前編では、家事を効率化する時の悩みやどんな家事の効率化が難しいのかのアンケートを見ていきました。後編では、それを踏まえ効率化のための具体策やそのメリットについて探ります。ぜひ参考にしてみてください。どんな人でも、一度は自分の家事の進め方に疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。もっと手際よく家事を終わらせたい。そしてもっと自由な時間を作りたい。そう考えている人もいると思います。そこで、家事を効率化について女性50人にアンケートを実施しました。前編では家事の効率化についての悩みについてご紹介しましたが、後編では家事をより効率化するための具体的な方法や、効率化によるメリットをご紹介します。すぐに実践できる意見もありますので、ぜひ参考にしてみてください。【家事効率化・前編】はこちらから■目次1.簡単に家事を効率化するキーワードは「ためない」2.家事の効率化で得られるのは時間だけじゃない!3.家事を効率化する“心構え”を持とう1. 簡単に家事を効率化するキーワードは「ためない」家事効率化のために実践していることを聞いてみたところ、最も多かった回答が「ためない・まとめない」でした。「隙間時間」の活用や「ながら作業」で効率化している人も。頭の中でシュミレーションしてから家事をするなど「スケジュール管理」で無駄時間を減らすという人もいました。いろいろな回答が集まりましたが、そのなかから、誰でもすぐ実践できそうな意見をピックアップしました。【ためない習慣をつけることが効率化の第一歩】■「自分が一番心がけていることは、家事を後回しにしないことです」(20代・主婦)■「家事をためるとかえって時間がかかってしまうので、ためずに毎日やることを習慣化しています。習慣になるとすばやく動けるので効率的だと思います」(30代・主婦)■「基本的にその日のものはその日のうちに片付ける、などを行っています」(40代・主婦)「ためない・まとめない」を実践している人の多くが、家事を習慣にすることで効率が上がると考えているようです。毎日家事をすることで1日の負担を少なくし、習慣化することで作業の質とスピードも上がります。やることをため込んでしまい、いざ始めるときに億劫に感じてしまう人は、まずその都度片付けることが肝心。毎日少しずつ行う習慣づくりから始めるとよいでしょう。【便利グッズを活用して、ちょっとした時間で家事を済ませる】■「5分でも時間が空けば、ハンディモップをかけたりできる」(30代・主婦)■「自分でやるよりお掃除ロボットや食洗器の方が優秀なので、できるだけ良い家電を活用する」(40代・主婦)■「100円ショップに行くといろいろな便利グッズがあるので、積極的に使用しています」(40代・主婦)隙間時間の活用やながら作業をしている人は、なんらかのグッズを活用している人が多いことがわかりました。すべてを人の手で行うと、効率化にも限界があります。食洗機やロボット掃除機を使うことで、地味に時間がかかるお皿洗いや床掃除の時間を大幅に削減してくれます。手が空いた時間にほかの家事を行うことで、効率的に家事を進めることができるでしょう。現在は100円ショップやホームセンターで便利なグッズがたくさん販売されているので、家事に困ったときには足を運んでみるといいかもしれません。2. 家事の効率化で得られるのは時間だけじゃない!次は、家事を効率化することで得られるメリットについて聞いてみました。やはり「自分の時間がとれる」という回答が一番多くなりました。前編で、効率化にあたって時間を意識している人が多かったこととも関連しているでしょう。「心理的負担が減る」ことも大きなメリットになっていることから、家事に心理的な負担を感じている人が多いことがわかります。それでは、それぞれのメリットを選んだ人の意見を見てみましょう。【家事にかかる心理的負担は想像以上に大きい】■「家事は思いのほか重労働なので、できるだけ効率よく済ませることで精神的にも楽になる」(30代・パート)■「家事はやらなければならないことが多いので心理的な負担が大きいから」(40代・主婦)一口に家事と言っても実際に行うべきことは多く、人によっては朝から晩までやることがある場合も。家事に終わりはありません。毎日、朝から晩までやることがあるという心理的な負担は相当なもの。ひとつひとつの家事にかける時間を少しずつ減らすことができれば、1日の家事に対する心理的な負担は大きく変わってくるはずです。【自由な時間が増えるからがんばれる!】■「早く終わらせられれば、それだけ本を読んだり映画を見られると思う事がモチベーションになっています」(30代・主婦)■「趣味や仕事に出かける時間が増えて、生きがいを感じられるからです」(50代・主婦)当たり前ではありますが、家事にかける時間が少なくなればなるほど、自由に使える時間が増えます。身体的・精神的な疲労を発散できるようになるので、これだけ多くの人が効率化を意識しているのです。仕事終わりのワクワクがあるからこそがんばれるという人もいるので、家事のあとに楽しみな予定を入れて、家事を一生懸命終わらせるきっかけを作ってみるのもいいかもしれませんね。3. 家事を効率化する“心構え”を持とう最後に、すべての家事を効率よく終わらせるためのコツや工夫していることについて自由に回答してもらいました。ここでは具体的なノウハウよりも、心構えが多く回答されています。■「2つ以上の家事を並行してやるようにしています。素早く手際よく!」(50代・主婦)■「同時に2つの作業を行う、作業をしながら次の段取りを考える、1日の家事のスケジュールを立てて実行するなどです」(40代・主婦)多くの人が、並行して作業を行っていると回答しています。1つの作業をしている間にほかにできる作業がないか、その後の動きはどうするかなどを考えているのです。多くのことを覚えておくのが大変な人は、一度考えたらメモなど取っておくと何度も同じことを考えずに済むようになります。■「できることは子供も巻き込んで手伝ってもらう。早く綺麗になるし、子供とのコミュニケーションにつながる」(30代・主婦)■「お手伝いさせながら構ってあげるような感じで、子供に手伝わせることです」(30代・主婦)子どものいる家庭では、子どもに手伝ってもらう(手伝わせる)のも1つの手です。家事をしているときは子どもを邪魔に感じがちになりますが、家事を手伝ってもらうことで子どもと接する機会を自然に増やすことができます。注意したいのは、子どもにもできる簡単な家事を手伝ってもらうこと。難しい家事を手伝わせてしまうと、逆にやることが増えてしまう可能性もあります。■「すべてを完璧に終わらせようとしない。毎日の隙間に少しずつ」(50代・主婦)■「完璧にしないこと。やりたい事は後回しにして、先に終わらせること」(40代・主婦)最後にご紹介するのは、家事を行う上での心構えです。それは、“すべてを完璧に終わらせる必要はない”というもの。「全部の部屋を、毎日すみずみまで掃除しなきゃ」と、一度にすべての家事を終わらせる必要はありません。定期的にやること、毎日やること、隙間時間にできることなど家事を分類し、自分のスピードや時間にあわせて無理なく家事を行うことが家事の極意と言えるでしょう。まとめ前後編にわたって家事の効率化についてのアンケートをご紹介してきました。後編では家事を効率よく進める具体的なノウハウについてご紹介しましたが、自分の家事を見直すことができましたでしょうか。一人一人が家事を効率化するコツを持っているはずなので、いろいろな人と情報交換してみるのもいいかもしれません。身近なところに家事の達人がいるかもしれませんよ。アンケート実施期間:2017年7月12日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性アンケート総数:50
2017年08月11日専業主婦でも共働きでも、女性にとって大変な家事。しかし家事だけに時間を取られてしまうのはもったいない!ということで、今回はアンケートを実施し、家事効率化のためには何をしたら良いのか、そのコツを探りました。家事は専業主婦の人にとっても、働いている女性にとっても大変な仕事。そして、あまり男性側の協力が得られない家庭が多いのも事実です。一口に家事と言っても、その仕事内容は掃除に洗濯、食事の準備から片付けなど多岐にわたります。効率的にやらなければ、無駄な時間を費やしてしまうばかりでなかなか終わりません。そこで、家事の効率化について20〜50代の女性50人にアンケート実施。毎日家事をがんばっている女性の皆さんの意見をもとに、家事を効率化するコツを探りました。明日からの家事に役立つノウハウをぜひ身につけてください!■目次1.ほぼ全員が家事の効率化を意識している!2.効率化には別な視点からのアプローチも必要?まとめ1. ほぼ全員が家事の効率化を意識している!まず、「家事の効率化を意識しているかどうか」というアンケートの結果を見ていきましょう。なんと、ほぼ全員の人が少なからず家事の効率化を意識していることがわかりました。常に効率を意識して家事をしている人だけでも、60%を越えています。家事の効率化を意識する理由と意識しない理由、それぞれアンケートのコメントから読み解いていきましょう。【家事を効率よく終わらせて時間を作りたい!】■「家事の効率化を意識することで自分の時間を作る事ができるから」(30代・正社員)■「仕事をしていて、家事に費やせる時間が限られているため」(40代・個人事業主)■「平日は特に時間との戦いなので、帰り道で帰宅してからの家事の流れをイメージしています」(30代・正社員)当然ではありますが、効率を意識して家事をする理由は主に「時間」にあります。主婦の方は自分の時間をより多く作るため、働いている人は限られた時間の中で手早く終わらせるために、家事の効率を意識していました。無駄な時間を極力削ることで、心と身体への負担を減らすことができます。なかには少々高価な家電を使ってでも効率化したい、という人も。多くの人が家事の効率化のためにお金や労力を使っていることがわかりました。【子どもがいると思い通りに家事が進まない……】■「効率化は好きですが、育児との兼ね合いでできる範囲でやっています」(30代・正社員)■「子供が小さく、その時にできる事をサッとやってしまわないといけないので、あまり効率を考えている余裕がないことが多いです」(30代・主婦)■「子どもがいるので、なるべく時間がかからないようにしたい。でも子どもに邪魔をされて思うように捗らない」(30代・主婦)家事を効率化できずにいる人の多くは、家事と子育ての兼ね合いに難しさを感じていることがわかりました。洗濯機を回している間にほかのことを……と決まりごとを作って効率化をはかっても、子どもの世話に時間を取られて予定がずれてしまうことも。子育てをしながら家事を効率化するのは一筋縄ではいかなそうです。2. 効率化には別な視点からのアプローチも必要?次に、効率化が難しい家事について聞いてみましたが、答えが大きく分かれる結果になりました。掃除と料理が多くの票を集めています。どの家事に関しても「急ぐと家事の質が落ちてしまう」という意見があり、単純に速度を上げるだけでは効率化は難しいことがわかります。もちろん効率化が難しい理由はほかにもありましたので、掃除と料理から代表的な意見をピックアップしてご紹介します。【子どもがすぐに散らかす!掃除を二度手間にしないためには?】■「自分が掃除してきれいになっても、翌日にはすでに汚れていたりする」(30代・正社員)■「子供がすぐに散らかすのでキリがなく、常に掃除に追われているからです」(30代・主婦)■「子供が3人もいると、いくら片付けても散らかされて、掃除をするモチベーションが下がります」(40代・主婦)何かと苦手な人が多い掃除。掃除がなかなかうまくいかない理由では、すぐ汚れてしまう、汚されてしまうという意見が目立ちました。子どもがいる家庭では、どれだけ掃除しても散らかされてしまうこともよくあります。常に掃除している状態になってしまうという人もいました。掃除を効率化するためには、掃除方法を見直すだけでなく、汚さないようにする方法も考える必要がありそうです。【料理の美味しさと効率、両立は難しい?】■「切る、焼く、炒める、常に手を煩わせる作業がつきものだからです」(50代・個人事業主)■「インスタントや既成のソースなどを使うのが嫌いなので、料理を効率重視で行うには限界があります」(50代・主婦)■「毎日違うメニューを考えなければならないので、なかなか効率的にはいかない」(40代・主婦)料理については、毎日違う献立を考えるだけでも大変です。複数の料理を作ると特に効率が求められますが、キッチンの広さや得意・不得意によっては非常に手間と時間がかかってしまいます。さらに、料理には人それぞれこだわりがあるもの。インスタントの調味料や食材を使いたくない人にとっては、効率化とは正反対の長い作業になってしまいます。料理の美味しさや健康志向と効率を両立させるためには、さまざまな工夫と料理の経験が必要になるのです。まとめ前編では主に家事の悩みについてご紹介しました。ほぼ全員が家事を効率化しようと意識しており、特に掃除と料理に苦戦する人が多いことがわかりました。後編では、日頃家事を務める女性の皆さんが工夫している点に加え、家事を効率化するメリットなどもアンケートからご紹介します。【家事効率化・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年7月12日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性アンケート総数:50
2017年08月11日旦那さんやお子さんは家事に協力的ですか?嫁さん・ママがやるのが当たり前、と思われているようなら要注意。共働きでも専業主婦でも、家事すべてを女性ひとりが請け負うのは大変なことです。ストレスを抱えないためにも、状況に応じて家族で家事を分担していくことが大切です。それでは、それぞれの家庭における家事の実情を探っていきましょう。皆さんの家庭では家事を分担していますか。夫婦や家族で生活していると、女性が家事全般を背負ってしまいがち。日頃の家事をこなす専業主婦にも休息は必要ですし、共働き家庭の女性がすべての家事を請け負うのも今どきおかしな話です。時として家事の分担がいさかいの原因となることもあります。問題がある場合は小さなストレスが積み重なってしまう前に改善することが重要。今回は20~50代の既婚女性50人を対象に、家事の分担についてアンケート調査を行いました。この機会にご自分の家庭の家事事情を確認してみましょう。■目次1.必要に応じて家事を分担している家庭がほとんど2.「ゴミ捨て」はやっぱりパパのお仕事!3.子供も家族の一員。将来のためにも家事を分担4.家事の分担が夫婦喧嘩の原因に…?5.協力すれば「家」も「心」もスッキリ!まとめ1. 必要に応じて家事を分担している家庭がほとんど掃除に洗濯、買い物や炊事など、日々の家事はたくさんあります。一人暮らしの場合なら部分的に省きながらでも、基本的には自分ですべてやることになります。しかし結婚や出産によって夫婦・家族生活をするようになれば同じ家で暮らす人数も増え、やるべきことも増えます。現代においては共働きの家庭も多く、女性の社会進出や「イクメン」に代表されるような家事・料理を積極的にする男性も話題。昔のように“仕事は男、家事は女”という考え方は通用しなくなってきています。そのような世の中ではありますが、夫婦ともに働いていても、やはり家事は女性がメインでやっている場合が多いのも現実。まずは、夫婦で分担を決めて家事を行っている家庭がどれくらいあるのか、20~50代の女性50人にアンケートを行いました。50人のうち43名が「家事の分担ははっきり決まっていない」と回答。アンケートの対象に専業主婦の方も多く含まれていることもありますが、しっかり分担している家庭は意外に少ないようです。■家事は女性中心。男性はお手伝いという場合が多い■「夫は家事を一切しないので、家事の分担は100パーセント私です」(30代・主婦)■「専業主婦なので、家事はすべて主婦がするものだと夫も妻も考えている」(50代・主婦)■「夫は、家事は女がやるものとすりこまれているので、分担はしない。できない」(40代・主婦)なかにはこのように、昔からあるような夫婦分業をしている家庭もまだまだ多いことがわかりました。それで折り合いがついていれば良いのですが、女性側がストレスを抱えてしまっている場合は改善の必要があります。■「できるときに、できる方がやるっていうのが暗黙の了解になっています」(20代・主婦)■「決めてしまうと、やった・やらないになるので、基本は私で、出来そうな時は、旦那さんに手伝ってもらいます」(30代・パート)■「共働きのとき、家事負担を固定したら、手段が目的になり不和の元になっていると感じた。