世界を渡り歩いたシェフが開いた“循環型レストラン”売れ残ってしまう食材をつかった“一期一会のフルコース”“命をいただく”料理で、困っている人を笑顔に変えたい世界を渡り歩いたシェフが開いた“循環型レストラン”お店があるのは、大阪・天満の喧騒から少し離れた、住宅街の一軒。家のような建物の2階にあるため、ここを目指して来なければ絶対に分からない、まさに隠れ家です。壁には濾した後のコーヒー豆が練り込まれています細い階段を上ると広がるのは、天井が高く、どこか和の風情のある空間。大理石の調理場と1枚板のカウンターが美しく、意匠あるダウンライトでくつろげる店なのですが、実はほとんど廃材を利用して作られているというから驚きです。明治時代からある木材を再利用して作った食器棚シェフの船岡勇太さんは、東京【タテルヨシノ】やパリの【ステラマリス】など、名だたる名店で研鑽を重ねた人物。2018年からはサッカー選手の本田圭佑さんの専属シェフも務めた実力派。船岡勇太シェフ(中央)と、スタッフの眞下仁義さん(左)、小林健太さん(右)本田選手に帯同して各国を渡り歩く中で、カンボジアの貧困層の食の現実や、環境先進国オランダのフードロスへの取り組みに触れ、「Reduce(減らす)」「Reuse(繰り返し使う)」「Recycle(再資源化)」の3Rをテーマに、食材や材料を最後まで使い切る“循環型レストラン”を開店しようと決意したそうです。おいしいのに売れ残ってしまう食材をつかった“一期一会のフルコース”こちらで味わえるのは、卸売店と一緒に吟味した鮮魚やお肉、船岡シェフの地元滋賀をはじめとする農家直送の野菜の中から「おいしいけれどサイズや見た目の問題で売れ残りそうな食材」を用いたコース料理。食材からインスピレーションを受け、季節やその日の天気、ゲストの気分にも配慮して考案する一期一会のフルコースが味わえます。ランチは税込6,500円、ディナーは税込13,000円~の、予約制。ここからは、ある日のコースの一例をご紹介します。『カニとアボカドの千枚漬け巻き ワサビクリーム』千枚漬けの酸味と、さっぱりとしたワサビクリームがカニの風味を引き立て、キャビアの塩気とほうれん草の青味があと口に心地よく残ります。この日の前菜は、カニとアボカドを千枚漬けで巻き、ワサビクリームとキャビアをトッピングしたひと品。ほうれん草の捨ててしまう部分を余すところなく、乳酸発酵させてパウダーにして添えています。『新玉ねぎのムース 昆布とライムのジュレ 車海老のマリネ添え』出汁のジュレの豊潤な旨味が玉ねぎ本来の甘みを引き立て、やわらかな海老が食感のアクセントに。時折感じる、クリーミーな雲丹の塩気もたまりません。カクテルグラスの中に艶やかな花畑が出現するこちらは、おいしいのに売れ残ってしまう玉ねぎの味を活かして塩だけを加えたムースと、何回も出汁をとった後の本来なら捨ててしまう昆布に、焼き魚や骨を加えたジュレを合わせたもの。半生に仕上げた形が不揃いな車海老と、つぶし雲丹もトッピングされ、彩りを添えています。『ホワイトアスパラガスと琵琶マスのカネロニ パッションフルーツとほおずきのソース』“豊かな春”をイメージしたという次の皿は、ホワイトアスパラガスを巻いた琵琶マスに、パッションフルーツとほおずきのソースを合わせたもの。提供時に温かいオリーブオイルをかけることで、自然環境が壊れゆくイメージを喚起させるメッセージ性のあるひと品です。『河内鴨のたたき 滋賀野菜のおひたし 新生姜ソース』河内鴨のたたきの下にカブを敷き、滋賀野菜のおひたし、新生姜のソースを合わせたこちらは、鴨が自然の中を泳ぐ姿をイメージ。驚くほどやわらかな鴨の肉々しさと、カブの甘みや野菜それぞれの風味を、はちみつを加えた新生姜のソースがやさしくまとめてくれます。『小麦の皮のパン』添えられたバターナイフは、資材の余りを使って作ったもの。トレイはくるみの木を削る際のロスの少ない手彫りしたもので、パンの水分を自然にとって、カリっとした食感を保ってくれます。『イチゴとホワイトチョコレートのプリン 赤紫蘇風味の泡を添えて』5色の紫陽花を表現したデザート。いちごのコンフィチュールとホワイトチョコ、爽やかな赤紫蘇といちごの絞り汁を合わせた泡、トリュフの香りが混じり、食べ進むごとに違った味わいが楽しめます。ドリンクも生産者から届くものが用意されており、この日は滋賀県比良で作られた赤紫蘇のジュース。フルーティな香りと赤紫蘇の爽やかさでついゴクゴク飲んでしまいます。また、信州の生産者から直送されるぶどうジュースは、無添加、無補糖で原材料は100%ぶどうのみ。深いコクと酸味がぶどうそのもののおいしさを再発見させてくれました。『赤紫蘇のジュース』800円(税抜)『ぶどうジュース』800円(税抜)“命をいただく”料理で、困っている人を笑顔に変えたい船岡シェフが目指すのは、世界の困っている人を助け、喜ばせる料理。だからこそ廃棄される材料や食材をとことん使い、“命をいただく”ことを意識して、「人にも地球にも環境にもやさしい、フードロスへの取り組みが当たり前の店にしていきたい」と語ります。食器は全て信楽焼。こちらは深皿を作る際に余る中の土を使って作ったもの本田選手に帯同した2年で8ヵ国を巡ったそうで、そこで出会った貧困層の子供に助けてもらったことも。そんな子供たちはもちろん、その親たちも笑顔にするために、プノンペンに料理学校を作るプロジェクトも進行しているのだそう。その真摯な姿勢と、コースの皿数を決めずお腹いっぱいまで食べさせてくれるお母さんのような温もりが人を集め、リピートせずにはいられない一軒です。すでに予約がかなり困難になっているそうですが、少し先を目指して、大切な方やご家族とぜひ来店してみてはいかがでしょうか。funachf(フナシェフ)【エリア】南森町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】天満駅
2020年07月08日【いふう】和食【CRAFTALE(クラフタル)】フレンチ【リストランテ カシーナ カナミッラ】イタリアン【和韓 石鍋 若狭】韓国料理【鮨おかだ】和食【tatsumi(タツミ)】フレンチ【中目黒 Bistro Bolero(ビストロボレロ)】ビストロ【いふう】和食お店で人気の「季節の炊き込みご飯」も入った特製お弁当をぜひご自宅で!『特製いふう弁当』限定30個1,500円(税込)中目黒駅から徒歩3分の位置に佇む和食店【いふう】でも、お持ち帰りメニューの提供を開始。玉子焼きや焼き鳥、季節の炊き込みご飯などが入った『特製いふう弁当』(限定30個)に加え、『いふうのロールキャベツ』や『串焼き』などを提供しています。詳しくはお店のInstagramをご確認頂くか、お電話にてお問い合わせください。■MENU『特製いふう弁当』限定30個1,500円(税込)(玉子焼き、焼き鳥、揚げ物、和え物、煮物、季節の炊き込みご飯など)※『うにご飯』は追加料金がかかります■購入方法電話で予約(前日まで)電話:03-3715-8662予約受付時間11:00~21:00商品受け渡し時間12:00~14:00※テイクアウトのみ(デリバリーは行っておりません)■ 引き渡し場所【いふう】店頭いふう【エリア】中目黒【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】中目黒駅 徒歩3分【CRAFTALE(クラフタル)】フレンチソースセットやパンに加え、リクエストがあればブイヤベースも!写真のブイヤベースは「リクエストがあればお作りします」とのことクラシックなスタイルをベースにオリジナルのメニューを提供するフレンチレストラン【クラフタル】。赤ワインソース・シュープレームソース(クリームソース)・ブイヤベースソース・トリュフソース・ソースペリグルディーヌ(フォアグラとトリュフのソース)がセットになった『レストランのソースセット』(1日限定5セット)をはじめ、家庭料理をグレードアップしてくれるテイクアウトメニューを提供しています。