「ひなた」は男の子のよみランキングでは5位・女の子では39位、「あおい」は男の子のよみランキングでは12位・女の子では21位、「せな」は男の子のよみランキングでは13位・女の子では28位にランクインしていました。 ※()内は主なよみを表記 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年11月1日(水)~11月25日(土)調査件数:8,174件(男の子:4,092件/女の子:4,082件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年12月15日2023年11月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女どちらも秋らしい「紅葉ネーム」が増加していました。2023年11月生まれの赤ちゃん8,174名の名前から、女の子の名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を紹介いたします。 < 11月生まれ >女の子に人気の名前ランキングTOP10 女の子1位楓 (主なよみ:かえで)1位結月(主なよみ:ゆづき)3位凛 (主なよみ:りん)4位彩葉(主なよみ:いろは)5位紬 (主なよみ:つむぎ)5位陽葵(主なよみ:ひまり)7位芽依(主なよみ:めい)7位翠 (主なよみ:すい)7位澪 (主なよみ:みお)10位 結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)10位 結愛(主なよみ:ゆあ) 男女どちらも「暖かさ」を連想させる名前が増加日本各所で異例の暖かさだった11月。赤ちゃんの名付けでも暖かさやぬくもりを連想させる「あったかネーム」に人気が集まりました。 女の子の名前では、小春日和をイメージさせる「日和(主なよみ:ひより)」が10月100位以下の圏外から11月は17位へ、「小春(主なよみ:こはる)」も10月圏外から11月は57位へと人気が急上昇していました。 【女の子】鮮やかに色づく紅葉をイメージする「紅葉ネーム」が大人気!女の子の名前ランキングTOP3は、1位「楓(主なよみ:かえで)」・「結月(主なよみ:ゆづき)」、3位「凛(主なよみ:りん)」でした。女の子の名付けでは10月に引き続き、秋ネームのひとつである「紅葉ネーム」が大人気。「紅葉ネーム」の代表格「楓」を用いた名前が特に人気で、女の子では名前ランキング1位に「楓」、20位「楓花(主なよみ:ふうか)」・「楓華(主なよみ:ふうか)」、32位「楓佳(主なよみ:ふうか)」など、TOP100以内に「楓」を用いた名前が8つもランクインしました。 また、鮮やかに色づく紅葉をイメージする「彩」を用いた「彩葉(主なよみ:いろは)」が4位にランクイン。葉が花のように色づくことを意味する「椛(主なよみ:もみじ)」は、2023年の年間漢字ランキングでは圏外でしたが、月間ランキングでは10月48位、11月は40位とこの時季だけ2カ月連続でTOP50にランクインしています。11月は、名前ランキング57位「椛乃(主なよみ:かの)」、73位「結椛(主なよみ:ゆいか)」、149位「椛(主なよみ:もみじ)」などの名前に用いられ、秋らしさを取り入れた「秋ネーム」に人気が集まりました。 <11月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:人気漢字1位はレトロネームで大人気の「結」!11月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「結」、2位「乃」、3位「愛」でした。やさしい響きの「結」は、2022年の漢字ランキングでは3位、2023年は首位を獲得するなど、近年大人気の漢字。11月の名前ランキングでも1位「結月」、10位「結愛」・「結菜」、24位「結衣(主なよみ:ゆい)」、32位「心結(主なよみ:みゆ)」をはじめ、TOP100以内に「結」が付く名前が11個もランクインしていました。 「紅葉ネーム」の代表格の漢字「楓」は、2023年の年間ランキングでは31位でしたが9月29位、10月17位、11月は14位へと秋が深まるにつれランクアップ。秋生まれの赤ちゃんの名付けに用いられており、人気が高まることが分かりました。 よみ:今年の秋も「ふうか」に着目11月のよみランキングTOP3は、1位「ふうか」、2位「つむぎ」、3位「えま」となりました。首位を獲得した「ふうか」は、毎年秋冬生まれの女の子に増加するよみとなっており、2022年11月のよみランキングでも2位を獲得していました ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年11月1日(水)~11月25日(土)調査件数:8,174件(男の子:4,092件/女の子:4,082件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年12月13日2023年11月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女どちらも秋らしい「紅葉ネーム」が増加していました。2023年11月生まれの赤ちゃん8,174名の名前から、名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を紹介いたします。 < 11月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位楓 (主なよみ:かえで)1位結月(主なよみ:ゆづき)3位凛 (主なよみ:りん)4位彩葉(主なよみ:いろは)5位紬 (主なよみ:つむぎ)5位陽葵(主なよみ:ひまり)7位芽依(主なよみ:めい)7位翠 (主なよみ:すい)7位澪 (主なよみ:みお)10位 結愛(主なよみ:ゆあ)10位 結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな) 男の子1位蓮 (主なよみ:れん)2位湊斗(主なよみ:みなと)3位楓真(主なよみ:ふうま)4位蒼空(主なよみ:そら)4位悠真(主なよみ:ゆうま)4位陽向(主なよみ:ひなた)7位結翔(主なよみ:ゆいと)7位颯真(主なよみ:そうま)9位朝陽(主なよみ:あさひ)9位湊 (主なよみ:みなと) 男女どちらも「暖かさ」を連想させる名前が増加日本各所で異例の暖かさだった11月。赤ちゃんの名付けでも暖かさやぬくもりを連想させる「あったかネーム」に人気が集まりました。 女の子の名前では、小春日和をイメージさせる「日和(主なよみ:ひより)」が10月100位以下の圏外から11月は17位へ、「小春(主なよみ:こはる)」も10月圏外から11月は57位へと人気が急上昇していました。 男の子の名前ランキングでは、「暖(主なよみ:だん)」が10月40位から、11月は11位へとランクアップしました。 【女の子】鮮やかに色づく紅葉をイメージする「紅葉ネーム」が大人気!女の子の名前ランキングTOP3は、1位「楓(主なよみ:かえで)」・「結月(主なよみ:ゆづき)」、3位「凛(主なよみ:りん)」でした。 女の子の名付けでは10月に引き続き、秋ネームのひとつである「紅葉ネーム」が大人気。「紅葉ネーム」の代表格「楓」を用いた名前が特に人気で、女の子では名前ランキング1位に「楓」、20位「楓花(主なよみ:ふうか)」・「楓華(主なよみ:ふうか)」、32位「楓佳(主なよみ:ふうか)」など、TOP100以内に「楓」を用いた名前が8つもランクインしました。 また、鮮やかに色づく紅葉をイメージする「彩」を用いた「彩葉(主なよみ:いろは)」が4位にランクイン。 葉が花のように色づくことを意味する「椛(主なよみ:もみじ)」は、2023年の年間漢字ランキングでは圏外でしたが、月間ランキングでは10月48位、11月は40位とこの時季だけ2カ月連続でTOP50にランクインしています。11月は、名前ランキング57位「椛乃(主なよみ:かの)」、73位「結椛(主なよみ:ゆいか)」、149位「椛(主なよみ:もみじ)」などの名前に用いられ、秋らしさを取り入れた「秋ネーム」に人気が集まりました。 