映画『ルイスと不思議の時計』が、2018年10月12日(金)に全国の劇場で公開される。ジョン・ベレアーズのファンタジー小説が初の実写化原作は、ゴシック・ファンタジーの名手として知られるアメリカ人作家、ジョン・ベレアーズによるファンタジー小説「ルイスと魔法使い協会」シリーズの第1作目である「ルイスと不思議の時計」。原作者のベレアーズが1991年に他界するまでに続編2作、彼の死後も別作家による執筆でシリーズは続き、計12作が出版された長寿作品となっている。実写化に当たっては、監督にクエンティン・タランティーノ製作総指揮による映画『ホステル』でブレイクを果たしたイーライ・ロスを迎え、スティーヴン・スピルバーグのアンブリン・エンターテインメントが製作を担当する。ストーリー両親を亡くした少年ルイスは、叔父であるジョナサンの古い屋敷に住むことになるが、そのジョナサンは二流のポンコツながら不思議な力を使える魔法使いだった。そして、隣に住むきれいで優しいツィマーマンも魔女。ただし、こちらは一流。ルイスはそんな二人と時計がいっぱいの屋敷で不思議な暮らしを始める。ある日、屋敷に世界を破滅へと導く“時計”が隠されていることを知ったルイス。果たして、二人の魔法使いと“時計”を探し出して謎を解き、世界を救うことができるのか?ジャック・ブラック&ケイト・ブランシェットが魔法使いにポンコツ魔法使いジョナサンおじさんを演じるのは『スクール・オブ・ロック』などで知られるジャック・ブラック。魔女のツィマーマン役を、2度のアカデミー賞に輝いたオスカー女優ケイト・ブランシェットが演じる。また、日本語吹き替え版キャストとして、主人公ルイス役を『名探偵コナン』の江戸川コナン役で知られる高山みなみが、ジョナサン役を『銀魂』シリーズなどにも出演している俳優の佐藤二朗が担当する。作品情報映画『ルイスと不思議の時計』公開日:2018年10月12日(金)出演:ジャック・ブラック、ケイト・ブランシェット、オーウェン・ヴァカーロ、カイル・マクラクランほか監督:イーライ・ロス制作:アンブリン・エンターテインメント原作:ジョン・ベレアーズ『ルイスと不思議の時計』(静山社)原題:The House with a Clock in Its Walls©2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC
2018年08月03日今夏は、待望の大ヒットシリーズの最新作から、創刊50周年を迎えた「週刊少年ジャンプ」の人気マンガの実写化映画、10年ぶりの新作ミュージカル・ラブコメディまで、待ち遠しい映画が勢ぞろい!夏休みにぜひチェックしたい、シネマカフェオススメの注目映画を大特集。『虹色デイズ』男子高校生4人の友情と恋、いましかない輝き描く“たった一度だけ”の青春を駆け抜ける、お騒がせ男子高校生4人組の友情と恋を描く物語。累計発行部数335万部を超える人気原作に、映画オリジナルの展開を加えて実写化を手掛けるのは、『大人ドロップ』『榎田貿易堂』などで知られる気鋭・飯塚健監督。若者たちのリアルな感覚と青春の輝きを、“いましか撮れない”映像で紡いでいく。本作でカルテット主演を務めるのは、いま最も人気と勢いのある若手俳優たち。主人公となる男子高校生4人のうち、ピュアで元気な愛されキャラで、同級生の杏奈に片想いする“なっちゃん”(羽柴夏樹)を演じるのは、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の佐野玲於。チャラくて女好きなモテ男“まっつん”(松永智也)には中川大志。秀才で超マイペースなオタクの“つよぽん”(直江剛)には高杉真宙。いつもニコニコ、実はドSな“恵ちゃん”(片倉恵一)には横浜流星。それぞれ、“女子が萌える”魅力的な男子高生に扮する。全国にて公開中。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』シリーズ最新作が早くも特大ヒット巨匠スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のもと、“恐竜”に命をふきこみ、かつて誰も観たことがなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせた『ジュラシック・パーク』シリーズ。そのシリーズ誕生25周年の節目となる2018年に登場したのが本作。国内週末映画ランキング2週連続1位を記録し、累計動員240万人、累計興収35億万円を突破、7月25日(水)には40億円に達したという。主要キャストは前作に引き続き、恐竜と心を通わせる恐竜行動学のスペシャリストの主人公オーウェン役にクリス・プラット、テーマパーク<ジュラシック・ワールド>運営責任者であったクレア役にブライス・ダラス・ハワード。監督は『怪物はささやく』で素晴らしい手腕を発揮し、ゴヤ賞9部門を受賞したハリウッド注目の鬼才J・A・バヨナ。前作の監督であり本作では脚本を務めるコリン・トレボロウと、シリーズの生みの親スピルバーグが製作総指揮。前作でハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-レックスが死闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク<ジュラシック・ワールド>を有する島、イスラ・ヌブラル島では火山が大噴火。迫り来る危機的状況の中、人類は恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すかの究極の選択を迫られる。そして、その先に待ち受けていたのは…。全国にて公開中。『BLEACH』死神代行VS悪霊・虚<ホロウ>にさらなる敵…壮絶バトルを見逃さないで!「週刊少年ジャンプ」で2001年から連載を開始し、世界中で圧倒的な支持を集めるシリーズ累計発行部数1億2,000万部の金字塔マンガ「BLEACH」を映画化。幽霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、死神を名乗る謎の女・朽木ルキアから力を譲り受け、死神を代行することに。家族と仲間を守るため、人間の魂を喰らう悪霊・虚<ホロウ>と死闘を繰り広げる一護に、さらに想像を絶する運命が待ち受けていた――。主人公・黒崎一護を演じるのは、数々のヒット作で主演が続く福士蒼汰。今作では、激しいハイスピードアクションや斬り合いをこなすだけでなく、鬼気迫る表情で何度でも敵に立ち向かう一護を体現し、新境地を切り開いた。悪霊・虚<ホロウ>を唯一斬ることができる死神という存在で、一護とともに行動することになる朽木ルキアを杉咲花。また、一護のクラスメイトで、実は死神を嫌っており一護を含む死神に対抗する種族“滅却師(クインシー)”の生き残りである石田雨竜を、漫画実写映画には欠かせない存在となった吉沢亮が演じる。さらに、一護とルキアを追う死神・阿散井恋次を演じる早乙女太一は凄まじい剣技で魅せ、ルキアの兄でとてつもない力を秘めた死神・朽木白哉を世界を舞台に活躍するギタリスト・MIYAVIが妖しく演じる。また、楽曲では[ALEXANDROS]が、主題歌「Mosquito Bite」と挿入歌「MILK」の2曲を提供。『アイアムアヒーロー』で世界三大ファンタスティック映画祭で受賞した佐藤信介監督がメガホンを取る。壮大なスケールで描かれる死神たちの壮絶なバトルアクション、そして人間と死神の心通わせるドラマは必見。全国にて公開中。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』トム・クルーズが史上最大&最悪のミッションへ!全世界累計興収は3,000億円以上(※1ドル=109円換算)、トム・クルーズが伝説のスパイ:イーサン・ハントを演じる大人気アクションシリーズの最新作にして第6弾。“フォールアウト=放射性降下物/副産物/予期せぬ余波”という様々な意味を持つタイトルの意味と、これまでイーサンが挑んだミッションすべてが本作に繋がっていき、さらなるストーリーへと導く。パリ・凱旋門前を颯爽と駆け抜ける“バイクアクション”、本作撮影中のアクシデントにより骨折を負いながらも、驚異的なスピードで撮影を再開した“ビルジャンプ”(実際に骨折したシーンが使用されている!)、2,000時間の飛行訓練の末にトム自らヘリコプターを操縦する“超絶ヘリスタント”など、息つく暇もないド迫力のアクションはシリーズ最高規模。監督は前作『ローグ・ネイション』も手がけたクリストファー・マッカリー。イーサン(トム)を支えるベンジー役サイモン・ペッグ、ルーサー役ヴィング・レイムスが続投し、『ローグ・ネイション』に続いて登場する女スパイ、イルサ役のレベッカ・ファーガソン、さらにCIAの敏腕エージェント・ウォーカー役のヘンリー・カヴィルや、謎に包まれた美しすぎる女暗殺者ホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービーらの活躍にも要注目。8月3日(金)より全国にて公開。『銀魂2掟は破るためにこそある』平成最後の夏、スケールも笑いも“2倍”以上!?累計発行部数5,500万部以上、「週刊少年ジャンプ」が誇る天下無敵の痛快エンターテイメントが、福田雄一監督のもと主演・小栗旬を筆頭に史上最強の超豪華キャストが結集して実写化された『銀魂』。最終興行収入38.4億円と2017年実写邦画No.1の超絶ヒットを記録した。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」が台頭するパラレルワールドの江戸時代末期を舞台に、侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時(小栗さん)と、ひょんなことから出会った志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)が営む“万事屋銀ちゃん”の周りで様々な事件が巻き起こる。今回実写化されるエピソードは、「銀魂」史上最もアツい「真選組動乱篇」と最も笑える「将軍接待篇」のまさかのハイブリッド。金欠で家賃も払えない万事屋3人はついにバイトを決意するが、行く先々のバイト先でなんと天下の将軍様(勝地涼)と遭遇する羽目に!同じころ、「真選組」は犬猿の仲である副長・土方十四郎(柳楽優弥)と伊東鴨太郎(三浦春馬)によって内紛の危機に。やがて将軍をも巻き込む陰謀につながり、江戸中で大騒動が勃発するーー。敵と味方を超えた絆、超破格のスケールで繰り広げられる怒濤のアクション、そして普段は敵対する真選組でも、腐れ縁の彼らのために一肌脱ぐ坂田銀時の男気。さらに今回も一線を超えた(!?)掟破りのパロディが随所に登場するようで、今年の夏も笑って泣いて、アツくなることができそう。8月17日(金)より全国にて公開。『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』あの歌とダンス、最高のハッピーが帰ってくる!前作の公開から10年、ミュージカル映画史上No.2となる全世界興収6億ドル(Box Office Mojo調べ)突破の大ヒット映画『マンマ・ミーア!』は、全編「ABBA」のヒット曲で構成され、全世界でロングランヒットを記録した舞台の映画化。その続編となる本作では、ドナがソフィの父親候補3人と出会った青春時代を中心に、ソフィアたちのその後が描かれ、過去と現在を行き来する物語に。前作に続き、ドナ役にはアカデミー賞受賞のメリル・ストリープ、アマンダ・セイフライドとドミニク・クーパーはそれぞれソフィ役とスカイ役で、ピアース・ブロスナン、ステラン・スカルスガルド、コリン・ファースはソフィの父親候補である3人:サム役、ビル役、ハリー役をそれぞれ演じる。若きドナ役には『シンデレラ』『ベイビー・ドライバー』のリリー・ジェームズが抜擢。若き日のサム役をジェレミー・アーヴァイン(『戦火の馬』)、若き日のビルをジョシュ・ディラン(『マリアンヌ』)、若き日のハリーをヒュー・スキナー(『マッド・ドライヴ』)がそれぞれ演じる。さらに、アンディ・ガルシアとシェールも出演し、ギリシャの美しいカロカイリ島に、再び「ダンシング・クイーン」をはじめとする「ABBA」の楽曲が響きわたる。8月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:BLEACH 2018年7月20日より全国にて公開© 久保帯人/集英社 © 2018映画「BLEACH」製作委員会虹色デイズ 2018年7月6日より全国にて公開© 2018『虹色デイズ』製作委員会銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 2018年8月24日より全国にて公開ⓒ Universal Picturesミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年07月29日「週刊少年ジャンプ」にて代表作の1つとして人気を集める、久保帯人原作による漫画「BLEACH」。アニメ化もされ話題に事欠かない本作が、満を持して実写化される。今回はそんな映画『BLEACH』の魅力や、キャストについてまとめてみた。■原作は久保帯人の言わずと知れた代表作2016年8月、連載が終了したばかりの「BLEACH」が、福士蒼汰主演で実写化されることが明らかになった。原作は2001年より「週刊少年ジャンプ」にて連載を開始するやいなや、瞬く間に国民的人気コミックへと上り詰め、既刊73巻で累計発行部数8,700万部、全世界シリーズ累計は1億2,000万部というメガヒット、日本だけでなく海外のファンも多数持つ久保帯人の代表作だ。製作発表時、今回の実写化に驚いたと話す福士さんは、「自分が一護となり死神の代行として、責任を持って演じたいと思います」と意気込み、「15年連載が続いた大人気作品が終わりを迎えたことも感慨深いです。読者としては一護や死神たちの雄姿をまだ見ていたい気もしますが、実写でもその雄姿を感じていただければと思います」とコメントを寄せた。■あらすじ幽霊が見えること以外は普通の高校生、黒崎一護。そんな彼の平和な日常は突然、壊れた。人の魂を喰らう巨大な悪霊・虚<ホロウ>が現れたのだ。自身と家族の命が狙われる中、死神と名乗る謎の女・朽木ルキアが現れ、一護たち家族を守ろうと必死に虚と抗戦するが重傷を負ってしまう。絶望的な状況下、ルキアは最後の手段として本来は人間に分け与えてはいけない死神の力の一部を一護に渡すのだった…高校生兼死神代行となった一護の、虚との壮絶な戦いが始まる――。原作顔負け?いま最も旬なアツいキャストが大集合霊が見えること以外は普通の高校生で、ルキアと出会ったことで死神代行として闘いに身を投じる黒崎一護を演じるのは、『好きっていいなよ。』『ストロボ・エッジ』『曇天に笑う』などコミック原作の映画に相次いで出演する福士さん。原作の久保氏も「唯一心配なのは一護の髪の色かなー! あの色実写だとヘンだけどどうすんだろなー!」と気にしていた点も、しっかり再現されている。杉咲花/朽木ルキア役一護とともに物語のキーパーソンである朽木ルキア役を演じるのは、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でその知名度を一気に高め、『湯を沸かすほどの熱い愛』では第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞と新人俳優賞をW受賞する快挙を達成した杉咲花。杉咲さんは、「ルキアという逞しく純粋な死神を自分が演じさせていただけるからには、原作を何度も読み返しアニメも観させていただき、自分なりにルキアを調べて役づくりさせていただきました」と演じるにあたって研究を重ねたという。