12月20日に急性肝不全のため急逝した森田芳光監督(享年61)の葬儀ならびに告別式が12月24日(土)に行われ、織田裕二、北川景子、黒木瞳、三田佳子ら監督の作品を彩った俳優陣や映画関係者ら400名が参列した。23日の通夜に続いて多くの映画関係者や一般のファンが葬儀場に足を運び、監督に最後の別れを告げた。黒木さんは弔辞で、大ヒットした『失楽園』での監督との初対面を「初めてお会いしたとき、私は『この役は私でいいんですか?』と尋ねましたよね?監督は『あなたがいい。あなたじゃなきゃいけないんです』とおっしゃってくださり、そのまっすぐな瞳を見て『私の女優人生をこの監督に賭けてみよう』と思いました」とふり返り、「今日の日は、映画のワンシーンだとおっしゃって下さい」といまだ信じられぬ、監督の早逝の悲しみを語った。三田さんは、『おいしい結婚』での監督との初めての仕事について「新鋭監督らしいオーラが素敵でした。若い監督からのオファーは新鮮で私もウキウキしていました」と懐かしそうに述懐した。『間宮兄弟』で映画デビューを飾った北川さんは突然の訃報が信じられない様子で、泣きじゃくりながら報道陣の前に姿を現した。「最初にオーディションでお会いしたとき、監督に『私が誰か分かりますか?』と聞かれたのですが、新人で緊張していて『すいません、分かりません』と答えたら笑顔で『監督の森田です』と言ってくださったのを思い出しました。恩師のような人でお慕いしてきたので」としゃくり上げた。監督から「ありのままの北川さんが素敵だと思うので、やめないで女優を続けてほしい」と言われたと明かし「その言葉通りに続けてきたので本当に大きな存在です」と悲痛な思いを語った。同じく『間宮兄弟』に出演した「ドランクドラゴン」の塚地武雅は「映画の仕事をさせてもらっているのも監督のおかげ。感謝してもしきれない」と思いを吐露。「照れ屋でこっちにイタズラを仕掛けてきて『ヒヒヒヒ』って笑ってた顔が浮かんできます」と思い出を語った。法名は故人の名前と映画から一文字ずつ取った常然院釋芳映(じょうねんいんしゃくほうえい)。遺影の周りには監督が好んだ白い花が供えられた。棺には参列者がつづった監督への手紙が入れられ、森田組のスタッフたちに抱えられて午後1時、出棺となった。喪主を務めた妻で森田作品のプロデューサーでもある和子さんは「映画関係者のみなさまで(思いを)引き継いでやってほしい」と参列者に向かい思いを語った。■関連作品:わたし出すわ 2009年10月31日より恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© 2009アスミック・エースエンタテインメント武士の家計簿 2010年12月4日より全国にて公開© 2010「武士の家計簿」製作委員会僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2011『僕達急行』製作委員会■関連記事:森田芳光監督の訃報に、松山ケンイチ「やっぱり寂しいです」松山ケンイチ、大河ドラマ「平清盛」放送目前で気合を注入!第36回報知映画賞、『八日目の蟬』が作品賞&主演女優賞の2冠!松山ケンイチ、中井貴一演じる父親が理想の父親像?松山ケンイチが船上で加藤浩次と死闘!「平清盛」呉ロケを公開
2011年12月25日金城武が10月9日(日)、釜山国際映画祭(BIFF)に初めて出席し、大きな喝采を浴びた。『ラスト、コーション』のタン・ウェイと共演したピーター・チャン監督作『武侠』(原題)の公式会見では、「いろんな方から釜山映画祭の素晴らしさを聞くたびに『何でいままで出席しなかったのか』と後悔していたので、今回招待され、このチャンスを逃す手はないと思ってやってきました。着いたばかりでまだ何もしていないのですが、ワクワクしています」と挨拶。記者からの「なぜそんなに美男子なのか?」という剛速球の質問には、さすがに苦笑い。「父がハンサムで、母もとてもきれいです。両親に感謝しなくてはいけないですね。どちらかというと僕は母親似です」と答えつつ、かなり照れていた。アジア全域で長い人気を維持し続ける秘訣を聞かれると、「僕は俳優として演技だけでなく、ロケ先の場所やいろんな人に会うことなど、何でも楽しんでいます。俳優業を楽しんでいたら、20年経ってしまったという感じです」と答えた。釜山のみならず韓国を訪問するのも公式には初めての金城さんに対し、タン・ウェイは昨年に続いての出席。実は、この日が誕生日だったタン・ウェイ。「去年に続いて今年も釜山で誕生日を迎えられて嬉しいです。こちらのケーキは美味しいですから(笑)。釜山では毎回来るたびに歓迎されて、本当に感謝しています」と満面の笑みを見せた。会見の後は、海雲台ビーチのBIFFステージにも登場。2,000人以上集まった観衆から、黄色い歓声が飛んでいた。今年から釜山の英語表記を、「PUSAN」から「BUSAN」に変更したため、略称もPIFFから、BIFFに変更となった釜山国際映画祭。総工費80億円とも言われる映画祭専用劇場、釜山シネマセンター「映画の殿堂」もオープンした。しかし名前やメイン会場は変われど、観客の熱狂ぶりだけは変わることはなさそうだ。第16回釜山国際映画祭は14日(金)まで開催中。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:第16回釜山国際映画祭 [映画祭]■関連記事:チャン・グンソク、釜山映画祭に登場ギター弾き語りで思わぬ収入も?オダギリジョー、チャン・ドンゴンとの格闘ふり返り「韓国に入国できなくなるかも」釜山映画祭開幕!オダギリジョーにチャン・ドンゴン、ファン・ビンビンは衣装替えも
