内装はもとより香りや音でも独自の世界観を演出フランス料理の技術と日本の食材を巧みに融合日本の職人が手がけた器が五感に訴えかける内装はもとより香りや音でも独自の世界観を演出ガウディをイメージしたという重厚感のある扉を開ける瞬間、心が躍る【apothéose】が居を構えるのは、虎ノ門ヒルズ駅直結のステーションタワー最上階。49階という抜群のロケーションで、「五感を刺激する食体験」が得られます。特別な時間を過ごせるファインダイニングで、料理だけではなくサウンド、香り、設え、すべてにこだわりを詰め込んだ世界観をまるごと体感できるのが醍醐味。所々にセンスがあふれる空間デザインも満喫したい店内の内装を手がけたのは、デンマーク・コペンハーゲンを拠点に活動するデザイナーユニット「スペース・コペンハーゲン」。個室もあり、くつろげる空間で香りや音に至るまでこだわり抜いた世界観に浸れます。パリで高評価を博したフランス料理に、日本の風土が育んだ食材を活かしたコースをぜひ。フランス人ソムリエが選んだワインが料理をさらに引き立てます。フランス料理の技術と日本の食材を巧みに融合料理人・北村さんの原動力は最高の食材との出合い。産地を訪問し生産者と語り、その栽培方法や思いを聞くからこそ、気持ちのこもった一皿が生まれます。活気があふれる厨房で、素材を確かめながら日々微調整するコースには、心地のいい裏切りも。きっと好奇心が満たされるはず。その中でも、お店オススメのメニューを3品紹介します。コースの一例『「米」天城軍鶏のラビオリ~小田原いのちの壱のブイヨン 北の華ニラオイル』コースの最後に日本人がほっと和める、お米のブイヨンを使った一品パリで考案した、日本らしさを感じるお米のブイヨンを使用。ラビオリには天城にある「堀江養鶏」の軍鶏の雄のモモ肉を詰め、北海道のブランドニラ「北の華」を使ったオイルで味に変化を加えています。『コースの一例「豚」十勝エレゾの三元豚の炭焼き~色々季節の根菜 黒オリーブソース』香りが爽やかなインドネシア産の黒胡椒がアクセントジビエにも精通する北海道・十勝の「エレゾ」から仕入れた三元豚が主役。じっくりとフライパンでアロゼし、土佐の備長炭で火を入れます。季節の根菜のソテーとピュレ、さらに黒オリーブのソースも添えて。コースの一例『「柑橘」小田原八木下農園の柑橘類のパフェ~アシェットスタイル』柑橘づくしの爽やかなデザートで締めくくり修業を始めた原点だという、小田原「八木下農園」の柑橘で仕立てたデザート。農園から届く旬の柑橘の種類により、シェフパティシエがその腕を発揮します。変化し続ける内容に注目してみてください。日本の職人が手がけた器が五感に訴えかける料理の魅力をさらに引き立てる器選びにも注目したい器にもこだわり、料理人・北村さんの故郷である滋賀県の「信楽焼」など、伝統的な器の窯元に依頼した皿を使用。3Dプリンターを使い、新素材で生み出された石川県「secca」の器や「高村刃物製作所」のステーキナイフなど、職人技に感銘を受ける器やカトラリーも心を満たしてくれます。伝統的な歴史のあるフランス料理を、15年在仏した北村さんのフィルターを通して表現。日本の風土で生産者が心を込めて育てた食材を、本来の味わいを引き出しながら美しいディナーコースに。デザイン性の高い空間で、記憶に残る食体験を刻みませんか。料理人プロフィール:北村啓太さん1980年生まれ、滋賀県出身。辻調理師専門学校 を卒業後、成澤由浩氏率いる【ラ・ナプール】へ。2003年青山に移転した【レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ】でスーシェフを務めたのち2008年に渡仏。三つ星【ピエール・ガニェール】やビストロなどで修業し、2017年、パリ【エール】のシェフに。2000年より5年連続ミシュラン一つ星の評価を得る。2023年11月、東京虎ノ門ヒルズ ステーションタワー内に【apothéose】を構える。apothéose【エリア】虎ノ門【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】虎ノ門ヒルズ駅※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年03月28日仏ミシュラン三つ星シェフ・小林圭ととらや(TORAYA)によるレストラン「エスプリ・セー・ケイ・ギンザ(ESPRIT C. KEI GINZA)」が銀座中央通りに面した虎屋銀座ビル11階に2024年4月下旬にオープン。同ビル12階には、小林圭とサンルイ(Saint-Louis)による「サンルイ・バー・バイ・ケイ(ST LOUIS BAR by KEI)」がオープンする。小林圭×とらや“美食家の隠れ家”コンセプトのレストラン「エスプリ・セー・ケイ・ギンザ」は、フランスでアジア人初のミシュラン三つ星を獲得したシェフ・小林圭ととらやがタッグを組み、"innovation gastronomique(美食の革新)”を追求するレストラン。2021年に静岡県御殿場市にオープンした「メゾンケイ(Maison KEI)」に続く、2店舗目となる。”美食家の隠れ家“をコンセプトとする「エスプリ・セー・ケイ・ギンザ」では、中央に大きなオープンキッチンを設置。コースではなく、好きな食材を選んでオーダーできるアラカルトメニューを提供し、「自然の恵みに敬意を払い、記憶に残る料理を作る」という小林圭のエスプリを体現していく。素材のおいしさを最大限に引き出した"五感を呼び覚ます”ような料理に注目だ。サンルイのクリスタルグラスでドリンクを提供するバー一方、虎屋銀座ビル12階にオープンする「サンルイ・バー・バイ・ケイ」は、クリスタルメゾンのサンルイと小林圭が織りなす、新しいスタイルのバー。サンルイのクリスタルグラスで提供するドリンクとともに、小林圭が手掛ける料理、デザートを味わうことができる。【詳細】■エスプリ・セー・ケイ・ギンザオープン時期:2024年4月下旬住所:東京都中央区銀座7-8-17 虎屋銀座ビル11階■サンルイ・バー・バイ・ケイオープン時期:2024年4月下旬住所:東京都中央区銀座7-8-17 虎屋銀座ビル12階
2024年03月24日ザ・リッツ・カールトン東京の45階に、ミシュラン三つ星シェフ小林圭が監修したフレンチレストラン「エリタージュ バイ ケイ コバヤシ(Héritage by Kei Kobayashi)」がオープン。“ミシュラン三つ星シェフ”小林圭監修のフレンチレストランフランス・パリに自身の店を構える小林圭は、アジア人としてフランスで初めてミシュラン三つ星を獲得したシェフだ。今回、ザ・リッツ・カールトン東京にオープンしたフレンチレストラン「エリタージュ バイ ケイ コバヤシ」では、提供する食材や料理、サービス、テーブルウェアや空間演出に至るまでのすべてを小林が監修。本格的なフランス料理を日本で味わうことができる。料理はこだわりのコースで用意される。ランチでは3品、4品、5品、7品、ディナーでは5品、7品の豊富なコースを揃えており、各種コースとあわせて誕生日や記念日の席にぴったりなケーキを予約することも可能だ。正統派フランス料理を現代に継承店名に用いられた「エリタージュ」はフランス語で「遺産、継承」を意味。フランス人が創り出してきた“遺産=フランス料理”が、ますます人々に興味を持たれるきっかけになってほしいという小林の想いが込められている。なお「エリタージュ バイ ケイ コバヤシ」は、その前身となるレストランであり1月28日(日)をもって閉店した「アジュール フォーティーファイブ」と同じスペースにて開業。料理長は、同レストランが2023年8月に新たにスタートした時から小林とタッグを組む村島輝樹が務め、正統派フランス料理に現代風のアップデートを加えながら、小林が演出する料理の世界観を届けていく。【詳細】「エリタージュ バイ ケイ コバヤシ」オープン日:2024年1月29日(月)場所:ザ・リッツ・カールトン東京 45階住所:東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン営業時間:ランチ 12:00~16:00(13:30最終入店)、ディナー 18:00~22:30(20:00最終入店)定休日:毎週火曜日、水曜日※年齢制限12歳以上<メニュー価格>ランチ:11,800円、17,800円、24,800円、36,000円ディナー:24,800円、36,000円※サービス料込み【予約】TEL:03-6434-8711
2024年02月02日寿司店「鮨結う 紬」が、東京・六本木のミシュラン星獲得店「鮨由う 六本木」跡地にオープン。“ミシュラン”寿司店の姉妹店が六本木にオープン「鮨結う 紬」は、「鮨由う」を含む数店舗を束ねる大将・尾崎淳のもと、2016年のオープン初年度にミシュラン星を獲得した「鮨由う」、超予約困難店「鮨結う 翼 恵比寿」、「鮨 在 広尾」で修業を積んだ田原和樹が手掛ける江戸前鮨店。場所は、2023年12月に銀座に移転した「鮨由う 六本木」の跡地を選んだ。メニューはドリンク付きおまかせコースのみ「鮨由う」がおまかせコース 27,500円に対し、「鮨結う 紬」では、肩肘を張らない楽しいひとときを“お値打ち価格”で提供。メニューは、生ビールのほか稀少なお酒からお茶までを取り揃えたドリンク付きのおまかせコースのみで、価格は16,500円だ。尾崎淳直伝の目利きで仕入れる厳選素材を用いた寿司は、鍛錬を積んだ手さばきで一つ一つ丁寧に握られる。木をベースにした上質な店内は、全13席。カウンター9席に加え、最大4名の完全個室1部屋が用意されている。【詳細】「鮨結う 紬」オープン日:2023年12月19日(火)住所:東京都港区六本木4-5-11 ランド六本木ビルB1営業時間:1部 17:30 / 2部 20:00 ※土・日・祝日のみ昼営業定休日:火・水を中心に月8日休みTEL:03-3404-1134メニュー:おまかせ(飲み物含む) 16,500円※飲み物は自由に持ち込み可(無料)。※「港区巻」オプションのキャビアは追加料金が発生。
2023年12月24日フランス・パリ発のショコラトリー【ル・ショコラ・アラン・デュカス】「自分のレストランで使うショコラを作りたい」フランス人シェフ、アラン・デュカス氏が30年の構想を経て、自分が思い描く味を完全に表現したショコラ作りのために実現させたのが、パリ【ル・ショコラ・アラン・デュカス】です。その後、東京・日本橋にフランス以外では初となる【ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房】を設立。日本で販売するショコラやル・サロンで提供しているデザートはすべて、パリ工房でカカオ豆から作られたクーベルチュールを使用し、東京工房で製造しています。工房が併設された【ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房】。ショコラをつくる様子を見ているだけでも楽しいなかでも人気を博しているのが、ショコラ尽くしのアフタヌーンティー『ル・グテ』。今回は季節限定でクリスマス仕様となった『ル・グテ・ド・ノエル』が東京工房と六本木に併設されたル・サロンの2店舗に登場します。雪の結晶やツリーを模したショコラなど胸がときめくアフタヌーンティ『ル・グテ・ノエル』6,500円から。クリスマスらしいクリエイションは全部で12種降り積もる雪のようにあしらわれたメレンゲのデコレーションの上に、心踊るスイーツの数々。中央の目を惹く『クグロフ・ショコラ』は、オリジナルブレンドのショコラ、ヘーゼルナッツ、ドライアプリコット、レーズンなどを混ぜ込んで焼き上げています。他にもジンジャーマンを形どった、中までショコラたっぷりの『サブレショコラ』や、ドライフルーツが散りばめられた華やかな『タルト・マンディアン』など、ホリデー気分が増す仕掛けがたくさん。彩りや造形のひとつひとつが洗練されていて美しいクリスマスツリーを想像させるフォルムが可愛らしい『フォレノワール』はカカオのビスキュイの上にマスカルポーネクリーム、ショコラクリーム、フランボワーズのコンフィなどが重ねられていて、ショコラ感もたっぷり堪能できます。ピスタチオがまぶされたスノーボールモチーフの『ブール・ピスタージュ・フレーズ』も印象的。ボンボンショコラは、それぞれ違うプラリネが詰まった3種手前はオールスパイスの風味がアクセントのホットドリンク『ショコラ・ヴィエノワ・オ・エピス・ド・ノエル』。星形のショコラを崩していただく『クープ・マロン・ミルティーユ』はトップにマロン、中にはマロンクリーム、ショコラクリームで濃厚なマロンの味わいに加え、ブルーベリーやカシスのコンフィも入って酸味も味わえる上品な一品です。六本木・けやき坂にある【ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木】の店内昨年から始まったばかりだというクリスマスシーズン限定のアフタヌーンティ。内容も去年から大きくアップデートされています。やはり人気は高く、早くも予約が埋まりつつあるのだそう。今年だけの『ル・グテ・ド・ノエル』、クリスマスの思い出を輝かせてくれること間違いなしです。『ル・グテ・ド・ノエル』概要期間:~2023年12月25日(月)料金:平日6,500円、土日祝7,000円(※前日12:00までの要予約)販売店舗:【ル・ショコラ・アラン・デュカス東京工房ル・サロン】【ル・ショコラ・アラン・デュカス六本木ル・サロン】ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房【エリア】三越前【ジャンル】スイーツ【ランチ平均予算】3,000円 ~ 3,999円【ディナー平均予算】3,000円 ~ 3,999円ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木【エリア】六本木【ジャンル】スイーツ【ランチ平均予算】2,000円 ~ 2,999円【ディナー平均予算】3,000円 ~ 3,999円
2023年12月15日今年で17年目の「ミシュランガイド 東京」3年ぶりに新三つ星が誕生星獲得店は合計504軒、三つ星12軒、二つ星33軒、一つ星138軒持続可能な取り組み行う「グリーンスター」獲得店は11軒メンターシェフアワード:【天ぷら 近藤】近藤文夫さんサービスアワード:【ポンドール・イノ】尾﨑 徹さん新設の「セレクテッドレストラン」は194軒東京は17年連続、世界で最も星付き飲食店・レストランが多い都市に2023年12月5日(火)、ミシュランガイド公式ウェブサイト()とアプリに掲載され、12月8日(金)には書籍が発売される「ミシュランガイド東京 2024」。今年は、飲食店・レストランにおける三つ星は12軒、二つ星は33軒、一つ星は138軒で、星付きの飲食店は全183軒。新規の一つ星は16軒、新規のビブグルマンは9軒が掲載。新規ビブグルマンのうち、3軒はラーメンでした。注目は【青空(はるたか)】の三つ星掲載。東京では3年ぶりの新たな三つ星店の誕生となります。「すきやばし次郎」で12年修業した高橋青空さんは、感性と技術を磨き続ける日々の積み重ねが評価に繋がりました。二つ星では、【MAZ(マス)】が初掲載。ペルーのリマにある「セントラル」のヴィルヒリオ・マルティネスシェフが監修するレストランで、【MAZ】のサンティアゴ・フェルナンデスシェフは同店のヘッドシェフを務めた経験の持ち主。ペルーの自然をテーマに、日本の食材を組み合わた料理は、両国の多様性を表現したガストロノミーです。また、馬喰町にある【nõl(ノル)】は新たなミシュラングリーンスターとなりました。季節の国産食材を意識的に使用し、土地にダメージを与えない循環型の農業を実践している農家とも連携。牛肉や豚肉などの畜産食肉の使用を控え、代わりに害獣駆除により多くが廃棄されてしまう鹿肉などのジビエ食材を活用するなど、CO2削減とフードロスの両面に取り組んでいます。さらに、今回から初登場したセレクテッドレストランには194軒が掲載。「セレクテッドレストラン」とは、“ビブグルマンには入らないが、ミシュランがおすすめするレストラン”を指し、居酒屋、焼鳥、天ぷらをはじめ、オーストリア料理など多様なセレクションとなりました。それにより、2024年度は過去最多となる33種類の料理カテゴリー・504軒のレストランが掲載されることとなりました。今年新たな星を獲得したレストランは全18軒新たな星付きレストランが18軒誕生しました。三つ星になった【青空】や、ペルー料理の【MAZ】、【港式料理 鴻禧】や【飄香】等の中華料理店や、4月にオープンした「ブルガリ ホテル 東京」のメインダイニング【イル・リストランテ ニコ・ロミート】や2月にできた【レテール】といった新たな顔ぶれも。