日本フードサービス協会は25日、2012年6月度の外食産業市場動向調査の結果を発表した。それによると、6月の外食産業の売上高は前年同月比2.6%増と、2カ月ぶりに増加したことが分かった。6月度有効回収の事業者数は216社、店舗数は3万2,049店。売上高が増加に転じた理由は、土曜日が1日多かったことにより、ファミリー層が対象の店舗の売り上げが増えたほか、ファーストフード業態を中心に、新商品・季節メニューの投入や販促キャンペーンなどが効果を上げたことが大きいと考えられる。しかし、地方によっては大雨や台風などの影響を受けた店舗も多いという。業態別に見ると、ファーストフード業態の全体売上高は、前年同月比3.1%の増加。このうち、洋風は値頃感のあるメニューへの注力や夏メニューの販売などで、客数が前年同月比5.6%増、売上高は同2.6%増となった。ただし、客単価は同2.8%減少している。和風は、高価格の新メニューの投入により、客単価が前年同月比2.5%増加した。さらに、客数も新規出店効果などで前年を1.4%上回り、売上高は3.9%増となった。麺類は、好調を維持しており、売上高は同7.7%増加。持ち帰り米飯・回転寿司は、価格均一キャンペーンなどが影響して客単価が若干下回ったものの、客数が伸びて売上高は同1.9%増となった。ファミリーレストラン業態の全体売上高は、前年同月比2.8%の増加。洋風は、地方により大雨・台風などの影響を受けて売上高が同1%減少したが、中華は、出店効果などで売上高は同3.3%増えている。焼き肉の売上高は同25.8%と大幅に増加。昨年来の風評被害が払拭されつつあり、客数も一昨年の水準まで回復しつつある一方、ファミリー層の客足の戻りが鈍いとの懸念もあるという。パブ・居酒屋業態の全体売上高は、前年同月比0.3%の減少となったが、パブ・ビアホールは、新ドリンクメニューなどが好調で、客数が同6.4%増、売上高は同4.7%増加した。反対に、居酒屋は天候不順で客足が伸びず、売上高は前年より1.2%減少している。ディナーレストラン業態の全体売上高は、前年同月比4.5%の増加。高価格業態の特長を生かしたメニュー提供や1日多い休日数、キャンペーンなどの効果があったと見られる。一方、法人需要のあるビジネス街では売上減となった店舗もあるとのこと。喫茶業態は、新メニューの投入で客単価は前年と比べて1%増加したが、台風や例年より低い気温などの影響で、売上高は前年から1%減少した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日バドミントン・潮田玲子&Jリーガー増嶋竜也のアスリート愛7日、写真週刊誌フライデーが8日発売の紙面でバドミントンのロンドン五輪女子代表、潮田玲子(28)J1の増嶋竜也(27)のお泊まり愛を明らかにした。「フライデー」によると、潮田の自宅で2日間の“お泊まり愛”や、潮田の愛犬の“お散歩デート”を報じているという。お笑いの「たむけん」がTELで確認8日、朝日TV「おはよう朝日です」に出演しているたむらけんじが、この日の朝、親しくしている増嶋に直接TELを入れて確認したところ、二人の交際を認めていたとコメント。今年に入って交際スタートしたという二人の事務所は、本人に任せてあるとして交際を否定をしていないことから、美男美女のアスリートカップルが誕生したと考えられる。増嶋竜也2011年より柏レイソル所属でディフェンダーといして活躍。千葉県出身、市立船橋高校卒業。その甘いマスクから女性ファンが多いという。元の記事を読む
2012年06月11日『空中庭園』、『モンスターズクラブ』の豊田利晃監督が、藤原竜也を主演に迎えて贈る最新作『I’M FLASH!』。本作のキーマンとも言えるミステリアスな美女を、ファッションリーダーとして女性から圧倒的な人気を集めるモデルで女優の水原希子が演じることがこのほど明らかとなった。圧倒的なカリスマ性で連日マスコミに取り上げられる、新興宗教団体「ライフイズビューティフル」の若き3代目教祖・ルイ(藤原竜也)。そんな毎日に辟易した彼はミステリアスな美女・流美と出会い、ドライブに出かけるのだが、バイク事故を起こしてしまい、容疑者として追われる羽目に…。独特の世界観と演出力で絶大な人気を誇り、“映画界の異端児”と称される豊田監督。キャスティングにも相当のこだわりを持つ監督が今回ヒロインに抜擢したのが、水原希子。『ノルウェイの森』(’10)での瑞々しい演技が記憶に新しいが、7月公開予定の蜷川実花監督作『ヘルタースケルター』に続く大抜擢となった。水原さんが本作で演じるのは、藤原さん扮するルイに近づく謎の美女・流美。彼女の魅力に取りつかれたルイは予想だにしない運命に翻弄されていく。ミステリアスな魅力が必要とされる難役だが、豊田監督は水原さんのキャスティングについて「彼女はエレガントな野生の馬のような人なので、それを追いかけるような撮影方法を取りました。彼女の素晴らしさを捕まえることができたことに満足しています」と喜びのコメント。一方、水原さんは本作の出演に運命を感じたといい、というのも「このお話をいただく1週間くらい前に、たまたま『青い春』を観ていいな!