映画『コーヒーが冷めないうちに』(9月21日公開)の完成披露試写会が23日に都内映画館で行われ、有村架純、波瑠、伊藤健太郎、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子、塚原あゆ子監督が登場した。同作は脚本家・演出家として活躍している川口俊和の同名小説を実写化。「本屋大賞2017」にノミネートされ、SNS上では「4回泣ける!」と評判を呼び、84万部を超えるベストセラーとなっている。有村演じる時田数が働く喫茶「フニクリフニクラ」では、店内のある席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという都市伝説があり、不思議な噂を聞いた客が日々喫茶店を訪れる。松重は薬師丸との共演に、「かれこれ40年前になりますけど、『野性の証明』という映画で薬師丸さんがデビューし、『なんて美しい方なんだ』と思いまして。当時高校1年生の福岡の高校生の私、薬師丸さんがキャンペーンで福岡のデパートに来て、行ったんですよ」と思い出を振り返る。「『うわーかわいいな』と思って、退場するときに近かったので、手を伸ばしたら、薬師丸さんの腕をちょっと触ったんですね。それを告白したのがついこないだのことです」と明かした。松重は「みなさん、夢は叶うんです!! 思いは叶うものなんです! 会いたいと思う人には会えるんです!」と思いの丈を会場にぶつける。薬師丸は「その時は多分つかまれてびっくりしたと思いますけど」とマナーに苦笑しつつ、「今回は本当に心の奥底で手をつなげたような、そんなお芝居をさせていただけたことが本当にうれしかったです」と感謝した。また作品にちなみ「戻りたい過去」を聞かれた出演者陣。松重は「戻りたい過去全くございません」と言いつつも、「強いて挙げるなら、高校1年のデパートの屋上で待ってる自分に『お前薬師丸さんと40年後に夫婦役やるよ、キャッ!』と言って帰ってみたいですね」と興奮気味に語った。最後には、松重が薬師丸をエスコートし、会場からも歓声が上がっていた。
2018年08月23日2000年のシリーズ誕生以来、数々の“伝説”を更新してきた人気ドラマ「相棒」。 この度、最新シリーズである「season17」が前シーズンから続く水谷豊×反町隆史のコンビで10月より放送されることが明らかとなった。■異例の4シーズン目を迎える、水谷豊×反町隆史コンビ杉下右京(水谷さん)の相棒として、「season14」から登場した冠城亘(反町さん)とのコンビは、本作で4シーズン目に突入。初代・亀山薫を除く歴代の相棒は3シーズンで卒業を迎えることが多く、冠城亘は前例を打ち破り、新たな境地に足を踏み入れることとなる。常に緊張感が漂う右京と亘の関係は、“異例の4年目”を迎えて、どう変化していくのかに注目が集まる。「いまや僕の本名を“杉下右京”だと思っている人の方が多いんじゃないでしょうか(笑)」と冗談交じりに語る水谷さんは、「僕は、共演者と自然に作品の世界に入っていくお芝居が理想的だと思っているのですが、ソリとは4年目にしてだんだんそうなってきたなと実感しています」としみじみ。「互いに相手の出方を想像するのが、無性に面白くなってきたところ。でも、右京は最近の亘について、『ずいぶんズケズケとものを言うようになったな』と思っているのではないでしょうか(笑)」と、右京の心境を代弁(?)してくれた。そんな水谷さんに対し、反町さんは「水谷さんは『亘はずいぶんズケズケとものを言うようになった』とおっしゃっていますが、それは台本にそう描かれているからです(笑)」と反論。「右京と亘――2人の関係がミステリアスに描かれいるところも『相棒』の大きな魅力ですが、亘は右京さんのことを大先輩として尊敬し、圧倒的に信頼していると感じています」と、4年目に到達したからこその信頼感が生まれたようだ。■新シーズンは、かつてない特命係3人体勢に…!前シーズンの最終回2時間スペシャルでは、「週刊フォトス」記者・風間楓子(芦名星)をエスカレーターから突き落とす事件を起こしたサイバーセキュリティ対策本部の特別捜査官・青木年男(浅利陽介)が、“制裁”として特命係に左遷されるという驚愕のラストが描かれた。「右京と亘を恨む青木が、まさかの特命係に!?」という予想外の展開に、SNS上は騒然。いまだかつてない波乱の状況から、「season17」は幕を開ける。3人体制の特命係に関して、水谷さんは「右京は基本的に事件を解決することを第一に考えていますから、特命係に入ってきた青木くんについても、役に立つなら特命係にいてくれて結構、と思っているのではないでしょうか。青木くんが裏でどんなことを企んでいるかわかりませんが、特命係にいるからにはやってもらわなければならないこともありますので、そこは僕も注目しています」とコメント。反町さんは「特命係にやって来た青木についても、亘は仲良くしつつ彼の優秀さを利用しようとも思っていて、どんな特命係になっていくのか、まったくわかりません。この『season17』でも、視聴者の皆さんに毎回、驚かれるような『相棒』を作っていきたいですね」と意気込みを見せた。■もちろん、おなじみのキャストも総動員!もちろん、最新シーズンでも一癖二癖ある多彩な登場人物たちが織りなす、濃密な人間ドラマは健在。もはや「相棒」ワールドになくてはならない存在である捜査一課の“両エース”こと伊丹憲一(川原和久)と芹沢慶二(山中崇史)、「暇か?」でお馴染みの組織犯罪対策5課の角田六郎課長(山西惇)、小料理屋「花の里」女将・月本幸子(鈴木杏樹)といったレギュラーメンバーは、今シーズンでも登場する。一方、権力復活を虎視眈々と狙う警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二)、それを阻止すべく牽制してきた警視庁副総監の衣笠藤治(杉本哲太)ら、特命係の存続に大きな影響力を持つ上層部の面々も、水面下で駆け引きを繰り広げる。今シーズンでは、長らく敵対してきたこの2人に、新たな関係性がもたらされる予感や、特命係に興味を抱く新キャラも登場。こちらも併せてチェックしたい。「相棒 season17」は10月より毎週水曜21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年08月22日「今年の年始に放送したスペシャルドラマ版の視聴率がとてもよかったんです。それを受けて今回連ドラ化が決定しました」(テレ東関係者)女優の高畑充希(26)が10月よりスタートする連続ドラマ『忘却のサチコ』(テレビ東京系)で主演を務めると発表された。高畑が演じるのは結婚式当日新郎に逃げられた辛さを忘れるため、美食を追い求めるアラサー編集者という役どころ。だが、普段の高畑も役柄に負けず劣らずのグルメ。「私の生きるモチベーションは食」と公言するほどだという。「高畑さんは根っからの食いしん坊として業界でも有名です。普段から料理好き御用達のホーロー鍋で自炊するほど、食へのこだわりが強いといいます。また、ひそかにグルメサイトの会員になっていて、日ごろから“安くて美味しいお店”のチェックを欠かさないとも聞いています。彼女のそんな一面も、オファーした決め手の一つになったようです」(前出・テレ東関係者)本誌も昨年2月、高畑の“爆食ぶり”を目撃していた。主演を務めた舞台終了後に3軒も“はしご酒”。うたげは実に9時間に及んでいた。そんな高畑が掴んだ念願のグルメドラマ主演の座。さらに、まだドラマ放送前にもかかわらず、早くも続編の話が持ち上がっているという。「松重豊さん(55)主演で大ヒットした『孤独のグルメ』を継ぐ番組として大きな期待がかかっています。すでに局内では“ポスト松重豊”なんて呼ばれています(笑)。今回の結果次第では、シリーズ化も考えているようです」(前出・テレ東関係者)ドラマを成功に導き、高畑の新たなる代表作となるのか。彼女の豪快な食べっぷりをテレビで見るのが今から待ちきれない!
2018年08月01日夕方の買い物客でごった返している、都内の駅ビルにある惣菜店コーナー。7月下旬の午後5時すぎ、そんな意外な場所で竹野内豊(47)の姿を目撃した。竹野内といえば、現在放送中の人気ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)で“主夫役”の好演ぶりが話題となっている。「このドラマは、ヒロインの綾瀬はるかさん(33)演じるバリバリのキャリアウーマンが娘を持つ男性(竹野内)と結婚し、母親になろうと家事育児に奮闘するヒューマンコメディー。クールな役柄を演じることが多かった竹野内さんでしたが、無精ヒゲを剃り、エプロンをしてキッチンに立つ姿に萌えるファンが急増中です」(テレビ局関係者)この日、竹野内は主婦らと一緒にレジに並んでハンバーグを2個購入。さらに別の店舗に移動して、今度は女性に人気の高いサラダを2人分購入した。最後にケーキ店でデザートもゲット。手際よく3軒もはしごし、ドラマに引けを取らない“主夫ぶり”を発揮していた。あまりの自然な振る舞いに、周囲の人もまったく竹野内に気付いていない。約1時間の買い出しで、竹野内の額にはうっすら汗が。暑くて仕方なかったのか喫茶店に入り、キンキンに冷えたアイスコーヒーを片手に店を後にした。今日はもしかして恋人と自宅でディナー?記者が抱いたそんな妄想もむなしく、愛車を飛ばして彼が帰って行ったのは、都内の実家だった。「約4年前、竹野内さんは高齢のご両親のために都内の閑静な住宅地に豪邸を建てたんです。しかし直後にお父さんが亡くなり、今はお母さんが1人で暮らしています。竹野内さんは別のマンションで暮らしているのですが、お母さんのことが心配みたいでよく様子を見に行っているといいます」(竹野内の知人)イケメン息子の“汗だく親孝行”。こんな息子がいてくれれば、今年の猛暑も乗り切れそう!
