「V6」岡田准一を主演に、有川浩による人気シリーズ小説を実写化し大ヒットとなった映画『図書館戦争』。この度、続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』の公開に加え、ドラマ「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」含めた“図書館戦争プロジェクト”が6月19日(金)にオールアップを迎え、岡田さんを始めヒロインの榮倉奈々、岡田さん扮する堂上のバディ役を務めた田中圭からコメントが到着した。本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川浩原作「図書館戦争」シリーズ(角川文庫刊)。主人公・堂上篤を演じた岡田さんを筆頭に、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、栗山千明など豪華キャストが出演した映画『図書館戦争』の続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』に加えこの秋、TBSにて放送されることが明らかになった「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」。この“図書館戦争プロジェクト”は続編を望むファンの熱い想いによって始動した。昨年12月から始まり約半年で撮影を終えた『LAST MISSION』。映画と同じく主要キャストが勢ぞろいしたなか、新たな豪華キャストに松坂桃李・中村蒼・土屋太鳳が加わった。ドラマスペシャルでは、郁の両親が関東図書基地を訪れることにより、堂上との関係性にも変化が…。純朴な2人の心の距離に注目だ。そして、堂上の同期・小牧幹久(田中さん)と小牧の幼馴染・中澤毬江(土屋さん)の繊細かつ純粋な恋愛模様も堪能することができる。さらには柴崎麻子(栗山さん)に急接近する朝比奈修二(中村さん)、そしてそれを複雑な心持ちで見守る手塚光(福士さん)。こちらの三角関係も気になるところ。ただの恋愛ドラマに囚われない、「図書館戦争」ならではのテーマが存在しているところが、ドラマスペシャルでも一番の魅力となっているという。<オールアップしたキャスト陣コメント>■岡田准一(堂上篤役)今回の現場では、前作から役柄の関係性と共に榮倉さんとの距離感が変わり、前作より更にコミュニケーションが深まったと思います。田中さんとは何年も仕事をご一緒してきたので、まさに“堂上と小牧”のように信頼しながらバディとして自然にいられました。佐藤組は特殊な空気が流れている現場で、「撮りきれるのか」という撮影をスタッフ・キャストが一丸になって、まさに戦いながら撮影を行っていきました。そういう意味でも、本当にチームワークが良く、一緒に乗り越えていけたと思っています。■榮倉奈々(笠原郁役)撮影最後のシーンでリペリングに挑戦したのですが、楽しかったです。下を見てしまうと怖くなりましたが、キャスト・スタッフのみなさんが必死に頑張っている姿を見て来たので、これだけはスタントなしでやりたいとお願いしました。特に仙台での撮影はいままで以上に激しく長いアクションシーンがあり、記憶が薄れたほどでした。どんなシーンだったか覚えていないくらいなので、作品の完成が楽しみです(笑)。タスクフォースのみんながいたので撮影を乗り越えていけました。■田中圭(小牧幹久役)とても楽しい現場でした。でも遂に終わってしまったとすごく寂しい気持ちです。小牧は堂上の同期であり、バディ、友達、上司…様々な思いで「堂上」と名前を呼んでいたなとふり返って懐かしく思います。小牧という役は、自分で演じた役の中では珍しく分かりやすいヒーローのようなキャラクターでした。そのため、回を重ねるごとに新鮮で、ただただ楽しかったです。そして遂にドラマの方では土屋太鳳さん演じる“毬江”が登場し、“小牧”という人物像が色濃く現れたと思いますので楽しみにしていてください。前作よりもはるかにスケールアップした2つの「図書館戦争」。ますます期待で胸が高鳴る「図書館戦争プロジェクト」から今後も目が離せない。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は10月10日(土)より全国にて公開。「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」は2015年秋、TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月20日女装子が増えたり、草食系男子がはびこっている今、男らしい男子って一体どこにいるのか・・・と探してみたところ、意外にも「読書男子」が男らしいという調査結果が。本を読む男子には、“女子をリードするのに、レディーファーストで一途”という、とっても魅力的な傾向があるんです。幸せな恋愛がしたいなら「読書男子」が狙い目かもしれません。■1.束縛はしないのに、リードしてくれるハイブリッド書店サービス「honto」の調査によると、本(主に小説)を読む男子は、読まない男子に比べて、恋愛も結婚生活も自分がリードしたい傾向が強いんだとか。60%近くの男子が「自分主導がよい」と答えているのに「相手を束縛する方だ」という質問ではノーが優勢でした。引っ張っていってくれるのに束縛はしないなんて、頼りがいがあって男らしいですよね。実際に、読書男子の声を聞いてみました。「男らしくありたいから、リードしたい」(IT/24歳)「見た目には自分が主導権を握っていたいけど、転がされてるくらいがいいかも」(メーカー/27歳)■2.会って話す時間を大事にしてくれる「好きな人と会って話をしたいタイプ」だと答えた読書男子も約60%で、本を読まない男子より10%も上回る結果になりました。電話やメールで満足されてしまっては、女子としては寂しいものですよね。読書家ってインドアで出不精なイメージもありますが、好きな人には会いに行きたいもののようです。本をよく読む男子は、ボキャブラリー豊富で物知り。会話がはずみそうですね!■3.一途に愛してくれる「1人の人を長く愛せる」と答えたのも、本を読まない男子に比べて読書男子の方が多い結果に。紆余曲折あっても、ハッピーエンドや感動の結論に向かって読了することに慣れている読書男子。実際の恋愛も、長期的によい未来を見据えているのかもしれません。こちらも実際の声を聞いてみました。「今まで2年以下で別れたことがない」(音楽関係/27歳)「彼女がいない時期が長いけど、付き合ったら何年も続く」(教育/25歳)■4.幸福度が高いので、自分までハッピーになれる!?読書しない男子よりも圧倒的に多かったのが「自分は幸せだと思う」という回答。本を読む男の子の方が、幸福度が高いようです。自分が幸せだからこそ、相手を幸せにようという余裕が生まれますよね。いつも幸せを感じている人って、とってもポジティブ。落ち込みやすい人は、読書男子に励ましてもらえる恋愛がぴったりかも。■おわりに内向的な人が多いのかと思いきや、男らしさが目立つ読書男子。気になる彼がいるなら、読書家かどうかを探ってから恋愛を発展させるのもありかもしれません。参考記事:読書男子はレディーファーストでロマンチック?URL:(かみむらゆい/ハウコレ)
2015年06月19日本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川浩原作「図書館戦争」シリーズ(角川文庫刊)。映画化となる『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』(10月10日公開)とドラマスペシャル「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」のロケ地のひとつ新潟県十日町市にある十日町情報館での撮影がこのほどすべて終了し、撮影で使用していた「図書館の自由に関する宣言」パネルを十日町情報館に贈呈するイベントが行われた。岡田准一演じる堂上篤、榮倉奈々演じる笠原郁らが働く武蔵野第一図書館の一部として劇中に登場する十日町情報館は、書架が階段状になっており、非常に開放感がある造り。文字通りこの「図書館戦争」シリーズの“顔”となる図書館として、劇中で象徴的な役割を果たしている。そこに掲げられた「図書館の自由に関する宣言」は、パート1の映画撮影時(2012年)に撮影用に制作したもので、パート2の映画およびスペシャルドラマ撮影時にもそのまま使用された。「図書館の自由に関する宣言」とは、あらゆる図書館が守られるべき自立的規範として、日本図書館協会が採択したもの。全国の図書館にポスターで掲げられているものだ。このたび、十日町市民、ロケ応援団、十日町情報館関係者らによる手厚い撮影協力へのお礼として劇中で使用したこのパネルを贈呈することとなり、佐藤信介監督、主演の岡田さん、榮倉さんが目録を関係者に手渡した。佐藤監督は「ここにある文言は、日本各地の図書館にポスターとして貼ってある文言です。それを有川浩先生が見て、この『図書館戦争』という小説が生まれたという逸話のある重要なものです。劇中では、この文言をポスターではなく金属プレートのパネルにするということで、検閲から本や図書館の自由を守るという強い思いを表しました。ぜひ受け取っていただきたいと思います」と語った。「この場所が大好きで、すばらしい図書館だなと思っています」と話す岡田さんは「映画やドラマの大事なシーンをいつもここで撮影しました。この宣言のプレートの前で郁(榮倉さん)の頭をなでるというデレッとしたシーンを撮るんです(笑)。前作のラストシーンもここですし、僕にとっても思い出深い場所です」とコメント。