日本時間2024年1月8日、アメリカで『第81回ゴールデン・グローブ賞』の発表と授賞式が行われ、宮崎駿監督が手掛けたスタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』がアニメ映画賞を受賞したことが分かりました。産経ニュースによると、日本のアニメが同賞を受賞するのは、今回が初とのことです。出典:スタジオジブリ『君たちはどう生きるか』は、宮崎監督がおよそ10年ぶりに手掛けた長編アニメ映画で、2023年7月14日に公開。公開日まで事前プロモーションを一切行わなかったことでも話題になりました。史上初の快挙に、ネット上では「おめでとうございます!」「すごい!」「また映画館で観たい」などの、喜びの声が上がっています。宮崎監督が手掛けたスタジオジブリ作品が再び世に出ることを、人々は待ち望んでいることでしょう。本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2024年01月08日スタジオジブリ製作・宮崎駿(※崎=たつさき)監督作品『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)が、1月7日(現地時間)に発表された第81回ゴールデン・グローブ賞にてアニメ映画賞を受賞したことが分かった。今回のゴールデン・グローブ賞アニメ映画賞部門には『君たちはどう生きるか』のほか、新海誠監督『すずめの戸締まり』『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ウィッシュ』の計6作品がノミネート。日本の作品が2作品もノミネートされ注目を集めていた。宮崎駿が原作・脚本・監督を手掛けた本作は、監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、まったく別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー映画。海外からの評価も高くニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞で「最優秀アニメーション賞」を受賞している。(シネマカフェ編集部)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会ウィッシュ 12月15日(金)全国公開© 2023 Disney. All Rights Reserved.マイ・エレメント 8月4日(金)全国ロードショー©2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 2023年4月28日より全国にて公開(C) 2023 Nintendo and Universal Studiosスパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース 6月16日(金)全国の映画館で公開© 2022 CTMG. © & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年01月08日宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』が全米週末興行収入ランキング第1位を獲得したことが11日、明らかになった。日本では7月に公開され話題を呼んでいた同作。12月8日からアメリカ&カナダにて2,205館で公開され、公開初日から3日間(12月8日~10日)のオープニング興収(先行上映含む)で約1,280万ドル(約18.6億円)を記録し、全米週末興行収入ランキング第1位を獲得した。北米の週末興行収入ランキングで日本映画が第1位を獲得したのは、1999年公開『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』、2022年公開『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』以来3作品目となり、オリジナル作品としては初の快挙となる。また、全米で2023年に公開した「外国映画」(非英語作品)としても『ゴジラ -1.0』のオープニング興収(約1,100万ドル)を超えて、 第1位の成績となっている。公開前から、クリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィリアム・デフォー、カレン・フクハラ、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピューなど超豪華な英語吹き替え版キャストが大きな話題となり、11月22日からニューヨーク、ロサンゼルスの4館で先行上映が開始されると、アメリカでの宮崎駿監督作品の劇場平均興収として過去最高成績を記録。ニューヨーク・タイムズやロサンゼルス・タイムズなど、観客を後押しする好意的なレビューが各メディアから出ており、12月1日にはニューヨーク批評家協会賞のBest Animated Filmを、12/10(日)にはロサンゼルス映画批評家協会賞のBest Animationとボストン映画批評家協会賞Best Animated Filmを受賞するなど、賞レースにおいても大きな注目を集めている。海外映画祭へも続々と出品され、“邦画として初”、アニメーション作品としては世界初のオープニング上映作品に選出された「第48回トロント国際映画祭」を始め、「第71回サン・セバスティアン国際映画祭」や「第61回ニューヨーク映画祭」など、由緒ある国際映画祭にて上映された。台湾では10月6日に公開され、週末興行ランキング4週連続1位を獲得。10月25日に公開となった韓国では、週末興行ランキング2週連続1位を記録し、公開7週目で観客動員数199万人を突破。10月29日から先行公開され、11月1日に本公開されたフランスでも、週末の興行ランキング1位を獲得(観客動員数64万人)し、フランスでのスタジオジブリ作品の興行として、初週末の動員数の最高記録を更新、12月5日時点で、観客動員数143万人を突破し、世界中で注目を集めている。【編集部MEMO】映画『君たちはどう生きるか』は宮崎駿監督10年ぶりの最新作。宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎氏の同名小説にインスパイア・制作されたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”。ボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村隼、小林薫、火野正平といった豪華な俳優陣が参加している。(C)2023 Studio Ghibli
2023年12月11日12月11日(日本時間)夜、アカデミー賞のゆくえを占う最大の前哨戦「第81回ゴールデン・グローブ賞」のノミネーションが発表され、スタジオジブリ製作・宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)と新海誠監督『すずめの戸締まり』(英題:Suzume)がアニメ映画賞 ノミネーション作品として選出されたことが明らかとなった。宮崎駿が原作・脚本・監督を手掛けた本作は、監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、まったく別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー映画。公開後、米津玄師による主題歌「地球儀」やボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、風吹ジュン、國村隼、小林薫らが参加していることが大きな話題となった。これまでニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞で「最優秀アニメーション賞」を受賞している本作。前作『風立ちぬ』は第71回ゴールデン・グローブ賞に「非英語映画賞(外国語映画賞)」としてノミネートされ、惜しくも受賞を逃す結果となった。『すずめの戸締まり』は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語。新海誠監督の最新作として2022年11月11日より全国公開され、87日間で観客動員数は1,000万人、国内興行収入は134億円を突破した。