2018年08月01日桜沢鈴による義母と娘の愛と成長を描いた名作4コマ漫画を綾瀬はるか主演、竹野内豊らの共演でドラマ化した「義母と娘のブルース」の第4話が7月31日オンエア。綾瀬さん演じるバリバリのキャリアウーマンだった岩木亜希子が“ある理由”から、ライバル企業の平凡な社員で、3年前に妻と死別、1人娘・みゆきとともに生きてきた男性・宮本良一からプロポーズされ結婚。畑違いの家事や育児に一生懸命に奔走しながら、家族と過ごした10年間を描く。良一役を竹野内さんが演じるほか、毎話違う職業につくフリーターの麦田章役で佐藤健。良一の娘・みゆき役で横溝菜帆、亡くなった良一の元妻・愛役で奥山佳恵、そのほか浅利陽介、麻生祐未、村本大輔らが出演している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第4話ではついに亜希子と良一がなぜ結婚したのか、その理由が明かされた。4話の冒頭は良一が病院で医師から検査結果を聞くシーンでスタート。治療を勧める医師に対し良一が「母親の時のような辛い思いを娘にさせたくない」と拒む様子から、良一が命に関わる病を患っていることがうかがえる。その後学校から帰ってきたみゆきから偽装結婚を疑われた亜希子と良一は、「林間学校明けに馴れ初めを話す」となんとかその場をしのぐのだが、ママ友たちからも関係を疑われる始末。2人は“初デート”でみゆきに対し、結婚までの経緯についてどう話すか考えることに…というのが4話の展開。その過程で明かされた結婚の真相、それは良一がスキルス胃ガンで余命いくばくもなく、亜希子になら娘を託せると考え結婚を申し込んだというものだった。今回は竹野内さん演じる良一の優しさとその裏側にある愛の深さがにじみ出たストーリーになっており、「竹野内豊がイイ男すぎてつれぇ~」「穏やかで柔らかい空気に包まれた笑顔が素敵」「ここへきてこんなに竹野内豊がすてきだとは。と思っている」「この竹野内豊はずるい」など、竹野内さん演じる良一を絶賛する声がネットに溢れかえる事態に。2人はみゆきにはまだ“真相”を隠すつもりのようだったが、ラストでみゆきの自転車の練習中についに良一が倒れてしまう。次回予告では病院の空のベッドを前に座り込む亜希子の姿も…次回が気になる「義母と娘のブルース」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2018年07月31日高畑充希(26)が10月期のグルメドラマ「忘却のサチコ」(テレビ東京系)で主演をつとめると、7月23日の各紙が報じている。同作は今年1月に新春ドラマスペシャルとして放送されており、当時から連続シリーズ化を希望する声が上がっていた。近年、グルメドラマの数が増えてきている。先駆けとも言える「深夜食堂」(TBS系)を筆頭に、17年にはドラマ「野武士のグルメ」(Netflix)や「将棋めし」(フジテレビ系)が。現在も「極道めし」(BSジャパン)が放送中だ。またグルメドラマは男性主演のものが多いが、「女くどき飯」(TBS系)や「ワカコ酒」(BSジャパン)といった女性主演作品も人気を集めている。「マンガ界にはいまグルメ作品がとても多く、原作探しにはことかかないほど。シンプルなストーリーも多いため、ファンもドラマ化に期待しやすいです。女性主演のものには『ご飯を美味しそうに食べる女性はかわいい』という声がよく上がりますし、今回の高畑さんの食べっぷりにも期待大ですね」(テレビ局関係者)放送されるのは、「孤独のグルメ」と同じ「ドラマ24」枠。 日刊スポーツによると、高畑は「孤独のグルメ」の主演をつとめる松重豊(55)に食べ方のコツを聞いたという。松重からは「絶対内緒」との返答があったが、高畑は「自己流を探していきたいなと思います!」と意欲的だという。「松重さんは『孤独のグルメ』について『おじさんがただ食べてるだけ』と表現していますが、テレビ東京の大晦日に放送されるほどのキラーコンテンツです。高畑さんがすでに松重さんと会っていること、さらに同時間枠で字面も似ていることから『忘却のサチコ』と『孤独のグルメ』のコラボに期待も高まっています」(前出・テレビ局関係者)実現すれば、さらなる話題を呼びそうだ。
2018年07月25日俳優の松重豊が17日深夜に放送されたラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週火曜25:00~27:00)にゲスト出演し、番組パーソナリティの星野源と仲良くなった経緯を語った。ある作品で初共演を果たしたという星野と松重。その撮影を行っていたある日、主役を務める星野はかなりお腹の調子を崩していたとのこと。当時を振り返り松重は「待ちがすごくて…」と、時代劇であったため、星野がトイレのたびに衣装の着脱に手間取っていたことを明かした。その様子を見て「大変だな」と思った松重は星野を気遣い、それとなく「音楽やられてるんですよね」と話を振り、そこから音楽トークで意気投合した。LINEの連絡先を交換して、「こんな曲知っていますか?」と、互いにお気に入りの楽曲を送り合っているうちにさらに話が弾み、その日のうちに「ご飯へ行きましょう」となったと明かす。さらに、松重と星野は、演劇の話でも盛り上がったという。松重は、15歳から大人計画の芝居を見ていたという星野に驚いたと話し、それを受けて星野も「あの頃はまだ大人計画がエログロって言われていたので」と語った。そして松重は「だからド変態だなって思った」と星野を評し、星野も「そうですね(笑)。『変態だね!』って言われましたもん、『君は変態だね』って」と告白した。
2018年07月19日池松壮亮が尾崎豊、満島真之介がブラピに!?ひとクセある役を演じきった2人が、改めて出演映画『君が君で君だ』を振り返りました。その場の空気で相手の想いを感じ取れる。池松壮亮さんと満島真之介さんは、そんな関係の様子。池松:僕ら、共演はないって思ってたけど、よく考えたら1回あるね。朝ドラで一瞬すれ違って。満島:そうだ!あったね~。しかも俺、家に写真あるよ(笑)。池松:初対面はフットサルだけど。満島:芝生の上で最強の出会いをしちゃったんだよね!だから心の距離感は常に近くて。池松:そう、満島さんがいてくれさえすれば、勝手に心が動くというか。すごくやりやすかった。満島:嬉しいね。池松:僕、俳優で収まりきらない人が好きなんだよね。満島さんって、話していても突然違うことを言ったりするでしょ?その感じが本当に好きで。人のテリトリーに踏み込むことに対しても、全く躊躇しないし(笑)。満島:振り返れば俺がいる、みたいな?(笑)俺は役者どうこうよりも、人との関わりに興味があるからね。もう、無意識の境地。池松:今回の作品は、10年一緒に住んでる設定。でも、僕らは少しリハをやって、2週間で映画を撮らなきゃいけない。10年間をどう埋めるか、会った瞬間に確認せずとも共有できる人って、そうそういない。同世代の役者さんで、同じ方向をすぐに向ける感じは、今まで味わったことがなかったな。満島:僕が初体験なわけね!池松:(笑)。それも松居組のなせる業かもね。何がそうさせたかはわからないけど、いい具合だった。満島:確かに、あの空間に一緒にいるだけで、すーっと全部が混じり合っていく感覚があった。池松:演じて気づいたのは、俺の人を想うっていう価値観が、3人を見ていると揺らぐ瞬間があって。満島:うんうん。池松:そこまでする?とか、俺が間違ってる?みたいな。そんな瞬間がこの映画の魅力というか。満島:ここは超えちゃいけないという良識を、作中では超えるからね。池松くんが言うように、自分がこれまで感じていたことが間違っていて、ここまでいくのが愛情なのかもしれない、とか考えたり。普通に生きる5年よりも、撮っている2週間の方が、今後の人生に残っていくなって思ったよ。池松:いい映画に出合ったときってそうだよね。自分の人生や、誰かを想ってしまうというか。映画の持つ力って、無限大であってほしい。やっている身からすれば、そう信じてやるだけだから。でもさ、改めて振り返ると、この作品って本当に狂った物語だよね。満島:うん。自分と掛け離れすぎていて、最初は他人事のように台本を読んでた。でも、松居監督と感じたことを話して、リハをして。みんなで空気感を掴んでから撮影できたのは大きかったかな。池松:確かに。あと、松居さんがいいなと思うのは、舞台をやられてきた方だから台本を手放すのが割と早いこと。俳優が動いて生まれてくることを信じてくれて。満島:監督もそこで新たな発見をして素直に生かしてくれてね。僕は松居さんとは初めてだったけど、出会えたことに希望を感じたんだよね。この瞬間、この年で、この作品をやれたことで、かけがえのない時を共有できた気がします。『君が君で君だ』想いを寄せる女性(キム・コッピ)が憧れる人物、尾崎豊(池松壮亮)、ブラピ(満島真之介)、坂本龍馬(大倉孝二)になりきって暮らすこと10年。あることをきっかけに、この3人の異常な純愛が動き始める。上映中。いけまつ・そうすけ1990年7月9日生まれ、福岡県出身。2003年『ラストサムライ』で映画デビュー後、様々な作品に挑戦。9月公開映画『散り椿』に出演。みつしま・しんのすけ1989年5月30日生まれ、沖縄県出身。ドラマ、映画などで活躍。出演する映画『止められるか、俺たちを』は、10月13日に公開。池松さん/トレンチコート¥298,000ブーツ¥166,000Tシャツ¥28,000(以上メゾン マルジェラ トウキョウTEL:03・5725・2414)その他はスタイリスト私物満島さん/ブルゾン¥189,000Tシャツ¥25,000サンダル¥39,000(以上メゾン マルジェラ トウキョウ)その他はスタイリスト私物※『anan』2018年7月18日号より。写真・佐藤航嗣スタイリスト・Babymixヘア&メイク・FUJIU JIMI(池松さん)山下サユリ(3rd/満島さん)取材、文・野村紀沙枝