と思っていました。豊田監督のほかの作品も観てみようと思っていた矢先に、出演のお話をいただき運命を感じました!」とのこと。また、初共演となる藤原さんについては「ジェントルマンで、リードしていただいたので、安心して身を置いて演じられました。ただそれだけでなく、緊張感もあってパートナーとしてとても良かったです」と、先輩俳優にすっかり身を委ねた様子。果たして、謎の美女・流美がストーリーにどんな影響をもたらすのか?女優・水原希子の今後の活躍にも注目したい。『I’M FLASH!』は9月、全国にて公開。■関連作品:モンスターズクラブ 2012年4月21日よりユーロスペースほか全国にて公開© GEEK PICTURESヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会■関連記事:竹中直人&蜷川実花、フランス観光親善大使就任で熱い“フランス愛”を激白下着姿で佇むエリカ様、掟破りの過激さ!『ヘルタースケルター』特報映像が解禁瑛太「辛いことあったけどずっと一緒にいてくれた」と窪塚洋介への感謝の思い明かす蜷川実花撮り下ろし!肩出しエリカ様が挑戦的に見つめる『ヘルタースケルター』ポスター完成瑛太×窪塚洋介の競演!『モンスターズクラブ』完成披露試写会に10組20名様ご招待
2012年03月27日日本中を感動させた小惑星探査機“はやぶさ”の奇跡的な帰還を、オリジナルドラマで描く『おかえり、はやぶさ』に主演する藤原竜也が取材に応じ、作品への想いや撮影の裏話を語った。その他の写真藤原が演じるのは、はやぶさのイオンエンジンを担当するJAXA(宇宙航空研究開発機構)のエンジニア助手・大橋健人。役作りのため、実際のプロジェクトに関わったJAXA職員と対面し、「狭い部屋で日々、緻密で天才的な作業をこなしているのに、みなさん謙虚で(映画製作にも)協力的。そしてとても普通の方たちなんです」。一方で「実験や試運転ができない状況で“のるかそるか”の一発勝負にかける勢いも持っている」という。その両面が役作りに大いに反映された。もともと宇宙に対する関心は人一倍。「はやぶさの動向もリアルタイムで追ってましたからね。僕自身、この作品に参加できてとても光栄なんです」と胸を張る。はやぶさの旅路を軸に、さまざまな人間ドラマが繰り広げられる本作。なかでも藤原演じる主人公と、父親で失敗に終わった火星探査機“のぞみ”のプロジェクトマネージャー・伊佐夫(三浦友和)との確執と和解は、物語をけん引するエンジンとなった。「三浦さんは『かっこいい』のひと言。俳優として近づきたいけど、近づけない……。その距離感は劇中の父と息子に通じるので、僕自身、自然と役柄にリンクできましたね。現場ではどっしり構えて自然体。いつもまわりに気を配ってらっしゃった」と敬意を示した。数えきれない試行錯誤を経て、はやぶさを帰還に導いたJAXA職員の奮闘に、俳優として生きる自分自身の姿も重ね合わせたという。「他人の評価は気にしないと言いながら、実際には失敗や挫折と向き合うのはとても難しいこと。さっき言った“のるかそるか”じゃないですけど、この仕事は自分でコントロールできない面も大きいですし。大橋健人を演じられる俳優は、ごまんといる。そのなかで、オファーをいただいた奇跡的なチャンスや“出会い”と正面から向き合うしかないんですよね」。それでも、試練を乗り越えたはやぶさの奇跡を目の当たりにし「人間、思い続ければ、きっといろんなことを変えられる生き物だと思うんです」と力説。「どんな世代の方が観ても、きっと夢や未来に光を当ててくれる作品。たとえ挫折や失敗を味わっても、その先には“再生”があるというメッセージが込められているんじゃないかなと思います」と誇らしげに語った。『おかえり、はやぶさ』3月10日(土)全国公開<3D・2D同時公開>(C)2012「おかえり、はやぶさ」製作委員会
2012年03月08日藤原竜也はこう言い切る。「僕がこの映画でやった大橋健人という役を演じられる役者さんなんて、ごまんといると思いますよ」。単なる謙遜とも違う、ましてや卑屈さなど微塵も感じさせない静かな口調で。ではそんな「ごまん」の中から『おかえり、はやぶさ』の若き主人公に選ばれたことを彼自身はどう受け止め、何に心動かされ、どのように応えたのか?本作に限らず、映画監督、舞台演出家たちからいま、最も出演を望まれる俳優。作り手たちは、そして観客は彼の中の何を求めているか?その魅力に迫る。小惑星・イトカワへのタッチダウンとサンプル採取を経て、打ち上げから7年の歳月をかけて奇跡の帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」。実は、藤原さんは「子供の頃から宇宙が大好きで、はやぶさのニュースもリアルタイムで追っていた」という。演じた大橋健人は、イオンエンジンに携わる鼻っ柱の強い若きエンジニア。撮影前にはJAXAに足を運び、実際にプロジェクトに関わった研究者たちから話を聞いた。「天才的な作業をしている方々なんですが、お会いすると本当に普通の人たちでしたね。決して多くを語らないんですが、こちらからひとつ尋ねたのは『日本の宇宙技術はNASAの10分の1の予算でやっているわけですが、NASAの存在は脅威ですか?』