2011年10月11日ネイチャードキュメンタリー『ライフ −いのちをつなぐ物語−』の“アニマル”プレミアイベントが8月29日(月)、都内で開催され、犬や馬、ヤギなどに加え本物の象が来場!ゲストの土屋アンナと共にグリーンカーペットを歩いた。BBCが撮影日数3,000日、製作費35億円を費やして史上最大規模で製作したドキュメンタリー。動物たちと同じ目線で親から子へ、命を紡いでいく動物たちの姿をカメラにとらえている。この日は動物好き、もしくは動物に関わりの深い著名人がそれぞれ動物たちを連れて来場。中でも山本梓、森泉、プリンセス天功はそれぞれ自宅で飼っている犬、インコ、フクロウを伴って登場した。土屋アンナは映画『星になった少年』でもおなじみの象のランディくんとグリーンカーペットを闊歩。“美女と象”の組み合わせに開場からは大歓声がわき起こった。壇上に上がった土屋さんは「すごくかわいい!目がキレイ」と大興奮。映画についても「動物たちはものすごく考えていて、ものすごく繊細。自然のルールで生きているのだということを考えさせられた」とうなづいた。ほかにアニマル浜口はソフトバンクのCMでおなじみのカイくんの親戚である白い北海道犬を連れ、気合い10連発をお見舞い。まもなく開催のレスリングの世界選手権に向けて劇中の動物たちさながら“親子愛”での飛躍を誓った。元プロ野球選手で“ハマの大魔神”こと佐々木主浩はミニチュアホース、お笑いコンビ「ドランクドラゴン」(鈴木拓、塚地武雅)はヤギ、そして韓流歌手のJUNOはリスザルを同伴。一方、猫ひろしは自ら猫の被り物で登場し、プロレスラーのタイガーマスク&獣神サンダーライガーも壇上へ。東京のど真ん中での動物&人間入り乱れてのプレミアに会場は大きな盛り上がりを見せた。『ライフ −いのちをつなぐ物語−』は9月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ライフ −いのちをつなぐ物語− 2011年9月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© BBC EARTH PRODUCTIONS(LIFE)LIMITED MMXI.ALL RIGHTS RESEVED.■関連記事:なでしこ丸山、動物に例えるなら「監督はゾウ、澤さんはイルカ」最新鋭の技術によって捉えた奇跡の瞬間『ライフ』試写会に10組20名様ご招待松本幸四郎&松たか子による“父娘”ナレーションを監督が絶賛!幸四郎&松たか子が親子でナレーションで共演!娘へのストレートな質問に父、苦笑
2011年08月29日カンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニング部門で、香港のピーター・チャン監督によるアクション映画『武侠』〈原題)が上映され、金城武、ドニー・イェン、タン・ウェイらが公式会見を行った。『グリーン・デスティニー』に代表される、中国伝統の“武侠”ものと呼ばれる時代劇ジャンルそのものを題名にしたこの作品は、アクションに現代的なミステリーテイストを盛り込み高い評価を受けている。映画の中で金城武は丸めがねをかけた20世紀初頭の死体検視官を演じている。「監督がなぜ僕にこの役をやらせたいのか、最初はまったく分からなかった」という金城さんに対し、監督は「今回、タケシには、金城武ではなく、北野武になったつもりで演じてくれ、といったんだ。そのままのタケシだと、格好よすぎるからね」と答え、場内の笑いを誘った。ピーター・チャン監督と金城武のコラボレーションは、『ウィンター・ソング』、『ウォーロード/男たちの誓い』に続いて3度目。チャン監督は金城さんを「タケシとの仕事は僕にとってチャレンジなんです。いつも『どうして?なぜ?』といろいろ質問をされる。だからこそやり甲斐があるんです」と絶賛。金城さんも、「監督は僕との仕事をチャレンジだと言いましたが、僕にとってこそチャレンジなんです。監督はいつも僕に、『なぜこの人を愛しているのか』、『なぜこういうことをするのか』などと考えさせてくれる。おかげで完全に創作のプロセスへと没頭できるし、それが喜びでもあるるんです」と、チャン監督と組むことの面白さを語った。(photo:text/Ayako Ishizu)■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート4】オダジョー、芝居を通しチャン・ドンゴンと言葉の壁を乗り越える【カンヌレポート3】アンジー、カンヌで家族への愛を熱弁!「家族こそ愛がある場所」レオナルド・ディカプリオ、映画祭開催中のカンヌにジェイミー・フォックスと傷心旅行【カンヌレポート2】J・デップ、カンヌ来場に熱狂!役作りにあのアニメキャラが影響?【カンヌレポート1】ウディ作品で開幕!ビーチではガガ様からサプライズライヴも
2011年05月17日4月1日(金)に公開となる『高校デビュー』に出演する溝端淳平、大野いと、菅田将暉、逢沢りな、古川雄輝、宮澤佐江(AKB48)、増田有華(AKB48)、岡本玲、塚地武雅(ドランクドラゴン)が一堂に会し、東日本大震災の被災者に向けた応援メッセージを発表した。河原和音の同名人気マンガを映画化した本作。高校で恋に生きることを決めた晴菜(大野さん)が、学校一のモテ男・ヨウ(溝端さん)の指導の下、恋人を作るべく努力する姿を描く。公開を前に開催が予定されていたプレミア試写会の代わりに、今回、キャスト陣が応援メッセージを発表することになった。最初にマイクを握った溝端さんは神妙な面持ちで「映画やTVを通じて『元気をもらった』、『勇気をもらった』と言ってもらえることが、この仕事をしていて一番良いことです。何かを伝えることができる場を与えられた人間は、いまこそ何かを伝えることが使命と思っています。