主演・鈴木亮平、共演・宮沢氷魚で、先日アジア・フィルム・アワードにて主演男優賞・助演男優賞・衣装デザイン賞の3部門でのノミネートが発表された『エゴイスト』。1月19日にテアトル新宿にてプレミア上映会が行われ、主演の鈴木さん、共演の宮沢さん、阿川佐和子、ドリアン・ロロブリジーダ、監督の松永大司が登壇した。ステージに登壇した鈴木さんは「いろんな意味で美しい映画ができました。ドキュメンタリータッチなんですけど、本当にすべての場面、色も美しくて。僕たち二人が一緒にいる空間に、ずっと一緒にいたいなと思うような映画になっていると思います」と挨拶すると、宮沢さんも「この作品を撮ったのは一昨年の夏ごろでしたが、ようやく観てもらえるということで。今日の日を楽しみにしていました。とにかく美しくて、グッとくる作品なので、ひとりでも多くの人に観てもらいたい」と続けた。松永監督は「今日は久しぶりにみんなと顔を合わせて、あらためていいチームで映画を作れたんだなと思いました。昨年の東京国際映画祭でお披露目した時にもいろんな方に観てもらいましたが、その後にアジア・フィルム・アワードの3部門でノミネートされることになったというのが本当にうれしくて。なぜ選ばれたのかというのも、映画を観ていただけたら分かると思います」と自負すると、会場からは祝福の拍手が送られた。鈴木亮平「これはやるべきご縁じゃないかなと」そんな本作に鈴木さんが出演した決め手は何なのか。「とにかく原作が素晴らしくて。おこがましいですが、原作を書かれた高山(真)さん、そして劇中の浩輔がちょっと自分に似ているなと思ったんです。作者の方と共通点があるということで、これはやるべきご縁じゃないかなと。それが決め手でした」と語る鈴木さん。「書かれている小説に、自分を客観的に見ている自分の心情とか、なぜ自分がこういうことをするのかということが事細かに書かれているんですが、それが、心の声が使えない映画になった時にどういうものになるんだろうという興味・好奇心がありました」と付け加えた。対する宮沢さんも「『エゴイスト』の話をいただいた時に台本と原作を読んで、なんて美しい物語なんだろうと思って。もし自分が関わることで、ひとりでも多くの人にこの作品が届くのであれば、絶対に出たい」とコメント。この日を迎え、「夢のような瞬間です」としみじみ付け加えた。監督がオファーした阿川佐和子「演出のひとつひとつが面白くて」一方、龍太(宮沢さん)の母親役として出演した阿川さんは、「すてきな方だと思っていた」と語る松永監督たっての希望でオファーされたという。「わたしは演技の経験がものすごく少ないんですが、監督とプロデューサーからお話をいただいて、面談した時に監督がカッコよくて。プロデューサーもセンス良さそうなすてきな人だなと思って」と打ち明け、「わたしは一緒に仕事をするのは、この人と一緒に仕事をしたら面白そうだなということで決めていて。まだイエスとも言っていないのに、髪を伸ばした方がいいですかね、とかやる気満々でしたね」と笑いながらふり返る。だが後々、阿川さんが監督について調ると『ハナレイ・ベイ』の監督だと知ったという。「(同作主演の)吉田羊さんから厳しい監督だったと伺っていたので。ドキドキしながら現場に行ったんですが、実際には鮮度の高さを感じたというか。こうやってものを作っていくのか。こうやって演者の心を開いていくのかとか、演出のひとつひとつが面白くて。楽しく過ごしました」と笑顔で語った。原作者・高山真と交流のあったドリアン「本当に濃密な時を過ごしました」そして本作が映画初出演となるドリアンさんだが、実は原作者・高山真と交流があったという。「彼は2020年に亡くなっているんですけど、亡くなるまでの3年間は本当に濃密な時を過ごしました。『エゴイスト』の原作が出たのは、彼と会うずっと前なんですけど、その時からこの原作を読んでいて。すてきな作品だなとずっと思っていたんです。だからこの小説が映画化されるとご連絡をいただいて、絶対に出ますと申し上げました」とふり返った。鈴木さんも「ドリアンさんとは長い付き合いになりましたね」と言い、「原作者の高山さんはどのような人だったのかということをお伺いするような、ヒアリングの会を開いていただいた時に初めてお会いしたので。ここの場所に一緒に立てるのが光栄です」としみじみと語った。宮沢氷魚、“浩輔さん”に「引っ張ってもらった」また、そんな鈴木さんについて恋人役を演じた宮沢さんは「不思議なもので、現場にいるときは(鈴木)亮平さんという感じではなくて、そこに浩輔さんが常にいたんです」と言う。「それは支度をしている時も、お昼休憩の時も常に、僕は中村龍太という人物でそこにいて。(鈴木さんは)浩輔さんとしている。だからその関係性というか、信頼関係ができていたので、もちろん亮平さんに助けていただいたところもたくさんあるんですけど、僕は浩輔さんに救われた、引っ張ってもらったという感覚の方が強いかもしれないですね」と語る。鈴木さんは、「松永さんの今回の映画の演出方法がけっこう特殊で。台本にないことをしゃべってもいいし、しゃべらなくてもいいし。けっこう自由というか、こういう気持ちでここに向かってくれれば、浩輔なりのやり方でいいと言われた」とふり返ると、「だからお互いがお互いを俳優として見ないというか。龍太は龍太だし、浩輔は浩輔として見ているという関係性が必要だったので。だから最近です。氷魚くんを氷魚くんとして見られるようになったのは」と打ち明けた。この日のキャスト陣からは口々に松永監督の演出が特殊だったというコメントが飛び出したが、実際にキャスト陣の自然な表情を捉えるため、時にはキャストにサプライズで違うセリフを投げかけて、素の表情を引き出したり、待機時間中にそっとカメラを回したりしたこともあったそう。松永監督は「ドリアンや阿川さんらも含め、自分であるということを持っている方たちを(役として)どうやったら僕たちが引き出せるか、ということを考えながら映画を撮っていたように思います」とその意図について明かした。そんな本作について、「この作品の中には、日常のささいなしあわせがたくさん詰まっていて。僕はこの作品を観たときに、心から温かいものを感じて。なんてしあわせな気持ちなんだろうと思いました。この作品を通してあらためて愛とは何か、愛とはエゴなのかと考えるきっかけになると思います。ぜひ一人でも多くの人に観てもらえたら」と語る宮沢さん。すると鈴木さんも、「本当に僕にとっても大切な作品です。できあがるまでにいろんなことがありました。この映画は、最初に『エゴイスト』というタイトルが出て、最後に『エゴイスト』というタイトルが出て終わります。その時に、最初に感じたエゴイストという言葉の印象と、最後に感じた印象が変わっていたとしたら、皆さんに何かしらの影響を与えられたのではないかなと思っています」と観客に向けメッセージ。そして「もし何かを感じましたら、ぜひまわりの方に話してください。今はSNSがありますので、僕たちも見ています。『エゴイスト』だけに、僕たちも“エゴサーチ”をしますんで」と笑顔で付け加えていた。なお、アジア・フィルム・アワードノミネートを記念し、急きょテアトル新宿にて2月4日(土)、2月5日(日)に先行上映が発表された。『エゴイスト』は2月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2023年01月20日2023年1月15日、音楽グループ『イエロー・マジック・オーケストラ(通称:Y.M.O.)』のメンバーである、高橋幸宏さんが亡くなったことが分かりました。『イエロー・マジック・オーケストラ』高橋幸宏さん逝去「名曲をありがとう」「ライディーンが大好き」同日、『Y.M.O.』のメンバーであり、音楽家の坂本龍一さんは自身のTwitterとInstagramに1枚の画像を投稿しています。投稿された画像は、いずれも一面灰色の画像。Twitter、Instagramのどちらにも、投稿文はありませんでした。ネットからは「高橋さんの訃報を受け、追悼したのでは?」と推測する声が多く上がりました。 pic.twitter.com/LjiZy3K4n0 — ryuichi sakamoto (@ryuichisakamoto) January 14, 2023 坂本さんは、高橋さんの訃報を受け、言葉にならない想いを灰色の1枚で表現したのかもしれません。高橋さんは『Y.M.O.』の数々の名曲とともに、ファンの心の中で生き続けるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年01月15日4月から5月にかけて上演されるミュージカル『ザ・ミュージック・マン』より、主演・坂本昌行の扮装ビジュアルとメインキャストが発表された。本作は、作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカル。1957年にブロードウェイで初演後、1961年にウエストエンドで初演、翌年には劇場映画化し大ヒット。2003年にはブロードウェイのトップスター、マシュー・ブロデリックとクリスティン・チェノウェス出演でテレビ映画化された。今回の公演では、記念すべき日生劇場60周年イヤーの幕開きを飾るべく、演出にブロードウェイのみならず世界各国の演劇シーンで活躍してきたダニエル・ゴールドスタイン、主演には約30年にわたって数多の名作ミュージカルに出演し続けてきた坂本を迎え、装いを新たに上演される。物語の舞台はアイオワ州にある田舎町リヴァーシティ。そこに音楽教授と名乗る主人公ハロルド・ヒルがやってくる。彼は“ミュージック・マン”と呼ばれる詐欺師で、街の人々に演奏を教えると言ってマーチングバンドを作り、楽器や制服を売りつけてはお金を持ち逃げするという悪質商法を繰り返していた。そんな彼がある時、リヴァーシティで図書館の司書として働くマリアンと出会い惹かれていく。彼女に自分の正体を明かそうするが、一方で街の人々に素性を暴かれてしまい……。坂本昌行 扮装ビジュアル楽器セールスマンにして実は詐欺師の主人公ハロルド・ヒル教授を演じるのは坂本昌行。そして、ハロルドが想いを寄せる図書館の司書マリアン・パルー役には元宝塚歌劇団花組トップ娘役で、退団後は映像や舞台作品への出演のほか情報番組のリポーターなど活躍の場を広げている花乃まりあ。ハロルドの古い仲間マーセラス役には、昨年末に15年間在籍した「純烈」を卒業し、本作でミュージカルに初挑戦する小田井涼平。ハロルドの同業者チャーリー役には、グランドミュージカルに数多く出演しアーティスト活動も精力的に行う藤岡正明。町長の娘ザニータのボーイフレンドであるトミー役には、『スリル・ミー』や『チェーザレ 破壊の創造者』など話題作の出演が続く山崎大輝。そのほか、町長の娘ザニータ役には昨年上演のミュージカル『シンデレラストーリー』で初舞台にして初主演に抜擢された水嶋凜。リバーシティを治めるシン町長役には、独特の存在感を放ちどんな役も自在に演じ分ける六角精児。町長の妻ユーラリー役には、圧倒的な歌唱力と持ち前の明るいキャラクターで幅広い世代から高い支持を集める森公美子。マリアンの母ミセス・パルー役には、長年ミュージカル界を牽引し続けるベテラン女優、剣幸が務める。<キャストコメント>■坂本昌行(ハロルド・ヒル教授)今回お披露目するハロルド・ヒルの扮装ビジュアルは、コメディ要素とテンポ感のある作品の音楽を聴きながら臨みましたが、これからこの役を演じるにあたり「難しいことは考えず、この役を楽しむことが大事かな」と感じました。共演者の皆さんはバラエティに富んだ方々なので、果たしてどんなミュージカルが出来上がるのか楽しみです。王道スタイルのミュージカル作品ですが、この多彩なキャストの方々が集まることで、日本版ならではの『ザ・ミュージック・マン』が出来上がるのではないでしょうか。僕はいつも、「カンパニーがこの作品を愛して、楽しむ」ことが、作品をより良く成長させると思っています。役者が心から楽しんでないと、お客様には見抜かれてしまうので、「作品を楽しむ、愛する」という想いを大切にしながら、お客様よりも誰よりも、僕がこの作品を楽しみたいと思います(笑)。■花乃まりあ(マリアン・パルー)沢山の方に愛されてきた歴史あるこの作品に携われることを心から嬉しく思います。また海外の演出家の方とお仕事をご一緒するのは、私にとって初めての経験です。お稽古場からどんな発見、経験、感動があるのか...とてもワクワクしています。錚々たるキャストの皆様とご一緒させていただけることに緊張もありますが、多くのことを学ばせていただける有難い機会だと感じております。私が務めさせて頂くマリアンは清廉潔白、真面目で、傍から見ると少し「お堅い」印象の女性ではありますが、ハロルドのユーモア溢れる明るさに対して、彼女のその「堅さ」、二人のバランスが面白いと感じています。また、恋によって彼女の心のやわらかな部分が見えてくる様子を大切に演じられたらと思っています。役作り……という以前にですが、楽曲が本当に美しくて、聴いているだけで幸せな気持ちになれるので、ブロードウェイ版の音源を繰り返し聴いています。この楽曲の素晴らしさをしっかりお届けするためにも、歌のお稽古に丁寧に取り組みたいです。この作品、役を生き抜くことができたら、また新しい自分に出会えるような気がしています。私にとってとても大きな挑戦です。楽しく心あたたまるストーリー、美しい楽曲と見応え満載のダンス。暖かな陽射しが降り注ぐ春にぴったりな、王道ミュージカルです! どうぞご期待ください。■小田井涼平(マーセラス・ウォッシュバーン)『ザ・ミュージック・マン』出演が決まった時は素直にありがたいと思いましたし、ミュージカル未経験なので自分がどうなっていくのか、ドキドキとワクワクの入り混じった不思議な緊張感の中にいる今現在ですが、とにかく思いっきり楽しみたいと思っています。共演者の方々はそりゃもう、「すごい!」の一言で自分がここに名を連ねることに正直ビビってます。共演の皆さんからいろんな素敵要素を盗みまくりたいと思ってます。僕が演じるマーセラスは、冒険心や好奇心は満たされてない気がします。