さらに榮倉さんも「この図書館ではキーポイントとなるシーンを毎回撮らせてもらっていますし、ここから見渡せる館内の景色もやっぱりすばらしいと思います。知っている人はもちろん、初めて『図書館戦争』を見る人にもこの作品の世界観を伝えるためには大切な場所だと思います」と取材地への熱い思いを語った。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は10月10日(土)より全国にて公開。「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」は2015年秋、TBSにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川浩原作「図書館戦争」シリーズ(角川文庫刊)。主人公・堂上篤を演じた岡田准一を始め、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、栗山千明など豪華キャストが出演した映画『図書館戦争』の大ヒットを受け、“図書館戦争プロジェクト”が始動。すでに発表された同作の続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』の公開に加え、この秋、TBSテレビドラマスペシャル「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」の放送が決定した。図書隊に打撃を与えるため、本を読むことを通じて育ちつつある小さな恋を利用しようとする者たち。図書隊の面々は彼らに立ち向かうことで、誰もが“自由に本を読むことのできる喜び”を得る権利があり、それを守る意義に改めて気づいていく…。堂上役の岡田さんは、本年度日本アカデミー賞三冠受賞。大きな話題を呼んだ2014年NHKドラマ「軍師官兵衛」以来のテレビドラマ出演となり、4年ぶりの民法ドラマ出演を果たす。岡田さんをはじめ、榮倉さん、田中さん、福士さん、栗山さん、石坂浩二らキャスト、スタッフは映画と同じメンバーが集結。それに加え、福士さん演じる手塚光の兄で、榮倉さん演じる郁に近寄る謎の男性・手塚慧役に松坂桃李、栗山さん演じる柴崎麻子が心惹かれる学芸員・朝比奈修二役に中村蒼、田中さん演じる小牧の幼馴染で聴覚障害のある女子高生・中澤毬江役に土屋太鳳という豪華キャスト陣の出演が明らかとなった。また、今回のドラマ放送決定にあたり、主演の岡田さんを含めたキャスト陣からコメントが到着!■岡田准一図書館戦争の続編は映画だけではなく、ドラマもあります。原作ファンの方のみならず、初めて観ていただく方にも楽しめるようになっていると思います。新キャストの方々も加わった、図書館戦争の世界をぜひ楽しんでください。■松坂桃李今回、シリーズ二作目からの参加になるのですが、主演の岡田准一さんをはじめキャストの皆さん、佐藤組のスタッフの皆さんの多くが、以前一緒にお仕事をした方たちばかりだったので、変な緊張もなくスッと入ることができました。新しい登場人物の手塚慧として、本作のいいスパイスとして存在できたらと思っております。■中村蒼大きな作品のプロジェクトに参加できてとても嬉しく思っております。完成されたところに入るのはとても緊張しますが、現場の雰囲気が素敵で、居心地が良かったです。映画にも繋がる大切なドラマなので多くの方に観てもらいたいと思います。■土屋太鳳「本があるからこそ出会える未来があるんだ…!」と感動した「図書館戦争」。その世界に生きることができて、とても幸せです。実は高校生の頃、図書館で出会い何度も読んだ本が、原作に登場する、毬江ちゃんと同じ本でした。聴覚を失う厳しい演技は本当に難しいですが、私の家族が毬江ちゃんと同じ突発性難聴で右の聴力を失っているので、一緒に歩んだ家族としても、誠実に心をこめて演じました。見守って頂けたら嬉しいです。原作者である有川氏は「『図書館戦争プロジェクト』の全貌を、『図書館戦争』を愛してくださってる皆さんにお伝えできる日を、誰よりも心待ちにしていたのは私だと思います」とコメント。さらに「松坂さん、土屋さん、中村さんをはじめとする新キャストの方々が、映像化をさらに魅力的なものにして下さると確信しています」と、新たに加わったキャスト陣への期待感を口にした。「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」は2015年秋、TBSにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月29日皆さんは1カ月にどのくらい本を読んでいますか?読書をしている暇がないほど忙しい人も多いのではないでしょうか。なかには「本を読んでいる時間があるなら、その分寝たい」と思う人もいるかもしれません。とはいえ、本は知識の宝庫。ビジネスマンも学生も読書の習慣は身につけておきたいものです。そこで今回は眠気をコントロールし、記憶力アップも期待できる読書法をご紹介します。キャリアウーマンの1カ月の読書量は!?キャリアを持つ女性に行ったアンケートによると、1カ月の読書に費やされる時間は平均20時間、数にして4.2冊だったそうです。このような女性は一般的な人と比べて、読書量が約4倍だと言われています。月に1冊程度しか読まないという人が多い中、週に1冊のペースで読む女性のこの数値は、まさに圧倒的であるということがわかるはずです。実は彼女たちが読書にあてる時間に、効率的な読書法のヒントが隠されていました。調査によると『通勤・通学等の移動時間』が最も多く、次いで『休日の時間』、『平日の就業時間後(睡眠前)』と続いていたのだそうです。ここでは特に『通勤・通学等の移動時間』と『平日の就業時間後(睡眠前)』に焦点をあててお伝えします。通勤・通学の読書におすすめの本は?『通勤・通学等の移動時間』は読書に適した時間と言われます。特に朝は脳が活動的になる時間帯なので、ビジネス関連や語学などスキルアップにつながりそうな書籍が良いでしょう。毎日コツコツ読み続ければ無理なく知識が蓄積され、達成感も得られます。一方、帰りの電車では、学校や仕事での疲労感をリフレッシュできるような内容の本がおすすめです。例えば勉強や業務とは関係のない、フィクションや趣味の本が最適。レシピ本であれば、夕食の献立を考える時間が削減できるかもしれません。帰り道で日中のストレスを解消できれば、家に着いてから仕事などをひきずることなく、リラックスした時間が過ごせるでしょう。寝る前に読む本はワクワクしない内容が最適!?眠る前に読書をするのが日課という人もいるでしょう。それが入眠儀式として定着している人にとっては良いですが、これから睡眠前の読書習慣を身につけたい人は本の選び方に工夫が必要です。睡眠は、インプットされた情報を整理・記憶する役割があります。と考えると、寝る前に知識向上のための本を選ぶかもしれません。しかし、そうすると脳が興奮状態になり、寝つきが悪くなる可能性があります。推理小説やストーリー展開が早い小説も避けた方が良いでしょう。眠る前に読む本は、脳に刺激を与えないものを選ぶのがポイントです。一度読んだ本を読み返してみるのも◎。ビジネス本であれば、目次だけサッと目を通す程度に抑えること。続きは朝の通勤時に読めば目覚め効果もばっちり、本の内容もスムーズにインプットできるでしょう。ぜひ試してみてください。Photo by Sophia Louise
2015年05月25日セブン銀行は、地域や社会に貢献するため、さまざまなCSR活動を展開している。その一環として、読み聞かせを通じて親子のコミュニケーションを促進する絵本「森の戦士 ボノロン」の制作や、配布に協賛している。「森の戦士 ボノロン」は、偶数月に毎回約100万部制作され、全国のセブン-イレブンやデニーズ、ファミール、ヨークベニマル、セブン銀行の有人店舗などで無料配布されている。物語は、愛、友情、思いやり、生と死など子供たちに伝えたいたくさんの大切なことがテーマになっている。お母さんやお父さんが子供たちに読み聞かせて、その反応を確かめたり、物語から生まれた疑問を親子で話し合ったりすることで、かけがえのない時間を共有できる内容だという。また、セブン銀行の口座を開設する時に希望すると、ボノロンがデザインされたキャッシュカードを選ぶことができる。このキャッシュカードを1枚発行するごとにセブン銀行が100円を拠出し、「森の戦士 ボノロン」のハードカバー絵本を全国の児童館に寄贈している。平成26年度には30,822枚のボノロンキャッシュカードが発行された。今年4月21日に絵本の贈呈式が東京都世田谷区にある喜多見児童館で行われ、全国2,881箇所にある児童館へ絵本が寄贈された。贈呈式終了後には、お楽しみ会として、集まった子どもたちに「森の戦士 ボノロン」の大型絵本の読み聞かせも行われた。お楽しみ会には、ボノロンが登場。はしゃいでいた子どもたちも読み聞かせがはじまると静かに聞き入っていた。参加したセブン銀行の社員も「子ども達に喜んでもらえて、本当に嬉しい。また是非参加したいと思います」とコメントした。○「子どもの読書活動推進フォーラム」に出展今年も文部科学省主催の「子どもの読書活動推進フォーラム」が、国立オリンピックセンターで開催された。このフォーラムは、子どもの読書活動を推進することを目的に毎年「子ども読書の日」(4月23日)に開催されている。読書活動優秀実践校の表彰、特別講演(2015年は作家の浅田次郎さん)、子ども読書活動に関する企業や学校の取り組み紹介などが行われている。セブン銀行は、読み聞かせ絵本「森の戦士 ボノロン」の無料配布や、大型絵本を利用した読み聞かせ会の開催などの取り組みをパネルで紹介。大型絵本の読み聞かせ会については、学校・図書館関係者や、読み聞かせボランティア団体の方々の多くが興味を示していた。この日は、ボノロンのバックナンバーを600冊ほど用意して来場者に配布したが、予想以上に好評で足りなくなってしまったという。セブン銀行は、他にも富士山麓の森の清掃活動や、災害時にも利用ができる移動式ATMの開発など、様々な社会貢献を実施している。また、いつでも、どこでも、だれでも、安心して使えるATMサービスを提供し続けるという事業そのものが、社会に果たすべき最も重要な責任だと考えているという。こうした意識は、社員一人ひとりに十分浸透しているようだ。
