TBSアナウンサーの安住紳一郎と女優の松たか子が、最新の生命科学から見えてきた人体の神秘について紹介する「生命38億年スペシャル人間とは何だ…!?医療革命が始まった!健康・長寿の最新常識」がゲストに岡田将生、芦田愛菜、古田新太、山里亮太らを迎え、8月14日(月)今夜20時~TBS系でオンエアされる。新たな発見が相次ぐ生命科学の分野では、疫学データ解析が進んだことで“健康・長寿”に関する常識がどんどん変化。従来は不要と考えられていた「盲腸」に大切な役割が発見され、栄養価が低くムダだと言われていた「ある食べもの」が体にとてもよいことがわかるなど従来の「常識」が「非常識」になりつつあるという。本番組では数々の番組を取り仕切ってきた名アナウンサー・安住さんと、TBS系「カルテット」が今年上半期大ヒット、11月からは不朽の名作SFを舞台化する「メトロポリス」にも出演する松さんを司会に迎えるほか、4月クールのドラマ「小さな巨人」も好評のうちに幕を下ろし、現在公開中の映画『銀魂』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』がいずれも大ヒット、俳優としてさらなる注目を集める岡田さんと、声優を担当した『怪盗グルーのミニオン大脱走』がこちらも大ヒット公開中の芦田さん、映画から舞台まで幅広く活躍する古田さんらら豪華ゲストを迎え、私たちが生活するうえで気になるいくつかのテーマを取り上げ、最新の研究から導き出された健康へのヒントを探っていく。テーマの1つ「長寿」では長寿の双子として人気者だった成田きんさんと蟹江ぎんさんの子孫を取り上げ、きんさんぎんさん同様皆長生きだという一族の秘密を探る。また“近視大国”と言われる日本だが、従来テレビやスマホが原因などと言われてきた近視の原因が「太陽光不足」だということがわかったという。強度近視のまま歳をとると失明の危険もあるという近視について“近視先進国”中国の実態も取材する。テーマ「肥満」では話題の「糖質制限ダイエット」の効果を検証。血糖値が高くなることで起きる体への影響や糖尿病が特に日本人にとって危ないことなど、そもそも肥満の何がいけないのか、やせれば健康になれるのかについて開設。「脳と心臓」では元気で賢く天寿を全うしたが実はアルツハイマーだったという修道女がなぜ普通に生活できたのかについて迫る。そしてテーマ「がん」では、がん細胞の遺伝子に直接働きかけ自分の免疫力を最大限に発揮させることでがんを倒す最新治療「免疫チェックポイント阻害療法」について、番組がその治療の過程を追う。テーマ「免疫力」ではアマゾンの先住民から“長寿・健康”のヒントを学ぶ。「生命38億年スペシャル人間とは何だ…!?医療革命が始まった!健康・長寿の最新常識」は8月14日(月)20時~TBS系にて放送。(笠緒)
2017年08月14日俳優としての一歩を踏み出してから4年──。20歳を迎えた村上虹郎に、自分に俳優は向いていると思うか?と投げかけると「ほかの仕事をしていたら…とも考えることもありますが、俳優の仕事は興味深すぎて、面白い。映画もドラマも舞台もやらせていただいて、今回の『武曲 MUKOKU』も含めて、やっぱり映画っていいなと思います」。何とも真っ直ぐな答えが返ってきた。そして「自分で作品を選びはしませんが、この作品のようにいい出会いがあります」と語るように『武曲 MUKOKU』は彼の人生の一部となり、今後の村上虹郎を語るうえで必要不可欠な1本となった。監督は熊切和嘉、主演は綾野剛。クランクイン前に熊切監督は鎌倉近郊での撮影に備え逗子に移り住み、イメージを膨らませた。綾野さんは研吾になりきるため剣道の稽古に邁進。さらに剣道家の身体を創り上げるために壮絶な肉体改造を自らに課した。そんなふうに並々ならぬ想いでこの映画に挑む監督と主演俳優に、村上さんはどう向きあったのか。演じるのは、研吾の宿命のライバルとなっていく天才剣士・融。「演じる役が難しいことも大変なこともありますが、今回の融は演じるのは大変ではなかったです。もちろん身体的なアクション部分は大変でしたが、融を生きることは僕にとってすごく楽しくて、すごく幸せな時間でした」。そう思えるのは、音楽と剣道、村上さんにとって身近なカルチャーが融のキャラクターを構築していることも大きかった。融は、ある理由から“剣を棄てた男”研吾と出会い、スポーツとしての剣道ではなく、生死をかけた決闘のような剣に魅せられていく。その感情はどうやって捉えたのだろう。「いま生きているこの時代には放射能や大気汚染、農薬などの問題があって、事故もある、自殺者も増えている。決して死は遠いものじゃないと思うんです。映画にも死を描いたものがあって、そういう映画を観ることで僕らは死を疑似体験している。でも融にとっては、何て言うか…死はもっとリアルなんです。彼にとって剣道はスポーツではなく生死をかけたものであって、精神世界での殺し合いというか…。僕も小学校から中学校にかけての数年間、剣道をやっていてスポーツとしての剣道は知っています。でも、この映画を通じて別の剣道の一面を知ることができました」。難しかったのは融が上達する前の芝居、剣道初心者の芝居をしなくてはならなかったことだ。参考にしたのは、なんと熊切監督。剣道の経験のない監督に「竹刀を振ってもらったり、蹲踞の姿勢をしてもらったりして、下手な人の動きを把握するためにいろいろお願いをしました。ふり返ると、監督にすごいことをさせてしまいました…(苦笑)」と無邪気に話すが、実は前々から「熊切監督と仕事がしたかった」のだと明かす。念願の熊切組だった。融が研吾に出会い刺激を受けたように、村上さんは熊切監督から刺激を受け取った。「どの現場でもどの役でも、芝居をしているときはその役の人生を突きつけられるし、答えを求められます。僕と熊切監督の間には(いい意味で)都合もないし、しがらみもないし、自分の信じたことを演じさせてくれる、それが素敵なんです」。また、研吾が野獣だとすると融は小さな恐竜だと2人の関係性を語る。「融から見た研吾は、得体の知れない者としての怖さがあって、何だこの人?というような普通の人にとっては出会いたくない人です。でも、刺激を求めていた融にとっては会いたかった人。関わることで自分のなかで新しい何かを見つけられるような、そういう出会いだったと思います」。研吾を演じる綾野剛との出会いからも「綾野さんの役づくりは本当にスゴい。そして美しかったです」と刺激を受けた。クライマックスに用意されている台風の夜に2人が決闘するシーンは村上さんにとってのクランクイン。さぞかし緊張したのかと思いきや「嵐のなかの決闘シーンよりもラストシーンの道場での決闘で、防具を着けるときのほうが緊張しました」と話す。村上さんが「一番好き」なシーンとして挙げるのは、嵐の決闘後に研吾と再会するシーンだ。その理由は──「なぜあそこで融は、声にならない声で“すみませんでした”と言うのか、撮影前は理由がわからなかったんです。わからないのは、僕と融が違う人間だからではなく気持ちがまだそこにたどり着いていないからで、そこまで行こう、行ってやろうと思いましたし、融として答えを見つけなくてはならなかった。その答えは言葉にするのが難しいですが、彼の成長でもあって──それまで腑に落ちなかったものが腑に落ちた、そういう演技ができました。決闘シーンも大切ですが、僕にとっては謝るシーンも大切で、好きなシーンです。完成した映画を観て、あの融の顔はいつでもできる顔じゃないって感じました」。セリフはないけれど強く訴えかけてくるものがあり、研吾と融の心の声、魂の叫びに、きっと心が震えるだろう。そんな男たちの戦いを「女性にも観てほしい」と村上さん。「剣道の世界は男っぽいかもしれないですが、人間らしさが描かれています。それぞれのキャラクターの色気、それぞれのキャラクターが貫こうとしているものを感じてほしい。とても男くさいですが、女性もきっと楽しんでもらえると思います」。男だからこそ共感できるものもあれば、女だからこそ感じるものもある──その色気、女性こそ必見。(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)■関連作品:武曲 MUKOKU 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「武曲MUKOKU」製作委員会
2017年05月30日TBSが放送する年末恒例音楽番組「輝く!日本レコード大賞」。第58回目を迎える今年の本番組総合司会者に、この度TBSアナウンサーの安住紳一郎と女優・天海祐希が決定した。今年も東京・新国立劇場から生放送でお届けする「輝く!日本レコード大賞」。今回が本番組総合司会初となる天海さんは、宝塚歌劇団退団後、「離婚弁護士」「女王の教室」「BOSS」「偽装の夫婦」「Chef~三ツ星の給食~」などの数々のドラマに出演し、今年公開された『名探偵コナン 純黒の悪夢』では声優にも挑戦。また、来年には出演作『恋妻家宮本』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の公開も控え、幅広い世代から支持を得る女優。そんな天海さんが「レコード大賞」の舞台で、初めて音楽番組の総合司会に挑戦。今年、日本で最も輝いた音楽に華を添えていく。一方、本番組総合司会を担当するのは5年連続5度目となる安住さん。バラエティ番組や情報番組はもちろん、「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル」「音楽の日」といった長時間の音楽番組も多く担当。本番組では、2001年から11年間進行アナウンサーを、2012年からは総合司会を務め、毎年相手のトークを引き出す安定した司会ぶりで出演アーティストから大きな信頼を寄せられている存在だ。天海さんは「歴史ある素晴らしい場にお声をかけて頂き、大変光栄に思っております。安住さんの足を引っ張る事なく、無事にこの大役を終われる様頑張りたいと思います」と意気込み。安住さんは「天海祐希さんとご一緒するのが、いまから楽しみです」と天海さんとのコンビに期待を語り、「『第58回輝く!日本レコード大賞』。タイトルを読み上げるたび、50年以上の年月に思いをはせます。また今年も新しい1ページが加わります。夜5時30分からの4時間を超える番組ですが、ご覧いただければ幸いです」とコメントを寄せた。かつて2008年に「ぴったんこカン・カン」のロケ企画で共演したこともある2人。そこで息の合った掛け合いが好評を博し、2週にわたって放送されるほど。8年ぶりの共演となる今回、さらにパワーアップした2人のトークも音楽とあわせてお楽しみに。「第58回輝く!日本レコード大賞」は12月30日(金)17時30分~TBSにて生放送。(cinemacafe.net)