ということ。それに対する答えは『NASAへのライバル心はもちろんあるけど敵対しているわけではなく、歩み寄り、協力していく相手。それよりも中国を始めアジアの中で負けちゃいけない』ということ、やはり三番でも二番でもダメで、一番を取らないといけないということでした。それを聞いたときに、その思いを大事に現場に入ろうって思いました」。藤原さん自身、15歳でのデビューの場がロンドンであり、以来、日本国内にとどまらず、たびたび海外の観客を相手に仕事をしてきた。それだけに日本発で世界に誇れる“モノ”を作り、発信していくかという点で共感する部分も多かったのでは?「日本の良いものを持って外国で戦えば成立し、受け入れられるんじゃないかとは思ってます。日本の俳優の方が繊細な部分もあるし、イギリスでシェークスピアを観てもダメなものはいっぱいある。(昨年亡くなった)井上ひさし先生に『ムサシ』という作品を書いていただきましたが、禅寺を舞台にしていて、死者たちが『殺し合いはやめろ』と死の連鎖を断ち切ろうとするんです。井上先生の言葉遊びを踏まえて、日本の文学が国境を越えて受け入れられるのか?と思ってましたが、そんな疑問を一瞬で捨ててしまえるほど(ロンドンやニューヨークで)受け入れてもらえましたから。井上先生が日本語の美しさを大事にされて作品を作り上げていったように、世界に誇れる作品は日本にいっぱい埋まっていると思ってます」。映画では、健人の父親(三浦友和)が責任者を務めた火星探査機「のぞみ」が失敗に終わり「税金を無駄にした」「血税で宇宙の“ゴミ”を作った」とバッシングを受けるさまが描かれるが、健人たちはこの失敗、挫折を乗り越えて「はやぶさ」を帰還へと導いていく。インタビュー冒頭の藤原さんの言葉は「失敗や挫折とどう向き合い、乗り越えていくか?」という質問に対する答えの中で出てきた一節。それに続けて藤原さんから出てきた言葉からはそれでも勝負することの大切さ、その覚悟がうかがえる。「僕らの世界も落とされるのは一瞬です。そこでの挫折や苦しみって、本当に人生を左右するくらい強烈なダメージを与えるものだと思いますよ。正直、そこからの再生とは何かって聞かれても…分からないですね。そこから這い上がれるかもしれないし、できないかもしれない。それを“ギャンブル”と言ってしまうとチープですが…それでも『のるか反るか』で勝負してるところはありますね」。「はやぶさ」に携わる研究者たちも緻密な計算と作業をひたすら積み重ねる反面、ここ一番でまさに「のるか反るか」の勝負を仕掛け、成功を手繰り寄せていく。藤原さんは作品や役との出会いを「奇跡的なチャンス」と表現するが、その勝負に乗るか否かはどのように決めているのだろうか?「その質問の答えを出すのは難しいですね(笑)。勢いで『やる』と言って成立する瞬間もあるし、勢いでも手を出せないものもある。でも、人との出会いが僕をその作品に呼んでくれるというのもあるし…本当に一言では言えない(苦笑)。でも、この映画に関して言うなら素敵な人たちに囲まれた良い本だったということかな」。ちなみにシネマカフェで藤原さんをインタビューするのは今回で3度目。過去2回いずれも、そのときに最も気になる俳優や一緒に仕事をしてみたい演出家の名を挙げてもらったが、1度目のときは「三谷幸喜監督」、一昨年の2度目のときは「豊田利晃監督」と答えており、その後、時を経ずして彼らとの仕事を実現させている。改めていま、最も気になる存在は?「去年、(『カイジ2 ~人生奪回ゲーム~』で)共演した伊勢谷友介くんはすごく魅力的で気になってます。私生活もそうだし、自分でプロジェクトを立ち上げて東北に行ったり監督をしたり、同じ世代の俳優として面白いなと思って見てます。ぜひもう一度、一緒に仕事したいですね」。インタビューが行われたのは、1か月以上に及んだ舞台「下谷万年町物語」(作:唐十郎×演出:蜷川幸雄)が千秋楽を迎えてしばらく経ったころ。休む間もなく映画の取材を受け、さらに3月の初旬からは初参戦となる「劇団☆新感線」の新作の稽古も控える。傍らに立つマネージャーを指し「セリフ入れないといけないのに(スケジュールを)空けてくれなかったんですよ」としかめっ面を浮かべつつもその口調はどこか楽しげだ。その公演がひと区切りを迎えるころに彼は30歳の誕生日を迎える。立ち止まることのない“勝負師”がどんな道を歩んでいくのか楽しみに見守りたい。(photo:Yoshio Kumagai/text:Naoki Kurozu)■関連作品:おかえり、はやぶさ 2012年3月10日より全国にて公開© 2012「おかえり、はやぶさ」製作委員会■関連記事:本木克英監督、3本の『はやぶさ』映画の中で「一番いいと自負」と対抗心あらわ藤原竜也、卒業を控えた中学生に「たくさん恋愛して!」とエール全編3D映像で贈る冒険の物語!『おかえり、はやぶさ』試写会に10組20名様ご招待「まえだまえだ」の旺志郎、杏の第一印象は「足長っ!」亀梨&杏&鈴木福で「妖怪人間ベム」実写化!「怪物くん」に続く異色のドラマ化決定