2015年05月22日絵本の読み聞かせ、していますか? 「これなら間違いない!」と選んだ絵本が、子どものツボにはまるかどうかは、案外わからないものですよね。そこで、実際に「読み聞かせが大好き!」ではないわが子でも、思わず笑顔になってしまった絵本を3冊ご紹介しましょう!■ちょっと天然なティラノサウルスに萌える『おまえうまそうだな』 『おまえうまそうだな』 150万部売れ、映画化もされたという宮西達也さんの作品。食べようと思った赤ん坊の恐竜に「お父さん」と勘違いされ、「うまそう」と名付けてしまったティラノサウルスが主人公のお話です。「うまそう」に、わが子のような愛情を感じ始めてしまい、自分にとまどうティラノサウルス。そんなシーンでは、読み聞かせしている大人のほうが共感でき、予想以上にジーンと心に響くものがあります。子どもの落書きのような「ほっこり」イラストですが、奥が深い良作です。■大人の発想力アップにも?『りんごかもしれない』 『りんごかもしれない』 ヨシタケシンスケさんのユニークな発想がきらめく絵本です。もうすぐ6歳になる息子が、見たことがないくらい大爆笑した、ユーモアとインパクトの強い絵本でもあります。りんごひとつから広がる世界は、子どもの好奇心を刺激します。「どんな想像をしてもいいんだ」と、子どもに安心感を与えるとともに「そんな発想もあったのか!」と、ものの見方は無限にあるのだ、という気づきを大人にも与えてくれる絵本となっています。■そこかしこで繰り広げられるドラマに釘づけ!『新ウォーリーのふしぎなたび』 『新ウォーリーのふしぎなたび』 言わずと知れた、世界的に有名な名作絵本シリーズのひとつです。「どちらが先に見つけられるか」という遊び方は定番ですが、通常の絵本よりサイズが大きいだけに、パパも交えて家族みんなで楽しめ、大人数での遊び道具としても活躍してくれます。「凶暴な赤いドワーフの国」「深海のダイバー」「地底の狩人の国」など、想像するだけでワクワクしてしまう、コミカルで不思議な世界はウォーリーならでは!主役のウォーリーだけでなく、サブキャラやアイテムの紹介もあるので「次はこれを探そう!」と難易度高めに設定しなおすことも可能な、プレゼントにも最適な絵本となっています!子どもだけでなく、「これはすごい!」と大人をうならせる作品も、実はたくさん存在する絵本。ロングセラーが「名作」と呼ばれる絵本業界でも、新進気鋭の若手作家は毎年のように誕生しています。そんな中から、今自分が選ぶ名作を探してみるのも楽しそうですね!
2015年05月13日今回ご紹介する1冊は、『 The Family Book 』/Todd Parr(著)です。カラフルな色使いとシンプルなタッチの親しみの感じられるこのイラストを、皆さんもどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。絵本作家でもあり、イラストレーターでもあるTodd Parr(トッド・パール)さんのつくるユーモラスな絵本は、アメリカではもちろん、日本で翻訳もされていて大人気です。多数あるシリーズの中で私がおすすめするのがこの1冊。邦題は『いろんなかぞく』です。 ■さまざまな家族のあり方を学べる絵本ちょっとシリアスな話になりますが、日本でも今や夫婦の3組に1組は離婚しているといわれており、ひとり親家庭や再婚家庭、未婚の母など、家族の形態は非常に多様化しています。そんな、多様化する家族のあり方に対する偏見を失くし、「家族にとって何が大切なことなのか」を考えさせてくれる絵本が、この『The Family Book』なのです。ぜひ親子で読んでいただきたい絵本です。ページをめくると、さまざまな家族が出てきます。最初は見開きの左ページに「Some families are big.」(大人数の家族もあれば)、右ページに「Some families are small.」(人数の少ない家族もいる)といった、対比した家族構成を紹介するところから始まります。それぞれがわかりやすくイラストで描かれているので、小さな子どもでも想像ができます。読み進めていくと、ひとつ屋根の下に住んでいる家族だけでなく、離れて暮らす家族や、大切な家族を亡くしてしまった家族などが出てきます。さらに、母子家庭や養子の家庭、お父さんとお母さんが2人ずついる家庭なども登場します。現代では、子どもたちは実際に生活するコミュニティで、さまざまな構成の家族に出会います。家族のかたちは、1つではないのです。この絵本を通じて、そのことを子どもに、ごく自然に教えられるのではないでしょうか。家族のかたちが異なっても、大切なのはそれぞれの家族が助け合って暮らしていくことなのだということ。そのメッセージを、この絵本を読み聞かせることで、子どもたちに伝えられるのが、一番の願いです。変に構えることなく、自然体で読んであげたい1冊です。■読み聞かせのワンポイントアドバイス:絵本の中の表現から『The Family Book』には、さまざまな対比の言葉が載っています。それらを比べて、反対表現を楽しんでみましょう。・same(同じ)⇔ different(違う)・quiet(静かな)⇔ noisy(騒がしい)・live near each other(近くに住んでいる)⇔ live far from each other(遠くに住んでいる)・big(大きい) ⇔ small(小さい)・clean(きれいな)⇔ messy(きたない)そのほか、家族に関する表現もたくさん載っています。この機会に覚えてみてください。・some families have two moms or two dads(お母さん、またはお父さんが2人いる家族)・some families adopt children(養子を迎えた家族)さまざまな家族がいるけれど、私の家族がいちばん! と思えるような子に育てたい。私にとっては、あらためてそう思わせてくれる、特別な1冊です。
2015年05月08日フルラ(FURLA)は4月25日、絵本イラストレーターとして活躍する殿内真帆とのコラボコレクションを発売した。このコレクションのために殿内は、4種のアイコンバッグをモチーフとしたイラストを制作。音楽フリークの“PIPER”、ファスナーから目を覗かせるシャイな“ALICE”などのプリントによって、ポップでアーティスティックなアイテムが完成した。ラインアップは、爽やかなペールカラーのナイロンバッグ「ジョリー(JOLIE)」(3万7,000円から)をはじめ、マチの薄さでバッグinバッグに適したビッグポーチ「ロイヤル(ROYAL)」(2万円)、キーリング(8,000円)など。普段はブランドの取り扱いのないヘッドフォンも、カップにフェイスマークを取り入れたモデルが特別に用意される。さらに、iPhoneケース「ハイ テック(HIGH TECH)」では3色、3つの異なる表情で、コレクションの世界観がユーモラスに表現されている。また、コレクションの発売を記念したポップアップショップもオープン。4月29日~5月5日までが伊勢丹新宿店本館1階のハンドバッグ/プロモーションで、5月13日~19日までが大阪高島屋2階のイベントスペースでそれぞれ開催される予定。期間中は会場、もしくは一部店舗、公式サイトでコレクションを含む4万円以上のアイテムを購入すると、イラストをプリントしたオリジナルノートが先着順にプレゼントされる。なお、公式サイトでは現在ショートムービーを公開中。可愛らしいアニメーションを通して、殿内が生み出したキャラクターたちの個性を垣間見ることが出来る。
2015年04月30日シリーズ累計570万部を突破した有川浩の大人気小説を原作に、主演に岡田准一&榮倉奈々を迎えて2013年に実写化された『図書館戦争』。その続編となる『図書館戦争 THE LAST MISSION』の、ファン待望の本編映像が“図書館記念日”である本日、解禁となった。熾烈を極めた小田原の攻防戦から1年半、メディア規制の圧力は強まるばかり。不当な検閲に対抗できる唯一の組織・図書隊に所属する笠原郁(榮倉奈々)は、防衛部の精鋭集団・図書特殊部隊の中で、上官の堂上篤(岡田准一)からの厳しい訓練指導にも耐え、堂上班の一角を担う存在となっていた。そんな中、堂上、笠原が所属する関東図書基地に警備の依頼が入る。それは、図書隊に唯一残されたある一冊の本を守ること。やがて図書隊の存続を揺るがす事件へと発展する…。いま「図書館戦争」史上、最大の戦い【LAST MISSION】が始まる!前作は、興行収入17.2億円、初日に実施したアンケートでは驚異の満足度98.2%という記録を叩き出した大ヒット作。原作の魅力でもある“ラブ要素”と“アクション要素”が絶妙なバランスで描き出され、公開後から早くも続編を熱望する声が上がっていた。そんなファン待望の続編となる本作では、「実写化する際の希望キャスト」アンケートで1位に選ばれたベストキャスティングの岡田さんと榮倉さんはもちろん、田中圭、福士蒼汰、栗山千明、石坂浩二ら今をときめく豪華キャスト&スタッフが再結集!今回、公式サイトにて解禁となった本編映像でも、お馴染みのキャストたちの熱演ぶりが映し出され、前作に引き続き展開が気になる笠原と堂上教官の胸キュンシーンや、本格的なアクションシーンが満載。前作よりハードでキュンとして、さらにドラマチックな恋のツンデレ・エンターテインメントになること間違いなしの本作を、いち早く本編映像で楽しんでみて。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は2015年10月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:図書館戦争 2013年4月27日より全国東宝系にて公開(C) “Library Wars” Movie Project
