2月21日未明に66歳で急逝した俳優の大杉漣さん。亡くなる直前の19日、NHK総合「NHKスペシャル メルトダウンFile07 AI徹底分析 原発事故全記録(仮)」(3月17日放送)の収録に臨んでいたことを各スポーツ紙が報じた。 同番組は2011年3月の東日本大震災で発生した東京電力福島第一原子力発電所事故を独自取材し、専門家による科学的検証を重ねてきたシリーズの第7弾。大杉さんは11年12月に第1弾が放送されたシリーズ第1弾からレギュラーとして出演中。当時の現場の状況を再現したドラマで、13年7月に亡くなった同所の吉田昌郎所長役を演じている。 「このシリーズは大杉さんにとってライフワークのような作品だったんです。多忙ななかでも出演を快諾してくださったのですが、出演を決めた背景には写真家のご長男の活動が大きく影響を与えたようです」(NHK関係者) 大杉さんの長男は、訃報を受け報道陣に対応した写真家の大杉隼平さん(35)。東日本大震災後、全国で写真展を開催。被災地の惨状を伝えるとともに、その後も復興支援活動を盛んに行ってきた。 11年6月に写真展を開催した際のインタビューによると準備期間が短く大変だったというが、父・漣さんが写真用の額を手作りで制作してくれたと明かしていた。 大杉さんが同シリーズ出演を決断した背景には、親子の深い絆があったようだ。
2018年02月23日2月21日、急性心不全で亡くなった大杉漣さん(享年66)。大杉さんが亡くなった当日、大杉さんが出演するドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」(テレビ東京系)の公式サイトで“バイプレイヤーズ一同”からのコメントが掲載された。 「余りにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます。『バイプレイヤーズ』という実名を晒した上でのドラマで、そのリーダーであり、精神的な支柱でもあった大杉さんが突然いなくなるという喪失感は計り知れません」 亡くなる前日、同ドラマの収録に参加していた大杉さん。午後9時ごろまで撮影を行い、後に“バイプレイヤーズ”らと食事をとった。その後ホテルの自室に戻り、激しい腹痛を訴えたという。大杉さんを介抱し、タクシーで病院まで連れて行ったのは松重豊(55)だった。 2人の出会いは、92年に公開された松重の映画デビュー作。それから30年近い付き合いだという。松重は大杉さんのチャレンジ精神を見ならい俳優人生を歩んできたと今月5日、スポーツ紙の紙上にて明かしている。 「27歳の時、僕は大杉さんの背中を見て、映像の中で生きる俳優の在り方を学びました」 そんな後輩について大杉さんも「いいライバルというんじゃいないですけど刺激しあえる」と08年、テレビ出演した際に語っている。 「お酒なんかも最後まできちっと付き合ってくれて。なんか最後の別れの時までその瞬間までちゃんといてくれるやつ。本当にいいやつなんですよ」 松重の俳優人生を、大杉さんは天国から見守ってくれることだろう。
2018年02月23日俳優で武道家の藤岡弘、が23日放送のTBS系情報番組『ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)にVTR出演し、21日に亡くなった俳優・大杉漣さんへの思いを語った。2016年公開の映画『仮面ライダー1号』で大杉さんと共演した藤岡は、21日に訃報を聞き、「たまらなかったですね。一晩中寝られなかったですね」と悲痛な思いを明かした。同映画で大杉さんは、藤岡演じる本郷猛/仮面ライダー1号と戦う地獄大使役として出演。番組では、戦いに敗れそうになった地獄大使が「待て本郷、俺と戦ってくれ」と呼び止め、本郷猛が「体をいたわれ地獄大使」と返すと、「待て、頼む。待ってくれ本郷」と叫ぶシーンが紹介された。藤岡は「お互い見つめながら、『俺と戦ってくれ』と言った切ない哀願と『体をいたわれ地獄大使』と言ったあのシーンのあの言葉は、私の中でも一生忘れることができない」とそのシーンを振り返り、「いやーつらいね、つらい。あまりにも早すぎるね。この映像界にとっての大きな損失ですね。映画界にとっても」と早すぎる死を惜しんだ。また、「非常にきさくでね。あの強面の顔とは裏腹に、本当に人間くさい、心優しい温かい心の、とても深い方でしたね」と語り、「スタッフに差し入れでお芋をいただいて、みんなで焼いて食べた。非常に思いやりのある方で本当に楽しい撮影でした」と大杉さんの人柄が伝わるエピソードを語った。
2018年02月23日お笑い芸人のブルゾンちえみが22日、自身のインスタグラムとツイッターを更新し、21日に急性心不全のため急死した俳優の大杉漣さんへの思いをつづった。ブルゾンちえみのインスタグラムより日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』の人気コーナー「グルメチキンレース ゴチになります!」で大杉さんと共演していたブルゾン。インスタグラムでは、大杉さんと渡辺直美との3ショットをアップし、「会ったり、お話ししたり、いつ、突然できなくなるかわからないんだな、と実感しました」とつづり、「大杉さん、いつも、優しくしてくださって本当に、ありがとうございます」と感謝の思いを記した。また、ツイッターでは、大杉さんとwith Bことブリリアンとの4ショットを公開し、「大杉さんのニュースに、驚きしかなく、現実のような気がしません」と心境を告白。「ぐるナイのコーナーに初めて参加させて頂いた時から、新参者の私たちに、いつも、いつも、優しく声をかけてくださっていました」と振り返り、「嘘のような気持ちですが大杉さん、本当に、本当に、ありがとうございます直接お伝えしたかったです」と悼んだ。
2018年02月23日歌手で女優の知英(24)が22日、インスタグラムを通じ、前日に亡くなった俳優・大杉漣さん(享年66)への思いをつづった。知英は大杉さんとのツーショット写真をアップし、「今でも信じられません…」とショックを隠しきれない様子。1月27日に最終回を迎えた主演ドラマ『オーファン・ブラック~七つの遺伝子~』(東海テレビ・フジテレビ系)で共演したばかりだった。「誰よりも温かく広い心で見守って下さいました」とつづる通り、写真の大杉さんは柔和な笑みを浮かべている。2人は愛猫家としても知られ、「ドラマの撮影合間で野菜を買って来てスタッフの皆さんと私の為に漬物を作ってくださったり、ネコの話で盛り上がったり、韓国の作品の話だったり」と在りし日の面影を偲ぶ。大杉さんへのメッセージを、「沢山の思い出ありがとうございます。大杉さん、優しい方、会いたいです。本当に感謝しています」と結ぶ知英。ファンからは、共感や悲しみの声が寄せられている。JIYOUNG✖️JYさん(@kkangjji_)がシェアした投稿 - 2月 21, 2018 at 8:04午後 PST
2018年02月22日俳優の大杉漣さん(享年66)が2月21日に急性心不全で急逝したことを受け、日本テレビ系バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』のコーナー「グルメチキンレースゴチになります!」共演者から追悼のメッセージが届いている。 同番組のコーナーに2017年からレギュラーメンバーとして出演していた大杉さん。ナインティナインと渡辺直美(30)は、所属事務所を通じて連名で追悼のコメントを発表した。 ナインティナインは「突然の事で正直まだ受け止められていません。まだ信じられませんが…本当に残念です」とコメントし、「ぐるナイでの大杉さんの包み込む優しさ、沢山の気遣いに感謝しかありません。本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします」と感謝の気持ちを伝えた。 また大杉さんとともに昨年1月よりレギュラー出演している渡辺直美は「私みたいな若手芸人にも気さくにいつもお話ししてくださったり、あだ名で呼び合おうと緊張する私たちに提案してくださったり、とても優しい大先輩でした」とエピソードを明かし、「突然の事で正直まだ受け止められていません。ご一緒にお仕事出来て光栄です」とコメントした。 約2年間、同番組で共演していたTOKIOの国分太一(43)は22日に自身がMCを務めるTBS系情報番組『ビビット』に出演。「いまだちょっと信じられないですね」としたうえで、「元気なあの笑顔が忘れられないので、本当かな?と今も思ってしまいますね」と驚きを隠しきれない様子で語った。 そんな今夜放送の『ぐるぐるナインティナイン』2時間スペシャルは予定通り放送。突然の訃報にTwitterでは「大杉漣さん亡くなってめちゃくちゃ悲しい」「大杉漣さんの訃報を思い出しては落ち込むだけの一日だった」「大杉漣さん急死か。 素敵な人で普通に好きな俳優さんだった あまりに急でショックがでかい」「大杉漣さんの御冥福を心よりお祈り致します。本当に残念でなりません…」などコメントが相次いでいる。