だからこそ、ハロルドというワイルドカードの存在に惹かれ、色んな仕掛けや手助けをしてるのかな?と。宝物を見つけたようなキラキラ感を持った大人を演じてみたいなぁ、と直感的に思っています。今は日々のステージを先に控えたミュージカル本番を意識して歌ったり踊ったりしています。この作品への出演は、自分にとっての新たな一歩になるのではないかと思っています。できるだけ沢山のお客様にご覧頂きたいと思いますし、僕と同じようにミュージカル未体験のお客様にも足を運んで頂きたいと願っています。皆さんがこの作品を愛してくれるよう、日々葛藤したいと思います。皆様どうぞよろしくお願い致します。■藤岡正明(チャーリー・カウエル)世界中で永く愛されてきた『ザ・ミュージック・マン』への出演が決まった時は、また新たな扉を開けて、新しい景色と出会えるという確かな実感を感じました。錚々たる、そしておひとりおひとりが強い個性と実力、説得力のあるキャスト陣にちょっとビビりつつも、よく知っている方もたくさんいらっしゃるので、今から楽しみです!僕が演じるチャーリーは、まだなんとも言いづらい部分ではありますが、「コミカルとシリアスの共存」という点を意識して演じられたらと、今現在は漠然と考えております。正直稽古に入ってみないとわかりませんが、今はただただダンスが不安でたまりません(笑)。もしかしたらこの作品がきっかけでダンサーに転向するようなことがあるかもしれないとドキドキしています!こんな時代にわざわざ劇場まで足を運んでくださるんだから、たらふくお腹いっぱいになって帰ってもらわなくては申し訳が立たない! そんな気持ちで取り組んでいます。『ザ・ミュージック・マン』は、きっときっとお客様の心をほっこりと温めてお腹いっぱいにできる作品だと個人的に確信しています。どうかお楽しみいただけますよう、全力で演じさせていただきます!■山崎大輝(トミー・ジラス)今回が自分にとって初めてのブロードウェイ作品で、どのような手順や方法で作品が作られていくのか。それを一番近くで見て感じることができるのかと思うととても楽しみになりました! 共演する皆さんは、どの方々も役として説得力のある方ばかりで、より自分の役を全うしていけたらと思います。僕が演じるトミーは、いろんな要素を持っている人物だなと思ったので、純粋なまっすぐさだったり、ハートフルさを大切に演じていけたらと思っています。この作品がなければこの後の自分は無かったと言える、そんな作品になりそうです。ミュージカルの素晴らしさ、音楽の素晴らしさをどんな人にも伝えられる、そんな作品が出来上がると思います。皆さまの心の笑顔が見れることを楽しみに作品づくりを頑張っていきます! お待ちしています!■水嶋凜(ザニータ・シン)ダニエル・ゴールドスタインさん演出の作品に出演させていただけると決まった時は、とんでもなく大きな世界にこれから1歩踏み込ませて頂くんだな、といった気持ちが大きく、まだ想像もつかない世界を想像して漠然としていました。同時に、こんな大きなチャンスを頂けたことが嬉しくて、程よい緊張感とワクワク感が混ざりあったような感覚でした。共演者の皆さんは様々な分野でご活躍されている方ばかりで、皆さんのお名前をお聞きした際はそれぞれの方から沢山のことを、様々な角度でめいっぱい吸収したい! と思いました。ザニータはとても天真爛漫で、自分の中で思ったこと感じたことをすぐハッキリと伝えられる、とても真っ直ぐなキャラクターだと感じました。少しの子供っぽさと、その中でも女性らしさを併せ持った仕草を見つけて、それを丁寧に一つ一つ作り込んでいけたらなと思っています。また、ザニータはとてもダンスの上手な女の子なので、そんな彼女の身軽さをちゃんと表現できるような体づくりを始めています。以前出演させて頂いたミュージカルでの役柄ではキャラクターの心情を歌ったものが多く、歌の中でストーリーが進むようないわゆるミュージカルらしい曲を歌ったことがありませんでした。なので前回とはまた異なる体験が沢山待ち受けていると思いますし、私の中ではこれから先、演者としての人生においてミュージカル作品の基盤となる作品の一つになるのは間違いないと感じています。歌、音楽、ダンス、笑いが満載のとっても素敵なこの作品を皆さんと共有出来ることを心から楽しみにしています。この作品を作りあげる上で欠かせないピースの一つであれるようにたくさんお稽古にも励みますので、 是非観に来て頂けたら嬉しいです。劇場でお待ちしております!■六角精児(ジョージ・シン町長)自分がアメリカ発のミュージカルに出演できるなんて、夢のようだと思いました。共演者の皆さんは初めてご一緒する方が多いのですが、その分、何が出来るのか? ドキドキワクワクですね。あと、20年ぶりに坂本君と芝居をするのは楽しみです。この作品でも、出演者との稽古や演出家とのミーテイングを経て、出来ることをしっかり積み重ねて行きたいと思ってます。今は舞台に立つことを維持する、最低限のウォーキングやトレーニングをやっています。ステージをやり終えたあとに、心地良い達成感が残る芝居がやれればと思っています。お客様も、私達出演者とともに劇場で「極上のひととき」をすごしましょう!■森公美子(ユーラリー・マッケクニー・シン)私は以前に博品館劇場で上演された『ザ・ミュージック・マン』(1985年) に出演しておりまして、多分カンパニーの中で、経験してるのは私だけではないでしょうか? その時はミセス・パルー役でした。兎に角楽しみです。六角さんとは2回目の夫婦役で御座います。藤岡君とも何度かご一緒してますが、ほぼほぼ皆さんとは初めてなので、凄く楽しみにしてます。坂本さんとは、V6の時にお会いしてました。今回私が演じるユーラリー・シンは真面目な人だと思うのですが、旦那さんが町長ということもあり、少し、横柄な所もあり、しかしながらハロルドの魅力に、引き込まれて行く感じでしょうか? 作品としては、2回目なんですが、本当にクラシックなミュージカルなので、クラシックの要素もあり、レンジの広いミュージカルと思ってます。ハロルド・ヒルに扮する坂本さんの、魅力が沢山見られると思いますし、お子さんが観てウキウキする場面が沢山あると思います。是非劇場でお待ちしております!■剣幸(ミセス・パルー)私は古き良き時代のオーソドックスな作品が大好きです。ヒュー・ジャックマンの好演で盛り上がっていると聞いていたこの『ザ・ミュージック・マン』にお声をかけていたただいて、飛び上がるほど、嬉しかったです。ゴールドスタインさんがどのように演出してくださるのか、とっても楽しみです。そして、初めてご一緒させていただく方が多いので、新しいコミュニケーションが生まれ、どんなカンパニーになるのか、ワクワクしています。ミセス・パルーは、子ども思いの肝っ玉母さんに見えれば、と思っています。娘や息子には、古い慣習にとらわれず、本当の意味で幸せになって欲しいと願っている、心あたたかいお母さんでありたいです。色々なことを経験させていただいた私にとっては、歌やダンスが満載のミュージカルは、“ふるさと” のような気がしています。厳しいけれどあたたかく、ほっとするところです。そこから飛び出して様々に挑戦ができるのも、この原点があるからこそ、と思っています。この作品の、嘘の中にある真実……それを信じようとする、人間の強さとあたたかさを感じてください。そして象徴とも言うべきパレードのシーンは、『ME AND MY GIRL』のランベスウォークや、『ハロー・ドーリー!』のパレードのシーンと同様、心沸き立つ圧巻な場面になると確信しています。辛いことも多い今の世の中ですが、ひととき忘れてご一緒に楽しんでいただけたら!<公演情報>『ザ・ミュージック・マン』脚本・音楽・歌詞:メレディス・ウィルソン原作:メレディス・ウィルソン&フランクリン・レイシー演出:ダニエル・ゴールドスタイン【出演】坂本昌行/花乃まりあ/小田井涼平/藤岡正明/山崎大輝/水嶋凜/六角精児/森公美子/剣幸■アンサンブル今村洋一/植木達也/尾川詩帆/片岡栞/伽藍琳/後藤裕磨/今野晶乃/佐々木誠/管谷孝介/鈴木昌実/鈴木大菜/多岐川装子/常川藍里/富田明里/中村ひかり/新橋和/松谷嵐/門馬和樹/蘆川晶祥【東京公演】2023年4月11日(火)~5月1日(月)会場:日生劇場■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)S席:14,000円A席:9,000円B席:4,500円■先行抽選エントリー:2月7日(火)~2月10日(金)■先行先着販売:2月19日(日) 11:00より販売受付開始※先行抽選販売および先行先着販売は、東宝ナビザーブにご登録(無料)いただきましたお客様がご利用頂けます。東宝ナビザーブ:■一般前売り:2月25日(土) 11:00販売開始問合せ:東宝テレザーブ 03-3201-7777【愛知公演】2023年5月6日(土)・7日(日)会場:御園座■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)S席:14,000円A席:9,000円B席:5,000円■一般発売2023年2月25日(土) ※25日(土) はインターネット販売のみ問合せ:御園座営業部 052-222-8222【大阪公演】2023年5月13日(土)~15日(月)会場:梅田芸術劇場 メインホール■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)S席:14,500円A席:9,500円B席:5,000円■一般発売2023年2月25日(土)問合せ:梅田芸術劇場 06-6377-3800【静岡公演】2023年5月20日(土)・21日(日)会場:静岡市清水文化会館マリナート 大ホール■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)S席:14,000円A席:12,000円■一般発売2023年3月4日(土) ※東京公演と異なります。問合せ:キョードー東海 052-972-7466【福岡公演】2023年5月26日(金)~28日(日)会場:博多座■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)A席:14,500円B席:9,500円C席:5,000円■一般発売2023年3月11日(土) ※東京公演と異なります。問合せ:博多座電話予約センター 092-263-5555(10:00~17:00)公式サイト:
2023年01月14日鈴木亮平と宮沢氷魚が恋人役を演じ、第35回東京国際映画祭コンペティション部門に選出された映画『エゴイスト』から、ふたりの愛に満ちた本予告と本ビジュアルが解禁となった。東京国際映画祭にていち早く鑑賞した観客からは、「言葉も無用なほど純愛に満ち溢れた傑作」「この映画の記憶を反芻しそうだ」「キャスティングがぴったり」「すべてよかった。文句がつけられない」「惹かれ合うこと、求め合うことの美しさが投影されていた」「あの世界の中に永遠に、い続けたかった」など、キャスト陣たちの演技や、本作の世界観に好感触の声が続出している。この度解禁となった本予告では、ハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きているファッション誌編集者の浩輔(鈴木亮平)と、シングルマザーである母(阿川佐和子)を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)が出会い、惹かれ合う姿が映し出される。息子がゲイであると知らずに「お前もそろそろいい歳なんだし。いい人いないのか」と悪気なく言ってくる父親(柄本明)の言葉をかわしつつも、龍太の実家を初めて訪れる時には「恋人の親に会うとか無いから」と不安や緊張でいっぱいになる浩輔。普段は年上の恋人として余裕を見せる浩輔の頼りない姿に「いつも通りで大丈夫だから。恋人だなんて言うわけないでしょ」と優しく背中を押す龍太。14歳で母を失い、未だ亡き母を思慕する浩輔にとって、時に龍太の母も交えながら和やかな満ち足りた時間を重ねていくことは幸せそのものだった。しかし、ドライブに出かける約束をしていたある日、龍太は姿を現さず、浩輔の元に1本の電話がかかってくる…。終盤に畳み掛けられていく幸せに満ちた2人の姿から一転、「僕は愛が何なのかよくわからないです」という浩輔が絞り出す弱々しいつぶやきで、予告は幕を閉じている。また本ビジュアルは、浩輔と龍太がベッドでキスを交わすシーンを切り取ったもの。鮮烈な愛を体現した鈴木さんと宮沢さんの姿のほか、タイトル『エゴイスト』が示す意味のヒントを表した「愛は身勝手。」というストレートでシンプルなキャッチコピーが目を引くものとなった。『エゴイスト』は2023年2月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2022年12月20日俳優の鈴木亮平が主演を務める映画『エゴイスト』の予告映像・本ビジュアルが20日に公開された。同作は高山真の自伝的小説『エゴイスト』の実写化作。母を失い田舎町で鬱屈とした思春期を過ごした浩輔(鈴木)は、東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)と出会い惹かれ合った2人は満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだったが、2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった。予告ではまるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きているファッション誌編集者の浩輔が、シングルマザーである母(阿川佐和子)を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)と出会い惹かれ合う様子が収められる。息子がゲイであることを知らずに「お前もそろそろいい歳なんだし。