志尊淳が『HiGH&LOW THE WORST』にて演じていた“殺しの軍団”鳳仙学園の頭・上田佐智雄役で、続編『HiGH&LOW THE WORST X』に特別出演することが分かった。志尊さんが再び演じるのは、鳳仙学園を統率する最強の頭・上田佐智雄。見かけは細身だが、パワー、スピード、テクニック、判断力の全てを兼ね備え、その実力は鳳仙史上随一とも噂される人物。前作では、川村壱馬演じる鬼邪高校の花岡楓士雄と共闘し、牙斗螺(キドラ)をぶっ潰すなど、拳の強さは折り紙付き。すでに小田島有剣(塩野瑛久)、沢村正次(葵揚)、仁川英明(小柳心)、志田健三“通称・シダケン”(荒井敦史)の鳳仙四天王と、2年の徳山門司“通称・モンジ”(堀夏喜)、サバカン(坂口涼太郎)の登場は明らかにされていたが、志尊さんの出演情報が解禁されないことを受け、前作ファンから「志尊淳いないのか…ショック。」「佐智雄はどこにいった!?」といった嘆きの声も上がっていたが、ついに、満を持して解禁。絶対的な頭・佐智雄の参戦によって、鳳仙学園はどのような戦いを見せてくれるのか。前作よりもパワーアップした鳳仙学園のプライドをかけた熱き闘いからも目が離せない。『HiGH&LOW THE WORST X』は9月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE WORST X 2022年9月9日より公開©2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 ©髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
2022年08月24日火をつけて炎を消し、薫りをくゆらせるお香。アロマが練り込まれたお香を焚くと、気分がリフレッシュしたり、癒されたりしますよね。数々の創作物を生み出し、Twitterに投稿しているクリエイターのミチル(@mitiruxxx)さんは、あるお香を作りました。見た目にクスッとさせられる、ミチルさんが創作したお香がこちらです。長ネギのお香 pic.twitter.com/zumrukx4fp — ミチル (@mitiruxxx) July 26, 2022 ミチルさんが作ったのは、長ネギを模したお香!上部の緑色から、下にいくにつれ徐々に白い色に変化している様子は、長ネギの色合いにそっくりです。『長ねぎ』と書かれたケースに入れられたお香は、もう長ネギにしか見えません…!ミチルさんのユーモアあふれる創作物はまたたく間に拡散され、6万件以上の『いいね』を集めました。・おいしそうな薫りがしそうですね…!・箱の形までこだわっている!・これが本当の万能ネギ。・天才だー!欲しい!ペットボトルの水滴が猫の足跡のようになる『肉球ボトル』や、カーペットクリーナー型の修正テープなど、これまでにも数々の創作物を生み出してきたミチルさん。ぜひ商品化してほしい…!結露が嫌にならない『ボトル』に反響「めっちゃかわいい」「天才か」一見ただのカーペットクリーナーしかし、よく見ると…?「発想が素敵」見るだけで人々が笑顔になる、ミチルさんの創作物が世に出れば、普段の生活がより楽しくなりそうですね![文・構成/grape編集部]
2022年07月27日Game Source Entertainment(香港、以下 GSE)は、Softstar Technology(北京)が開発した、アクションRPG《仙剣奇侠伝 -守り合い-》の日本語パッケージ版をPlayStation(R)4とPlayStation(R)5で2022年8月25日に発売いたします。本作には、カードゲーム「天地遊」が収録されています。カードはマップ上の「葉霊」と対局することで獲得することができ、すべてのカードを集めるとそれに応じたアチーブメントをアンロックすることができます。今回は、カードゲームと、日本語公式HPを公開いたします。《仙剣奇侠伝 -守り合い-》日本語公式HP 【カードゲームについて】画像01■カード属性カードには「天」、「地」、「人」の3つの属性があり、天は地に、地は人に、人は天に対抗するという仕組みになっています。■カードプレイゲーム開始時に、自動的に4枚のカードがデッキに補充されます。プレイヤーはカードを選択し、対局エリアに置くと対局が始まり、勝敗が決まります。画像02勝利 :相手のライフを奪う。引き分け:次のラウンドにダメージが蓄積される。敗北 :ライフが奪われる。■カードの種類画像03カードの種類は通常カードとスペシャルカードに分かれており、まずはスペシャルカードについてご紹介いたします。各スペシャルカードの左下には、その効果について書かれています。緑のカードはプレイヤーの血量を回復させるもので、赤のカードは相手にダメージを与えるものです。例えば、赤で「2」と書かれたカードは攻撃を表し、「2」はダメージ値を表すので、このカードを出すと、スキルが発動され、相手に2点のライフダメージを与え、属性は無視されることになります。緑で「2」と書かれたカードは回復を表し、このカードを出すと、スキルが発動され、ライフを2点回復し、属性は無視されることになります。また、数字が書かれていないカードは通常カードで、主にスペシャルカードでスキルを発動させるために使用します。■カードの組み合わせ画像04プレイヤーは、対戦相手に挑戦することでカードを獲得し、自分のデッキを組み立てることができます。カードは「天」「地」「人」の3種類に分かれており、それぞれ通常カード3枚、スペシャルカード1枚を組み合わせることができ、プレイヤーは自分の好みに合わせて適切なカードを出すことができます。画像05画像06予約はこちら タイトル :仙剣奇侠伝 -守り合い-対応機種 :PlayStation(R)4、PlayStation(R)5発売日 :2022年8月25日価格 :4,818円(税込)ジャンル :アクションRPGプレイ人数 :1人表示対応言語:日本語/英語/中国語(繁体字・簡体字)発売 :Game Source Entertainment開発 :Softstar Technology (Beijing) Co.,LtdCERO :D権利表記 :(C)2022 Softstar Technology (Beijing) Co., Ltd.. All Rights Reserved. Licensed to and published by Game Source Entertainment.■Game Source EntertainmentについてGame Source Entertainmentは、香港を拠点にしたアジア圏の発売元と流通商社です。これまでPlayStation(R)4、Nintendo Switch(TM)、Xbox One及び前世代のコンソールプラットフォームで100タイトル以上、中国語に翻訳したパッケージソフトの流通を行ってきました。■Game Source Entertainment及び商品の詳しい情報は、こちらGSE公式 HP : Twitter : YouTube GSE チャンネル: GSE ユーザーサポート : support@gamesource-ent.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月27日アップルパイ専門店「グラニースミス(GRANNY SMITH)」から、日本酒「仙禽」とのコラボレーションによる限定メニュー「酒粕とすだちのアップルパイ」が登場。2022年7月19日(火)から8月7日(日)までの期間限定で発売される。アップルパイ専門店「グラニースミス」2012年に東京・三宿に誕生した「グラニースミス」は、メニューによって異なる品種のりんごをたっぷり使ったアップルパイの専門店。これまでに40種類以上のアップルパイを開発しており、季節ごとに変わる限定メニューを含め、バリエーション豊かなメニューの数々を用意している。日本酒「仙禽」の酒粕と米ぬかをふんだんに使用した限定メニュー今回のコラボレーションでは、江戸時代から続く栃木の蔵元・せんきんが造る限定日本酒「仙禽別誂『summer drip』」の酒粕と米ぬかを卵や牛乳と一緒に炊き上げることで、自家製の酒粕カスタードクリームに。さらに、純白の米ぬかにすだち果汁とバターを合わせたすだちクリームも用意し、「グラニースミス」自慢のアップルパイに合わせている。2種類の特別なクリームはサクサク食感のパイ生地に重ね、たっぷりの青森県産りんご、酒粕を練り混んだ香ばしいクランブルを乗せてオーブンへ。酒粕が持つ贅沢な香り、コクのあるカスタードクリーム、爽やかなすだち、そしてジューシーなりんごが織りなす、絶妙な和のハーモニーが楽しめる一品となっている。カフェ併設店舗では限定日本酒「summer drip」を特別に提供なお、「酒粕とすだちのアップルパイ」の販売期間中のカフェ併設店舗(青山店・銀座店・西宮店・二子玉川店・横浜CIAL店)では、サブスクリプションサービスのみで提供されている限定日本酒「summer drip」をグラスで提供。日本酒とアップルパイの贅沢なマリアージュが楽しめる。商品情報「酒粕とすだちのアップルパイ」発売期間:2022年7月19日(火)〜8月7日(日)販売価格:[テイクアウト]1カット 550円 / ホール 4,250円 ※ホールは要予約[イートイン]1カット 800円 ※ソース・アイス付販売店舗:グラニースミス アップルパイ アンド コーヒー 国内全店舗(三宿店・吉祥寺店・新宿店・池袋店・三軒茶屋ラボはテイクアウトのみ)
2022年07月18日Game Source Entertainment(香港、以下 GSE)は、Softstar Technology(北京)が開発した、アクションRPG《仙剣奇侠伝 -守り合い-》の日本語パッケージ版をPlayStation(R)4とPlayStation(R)5で2022年8月25日に発売いたします。本作には美しいロケーションマップが数多く登場します。前回に引き続き、今回も5つのマップを公開いたします。仙剣奇侠伝 -守り合い-■寒風の谷寒風の谷長白山の奥に位置し、長年雪と氷に覆われ、氷柱が縦横に交差し、山々が幾重にも重なっている。谷間の空間は閉ざされ、身を切るような冷たい風が吹いている。この渓谷には山の神が住んでいると言われているので、あえて行く者はいない。■青煙村青煙村青煙村は迷幻花海に隣接し、まさに“鳥語花香”という言葉がぴったりな桃源郷のような場所である。一日のうちで最も美しいのは夕暮れ時で、花海に太陽の光が差し込み、白い霧が神秘的な雰囲気を漂わせている。しかし、花霧崖に咲く迷花は、そこに滞在する者を麻痺させ衰弱させる毒素を発生させる。本作では、もともと神界から来た凶獣・華劉が、花霧崖の奥深くに潜んでいる。余霞真人からの連絡でそのことを知った月清疎は、仲間とともにすぐに青煙村を抜けて花霧崖に向かい、制御不能になった華劉を撃破する。※「華劉」の「劉」は正式には「馬+留」の一文字となります。■東極藍淵東極藍淵東極藍淵の海底火山は強大な火の霊力が宿っており、無意識のうちに火の精霊が生まれ、簡単に消滅してしまう。海底都市は火山に押されて火のエネルギーが急速に収縮し、神や魔の影響を受けて、火の精霊は修行して火仙獣になった。火山と深海の力のバランスにより、海底都市跡は水のない快適な空間となり、地中の火が餌となり、良好な生息環境のおかげで火仙獣は繁栄することができた。■炎波泉炎波泉炎波泉は魔界に位置しており、地表は熱く、石壁には古代文字が刻まれている。炎波の泉の眼には、当時の獣族が力を尽くして作った巨大な神農像があり、獣族の崇高な地位を象徴している。■廉黎域廉黎域廉黎域は天魔国と炎波泉を繋ぐ主要通路で、地形は険しい。羚羊谷を過ぎると、次第に生い茂る彼岸花が見え、花畑の中には昔の神兵が埋葬されている剣塚がある。それらは盤蛟神雲槍の下に囲まれ、昔の主人の哀しみを宿しており、哀愁を漂わせている。PlayStation(R)4版パッケージPlayStation(R)5版パッケージ予約はこちら タイトル :仙剣奇侠伝 -守り合い-対応機種 :PlayStation(R)4、PlayStation(R)5発売日 :2022年8月25日価格 :4,818円(税込)ジャンル :アクションRPGプレイ人数 :1人表示対応言語:日本語/英語/中国語(繁体字・簡体字)発売 :Game Source Entertainment開発 :Softstar Technology (Beijing) Co.,LtdCERO :D権利表記:(C)2022 Softstar Technology (Beijing) Co., Ltd.. All Rights Reserved. Licensed to and published by Game Source Entertainment.■Game Source EntertainmentについてGame Source Entertainmentは、香港を拠点にしたアジア圏の発売元と流通商社です。これまでPlayStation(R)4、Nintendo Switch(TM)、Xbox One及び前世代のコンソールプラットフォームで100タイトル以上、中国語に翻訳したパッケージソフトの流通を行ってきました。■Game Source Entertainment及び商品の詳しい情報は、こちらGSE公式 HP : Twitter : YouTube GSEチャンネル: GSE ユーザーサポート : support@gamesource-ent.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月13日四川料理店「飄香(ピャオシャン)」本店が、東京・広尾に移転オープン。四川料理店「飄香」本店が広尾に移転「飄香」は、上海と成都で修業を重ね、四川料理の500以上のレシピを習得して帰国したオーナーシェフ井桁良樹が手がけるレストラン。2005年に1号店を代々木上原でオープンし、現在は銀座三越や六本木ヒルズにも店舗を構えている。代々木上原の本店は、2012年に麻布十番に移転。今回はその本店が、麻布十番から広尾にうつり、移転オープンとなる。厳選素材で“本場四川の味”を提供「飄香」のモットーは、「本場四川の味の伝承」。井桁良樹は、伝統四川料理の流れをくむ老舗「松雲澤(ソンユンゼア)」を中心とする「松雲門派(ソンユンモンハ)」に弟子入りし、「継承人」として認定を受けるなど、現地で学んだ“本場四川の味”に真摯に向き合ってきた。創業以来、「飄香」のいずれの店でも化学調味料は一切使用せず、本場の香辛料や自家製発酵調味料にこだわっている。メニューは“こだわり”のディナーコースのみメニューは、ディナータイムのお任せコースのみ。四川の漬物「泡菜(パオツァイ)」エキスでマリネした牡丹海老にハーブを飾り、中国の弦楽器・琵琶に見立てた前菜「琵琶(ビワ)」や、豚レバーとナマコを煮込んだ四川伝統料理「肝油海参」を進化させた「松雲(ソンユン)」、黒アワビと冬瓜をスープと共に食す「貴妃(グゥイフェイ)」、ラムの鞍下肉に、山椒や唐辛子を使った調味料・辛辣味を合わせた「花徑(ファージン)」など、見た目にも美しい品々を味わうことができる。ドリンクはワインが中心、ペアリングも食事と共に楽しむドリンクはワインが中心で、ペアリングも用意。中国茶をベースに、ハーブや炭酸を加えたアレンジドリンクが楽しめるノンアルコールペアリングも提案する。ライブ感のあるオープンキッチン提供する料理は、全てシェフ一人で作り上げるもの。ダイニングは井桁良樹が立つオープンキッチンをL字で囲むように配置されており、まるでシェフのプライベートキッチンに招かれたような気分を味わうことが可能だ。また、内装にもシェフのこだわりが詰まっており、中国の調度品を用いたインテリアに囲まれながら、四川の味を堪能することができる。【詳細】飄香(ピャオシャン)オープン日:2022年7月4日(月)住所:東京都渋谷区広尾5-19-1 HIROO VILLAGE 1F-2営業時間:ディナー営業のみ18:30より一斉スタート(18:00より入店可能)〜22:30 Close定休日:日・月曜日席数:16席メニュー:お任せコースのみ 24,200円ワインペアリング 15,000円、ノンアルコールペアリング8,000円※上記にサービス料10%を加算。<予約方法>完全予約制。予約は2営業日前まで。電話予約TEL:050-3145-6641(受付時間11:00~15:00)オンライン予約:テーブルチェックから3か月先までの予約が可能
