桜も開花し、今年のさくらスイーツを楽しめるシーズンも残りわずか。東京・西新宿の「ハイアット リージェンシー 東京」の「ラウンジ」(1F)では、さくらをプレートで表現した「さくらスイーツセット」(2,614円)を、4月10日(日)まで提供中だ。まだチェックしていない人はぜひお早めに。「さくらスイーツセット」は、さくらの風味を付けたムースに、グリオットチェリーやスパイスの効いたトンカ豆のクリームをしのばせたケーキ、さくら風味のクリームに生地にもさくらをあしらったミニロールケーキ、「ペストリーショップ」でも人気のさくらマカロンを、さくらの花びらに見立てたデコレーションとともに美しく盛りつけたさくら尽くしのプレート。さらに、プレートにはコーヒー・紅茶付きで、カフェラテ、カプチーノ、ショコラチーノなどのほか、この時期は「マリアージュ フレール」の“サクラ グリーンティー”もおすすめ。お持ち帰りしたいのなら、「ペストリーショップ」(ロビーフロア・2F)へ。「さくらロールケーキ」(1,080円)や、「さくらマカロン」(5個入り・1,350円)が販売中だ。また、4月25日(月)~6月30日(木)は、「抹茶スイーツセット」が提供される予定だ。まもなく訪れる新緑の季節にあわせたこちらのスイーツセットも併せて楽しみにしたい。※表記価格は、サービス料・消費税が含まれたお支払い金額となる。(text:cinemacafe.net)
2016年04月04日ファミリーマートは3月22日、「さくらあんまん」(税込100円)を全国の「ファミリーマート」店舗で販売開始した。ファミリーマートは3月22日、「さくらあんまん」を全国の「ファミリーマート」店舗で販売開始した。2015年にも販売されていた同商品。2016年はどのような変化があったのか、実際に食べて確かめてみた。同商品は、さくらをイメージしたピンク色の生地に、さくらあん、餅を包んだ一品。まるで桜餅のようなかわいい見た目だ。中を割ってみると、さくらの香りがふんわりと広がる。さくらあんの中から、柔らかい餅が顔をのぞかせていた。2015年の「さくらあんまん」は、餅の中にさくらあんが包まれており、今回は逆になっていた。ひと口食べてみると、さくら色の生地はかなりしっとり。あんこからはほんのりとした塩気と、優しい甘さが感じられた。餅は思ったよりも弾力があり、中華まんというより、おまんじゅうを食べているような感覚だ。さくらが咲いたとは言ってもまだ肌寒い今日この頃。温かい「さくらあんまん」を買ってお花見に行ってみてはいかがだろうか。
2016年03月25日さくらインターネットとネットワークコンテンツの企画・研究・開発およびコンサルテーションを手がけるUEIは3月17日、業務提携し、ディープラーニング・ソフトウェアのASP事業を開始することを発表した。UEIはソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)との共同開発により、2015年からディープラーニングの独自研究を重ね、同年末にオープンソース・ソフトウェア「DEEPstation」を発表した。DEEPstationはWebから手軽に扱えるため、複数の大学や企業内の研究機関で実際の研究に活用されているという。現在、多様化するディープラーニングへの期待に応え、ASP型サービスの提供が待望されており、UEIとソニーCSLは共同開発したディープラーニング・ソフトウェア・プラットフォームのインフラとして、さくらインターネットの高火力コンピューティングプラットフォームを採用した。DEEPstationのクラウドサービス「DEEPstation Cloud」はCUDAコア3072x最大4基搭載した専用学習マシンをクラウド上に設置。標準構成(Xeon E5-2623v3×2、128GB RAM、240GB SSD)で、初期費用が39万9800円、月額費用が9万8000円から(実行時間160時間込み)、追加計算資源が1日当たり9800円となっている。
2016年03月17日さくらインターネットと企業コミュニケーションツールの企画・制作を手がけるa2mediaは提携し、「さくらのクラウド」上でセキュリティ機能を強化したマネージドサーバサービス「a2media マネージドクラウドサーバー」の提供を2月18日から開始した。新サービスは、さくらのクラウド上でa2mediaがWebアプリケーションファイアウォール(WAF)などのセキュリティ機能やOSなどのセキュリティアップデートを代行するサービスを付加したマネージドサーバサービス。特徴としてマネージドサーバとしてコストが抑えられ、クラウド基盤を利用した耐障害性を有し、運用コンテンツの状況に応じた柔軟性も備え、データ転送量による従量課金はないという。近年、企業のコミュニケーションの一環としてホームページ上での情報提供が当たり前である一方、脆弱性を利用した不正アクセスにより、ホームページが改ざんされ、悪用される事例が増えている。そのような状況を踏まえ、両社は提携し、クラウドサーバのセキュリティ機能を強化したマネージド(運用・管理)サービス付きの新サービスを提供することで、ユーザーのサーバ運営をサポートしていく考えだ。価格は、いずれも税別でサーバ初期費用が2万円、月額2万円(スタンダード)。今後、3年間で導入企業300社を目指す。
2016年02月19日さくらインターネットは2月8日、IoT(Internet of Things)サービスに必要な通信環境とインフラ基盤サービスを一体で提供する「さくらのIoT Platform」を2016年度中に提供開始すると発表した。「さくらのIoT Platform」は、IoTサービスに必要な機能をサービスとして提供する。同社はデバイス向け通信モジュール「さくらのIoT通信モジュール」、同社のデータセンター内の閉域網に設けるデータを保存・処理するインフラ基盤を提供する。通信回線は、ソフトバンクとソラコムの2社から選択可能だ。データ提供者は同社の閉域網にデータを送受信できる。送信したデータをパブリックデータとして閉域網に保存する場合は無償で利用できるが、プライベート領域でデータを利用する場合などは有償となる。パブリックデータとして送信されたデータは、APIを介して、有償で利用できる。デバイスと通信モジュールの通信はUART、SPI、I2Cを介して、コマンドベースで行われる。非常に軽いため、貧弱なマイコンでも対応可能だという。提供が予定されているmbed用ライブラリ、Arduino用ライブラリ、IchigoJam用ライブラリ、Raspberry Pi(Linux)用ライブラリを利用することで、既存センサーや制御モジュールと同等に扱うことが可能になる。通信モジュールは1万円以内で提供され、課金は同社が定める単位「Message」に対して行われ、通信モジュールや通信にかかるコストはすべてこの料金に内包される予定。1個当たりのモノに対する実質負担は数十円程度に抑えるとしている。