吉沢亮/石田雨竜役『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などに出演し、現クール「GIVER 復讐の贈与者」「サバイバル・ ウェディング」と2本のドラマを抱え、今後も『あのコの、トリコ。』など主演作の公開が控える吉沢亮が演じるのは、福士さん演じる一護を目の敵にするクラスメイトの石田雨竜。雨竜は成績優秀な生徒だが、実は死神を嫌っており、一護を含む死神に対抗する“滅却師(クインシー)”という種族の生き残りだ。弓状の武器を使用し、劇中ビジュアルでもその武器を持ち、鋭い眼光を放つ姿が話題となった。早乙女太一/阿散井恋次役死神・朽木白哉の部下であり、一護を狙う阿散井恋次役に抜擢されたのは、映画や舞台で活躍し、福士さんとは「劇団☆新感線」の舞台「髑髏城の七人 Season月」に続き、2回目の共演となる早乙女太一。こちらも原作同様、長い赤髪を結んでおり、眉毛から額、首から上半身にかけて派手な刺青を入れている点も再現されている。ルキアとは幼馴染で、死神界の掟を破ったルキアを連れ戻すために、一護に対して刀を向けるという役どころだ。MIYAVI/朽木白哉役ルキアの義兄・朽木白哉を演じるのは、世界を舞台に活躍するギタリストでありつつ、『不屈の男 アンブロークン』『キングコング:髑髏島の巨神』など、ハリウッド映画でも活躍しているMIYAVI。白哉は冷静沈着かつ厳格な性格で、死神の中でも血筋・実力ともに抜きん出た存在として描かれている。死神界の掟を破ったルキアを現世から連れ戻すために、一護たちの前に立ちはだかる。脇を固めるキャストには実力派たちが勢ぞろい注目すべきはメインキャストだけにとどまらない。幼い一護を虚<ホロウ>から命を賭して守った母・黒崎真咲(くろさき まさき)を、長澤まさみ。妻の真咲をなくして以来、男手ひとつで子育てに奮闘する前向きで熱血な父・黒崎一心(くろさき いっしん)を、江口洋介。街の片隅で古びた店を営んでいるが、裏では現世で虚と戦う死神を援助する、風変りな出で立ちの商店主・浦原喜助(うらはら きすけ)を、田辺誠一。一護のクラスメイトで、天然な性格とアイドル顔負けの容姿を持つ井上織姫(いのうえ おりひめ)を真野恵里菜が、“チャド”の愛称で呼ばれる、寡黙で無表情だがケンカが強く、屈強な身体を持つ茶渡泰虎(さど やすとら)を小柳友が演じる。特に長澤さん演じる母・真咲は、“護る”という言葉が一護にとって大きな意味を持つようになる重要な役どころだ。■予告編で原作を超える迫力を見よ!予告編では、福士さん演じる一護とルキアの兄・朽木白哉(MIYAVIさん)との対決シーンや、ルキアを追う死神の阿散井恋次(早乙女さん)との斬り合いなど、迫力あふれる死神たちの激闘シーンが満載だ。さらに長澤さん演じる、幼い頃の一護を人間の魂を喰らう悪霊・虚<ホロウ>から命を賭して守った一護の母・真咲、前向きで熱血な一護の父・一心(江口さん)、そして、現世で虚<ホロウ>と戦う死神を援助する浦原喜助(田辺さん)。さらに、クラスメイトの井上織姫(真野さん)、“チャド”こと茶渡泰虎(小柳さん)のシーン映像も収録し、原作ファンの気になる要素もふんだんに取り入れた映像となっている。■福士蒼汰、『BLEACH』公開直前イベントにて浴衣JKに「ドキドキしています!」映画『BLEACH』の公開直前イベントが7月16日(月・祝)に行われ、主演の福士さんが登場。うちわをひとりひとりに手渡しするサプライズも行われた。独占試写会のドレスコードは“浴衣”ということで、登場した福士さんは「すごく近いですね!この人数でこういった試写会を行うことは中々ないですし、しかも今日は浴衣で来ていただいて、すごく特別な感じがしますね。ドキドキしています!」と挨拶。黒崎一護を見事に演じきった福士さんだが、「自分と一護は少し違うかなと思っていて、ポケットに手突っ込んで眉間にしわを寄せたり、荒々しい行為とかも普段はしないので、結構難しかったです」と苦労を明かし、「それを皆さんに見てもらって、どうだったか気になります」と言うと、客席からは「カッコよかったー!」という声がかけられ、照れた様子もみせていた。■[ALEXANDROS]とのコラボが、より作品をスリリングにする!本作の主題歌を担当するのは、人気ロックバンド・[ALEXANDROS]。いま絶大な人気を誇るバンドとの“究極”コラボPV映像も公開されている。本作の主題歌「Mosquito Bite」と挿入歌「MILK」の2曲を提供しており、今回のコラボ映像では、主題歌「Mosquito Bite」のロック調のアップテンポなビートに乗せ、死神代行として熱く生きる主人公・黒崎一護(福士さん)が、愛する者を護るため次々と迫る最凶・最悪の強敵たちとノンストップ超高速バトルを繰り広げる様子が描かれていく。本作とのコラボにはエピソードがあり、まだ未完成の本編鑑賞後、佐藤信介監督との打ち合わせで「イメージに合う楽曲がある」と、その場でボーカル&ギターの川上洋平が携帯に入っていたデモ音源の「MILK」を披露したという。こうして主題歌が出来上がる前に挿入歌が決定し、その後、監督のイマジネーションと合致した主題歌も完成。幾度となくやり取りを繰り返して仕上がった2つの楽曲は、エンドロールだけでなく本編の要所要所でも流れ、通常の主題歌&挿入歌を越えた究極のコラボレーションが実現している。■あのバトルシーンはどう撮影している?気になるメイキングもチェック!メイキング映像は、各々が心に決めた“護る”べきもののために闘うアツい男たちの姿が収められている。クライマックスとなる、“空座町”を再現した大規模なオープンセットで撮影が行われている様子や、大破した車や燃え上がる炎からも、壮絶なバトルシーンであることがうかがえる。大がかりなクレーンやCG機材、ワイヤーワークなど、高度な技術を駆使する佐藤監督と、日本映画界を代表する最も旬なキャストが作り上げた世界観、こだわり抜いたアクションシーンの裏側は必見だ。このクライマックスシーンは、20分のシーンを2週間かけて撮影したそうで、監督のこだわりを感じずにはいられない。各キャストとコメントも収録されており、お互いをリスペクトしながらの現場ゆえに、完成度にも期待が持てる。監督がクランクアップ後、さらに約1年以上かけてCG制作作業が施されるなど、あらゆる面で邦画の規格を超えてくる映画『BLEACH』をぜひチェックして。『BLEACH』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:BLEACH 2018年7月20日より全国にて公開© 久保帯人/集英社 © 2018映画「BLEACH」製作委員会
2018年07月21日映画にとって“ストーリー”が重要なのは、世界共通。制作側が心を動かされた小説やコミックを映画化したい、と思うのは当然のこと。原作ファンのみならず、新しいファンが増えていくのも楽しみの一つに。人気作であれば登場人物などの先行イメージがあるけれど、文字や絵による表現が映像化されたことで、物語に新しい発見や感動が加わり、新たなものとして生まれ変わる。だから見逃せないのだ!『泣き虫しょったんの奇跡』【実録小説の実写化という高いハードルを越えた快作】将棋好きの幼馴染みと一緒にプロ棋士を目指す、“しょったん”。奨励会の年齢制限にひっかかり、一度は夢を断念するが…。社会人となった後に編入試験に合格してプロ棋士となった瀬川晶司の自伝的小説を、豊田利晃監督が映画化。何度も壁にぶつかりながらも、大好きな将棋を諦めないしょったんを松田龍平が静かに熱演。実在の人物を演じた役者陣も豪華だし、逆転ホームラン感が味わえる快作だ。監督/豊田利晃出演/松田龍平、野田洋次郎、永山絢斗、染谷将太、渋川清彦、駒木根隆介、新井浩文、早乙女太一、妻夫木聡、松たか子ほか9月7日より全国公開。©2018「泣き虫しょったんの奇跡」製作委員会©瀬川晶司/講談社『きみの鳥はうたえる』【佐藤泰志の最初の著作を気鋭の若手監督が映像化】函館郊外の書店で働く「僕」と同居人の静雄、そして僕が関係を持ってしまった同僚・佐知子。その夏、毎晩のように遊び歩くようになった3人の、完璧に見えた関係は…。『海炭市叙景』が映画化されたことで復権した佐藤泰志による芥川賞候補となった小説を、『Playback』で注目された三宅唱が映像化した青春物語。鬱屈を抱える若者のもがきは普遍、と実感させられる。役者陣の等身大な若者感も◎。監督・脚本/三宅唱出演/柄本佑、石橋静河、染谷将太、足立智充ほか8月25日より函館シネマアイリスにて先行公開、9月1日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開。©HAKODATE CINEMA IRIS『寝ても覚めても』【恋をして、愛し続けるって、単純なようで難しいこと】運命的な恋に落ちた朝子と麦(ばく)だったが、放浪癖のある麦は彼女の前から姿を消す。2年後、カフェでバイトする朝子が出会った亮平は麦そっくりだった!?柴崎友香が野間文芸新人賞を受賞した小説の映画化。同じ顔をしていながらまったくタイプの違う2人の男との間で悩む女の恋物語は、「人はどうして恋に落ちるのか?」「人を愛するとはどういうことなのか?」と考えさせられる恋愛ドラマだ。監督/濱口竜介出演/東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知(黒猫チェルシー)ほか9月1日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/COMME DES CINEMAS『きらきら眼鏡』【人生をきらきらと輝かせたい人は観るべし!】古本に挟まっていた名刺の女性・あかねに連絡し、返却という名目で会った駅員の明海。ある事件で心を閉ざしていた明海は明るい彼女に惹かれていく。作家・森沢明夫が自ら監督に熱烈オファーして映画化した人間ドラマ。愛する人の死という重いテーマに触れながら、人間はどう生きるべきかと問いかける。苦悩する明海を励ましながら、実は自身を鼓舞しているあかね役の池脇千鶴の温かな存在感が印象的。監督/犬童一利出演/金井浩人、池脇千鶴、安藤政信、古畑星夏、杉野遥亮ほか9月7日よりTOHOシネマズららぽーと船橋にて先行上映、9月15日より有楽町スバル座ほか全国順次公開。©森沢明夫/双葉文庫Ⓒ2018「きらきら眼鏡」製作委員会©『きらきら眼鏡』森沢明夫/双葉社『私の人生なのに』【観る人に勇気を与える青春サクセスストーリー】新操選手として将来を嘱望されていた瑞穂は、脊髄梗塞で下半身麻痺に。人生に絶望した彼女だったが、ストリート・ミュージシャンとして頑張る幼馴染みの淳之介に誘われて、ミュージシャンを夢見始める!東きゆう&清智英による同名小説を、女優としての成長著しい元KARAの知英主演で映画化した青春ドラマ。音楽と出合い、人生の新たなステージを目指す少女をみずみずしく演じている。監督・脚本/原桂之介出演/知英、稲葉友、落合モトキ、蜷川みほ、江田友莉亜、深沢敦、野中隆光、飯田孝男、根岸季衣ほか主題歌/JY7月14日より新宿バルト9ほか全国公開。©2018『私の人生なのに』フィルムパートナーズ※『anan』2018年7月18日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2018年07月13日「くるみ割り人形」を実写化したディズニー映画『くるみ割り人形と秘密の王国』が11月30日に公開されることがこのほど、明らかになった。あわせて第1弾ポスタービジュアルが公開された。「くるみ割り人形」は、約200年前にドイツで生まれた童話からクラシック・バレエへと展開され、チャイコフスキーによる音楽や、多くの舞台や書籍など様々な形で時代を超えて愛され続けてきた物語。ディズニー・アニメーションの名作『ファンタジア』でも描かれたこの物語の実写映画化を今回手がけたのは、『ギルバート・グレイプ』や『ショコラ』、『僕のワンダフルライフ』などで知られる名匠ラッセ・ハルストレム監督だ。今回公開された第1弾ポスターでは、中央に立つ主人公クララの背後に豪華なロシア風のお城が描かれ、お城へと続く橋の上にはおもちゃの兵隊が並んでいる。幻想的な空の下、雪に覆われた枝に留まりこちらを見据えるフクロウやクララの意味深な視線に、何かが起こる気配を感じさせるビジュアルとなっている。本作の主人公・少女クララ役には『インターステラー』で主人公の娘を演じて強い印象を残した現在17歳のマッケンジー・フォイ。そして、キーラ・ナイトレイをはじめ、オスカー俳優のヘレン・ミレン、モーガン・フリーマンといった豪華俳優陣が脇を固める。ミスティ・コープランドとセルゲイ・ポルーニンというトップ・ダンサーの出演も早くもバレエ・ファンの間で話題になっているほか、2度のオスカーに輝いたジェニー・ビーヴァンが衣裳を担当。チャイコフスキーの名曲の数々を含む豪華な音楽への期待も高まる。(C) 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年07月12日映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』が、2018年10月5日(金)全国ロードショー。"大切な人に読んでほしいラブストーリーNo.1"漫画を実写化映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』は、有賀リエの人気漫画『パーフェクトワールド』の実写化作品。車イス生活を送っていた初恋の人との再会で、周囲の反対や試練に直面しながらも、再び溢れる彼への想いをまっすぐ伝える主人公の姿を描く。その甘く切ない物語は"大切な人に読んでほしいラブストーリーNo.1"との呼び声も高い。三代目JSB岩田剛典×杉咲花のW主演大学時代に事故に遭い、車イス生活を余儀なくされるも夢を諦めずに立ち向かう鮎川樹を演じるのは、三代目J Soul Brothersでありながら映画『去年の冬、きみと別れ』をはじめ数々の映画・ドラマ作品に出演している岩田剛典。一方、初恋の樹をひたむきに想い続けるヒロイン・川奈つぐみを演じるのは、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』や映画『メアリと魔女の花』で主人公メアリの声を演じた杉咲花。本作が彼女の映画初主演となる。さらに、つぐみに想いを寄せる高校時代の同級生・是枝洋貴役には須賀健太、樹のリハビリや生活を支えるヘルパー・長沢葵役には芦名星、高校時代に樹と付き合っていた雪村美姫役には大政絢と豪華俳優陣が集結。主題歌はE-girlsが担当物語を彩る主題歌はE-girlsが担当。この作品のために描き下ろされた「Perfect World」は、樹とつぐみのまっすぐな想いや葛藤、心情を表すかのような歌詞で本作の世界観をさらに盛り上げる。ストーリーインテリアコーディネーターの川奈つぐみ(杉咲花)は、⾼校時代の初恋の先輩・鮎川樹(岩⽥剛典)に久しぶりに再会する。しかし彼は、⼤学⽣の時に事故にあい、⾞イスに乗る⽣活を送っていた。最初は⼾惑うつぐみだったが、建築⼠として前向きに⽣きる樹とふれあう中、彼への想いを再びつのらせていく。【私は――先輩が好きなんだ、今でも】そんなつぐみの、ひたむきでまっすぐな想いに、「⼀⽣、ひとりで⽣きていくって決めたんだ。」とかたくなだった樹も⼼を開いていく。⼀緒にいる幸せをみつけた2⼈だったが、やがてある事件が起き・・・。⼤切な⼈と出会い、いくつもの壁を乗り越えながら、絆を深めていく2⼈がたどりついた結末とは・・・。【詳細】映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』公開日:2018年10月5日(金)全国ロードショームビチケ発売日:8月10日(金) ※価格は⼀般 1,400円監督:柴山健次脚本:鹿目けい子出演:岩田剛典、杉咲花、須賀健太、芦名星、マギー、大政絢、伊藤かずえ、⼩市慢太郎 / 財前直⾒原作:有賀リエ『パーフェクトワールド』(講談社「Kiss」連載)主題歌:E-girls「Perfect World」配給:松竹/LDH PICTURES