2018年02月22日2月22日は猫の日だが、その前日急性心不全で亡くなった大杉漣さん(享年66)は大の猫好きだった。 猫の日を記念したドラマ「猫とコワモテ2(にゃん)」に主演する田中要次(54)は、大杉さんとよく猫の話をしたという。22日に同ドラマの取材に応じた田中は、大杉さんの話を振られると「翌日なのであれですが、すみません」と言葉に詰まった。 「トラちゃん(大杉さんの愛猫)のことを話したり、先週もお会いしたばかりだったので……」 同じく“猫好き”である石田ゆり子(48)も22日、自身のインスタグラムで大杉さんを偲んだ。 「蓮さんがトラちゃんを家族に迎え入れてすぐの頃ドラマの撮影で久々にご一緒し子猫のトラちゃんの可愛さにメロメロな溶けそうな笑顔を見せていた蓮さん(原文ママ)」 そして、「心の整理がつきません」と心境を吐露した。 大杉さんはもともと犬派だったが、2008年に公開された映画「ネコナデ」に出演することで猫の魅力に開眼したそうだ。同作の撮影をするうちに“共演者”のメス猫“トラ”に情が移ってしまったと昨年3月、スポーツ紙のインタビューで明かしている。 「クランクアップのとき、トラが僕の顔をじっと見るんですよ。そうしたらね、涙がポロポロ出てきちゃって…。『この子を譲ってください』と、動物プロダクションの方と家族に頼み込んだんです」 公式ブログ「大杉漣の風トラ便り」では、トラに夢中な様子を頻繁に投稿していた大杉さん。6日に受けた“猫好き”ぶりを語るインタビューの見出しは、「人生に寄り添う相棒。生まれ変わっても、一緒に」だ。そして、猫との“これから”についても話していた。 「なんでもない時間に幸せを感じながら、これからも寅子とともに生きていきたいです」 18日に投稿された、最後の「風トラ便り」にも大杉さんとトラの日常が記されている。トラが大杉さんを見上げる様子を撮り、「こんな顔でぼくを見ますご飯にして欲しいのだと思いますわかったよ!」と綴られていた。
2018年02月22日2月21日に急性心不全で亡くなった大杉漣さん(66)。大杉さんといえば、北野武(71)が監督を務める「キタノ映画」の常連だった。 初めてのタッグは93年の映画「ソナチネ」。同作のオーディションはわずか2秒だったという。というのも、大杉さんがオーディションの時間を1時間間違えてしまったためだ。しかし「使ってみないとわからない」と思い、北野は起用に踏み切る。 09年のインタビューで、当時を回想した北野。大杉さんのキャスティングは「成功だった」と明かしている。 「最初はそんなに出番もなかったんですけど、撮ってるうちに『この人いいな』って思って、『漣さん、悪いけど、もうちょっと出て』って言って」 あまり現場では多く言葉を交わすことはなかったというが、北野は大杉さんのことを高く評価していた。キタノ映画は一発撮りが基本。緊張感もあり、リアリティが出る。そういったシチュエーションのなかでも大杉さんにはほとんどNGがないと昨年10月のインタビューで、北野は語っている。 「キレイにセリフが言えなくても、そういう芝居に見える。実際に人がしゃべるとき、全部はっきりした言葉で、きっちり話すことなんてないし」 どんな姿であっても樣になる、大杉さんのその独特の存在感に北野は惹かれていたようだ。 しかし大杉さんの存在感に“光を当てた”のは北野だった。大杉さんは亡くなる直前、22日のインタビューで「ソナチネ」当時を回想している。同作は脚本もなく、ただ「突っ立ってて」と言われただけ。「何もせずただそこにいることは難しい」と痛感したようだが、過去にいた劇団ではそういった「沈黙」での表現を鍛えられていた。 「若い日の経験を映画で生かせた。役者としての今後に明かりが見えました」 訃報を受けた北野の様子を東国原英夫(60)は「全ての動きが止まっていた」とTwitterで表現している。その心痛は、計り知れない。
2018年02月22日昨日2月21日に66歳で亡くなった俳優・大杉漣さんがレギュラー出演していた「ぐるぐるナインティナイン」の人気コーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!」において、本日22日は変わらず放送することが明らかになった。今年1月より、「Sexy Zone」中島健人と女優・橋本環奈を新メンバーに迎え、「ゴチ19」がスタートしている本番組。大杉さんは、2017年スタートの「ゴチ18」から渡辺直美と共にレギュラー参戦した。今夜の放送は「ゴチにクビメンバー大集合SP」と題し、過去レギュラーだった出川哲朗と船越英一郎、さらにあの女優&俳優が参戦し、いまが旬の最高級和食バトルで自腹奪還を目指す!もし1位なら過去の自腹総額300万超を一括返金だが…?「ぐるぐるナインティナイン」は2月22日(木)19時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月22日俳優の大杉漣さんが、2月21日未明に66歳で急逝した。その夜は、出演中の「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」(テレビ東京系)の放送日。ドラマは遺族や事務所、キャスト陣の意向もあり予定通りに放送された。いつも通りに竹原ピストルの歌に見送られるエンディング時、「大杉漣さんが、本日急逝されました。心よりご冥福をお祈りします。」との追悼テロップが流れ、「まだ信じられない」「涙が止まらない」「『バイプレイヤーズ』のネタっていって…」と改めて悲しみの声が上がっていた。報道によれば、大杉さんが体調不良を訴えたのは本ドラマの撮影後の食事中。松重豊に付き添われながら病院に向かい、そのまま21日午前3時53分、松重さんや遠藤憲一、田口トモロヲ、光石研ら共演者や、テレビ関係者、家族に見守られながら旅立ったという。大作からインディペンデント、学生の自主製作映画まで数多くの作品に出演し、「300の顔を持つ男」と呼ばれてあらゆる役柄をこなしてきた名バイプレーヤーの人生は、“名バイプレーヤー・大杉漣”その人を演じている最中に幕を下ろした。『ソナチネ』で注目され、北野武作品の常連に大杉さんは1951年9月27日生まれ、徳島県出身。1974年から88年まで、“沈黙劇”で知られる「転形劇場」で活動しながら、78年にピンク映画『呪縛いけにえ』で映画デビュー。その後もピンク映画やVシネマなどへ出演を続けていたが鳴かず飛ばずで、北野武監督作品『ソナチネ』(93)にオーディションで出演が決まった際には、撮影を終えたら俳優をやめるつもりだったという。しかし、その『ソナチネ』の暴力団幹部役は注目を浴び、以後『キッズ・リターン』『HANA-BI』『BROTHER』『監督・ばんざい!』ほか、昨年は『アウトレイジ 最終章』にも出演、北野監督作品の常連となった。タレントの東国原英夫は21日夜、Twitterで「大杉漣さん急死の報が飛び込んで来た。(中略)師匠も全ての動きが止まっていた」とコメント、突然の訃報を聞いたビートたけしの様子を綴っていた。「300の顔を持つ」多彩な演技で魅了映画では『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』『ゼブラーマン』などの三池崇史監督作をはじめ、黒沢清監督『LOFT ロフト』、塚本晋也監督『悪夢探偵』、園子温監督『エクステ』、SABU監督『ポストマン・ブルース』、崔洋一監督『犬、走る DOG RACE』など、日本映画界が誇る監督の作品に多数出演。また、藤岡弘、が主演を務めた『仮面ライダー1号』(16)では、『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』に続いて、地獄大使を喜々として演じる姿も印象的だった。2016年には名優チェ・ミンシクと共演した韓国映画『隻眼の虎』も日本公開されるなど、海外作品にも意欲的に出演し、『蜜のあわれ』では“金魚”二階堂ふみと妖艶な世界を創りあげていたことも記憶に新しい。