【男の子】秋冬らしい季節感のある名前が増加男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮(主なよみ:れん)」、2位「湊斗(主なよみ:みなと)」、3位「楓真(主なよみ:ふうま)」でした。女の子の名付け同様、男の子の名前でも「楓」を用いた名前が増えており、3位に「楓真」がランクインしています。 秋に見頃を迎える「柊(ひいらぎ)」を用いた名前は、毎年秋冬生まれに増加します。今年は「柊(主なよみ:しゅう)」が10月圏外でしたが11月は42位へ、「柊真(主なよみ:とうま)」も圏外から11月は55位へと大きくランクアップしていました。 また、秋生まれの名付けでは、よみに「あき」がつく名前が増加します。なかでも「暁」を用いた名前に注目が集まりました。「暁斗(主なよみ:あきと)」が10月は40位から11月は31位へ、「千暁(主なよみ:ちあき)」も圏外から11月は65位へとランクアップ。先月に引き続き「秋ネーム」に人気が集まりました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年11月1日(水)~11月25日(土)調査件数:8,174件(男の子:4,092件/女の子:4,082件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年12月12日近年、赤ちゃんの名付けでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が大人気!今回は11月生まれの赤ちゃん8,174名の名前から、男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。 1位楓(主なよみ:かえで)2023年11月に最も多く名付けられていたジェンダーレスネームは、10月に続き「楓」でした! 楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんの名付けに人気。11月の月間ランキングでは女の子1位、男の子20位と、秋ならではのランキングとなりました。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 2位蓮(主なよみ:れん)2位には「蓮」。年間ランキングでは2022年に3位、2023年は1位と、近年TOP10のなかでも上位ランクイン常連の名前です。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練された都会的な印象も与えます。 3位結月(主なよみ:ゆづき)3位は「結月」。月が美しく見える秋になると、「月」を用いた名前が人気になる傾向にあります。特に女の子に人気の名前で、月間ランキングでは11月に「楓」と同率1位でした。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 4位凪(主なよみ:なぎ)4位にランクインしたのは「凪」。女の子と男の子、ほぼ同数に名付けられており男女どちらにも人気の高い名前です。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしいという想いが感じられます。 5位翠(主なよみ:すい)5位は「翠」という結果に。女の子の名前の年間ランキングでは、2020年は100位以下の圏外でしたが、2021年は55位、2022年は19位に大きく順位を上げ、今年なんと3位となった「翠」。最近では男の子にもじわじわと人気が出てきました。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 6位凛(主なよみ:りん)6位は「凛」。2023年女の子の名前ランキング2位だった「凛」。男の子の名前ランキングでは96位にランクインしており、かつては女の子の名前の印象がありましたが、今は男の子にも多く名付けられるようになってきています。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という親御さんの願いが感じられます。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。 7位陽葵(主なよみ:はるき、ひまり)7位は「陽葵」。同じ名前ですが男の子は「ひなた」、女の子は「ひまり」と主なよみに違いが見られました。2023年の年間名前ランキングでは、女の子に人気の名前1位に輝いています。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 8位陽向(主なよみ:ひなた)8位には「陽向」がランクイン。7位の「陽葵」に続き「陽」という漢字を用いた名前で、性別を感じさせない「ひなた」というよみが人気のようです。あたたかさや明るさ、積極性を表す「陽」という漢字に、「向かう」を意味する「向」を組み合わせた名前です。希望や明るい未来を感じさせます。 9位碧(主なよみ:あお、あおい)9位にランクインしたのは「碧」。男の子は「あお」「あおい」、女の子は「あおい」というよみで名付けられることが多いようです。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 10位紬(主なよみ:つむぎ)10位には「紬」がランクイン。女の子の名前ランキングではここ数年上位にランクインしている「紬」ですが、最近は男の子にも多く名付けられています。 「紬」はつむぎ糸で織った絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームの一つでもあります。 11月生まれの赤ちゃんに人気だった「ジェンダーレスネーム」TO10のうち、7つが「一文字ネーム」という結果に。また、「翠」「凛」「紬」など、最近女の子の名前として人気だったものが男の子にも名付けられるようになった例がいくつか見られました。これからご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年11月1日(水)~11月25日(土)調査件数:8,174件(男の子:4,092件/女の子:4,082件)
2023年12月11日女の子の赤ちゃんの名付けでは、古風で日本的な名前「レトロネーム」が大人気! なかでも季節感を取り入れたレトロネームが人気でした。2023年11月生まれの女の子4,082名の名前から、人気のレトロネームTOP10を紹介します。 1位結月(主なよみ:ゆづき)11月に最も人気だったレトロネームは、10月に続き「結月」でした! 月間ランキングでは9月7位、10月は3位、そして11月は1位と、特に秋生まれの女の子に人気の名前です。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 1位楓(主なよみ:かえで)同率で1位に輝いたのは「楓」。こちらは10月のレトロネームランキングで2位でしたが、11月は「結月」と同順位という結果に。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれのお子さんの名付けに人気の名前です。「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 3位彩葉(主なよみ:いろは)3位には「彩葉」がランクイン。今人気の「葉止めネーム」のひとつで、美しく日本的な印象を与えるレトロネームでもあります。 「彩」は色を取り合わせた様子、彩りを表す漢字。「多彩な魅力を持った美しい子に育つように」と、女の子の名付けに人気です。そこに「葉」を組み合わせることで、豊かに色づく葉をイメージさせることから、毎年特に秋に多く名付けられています。 4位紬(主なよみ:つむぎ)4位にランクインしたのは「紬」。2022年の名前ランキングでは8位、2023年は4位と近年TOP10入りしており、大人気の名前です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。 5位凪(主なよみ:なぎ)5位には「凪」がランクイン。2022年の名前ランキングでは23位、2023年は24位という順位でしたが、月間ランキングでは11月13位という結果に。男の子にも多く名付けられているジェンダーレスネームでもあります。 