「夫のいいところはどんなところか」■「自分のことは自分で」妻が考えるいいところと聞かれても即座に気の利いた答えが返せないのが、結婚10年目という月日の悲しい性である。「ときどき息子と遊んでくれる」「毎日仕事に行ってくれる」などもいいところではあるが、なんか違う。頭がキュウキュウと悲鳴を上げそうになるくらい絞ってみたところ、やっと「これだ!」というものが思いついた。手がかからない。わが夫は、総じて手がかからないのだ。え? 大人だし当たり前じゃないの!?と思うかもしれないが、実はこれができない殿方は非常に多いと思うのは私だけだろうか?厳密に言えば「やろうと思えばやればできるのに、やってくれる奥さんがいるから甘えてやらない」のだと思う。母はただでさえ子どものお世話でてんてこまいなのに「うんだはずのないでっかい息子までお世話をする」なんてあんまりだと私はおもってしまう。ちなみに私の実家の父が、もろこれに当てはまる人で、いまだに自分で使ったコップひとつさげない。「自分のことは自分でやる」当たり前のことだが、いざ自分の目の前でおこるとありがたい。■夫は体調管理がすごぶる吉!夫は風邪をひかない。私と息子は大体いつも仲良くセットで体調を崩すのだが、わが家がどんなに菌の魔窟となろうとも、夫は元気に通常運転だ。おかげで夫婦とも倒れ、その後、一家全滅…なんて事態は今のところまぬがれている。夫はもともと平熱も高く、病気になりにくい体質らしい。彼と夫婦になって10年になるが、夫が風邪を引いて熱が出たことは2、3回くらいである。ちなみに私は2~3ヶ月に1回は熱を出す。この差は何だ。片方がすぐに菌におかされる場合、パートナーが健康体なのは非常にありがたい。■精神が安定しているのもありがたい…夫の心は常にタフネス!夫がひどく落ち込んだりするところを見たことがない。ときどき海外出張がある夫だが、あるとき次の出張がなんとも過酷そうであった。滞在期間の1ヶ月は毎日仕事。とくに観光する場所もなく、ずっと宿泊先に隔離状態らしい。さぞ心身ともに疲れて帰ってくるであろうと思ったが…夫は愚痴をこぼさない。私が逆の立場だったら、言葉もよく分からない異国の地に己の意思とは関係なくふっ飛ばされ、おいしいものを食べられるわけでもなく、観光もなし。そして家族と離れて1ヶ月過ごす。確実に心身ともに異常をきたすであろう。帰国後に愚痴どころの騒ぎではない。きっと帰国後はそのストレスを食と欲にぶつけまくり、手当たり次第においしいものを探し歩き、ほしいものも「頑張ったご褒美ぃ」とかいってガンガン買うに違いない。夫はもちろんそんなことはひとつもせず、帰国後も普段と変わらぬ生活を送っていた。すごい…。夫のいいところを上げてみたが、人間の作りがまるで私と正反対である。つくづく、「うーん、夫婦だけど人間的には1番違うタイプにいるなぁ…」と思う夫。きっとここまで違うからこそなんとなく認め合い、10年も一緒にいられるのかもしれない。
2020年02月09日皆さま、ごきげんいかがですか。男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。今回は、妻が妊娠していた時のつわりのエピソードです。■妻を襲った「食べつわり」妻の妊娠初期のころというと、もう3年も前のことになるのか。ついこの前のような気もするが、遠い昔のことのような気もする。もう暑さを感じる初夏だった。妻はもちろん、それをサポートする自分もなかなか大変な時期であった。これから生まれてくる愛すべき赤ちゃんのことを思って乗り切ったような記憶もある。妻は、「食べつわり」と呼ばれる類のつわりに悩まされていた。妊婦は妊娠3~5ヶ月くらいに、つわりと言われる吐き気が起こることはよく知られている。しかしそれは個人差があり、症状もさまざまである。もちろん、妻が妊娠して初めて知ったことだ。大きく分類すると、とにかく吐いてしまう吐きつわり、唾液がいっぱい出るよだれつわり、匂いに敏感になってあらゆるものが臭くなる匂いつわりなどなど…その中でもうちの妻は、何かを食べていないと気持ち悪くなる「食べつわり」というものだった。空腹になると気持ち悪くなるという。かといって、ピラニアのようになんでも食べるようになるわけでもなく、食べられるものは限定される。匂いがきついものや胃にもたれるようなものは食べられない。私は毎食、何を食べたいか、というか何なら食べられるかを聞いて料理を作った。それを考えることすらしんどいという妻は、イライラし、任せたいと言った。かといって、人が食べたいものを他人がわかるわけもない。適当に作って大正解なんてほとんど無理である。基本的にはお手上げの状況だった。しかも食べられるものは日々変化していて、昨日食べられたものが今日はダメになる。妻が食べられるものも、私の料理のレパートリーもみるみる狭まっていった。