テレビでは、連続ドラマはもちろんのこと、「土曜ワイド劇場」などのサスペンスものに出演多数、「世にも奇妙な物語」ではシリーズ最多出演者であったという。NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や大河ドラマ「義経」ほか、「相棒」シリーズなど国民的ドラマともいえる作品には、必ずその顔があった。北野作品での強面ヤクザやタクシー運転手から、警視庁幹部や公安、生真面目なサラリーマン、気の弱いお父さん、狂気に満ちたサイコなキャラクターまで、演じてきた役柄は数知れず。大杉さんは真の意味であらゆる役柄をこなせる、屈指の名優であった。まさに、“バイプレイヤーズ”たちのトップを走り続けたリーダー、その人だった。親しみあふれる人柄。愛猫家・サッカー好きの一面もその一方、近年は「バイプレイヤーズ」をはじめ、旅バラエティ「大杉漣の漣ぽっ」、「ぐるぐるナインティナイン」の食コーナー「ゴチになります」レギュラー出演などで披露される、大杉さんの温かい人柄、飾らないお茶目な一面、そしてストイックな芝居への姿勢などもファンから愛された。出身地・徳島ヴォルティスの熱心なサポーターであり、無類のサッカー好きとしても有名。そして、2月18日までアップされていたブログには、大杉さんの愛猫・トラちゃん、愛犬・風ちゃんにデレデレな様子も。トラちゃんこと寅子は、大杉さん演じるリストラを断行する厳しい人事部長が子猫をこっそり始める物語『劇場版 ネコナデ』(08)で共演したスコティッシュ・フォールドを、撮影後に自ら引き取り、家族として迎え入れたのだ。最近では、記録的大ヒットとなった『シン・ゴジラ』での内閣総理大臣・大河内清次役がハマリ役だった大杉さん。ゴジラの上陸にアタフタ、右往左往しながらも、記者会見ではビシッと決め(?)、その日和見で不甲斐のない、でも憎めないキャラは“実際いそうな”政治家の姿そのものだった。21日放送の「バイプレイヤーズ」3話のシークレットゲストは、奇しくも『シン・ゴジラ』で大河内首相の後を引き継いだ臨時代理、農水省大臣・里見祐介役の平泉成だったことにもTwitterでは多くのファンが沸いていた。日本中から愛されながら、演じることに捧げたその人生のラストを“大杉漣”役で締めくくったことは役者冥利につきると、もしかしたらご本人も天国で思われているかもしれない。心よりご冥福をお祈りいたします。(text:cinemacafe.net)
2018年02月22日俳優・大杉漣さんが2月21日、急性心不全で亡くなった。66歳だった。 名バイプレイヤーとして、数多くの作品で存在感を示してきた大杉さん。44年にわたる俳優人生の始まりは劇団「転形劇場」だった。 特殊なメソッドの舞台をやる劇団で、セリフなしに演じる<沈黙劇>は世間で高く評価されていた。 その後、Vシネマやピンク映画などへ活躍の場を広げていく。98年、北野監督『HANA-BI』、崔 洋一監督『犬、走る DOG RACE』で助演男優賞を受賞。一躍注目を集めた。 この会見で、記者から「これで下積みが終わりますね」と声をかけられたという大杉さん。このときのエピソードを、女性自身2014年6月17日号のインタビューで次のように語っていた。 「言わずにはいられなかった。『僕自身、今までやってきたことを、下積みと思ったことは一度もありません。僕は、そのときに、それがやりたかったんです。だから僕は、一生、下積みます!』って。その気持ちは、今でも変わりません。何が上で、何がしたという感覚が、僕にはないんです。脚本が面白いと思えば、どんな現場にも駆けつけたい。60歳を過ぎても、いい意味でのフットワークというか、さまよえる精神というものを、自分の中につねに持っていたい」 フットワーク軽く、硬軟さまざまな役を自在に演じ分けていた。大杉さんは<現場>に抱く思いをこう語っている。 「基本的に自分の考え方とか見方というものは、現場というフィルターを通すことによって感じたものの影響が大きかったと思います。そういう意味で、自分は<現場者>で、現場は僕がいちばんいたい場所ですし、さらに言えば『現場が僕の生きる場所』。その気持ちは今でも変わりません」 その言葉通り、亡くなった前日にもドラマ『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』(テレビ東京系)の撮影に臨んでいたという。 共演していた遠藤憲一(56)、田口トモロヲ(60)、松重豊(55)、光石研(56)の4人は以下のようにコメントを寄せている。 「最後の日まで、役者として現場に立ち、みんなを笑わせ続けていました。永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います。お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください」
2018年02月22日女優の橋本環奈が21日、自身のTwitterで、俳優・大杉漣さんの急死を悔やんだ。橋本環奈橋本は「大杉漣さん、本当にお世話になりました。突然の事でびっくりしています。いつも優しく温かく接して下さる漣さんに会えないと思うと、本当に寂しいです。心からの感謝と共にご冥福をお祈りします」と、早すぎる死を悔やんだ。橋本は、日本テレビ系バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』の看板コーナー「グルメチキンレース ゴチになります!」に、ともにレギュラーメンバーとして出演。大杉さんは昨年からメンバーだったが、橋本は今年加わったばかりで、短い期間の共演となった。
2018年02月21日俳優の大杉漣さんが21日、急性心不全のため66歳で死去したことを受け、元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が同日、自身のツイッターを更新。大杉さんが出演した映画『HANA-BI』『ソナチネ』で監督を務めたビートたけしの様子について「師匠も全ての動きが止まっていた」とつづった。ビートたけし東国原は「大杉漣さん急死の報が飛び込んで来た。本当に吃驚である」と驚きを隠せない様子。そして、「丁度、TVタックルの収録が終わったばかりで、師匠も全ての動きが止まっていた」とたけしの様子を明かし、「詳細はまだ分からないが、ご冥福をお祈り申し上げたいと思う」と追悼した。大杉さんの訃報は、所属事務所が公式サイトで発表。21日午前3時53分に亡くなったとのこと。本人、家族の意向により、葬儀は親族のみで執り行うという。
2018年02月21日俳優の大杉漣さんが21日、急性心不全のため急死したことがわかった。同日、所属事務所の公式サイトで発表された。66歳だった。大杉漣さん公式サイトによると、2月21日午前3時53分に亡くなったとのこと。本人、家族の意向により、葬儀は親族のみで執り行うという。大杉さんは、今月18日にはいつも通りブログを更新。愛猫の写真をアップして「トラこんな顔でぼくを見ますご飯にして欲しいのだと思いますわかったよ!」とつづっていた。突然の訃報に、SNS上では「嫌だ嫌だいっぱい大杉さんの演技いっぱい見たかったのに」「大好きな俳優さんでした。本当に悲しい」「大杉漣さんの件、まだ信じられない」「涙が止まらんよ...」「え!?大杉漣さん、嘘、信じたくない」「大杉漣さん悲しすぎる…嘘だと言ってくれ」などと悲しみの声が広がっている。