2016年12月06日12月30日にTBS系列で生放送される『第58回輝く!日本レコード大賞』(17:30~)の総合司会を同局の安住紳一郎アナウンサーと女優の天海祐希が務めることが5日、明らかになった。安住アナは5年連続5度目、天海は今回が初となる。安住アナは、2001年から11年間、『日本レコード大賞』の進行アナウンサーを、2012年からは総合司会を務め、相手のトークを引き出す安定した司会ぶりで出演アーティストから大きな信頼を寄せられている。初めて音楽番組の総合司会に挑戦する天海とは、2008年に『ぴったんこカン・カン』のロケ企画で共演し、2人の息の合った掛け合いが好評を博し、2週にわたって放送。今回、8年ぶりの共演となる。安住アナは「天海祐希さんとご一緒するのが、今から楽しみです」と期待を表し、「『第58回輝く!日本レコード大賞』。タイトルを読み上げるたび、50年以上の年月に思いをはせます。また今年も新しい1ページが加わります」としみじみ。天海は「歴史ある素晴らしい場にお声をかけていただき、大変光栄に思っております。安住さんの足を引っ張る事なく、無事にこの大役を終われる様頑張りたいと思います」と意気込んでいる。先月17日に各賞受賞者&曲が発表。大賞候補となる「優秀作品賞」には、桐谷健太が「au三太郎シリーズ」CMの役柄・浦島太郎名義で歌う「海の声」、朝ドラ主題歌として人気を集めたAKB48の「365日の紙飛行機」、宇多田ヒカルの「花束を君に」など10作品が選ばれた。(C)TBS
2016年12月06日日本テレビの桝太一アナウンサーが、1日に放送された同局系バラエティ番組『耳が痛いテレビ 芸能界カスタマーセンター』(19:00~20:54)で、TBSの安住紳一郎の絶妙な毒舌加減を絶賛した。桝アナは、他局で見ている番組について、「安住さんの番組はけっこう見てしまう」と告白。どんなところを見ているのかと聞かれると、「会社員としての振る舞い方」と答え、「宮根(誠司)さんも羽鳥(慎一)さんもフリーという立場で活躍されているけど、安住さんは会社員という立場を守ったままで、でもギリギリのところまでうまく…」と語った。安住アナといえば、生放送のTBS系ニュース番組『新・情報7daysニュースキャスター』でビートたけしと共演しているが、東野幸治が「たけしさんが生放送でむちゃくちゃなボケとか毒舌を…」と言うと、桝アナは「そこで、『会社員のくせに』とは絶対にならない」としっかりコントロールしている安住アナの話術を称賛。「絶妙な毒舌加減はどうやったらマネできるんだろうと…いまだに答えは見つからないです」と話した。桝アナはまた、視聴者から寄せられた「ブレークした芸能人があきられないか心配」という意見について話しているときに、「アナウンサーは変わらないことが一番大事だと思う」と持論を展開。「朝ごはんでいうと、タレントさんみたいなメインディッシュではなく、漬物みたいな存在」と表現し、「漬物が急に主張したら気持ち悪いじゃないですか。いかに流されずに変わらないかっていうことが、アナウンサーは一番考えるべきところ」と語った。
2016年12月02日日本文学の名作を人気声優が読むドラマリーディングシリーズ第2弾『三四郎/門』が11月30日(水)よりTOKYO FMホールで上演される。舞台『三四郎/門』チケット情報キャストは上演回ごとに異なり、置鮎龍太郎、岸尾だいすけ、武内駿輔、野島健児、濱野大輝、古川慎、浅倉杏美、、阿澄佳奈、石川由依、大久保瑠美、加藤英美里、下田麻美、藤田咲が出演。今年3月に上演した『それから』に続いて夏目漱石作品を取り上げる。構成・演出は映画監督として知られるが、近年は舞台演出にも意欲的な深作健太。深作は「「声」という洗練された表現力を武器として、近代の日本文学の代表作が放つ言葉の魅力を、普遍的なものとして、時代を超えてお届けしたいと願っております。このプロジェクトが、現代の新しいスタンダードとなって、末永く続くことを祈りまして」とコメントしている。チケット発売中。■『三四郎/門』回替わりキャスト11月30日(水)19:00開演…野島健児 古川慎 加藤英美里 大久保瑠美12月1日(木)13:00開演…岸尾だいすけ 濱野大輝 石川由依 大久保瑠美12月1日(木)19:00開演…岸尾だいすけ 武内駿輔 阿澄佳奈 下田麻美12月8日(木)19:00開演…岸尾だいすけ 武内駿輔 石川由依 浅倉杏美12月9日(金)19:00開演…置鮎龍太郎 古川慎 加藤英美里 藤田咲
2016年11月14日村上虹郎主演で贈る映画『二度めの夏、二度と会えない君』。この度、10月2日(日)にクランクインしたばかりの本作から、写真が初公開された。篠原智(村上虹郎)は、もう2か月も塞ぎ込んでいた。突然現れてどうしようもなく惹かれてしまった森山燐(吉田円佳)が死んだのだ。死の直前、思いを抑えきれず「好きだ」と智が告げたとき、燐が見せた苦しそうな表情が頭から離れない。幼なじみで生徒会長の菅野瑛子(加藤玲奈)の説得も全く耳に入らず、ふらふらと歩いていると、気付けば燐との思い出の場所に来ていた。そこで起こったのが“タイムリープ”。半年前の夏、燐と出会った夏に戻ってきてしまっていた。燐は「バンドやろう!」と、記憶の中と同じく積極的に智を誘ってくる。戸惑う智だったが、前と変わらぬ燐のパワーと一緒に演奏できる嬉しさに抗えず、ドラムの花京院姫子(金城茉奈)、ベースの石田六郎(山田裕貴)を巻き込み、バンド活動を始める。バンド禁止の学校で、遂には会長を味方につけるほどの活躍を見せるが、刻々とあの瞬間が近付いていた…。智がやるべきことは決まっていた。2度めの夏に、大好きな燐が最期まで笑顔でいるために。原作は、「ガガガ文庫」(小学館)が10周年企画として満を持して送り出した赤城大空の同名ライトノベル。キャストには主演の村上さんを始め、演技初挑戦となる新星・吉田円佳、「AKB48」の加藤玲奈、金城茉奈、山田裕貴ら若い才能が集結する。今回到着したのは、クランクイン日に撮影されたメインキャスト5人の集合カット。この日5人が揃ったのは、貼りだされた実力テストの結果を各々が見に行くという場面。学園を舞台にした作品でよく見られるシーンではあるが、主人公の心情が表れており本作では物語を大きく動かす重要な場面となっている。撮影時は初日らしい緊張感がありながらも、キャスト同士の会話で笑顔を見せるなど良い雰囲気。爽やかな制服姿で登場した5人は、それぞれが役柄に合わせて外見が変化。特に髪色を変更したキャストは、これまでと大きく印象が変わっており、黒髪にチェンジした加藤さん、そして原作キャラクターを尊重し思い切って髪を銀に染めた山田さんが異彩を放っている。まだまだ撮影は始まったばかりの本作。この初日の撮影シーンが、一体どのように物語に結びついていくのだろうか。『二度めの夏、二度と会えない君』は2017年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年10月05日TBSの安住紳一郎アナウンサー(43)が12日、都内で行われた同局のバラエティ特番『どうぶつ奇想天外!2016』(9月21日19:00~21:54)の収録後に、タレントのみのもんた(72)とともに囲み取材に応じ、みのとタッグを組んだ感想を語った。『どうぶつ奇想天外!』は、1993年10月16日から2009年3月29日まで15年半にわたって放送された動物知的エンターテインメントバラエティ。このたび7年半ぶりに、3時間のスペシャル番組として復活する。司会は、15年半の間すべての放送で司会を務めた番組の顔であるみのもんたと、リポーターとして参加経験がある安住アナが務め、レギュラー出演者だった高田純次と渡辺満里奈、そして同番組で人気者になったさかなクンも登場する。安住アナは「当時のテレビマンたちは『どうぶつ奇想天外!』というタイトルを見事に上手につけたもんだなと思いました。今日のクイズの答えもアメイジングというか奇想天外だった」と感嘆。収録には初代アシスタントを務めた雨宮塔子アナウンサーも駆けつけたが、安住アナは「雨宮さんとみのさんがスタジオの中央に登場したとき、テレビ好きにとってたまらないあの一瞬が、テレビの世界だなと感じました。私もテレビっ子だったので、一人のテレビ好きとしてすごくうれしい瞬間でした」と興奮気味に話した。また、みのとのタッグについて「憧れのアナウンサーの先輩と一緒に仕事ができるのは、本当に至極の時間」と喜び、「みのさんの表情で人を惹きつけるという技術をまざまざと見せつけてもらってすごくよかった。近くで見てました」と感激。さらに、「雨宮さんは私が入社したの第一線級のアナウンサー。その雨宮さんみのさんと横に並べる幸せというのは…想像していただければわかるほどの大変光栄な時間で、忘れられない1日になりました」と語った。一方のみのは、「レポーターで何回かこの番組にも出てくれて、新進気鋭のアナウンサーとしてさわやかないい青年だなという印象を持っていた」と安住アナの昔の印象を語った上で、「それ以降の彼の活躍ぶりを見てますと、TBSはすばらしい人間を採用をしたなと思いますね」と称賛。「できればずっとTBSで骨を埋めてほしい」と伝えた。(C)TBS
