【広島ホームテレビ】2024年5月4日(土)10時15分~放送株式会社広島ホームテレビ(本社:広島市中区)は、テレメンタリ-2024「政治とカネと契りと議員」を2024年5月4日に放送します。三宅正明 広島市議(河井事件で被買収議員として裁判中)相次ぐ政治とカネの問題… 本当に必要なのか今、専ら国会をにぎわせている自民党派閥の裏金問題。パーティー券、氷代・もち代…世間になじみのない政治の風習。果たして本当に必要なのか。そんな疑問を持ちながら、取材班が密着したのは、裁判を続けている広島市議会の三宅正明議員。「政治にお金は必要」としながらも、今の政治に何を思うのか___「政治にお金は必要」としながらも‥‥今も裁判を続ける岸田文雄 総理“買収事件の震源地” でもあった広島。地方政治の現場から“政治とカネ”を考える。■番組概要テレメンタリー2024[テレビ朝日系列全国ネット]「政治とカネと契りと議員」▶広島県の放送日時2024年5月4日㈯ 午前10時15分~▶制作広島ホームテレビナレーション:福山 潤[声優]ディレクター:岡森吉宏プロデューサー:立川直樹福山 潤[声優・福山市出身]『テレメンタリー2024』テレビ朝日系列の全国24社が共同で制作するドキュメンタリーです。週替わりでテレビ朝日系列の各局が制作を担当し、独自の視点で制作しています。系列局の放送時間はこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月25日フリーランスライターの安藤エヌ氏が「政治や社会問題を話題にすること」についてSurfvoteで提起。欧米とは異なり、政治議論をタブー視する傾向があると言われる日本。みんなの本音を聞いてみました。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「政治や社会問題について家族や友人と話すことはある?」というイシュー(課題)について3月20日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。政治や社会問題について家族や友人と話すことはある?欧米では国によっては、日常で政治の話をよくすると言われています。アメリカは二大政党制なので、どちらの支持者であるのかという話題がよく発生し、フランスでは会社の同僚や家族とあらゆる場面で政治のことを口にします。翻って、日本はどうでしょうか。政治のことを話題にすることがタブー視されていたり、興味関心が低い人たちが多くいたりするようです。日本人は政治議論をすることを実際のところどう考えているのでしょうか?フリーランスライターの安藤エヌ氏がSurfvoteで提起、ひろく意見を集めました。投票の詳細イシュー(課題):政治や社会問題について家族や友人と話すことはある? 調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票投票期間:2024年2月20日〜2024年3月20日有効票数:46票投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)①【20代~30代】(政治や社会問題について家族や友人と)よく話す、たまに話す 43.5%話しをする時がたまにあります。最近だと特に年金・社会保障など、自分の将来と密接にかかわるトピックが増えてきました。自分事化できる話題については、話しをする傾向が強いです。自分事化できないトピックの話しは難しいと感じます。②【20代~30代】(政治や社会問題について家族や友人と)あまり話さない、まったく話さない 32.6%友達や家族の間で政治とかの話題になると、途端に緊張してしまう…私だけでしょうか?まともな事を言わないといけないプレッシャーを感じたり、相手と意見が合わなかったらどうしようと不安になったり。もっと日常的に話せたらいいんだろうけど、自分から口火を切るのも気が引ける。③【40代~50代】(政治や社会問題について家族や友人と)よく話す、たまに話す 17.4%若い世代に対しては、政治や社会問題について発言する事をタブー視という感覚はあまりないように感じます。あまり過激で偏ったことを主張しなければ問題視されることも少ないと思う一方で、単純に興味がないと感じる事が多いですね。④【40代~50代】(政治や社会問題について家族や友人と)あまり話さない、まったく話さない 2.2%あまりしない。堅苦しい話はナシ、という関係のままここまで来たから、社会的な話題は唐突な印象を与えてしまうと思う。親しい間柄で政治の話はしない雰囲気が日本にはあるみたいだ。それが必ずしも悪いこととは思わない。しかし、例えば匿名のSNSでは極端な政治主張をする人たちが多くて、政治の話をする人=特定の思想を持つ厄介な人、みたいなイメージが広まってしまっている気もする。⑤【60代~】(政治や社会問題について家族や友人と)よく話す、たまに話す 2.2%主に日本の経済政策や安全保障についての話題はよく出る。政治についての考え方や支持政党が異なる友人同士で意見を交わすのは刺激的なことである。国政選挙の投票率が50%を下回る世の中だ。もう少し社会についての関心を持った方がいいのではないか。親しい人達と日々話をすることがその一助になる。⑥【60代~】(政治や社会問題について家族や友人と)あまり話さない、まったく話さない 0%その他 2.2%政治問題についてはほとんど話さないが、社会問題については話すことが間々ある。このイシューを執筆した 安藤エヌ氏日本大学芸術学部文芸学科卒。フリーランスライターとして2019年から活動。現在は主に映画ジャンルでの執筆を行っている。これまでの掲載先は Real sound、rockin’on、マイナビウーマン、ダ・ヴィンチ、主婦と生活社など。セクシャルマイノリティ/ジェンダー分野に興味を持ち、クィア映画を積極的に鑑賞し、自費出版でオリジナルクィア小説を発行するなど、常に多角的な視点を持ち自分の言葉で発信することを信条としている。あなたの意見・投票を社会のために活用しますSurfvoteでは社会におけるさまざまな課題や困りごとを「イシュー」として掲載し、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。私たちは、みんながさまざまな社会課題を知り、安心して自分の意見を言える場を提供したいと考えています。また、そこで集められた意見は、イシューの内容に応じて提言書に纏め関係省庁や政治家へ提出することもあります。 Polimill株式会社Polimill社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは現在、一般社会についての社会課題と各地方自治体の抱える社会課題(Surfvoteローカル)を掲載。ひろくみんなが意見を言える場を提供しています。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させたいと考えています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月18日早稲田大学政治経済学部(学部長:齋藤純一)と松下政経塾(塾長:遠山敬史、以下「松下政経塾」)は、政治・公共経営の世界で活躍されてきた経験を豊富に有する松下政経塾卒塾生を講師として、提携講座「政治の世界」を2024年春学期に開講します。グローバル化が進む今日において、「国家経営」のために必要なリーダーシップとは何か?を受講生を交えて考察する機会となることを願っております。1.背景国境を越えて解決すべき課題が山積している昨今、日本は高齢化・人口減少・安全保障といった様々な問題に直面しています。パナソニックの創業者である松下幸之助が理想とした「物と心の繁栄を通じた、平和で幸福な社会」を実現するためには、国家百年の計を創り、実践し、日本を救い、世界を救い、人々の幸福に尽くすリーダーが必要であると言えます。松下政経塾は、国際的な視野のもと、日本国家の経営理念やビジョンの探求を有機的に行うことを通じて、日本及び世界を背負う真の指導者たり得る人財を育成し、国家国民並びに人類の繁栄・幸福と世界平和の向上に寄与するために、自修自得・現地現場の研修を通じて、様々な分野で活躍するリーダーを輩出してきました。また、早稲田大学政治経済学部は、学問の独立と自律的な市民社会の確立という建学の精神を踏まえ、経済学との密接な連携により、生きた政治現象を分析し、日本から世界に発信できる学問をめざしています。建設的な批判精神をそなえ、国際・政治・経済・言論・公務など多様な分野で冷静に、献身的にそしてグローバルに活躍できるリーダーの養成をめざしています。このような背景から、松下政経塾と早稲田大学政治経済学部は、双方の知見を元に、困難を極める21世紀の「国家経営」のために必要なリーダーシップを検討し、そのための理念や方策を探求し、推進していく人材を育成することを目的として、2024年春学期に提携講座「政治の世界(松下政経塾提携講座)」を開講します。2.提携講座「政治の世界」の概要[1]講座の概要グローバル化が進んだ今日において、国家運営は以前にも増して困難を極めるようになっています。このような時代背景をもとに、政治家はどのような視点で国家の舵取りをしているのでしょうか。本科目では、国家経営という視点のもとで、政治の世界で活躍されてきた経験を豊富に有するゲストの方々をお招きして、今日の政治・行政が直面する諸問題を理解し共に考察します。[2]講義の内容(1)講座名:「政治の世界(松下政経塾提携講座)」 4/18(木)~ 全14回(2単位)(2)担当教員:早稲田大学政治経済学部 日野愛郎教授コーディネーター:未来政治経済研究会 島田光喜代表(3)対象:早稲田大学に在籍する学部生(学部・学年を問わず)(4)講義概要:国家経営、公共経営他について、松下幸之助の経営理念を踏まえたリーダーシップを詳説(5)登壇予定講師 (※印:松下政経塾卒)野田佳彦(元内閣総理大臣 衆議院議員)早大卒※長浜博行(参議院副議長 参議院議員)早大卒※松原仁(衆議院議員)早大卒※井戸正枝(元衆議院議員)※杉島理一郎(埼玉県入間市長)早大卒※奈良俊幸(元越前市長)早大卒※松下玲子(前武蔵野市長)早大院卒※山中啓之(千葉県松戸市議)早大卒※神藏孝之(イマジニア株式会社取締役会長)早大卒※白井智子(NPO法人新公益連盟代表理事)※金子一也(松下政経塾塾頭)早大卒※日野愛郎(早稲田大学政治経済学部教授)早大院卒≪担当教員(日野教授)コメント≫早稲田大学、ならびに政治経済学部は政治を志す多くの人材を輩出してきました。この授業は政治を志している学生はもちろんのこと、漠然と政治に関心を持つ学生にこそ受講してもらいたいと思います。政治との繋がりは身近なところに溢れています。そして、その繋がりはライフステージの移り変わりに応じて見え方が変わっていきます。政治の世界に飛び込むタイミングは人それぞれです。そのことを頭の片隅に置きながら、政治の世界で活躍する先輩の話を聞いてみませんか。この授業を通して、多くの学生が公共やリーダーシップのあり方について考え、政治を志すきっかけとなることを期待しています。3.今後の展開松下政経塾と早稲田大学政治経済学部は、次年度以降の講座に、授業の成果や政治・経済の動向を踏まえた国家経営の在り方、リーダーシップ論などを反映させることで、講座内容をより充実させ、未来の国家経営を担える人材を育成していきます。関連リンク松下政経塾: 未来政治経済研究会: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月07日「政治の世界で才能を生かしてもらうのはどうだろう」自身のユーチューブチャンネル「百田尚樹チャンネル」で、松本人志(60)にそう提案したのは、日本保守党の代表で、小説家の百田尚樹氏(67)だ。これは2月15日に行ったライブ配信での発言だ。「週刊文春」による“性加害”報道をうけ、裁判に集中するため、芸能活動を休止している松本。「真実はわかりませんよ」と断ったうえで、百田氏は裁判の結果をこう予想する。「仮に裁判の結果がよほどのことがない限り、じつは文春の記事がぜんぶ嘘っぱちやった、女性の証言もぜんぶ嘘やったということになれば、復活可能でしょう。