2018年07月07日日本のロボットアニメ「機動戦士ガンダム」が、ハリウッドで実写映画化されることが明らかになった。『パシフィック・リム』シリーズや『ジュラシック・ワールド/炎の王国』などを手掛けてきたレジェンダリー・ピクチャーズが、ロサンゼルスで開催されている「アニメ・エキスポ」で発表した。「機動戦士ガンダム」の製作会社サンライズと共同製作するという。レジェンダリー・ピクチャーズの最新作はドウェイン・ジョンソンの『スカイスクレイパー』で、日本では9月に公開が決定している。また、同社は日本発のゲーム「ポケットモンスター」を『Detective Pikachu』(原題)として実写映画化しており、ライアン・レイノルズがピカチュウの声を務める同作は、2019年5月10日全米公開予定となっている。1979年から日本で放映された「機動戦士ガンダム」は、約40年にわたり世界中で熱狂的ファンを獲得してきた。『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督にインスピレーションを与え、続く『パシフィック・リム:アップライジング』では監督の座をスティーヴン・S・デナイトにバトンタッチしたものの、ガンダムがカメオ出演を果たした。そして、スティーヴン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』にもガンダムが登場している。実写版「機動戦士ガンダム」の製作時期、公開日、監督、キャストなどは不明。(Hiromi Kaku)
2018年07月06日南波あつこによる人気コミック『青夏 きみに恋した30日』が実写映画化。2018年8月1日(水)より全国の映画館で公開される。”期間限定の恋”を描いた青春ラブストーリー『青夏 きみに恋した30日』は、夏休みを田舎で過ごすことになった都会の女子高生・理緒と、そこで出会う地元の男子高校生・吟蔵との”期間限定の恋”を描いた青春ラブストーリー作品。原作は『別冊フレンド』で2013年から2017年にかけて連載され、人気を博した。主演に葵わかな×佐野勇斗都会育ちの女子高生・理緒には、『サバイバルファミリー』(2017)を始め、テレビドラマやCMに多数出演する葵わかなを起用。また、理緒が恋する少しぶっきらぼうだが優しい男子高校生・吟蔵には、『ちはやふる -結び-』(2018)など話題作への出演に続き、自身が中条あやみとダブル主演を務めた『3D彼女リアルガール』(2018)の公開を控える佐野勇斗が抜擢された。超フレッシュなキャスト陣が集結そんな2人を取り囲むキャストには、漫画「咲-Saki-」の実写版にも出演した古畑星夏や、岐洲匠、久間田琳加など超フレッシュな若手俳優陣が集結。次世代を担う新鋭たちの演技に注目が集まる。また、『走れ! T校バスケット部』など4本の映画公開を控える劇団EXILEの佐藤寛太が友情出演。吟蔵の実家が営む酒屋に立ち寄る、都会から田舎に遊びにきた男性役を演じ、同じく友情出演の声優・愛美とも共演した。主題歌にMrs.GREEN APPLE、挿入歌では井上苑子とタッグ主題歌「青と夏」を歌うのは、10代を中心に絶大な人気を誇るバンド・Mrs.GREEN APPLE(ミセス グリーンアップル)。また、挿入歌では同バンドと女子高生からカリスマ的な支持を集めるアーティスト・井上苑子がタッグを組み、ひと夏の恋を描いた映画にぴったりの音楽でバックグラウンドを盛り上げる。ストーリー夏休みの間、大自然に囲まれた祖母の家で過ごすことになった都会育ちの女子高生・理緒は、そこで地元の高校生・吟蔵と出会う。少しぶっきらぼうだけど実は優しい吟蔵に、理緒は一瞬で恋に落ちる。吟蔵も、まっすぐな理緒に次第に惹かれていくが、夏休みが終われば離ればなれになってしまう──。わかっていても止められない想い。吟蔵の幼なじみで婚約者の万里香や、理緒に想いを寄せる祐真たちも巻き込み、恋はどんどん加速していく。果たしてこの恋のゆくえは──?【作品詳細】『青夏 きみに恋した30日』公開日:2018年8月1日(水) 全国ロードショー原作:『青夏 Ao-Natsu』(講談社『別冊フレンド』刊)監督:古澤健脚本:持地佑季子出演:葵わかな、佐野勇斗、古畑星夏、岐洲匠、久間田琳加、水石亜飛夢、秋田汐梨、志村玲於、霧島れいか、南出凌嘉、白川和子主題歌:Mrs.GREEN APPLE『青と夏』(ユニバーサルミュージック/EMI Records)挿入歌:Mrs.GREEN APPLE『点描の唄』feat.井上苑子(ユニバーサルミュージック/EMI Records)配給:松竹
2018年06月15日中村文則の小説『銃』が実写映画化。2018年11月17日(土)より、テアトル新宿ほか全国の劇場で公開される。中村文則衝撃のデビュー作を実写化小説『銃』は、『去年の冬、きみと別れ』『悪と仮面のルール』など実写化した作品も含め、数々の話題作を世に送り出している作家・中村文則のデビュー作。新潮新人賞を受賞した他、英訳版の『The Gun』が2016年の「ウォール・ストリート・ジャーナル」年間ベストミステリー10冊に選出されるなど、国内外から評価を受けた作品だ。ストーリー偶然銃を拾った主人公・西川トオルがその魅力に捉われ、徐々に銃に支配され狂気に満ちていく様を描く。雨が降りしきる河原で、思いがけず拳銃を拾った大学生の西川トオル。普段は、友人たちと青春を謳歌しているが、その内には魅了された銃への高揚を秘めていた。トオルは、大切に家に保管していた銃を持ち歩いてみることにした。さらに緊張とスリルが増し、彼を満足させた。同じ大学のヨシカワユウコにも興味があるが、やがて銃は彼のなかで圧倒的な存在感を占めていく。そして、突然の刑事の訪問。「次は、人間を撃ちたいと思っているんでしょ?」次第に精神を追い詰められていくトオルは、あることを決意するが――。主演は村上虹郎、ヒロインは広瀬アリス主演は、『武曲 MUKOKU』で第41回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞した村上虹郎。主人公・西川トオルと同世代である村上だからこそ捉えられる心情とともに、銃に支配され追い詰められていく様を演じる。快活な一方で、心の中に何らかの問題を抱えている女子大生・ヨシカワユウコは、『氷菓』『新宿スワンⅡ』『巫女っちゃけん。』にも出演している広瀬アリスが演じる。さらに、トオルを追い詰める刑事として、『万引き家族』など数々の話題作に出演するリリー・フランキーが出演。その他、日南響子、新垣里沙、岡山天音など、個性的なキャストが物語を盛り上げる。監督は武正晴監督は、『百円の恋』『嘘八百』などを手掛けた武正晴が務め、企画・製作には奥山和由プロデューサーを迎える。作中ではモノクロの映像表現を駆使し、純文学性の高い世界観に仕上げている。詳細映画『銃』公開時期:2018年11月17日(土) テアトル新宿ほか全国ロードショー出演:村上虹郎、広瀬アリス、日南響子、新垣里沙、岡山天音、後藤淳平(ジャルジャル)、中村有志、日向丈、片山萌美、寺十吾、サヘル・ローズ、山中秀樹/リリー・フランキー企画・製作:奥山和由監督:武正晴原作:中村文則『銃』(河出書房新社)脚本:武正晴・宍戸英紀R15+
2018年06月14日映画『純平、考え直せ』が2018年9月22日(土)より全国ロードショー。主演は野村周平、ヒロインに柳ゆり菜を迎え、直木賞作家・奥田英朗の人気小説が実写化される。奥田英朗の人気小説、待望の実写化原作は、『イン・ザ・プール』『サウスバウンド』『ガール』など数多くの人気作を生み出してきた直木賞作家・奥田英朗の同名小説。過去に奥田英朗の作品は何度となく実写化されてきたが、『純平、考え直せ』は、映画業界が実写化を熱望しやっと実写化が決まった注目作である。主演・野村周平がチンピラ役に主演は『ちはやふる』シリーズ、『帝一の國』、『ラブ×ドック』など話題作に立て続けに出演している野村周平。これまでは爽やかでどこかやんちゃなイメージであったが、映画『純平、考え直せ』ではこれまでとは一変大人の男の魅力を見せつける。主人公は、新宿・歌舞伎町のチンピラ坂本純平。21歳、いつか〝一人前の男〟になることを夢見ながら雑用に追われる毎日を送っている。そんな純平のもとに1つの命令が下された。「対立する組の幹部の命を獲ってこい」。渡されたのは、拳銃一丁と数十万円の支度金だ。人生を覆されるほどの命令ながらも「これで一人前の男になれる」と、頑なに兄貴分や親分との仁義を守ろうとする。ヒロインは柳ゆり菜そんな純平のもとに現れたのは、柳ゆり菜演じる山本加奈。偶然、純平と出会った加奈は一夜を共にし、彼の秘密を知ることとなる。「鉄砲玉?なにそれ、ウケるね」と答えた彼女は、退屈しのぎに純平と3日間を過ごすことに。新宿を見降ろすホテルに泊まり、大好物の焼肉をたらふく食べ、思い切り笑い、そして孤独と不安を慰め合ううちに、ふたりは惹かれ合っていく…。限られた3日間を刹那に駆け抜ける若い男女が進む先に待つものとは!?純平との恋を育むヒロイン役に挑む、柳ゆり菜は、初グラビアクイーンとして人気を集め、2014年公開『うわこい』で映画初主演。新人女優ながら、本作では髪を切るシーンでは、実際に地毛を切ることを自ら申し出るなど、強い女優魂を見せつけている。その他、主⼈公・坂本純平と師弟関係になる兄貴分に『北の桜守』『去年の冬、きみと別れ』『万引き家族』などの話題作にも出演している毎熊克哉、加奈の職場の上司に岡⼭天⾳、歌舞伎町のコインランドリーで知り合うゲイの男⼦に、ドラマ『陸王』に出演していた佐野岳、純平と同じ組の仲間として、『ラブ×ドック』『虹⾊デイズ』『⾛れ!T校バスケット部』『⻘の帰り道』と2018年に公開される4本の映画に出演を果たしている⼾塚純貴が登場。その他、お笑い芸人のやしろ優なども出演し多彩なキャストが物語を盛り上げる。森岡利行監督、新宿歌舞伎町ロケ決行監督は、『女の子ものがたり』『上京ものがたり』の森岡利行。ロケは新宿歌舞伎町で敢行されたという。主題歌はthe pillows「眩しい闇のメロディー」主題歌は、オルタナロックバンドのthe pillowsが手掛ける「眩しい闇のメロディー」。2018年9月19日(水)に発売されるアルバム「REBROADCAST」に収録される。現代を生きる若者たちを激しくもみずみずしく描いた青春物語をより一層盛り上げる。ストーリー新宿・歌舞伎町のチンピラ、坂本純平(野村周平)21歳。いつか〝一人前の男〟になることを夢見ながら、組の雑用に追われる日々だ。そんな純平、ある日、対立する組の幹部の命を獲ってこいと命じられる。「これで一人前の男になれる」と気負い立つ純平は、偶然出会ったOLの加奈(柳ゆり菜)と一夜を共にし、つい〝鉄砲玉〟になることを洩らしてしまう。手元には拳銃一丁と数十万円の支度金。退屈を持て余していた加奈は、時代錯誤な純平の情熱に呆れながらも不思議な胸の高鳴りを覚え、決行までの三日間、純平と行動を共にすることに。新宿を見降ろすホテルに泊まり、大好物の焼肉をたらふく食べ、思い切り笑い、そして孤独と不安を慰め合ううちに、ふたりは惹かれ合っていく…。「鉄砲玉なんかやめて、一緒に逃げようか」と言う加奈に、「男が一度決めたことだから」と純平は聞く耳を持たない。そこで加奈はSNSに相談。すると、忠告や冷やかし、無責任な声援がネット上に飛び交い出した!加奈の想いと、ネット住人たちとの交流が、純平の決意を揺るがし始めるが、決行の日は迫り――さぁ、どうする、純平!詳細映画『純平、考え直せ』公開日:2018年9月22日(土)より全国ロードショー出演:野村周平、柳ゆり菜/毎熊克哉、岡⼭天⾳、佐野 岳/ ⼾塚純貴、佐藤祐基、藤原季節、⽇向寺雅⼈/森⽥涼花、⽊下愛華、やしろ優/下條アトム、⼆階堂智、⽚岡礼⼦原作:奥田英朗『純平、考え直せ』(光文社文庫刊)監督:森岡利行 / 脚本:角田ルミ、木村暉、吉川菜美配給:アークエンタテインメント
2018年06月05日沖縄の3ピースロックバンド「MONGOL800」の代表曲「小さな恋のうた」を元にした実写映画が製作されることがわかった。5月19日(土)、デビュー20周年を記念したツアーの初日に、スペシャル企画としてメンバーから発表された。1998年に結成された「MONGOL800」(略称:モンパチ)は、今年デビュー20周年。そのアニバーサリー企画の第1弾として、デビューアルバム発売時には実現されなかった幻の1stアルバムツアー「GO ON AS YOU ARE」が沖縄・宜野湾HUMAN STAGEを皮切りにスタート。彼らの名曲「小さな恋のうた」などからインスピレーションを受けた実写映画の製作がメンバーから突然発表され、ファンで埋め尽くされたライブ会場は興奮と熱気に包まれた。「モンパチ」といえば、2001年9月にリリースされた2ndアルバム「MESSAGE」が発売から7か月後のオリコンチャートで首位を獲得、インディーズとしては初の300万枚を売り上げ、日本の3ピースバンドのアルバムとしては最高のセールスを記録。デビュー以来、故郷の沖縄を活動の拠点にし、作品の発表とライブを中心に活動をしている。代表曲は「小さな恋のうた」「あなたに」「DON‘T WORRY BE HAPPY」など。特に「小さな恋のうた」は、2017年JOYSOUNDカラオケ年間ランキング第5位にランクイン、様々なアーティストによりカバーされ、リリースから17年経った現在でも20代から30代を中心に幅広い年齢層から愛される国民的大ヒットソングとして知られる。なお、映画の詳細については後日改めて発表されるという。■「MONGOL800」からコメント到着!「モンパチ」ハタチのスペシャル企画。20年ずっと皆に歌ってもらってきたこの曲が映画になることが決定しました!!その名も映画『小さな恋のうた』。詳細はコレからなので、今日は映画化決定!! の一報だけみんなに報告させて下さい。新着情報は随時お伝えしていきます!皆で映画もライブも盛り上げてもらっていいですかー!!(text:cinemacafe.net)
2018年05月22日世代を超えて全世界で愛されるディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」が初めての実写映画になった『プーと大人になった僕』。このたび、日本版ポスターが解禁された。日本版のポスターでは、主演のユアン・マクレガー演じるクリストファー・ロビンが、舞台となるロンドンで、赤い風船をプーさんに手渡す姿が描かれている。大人になったロビンはスーツを着て大きなカバンを持っており、仕事の合間のよう。また、プーさんのトレードマークでもある赤い風船は、これまでのはちみつを採るために使う道具とはひと味違うようで、本作では物語を語る大切な鍵になっているという。プーさんと仲間たちが困っている時にいつも頼りにされ、彼らと一緒に少年時代を過ごしたクリストファー・ロビン。本作は、大人になったクリストファー・ロビンと100エーカーの森を飛び出したプーさんと仲間たちがロンドンを舞台に繰り広げる感動の物語。先日解禁となった特報映像には「大人になって見ると、こんなに小さいぬいぐるみだったのか。少年の頃は抱えるほどの大きさだったのに」「子どもの頃の思い出と、大人になってからの僕なんて…想像だけでも泣いてしまう」との声が寄せられており、思いのほか小さな”プーさん”に懐かしさを感じ、心揺さぶられる人も多そうだ。『プーと大人になった僕』は9月14日(金)より全国にてにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プーと大人になった僕 2018年9月14日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc.