2022年07月08日Game Source Entertainment (香港、以下 GSE)は、Softstar Technology (北京)が開発した、アクションRPG《仙剣奇侠伝 ー守り合いー》の日本語パッケージ版をPlayStation(R)4とPlayStation(R)5で2022年8月4日に発売いたします。本作には美しいロケーションマップが数多く登場します。今回は5つのマップについてご紹介いたします。画像01【マップ紹介】■萍溪村萍溪村萍溪村は、落袈山の麓にある小さな村で、のどかで自然豊かな風景が広がっています。村には小さな川が流れており、川に生えている多くの浮萍草がこの村の名前の由来です。ここは典型的な南部の村で、村人は農業に勤しんでおり、その中でも酒造が盛んです。水質が非常に良く、この村の酒の評判は高いです。■峨眉山道峨眉山道白茉晴が属する仙霞派の所在地である峨眉山道。仙霞派は山を背に建てられ、峨眉山一帯は霊気が満ち溢れている。山は険しく奇峰がそそり立っており、山道には植物が生い茂っていて景色が良く、四季を通じて春のように暖かいです。山道を登っていくと、壮大な滝が見えます。■泉隠村泉隠村人里離れた苗疆の山に位置し、天坑を中心に作られたこの村は、神秘的な霊力で植物が養われており、草木が通常よりはるかに高く大きいです。また、桑遊の故郷でもあります。男女を問わず、幼い頃から染めや捺染の技術を学び、この技術で外では手に入りにくい貴重な布を作っています。村人たちは布作りの技術に加えて、踊りや歌も上手で、大切な友人が訪ねてくると、村の真ん中でかがり火を焚いて、楽しい宴を開いて歓迎します。■春滋泉春滋泉太古の時代、神農神尊が誕生した時、同時に九泉も出現したという伝説があります。この九つの泉は「天地九井」とも呼ばれ、万物の滋養の源でした。九泉にはこの世で最も凝縮された霊力が宿っており、天地霊脈の中枢をなしています。春滋泉は神樹の根元にあり、世の中の濁気を清め、神樹を養っています。春滋泉から遠くを眺めると、神樹の太い枝と霊力に満ちた樹冠、白い霧が広がり、静寂に包まれており、六界の中でも特異な存在であることがわかります。■盧竜府盧竜府盧竜府は東北の平野部に位置し、交通の便がよく、商人や旅人が行き交う、繁栄した街です。盧竜府の西側には、白家が建てた神庭塔が空高くそびえ、兵士が厳重に警備しており、普段は立ち入り禁止になっています。画像07画像08予約はこちら タイトル :仙剣奇侠伝 ー守り合いー対応機種 :PlayStation(R)4、PlayStation(R)5発売日 :2022年8月4日価格 :4,818円(税込)ジャンル :アクションRPGプレイ人数 :1人表示対応言語:日本語/英語/中国語(繁体字・簡体字)発売 :Game Source Entertainment開発 :Softstar Technology (Beijing) Co.,LtdCERO :D権利表記:(C)2022 Softstar Technology (Beijing) Co., Ltd.. All Rights Reserved. Licensed to and published by Game Source Entertainment.■Game Source EntertainmentについてGame Source Entertainmentは、香港を拠点にしたアジア圏の発売元と流通商社です。これまでPlayStation(R)4、Nintendo Switch(TM)、Xbox One及び前世代のコンソールプラットフォームで100タイトル以上、中国語に翻訳したパッケージソフトの流通を行ってきました。■Game Source Entertainment及び商品の詳しい情報は、こちらGSE公式 HP: Twitter : YouTube GSE チャンネル: GSE ユーザーサポート : support@gamesource-ent.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月29日東京・文京区にある永青文庫で『仙厓ワールド』が開催中です。本展では、ユーモアあふれる書画を多く手がけた禅僧、仙厓義梵(せんがいぎぼん:1750~1837)の作品などを展示。ゆるくてカワイイ禅画の世界をご紹介します!笑ってOKな展覧会!【女子的アートナビ】vol. 247『仙厓ワールド ―また来て笑って!仙厓さんのZen Zen 禅画―』では、江戸時代後期に活躍した禅僧、仙厓義梵が手がけた初期から晩年までの選りすぐりの作品を中心に、仙厓の兄弟子などの禅画もあわせて展示。禅画はちょっと難しそうに思えますが、ゆるくてカワイイ仙厓さんの作品を見れば、そのイメージが変わるはず。禅画に親しみがもてるよう、会場内に禅画解説コーナーもあるので、はじめての人でも楽しく見られます。タイトルにもあるとおり、作品を見て笑ってもOKな展覧会です。なお、本展は2016年に開かれた『仙厓ワールド』展の第2弾。大好評だった仙厓コレクションが6年ぶりに再び公開されます。仙厓さんって?仙厓は美濃国(現在の岐阜県)生まれ。11歳のころ得度し、修業を積んでから諸国を行脚。40歳のときに福岡・聖福寺の住職となりました。62歳で住職を引退してから本格的に書画をはじめ、作品の依頼が絶えないほど人気となりました。88歳で亡くなるまで、多くの作品を制作しています。お殿さまのコレクション!仙厓作品を収集したのは、細川家16代当主の細川護立(ほそかもりたつ:1883~1970)。永青文庫の設立者です。護立は、さまざまな禅宗美術を集め、仙厓コレクションは100点以上も収集。ほかにも、江戸時代中期の禅僧・白隠慧鶴(はくいんえかく:1685~1768)や、仙厓の兄弟子にあたる誠拙周樗(せいせつしゅうちょ:1745~1820)などの禅画も集めました。ちなみに、同文庫の所在地は文京区目白の高台にある細川家の屋敷跡。緑に囲まれたステキな空間で、お殿さまのコレクションを楽しめます。カワイイ猫…?では、作品をいくつかピックアップしてご紹介します。まずは、大人気の《虎図》。仙厓は、この絵を前にした人に「猫か虎か当ててごらん」と問いかけています。日本では古くから虎の絵が多く描かれてきましたが、実際に本物の虎を見た絵師は少なく、猫などを参考にしていました。仙厓もまた同じだったそうで、作者の遊び心が感じられる作品です。《龍虎図》も人気作のひとつ。一般的な龍虎図は、虎が龍を迎え撃つ様子を迫力あるタッチで描かれることが多いのですが、この作品の虎はユルさが漂っています。虎も龍も表情がかわいくて、見ていて心和む作品です。人物を描いたものもユニークです。《臨済図》では、こぶしを突き上げて怒った男性が登場。この方は、臨済宗の祖、臨済義玄。有名な故事を題材にした作品ですが、コミカルな雰囲気で親しみがもてます。多少難しいテーマもありますが、どの作品にもわかりやすい解説がついています。禅画初心者の方におすすめしたい、楽しい展覧会です。人気投票もやっています!会場では、作品に登場するキャラクターたちの人気投票も開催中。自分が気に入った推しキャラの投票パネルに、赤いシールを貼ることができます。「禅画キャラBest10」のなかに、つぶらな瞳がかわいいワンちゃんを発見!この作品は、後期展示で見られます。前期だけで消えてしまうキャラもいるので、できれば前期と後期の2回は訪れたいですね。会期は7月18日まで。Information会期:~7月18日(月・祝)※月曜休館(ただし7/18 は開館) 、6/21(火)前期:5月21日(土)~6月19日(日)後期:6月22日(水)~7月18日(月・祝)※前・後期で大幅な展示替があります会場:永青文庫開室時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)観覧料:一般¥1,000、大学生・高校生¥500、シニア70歳以上¥800※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料※最新情報は展覧会公式サイトでご確認ください
2022年06月17日Game Source Entertainment (香港、以下 GSE)は、Softstar Technology(北京)が開発した、アクションRPG《仙剣奇侠伝 -守り合い-》の日本語パッケージ版をPlayStation(R)4とPlayStation(R)5で2022年8月4日に発売いたします。本作では人界をメインに、魔界、神界にもまたがる、壮大な冒険ができます。今回は本作の世界設定についてご紹介いたします。神界■神界かつては神樹を中心とした神族の領地で、空中に浮かび、大地に近い場所にあった。人神戦争の後、伏羲は絶地天通(天上天下)を制定し、神樹と神族の領地を下界から遠く離れた九重天に引き上げた。これにより天地の往来ができなくなり、神界が侵されない限り、下界への干渉は許されない、といった戒律が定められた。神族は、伏羲が神元で創り出した古神族と、神樹の実で創り出した新神族の2種類に分類される。古神族は強大な力を持ち、数は少なく、自尊心が強く、冷酷である。長いこと、天界に住んでいた彼らは、次第に下界の濁気に耐えられなくなった。一方で新神族は、清らかな気と濁った気の二つの気から創られた神樹のため、濁気に悩まされることはない。数は多く、年齢も若いが、古神族と比べて地位は低い。神族が子孫を残せば、霊力は徐々に子へと移り、不老不死の特性を失い、人間のように歳を取っていくようになる。さらに神子は成長が遅く、非常に手がかかるのだ。この事態を放っておけば、神族は衰退し、数が減る一方である。そのため、神界では男女の恋愛を禁じており、違反者は永遠に天獄に幽閉されることとなる。しかし、永遠の命を持った神族の中には、恋に落ちる者が数多く、どうすることもできず、悲恋歌を残していく者も少なくない。彼らが生んだ神子は、神界ではタブーの存在なのだ。神界では厳格なルールと階級が設けられており、伏羲天帝の下に長老、天尊、上神、普通の神族がある。天帝が外部との一切の交渉を絶って修行に集中して以来、ずっと長老団が政を司っており、首席長老は九天玄女だ。古神族は皆、上神以上の階級で、新神族のトップは魁予といい、階級が上神にもかかわらず、獣族の攻撃を何度も打ち破ってきた。そんな勇敢な彼女は、多くの神将から尊敬されており、新神族の中で最も威信が高く、「盤蛟神雲槍」を振り回し、その力は敵からも敬意を払われるほどのものである。門派 :なし代表的なキャラクター:修吾魔界■魔界魔族は、全六界の中で唯一、死後輪廻転生をしない種族である。魔族は生まれつき種族の天賦を持っているが、死後は魔元が分散し、長年の後にまた集まる。しかし、魔元はまた魔族の実力を高める近道であるから、再集結できていないうちに、同族に吸収されてしまう魔族もいる。魔界は元々九幽の地で、神農に創造された異空間である。三族大戦で獣族が敗れた後、シユウは獣族を率いて九幽に入った。九幽の地は殺気に満ち溢れており、とても凡人が耐えられるものではない。獣族はここで殺気を吸い込み、自分の神農の力を引き出して魔となり、徐々に魔界が成り立ったのである。魔界は生活環境が非常に厳しく、部族の間では、領地の為の争いがしばしば繰り返されている。魔族は強者を尊ぶが、各勢力がバランスを保っている。強くなるために同族を殺して魔元を奪うものがいれば、すぐさま各部族共通の敵にされ、皆に討伐される。魔族の中で、比較的大きい部族は夜叉、羅刹、天魔、修羅、迦楼羅、乾達婆、龍衆、緊那羅の八部衆である。代表的な部族 :天魔衆説明 :元々は神であったが、自ら進んで魔族に堕ち、九幽に留まっている稀有な存在である。代表的なキャラクター:魁予■人界女禍※(じょか)が創始した人族の集中地、大地の主要部分を占めて、同時に濁気の集まるところでもある。水源は豊かで、四季がはっきりしており、住むのに適した場所である。太古時期、獣族はしばしば人族と資源を奪い合っていた。人族は感情を重視し、子孫を大切にし、種族を存続させてきた。力は平凡で、寿命も他の種族に比べて短いが、洞察力に優れ、集団生活を好み、法器や呪術を駆使して力を高めるのが得意である。人族は生老病死を経験して、最終的には鬼界の輪廻に入って、もう一度生まれかわる。※正確には禍のしめすへんがおんなへん明庶門門派 :明庶門説明 :小高い丘の上にある修仙門派で、弟子は御霊の術を専門に修行をしている。門派の規模は小さく、生い茂った竹林に囲まれ、前殿には歴代掌門の位牌が祭られている。裏庭には特色のある御霊園があり、山門からは遠くまで見渡すことができ、美しい山々や風景が広がっている。代表的なキャラクター:月清疎仙霞派門派 :仙霞派説明 :仙霞派は、豊かな植物と心地よい景色が広がる山間に建てられており、四季を通じて温暖で春のようである。門派の正面にある祭壇は高くそびえ、重要な事柄を相談する場所であるため、ここに常時滞在する弟子はほとんどいない。祭壇の下にある玄幻法門は立ち入り禁止の裏山に直結しており、本派の弟子以外は通ることができない。代表的なキャラクター:白茉晴天師門門派 :天師門説明 :かつて天師門は天師道とも呼ばれており、山頂に位置する修仙門派である。白い塀に青瓦、壮麗な雰囲気が漂っている。門派上空には四象天灯があり、護山法陣の陣目で、凶獣から身を守っている。門派の霊潭の上には神垣塔がそびえており、塔の底には、門派三人の長老と掌門の名前に対応する、四象星宿の護法がある。代表的なキャラクター:孟章画像06画像07予約はこちら タイトル :仙剣奇侠伝 -守り合い-対応機種 :PlayStation(R)4、PlayStation(R)5発売日 :2022年8月4日価格 :4,818円(税込)ジャンル :アクションRPGプレイ人数 :1人表示対応言語:日本語/英語/中国語(繁体字・簡体字)発売 :Game Source Entertainment開発 :Softstar Technology (Beijing) Co.,LtdCERO :審査予定権利表記:(C)2022 Softstar Technology (Beijing) Co., Ltd.. All Rights Reserved. Licensed to and published by Game Source Entertainment.■Game Source EntertainmentについてGame Source Entertainmentは、香港を拠点にしたアジア圏の発売元と流通商社です。これまでPlayStation(R)4、Nintendo Switch(TM)、Xbox One及び前世代のコンソールプラットフォームで100タイトル以上、中国語に翻訳したパッケージソフトの流通を行ってきました。■Game Source Entertainment及び商品の詳しい情報は、こちらGSE公式 HP: Twitter : YouTube GSE チャンネル: GSE ユーザーサポート : support@gamesource-ent.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月15日株式会社ジャノメ(所在地:東京都八王子市、代表取締役社長:齋藤 真)は、昨年に引き続き、染呉服の老舗、株式会社竺仙(東京都中央区日本橋)とコラボレーションしたワークショップを開催いたします。本ワークショップは、「良いものを永く使う」サステナブルな暮らしの提案がテーマです。家庭にある唯一の生産財と呼ばれ、製品自体がサステナブルとしての特性を持つミシンと、竺仙の生地生産の過程で生まれる、浴衣の正規商品として表に出ない規格外の反物を使用して世界にひとつだけのオリジナル作品を作ります。「サステナブルな暮らしの提案」をテーマに開催1921年に日本初の国産ミシンメーカーとして創業して以来100年間、業界のリーディングカンパニーとして、社会・文化の向上に貢献してきた当社と、ものを大切に使う「循環型社会」であった江戸時代の創業時から、変わらぬモノづくりを続ける浴衣ブランド竺仙の老舗企業2社が協同し、大量生産・大量消費のこの時代に「良いものを永く」大切に使い継ぐ価値を、ワークショップを通して伝えていきます。ジャノメ創業100周年記念ミシン「Epolku(エポルク)」【ワークショップ概要】ワークショップでは、創業100周年記念ミシン「Epolku(エポルク)」を使用します。エポルクは、これまで当社が歩んできた時間、時代を共に過ごして来られた多くのお客様への感謝、さらにはこれからの時代もミシンでモノづくりの楽しさを伝えていきたいとの思いを込めてお届けするミシンです。100周年を記念した特別なロゴプレート、こだわりのボディカラーなど、インテリアに馴染むレトロな外観が魅力です。材料となる竺仙の生地は、江戸時代から継承されてきた技術を活かした手作業ならではの味わいのある仕上がりが魅力です。自然素材にこだわり、職人たちの手によって一つずつ丹念に型彫りや染めを行う作業は創業当初から受け継がれてきたものです。今回のワークショップではそうした竺仙こだわりの生地の生産についてご紹介します。当日は実際の反物を手に取ってご覧いただき、選ぶことができます。会場ごとにさまざまな柄、種類の反物をご用意しております。昨年開催時の様子実際の反物を手に取って選びます【作品概要】需要の高まっている「PCバッグ」、もしくは高揚感を演出する「夏のTシャツ」を作ります。・PCバッグリモートワークが普及し、PCを持ち運ぶ方が増えました。竺仙の浴衣生地が目を惹くデザインで、クラッチバッグ、トートバッグ、ショルダーバッグとしても使用できる、使い勝手の良さが特徴のPCバッグです。モバイルノートPCとして一般的な13~14インチのPCが入ります。【PCバッグ】一般的なモバイルノートPC(13~14インチ)が入るサイズファスナーを閉じればクラッチバッグとして使えます3通りに使える使い勝手の良いバッグ・夏のTシャツ夏に涼しい浴衣生地でTシャツを作ります。リネン生地と組み合わせることで浴衣生地が映えるようデザインしました。流行のオーバーサイズシルエットとし、男女兼用で着ることができます。お子様用のサイズ(100~110サイズ相当)もご用意しました。【夏のTシャツ】浴衣の柄が映えるTシャツ夏に涼しい天然素材リネンと合わせますオプションで浴衣生地を前身頃全面にするのも◎お子様サイズ(100~110)もつくれます【開催場所および日時】〈札幌会場〉北海道札幌市中央区大通西2丁目5番地7 あいあい会議室(1)2022年6月25日(土)10:00~12:00(PCバッグ)(2)2022年6月25日(土)13:30~15:30(Tシャツ)(各回定員8名、ご予約順)〈大阪会場〉JANOMEハンドメイドラボOSAKA大阪府大阪市淀川区十三東2丁目7-14株式会社ジャノメ 直営大阪支店3F(1)2022年7月9日(土) 10:30~12:30(PCバッグ)(2)2022年7月9日(土) 14:30~16:30(Tシャツ)(3)2022年7月10日(日)10:30~12:30(PCバッグ)(4)2022年7月10日(日)14:30~16:30(Tシャツ)(各回定員10名、ご予約順)〈東京会場〉ボビナージュ東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目11-23(1)2022年7月17日(日) 10:30~12:30(PCバッグ)(2)2022年7月17日(日) 14:30~16:30(Tシャツ)(3)2022年7月18日(月・祝)10:30~12:30(PCバッグ)(4)2022年7月18日(月・祝)14:30~16:30(Tシャツ)(各回定員10名、ご予約順)ワークショップ情報の詳細はジャノメミシンサイトをご覧ください。URL: ※当ワークショップは、新型コロナウイルスの感染状況により、実施予定から変更が生じる場合がございます。【ご予約方法】ジャノメミシンサイト イベントページでご案内するお申し込みフォームからご予約いただけます。URL: 【体験費】受講料、基本のキット代・PCバッグ …5,700円・夏のTシャツ 大人用(フリーサイズ) …7,000円・夏のTシャツ こども用(100~110サイズ)…5,000円別途、当日会場にてお選びいただく竺仙の浴衣生地(1,800円~2,400円)をご購入いただきます。【株式会社竺仙 会社概要】会社名 : 株式会社竺仙代表者 : 代表取締役 小川 文男所在地 : 〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町2番3号創業 : 1842年(天保13年)設立 : 1956年3月資本金 : 3,500万円主な事業内容: 江戸小紋、浴衣の製造ならびに販売URL : 【株式会社ジャノメ 会社概要】会社名 : 株式会社ジャノメ代表者 : 代表取締役社長 齋藤 真所在地 : 〒193-0941 東京都八王子市狭間町1463創業 : 1921年10月設立 : 1950年6月資本金 : 113億7,300万円(2022年3月31日現在)主な事業内容: ・家庭用ミシン及び関連商品の製造ならびに販売・洋裁関連商品及び学校教育教材等の販売・産業機器の製造ならびに販売URL : 中期経営計画「Reborn 2024」 【本件に関するお問い合わせ先】株式会社ジャノメ総務部 総務広報グループTEL : 042-661-3071FAX : 042-661-3072E-mail: soumukoho@gm.janome.co.jp URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月14日Game Source Entertainment (香港、以下 GSE)は、Softstar Technology (北京)が開発した、アクションRPG《仙剣奇侠伝 -守り合い-》の日本語パッケージ版をPlayStation(R)4とPlayStation(R)5で2022年8月4日に発売いたします。