2018年02月21日2018年2月21日、俳優の大杉漣が急死したことが分かった。放送中の「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」公式サイトでは、遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研らバイプレイヤーズ一同から「お悔やみの言葉」が掲載。また「放送に関するお知らせ」と題して本日分の同作は予定通り放送することを発表した。1951年9月27日生まれ、66歳でこの世を去った大杉さん。1970年代に劇団活動を始め、長く下積み時代を経て北野武監督による『ソナチネ』『HANA-BI』をはじめ数多くの映画作品に出演。NHK大河ドラマ、NHK連続テレビ小説、2時間ドラマ、Vシネマ、インディーズ、ドキュメンタリーのナレーション、CMなど多岐に渡り活躍。「ぐるぐるナインティナイン」ではレギュラー出演も果たし、その人柄でバラエティー番組でも人気を博した。近年では『アウトレイジ』や『シン・ゴジラ』の総理大臣役、ドラマ「バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」などで高い知名度を誇った。今回の訃報を受け、放送中だったドラマ「バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」は公式サイトにてコメントを発表。「現在、テレビ東京にて放送中のドラマ『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』にご出演頂いておりました俳優・大杉漣さんが、本日、急性心不全のため急逝されました。心よりお悔やみ申し上げます」。今後の放送については「『バイプレイヤーズ』本日2月21日(第3話)につきましては、ご遺族、事務所、キャストの皆様のご意向もあり、予定通り放送いたします。2月28日(第4話)、3月7日(第5話・最終回)の放送については現在検討中です」と明かした。また遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研の出演者連名で「余りにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます。『バイプレイヤーズ』という実名を晒した上でのドラマで、そのリーダーであり、精神的な支柱でもあった大杉さんが突然いなくなるという喪失感は計り知れません。 しかし最後の日まで、役者として現場に立ち、みんなを笑わせ続けていました。永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います。お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください。漣さん、ありがとうございました。」(原文まま)と、彼の死を悼んだ。さらに、フジテレビ系ドラマ「世にも奇妙な物語」公式Twitterでもコメントが上げられた。SNS上では多くのファンや芸能界からも悲しみの声が続々と上がっている。(text:cinemacafe.net)
2018年02月21日遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、松重豊、光石研らが出演する、2月スタートのドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」。この度、本作の衝撃のオープニング写真が公開され、あわせてオープニングテーマが前作から引き続き「10-FEET」が担当することが分かった。今作では冬なのに南の島で、「テレビ東京が始めた朝ドラ」と「無人島」という新たなステージを用意。バイプレイヤーズたちは、テレビ東京がスタートさせる朝ドラ「しまっこさん」で共演することになるのだが…というストーリー。到着したオープニング写真では、バイプレイヤーズたちが黒スーツでなんと海の中へ!こちらは大杉さんの「海から出てきたらどう?」という発案から始まったようで、浅野敦也プロデューサー・監督は「『絶対カッコよくなる!』と確信できたのですが、同時に『11月の寒い海に入るなんて無理だ…いま楽しいお酒の席だから、そうおっしゃっているに違いない…』と思っておりました。しかし衣裳合わせで『え?そりゃ、やるでしょ?』と大杉さんは変わらずおっしゃいました」と明かす。濱谷晃一プロデューサーも「『スーツのまま海から出てこよう!』と仰った大杉さんも、それに賛同したほかのメンバーも、とってもクレイジーでカッコいいなと思いました。まあ、お酒の席でしたが(笑)ドラマ『バイプレイヤーズ』がプライムタイムになっても攻めの姿勢を忘れない!という意気込みの象徴になっていると思います」とコメント。一体どんなオープニングになったのか、全容は初回放送を要チェックだ。また、前作のオープニングでは「10-FEET」の「ヒトリセカイ」の曲と共に、黒いスーツ姿でクールに歩く名バイプレイヤーたちが大きな反響を呼んだが、今作のオープニングテーマは、「10-FEET」が昨年11月にリリースした新アルバムのタイトル曲「Fin」に決定。オープニングに関して、バイプレイヤーズからもコメントが到着した。■遠藤憲一:激しさの中に美しさもあって、これから何が起きるんだろうというワクワクを感じさせてくれる、オープニングにぴったりな曲をありがとう!!■大杉漣:ぼくたちバイプレイヤーズの気迫のオープニング映像に襲いかかる10-FEETの楽曲♪どうぞ度肝抜かれてください!!■田口トモロヲ:10-FEETのカッチョヨイ華々しきビートの幕開け!番組ごと大きく飛翔するようでとても嬉しいです!!■松重豊:「あと少しだけそこにいたくて」僕らも戻ってきました。オープニングにぴったりですね。■光石研:オヤジたちの導火線に火をつける、10-FEETのrock’n’roll!We are back!だぜ、Baby!「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」は2月7日(水)より毎週水曜日21時54分~テレビ東京ほかにて放送(初回のみ15分拡大)。(cinemacafe.net)
2018年01月06日俳優・大杉漣が様々な街を歩く散歩番組「大杉漣の漣ぽっ」が、1月3日(水)に地上波&BSで合わせて4時間の“新春特番”を放送することが決定した。大杉漣、“鎌倉”&“高知”をお散歩BSフジにて月1回放送中の本番組は、大杉さんが様々な街をゆる~く歩く旅バラエティ。今回の新春特番では、地上波にて鎌倉を散歩する模様を放送する「大杉漣の漣ぽっ~2018年は鎌倉を歩いて運気を上げよう!~」を、BSフジでは高知を歩く「大杉漣の漣ぽっ新春SP!!2日間、高知のハシからハシまで歩いたぜよ!?」を放送する。鎌倉では、“豪華ゲスト”と共に街歩き!通常放送では、スタッフに出される“漣楽”という名の指令を目指し一人で街を歩く大杉さんだが、今回地上波放送では女優の板谷由夏をはじめ、勝村政信、要潤、田中要次、山崎まさよしの豪華ゲストを迎え鎌倉の街を歩く!また放送では、30年来の友人である勝村さんからは北野武監督の『ソナチネ』で沖縄を訪れた際の裏話が飛び出し、板谷さんからは『avec mon mari』の撮影時のエピソードが語られるなど、知られざる撮影秘話が続々登場。一方で、今回はなかなか指令の場所が見つからず苦戦した大杉さん。過酷な道のりを共に歩き、大杉さんと即興セッションも披露した山崎さんは、「珍しいものも見ることができて楽しい散歩ができた」とふり返っている。ゲストを迎えた今回。「いつもと少し違う形での“漣ぽっ”をお見せ出来たのではないでしょうか」と明かす大杉さんは、「歩きながら子どものように素直に喜び笑う勝村政信さんや板谷由夏さんを見ることも新鮮でしたし、要潤さんは本当に芯のしっかりした俳優さんでした。そして、田中要次さんは飾らぬ自然体でご自分を語り、敬愛するミュージシャン・山崎まさよしさんのユーモアあるお話も絶品でした。最後には信じられないセッションもありました!いやあ、この日一番の緊張感を味わいましたね。今回“漣ぽっ”で、普段の素に近い皆さんの姿を見せていただいたことを本当にうれしく思っています」とコメントしている。高知では新たな指令スタイルが!?高知を歩く2時間スペシャルでは、これまで1日で指令をクリアしてきた大杉さんだが、今回は新たな指令スタイルに困惑した様子。映画監督の安藤桃子に出会うなど、様々な出会いに恵まれながら、高知の街並みと自然をたっぷり堪能しつつ、ゴールを目指していく。まず高知を歩いてみて「念願の四万十川は想像以上」と感想を語った大杉さん。「いいところなんだろうと想像はしていたのですが、実際に訪れてみると本当に素晴らしかったです。自然・風景に加えて、地元の皆さんがとてもお元気で、それってなぜだろうと考えたのですが、おそらく環境の力もあるのかもしれませんね。僕たちの番組で皆さんに元気を感じていただくこともあると思うのですが、今回はお会いする皆さんがとても前向きな感じがありまして、逆に元気をいただけたことがとてもうれしかったですね」と高知を満喫したよう。今回は合計4時間の放送ということで、大杉さんは「いままで、こういう形はなかったですよね」と言い、「歩くことの楽しさを皆さんにお伝え出来ればと思っております。わがまま、気まま、思うまま、ですね。