2023年2月には、世界三大映画祭のひとつ「ベルリン国際映画祭」の「コンペティション部門」へ正式出品された。アニメ映画賞部門にはこのほかに、『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ウィッシュ』がノミネートされている。なお、「作曲賞」に久石譲がノミネートしており、『君たちはどう生きるか』は2部門のノミネートとなった。「ゴールデン・グローブ賞」結果発表&授賞式は、2024年1月7日(現地時間)に行われる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月11日12月10日(現地時間)、第49回ロサンゼルス映画批評家協会賞が発表された。作品賞を受賞したのは、ジョナサン・グレイザー監督の『The Zone of Interest(原題)』。次点はクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』だった。昨年は同賞を『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』と『TAR/ター』が受賞し、前者はアカデミー賞の作品賞にも輝いた。グレイザーは監督賞も受賞した。監督賞の次点は『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス。主演賞はサンドラ・ヒュラー(『The Zone of Interest』『Anatomy of a Fall』)とエマ・ストーン(『哀れなるものたち』)、助演賞はレイチェル・マクアダムス(『Are You There, God? It’s Me, Margaret.』)とダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』)。ロサンゼルス映画批評家協会賞は昨年より演技部門で性別による区分けを廃止している。アニメ映画賞には宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が選ばれた。昨年は同賞を『ギレルモ・デルトロのピノッキオ』が受賞し、その後アカデミー賞で長編アニメ映画賞受賞を果たしている。今年の受賞者は、2024年1月13日に開催される同協会の晩餐会で表彰される。第96回アカデミー賞のノミネーションはその10日後に発表予定となっている。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月11日先週末、北米でスタジオジブリ×宮崎駿監督作『君たちはどう生きるか』が封切られた。オープニング週末の興行収入は1280万ドル(約19億円)で首位発進。「Deadline」によると、これは同作の北米配給を行うGKIDSとスタジオジブリ、宮崎監督にとって、北米オープニング興収の歴代最高記録だという。10日付の北米ランキングでは1位が同作、2位が『ハンガー・ゲーム』の前日譚映画『The Hunger Games: The Ballad of Songbirds & Snakes(原題)』、3位が『ゴジラ-1.0』となっている。『君たちはどう生きるか』の英題は「The Boy and the Heron」で、日本語版では菅田将暉が務めた青サギ役の声優をロバート・パティンソンが担当。ロバートにとって本格的な声優の仕事は今回が初めてだったが、きちんと自分で準備を進めていた模様。スタジオ入りする際に、青サギになりきった声をiPhoneに録音してきており、音響監督のマイケル・シンターニクラスに聞かせたという。監督は「オー、ビンゴ!すっかり役をものにしているね!」と太鼓判を押したそうだ。同作は、9月にトロント国際映画祭でオープニング作品として日本以外で初めて上映され、話題になった。先週、アカデミー賞長編アニメ賞の選考対象となる33作品に、『すずめの戸締まり』などと共に選ばれ、受賞が期待されている。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月11日映画芸術科学アカデミーは、第96回アカデミー賞授賞式における長編アニメ映画賞、国際長編映画賞の選考対象作品を発表した。長編アニメ映画賞の選考対象となるのは33作品。日本からは宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』、井上雄彦監督の『THE FIRST SLAM DUNK』、立川譲監督の『BLUE GIANT』、原恵一監督の『かがみの孤城』、新海誠監督の『すずめの戸締まり』が選出されている。任天堂とイルミネーションが共同製作し、今年世界中で大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』も。ほかには、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『マイ・エレメント』『ウィッシュ』などの作品が挙がっている。ここから最終的に5本がノミネート作品として絞られ、受賞作品が決定する。長編アニメ映画賞に出品された作品は、作品賞を含むほかの部門のアカデミー賞候補になる可能性もある。昨年、長編アニメ映画賞の選考対象となったのは27作品で、受賞したのは『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』だった。国際長編映画賞の選考対象として発表されたのは、日本の『PERFECT DAYS』(ヴィム・ヴェンダース監督)を含む88作品。こちらはノミネート投票に進むことになる15作品のショートリストが、今月21日に発表予定だ。(賀来比呂美)■関連作品:THE FIRST SLAM DUNK 2022年12月3日より全国にて公開© I.T.PLANNING,INC. © 2022 SLAM DUNK Film PartnersBLUE GIANT 2023年2月17日より全国にて公開©2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会©2013 ⽯塚真⼀/⼩学館すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会かがみの孤城 2022年12月23日より公開©2022「かがみの孤城」製作委員会君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月08日宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』(7月14日公開)の主題歌「地球儀」のミュージックビデオと場面写真が4日、公開された。○■『君たちはどう生きるか』の主題歌「地球儀」ミュージックビデオ今回公開されたのは、米津玄師が歌う同作の主題歌「地球儀」のミュージックビデオ。同作の本編映像を使用した5分におよぶMVになっており、『風の谷のナウシカ』(84)以来、長年にわたってスタジオジブリ作品の予告編ディレクターを務めている板垣恵一氏が手掛けた。また、MV公開に合わせて新たな場面写真5点も解禁となった。【編集部MEMO】映画『君たちはどう生きるか』は宮崎駿監督10年ぶりの最新作。宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎氏の同名小説にインスパイア・制作されたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”。ボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村隼、小林薫、火野正平といった豪華な俳優陣が参加している。(C)2023 Studio Ghibli