「凪」は、風が止んで波がなくなり、海面が静まる様子を表します。穏やかで爽やかな春の陽気にぴったりの漢字です。 5位柚葉(主なよみ:ゆずは)同率で5位にランクインしたのは「柚葉」。3位の「彩葉」に続く「葉止めネーム」がランクインです。 「柚」は料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることもあるようです。 7位日和(主なよみ:ひより)7位には「日和」という名前がランクイン。10月の名前ランキングでは100位以下の圏外でしたが、11月は17位へ大きくランクアップ。「日和」から連想する「小春日和」は、晩秋から初冬の頃の穏やかで暖かな天気を意味します。今年の11月は全国的に暖かい気候が続いたことも影響しているかもしれません。太陽を意味する「日」と、なごむ、やわらぐという意味を持つ「和」を組み合わせることで、穏やかでやさしい印象の名前になっています。 7位美月(主なよみ:みづき)同率で7位に入ったのは「美月」。1位の「結月」に続き、「月」を用いた名前のランクインです。 秋は1年の中で空気中の水蒸気量が少ない時期で、月がぼやけずにはっきりと見えるため、秋の月がもっとも美しいと言われています。そのため、「月」を用いた名前は秋生まれの女の子に多く用いられる傾向にあります。 7位莉子(主なよみ:りこ)さらに同率で7位に入ったのは「莉子」。レトロネームランキングのなかで唯一「子」がつく名前です。2022年の名前ランキングでは7位、2023年は9位と、近年連続でトップ10入りしています。 かわいらしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージに。「りこ」という二音の響きが現代的で、近年根強い人気の名前です。 2023年11月に名付けられた女の子のレトロネームTOP7は、「月」を用いた名前が2つ、「葉」を用いた名前も2つランクインしていました。秋の月や紅葉の美しさなど、季節感を感じさせるレトロネームが多かったです。これからの名付けの参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年11月1日(水)~11月25日(土)調査件数:8,174件(男の子:4,092件/女の子:4,082件)
2023年12月10日近年、女の子の名前のよみは二音から成る「二音ネーム」がトレンドとなっており、今年はTOP10のうち7つが「二音ネーム」でした。また、古風で日本的な雰囲気のある「レトロネーム」人気も継続中です!2023年に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 今回は、2023年に生まれた女の子の赤ちゃん42,828名の名前で特に人気だった、よみランキングTOP10を紹介します。 1位えま2023年に生まれた女の子で最も多かった名前のよみは、「えま」でした! 2021年から3年連続でよみランキングで1位に輝いている、今大人気のトレンドネームです。「咲茉」「愛茉」「依茉」「永茉」など「茉」という漢字を用いた名前で、多く名付けられていました。 「えま」という響きは、外国でも「Emma」としてよく名付けられる人気の名前です。将来ワールドワイドに活躍してほしいと願って、この名前をつけるパパ・ママも多いようです。また、女の子の名付けで人気の「二音ネーム」がよみ1位となりました。 2位つむぎ「つむぎ」が2位にランクイン。2022年の11位から、大きくランクアップし、今年多くの女の子に名付けられました。「紬」「紬希」「紬葵」など「紬」という漢字を使った名前が人気でした。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる「レトロネーム」の一つです。 3位さな3位にランクインしたのは、「さな」。2021年は12位、2022年では4位にランクインしている、人気の「二音ネーム」です。「紗奈」「紗菜」「咲那」といった漢字が人気です。 爽やかで上品な印象を与える「サ」の音に、明るくあたたかみのある「ナ」の音を組み合わせることで、魅力的な女の子をイメージさせます。有名人では、韓国のアイドルグループTWICEのサナさんが同じよみで活躍されています。 4位みお「みお」が4位にランクイン。2022年、2021年と2年連続で2位と例年人気上位のよみです。「澪」「美桜」「美緒」といった漢字が人気でした。「桜」を用いた名前では「美桜」「未桜」「実桜」などが多く使われており、特に桜が見頃を迎える春生まれの赤ちゃんの名付けに多く用いられていました。 マ行で始まる名前は、やさしくあたたかみのある印象に。癒し系の女の子をイメージさせます。有名人では、女優の今田美桜さんが同じよみで活躍されています。 5位めい5位にランクインしたのは「めい」。2021年は5位、2022年は3位と例年TOP10入りする人気のよみです。「芽依」「芽生」「芽衣」といった漢字が多く用いられています。 「めい」という響きが呼びやすく、親しみやすさを感じさせます。スタジオジブリのアニメ『となりのトトロ』のメイちゃんをイメージするかたも多いのではないでしょうか。有名人では、女優の永野芽郁さんが同じよみで活躍されています。 6位ゆい6位にランクインしたのは、「ゆい」でした。2021年は4位、2022年では7位と、毎年根強い人気を誇る名前です。「結衣」「結」「唯」という漢字が特に人気です。 ヤ行で始まる名前は、優雅で気品ある印象に。「ゆい」という響きが、可愛らしく親しみやすい印象も与えます。有名人では、女優の新垣結衣さんなどが同じよみで活躍されています。 7位こはる7位は「こはる」。2022年、2021年ともによみランキングでは9位でした。「心春」「心陽」「心晴」といった漢字が用いられています。 「こ」を最初に付けることで、どこか古風ながらも新鮮な印象の名前に。「はる」という響きは「春」を連想させるため、毎年春生まれの女の子に人気のよみです。有名人では、ダンサーの菅原小春さんなどが同じよみで活躍されています。 8位りお8位にランクインした「りお」。2021年は11位、2022年では6位でした。「莉緒」「莉央」「莉桜」の順に多く名付けられており「莉」を用いた名付けが人気です。 ラ行の音はみずみずしい印象を与え、美しい女の子のイメージにぴったり。有名人では、女優の内田理央さんや、アイドルグループNiziUのRIOさんなどが同じよみで活躍されています。 9位あおい「あおい」が9位にランクインしました。2021年は6位、2022年では5位と、近年TOP10入りを続けている名前のひとつです。「葵」「葵衣」「蒼依」という漢字が特に人気です。 「あおい」というよみは、「あお」とア行の音を連ねることで、開放的で大らかな印象に。呼びやすく親しみやすい印象も与えます。 また、近年男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」もトレンドとなっており、「あおい」はその代表格です。男の子のよみランキングでは14位にランクインしており、男の子では「蒼」「碧」「葵」の順に多く、一文字の漢字で名付けられているという男女の名付けの違いも見られました。 10位りん「りん」が10位にランクイン。2021年は17位、2022年は12位と徐々に順位を上げ、今年初めてTOP10入りした人気上昇中のよみです。「凛」「凜」「鈴」といった漢字が用いられていました(※)。 「りん」という響きが可愛らしく、親しみやすさを感じさせる一方、「凛・凜」という漢字は凛々しく引き締まった様子、力強い様子を表します。そのため、自立したかっこいい女性もイメージさせます。 2023年生まれの女の子の名前のよみには、「えま」「さな」「みお」「めい」「ゆい」「りお」「りん」といった「二音ネーム」が上位を占める一方、「つむぎ」「こはる」「あおい」といった古風で日本的な「レトロネーム」も多くランクインしているのが印象的でした。これからの名付けの参考にしてみてくださいね。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)〜2023年10月1日(日)調査件数:87,544 件(男の子:44,716 件/女の子:42,828件)