これまで本作に登場するキャラクターや門派についてご紹介してきましたが、更に本作について知っていただくために、今回は本作に登場する御霊、特徴についてご紹介いたします。画像01■御霊の設定画像02御霊システムは、霊果(エサ)を与えることでレベルを上げることができます。レベルが上がると、配置可能な才能ポイント数が増えます。御霊のスキルを選択する際、才能ポイントを配置することで、スキルの効果確率を上げることができます。■巧●(チャオリン) *●=令羽巧令羽別名雷御霊。月清疎の御霊。属性は仙獣。幼獣の姿をしている時は小さく、丸々とした可愛らしい雷仙獣で、鵬の姿になる時は羽ばたけば、日に千里を行くこともできるし、月清疎の戦いにも協力できる。■古柏(グーバイ)古柏人語を話す土系の仙獣。 寿命が長いため、明庶門の御霊契約を代々受け継ぎ、束縛の術で長年に渡って圧迫され続けた。月寒山の代になると、息子と嫁を救うために霊力を使い果たし、御霊術を維持することができなくなり、契約が解除され、古柏はその隙をついて逃亡してしまった。■蘊児(ユンアー)蘊児氷精で生前は江都王の娘だった。江都王が過ちを犯したため、死後、魂は湖底に封印された。蘊児と母親も湖に飛び込んで自殺し、魂は江都王とともに湖底に留まった。その後江都王は何者かに連れ去られて万悲大師となった。そして偶然にも蘊児と再会し、記憶を呼び覚ます。その後、万悲とその妻は殺され、蘊児は李憶如に引き取られた。李憶如の死後、彼女は孤り天地の間を彷徨い、静かに李憶如を偲んだ。『仙剣奇侠伝 ー守り合いー』では、長白山での修行中に山の揺れで怪我をし、月清疎と御霊契約を結んで彼女についていくこととなる。■調理システム画像06画像07調理システムでは、町の食事処や野外で調理して、食事することができます。調理が成功すると、そのキャラクターに応じた特典ステータスが与えられます。効果についてはメイン画面の左側に表示され、適切に組み合わせれば、さらなる効果が期待できます。■連携攻撃画像08連続してタップすると最大6回までの連続攻撃が可能になります。軽攻撃の後に重攻撃ボタンを押すと、コンボを放つことができます。■スキル設定画像09スキル盤が2セット装備可能で、それぞれ4つのスキルを設定できます。スキル画面で自分のスキルを設定し、バトル中に切り替えながら素早くスキル使用ができます。画像10画像11予約はこちら ・タイトル :仙剣奇侠伝 -守り合い-・対応機種 :PlayStation(R)4、PlayStation(R)5・発売日 :2022年8月4日・価格 :4,818円(税込)・ジャンル :アクションRPG・プレイ人数 :1人・表示対応言語:日本語/英語/中国語(繁体字・簡体字)・発売 :Game Source Entertainment・開発 :Softstar Technology (Beijing) Co.,Ltd・CERO :審査予定・権利表記 :(C)2022 Softstar Technology (Beijing) Co., Ltd.. All Rights Reserved. Licensed to and published by Game Source Entertainment.■Game Source EntertainmentについてGame Source Entertainmentは、香港を拠点にしたアジア圏の発売元と流通商社です。これまでPlayStation(R)4、Nintendo Switch(TM)、Xbox One及び前世代のコンソールプラットフォームで100タイトル以上、中国語に翻訳したパッケージソフトの流通を行ってきました。■Game Source Entertainment及び商品の詳しい情報は、こちらGSE公式 HP : Twitter : YouTube GSE チャンネル : GSE ユーザーサポート : support@gamesource-ent.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月08日江戸時代後期の禅僧・仙厓義梵(せんがいぎぼん)や周辺の禅僧が描いた絵、いわゆる「禅画」を紹介する展覧会、『仙厓ワールド―また来て笑って!仙厓さんのZen Zen 禅画―』が5月21日(土)より永青文庫で開催されている。おもわず笑ってしまう、ゆるくてかわいらしい禅画が並ぶ楽しい展覧会だ。江戸時代以降の禅僧が描いた絵画「禅画」。僧侶が描いた絵と聞くと、禅宗の始祖である達磨図や、釈迦や観音などの仏画を思い浮かべがちだが、彼らは風景画や動植物、人々など様々な題材を、独自のタッチで描き続けた。そのなかでも、仙厓と白隠はバラエティに富んだ禅画を数多く描いたことで知られ、現在も人気を博している。この展覧会では、永青文庫が所蔵する仙厓コレクションのほか、同館の設立者である細川護立が蒐集した仙厓周辺の禅僧の作品なども公開。永青文庫における大規模な「仙厓展」は6年ぶりとなる。展示風景より展覧会は、3つのセクションで構成されている。「ようこそ仙厓ワールドへ」では、初期から晩年までの仙厓の禅画を中心に紹介する。仙厓は寛延3年(1750)に現在の岐阜県で生まれた。11歳で得度し、修行の後のちに諸国を行脚。40歳で福岡県福岡市の聖福寺の住職となる。住職を引退した62歳ころから本格的に書画に取り組み、その作風は大人気に。88歳でなくなるまで、筆を止めなかったという。ゆるやかに、やさしく教えを説く仙厓の世界は、現代の私たちの目から見ても自由で奔放だ。左:仙厓義梵《猪頭和尚図》文政2年(1819)※展示期間:5/21~6/19中:仙厓義梵 《蜆子和尚図》 江戸時代後期(19世紀)※展示期間:5/21~6/19右:仙厓義梵 《百丈野鴨子図》江戸時代後期(19世紀)※展示期間:5/21~6/19いずれも永青文庫蔵猪を捕まえて得意顔になっている《猪頭和尚図》や、エビや蜆を取ってうれしそうな《蜆子和尚図》など、シンプルな描き方ながら、印象に残る表情を描き出している。仙厓義梵 《猪頭和尚図》文政2年(1819)部分永青文庫蔵※展示期間:5/21~6/19仙厓義梵 《蜆子和尚図》 部分江戸時代後期(19世紀)永青文庫蔵※展示期間:5/21~6/19だれもが恐ろしく、迫力ある構図とタッチを選択する《龍虎図》も、仙厓の手にかかればゆるキャラのようなたたずまいに。龍や虎は対峙する構図で描かれることが多いが、仙厓の描いた虎や龍は「我関せず」といった雰囲気と表情だ。中央 :仙厓義梵 《龍虎図》江戸時代後期(19世紀)永青文庫蔵※展示期間:5/21~6/19この画風が人気をよび、仙厓の元には書画の依頼が殺到していたという。あまりの多忙ぶりに83歳のときには「絶筆の碑」を立て、絶筆を宣言したという。ところが、かえって人気が高まり依頼が増えてしまうこととなったそうだ。仙厓義梵《絶筆の碑図》江戸時代後期(19世紀)永青文庫蔵※展示期間:5/21~6/19また、仙厓の兄弟子である誠拙周樗(せいせつしゅうちょ)が描いた《一つ目小僧図》もまた、見る人を引きつける作品だ。杖をついた盲目の僧侶が一つ目小僧に向かい合っているという、さまざまな解釈が可能な構図になっている。誠拙周樗 《一つ目小僧図》 江戸時代後期(18世紀末~19世紀)永青文庫蔵続く「ようこそ禅画ワールドへ」は、白隠や仙厓、誠拙周樗などの作品を動物や風景画、福神図など画題ごとに紹介する。江戸時代より前の禅宗絵画では、禅僧たちは理想郷のような風景を山水画として描いていたが、白隠や仙厓たちは、慣れ親しんだ風景を好んで描いていた。《西都旧跡図》は、仙厓が暮らしていた福岡の近く、太宰府周辺を描いた巻物だ。仙厓義梵《西都旧跡図》江戸時代後期(19世紀)永青文庫蔵※前後期で巻替え仙厓《虎図》は、自分のゆるい画風を逆手に取り「猫か虎かあててみろ」と見るものに問いかけている作品。はたして、猫なのか、虎なのか、仙厓自身にしかわからない。仙厓義梵 《虎図》 江戸時代後期(19世紀)永青文庫蔵細川護立が積極的に集めていた白隠による《お多福粉引歌図》には、白隠が度々描いていたお多福が登場。お多福と布袋は白隠が得意とするキャラクター。ふくよかで愛らしい表情が印象的だ。白隠慧鶴《お多福粉引歌図》江戸時代中期(18世紀)永青文庫蔵最終章となる「細川護立と禅画」では、設立者・細川護立と禅画とのかかわりを紹介する。護立は療養生活を送っていた十代の頃に白隠の書物を読んだことがきっかけで、白隠作品のコレクションを始めたという。その後、そのコレクションは白隠から幅を広げ、さまざまな禅僧の書画にまで広がっていった。細川護立は38歳のときに自身の白隠コレクションを公開する展覧会を催した。「白隠墨蹟」は、そのときの主要な出品作や資料をまとめた書画集で、表紙絵が結城素明、見返し絵を横山大観と平福百穂という名だたる日本画家が手掛けている。護立の白隠への情熱がこの本だけでも見て取れる。「白隠墨跡」大正11年(1922)永青文庫蔵ユーモラスでありながら、ときには教訓となる数々の禅画たち。そのゆるやかで深い世界を永青文庫でゆっくりと楽しんでみよう。なお、会期中大幅な展示替えが予定されているので、お目当ての作品がある場合は公式HPで展示期間を確認してから出かけよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『仙厓ワールド―また来て笑って!仙厓さんのZen Zen 禅画―』2022年5月21日(土)~7月18日(月)、永青文庫にて開催※前期:5月21日(土)~6月19日(日)、後期:6月22日(水)~7月18日(月・祝)※前・後期で大幅な展示替あり
2022年05月30日Game Source Entertainment(香港、以下 GSE)は、Softstar Technology(北京)が開発した、アクションRPG《仙剣奇侠伝 -守り合い-》の日本語パッケージ版をPlayStation(R)4とPlayStation(R)5で2022年8月4日に発売いたします。今回は本作に登場するキャラクターについてご紹介いたします。仙剣奇侠伝 1仙剣奇侠伝 -守り合い- メインキャラクター■月清疎(ユェ・チンシュ)月清疎年齢:18歳身長:167cm性格:真面目で几帳面でしっかり者趣味:料理、日記をつけること武器:軽剣明庶門の祖師である月西楼の子孫で、幼い頃から明庶門の掌門である祖父に育てられた。門派が没落した後は、しばしば山を下り、妖怪を退治して平和を維持している。■修吾(シゥ・ウー)修吾年齢(推定):20歳身長 :186cm性格 :冷淡で口数が少なく職務に忠実趣味 :お酒を飲むこと武器 :重剣神樹の実で春滋剣の剣守。偉大な力と忠誠心を持つ神秘的な剣士で無口だが、チームの強力な後ろ盾となっている。魁予を捕らえるように命じられたが、炎波泉で魔尊重楼によって負傷し、人界に降臨した。■白茉晴(バイ・ムォチン)白茉晴年齢:17歳身長:158cm性格:要領がよく世間知らずの愛されキャラ趣味:読書、鉱石鑑定武器:霊符仙霞派の若弟子の中では卓越しており、陣法や五霊術の分野では非常に優秀で、皆から愛されている。人への接し方は非常に礼儀正しいが、感情に直面すると鈍感になる。■桑遊(サン・ヨウ)桑遊年齢:18歳身長:182cm性格:賢くいたずら好き。外向的で陽気趣味:毒の調合武器:弩人里離れたミャオ族の村出身で頭の回転が速い。普段は冗談好きで茶目っ気たっぷりだが、いざという時は、別人のように真面目になる。その他キャラクター■魁予(クゥイユー)魁予年齢(推定):35歳身長 :175cm性格 :思慮深い武器 :盤蛟神雲槍かつては神界の驍将として活躍し、盤蛟神雲槍を使って三族大戦で赫々たる戦功を立てた戦争の女神として知られている。しかし神族の法に不満を抱いた彼女は、神族を裏切って魔女となり、忠実な信奉者たちと共に魔界へと入り、「天魔女」という別名を持つようになる。彼らは火山の頂上に彼岸花を咲かせたような、巨大な火岩の上にある天魔宮に住み、魔界八部衆の一つである天魔国を形成した。■重楼(チョンロウ)重楼年齢(推定):30歳身長 :185cm性格 :傲慢、頑固、冷徹趣味 :権力への執着武器 :炎波血刃比類なき力を持つ不死身の魔界の支配者。魔界唯一の神農九泉「炎波」泉守の死後、諸事情により「炎波」の新泉守となる。そして、偶然にも「炎波」にやってきた修吾と出会う。仙剣奇侠伝 2仙剣奇侠伝 3予約はこちら ■タイトル :仙剣奇侠伝 -守り合い-■対応機種 :PlayStation(R)4、PlayStation(R)5■発売日 :2022年8月4日■価格 :4,818円(税込)■ジャンル :アクションRPG■プレイ人数 :1人■表示対応言語:日本語/英語/中国語(繁体字・簡体字)■発売 :Game Source Entertainment■開発 :Softstar Technology (Beijing) Co.,Ltd■CERO :審査予定■権利表記 :(C)2022 Softstar Technology (Beijing) Co., Ltd.. All Rights Reserved. Licensed to and published by Game Source Entertainment.■Game Source EntertainmentについてGame Source Entertainmentは、香港を拠点にしたアジア圏の発売元と流通商社です。これまでPlayStation(R)4、Nintendo Switch(TM)、Xbox One及び前世代のコンソールプラットフォームで100タイトル以上、中国語に翻訳したパッケージソフトの流通を行ってきました。■Game Source Entertainment及び商品の詳しい情報は、こちらGSE公式 HP : Twitter : YouTube GSE チャンネル: GSE ユーザーサポート : support@gamesource-ent.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月27日Game Source Entertainment(香港、以下 GSE)は、Softstar Technology(北京)が開発した、アクションRPG《仙剣奇侠伝 ー守り合いー》の日本語パッケージ版をPlayStation(R)4とPlayStation(R)5で2022年8月4日に発売いたします。今回、発売に伴い本作のストーリーを公開いたしましたので、内容をご紹介いたします。画像01トレーラー: 【ストーリー】画像02「吾は人界に堕ち、月が小川のほとりを照らし、天地の間での争いが始まる」時は仙剣200年後、物語は少女が光る果実を拾うことから始まる…萍渓村のそばの山の中腹に、名もなき小さな門派「明庶門」があった。門下に弟子はなく、祖師月西楼の子孫である月清疎(ユェ・チンシュ)と、彼女を育てた祖父である現掌門月寒山の二人で暮らしていた。ある日、月清疎はいつものように萍渓村で妖物の退治をしていたが、その途中で光る果実を見つけた。清疎は、不思議な霊力を秘めた果実に思わず噛みついてしまった。果実の正体は、魔界の裏切り者を捕えようとして重傷を負い、元の姿に戻された神界の修吾(シゥ・ウー)だった。清疎は、そばにいた御霊に止められたにも関わらず、果実に浅い歯型を残していた。そして二人は、法力と生命力がしっかりと結びついた「共生体」となり、共に修吾の任務を続けることになるのだが、ひょんなことから仙霞派の弟子である白茉晴(バイ・ムォチン)と、苗疆泉隱村の桑遊(サン・ヨウ)が加わり、四人で「人」「神」「魔」三界の争いを打開するために力を合わせることとなる。画像03画像04画像05【世界観】太古の時代、神農神尊が誕生した時、同時に九泉も出現したという伝説がある。この九つの神泉は「天地九井」とも呼ばれ、万物の滋養の源であった。九泉にはこの世で最も凝縮された霊力が宿っており、天地霊脈の中枢をなしている。九泉は神農とともに生まれ、神農による一千万年の苦労の末、次第に天地の生命の最も重要な源となった。九泉の前では、すべての存在が平等である。美しい霊獣も、醜くて不愉快な獣や毒虫も、その滋養を受けてこの地を共有しているのだ。神農と九泉は深いつながりがあることから、「神農九泉」と総称される。(九泉:照胆、寒髄、熱海、無垢、霧魂、春滋、炎波、毒瘴、龍潭)しかし、地上に住む獣、神、人間の三族は次第に私的な欲望を募らせ、対立や紛争が起こり、やがて戦争に発展していった。中でも神族の力は強大で、争いは次第に優勢になった。神農は、彼らの身勝手ぶりを見て、もはや三族が同じ地で共存することは不可能であると思った。九泉は天地霊脈の要であり、万物の繁栄のカギとなるものだ。三族大戦によって九泉が破壊され、天下に害をなすことを防ぐため、神農は神力を駆使して九泉に巨大な結界を施し、天地霊物から九泉の鍵となる九つの腕輪を作った。三族大戦は結局、獣族、人族が神族の連合軍に敗北する形で終結した。そしてシユウは獣族を魔界に導いた。それ以来、人、神、魔の三界は分離されるようになった。九泉もこの動乱の中で、各界に散らばり、形態も異能も状況によって変化するようになった。大戦後、神農と九泉の鍵環は姿を消し、九泉の伝説は、時が経つにつれ、次第に忘れ去られていった。画像06画像07予約はこちら ■タイトル :仙剣奇侠伝 ー守り合いー■対応機種 :PlayStation(R)4、PlayStation(R)5■発売日 :2022年8月4日■価格 :4,818円(税込)■ジャンル :アクションRPG■プレイ人数 :1人■表示対応言語:日本語/英語/中国語(繁体字・簡体字)■発売 :Game Source Entertainment■開発 :Softstar Technology (Beijing) Co., Ltd■CERO :審査予定■権利表記:(C)2022 Softstar Technology (Beijing) Co., Ltd.. All Rights Reserved. Licensed to and published by Game Source Entertainment.■Game Source EntertainmentについてGame Source Entertainmentは、香港を拠点にしたアジア圏の発売元と流通商社です。これまでPlayStation(R)4、Nintendo Switch(TM)、Xbox One及び前世代のコンソールプラットフォームで100タイトル以上、中国語に翻訳したパッケージソフトの流通を行ってきました。■Game Source Entertainment及び商品の詳しい情報は、こちらGSE公式 HP : Twitter : YouTube GSE チャンネル: GSE ユーザーサポート : support@gamesource-ent.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月23日Game Source Entertainment(香港、以下 GSE)は、Softstar Technology(北京)が開発した、アクションRPG《仙剣奇侠伝 ー守り合いー》の日本語パッケージ版をPlayStation(R)4とPlayStation(R)5で発売することをお知らせいたします。