2016年09月14日タレントのビートたけし、女優の綾瀬はるか、TBSの安住紳一郎アナウンサーが27日、東京・赤坂のTBSで行われた9月3日放送の特番『ものづくり日本の奇跡 日の丸テクノロジーがオリンピックを変えた 元気が出る60年物語』(21:00~23:24)の収録後に取材に応じ、安住アナが髪を切った綾瀬を「私の歴史で一番かわいい」とべた褒めした。この番組は、日本の技術にスポットを当て、ものづくりに挑んだ人々の夢、情熱を描いていくもの。昨年3月に放送された特番の第2弾で、今回はオリンピックをテーマに、「選手たちの栄光」「誰もが一度は目にした衝撃・感動の名場面」などを取り上げ、それらを支えた"日の丸テクノロジー"を紹介する。ご意見番はたけし、MCは安住アナと綾瀬が務める。番組の見どころを聞かれた安住アナは、「綾瀬はるかさんが髪をちょっと切り、私の歴史の中で一番かわいくて映っているので、ぜひお見逃しなく!」とPR。赤を取り入れたスタジオに、白い衣装の綾瀬が映えていると言い、「私の歴史で一番かわいく見えたということをお伝えしたい」と熱弁した。そして、「真面目な話としましては…」と切り替え、「日本人選手が金メダルとか活躍すると喜びがありますが、ものづくりの国なので、時計やシューズやウエアに日本のメーカーの名前があると日本人としてはうれしい」とコメント。「陸上メーカーやラケットメーカーとか、日本が頑張っていると思ってうれしくなりました」と収録の感想を語った。番組には、リオ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した高橋礼華、松友美佐紀の"タカマツ"ペアもゲスト出演する。(C)TBS
2016年08月29日タレントのビートたけし、TBSの安住紳一郎アナウンサー、女優の綾瀬はるかが出演するTBS系特番『ものづくり日本の奇跡 日の丸テクノロジーがオリンピックを変えた 元気が出る60年物語』が、9月3日(21:00~23:24)に放送される。この番組は、日本の技術にスポットを当て、ものづくりに挑んだ人々の夢、情熱を描いていくもの。昨年3月に放送された特番の第2弾で、今回は、リオ五輪の興奮冷めやらぬ中、オリンピックをテーマに、「選手たちの栄光」「誰もが一度は目にした、衝撃・感動の名場面」などを取り上げ、それらを支えた"日の丸テクノロジー"を紹介していく。番組で紹介するのは、1964年東京五輪に挑んだ「マメができないシューズ」や、世界のボールを変えた江戸時代から受け継ぐ「針の技術」、ラケットシェア世界一に押し上げた「浮き」づくりの技術、女子マラソン・有森裕子の名場面を生んだ日本の放送技術、室伏や卓球女子を支えた「下町技術」、そして、パラリンピックに革命を起こす世界最先端の車いすを作る「溶接技術」など。スタジオでは、ご意見番・たけし、MCの安住アナ、綾瀬が、シューズやウェアなどの品々を目の前にし、CGによる時代年表も交えて、その技術を体感していく。さらに、リオ五輪で活躍する日本人選手もゲストとして出演。次の2020年東京五輪に向けた最新の日の丸テクノロジーも紹介する。(C)TBS
2016年08月16日1902年香川県高松市に生まれた画家・猪熊弦一郎。作品を通じて猪熊弦一郎とはどんな人物だったのかを知るために、猪熊の故郷香川にある「丸亀市猪熊弦一郎美術館(通称 MIMOCA、以下MIMOCA)」を訪ねた。MIMOCAを訪ねるまで、頭の中には一つの疑問があった。猪熊弦一郎のことを調べる程、その多彩な絵画様式に驚かされ、そしてまた「どれが本当の猪熊さんなのか」という疑問が沸き上がってきたのだ。もちろん、どの作品もその絵筆を持った猪熊作品に違いないのだが、時にその作品からはアンリマティスを色濃く感じ、時に作品からはピカソの面影を感じる。また、具象と抽象を行き来し、自在に色彩やフォルムを操っているようにさえ見える。さあ、猪熊はどのような生涯をアーティストとして歩んだのか、6月30日まで開催中の展示「猪熊弦一郎展「私の履歴書」前編ーー絵には勇気がいる」を同館学芸員の古野華奈子さんとともに巡りながらお届けしよう。1/2はこちらから。■幼少期から晩年まで、約2万点の猪熊作品の収蔵約2万点もの猪熊作品を所蔵するMIMOCA。猪熊が幼少期に書いた絵から、東京美術大学(現 東京藝術大学)在学時の作品も含めて、日本、フランス、ニューヨーク、ハワイなどで創作された晩年までの作品を収蔵している。それに加えて、猪熊が蒐集していた雑多なものたちも保管されており、その時々の企画に合わせてセレクトされ、彼の絵画作品と共に展示されている。MIMOCAは、まさに猪熊の生涯に渡る創作活動の軌跡を知ることが出来る場だ。■私の履歴書ーー絵には勇気がいる5月にMIMOCAを訪れた時は、1979年に日本経済新聞の連載「私の履歴書」のために猪熊が半生を綴った原稿を元に構成された企画展「猪熊弦一郎展「私の履歴書」:前編ーー絵には勇気がいる」と、猪熊が晩年描いた「顔シリーズ」が展示されていた。学芸員の古野さんと共にこの二つの展示を歩きながら彼の作品を通して猪熊と向き合ってみたい。■絵の上手な少年が画家・猪熊弦一郎になるまで「私の履歴書」を元に猪熊の半生を知る企画展は、猪熊が絵画に目覚めた幼少期の作品からスタートする。その後、現東京藝術大学に進んだ猪熊は、後に画家として活躍する同級生、小磯良平、荻須高徳、中西利雄、岡田謙三、山口長男らの洗練を受ける。同級生たちと切磋琢磨し、自分らしい作品とはと猪熊が試行錯誤を繰り返したことは、次々と作風の変わる作品からも感じ取れる。「どんな絵画表現が出来るのだろうか」と言う問いに対するその時々の猪熊の答えが作品になっているかのようだ。《題名不明》1919年《画室》1932年■マティスからの一言ーー「お前の絵はうますぎる」学生時代よりパリに行くことを熱望していた猪熊は、1938年妻・文子と共に憧れの地を踏む。そこで猪熊はマティスに絵を見てもらう機会を得るのだが、そこでマティスに「お前の絵はうますぎる」と言われる。このことを猪熊は、著書『私の履歴書』にこう記している。ーー結局、うまく描くということは人によく見てもらいたいと思うために描くことに通じている。(中略)思ったことを素直な、虚飾のない姿でカンバスにぶっつけることこそ一番大切だ。「絵がうますぎる」という先生の言葉はそんな意味だ。(中略)この言葉は私の一生を通じて、すべてのことに最も大きな教訓となっているーー■自分らしい表現を追求して猪熊と親交が深かった画家の一人に藤田嗣治がいる。藤田と猪熊は第二次世界大戦中、フランスの片田舎へ共に疎開したり、日本への引き上げ船に乗るようにと藤田が猪熊を諭したりと、まさに寝食を共にしながら過ごした友人でもあった。同企画展では、藤田独特の乳白色の地塗りのテクニックを猪熊なりに真似たような作品『レゼシーの人形のような子供』(1939)も展示されている。また、日本への最後の引き上げ船に乗る直前まで、戦火の中描き続けた作品『マドモアゼルM』(1940)。この作品はパリでの最後の作品となり、猪熊の具象作品の代表作と言われている。《マドモアゼルM》1940年3年という短いパリ滞在期間においても、猪熊の作品は次々とその様相を変えてゆく。濃密な3年間、自分らしい表現とは何かを追求する猪熊の姿を、この展示を通じて知ることができた。猪熊は制作活動を通じ、「自分の表現とは何か」「美しさとは何か」を、生涯問い続けていたのだろう。アーティスト猪熊弦一郎の生涯は、創作を通じた発見の連続だったのかもしれない。ーー私は画家になって本当に良かったと思う。(中略)毎日を喜びと感謝を持ちつつ制作を続け、ますます子供の心のように清く生き生きとそして明るく、何事によらず未知の世界に大きな驚きと興味を持ち続けて、いままでにない何かを作り上げたい念願で一杯である。ーー『私の履歴書』猪熊弦一郎著より抜粋MIMOCAでは、勇気を持って絵と向き合うことを選んだアーティスト・猪熊弦一郎の軌跡に触れることができる。瀬戸内を訪ねるのなら、ぜひ訪れたい場所の一つだ。【展覧会情報】企画展「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」会期:7月17日から11月6日常設展「猪熊弦一郎展ニューヨークでの制作ーデザイン・壁」会期:7月17日から11月6日特別展示「ホンマタカシ《三越包装紙》」会期:7月17日から11月6日【美術館情報】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館住所:香川県丸亀市浜町80-1(JR丸亀駅前)開館時間:10時から18時まで(入館は17時30分まで)休館日:年末(12月25日から30日)※臨時休館の場合あり