2023年12月01日2023年10月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女どちらも秋にぴったりの名前「秋ネーム」が増加していました。2023年10月生まれの赤ちゃん8,647名の名前から、名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を紹介いたします。 < 10月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位陽葵(主なよみ:ひまり)2位凛(主なよみ:りん)3位結月(主なよみ:ゆづき)4位楓(主なよみ:かえで)5位詩(主なよみ:うた)5位紬(主なよみ:つむぎ)7位彩葉(主なよみ:あやは)7位紬希(主なよみ:つむぎ)9位琴葉(主なよみ:ことは)9位陽菜(主なよみ:ひな) 男の子1位結翔(主なよみ:ゆいと)2位碧(主なよみ:あお)3位樹(主なよみ:いつき)3位蓮(主なよみ:れん)5位楓真(主なよみ:ふうま)6位湊斗(主なよみ:みなと)6位陽翔(主なよみ:はると)8位陽向(主なよみ:ひなた)9位蒼(主なよみ:あおい)9位朝陽(主なよみ:あさひ)9位楓(主なよみ:かえで) 「楓」が男女どちらの人気ランキングにもTOP10入り!10月生まれで注目なのは「楓」を用いた名前です。女の子の名前ランキングでは、秋に美しく紅葉し古くから日本人に親しまれている「楓(主なよみ:かえで)」が9月22位から、10月は4位へランクアップ。 また、男の子の名前ランキングでも「楓真(主なよみ:ふうま)」が9月18位から10月は5位へ、「楓」が9月25位から10月は9位へ大きく順位を上げました。2023年の年間名前ランキングでは「楓真」は40位、「楓」は45位となっており、10月に特に人気が上がっていることが分かります。 【女の子】「レトロネーム」が大人気!「葉止めネーム」「ムーンネーム」も人気継続中女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「凛(主なよみ:りん)」、3位「結月(主なよみ:ゆづき)」でした。「陽葵」は2022年に続き2023年も年間ランキング首位を獲得し、圧倒的人気がある名前です。 女の子の名づけでは「レトロネーム」が大人気! 3位「結月(主なよみ:ゆづき)」、4位「楓(主なよみ:かえで)」、5位「詩(主なよみ:うた)」・「紬(主なよみ:つむぎ)」、7位「彩葉(主なよみ:いろは)」・「紬希(主なよみ:つむぎ)」、9位「琴葉(主なよみ:ことは)」と、TOP10になんと7つの「レトロネーム」がランクイン。特に大きくランクアップしたのは「詩」。9月52位から10月は5位へと大きくランクアップしました。豊かな感性やロマンチックな芸術性を感じさせ、リズムや言葉を連想させる名前です。 「レトロネーム」の中でも、止め字に「葉」を用いた「葉止めネーム」や、「月」を用いた「ムーンネーム」に人気が集まる結果となりました。「葉止めネーム」では「彩葉(主なよみ:いろは)」が9月19位から7位へと順位を上げたほか、「絃葉(主なよみ:いとは)」が9月100位圏外から10月は16位へと大きくランクアップ。他にも、9位「琴葉(主なよみ:ことは)」、11位「柚葉(主なよみ:ゆずは)」、46位「葵葉(主なよみ:あおば)」など、TOP50以内に「葉止めネーム」が5つもランクインしました。 また、例年中秋の名月(月見)の時季である9月から10月にかけて「ムーンネーム」が増加する傾向にあります。3位「結月」のほか、18位「美月(主なよみ:みつき)」、73位「優月(主なよみ:ゆづき)」・「柚月(主なよみ:ゆづき)」、98位「葉月(主なよみ:はづき)」と、TOP100以内に「ムーンネーム」が5つランクインしました。 【男の子】「暁」を用いた「秋ネーム」が人気!男の子の名前ランキングTOP3は、1位「結翔(主なよみ:ゆいと)」、2位「碧(主なよみ:あお)」、3位「樹(主なよみ:いつき)」・「蓮(主なよみ:れん)」でした。近年、男の子の名前は「一文字ネーム」が人気です。「碧」、「樹」のほか、TOP10には9位「蒼(主なよみ:あお、あおい)」・「楓」と全部で5つの「一文字ネーム」がランクインしました。 10月1位だった「結翔」は年間ランキングで2022年は9位、2023年は5位と順位を上げている近年注目の名前です。「結ぶ」「つなぐ」「植物が実をつける」という意味の「結」に、「羽ばたく」という意味を持つ「翔」を組み合わせた、やさしさと力強さを兼ね備えた名前です。 毎年秋生まれは、よみに「あき」がつく名前が増加する傾向にあります。「あきと」、「あき」、「ちあき」が100位以内にランクイン。10月生まれの中では、「暁斗(主なよみ:あきと)」が9月の195位から10月は40位へと人気急上昇していました。 <10月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:古典的な「乃」が1位に!果物に用いられる名前にも注目!10月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「乃」、2位「莉」、3位「愛」でした。「乃」は名前に、やさしく古典的な雰囲気を添える漢字として用いられることが多く、名前ランキングでも28位「乃愛(主なよみ:のあ)」、36位「梨乃(主なよみ:りの)」、73位「椛乃(主なよみ:かの)」・「乃彩(主なよみ:のあ)」・「楓乃(主なよみ:かの)」をはじめ、TOP100以内に「乃」が付く名前が12個もランクインしていました。 また、10月は実りの秋であることから、秋に旬を迎える果物に用いられる漢字も人気。「柚」が9月28位から10月22位へ、「梨」が9月41位から10月23位へ、「実」が9月35位から10月30位へ、「杏」が9月40位から10月34位へとそれぞれランクアップしていました。秋らしい漢字としては、「椛(もみじ)」が2023年の年間漢字ランキングでは100位以下の圏外ですが、10月は48位と大きくランクアップしており、多く名付けられていました。 よみ:秋らしいよみが増加10月に生まれた女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「つむぎ」、2位「えま」、3位「ひまり」となりました。注目すべきよみは「かえで」。秋らしい名前であることから、9月の128位から10月は35位へと人気急上昇していました。また、「あきほ」、「あき」、「ちあき」といった「あき」というよみを用いた名前が前月よりも大きく増加しており、季節感を取り入れた名付けがされていたことが分かります。 <10月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:大谷翔平選手の「翔」が圧倒的人気!10月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「斗」、3位は「陽」となり、TOP3は2023年8月以降変わらず3カ月連続で同じ順位となりました。ロサンゼルス・エンゼルスで投手と打者の二刀流として活躍し、WBCでもMVPを受賞した大谷翔平選手の「翔」が、2020年から4年連続漢字ランキング首位を獲得しており、今年も引き続き大人気の漢字です。 前月から最もランクアップした漢字は「実」。「拓実(主なよみ:たくみ)」・「実(主なよみ:みのる)」が人気でした。そのほか、「秋」、「穂」、「柚」といった秋をイメージする漢字も前月より増加していました。 よみ:秋らしい名前がトレンド10月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「みなと」、2位「りく」、3位「ゆいと」という結果でした。秋らしい名前「あきと」が8月44位、9月20位、10月14位と秋が深まるにつれてランクアップしていました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年10月1日(日)~10月25日(水)調査件数:8,647件(男の子:4,406件/女の子:4,241件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年11月20日2023年10月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女の性差を感じさせない名前「ジェンダーレスネーム」が大人気!10月生まれの赤ちゃん8,647名の名前から、男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。 