少しでも笑顔を届けるきっかけになれば」と挨拶。大野さんは「私にできるのは節電や募金など小さなことばかり。でもその小さなことをみんなで大きなことに変えられる」と支援を訴えた。菅田さんは「俳優として“伝える”ということが自分にできること」と語り「決してひとりではありません。大変だとは思いますが、信じて、前向きに元気に笑ってほしい」と呼びかけた。逢沢さんは「できることからお手伝いさせてください。そして、みなさんの力を貸してください」と悲痛な表情で語った。宮澤さんも「小さなことでもたくさんの人が同じ気持ちになれば大きな力になる。力を合わせてみんなで明るい日本に戻せたら」と団結を呼びかけた。増田さんは「『頑張ってください』とは言いません。負けずに前を向いてください!」とエール。古川さんも「個人でできることは微力ですが、みなさんが一日でも早く元気になることをお祈りしています」とコメント。岡本さんは、本日行われた春のセンバツの東北高校(宮城県)の奮闘に触れ「逆にみなさんの姿に元気をもらいました。それ以上に私たちが元気を届けなければとひしひしと感じました」と述べた。そして、「僕らが落ち込むのではなく元気にならなくては」と語った塚地さんは「1回でも多くボケたい」と決意表明。早速、一発ギャグとして「オシャレな人のくしゃみ!ファ、ファ、ファッショナブル!」とやるも、微妙な笑いが…。いや、それでも心意気は、日本中に伝わったはず?この日もキャスト陣が着用していた劇中の衣裳がオークションに出品され、収益が寄付されることも発表された。溝端さんは「僕が着ていたものなんかでよければ…」と恐縮しつつ、最後まで被災者支援を強く訴えていた。『高校デビュー』は4月1日(金)より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開。『高校デビュー』溝端淳平&大野いとインタビュー■関連作品:高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:溝端淳平×大野いと インタビュー映画の役柄さながらに恋愛指導?『高校デビュー』溝端淳平、大野いと、菅田将暉らが応援メッセージを発表!原宿の恋の聖地に?“恋犬ヌク公”除幕式にモデルの温水洋一がサプライズで登場溝端淳平、高校時代は「モテなかった…」大野いとは入学を前に「恋したい!」恋に笑い、悩み、突っ走る!『高校デビュー』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼント
2011年03月28日アスミック・エース エンタテインメントは、映画『高校デビュー』を当初の予定通り、4月1日(金)より公開することを決定。代表取締役社長の豊島雅郎と社員一同の名で、被災者の方々へのお見舞いと映画公開に対するメッセージを発表すると共に、溝端淳平、大野いとをはじめとする出演者およびスタッフ陣からの応援メッセージも到着した。この時期にあえて予定通りに公開することについて、様々な意見があることは承知の上で、日本中に少しでも元気と笑顔を届けるとの思いで公開を決めた。少し長いが、到着したメッセージを以下に紹介する。「東北地方太平洋沖地震」に関する当社の思いについてこの度の東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様には、心よりお見舞い申しあげます。私たちは「人を感動させる!」を理念とする、社会貢献もできるエンタテインメント企業です。映画・映像を中心としたあらゆるエンタテインメント・コンテンツの提供を通して「夢」と「感動」を届け、豊かな社会文化の向上に貢献することが使命です。今回の悲しい出来事に見舞われた被災地の皆様に唯一私たちにできることは、今後の復興に向けて「夢」と「感動」をお届けし、「未来への明るい希望」を少しでも感じていただくことだと考えます。当社社員一同、被災者の方々に心よりお見舞い申しあげると共に、一刻も早い被災地の復興をお祈りいたします。そして、私たちの企業活動がそのための一助となれますことを切に願っています。2011年3月16日アスミック・エース エンタテインメント株式会社代表取締役社長豊島雅郎社員一同英勉監督被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。なんて言えばよいか、僕はその言葉を持ちません。ただこの映画を気持ちよく観ていただける日が、すこしでも早く来ることを願っています。溝端淳平沢山の尊い命を失い、今も生活物資が足らず苦しんでる方がいる。本当に辛く悲しいことです。でもきっとみんなで協力して助け合えば乗り切れると思います。不安だとは思いますが、決して希望を捨てないで。大野いとこの度の地震で被災された皆様、ご家族の皆様、心よりお見舞い申し上げます。毎日地震のニュースを見て、私は生まれて初めての大きな悲しみを感じています。私の家の近くでも、コンビニ、スーパーなどで電気を半分にして節電していました。私も今できる事は数少ないですが、一人がやる事が何人も何十人も何百人もやると大きな力に変わります。少しずつでも節電や募金をする事が、大きな力に変わる事を忘れないで、取り組んで行きたいと思います。これ以上悲しい思いをする人が増えませんように。祈っています。菅田将暉今、日本が大変です。自分に何ができるのか。どうすれば沢山の“人”を救えるか。これ以上被害がでないよう、自分に何ができるのか。沢山の人が必死に考え行動しています。地震が起こった時、少しでも甘く見ていた自分に苛立ちを隠せません。おそらく、これから今以上に日本の結束力が問われる事でしょう。被災地の方々は精神的にも肉体的にも未知への恐怖や未来への不安など本当に辛い状況が続いていると思います。