視聴者の皆さんも一緒にその町を歩いている気持ちになって頂ければうれしいです。乞うご期待ですぞ!」とメッセージを寄せている。「大杉漣の漣ぽっ~2018年は鎌倉を歩いて運気を上げよう!~」は2018年1月3日(水)7時~フジテレビにて放送(関東ローカル)。「大杉漣の漣ぽっ新春SP!!2日間、高知のハシからハシまで歩いたぜよ!?」は2018年1月3日(水)14時~BSフジにて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月19日旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系「おしゃれイズム」。5月28日(日)放送回に俳優の大杉漣が出演。“強面俳優”として知られる大杉さんの素顔に番組MCの上田晋也、藤木直人、森泉が迫る。大杉さんといえば『ソナチネ』の暴力団幹部・片桐役をはじめとした“強面”のイメージが強いが、一方でそれとは正反対の刑事役から真面目なサラリーマン、狂気に満ちたサイコなキャラクターまであらゆる役柄をこなす日本が誇る演技派俳優の1人でもあり、その役柄のバリエーションからあらゆるジャンルの作品に出演してきた。元々は舞台からそのキャリアをスタートさせた大杉さんは、その後Vシネマなどへの出演を続け、1993年北野武監督作品『ソナチネ』への出演を契機に『キッズ・リターン』『HANA-BI』『BROTHER』『監督・ばんざい!』など北野監督作品の常連となったほか、『ゼブラーマン』『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』などの三池崇史監督作にも多数出演。黒沢清、井筒和幸、SABU、崔洋一、園子温、堤幸彦、本広克行ら日本映画界を代表する名監督の手がける作品で活躍。またテレビの世界では「土曜ワイド劇場」などのサスペンスものにも多数出演。NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」、そして大河ドラマ「義経」など国民的ドラマなどでその実力を遺憾なく発揮してきた。昨年は二階堂ふみとの共演が話題となった『蜜のあわれ』や昨年公開され大ヒットした『シン・ゴジラ』での内閣総理大臣役、「レンタル救世主」の社長などより一層幅広い役柄に挑みつつ、今年も遠藤憲一、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研らと共演した「バイプレイヤーズ」や実話を基にした異色のゲームドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」、そして主演最新作となる『グッバイエレジー』が3月に公開されるなど、65歳を迎え今なお精力的に俳優という職業に挑み続けている。番組ではそんな大杉さんの愛猫トラちゃん、愛犬風ちゃんを大公開。また奥様との壮絶夫婦ゲンカなど家族にまつわるエピソードや、サッカーに対する深い造詣で知られる大杉さんのサッカー三昧な休日の様子。さらに俳優仲間たちの暴露など、そのお茶目すぎる素顔に迫る。「おしゃれイズム」は5月28日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年05月28日先月、千葉雄大や大杉漣ら豪華キャスト、そしてスタッフ、音楽、制作手法などが発表され大きな話題となったドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」。この度、本作がNetflixにて全世界配信されることが決定。また、Netflix限定コンテンツとして、ゲーム内パートを中心とした番外編も制作されることが明らかになった。主人公・稲葉光生(千葉雄大)は、ある日父・博太郎(大杉漣)にオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」をプレゼントする。何気なさを装って渡したこのプレゼント、彼には狙いがあった。ほかのプレイヤーと協力して戦い、冒険の感動を共有する「ファイナルファンタジーXIV」で、父という人間の本当の姿を見てみたい。仕事一筋で何を考えているかわからない父が、最近突然仕事を辞めてしまった真意も知りたい。かくして、息子であることを隠して父のプレイを手助けするという壮大な親孝行計画が始まった――!「ファイナルファンタジーXIV」は、今年で30周年を迎える「ファイナルファンタジー」シリーズのナンバリングタイトル14作目で、シリーズとして2作目となるMMORPG(大規模同時参加型オンラインRPG)。ドラマは、様々なジャンルのオンラインゲームやプラモデルなどを題材とするブログ「一撃確殺SS日記」が原作で、「光のお父さん」はそのブログの記事のひとつ。作者と父を巡る実話をベースとしたこの記事が話題を呼び、ゲーム内でのインタビューや最終回は大手ネットニュースなどに記事が掲載され大きく拡散。ドラマに先駆けブログをリライトした書籍が刊行されると、Amazonほか大手書店で続々売上上位にランクインし、すでに6万部を突破、重版も決定している。主人公・光生役を千葉さんが、その父・博太郎を大杉さんが演じるほか、馬場ふみか、袴田吉彦、長谷川初範、石野真子が出演。さらに声の出演として、ゲーム内の光生のキャラクター・マイディーを「ラブライブ!」の南條愛乃、同じくゲーム内のキャラクター・あるちゃんを「けいおん!」の寿美菜子、きりんちゃん役を「魔法少女まどか☆マギカ」の悠木碧がそれぞれ演じる。また、オープニングテーマ曲には「GLAY」の「the other end of the globe」が決定している。本作の「Netflix」配信は、日本国内では4月20日(木)より、世界190か国では今秋より開始予定。また、MBS・TBSにて全7話放送後、地上波では放送されない、ゲームパートをメインとした「番外編」の制作が決定。この番外編は、「Netflix」でしか見られない配信限定作品となっており、ブログ「一撃確殺SS日記」の実話をベースにしたオリジナルストーリーで、ゲーム内シーンをメインに構成。千葉さんの出演する実写パートや、本編ではお父さん役を演じている大杉さんが声優として出演しているシーンも登場。さらに本編に登場するマイディ、あるちゃん、きりんちゃんが、本編に引き続き大活躍するほか、注目の若手声優・湯浅かえでや村田大志もキャスティングされているという。「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」は4月16日(日)深夜0時50分~MBS、18日(火)深夜1時28分~TBSにて放送開始。※4月20日(木)よりNetflixにて独占配信開始(cinemacafe.net)
2017年03月31日「ぐるぐるナインティナイン」の人気企画「ゴチになります!」が今夜から“新章”スタート。新メンバーとして俳優の大杉漣とタレントの渡辺直美が参加、今回はゲストに「関ジャニ∞」の横山裕を迎え、リーズナブルな中華料理店で“ゴチバトル”を繰り広げる。高級レストランで設定金額から最も離れた金額を食べてしまった人が負けとなり全員分を自腹で支払う「グルメチキンレース!ゴチになります」。岡村隆史、矢部浩之、国分太一、二階堂ふみに加え大杉さん、渡辺さんが今シーズンより参加。ゲストの横山さんを迎えて今夜スタートする「ゴチ18」“開幕戦”の舞台となるのは銀座の「香港1997」。人気の中華の名店を舞台に繰り広げられるスペシャルメニューをかけた料理争奪ゲームは「小龍包早作り対決!」。ゲストの横山さんと渡辺さん、岡村さんが制限時間3分以内で小龍包をいくつ作れるかを競い、ほかのメンバーは誰が勝つか予想。見事当てたら料理をゲットできるというもの。伊勢海老フカヒレなど絶品の中華を味わいながら値段を当てていくなかでなぜかあの芸人も乱入!?今回の開幕戦で自腹を切ることになるのは誰か。緊迫の1年がまた始まる。ゲストで登場した横山さんは佐々木蔵之介とW主演でコンビを組む『破門 ふたりのヤクビョーガミ』が1月28日(土)より全国にて公開される。第151回直木賞受賞作である「破門」を原作に『毎日かあさん』『マエストロ!』の小林聖太郎がメガホンを取って映像化した本作。イケイケやくざを佐々木さん、口だけは達者なぐーたらビンボーのカタギを横山さんが演じ、北川景子、橋爪功、國村隼、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、木下ほうか、キムラ緑子、矢本悠馬ら多彩なキャストが集結した。