表情筋を鍛えて、印象アップ!2022年7月8日、宝島社から、新刊『30秒であなたの印象が変わる!めざましテレビ「スマイル・チャージ!」顔トレBOOK』が発売される。編集はフジテレビ「めざましテレビ」、監修は表情筋トレーナーの石川時子氏。同書では、「めざましテレビ」にて紹介してきた顔トレ(表情筋エクササイズ)の中から、厳選した約50種を掲載。表情筋をほぐして、顔の印象を高めることを目指す。販売価格は1,320円。宝島CHANNELやAmazon.co.jpなどで予約を受け付けている。表情筋を鍛えたい人や、めざましファンなどにオススメだ。顔の印象をアップするトレーニングを提案同書の監修を務めた石川時子氏は、1973年11月8日生まれ。愛知県出身。産後、カルチャースクールで表情筋トレーニングに出会い、その効果を確信。プロ養成科にて皮膚論や筋肉論を学んだ後、表情筋トレーニングの講師として活動をはじめる。『30秒であなたの印象が変わる!めざましテレビ「スマイル・チャージ!」顔トレBOOK』に登場する井上清華アナウンサーは4月23日生まれ。福岡県出身。2018年にフジテレビに入社し、「めざましテレビ」「ほんまでっか!?TV」「世界法廷ミステリー」を担当している。(画像はプレスリリースより)【参考】※宝島CHANNEL※Amazon.co.jp※表情筋トレーナー石川時子 オフィシャルブログ※フジテレビ
2022年06月05日グンゼ株式会社(本社:大阪市北区、社長:佐口敏康)は、株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、社長:蓮見清一)と共同開発した冷感着圧ロングソックスを2022年5月26日に全国のコンビニエンスストア・書店で発売いたします。女性の幅広いニーズを捉えている宝島社とグンゼの商品開発力を融合させることにより、今回着圧ソックス冷感タイプは誕生しました。また宝島社のムック本として販売することによりコンビニ・書店で商品の魅力をよりダイレクトにお客さまにお届けすることができます。近年、テレワークの増加や、不要不急の外出自粛によって運動不足の人が増えていることから、履くだけでキュッと引き締めてスッキリ美脚効果を得られる着圧ソックスが再注目されています。本商品は足首から太ももにかけて段階着圧設計をした商品で、はいて寝ると翌朝スッキリ美脚で心地良い着圧感のソックスです。また冷感機能のある糸を使用しているので、ひんやりタッチで夏でも快適に過ごせます。さらにオープントゥなのでムレにくく、着用しながらネイルケアも出来ます。これからの季節に嬉しい冷感素材で、おうち時間・睡眠中・普段使い、さまざまなシーンで活躍すること間違いなし!GUNZE×宝島社のこだわりPOINT■販売情報・販売先:全国のコンビニエンスストア・書店・発売日:2022年5月26日から発売 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月26日カップドリンクがそのまま入って、ホットもアイスもおいしい温度が長持ちする宝島社の「真空断熱タンブラー」シリーズに、スヌーピーの新デザインが登場しました。■毎日の一杯がちょっと特別になるアイテムおうちでくつろぐスヌーピーなどコミカルなワンシーンがプリントされた全4種は、やさしい色使いで、デスクにもなじむシンプルで大人っぽいデザイン。職場でのリフレッシュタイムや自宅でのおやつ時間にぴったりです。◇ホット&アイス両対応!真空断熱層構造により、高い保温・保冷効果で飲み頃の温度を長く保つことができます。◇テイクアウトカップがすっぽりS・M・Lサイズのカップコーヒーがそのまますっぽり入ります。テイクアウトしてもおいしい温度を長く楽しめますよ。◇結露しないのでオフィスでも安心♪真空断熱タンブラーは結露しないので、書類やPCなどデスクまわりが濡れてしまう心配もなく、オフィスでも使いやすいのがポイントです。◇ドリンクをそのまま入れてもOK!もちろんタンブラーに直接飲み物を入れて使用することも可能です。自宅でのティーブレイクなど、いつもそばに置いておきたくなるアイテムです。オフィスでの休憩やおうちでのリラックスタイムなど、スヌーピーデザインで癒やされてみてはいかがでしょうか。■商品概要『SNOOPY CUP COFFEE TUMBLER BOOK』(宝島社)価格:2,145円実容量:450mL(適正容量:約380mL)サイト:(マイナビウーマン編集部)
2022年04月08日ほめられヘアNo.1 アレンジ動画付きスタイルも3月8日、40代から50代の女性におすすめのヘアスタイルを多数掲載しているムック本『大人のための美人ヘアカタログ2022』が宝島社の「TJ MOOK」として発売された。A4変型判、112ページ、価格は1,298円(税込)である。『大人のための美人ヘアカタログ』は同社の大好評シリーズで、アレンジ動画が見られることでも知られる。今号でも動画付きのスタイルを掲載。「BOOK IN BOOK」では、スタイリングの基本も解説する。なお、人気サロンでお得にカットできるという読者限定の特典も用意されている。自分に似合う髪がきっと見つかる大人世代だからこそ、女性は髪に気を配りたい。清潔感も品格もヘアスタイルから演出できる。新刊では美容業界のトップランナーである「ABBEY」の松永英樹氏や、「UMiTOS」の砂原由弥氏がトレンドヘアを提案し、予約困難なスタイリストによるアレンジは動画でも確認できる。また、ドライヤーなどのブローの基本や、三種の神器としてヘアアイロン、ヘアスプレー、ヘアカーラーの使い方、後ろ姿美人になるためのアドバイスなどを紹介している「BOOK IN BOOK」も見どころ。全142スタイルの2022年最旬大人ヘアを掲載する。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※大人のための美人ヘアカタログ2022 - 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2022年03月22日テレビでおなじみの白澤卓二医学博士監修3月2日、体や肌、外見の老けを防止するメソッドを紹介する新刊 『「一生老けない」にいいこと超大全』が宝島社から発売された。同書は白澤抗加齢医学研究所所長で、お茶の水健康長寿クリニック院長、テレビ番組でもおなじみの白澤卓二医学博士が監修を務めており、B6判、288ページ、価格は1,100円(税込)となっている。食習慣・運動・考え方で体も心も若々しく年齢とともに変化していく体。外見では白髪や肌あれなどに悩まされ、動悸や息切れ、関節痛を実感している人も。老化現象の主な原因となっているのが、代謝の低下だという。加齢により熱の産生能力、消費能力が低下、血流がスムーズに流れにくくなり、体内に取り込んだ栄養や酸素が活かされにくくなる。新刊では老化の原因や、食習慣による体の内側からの若返り、老化を防ぐ成分が多く含まれている食べ物、老いにくい体のための運動、見直すべき生活習慣、考え方などを解説する。「食物繊維のとりすぎが老化を加速させる!?」「過度な糖質制限は血管を老化させる!」「空腹時に活性化する若返り遺伝子とは?」「“速歩き”より効果的なウォーキング法」などのアンチエイジングメソッドを紹介している。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※「一生老けない」にいいこと超大全 - 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2022年03月09日株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮見清一)は、『BAYFLOWCUPCOFFEETUMBLERBOOK』を2021年6月18日(金)に発売いたします。コンビニコーヒーが入ると大人気!宝島社の❝カップコーヒータンブラー❞シリーズ累計80万部突破!今年で発売から3年目を迎え、大ヒット商品となったカップコーヒータンブラーヒットのきっかけとなった「BAYFLOW」が新デザインで6/18再登場!・コンビニコーヒーがそのまま入る・結露しないからデスクワークも最適・もちろん直飲みもOK!①BAYFLOWから始まった、カップコーヒーのためのタンブラー2019年に発売し、即完売となった『BAYFLOWカップコーヒータンブラー』。ローソンで発売するタンブラーとして、最も便利な仕様を追求し、誕生したのがこのデザイン。コンビニで人気のカップコーヒーを長時間おいしい温度で、結露せず飲めるよう、カップをタンブラーの中に、すっぽりと入れる仕様としました。②累計80万部突破!BAYFLOWから始まり、ディズニーなどのキャラクターや他のブランドで、様々なデザインを展開し、シリーズ累計80万部突破のベストセラー商品に。コンビニチェーン限定柄なども展開し、ヒット商品としてTV番組で紹介されたことも。・高い保冷・保温効果・おしゃれなデザイン・コンビニ各社との連動が強みで、今後ますます展開を拡大していく予定です。③BAYFLOWの新色が登場大人気シリーズにNEWカラーが登場。クールに使えるマットブラック&マットホワイトに加え、海から連想したSEABLUEとSEASHELLPINKの全4色。おうち時間やリラックスタイムにもぴったりなデザインです。