いい人いないのか」と悪気なく言ってくる父親(柄本明)の言葉をかわしつつも、龍太の実家を初めて訪れる時には「恋人の親に会うとか無いから」と不安や緊張でいっぱいになる浩輔と、普段は年上の恋人として余裕を見せる浩輔の頼りない姿に「いつも通りで大丈夫だから。恋人だなんて言うわけないでしょ」と優しく背中を押す龍太。14歳で母を失い、未だ亡き母を思慕する浩輔にとって、時に龍太の母も交えながら和やかな満ち足りた時間を重ねていくことは幸せそのものだった。しかし、ドライブに出かける約束をしていたある日、龍太は姿を現さず、浩輔の元に一本の電話がかかってくる。幸せに満ちた2人の姿から一転、「僕は愛が何なのかよくわからないです」という浩輔が絞り出す弱々しいつぶやきで予告は幕を閉じる。本ビジュアルは、浩輔と龍太がベッドでキスを交わすシーンを切り取ったものとなった。(C) 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2022年12月20日鈴木亮平と宮沢氷魚が恋人役で共演する映画『エゴイスト』が2023年2月10日(金)に公開される。この度、ふたりの愛に満ちた予告映像と本ビジュアルが解禁された。愛と毒のある切り口で数々の名コラムを世に送り出してきた高山真の自伝的同名小説を、『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』などの松永大司監督が映画化。『孤狼の血 LEVEL2』で第45回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞し、Netflix映画『シティーハンター』への主演も話題の鈴木亮平が主人公の浩輔を、その恋人となる龍太を『レジェンド&バタフライ』やNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』など話題作への出演が続く宮沢氷魚が演じ、鮮烈な愛を体現している。さらに浩輔の父親役で柄本明、龍太の母親役で阿川佐和子が出演する。先日開催された第35回東京国際映画祭で、コンペティション部門に選出された本作。いち早く映画祭で観た観客からは「言葉も無用なほど純愛に満ち溢れた傑作」「この映画の記憶を反芻しそうだ」「キャスティングがぴったり」「惹かれ合うこと、求め合うことの美しさが投影されていた」などのコメントが寄せられ、公開前から注目を集めている。この度、それらの魅力がたっぷり詰め込まれた予告映像と本ビジュアルが解禁された。まるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きているファッション誌編集者の浩輔(鈴木)。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである母(阿川)を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの龍太(宮沢)。ふたりは惹かれ合い、恋人になるまで時間はかからなかった。「お前もそろそろいい歳なんだし。いい人いないのか」と、息子がゲイであることを知らずに言う父親(柄本)の言葉をかわしつつ、龍太の実家を初めて訪れる際には「恋人の親に会うとか無いから」と不安になる浩輔。普段は年上の恋人として余裕を見せる浩輔の頼りない姿に「いつも通りで大丈夫だから。恋人だなんて言うわけないでしょ」と優しく背中を押す龍太。14歳で母を失い、未だ亡き母を思慕する浩輔にとって、ときに龍太の母も交えながら和やかな時間を重ねていくことは幸せそのものだった。しかし、ドライブに出かける約束をしていたある日、龍太は姿を現さず、浩輔のもとに1本の電話がかかってくる……。予告にはふたりの幸せに満ちた姿が次々と映し出されるも、終盤には一転、浩輔は「僕は愛が何なのかよくわからないです」と弱々しくつぶやく。この切ない言葉は何を意味しているのか?あわせて公開された本ビジュアルは、浩輔と龍太がベッドでキスを交わすシーンを切り取ったもの。タイトル『エゴイスト』が示す意味のヒントにもなっている「愛は身勝手。」というストレートなキャッチコピーも目を引く仕上がりとなっている。映画『エゴイスト』本予告『エゴイスト』2023年2月10日(金)公開レイティング:R15+© 高山真/小学館© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2022年12月20日北条司氏の漫画『シティーハンター』が日本で初めて実写化され、2024年にNetflixにて配信されることが15日、発表された。俳優の鈴木亮平が主人公・冴羽リョウを演じる。1985年から1991年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載され、単行本の累計発行部数が5000万部突破、一大ブームを巻き起こした『シティーハンター』。1987年にはTVアニメの放送もスタートし、1999年放送の TV スペシャルまで至る大ヒットシリーズとなった。主人公は、東京・新宿を拠点にしている冴羽リョウ。無類の女好きで、美女とみれば見境いなくちょっかいを出すが、いざ依頼を受ければ、並み外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳で、仕事を遂行する超一流スイーパー。コメディとハードボイルドアクション、ラブストーリーと多くのエンターテインメント要素が盛り込まれた『シティーハンター』は多くの読者の心を捉え、日本のみならず世界中で愛され続けている。実写版ではこれまで香港、韓国、フランスで映像化がなされているが、本家である日本では今回が初。実際の新宿の街での撮影や、原作で表現される日本語独特のニュアンスなどを活かして、日本ならではの実写化を目指す。物語の舞台は現代の新宿。それに伴い、キャラクター設定もわずかにアップデート。リョウの衣装はアニメ版のジャケット姿ではなく、原作漫画のロングコートを採用し、ステンカラーからタイロッケンコートへと変更。今回公開する写真では、愛用するコルト・パイソン 357 マグナムの撃鉄に指をかけ、シティーハンターの事務所で新宿の夜景をバックに佇む冴羽リョウの姿が描かれている。このたび、主演の鈴木亮平、佐藤祐市監督、原作者の北条司氏らがコメントを寄せた。○■鈴木亮平この度、Netflix 映画「シティーハンター」にて主人公の冴羽リョウ役を演じさせていただくことになりました。北条司先生が生み出したこの珠玉の名作を、そして数え切れないほどのファンに愛される冴羽リョウというキャラクターを皆様からお預かりさせていただくことに、非常に大きな責任を感じると共に、緊張に打ち震えております。やらせていただくと決めた以上、これまでに培った経験の全てを注ぎ込み、誠心誠意向き合わせていただく所存です。大きな愛情と責任を持って、大切にお預かりさせていただきます。どうすればファンの皆様に、そして原作を知らない世代の方にも「シティーハンター」の世界を一番良い形で楽しんでいただけるのか。どうすればこの令和の新宿に、冴羽リョウという男を現実の人物として召喚できるのか。虚構とリアル、80年代と2020年代、そのバランスを日々考え続けながら現場に立っています。あのクールで、ロマンチックで、おバカで、もっこりで、そして最高に格好良いシティーハンターの世界を、大切に大切に、皆様にお届けしたいと思っております。○■原作・北条司構想約10年(笑)、ようやくクランクインしました。実写化するなら「シティーハンター」好きの方にやってもらいたいなとずっと思っていた中、鈴木亮平さんが冴羽リョウ役をやられるという企画をいただきました。それから長い時間がかかりましたが、亮平さんの情熱が絶えなかったおかげでようやくこの日を迎えることができました。撮影も見学させてもらいましたが、現場が和気藹々ととても楽しそうで、撮影も細部まで妥協がなく素晴らしかったです。いい役者さんたちとスタッフに関わっていただけていることを感じて、とても楽しみになりました。語弊があるかもしれませんが、漫画的な表現にこだわらず、映画的なリアルな面白さを追求してもらえたら嬉しいです。○■佐藤祐市監督どこで聞いたのか?定かでは有りませんが鈴木亮平くんがシティーハンターの大ファンだった。と言うのは結構前から知っていました。もしかしたら、直接ご本人に聞いたのかも知れません。スタッフ・キャストに助けられながら、素敵な「アクション(もっこり)エンターテイメント」を目指して皆んなと共に突き進んで行きたいと思っています。お楽しみに。○■エクゼクティブ・プロデューサー/高橋信一(Netflix コンテンツ部門 マネージャー)以前、鈴木亮平さんとご一緒した作品を通して彼の作品にかける情熱と献身性に魅入られ「またいつかご一緒したい」と強く思っていました。原作、アニメーションを通して、リョウと香たちの物語を追いかけ続けてきた者として、亮平さんが冴羽リョウ役を演じ、「現代の新宿をリョウたちが疾走する背景にはどんな大騒動があるのだろう?」と想像するだけで興奮が隠せません。全世界で愛される「シティーハンター」の原作の魅力を引き出し、更に見たことのない実写化を佐藤監督、キャスト・スタッフの皆様と目指していきます。
2022年12月15日鈴木亮平を主演に迎え、伝説のコミック「シティーハンター」をNetflixが実写映画化。連載開始から数十年の時を超えて、日本初の実写版“冴羽獠”が誕生する。1985年から1991年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載され、単行本の累計発行部数が5000万部突破、一大ブームを巻き起こした伝説のコミック「シティーハンター」。1987年にはTVアニメの放送もスタートし、1999年放送のTVスペシャルまで大ヒットシリーズとなった。コミックは台湾・香港・中国・韓国・タイ・インドネシア・フランス・イタリア・スペイン・メキシコ・ポーランドと世界各国で出版。2019年に公開されたアニメーション映画『シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉』は興行収入15億を超える大ヒットに。劇場版アニメの新作が2023年に公開される。物語の主人公は、東京・新宿を拠点にしている冴羽獠。無類の女好きだが、いざ依頼を受ければ、並み外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳で、仕事を遂行する超一流スイーパー。コメディとハードボイルドアクション、ラブストーリーと多くのエンターテインメント要素が盛り込まれている。主演:鈴木亮平実写版ではこれまで香港、韓国、フランスで映像化がされてきたが、本家である日本では今回が初。実際の新宿の街での撮影や、原作で表現される日本語独特のニュアンスなどを活かして、日本ならではの実写化を目指すという。物語の舞台は現代の新宿。冴羽獠の衣装はアニメ版のジャケット姿ではなく、原作漫画のロングコートを採用し、ステンカラーからタイロッケンコートへと変更。今回公開された写真では、愛用するコルト・パイソン357マグナムの撃鉄に指をかけ、シティーハンターの事務所で新宿の夜景をバックに佇む獠の姿が描かれた。主演:鈴木亮平、佐藤祐市監督、原作者・北条司よりコメントが到着主演を務める鈴木さんは人気漫画の日本初実写化にあたり、「非常に大きな責任を感じると共に、緊張に打ち震えております。やらせていただくと決めた以上、これまでに培った経験の全てを注ぎ込み、誠心誠意向き合わせていただく所存です。大きな愛情と責任を持って、大切にお預かりさせていただきます」と意気込む。「どうすればファンの皆様に、そして原作を知らない世代の方にも『シティーハンター』の世界を一番良い形で楽しんでいただけるのか。どうすればこの令和の新宿に、冴羽獠という男を現実の人物として召喚できるのか。虚構とリアル、80年代と2020年代、そのバランスを日々考え続けながら現場に立っています」と語っている。また、監督は『名も無き世界のエンドロール』『ストロベリーナイト』など多くの映画やヒットドラマを手掛ける佐藤祐市。「鈴木亮平くんがシティーハンターの大ファンだった。と言うのは結構前から知っていました。もしかしたら、直接ご本人に聞いたのかも知れません」と明かし、「皆んなと共に突き進んで行きたいと思っています」とコメント。原作者である北条司は、「実写化するなら『シティーハンター』好きの方にやってもらいたいなとずっと思っていた中、鈴木亮平さんが冴羽獠役をやられるという企画をいただきました。それから長い時間がかかりましたが、亮平さんの情熱が絶えなかったおかげでようやくこの日を迎えることができました」と、感慨深げにコメントした。Netflix映画『シティハンター』は2024年、Netflixにて全世界独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年12月15日伝説のコミック『シティーハンター』がNetflix企画製作×鈴木亮平主演で実写映画化されることが決定。この度、鈴木亮平、監督の佐藤祐市、原作者の北条司、エクゼクティブ・プロデューサーからコメントが到着した。原作は、1985年から1991年まで週刊少年ジャンプにて連載され、単行本の累計発行部数が5000万部突破、一大ブームを巻き起こした人気コミック『シティーハンター』。1987年にはTVアニメの放送もスタートし、1999年放送のTVスペシャルまで至る大ヒットシリーズとなった。また、コミックは台湾・香港・中国・韓国・タイ・インドネシア・フランス・イタリア・スペイン・メキシコ・ポーランドと世界各国で出版。2019年に公開されたアニメーション映画『シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉』は興行収入15億を超える大ヒットを記録した。物語の主人公は、東京・新宿を拠点にしている冴羽獠。