なので、お互いにゆるく決めて、やりたくない、できないときはやらないことにしている」(40代・主婦)■「夫は仕事が忙しいので家事は主婦である私がほとんど行い、空いてる時間に手伝ってもらうという感じです」(30代・個人事業主)あえて明確な分担をせずとも、お互いの合意によって適度に分担できている家庭も多く見られました。仕事の都合もあるようですが、やはりメインは女性。基本的には女性側がやっていても、頼むと快く引き受けたり、時間に余裕がある時は積極的に家事をしたりするような男性も多くいることがわかりました。■家事の分担を決めている家庭は少数派■「もともと共働きだったので、分担するのが当たり前になっています」(30代・主婦)■「決めないと夫は全然家事をしないため、とても少ないが、役割はきちんと決めた」(40代・パート)■「土日は旦那が茶碗を洗い、洗濯ものを畳む。旦那が出来そうなことはそれぐらいしかないから、休みの日ぐらいはしてもらう」(40代・主婦)少数ではあるものの、家事を分担して行っている家庭もあります。決して共働きの家庭が分担している、という傾向はありません。自然と得意不得意で分担しているという前向きな理由もあれば、そうしなければ主人が何もしてくれないというネガティブな声もありました。2. 「ゴミ捨て」はやっぱりパパのお仕事!分担を決めていなくても、状況に応じて家事を手伝っている男性が多いことがわかりました。それでは、具体的に旦那さんはどんな家事を引き受けていることが多いのか聞きました。【ゴミ捨て】■「主人が先に出勤するので渡しやすい。だいたい同じマンションの旦那さんもゴミ捨てをしているので当たり前のようです」(30代・個人事業主)■「ゴミ捨てぐらいしたしてくれません。しかも、ゴミは私が集めて袋をまとめて玄関に置いておかないとしてくれません」(40代・主婦)「ゴミ捨て」はパパが行う家事の定番。力仕事でもありますので、他の家事をしなくてもゴミだけは出勤のタイミングで持っていくという場合が多いようです。【食器洗い】■「ご飯を作った後はゆっくりしたいので、ご飯を作った代わりということで、旦那さんに食器洗いをお願いします」(30代・パート)■「料理を作るのは苦にならないが、片付けるのはあまり好きじゃないので。夫は料理は得意ではないが、片付けなら出来るので」(50代・パート)食事の用意はやはり女性が行う場合が多いようですが、その後の「食器洗い」をしっかりやるという男性も多いようです。肌の弱い奥さんの手荒れを心配して、率先して引き受けるという優しさを発揮している旦那さんもいました。【掃除】【料理】■「掃除好きなので、本人が好きなものを頼んだ方が進んでやってくれるから」(40代・個人事業主)■「掃除は夫が好きな方だし、掃除機をかける程度ですが手伝ってもらいやすいと思いました」(50代・主婦)■「疲れている時は夫に料理を頼んで作ってもらうことがある。夫も料理が好きなので特に不満もなくやってくれる」(30代・パート)■「土日は主人が食べたいものを自分で作りたいという気持ちもあるようで、昼食と夕食をよく作ってくれる」(30代・派遣社員)「掃除」や「料理」を得意という男性も多く、時間がある時にはむしろ張り切ってやる場合があります。専業主婦の方は平日に家事を頑張っているぶん、土日は負担を減らそうと家事を積極的にやってくれる男性もたくさんいることがわかりました。3. 子供も家族の一員。将来のためにも家事を分担子供のいる家庭では、子供に家事を手伝ってもらうことがあります。いずれ独り立ちをすることを考えると、現代では男女ともに教育の一環として家事をしっかり教えることも重要でしょう。子供なので夫よりも仕事の幅は狭くなりますが、同じく「ゴミ捨て」「食器洗い」「掃除」などが子供にも頼みやすい家事となりました。■楽しく家事のお手伝い■「ゴミ捨ては一番簡単なことだし、外に出られるので比較的喜んでやってくれるから」(50代・正社員)■「子供が一番好きな家事は食器洗いです。遊び感覚で、時間がかかるし泡がついたまま洗えていない、逆にキッチンが汚れる等トラブルが絶えませんが。後でこっそり洗い直します」(40代・主婦)■「料理は興味を持っているので、子供用の包丁で野菜を切ってもらう。洗濯干し、洗濯たたみも興味を持っているのでやってもらってます」(30代・主婦)■「15歳の息子はわりと家事を率先して手伝ってくれます。その中でも料理をするのが好きらしいので、私がご飯作りに億劫になる週末などに息子が作ってくれるので有難いです」(40代・主婦)進んで家事を手伝おうとする子供が多くいます。年齢や性別にもよりますが、興味を持って家事ができる時にしっかり覚え、それが習慣となれば親も助かります。何より、子供の生活力もアップ。多少の問題があっても、危険がない限りは色々チャレンジしてくれるのも微笑ましいものです。■場合によっては「しつけ」の意味も■「自分で遊んだものは自分で片付けさせることを徹底している。畳んだ洗濯物をタンスにしまう手伝いをしてくれる」(20代・パート)■「ごくごく稀に、洗濯物を干してくれる時があります。というか、強引にさせるときがあります」(40代・主婦)■「春休みや夏休みなど、長期のお休みのときはしつけもかねて手伝ってもらいます。洗濯を干すのが下手なので、きれいに干せるようになるために手伝ってもらいます」(40代・主婦)■「一緒に料理をしたり、お菓子を作るようにしている。食育の第一歩だと思っている」(20代・パート)長期休業などの際、小学校などでは家のお手伝いをするように促すこともあるほど。子供のやる気があるかどうかに関わらず、いずれ困ることがないように家事を教えることも大切です。子供も家族の一員。半ば強制的にでもやらせる、という意見もありました。4. 家事の分担が夫婦喧嘩の原因に…?普段の家事はあまり明確な分担がされていないことが明らかになりました。担当を決めなくとも、臨機応変に夫婦で家事を進めている場合が多いようです。しかしながら、やはり家事は女性が中心であるというのが事実。なかにはそこに不満・ストレスを抱える女性もいるはずです。些細なことでも忙しい中で積み重なると、いずれ耐えきれずに爆発してしまうこともあるのが人間です。家事のことが家族の深刻な問題になる前の対策が重要ですが、実際に「家事の分担」が原因で夫婦の喧嘩に発展することがあるのかどうか、本音を聞いてみました。【「いいえ」と回答】アンケートの結果、多くの家庭では家事の分担については穏便に済まされていることがほとんど。問題なく分担ができている場合もあれば、諦めてそう落ち着いている場合もありました。■「共働きなので、どちらかができる方がすれば良いという考えの持ち主の夫なので、率先して台所や育児に参加してくれていて助かっています」(40代・個人事業主)■「特にきっちりとは決めていないので、土日だけ旦那が手伝ってくれたらそれでいい」(40代・主婦)■「専業主婦で家事を夫に分担してもらうことはほとんどない。それで二人とも納得している」(50代・主婦)■「お互い得意な事を分担しているし、出来ない時など声を掛け合うようにしているから」(40代・正社員)このように夫婦の合意の上で、家事をそれぞれ請け負ったり、仕事・家事でしっかり分業できていたり。働き方の関わらず、お互いに納得して上手くやり繰りできているのは何よりです。■「結婚当初は共稼ぎだったため喧嘩も多かったような気がしますが、現在私は専業主婦なので喧嘩になることはないです」(50代・主婦)■「夫は家事をしませんが、私がやるものだと互いに暗黙の了解があります。時々私が苛立つ事はありますが、態度にはあらわさないので喧嘩にはなりません」(40代・主婦)専業主婦に多い意見ですが、基本的に女性が家事をやることに落ち着いてしまったという家庭もありました。また、共働き時代にはもめたことがあっても専業主婦になって解消されたという場合もあるのです。【「はい」と回答】3割ほどの家庭では、現に家事の分担が問題で喧嘩になることがある、という結果となっています。■「自分はパートで夫は正社員だが、共働きで子どもに関することはほぼ私がしているのに、夫が家事を手伝わないので喧嘩になる」(20代・パート)■「共働きだった時にはお互い余裕がないので家事分担についてケンカをよくしました」(30代・主婦)こちらは先の専業主婦の例が現在進行形で起きているケース。お互い忙しいのにもかかわらず男性側が家事に非協力的だと、女性の不満は募っていくばかりです。■「あまりにも主人が動かないのと少しゴミ捨てや洗濯物を取り込んだだけで、してやった的な上から目線で言われるので喧嘩になります。女性が当たり前のように家事育児していると思わないでほしいです」(30代・主婦)■「周りに家庭の、家事に協力的な旦那さんの話をしただけで、私の旦那は切れる」(30代・個人事業主)やはり現在でも、家事は女性がやるものと思っている男性はいます。昔ながらの考え方が悪いわけではありませんが、どちらかが納得していない状況には問題があると言えます。5. 協力すれば「家」も「心」もスッキリ!時にトラブルになることもある、家事の分担。社会で活躍する女性・家事育児に励む男性も多くなった世の中ですが、今のところは女性がメインで家事をする機会が多いというのが現状です。しかし家事には力仕事や汚れ仕事なども含まれますし、旦那さんも家族の一員として、家事全般を奥さんに任せっきりというのも考えどころ。専業主婦や共働きなどは関係なく、夫のほうも頼まれたら気持ち良く引き受けたり、時間に余裕があるときは自ら家事をしたり、お互いに支え合う心が重要となります。家族は共同生活。一方的な押し付けとしての“分担”ではなく、負担を減らし合うような“分担”ができていれば、家もお互いの心も気持ち良い状態に保つことができまるのです。実際にそのような関係性を築けている家庭では、家事のことで喧嘩になるようなことはありません。それぞれの得意分野を考慮し、家族で支え合うような分担ができている成功例やポイントを皆さんに聞きました。ぜひ参考にしてみてください。■「お互いができることは何かを明確にすると頼みやすいし、どちらにとってもやりやすいと思います」(40代・パート)■「ホワイトボードに主人に協力してもらいたい事をかく。終えたら消す」(30代・個人事業主)■「家にいる時間は自分の方が長いので、主人の負担にならないような仕事を振り分けています」(20代・正社員)旦那さんがこれまで家事をまったくしていない場合は始めるのが困難ですが、時間・能力的にどんな家事ができるか、それぞれ把握しておくことがまずは大事。そのうえで分担・依頼します。専業主婦の方も、旦那さんが意外に家事が忙しいことを理解していないかもしれませんよ。■「子供も含めて皿洗いは当番制。ゴミ出しは子供の担当に割り当てている」(50代・正社員)■「自分のことは自分で片づけること。洗濯物を畳んでもそれを各自自分で収納する」(40代・主婦)夫だけでなく子供についても、できる家事は自ら手伝うような習慣づけがポイントです。忙しそうなパパが家事を頑張っていたらきっと良い影響があるでしょうし、子供の将来のためにもなります。■「『これをやって欲しい』とお願いします。決して偉そうとか、当たり前という口調ではなく、お願いという姿勢です」(50代・主婦)■「その都度その都度頼まないと、普段やる習慣がないから男性は忘れてしまいがちなんだと思います。表を作るとストレスに感じることもあると思うので」(30代・個人事業主)こちらは夫婦ともに気をつけるべきこと。忙しいのはお互い様と考え、それぞれできる家事を分担・依頼できるような環境ができれば理想的です。どちらも「やって当たり前」という気持ちは控えたほうがお互いに気持ち良く過ごせます。まとめ何かとやることが多い家事。旦那さんの仕事は週末休みでも、家事は毎日のようにやらなければなりません。共働きにもかかわらず家事の多く負担している女性の方や、家事や育児に奔走する専業主婦の方も、一人でストレスを抱えていたら要注意です。家事の分担は、時に大きな問題にまで発展する可能性もあります。まずは、家事は家族みんなの仕事という意識が必須。それぞれの考えや忙しさも考慮しつつ、環境的・精神的に気持ち良く暮らせる家づくりを目指してください。アンケート期間:2017年3月24日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、派遣社員、パートアルバイト、経営者、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年05月01日共働き夫婦も増えるなか、夫婦で家事の分担をしている家庭も多いと思います。以前SNSでも話題になった家事分担の見える化は、ワーキングマザーだけでなく多くのママの賛同を得ました。今、あなたは家事の分担に満足しているかを調査してみました。Q.夫婦での家事の分担状況に満足してる?1.満足している 34.8%2.満足していない 43.7%3.わからない・どちらとも言えない 21.5%満足していないという人が43.7%でもっとも多い回答になりました。満足していない人の中には諦めムードの人も多数存在。男性の中には、辞書に「家事」「育児」がない人もいるようです。■協力してくれる夫に感謝共働きがきっかけで分担ができるようになった人や、働いていなくても手伝ってくれる素敵な旦那さまもいるようです。分担が決まっていたとしても、お互いへの感謝の気持ちは忘れないことが円満の秘訣。「うちは共働きするようになってから自然と役割が決まりました。旦那がごみ捨てと夕飯の洗い物をしてくれます。洗い物をしてくれている間に、風呂掃除ができるので子どもたちと一緒に就寝できて助かってます」(神奈川県 40代女性)「毎日の食器洗いと、週末の掃除や洗濯を手伝ってくれます。普段お仕事をがんばっているのに、ちゃんと家のことも気にかけてやってくれる。感謝してます」(神奈川県 30代女性)「臨機応変に手伝ってくれる主人に感謝しています。がんばりすぎず、手を抜いても許してくれるパートナーだと助かると思います」(神奈川県 30代女性)■家事は女の仕事だと思っているダメ夫あくまで家のことは女性がするものと思っている時代錯誤な夫もいるようです。そんな夫に対して妻たちはもはや「手伝って」とは思っていません。せめてありがとうの気持ちを持ってください!「働いていようが働いていまいが、家事は嫁がやるものだと思っているようです。やらないならやらないなりに、感謝の気持ちと気遣いは必要だと思います」(神奈川県 30代女性)「子育て、家事、すべて一人でやります。まったく手伝ってもらえません。その割にはいろいろと不満を言ってくるので納得いきません」(神奈川県 40代女性)「分担ではなく、手伝いというスタンスを曲げない。家事は女だけの仕事だという考えがDNAに染みついてる」(神奈川県 20代女性)■何もしない夫は離婚のきっかけにも手伝ってとは言わないまでも、その苦労や大変さをわかってほしいのが女性側の意見。感謝の気持ちどころか、上から目線で言われたときには離婚という文字が頭をよぎることも。「家事と子育ての大変さを経験していない旦那さんはその苦労も知らない。ただ子育ての大変さを共感してほしいだけなのに、『子育てなんてみんなやってることでしょ?』と上から言われたときにはがっかりした」(千葉県 40代女性)Q.夫婦での家事の分担状況に満足してる?アンケート回答数:6769件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年04月21日共働き家庭では、夫婦の家事分担が必須です。ママの仕事復帰前に、お互いの役割について夫婦でルールを決めた、という人も多いのではないでしょうか。でも、復帰後、忙しく毎日を過ごすうちに、当初決めたルールが「なあなあ」になってしまうことも。とくに育休中ママが家事全般を行っていた場合は、その名残でパパも甘えてしまい、結局ママの家事負担が多くなってしまう…というケースも聞かれます。パパもママもお互い気持ちよく家事分担を行うためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。■パパは収納場所をわかっている?食器や調理器具、衣替えをした衣類、タオル、洗剤類など、家の中のものの収納場所は、家族みんなが把握できていますか?育休中に、ママが主に家事をしていた場合、どこに何がしまってあるかをパパが知らないこともあります。ごみ袋がどこにあるかがわからなければ、ゴミ出ししたり、新しくごみ袋をセッティングもできませんよね。その都度、「これはどこにある?」「どこにしまえばいい?」と聞かなければいけない状況では、スムーズな家事分担はできません。家事分担をスタートさせる前に、まず、家の中の収納場所などの情報をきちんと共有しておきましょう。ママがキッチンや洗面所のどこに何が収納しているかの簡単な地図を作って、どこに何がしまってあるか示すだけでも、パパのやる気もスイッチが入るのではないでしょうか。■パパの「手伝っている」感覚をなくすにはパパがこれまで家事をする習慣を持っていない場合、どうしても「手伝っている」という姿勢になりがち。この「手伝う」という感覚が、ママにとってはイライラの原因にも。パパには自分の役割をしっかり認識してもらうことが必要です。この場合に有効なのが、家事の「時間割」です。エクセルなどを使って、1日の家事の流れを表にして「洗濯物を干す」「子どもを風呂に入れる」などの項目を書き出した「時間割」を作ってみましょう。家事も仕事と同じようにタスク化することで、パパにも自分のやるべきことを明確に認識してもらえるようになります。■ママの容赦ないダメ出しはダメージ大共働き家庭のパパからよく聞かれるのが「家事をやってもママからダメ出しされるのでやる気がなくなる」という声。ママの容赦ないダメ出しは、意外にパパにとってダメージが強いもののようです。パパの家事は、ママからみれば「全然できてない」「段取りが悪い」と思うことばかりかもしれません。でも、何でも慣れないうちは上手にできなくてあたり前。一度分担ルールを決めたのなら、文句を言いたくなってもぐっとこらえ、相手の家事内容には干渉しないようにしましょう。また、「ちゃんとできていないから」と、パパがやるべき家事に手を出してしまうのもNG。パパがきちんと家事分担をする気でいた場合は、仕事を横取りされたようでモチベーションが下がってしまいます。さらに「家事は面倒」と思っていた場合は「どうせママがやるから大丈夫」と甘えてしまう結果に。これでは、せっかく決めた家事分担のルールが崩れてしまい、結果的にママが家事をすることになります。共働きの家事分担は最初が肝心です。はじめのうちに「自分の役割をきちんとこなす」というクセをつけておかないと、せっかく決めたルールも意味のないものに。ママ自身がうまくパパを「やる気」にさせて、パパに仕事を任せないと、結局困るのはママ自身。あとでモメることのないように、夫婦でしっかり話し合っておきたいですね。