トレーラー: 画像01【『仙剣奇侠伝 ー守り合いー』について】Unreal Engine 4を採用した本作は、「人」「神」「魔」の3つの種族を中心とした世界で、4人の主人公たちが冒険を繰り広げる壮大なARPGです。豊富なストーリーと、シームレスな戦闘体験を楽しむことができる、三人称視点でのリアルタイムバトルモードが特徴で、謎解き、探索、調理、御霊システムなど、プレイヤーに全く新しい体験をもたらします。画像02画像03画像04【あらすじ】主人公の月清疎(ユェ・チンシュ)は仙人になるために修行をする明庶門という没落した門派の出身である。凶獣が人界に猛威を振るい、民は苦しみ、各修仙門派も陣法に頼って辛うじて凶獣の侵入を防ぐしかなかった。ある日、月清疎が山に戻る途中、村人たちが妖物に包囲されているのを発見する。彼女は村人たちの脱出を援護するため、危険を冒して凶獣を谷の奥深くまで誘導するが、途中で撃墜されてしまう。そこに修吾(シゥ・ウー)という謎の男が、突然現れて…画像05画像06【Unreal Engine 4とレイトレーシング技術で、より緻密でリアルな体験が可能に】本作はUnreal Engine 4を採用し、最高品質の体験を提供いたします。さまざまな地を旅するときも、街を歩くときも、隠れ里を歩き回るときも、さらには神や魔に対して攻撃や呪文を唱えるときも、そのシーンは非常に緻密でリアルに描かれています。レイトレーシング技術を加えることで、あらゆるシーンがよりリアルに表現されています。豊かなグラフィックと映像のクオリティにより、プレイヤーはさまざまな場所を探索しながら、面白さや迫力を発見できるに違いありません。メインストーリーやサイドクエストを進めていくと、偶然興味深いストーリーを発見できるかもしれません。【華麗で多彩なリアルタイムバトルモード】本作では、ストーリーとさまざまなバトルがシームレスにつながり、いつでもバトルモードに入ることができるようになっています。道中で敵やモンスターに遭遇したら、迷わず剣を抜いて戦うことが可能です。バトルやマップ探索では4人のキャラクターを切り替えて、それぞれのスキルを駆使して敵を倒すことができます。このバトルモードでは、各キャラクターが独自の攻撃の組み合わせとスキルを持ち合わせており、彼らのユニークなスキルをバトルで使用することができます。ジャンプ攻撃では、スムーズかつエキサイティングな技の数々を体験することができます。画像07【御霊の育成】ストーリーが進むにつれて、御霊(ペット)を入手することができます。このシステムでは、さまざまな御霊を育成・強化することができます。ヒロインの御霊以外にも、道中でさまざまな御霊と出会い、仲間となって共に戦うことができます。また、御霊を使って、マップ上の特定の場所に移動して探索することもできます。エサやりも忘れずに!画像08【調理システム】本作では、興味深く実用的な調理システムも用意されています。ゲームを進めていくと、プレイヤーは三蒸仙宝、餃子、餅など、さまざまなレシピを集めることができるようになります。これらの料理を調理して、食べることで、キャラクターは戦闘に役立つさまざまなボーナスを得ることができます。調理システムは、戦闘効率を高めるだけでなく、キャラクターのさまざまな隠し台詞をアンロックします。画像09【ミニゲーム】本作にはカードゲーム「天地遊」が収録されています。緊迫したバトルの後にちょっとした息抜きができる、シンプルで楽しい仕様に仕上がっています。また、マップ内のさまざまな場所でミニゲーム「葉霊縦」をプレイすることで、さまざまな報酬を獲得することができます。「葉霊縦」では景色を楽しみながらプレイできるほか、すべてクリアすると、ある報酬がアンロックされます。画像10画像11■タイトル :仙剣奇侠伝 ー守り合いー■対応機種 :PlayStation(R)4、PlayStation(R)5■発売日 :2022年内■価格 :4,818円(税込)■ジャンル :アクションRPG■プレイ人数 :1人■表示対応言語:日本語/英語/中国語(繁体字・簡体字)■発売 :Game Source Entertainment■開発 :Softstar Technology (Beijing) Co., Ltd■CERO :審査予定■権利表記:(C)2022 Softstar Technology (Beijing) Co., Ltd.. All Rights Reserved. Licensed to and published by Game Source Entertainment.■Game Source EntertainmentについてGame Source Entertainmentは、香港を拠点にしたアジア圏の発売元と流通商社です。これまでPlayStation(R)4、Nintendo Switch(TM)、Xbox One及び前世代のコンソールプラットフォームで100タイトル以上、中国語に翻訳したパッケージソフトの流通を行ってきました。■Game Source Entertainment及び商品の詳しい情報は、こちらGSE公式 HP : Twitter : YouTube GSE チャンネル: GSE ユーザーサポート : support@gamesource-ent.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月10日ユーモアに富んだ書画を通して禅の教えを広く伝えたことで知られる禅僧・仙厓義梵(せんがいぎぼん・1750〜1837)。5月21日(土)より永青文庫にて設立者・細川護立(もりたつ・1883〜1970)が集めた選りすぐりの仙厓作品を公開する『仙厓ワールド―また来て笑って!仙厓さんのZen Zen 禅画―』が開催される。同館では、2016年に『仙厓ワールド―来て見て笑って!仙厓さんのゆるカワ絵画―』を開催。100点あまりに及ぶ仙厓コレクションが初公開され、話題を呼んだ。第2弾となる同展では、初期から晩年までの仙厓作品に加え、同館の禅画コレクションの柱でもある禅僧・白隠慧鶴(はくいんえかく・1685~1768)のほか、兄弟子にあたる誠拙周樗(せいせつしゅうちょ・1745~1820)など、仙厓周辺の禅僧による書画をあわせて展示。これまでほとんど取り上げる機会のなかった知られざる禅画コレクションの一端を紹介する。さらに、禅画への理解と親しみを深めるため、画題を解説するコーナーを設けるほか、推しの禅画を選ぶ人気投票も開催。仙厓が人々にやさしく説いた禅の世界を楽しみたい。仙厓義梵《人形売り図》江戸時代後期(19世紀)【後期展示】永青文庫蔵仙厓義梵《虎図》江戸時代後期(19世紀) 永青文庫蔵仙厓義梵《臨済図》江戸時代後期(19世紀) 永青文庫蔵誠拙周樗《一つ目小僧図》江戸時代後期(18世紀末~19世紀) 永青文庫蔵【開催概要】『仙厓ワールド―また来て笑って!仙厓さんのZen Zen 禅画―』会期:2022年5月21日(土)~7月18日(月・祝)※会期中大幅な展示替えあり会場:永青文庫時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)休館日:月曜(7月18日は開館) 、6月21日(火)料金:一般1,000円、70歳以上800円、大高500円美術館公式サイト:
2022年04月21日京都発の老舗・お香専門店「薫玉堂」が、2022年4月24日(日)京都・寺町二条界隈に路面店をオープンする。日本最古のお香の専門店「薫玉堂」「薫玉堂」は、1594年に京都西本願寺前で創業以来、428年に渡って“香り”を作り続けてきた、日本最古の御香調進所だ。現在は、京都の時間や季節、情景などをテーマに、古都の様々な表情を感じられるような香りなどを提案している。京都イメージの線香や和のフレグランス香りは、代々伝わる調香帳(レシピ)をもとに、天然の原料にこだわりながら制作。コロンとした形が愛らしい「印香」や、和のフレグランスとして楽しめる「塗香」、京都の情景をイメージした「紙箱線香」などのお香に加えて、フレグランスオイルやディフューザー、ハンドクリーム、ソリッドソープなど、コスメや雑貨なども展開している。“香りが選べる”線香セット&限定のお香も新店舗「薫玉堂寺町店」は、“こころを癒やす香りを誂える”がコンセプト。好みの香りを選べて詰め合わせにできる線香セットや、寺町二条界隈の町並みをイメージした限定品の線香「寺町705」などを販売する。香袋ワークショップも体験OKまた、体験型イベントとして、自分だけの香りを調合できる香袋ワークショップも実施。ハーブやお香をブレンドしてオリジナルの香袋が作れる、ユニークなイベントとなる。【詳細】薫玉堂寺町店オープン日:2022年4月24日(日)営業時間:10:00~18:00住所:京都市中京区寺町通二条上ル西側要法寺前町 705–2TEL:075–222–5860<薫玉堂寺町店 限定品>・線香寺町 20g 1,980円■ワークショップ・香袋ワークショップ 2,200円・香木のたき方ワークショップ 3,300円※開催日程と予約方法は都度ホームページにて案内。■ノベルティオープン日より、3,300円(税込)以上購入者に数量限定で、香木の香りを愉しむための道具をモチーフにした限定の栞をプレゼント。
2022年04月14日人気漫画『ドラゴンボール』に登場するアイテム『仙豆』。仙豆は、1粒の栄養価が極めて高く、普通の人間なら1粒食べるだけで10日間は何も食べなくても平気でいられるという貴重なアイテムです。また、非常に高い回復作用を持つため、作中では戦闘で傷付いたキャラクターたちのピンチを何度も救ってきました。2022年2月3日、『ドラゴンボールオフィシャル』のTwitterアカウントが、節分にちなみ『仙豆』を食べた回数が多いキャラクターランキングを発表。結果はこちらです!今日は #節分 ですね!仙豆を食べた回数をランキングにまとめてみました。第一位は… pic.twitter.com/y8jEDALqSM — ドラゴンボールオフィシャル (@DB_official_jp) February 3, 2022 主人公の孫悟空など、そうそうたるメンバーを抑えて見事1位に輝いたのは、なんとヤジロベー!2位以下のキャラクターは、「〇粒」と個数を表示されている中、ヤジロベーのみ「食事のためたくさん」と、貴重な仙豆を大量に食べているシーンとともに紹介されています。ヤジロベーがダントツの1位であることや、彼のみ『回復』ではなく『食事』のための使用であることなどに、多くの作品ファンが笑ってしまったようです。・仙豆がいつも不足していたのはヤジロベーのせいだった…。・このランキング面白かったわ。やっぱりヤジロベーがナンバーワン!・懐かしい!お腹パンパンになってましたね。1984年に連載を開始して以降、2022年現在でも、さまざまなメディアで展開されている『ドラゴンボール』。Twitterでもこのように盛り上がるのは、世代を超えて長く愛されている証拠ですね。[文・構成/grape編集部]
2022年02月03日岸谷香が、2月13日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催するライブイベント『岸谷香 感謝祭2022』の模様を生配信することが決定した。2019年より行われている『岸谷香 感謝祭』は、岸谷が毎年元気に楽しく音楽をやれている事に感謝し、毎回様々なゲストとセッションをする恒例のコラボイベント。今回は自身のガールズバンド・Unlock the girlsを従え、根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)といったそれぞれ交友のある実力派のフロントマンふたりと豪華セッションを披露する。視聴チケットは1月23日12時より発売中。なお生配信終了後から2月19日23時59分までアーカイブ配信も予定されている。<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30ゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット情報】・有観客チケット:全席指定9,000円(税込 / ドリンク代別)・配信視聴チケット:4,000円(税込)チケット購入リンク:岸谷香 オフィシャルサイト:
2022年01月31日2022年2月13日に開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に先駆けてのホストとゲストの対談。岸谷香×和田唱(TRICERATOPS)の後編では、『感謝祭』でのコラボレーションのアイデアがたくさん出てきた。岸谷のプライベートスタジオでの取材であり、すぐそばにピアノとギターがあるので、弾きながら会話が進行。対談自体がコラボレーションの一部分みたいでもあった。一緒に演奏する楽しさは、言葉はもちろんふたりが奏でる音からも伝わってきた。バンドについて、当日の演出について、それぞれの性格についてなど、会話の内容も自在。『感謝祭』への期待が広がる対談となった。※前編は こちら()――岸谷さんと和田さんと根本さんに共通するのは音楽・バンド・楽器への情熱なのではないかと感じます。和田一緒に飲んだ時にも楽器トークで熱く盛り上がったんですよ。女子でこういう人あまりいなかいよなぁって新鮮な驚きがありました。香さん、本当に楽器のこだわりがあるよね。岸谷唱くんのこだわり方とはまたちょっと違うんだけどね。唱くんはギター小僧がそのまま大人になったみたいなタイプじゃない?(笑)ちっちゃい頃からギターが大好きで、ずっと弾いていたんだろうと思うんですね。私は踊りや振り付けが嫌で、「楽器を持たないのは嫌だ」「それは自分じゃない」ってところから始まって、長年かけて、本番のステージで弾けるようになってきたタイプだから。「楽器を離さないぞ」という気持ちは強いんですが、唱くんは自然にギターが大好きだよね。唱くんのライブでの演奏を観ると、「ギター、うまいなぁ」っていつも思いますね。岸谷香和田いやいや(笑)。――2016年にはそれぞれのライブにゲストで出演しています(TRICERATOPS『PREMIUM ACOUSTIC LIVE』2016年4月17日SHIBUYA CLUB QUATTROと『KAORI PARADISE 2016ーはじめてのひとり旅ー』2016年7月24日品川プリンスホテルクラブex)。その時の感想を教えてください。和田僕はいまだにクラブexでの「Diamonds」の最後の締めのフレーズが悔しいよ。本番でしくじりまくって、「もう1回!」「ああ、もう1回!」って4回繰り返したんだよね。(ここでギターを手にして、実際にそのしくじったリフを何度も再現する)あのしくじりはいまだに自分の中でもしこりとして残っている(笑)。岸谷じゃあ『感謝祭』で、そこの部分やる?(笑)和田ぜひぜひ、リベンジさせて!(笑)岸谷TRICERATOPSのアコースティックライブに出た時にも「Diamonds」やったじゃない?和田ああ、やったね。岸谷その時、とても新鮮だった。私は男の子と女の子が無理して同じキーでやるのって、好きじゃないのよ。和田「Diamonds」は男にはキーが高いしね。岸谷だからどっちかがすごくよろしくない状態になるのよ。和田あるある。男のキーに合わせたら女子には低すぎるし。どっちかが無理することになるよね。岸谷だから私は唱くんが歌うところは唱くんのキーにしたんですね。「Diamonds」は普段はEなんだけど、Aでやったのね。出だしが唱くんだったから。和田そうか、途中で転調したんだ(ここで再現して、ギターを弾きながら歌う)。岸谷そうそう、それで間奏で知らんぷりして原曲のキーに戻って、2番は私が歌い出すというアレンジだったんですけど、唱くんの「Diamonds」、とても新鮮でした。あの時はギターなしでハンドマイクだけで歌ったもんね。――それはとてもレアではないですか?岸谷そう。私がピアノを弾いていたんですよ。吉田佳史くんもドラムを叩きながら、笑っていました(笑)。和田僕がギターを弾かないで、ハンドマイクで歌うことって、そうはないからね。岸谷そう。Aのキーでやった「Diamonds」もとても新鮮だった。キーっておもしろいなと思って。あと、来てもらった時に、TRICERATOPSの「ポスターフレーム」を一緒にやって、すっごく楽しかった。この曲は分数コードだから、ピアノに任せて!みたいな(笑)。あれでコラボで伴奏する喜びを知りました。和田香さんとの付き合いのブランクが長かっただけに、その後、お互いのライブに参加したり、一緒に曲を作ったり、レコーディングをしたり、いろんなことを一緒にできて、うれしかったですね。岸谷レコーディングでもTRICERATOPSの中に混ぜてもらって、4人で録るのがおもしろかった。バンドっていいなあと実感しました。バンドっていいテイクが出る時って、あっ、出た!って感じになるよね(笑)。和田その場で何か思いついたら、「おっ、これをやってみようよ」ってすぐにできるしね。「My Life」のサビにギターで「こういうフレーズを入れてみない?」って香さんが言って、その場で一緒にやったの覚えてる?(そのサビのギターのフレーズを弾いてみせる)和田唱(TRICERATOPS)岸谷あっ、やったやった。ふたりで同じ部屋に入って、マイク1本で「せーの」でギターを録ったよね。和田そう、このアルペジオ。(ギターで弾いてみせる)岸谷やったね。(ユニゾンでピアノで同じフレーズを弾く)同じフレーズを一緒に録ったね。和田そうそう、「そこ、同じでいいの?」って僕が聞いて、香さんが「同じでいいの」って。こうやって一緒に演奏していると、どんどん思い出すね(笑)。(しばらく当時のレコーディングを再現して、ふたりでギターとピアノを弾きまくる。さらに一緒にハモっていく。音楽の楽しさ、美しさがスタジオ内にも漂っていく。取材中とは思えない、やわらかくて温かな空気だ)岸谷なんか、止まらなくなっちゃうね。後半のここのところもさ、私が「4小節ぶちぬきでGで行こうよ」って言ってやってたら、唱くんが遠慮なく、「いや、ベースは絶対にBに上がりたい」って言うから「わかりました」って(笑)。林幸治くんが途中で「どっちをやればいいの?」って顔をしていたよね(笑)。ふたりとも一番大事にしているのは、音楽としてグッと来るかどうかだっていうところ(岸谷)和田やりとり、楽しかったよね。ふたりでああだこうだ言い合ってて。しかもそのやりとりのテンポが早い。香さんは僕のことを「せっかちだ」って言うけれど、違うんですよ。香さんのほうがせっかちなんです(笑)。岸谷お互いにそう思っている(笑)。林くん、せっかちがふたりもいるから、困ったんじゃないかな(笑)。音符を数音弾くたびに「違う!それじゃない!」「あっ、それそれ!」とか、どんどんふたりの声が入ってくるから。和田多分、あのレコーディングの日、林は相当疲れたと思う。僕と香さんがあまりにも「ああだこうだ」っていうから。しかもふたりともどんどん思いついちゃうし、その思いつきのテンポが異常に早いでしょ?(笑)。岸谷唱くんが「あっ!」って言った瞬間に、「よし!わかった!」