無類の女好きで、美女とみれば見境いなくちょっかいを出すが、いざ依頼を受ければ、並み外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳で、仕事を遂行する超一流スイーパー。コメディとハードボイルドアクション、ラブストーリーと多くのエンターテインメント要素が盛り込まれた「シティーハンター」は多くの読者の心を捉え、日本のみならず世界中で愛され続けている。これまで香港、韓国、フランスで映像化がなされているが、本家・日本での実写化は今回が初。実際の新宿の街での撮影や、原作で表現される日本語独特のニュアンスなどを活かして、日本ならではの実写化を目指す。物語の舞台は現代の新宿。それに伴い、キャラクター設定もわずかにアップデート。獠の衣装はアニメ版のジャケット姿ではなく、原作漫画のロングコートを採用し、ステンカラーからタイロッケンコートへと変更。今回公開する写真では、愛用するコルト・パイソン357マグナムの撃鉄に指をかけ、シティーハンターの事務所で新宿の夜景をバックに佇む冴羽獠の姿が描かれている。令和の新宿を舞台に、現代に生きる冴羽獠たちの物語が今始動する。“冴羽獠”役を務める鈴木亮平は「緊張に打ち震えている」「愛情と責任を持って大切にお預かりさせていただく」と意気込みを語っている。また、原作者の北条司氏も今回の実写化にあたり、鈴木が主演を務めることへの期待と喜びのコメントを寄せた。なお、本作は2024年にNetflixにて全世界独占配信される。【コメント全文】主演:鈴木亮平この度、Netflix映画「シティーハンター」にて主人公の冴羽獠役を演じさせていただくことになりました。北条司先生が生み出したこの珠玉の名作を、そして数え切れないほどのファンに愛される冴羽獠というキャラクターを皆様からお預かりさせていただくことに、非常に大きな責任を感じると共に、緊張に打ち震えております。やらせていただくと決めた以上、これまでに培った経験の全てを注ぎ込み、誠心誠意向き合わせていただく所存です。大きな愛情と責任を持って、大切にお預かりさせていただきます。どうすればファンの皆様に、そして原作を知らない世代の方にも「シティーハンター」の世界を一番良い形で楽しんでいただけるのか。どうすればこの令和の新宿に、冴羽獠という男を現実の人物として召喚できるのか。虚構とリアル、80年代と2020年代、そのバランスを日々考え続けながら現場に立っています。あのクールで、ロマンチックで、おバカで、もっこりで、そして最高に格好良いシティーハンターの世界を、大切に大切に、皆様にお届けしたいと思っております。原作:北条司構想約10 年(笑)、ようやくクランクインしました。実写化するなら「シティーハンター」好きの方にやってもらいたいなとずっと思っていた中、鈴木亮平さんが冴⽻獠役をやられるという企画をいただきました。それから⻑い時間がかかりましたが、亮平さんの情熱が絶えなかったおかげでようやくこの⽇を迎えることができました。撮影も⾒学させてもらいましたが、現場が和気藹々ととても楽しそうで、撮影も細部まで妥協がなく素晴らしかったです。いい役者さんたちとスタッフに関わっていただけていることを感じて、とても楽しみになりました。語弊があるかもしれませんが、漫画的な表現にこだわらず、映画的なリアルな⾯⽩さを追求してもらえたら嬉しいです。監督:佐藤祐市どこで聞いたのか?定かでは有りませんが鈴木亮平くんがシティーハンターの大ファンだった。と言うのは結構前から知っていました。もしかしたら、直接ご本人に聞いたのかも知れません。スタッフ・キャストに助けられながら、素敵な「アクション(もっこり)エンターテイメント」を目指して皆んなと共に突き進んで行きたいと思っています。お楽しみに。エクゼクティブ・プロデューサー/高橋信一(Netflix コンテンツ部門 マネージャー)以前、鈴木亮平さんとご一緒した作品を通して彼の作品にかける情熱と献身性に魅入られ「またいつかご一緒したい」と強く思っていました。原作、アニメーションを通して、獠と香たちの物語を追いかけ続けてきた者として、亮平さんが冴羽獠役を演じ、「現代の新宿を獠たちが疾走する背景にはどんな大騒動があるのだろう?」と想像するだけで興奮が隠せません。全世界で愛される「シティーハンター」の原作の魅力を引き出し、更に見たことのない実写化を佐藤監督、キャスト・スタッフの皆様と目指していきます。Netflix映画『シティーハンター』(シティーハンター/)2024年 Netflixにて全世界独占配信
2022年12月15日鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、菜々緒、石田ゆり子らが再集結した劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』より、手に汗握る大迫力の予告映像が初公開された。危険と隣り合わせの現場で多くの命を救ってきた「TOKYO MER」が今回出動するのは、横浜・みなとみらい。ランドマークタワーで大規模火災が発生する衝撃的なシーンから始まり、厚労省の肝いりで新たに発足したエリート医療集団「YOKOHAMA MER」と鮮やかなライトブルーのERカー・Y01も登場。どんな困難な現場にも立ち向かっていく喜多見チーフのやり方に異を唱え、YOKOHAMAのチーフドクター・鴨居(杏)は「待っていなくちゃ、救える命も救えなくなる」と真っ向から意を唱え、かつてない過酷な状況のもと、2人の医師は真逆の信念を激突させる。予告編では、猛火の中で繰り広げられる緊迫の演技からも、衝撃の展開を予感させる。また今回、完全撮り下ろしとなるスペシャルドラマの制作が決定(詳細は今後の続報にて発表)。先日発表されたドラマ一挙再放送、新作ドラマスペシャル、そして劇場版へと、2023年は正月からGWまでをつなぐ壮大なスケールで「TOKYO MER」が日本を熱くする。劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は2023年4月28日(金)より公開。「TOKYO MER~走る緊急救命室~」ドラマリピート放送は2023年1月2日(月)12時~、3日(火)6時~/12時~放送(※一部放送されない地域あり)。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~ 2023年4月28日より公開©2023劇場版『TOKYO MER』製作委員会
2022年12月07日20th Centuryの坂本昌行が、ミュージカル『ザ・ミュージック・マン』の主演を務めることが3日、明らかになった。同作は作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカルで、2022年にヒュー・ジャックマン主演によってリバイバル上演され、話題を呼んでいる。アイオワ州にある田舎町リヴァーシティに、音楽教授と名乗る主人公ハロルド・ヒル(坂本)がやってくるが、彼は実は“ミュージック・マン”と呼ばれる詐欺師で、街の人々に演奏を教えると言ってマーチングバンドを作り、楽器や制服を売りつけてはお金を持ち逃げするという悪質商法を繰り返している。そんな彼がある時、リヴァーシティで図書館の司書として働くマリアンと出会い、徐々に惹かれていくことで、彼女に自分の正体を明かそうとするが、一方で街の人々に素性を暴かれてしまう。『ザ・ミュージック・マン』は1957年にブロードウェイで初演され、『ウェストサイド物語』が同年初演だったにもかかわらず、トニー賞最優秀ミュージカル賞他5部門とグラミー賞ベスト・ミュージカル・シアター・アルバム賞を受賞し、ロングランを記録。1961年にウエストエンドで初演、翌年には劇場映画化し大ヒットを記録し、2003年にはマシュー・ブロデリックとクリスティン・チェノウェス出演でテレビ映画化されるなど、欧米では言わずと知れたブロードウェイの名作ミュージカル。日本でも1985年に野口五郎主演、2010年に西川貴教主演で上演されている。さらに2022年にヒュー・ジャックマン主演によってブロードウェイでリバイバル上演されると、瞬く間に話題となり連日満席、チケット入手困難といわれるほど現在でも大ヒット上演を続けているという。この度、記念すべき日生劇場60周年イヤーの幕開きを飾るべく、演出にダニエル・ゴールドスタインを迎え、装いを新たに上演されることとなった。これまでオン・ブロードウェイでの『GODSPELL』をはじめ、オンオフ問わず数々の作品を手掛け、ブロードウェイのみならず世界各国の演劇シーンで活躍してきたダニエル・ゴールドスタインが、今作で10年ぶりに日本で演出を務める。楽器セールスマンにして実は詐欺師の主人公ハロルド・ヒルを演じるのは、約30年にわたって数多の名作ミュージカルに出演し続けてきた坂本昌行。2016年には読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞し、確かな演技力と歌唱力を発揮してきた坂本が、2011年の『ZORRO THE MUSICAL』以来、12年ぶりに日生劇場に登場し、60周年イヤーの開幕を彩る。本作の1番の見どころであり、物語が大団円を迎える際に流れる楽曲「76本のトロンボーン」も、日生劇場60周年の開幕にふさわしいファンファーレとなり、華やかな演出ときらびやかな衣裳、圧巻の音楽に注目となっている。東京公演は日生劇場にて2023年4月11日~5月1日、その後名古屋公演(御園座)、大阪公演(梅田芸術劇場メインホール)、静岡公演(静岡市清水文化会館マリナート)、福岡公演(博多座)と、2023年5月の上演を予定している。○坂本昌行 コメント本作の出演が決まった時、ヒュー・ジャックマンが主演した『THE BOY FROM OZ』を自分が日本で上演させて頂いた事もあり勝手に縁を感じました。今回演じるハロルドは決して悪ではなく、明るく純粋で優しい心を持ち合わせている人物だと思っています。現在、ブロードウェイでヒュー・ジャックマンがハロルド役を演じていますが、彼が持っている明るさは、ハロルドと共通するものがあるので、その辺りを参考にしながら自分らしいハロルドをお届けしたいですね。今、本番中の舞台『凍える』とは、まさに真逆な作品ですが、役者にとってこれほど振り幅がある役をやらせていただけるのは嬉しい事です。初舞台でミュージカルと出会い、その衝撃がいまでも忘れられないほど自分にとってミュージカルは大切なモノです。今作品も自分にとって忘れられない経験になる予感がします。一日も早く稽古を行い、そして幕が開くのを楽しみにしています。今回演出を担当していただけるのは、ブロードウェイほか、世界で活躍するダニエル・ゴールドスタイン氏です。海外のクリエイターと一緒に仕事をする上で、心掛けていることは、海外の作品、役だからと言ってオーバーアクトにならず、純粋に頂いた役を演じるだけです。後は、どれだけ自由に演じられるかを心掛けています。まだ世の中が落ち着かない中での公演ではありますが、劇場で観劇される際は不安な事や嫌な事を全て忘れて、思いっきり作品を楽しんでいただきたいと思います。
2022年12月03日長澤まさみ、眞栄田郷敦、鈴木亮平共演「エルピス」の4話が11月14日放送。恵那を“口封じ”しようとする斎藤…その姿に「悪い男って言葉だけじゃ説明できない悪い男」「斎藤さんの思う壺って感じで後味悪かった」など視聴者から憤りの声が噴出している。本作は長澤さん演じる転落したアナウンサーと、彼女の番組を担当する若きディレクターが、女性連続殺人事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った自分の価値を取り戻していく姿を描く、実在の複数の事件から着想を得た社会派エンターテインメント。キャストはニュース番組のサブキャスターを担当していたが、路上キスを週刊誌に撮られて深夜の情報番組「フライデーボンボン」に飛ばされた浅川恵那に長澤さん。両親が弁護士で裕福な家庭に育ったが、学生時代に暗い過去がある様子の「フライデーボンボン」芸能ニュース担当・岸本拓朗に眞栄田さん。恵那の路上キスの相手で、拓朗が新入社員時代に指導を受けた報道局エース記者の斎藤正一に鈴木さん。拓朗に“八頭尾山少女連続殺人事件”について調べるよう頼んだヘアメイクの大山さくらに三浦透子。恵那と拓朗の番組「フライデーボンボン」のチーフプロデューサー・村井喬一に岡部たかし。弁護士をしている拓朗の母の岸本陸子に筒井真理子。八頭尾山少女連続殺人事件で犯人とされる松本の弁護をしている木村卓に六角精児といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。恵那は、八頭尾山少女連続殺人事件の被害者遺族ら事件関係者にインタビューした映像の放送を強行。VTRを独断で流した恵那は名越から厳しい叱責を受けるが、特集は好評で第2弾も放送される。そんな矢先、恵那は木村から、松本死刑囚(片岡正二郎)の再審請求が棄却されたという衝撃の事実を聞かされる…というのが今回のストーリー。“自分たちの報道のせいで松本の再審請求が棄却されたのでは?”と大きなショックを受けた恵那は特集継続の中止を決める。そして斎藤に連絡し「私に放送を止めさせたかったんじゃないですか?」と問う。斎藤は「そうだよ」とあっさり認め、「知らないほうがいいこともあるんじゃないの?」と続ける。怒りと悔しさが入り混じったような表情を浮かべる恵那の頬を撫で、「やめて」と拒もうとする恵那に「じゃあさ、なんでベッド買ったの?」とささやく…。この斎藤の放ったセリフに視聴者からは「じゃあ、なんでベッド買ったの」の破壊力えぐすぎて言われたい台詞オブザイヤーに堂々のランクイン」「もう「じゃあなんでベッド買ったの?」しか思い出せない どうしてくれるんだ」「じゃあ何でベッド買ったの?」をこんなに色っぽく言える鈴木亮平がすごい」など大きな反響が巻き起こる。