整体師の大山奏です。今まで様々な体幹トレーニングを紹介してきましたが、体幹ができてもそれを支える筋肉がないと効果がありません。そこで今回は、体幹を維持するための大殿筋を鍛える筋トレを紹介します。まずは四つんばいの状態で、片膝の裏にタオルを丸めたものを挟んだ状態からスタート。そこからタオルを挟んだ脚を上下に動かします。注意する点は、脚の上げ下げの際に背中を地面と水平に保つことです。真っすぐ上に上げ、お尻の筋肉が引き締まっていることを確認します。下を向いてしまわず、目線は常に前に向けましょう。数をこなすよりも、1回1回丁寧に行うことが大切です。体幹がきちんと鍛えられていない場合、左右に身体が曲がってしまいます。ただ上げるのではなく、お尻の筋肉がしまっていることを確認しながら行うことが重要です。息を吐きながらタオルを挟んだ方の足を、ゆっくりと上げていきます。この時、体幹に力を入れて身体をしっかりと平行に保ちます。太ももの裏側からお尻の筋肉を意識しましょう。背中が一直線になるまでが基本的な上げ方です。身体が柔らかい人は、そのまま少し高く上げても構いません。ただし、体幹に力が入らなくなるほど上げるのはNGです。まずは左右20回ずつから始めてみましょう。タオルは小さめのタオルでもバスタオルのような大きなもので、特に指定はありません。タオルの太さによって効き方が変わってくるので、自分に一番合うものを探してみるのもいいかもしれません。脚を上げきった位置で10秒静止してからゆっくり下ろすを繰り返すことで、強度がアップします。上げる時にかかとを突き出すようなイメージをすると、より効果を実感できると思います。この筋トレは、体幹トレーニングと並行してやってもらいたい動作のひとつです。体幹は1度鍛えても、しばらく何もしなければ落ちてしまいますが、体幹を支える筋肉も一緒に鍛えれば、鍛えた体幹をキープさせることができます。体幹で基礎代謝がアップするのみならず、筋肉でアップで引き絞まったボディーラインが作れれば一石二鳥ですよね。是非合わせてやってみてください。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月16日整体師の大山奏です。身体を引き締めるには、基礎代謝を上げることが欠かせません。体幹トレーニングは身体の中の筋肉を強化することにより、基礎代謝と脂肪燃焼をアップさせるのに適しています。今回は、腹筋と背筋の体幹を同時に鍛えるトレーニングを紹介します。まずは、四つんばいなった状態からスタートします。右手と左足、左手と右足とクロスするように手足を交互に上げていきます。ポイントは足と手を上げる高さです。手・足・胴体が一直線になるように注意してください。一直線になるまで上げきれていない、また、足と手が上がりすぎて背中がそっているという状態では効果がありません。速いペースで上げ下げするより、きちんと腹筋背筋お尻に力が入った状態を意識しながら低回数行う方が効果的です。息を吐きながら右手と左足をゆっくり上げていきます。背筋と腹筋に力が入っていることを確認しましょう。身体が一直線になったらそこで2秒キープします。息を吸いながら手足を元に戻し、逆側、左手と右足を上げていきます。下ろす時もゆっくりを意識してください。トレーニングの最中は自分の身体の筋肉へしっかり意識を向けましょう。1回1回を丁寧に行うことで、体幹をしっかりと鍛えられ、バランス感覚も同時に磨かれます。まずは左右10回ずつを目安にしてみてください。左右10回×3セットが最終目標です。負荷を強くしたければ、手足を上に上げたままの状態でキープする時間を延ばすといいです。このトレーニングでは上半身の体幹を鍛えると同時に、ヒップアップ効果も期待できます。また、バランス感覚を養うことは、スポーツ時のみならずふだんの生活にもいい影響を与えてくれます。背中・おなか・お尻の筋肉がたるんでいる人は、1日10回からスタートしてみてください。背中のぜい肉ダウンや引き締まったお尻を目指せるため、1週間後ぐらいには身体全体のシルエットの変化を実感できるはずです!