■MENU①『レストランのソースセット』各200g×5種 5,000円 ※1日限定5セット赤ワインソース/シュープレームソース(クリームソース)/ブイヤベースソース/ トリュフソース/ ソースペリグルディーヌ(フォアグラとトリュフのソース)②『ドライトマトのエルブドプロヴァンス風味』600円③『ドライトマトのペーストに韓国産唐辛子とハーブを効かせた赤いパン』④『鰹節の湯種パン』650円⑤『ソシソンブリオッシュ』1,600円⑥『自家製のソーセージを入れて焼き上げたボリュームたっぷりのパン』⑦『ナッツとチョコとドライフルーツのパイ』1,500円⑧『パン4本セット』3,800円※1日4セット限定※保冷バックなどがございましたらご持参ください。■購入方法受付方法:電話、メッセンジャー※予約制受け渡し時間:15:00019:00よりお選びいただきお知らせください。■予約専用アドレス電話:03-6277-5813メッセンジャー:■ 引き渡し場所【クラフタル】店頭CRAFTALE【エリア】中目黒【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】中目黒駅 徒歩6分【リストランテ カシーナ カナミッラ】イタリアン野菜たっぷりのスープや、パスタ、フォアグラチョコアイスなどを提供左から『12種類の野菜のズッパ』、『フォアグラチョコアイス』、『アニョロッティ』目黒川沿いの2階にあるイタリアン【リストランテ カシーナ カナミッラ】。テイクアウトできる野菜たっぷりの『12種類の野菜のズッパ』は、シェフがイタリアで働いていた頃のまかないの味を再現したスープ。「どんな人がどんな状況で食べても、おいしくてホッとするものを提供したい」というシェフの思いが詰まった、シンプルだけれど元気になれる、そんな野菜のスープです。■MENU①クレーシャ3種(パニーノの様に生地にソーセージやほうれん草チーズをいれたもの)・『サルシッチャとくたくたほうれん草・チーズのクレーシャ』1,000円(税込)・『焼きトマトと水牛モッツァレラのクレーシャ』1,000円(税込)・『尾崎牛のクレーシャ』8,000円(税込)②『フォアグラチョコ』850円(税込)(チョコムースのなかにフォアグラのパテを詰めまわりにナッツを貼り付けました)③『アニョロッティ』1,500円(税込)(ラビオリとチーズとバターソース)④『12種類の野菜のズッパ ~イタリアのまかないの味~』グリッシーニとパルミジャーノセット1,300円(税込)、ハーフ700円(税込)■受け渡し時間12:00~15:00、17:00~19:00※時間外でも対応できる場合もあるので、お電話(03-3715-4040)にてお問い合わせください■引き渡し場所【カシーナカナミッラ】店頭リストランテカシーナカナミッラ【エリア】中目黒【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】中目黒駅 徒歩5分【和韓 石鍋 若狭】韓国料理韓国料理をベースに和のテイストを融合した「和韓料理」を提供『牛焼肉弁当』2,500円(税抜)『ヒレカツサンド』6,000円(税抜)『プルコギ弁当』1,800円(税抜)和食と韓国料理を融合した「和韓料理」を独自のジャンルを切り開いた【和韓 石鍋 若狭】。しばらくディナー営業は自粛し、予約のみのお弁当、オードブルのテイクアウトをスタート。『サムギョプサル弁当』や『牛プルコギ弁当』、『牛すじカレー』に加え、オードブル、アラカルトはリクエストにも答えてくれるそう。■MENU①『サムギョプサル弁当』1,100円②『チーズダッカルビ弁当』1,250円③『牛すじカレー』1,270円④『プルコギ弁当』1,800円⑤『牛焼肉弁当』2,500円⑥『ヒレカツサンド』6,000円⑦『オードブル(5種)』5,400円~(すべて税抜)※現金でのご対応となります※オードブル、アラカルトはリクエストにお応えいたします。■購入方法お電話にてご予約ください。電話:03-6452-2460※予約制、現金のみ受け渡し開始時間:12:30~20:00(L.O.19:00)■引き渡し場所【若狭】店頭■店舗より「ご注文頂いてからのお造り、予約制でやらせて頂いてます。30分01時間ほどお時間頂いてしまう事がありますので、お早めにご連絡頂けますと幸いです」和韓石鍋若狭【エリア】中目黒【ジャンル】韓国料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】12000円【アクセス】中目黒駅 徒歩10分【鮨おかだ】和食鮨屋のにぎりや丼が楽しめる! 周辺エリアであれば出前も対応『にぎり』は5,000円のものと、10,000円のものが選べます目黒川の桜並木沿いにある【鮨 おかだ】。丁寧ににぎられた鮨屋の味が自宅で楽しめます!周辺エリアであれば出前も対応してくれるので、電話で問い合わせてみてください。■MENU『名物 ふわふわ穴子丼』3,500円『にぎり』5,000円『ばらちらし』5,000円『太巻き』1本 2,000円『天丼』4,000円■購入方法電話(050-5263-8349)での事前予約制店舗周辺であれば+500円で出前も行っております■販売時間11:30~22:00■ 引き渡し場所【鮨おかだ】店頭鮨おかだ【エリア】中目黒【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】中目黒駅 徒歩5分【tatsumi(タツミ)】フレンチ日替わりカレーや、肉盛り合わせ、サラダなどを提供左から『ハンバーグ弁当』、『ジビエラグーパスタ』、『トマトクリームパスタ』1,000円~。※メニューや価格は日によって変わります目黒銀座商店街にある、カジュアルにフレンチが楽しめるお店【タツミ】。日替わりでさまざまなメニューを提供中です! 内容はお店のFacebook(リンクは下段に記載)で公開しています。■MENU※一例です。内容や価格は日によって変わります。『日替わりカレー』1,000円~『ハンバーグ弁当』1,200円『ジビエラグーパスタ』1,000円『トマトクリームパスタ』1,000円■購入方法店頭にて販売※カレー以外の注文は電話予約をお願いします電話:03-5734-1675■受け渡し時間11時30分~15時、16時~21時(L.O.20時)定休日:日曜■引き渡し場所【タツミ】店頭タツミ【エリア】中目黒【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】中目黒駅 徒歩8分【中目黒 Bistro Bolero(ビストロボレロ)】ビストロ冷凍・真空パックでビストロ料理をテイクアウト『チキンカレー』500円(税込)『もつ煮』500円(税込)【ボレロ】のテイクアウト販売は全て冷凍&真空パックでお渡し。カレーやスープ、もつ煮など3~5種類をご用意。冷凍しておけば何日でも保存可能ですし、おうちで白米を準備するだけで食事の準備OK!■MENU①『数量限定 ムール貝カレー』1P 600円(税込)②『チキンカレー』1P 500円(税込)③『もつ煮込み』1P 500円(税込)④『つぶ貝のブルゴーニュ風』1P 800円(税込)⑤『春キャベツとあさりのクリームスープ』1P 600円(税込)※冷凍の真空パックでの提供※ライスはありません■購入方法電話か店頭にてご予約ください電話:03-6712-2390販売時間:10:00~17:00定休日:土日■ 引き渡し場所【ビストロボレロ】店頭中目黒 Bistro Bolero【エリア】中目黒【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4,501円~5,000円【アクセス】祐天寺駅この記事は4月19日時点の情報です。最新の情報はお店のSNS等でチェックをするか、直接お店にお問い合わせください!