2012年03月08日藤原竜也が『青い春』、『空中庭園』の豊田利晃監督の次回作『I’M FLASH!』に主演。松田龍平と共演を果たしていることが明らかになった。豊田監督と言えば松田さん主演で松本大洋の漫画を映画化した先述の『青い春』が激賞され、その後も『空中庭園』、『蘇りの血』と異彩を放つ個性的な作品を発表。今年のゴールデンウィークには瑛太主演で窪塚洋介らも出演する、アメリカの爆弾魔“ユナボマー”をモチーフにした『モンスターズクラブ』の公開も控える日本映画界の“異端児”。以前より監督の作品のファンで、数年前より親交もあった藤原さんは、インタビューなどでもたびたび豊田作品に出演したいという思いを吐露しており、今回、念願かなって主演を務めることとなった。藤原さんが演じるのは、新興宗教団体“ライフイズビューティフル”の若き三代目教祖・吉野ルイ。そのカリスマ性でマスコミにもたびたび取り上げられ、注目の的となっていたが、ある夜、ミステリアスな美女・流美を乗せて車で飛ばしていたところ、バイクとの接触事故を起こしてしまい、流美は植物状態に…。若きカリスマが起こした事故にマスコミは群がり、ほとぼりが冷めるまでルイはやくざ崩れの3人のボディガードと共に南海の孤島に避難することになる。そこでルイはある決断を下すが、それは教団の陰謀を明らかにすることに…。やがて魔の手が忍び寄り、ボディガードたちをも巻き込み衝撃の結末を迎える。3人のボディガードを演じるのは松田龍平、永山絢斗、仲野茂。松田さんにとっては『ナイン・ソウルズ』以来、8年ぶりの豊田作品出演となる。永山さんは初の豊田組参戦。兄の瑛太さんは豊田作品の常連だが、永山さんが独特の空気感を放つ豊田作品でどんな存在感を放つか楽しみなところだ。ほかに教団内で強い権限を誇る、ルイの母を大楠道代、教団を継がずに性転換したルイの兄を北村有起哉が、そしてルイの母に絶対服従の秘書を『ナイン・ソウルズ』にも出演している板尾創路が演じている。『蘇りの血』に続いてスタイリストを伊賀大介が務めており、衣裳も注目を集めそう。「今回の作品は僕にとって豊田利晃監督と出会ってからの念願でした」と語る藤原さん。「撮影期間や撮影環境は本当に大変なものでしたが、スタッフ・キャスト不眠不休で走り抜けました。いまこの時代にオリジナル脚本で勝負できる喜びや、豊田組常連であり同世代の俳優としてぜひ共演をしてみたかった松田龍平くんと対峙できる喜びを噛みしめながら全身全霊で挑みました。また、俳優としてもいままでの経験を根底から覆されるくらいの壁にもぶつかりました。不安な反面で出来上がりがとても待ち遠しいですし、きっと新しい藤原竜也が観られると思います」と作品への強い思い、己の新たな一面について語ってくれた。松田さんは「久しぶりの豊田組でしたが、楽しんで撮影が出来ました。藤原くんを始め、今回が初めての共演になるキャストの方も多かったので、より新鮮な気持ちがしました。アクションシーンも見応えのあるものになっていると思います」と自信をのぞかせる。そして豊田監督は「竜也とはいままでずっと映画を撮りたいとお互いに話し合ってきました。2011年の3月、震災から一週間後ぐらいに呑んだときに『グダグダ言ってないで、とにかく年内に一本、一緒に映画を作ろう』と約束しました。その約束を果たすことが出来ました。竜也の新しい魅力を引き出せたのではないかと思っています。それをご覧いただけたらうれしく思います。龍平とは8年ぶりの映画でしたが、時間が経った気がしませんでした。ついこの前、一緒に仕事をしたような居心地の良さがありました。たぶん、僕と龍平との距離感が会ったときからいままで変わっていないのかもしれません。龍平は映画に向かう姿勢が以前よりもストイックになってきたと思いました」と2人について語る。撮影は昨年の9月、10月に全編沖縄ロケで行われた。完成は4月を予定。辰年に藤原“竜”也、松田“龍”平のコラボレーションが実現!また『I’M FLASH!』というタイトルが意味するところは?『I’M FLASH!』は9月、公開予定。■関連作品:モンスターズクラブ 2012年GW、ユーロスペースほか全国にて公開© GEEK PICTURES■関連記事:瑛太が「おれを出せ」と直談判!豊田利晃監督が最新作の秘話を明かす
2012年01月10日公開中の映画『カイジ2~人生奪回ゲーム~』のシンガポールプレミア上映のため主演の藤原竜也が現地を訪れ、記者会見などのプロモーションを行った。その他の写真本作は、2009年に公開された『カイジ ~人生逆転ゲーム~』の続編で、原作ファンに人気のエピソード“欲望の沼”(『賭博破戒録カイジ』に収録)をベースに、多額の負債を抱えてしまった主人公の伊藤カイジ(藤原)が、どん底人生からはい上がるために2週間で2億円を手に入れるサバイバル・ゲームに挑む姿を描く。公開9日間で観客60万人を動員し、前作が記録した興行収入22.5億円を超える勢いを見せている本作。シンガポールでも『カイジ』人気は高く、今回日本の俳優が映画のプロモーションでシンガポールを訪れるのは初めてということもあり、この日行われたマスコミ向けの記者会見には24社の報道陣が集まった。また、シンガポール郊外のショッピングモールで行われたイベントには現地のファン700人が殺到し、その後の劇場4スクリーンでのプレミア上映にも計1000名を超えるファンが駆けつけ、藤原が登場すると現場は熱狂に包まれた。藤原は、「本作が少しでも元気や勇気をシンガポールの人達に与えられればと思います。シンガポールは、人も国全体も温かい空気に包まれている。今度は仕事ではなくプライベートで是非また来たい!」とファンに向けて話し、大歓声を浴びた。シンガポールでは11月17日(木)より国内6劇場で公開される予定で、過去に国内で公開された藤原主演の映画『デスノート the Last name』『デスノート(前編)』の興行収入を超えるのではないかと期待が集まっている。『カイジ2~人生奪回ゲーム~』公開中