2016年06月28日瀬戸内を訪ねるにあたり、気になるアーティストがいた。1902年香川県高松市に生まれた画家・猪熊弦一郎。スキャパレリーピンクの小石が遊ぶように書かれた三越の包装紙「華ひらく」のデザインや、JR上野駅の中央改札の上に架かる壁画「自由」も広く知られる彼の作品だ。きっと誰もが、一度は猪熊の作品を目にしたことがあるだろう。今回FASHION HEADLINEでは作品を通じて猪熊弦一郎とはどんな人物だったのか知るために、彼の故郷・香川県にある「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(通称 MIMOCA、以下MIMOCA)」を訪ねた。■駅前に現代美術館を作った理由MIMOCAは、猪熊弦一郎の生前に完成した美術館だ。故に、美術館の設立を猪熊に提案した丸亀市の熱意と、猪熊本人の思いが込められた館になっている。美術館があるのは、高松駅からJR予讃線で約40分のところにあるJR丸亀駅から、徒歩1分のところ。まさに駅前美術館だ。1902年香川県高松市に生まれ、幼少期の一時期を香川県丸亀市で過ごした猪熊弦一郎。MIMOCAの設立は、丸亀市から猪熊へ「猪熊弦一郎の記念館を作りたい」という提案からはじまったという。しかし、猪熊は「私個人の記念館ではなく、世界の現代美術と触れ合える美術館にしましょう」と逆提案したのだと同館の学芸員、古野華奈子さんが教えてくれた。現代美術館にしたいと猪熊が願ったのは、自身の作品だけでなく現代の優れたアーティストや現代美術を紹介することで、何度も足を運びたくなる場所にしたいという願いから。そして、それが西洋の教会のように「訪れるとすっきりリフレッシュできるような「心の病院」のような存在でありたい」と生前猪熊は語っている。■MIMOCAの建築はMoMAも手がける建築家・谷口吉生駅からMIMOCAに向かうと、大きく広げたキャンパスのような猪熊による壁画「創造の広場」の脇に小さなドアがある。このトンネルの中に入って行くような感覚を覚えるエントランスを抜けると高さ14mにも及ぶ自然光が差し込む吹き抜けが私たちを迎えてくれる。「猪熊は小さな頃からいいもの、いい空間を体験して欲しいと願っていました」と古野さん。その願いから、今でも高校生までは無料で入館することが可能だ。猪熊は才能を見出すことにも長けていた人物。丹下健三の名建築の一つである香川県庁も、歴史を紐解けば当時の香川県知事から猪熊が県庁建築にあたり相談を受けた折に、丹下の名前を挙げたのがきっかけだという。MIMOCAの建築にあたっては、後にニューヨークのニューヨーク近代美術館(MoMA)の建築をデザインコンペで勝ち取る建築家、谷口吉生が猪熊によて選ばれた。谷口の設計による展示室の一つからは、その上部に設けられた横長の窓から丸亀の空を覗くことができる。美術館を訪れた人は、その日の空模様を感じながら作品と向き合うことができるだろう。また、展示室からカフェへと渡るガラス張りの渡り廊下からは駅前の光景を眺めることができる。「街の人々に訪れてもらえる場所に」という熱意はMIMOCAにもう一つのエントランスがあることからもよく分かる。前述の入り口の横に、建物に入らずとも上へ昇ることが可能な大階段がある。その先にあるのは、瀬戸内の海を思わせるような青の絨毯が印象的なカフェレスト MIMOCAや、猪熊の蔵書等を公開する美術図書室などの共有スペースだ。街に開かれた場所でありたいという思いが、至るところから感じられる仕掛けだ。後編は、MIMOCAの収蔵作品を通じて知る、アーティスト猪熊弦一郎が生涯求め続けた"美"について
2016年06月28日仮面ライダー誕生45周年記念映画『仮面ライダー1号』が3月26日より公開されている。本作では、1971年のテレビシリーズ第1作『仮面ライダー』の主人公、俳優の藤岡弘、演じる本郷猛/仮面ライダー1号が再び主役として描かれるストーリーであることが大きな話題を呼んだ。本稿は、企画の仕掛け人である白倉伸一郎プロデューサーにインタビューを敢行し、<前編>では企画成立までの経緯を、<後編>ではさらに映画の内容に踏み込み、設定・演出上の疑問をぶつけた。――今回、映画では本郷猛の衝撃的なシーンが描かれていますが、これは藤岡さんと相談されていた企画のプロットの中に当初からあったものなのでしょうか。それはないですね。これは脚本の井上敏樹さんが考えられたことなのですが、井上さんの考えとしては、仮面ライダーゴーストを映画に出すのであれば、1号にはどうしてもゴーストに敵わない部分があるというんですね。それは、ゴーストが"生死を超えた存在"であるというところ。もちろん、これはゴーストの最大の特徴でもあります。『仮面ライダー』でも、本郷猛が死んだと思ったらよみがえったという話は何回もやっていましたけど、実際問題として生死を踏み越えたという経験はありません。本郷がここを超えていかないと、ゴーストに遅れを取ることになってしまう。だから、ゴーストがいるからこそ、超えていく儀式の描写は必要だということになったんです。タケルがよみがえるためには理屈があるんですよね。一方、本郷の場合は理屈を超えています。そうすることで、本郷の超越性を強調することになっている。それほど深くまで考えるというのは、本郷猛を主人公に映画を作るということが脚本家にとってもそれだけ大きなことだったんですね。――劇中では、いままでの本郷になかった少し格好悪いシーンなども描かれています。昔は"完璧な人間像"としての本郷猛という設定があったと思うんです。IQが600あって、将来を嘱望されているエリート大学生で、どうやら家も金持ちらしく、学業も優秀。頭はいいわ、スポーツ万能だわ、未来はあるわ。ショッカーが目をつけるだけの、エリート中のエリートなんですね。でも、話をする中で、藤岡さんにはとても真面目な一面がある一方で、どうでもいい話をする力の抜けた感じが非常に魅力的だったんですね。締めるとこは締めるけど、抜くところは抜くという緩急が藤岡さんの魅力なのに、本郷をどちらかに偏らせるのは惜しいなと。本郷猛の笑顔だったり、落ち込んでいるところだったり、いろんな本郷猛を見たいなと思いました。また戦いの面でも、「地球のため」とか「世界のため」に戦うのはゴーストだけで十分だと思うんですよ。強い敵が出てきても、それはゴーストがパワーアップすればいいだけの話で。それに、若造がピンチだからといって、それを助けにいく本郷も小さいですよね。今回は、本郷も自分なりのミッションをもって帰ってきてほしかった。それは立花麻由を助けることなのですが、これは大儀というより本郷猛という人間像に帰着しうるものなんですね。そこを描くことによって、結果的に本郷猛という人間を描くことにつながっています。――戦う敵という点では、ショッカーを大ボスにする展開もありえたのではないかと思います。ノバショッカーを登場させた理由はあったのでしょうか。普通は、一番古い先輩と新しい後輩が会うストーリーだと、反目から融和というパターンになってしまいます。でも、今回は世代の断絶はテーマじゃないので、世代間対立を描きたくない。なので、世代間の対立をショッカーに任せてしまうことで、ショッカー側にも45年の歳月が流れていることを見せることができる。一方の仮面ライダー側は、「君もライダーか」のひと言で済ますことができるんじゃないかという脚本家の工夫ですよね。それであれば、敵がショッカーである意味も出てきます。――クライマックスには大杉漣さん演じる地獄大使の見せ場も用意されています。本郷にとって古い仇敵と新しいライダー、どっちに愛着をもつかなと思ったんですね。敵同士なので考え方は違うけれども、45年という歳月も表現したい。ただ、そこはテーマではないので深くは掘れませんでしたが、最終的には『地獄大使物語』みたいになりましたね(笑)。――これから50年目に向けての計画などはありますでしょうか?まだまったくありません。これが『仮面ライダー』45周年の企画第一弾なので、スーパーヒーローイヤーと銘打ったこの年にできることをやっていくつもりです。それをしっかりやった上での次ですね。(C)2016「仮面ライダー1号」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2016年04月05日●半分冗談、半分本気で提案「仮面ライダー」シリーズ最大の異色作『仮面ライダーアマゾン』が、完全新作『仮面ライダーアマゾンズ』として生まれ変わり、「Amazonプライム・ビデオ」にて4月1日より配信される。3月18日に行われた制作発表会見では、本作が全13話で展開されること、劇中では仮面ライダーアマゾンオメガと仮面ライダーアマゾンアルファという2人の対照的なライダーが登場することが明らかにされた。しかし、ある程度の想像はつくものの、なぜ「Amazonプライム・ビデオ」で作品が配信されることになったのかという理由については会見でも説明されることはなかった。本稿では、作品成立の経緯から、『仮面ライダーアマゾン』を象徴するキャラクター・モグラ獣人登場の可能性など設定の気になる点を、製作プロデューサーを務める白倉伸一郎氏に訊いた。――『仮面ライダーディケイド』での待遇の良さ、『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』(2009年)における目立ち具合と、白倉さんはアマゾンがそもそもお好きなのではないですか?『仮面ライダーアマゾン』は、男の子心としては印象に残る作品ですよね。『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』は、ライダーが25体くらい並び、撮影も大変なものでした。男性スタッフは皆「おい、あれブラックだよ!」とか「ストロンガーだ!」