BAYFLOWCUPCOFFEETUMBLERBOOKMATTEBLACK/MATTEWHITE/SEABLUE/SEASHELLPINK各サイズ:高さ120×飲み口直径90mm各容量:450mL(適正容量:380mL)各価格:1650円(税込)発売日:2021年6月18日(金)発売場所:全国のローソン※一部の店舗では取り扱いのない場合があります商品購入ページ企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年06月29日ガチガチに固まった肩、つらいですよね。慢性化しやすい肩コリをなんとかしたいと思っている人も多いはず。2021年2月に『10秒でつらい痛みが消えた! 肩コリこれだけ体操』(宝島社)が発売されました。監修は、肩コリ・腰痛対策のスペシャリストとして活躍する、東京大学医学部附属病院特任教授の松平 浩(まつだいら・こう)さんです。同書の中から、エクササイズを特別に紹介する本連載。最終回は肩コリを引き起こすストレスを緩和するための「あおん発声」を紹介します。ぐるぐる思考に陥ったら…心配事や後悔など、あれこれ考えても答えが出ないことを考え続けてしまう「ぐるぐる思考」に陥ったときこそ、あおん発生を行い、プチ・マインドフルネスを体験して解放させましょう。*マインドフルネスとは、今この瞬間の体験に意識を向けることで、何かにとらわれることや評価することのない心理状態を実現する瞑想法のことをいいます。プログラムの目安:1日に数分間程度でOK!『10秒でつらい痛みが消えた! 肩コリこれだけ体操 (TJMOOK)』(宝島社)(写真:中島聡美、編集・原稿:西田貴史(manic)、ヘア&メイク:細谷知代、モデル:高岡ちなみ)
2021年05月01日ガチガチに固まった肩、つらいですよね。慢性化しやすい肩コリをなんとかしたいと思っている人も多いはず。2021年2月に『10秒でつらい痛みが消えた! 肩コリこれだけ体操』(宝島社)が発売されました。監修は、肩コリ・腰痛対策のスペシャリストとして活躍する、東京大学医学部附属病院特任教授の松平 浩(まつだいら・こう)さんです。同書の中から、特別にエクササイズをピックアップ。第3回は「肩コリこれだけ体操」を紹介します。後ろまわりバージョン前まわりバージョンプログラムの目安:1日に5〜10回でOK!*肩甲骨まわりの筋肉の硬直がきついときには、無理をせずに、鎖骨に指を添えたり、片方ずつゆっくりとまわすところから始める『10秒でつらい痛みが消えた! 肩コリこれだけ体操 (TJMOOK)』(宝島社)(写真:中島聡美、編集・原稿:西田貴史(manic)、ヘア&メイク:細谷知代、モデル:高岡ちなみ)
2021年04月30日ガチガチに固まった肩、つらいですよね。慢性化しやすい肩コリをなんとかしたいと思っている人も多いはず。2021年2月に『10秒でつらい痛みが消えた! 肩コリこれだけ体操』(宝島社)が発売されました。監修は、肩コリ・腰痛対策のスペシャリストとして活躍する、東京大学医学部附属病院特任教授の松平 浩(まつだいら・こう)さんです。同書の中から、特別にエクササイズをピックアップ。第2回は「基本の姿勢と準備運動」を紹介します。美ポジゆらゆらウォーミングアップ肩ストンプログラムの目安:肩コリこれだけ体操前に随時おこなう『10秒でつらい痛みが消えた! 肩コリこれだけ体操 (TJMOOK)』(宝島社)(写真:中島聡美、編集・原稿:西田貴史(manic)、ヘア&メイク:細谷知代、モデル:高岡ちなみ)
2021年04月29日ガチガチに固まった肩、つらいですよね。慢性化しやすい肩コリをなんとかしたいと思っている人は多いはず。2021年2月に『10秒でつらい痛みが消えた! 肩コリこれだけ体操』(宝島社)が発売されました。監修は、肩コリ・腰痛対策のスペシャリストとして活躍する、東京大学医学部附属病院特任教授の松平 浩(まつだいら・こう)さんです。同書の中から、特別にエクササイズをピックアップ。初回となる今回は「3つのコリタイプ」について紹介します。3つのコリタイプと原因となる主な筋肉とは?肩コリの主な原因は、筋肉の硬直による血流障害です。ひと言で「肩コリ」といっても、コリや重さを感じる場所によって、原因となる筋肉は異なります。①肩コリタイプ 僧帽筋(上部)は、凝り固まると肩コリを引き起こす筋肉の代表格です。また、肩甲骨とつながる菱形筋や肩甲下筋などの筋肉の緊張も、肩コリの原因となります。②首コリタイプ 肩甲骨を持ち上げる形で首につながる肩甲挙筋、また、首の後ろにある頭板状筋や頭半棘筋、後頭下筋群などの筋肉が緊張すると首のコリを引き起こします。③背中コリタイプ 体の背面に大きく広がる僧帽筋(中部・下部)と広背筋の緊張は、背中のコリの原因となります。■ズバッと解説首から体幹の上部は、重い頭を支える土台となるだけでなく、日常的にさまざまな動きをする両腕とも連動しているので、常に大きな負担がかかっています。そのため、首から体幹上部の筋肉は、緊張が続いて硬直しやすく、肩や首、背中のコリを引き起こします!肩コリセルフチェック両肩伸ばしテスト■ズバッと解説これは「BSET(Bilateral Shoulder Extension Test バイラテラル・ショルダー・エクステンション・テスト)」というもので、肩の関節の伸展度を確認するテストです。腕が上がる角度が45度未満の人は、肩の関節や肩甲骨周りの筋肉がこわばっているので、しっかりケアしていきましょう!肩コリセルフチェック両肩曲げテスト■ズバッと解説これは「BSFT(Bilateral Shoulder Flexion Test バイラテラル・ショルダー・フレクション・テスト)」というもので、肩の関節の屈曲度を確認するテストです。腕が真上まで上がらない人は、肩の関節や周囲の筋肉がこわばっているので、ケアが必要です!『10秒でつらい痛みが消えた! 肩コリこれだけ体操 (TJMOOK)』(宝島社)(写真:中島聡美、編集・原稿:西田貴史(manic)、ヘア&メイク:細谷知代、モデル:高岡ちなみ)
2021年04月28日2020年10月13日に『10秒でつらい痛みが消えた! 腰痛これだけ体操』(宝島社)が発売されました。監修は、腰痛対策のスペシャリストとして活躍する、東京大学医学部附属病院特任教授の松平 浩(まつだいら・こう)さんです。同書の中から、すぐに真似できる「太ももつけ根ストレッチ」を抜粋して掲載します。*これから紹介するすべての体操は、おこなっている最中にお尻から太ももにかけて痛みやしびれが生じたときは、すぐに中止してください縮こまりがちなインナーマッスル・腸腰筋をしなやかに伸ばすSTEP1 床に片方のひざをつき、もう一方の脚を前に踏み出す。両手を頭の後ろに当て、ひじを開き、しっかりと胸を張るSTEP2 息を吐きながら、骨盤を前方に押し出して、床についているほうの太もものつけ根と股関節の前をしっかりと伸ばして10秒間保つプログラムの目安1日に左右ともに1〜2回程度でOK!*太もものつけ根の張りがきつく感じられるほうの脚を重点的におこなう*慣れてきたら、STEP2を呼吸を止めずに20〜30秒間おこなう『10秒でつらい痛みが消えた!腰痛これだけ体操』(宝島社)(写真:松橋晶子、編集・原稿:西田貴史(manic)、ヘア&メイク:細谷知代、モデル:高岡ちなみ)
2020年12月26日2020年10月13日に『10秒でつらい痛みが消えた! 腰痛これだけ体操』(宝島社)が発売されました。監修は、腰痛対策のスペシャリストとして活躍する、東京大学医学部附属病院特任教授の松平 浩(まつだいら・こう)さんです。同書の中から、すぐに真似できる「ハリ胸ハムストストレッチ」を抜粋して掲載します。*これから紹介するすべての体操は、おこなっている最中にお尻から太ももにかけて痛みやしびれが生じたときは、すぐに中止してください腰への負担が軽くなる!ハリ胸ハムストストレッチSTEP1 なるべく浅めにイスに座る。手は人差し指と中指を伸ばして太もものつけ根にそえる。骨盤を立てるイメージで背すじを伸ばし、ひじを開いてしっかりと胸を張るSTEP2 片方の脚を前に出し、かかとをつけて、つま先を手前に反らせる。胸をしっかりと張ったまま、人差し指と中指を太ももではさむように上体を前に倒す。息を吐きながら、10秒間保つプログラムの目安1日に1〜2回程度でOK!*慣れてきたら、STEP2を呼吸を止めずに20〜30秒間おこなう『10秒でつらい痛みが消えた!腰痛これだけ体操』(宝島社)(写真:松橋晶子、編集・原稿:西田貴史(manic)、ヘア&メイク:細谷知代、モデル:高岡ちなみ)
2020年12月25日2020年10月13日に『10秒でつらい痛みが消えた! 腰痛これだけ体操』(宝島社)が発売されました。監修は、腰痛対策のスペシャリストとして活躍する、東京大学医学部附属病院特任教授の松平 浩(まつだいら・こう)さんです。同書の中から、すぐに真似できる「おしぼり体操」を抜粋して掲載します。*これから紹介するすべての体操は、おこなっている最中にお尻から太ももにかけて痛みやしびれが生じたときは、すぐに中止してください片側の腰痛を緩和する!おしぼり体操*腰の左側に張りや痛みがある場合のやり方(右側の場合は、左右逆におこなう)STEP1 枕を用意して横向きに寝る。上側の脚のひざを床におろし、床から浮かないように右手でおさえる。胸を顔を上に向け、左手を左側の腰の下のほうに置いて、上体を骨盤と逆側へねじる要領でしぼって5秒間保つSTEP2 左腕を頭の上に上げるSTEP3 手とひじが床を這うように、肩甲骨の動きを感じながら大きく左腕を回すSTEP4 大きくゆっくりと5回左腕を回すプログラムの目安張りや痛みがある側だけおこなう5回=1セット。1日に1〜2セット程度でOK!*腰痛を緩和するだけならSTEP1だけでもよい*左右ともにおこなう必要はない『10秒でつらい痛みが消えた!腰痛これだけ体操』(宝島社)(写真:松橋晶子、編集・原稿:西田貴史(manic)、ヘア&メイク:細谷知代、モデル:高岡ちなみ)