2017年04月05日「夫が家事を手伝ってくれない…」こう嘆くママは多いですが、あれこれ理由をつけているときは、もしかしたら「やらない」のではなく、「できない」のかもしれません。そんな夫に「手伝って!」といくら言ったところで詮なきこと。まずは「できること」を探してみるのが得策かもしれません。 今回は、実際に夫の「できること」を見つけて、家事を手伝ってもらえるようになったというママたちに、その体験談を聞いてみました。■「力仕事=自分の役割」夫にはこれがデキる!「夫はまったく家事ができない人でした。食器洗いや洗濯を頼んでも、帰宅してみると何もやっていない。『なぜやってくれなかったの?』と聞いてみると、『キミのように上手にできないから』と言うのです」(Aさん/32歳/食品関連)そこでAさんは、「夫が得意なことならやってくれるのでは?」と考え、ためしに休日に布団干しを頼んでみたそうです。そうすると、意外とすんなりやってくれて、取りこみまで完了していたとか。「『力仕事をやってもらえると、本当に助かるわ』と感謝を伝えたときの夫のドヤ顔には、ちょっと笑ってしまいました」いまでは、天気が良いと夫の方から「布団干そうか?」と聞いてくれるそうです。ほかにも、ゴミ出しを「やっとくよ」と言ってくれたり、古新聞がたまったらまとめてくれたりと、Aさんが頼まなくてもやってくれることが増えたとか。男性にとって、布団干しやゴミ出しなどの「力仕事」は、「自分の役割」として受け入れやすいのかも? 「こういう作業は、やっぱり男性が頼りになるわね」と言いながら、力仕事を頼んでみると良いかもしれません。■持ちものこだわり派の夫にはこれがデキる!「ひとり暮らし経験のない夫は、家事スキルがまったくなし。夫婦共働きなのでこれでは困ると、なんとか夫に家事に参加してもらう努力をしました」(Cさん/29歳/雑貨販売店)Cさんが最初にお願いしたのは『自分の服は、自分でたたんで収納する』ということ。最初はうまくたためずシワになったりもしていたそうですが、そこは口を出さずに我慢。もともと几帳面(きちょうめん)な性格だったCさんの夫は、すぐに自分なりのたたみ方を編みだし、気づけばCさんより早く・上手になっていたそうです。「『洗濯物をたたむのは、あなたの方が上手ね』とたびたび褒めたことも良かったのかも。いまではすっかり夫の担当に。私のもの以外は夫が勝手に終わらせてくれます」「洗濯を手伝って」ではなく、「自分の衣類は自分で管理して」と言った方が、男性としては受け入れやすいのかも。とくに、持ちものや趣味にこだわりを持っている男性には効きそうです。■不器用な夫にはこれがデキる!「夫は本当に不器用で、家事を手伝う気持ちはあるようですが、掃除・洗濯・炊事などを頼むととにかく時間がかかり、仕上がりも期待できません」(Kさん/31歳/教育関連)それでも、Kさんは何か家のことをやってもらいたいと考え、『休日のまとめ買い』をお願いすることにしました。Kさんが作成したリストを渡して、夫に買いに行ってもらいます。最初はほしい商品とは違うものを買ってくることも多かったそうですが、慣れてくるとそれもほとんどなくなったとか。「休日に夫が子どもを連れて買いものに出かけてくれるので、その間、私はほかの家事をこなせます。ときには自分の時間を楽しむことも…」「ほしい商品とは違うものを買ってくる」となると、私なんかは「これじゃない!」とイライラしてしまいそうですが…。そこをグッとこらえて、夫が慣れるまで根気よく任せ続けることが大切なのかもしれません。■メカ好きな夫にはこれがデキる!「我が家では、『食洗器に食器を入れる作業』は夫の担当。料理は一切しない夫ですが、なぜかこの作業は気にいっているようで…。パズルやゲームが好きな人なので、そんな感覚なのかもしれません」(Iさん/28歳/教育関連)また、Iさんの夫は、掃除・洗濯自体を頼むと『やり方がわからない』と言って嫌がるそうですが、掃除機や洗濯機の掃除はすすんでやってくれるそう。もしかしたら機械を触るのが楽しいのかもしれません。「家事」はやりたくないけれど、「メカ」が絡むとやる気が出る…という男性もいるようですね。日々、あれやこれやと湧いて出てくる家事の数々。そのうちの1つ、2つでも夫が担当してくれたら楽になるのに…と、ため息をついているママも多いことでしょう。しかし、「できない」ことを「やって」とお願いするのは時間のムダかも? 少し考え方を変えて、夫が「できること」を見つけるところからはじめてみてはいかがでしょうか。
2017年02月16日ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(以下、『逃げ恥』)が絶好調ですね。主演の新垣結衣さんのかわいさに加え、彼女の大胆な提案にたじたじしつつも、ぎこちなく受け入れる星野源さんの初々しさ…なかなか進展しない2人の恋愛模様に“ムズキュン”する視聴者が続出だとか。◆結婚とは?考えさせる要素が満載…とキュンキュンして楽しむのもいいけれど、ドラマの設定を改めて振り返ってみると、同棲や結婚における役割分担についていろいろ考えさせられます。『逃げ恥』では「家事=仕事」として描かれていますが、現実は“共働きが当たり前”。では、家事も等しく男女で分担されているかというと…モノ申したい女性は多いのではないでしょうか。そのあたりの実態をリサーチしてみました。◆ドラマ『逃げ恥』のストーリー本題に入る前に、ドラマをご覧になっていない方のためにストーリーをざっくりご紹介。新垣結衣さん演じる主人公・森山みくりは、大学院を卒業したものの就職活動に失敗し、派遣の仕事も失ってしまいます。父親の紹介で、星野源さん演じる津崎平匡(ひらまさ)の家事代行を始めるのですが、みくりの実家が引っ越すことに。そこで、みくりは家事を仕事とする契約結婚を提案。津崎も同意して2人は結婚(実態は籍を入れない事実婚)、外では新婚夫婦を演じながら、家の中では雇用主と従業員という立場で生活を送ります。当初はビジネスライクな関係だったけれど、徐々にお互いの気持ちに変化が生まれ――という、ラブコメディです。◆共働きor専業主婦、理想はどっち?『逃げ恥』の設定では家事の対価としてみくりに給料が支払われるわけですが、生活費の負担も考えれば、よっぽど高収入の相手でないと厳しいのが現実。共働きか専業主婦(夫)の2択になってしまいますよね。どちらが理想かを20~40代の男女20名ほどにヒアリングしたところ、ほぼ全員が「共働き」と回答。ただ、「結局は女の仕事と役割分担を果たさなくなるのはイヤ」(40代・女性)という声もあったし、「家事だけでなく介護、自治会、PTA、親戚つき合いなどもすべて私任せ」(40代・女性)との現状に不満を漏らす人も(しんどそう…)。『逃げ恥』のような契約結婚は無理でも、細かくルールを決め、お互いの役割をはっきりさせる津崎流ロジックには、学ぶところがありそうです。◆ケンカの種は、曖昧な役割分担にあり!では逆に、役割分担があやふやだとどういう問題が生じるのか?みなさんの実体験をご紹介します。・「洗濯物がそこそこ溜まってたけど、自分の中ではまだ洗うほどの量ではなかったのでそのままにしておいたら、怒られました」(20代・男性)・「ほこりが溜まってるから掃除機をかけたほうがいいのに、お互い他のことをやって見て見ぬふり。結局根負けするのは自分なので、積もり積もった不満がある日爆発し、破局した」(30代・女性)・「共働きなのに家事全般は私がしていて、お願いしても彼は『まだ大丈夫でしょ』と」(20代・女性)・「掃除のついでに、気を遣って相手の部屋を片づけたら怒られてしまった」(20代・男性)・「平日は帰宅時間がバラバラなので、週末の夜だけは一緒に食事することになっていた。当番は特に決めず、挙手制だったけど、彼がやると言い出すことはほとんどなく、結局いつも私が作っている」(30代・女性)掃除、洗濯、料理…各論ではいろいろな例があれど、総括すると「“できる者ができるときにやる”では、お互い甘えが出てどうにもならない」(30代・男性)というところに落ち着きそうです。そんな状況を打破するには「ゴミ捨て、皿洗いなど分担を決めて、彼担当の家事はたとえ汚くても本人が困るまで放っておくことにした」(20代・女性)という割り切りも大事。どこまで溜まったら手をつけるか、といった基準も人それぞれなので、『逃げ恥』における津崎のように、細かくルールを決めておけばよりよいかも?終わりに同棲・結婚生活の現実を知ると、「面倒だから一人でいいや…」と思うこともあるし、『逃げ恥』にもそのような考え方をする人物が出てきます。でも、みくりと津崎の生活はやっぱり楽しそう!二人のような契約結婚については賛否両論ありますが、結婚が契約であることは事実。面倒な部分は契約=役割分担で割り切り、楽しいことをシェアする――そんな理想的な共働きを実現できたらいいですね!ライタープロフィール橘いつき出版社・Web制作会社勤務を経て、現在はWebメディアで執筆・運用業務を行うフ リーランス。好きなモノ・コトは、猫、お酒、読書。
2016年11月26日家事は朝やると良いという話をよく耳にしますが、実際は慌ただしくて、それどころではなという人も多いのでは。そんな人はいさぎよく朝家事をあきらめて、“夜家事”をはじめてみてはいかがでしょうか。無理のない程度に、できる範囲内でいのです。今回はそのメリットとコツを紹介します。■掃除が苦手な人こそ夜に!晴れた日の朝、窓をパーッと開けて掃除する…、というのが理想ではありますが、忙しくてできない日も多いでしょう。そこで、おすすめなのが夜掃除。昼間のように、窓を開け放って掃除機をガンガンかけるわけにはいきませんが、寝る前に掃除をしておけば、朝起きたときに気持ちが良いというメリットが。夜掃除のポイントは頑張りすぎないこと。ホコリが目立つ場所にモップをかけたり、拭き掃除をしたり、物を片付けたり。気になったところをちょっとずつで構いません。それでも毎晩続ければ、家の中を十分キレイに保つことができます。本格的な掃除はゆとりがある休日の昼間にするとして、夜のちょこっと掃除を習慣にしてみてはいかがでしょうか。■夜の洗濯は電気代の節約にもつながる!?近ごろ洗濯は夜やるという人も増えているようです。その大きな理由は、やはり電気代ではないでしょうか? 夜間電力を使用した洗濯なら、電気代節約の効果が期待できます。しかも、その日に着ていた服をすぐに洗えるため、雑菌の繁殖を軽減できるというオマケつき。夜の洗濯は実はとてもメリットの多いのです。ただ、夜は外に干せないというデメリットもあるでしょう。部屋干しはどうしてもニオイが気になりますが、洗濯機の乾燥機能を使って、10分程度乾燥させてから部屋干しすると、嫌なニオイをかなり軽減できます。可能なら、部屋干しの際に除湿器を使用しましょう。さらに、翌朝の天気が良ければ、部屋干しした洗濯物を外に出して干すとより気持ちよく乾きます。■数日先の献立を考えて作ろう晩御飯の支度は夜にするのがオススメ。例えば夕食の支度をする際に、翌日の朝、昼(または弁当)、晩御飯くらいまで見越して作るのがポイント。葉物野菜を多めに茹でて、その日に食べない分を取り分けておけば、翌日はかつお節をのせて醤油をかけるだけでおひたしができます。ほかにも、「お惣菜を多めに作る」「あまった肉は軽く下味をつけておく」など、翌日の料理まで想像しながら夕食の支度をしてみましょう。慣れないうちは少し難しいかもしれませんが、習慣になればどんどん食事の支度が楽になっていきます。もちろん、「朝より夜の方が忙しい!」「夜は疲れて、動きたくない…」という人もいるでしょう。ポイントは家事を少しでも楽に、効率良くこなすこと。まずは自分に合っている方法を見つけることが大切です。あなたのライフスタイルに合わせたベストな方法を見つけてくださいね。
2016年09月08日キャリアコンサルタントの上田晶美です。新米ママが育休から復帰する際に必要な「心構えと準備」を、以前の記事でご紹介しました。今回はいちばんの課題、夫との家事分担をうまーく進める方法をご紹介しましょう。■専業主婦化しがちな育休中 パパは「助っ人」ではない一人目の出産で、育児休業中というのは、ママは専業主婦化しがちです。一日家にいられますからね。超多忙だった仕事漬けの毎日に比べれば、有能なあなたなら、一人分の育児と家事はお茶の子さいさい、というところでしょう。そこが落とし穴です! 夫の巻き込み方は、何よりはじめが肝心です。「おむつを替えてくれない。特にう○○」というのがママの最大の不満で、子供が成人しても覚えているものです。私は息子が24歳になった今でも時々持ち出しますよ。「あなた、今頃偉そうに言っても、この子が赤ちゃんの時、おむつ替えてくれたの?」と「病院に連れて行ってくれたの?」と。育児はママ、家事はパパというような縦割りではなく、どの仕事も二人ともできるようにします。デュアルタスクです。だからこそ、たった1週間でも、パパに育児休業を取ってもらうといいのですが。それがお手伝いでなく、主役として家事育児ができるようになる第一歩ですから。とにかくパパは助っ人ではない。お手伝いではない。サポーターでもない。パパは主役です。あなたの子供でしょ? パパはれっきとした、レギュラー、スタメンなんですよ! その意識を夫婦ともお互いに持ちましょう。 ■仕事量は「数字」で按分するそこでものわかりの悪いパパの説得の仕方です。数字で攻めます。収入によって家事育児の量を按分するのです。ママは普段の3/4の収入になっているとして、元々パパの収入の方が多く、月々パパ30万、ママ20万としたら、収入はパパが3/5、ママが2/5。この逆で家事育児は3/5がママ。2/5はパパ。これでよくないですか?これを突き付けても酷ですから、やんわりと言ってくださいね。物は言いようです。「収入で按分して、私が家事育児の3/5を担当するから、パパが2/5をお願いできる?」 数字で説明すると男性には意外とすっと腹落ちしやすいものです。なぜかというと会社で数字に慣れているから。予算があって、達成率があって、あと何件で目標達成…と。 男性は数字で考えることに慣れています。さあ、次は具体的に何をやるか、です。平日と休日は別に考えるといいでしょうね。それも24時間を朝、昼、晩と分けてやることを書き出します。例えばこのように、朝はパパの出番を増やすことが今後の秘訣です。ママは化粧したり、朝の準備に時間がかかるものですから。こうして書き出すと、やることは整理されてきます。もちろん家庭によって事情は違うとは思いますが、一度、書き出ししてみませんか?