心配です。「笑顔でいてね」、なんて無責任な事は言えませんが、どうか前向きに気持ちを強く持って欲しいです。少しでも力になれるよう、全ての事に全力で本気で支援して行きたいと思います。特にこれからの未来を作っていく僕ら若い人達。これから高校デビューする人達は特に大事な時期だと思います。天災の怖さを知った自分達に何ができるのか。僕も一つ一つのお芝居から頑張っていきたいと思います!TVのニュースやTwitterを見て、こんな状況下にも関わらず温かい人々の行為に胸が熱くなりました。人って温かいな、日本っていいなって。微力な事しかできない自分が虚しいです。色んな事を考えさせられました。こんな時だからこそ「ありがとう」を大切に!逢沢りな今回の震災で更に私が感じたこと、それは命の尊さ。ちっぽけな私には節電、節水くらいしか出来ないかもしれません。いや、他にもきっと…もっと…力になりたい。だからどうか負けないでほしい、笑顔を取り戻してほしいと願います。震災でお亡くなりになられた方々のご冥福と、被災地の方々のご無事を心よりお祈り申し上げます。古川雄輝今回の大地震で被害に遭われた方と御家族の方に心よりお見舞い申し上げます。被災地の皆様は食料不足や寒さに耐えながら大変な思いをされてると聞いています。僕にできることは微力かもしれませんが、節電など、小さいことの積み重ねで一人でも多くの人の力になれるよう、今自分に何が出来るか考え行動していきたいと思います。そして1日でも早く被災地の復興と、被災者の皆様、日本中の皆様の明るい笑顔が戻ってくることを心から願っています。まずは、「今できること、すぐにできること」から一緒に行わせてください。岡本玲日本は今、東北地方太平洋沖地震によるはかりしれない被害を受け、復興に向けて日本中、世界中から支援を受け立ち上がろうとしています。私達役者が出来ることはなんだろう、と震災以来自分自身に問い続けて来ました。この『高校デビュー』という作品は心から人を元気にしてくれる作品だと演者、スタッフ一同信じています。日本はこれから元気に立ち上がらないと困っている人々を救うことが出来ません!一人でも多くの人がこの映画を見て明るい気持ちを持ち、日本が元気になってくれたら幸いです。この作品に携われたことに感謝し、ひとつでも笑顔が増えますように…。塚地武雅(ドランクドラゴン)信じられないようなことがおこり、そして今も大変な日々が続いていると思います。僕なんかが言えることなどないかもしれませんが、気持ちを強く持って頑張ってください!本当に本当に頑張ってください!プロデューサー山田雅子被災地の方々に心よりのお見舞いを申し上げます、そしてまだ予断を許さぬ状況の最中、救助・救援に当たっている方々には頭が上がりません。具体的に今役に立つ術を持たぬ我々、エンタテインメントに携わる人間が今出来ること!!それは明るくて元気の出る物語を1人でも多くの人達にお届けすることだと思っています。皆が集まって笑いあえる場を作る…という我々ができることを精一杯『やる』という選択で少しでも人々の心にポジティブさや元気の種がまかれればよいなと願います。そしてその元気な心で、さらに前向きに『できること』が、ループしていけばよいなと願います。『高校デビュー』は4月1日(金)より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開。■関連作品:高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:原宿の恋の聖地に?“恋犬ヌク公”除幕式にモデルの温水洋一がサプライズで登場溝端淳平、高校時代は「モテなかった…」大野いとは入学を前に「恋したい!」恋に笑い、悩み、突っ走る!『高校デビュー』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼントモテコーチが恋の必勝法を伝授!『高校デビュー』特別試写会35組70名様ご招待メガネ姿の溝端淳平が「恋してますか?」『高校デビュー』スピンオフ予告編到着
2011年03月18日河原和音の同名人気漫画を映画化した『高校デビュー』。これまでに溝端淳平の主演、および本作が映画デビューとなるモデルの大野いとのヒロイン役での出演が発表されていたが、このたび、2人以外のキャスト陣が明らかに。菅田将暉に逢沢りな、岡本玲、AKB4の宮澤佐江&増田有華らフレッシュな面々が出演することが発表された。中学生活を部活に捧げてきたが、高校では恋に生きることを決意した長嶋晴菜(大野さん)が、校内No.1のモテ男・小宮山ヨウ(溝端さん)に“モテコーチ”になってもらい、恋の道を突き進む姿を描いた青春ストーリー。今回、発表されたのはヨウや晴菜の友人や家族、ライバル女子など、2人の周囲の人物たちを演じる俳優陣。ヨウの親友の田村史也を演じるのは、若手俳優の登竜門とも言える“ライダー”出身で、今後のブレイクが期待される菅田将暉。『仮面ライダーW』に主演後、最近ではドラマ「ハンマーセッション」(TBS系)や舞台「タンブリング」に出演し、現在は「獣医ドリトル」(TBS系)に出演中。菅田さんは「河原先生が漫画の中で描いた史也と、ビジュアルは少し変わってしまいましたが、先生の作ったふわふわしたスーパー鈍感キャラは、演じていてメチャメチャ面白くて、撮影がとても楽しいです」と役柄を楽しんでいる様子。また、ヨウの妹・麻美役を逢沢りなが演じる。菅田さんと同じく「ハンマーセッション」、そして「素直になれなくて」(フジテレビ)など、今年に入ってドラマへの出演が続く逢沢さん。「麻美役が決まったとき、ぴょん×2飛び跳ねて喜びました。