2023年12月04日宮崎駿監督の10年ぶりとなる最新作『君たちはどう生きるか』の主題歌、米津玄師「地球儀」のMVが公開。本編映像を使用した5分に及ぶ映像となっている。公開後、ボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村 隼、小林 薫、火野正平といった豪華な俳優陣が参加していることが大きな話題となった本作。さらに米津玄師が、4年の歳月をかけて書き下ろした主題歌「地球儀」は、7月17日のリリース当日に各配信サイトで軒並み1位を獲得し、デイリー・リアルタイム両ランキング合わせて25冠を達成。各ヒットチャートを席巻した。米津玄師今回解禁となったMVは、1984年に公開された『風の谷のナウシカ』以来、長年にわたってスタジオジブリ作品の予告編ディレクターを務めている板垣恵一氏によるもの。「地球儀」の歌詞に寄り添って、『君たちはどう生きるか』の本編映像が美しく紡がれている。また、「地球儀」MVの解禁に合わせて新規場面カット5点も解禁されている。なお、映画は海外映画祭へも続々と出品。“邦画として初”、アニメーション作品としては“世界初”のオープニング上映作品に選出された「第48回トロント国際映画祭」を始め、「第71回サン・セバスティアン国際映画祭」や「第61回ニューヨーク映画祭」など、由緒ある国際映画祭にて上映され、世界中で注目を集めている。さらに、海外での公開も始まり、台湾では10月6日に公開され、週末興行ランキング4週連続1位を獲得。10月25日に公開となった韓国では週末興行ランキング2週連続1位を記録し、公開13日間で観客動員数150万人を突破。10月25日から先行公開され、11月1日に本公開されたフランスでも、週末の興行ランキング1位を獲得(観客動員数64万人)し、フランスでのスタジオジブリ作品の興行として初週末の動員数の最高記録を更新している。そして、いよいよ12月8日からは北米公開。クリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィレム・デフォー、カレン・フクハラ、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピューなど超豪華な英語吹き替え版キャストも大きな話題となったが、11月22日からニューヨーク、ロサンゼルスの4館で先行上映が開始され、アメリカでの宮崎監督作品の劇場平均興収として過去最高成績を記録。ニューヨーク・タイムズやロサンゼルス・タイムズなど、各メディアから好意的なレビューが出ており、12月1日にはニューヨーク批評家協会賞のアニメーション映画部門賞を受賞。これはスタジオジブリ作品としては『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『風立ちぬ』に続き4度目の受賞となる。本公開では、2012年に北米公開された『借りぐらしのアリエッティ』のオープニング1,522館を超え、スタジオジブリ作品として北米での最大規模のオープニングとなる見込みだ。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月04日11月30日(現地時間)、第89回ニューヨーク映画批評家協会賞が発表された。作品賞は、マーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』、監督賞はクリストファー・ノーラン(『オッペンハイマー』)、主演女優賞はリリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)、主演男優賞はフランツ・ロゴフスキ(『パッセージ』)、助演女優賞はダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』)、助演男優賞はチャールズ・メルトン(『May December』)、アニメ映画賞は宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が受賞した。「Variety」誌によると、ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞を受賞した映画は、アカデミー賞の作品賞に候補入りすることがほとんどであり、2009年から今年まで候補入りを逃したのは『キャロル』と『ファースト・カウ』のみとのこと。スコセッシ監督がニューヨーク映画批評家協会賞で作品賞を獲得したのは、『グッドフェローズ』『アイリッシュマン』に続く3度目。80年以上の歴史を誇る同賞で、ほかに作品賞を3度受賞した監督は、ハリウッド黄金期に活躍したウィリアム・ワイラーとフレッド・ジンネマンだけである。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibliキラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 2023年10月20日より世界同時劇場公開画像提供 Apple TV+
2023年12月01日三鷹の森ジブリ美術館の新企画展示となる「君たちはどう生きるか」展の11月18日(土)の開幕に先立ち、メディア内覧会と記者会見が17日(金)に開催され、第一期の「イメージボード編」56点お披露目された。約一年くらい前に今回の企画が動き出したという同展覧会では、およそ7年の歳月を費やして生み出された宮崎駿監督の最新作、『君たちはどう生きるか』の製作過程において描かれた絵を純粋に展示。近年では稀な手描きアニメーション作品である同作の紙と鉛筆から始まる手描きの豊かさと、描くことの力そのものを感じる場を提供することを目指している。第一部「イメージボード編」のイメージボードとは、構想段階に作品のイメージをかため、登場人物や建物、舞台設定などを考えるために描かれるもの。これらの絵は映画の制作期間中、スタジオの壁などに貼り出され、制作スタッフが作品世界を共有するための指針になるものだ。『君たちはどう生きるか』においては、宮崎駿監督が全てを描いており、本展示では、そのイメージボードのほぼ全てを展示するという。そして、ジブリ美術館では、はじめての“普通の美術館”のような展示室となっており、絵や線にじっくり集中して鑑賞を楽しめる空間が特色だ。絵とキャプションのみというシンプルな構成について宮崎吾朗監督は、「まだ解説できないなと。映画は上映中ですし、まだ語れるほど時間が立ってないんです」と説明。「制作に関わった人たち、特に宮崎駿にとっては生々しい記憶として映画があります。その段階で第三者の僕らが何か説明を付けるのは、はばかられる」と理由を解説した。宮崎吾朗また、記者会見で宮崎吾朗監督は、「ちょっと美術館っぽいみたいな話がありましたけど、今回は本当に絵を一点一点見てほしいっていう気持ちが強かった。今までジブリ美術館がやってこなかった絵を額に入れて、一点一点鑑賞してもらうという形式も展示しています」とアピールした。展示は、第一部の「イメージボード編」からはじまり、第二部「レイアウト編」、第三部「背景美術編」と、三期に渡って展示物を入れ替え、公開していく予定だ。「君たちはどう生きるか」展は11月18日(土)より三鷹の森ジブリ美術館にて開催。三鷹の森ジブリ美術館は日時指定の予約制で、チケットは毎月10日に発売。チケットはローチケWEBサイトで発売中。(C) Museo d'Arte Ghibli(C) 2023 Studio Ghibli(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年11月17日現在公開中の映画『君たちはどう生きるか』の第2弾ポスターが公開された。宮﨑駿監督にとって10年ぶりの新作となる『君たちはどう生きるか』は、公開後にボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村隼、小林薫、火野正平といった俳優陣が参加していることが明らかに。10月27日(金) には、本作の作品解説、全キャストとメインスタッフのインタビュー&コメントなどがオールカラー76ページにわたって掲載された公式ガイドブックが発売され、話題となっている。また台湾では10月6日(金) に公開され、週末興行ランキング4週連続1位を獲得。10月25日(水) に公開となった韓国では、週末興行ランキング2週連続1位を記録し、公開13日間で観客動員数150万人を突破。10月29日(日) から先行公開され、11月1日(水) に本公開されたフランスでも、週末の興行ランキング1位を獲得(観客動員数64万人)し、フランスでのスタジオジブリ作品の興行として、初週末の動員数の最高記録を更新した。今回公開された第2弾ポスターに使用されているイメージボードは、宮﨑監督が本作の製作にあたり最初に描いたもので、主人公・眞人のイラストとともに眞人の設定が書き込まれている。本ポスターは11月17日(金) より全国の上映劇場で掲出される予定だ。<作品情報>映画『君たちはどう生きるか』公開中スタジオジブリ 公式サイト: Studio Ghibli