2015年04月30日まもなく大型連休ゴールデンウィーク。渋谷と調布のパルコ(PARCO)では4月29日から、新感覚の読書体験「ミライのジブンハッケン本棚」を展開する。今回の企画は、文学に古典、エッセイーー100冊にもおよぶ様々なジャンルの本の中からたった3冊本を選ぶだけで、自分の未来が診断され、オススメの本が発見できるという巨大な本棚が登場する。そのほかにも調布パルコでは、本の世界を五感で楽しめる「五感読書チェア」が登場。開いたページに連動して、光ったり、音が鳴ったり、香りが立ち上ったりと今までにない読書体験が楽しめる特別なチェアとなっている。まさに“体験”という言葉がぴったりの今回の企画。アナログな本棚や読書に少しテクノロジーを加えるだけで、これまで体験したことがない、新しい読書体験に出会えるこの機会にパルコに立ち寄ってみては?<本からわかる ミライのジブンハッケン本棚/開催概要>■日程:4月29日(水・祝)~5月6日(水・休)■会場:渋谷パルコ PART1-B1F パルコブックセンター:調布パルコ 1Fセンタースペース特設会場<五感読書チェア/開催概要>■日程:4月29日(水・祝)~5月6日(水・休)■会場:調布パルコ 5Fリプロ前特設会場
2015年04月28日丸い目にばってんの鼻と口を持つ、かわいらしいうさぎの女の子 “ミッフィー” 。絵本 “うさこちゃん” シリーズを小さい頃に読んだという方も多いのではないでしょうか?ミッフィーは、オランダの絵本作家ディック・ブルーナさんが、1955年に海辺でふと描いたうさぎがきっかけとなり誕生。ミッフィーシリーズ最初の絵本が、『ちいさなうさこちゃん』として日本で翻訳されてから50年が経ちました。これまでに刊行されたブルーナさんの絵本は120タイトル以上(うちミッフィーは30タイトル以上)、50カ国以上で翻訳され、世界中で愛され続けています。 ミッフィーの絵本は、赤、黄、青、緑、茶、グレーの6色に、輪郭線に使われる黒という決まった色でデザインされているのが特徴。作者の名前にちなんで、「ブルーナ・カラー」と呼ばれています。シンプルな線と色使いにこだわるブルーナさんは、絵本作家になる前は父親の経営する出版社で、専属のグラフィックデザイナーとして活躍。手がけたペーパーバックの装丁は2000冊以上、そのデザイン性の高さからコレクターがいるほど人気です。ミッフィーが子どもだけでなく大人にも人気が高いのは、デザインとしても秀悦なところにあるのかもしれません。この2015年は、ブルーナさんが描くミッフィーが誕生して60年という記念の年。ブルーナさんが暮らすオランダの街ユトレヒトにある美術館、セントラール・ミュージアムはミッフィーの誕生日を祝うデコレーションが施され、ブルーナさんのスタジオが移築され、一般公開されるなど、大きな展示を開催予定です。日本でも2015年4月15日から「ミッフィー展」を開催。世界初公開の “ファースト・ミッフィー” と呼ばれる『ちいさなうさこちゃん』(第1版)の絵本原画をはじめ、貴重な原画やスケッチが約300点並びます。そのほか、オランダと日本を舞台にした60周年記念イベント、「ミッフィー・アートパレード」の日本人クリエイターの作品15点も展示。アラフォー世代でもつい買いたくなる、展示会オリジナルグッズも400アイテム以上と盛りだくさんです。ぜひこの記念すべき年に、改めてミッフィーの魅力に触れてみてはいかがでしょうか?「誕生60周年記念 ミッフィー展」 会期:2015年4月15日(水)~5月10日(日) 会場:松屋銀座 8階 イベントスクエア 時間:10:00~20:00 ※最終日は17:00閉場・入場は閉場の30分前まで 入場料:一般1,000円、高大学生700円、中学生500円、小学生300円Illustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2015 www.miffy.com
2015年04月14日今回ご紹介する1冊は、 『This Little Piggy』 /Jill Ackerman(著)・ Michelle Berg (イラスト)。マザーグースの詩がもとになった絵本です。 絵本そのものが足の形をしている、おもしろいデザインになっています。しかも、ページごとに親指から順番に指を動かせるようになっていて、読み聞かせをしながら、文面通りの動きを再現することができます。指を動かすと飛び出してくるブタさん(=Little Pig)も、とってもかわいらしく、どのお子さんも自分で絵本の指を動かしたくなるはず。読み聞かせだけでなく、お子さん自身が手に取って楽しめる絵本です。各指を動かしながら、5本の指を英語で言ってみる遊びもできます。詩も短く、リズムが良いので、子どもたちもすぐ覚えてしまうでしょう。詩を歌いながら指遊びをすると楽しいですよ。■読み聞かせのワンポイントアドバイス:手遊び歌を楽しもうこの絵本は手遊び歌としても有名です。「This Little Pig Went to Market」という曲名で検索すると、すぐに見つけられます。曲にのせて、お子さんの手や足の指をつまみながら楽しく手遊びできます。冬の寒い時期には、この手遊び歌を歌いながら、手足のマッサージをすることもあります。やり方は簡単。以下の通りです。♪This little pig went to market で、親指をつまむ♪This little pig stayed at home で、人さし指をつまむ♪This little pig had roast beef で、中指をつまむ♪This little pig had none で、薬指をつまむ♪And this little pig cried, で、小指をつまむ♪Wee, wee, wee, wee, wee! で、くすぐる(脇でも足の裏でもよい)♪All the way home で、おしまい子どもはママにくすぐられるのが大好き。何度も手遊びで歌っているうちに、くすぐりの前のところで、子どもさんが先に笑い出すようになりますよ。親子のスキンシップに使える歌です。なお、ブタさんが「Wee, wee, wee, wee, wee!」と鳴く箇所は、読み聞かせの声色も変化させると、さらにおもしろさが増し、さまざまな感情を表現できるポイントになりますよ。
2015年04月12日最後に図書館を訪れたのはいつだったか覚えているだろうか。一般的な図書館のイメージはとにかく静かでマジメな、どちらかというと地味な雰囲気。活字離れや電子化でもあって、行く必要性も感じないという人もいるだろう。しかし、どうやら最近の図書館は様変わりしているようだ。そんな、時間を作ってでも行ってみたい東京都の図書館を紹介しよう。○ゆったりくつろげる図書館読書や研究は、何も机にガッチリかじりついてするものとは限らない。ゆったりした空間と、ずっといたいと思わせるような温かみのある雰囲気があれば、本はもっと身近になるはず。北区にある「北区立中央図書館」は、赤レンガ倉庫を図書館の一部とした、レトロモダンの重厚感と美術館のような近代的建築を併合させた図書館だ。東京23区とは思えない広々とした空間で、内部にはカフェも併設している。これからの暖かい季節には風を感じるテラス席での読書を楽しんでみてもいいだろう。さらに穏やかな雰囲気に浸りたいなら武蔵野市の「武蔵野プレイス」がオススメ。三鷹の森ジブリ美術館のある三鷹駅の隣、武蔵境駅から徒歩1分という立地で、広い庭園には木々が茂っている、まさに癒やしの図書館だ。地下3階、地上4階の巨大な建物ながら白く丸みを帯びたフォルムで、建築としても一見の価値がある。壁と天井の境目がない内装は、まるで雲の中にいるようなふんわりした雰囲気。ダンスや演劇、バンドの練習ができるスタジオに、小さいながらボルダリングのウォールもある。○コアな「食」専門の図書館もダイエットや健康、料理など、食に関心のある人にオススメなのが、港区にある「食の文化ライブラリー」。調味料でおなじみの味の素が開設した図書館で、食に関係する書籍が約4万冊所蔵されている。中には江戸時代の料理書までもがあるという。また、専門家を招いた食関連の公開講座も定期的に行われている。食があるなら酒もある。同じく港区にある日本の酒情報館「SAKE PLAZA」だ。約6,000冊の蔵書があり、別フロアでは蔵元自慢の日本酒、焼酎、泡盛の販売も行っている。有料で5銘柄の利き酒も楽しめるという、お酒好きにはいくつもの楽しみがある図書館だ。蔵書の閲覧は事前問い合わせが必要なので注意しよう。食の文化ライブラリーで江戸時代の料理法を調べ、SAKE PLAZAで日本のお酒を手にしたら、夜は日本づくしのディナーを楽しめるかもしれない。○完全会員制「超高級図書館」ワンランク上の図書ライフを楽しみたい人には、完全会員制の「アカデミーヒルズ」を訪れてみてはいかがだろう。組織に縛られない生き方をするビジネスパーソンの"知の拠点"として開設されたスタイリッシュな図書館だ。理事長は経済学者として知られる竹中平蔵氏。六本木、アークヒルズ、平河町の3カ所があり、館内にはワークスペースやカフェ、ラウンジも設けられている。中にはミーティングルームがあるものもあり、シェアオフィス的にも利用できるという。