2011年11月16日人気コミック『カイジ』シリーズの実写映画化第2弾『カイジ2 ~人生奪回ゲーム~』の完成披露記者会見が6日に都内で行なわれ、主演の藤原竜也、吉高由里子、伊勢谷友介と佐藤東弥監督、そして本作では脚本も手掛けた原作者の福本伸行氏が登壇した。完成披露の模様映画『カイジ2』は、原作ファンに人気のエピソード“欲望の沼”(『賭博破戒録カイジ』に収録)をベースに、多額の負債を抱えてしまった主人公、伊藤カイジ(藤原)が、ドン底人生からはい上がるために2週間で2億円を手に入れるサバイバル・ゲームに挑む。吉高は2009年に公開された『カイジ ~人生逆転ゲーム~』に引き続いての出演で、伊勢谷は巨大カジノの支配人役として登場する。藤原は「撮影自体は相手の裏を読み細かい駆け引きがある、張り詰めた空気の中でのお芝居だったんですが、現場を離れるとみんなで仲良くやっていた」と話し、初参加となる伊勢谷は「藤原くんを地獄に落とそうとする最大限の悪人をやらせていただいた。生瀬勝久先生、香川照之先生がかなり強烈で、本当に楽しい現場でした」と2か月半の撮影を振り返った。さらに本物の“2億円”が出演者の前に運ばれるとトークはお金のことになり、伊勢谷は「お金というものは僕らがあとから価値を付けただけであって、素材としてはただの紙。原作にはお金に固執した社会になっているというアンチテーゼがあって、先進的な考え方だと思った。お金のありようを考え直す時期にきているのでは」と語ると、藤原は「ドン底に落とされても仲間を信じてのし上がっていくカイジの姿に共感できたし、手応えを感じる作品になった。お金の価値観や仲間に対する思いだけでなく、エンターテインメントとしても優れたものができた」とPRした。『カイジ2~人生奪回ゲーム~』11月5日(土) 全国東宝系にて公開
2011年10月07日昨年、劇場公開し、話題を呼んだサスペンスムービー『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』のブルーレイ&DVDがまもなく発売。主演の藤原竜也のインタビュー映像が到着した。米澤穂信の人気サスペンス小説を原作とする本作。時給11万2,000円という高額報酬で「暗鬼館」と呼ばれる建物で7日間を過ごすことになった10人の男女。24時間全てを監視された状態で、課せられた2つのルール――「夜の10時以降は自分の個室に入っていること」、「実験終了は、7日間経過するか、生存者が2名になり、実験継続が不可能になったとき」――に沿って7日間を過ごせば大金を手にできたはずが、2日目に死者が出てしまう。ここから、10人は疑心暗鬼に陥り…。藤原さんは、偶然知り合った綾瀬はるか演じる元OL・祥子に誘われる形でこの“ゲーム”に参加することになる青年・結城を演じている。藤原さんは、本作への出演が決まったときの心境を「大きなエンターテイメントでキャストが豪華。中田秀夫監督の得意分野ということで、興味、期待を持った」と明かす。ではズバリ見どころはというと「片平なぎささんの怪しさとひとりずつの部屋にあるアイテム、武器」とのこと。それぞれに異なる武器をだれがどのように使うのか?そしてこのゲームで最後まで生き残るのは誰か?ジャパニーズホラーの旗手・中田秀夫が贈る正統派心理サスペンス『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』のブルーレイ&DVDは2月23日(水)より発売開始。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』 [DVD]価格:3,980円(税込)『インシテミル 7日間のデス・ゲーム ブルーレイ&DVDセット』価格:4,980円(税込)『インシテミル 7日間のデス・ゲーム ブルーレイ&DVD プレミアムBOX』価格:6,980円(税込)販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ※レンタル同日開始公式サイト:© 2010『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』製作委員会■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会■関連記事:『インシテミル』28か国配給決定バナナマン日村、インディアンの心情に苦戦?7年ぶりに「藤原竜也のオールナイトニッポン」復活!『インシテミル』舞台裏を暴露藤原竜也インタビュー「劇中の状況に置かれたら?武器次第かな…(笑)」藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也ら、現金1億6,128万円と豪華舞台挨拶犯人は誰?かつてない心理戦がいま始まる『インシテミル』試写会に5組10名様ご招待