新たな星獲得店(18軒)【青空】(三つ星/寿司)プロモーション【MAZ】(二つ星/イノベーティブ)New【港式料理 鴻禧】(一つ星/中国料理)New【銀座 レカン】(一つ星/フランス料理)New【kabi】(一つ星/イノベーティブ)New【六雁】(一つ星/日本料理)New【イル・リストランテ ニコ・ロミート】(一つ星/イタリア料理)New【トワヴィサージュ】(一つ星/フランス料理)New【飄香】(一つ星/中国料理)New【メティス 六本木】(一つ星/フランス料理)New【うぶか】(一つ星/蟹料理)New【モノリス】(一つ星/フランス料理)New【一凛】(一つ星/日本料理)New【宮坂】(一つ星/日本料理)New【レテール】(一つ星/フランス料理)New【銀座 きた川】(一つ星/日本料理)New【広尾 石阪】(一つ星/寿司)New【西麻布 野口】(一つ星/日本料理)New青空【エリア】新橋/汐留【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】銀座駅 徒歩8分MAZ【エリア】永田町【ジャンル】その他各国料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】45000円【アクセス】赤坂見附駅 徒歩1分港式料理鴻禧(こうき)【エリア】虎ノ門【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】虎ノ門駅 徒歩5分銀座レカン【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】38000円【アクセス】銀座駅 徒歩1分Restaurant Kabi【エリア】恵比寿【ジャンル】創作料理【ランチ平均予算】8,000円 ~ 9,999円【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円【アクセス】武蔵小山駅六雁【エリア】銀座【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】17000円【アクセス】銀座駅 徒歩1分イル・リストランテ ニコ・ロミート【エリア】東京駅周辺【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】東京駅 徒歩4分TROIS VISAGES【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】7500円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】東銀座駅飄香【エリア】広尾【ジャンル】四川料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】広尾駅 徒歩5分Métis 六本木【エリア】六本木【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】六本木駅 徒歩8分うぶか【エリア】四谷【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】四谷三丁目駅 徒歩3分モノリス【エリア】渋谷東口/宮益坂【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】渋谷駅 徒歩8分西麻布野口【エリア】西麻布【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】29000円【アクセス】乃木坂駅 徒歩8分3年ぶりの新三つ星店が誕生、銀座【青空】。17年連続獲得は3軒今年は何といっても、新たな三つ星店が3年ぶりに誕生したのが大きなニュースです。さらにミシュランガイド東京版の創刊から17年連続で三つ星を獲得し続けているのは日本料理【かんだ】、フランス料理【Quintessence(カンテサンス)】、【ガストロノミー “ジョエル・ロブション”】となりました。三つ星を獲得したお店(12軒)【麻布 かどわき】麻布十番/日本料理・和食(5年連続)【神楽坂 石かわ】飯田橋/日本料理・和食(16年連続)【かんだ】六本木/日本料理・和食(17年連続)【Quintessence(カンテサンス)】北品川/フランス料理(17年連続)【虎白】飯田橋/日本料理・和食(9年連続)【茶禅華】広尾/中華料理(4年連続)【ガストロノミー “ジョエル・ロブション”】恵比寿/フランス料理(17年連続)【青空】銀座/寿司(NEW)【まき村】大森海岸/日本料理・和食(10年連続)【日本料理 龍吟】日比谷/日本料理・和食(13年連続)【L’Effervescence】表参道/フランス料理(4年連続/グリンスター)【L’OSIER】新橋/フランス料理(6年連続)麻布かどわき【エリア】麻布十番【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30,000円 ~【アクセス】麻布十番駅神楽坂石かわ【エリア】神楽坂【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】50000円【アクセス】飯田橋駅 徒歩7分かんだ【エリア】麻布十番【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30,000円 ~【アクセス】六本木駅Quintessence(カンテサンス)【エリア】品川【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】品川駅 徒歩13分虎白【エリア】神楽坂【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】飯田橋駅 徒歩2分茶禅華【エリア】広尾【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】35000円【アクセス】広尾駅 徒歩10分ジョエル・ロブション【エリア】恵比寿【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】30000円【ディナー平均予算】60000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩5分青空【エリア】新橋/汐留【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】銀座駅 徒歩8分まき村【エリア】大森【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30,000円 ~【アクセス】大森海岸駅日本料理龍吟【エリア】有楽町/日比谷【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】40000円【アクセス】日比谷駅 徒歩1分L’Effervescence【エリア】西麻布【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】40000円【アクセス】表参道駅 徒歩12分L’OSIER【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】銀座駅 徒歩7分二つ星は合計33軒、新たに【MAZ】が二つ星に二つ星レストランが全33軒ある中で、今回新たに二つ星として掲載されたのは、永田町にあるイノベーティブレストラン【MAZ】。ペルーのリマにある「セントラル」のヴィルヒリオ・マルティネス氏が監修するレストランで、シェフのサンティアゴ・フェルナンデス氏は同店のヘッドシェフを務めた経験の持ち主。ペルーの自然をテーマに、日本の食材を組み合わた料理は、両国の多様性を表現したガストロノミ―で、日本の食材を使って熱心に研究を重ねています。また、残念ながら昨年掲載から6軒のお店が二つ星から外れてしまいました。新たに掲載されたお店(1軒)【MAZ】永田町/イノベーティブMAZ【エリア】永田町【ジャンル】その他各国料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】45000円【アクセス】赤坂見附駅 徒歩1分そのほかの二つ星店【赤坂 菊乃井】赤坂/日本料理【ASAHINA Gastronome】茅場町/フランス料理【臼杵ふぐ 山田屋 西麻布】西麻布/日本料理【ESqUISSE】銀座/フランス料理【HOMMAGE】浅草/フランス料理【紀尾井町 福田家】赤坂見附/日本料理・和食【銀座 小十】銀座/日本料理・和食【銀座しのはら】銀座一丁目/日本料理・和食【銀座福樹】新橋/日本料理・和食【久丹】新富町/日本料理【Crony(クローニー)】赤羽橋/フランス料理【木挽町 とも樹】銀座/寿司【すきやばし 次郎 六本木ヒルズ店】六本木/寿司【鮨かねさか】新橋/寿司【鮨 よしたけ】銀座/寿司【ZURRIOLA-スリオラ-】銀座/スペイン料理【青草z】広尾/日本料理・和食【セザン(SEZANNE)】丸の内/フレンチ【天ぷら 銀屋】白金台/天ぷら【てんぷら 近藤】銀座/天ぷら【傳】外苑前/日本料理【Nabeno-Ism】浅草/フランス料理【NARISAWA】青山一丁目/イノベーティブ・フュージョン【日本料理 晴山】白金高輪/日本料理【ピエール・ガニェール】溜池山王/フランス料理【樋口】北参道/日本料理【フロリレージュ(Florilege)】外苑前/フランス料理【プリズマ (PRISMA)】表参道/イタリア料理【ベージュ アラン・デュカス 東京】銀座/フランス料理【明寂】西麻布/日本料理・和食【Restaurant Ryuzu】六本木/フランス料理【ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション】六本木/フランス料理赤坂 菊乃井【エリア】赤坂【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】15,000円 ~ 19,999円【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円【アクセス】赤坂駅ASAHINA Gastronome【エリア】茅場町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】茅場町駅 徒歩4分臼杵ふぐ 山田屋 西麻布【エリア】西麻布【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30,000円 ~ESqUISSE【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】25000円【ディナー平均予算】45000円【アクセス】銀座駅 徒歩1分HOMMAGE【エリア】浅草【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】浅草駅 徒歩12分紀尾井町福田家【エリア】永田町【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】38000円【アクセス】赤坂見附駅 徒歩5分銀座小十【エリア】銀座【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】27500円【ディナー平均予算】38500円【アクセス】銀座駅 徒歩3分銀座しのはら【エリア】銀座【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分銀座福樹【エリア】銀座【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円【アクセス】新橋駅久丹【エリア】築地【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30,000円 ~【アクセス】新富町駅Crony(クローニー)【エリア】西麻布【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】赤羽橋駅 徒歩1分木挽町 とも樹【エリア】築地【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30,000円 ~すきやばし 次郎 六本木ヒルズ店【エリア】麻布十番【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】20,000円 ~ 29,999円【ディナー平均予算】30,000円 ~鮨かねさか【エリア】新橋/汐留【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5250円【ディナー平均予算】21000円【アクセス】新橋駅 徒歩3分鮨 よしたけ【エリア】銀座【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】新橋駅スリオラ (ZURRIOLA)【エリア】銀座【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】8,000円 ~ 9,999円【ディナー平均予算】15,000円 ~ 19,999円【アクセス】銀座駅セザン(SEZANNE)【エリア】丸の内【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】9250円【ディナー平均予算】24500円【アクセス】東京駅 徒歩4分天ぷら 銀屋【エリア】白金/白金台【ジャンル】天ぷら【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円てんぷら近藤【エリア】銀座【ジャンル】和食【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分傳【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】23000円【アクセス】外苑前駅 徒歩10分Nabeno-Ism【エリア】浅草【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】浅草駅 徒歩3分NARISAWA【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】30,000円 ~【ディナー平均予算】30,000円 ~日本料理晴山【エリア】田町/三田【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】18000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】白金高輪駅 徒歩8分ピエール・ガニェール【エリア】六本木【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】溜池山王駅 徒歩5分樋口【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】北参道駅フロリレージュ(Florilege)【エリア】神谷町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】神谷町駅プリズマ(PRISMA)【エリア】表参道/青山【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】表参道駅ベージュ アラン・デュカス 東京【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10,000円 ~ 14,999円【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円明寂【エリア】西麻布【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30,000円 ~RestaurantRyuzu【エリア】六本木【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】六本木駅 徒歩3分ラトリエドゥジョエル・ロブション【エリア】六本木【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】12000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】六本木駅一つ星は合計138軒、新たに一つ星を獲得したお店は16軒昨年度の149軒から11軒ほど減った一つ星掲載店ですが、新たに1つ星を獲得して星付き店となったお店は16軒となりました。今回から一つ星を獲得したお店(16軒)【一凛】牛込神楽坂/日本料理【イル・リストランテ ニコ・ロミート】丸の内/イタリア料理【うぶか】四ツ谷三丁目/蟹料理【kabi】目黒/イノベーティブ【銀座 きた川】銀座/日本料理【銀座 レカン】銀座/フランス料理【港式料理 鴻禧】虎ノ門/中国料理【トワヴィサージュ】築地/フランス料理【西麻布 野口】乃木坂/日本料理【飄香】広尾/中国料理【広尾 石阪】広尾/寿司【宮坂】表参道/日本料理【六雁】銀座/日本料理【メティス 六本木】六本木/フランス料理【モノリス】渋谷/フランス料理【レテール】神楽坂/フランス料理イル・リストランテ ニコ・ロミート【エリア】東京駅周辺【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】東京駅 徒歩4分うぶか【エリア】四谷【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】四谷三丁目駅 徒歩3分Restaurant Kabi【エリア】恵比寿【ジャンル】創作料理【ランチ平均予算】8,000円 ~ 9,999円【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円【アクセス】武蔵小山駅港式料理鴻禧(こうき)【エリア】虎ノ門【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】虎ノ門駅 徒歩5分TROIS VISAGES【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】7500円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】東銀座駅西麻布野口【エリア】西麻布【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】29000円【アクセス】乃木坂駅 徒歩8分飄香【エリア】広尾【ジャンル】四川料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】広尾駅 徒歩5分六雁【エリア】銀座【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】17000円【アクセス】銀座駅 徒歩1分Métis 六本木【エリア】六本木【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】六本木駅 徒歩8分モノリス【エリア】渋谷東口/宮益坂【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】渋谷駅 徒歩8分「ミシュラン グリーンスター」は12軒フードロスの削減や持続可能なガストロノミーを実践する「グリーンスター」評価の店舗は、昨年より1軒減り、計1軒となりました。