弁は立つが、ぐーたらビンボーな建設コンサルタントの二宮啓之(横山さん)は、サバキと呼ばれる建設現場での暴力団対策の仕事を主な収入としていた。この仕事を通じて二蝶会のやくざ、桑原保彦(佐々木)と知り合ったのが運のつき。以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしの、いわば、桑原は二宮の“疫病神”に。ある日、二宮は映画プロデューサーの小清水(橋爪功)が持ち込んだ映画企画を、桑原のいる二蝶会若頭の嶋田(國村隼)に紹介してしまい、二蝶会が出資をすることに。しかし、小清水は金を持ったまま、愛人の玲美(橋本マナミ)とドロン。出資詐欺か!?詐欺師・小清水を追いかけるため、桑原は二宮を巻き込んで奔走するが、見つかってはするりと逃げる小清水に2人は翻弄され続ける。ついにキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、弟分の木下(濱田崇裕)、セツオ(矢本悠馬)らも加わり、さらに大きなトラブルへと発展!この絶体絶命に、2人は生き残りをかけて大勝負に挑むが――というストーリー。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は1月28日(土)より全国にて公開。「ぐるぐるナインティナイン」は1月19日(木)19時56~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年01月19日俳優の大杉漣が、日本テレビ系バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(毎週木曜19:56~)の人気コーナー「ゴチになります!」の新メンバーに決定した。2日に放送された特番『新春ぐるナイ!ゴチ新メンバー超大物2名発表SP!』(18:30~22:54)で発表された。今年の新メンバーは2人で、先にお笑いタレント・渡辺直美の加入が明かされていた。この日から「ゴチになります!」の"パート18"がスタート。先に1人目の新メンバーとして渡辺が発表された後、番組終盤で2人目の大杉漣がお披露目された。大物俳優の加入に岡村隆史は「マジですか!?」とびっくり。バラエティ番組初レギュラーとなる大杉は「本当にビギナーなんです」と話し、木村佳乃がつけたというあだ名「れんれん」と呼んでほしいと提案した。「ゴチになります!」は、高級レストランでメニューの金額を見ないで注文し、設定金額から最も遠かった人が全員分の代金を自腹で払う企画。1年間の通算自腹額が多い人がクビになり、翌年から新メンバーが加わる。昨年の"パート17"では柳葉敏郎がクビになっていた。"パート18"のレギュラーメンバーは、昨年から残留したナインティナインの岡村隆史と矢部浩之、TOKIOの国分太一、二階堂ふみに、渡辺直美と大杉漣を加えた6人となる。
2017年01月02日いよいよ新シーズンが幕開けとなる大人気ドラマシリーズ最新作「相棒season15」。この度、初回2時間スペシャルで贈る第1話に、山本陽子、大杉漣といった豪華演技派俳優がゲスト出演することが分かった。水谷豊主演で贈るドラマ「相棒」シリーズ。前シーズンでは、法務省を事実上のクビになり、異例の措置で警視庁に飛ばされることとなった反町隆史演じる冠城亘が、今回の「season15」では警察学校での研修を無事に終え、正式に警視庁の一員となって戻ってくるところから始まる。しかし、配属先は希望の捜査部門ではなく、社美彌子(仲間由紀恵)が課長を務める総務部広報課。そんな中、捜査一課には人を呪い殺したと言う来栖初恵が出頭してくる。殺した相手はジムインストラクターの宮田太という男。確かに3日前、宮田は用水路で溺死を遂げていたが、現場検証の結果事故死と断定されていた。自分を罰して欲しいと真剣に訴える初恵。しかし、たとえ初恵が本当に呪いで殺したのだとしても、現行法では逮捕することも罰を与えることもできない。この奇妙な訴えに興味を抱いた右京は、一人で捜査を始めることに。右京が面会した初恵は、本気で自分が呪い殺したと信じ切っていた。なぜそこまで確信できるのか。右京は過去にも例があるのではないかと考え、その推理は的中。初恵はこれまで宮田を含め3人を呪い殺してきたと驚愕の告白!そしてそれは、青森に住んでいる祖母・来栖トヨ(山本陽子)の影響なのだというが…。右京の動向を知った亘は、独自に過去の事件資料を入手。美彌子はそんな亘を見て咎めるかと思いきや、逆に右京の捜査に協力し報告せよ、と驚きの課長命令を下す。果たして、その真意とは――!?社美彌子役の仲間由紀恵が、2014年放送の「season13」以来2シーズンぶりに本作に登場することが決定しているが、さらに新シーズンの幕開けにふさわしい新たな豪華実力派俳優の出演が明らかに!初回スペシャル「守護神」は、“呪いで人を殺した”という女性の告白から事件が展開していくのだが、右京の興味をくすぐる自称殺人犯役に、モデルとして芸能活動を開始し、舞台、映画、ドラマと活動の幅を広げ注目を集めている小野ゆり子が登場。「となりの芝生」や「黒革の手帳」など数々の作品に出演する山本さんは、青森に住む彼女の祖母・来栖トヨを津軽弁で演じる。トヨは、自分の影響で孫娘が人を呪い殺す力を持つことになったと主張しており、今夜放送の事件の真相に深く関わる重要な役どころ。また、山本さんが水谷さんとドラマで共演するのは、実に44年ぶりとなる。そして、大杉さんは警視庁の副総監役で出演。一時の力を失っている石坂浩二演じる甲斐峯秋と対立する人物として、警察組織の権力図を描いていくようだ。「相棒season15」初回放送は10月12日(水)20時~テレビ朝日にて放送。※以降21時~放送(cinemacafe.net)
2016年10月12日俳優の大杉漣が、沢村一樹主演の日本テレビ系ドラマ『レンタル救世主』(10月9日スタート、毎週日曜22:30~23:25)に出演することが12日、明らかになった。このドラマは、電話1本で、どんな無理難題もこなす救世主が現れるという新機軸のレンタル会社が舞台。救世主となってやってくるのは、莫大な借金を抱えていることから「命をかけて救世主をさせられる」という、お人好しのダメ男・明辺悠五(沢村)で、お金と家族のために命をかけ、仲間とともに危機を解決していくという痛快ストーリーだ。大杉が演じるのは、レンタル救世主会社の社長・黒宇寛太役。コミカルな口調、ナゾのハイテンション、トリッキーな発言というキャラクターで、命がけで危険な仕事を前にして怖気つく明辺に「契約違反だ」と脅す一面を持つ。自身の役に、大杉は「現状を言えばものすごい振り幅ある男としか言いようがない役柄です。正直、大杉がこれまで演じたことのない人物かも知れません」と説明。「一筋縄ではいかない"ダイナミックドラマ"になること請け合いです」と予告し、「この秋、こんなにやりがいある作品に出会えたことをうれしく思っております」と喜びを語っている。福井雄太プロデューサーは「本読みの時から、大杉さんのその変幻自在でコミカルで、なおかつキュートなその役作りに、このキャラクターがどんどん羽ばたいていく姿が目に浮かびました」と振り返り、「皆で作り上げるこの個性豊かなキャラクターたちを、日曜夜にぜひ楽しんでいただければと思います」と意気込んでいる。なお、同ドラマの追加キャストは、初回放送の10月9日にちなみ、8日から5日連続で10時9分に発表。第1弾は福原遥、第2弾は中村アン、第3弾は勝地涼、第4弾は稲森いずみの出演が発表されている。