とか燃えるものがあるんですけど、女性スタッフは「仮面ライダー」の仕事をしているけどあまり作品を見たことがない人もいるんですね。そんな中、女性スタッフの間ではアマゾンがダントツで人気だったんですよ。「なにあれ、かわい~!」って。それを現場で見ていて、「ああそうなんだな」と。何か惹きつけるものがあるのかなと思い、テレビでもアマゾンにスポットを当てた回をやらせていただいたんです。今でこそ、『仮面ライダーアマゾン』は、『ターザン』とか『少年ケニヤ』とか『ジャングル・ブック』の「仮面ライダー」版だよねと理解することはできるのですが、当時はまだシリーズ4作目。仮面ライダー1号、2号、そしてV3が社会現象的に一世を風靡していた時期です。そこから、いきなり「強くてハダカで速い奴!」ですよ。強烈ですよね。変身前にしても変身後にしても、内容もとにかく異質。そういうとんでもないものも、もしかしたら『ディケイド』なら受け止めてくれるのではないかと思ったんです。――今回、「Amazonプライム・ビデオ」での配信が決定した背景についてお教えください。アマゾン ジャパンさんが「Amazonプライム・ビデオ」のサービスを日本でも始めるとお聞きして、半分冗談、半分本気で提案してみたんです。――提案した時はどのような反応でしたか?「そんなのあるんだ」という感じでしたね。あちらは外資系ということもあり、あまり作品については御存じではなかったようで、「そんなドンピシャなタイトルがあるんだ」という反応でした。もちろん、その共通性だけではなく、アマゾン ジャパンさんは通信販売のデータをお持ちになっていて、関連商品の動きもいいことなどから、これはいけると判断されたのだと思います。――プロモーションビデオ(PV)を拝見したところ、かなり大人向けの印象でした。もちろん、ほかの「仮面ライダー」と同じようにキッズを中心としたファミリーに向けたものになっています。ただ、配信で映像を見るのは30~40代の男性が主体になると思うんですよね。そこから広がっていくものだと思うので、ちゃんと見応えのあるものにしなくちゃいけない。一方で、テレビとの違いも意識しています。配信は、テレビと違って流れているものをたまたま見るということは絶対にありません。会員になってタイトルを選ぶということは相当アクティブな人じゃないと見ない。途中から見るということもないですよね。皆さん絶対に第1話から見るので、物語としても映像としても仮面ライダーのかっこよさ、怪人の怖さなど、とにかく全要素を1話から凝縮させなければいけないと考えました。第1話に関しては、全方位外交ではないですけど、海外ドラマファンから見ても、映画ファンから見ても、もちろんヒーローが好きな人も引き込まれるようなものを目指しました。――海外の視聴者も意識したということでしょうか?日本で盛り上がらないと、その先の海外もないので強く意識したわけではありません。ただ、Netflixの『デアデビル』や「Amazonプライム・ビデオ」のアメリカのほうでやっているドラマ『高い城の男』であったりと、配信ではすでにテレビ以上のクオリティーをもったドラマが出てきている。比較対象がそちらになってしまうので、日本としても負けてないぞというところを見せなきゃならないという意識はあります。●異色作であることが「仮面ライダー」の本流――今回脚本では、『仮面ライダー龍騎』などを担当されてきた小林靖子さんを起用されています。小林さんって、ものすごく腕も立つけど、すごく深く考える人なんですね。深く考えるからこそ、小林さんが知力を振り絞るに足る題材じゃないとお願いできないと常々思っていました。原作があってそれを踏まえる作品ではなく、オリジナルで、登場人物の造形から掘り下げていくということが向いている作家さんです。今回は、そういう機会がたまたま巡ってきたので、小林さんにお願いしたいと思いました。まあ、作品では頑張り過ぎちゃって、えらいことになってしまっていますね。PVでもありましたけど、駆除班が7人くらいいるのかな。登場人物がやたらめったら多いですし、その上一人ひとりを掘っていくんですね。背景もそうだし、行動原理も全部違う。そうなると当然、ストーリーも膨らみますよね。――今回のリブートに際して、オリジナルから引き継いだ要素、そして大事にしたポイントはどこでしょう?「ターザン東京に来る」じゃないけど、東京というコミュニティーにアマゾンという違和感が入り込んでくる「文化衝突」がオリジナルのテーマだったと思うんです。でも、それをそのまま置き換えても、文化的背景が全然違うので、現代の人には伝わらないですよね。ですので、その精神みたいなものを現代のわれわれにも通じるようにどう咀嚼して再送信するかということは意識しました。もう一つは、『仮面ライダーアマゾン』にはモグラ獣人というキャラクターがいて、これは敵から寝返って味方になる怪人なんですね。1号ライダーの時からある設定なのですが、敵と味方の同一性ともいえる、基本的には気の持ちようでどちらにも転ぶことができるという考えが「仮面ライダー」にはあるんです。そこには、人間が選択することで、正義・悪どちらの陣営にもつくことができる、それは個々人の選択次第なんだという石丿森章太郎先生の思いが込められています。本作では、"現象面として"のモグラ獣人は踏襲して、味方のモグラの怪人と、主人公たる水澤悠/仮面ライダーアマゾンオメガがどのような関係を取り結んでいくのかというところが、物語のサブだけれども大事な軸を担っていって、一つのクライマックスになるのではと思っています。――今後、『仮面ライダーアマゾンズ』はどのように広がっていくのでしょうか。ほかのライダーとの共演構想などはありますか?アマゾンズがどこかに客演できないくらい、そしてほかのライダーも出てくることができないくらいオリジナリティーのある作品にしたいと思っています。突出している存在になりたいし、なっていると自信をもっています。――そういう思いが、制作発表会見冒頭の「個人的に最近『仮面ライダー』がおもしろいと思わない」というコメントにつながっているのでしょうか?良いところを継承して、研ぎ澄ましていくことができるのが長寿シリーズのいいところです。でも、十数年もやっていると、「『平成ライダー』ってこういうものだよね」という"あり方"や"話の進め方"ができてしまうんですね。これは作り手も受け手にも共通することです。この辺で、ライバルっぽい2号ライダーが出てきて、こいつがちょっとクール系で、このへんで悪から寝返って、続いて3号ライダーが出てきてと、作品は違うのにそれが時期も大体一緒という感じになってしまう。それから、「スーパー戦隊」ではありませんが、車とかゴーストなど明確なモチーフを決めて、登場するのはこれぐらいのアイテム数でと、よくも悪くも定式化していく。一度"黄金の定式"みたいなものができてしまうと、崩せなくなってしまうんですね。もちろん、いいところはいっぱいあります。1年見なくても、去年の「仮面ライダー」の評判を聞いて今年見ても楽しめることで、見てくださる方の裾野は広がっていきます。しかし、「平成ライダー」の初期や、それこそ『アマゾン』や「昭和ライダー」などが担っていたような野心的で挑戦的な「仮面ライダー」の精神性がどこかで失われてきていたのではないか。それだけメジャーになってきたということでしょう。でも「仮面ライダー」って、「ウルトラマン」が太陽だったら、月とか陰とかそういうイメージなんですね。王道なんだけど、若干外れているのが良さだった気がする。異色作と言われたいと言いつつ、こちらが「仮面ライダー」の本流だという思いもあります。(C)2016「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会(C)石森プロ・東映
2016年03月31日フリーアナウンサーの宮根誠司が、30日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ライオンのごきげんようゴールデン!大物だらけのサイコロSP』で、TBSの安住紳一郎アナウンサーのフリー転身を警戒した。前身の『ライオンのいただきます』を含め約31年の歴史を誇る『ライオンのごきげんよう』(毎週月~金12:55~13:25)が、3月31日をもって終了となる。最終回の前日に放送された特番では、司会の小堺一機が裏番組の司会者たちを突撃。読売テレビ・日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』の宮根アナとのサイコロトークも実現した。サイコロを振って「ライバル」というお題をあてた宮根アナは、「ライバルといったら安住君。ライバルというか、なんとかTBSで定年を迎えさせようと。それはフリーアナウンサーの仲間の共通の意見です」と話し、安住アナには「TBSを立て直すのはお前しかいない」と言っていると告白。「今のところ辞める気はないみたいでホッとしているんです。彼が辞めたらえらいことになりますから」と笑わせた。また、元日本テレビの羽鳥慎一アナがフリーに転身したことについては「しょうがない」とコメント。本人には「名古屋から西に来るな。僕の陣地だろ」と言っていると笑いながら話し、「僕も東京はたまにしか行ってないじゃないかって」と加えた。