蔵書は数千冊と一般的な図書館と比べると多くはないが、その分、ビジネスや古典などそれぞれに特徴ある本が置いてある。最新情報を入手し、ネットワークを築いていくという図書館の枠を超えた目的があるようだ。初回手数料5,000円と月会費9,000~3万円(税別)が必要であることから、利用にはそれなりの覚悟が必要かもしれない。時代の流れとともに人々の感覚が変化していくにあたって、図書館もどんどんユニークになってきているよう。くつろぐため、またはビジネスのためなど、利用の仕方も多様だ。これからはスケジュール帳の予定に「図書館」を加えてみてはいかがだろうか。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年04月10日今回ご紹介する1冊は、 『David Goes to School』 /David Shannon(著)。以前、 絵本紹介6 で紹介した『No, David!』のシリーズで、手書き調のやさしい色づかいのイラストと手書きの文面が調和している、すばらしい絵本です。 『David Goes to School』は、『No, David!』では幼児だったDavidが、小学生のお兄さんになった頃のお話です。赤ちゃんの時からいたずらっ子のDavidですが、それは小学生になっても変わらず、期待通りのやんちゃぶりを示してくれます。これまでの『Oh, David!』や『No, David!』では、お母さんがやきもきしながら叱る役担当でしたが、今回はお母さんではなく、担任の先生がやきもきしています。特に「David’s teacher always said…」から始まる「NO, NO, NO」(ダメダメダメ)というフレーズの連続には、男の子を持つお母さんは、十分に共感できるのではないでしょうか。時間を守らない、おふざけが過ぎる、いつでもどこでも自由気まま…そんな子どもに向けて常日頃言っているフレーズが英語でちりばめられているので、子ども向けの絵本といえども、とても実践的な内容になっています。どうせなら、普段日本語で叱っていることを、この絵本の叱りフレーズを使って、英語で言ってみるのはいかがでしょう? そうすることで、叱り+語学(?)の効果が期待できるかもしれません。ちなみに、この絵本で私がいちばん好きなのは最後のシーン。1人居残りになってしまったDavidが完璧な掃除を見せてくれ、それを先生に褒められた時に最高の表情をする場面です。1冊の中でたくさんの感情を得ることのできるこの絵本は、本当におすすめです。■読み聞かせのワンポイントアドバイス:叱りフレーズこそ英語で言おう!? 子どもを叱る時、大切な部分はもちろん日本語で、子どもにもわかるように言う必要がありますが、ちょっとした注意、繰り返される注意には英語のフレーズを取り入れてみませんか?子どもを叱る時にあえて英語を取り入れることには、「聞き慣れたママの声が、いつもと違う言語を話している!」という刺激を子どもに与え、話を聞くための準備を整えさせられるというメリットもあります。たとえば、こんなフレーズを使ってみてはいかがでしょう。・子どもがほかのことに気を取られている時に、注意を向けるためのフレーズ「Pay attention!」(ちゃんと聞いて!)・順番を守れない子どもに対して注意するフレーズ「Wait your turn!」(順番を守って!)今日紹介した『David Goes to School』にも、すぐ使えるフレーズがたくさん載っているので、ぜひ見てみてください。
2015年04月07日読書好きな男性と言われると、どんな人が思い浮かびますか?多くの人は、大人しくて真面目でインテリな、いわゆる草食男子をイメージするのではないでしょうか。ハイブリッド書店サービス「HONTO」が運営するトゥ・ディファクトは、月に1冊以上本を読む男性200人と、本を読む頻度が月に1冊以下の男性200人にそれぞれの“恋愛傾向”について調査を行いました。最も読まれているジャンルは「小説・文芸」で66.5%。次いで「経済・ビジネス」が29.5%、「趣味」が18.0%という結果に。現実的な仕事の本というよりも、趣味の小説といった虚構の世界を愛する「読書男子」たち。そんな彼らは恋愛や結婚相手に向いていることが明らかになりました。その理由とは一体何でしょうか。早速チェックしてみましょう。■思いやりがある!同調査で「本を読む男性」はそうでない男性と比べて、「ロマンチックなほうだ」(+14%)「デートの支払いではおごる方だ」(+5.5%)「レディファーストを心がけている」(+11%)と、回答した人の割合が多いことが分かりました。小説は言葉の芸術。いたるところにロマンチックな表現が散りばめられています。本を読む事で、それが身体の中に蓄積され、染み込むもの。その人を形作る要素の一つになるのです。また、細やかな心情や情景を思い浮かべる必要があるので、想像力も豊かになっていきます。更に小説の中の男性は、女の子を素敵にエスコートすることもしばしば。それに影響を受けた「読書男子」は、蓄積されたロマンチシズムと豊かな想像力も相まって、「女の子がしてほしいシチュエーション」をスマートに実現してくれるのです。実際に、「お店の協力により誕生日にレストランで曲を演奏してもらった」、「バラの花束を500本プレゼントした」、中には村上春樹の『ノルウェーの森』からセリフを引用し、「“世界中の虎が溶けてバターになるぐらい、君が好¥すき”と伝えた」という人まで…。むず痒い気がしなくもないですが、それでもやっぱり夢見がちな乙女としては経験してみたいものですね。■将来性アリ!本を読むということは、それだけ何かを「学ぶ」ということに重きを置いているということ・向上心が強く、好奇心が旺盛だといえます。更に記憶力に長け、語彙が豊富なのが読書男子の特徴です。これらの要素はすべて仕事をする際に重要なスキル。ナポレオンやビル・ゲイツをはじめ、世界の偉人・成功者は例外なく読書家と言われています。読書家でない人に比べ、読書家が出世する確率は高いかもしれませんね。■ポジティブ!「自分が幸せだと思う」と回答した読書男子は、そうでない人に比べて10%も高いという結果に。人生をよりポジティブにとらえているということが分かりました。そんな人と一緒にいたら明るい気持ちになれて、きっと楽しいことでしょう。恋人や結婚相手にするには、やっぱり尊敬できるところがあってほしいですよね。読書男子はその要素がふんだんに盛り込まれていることが分かりました。しかし、それゆえに相手を見極める力も高く、中身が薄っぺらい人には見向きもしないのが読書男子。彼らを狙うなら、我々も釣り合うくらいの読書量が必要になってくるかも!?そうすることで知識も増え、人間として深味も増し、更には「読書男子」をゲットできたら一石二鳥どころの騒ぎではありませんね。【参考】honto
2015年03月07日「V6」岡田准一と榮倉奈々を迎えて、有川浩による人気シリーズ小説を実写化した映画『図書館戦争』。その続編となる『図書館戦争-THE LAST MISSION-』の製作が決定し、昨年12月からクランクイン、日本各地でのロケを敢行してきた本作だが、遂に3月2日(月)にオールアップ。この度、主演の岡田さんと榮倉さんからコメントが到着した。図書防衛の戦闘“小田原・情報歴史図書館攻防戦”から1年半後。昭和から正化の世となって33年。あらゆるメディアを取り締まる法律「メディア良化法」が施行されて以来、武力も厭わぬ検閲によって公序良俗を乱す表現を取り締まろうとする“メディア良化委員会”と、読書・表現の自由を守るために検閲に対抗する図書館の自衛組織“図書隊”の抗争は、より激しいものとなっていた。不当な検閲から図書を守るため、日夜厳しい訓練と、戦いの中に身を置く、関東図書隊のタスクフォースに所属する堂上篤(岡田准一)と笠原郁(榮倉奈々)の2人の知らぬ間に、図書隊にとって過去最大の戦闘が開始されようとしていた…。前作の監督も務めた佐藤信介がメガホンをとる本作。主人公の堂上篤役には、『永遠の0』で日本アカデミー賞2冠という快挙を成し遂げた岡田准一。ヒロインであり、タスク・フォース唯一の女子隊員・笠原郁役には、『娚の一生』で話題を呼んだ榮倉奈々。スタッフ・キャスト一丸となって約3か月間の撮影を駆け抜けた。過酷な日程の中、撮影を終え「寂しい」と語る岡田さん。「大変なシーンの連続でしたけど、“これが『図書館戦争』”ということをみんなで合言葉にして、笑顔で乗り切ることができました。朝の5時に市街地を走るアクションシーンでアップしましたが、いかにも『図書館戦争』だなと思いました(笑)」とコメント。役柄についても前作と変化があったようで「前作とは堂上のキャラクターのスタンスを変えて、より等身大の人間として演じました。上官として、役柄とリアリティを追求するために、榮倉さん、田中くん、福士くんら、タスクフォースのメンバーと密にコミュニケーションを取りながら、コンビネーションが重視される芝居を、みんなで自然に出来るよう頑張りました」と語った。榮倉さんは、「実に『図書館戦争』らしいハードな現場の日々でしたが、前作の終了時から身体作りを始めて、いつ続編があっても良いように準備していたので乗り切ることができました。トレーニングの効果が映像に出ているといいなと思っています」と続編に力を入れていたことを明かす。さらにアクションシーンについても「続編では岡田さんとのアクションシーンが多くありましたが、岡田さんにアドバイスをもらいながら撮影に臨むことができました。(岡田さんは格闘技の)師範の資格を持っている方に間近で相談できて、しかも分かり易く指導を頂けたので、とても恰好いいシーンになっていると思います」と自信をみせる。