2020年12月24日2020年10月13日に『10秒でつらい痛みが消えた! 腰痛これだけ体操』(宝島社)が発売されました。同書は、腰痛対策のスペシャリストとして活躍する、東京大学医学部附属病院特任教授の松平 浩(まつだいら・こう)さんが監修。松平さんによると「腰を手で押し出し、体を反らせて約10秒間キープするだけでほとんどの腰痛は予防・改善できる」のだといいます。同書の中から、すぐに真似できる「腰痛これだけ体操」を抜粋して掲載します。*これから紹介するすべての体操は、おこなっている最中にお尻から太ももにかけて痛みやしびれが生じたときは、すぐに中止してください椎間板のズレをリセット&背筋の血行を促進する 「腰痛これだけ体操」*この体操をおこなっている最中にお尻から太ももにかけて痛みやしびれが生じたときは、腰部脊柱管狭窄症である可能性がありますので、おこなわないでくださいSTEP1 足は平行にして、肩幅よりも少し広めに開く。両手の指をそろえて、腰の下からお尻(骨盤)に当てるSTEP2 息を吐きながら、手で骨盤を前方にしっかり押し出し、「痛気持ちいい」と感じるところまで上体をしっかり反らせて3秒間保つ。その後、ゆっくりとSTEP1 の姿勢に戻すプログラムの目安腰痛を予防するとき…1日に3回=1セットでOK!腰痛を改善するとき…1日に3セット以上おこなう『10秒でつらい痛みが消えた!腰痛これだけ体操』(宝島社)(写真:松橋晶子、編集・原稿:西田貴史(manic)、ヘア&メイク:細谷知代、モデル:高岡ちなみ)
2020年12月18日限定フェイスシェーバーで美肌を手に入れよう!人気サロン「air」の20周年を記念して、2020年2月28日、宝島社から『air 20th anniversary book つるつる美肌シェーバーver.』が販売される。同誌限定のフェイスシェーバーがついて販売価格は1,969円(税込み)。フェイスシェーバーは、電池式で単3形アルカリ乾電池1本(別売り)が必要となる。コンパクトサイズなので、持ち運びに便利だ。フェイスシェーバーは、リップスティックのようなオシャレな形状が特徴。刃が直接肌に触れないため、安心して使用することができる。誌面では、美肌のプロフェッショナルが正しいシェービング方法を解説。ツヤ肌を実現するair式メイクにも注目だ。産毛の正しいケア方法を知りたい人、肌のトーンアップを目指している人、透明感のある美肌を手に入れたい人などにオススメだ。タレントやモデルからも支持を集める「air」サロン「air」は1999年に誕生。空気のように生活スタイルの一部に溶け込むことを目指して名付けられた。サロンは麻布十番、青山、銀座、大宮、心斎橋、三宮などに展開。オフィシャルサイトでは最新のヘアカタログを公開されている。(画像はair groupオフィシャルサイトより)【参考】※宝島CHANNEL※air groupオフィシャルサイト※Amazon.co.jp
2020年02月06日宝島社より6月27日発売宝島社は、6月27日(木)より「くびれ番長の2週間で5kgやせるおうちトレーニング」を発売した。「ヨガ」・「筋トレ」・「マッサージ」を組み合わせた著者独自のメソッドを実践することで、全身やせを叶える1冊となっている。くびれ番長”として人気のインストラクター初の書籍「くびれ番長の2週間で5kgやせるおうちトレーニング」は、“くびれ番長”として人気のインストラクター 扇田純氏による独自メソッドを紹介する初の書籍だ。女性ファッション誌「BLENDA」の専属モデルを経てヨガインストラクターとなった著者は、ヨガ・筋力トレーニング・オイルマッサージを組み合わせた「J’s Beauty Personal」を考案。その効果が反響を呼び、現在では予約困難なトレーナーとなっている。身体を温めて柔らかくするとともに、呼吸を深める「ヨガ」と、基礎代謝量をアップし、脂肪を燃やしやすくする「筋トレ」、むくみやリンパの詰まりを解消する「マッサージ」を組み合わせることで、バランス良くやせることが可能となる。価格は、1,400円(税別)である。(画像は宝島社公式WEBサイトより)【参考】※宝島社公式WEBサイト
2019年07月16日今の人生に行き詰まりを感じた時、ふと過去の自分と比べてしまうことはありませんか?若かった、何かに夢中だった、今よりもずっと世間知らずだったけど必死に成長しようとしていた——。元SDN48の大木亜希子さんは、初の著書『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア』(宝島社)の序文で、2011年の大晦日に紅白歌合戦に出演したシーンを書いています。そして、同日電車に乗って帰宅したことも。グループ卒業後、会社員を経てフリーライターに転身した29歳の大木さん。しかし“元アイドル”の十字架が重くのしかかってくることもあったそう。そこで、同じく48グループ出身メンバーの「アイドル後の人生」を聞くことで、過去への未練を成仏させようとします。書籍に書かれていない取材時のエピソードや、元アイドルという呪縛から逃れられた理由を大木さんに取材しました。「だって元アイドルだし」自分にかけた呪縛——大木さんにとって元48グループのアイドルという過去は「呪縛」だったそうですね。大木亜希子(以下、大木):そうなんです。外側と内側、双方からの呪縛がありました。外側からの呪縛は、仕事の席で出会った方にご挨拶させていただく際「アイドルだったんだね」と言われたり、ライターとして横並び一列になったときに「元アイドルだから」と良くも悪くもアウェイな扱いをされたりしたときに感じました。他の人と違う経験があることで、仕事のしづらさを感じる場面が何度もあったんです。でもそれ以上にやっかいなのが、内側からの呪縛でした。元アイドルだから期待されているに違いないと、自分自身に呪縛をかけていたんです。——武道館や西武ドームで歌っていた、48グループの元アイドル……。本当は呪縛ではなく自信になってもいいところでは?大木:私の場合は、「アイドルからライターになったんだからキラキラしなきゃ」「面白い記事を書いてバズらせなきゃ」「私ならできるでしょ」っていう重圧を自分で自分にかけてしまっていたんです。今ふりかえると、無理しすぎだったんですけどね。でも当時は48グループという過酷な状況で生き抜いてきたんだからできて当然だと思っていました。その結果、会社員になって3年目で体を壊すことになるんですが……。その後、心療内科に通い、布団から起き上がることもできなくなって会社を辞め、休養期間を経てフリーランスのライターになりました。呪縛を解くため自分に優しくなった——「過去の自分よりキラキラしなきゃ」「今までより幸せにならないと」と考えるあまり、その言葉に縛られてしまうこともありますよね。大木さんは体を壊したあと、どうやって過去と向き合うようになったんですか?大木:過去は過去として受け入れて、自分に優しく接するようになりました。本書にも登場する元AKBCafeっ娘で女性バーテンダーになった小栗絵里加さんのように、失敗した先に自分のやりたいことが待っている可能性もあると思います。その経験が人生を生きる糧になっていくことも。一方で、元SDN48で現在は振付師の三ツ井裕美さんの「『人として幸せになる』感情を大切にしてほしい」という言葉も、一つの真実だと感じているんです。三ツ井さんは、「自分が壊れるまで頑張る必要はないし、途中で夢を諦めたほうが幸せかもしれない。もし違う世界に行っても、その道を楽しんでほしい。どんなときでも心の余裕は大事だし、その時のポジションや人気に一喜一憂しないで、人として小さなことにも幸せを感じられる心を持ってほしい」と話していました。これは現代社会において、生きづらさを抱えている人たち全員に対するメッセージだとも思っているんです。自分自身に優しくなれないと、どこかでひずみや影響が出てしまう。私も余裕を失い体を壊した経験を踏まえて、どんなに過酷な状況でも心が満たされている状態でありたいと思うようになりました。失敗しても、どうにでも生きていける——今後はどんな仕事をしていきたいと思いますか?大木:華やかな世界に飛び込んでみたけれど、そこでは願っていた結果は出せなかった。でも、セカンドキャリアで自分らしく輝いている。そんな女性たちにインタビューをしていきたいですね。一回で成功するのも素晴らしいけれど、実際は何度も失敗したり、夢を間違えたりすることもあるじゃないですか。それでも大丈夫だよって伝えていけるライターになれたら幸せです。でももう、「絶対にそうならないといけない」とも思わないんですよ。本を書くに当たり8人の元アイドルにセカンドキャリアの話を聞いて、「たとえ失敗しても、どうにでも生きていける」と学んだので。——『アイドル、やめました。』を執筆して、未来に対する目線の向け方が変わったということでしょうか?大木:そうですね。職を失い、明日からどうやって生きていこうか悩んだとしても、いつか自分の好きなことで食べていけるようになるから大丈夫、って思えるようになりました。アイドルという究極の女性性を武器にして働く芸能界で生きづらさを抱えていたけれど、ライターになって東京で生活する分はなんとか稼げている。「夢を叶えて、年収も高くて、素敵な彼氏がいる」という世の中の理想論が、ときに強迫観念に感じてしまっていたとしても自分と他人を比べず、そういう考え方とは違う世界で生きていくのもいいんじゃないかなっていうのが、今の私の持論です。【第1回】元アイドルが気づいた、いまを肯定する力【第2回】グループ卒業生100人のその後を調べた理由(取材・文:華井由利奈、撮影:面川雄大、編集:安次富陽子)