それくらい演じたかったので、いま、幸せです」と喜びを語り「麻美のような小悪魔ちゃんになりきれるよう頑張ります!原作で描かれる“仲間”感が映画にも出せるように、みんなで協力し合って頑張っていきたいと思います」と意気込み十分。ヨウの親友のもうひとりの親友・朝丘唯を演じるのは、本作で映画初出演を果たす古川雄輝。「ファッションと髪型は原作とちょっと変わりますが、原作ファンの方々の期待に沿えるよう、精一杯、朝丘を演じますので、応援よろしくお願いします」と初々しいコメントを寄せてくれた。一方、晴菜の親友の高橋真巳を演じるのはAKB48の宮澤佐江。「真巳ちゃんのおかげで切りたかった髪もバッサリ切れたし(笑)、この映画に出演できて幸せです」と語り、ステージ上とは違った魅力を見せてくれそうだ。そして気になるヨウの元カノ・栗原まこと役に岡本玲。現在ドラマ「フリーター、家を買う」に出演中の彼女だが、溝端さんとはTVドラマおよび映画版『赤い糸』でも共演している。岡本さんは「中学生のときに楽しみに読んでいた漫画なので、出演のお話を聞いたときは本当に嬉しかったです。河原先生や原作ファンの方をガッカリさせてはいけないと思うので、私の中の女の子っぽいところを最大限に出して、丁寧に演じていけたらいいなと思います」と語ってくれた。晴菜のソフトボールにおけるライバルとなる松阪麗央奈には、AKB48の増田有華が扮する。増田さん曰く「麗央奈は普段の私と似ているところがある」とのことで「気が強くてプライドが高くて、執着心があって…その表現の仕方は違っても、自分と重なる部分があったので、原作を読んでいて親近感がわいていました。だから麗央奈役をいただいたことは運命だと思ってます」と力強く語る。今後さらなる活躍が期待される若いキャストが揃った本作。晴菜とヨウの関係だけでも気になるが、この周囲のキャラクターたちが物語をどのように引っかき回し、楽しませてくれるのか?ほかに「ドランクドラゴン」の塚地武雅、温水洋一らの出演もあわせて発表された。『高校デビュー』は2011年春、全国にて公開。■関連作品:高校デビュー 2011年春、全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:溝端淳平、主演作『高校デビュー』がクランクアップ「恋がしたくなった」溝端淳平恋愛コーチ&演技コーチ就任で奮闘!『高校デビュー』撮影快調溝端淳平が超二枚目役!「高校デビュー」実写化で新人・大野いとの恋のコーチに
2010年11月15日7月5日(月)スタートのTBS系ドラマ「ハンチョウ〜神南署安積班〜 シリーズ3」の製作会見が6月21日(月)、東京・新宿バルト9で行われ、連ドラ史上初となる本作の3D映像スポットCMが初披露された。佐々木蔵之介扮する警部補・安積剛志と若手刑事たちが熱い正義感と使命感で数々の事件解決に挑む姿を描く人気刑事ドラマシリーズの第3弾。披露された3DCMでは、佐々木さんのほか中村俊介、塚地武雅、黒谷友香、賀集利樹、山口翔悟の安積班6人が走り出すような姿が60秒にわたって展開。3Dメガネを装着して鑑賞した佐々木さんは、3D映像特有の立体感、臨場感に刺激された様子で「僕たちも気持ちが飛び出すような、奥行きのある芝居をしないといけないですね!」と改めて熱演の誓い。塚地さんは「3は好きな数字。3D、シリーズ3で気持ちいい。シリーズ1、2のときは気持ちがノッていなかったけど、今回滅茶苦茶ノッています。4になったらまたノらなくなると思うけど」と会場の笑いを誘った。同CMは7月10日から都内の3D対応映画館で上映される。一方で、本シリーズから新加入するキャスト3人、唐十郎、京野ことみ、本仮屋ユイカも初お披露目。演劇界の重鎮でカリスマ・唐さんは、神南署鑑識係長役で「おでん屋の屋台でゴロゴロしているような男です」と照れ笑い。同じ演劇界出身で、大先輩から「蔵ちゃん!」と呼ばれる佐々木さんは「まさか唐さんとご一緒させていただけるなんて。眼光鋭いというか…怖いし気を抜けない…唐さん、今度一緒に飲みに行きましょう」と恐縮しきりで低姿勢。塚地さんから「何で負けてんの?」と突っ込まれていた。「ハンチョウ〜神南署安積班〜 シリーズ3」は7月5日(月)より放送開始(月曜22:00〜放送)。(text:Yoko Saito)■関連作品:岳 -ガク- 2011年全国東宝系にて公開
2010年06月21日カンヌ映画祭のコンペティション部門でバイオレンス映画『アウトレイジ』が上映される“快挙”を成した北野武監督が、このほどシネマカフェほかの合同インタビューに応じ、本作に込めた思いから人間行動論までを語った。今回の暴力映画は「たまに食べたくなったカツ丼」新作は、ここ最近の3作『TAKESHIS’』、『監督・ばんざい!』、『アキレスと亀』と打って変わり、バイオレンスへの原点回帰とも言われる9年ぶりの力作。常に意表をついて周囲を驚かせる北野監督らしく、秀でたエンターテイメント作品として仕上がった。「前3作から“ゴダール病”とでも呼べるような自省的な内容の作品にはまっちゃって、先進的なアートとかワケ分かんないこと考えてやったら完全に失敗して、ダメだこりゃ、と。次、何やろう?と思ったら、暴力映画を全然撮っていないなって思って。食べ物と同じで、たまにはカツ丼食いたいな、と。ただ『ソナチネ』とかと比較されて、『何も進歩していない』とか言われるのは嫌だから、もうエンターテイメントだ!観客全員が喜べるようなものを撮ろうってなった。次に思いついた暴力シーンを書き出して、そっからストーリーを逆算したの。コイツはこう来てこう死ぬ、とか、こんな死に方はしないだろって。で、またひっくり返していって、こうなると思ったら大間違いだとか、ここで(観る側を)騙すとか、いろいろ考えて。