仕方ないので、適当に総菜を買ってきたり、何種類か作ったりして日々を乗り切っていた。一日に何度もスーパーに行かなければならない日もあった。また、妻はテレビの仕事があったので、気持ち悪くならないようにいつもお菓子を持ち歩かなければならなかった。もちろん、お菓子も普段の食事と同様、食べられるものを探求する日々だ。その自信満々の言葉に、私が大量のキャラメルを買ってくると。いっぱい買っとけというから、その通りにしたのであるが。テーブルの上は、誰も食べない大量のお菓子であふれた。これが妊婦でなくただの元気な人なら、どこのマリーアントワネットかという話であるが、日々苦しい思いをしている妻を責めるようでは、これから父親になるものとして失格である。りんごは、比較的長続きした。そしてつわりの時期が終わるころ。妻はついつい食べて太ることを気にして、家にある大量のお菓子を隠してくれ、と私に言った。大量のキャラメル、グミ、ラムネ…その夏の私は、会う人会う人にお菓子をやたら配るおじさんとなっていた。
2019年04月22日夫婦仲って、ちょっとしたタイミングで不穏な関係になってしまいます。今年のような10連休もあるGWにずっと夫婦一緒にいるときや、家などの大きな買い物の際には、つい本音が飛び出して一気に険悪になってしまうことも。普段は仲がいいという夫婦もご用心!夫婦のバランスを保つためのお役立ち記事を、3本まとめてご紹介します!■ 夫婦仲を調査!パートナーを何と呼んでいる?bee / PIXTA(ピクスタ)恋人と異なり、夫婦の関係は、日常や暮らしの延長線上にあります。忙しい毎日を送る中で、互いの存在が良くも悪くも空気のように溶け込んで、ついありがたみを忘れてしまうことも。現代の離婚率は3割にものぼるのだとか。離婚とはいかないまでも、「仮面夫婦予備軍」はたくさんいるのかもしれません。夫婦仲を調べたアンケート調査を見ると、気が付かないうちにすれ違っている夫婦が多いことに気づかされます。夫や妻をどう呼んでいますか?朝食や夕食を夫婦で一緒に食べていますか?夫婦でゆっくり過ごす時間はちゃんとありますか?夫婦の時間を増やすために何か努力はしていますか?さて、この問い、あなたならどう答えますか?詳しくは記事をチェック!ウチって仮面夫婦予備軍?既婚男女が語る「夫婦関係」の実情とは?■ 10連休のGWは、妻は食事で、夫は家事分担で気を使うのがベスト⁉Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)連休は夫婦で一緒に過ごす時間が増えてうれしい反面、ストレスを感じやすくもなります。休日とは言え家事がなくなるわけではなく、子どものお世話に食事の用意、洗濯、掃除と、あまりゆっくりもできません。さらに、連休中に家族でお出かけをするのなら、行先探し、スケジュール確認、予約手配、荷物の準備など、やることが増えてめまいがしそう……!今年のGWは10連休と、例年になく長い連休になるので、今から頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。こちらの記事では、「長期休暇の過ごし方」に関する夫婦の意識調査をお伝えしています。夫婦で10連休を過ごすのは嬉しい? 嬉しくない?妻は連休中の「食事作り」、夫は「家事分担」で気を遣っている?実はGWを一人で過ごしたいと思っている?なかには「GW中はずっと夫婦一緒でなくても良い」「仕事の予定が入っているので気が楽」など衝撃的な回答も。相手への思いやり、自由に過ごす時間配分など、夫婦仲良く10連休を過ごすための秘訣をアンケートから探ってみてください。詳しくは記事をチェック!2019年のゴールデンウィークは10連休!夫婦での快適な過ごし方とは?■ 家づくりで6割以上がパートナーにイライラしている!?cba / PIXTA(ピクスタ)大きな買い物を決断するシーンでは、夫婦の意見がぶつかり合い、険悪な雰囲気になってしまうことが多いようです。そこで最後にご紹介するのは「家づくりとパートナーとの関係性調査」という、ちょっと面白いアンケート結果。夫婦の幸せの形を実現する「家づくり」ですが、その過程で「パートナーにイライラしたことがある」と回答した人は63%にものぼりました。家づくりでは、いろんな意見が飛び出し、ときに収集がつなかくなることもあります。しかし、互いの声に耳を傾け、建設的な話し合いができる関係性が日頃から夫婦間にあると、そうしたトラブルも少なくなりそうです。さらに、アンケートでは「家づくりの過程で、別れ、別居、離婚を考えましたか?」というかなり突っ込んだ質問も登場します。その驚きの結果とは?詳しくは記事をチェック!最悪離婚も!? 家づくりで夫婦の仲が険悪になったらどうしたらいい?