今回新たに加わったのは馬喰町の【nõl】で、不ぞろいや不人気で廃棄されてしまう未利用魚や、規格外の野菜の活用、フェアトレードの素材を使用したり、コンポストで生ごみを土に還すなど、持続可能な取り組みを実践している店舗が選出されました。ミシュラン グリーンスター獲得(11軒)【L’Effervescence】表参道/フランス料理【NARISAWA】青山一丁目/イノベーティブ・フュージョン【フロリレージュ(Florilege)】外苑前/フランス料理【sincere】北参道/フランス料理【LATURE】表参道/フランス料理【Crony(クローニー)】麻布十番/フランス料理【傳】外苑前/日本料理【Noeud.TOKYO】永田町/フランス料理【FARO】銀座/イタリア料理【ラ ペ(La paix)】三越前/フランス料理【nôl】馬喰町/フランス料 NewL’Effervescence【エリア】西麻布【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】40000円【アクセス】表参道駅 徒歩12分NARISAWA【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】30,000円 ~【ディナー平均予算】30,000円 ~フロリレージュ(Florilege)【エリア】神谷町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】神谷町駅Sincère【エリア】千駄ヶ谷【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】北参道駅 徒歩4分LATURE【エリア】渋谷東口/宮益坂【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】表参道駅 徒歩6分Crony(クローニー)【エリア】西麻布【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】赤羽橋駅 徒歩1分傳【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】23000円【アクセス】外苑前駅 徒歩10分Noeud.TOKYO【エリア】永田町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3630円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】永田町駅 徒歩5分FARO【エリア】新橋/汐留【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】銀座駅 徒歩7分La Paix【エリア】三越前【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】三越前駅 徒歩3分nol【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】馬喰町駅 徒歩1分個人を評価する「メンターシェフアワード」「サービスアワード」メンターシェフアワード自身の仕事やキャリアが手本となるようなシェフに授与。後世の育成にも力を注ぎ、指導者として熱意をもって助言し、レストラン業界の発展に貢献するシェフを称える賞。受賞者近藤文夫さん|【てんぷら 近藤】銀座/天ぷらてんぷら近藤【エリア】銀座【ジャンル】和食【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分サービスアワード訪れる人を心地よくすることができる、おもてなしに優れたスタッフに授与。プロフェッショナルかつ魅力的であり、レストランでの体験が特別なものになるような接客をする。サービスに対する心からの情熱を称える賞。受賞者尾﨑 徹さん|【ポンドール・イノ】日本橋/フランス料理ポンドールイノ(Pont d’Or Inno)【エリア】日本橋【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】三越前駅新たにビブグルマンに掲載されたお店(9軒)【鳥茂】新宿/もつ焼き【ポ・ブイユ】広尾/フランス料理【焼鳥 山香】神楽坂/焼鳥【ゼアー イズ ラーメン】荻窪/ラーメン【天すけ】高円寺/天ぷら【グリル グランド】浅草/洋食【ホッパーズ】茅場町/スリランカ料理【Japanese Ramen 五感】池袋/ラーメン【ラーメン ブレイクビーツ】祐天寺/ラーメン鳥茂(とりしげ)【エリア】新宿南口/代々木【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7000円【アクセス】新宿駅 徒歩1分ポ・ブイユ【エリア】恵比寿【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8,000円 ~ 9,999円焼鳥 山香【エリア】神楽坂【ジャンル】焼鳥・串焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10,000円 ~ 14,999円天すけ【エリア】高円寺/阿佐ヶ谷【ジャンル】天ぷら【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】-【アクセス】高円寺駅グリル グランド【エリア】浅草【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】2,000円 ~ 2,999円【ディナー平均予算】6,000円 ~ 7,999円HOPPERS【エリア】茅場町【ジャンル】アジア料理【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】6,000円 ~ 7,999円
2023年12月06日外苑前【malca】イタリアン白金台【CIRPAS】フレンチ清澄白河【eman】スペイン料理有楽町【MASIA】スペイン料理西小山【caillou】フレンチ外苑前【malca】イタリアン「いま、食べたい」食べ手の気持ちを、熱い気持ちで受け止めるイタリアン『手打ちのピチ、神戸牛ボロネーゼ』名店【TACUBO】でスーシェフを経験した北野司氏がオーナーシェフを務める、外苑前のイタリアン【malca(マルカ)】。北野氏の実家が淡路島で鮮魚店を営むことから、プロの目利きで選ばれた魚はもちろんのこと、純血但馬種の「神戸牛」も半頭買いしているというこだわりよう。自在に炎を操る炭火焼きでも注目を集めています。焼きの技が目の前で楽しめるカウンター席店内に入ると、シェフの技を目の前で楽しめるカウンター席がお目見え。昼はコースのみ。夜はコースを用意しつつも、アラカルトが中心です。1回転目は予約制ながら、21時半以降の席はすべて当日予約での受け付け。「食べたい気持ちが最高潮になった時に食べてほしい」そんな心意気も魅力のお店です。malca【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】外苑前駅 徒歩3分白金台【CIRPAS】フレンチYouTubeで人気の「George ジョージ」が開いた正統派フレンチ『“元満さんの鹿”加賀蓮根柿のチャツネ』銀座の星付きフレンチ【ドミニク・ブシェ】の元料理長・吉田能さんは、コロナ禍中に料理動画の配信をスタート。絶大な人気を誇るYouTuber「George ジョージ」として知られています。そして2022年11月、満を持して白金台にオープンさせたのが、サーキュレーション(循環)とパッション(情熱)を合わせて名付けた【CIRPAS(サーパス)】です。シェフとの会話も楽しめるカウンター席実際にシェフが訪問して信頼関係を築いた生産者から届く極上の食材は、鹿なら一頭買いで、無駄なく使い切ります。店内はYouTubeのクールな世界観そのままの、グレーを基調とした落ち着いた雰囲気。大理石のテーブルが厨房を取り囲むカウンターはシェフの手元も見られる特等席になっています。CIRPAS【エリア】白金/白金台【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】40000円【アクセス】白金台駅 徒歩3分清澄白河【eman】スペイン料理スペインの伝統×日本の食材で表現する最新モダンスパニッシュ『蛍烏賊/イカスミ』下町風情を色濃く残しながらも、感度の高いレストランが注目される清澄白河。この地にある築60年以上の建物をレストランとして生まれ変わらせた【eman】。「古き良きものを大切に 新しきものを創造する」をテーマに、スペイン郷土料理を根幹にしつつ日本の食材を取り入れて、モダンで洗練されたスパニッシュを提供しています。オープンキッチンのカウンター席料理を提供するのは、スペインのミシュラン星付きレストランで修業した小林悟シェフ。旬素材を生かした繊細なものから骨太な味わいを堪能する一皿まで、シーズンごとに替わる独自のスパニッシュコースが楽しめます。街から、空間から、そして料理から、新旧が織りなす魅力を享受できる一軒です。eman【エリア】清澄白河【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】清澄白河駅 徒歩1分有楽町【MASIA】スペイン料理カタルーニャのルーツと日本の旬の食材の融合で個性を表現『ピルピルソースと岩牡蠣』ディナーコースよりスペイン・カタルーニャ出身のシェフ、マテウ・ビジャレット氏の驚くほど繊細な仕事ぶりを目の前にしながらモダンな料理を楽しむことができる【MASIA】。15歳からスペインの著名なレストランで働きはじめ、オランダ、シンガポールなど世界を舞台にキャリアアップしてきたマテウ氏。食文化と食材に興味があったという日本では、大阪の名店【HAJIME】で腕を磨きました。ランチタイムは明るい自然光が注ぐ店内料理はスペイン・カタルーニャに根ざした伝統の味をベースに、世界各国で学んだ知識とセンスをプラスしてシェフならではの味を表現。シンプルながらも時間をかけたソースなど、手間や時間を惜しまずに素材の味を最大限に生かした奥行き深い味わいを楽しめます。バルセロナに特注しているオリジナルのアーティスティック食器の高い芸術性も一見の価値ありです。MASIA【エリア】銀座【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】17000円【アクセス】有楽町駅 徒歩4分西小山【caillou】フレンチ食材を見ながら料理を決めていく、オートクチュールスタイルのネオビストロ『パテ・アン・クルート』シェフの説明を聞きながら食べたい食材を選び好みの料理に仕上げてもらう、オーダーメイドスタイルのフランス料理店【caillou】。シェフの安達晃一氏は名だたるグランメゾンで腕を磨きながらも、自分でやるなら等身大で楽しめるアラカルト主体の店を、と考えていたとか。雰囲気はカジュアルでも、料理は一流。期待のネオビストロです。シンプルで落ち着いた雰囲気の店内店内に入ってまず目を引かれるのは、オープンキッチン前のショーケース。中を覗けば丸ごと一尾の真鯛や仔羊、骨付き牛肉の塊もあれば旬の野菜まで。その日のおすすめ食材がところ狭しとフランスのマルシェのように並んでいます。いわば、これがメニュー代わり。ショーケースの食材を見ながら、食べたい料理をカスタマイズしてもらえます。caillou【エリア】不動前/武蔵小山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】14999円【アクセス】西小山駅 徒歩2分
2023年10月26日成長を感じるインテリア自然からインスパイアされる料理とデザート世界を旅するワインペアリング「変わった」ではなく、成長を感じるインテリア2023年6月、8年の歴史を刻んだ東麻布からアークヒルズ仙石山森タワー内に移転した【レストランローブ】。仙石山は都心ながらも緑豊かな環境にあり、自然からインスパイアされる料理、デザートを作る今橋英明シェフとパティシエ平瀬祥子さんがこの場所を選んだことに納得できます。開放的な空間は、東麻布の時のコンセプトをそのままに拡張したといった印象店内に入ると、泡をモチーフにした壁やクロスの色、ウエルカムオブジェをはじめとしたテーブルセッティング、そして舞台のようなアイランドキッチンが目に入ってきます。「お客様が“変わっちゃったね”と感じるリニューアルにはしたくありませんでした。前のお店の延長線上にありながら、成長を感じてもらえる空間作りを目指したんです。空間を広げ、個室を作り、スタッフも増やしてお客様の満足度を上げるための移転ですから」と今橋シェフ。メビウスの輪をモチーフにしたウエルカムオブジェや、壁にかかるアートは、実は3Dプリンターを使って制作されている「スタッフの充実で、僕や平瀬がすべての工程をやるというのではなく、それぞれにポジションを与えて責任を持ってやってもらうことができるようになり、若手をちゃんと育てることができる環境が整ってきました」と新店舗での意気込みを話す今橋シェフ。今橋シェフとパティシエでありマダムの役割も果たす平瀬さんの監督の元、総勢10人のスタッフたちがチーム一丸となってレストランを盛り上げている。その活気ある働きぶりを眺めるのも楽しい「サービスが手一杯なときは、シェフや私をはじめキッチンスタッフが料理を運ぶこともあり役割の境界線は曖昧にしています。チームとして働いていると、それぞれが自分で何をするべきか考え、行動できる人になっていくのではないかと思っています」(平瀬さん)「自分たちがやってきたことを押し付けるのではなく、教えるべきは“考え方”だと思っています。働きやすい環境でスタッフの生活を守りながら彼らが社会人、料理人、サービスマンとしての土台を作る場所でありたいですね」(今橋シェフ)「東麻布でお店を始めた時の気持ちと何も変わりはないのですが、より心地よい空間になったことでレストランの価値を高められることを嬉しく思っています」と話す平瀬さん。アイランドキッチンの奥にオーブンの熱の影響を受けないガラス張りのアトリエも併設。「溶けやすいデザートも万全の環境で準備をすることができるようになりました」と本当に嬉しそうです。客席に目を配り、ベストタイミング、ベストポーションで作りたてのデザートを提供する平瀬さん自然からインスパイアされる料理とデザート【レストランローブ】の料理は、自然や環境、季節の風景、生産者、そして料理人が積み上げてきた経験などいろいろなつながりから生まれるストーリー性を大事にしています。また今橋シェフは一時期、料理人をしながら農業にも従事していた経験を持ち、自然を敬愛し、生産者を思う気持ちは人一倍熱いようです。シェフが働いていた鎌倉の野菜農家・加藤宏一氏から届く多種多彩な野菜、ハーブをその野菜の特性に合わせた仕込み、料理で楽しませてくれるのです。なかでもスペシャリテの一つとして人気なのが土佐あかうしを使ったタルタルです。土佐あかうしは、実は今橋シェフの父親が高知出身ということもきっかけとなって牧場を訪ね、生育される環境や生産者のこだわりに惚れ込んだとのことです。『土佐あかうし 旨み』軽く炙った土佐あかうしのタルタルに昆布のゼリーシートをのせ、ビーツのピクルスや赤紫蘇、ゆかりなどをトッピング。16,500円からのコースの前菜海の見える斜面に放牧されている土佐あかうし。「眼下の海では牡蠣が漁れると聞いて、昆布のゼリーシートの下に、牡蠣のムースも忍ばせています。海と山、生き物の循環といったことも料理の発想のベースになっています」と今橋シェフ。お皿の上は、お肉の色のつながりでビーツ、赤紫蘇、たで、ゆかりを使った赤のコーディネートに。もちろん、香りや食感などもセレクトのポイントになっていますが、さまざまなつながりの連想で一つの物語がお皿の上に誕生するというわけです。『夏牡蠣 鎌倉野菜』。多彩な季節の野菜と牡蠣のムースで山と海を満喫。9,900円からのコースの前菜こちらは、夏のスペシャリテ。