さすがにここにきて、それはないかなぁという気がします。結局のところは灰色といいますか、真実はどこにあるかわからないという形で決着がつくんじゃないかな」今回の裁判は民事訴訟なので、刑事裁判のように白黒はつかない、そうなれば松本の芸能界復帰は厳しいという。そのうえで、松本の政治思想をこう評価するのだ。「この2、3年の発言や主張を聞いてますと、政治的には的を射ているなと。あるいは、かなり保守的な正論という発言が多いんですよね」■「残りの人生は日本の社会のために恩返しを」視聴者からの松本の政治能力を疑問視するコメントに対して、現在、政治を騒がしている自民党の裏金議員たちを引き合いに出して、百田氏はこう訴える。「(裏金を作り、それを秘書のせいにしている国会議員たち)そんなんに比べて、松本人志さんはダメな議員ですか?」「政治の世界にどっぷりつかった、プロ政治家がとんでもないことをしているんですよ」としたうえで、こんなふうに日本の政治を憂えるのだ。「やっている彼らの政策は、とにかく我々国民からいかに金を巻き上げるか、いかに嘘だまくらかして好きなことやるか、あるいは某国の有利になるような政策をどんどん続けるか、そんなことばっかりやってるんですよ」そして、松本はまだ60歳であり、平均寿命まで二十年以上の人生が残っていると百田氏は語る。「60も超えたんで、松本さん、今まで豊かな日本のおかげで(芸能界で)栄耀栄華を味わえた。この辺で、ひとつ残りの人生を日本の社会のために、少しでも恩返し出来たらええんじゃないかなぁと思います。どうでしょう」そして、裁判で名誉がある程度回復された場合という条件付きで、数年後の日本保守党への合流を呼びかけた。『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)の構成作家だった百田氏は、松本と面識があり、テレビで共演したこともある。ちなみにチャンネルの視聴者からは戸惑いのコメントが多かった。《松本に対する個人的な応援として聞き流します。》《大事な時期に支持者を失いかねない言動はやめて下さい》《これ、釣りかと思ったら本気なのでしょうか…》
2024年02月16日自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーでの裏金問題は、大臣経験者クラスのキックバック不記載や訂正などが次々と報じられている。いったい、政治資金パーティーをめぐるお金の流れの、どこが「違法」と指摘されているのか。「政治資金パーティーはズバリ『お金集め』が目的です。ノルマ以上に集めたお金が派閥からキックバックされ、集めた議員のところに戻ることは、違法ではありません。しかし、いくら収入があり、いくら派閥に納めたのか、また、派閥から寄付としていくら振り込まれたのか、つまりキックバックの金額などが、キチンと政治資金収支報告書に記載されなければならないんです。今回、裏金問題となっているのは、所属議員が政治資金パーティーで得た収入が実際にいくらだったのか、またいくらキックバックがあったのかが、政治資金収支報告書に不記載だったことが問題視されているんです」(全国紙政治部記者)たとえばある議員が派閥から求められているノルマ100万円を上回る150万円を集めた場合、派閥に150万円振り込み、派閥から後に50万円のキックバックがあることが、収支報告書で明記されていれば、違法性はないという。しかし、実際は150万円集めたのに、ノルマの100万円しか納めた記録がなく、派閥からのキックバック50万円分が不記載であれば、100万円の収入しか存在しなかったこととなり、50万円が裏金となるのだ!「こうして実質『浮かせた』裏金は、何に使われようと、誰にもわかりようがないお金になります。地元などで事業を有利に進めたい支援者は、派閥のパーティー券を高いお金で買い、派閥の所属議員は地元自治体議員などに、裏金を元手にお金を渡して地元での政策を優位に進めることもできる。これは裏金の使い方のほんの一例ですがね」(前出・全国紙政治部記者)岸田首相は党幹部に各派閥の政治資金パーティーを自粛するよう指示したが、各社の世論調査で内閣支持率は20%を割り込んで危機的状況を迎えており、焼け石に水の様相だ。
2023年12月20日政治資金パーティーが裏金作りの温床となっているということが取りざたされている。こんなことがまかり通ってきたのだとすれば許せないが、そもそも私たちは、政治資金パーティーそのものが、どんな実態のパーティーなのか、なにがおこなわれているのか、さっぱりわからない。そこで、著書に『ドキュメント 候補者たちの闘争 選挙とカネと政党』(岩波書店)などがある元衆議院議員でジャーナリストの井戸まさえさんに、政治資金パーティーの知られざる中身について、詳しく聞いた。「これは私が2018年に、ある自民党衆議院議員に取材した内容です。ある派閥では、パーティー券1枚20,000円として『期数(キャリア)×50枚』をノルマとしていました。つまり2期生であれば、20,000円×2期×50枚=2,000,000円がノルマとなります。そのノルマ以上を売れば、ノルマ以上の分は売った所属議員の取り分となるというのがキックバックです」そんなキックバックを、収支報告書に記載しないことで“裏金”にする慣習が横行していた疑惑の筆頭が安倍派なのだ。その安倍派をはじめ各派閥の資金集めパーティーは、一流ホテルなどの大宴会場で開催されることが多いという。「派閥主催のパーティーには、派閥の議員が出席します。一大勢力である安倍派のパーティーには、別派閥に所属する首相が来たりもするでしょう。100人規模で議員が参加して、そこに各議員が呼んだ、つまりパーティー券を買ってもらった人が来ますので、最低1,000人規模の大会場が必要です」ちなみにパーティーの名称は『○○会懇親の集い』『○○会と語る会』など、さまざまであるという。そしてパーティー券は、イベントチケットのような券に、次のような但し書きがついている。「券の下の部分などに《この会は政治資金規正法第8条の2に規定する政治資金パーティーです》と必ず明記しています。これが告知義務であり、ここでの売り上げには消費税がかからなくなります」そのパーティーとは、私たちの想像する結婚式や記念式典など、華やかなパーティーのように、豪華なお料理も出るのだろうか。「バブルのころは、それこそ大物政治家の政治資金パーティーでは、老舗の高級寿司店がコーナーを出してお寿司が出たりしたなんて豪華なこともありました。ただ、派閥の政治資金パーティーは1,000人規模の出席者なので、ビュッフェ形式のお料理にしても、すぐになくなってしまいます。現在では、ローストビーフが出ることはあるけれど、結婚式のようにフォアグラが出るなんてことは、まずないと思います。とても料理が参加者全員に行きわたるようなパーティーではありませんし、パー券を購入して入場された方も、料理を食べるのがメインではありません。チケットの20,000円分が、料理で元が取れるわけではないんです」年配議員や地方の有力者なども来るパーティーなどとなると、新人議員や女性議員がお酌をさせられたりなんていう“アルハラ”的な行為はないのだろうか。「女性議員がお酌をして回らなければいけないということは、政治資金パーティーにおいては見かけません。というのは、かつては政治資金パーティーというと、お酌などの要員である女性コンパニオンが派遣されていたんです」えっ?それは初耳です!「主催者である派閥が、あらかじめホテル側に依頼して、集められた女性などが、政治資金パーティーに派遣されるという流れでした。白いブラウスに赤いボディコンシャスなロングスカートという姿の女性たちです。彼女たちが水割り、ウーロン茶などを、入場者に手渡します。というのは、大臣など来賓の話が前にありますので、乾杯までが長いですから、コンパニオンがお酒を手渡して、場を持たせているのです」では、所属議員は地元の有力者やその関係者たちと、延々と名刺交換をしているのだろうか?「名刺交換は、たとえば大臣クラスが来賓や出席者となると、彼の前には行列ができます。地方から来る人などは、そういう『推し』の政治家に会うのが目的で来る人も多いですからね。所属議員は、そんな有力者や後援者などの間を持たせる役割であり、大臣の前で並んでいるときのお供をしたりします。そして、大臣の前では有力者を紹介し、有力者には大臣のことを紹介することで、手柄を立てる。つまり『おもてなし』する側に徹します。所属議員がパーティーのお料理を食べている暇はありませんし、食べていたらヒンシュクを買うでしょうね。ほかにも政治資金パーティーには、東京なら銀座、赤坂、大阪なら新地などのクラブのママも参加したりします。お店は、所属議員がよく接待で使う店であり、ママは議員に呼ばれてパーティーに出入りします。地方から来た支援者などを、パーティー終了後に自分の店で二次会としておもてなししたりするんです」どれだけ支持率が下がろうと知ったこっちゃないが、せめて法律だけは守ってもらわないと……国会議員どころか、ひとりの人間としての問題なのだ。
2023年12月20日米女性映画批評家サークル賞が発表された。女性についてのベスト映画に選ばれたのは、『バービー』。次点は『哀れなるものたち』。一方、女性によるベスト映画は、韓国系カナダ人女性監督セリーン・ソンの『Past Lives』が受賞した。次点はエメラルド・フェネルの『Saltburn』。脚本賞は『Past Lives』のソン。主演女優賞は『哀れなるものたち』のエマ・ストーン、主演男優賞は『オッペンハイマー』のキリアン・マーフィ、助演女優賞は『The Holdovers』のダヴァイン・ジョイ・ランドルフ。外国語映画賞は『Anatomy of a Fall』、女性によるドキュメンタリー賞は『To Kill a Tiger』、スクリーンでのベストカップルは『ナイアド〜その決意は海を越える〜』のアネット・ベニングとジョディ・フォスター、男女平等賞は『バービー』だった。『バービー』4K ULTRA HD、ブルーレイ&DVD発売中DVD/デジタルレンタル配信中(C)2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.『哀れなるものたち』2024年1月26日(金)公開(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2023年12月19日自民党最大派閥・安倍派の政治資金パーティーをめぐる“裏金疑惑”で窮地に陥っている岸田政権。松野博一官房長官(61)ら閣僚4名が辞任したほか、時事通信の最新の世論調査では支持率17.1%と過去最低を更新した。立憲民主党から提出された内閣不信任決議案は与党の反対多数で否決されたものの、東京地検特捜部の捜査は本格化すると見られている。解散や総辞職が取り沙汰されるなか、無派閥かつ無世襲である高市早苗衆院議員 (62)を“次期総裁に”と推す声も上がっている。不祥事に揺れる政界のなかでも、国民から支持されている政治家は誰か。今回は女性政治家に焦点を当てて、全国500人を対象にアンケート調査を実施した。まず第3位は、35票を集めた自民党の高市早苗衆院議員。’21年の総裁選では敗れたものの、経済安全保障担当大臣や内閣府特命担当大臣を担うなど閣僚として岸田内閣を支えている。政治資金パーティー問題においては、無派閥の高市氏にとって“追い風になる”との呼び声も高い。11月には、自民党内に国力を増強させる勉強会「『日本のチカラ』研究会」を発足させたことも話題に。世耕弘成参院幹事長(61)が「現職閣僚がこういう形で勉強会を立ち上げるのはいかがなものか」と苦言を呈するも、党内からの批判に高市氏が屈することはなかった。直後にXで《岸田内閣で閣議決定した『国家安全保障戦略』に記された理念を掘り下げる事を目的とした議員連盟です。現職閣僚が担務外の政策を同僚議員と一緒に勉強する事の何が悪いのか、意味が分からん》、と真っ向から反論。記者会見でも、「私は現職閣僚としてたくさんの議員連盟に入っているし、ほかの閣僚も同様だと思う」と述べていた。アンケート回答では、こうした頼もしい姿勢に好意的な声が寄せられていた。《男性政治家の圧力にも負けずに頑張っている》《保守で真っ当なことを感情的にならず表現する》《日本の国益を考えている唯一の女性議員だと思うからです。