2018年07月16日歌手で俳優の星野源が、10日深夜に放送されたラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週火曜25:00~27:00)で、俳優・松重豊が撮影の合間に見せた“エアー食事”のすごさを熱弁した。最近、親しい間柄になったという星野と松重。その松重が次週、番組のゲストとして登場するにあたって、星野は「この話したっけ?」とある作品での撮影裏話を披露した。撮影の休憩時間に、ある子役の男の子が「ごっこ遊び」を仕掛け、星野と松重もその遊びに付き合った。2人は男の子が演じる寿司職人の店にやって来た客役を務めることになった。「いらっしゃいませ! 何にしますか?」と、寿司屋の大将になりきって問いかける男の子に対して星野は「じゃあ、僕は赤身で」などと注文していた。それと同じように松重も寿司を注文し、食べるそぶりも見せていたらしい。星野は「出された寿司をエアーで食べるわけ。その食べ方がめちゃくちゃ美味しそうで」と、松重が披露した“エアー食事”を絶賛。感動のあまり「もう一回見せてください!」と頼むと、松重から「いや、もういい…」と恥ずかしそうに断られたという。星野は「あまりに美味しそうだったので、その日、寿司を食いにいきました」と影響を受けたことを告白。最後に「役柄とはいえ、食べるお仕事をする人ってやっぱりすごいなぁと思いました」と、テレビ東京のドラマ『孤独のグルメ』シリーズで視聴者の食欲をそそる演技を長らく披露していた松重の芝居を称賛していた。
2018年07月12日好きな女の子のために、池松壮亮が「尾崎豊」、満島真之介が「ブラピ」、大倉孝二が「坂本龍馬」になりきる衝撃の完全オリジナルラブストーリー『君が君で君だ』。このたび、『虹色デイズ』『ギャングース』などで大活躍を見せる若手俳優・高杉真宙が、「羽生結弦」に任命される(!?)シーンをとらえた本編映像が解禁となった。池松さん、満島さん、大倉さんの実力派3人による、純情と異常が紙一重の、10年間に及ぶ愛を描く本作。彼らが“姫”と呼ぶヒロインは、映画『息もできない』で世界中の注目を集め、多くの熱烈なファンを持つ韓国人女優キム・コッピが演じている。そんな本作から到着したのは、高杉さん演じる“王子”こと“クズ彼氏”の宗太が、尾崎、ブラピ、龍馬に責め寄られ、先日、国民栄誉賞を授与された氷上の王子「羽生結弦」に任命される本編映像。愛する姫を裏切った宗太に詰め寄る3人。ブラピの「姫が一番ハマっている人間は!?」との問いかけに、宗太は「羽生くん、羽生くん!」と必死に答える。「この期に及んでまだ王子を名乗るつもりか」と宗太に食ってかかる龍馬。さらに、「お前は今日から羽生結弦。羽生君として我が国の兵士になるんだよ、おめでとう!」と尾崎に任命された宗太は、3人を取り巻く異様さに必死に逃げ出そうとするも捕まってしまう。我が国とは、兵士とはいったい何なのか?狂気溢れる尾崎、ブラピ、龍馬に、必死に抵抗する宗太の姿から、この部屋で何が起こっているのか確かめずにはいられない映像となっている。『君が君で君だ』は7月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:君が君で君だ 2018年7⽉7⽇より全国にて公開ⓒ2018「君が君で君だ」製作委員会
2018年07月06日吉本新喜劇座長の小籔千豊が主宰する音楽とお笑いを融合させたフェス「KOYABU SONIC 2018」(9月15日~17日 インテックス大阪)の発表会見が22日、大阪市内で行われた。『KOYABU SONIC 2018』をPRする小籔千豊(後列)、爆乳三姉妹(前列左から)服部ひで子、森田まりこ、岡田直子今回で7回目を迎える同フェスには、すでに発表されている吉本新喜劇ィズ、爆乳三姉妹に加え、スチャダラパー、サニーデイ・サービス、EGO-WRAPPIN’らコヤソニ常連のアーティストや、初登場の崎山蒼志、雨のパレード、DJみそしるとMCごはん、SPYAIR、yonige、お笑い芸人の藤井隆、渡辺直美らの出演が決定。"天才音楽少年"として注目を浴びている高校生アーティストの崎山については、小籔がドラマーを務めるバンド・ジェニーハイのプロデューサー兼ギタリストで、去年に引き続き出演が決まっているゲスの極み乙女。・川谷絵音から「『いいよ』とオススメを受けた」そうで、「ネットの動画で見たらすごくいい雰囲気の子。ぜひお会いしてみたいと思った」とオファーを決めたという。「ここからさらに火がついて、ゆくゆくはビッグスターになってくれたら」と期待を寄せる小籔は、「いつか紅白とかにバンバン出るようになって、僕の孫が『サキヤマ!』とか騒いでる姿を見たい。将来を見据えた青田買いです(笑)」と明かして笑わせた。会見には、吉本新喜劇の服部ひで子、森田まりこ、岡田直子からなるグラマー女子トリオ・爆乳三姉妹も出席。長女の"ヒデチチ"こと服部は「コヤソニに初めて出演させていただいた去年は、とにかくガムシャラすぎて、すごいアーティストのみなさんに圧倒されすぎて、気がついたら衣装のチャックが下までおりて下着が全開になっていました(笑)。今年はもっと冷静に。でも、ポロリする勢いでコヤソニに臨みたい」と意気込んだ。昨年はperfume、過去には小泉今日子などビッグネームの出演でも話題を呼んだコヤソニだが、「ラインナップで引っ張るんじゃなく、毎年同じメンバーが出演したとしても、雰囲気のよさで『今年も行ったろか』と思ってもらえるようなフェスを目指している」と小籔。「音楽も人柄も素晴らしいアーティストさんと芸人さんに今年も集まっていただいた。関西だけでなく、いろんな地方から大阪に来て楽しんでもらいたい」と呼びかけた。なお、今後追加される出演アーティストと芸人は、公式サイトにて順次発表予定。
2018年06月23日話題になっている嵐・二宮和也(34)主演の医療ドラマ「ブラックペアン」(TBS系)。ドラマで注目を集めているのが、二宮演じる天才外科医・渡海征司郎をサポートするクールな看護師「ねこちゃん」こと猫田麻里。演じるのは、女優の趣里(27)だ。 「すでに知られた話ですが、父親は俳優の水谷豊さんで母親は元キャンディーズで女優の伊藤蘭さんという超サラブレッド。とても家族仲がいいそうで、趣里さんにインタビューで両親のことを聞くと嬉しそうに話してくれました」(芸能記者) 趣里は11年に放送された「3年B組金八先生ファイナル直前同窓会スペシャル・ファイナル」(TBS系)で女優デビュー。13年公開の「おとぎ話みたい」で映画初主演をつとめ、映像作品をこなしながら数々の舞台作品に出演してきた。 そして、昨年4月期放送のドラマ「リバース」(TBS系)では“不倫夫を監禁してしまうエキセントリックな妻役”を演じた。 「高校時代は英国にバレエ留学してバレリーナを目指していましたが、挫折。やりたいことが見つからず、そんなとき女優を目指すことに。しかし“親の七光”を良しとせず抵抗し、演技学校に通うことを決意。そこで改めて、女優という仕事の魅力にハマったそうです。1年ほど前までは、所属事務所も両親の名前を出すことを敬遠していました。しかし最近は女優として開花したことが認められてきたこともあり、両親の名前もトークも解禁したようです」(テレビ局関係者) 近い将来、親子3人での共演が実現する可能性もありそうだ。