2018年05月22日映画評論ユニットのお杉とB子。今回は『ピーターラビット』を紹介してくれました。お杉:ふんわりテイストで癒してくれたピーターラビットのイメージが、実写化で大きく変わったわ。イラストで培われたイメージだけどね。B子:そういう人、多くない?私は愛読してたから、ピーターの仇敵マクレガーさんも知ってるわ。でも、今回の敵役は、その甥のトーマス。お杉:ハロッズ勤務から一転、田舎暮らしを始めた彼は、隣人ビアといい感じになっていく。二人が恋におちる瞬間の仕草が素敵なの!おたがいの額をくっつけあうウサギの真似っこ。壁ドン超え、間違いなし!B子:そんな二人に嫉妬したピーターがトーマスを追い出すべく、いとこのベンジャミンや3匹の妹たちと暴れまわっちゃう!このへんの悪だくみ加減が映画ならでは。お杉:予告編でピーターの悪ウサぶりに驚いたけど、わんぱくぶりもだんだんかわいく見えてくるんだよね。B子:ええっ?最初からカワイイじゃない。流行りに乗って、私もウサギ飼いたくなっちゃった。ピーター役のジェームズ・コーデンみたいに喋ってくれたら最高。お杉:ジェームズ、歌うまいよね。『ANNIE/アニー』のウィル・グラック監督だけに、スズメたちが舞い歌うオープニングから、ところどころミュージカル調になるのもトレンドを押さえてるわ!B子:声優も豪華。『フォースの覚醒』のデイジー・リドリーや、オスカー候補になったマーゴット・ロビーが姉妹役だもん。これだけのキャストが揃うのも原作の力よね。お杉:ミュージシャンのシーアも、ハリネズミ役で登場よ。出番は少ないけどインパクトあり。思い出すたびに爆笑しちゃう雄鶏といい、みんなキャラ濃かったわ。B子:湖水地方の豊かな自然の魅力と、人間と動物の共存への想いも伝わります!ウサギ、飼うぞ。お杉とB子恋や仕事のリアルな悩みに思わず共感しちゃう『29歳問題』(5月19日公開)。きっと、その年頃だけの話じゃないよ。(お杉)欲深な人間のせいで動物がかわいそうな目に遭う『ランペイジ 巨獣大乱闘』(5月18日公開)。人間のエゴに怒り!(B子)監督/ウィル・グラック出演/ローズ・バーン、サム・ニール、ドーナル・グリーソン、ジェームズ・コーデン(声)ほか5月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。※『anan』2018年5月23日号より。イラスト・いいあい(by anan編集部)
2018年05月22日映画『まく子』が、2019年3月15日(金)より、テアトル新宿他全国ロードショー。直木賞作家・西加奈子の小説『まく子』が実写映画化原作は、直木賞作家の西加奈子による同名の小説『まく子』。小さな温泉街に住む小学5年生の男の子・慧(さとし)が、不思議な魅力をもつ美少女・転入生のコズエとの出会いをきっかけに、ほんの少しだけ大人へと近づいていくさまを描いた成長物語。誰しも成長の中で経験してきたであろう、思春期ならではの葛藤や親と子の確執・再生を、西加奈子ならではの世界観で瑞々しく表現した作品だ。主演は俳優界の新星2人本作の主演・慧(さとし)役を演じるのは、中学3年生の山﨑光。2010年『ちょんまげぷりん』で映画デビュー、その後『真夏の方程式』など数々の作品に出演しているが、今回14歳にして初の主演を果たす。転入生・コズエ役には、13歳の新音(にのん)が決定。RADWIMPS「狭心症」のミュージックビデオ、第68回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門において正式招待作品に選ばれた『Blue Wind Blows』の出演を経験している、注目の若手女優だ。主人公・慧の父親役に草彅剛そして慧の父親・光一役として、草彅剛が出演。2017年9月より「新しい地図」として再始動し、自身主演の『光へ、航る』を収めたオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』が大ヒットを記録、舞台「バリーターク」では主演を務めるなど、役者としての更なる活躍が記憶に新しい。また、慧の母親・明美役は、NHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」にて、20年ぶりの朝ドラ出演を果たして話題の須藤理彩が務める。お笑いコンビ・しずるの村上純が抜擢思春期の息子を温かく見守るサトシの母・明美役には、NHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」で20年ぶりの朝ドラ出演で話題となった女優・須藤理彩が担当する。また、大人なのに子供たちとばかり一緒にいる青年・ドノ役には、お笑いコンビ・しずるの村上純が抜擢。子供とばかり一緒にいるドノをバカにしている主人公・サトシは、ドノの“ある想い”を知ることで少しずつ変化していく。映画『まく子』の世界を彩る他の出演者にも注目。サトシのクラス担任小菅役には、舞台「No.9-不滅の旋律‐」に出演するなど舞台での活躍がめざましい橋本淳、生徒たちを優しく見守る校長役には俳優・小倉久寛、旅館のベテラン仲居キミエおばちゃん役には女優・根岸季衣、ドノと心を通わす不登校児の類役には若手注目俳優の内川蓮生が選ばれている。主題歌は高橋優の書き下ろし主題歌は、シンガーソングライター高橋優の「若気の至り」。映画を観たあとすぐに書き下ろしたというこの楽曲は、思春期の繊細に揺れる気持ちを織り込んだ一曲に仕上がっている。なお「若気の至り」は、高橋優の6th アルバム「STARTING OVER」に収録されている。ストーリー小さな温泉街に住む小学生5年生の「ぼく」(慧)は、子どもと大人の狭間にいる。ぼくは、猛スピードで「大人」になっていく女子たちがおそろしかった。女の人とみれば、とたんにだらしなく笑う、父ちゃんみたいには絶対になりたくなかった。だから、否応なしに変わっていく自分の身体に抗おうとしていた。そんなとき、コズエがある日突然やってきた。コズエはとても変で、とてもきれいで、なんだって「まく」ことが大好きで、そして彼女には秘密があった…。【作品情報】映画『まく子』公開日:2019年3月15日(金)シアター:テアトル新宿ほか全国脚本・監督:鶴岡慧子原作:「まく子」西加奈子(福音館書店 刊)出演:山﨑光、新音、須藤理彩/草彅剛、つみきみほ、村上純、根岸季衣、小倉久寛、内川蓮生■前売券情報2018年12月28日(金)より、WEBで座席指定ができるムビチケカード1,400円(税込)を発売開始。購入者には、先着で西加奈子の手描きイラスト入り“想いをまく一筆箋”をプレゼント。※一部劇場を除く、数量限定
2018年05月19日いま注目の若手俳優・横浜流星が単独初主演を務める映画『兄友』。この度、原作には登場しない、実写化での新キャラクターを演じる声優・福山潤が、出演への思いや、演じたキャラクターについてコメントするインタビュー映像が到着した。赤瓦もどむの同名漫画を実写化した本作は、イマドキの恋愛ができない素朴なJK・七瀬まい(松風理咲)と、イケメンなのに女性に超奥手な西野壮太(横浜流星)とのハートフル“ウブ・ストーリー”。「コードギアス 反逆のルルーシュ」ルルーシュ役をはじめ、「黒執事」「マクロスF」「七つの大罪」「おそ松さん」「暗殺教室」など様々な作品に出演。普段は声優として活躍する福山さんが本作で演じているのは、壮太の妹・秋(小野花梨)がアルバイトをするDogカフェ「Happy Dogs」の店長・橘萩之介。壮太とまいに“恋愛講座”を繰り広げるというユニークなキャラクターだ。また、映画公開前に放送されたドラマ版でも話題となり、Twitterでは「まってまってまって 兄友のドラマに福山潤さん、イケボすぎるぞ!!!!!!!!!」「兄友のドラマに福山潤さん出てるんですけど」「兄友のドラマの福山潤パートで毎回爆笑しておる」「兄友ドラマに福山潤出てるとかヤバすぎるwww」といった反響が。そんな個性的なキャラを演じ、実写化作品への出演は『腐女子彼女。』以来9年ぶりとなった福山さん。「初めてオファーを頂いたときに“どうかしてるな”とちょっと思いました」とふり返った福山さんは、続けて「画面の中で芝居をするということは半ば素人でございました。そういった人間にこんな大役を依頼かけてくれるなんて、ありがたいと思うと同時に『監督もプロデューサーも冒険しすぎじゃないの?』なんてことは思っておりました」とふり返る。さらに演じたキャラクターについて、福山さんが共同で事務所を経営するパートナーで声優の立花慎之介と名前が似ていることから、「大変紛らわしい」「リハーサルのときに『Happy Dogs』の店長・“たちばなしんのすけです”って言ってしまった」と明かし、役柄については「面白い人物」と説明。一方、本作の見どころの一つとなっているのが、恋愛講座の場面で登場する男女一人二役芝居。ドラマ版については「体のキレが甘いな、もっとできただろう!」と実際に見てみて反省点もあったのだとか。映画での見どころについては、「半ば引き気味に『あ、おっさんが変なことやっている』。画面が切り替わると流星くんと理咲ちゃんとかきれいな顔が映る『わ、最高』これです。これでいいんです。ちょっとした近所の変な人、そんな感覚で観ていただけると」と、“萩之介の楽しみ方”を語っている。『兄友』は5月26日(土)より全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:兄友 2018年5月26日より全国にて順次公開©『兄友』製作委員会
2018年05月15日ディズニー実写化映画『ムーラン』が公開を延期。2020年9月4日(金)より、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」にて、提供開始時は独占配信される。ディズニーの歴史を覆した“ヒロイン”ムーランが実写化中国の女将軍で歌や伝説として語り継がれている『花木蘭』。古代中国を舞台に、父に代わって“男性”に偽り戦いに挑んだ娘ムーランの活躍を描いた物語だ。それをベースに1998年にディズニーがアニメ化したのが『ムーラン』。ディスニー映画で初めて、アジア人女性を主人公にした作品でもある。『ムーラン』ストーリーある日、ムーランが住む村へ皇帝の遣いが訪れる。“敵の侵略により全ての家から男子を1人ずつ兵士として徴収する“という。ムーランの一家、ファ家には男子が一人もいないことから、病気の父親が志願。そんな父親を前に、ムーランは家族を守るため自信を息子のファ・ジュンと偽り、身代わりとなって戦地に赴くことを決意。敵の側近である魔女、シャンニャンは「本当の姿をみられたら、どんな罰が待っていることか」と意味深な警告を発する。誰にも知られてはならない大きな秘密を抱え、自身の信念を信じて戦いに挑むムーラン。力強い眼差しを見せる一方で、本当の自分を隠し続けなければならないという辛さから涙を滲ませる側面も。果たして彼女を待ち受ける運命とは…?キャスト主人公に、中国人女優リウ・イーフェイ主人公のムーラン役に抜擢されたのは、中国人女優のリウ・イーフェイ。彼女は、連続ドラマ『華の家族』でデビューを果たした後、ヒロイン役を射止めた映画『ドラゴン・キングダム』でハリウッドデビューを飾った人物だ。公開されたポスタービジュアルには、アニメ版同様、情熱的な真っ赤な衣装を纏った“リウ版”ムーランの姿が。芯の強さが感じられる一方で、強く握られた剣に映るのは、“偽りの自分”という、嘘と真実との狭間で揺れ動く心の闘いだ。アクション界の実力派俳優も勢ぞろいムーランを取り巻く登場人物にも目が離せない。ドニー・イェンやジェット・リーら、実力派俳優による高い演技力に期待が募る。シェンニャン(コン・リー)ムーランが戦いの中で出会う実写版オリジナルキャラクター。魔女であるがゆえに人々から疎んじられ、孤独を感じ、自分の居場所を求めて敵に加担している。自分と同じように、“居場所”を失ったムーランに共感を覚える彼女は、物語の鍵を握る重要なキャラクターだ。タン司令官(ドニー・イェン)ムーランが訓練場で出会う、武術の達人であり、歴戦の勇者として名高い司令官。ムーランの父と戦友であった彼は、彼女の持つ武人としての才能を見抜き、目をかけることとなる。タン司令官を演じるのは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に出演したドニー・イェン。皇帝(ジェット・リー)ムーランが住む国の統治者。かつては周囲からも恐れられるほどの戦士だった彼は、帝国と人民の安全を脅威にさらす敵ボーリー・カーンを破滅させることに闘志を燃やす。驚愕の身体能力を持つ世界的アクションスターのジェット・リーが演じる。ボーリー・カーン(ジェイソン・スコット・リー)ムーランの住む国へ攻め込む、北方侵略の指揮を握る戦士。獰猛なリーダーにして恐るべき敵のカーンは、皇帝、そしてムーランにとっての強敵となる。ホンフイ(ヨーソン・アン)ムーランの新兵仲間。軍の過酷な訓練を共にするうちに、部隊の誰よりも勇敢で誠実なムーランに対して尊敬と信頼を寄せ、一方ムーランも武人としての実力と落ちついた雰囲気を持つ彼を男性として意識し始める。日本版声優日本版声優には、主人公・ムーラン役に元宝塚歌劇団の男役として活躍していた明日海りおが抜擢。長年培ってきた宝塚での経験を活かし、“男”として生きるムーランの姿を力強く映し出す。また実写版オリジナルキャラクターとなる“魔女”シェンニャン役は、ディズニー作品初の吹替参加となる小池栄子が声を当てる。その他、ムーランと共に戦う仲間にも、声優界の豪華な顔ぶれが集結。ムーランの大切な味方の一人となる新兵仲間のホンフイ役には、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の細谷佳正が抜擢。またムーランと共に訓練を積む4人の新兵仲間には「ジョジョと奇妙な冒険 黄金の風」の小野賢章や「ドラえもん」の木村昴、「ウルトラマンZ」の畠中祐、そしてグループのリーダー格であるポー役には「鬼灯の冷徹」の安元洋貴がそれぞれ起用されている。日本版主題歌に、城南海による「リフレクション」主題歌「リフレクション」の日本語版を務めるのは、奄美民謡「シマ唄」をルーツに持つシンガー 城南海。1998年公開のアニメーション版『ムーラン』に起用された壮大なバラードを自ら訳詩し、新たな世界観を築き上げる。“自分らしさ”も表現したというその歌詞には、城ならではのこだわりも。「月を見上げるのが好きなのですが、月は光と闇の狭間にあるので、表と裏、“本当の自分”と“偽りの自分”というものを月にも感じて、歌詞のはじまりは月から景色を描いていきました。」と、日本語版歌詞にまつわるヒントも明かしている。なお英語版では、アニメーション公開当時歌唱を務めたクリスティーナ・アギレラが、再び担当する。女性監督ニキ・カーロが描くヒロイン像とは?なおメガホンを握るニキ・カーロは、ニュージーランド出身の女性監督。女性の視点から描く新たなディズニーヒロイン像に期待が高まる。【詳細】映画『ムーラン』原題:Mulan公開日:2020年9月4日(金)よりディズニープラス会員、プレミアアクセスで独占配信※同映画の視聴には、プレミアムアクセス料金2980円の追加支払いが必要。詳しくは公式HP参照。※当初2020年5月22日(金)予定だったが、公開延期された。監督:ニキ・カーロ出演:リウ・イーフェイ、ジェット・リー、ドニー・イェン、ジェイソン・スコット・リー