2016年08月19日赤ちゃんが生まれると「育児が大変!」と思いますよね。でもそれだけでなく、「家事ってこんなに大変だった?」と驚きませんか?今回は、育児休業から復帰する準備のひとつとして、家事における 「三種の神器の使い方」についてご紹介しましょう。■赤ちゃんがうまれると、家事は倍増する!大人だけの生活と違って洗濯物は多いし、赤ちゃんがほこりを吸わないようにと掃除も手抜きはできません。ハイハイするようになれば、ごみ箱さえ床の上には置けなかったですね。料理にも気を使います。哺乳瓶の消毒や離乳食を作るときのまな板、食器の衛生面。買い物もオムツなどのかさばるものも増えます。赤ちゃんがいると育児だけでなく家事の負担も倍増なのです。そんな中で外で働くとなると、時間通りに保育園に預ける荷物とともに、子どもの準備と自分の準備をして家を出る… これは神業ではないの? と頭を抱えてしまいますね。■働くママたちよ、家事の機械化を! 「三種の神器」とは?赤ちゃんとともに家事は倍増しています。その分を機械に頼ってもなんら問題はありません。あなたがいかに家事の得意なスーパーウーマンだったとしても、一日は24時間と限られていますから。現代の新たな「家電・三種の神器」をご存じですか?1.洗濯乾燥機2.食器洗い機3.ロボット掃除機です。「洗濯乾燥機」の普及率は、内閣府消費動向調査によれば2016年3月時点で59.1%だそうです。約6割の家庭にあり、高齢者家庭や単身家庭を除けば、かなりの普及率といえるでしょう。続いて「食器洗い機」については2014年5月のパナソニックの調査によれば、全国平均28.4%。意外と少ないことに驚きます。私は「食器洗い機」の導入は、その時短効果や便利さだけでなく、夫や大きくなった子供に頼みやすくなるという効果があっておすすめです。我が家では、食洗器を買ったときから、夫が台所仕事をするようになりました。機械を使うことが好きな男性は多いですよね。まずは購入するときから、夫といっしょに検討し、夫を主役にしていきます。夫が決めて買ったものですから、食洗器は夫のもの。どうやったらきれいに並べられるか、夫が研究し、今でも夫の方が食洗器の使い方は上手で、きれいに洗えます。すかさず、ほめます!「さすがパパ! お皿がきれい! コップもピカピカね!」そうするとまた次は夫が洗ってくれますよ。 ■育児の時間は時短せずに、「増えた家事」を時短する!「ロボット掃除機」の普及率はまだ低くて、2015年11月のインターネットのアンケートによれば5.6%だそうです。まだそのくらいかもしれませんね。家の構造として、二階建て、三階建てだと非効率に感じるし、その前にかたづけないと、という理由など、導入しない理由もさまざまあるでしょう。ロボット掃除機のメリットはたくさんありますが、特にタイマー機能が優れています。朝7時にセットしておけば、ご飯が炊けるように、毎朝、床の掃除は終わっています。朝、床がきれいになっていると、どれだけ心が落ち着くか! きれいな床の上に荷物をならべられますし、きれいなダイニングで朝食がとれますよ。小言も減るというものです。それに、ロボット掃除機はまるでペットのようです。犬のように愛称を決めて、家族で呼び合い「○○ちゃんが掃除してくれるから、床のものを片付けておいてね」と子供たちにいうと、そうか、○○ちゃんのためかと納得してくれます。床の上に脱いだ服を置きっぱなしということもなくなりました。これらの三種の神器は、働くママにはなんらぜいたく品とは思いません。家族が増えて、家事は増えているのです。育児に時間を取ろうと思えば、家事を時短するしかありません。育児の時間は時短しないでほしいですね。 ■ママたちの「家事の時短」経験談他の家事の時短について、仲間のママ達から経験談を聞きました。参考にしてみてくださいね。・洗濯は夜にタイマー設定して、朝は干すだけにする・洗濯機の設定をすすぎ一回にして、そのための洗剤にする・買い物はネットスーパーを利用する・買い忘れも午前中に外からメールすれば、その日に届くAmazonプライムを利用する (会費は約300円/月)・野菜はカット済のものを買う すぐに煮炊きできる・スーパーでの買い物もカード払いにすると会計が早い子供が少し大きくなったら・・・・冷凍食品を買っておき、一人でも電子レンジでチンして食べられるようにする・小学生になったら、子供にご飯の炊き方を教える・その他の機械、洗濯機や食洗器の使い方も教える■これも家事の時短術 「外注する」そして、家事の外注も検討のひとつです。私も台所、トイレなどの水回りの掃除は半年に一度プロに頼んでいます。それを母にもプレゼントして喜ばれています。それが私からのお中元、お歳暮です。一度きれいにしてもらうと、後の掃除が楽ちんです。また、なかにはシルバー人材センターに週に二日三時間、家事を外注しているという人もいました。掃除、洗濯、布団干しだそうです。いいですね。では次回は、肝心の夫との家事分担について、考えます。イクメンになる前にカジメンになろうよ! です。ママたち、応援していますよ。
2016年08月12日各地で梅雨明けが発表され、いよいよ夏の到来。子どもたちにとっては、楽しい夏休みのはじまりでもあります。一方で、夏は主婦の負担が増加する季節。NPO法人tadaima!の調査によると、子どもが夏休みに入ると食事の準備が一食分増えてしまうなどの理由から忙しく、ストレスもたまりやすいとのこと。忙しい主婦の方を救うためには、夫の助けが必要です。そこで今回は昨今の男性の家事参加に関するデータをみながら、夫婦の家事分担について考えましょう。■日本は世界でもっとも夫が家事をしない国国際社会調査プログラム(ISSP)が2012年に実施した「家族と性役割に関する意識調査」によると、日本の男性は世界でもっとも家事をしていないそうです。日本人男性の家事分担率は18.3%で、2割に達していないのは日本だけ。原因は、男女の役割差。男性の方が仕事の時間が長く、女性の方が家事の時間が長いのは世界共通ですが、なかでも日本は男女間の役割差が大きい国だというのです。また、この男女の役割差は、夫婦関係の悪化にもつながっているようです。NHKが既婚の男女2,800人にアンケートしたところ、妻の8割以上が夫に「自分の気持ちが理解されていないストレス」を感じているのだといいます。ストレスの原因は家事・育児などの不公平感が主でした。主婦の方の負担が大きくなり、ストレスも増加する夏休み期間中は、夫婦間に亀裂が入りやすい季節ともいえるかもしれません。■夫に家事をしてほしいならやり方を教えるでは、どうすれば家事を手伝ってもらえるのでしょうか?株式会社Woman&Crowdが行った「夫婦間における家事・育児の分担」に関する意識調査において、「夫に家事・育児の参加を促すためのコツ」を自由回答で尋ねたところ、・子どもたちを寝かせた後は必ず夫婦で情報交換会をする。・結婚するときに家事は完全分担制という決まり事をつくった。・「夫の得意なもの、向いているものを先に聞いて、少しでもやってみる気があるものを選択してもらった。などの声が寄せられました。家事をやったことのない男性は、そもそもなにをどうやったらいいかわからないもの。そこで、しっかり教えてあげることが大切です。わからないことを無理やりやらせても、やる気を削ぎ、頼んだ側の仕事が増える可能性もあります。ですから、まずは簡単なこと、できることからやってもらうのがいいでしょう。また、簡単な家事でも、やってもらったらしっかりほめる。するとやる気がアップし、長期的に手伝ってくれるようになるでしょう。家事の分担で重要なのは、夫婦間でのコミュニケーション。しっかり話し合って、男性が得意なことを分担する。そして家事をしてくれたら感謝の気持ちをしっかり伝える。それが、長期にわたって家事を手伝ってもらうことにつながるわけです。また夫が家事を長期的に手伝ってくれること、しっかりと話し合いをすることは、円満な家庭生活も実現してくれます。■最近の若い男性はわりと家事参加をする!一方、若い男性のなかでは家事に対する考えが変わっているようです。NPO法人tadaima!が2016年6月、全国20~49歳の3歳以上の子どもがいる男女計1000名を対象に行った「男性の家庭進出に関する調査」によると、家事を「手伝う」のではなく、積極的に行う男性は3人に1人。「男性も家事は当たり前」と答えた男性は2人に1人。家事をする理由のトップ3は「好き・得意だから」「妻に喜んでもらいたい」「妻の自由な時間を増やすため」でした。自ら興味を持って家事をする・妻を助けたいと積極的に家事を行う男性は従来あまり見られませんでしたが、今回の調査によれば、特に若い男性がこうした価値観を持っているようです。一方、妻と夫の間で「やりたい家事」「やってほしい家事」をめぐってのすれ違いもあるようです。男性が行う家事は上から、「片づけ」「掃除」「洗濯」「育児」「料理」で、いちばん参加率が低いのが「料理」という結果になりました。料理は男性のやりたい家事・女性のやらせたくない家事ともに1位と、見解が正反対です。妻が夫に料理をしてほしくない理由は、「片づけをしない」「邪魔になる」「段取りが悪い」で、料理の腕前ではなく、料理をすることによって生まれるコストが原因のようです。また、夫に、ご馳走ではなく家庭料理をつくってほしいと考えている女性が多いことも特徴。男性は凝ったものをつくりたがりますが、日常的なものをコンスタントにつくってほしいのですね。*共働きの時代だからこそ、家事の分担は重要です。しかし、いちばん大切なのは夫婦間での思いやり。家事だけではなく、仕事で疲れていたら労うなど、常に感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。(文/堀江くらは) 【参考】※夏休みは1食分準備が増えるなど家事の負担増。ワーママを救えるのは「うちパパ」!?ワーママを支える「うちパパ」が増加中!-NPO法人tadaima!※妻が家事・育児を7割以上担当している家庭が約90%妻たちの本音は?-株式会社Woman&Crowd
2016年07月21日あなたの家では、家事分担はどうしていますか?家事は分担することがママの理想ですが「パパは忙しいので分担なんてしていない」「分担したはずなのに結局ママがすべてやっている」そんな家庭が多いのではないかと思います。実際、わが家もついこの間まで分担はしていませんでした。しかし今年の春、私の仕事復帰を機に、家事について夫婦で考え直してみました。問題だらけだった、わが家の家事分担私が育児休業中は、家事分担はなく、どうしても手が回らないときだけお願いして手伝ってもらっていました。夫が積極的に家事をすることはなく、寝かしつけをしている最中に夫が帰宅し、リビングに取り込んだだけの洗濯物が積み上がっている状態でも、それを畳むことはありません。自分の食事や入浴後、一切家事をせずテレビゲームをしていました。それに対して私が文句を言うと「今できないなら明日やればいい、俺は仕事に行ってるんだから疲れてる」と一言…。言い返したいのは山々ですが、休職をしている私が家でどれだけ忙しいのかわからない夫に、これ以上言ってもムダではないかと感じてしまい、何も言えないことも。しかし、春から私が仕事復帰となると、今までの夫の理論のように「明日やれば」ということではなくなります。そこでいよいよ、家事を分担することになったのです。細かい家事も書き出し、見える化するまずは自分がしている家事を一つ一つ書き出す作業をしました。”保育園のおむつの名前書き"など、細かい作業も書き出すのは多少面倒でしたが、分担するためには必要な作業です。そして週末の夜、話し合いを行い、家事を分担しました。朝の保育園送りは、復帰後は夫が行うため、朝食の支度から見送りまではすべて夫の仕事。私は何もせず自分の支度だけをして早朝に家を出ます。夜の家事は分担。夕食の支度など、帰りの遅い夫では絶対にできないものから私の分担にしていき、どちらでもできるものだけを残します。そして残りを話し合いの上分担しました。分担は5:5が望ましいのですが、わが家の場合は夫の帰宅が遅いので、だいたい7:3で私のほうが多くなりました。そして「どちらがやってもよい」とされたものはホワイトボードに見える化し、とりあえず担当者で色分けされたマグネットで進捗がわかるようにしました。終わったらマグネットを右に移動することで、何が終わっていないかがひと目でわかります。どちらかが家事が終わらない場合は、お互いにフォローすることを約束しました。このとき夫は「こんなことしなくても楽勝」と言っていましたが、その予想は見事に外れることになるのです…。復帰直後「楽勝」とはほど遠い状況に…復帰直後は戦争のような状態が続きました。帰宅してから食事に入浴、子どもの話を聞き、遊び、寝かしつけ。子どもが起きている時間に家事を終わらせることは不可能でした。夫が帰宅すると2人で協力して家事を片付けます。主人はホワイトボードを見ては「こんなにやることがある…」とつぶやき、それが私の仕事であっても手伝うようになりました。この変化は、主人が朝の担当をしたことも大きく影響しています。子どもがいる時間、1人で面倒を見ていたら家事なんてできないことがわかったのです。また、昼間に時間があったとしても「夜しかできない」家事がとても多く(夕食の後片付け、子どものお風呂、洗濯、翌日のお弁当準備など)、昼間家にいるからといって家事がすべて片付けられないことも、日々の家事の順番を考えていく中でわかったようです。そしてホワイトボードに、山積する今まで私が1人でしていた家事の数々が「見える化」されていること。それだけの量をこなすのがどれだけ大変か、身をもって感じてくれたようでした 。気づいたことはこまめに話し合いを1度は決めた家事分担も、時間が経つにつれ「これは厳しい」「これは分担に入っていない」ということが出てくるもの。わが家では「月に一度は分担について話し合おう」と決めていましたが、結果として月に1度を待たず、気づいたことは何でも相談するようになっています。たとえばシャンプー等の詰め替えや、保育園用の書類作成など、細かい作業が増えた時は「こちらはやるので、あれはお願い!」と、細かく分担し、なるべく同時に作業を終えて休めるように工夫しています。“見える化”で家庭円満元々はほとんど何もせず、俺の方が大変、と胸を張っていた夫。それがこんなにも変わってくれたのは、やはり家事の「見える化」が大きな要因だと思います。ママがいつもどれだけのことをしているのかが見え、それを自分がやろうとするとどれだけ大変かを知ってくれたことで、夫婦喧嘩も減りました。また「見える化」することでやり忘れが減り、翌日に「あれをやっていなかった!」ということがなくなりました。夫が家事に積極的になり家事の負担が減ると、これまでは「家のことはなにもしてくれない」と、夫に対して攻撃的になりつつあった私自身の気持ちも変化し、仕事をがんばる夫を尊敬する気持ちも持てるようになりました。夫婦円満は家族にとってもいい影響があり、とても忙しい毎日ですが、家庭でみんなの笑顔が多く過ごせていると思います。みなさんも家事の「見える化」に取り組んでみませんか?<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年07月07日共働きが主流となっている、このご時世。保育園に入れるか否かもたしかに重要ですが、働くママの皆さん、仕事に復帰した後の家事・育児の家庭内分担は大丈夫ですか?■働くママは口を揃えて「時間がない」・時短で働いているが、送り迎えの時間も考えると、実際のところ全然早く家に帰れていない(30歳/事務)・仕事が始まると夜ご飯の時間も遅くなり、子どもを寝かせる時間も遅くなる(28歳/保育士)・とにかく朝の準備が大変(34歳/不動産)抱える問題は多少違っても、働くママさんは皆、口をそろえて「時間がない」と言います。