2019年07月10日今の人生に行き詰まりを感じた時、ふと過去の自分と比べてしまうことはありませんか?若かった、何かに夢中だった、今よりもずっと世間知らずだったけど必死に成長しようとしていた——。元SDN48の大木亜希子さんは、初の著書『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア』(宝島社)の序文で、2011年の大晦日に紅白歌合戦に出演したシーンを書いています。そして、同日電車に乗って帰宅したことも。グループ卒業後、会社員を経てフリーライターに転身した29歳の大木さん。しかし“元アイドル”の十字架が重くのしかかってくることもあったそう。そこで、同じく48グループ出身メンバーの「アイドル後の人生」を聞くことで、過去への未練を成仏させようとします。書籍に書かれていない取材時のエピソードや、元アイドルという呪縛から逃れられた理由を大木さんに取材しました。2回目の今回は、取材時のエピソードなど執筆時の裏話や考えていたことを紹介します。48グループにこだわった理由は「信頼関係」——前回、一説によるとアイドル経験のある女性の総人口は1万人近いとおっしゃっていました。それだけ、アイドルにもいろいろありますが、大木さんは、なぜ48グループへの取材にこだわったのでしょうか?大木亜希子さん(以下、大木):書籍を書く上で私が重視していたのは、「正しく伝えること」でした。48グループなら自分も在籍していたので、取材相手の心情を理解しながら話を聞くことができ、また相手も安心して本音を話せると思ったんです。それに、48グループには独自の文化があります。例えば、選抜システムや握手会、自分で考案する自己紹介のキャッチフレーズなど。そういう特殊な環境で鍛えられてきた経験が、その後の人生にどう影響しているのか、正確に伝えたいという思いもありました。——本書では8人のセカンドキャリアが掲載されていますが、取材は何人くらいにアポイントをとったんですか?大木:48グループ出身者のその後を100人ほど調べて、特に興味深い職業に就いている12〜13人にしぼり、最終的に8人に決めました。——100人!そのなかで「絶対に取材したい!」っていう相手はいましたか?大木:みなさんとても興味深い人生を歩まれているのですが、SKE48を卒業して保育士になった藤本美月さんはぜひ会いたいなと思いましたね。グループ内でアイドルから保育士になった人が誰もいないなか、藤本さんだからこそ保育士という英断ができたのか、もしくはアイドル時代の経験がそういう決断をさせたのか、気になって。実際に会ってお話をしてみると、人並み以上の覚悟をされていたことがわかり、園児たちと楽しそうに話している姿も印象的でした。8人それぞれの覚悟のグラデーション——最初に取材をしたのはどなたでしたか?大木:私と同じSDN48出身で、卒業後は振付師になった三ツ井裕美さんです。選抜システムについて当時どう思っていたかを聞くと、「総合的な人気やルックスを含めると、私はセンターになれると思っていなかった」とはっきり言われました。一緒に闘ってきた三ツ井さんでさえ、私が想像しえなかった悔しさや後悔を感じていると知り、「これは本として面白いものになる!」っていう確信が生まれましたね。——その後、取材の回数を重ねていくうちに何か感じるものはありましたか?大木:一人ひとり、覚悟のグラデーションが違うと思いました。元AKBCafeっ娘で女性バーテンダーになった小栗絵里加さんが「AKBになっていたら違う人生があったと思う」と消化しきれなかった思いを口にしている一方で、大手広告代理店に内定が決まった元SKE48の菅なな子さんは「もう一切アイドルに興味はない」と言い、SKE時代の自分を完全に過去のものとして捉えていました。——アイドルとして同じように生きてきたけれど、実は全く別のものを見ていたということでしょうか?大木:アイドルは一つの商流のなかでシステム化されているので、みんな同じようにベルトコンベアの上に乗ってしまいがちなところはあると思います。目的地まで同じように見えるというか……。でも、私たちは人間なので感情があり、見ているもの卒業後はそれぞれの人生を生きていかないといけない。そこに人生のドラマがあると感じました。笑顔の裏に隠していた悔しさ——原稿を書くときに聴いていた歌があるそうですね。大木:King Gnuさんの『白日』という歌を聴いていました。キラキラした衣装を着てステージに立っても、笑顔の裏では怨念や憎しみを感じてしまう自分もいる。努力を重ねてもファンの期待に応えられない日もある。そんな元アイドルのリアルな姿が、「知らず知らずのうちに傷つけてしまったり」という内容の歌詞とリンクするような気がしたんです。——怨念や憎しみっていうのは、何に対して?大木:一流の衣装さんに服を用意してもらって、素敵なヘアメイクさんに整えてもらって、それでもなお人気に差が出てしまう状況に対してですね。なぜ自分じゃないのだろう、あの子はもっと評価されてもいいはずなのに……なぜ、なぜ、と。でも、どんなに報われない状況であっても、怨念を抱えながら最善を尽くして生きていかなきゃいけない。過去と地続きになっている現在を歩まないといけない。一連の取材を経て感じたのは、私がこれまでに経験してきた劣等感や嫉妬は、なにものにも代えがたい人生の大切な1ページだということ。今のために過去があるのかもしれないなと思えるようになりました。次回は7月10日(水)公開予定です。(取材・文:華井由利奈、撮影:面川雄大、編集:安次富陽子)
2019年07月09日今の人生に行き詰まりを感じるとき、ふと過去の自分と比べてしまうことはありませんか?若かった、何かに夢中だった、今よりもずっと世間知らずだったけど必死に成長しようとしていた——。元SDN48の大木亜希子さんは、初の著書『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア』(宝島社)の序文で、2011年の大晦日に紅白歌合戦に出演したシーンから書きはじめています。そして、同日、電車に乗って帰宅したことも。グループ卒業後、会社員を経てフリーライターに転身した29歳の大木さん。自身のセカンドキャリアを歩くうえで“元アイドル”の十字架が重くのしかかってくることもあったそう。そこで大木さんは、同じく48グループ出身メンバーの「アイドル後の人生」を聞くことで、過去への未練を成仏させようとします。書籍に書かれていない取材時のエピソードや、元アイドルという呪縛から逃れられた理由を大木さんに語っていただきました。1回目の今回は、「アイドル卒業後に感じたこと」について伺います。アイドル卒業後に感じた「世間の視線」——今回の本では、8人の元アイドルのセカンドキャリアについてインタビューをされていますが、まずは大木さんの「SDN48」卒業後の経歴を教えてください。大木亜希子(以下、大木):2012年に“一斉卒業”した後は、しばらく地下アイドルとして活動していました。10代の頃から芸能活動をしていたし、芸能界以外の選択肢を知らず育ってきたから、必然的にそうなりました。昼は地下アイドル、夜は「仕事につながるかもしれない」という思いから業界の食事会に行き、場を盛り上げる毎日。顔を隠すように清掃員の単発アルバイトをしたこともありました。でもあるとき、「私は何者にもなれず、中途半端なまま、名刺の渡し方も知らずに死んでいくのだろうか」と、猛烈に焦り始めたんです。それで就活をして見つけたのが、WEBメディアのライターでした。未経験ではありましたが、文章を書くことは好きだったし、ファンの方からも「あなたの書くものは面白いよ」と言っていただくことがあったので、ちょっと自信はありました。いざ採用されて、広告営業などで取引先を回っていたら、アイドル時代に培った社交性が活かされてやりがいも見出すことができました。会社の人たちも親切にしてくれて凄く楽しかったのですが、ときには色眼鏡で見られることが何度かあって……。——色眼鏡で見られるとは?大木:「アイドルって女同士ドロドロして大変なんでしょ」「最近テレビで見かけないあの人、いま何してるの?」とよく聞かれて。テレビ業界の関係者から失礼な取材依頼がきたことも一度や二度ではありませんでした。バラエティ番組の担当者から「アイドルからライターになった大木さんに話を聞きたい」と言われて話だけ聞いてみたところ、結局はグループ時代のスキャンダラスな話を聞き出すための誘いだったことも……。