2016年09月12日5日連続で新キャストが発表されている沢村一樹主演の新ドラマ「レンタル救世主」。この度、ついに第5弾として今回の企画最後のひとり、大杉漣の出演が明らかになった。超絶お人好しのちょっぴり情けない男・明辺悠五(沢村一樹)は、莫大な借金を肩代わりさせられ、さらには会社をクビになりとドンドン不幸のループに陥っていく。そんな時に再就職先として見つけたのが「レンタル救世主」。誰よりも助けて欲しいはずの男が、誰かを助けることを強要されることに。借金返済のため、家族のために、命懸けの救世主を断行する明辺は、「助けて」と周りに伝えることの出来ない依頼者の気持ちを受け止めていくことで、大切な「想い」の数々に気付かされていく――。二階堂ふみとの共演作『蜜のあわれ』や映画『仮面ライダー1号』の地獄大使など、幅広い作品で渋い演技を発揮する大杉さん。本ドラマで大杉さんが演じるのは、主人公・明辺悠五が再就職先として見つけた”レンタル救世主”の社長・黒宇寛太。ここに集まるレンタル救世主のメンバーは全てこの男の独断によって集められたが、なぜこの男がこんな商売をしたのか、何が狙いなのかは全くの謎。守銭奴で金にがめつく、依頼を受けるかどうかも全てこの男が握る。独特のキャラクターでその真意は全く読めないという役どころだ。大杉さんは演じるキャラクターについて「腹の中が黒いのか、名前のごとく苦労を厭わず人のために尽くすのか、現状を言えば物凄い振り幅ある男としか言いようがない役柄」と語り、自身もこれまで演じたことのない人物かも知れないと話した。「この秋、こんなにやりがいある作品に出会えたことを嬉しく思っております。毎週日曜日の夜、視聴者の皆さんが“レン救”のみんなに逢いたいよう!って思っていただけるような作品になるよう切磋琢磨しちゃいます」とコメントを寄せた。そのほか、キャストには主演の沢村さんを始め、「ジャニーズWEST」藤井流星、志田未来、福原遥、中村アン、勝地涼、稲森いずみらが出演。個性的なキャラクターたちをそれぞれどう演じるのか、放送が待ち遠しい。「レンタル救世主」は10月9日(日)22時~日本テレビにて放送(初回30分拡大)。※以降22時30分~放送(cinemacafe.net)
2016年09月12日女優の二階堂ふみと俳優の大杉漣が27日、都内で行われた、映画『蜜のあわれ』の完成披露試写会に出席した。室生犀星の小説を実写化した本作は、老人と金魚の交流を描くファンタジー。少女の姿に変貌する"金魚"の赤子(二階堂)は、一緒に暮らす老作家(大杉)との恋愛を楽しんでいたが、ある時、幽霊のゆり子が現れ――というストーリーで、映画は4月1日から全国公開。真っ赤な"金魚"を思わせる衣装で登場した二階堂は、「高校生の頃に読んで、『自分がやりたい!』と色んな人に話してて。言い続けてたら、出会う時があるんだと実感しました」とオファーに歓喜。"金魚"という難しい役どころだったが、「会話のやり取りが可愛い。全部が気持ち良いセリフだったので、言葉を発するのが楽しかったです」と笑顔で振り返った。そんな二階堂について、石井岳龍監督は、「本当に可愛らしい。こんな素敵な金魚がいたら欲しくなる。最高だろうな」と大絶賛で、大杉も、「振り回されっぱなし。ずっと翻弄されていました」とメロメロだった様子。二階堂は、「やりたかった作品で、こんな濃厚な時間を大杉さんと過ごせて幸せでした。役として愛でてくださいました。空いた時間には、ドライブにも連れて行ってくれました」と微笑んでいた。
2016年01月28日室生犀星氏の幻想文学を映画化した『蜜のあわれ』の試写イベントが1月27日(水)、東京・アキバシアターで行われ、出演する二階堂ふみ、大杉漣、石井岳龍監督が登壇。全身真っ赤な衣裳で登場した二階堂さんは、「赤くしました」と笑ってみせ、その可憐な姿で会場中の視線を釘づけにしていた。『蜜のあわれ』は、作者である金沢三文豪の一人・室生犀星自身を想起させる老作家と、彼が愛でる少女の姿に変貌する金魚とのふれあいを描いた物語。二階堂さんは、金魚の姿を持つ妖艶な美しさを兼ね備えた少女を生き生きと演じた。石井監督は、金魚役を演じた二階堂さんについて、「本当にかわいらしいですし、こんな素敵な金魚がいたら最高だろうなと…自分でもほしくなりました。二階堂さんは原作のことをずっと前から知っていらして、なり切っていて。本番になる前のテストから役が憑依したような状態で、『もったいないから待って』と逆に止めるくらいでした」と、完璧な役作りを誉めそやした。もともと高校時代より原作を読んでいて、映画化の際には出演を熱望していたという二階堂さん。本作への思い入れについて、「読んでからずっと自分がやりたいと思って、いろいろな人に話していたんです。言い続けていたら出会うときがあるんだなと思いました」と話すと、隣の大杉さんに「高校時代に読んでやりたいって。僕63歳で読みましたからね(笑)」と返されていた。劇中で濃密な時間を交わす二人。二階堂さんは撮影期間へ思いをはせ、「大杉さんという大先輩の姿を見ながら、私がやりたかった作品で、こんな濃厚な時間をご一緒できるなんて幸せだなと思いながら、すごくたくさん役として愛でていただきました。あと、空いてる時間でドライブに連れて行ってもらいました」と、微笑んだ。大杉さんも頷き、「食事に行ったり、あとウサギランドってところがあって。僕ら長い時間、夕方までウサギと触れあっていたよねえ」と、懐かしそうに振り返っていた。『蜜のあわれ』は4月1日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)
2016年01月27日2015年11月22日(日)、横浜ブルク13にて劇場版『Fw:ハマトラ』の舞台挨拶が行なわれ、主人公・ナイス役の逢坂良太とその相棒・ムラサキ役の羽多野渉が登壇。作中の舞台にもなっている横浜にて本作の魅力はもちろん、同時上映されたSDアニメーション『ミニはま』について語った。TVアニメ『ハマトラ』は、2014年1月から『ハマトラ THE ANIMATION』、同年7月より『Re:ハマトラ』として2クールにわたいテレビ東京ほかにて放送。横浜を舞台とした特殊能力保持者が巻き起こす新感覚クライムサスペンスで、ノンストップで繰り広げられるアクションと、個性豊かなキャラクターで人気を博した。また、主人公のナイスを逢坂良太、その相棒ムラサキを羽多野渉、さらに、加藤英美里、神谷浩史、福山潤、中村悠一などの豪華キャストが集結したことでも注目を集めた。司会からの呼びこみでステージに登壇した逢坂と羽多野。登壇早々に羽多野は満席の客席に向けて「ハマトラが帰ってきたぞーーー!」と、聖地・横浜で大きく宣言する。新宿での舞台挨拶を終えてからの来場となったが、横浜までの移動時間はノンストップで話し続けていたとのことで、まさに作中のコンビはキャストでも健在であることが証明された。早速、総集編となる本作が公開されたことについて逢坂が「アート目線で語られているなと思いました……(笑)」と話すと、羽多野さんも「僕もなんとなく気づいていたんですけど……」と同じ意見だったことを告白。しかし逢坂さん曰く、アート目線だと別の物語にも見えるから新たな発見があるとも語り、ファンを大きくうなずかせた。また、作中の登場人物がSDキャラになって学園で好き放題する『ミニはま』の話題では、アフレコの際に逢坂が、「Re:ハマトラ」のナイスを引きずっていたため「もう少しコミカルにお願いします」と言われた収録秘話を明かし、羽多野は、登場するキャラクターにムラサキ以外のツッコミキャラクターが居ないため大変だと笑いながら話した。ここで2人に「はまとら学園のこんな先生はイヤだ!」という質問が投げかけられると、羽多野は"モモカ"とのことで、言っていることが難しくて直接的に教えてくれなさそうと回答。一方で逢坂は"はじめちゃんがいない"と、斜め上の回答で会場内の全員を驚かせる。そして「なんで『はまとら学園』には、はじめちゃんが生徒としていないのか! 猫の姿も可愛いけど!」と、ナイスにも負けないはじめへの愛を熱弁した。そして、今回上映された『Fw:ハマトラ』と『ミニはま』のパッケージ化が早くも決定し、2016年2月26日(金)に同時発売されるというファンには嬉しい発表もありつつ、2人による白熱した『ハマトラ』トークも、いよいよエンディングの時間へ。最後にファンへ向けて感謝のメッセージが送られ、横浜での舞台挨拶は締めくくられた。■逢坂良太ここまで『ハマトラ』という作品が長く続けてこられたのも皆さんのおかげですし、これから先もずっと続いてほしいと思うコンテンツだなと思います。ぜひこれから応援よろしくおねがいします。■羽多野渉多くの個性的なキャラクターが数多く登場する本作ですけど、僕はまだまだ続いてほしいなと思います。また聖地・横浜で舞台挨拶ができたことも非常に嬉しく思いました。ぜひこれからも応援よろしくお願いします。『Fw:ハマトラ』は、『ハマトラ THE ANIMATION』『Re:ハマトラ』からなる総集編と、完全オリジナルSDアニメ『劇場版 ミニはま』2本立てで、11月14日(土)より、新宿バルト9ほかにて2週間限定公開中。上映館などの詳細は『Fw:ハマトラ』公式サイトをチェックしてほしい。(C)カフェノーウェア/ハマトラ製作委員会