そんなとき、やはり頼りにしたいのはパパの存在。出勤が早くても、帰宅が遅くても、できることは必ずあるはず! 今回はそんな家事・育児の分担について考えてみましょう。■分担は作業単位ではなく、「家事」「育児」でまずは、夫婦お互いの仕事スケジュールを洗い出しましょう。見つけてほしいのが2人の空き時間。・家に帰ってきてから(夜)・家を出るまで(朝)5分でも10分でもいいので、無理なく確保できる時間を出し合ってみてください。それを元にご飯作りやお風呂など、その日必ずやるべきことの割り振りをしましょう。ここで大きなポイントが1つあります。それは、きっちり分担し過ぎないこと。あまりにきっちり分担し過ぎると、「予定通りにできないこと」や「分担したのにできていないこと」がストレスにつながりかねません。 たとえば、私と友人数名のパターン(夫の帰宅が遅くないパターン)ですが、子どもが生まれるまで(つまり、妊娠中)は、朝と夜に分けて家事を分担します(朝はご飯づくり&洗濯、夜は洗い物&お掃除など)。そして、子どもが生まれてからは「家事」と「育児」を夫婦で分担をしています。具体的に言うと、仕事から家に帰ってきた後(夜)は、・私の分担=「家事」・夫の分担=「育児」だとします。すると、私は家事に専念するため、夫が帰宅したら、すべての育児を主人に任せています。その間、私は食事を作ったり、洗濯をしたり。子どものお風呂も、もちろん「育児」の担当である夫に入れてもらいます。びっくりされるかもしれませんが、「●●はママ担当」「●●はパパ担当」と細かく分けるよりこのほうが流れがわかりやすく、やりやすいのです。産後、ある程度の期間はママが子どもにつきっきりになるしかないため、パパでは対応がうまくできない時期もあります。しかし、子どもと触れ合い、関わる時間が多ければ、パパもそれだけ子どもへの接し方が上手になっていきます。わが家はこうすることで「ママじゃないと対応ができない」リスクを回避できました。「そんなこと言っても、産休、育休のうちは家にいるから全部私がやったほうが…」と考えるタイプのあなたは要注意。仕事復帰をしてから、予想以上の大変さに泣きたくなるかもしれません。夫婦の片方だけが、つらい思いをする必要はないはずです。夫婦2人の子どもなのですから、大変なことは互いに分担していくのが当然といえば当然のこと。とは言え、妻の育児休業が終わったからといって、その途端、夫にも急に協力をあおぐのは難しいものです。事前に、まずはできることから分担をしていけるよう、夫婦で考えていきましょう。
2016年07月07日夫婦共働きが当たり前の時代となった今、家事を夫婦で分担して行っているという家庭も珍しくないかもしれません。とはいえ、まだまだ女性が家事の大半を担っているという家庭の方が多いように思います。既婚女性同士で集まったときにも、「うちの旦那は何もしてくれない。食べたら食べっぱなし」「うちもそうだよ。妻は家政婦じゃないのにね」など、 夫が家事を手伝ってくれないという愚痴は、よく話題にあがるものです。そんな中で、「うちは手伝ってくれるけど、逆に迷惑なんだよね 」という声もチラホラ聞こえます。旦那さんが家事を手伝ってくれるというだけで、手伝ってくれない夫を持つ女性には羨ましいものですが、彼女たちは一体なぜ「迷惑」だと言うのでしょうか?今回は、夫の家事にイライラしたエピソードを伺ってきました。●料理・買い物編『料理してくれるのはありがたいけど、作り終わった後の台所が悲惨。ごちゃごちゃで後片付けが大変 なの。片付けまで責任を持ってやってくれるならいいけど、結局私が片付けるハメに……』(30代女性/事務)『うちの旦那は、一人で買い物に行かせると高い食材ばっかり買って来る !しかも、食べたことないような食材まで買ってきて、「これ、珍しかったから」って悪びれずに報告してくるから困る。買い物を任せたら食費が恐ろしいことになるから、もう頼みたくない』(40代女性/営業)『夫がめずらしく料理してくれたことがあったんだけど、味付けが濃くて健康に悪そうだった。結局、味を整え直して手間だった』(30代女性/編集)『うちは夫婦二人なのに、何人前だよってくらいの量のチャーハンを夫が作ったときがありました。考えれば普通、わかりそうなものなのに……』(30代女性/事務)●洗い物編『食べ終わった後の食器をたまに洗ってくれるのはいいんだけど、いつも汚れが落ちきってなくて二度手間 になる』(30代女性/編集)『旦那が洗い物をすると、大量の洗剤をつけて食器を洗うからすぐ洗剤がなくなるし、すすぎが不十分で泡がまだ微妙に残ってるし、いいことない』(40代女性/営業)●洗濯・掃除編『色柄物とか汚れがひどいもの、私の白いシャツなんかを全部一緒に洗濯しちゃったときがあって、大喧嘩しました。向こうは良かれと思ってやってくれたんだろうけど、ロクなことにならないからやめてほしい』(30代女性/事務)『洗濯物をパンパンってしないで干すから、乾いたときにシワシワ だった』(20代女性/営業)『掃除機をかけてくれたはいいけど、物をどけずにやっていた。それじゃ掃除になってないでしょって感じだった』(40代女性/事務)----------いかがでしたか?経験がある方も少なくないかもしれません。また、多くの方がおっしゃっていたのは、「やるなら完璧にやってほしい」「完璧じゃないくせに、手伝ってやったぞってドヤ顔されるのがムカつく 」「どうせやるならゴミ出しとトイレ掃除、お風呂掃除にしてほしい(失敗がないから)」ということでした。手伝ってくれたという気持ちに感謝しつつもイライラしてしまう気持ちもわからなくはありませんが、褒めて伸ばす、というのも一つの手かもしれません。とりあえずは、「ありがとう!」と笑顔で感謝してから、「次はこうしてもらえるともっと嬉しいな」なんて言えたら、旦那さんも成長していくかもしれませんよ。●文章/パピマミ編集部
2016年06月20日夫婦の家事分担について、あなたはどう思いますか? 昭和の時代なら“家事は女の仕事”という考え方でしょうが、近頃はイクメンや主夫など積極的に家事に参加する男性も増えており、夫婦の在り方も変化しています。アメリカ・イリノイ大学の研究によると、「不平等な家事分担は結婚生活に悪い影響を及ぼす」というデータもあるくらいですから、良好な夫婦関係を築くにあたり家事分担は軽視できない問題です。研究員のブライアン・G・オゴルスキーさんは、結婚2年以内の夫婦220組を対象に「家事の役割分担」について調査。同じ質問を男女それぞれに聞き、「夫婦で相談しながら答えるのはNG」というルールのもとアンケートが行われました。全回答を集計した結果、『家事に参加しない夫をもつ妻は結婚生活に不満を抱いている』ことがデータから判明しました。オゴルスキーさんが言うには、「夫は妻と考え方が食い違いっていることに気づいていない。家事は女性の役割という固定概念が強い」とのこと。このすれ違いが妻に一方的なストレスを与え、やがて夫婦間の危機を招くのではないかと考えられています。 「家事分担」について お互いの認識を確認しておく共働きや女性のキャリアが求められる現代、女性に家事を押しつけるのはもはや時代遅れの考え方。結婚する前に、家事の役割分担について互いの価値観を見直す必要がありそうです。今回の研究結果を見てもわかるように、男性は「問題ない」という意見が多いのに対し、女性は「手伝ってほしいのに協力してくれない」という不満の声。この価値観の不一致は、理想の夫婦像には適合しない大きな問題点と言えるでしょう。一昔前なら女性の社会進出が消極的だったので、「家事は女の仕事」そんな風習を自然に受け入れる女性も多かったでしょうが、今と昔では状況が違います。実際には、家事を女性に押しつける男性はまだまだ多く、家事分担に不平等さを感じて離婚に発展するケースも例外ではなくなってきているようです。そこで大切なのは、恋人同士の時から彼と価値観をすり合わせておくこと。共働きになるのなら、なおさら認識を合わせておきましょう。もっとも簡単なのは彼に直接「夫婦の家事分担についてどう思う?」って聞いて、どんな反応が返ってくるかを確かめてみる方法。「女性がやったほうがキレイだよね」とか「男は慣れてないからね」なんて言葉を彼が口にしたら、結婚しても積極的に家事に参加してくれない可能性が高いかも。理想的なのは、“なんでも協力し合って解決する”という価値観を二人がもっておくこと。それをクリアできるか否かが、結婚生活の満足度を左右する一つのカギになりそうです。 参考:EurekAlertAAA
2016年04月16日パパが「家事をする」ことが大切な理由とは妊娠期間中、ママの心と体には大きな変化が訪れています。それはもちろん、お腹が大きくなっていくという見た目の変化だけではありません。吐き気や倦怠感があったり、疲れやすく体調を崩しやすかったりなど体や体力面での変化があります。あるいは、妊娠中のホルモンバランス変化の影響で精神的に不安定になりやすく、ちょっとしたことでイライラしたり泣いてしまったりすることもあります。これらはお腹の赤ちゃんを守り育てるために必要な体の変化ですから、ママ自身の心がけや努力によってコントロールするには限界があります。それまでできていた家事や仕事ができなくなってしまうのも、妊娠期の変化として必然的なことなのです。また、一見心身ともに元気そうな妊婦ママであったとしても、妊娠中の無理は厳禁です。スーパーに一人で買い物に行き、食材を多めに買い込んでくるだけでも、その荷物の重さが負担となって切迫流産から入院になってしまうケースもあります。ママはいま、まさに全身で母親になる準備をしています。パパも少しずつ父親になる準備をはじめましょう。妊娠中だけに限らず産後も、そして子どもが大きくなっていくにつれて、すべての家事をママだけが担うというのは現実的に難しいものです。だからこそ、パパもママと一緒に家事を担っていくことが家族として、そして父親としての自覚を高めてくれるのです。妊娠超初期~初期のママを持つパパにおすすめの家事妊娠初期のママはつわりによる吐き気や倦怠感、眠気などで思うように身体を動かすことができません。またにおいに対して敏感になり、それまで気にしていなくても受け付けられなくなる場合があります。食欲もわかず、食材や生ゴミのにおいに吐き気をもよおしてしまうため、この時期には通常の食事を摂ることはおろか、キッチンに立つことすら避けたくなるママも多いのです。そこでこの時期にパパがすべき家事は、日々の買い出しと、自分の食事くらいは自分でどうにかする、食事の自立です。この時期のママは食欲がなかったり、健康を考えてヘルシーな食事にこだわっていたりと、日によっても人によっても状況がさまざまに変わります。料理が得意なパパであれば、ママの体調やこだわりに合わせた料理を準備することもできます。しかし、仕事で夜が遅かったり、料理があまり得意でないのであれば、自分の食事管理は自分でできるようになりましょう。自分の食欲と向き合うだけで辛いママもいます。そのうえパパの晩ごはん、朝ごはんの心配までするのはなかなか大変なのです。とはいえ、パパが外食ばかりになってしまうのもママの本意ではありません。ママとコミュニケーションをする大切な時間としても、できれば一緒に食卓を囲みたいものです。休日など時間に余裕があるときは、今のママの体調でも食べられる料理などを聞き、一緒に作って覚えるなどして、パパの家事ができる力を高めていくといいでしょう。また、ママが「買い物に行こうと思っていたけど、身体が辛くて行けなかった」という日も多くなります。できる限り、日々の買い出しは仕事帰りなどにパパが行いましょう。スマホアプリのリマインダー機能などをうまく活用して、買い物リストを共有しておくのもおすすめです。複数のスマホでリストを共有できるようなアプリを使用すれば、ママがその日に食べたいものや買ってきてほしいものなどを手軽に共有することができます。妊娠中期のママを持つパパにおすすめの家事妊娠中期に入ると、少しずつお腹が大きくなっていきます。妊娠初期の流産しやすい時期を抜けて、安定期に入ったとは言われますが、ママは免疫力が落ちているので体調を崩しやすく、疲れやすくなっています。また、人によってはつわりが続くケースもあります。この時期には、掃除や洗濯といった身体を動かすような家事を、パパも積極的に行いましょう。休日など時間のあるときに掃除をして空気を入れ替えると、家の中もママの気持ちもすっきりします。また、この時期にはウォーキングを始めたり、軽い運動を心がけているママもいます。実は、掃除も室内で安全にできる運動として効果的です。ママの体調が良いようであれば、パパから率先してママと一緒に掃除を楽しみましょう。ただし、お腹が大きくなってくるとしゃがんだり、かがんだりする動作で腰が痛くなったり、気分が悪くなったりすることもあります。洗濯物をたたむ・しまうというような腰への負担が大きい家事はパパが担当し、もののしまい方やしまい場所などをこの時期からシェアしておきましょう。妊娠後期のママを持つパパにおすすめの家事妊娠後期にはママのお腹はさらに大きくなり、動きが限られるため日常的な動作にも支障があらわれます。また、早産などのトラブルが起きやすい時期でもあるため、なるべくママにとって無理のない生活環境を整えたいものです。この時期のパパにぜひやってほしいのは、お風呂の掃除です。お風呂場はスペースに余裕がないうえに足元が水気ですべりやすくなっています。そのお風呂場で、お腹の大きなママが床や浴室を磨くことがどれだけ不自由かつ転倒の危険が高いか、想像に難くありません。仕事をしながら毎日浴室を洗剤で磨くのはなかなか大変ですが、パパが日々お風呂から出るときにざっと全体を流したり軽く磨いたりするだけでも効果があります。また、ちょっとしたところですが食事後の洗い物も、お腹の大きなママにとっては不自由な動作かつ腰への負担が大きいため、パパに代わってもらえるととてもありがたいところです。パパが家事をするときのポイントもちろんパパにも日々の仕事があり、家事の何もかもをフォローするのは難しいでしょう。そこで、食器洗い機、乾燥機能付きの洗濯機、お掃除ロボットの導入など、時短できる家電の購入を検討してみるのもひとつの手です。とくに、妊娠中よりも赤ちゃんが生まれた後の方がパパもママもより時間の融通がききづらくなりますので、長い目で見れば意味のある出費だと考えられます。また、何事も率先して動いてしまうタイプのママだと、せっかくパパに家事を手伝う気持ちがあってもどのタイミングでどのようなフォローが必要なのかわからず、手を出しにくくなりがちです。そうなるとお互いに「口ばかりで全然手伝ってくれない」「やってほしいなら言ってくれればいいのに」といった不満につながります。そこでおすすめなのが、パパとママの家事分担の範囲や役割を明確に分けてしまうことです。ママからそれぞれの家事の引継ぎを受けながら、ママでもできること、パパにやってほしいこととその頻度を聞き出し、票などに書き出して2人で共有してみましょう。家事におけるパパの責任の範囲がはっきりして動きやすくなります。そのうえで、ママが担当分の家事をしているけれど、具合が良くなさそうだな…と感じたら、積極的に声をかけてあげてください。思うように家事ができずにいるママは、後ろめたい思いからなかなか「家事を代わってほしい」と言い出しづらいものです。「動けているみたいだから問題ないだろう」と思わず、パパが気遣いの言葉をかけてくれるだけでもママは安心できるのです。