って(笑)。説明しなくても、「あっ」っていうだけで、何を言うかが想像がつくんですよ。途中からマネージャーとか、みんな笑っていたよね(笑)。――以心伝心というか、まさに息が合っているんでしょうね。岸谷すごいスピードで物事が決まっていきました。でもふたりとも一番大事にしているのは、音楽としてグッと来るかどうかだっていうところも良かったですね。――最終的にやっぱり音楽的な共通点があるんですね。和田「My Life」で作った三声のコーラスがあって。「この曲を参考にして、コーラスを作ってきてほしいんだけど」って、香さんが聞かせてくれたブライアン・ウィルソンの曲、実は僕がメチャメチャ好きな曲だったんですよ。『Brian Wilson Reimagines Gershwin』というガーシュウィンのカバーアルバムの2曲目の「The Like in I Love You」。みんなが聞いているようなメジャーな作品じゃないだけに、あれはとてもびっくりした。岸谷そういうことも含めてツーカーでした。「ブライアン・ウィルソンみたいなコーラスを作ってきて」って頼んだら、唱くんが水を得た魚みたいに喜んでやってくれました(笑)。で、唱くんが作ってきたものをその場で歌ったら、それで本チャンOK(笑)。――「ミラーボール」と「My Life」は『感謝祭』でも聴きどころになりそうです。岸谷「ミラーボール」はTRICERATOPSのアコースティックライブにお呼ばれした時にやっただけで、エレクトリック編成のバンド演奏ではやってないんですよ。Unlock the girlsでは演奏しているんだけど、その時は同期ものを使ってエレクトロな感じのポップスでやっているので、実はレコーディングしたあの形は生ではやったことがないのよ。和田そうか、まだ1度もやってないんだ。僕が“girls”の演奏で感心したのは大サビのところで、一拍あけたこと。このやり方っていいなって思った。だってクロスしなくて済むでしょ。岸谷そう。レコーディングはクロスしてたから、あけたの。(ここでギターとピアノでの確認作業がしばし続く)――今回は根本さんとも共演することになります。和田要さんとは『クリスマスの約束』で顔合わせはしていますが、実際の共演は意外にないんですよ。同じ番組に出ているけれど、直接的なコラボはほぼしてないんじゃないかな。――『感謝祭』のコラボ、貴重なものになりそうですね。岸谷要さんもギターが大好きで、ギターソロ、ガンガン弾くんですよ。80年代の超絶ギターソロみたいなのをやるので驚きました。和田ギタリストとしての要さんは僕とはタイプが違うんですよ。プレイはかなりテクニカル。しかも要さんってとてもフレンドリーな性格で、普段はいっぱいおしゃべりして場を和ませてくれるけど、ギターソロになると、真顔になって表情をまったく変えないから、びっくりですよ(笑)。――それだけ真剣に集中しているということなんでしょうね。岸谷私の場合はYukoというギタリストが同じバンドの中にいるから、「ここは弾かなくてもいいや」ってこともあるんだけど、唱くんも要さんもギターを弾かないことはほぼないわけじゃない?ボーカル&ギターが3人いるので、いろいろできそう。ギターを持ってきてもらって、それぞれのギターソロを楽しみたいな。和田僕は精いっぱいやりますよ。今、ギターの話ばかりしてますけど、要さんも香さんもまずボーカリストとして素晴らしいので、そこも気合が入りますね。岸谷要さんはすごいよ。夜中までずーっと歌って、次の日は朝早くから歌っているから。和田ライブで疲れたと思ったこと、1回もないらしいよ。「ライブって疲れないじゃない?」って言うから、「いやいや疲れますよ」って(笑)。岸谷一番年上なのにね。和田喉の調子が悪くても、ライブは楽しいって言いますもん。あれはすごいな。僕は調子が悪い時はライブ、つらいですもん(笑)。要さんの境地に一生のうちに到達できるのかな。岸谷でも要さんも若い時は頑張っちゃってたって話を聞いて、少し安心しましたけど。――和田さんはUnlock the girlsの中で演奏するのはどうですか?和田女性バンドに加わるのは未経験ですから、楽しみです。なんかプリンスみたいですよね(笑)。プリンスも一時期、やってたんですよ、プリンス以外は全員女子。岸谷3RDEYEGIRL(サードアイガール)ね。和田どんなふうになるんだろう?Unlock the girlsでのライブも観させていただきました。いい演奏するし、彼女たちいい表情でやってるし、とても楽しみですね。岸谷彼女たちもメッチャ楽しみにしてますね。彼女たちは年齢的にも多分、TRICERATOPSを聴いていた世代だろうし。和田FLiPとは随分前に対バンしたことがあるので、ギターのYukoちゃんとドラムのYuumiちゃんは前から知ってました。Yuumiちゃんは対バンした流れで、何度か僕らのライブも観に来てくれました。ベースのHALNAちゃんとは共演したことがありませんが、楽しみです。最近は女子のバンドが増えて、いいプレイをする子がたくさんいるよね。岸谷うちのバンドのメンバーも、女の子だからってことではなくて、それぞれいちミュージシャンとして、いいグルーヴを出すんですよ。だから歌っていて、とても気持ちいいの。でありつつ、女の子としての良さも持っているので、いいなあと思っています。――バンドとソロの魅力ということについても聞きたいのですが。おふたりともバンド活動もソロ活動もやっているという共通点があります。和田いや、僕はそんなにソロをやった感はなくて。岸谷ええっ?思いっきりソロじゃない?和田ソロなんだけど、ひとりでやってきたからね。これがバックバンドを入れてやっていたら、ソロ活動をやっているという感覚が強くなるのかもしれないけれど、僕の場合はレコーディングもひとりだけでやったし、ライブもひとりだけでしょ。岸谷ああ、そっか。和田だからひとりでやりましたというだけで、ソロ活動をやりましたという認識があまりないの。岸谷でもそうかもしれない。ソロ活動って、バンドと何が違うかというと、1対サポートという関係性があって、他の人がいることが大きな違いになるわけだけど、ひとりでやってると、そこはないもんね。和田そうなんだよね。バンド以外の他の人とやったことがなくて、そこも未経験。僕は未経験が多いですね(笑)。――サポートメンバーとやることはイメージできないんですか?和田今のところはそうですね。自分がソロをやるとなった時に、考えはしたんだけど、まだ今は違うかな、どこまでひとりでできるか確かめたいなという気持ちが強かったんですよね。岸谷バンドを解散したわけではないことも大きいんじゃない?“バンドがあるのに、なんで他の人とやるの?”みたいな感覚もあるでしょ。和田ああ、それはちょっとあるね。岸谷私もプリンセス プリンセスで活動していて、ソロをやった時には、全然違う音楽性でやることを意識しました。オーケストラを入れるとか、これだったら、まったく違うものだから、他の人とやるのもわかるよねって、誰しもが納得する形でやっていた気がします。だって、ソロをやると言いつつ、違うバンドみたいな形でやると、浮気してるみたいになるじゃない?和田そうなるよね。浮気感はどこかで出てくる気がする。サポートメンバーとやるんだったら、バンドでやればいいんじゃない?とか、いろいろ考えますね(笑)。岸谷私はバンドを体験して解散して、その後、サポートのメンバーもひとりぼっちも体験して、またUnlock the girlsをやっているわけじゃない?プリンセス プリンセスが解散した時、「ガールズバンドはもうやらないぜ」って思ったんだけど、今はまたこういう形でやることができて良かったなと思っていますね。和田今言われるまで、プリンセス プリンセスとUnlock the girlsが同じくガールズバンドだってこと、まったく意識してなかった。岸谷私は男性ミュージシャンとやる時には“1対サポート”という関係を感じるのね。だからバンドをやるなら、やっぱり女の子がいいなあって思いました。バンドって、きっと気質だよね。もともとソロで活動している人がバンドをどう捉えているかはわからないけれど、“1対サポート”と“バンド”って、外から見ると、同じ形態に見えるかもしれないけれど、まったく違うものだから。同じように歌っていても、感覚もまったく違うしね。私はやっぱりバンドが好きだな。理由はわからないけれど、されどバンドなんだよね。和田僕は子供のころからバンドへの憧れがあったからね。自分がデビューする時もバンドでデビューしたいと思っていたし。バンドって、実際にやってみるまではどういうものなのかよくわからないのに、その一員になりたいという憧れだけはずっとあって、今もその感覚は続いてますね。岸谷バンドって、その人たちが集まっただけで、音を出さなくてもバンドのたたずまいがあって。どんなに演奏がうまくても、バンドとそうじゃない人たちとでは出てくる音が違うと思うんですよ。精神の違いみたいなものが出るというか。僕は要さんが仕切るんじゃないかと思っていますよ(和田)――『感謝祭』では岸谷さん、和田さん、根本さんで、ギター、キーボード、コーラス、いろいろな組み合わせが考えられますが、今の時点で考えていることはありますか?岸谷とりあえずステージに鍵盤も置くことだけは決めているから、唱くんとピアノとギターでふたりだけというのはやりたいですね。和田それもいいね。――さっきからピアノとギターでふたりでやってる感じ、いいですよね。和田そう、あの感じですよね。「My Life」みたいな曲をふたりでやるのもありだし。岸谷要さんともふたりでやりたいし、唱くんともやりたいですね。あとはそうだな、生まれて初めてのガールズバンドの一員に加わっての演奏も楽しんでいただきたいですね。うちのバンドのメンバー、みんな、コーラスがめっちゃ上手だから。和田あ、それはいいね。そう言われると、「My Life」もコーラスがほしくなっちゃうな。歌えるっていいねぇ。岸谷あとは唱くんとの出会いの曲でもある「Fever」を、許してもらえるなら、私たちでアレンジして、鍵盤を入れたり、コーラスを足したり。和田もちろん。岸谷女子の「Fever」にしたりとか。和田ああ、いいね、だったら僕はギター、弾かないな(笑)。それもいいでしょ、ハンドマイクを持って、ノリノリで踊りながら歌う(笑)。岸谷それはおもしろそう。でも唱君はギターがないと、途中で間が持たなくなるかもよ。和田あり得るけれど、それはそれで楽しもう!(笑)。岸谷ただお呼びして、私たちがバックバンドをやりますっていうだけだともったいないから、せっかくだから、驚かせるくらいこっちでアレンジしちゃいたい。和田ああ、いいね!岸谷「もし嫌なところがあったら言ってね」って。和田OK、OK。じゃあアレンジしておいて。キーだけは現キーで、アレンジはもうおまかせ。岸谷やったー!(笑)岸谷楽しみだなあ。ツインギターをやろうよ。オクターブでハモったり。和田いいよ。楽しみだね。曲、何をやるか考えておいて。岸谷はい!(笑)――岸谷さんと根本さんの対談では、和田さんがリハを仕切るのではないかとの話になっていましたが。和田いやいや、僕は要さんが仕切るんじゃないかと思っていますよ。多分、僕がいちばんおとなしいですよ。――『感謝祭』のトーク、かなりにぎやかになるんじゃないですか。和田要さんとは先日放映された『クリスマスの約束』でもご一緒しましたけど、要さん、転換の時もいろいろ話していたんですよ。放送されないところも、要さんが全部つないでいた。あのパワーはすごいですよ。僕はきっと本番ではそんなにしゃべらないと思いますよ。最近、わかったことなんだけど、まわりがあまりしゃべらないと、結構喋るんですよ。ここは僕がまとめなきゃいけないんだなっていう本能が働くんですね。でもまわりに喋る人がいると、おとなしくなる傾向があります(笑)。――責任感ゆえに話すということですね。和田TRICERATOPSでは、今は林も喋るようになりましたが、以前はほとんどしゃべらなかったので、僕が話すようにしてましたし、うちの家族といる時、母がいて、奥さんがいる時って、僕はまったく喋らないです。要さんがいて、香さんがいるでしょ。きっとそれと同じ現象が起こるような気がする。僕は時と場合によって、すごく変わるんですよ(笑)。岸谷私も実はそうだから、シーンとなる場面があるかも。いや、ないかな(笑)。そこは要さんを頼りましょう。和田要さんは「何も考えてなくても、口を開けば、どんどんトークが勝手に出てくる」って言ってましたからね!「でまかせでいいんだよ」っていうんですが、でまかせにしては気が効いた言葉がたくさん出てくる。やっぱり才能ですよね。――今回の対談でもふたりのかけあいは相当おもしろいですよ。和田香さんはどんどん返してくれますからね。岸谷お互いにせっかちだから、言葉の頭でさんざんかぶっちゃって、聞いてる人はわけがわからないかも(笑)。――セッション的な楽しみもありそうです。岸谷スリーコードのロックンロールで、それぞれのソロで好きにやるとかね。プリンセス プリンセスのロックンロールもあるから、そこから発展させていくとか。和田あっ、それはいいね。お客さんもそれはうれしいんじゃないかな。岸谷お客さんに楽しんでもらうことはもちろんなんですが、バンドのみんなも楽しみにしているし、待ち遠しいですね。和田普段はないシチュエーションだから、意外と女子の中に入って、緊張するかも。僕、どうしょう、カチカチに緊張しちゃったりしたら(笑)。――逆に超ノリノリで、ゴキゲンで演奏するかもしれませんよ。和田味をしめて、ハマって、女子でバンドを結成したりとか(笑)。岸谷唱くんの女子力が発揮されるかもしれませんね(笑)。本番はもちろんですが、まずはリハが楽しみです(笑)。Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■TRICERATOPSオフィシャルサイト:
2022年01月12日2022年2月13日に開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に先駆けてのホストとゲストの対談。前回の岸谷香×根本要(スターダスト☆レビュー)に続いて、岸谷香×和田唱(TRICERATOPS)の対談を前編・後編の2回にわたってお届けする。ふたりは岸谷のアルバム『PIECE of BRIGHT』で2曲を共作し、互いのライブにもそれぞれゲストとして参加している。今回の共演は自然な流れと言えるだろう。対談場所は岸谷のプライベートスタジオ。スタジオなので、ピアノやギターが並んでいる。話の途中で、岸谷がピアノを、和田がギターを弾く場面もたくさんあった。言葉だけではなくて、音での会話も成立。音楽的な対談からは『感謝祭』の準備の楽しさも伝わってきた。――根本さんから和田さんに『感謝祭 』に参加するにあたっての伝言があります。「オレに複雑なことをさせるな。オレに楽をさせろ」とのことです。和田ああ(笑)。3人の中では僕が一番後輩ですからね(笑)。そこは(根本)要さんに従うしかありません。僕自身、後輩という立場の現場が徐々に減ってきているから、たまにはいいことですよね。岸谷そっか。そうだよね。――「TRICERATOPSを聞いてバンドを始めました」という話を、若いバンドからよく聞くようになりました。和田そうなんですよ。そういうケースも少しずつ増えてきました。でも後輩の立場の方が自然というか。以前は自分たちが年下というケースがほとんどでしたし、そういう期間が長かったですから。岸谷私も要さんと一緒にいると、「失礼しま~す」って、後輩のポジションで楽をさせていただいています(笑)。岸谷香――前回の対談で岸谷さんがコラボレーションをやると決めた時に、「和田さんと根本さんの顔が浮かんだ」とのことです。和田さんは岸谷さんから声がかかって、どのように思われましたか?和田香さんと一緒に共作してから数年経っていたので、またこうやって一緒に音楽をできることになり、うれしく思っています。一緒に曲を作ったことがある人って不思議なもので、しばらく会わなくても会えば一瞬で距離が縮まるんですよ。岸谷人間関係のカテゴリーとして、「一緒に曲を作った人」というジャンルが確実にありますね(笑)。――今回の対談では、岸谷さんと和田さんの出会いのところからうかがいたいのですが。和田ずいぶん昔だよね。岸谷きっかけは「FEVER」(TRICERATOPSの1998年11月リリースのシングル曲)を聴いたことですね。この曲のコード進行、私が作る曲とタイプが似ているなあ、気が合いそうだなと思ったら、トリオのバンドでやっていると知って驚いたんですよ。「この曲を3人でやっているの?」「テンションコードが入っているのに、鍵盤はいないんだ」と驚いて興味を持ち、レーベルがエピックで同じだったので、ラジオのゲストに来てもらったのが最初ですね。和田あの時は声をかけていただき、光栄でした。岸谷当時のビジュアルを見ていたから、きっと突っ張った男の子が来るんだろうなと思っていたのね。和田えっ?実際どうだった?岸谷今よりは突っ張っていたのかもしれないけれど、「こんにちは」って言ったら、普通に「こんにちは」って返してくれて、最初から自然に会話できました(笑)。PUFFYの『JET CD』というアルバムが出たばかりだったんですが、私はこのアルバムで1曲作曲しているんですよ。民生くんから「PUFFYのアルバムを作っているんだけど、曲が足りなくてさ。曲あまってない?」と言われて、「じゃあ書くよ」ってことになり、「春の朝」という曲を作曲した経緯があります。で、その「春の朝」について、唱くんが「聴いたよ。あの曲の転調、かっこいいね」って言ったんですよ。和田いやいや、さすがにその時は敬語だったよ(笑)。和田唱(TRICERATOPS)岸谷イメージとしては「かっこいいですね」じゃなくて、「かっこいいね」だったのよ(笑)。――いきなり転調が話題になるなんて、メロディメーカー同士の会話ですよね。和田香さんの作曲した「春の朝」、すごく気に入ってて。さすがだなと。岸谷いえいえ。私も転調のところが気に入っていたので、やっぱりこの人とは音楽的なところで、気が合うなと思いました。和田この時の話をしばらく忘れていて、再会してからこの話になって、あの曲が好きだったなと思って、久しぶりに「春の朝」を聴いたら、僕がその後、見事にあの曲と似た曲を作っていたことが判明しました。「Couple Days」という曲の転調するところ。これは自分でもびっくりした(笑)。岸谷えっ、どこ?ここ?(ここで岸谷がグランドピアノで該当するフレーズを実演)和田そうそう、その次のメロディ!僕は無意識だったんですが、今のメロディの転調が好きで、知らず知らずのうちにパクってました!申し訳ない!(笑)岸谷いえいえ。和田当時、女性バンドのボーカリストがメロディラインを作るケースって、そんなに多くなかったんですよ。作詞する人はたくさんいましたが、作曲する人はそんなにいなかったので、香さん、なんて音楽的な人なんだろうと驚いたことを覚えていますね。岸谷今でこそ、バンドをやっている女の子はたくさんいるけれど、昔はいなかったよね。唱くんが学校のころって、クラスでバンドやっている女の子はいた?和田いや、全然いない。岸谷私は中学のころ、軽音楽部だったんですが、男の子が持っている機材を見て、「あっ、エフェクターだ」って言ったら、「女の子が“エフェクター”って言った!」って珍しがられました(笑)。