政策通であり、どんな質問にも的確に答える。自民党に居て思うように政策を進められない中にあって頑張っていると思います》続いて第2位は、36票を集めた社会民主党の党首・福島瑞穂参院議員 (67)。昨年7月の参院選では、党の存続をかけた“崖っぷちの戦い”が注目を集めた。比例代表で出馬し、唯一の議席を守り切った福島氏。比例全体の得票率も2%を確保し、公職選挙法における国政政党の要件を満たすことも果たした。福島氏は初代党首の土井たか子氏(享年85)を受け継ぎ、’03年から10年間にわたって党首に就任。’20年に再登板してからも、国民に寄り添い続けている。11月1日には「生活再建のための社民党の緊急経済政策」として、“消費税3年間ゼロ”を提言。福島氏は記者会見で、「税金は生活の苦しい人のために使うべき」と主張。この他にもインボイス制度の中止や、大阪・関西万博や統合型リゾート施設(IR)建設の中止などを訴えていた。自民党の政治資金問題についても、追及の手を緩めない。12月7日の法務委員会では、法務大臣らに向けて「受け取った事実があるか、教えてください」と質問。小泉龍司法務大臣(71)が「政府の立場としてお答えは差し控えさせていただきたい」と返答すると、すかさず「いや、答えてくださいよ」と求めていた。アンケート回答では、こうした真っ直ぐな姿勢を評価する声が多かった。《庶民の感覚を持っていると思う。真面目でクリーンなイメージ》《一番クリーンな党のイメージだから》《ずっとブレずに政治に向き合っている》《土井さんの後継として頑張っていると思う》《一人だけどとにかく頑張ってる姿国民の代弁をしようと一生懸命な姿が応援したくなる》そして第1位に選ばれたのは、80票を集めた立憲民主党の蓮舫参院議員(56)。’09年の民主党政権下の事業仕分けで、当時開発中だったスパコン「京」について「2位じゃだめなんでしょうか」と問い質したことを覚えている人も多いだろう。蓮舫氏は双子の母親として仕事と育児を両立させる姿も注目を集め、初選挙では子育て政策「ママフェスト」を掲げていた。現在も待機児童やこどもの貧困、ヤングケアラーなどの問題に取り組んでいる。SNSでの発信も積極的で、常に他党の動きに目を光らせている印象だ。最近では大阪・関西万博の運営費について、吉村洋文知事(48)が“赤字でも大阪府・市は負担しない”と発言したことにXで言及。蓮舫氏は《見事な丸投げ。「身を切る改革」で対応すべきでしょ。国民の税金を当てにしないでください、維新さん》と、批判していた。自民党の政治資金問題についても、12月8日の参院予算委員会で西村康稔経済産業相(61)に追求する姿が話題に。蓮舫氏が「大臣は5日の夜、森元清和会会長、世耕参議院自民党幹事長と都内高級ホテルの和食店で2時間半会食をされているんですが、何を話しました?」と問うと、西村氏は「よく覚えておりません」と返答。すると蓮舫氏は「この3人で会っていたら、口裏合わせしてるんじゃないかと疑って見えてしまうんですよね」と切り込み、西村氏は「口裏合わせなど、一切行っておりません!」と声を荒げて反論。西村氏が取り乱したように見えた人もいたようで、《これは素晴らしいやりとりでしたね》《蓮舫さんの誘導尋問、すごく気持ちいい》との声がSNSで上がっていた。蓮舫氏には民意を“代弁”するかのような猛追ぶりを、称える声が寄せられていた。《きつそうだけどはっきりした言い方が力強い》《会議も積極的に発言して、引かないところ》《いつもハッキリ自分の言いたいことを言っていて、信念がありそう》《事業仕分けの際、実力を見た。子育てをしながら仕事と両立しているところも尊敬する》しかしながら今回のアンケートでは蓮舫氏が1位に輝いたものの、実際には「その他」を選択した人が179票にも上る結果となってしまった。その中には「好きな女性政治家はいない」との回答が大多数を占めており、次のような理由が並んだ。《嫌いな議員は多数いますが好きな議員はいない》《現職のなかでは、好感がもてる女性政治家はいない》《どんな仕事をしているか分かりにくい》つまり、“消去法でしか選べない”というのが有権者の本音のようだ。根強い国民の政治不信を払拭し、実行力で支持される議員は出てくるだろうか。
2023年12月16日今年も残すところあとわずか。政界では自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる“裏金疑惑”に揺れているが、女性議員による不祥事や失言も目立った一年だった。7月下旬に自民党女性局が実施したフランス研修は、炎上した事例の1つでもある。松川るい参院議員(52)や今井絵理子参院議員(40)らは、研修中に記念撮影した写真をSNSに投稿。だが松川議員がエッフェル塔前でポーズを決める写真などに、“まるで観光旅行のよう”と批判が殺到していた。年末の風物詩である「現代用語の基礎知識選2023ユーキャン新語・流行語大賞」でも、「エッフェル姉さん」がノミネートされるなど“悪い意味”で人々の記憶に残っているようだ。こうした不祥事をきっかけに、イメージダウンした政治家も少なくない。果たして、国民から最も支持されていない政治家は誰か?本記事では女性政治家に焦点を当て、全国500人を対象に実施したアンケート調査の結果を紹介する。まず第3位に選ばれたのは、43票を集めた自民党の生稲晃子参院議員(55)。昨年7月の参院選で初当選し、おニャン子クラブの人気元メンバーという知名度から注目を浴びた。自民党女性局のメンバーにも名を連ねているが、《何ができるのかわからない》《知名度だけで仕事出来ないしてないからです》と評価は芳しくない。生稲氏といえば、選挙活動中から波乱の連続だった。NHKが候補者向けに行ったアンケートを“ほぼ無回答”で提出したため、SNSで批判が続出。生稲氏はXで謝罪し、選対広報担当者も「事務局責任者の処理ミス」と釈明していた。だがさほど理解は得られていないようで、《候補者アンケートで無回答の欄が多かったと報道で聞き、勉強不足を否めない》《質問内容をスタッフが考えていたから》との声が目立った。また参院選当日も『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)で、“全テレビ局のインタビューを断っていた”と明かされたことも逆風に。番組内では「国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから」と理由も暴露され、国会議員としての資質が問われていた。そうしたイメージを払拭しきれていないことから、《良く勉強してから政界にお入り下さいとツッコミたくなる》《候補者アンケートで無回答の欄が多かったと報道で聞き、勉強不足を否めない》と厳しい声が寄せられていた。続いて第2位に選ばれたのは、57票を集めた自民党の杉田水脈衆院議員(56)。’16年2月にSNSやブログで、国連の女性差別撤廃委員会に参加した感想を「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」と断じるなど、とにかく失言が絶えない。’18年8月に刊行された月刊誌への寄稿では、性的少数者について「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」と表現していた。数々の波紋を呼ぶ発言に、《偏見に満ちた言動》《差別発言が許せない》《差別的な発言が多い》《LGBTQの方々やアイヌ民族の方とかを批判する発言をされていた》との声が多数寄せられていた。昨年12月の参院予算委員会では、当時の松本剛明総務相(64)から指示される形で謝罪、撤回した杉田氏。その後、「内閣の一員として迷惑をかけたくない」として政務官を辞した。アイヌ民族や在日コリアンに対する不適切な投稿は、今年9月に札幌法務局が、翌10月には大阪法務局も人権侵犯と認定している。しかし杉田氏には“反省の色が見えない”と、再び物議を醸すことに。今年11月に保守系論壇誌『月刊WiLL』のYouTubeチャンネルに出演し、あるアイヌ関係団体に対して「こんな団体に謝罪するぐらいなら政務官を辞めます」と政務官を辞した真意を語っていた。こうした態度に、《差別発言など失言を繰り返し、反省している様子がない》《人権侵犯認定されているのに自分を正当化している》《いろいろな差別感情を持っていて、議員にふさわしくない。同じような失言を繰り返し、反省もしない》との声が上がっていた。そして残念ならが第1位に選ばれてしまったのは、今井絵理子議員。生稲氏と杉田氏を大幅に上回る117票が投じられる結果となった。そうした背景には、批判を集めた自民党女性局のフランス研修会をめぐる対応が尾を引いているようだ。騒動当時、今井氏はXで《「公金を使って無駄だ」という指摘もありますが、無駄な外遊ではありません》と猛反論。さらに《また追って活動報告します!!》と締めくくっていたが、いまだ“報告書”なるものは公表されていない。アンケート回答では、この件について苦言を呈する声が多数上がっていた。《国民が求めていることに対応されていない》《国民の生活が大変にも関わらず、観光気分でフランスでの研修に行ったから》《フランス研修の時の対応も不快だったし、世間を煽るような発言が気に入らない》そんな今井氏は、政治家としての活動以上にプライベートが世間を騒がせてきた。’17年7月に橋本健元神戸市議との“手つなぎ不倫疑惑”が報じられ、’18年10月にブログで橋本氏と交際していることを“宣言”。いっぽうで不倫疑惑は、キッパリ否定していた。昨年5月には骨盤を骨折した今井氏の車いすを押す橋本氏の姿も目撃されており、交際は続いていると見られている。しかしフランス研修をめぐっては、橋本氏の“擁護”も火に油を注いでいた。橋本氏はXで、《公金で行ってるわけでもないし、党の活動やし、自己負担もあるし、今井絵理子議員に批判が向かう理由がわからん》などと主張。様々なユーザーとも応酬を繰り広げ、《今の日本国民の反応いちいち気にしてたら政治なんてできないよ》などと投稿していた。パートナーの言動も影響しているようで、今井氏には《世間を騒がしている》《悪い印象しか残してない》《私生活も乱れている》と指摘する声もあった。タレント議員が上位を占めた結果になったが、国民に支持されるような活動を期待したい。
2023年12月16日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 高松啓二のおススメ】1974年フランスで圧倒的男性優位の国会で中絶を合法化する中絶法が成立した。この法律を訴え続けた政治家シモーヌ・ヴェイユの名をとってヴェイユ法と呼ばれた。彼女は、それだけでなく当時劣悪な環境の刑務所やエイズ患者など虐げられた人々のために闘っていた。その情熱の裏には第二次大戦中にナチスの強制収容所での過酷な経験が彼女を突き動かしていた。政治家時代と収容所時代が交互に映し出され、人生を辿る。あるイベントで議員のシモーヌがコテを使ってレンガを積み上げるシーンでは、コテさばきを褒められ「これが仕事だったから」と言い、何気ない行動からも収容所時代がフラッシュバックする。中でも収容所に入る前に番号の刺青を入れられるが、活版印刷のような金具で焼き付けられるのは初めて知った。劇中、彼女をののしる人に「親衛隊に比べたら脅威でもなんでもありません!」と言い放つ。アウシュヴィッツと死の行進を生き抜いたからこその重みでシモーヌの強さでもある。女性権利のために尽くし、2017年89歳で死去し国葬された。<作品情報>『シモーヌ フランスに最も愛された政治家』7月28日(金) 公開監督・脚本:オリヴィエ・ダアン出演:エルザ・ジルベルスタイン、レベッカ・マルデール、オリヴィエ・グルメ、エロディ・ブシェーズ公式サイト:
2023年07月23日2022年フランス国内映画年間興行成績1位の話題作『シモーヌ フランスに最も愛された政治家』が、7月28日(金)より公開されることが決定。日本版ビジュアルと予告編が解禁された。1974年パリ、カトリック人口が多数を占め、さらに男性議員ばかりのフランス国会で、シモーヌ・ヴェイユ(エルザ・ジルベルスタイン)はレイプによる悲劇や違法な中絶手術の危険性、若いシングルマザーの現状を提示して「喜んで中絶する女性はいません。中絶が悲劇だと確信するには、女性に聞けば十分です」と圧倒的反対意見をはねのけ、後に彼女の名前を冠してヴェイユ法と呼ばれる中絶法を勝ち取った。1979年には女性初の欧州議会議長に選出され、大半が男性である理事たちの猛反対の中で、「女性の権利委員会」の設置を実現。女性だけではなく、移民やエイズ患者、刑務所の囚人など弱き者たちの人権のために奮闘。「フランス人に最も敬愛された女性政治家」と呼ばれた彼女のその信念を貫く不屈の意志は、かつてアウシュビッツ収容所に送られ、“死の行進”、両親と兄の死を経て、それでも生き抜いた壮絶な体験に培われたものだった…。『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』に続き世紀の女性を描く3部作の渾身のラストとしてオリヴィエ・ダアン監督が完成させた本作は、公開初週No.1に躍り出た後10週連続トップ10入りのロングランヒット、240万人を動員し2022年フランス国内映画の年間興行成績No.1の記録を樹立した。シモーヌが2017年に89歳でその生涯を閉じた際には、国中が死去のニュース一色に。国葬が執り行われ、シモーヌはキュリー夫人などの偉人たちが眠るパンテオンに5人目の女性として合祀された。本作のヒットによって、彼女がいまも国民に敬愛されている存在であることが証明された。解禁された予告編では、家庭に入り学業を断念した母が幼いシモーヌに「勉強して自立しなさい。女性も働かないと」と言い聞かせる場面から始まり、16歳で家族とともにアウシュビッツ強制収容所に送られ壮絶な体験を強いられた記憶が描かれている。生き延びたシモーヌは結婚し子育てをしながらパリ政治学院を卒業し、周囲に反対されながら、男性優位社会の中でキャリアを積んで司法官となり、劣悪な刑務所内の環境や囚人たちの待遇の改善に奔走する。やがて政界入りし保健大臣となった彼女が、反対派多数の中、中絶法成立のために闘う姿、欧州議会で弁舌を振るう姿が次々と映し出され、シモーヌの誇り高き不屈の人生が垣間見える予告編となっている。主演のエルザ・ジルベルスタインはシモーヌを演じるにあたり、8kg増量して本作に臨んだ。その威厳ある演技はもちろん、ファッションも愛したというシモーヌ・ヴェイユのスタイリッシュな衣装も見逃せない。当時を再現した豪華な美術にも注目だ。併せて解禁となったビジュアルは、シモーヌがフランスから強制収容されたユダヤ人の名前が刻まれた「Wall of Names」を見つめる姿を切り取った場面写真からデザインされた。トリコロールの色調がシモーヌを包み込み、「世界を変えた、崇高なる不屈の魂」というキャッチコピーが添えられている。『シモーヌ フランスに最も愛された政治家』は7月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月25日株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023年4月28日に『政治家の喧嘩力』(松井一郎著・税込1,760円)を発売します。本書は、4月6日に任期満了で大阪市長を退任し、政界からも引退する日本維新の会の松井一郎前代表による初の単著です。自民党と訣別し、橋下徹氏らと地域政党「大阪維新の会」を立ち上げた改革の仕掛け人が、攻め続けた20年間を振り返ります。「怒り」を原動力とした活動から、既得権益を守ろうとする勢力や反対派への対抗戦略までを本人が明かす、政治家・松井一郎の「闘いの全記録」です。松井一郎著『政治家の喧嘩力』表紙任期内に約束を果たすための「喧嘩上等」「できない理由を並べ立てて、必要な改革を拒む勢力はどこにでもいる。だから、政治家には『喧嘩力』が求められるのだ」。本書でこのように述べている著者は、もともと税金の使途に怒りを覚え、予算の使い方を正したくて政治の道に進みます。この怒りが、20年間の政治家人生を支えるモチベーションでした。反対派の意見にも耳を傾け、良いところを取り入れるのは当然であるものの、4年という限られた任期を考えると「みんな仲良く、喧嘩せず」では何も決められません。ただ政治家を続けているだけの「いい人」より、約束を果たせる「乱暴者」になろうという覚悟を貫くための「喧嘩上等」です。思えば2003年に大阪府議会議員になって以降、私は常に何かと「喧嘩」していた。政治家としての原動力は「怒り」だった。傍目には、怒りに駆られ、自己満足のために争っていると見えたかもしれない。べつに否定するつもりはない。ただ、私の求める自己満足は利己主義ではなかった。大義のない喧嘩をしたことは一度もない、と断言できる。もちろん「喧嘩」である以上、勝つこともあれば負けることもある。私にとって、「大阪都構想」は政治家としての最後の大勝負だった。結果的には負けたが、「負け方」には満足している。それどころか、私の政治家人生の中で最も納得できる喧嘩だった、といってもよい。(第1章「怒り」こそ政治家としての原動力より)橋下徹、吉村洋文、安倍晋三、菅義偉らとのエピソード満載喧嘩上等ゆえに敵が多いけれど、著者には味方も少なくありません。「大阪都構想」「大阪・関西万博の誘致」「IR誘致」など、挑戦してきた政策を回顧しながら、ともに戦い、ときに叱咤された畏友、盟友との貴重なエピソードも披露します。【本文より抜粋】◎私と橋下さんには、大阪維新の会結成以前から共通点があった。どちらも既得権と「喧嘩」していたことである。簡単にいえば、橋下さんは役所の既得権と闘い、私は議会の既得権と闘っていた。◎政治家たるもの、たとえば国会の前で行われているデモに参加する人々、目の前の陳情団の向こうに、目には見えない多数の静かな国民がいることを決して忘れてはいけない。(中略)弁が立つ点ばかりがクローズアップされがちだが、つねにサイレント・マジョリティのほうを向いて政治をしていたのが橋下さんの本質だった、といえよう。◎吉村さんはよく「上手くいくための一番の方法は、成功した人を真似ることです」といっていた。最近の彼の演説は、橋下さんとよく似ている。◎私は菅さんに「自民党で安倍さんに総裁の目がないなら、安倍さんが日本維新の会の代表に、菅さんが幹事長になってください。それで、総選挙で勝負をかけましょう」と持ちかけた。菅さんは「本気でいってるの?」と、さすがに驚いていたが、私も橋下さんも本気だった。◎私が大阪都構想について「任期満了までに住民投票ができなかったら、政治家を辞めます」というと、菅さんは突然テーブルを叩いて激怒した。「政府は大阪に協力してきましたよね。万博はどうするんですか?日本のため、大阪のために一緒にやってきましたよね。それならもう知りませんよ」と声を荒らげた。一瞬でその場の空気が凍りついた。(中略)菅さんの怒りは、「そう簡単に諦めるな」という叱咤激励だったと思う。『政治家の喧嘩力』について目次より抜粋・府知事選で自民党に造反して対立候補を応援・大阪府庁舎建て替え案を撤回させる・1票差で始まった「身を切る改革」・なぜ最初の住民投票で大阪都構想は否決されたのか・「菅ちゃん、ちょっとまとめてよ」・敵は内にも外にも――万博誘致は喧嘩の連続・菅義偉選対副委員長との出会い・第一次と第二次の安倍晋三総理は別人だった・世の中すべてを敵に回してもやり切る橋下徹の覚悟・怒りをなくした政治家は去れ・若者よ、政界にもっと波風を立てよう!著者プロフィール『政治家の喧嘩力』著者近影松井一郎(まつい・いちろう)1964年、大阪府八尾市生まれ。福岡工業大学卒業後、(株)きんでん勤務。2003年に大阪府議会議員、11年に大阪府知事、19年より大阪市長を務める。大阪維新の会代表、日本維新の会代表ほかを歴任し、23年4月に政治家を引退。書誌情報タイトル:政治家の喧嘩力著者:松井一郎判型:四六判並製(224ページ)税込価格:1,760円発売日:2023年4月28日ISBN:978-4-569-85447-2発行:株式会社PHP研究所政治家の喧嘩力 | 松井 一郎 |本 | 通販 | Amazon : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月07日「政治家引退という言葉を使ったことが、誤解を招いているのかもしれません。政治に関わらない人間になって、ゆっくりするんだろうなと思われてしまったみたいですから。でも、私としてはまったくゆっくりするつもりはない。明石だけでなく、日本の政治を変える役割を果たしていきたいと思っています」そう語るのは、兵庫県・明石市の泉房穂市長(59)だ。今年10月、自身への問責決議案について市議会議員らに「賛成したら承知せえへんぞ」「問(次の選挙で)落としてしまうぞ」などと暴言を吐いたと報じられた泉市長。その責任を取る形で来年4月の任期満了にともない政治家引退を表明していたが、11月10日の会見で新たに地域政党を立ち上げるとの報道が浮上。波紋を呼んでいた。各紙の記事によると23年4月の明石市長選と市議選に向けて公募を行い、候補者を擁立する方針。会見では「将来的には当然、兵庫県知事選も選挙に入ってくると思います。加えて国政も当然、入ってきます」ともコメントしているとのこと。いっぽうで政治家引退の意向には変わりなく、今後は「心ある政治家をつくっていく」としているという。泉市長といえば2011年の市長就任以降、18才までの医療費無料、中学の給食無料、おむつ定期便など5つの無料化を打ち出し、子育て支援に尽力した。それが評価され、子育て世代が続々と明石に転居。市長就任2年後の2013年には市の人口が増加に転じ、10年連続で右肩上がりとなった。税収は増え、市の貯金ともいえる基金残高は就任当初は70億円だったのが120億円に。 市がここまで潤った原因は、子育て支援予算を倍にした結果だった。そんな泉市長が引退表明したかと思えば、一転して地域政党立ち上げるという。これからいったい、どこへ向かおうとしているのか。本誌は、地域政党設立の真意と今後の活動について話を聞いた。「まだ市長の任期が半年も残っていますからね。まずはその間、さらなる子ども施策の拡充に全力をつくす。その上で次の市長さんに“たすき”をつないでいく。たとえば市会議員の方も過半数をとって、市長を応援するかたちにしないといけません。そして候補者選び。私が市長になってから、他の街では『そんなことできない』と思いこまれていたことをやってきました。でも、それは“政策面では”です。今後やろうとしていることは民主主義の根幹である選挙においても、明石発の“新しい形の選挙”を実現していくことです。普通の心ある市民が手を挙げて立候補して、ちゃんと当選する。そんな市民の意見が直接反映されるような選挙です。次の来年4月の市長選と市議会選挙では、ここを変えていきたいんです」■赤ちゃんを抱えた普通のお母さんが当選する「新しい選挙」――つまり選挙改革、そのために政党が必要ということでしょうか?「私は政党なんて、ひとことも言っていません。勝手に “地域政党立ち上げ”とか言われているだけで……。たしかに政党立ち上げと言われてもかまいませんが、ポイントはそこじゃない。肝心なのは既存政党や宗教団体や労働団体や業界団体など、既存勢力や既得権益に依拠しなくても普通の市民が立候補して当選できるということを次の市政選挙で証明することなんです。12年前の私の選挙が、まさにそうでした。全部の政党、全部の労働団体、業界団体が敵でした。それでも市民だけに応援してもらうことで選挙戦を闘い、勝てたわけです。それから12年間、政党や業界団体らは私を落とすためにいろんなことをやってきました。けど市民の応援があったからこそ、今まで持ちこたえられたわけです。4月に行われる明石の選挙では市長だけでなく、市議会議員もそうするんだと。政党や業界団体、特定の宗教団体に頼らなくても、市民だけを頼りにすればちゃんと当選できるんだというストーリーを示すこと。これが、一番のポイントです。それができれば、これまでと同じように明石発の新しい選挙スタイルも全国に広がっていくと思います。実際に政策面で明石市は全国初の試みで成果をあげてきました。それは成功事例として、いろんな全国の自治体にも取り入れられつつありますからね。次は明石市発の新たな選挙の姿を示すんだと。そうすることで、全国の人が『明石でやれているのなら私だって当選するかも』と思ってもらえます。政策に続き次は選挙そのものについて、普通の市民が政党や団体に依拠することなく議員になれる道を切り開きたいんです」――今や“明石方式”ともいえる手厚い子育て支援施策を行う自治体が続々と増えてきていますが、それに続く第二の明石改革として「明石式選挙」に挑戦していくということでしょうか?