2023年11月15日宮崎駿監督の最新アニメ映画『君たちはどう生きるか』(公開中)の第2弾ポスターが15日に公開された。この度公開されたのは、宮崎監督直筆のイメージボードを使用した第2弾ポスター。今作の制作にあたり最初に描いたもので、主人公・眞人のイラストとともに眞人の設定が書き込まれている。こちらのポスターは17日より全国の上映劇場にて掲出される予定。同作は海外映画祭への出品も続々決定しており、“邦画として初”、アニメーション作品としては“世界初“のオープニング上映作品に選出された「第48回トロント国際映画祭」を始め、「第71回サン・セバスティアン国際映画祭」や「第61回ニューヨーク映画祭」など、由緒ある国際映画祭にて上映され、世界中で注目を集めている。また、海外での公開も始まり、台湾では10月6日に公開されると、週末興行ランキング4週連続1位を獲得。10月25日に公開となった韓国では、週末興行ランキング2週連続1位を記録し、公開13日間で観客動員数150万人を突破した。10月29日から先行公開され、11月1日に本公開されたフランスでも、週末の興行ランキング1位を獲得(観客動員数64万人)し、フランスでのスタジオジブリ作品の興行として、初週末の動員数の最高記録を更新した。【編集部MEMO】宮崎監督の10年ぶりの最新作となる同作は、宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎氏の同名小説にインスパイア・制作されたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”となる。ボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村隼、小林薫、火野正平が出演し血エル。(C)2023 Studio Ghibli
2023年11月15日スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』より、第2弾ポスタービジュアルが公開された。宮崎駿監督10年ぶりとなる最新作には、公開後、ボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、風吹ジュン、國村隼、小林薫らが参加していることが大きな話題となり、米津玄師による主題歌「地球儀」は、リリース当日に各配信サイトで1位を獲得、デイリー・リアルタイム両ランキング合わせて25冠を達成した。海外映画祭へも続々と出品が決定しており、「第48回トロント国際映画祭」を始め、「第71回サン・セバスティアン国際映画祭」や「第61回ニューヨーク映画祭」など、由緒ある国際映画祭にて上映され、世界中で注目を集めている。海外での公開も始まり、台湾では週末興行ランキング4週連続1位を獲得。韓国では週末興行ランキング2週連続1位、公開13日間で観客動員数150万人を突破。今月本公開されたフランスでも、週末の興行ランキング1位を獲得(観客動員数64万人)し、フランスでのスタジオジブリ作品の興行として、初週末の動員数の最高記録を更新した。今回公開された第2弾ポスターに使用されているイメージボードは、宮崎監督が今作の製作にあたり最初に描いたもので、主人公・眞人のイラストとともに、眞人の設定が書き込まれている。なお、ポスターは11月17日(金)より全国の上映劇場にて掲出予定だ。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年11月15日『風の谷のナウシカ』から最新作『君たちはどう生きるか』まで、 スタジオジブリの名曲をきらびやかでお洒落にアレンジした コンサート・レパートリーが登場です。株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(本社:東京都豊島区代表取締役:堤 聡)は、新刊「フルート スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】」、「アルトサックス スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】」、「トランペット スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】」を、2023年11月20日に発売いたします。フルート スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】/アルトサックス スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】/トランペット スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】クラシカルで豪華な響きからジャズアレンジまで、演奏しごたえ十分な技巧を凝らした選りすぐりの15曲をお届けします。ピアノ伴奏譜付で、発表会や依頼演奏にもお使いいただけます。誌面のQRコードからYoutubeにアクセスしていただくとピアノ伴奏演奏を試聴することができますので、ご自宅での練習にも便利です。【収載曲】鳥の人/天空の城ラピュタ/君をのせて/となりのトトロ/風のとおり道/海の見える街/もののけ姫/アシタカせっき/人生のメリーゴーランド/ふたたび/母と海の讃歌/帰らざる日々/さよならの夏/やさしさに包まれたなら/地球儀-全15曲-フルート スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】監修:林 弘子定価:3,080円(10%税込)仕様:菊倍判縦/92ページ+別冊パート譜32ページ発売日:2023年11月20日ISBN:978-4-636-10991-7商品コード:GTW01101377 amazonにてご予約受付中! : アルトサックス スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】監修:福井 健太定価:3,080円(10%税込)仕様:菊倍判縦/92ページ+別冊パート譜32ページ発売日:2023年11月20日ISBN:978-4-636-10992-4商品コード:GTW01101378 amazonにてご予約受付中! : トランペット スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】監修:室賀 健司定価:3,080円(10%税込)仕様:菊倍判縦/92ページ+別冊パート譜32ページ発売日:2023年11月20日ISBN:978-4-636-10993-1商品コード:GTW01101379 amazonにてご予約受付中! : 【関連商品 好評発売中!】バイオリン スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】定価:3,080円(10%税込)仕様:菊倍判縦/92ページ+別冊パート譜32ページISBN:978-4-636-10989-4商品コード:GTW01101375 チェロ スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】定価:3,080円(10%税込)仕様:菊倍判縦/92ページ+別冊パート譜32ページISBN:978-4-636-10990-0商品コード:GTW01101376 お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または各オンラインショップまで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月10日世界的ベストセラー小説を映画化した『ぼくは君たちを憎まないことにした』より本編映像が解禁された。本作は、『スペンサー ダイアナの決意』『ナチュラルウーマン』のプロデューサーによる感動の実話の映画化。この度解禁されたのは、テロリストによって最愛の人を理不尽に奪われた父と子が、それでも前を向いて幸せに生きていこうとお互いを見つめ合う姿を捉えた本編映像。「まずまずスープ!まずまずスープ!」と口ずさみながら楽しそうに歌い踊るアントワーヌと息子のメルヴィル。アントワーヌが振り回しているのは、亡き妻エレーヌのスカーフ。2人きりとなった部屋で彼女の面影に想いを馳せながらもアントワーヌは「幸せに生きよう」と語り掛け、頷くメルヴィル。悲しみを乗り越え、幸せに生きていこうと頬を寄せ合う2人の姿が胸に迫る。エレーヌのスカーフを顔にかけられ、安心したのか目をつぶり幸せそうな表情を見せるメルヴィルに胸が締め付けられると同時に、親子に幸せに生きていってほしいと願わずにはいられない感動的なワンシーンとなっている。『ぼくは君たちを憎まないことにした』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくは君たちを憎まないことにした 2023年11月10日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2022 Komplizen Film Haut et Court Frakas Productions TOBIS / Erfttal Film und Fernsehproduktion nikumanai.com