代表取締役 社長を務める田中邦裕氏がIoTプラットフォームを提供する背景を説明した。田中氏は「モノがつぶやけばいいのに」という会話がきっかけだったと語った。「Twitterでは、APIで情報を統合して価値を生み出した。これからは人間よりもモノのほうがインターネットに接続する機会が増えるため、モノのタイムラインを作ることで、そこから新たな価値が生まれるようになる。Twitterの世界をモノで実現したい」と田中氏。その一方で、IoTを実現するうえで、デバイスと通信が一体になっていないためインターネットと融合できないという課題があり、「通信」「モノ」「クラウド」をもっと簡単に接続する必要があると考えたという。田中氏は同サービスのコンセプトが「どこでも誰でも手軽に今すぐに」であることを紹介した。現状、IoTは、スマートフォンを介してなど、人間がいる場所でモノをつなぐことが前提となっており、つまり、人間がいないとモノを接続できないという。同社では、人間がいない場所でもモノが接続することを実現する。また、人間がいない場所でモノをつなぐにはコストの課題もあるとして、安価につなぐことも可能にする。さらに、田中氏は「エンジニアはハードウェア、ソフトウェアなど、ジャンルごとに分断されており、スタンドアロンのIoTデバイスを作ろうと思うと、知識不足がネックとなる」と指摘。そこで、同社はハードウェア、通信環境、APIを垂直統合で提供することで、技術面でのハードルの解消を目指す。なお、データを利用するAPI課金によって得られた利益はMessage課金によってデータを送信した人にフィードバックすることも計画しているという。「データが利用されればされるほど、インセンティブとして還元することを考えている」(田中氏)田中氏は「利用できるデータが増えれば、データを処理する量も増え、われわれのビジネスも広がる。つまり、もっとインターネットにデータが吐き出される必要がある」と、同サービスに込める期待を語った。サービス提供に先駆け、2016年4月より「さくらのIoT Platform α」、9月より「さくらのIoT Platform β」が提供される。「さくらのIoT Platform α」では、「さくらのIoT通信モジュール」が無償で貸与され、1000個の通信モジュールが用意される予定だ。2月8日より、「さくらのIoT Platform α」のパートナーが開始されたが、発表会には、ソラコムなど7社のパートナーの担当者が参加し、さくらのIoT Platformとの連携について説明した。
2016年02月09日さくらインターネットは1月27日、「さくらのVPS」の新プランとして安定性に優れた物理サーバ1台を専有できる「さくらのVPS ベアメタルプラン」の提供を2016年2月3日から開始すると発表した。さくらのVPSは、専用サーバの自由度とクラウドの拡張性を合わせ持つコストパフォーマンスに優れた仮想専用サーバサービス。月額685円から使える手軽さと、台数無制限の複数台構成に対応するスケーラビリティを兼ね備えている。今回、さくらのVPSの新プランとして、さくらのVPS ベアメタルプランを追加。同プランはCPU、メモリ、ストレージといった物理リソースを利用できるため、他のユーザ―の影響を受けることなく、安定したパフォーマンスを実現する。特に共用サーバでボトルネックになりがちなストレージのI/O性能に優れるため、データベースサーバとして使用することで、より安定したサーバ運用を可能としている。また、さくらのVPSのコントロールパネルにより、物理サーバ(さくらのVPS ベアメタルプラン)と仮想サーバ(既存のさくらのVPS)をシームレスに一元管理することができる。さらに、同コントロールパネルからの操作で物理サーバと仮想サーバ間でのローカルネットワーク接続が可能なため、物理と仮想それぞれのメリットを生かしたハイブリッド構成を容易に実現できるという。メモリは8GB、ストレージ容量はSSD(RAID1)で111GB、CPUは物理2コア、ネームサーバは10ゾーン、ゾーン(サーバ設置場所)は東京となる。価格は月額料金が7776円、初期費用が4万8600円(いずれも税込み)。
2016年01月28日さくらインターネット、インフォテリア、テックビューロの3社は1月7日、協業してプライベート・ブロックチェーンの実証実験プラットフォームとして、「さくらのクラウド」および「さくらのIoT」上で、「ASTERIA WARP(アステリアワープ)」と「mijin(ミジン)」のサービスを無償にて提供すると発表した。提供期間は1月18日から6月30日まで。これにより、幅広い用途におけるプライベート・ブロックチェーン技術の普及・啓発を図るとしている。ブロックチェーン技術とは、改ざん不可能なセキュリティ環境や実質ゼロ・ダウンタイムを実現するシステム構築コストを削減する技術で、特に金融システム(FinTech)の中核技術として注目されている。米国では、ナスダックにおける未公開株式取引市場での導入を2015年10月に発表するとともに、国内でも複数の都市銀行がブロックチェーン技術を利用するためのコンソーシアムに参加している。3社は国内におけるブロックチェーン技術の普及に向けた協業を開始し、金融を始め幅広い業界での導入の推進を目的として、以下の取り組みを展開する。プライベート・ブロックチェーン実証実験プラットフォームとして、さくらのクラウド上でASTERIA WARPとmijinを無償提供する。この実験環境では、プライベート・ブロックチェーンと既存システムとのデータ連携に関する実証実験を行う。実施期間は1月18日~6月30日。国内金融機関を始め各種用途でブロックチェーン技術の採用・導入を推進するため、セミナーを2016年2月から3社で共同開催する。IoT+ブロックチェーンの実証実験プラットフォームとして、さくらのIoTを対象としてmijinとASTERIA WARPをさくらのクラウド上で無償提供する。実施期間は2016年春(予定)~6月30日。さくらインターネットとインフォテリアは、インフォテリアが紹介する開発会社を通じてASTERIA WARP用「さくらIoTアダプタ」を開発しこの実験環境下で無償提供する。完成予定は2016年春ごろ。テックビューロが開発するASTERIA WARP用「mijinアダプタ」が完成次第、この実験環境下で無償提供する。完成は2016年4月を予定している。なお、同プラットフォームの利用には専用サイトからの申し込みが必要であり、受付は既に開始している。テックビューロとは、さくらインターネットおよびインフォテリア共に2015年12月に事業提携を締結しているが、3社の協業により既存システムでブロックチェーンを利用可能な環境を提供するため、大きなシナジー効果を導き出せると考えているという。今後はセミナーなどのマーケティング活動における協業も展開しながら、3社の製品・サービスの融合により、金融業界に加えて幅広い業界での利用を積極的に提案していく方針とのことだ。