「そうです、そうです。改革といえるかどうかは別にして、今はみんなの中で間違った思い込みがあると思うんです。選挙はお金がかかるし、政党や業界団体などのバックアップがないと当選できない。そういう思い込みを持ってしまっているから、立候補を諦めてしまうわけです。そうでなく、心ひとつで立候補して当選するというストーリーをつくる。私が応援します。たとえば、ちいさなお子さんを育てるお母さんが『こんな私でもよければ』と言ってくれたら、もう充分。子育て真っ盛りのあなたこそが議員になって、その実際に子育てをやっているというリアリティーで政治をしていただく、議員をしていだだく。それこそが明石市民のためなんだと。もっといえば赤ちゃんを抱えたお母さんが選挙に立候補して、それを当選させるのが私の役割だと思っています。でも今、そんな議員さんほとんどいません。女性議員も多くが大きな組織に担がれて立候補される方。本当に普通の市民が自分の思いひとつだけで立候補して当選しているかというと、実際には難しいわけです。でも、そこが当選するようにならないと……。子育てなんてやってないようなおっさん議員ばかりが当選するから、給食の無料化にも『そんなもの、愛情弁当を作れ!』みたいなことを言って反対してくるわけです。『家事も手伝わずに何を言うか、お前こそ弁当作れ!』と言いたくなります(笑)」■「政党なんていらない。ビラをまくためのあくまで形だけのもの」――そういう新しい選挙をするために、今回新しく地域政党を立ち上げるということでしょうか?「いや、本当は政党なんていらないんです。迷惑なだけ。政治家が市民のほうを向かず自分の属する政党だけを見ているんだから、まともな政治なんてできるわけがない。政党なんてノーです。私は政党がいいと思ったこと、一度もないですから!政党ではなく、市民なんです!市民が母体で選挙に当選するストーリーを作りたいということ。私はこれしか言っていないのに、マスコミはすぐに『新たに地域政党を立ち上げる』とか言うんですよ。そう書かれるのは勝手だからいいんですけど、主旨はまったく違うんです。マスコミが書いているようなA党、B党、C党とあるなかで、新たに私がD党を作るみたいな話ではなんです。そういういわゆる政党をつくることではなくて、普通の市民が議員や首長になって政治を変えていく。それを実現することこそ、私の醍醐味なんですから」――しかしそういう泉市長のやりかたで当選された方々は、たとえば「泉新党」とか「泉会派」のようなグループや派閥になるのでは?「選挙する以上は、ビラに書く政治団体名が必要です。なので私が代表になって、団体の名前を作って、選挙管理委員会に政治団体登録をする。私が言ったのはそれだけのことなんです。母体がないとビラをまけませんから。政党をつくるというよりも、ビラをまくための政治団体登録というあくまで形だけものです」――“政治家引退”と先ほどの“新しい選挙の形を作って、政治家を誕生させていく”というのは矛盾しないのでしょうか?「まったく矛盾しないです。それもポイントで、政治は誰がやるものなのかという認識が大事。政治は選挙で当選した一部の政治家がやるものなのかというと、そうではない。政治というのは国民、市民がやるものなんです。当選した政治家が政治の主人公ではなくて、あくまでも市民や国民のはず。その認識が薄いから選挙のときだけ有権者に頭を下げて、当選したら好き勝手やる政治家ばかりになってしまう。だから、私の中ではぜんぜん矛盾していない。市長として立候補しなくても、一市民、国民としては当然、これまで以上に関わるわけです。自分が市長だと、たかが一人です。でも市長をやめて応援する側に回れば、5人、10人、100人の市長を作れるわけです。そのほうがいいでしょう。『あそこで市長選がある』となれば市民の声が聞ける人を探して、応援して当選させていく。私は一度も政治から離れると言ったことはないですよ。たったひとりで明石市をいろいろと変えてきた段階から、次のステージへということ。全国を飛び回って、他の街でも明石市のようなことをできるように応援していく。そういう意味では、国の政治も変えていかないといけません。今の国の政治はろくでもないですから」■引退表明後もゆっくりできず「カミさんからは何も言われていません」――プレーヤーとしては終わりで、次は監督ということですか?「そうですね。監督のイメージかな (笑)。プロ野球で試合に出ていた選手もある程度時期がたてば引退して、監督になってホームラン王や盗塁王を作ったりしますよね。自分ひとりでホームランを50本打つよりも、30本打つ若手を5人作ったほうがチームは強くなる。そんな感じです(笑)」――10月30日に配信されたデイリー新潮のインタビューでは、市長引退についての奥様からの反応を聞かれた際に「ゆっくり家族で旅行にも行けるねって、優しかったです」と答えていました。しかしゆっくりできると思っていたのに候補者の応援で全国を飛び回るかもしれないとなると、奥様から何か言われませんでしたか?「私は学生運動の委員長をしていましたし、結婚したときも弁護士として事務所の中に『市民活動ルーム』なるものを作って市民活動なんかも応援していました。その後は国会議員、社会福祉士、市長とやりましたが、いつも今の世の中を良くしようとしてきました。人生一貫してそうだったので、カミさんからは何も言われていませんよ」泉市長は選挙の形も変えることができるのか。全国から注目が集まりそうだ。
2022年11月26日「昔からハッキリ物を言う政治家は出世しない。曖昧な“永田町用語”で巧妙に国民をごまかす政治家が出世しているのが実情です」こう言い切るのは、ベテランの国会議員A氏。安倍晋三元首相(享年67)の国葬に関する国民への説明をはじめ、旧統一教会を巡る問題など、岸田文雄首相をはじめとする多くの政治家が連日釈明に追われている。だが、そこで語られる言葉は、一般の会話では使われない“永田町用語”と呼ばれる、その場しのぎのごまかし用語ばかりなのだ。たとえば、岸田首相が繰り返す「国民に対し、丁寧に説明する」は、〈国民を丁寧にはぐらかす〉と同義なのだという。「同じことをゆっくり、まったり、飽きられるまで繰り返し話す。でも肝心なことは言いませんよ、というのが本心です」(A氏・以下同)自民党の萩生田光一政調会長は、記者から旧統一教会との今後の関係を問われた際、「適切に対応します」を繰り返していた。「これは〈一応やったふりだけはします〉という意味です。何をもって“適切”なのか。誰に対し、どう“対応”するのかを濁すときに政治家が用いる常套句です」さらに驚くべき弁明をしたのが、木原誠二官房副長官だ。自民党による自主点検では報告せずに、後になって旧統一教会の関連団体が主催するイベントに参加していたことが指摘され……。「記憶が呼び覚まされた」とまさかの珍回答。「これは〈バレてしまったら仕方がない。思い出したことにしておこう〉です(笑)」このような不誠実極まりないフレーズは山ほどある。そこで、よく耳にする永田町用語の本当の意味をA氏に解説してもらった。〈極めて遺憾であります〉→〈一応、怒っているってことで〉「人ごとのように怒っているふうに見せるときに使います。ハッキリとあなたは悪い、許せないと言い切るのは怖いので、わざとオブラートに包んだ表現をするのです」〈速やかに行います〉→〈そのうちやります、たぶん〉「これらは当たらずも遠からず、でも核心に触れたくないときによく使われる用語ですね」〈お答えは差し控えさせていただきます〉→〈ホントは知ってるけど、しゃべると突っ込まれるから絶対に言わない〉〈ご指摘を受け止め、検討します〉→〈今、この場では答えられないので、とりあえず次の機会に。そのうち忘れてくれるでしょ〉「政治家は、基本的に責任が問われるような質問には直接答えることはしません。とりあえず型どおりのうわべだけの話に終始します。曖昧な言葉を使い同じ話を繰り返し、時間が過ぎるのを待つのです」会見や答弁に耳を傾けて“永田町用語”を連発するような政治家は信用しないほうが賢明なようだ。
2022年09月30日日常では大なり小なり何かと対人関係でのハプニングが起こるものです、今回はそんな「ハプニングシーン」をご紹介します。『家に帰ると知らない女性が寝ていた話』出典:lamireこの物語は、主人公の女性の家で起きた“とんでもない出来事”の話です。ある日、主人公が仕事から帰ると、部屋のベッドで何者かが眠っていました。ひとり暮らしで誰もいないはずなのに…いったい誰!?眠っていたのは、見知らぬ女性出典:lamireベッドで眠っていたのは、なんと見知らぬ中年女性でした。主人公は恐怖に怯えつつも「とにかく追い出さなきゃ…」と思い、意を決して声をかけることに。起き上がった女性は…出典:lamire「ミキヒサの母」で「あなたのお義母さん」だと名乗るこの女性。彼女が“お義母さん”だという意味は全く理解できなかった主人公ですが、“ミキヒサ”という名前には心当たりがありました。ミキヒサは会社の先輩で、主人公にしつこく言い寄ってくるストーカー気質の男性でした。さらに…出典:lamire女性の意味不明な発言はさらに続きます。「あなた達、結婚を前提にここで同棲してるんでしょ?」主人公はもちろん、ミキヒサと付き合ってなどいません。また、2人が同棲していると思い込んでいるこの女性は“謎の持論”まで展開してきて…!?不法侵入のいきさつとは…出典:lamire話が通じないと判断した主人公は警察に連絡し、不法侵入した女性はそのまま連行されていきました。そして後日、主人公が警察に話を聞いたところ、衝撃の事実が判明!なんとミキヒサが主人公の鞄から鍵を盗み、合鍵を作成していたのです。さらに「主人公と結婚前提の付き合いをしている」と母親に話し、合鍵を手渡したとのこと…。その後、この事件をキッカケにミキヒサは会社を退社することとなりました。衝撃の親子…勝手に合鍵を作った上に嘘をつくミキヒサも、その鍵を受け取って勝手に家に上がり込んだ母親にも驚きですね…!いろいろと衝撃的なお話でした!以上、「ハプニングシーン」のご紹介でした。(lamile編集部)(イラスト/漫画アパート皐月荘)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年09月10日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「政治と宗教」です。政策にどれだけ介入していたのか。透明性を求める。安倍元首相の銃撃事件を機に、政治家と旧統一教会との関係が問題になっています。自民党の保守系グループ、なかでも清和会とのつながりは古く、歴史的な経緯がありました。旧統一教会の教祖・文鮮明氏は1968年に国際勝共連合という、共産主義に勝つことを目的に掲げた政治団体を立ち上げました。敗戦後の日本は、民主主義国家になるか、中国やソ連をはじめとする共産化の波に呑み込まれるかの瀬戸際にありました。日本の共産化を防ぐという大義のもと、イデオロギーを同じくする一部の保守系の政治家たちは、勝共連合と強く結びついたのです。1980年代になり、統一教会の悪質な霊感商法などが社会問題になりました。’97年に教会から名称変更の要望がありましたが、実態が変わらないまま変更を認めれば社会に悪影響を及ぼすと、文化庁は認めませんでした。ところが、2015年に変更申請は文化庁に受理され、現在の「世界平和統一家庭連合」に。ちょうど第3次安倍政権が発足して1年目でした。当時の下村博文文科相のもとで交わされた文書が公開されましたが、変更が可能になった理由の部分は黒塗りでした。教会側にとっては、政治家が集会に出て挨拶をしたり祝電を寄せることは、自分たちの正当性を証明することにもなります。信徒たちはボランティアとして無償で選挙運動を支えていました。問題は、政権与党は宗教団体からの政策リクエストをどれほど受けていたのか、ということです。憲法改正やスパイ防止法推進、同性婚や選択的夫婦別姓に反対など、自民党の主張と団体の運動方針は重なるところがあり、因果関係の有無を明確にしてほしいです。旧統一教会に限らず、私たちの与り知らないところで、さまざまな団体が絶えず献金をしたり、選挙を手伝ったり、組織票を入れるなど、政治家と利害関係を結びながら、自分たちの求める政策を実行させるという構図が、今回明らかになりました。