2011年02月14日映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の公開を記念して、主演の藤原竜也をパーソナリティに迎え10月18日(月)、ラジオ番組「藤原竜也のオールナイトニッポン『インシテミル』スペシャル」が放送されることが発表された。時給11万2,000円で、仕事内容は“暗鬼館”と呼ばれる館での7日間の生活を24時間監視されるだけ。この求人広告に釣られて集まった10人が思いもよらず繰り広げることになる、生死を懸けた“推理ゲーム”の模様を描いた本作。映画の公開を記念して、今回の特別番組が放送されることに。藤原さんは、親友の小栗旬がパーソナリティを務める「小栗旬のオールナイトニッポン」に飛び入りで生出演するなど、ゲストとしての出演は多数あるが、自身がパーソナリティを務めてのオールナイトニッポンは2003年以来、実に7年ぶり!「元々、ラジオが好きなので素敵なラジオ番組にしたい。自分はラジオを聴いて育った世代だから」と思い入れを語る。番組では意外なプライベートや交遊録、そして映画の撮影の裏話などが語られ、共演者の石原さとみからのコメントも届くとのこと。放送は10月18日(月)25:00〜27:00、ニッポン放送および全国36局にて。『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』は10月16日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。「藤原竜也のオールナイトニッポン『インシテミル』スペシャル」放送日時:10月18日(月)25:00〜27:00放送局:ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネット公式サイト:■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会■関連記事:藤原竜也インタビュー「劇中の状況に置かれたら?武器次第かな…(笑)」藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也ら、現金1億6,128万円と豪華舞台挨拶犯人は誰?かつてない心理戦がいま始まる『インシテミル』試写会に5組10名様ご招待究極の心理ゲーム『インシテミル』主題歌がMay’nの「シンジテミル」に決定!ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」
2010年10月15日タイトルからして謎である。藤原竜也は『インシテミル』というこの作品のタイトルについて「最初は全く意味が分からず、イメージがわかなかった」と言う。時給11万2,000円。仕事の内容は10人の男女が外部から閉ざされた館の中での7日を監視されるだけ。何も起きなければ7日後に1,600万円を超える報酬を手にして終わるはずだったこのアルバイト。だが、2日目に一人の死者が出たことで恐るべき生き残りゲームへと化していく――。一見、非現実的にも思えるこの世界観の中で、藤原さんは主人公・結城をどのように作り上げ、どのようにして物語に灯をともしていったのか?「綾瀬さんにコンビニで声掛けられたら付いて行くでしょう(笑)」『カメレオン』に『カイジ 人生逆転ゲーム』、『パレード』。ここ数年、藤原さんが主演映画で演じた主人公は、どこかで一般人とは一線を画した、屈折した感情や“闇”を抱えている人物であったが、本作で求められたのは、エキセントリックな物語とは裏腹に、ごく一般的な感情、リアクションだった。「中田(秀夫)監督に言われたのは、現実的とは言えない世界の中で、結城の目線で物語を進めていきたい。“正しい感情の流れ”で行ってほしいということ。つまり、ごく普通の人間がこの世界を見て感じる喜怒哀楽をそのままその瞬間に表現してほしい、と。実は、クランクイン後も物語の結末が決定していない部分があって、演じる上でそこに不安を感じてもいたんですが、その中で監督は『僕に付いてきてほしい』ということを仰ってくださった。撮影の中日を過ぎて決定稿が出てからは、もうその結末に向かっていく感じで。その中で、監督の『藤原くんのキャラクターは、常に“正しい”ジャッジをしてほしい』という言葉に救われた部分はありますね」。もしも、藤原さんがこの“暗鬼館”でのゲームに参加させられることになったらどのように振る舞うのだろうか?「実際、現場でもみんなで話してたんですよ。『生き残るのは石原さとみちゃんだろう』とか(笑)。そもそも僕も含めて、世の男性は、コンビニで綾瀬はるかさんに声を掛けられたら付いて行ってしまうでしょうしね…。映画の中では結城たちが暗鬼館に入る際に、警告のアナウンスが入りますよね?