そしたら完全にエンターテイメントだなって言える作品ができた」。5月のカンヌ国際映画祭ではコンペ上映され、激しい賛否両論で話題を振りまいた。ホラー、ファンタジーを好むティム・バートン監督が審査委員長を務めた賞レースでは賞を逃したものの、芸術性を好む同映画祭のメーン部門でヤクザもののバイオレンス・エンターテイメントが上映されただけで“珍事”だった。「海外のアート的なフェスティバルとかとは関係ねぇなと思ったら、急にカンヌとか呼ばれてしまって、これは結構大騒ぎになるぞ、って思ってたら、案の定、賛否両論になっちゃって。だから『ざまあみやがれ、こんな映画をコンペに選んだのはそっちなんだから、俺は知らないよ』って言ったんだけど。悪口言う人と褒める人と正反対で、まあまあっていう人がいなくて、いいか悪いかはっきりしていたね。でもまあ狙い通りだった。ショックな映画だろうな、とは思っていたから」。“全員悪人”をテーマに暴力団組織内部の抗争を描く同作では、自身、新たな試みとして主演と言えるキャラクターを7〜8人描く群像劇に挑戦。さらに北野組常連の俳優陣をキャスティングせず椎名桔平、三浦友和、國村隼、小日向文世、北村総一朗ら初タッグの俳優を揃えたのも新趣向。中でもインテリヤクザに扮した加瀬亮の怪演が、前評判を呼んでいる。「英語を使うシーンが途中からいっぱいあるインテリヤクザ役があって、英語も話せる役者を探していたら加瀬くんが来た。けど、普段の雰囲気からはどう見てもヤクザに見えないじゃない。どうしよう、と思ってメイクさんと相談して、オールバックにして、眉毛を剃ってみたり、結構苦労した。最終的に四角くて細いサングラスをかけさせたり。それでも『コノ野郎、バカ野郎』って怒鳴り合っている場面で、加瀬くんも入ってきて同じ台詞言っても全然怖くない。だから、この人は無口にしよう、でも、ひとつキレたら殴り出すという風に、徹底的に暴力に寄せた。キレたら怖い奴に設定に変えて台本を書き直して、かなり悪い奴に仕上がった。やっぱりパッと印象に残るようになったと思うし、うまいこといったかなって思うよね」。とはいえ、抗争の中心人物として動くのは、ビートたけし演じる、大友組の組長・大友。『戦場のメリークリスマス』を機に、俳優としても国内外で高い評価を得ているが、自身では顔をクシャクシャにして照れ笑いしながら厳しく自己評価する。「俺は基本的には演技、上手くないからねぇ。へたくそだから、しゃべんない方がいいもん。しゃべるとね、怪しいんだ俺は。『バカ野郎』なんて言ったら、単なる松村(邦洋)のモノマネになっちゃう。『ダンカン、バカ野郎』(松村さんによる、たけしさんのモノマネ)と変わってないって。『てめえ、何言ってんだ、バカ野郎』(本作の台詞)と同じだったっていう。だからできるだけ、怒鳴らないようにしようと思ったけど、みんなが怒鳴っているから、しょうがなくて怒鳴っていると、ふと我に返って、コレ、松村がモノマネするときと俺と、変わってないじゃないか、って(笑)」。大きな見どころのひとつが、バイオレンス描写の過激さ故に北野映画特有のバイオレンスと笑いが繋がって楽しめる感覚だ。「今回、あんまりにも描写が痛くてなぜか笑ってしまう。っていうか、これだけ追い込まれると人間笑うんだなって。編集していても順撮りじゃないから始めは気がつかなくて、ある程度繋がってくるとバカ笑いしちゃうシーンが出てきた。アレ?これ、お笑い映画撮っちゃった、参ったなーと思ったら、編集マンの人が『これだけ痛ければ笑いますよ、喜劇じゃないけど笑わずにはいられない状態になりますもの、これ』って。大丈夫かなって思っていたら、その感覚は世界共通で、カンヌでも観客がバカ笑いしてた。バカ笑いしている割にはみんな暴力映画って言っているわけ」。登場人物たちは、裏切り、騙し合いを続ける。北野監督の考える、人間の悪は?「悪っていうのは人間社会が進化する過程において、人間本来の欲望を規制するために、社会が悪と決め付けたこととも考えられる。例えば、人間が成長してある程度、性的能力とか体に備わって意識するようになったときには、ほかの奴を殴ってでも女を取るのが、生物として本能的だと思うよ。でもそれ、社会として成り立つために、悪=犯罪という括りを付けないと、人間社会自体が成り立たないというだけ。オットセイが周りの奴をかみ殺して十何匹もメスのオットセイをはべらせてハーレム作っているのを『恥ずかしくないのか、お前は。もっと女を分け与えろ、それじゃオットセイの社会は成り立たない』って言ったって、しょうがないじゃない。それは考えてないだけだもん。人間だったら少し頭が発達してきたから、弱者を救うことによって、全体的に盛り上げようとすることで、性とか食べ物の欲望とかそういうものを、独りよがりに行使することを悪としただけ。それがなきゃ、美味いものを食っている奴を後ろからぶん殴って、気絶している間に食って帰っちゃえばいいんだから。それは誰でもしたいと思うよ」。人間は欲望に抑制の効かない未完成な存在そういった悪とキッチリ一線ひけない人間の未熟さも明確に指摘する。「人間ってのは未完成な動物で、こういう暴力映画っていうと暴力は社会に対して悪影響があるんじゃないでしょうか?って言う。だけど拍手して観ている奴がいる。悪いことなら止めるんだけど止めないんだよ。食べ物でも何で腹いっぱい食っているんだ?肝臓壊したり糖尿になったり、体に悪いのになぜ食うかと言うと、頭と体のバランスが人間って全然取れていない。教えてくれないんだよ、体から信号出ていないんだもん。『それ以上食うと体に悪いです』なんて絶対言わないでしょ?だから食っちゃうの。それだけ人間ってね、欲望に対しては規制が効いていない、だからすごい未完成な動物なんだよ」。劇中、数人、生き残るワルがいる。現実社会で生き残るために必要なことは?