2019年04月13日前回夫婦でぶつかったことをかきました。こんなふうに、結婚してから夫婦喧嘩も何度か経験し、もはや甘いムードとも無縁。でも、バレンタインからホワイトデーにかけての時期は、恋人だったころを思い出すこともあります。そのとき夫に「私のどこが好きで結婚したの?」と聞いてみました。すると意外な答えが返ってきました。私が昔勤めていた会社を辞めるときの姿が即断即決でかっこよかったといわれました。そのときにいった「組織にしばられたくない」という言葉が忘れられないとも。想像していたのとちがいすぎる答えにとまどいを隠し切れない私。どこを好きになるかわからないものだと思いました。気をとりなおして、結婚後の今はどうなのか聞いてみました。夫は、結婚前も今も、私が何か決断するときにスピーディーなところにほれているようです。家電などの大きな買い物をさほど調べもしないで「これだ!」といって買う姿が好きだといわれました。それで失敗もたくさんしているのですが、その点はさほど気にならないようです。彼はじっくりとデーターに目を通してものごとを決める慎重なタイプで、私は直感的にすぐ決めるほう。正反対なのですが、意外にも彼は私のその性質を気に入っているみたいでした。今回、甘いセリフをささやかれるかもと思っていましたが、まったく予想外なことをいわれてしまいました。即断即決なところをほめられましたが、私はむしろ夫の緻密に調べたりするところのほうが、すごいと思っていました。性格はちがうふたりですが、おたがいにないものがピタっとはまって夫婦として成立しているのかもしれません。
2019年03月20日あなたの旦那もしくは恋人は、デキる男ですか?首を傾げてしまうようなら、あなたの彼へのサポートのベクトルが違うのかもしれません。最愛の人をうまくコントロール&支えて、幸せな結婚生活を勝ち取りましょう!Yoshimi【アンアン総研リサーチ】vol. 161夫をデキる男にするのは妻の腕次第!デキる妻は愛されます♡デキる男のそばには、素敵な女性がいるものです。では、褒められ妻になるにはどうしたらいいのでしょうか。まずは、外で夫が活躍できるよう、上手に家計や環境をコントロールすること。でも、「具体的に何をすればいいのかわからない!」。そんなあなたのために、現役奥様たちに話を聞いてみました!外で活躍できる夫を育てる方法金銭的な余裕は心のゆとりにつながります。その1:おこづかい制にしない「毎月定額のお小遣い制にはしないで、家計のお金を旦那の通帳から毎月定額で下ろしています。このやり方だと、旦那も自分の稼ぎが多ければ、その分自由に使えるお金が増えるわけだし、どんなに仕事を頑張っても、使える額が変わらない定額制よりもやる気を出してくれると思う」(27歳・パート)「毎月5万円」など決まった額のおこづかい制は、男性の仕事意欲向上を妨げます。それよりも、家計用のお金を夫の通帳から定額引いていく方法がおすすめ。仕事の結果によって通帳に残る金額が異なってくるので、夫の仕事に対するモチベーションアップに繋がります。さらに、定額の中で家計をやりくりしているということで、夫からの評価も上がって一石二鳥ですよ!その2:スーツや靴は良いものを「主人は営業マンなので、着るものは私がこだわって選んでいます。職場でもプライベートでも、着ている服で評価が大きく変わることもありますから」(33歳・主婦)「第一印象が9割」なんて言われるくらい、ファーストインプレッションは大切。忙しい男性は、朝早くから夜遅くまで働いていることが多く、身なりにこだわる時間も限られてきますよね。そんな忙しい夫であればなおさら、少し食費を削ってでも、良いものに新調してあげることで、彼への周りからの評価だけでなく、彼からのあなたへの評価も高まるはず。また、当然出世にも影響するので、褒められ妻は、見すぼらしい服装を夫がすることは絶対に阻止します。その3:どんどん飲みに行かせる「旦那は、週4日は飲みに行っています。でも、絶対に咎めないし、むしろ『どうぞ』というスタンスでいます。すると、ちゃんと終電前には帰ってきてくれて、土日はしっかりと家族サービスもしてくれますよ」(26歳・パート)男性は、家が全てになると息苦しくなってしまうことがあります。