2018年05月07日吉本新喜劇の座長を務める小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍が2日、東京・有楽町のよみうりホールにて行われた「吉本新喜劇全国ツアー2018」東京公演(5月2日・3日)の開演前に取材に応じ、同ツアーの手応えを語った。2019年3月の吉本新喜劇60周年に向けて、3月21日広島公演を皮切りに開催中の「吉本新喜劇全国ツアー2018」。約9年ぶりの全国ツアーで、小籔、川畑、すっちー、酒井の4座長が一堂に集結し、全国各地に笑いを届ける。小籔は3月からツアーをやってきての手応えを聞かれ、「新喜劇は関西のもの、大阪だけのものだと思われていると思うんですけど、お笑いに大阪も東京もないと思っている。今回東日本を回らせていただいたときに死ぬほどウケたので、やっぱりお笑いに差はないと思う」と確信した様子。「(明石家)さんまさんやダウンタウンさんが東京で受け入れられている時点で僕らも頑張れば受け入れていただけるんじゃないかとは常々思っていました」と語った。すっちーも「新喜劇になじみないだろうなっていう東北でも温かい反応があったのでうれしかった」と手応えを口にし、川畑も「ここウケるのかなって思ったところでウケた」と話し、「われわれの時代でできるだけたくさんの人に見ていただきたい」と気合十分。酒井も「行く先々でウェルカムという感じで温かく迎えてくれて感謝しています」とうれしそうに話した。印象に残っている地域を聞かれると、川畑が「お客さんの反応より夜食べたものとか……」と本音をポツリ。すると小籔が「僕は夜のご飯じゃなくて舞台上から見るお客さんの笑顔が」と真面目コメントで笑いを誘い、川畑が「ずるいぞ!」とツッコミ。すっちーと酒井も「食べ歩きに行ってるんじゃない」「仕事ですやん」と乗っかり、盛り上がった。また、小籔は「新喜劇はみんなで笑いとるというか、サッカーチームみたいなもの。みんながウケたほうがいい競技。サッカーでいうとブラジル代表というかギリシャ代表。みんなで点をとりにいくという感じ」と団体競技だと強調。「スベられたほうが腹立つ。ウケられて腹立つはないですね」と語った。
2018年05月02日お笑い芸人の小籔千豊が2日、東京・有楽町のよみうりホールにて、「吉本新喜劇全国ツアー2018」東京公演の開演前に取材に応じ、強制わいせつの疑いで書類送検され、起訴猶予処分となったTOKIO・山口達也の騒動について、新喜劇の座長としてコメントした。小籔千豊川畑泰史、すっちー、酒井藍と共に、4座長そろって取材に応じた小籔。2006年より座長を務めている小籔は、山口についてコメントを求められると「僕たちも集団でやっていますので、世間様にご迷惑をおかけすることがないようにしないといけないなと、改めて身を引き締めるというか……」と話した。そして、「僕も自分に甘い、自分を律してすべてを完璧に生きることはできないタイプですから、わがことのようにお酒に気を付けたい。お酒のせいということでもないですけど、そういうところは身を引き締めないといけない」と注意していくという小籔。また、「川端メンバー、すっちーメンバー、酒井メンバーも気を付けて。お酒とか僕らも打ち上げで飲みますので、そういうのは控えたい」と"メンバー"をつけて笑いを誘い、川端が「何もしてないから。メンバーやけど、ここでメンバー言うたらややこしくなるから」とツッコんだ。2019年3月の吉本新喜劇60周年に向けて、3月21日広島公演を皮切りに開催中の「吉本新喜劇全国ツアー2018」。小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍の4座長が一堂に集結し、全国各地に笑いを届ける。東京公演は5月2日・3日、東京・有楽町のよみうりホールにて開催される。
2018年05月02日『プーシキン美術館展―旅するフランス風景画』とは?【女子的アートナビ】vol. 108この展覧会では、ロシアを代表する美術館のひとつ、プーシキン美術館のコレクションから選び抜かれたフランスの風景画65点を紹介。モネやセザンヌ、ルソー、さらに美術史に名を遺すクロード・ロランなど17世紀から20世紀までの傑作が勢ぞろい。神話の物語や美しいパリの街並みなどの名画を見ながらフランスを旅するように楽しむことができます。スペシャルサポーターは水谷豊さん!同展のスペシャルサポーターは、俳優の水谷豊さん。音声ガイドのナビゲーターも担当された水谷さんがプレス内覧会に出席され、展覧会の見どころなどを語りました。まず、展覧会を見ての感想を問われると、「今回はテーマがフランス風景画ということで、どの絵も本当にすばらしく絵の中に引き込まれていくようで、旅しているような気分を味わえました」と回答。続いて、2つの作品についてコメントされました。クロード・モネの初来日作品《草上の昼食》、実物はいかがでしたか?水谷さん写真で見るのとは全然違いましたね。学芸員の方から知識を教えていただき絵の見方も変わったのですが、これがモネの青春時代の作品ということで、若い時から才能が花開いていたことがわかります。すばらしいです。《草上の昼食》は画家が26歳のときに描いた作品。学芸員の大橋さんのお話では、当時モネはまだたくさんのモデルを雇うことができなかったので、恋人のカミーユにいろいろな服を着せてポーズをとってもらい、いくつかスケッチを描いてから組み合わせて作品を制作したとのこと。この絵に登場する女性はすべてカミーユではないかと考えられているそうです。特にお気に入りの作品は?水谷さんいろいろありましたが、おもしろかったのはアンリ・ルソーの《馬を襲うジャガー》です。ルソーはパリにいて、植物園で熱帯植物を観察しながらジャングルに思いをはせてこの絵を描いたのですが、想像でここまで描けるのかというほどすばらしい作品です。われわれも(俳優というのは)妄想するのが仕事ですが(笑)、不思議なオーラがある作品です。ルソーは税関職員として働きながら絵を描いていた日曜画家。専門的な美術教育を受けていない彼の作品は批判されることもありましたが、ピカソやアポリネールなどからは高く評価されていました。特に南国のジャングルを描いた絵を多く残しています。最後に、水谷さんからメッセージ水谷さん名作と呼ぶのにふさわしい、たくさんの作品が東京都美術館にそろいました。訪れた人を世界の旅に連れて行ってくれる作品が集まっていると思います。僕は旅の案内人として関わらせていただき光栄です。たくさんの人にこの感動を味わっていただきたいです。ちなみに、水谷さんがナビゲーターとして出演されている音声ガイドも聞いてみたのですが、作品の背景や画家についての説明などもわかりやすく、展覧会の感動がより深くなる内容でした。そして、『相棒』ファンが喜ぶあの名セリフも入っています。ガイドは最後の最後までぜひ聞いてみてください。また、会場には作品と一緒にパリの地図なども掛けられ、どのあたりを描いた絵なのかがわかるようになっています。パリを訪れたことがある人はもちろん、行ったことがなくてもイメージすることができ、作品鑑賞がより楽しくなりますよ。フランスを旅する気分を味わえる展覧会は7月8日まで。Information会期:~7月8日(日)休室日:月曜日時間:9:30~17:30※金曜日は20時まで※入室は閉室の30分前まで会場:東京都美術館料金:一般 1600円/大学生・専門学校生1300円/高校生800円/中学生以下無料公式サイト:上野の東京都美術館で開催中の『プーシキン美術館展』に行ってきました。フランス風景画の名作が集まるこの展覧会では、俳優の水谷豊さんが音声ガイドを担当。プレス内覧会にも出席され、見どころを語ってくれました。
2018年04月28日俳優の水谷豊が、21日(10:30~11:00)に放送されるテレビ朝日系番組『プーシキン展開幕SP 水谷豊の絶品名画探訪』に出演し、フランス風景画の魅力に迫る。水谷豊=テレビ朝日提供水谷は14日から開催される「プーシキン美術館展――旅するフランス風景画」のスペシャルサポーターを務めている。そんな水谷が開幕直前の会場・東京都美術館を訪れ、初来日となるモネ「草上の昼食」の他、ルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソーなど、フランス風景画コレクションの名作を鑑賞。名画に隠されたエピソードや印象派画家の知られざる秘話、風景画と時代背景の密接なつながりなど、「プーシキン美術館展」の魅力に迫る。さらに、アイドルグループの欅坂46に所属し、現役美大生である佐藤詩織が、フレンチの巨匠・吉野建シェフが「プーシキン美術館展」に出展する名画のエッセンスを一皿に込めたフルコースを堪能する。