そういう世代なのかもしれないですね。和田今でこそ、香さんがギターや機材が大好きだということをよく知っていますが、最初にちゃんとお話した時はちょっと新鮮でしたよ(笑)。共作を経たことで、より仲良くなったという感覚はありました(和田)――話が遡りますが、会う前の時点で、和田さんは岸谷さんをどう認識していたんですか?和田TRICERATOPSがデビューしたのがプリンセス プリンセスが解散した翌年で。実家のテレビで、プリンセス プリンセスの武道館での解散ライブを観たのを覚えています。その時、香さんがミニスカ姿でMCをして、「私、こんなカッコしているけど、来年30歳よ」と語った言葉が印象に残っています(笑)。赤い衣装だったかな?岸谷そう、赤。当時、ゴレンジャーみたいにそれぞれのイメージカラーって、決まっていました(笑)。解散したのが29歳の時だから、今から考えるとまだ若いんですが、10代からやっていたバンドなので、解散ライブの時はやりきった感があって、そういう発言になったんだと思います。和田ちょうど僕らがデビューの準備に入っていた時期ですね。岸谷終わりゆくバンドと始まるバンド(笑)。和田ハハハ。だからプリンセス プリンセスが解散して、香さんはソロになっているという認識がある中で、ラジオのゲストとして招かれたということですね。――その後の交流はどんな感じだったのですか?和田香さんがライブに来てくれたんですよ。岸谷渋谷公会堂(1999年2月13日)に観に行きました。ものすごく盛り上がっていて、楽屋もたくさんの関係者であふれかえっていたので、邪魔だろうなと思って、さらっと失礼しました。和田そう、香さん、意外とあっさりと帰っちゃったんですよ(笑)。僕としてはもうちょっとコミュニケーションを取りたかったんですが、香さんは「楽しかったです〜」って感じで去っていった。えっ、もう行っちゃったのってくらい、物足りなかった(笑)。そこからかなり間が空いたんですよ。17年間くらいかな。間が空いたのは香さんがお母さんになったことも大きかったんじゃないかな。岸谷そうね。お母さんになって、音楽活動から隠居状態がしばらく続きましたからね。――再会のきっかけは?岸谷震災のあとにプリンセス プリンセスで復興支援しようということになり、再結成したことが関係しているんですよ。プリンセス プリンセスはツアーをやるようになってから解散まで、同じスタッフでツアーを回っていて、家族みたいな関係だったんですね。でも再結成には復興支援という大きな目標があったので、「あの時は良かったね」的な同窓会のムードにはしたくなかったので、新しいスタッフ、若いスタッフとやることに決めたんですね。和田なるほど。岸谷それで各部署で新しいスタッフと進めていたのですが、私のテック担当が東京ドーム1日目は来られないことになったんですよ。私としては16年ぶりにプリンセス プリンセスで手一杯なのに、テック担当者が違うことになり、テンパっていたんですね。替わりをやってくれたテックがMくんで、「大丈夫かな?」って不安だらけだったんですが、実はすごいテックで、1日だけのローディーなのにノーミスでパーフェクト。その時に仲良くなり、その後もお願いするようになりました。ある時、そのMくんが「すみません明日は他に入っているので、来られません」「えっ?誰」「TRICERATOPSというバンドです」っていう。よくよく聞くと、「TRICERATOPSが大好きで田舎から出てきて、テックをやっています」ということで、そのMくんのつながりで、TRICERATOPSのZepp Tokyoでのライブ(2015年6月5日)を観に行きました。渋谷公会堂から16年ぶりくらいかな?和田それくらいですね。香さんと会うことはもうないのかなと思っていたので、うれしかったですね。岸谷唱くんとMくんと3人で飲んだんだよね。和田そう、その時点でも僕は相変わらず敬語(笑)。でも香さんに「唱くん、もうそれやめない?」と言われて、「そう簡単には無理ですよ」「いや、もうやめて」ってことになり、そこからは僕も切り替えが早かったですね。いきなり「あのさ~」ってタメ口になりました(笑)。岸谷私はライブに行った時点も、TRICERATOPSのニュー・アルバム『SONGS FOR THE STARLIGHT』を聴きこんでいて、どの曲もとても良くて、やっぱりこれは好みが合うなあと思っていたので、「チャンスがあったら、一緒に曲を作りたいね」「いいよ」って、その飲み会でも提案して、実現しました。――「曲を作って」ではなくて、「一緒に作りたい」というのは、やはり似ているところがあると感じたからですか?岸谷そもそもの根底で似ているところがあるし、ピンと来たんですよ。唱くんとだったら、お互いに楽しみながら、いいものができるんじゃないかなって。――それが岸谷さんのアルバム『PIECE of BRIGHT』に収録されている「ミラーボール」と「My Life」の2曲です。岸谷どうやって曲を作ろうかなと考えた時に、ふたりで「せーの」で作るイメージがわかなかったんですね。以前、寺岡呼人くんと共作したことがあって、その時は彼が途中までしかできてない曲を持ってきて、その先を考えるのが楽しかったんですよ。人のエッセンスをもらうのが楽しかったので、交換日記風に作るのが楽しいかなって。――共作することは、お互いの根底の部分でのすり合わせを行うことでもあるでしょうし、メロディと歌詞の共作は深い関わりの中での作業だったのでは?岸谷お互い、大変だったと思いますよ。リスペクトもあるし、お互いを尊重しながら、自分の個性も出すわけだから。和田共作を経たことで、より仲良くなったという感覚はありました。――「ミラーボール」と「My Life」、どちらもとてもいい曲です。岸谷私が最初に「ミラーボール」のウーリッツァのリフからAメロの出だしくらいまでを作って、「じゃあこの後は唱くん、よろしく」ってMTRで録って送ったら、唱くんがギターを弾きながら歌っているボイスメモが速攻で送られてきたんですよ。「なんとかかんとか~?、いや、こうじゃないな、なんとかかんとか~?」って、やり直しもそのまま入っているボイスメモ(笑)。和田ああ、そうだそうだ(笑)。岸谷そうか、ボイスメモでいいのかと思って、次からは私もボイスメモで送りました。――そういうところも会話っぽいですね。岸谷「ミラーボール」を作っている時に、のちに「My Life」の一部分になるメロディを唱くんが送ってきたんだよね。和田えっ、そうだっけ?(そういいながら、和田はギターで、岸谷はピアノを弾きながら、その当時のメロディのやり取りを再現。このやり取りも実に楽しいものだったのだが、残念ながら、文字では伝えられません!)唱くんの書いた歌詞を見て、私は理屈で書いているんだなぁって感じましたね(岸谷)――1曲作っているつもりで、2曲になってしまったのは、お互いがそれだけ刺激しあいながら、創作していたということなのでは?岸谷自分の想像しないところに行くのが共作のおもしろさだから。和田まさにそう。岸谷それで、2曲録ることになりました。和田せっかく作ったんだから、録らなきゃもったいないですからね。歌詞も交換日記風のやりとりをしながら作りました。岸谷「ごめん、私は歌詞が苦手だから、唱くん先に書いて」ってお願いしました。和田女性が歌う歌だから、僕発信でと言われても、よくわからなかったので、「イメージだけ言って」ってお願いしましたね。そしたら「My Life」は“もうすぐ別れる二人が車に乗ってドライブしているイメージ!”と言ってくれて。これは非常にビジュアル化しやすかったので、わりとスムーズにできて、香さんに第一稿を送りました。岸谷第一稿もなにもこれ、ほぼ完成してるじゃない、バッチリじゃないという感じでした。いくつか、変更したところはありましたが、おおよそ第一稿を活かした歌詞になっています。で、「ミラーボール」は唱くんがミラーボールというワードを出したんだよね。とても唱くんらしいタイトルじゃない?和田実は「ミラーボール」というタイトルの曲をかつて作ろうと思ったことがあって。岸谷えっ、そうなの?和田そう。「ミラーボール」という曲を作ろうと思いながら、ずっと実現せずにいて、いつかどこかで使いたいと思っていて、「ああ、ここだ、ここで使えばいいんだ!」って気づいたという(笑)。《あなたはまるでミラーボールの光》《あなたを照らすミラーボールになろう》というフレーズがあって、は“私はあなたにとってのミラーボールの光でありたい”という主人公の気持ちを描いたんですが、香さんからのご指摘があって、いろいろやり取りがありました。岸谷唱くんの書いた歌詞を見て、私は理屈で書いているんだなぁって感じましたね。あの時はいろいろ言ったよね(笑)。「ミラーボールは単体だとキラキラしないんだよね。光を当ててあげようよ」って提案したんだけど、唱くんが「いや、そういうことじゃなくてさ、君は僕のミラーボールくらい、どかんといきたいんだよ」って言ったのをよく覚えてますね。私がガタガタ言ったんだけど、唱くんが「香さん、ミラーボールの構造上の問題は置いておいて、もっと歌詞の内容としてさ」って(笑)。「はい、その通りですね」って最終的に納得しました。和田僕も香さんから言われて、「そっか、ミラーボールって、そういうものか...」って迷っちゃいましたよ(笑)。――それだけ深くお互いにやりとりしたということですね。岸谷「まあいいや」で済ますことはありませんでした。唱くんとお互いに納得するまでやりとりをしました。和田最初は香さん、「唱くんに任せた」って言ってたんだけど途中から火がついてきて、「唱くん、ここさぁ」っていろいろ提案してきて、あれが良かった(笑)。岸谷そうそう、私はツアー中で、どこかのバーラウンジみたいなところに行って、イヤホンをしながら死ぬ気で歌詞を書いて、唱くんに送ったんですが、バッサリ削られて、「あれ?採用されてないんだ」って(笑)。和田僕も失礼なヤツだね(笑)。岸谷いや、私は採用されたくて送ったわけじゃなくて、「へー、こんなことを考えているんだ」って、唱くんが考えないだろう発想を渡したくて、送っていたところがあるのね。唱くんは普段はひとりで書いている人だから、「こういう切り口もあるのか」って感じてくれるかもしれないな、そういう協力をしようと決めて、恥ずかしい気持ちを置いておいてガンガン送ったので、それはそれで良かったかなと思っています。――和田さんは岸谷さんとの共作をどう感じましたか?和田とてもいい経験になりましたし、自分ひとりでは到達できないところに行けたと思います。もともと共作自体をしたことがないし、しかも女性と共作ってなかなかないですよね。誰かがメロディを作ったものに僕が歌詞をつけたことはありますが、連絡をとりながらの共作は桜井(和寿)さんに続いて、女性では香さんが初めてでした。岸谷言いたいことを遠慮せずに言いあいながら作れたのが良かったですよね。「ミラーボール」の最初の《かかとの音が夜道を》というところ、最初は《かかと》が《パンプス》だったんだけど、「ごめん、唱くん、私はパンプスは履かないから」って(笑)。「サンダルはどう?」と提案して、結局、間をとって<かかと>になりました(笑)。会話を重ねることによって、曲ってどんどん自分のものにもなるんだなってことも感じましたね。和田女性でも「僕」って歌う人もいるじゃないですか。それで香さんに「主人公の設定は僕と私、どっちがいい?」って聞いた気がする。岸谷唱くんには悪いかなと思ったけど、唱くんは女子力高そうだし、大丈夫かなと思って、「私で」とお願いしました。和田女子力が高いって、香さんに初めて言われましたね(笑)。これまでの人生でそんなことを考えたことがなかったんですが、香さんに言われてから、なるほど、僕は女子力が高いのかって思うようになりました(笑)。岸谷私の男らしいところと唱くんの女子力の高いところのミックスが今回とても良かったんだと思います。『感謝祭』でも女子バンドの中で、唱くんの女子力がどう発揮されるかが、楽しみです(笑)。Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子※ 後編() に続く<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■TRICERATOPSオフィシャルサイト:
2022年01月11日恒例となった岸谷香の自主企画イベント『岸谷香 感謝祭』。2022年2月13日(土) にKT Zepp Yokohamaで開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に、ゲストとして根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)が参加することになった。音楽面での交流が深い3人であり、それぞれがボーカリスト・プレイヤー・バンドマンという共通点もあり、音楽的な楽しみの詰まった自由自在なステージになることは間違いないだろう。岸谷のガールズバンド、Unlock the girlsに根本と和田が参加するというスタイルも新鮮だ。ここではイベント開催に先駆けて、岸谷と根本の対談、岸谷と和田の対談をそれぞれ前編後編に分けて4回に渡って掲載しよう。第1回目は岸谷香×根本要の前編。トークを聞いているだけで、ステージの光景が目に浮かんできそうだ。香ちゃんはバンドの気質をよく理解している人(根本)――2015年に愛知県体育館で行われたスターダスト☆レビューの主催イベント『音市音座 2015』に岸谷さんがゲストで参加されたのが最初の共演です。どんな経緯で実現したのですか?根本僕らがいろんなイベントをやり始めている時期で、香ちゃんにゲストとしてぜひ出てほしいと考えて、オファーしました。僕らとしてはゲストの条件がありまして。ミュージシャンとして尊敬できる人間であること、ソロで歌えること、バックもやってくれること、コーラスもやってくれることでした。香ちゃんにOKしていただいてありがたかったですね。単純に僕らがプリンセス プリンセスの曲を一緒に演奏したいという気持ちを持っていたことも大きかったですね。――岸谷さんは根本さんからオファーが来て、どのように思われたのですか?岸谷スターダスト☆レビューとプリンセス プリンセスは集まり方がまったく違うのですが、どこか似ているような気がしていました。「私たちは音楽をやっているけれど、音楽をとっぱらったら、ただの女の子だからさ」みたいな意識があったんですが、要さんたちにも似た意識があるんじゃないかと勝手に感じていました。「俺ら、ただの音楽好きだからさ」みたいな。岸谷香根本ただの音楽好きのオヤジです(笑)。岸谷だからとても自然な気持ちで参加させていただきました。実際にリハーサルに参加してみて、やっぱり似ているなあ、バンドってこういうことだよなあと感じました(笑)。根本リハーサルで最初に会った時点で、香ちゃんはバンドの気質をよく理解している人だとわかったので、すっかり意気投合して、その後も何度もお願いしているという経緯があります。――最初のリハーサルの時の印象は?根本岸谷香という人間のすごさを感じましたね。香ちゃんの音楽的な指摘が実に明解で的確だったんですよ。リハーサルの初日からいきなり、「そこ、音が違わない?」って指摘されて、「これはちょっとまずいぞ」と、メンバーの背筋が伸びました(笑)。初めての現場で、なかなか言えないじゃないですか。雰囲気でなんとなく感想を言うのは簡単なんですが、普通ならば流してしまうようなところを音符で的確に指摘してくる。音楽を聴く耳が良くないとできないことだし、より良いものを作ろうという姿勢を持っているということですよね。僕らとしても、まずはプリンセス プリンセスの名曲を正確に再現して、ある程度出来上がってから、自分たちなりの個性を出したかったので、ありがたい指摘でもありました。あの発言によって、僕らの中での「ミュージシャンとしての岸谷香」のイメージが出来上がりました(笑)。岸谷スターダスト☆レビューのみなさんを見て私が感じたのは、やっぱりバンドっていいなあ、うらやましいなあということでした。自分のバンドがなくなって、ソロ活動を始めて、2011年の震災をきっかけとして期間限定でプリンセス プリンセスを再結成して。その後、またソロでの音楽活動をやり始めたという経緯があったので、バンドで音楽をやっているのがうらやましくなって、バンドに無理矢理入れてもらった感がありました(笑)。「ちょっと失礼します」という(笑)。飲み会にも参加させていただいて、あの時はとても楽しかったです。バンドの雰囲気が似ているという以外にも、曲もどこか似ているという印象も持っていました。根本僕らにはヒット曲はないですけど、似ているという感覚は確かにありますね。プリンセス プリンセスの曲の譜面を見ながら、自分たちなりにカバーしていると、演奏している人の気持ちがムチャクチャわかるんですよ。だからプリンセス プリンセスの曲を演奏するのはとても楽しい時間でした。しかも大ヒット曲だから、一緒にステージに立ってやってると、イントロを演奏した瞬間に、観客がワーッ!って盛り上がるじゃないですか。この感じはうちにはないなぁって(笑)。根本要(スターダスト☆レビュー)びっくりしたのは、要さんがずっと歌っていることでした(岸谷)――プリンセス プリンセスは解散しましたが、メンバーチェンジがないという共通点もありますよね。根本本来はバンドってメンバーの入れ替えが効くものだから、「お前はダメだ」ってことになったら、代えることができるじゃないですか。でも「お前がやるんだよ」「お前しかいないんだよ」ってことでやっていくなら、そいつのポテンシャルを高めていくしかないんですよ。そいつに託して、それぞれの個性を作っていくしかないわけです。僕らとは違う景色を見たバンドだからこその難しさはあったと思いますけど、バンドという点では僕らもプリンセス プリンセスも同じような意識で活動してきたんじゃないかと思うところはありますね。もっと上手いメンバーが入れば、演奏テクニックは上がるかもしれないけれど、このメンバーだからできる音、このメンバーだから生まれるおもしろい音を追求してきたんじゃないかなって。岸谷なんなら誰かが思うようにはできないことも、バンドの個性になっていきますよね。ソロで活動していると、上手な人を呼んでくればいいんだけど、バンドの場合はそうではないですから。「えっ、これができないの?しょうがないなぁ、だったら、もうちょっと違った形にしていきましょうか」ってことの積み重ねがバンドの個性になっていくんだと思います。根本まったくその通りですね。だから逆に、バンドの場合はメンバーの誰かにできないことがあったら、はっきり言うんですよ。できないことができるようになったら、その人間の成長になるだけでなく、みんなで上がっていけるようになりますから。香ちゃんは歌も歌う、曲も作る、ギターも弾く、ピアノも弾く、ベースも弾くとなったら、普通はワンマン的になっちゃうけれど、そうではなくて、バンドとして表現する良さをわかっている人だと思います。僕もそこは一緒ですよね。バンドとしてのおもしろさや楽しさを、いかに伝えていくかが大事なんです。そこを知っている人は意外に少ないんですが、香ちゃんはバンドを良くわかっていると思います。――岸谷さんは実際に共演してみて感じたことはありますか?岸谷私がびっくりしたのは、要さんがずっと歌っていることでした。