奥さんに「早く帰ってきて、家事手伝ってよ」なんて言われていたら、休まるところがありませんよね。それこそ、浮気やすれ違いの原因にもなりかねません。逆に、飲みに行くことを推奨すれば、夫も気兼ねなくストレス発散できますし、家族と違う仲間と接することで、家族への思いが深まることも。さらに人脈も広がって、仕事も良い方向に進むかもしれませんよ。褒められ妻は、「夫を管理する、管理しない」のバランスが絶妙ただ夫を自由にしたり、縛り付けたりするのではなく、ほどよく身の回りを管理しながら、自由に過ごしてもらえる環境づくりをできるのが褒められ妻。二人三脚でみんなが憧れる夫婦になりたいものですね。※ 2016年8月13日作成(C) Ivanko80/Shutterstock
2018年08月19日映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』に出演する女優の榮倉奈々さん。タイトルからして気になる同作や、共演の安田顕さんについて語りました。即“観たい映画リスト入り”するような、インパクトあるタイトル。ヤフー・知恵袋に投稿された実際の質問に基づいているといえば、知っている人も多いはず。夫が家に帰ると、妻が必ず死んだふりをしている、というあの書き込みが元ネタ。映画化にあたり、その妻役にキャスティングされたのは榮倉奈々さん。「最初にお話をいただいたとき、妻・ちえさんの発想は自分にはないですが、面白いと思いました。こういうユニークさはもともと彼女のなかにあったのではないかなと思います。そして、そんな奥さんを好きになった旦那さんがいて、夫婦の相性ってあるのかなぁとも思いました」みどころの一つは、死んだふりのバリエーションと、その完成度。銃で撃たれていたり、矢で頭を射抜かれたりと映画では15パターン登場するが、どれも手が込んでいてユーモラスだ。「死んだふりのシーンは何日かかけて、一気に撮りました。どれも“可愛い”狙いではなく、本気で扮装しているので応援したくなります。ルックスでいえば、ワニに食べられている死んだふりが好きです。美術さん、衣装さん、ヘアメイクさん、照明さん…すべてのスタッフさんが、本気を出して作り上げているのが伝わると思います。夫・じゅんさん役の安田(顕)さんはというと、毎回いろんな驚き方をしなければいけないので大変だったと思います…。メイク中の私を見ては『ああ…次はそんなのやっちゃうの』と、遠い目をしていたので、すいませんって気分になりました(笑)」そんな安田さんとの初共演は、榮倉さんが19歳のとき主演を務めた朝ドラ『瞳』だったそう。「安田さんは、以前からとても丁寧で、そのぶん距離があまり縮まらなかった印象です(笑)。今回もそれは変わりません。結局今回もつかみどころが見つけられず…。でもこの映画に対する思い入れはお互いにとても強かったので、そこで打ち解けられたような気はします」思い入れが強まったその理由は、脚本の魅力が大きいと言う。「脚本家さんのセンスがあふれているステキな脚本でした。私が演じたちえさんがじゅんさんに抱く思い、父子家庭の親子関係や、友人夫婦に対するちえさんのやさしさは普遍的で。でも、それをすべて言葉で伝えるのではなく、行間に潜ませたり、あるいは想像を掻き立てられるような人間関係を築きながら伝えていくという世界観です。夫婦関係がとても可愛らしくて、その点も愛おしい作品です」ところで、榮倉さんがヤフー・知恵袋に質問するとしたら?「今一番知りたいのは、マンションのベランダの掃除の仕方です。蛇口がなくて、ジョウロだと何往復もしないといけないですよね。って、一瞬で解決されそうです(笑)」『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』ある日を境に、じゅんが仕事を終えて帰宅すると、妻のちえが必ず死んだふりをしているように。何を聞いても「月が綺麗ですね」とはぐらかすちえ。何かSOSのサインなのか?その秘密とは一体…。6月8日ロードショー。えいくら・なな1988年2月12日生まれ、鹿児島県出身。