48グループはみんなで切磋琢磨してきたのに、どうしてうがった見方をするのだろうと、悲しくなりました。48グループは「おべっか」が通用しない——うーん。芸能人には何を言っても許されるとでも思っているんでしょうか。大木さんが知る本当の48グループの姿とは?大木:本音で話さないと生きていけない世界です。「その服かわいいですね」「髪ツヤツヤですね」って先輩への社交辞令は通用しないんです。褒めてもらえるのは嬉しいけど、上には上がいて、下には下がいることを先輩も後輩もわかっているから。48グループに入ると、自分より可愛い人、歌唱力のある人、MCの才能がある人など、何十人もの優れた人を見ることになります。たとえオーディションを通過しても、「自分だけが特別じゃない」と身にしみて知るのがアイドル業なんです。だから適当なごますりなんてシラケるだけなんです。——そうか……。自分の実力を知ったうえで、なかなか芽が出ないながらも芸能活動を続けている人もいますよね。そういう仲間についてはどう思いますか?大木:「続けている人に対して敬意を失ってはいけない」と思っています。私も20代半ばまで芸能活動をしていましたし、今でもご縁があれば仕事を受けているので。続けるのも辞めるのも本人の自由です。私はライターに転身し、セカンドキャリアに関するこの本を書きましたが、キャリアチェンジをした人が勝ち組で、強くて、立派だと言いたいわけではありません。たとえ今はスポットライトが当たらなくてもアイドルという自分の信じた道を続けているのは立派なことだと思います。「人生の答え合わせ」がしたかった——大木さんはなぜ『アイドル、やめました。』を書こうと思ったんですか?大木:ひとつは、“元アイドル”という大きな十字架をおろしたかったからです。誇りであると同時にその経歴がコンプレックスでもありました。だから、私と同じような経験をしている人たちから話を聞いて、これでよかったのか、他の人たちはどんな道を歩んでいるのか「人生の答え合わせ」をしたいと思ったんです。それから、色眼鏡で見られることが悲しかったので、48グループ出身のライターとして、私がちゃんとリアルな姿を伝えたいと思いました。彼女たちがいまこの瞬間をいかにして歩んでいるのか、それを知ってもらうきっかけを作りたかったんです。この企画は数年前から温めていて、昨年フリーランスライターとして独立してから、すぐ出版社に売り込みにいきました。山のようなプレゼン資料を作って、必死でコネクションを作って、ゼロから売り込みして。けれどいざGOが出てから、不安を感じることもありました。なぜなら、私が卒業生の人生について取材をして書くというのは、彼女たちの人生を一時的に預かっているのと同じ。本の内容次第では、彼女達の現在の生活が変わってしまうかもしれないですから。——それでもやり切れたのは?大木:一説によると、アイドル経験のある女性の総人口は1万人とも言われているんです。これはもうちょっとしたマイノリティですよね。その人たちの役に立つものが作れるならと使命のようなものも感じていました。——実際に取材をして、記事を書いてみて、その不安や恐怖はなくなりましたか?大木:はい。取材した8人全員に「亜希子さんに聞いてもらえてよかった」と言ってもらえたときに消えました。エゴかもしれないけど、そう言ってもらいたかったんです。取材者全員に太鼓判をおしてもらえたときが一番うれしかったですね。——「発信したい」という意志と言葉の力によって、大木さんはパワーアップしたんですね。大木:そうですね。不思議なんですけど、自分が新しく変わったというより、過去の経験がいつの間にか「これからの人生を生きる上での糧」に変わっていたという感じがするんです。 多分、48グループで鍛えられた部分が大きい。私だけではなくて、この本に出てくる人はみんなそうだと思います。「自分の過去に納得できなくても、それは決して失敗ではない」。この本を通して、今を生きる元アイドルからのメッセージを感じていただけたら幸いです。次回は7月9日(火)公開予定です。(取材・文:華井由利奈、撮影:面川雄大、編集:安次富陽子)
2019年07月08日「死ぬときぐらい好きにさせてよ」「マイナスの出来事も含めて、自分の栄養かな」「端から見て良さそうに見えているものが、案外その人にとって辛かったりするものがあるから、みんなそれぞれだから」——。2018年9月15日に逝去した、女優、樹木希林さんの生前の言葉を集めた名言集『樹木希林120の遺言』(宝島社)が累計部数54万部を突破*しました。*6月1日発表資料よりドラマや映画で観る姿だけでなく、自然体で生きる樹木さんに「これから生きて行くためのヒント」を得た人も多いはず。このたび宝島社は、読者に「私の好きな希林さんの言葉」のアンケート調査を実施。読者が選ぶベスト5を発表しました。読者の声とあわせてご紹介します。『樹木希林120の遺言』(宝島社)1位:幸せというのは…『樹木希林 120の遺言』より1位は、「幸せというのは『常にあるもの』ではなくて『自分で見つけるもの』。」でした。・あたりまえのことのようで、なかなかできないこと。それを再認識させてもらえた。なんでもない日常に感謝して、もっと楽しく毎日を過ごそうと思う(40代女性)・結婚、子育て、親の介護、今まで前だけを見てこの年になり、ようやくこの言葉を本当に理解するようになった(60代女性)・幸せは自分で見つけるという、わかってそうで気づかなかったこと(50代女性)2位:愉快に生きて『樹木希林 120の遺言』より2位は、「どうぞ、物事を面白く受け取って愉快に生きて。あんまり頑張らないで、でもへこたれないで。」でした。・樹木さんのように考え方を変えて、強く生きたいと思った(20代女性)・心に余裕をもち物事を見る角度を変えて見ると、また違う風景に出会えるかもしれないことを教えてもらった(30代女性)・夫を亡くしてもうダメだと思ったときに、この言葉に救われた(50代女性)3位:失敗したらね…『樹木希林 120の遺言』より3位は「失敗したらね、そこからスタートなの。あんまり深く考えない。」でした。・きっと近い将来、この言葉に背中を押してもらう日がくると思う(40代女性)・再スタートこそ大切!勇気がわく言葉(50代女性)・最近大きな失敗をしてしまい、「そこからスタート、あんまり深く考えない」という言葉に救われた(70代女性)4位:世の中をダメにするのは…『樹木希林 120の遺言』より4位は「世の中をダメにするのは老人の跋扈(ばっこ)。時が来たら、誇りを持って脇にどくの。」でした。・なかなか言えない言葉だと思い深く胸に届いた(40代女性)・会社員人生も後半戦に入り、「時が来たら、誇りを持って脇にどく」。そうできるよう日々励みたい(50代女性・これからやってくる老人時代は、ぜひこの言葉を戒めにしていきたい(50代女性)5位:いまなら自信を持ってこう言えます。『樹木希林 120の遺言』より5位は「いまなら自信を持ってこう言えます。今日までの人生、上出来でございました。これにて、おいとまいたします。」でした。・このように幕をおろしたい(50代女性)・あっぱれです。こう言って最後はおいとましたい(50代女性)・こういう風に思って一生を終えられたら幸せ(70代女性)「自分で考えてよ。」他にも本書には共感の声が寄せられています。・心に響く素敵な言葉ばかり。また5年後10年後に読み返したい(20代女性)・時間に追われる日々に疲れている自分にとって、肩の力を抜いてみようと思わせてくれた(30代女性)・人間への優しさ、内田さんへの優しさ、愛情がシンプルな文の中に感じられた(50代女性)・深刻なことが起こるのが人生。樹木さんはそれを全て受け止め当たり前レベルにしてしまう(70代女性)・人生の真実をはっきり見据えた本当の言葉だと感じた(80代女性)読者の声を見てみると、20代〜80代と幅広い世代に共感されていることがわかりました。もうすぐ逝去から1年になりますが、「生きているうちにお会いしたかった……」「もっと言葉が聞きたかった」と思う人も多いのではないでしょうか。けれどそんなことを言ったら……「えっ、私の話で救われる人がいるって?それは依存症というものよ、あなた。自分で考えてよ。(p58より)」と言われてしまいそうですね。『樹木希林 120の遺言』は1200円(税抜き)で発売中。■アンケート概要2019/3/25~4/30に実施した「私の好きな希林さんの言葉」キャンペーンにて募集