2016年04月04日出産後、ママの生活は一変します。赤ちゃんのお世話に24時間かかりきりになり、自分のための時間はもちろん、まとまった睡眠時間もほとんどありません。生まれて間もない赤ちゃんはまだ昼と夜の区別がなく、昼間よく寝ていたり、逆に真夜中に泣いたりして起きることも多いものです。赤ちゃんのペースにあわせて、ママとパパが力を合わせてお世話をしていく必要があります。育児ってどんなことをするの?・授乳(ミルク)母乳育児かミルク育児かの違いや、赤ちゃん自体の性格や体質などの個人差にもよりますが、赤ちゃんは1.5時間~3時間おきの授乳が必要だと言われています。母乳育児のママは、特に初産の場合は赤ちゃんが満足する十分な母乳が出ないこともあります。母乳の量や、ママの体調次第でミルクも上手に利用していきましょう。ミルクは作りおきができないので、その都度適量を作ります。ミルクの作り方(調乳方法)は、産前の両親学級で学んだり、ミルク缶に記載されていたり、育児雑誌などで知ることができます。ママの場合は、お産後の入院中に、分娩施設内で開かれる調乳講座などで学べる機会もあります。・おむつ替え個人差もありますが、生後まもない赤ちゃんは、おしっこやうんちを1日15回~20回ほど行うと言われています。おむつが濡れたり汚れたりするたびに新しいものと取り替え、患部を清潔に保ちましょう。布おむつを使う場合は、洗濯をして常に新しいものを用意しておきます。おむつの替え方は、産前の両親学級で学産前の両親学級で学ぶほか、育児雑誌などでも知ることができます。ママの場合は、お産後の入院中に、分娩施設内で助産師などから教わる機会もあります。・沐浴赤ちゃんは新陳代謝がとても活発です。体を衛生的に保つために、沐浴は欠かせません。生後1ヶ月までは抵抗力が弱いため、気温が温かい日中のうちにベビーバスなどで5分程度の沐浴を行います。生後2か月目からは大人と一緒のお風呂での入浴が可能ですが、湯船に浸かりすぎないよう5分程度で済ませましょう。前後に風邪を引かないように、ベビー服を脱がせてから沐浴上りまでの手順を手際よく行えるよう、あらかじめ準備しておきましょう。また、親子のスキンシップとして、赤ちゃんの全身のチェックができるなどの点としても、沐浴は大切なお世話の一つです。沐浴の方法は、産前の両親学級で学ぶほか、育児雑誌などでも知ることができます。ママの場合は、お産後の入院中に、分娩施設内で助産師などから教わる機会もあります。そのほかにも、生後一週間前後を目安にへその緒が取れますが、沐浴後には必ずおへそのお手入れをします。また爪もすぐに伸びるので、専用の爪切りばさみなどで切りましょう。耳、鼻の入り口も綿棒で優しくふき取り、清潔を保ちましょう。家事・育児を分担しよう産後のママは赤ちゃん自身のさまざまなお世話にかかりきりとなります。また産後3~4週間ごろまでは、ママの子宮や体調そのものを回復させるための床上げと呼ばれる期間でもあります。ママが赤ちゃんと自分のことだけに集中できるように、パパが活躍しましょう。育児はもちろん、家事もパパと分担できることは、ママにとってとても心強いものです。パパにおすすめの家事・育児とは基本的なすべての家事と、母乳をあげること以外の赤ちゃんのお世話に関して、パパが行えます。慣れない物事が多く戸惑いもあるかもしれませんが、家事も育児も、ママも含め、最初からうまくできる人はいません。家事一つ一つのやり方を妊娠期間中からママに教わっておくか、メモを取っておくなどして学び、パパにしかできないアレンジや時短方法を見つけながら、赤ちゃんとの暮らしを楽しみましょう。家事・買い出し料理が苦手なパパは、食材などの買い出しを担当しましょう。産後は外出もままならないママの代わりに、足りないものや食材を買いに行きましょう。買い出し時に、冷蔵庫の中身を思い浮かべるようにすれば買いすぎなども防げるようになります。・洗濯赤ちゃんは、母乳やミルクを吐き戻したり、おしっこやうんちが下着や服に漏れたりして、1日に何回も着替えます。洗濯回数も量も増えるので、気が付いた時にパパも洗濯機を回す癖を付けましょう。・洗濯物を畳んで、しまう家族が増えると、畳む洗濯物もぐんと増えます。赤ちゃんの下着や服は洗う回数が多いため、使いやすいように畳んでおくのがママの負担を減らすポイントです。こまめに畳み、都度しまうことで、洗いあがった服にホコリやダニが付着するのを防げます。・掃除お部屋のほか、お風呂やトイレの掃除は運動量が多く産後のママには大きな負担になります。パパが率先して行うことで、清潔な環境が保てます。・ゴミ出し紙おむつを使用している場合、おむつゴミは非常にかさばって重たく、ゴミ出し作業が力仕事になります。おむつだけではなく家じゅうのゴミを集め、分別してまとめ、ゴミ捨て場に捨てに行き、新たに家じゅうのゴミ箱に新しいゴミ袋をセットするまでを行いましょう。育児・沐浴ベビーバスや湯船を掃除し、お湯を張って、赤ちゃんの着替えなどを用意するなど、一連の流れにもたくさんの準備があります。ママと協力し合いながら、赤ちゃんに風邪を引かせないことを優先に、手順をスムースに行いましょう。・おむつ替え一度手順を覚えると、取り組みやすい育児です。紙おむつやおしりふきがなくなる前にパパが買ってくるなど、必要なものの備えにも気を配りましょう。・抱っこ抱っこは親子にとって大切なスキンシップです。赤ちゃんが泣いたときだけでなく、時間があれば積極的に抱っこしてあげましょう。お互いの絆が強くなり、赤ちゃんの情操教育にも役立つと言われています。・兄妹のお世話兄妹がいる場合は、パパが上の子と一緒に遊んだり、食事やお風呂などのお世話を担当したりして、子どもの心身に向き合いましょう。ママに思うように甘えられなくて寂しい思いをしがちな子どもの気持ちを受け止めながら、親子の新しい絆を作りましょう。そのほかママの話を聞いてあげることも、パパの大切な役割です。ママは、産後のホルモンバランスの乱れから不安を感じやすくなったり、体調の回復が思うようにいかなかったりすることからストレスを感じている場合もあります。パパが家事や育児に協力的な姿を見せながら、ママの話にも耳を傾けいたわることで、夫婦の絆はより深まることでしょう。
2016年04月04日彼との最初のデート。ワクワクと楽しみな出来事ですが、気になるのがデート費用の分担ですよね。付き合っていくうちになんとなく決まってくるでしょうが、最初はどうすればいいか分からなかったり、はたまた、「なんとなくこれが基本になっちゃったけど、ちょっと不満・・・」と思う部分もあったり。そこで、今回は20代の女性に『今の彼との最初のデート費用は、どうやって分担したか』を取材してきました!■1.全額、彼のおごり「最初は、全部おごってもらった!ご飯だけだったけど、最初のデートって“特別なイベント”だから、『今日は、おごるね』って感じで出してくれたかな。今はほとんど割り勘だけど、やっぱり最初はおごってくれると嬉しいです」(学生/20歳)「おごられたいです。今の彼とも最初のデートは全おごりでした。毎回はキツいのは理解してるから、最初くらいはおごってほしいなぁ」(飲食/21歳)『最初くらいは・・・』という意見が多かったです。普段は割り勘でも全然良いけど、初めてのデートというイベントだから、このデートを大切に思ってるよという気持ちが伝わる気がして嬉しいとのこと。■2.気にしてなくて、覚えていない「割り勘とかおごりとか気にしないから、最初のデートどうしたか記憶にないです・・・映画を見に行ってご飯食べたと思うけど、どうしたっけな?」(教育/24歳)「割り勘だったはず。でも、正直あんまり覚えてないです。ランチは出してもらって、そのあとのカフェは私とかだったかな?」(メーカー/27歳)覚えていない!という人もかなり多かったです。振り返ってみましたが、私も全然思い出せませんでした・・・。最初のデート費用分担を覚えていない人たちの中には、『いつも、なんとなく会計』『日によって出す人が違う』など、普段からルールなく分担している人が多いようでした。■3.少し多めに出してもらった「普段からそうだけど、最初も彼が少し多く払ってくれた。誕生日とか記念日は、彼が全部出してくれることもあるけど、学生だとみんなこんな感じじゃないのかな?」(学生/23歳)「会計はいつも、まず彼が全部出して、ご飯のときとか遊びに行ったときは『じゃあ、3000円だけもらえる?』みたいに言われる制度。カフェとか小額だと徴収なくて、彼の方がちょっと多く払うみたいな感じです」(学生/22歳)『最初とか関係なく、普段はいつも彼の方が少し多め』これが、一番多かったような気がします。社会人になると、また変わるのかもしれませんが、彼に少し華を持たせる意味でも、学生にとっては良い分担方法なのかもしれませんね。■4.完全、割り勘「絶対、割り勘!お互い働いてるし、男女で差をつける理由が分からない」(金融/24歳)「最初から今でも常に割り勘です。多く払ってもらうと、毎回借りを作っているみたいで嫌なので。対等が良いです」(学生/21歳)1割もいないくらいでしたが、完全割り勘派も。ものすごい歳が離れているとかなら別として、同じような金銭環境なら男女関係なく割り勘にするのが普通なのでは、という意見でした。彼からしたら、頑張りすぎなくて良いので、嬉しいかもしれないですね!■おわりにいかがでしたか?『最初のデート』というと、楽しみと同時に、彼との付き合いに慣れていない分、気になることもたくさんありますよね。でも、やっぱりあまり気にせず楽しむことが一番です!「費用は、こうしたい!」という意見があれば、軽く彼に伝える程度にして、まずは2人で一緒にいれる最初のデートを思いっきり楽しめると良いですね。(下村さき/ライター)(ハウコレ編集部)(横田彩夏/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2016年03月19日【パパからのご相談】もうすぐ里帰り出産を終えた妻が戻ってきます。職場の先輩や子どものいる友人たちから、家事の分担はきっちり決めたほうが良いとアドバイスを受けました。これまで特に分担せずやってきてしまったのですが、 子どもができたらやっぱり決めたほうがよいのでしょうか?●A. 最初にガチガチに決めすぎず、日々を過ごすうちに決めるのもアリです。パパライターの矢山ユースケ@育休中です。先日、「家事育児を『やっているつもり』の旦那へ見せた執念の分担図」という画像が話題になりましたが、家庭での家事・育児の分担 はもはや“永遠のテーマ”と言えますよね。子どもが産まれると、なおさら重要になってきます。しかしながら、「がっつり分担すべき」「分担なんて必要なし」と、けっこう意見が真っ二つに分かれるのも、このテーマの特徴でもあります。ということで、分担派・非分担派のそれぞれのパパママよりコメントをいただきました。●分担派のコメント『パパができることはパパの分担にしています。ありがちですが、家事だったらゴミ捨てとお風呂掃除、育児だったら子どものお風呂、みたいな感じです』(33歳・2児のママ)分担派でもっともポピュラーな意見がこの「パパができることはパパに」 ですね。“できることからやってもらって、徐々に増やしていく”場合もあれば、“できることだけやってくれればいい”という場合もあります。『うちはどちらも放っておくとなにもしないので、小学校の係決めレベルで決めましたよ。玄関掃除とか庭の水まきとか、いくつかのことは月決めで持ち回りにしています。子どもが大きくなったら、持ち回りメンバーに加えてもいいかなとか思いますね』(35歳・1児のパパ)お子さんが大きくなったときに、持ち回りメンバーに加えるのは、いいアイディアかもしれません。『最初は特に何も決めていませんでしたが、お互いの得意分野を引き受けていたら、自然と分担が決まった感じですね。トイレ掃除は僕、風呂掃除は妻、みたいな』(30歳・1児のパパ)無理やりではなく自然に、というのが良いですね。お互いに苦手なことがあった場合、どうするのかが気になりますが……、『結婚当初、お互いの収入差や残業を含めた勤務時間を考慮して、家事の分担を決めました。妻が妊娠して体調の変化があったので、負担割合を調整しました。出産後、実家から戻ってきて今度は育児を追加した新しい分担を決めました。今は妻が育休中なので、彼女が復職したタイミングでまた調整が必要だと思っています』(34歳・2児のパパ)かなりきちんと考えてるご様子。収入差 や勤務時間 など、分かりやすい指針を基準にするのもよさそうです。●非分担派のコメント『気がついたときに気がついた方がやる ようにしています。決まりごとってなんか好きじゃないので』(29歳・2児のママ)非分担派のメジャー意見はこちらでした。「わざわざ家でまでルールに縛られたくない!」という声も。『面倒臭いと思うことは相手も同じように思っているだろうから、率先してやるようにしています。思いやりが大切ですよね』(37歳・1児のパパ)ステキな心がけですね。お互いがこのように思っていれば、家庭円満、家事育児もスムースに行えそう。『分担を決めてしまうと、何かの理由でそれができていなかった場合に、文句言っちゃいそう なのであえて決めませんでした』(32歳・1児のママ)確かに、「なんでゴミ捨ててないの?」「なんで洗い物してないんだよ!」などと夫婦で言い合ってる姿は、子どもに悪影響を与えそうですね。●お互いに無理がかからないようにわが家の場合、基本的には“非分担派”に属すると思います。ですが、朝食の主な担当は私で、夕食は妻が主に作ります。お風呂の準備はもともと私がメインでしたが、最近は妻がすることのほうが多いです。コーヒー豆をひくことが趣味のひとつなので、コーヒーは私の担当です。逆に、紅茶や日本茶の場合は妻がいれています。これらは、“なんとなく”過ごしてきた結果です。“はじめにルールありき”でももちろん良いとは思いますが、“結果的にルールっぽくなってきた”でも、“ルールはないけど、問題なく過ごせている”でも、別に構わないと思うのです。たとえ文句のつけどころのない素晴らしいルールでも、守ることが苦痛となってしまっては、本末転倒になってしまいます。一番大切なのは、家族みんなが無理なく過ごせること です。それを忘れずに、がんばってくださいね。●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)