2004年に女優デビュー。主な出演作は、ドラマ『Nのために』(TBS系)、映画『図書館戦争』シリーズなど。※『anan』2018年6月13日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・影山蓉子(eight peace)ヘア・KENICHI(eight peace)メイク・Sada Ito(DONNA)インタビュー、文・若山あや©2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年06月10日夫に対しての愚痴をこぼす妻というのはよく見かける光景ですが、実際に不満に思っていても、直接本人には言えないことも多いはず。世の中の妻はどんな「夫に対して言いたいけれど、言えない不満」を抱えているのか調べました。●家事・育児の分担に不満は集中ママテナが独自に行ったアンケート「夫の満足度・妻の満足度について」の結果によると、夫に対して言いたいけれど言えない不満を持っている妻は77%という結果に。その不満の内容をランキングで紹介します。1位:家事分担の偏りについての不満…55.6%2位:相手の性格に関する不満…48.1%3位:育児分担に関する不満…47.4%4位:年収など経済力についての不満…35.4%5位:コミュニケーションの少なさに関する不満…30.1%6位:夫婦生活についての不満…27.8%7位:相手の容姿・外見についての不満…9.8%8位:浮気や不倫をうかがわせる行動に関しての不満…9.2%1位は「家事分担の偏りについての不満」が55.6%と過半数以上の支持を集めていました。いまだに家事をほとんどやらない夫はかなり多いのか、あるいは面倒な家事ばかり押しつけられることが多いのか、家事は平等に分担されていないと感じている妻が非常に多いことがわかります。また、家事分担は夫が「自分の実家ではそうなのだから当たり前」と思っている場合も多く、そういったときにはなかなか不満を言い出せないケースも多いのではないのでしょうか。2位にランクインしたのが「相手の性格に関する不満」で48.1%。本来相手の性格は結婚前にわかっているはずなのですが、いざ結婚してみると隠れていた良くない部分が見えてきたり、結婚前ではわからなかった夫婦や子育てに対するスタンスが見えてきたりしてしまうもの。かといってそれが本人の生まれ持った性格ならば、言っても改善される見込みがなく、結局不満は言わずじまい…なんてことも多いのかも。3位は「育児分担に関する不満」で47.6%という結果に。こちらも家事分担同様、夫が偏っているという自覚がないまま、遊ぶのだけが夫で、おむつ替えや寝かしつけなど大変なものは妻任せというケースが多いのかもしれません。夫に対して言いたいけれど言えない不満、上位はどれも夫が長年染みついてしまった価値観によって、今更言っても変えづらいものが占めているという印象に。特に家事・育児はイクメンなどがもてはやされる中でも、まだまだ妻に負担が集中している家庭が多いと言うことを再認識させられる結果となりました。(文・姉崎マリオ)
2018年03月21日人によっては、深夜にけたたましい音を立ててしまう「いびき」。なんとなく男性の方がいびきをかく人が多いイメージですが、女性も意外といるようで、いびきについて悩んでいる人も少なくないようです。妻のいびきに対する悩みについて、ネット上の意見をまとめます。いびきをかく妻には幻滅?夫にいびきをかいているといわれた妻が心配になるのが「夫に幻滅されないか」ということ。しかし、実際には「若いうちはかかなかったけど、歳をとってからは普通にかいている」という意見が多く、夫もそんな妻の姿を見て「疲れてるのかな?」程度にしか考えていないと思うという意見もちらほら。また、夫側からの意見としては「妻のいびきがすごくて最初は大変だったけど、慣れれば気にならない」といった声もあります。かなり大きめのいびきでも、次第に慣れてしまううのだとか。ほかにも、いびきは生理現象のため、いびきをかくこと自体で幻滅するということはほとんど様子。とはいえ、あまりにも音がひどいと、「時々蹴っ飛ばしたくなる」といった辛辣な意見もありました。