2018年05月13日映画『七つの会議』が、2019年に全国の劇場で公開される。「半沢直樹」の池井戸潤による企業犯罪エンターテインメントが実写化原作は、『オレたちバブル入行組』などの半沢直樹シリーズ、『陸王』、『下町ロケット』などで知られる池井戸潤の同名小説『七つの会議』。「結果がすべて」そんな考え方が今なお続く中堅メーカー・東京建電を舞台に、とあるパワハラ事件に端を発して浮き上がる会社の“闇”を通して、誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤を描いた作品だ。野村萬斎が初のサラリーマン役で主演主人公で営業一課の万年係長・八角民夫役を務めるのは、野村萬斎。「居眠りハッカク」という不名誉なアダ名を持つ所謂“ぐうたら社員”でありながら、一癖も二癖もある、決して平凡ではないサラリーマン役を演じる。香川照之、片岡愛之助、及川光博ら豪華キャスト出演そのほか、結果第一主義の絶対権力者で営業部長の北川誠役に香川照之、部長の北川が全幅の信頼を寄せるトップセールスマン・坂戸宣彦役に片岡愛之助、パワハラ騒動後に“花の”営業一課長に急遽抜擢される原島万二役に及川光博、東京建電の親会社であるゼノックスの代表取締役社長・徳山郁夫役に北大路欣也と、実力派の豪華キャストが脇を固める。「半沢直樹」演出の福澤克雄が監督監督を務めるのは、同じく池井戸潤の作品を原作とするテレビドラマ「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「陸王」の演出、映画『祈りの幕が下りる時』の監督などを担当した福澤克雄。これまで多くの池井戸作品を手がけてきた同氏が、今作では「会議」を舞台に、極限まで追い詰められた人間の心情と行動をドラマチックに描き出す。あらすじ都内にある中堅メーカー・東京建電。営業一課の万年係長・八角民夫(野村萬斎)はどこの会社にもいる、所謂“ぐうたら社員”。トップセールスマンである課長の坂戸(片岡愛之助)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しかこなさず定例の営業会議では傍観しているのみ。絶対的な存在の営業部長・北川誠(香川照之)が進める結果主義の方針の元で、部員が寝る間を惜しんで働く中、一人飄々と日々を送っていた。そんなある日、突然社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった。北川の信頼も厚いエース・坂戸に対するパワハラ委員会の不可解な裁定に揺れる社員たち。そんな中、万年二番手に甘んじてきた原島(及川光博)が新課長として着任する。会社の“顔”である一課で、成績を上げられずに場違いすら感じる原島。誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤。だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた……。作品情報『七つの会議』公開時期:2019年原作:池井戸潤『七つの会議』出演者:野村萬斎、香川照之、及川光博、片岡愛之助、音尾琢真、立川談春、北大路欣也監督:福澤克雄『私は貝になりたい』『祈りの幕が下りる時』音楽:服部隆之「陸王」「下町ロケット」「半沢直樹」脚本:丑尾健太郎「ブラックペアン」、李正美『祈りの幕が下りる時』©2019映画「七つの会議」製作委員会
2018年05月13日ディズニーのアニメーション映画『ダンボ(Dumbo)』が、ティム・バートン監督で実写化される。全米公開と同時となる、2019年3月29日(金)より全国ロードショー。世界中で愛されてきた『ダンボ』が鬼才ティム・バートンによって実写化1941年にディズニーによって生み出された『ダンボ』は、その映画のタイトルにもある「ダンボ」が主役のアニメーション映画。あまりにも“大きな耳”を持つため、仲間外れにされてしまうダンボの成長物語が描かれる。悲しみに沈むダンボを勇気づけるネズミのティモシーとの友情や、母の愛情にささえられながら、ありのままの自分を信じて大空を舞う姿は全世界で共感を呼んだ。自分らしさを見つけること、自分らしくいることの大切さを伝えてくれる物語は、子供から大人まで、今も変わらず世界中で愛されている。そんな名作が、『アリス・イン・ワンダーランド』のファンタジックな世界を見事にスクリーンの中で表現した、鬼才ティム・バートンの手により実写化される。『ダンボ』は、ティム・バートン自身、お気に入りのディズニー映画のひとつであったという。第2回カンヌ国際映画祭でのアニメーション賞を受賞した“不朽の名作”が、ティム・バートンの手によってモダンに生まれ変わる。コリン・ファレルら豪華出演者キャストには豪華な面々が揃った。「ハリー・ポッター」新シリーズにも出演するコリン・ファレル、『スパイダーマン:ホームカミング』のマイケル・キートンらに加え、ダニー・デヴィート、エヴァ・グリーンなど、ハリウッドの常連キャストが集結。ニコ・パーカー、フィンリー・ホッビンズら子役にも注目が高まる。キャラクター紹介・ダンボ地面に着いてしまうほど“大きすぎる”耳をもつ子象。サーカスの新しい看板と期待されていたが、耳のせいで観客の笑いものにされてしまう…。・ホルト:コリン・ファレルダンボの世話係を担当する、サーカスの元看板スター。「キミの耳は素敵だよ」とダンボを励まし、ダンボと母象を救うため奔走する味方。・ヴァンデヴァー:マイケル・キートンニューヨークの巨大テーマパーク・ドリームランドを経営する大興行師。「空飛ぶ象で、大儲けしよう」というキャッチコピーを考えるなど強い野望を持つ人物。ダンボの味方ではないキャラクターだ。・メディチ:ダニー・デヴィートダンボやホルトが所属するサーカスの団長。・コレット:エヴァ・グリーンヴァンデヴァーが経営するドリームランドの看板スター。空中ブランコの女王と呼ばれる。コリン・ファレル演じるホルト、吹替え声優に西島秀俊コリン・ファレルが演じるホルトの声を、俳優・西島秀俊が務める。西島は、これまで『風立ちぬ』や『ペンギン・ハイウェイ』など日本のアニメーション作品へ声優として参加してきたが、実写のハリウッド作品での声優は本作が初挑戦となる。ストーリー戦争から戻ったサーカスの元看板スター・ホルト(コリン・ファレル)が世話をすることになった母象ジャンボの子供としてサーカス団で生まれたダンボは、他の象とは異なる大きすぎる耳を理由に笑いものにされてしまう。父ホルトの不在中に母親を病気で亡くした娘ミリー(ニコ・パーカー)と息子ジョー(フィンリー・ホビンス)は、そんなダンボを「キミの耳はステキだよ」と可愛がり、家族の一員として生活していた。ある日、ダンボと遊んでいた2人はダンボが偶然鼻から羽根を吸い込み、くしゃみをした勢いで宙に飛び上がる姿を目撃。ダンボの“空を飛ぶ”才能を発見する!そんな中、ある事件をきっかけに母象と離れ離れにされ悲しみに暮れるダンボは、自身も金儲けを企むNYのサーカス「ドリームランド」の経営者ヴァンデバー(マイケル・キートン)に目をつけられてしまう。閉じ込められた鉄格子を挟んで、少しでも触れ合おうと、ジャンボと小さなダンボが懸命に鼻を伸ばし抱擁するシーンは、見る者の涙を誘う切なさが漂う。「ママに会いたい」という強い想いを抱くダンボに、母を亡くしたミリーとジョーは深く共感。ダンボを助けたいという子供たちの純粋な心に、荒んでいたホルトも心を動かされていく。心を一つにしたサーカス団の家族は力を合わせ、ダンボとママを再会させるべく、壮大な救出作戦を計画。「一緒にママを取り戻そう。あなたならできる」というミリーの力強い言葉に背中を押され、ダンボは勇気を出して空を飛ぶ。ダンボは再びママに会うことができるのか。詳細映画『ダンボ』公開日:2019年3月29日(金)監督:ティム・バートン出演:コリン・ファレル、エヴァ・グリーン、マイケル・キートン 他■劇場限定前売ムビチケカード 一般券1,400円(税込)特典:特製ポストカード3枚セットが特典として付いてくる劇場限定前売ムビチケカード(発売日:2019年2月8日(金)※特製ポストカードの絵柄:ダンボのシルエットが描かれたティザービジュアル、日本版ポスタービジュアル、ダンボキャラクタービジュアル
2018年05月13日漫画家の渡辺あゆにより2009年から8年以上にわたって連載され、2014年には剛力彩芽×山崎賢人により実写化された『L・DK』。この度待望の第2弾実写映画化が決定した。■あらすじ高校3年生の西森葵には、学校には内緒のある秘密があった。それは王子と呼ばれる学校一のイケメン・久我山柊聖と同居していること。出会いは最悪、だけど次第にお互いに惹かれはじめ両想いになった2人。ますますココロとカラダの距離が縮まって行く同居生活だったが、そんな2人の前に柊聖のいとこ・久我山玲苑が現れる。葵のことを低スペック呼ばわりし2人の関係を認めず、同居に割り込んでくることになった。大好きな彼氏と、美形だが口の悪いイヤなやつ。イケメン2人との波乱だらけの3人同居がはじまった――!「L・DK」は09年から8年以上にわたって「別冊フレンド」(講談社)で連載され、17年10月13日発売の単行本24巻で原作コミックが完結。現在は累計発行部数が1000万部を突破するほど、いまなお愛され続けている超人気少女コミックだ。14年には剛力彩芽、山崎賢人を主演に迎え実写映画化され、劇中で登場する「壁ドン」はその年のユーキャン新語・流行語大賞のトップ10に選ばれるほど社会現象を巻き起こした。そんな中、今回待望の第2弾実写映画化が始動。サブタイトル“ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。”と決定し、キャストを一新して描かれる予定。映画化されるストーリーは、原作の中でも特に絶大な人気を誇る「玲苑(れおん)編」になるとのこと。今回の発表にあたり、原作者・渡辺氏から喜びの描き下ろしイラストが到着。無防備に朝の支度をする葵に対して、隣でハミガキをしながら肩を抱く柊聖と、ちょっかいを出す玲苑という、ドキドキな三角関係が描かれている。渡辺さんは「今回、恋人同士になってからのラブ同居編ということで、2人のドキドキシーンや三角関係を新キャストのみなさんがバッチリ演じてくださっています」と、既に公開を楽しみにしている様子だ。『L・DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』は2019年秋より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:L・DK 2014年4月12日より全国にて公開© 2014「L・DK」製作委員会
2018年05月10日日本でもおなじみのうさぎのキャラクター、ミッフィーが実写映画化されることになった。Variety誌によると、中国の製作会社Beijin WD Picturesとイタリアの製作会社Orisa Pruduzioneが「ミッフィー」シリーズの著作権を持つメルシス社と合意に至り、中国の観客をターゲットに実写とCGで映画化するという。これまでアニメーションとしてTV番組や2013年に長編映画『劇場版ミッフィーどうぶつえんで宝さがし』が作られたが、実写化は初めてだ。昨年惜しくもこの世を去ったオランダの絵本作家、ディック・ブルーナが1955年に発表した「ミッフィー」シリーズ120冊以上に及び、世界中で8500万部以上を売り上げている。日本でも60年代から現在に至るまで、家族3世代にわたってファンという根強い人気を誇るが、近年は中国でも大人気。加えて、最近の映画興行成績ではファミリー・エンターテインメントがトレンドになりつつある。ジャッキー・チェン主演の『スキップ・トレース』などを手がけてきたWDピクチャーズのクン・ガオCEOは「ミッフィーのようなファンタスティックなキャラクターが、子どもたちやその親たち、ティーンや若いカップルなど多くの観客の心をつかむと信じています」と語っている。メルシス社は「国際的なヴィジュアル・アーティストたちのチームとともに来月、ミッフィーの3Dデザインに取りかかる予定です」と発表、実写とCGを組み合わせた製作は2020年前半に開始を予定している。(text:Yuki Tominaga)