ズッキーニ、枝豆、モロヘイヤ、胡瓜、つるむらさきなどの夏野菜を生のまま、あるいは茹でたり、ソテーしたりとそれぞれにあった下拵えを施してからたっぷりのバジルを使ったピストゥのソースを絡め、すだちの酸も効かせて爽やかな味わいに仕立てています。その上に夏牡蠣のムースをのせ、昆布だしのゼリーでカバー。海の岩場を連想させるようなお皿を使うなど、料理とアートの一体感も今橋シェフならではのスタイルです。メイン料理となる小鳩のグリルは、仔鳩を木片や藁で軽く香りをつけながら炭火焼きにして、鳩の肝のソースで深みのある旨みをプラスしています。小鳩の下に敷いたのは骨のだしや炭のオイルスパイスなどを使って炊いた黒豆。フランスではレンズ豆で合わせるところを日本の食材を使うことで親しみやすい一皿に仕立てられているのです。『小鳩 有機黒豆』。さっぱりとした仔鳩を日本の黒豆と共に。25,300円のコースのメイン「フランスの文化と日本の文化が響き合い、新しい美味を生み出すことが【レストランローブ】のフィロソフィー」と話す今橋シェフの言葉は、お料理を食べることで理解することができます。コースのフィナーレを飾るデザートの前には、新しいテーブルクロスが重ねられ新たな舞台が用意されます。「今、この瞬間のおいしさを味わってもらうためにベストを尽くすことを心がけている」と話す平瀬さん。今橋シェフの料理の余韻に自然につながっていくよう、軽やかなテクスチャー、爽やかな味わい、そして美しい盛り付けで楽しませてくれます。また、季節はもちろん、その日の天候や気候、そしてゲストの食べている表情にも配慮して、臨機応変にデザートを変えることもあるそうです。晩夏から初秋のデザートとしてゲストを驚かせる平瀬さんのスペシャリテの一つがこちら。『茄子 カカオ』。芳ばしい焼き茄子がなんとアイスに!25,300円のコースのデザートやわらかなチョコレートのシフォン、ロースマリーの香りのクリーム、オレンジのマーマレード、そして茄子の葉っぱをイメージしたチュイルで茄子畑を表現しているそうです。現代アートのような盛り付けで瞬間の美も楽しませてくれる平瀬さんのデザート。柑橘風味の砂糖菓子、緑茶、ミント、ゆずを使ったアイス、わらび餅などで儚い口溶け軽やかな味わいです。『梨 柑橘』。柑橘の風味で食後感を軽やかに演出。9,900円からのコースのデザート平瀬さんは、2020年のゴ・エ・ミヨでベストパティシエ賞を受賞。’22年には金沢に【パティスリーローブ花鏡庵】を開きました。そのドキュメンタリーは人気TV番組『情熱大陸』でも特集され、話題に。レストランデザートだけでなく活躍の場を広げている注目のパティシエです。世界を旅するワインペアリング東麻布時代からワインの監修やサービスをしてきたベテランソムリエ石田博氏。ワインのセレクトはフランス・ブルゴーニュ地方のグランヴァンを用意しつつも、世界を視野に品質の高いワインをセレクトしています。料理を際立たせるペアリングでは、頭の中で世界旅行を楽しみつつ新たなおいしさに遭遇することができるのです。日本のワインならではの紫蘇のような香りを持つグレイスのロゼ、しっかりとしたミネラル感が特徴のギリシャワインなどワールドワイドなラインナップワインのセレクションやユニークなペアリングに加え、温度と香りにこだわるサービスも心がけているそうで、料理が出る少し前にグラスに注ぎ、その上に蓋をすることでグラス内に香りを充満させてからゲストの元へ運ぶようにしているとのこと。料理とワインの味わいはもちろん、香りマリアージュも瞬間の感動を楽しませてくれるのです。お話を伺ったアシスタントマネージャー/ソムリエの宮沢里香さん。石田氏は次世代へバトンを渡せるように若手の活躍を支援する縁の下の力持ち、というスタンスに隠れ家的だった東麻布から、ついに表舞台へと羽ばたく規模へと成長し、グランメゾンの風格をも備えた【レストラン ローブ】。公私共にパートナーを組む今橋シェフと平瀬さん、経験豊かなソムリエ石田博氏筆頭に、互いを高め合いながらチーム一丸となって進化を目指しています。2018年からミシュラン1つ星を獲得、ゴ・エ・ミヨでの評価も得ている【レストランローブ】。新たな場所でさらに成長をする姿に期待がますます高まる「レストランは長く続けてこそ、と思っています。私たちもお客様も心豊かに過ごせるお店になるようこれからも成長し続けたい」と真摯に話す今橋シェフと平瀬さん。レストランの在り方、役目などを深く掘り下げ「よりよいもの」を実現するために努力し続ける人柄にも感銘。その成長を感じられるよう通い続けたいレストランです。レストランローブ【エリア】六本木【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】六本木一丁目駅 徒歩5分
2023年10月16日世界の食通に愛されるミシュランスターシェフが日本へ休息、仕事、遊びのための便利で快適な空間「ホテル虎ノ門ヒルズ」アジア初上陸の【ル・プリスティン東京】で没入型ガストロノミーを世界の食通に愛されるミシュランスターシェフが日本へオランダやベルギーで星を獲得する有名レストランを複数経営する、セルジオ・ハーマン氏セルジオ・ハーマン氏は、自身の両親が経営していたオランダの片隅にあるレストランでミシュラン3つ星を獲得し、同店を「世界のベストレストラン50」に8年間ランクインし続ける名店へと押し上げたミシュランスターシェフ。オランダやベルギーにて星を獲得する有名レストランを複数経営するSergio Herman Groupの創設者です。休息、仕事、遊びのための便利で快適な空間「ホテル虎ノ門ヒルズ」「ホテル虎ノ門ヒルズ」のエントランスと【ル・プリスティン東京】のテラスカフェ(イメージ)駅と街が一体化し、国際新都心・グローバルビジネスセンターへ進化する「虎ノ門ヒルズ」の中核施設の一つとして2023年12月6日に開業予定の「ホテル虎ノ門ヒルズ」。ホテルのインテリアデザインは、デンマークの「スペース・コペンハーゲン」が手掛け、彼らが担当するのは日本で初めてのことです。天然素材を多用したシンプルさと持続可能性を融合させた快適なリラクゼーション空間で、ホテルの朝食やインルームダイニングを含む料飲全般をセルジオ・ハーマン氏が監修します。アジア初上陸の【ル・プリスティン東京】で没入型ガストロノミーを『ル・プリスティン・クラシック』ホテルの1階に路面店としてオープンするのは、長年ミシュランの星に輝くセルジオ・ハーマン氏監修のレストラン【ル・プリスティン東京】。常に革新的な食の楽しみを追求するオランダ出身のスターシェフによる、日本を含めアジア初上陸となるレストラン&カフェバーとなり、「食」「ファッション」「デザイン」「アート」「音楽」の5つのエレメントで食す新感覚の没入型ガストロノミーです。『ゼーランド産ムール貝、ソブラサーダ、ブラータ、フレゴラ』『イェルセーケの「デ・オステライ」産夏牡蠣、ストラッチャテッラ、グレープフルーツ、イタリアン・スプリッツ・グラニテ添え』シェフゆかりの地である、北海に面したオランダ南西部ゼーラント地方の食材と日本の旬の食材を融合させ、ヨーロッパの伝統料理を現代風にアレンジ。ゼーラント地方は、豊かな土壌、十分な日照時間、人の手を加えていない自然の水、海に洗われた川岸を持つオランダ最大の農業地帯であり、ヨーロッパで最もみずみずしくジューシーな甲殻類の産地としても知られています。『グリーン・ミネストローネ、ゼーランド産ムール貝&ザルガイ』『プラトー・ル・プリスティン』セルジオ・ハーマン氏がゼーラント地方の食材で最もこだわるのは、海水と淡水が混じり合う沿岸で獲れるウナギ、オイスター、ムール貝の3つ。これらは日本で獲れるものとはかなり異なるため、新たな食体験となることでしょう。メニューの6割以上はベルギーにある本店で提供しているもので、3割以上は日本の食材を融合させた新たなメニューを予定しています。『パッパルデッレ、ゼーランド産ムール貝、ンドゥーヤ、ライム』『タリオリーニ、フェンネル、燻製ゼランド産ウナギ、サワークリーム、キャビア』ホテル同様、ダイニングのデザインも「スペース・コペンハーゲン」が担当。北欧で発展してきた「スカンジナビアンデザイン」に特有の、シンプルかつスタイリッシュでありながらも居心地よい空間で、ヨーロッパ以外ではあまり出会うことがないオランダ風デザインも特徴的です。5つのエレメントのひとつ「アート」を感じられるオブジェや、空間を引き立たせる独特の「音楽」にも注目したい味覚的な楽しみだけではなく、インテリアやテーブルウェア、料理の盛り付けや店内のプレゼンテーションがもたらす視覚的な美から、店内の雰囲気を決定づける音楽のリズムまで、あらゆる感覚と欲求をみたす新感覚の没入型ガストロノミーのオープンを心待ちにしています。
2023年10月13日麻布十番【ACiD brianza】フレンチ六本木【Ji-Cube】中華料理麻布十番【麻布山蕎庵三たて】和食青山一丁目【Filemone】イタリアン浜松町【江戸前芝浜】和食麻布十番【ACiD brianza】フレンチ麻布十番で親しまれてきたイタリアン【ブリアンツァ】の新境地『鮭卵』(左)と『揚げパン』新たな食の発信地として、感度の高いフーディらの熱い視線を浴びているのが、麻布十番にある【ACiD brianza】です。シェフの児玉智也さんは、若干31歳ながらフランスとデンマークの星付きレストランで研鑽を積んだキャリアの持ち主。その経験を生かし、フレンチと北欧それぞれの味を咀嚼して表現しています。北欧を思わせるシンプルな店内料理はエスプーマにかけたパン生地で作る揚げパンのエアリーな食感や、野菜の発酵汁をベースにしたクリームソースの軽さなど従来の発想を超えたアプローチから生まれる新味が魅力。複雑な味覚の料理と対照的なのが内装。無駄な装飾を廃したシンプルになっていて、落ち着きのある空間でリラックスしながら食事を楽しめます。ACiD brianza【エリア】麻布十番【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】12500円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】麻布十番駅 徒歩1分六本木【Ji-Cube】中華料理四川の枠を飛び越えて生み出される創意溢れるコース料理『香鶏のパリパリ焼き 麻辣風味』閑静な西麻布の住宅地に、ひっそりと佇む一軒家。四角いモダンな白い一軒家が“cube”のようだから【Ji-Cube】という店名です。腕を振るうのは、四川料理の巨匠・菰田欣也シェフのもとで長年腕を磨いてきた佐々友和シェフ。四川料理に加え、広東や上海など他の地方の味も取り入れた独創性あふれる料理がいただけます。一階のカウンターはライブ感あふれる特等席全12品からなるコースは一万円と、ちょっと特別な日に使いやすい価格も魅力的です。肩肘はらずに、気軽にリラックスして楽しめる雰囲気のなかで、トリュフやキャビアといった贅沢な食材をさりげなく用いた、ハレの日にふさわしい料理一皿一皿が満足感を与えてくれます。カウンター席のほか、個室も完備。Ji-Cube【エリア】西麻布【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】5500円【ディナー平均予算】16000円【アクセス】六本木駅 徒歩8分麻布十番【麻布山蕎庵三たて】和食生粋の蕎麦好きが既成概念にとらわれず生み出す「新しい蕎麦」『香箱ガニの蕎麦』麻布十番の商店街を抜けた場所に佇む【麻布山蕎庵三たて】。挽きたて・打ちたて・茹でたて、「三たて(さんたて)」と呼ばれる蕎麦の三原則に、日本料理の名店【京味】で修業した生粋の蕎麦好きである店主の三浦幸喜氏がみずからの頭文字を重ねたお店です。経営はマグロ卸「やま幸」とあって、魅力は蕎麦とマグロの組み合わせ、そしてシャンパーニュとのマリアージュです。落ち着いて食事が楽しめるL字カウンター席店内は、どっしりとした欅のカウンターを中心に、御影石の壁を配した落ち着いた雰囲気。早い時間はコース仕立てで、遅い時間帯と土曜はアラカルトで楽しめる、使い勝手のよさも魅力です。細くコシのある在来種を使った豊かな香りの十割蕎麦や、マグロと合わせたガレット、刺身風に仕立てた「蕎麦刺し」など、クリエイティブなメニューをぜひ。麻布山蕎庵三たて【エリア】麻布十番【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】17500円【アクセス】麻布十番駅 徒歩8分青山一丁目【Filemone】イタリアン名店出身コンビが始めたカジュアルな大人のためのトラットリア『ポルチーニ茸のクレープと伊産グレートトリュフ』1pzシチリア料理店の先駆け【トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ】の姉妹店【アンティカ・トラットリア シュリシュリ】出身のシェフ新田大介氏と、サービスを担当していた森裕太氏の2人がタッグを組んで始めた大人のためのカジュアルなトラットリアがこちら。おまかせコース全盛の昨今に、あえてアラカルトで勝負をしています。道路側は大きなガラス窓になっている全面ガラス張りの開放感溢れる店内は、モダンで軽やかなレストラン風。名店のDNAを引き継ぎ、伝統料理のベースは守りつつ、モダンで軽やかなテイストで楽しませてくれます。こなれたサービスのもと、好みの料理を森氏と相談しつつ、独自のコースを組み立てていく快味もこのお店ならではです。Filemone【エリア】赤坂【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】12500円【アクセス】青山一丁目駅 徒歩11分浜松町【江戸前芝浜】和食潮風漂う芝の地で味わう、江戸の粋を感じる東京の郷土料理『芝海老しんじょう汁』東京タワーからも近い、港区芝に佇む【江戸前 芝浜】。ここでは江戸の人々が食べていた庶民料理を研究し、読み解くことで再現された「江戸料理」が味わえます。使用するのは当時使われていたであろう野菜や魚介、調味料。独自のアレンジも加え、現代の味覚に合わせ令和の世に蘇ります。江戸の粋を感じられる店内江戸のお惣菜を再現した前菜『江戸盛り』や、当時の芝で獲れた芝海老と白鱚を使った鍋物『芝煮』などで構成される絶品のコース料理を堪能できます。席はテーブルだけではなく、カウンター席も新設。このカウンターには日本酒の深い知識を持つ女将が立ち、「江戸開城」をはじめとした東京の銘酒をいただけます。江戸前芝浜【エリア】田町/三田【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】浜松町駅 徒歩7分
2023年10月06日アートが飾られた美術館のようなラウンジでアフタヌーンティーをシャネルとフランス料理界の巨匠アラン・アデュカスのコラボレーションで2004年に誕生した【ベージュ アラン・デュカス 東京】は、旬の最高級食材をフランス料理のテクニックで仕立てる自然の恵み本来の味への情熱を込めたコンテンポラリーフレンチ。2016年よりミシュランガイドで2つ星として掲載され、2023年4月、アートと音楽の要素が加わって、カジュアルエレガンスを堪能できる場所へと進化しました。壁には、シャネルのアトリエの職人たちの“手”を撮りおろした作品が飾られるアフタヌーンティーが楽しめるレストランのラウンジスペースは、ベージュカラーにピンクのラウンジチェアがアクセントになった空間。壁にはフランス人写真家アンヌ ドゥ ヴァンディエールによるシャネルのアトリエの職人たちの“手”を撮りおろした作品が飾られ、まるで美術館に訪れたかのような世界で一つだけの特別な空間でアフタヌーンティーがいただけます。パティシエの繊細な手仕事によるオートクチュールのような7種のスイーツキルティング柄が特徴のアイスの下にはみかんのマーマレードが眠っており、ドライアイスの演出も季節ごとに装いを変えるアフタヌーンティー第一弾は、みかんをアクセントにしたオリーブオイルのアイスクリームからはじまります。カメリアの花をイメージしたマンゴー、アーモンドのフラワーペタルを纏ったシュークリーム、ブラックチェリーレモン、ライム、オレンジを使用した爽やかなフィナンシェ、【ル・ショコラ・アランデュカス】のショコラを使ったサブレ続いてアフタヌーンティースタンドに乗って運ばれてくるのはカメリアの花をイメージしたマンゴー、アーモンドのフラワーペタルを纏ったシュークリーム、【ル・ショコラ・アランデュカス】のショコラを使ったサブレ。最後には【ベージュ アラン・デュカス 東京】のシグネチャーメニューであるカメリアモチーフのデザート『カレ・シャネル』も味わえます。ショコラムースの中に、グルテンフリーのビスキュイ、キャラメル、カカオニブ、蕎麦の実のフィアンティーヌが折り重なる『カレ・シャネル』パティシエの繊細な手仕事でオートクチュールのように仕立てられた7種のスイーツにコーヒーまたは紅茶がセットに。スイーツはどれもアラン・デュカスの料理哲学に基づき、糖分、塩分、脂肪分を控え、旬の素材本来の味わいを引き出しています。追加でオーダーできるセイボリーやシャンパーニュを合わせれば、レストランのミニコースを味わうような上質な時間を過ごせます。セイボリー2種『ロブスターサンド』『あか毛和牛のタコス』は追加オーダー可能シャネルのアトリエの職人たちの“手”を映す作品が飾られた空間で、パティシエの手仕事を感じられるスペシャルなスイーツを味わいながら、贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。『アフタヌーンティー』概要時間:13:30~15:30 (ドリンクL.O. 15:00)料金:7,000円(1人あたり。スイーツ7種、コーヒー又は紅茶付き)グラスシャンパーニュ付き +3,000円グラスシャンパーニュ、セイボリー2種付き +5,000円(税込価格・サービス料別)※2日前までに要予約ベージュ アラン・デュカス 東京【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10,000円 ~ 14,999円【ディナー平均予算】30,000円 ~