2020年04月19日香ばしいシュー生地の中に、たっぷりとクリームが入ったシュークリーム。東京のカフェやパティスリーには、形や味にこだわったシュークリームの名店がたくさんあるとご存じでしたか。今回は、シュークリーム好きはぜひ足を運んでおきたいお店を厳選してご紹介します。【代田】白髭のシュークリーム工房世田谷の静かな時間が流れるお店白髭のシュークリーム工房は、小田急世田谷代田駅から徒歩5分の場所にあるシュークリーム工房です。木に囲まれた閑静な住宅街に位置し、都心にいることを忘れさせてくれるようなゆったりとした時間が流れています。ケーキショーケースを見渡せば、トトロのシュークリームがずらりと並んでいます。味によってトッピングが違うので、可愛いトトロに思わずうっとり。他にもはっぱやキノコなどのクッキーも販売されているので、トトロの世界観を感じること間違いなし!入り口にはネコバスやトトロのぬいぐるみをはじめとするトトログッズがお出迎え。素材と形にこだわったシュークリーム白髭のシュークリーム工房の目玉商品は、「トトロのシュークリーム」です。可能な限り原料は国産品にこだわっており、トトロの形をしたシュー皮の複雑な作りは高い技術が必要だということを物語っています。そのため、1日の生産数に限りがあるので、売り切れてしまう場合もあります。土日やクリスマスなど人が多く見られる場合には、平日よりも多く準備しています。2階には、カフェ「トロ・コーヒー&ベーカリー」が入っています。このカフェでは、トトロのシュークリームを注文することができるので、コーヒーと一緒にゆったりとした時間を過ごすことができます。スポット情報スポット名:白髭のシュークリーム工房住所:東京都世田谷区代田5-3-1電話番号:03-5787-6221【麻布十番】ほっぷしゅうくりーむ洗練された街並みにマッチした、スタイリッシュなお店スタイリッシュなお店が立ち並ぶ洗練された街、麻布十番。その街並みにぴったりの、おしゃれな外観が目を引くお店です。レンガ作りの壁は、通り沿いが全面ガラス張りになっているので、店内の様子を伺うことができます。男性が1人でも入りやすい洋菓子店にしたいというお店の思いから、クールで洗練された雰囲気の外観と内装が選ばれているのです。実は失敗から誕生したというシュークリームもともとパン職人として働いていた創業者が、新しいパンを開発する際に失敗して偶然に誕生したのが、このお店の定番メニューとなっているシュークリームでした。つまり、失敗が原点となって始めたシュークリーム専門店なのです。いまや、シュークリーム以外にも、ソフトクリームやクッキー、食パンなど、主役級においしいラインナップが勢ぞろい。訪れる人の舌を楽しませています。シュークリームだけじゃない、おすすめ商品シュークリーム以外にも、人気の高いメニューがたくさんあるのがこのお店の特徴。「食パン」は、女性職人が店内で丹精込めて作りあげる、身体に優しいパンです。もちっとした食感でファンが多い一品。「パフェソフト」は、一枚一枚お店で焼きあげたワッフルコーンに、北海道産の生クリームを使用した手作りソフトクリームをイン。ワッフルのカリカリした食感にソフトクリ―ムの優しい甘さがマッチしています。他の店とはひと味違う! オリジナル「手作りクッキー」ほっぷしゅうくりーむで人気の高い「手作りクッキー」。実は他とはひと味違う、シュークリーム屋さんならではのクッキーなのです。サクサクした食感の秘密は、生地に入っているローストしたシュー皮。このシュー皮が、ひと味違う軽い食感を実現させています。バターの味がしっかりと効いていながらも軽い口当たりで、何枚でも食べられそうです。お店のモットーは出来立て、作り立ての商品お店のメニューはシューアイスを除いて、全てお店の中で手作りされています。シュークリームやパン、クッキーはもちろんのこと、パンに使用するジャムやきなこもちまで全部手作りというこだわりよう。心をこめて作られたスイーツやパンの数々は、食べる人に笑顔と幸せを運んでくれます。こだわりのシュークリームをはじめとしたスイーツやパンを楽しめるお店、ほっぷしゅうくりーむは、都営大江戸線・東京メトロ南北線「麻布十番駅」徒歩3分のところにあります。おしゃれなお店で、作りたてスイーツたちを味わってみてはいかがですか?【中目黒】Pâtisserie Cacahouete Paris中目黒のおしゃれなフランス菓子店東京・中目黒の路地にあるフランス菓子のお店、「Pâtisserie Cacahouete Paris(パティスリー カカオエット・パリ)」。グリーンのドアとフランスの国旗が目印で、シックな外観が特徴です。店内はケーキが一番輝くようにと白と黒を基調にしたシンプルな空間。イートインスペースもあるので、気になったケーキを買ってすぐに食べることもできます。甘いものを食べて休憩したくなったときに利用したいお店です。四角いシュークリーム!「シューキューブ ヴァニーユ」「パティスリー カカオエット・パリ」のシュークリームは、なんとキューブ型なんです!スタイリッシュなフォルムの新感覚シュークリームは、手土産にもきっと喜ばれるはず。中にはたっぷりとカスタードクリームが入っています。ユニークな発想の「ヴェリンヌ ショートケーキ」シュークリームの他にチェックしておきたいケーキは、「ヴェリンヌショートケーキ」。ストローを使ってショートケーキを飲みながら味わう、新感覚スイーツです。ひと口めは甘酸っぱいイチゴのピューレ、ふた口めからは生クリームとイチゴのマリアージュが楽しめます。イチゴとクリームの層が透明なカップから見えるかわいらしいルックスで、女性を中心に人気となっています。おしゃれな街中目黒の洗練されたパティスリーお店は、東京メトロ日比谷線・東急東横線「中目黒駅」から徒歩7分。午前中は比較的空いているそうなので、ゆっくりとスイーツを選ぶことができます。「パティスリー カカオエット パリ」でユニークなキューブ型シュークリームを味わってみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:パティスリー カカオエット・パリ住所:東京都目黒区東山1-9-6電話番号:03-5722-3920【八王子】ペール・ノエル みなみ野店ワクワクしたあの頃の気持ちを思い出させてくれるお菓子のお城をイメージしたという外国風の店構えが特徴的な、八王子のケーキ店「ペール・ノエル みなみ野店」。お客さんに小さな驚きを常に感じていただけるお店を目指しています。そのため季節ごとにかわる楽しいディスプレイや、シーズンごとにケーキなど商品の2/3を入れ替えるなど、嬉しい工夫がたくさん。ショーケースを彩るたくさんのケーキに、つい何度も通ってしまいそうです。こだわりの食材で作るシュークリームが人気!サクサクの生地となめらかなクリームが楽しめる、「ペール・ノエル de シュー」。シュークリームの要であるカスタードクリームには、町田市北島牧場から毎朝届く低温殺菌牛乳と那須の御養卵を使っています。濃厚な味わいの特製カスタードを、焼きたてのシューにたっぷりと絞った一品。シュー皮にはザラメを乗せて焼き上げることで、カリカリの食感になりました。手土産にも喜ばれる、お店で人気ナンバーワンの商品です。栗好きにはたまらない! ずっしり濃厚なモンブランシュークリーム以外にも絶品スイーツはたくさんあります。「和栗のモンブラン」は、贅沢な4層仕立て。ラム酒の風味を加えたジェノワーズの上に、お店特製のカスタードクリームと北海道産のフレッシュな生クリームを乗せています。