2016年01月08日さくらインターネットとテックビューロは12月16日、さくらインターネットが運営する「さくらのクラウド」上で、テックビューロが開発するプライベート・ブロックチェーンのクラウド化技術「mijinクラウドチェーン」の実証実験環境「mijinクラウドチェーンβ」を、2016年1月より無料で提供することを発表した。テックビューロの調査によると、プライベート・ブロックチェーン環境が、実用レベルのクラウドサービスとして一般向けに無料で提供されるのは世界初だという。クラウド上に用意されたプライベート・ブロックチェーン環境は、API経由で自由に使用することが可能。同環境を利用すると、ポイントサービスや銀行、電子マネーなどの勘定システムのほか、登記や資産記録などのシステムが、従来よりも低コストで構築が可能だという。プライベート・ブロックチェーン技術「mijin」をアプリケーションやサービスに実装することで、ゼロダウンタイムや信頼性の高いセキュリティ環境を自由に試すことが可能となっている。「mijinクラウドチェーンβ」は、12月16日より申込受付を開始し、2016年1月より順次提供される予定となっている。1秒間あたりのスループット上限の制限以外は、2016年に提供が予定されている「mijinクラウドチェーン(有料)」と同等だという。無償期間は2016年6月30日までとなっており、それ以降の継続利用については、2016年5月に「mijinクラウドチェーン(有料)」への移行手順が案内される。
2015年12月16日ポッカサッポロフード&ビバレッジは12月14日、「がぶ飲み さくらクリームソーダ 500mlPET」(税別140円)を全国で発売する。同商品は、春先の味わいとして定番化しつつある「さくら」をイメージしたフレーバーのドリンク。「さくらもち」風味をベースにし、アイスクリームが溶け込んだようなフロート風の微炭酸ソーダに仕上げた。クリーミーさを出すために、練乳を使用している。
2015年11月25日さくらインターネットは10月1日、プライム・ストラテジーが開発した超高速WordPress実行環境「KUSANAGI」を「さくらのクラウド」で実行できる「KUSANAGI for さくらのクラウド」の提供を開始したと発表した。KUSANAGIは、WordPress実行時間3ミリ秒台、秒間1,000リクエストをページキャッシュ非使用で実現するWordPress 実行環境。KUSANAGI for さくらのクラウドでは、IaaS型クラウド「さくらのクラウド」上から、KUSANAGIがインストールされたサーバを簡単に作成できる。KUSANAGI for さくらのクラウドは、追加料金不要で導入できるため、同社は、企業のWebサイトだけでなく個人のブログなどでの利用も想定している。
2015年10月01日コンビニエンスストアを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」より、『一番くじ カードキャプターさくら~SAKURA IN WONDERLAND~』が、8月22日より全国の書店、TSUTAYA、ホビーショップ、アニメイト、アミューズメント施設などで販売される(一部店舗を除く)。価格は1回620円(税込)。今回の「一番くじ」は、『魔法騎士レイアース』などで知られる創作集団「CLAMP」による漫画作品『カードキャプターさくら』を題材に、主人公・さくらが憧れている『不思議の国のアリス』をモチーフにしたアイテムA賞~H賞の8等級全23種類+ラストワン賞をラインナップ。A賞は、さくらがアリスの衣装を着て、ビンの上に座った「SAKURA IN WONDERLANDフィギュア」(全1種)、B賞には"一番くじ"オリジナルデザインのトランプの衣装を着た「ケルベロスぬいぐるみ~トランプコスチューム~」(全1種)、C賞は劇中でさくらが使用する「星の杖」をモチーフにした「星の懐中時計」(全1種)を用意している。D賞の「ハートのルームフレグランス」(全3種)はさくら、チェリー、ローズの3種の香りから選ぶことが可能。E賞は、約12cmでアクセサリーや小物を置くのに最適なサイズの「トランプデザイントレイ」(全4種)、F賞には、キャラクターや魔法アイテムをお菓子風にデザインした「お菓子な!? チャームコレクション」(全6種)が登場する。そのほかにも、「ガラス瓶コレクション」(全3種)や、「しかけ付きメッセージカード&ステッカーセット」(全4種)などのアイテムがラインナップされている。お店で最後のくじ券を引くとその場でもらえるラストワン賞には、「CLAMP」の描きおろしイラストが盛りだくさんの「描きおろしイラストホルダー」(全1種)を用意。なお、くじの半券を使って応募するダブルチャンスキャンペーンも同時に展開され、「CLAMP」の直筆サインが入った「直筆サイン入り描きおろしイラストホルダー」が15名に当たる。(C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2015年08月10日さくらインターネットは、北海道石狩市「さくらインターネット石狩太陽光発電所」を建設し、8月10日より石狩データセンターへの送電を開始したと発表した。ここで発電した電力は、交流電力に変換することなく、直流のまま石狩データセンターへ送電し、専用のサーバルームに給電する。さくらインターネット石狩太陽光発電所は、面積が5,004平方メートルで、出力は200kW。発電量は21万kW時/年を予定している。石狩データセンターが全棟(計8棟を予定)稼働した場合、およそ4,000ラック分のサーバが電力を使用するため、同社では再生可能エネルギーを売電することなく、完全自社利用ができると考え、太陽光発電所の開所することになったという。本発電所は、給電状況を自動で判別し、天候などの問題で発電できないときは交流系統から、停電などの場合はバッテリーから給電できる、優先制御のしくみにより高い可用性を実現。また、発電量を最大限に引き上げる制御機構を備えた製品を採用し、再生可能エネルギーをムダなく利用する工夫を行っているという。