本作では、小牧幹久役に田中圭、笠原と同期の手塚光役に福士蒼汰、笠原と同部屋でよき理解者・柴崎麻子役に栗山千明ら前作からの最強チームが集結し、図書館内での戦闘シーンなどにも挑み、1作目で作り上げた作品世界に、さらなるリアリティを加えているという。『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』は2015年10月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月04日今回ご紹介する1冊は、『 Yes 』/Jez Alborough(著)です。『やだ!』という邦題で、日本語訳も出版されています。 主人公は子どものチンパンジーのBOBOちゃん。ちょうど、この英語絵本紹介シリーズが始まった時に 最初にご紹介した のが『Hug』という、同じBOBOちゃんが登場するシリーズの絵本でした。『Yes』の絵本に出てくる英単語は、ほとんどが「Yes」と「No」。お昼寝の時間になってもなかなか眠りたがらないBOBOちゃんの気持ちが、いろいろな「Yes」と「No」で表現されていきます。カラフルな色づかいと、やさしいタッチのイラスト、登場する動物達の表情から、1歳の赤ちゃんでもストーリーを理解できます。絵本に出てくる英会話はそのまま、日々の育児にも取り入れられます。たとえば、お風呂の時は「Bath time, Bobo」、寝る時は「Bed-time, Bobo」。「Bobo」の部分を子どもさんの名前に替えて言ってみてください。本当にシンプルな言い方なので、英語が苦手なママでも大丈夫。答えもシンプルに「Yes」と「No」を使って、子どもさんの気持ちを代弁してあげるとよいでしょう。絵本を読み聞かせながら、読み聞かせている大人のほうも、ほろっと心温まります。毎日の寝かしつけに疲れてしまった時、お子さんと一緒に読んでみたい1冊です。■読み聞かせのワンポイントアドバイス『Yes』のように動物が登場する絵本の場合、絵本のストーリーとは別に、「登場する動物たちを楽しむ」という読み方もあります。絵本を読み聞かせた後に、「What’s this?」「この動物はなあに?」と問いかけてみたり、動物の鳴き声を英語で言ってみたり、そうしていくことで、いつのまにかたくさんの種類の動物名と鳴き声を英語でも覚えられます。動物の鳴き声については、「Old MacDonald Had a Farm(ゆかいな牧場)」という有名なKid’s Songがありますので、それを一緒に歌ってみましょう。「♪イーアイ イーアイ オー」というフレーズが印象的なので、メロディをご存じの方も多いのでは? 犬、猫、アヒルなど、鳴き声に加え、動きもまねて歌えば、子どもたちは大興奮! 遊びながら英語が吸収されていきます。英語で動物の鳴き声をたくさん覚えたら、動物園に行ってみましょう。実際の動物を見ながら、あれは何だっけ?と英語でやり取りするのもおススメです。英語を勉強と捉えるようになる前に、絵本の読み聞かせや歌を通して、楽しく英語に触れ合う時間を作っていきたいですね。
2015年03月02日キャッチーなメロディーで日本でも大ヒットしたファレル・ウィリアムスのシングル「Happy」が絵本になるようだと伝えられている。「HollywoodLife.com」によると、ファレルは「Putnam Books」と4つの絵本の出版契約を結んだようだ。その筆頭となるのが言わずと知れた大ヒット曲の「Happy」で、現地で9月22日に発売予定だ。本には世界中の子どもたちが“ハッピー”であることを祝う写真が出てくるのだという。同曲のミュージック・ビデオでは幸せそうな様子で道を歩いたりダンスする人々がたくさん出演しているが、それと似たような作りになるのだろうか。ファレルは本の出版について「このコラボレーションのおかげで、子ども達との対話をフレッシュで新しいやり方で続けられます。我々はどちらも、子どもたちの好奇心をイマジネーションで満たすことに従事します」「『Happy』の世界的な成功にかしこまっていますが、特にこの曲の若いファンにそう感じています」とコメントした。出版社の代表は「これはアメリカの才能あるスターたちとの素晴らしいパートナーシップの始まりです」「ファレルは個性と自分自身であることについての大切なメッセージを発信しました。我々は彼がそれを若い世代と共有する手助けを出来ることを誇りに思っています」とコメントし、ほかのアーティストとのコラボの可能性も匂わせた。ヒット曲をもとにした子ども向け絵本という新しい試みだが、どのようなものが出来上がるのだろうか。絵本とはいえ大きなヒットとなる可能性も高い。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日今回ご紹介する一冊は、大好きな我が子に愛を込めて読んであげたい絵本、 『 Countig kisses 』/Karen Katz(著)です。 私がとりわけ好きな絵本で、英語絵本読み聞かせの会でも定期的に読んでいます。驚くことに、この絵本を読み始めると、どんな時でも赤ちゃんがしーんと静まり返るんです。そんな不思議な絵本です。赤ちゃんって、眠くなるとぐずりますよね。この絵本の始まりにも、とっても眠くなって、ぐずってしまった赤ちゃんがいます。そんな赤ちゃんを寝かしつける際に、10からカウントダウンしながら、家族みんながかわるがわるキスをしていく様子が描かれています。読み聞かせながら、絵本と同じように、赤ちゃんにキスしてあげましょう。赤ちゃんはママのことが大好きなので、本当に喜びます。絵本にはそうした様子が描かれているほか、読みながら形容詞や体の部位の表現など、さまざまなことを覚えられるので、英語の勉強としても役立ちます。特に、赤ちゃん独特の上あごのくぼみにキスをするところは、読むたびにほっこりしてしまいます。■英語で『Counting kisses』を読み聞かせるポイント読み方のコツとしては、寝ぐずりしている赤ちゃんのご機嫌をとる楽しいキスから、機嫌が直り、だんだんと眠りを誘導するようなやさしいキスへ変わっていくにつれ、読み方をゆっくりやさしくしていきましょう。最後はささやき声になるくらいでもよいでしょう。実際に読み聞かせの例を聞かせられないのが残念ですが、ママが気持ちを込めて読んであげれば大丈夫。おやすみ前の絵本として毎晩読み聞かせてもいいですね。この絵本は、リズムがとりやすく読みやすい絵本でもあります。メトロノームがリズムを刻むイメージで、英語独特の強弱を練習するのにもおススメです。心の中で手拍子をとるように読み聞かせてみてはいかがでしょうか。絵本を通じたスキンシップで、親子愛を深めてください。
2015年02月16日ラスシアが運営する「ランチ定期券」はこのほど、書評メディア『美女読書』とコラボレーションしたビジネスパーソン向け応援キャンペーンを開始した。「ランチ定期券」とは、渋谷~恵比寿エリアの85店舗以上の飲食店が加盟する、日本初の定期購入型クーポンサービス。加盟飲食店の700円~4,500円のランチが何回でも500円で食べることができる。今回、「ランチ定期券」がコラボレーションした「美女読書」は、若手ビジネスパーソンに、美女読者モデルが仕事に役立つビジネス書の要所を紹介する書評メディア。キャンペーンサイトでは、美女読書モデルがランチ定期券加盟飲食店の特別メニューを紹介しており、サイト記載の招待コードを使うと、1カ月無料でランチ定期券を使用することができる。キャンペーンは2月15日まで開催している。
2015年01月19日今回ご紹介する一冊は、子どもたちが怖がりながらも大好きな恐竜の絵本、 『How Do Dinosaurs Say Goodnight?』 /Jane Yolen(著)・Mark Teague(イラスト)です。この絵本は和訳でも『きょうりゅうたちのおやすみなさい』(小峰書店)というタイトルで出版されています。 ■英語で『How Do Dinosaurs Say Goodnight?』を読み聞かせるポイント眠る時間になったのに「眠りたくない」と暴れだす子どもたちは、まるで恐竜の赤ちゃんのよう。そんな子どもたちに「恐竜たちはどうやっておやすみする?」と問いかけるスタイルで物語が進んでいきます。ページいっぱいの大きさで登場する恐竜のイラストは、絵本の見どころのひとつ。つい「我が家に本当に恐竜がいたら…」と想像してしまいます。人間サイズの部屋に狭そうに暮らしながらも、その狭さの中で私たちと同じ生活をしようとする恐竜のかわいさがたまりません。この『How Do Dinosaurs Say Goodnight?』は、「寝る前はどうするんだっけ?」と子どもに教えるのにも役立つ絵本です。前半は恐竜が行う悪い例、後半は良い例というように展開もわかりやすく、読み聞かせながら子どもの共感も誘ってみましょう。子どもに「自分で考えて行動する力」を育てたい時にも活躍するはずです。絵本に登場する恐竜は、一般的な英和辞典には載っていないようなマニアックな種類も出てきます。恐竜の名前はイラストの中にさりげなく書かれているので、読み聞かせながら見つける楽しみもありますね。好奇心旺盛なお子さんなら、恐竜の名前をバイリンガルで覚えてしまうかもしれませんよ。「恐竜」というテーマが一見男の子向けに見えますが、男女問わず楽しめる絵本です。■片付けや掃除の仕方まで、子どもの教育にも役立つ「Dinosaurs」シリーズ『How Do Dinosaurs Say Goodnight?』は、たくさんのシリーズが出ていて、数の数え方やお掃除の仕方など、絵本ごとにテーマが設けられています。シリーズの絵本の中から、私が好きな2冊をピックアップしてご紹介します。 『How Do Dinosaurs Clean Their Rooms?』 散らかった部屋をどうやって片付けるんだっけ? 読み聞かせをしながら子どもに片付けを自然に教えるのに役立つ絵本です。私もかなり読み聞かせました。 『How Do Dinosaurs Count to Ten?』 こちらは10までの数の数え方を教えられる絵本です。ミニカーを整然と並べているページが私は好きで、息子によく読んであげました。日本語で数を数え始めるようになった時、英語でも一緒に数を数えてみると効果的です。ほかにもいろいろなDinosaursシリーズの絵本がありますので、その中からぜひお気に入りの1冊を見つけてみてくださいね。