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年06月25日大泉洋主演の『探偵はBARにいる2~ススキノ大交差点~』の完成披露試写会が3月27日(水)に開催され、大泉さんを始め松田龍平、尾野真千子、渡部篤郎、橋本一監督が舞台挨拶に登壇した。東直己のススキノ探偵シリーズを原作に札幌の繁華街を根城にする“探偵”の活躍を描いたヒット作品の続編。今回はオカマバーで起きた殺人事件にハードボイルドな探偵とその相棒の高田が奔走することになる。舞台挨拶の前に銀座の東映本社の屋上で報道陣向けの写真撮影が行われたが、この日の夕暮れ時の屋上は息が白くなるほどの寒さ!大泉さんは「何で屋上なのか…?僕たちも分かりません。『何で?』と聞いても東映の宣伝部からは『ニューヨークみたいですね』とかあいまいな答えしか返ってこなかった」と恨めしそうに語る。ちなみに撮影中もたびたび悪天候に苦しめられたそうで「5月11日の初日も雨が降ることを確信しております」と自虐的に語っていた。あまりの寒さに、大泉さんは尾野さんからさっさと終わるようにと無言のプレッシャーを掛けられていたようだが、ついに堪忍袋の緒が切れたか尾野さんに向き直り「お前、『早く終われ』みたいな空気出すな!」と怒りを爆発させていた。主演とヒロインの険悪なムードはその後の舞台挨拶でも変わらず。尾野さんはしきりと大泉さんを横から睨み付け、大泉さんは「何見てんだよ?蹴っ飛ばすぞ」と恫喝。さらに大泉さんは「映画を観て尾野真千子に『素晴らしかった!出演してくれてありがとう』とメールしたのにまさかの無視だった」と暴露するなど、晴れの舞台でたびたび尾野さんへの“口撃”を繰り返す。尾野さんは「メールアドレスが違うんじゃないですか?」とクールに切り返し、さらに「現場で私の顔を見ながら『(前作でヒロインを務めた)小雪さんはかわいかったなぁ』って言われた」「私より前の(撮影の)45分も前からメイク室を占領してた」など反撃を開始。これには大泉さんもタジタジで「ヒロインと仲がうまくいかない…」と地団太を踏んでいた。松田さんは前作を超える激しいカーアクションにスタントなしで挑戦しており「ここを走るの?ってとこを走りましたが、大泉さんが隣でうるさかった」と述懐。すかさず大泉さんから「龍平くんは『ここは飛ばすなよ』ってところで飛ばす。サイドブレーキを入れたままで『この車、スピードが出ないな』とか言ってるし、そのくせ『大丈夫ですよ、僕は運転が上手いから』とか言う。こういう人の運転する車は乗りたくない!」と激しく突っ込まれていた。前作に続いてのコンビ再結成だが松田さんは「パート1をやっていた頃は何とか大泉さんのしゃべりの技術を盗めないかと思ってましたが、今回またお会いして無理だと分かった」と抑揚のないローテンションな口調で語り、大泉さんは「盗もうなんて気持ちをみじんも感じさせなかったね」とあきれ気味。会場は笑いに包まれた。『探偵はBARにいる2~ススキノ大交差点~』は5月11日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探偵はBARにいる2 2013年5月11日より全国にて公開
2013年03月27日渋沢葉のワンマンライブが12月11日に東京・代官山UNITで行われた。このライブは今年11月にリリースされた2ndミニアルバム『花はここに咲いています』のリリース記念で行われ、彼女にとって初のワンマンライブ。会場には多くのファンが詰め掛けていた。彼女はピンクのドレスに身を包んで登場。安易に歓声や掛け声などを出せない、張り詰めた空気が会場を包む。ただ、それは初のワンマンという気負いから来る緊張感ではなく、彼女の存在感が会場を支配しているということ。音源でも感じてはいたが、改めて渋沢葉という存在の大きさを思い知る。1曲目は『ARE YOU PANPI?』からスタート。音楽と表現について、赤裸々に攻撃的につづったこの曲で、一瞬で観客の心を掴んでしまう。音源で聞くよりもより一層力強く、深みを増して聴こえるボーカルは、どの曲においても強く印象に残った。