2015年08月10日●さくらインターネットのコミュニティ「さくらクラブ」とは?6月27日、アーバンポートホテル鹿児島にて「startuphack in Kagoshima byさくらクラブ」が開催された。「さくらクラブ」とは、今回発足したさくらインターネット公認のユーザーコミュニティで、startuphack in Kagoshimaはさくらクラブ主催の第1弾となるイベントだ。「九州のスタートアップを活性化させたい」というコンセプトで、鹿児島のスタートアップの紹介や、著名ベンチャーキャピタリストや起業家を交えてのパネルディスカッションなど、さまざまな企画が約7時間にわたって行われた。○「熱量」を生み出すコミュニティへイベントの冒頭で行われた基調講演「Dive into Community ~地方スタートアップにコミットするさくらの新戦略~」では、さくらインターネット 代表取締役社長 田中邦裕氏が「さくらクラブ」発足の経緯やその狙いについて説明した。以前から、個人的にOSC(オープンソースカンファレンス)やKOF(関西オープンフォーラム)などのコミュニティイベントに参加してきたという田中氏だが、さくらインターネットがコミュニティ活動を行うことに対しては、JAWS-UGやAndroidの会などのコミュニティがあるなかで、わざわざ新たにコミュニティを作る必要性を感じられず、「本当に作っていいんだろうか」と自問自答していたという。しかし、社員からの自発的な「やりたい」という意見に加え、地元ユーザーからの「さくらインターネットのコミュニティがあれば行きたい」という声もあり、「やりたいという気持ちに応えないのはダメなんじゃないかと心変わりした。当社らしく、社員・ユーザー・会社が同じ目線でやることを決心した」と、田中氏はコミュニティ発足に至るまでの思いを述べた。田中氏は、知識労働をしていかなければならなくなったこれからの時代には、仕事の動機付けとして「熱量」が重要だとする。「家で一人で仕事をしていると熱量は高まらない。さくらインターネットとして、一緒に熱量を高めていけるような場を作っていきたい。コミュニティは誰かに言われて行くものではなく、自分が行きたくて行くのが大切」と語る田中氏は、自身もさくらインターネットを好きな一個人として今回のイベントに参加したという。いかにユーザーに喜んでもらえるか、さくらインターネットとして何ができるか考えてきたというコミュニティ支援担当のさくらインターネット 広報宣伝室 林雅也氏は、「一方通行ではなく、コミュニティと会社の動きが噛み合った“相思相愛”という形を目指していくのが理想」としている。「マーケティングというよりは、いうなればブランディングの施策でやっている」(田中氏)というさくらクラブ。外資系クラウドベンダーが囲い込み、スタートアップはサーバー代に苦労して事業が伸ばせないという声があるなか、同社はこういったコミュニティ活動を通して、スタートアップに強いイメージを広めていきたいという狙いもあるようだ。○今、鹿児島のスタートアップがアツい!基調講演に続いて、鹿児島に縁のあるスタートアップ企業4社による紹介ピッチが行われた。声でつながるSNS「Talkspace」鹿児島大学にオフィスを構えるfreepは、会話を楽しんだり、歌ったり、面白いネタを話したりなどして音声よるコミュニケーションを楽しむSNS「Talkspace(トークスペース)」を開発・運営している。自由に会話を楽しむことができる「スペース」、フォローした人のつぶやきを聴くことができる「タイムライン」、トークスペースやタイムラインをまとめることができる「プレイリスト」といった機能があり、すでに月間あたりの投稿数は300万、再生回数は3000万を越えているという。今後の成長が期待されるSNSだ。スポーツ界のファン市場を開拓する「SPO-STA」フィギュアスケートの村上大介選手も利用しているという「SPO-STA」は、活動資金を募りたいスポーツ選手やチームを支援するサービスだ。村上選手は2014年11月のNHK杯優勝後、同サービスを通じて多くのファンから寄付を集めた。サービスリリース以降、すでに100を越える選手・チームに利用されているという。またSPO-STAでは、オンラインのファンクラブや後援会のサポート、イベントグッズなどの運営代行なども行っており、資金難を解決したい選手と、スポンサーを希望する企業とをマッチングさせるスポンサーネットワークも開発中とのこと。同サービスの運営元であるスポスタの本社は東京・渋谷にあるが、開発は鹿児島のエンジニアチームと連携しながら行っている。Web開発に特化したファイル共有コラボレーションツール「universions」「地方でも好きな働き方ができる世の中にしたい」という理念のもと、Web開発に特化したファイル共有コラボレーションツール「universions」を開発しているユニマルは、鹿児島を拠点に活動する企業だ。ファイル共有のためのコラボレーションツールにもいろいろあるが、Dropboxではコーダーやエンジニアにとっては物足りない。しかし、GitHubでは学習コストが高く、デザイナーやライターには使いにくい。そんなときこそ、universionsの出番となる。すでに、デジタルハリウッドの運営する「G’s ACADEMY」の公式ツールとして導入されており、海外展開も視野に入れて開発を進めている。さらにユニマルは、フリーランスのクリエイターを対象とした月額最低報酬金額を保証するクラウドソーシングサービス「universionsWORKS(仮)」のリリースを予定している。同サービスは、仕事の有無を問わず月額5万円の報酬が保証され、フリーランスへの定期収入を実現するもの。ユニマルは、同サービスにより地方にいることがステータスとなるような社会を目指していくとしている。「なでなで」すると音が出る抱き枕「痛すぽ」「なでなで」すると音声を発する抱き枕「痛すぽ」は、抱き枕の内部に装着されたセンサーが「なでる」動作を感知し、その強弱によって無線連携したスマホから流れる音声が変わるもの。クラウドファンディングサイト「Makuake」では、痛すぽ製品化の支援金として、目標金額50万円を遥かに上回る373万4,000円が集まり話題となった。イベントでは、痛すぽを開発するジョイアスの代表取締役 内村康一氏がデモンストレーションを行い、会場から大きな声援を得ていた。現在ジョイアスは福岡にオフィスを構えているが、内村氏自身は鹿児島の出身だという。同セッションに登壇したfreep 取締役の高橋亮氏は、「地方のスタートアップを盛り上げていくには、成長している企業がいかにして出てくるかというのが大事だと思う。僕たちはそのひとつになりたい」と語っていたが、ここで紹介した彼らが鹿児島のスタートアップの発展を牽引していくことは間違いないだろう。●地方スタートアップ企業ならではの戦い方とは?○地方スタートアップ企業ならではの戦い方とは?パネルディスカッションでは、登壇者たちが鹿児島の芋焼酎「あらわざ桜島」を飲みながら九州のスタートアップ事情などについて語り合った。九州地方のベンチャー支援を担当するトーマツベンチャーサポート 九州地区リーダーの香月稔氏によると、九州のなかでも宮崎や福岡はスタートアップの事例が多く、特に福岡は、市長や日本政策金融公庫など、さまざまなプレーヤーがスタートアップ支援に参加しているという。やはり東京と比べて情報の遅れはあるものの、九州でもスタートアップが資金調達できるようになってきており、「東京と同じ目線で話をできるくらいのレベルになってきている」(香月氏)。一方、「地方スタートアップベンチャーはどう戦っていけばよいか?」という話題に対し宮崎スタートアップバレーの共同創業者である齋藤潤一氏は、「東京と比べることには意味がない。