また明確に“口封じ”しようとしていたことを明かす斎藤に「恵那がまだ好きだってことわかってるから……斎藤は、まじ悪い男だ」「斎藤さん、悪い男って言葉だけじゃ説明できない悪い男」「今回は完全に斎藤さんの思う壺って感じで後味悪かった」など、憤りの声も多数。一方で「恵那はただの女に落ちてるわけではなく、斎藤を引っかけようとしてる……?」と、恵那が単に斎藤に拐かされてるわけではないという投稿もタイムラインに上がっている。【第5話あらすじ】松本の再審請求が棄却され責任を感じたさくらが自殺を図る。特集の続編制作も禁じられ、あがらえない大きな力に脅威を感じた恵那は、上層部の決定を静かに受け入れる。だがどうしても納得できない拓朗は、単独で事件の目撃証言をした西澤(世志男)の身辺を調べ始める。聞き込みを続けるなかで西澤の新たな顔が浮かび上がってくる…。「エルピス―希望、あるいは災い―」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月15日坂本龍一のピアノ・ソロ・コンサートが、12月11日(日) に全世界に配信されることが決定した。2020年の12月12日のコロナ禍真っ只中に、東京のスタジオで無観客のピアノ・ソロ・コンサートを行った坂本。しかし、ライヴストリーミングされたコンサート映像はアーカイヴ化されることはなかったので、12月11日の配信では2年ぶりに演奏する姿を披露する。今回のコンサートでは、前もって1日に数曲ずつていねいに収録された演奏と十分な時間をかけて編集した映像が配信される。スタジオに選んだのは、坂本が「日本でいちばんいいスタジオ」と言う東京・渋谷のNHK放送センターの509スタジオ。そして、のちに別に編集する予定の「コンサート映画」のためにニューヨークから招集した映画制作チームが丹念に撮影をしている。坂本は今回の配信について「ライヴでコンサートをやりきる体力がない――。この形式での演奏を見ていただくのは、これが最後になるかもしれない」と語っている。また、配信と同日に109シネマズのプレミアムサウンドシアター「SAION」にて、ライブビューイングが開催されることが決定した。時間は12時と18時からの全2回で、各回限定214席となる。なお、ライブビューイングチケットを購入した人には、配信コンサートを2,000円(税込)で購入することができるお得なクーポンが発行される。ライブビューイングチケットは、本日18時より発売される。<配信情報>『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022』2022年12月11日(日) 12:00(日本時間)※初回配信配信プラットフォーム:MUSIC/SLASH【配信時間】1. 12月11日(日) 12:00(日本時間)2. 12月11日(日) 18:00(日本時間)3. 12月11日(日) 24:00(日本時間)4. 12月12日(月) 6:00(日本時間)※全4回、同内容。1枚の配信チケットで、1~4の各配信時間ご視聴いただけます(最大4回)。【チケット料金】日本国内:4,000円(税込)海外:30USD■チケット販売期間2022年10月25日(火) ~12月12日(月) 5:59【配信先】日本 / ドイツ / フランス / イタリア / スペイン / ポーランド / イギリス / 台湾 / 韓国 / 香港 / マカオ / シンガポール / タイ / インドネシア / マレーシア / フィリピン / オーストラリア / ニュージーランド / アメリカ / ブラジル / カナダ / 中国本土(現在中国の配信プラットフォームと最終調整中です。近日中にチケット販売のご案内をさせていただきます)特設サイト:【ライブビューイング】■開催日1. 12月11日(日) 12:00~(14:00頃終了予定)2. 12月11日(日) 18:00~(20:00頃終了予定)会場:109シネマズグランベリーパーク プレミアムサウンドシアター「SAION」■チケット料金通常席:4,500円(税込 / 全席指定)エグゼクティブシート:5,200円(税込 / 全席指定)※配信チケットは1回が上映時間と被る為、最大で3回分の配信をご視聴いただけます。※ライブビューイングは日本国内限定の企画です※会員登録・申込時には、SMS認証対応可能な日本国内の携帯電話が必要です。※クレジットカードは、日本国内発行のもののみご利用可能です。※ライブビューイングチケットは、お近くのセブンイレブン、ファミリーマートで事前に発券の上ご来場ください。■販売期間2022年10月25日(火) 18:00〜チケットはこちら:関連リンクcommmons WEB Twitter Instagram Facebook Pinterest
2022年10月25日俳優の鈴木亮平と宮沢氷魚が24日、東京・日比谷で行われた「第35回東京国際映画祭」(TIFF)のレッドカーペットに登場した。「コンペティション」部門に選出された映画『エゴイスト』で主演を務める鈴木と共演の宮沢は、松永大司監督とともに登場。鈴木は「今日はこの場に立てて非常に光栄です。思い返せば3年前の東京国際映画祭で監督から『亮平と一緒にやりたい企画がある』と言われて出来上がったのがこの『エゴイスト』という作品です。それに宮沢氷魚くんという非常に強力な味方を得て、ここに立てて感無量です」と感慨深げに語った。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。日比谷・有楽町・銀座エリアに会場を移して2年目となる今年は、10月24日から11月2日まで開催する。今回、丸の内ピカデリーや丸の内ピカデリーなども会場として加わり、主要9部門の上映本数も昨年の86本から110本へと増加。海外ゲストの招へいも本格的に再開した。コンペティション部門は、107の国・地域から寄せられた1,695本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは『窓辺にて』(今泉力也監督/稲垣吾郎主演)、『山女』(福永壮志監督/山田杏奈)、『エゴイスト』(松永大司監督/鈴木亮平主演)が選出されている。撮影:蔦野裕
2022年10月24日主演に鈴木亮平、共演に宮沢氷魚を迎え、第35回東京国際映画祭コンペティション部門への出品が決定している映画『エゴイスト』。この度、2人が演じた浩輔と龍太、各々の感情が伝わってくる新場面写真6点が解禁となった。まるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔(鈴木さん)。最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太(宮沢さん)。この度解禁された新場面写真では、いつものハイブランドとは異なるスーツ姿の浩輔と、とても嬉しそうな龍太との1枚や、龍太の母の妙子(阿川佐和子)も含めた幸せそうな3ショットの集合写真。そして幸せな顔でお互いに手を振っているシーンなど、とてもいい関係を築いている2人ということが伝わってくる。しかし、打って変わって何かに悩み、寂しげな表情を浮かべる龍太の姿を写した場面も。龍太は何について悩み寂しげな表情を浮かべているのか。今後の2人がますます気になる場面写真が到着した。『エゴイスト』は2023年2月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月公開予定© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2022年10月21日俳優の鈴木亮平が主演を務める映画『エゴイスト』の場面写真が21日に公開された。同作は高山真の自伝的小説『エゴイスト』の実写化作。母を失い田舎町で鬱屈とした思春期を過ごした浩輔(鈴木)は、東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)と出会い惹かれ合った2人は満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだったが、2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった。この度解禁された新場面写真は、浩輔と龍太2人の各々の感情が伝わってくる6つのシーン。いつものハイブランドの服とは異なるスーツ姿の浩輔と、とても嬉しそうな龍太との1枚や、龍太の母の妙子(阿川佐和子)も含めた幸せそうな3ショットの集合写真。そして幸せな顔でお互いに手を振っているシーンなど、とてもいい関係を築いている2人ということが伝わってくる。さらに、打って変わって、何かに悩み、寂しげな表情を浮かべる龍太の姿を写した場面も収められた。(C) 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2022年10月21日韓国・釜山で10月8日(土)に行われた第4回アジアコンテンツアワード(ACA)にて、TBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」で主演を務めた鈴木亮平が主演男優賞、また、Netflixシリーズ「新聞記者」に出演した横浜流星がニューカマー賞を受賞した。アジアコンテンツアワードは、釜山国際映画祭に併設されたアジアンフィルムマーケットで2019年に新設。アジア全域で過去1年間に制作された独創的で優れたテレビ、OTT(動画配信サービス)、オンラインコンテンツや俳優に贈られる賞。アジアの優れたコンテンツを奨励し、アジアのコンテンツおよび映画市場の活性化を目的に、今年で4回目を迎えた。今年はコロナ禍以来3年ぶりに釜山でオフライン開催され、授賞式ではベストコンテンツ賞、ベストアジアアニメ賞、俳優賞、新人賞、作家賞に加え、今年新設されたベストアジアドキュメンタリー賞、助演賞など12部門の結果が発表。韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が作品賞にあたるベストコンテンツ賞および主演女優賞(パク・ウンビン)、「イカゲーム」が技術賞と助演男優賞(パク・ヘス)の2冠を達成した。「TOKYO MER」主演男優賞・鈴木亮平は韓国語と英語でスピーチ2021年7月期の日曜劇場として放送された「TOKYO MER~走る緊急救命室~」で主演男優賞を受賞した鈴木さん。現地で授賞式に参加し、韓国語で挨拶と自己紹介をして会場を和ませたのち、英語で受賞の喜びと新型コロナ感染症と闘う医療従事者への尊敬の言葉をスピーチ。「このような素晴らしい賞をいただき、たいへん光栄です。私たちはこのドラマを、すべての医療従事者、そしてその家族への尊敬を込めて、特に2019年以降、現在に至るまで、最前線で新型コロナウイルスと闘い続ける方々の勇気を讃えたいという思いで作りました。この受賞の名誉は彼らのものです。東京、日本、韓国、そして世界中すべての医療従事者の方々にこの賞を捧げたいと思います」と語った。本作の“MER”とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称で、東京都知事のもと結成された架空の医療チームであり、鈴木さんはチームを率いるリーダー・喜多見幸太役を演じた。救命救急のプロフェッショナルとして、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、患者の命を救うために現場に飛び込み、熱いチームワークで負傷者を果敢に救命していく彼らのストーリーは多くの視聴者の心を熱くした。2023年に劇場版が公開される。同アワードではほかにも、助演女優賞に「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の中条あやみと、2022年1月期日曜劇場「DCU」の中村アン、また優れた撮影技術・美術・音楽・ビジュアルエフェクトなどに与えられる技術賞に「TOKYO MER~走る緊急救命室~」がノミネートされていた。なお、TBSドラマからは、「凪のお暇」で主演を務めた黒木華が第2回の主演女優賞を受賞し、「半沢直樹」が第3回審査員特別賞を受賞している。劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は2023年公開予定。「新聞記者」主要3部門ノミネートから横浜流星が受賞Netflixシリーズ「新聞記者」はベストコンテンツ賞、主演女優賞(米倉涼子)、ニューカマー賞(横浜流星)の主要3部門にノミネートされており、見事、横浜さんが受賞。2019年6月に劇場公開された映画『新聞記者』は近年の政治事件やスキャンダルに切り込み、第43回アカデミー賞の最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得したほか、多くの映画賞を受賞した。その衝撃の問題作がさらにスケールアップし、全6話のドラマとしてキャストを一新、新たな物語として誕生したのが今作。“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉涼子、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一役に綾野剛、そして新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮役に横浜流星と豪華キャストが集結。監督は映画版に引き続き、藤井道人が務めている。配信直後の週末から3日連続で、Netflixの日本における今日の総合TOP10にて1位となるなど大きな話題と関心を集めた。今回の横浜さんの受賞について、アジアコンテンツアワード組織委員長は「難しい演技が必要な社会派ドラマにおいて、存在感のある素晴らしい表現力を発揮されていました。正義のために葛藤するその姿に、今後アジアを代表するビッグスターになると確信しました」とコメントし、横浜さんの演技力を高く評価。知らせを受けた横浜さんは「本作では、藤井道人監督が一般市民目線を描きたいということで、僕に託してくださり、覚悟をもって、“亮”を生きました」とコメント。「キャスト、スタッフ一丸となって作った『新聞記者』が、国を越えたくさんの方に届き、嬉しく思います。これからも皆さんの心に残る作品をお届けできるよう、精進します」と喜びを語っている。Netflixシリーズ「新聞記者」はNetflixにて全世界独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~ 2023年公開予定©2023劇場版『TOKYO MER』製作委員会