2023年11月08日三鷹の森ジブリ美術館は、11月6日(月)本日より展示替えのため、長期休館に入った。2001年にオープンした、スタジオジブリ作品の世界観を堪能できる展示やオリジナルアニメの上映などで、多くの人々を魅了する三鷹の森ジブリ美術館。今回、11月6日(月)~17日(金)まで休館したあと、18日(土)より新展示「『君たちはどう生きるか』展」とともに再開となる。およそ7年の歳月を費やして生み出された宮崎駿監督最新作『君たちはどう生きるか』。展示では、3期にわたり展示物を入れ替えて公開していく。▼三鷹の森ジブリ美術館「君たちはどう生きるか」展<期間>第一部:イメージボード編2023年11月18日(土)~2024年5月(予定)第二部:レイアウト編2024年5月~2024年11月(予定)第三部:背景美術編2024年11月~2025年5月(予定)(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年11月06日現在公開中のスタジオジブリ映画『君たちはどう生きるか』より、明日11月1日(水)に2つの書籍が発売される。ひとつは、イメージボードや背景画、キャラクター設定などを掲載したビジュアル・アートブック「THE ART OF 君たちはどう生きるか」。メインスタッフのインタビューも収録している。もうひとつは、「スタジオジブリ絵コンテ全集23 君たちはどう生きるか」。宮崎駿監督による手描きの"映画の設計図"絵コンテ全603枚を収録している。SNSでは、「欲しい」「買います」といった声のほか、「届くの楽しみ」「予約済みです」とすでに購入済みのファンも見られる。『君たちはどう生きるか』は、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村拓哉らが参加し、主題歌を米津玄師が担当。海外映画祭へも続々と出品され、世界各国で注目を集めている。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年10月31日2015年11月13日にパリで起こったテロをきっかけにした決意の手紙を20万人以上がシェア、世界的ベストセラーとなった原作を映画化した『ぼくは君たちを憎まないことにした』。この度、テロによって最愛の人を理不尽に奪われた父と子が、それでも前を向いて生きていくシーンを切り取った場面カット11枚が一挙に解禁となった。本作は、家族3人で幸せに暮らしていたアントワーヌが、テロ発生から2週間の出来事を綴った同名世界的ベストセラーの映画化。最愛の人を予想もしない出来事で突然失ったとき、その事実をどう受け入れ、次の行動に出るのか。誰とも悲しみを共有できない苦しみと、これから続く育児への不安をはねのけるように、アントワーヌはテロリストへの手紙を書き始める。一晩で20万人以上がシェアし、新聞の一面を飾ったアントワーヌの「憎しみを贈らない」詩的な宣言は、動揺するパリの人々をクールダウンさせ、テロに屈しない団結を芽生えさせていく。拭うことはできない悲しみや怒りを抱えながらも、“いままで通り生活し、幸せに生きていく”と決めた親子。そんな彼らの何気ない日常を捉えたカットだからこそ、人間の強さを雄弁に物語っている。『ぼくは君たちを憎まないことにした』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくは君たちを憎まないことにした 2023年11月10日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2022 Komplizen Film Haut et Court Frakas Productions TOBIS / Erfttal Film und Fernsehproduktion nikumanai.com
2023年10月24日宮崎駿監督作『君たちはどう生きるか』の英語吹き替え版キャストが決定した。北米で同作を配給するGKIDSが公式ホームページで発表した。主人公の眞人役を演じるのは「YOU -君がすべて-」シーズン1でパコ役を演じたルカ・パドヴァン。青サギ役にロバート・パティンソン、キリコ役にフローレンス・ピュー、ヒミ役に福原カレン、夏子役にジェンマ・チャン、勝一役にクリスチャン・ベール、大伯父役にマーク・ハミル、老ペリカン役にウィレム・デフォー、インコ大王にデイヴ・バウティスタがキャスティングされた。マークは『風の谷のナウシカ』のペジテ市長役と『天空の城ラピュタ』のムスカ役、クリスチャンは『ハウルの動く城』でハウル役の声優を担当したことがあり、宮崎監督×スタジオジブリの作品とゆかりがある。英語吹き替え版キャストに対する映画ファンのコメントは、「クリスチャン・ベールがスタジオジブリの作品に戻ってきてくれた。うれしい!」「素晴らしいキャスト。スタジオジブリ作品への敬意を感じる。観るのが楽しみ」「1本の映画の中でバットマンが2人(クリスチャン&ロバート)とジョーカー(マーク)がそろうってすごい!」など好評だ。一方で、「日本人キャストのオリジナル版も観たいから、字幕版も公開してくれるよね?」という声も多数上がっている。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年10月18日スタジオジブリ制作、宮崎駿監督10年ぶりとなる最新作『君たちはどう生きるか』の公式ガイドブックが発売決定。作品解説、全キャスト、メインスタッフのロングインタビュー&コメントなどをオールカラー76ページにわたり掲載する。公開後、山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村隼、小林薫、火野正平といった豪華な俳優陣がボイスキャストとして参加していることが大きな話題となった本作。米津玄師による主題歌「地球儀」は、7月17日のリリース当日に各配信サイトで軒並み1位を獲得し、デイリー・リアルタイム両ランキング合わせて25冠を達成。各ヒットチャートを席巻した。また、海外映画祭へも続々と出品が決定。「第48回トロント国際映画祭」に邦画として初めて、アニメーション作品としては世界初のオープニング上映作品に選出されたことをはじめ、「第71回サン・セバスティアン国際映画祭」や「第61回ニューヨーク映画祭」など、由緒ある国際映画祭にて上映され、世界各国で注目を集めている。そんな本作の公式ガイドブックには、宮崎監督の企画書とスタッフへむけた言葉、全キャストのロングインタビュー&コメント、作画監督・アニメーターとメインスタッフインタビュー、米津玄師・久石譲が語る作品への想いなど、全76ページ、オールカラー・47,000字もの大ボリュームにて掲載されている。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。「『君たちはどう生きるか』ガイドブック」は10月27日(金)より全国の同作上映劇場にて劇場オープン時より販売。※オンラインではTOHO animation STORE、三鷹の森ジブリ美術館オンラインショップ マンマユートにて同日正午12時より販売価格:1,320円(税抜き1,200円)「『君たちはどう生きるか』ガイドブック」【CONTENT】・作品解説あれから10年――宮崎 駿の自伝的ファンタジーの誕生・宮崎 駿 企画書・インタビュー山時聡真眞人の冒険を、真に受けて欲しい菅田将暉映画を通してどう生きるか木村拓哉宮崎さんはサンタクロース鈴木さんはトナカイ木村佳乃母になるということ柴咲コウ宮崎監督が描いた世界は存在するあいみょんそれぞれが生きる道・キャストコメント滝沢カレン、阿川佐和子、風吹ジュン、竹下景子大竹しのぶ、國村 隼、小林 薫、火野正平・2017年7月3日宮崎監督によるメインスタッフへの作品説明・イメージボード集・アニメーター座談会本田 雄×山下明彦×井上俊之×安藤雅司・宮崎さんと仕事をするということ・インタビュー美術監督 武重洋二宮崎さんの頭の中を覗きにいく旅撮影監督 奥井 敦光があれば、闇がある・ポスプロ座談会古城 環×笠松広司×木村絵理子・インタビュー主題歌 米津玄師僕たちはどこに立っているのか音楽 久石 譲宮崎さんのすべてがつまった映画プロデューサー 鈴木敏夫映画の原点に帰りたかった※宮崎駿監督の「崎」、正しくは「たつざき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年10月13日『風の谷のナウシカ』から最新作『君たちはどう生きるか』まで、 スタジオジブリの名曲をきらびやかでお洒落にアレンジした コンサート・レパートリーが登場です。