これらを、栗の香り豊かな熊本産栗ペーストが入ったマロンクリームで包んで完成です。栗本来の味を損なわないよう、加えるのはフレッシュバターと低温殺菌牛乳のみ。濃厚なマロンクリームが楽しめる、食べ応え満点のモンブランです。大人から子どもまで、笑顔になれる街のケーキ屋さん小さな子ども連れのお客さんでもゆっくりお買い物を楽しんでもらえるよう、店内にはキッズスペースを設置。細かいところにまで気配りを感じられます。お店までは、JR横浜線「八王子みなみ野駅」から徒歩5分です。車10台分が停められる駐車場完備なので、ゆったりとお買い物ができます。ケーキの種類が豊富で、何度行っても飽きない「ペール・ノエル みなみ野店」。お気に入りのケーキを探しに出かけませんか?スポット情報スポット名:ペール・ノエル みなみ野店住所:東京都八王子市西片倉3-11-5電話番号:042-632-0214【広尾】ルコント愛され続けてきた「ルコント」の新しいかたち「ルコント」は1968年に日本で初めてとなるフランス菓子店として、六本木で誕生しました。フランス菓子をとことん追求し、本場の味を再現した繊細なスイーツが人気を呼びましたが、2010年に一度その歴史に幕を閉じます。そして、2013年に、フランス菓子への信念を受け継いだ、新たな「ルコント 広尾本店」が誕生しました。世代を問わず愛され続ける、どこか懐かしい、そして新しい要素を持ったスイーツが味わえる名店です。可愛らしい動物をモチーフにしたシュークリーム本格的な味を楽しめる「ルコント 広尾本店」のシュークリームは、動物をモチーフにした可愛らしい見た目が自慢。白鳥をかたどった「スワン」や子ネズミ型の「スウリー」の中には、濃厚なカスタードクリームが贅沢に詰まっています。大人はもちろん、子どもにも嬉しい人気のスイーツをぜひ味わってみてください。伝統を受け継いだスイーツを楽しんでシュークリームをはじめ、こだわりが詰まったスイーツたちは、どれも繊細で深い味わいが魅力です。カフェスペースでは、限定のメニューを味わうことができます。ここならではの見た目も可愛いスイーツに、心癒されてみてください。日本にいながら、本格的なフランス菓子が存分に楽しめるお店です。東京メトロ日比谷線の広尾駅を下車後、1番出口より徒歩2分ほどの場所にあります。緩やかな坂の途中にある「ルコント 広尾本店」。創業者であるルコント氏の思いがたっぷり詰まった伝統的なスイーツを、ぜひ味わってみてください。スポット情報スポット名:ルコント住所:〒106-0047 東京都港区南麻布5-16-13電話番号:03-3447-7600
2020年01月27日オトナの行きつけ店#4目黒【Trattoria Ciaoro(トラットリア チャオロ)】~今回のお店選定理由~イタリアで修業したシェフによる本格イタリアン予算は1人5,000円程なので気軽に通える!ワイン片手にシェフやソムリエと話す時間が楽しい目黒から徒歩数分地下に降りるとそこにはイタリアンの隠れ家が……目黒のような落ち着いた街で食事をすることになったとき、肩ひじ張らずに(雰囲気もお財布も)、でも美味しいものがいただけるレストランは貴重な存在ですよね。そんなお店を探しているのであれば、【トラットリア チャオロ】はまさにうってつけ!そんな隠れ家的な人気イタリアンレストラン【チャオロ】の魅力、そして代表料理をいくつかご紹介します。フォカッチャを食べる手が止まらなくなる前菜『ボッコンチーノの温かいカプレーゼ』1つ300円(税抜、コペルトとして。アラカルトで追加注文の場合は350円)まずは水牛のモッツァレラチーズをオーブンで焼いた『ボッコンチーノの温かいカプレーゼ』でスタート。バジルとトマトの風味を感じながら、一口でいただきましょう。どのテーブルでもふるまわれる、お通し的な存在です。『北海道産水ダコの温かいカルパッチョ』1,100円(税抜)。タコの仕入れは豊洲を出入りしている魚屋さんから前菜でぜひ食べてもらいたいのが、生の水タコに熱したガーリックオイルをかけた『北海道産水ダコの温かいカルパッチョ』。オープン時からあるシグネチャーメニューのひとつです。ガーリックの香りに食欲をそそられつつタコを口にすると……「銀座の高級なお寿司屋さんにも劣らない、東京で一番のタコ」と自負する通り、その瑞々しさに驚くはず!ちょっと塩味の利いた自家製フォカッチャとオイルがよく合うタコを食べたあとは、残ったオイルを自家製フォカッチャにつけて食べるのがまた絶品!メインの前にフォカッチャを食べすぎてしまう人がいるというのも頷けます。あまりのおいしさに「オイルは下げないで……」と言いたくなりますが、小皿に移してくれるので安心してください。『前菜盛り合わせ』1人前800円(税抜)。写真は2人前ワインを片手に少しずつつまめる前菜の盛り合わせも人気です。ニョッコ・フリットに生ハムを巻いた料理(写真左上)やホウレン草と卵のオーブン焼き(写真中央下)は、シェフが修行をしていたイタリア・モデナの名物料理なんだそう。イタリアのマンマの家庭料理を『ロゼッタ』1,300円(税抜)もお店のイチオシ料理の最後は、パスタ料理のなかから『ロゼッタ』を。焼く前のパスタの形がバラの形に似ていることから『ロゼッタ』と名付けられたこの料理は、シェフがイタリアで修業時代にイタリア人の友人宅でマンマ(お母さん)が出してくれた家庭料理だといいます。プロシュート・コットを巻いて、たっぷりの自家製ベシャメルソースとともにオーブン焼きしています。〆はパティシエ特製のデザートで。『ティラミス』600円(税抜)今回は前菜数品とパスタ、デザートで1人3,000円台。お酒を加えると4~5,000円の予算で楽しめます。アラカルトでご紹介しましたが、前菜・パスタ・メイン・デザートを食べられるコース(4,000円。3,000円のメインなしのコースもあり)もオススメです。シェフの金箱友樹さん【チャオロ】でシェフを務めるのは金箱友樹さん。イタリアで3年ほど修業したのちに東京のレストランでシェフとして腕をふるい、2014年に独立して【チャオロ】をオープンしました。キッチンが見渡せるカウンターは、気さくなシェフと話しながら食事が楽しめる特等席です。マネージャーでソムリエの金丸洋一さん。ワインはもちろんイタリア産を中心に揃えています。ぜひソムリエの金丸さんに相談して楽しみたいところレモンシャーベットが入った『グラニテ・スプマンテ』650円(税抜)。食事の後に立ち飲みスペースでお酒を飲んでいく人もランチもオススメ!熱々で提供される『チーズたっぷりラザニア』。セットで1,000円(税込)ランチは1,000円でパスタかラザニア、サラダ、フォカッチャ、ドリンクがセットで、どのメニューもボリューム満点です。クリーミーな『チーズたっぷりラザニア』は特に人気の一品。ランチ時は常に並んでいますが、近隣のオフィスから食べに来ている人が多いのもあり、そんなに待ち時間は長くありません。近くに本社があるヒトサラ編集部スタッフも足しげく通っているとのこと!まだまだ寒さが厳しいこの季節。気取らない本格イタリアンで温まってみては?≪DATA≫テーブル26席、カウンター2席テラス席6~8席平均価格(1名あたり):5,000円位価格例:前菜350~1,700円、パスタ1,100円~、炭火焼き2,000円~、デザート600円、グラスワイン600円~、ボトル3200円~※季節により変動ありトラットリア・チャオロ【エリア】目黒【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4,001円~4,500円【アクセス】目黒駅「オトナの行きつけ店」バックナンバー