『非倫理的なことが起きる可能性が…』って。その時点で僕は間違いなく帰ります(笑)。時給11万2,000円ということ自体、裏があるんじゃないか?と考えちゃうと思います。強制的に参加することになったら?僕だったら、部屋から出ないで、ずっとドアを押さえてますね。じっとしていてお金だけもらうかな」。極限の状態で人はどのような反応を見せるか?「十人十色」とはよく言ったもので、人間の様々なタイプが見えてくるのが面白い。「結城は興奮とパニック状態にある人々に、平常心を持たせようと必死で説得する。僕自身、そういう面は持ってるかな、と思う。結城がとる行動は、決して自分と遠くないな、とは思いましたね。あとは…武器次第だな、武器(笑)!」「撮影所での時間の流れが好き」続いて藤原さん自身について話を聞こう。「舞台と映画、どちらが好きか?」などという問いに意味はない。が、タイプの違う役柄、表現を映画と舞台で見事なまでにこなしていく。藤原さんにとって映画という表現が持つ意味は?そう尋ねるとこんな話をしてくれた。「この間、舞台でN.Y.に行ったら、ちょうど日本の映画を集めた映画祭をやっていて『パレード』が上映されていたんです。そのとき思ったのは、国境を越えるというのは舞台であれ映画であれ素晴らしいことだけど、舞台の場合は肉体をもって表現しないと伝わらない。その点、映画は完成したら良い意味で一人歩きしてくれる。舞台では『今日もやるのか』って(苦笑)、大変な思いをして毎日やるところを、映画はひとりで繰り返し上映されて…その点を面白いなって感じましたね。それから何より、僕は撮影所が大好きなんです。撮影所での時間の流れ――早朝に入って深夜に帰ってまた早朝に入って――というのもすごく好き。極端な話、ワンカットとワンカットの間が何時間も空く日もあるけど、僕は全くそれが苦にならない。スタッフさんひとりひとりの動きを見ているのも好きだし…映画っていいなぁって思えてくるんです」。いま、一緒に仕事をしてみたい人は…現在28歳。十分に若いがすでに芸歴は10年を超える。「身毒丸」(1997年/演出・蜷川幸雄)での鮮烈なデビュー以来、周囲からは“天才”という評価を与えられ、出演作も常に話題を呼んできた。「あまり、昔をふり返ることはしない」と語る藤原さんだが、この十数年の中で、“転機”と呼べる半年間があったという。「4年ほど前にロンドンに行かせてもらったけど、そのときの時間は大きかったですね。イギリスにいながらにして、日本にいる自分を想像し、仕事や自分のあり方を客観的に考えたら、フッと楽になった瞬間があったんです。気づいたのはすごくシンプルで、魅力的な人、うまい俳優さんと一緒に仕事をさせてもらうのが面白い、ということ。それから…自分はここで何ができるか?何を表現するか?ということを少し深く考えられるようになったかな」。今後に話が及ぶと「まだまだ一緒にやったことのない監督さんはたくさんいらっしゃいますからね」とニヤリ。そういえば、数年前にインタビューした際に「仕事がしてみたい!」と語っていた三谷幸喜とは、念願かなって舞台「ろくでなし啄木」で来年、その演出を受けることに。では映画界でいま、気になる存在は?「豊田利晃監督ですかね…。つい最近、お会いしたんですが。でもいまはとにかく、いろんな新しい人と出会いたいという気持ちが強いですね。自分自身を打破して新しい一歩を進むには、地べたを這うような…人間くさい役をやった方がいいのかな?と28にして思うところもあり…」と思案顔。最後にいま、この映画のタイトルからイメージすることを尋ねると「異常なまでの世界――それは暗鬼館かもしれないし、もっと大きな世界なのかもしれないけど――そこに入り込んでいくというイメージかな。でも正解はないんだよね?」。正解のない世界へ漕ぎ出す男はこれから我々に何を見せてくれるのだろうか――?(photo:Yoshio Kumagai)■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会■関連記事:藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也ら、現金1億6,128万円と豪華舞台挨拶犯人は誰?かつてない心理戦がいま始まる『インシテミル』試写会に5組10名様ご招待究極の心理ゲーム『インシテミル』主題歌がMay’nの「シンジテミル」に決定!ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」綾瀬はるか&石原さとみがこれまでにない一面見せる?『インシテミル』クランクアップ
2010年10月14日値上げと保険適用で、禁煙外来患者増過去最大の値上げが行われたたばこ、JTでは60〜140円引き上げられ、これを機会に禁煙にチャレンジする人が増えています。禁煙を専門に扱う禁煙外来が作られ、一定の条件を満たせば保険適用されることもあり、禁煙は社会の中でより大きな流れとなっています。毎日.jpによると、たばこ増税に伴う値上げで患者さんは増えていますと、東京医科大学病院禁煙外来の平山陽示准教授は語ります。保険が適用される条件には、患者自らが禁煙を望むことやニコチン依存症診断のテストで5点以上と診断されるなどがあります。また、飲み薬や貼り薬により保険適用の期間が違うなど、細かい適用条件もあり専門機関で確認することが大切です。平山准教授は心理面のケアが必要で、専門の医師による「禁煙外来」ができました。とも述べ、専門の意志によるサポートの必要性を訴えます。