2022年10月10日舞台『凍える』のフォトコール・初日前会見が1日に東京・PARCO劇場で行われ、坂本昌行、長野里美、鈴木杏が取材に応じた。同作は1998年にイギリスで初演、2004年にNYで上演され大評判となり、同年に演劇賞の権威「トニー賞」のBEST PLAYにもノミネートされたブライオニー・レイヴァリーのヒューマンサスペンス。10才の少女ローナが行方不明になってから20年後のある日、児童連続殺人犯のラルフを前に、ローナの母・ナンシー、精神科医・アニータがそれぞれ対峙する。主演の坂本は、栗山民也が演出を務めたミュージカル『阿国』(1992年)で初舞台を踏んで以来、30年ぶりに栗山演出作品に出演し、22年ぶりにPARCO劇場の舞台に立つという。坂本は「もう30年も経ってますので、すっかり忘れておりますが、それでも30年後にお会いして稽古場で同じ空間でご指導をいただいている時に、改めて役づくり、作品づくりの大変さ、難しさ、奥深さ、楽しさ、面白さを感じさせてもらいました」と感謝。「栗山さんから『演じるな』『表現するな』と言われ、今まで『表現しなさい』と言われたことと逆で、リアルに生きてセリフを言わなきゃいけないことの難しさを改めて勉強させてもらった」と語った。児童連続殺人犯という役柄に、坂本は「どのようなところから役に近づいていったらいいのか正直わからなかったんです」と苦笑。「いろいろな痛みを抱えている人間であることは理解して。人である以上、心の奥底に何らかの痛みであったり、苦しみであったりを持ってると思って。自分の過去を振り返った時に、大なり小なりあったことを思い出して、重ね合わせた」と明かす。「長野さん、杏ちゃんにもいろいろ話を聞いて、杏ちゃんからは脳やトラウマについての本も脳もお借りして、ただの悪人ではなく、何らかのトラウマを抱えて生きているんだなと。それを純粋に言葉にできたという思いで。自分の役者の演技プランの引き出しが本当に少ないので、ガムシャラですけども、とりあえず目の前にあるラルフという役と向き合いました」と苦労を明かした。作品にちなみ「最近許せなかったことや許してほしいこと」を聞かれると、坂本は「日常で許せないことってあんまりなくて……『あんなのダメだよ』と思うタイプじゃなく、『この人はこういう考えなんだな』と思ってしまうので、基本的には『許す』『個人を認める』という考えではあるんですが、まあ唯一許せないといったら、まだまだ自分の芝居ぐらいですかね」という発言に、なぜか周囲に笑いが起こり、自身も堪えきれずに吹き出していた。
2022年10月02日俳優の鈴木亮平が出演する、東海旅客鉄道「いざいざ奈良」の新CM「吉野編」が23日より順次放送される。鈴木が今回「いざいざ奈良」のキャンペーンで訪れたのは、世界遺産・吉野。一目千本といわれるほどの日本屈指の桜の名所であると同時に、自然豊かで、歴史がつまった、鈴木も“実は奈良で一番行きたかった”という、あこがれの場所である。金峯山寺では、鈴木が護摩供の燃えさかる炎を見つめ、日本最大の秘仏・金剛蔵王大権現の青く荒ぶる大迫力の姿に出会う。その後、門前町の散策で、古くから吉野に伝わる高級食材・吉野本葛の葛切りを初めて口にし、「この葛切りを食べるためにまた来たい」とその味を堪能した。そして山道をさらに進み、吉野の大自然を見渡す展望スポットへたどり着くと、思わず深呼吸。最後は香りがいいブランド木材・吉野杉でできた宿でほっと一息、吉野の自然と歴史に浸る。○■鈴木亮平コメント吉野といえば桜が有名で、春に訪れたいと思う方はたくさんいらっしゃると思いますが、吉野はどの季節も非常に美しい土地です。夏は緑が美しく、秋には紅葉があり、ご飯もおいしい。冬には凛とした空気があって、そして何より歴史がつまっています。歴史好きな方、自然を独り占めするのが好きな方、温泉好きな方、みなさんに楽しんでいただける奈良、吉野。みなさん是非吉野に来てください。いざいざ奈良! よしよし吉野!
2022年09月22日主演・鈴木亮平、共演・宮沢氷魚が紡ぐ独りよがりな愛の献身を描く『エゴイスト』が、この度、第35回東京国際映画祭コンペティション部門に選出決定。ティザービジュアルの解禁とともに、追加キャストとして阿川佐和子、中村優子、和田庵、柄本明の出演が明らかとなった。女手一つで龍太(宮沢氷魚)を育てた母・中村妙子役として、2008年に小説「婚約のあとで」で第十五回島清恋愛文学賞を受賞、2014年第六十二回菊池寛賞を受賞するなど執筆を中心にインタビュー、テレビ等、幅広く活躍する阿川佐和子が、浩輔(鈴木亮平)と龍太をつなぐ非常に重要な役どころで出演する。阿川佐和子(中村妙子役)浩輔が14歳の時に亡くなった母・斉藤しず子役を演じるのは、2001年、映画『火垂』で主演を務め、同年ブエノスアイレス映画祭で主演女優賞を受賞、2020年の青龍映画賞で最優秀監督賞と脚本賞をW受賞した韓国映画『ユンヒヘ』にも出演した中村優子。中村優子(斉藤しず子役)中学時代の浩輔役を演じた和田庵は、『ミックス。』に映画初出演、映画『茜色に焼かれる』で主人公の息子役を熱演し、第95回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞などを受賞した期待の若手俳優。和田庵(中学時代の浩輔役)浩輔の父・斉藤義夫役は、1976年劇団東京乾電池を結成し座長を務め、1998年『カンゾー先生』にて第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。以降、舞台や映画、テレビドラマにも多数出演し、数々の映画賞他、2019年には旭日小綬章を受章した柄本明が演じる。柄本明(斉藤義夫役)まるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔。最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太。解禁となったティザービジュアルは、そんな2人を象徴する“これ以上ない幸せな瞬間”を切り取った1枚。亡き母への想いを抱えた浩輔は、母に寄り添う龍太の姿にどこか自分を重ね、溢れんばかりの愛で包むように龍太の髪を乾かす。それに応えるかのように、龍太は純粋無垢な微笑みで浩輔を見つめる。2人の澄み切った笑顔に惹きつけられるティザービジュアルとなった。さらに本作は、10月24日(月)~11月2日(水)の10日間開催される第35回東京国際映画祭コンペティション部門に選出。35回目を迎える東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭であり、昨年に引き続き日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催される。<阿川佐和子よりコメント>数少ない私の演技経験の範囲で申し上げるのは僭越ながら、この映画と、そして松永監督率いるすべてのスタッフと関われたことは、私にとってかけがえのない宝物として心に刻み込まれました。軽々には捉えにくい愛の世界を前にして、これほど素直になれ、これほど美しいと思えることは、なんと豊かで幸せなのでしょう。『エゴイスト』は2023年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月公開予定© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2022年09月21日東京・明治座で9月20日(火)に開幕する『坂本冬美特別公演 中村雅俊特別出演』。バラエティ番組で共演経験はあるものの、本格的な舞台では初タッグを組む坂本と中村がインタビューに応じた。第一部の芝居『いくじなし』は、脚本を平岩弓枝、演出を石井ふく子が務める下町人情劇。江戸時代、浅草龍泉寺町のとある長屋に暮らすおはな(坂本)と六助(中村)夫婦が、同じ店子の姉弟を助けたことを機に物語が加速していく。これまでの座長公演では芸者に呉服問屋の内儀など、華やかな衣裳に身を包んできた坂本。薄利多売の水売りを生業とする六助の妻は慎ましい役どころだが、「大酒飲みで気が強くいつも六助に文句を垂れているおはなって、意外と素の私に近いんですよ」と笑ってみせる。姉御肌で豪快な一面を覗かせるのかと思いきや、台本を半年前から取り寄せるなど心配性なところも。「不器用なのでパニックにならないよう早めに準備するんです」という坂本の言葉に、中村は「俺は正反対で、追い詰められて本領発揮するタイプ」と苦笑した。慣れたら次第にアドリブ合戦になるのでは、と記者から水を向けられた坂本は「とんでもない!」と謙遜。中村も「ポスター撮影の段階から演出をつけてくださった石井先生のお考えを尊重するなら、稽古でセリフを何度も返し動きも洗練させていくのが本道ですよね」と続く。心あたたまる夫婦の掛け合いが期待できそうだ。第二部は『坂本冬美オンステージ2022 艶歌(うた)の桜道(はなみち)』と題された歌謡ショー。「あばれ太鼓」「夜桜お七」「また君に恋してる」といった坂本の代表曲をはじめ、中村のヒット曲も聴けるそうだ。二人の共通項といえば、坂本の「ブッダのように私は死んだ」(2020年)、中村の「恋人も濡れる街角」(1982年)を作詞・作曲した桑田佳祐の存在だろう。楽曲提供を受けた経緯を懐かしそうに振り返りながら、坂本は桑田作品の魅力を「ストーリー性に富んでいて、老若男女すべての方に広く伝わる普遍性がありますよね」とコメント。中村も「艶っぽい言葉遊びがいまでも楽しく聴ける」と言って、サビに込められた別の解釈をそっと教えてくれた。坂本の後輩である森山愛子も歌声を披露するほか、坂本と中村のデュエットも。すでに行われたリハーサルを振り返って、中村は「歌い出しから世界をつくってしまうのはさすがですよね」と坂本を称えた。『坂本冬美特別公演 中村雅俊特別出演』は、東京・明治座で10月18日(火)まで。ぴあでは座席指定できるチケットを販売中だ。取材・文:岡山朋代
2022年09月16日俳優の鈴木亮平が主演を務める映画『エゴイスト』の場面写真、及び特報映像が29日に公開された。同作は高山真の自伝的小説『エゴイスト』の実写化作。母を失い田舎町で鬱屈とした思春期を過ごした浩輔(鈴木)は、東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)と出会い惹かれ合った2人は満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだったが、2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった。初めて解禁された約30秒の特報映像および場面写真では、自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔と、最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太という2人の幸せな時間が映し出されている。場面写真は、2人が並んでコーヒーを片手に微笑んでいる、幸せな時間を切り取ったもの。また特報映像は龍太が浩輔にキスをするシーンから始まり、龍太の髪を乾かす浩輔、龍太のことを「なんかね。ピュア」と好意を寄せる浩輔、幸せそうな笑顔で手を振る2人、手にハンドクリームを塗ってあげる浩輔と、浩輔による献身的な愛と、誰かを心から愛することを知った幸せそうな龍太の時間が映し出されている。だがそんな幸せな時間から一転、最後に浩輔の「僕は愛がなんなのかよくわからないです」というセリフを残して特報映像は終わる。タイトルが意味するものとは何なのか気になる内容となっている。(C) 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2022年08月29日鈴木亮平と宮沢氷魚が共演、『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』などの松永大司が監督を務める映画『エゴイスト』。この度、本作の場面写真および特報映像が解禁となった。まるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔(鈴木さん)。最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太(宮沢さん)。初めて解禁された約30秒の特報映像および場面写真では、そんな2人の幸せな時間が映し出されている。特報映像では龍太が、浩輔にキスをするシーンから始まり、龍太の髪を乾かす浩輔、龍太のことを「なんかね。ピュア」と好意を寄せる浩輔、幸せそうな笑顔で手を振る2人、手にハンドクリームを塗ってあげる浩輔。浩輔による献身的な愛と、誰かを心から愛することを知った幸せそうな龍太との時間が映し出されている。場面写真では、2人が並んでコーヒーを片手に微笑んでいる、幸せな時間を切り取っている。しかし、そんな2人の幸せな時間から一転、特報映像の最後のシーンでは、「僕は愛がなんなのかよくわからないです」という浩輔のセリフを残して映像が終わっている。愛がわからないと伝えた理由は何なのか。タイトルの『エゴイスト』という単語のように浩輔の独りよがりの愛がゆえのひと言なのか、気になるものとなっている。