2019年06月13日『大人のための美人ヘアカタログ』最新刊1月16日、40代から50代の女性におすすめのヘアスタイル集『大人のための美人ヘアカタログ2019』が発売された。表紙は女優の大塚寧々さんでA4変型判、109ページ、920円(税別)の価格で出版社は宝島社である。なお、宝島社はこれまで『大人のための美人ヘアカタログ2015』や『大人のための美人ヘアカタログ2016』、『大人のための美人ヘアカタログ2017』を発行しており、新刊はこれらを再編集し、新たに取材したページを加えたものとなっている。マイナス5歳を実現「ふんわりツヤ髪講座」女性らしさに加え、落ち着きや上品さが必要となる大人世代のヘアスタイル。また、この世代は髪のボリューム不足やパサつきといった悩みを抱える人も多くなる。『大人のための美人ヘアカタログ2019』は品良く華やかに見せるだけでなく、ボリューム不足やパサつきといった悩みを解消し好感度をアップさせるヘアスタイル142を掲載。全てがレングス別、「Before・After」で紹介されている。また、5歳若く見せる「ふんわりツヤ髪講座」を「Book In Book」の形で収録。見た目でマイナス5歳を実現させる5つの極意、レングス別のヘアサンプルなどが掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※大人のための美人ヘアカタログ2019 - 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2019年01月24日「steady.」特別編集のヘアアレンジ教科書3月16日、ヘアアレンジが苦手、面倒くさがりの人にもわかりやすく全工程を多数の写真やイラストで解説したヘアアレンジ本「steady. 特別編集 ズボラさんでも毎日見ちがえ! ヘアアレンジはじめてBOOK」が発売された。同書にはインスタグラムでヘアアレンジが話題のGendaiさん、田中亜希子さん、溝口和也さんが登場。ボブ、ミディアム、ロングと長さ別の旬のアレンジも紹介している。刊行は宝島社からで、A4変型、111ページ、価格は880円(税別)である。NGのパターン・コテの使い方なども掲載この新刊では「巻く」「結ぶ」「ねじる」「編む」「編み込む」のそれぞれの基本テクニックの工程を分解写真のような大きな画像で解説。さらに、わかりにくい部分についてはイラスト付き。NGのパターン、コテの使い方の基本なども掲載している。そのほか、ヘアに関するパーツ用語、道具、毛束をピンとゴムで止める方法、後れ毛の出し方、スタイリング剤の選び方と使い方なども紹介している。さらに巻末には「アレンジ別 逆引き辞典」とサロン、ショップリストが掲載されている。(画像は宝島社のサイトより)【参考】※steady. 特別編集 ズボラさんでも毎日見ちがえ! ヘアアレンジはじめてBOOK
2018年03月24日ふんわり感アップでマイナス5歳1月27日、40代向けヘアカタログ「大人のための美人ヘアカタログ2018」が発売された。表紙は女優の大塚寧々さん。同書は140のヘアスタイルを紹介したムックで、特別付録「BOOK IN BOOK」には5歳若く見せるためのふんわり感アップスタイリング術を紹介。A4変型で108ページ、宝島社より920円(税別)の価格で発売中である。不器用な人でもできるヘアスタイリングこの新刊は宝島社がこれまで発売してきた「大人のための美人ヘアカタログ」の2015年版、2016年版、2017年版を再編集したもので、さらに新しく取材した内容が加えられている。掲載されている140のスタイリングは、その全てがビフォーアフター形式で紹介され、読者が求める自分に合うスタイルを見つけやすくなっており、ショート、ボブ、ミディアム、ロングとレングス別に紹介されている。また、特別付録「BOOK IN BOOK」では自宅でできるふんわりヘアの作り方、レングス別ボリュームヘアのサンプル、若く見える定番のアレンジなどを掲載。人気サロンのスタイリングの提案や、髪の乾かし方など、手先の器用さに自信がない人でもできるコツが紹介されている。(画像は宝島社のサイトより)【参考】※大人のための美人ヘアカタログ2018
2018年02月04日ファッション雑誌販売部数トップシェア(※)の宝島社と、パウダーフーズフォレストが提携し、共同開発したパウダーコーヒーが9月1日(金)より、ライフスタイルショップや百貨店での催事にて販売されます。(※)日本ABC協会雑誌発行社レポート(2016年7~12月)より「kippis®(キッピス)」と、「イニックコーヒー」のコラボレーション「キッピス」は、宝島社のブランドムック編集部が開発・プロデュースし、2012年にスタートした北欧発のライフスタイルブランドで、北欧在住のデザイナーが描く、北欧の自然や暮らしをモチーフにした温かみのあるテキスタイル(柄)が特徴です。2012年当初は、自社商品(出版物)としてバッグや傘などを出版流通にて販売していましたが、2015年からライセンス事業をスタート。これまで、食品メーカーのマルハニチロと「kippis®北欧ジャム&ソース瓶詰めシリーズ」が共同開発されたほか(2017年5月発売)、バッグブランド「レスポートサック」やレザーブランド「キソラ」、アパレルブランド「ニーム」、手芸用品メーカー「サンヒット」、服飾雑貨を主に製造する「川辺」などに、キッピスのテキスタイルが提供されてきました。特徴的なパッケージデザイン今回は、3種の味をそれぞれのパッケージで発売。パッケージには、「キッピス」のアイコンであるしろくまモチーフとテキスタイルを使用。3種のフレーバーは、既存の「デカフェ(ノンカフェイン)」と、新たに共同開発した「浅煎り」「深煎り」の2種。「浅煎り」は、北欧で主流のすっきりとした味わいで、豊かに香る酸味が特徴です。「深煎り」は、北欧スウェーデンのコーヒーブレイクタイムにあたる「fika(フィーカ)」の時間をイメージした味わい深いコーヒーです。深煎り・浅煎りは、瓶タイプ(55g)も発売されます!
2017年08月31日大人になっても少女性を失わず、かわいいものや服を愛する女性–そんな大人女子に向けたファッション&カルチャー雑誌『ETERNITA』(宝島社)が話題になりました。そこで前回に引き続き『ETERNITA』の企画・編集を手掛けた鈴木真理子さんへインタビュー。今回は、大人女子がリボンやフリルなど可愛い服を着こなすコツを教えてもらいました。鈴木真理子さんリボンやフリルを大人が着こなすコツは?――『ETERNITA』はロリータファッションの有名ブランドもおさえつつも、幅広く“可愛い”を追求したラインナップという印象を受けました。コテコテなロリータではなく、大人が着こなせる少女性を感じられるようにうまく融合させているというか。鈴木真理子さん(以下、鈴木):融合していると感じていただけたなら安心しました(笑)。実際にロリータ服を着ている人も、コテコテに盛るタイプもいればシンプルなタイプもいますよね。たとえば、ヘアメイクの企画を担当したパートナーは、大人になったら盛らない方向性の、ナチュラル派なタイプ。ただ、1冊の本を作る私の立場からすると、シンプルだけではすべての読者を拾えないので、私の作るページは若干盛ろうというようにバランスを取りました。――前回は、「リボンがついているからといって『大人っぽくない』とは言い切れない時代になっている」とおっしゃっていました。リボンやフリルなど、甘いモチーフの服を着こなすコツはあるのでしょうか?鈴木:例えば『ETERNITA』内では、表紙の神田沙也加さんの衣装も子どもっぽくならないように気をつけました。アリスを想起させる服とはいえ、コスプレ衣装のような安っぽいものではなく、大人が着るからこその高級感を出したくて、Juliette et Justineさんに相談して、シルクシャンタン風の生地や、たっぷりとレースを使ったエプロンなどとても高級感のあるアリス服を特注で作っていただきました。撮影時も神田さんとヘアメイクさんが相談して、リボンの位置をあまり高くしないようにするなど、大人っぽさを意識しています。アクセサリーもお菓子モチーフですが、Q-pot.さんのリュクスなものを付けています。MODEL/神田沙也加、PHOTOGRAPHER/小野寺廣信(BLUE)――他に、甘いモチーフの服を着る際に気をつけるところはありますか?鈴木:まずスカート丈でしょうね。大人なら短かすぎるものよりも、長いほうが素敵に見えます。首周りでいえば、丸襟ではなく、スタンドカラーがいいですね。ロリータ服のジャンルで言えば、「甘ロリ」より「クラシカル」といわれる服のほうが馴染みます。ショコラカラーやネイビー、ボルドーなどの色を使ったエレガントな雰囲気なら、ロリータとはいえ確実に大人スタイルになります。あとはちょっと高級感のある素材を選ぶことを意識するのがいいと思います。アクセやバッグ、靴など小物は当然。洋服もコットン地ひとつとってもチープなものと高いものの差はありますし、縫製や、ピンタックやボタンなどディテールの細かさをよく見て選ぶといいのでは。リュクスな物を身につけることで、自分にも自信が出てくるでしょうし、周囲の人も冷やかしから、「ここまでやるんだ」ってちょっと尊敬する気持ちになることもあるのでは?とくにロリータ服は他のジャンルの服より断然いいレースを使用しているので、いろいろ見較べて目を肥やしておくといいと思います!PHOTOGRAPHER/高橋妙子ヘアは、誌面でも紹介させていただきましたが「編み込み」や「くるりんぱ」を使えば大人っぽく見えること間違いないですよね。高い位置で作っていたツインテールを低めにするとか、ひとつにまとめるならサイドに流して「片寄せスタイル」にするなども…。メイクもシックにするのがいいけれど、華やかに盛りたい時は、ヘアもウィッグを使うなどしてバランスを取ればいいと思います。MODEL/山木梨沙(カントリー・ガールズ)、PHOTOGRAPHER/奥本昭久(kili office)似合わなくてもテクニック次第でカバーできる――大人でもテクニック次第で着こなせるんですね。また、本当は甘い服装が好きなのに躊躇してしまう人もいます。もし鈴木さんが相談をされたらどんなアドバイスをしますか?