2020年01月21日名パティシエが土日にひっそり営む【confiserie ESPACE KINZO】「和菓子」や「洋菓子」のジャンルを飛び超えた、“キンゾー流”が楽しめるじっくりと時間をかけて生み出される新しいお菓子名パティシエが土日にひっそり営む【confiserie ESPACE KINZO】店は、元【オ・グルニエ・ドール】サロンの隣にある2階。かつてお菓子教室を開催していた場所でのリスタートです2018年5月、惜しまれながら閉店となった、日本を代表するパティスリー【オ・グルニエ・ドール】。オーナーパティシエの西原金蔵さんが、1年間の充電期間を経て、土日限定の「コンフィズリー」のお店【confiserie ESPACE KINZO(コンフィズリー エスパス・キンゾー)】を始めました。店内の一角にはアンティークのお菓子の道具がディスプレイされていますイートインはこちらのソファー席で。シェフやマダムとの会話も楽しみたい「コンフィズリー」とは、フランス語で小さなかわいい砂糖菓子のこと。告知もなく、ひっそりとオープンしたにも関わらず、営業時間前から行列ができる様子が早くも日常風景に。それもそのはず。オーナーパティシエの西原金蔵さんは、【資生堂パーラー】や【ホテルオークラ神戸】のほか、フランス・ミヨネーにある【アラン・シャペル本店】で日本人初となる三ツ星レストランのシェフ・パティシエも勤めた、実力派パティシエなのです。「和菓子」や「洋菓子」のジャンルを飛び超えた、“キンゾー流”が楽しめる常温で持ち歩けるので手土産にもおすすめ。『クルスティヤン』1箱1,450円~ショーケースに並ぶのは、キラキラと輝く宝石のような『クルスティヤン』。これは、和菓子でおなじみの「琥珀羹」を、西原シェフが培ってきた技術と経験、発想で、オリジナリティ溢れるものに仕上げたもの。名前の由来は、フランス語で「サクサク、パリパリとした食感のお菓子」、という意味なのだそう。中には、京都・伏見の奥田農園で栽培された無農薬のバラの花びらや、実山椒、大原の赤紫蘇の葉など、京都らしい素材をつかったものも並びます。赤紫蘇の『クルスティヤン』。赤紫蘇は塩漬け、塩抜きをしてからシロップに漬けてこちらは、京都水尾柚子ピールをつかったもの。水尾の柚子はおおぶりで、香りも一際強いさらには、西原シェフのスペシャリテであったチョコレートの生菓子『ピラミッド』を再現したものも。こちらは日本酒とカカオニブの組み合わせが斬新です。和菓子の「琥珀羹」をイメージした、ひとつずつ風味も味わいも異なる『クルスティヤン』。内容は季節によって変わりますどれも見た目が洋菓子のように美しく、口どけと同時に香りが広がります。周りのシャリッとした部分は寒天をつかうなど、まさに和菓子そのもの。和菓子と洋菓子という枠を超えた、どこにもない“キンゾー流”プチガトーの誕生です。『京都水尾ゆずのグラニテ』650円(税込)また、『クルスティヤン』に京都水尾柚子ピールを漬け込むときに出る、シロップでつくるグラニテも季節限定で販売。オーダーが通ってから、シェフ自ら1杯ずつ丁寧につくってくれるグラニテは、削った柚子のゼストの香りがアクセント。口どけとともに上品な甘みや、柚子の鮮烈な香り、ほんのりとした苦味のマリージュが絶品です。じっくりと時間をかけて生み出される新しいお菓子新しいお菓子にまだまだ挑戦し続けている西原金蔵シェフ【オ・グルニエ・ドール】をクローズした当初は、やりきった達成感でいっぱいだったという西原シェフ。「でも、閉店後の普段の生活の中で、季節ごとの食材と出合い、つくりたいものが次々と湧いてきたんです」。繁忙店だった【オ・グルニエ・ドール】とは違い、新生【confiserie ESPACE KINZO】では、マダムと2人、無理なくできる週末営業を選んだ西原シェフ。日本を代表するベテランパティシエが、培ってきた技術と経験を活かし、じっくりと時間をかけて新たなお菓子を生み出しています。confiserie ESPACE KINZO(コンフィズリー エスパス・キンゾー)【エリア】二条城【ジャンル】スイーツ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】烏丸駅
2019年09月10日~「オトナの行きつけ店」定義~料理がおいしいのはもちろん、居心地がよくてお酒も旨い。ドリンク込みで5,000~8,000円と、カジュアル使いもできる価格帯だから頻繁にも通える。そんな“舌も心も満たされる”お店のこと。第2回目は、気軽に通える自由が丘のフレンチビストロをご紹介します!オトナの行きつけ#2自由が丘【ル モンド グルマン】~わたしが虜になった3つの理由~名店仕込みのフレンチが日常使いできる幸せ「和牛ほほ肉」のふかふか食感に身も心も捧げたくなる!センスが光る料理の完成度に心も胃袋もヤラレます一流の技が生み出す垂涎の味が食いしん坊を虜にするもしも自由が丘という街の好きな理由を聞かれたら、1つにはこの店があるから、と答えるかもしれません。そう、今回の舞台は東京屈指の美食タウン「自由が丘」。旬の食材を使った一流のフレンチが味わえるその店こそ、フランス語で「食いしん坊の世界」を意味する【ル モンド グルマン】。オーナーシェフの嘉藤貴士さんが作る料理が、それはもう魂を揺さぶられる完成度なのです。自由が丘駅周辺の雑踏を抜けて歩くこと5分。落ち着いた通りにフランスのエスプリ薫る空間が料理はディナーコースで4,800円から、アラカルトも1,400円前後からとお手頃なのもうれしい。というのも、恵比寿【タイユバン・ロブション】、【タテルヨシノ銀座】など名だたる名店で修業した嘉藤さんが、地元密着の自身の店に掲げた理想というのがズバリ、「記念日など特別な日だけではなく、普段使いもしてもらえる店」だから。オーナーシェフの嘉藤さんは「手間暇かけたフランス料理の美味しさを肩ひじ張らずに気軽に楽しんでほしい」と話す伝統のフランス料理をベースに独自のエッセンスを効かせたレベルの高さは推して知るべし。旬の食材を使った意外な組み合わせや丁寧な仕込みから生まれる誠実な味わいに、いつ訪れてもハッと驚かされ、同時に心の奥底から幸福感がふつふつと沸き上がってくるのです。居心地の良いカウンター席はゆったりと食事を楽しめておすすめ。店内は高級フレンチにありがちな堅苦しい雰囲気はゼロ。心地よい活気と温かさに満ちている目も口も楽しませるアートなひと皿。計算された味わいに拍手喝采!さて、前置きはこの辺にして、まずは前菜からまいりましょう。定番の「パテアンクルート」は香ばしいパイで肉とフォアグラを包んで焼いた逸品。ほら、食材が層になった断面が食欲をそそるでしょう?『鴨とフォアグラのパテアンクルート』1,900円(税抜)この日は鴨肉とフォアグラのほかに、豚バラや鶏むね肉なども使用しています。鴨はサイコロ状にして肉々しさを出し、豚バラは滑らかなミンチにするなど、さまざまな食感を味わえるようそれぞれカットの仕方を変えているんだとか。パイと肉の隙間部分には鴨と鶏ガラのダシで作ったジュレを流し込んで冷やし固めているので、時折感じるプルッとした舌触りも楽しい。これ、ワインに合わない訳がありません(断言!)『ポロネギとイワシのマリネ』1,500円(税抜)もう1つのおすすめは『ポロネギとイワシのマリネ』。この日の魚はイワシですが、食材は季節で変わります。しっとりと舌に吸い付くようなポロネギの濃厚な甘さ、そしてイワシの爽やかな旨みに、赤ワインビネガーとマスタードが織りなす酸味のあるソースが相思相愛。