“地域イノベーション”こそがインパクトを与える」とばっさり。根本を見つめなおさずにシリコンバレーや東京のモデルを地方に持ってきても意味がない。自分はなぜやりたいのか、何をやりたいのかということを見つめなおすことが大切であると指摘した。また、実際に鹿児島で起業したfreepのCEO 鮫島悠氏は、「自分たちが会社を立ち上げた当時、鹿児島のベンチャーはゼロだった。前例がないなかでやっていくのは大変なので、先に誰かがやっているということは重要」と自身の経験をふまえて語った。また、「起業家養成のイベントで、“起業する=すごい”という感想をもっていた参加者がいたが、起業は別に“すごい”ことではなく、自分のやりたいことを実現する手段でしかない」と、自分の「やりたいこと」を明確にすることの大切さを強調していた。さくらインターネットの田中氏も京都府舞鶴市で起業し、地方で戦ってきた経営者の一人だ。しかし「東京や地方とか言いすぎ」(田中氏)と、やはり地方と東京の差を意識しすぎることについて疑問を持っているようだ。とはいえ、舞鶴にいると足をひっぱったり、「熱量」を下げたりする人が多かったのも事実だという。近年、知識労働が求められ、クリエイティビティが富を得る手段になってきており、そのために熱量が必要になっているとする田中氏は、『クリエイティブ・クラスの世紀』(ダイヤモンド社)という本を話題にあげ、寛容であることがクリエイティビティを発揮するために重要であるという考え方を紹介したが、「舞鶴では“身体を動かしてナンボ”という空気があった。地方など人の動きが少ない場所は、寛容的でない文化がある」と当時を振り返る。「東京は、地方から出てきたいろんな人がいるからおもしろい。しかし最近では東京生まれ東京育ちの人が増えてきているので、あと数十年もすると東京も不寛容な町になってしまうのでは。熱量を奪われない場所があるのなら、地方/東京にこだわる必要はない」(田中氏)「地方スタートアップの戦い方」というテーマから始まったパネルディスカッションだったが、地方/東京という枠にとらわれず、自分のやりたいことを明確にして、熱量をもって取り組んで行くことが大切なのではないかという意見でまとまっていた。○ハッカソンの優勝者には「石狩テータセンターツアー」イベント終盤の懇親会では、同イベント前日に行われたハッカソンの結果発表が行われた。ハッカソンのテーマは「ワンボタン」。チーム「KTN」は、ボタンを押すと人工無脳により百人一首の解析結果から短歌が作成できるアプリ、チーム「ヤングマン」は、献立をワンボタンで発案してくれるアプリ、チーム「ヘビーシャーク」は、ボタンをクリックした回数の発電量がわかる教育用のアプリをそれぞれ企画・開発した。優勝チームは献立アプリを開発した「ヤングマン」。16歳とは思えない見事なプレゼンテーションを披露した鹿児島県内の高専生 平川将綺氏には、優勝賞品の「石狩データセンターツアー招待券」が、また優勝チーム全員にRaspberry Pi 2が贈られた。また懇親会では、参加者飛び込み型のLT大会や、宮崎の起業家を支援する「宮崎スタートアップバレー」の紹介などが行われ、参加者たちの熱量が感じられる“アツい”夜となった。
2015年07月01日インターネットデータセンター事業を運営するさくらインターネットは、サバを育てる携帯デジタルペット育成ゲーム「さくらのさばげー!」を4月1日より発売すると発表した。同ゲームは、デジタルペットを育てながら簡単なコードも学べる携帯知育ゲーム。プレイヤーはサバに美しいコードをえさとして与えたり、「Dドス」という外敵を撃退したりしながら、サバを育てていく。うまく育てられるとスペックが上がり、生まれた当初は8MBのメモリやCPUが向上して賢くなっていく。サバのえさの好みは日によって変わり、JavaやPHP、Rubyが食べたい日もあれば、Scalaの日もPythonの日もある。時々、お礼にパッチやスイッチなどアイテムをくれる。このアイテムはミニゲームで使える。ミニゲーム「悪の集団Dドスたちをやっつけろ!」は、同じサービスを3つ以上そろえるパズルゲーム。サバが敵であるDドスからの攻撃でダウンする前に、アイテムを用いて有利にゲームを進めるのがコツ。スペックが上がると、与えたえさやミニゲームのスコアによって、さまざまなさばに進化する。マサバ、ゴマサバ、グルコマ、ニジョウサバなどの基本的なサバから、ウィンドウズサバなど新種のサバまで、登場するサバの種類は全部で41匹。同ゲームは、さくらインターネットの各データセンター入局者限定で販売され、価格は4141円。カラーは全41位色、重量は4141グラム、必要な電池の量は単4電池41本となっている。最後の販売情報で「4」と「1」がズラリと並んでいることからわかるように、このニュースはエイプリルフール企画の紹介記事です。エイプリルフール関連記事今年もやります! エイプリルフール 2015まとめ - 続々更新!!楽天がエイプリルフールから撤退という噂を広報部に聞いてみたヤフー、動物と出会えるように進化した「Yahoo!パートナー」サイボウズ、イクメン向けグループウェア「サイボウズ Office 192(育児)」手を使わずに文字入力可能な「Google 日本語入力ピロピロバージョン」登場
2015年04月01日さくらインターネットは3月31日、Windows Server環境を利用できるVPSサービス「さくらのVPS for Windows Server」を4月8日より提供開始すると発表した。「さくらのVPS」は、専用サーバの自由度と共用サーバの低価格を実現した仮想専用サーバサービス。「さくらのVPS for Windows Server」は、SSDを標準で搭載し、Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 R2のいずれかを利用できる。プランは、メモリ、CPU、SSD、ネームサーバのゾーン数が異なる6つのプランが用意されている。最小スペックのプラン「W768」は、メモリが768MB、CPUが仮想1コア、ストレージSSDが30GB、ネームサーバが5ゾーン。料金は、初期費用が2000円、月額料金が1000円、年間一括料金が1万11000円となっている。オプションサービスとして、場所を問わずにアクセスできる「リモートデスクトップ(RDS)」、「Microsoft Office」、「Microsoft SQL Server」が提供される。
2015年04月01日成田空港の滑走路北側に位置する小高い丘の上にある公園「成田市さくらの山」に3月26日、新たな観光拠点として「空の駅 さくら館」がオープンする。館内には成田市の観光情報コーナーや、地元で採れた新鮮野菜や地域の特産品がそろう物販コーナー、焼き立てのパンが並ぶ軽食販売コーナーなどを設置。間近で見る大迫力の航空機と桜とともに、成田ならではのグルメをここで楽しむことができる。オープンする26日には9時30分から実施する開館式典のほか、地元農産物の無料配布や成田市観光キャラクター「うなりくん」グッズなどが当たるお楽しみ抽選会、消防音楽隊による演奏、さくらの山の航空写真展(5月6日まで開催)などを予定している。また、3月28日には航空写真家チャーリィ古庄氏とルーク・オザワ氏によるトークショーや、様々な国の料理が並ぶ国際村(3月28日、29日両日開催)なども実施する。「空の駅 さくら館」の住所は千葉県成田市駒井野1353-1で、営業時間は9時~18時(11月~3月は17時まで)、定休日はなし。