2015年01月19日今回も前回に続き、クリスマスにまつわる絵本を紹介します。クリスマスは、英語絵本の読み聞かせを始めるのに向いている季節です。書店にもカラフルな洋書絵本がたくさん並んでいますね。でも、「たくさんありすぎて迷ってしまう」という声もよく耳にします。今回紹介する絵本、 「Dear Santa」 /Rod Capbell(著)は、絵本紹介7でご紹介した 「Dear Zoo」 のクリスマスバージョンです。 子どもから「すてきなクリスマスプレゼントが欲しいです」という手紙をもらったサンタさんが、あれこれ考えてプレゼントを贈るのですが、なかなか気に入ってもらえず、返されてしまいます。返品を受け付けてくれるサンタさんというのも、おもしろいですよね。何度も返品を繰り返し、ようやく気に入ってもらえたプレゼントは…?各ページ、めくれる仕掛け絵本になっているので、それだけでも楽しめますが、最後のページには、もうひとつ仕掛けが隠されています。この本を子どもへのクリスマスプレゼントとして贈るのもおすすめです。■大人への贈り物にもおすすめのクリスマス絵本英語の絵本は、決して子どもだけのための物ではありません。洋書ならではの、芸術性の高いイラストや装丁は大人でもじゅうぶんに楽しめますし、絵本に触れる年代によって、また違う味わいがあります。人々が贈り物を交わすこのクリスマスの季節に、洋書絵本のプレゼントなんていかがですか? 飾っておくだけでも雰囲気のある、おすすめの絵本を1冊紹介します。 「Dream Snow」 /Eric Carle(著)この絵本は、おじいさんと5匹の動物が登場する、仕掛け絵本です。クリスマスイブにおじいさんが見た夢とは? 目覚めた後、おじいさんがとった行動は? それを予想しながら、楽しんで読んでみてください。最後のページでは、音の仕掛けも隠されています。穏やかな雪のクリスマスを彷彿とさせてくれる、あたたかな絵本です。
2014年12月12日街のあちこちでクリスマスのイルミネーションがきらめく季節になりました。今月はクリスマスにまつわる絵本を紹介しましょう。 クリスマスからはじめる英語絵本の読み聞かせにぴったりなのが「Spot’s FirstChristmas」/(著)です。これは絵本紹介4でご紹介した「 Where’s Spot? 」のクリスマスバージョンになります。■はじめてクリスマスを迎える子供に読んであげたい、英語の絵本「Spot’s FirstChristmas」は、同シリーズのほかの絵本同様、フリップ形式のめくれる仕掛け絵本です。主人公のワンちゃん・Spotが、イブの日にクリスマスを迎える準備をしながら、プレゼントを期待して、わくわくしているさまが描かれています。絵本を読みながら、子どもたちも同じようにわくわく感を共有できるでしょう。やんちゃなSpotがクリスマスツリーの準備をしたり、プレゼントのラッピングをしたりする場面を楽しみながら、「海外ではクリスマスツリーの下にプレゼントが置かれるのだな」とか、「クリスマスには、クリスマスキャロルを歌うのだな」といった、日本ではあまりなじみのない、海外のクリスマスイブ~クリスマスにかけての様子が絵本を通してわかるので、クリスマス文化を知らない、小さな子どもにもおすすめです。興奮してなかなか眠れなかったはずのSpotが、クリスマスの朝、早起きして枕元のプレゼントを発見して喜ぶ様子と同じように、お子さんもきっとはしゃぎ喜んでくれるでしょう。初めてのクリスマスに読んであげたい一冊です。■絵本とともにおすすめの、クリスマスBGM クリスマスといえば、「ジングルベル」や「赤鼻のトナカイ」といったクリスマスソングもたくさん聞こえてくる季節です。絵本とともに、クリスマスソングを英語で歌ってみるのもよいでしょう。中でも、クリスマスの時期にBGMとして子ども部屋に流しておくのにおすすめなのが「Wee Sing For Christmas」です。全体的におとなしい編曲ですが、BGMとしての聞き流しに、とても向いています。選曲には、クリスマスの定番はもちろん、伝統的な曲や讃美歌も含まれています。家族や友人と過ごすクリスマスパーティーに取り入れてみてはいかがですか?
2014年12月05日有川浩の同名小説を岡田准一と榮倉奈々の共演で実写化した『図書館戦争』の続編となる『図書館戦争-THE LAST MISSION-』の製作が決定し、ふたりのコメントが公開された。本作は岡田、榮倉のほか田中圭、福士蒼汰ら前作の主要キャストが続投し、来年10月に公開される。その他の画像映画『図書館戦争』は、国家によるメディア検閲が横行する近未来を舞台に、読書・表現の自由を守るために図書館が組織した自衛組織“図書隊”と、国家権力のバトルを、ハードなアクションや青春ラブコメディの要素を絡めて描いたエンターテインメント作品。『…-THE LAST MISSION-』では、前作で描かれた図書防衛の戦闘“小田原・情報歴史図書館攻防戦”から1年半後を舞台に、過去最大の難敵に立ち向かう堂上篤(岡田)と笠原郁(榮倉)ら図書隊の姿が描かれる。岡田は「続編をやらせていただけることをうれしく思います。また『図書館戦争』の世界に入ることができるのが今から楽しみです。前回を超えるスケールを目指し、前作同様のスタッフ、キャストの皆様とともに頑張っていきたいと思っています」と意気込みを語り、榮倉は「前回の撮影から1年半、ついに来たかという感じです。台本をいただいて、前作で岡田さんからしごかれた思い出がよみがえりました(笑)。個人的に郁ちゃんの成長した部分を披露したいと思っていたので続編と聞いてうれしく思っています。みなさん成長した郁の姿を楽しみにしていてください」とコメント。前作に引き続きメガホンを執る佐藤信介監督は、「前作から続編を望む声が多く、その声に押されて実際に取り組むことができて、スタッフはもちろん、キャストも喜んでくれています。近未来とはいえ、現実の日本で起こる戦争を題材にした作品は他にないと思いますし、そこに恋愛ドラマも入っている映画は無いと思っています」といい、「続編は、1作目より人間ドラマもアクションも、さらにパワーアップをさせて、他のどの作品でも味わえない見たこともない世界を作り上げていきたい。一度、戦いを終えた仲間でもあるので、実現できると思います」と語っている。原作者・有川氏は「続編がこんな形で叶ったのは、『図書館戦争』を愛してくださった方々の起こした奇跡です。奇跡をスクリーンで見届けるのを心待ちにしています。皆さんもぜひご一緒に!」とコメントを寄せている。『…-THE LAST MISSION-』には、岡田、榮倉、田中、福士のほか、西田尚美、橋本じゅん、栗山千明、石坂浩二が出演することが発表されており、12月中旬にクランクインを迎える予定。『図書館戦争-THE LAST MISSION-』2015年10月公開
2014年12月04日音楽・映像ソフトなどのレンタル・販売を行う「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、紙や電子にとらわれない新たな読書体験を実現する「Airbook」を2014年12月1日よりスタートさせると発表しました。この「Airbook」とは、全国のTSUTAYA対象店舗で、Tカードを提示し書籍を購入することで、購入書籍の電子版がダウンロードでき、無料で楽しめるサービス。なお、電子版は2014年6月30日にパートナーシップを結んだ株式会社BookLiveの電子書籍サイトより提供されるとのこと。気になる対象書籍は、「MEN’S NON-NO」、「東洋経済」、「オレンジページ」、「週刊サッカーダイジェスト」、「るるぶ」など、幅広いジャンルの中から集められた53の雑誌。なお、今後も対象誌を拡充させるとともに、雑誌以外の書籍への拡大も検討されているようです。近い将来には、自宅でゆっくり読みたい時は紙の感触を確かめながら行い、電車・バス等での移動時は電子書籍で身軽に読むというような読書スタイルが定番化されるかもしれません。サービスを利用するには、初回のみ「Yahoo! JAPAN ID(Tカード番号登録)」と「BookLive!会員」の登録および連携が必要となり、電子版は1アカウントでPC、スマホ、電子書籍対応端末など5つまでのデバイスで利用可能。一部端末では利用できない作品もあるようです。対応端末は以下の通り。・PCWindows:Vista / 7 / 8 / 8.1、ブラウザビューアMac:ブラウザビューア(ブラウザビューアはInternet Explorer 10以上、Mozilla FireFox 26.0以上、Google Chrome 32以上、Safari 6.1.1以上に対応)・スマートフォン/タブレットiOS 5.0以上、Android OS 2.2以上、ブラウザビューア(端末標準ブラウザ推奨)・電子書籍専用端末BookLive!Reader Lideo対象雑誌や本サービスの対象店舗については、TSUTAYAサイトにて確認ください。■ 記事提供:gooスマホ部3万件ものスマホやアプリ、タブレット等Q&Aをストック。あなたのお困りごとにスマホ部員が回答します!!