さいたまスーパーアリーナでのライブ(『STARDUST REVUE 35th Anniversary スタ☆レビ 大宴会~大コラボレーションライブ~大抽選会付き』)に参加させていただいた時も、前日のリハからずっと歌っていたので、「要さん、明日本番なのに、大丈夫?」って聞いても、へっちゃらなんですよ(笑)。次の日の本番の日も朝早くに入って、当日リハでもずっと歌いまくっていました。私も相当リハから歌うほうなんですが、その私が驚くくらい歌うんです。「要さん、すごいですね」って聞いたら、「年を取ってきて、だんだん力まないで楽に歌えるようになるんだよ」っておっしゃっていて。「そうなのか、私もこれからそういう時期が来るのか」と、その時期が来るのを楽しみにしています。要さんって、調子が悪い時ほどたくさん歌うとか、いろいろ驚くことがたくさんあります。本番の前も円陣を組んで、「じゃあみんな!」って言った後に、「せーの!」「ホニャア~」みたいな(笑)。脱力の仕方も独特でした。気合いを抜くのは確かに大切ですが、なかなかできないことだから、目からウロコみたいなことがたくさんあります。根本音楽って点数がつくものじゃないから、自分の中でどれだけ満足できるかってことが大切なんですよ。と言いながら、本番になったら、つい真剣になって力が入ってしまうこともかなりありました。岸谷本番になると、ついめっちゃ力みますよね。根本ねっ(笑)。ボーカリストなんて、特にフロントに立って注目を浴びているところがあるから、「いい歌を聴かしてやろう!」ってつい力が入ってしまいがちになるんですよ。リハではうまくいってたのに、「あれえ?」って思った瞬間に、「おかしいな?おかしいな?」って、テンションがどんどん下がることが過去にはよくありました。で、ある時、リハでしっかり歌えてるんだったら、リハでいいじゃないかって気が付いたんですよ。小田さんの番組(『クリスマスの約束』)に何度か出させてもらった時に、小田さんに毎回のように言われていたんですよ。「要、リハは良かったなぁ」って(笑)。「あれれっ?」という感じもしなくはないんですが、そうか、リハは良かったのか、だったらリハのようにやってやろうと思い始めたのがきっかけですね。だからステージに立っても、自分に言い聞かせています、これはリハなんだと(笑)。リハも本番、本番もリハという気持ちになったら、楽になりました。実際にそのほうが楽しいですし。――力を抜くって、達人的な話ですね。根本ちょっと逆の方向の話になりますが、僕が香ちゃんをすごいなと思ったのはリハーサルで日にちをあけると、スキルを上げてくることですね。つまり練習してくるわけ。たいていの人はいつも同じです。ところが香ちゃんは、「あれ?ここのフレーズ、この間はやってなかったよな」ってことをガンガンやってくるんです。「聴き直していたら、こういうフレーズが浮かんだけど、これやっていい?」「もちろん」というやり取りが何度もありました。探究心が素晴らしいんです。本番に向けて、今なにができるかをリハで追求している。これはメチャかっこいいですね。最初のリハの時もそうだけど、必ず提案してきます。プリンセス プリンセスの曲だけでなく、僕らの曲もそうだし、香ちゃんのソロ曲もそうだし。より良いものにしようって、常に考えていますよね。岸谷勝手にハモったりしましたよね。「要さん、ここハモっていい?」って(笑)。ギターに関しても、せっかく要さんも持っているから、私はそういうことがうれしくなっちゃうので、「じゃあ、私もユニゾンで弾いていい?」って聞いたら、「いいよいいよ」ってことになり、一緒にやらせていただいたりしていました。音楽を追求することと楽しむこと、両方の要素を持っているところが素晴らしい(根本)根本僕らとしてはゲストとして来てもらうんだから、楽をしてもらいたんだけど、香ちゃんは自分でどんどんハードルを上げていくんですよ。だからと言って、変に真面目くさったり、シリアスになったりせずに、楽しみながらやってくれるので、本当にありがたいです。香ちゃんはさっき「バンドの一員」みたいなことを言ってくれましたが、僕らも香ちゃんと一緒にやる時はチームとしてやってる感覚があります。岸谷スターダスト☆レビューのみなさんと一緒にやるのは本当に楽しいですね。アカペラがいっぱいあるじゃないですか。そこがいいなあと思っているんですが、リハからガンガン、ハモっているわけですよ(笑)。最後、全員でアカペラで終わるところもかっこいいなぁと思って、私は女性だから音域が違うので、「私も歌いますね。どこを歌えばいいですか?」って聞くと、「どこでもいいですよ、お好きなところでどうぞ」って言うんですよ。それで聴かせてもらって、誰も歌っていない音で、女性ならではの音域で、と考えてハモっていたら、要さんから「OK!」と言っていただいたこともありました(笑)。根本僕らが確かめる時はいつもそこから始まるの。「どこでもいいよ」って言って、適切な音を見つけられる人とそうではない人がいるから。ボーカリスト同士だから、なんとなく当ててくる人もいるんですが、香ちゃんはしっかり聴いて、ここが足りないというところ、ここに入るといいというところに的確に入ってくるですよ。コーラスに関して、そこまで考えて入ってくれる人はなかなかいませんよね。音楽的にしっかり追求することと楽しむこと、その両方の要素を持っているところが素晴らしいと思います。――岸谷さんはバンドの良さとソロの良さをよく知っているところも独特ですよね。岸谷バンドを知らないと、わからないことってありますよね。バンドって、明らかにサポート・メンバーとは違うものなので、要さんたちとやっていると、本当に心地良くて、勝手に「お邪魔します!」って感じで楽しませていただいています。共演させていただいたステージで印象に残っているのは、参加させてもらった曲で、みんなでギターを弾きながら、手を回すシーン。「この場面は弾くことを考えると、回しにくいんですが、一番大事なのは手を回すことですか?」って聞いたら、「そうそう」って答えが返ってきたことがありました(笑)。そういうやり取りができるのもバンドならではですね。根本僕としては、ただバンドがやりたくてやっているというだけなんですが、香ちゃんがバンド感を持ったまま、参加してくれるのがありがたいですね。岸谷逆に、「やったー!」「ここはそういうことをやっていいところなんだ。それでいいんだ」って感じです。私は楽しくお邪魔させていただいています。「要さんになら、好き勝手なことを言っても平気」という気持ちになってしまって、すみません(笑)。根本いやいや、それは根っこの音楽が共通しているからこそですよね。やっぱり僕らが作っているのは音楽だから、ただ和気あいあいとしているところを見せたいわけではなくて、観に来てくれるお客さんに、香ちゃんの歌を聴かせた上で、普段、見えないようなルーズな部分が見えたらいいなあとか、音楽でいかに楽しんでもらうかいうことは考えていますよね。――『岸谷香 感謝祭』も毎回音楽のたのしさを堪能できるイベントになっています。岸谷要さんに誘っていただいたことが『感謝祭』を始めるきっかけになったところもあるんですよ。バンド時代はコラボに参加することはなかったですし、コラボの楽しさを知ったのはスターダスト☆レビューのチームに入れてもらってからです。人と一緒にやるのって、こんなにおもしろいんだなって。「また呼ばれないかな」っていつも思っています。スターダスト☆レビューのイベントに参加したことがきっかけで、「あの人はコラボにも参加するんだ」ということが広まり、他のアーティストの方にもお呼ばれするようになり、行くとこ行くとこ、カラーが違うのが楽しくて、じゃあ私もそういう場を持ちたいなと思うようになって、『感謝祭』につながりました。プリンセス プリンセスが女の子バンドだったこともあって、若い女の子バンドに紹介されることも多くなり、若い子たちとやってみたいなとか、震災があって、自分にできることをやりたいなとか、いろんな思いが出てきて、ホストとしてやる立場にもなりました。コラボレーションって、自分が書いた曲じゃない曲、歌ったことのない曲を「へえ、こうなっているんだ?」って思いながらコピーするのが楽しいんですよ。これからも『感謝祭』を継続してコラボレーションを楽しんでいけたらと思っています。――ゲストとして根本さんと和田さんをお招きすることになった経緯も教えていただけますか?岸谷私たちは今、女の子4人でUnlock the girlsというバンドをやっていますが、男性のゲストをお招きするとおもしろいんじゃないかなと思ったんですよ。この編成は初めてですし、ハーレム状態じゃないですか。根本そうか(笑)。岸谷女性ミュージシャンに囲まれて、男性ミュージシャンが演奏するって、貴重なんじゃないかなと思います。根本普通は逆だもんね。岸谷そうなんですよ。スターダスト☆レビューのところに行くと、ポツンと私が女子ひとりという状態で入っていくわけですが、その逆も楽しそうだなあって思います。プププッという感じ(笑)。多分、本番では要さんもプラスアルファのうれしさが加わるのではないでしょうか(笑)。Unlock the girlsはみんな、うまいし、かわいいし、そこでは見たことのない要さんの一面が見たいですね(笑)。具体的にはギターを持ってきていただいて、唱くんもいるので、3人で順番にソロを弾いて、「もういいよやめようよう」みたいなことになると、楽しいんじゃないかな。根本それはいいね。セッションは楽しいですから。岸谷要さんがUnlock the girlsの新譜を聴いてくださって、「Wrong Vacation」というロックンロールの曲をほめてくださったので、みんなでロックンロールをやるのもいいかなと考えています。ロックンロールってセッションにもってこいだし、気分的にもゴキゲンな感じだし、Unlock the girlsの3人は逆に90年代の音楽しか通っていないので、彼女たちと一緒にみんなでロックンロールをやるのも楽しいなあと思っています。根本今、香ちゃんの話を聞いていて、そうか、あの女の子たちがバックで演奏してくれるんだと改めて実感しました。Unlock the girlsの作品を聞いても、びっくりするくらい、みんなうまくて、「香ちゃん、攻めてるなあ」って思ったんですよ。あのメンバーを見つけてくるところもすごいですし、香ちゃんの音楽に対する情熱をあちこちから感じますよね。彼女たちと一緒にやるのは楽しみですね。僕は今までそういう中に入っていったことがないので、想像もつきませんけど(笑)。ひとりだけだったら、女子高生の中に入った変なおじさん、みたいになってしまいそうですが、唱もいてくれるので、間をつないでくれるだろうし、楽しみです。――岸谷さんから誘われて、根本さんはどう思われましたか?根本今度は僕が呼んでいただいたということで、ありがたいですね。香ちゃんが僕に何をのぞんでいるんだろうって、今から楽しみです。僕がやるのが難しいことであれば、唱がいるので、「そこは唱、よろしく」って振ることもできるので、気軽に楽しめるかなと思います(笑)。彼も音楽への情熱を持っているし、いてくれて良かったです(笑)。Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子※ 後編() に続く<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■スターダスト☆レビューオフィシャルサイト:
2021年12月23日アジア諸国を中心に世界で800店舗を展開し、今やアジアを代表する台湾スイーツ店のMeetFresh 鮮芋仙(ミートフレッシュ シェンユイシェン)が、2021年12月10日(金)に『MeetFresh 鮮芋仙 Esola池袋店』を開店いたします。3大副都心の1つとして数えられる池袋は、鉄道利用に於いても世界有数の乗降者数をかかえ、ビジネスやカルチャーの拠点として目ざましい発展と進化を続ける都心ターミナルの街並み。その池袋駅コンコースからも直結しているEsola池袋は利便性に優れ、正面に開放的な西口公園の野外劇場広場や文化の創造・発信拠点である東京芸術劇場などもあり、洗練された環境に囲まれています。それらを見渡せるガラス張りの1階店舗内に『MeetFresh 鮮芋仙 Esola池袋店』がグランドオープンします。解放感ある席と対照的に落ち着く空間が混在する店内で、台湾を感じる逸品をぜひこの機会にご賞味ください。テイクアウトでのご利用もいただけます。また、12月10・11・12日の3日間はプレオープニングキャンペーンとして、Esola池袋店限定の特別メニュー価格でご提供いたします。Esola池袋店内【新店舗情報】店名 :MeetFresh 鮮芋仙 Esola池袋店所在地 :〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋 1F営業時間:10:00~21:00※時期により営業時間を変更している場合があります。▼公式ウェブサイト: 【日本限定!新商品発売】MeetFresh 鮮芋仙 Esola池袋店のオープンを記念して一斉発売する日本限定の新商品『Strawberry Series 2022』冷たく張り詰めた空気を感じるこの季節。だからこそ日本の四季折々の景色や味覚に出会い、改めてその恩恵に心温まるのではないでしょうか。今年もまた、真っ赤に実らせたカワイイ『いちご』たちの登場です♪苺をふんだんに使用したコンポートソースを味の軸となるよう仕込み、やさしい味わいの杏仁豆腐やかき氷の上にクリームのふわふわ食感や甘酸っぱい苺をのせ、アクセントにサクサクした歯ごたえのお麩ショコラ、極めつけはあのアイスの定番!もっちもち『雪見だいふく』が乗って、見ても食べても賑やかほっこり大満足♪他にも、小腹を満たしてくれる『いちご小豆ホットサンド』もご用意。言わずと知れた安定の組み合わせにトーストのサクッと食感を加えれば気分もUP!ランチタイムにドリンクとセットでいかがでしょうか。【商品紹介】(一部)<日本限定!新商品>~Strawberry Series 2022~■いちご杏仁豆腐+雪見だいふく 825円■いちご杏仁豆腐かき氷(M)+雪見だいふく 990円■いちご杏仁豆腐ミルク 803円■いちご小豆ホットサンド 495円<定番メニュー>・芋園シリーズ(2号・3号・4号) Lサイズ 880円 Mサイズ 550円・仙草シリーズ(2号・3号・4号) Lサイズ 880円 Mサイズ 550円・豆花シリーズ(2号・3号・4号) Lサイズ 770円 Mサイズ 495円・仙草オリジナル Lサイズ 935円 Mサイズ 605円・黒糖タピオカミルク 715円・仙草ゼリーミルクティー 715円・冬瓜ミルクティー 550円・台ミルクティー 550円 他(※価格はすべて税込)■「MeetFresh 鮮芋仙(ミートフレッシュ・シェンユイシェン)」について台湾・台中の農家で生まれ育った温厚篤実な傅姉弟の二人が心を込めてつくる「芋園」や「豆花」「仙草ゼリー」など自然素材をふんだんに取り入れた伝統スイーツ。“手作り”にこだわり続けた王道台湾スイーツが評判をよび、今や世界各国800店舗を超えるブランドへと成長しました。台湾では小さいお子様からお年寄りまで幅広い層に愛され続け、今や国境の枠を超えて世界各地でMeetFresh 鮮芋仙が広がり始めています。日本では2017年4月、東京・北区赤羽に第1号店をオープン。現在までに7店舗を展開し、台湾の伝統的な美味しさと斬新な食感との融合を守り続けるため、毎日食材と真剣に向き合い、手作りにこだわる傅姉弟の技術と故郷の味を伝えています。さつま芋やタロ芋を使ったカラフルでもちもちの団子「芋園(イモエン)」、台湾産のハーブが原料の「仙草(センソウ)」、なめらかな大豆の恵み「豆花(トウファ)」は、どれも低カロリーで女性に嬉しいヘルシーなスイーツです。【店舗概要】1. 赤羽本店所在地:〒115-0045 東京都北区赤羽2-21-2 SD.Building 1F2. 赤羽BIVIO店所在地:〒115-0055 東京都北区赤羽西1-6-1 パルロードII BIVIO 1F3. 丸井吉祥寺店所在地:〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-7-1 丸井吉祥寺店 1F4. 横浜中華街店所在地:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町82 徳永ビル 1F5. 浦和パルコ店所在地:〒330-0055 埼玉県さいたま市浦和区東高砂町11-1 浦和パルコ B1F6. マロニエゲート銀座2店所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座3丁目2-1 マロニエゲート銀座2 B2F7. 有明ガーデン店所在地:〒135-0063 東京都江東区有明2-1-8 有明ガーデン5F8.さいたま新都心店所在地 :〒330-9559 埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4-263-1 コクーンシティ コクーン2 1F▼公式ウェブサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月03日カウンタースタイルの劇場型レストランが一躍注目を浴び、ジャンルを超えてもてはやされている昨今、また一つ、ラグジュアリーなカウンターチャイニーズが誕生した。この10月4日にオープンしたばかりの【西麻布 香宮】がそれ。あの【シノワ】の篠原裕幸シェフを輩出しした名店といえば、あゝと思い当たるフーディも多いことだろう。以前の星旗通りから、外苑西通りの笄公園そばに移転。それを機に、店内もオープンキッチンのカウンタースタイルとなり、メニューもコースのみと一新。ベテランシェフを新たに招き、全く違う店に生まれ変わった。アフリカンチークの一枚板も見事なカウンターは、席と席の間隔もゆったりとした贅沢な設え。厨房との間に空間があり、ここで有島料理長が出来立ての料理をすぐさまサーブする。扉を開け、エントランスを抜けると、まず目に入るのは、堂々たるオープンキッチンのカウンター席。長さ7mに及ぶ一枚板の、アフリカンチークでできたカウンターが存在感を放つ店内は、いわば空間全体がシェフズテーブル。8席全てから、活気みなぎる厨房を目の当たりにすることができ、臨場感もたっぷりだ。軽快に鍋を振る音、ゴォーと燃え上がる炎と共に立ち込める芳ばしい香り等々、シズル感あふれるシチュエーションもご馳走の一つだろう。そして、厨房を任されたのは経験豊富な有島一郎料理長。京王プラザホテル【南園】を皮切りに、ホテル畑で修業を積み、ザ・ペニンシュラホテル東京【ヘイフンテラス】の副料理長を経て、マンダリン オリエンタル東京【センス】では料理長に就任。ミシュラン一つ星を獲得した実力派だ。「【香宮】は、私の料理人人生40年の集大成ともいうべき店でもあり、(自分が)今まで経験したことのないオープンキッチンスタイルにしてみたんですが、これが楽しい。お客様の反応がダイレクトに伝わってきますから。現在は、お客様の目の前で鍋を振り、出きたての料理を私自身が直接お渡ししています。」と笑顔を見せるのは、有島シェフ。有島浩昭料理長。59歳。