株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(本社:東京都豊島区代表取締役社長:堤 聡)は、新刊「バイオリン スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】」と「チェロ スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】」を、2023年10月20日に発売いたします。バイオリン スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】/チェロ スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】クラシカルで豪華な響きからジャズアレンジまで、演奏しごたえ十分な技巧を凝らした選りすぐりの15曲をお届けします。ピアノ伴奏譜が付いていますので、ぜひ発表会や依頼演奏でご活用ください。誌面のQRコードからYoutubeでピアノ伴奏演奏を試聴することができますので、ご自宅での練習にも便利です。【収載曲】鳥の人/天空の城ラピュタ/君をのせて/となりのトトロ/風のとおり道/海の見える街/もののけ姫/アシタカせっき/人生のメリーゴーランド/ふたたび/母と海の讃歌/帰らざる日々/さよならの夏/やさしさに包まれたなら/地球儀-全15曲-バイオリン スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】定価:3,080円(10%税込)仕様:菊倍判縦/92ページ+別冊パート譜32ページ発売日:2023年10月20日ISBN:978-4-636-10989-4商品コード:GTW01101375 amazonにてご予約受付中! : チェロ スタジオジブリ・コンサート・レパートリー 【ピアノ伴奏譜&伴奏音源付】定価:3,080円(10%税込)仕様:菊倍判縦/92ページ+別冊パート譜32ページ発売日:2023年10月20日ISBN:978-4-636-10990-0商品コード:GTW01101376 amazonにてご予約受付中! : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または各オンラインショップまで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月12日三鷹の森ジブリ美術館の新企画展示として「君たちはどう生きるか」展が開催されることが分かった。およそ7年の歳月を費やして生み出された宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』。その製作過程で描かれた絵のほとんどが、紙に鉛筆と絵の具で描かれているという意味において、近年では稀な「手描き」アニメーション作品となっている。今回の展示では、『君たちはどう生きるか』の製作過程において描かれた絵を純粋に展示し、紙と鉛筆から始まる手描きの豊かさと、描くことの力そのものを感じる場を提供することを目指す。展示は、第一部「イメージボード編」からはじまり、第二部「レイアウト編」、第三部「背景美術編」と、3期にわたり、展示物を入れ替えて公開されるという。「君たちはどう生きるか」展は11月18日(土)より三鷹の森ジブリ美術館にて開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年10月03日9月8日(現地時間)、トロント国際映画祭で宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』がオープニング作品として上映された。上映前にギレルモ・デル・トロ監督が舞台にサプライズ登場し、プレゼンターを務めた。これまで何度も引退宣言を行い、撤回&復帰してきた宮崎監督。今作こそがいよいよ最後の作品かとうわさされ、海外でもそう報じるメディアもあったが、スタジオジブリの広報・学芸担当スーパーバイザーの西岡純一氏によると、これは事実ではないという。同作のプロモーション中に、西岡氏は「これが宮崎監督の最後の作品と言われているようですけれど、監督は全くそのようには思っていないんです。監督はいま、新しい作品のための構想を練っているところです。毎日オフィスにやってきては、そうしています。今回は、引退宣言しませんよ。いつもと変わらず仕事を続けています」とコメント。宮崎監督に代わって引退報道を否定した。海外の映画ファンは「素晴らしいニュース」「神様ありがとう」「新たな作品を楽しみにしています」などの喜びの声や「こんなことが起きるなんて!また何回目かの引退宣言があると思っていたのに!」といった驚きの声を上げている。米映画評論サイト「Rotten Tomatoes」で批評家(現時点で28人)からの支持率が100%と高い評価を受けている『君たちはどう生きるか』。全米公開は12月8日を予定している。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年09月11日日本では7月14日から公開中の宮崎駿監督作『君たちはどう生きるか』。海外では9月に開幕するトロント国際映画祭でオープニング作品に選出され、ニューヨーク映画祭やスペインのサン・セバスティアン国際映画祭で上映されることも決定している。そんな中、同作の北米配給を行うGKIDSより、初のティザー予告が公開された。海外向けのもので、音声はそのまま日本語で字幕は英語。「Variety」誌によると、北米ではオリジナルの日本語版と共に、英語吹き替え版も公開予定だという。英題は『The Boy and the Heron’s』で、直訳は少年と青サギ。ログライン(要約)は「母親を慕う眞人という少年が、生者と死者が共有する世界へと足を踏み入れる。そこで、死は終わりを迎え、生は新たな始まりを見つける」と紹介されている。予告編を観た海外ファンは、「アニメーションのクオリティが、いつものジブリの作品と比べてもさらにステップアップしたように見える。製作に何年もかかったのも頷ける。素晴らしい!」「予告編だけで涙が出てしまった。なんという芸術だ」「ミヤザキセンセイの映画は私たちにすべてのアニメはこうあるべきだと思い出させてくれる」「言葉では言い表せないほど楽しみにしている。だれが何と言おうと、彼はアニメの父だ」と興奮した様子がうかがえる感想を寄せている。『君たちはどう生きるか』は北米で12月8日公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年09月07日どう生きるかも、どう死ぬかも、考えない。ただ、「一瞬だけを生きる」。それがどんなに難しいことか。そんな「一瞬」を生きようとした2人の男を描いた映画『春に散る』が8月25日(金) に公開される。不公平な判定で負けアメリカに渡った元ボクサー・広岡仁一(佐藤浩市)。40年ぶりに帰国した仁一はある飲み屋で偶然、自分と同じように不公平な判定で負け、心が折れたボクサー・黒木翔吾と出会う。拳を交えた2人。生まれて初めてダウンを奪われた翔吾は仁一にボクシングを教えてほしいと懇願する。夢を見ることをやめようとした男たちの新たな人生のスタートを描く本作で、横浜流星が伝えたかったこととは。話を聞いた。もうひとりの世界線の自分を生きられた――今回、映画の中で翔吾として生きてみられて、いかがでしたか。最高でした。自分はこの業界にいなかったら、格闘家を目指していたと思います。格闘家として生きていたら、翔吾のようなボクサー人生を歩んでみたかったので、翔吾として生きているんだけど、もうひとりの世界線の自分として生きられたような、幸せな時間でした。だからこそ、彼がとった言動に共感できることもありましたし、自分ごとのように感じられる部分が多かったのかな、と思います。ただ、翔吾ほどすぐに言葉や行動では示せないですし、感情表現は豊ではないので、そこは演じる上で大事にしなければ、と思いましたね。