2018年04月13日主演の池松壮亮が尾崎豊、共演の満島真之介がブラッド・ピット、大倉孝二が坂本龍馬に“なりきる”純愛エンターテインメント『君が君で君だ』。このほど、ドラマ・バラエティと多方面で活躍し唯一無二の存在感を持っているYOUと、ドラマ「きみが心に棲みついた」で話題を呼んだ向井理が、本作に出演することが分かった。本作は、好きな女の子の“好きな人”になりきって、自分を捨て去り、10年間彼女を見守ってきた3人の男たちの愛の結末を描く恋愛譚。池松さんが伝説のロックシンガー「尾崎豊」になりきり歌も披露、満島さんがハリウッド俳優「ブラッド・ピット」となって英語を話せば、大倉さんは日本の歴史を大きく変えた「坂本龍馬」になりきり、「日本をいま一度洗濯し候」との名セリフを放つ。彼らが恋するヒロインには、韓国映画『息もできない』での演技で世界中の注目を集めたキム・コッピが務める。監督・脚本は、ドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズや映画『アズミ・ハルコは行方不明』『アイスと雨音』などで知られる松居大悟。長年温め続けてきた完全オリジナルラブストーリーをついに世に送り出す。YOUは借金取りの女ボス!向井理はその子分のチンピラにYOUさんが演じるのは、キム・コッピ演じるヒロイン・ソンに迫る借金取りのボス・星野役。無慈悲な借金取りを見事に体現する。また、その子分の友枝役に向井さん。爽やかなイメージを一新するようなチンピラを迫力の演技で演じる。ソンの好きな伝説の男たちになりきって生きる3人の男たちは、この星野、友枝の執拗な取り立てから彼女を守るべく立ち上がろうとするが、返り討ちに遭い、大いなる騒動へと発展していくことになるとか。YOUさんと向井さんが演じるのは、ソンを見守りながら生きている、そんな3人の存在を浮かび上がらせる重要な役どころ。松井監督のラブコールに出演を即決したという2人と、池松さん、満島さん、大倉さんという実力派との芝居バトルは、大きな見どころとなりそうだ。『君が君で君だ』は7月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年03月25日2019年3月の吉本新喜劇60周年に向けて、3月21日広島公演を皮切りに「吉本新喜劇全国ツアー2018」がスタート。ツアーでは小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍の4座長が一堂に集結し、全国各地に笑いを届ける。そこで、昨年7月に吉本新喜劇史上初の女性座長に就任した酒井藍(31)にインタビュー。ツアーへの意気込みや座長になってからの心境の変化を聞いた。○女性座長として奮闘! 目指すは痩せてもおもろい人――あらためて、吉本新喜劇初の座長に就任したときの気持ちをお聞かせください。座長になってもらうって言われたときは、正直ドッキリだと思いました。なりたいっていう気持ちは強かったですけど、嬉しいというより心臓がドキドキして不安の方が大きかったですね。 目だけキョロキョロしてカメラを探しました(笑)。――9カ月たってどんな変化がありましたか?座長になったおかげで自分の力以上のお仕事もいただけるようになって、頑張らなと思うんですけど変わらず不安です。新喜劇で自分の週になると口内炎が治らないんです(笑)。 でも公演が終わる1週間後に治るんですよ。根がビビリなんで。それだけドキドキしてるんです。――座長ってどんな仕事をするんですか?作家さん、社員さんと一緒に台本を作ったり配役を決めたり。舞台では一番セリフが多いですが周りのことも見なくてはいけないです。3館の劇場があって1週間ごとに新作を公演していくので公演中に次の舞台の稽古、並行してその次の台本を作っていったり……。その合間にテレビのお仕事が入ったり。そのスケジュールにまだ全然慣れてなくてパニックになることもあります。「ここでめだか師匠がでてきて……」と言うと、「いえ、この舞台ではめだか師匠でてません!」と言われたり、混乱することがめっちゃあります(笑)。――女性の座長ならではの大変さはありますか?先輩の団員さんが多いんで、みなさん助けてくれます。「忙しいやろ? ちゃんとご飯食べや」とか、女の子として扱ってくれる率が高くなったというか、声をかけてくれることが多くなりました。この体型なんで絶対ごはんは食べてるんですけど(笑)。大変より、ありがたいなあ、感謝やなあという気持ちの方が多いかもしれないです。――酒井さんはぽっちゃり体形も魅力のひとつだと思いますが、ご自身では?座長って1週間絶対に舞台に出ないといけないので、体調を大事にしないといけないんです。なので今、ちょっとずつ減量はしてるんですけど……10キロ痩せても、20キロ痩せてもデブはデブなんですよ私(笑)。でも、この人デブやから、こういうネタをしてるんだじゃなくて痩せててもおもろい人やなって思われるようになりたいです。○4人の座長と挑む全国ツアー――目標にしている先輩座長はいますか?小藪兄さんは、吉本に入ったころから、ボケ方とか舞台での見せ方とかいろいろ教えていただきました。私は小藪兄さんを見てきたから、座長になりたいって思ったんです。新喜劇への思いを聞いたとき「自分は新喜劇が大好きじゃなかったかもしれない……」。そう思うほど、小藪兄さんの新喜劇愛はすごいです。全国ツアーにまわれるのも、今、東京で深夜に新喜劇が放送されてるのも、小藪兄さんが東京で吉本新喜劇を広めてくださったからだと思ってます。――全国ツアーはどんな内容になりそうですか?いつも別の舞台に出ている小籔千豊兄さん、川畑泰史兄さん、すっちーさん、そして私の4人の座長が全員同じ舞台に立ちます。同じ話で進んでいくので、普段の新喜劇では見られないしかけもいろいろ考えてます。新喜劇を見たことがない方はぜひコンビニに行くくらいの軽い気持ちで劇場に来てほしいですね。■プロフィール酒井藍1986年9月10日生まれ、奈良県出身。2007年9月に吉本新喜劇「第3個目金の卵オーディション」に合格し入団。“ぶぅぶぅぶぅ。私、人間ですねん”のギャクで人気が急上昇し、2017年7月、吉本新喜劇で初の女性座長に就任。幅広い世代に人気があり、座員から慕われている。本作が映画初主演となる。
2018年03月22日水谷豊主演による人気シリーズ「相棒」の劇場版第6弾として2017年2月に全国公開された『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』が3月21日(水・祝)今夜テレビ朝日系でテレビ初放送される。優秀だが変人ゆえ警視庁内の窓際部署「特命係」の係長をしている警視庁特命係の杉下右京を水谷さんが演じ、杉下が“相棒”と共に事件を解決していく本シリーズは、単発ドラマ時代を経て2002年に連続ドラマ化。これまで寺脇康文、及川光博、成宮寛貴が“相棒”役を演じ、「season 14」からは反町隆史演じる冠城亘が活躍中。昨年秋からスタートした「相棒season16」も好評のうちに3月14日の放送で最終回を迎えた。長寿シリーズとなった本作では劇場版もこれまでスピンオフ含む計6作が製作。2008年公開の『相棒 -劇場版-』の翌年にはスピンオフ『鑑識・米沢守の事件簿』が公開。続く2010年には先日17日にTV放送された『相棒 -劇場版II-』が公開。2013年のスピンオフ『相棒シリーズ X DAY』の公開を経て2014年には『相棒 -劇場版III-』。そして昨年公開されたのが今回オンエアされる『相棒-劇場版IV-』となる。7年前、英国で日本領事館関係者の凄惨な集団毒殺事件が起こり、その唯一の生き残りだった少女が国際犯罪組織「バーズ」によって誘拐された。しかし、当時の駐英大使と日本政府は“高度な政治的判断”によって、その誘拐事件を闇に葬る。それから7年、行方不明となっていた少女の身代金要求が、再び日本政府に突きつけられた。首謀者とされる「バーズ」のリーダー=レイブンの意図は何なのか?なぜ、少女は7年間生かされていたのか?タイムリミットが迫る中、日本政府はバーズをテロ組織と断定、その要求を再び拒否する。すると、その身代金要求は世界を震撼させる無差別大量テロへと発展。狙われたのは50万人の見物客が集まる国際スポーツ競技大会の凱旋パレード。日本中が歓喜に包まれるパレードの真っ只中、ついに特命係は真犯人を追い詰める! その先には、70年前の“ある出来事”から始まる、あまりに切ない真実が待ち受けていた――。水谷さん、反町さんのほか仲間由紀恵、石坂浩二、“元相棒”の及川光博に“元鑑識”の六角精児に石坂浩二とシリーズの人気キャストが集結。鹿賀丈史、北村一輝らも加わり豪華キャストで、特命係が関わってきた事件の中でも比類のない難敵となるミステリアスな国際犯罪組織との戦いが描かれる。『相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』は3月21日(水・祝)20時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)■関連作品:相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断 2017年2月11日より丸の内TOEIほか全国にて公開© 2017「相棒-劇場版IV-」パートナーズ