鈴木:まず、似合わないのが問題なのか、周りからとやかく言われるのが嫌なのかを聞きますね。似合わないと思っているなら、少なくとも今の時点では似合わないんですよ(笑)。でも、似合うロリータ服を見つけたり、ヘアメイクに注意したりと、ちょっとした工夫で似合うようになるんです、確実に。たいていはヘアスタイルの問題です。それから服の色、丈の順番かと思います。周りの目が気になる方は、SNSでお友達を作って一緒に歩いてもらうのはどうでしょう。同じファッションの人たちが一緒にいれば勇気づけられるはず。実際、ロリータファッションをしている方の中では「SNSで出来た友達と一緒に」……という方はとても多いんです。あるアメリカ人ロリータさんが「母国にいた頃ロリータ服の人が周りにいなくて、気になったけれどなかなかお店にも行けなかった。でもロリータの友達ができて、一緒にロリータ服の店に行った時に、一気に扉が開いた」と話していました。今ではすごい数のロリータ服を所有して、休日には必ず着ています!さらにSNSを通してたくさんロリータ服を一緒に楽しむ友達を作ったみたいですよ。——最後に、メッセージをお願いします。鈴木真理子さん鈴木:有名ブランドのショップは敷居が高くて入りにくいなら、古着屋でも探してもいい。とりあえず服に手を通してみることが一番です。そして「これだわ!」とピンときたら、そこからスタートしてみてください。自分の話をさせてもらうと、私は自分の手首にブラウスの袖のレースやフリルが踊っている姿を見ると、本当に心が浮き立ってくるんです。「これこそ本当の私の姿じゃないかしら!」って(笑)。レースやリボンは、もしかすると自分にとって最高の癒しで、少女心やノスタルジーをなかなか捨てられない私と寄り添ってくれているのかも…。紙面提供:宝島社(新庄圭)
2016年12月26日大人になっても少女性を失わず、かわいいものや服を愛する女性–そんな大人女子に向けたファッション&カルチャー雑誌『ETERNITA』(宝島社)が話題になりました。表紙はアリスの衣装をまとった神田沙也加さん。20代~30代をターゲットとしながらさまざまなジャンルのロリータファッションを取り上げ、“大人になっても自分らしく”を追求する1冊となっています。そこで、『ETERNITA』の企画・編集を手掛けた鈴木真理子さんへインタビュー。同誌に込めた想いをうかがいました。鈴木真理子さん男性だけでなく、女性も「少女の心」を持っててもいい――『ETERNITA』を発行された経緯をお聞かせください。鈴木真理子さん(以下、鈴木):企画立ち上げにはもう一人のパートナーがいて、私も彼女も原宿のストリート系やロリータ系雑誌の編集を長くやっていたんです。ロリータ系の読者モデルとの付き合いが長くなるなかで、読者モデルも年を重ねていき、「いつまでこの服を着ていられるだろう」という話題も出てくるようになったんです。そんな彼女たちが読めるような雑誌を作りたいと、宝島社さんに企画を持ち込みました。宝島社さんでは以前、ロリータ服を着た神田沙也加さんや、ロリータ系読者モデルの深澤翠さんのスタイルブックを発売していて、それが予想以上の売れ行きだったと聞いています。需要は多くあるとわかっていたため『ETERNITA』の企画もスムーズに進んだようです。――表紙のコピー「大人になったアリスは何を着る?」が印象的でした。タイトルの『ETERNITA』や、本誌のキーワードである「オトナアリス」にはどんな意味を込められたのですか?鈴木:読者にどういったワードなら強く訴えられるかと考えたときに、思い浮かんだのが「アリス」でした。まず「少女」を想起させる言葉ではありますけれど、聞く人によっては、英国やヨーロッパの香り、少女の冒険、ちょっとストレンジなもの、ヴィクトリアン、現代に通じるファッションの始まる時代…そういったイメージを連想させる言葉ですよね。『ETERNITA』はイタリア語で「永遠」という意味です。正確にはETERNITÀと綴りますが、日本人には馴染みにくいので、アクセント記号を外してETERNITAにしました。“少女らしいものが好きならずっと身につけてもいいんじゃないか”、“好きなものを手放す必要はない”という想いを込めました。MODEL/深澤翠、PHOTOGRAPHER/小野寺廣信(BLUE)――鈴木さんにとってロリータファッションは「永遠」なのでしょうか?鈴木:本年発売された漫画雑誌『月刊flowers』7月号(小学館刊)に掲載されていた漫画家の萩尾望都さんと山岸涼子さんの対談記事のなかで、望都先生が仰っていた言葉がとても印象的でした。それはこのようなものでした。「少女まんがが存在してよかったなと思うのは、「少女はいる」っていうことに皆が気づいたことです。男の人が「いつまでも少年の心を持って」といわれるのに対して、少女はいつかお母さんにならなきゃいけない。昔はそのことに誰も気がついてくれなかった。だけど、女の人の中にもずっと少女は存在するんです」*月刊flowers 2016年7月号(小学館)ロリータファッションも同じなんです。少女の心や趣味をずっと持ち続けていたい人もいる。そんな人たちのためにもロリータ服や、レースやフリルの服が存在しているんです。大人のロリータ服や、リボン・フリルは痛い?――手放す必要はないけれど、“じゃあ、大人はどう着こなすのか”が本誌のテーマの一つですよね。鈴木:そうですね。表紙の「大人になったアリスは何を着る?」というキャッチの通りです。今まで立ち会ったことのないテーマだったので、洋服のブランド選びはとても悩みました。現ロリータと元ロリータたちに会って話を聞き、彼女たちが現在何を着ているのかしっかりとリサーチしました。結局、みんな「オトナな格好をしなきゃダメだよね」と言いつつも、やっぱりかわいい服を買っているんですよ(笑)。年齢によって変化を加えるのであれば好きなブランドを100%変える必要はなくて、好きなブランドのなかで大人っぽい服を選ぶことでも変化できるんです。――ロリータファッションに限らず、リボンやフリルなどの服を大人の女性が着ていると、「痛い」と言われる風潮がありますがどう思われますか?鈴木:「痛い」という表現はすごく失礼だと思うし、発言した人の意識の低さを感じるので、その言葉に呑まれる必要はないと思います。でも「普通と違う」と感じられるのは仕方ないですよね。だって間違いなく、多数派のファッションではないから。私も父に一度「そんな子供っぽい格好をするな」と言われてたことがありますよ。私のスタンスとしては、雑誌を通して「ファッションはこうあるべき」「服はこう着るべき」という言い方はしないようにしていますし、批判もしません。ヨーロッパ宮廷文化では大人の女性のものだったMODEL/深澤翠、PHOTOGRAPHER/小野寺廣信(BLUE)鈴木:それにそもそも、レースやフリルって、大人だって着ていたんですよ。わかりやすく言うと、18世紀マリー・アントワネットの時代の、ヨーロッパ宮廷文化を振り返って欲しいのですが、当時は大人の女性のみならず、男性までもが贅沢ができる身分の象徴として、着用しています。時代が移り、ロリータ服の誕生でアントワネットの生きたロココ時代の服の一部がよみがえり、またモードの世界では19世紀ヴィクトリア時代の服のリバイバルなどもあって、レースやフリル、リボンが大人の遊びのための服として、時代に合わせて洗練されて、素敵に生まれ変わり続けているんです。現代だって、ここ10年を振り返ってみても、時代は急激に変わってきているので、洋服自体も変わってきているというのは、洋服屋さんに行く人なら気がついているんじゃないかしら。リボンがついているからといって「子供っぽい」とは言い切れない時代になっています。洋服自体が、着たい人と、作りたい人達の心のもとに、進化を遂げているんです。レースとリボン、フリルは子供のものという考え自体が、今の時代にはそぐわないと思います。>>次回は、鈴木さんにフリルやリボンなどスイートな服の着こなし方を教えていただきます。紙面提供:宝島社(新庄圭)
2016年12月19日「sweet」や「In Red」でおなじみの宝島社が美容誌創刊!「sweet」や「In Red」など、人気のファッション誌を多数発行する宝島社から、9月21日より新雑誌「&ROSY(アンド ロージー)」が創刊される。宝島社で初の季刊美容誌となることで注目を集めている同誌は、三ヶ月ごとの季刊誌として発行される。30代前半の女性に向けられた美容誌が多い中、同誌は30代から40代をターゲットとしている。創刊号の表紙を飾るのは、モデルで女優の井川遥さん。今年で40歳になる井川さんは、結婚、出産を経てますますキレイになったと人気急増中。美容に敏感なターゲット層に刺さる人選となった。どんな内容の雑誌になる?豪華付録にも期待!同誌では、“一肌、二髪、三気品”をキーワードとして、30代から40代の女性へ「品格美容」を提案していく。スキンケアやメイクアップのみならず、体の中からキレイになるために役立つ情報も掲載されるという。“自然体かつ年齢と向き合いながら、ファッションを楽しむように美容を楽しむ”をコンセプトとした内容になっている。また、宝島社は、現在では主流になっている付録付き雑誌の先駆者。新雑誌にも、豪華ブランドアイテムが付録とされる予定のようだ。(画像はイメージです)【参考】※宝島社プレスリリース