「多分、グループがあってそこで生き残ろうとする。だから葛藤があるんじゃない?このグループじゃないところにポンと出ちゃえばいい。そうすればこのグループからしたらその人、関係ないだから、客観的に見たらその人、生き残っているってことじゃん、もしかしたらね。漫才ブームのときに一番最初に漫才辞めたの俺なんだもん、もう終わりだと思って。B&Bとかみんなそこにいたけど、俺、ポンと外に出ちゃった。で、結果的にブームはなくなって、たけしと紳助が漫才ブームを生き抜いたって言われるんだけど。俺、TVの次に、今度ラジオに行っちゃった。TV界からラジオに行っただけなんだけど、たけしはお笑いから生き抜いたってことになる。で、次に映画に行っちゃった。TVのタレントから俺だけ映画に行ったら、また生き抜いた、みたいなことを言われる。要するにグループの中に属さないってことじゃないかな。そうすりゃ生き抜いたことになる。怪しいんだけど、俺」。騙す、騙される、どっちが好き?の問いに、「あーあ」と嘆くような口調と優しい笑顔で答えた。「俺ら、騙す商売だからなぁ。騙す商売だけど、騙されることによってプラスマイナスゼロにしているところ、あるよね。よく騙されるの、騙してもらったお金、騙されてぼられているだけだよ」。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010『アウトレイジ』製作委員会■関連記事:モナもシビれた!北野監督作『アウトレイジ』女性座談会ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5社長になってほしい俳優といえば?【カンヌレポート 最終回】バルデム受賞にペネロペ涙!最高賞はタイ作品山本モナと“男たち”を語ろう!『アウトレイジ』女性限定試写会&座談会に10組20名様ご招待【カンヌレポート 04】たけし、批評家の採点は辛口も観客からは5分の拍手の嵐
2010年06月10日昨年1月に放送され高視聴率を記録し、その後、スペシャルドラマも製作されて話題を呼んだ「交渉人〜THE NEGOTIATOR〜」の新プロジェクトが満を持して始動!10月22日(木)よりTVドラマの第2シーズンがスタートし、さらに2010年の2月には劇場版として『交渉人〜THE NEGOTIATOR THE MOVIE〜』が公開される。8月25日(火)に本作のプロジェクト始動会見が、撮影が行われている都内の撮影所で開かれ、主演の米倉涼子を始め、陣内孝則、筧利夫、笹野高史、高知東生、塚地武雅(ドランクドラゴン)、八神蓮が出席した。米倉さんの口から「重大発表」として「10月からドラマの第2シーズンがスタートします!」と発表されると、同席したメンバーは、さも初めて知ったような口調で「えー!知らなかった」などと語り、一様に驚いた表情を見せた。このドラマから新メンバーとして「Special Investigation Team(=SIT)」に仲間入りする塚地さんと八神さんまでもがなぜか驚いた様子…。それはさておき、宇佐木玲子役の米倉さんは「シーズン1よりも盛り上がります。宇佐木もパワーアップしますのでお楽しみに!女優宣言をしてから10年、こんな大舞台に立てることを感謝しています」と充実した表情。先に撮影に入った劇場版の舞台は飛行機。ハイジャック犯との頭脳戦が展開されるが「本物の飛行機のようで気合い入ってます」と力強く語った。管理官の桐沢を演じる陣内さんは一言「米倉さんに付いていきます」。今回のドラマ第2シーズン、そして映画については「テレ朝、金使ってますよね。『菊次郎とさき』のときはすごくシンプルだったのに」とこぼしつつ、さらに自らの演技について「リチャード・ギアを意識して『ハチ…』というセリフを練習しています」とおどけた。SITの長老格の係長・墨田役の笹野さんは「シーズン1ではいきなり米倉さんの体に触りました。リハーサル含めて計5回くらいありまして、立派な筋肉してるな、と(笑)。今回もそんなシーンがあればいいな、とおじさんは思っています」とセクハラ発言。捜査一課の蓮見を演じる高知さんは「第1シーズンでは、米倉さんが体を張ってましたが、今回は韓国ドラマに負けないイケメンたちが脱いで勝負します!」と勝手にヌード宣言。これに塚地さんも「僕が脱いで交渉が進展するなら、喜んで脱がしてもらいます」と続き、会場の笑いを誘った。係長の木崎役・筧さんは選挙演説のような口調で「僕らのことは、役者だとは思わず、交渉するEXILEだと思ってください!米倉涼子というデカい神輿を野郎共で担ぎます」と気合い十分。また米倉さんについては「前作では初回でいきなりスーツを脱ぐというセクシーシーンを披露しましたが、今回はパンツまで脱ぐかもしれません」とコメント…が、これはあくまで筧さんの妄想。米倉さん曰く「着替えのシーンはあります…。生着替えではないですが、コスプレの面白いシーンになっています」とのこと。新メンバーの音響係主任・桜庭に扮する塚地さんは「音響係というちょっと変わった種類の役でSITに加わり、“FAT(ファット)塚地”がやらせてもらいます(笑)。EXILEの新メンバーのつもりでがんばります。ドラマの放送、映画の公開の頃にはブイブイ言わせてモテたいと思います」と目標を掲げた。そしてもう一人、八神さんが扮する新メンバーは新人の警部補・王子。「まだ僕は一日しか参加してないんですが、早く役を固めてみなさんに追いつき、早くチームのメンバーとして認められるようにがんばります」と語った。さらに、米倉さんについて、「お会いして、こんな人からオーラが出るものなのか?って感じました。『大丈夫?』という感じでチラチラとこちらを気にしてくださるんですが、視線が嬉しいです」とニッコリ。これについて米倉さんは「(チラチラ見てるのは)イケメンだからです(笑)。(チームに)若手のイケメンが少なかったので嬉しいです」と笑顔で返した。これから撮影も佳境。一体どのような作品に仕上がるのか?「交渉人〜THE NEGOTIATOR〜」ドラマ第2シーズンは10月22日(木)よりテレビ朝日にてスタート。『交渉人〜THE NEGOTIATOR THE MOVIE〜』は2010年2月、全国にて公開。■関連作品:交渉人〜THE NEGOTIATOR THE MOVIE〜 2010年2月、全国にて公開■関連記事:アンジーに並ぶ“ハードボイルド女性”誕生?米倉涼子主演「交渉人」が映画化