2015年03月19日みなとみらい21さくらフェスタ2015実行委員会は3月28日~4月5日、神奈川県横浜市のみなとみらい地区"さくら通り"などで「みなとみらい21さくらフェスタ2015」を開催する。イベントのメイン会場となる"さくら通り"は、109本の桜の木々が並ぶみなとみらい地区の桜の名所。横浜ランドマークタワーから約500mに渡る桜並木は、淡紅色と白色のソメイヨシノの花で美しく彩られるという。4月4日の11時からは「みなとみらい さくらパレード」を実施。小型EV「チョイモビ」が先導する後には、県警音楽隊、保育園児&キャラクターとトリコロールマーメイズや民謡演舞のほか、バトントワリングの「洋光台バトン」が登場する。同日の12時~17時には、「グルメストリート」を開催。横浜野菜の天ぷらや、横浜元祖しゅうまいのほか、 B級グルメの「中津から揚げ」「博多牛ホルモン焼きそば」など、さまざまなグルメを提供する。また、グランモール公園円形広場では、同日12時~17時にかけて「さくらステージイベント」を行う。同市西区内の小中学校生徒による吹奏楽や、ヨコハマ大道芸のパフォーマンスを実施する。同日12時~17時には、みなとみらい地区の企業・住民等からなる約30チームがエントリーする「さくら綱引き選手権」も開催。プロサッカーチーム「横浜F・マリノス」のキャラクター・マリノスケとチアリーディングチーム「トリコロールマーメイズ」が応援に駆けつける。また、エキシビションマッチとして「横浜プロレス祭り実行委員会」も登場する。3月28日~4月5日には、よこはまコスモワールド 大観覧車「コスモクロック21」、コレットマーレがさくら色にライトアップされる。また、4月4日は、周辺施設の横浜美術館、横浜ランドマークタワー69F展望フロア スカイガーデン、帆船日本丸・横浜みなと博物館が無料開放となる。
2015年03月12日毎年春になるとスターバックスから登場する「さくら」シリーズ。今年も2月15日より日本限定ドリンク「キャラメリー さくら チョコレート ラテ」(420から540円)をはじめ、「さくらシフォンケーキ」(380円)、桜をデザインしたグッズなど2015年“SAKURA”シリーズが展開されている。ドリンクは3月17日、さくらシフォンケーキは3月31日、ドリンクウエアは4月中旬まで販売。これに合わせ東京・上野公園内のスターバックス 上野恩賜公園店(2月16日から4月上旬)と大阪・梅田の桜橋プラザビル店(2月26日から4月上旬)を、フラワーアートユニット・プランティカ(plantica)が桜でデコレーション。満開の桜で飾られた華やかな店内で、ひと足早くお花見気分を楽しめる。「店舗に入った時に、満開の花の下でドリンクを楽しんで頂けるように考えました。ウインドーには桜のシートを貼っていますが、桜の配置の密度に差をつけて、季節の移ろいを感じさせるイメージで作りました。この桜はすべて本物の桜を撮って、プリントしています。外からも今回の装飾を楽しんでいただけるのでは。店内の装花については、ソメイヨシノやハナザクラなど本物の枝と造花を5、6種類を使っています。ところどころイエローを隠しているのは、タンブラーなどのドリンクウエアを意識した色使いです」とプランティカの木村亜津さん。スターバックス ジャパン広報部の西垣友裕さんは「“SAKURA”シリーズは14年目、ドリンクは5年目になりました。スターバックスはその国や地域や文化を尊重する考え方をしています。桜は日本の象徴的な花であり、皆が咲くのを待ち遠しくなるような花ということで、その文化をリスペクトして“SAKURA”シリーズが始まりました。昨年も目黒の本社下の店舗の桜の装飾をプランティカさんにお願いしたのですが、今年は桜の名所、上野でやろうということになりました」と話している。
2015年02月17日CLAMPによる漫画で、その後TVアニメ、映画、ゲームとメディアミックスで展開された大ヒット作品『カードキャプターさくら』に登場する「大道寺知世」が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注がスタートしている。2015年6月発売予定で、価格は4,444円(税別)。「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約特典には、『ケルベロス(ケロちゃん)どや顔Ver.』が付属する。大道寺知世は、主人公・木之本桜の親友で、「~ですわ」のお嬢様口調で大のさくら好きであるキャラクター。さくらに自分の作った服を彼女に着てもらい、撮影した映像を観ることを至上の喜びとしている。現在発売中の『ねんどろいど 木之本桜』に続くねんどろいど化で、原型制作は佐々木界が担当している。『ねんどろいど 大道寺知世』は、表情パーツに「笑顔」のほか、優しく見守るような「微笑み顔」、さくらの愛らしさを語る「キラキラ顔」を用意。さらに、大道寺知世にはかかせない「ビデオカメラ」はもちろん、脱着可能な制服の帽子も付属パーツとして同梱される。「ビデオカメラ」はモニター部分が開閉式、帽子用のカチューシャなし前髪も付属するほどのこだわりよう。さらに『ねんどろいど 木之本桜』に付属するアタッチメントパーツと組み合わせることで、制服姿のさくらを再現することも可能。『ねんどろいど 木之本桜』と合わせてプレイバリューの高い「ねんどろいど」に仕上がっている。商品価格は4,444円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は、2015年1月21日21:00。商品の発売および発送は、2015年6月を予定している。(C)CLAMP・ShigatsuTsuitachiCO.,LTD./講談社
2014年12月25日CLAMPによる漫画で、その後TVアニメ、映画、ゲームとメディアミックスで展開された大ヒット作品『カードキャプターさくら』より、主人公さくらのライバル・李小狼がコトブキヤの展開するフィギュアシリーズ「ARTFX Jシリーズ」で立体化され、2015年5月に発売される。価格は11,880円(税込)。2015年4月に発売される『ARTFX J 木之本桜』に続く、『カードキャプターさくら』の立体化第2弾は、兼ねてから予告されていた『ARTFX J 李小狼』。男女ともに幅広い支持を持つ李小狼をCLAMPのイラストをもとに、戦闘用の装束を身にまとった姿を再現している。凛々しさの中に年相応のあどけなさが垣間見える表情や、装束を翻した大胆なポージングで立体化している。台座は小狼の羅針盤をモチーフにしており、愛剣・護符も劇中のイメージそのままに再現。李小狼の立体物としては決定版と言えるフィギュアで、『ARTFX J 木之本桜』とディスプレイを楽しみたい仕上がりとなっている。商品価格は11,880円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年5月を予定している。(C)CLAMP・ShigatsuTsuitachiCO.,LTD./講談社