2016年02月25日今日は家族で焼肉食べ放題。先週は確か、お寿司食べに行ったっけなぁ。毎週外食できるし、食事作らなくても文句言われないし、ホント、共働きで良かった~! 今回はマイナビニュース会員のうち男女200名に「共働きのいいところ」を教えてもらった。Q. 共働きのいいところを教えてください■収入が多いこと・「稼ぎが多くなる」(50歳以上男性/ソフトウェア/クリエイティブ職)・「世帯収入が増えること」(50歳以上男性/電機/技術職)・「お金をダブルで稼ぐことができること」(31歳女性/その他/その他)・「やっぱり金銭面、ダブルインカムは強い……」(28歳女性/医薬品・化粧品/技術職)■貯金できる・「とりあえず貯金できるほどの収入がある」(32歳男性/通信/技術職)・「資産がたまりやすい」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「貯金がたまるのが早い」(33歳女性/建設・土木/技術職)■経済的に余裕・「お金に余裕があり、自分の趣味にも使える」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「贅沢できるから」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)・「生活にゆとりができる」(33歳女性/情報・IT/技術職)・「家計に余裕が生まれ、食べ歩きやお出かけなど、あちこちに行ける」(37歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)■お金を自由に使える・「お互いにお金を有効的に使えるので」(29歳女性/医療・福祉/専門職)・「各自が自由に使えるお金の設定額にかなり大きな余裕を持たせることができる」(50歳以上男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「比較的自由に使えるお金が多いこと」(33歳女性/電機/技術職)・「自由になるお金を工面できる」(37歳女性/ソフトウェア/技術職)■経済的不安がない・「収入的な安定でしょうね」(43歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「経済的な不安が減る」(30歳女性/人材派遣・人材紹介/秘書・アシスタント職)・「金銭面の問題はない」(29歳男性/商社・卸/営業職)・「どちらかが働けないときでも収入が途絶えないこと」(32歳女性/小売店/事務系専門職)・「どっちかが失業や病気等で働けなくても、収入が途絶えることがないリスク分散」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)■悩みや苦労を共有できる・「仕事の悩みなどを話し合える」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「お互いに仕事の大変さを共有できる」(33歳男性/通信/事務系専門職)・「お互いの会話が盛り上がること」(33歳男性/小売店/販売職・サービス系)・「お互いの付き合いも理解できる」(50歳以上女性/商社・卸/販売職・サービス系)■対等でいられる・「社会人として対等な立場でいられるし、家庭があるから仕事に良い意味で励める」(31歳女性/医薬品・化粧品/営業職)・「同じ立場が良い」(40歳女性/小売店/販売職・サービス系)■その他・「家事を分担できる」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「気を使わず友達と外食できる」(28歳女性/学校・教育関連/専門職)・「ない……、仕方なくやっている」(37歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「いいというか、当たり前」(34歳男性/情報・IT/技術職)■総評共働きのいいところを聞いたところ、「金銭面」を挙げた人が圧倒的に多かった。二人で稼げば収入は約2倍。お金が貯まる速さも2倍。「家計に余裕が生まれる」ことで比較的贅沢な生活ができるし、自分で自由に使えるお金があることで「心にゆとりも生まれる」とのこと。大変だが、それ相応の見返りは得られるようだ。金銭面で言えば、「突然無職になってしまっても、とりあえず収入は確保できる」「どちらかが病気などで働けないときでも収入が途絶えない」といった意見も目立った。特に、収入に対する不安を口にするのは家計のやりくりを担当する女性に多く、そんな女性たちにとっては、"収入の安定"こそが、共働きの最大のメリットなのかもしれない。「仕事の大変さを共有できる」「お互いの付き合いも理解できる」など、仕事での苦労や互いの気持ちを分かりあえることも、共働きの利点として多く挙がっていた。またお互いの苦労がわかるからこそ、「家事の分担」も当然だし、「家事の手抜き」も許されるという声も。共働きの夫婦には、夫婦としての絆だけでなく、外で働く"同士"としての絆もあるようだ。共有することが多くある一方で、「お互いの世界がある」「自分の時間が作れる」など、個々の時間を持てることにメリットを感じるという意見もあった今回のアンケート。共働きのいいところは多数あれど、長く続けていくことは容易ではないはず。互いに仕事の疲れを家庭で癒やし、家庭でのストレスを外で発散できれば、楽しい共働き生活を送ることができるのかもしれない。調査時期: 2015年11月9日~18日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性100名 女性100名 合計200名調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年12月08日●家事分担が平等な夫婦「当たり前では?」「フェアにいきたい」料理がうまい奥さんが食事担当で、俺は皿洗いとゴミ捨て担当。奥さんには感謝されるけど、片付け好きだし、これくらいお安いご用だ……。今回はマイナビニュース会員のうち既婚男女200名に、夫婦で家事をどれくらいの割合で分担しているのか教えてもらった。Q.家事の分担は夫:妻=1:1ですか?はい (男性)34.0%/(女性)24.0%いいえ (男性)66.0%/(女性)76.0%Q.それはどうしてですか?○1:1で分担している■仕事も家事も平等・「妻もフルで働いていて同じ立場なので」(38歳男性/情報・IT/技術職)・「共働きとして、フェアにいきたいから」(27歳女性/通信/クリエイティブ職)・「お互いの収入差がそれほど離れていないので、家事もほぼ半分ずつにしている」(32歳女性/小売店/事務系専門職)・「お互い同じ会社なので、平等にしようと決めた」(28歳女性/電機/営業職)・「お互い仕事をしていると、そうしないと負担が大きいから」(26歳女性/金属・鉄鋼・化学/営業職)■妻を思って・「負担を減らすため」(23歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「妻の帰宅が遅いので」(50歳以上男性/医療・福祉/専門職)・「できるほうがやればいいので」(31歳男性/金融・証券/事務系専門職)・「協力的な夫なので」(47歳女性/不動産/秘書・アシスタント職)・「夫が進んでなんでもしてくれる」(32歳女性/金融・証券/営業職)・「当たり前では?」(34歳男性/情報・IT/技術職)■妻のたっての希望で・「相手がそうしたいから」(33歳男性/金融・証券/専門職)・「強制的に」(24歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「相手のほうが主張がつよい」(29歳男性/電機/技術職)・「話し合いの結果」(24歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)■こんな夫婦も・「それぞれに得意分野をやったら、効率的だった……妻・料理、夫・洗濯、アイロンかけ」(36歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「早く帰った方がしています、効率がいい」(24歳女性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)・「順番制」(44歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)●家事分担に偏りがある夫婦「収入による」「甘えてしまっている」○1:1ではない■収入による・「ほぼ私が働いているから」(50歳以上男性/情報・IT/技術職)・「自分のほうが所得が多いから」(28歳男性/医療・福祉/事務系専門職)・「私は非正規雇用だから」(40歳女性/学校・教育関連/専門職)・「妻の方が勤務時間も収入も少ないので家事を担当してます」(38歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「私がパートで働いているので、どうしても分担が多くなる」(31歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)・「お互いの収入による」(33歳男性/情報・IT/技術職)■妻のほうが時間的余裕がある・「妻の方が帰宅時間が早いので、必然的に妻の負担が増えてます」(50歳以上男性/医療・福祉/専門職)・「私の方が働いている時間が少ないので、私の比率が多い」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「夫のほうが帰りが遅いので、やれることが限られる」(28歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)・「拘束時間の多い仕事なので家事できない」(41歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「旦那の方が忙しいからそうはいかない」(37歳女性/ソフトウェア/技術職)・「休みが週1の相手に対し、半々にはできない」(41歳女性/情報・IT/技術職)■妻がやりたい!!・「奥さんが気にして、多くやってくれるため」(27歳男性/情報・IT/技術職)・「私がやりたいから」(23歳女性/機械・精密機器/専門職)・「家事は妻がやるものという先入観観念あり、それに甘えてしまっているから」(33歳男性/電機/技術職)・「自分が、やったほうが安心」(27歳女性/情報・IT/技術職)・「夫は家事が苦手で任せているとイライラするから、つい私がしてしまう」(29歳女性/金融・証券/営業職)・「夫はあまり汚れていても気にならないので私がする」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「妻が手伝わせてくれない」(38歳男性/団体・公益法人・官公庁/営業職)■家事が得意な妻がやる・「妻が料理が得意なので、その分負担が多いと思います」(50歳以上男性/建設・土木/営業職)・「私が得意だから多く担当」(28歳女性/生保・損保/営業職)・「家事能力的に」(28歳女性/農林・水産/秘書・アシスタント職)・「できる家事が少ないから」(30歳男性/医療・福祉/専門職)・「苦手だから」(33歳男性/小売店/販売職・サービス系)・「料理が自分はできないから」(35歳男性/情報・IT/営業職)■夫が多くやる人も・「妻があまり家事が得意ではないので自分のほうが多くやってる気がするから」(32歳男性/通信/技術職)・「妻のほうが体が弱いので夫のほうが高い」(33歳男性/医療・福祉/専門職)・「自分の方が時間があるので」(34歳男性/小売店/販売職・サービス系)■できるほうがする・「できる人がすることになっているから」(31歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「早く家に帰る者が多く家事を分担する……休日は、それなりに分担」(50歳以上男性/電機/技術職)・「きっちりと線引きする必要性を感じない」(45歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)■総評家事の分担、夫と妻で1:1に均等に負担しているという家庭は、3割前後だった。夫婦で家事をきっちり分担していると答えた人は、「妻も遅くまで働いているから」「共働きなので家事も平等に」など、妻もフルタイムで働いている場合が多かった。夫婦で対等に働いているのだから家事も対等に分担、という感覚は合理的だ。中には「妻の希望により」「話し合いの結果」家事を均等に分担したという夫婦もあった。「強制的に」という穏やかではない意見も……。また「互いに得意分野をやる」「順番制」など、1:1と一口に言ってもそれぞれの家庭でのルールを作っているようだ。ほぼ7割の家庭では、妻が家事を担当しているようだ。「1:1で分担」と答えた回答と裏表で「妻のほうが勤務時間も収入も少ない」「夫のほうが多く働いている」ため、妻が家事をして夫を支える、というスタイルに自然に収まっていた。家事の担当者は、労働時間や収入との兼ね合いで決まることがほとんどのようだ。家事が得意な女性、苦手な男性も多いようで、「夫にやらせるとイライラするから私がやる」「自分でやったほうが安心」「私がやりたい」という妻の積極的な声、また「料理ができない」「妻が手伝わせてくれない」といった夫の自信ない声も目立っていた。夫が家事を全くやらないから仕方なく……という不満顔の妻もいた。「できるほうがやる」「早く帰ったほうがやる」なんてスタイルの夫婦もあった。仕事で疲れて家に帰ったらあったかいご飯が待っている、という生活が確かに理想的。負担や苦痛と思わず、互いに相手を思いやる気持ちで家事ができたら、不平不満や衝突もいくらか回避できるかもしれない。調査時期: 2015年11月9日~2015年11月18日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性100名 女性100名 合計200名調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年12月07日IBJはこのほど、「夫婦の家事分担」に関する意識調査を実施し結果を発表した。調査は8月4日~11日、運営する婚活サービスを利用する20代~60代の未婚男性を対象に行われ、367名の有効回答を得た。○男性約9割が「家事を分担したい」と回答調査ではまず、「結婚後の家事はすべて女性がするものだと思っていますか?」と質問したところ、7割超の男性が「そう思わない(30%)」「あまりそう思わない(44%)」と回答。また、「結婚後に家事を分担したいですか?」という質問に、「そう思う(34%)」「少しそう思う(54%)」と回答した男性は9割近くにのぼった。○家事を分担する男性は、モテる!?次に、「家事を分担する男性は女性に人気があると思いますか?」と尋ねたところ、65%が「そう思う(19%)」「少しそう思う(46%)」と回答した。○「家事が得意」な男性は、2人に1人多くの男性が、家事分担に協力的であることがわかったが、どのくらいの男性が家事をきちんとこなすことができるのだろうか。そこで、「あなたは家事が得意ですか?」という質問をした結果、「そう思う(9%)」「少しそう思う(41%)」と回答した男性は50%。「そう思わない(13%)」または「あまりそう思わない(37%)」と回答した男性も同じく50%と、家事が得意な男性は2人に1人という結果となった。
2015年11月18日IBJとルクサ、ベアーズはこのほど、共同で実施した「夫婦間の家事分担」に関する意識調査の結果を発表した。調査は8月2日~6日、ルクサに登録する20代~30代の未婚及び既婚女性と、IBJの婚活サービスに登録する20代~30代の未婚女性を対象に行われ、550名(既婚女性103名、未婚女性447名)の有効回答を得た。○女性97.1%が家事を積極的に行う男性が魅力的「家事を積極的に行う男性はパートナーとして魅力的ですか?」と尋ねたところ、女性の97.1%が「家事を積極的に行う男性が魅力的」と回答した。専業主婦(を希望)の女性に絞って見ても、95.0%が家事をする男性に魅力を感じていることが判明。「家事は、女がするもの! なんて考えは昭和で終わっています!!」「家事、育児に関心があり、積極的な男性はその妻にも関心があるからこそ協力できるのではないか? と考えております」「共働きだと一人で家事を全部こなすのは難しいと思います。お手伝い程度でも家事をしてくれたら助かるのでとても魅力的に映ります」といったコメントが寄せられ、男性の家事力や積極性は、結婚相手の条件や結婚後の生活上重視されていることがわかった。○男性に求める家事力「どれか1つ任せられれば」次に、男性に求める家事力の水準を聞いたところ、最も意見が多かったのは「掃除、料理、洗濯の中でどれか1つでも分担して任せられるレベル(62.0%)」だった。一方で「掃除、料理、洗濯を完璧にこなすレベル」を求めている女性はわずか6.2%にとどまった。家事を積極的に行う男性に関しての女性のコメントには、「手伝ってくれるのはうれしいけど、あれこれ神経質な方だとしんどい」や「(男性が家事を)できすぎても困る」という意見もあり、男性の家事レベルはほどほどで問題ないことがうかがえた。○男性と一緒に作りたい料理1位は「カレー」「料理を作ってくれる男性に好意を持ちますか?」という問いに、93.5%もの女性が「はい」と回答。男性と一緒に作りたい料理について聞くと、「カレー(53.8%)」が断トツ1位となり、次いで「パスタ(23.6%)」「チャーハン(6.7%)」と続いた。調査では「男性だって女性の胃袋をつかんでハートをつかむ時代。週末はパートナーや気になる異性とカレーを作って『家事メン』の一歩を踏み出してみては」とコメントしている。