『エゴイスト』は2023年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月公開予定© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2022年08月29日俳優の唐沢寿明、鈴木亮平、女優の榮倉奈々が24日、都内で行われたキリンビール「日本のビールに、新しいおいしさ。新『一番搾り 糖質ゼロ』」 完成発表会に出席した。キリンビールは、国内で初めてビールカテゴリーで「糖質ゼロ」を実現した「キリン一番搾り 糖質ゼロ」を中味やパッケージともに刷新してリニューアル発売。そのCMに出演している唐沢寿明、鈴木亮平、榮倉奈々をゲストに招いたイベントが開催された。CMでも飲んだという新商品について榮倉が「もともとビールはとても好きなんですけど、集大成と聞いてとても期待しておりました。その期待を上回る美味しさでとても驚きましたね。糖質ゼロもうれしいな~と思って美味しくいただきました」と気に入ったようで、唐沢も「一口飲んだら全く違いましたね。本当にに美味しくてごめんなさいという感じでした」とあまりの美味しさに驚いたという。一方の鈴木は「もともと一番搾りが大好きで美味しいと分かっていたんですが、『糖質ゼロ』というのはどれぐらい美味しんだろう? と懐疑的でした」と最初は不安があったそうだが、「でも僕は一番搾りファンですから、ただの『糖質ゼロ』ではないだろうと思って飲んでみたら『これで糖質ゼロ?』というぐらい美味しかったです」と絶賛した。イベントでは唐沢と鈴木が新旧の「一番搾り 糖質ゼロ」を当てるテイスティング対決も。唐沢が「絶対当てるから! 当たらなかったら引退します。芸能界を。君もだよ!」と鈴木を挑発すると、鈴木は「すごい巻き込み事故(笑)」と苦笑い。いざテイスティング対決となり、先に挑んだ唐沢が「全然違いますよ。比べると分かりますね」と見事に新旧の『一番搾り 糖質ゼロ』を当てれば、鈴木は目隠しをしながら新旧の商品を飲み比べることになるも「全然違います!」と正解して「ちょっと安心しました。明日から自信を持って俳優業を続けていこうと思います」とほっと胸をなでおろしていた。今までの商品に比べて新商品の美味しさに衝撃を受けたという唐沢ら。「その衝撃度合いを自身の経験に例えると?」という質問に「3年間で身長が30cm伸びた時」と回答した榮倉は「幼稚園の頃に成長痛で眠れない日々が続きました。とにかく痛くて眠れず、病院に行ってもマッサージしかしてくれませんでした」と成長痛が自身にとって衝撃的な出来事だったという。唐沢は「無名の役者が大河出演した時」と答え、「作品名は忘れましたが、冬に雨が振っている中、馬の轡を持って立っているだけだったんですが、馬が震えてました。本当に寒かったんです。でNHKに戻ってお前ら濡れてるから外で着替えろと言われて外で着替えました。大河(『利家とまつ』)の発表の時にその話をしたら全部カットされましたね(笑)」とエピソードを明かしていた。
2022年08月25日天海祐希と鈴木亮平がW主演を務めた『広島ジャンゴ2022』が、7月30日15時15分よりWOWOWで放送・配信される。4月から5月にかけて東京と大阪で上演された本作は、広島弁満載の異色“ニュー”ウエスタン活劇。現代の広島の牡蠣工場を舞台に、周囲に合わせることをまったくしないシングルマザーのパートタイマー山本(天海祐希)と、彼女に手を焼くシフト担当の木村(鈴木亮平)の物語が描かれる。作・演出は蓬莱竜太が手がけ、主演の天海と鈴木のほかに、野村周平、中村ゆり、土居志央梨、芋生悠、北香那、宮下今日子、池津祥子、藤井隆、仲村トオルらが名を連ねている。また、放送・配信に先立ち、天海と鈴木によるインタビューが到着した。──舞台初日の幕が開いた時に思ったことを教えてください。天海祐希(以下:天海)ポスターやビジュアル的なものでなぜかコメディだと思っている方もいらっしゃったみたいで、何かそれとのギャップにすごく焦ったっていう話は友人から聞きました。鈴木亮平(以下:鈴木)すごく反響が良かったです。 全体的に本当に面白かったってみなさん言ってくださいました。天海ザクザクくる。鈴木僕らは自信を持ってやっていましたが、コメディとか痛快西部劇だと思って見に来たらすごいザクザク刺されて途中からハンカチ持ってきてなかったとか、そういう話を聞きました。──天海さんは蓬莱作品の出演は初めてですよね。天海蓬莱さんの作品は、穏やかに入って何気ない日常の話からザクザクくる。そして最後にはほんのり希望が見える。人間が生きていくことって辛いかもしれないけど、いいこともあるよっていうメッセージをいつも受け取ります。今回はスケールが大きいですよね。始まる前にもいっぱい話しましたけれど牡蠣工場だけの話ではなく一つの国、もしくはいろいろな所でそういう同じような事があるって。国的にも時代的にもありえるということじゃないかな、と思います。蓬莱さんは稽古中に「音」ってよくおっしゃいましたよね。それはずっと前から?鈴木僕も2作目なんですが、そうですね。気持ちをきちんと「音」にしてお客さんに届く形に出して欲しいということみたいです。あと一つ印象的なのが、感情があってセリフにしないでくれと、セリフに感情が遅れてついてくるようなリズム感でと言われたことです。僕の木村という役は、全体のテンポをコントロールする役割でもあったりするので、そこは常に意識してあまり気持ち優先で間延びしないようにすることを教えていただきましたね。あといい人ですよね。天海うん、 いい人。──好きなシーンやセリフを教えてください。鈴木僕はけケイちゃんとエリカちゃんがポンプ小屋で自分の気持ちを話してふたりで泣くところですかね。それこそ木村は自分だけが苦しいと思っていて生きているわけですが、フィクションの西部劇の世界、現実と繋がっていて。若い子達しかも自分がすごく仲良くしていたあの10代の女の子二人がこんなことを抱えながら笑顔でいたというところに初めて気がつくシーンです。あそこのシーンは、自分も若い頃に想像できていなかった。今でも鈍感だった自分を再確認させられているようで、すごく痛いけれども、好きなシーンですね。天海私は、ケイちゃんに誰かのせいにする生き方はやめなさいというシーン。究極の人生観と言うか、「誰かのせいにする生き方はやめなさい。人に迷惑をかけずに生きなさい。笑って、自分を恥じないでなりたい自分になりなさい」っていうのが一番かな。──これから作品を見られる方にメッセージをお願いします。天海多分いろいろなところで、ちょっとサク、サクっと痛いところがあり、悲しいなと思うことがあるかもしれませんが、自分もこういう風に生きたいな、こうするべきだな、と思えるような何とも温かくなるようなお話だと思っているので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。そして、出演者スタッフ一同皆さんに楽しんで頂けるように心を込めて演じていますのでぜひ楽しみにしていただきたいと思います。私は少ししんどい役です。笑顔を封印し、愛する子供の為に強くあろうと戦っている人。でも亮平くん演じる木村の明るさや暖かさとかがこの物語をすごく救ってくれています。鈴木蓬莱さんに聞くと、天海さんは笑顔を封印してオーラをあえて抑えさせる役、僕は映像とかでやっているイメージのない舞台でしかやらせられない役を当てるのが好きだと仰っていました。そういう意味ではオーラを抑えた天海さんと困ってばかりいる私をお見せできると思います。天海ちょっと表現的には、暴力的なものもあったりするので、なかなかお子さんも是非っておすすめはできないかも知れませんが、もしよろしかったら親御さんとご覧になって、きちんと説明をしながら、どんなふうに思った?こういうことはよくないよね?とお話をしながらみていただけたらなと思います。お子さんはお子さんの立場で感じるものがたくさんあると思います。ちょっと厳しい表現方法もありますけれども、そこはそこでご家族でちゃんとお話しながら見ていただけたらと思います。鈴木広島ジャンゴ、 面白いですよ。<番組情報>天海祐希×鈴木亮平『広島ジャンゴ2022』作・演出 蓬莱竜太7月30日(土) 15:15~WOWOWライブ、WOWOWオンデマンドで放送・配信『広島ジャンゴ2022』ロゴ収録日:4月13日(水)収録場所:東京・Bunkamuraシアターコクーン作・演出:蓬莱竜太【出演】天海祐希鈴木亮平野村周平中村ゆり土居志央梨芋生悠北香那辰巳智秋本折最強さとし江原パジャマ川面千晶エリザベス・マリー小野寺ずる筑波竜一木山廉彬林大貴宮下今日子池津祥子藤井隆仲村トオル番組公式サイト:
2022年07月21日舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が8日、東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕。初日公演を観劇した綾瀬はるか、鈴木亮平らが公演後に取材に応じた。「ハリー・ポッター」シリーズ8作目となる同舞台は、原作者J.K.ローリング自ら原案を練り上げ、「家族、愛、喪失」をテーマにハリー・ポッターの19年後の新たなストーリーを舞台化した作品。アジアとしては初上演となる。ハリー・ポッター役は藤原竜也、石丸幹二、向井理のトリプルキャストで、初日は藤原が演じた。綾瀬は「映画で見ているあの世界観にぐっと引き込まれて、すごい不思議なことがたくさんあって、今現実に戻った感じです」と物語に入り込んでいたようで、「あれはどうやって浮かんでいるんだろうとか、どういう仕組みでああなっているんだろうとか、びっくりすることがたくさんあって、気になることがたくさんありました」とコメント。「笑ったり、最後は親子とかそういう話になってくるのでグッとくるところもあって、いろんな感情になりました」と述べ、「テーマパークに来たみたいなワクワク感と、そして、魔法とか仕掛けもすごいのでびっくり楽しんでもらえると思いますし、笑うところもあれば家族の温まるところもあって、ぜひ皆さんこの夏に感情を揺さぶりに来ていただきたいと思います」とアピールした。鈴木は「すごかったですね。魔法でしたね! 何がどうなって浮いていたり、火は行くは、人は飛ぶは……びっくりしました! 途中からどうやっているんだろうってタネを探すのを諦めました。すみません、ちょっと興奮しております(笑)」とコメント。「魔法とかすごいのはもちろんなんですけど、親子の物語が……ちょっと最後泣いちゃいましたね。こんなに感動、泣かされると思ってなくて、どの世代が見ても感動すると思うので、子育て世代にも見ていただきたいし、おじいちゃんおばあちゃん世代にも見ていただきたい」と魅力を伝え、「最高でした」と称えた。公演後の取材会には、市村正親、井上尚弥、鹿賀丈史、香川照之、立川志らく、和田アキ子も出席した。
2022年07月08日俳優の鈴木亮平が8日、東京・TBS赤坂ACTシアターで開催された舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の初日レッドカーペットイベントに登場した。「ハリー・ポッター」シリーズ8作目となる同舞台は、原作者J.K.ローリング自ら原案を練り上げ、「家族、愛、喪失」をテーマにハリー・ポッターの19年後の新たなストーリーを舞台化した作品。アジアとしては初上演となる。ハリー・ポッター役は藤原竜也、石丸幹二、向井理のトリプルキャストで、初日は藤原が演じる。レッドカーペットイベントには、観劇に訪れたタレント陣が登場。ハリー・ポッター役の石丸と向井をはじめ、綾瀬はるか、市村正親、井上尚弥、鹿賀丈史、鈴木亮平が参加した。鈴木はメガネ姿で登場し、「今日はポッター感を出してみました! 意外といけるなと自分でも思いました」と笑顔でコメント。『ハリー・ポッター』の思い出を聞かれると「一通り見ているのはもちろん、USJのライドも大好きです。(乗ったのは)1回です。すっごい並んでいたので」と答えた。そして、「楽しみが止まりません。もうすっごいらしいですよね。いろんなところからとんでもない仕上がりになっている、すごい舞台だと聞いているので、数日前からワクワクしていました。2日前にご飯を食べに行って生牡蠣が出そうになったんですけど、『2日後にハリー・ポッターを見るので』とお断りしたくらいです。気合十分です!」と心境を告白。「今回、ハリーたちの物語だけではなく、ハリーの子供の世代の物語になっていると聞いているので、親子のストーリーをとても楽しみにしています。特にハリーの息子役の福山康平くんは昔から仲良くて、大学の後輩でもあるので、彼の演技も楽しみにしています」と語った。撮影:加藤千雅