政治は放っておくと、お金や力のあるところに吸い寄せられてしまいます。市民やメディアが絶えず緊張感を持ってチェックし、政治の透明性を求める努力を続けていかなければならないと思います。堀 潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2022年9月7日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年09月02日国際政治学者の三浦瑠麗氏(41)が、31日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、天皇と上皇の国葬である「大喪(たいそう)の礼」を「たいもの礼」と言い間違えたことにより、ネットで集中砲火を浴びている。「三浦氏といえば、『徴兵制が再び必要』などの発言で有名な保守の論客です。自民党政権下で重宝され、保守層から支持されてきました。これまでも政権を擁護する発言が多かったため、リベラルからは敬遠されてきた近年を代表する保守派インテリの1人でしょう」(全国紙政治部記者)同番組ではこの日、銃撃を受けて命を落とした安倍晋三元首相(享年67)の国葬を巡って賛否が分かれている問題を取り上げた。三浦は「吉田茂がどれほど憎まれていたことか」と、戦後唯一の国葬を行った吉田茂元首相を引き合いに出し、「反対の意見が出ることは健全というか、反対意見が出ない総理大臣なんかいないですよ」と持論を展開。その直後、こう発言したのだ。「日本で少し私が憂慮するのは、天皇陛下の国葬は当然だと、これはもう“たいもの礼”だと。天皇陛下という方は国民のために祈っていただいている、本当にプライバシーを自己犠牲している。だから権威は認めるけど、民主主義で選んだ総理大臣に対して、毀誉褒貶もあろうだけれども、政治はダメってのは民主的にはおかしいと思っているんです」前出の記者は言う。「言い換えると『天皇陛下の国葬は行われるのに、安倍元総理の国葬はいけないというのはおかしい』ということでしょう。こうした波紋を呼びかねないコメントをしていながら、肝心の大喪の礼を言い間違えてしまったのはもったいないですね」この言い間違いにネットが大きく反応した。1日の午前中にはツイッターでトレンド入りするほどに。《これらは、「国際政治学者」を名乗る三浦瑠麗さんの研究分野ではないと?》《政治学者ではなくて単なる政治評論家でしょう。「大喪の礼」を「たいものれい」と言うあたりは、島田紳助なら「君、ほんまに東大出でてるんか」と言うだろうな》《難解な言葉やカタカナ英語を多用して「知的に見せることだけが生命線」の自称政治学者が素人以下だった》《三浦瑠麗さんは「女性国際政治学者役を演じるテレビ俳優さん」だと私は考えています》《大喪の礼を引っ張り出して天皇の崩御とただの元首相経験者の死を同じ土俵同レベルでドヤ顔で語り出してる三浦瑠麗。これが国際政治学者????》もちろん、言い間違いは誰にでも起こりえること。保守派の視聴者もリベラルな視聴者も唸らせる、三浦氏の今後の切れ味鋭い発言を期待したい。
2022年08月02日安部晋三元首相(享年67)の銃撃事件から、連日報じられている政治家と統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の“親密な関係”。統一教会は、昭和の末から多額の献金や霊感商法が社会問題とされてきた。「安倍元首相を撃った山上徹也容疑者は、自身の母親が統一教会に多額の献金を行い破産したことで、教団に恨みを抱くようになったといいます。そして安倍元首相が統一教会の関連団体に贈ったビデオメッセージを見て『安倍元首相と統一教会に深い繋がりがある』と思い、犯行に及んだと供述しています」(全国紙記者)しかし、旧統一教会と関わりがあったのは安倍元首相だけではなかった。例えば『日テレNEWS』によると、’19年10月、統一教会の友好団体が開いたイベントに自民党・細田博之衆院議長(78)が参加。そこで細田議長は「今日の会の内容を安倍総理に早速ご報告したい」と壇上で語っていたというが、『日テレNEWS』が会合の出席や統一教会との関係について問い合わせると、細田議長の事務所は「回答はすべて差し控える」とコメントしたという。また7月22日、末松信介文部科学大臣(66)は統一教会の関連団体にパーティ券を購入してもらったと会見で明らかに。岸信夫防衛大臣(63)も同月26日の会見で、旧統一教会のメンバーについて「付き合いもあり、選挙の際もお手伝いをいただいている」と述べた。本誌も稲田朋美議員(63)と平井卓也前デジタル大臣(64)がそれぞれ別の関連団体のイベントに出席していたことを報じている。「統一教会は’15年、世界平和統一家庭連合への改称が突然認められました。改称を認めたのは文部科学省の外局である文化庁。そして、当時文科省の大臣を務めていたのが自民党の下村博文議員(68)です。下村元大臣は先月13日にTwitterで『最終決裁は、当時の文化部長』などと自身の関与を否定しました。しかしその後、『週刊文春』によって旧統一教会の関連団体の幹部が’14年6月、下村氏に陳述を行っていたと報じられました。また同幹部が、下村氏の後援組織が主催した政治資金パーティのパーティ券を購入していたことも伝えられ、大きな波紋を呼びました」(前出・全国紙記者)■岸田首相は「丁寧に説明することが大事」というが…次々と明るみになる政権与党である自民党議員と、統一教会の“親密な関係”。世論の間で政治への不信感が高まるなか、立憲民主党や共産党は“統一教会と政治家の関係性”を追及するための対策本部やチームを立ち上げることに。また、日本維新の会は統一教会と関係のある議員を党内で調査。そして先月30日、13人に接点があったと報告している。そんななか同月31日、自民党の総裁でもある岸田文雄首相(65)は初めて“統一教会と政治家の問題”についてこうコメントした。「社会的に問題になっている団体との関係については、政治家の立場からそれぞれ丁寧に説明をしていくことは大事だと思っています。それぞれ、様々な説明を行っているようですが、国民の皆さんの関心も高いわけですので、丁寧な説明を行っていくことは大事であると思います」自民党議員と統一教会の関係が、国民の間で大きな関心ごととなっているにもかかわらず、「丁寧に説明することが大事」と語るに留めた岸田首相。ネットでは、呆れ声がこう上がっている。《えーっ!!!それぞれが丁寧な説明!?党総裁として、首相として何も説明しない気ですか?》《おいおい、自民党の総裁として、総理として先ずあんたが謝るのが先やろ。それに、党として調査すると言わなあかん。一人一人の問題に矮小化したらあかん》《自民党総裁、この国、日本の総理大臣だぞ なんだ…この他人事の様な無責任極まりない会見》《すごい他人事なコメントですね。首相の前に、「自民党の総裁」として何もしないに等しい放置な発言とは、、、》自民党は先月10日の参院選で「決断と実行。日本を守る。未来を創る。」というキャッチフレーズを掲げていたがーー。岸田首相は自民党総裁として、国民の納得がいくような“決断と実行”をすることができるだろうか?
2022年08月02日大人気マンガシリーズ、今回は漫画アパート皐月荘さんの投稿をご紹介! 「家に帰ると知らない女性が寝ていた話」第1話です。ひとり暮らしのショウコが家に帰ると、ベッドに知らない人が寝ていた…!?恐る恐る確認すると…!?ある日、仕事から疲れて帰ると…出典:lamireひとり暮らしなのにベッドに誰かが…!?出典:lamireこの人物はいったい誰!?出典:lamireそっと確認すると…出典:lamireひとり暮らしのショウコが家に帰ると、なぜか知らない女性がベッドで寝ていた!?しかも部屋の中でくつろいでいた様子…いったい誰なのでしょうか?(lamile編集部)(イラスト/漫画アパート皐月荘)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年07月30日「神道政治連盟国会議員懇談会」の会合で配布された冊子に“LGBTに対する差別的な文章”がつづられていると6月29日に報じられた。「神道政治連盟とは、全国各地の神社が参加する宗教法人・神社本庁の関係団体。そして、その国会議員懇談会とは神政連の理念に賛同する国会議員によって構成されています。懇談会には262名もの国会議員が会員として名を連ねていますが、その大多数が自民党の議員です」(全国紙記者)一般社団法人fairの代表理事・松岡宗嗣氏がYahoo!に寄稿した記事によると、冊子にはこうあったという。「同性愛は心の中の問題であり、先天的なものではなく後天的な精神の障害、または依存症です」「(同性愛などは)回復治療や宗教的信仰によって変化する」「世界には同性愛や性同一性障害から脱した多くの元LGBTの人たちがいる」「LGBTの自殺率が高いのは、社会の差別が原因ではなく、LGBTの人自身の悩みが自殺につながる」「性的少数者のライフスタイルが正当化されるべきでないのは、家庭と社会を崩壊させる社会問題だから」注目が集まったのは、内容だけではない。実はこの冊子、キリスト教教育学を専門とする弘前学院大学・楊尚眞教授の講演録だという。そのためTwitterには、こんな声が上がっている。《この講演を行った楊尚眞氏はキリスト教学者のようだ。なぜ「神道」の政治団体でこうした言説が採用されているかという点に疑問を感じる》《神道系がキリスト教系の教授の講演録を配るとか何が何やら…》《なんで神道の団体がキリスト教の思想を推すのかなと思った》そこで本誌は神道政治連盟に楊氏が講師を務めるにいたった経緯について問い合わせると、担当者はこう答えた。「楊氏はキリスト教の方です。いっぽう、大学教授でもあります。性的少数者の問題をずっと研究されている方ですので、キリスト教徒というよりも講師としてお話をしていただきました」さらに担当者は、会合の趣旨をこう明かした。「いま性的少数者の話題がたくさん上がっていますよね。海外ではトランス女性(男性として生を受けた、性自認が女性であるトランスジェンダーのこと)と呼ばれる方々がスポーツをして、いい記録をとって、『普通の女性が不公平じゃないか』という声も上がっています。問題が起こっているならば、理解を深める必要があります。そこで会合を開きました」担当者は「一部の報道では、楊氏のことを差別的だといいます。ただ楊氏は講演に際して『私には差別の意図はございません』とハッキリおっしゃっています。講演録の方にも、そういう風にきちんと書いております」という。さらに「私たちも差別的な目的で会合を開いたわけではありません。あくまで理解を深めるためです」とも述べる。では神道政治連盟や楊氏にとって、差別の定義とはどんなものだろうか?そう尋ねると、担当者はこう答えた。「私たちも何が差別なのか、わからないところがあります。『差別は許されない』という法律があります。しかし何が差別で、何が差別でないのか。それを理解していないと、本人として差別のつもりのないことですら、差別として捉えられるかもしれない。“何が差別なのか”を明らかにすることで、トラブルに巻き込まれることもなくなるのかなと思います」差別の定義はわからないものの、「差別ではない」という神道政治連盟。懇談会の議員らは、同じように冊子を受け止めたのだろうか。