何を食べているか分からないような凝り過ぎた料理ではなく、しっかりと素材の味と魅力を感じられるひと皿です。うーん、全体の完成度が素晴らしい。嘉藤さんは「食材の個性を大事にしながら、シンプルな美味しさを追求する姿勢を大事にしています」と話します。『和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み』2,100円(税抜)。ランチだとサイズが若干小さくなりミニスープとパンが付いて1,620円(10月より変更あり)メインはランチでも人気の看板料理『和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み』を。和牛のほほ肉にこだわるのは、細かい脂身が入る美しいサシと適度な弾力のバランスがいいからだそう。20年来の信頼関係がある肉屋にお願いして上質なものを厳選して仕入れ、完成までに3日ほど掛けて仕込みます。個々の大きさや肉質によって煮込む時間も微調整。手間をかけて何時間も火入れしているのに、驚くほど型崩れしていないその美しさにも惚れ惚れ。ナイフで抵抗なく切れるほど柔らかいのに噛めばふっくらとした弾力もある。これぞ奇跡の食感理想は「高級クッションのようなふかふかの食感に仕上げるイメージ」と嘉藤さんは言います。なるほどナイフを入れるとスッと切れる絶妙な柔らかさで、頬張ればふっくらと歯を包み込むような弾力があってやさしい。ほどける肉の旨みと芳醇な赤ワインソースのコクが仲良く手を取り合い、深い味わいを醸しながらダンスするかのような美味しさ。さらに付け合わせのニンジンのピューレと絡めれば、それがまたまろやかな甘みのソース代わりとなり、味にアクセントと深い余韻を残します。んふ~、幸せ。グラスワインは800円~。常時10種類と豊富なので料理と合わせていろいろ試すのも楽しい1人客ならハーフポーションにしてくれたりと心遣いも完璧。2人なら前菜とメインで4~5品ほど頼み、ワインも飲んで1人あたり6,000~8,000円程度。雰囲気は気軽で味は一流。年に1回しか行く機会がない高級店もたまにはいいけれど、2、3か月に1回ぐらい行ける店って大事な存在ですよね。知っていると人生が豊かになる店とは、こういう店のことをいうのだと筆者は思います。ぜひ〝食いしん坊〟の仲間入りをしに訪れてみませんか。ル モンド グルマン【エリア】自由が丘【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】2000円 ~ 2999円【ディナー平均予算】6000円 ~ 7999円電話:03-5726-8657住所:東京都目黒区緑が丘2-17-15アクセス:東急東横線ほか「自由が丘」駅北口から徒歩5分営業時間:11:30~13:30(L.O.)、18:00~21:00(L.O.)定休日:月曜、第2・3火曜≪DATA≫カウンター&テーブル全20席平均価格(1名あたり):6,000~8,000円位価格例:(メニューは季節で変わる)前菜1,400円前後~、メイン2,500円前後~、ディナーコースは前菜2品、本日のメイン、デザート、コーヒーで4,800円。グラスワイン800円~、ボトル4,200円~オーダーPOINT!2人なら前菜とメイン合わせて4~5品をオーダーすれば十分。料理は一人ずつサーブしてくれます。コースもかなりお得!1人ならハーフポーションも対応してくれます。1人で3品オーダーするとかなりお腹いっぱいに。頼めばハーフポーションにもしてくれるので遠慮せず聞いてみよう。軽めなら2人でこの量でも満足メニュー表(2019年7月撮影)オーナーシェフ:嘉藤貴士さん1973年生まれ。兵庫県出身。同志社大学在学中にアルバイト先のフランス料理店に興味を持ち料理人を志す。【タトゥー東京】【タイユバン・ロブション】勤務後、渡仏。南仏とパリのレストランを経験し、帰国。【ル・ジャルダン・デ・サヴール】、【フォーシーズンズホテル丸の内】に勤務後、2008年【タテルヨシノ銀座】シェフ、吉野建シェフプロデュースの直島ベネッセハウス【Etoile de la mer】を経て、2011年再渡仏。【ステラ マリス パリ】シェフに。2013年帰国後、代官山【タブローズ】シェフを務めた後、2015年に【Le Monde Gourmand(ル モンド グルマン)】をオープン。
2019年08月19日~「オトナの行きつけ店」定義~料理がおいしいのはもちろん、居心地がよくてお酒も旨い。ドリンク込みで5,000~8,000円と、カジュアル使いもできる価格帯だから頻繁にも通える。そんな“舌も心も満たされる”お店のこと。第一回目の今回は、7,000~8,000円位で上質なお肉が堪能できるビストロをご紹介します!オトナの行きつけ#1西永福【ムーグルモン】~わたしが虜になった3つの理由~前菜の時点で驚愕。「マッシュルームってこんなに瑞々しいの?」店内に漂う肉の香りだけで、ワイン3杯はいけます焼かれた肉の表面、赤身、脂身の“グラデ食感”に失神寸前!客が選んだ塊肉を、名店で磨いた職人技で焼き上げる“肉ビストロ”京王井の頭線「西永福」駅、都心からちょっと外れたこの街に、食通たちが足しげく通うお店があります。ここは、肉の名店【アンティカ オステリア カルネヤ】で修業を積み、【祥瑞】でシェフを務めた中森隆司さんが営む、熟成肉のステーキと自然派ワインがウリのビストロなんです。階段に沿って造られた変形タイプのコの字型カウンター店名のムーグルモンは「牛の鳴き声」からとったもの段差に沿って2名ごとに仕切られたカウンターは、まるでテーブル席のよう。隣が気にならないところもポイントが高い【ムーグルモン】の最大のウリは、上質な熟成肉のステークフリット!扱うお肉は、北海道の「エレゾ」や滋賀の「サカエヤ」、岩手の「きむら」から仕入れた熟成肉。その日によって仕入れる部位は異なりますが、赤身と脂身のバランスがよい、味がしっかりしている肉を選んでいるそう。プレートに載せられた選べる塊肉。1人前から注文可能ですが、塊肉の良さが失われてしまう200g以下のオーダーは受け付けていないそうまず、グラム数や産地の異なる塊肉の中から好みのお肉を選ぶのですが、この“肉が選べる”というエンタメ性や待っている間の高揚感に、思いのほかテンションが上がってしまうのです!しかも、このクオリティの高さで100gあたり1,600円~という価格設定もありがたい。都内の主要エリアでは、この価格では食べられませんから。前菜の時点で驚愕。マッシュルームって、こんなに瑞々しいの?この日の前菜は『ブラータとトマト』と、お気に入りの『マッシュルームのサラダ』をオーダー。初めてこのマッシュルームのサラダを食べたとき、そのジューシーさと新鮮さに驚いたんです!前菜の『マッシュルームのサラダ』900円(税抜)「マッシュルームって、今は旬じゃないんです。でも、岩手山の伏流水と地熱を利用した八幡平マッシュルームは堆肥が安定しているから、梅雨の時期でもこれだけフレッシュなんです」と中森さん。味付けはシンプルで、オリーブオイルと塩コショウ、ペコリーノチーズ、アクセントにエシャロットを。素材そのものの味わいを生かしつつも、ワインに合うようしっかり味付けされているから、お酒もぐいぐい進みます。もう一皿は、『ブラータとトマト』(Sサイズ)オーダー。Sサイズ1,300円、Lサイズ2,500円(ともに税抜)店内に漂うお肉の香りだけで、ワイン3杯はいけますお肉が焼かれるまでの間、ワインを片手にしばし歓談。ワインはナチュラルワインのみ。