妻・夫、どちらのいびきの場合であっても、あまりにも気になる場合は、病院に行き、医師に相談してみるのもひとつ方法かもしれません。いびき対策どうしてる?パートナーから「さほど気にしていない」といわれても、朝起きたときに「いびきをかいていたよ」といわれればショックなもの。そうでなくても自分がいびきをかいているというのは、嬉しいものではないですよね。多くあげられていた「いびき対策」の方法としては、「枕を低くして気道を塞がなくする」、「横向きに寝るようにする」といったもの。また、喉の調子が悪いなど、体調によっても左右されるようなので、一度指摘されたからといって、すぐに対策を打つ必要はなさそうです。男性がかくイメージの強いいびきですが、女性もかくことはありますよね。でも、多くの夫はあまり気にしていないので、いびきをかくこと自体を気にする必要はあまりなさそうです。むしろ、逐一夫が報告してくることを不快に感じている人が多いようなので、夫が気にしていないのに報告してくるときには、「やめてほしい」とハッキリ伝えるのもアリかも(?)。(文・姉崎マリオ)
2018年02月11日さて、前回に引き続き夫の「飲み会」になぜイライラしてしまうのか。というお話の続きです。どうして休日出張なら許せるのに、仕事終わりの飲み会は心がささくれるのかを掘り下げて考えてみたところ、根底にあるのはやはり、この感情だということに気がつきました。私はこんなにもいろんなことを我慢してるのに!! あなたはいつまでたっても自由でいいわよね! といったところでしょうか。でも、この嫉妬のような感情も、夫の行動しだいで浄化させることができると私は思っています。■「お前も行けば?」は見当違いたとえば、妻が「なんで私ばっかり我慢しなくちゃいけないの!」と不満を漏らしたとすると、こういう返事が返ってきがちです。「そんなに我慢しないで、ママも行きたいなら行ってきたらいいのに」的な。これ、ちがうんですよね。そうじゃないんです。「行きたいんならお前も行けばいいのに」と言われても、別に「飲み会に行きたい」わけじゃないんです。単純に酒を求めているのではないのですから。夫:「誰も行っちゃダメなんて言ってないよ?」えぇ、もちろん言われてなどおりません。自分で勝手に「今は行く時期じゃないな」と判断して断ってるケースもあるんです。行ってもいいよと言えば「そうじゃない」と言うし、なにも言わなければそれはそれで「そうじゃない」と言うし、夫側からすれば「どないせーっちゅーねん」といったところでしょうが。要するに、自分の我慢を褒めてもらいたいんです。えぇワガママだとわかっています。それでも妻は、このアンバランスさをねぎらってほしい。フットワークの軽さの差を理解してほしいんです。じゃあ、仮に私が週に2回も3回も飲み会の誘いがあったとしたら、全部に参加できますか?できませんよね。夫は仕事で遅いし、実家は遠いし、子どもたちはどうするんですか。ここです。「ママはパパと同じようには動けない。動き出す前にいくつもの関門を越えてようやく動き出せるんだ」ってことを、夫にわかってもらいたいんだと思います。■夫のねぎらいで、心に余裕が持てるいや実際パパだって十分わかってると思います。でも、パパがちゃんとわかってくれているということを、ママはわからないんです。なので、妻が不満を漏らした時には、夫が一歩折れて・身動きがとりにくいママのことを・自分でブレーキをかけているママのことをねぎらってほしいのです。女性って扱いが難しいように見えますが、意外と単純です。言葉がけひとつで報われたり、優しくなれたり、余裕を持てたりするんです。男の人からしたら、「めんどくさ」って思うかもしれないのですが、「あ…私の大変さをちゃんとわかってくれている」「私の頑張りを見ててくれているんだ」ってわかるだけで安心しますし、うれしいんです。こうして考えてみると、ママって燃費のいい生き物だと思いませんか?ダイアモンドをよこせとか、おこづかいをよこせとかそんなこと言いません。夫からの言葉かけひとつで走り続けることができるんです。