2023年09月08日世界初のミシュラン一つ星を獲得したラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」から、新メニュー「冷製トマトクリームスープの和えつけ Soba ~冷やし中華テイスト~ 」が登場。2023年7月15日(土)より、夏季限定で提供される。「Japanese Soba Noodles 蔦」から夏季限定メニューが登場「Japanese Soba Noodles 蔦」は、2016年にミシュラン史上初となるラーメン店での一つ星評価を獲得したラーメン店。メニューは全て化学調味料不使用で、日本の“UMAMI”の食文化と世界中の様々な食材を融合させた珠玉の一杯を提供し続けている。2023年には代々木上原でリオープンしたことでも話題を集めた。人気メニューが完全復活、“冷やし中華”の可能性を追求した一杯夏季限定で提供される「冷製トマトクリームスープの和えつけ Soba ~冷やし中華テイスト~」は、創業者である先代シェフ・大西祐貴が発案した2018年の人気レシピを再現したもの。日本の夏の風物詩である“冷やし中華”を紐解き、新たな可能性を追求した一杯だ。ベースには、トマトとズッキーニを用いて、生クリームなどと合わせた冷製スープを使用。甘みはメレンゲとボッタルガ、酸味は江戸前海苔の佃煮、香りとコクはクラゲ和えで加えられている。詳細Japanese Soba Noodles 蔦「冷製トマトクリームスープの和えつけ Soba ~冷やし中華テイスト~ 」提供期間:2023年7月15日(土)~※夏季限定、なくなり次第終了価格:2,000円■店舗情報住所:東京都渋谷区西原3-2-4 フロンティア代々木上原B1定休日:木曜日営業時間:平日 11:00~15:00、土日祝 11:00~16:00TEL:03-6416-8620
2023年07月16日女優・広末涼子(42)とのW不倫騒動の渦中にある料理人の鳥羽周作氏(45)。その強火な発言は、不倫とは全く“無関係”なミシュランにまで火の粉をふりかけ、波紋を広げている。問題となっているのは、7月1日「東スポWEB」に掲載された記事での鳥羽シェフの発言だ。新店舗「NAGANO」のオープンに姿を現した鳥羽シェフは、「東スポWEB」の記者に自ら話しかけ、不倫騒動対する想いや料理への想いを強いトーンで語っていたという。オーナーシェフを務めていた東京のフレンチレストラン「sio」がミュランガイド東京で’20年から23年まで連続して一つ星を獲得している鳥羽シェフ。記事内では料理の腕への自信をあらわにすると、《今年もこの不倫がどう影響するかわかんないけど、しなかったらもう一個新しい店もミシュラン取るし。内定はきてるから。いいじゃんもう俺は。『あいつは不倫したけど料理やらせたらやべーよ』でいいじゃん。そう思いますけどね》とコメント。自身が手掛ける別の店舗についても「ミシュランガイド」への掲載が決まっていると明かしたのだ。この「ミシュラン内定」発言が、またしてもSNS上で波紋を呼ぶことに。調査員が身分を伏せ、レストランやホテルを訪れ、サービスを評価する公平な格付けが売りのミシュランガイド。”内定”があるということに驚きを感じた人や、内定を先んじて公表してよいのか?という点に疑問を感じた人が相次いだ。《>内定が決まっているミシュラン、マジか》《ミシュランって事前に内定連絡あるんだね》《ミシュランガイド掲載に当たって、内定通知って来るものなんだ。》《バラしていいのか?怒られるぞ》果たしてミシュランに“内定”制度はあるのだろうか。また、鳥羽シェフの別店舗がミシュランに内定したのは本当なのだろうか?本誌がミシュランに事実の確認を求めたところ、広報担当者から以下のような回答が得られた。《ミシュランガイドはレストランに掲載の内定をすることは一切ございません。ミシュランガイドは世界共通の評価基準で料理の評価をしております。そのプロセスは次の通りです。(1)匿名調査員による食事の調査(2)評価に携わる調査員全員、そのエリアの責任者、インターナショナルディレクターによる合議制です。評価はその年のミシュランガイド評価発表会までお伝えすることはございません。※「ミシュランガイド東京」の評価発表会は例年11月-12月に行っております。食事の調査とは別に、情報確認のために店舗にご連絡をすることはございますが、事前に掲載有無、評価内容をお伝えすることは一切ございません。ミシュランガイドの調査及び発表のプロセスは、これまで同様、独立性、公平性をもって継続してまいります。》つまり、ミシュランには“内定”の連絡をする制度はないという。いったい鳥羽シェフの「内定はきてるから」はどのような意味だったのだろうか。鳥羽シェフが主張するように料理人としての腕に、不倫騒動は関係ないだろう。しかし、このような不遜な発言は運営する店舗やそこで働くスタッフ、そして関係する企業にまで迷惑を及ぼしかねない。
2023年07月06日ニューヨーク発のハンバーガーレストラン「Shake Shack(シェイク シャック)」は、2023年「アジア ベストレストラン50」第8位にランクイン、ミシュラン2つ星を獲得しているフレンチレストラン「La Cime(ラシーム)」の高田裕介シェフとコラボレーションした特別なメニューを、5月27日にシェイクシャック外苑いちょう並木店、5月28日にシェイクシャック梅田阪神店にて、各1日限定で販売します。■日本では4年ぶりの人気企画。1日限定でコラボメニュー販売!今回の「シェフコラボメニュー」は、各国を代表するシェフとシェイク シャックのカリナリーディレクターを務めるマーク・ロザッティ氏がコラボレーションをする大人気企画で、日本での開催は4年ぶりとなります。コラボメニューはバーガーのほか、シェフコラボイベントでは初となるシェイクも販売。高田裕介シェフのクリエイティブが存分に発揮されたコラボメニューを味わえる唯一無二の機会となります。■「La Cime(ラシーム)」とは「アジアのベストレストラン50」にランクイン、ミシュラン2つ星のフレンチの名店「La Cime(ラシーム)」は、「頂上、山の頂」という意味のフランス語。「ゲスト」「料理」「空間」という、三つの頂点をつないだ最小の多角形が、互いに支え合うことで、常にこの瞬間にしかない料理を創出したいという思いが込められています。古典を深めながらも、現在進行形の技術を追うことで、ひらめきを形にする。フランス料理を通してひもといていく「稽古照今(けいこしょうこん)※」の精神を自然と感じられるレストランです。※稽古照今:日本最古の歴史書『古事記』の序文に書かれた言葉で、現在の指針とするために、昔のことを学ぶという意味。「いにしえをかんがえ いまをてらす」とも。◇La Cime高田裕介シェフによるコメント私にとって、シェイク シャックのように誰でも楽しめるようなブランドとのコラボレーションは初めての経験になります。普段自分のお店に来ていただいているお客様とはまた違う方々に食べていただける機会になりますので、本当に様々な事を考えながら今回のメニューを作りました。そのため、大阪独自の食文化を取り入れるなど色々と試みましたが、最終的にはシンプルに自分の味と、シェイクシャックの素材を引き立たせる味のソースや、面白い食感のトッピングを掛け合わせました。また、過去のコラボメニューにはないカラフルな彩りと和のフレーバーが融合したテイストを選んでいます。自分もシェイクシャックが好きでよく食べるのですが、お客様が今までに味わった事のないバーガーをイメージして作っているので、皆様が食べた瞬間の反応を今からとても楽しみにしています。◇シェイク シャック カリナリーディレクター マーク・ロザッティ氏のコメント2018年に大阪で最初のシェイクシャックがオープンした頃にラシームで初めて食事をしました。そこで、高田シェフの美味しいだけでなく素晴らしい芸術性と遊び心に富んだ料理に刺激を受けました。レストランとシェフは、私のお気に入りとなり、それ以来連絡を取り合っています。そして、今回のコラボを通してシェフがその芸術性と遊び心を シェイクシャック にもたらしてくれたことにとても興奮しています。私たちのファンが、特別なバーガーとシェイクを楽しんでくれることを願っています!■商品概要【La Cime Shack(ラシーム シャック)】1,210円 ※各日1日限定ホルモン剤フリーのアンガスビーフを100%使用したジューシーなビーフパティ、さっぱりとした千枚漬、食感の良いカブ、爽やかな香りの柚子などに乾燥エビや唐辛子等の数種類のスパイスをブレンドした特製のソースをトッピングしました。バーガーのトッピングとしては馴染みのない和の食材が見事に調和した、高田裕介シェフの腕が光るイノベーティブなバーガーに仕上がっています。【Mix Juice Shake(ミックスジュースシェイク)】880円※各日1日限定シェフコラボ初となるシェイクはラシーム定番のミニャルディーズ*から着想を得て考案。バナナ、みかん、リンゴ、黄桃、パイナップル等のフルーツと、シェイク シャックのバニラフローズンカスタードをオーダーが入ってから一杯ずつ手作りする特製シェイクです。*ミニャルディーズ:フランス料理の中で「一口で食べられるデザート」を意味しますプレゼント企画今回のシェフコラボイベントは東京・大阪で実施され、コラボメニューは数量限定での販売となります。また、先着100名のゲストにはこのイベントを記念してデザインされた、Shake Shack × La Cimeのコラボトートバッグを記念品として提供予定です。5月27日11:00〜22:00 (※先着100)シェイクシャック外苑いちょう並木店 東京都港区北青山2-1-155月28日11:00〜22:00(※先着100名)シェイクシャック梅田阪神店 大阪府大阪市北区梅田1-13-13 阪神梅田本店1F(エボル)
2023年05月23日薪火が旨みを引き出す! 素材本来の味わいを際立たせた料理たち素材感を生かしたメニューに合う、ナチュラルワインをセレクト薪火を囲み、音楽やアート、ファッションが融合する唯一無二の空間薪火が旨みを引き出す! 素材本来の味わいを際立たせた料理たち2020年7月に日本橋兜町【Neki】、2022年11月に【songbook】をオープンした西恭平シェフ小田急線の東北沢駅から世田谷代田駅までを繋ぐ複合施設「下北線路街」が2022年に開業。新たな表情を見せる街、世田谷代田にオープンしたのが【songbook】です。駅から徒歩4分ほどで到着するや、目に留まるのはエントランスにぎっしりと積まれた薪。イノベーティブフレンチ【Neki】の西恭平シェフが、新たに手がけるのは薪火料理なのです。皮はパリッと焼き上げ、内側はふっくらと仕上げる火入れ。噛むごとにシャポンの旨みが広がる「シンプルな調理ゆえに、素材そのものの味わいを引き出せる」と薪火の魅力について語る西シェフ。その真骨頂とも言える一品が、メインディッシュの『鹿児島県産 シャポンの薪火焼き』です。『鹿児島県産 シャポンの薪火焼き』3,800円旨みが強く、脂のりがよい去勢鶏「シャポン」は薪火の強い火力で焼き上げることにより、皮はパリッと香ばしく、身は旨みを湛えたジューシーさに! 添えられた野菜は高知県「中里自然農園」から届いたもの。こちらも薪窯でローストして、輪郭のしっかりとした味を際立たせています。薪窯の強い火力で、香ばしく焼き上げられるピッツァこちらの看板メニューはピッツァ。メニューにはお馴染みの「マルゲリータ」などが並びつつ、「鹿肉/ししとう/モッツアレラ」「魚介/ビスク/セミドライトマト」といったピッツェリアでは決して目にすることがない具材を使っているのが西シェフ率いる【songbook】ならでは。『鴨コンフィ/ゴボウ/ビガラード/九条ネギ』3,000円3種類の小麦粉をブレンドした生地はふっくらもっちりとした口当たり。そこに鴨のコンフィ、ゴボウ、鴨と好相性のビガラードソースといったパンチのある味わいを重ね、フレッシュな九条ネギ、散りばめた実山椒がほんのりと爽やかなアクセントに。一口ごとに後を引くバランスのよさです。『イワシのマリネ/オレンジ/ディル』1,300円もちろん、薪窯料理以外のお楽しみもいろいろ。前菜の一品、銚子産の脂がのったイワシのマリネは、瑞々しい葉玉ねぎとオレンジ、ディルで爽やかに仕上げ、あしらったニンジンの彩りもよい一皿に。『バスクチーズケーキ/シャンティ/ブランデー』1,000円デザートにも薪火の力が生かされています。薪窯でじっくりと火を入れることで、ほっくりとした甘みを存分に引き出した、さつまいもを練り込んたバスクチーズケーキ。バスクチーズケーキの表面も薪火で焦がして風味よく、ブランデーがほんのりと香るシャンティで大人の味わいを楽しめます。素材感を生かしたメニューに合う、ナチュラルワインをセレクト薪火というシンプルな調理によって本来の味わいを引き出すからこそ、素材は各地から選りすぐりのものを取り入れています。<左から>「ドメーヌ・ジャン・フォイヤールモルゴン2020 コート・デュ・ピィ」、「ドメーヌ・ブルノ・デュシェンラ・ルナ ロゼ2021」、「グート・オッガウエメラム2020」素材の旨みあふれる料理に合うドリンクとして、国内外から幅広くセレクトしたナチュラルワインがメインに。ボトルは6,930円から、その日によってラインナップが異なるグラスは1,100円から揃えているので、家族や友人で好きなボトルを開けても、料理に合わせて様々なグラスワインを楽しんでもOK。お酒は他に、クラフトビール、ジンやウイスキーもあります。『自家製コンブチャ』770円ノンアルコールドリンクでは『自家製コンブチャ』に注目を。ライムやシークワーサー、フレッシュハーブのフレーバーが心地よく、前菜にはもちろん、しっかりとした味わいの肉や魚、ピッツァにもぴったり。ヘルシー派にも嬉しい発酵ドリンクです。薪火を囲み、音楽やアート、ファッションが融合する唯一無二の空間「料理はもちろん、音楽やアート、ファッションなどをリミックスしたリミックスした空間を楽しんでほしい」と西シェフ「レストランを構成する要素は料理だけではないはず」と語る西シェフ。確かに【songbook】では、レストランに足を踏み入れたときの高揚感とともに、ほっと寛いだ心地にもなれます。それは、どの席からも一望できる薪火のおかげ。オープンキッチンの中央に構えた薪窯で揺らぐ炎が、温かく迎えてくれるのです。薪窯を中央に構えたキッチンをゆるやかに囲むカウンターやわらかな弧を描くカウンター7席、窓際には2席、テーブル4席というコンパクトな空間では、パチパチと薪が燃える音、焼き上がりとともに広がる香りなど、料理が完成するまでのプロセスもお楽しみの一つ。空間に温もりをもたらす薪窯の炎登場した料理には、河合竜彦さん、田中直純さん、村上祐仁さんといった西シェフが選んだ作家たちのうつわが使われていて、さりげなく目を楽しませてくれます。店内の一角にはレコードプレーヤーが置かれ、西シェフがセレクトした音楽がやさしく奏でられているさらに内装は【wineshop flow】や【Kabi】などを手がける長田篤さんが、スタッフTシャツのデザインは音楽レーベル「Sound Sports」が担当。【songbook】をイメージしたバックプリントのスタッフTシャツグラフィックデザイナーのYUSUKE MURAKAMIさんによる【songbook】のキービジュアル料理、音楽、ファッション、アート……多彩なジャンルをミックスして、西シェフ曰く「自分のフィルターを通して再構築した」という【songbook】。薪火を囲み、料理を味わい、これまでにないレストランカルチャーを体感できる一軒です。songbook【エリア】下北沢【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】世田谷代田駅 徒歩2分
2023年05月18日シェイクシャック(Shake Shack)は、ミシュラン2つ星獲得のフレンチレストラン「ラシーム(La Cime)」のシェフ・高田祐介とコラボレーションした限定メニューを、2023年5月27日(土)に外苑いちょう並木店、5月28日(日)に梅田阪神店にて販売する。ミシュラン2つ星獲得シェフによる限定メニューニューヨーク発のハンバーガーレストラン「シェイクシャック」が、ミシュラン2つ星を獲得しているフレンチレストラン「ラシーム」のシェフ・高田祐介とコラボレーション。シェフのクリエイティブが存分に発揮された限定ハンバーガー「ラシーム シャック」とシェイク「ミックスジュースシェイク」が、1日限定で発売される。“和食材”を使用したさっぱりグルメバーガー「ラシーム シャック」は、ふわふわのバンズに、ホルモン剤フリーのアンガスビーフを100%使用したジューシーなビーフパティ、さっぱりとした千枚漬、食感の良いカブ、爽やかな柚子など、“和”の食材をサンドしたグルメバーガー。乾燥エビや唐辛子等の数種類のスパイスをブレンドした特製ソースも、味の決め手となっている。フルーティーなミックスジュースシェイク一方の「ミックスジュースシェイク」は、ラシーム定番のミニャルディーズ(※1)から着想を得て考案された限定シェイク。シェイク シャック自慢の濃厚なバニラフローズンカスタードに、バナナやみかん、リンゴ、黄桃、パイナップル等のフルーツをミックスした、フルーティーで爽やかなフレーバーだ。【詳細】シェイクシャック シェフコラボ メニュー ※各日1日限定発売日:外苑いちょう並木店 5月27日(土)、梅田阪神店 5月28日(日)メニュー:・ラシーム シャック 1,210円・ミックスジュースシェイク 880円(※1)…フランス料理の中で「ひと口で食べられるデザート」を意味する。<店舗情報>■外苑いちょう並木店住所:東京都港区北青山2-1-15■梅田阪神店住所:大阪市北区梅田 1-13-13 阪神梅田本店1階