2022年07月03日学問と政治の「二刀流」で駆け抜けた生涯を描く『あるじなしとて』書影株式会社 PHP 研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022年6月10日に『あるじなしとて』(天津佳之著/税込2090円)を発売しました。本書は、『利生の人』(日本経済新聞出版)で第12回日経小説大賞を受賞した新進作家の天津佳之氏が、菅原道真の政治家としての面に光を当てた歴史長編です。当代きってのエリート官僚でありながら、讃岐の地へ左遷された若き日の道真が政治家として大事なことを学び、京へ復帰して崩壊しかけた国を救うため奔走する姿を描きます。讃岐の民政に奮闘し、右大臣に出世した政治手腕に注目菅原道真は、福岡の大宰府天満宮や京都の北野天満宮をはじめ、全国各地で学問の神様・天神様として祀られています。また、日本三大怨霊の一人としても知られています。しかし、著者は以前から“政治家”としての菅公に注目していました。それは、知識を蓄積する学者にとどまらず、政治家として「歴史に学ぶ」を実践し体現した人物だったからです。讃岐の民政に奮闘し、京で右大臣に昇りつめるも、政敵の讒言で大宰府に左遷された道真が詠んだ「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」。著者は道真に、律令制度が行き詰まる国を憂い、国を救いたいという政治家魂を感じ、その思いを『あるじなしとて』というタイトルに込めています。平安時代を舞台に問う「政治家は何をすべきか」著者は、本書を通して「時代が移り変わろうとも、政治というのは今も昔も非常に複雑で、その良し悪しはあっても多くの人の思いや努力で国や政治が動いている、ということを伝えたい」と語ります。少年時代の菅公が主人公の漫画『応天の門』(新潮社)が累計発行部数 100 万部を突破し、2024年の大河ドラマ主役が紫式部になるなど、いま注目の平安時代を舞台とした政界ドラマ『あるじなしとて』は、「政治家は何をなすべきか、学者は政治にいかに関わるべきか」を世に問いかける一冊です。あらすじ律令体制の限界、財政破綻の危機……。この国を救う――。たとえ我が名が残らなくとも。文人として名を成し、順調に出世していた菅原道真は、讃岐守という意に反した除目を受け、仁和2年(886)、自暴自棄となりながら海を渡って任国へ向かう。しかし、都にいては見えてこなかった律令体制の崩壊を悟った道真は、この地を“浄土”にしようと治水を行なった空海の想いを知ると共に、郡司の家の出でありながらその立場を捨てた男と出会うことで、真の政治家への道を歩み出す。菅原道真の知られざる姿を描いた傑作歴史小説。『あるじなしとて』について著者天津佳之(あまつ・よしゆき)1979年生まれ。静岡県伊東市出身。大阪府茨木市在住。大正大学文学部日本語・日本文学科卒業。書店員、編集プロダクションのライターを経て、現在は業界新聞記者。『利生の人 尊氏と正成』で第12回日経小説大賞を受賞し、作家デビュー。書誌情報タイトル:あるじなしとて著者:天津佳之定価:2090円(10%税込)発売日:2022年6月10日判型:四六判上製ページ数:384頁ISBN:978-4-569-85213-3発行:株式会社PHP研究所あるじなしとて | 天津佳之著 | 書籍 | PHP研究所 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月13日自宅の庭に植物を置いている人は多いですね。緑があると、それだけでリラックス効果を得られそうです。家の中や外にさまざまな植物を飾っているニッキー・バーンさんは、庭に置く新しい鉢植えを買いに、近くの園芸店に行きました。ある植物を置いたら…猫が集まって来た!ウェブメディア『The Dodo』によると、ニッキーさんが訪れた日、店には健康そうな植物が1種類しか残っていなかったそう。彼女はそのハーブの鉢植えをいくつか購入し、庭に置くことにしました。数日後、ニッキーさんは庭から騒がしい音がすることに気付きます。窓から外の様子を見ると、フェンスの上に大きな猫が1匹いたのだとか。その日以来、その猫は毎日、彼女の庭にやって来るようになったのです。Success!! So proud of his progress. ❤️Posted by Nikki Byrne on Thursday, January 20, 2022Success!! So proud of his progress. ❤️Posted by Nikki Byrne on Thursday, January 20, 2022猫は首輪をしておらず、野良猫と思われました。ニッキーさんはその猫にミスターという名前を付けて、水やキャットフードをあげるようになります。するとそれから間もなく、ミスターの子供と思われる子猫たちも、彼女の庭に来るようになったのです。This morning's swarm.Posted by Nikki Byrne on Friday, March 18, 2022This morning's swarm.Posted by Nikki Byrne on Friday, March 18, 2022これまで猫と暮らしたことがなかったニッキーさんは、どうして猫たちが自分の庭に集まってくるのか分かりませんでした。しかしその後、理由が判明。実は彼女が買った鉢植えは、猫が好むハーブの『キャットニップ』だったのです。そこで彼女は猫たちを追い出すことはしませんでした。猫用のおもちゃや爪とぎ器、ヒーター付きの猫ハウスなどを買いそろえ、猫たちを歓迎してあげたのです。Can't figure out why these kitties keep coming back.Posted by Nikki Byrne on Friday, April 1, 2022Can't figure out why these kitties keep coming back.Posted by Nikki Byrne on Friday, April 1, 2022v o i d k i t t e h sPosted by Nikki Byrne on Friday, April 1, 2022v o i d k i t t e h sPosted by Nikki Byrne on Friday, April 1, 2022キャットニップは猫が好きなハーブだということは割と知られていますが、猫を飼ったことがない人にとっては知らなくても無理はありません。思いがけず、猫たちに好かれてしまったニッキーさんですが、今では彼らが自分の庭に遊びに来てくれるのを喜んでいます。キャットニップとおいしいごはん、楽しいおもちゃがあるこの場所は、まさに猫たちにとってパラダイスですね![文・構成/grape編集部]
2022年04月27日明治大学政治経済学部はこのたび、世界の幅広い分野で活躍している卒業生を紹介するWEBページを公開しました。「政治経済学部の卒業生」紹介WEBページ 同学部では、政治学科・経済学科・地域行政学科の3学科で、国際的な舞台で活躍できる「教養豊かな専門人」の育成を行っています。2022年度からは、これまでのグローバル教育のノウハウを集結させ、世界で通用する力をつけるグローバルキャリア形成(GCD)プログラムがスタートします。新しいWEBページでは、英語実践力特別強化(ACE)プログラムでの英語プレゼンテーションテクニックを生かして国連で働く卒業生や、地域でのフィールドワークに力を入れるゼミでの経験を生かしてサッカークラブの経営をする卒業生など、27人のインタビューを掲載しています。今後も随時更新・追加される予定です。■ 掲載内容学生時代の楽しい思い出だけでなく、ゼミの議論で昼夜頭を悩ませた経験など、卒業生の率直な声が掲載されています。・現在の仕事について・現在の仕事を選んだきっかけ・仕事に生かされている学び・政治経済学部のおすすめ授業・プログラム・在学生へのメッセージ など 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月10日《近年の政治事件をモチーフにしたこの作品は、きっと大きな議論を呼ぶことになるでしょう。メディア、官僚、市井の人々…それぞれの正義がせめぎ合う中、真実を追求する1人の記者が公文書改ざんの真相に迫る》これは、1月13日から世界同時配信されているドラマ『新聞記者』(Netflix)の宣伝文句だ。センセーショナルな内容と俳優陣の熱演が大きな反響を呼んでいる。同作がモチーフとしているいわゆる森友学園問題を厳しく追及してきた野党の政治家たちからも絶賛が相次いだ。立憲民主党の蓮舫議員(54)は1月18日、こうツイート。《新聞記者 話題の番組を観ました。素晴らしい俳優陣の危機迫る演技はさすがです。ドラマの本題は「事実」起こったことです。国政調査権さえも否定、公文書さえも改ざん。国会で取り上げると「他にやることがある」と激しい批判がSNSに集中との異常な空気。終わっていません。質します》また日本共産党の志位和夫委員長(67)は同月22日、Twitterに《仕事の合間をぬって『新聞記者』をみています。米倉涼子さんはじめ出演者の演技に、胸が締めつけられる思いで、目が離せません。このような映画を世に送り出した方々に敬意を表します》と投稿。同党の小池晃議員(61)も同月16日に《Netflixで『新聞記者』見始めたら止まらない。脚本も凄すぎる。俳優さんたちも凄すぎる》とつづっている。一部政治家からの支持も集めている本作だが、いっぽうで『文春オンライン』によって制作側の“改ざん疑惑”が報じられ、問題視されている。同サイトによるとドラマ『新聞記者』のプロデューサーである河村光庸氏は’20年5月、制作にあたり、同名映画の原作者である『東京新聞』望月衣塑子氏とともに、森友学園の公文書改ざん事件に携わり、自ら命を絶った近畿財務局職員の夫・赤木俊夫さんを亡くした赤木雅子さんとZoomで話し合ったという。しかし、河村氏の物言いなどに不信感を抱いた赤木さんは“財務省に散々真実を歪められてきたのに、また真実を歪められかねない”と協力を拒否。それでも河村氏は「あくまでフィクション」との理由で、赤木さん側の要望をほぼ受け入れずにドラマの制作を進め、配信直前の昨年末に都内で会談を開き、赤木さんに謝罪したという。『文春オンライン』によると取材に対して河村氏は「Netflixのほうに聞いてください」と返答。しかしNetflixは「弊社よりお答えできることはございません」とコメントし、さらに望月氏は一切取材に応じなかったという。この件について2月1日、赤木さんとの共著を出版している記者・相澤冬樹氏が『日刊SPA!』上で触れている。記事で相澤氏は「望月さんにお願いしたいのです。赤木雅子さんに連絡をとっていただけませんか?」と提案。そして「今からでもきちんと事情を説明してお詫びすれば、きっと受け入れてもらえると思います」とつづっている。改ざんによって夫を亡くしたとされる赤木さんに、再び降りかかった“改ざん問題”。いっぽうこの件について、ドラマ『新聞記者』を絶賛していた前述の政治家たちはどう考えているのだろうか。そこで本誌は前述の3議員に「文春の報道に対する感想は」「報道によって、ドラマ『新聞記者』に対する評価は変わったか」「制作側に対する意見や要望は」といった質問を送った。しかし、3議員とも締め切りまでに回答はなかった。森友学園の疑惑を追及してきた3議員。果たして、絶賛したドラマの“疑惑”にはこのまま向き合わないのだろうかーー。
2022年02月03日米女性映画批評家サークル賞が発表された。女性についてのベスト映画に輝いたのは、レベッカ・ホールの監督デビュー作『PASSING/白い黒人』。女性によるベスト映画は、ジェーン・カンピオン監督の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』。今作は脚本賞も獲得している。主演女優賞は『スペンサー』のクリステン・スチュワート、主演男優賞は『ドリームプラン』のウィル・スミス。女性による外国語映画賞は『Titane』、女性アニメキャラクター賞は『ミラベルと魔法だらけの家』のミラベル。性の平等賞は『ドリームプラン』だった。文=猿渡由紀