■飲み会に向かう夫が、妻に言ってはいけない言葉しかし、ここで言ってはいけない言葉がいくつかあります。・その1. 「どうせ飲まずに帰ってきても、俺のやることないじゃん」「どうせ俺が帰って来た頃には子どもたちも寝てるんだし、飲み会に行ったところでかわらないんじゃない?」えぇ、そうです。気持ちとしては理解できます。どうせいつも通り帰ってきたとしても一番大変な時間帯は過ぎ去っていますし、子どもたちも寝ています。19時台に夫が帰ってきてくれるのなら戦力として動員できますが、21時以降に帰ってくるのであれば22時だろうが23時だろうが変わりません(戦力外)。となると男性側は「別に飲み会に行こうが行くまいが一緒じゃん!」とお思いなのかもしれませんが、そうじゃないんです。妻はある意味「飲み会」というものに幻想を抱いているところがありまして。今私が一人で家で「疲れた…」としょぼくれている間にも、夫は飲めや歌えやどんちゃんどんちゃん楽しく盛り上がってるんだろうな…と思うと、無性に腹が立ってくるんです!! 正直うらやましい!実際、飲み会も毎回どんちゃんしてるわけではないと思いますし、しけた飲み会の場合もあるでしょうけど、部屋で疲れてるスッピン部屋着の私と、どんちゃんしてるであろう夫との落差にがっかりするんです。妻からしたらそれだけ「飲み会」というのはスペクタクルでファンタスティックなイベントにうつっています。スペシャルなんです。また、こういうことは言ってもらいたくありません。・その2.「本当は行きたくないんだよな~」「俺だって行きたくないんだよぉ~~~。仕方がないから行くんだよぉ~~」的な。おそらく飲み会に出掛けるほうとしても、なんらかの後ろめたさがあるんでしょう。俺だって本当は行きたくないけど仕方なくいってるんだ、と聞いてもいないのに言い訳してくるケースがあります。これ、妻側からすれば「なら、断れよ」の一言につきます。行くなら行く!うだうだ「本当は行きたくないんだよ」アピールをするよりも、「いつも一人で頑張らせて申し訳ない!埋め合わせは必ずする!」と。「行きたくないけどいかなくちゃいけない」をアピールするんじゃなくて、「行くことを申し訳ないと思っている」ということをアピールしてほしいです。かつて、某通販会社の顧客情報流出事件で、社長の謝罪が珍しく称賛された例がありましたね。「このぐらいお詫びしておけば無難だろう」という線を上回るお詫びの仕方だったので、むしろ顧客側に「もうわかったよ! いいよ!」と言わしめたのです。その戦法です。「そんなに謝らなくてもいいよ! 行ってらっしゃい!」そう妻に言わせられたら夫の勝ちです。そのためには、「言葉」だけでは足りません。「妥当なところ」を上回るものを提供しなければなりません。それが「行動」です。言い換えれば「埋め合わせ」ですね。■夫婦だってギブアンドテイクたとえば、飲み会に行く代わりに、休みの日は朝早く起きて子どもの朝御飯を準備して奥さんをゆっくり寝かせてあげる、とか。平日の食器洗い、洗濯物をたたみ、風呂掃除、トイレ掃除を3日間買って出るとか、奥さんの肩を1週間ぶっとおしで揉み続けるとか(笑)。奥さんの要求を上回る行動を返してくれたら、妻としても「飲み会=むしろラッキー!」なものになります。なぜ飲み会に行くごときでそこまでせにゃならんのだ! と思いかもしれませんが、それぐらい私たち妻にとって飲み会というのはスペシャルな存在なのです。相手にあげた分、自分だって得たいと思っています。私が夜に出掛けるとなると、夫に数ヶ月前からその日を空けておくように頼み、逐一リマインドをし、晩御飯の手配をし、帰ってきてからは「ありがとう。助かった! 行かせてくれてありがとう」とお礼を言うぐらいの存在なのですから。そこがそもそも違うんだということを前提において、ギブアンドテイクをうまく駆使しながら忘年会シーズンは奥さんへの奉仕月間ぐらいの意識で臨んでもらいたいと思います。【お知らせ】前回の 「夫の飲み会にイライラ! ママたちが不機嫌になるのは深い理由がある」 の記事下アンケート「Q. 夫の飲み会にイライラしますか?」には、2,500件もの回答が集まりました! アンケート結果はこちら↓
2017年12月14日