曲の合間でのMCは言葉少なだったが、バンドメンバーを紹介した時、ステージの上にいる人だけでなく、普段お世話になっている人の名前をずっと読み上げるところに、彼女のアーティストとしての真摯さを垣間見た様な気がした。新曲を交えながら、これまでの2枚の作品からほぼ全曲を披露した彼女。ある時は祈るように、ある時は叫んでいるように、ボーカルだけでなく全身で表現するその姿に、この日訪れたお客さんは皆、目を奪われた事だろう。一度本編が終わって、自然と出てきたアンコールに応えるように出てきた彼女。それまでは息のぴったりあったバックバンドと共にライブをしていたが、ここは1人で登場し、キーボードの前で新曲を披露。この曲がまた圧巻だった。これまでの2作に収録されていた楽曲を発展させた様な、彼女のネクストステージを予感させるような曲で、最後まで観客の心を魅了していた。初ワンマンという事を感じさせない、堂々たるステージ。渋沢葉というアーティストの今後に大きく期待を持たせるライブだった。
2012年12月13日シンガーソングライターの渋沢葉が12月11日(火)に初ワンマンライブを開催する事が決定した。【公演情報はこちら】渋沢葉は今年6月にミニアルバム『せきららら』でデビュー。土屋昌巳とチバユウスケをプロデューサーに迎え、詰め込まれた類まれなる創作力と表現力は耳の肥えた音楽業界関係者を唸らせた。11月21日(水)には早くも2枚目のミニアルバム『花はここに咲いています』をリリース。12月11日(火)に東京・代官山UNITで行われる初ワンマンライブはこのミニアルバムのリリース記念ライブとなる。なお、オフィシャルサイトではチケット一般発売に先がけてオフィシャルHP抽選先行を実施中。受付期間は10月25日(木)昼12時まで。■渋沢葉「花はここに咲いています」リリース記念ワンマンライブ日時:12月11日(火)開場:18時/開演:19時会場:代官山UNIT(東京都)一般発売日:11月10日(土)午前10時より席種/料金:All Standing /前売2,800円(税込・整理番号付・別途ドリンク代500円必要)
2012年10月12日TBSの日曜劇場で放送される新ドラマ「サマーレスキュー ~天空の診療所~」の制作会見が7月2日(月)、TBS緑山スタジオ(横浜市)にて行われ、主演の向井理、尾野真千子、小池栄子、本田望結、笹野高史、時任三郎が出席し、山でのロケや作品への思いを語った。標高2,500メートル超の山の上で夏の間だけ開業する実在の診療所をモデルにした本作。将来を嘱望される明慶大学の心臓外科医・速水圭吾(向井さん)は突然、夏の間だけという条件で山の診療所に派遣されることに。そんな速水が山で命に向き合い、成長していく姿が描き出される。大学時代は理系専攻だったこともあり白衣を着用していたという向井さんだが、医師役は初挑戦。「原作がないので、山の診療所のドキュメンタリーを見せていただきました。医大生がそこに行って打ちのめされていて、その表情や動きが鮮明に残っているので、そうした姿を表現できたら」と意気込みを語る。手術シーンに関しても吹き替えなしで自ら行っているそうで、「針や鉗子を普段手にすることはないし、心臓外科医なので縫合や接合もあります。すぐにはできないので家でも練習してますが、手元が震えます。先生にマンツーマンでついていただき、いまのところはクリアしてますが毎回、大変です」と苦労を明かした。スタジオだけでなく、実際に2,000メートルほどの山でのロケ撮影も敢行。向井さんは「初日から曇ったり晴れたり、雹(ひょう)が降ったり虹が出たりと山のいろんな表情が見られました」と明かし、スタジオとは違った自然に中での撮影の難しさを実感している様子。「ロケが大好き」という尾野さん。「私は実家が山奥にあるんですが、そこと似た環境で撮影できるのが嬉しい。楽しんでます!」と笑顔を見せた。もともと山育ちで、一度は上京したものの、あることがきっかけで山に戻ってきた遥を演じているが、向井さんを指さし「(速水は)山ではデキない奴なんですよ!」とピシャリ。