料理との相性を考え、ソースのかかっていない肉料理や野菜料理とマッチする、タンニンがなめらかで酸味があるものを選んでいるそう。フランスワインを中心にセレクト。グラスワインは900円~、ボトルは5,200円~。ワイン通も驚く珍しいワインにも出会えますそんな中、店内に漂いはじめる芳ばしいお肉の香り──。これだけで「絶対に旨い!」とわかります。あらかじめオーブンで温めておいた塊肉を取り出し、多めの油で一面ずつ焼きます。焼き目がついたら油をまわしかけてアロゼします。熟成肉の水分を閉じ込めながら“揚げ焼き”することで、表面はかりっと香ばしく、中はしっとりとした焼き上がりになるのです。オーブンでじっくり焼いた肉を取り出して……↓フライパンで一面ずつ焼きあげます。使用しているフライパンは、厚さ3.2mmの山田工業所の打ち出しフライパン↓油をかけながら“焼き揚げ”ていきます。さぁ、お待ちかね。『ステークフリット』のお出ましです!表面、赤身、脂身の“グラデ食感”に失神寸前!『ステークフリット』写真でもはっきりわかる、表面のカリカリ、赤身の肉汁、脂身のプルプル感ステーキを噛んだ瞬間、想像以上にカリっとした食感に驚き、その直後には赤身肉の柔らかさが舌を包み込みます。口中に肉汁がじゅわーっと広がり、それに脂身の甘みが加わってくる――。怒涛の旨味攻撃を受け、永遠に噛み続けていたくなる。そんな至福のとき。『ステークフリット(ステーキ・フレンチフライ)』5,120円(税抜)。この日は、岩手・きむら『短角牛のサーロイン』(1,600円/100g)の320gをセレクトふと、横に添えられた「キタアカリのフライ」に手を伸ばすと、なんと甘いこと。ホクホクしているのにきめ細やかで、滑らかな食感。箸休めのつもりで口にしたのに、おいしすぎて箸が休まらない……。『ステークフリット』に合わせるのは、イタリアのエヴィーノの赤。「肉を邪魔しないよう、ヘビーじゃなく、するする飲めるものを選んでいます」と中森氏ステークフリットの余韻に浸る頃、運ばれてくるのが『カチョエペペ』。しっかりとゆで上げ、ペコリーノチーズと絡ませ胡椒を加えられたスパゲットーニは、太麺でガツンとパンチのある味わい。『カチョエペペ』900円。ほかにも、『レモンクリーム』や『ボッタルガ』(各1,000円)、『カルボナーラ』1,100円などあり(すべて税抜)〆のアイスも食べていただきたい。この日は自家製の『ラムレーズンのアイス』。レーズンのフレッシュさと濃厚な甘みが絶品なのです。デザートは日替わりなので、その日のオススメをチェックしてみてください。『ラムレーズンのアイス』のほかにも、『クレームダンジュ』や『ブランマンジュ』などあり。すべて600円(税抜)※デザートは日替わりで異なりますこの日食べたのは、前菜2品とステークフリット、パスタにデザートで一人あたり約7,500円。このクオリティをこの価格で食べられるところに大満足!!グルマンたちが集う肉ビストロ、ぜひ一度足を運んでみてください。【meuglement(ムーグルモン)】電話:080-2117-5863住所:東京都杉並区永福3-57-16 創和ビル 1Fアクセス:京王井の頭線「西永福駅」北口から徒歩3分営業時間:[月・水・木]18:000L.O.22:30 、[金0日]18:000L.O.22:30定休日:火曜、ほか不定休あり≪DATA≫カウンター12席平均価格(1名あたり):8,000円位価格例:肉1,600円~/100gあたり、前菜900円~、パスタ900円~、デザートALL600円、グラスワイン900円~、ボトル5,200円~オーダーPOINT!じっくり焼き揚げるステーキや太麺パスタなど、やや時間のかかるメニューがあります。中森さんは一人で切り盛りしていることを考慮し、「軽め」か「がっつり」か、最初にベストな状態でオーダーするのがスマート!飲み中心の“軽め気分”なら(2名分)前菜2皿+ステークフリット+ワインしっかり食べたい“モリモリ気分”なら(2名分)前菜2皿+ステークフリット+パスタ1皿をシェア+デザート+ワイン※パスタは太麺を使用しているため、茹であがるまでに20分ほどかかりますメニュー表(2019年6月撮影)料理人:中森隆司さん1984年9月生まれ、大阪府出身。大阪の調理師専門学校を卒業後、神戸のピッツエリアを経て、都内のイタリアンやフレンチを中心に修業。2011年、熟成肉の名店【アンティカ オステリア カルネヤ】ではオーナーシェフの高山いさ己氏に師事。2016年、故・勝山晋作氏の元、【祥瑞】でシェフを務める。その後独立し、2019年2月に【ムーグルモン】をオープン。
2019年07月15日東京の蕎麦の名店をご紹介。喉を通るときに鼻に抜ける香りを楽しむ蕎麦は、奥の深いグルメ。選ぶ蕎麦粉や製粉、打ち方、打つタイミングにこだわり、美味しい蕎麦を追求する名店をこだわりの看板メニューとともにご紹介します。5種類の蕎麦を食べ比べることができる「駒形 蕎上人」浅草駅前の名店「駒形 蕎上人(そばしょうにん)」では、蕎麦を毎日手打ちしており、打ち立てをいただけます。人気メニューは、お店自慢の蕎麦と季節の変わり蕎麦4種が一枚のせいろに盛られている「五色そば」。5種類の蕎麦の味や風味の違いを味わえます。昼時は混み合いますので、ゆっくり味わいたいなら昼過ぎに入店しましょう。サラダ風のヘルシーな蕎麦が人気「玄庵」立石の名店「玄庵(げんあん)」では、貴重な蟻巣石の石臼で自家製粉して蕎麦を作っており、香りの良い蕎麦をいただけます。女性や外国人に人気がある「サラダ蕎麦」は、ヘルシーで新しいスタイルの蕎麦。蕎麦の上に細く切った野菜を盛り、自家製ドレッシングとごま油を加えた蕎麦つゆをかけたぶっかけ風の一皿です。「天もり」「天ざる」発祥の老舗「室町砂場 赤坂店」創業明治2年の「室町砂場」は、「天もり」「天ざる」の発祥として知られる名店。「室町砂場 赤坂店」は、日本橋の本店に次ぐ2号店です。蕎麦は、やや黒みがかった「もり」と更科粉で打った白っぽい「ざる」の2種類。「天もり」は蕎麦を硬めに茹でてあり、海老と貝柱のかき揚げが入った温かいつゆにつけていただきます。蕎麦も野菜も国産にこだわる「玄蕎麦 路庵」下北沢にある「玄蕎麦 路庵(ろあん)」は、店内で挽き立ての蕎麦粉を使用して作る蕎麦と揚げたての天ぷら7種を一緒にいただける「天せいろ」が人気。蕎麦も野菜も国産のものを使用し、化学調味料も一切使わないという徹底ぶり。素材へのこだわりが安心感を生んでいます。年配者や子ども連れの方が訪れやすい名店です。十割蕎麦の名店「小松庵総本家 東京スカイツリータウンソラマチ店」大正時代に創業した「小松庵」の伝統を受け継ぐ「小松庵総本家 東京スカイツリータウンソラマチ店」。熟練の職人が手打ちした十割蕎麦をいただける名店です。蕎麦に天ぷらの盛り合わせと梅からみ、とろろ、温鴨汁の3種類のつけ汁が付いている「むさし三昧」が人気。つけ汁によって東京蕎麦の味わいが変化するのを楽しめます。他店にはないメニューを味わえる「長浦蕎麦」浅草の「長浦蕎麦」は、米、麦、粟、豆、黍の五穀を禁じられた僧侶が、栄養源に編み出した寺方蕎麦を味わえる名店です。細切り大根を混ぜ合わせた蕎麦の上に黒胡麻と刻みのりをたっぷりと盛った「妙興寺蕎麦」が名物。法事で振る舞われていた蕎麦で、時間がたっても蕎麦がくっつかないよう工夫の末、生まれました。日本酒の種類が豊富「手打そば・地酒 杉並まん月」「手打そば・地酒 杉並まん月」は、高円寺にある名店。お店自慢の「大海老天せいろ」は、蕎麦と天ぷらの盛り合わせを味わえるメニューです。