2018年05月09日神木隆之介が、『3月のライオン』『劇場版SPECシリーズ』などで共演してきた有村架純と自身初の本格ラブストーリーに挑戦、小説「フォルトゥナの瞳」の実写化映画に出演することがわかった。■「死を目前にした人間が透けて見える」能力を手に入れた青年の物語原作は、『永遠の0』『海賊と呼ばれた男』の原作者でもある百田尚樹による同名小説(新潮文庫刊)。“フォルトゥナ”とは運命の女神のことで、その瞳を持った者には、「死を目前にした人間が透けて見える」という不思議な力が宿る。本作は、そんな不思議な能力を身に着けてしまった青年・木山慎一郎を主人公とした物語。神木さんと有村さんという幅広い世代から愛される2人は、今回、初めての恋人同士役に。切ない運命を背負いながらも、献身的にお互いを強く想いあう男女を演じる。幼少期の飛行機事故で、家族を失い1人生き残ってしまった木山(神木さん)。友人も作らず孤独に仕事のみに生きてきた彼は、ある日「死が近い人が透けて見える能力」を持っていることに気づき、生活が一変する。“なぜこんな能力を手に入れてしまったのか―?”自らの不思議な力に葛藤する最中、彼は桐生葵(有村さん)という女性と出会う。明るく、自分に対し夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれていき、初めて彼の孤独だった人生に彩りが生まれていく。また、葵も木山の真っ直ぐな人柄に惹かれていき、やがて2人は互いに必要な存在となっていくが、幸せの絶頂の中、彼女の体が透け始めてしまう。2人に待ち受ける切なすぎる運命とは――?不思議な力に導かれ、大切な人の“死の運命”が見えてしまった男の切なくも美しいラブストーリーの行方は…。■神木隆之介、有村架純とのラブストーリーに期待「どんなお芝居になるのだろう」主人公の青年・木山慎一郎を演じるのは、『桐島、部活やめるってよ』『バクマン。』『君の名は。』(声の出演)など、24歳にして20年以上のキャリアを持つ当代随一の実力派・神木隆之介。数えきれないほどの出演作を持つ神木さんは、本作で本格ラブストーリーに初挑戦!自らの運命に翻弄されながらも、愛する人を守ろうとする強さを持った青年を演じる。先に「原作を読んでいた」という神木さんは、「お話を頂いた時は運命のようなものを感じました」とコメント、「慎一郎がどのような道を選択し運命に向かっていくのか、1人の男として大切なことを教えて貰ったような気がします」と作品への思いを口にする。「僕は今回、初めてラブストーリーに挑戦させて頂くのですが、とても緊張しています」と心境を吐露し、「有村さんは過去に何度か共演させて頂きましたが、今回は恋人役ということで、どんなお芝居になるのだろうと、いまからとても楽しみです」と期待を込めている。■有村架純、「神木さんのラブストーリー」自分自身が相手役で実現するとは…ヒロインの桐生葵を演じるのは、『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』『ナラタージュ』に加え、連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインを務めあげ、紅白歌合戦の司会を2年連続で務めるなど、国民的人気女優となった有村架純。切ない運命を背負いながらも木山を支えようとする、明るく優しい女性を演じる。「これまでとはひと味違ったラブストーリーができるのではないかと、脚本を読んで率直に思いました」と有村さん。「出逢った2人が、本能的に惹かれあっていくさまを、微笑ましく、幸せに、どうかこの関係が壊れないでほしい、と思っていただけるように、一つ一つの描写を大切にしていきたい」と語る。「神木さんとは、今回4度目の共演となりますが、過去に神木さんとご一緒した取材で『神木さんのラブストーリーが見てみたい』と答えたものが、まさか、自分自身が相手役で実現するとは思ってもみなく、驚いています」と、その巡り合わせに言及、「とても信頼できる役者さんであり、安心感しかないので、楽しみながら一緒に頑張れたら嬉しいです」と明かしている。■『アオハライド』『青空エール』など青春映画の名匠・三木孝浩がメガホン本作の映像化を手掛けるのは、『僕等がいた(前後篇)』『アオハライド』『青空エール』など青春映画の名匠・三木孝浩。ヒットを記録した『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)以来の、ファンタジーの雰囲気が漂う切なくも美しいラブストーリーに挑む。三木監督は「今回の作品で、長編としては初のジャンルにチャレンジできることにとってもワクワクしてます」とコメント、「ファンタジーであり、サスペンススリラーの要素もある」が、「その根底に流れているのは愛の在り方を求めて彷徨う切ないラブストーリーであり、誰の身にも起こり得る選択と運命を描いた物語でもあります」と説明する。神木さん、有村さんは三木組初参戦となるが、「素晴らしいキャスト2人とともにこの儚くも美しい、この愛の物語を丁寧に紡いでいきたいと思います」と、力を込めている。『フォルトゥナの瞳』は2019年、公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月07日「くまのプーさん」を初めて実写映画化するディズニーの最新作『プーと大人になった僕』。先日公開日が発表され、“実写”のプーが動く映像に驚きの声があがった本作だが、この度、本国のTwitterでプーの仲間たちティガー、イーヨー、ピグレットのビジュアルが公開された。『トレインスポッティング』で主演を務め、『スター・ウォーズ』新三部作のオビ=ワン・ケノービ役や『美女と野獣』ルミエール役を演じたユアン・マクレガーが原作者の息子であるクリストファー・ロビンを熱演。ロンドンで忙しい毎日を送る大人になったクリストファー・ロビンとプーさんとの再会の瞬間が切り取られた特報映像では「クリストファー・ロビン」と話すプーの声も!アニメからプーの声を担当していたジム・カミングスが本作で“続投”している。この度、公開されたビジュアルはプーとピグレット、イーヨー、ティガーがサングラスをかけてビーチチェアに座っている姿。監督のマーク・フォスターは「エンターテインメントウィークリー」に「プーたちを見て、みんなただの動物のぬいぐるみだと思うだろうね。彼らは目に見えないものじゃないんだ」と語り「みんながいままで本で読んだり、アニメで観てきたくまのプーは、まだ幼い子どもでありながら人生の経験を積んできた大人でもあるんだ」とプーそのものが、子どもの純粋さと大人の経験をバランスよく持っていると話した。声を担当するのはピグレットにドラマや映画に出演し、コメディアンとしても活躍するニック・ムハンマド、イーヨーに『キャスパー』や『ナイトミュージアム』シリーズでモアイ像の声を担当していたブラッド・ギャレット、ティガーに『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』『ヴィンセントが教えてくれたこと』などに出演するアイルランド出身のクリス・オダウドが好演する。『プーと大人になった僕』は9月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年04月29日漫画『ニセコイ』の実写映画が決定。主演に中島健人と中条あやみを迎え、2018年12月21日(金)に公開される。原作は、「週刊少年ジャンプ」で2011年から2016年まで連載され、コミックスのシリーズ累計発行部数が1,200万部を突破している同名の漫画作品。極道一家の一人息子である一条 楽と、ギャング組織の一人娘である桐崎千棘が、お互いの組織の抗争を鎮めるために“偽物の恋人=ニセコイ”を強制的に演じさせられることから始まる、王道ラブコメディ。中島健人と中条あやみW主演極道一家に生まれながら、勉強一筋で将来の夢は普通の公務員という冴えない“もやし男”・一条楽を演じるのは、Sexy Zoneの中島健人。そして、ギャング組織の一人娘で容姿端麗なハーフ女子、男勝りで運動神経抜群、さらに短気で口が悪く暴力的な“ゴリラ女”・桐崎千棘役に中条あやみ。千棘と同じくハーフ女子の中条は、トレードマークでもある黒髪を原作通りの金髪に染め上げ、身も心もゴリラ女・千棘を再現するDAIGO&キンプリ岸優太が出演ギャング組織ビーハイブの幹部で千棘のボディーガードであるクロード役を、ミュージシャンのDAIGOが担当。近年では『嘘を愛する女』にも出演し、俳優としても活躍を見せる。また、幼い頃から楽を一途に愛する警視総監の娘である橘万里花役を、AKB48卒業後、女優としてキャリアを積み重ねる島崎遥香が、楽の親友でお調子者の舞子集役を、5月23日(水)にCDデビューしたばかりのKing & Princeの岸優太が務める。その他、松本まりか、青野楓、河村花が出演し、物語を盛り上げる。監督に『俺物語!!』の河合勇人監督を務めるのは、河合勇人。『俺物語!!』(15)、『兄に愛されすぎて困ってます』(17)、中島健人主演ドラマ「黒崎くんの言いなりになんてならない」(15)など、数々の恋愛・青春映画を手がけてきた同監督が、少年漫画原作ならでの青春ラブコメディに挑戦する。主題歌はヤバイTシャツ屋さん「かわE」主題歌は、3ピースバンドのヤバイTシャツ屋さんが書き下ろした「かわE」。ヤバイTシャツ屋さんが映画の主題歌を手掛けるのは初となる。ヤバイTシャツ屋さんのギター&ボーカルのこやまたくやが、映画の撮影段階から現場に足を運び、完成した映画本編も見て制作した「かわE」は、ユニークな歌詞とキャッチーなメロディが魅力の爽快ポップチューンに仕上がっている。ストーリー勉強一筋&ケンカ嫌いの、ごくごく普通の男子高校生・一条楽は極道「集英組」組長の一人息子。平凡な幸せが欲しい楽には、忘れられない初恋があった。幼い頃に出会った女の子と「再会したら結婚する」と誓い合い、その子は“鍵”を、自分は“錠”のペンダントを肌身離さず持っていようと約束。その錠は、10年後の今もまだ開かないまま―。ある朝、登校中の楽は、門を飛び越えてきた転校生の女子から飛び蹴りを喰らう。彼女の名は桐崎千棘。アメリカのギャング組織の一人娘で、金髪&ハーフのケンカっ早いキョーレツ女子。性格真逆で相性最悪の2人は、なんと親の組織同士も抗争寸前!その抗争を止めるため2人は強制的に「恋人のフリをする」ことを約束させられてしまう。好きでもないヤツと恋人のフリなんて地獄!だけどバレても抗争勃発で即・地獄!!混ぜるなキケン!楽と千棘の、偽物の恋=“ニセコイ”が始まったッ!作品情報映画『ニセコイ』公開日:2018年12月21日(金)監督:河合勇人原作:古味直志『ニセコイ』(集英社「ジャンプコミックス」刊)出演:中島健人、中条あやみ、DAIGO、島崎遥香、岸優太、松本まりか、青野楓、河村花
2018年04月26日シリーズ累計1000万部突破する人気少女コミックを実写映画化した『ママレード・ボーイ』が、いよいよ公開となる。1992年~1995年に雑誌「りぼん」で連載された原作は当時の女の子たちを大いに魅了したが、20年以上の時を経て、なぜ2018年に実写化が叶ったのか?原作者の吉住渉とメガホンをとった廣木隆一監督を直撃した。主人公となるのは、同い年の高校生・光希と遊。お互いの両親がお互いのパートナーをチェンジしたことで、ひとつ屋根の下で暮らすことになった2人が次第に惹かれ合っていく姿を描く。両親がパートナーチェンジをするという大胆な設定、光希と遊の体験する恋のトキメキと切なさが話題を呼び、アニメ化も実現。連載当時少女だったアラサー世代にとっては“忘れられない名作”のひとつで、「実写化してほしい少女漫画は?」との市場調査ではダントツのトップに名を挙げられるほど。原作者・吉住渉、実写化オファーあるも「一度も断ったことない」これまでにもさぞや実写化のオファーがあったのでは?と想像するが、「これまで台湾では一度ドラマ化していただいたことがあります。日本でも『ドラマ化したい』と何度かお話をいただいたことがあるんですが、成立したことがなくて。なぜだかいつの間にか話がなくなってしまう(笑)。私自身は、一度も断ったことはないんですよ」と吉住先生。実写映画化が始動したのは「『ママレード・ボーイ little』を描き始めたことが大きかったのかなと。『little』で『ママレ』のことを思い出してくださった方もいると思います」と2013年から『ココハナ』で連載スタートした続編の存在が大きいと語る。また「当時『ママレ』の読者だったのは、小学校6年生から中学校1年生くらいの女の子たち。いまではみなさん大人になって、映画のスタッフや取材などでお会いする方も『読んでました』と言ってくださる方が多くて。思ったより有名なんだなって」と笑顔交じりに語るように、当時のファンがいまや製作側となり、“次の世代へと伝えたい作品”として取り上げている部分もあるのだろう。■監督・廣木隆一「少女漫画ってなんだろうと思わせてくれる」『ストロボ・エッジ』『PとJK』など少女漫画の実写化も手がけてきた廣木監督は「少女漫画ってなんだろうと思わせてくれる、僕の中での原点」と本作について語る。「『ママレード・ボーイ』以前の少女漫画は、もっと特異な世界や空間を描いていたと思うんです。一方『ママレード・ボーイ』の原作は、学校に通ってクラスにかっこいいヤツがいたり、笑わせてくるヤツがいたりと、きちんと等身大の日常を描いている作品だと思いました」。そんな中「これは親と子の話でもある」と認識した廣木監督。「原作を読んだときに、少年少女の恋の話でもあるけれど、“親がいるからこそ、子どもがいるんだ”と感じさせてくれる作品だと思いました。恋することを知って、次に愛することを知る。そして子どもが生まれるんだということまでを描いている。それって、いつの時代にも通じる普遍的なことですよね。携帯やスマホなど使うツールが変わっても、いまでもまったく変わらずに伝わるものがある」と原作に流れる普遍性に注目したという。■桜井日奈子&吉沢亮のキャスティングがピッタリだった主人公の光希と遊には、桜井日奈子と吉沢亮を迎えた。吉住先生は「2人ともきれいで演技もうまいし、すばらしかった」と大絶賛。「桜井さんはとにかくかわいくて!もともと大好きだったんです。当初は『光希を演じるには、ちょっとおとなしいかな?』と思って。CMで拝見する桜井さんからは、おしとやかなイメージがあったんです。でも劇中の光希を見ると、ぴったりでした。ショートパンツも似合っていて、もっと履いてほしい!と思いました(笑)」。さらに「吉沢さんに関しては、実は『仮面ライダー』を観たときに『すごいかっこいい人だな』と思って。『遊が実際にいたら、こんな感じかもな』と思っていたんです。きっともう、7年くらい前ですよね。今回『遊は吉沢さんだ』と聞いて、ものすごい偶然だとびっくりしました。そう思った方にやっていただけるなんて、感慨深いです」とイメージ通りの遊だったのだとか。本作のプロデューサーも「吉沢亮の存在こそ、いま『ママレ』が実写化できる理由のひとつ」と語っていたが、吉住先生も廣木監督も「まさにそうですね」と大きくうなずく。廣木監督は「感性が鋭い」と桜井さん&吉沢さんの印象を吐露。「光希と遊だったら、どんな感情になるのか。それを彼らの等身大の感性で表現してほしいと思っていました。2人とも若いので吸収力もあるし、撮影中にもどんどん光希と遊になっていくのがわかった。ものすごく面白かったですね。未知数の2人なので、これからどんなお芝居をしていくのかも楽しみです」。吉住先生が「原作の着想としては、離婚して家族がごちゃごちゃしたりする話が好きなので、そんな話を描きたいと思っていました。光希と遊の悲恋にしようとも思っていましたし、遊は茗子とうまくいくようにしようとか…」と秘話を明かすと、廣木監督も「ええ!」とびっくり。「吉住先生は撮影現場にも来てくださったんですが、ものすごく楽しそうにされていて。うれしかった」と微笑むなど、なんとも心地よく会話を弾ませた2人。吉住先生は「我が子のように愛情をかけて描いた作品を、監督やキャストのみなさんも愛しながら映画にしてくださっているのが感じられて。すごくうれしかったです」と喜びを噛み締めていた。(text/photo:Orie Narita)■関連作品:ママレード・ボーイ 2018年4月27日より全国にて公開© 吉住渉/集英社 © 2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