「山ってこんなに大変で、こんなに命が大切だと身に染みて感じるということを速水に伝えつつ、(ドラマを)見ている人にも伝われば」と思いを語った。時任さんも「街での撮影よりも山での撮影の方が『生きていくぞ』というエネルギーを感じます」と充実した表情。「実話を基に組み立てているので、リアリティを感じつつ芝居に臨んでます」と語った。小池さんは山の診療所のベテラン看護士・あかりを演じており、望結ちゃんはそのひとり娘。小池さんは望結ちゃんがかわいくて仕方ない様子で「我が子なんじゃないかと思うくらい、息の合った“親子”でいられてると思います。デコッぱちがかわいいんです」とデレデレ。望結ちゃんも「すごく優しいママです」と満面の笑みを返した。ベテランの笹野さんはそんな望結ちゃんの演技について、「爪のアカを煎じて飲みたいくらい。これはホメてるんじゃなくて崇めてるんです」と手放しで称賛を送っていた。山での撮影でチームワークも深まっているよう。向井さんと時任さんは自身のカメラを持ち歩いてあちこちを撮影しているとか。一方、笹野さんは凧揚げを楽しんでいるそうで「次はみんなにも揚げさせてあげます」とニッコリ。この日の会見でも、尾野さんの発言に向井さんと時任さんがあれこれとツッコミを入れ、尾野さんが「やかましいぞ」と返すなど仲の良さをうかがわせた。TBSドラマ日曜劇場「サマーレスキュー ~天空の診療所~」は7月8日(日)21:00放送開始(初回15分拡大)。公式サイト:■関連作品:きいろいゾウ 2013年、新宿ピカデリーほか全国にて公開のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年07月02日NHKで放送された人気ドラマの劇場版『外事警察 その男に騙されるな』が6月2日(土)に公開を迎え、主演の渡部篤郎を始め、真木よう子、尾野真千子、堀切園健太郎監督が舞台挨拶に登壇した。外国人によるテロを未然に防ぐことを任務とする警視庁公安部外事課の面々の、日の目を見ることはない活動を描く本作。朝鮮半島から流出したウランを利用した核テロの危機に、“公安の魔物”と称される住本(渡部さん)が立ち向かう。1回目の上映後の舞台挨拶となったが、決して爽快とは言えないストーリーの作品とあって渡部さんは「朝から大丈夫でしたか?」と少し心配そう。観客が力強く頷く様子を見てホッとした様子で、「大変な思いをして作ったので、みなさんに観ていただけて満足です」と笑顔を見せた。撮影は昨年のうちに終了したが公開までの間、渡部さんはプロモーションキャンペーンに奔走。この日も朝のうちにTV番組に出演し、その足で劇場に来場したが「慣れないバラエティにもひとりで出ました。来週も大阪にキャンペーンでひとりで伺います」と少々お疲れ気味の様子だった。真木さんは、捜査に協力する民間人の女性の役で、娘との生活を守るために夫を裏切らなくてはいけないつらい役どころを演じたが、もし自分が同じ立場に立ったら?という問いに、苦渋の表情を浮かべ「夫への裏切りですからねぇ…。でも娘を助けるためなら(演じた)果織と同じことをするんじゃないかなと思います」と語った。その真木さんとドラマに続いての出演となる尾野さんの“女の戦い”も本作の見どころだが、この日の舞台上でも“延長戦”が勃発!?尾野さんが2回目の共演となる真木さんについて「すごく素敵な方ですよ。さらに大人になった真木さんが見れました」と持ち上げつつ「現場では見ての通りですが…」と思わせぶりな言葉で口火を切ると、真木さんが「(現場で)ケンカばっかりしてました」と応戦。さらに「(尾野さんは)関西のオッサンみたいな感じ」と語り会場を沸かせた。だが「このメンバーの中で一番裏切りそうな人は?」というお題が出されると、2人は迷わず渡部さんを指さすなど共闘する場面も。「住本の印象が強い」(真木さん)、「っていうか、普段からそうですから。良い方ですけどムチャぶりとかしてくるし」(尾野さん)など、さっきまで静かに火花を散らしていた2人の矛先が突如、自分に向けられ渡部さんは苦笑いを浮かべていた。なお、本作では韓国でのロケも行われたが、この秋より韓国で公開されることも正式に決定。渡部さんは「『KARA』に会います!」とおどけつつ、「作品に参加した韓国人の俳優さんやスタッフのみなさんも喜んでくれると思います。嬉しいです」と喜びを語った。『外事警察 その男に騙されるな』は全国にて公開中。■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会