1位楓(主なよみ:かえで)2023年10月に最も多く名付けられていたジェンダーレスネームは「楓」でした! 楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんの名付けに人気です。2023年の男の子の年間名前ランキングでは45位、女の子は22位と男女どちらにも多く名付けられていました。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 2位陽葵(主なよみ:はるき、ひなた)2位は「陽葵」。同じ名前ですが、男の子は「ひなた」や「はるき」、女の子は「ひまり」と主なよみには違いが見られました。2023年の年間名前ランキングでは、女の子に人気の名前1位に輝いています。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 3位結月(主なよみ:ゆづき)3位は「結月」。月が美しく見える秋になると、「月」を用いた名前が人気になる傾向にあります。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 4位凛(主なよみ:りん)4位にランクインしたのは「凛」。2023年女の子の名前ランキング2位だった「凛」。男の子の名前ランキングでは96位にランクインしており、かつては女の子の名前の印象がありましたが、今は男の子にも多く名付けられるようになってきています。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。また、寒いという意味を持つことから、冬生まれの赤ちゃんに人気です。 5位碧(主なよみ:あお、あおい)5位にランクインしたのは「碧」。男の子は「あお」「あおい」、女の子は「あおい」というよみで名付けられることが多いようです。2023年の年間名前ランキングでは、男の子3位、女の子80位にランクインしています。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 6位紬(主なよみ:つむぎ)6位は「紬」。女の子の名前ランキングではここ数年上位にランクインしている「紬」ですが、最近は男の子にも多く名付けられています。 「紬」はつむぎ糸で織った絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームの一つでもあります。 7位樹(主なよみ:いつき)7位は「樹」がランクイン。こちらは例年男の子の名前ランキングで人気の名前ですが、最近は女の子にも名付けられているようです。 「樹」はその字の通り「生えている木」を意味する漢字。「大樹」「樹木」「樹林」など、生命力あふれるみずみずしい木々をイメージさせます。 8位凪(主なよみ:なぎ)8位にランクインしたのは「凪」。2023年の年間名前ランキングでは、男の子8位、女の子24位でした。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。「穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いが感じられます。 9位陽向(主なよみ:ひなた)9位にランクインしたのは「陽向」。2位の「陽葵」に続き「陽」を用いた名前です。性別を感じさせない「ひなた」というよみが多く用いられていました。あたたかさや明るさ、積極性を表す「陽」という漢字に、「向かう」を意味する「向」を組み合わせた名前です。希望や明るい未来を感じさせます。 10位葵(主なよみ:あおい)10位に入ったのは「葵」でした。2位の「陽葵」に続き、「葵」という漢字を用いた名前です。2023年の年間名前ランキングでは男の子76位、女の子11位にランクインしています。 「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせます。明るく元気に育つようにと、近年は男女ともに人気の漢字になっています。 2023年10月生まれの赤ちゃんに人気だった「ジェンダーレスネーム」TO10のうち、7つが一文字ネームという結果でした。一文字×ジェンダーレスな名前の人気は、まだまだ続きそうです。これからご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年10月1日(日)~10月25日(水)調査件数:8,647件(男の子:4,406件/女の子:4,241件)
2023年11月15日2023年10月に誕生した女の子の赤ちゃんの名前を大調査! 古風で日本的な名前「レトロネーム」の人気が継続中です!10月生まれの女の子4,241名の名前から、人気のレトロネームTOP10を紹介します。 1位結月(主なよみ:ゆづき)2023年10月に最も人気だったレトロネームは「結月」でした! 2022年、2023年ともに年間名前ランキングでは11位でしたが、2023年9月の名前ランキングでは7位、10月は3位とTOP10入りしており、秋生まれに多く用いられる傾向にあります。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 2位楓(主なよみ:かえで)2位に入ったのは「楓」。2022年は17位、2023年は22位でした。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれのお子さんの名付けに人気の名前です。「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 3位詩(主なよみ:うた)3位にランクインしたのは「詩」でした。2022年は5位、2023年は13位と、近年人気のあるレトロネームのひとつです。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 3位紬(主なよみ:つむぎ)同率で3位にランクインしたのは、「紬」。2022年の名前ランキングでは8位、2023年は4位と近年TOP10入りしており、大人気の名前です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。 5位彩葉(主なよみ:いろは)5位は「彩葉」がランクイン。今人気の「葉止めネーム」のひとつで、美しく日本的な印象を与えるレトロネームです。 「彩」は色を取り合わせた様子、彩りを表す漢字。「多彩な魅力を持った美しい子に育つように」と、女の子の名付けに人気です。そこに「葉」を組み合わせることで、豊かに色づく葉をイメージさせることから、毎年特に秋に多く名付けられています。 6位紬希(主なよみ:つむぎ)6位は「紬希」。3位の「紬」に続き、「つむぎ」と読む名前がランクインしました。「希」は細かい折り目の布を表し、その隙間がほとんどないことから、「まれ」であることを表します。唯一無二の存在であること、希望が叶う人生であることを感じさせる名前です。 7位琴葉(主なよみ:ことは)7位には「琴葉」がランクイン。近年人気が高まっている「葉止めネーム」のひとつで、5位の「彩葉」に続くランクインです。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。そこに「葉」という漢字を組み合わせることで、みずみずしい雰囲気も感じさせます。 8位葵(主なよみ:あおい)8位にランクインしたのは「葵」。レトロネームとしても人気ですが、男女どちらの名づけにも用いられるジェンダーレスネームとしても知られています。 「葵」は、アオイ科の植物のこと。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせることから、明るく元気にすくすくと育つようにという親御さんの願いが感じられます。 9位柚葉(主なよみ:ゆづは)9位には「柚葉」がランクイン。5位の「彩葉」、7位の「琴葉」に続く「葉止めネーム」のランクインとなりました。 「柚」は料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることもあるようです。 10位莉子(主なよみ:りこ)10位は「莉子」。レトロネームランキングのなかで唯一「子」がつく名前です。2022年の名前ランキングでは7位、2023年は9位と、近年連続でトップ10入りしています。 かわいらしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージに。「りこ」という二音の響きが現代的で、近年根強い人気の名前です。 2023年10月に名付けられた女の子のレトロネームは、「葉止めネーム」が3つもランクインしていたほか、「紬」という漢字を用いた名前も人気でした。レトロネームの人気はまだまだ継続中! これから女の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年10月1日(日)~10月25日(水)調査件数:4,241件(女の子)