――佐藤浩市さん演じる仁一との対峙シーンはどれも緊張感があるものでしたが、今回の作品において、初めて佐藤さんとお会いしたときにはどのようなお話をされたんですか。撮影が始まったのが去年の12月で、ボクシングの練習を始めたのが4月なのですが、浩市さんも来てくださったんです。ミット打ちも合わせられて、そこで話さずともいろいろと感じられるものもありました。その時点で、現場ではぶつかっていこう、と思えたことが本当に大きかったです。実際の現場では、他愛もないことも含めていろんなことを話させてもらって。基本的に、現場の佇まいは背中を見て学んでほしい、という印象だったので、一緒のシーンでは常に観て、吸収できることはしよう、という気持ちでいました。――演技を重ねる中で気持ちが変わってきた点はありますか。佐藤さんとの病室でのシーンです。最初は反発し合っているんですけど、撮影を通して少しずつ仁一と翔吾の心が近づいているのは演じていて感じました。もちろん、佐藤さんがどう感じていらっしゃったかは分からないんですけど。――今回の作品では、ベテランと若手の演技の共鳴もすごかったな、と思います。横浜さんご自身、学ぶ点はありました。浩市さんで言うと、やっぱり視野が広いというか……現場の士気を上げるために常に声をかけているし、とにかくいろんな視点で物事を考えて。ひとつのシーンを作るときも仁一だけではなく、翔吾からの目線、観客から見る目線と、全ての目線から見てシーンの提案をしてくださるんです。自分はまだまだ演じている翔吾の目線でしか見られないんですけど、浩市さんはそれでいいんだ、と言ってくださったので、その言葉を信じて、今はまだそのまま突っ走っていこうと思っています。でも、浩市さんの年齢になったときに、自分も少しずつ視野が広がって、そういった物の考え方ができるようになっていたいです。(C)2023 映画『春に散る』製作委員会横浜流星を魅了する格闘技の「儚さ」――翔吾を演じる上で、一番苦労されたところ、気を遣われたのはどういったところになりますか。やっぱりボクシングシーンです。半年間、練習期間があったので、言ってしまえば形だけで見せることはいくらでもできたと思うんです。でも、そうしたくはなかった。松浦慎一郎さん(ボクシング指導・監修)も、「今までにないボクシングシーンにしたい。プロの方が観ても失礼のないようにしたい」とおっしゃいていて、本当に難しいものを作って持って来てくださったんです。それを自分も責任を持って乗り越えようと思いましたし、覚悟としてプロテストも受けました。それは本気でやったんだぞ、という覚悟もそうだけれど、今までのものとは違うという証明もしたかったですし、格闘技、格闘家へのリスペクトがあるからこそ、少しでも格闘技界を盛り上げられたらという想いもありました。プロテストにも合格できたので、ホッとしています。――そこまで掻き立てられたのはやっぱり格闘技の想いがあったからなんですね。言っても芝居は嘘なので、それをどこまでリアルにできるのか。追及したい気持ちはありし、ひとつの形として、ボクシングには分かりやすくプロという資格があるので必死に練習しました。――プロテストを目指そうと思ったのはどの段階だったんですか?撮影中です。本物のレフリーの方に世界タイトルマッチのシーンでも担当していただいたんですけど、その方にも背中を押してもらったり、あと(片岡)鶴太郎さんもライセンスを持っているので、「いけるよ」と言ってもらえて。そんなみなさんの言葉や、この作品を通して自分の背中を押されましたし、一歩踏み出す勇気をもらいました。――横浜さんがそこまで格闘技に魅せられるのはどういった理由からなんでしょう?なんだろう……。儚さかな。数分で勝ち負けが決まってしまう儚さだったり、格闘技は現役でいられる年数も短いですし、その中で一瞬を掴み取ろうとされているんですよね。あと、やっぱり相手がいるからこそ成り立つものなんです。最初は煽り合っているのに、最後はみんな必ずハグし合うんです。――確かに、今回の作品でもありましたね。みんながその日のために命を賭けているんですよね。本当に下手したら死んでしまう可能性もあるのに、それを恐れずに。ただ強くなりたいと思っている人もいるかもしれませんが、それだけじゃない。男として燃える部分がある。そういうのを全て含めて、格闘技には魅力があるな、と。本当に人間ドラマだな、と思っています。――それぞれの試合に物語がある?ストーリーを無理やりつけたがることもあるんですけど、ひとつのショーというか、作品にも感じていて、少し芝居と通ずるところもあるな、と思っています。煽り合いから駆け引きが始まって、相手がこう来たら自分はこう返す、というキャッチボールがあったり、リングでは2人しか分かち合えないものがあって、終わったらちゃんと称え合って、観ていた人たちは心を動かされて。そういったところにも通ずるものを自分は感じています。今はもっと険しい道を行きたい――翔吾も仁一も「今を生きる」ということをとても大切にしているように思います。でも、若い方と、年を重ねてからの人生観というのはまた異なるものかと思うのですが、横浜さんご自身は「生きる」ということをどう考えていらっしゃいますか。なんでしょうね……生きるってどういうことなんでしょうね。生まれてきた瞬間に「生きろ」と言われているようなものだからこそ、できることはやりたいですよね。昨日の自分を更新していきたいな、と思いますし。自分の中での生きるっていうことは、後悔がないようにすることかな。いつ死ぬかなんてわからないので。自分の中では経験が足りないんです。もっともっと、って思います。今回は、空手をやっていたので少しだけ基礎はありましたけど、大学も出ていないし、圧倒的に社会での経験が少ないので、その経験をどうやって補っていけばいいんだろう、って。大学生役をやるとしても、大学生活を知らないし、もっと人生についての経験も重ねていかないと。まだまだやりたいことがたくさんある、という気持ちです。――むしろ、いろんな役を演じていく中で新たに経験値を重ねていっているような。そうですね。今はまっすぐ突き進むような青年とか、何かが欠けていて人と出会って変わっていく、というような役が多いですけど、30代になったときに今度は会社員だとかは想像でしか演じられないのも経験が足りないからですよね。そこは少し怖いところではあるので高校の同級生と今も仲が良いので、よく話は聞くようにしています。――でも、翔吾もですけど、横浜さんも命をかけたいと思えるような仕事に就くいうことは幸せですよね。もちろん、逆に不幸だとおっしゃる方もいるとは思いますが。幸せだな、と思います。そういう人生のほうが楽しいというか。確かに、不幸せに感じることもあるでしょうし、この人生のほうが激しい波なんですけど、乗り越えたときの達成感も、得るものも多い。楽に生きたいけど、厳しいほうが自分には合っています。――安定したいな、とはあまり思わない?今はそんな気持ちはないです。年を重ねていくにつれて変わるかもしれませんけど、今はもっと険しい道を行きたいと思いながら、その気持ちを大事に生きています。失敗は怖い。でも次のステージに進む第一歩だと思えれば――翔吾はまさにまっすぐ突き進んでいくような青年ですよね。すごく素敵だと思う反面、生きづらさもあるような。特に今の時代は難しいですよね。翔吾のように突き進んでいくのはかっこいいけれど、みんながそうやって生きられるわけじゃない。情報もあふれかえっていますし、SNSで翔吾のように何かつぶやいたら多分、見知らぬ人からも攻撃を受けるでしょうし。そういうことも恐れなさそうですけど。――確かに、気にしないかもしれないですね。「うるせー!」って言っちゃうような人だから。そういったSNSが良くも悪くも発達しすぎていて、みんながみんな、より生きづらくさせているな、って思います。デジタルデトックスをすればいいのかな。もっともっと大事なことがあるよ、って思います。――今の時代はお互いに監視し合っているような。僕は常に見られているような仕事なので、それは宿命だと思うんですけど、一般の人でもSNSをやっていて叩かれることもある。生きづらい時代になったな、とは思ってます。でも、自分はどちらかというと気にしないタイプではあるので。それよりも今は目の前のことを頑張りたい、楽しみたいですし、そんな性格でよかったとも思います。――生きたいように生きたいけれどなかなかできない中で、あえて生きたいように生きるために、横浜さんは何をすればいいと思いますか?自分がやりたいことはちゃんと言葉にしたり、行動にすることじゃないですかね。生きたいように生きられないかもしれないし、周りの目も怖いかもしれないけれど、自分の人生だし、一度きりしかないと考えたら、変わってくるのかな、と思います。