2014年12月11日12月、「坂東玉三郎特別公演」として、泉鏡花作『日本橋』が上演される。日本橋の花柳界を舞台に、お孝と清葉のふたりの芸者、医学士・葛木、お孝の馴染みの男・伝吾それぞれの姿を描いた名作だ。今回、玉三郎は斎藤雅文と共同で演出を手がけ、また、1987年の新派公演以来25年ぶりにお孝を演じる。玉三郎に本作への思いを訊いた。坂東玉三郎特別公演「日本橋」 チケット情報「『日本橋』は、ずっと上演したいと思いながら、なかなかできずにいました。というのもこの作品は、お孝、清葉、葛木、伝吾を演じる俳優が4人、きちんと揃わないと出来ないと思うのです。今回は経験のある方々が集まってくださいました」と玉三郎。奔放で艶やかなお孝と対照的に奥ゆかしく誠実な清葉を演じるのは、高橋惠子。また、清葉に思いを寄せながらもかなわず、やがてお孝と恋仲になる葛木役に、松田悟志。身を持ち崩しながらお孝に執着し続け、最後はお孝に殺される伝吾役には、永島敏行が扮する。「鏡花にとって、理想的な女性である清葉と、全てを持ち合わせた女性であるお孝は、ふたりでひとりの女性なのだと思います。醜いドロドロとした感情が制御されているのが清葉、全ての感情を持ち合わせているのがお孝。同じように、葛木と伝吾も、ふたりでひとりの男性です。鏡花はそうやって、別々のキャラクターとして表現しながら、結局はひとつの魂の境地を書いています」。独自の美学に貫かれた『日本橋』の世界。「花柳物であるとか男女の物語であるといったことより何より、その魂の在り方を観ていただきたいのです」との言葉に、作品への深い思いがうかがえる。「鏡花は芸術家と医者を尊敬していました。清葉は笛の達人ですから芸術家、葛木は医学士です。彼らは純粋な魂を持っていますが、お孝は人間の煩悩に翻弄されます。葛木も一瞬、お孝によって煩悩の世界へ引き入れられるけれども、出家することで断ち切って行くわけです。そして葛木と清葉は生き残ります。一方、お孝は、伝吾を殺し、自分自身をも殺すことで、伝吾と自分の煩悩を退治して魂を浄化して行きます。そして、清葉の笛の音、つまり芸術の手引きによって、あの世へと旅立つのです」。こうした鏡花ならではの境地が今回、日生劇場という空間で新たに表現されるのも見どころだ。「一石橋での朧月や、雪の情景など、非常に陰影の深いものになると思います。美術には、淡彩を基調とする、ある意味で抽象的な美術も考えています。幻想的な世界を、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいですね」。公演は12月3日(月)から26日(水)まで東京・日生劇場にて上演される。チケットは9月20日(木)より一般発売開始。 なおチケットぴあでは観劇とディナーがセットになった「ぴあ12月年忘れスペシャルディナーセット」のチケットをWEB限定で発売する。取材・文:高橋彩子
2012年09月18日歌舞伎俳優で人間国宝に認定された坂東玉三郎が主演・演出する舞台『日本橋』の制作発表会見が8月27日行われ、玉三郎と共演の高橋惠子、松田悟志、永島敏行、斎藤菜月が登壇した。本作は、1914年(大正3年)に小説として発表された泉鏡花の名作『日本橋』を舞台化したもの。物語は大正初期の日本橋を舞台に、医学士を巡ってふたりの芸者の意地の逢引を軸に描かれる。玉三郎は気風が良く奔放で妖艶さを持った主人公の芸者お孝を、彼女と相対する純粋で清楚さを備えた芸者・清葉を高橋が演じる。また、医学士の葛木には松田が、お孝と馴染みの男・伝吾には永島が扮する。今回が初舞台で、鼓童のメンバーだった斎藤は雛奴・お千世を演じる。玉三郎は「鏡花の芝居は『天守物語』『海神別荘』とたびたびやってまいりましたが、『日本橋』はなかなか上演する機会がなく、こんなに日にちが経ってしまったなという思いがございます」と感慨深げに語る。それもそのはず、玉三郎は1978年に初めて同役を務めてから過去4度演じているが、前回の上演(1987年)からは実に25年ぶりとなる。また本作への思いとして「ふたりの男とふたりの女を中心にした花柳界の話ではありますが、実はそこを借りて人間の本能と言いますか、煩悩というか、理想というか、そういうものを突き詰めた作品だと思うんです。ですからそこを楽しんでいただければと思います」とコメントした。今回、新人の抜擢も話題に。玉三郎からのオファーに斎藤は「最初お電話でお誘いいただいたときは、間違い電話なんじゃないかと、相手を間違っているんじゃないかと思いました」と当時の素直な気持ちを語ると、横で聞いていた玉三郎からも思わず笑いが。その後、「稽古を重ねていくうちに、舞台から見える景色がやっぱり好きで、この景色を見たいなと思いましたのでやらせていただくことを決意いたしました」と力強く語った。公演は12月3日(月)から26日(水)まで東京・日生劇場にて上演される。9月20日(木)より一般発売開始。
2012年08月28日東京・赤坂ACTシアターにて今秋上演される『ふるあめりかに袖はぬらさじ』の製作発表が都内で行われ、出演者の坂東玉三郎、檀れい、松田悟志らが記者会見を行った。有吉佐和子が劇作を手がけ、杉村春子の主演で『ふるあめりか~』が初演されたのは、1972年のこと。杉村の当たり役となった芸者・お園役は、1988年に玉三郎に受け継がれた。今回が10度目の出演となる玉三郎は、「新しい顔ぶれならではの新しい舞台ができれば。赤坂ACTシアターという空間の使い方を意識して、この戯曲をできる限りお客様に身近に感じていただけるようにしたい」と意欲を見せる。物語は、開港まもない幕末の横浜を舞台に展開する。通辞・藤吉(松田)とのかなわぬ恋に身を焦がす遊女・亀遊(檀)。彼女が自害すると、やがて、“外国人から操を守るためだった”という説が流れるように。亀遊の最期に居合わせたお園は、事実は違うと知りながらも、攘夷派の思惑にのせられ、そのプロパガンダに加担させられてしまう。檀が「すばらしい女優さん(波乃久里子、宮沢りえ、寺島しのぶら)が演じてこられている役なので、私もそれに負けないように、一生懸命取り組んでいきたい」と緊張気味に語る一方で、松田は「お話をいただいたとき、まず“どうして僕なのか”と思った。それで玉三郎さんに“僕に出来ますか?”とお訊きしたら、“大丈夫です”とのことでしたので、それを鵜呑みにしてがんばることにしました」とどこまでも屈託がない。玉三郎はそんなふたりについて、「檀さんは、劇団(宝塚歌劇団)で十分に経験を積んでいらっしゃる。優しいイメージの奥にある芯の部分が本番では出てくると思う。松田くんは、この記者会見で皆さんが持った印象どおりの人。そこをあの時代(幕末)にうまく持っていくことが大事だと思う」と語った。すでに玉三郎と松田は、5月3日から6日まで愛知・御園座、5月12日から27日まで京都・南座にて同作品を演じており、檀のみが東京公演からの参加となる。公演は赤坂ACTシアターにて、9月28日(金)から10月21日(日)まで開催。チケットぴあでは、6月1日(金)23:59までインターネット先着先行プリセールを受付中。一般発売は6月2日(土)より。