2023年11月14日2023年に誕生した男の子の赤ちゃんの名前を大調査! 近年、男の子の名づけでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」がトレンドです。2023年に生まれた男の子44,716名の名前から、人気の名前ランキングTOP10を紹介します。 1位蓮(主なよみ:れん)2023年の男の子の赤ちゃんにもっとも多く名付けられた名前は「蓮」(236名)でした。2022年の名前ランキングは3位、2021年は1位と、こちらも近年大人気のトレンドネームです。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練されて都会的な印象も与えます。 2位陽翔(主なよみ:はると、ひなと、ひなた)2位にランクインしたのは「陽翔」(234名)。1位の「蓮」と2人差という僅差でした。2021年以降3年連続で2位にランクインしている人気の名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また、「翔」は羽を広げて大きく飛び舞うことを表します。この2つの漢字を組み合わせることで、明るく大きく育ち、世界に羽ばたいていくようなイメージを持ちます。 また、今年はWBCでMVPを獲得した大谷翔平選手の活躍もあり、「翔」という漢字が特に人気に。2023年漢字ランキングでも1位に輝いています。 3位碧(主なよみ:あお、あおい、みどり)3位にランクインしたのは「碧」(220名)。2022年では1位でしたが、今年もその人気ぶりは健在。男女どちらにも用いられる人気のジェンダーレスネームでもあります。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 4位湊(主なよみ:みなと)4位に入ったのは「湊」(198名)。2021年は3位、2022年では7位。2012年以降11年連続で人気ランキングTOP10入りを続けている、大変人気の名前です。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められていそうです。また、海を連想させるることから、毎年夏生まれの男の子に特に多く名付けられています。 5位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと、けいと)5位にランクインしたのは「結翔」(182名)。2022年の名前ランキングでは9位、2021年では10位と、近年安定した人気のある名前の一つです。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」という漢字は、2023年漢字ランキングで男の子19位、女の子1位と、男女どちらにも人気の漢字です。 6位蒼(主なよみ:あおい、あお、そう、そら)6位には「蒼」がランクイン(180名)。2022年、2021年ともに名前ランキングで4位にランクインしており、こちらも男女どちらにも人気のあるジェンダーレスネームです。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。2023年男の子漢字ランキングで7位に入っており、近年名付けに人気の漢字となっています。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。 7位湊斗(主なよみ:みなと)7位に入ったのは「湊斗」(168名)。2021年は14位、2022年は18位でしたが、今年大きく順位を上げました。 水上航路の集まる「湊」という漢字に、北斗七星などに用いられる「斗」という漢字を組み合わせた名前。海と空の雄大なイメージが重なります。「斗」という漢字は、2023年の漢字ランキング3位にも入っています。 8位凪(主なよみ:なぎ)8位は「凪」(167名)。2021年は19位、2022年は13位と少しずつランクを上げ、今年初めてのトップ10入りを果たしました。こちらも男女ともに人気が高いジェンダーレスネームのひとつで、2023年女の子の名前ランキングでは24位にランクインしていました。 「凪」は、風や波が静まる様子を表す漢字。海や風を連想させ、爽やかな印象になります。 9位律(主なよみ:りつ)9位にランクインしたのは「律」(159名)。2021年は16位、2022年は15位でしたが、今年増加し9位という結果に。 「律」は掟や定め、法則に従うことを示す漢字。「真面目で誠実な人に育つように」という親御さんの願いも込められていそうです。「りつ」という二音の響きも新鮮で、洗練された印象になります。サッカー日本代表選手の堂安律さんが活躍されたことから、今年さらに人気が高まっているようです。 10位朝陽(主なよみ:あさひ)2023年男の子の名前ランキング10位は「朝陽」(156名)でした。2022年、2021年ともに名前ランキングは5位と、毎年人気の高い名前です。 「太陽」の「陽」に「朝」を組み合わせることで、爽やかでやさしい陽射しを連想させます。また、新たなスタートや希望を感じさせる名前です。 2023年に名付けられた男の子の名前は、「蓮」「碧」「湊」「蒼」「凪」「律」といった一文字ネームのほか、「陽翔」「湊」「結翔」「湊斗」などの「と止めネーム」が多くランクインしていました。また、「碧」「蒼」「凪」といった「ジェンダーレスネーム」の人気も健在。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~10月1日(日)調査件数:44,716件(男の子)
2023年11月03日2023年に誕生した女の子の赤ちゃんの名前を大調査! 古風で日本的な名前「レトロネーム」に、自然の美しさがイメージできる要素が加わった「ネイチャーネーム」がトレンドになっています。2023年に生まれた女の子42,828名の名前から、人気の名前ランキングTOP10を紹介します。 1位陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた、ひより)2023年生まれの女の子にもっとも多く名づけられた名前は、「陽葵」(227人)でした! 2022年の年間名前ランキングでも1位に輝いた名前で、2年連続のトップとなりました。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 2位凛(主なよみ:りん)2位にランクインしたのは「凛」(223人)。1位の「陽葵」と4人差という僅差になりました。2022年、2021年ともに年間名前ランキングで2位だった「凛」ですが、今年も同順位となりました。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由のひとつです。 3位翠(主なよみ:すい、みどり)3位に入ったのは「翠」(165人)。2022年の名前ランキングでは19位、2021年では55位と、今年一気に人気が高まった名前です。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 4位紬(主なよみ:つむぎ)「紬」が4位にランクイン(181人)。