2018年03月21日水谷豊主演の人気ドラマ「相棒season16」がいよいよ3月14日(水) 今夜の放送をもって最終回を迎える。最終回2時間スペシャルでは石坂浩二、仲間由紀恵ら警察関係者が週刊誌記者から告発を受けるという事態に、特命係が驚愕の結末を導き出す…果たして事件の真相は!?水谷さん扮する警視庁特命係の杉下右京とその“相棒”の活躍を描いた本シリーズ。「season14」以降、反町隆史演じる冠城亘が杉下の相棒として数々の難事件を解決に導いてきた。また特命係を取り巻く人々として伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)、角田課長(山西惇)、小料理屋「花の里」女将の月本幸子(鈴木杏樹)ら“相棒ファミリー”はもちろん、甲斐峯秋(石坂浩二)、衣笠藤治(大杉漣)、日下部彌彦(榎木孝明)、社美彌子(仲間由紀恵)、大河内春樹(神保悟志)、サイバーセキュリティ対策本部の青木(浅利陽介)らも引き続き出演、物語を盛り立てた。また放送中に大杉さんが急逝されたため、衣笠藤治役を杉本哲太が引き継ぐことになり、今夜の最終回では杉本さんが衣笠を演じている。今夜の2時間スペシャルは「週刊フォトス」の記者、風間楓子(芦名星)がエスカレーターから転落し負傷、楓子はその場に居合わせた甲斐、社、内村完爾(片桐竜次)、中園照生(小野了)、衣笠(杉本哲太)、青木のうちの誰かに突き落とされたと主張するのだが、まともに取り合ってもらえなかったことから6人を“容疑者"として誌面で告発するという対抗措置に出る。この記事が世間で話題となったことで、右京、亘ら特命係はもちろん、楓子の大阪にいる母親、匡子(加賀まりこ)の目にも留まることに。楓子の実家は大阪を拠点とする暴力団で母の匡子は組長の妻。嫁入り前の大事な娘を傷付けられたと怒り心頭の匡子は、警察への宣戦布告も辞さぬ覚悟で東京に乗り込んで来てしまうのだった。右京と亘は独自に捜査を開始。一方、伊丹と芹沢も大河内の命を受け関係者への事情聴取を始める。そんななか“容疑者の一人”が檜山与一(遠藤雄弥)という男と衝突し階段から転落。この檜山、なんと楓子の父親が率いる暴力団の構成員だった…というストーリー。「相棒season16」最終回2時間スペシャル「容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ」は、3月14日(水) 20時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2018年03月14日(写真:“相棒”役の反町隆史も出席) 3月14日に今期の最終回を迎える人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)。それに先駆けて3月8日夕方6時から、都内の外資系高級ホテル宴会場を貸し切って豪華な打ち上げが行われた。 主演の水谷豊(65)をはじめ、“相棒”役の反町隆史(44)ら出演者たちが、次々に来場。総勢百数十名におよぶ関係者が一堂に会した。打ち上げの冒頭には、2月21日に急逝した大杉漣さん(享年66)に1分間の黙祷も捧げられた。 反町の挨拶に続いて登壇した水谷は、大杉さんとのこんな思い出を語り始めた。 「2月10日が大杉漣さんとの最後の撮影でした。大杉さんとは、“我々のころには平均寿命が90歳になるそうだから、もっと仕事ができますね。お互いに体を大事にしましょう”と話していました。いま、大杉漣さんがいないことが信じられません」 恒例の「乾杯」はなく、水谷の「お疲れさま」という言葉で会が始まったという。 じつはこの日、打ち上げに先立って、テレビ朝日局内で『相棒』の放送回数300回突破を記念したセレモニーも行われた。 「セレモニーには水谷さんをはじめ、テレ朝の役員やプロデューサー陣、関係部署の部長らが顔をそろえました。出演者で出席していたのは水谷さんだけでしたね。早河洋会長は『今度は600回までやっていただきたい。600回となれば水谷さんは81歳。80歳はまだ若い!』とスピーチ。水谷さんは『80歳ですか』と笑いながらうなずいていました」(ドラマ関係者) 80歳まで、あと15年。そうなるとドラマとして30年間続くことになる。 深夜0時過ぎ、2次会の最後に参加者総出で水谷を見送ってお開きとなった。15年後、“シーズン31”の打ち上げは、いったいどんなメンバーに――。
2018年03月13日3月30日(金)夜9時は、竹野内豊主演で贈るテレビ東京春の開局記念ドラマ「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実」を放送。この度、本作に3年ぶりのドラマ出演となる上戸彩が出演することが決定。竹野内さんと7年ぶりの共演となる上戸さんは、「毎日楽しく演じることができました。シリーズ化を狙っています(笑)」とコメントしている。■本城雅人作品、初の映像化!竹野内豊×上戸彩の豪華2ショット実現!本城雅人の「ミッドナイト・ジャーナル」を原作に描く本作は、竹野内さん演じる妻を亡くし子どもと離れて暮らすことになってしまった仕事命の不器用な男、新聞記者・関口豪太郎が主人公。誤報を打ち左遷された事件記者たちが、7年越しで未解決連続誘拐殺人事件の犯人を追い詰めるため、新聞社内の軋轢や警察との葛藤を乗り越え、真実を求めて奮闘するヒューマンサスペンスだ。今回出演が発表された上戸さんが演じるのは、豪太郎に心を寄せ、共に連続誘拐殺人事件を追うマドンナ、新聞記者・藤瀬祐里。2人は真実に近づき、「誤報コンビ」と言われた汚名を返上することができるのか…。■上戸彩「“社会派の作品に出たい”と思っていた」本作への出演決定にあたり上戸さんは、「色々な作品を見たり、読んだりしている中で『社会派の作品に出たい』と思っていたのでお話をいただいたときは『やった!』と思いました」と心境を明かし、「私が演じた祐里はとても心があったかい女性だなと感じたので、その部分を大切に演じました。また、竹野内さんが主演ということで喜んでやらせていただきたいと思いました。新聞記者役は初めてでしたが、新聞記者の方々は責任を持って取材し、多くの読者の方に届ける。それはとても大変なことなんだと思いました」とコメント。さらに、「映画を撮影しているスタッフさんが集結しているというのもありますが、ドラマという枠を超えた、とてもクオリティの高い作品に仕上がっています。ぜひ多くの方にご覧いただきたいです」とアピールしている。なお、本作には竹野内さんと上戸さん2人のほかにも、寛一郎、徳重聡、松尾諭、水沢エレナ、升毅、松重豊らが出演している。■ストーリー「被害者の女児は死亡」――中央新聞の記者・関口豪太郎(竹野内豊)と藤瀬祐里(上戸彩)は、世間を震撼させた連続誘拐殺人事件で世紀の大誤報を打ち、豪太郎は支社に左遷され、祐里は遊軍にされてしまった。凶悪事件から7年。誤報の責任を負わされた豪太郎は、各地を転々としていた。いまは須賀誠(升毅)らが在籍するさいたま支局で、「読者が望んでいるのは真実をより早く、正しく伝えること。それがジャーナルだ」という口癖で新人記者・岡田昇太(寛一郎)を叱責しながら、粛々と事件を追い続ける毎日だった。そんな折、女児が誘拐される事件が2件発生。岡田の調べで判明したある事実に、豪太郎は7年前の連続誘拐殺人事件との関連性を疑う。事件当時、豪太郎たちは「犯人2人説」を主張していた。「事件にはやはり共犯者がいて、7年前に逃げきった共犯者が、今回、再び事件を起こしているのではないだろうか…」。事件は解決していない。そう思った豪太郎は本社社会部部長となった元上司の外山義柾(木下ほうか)に連絡し、本社からさいたま支局への応援要請をするが、取り合ってもらえない。豪太郎の過去を知る本社の辻本剛志(徳重聡)、井上美沙(水沢エレナ)、加藤拓三(松尾諭)らも応援に行きたがらない。手を挙げたのは遊軍記者となっていた祐里だけだった。地道な取材を続ける豪太郎、岡田に祐里も合流。祐里は元東都新聞記者で、3年前に中央新聞へ転職した警察庁担当・二階堂實(小日向文世)に話を聞きに行く。だが7年前との関連性を否定されてしまう。一方、豪太郎は情報を得るべく、埼玉県警管理官・山上光顕(松重豊)の自宅へ通いつめていた。その甲斐あって、足立区で第3の誘拐事件が起きたことを知る。また一方、本社社会部の外山や記者たちから目に見えない圧力を受ける祐里だったが、豪太郎の言葉に引っ張られ、調査を続ける…。テレビ東京春の開局記念ドラマ「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実」は3月30日(金)21時~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月02日作:久住昌之/画:谷口ジローによる漫画をドラマ化した松重豊主演「孤独のグルメ」。この度、2012年1月のスタートから6年、ついに4月6日(金)よりSeason7が放送されることが決定した。本作は、輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎(松重さん)が、営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマ。2012年1月深夜に放送開始し、五郎の大胆な食べっぷりが話題とななり、シリーズを重ねるごとに注目を集め、2017年4月には第6シリーズが放送された。■season7は初心に返る? 新たなジャンルのグルメも登場!?前回のseason6では、誰もが知る大阪の味どころから放送スタートしたが、今作では初心に返り、世間にはあまり広く知られていない町での素晴らしいグルメとの出会いから始まるという。