2012年06月04日4月5日、P&Gは思いやり柔軟剤『さらさ』の新製品発表会を都内で行った。発表会には同製品のCMキャラクターに起用された尾野真千子が出席。CM撮影秘話などを披露した。今回発表された『さらさ』は、ノンオイリータッチ処方により、羽毛のように軽くてふわふわした肌触りを実現。また、皮膚科監修による肌テスト済みで、赤ちゃんの衣類にも安心して使える無添加柔軟剤(着色料が無添加)となっている。製品は600mlのボトルタイプ、480mlの詰め替えタイプともに、4月上旬を発売予定している。価格はオープン価格。P&Gは、家族の絆を洗濯を通じて伝える、さらさ「思いやりで家族を包もうプロジェクト」を展開しており、プロジェクトの”思いやり届け人”に尾野真千子を起用。洗濯を通じて家族の絆や思いやりを伝えていくことを積極的にアピールしている。製品CMの中で、駆け寄ってきた娘をタオルで優しく包み込む母親役を演じた尾野は「思いやりを短い時間で表現することが大変だった」とCM撮影を振り返った。また、母親役を演じる際には「自分の姉や母親など、身近な人を参考にした」と語った。CMで娘役を演じた子役・佐藤芽が登場し、壇上でCMを再現。佐藤の提案で、尾野が子供役、佐藤が母親役というCMとは正反対のポジションで演じるなど、会場は終始微笑ましい空気に包まれた。尾野が出演するCM「尾野真千子思いやり羽毛篇」は4月7日より放送開始。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日3月の東京・日生劇場公演を皮切りに、この春、東名阪で上演されるブロードウェイミュージカル『ジキル&ハイド』。この作品でジキル&ハイド役を演じる石丸幹二を迎えたミニライブイベントが2月8日、東京・山野楽器で行われた。『ジキル&ハイド』チケット情報はこちら『ジキル&ハイド』は、とある目的から人格の善悪を分離する薬を開発した男が、分裂する人格を制御しきれず、愛と欲望の狭間で深く苛まれていくというR・L・スティーブンソンによる有名小説を原作にしたミュージカル。日本でも人気の高い作曲家フランク・ワイルドホーンの壮大な楽曲に彩られた世界的ヒット作だ。日本では2001年に鹿賀丈史主演で初演され、その後も上演を繰り返していたが、今回新たに石丸幹二を主役に据え、ニュー・プロダクションとして上演される。この日も『ジキル&ハイド』の稽古場から駆けつけたという石丸は、黒のタートルネックに茶色のチェック柄のジャケットというラフな格好で登場。公演チケット購入者の中から抽選で選ばれた100名の観客が見つめる中、まずは自身のCDにも収録されている『スマイル』(映画「モダン・タイムス」より)を温もりある声で披露した。その後のトークでは、鹿賀版をはじめNYや韓国など色々なバージョンでこの作品を観たという石丸が「(鹿賀版とは)全然違う、セットも違います」と語り、さらに自分の場合は「良い人格=ジキルで、悪い人格=ハイド、ではなく、僕は良い人格の中にも隙や悪い部分があったと思う。だから僕のジキルはそんなに良い人じゃないですよ(笑)」とアピール。他にも稽古場の現在の雰囲気や共演者の素顔などを楽しげに話した。さらには「今までの日本版にはなかったナンバーが追加になります」という情報を明かし、「かなりのビッグナンバーですよ。歌唱指導の先生に“石丸君、ここで燃え尽きてしまわないようにね”と言われました」と話し期待感を煽っていた。イベントの最後には劇中の代表的ナンバー『時が来た』を熱唱。集まったファンたちも熱心に見入っていた。公演は3月6日(火)から28日(水)に東京・日生劇場、4月6日(金)から8日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、4月14日(土)・15日(日)に愛知県芸術劇場 大ホールにて上演される。チケットは発売中。