2015年09月16日国民生活産業・消費者団体連合会はこのほど、「夫婦の買い物と家事の分担に関する調査」の結果を発表した。同調査は3月27日~29日、25~39歳の既婚で子どもがいる女性を対象として実施。480人の回答を得た。○夫婦の「買い物分担」、理想と現実のギャップは10.9%「日常の買い物における、夫との分担割合」について聞いたところ、平均は夫が10.5%、妻が89.5%となった。また25%は「妻100%、夫0%」つまり「夫がまったく買い物をしない」という結果だった。「日常の買い物における、夫との分担割合の理想」を聞いたところ、夫が21.4%、妻が78.6%となり、理想と現実との間には10.9%のギャップがあった。なお、買い物に限らず「家事の分担割合」を見てみると、「現在」の平均は、夫が14.1%、妻が85.9%。さらに、夫の分担が0%(家事をまったくしない)という回答が17.7%あった。「理想」については、夫が30.0%、妻が70.0%が平均値だった。○夫に日常の買い物を「頼みづらい」妻は3分の1「日常の買い物を夫に頼む際、どのように感じるか」を聞いたところ、「頼みやすい」が3分の2、「頼みづらい」が3分の1となり、妻のほうから夫に買い物を頼みづらいという人が少なからずいることがわかったという。また、「夫は、自主的に買い物をしてくれるか」を聞いたところ、「自分から買う物があるか聞いたことがある」夫は46.0%と半数を切り、言われればやるが、自主的に買い物をしようとする夫が多いという現実も見て取れた。「夫が自分から仕事帰りなどに、何か買う物がある? と聞いてくれたらどう思うか」については、78.3%の妻が「嬉しい」と回答した。ただし、必要な時に質の良い商品をお値打ち価格で買う「夫の買い物力」については、妻の65.6%が「満足している」「どちらかというと満足している」と答えた。
2015年05月16日国民生活産業・消費者団体連合会はこのほど、全国の25歳~39歳の子育て中の既婚女性480名(専業主婦240名、兼業主婦240名)を対象に実施した、「夫婦の買い物と家事の分担」に関する調査結果を発表した。調査期間は3月27日~29日。○「買い物や家事の分担」に関する理想と現実調査ではまず、「日常の買い物」について夫婦でどの程度の割合で分担しているのか調べたところ、平均では「妻(89.5%)」が9割近くを負担し、「夫(10.5%)」は1割程度だった。また、回答全体の25%に「妻100%、夫0%」という回答も見受けられ、「夫がまったく買い物をしない」という夫婦が一定数いることがわかった。では、理想はどうなのか。夫との分担割合の理想を聞いた結果、「妻78.6%、夫21.4%」が理想とのこと。夫に期待する買い物の分担割合は、現状の倍という結果となった。また、「家事」についても調査したところ、現実は「妻85.9%、夫14.1%」なのに対し、理想は「妻70.0%、夫30.0%」と、買い物同様、夫に期待する分担割合は現状の約2倍だった。○妻35.6%が「夫に買い物を頼みづらい」と回答次に、「日常の買い物を夫に頼む際、どのように感じますか?」と質問したところ、およそ3人に1人が「頼みづらい(35.6%)」と回答した。では、自主的に買い物をしてきてくれる夫はどのくらいいるのだろうか。「あなたから頼むことなく、夫から仕事帰りに『何か買うものある?』という内容の連絡がきたことはありますか?」と尋ねたところ、「はい(46.0%)」「いいえ(54.0%)」という結果に。言われればやるが、自主的に買い物をしようとする夫はまだ少ないという現実が浮き彫りとなった。また、夫の「買い物力」に満足しているか尋ねると、「満足している(23.3%)」「どちらかというと満足している(42.3%)」と答えた人は65.6%となった。「買い物力」を、"必要な時に質の良い商品をお値打ち価格で買うこと"と定義して質問した結果、約3分の2の女性がおおむね満足していることが伺えた。○主婦の"買い物ストレス"は「重い荷物」と「献立」最後に、日常の買い物でストレスに感じることについて聞いたところ、多くの人が「荷物が重いこと(66.7%)」や「毎日の献立を考えること(61.6%)」と回答した。また、「その他」の項目では、「小さい子供をつれていくこと」や「子供がぐずること」など、子供と一緒に買い物をすることがストレスだという声が目立ち、子供のケアをしながら買い物をすることが主婦の大きな負担の一つとなっていることが明らかとなった。
2015年05月08日ベアーズは4月より、家事代行のノウハウを活かした実践セミナーがインターネットとスクーリング(通学講座)で受講できる「家事大学」を事業化すると発表。これに先駆けて2月13日、「家事大学」のプレオープンとして、高橋ゆき学長による講座メニューをスタートした。○パソコンやスマホからでも受講できる「家事大学」「家事大学」は、家事のスキルを確認したい主婦や、基本から学びたいシニア世代の男性、これから家庭を持つ男女、子どもへの家事教育など、小学生からシニアまで「日本の家事」を技術と心の両面から楽しく学ぶことができるという講座で、PCやスマホなどから受講するオンライン講座と、スクーリング(通学講座)のいずれかを選択できる。同講座は、「掃除学」「洗濯学」「食卓学」「居住空間学」という4つの科目で構成されており、入学試験講座を修了後、試験に合格すると『家事大学認定2級家事研究員』という資格を取得することができるとのこと。まずはプレオープンとして2月13日、この入学試験講座(5時間)のオンライン講座がスタート。その後それぞれの分野の専門講師が行う、基礎講座、職業訓練コース、教官養成コースが4月以降に始まるという。「入学試験講座」の受講費用は、通学講座(6時間)3万円、WEB講座(5時間)1万8,000円のほか、入学金1万円、次年度より年会費1万円で、いずれも税別。詳細は「家事大学」のサイトから。
2015年02月18日男性って、家事をしませんよね。あなたの彼や夫はどうですか?「食器ぐらい洗ってよ!」「私も働いているんだから、それぐらい自分でしてよ!」なんて怒鳴ってしまうことはありませんか?日本の男性達は、「家事は女性の仕事」と考えているんじゃないでしょうか?そう思い、20~30代の男性100人に「男性があまり家事をしたくないのは、”家事はやっぱり女性の仕事だからという認識があるせい”だと思いませんか?」とアンケート調査をしたところ、なんと70人が「思わない」と回答。そんな時代遅れな考え方の男性は、意外に少ないことが明らかになりました!驚きですよね。じゃあ、何で家事しないのでしょうか?理由は一体何なのでしょうか?今回は、アンケートでわかった、男性の家事に関する本音をご紹介したいと思います。■実際の家事メンはたった1割と判明!まず、家事は女性の仕事と「思う」「思わない」と答えた、その理由を聞いてみました。寄せられたコメントは以下の通り。「我が家では、時間の空いている方が家事をするようにしています」「実際に自分は家事を少し分担してやっているので、女性の仕事とは思っていません」「自分ができる時は、家事をするのが当たり前だと思うからです」「得意な人・時間がある人がすればいいのではないでしょうか」「今は、家事をどちらもやるべきだと思います」家事をしているなんて、かなり意識の高い男性ですよね。ただし、「思わない」と回答した70人に、実際に家事をやっているのかどうか聞いたところ、「やっている」と回答したのは10人。「女性の仕事とは思わない」と答えているのに、実際のカジメンはたった10%なんてありえなくないですか?つまり、10人に1人。1割しか妻と一緒に家事をしている男性はいないんです。発言と行動が合ってなくて、気が抜けちゃいます。■家事をやらない理由は「面倒だから」家事をやっていない人に理由を聞いたところ、多かったコメントが「面倒くさい」というもの。それも、すべて未婚男性。「思わない」と答えておきながら、そんなこと言ったら女性の敵になってしまいますよね。家事をしない他の理由は、以下の通り。「ただ単に教育されていないため」「男性は基本的に仕事をしているから」「思わないけどしたくない。他にしたいことがたくさんあって、時間がないから」「家事をしない人だと、こっちがやらなきゃいけないようになる」「慣れている人がやるというのが効率的」なんと自分勝手な意見なんでしょう!既婚者でも奥様まかせで、家事はしたくないということなんですね。■男性に家事をしてもらうためには?今回のアンケートで、7割もの男性が「家事は女性の仕事だと認識していない」という結果が出たので、「物わかりのいい発展的な日本人男性が増えてきたんだ!」と喜んでしまいましたが、実際は違っていたんですね。多くの男性は、「自分も家事をやらなきゃ」と思ってはいるものの、「理想と現実は違うよね。実際には家事なんてできないよ」ということでした。内閣府の男女共同参画白書(平成22年)「6歳未満児のいる夫の家事・育児関連時間」の国際比較を見ると、家事にかける時間は、7か国中、日本が1時間/1日で最下位。米国、英国、フランス、ドイツ、スウェーデン、ノルウェーは3時間前後/1日。日本は、国際比較でもかなり短いです。政府は2020年に2時間30分にする目標を掲げているようですが、難しいようですね。それでは、どうすれば男性に家事を助けてもらえるのでしょうか。コメントに、「自分が料理から洗い物までしっかりやっていても、食器の置き場が違うだけで文句を言ってくるのでやる気が出なくなる」という意見がありました。これは女性のみなさん、心当たりがあるのでは?せっかく手伝ってくれているのに、文句はいけません。感謝の一言があると、違うものです。まずは、冷静になって話し合い、役割分担を決めてみませんか?もちろんその時、話し方には十分注意をしましょう。ヒステリックになってはいけません。あなたの夫や彼も、カジメンを目指してみましょう!(文/森美奈)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月22日(月)調査対象:全国の20~30代男性100名
2015年02月17日ナカバヤシはこのほど、毎月の家事分担状況を夫婦間で共有できる「家事シェアノート」(税別650円)を全国で発売する。家事シェアノートは、家事項目の所要時間や負担感をパートナーごとにまとめる「家事認識シート」と、毎週・毎月のスケジュールと家事状況を夫婦間で確認する記入ページで構成される。まず家事認識シートに、毎日行うルーティン作業を中心に今の状況を書き出す。家事項目ごとにパートナーが互いに認識している「頻度」「経験値」「負担感」を数値として記入し、ポイントを算出する。家事認識シートの家事項目を月間チェックリスト・週間スケジュールページに書き写し、日々の実行状況を記入して月ごとにポイントを合算する。「お互いにどこをがんばっていたか、何ができなかったかなどが分かり、家事への自主的な取り組みを促します。日常の家事を"見える化"することで、役割分担に対する振り返り・協力・改善を図ることができます」と同社。月間フリータイプ(4カ月間)。家事認識シート1枚とレシートやメモなどを挟めるビニールカバー付き。セミB5サイズ(本文サイズ: タテ252×ヨコ179ミリメートル)。表紙はピンク、ブルー、イエローの3色。
2015年02月12日通販カタログのニッセンが運営するプレゼント・懸賞サイト「nissenもらえるネット」はこのほど、「家事分担に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2014年12月17日~24日、同サイト会員を対象として実施。614人の回答を得た。○家事分担率がもっとも高い世代は60代以上「パートナーと家事分担しているか」を聞いたところ、「分担している」は49.7%だった。年代別で見ると、40代のみ「分担していない」率が際立って高く、60.9%が家事分担を行なっていなかった。一方、家事分担をしている率が最も高いのは団塊の世代を含む60代以上で、67.3%が家事分担をしていた。○家事分担を始めたきっかけは「結婚当初から」「とくになし」家事を分担していると答えた人に「家事分担を始めたきっかけ」を聞いたところ、31.8%が「結婚当初から」と答えた。次いで「特にきっかけはなかった」(31.3%)、「出産・育児」(14.0%)となった。「どちらから家事分担を提案したか」については、「両者から」が最も多く41.3%となった。以下「自分」(30.3%)、「パートナー」(20.6%)が続いた。男女別に見ると「パートナーから提案があった」と答えた人の割合に男女差があり、男性が29.8%、女性が16.7%で、男性側から家事分担を提案することは少ない傾向にあった。「家事分担をしている項目」は、「ゴミ出し」が最も多く77.2%。次いで「風呂洗い」(59.2%)、「皿洗い」(53.3%)だった。○3割強が家事分担について不満。ただし7割が話し合いをせず「パートナーとの家事分担に不満はあるか」については、34.7%が「ある」と答えた。「パートナーに行ってほしい家事」については、「掃除」が最も多く43.0%。以下「風呂洗い」(42.2%)、「ゴミ出し」(42.0%)が続いた。また、「家事分担でパートナーとケンカしたことはあるか」については34.2%が「ある」と回答。「家事分担について日頃から話し合っているか」では、71.8%が「話し合っていない」と答えた。
2015年01月20日通販カタログのニッセンが運営するプレゼント・懸賞サイト「nissenもらえるネット」はこのほど、「家事分担に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2014年12月17日~24日、同サイト会員を対象として実施。614人の回答を得た。○家事分担率がもっとも高い世代は60代以上既婚者に対し、「パートナーと家事分担しているか」を聞いたところ、「分担している」は49.7%と約半数だった。年代別で見ると、40代のみ「分担していない」と答えた割合が60.9%と高くなった。一方、年代別で最も高い割合で家事を分担していたのは、団塊の世代を含む60代以上で、67.3%が家事分担をしていた。○家事分担を始めたきっかけ「結婚当初から」が3割家事を分担していると答えた人に「家事分担を始めたきっかけ」を聞いたところ、31.8%が「結婚当初から」と答えた。次いで「特にきっかけはなかった」(31.3%)、「出産・育児」(14.0%)となった。また、「どちらから家事分担を提案したか」については、「両者から」が最も多く41.3%。次いで「自分」(30.3%)、「パートナー」(20.6%)となった。男女別に見ると「パートナーから提案があった」と答えた人の割合に男女差があり、男性が29.8%、女性が16.7%で、男性側から家事分担を提案することは少ない傾向にあった。「家事分担をしている項目」は、「ゴミ出し」が最も多く77.2%。次いで「風呂洗い」(59.2%)、「皿洗い」(53.3%)だった。○3割強が家事分担について不満を持っている「パートナーとの家事分担に不満はあるか」については、34.7%が「ある」と答えた。「パートナーに行ってほしい家事」については、「掃除」が最も多く43.0%。以下「風呂洗い」(42.2%)、「ゴミ出し」(42.0%)が続いた。また、「家事分担でパートナーとケンカしたことはあるか」については34.2%が「ある」と回答。「家事分担について日頃から話し合っているか」では、71.8%が「話し合っていない」と答えた。
2015年01月19日