蕎麦は、厳選した蕎麦粉を自家ブレンドし、ミネラル水を使って店内で打った二八蕎麦。天盛の海老天は、目をひく大きさです。日本酒も楽しめる蕎麦屋で、常時90種以上を取りそろえています。ミシュラン一つ星に輝いた「蕎楽亭」「蕎楽亭(きょうらくてい)」は、ミシュランで一つ星を獲得した神楽坂の名店。店の外から蕎麦を打っている様子を見ることができます。色も風味も違う会津産の2種類の蕎麦粉を使用した「二色そば」がイチ押しメニュー。打ち立て、茹で立てにこだわっており、美味しい状態で提供できるよう蕎麦屋には珍しくカウンターがあります。3年寝かせた蕎麦をいただける「日曜庵」柴又の「日曜庵(にちようあん)」は、平日は自家製粉するために閉店し、金、土、日曜の週3日と祝日だけ開店している名店。3年寝かせた蕎麦「熟成そば」をいただける「粗挽きせいろ」は、1日10食の数量限定メニュー。たんぱく質がアミノ酸に変化し旨みが増した蕎麦を、一口目は水につけて「水蕎麦」としていただきます。江戸時代から続く日本蕎麦に舌鼓「薮伊豆総本店」「薮伊豆総本店(やぶいずそうほんてん)」は、江戸時代から続く日本橋の名店。創業当時から受け継がれてきた伝統的な日本蕎麦をいただけます。老舗にもかかわらず気軽に食事できる雰囲気のお店でいただきたいのが、一品料理「そば寿し」。酢を軽くふった蕎麦を干ぴょう、椎茸、薄焼き玉子と一緒に海苔で巻いた蕎麦の巻き寿司です。
2018年12月31日たとえば、ファミリーマートはガトーショコラで有名な「ケンズカフェ」、ローソンは横浜中華街の老舗「重慶飯店」や「ゴディバ」といったように、コンビニと名店のコラボが増えているように感じませんか?そしてまた、ローソンから新たなコラボ商品が発売されたそうなんです。広島の名店の味をローソンで!今回、ローソンがコラボしたのは、昭和8年創業の「八天堂」。本店は広島県の三原市にありますが、日本や海外のあちらこちらに出店しています。元々は和菓子屋として店を構えた八天堂、現在ではくりーむパンが人気のパン屋さんです。コラボ商品は、「Uchi Café×八天堂カスタードくりーむロールケーキ」(税込210円)と「Uchi Café×八天堂カスタードくりーむ大福」(税込140円)の2つ。名前を見てわかる通り、くりーむパンが人気の八天堂らしく、いずれもカスタードクリームをメインにした商品となっています。「Uchi Café×八天堂カスタードくりーむロールケーキ」は、もっちりとしたロールケーキに、やさしい味わいのカスタードを合わせたもの。「Uchi Café×八天堂カスタードくりーむ大福」は、やさしい味わいのカスタードをもち生地で包んだシンプルな一品。“コラボ”という言葉に弱い筆者、さっそくゲットしてきました!軽めのカスタードがとっても食べやすい!まずは、「Uchi Café×八天堂カスタードくりーむロールケーキ」から試食。カスタードがたくさん入っていて、生地もふわふわだから、少し持ち上げただけで崩れてしまいそうになります。食感も、持ち上げた時の印象とほとんど同じで、口に入れた瞬間になくなってしまうほどのやわらかさ。カスタードって、場合によっては重すぎることがあるけれど、濃厚だけどあっさりしていて美味!「Uchi Café×八天堂カスタードくりーむ大福」も、もちもち食感とカスタードの上品な甘さが◎。ただ、どちらも本当にシンプルなスイーツなので、なかには物足りないという人もいるかも…?個人としては、正直、カスタードはあまり得意ではないのですが、そんなことも忘れてペロッと完食しちゃいました!有名なお店は、遠くに行かなければ買えなかったり、行列ができていたりすることもあるけれど、コンビニで手軽にゲットできるのはうれしいですよね。八天堂ファンやコラボ好きの方は、売り切れてしまう前にぜひ!(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年08月09日ホテル雅叙園東京のこだわりレストランにんにくや唐辛子、バターやクリームなどを使用せず、シンプルな味付けで極限まで素材のおいしさを引き出したイタリアンのお料理を堪能することができる「RISTORANTE CANOVIANO(リストランテ カノビアーノ)」。自然派イタリアンの第一人者 植竹隆政シェフがこだわり抜いてつくりあげた逸品を味わって。穏やかな時が流れる名店がここに本館から離れた場所に位置するカノビアーノは、静穏な雰囲気が漂いまるで隠れ家のよう。店内はフィレンツェをイメージした装飾に気持ちも高鳴ります。そしてあっと驚くのは壁一面のワインセラー。イタリアンワインが常に400種類用意されており、ソムリエがお料理に合わせてセレクトしてくれるのも魅力のひとつ。女子会ランチや大切な人とのディナーに訪れたい、とっておきの空間がここにありました。召しませ! こだわりのヘルシーで繊細なイタリアン日本料理の繊細な風味とイタリア料理の持ち味を融合させたお料理の数々。カノビアーノで一度は味わってみたいのが、植竹シェフのシグネチャーメニュー「北海道産縞海老とカラスミの冷製カッペリーニ」です。極細の麺に絡むのは、濃厚なカラスミソースと甘い北海道産の縞海老。頬が落ちてしまいそうになる絶品です。ランチとディナーではそれぞれコース料理となっています。季節によって素材が変わり、時期の旬を堪能することができます。自分へのご褒美に、特別な日にぴったりの名店が堂々オープン。ぜひ足を運んでみては?取材・文/おゝしろ実結スポット情報スポット名:RISTORANTE CANOVIANO住所:東京都目黒区下目黒1-8-1(ホテル雅叙園東京)電話番号:030-3188-7570
2018年06月12日空前のレモンサワーブーム。昔から馴染みのあるドリンクですが、最近こだわりの一杯を提供する店が急増。まずはレサワ発祥の『ばん』&本格的なブームのきっかけとなった2軒でレサワを飲まないことには、レサワは語れない!?レジェンド的3軒でレサワはじめ。レモンサワー発祥の店。祐天寺ばん1960年代から愛される「レモンサワー」400円は、キンミヤ焼酎が注がれたジョッキと、レモン1個、ハイサワーがセット。レモンとハイサワーを調整しながら、好みの濃さで楽しめる。つまみには、豚の尻尾をトロトロに煮た「とんび豆腐」350円を。東京都目黒区祐天寺2‐8‐17TEL:03・3792・302116:00~23:00(土曜15:00~23:00、日曜15:00~22:00)不定休シャリキン焼酎が決め手。東十条埼玉屋開店前から行列ができる超人気店。50年以上前から提供している「生レモンハイ」460円は、カットレモンを搾ったグラスにシャーベット状になったシャリシャリの焼酎と炭酸を入れ、最後にジョッキの縁に塩をつけたソルティドッグスタイル。東京都北区東十条2‐5‐12TEL:03・3911・584316:00~21:30(土曜は16:00~1回転で満席になり次第終了)日・祝日休氷代わりに凍らせたレモンを。小岩素揚げやキンキンに凍らせたノーワックスの広島県瀬戸田産レモンが丸々1個分入った「最強レモンサワー(写真上)」450円。氷が入っていないため、飲めば飲むほどレモン感が増す。大山鶏の「素揚げ もも」750円と好相性。祖師ケ谷大蔵に2号店も。東京都江戸川区南小岩8‐25‐1TEL:03・6806・948117:00~22:50(日・祝日~22:00)月曜休(祝日の場合は翌日休)※『anan』2017年8月2日号より。写真・山田 薫取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2017年07月26日