2012年05月28日生活密着型天気予報を配信する株式会社ライフビジネスウェザーは、“東北のさくらをみんなで見に行こう”をコンセプトにした「さくらで元気プロジェクト2012」の第4回さくら開花予想・見ごろ予想を7日発表した。(東京都心では、7日に今年初めて気温が15℃を超えて以来、春めいた陽気が多くなってきてはいるものの、寒の戻りの影響もあるため開花予想は1週間ごとに大きく変動している。今後の気候次第ではあるが、14日発表の予想では東京の開花予想日は31日、見ごろとなるのは4月7~8日の週末前後となりそう。また、桜前線が福島県に到達するのは4月13日で、それから約半月かけて東北地方を北上し、ゴールデンウィークは東北北部で見ごろを迎えるとの予想だ。同サイトは毎週水曜日にデータが更新され、5月中旬~下旬にかけて更新される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日現在人気上昇中のアイドルグループ“さくら学院”が、ライブとドキュメンタリー映像を収録したDVD『さくら学院 FIRST LIVE & DOCUMENTARY 2010 to 2011 ~SMILE~』を6月27日(水)に発売する。“さくら学院”は学校生活と、バトン部、重音部などのクラブ活動をテーマに、さまざまな分野で個性を表現していく成長期限定ユニットとして2010年4月に“開校”。小学5年生から中学3年生までの12人からなるグループで、「アイドルを超えた、スーパーレディになること」、「卒業まで常に完全燃焼すること」などを学院の校則として活動している。公開授業と題したイベントや、TV、ラジオ、雑誌などを活躍の場とし、現在放映中のNTTフレッツ光のCMでは“光の天使”として出演も果たしている。今年の3月には、現在中等部3年生の武藤彩未(生徒会長)、三吉彩花、松井愛莉の3人がリアルにグループから卒業する予定で、本DVDには、同月24日(土)、25日(日)に行なわれる卒業ライブの模様も収録される。期間限定ユニットとして注目を集める彼女たちの素顔や、結成から卒業までの成長をうかがえる、ファン垂涎の映像集になりそうだ。『さくら学院 FIRST LIVE & DOCUMENTARY 2010 to 2011 ~SMILE~』6月27日(水)発売6090円(税込)発売元:アミューズソフト
2012年02月27日喜劇役者の藤山直美と歌舞伎俳優の坂東薪車が出演する舞台『年忘れ喜劇特別公演』が12月1日、東京・新橋演舞場で開幕する。この興行は、年上女房・おかつと甘えん坊の若い夫・清之助の物語を、笑いと涙でたっぷり描いた上方人情喜劇の名作『銀のかんざし』と、薪車が領主前田能登守と盗賊の赤鞘主水の2役を演じ、大立廻りもある『殿様茶店の恋日和』の2本立てだ。初日前日の11月30日、『銀のかんざし』の稽古を終えた藤山と薪車が取材に応じた。『年忘れ喜劇特別公演』チケット情報藤山は「おかつと清之助は今流行りの年の差夫婦なんですけど、薪車さんは“じじい”っぽいんですよね(笑)。本当は私の方が年上ですけれど、普通にやっております」と笑いを誘い、新車は「じじい、じじいってねぇ(笑)。見た目がちょっと老けているのかな」とおどけてみせた。また藤山との共演は「年上ってこんなにも心地良いものかとお芝居を通して改めて感じています。100%信頼して思いっきりやらせていただいています」と話し、『銀のかんざし』については「男の夢がつまっています。人間の絆、夫婦の絆というものを観ていただきたい」とみどころをアピール。藤山も、もう1本の『殿様茶店の恋日和』について「薪車さんの15分もあるすっごい立廻りは見物です。思わず『音羽屋!』(坂東薪車の屋号)と大向こうをかけたくなります」と力強く語った。そして「お芝居をご覧になったお客様が面白かったなぁ、楽しかったなぁと言っていただけるのが頂点の喜びです」と締めた。公演は同劇場で12月25日(日)まで上演。チケットは発売中。
2011年12月01日10月に東京・日生劇場で行われる『特別舞踊公演』に向け、坂東玉三郎が都内で記者会見を行い、現在の心境を語った。演目は、『傾城 吉原絵巻』『藤娘』『楊貴妃』の3本。『傾城~』は、広間での「くどき」の前に華やかな花魁道中を挿入した新たな構成の舞台で、移ろいゆく四季を風情豊かに表現する。初夏の彩りが目に鮮やかな『藤娘』、七夕を背景に描く『楊貴妃』と、いずれの演目も季節との結びつきが強い。坂東玉三郎特別舞踊公演チケット情報「春から急に夏になり、秋から急に冬になる。今の日本、特に東京では、春夏秋冬が感じられなくなってしまいました。でも、舞踊は本来、季節感に重ねて心情を表すものだし、衣裳も季節を考えてあつらえます。そこを意識することで、季節を感じにくい今のお客様に四季を疑似体験していただきたい。それが、まだ季節感のあったかつての東京を体感している僕の役目だと思います」2009年1月から2010年4月まで16か月にわたった〈歌舞伎座さよなら公演〉以降、芝居への出演が減った理由については、こう明かす。「さよなら公演で、力を使い果たしたんです(笑)。大きな節目ということで、ちゃんとしたものをお見せしなければならないという気持ちがあり、没頭しましたから。しばらくは、芝居から離れて、客観的になりたいなと。一方で、これからは、“若い”“きれい”ではない、新しい役に取り組んでいきたいという思いもあります。でも、次のステップに行くためには、続けながらだとわからないし、一度、自分を緩めてやりたかった」。久々に玉三郎の表現を心ゆくまで味わえる機会が、今回の舞台だ。舞踊公演への取り組みには、格別の思い入れが感じられる。「今は、歌舞伎俳優が中幕で踊る以外、どんどん舞踊の水位が低くなっています。そんな中で、舞踊単独の公演を1か月行うということを認知していただければ。そして、舞踊の専門家には、自分も公演をやりたいという気持ちを持ってもらえたらと思います。古典芸能にとっては非常に難しい時代だと思いますが、危機感を持っているだけではしょうがない。やるしかないんです」。『坂東玉三郎特別舞踊公演』は、10月2日(日)から26日(水)まで。1976年の『マクベス』以来、数多くの公演で登場した縁の深い場所ながら、日生劇場で玉三郎が舞踊公演を行うのは16年ぶりとなる。チケット発売中。
2011年09月16日