2021年の名前ランキングでは1位だった「紬」ですが、2022年は8位。今年はその人気が返り咲いた模様です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる「レトロネーム」です。 5位芽依(主なよみ:めい)5位は「芽依」(163人)。2022年の名前ランキングは3位、2021年は6位と、毎年安定した人気を誇る名前です。「芽依」は5月(英語で「MAY」)生まれの女の子に毎年多く名づけられる傾向にあります。 「芽」は、新たな始まりや生命力、発展性を感じさせる文字。新緑の季節にぴったりの漢字です。また「依」は「よりどころ」「頼りにする」といった意味があり、信頼感や包容力を感じさせます。6位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆな、ゆいな)6位にランクインしたのは「結愛」(154人)。2022年の名前ランキングでは13位、2021年は12位だった「結愛」ですが、今年初めてのトップ10入りとなりました。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」に、「愛でる」「かわいがる」ことを意味する「愛」を組み合わせています。「愛し愛される人になるように」と、パパ・ママの愛が感じられる名前です。7位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな、ゆうな)7位に入ったのは「結菜」(152人)。2022年の名前ランキングでは6位、2021年では7位と、トップ10入り常連の人気ネームです。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表し、「菜」は菜の花の意味。「結」は2023年漢字ランキングで1位に、「菜」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 8位琴葉(主なよみ:ことは)2023年の名前ランキング8位は「琴葉」(142人)。2022年の名前ランキングでは14位、2021年は17位でしたが、今年初めてのトップ10入りを果たしました。近年人気が高まっている「は止めネーム」、そして古風な印象のある「レトロネーム」でもあります。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。また、「葉」という漢字を止め字に用いることで、若葉のような生命力やみずみずしさも感じられます。 9位莉子(主なよみ:りこ)9位に入ったのは「莉子」(139人)。2022年の名前ランキングは7位、2021年は10位だった「莉子」ですが、レトロネーム人気によって今年は一層注目が集まりました。 「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージもプラスされた名前です。 10位陽菜(主なよみ:ひな、はるな、ひなの)10位にランクインしたのは「陽菜」(136人)。2022年、2021年ともに名前ランキングは9位と、安定した人気を誇るレトロネームのひとつです。 1位の「陽葵」に続き、「陽」を用いた名前のランクイン。「陽」という漢字は、2023年女の子の漢字ランキングで9位、男の子では2位と、名づけに大人気の漢字です。「ひな」という響きも「雛」を連想させ、愛らしい印象になっています。 2023年に名づけられた女の子の名前は、引き続き「レトロネーム」の人気が継続中! さらに、「葵」「翠」などの日本古来の自然を表す漢字がランクインしているのも印象的でした。今後も「レトロネーム」と「ネイチャーネーム」に注目です!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~10月1日(日)調査件数:42,828件(女の子)
2023年11月02日※2021年11月時点において各メディア(同社選定競合サイト4社)が発表している月間PV数(同社調べ)2023年は一文字の名前に人気が高まるグローバルで発音のしやすい一文字の名前が男女ともに増加!その中でも「翠」や「凪」など、日本の古き良き自然の美しさがイメージできる“ネイチャーネーム”が増加今年の傾向として、グローバルで発音のしやすい一文字の名前が男女ともに増加しています。男の子はTOP10のうち半数以上の6つが、女の子はTOP3のうち3つが一文字の名前という結果になりました。その背景には、大谷翔平選手や渡邊雄太選手のように海外に拠点を置いている日本人選手の目覚ましい活躍も理由だと考えられます。海外でも通じるような要素が感じられる名前が増えている一方で、日本の古き良き自然の美しさがイメージできるような名前“ネイチャーネーム”の人気も高まっています。新型コロナウイルス感染症の影響による海外渡航の制限が緩和されたことで、改めて日本の自然や景色に目を向けて、日本国内の良さを再確認する動きが高まっていることも理由のひとつかもしれません。今年の女の子の名前ランキングでは「翠(主なよみ:すい、みどり)」が一昨年55位から去年19位と順位を上げ、今年は3位に大きくランクアップしました。「翠」は、緑色の羽を持つ翡翠(カワセミ)に由来していて、カワセミは正岡子規などの俳人の作品にも用いられており、日本の情景を表す言葉として古くから親しまれています。「翠」は、躍動感あふれるカワセミの生命力と上品で澄んだ緑色の印象を合わせ持ち、美しい景色がイメージできるような漢字です。さらに今年ランクを上げた注目のネイチャーネームは、「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」です。男の子の名前ランキンングで、昨年13位から今年8位へとランクアップしている「凪」は、楷書体の「風」の外側の部分に「止」の字を合わせ「風が止まる」という意味で使われてきた国字(和製漢字)で、海上の風や波が穏やかになる情景がイメージできます。ほかにも「樹(主なよみ:いつき、たつき、じゅり)」や「暖(主なよみ:だん)」、「杏(主なよみ:あんず)」など自然にまつわる名前が人気でした。<男女別の傾向>男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「陽翔」、3位「碧」でした。「蓮」は2年ぶりに1位に返り咲き、「陽翔」は3年連続2位をキープしています。以降、4位「湊」、6位「蒼」、8位「凪」、9位「律」と一文字の名前が続き、5位「結翔」、7位「湊斗」は近年人気の“と止めネーム”が多くランクイン。女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵」、2位「凛」、3位「翠」という結果に。1位の「陽葵」と2位の「凛」はどちらも2年連続で順位をキープ。4位の「紬」は、昨年8位から一気にランクを上げました。さらに、「結愛」は昨年13位から6位へ、「琴葉」は昨年14位から8位とそれぞれTOP10入りを果たしました。女の子は和風なイメージを持つ名前の人気が根強いようです。(※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。同社の調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。【調査概要】調査対象:ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用した人調査期間:2023年1月1日(日)〜10月1日(日)調査件数:87,544 件(男の子:44,716 件/女の子:42,828件)ベビーカレンダー(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅3位「櫻井翔」、2位「カズレーザー」となると、1位はやっぱり…!?【勉強を教えてもらいたい芸能人ランキング】✅「年賀状が欲しいものリスト化」「おけおけ」「今年も四六四九」、子どもの面白年賀状に思わずほっこり~✅「ば~ば」がしてあげたいことと「ママ」がしてもらって嬉しかったこと…ほぼ一致<シニア世代・ママ世代アンケート>