2018年04月25日世代を超えて幅広く愛されるディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」初の実写映画『プーと大人になった僕』(原題:『Christopher Robin』)が、9月14日に日本公開(全米公開:8月3日)されることが18日、明らかになった。あわせて日本版の特報映像も公開された。「くまのプーさん」は、1966年に初めて映像化された短編アニメーション『プーさんとはちみつ』以降、これまで映画やテレビシリーズなど多数のアニメーション作品が作られてきたが、実写映画化は本作が初。本作は、2011年に公開されたアニメーションの劇場公開映画『くまのプーさん』で、プーさんと大親友の少年クリストファー・ロビンが「僕のことを忘れないって約束して」と約束を交わした感動の別れの後、大人になりロンドンで暮らすクリストファー・ロビンとプーさんの奇跡の再会からはじまる感動の物語だ。公開された日本版の特報映像は、「子供の頃の宝物を、どうして大人は忘れてしまうのだろう。どうして僕は君を忘れてしまったのだろう─」というナレーションとともに、プーさんとクリストファー・ロビンの少年時代のイラストからスタート。ロンドンで忙しい毎日をおくる大人になったクリストファー・ロビンとプーさんとの再会の瞬間が描かれる。重要な仕事を任されたクリストファー・ロビンが、公園のベンチで頭を抱えていると、「クリストファー・ロビン」と声をかけられ、聞き覚えのある声の方向へ振り向くと、そこにはかつての親友プーが。プーさんとクリストファー・ロビン、2人の奇跡の再会からはじまる感動の物語を予感させる。また、プーさんが持つ、つぶらな瞳、少しお腹が出て、小さな赤いチョッキの可愛さを余すことなく表現。毛並みをリアルに表現した"ふわもこ"感で可愛さが倍増している。主人公の大人になったクリストファー・ロビン役を務めるのは、スコットランド出身の俳優ユアン・マクレガー。初主演映画『トレインスポッティング』(96)で注目され、『スター・ウォーズ』新三部作のオビ=ワン・ケノービ役で一躍トップスターに。昨年には『トレインスポッティング』続編となる『T2 トレインスポッティング』(17)、2017年に日本で公開された洋画NO.1の大ヒットとなった『美女と野獣』(17)にもルミエール役で参加している。監督には『チョコレート』(01)で、主演のハル・ベリーにアフリカ系アメリカ人として初となるアカデミー賞主演女優賞をもたらせたマーク・フォスター。アカデミー賞に7部門ノミネートされ、作曲賞を受賞したジョニー・デップ主演の『ネバーランド』(05)など感動ドラマで高く評価された後、『007 慰めの報酬』(09)、『ワールド・ウォーZ』(13)など次々と大作映画の監督を務めている。(C)2018 Disney
2018年04月19日ディズニーの国民的人気キャラクター「くまのプーさん」を初めて実写映画化する『Christopher Robin』(原題)が、『プーと大人になった僕』の邦題で9月14日(金)より日本公開されることが決定。あわせて、日本版特報映像が初解禁された。かつての大親友との奇跡の再会と新たな感動物語――。クリストファー・ロビンは、大人になり愛する妻と娘とロンドンで暮らし、忙しい毎日をおくっていた。ある日、仕事のことで頭を悩ませていたクリストファー・ロビンの前に現れたのは、かつての大親友のプーだった――!ディズニーの「くまのプーさん」は、1966年に初めて映像化された短編アニメーション『プーさんとはちみつ』以降、短編・長編映画やオリジナルビデオ、テレビシリーズなど多くのアニメーション作品が作られてきたが、実写映画化は今回の本作が初。また本作は、2011年公開のアニメーション映画『くまのプーさん』で、プーさんと大親友の少年クリストファー・ロビンが「僕のことを忘れないって約束して」と約束を交わした感動の別れの後、大人になりロンドンで暮らすクリストファー・ロビンとプーさんの奇跡の再会からはじまる感動の物語を描いていく。ユアン・マクレガーがクリストファー・ロビンに!そして今回主人公の大人になったクリストファー・ロビンを演じるのは、初主演映画『トレインスポッティング』で注目を集め、『スター・ウォーズ』新三部作のオビ=ワン・ケノービ役や『美女と野獣』ルミエール役を演じたユアン・マクレガー。そして、『キャプテン・アメリカ』シリーズでペギー・カーター役を演じたヘイリー・アトウェルも出演している。また、監督は『チョコレート』『ネバーランド』『007/慰めの報酬』のマーク・フォスターが務める。クリストファー・ロビンとプーさんの再会…特報公開!さらに今回、プーさんとクリストファー・ロビンの少年時代のイラストからスタートする特報映像も到着!重要な仕事をまかされたクリストファー・ロビン。公園のベンチで頭を抱えていると、「クリストファー・ロビン」と声をかけられ、振り向くとそこにはかつての親友プーが。ロンドンで忙しい毎日を送る大人になったクリストファー・ロビンとプーさんとの再会の瞬間が切り取られている。なお、映像に出てくるプーさんは、毛並みをリアルに表現することで可愛さが倍増。そして、本作の舞台はロンドン。プーさんが仲間たちと一緒に住んでいる100エーカーの森以外のところへ飛び出すのは初めてとなり、どんな物語が繰り広げられるのかいまからわくわくしてしまう映像となっている。『プーと大人になった僕』は9月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年04月19日「欅坂46」不動のセンターとして圧倒的存在感を放つ平手友梨奈が、2017年「マンガ大賞」受賞の「響~小説家になる方法~」の実写映画化『響 -HIBIKI-』に映画初出演にして初主演!大河ドラマ「西郷どん」も話題の北川景子、『パコと魔法の絵本』から美しく成長したアヤカ・ウィルソンら豪華実力派俳優陣の出演も決定した。■あらすじ物語の舞台は、スマートフォン・SNSの普及により、活字離れが急速に進み、出版不況といわれる文学界。そこに現れた一人の天才少女、彼女の名は“響”。15歳の彼女の小説は、圧倒的で絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を及ぼす力を持っていた。響は、普通じゃない。彼女は自分の信じる生き方を絶対曲げない。世間の常識と慣習に囚われた、建前をかざして生きる人々の誤魔化しを許すことができない。響がとる行動は過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変えていく――。■「常識」を打ち破る圧倒的ヒロイン誕生!柳本光晴による原作は2014年より「ビッグコミックスペリオール」(小学館)にて連載開始となるや人気となり、すでに累計部数100万部を突破、さらには「マンガ大賞2017」の大賞を受賞した話題作。実写化には映画会社・テレビ局など10社が名乗りをあげ、争奪戦となった末に東宝が権利を獲得。2017年12月に実写映画化されることが発表されると大きな話題となった。主人公となる15歳の天才女子高生小説家・鮎喰響(あくい ひびき)を演じるのは、「欅坂46」の平手友梨奈。圧倒的な文才を持ち、自分の信念に正直で破天荒な一面を持ち合わせる響を体現する。そんな響の才能を見出す若手女性編集者・花井ふみ役には、数々の映画・ドラマに出演、コメディからシリアスな役どころまで幅広いキャラクターを演じ分け、最近では「西郷どん」の篤姫役で薩摩弁を駆使した演技でも注目を集める北川景子。メガホンをとる月川翔監督とは『君の膵臓をたべたい』以来のタッグとなる。また、響が入部した文芸部の部長・祖父江凛夏(そぶえ りか)を演じるのは、『パコと魔法の絵本』(08)で当時11歳ながら主人公・パコを演じ、日本中の涙を誘ったアヤカ・ウィルソン。2010年以来の映画出演となり、自らも小説家を志しながらも、響の圧倒的な才能との差に苦しむ女子高生という重要な役どころに抜擢された。さらに、高嶋政伸、柳楽優弥、野間口徹、小松和重、黒田大輔、板垣瑞生といった実力派俳優陣が、圧倒的な才能を持つ響を中心に描かれる人間ドラマを後押しする。監督は、昨年、興収35.2億円を記録した『君の膵臓をたべたい』をはじめ、4月に『となりの怪物くん』、8月に『センセイ君主』など話題作の公開を次々と控えている月川翔。脚本は、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や映画『信長協奏曲』、さらにはテレビアニメ「TIGER&BUNNY」のシリーズ構成・全話の脚本を担当し、エンターテインメント性を持ちながら人間ドラマをしっかりと描きあげる脚本家・西田征史が務める。キャストのコメントも到着!平手友梨奈「鮎喰響という女の子にひかれてしまった」映画初出演にして初主演を務める平手さんは、「初めてのことばかりで、不安もあるし、役を演じるけれど、演じている人間は平手友梨奈なので、もしかしたらいろんな人を困らせてしまったり、迷惑をかけてしまったりするかもしれないけれど」と不安を口にするも、「原作を読んで、この物語の主人公、鮎喰響という女の子にひかれてしまったのと、彼女の生き様を届けたいなと思ったので、やってみようと」と心に決めたことを告白。「観てくださった方が生きていく中で大切なことにハッと気づかされるような作品になるといいなと思っています」と意気込みを明かす。北川景子「平手さんが演じると聞き、ぴったりだと」「原作を読んで、圧倒的な才能を持つ15歳の少女が文学界の大人たちを震撼させてゆく様子がとても楽しかった」と語る北川さん。演じる役柄に「天才新人作家・鮎喰響をなんとかして有名にしたい、文学界を変えたいという熱意を表現したいと思いますし、見た目も似せられるだけ似せたいと思っています」とコメント。また、「常識を覆すほどの圧倒的な才能とオーラ、そして何者にも囚われない天才的な、無軌道なキャラクターの響を平手さんが演じると聞き、ぴったりだと感じました。アイドルとしての絶対的な存在感が響と共通すると思います」と、平手さんにも太鼓判を押した。アヤカ・ウィルソン、平手友梨奈と「早く仲良くなりたい」「月川監督の感性にとっても魅力を感じていたので、久しぶりの映画出演で監督の作品に参加できることが本当に嬉しい」と語るのは、実写映画出演は約10年ぶりとなるアヤカさん。「実は、ずっと学園もの、高校生役を演じたかった」と言う。「私の演じる祖父江凛夏は、常に笑顔でなんでもできる無敵女子に見えますが、周りには見せない複雑な感情を抱えているという印象です。自分自身、本当に不器用ですが、凛夏は自分と重なる部分もあるので、うまく表現できたら」と役柄についてコメント。「平手さんが演じる響ちゃんは見応えたっぷりだと思います。平手さんにはまだ数回しかお会いしてないのですが、本当に可愛くて早く仲良くなりたいです!」と撮影を楽しみにしている様子だ。月川翔監督「平手さんが演じる響を見たい」監督は、「映画としてキレイにまとめようという気持ちは捨てました。いびつでも、強引でも、響の芯を曲げずにやりきろうと腹を括っています」とコメント。「主演に平手友梨奈さんの名前が挙がったとき、リスクの大きい選択だと思いました。現場が止まるかもしれないし、大変そうだ、と正直思いました。が、それを何百倍も上回る期待感で、平手さんが演じる響を見たいと思いました。響役を表現する上で、最高到達点にいけるのは平手さんしかいないと思うからです」と、“主演・平手友梨奈”に熱い思いを込めている。原作者・柳本光晴「最も理想とする形での実写化」「『サイレントマジョリティー』のPVを見た時から、もし『響』が実写化するなら、主演は平手さんしかいないなと思いました。響の持つ、媚びない、屈しない、信念の人間、そういったイメージとあまりにもピッタリで。なにより、目が」と激白。「月川翔監督は『黒崎くんの言いなりになんてならない』を観て以来大好き」とも語り、「個人的に、最も理想とする形での実写化となりました。後は期待しかありません。楽しみにしています!」とエールを贈っている。『響 -HIBIKI-』は9月14日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:響 -HIBIKI- 2018年9月14日より全国東宝系にて公開Ⓒ2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会Ⓒ柳本光晴/小学館