2009年08月26日若い世代の絶大な支持を集める佐々木希を主演に迎え、記録的なアクセスを誇る人気ケータイ小説を映画化した『天使の恋』。先日、佐々木さんの制服姿が公開されるなど徐々にその全容が明らかになってきているが、このほど、映画のキーパーソンで、佐々木さん演じる女子高生の理央と恋に落ちる光輝を谷原章介が演じることが発表された。谷原さんが演じる光輝は、35歳のサエない大学講師。自らが背負っているある悲しい運命のせいで極力、他人と関わることを避けて生きていたが、大胆不敵で図々しく、それでいて繊細で、真っ直ぐに自分をぶつけてくる理央に出会い、次第に彼女に惹かれていく。谷原さんは役作りのために、炭水化物を一切取らず、さらに大好きなビールを1日1本に控え、5キロも減量していつもよりもシャープな状態でクランクイン。髪もボサボサで普段とは全く異なる雰囲気を醸し出していた。ちなみに、谷原さんと佐々木さんの2人は、谷原さんの主演作で佐々木さんの映画デビュー作である『ハンサム★スーツ』ですでに共演経験がある。このときは、佐々木さんは若手の人気モデルの役で、谷原さん扮する、ブサイクからハンサムに変身したモテモテ男にメロメロ、という間柄だった。今回は、シリアスな関係の2人。初日の撮影では、いきなり理央と光輝のキスシーンも!「緊張する」と照れる佐々木さんを谷原さんが「大丈夫!気楽にやろう」とリードする一幕も見られた。谷原さんは、佐々木さんが役柄をつかみやすいように、クランクイン前の準備期間にも佐々木さんの元を訪れ、空気感を共有するなど、初主演の佐々木さんをかなり気遣っている様子。また、現場では7月8日で37歳を迎えた谷原さんのために、サプライズ・パーティも行われたという。果たして2人がたどる愛の結末は――。『天使の恋』は8月上旬にクランクアップを予定。公開は今秋、全国にて。■関連作品:ハンサム★スーツ 2008年11月1日より渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2008「ハンサム★スーツ」製作委員会天使の恋 2009年、全国にて公開■関連記事:『天使の恋』主要キャスト陣発表!うれし恥ずかし?5人揃って制服姿も披露大人気ケータイ小説「天使の恋」が佐々木希主演で映画化!キュートな制服姿が公開谷原章介、佐田真由美、山本裕典らが監督の恥エピソードを暴露!英監督「威厳が…」“コメディアン”谷原章介と“俳優”塚地武雅が明かす『ハンサム★スーツ』一番のハンサムは誰だ!?谷原&塚地に北川景子、佐田真由美からキスのご褒美!
2009年07月21日映画化、TVドラマ化され大きな話題を呼んだ「恋空」、「赤い糸」を超える驚異的なアクセス数を記録している人気ケータイ小説「天使の恋」が映画化!モデルとして若い世代を中心に高い人気を誇る佐々木希が主人公の17歳の女子高生・理央を演じることが決定し、このほどブレザーの制服に身を包んだ女子高生姿の佐々木さんの写真が公開された。理央は人を惹きつけずにいられない、カリスマ性を持ちながら、ある過去が原因で心を閉ざし、お金しか信用せず、他人を利用することしか考えない女子高生。物語は、彼女が運命に導かれるようにある大学講師と出会い、人を愛することの意味を知り、成長していく姿を描いている。投稿型ケータイ小説サイト「おりおん☆」によると、原作発売時の数字で「恋空」の600万、「赤い糸」の800万を大きく凌ぐ1,300万ものアクセス数をたたき出している「天使の恋」。書籍の方もベストセラーとなっている。理央役に抜擢された佐々木さんは、ファッション誌「PINKY」(集英社刊)のオーディションで“プリンセスPINKYグランプリ”を獲得し、専属モデルとして現在も活躍中。今回、原作を読んで理央の成長していく姿に共感して出演を決意したという。昨年公開された『ハンサム★スーツ』に続く2度目の映画出演で早くも主演を張ることになった。理央が恋に落ちる大学講師の光輝は35歳という設定だが、一体誰が演じることになるのか?こちらもファンの間で注目を集めそうだ。佐々木さんの体当たりの演技を受け止めるのは、27歳の新人女性監督・寒竹ゆり。オリジナルのアイディアを加え、若い感性を武器にリアルな女子高生の姿を美しく、そして清々しく描き出す。『天使の恋』は年内に公開予定。■関連作品:天使の恋 2009年、全国にて公開ハンサム★スーツ 2008年11月1日より渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2008「ハンサム★スーツ」製作委員会■関連記事:谷原章介、佐田真由美、山本裕典らが監督の恥エピソードを暴露!英監督「威厳が…」“コメディアン”谷原章介と“俳優”塚地武雅が明かす『ハンサム★スーツ』一番のハンサムは誰だ!?谷原&塚地に北川景子、佐田真由美からキスのご褒美!「洋服の青山」の次はコレ!『ハンサム★スーツ』がハローキティとのコラボ実現101人の谷原章介と塚地のコマネチ!大爆笑『ハンサム★スーツ』試写会
2009年06月16日