本シリーズでは外せない“和食”はもちろん、最強メニューである“肉料理”や一番人気の“中華”など多彩なジャンルのメニューが登場し、また「出張編」もあるなど番組の魅力が満載!その一方で、これまで紹介していないジャンルのグルメが登場したり、新たな演出を取り入れたりと、いままでとは違う挑戦をし、新鮮な驚きもあるのだとか。■松重豊、「見方を変えればダイエット効果抜群」今回の放送決定について、主演の松重さんは「視聴率も頭打ちなので、この際閉店商法で『孤独のグルメseason final 究極の晩餐』にしたらと提案しましたが却下されました」と明かす。またスタートから6年ということで、井之頭五郎を演じる上で何か変化は?という質問には、「行った覚えのない飲食店に、私のサインが置いてあった」とまさかの回答が。そして、「この番組を断食中の僧侶が観ているそうです。見方を変えればダイエット効果抜群です。但し、夥しい煩悩と戦わなければなりませんが」と新たな見方も提案している。番組プロデューサーは、「絶対7まで行きたい!と思っていたので、Season7を迎えられたこと、とても嬉しく思っています」と放送決定に喜び、「Season1の撮影開始初日は雨で、ドラマとは思えぬコンパクトな人数で肩を寄せ合い撮影していたのを懐かしく思い出します。深夜の小さな番組がこんなに長く続けられたのは、皆様のご声援ご支持の力にほかならず、深く感謝しております」とシリーズスタートをふり返りつつ感謝を述べている。「孤独のグルメ Season7」は4月6日より毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月28日俳優の松重豊が、ビートたけしが審査委員長を務める「第27回東京スポーツ映画大賞」で助演男優賞を受賞し25日、都内ホテルで行われた授賞式に出席。21日に急性心不全のため66歳で急死した俳優の大杉漣さんを悼んだ。今年の助演男優賞は、北野武監督作品『アウトレイジ 最終章』に出演した大杉漣さん、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、金田時男の5人。たけしは「みなさんすごい。どうせならみんな表彰しちゃおうって。みんな本当にすばらしくてありがたかった」と5人の演技を称え、「漣さんは今日は残念ながらいらっしゃらないけど」と残念がった。テレビ東京系ドラマ『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』でも大杉さんと共演しており、大杉さんの最期を看取った松重は「僕が映画デビューしたときに大杉漣さんに映画の楽しさを教えていただき、北野映画に僕も出演することができて、『こんな晴れやかな場所に一緒に立てるんですね』という喜びをつい4日前に千葉の海で話した」と大杉さんとの会話を明かした。そして、「本当に残念ですけど、湿っぽいことは嫌いな漣さんなので、前を向いていきたい」と話し、「こういう機会をいただき、ありがとうございます」と感謝。「漣さん、これからも日本の映画を、僕たちを見守ってください」と天国の大杉さんに向かってメッセージを送った。大森は「この賞を大杉漣さんと一緒にとれたことを誇りにして生きていこうと思います」と語り、ピエール瀧は「いただきました!」と天に向けてトロフィーを掲げた。『アウトレイジ 最終章』で主演男優賞を受賞した西田敏行と塩見三省も大杉さんを追悼。西田は「戦友を失いました。とっても辛いですけど、あんなに突然いってしまうというのは大杉漣さんらしいなと思っています。人間の死は寿命だと思うようにしないと納得できないので寿命なんだと思います」などと語り、塩見は「大杉! 俺はこんな体になったけど、もうちょっとやってみるよ。ありがとう」と呼びかけた。
2018年02月26日2月21日、急性心不全で亡くなった大杉漣さん(享年66)。大杉さんが亡くなった当日、大杉さんが出演するドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」(テレビ東京系)の公式サイトで“バイプレイヤーズ一同”からのコメントが掲載された。 「余りにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます。『バイプレイヤーズ』という実名を晒した上でのドラマで、そのリーダーであり、精神的な支柱でもあった大杉さんが突然いなくなるという喪失感は計り知れません」 亡くなる前日、同ドラマの収録に参加していた大杉さん。午後9時ごろまで撮影を行い、後に“バイプレイヤーズ”らと食事をとった。その後ホテルの自室に戻り、激しい腹痛を訴えたという。大杉さんを介抱し、タクシーで病院まで連れて行ったのは松重豊(55)だった。 2人の出会いは、92年に公開された松重の映画デビュー作。それから30年近い付き合いだという。松重は大杉さんのチャレンジ精神を見ならい俳優人生を歩んできたと今月5日、スポーツ紙の紙上にて明かしている。 「27歳の時、僕は大杉さんの背中を見て、映像の中で生きる俳優の在り方を学びました」 そんな後輩について大杉さんも「いいライバルというんじゃいないですけど刺激しあえる」と08年、テレビ出演した際に語っている。 「お酒なんかも最後まできちっと付き合ってくれて。なんか最後の別れの時までその瞬間までちゃんといてくれるやつ。本当にいいやつなんですよ」 松重の俳優人生を、大杉さんは天国から見守ってくれることだろう。
2018年02月23日ひぐちアサによる人気高校野球漫画を原作にした舞台「おおきく振りかぶって」が2月2日に開幕、それに先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われ、囲み取材には主演の西銘駿、猪野広樹、久住小春、白又敦、納谷健、脚本・演出の成井豊(キャラメルボックス)が登壇した。舞台「おおきく振りかぶって」チケット情報囲み取材で主人公・三橋廉 投手を演じる西銘は「原作ファンの皆様を絶対にがっかりさせない!という想いでやってきました」と語りつつも、自身としては「舞台2作目で初主演ということで、最初は本当に緊張して。千秋楽までちゃんと主演としてやっていけるのかな、という不安はあった」と明かし、稽古を経て「今は不安はない」と自信の表情を見せた。猪野は「原作の世界観をどう出すかを大事にやってきたのですが、それプラス(出演者)22人の個性をプラスして、舞台だからこそできる『おおきく振りかぶって』をみんなでつくりました」と語り、バッテリーを組む西銘については「しゅんしゅん(西銘)が人懐っこい人なので、そのペースにのみこまれました」と笑顔。男勝りな監督を演じる久住は「稽古場でも最初は『男に見えない』と言われて悩みましたが、みんなが助けてくれて支えてくれてなんとか初日を迎えられました」、白又は好きなシーンを問われ「夏の大会の1回戦の対戦校・桐青高校のバッテリーの語り」と挙げる。主役校・西浦高校にまつわるシーンでは「合宿明けの練習風景。チームが出来上がっていく、高校球児らしさが描かれていると思います」と語った。ぜひ注目を。自身は野球未経験ながら、突出した才能を持つ田島を演じる納谷は「身体の動かし方の効率だったり、どういうところに意識を置けば上手な選手に見えるのか、というのは特に意識して稽古を重ねてきました」と役作りを振り返った。成井は「舞台上で会話して人間ドラマをつくろうと、役者たちにさかんに言いました。ですので、できあがったものはおそらく舞台上に登場した22人、ひとりひとりの人生、ひとりひとりの感情を客席に向かってぶつける、そういう生々しいお芝居になったんじゃないかと思います。ぜひそれを楽しんでいただきたいです」とコメント。弱気で卑屈な性格の主人公・三橋廉が、野球を通じて仲間と共に成長していく姿を描く本作。舞台でも、練習や試合の中の対話で生まれる感情の変化、そこから繋がるパフォーマンスの変化が芝居によって繊細に描かれる。また、セット転換や映像は使わず、音、照明、芝居であらゆるシーンを表現。試合の表現は見どころだ。ダンスシーンなどもあり、生の舞台だからこその『おおきく振りかぶって』が楽しめる作品となっている。公演は2月12日(月・祝)まで東京・サンシャイン劇場にて上演中。取材・文:中川實穗