2016年03月30日仮面ライダー誕生45周年記念映画『仮面ライダー1号』が3月26日に公開となる。本作では、1971年のテレビシリーズ第1作『仮面ライダー』の主人公、俳優の藤岡弘、演じる本郷猛/仮面ライダー1号が再び主役として描かれるストーリーであることが大きな話題を呼んだ。本稿は、企画の仕掛け人である白倉伸一郎プロデューサーにインタビューを敢行し、<前編>では企画成立までの経緯を、<後編>ではさらに映画の内容に踏み込み、設定・演出上の疑問をぶつけた。――45周年で『仮面ライダー1号』をやった理由というのはありますでしょうか。50年目という選択肢もあったと思うのですが。30年目、40年目でやっておけばよかったなというところもあるのですが、お互いに機が熟するまでに時間がかかったというところでしょうか。最初に藤岡さんにお目にかかったのは2001年。『仮面ライダー』30周年の時でした。15年かけて口説き続けたわけではないのですが、"昭和ライダー"をやっていたプロデューサーやスタッフたちが亡くなってしまっていく中で、折にふれて藤岡さんとお話をして、こちらもお話を聞かせていただいて、主演でお願いできる距離感ができてきたという印象です。もちろん、50周年というタイミングに向けて、もっと掘り下げて準備をしていくことはできないかという話も藤岡さんからはありました。でも、機が熟したという感じがするんですよね。"45周年"と銘打っているのは建前というのかな。世間に対してであったり、委員会まわりに企画を通すための後付けに近いものです。――映画の実現が決まった後にも、藤岡さんとの間でプロット(物語の筋)をどうするかというやりとりがあったとお聞きしました。これには数ヶ月かかっていますね。今回は現行の仮面ライダーである仮面ライダーゴーストががっつり絡んでいますが、これもかなり後から決まったことなんです。最終的に推したのがA~E案の5パターンぐらいなのですが、話をしていく内にどんどん広がっていっちゃうんですよね。いくつか持っていけば、「これとこれを組み合わせてこうしよう」というのが決まったらば絞れると想定していました。ですが、藤岡さんも発想の豊かな方なので、どんどん広がってしまい、かえって分散したようなところがありましたね。こちらから絞って決めて持っていけばよかったと後から思いました。――今回は劇場特典として「仮面ライダーカード」が復活することも話題になっています。「仮面ライダーカード」というのはドンピシャ世代にとってはめちゃくちゃ思い入れが強いものというか、切っても切り離せないものなんですよ。当時はビデオもなかったので、手元に残るものが記憶とカードだけだったんですね。"平成ライダー"になってから、カードが出てくる作品が登場するんです。『龍騎』とか『剣(ブレイド)』とか『ディケイド』とか。放送当時は「『仮面ライダー』でカードなんてふざけるな! 商売丸出しだ」という人もいました。でも昔から見ている側からすると、「『仮面ライダー』といったらカードでしょう」と。むしろ、作品と同じくらい思い入れのあるものなんですね。ですので、本郷猛が帰ってくるということは当然「ライダーカード」も帰ってくるという感覚が旧世代としてはあったりします。――ドンピシャ世代にとっては、やはり本郷猛というのは特別な存在なのでしょうか。難しいのですが、自分の中では仮面ライダー=本郷猛なんです。1号ではないんですよね。1号というのは2号以降が出てきてからそうなったのであって、袖から見てきた人間にとってみたら、本郷猛は1号ライダーではなくて仮面ライダーなんですよ。どうしても1号と付けないと通じないので、便宜上自分でもそう呼ぶし、映画のタイトルにもしているんですけどね。『セーラームーン(無印)』と言っているような感じに近いかな。完成した映画で本郷猛を見た時には、震え立つものがありました。一応プロなので、普段は個人的な考えで見たりすることはないのですが、これに関しては仕事を超えたような感はありますよね。――仮面ライダー1号のコスチュームやサイクロン号のデザインも一新しての復活となっています。藤岡さんにあらためてご出演いただけるのであれば、今の藤岡さんに合ったコスチュームやバイクが必要だと思いました。それは、藤岡さんご自身と藤岡さん演じるところの本郷猛が経験した45年の歳月を背負っている必要があるので、変身した途端に元に戻るのではいけない。それを進化と呼んでいいのかどうかはわかりませんが、"今"の1号ライダー、サイクロン号であってほしいと思いました。――本郷猛の帰還、最新ライダーとの共演、そして藤岡弘、さんサイドからの提案とさまざまな要素が盛り込まれた作品ですが、作品を貫く軸とした要素は何でしょうか?「"今の"藤岡弘、さんが演じる本郷猛を探る」ということについては共通していたと思います。それは、完璧な人間としての本郷猛の"今"を机上で想像したものではありません。藤岡さんは、ご自身が本郷猛という存在を背負って45年間やっていらっしゃいますが、一方で『特捜最前線』やせがた三四郎、探検隊の隊長など、たくさんのものが藤岡さんを形作っています。こちらとしても、藤岡さんの本郷猛ブロックのみを切り取るのは違うなと。それでも、藤岡さんのわりと大きな部分が本郷猛を占めてもいる。そんな中で、お互いに意見をすりあわせながら、まさにその後の「本郷猛、」が映画では描かれています。(C)2016「仮面ライダー1号」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2016年03月26日三越日本橋本店中央ホールにて3月30日から4月5日まで、三越の包装紙「華ひらく」の生みの親である猪熊弦一郎にフィーチャーした展覧会「猪熊弦一郎と『華ひらく』展」が開催される。同展示会は、猪熊弦一郎が香川県で生まれ育ったことももあり、三越伊勢丹と瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭 2016」とのコラボレーションの一環として開催されるもの。また3月30日からの期間は、戦後間もない1950年に猪熊弦一郎によってデザインされ、三越の顔として現代でも愛され続けているオリジナル包装紙「華ひらく」のデザインを採用した様々なアイテムが全国14店舗の三越各店で展開される(展開アイテムは各店ごとに異なる)。華ひらく柄を採用したラインアップは、廣瀬染工場による江戸小紋ストール、胸元にワンポイントとして華ひらくモチーフを採用したTシャツ、華ひらく柄のペアブリックボトルのミネラルウォーターなど。多彩な表情で暮らしの中にとけこんだ「華ひらく」をじっくりと楽しむことができる機会となっている。
2016年03月16日ベルリン国際映画祭を始め、香港、全州、ニューヨークなど海外映画祭で圧倒的な支持を受け、国内でも高い評価を受けた『水の声を聞く』。10月2日よりDVDリリースされた本作の主演を務めるのは日本のみならず韓国・ヨーロッパでも活躍する玄理。透明感のある美しさの中に強さと儚さを見事に表現し第29回高崎映画祭最優秀新進女優賞を受賞した。そんな玄理さんが絶大な信頼を寄せる本作のプロデューサー・村岡伸一郎にインタビューを敢行し、 “プロデューサー業”について徹底解剖!1995年に長崎で撮影された『ファザーファッカー』にスタッフとして参加した村岡氏。2003年『赤目四十八瀧心中未遂』でプロデューサーを務め、 毎日映画コンクール日本映画大賞、ブルーリボン賞作品賞など、その年の映画賞を総なめ。2004年『ゲルマニウムの夜』を製作し、ロカルノ国際映画祭、東京国際映画祭のコンペティション部門に正式出品するなど、国内外で高い評価を得る。2012年、秋葉原無差別殺傷事件をモチーフにした映画『ぼっちゃん』にプロデューサーとして参加。日本プロフェッショナル大賞作品賞を受賞。 同年製作の『さよなら渓谷』はモスクワ国際映画祭コンペティション部門審査員特別賞を受賞した。多くの海外映画祭に参加し、数々の賞を獲得してきた村岡氏に“仕事”の楽しみ方について語ってもらった。■魅力的な人と仕事をして得るもの玄理:村岡さんとは『水の声を聞く』という映画でご一緒したのがきっかけだったんですけど、私の印象としては村岡さんが来て現場の雰囲気がすごい変わったという気がしていて。いるだけで頼もしかったんですよ。プロデューサーってそんな存在なのかな?目指したきっかけみたいなのはあるのでしょうか?村岡:プロデューサーを目指したことは正直なくて、でも荒戸源次郎という幻のプロデューサーみたいな人と10代の頃に出会ってその人が初監督をするときに「伸ちゃんおいでよ」と誘われたのがきっかけです。僕はそのとき、制作部の末端の別のところにいたときでご飯を作ったり、荒戸さんと食事に行ったりってしていたんですけど、そこの現場がすごくて。豊田利晃さんとか渡辺謙作くんとかいまや監督になった人たちがスタッフの末端でいるような現場だったんですけど、その現場の空気が意外に嫌で…。次、荒戸さんがやるんだったら全力で荒戸さんのフォローできる自分になりたいなと思っていました。荒戸さんに『「赤目四十八瀧心中未遂」という原作を読んで、映画化したいから伸ちゃん手伝って』って言われていたんですが、そのとき海外に行きたくて半年くらい日本を出ていたんです。帰ってきたら、荒戸さんいなくてまたちょっとしたら電話がかかってきて「いよいよ立ち上げたい」ってことでそこから参加しましたね。そこから『赤目』のプロジェクトになっていって、結局それが映画に関わるきっかけというか。玄理:荒戸さんは支えたいと思うほどに魅力があったっていうことですよね?村岡:そうですね。そのときは僕は福岡で生きにくい人間だったんですけど、「あ、こんな俺でも生きていいんだ」っていうか荒戸さんの優しさと言葉一つ一つが俺の中に入ってきて…騙されたんでしょうね、きっと(笑)。玄理:その当時は救われたという感じだったんですか?村岡:21歳のときに携わった『ファザーファッカー』という映画に関わっている人たちが変な人が多くて(笑)、動物園みたいな現場だったんですが「あ、こんな人たちも生きてるんだ」と思うと、自分もここでだったら呼吸できるんじゃないかなってすごい思って。