2014年11月30日保護猫カフェ「Neco Republic OSAKA shinsaibashi」では、12月14日に、子どもから猫へ絵本を読む「絵本読み聞かせ会」を行う。○子どもと猫が一緒に読書本イベントは、子どもと猫が主役。小学生と保護者を対象としており、子どもから猫へ、お気に入りの絵本を読み聞かせる。猫たちは、人間の声とぬくもりで幸せな気分になり、子どもは猫と触れ合うことで豊かな心を養えるという。当日は「ねこ型メッセージカード」の製作も予定されており、小学生の入場料もワンドリンク付きで500円と、通常より安く設定される(大人は1,700円)。4~6年生は、保護者の連絡先を持参すれば小学生だけの入場も可能。小学生の子どもを持つスタッフが対応するので安心だ。定員は保護者を含み15名程度。詳細は、「Neco Republic OSAKA shinsaibashi」にて。
2014年11月28日今回ご紹介する絵本はお子様だけでなく、ママにも読んでもらいたい絵本です。タイトルは「I Like Me!」/Nancy Carlson(著)。メスのブタさんが主人公。大きく両手を広げてバンザイしている表紙が印象的です。 女性は出産したその日から、いや、妊娠したその日から母親になります。そして、その子の成長を見届けるまでは「子育て」がつきまといます。毎日の家事、育児、仕事で落ち着いている暇がなく、時々子どもに対してヒステリックに怒ってしまったり、些細なことで落ち込んだりすることも多々あります。そんな時、「そんな自分でもいいんだよ」という力をもらえる絵本です。ほかの人にはまったく気づかれなくても、わかってもらえなくても、自分自身のことは自分が一番よくわかっている。好きな自分も嫌だと思う自分も、全部ひっくるめて「私は私」と受け入れて好きになってみると、急に晴れ晴れとした気持ちになれるような気がしませんか?ありのままの自分でいいんだと励ましてくれるこの絵本は、いつも頑張っているママにぜひ読んでほしい一冊です。読み終えたら表紙のブタさんのように、バンザイをして言ってみてください、「I Like Me!」ってね。■ワンポイントアドバイス ~バイリンガル読み聞かせで、英語も日本語も楽しもう~子どもが小さいうちから英語を親しむのはよいことですが、日本で子育てをするからには、母国語の教育も重要です。いわゆる名作と呼ばれる絵本であれば、日本語訳も出版されているので、同じストーリーやイラストを、洋書絵本でも和書絵本でも楽しんでみてもよいでしょう。今後読み聞かせる英語の絵本を、「日本語訳も出版されている絵本」という切り口で探してみるのも面白いかもしれません。今回ご紹介した絵本「I Like Me!」も、『わたしとなかよし』というタイトルの日本語訳の絵本が出版されています。英語と日本語をそれぞれ読み聞かせてみると、あぁこんな表現になるんだなぁとかえって親しみがもてるかもしれません。バイリンガル読み聞かせも、ぜひ一度お試しください。
2014年11月15日今回ご紹介する絵本は、『はらぺこあおむし』で有名な、エリック・カールさんの絵本“From Head to Toe”です。 ▲“From Head to Toe”/Eric Carle(著)エリック・カールさん独特のイラストと、ページをめくるごとに現れる動物の楽しい動き。子どもたちは動物たちの動作をまねながら、自然に英語絵本の世界にはまっていきます。各ページに、“Can you do it?” “I can do it!”のやり取りが含まれていますので、そのフレーズを覚えておくと、読み聞かせの時だけでなく、日常の育児時間の中にも“Can you do it?” “I can do it!”のやり取りを自然に含めていくことができます。動物たちの動作を表現する単語には、聞き慣れないものも多いかもしれませんが、読み聞かせの過程では何の問題もありません。次々と登場する動物と、彼らが得意とする楽しい動きをまねることで、読み聞かせの後も親子で楽しむことができる絵本です。■ワンポイントアドバイス ~歌やダンスと一緒に楽しもう~この絵本は、『できるかな?』という邦題で日本語訳も出版され、親しまれています。絵本としてだけでなく、メロディをつけたCDも発売されており、幼稚園や保育園での体操に使われることでも有名です。残念ながら、CDに入っている“From Head to Toe”の曲は日本語で訳された歌詞になっており、英語ではないのですが、カラオケ用に入っている曲を利用して英語の歌詞で歌ってみる、という方法も楽しめます。我が家では、曲をかけて、とにかく歌詞と同じ動作をしながら、サビの部分で“Can you do it?” “I can do it!”と合いの手を入れて楽しんでいます。ちょっとした運動にもなりますし、体を動かしながらリズムよく英語のフレーズも練習できるのでおすすめです。同じCDにはエリック・カールさんのほかの著書の歌も入っており、『はらぺこあおむし』の曲や“Today is Monday”という英語の歌詞で楽しめる曲も収録されています。絵本と一緒に購入するのがおすすめですよ。皆さんぜひ、読書の秋を楽しんでくださいね。
2014年11月01日読書の秋ですね。秋の夜長に、温かい飲み物を片手に読書に励んでみませんか? 今回は、親子でもっと新しい本に出会いたくなる、読書を応援するサイトをご紹介します。■読書量を管理できる便利なサイト「読書メーター」とある保護者向けの読書に関するアンケートによると、「子どもにもっと本を読んでもらいたい」と回答した保護者は9割にのぼるそうです。しかし、現実は「ママ、絵本読んで!」という子どもからのリクエストに、「またこの絵本!? 別の本にしたら?」「今忙しいから、またあとでね」という会話を、多くのママがした経験があるのではないでしょうか。幼少期の読み聞かせは子どもの心をはぐくみ、親子の絆を強めるといわれています。子どもの「この本が読みたい!」という気持ちを大切にするとともに、親子でもっとたくさんの本が読みたくなる、そんなサイトが 読書メーター です。無料会員登録をすると、マイページで読んだ本を登録し、読んだ日時、感想を読書記録として残すことができます。こちらが、私の息子(4才)の読書メーターマイページです。このように、いつどれだけの読書をしたのかが一目で分かります。読み終わった本の表紙も表示されるので、パッと見てどんな絵本を読み聞かせたのかがわかりやすいですよね。感想も入力できるので、読み聞かせをしていて反応が良かった、あまり興味を示さなかったなどのコメントを残すことができます。最初は興味を示さなかった絵本でも、しばらく経って読み聞かせてみると、以前とは違うプラスの反応が得られることもあります。そんなところからも、子どもの成長を感じられますね。また、子どもと一緒に記録をつけることによって、「これだけ読めた!」「今月はまた一つお気に入りの絵本が増えた!」と、親子で達成感を共有することができます。その達成感は「また次の絵本が読みたい」という読書欲を促すきっかけにもなることでしょう。■「相性」機能を使って、新しい本と出会おう!マイページには「相性」という機能があります。自分が読んだ本の情報を元に、ほかのユーザーとの相性度や、そのユーザーが最近読んだ本を知ることができます。相性度が高いユーザーとは趣味が似ていることが多いので、そのユーザーを通じて、次に読みたいと思える本を新しく見つけることができるかもしれません。そのほか、ほかのユーザーの感想も読むことができるので、絵本選びの参考にもなりますね。国立青少年教育振興機構の研究では、子どもの頃の読書活動は豊かな人生への第一歩であると報告しています。親自身も本を読んでいる姿を実際に見せ、子どもに自然と本に触れられる毎日を過ごせるのが理想ですね。参考: 国立青少年教育振興機構「子どもの読書活動の実態とその影響・効果に関する調査研究 報告書」
2014年10月30日