2012年02月10日ブロードウェイミュージカル『ジキル&ハイド』の製作発表が11月15日に都内にて行われ、出演する石丸幹二、濱田めぐみ、笹本玲奈、演出の山田和也が登壇した。『ジキル&ハイド』チケット情報はこちら医師として理想を追い求めるも分裂する人格を制御しきれず、愛と欲望の狭間で深く苛まれるヘンリー・ジキルの姿を描いた本作はブロードウェイで大ヒット、日本では2001年に初演され、その後2003年、2005年、2007年と再演を繰り返した人気ミュージカル。今回は日本初演から主演を務めていた鹿賀丈史に代わり、新たに石丸幹二をジキルに据え、他のキャストも一新、ニュー・プロダクションとして上演される。演出の山田和也は「前回までの演出は封印し、新バージョンをゼロから作ろうと思います。もう一度台本とスコアに戻って、舞台美術やステージングやその他をクリエイティブチームの力を結集して作ります」と宣言する。石丸はこの日の会見では、1992年アルベールビル冬季オリンピックの公式テーマ曲にもなった有名な劇中歌『時が来た』を披露。堂々たるパフォーマンスを見せ公演への期待感を存分に煽ったが、「鹿賀さんが演じられたものはもちろん、NYの初演も拝見し、すばらしい歌の力と演技力、それが伴った俳優がやる作品なんだと感じました。そしていつかこの作品に自分が挑戦できる時が来たらいいなと思っていました。出演が決まった時、まさに『時が来た』と思いました」と心境を語った。ジキルを愛する娼婦ルーシーには劇団四季で様々なヒロインを演じてきた濱田めぐみ、ジキルの婚約者エマには笹本玲奈がそれぞれ扮する。濱田は「舞台を観た時に、幻想的で誘惑的、身体ごと持っていかれるような何とも言えない不思議な気持ちになりました。ルーシーという女性像も自分の中ではすごく響くものがあり、やってみたいと思っていた」と作品の魅力を語り、笹本も「舞台を観て何度もCDも聴いて、大好きなミュージカルの上位に入っている作品。エマの愛の深さを繊細に演じていけたら」と意気込みを話した。それぞれ歌唱力に定評のある3人。山田も「音楽的に何の不満も不安もない。見事な『ジキル&ハイド』になると思います」と太鼓判を押していた。公演は3月6日(火)から28日(水)に東京・日生劇場、4月6日(金)から8日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、4月14日(土)・15日(日)に愛知県芸術劇場 大ホールにて。東京公演のチケットは11月19日(土)に一般発売開始。大阪公演は12月10日(土)、愛知公演は12月17日(土)に発売開始になる。現在東京公演は、プリセール(WEB先着先行)実施中、大阪公演は、2次プレリザーブ(WEB抽選先行)受付中、愛知公演は、11月18日(金)11:00よりプレリザーブ受付開始。
2011年11月16日聞きなれない言葉、「体幹」。これは、体の中の頭と手脚以外の胴体部分を指し、「体幹」を鍛えることで、効果的に運動が持続できるという。今回、この体幹パフォーマンスに注目し、10月16日(日)に、「ホテル グランパシフィック LE DAIBA(ル・ダイバ)」のテラスプール「グランブルー」で、『体幹トレニーニング講座~supported by Reebok Presents TAIKAN~』を開催する、リーボックジャパン。体幹トレーニングは、胴体部分の筋肉と内臓を一緒に刺激でき、全身のコーディネーション能力の向上とともに、内臓の活性化も促される。スポーツシーンだけに留まらず、日常生活における健康維持の方法としても多くの方々に支持されているのだ。アドバイザーに、数々のプロアスリートやプロチームの体幹パフォーマンスコーチを歴任している本橋恵美氏をむかえ、トレーニングシューズの無料レンタル、テラスプールサイドでのピラティスと体幹トレーニング、トレニング後のランチがセッチになったたお得な講座『体幹トレーニング講座~supported by Reebok Presents TAIKAN~(ランチ付き)』、気になる人はぜひチェックしてみて。体幹トレーニング開催:2011年10月16日(日)時間:10:30~14:00人数:30名料金:¥5,000円(一名)場所:テラスプール「グランブルー」プールサイド※雨天時は宴会場にて開催講師:Reebok TAIKANアドバイザー 本橋恵美氏ご予約・お問い合わせ:tel.03-5500-8071受付時間:月~金曜日'土・日・祝日除く(9:00~17:00)