2010年10月10日コインランドリーにいる女性は3割増にかわいく見えるという梅田編集長。「スキー場のゲレンデにいる女性がかわいく見えるのと一緒で、意外なシチュエーションが異性の魅力を引き立てている」とも。僕も以前はコインランドリーを使っていたことがあったけど、女性と二人きりになって、妙にそわそわした気持ちになったこともあったなあ……(別に何があるというわけでもないのに)。そんな意見に対して、「まったく分からん!」と言うのは、コブス横丁ライターの栗林弥恵さん。「洗濯をしているところを見られている時点で恥ずかしくて恋心がどうのこうのなんて、気持ちにすらならない」んだとか。栗林さんの友人で、実家暮らしが長かったためにまだコインランドリーを使ったことがないというMさん(服飾系/24歳女性)を交えて、コインランドリー3割り増し説の是非について談義をしてみました。もちろん、コインランドリーの中で。――本日はお集まりいただき、ありがとうございます。いろいろな意見があるかと思いますが、まずは「コインランドリー3割り増し論」を唱える梅田編集長に語ってもらいましょう梅田編集長「生活感が垣間見えるんです。もちろん変な意味ではないのですが、普段見られないような、他人のオフの状態に出会えて、かつそのオフの異性とある程度の時間一緒にいることはあまりないこと(乾燥機も入れると、1時間ぐらいコインランドリーにいるケースもある)。服とか読んでいる雑誌とか見ながらどんな人なのか想像してしまいますよね。コインランドリーは想像力が刺激される空間なのかもしれませんな」――ふむふむ梅田編集長「清潔感もあるし、においもいいですよね。洗剤や柔軟剤のにおいが立ち込めていて、下手な香水より柔軟剤のにおいが好きだという人もいますし。においって直接思い出に結びついていると思うんです。昔付き合っていた人と同じにおいをかいで何かを思い出したりとかね。また、同じ目的で空間を共有しているという意識が、相手への親近感につながります。二度と会えないかもしれない……でも、今は同じ時間を過ごしている……」ぐおんぐおん……(乾燥機の音)――ふむふむ(分かるかも……)。これは男性特有の妄想にすぎないのでしょうか?栗林さん「分かりかねます!女の子にとって、見ず知らずの人にすっぴんを見られるなんて恥ずかしいことでしかありません。3割増しなんて……虚像です、虚像を見ているんだと思います。あ、でも、大好きな真田広之さんがコインランドリーにいたら……」――どうなんですか?栗林さん「いや、やっぱりないですね。もともと真田さんはかっこいいですし。女の子はきっとコインランドリーに特別な意識は持ってないと思います!」――そうですか。Mさん、そこのところどうです?Mさん「私、コインランドリーに今日初めて来たんですけど、洗剤の自動販売機とか、なんとなくノスタルジックな雰囲気もあっておもしろいなあと思いました。たしかにいいにおいはするし、どことなく現実感がなくて、ふわふわした空間のような気もする。こんなところでかっこいい男性と二人きりになったら、それはそれで気になってしまうかも」――ほほーこれは梅田編集長「店員さんがいないところもなんかドキドキしませんか。コンビニも男女とすれ違う場所ですが、店員さんがいる時点で、管理された空間というイメージが強くなって魅力が薄れます。同じ美人でも六本木ヒルズにいる人と、近所で見かける人とはちょっと違うように……」栗林さん「分かりません!」――まあまあ、みなさん落ち着いてぐおんぐおん……(乾燥機の音)梅田編集長「まとめると、1.記憶に結びつきやすい独特のにおいと雰囲気で、/2.見ず知らずの他人と数十分一緒にいる場所であり、/3.店員さんなどの管理者が居ないスペースであり、/4.周囲に人があまり居なくて、二人きりになる可能性もあること/以上のことから、コインランドリーは異性が魅力的に見える場所だと思います」Mさん「私、コインランドリーのことがだんだん気になってきたかも」栗林さん「分かりません!」ぐおおおん……(乾燥機が止まる)激論は尽きませんが、「コインランドリー3割り増し論」は、共感できる人とそうでない人に分かれました。みなさんはいかがでしょうか。個人的にコインランドリーを訪れたのは数年ぶり。久しぶりに訪れたコインランドリーはどこか懐かしく、やっぱりいいにおいがしました。あと、蛍光灯がまぶしかった。(根岸達朗/プレスラボ)※読み返すと、少しキモイかもしれない(自分が)。でも、自分のこういう部分を大事にしていきたいこのころ。今回はたまたまコインランドリーに絞りましたが、あなたが思う「異性が3割増しで見える場所」もぜひ教えてください。(編集部:梅田)【関連リンク】付き合うきっかけになる理想の出会いの場所ランキング社会人になってから出会いが一番あった場所ランキング女性が合コンをしたい業種ランキング
2010年05月09日