2018年02月07日1月22日、東京都心では21cm雪が積もった。4年ぶりの豪雪で、芸能界にも影響が出ていたようだ。 仕事に支障をきたしたのは、小籔千豊(44)。交通機関の乱れが残っていたことから、23日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)に約35分遅刻してしまった。小籔がドーナツ柄のトレーナー姿で申し訳なさそうに登場すると、ハイヒール・リンゴ(56)は「座長、私服!」と優しくツッコミ。小籔は「申し訳ない。すいませんでした」と平謝りだった。 また三原じゅん子参院議員(53)にも雪の影響が。通常国会召集日には、撮影会を行うのが恒例。しかし吹雪のため屋外撮影を中止。急遽、衆院玄関内で行うこととなった。慣れない雪の影響で、会場は大混乱。回を分けての撮影会となった。 また辻希美(30)・杉浦太陽(36)夫妻には、ちょっぴり悲しい出来事があった。22日、杉浦は自身のブログを更新。バルコニーには夫婦の“お気に入り”であるテントを常設していたが、雪の重みで破れてしまったという。 しかし、いっぽうでは雪の影響で“思わぬ評価”を得た人も――。 ずんの飯尾和樹(49)は22日、Twitterに「ロケ決行!」と投稿。添付された画像には、横殴りの雪を受けながら仕事に勤しむ姿があった。コートも羽織らず手袋もはめていないが、笑顔を見せる飯尾。すると《飯尾さん頑張ってる姿かっこいいですー!》《どんな時も笑顔の飯尾さん。大好きです》と、プロ意識の高さを絶賛する声が上がっていたのだ。 それぞれの雪景色があったようだ。
2018年01月23日映画『君が君で君だ』が2018年7月7日(土)全国ロードショー。主演は池松壮亮、キム・コッピ、満島真之介、大倉孝二が出演し、監督・脚本は松居大悟が務める。男3人の愛の結末を描く映画『君が君で君だ』は、男3人の愛の結末を描いた作品だ。主演の池松壮亮、満島真之介、大倉孝二の3人が好きな女の子を振り向かせるために、それぞれ彼女の好きな人になりきる。池松壮亮が尾崎豊、満島真之介がブラッド・ピットに映画『デスノート Light up the NEW world』『セトウツミ』などで人気漫画の実写化に取り組んできた池松は、本作で日本の伝説のロックシンガー「尾崎豊」になりきる。劇中では尾崎豊の歌を歌う姿も。池松のライバルには、映画『三度目の殺人』『散歩する侵略者』に出演した満島真之介が抜擢。彼はハリウッドの名俳優「ブラッド・ピット」になりきり英語を話すシーンを披露する。そして大倉孝二もライバル役に。大倉は坂本龍馬になって名セリフを投げかけ、意中の女性のハートをゲットするために懸命に奮闘する。ヒロイン・ソン役には、映画『息もできない』で世界から注目を集めた韓国人優キム・コッピを起用。ソンに迫る無慈悲な借金取りのボス星野役にはYOU、その子分である友枝役に向井理がキャスティングされた。そんな借金取りコンビに媚びを売りながら、ソンに冷たく接する彼氏・宗太役を演じるのは高杉真宙。『虹⾊デイズ』『ギャングース』など近年映画出演の絶えない高杉が、"ダメな彼氏"っぷりを熱演する。脚本は映画『アズミ・ハルコは行方不明』『アイスと雨音』の松居大悟。また同時に監督も担当し、長年温め続けてきた完全オリジナルラブストーリーに息を吹き込む。ストーリー大好きな子が好きな「尾崎豊」「ブラピ」「坂本龍馬」になりきり、自分の名前を捨て、10年間ただひたすら好きな子を見守ってきた3人の男たちを描いた恋愛譚。触れ合うことも告白することもなく、ただ見守り続けてきた3人が、執拗な借金の取り立てから好きな子を守るべく立ち上がるも返り討ちに!物語は大いなる騒動へと発展していく。詳細映画『君が君で君だ』公開日:2018年7月7日(土)出演:池松壮亮、キム・コッピ、満島真之介、大倉孝二、高杉真宙、向井理 / YOU監督・原作・脚本:松居大悟制作:レスパスフィルム
2018年01月16日池松壮亮主演、『アズミ・ハルコは行方不明』の松居大悟が監督&脚本を務める『君が君で君だ』が、来年公開されることが決定した。本作は、松居監督が長年温め続けてきた完全オリジナルラブストーリーで、池松さんは、なんとあの尾崎豊になりきるという。物語は、好きな女の子の好きな人になりきって、自分を捨て去り、10年間彼女を見守ってきた3人の男たちの愛の結末を描いた恋愛譚。そんな3人を演じるのは、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』など映画俳優として唯一無二の存在感を示す池松さんと、映画やドラマだけでなく『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』で声の出演も果たすなど、確かな演技力で頭角を現す満島真之介、『ピンポン』『舞妓haaaan!!!』など数々の作品に出演し、独特の個性を光らせる大倉孝二。池松さんが、伝説のロックシンガー・尾崎豊になりきるほか、満島さんがハリウッドの名俳優ブラッド・ピット、そして、大倉さんが日本の歴史を大きく変えた坂本龍馬になりきる!さらにヒロインを務めるのは、『ある優しき殺人者の記録』『つむぐもの』に出演し、『息もできない』での演技で世界中の注目を集め、多くの熱烈なファンを持つ韓国人女優キム・コッピが演じる。それぞれ人格・見た目を本人になりきって生きてきたキャラクターだが、池松さんは劇中で尾崎さんの歌を歌唱し、満島さんはブラピになりきり英語を話すシーンも。そして、大倉さんは「日本を今一度洗濯し候」という坂本龍馬の名セリフが使われている。「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」のメイン監督を務め、『アズミ・ハルコは行方不明』『アイスと雨音』など、国内外で高い評価を受ける松居監督が、国境も常識も越えた愛の物語を描いていく。キャストコメント到着■池松壮亮尾崎豊という人には会ったことはありませんが、物心ついてからいつも隣で歩むべき道を教えてもらっていたように思います。目眩すらするこの街の中で、愛するということに何回やっても答えが出ないので、もう一度松居監督と共に挑んでみようと思いました。■満島真之介オリジナル作品の持つ力を信じたい。その強い気持ちを持ち、素敵なキャスト、スタッフと共に普遍的である愛の物語に向き合いました。あの夏の熱量が、映画という風に乗ってたくさんの人に愛を届けてくれることを願っています。カムサハムニダ。サランヘヨ。■大倉孝二正直な話しをしますと、お話しをいただいて、脚本を読ませていただき、顔合わせ、本読みという段階で、腑に落ちないことや、捉えきれないことが多かったように思います。その後、監督、共演者との話し合いや、リハーサルを進めていくにつれ、この若い座組に無防備に飛び込むことを決めました。きっと無防備な芝居をしていることでしょう、痛々しいくらいに。『君が君で君だ』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年12月27日松重豊演じる主人公・井之頭五郎が、年の瀬の瀬戸内で“食べ納め”をする「孤独のグルメ 大晦日スペシャル~食べ納め!瀬戸内出張編~」。このたび、五郎が舌鼓を打つ瀬戸内の絶品グルメとともに、お店で出会う個性的なキャラクターを演じる豪華出演者も明らかとなった。今回の井之頭五郎は、年末にも関わらず出張で香川、愛媛、広島と瀬戸内地方の3県へ。忙しい中でも仕事の合間に、うどん、肉、魚と地元飯からパワー飯まで、たくさんのグルメを堪能。瀬戸内ならではの初体験もある様子で…。■あらすじ12月30日、出張先の香川での仕事を昨日終え、次の愛媛県での仕事に向かおうとしていた五郎(松重さん)。その途中で“手打ちうどん”の文字が目に入り、ふと立ち寄る。また、愛媛県松山に向かうバスで、中村由紀子(山村紅葉)ら中年女性たちと乗り合わせたが、その賑やかさに少々戸惑ったりも…。松山で仕事の打合せを終えた五郎が立ち寄った居酒屋の店内は、まるで魚屋さんのよう。たくさんの魚を前に悩む五郎に、大将(柄本明)が助け船を出す。そこで五郎が選んだ“松山メシ”とは?翌朝の大晦日。五郎は今年最後の仕事のためフェリーで広島市へ。仕事を終えた五郎は、ポツンと佇む“焼肉ラーメン”と暖簾に書かれた焼肉店を見つける。女将(キムラ緑子)に、メニューにある肉の部位などを尋ねながらメニューを選ぶことに。そして、帰京する五郎に想定外のトラブル発生!急いで今年最後の仕事先に向かう途中、小腹が空いた五郎が出た行動とは!?果たして五郎は、無事に新年を迎えることができるのか?■豪華ゲスト出演者も決定!今回、五郎が瀬戸内で出会う個性的なキャラクターには豪華な顔ぶれが集結。不思議な料理屋で五郎に絶品料理をふるまう大将には、日本のテレビ・映画に欠かせない名優・柄本明。注文に戸惑う五郎に“しゃれ”も交えて応じる大将を軽妙に演じる。さらに、急に帰京しなければならなくなった五郎が、最後の広島市で入った店の女将に、幅広い役柄をこなす演技派女優・キムラ緑子。そのほか、女将(キムラさん)の店の常連客にダンカン、五郎がバスの中で出会う“うるさいおばちゃん”役に山村紅葉。そして、なんとボクシングの元WBA世界ミドル級チャンピオンで広島県出身の竹原慎二も出演。さて、どこで登場するのか、乞うご期待。豪華共演者とのコミカルな掛け合いに加え、五郎が「旨すぎて、心がついていけない…」と感動する瀬戸内の絶品料理や、昨今のヘルシー志向とは対極にある“焼肉ラーメン”店での食べっぷりにも注目していて。「孤独のグルメ 大晦日スペシャル~食べ納め!瀬戸内出張編~」は12月31日(日)22時~よりテレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月26日