そのときからですかね、映画をやりたいって強く思ったのは。玄理:じゃあ、荒戸さんみたく魅力をもった監督と仕事をしようとしているんですか?村岡:もちろんそうですね。僕の場合は監督とのコミュニケーションが一番大事で、その人ならっていう人じゃないと仕事はできないなと思ってるんです。下手すると人生に関わるし、その責任は全部プロデューサーにくる。だからこそ監督とのコミュニケーションは大事かな。■作品を一人前に育てていく喜び玄理:プロデューサーをやっていて一番幸せな瞬間はどんなときですか?村岡:端的に観客が入るとかお金が入るもそうなんですが、役者が賞をとったときとかは最高な瞬間ですよね。玄理:割と撮り終わって出来上がったときに幸せがくるんですか?村岡:プロデューサーって一番最初から最後までずっとやっててみんなが終わった後も付き合っていくから、映画も子どものように生まれるところから一生を見れるのが一番楽しいかな。最初ふわふわな企画がある瞬間からギュッと固まりだして現場に向かっていく、あとは俺にも止められないから突っ走るしかないんですよね。玄理:プロデューサーさんって大きい映画になればなるほどいっぱいいるじゃないですか。あれはどうしてですか?村岡:プロデューサーって一番胡散臭いでしょう?僕自己紹介のときに「一番胡散臭い横文字のやつです」って言ってるんですけど…。「何やってるんですか?」っていつも言われるけど何でもやるんですよね。俺の場合はロケ地探しから何まで全部やっちゃうから。それが楽しいんだけど、大きくなればなるほど、目に見えない仕事がいっぱいあるんじゃないかな。玄理:逆にプロデューサーをやっていて、大変な瞬間、つらい瞬間はありますか?村岡:生みの苦しみというのはあるけど…大変ではないのかな。玄理:俳優もそうですけど、インする前は撮れるか分からないし、完成するかも分からない、公開されるかも分からないじゃないですか。そういうの考えると、すごいヒヤヒヤするんだろうなって。村岡:あまりヒヤヒヤしないから出来るんじゃないかな。ギャンブル好きな感じでワクワクするんだよね(笑)。玄理:そういう強さがあるから村岡さんが現場にくると頼もしいんでしょうね。「『水の声を聞く』でも村岡さんが来たから撮れたよね」ってみんなで言ってましたもん。■自由に発想して楽しめる…“動物園”みたいな場所玄理:これからプロデューサーを目指す、映画界を目指す人たちがたくさんいると思うんですけど、その人たちへアドバイスはありますか?村岡:まあ、動物園みたいなところなのですごい面白いところだし、いろんな役割がいてみんなが一つのことに向かっていく高揚感ってなかなか味わえないじゃないですか。普通の生活してたらなんか寂しくなっちゃうもん。玄理:分かります。現場終わるとめちゃくちゃ寂しくなります。村岡:だからそういう楽しみもあるし、もし志すのなら自由にね。荒戸さんが言われていたのは「映画1本1本に普通があるんだ」というのが教えで、人って“こうなきゃいけない”、“こうあるべきだ”っていうのを勝手に作ってしまっているんだよね。だから自由をこれからも大事にしていきたいし、もしやりたいと思う人がいたら自由に発想できることをやったらいいんじゃないかなと思います。玄理:あまりカテゴリーで分けたくないんですけど、インディーズ映画とメジャー映画ってまた違うじゃないですか。インディーズって何なのでしょうか?村岡:たぶんね、ここ10年くらいですごく変わるんじゃないかな。昔映画を撮るってなるとフィルムでやっていたからお金がかかるっていうのが大きかったけど、いまって簡単に撮れるから、いろんなものが多種多様に出てきてその中から残るものと淘汰されるものがすごい分かれていくんじゃないかな。いま日本映画って格差社会が拡がってどでかいのか、1,000万以下でやっている人たちとかどんどん分かれていくから、対局側から足掻かないとこのままじゃ日本映画自体がダメなんじゃないかな。あと10年くらいで新しい血が吹き込まれると思うけどね。だからそこで良いの悪いのを選んでいけば良いと思う。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日音楽プロデューサーの小林武史、大沢伸一と、コーヒープロデューサーの鳥羽伸博が手がける「GINZA MUSIC BAR」にて、12月1日(月)より季節限定のカクテルがスタートする。ロックやジャズ、ソウル、ディスコをはじめ、ニューウェーブ、インディロック、ヒップホップ、テクノ、ミニマル、映画音楽など、ジャンルを超えて厳選された3,000枚オーバーのアナログレコードを最高峰のサウンドシステムで堪能できる「GINZA MUSIC BAR」。先日オープン1周年を迎えた本店舗は、革新的でありながら、銀座独自の文化的ムードを再現するサロンとして、年代や国籍を超えて多くの注目を集めている。12月からは、緑茶と栗のリキュールが使用された「MELTEA-POT」や、ざくろ、カルバドス、ライムジュースからなる「ZACK ROSE」など、季節限定のカクテルが登場。ゲストセレクターとしてDJを招いたイベントなど、音楽とお酒を楽しむイベントも多数企画されている。店内は、フランス人画家イヴ・クラインの「インターナショナル・クライン・ブルー」を基調としたインテリアで統一され、深海に沈むような落ち着きのある雰囲気を演出。本格的に音楽が聴けるバーとして、ぜひチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日音楽家・大沢伸一とボンジュールレコード(bonjour records)のバイヤー・上村真俊によるDJデュオ・オフザロッカー(OFF THE ROCKER)が、最新MIX-CD「SOFA DISCO 15FW」のリリースパーティー「SOFA DISCO」を9月12日に代々木Village Music Barにて開催する。“ソファーで聴くダンスミュージック”がコンセプトの「SOFA DISCO」。シリーズ1、2は代官山の高感度セレクトショップ・ボンジュール レコード(bonjour records)で累計売り上げ約800万枚を記録するヒット作となっている。第3弾となる今回は、オフザロッカーのオリジナルトラックに加え、ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)の「Right Here, Right Now feat.Kylie Minogue」のリミックスや、国内外の新進気鋭アーティストの新曲を中心にミックスしたCDと、UN-MIXのトラックを収録したCDの2枚組み。東京・代々木で12日に行われるイベントは、オフザロッカーの他、YOSA、DJ RUBY、K (Play decibel)、FLASH BUG (Mistsuharu Kitago + Kazuma Takahashi)をセレクターに迎えて開催。なお、10月3日には、大阪・東心斎橋のseven HOUSEでも開催を予定している。【イベント情報】SOFA DISCO会場:代々木Village Music Bar住所:東京都渋谷区代々木1-28-9会期:9月12日時間:20:00~料金:男性2.000円、女性1,000円(1ショット+1ドリンク付き)
2015年09月09日「SMAP」の中居正広とTBSアナウンサー・安住伸一郎が司会を務める「音楽の日」。この度、36年ぶりに郷ひろみ&樹木希林による一夜限りのデュエットが復活することが判明した。今回、郷さんと樹木さんはTBSドラマから誕生した「お化けのロック」と「林檎殺人事件」を披露する。1977年に放送されたドラマ「ムー」、そして1978年から翌年にかけて放送された「ムー一族」の挿入歌として誕生した「お化けのロック」と「林檎殺人事件」。放送当時21歳だった郷さんと、34歳だった樹木さん。ドラマで何度も郷さん&樹木さんのデュエットで披露された「お化けのロック」は、人気絶頂の男性アイドルと実力波女優の組合せの妙、そして緩やかなダンス、分かりやすい衣装も話題になり、当時のオリコンシングルランキングでも2位を記録する大ヒット。その成功を受け、「ムー一族」の劇中歌として「林檎殺人事件」が発売。放送が始まるや否や音楽番組「ザ・ベストテン」でも12週連続ランクイン&4週連続1位を獲得するなど、国民的な大ヒットとなった。その後、郷さんは歌手としての活動が中心になり、今年5月には100枚目のシングル「100の願い」を発売するなど、芸能活動43年を数えても、トップスターの位置をキープ。また樹木さんも役者として活躍し、今年のカンヌ国際映画祭で上演された主演作『あん』などに出演。日本の映画界には必要不可欠の名女優だ。今回のデュエット決定にあたり、郷さんは「まさか、樹木さんが(出演を)快諾していただけるとは思っていませんでした。『お化けのロック』も『林檎殺人事件』も樹木さんがいないと成立しませんから」と樹木さんとの共演を心待ちにしている様子。樹木さんも「36年ぶりにこの衣装を着て、郷さんの隣に立ったら、急にあの頃に戻った気がしました。不思議なものですね。でも、声はあの時とは同じように出ないと思いますよ。なんとか当時の状態に近づきたいと思いますが、ダメでもともとの気持ちでやらせていただきます」と意気込みを語るとともに、「でもね、自分で自分に期待はしてないの。テレビを観ている方が、『昔と違うよ』って言ってもいいじゃない。それもお楽しみの一つかもしれません」と樹木さんらしいコメントを付け加えた。