2023年11月02日妊娠・出産・子育ての毎日を笑顔にする、ママと専門家をつなげるプラットフォーム企業、株式会社ベビーカレンダーは、2023年に生まれたお子さん87,544名を対象に、赤ちゃんの名前に関する調査を実施しました。この記事では、赤ちゃんの名前ランキング、よみランキング、漢字ランキングをご紹介しています。 2023年に生まれた赤ちゃん約8万人の名前を大調査しました! 赤ちゃんの名前ランキング、よみランキング、漢字ランキングのTOP10をご紹介します。今年で14回目となる赤ちゃんの名前ランキング。気になる2023年の結果は!? 【名前】日本の古き良き自然の美しさがイメージできる“ネイチャーネーム”が2023年のトレンド赤ちゃんの名前ランキングTOP10 今年の傾向として、グローバルで発音のしやすい一文字の名前が男女ともに増加しています。男の子はTOP10のうち半数以上の6つが、女の子はTOP3のうち3つが一文字の名前という結果になりました。その背景には、大谷翔平選手や渡邊雄太選手のように海外に拠点を置いている日本人選手の目覚ましい活躍も理由だと考えられます。 海外でも通じるような要素が感じられる名前が増えている一方で、日本の古き良き自然の美しさがイメージできるような名前“ネイチャーネーム”の人気も高まっています。新型コロナウイルス感染症の影響による海外渡航の制限が緩和されたことで、改めて日本の自然や景色に目を向けて、日本国内の良さを再確認する動きが高まっていることも理由のひとつかもしれません。 今年の女の子の名前ランキングでは「翠(主なよみ:すい、みどり)」が一昨年55位から去年19位と順位を上げ、今年は3位に大きくランクアップしました。「翠」は、緑色の羽を持つ翡翠(カワセミ)に由来していて、カワセミは正岡子規などの俳人の作品にも用いられており、日本の情景を表す言葉として古くから親しまれています。「翠」は、躍動感あふれるカワセミの生命力と上品で澄んだ緑色の印象を合わせ持ち、美しい景色がイメージできるような漢字です。 さらに今年ランクを上げた注目のネイチャーネームは、「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」です。男の子の名前ランキンングで、昨年13位から今年8位へとランクアップしている「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」は、楷書体の「風」の外側の部分に「止」の字を合わせ「風が止まる」という意味で使われてきた国字(和製漢字)で、海上の風や波が穏やかになる情景がイメージできます。ほかにも「樹(主なよみ:いつき、たつき、じゅり)」や「暖(主なよみ:だん)」、「杏(主なよみ:あんず)」など自然にまつわる名前が人気でした。 <男女別の傾向>男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「陽翔」、3位「碧」でした。「蓮」は2年ぶりに1位に返り咲き、「陽翔」は3年連続2位をキープしています。以降、4位「湊」、6位「蒼」、8位「凪」、9位「律」と一文字の名前が続き、5位「結翔」、7位「湊斗」は近年人気の“と止めネーム”が多くランクイン。 女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵」、2位「凛」、3位「翠」という結果に。1位の「陽葵」と2位の「凛」はどちらも2年連続で順位をキープ。4位の「紬」は、昨年8位から一気にランクを上げました。さらに、「結愛」は昨年13位から6位へ、「琴葉」は昨年14位から8位とそれぞれTOP10入りを果たしました。女の子は和風なイメージを持つ名前の人気が根強いようです。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。 1. WBCで活躍した選手の名前が大人気!大谷翔平選手の「翔」が漢字の中で圧倒的No.1&「朗希」が増加! 2023年3月に開催されたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、日本は14年ぶりに世界一に返り咲きました。その影響を受けて、今年の赤ちゃんの名づけでは、WBCで活躍した選手の名前に人気が集まっていました。 ロサンゼルス・エンゼルスで投手と打者の二刀流として活躍し、WBCでもMVPを受賞した大谷翔平選手の「翔」が、男の子の漢字ランキングで1位に。2位の「陽」と3位の「斗」の差が84件なのに対し、「翔」は2位の「陽」に464件という大差をつけました。 また、同じくWBCで活躍した佐々木朗希(ろうき)選手と同じ、「朗希」という名前の件数は、昨年0件から、今年は3件に。「ろうき」というよみの件数も、昨年0件から今年5件に増加しました。 そのほか、2023年夏の甲子園で優勝した慶應高校の”美白王子”こと丸田湊斗選手の「湊斗」が、昨年18位から今年は7位へランクアップ。さらに、男子バスケW杯で活躍した渡邊雄太選手の「雄太」は、昨年0件から今年4件に増加していました。 日本人スポーツ選手の活躍が目覚ましい昨今、世界に羽ばたく選手のようにわが子も輝いてほしいと願うパパやママが多かったようです。 男の子は「と」止めネームの人気が継続中!女の子は英語圏でも発音しやすい名前がトレンド名前のよみランキングTOP10男の子の名前よみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「みなと」、3位「りく」でした。絶対王者の「はると」は、2018年から6年連続で1位に! 2位「みなと」、4位「あおと」、5位「ゆいと」が続き、今年もまだまだ“と止めネーム” の人気は止まらないようです。昨年12位だった「ゆうと」が今年は順位を上げ10位になりました。そんな中、「りく」と「そら」が昨年に引き続きTOP10にランクイン、男の子の中でも“2音ネーム”の人気が高まっています。 女の子の名前よみランキングTOP3は、1位「えま」、2位「つむぎ」、3位「さな」でした。今年は、TOP10のうち7つが“2音ネーム”に。中でも、1位「えま」、3位「さな」、5位「めい」のように、発音のしやすい名前が人気となっています。昨年11位だった「つむぎ」が今年は2位と大躍進。絹織物や糸を作るという意味で使われる「つむぎ」というよみに、人と人とのつながりを大切にしてほしい、コツコツと根気よく物事に取り組める人になってほしい、というパパやママの思いが込もっているのかもしれません。 【漢字】1位は「翔」「結」。男の子は壮大さや真っすぐさ、女の子は自然や人と人とのつながりをイメージできる漢字が人気名前の漢字ランキングTOP10男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「陽」、3位「斗」でした。一昨年4位、昨年3位だった「陽」が2位までランクアップ。大らかでたくましい様子の「大」、ありのままを意味する「真」、豊かさや大きさを表す「太」など、壮大さや真っ直ぐさをイメージさせる漢字が人気を集めました。 女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「結」、2位「愛」、3位「莉」という結果に。昨年と3位だった「結」が1位になり、昨年4位だった「愛」が2位になりました。草花を表す「莉」、「花」、「菜」が3位から5位までランクインする中、人と人とのつながりや絆をイメージする「結」や「愛」がTOP2を独占したことから、女の子にはみんなに愛される人や人との絆を大切にしてほしいという思いが感じられます。 2023年生まれの赤ちゃんの名前調査では、グローバル化を意識した英語圏でも発音がしやすい“2音ネーム”の人気が男女ともに高まっていることが明らかに。その一方で、漢字としては日本らしさや自然の美しさを表すものを選ぶ傾向があるようです。WBCやバスケW杯のような世界の舞台で活躍したアスリートたちの名前が赤ちゃんの名前の人気にもつながるという結果になりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)〜2023年10月1日(日)調査件数:87,544件(男の子:44,716件/女の子:42,828件) 2023年 赤ちゃんの名前ランキングはこちら名前ランキング検索コーナーはこちら
2023年11月01日