2022年07月08日俳優の鈴木亮平が、映画『エゴイスト』の主演を務めることが4日、明らかになった。宮沢氷魚が共演する。同作は高山真の自伝的小説『エゴイスト』の実写化作。母を失い田舎町で鬱屈とした思春期を過ごした浩輔(鈴木)は、東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢)と出会い惹かれ合った2人は満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだったが、2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった。主人公の浩輔を演じる鈴木は、強さと脆さを同居させた生々しい演技力で観る者を引き込み、新たな境地を開拓した。龍太を演じる宮沢は透明感あふれる儚いたたずまいが、愛を注がれる純粋な青年、龍太のキャラクターに説得力を与えている。まるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔と、最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太。浩輔は龍太との出会いによって鎧を脱ぎ捨て、誰かを心から愛する喜びを知っていく。しかしやがて大切な人との関係を断たれたとき、浩輔はこの愛のかたちは自己満足なのではないか、彼らを追い詰めていたのではないかと、自問自答を始めることになる。前半の甘美な展開から一転、浩輔が自らに向ける根源的な問いが観る者の心を揺さぶる作品に。監督は『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』『Pure Japanese』などを手掛けた松永大司が務めた。トランスジェンダーである友人を撮影したドキュメンタリー『ピュ〜ぴる』から約10年、本作『エゴイスト』脚本執筆の際には入念なリサーチを行い、主人公・浩輔のライフスタイルの細部までリアルに描写した。登場人物たちの心情に寄り添うドキュメンタリータッチでリアリティあふれる映像が、親密な時間の温度感や、愛するがゆえに生まれる葛藤を繊細に伝えている。○鈴木亮平 コメント「愛はエゴか、エゴが愛か」 これは私が昔から考え続けてきたテーマでした。原作小説を初めて読んだ時、著者も同じテーマに向き合ってきた方なのではないかと感じました。この映画が静かに、皆様の心の深い場所へ届きますように。○宮沢氷魚 コメント『エゴイスト』という作品に出会い、僕は人間の本質、原点とはなんなのかを考えさせられました。愛とは一体なんなのか。無条件の愛など存在するのか。たくさん悩み、苦しみ、でも希望の光を目指してこの作品に挑みました。二人の人間の愛情と生き様をまるでドキュメンタリーのように描いた作品が完成しました。一人でも多くの人にこの作品が届くことを心より願っています。○松永大司監督 コメント自身の監督デビュー作品である、友人を長年撮影したドキュメンタリー映画『ピュ〜ぴる』がジェンダーをテーマにしていた自分にとって、著者である高山真さんの想いが込められた原作を読んだ際、とても心動かされるものがありました。そしてその原作を鈴木亮平、宮沢氷魚らの人間味溢れる俳優たちと共に、力強い映画として完成させることができました。この作品がささやかでも誰かの生きる力になることを願います。(C) 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2022年07月04日ディズニー&ピクサー最新作『バズ・ライトイヤー』初日舞台挨拶が1日、都内で行われ、日本版声優を務めた鈴木亮平、今田美桜、山内健司(かまいたち)、りょうが出席。主人公のバズ・ライトイヤー役を担当した鈴木が、「トイ・ストーリー」シリーズでバズを演じてきた所ジョージの演技を、隠し味として取り入れていることを明かした。ディズニー&ピクサーの傑作「トイ・ストーリー」シリーズで誰よりも仲間思いのバズ・ライトイヤーの原点を描く本作。鈴木は「僕は年齢的に、だいたい世代がアンディ少年と同じくらい」だそうで、「僕も(シリーズを)観ていて、バズってどういう設定なんだろう、スターコマンドって何? ザークって誰? と思っていた。それがわかる。アンディ少年が見ていたバズ・ライトイヤーの物語ってこれか! と思いました。アンディ少年もハマるはずだと思った」と気になっていたことが本作で明かされたと声を弾ませた。続けて鈴木は「一番びっくりしたのは、所さんが『無限の彼方へさあ行くぞ!』と言うじゃないですか」と所ジョージ風にセリフを放ち、山内が「今、所さんのモノマネをしました?」とすかさずツッコむと、鈴木は「後半ちょっと入りました」と照れ笑い。「吹き替えをやる前に、いったん所さんのモノマネをやってみてはいるんです。どれくらい、ふりかけるかなと。結局、隠し味程度しかふりかけていないんですが(笑)。あのセリフは、バズが1人で言うセリフじゃなかった。びっくりしましたし、興奮しました。ぜひ観ていただいて、驚いてください」と熱く語る。また周囲から「バズに似ている」と言われることもあるといい、鈴木は「アゴがしっかりしている。カクッとした感じとか『似ている』と言われますね。髪型も若干、近いかもしれない」とにっこり。今田も「分け目が一緒」と続くと、鈴木は「バズです!」とうれしそうにアピールしていた。またバズが仲間との出会いや絆によって成長していく映画の内容にちなみ、それぞれが「仲間との大切な出会い」について尋ねられ、鈴木は「高校生の時に1年間だけ、アメリカに留学をした。そのホストファミリーのご夫婦とはいまだにつながっている。その方たちとの出会いで、僕はすごく変わった」と答え、「いまでも『こういう仕事をしている』とメールを送ると、『調子に乗っちゃダメだよ』とか『周りの人を大切にしなさい』と言ってくれて、本当にお父さん、お母さんなんです」と明かす。また「ホストファーザーが自然番組や歴史遺産の番組が好きだった。それが僕の歴史や遺産好きにつながっている」とあらゆる影響を受けたという。今田は「上京する時に今の事務所にスカウトをしてもらったことが、すごく大きな変化だった。福岡出身なんですが、それがなかったら、東京に出てきていないだろうなと思う」と告白。「人生が180度変わった。そのときは福岡でお仕事をしていて、ポスターを見つけてもらって、それがきっかけで今に至ります。運命だったなと思います」としみじみと語っていた。
2022年07月01日●バズ役にプレッシャー沢城みゆきに相談も俳優の鈴木亮平が、『バズ・ライトイヤー』(7月1日公開)で主人公バズ・ライトイヤーの日本版声優を務めた。徐々に仲間の大切さに気づいていくバズと同じような道を自身も通ってきたという鈴木。声優挑戦の感想とともに、若手時代からの変化や俳優としての現在地、理想の男性像など話を聞いた。「トイ・ストーリー」シリーズのバズ・ライトイヤーは、アンディ少年のお気に入りのおもちゃだが、実はアンディ少年の大好きな映画の主人公。その映画が、本作で描かれる『バズ・ライトイヤー』で、オリジナル版ではクリス・エヴァンスが担当したバズ・ライトイヤー役の日本版声優を鈴木が務めた。ピクサー作品はほとんど見ているという鈴木。その中で「トイ・ストーリー」シリーズは特別な思い入れがあり、バズ役はプレッシャーもあったという。「一番なじみがありますし、僕はアンディとだいたい同世代で。だからこそバズ役はプレッシャーでした。もう僕の中には所さんのバズがいましたから、人間としての新しいバズをどう作り上げていくか。大変なことになったぞと思いました」声優の仕事については「声だけで表現することは、いつもとけっこう違います」とのこと。「あまり声で説明しないように気をつけてお芝居しているので、声で全部表現するのはかなりモードを切り替えないといけなくて」出演決定後、舞台共演をきっかけに交流が続いている声優の沢城みゆきに相談し、いつもどのような準備をしているのか聞いたという。「僕が一番感銘を受けたのは、かなり準備されているということです。プロになるとスッとできるのかなと思っていたんですけど、プロでも一つ一つにきちんと準備されるんだと。僕らも恥ずかしがらず、きちんとそういうことをしていいんだなと感じ、事前にしっかり準備するようにしました」沢城も、バズたちが乗り込む宇宙船の自動操縦音声作動ナビゲーター・アイヴァン役で本作に参加している。バズ役が解禁された際に、沢城から「バズだったんですね。私も出てます」とメールで告げられるまで鈴木は気づかず、びっくりしたと振り返った。●1人で突っ張っていた過去からの変化『孤狼の血 LEVEL2』や『土竜の唄 FINAL』などで見せた悪役演技にも定評がある鈴木だが、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』のスーパー救命救急医役や『西郷どん』の西郷隆盛のような正義感の強いヒーロー的な役は、鈴木本人のイメージとぴったり重なり、本作のバズ役もとてもしっくりくる。鈴木自身もバズにシンパシーを感じているようで、「なんか似ているんですよね。顎の輪郭とか、あそこまでではないですけど僕もしっかりめで」と笑う。また、「眉毛を動かして表情を作るときがありますが、僕もやります」と言うと、眉毛を動かしてキリッとした表情を見せてくれた。本作のバズは、責任感は強いが他人に頼るのが苦手。自分の力を過信したために、1200人もの乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまう。そして、全員で地球に帰還する方法を見つけるというミッションに挑む中で、仲間の大切さに気づいていくことになる。鈴木に理想の男性像を尋ねると、「仲間の絆を大切にすることを気づいた後半のバズになりたい」と言い、「僕もだいたい同じような道を。『俺は何でもできる!』というところから、『自分はなんてダメな俳優なんだ。でもみんなと一緒に作ればいいものが作れるかもしれない』って、誰しも通りがちな道を僕も見事に通ってきているのですごく共感できました。後半のバズになって、たくさんの人と一緒によりよいものを作っていきたいです」とバズと自身を重ねた。さまざまな現場を重ねていく中で仲間と協力して作り上げる大切さに気づいたようで、「年齢だと思いますね。30歳前後でこのままじゃダメだって思ったのをすごく覚えています」と振り返り、「以前は意識的にかっこつけていたというか、俳優ってこういなきゃっていうのがすごくありましたが、そこからは自然体でそのままの自分でいこうって思いました」と変化を告白。そう変わってから「はるかによくなっていった」と言い、「お芝居もいい結果が出るし、もう一度仕事がしたいと思ってくださる人も増えましたし、なんであんな1人で鼻息荒く突っ張っていたんだろうって(笑)。それで学べたことも失敗もたくさんあったので、そういう時期があったのは大事だと思います」と笑顔で話した。●Myヒーロー・冴羽リョウからさまざまな影響また、本作から「過去に生きるのではなくて今と未来に目を向けていく大切さ」を学んだという。「後悔していることはたくさんありますが、その失敗から学んで今の自分がいるので、人間失敗していいんだと。失敗した結果、また新しいものを受け入れて、いい人生だったなって思えたらいいんじゃないかなって。哲学的なテーマを持ち帰りました」としみじみ。そんな鈴木の原動力は「人の心に長く残るものを作りたい」との思い。「それはすごく難しいことで、うまくいった作品でも、もっとこうできたはずって、きりがない。自分が未熟だし失敗もたくさんするからこそ、情熱をもって飽きずにいられているのだと思います」と自己分析した。アンディにとってのバズのような、鈴木にとって子供の頃のヒーローは? との問いには、迷わず「『シティーハンター』の冴羽リョウ(リョウはけものへんに尞が正式表記)」と回答。「いまだに僕はその人だと思って生きています(笑)」と明かす。好きなところについては「おそらく僕は、クールで仕事ができる人よりは、普段はおちゃらけているけどやるときはやるタイプが好きなんだと思います」と説明。「僕もそんなにクールなタイプではないのでちょっと似ているかもしれないですね。そうありたいなとは思っています」と話した。また、「髪の毛を伸ばすと無意識に寄っていくんです。自分の中で、かっこいいってこうだというのがあるので、あまり近づかないようにしているんですけど、結局そういう髪型が好きなんだなと。あとジャケットを着ると腕まくりをしているんです(笑)」と、さまざまな影響を受けているようだ。●俳優の仕事は「たぶん死ぬまでやる」「役者としての完成度は何%?」との問いには、「低いです。現状15%くらいですよ。一生かけてやれる仕事ですから。ウソです、20%ぐらいです、ちょっと謙遜しました(笑)」と回答。数々の映画やドラマで重要な役どころを演じ、大河ドラマの主演や日曜劇場の主演も務める実力者ながら、自己評価はかなり低い。一生をかけて「100%を目指していく」とのことで、「まだお芝居を始めて20年しか経っていない。たぶん死ぬまでやるので、今でけっこういっていたらどこかで打ち止めになってしまう。ここから20年経ってもまだ60歳ですから、80歳までやるとしたら、20%、40%…60%までしかいけない(笑)。ちょっとペースを上げて頑張ります! どこかで加速度的に上がってほしいです」と話した。これから身につけたい役者としてのスキルは「たくさんあります」とのことで、その一つとして「もっと客観的に見ながら入り込めるはず」と課題を挙げた。相反することのように感じるが、「僕らの仕事は両輪を広げていかなきゃいけない。もっとその人物に入り込んで自由に、相手の状況と反応を見て勝手に人物が暴走していくことに身を任せられる能力と、その一方で、それが相手やお客さんに届いているか、監督が求めるものなのか、カメラにちゃんと映っているか。うまい人は両方を究極まで広げていける。すごいなって思う人はいっぱいいます」とその重要性を語った。『バズ・ライトイヤー』では、吹替の面白さも難しさも実感したという鈴木。「息の出し方の強弱とかが日本語と英語ではだいぶズレているので、勉強になりましたし、すごく面白かったです」ただ、実写の吹替をやってみたいという思いは「今のところないです」とのこと。「だったら僕にやらせてくれって思います(笑)。そこまで表情とか作られてしまうと、こっちにできる表現が本当に限られてしまうので」と話した。そして、「やっぱり同業者じゃないですか。国が違えどお互い切磋琢磨していく関係なので、そういう意味では、僕もまだ未熟なのかもしれません、前半のバズのように(笑)」と笑っていた。■鈴木亮平1983年3月29日生まれ、兵庫県出身。2007年に『椿三十郎』で映画デビュー。2013年に主演映画『HK/変態仮面』で注目を浴びる。翌年、NHK連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインの夫を演じ、2018年にはNHK大河ドラマ『西郷どん』で主人公・西郷隆盛を演じた。2021年にはTBS日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』で主演を務め、映画『孤狼の血 LEVEL2』、『燃えよ剣』、『土竜の唄 FINAL』への出演も話題に。『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』が2023年公開予定。
2022年06月29日