2023年05月14日ミシュラン一つ星レストラン「sio」鳥羽周作シェフ監修の新作調味料「(ふつうの)胡椒」と「(ふつうの)出汁」が登場。2023年4月25日(火)より、表参道のホテルズ(Hotel’s)ほかにて発売される。「ふつうの」シリーズ第4弾代々木上原の一つ星レストラン「sio」の鳥羽周作シェフがレシピを監修する「ふつうの」シリーズ。これまでケチャップやマヨネーズ、ドレッシングなどが展開されてきたが、第4弾となる今回は、日常の料理に欠かせないふたつの調味料「(ふつうの)胡椒」と「(ふつうの)出汁」が展開される。「(ふつうの)胡椒」まず「(ふつうの)胡椒」は、"そのまま食べてもおいしい”優しい味わいの生胡椒。カタクチイワシを食塩に漬け込み、自然落下した液体のみを丁寧に抽出したこだわりの魚醤(コラトゥーラ)に、黒胡椒をヒタヒタに漬け込んでいるのが特徴だ。さらに隠し味としてハチミツを加えることで、黒胡椒の旨味を引き立てるとともに、辛味の角だけをバランスよくオフ。どんな料理にもマッチしてくれるので、食卓で活躍してくれること間違いなしだ。「(ふつうの)出汁」「(ふつうの)出汁」は、まるで手作りしたような、奥深い味わいを楽しめる"出汁パック”のセット。かつお荒節、かつお枯節、さば節、ホタテ、焼きあご、煮干しの6つの国産素材を、絶妙なさじ加減でブレンドしている。また万能に使える出汁を目指したことで、強すぎず、"なぜか整う”味わいに仕上げているのもポイント。汁物から、煮物、おひたし、だし巻き卵まで、幅広い料理で楽しむことが出来る。ギフトセットもさらに、新作「(ふつうの)胡椒」「(ふつうの)出汁」に加え、「ふつうの」シリーズの人気調味料をひとつにした豪華セットも販売。いつもよりワンランク上の味わいを楽しめるセットは、母の日のギフトにもおすすめだ。【詳細】・(ふつうの)胡椒 1セット(3瓶・化粧箱入り) 3,480円・(ふつうの)出汁 1袋 1,400円・調味料セット(6種)7,490円セット内容:(ふつうの)マヨネーズ」「(ふつうの)ケチャップ」「(ふつうの)塩」「(ふつうの)ドレッシング」「(ふつうの)胡椒」「(ふつうの)出汁」発売日:2023年4月25日(火)展開:ホテルズ、公式オンライン■ホテルズ所在地:東京都港区北青山3丁目4-3 ののあおやま2階TEL:03-6804-5699
2023年04月26日東銀座【TROIS VISAGES】フランス料理赤坂【MAZ】ペルー料理虎ノ門【港式料理鴻禧(こうき)】中華料理乃木坂【西麻布野口】日本料理東銀座【TROIS VISAGES】フランス料理食材の生産者、スタッフ、ゲストの3つの顔をコンセプトに、食材への敬意が伝わる料理が魅力『エノキのソーセージ』日本やパリの星付き店で修業した國長亮平シェフが腕を振るうフレンチレストラン【TROIS VISAGES】。ディナー、平日昼のテイクアウト、土曜昼のアフタヌーンティーをイメージしたデザート主体のランチコースの3つの異なるシーンを展開しています。高知産の“極みえのき”を使用し、豚挽き肉と合わせて豚腸に詰めた『エノキのソーセージ』など、食材を敬愛する姿勢から生まれたスペシャリテにも注目です。くつろげるカウンター席店名の【TROIS VISAGES】は、フランス語で「3つの顔」の意味。「ゲスト」「スタッフ」「食材の生産者」を大切にするという信念が込められています。店内のメインに置かれているのはL字型のカウンターテーブル。ダイニングチェアや照明など北欧テイストのインテリアもスタイリッシュで心地よさを演出してくれています。厨房でのシェフの存在感を感じながら、とっておきのひとときを。TROIS VISAGES【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】7500円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】東銀座駅赤坂【MAZ】ペルー料理日本の食材も織り交ぜペルーの生物多様性を表現、未来につなぐ『オーシャン・ヘイズ(海抜-14m)』2022年7月にオープンしたばかりの【MAZ】は「ラテンアメリカベストレストラン50 2021」で南米No.1に輝いた、【セントラル】のヴィルヒリオ・マルティネスシェフが、ペルーに伝わる食の豊かさを伝えるお店。厨房を取り仕切るのは、大学在学時からマルティネス氏のもとで食の研究に加わり、【セントラル】のヘッドシェフも務めたサンティアゴ・フェルナンデスシェフ。日本とペルーの食材で表現する、イノベーティブなペルー料理が味わえます。落ち着いたトーンの色味で揃えられた内観お店はペルーらしさあふれるスタイリッシュなファインダイニング。ペルー産の天然素材を使った寛げるインテリアは、「水との関わり」がテーマです。壁のオブジェは、ペルーの湿地帯に見られる葦の仲間・トトラ葦を使ったアートピース。また、栃と栗を使ったテーブルは、【セントラル】の美意識を日本の伝統素材で表現したものになっています。MAZ【エリア】永田町【ジャンル】その他各国料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】45000円【アクセス】赤坂見附駅 徒歩1分虎ノ門【港式料理鴻禧(こうき)】中華料理香港の名店の味を引き継ぐ実力店。臨場感あふれるパフォーマンスも魅力【福臨門】仕込みの技が生きる名物の逸品『クリスピーチキン』美食家垂涎の名店【福臨門魚翅海鮮酒家】。その味を引き継ぐ新店が、虎ノ門に店を構えた【港式料理鴻禧】です。腕を振るうのは“トミーさん”こと覃志光シェフ。東京、大阪、名古屋の【福臨門酒家】で14年半研鑽を積んだ手練れで、【福臨門】の味を彷佛とさせるのが、老鶏、金華ハム、豚赤身肉でとる香港の高級スープ“上湯”。数々の料理を引き立たせるベースとなります。また、『クリスピーチキン』も名物の一つ。パリパリの皮と身のジューシーさがこの料理の真骨頂。客の目の前で仕上げるパフォーマンスもご馳走です。にぎやかな雰囲気で楽しめるカウンター席提供スタイルは中国料理では珍しい、2部制の一斉スタートを採用。最初に、トミーさんからその日の食材や料理についての説明があり、それから宴がはじまります。オープンキッチンのカウンター席には安全のために設置された耐熱ガラスが。ここでトミーシェフが鍋を振る様子や『クリスピーチキン』を揚げていく過程などを、正面からじっくりと見ることができます。港式料理鴻禧(こうき)【エリア】虎ノ門【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】虎ノ門駅 徒歩5分乃木坂【西麻布野口】日本料理昔の仕事を大切にしつつ、新しさを加味した料理が持ち味『穴子の押し寿司』個性あふれる和食店がYを競う西麻布界隈に、2022年1月11日に産声を上げた【西麻布野口】。銀座【小十】や神宮前【樋口】で研鑽を積んだ野口正太朗さんの独立店です。料理は奇をてらわず、食材のピュアな旨みを活かした王道の構成。郷土料理や行事食など古い仕事を大切にしながらも、新しい食材や考え方を取り入れるようにしています。提供するのは、旬の食材にこだわった月替わりの「おまかせコース」で、先付からデザートまでメリハリのある全13~14品。数寄屋造りを彷彿とさせる空間入り口を開ければ、まずは掛け軸のかかった床の間が。花は食材同様に四季を慈しみながら、野口さん自ら活けるいます。その先に広がるのは、数寄屋造りをイメージした静謐な空間。清々しい檜のカウンターがあり、1日限定の8名が同時に着席できます。西麻布野口【エリア】西麻布【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】29000円【アクセス】乃木坂駅 徒歩8分
2023年04月12日2019年にミシュラン3つ星を獲得したフレンチレストラン「ミラズール」のオーナーシェフ、マウロ・コラグレコが手掛けるレストランが、2023年東京にオープンする。“世界一の料理人”マウロ・コラグレコのレストランが東京にアルゼンチン出身のマウロ・コラグレコは、フランスの「ミシュラン2019」で、非フランス人シェフの店では稀有とされる3つ星を獲得したレストラン「ミラズール」のオーナーシェフ。2019年版「世界のベストレストラン50」では、「ミラズール」がフランスから初めて首位に立ち、さらに2020年版「世界のベストシェフ100」では、マウロ自身が“世界一の料理人”に選出された。そんなマウロが手掛ける「ミラズール」の料理は、⽉のサイクル“農月”をベースとした、植物の⽣命サイクルと自然の素材が持つエネルギーを引き出すメニューを提供。自然の恵みやすべての生き物とリンクして完成する美しい料理の数々から、確かな生命力を感じる。マウロが2019年来日時に日本のシェフやオーナーと密接な関係を築き、2023年の東京での新レストランオープンのきっかけとなった。新レストランのオープンに関する詳細は続報を待ちたい。【詳細】マウロ・コラグレコ 新レストランオープン日:2023年
2023年03月09日ラグジュアリー・ライフスタイルホテル「W大阪」は、ミシュラン2つ星を獲得しているフレンチの名店「ラ・シーム」と「フロリレージュ」によるコラボレーションダイニングを、2023年3月21日(火・祝)に3階ニューブラッセリー「Oh.lala...」にて開催する。“ミシュラン2つ星店同士”によるコラボレーションダイニングミシュラン2つ星を獲得した「ラ・シーム」と「フロリレージュ」による1日限定のコラボレーションダイニングでは、2つのダイニングの料理を一度に味わうことが出来るランチまたはディナーを提供する。「ラ・シーム」は、高田裕介が率いるフレンチレストラン。大阪で唯一、「アジアのベストレストラン50」と「世界のベストレストラン50」にランクインする名店だ。また、2012年にミシュラン1つ星、2016年にミシュラン2つ星を獲得し、以後7年連続で星を維持し続けている。一方、川手寛康が率いる「フロリレージュ」は、2022年の「アジアのベストレストラン50」で自身最高位の3位に、「世界のベストレストラン50」では30位に輝いた東京・神宮前にあるフランス料理のレストラン。2018年には、ミシュラン2つ星を獲得した。そんなアジアのガストロノミーを牽引する2人のスターシェフが、W大阪の2周年を祝して夢のコラボレーションダイニングを実現。どのようなランチとディナーを提供するのか期待が高まる。【詳細】W大阪「ラ・シーム」×「フロリレージュ」コラボレーションダイニング※要予約開催日:2023年3月21日(火)場所:W大阪 3階ニューブラッセリー「Oh.lala...」住所:大阪府大阪市中央区南船場4-1-3時間:ランチ12:30~(受付12:00~)、ディナー18:30~(受付18:00~)料金:ランチ25,000円、ディナー45,000円 ※サービス料込み【予約・問い合わせ先】レストラン予約TEL:06-6484-5812
2023年02月10日世界初のミシュラン一つ星を獲得したラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」が、東京・代々木上原に2023年2月10日(金)にグランドオープンする。ミシュラン一つ星獲得ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」「Japanese Soba Noodles 蔦」は、2016年にミシュラン史上初となるラーメン店での一つ星評価を獲得したラーメン店。2012年1月に東京・巣鴨で開業して以来、日本のUMAMIの食文化と世界中の様々な食材を融合させた珠玉の一杯を提供している。「Japanese Soba Noodles 蔦」のメニューは全て化学調味料不使用。食材本来の美味しさを食材に対する豊富な知識と的確な技術によって引き出した、今までにはないラーメンを作り上げている。代々木上原に移転オープンそんな「Japanese Soba Noodles 蔦」が、2019年に移転オープンした代々木上原の店舗を新たな体制で2023年2月10日(金)にグランドオープン。メニューも一新し、新たなラインナップで展開する。ラーメン店の枠にとらわれない空間やサービス、そして和洋中が見事に融合した一杯を楽しんでみてはいかがだろう。【詳細】「Japanese Soba Noodles 蔦」グランドオープンオープン日:2023年2月10日(金)住所: 東京都渋谷区西原3-2-4 フロンティア代々木上原B1定休日: 木曜日営業時間:11:00~15:00※一時的に営業時間を変更している。TEL:03-6416-8620
2023年02月02日オランダを代表するミシュラン3つ星シェフ、ヤコブ・ヤン・ボエルマによるレストラン「スマーク(SMAAK)」が、2022年12月15日(木)に横浜・馬車道にオープンする。オランダ3つ星シェフが手掛けるレストラン「スマーク」ヤコブ・ヤン・ボエルマは、オランダの伝説的なミシュラン3つ星レストラン「デ・リースト」を長年率いてきた実力派シェフ。自身を育んだオランダの料理文化をベースに、ヨーロッパの調理技術やアジアのスパイスなどをミックスし、国際的かつクリエイティブな料理スタイルを確立してきた。今回、横浜・馬車道にオープンする「スマーク」は、そんなヤコブ・ヤン・ボエルマがアジアで初めてプロデュースするレストラン。日本の豊かな食材を使った、“酸味”と“旨味”の絶妙な組み合わせを楽しめるコースメニューを提案する。なお、ランチは6,000円台から、ディナーは13,000円台から用意。横浜ベイエリアを見渡せる絶好のロケーションとともに、見た目にも美しい料理を楽しんでみてはいかがだろう。【詳細】「スマーク」オープン日:2022年12月15日(木)住所:神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 横浜北仲ノット 46F営業時間:ランチ 11:30~14:00、ディナー 17:30~21:30(L.O.20:00)定休日:月曜日席数:58席 / 個室 2部屋(~6名)料金:ランチ 6,050円~、ディナー 13,750円~【問い合わせ先】TEL:045-323-9576
2022年11月20日ミシュラン一つ星3年連続獲得レストラン「sio(シオ)」のシェフ・鳥羽周作監修の「ふつうのケチャップ」を活用した「ケチャップが主役のホットドッグ」が東京・表参道にあるレストラン・ホテルズ(Hotel’s)にて期間限定で提供される。ミシュラン一つ星「sio」⿃⽻シェフ監修のケチャップ鳥羽周作監修のもと「最高のおいしいを、世の中のふつうにしていきたい」という想いから誕生した「ふつうの」シリーズから、2021年に販売された「ふつうのマヨネーズ」に続く第二弾「ふつうのケチャップ」が登場。生トマトを4時間煮込んで作る「ふつうのケチャップ」最大の特徴は、トマトペーストを一切使用せずに生のトマトを弱火で4時間煮込む独自の製法だ。にんにくやたまねぎなどで味を整えることでケチャップならではの味の主張をあえて抑え、みそ汁やカレーなど普段ケチャップを使わない料理にも万能に活用できる調味料を完成させた。「ふつうのケチャップ」使用の期間限定ホットドッグそんな「ふつうのケチャップ」とベストセラー「ふつうのマヨネーズ」を使用した「ケチャップが主役のホットドッグ」が、表参道にオープンしたsioの新業態「ホテルズ」に期間限定で登場。ケチャップの味そのものを楽しめるシンプルな味付けをベースに粒マスタードやピクルス、赤玉ねぎをアクセントに使用し、最後まで飽きずに食べ続けられる逸品に仕上げた。【詳細】「ケチャップが主役のホットドッグ」提供期間:2022年8月5日(金)〜8月12日(金)※8月8日(月)は店休日。提供場所:ホテルズ住所:東京都港区北青山3丁目4-3 ののあおやま2階価格:1,000円※1日20食限定での提供。※電話での予約が可能。※テイクアウトのみでの販売。テラス席や店舗前の公園を利用できるが、店内利用は不可能。【予約・問い合わせ先】ホテルズTEL:03-6804-5699