2015年11月22日『MOZU』シリーズのスピンオフドラマ『MOZUスピンオフ~大杉探偵事務所』(砕かれた過去編)が11月15日の22時よりWOWOWで放送されることを受け、『劇場版 MOZU』(公開中)主演の俳優・西島秀俊が、ドラマに出演する香川照之と伊藤淳史に向けて動画を通じて応援コメントを寄せた。『MOZU』シリーズは、作家・逢坂剛氏の代表作で、累計発行部数が210万部を超える警察小説『百舌(もず)』が原作。2014年にはTVドラマ版が放送され、平均視聴率11.0%、最高視聴率13.8%を記録し、2014年ギャラクシー賞7月度月間賞、東京ドラマアウォード2014連続ドラマ部門優秀賞を受賞するなど、高い評価を獲得してきた。スピンオフドラマでの主人公は、TVシリーズで主人公の倉木尚武(西島)や同僚の明星美希(真木よう子)と共に事件解決に奔走した、たたき上げの熱血刑事・大杉良太(香川)。今回のドラマでは気になる娘・めぐみ(杉咲花)や妻・恵子(堀内敬子)との関係の描写もなされ、警視庁内の情報通で相棒の鳴宮啓介(伊藤)らの協力を得て、大杉探偵所に持ち込まれた依頼に挑み、解決していく姿が描かれる。また、その過程で、大杉が警察を退職した理由も明らかになる。公開された動画は、西島からのスピンオフへの応援コメントを収録。倉木を彷彿させる黒いスーツを着こなした西島が登場すると、「『砕かれた過去編』には僕も出演しています」と、はにかみながら口にする。続けて、大杉演じる香川には「僕は『MOZU』の真のヒーローは大杉だと思っております」と告白。「今回、大杉の過去が、なぜ刑事を辞めたのかという理由が見られるということで非常に楽しみ」と語っている。一方の鳴宮演じる伊藤に向けては、「伊藤さんとはよく共演させていただいているんですが、毎回驚くことばかりで、すごく楽しく共演しています」とし、「天才です!」と絶賛。「今回、鳴宮が交番の外を出て、いろいろ活躍しているということで、この砕かれた過去編でもどんな活躍をするのか、(ポスターの伊藤を指さして)こんなカッコイイ鳴宮が見れるのか、すごく楽しみにしています!」と期待を寄せた。15日の「砕かれた過去編」では、「死んだはずの妹が姿を現した」という相談を受けた大杉が、謎の施設を調査。警察を辞めるきっかけになった経験が思い出される中、驚愕の真相にたどり着く。こちらには、香川のほか、警察時代の相棒・三島彰文役に桐谷健太、依頼者のリサ役に早見あかり、容疑者・佐藤恒吉役に浦井健治が出演する。
2015年11月12日西島秀俊が主演が務め、連続ドラマシリーズを経て11月公開の劇場版で完結を迎える「MOZU」。このほど、ドラマと劇場版をつなぐ香川照之主演のスピンオフドラマ「大杉探偵事務所」2本に、TVシリーズで死んだはずの中神こと吉田鋼太郎が出演。まさかの“よみがえり”を果たすことが明らかとなった。このスピンオフドラマの主人公は、「MOZU」で主人公・倉木(西島秀俊)や同僚・美希(真木よう子)とともに事件解決に奔走した、叩き上げの元刑事・大杉良太(香川照之)。劇中では、気になる年ごろの娘・めぐみ(杉咲花)や妻・恵子(堀内敬子)との関係にも触れながら、警視庁内の情報通で良き相棒・鳴宮啓介(伊藤淳史)らの協力を得て、探偵事務所に持ち込まれた依頼に悪戦苦闘しながら取り組み、解決していく姿を描く。そこに登場するのが、吉田さん演じる中神。「MOZU」の世界を覗いたことのある者ならば、決して忘れることのできない強烈キャラのひとりだ。TVシリーズ「Season1~百舌の叫ぶ夜~」では、妻の死の真相を探る主人公・倉木を監視し、常に行く手を遮るアテナセキュリティ役員・東和夫(長谷川博己)の右腕として、日本を代表する大手セキュリティ会社の“裏の仕事”を一手に引き受けていた。敬愛する東のために働くことを厭わず、無能な部下よりも自分自身で行動する武闘派の幹部。人を殺す際にも表情を変えない中神の存在は、倉木との丁々発止のやり取りもさることながら、その狂気ぶりから“最狂”“最悪”との異名をとった。さらに、百舌こと新谷宏美(池松壮亮)とのTVドラマ史上まれに見る壮絶な闘いを繰り広げた結果、彼の壮絶すぎる最期は、観る者を震撼させるインパクトを与え、「MOZU」ワールドで描かれる闇の深さを、強烈に印象付けた。だが、死んだはずの中神が、なぜ「大杉探偵事務所」に登場するのか!?過去に刑事時代の大杉との因縁があったのか?まさかの蘇生なのか?それとも、よく似た別人なのか?もしや、あの“ダルマ”が何か関係しているのか!?などなど、謎と興味は尽きないが、この再登場には「大杉を責める役どころ。『MOZU』ファンには、たまらない台詞を連発する」とスタッフから情報が。しかも、TBS放送の「美しき標的編」、WOWOW放送の「砕かれた過去編」の両方に出演するという。また、吉田さん本人からも、このオファーを聞いた際、「耳を疑いました。嬉しかったですが、中神がどうやって復活するのか? 中神であって中神ではないのか? “???”の嵐でした」とのコメントが到着。大杉役の香川さんとの対峙には、「全てのシーンを撮り終えた後、身も心も空っぽになっておりました。香川に精気を吸い取られました。あれほど充実した演技合戦はなかなか稀です。照ちゃん!ありがとう!」と語った。ファンの間では“中神ロス”も続出していただけに、「中神、出ます!本当に出ます!」と力強く語る吉田さんに期待感は高まるばかりだ。MOZUスピンオフ「大杉探偵事務所~美しき標的編」は11月2日(月)21時よりTBS系列にて、「~砕かれた過去編」は11月15日(日)22時よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 MOZU 2015年11月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015劇場版「MOZU」製作委員会 (C) 逢坂剛/集英社
2015年10月19日俳優の西島秀俊が主演を務める映画『MOZU』(11月7日公開)の予告映像とポスタービジュアルが、このほど公開された。本作は、作家・逢坂剛氏の代表作で、累計発行部数が210万部を超える警察小説『百舌(もず)』シリーズが原作。2014年にはテレビドラマ版が放送され、平均視聴率11.0%、最高視聴率13.8%を記録し、2014年ギャラクシー賞7月度月間賞、東京ドラマアウォード2014連続ドラマ部門優秀賞を受賞するなど、高い評価を獲得してきた。劇場版で描かれるのは、西島演じる倉木尚武が妻の死の真実にたどり着いてからの半年後。気力を失った倉木と、警察への不信感から警察をやめ探偵事務所を開いた大杉良太(香川照之)、そしてともに謎を追っていた明星美希(真木よう子)は、あるテロ集団による高層ビル大規模強盗・脅迫事件に遭遇する。公開された予告映像は、アクションシーンを多数収録。引き裂かれた倉木の家族の描写がなされ、大杉の「あんたの娘の死にヤツらは関係しているんだな」、元公安部捜査官の東和夫(長谷川博己)の「ヤツが復活する前に殺せ」という意味深な言葉に続いて、ビートたけし演じる最凶の黒幕"ダルマ"が登場する。シーンは変わり、テロ事件の実行者・高柳(伊勢谷友介)が不敵な笑みを浮かべ、暗殺者・権藤(松坂桃李)が冷酷なまなざしで銃を乱射。本作は、日本国内では撮影不可能な大規模アクションが多いため、フィリピン・マニラで海外ロケが行われた。その灼熱のフィリピンの街中で拳銃を放ち、街を駆け回る倉木。「未曾有のテロ計画」というテロップの前後では、"ダルマ"の関係者らとの爆破シーンやカーチェイスが立て続けに映され、最後には"ダルマ"が炎の中で「地獄? ここが地獄だよ!」と言い放つ、迫力の場面が収められている。このビートたけしの貫禄ある重厚な演技に制作陣も息を飲んだようで、不気味なやけど痕の特殊メイクは、北野組でも活躍する江川悦子氏が担当。毎日2時間以上かけて作りこみ、実際の火の中で深夜におよぶ撮影に臨んだという。あわせて公開されたポスタービジュアルは、公開済みのティザービジュアルとは逆で、拳銃を構えこちらを見据える倉木のアップと"ダルマ"が黒いコートに身を包み、立ちはだかっているデザイン。下部には、豪華キャストの顔ぶれが並んでいる。なお、19日から発売開始となる劇場前売り券は初の試みとなる"動く前売り券"。専用アプリ(サッチビューワー)をダウンロードし、前売り券にアプリをかざすと券面の倉木が動き出す仕組みとなっている。(C)2015劇場版「MOZU」製作委員会 (C)逢坂剛/集英社
2015年09月19日