ザ・ペニンシュラホテル東京やマンダリン オリエンタル東京など、名だたるホテルのチャイニーズで活躍してきた手練れ。パリで腕を振るった経験もある。そのベテランシェフの脇を、しっかり固める若手スタッフの面々も頼もしい。フレンチで言えばスーシェフに当たる二番鍋は【楽記】出身の榎本和裕さん。一方、前菜と焼き物担当はペニンシュラ時代から有島シェフに師事してきた石井聡さんの両名。加えて、デザートは、銀座の老舗パティスリー【ピエスモンテ】出身のパティシェ露木 昭さんが意匠を凝らすという充実ぷりだ。スタッフの見事なチームワークから生まれる料理は、1コース10皿で構成。“一帆風順”(物事が順調にいく)、“ニ龍騰飛”(龍のように飛躍する)など、中国のお正月に良く用いられる賀詞を引用したメニューのネーミングもユニーク。縁起を担ぎたいお祝いの席や絶対に成功させたい接待の席にはピッタリだろう。『黒鮑・葱 山椒ソース・キャビア』千葉房総産の黒鮑を蒸してぶつ切り。口にした時のむっちりとしたおいしさは、厚みのあるカットなればこそ。たっぷりトッピングしたキャビアも気分を盛り上げる。さて、コースに並ぶは、揚げパイなどの点心から焼味、清蒸魚といった伝統的な広東料理の数々。だが、軸足は広東をべースにしながらも、トリュフやキャビアを所々にあしらい、和洋のエッセンスをプラス。黒鮑や松茸など旬の素材を巧みに取りいれ、季節感を大切にしている。それゆえ、料理内容は、時々で少しづつ変わるそうだが、年間を通して登場するのは『稀少青ザメ・プレミアム琥珀ソース』と名付けられた一皿。肉厚な青鮫のフカヒレを、【香宮】特製の上湯で仕上げた、有島シェフの自信作だ。曰く「日本では、姿煮でよく見かける吉切鮫のフカヒレがおなじみですが、香港では青鮫の方が高級品。中でも、うちでは数少ない400g前後のものを使っています。」とのこと。だが、フカヒレだけでは片落ちだろう。それに伴うスープー広東でいう極上スープの上湯の出来不出来が、味を大きく左右するからだ。【香宮】では、豚赤身肉に老鶏に加え、金華ハムを通常よりもたっぷりめに用い、8時間じっくり蒸すことで濃厚かつクリアな旨味を抽出している。ご覧の青ザメのフカヒレで約400g。これをニ湯と紹興酒を合わせたスープに入れて一度蒸し、下味をつける。この一手間が、肉厚のフカヒレの芯にまで味が染み渡るのだ。『稀少青ザメ・プレミアム琥珀ソース』は、コースの半ばに登場。琥珀色の上湯は、調味料は隠し味に加えるごく少量のグラニューのみ。金華ハムの塩分と肉の旨味のみから生まれる深みが素晴らしい。一本一本の繊維が太く、黄金色に輝くフカヒレはまさに“金糸”と呼ぶにふさわしい存在感。琥珀色のソースを纏ったそれを口にすれば、ザクリと歯が入る食感も美味。と同時に、その繊維の隙間からじわりと滲み出る旨味のエキスが秀逸。味わうほどに、淡麗でいながら深みある上湯の滋味がじわじわと味蕾を潤していく。思わず無口になり、溜息をつく瞬間だ。『廣東名物・仔鳩のクリスピー丸揚げ』は、焼き物専門の石井シェフの担当。レア気味に仕上げた鳩は、鉄分の旨味豊か。コースは、28000円(税込み・サ別)。一方、廣東名物の仔鳩のクリスピー揚げも【香宮】流にアレンジ。通常は滷水で火を完全に入れるところを、ここでは、煮込まずに沸騰した滷水に入れて火を止め、そのまま余熱で火を通している。フレンチのようにややレア気味に仕上げた仔鳩は、肉本来の風味を感じさせる。他にも、秋トリュフと共にクレープで巻いた北京ダックや和牛サーロインの塩竈焼きetc.次々と繰り出される機知に飛んだ料理の流れも見事。パティシェ特製のデザートまで舌と目を飽きさせない。食後、デザートの後に出される小菓子。手前から『シナモンの香りのフランボワーズのマカロン』、『紫芋のタピオカ蒸し団子』『紹興酒レーズンのバタークリームサンド』。アルコールの方も、もちろん潤沢に揃う。おすすめは、料理に合わせ、シャンパーニュから始まるペアリングを用意。途中、日本酒や紹興酒、古酒を挟みつつ、シチリアのデザートワインまで10種類程度がお目見え。華やかな気分を盛り上げてくれそうだ。坪庭のような植栽を臨む落ち着いたラウンジ。一部目のゲストは、食後のデザートと小菓子はこちらで楽しむ演出も心憎い配慮。「ゆっくりして頂いて、小腹が減ったら炒飯でもなんでもリクエストにお応えしますよ。」とは有島料理長。
2021年12月02日岸谷香が、来年2月に開催する『岸谷香 感謝祭 2022』のゲストに根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)を迎えることをライブでサプライズ発表した。昨日11月27日に日本橋三井ホールにてワンマンライヴ『やりたくなったらやっちゃいな! Vol.3』を開催した岸谷は、自身のバンド・Unlock the girlsと共にプリンセスプリンセス時代からソロになって現在に至るまでの新旧織り交ぜた全17曲を披露し満員の観客を魅了。そのステージ上でゲストの発表すると、客席から驚きと喜びのこもった大きな拍手が送られた。『やりたくなったらやっちゃいな! Vol.3』よりこの「感謝祭」は2019年から始めた年一回恒例のコラボイベントで、岸谷自身が毎年元気に楽しく音楽をやれている事に感謝し、お客様に喜んで頂ける様に毎回ゲストを迎えセッションを披露する。チケットは、一般発売に先駆け本日11月28日より最速先行エントリーの受付がスタートしている。<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭 2022』2022年2月13日(日) KT Zepp YokohamaOPEN 16:45 / START 17:30ゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー)/ 和田唱(TRICERATOPS)根本要(スターダスト☆レビュー)和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:9,000円(ドリンク代別・税込)■チケットぴあ独占先行エントリー受付期間:11月28日(日) 12:00~12月12日(日) 23:59受付URL:■一般発売2021年12月18日(土) 10:00~ 各プレイガイドにて<公演情報>『やりたくなったらやっちゃいな! Vol.3』2021年11月27日 日本橋三井ホール【セットリスト】01. DREAM02. Diamonds(ダイアモンド)03. Wrong Vacation04. また恋ができる05. LOVE FLIGHT06. バタフライ07. PARAISO!08. M09. signs10. ウエディングベルブルース11. HIGHWAY STAR12. デロリアンドライブ13. Unlocked14. シャウト!15. STAY BLUEEN1. Dump it!EN2. ハッピーマン岸谷香 OFFICIAL SITE
2021年11月28日オサジ(OSAJI)のホームフレグランス調香専門店「kako -家香-」とアーセンス(Aresense)のコラボレーションによるルームフレグランスが、アーセンス ルミネ新宿1店から登場。「kako -家香-」は、スキンケア製品やライフスタイル製品を展開するオサジが、2021年7月にスタートさせたホームフレグランス調香専門店。その名の通り“調香”ができるユニークなショップで、ワークショップを通じて、自分好みのエッセンシャルオイルやルームフレグランススプレーをデザインすることができる。思い出や実家の記憶で作るルームフレグランスそんな「kako -家香-」が初の別注の香りをアーセンスとともに制作。アーセンスのディレクター梅本愛子が自分自身の思い出、実家の記憶などを頼りに、3つの香りを調香した。ベランダ・客間・居間イメージの香りNo.1 ベランダ:バルコニーではなく、あえて「ベランダ」と名付けた香りは、外からの光が強く差し込む“希望”を表現したシトラス調の香り。No.2 ドローイン・グルーム:応接室、客間を意味する「ドローイン・グルーム」の香りは、ローズをベースにして、どこか緊張感のある匂いを表現。No.3 居間:「居間」で過ごす時間をイメージした、ウッド系の落ち着いた仕上がり。【詳細】「家香×アーセンス(kako×Aresense)」別注ルームフレグランス 2,530円発売日:2021年10月18日(月)取り扱い店舗:・アーセンス ルミネ新宿1店住所:東京都新宿区西新宿1-1-5ルミネ新宿 LUMINE1 4F営業時間:11:00~20:30【問い合わせ先】アーセンス ルミネ新宿1TEL:03‐6258‐1785
2021年10月23日10月21日、テレビ朝日の『大下容子ワイド!スクランブル』でMCを務める大下容子アナ(51)が番組で起きた不適切演出について謝罪した。問題があったのは、月曜から木曜日までの番組終了間際に放送される「視聴者からの質問にお答えするコーナー」。ここで2021年3月以降、番組側の用意した質問を視聴者からのものとして放送していた事例が見つかったという。大下アナは「この時間に視聴者の皆様から番組にお寄せいただいた質問をご紹介してまいりました。その質問内容を番組スタッフがあらかじめ用意し、視聴者の皆様からの質問であるかのように放送していたケースがありました。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪し、頭を下げた。番組での説明やテレビ朝日広報部の発表によると視聴者からの質問は番組ホームページとFAXで受けつけていたが、40代の男性チーフディレクターが放送前に想定質問案を用意していたという。それが先週末に番組内スタッフからの指摘で発覚し、テレビ朝日に報告されたのだ。ネット上には、批判の声が相次いだ。《面白おかしくなくていいから、この番組の報道は信じられるという番組は無いもんかね》《あんなものいくらでも捏造できるし、証拠も視聴者にはわからない》《マスコミが絶対にやってはいけないことは、虚偽を事実であるかのごとく放送すること》《「再発防止策を徹底して…」って言うけど、策もなにもズルしなければ良いだけで…》『大下容子ワイド!スクランブル』では2019年に“パワハラ”疑惑が報じられたこともあり、局内からも番組や局の対応を疑問視する声が聞こえてくる。「昔から『ワイド!』は、ウチの子会社であるテレビ朝日映像所属のスタッフが現場を支えています。局員は、チーフプロデューサー(CP)やプロデューサーくらいしかいません。今回の“想定質問案”を作っていたチーフディレクターも、テレビ朝日映像所属のスタッフです。同社は実質的に社長や役員はテレ朝局員が“天下る”形となっていて、受ける仕事の多くはテレビ朝日関連。つまり、テレ朝に意見なんてできる立場にはないわけです。テレ朝は“チーフディレクターがコーナーを仕切っていて、番組CPやプロデューサーが演出を把握していなかった”と説明していますけど、それは“子会社のせいにしている”ともいえます。局員のCPやプロデューサーでも、番組の具体的演出や企画立案に意見を加える人はいますからね。責任ある立場に局員がいるなら、筋から言えばもっと番組の演出にコミットすべきだったはずです。予算管理だけが、プロデューサーの仕事ではないと思います」(テレビ朝日局員)番組に関わる局員が少ないと、いざ問題が起きたときに他の局員を不安にすることも……。「ほとんど局員が絡まない番組ですから、どういう人がどんな企画に絡んでるかなんてわかりませんよ。不適切演出の問題も、局の発表があって初めて知りました。自分の会社なのに、何が起きているのかわからない。報道を担う会社であるはずなのに、なんとも情けない話です」(中堅局員)テレビ朝日では2019年にも、夕方の報道・情報番組「スーパーJチャンネル」でスーパーの買い物客としてスタッフの知人を仕込む演出が発覚。テレビ朝日は謝罪する騒動があった。「この“仕込み”に関わったディレクターも、テレビ朝日映像所属のスタッフでした。子会社は局員よりも少ない給与で、長時間労働も常態化した過酷な制作現場で働いています。そうした状態で局から常に“視聴率を上げよう”とハッパをかけられていれば、いつか問題が起こるに決まっています。この『Jチャン』や『ワイド!』の問題は、テレ朝の“子会社丸投げの悪癖”が生んだ構造的なものです。演出に関わったスタッフばかりを責めるだけでは、根本的な問題解決にはならないと思います」(制作会社関係者)小手先の謝罪や再発防止策では、失った信頼を取り戻すことは難しそうだ――。
2021年10月22日練馬区立 四季の香ローズガーデン「オータム フェスティバル」が、2021年10月9日(土)から10月31日(日)まで開催されます。約320品種の“秋バラ”を鑑賞東京・光が丘にある「練馬区立 四季の香ローズガーデン」は、「香りのローズガーデン」「色彩のローズガーデン」を持つガーデン施設。「香りのローズガーデン」では、国内では珍しく“香り”にフォーカスを当て、フルーティーな香りやスパイシーな香りなどの香りの違いにわけて紹介。一方、「色彩のローズガーデン」では、花色ごとにバラを配置。ちょうど「オータム フェスティバル」が行われる10月は、ふっくらとした美しい花姿の秋バラが見頃を迎えるタイミング。園内には、約320品種 460株の秋バラが咲き誇り、黄色やピンクなどさまざまなバラを鑑賞することができます。また期間中は、庭やバラの楽しみ方を教えてくれるガーデンツアーや、バラ園で楽しめるガーデンヨガ、弦楽四重奏のガーデンコンサートなどのイベントも開催予定です。【詳細】練馬区立 四季の香ローズガーデン「オータム フェスティバル」開催期間:2021年10月9日(土)~10月31日(日)9:00〜18:00会場:練馬区立 四季の香ローズガーデン住所:東京都練馬区光が丘5-2-6■秋のガーデンツアー※無料イベント開催日時:・10月24日(日) 11:00~11:45、14:00~14:45・10月30日(土) 11:00~11:45、14:00~14:45集合場所:講習棟前(雨天決行・荒天中止)定員:各14名■ローズガーデンコンサート※無料イベント開催日時:10月31日(日) 11:00~11:45、14:00~14:45場所:色彩のローズガーデン(雨天時:講習棟 1F)
2021年10月10日『コンビニ人間』(2016)で芥川賞を受賞した村田沙耶香と2名の現代美術作家との対話によって、 村田沙耶香の世界観を浮かび上がらせる展覧会『村田沙耶香のユートピア_ 〝正常〟の構造と暴力ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平』が、8月20日(金)より表参道・GYREにて開催される。村田は、『コンビニ人間』で、完璧なマニュアルによってコンビニエンスストアで働いているときだけ「世界の正常な部品」になったと安心することができる主人公の日常を、『消滅世界』(2015)では、人工授精で子どもを産むことが当たり前になった世界を描き、人が無意識に持つ常識や固定概念を覆してきた。独特のユーモアを込めた作品で知られるデイヴィッド・シュリグリー(イギリス)は、日常の場面を軽妙に描写したドローイングをはじめ、アニメーション、立体、写真などを制作。 多様な手法によって作品制作を行っており、国際的に高い評価を得ている。一方、金氏徹平は、『コンビニ人間』の書籍カバーに作品を提供。フィギュアや雑貨、あるいは日用品など、日常的なイメージを持つオブジェクトをコラージュした立体作品やインスタレーションなどで知られている。同展では、現代社会における未来観=「ユートピア」と「ディストピア」とは何かを問いかけ、さらに村田沙耶香の小説の中で言及されている、正常に潜む社会的暴力性や抑圧を浮かび上がらせていく。金氏徹平≪White Discharge (Built-up Objects) #48≫2019年Copyright Teppei Kaneuji. Courtesy of the artists and Blum & Poe, Los Angeles/New York/TokyoPhoto : 西村雄介David Shrigley≪untitled≫2020年Courtesy the artist and Yumiko Chiba Associates, Tokyo/ Stephen Friedman Gallery,London.Copyright David Shrigley.Photo : Todd-White Art Photograph村田沙耶香≪untitled≫1998年 学生時代の作品『村田沙耶香のユートピア_ 〝正常〟の構造と暴力ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平』会期:2021年8月20日(金)〜10月17日(日)会場:GYRE GALLERY時間:11:00~20:00公式サイト:
2021年08月05日室町時代(14世紀)に誕生して以降、独自の様式でその命脈を保ってきた日本の代表的古典芸能である能。しかし現在、多くの人が観ているとは言い難い状況から、銕仙会(てっせんかい)が新たな試みを取り入れた新作能『長崎の聖母』と『ヤコブの井戸』を8月4日(水)より座・高円寺1にて上演する。銕仙会は、従来の作品の演出的見直しや現代に生きる演能活動を続けるほか、他の芸術分野とのコラボレーション作品や現代演劇、映画などにも参加するなど意欲的に活動する演能団体。今回は現代の観客に「能は自分の生きる社会を表現する芸術」と感じてもらうため〝今の時代に生きる能″を目指す。『長崎の聖母』(多田富雄作)は、巡礼者が長崎・浦上天主堂でひとりの老女と出会うことから始まる。老女は1945年8月9日に火の海となった浦上での被爆の有様を語り、夕闇に消えていき・・・・・・。「原爆をテーマにした能を」という長崎市民の求めに応じて創作され、2005年に浦上天主堂で初演。原爆投下を描くことで、近代科学技術が産み落とした核兵器の悲惨を訴える作品だ。通常、曲中の聖歌は地域の合唱団に依頼しているが、今回はメゾソプラノ歌手・波多野睦美を迎えて上演される。『ヤコブの井戸』(ディートハルト・レオポルド作)は、2019年に欧州で世界初演、今回が日本での初演に。対立する2つの民族が砂漠で1つの井戸の水を分け合うという「新約聖書」ヨハネの福音書の物語を題材に、レオポルドと演出・出演(シテ)の清水寛二が数年にわたり対話を重ねて創作。今なお世界で絶えない民族間、宗教間の諍いに疑問を呈し、象徴としての水を分け合うことの意味を問いかける。さらに、能楽堂ではなく現代舞台芸術の劇場である座・高円寺での上演、そして舞台美術・照明・映像の導入などに挑戦するなど、表現方法の面でも通常の公演にはない新たな試みに挑戦。演出協力には劇作家・演出家の佐藤信、映像デザインの飯名尚人らが参加しているのも注目だ。なお、『ヤコブの井戸』に出演予定だった欧州キャストは、日本での新型コロナウイルス感染拡大のため招聘中止に。アイ狂言(野良猫)は女優・みょんふぁが担う。8月7日(土)ライブ配信あり。文:伊藤由紀子銕仙会 新作能『長崎の聖母』『ヤコブの井戸』2021年8月4日(水)~8月8日(日)会場:東京・座・高円寺1※公演日時により演目が異なります。
2021年08月04日