2018年04月16日魔夜峰央の漫画『翔んで埼玉』の実写映画化が決定。2019年2月22日(金)より全国ロードショー。魔夜峰央の伝説的“埼玉ディス”漫画が実写化原作の『翔んで埼玉』は、『パタリロ』(1978)などで一世を風靡した漫画家・魔夜峰央が1982年に発表したコメディ漫画。2015年には『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(宝島社)として30年ぶりに単行本として復刊され、それをきっかけにテレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、再び反響を呼んだ。話題を呼んだ理由の1つは、作品発表当時に住んでいた埼玉を題材にした「埼玉から東京に行くには通行手形がいる!」「埼玉県民はそこらへんの草でも食わせておけ!」「埼玉狩りだー!」などの徹底的な“埼玉ディス”。後に続く“地方ディスマンガ”ブームのきっかけでもある。ただし、当の上田清司埼玉県知事からは、「悪名は無名に勝る」と県公認?のお墨付きコメントを得ている。原作あらすじかつて埼玉県民は東京都民からひどい迫害を受け、身を潜めて暮らしていた。ある日、東京でトップの高校・白鵬堂学院の生徒会長で東京都知事の息子・壇ノ浦百美(だんのうらももみ)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(あさみれい)と出会う。互いに惹かれ合うも、実は麗が埼玉県出身だったと知る百美。そして、東京と埼玉の県境で引き裂かれる2人。まさに埼玉版「ロミオとジュリエット」とも呼べる愛の逃避行と、その中で埼玉県解放を成し遂げるべく戦いを挑んだ者たちの革命の物語である。2部構成の映画オリジナルストーリー原作が未完の物語であることから、制作陣は映画化にあたり、「伝説パート」と「現代パート」の2部からなるオリジナルストーリーを構想した。「伝説パート」埼玉県人が東京へ入るための必須アイテム“通行手形”の撤廃と、自由を求めて戦う百美・麗の前に、埼玉同様、自県の通行手形の撤廃をもくろむ対抗勢力として、千葉県が立ちはだかる。一方、東京都と密な関係を築き、埼玉と千葉の東京進出を快く思わない神奈川県という勢力も登場し、東京、埼玉、千葉、神奈川をはじめ、群馬、栃木、茨城をも巻き込んだ関東一帯の各勢力が複雑に絡み合う、壮大な物語が展開される。「現代パート」埼玉県在住の菅原家を中心に物語が展開。娘の結納の為一路東京へ向かう道中、車内のラジオから流れてきたのは、百美と麗らが埼玉県人の自由と誇りをかけた戦いの日々を綴った物語。果たしてこの物語は、菅原一家や婚約者たちを、どんな結末に導いてしまうのか…。埼玉県在住のある家族を通して、百美・麗の伝説を振り返り、埼玉への郷土愛を再認識するパート。二階堂ふみ&GACKTのW主演東京都知事の息子であり、白鵬堂学院の生徒会長=エリートとして華々しく学生生活を送る主人公の壇ノ浦百美(だんのうらももみ)役を演じるのは、若手演技派女優NO.1の呼び声も高い二階堂ふみ。当初は原作の性別を変更しようという案もあったが、二階堂本人による「これ、私が男性の役をそのまま演じたほうが面白くないですか?」という提案から、原作の通り、名前も外見も女性っぽいのに実は男性、というキャラクターのまま進められることとなった。そして、二階堂演じる百美が淡い恋心を抱く、容姿端麗でアメリカ帰り、でも実は埼玉県出身の転校生・麻実麗(あさみれい)役にGACKT。原作者も交えたキャスティング会議では、満場一致で「なるほど!」となったという、原作者お墨付きの配役だ。とはいえ、いくらミステリアスな設定といえど、麻実麗は18歳の高校生。「原作の魔夜さんのご指名なら...」と引き受けたGACKTが麻実役をどう料理するのかも、本作の見所の1つとなりそうだ。伊勢谷友介、京本政樹らも出演「伝説パート」では、百美の父親である東京都知事・壇ノ浦建造の執事・阿久津翔役に伊勢谷友介、伝説の埼玉県人・埼玉デューク役に京本政樹が抜擢。その他、現東京都知事で百美の父・壇ノ浦建造に中尾彬、百美の母・壇ノ浦恵子に武田久美子、麗の父親・西園寺宗十郎に麿赤兒、神奈川県知事に竹中直人、麗のお手伝いさん・おかよに益若つばさ、埼玉県人の青年に間宮祥太朗、白鵬堂学院の学生・下川信男に加藤諒と、実力派&個性派俳優陣らが集結する。「現代パート」では、菅原家の父・菅原好海をブラザートム、母・菅原真紀を麻生久美子、娘・菅原愛海を島崎遥香、愛海の婚約者・五十嵐春翔を成田凌が演じる。役柄は、それぞれの出身県に合わせた設定となっており、出演者が故郷への愛をどのような形で表現するのかも注目だ。作品情報映画『翔んで埼玉』公開日:2019年2月22日(金)キャスト:二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、成田凌(友情出演)、間宮祥太朗、加藤諒、益若つばさ、中尾彬、武田久美子、麿赤兒、竹中直人、京本政樹ほか原作:『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』魔夜峰央(宝島社)監督:武内英樹(「のだめカンタービレ」シリーズ「テルマエ・ロマエ」シリーズ「今夜、ロマンス劇場で」他)脚本:徳永友一(ドラマ「海の上の診療所」「水球ヤンキース」「探偵の探偵」「HOPE〜期待ゼロの新入社員」「僕たちがやりました」他)音楽:Face 2 fAKE
2018年04月12日二階堂ふみとGACKTという異色のW主演により、「パタリロ」などで知られる漫画家・魔夜峰央による「このマンガがすごい!comics翔んで埼玉」が実写映画化、2019年に公開されることが分かった。■原作は“地方ディス”マンガの火付け役!魔夜峰央が1982年に発表した原作マンガは、2015年に「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社)として30年ぶりに単行本として復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、累計発行部数は62万部を突破。魔夜氏が作品発表当時に埼玉県所沢市に住んでいたことから、「埼玉から東京に行くには通行手形がいる!」「埼玉県民はそこらへんの草でも食わせておけ!」「埼玉狩りだー!」など“埼玉県”を徹底的にディスるセリフなどが大きな話題を呼び、後に続く“地方ディス”マンガの火付け役に。上田清司・埼玉県知事からも、「悪名は無名に勝る」と県公認(!?)のお墨付きコメントをもらうまでになっている。■まさかの映画化決定!ディスっているけど地方にエールを送る作品!本作のプロデューサーを務める若松央樹氏は、2015年、書店に平積みされていた原作を見て、強烈なインパクトを感じたという。なぜいま、この作品が世に受けているのかと興味を持ち、「おそらく、ディスられても笑いに変えられるほど、地方が成長しているからではないか…」との仮説から、地方出身者である同氏は地方をもっと応援できるような、それでいて、都会に住んでいる人も楽しめる、そんな作品を作りたいと映画化に向けて動き始めた。そこで、「のだめカンタービレ」など何度かタッグを組んでいる監督の武内英樹(『今夜、ロマンス劇場で』)と、「久しぶりにバカなことをやりたい!」と意気投合。だが、『翔んで埼玉』は未完の作品であり、その続きを考えるために脚本家も交えてオリジナルの展開を模索。大都会・東京から虐げられた埼玉が、自由を求めて徒党を組み戦うという原作の設定に、新たに“千葉”という対抗組織も用意。同じく東京から迫害を受けている埼玉と千葉の攻防、そして、東京と埼玉という相容れない土地に生まれた2人の間に芽生えた“愛”という2つのテーマを携えたストーリーを構成した。■二階堂ふみ&GACKTが異色のW主演!その理由は…?“原作の設定の素晴らしさ”が魅力の本作にとって、最重要なのは主役2人のキャスティング。東京都知事の息子であり、白鵬堂学院の生徒会長=エリートとして華々しく学生生活を送る、壇ノ浦百美役は当初、原作の設定を変更し、女性にしてもよいかという意見も出ていた。そして、若松氏や武内監督、脚本の徳永友一(「僕たちがやりました」)を中心に会議を重ねる中で浮かび上がってきたのが、若手演技派女優NO.1の呼び声も高い二階堂ふみの存在。最近ではバラエティ番組でも活躍し、ラブコメ作品でも随一の演技を見せる実力派の彼女であれば、原作のキャラクター造形の面白さを最大限に表現してくれるのではないかと考えた。最初は「女性に変えようかと思っている」と説明していた中、脚本を読んだ二階堂さん本人から、「これ、私が男性の役をそのまま演じたほうが面白くないですか?」と提案があったことで、原作の通り、名前も外見も女性っぽいのに、実は男性というキャラクターのままでキャスティングが決定。そして、二階堂さん演じる百美が淡い恋心を抱く、容姿端麗でアメリカ帰り、でも実は埼玉県出身の転校生・麻実麗に、原作者も交えたキャスティング会議で満場一致で「なるほど!」となったのが、GACKT。本業の歌手活動はもちろんのこと、大河ドラマ「風林火山」(07)での上杉謙信役など俳優業としての活躍も目覚ましいGACKTさんに、原作の魔夜氏も大絶賛&太鼓判!まさかのミステリアスな18歳の高校生役を演じる。■撮影現場はまるで宝塚歌劇団のような空気感!?二階堂さんとGACKTさんは、それまでバラエティなどでの共演はあったものの、本格的な演技での共演は本作が初!すでに3月21日よりクランクインしており、ご当地・埼玉を始め、関東各地で撮影が進められている。どこか浮世離れしていて、宝塚歌劇団のような空気感すら感じる現場の美術や衣装に囲まれ、主演の2人もすぐに世界観に溶け込み、笑いの絶えない現場で気持ち良く、この強烈すぎるキャラクターを演じているとのこと。劇中には、埼玉ゆかりの企業や、名産品、登場人物も出演するなど、誰が見ても笑えるだけでなく、高級感とスケール感も出したコメディ大作として完成させるべく、現在鋭意撮影中という。■二階堂さん&GACKTさんから“純愛ボーイズラブ”にコメント到着二階堂ふみ壇ノ浦百美 役埼玉のプライドをかけた戦い、そしてそこから生まれる純愛ボーイズラブ。どのような作品になるのかは全く想像できませんが、精一杯真面目にふざけられたらと思います。GACKT麻実麗 役オファーがあったときは、「設定に無理があるんじゃないかな?」とは思ったんですけれども、ずっと以前から魔夜先生の作品のファンだったっていうことから、先生からの指名ということであればやるしかない…という想いで、今回の作品は受けてしまいました(笑)。正直なところ、「ボクの歳で高校生ってどうなのか?」という気持ちは未だに払拭できてはいないんですが、この漫画自体がかなり無理のある設定の漫画ですので、無理がもう1つぐらい増えても問題ないかなとは思っています。(二階堂)ふみちゃんとは、こういう形で一緒に共演できるのは嬉しいと思ってます。番組以来の久しぶりの再会なので楽しみです。ふみちゃんにとって最高の相手役、最高のキャラクターで撮影に入れるように作り込んでいきたいと思います。■原作者・魔夜峰央は「本当にいいんですか?」30年前の作品です。当時、私は埼玉県所沢市に在住しておりまして、抜けるような青い空と一面緑のネギ畑に囲まれて、牧歌的ながら、本当は東京へ行くはずだったのになぁ…と思いながらなんとなく悶々としていました。良いところなんです所沢は。しかし、これから一旗揚げようかと野心満々の当時の私にとっては、のんびりしすぎていて、なんとなく物足りなかったのは事実です。とくに誰と話したわけではありませんが、周りで暮らしている所沢、埼玉の人たちも同じような気持ちでいるのではないかなぁと肌で感じることがよくありました。いまの生活に不満は無い、でももうひとつグレードアップしたい、というような、かすかな心の通奏低音が皆さんからも感じられたような気がしたのです。その頃、自虐的にそういった埼玉県民の心の声をある意味痛切に描いたのが、この「翔んで埼玉」です。おもしろいとかおもしろくないとかではなく、日々の鬱憤が爆発した心の声とでも言いましょうか。いま見るととんでもない作品ですが、当時は素直な気持ちをそのままぶつけたのだと思います。それが、いまになって、なぜ?まったくもって私自身が一番驚いているような状況なのです。今回はそれが、さらに映画化されるということで、ありがたいやら恐ろしいやら。「本当にいいんですか?」と、最後に言わせていただきます。二階堂さんへ最近テレビでお顔は拝見しておりました。なんだか面白いキャラの人だなぁと、いい意味で、思っておりましたので今回の役はぴったりかもしれません。映画の中で思い切り遊んでいただけたらと思います。GACKTさんへまさかオファーを受けていただけるとは思いませんでした。最初GACKTさんのお名前が上がったとき、そこにいた一同全員がのけぞり、次の瞬間、ありか、と頷いたものです。願ってもないキャスティングですが、この役がGACKTさんの人生の汚点にならないことを祈っております。『翔んで埼玉』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年04月09日今年連載12年目を迎える原泰久の中華歴史漫画「キングダム」が、4月19日(木)発売の新刊でコミックス50巻を達成。この度、この最新刊発売を記念して実写映画化されることが発表された。「キングダム」は、紀元前の古代中国、春秋戦国時代の秦国が舞台。身寄りのない戦争孤児の少年・信が、後の始皇帝となるえい政と運命の出会いを果たし、「天下の大将軍」という夢を胸に戦場に繰り出してゆく歴史大河漫画だ。2006年「週刊ヤングジャンプ」(集英社)9号より週刊連載開始し、最新刊50巻を含め累計発行部数は3500万部を突破した本作。2012年にはNHKBSプレミアムにてTVアニメ化され、また2013年には第17回手塚治虫文化賞においてマンガ大賞を受賞した。原作者・原泰久のコメント「50巻到達大感謝!!!そして、その嬉しいタイミングで何と実写映画化発表です!!この1年脚本会議にも加えて頂き、意見を尊重して頂き感謝しております。納得の脚本です!!予算も破格!!キャストの皆様も超豪華!!絶対面白いです!!(撮影はこれからですが!)公開は、ちょっと先ですがどうぞ皆さま楽しみにしておいてください!!!」なお、今回の映画化についての詳細は後日段階的に発表していくという。「キングダム」第50巻は4月19日(木)発売。(cinemacafe.net)
2018年04月09日