――きっと多くの人は失敗が怖いんですよね。失敗は怖いけれど、次のステージに進む第一歩だと思えれば。物の捉え方だと思うんです。だってみんな失敗はしていますし、僕もたくさんしています。だからこそ今がある。何でもいいので、自分がやりたいと思ったことは恐れずにやる。失敗ではなく経験と思えば変わってくると思います。――横浜さんご自身がプロテストを受けられたことも。そうです、受からなかった可能性もありますし。体力が課題で、当日もギリギリかな、と思っていました。でも、落ちたら落ちたで挑戦したことに意味があると思っていましたし、恐れて挑戦していなかったら合格もしていなかったから。――挑戦したからこそ、見える景色もある?景色が変わるし、自分が生きたいように生きられる第一歩だと思います。挑戦してもらえたら嬉しいです。この作品で背中を押せたらな、と思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:奥田耕平ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント横浜さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『春に散る』8月25日(金) 全国公開公式サイト:
2023年08月21日2023年7月14日に公開された、スタジオジブリ(以下、ジブリ)によるアニメ映画『君たちはどう生きるか』。当初、ポスターに描かれたアオサギ以外、ほとんど情報解禁がなかったことも話題になりました。pic.twitter.com/EvJyBqVRPC— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) August 17, 2023 そんな中、井和田トビ(@yamaishipenguin)さんが「ガチのマジでジブリっぽい風景が撮れた」と、1枚の写真をSNSに投稿しています。こちらをご覧ください。洋館チックな建物の屋根に、アオサギが…!この建物は、徳島県徳島市にある『三河家住宅』という国の重要文化財で、昭和初期に建てられたものとしては珍しい、ドイツ表現主義の流れを汲んだデザインとなっています。そんな洋風の建物を背景に、『君たちはどう生きるか』のポスターに描かれているアオサギがとまっているとは、なんとも不思議な光景ですね!【ネットの声】・このアオサギ、どう生きるべきかを考えているのかな?・すごすぎ!映画を観に行った人だけ分かるやつだ!!・「お待ちしておりましたぞ!」というセリフが聞こえてきそう。・映画の主題歌を歌っている、歌手の米津玄師さんの故郷で撮れたのは、何かの偶然だろうか。まるで『君たちはどう生きるか』の世界に飛び込んだかのような、井和田トビさんの写真。作品の主人公の気分が味わえる、素敵な1枚ですね![文・構成/grape編集部]
2023年08月18日2023年7月14日に公開された、スタジオジブリ(以下、ジブリ)の長編アニメ映画『君たちはどう生きるか』。宮崎駿監督がおよそ10年ぶりに手掛けた新作として、ファンの注目を集めたほか、公開日まで事前プロモーションが一切ないことでも話題になりました。事前に公開されたのは、鳥のような絵のポスターのみ。ポスターに描かれたキャラクターの正体はおろか、あらすじすら解禁されず、公開日を迎えたのです。その結果、同年8月16日時点で観客動員数が439万人と、『君たちはどう生きるか』を見ようと、多くの人が映画館に足を運んでいます。『君たちはどう生きるか』の場面写真と声優陣が公開!同月18日、ジブリのウェブサイトが最新情報を更新。『君たちはどう生きるか』の場面写真を、14枚公開したのです。場面写真は、これまで同ウェブサイトで公開されている場面写真と同様に、「常識の範囲でご自由にお使いください」とのこと。また、キャラクター名と、声の出演情報も同時に公開されました。豪華声優陣に、驚かされること間違いなしです…!眞人(まひと)/山時聡真出典:スタジオジブリ青サギ・サギ男/菅田将暉出典:スタジオジブリキリコ/柴咲コウ出典:スタジオジブリヒミ/あいみょん出典:スタジオジブリ夏子(なつこ)/木村佳乃出典:スタジオジブリ勝一(しょういち)/木村拓哉出典:スタジオジブリ老婆たちあいこ/大竹しのぶいずみ/竹下景子うたこ/風吹ジュンえりこ/阿川佐和子出典:スタジオジブリワラワラ/滝沢カレン出典:スタジオジブリインコ大王/國村隼出典:スタジオジブリ老ペリカン/小林薫出典:スタジオジブリ大伯父/火野正平出典:スタジオジブリ主人公の眞人を演じるのは、18歳で俳優の山時聡真(さんとき・そうま)さん。そのほかにも、俳優の木村拓哉さん、柴咲コウさん、菅田将暉さんなど、豪華俳優陣が起用されています。また、『第48回トロント国際映画祭』に続き、『第71回サン・セバスティアン国際映画祭』『第61回ニューヨーク映画祭』など、海外での上映が発表されている同作。『君たちはどう生きるか』は、今後も国内外から注目を集めるでしょう!本編が気になる人は、映画館に足を運んでみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2023年08月18日宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』(公開中)の場面写真が18日に公開され、キャラクター名とボイスキャストが明らかになった。宮崎監督の10年ぶりの最新作となる同作は、宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎氏の同名小説にインスパイア・制作されたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”だ。今回、ボイスキャストが正式に明らかに。また主人公・眞人をはじめとする登場人物や本編シーンを切り取った14点の場面写真が公開され、きょう正午にスタジオジブリ公式サイトにアップされる。場面写真公開とともに、鈴木敏夫プロデューサーから「常識の範囲でご自由にお使い下さい。」という直筆メッセージも届いている。海外映画祭への出品も続々と決定し、「第48回トロント国際映画祭」に引き続き、「第71回サン・セバスティアン国際映画祭」「第61回ニューヨーク映画祭」での上映を発表。「第48回トロント国際映画祭」では、邦画としては初めてオープニング上映作品に選出されている。○■キャラクター名/声の出演眞人/山時聡真青サギ・サギ男/菅田将暉キリコ/柴咲コウヒミ/あいみょん夏子/木村佳乃勝一/木村拓哉老婆たちあいこ/大竹しのぶいずみ/竹下景子うたこ/風吹ジュンえりこ/阿川佐和子ワラワラ/滝沢カレンインコ大王/國村隼老ペリカン/小林薫大伯父/火野正平
2023年08月18日現在公開中のスタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』より、場面写真が公開された。7月14日に上映がスタートし、8月16日までの公開34日間で観客動員数439万人を記録している本作。公開1か月後に発売されたパンフレットは、三鷹の森ジブリ美術館公式ECサイトでは即日完売となるなど、注目を集めている。主人公・眞人/山時聡真また、海外映画祭への出品も決定し、「第48回トロント国際映画祭」に引き続き、「第71回サン・セバスティアン国際映画祭」、「第61回ニューヨーク映画祭」での上映も明らかに。スペイン最大の映画祭「サン・セバスティアン国際映画祭」では、邦画としては初めてオープニング上映作品に選出。毎年、オスカー候補となる話題作が集まる「ニューヨーク映画祭」では、「Spotlight」セクションでの上映となる。ヒミ/あいみょん今回公開された場面写真には、山時聡真演じる主人公・眞人をはじめ、青サギ ・ サギ男(菅田将暉)、キリコ(柴咲コウ)、ヒミ(あいみょん)、夏子(木村佳乃)、勝一(木村拓哉)らが演じるキャラクターが描かれ、本編シーンも垣間見える。勝一/木村拓哉これにより、キャラクター名とボイスキャストも併せて公式発表となった。ほかにも、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子が老婆役を務めるほか、滝沢カレン(ワラワラ役)、國村隼(インコ大王役)、小林薫(老ペリカン役)、火野正平(大伯父役)も参加している。夏子と7人の老婆たち『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年08月18日