2021年12月15日明治大学政治経済学部は、ゼミナール紹介WEBページの全面リニューアルを行い、12月1日(水)に公開しました。■政治経済学部ゼミナール紹介ページ 同学部では、学科の垣根を超えた少人数の演習形式で進められるゼミナール教育を重視しています。このたび、約80ある多様なゼミの活動内容を、より分かりやすく在学生や受験生に伝えることを目的に、WEBページのリニューアルを行いました。各ゼミが個別に発信していた取り組みを一つのページに集約。各ゼミの詳細ページでは、教員紹介など関連リンクを掲載し、今後もページを充実させていく予定です。■ 教養豊かな専門人を育成するカリキュラム政治経済学部のカリキュラムは、少人数の演習形式で進められる「ゼミナール教育」を重視しており、3学科(政治学科・経済学科・地域行政学科)の垣根を超えて約80のゼミの中から、学びを深めたい分野を選ぶことができます。担当教員やゼミ生同士とも距離が近く、共通の興味を持つ仲間と切磋琢磨しながら、活動に取り組めるのが特徴の一つです。■ リニューアルの主なポイント研究分野ごとにゼミを分類「政治学関係」「社会学関係」「経済学関係」「国際文化関係」の4つに大きく分類し一覧化。興味のあるゼミを探しやすくなりました。統一した見やすいフォーマット「研究内容」「卒業論文テーマの例」「他大学・企業との活動実績」「卒業生の進路」など、ゼミ生の活動がわかりやすくなりました。関連リンクを掲載担当教員の紹介ページ、ゼミのSNS、メディア掲載情報などが随時蓄積・更新されていきます。学生の活気あふれる写真を掲載普段のゼミ風景や、イベントの写真など、学生が主体的に活動している写真もページ内で閲覧できるようになりました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月15日11月26日、総務省は’20年分の「政治資金収支報告書」を公開。新型コロナの影響で政治資金パーティーは相次いで見送られ、政治団体全体のパーティー収入は前年よりも約25億円減少した。一方、政党別では自民党の収入は240億8,100万円に上り、前年より約4億円増えた結果となった。全政党のなかで最も潤っている自民党だが、コロナ禍でも積極的に政治資金パーティーを開いていたと報じられ波紋が広がっている。朝日新聞によれば、菅義偉前首相(72)や西村康稔前経済再生相(59)ら前政権閣僚を含む国会議員70名が、国民に不要不急の外出など感染防止策を呼びかけていた「勝負の3週間」に計85回も政治資金パーティーを開いていたというのだ。さらにその総収入は、計8億1,959万円にも上ったと伝えられている。この「勝負の3週間」とは、新型コロナの第3波が猛威を振るっていた’20年11月25日~12月16日。「GoToトラベル」の全国一斉停止を発表した12月14日に、菅前首相が自民党の二階俊博元幹事長(82)ら計8名で“ステーキ会食”をし批判を浴びていた時期でもある。「『勝負の3週間』を受けて都内の飲食店は営業時間の短縮や、『Go Toイート』の食事券の新規発行を一時停止するなど余儀なくされました。一方、政府は国民に我慢を強いてきたにもかかわらず、菅前首相がこの期間に行なった外食は40回以上にものぼったといいます。菅前首相はステーキ会食について、『国民の誤解を招いたなら、真摯に反省しています』と陳謝しました。ですが同期間に政治資金パーティーも開いていたと、約1年後に知らされて唖然とした人も多いのではないでしょうか」(全国紙記者)菅政権が退いてから明かされた出来事に、SNS上では呆れ声が相次いでいる。《呆れた。国民には不要不急の外出をするなと言いながら自分たちは政治資金パーティーですか》《政治資金集めの勝負の3週間だったんですね》《国民には自粛しろだのリモートで仕事しろだの言っておきながら自分達はせっせと好き勝手に金集めしてたってことか。これじゃいつまでも政府を信用することはできないですね。いつの時代も日本の政治家は自分の利益しか考えてない情けない人間ばかりだ》現政権の岸田文雄首相(64)の元では、たとえ第6波が訪れたとしても同じことが繰り返されなければよいがーー。
2021年11月28日明治大学政治経済学部は、2022年4月から新たにGlobal Career Development Program(グローバルキャリア形成プログラム、GCD)を開始します。これはそれぞれの専門領域を持ちながら国際通用性を伸ばすことを主眼に置いたプログラムで、2022年度以降の入学者を対象としています。履修状況に応じて一定の要件を満たした学生には、海外留学や海外インターンシップへの参加を後押しする学部独自の支援金を給付します。「明日の世界を変えたい」と志す学生どうしが出会い、より切磋琢磨できる環境で世界を舞台に活躍する力をつけるプログラムです。国際社会で活躍する講師による「就業力育成総合講座」や、グローバル社会で通用する実践的な語学力を強化する少人数授業の「ACE(英語実践力特別強化プログラム)」、世界の名だたる大学で指導する先生から専門分野を英語で学ぶ「トップスクールセミナー」など多数の授業を展開します。■ デジタルパンフレット公開中 ■ 充実した学部独自の留学制度明治大学は、留学できる協定校数が46カ国・地域、270 大学・学部あります。それに加えて政治経済学部は、学部が独自に設置する留学プログラムも充実。その数は、全10学部中で最多の44プログラム。要件に応じて助成金を受けたり単位を置き換えたりしながら、英国のロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)や シンガポールの南洋理工大学など、世界トップレベルの大学に留学することができます。※協定校数・プログラム数は、2021年9月時点ものです。■ 堀金由美教授から受験生へのメッセージ将来、グローバル社会の最前線で活躍することを目指す皆さん、その夢の実現に向けて、さあ、努力を始めましょう。大切なのは、自分の頭で考え、目的を持って周囲からも学びつつ、積極的に動くこと。4年間をフルに活用し、夢に向かって羽ばたいてください。そのアシストができればと思っています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月21日「泣きたくても泣けなくて苦しんでいるのは、今本当にICUに入っている人たち、そして亡くなった人たち、そのご家族。その人こそが本当にこの政治のおかげで命を失っていることを絶対に忘れないでほしい」9月6日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、こう語気を強めて訴えたのは野々村真(57)。新型コロナの感染で入院していた野々村だが、退院後は8月30日の放送回から“リモート復帰”している。だが野々村の発言に、「筋違いでは」と反論が続出しているのだ。番組では菅義偉首相(72)が自民党総裁選で、立候補断念を表明した経緯を特集。菅首相の不出馬は「新型コロナ対策に専念したい」との理由だったが、背景には“逆風”があったことが伝えられた。その要素として、菅首相の“お膝元”である横浜市長選で支援した小此木八郎氏(56)の落選や、安倍晋三前首相(66)や麻生太郎財務相(80)から見放されたことなどが挙げられた。このことについて、MCの坂上忍(54)から意見を求められた野々村。すると「僕は本当に申し訳ないですけど、もっと早く菅首相には辞めていただきたかった」と、真剣な面持ちで口を開いた。続けて「こういう状況になって、『今かよ!』っていう。コロナ感染がどうしようもない状況になっている時にここで解散総選挙にしろ、人事を変えるにしろ、そういうことで1カ月も2カ月も国会も止まると考えると、何にも進まないじゃないかと思う」と熱弁。さらに「安倍さんに麻生さんに、二階さん。その人たちの言うことで自分の言いたいことが言えなくなってしまう、一国の総理ですよ。その人が『この状況では何も言えなかったんだな』と、つくづく国民は悲しむしかないです」と、菅首相を痛烈に批判したのだった。最後は「生死をさまよった人間として言わせてもらいますけど、本当に今、この時点で沢山の人が苦しんでいるんですよ」と主張し、冒頭のように“新型コロナの感染は政治のせい”と言わんばかりに訴えた。野々村の一連の発言に、SNS上では落胆する声が相次いでいる。《野々村さんが回復されたのはとても良かったことですが、それで菅さんに当たるのは筋違い》《テレビ局のスタジオやご自身はちゃんと感染対策されてましたか?なんでも菅さんのせいにするのは違います》《芸能人に感染が蔓延してるのは個人個人の感染対策とテレビ局の感染対策の結果じゃないですか?感染した事、それ自体は責められないし、お大事に思いますが、それと同じように、感染したことを菅総理のせいにするのは稚拙すぎません?》《結局さ、菅首相への批判って、野々村真みたいな逆恨みか八つ当たりがほとんどだったんじゃないの?》■野々村の感染源はドラマ撮影本誌は9月7日号で、野々村の感染源がABCテレビ制作のドラマだったことを報じている。「7月下旬の撮影開始後から、出演者が相次いで感染。野々村さんはじめ、出演者やスタッフを合わせて13人もの感染者が出ました。ドラマ撮影現場で、この規模のクラスターは業界初だといいます」(在阪テレビ局関係者)従来のタイプよりも感染力が強く、日本でも猛威を奮っているデルタ株。最近では飛沫だけでなく、空気感染の可能性も指摘されている。野々村のように相次いで芸能人の感染も報告されているが、テレビ局の感染対策は“アップデート”されていないという。「マニュアルは更新されていますが、デルタ株の空気感染にはまだまだ対応しきれていません。特にラブシーンなど人と人との接触が避けられないドラマ撮影では、どれだけ対策を徹底していたとしてもデルタ株から逃れられる確証はありません。いっぽうワイドショーやバラエティ番組では、司会者やゲストたちはマスクを着用せずに大きな声で会話をしています。国内の感染状況が悪化してもスタジオ内での感染対策が強化されないことに、多くの視聴者は疑問を抱いています。そのような場所で声高に政府批判をする前に、『テレビ局での感染対策を見直すべきでは?』と感じてしまう人も多いのでしょう」(制作会社関係者)一時は肺が真っ白になり、酸素吸入器を使用するまで症状が悪化したという野々村。壮絶な体験に同情が寄せられていたが、一転して批判を集めてしまったようだ。
2021年09月07日「私には政治家とは別の立場で新しくスタートしたいことがあります。そこで、今回の任期を政治家としての一区切りとしたいと思います」配信プラットフォームのnoteにこうつづったのは国民民主党の山尾志桜里議員(46)。6月17日、彼女は政界を引退すると発表した。その理由を冒頭のように説明し、さらに「永田町に一番必要なのはプレーヤーの交代です」ともつづっている。山尾議員は09年に初めて当選し、その議員生活は10年にわたるが、あまりに突然の幕引き。それもそのはず、彼女はスキャンダルが報じられたばかりだ。「今年4月、山尾議員はJR線を無料で利用できる特殊乗車券を不適切に使っていたと『週刊文春』によって報じられました。これは“職務の遂行に資するため”という名目で、議員に配布されるもの。ですが彼女はそれを使って、マッサージ店や買い物に出向いたといいます」(全国紙記者)当時、党の玉木雄一郎代表(52)は「山尾氏は日頃から公私を使い分けるべきだと指摘してきた立場で、言行不一致と言わざるを得ない」といい、厳重注意処分にしたと明かした。いっぽう山尾議員はTwitterで《東京で暮らし東京で働く環境で、議員パスを通じた公私の曖昧をなくすためには、東京都内の移動にパスを利用しないこととするのが、今私にできる最善の対応と考えています》などと投稿していた。■「山尾さんの10年、なんだったんだろう」そして、スキャンダルはもう一つ。それは17年に彼女との不倫疑惑が報じられた弁護士・倉持麟太郎氏(38)の前妻が、自ら命を絶っていたというのだ。「不倫疑惑が報じられた当時、山尾議員は『男女の関係はない』と会見でコメント。のちに倉持氏は彼女の事務所の政策顧問に就任しました。しかし17年11月、倉持氏は離婚。そして『週刊文春』によると、親権もなくした前妻は昨年10月に自殺していたといいます。特殊乗車券のこととあわせて報じられたのですが、山尾議員はこの件について無言を貫いています」(前出・全国紙記者)待機児童問題や検察庁法改正案が俎上に上がった際、国会で存在感を見せていた山尾議員。しかし、2つのスキャンダルが報じられた直後に引退ーー。そのタイミングに、ネットではこんな声が上がっている。《山尾さん、このタイミングでこれかいな……理由もよく分からんし》《今のタイミングや状態でってのはいろいろ引きずっちゃうような気がするんですよね。いろいろ勘ぐられちゃいそう。なんかしっくり来ないというか》《説明責任は果たしてない 議員パスは一応したが、不倫から奥さん自殺したことについてはまだだ》《ボロが出た時にうまく応対できなかったり、違和感しかない方向転換したり。迷走ぶりにもう気にも留めなくなっていた。次は選挙区変えるんだったよね。で、このタイミングで引退表明?山尾さんの10年、なんだったんだろう》
2021年06月18日