2022年08月11日今、コンビニアイスが激アツです!特にミシュラン・ビブグルマンを獲得したお店とコラボしたローソンのアイスは大注目。コンビニ利用率高め、自称コンビニ愛好家のライターが、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンで見つけたオススメアイスを紹介します。今しか食べられない激アツコラボ各コンビニはスイーツのみならず、アイスでも有名店などとのコラボを実施しています。今回紹介するアイスはコラボ多めで集めてみました!ローソンウチカフェO2監修白桃果肉入り杏仁アイス¥228東京・清澄白河にある人気中華料理店『O2』。2020年度のミシュランガイドで、ビブグルマンを獲得した話題の店です。そんな人気店のオーナーシェフ大津光太郎さん監修のアイスがローソンから3種発売されました。今回はその中からこの杏仁アイスを紹介します。黒をベースにしたシックなデザインのパッケージの蓋を取ると、真っ白なアイスが登場します。ひと口食べると、スッキリとした味わいの中に、ミルクの優しいコクが感じられて、まさに杏仁豆腐がそのままアイスになったという印象。さすがに、食感はプルンとまではいきませんが、どこかフワッとした感じ。そして、忘れてはいけないのが、白桃。ところどころ白桃果肉が入っていて、これがいいアクセントになっています。この杏仁アイスの他にも、杏仁アイスバー(こちらはジンジャー風味)に贅沢チョコレートカップアイスも発売中。売り切れる前に必ず食べたいですね。ファミリーマート井村屋宇治抹茶もち最中アイス¥178ファミリーマートの抹茶スイーツコラボでおなじみの『上林春松本店』の最中アイス。コラボスイーツは、毎回どれも美味しいので(個人的には「宇治抹茶の生チョコタルト」が激推し)、期待が高まります。開封すると、まず最中の香りに癒されます。そして、このフォルム。お花のようにも、扇子が4つ並んでいるようにも見え、かわいくおめでたい感じがします。中には、抹茶アイス、つぶあん、おもちがはいっています。切る場所を間違ってしまったので、この写真だとおもちが入っていないように見えますが、つぶあんの下にたっぷりと入っています。しかも、このおもち、アイスだからカチンコチンに固いのかな?と思いきや、とても柔らかいんです!また、抹茶アイスのほんのり苦みが感じられる濃厚具合とつぶあんの量のバランスも、完璧。さらに、なんとお値段100円台!売り切れる前にぜひ食べていただきたいです。セブン-イレブンまるで完熟マンゴー¥138コラボアイスではないものの、セブン-イレブンでシリーズ累計1億本以上を売り上げている「まるで~」シリーズをピックアップ。これまでに、さまざまなフルーツがアイスとなっており、どれも本物のフルーツを食べているような味わいです。今回はその中でも1番人気の「完熟マンゴー」を紹介します。ご覧のようにこのアイスは2層構造になっています。外側は香りと酸味が特徴的なアップルマンゴー、内側は濃厚な甘みが特徴のアルフォンソマンゴーを使用したアイスになっています。食べると超ねっとりとしていて、本当にマンゴーを食べているかのよう。そして、このように感じるのは私だけではありません。先日テレビ番組で、超一流のスイーツ職人たちをして「完璧マンゴーでした」と言わしめるほど。ぜひ、プロも認めるその美味しさを味わってくださいね!アイスがますます美味しい!気温がグンと上がり、アイスがより一層美味しい季節がやってきました!これから夏にかけてどんどんと新作アイスが登場の予定。楽しみですね!文・小田原みみ文・小田原みみ
2022年05月07日ミシュラン一つ星3年連続獲得レストラン「sio(シオ)」⿃⽻周作シェフ監修「ふつうのマヨネーズ」と、スチーム⽣⾷パン専⾨店・スチームブレッド(STEAM BREAD)がコラボレーション。コラボレーションサンドイッチを東京・恵比寿スチームブレッド トウキョウにて限定発売する。ミシュラン一つ星「sio」⿃⽻シェフ監修マヨネーズがサンドイッチにおいしい⾷パンとマヨネーズが出会ったら…そんな発想から、⿃⽻周作シェフ監修「ふつうのマヨネーズ」とスチームブレッドのコラボレーションが実現。まるでソースのような「ふつうのマヨネーズ」を、焼かずに蒸しあげるスチームブレッドの食パンでサンドした、贅沢なサンドイッチが登場する。「スチームブレッド ハーブチキン サンドイッチ with ふつうのマヨネーズ」は、「ふつうのマヨネーズ」と岩塩のみで味付けした、シンプルでありながら贅沢な味わい。酸味と塩味が優しく、どんな食材とも相性のよい「ふつうのマヨネーズ」をハーブチキンとフレッシュべジなどと組み合わせている。使用したチキンは、⻑崎県産・雲仙しまばら鶏をハーブとオリーブオイルで⼀晩マリネして、しっとりと仕上げたもの。⾃家製のキャロットサラダ、新鮮な野菜とサンドすれば、見た目にも華やかな仕上がりに。食パン&マヨネーズのキットもまた、自宅でおいしいサンドイッチが作れる「スチームブレッド ふつうのマヨネーズペアリングセット」も発売。蜂蜜のコクと甘みを感じられる、スチームブレッドの食パン1.5⽄とふつうのマヨネーズが一つになったキットだ。なお、ふつうのマヨネーズとスチームブレッドのコラボレーションは今後も継続予定。「スチームブレッド ハーブチキン サンドイッチ with ふつうのマヨネーズ」は、コラボレーション第1弾メニューとなり、今後もさまざまな⾷材を使った⾷パンアレンジメニューを展開予定だ。【詳細】■「スチームブレッド ハーブチキン サンドイッチ with ふつうのマヨネーズ」900円発売日:2022年3⽉31⽇(⽊)~販売時間:12:00〜20:00※なくなり次第終了取扱店舗:スチームブレッド トウキョウ住所:東京都渋⾕区恵⽐寿⻄1丁⽬3-10 ファイブアネックス1FTEL:03-6455-3032■スチームブレッド ふつうのマヨネーズペアリングセット 1,980円発売日:2022年3⽉31⽇(⽊)~取扱店舗:スチームブレッド トウキョウ、スチームブレッド公式オンラインストアセット内容:「スチームブレッド」1.5⽄+「ふつうのマヨネーズ」※店頭にてマヨネーズ単体(1,080円)の販売もあり。※公式オンラインストアで購入の際は、3,200円(送料込み・常温配送)※店頭販売は事前予約も可能。
2022年04月04日【La BOMBANCE】の岡元信さん発・「日本酒×和食のペアリング」『白瓜と数の子の和え物・とうもろこし揚げ・牛ロースの焼きおにぎり、サマートリュフを器に見立てたほおずきに盛り付けてほおずきトマト』 × 「東洋美人」『素麺酸・苦・辛・旨などさまざまな香りや味わいとともに』 × 「十四代」『いちじくの胡麻味噌ソース・焼きごま豆腐、カニと空豆のあんかけ』 × 「紀土」『焼き魚や煮魚』 × 「磯自慢」『クリアな魚介のスープ』 × 「林」【La BOMBANCE】「ジャンルを超越した日本料理を楽しんでほしい」という思いから、フランス語で「ご馳走」という意味の『La BOMBANCE』という店名でオープンしたのが17年前のこと。紀尾井町の高級料亭『福田家』で腕を磨いたオーナーシェフ・岡元信さんが生み出す料理は、和の伝統、技法を大切にしながらも、フォアグラやトリュフなど西洋の高級食材をも取り込み、魚の出汁をムースにするなど、自由奔放だ。こういったスタイルも今でこそ当たり前になったが、まだイノベーティブ・フュージョンというジャンル名がなかった時代だけに、日本料理の新しいスタイルを追求するまさに先駆け店として一斉を風靡し、ミシュランの星も獲得。今もなお唯一無二の独創性で常連客を飽きさせず、また新規客を驚かせている。店内の内装、器使いもモダンでアーティスティック。それでいてどこか可愛らしさを感じる抜け感も独特だ。常に時代を先取りしていく岡元信さん。オープン当初はワインに力を入れていたが、近年は日本酒も充実させている。特に、東洋美人の造り手・澄川氏、十四代の髙木氏をリスペクトし、料理も造り手の個性からインスパイアされペアリングを考えているとのこと。「飲み疲れない、飲み飽きない」が僕のおいしいお酒の基準。一杯、二杯はおいしくてもだんだん重たくなってくるものは苦手です。香り華やかで味がきちんとありながら、雑味など余計なもの、ネガティブな要素がなく、軽やかで、きれいにすーっと体に溶け込んでいく。はかないけれど余韻は長く、「ああ、また飲みたい」とう印象を深く残してくれる奥深い魅力をもったお酒に惹かれます。でも、これはあくまでも僕の好み。美味しさの基準は人それぞれです。おいしいお酒も沢山あります。どうやって自分の料理に合うお酒を選べば良いのか迷ってしまいますよね。僕の場合、お酒の味や造り云々ではなく、お酒を造っている人で選んでいます。お酒に対する哲学、考え方に共感できる、リスペクトできる、深く知りたいと思う、「自分と気が合うだろうな」と思う造り手のお酒を選んでいるのです。そして、ペアリングを頼まれた場合は、造り手のルーツをたどり、その人が育った風土や時代など、生み出された作品のバックグランドを想像し、造り手自身を描くような料理を作ります。また、日本酒は提供温度も重要です。管理は低温貯蔵できる冷蔵庫で保管し、提供するときは、少しずつを心がけています。1.『白瓜と数の子の和え物・とうもろこし揚げ・牛ロースの焼きおにぎり、サマートリュフを器に見立てたほおずきに盛り付けてほおずきトマト』 × 「東洋美人」蔵元杜氏の澄川宜史さんはとても華やか、あでやかでスター性があります。反面素朴なところも見受けられ、どんなに人気酒蔵になっても奢ることなく、一つひとつのディテールを大切にきちんと整ったものを作り上げています。華やかさ、艶やかさはオレンジ色のほおずきで表現。色の鮮やかさがより際立つように白い器を使いました。そして、白瓜と数の子、焼きおにぎりと牛ロースやトリュフといった具合に、素朴なものと高級感を感じるものを合わせています。2.『素麺酸・苦・辛・旨などさまざまな香りや味わいとともに』 × 「十四代」十四代の髙木顕統さんが造るお酒は、地軸となって世界を動かす魔法のようなエネルギーがあります。その視野は、地域、日本を超え、世界を巻き込んでもなおぶれないパワー。味わいの厚みは複雑すぎて解明できないくらい天才的です。こういうお酒には、一個人の思索でピンポイントで何かを合わせるという必要はありません。何を合わせようとも、酸、旨味、コクでカバーして包みこんでくれるくらいの包容力があるからです。十四代のお酒にはもうおんぶにだっこで遊んでもらうしかない。頼りっぱなしですがそれが楽しいのです。そこで、いろいろな味わい、香りを散りばめた一皿にしました。香ばしく焼いた鮎の香り、身の柔らかさの中にほのかに潜む苦味、出汁の旨みが染み渡った冬瓜、生ハムの熟成した香り、甘酸っぱいほおずきトマト、茗荷や生姜など薬味を加える素麺などすべてを受け止めてくれる十四代。宇宙的なスケールなので、天体を思わせる器を使いました。3.『いちじくの胡麻味噌ソース・焼きごま豆腐、カニと空豆のあんかけ』 × 「紀土」海あり山ありの風光明媚な和歌山、海南にある酒蔵。“風土”をテーマにするという強い思いから“紀土”という名前にしたそうです。その風土を思い浮かべれば、単に景色が良いというのではなく、荒々しさもあれば静けさ、のどかさもある。温暖かと思いきや冷たい風が吹く、強い光と漆黒の陰など緩急のある町。確かに紀土を飲むと、「えっ、こうくる?」という嬉しい裏切りに感動させられます。だから、料理も食材や温度、食感で「なるほど、こうきたか」と感じてもらえるような想像を超える対比を考えました。まずひとつのお盆に2つの対比。ひとつは冷たく、ひとつは温かい。いちじくに甘辛ソースとナッツの食感。焼いた胡麻豆腐にあんかけ、というあまりない組み合わせ。緩急でペアリングというわけです。4.『焼き魚や煮魚』 × 「磯自慢」磯自慢は、伊勢志摩サミットでは乾杯酒として採用された日本を代表する銘柄の一つになっています。八代目の寺岡洋司さんは、大変真面目で几帳面な方、という印象です。知識をきちんと積み上げ、技を駆使して、一つひとつ根拠のある造りを目指していらっしゃる。業界ではパイオニア的な発信力もあり、尊敬を集める人物。透明感のあるすっきりとした味わいながらも奥行きや、柔らかな厚みを感じます。十四代と同じく、誰が飲んでも美味しいと感じる正統な酒造りは本当に素晴らしい。イメージするのは、やはり正統な日本料理。信楽焼、篠焼などどっしりとしながらも美しい伝統的な和食器が似合うと思うので、そこに、焼き魚や煮魚をシンプルに盛り付けたいですね。5.『クリアな魚介のスープ』 × 「林」富山に『La BOMBANCE 環水公園』を出店し、現地へ行く機会が増え、出合ったのが「林」です。料理店で初めて飲んだ時、味わいから富山の冬を思い浮かべることができました。雪が積もりしーんと静まりかえった風景の中、真面目に一生懸命働く蔵人‥‥。林さんにはまだお会いしたことがありませんが、今一番興味を持っている方です。富山は一級河川が5本も流れ、海から山までの高低差が4000m。水に恵まれているだけでなく、U字に深くえぐれた富山湾は世界でも珍しい地形と聞いています。美しい水が育むお酒と魚介。実は僕は日本酒のつまみとして一番おいしいつまみは、ダシだと思っています。「旨い」と「旨い」の最たる相乗効果。その醍醐味をこの「林」で味わうことができると思いました。富山湾で揚がった魚介でクリアな出汁を取りそこに少しの塩を加えただけのシンプルなスープで。春は桜鯛、夏は牡蠣、冬はタラ‥‥、秋は魚介ではなくキノコが良いかもしれません。九谷の器でお出ししたいですね。「香りが華やかすぎず、辛口であればたいていの料理に寄り添ってくれるものなので、もっとおおらかに楽しんでいい」と話す岡元さん。試飲会、あるいは食事に行った時に出会ったお酒で「どんな場所で、どんな人が造っているのだう?」という興味が湧いたものは、造り手の育った環境、つまり、地形、気候、特産物や郷土料理、陶磁器類のことなどまで調べ尽くす。さらに造り手が生きてきた時代背景、土地の歴史なども掘り下げていくという。「幅広く知識を得て、食材、料理法を合わせていけば間違いなく寄り添ってくれると僕は信じています」と強い信念のもと、あまり種類は増やさず、造り手とのつきあいを深めた上で料理を考え、「合って当然」という飲み合わせで提供している。また、「造り手への礼儀として、味わいが落ちないように管理することはもちろん、個性を伝えるための酒質にあった酒器選びもできる限りの努力をしたい」と岡元さん。酒蔵直送、-5度で貯蔵など品質にも気を配り、酒器も多種多様に揃えているのもさすがだ。ラ・ボンバンスLaBOMBANCE【エリア】西麻布【ジャンル】創作和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】18000円【アクセス】六本木駅 徒歩10分日本酒情報サイト「Sakenomy」では、「日本酒×料理」のフードペアリング情報を随時発信しております。その他にも、酒蔵おすすめの逸品おつまみや、酒蔵がSakenomyだけに教えてくれたおすすめの飲食店情報など、"食好き日本酒好き"の方必見の情報満載です!
2022年03月04日広東料理の真髄、それは受け継がれてきた調理技術16歳のときに、料理人の道に入り、以来62年広東料理一筋の譚彦彬シェフ。戦時中に生まれ、戦後復興期、バブル景気、リーマンショック、コロナ禍と、激動の時代を料理人として生きてきました。【赤坂璃宮】をつくり、25年という節目を迎えた今、ずっと変わらないのは、「本場に負けない広東料理をつくりたい」という思いだと振り返ります。「オープン当時は、本場そのものの料理を出しても、お客様に受け入れていただけないこともありました。そこで、日本人の方にも喜んでもらえるように、四季折々の日本食材を取り入れ、自分なりに”うまい”と思う食材を組み合わせて、創意工夫を重ねてオリジナルの料理もたくさん作りました。そうした料理を、”これは、広東料理じゃないよ”って言う人もいたけれど、私は、こうした料理も正真正銘の広東料理だと胸を張れます。そもそも、料理というものは日々進化するもの。どんなジャンルでもその時代のシェフたちが創意工夫を凝らして積み上げて作られていくものですから」と話してくれました。【赤坂璃宮 銀座店】店内広東料理とは何か。その質問を自分なりに突き詰め、辿り着いた答えは、広東料理独特の調理技法にその真髄があるということでした。日本の食材を使ったり、組み合わせる食材や調味料は独自で編み出したものだけれど、基本の調理技法は頑なに守る。それが譚流なのです。「大きな鍋で一気に香りをたたせて炒めたり、蒸しあげたり、乾貨を伝統的な手法で戻して味を出したりという独自の技法があります。味の要となるスープなども本場同様に手間をかけてつくります。そうした広東料理の基本は崩しません」ここで少し、広東料理の調理技術の幅広さをご紹介しましょう。まず、はずせないのが「炒(チャオ)」。読んで字のごとく炒め物ですが、炒を制すれば一人前。そう言われるほど、最も重きを置かれる技術です。しかも、この「炒」も一筋縄ではいかないのです。「油泡」「清炒」「炒」「煎」「爆」など、炎の扱い方、炒め方が違う技術が多数存在。一瞬の火の入り具合の見極め方を会得するのはなかなか難しいといいます。『広東名菜 赤坂璃宮 譚彦彬の味』より。ハタの炒め物は「油泡」で「油泡」は、副菜などは加えず主となる食材のみ優しく炒める手法。「清炒」は野菜や魚介などをシンプルに塩で炒めること。さらに「煎」は、少量の油で食材の両面を炒り焼きにすることを言い、太刀魚などの魚、牛肉など厚みのある食材を焼く際に用いることが多い技法です。広東料理の味のベースとなるスープ「湯」も、「頂湯」「上湯」「二湯」「例湯」と、実にさまざまな種類があります。「頂湯」は、広東料理でも最上級のスープのこと。あらかじめとっておいた上湯に、豚肉と丸鶏、金華ハムを加え、6時間蒸籠で蒸した黄金のスープです。一方、「二湯」は上湯をとった残りのガラに、豚スネ肉、丸鶏などを加えて6時間ほど炊いた、炒め物からカジュアルなスープにまで幅広く使う万能調味料的なスープ。「例湯」は、食材を水から煮込み、その食材の旨みと味わいでスープにするレストランの日替わりスープを指します。また、スープは、広東料理の華である乾貨を代表するフカヒレなどにも使われます。戻したフカヒレにじっくりと時間をかけてスープの旨み吸わせて味を凝縮した味わいは、広東料理ならではの美味です。