二人は、1996年に放送された単発ドラマ「坊ちゃんちゃん」での共演&TV番組での再会しトークしたことはあったが、実際にTVでデュエットを曲を披露するのは約36年ぶり。郷さん、樹木さんは「お化けのロック」をリリースしTVで披露したお揃いのオーバーオールを用意するなど気合十分の様子。果たしてどんなパフォーマンスを披露してくれるのか、楽しみに放送を待ちたい。「音楽の日」はTBSにて6月27日(土)14:00より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月27日「SMAP」の中居正広とTBSアナウンサー・安住伸一郎が司会を務める「音楽の日」が6月27日(土)に放送される。この度、第3弾出場者が明らかになった。「音楽・歌の力を結集して、日本中に元気を届けよう!」をコンセプトに、毎年夏TBSにて放送される「音楽の日」。5回目となる今年はTBS60周年を記念して、過去の音楽番組から貴重な映像も公開される。これまで、aiko、「いきものがかり」、きゃりーぱみゅぱみゅ、「SEKAI NO OWARI」、「Kis-My-Ft2」らの出演が決定していたが、今回の発表では「EXILE」、「三代目 J Soul Brothers」、「SKE48」、「Perfume」、西内まりや、さらにさだまさしや和田アキ子など大御所まで豪華な25組のアーティストが発表された。同日夜の「CDTVスペシャル!」には、板野友美、「氣志團」、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」らの出演が明らかに。「SEKAI NO OWARI」と「Perfume」は「音楽の日」に続けての出演となる。どんな変化を見せてくれるかに注目が集まりそうだ。「音楽の日」はTBSにて6月27日(土)14:00より放送。「CDTVスペシャル!」は23:45より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日ドワンゴとカラーが共同で進める短編アニメーション企画「日本アニメ(ーター)見本市」の作品群を鑑賞する企画「『日本アニメ(ーター)見本市』勝手に鑑賞会」が、2月13日に動画サービス「ニコニコ生放送」にて放送される。番組には、人気アイドルグループ「でんぱ組.inc」の夢眠ねむ、成瀬瑛美に加え、批評誌『PLANETS』編集長の宇野常寛、KADOKAWA代表取締役専務の井上伸一郎が出演。「日本アニメ(ーター)見本市」の配信作品を鑑賞し、各作品の感想や日本アニメについて議論していくという。鑑賞作品は、第2話「HILL CLIMB GIRL」、第5話「安彦良和・板野一郎 原撮集」(本作のみ番組での放映はなし)、第6話「西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2か月ペット不可」、第7話「until You come to me.」、第9話「電光超人グリッドマン」、第11話「POWER PLANT No.33」の全6作品。詳細は番組ページまで。番組名:「『日本アニメ(ーター)見本市』勝手に鑑賞会」放送日:2月13日(金)放送時間:21:00~22:30出演者:夢眠ねむ(でんぱ組.inc)、成瀬瑛美(でんぱ組.inc)、宇野常寛(評論家/「PLANETS」編集長)、井上伸一郎(KADOKAWA代表取締役専務)鑑賞作品:第2話「HILL CLIMB GIRL」、第5話「安彦良和・板野一郎 原撮集」(ニコ生での放映はなし)、第6話「西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2か月ペット不可」、第7話「until You come to me.」、第9話「電光超人グリッドマン」、第11話「POWER PLANT No.33」番組ページはこちら
2015年02月13日メガハウスが展開しているハイクオリティフィギュア「G.E.M.」シリーズより、『デジモンアドベンチャー 太刀川ミミ&パルモン』と『デジモンアドベンチャー 泉光子郎&テントモン』の予約受付が、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年6月発送予定で、価格は各5,832円(税込)。「G.E.M.」シリーズは、2009年より展開されている女性ファン向けの1/8フィギュアシリーズで、人気アニメや漫画のキャラクターを立体化。「G.E.M」とは、女の子にとって宝石のようなアイテムになって欲しいという意味と、女の子に向けたエクセレントモデル(Girl’s Excellent Model)という2つの意味が込められている。昨年15周年を迎え、新シリーズの制作も决定した『デジモンアドベンチャー』からの立体化は、昨年11月に開催された「メガホビEXPO Autumn」の中で発表され、注目を集めていた。『G.E.M.シリーズ デジモンアドベンチャー 太刀川ミミ&パルモン』は、二人の仲の良さを感じられる"ぎゅっ"と寄り添うポーズで立体化。ミミはパーツを差し替えることでポニーテールの髪型や、最終回のワンシーンを彷彿とさせる表情を楽しむことができる。そして『G.E.M.シリーズ デジモンアドベンチャー 泉光子郎&テントモン』は、パソコンに夢中の光子郎とそれを見守るテントモンを再現。光子郎は表情替えパーツでパソコンと格闘する真剣な顔も表現できる。商品価格は各5,832円(税込)で、予約締切は2015年2月下旬予定。商品の発送は、2015年6月下旬を予定している。また、この2商品をセットにした『G.E.M.シリーズ デジモンアドベンチャー「太刀川ミミ&パルモン」「泉光子郎&テントモン」』も用意されている。こちらの価格は11,016円(税込)。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年01月20日「第56回輝く!日本レコード大賞」で総合司会を務める仲間由紀恵とTBSの安住紳一郎アナウンサーが12月18日(木)に記者会見を行なった。56回目を迎える今年は優秀作品賞に「サザンオールスターズ」、「ゆず」、「AKB48」、「三代目J Soul Brothers」、「SEKAI NO OWARI」、きゃりーぱみゅぱみゅ、「AAA」などベテランから若手まで多彩な顔ぶれが並ぶ。仲間さんと共に会見場に現れた安住アナは冒頭から「こうしてると田中哲司さんになった気分です」と今年、仲間さんが俳優の田中哲司との入籍を発表したことを踏まえていきなりジャブ!仲間さんは「安住さんは『(司会を)楽しみたい』と仰ってますが、私は最後まで緊張感を持って臨みたいと思います(笑)」と切り返す。楽しみにしているアーティストに話が及ぶと仲間さんは「(優秀作品賞の)10組の方はどなたが大賞を獲ってもおかしくない方ばかり。『AKB48』が今年もというのも期待しますし、『三代目J Soul Brothers』が初のという期待もあります。『サザンオールスターズ』は(『TSUNAMI』以来)14年ぶり…どなたが獲ってもいいなと思いますし楽しみです」と語る。安住アナは「きゃりーぱみゅぱみゅさんに『SEKAI NO OWARI』さん、この2組も注目です!」ときゃりーとセカオワのFukaseが交際中ということを念頭に(?)、言及し、すぐさま仲間さんが「大賞を獲るかという意味で(笑)」とフォローする一幕も。さらに安住アナは、仲間さんがNHKの紅白歌合戦で過去4回司会を務めていることに触れつつ、今年、仲間さんが出演した連続テレビ小説「花子とアン」主演の吉高由里子が紅白で司会を務めることも踏まえて「吉高さんと“向こう”の道をというのも当然あったはず。そういう中でレコ大に…」とも。仲間さんは「私の方こそ呼んでいただいて光栄です」と笑顔でレコ大の初司会の喜びを口にしていた。「第56回 輝く!日本レコード大賞」は12月30日(火)17:30よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月18日年末恒例の音楽番組「日本レコード大賞」。第56回となる今年は、総合司会に仲間由紀恵、TBSアナウンサーの安住紳一郎が務めることが発表された。仲間さんは今回が初の「レコード大賞」総合司会、安住アナは3年連続3度目となる。12月30日(火)に東京・新国立劇場から生放送される今年の「レコード大賞」。初の総合司会を務める仲間さんは、今年4月から放送されたNHK連続テレビ小説「花子とアン」でも、吉高由里子演じる主人公の親友・葉山蓮子役の好演も記憶に新しいが、TBSでは現在放送中のドラマ「SAKURA~事件を聞く女~」(毎週月曜20時~)でも、究極の“聞き上手”な極秘潜入捜査官を熱演し話題を集め、2015年には舞台「放浪記」の主演も決定している。さらに、今年9月には俳優の田中哲司との結婚を発表するなど今年、公私共に注目を集めた女優といえる。そんな仲間さんは今回の大抜擢に「初めてのレコード大賞の司会のお話を頂き、大変光栄に思っております。と、同時に今から緊張しております。安住さんとは司会では初めて共演させて頂きますが、安心ですしとても楽しみです。年末を締めくくる音楽の大イベントを盛り上げられますよう、一生懸命頑張りたいと思います」と意気込みを寄せている。出演アーティストはまだ発表されていないが、近日、各賞受賞者が決まり発表される予定のよう。果たして、今年はどんなアーティストが栄冠に輝くのか?「第56回輝く!日本レコード大賞」は12月30日(火)に生放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月17日