2016年08月06日神戸連続児童殺傷事件(1997年)の少年A、黒磯女教師刺殺事件(1998年)の少年、西鉄バスジャック事件(2000年)の「ネオむぎ茶」、秋葉原無差別殺傷事件(2008年)の加藤智大——彼らは、みな、1982年前後に生まれました。その影響で1982年前後に生まれた世代は「キレる14歳」「キレる17歳」と呼ばれ続けてきました。現在30歳前後となり「ロスジェネ世代」と「ゆとり世代」の間に挟まれ、新たに名前をつけられることがなかった「1982世代」は何を感じているのでしょうか?『1982 名前のない世代』(宝島社)を上梓した著者の佐藤喬(さとう・たかし)さんに、この世代に共通するもの、さらにこの世代の女性について伺いました。「キレる」同世代を見つめてきた——1983年生まれの佐藤さんが、当事者として世代論を書いた理由とは?佐藤喬さん(以下、佐藤):実は、僕は世代論が嫌いなんです。同じように、同世代の古市憲寿さん(85年生)、評論家の古谷経衡さん(82年生)さん、ライターの武田砂鉄さん(82年生)なども、「世代論は好きではない」と明言しています。これまで散々「キレる世代」と言われ続けたことに反感もありますし、世代論自体も劣化している。しかし一度この世代を語らないと、次のスタートを切ることができないのではないかとも感じました。本書は、この世代が通過した事件を時系列に並べ、そこに向けられた社会の視線を検証する「『世代論』論」であり、俗流世代論の否定です。ですから、この世代の特徴を「ゆとり」や「さとり」など、無理矢理ひとつの特徴で表現することは避けました。——この世代にはオリエンタルラジオ(82、83年生)や、マリナーズの青木宣親さん(82年生)など著名人もいますが、犯罪者に注目した理由は?佐藤:犯罪者たちは特殊なアウトローたちですが、彼らが結果的にこの世代の“顔”となりました。彼らを取り上げた理由のひとつは、彼らを通してこの世代に対する世間の視線を分析し「世代論」を論じられるから。また、アウトローである彼らと、はあちゅうさん(86年生)に代表されるような「いい大学」「いい会社」を通過しその中で面白いことを画策する「体制内アウトロー」、そして平凡な僕という3者に共通する普遍的な要素があるならば、それこそがこの世代を特徴づけるものなんじゃないかと。少年Aや加藤智大に形づくられた自意識——今回、この本で、1982年世代に犯罪者が多いことに初めて気がつきました。佐藤:統計上、少年事件は減少傾向にあり、この世代の犯罪者数が特別に多いわけではありません。ただ、社会の注目を集めた犯罪者が偶然多かった。僕らは常に彼らを意識してきたので、知らない方がいることが意外でした。僕らは実際に犯罪とは無縁でも、社会から「キレる世代」と言われ続けることで自己イメージを形成してきた。この世代は「キレる」という言葉に特別な意味を感じていますし、僕らの自意識は、少年Aや加藤智大らに向けられた視線によって形づくられたとも言えます。「時代を閉塞感が支配している」——本書では“閉塞感”という言葉を使っていましたね。佐藤:犯罪者である彼らと、僕のような平凡な青年が共通して感じていたのが“閉塞感”でした。凡庸な言葉ですし、どの世代にも言えることかもしれません。2008年、批評家の加藤周一氏が亡くなる間際「時代を閉塞感が支配している」と表現したんです。まさに、その言葉がこの世代を表すのにぴったりだと感じました。それから、この世代は多くの変化には晒されたのですが、「社会がわかりやすい特徴を見つけられなかったこと」が特徴です。同世代人らが事件を起こすたびに、ゲームやネット、ひきこもりなどの時代背景と関連づけて怪しげな「世代論」が語られてきました。しかし、彼らを犯行に至らしめた要因について明確な結論は出なかった。それが象徴していると思います。経済の失速、携帯電話の普及、ネット社会への移行など、激変する時代に巻き込まれ、生き方も多様化したから「キレる17歳」以外に特徴が生まれなかったのかもしれません。モヤモヤした世代だから、本書も結局、着地点がないんです。“見られる”訓練をしたプリクラ世代——本書では小保方晴子さん(83年生)や、はあちゅうさんにも言及されていますね。この世代の女性に共通するものは?佐藤:この世代は漫画家・峰なゆかさん(84年生)、エッセイスト・犬山紙子さん(81年生)、アニメの中では『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイがいます。マンガ『東京タラレバ娘』(講談社)やマンガ『げんしけん』(講談社)の登場人物も同世代と言えますね。以前、評論家の古谷経衡さんとも話したのですが、男性から見ると、どこかこじらせている印象はありますね。——それはネット世代であることが関係するんでしょうか?佐藤:どうでしょう?でも、カメラ付携帯やSNSなどにより「他人に見られる」経験が増えたことと関係はあるかもしれません。彼女たちの青春はプリクラ全盛期であり、思春期に「写メール」が登場しました。知り合いのフォトグラファーが、年配者と違い、僕らの世代から下は撮影がすごくラクだと言っていたんです。自分がキレイに写る方法を知っているから、と。彼女たちはプリクラや自撮りで「見せる」訓練をした。ただ一方で“見られる意識”はみずからを疲弊させますし、30歳前後ともなると結婚や出産を意識する、させられる場面も増えます。『東京タラレバ娘』でもそうですが、仕事でも、ベテランと呼ばれて盤石の地位を築いているわけではないので、下から突き上げられもする。30歳前後は男性にとっても重要ですが、女性の方が社会的プレッシャーが大きいかもしれません。『アラサーちゃん』と『東京タラレバ娘』の違い——峰なゆかさんの『アラサーちゃん』(扶桑社)と『東京タラレバ娘』は、どちらも30代を描いていますね。佐藤:その2つには違った意味合いがあります。『東京タラレバ娘』が成功したのは、著者の東村アキコさん(75年生)がひとつ上の「ロスジェネ世代」で、主人公たちの「名前のない世代」を客観的に観察できたことが要因でしょう。観察の条件は一定の距離を置くことですから、東村さんでなければ描けなかったと思います。『アラサーちゃん』は「名前のない世代」の当事者である峰なゆかさんが“自分たち”を描いています。しかしありがちな“自分語り”に終始しなかったのは、彼女はAV女優から漫画家になったこと、いわば出自がアウトローであったこと、さらに読書家であり文学的な教養があったことで、同世代に対して距離を置いた観察ができたのだと思います。——なるほど。佐藤:実は、本書は女性の影が薄いことが弱点なんです。今回『ジャンプ』やファミコンは扱いましたが『りぼん』など女性のカルチャーまでは追うことができなかったので『1982』の女性版があればどうなるのかは、僕としても気になるところです。女性からのご意見、ご感想をお待ちしています。(穂島秋桜)
2016年06月27日「ステディ.」1月号で、今どき大人女性の【愛】についての実情調査公開!株式会社宝島社が出版している「ステディ.」 (steady.) 1月号では、仕事に従事する今どき大人女性「結婚事情およびセックス」に関する調査を実施した。最初に「セックスの頻度は?」の質問では平均が月1回~2回で、「セックスにかかる時間は?」について、平均で20分~30分という結果が示された。また「セックスで求めているものは?」についてたずねると、トップは【気持ちの良さ】で、2位は【愛】、3位は【体の相性】という順位だ。結婚を意識する時期は?次に「結婚を今の彼氏と意識しているか?」の質問では、【はい】が89%で多くの女性が意識しており、また「意識した時期は?」の質問に対して、【つき合い始めて3か月】が52%で一番多く、次いで【つき合って3か月以上~6か月未満】が38%だった。一方、男性は「つき合った時から結婚について意識するか?」の問いに【いいえ】と回答した人が89%で、男性と女性の結婚に対する考え方の違いが浮き彫りになった。「ステディ.」について30歳前後の仕事に従事する女性を対象とした仕事や通勤ファッションおよび恋愛など、働く女性の現在知りたい情報を提唱し、身近にある疑問などを解き明かすファッション雑誌である。(画像は株式会社宝島社より)【参考】株式会社宝島社:steady.
2015年12月23日(画像はプレスリリースより)女性誌読者5,664名にアンケートワコールと、宝島社は、10~50代の女性読者5,664名に自身のバスト・ブラジャーに関する意識調査を実施し、その結果を発表した。宝島社の20代から40代の女性をターゲットとする6誌の読者にアンケートを実施したもので、最も自信をつけたいからだの部位の第1位は「バスト」という。バストの悩みは「小さい」、理想は「ハリのある」バストバストの悩みとしては、約4割の女性が「小さい」を挙げ、次いで「下がっている」、「ハリがない」、「左右に差がある」、「離れている」と続く。特に30代前半までは「小さい」ことでの悩みが顕著で、次いで「離れている」、「左右に差がある」と、体つきそのものについての悩みが多く、30代後半以降になると、「下がっている」、「ハリがない」と、エイジングによる悩みが上位となる。また、理想のバストについては、「ハリのある」バストが全誌・全世代共通で1位。第2位は、30代前半までが、「まるみのある」バスト、30代後半からは「脇流れしていない」バストとなっている。【参考】・ワコール、宝島社プレスリリース
2014年06月07日