『広東名菜 赤坂璃宮 譚彦彬の味』より、『フカヒレの煮込み』。黄金色に輝く太い繊維質の魚翅を麺の如く味わうのが、広東料理ならではほかにも、「蒸(蒸す)」「炸(揚げる)」「白灼(湯引き)」「拌(和え物)」など、さまざまな調理法がありますが、それは、『広東名菜赤坂璃宮譚彦彬』をぜひご覧ください。中国料理の技法の幅広さに触れられると共に、それぞれの調理法にプロならではの丁寧な下拵えと、それぞれの調理のコツ・技法がレシピとして掲載されています。さて、最後に譚さんが、特別に家庭でも比較的に簡単にできる炒め物1品を本から紹介してくれました。この、『豚バラ肉とネギ生姜の炒め物』は「爆」と呼ばれる炒め方で調理します。「爆」は、強火で瞬時に炒める調理法のこと。素材の食感や持ち味を損なわぬよう、強火でスピーディに炒めてください。そして、炒める前の下味をつける行程など、手順を省かずに、丁寧につくることが、プロの味に近づく秘訣です。赤坂璃宮人気の一品!『豚バラ肉とネギ生姜の炒め物』『豚バラ肉とネギ生姜の炒め物』。家で作る場合は、何度も挑戦して、炒め方を研究してみよう材料材料(3人分)豚バラ肉(3cmの短冊切り)250gしょうがスライス6枚長ネギ(3cm 幅に切る)12切れ[豚肉の下味用A]溶き卵大さじ1醤油小さじ1胡椒 少々片栗粉 少々ピーナッツ油 大さじ2[合わせ調味料B]二湯(なければ水)大さじ1醤油 大さじ1/2砂糖 小さじ1/3コショウ少々片栗粉少々ピーナッツ油大さじ2塩漬け生胡椒小さじ1紹興酒 大さじ1ゴマ油小さじ1作り方1. 豚バラ肉はボウルに入れ、A のピーナッツ油以外の材料を加えてもみ込み、下味をつける。次にA のピーナッツ油を回し入れてさらに混ぜる。2. 180℃に熱した揚げ油で、ショウガをさっと揚げる。続けて1 も、八分通り火が入るように油通しする。ザルにあけ、余分な油を切る。3. B をよく混ぜておく。4. よく熱した鍋にピーナッツ油を入れ、長ネギを焼く。色づいたら2 のショウガと塩漬け生胡椒を炒めて香りをたたせ、2 の豚バラ肉を加える。5. 紹興酒を入れてさっと炒め合わせ、3 を加えて炒め、仕上げにゴマ油を振り入れる。赤坂璃宮銀座店【エリア】銀座【ジャンル】広東・香港料理【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分『広東名菜 赤坂璃宮譚彦彬の味』詳細料理人人生60年を超えてもなお、進化し続けている譚彦彬氏、集大成の一冊。譚氏は広東料理の第一人者であり、数々の名作料理を生み出してきました。氏が総料理長を務める「赤坂璃宮」は今年10月、25周年を迎え、それを記念する本書では、半生を振り返る自伝を掲載。調理技法別に構成され、美しく迫力ある料理写真とともに料理レシピ85品を掲載しています。『広東名菜 赤坂璃宮譚彦彬の味』6,930円/世界文化社刊
2021年12月05日ミシュラン一つ星2年連続獲得店「sio(シオ)」の新業態レストラン「ホテルズ(Hotel’s)」が、2021年10月1日(金)、東京・表参道にオープン。ミシュラン一つ星「sio」の新業態レストラン鳥羽周作がオーナーシェフを務めるsioは、ミシュランガイド東京2020から2年連続一つ星を獲得している人気レストラン。表参道にオープンする「ホテルズ」は、“架空のホテルのレストラン”をコンセプトにした新業態店舗です。どの時間帯でも食事を楽しめる“ホテルのレストラン”から着想を得て、モーニング・ランチ・ディナーと、訪れるタイミングによって異なるスペシャリテを提供。ホテルの定番料理を再構築&朝昼夜で異なるメニューメニューは、ホテルの定番料理を、sioならではの視点で再構築したもの。モーニングの時間帯には、オープンサンドやオムレツ、ランチにはハンバーガー、ディナーには薪火で焼いたステーキなどを味わうことができます。単品の他、セットメニューやディナーコースも展開。全ての時間帯で共通して提供するサラダにも注目。彩り豊かな野菜や卵などを細かくカットして混ぜ合わせており、“ひとくちごとに”異なる味わいを楽しめます。こだわりのドリンク季節を感じるアルコール、ノンアルコールのドリンクは、一皿ずつに合わせてペアリングドリンクとしても提案。自家製クラフトドリンクや、「ワールドブリューワーズカップ(WORLD BREWERS CUP)」でアジア人初の世界チャンピオンとなった粕谷哲監修のコーヒーも取り揃えられています。“ホテルのラウンジ”のような心地よい空間店内は、“架空のホテルのレストラン”のコンセプトのもと、ホテルのラウンジを思わせる心地良い空間に。落ち着いた雰囲気の中で、スペシャリテを堪能することができます。【詳細】「ホテルズ(Hotel’s)」オープン日:2021年10月1日(金)所在地:東京都港区北青山3丁目4-3 ののあおやま2階TEL:03-6804-5699営業時間:8:00~22:00メニュー例:・サラダセット(スープ、パン、サラダ大) 2,500円・ハンバーガーセット(スープ、サラダHalf、Hotel‘sハンバーガー) 4,000円・ランチショートコース(スープ、サラダHalf、オムレツ、パスタ、薪焼きステーキ) 7,000円※サラダにローストチキン+800円、サラダ小には+500円・ハンバーガー単品 2,800円・お任せコース9〜10皿(メインお任せ) 14,300円※営業時間変更の可能性あり。来店の際は店舗へ問い合わせ。
2021年10月16日友人宅に招かれた気分で、肩ひじ張らずにリラックスを新鮮な魚介や完全有機野菜など、すべての食材が主役美しく盛り付けられた繊細な料理が、女性の心を虜に友人宅に招かれた気分で、肩ひじ張らずにリラックスを夜になるとライトアップされる中庭。あたり一面が幻想的なムードに包まれる洗練された名店ながら堅苦しさは一切なく、落ち着いた空間でゆったりと過ごせる【芦屋フレンチ 北じま】。大きな窓越しに中庭の緑が心地よい開放的な店内は、心身共にリラックスできる雰囲気です。まるで親しい友人宅を訪れたような気分でのんびりと、日本人の波長に合うフレンチを五感で堪能。スタッフの丁寧な接客や行き届いたサービスも心地よく、多くのファンを惹きつけています。まるで友人宅を訪れたような気分でのんびり過ごせる空間広々とした店内はゆったりとテーブルが配置され、まるで友人宅を訪れたような気分でのんびり過ごせる店内。情緒ある雰囲気が、落ち着いた大人のデートを優雅に演出してくれます。手入れの行き届いた中庭は夜になるとライトアップされ、あたり一面が幻想的な雰囲気に。非日常の空間で、大切な人と思い出に残る素敵なひとときを。新鮮な魚介や完全有機野菜など、すべての食材が主役吟味を重ねた熊本県産阿蘇の赤牛フィレ肉を、極上のトリュフソースと共に毎朝欠かさず市場で仕入れる新鮮な魚介、丹波篠山産を中心とする完全有機野菜など、選び抜いた素材の魅力を余すところなく引き出して器の上に集約。まるでお寿司屋さんのようにその場で出来立ての逸品が供され、日本人の波長に合うフレンチを心と味覚で体感できます。シェフの熱意が込められた味わいの中から、お店オススメのメニュー3つをご紹介します!『徳島県阿部(あぶ)の活あわびのポワレソースプロバンサル』運ばれた瞬間に歓声があがる、はじまりの一皿さっと火を通した活アワビは、レアに近い食感で程よい歯ごたえが楽しめます。アワビの下にはナスのローストとトマトソースが配され、さっぱりとした酸味と甘みがバランス良く調和。シェフが厳選した徳島県産の希少なアワビのおいしさを際立たる、記憶に残るオードブルです。『ココナッツと黄桃のムースフルーツの泡を添えて』これを楽しみに足を運ぶファンも多い、自家製デザートなめらかな口どけのムースと、その上に飾られたフィアンティーヌのサクサクとした食感が見事にマッチ。デラウェアのコンポートや桃のジュレ、きめ細かい桃の泡が優しい甘さと豊かな風味を添えています。無農薬のミントが爽やかさを感じながら、じっくりと味わいたいシェフお手製のデザートです。『オマール海老のクリームスープ』ゲストのほとんどがオーダーする、人気No.1のクリームスープテーブルに運ばれた瞬間にふんわりと立ち上がる、品のあるオマール海老の豊潤な香り。ひと口スプーンを進めれば、旨みがギュッと凝縮された濃厚な味わい。そのクリーミーな舌ざわりは感動モノです。ゲストのほとんどが注文するというのもうなずける逸品です。美しく盛り付けられた繊細な料理が、女性の心を虜にセンスのある器に盛付けの妙、心地よく五感が刺激されるお料理の数々「器に盛られた食材は、すべてが主役」との言葉通り、シェフ自らが市場で厳選する鮮魚や完全有機野菜など、どの素材もこだわり抜いたものばかり。上品で洗練された料理の数々は趣向を凝らした盛り付けも美しく、ちょっと贅沢な女子会におすすめ。ゆったりくつろげる店内の雰囲気もちょっとした集まりに華を添えてくれるでしょう。木とコンクリートが心地よく調和し、美しい庭の眺めに心癒やされる【芦屋フレンチ 北じま】。工夫を凝らしたテーブルセッティングにも細やかな気配りが散りばめられ、スタッフの丁寧な接客や行き届いたサービスがファンを魅了しています。ミシュランガイド2016で星を獲得した名店は、大切なゲストをもてなすシーンに最適です。料理人プロフィール:北島 恭さん料理上手な母親の影響を受け、小学生の頃に料理人になることを決意。「料理で人を笑顔にしたい」との思いを胸に、18歳から比叡山ホテルのレストランで研鑽を積む。その後、神戸ポートピアホテルの名フレンチ【アラン・シャペル】でスーシェフ、【苦楽園迎賓館】でシェフを務め、2010年に独立。2016年にはミシュランで星を獲得。芦屋フレンチ北じま【エリア】芦屋【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】11000円【アクセス】芦屋川駅 徒歩6分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年09月27日日々の鍛錬と研究から生まれる、研ぎ澄まされた美味神は細部に宿る。「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」に新しくメインダイニングとして登場した【セザン】ダニエル・カルバートシェフの料理から真っ先に浮かんできたのがこの言葉でした。端正で、清らかで、ストイックさを感じる皿の数々。凛とした美しい料理は、一口食べれば、驚きの香りや食感などが潜んでいて、静かな見た目とは相反し、口のなかでは急に饒舌になっていきます。香港で会った時には、すごく柔らかい印象だったシェフ。けれど、この緊張感がみなぎる精緻な料理をつくるなんて、きっと鍛錬を繰り返し、美しく磨かれた日本刀をつくる、刀鍛治みたいな人なのではないだろうか。そんなイメージを勝手に抱いてしまうほどに、ディティールにまでみなぎる美意識が印象的だったのです。シェフのダニエル・カルバート氏33歳。イギリス・サリー出身シェフ・ダニエル・カルバートはまだ33歳のイギリス人。けれど、すでに、生きてきた半分の年月を料理人人生に注ぎ込み、確実に世界が認める実力を身につけてきた人物です。16歳のときに料理の道に進み、ロンドンの人気レストランでの修業を経て、海外に飛び出します。ニューヨークでミシュラン3つ星「Per Se」(パー・セ)では最年少で副料理長に。その後、パリのミシュラン3つ星「エピキュール」(ホテル・ブリストルのメインダイニング) に移り、なんとスタージュから再スタート。さらに、その後香港でネオビストロを売りにした【ベロン】のシェフとなり、2020年には「アジアベストレストラン50」で4位に。そしてこの7月から【セザン】のシェフに就任しました。今、世界を食べ歩くフーディたちが注目しているシェフの一人といって間違いないでしょう。オーガニックな雰囲気のダイニング。テーブルはレザー地が張られているそんな彼が、自分の次の舞台として選んだ地が東京でした。2020年1月、「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」のオーナーである、リチャード・リー氏から話をもらったときに、即答で東京行きを決めたそう。東京行きに迷いはなかった?という質問に、「ロンドン、ニューヨーク、パリ、香港、そして東京。世界でこれ以上行くべきところはある?」との返事。彼にとって東京は、“世界の都市BIG5”の最後の一つだったと話します。『フォアグラトリュフ』。クラシックな手法だが味わいは軽やかに仕上げたフォアグラにトリュフをたっぷりと。付け合わせはブリオッシュと塩というシンプルな一品香港のネオビストロ【ベロン】時代から、日本の食材なども積極的に取り入れて料理をしていたカルバート氏。ずっと大切にしてきたことは、“手に入りうる最高の食材の持つ魅力を活かし、自分のなかに積み上げてきた経験や技術でベストな料理に仕上げる”こと。細やかなディテールは忍ばせるけれど、あくまでシンプルに。その信念は、東京に来ても変わりません。2020年11月に東京に移住してまず始めたことは、できるかぎり精力的に日本の生産者やレストランを巡り、日本の旬の食材や、その調理法などに触れていくことでした。北海道のとうもろこしを1週間乾燥させ、挽いてつくる自家製サワードゥ ブレッド。酵母はシェフが数年育てているものを使用「北海道では、エレゾ社で最高のシャモを見つけることができました。すばらしいハンターの方とも知りあいになった。栃木では【オトワ レストラン】にも行きましたし、金沢では【すし処 めくみ】の山口さんにおめにかかって、一緒に市場に行き、魚のことをたくさん教えてもらいました。日本では四季それぞれに魚の旬があって、鮨屋では細やかに季節ごとの魚を楽しむでしょう?そうしたこと一つ一つが学びになりました。なにごともバランスですが、できるかぎり日本の食材を使って料理をしたいと思っています」ここ、【セザン】では、そうしてシェフ自らが見つけてきた食材の数々が、世界中を飛び回ってきた彼なりの経験で料理され、あっと驚くような魅力的な一皿となって登場します。シャモに詰め物をして香草やきのこ、ヴァンジョーヌで1週間漬け込み茹でた『北海道エレゾ社シャモモリーユヴァンジョーヌ』例えば『北海道エレゾ社シャモモリーユヴァンジョーヌ』は、モリーユ茸をつめたシャモを、タイムやモリーユ茸とともにヴァンジョーヌに1週間漬けた後、しっとりと茹で上げた料理。クラシックなフランス料理がベース? かと思いきや、実はこれ、上海料理の「酔っ払い鶏」の技術をアレンジしたもの。けれど、見た目も味わいも、紛れもなく現代に昇華させた軽やかな現代のフランス料理なのです。ヴァンジョーヌの風味がしっとりとしたシャモの身に染み込み、トリプルコンソメとヴァンジョーヌ、モリーユのソースとともにいただくと、これが実にきれいな味わい。口の中ではソースの香りとコクが幾重にも広がっていきます。これは、また食べたい!一人分ずつに切り分けて、最後にはトリプルコンソメとヴァンジョーヌでつくったソースをかけて「香港にいたときにも、食べ歩いたり、中国人の料理人の友人から聞いたりして中国料理の手法も学びました。私はイギリス人ですから、『フランス料理はこうでなくちゃいけない』というような固い考えは一切持っていません。大切なことはシンプルさ。ですから、すばらしい食材に対して、自分が知っているベストだと思うテクニックを使い、必要なことだけを取り入れて料理するだけです」。そんな彼の考え方は、デザートにも現れています。最初のデザートとして登場したのは、一見普通のカットした宮崎マンゴー。メートル・ドテルの方にたっぷりと生クリームを盛り付けてもらい、マンゴーの実の部分にスプーンをいれると、サクッとした手応えが。中には、なんとメレンゲとシャーベットが隠されていました。デザートの『宮崎県産マンゴーショートブレッドクレームシャンティ』「【松川】で食事をしたとき、デザートはカットしたフルーツが登場しました。それがとてもシンプルで美しいと思いました。日本料理のコースの最後はデザートとしてフルーツが出てくるんですよね?これは、宮崎マンゴーの魅力を伝えたくて、日本料理のコースの水菓子のようなイメージでつくったデザートです」一見シンプルで正統派。けれど、高い技術、食材の合わせ方のモダンなセンスが一つの皿に満ちている。そして、味わいは、非常にクリーンで香り高く軽やか。そんな印象は、前菜からデザートまで、徹頭徹尾貫かれています。そしてコースの随所には、シェフの溢れる好奇心で見つけた、日本のエッセンスが生き生きと散りばめられていました。食事中はぜひ、銘醸シャンパンが並ぶ「シャンパントローリー」から好みのシャンパンを選んで「日本に来たからといって、意識的に日本らしさを出すようなことは一切していない」というカルバート氏ですが、彼がつくる料理からは、日本で感じた驚きや感動が、言葉にせずとも溢れ出しています。それこそが日本で生まれる【セザン】の味なのでしょう。氏に、これから東京でやりたいことは?と聞くと「変わらずにこれからも、精力的にさまざまな日本の生産者のもとを訪れ、旅に出てもっといろいろと学びたい」とのこと。これから生み出されるであろう、彼の眼差しを通した、新しい日本の魅力を感じられる料理を楽しみに、また訪れたいと思いました。ちなみに、ダイニングの隣には、シャンパンを楽しめるサロンが併設されています。食事前にはこちらで一杯飲みながら、待ち合わせるのも素敵です。セザン(SEZANNE)【エリア】丸の内【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】9250円【ディナー平均予算】24500円【アクセス】東京駅 徒歩4分撮影/岡本裕介
2021年08月19日