2011年10月01日10月より放送されるNHKの連続テレビ小説「カーネーション」の完成披露試写会が9月5日(月)に行われ、併せて主演の尾野真千子、脚本の渡辺あやが出席しての記者会見が開催された。日本のオートクチュールの先駆けとして世界で活躍したデザイナーであり、コシノヒロコ、ジュンコ、ミチコの三姉妹の母親であるデザイナーの小篠綾子。彼女の生涯をモデルに激動の大正、昭和の時代をミシンひとつで人生を切り拓き、力強く生きていくヒロイン・糸子の姿を描く。尾野さんは第1週の最終6話目から女学生として登場。洋服の魅力に取りつかれ、学校を辞めてパッチ屋で働き始め、様々な出会いを経て腕を磨いていく。第1週目分の上映後に会場に姿を現した尾野さんは「これからずっと面白いです。糸子が大人になっていき、泣いたり怒ったりしながらも楽しくやってます」と満面の笑み。「絶対に面白くなります!」と自信をのぞかせる。渡辺さんはこれまで映画『メゾン・ド・ヒミコ』、『天然コケッコー』などの脚本を手掛けてきたが、連続ドラマは初挑戦。「40時間ありますが、私がこれまでやってきたのは長くても2時間程度。“走り方”が全然違う」と明かす。実在した人物の生涯を描くことについては「小篠さんについていろんな方に話を聞いたのですが、みなさん話すときに半笑いを浮かべて、いかにハチャメチャで面白い方だったかを伝えようとしてくださるんです。すでに亡くなった女性について話すときにそういう顔になるってどういうことなんだろう?それを私も知りたいという気持ちです。きっと歩みの中に秘密があるんだと思います」と思いを明かしてくれた。城谷厚司プロデューサーも小篠さんを「エピソードに事欠かない魅力的な方」と語る。「デパートの店員の制服が着物か割烹着だった時代に、そこに乗り込んで『私に作らせろ』と迫って、本当に作らせてもらったりした。本当にすごいパワーだと思います」と語り、こうしたエピソードがいくつも話の中に織り込まれていることを明かした。さらに、城谷プロデューサーは尾野さんについて「感情の瞬発力がすごい。パワフルです」とエネルギーあふれるヒロインを演じるにはぴったりと太鼓判を押す。ドラマ「火の魚」でも尾野さんと一緒に仕事をした渡辺さんも「糸子役としてはドスが利く人なので頼もしいです。感情表現は、無防備になって自分の感情を顔や体で表現すること。それはすごく怖いことなのだけれど、尾野さんは一歩も引かない度胸がある」と絶賛。男女同権など夢のような時代に、腕を頼りに自分らしく生き抜いたヒロインを尾野さんがどのように体現しているのか?尾野さんは「(糸子は)元気いっぱいなので、三食食べて寝て、甘えるときは甘えて頑張っています。お肉は欠かせませんね」とニッコリ。「カーネーション」は10月3日(月)より放送開始。「カーネーション」番組公式サイト■関連作品:のぼうの城 2012年秋、東宝系にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ小川の辺 2011年7月2日より全国にて公開© 2011「小川の辺」製作委員会■関連記事:東山紀之、七夕の願いは「給料が上がりますように」勝地涼インタビュー東山紀之と向かい合い「目で語り合った」東山紀之藤沢周平が描く家族の姿から「多くの発見と気づきがあった」鈴木保奈美、今度は榮倉奈々と母娘役!『のぼうの城』で11年ぶりスクリーン復帰成宮寛貴インタビュー「セリフなしでちゃんと愛してるって表現した」究極の純愛
2011年09月05日